カナダ・モントリオール大学(University of Montreal)系列のラフォンテーヌ病院(Louis H. Lafontaine Hospital)のチームは25歳前後の同性愛者、両性愛者、異性愛者の男女計87人を対象に心理学的なアンケートを行い、その後、血液、唾液、尿を採取してストレス・ホルモンの1種である「コルチゾール」の値を検査した。
司法省は28日、この修正条項をめぐる訴訟「ホリングスワース対ペリー(Hollingsworth v. Perry)」に関する趣意書を連邦最高裁に提出。その中で、同修正条項は全米国民に平等の権利を保障した合衆国憲法修正第14条に違反するとして、これを無効とする動きを支持した。エリック・ホルダー(Eric Holder)司法長官は声明で、「今日提出した弁論趣意書で政府は、法の下での平等という絶対的な憲法上の理想が正しいということを示そうとしている」と述べた。
カリフォルニア州憲法の修正条項への抗議運動を続けてきた同性愛者権利団体は、今回の米政権の動きを歓迎する声を上げている。「オバマ大統領と司法長官が、また歴史的な一歩を踏み出した。これは公民権を勝ち取るための偉大なる闘いを続けてきた米国の歴史に呼応するものだ」と、擁護団体「ヒューマン・ライツ・キャンペーン(Human Rights Campaign)」のチャド・グリフィン(Chad Griffin)代表は話した。(c)AFP
ブルーザーズがトレーニングを行っているのは、東西ドイツ統一の象徴となったブランデンブルク門(Brandenburg Gate)の近く、ベルリン中心部の大ティアガルテン(Tiergarten)の一角。ナチスドイツに迫害され、虐殺された同性愛者たちの追悼碑がすぐそこに建っている。フェルツ氏は「とてもベルリン的だと思う。ドイツ人は第2次世界大戦中の彼らの過去から隠れたり逃げたりせず、償おうとしている。それが今、動き出そうとしているんだ」と語った。(c)AFP/Ryland James
判事9人はまず、婚姻を男女間のものに限定し、連邦レベルでの権利を同性婚カップルに認めないことを定めた「結婚防衛法(Defense of Marriage Act、DOMA)」について、5対4の多数意見として「米国憲法修正第5条の下で保護されている個人の平等な自由を奪うものであり、違憲である」との判断を示した。同法では、異性の配偶者には認められている連邦税の優遇措置や、病院での面会、配偶者ビザの発給といった権利を、同性の配偶者には認めていなかった。