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立法府・国会スレ

566名無しさん:2015/09/19(土) 07:39:01
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150918-00085060-toyo-bus_all
「良識の府」が総括質疑をスッ飛ばす異常事態
東洋経済オンライン 9月18日(金)7時55分配信

 安保関連法案の採決を巡っては9月17日の未明まで、参院は全く膠着状態だった。何が起こるかわからないままに、何が起こってもいいように対応しておかなければならない。前例のない事態に、議員も彼らを取材する記者も、見通しがつかないままに参院本館3階の第一理事会室前に佇んでいた。

 そして17日午前8時50分から参院平和安全保障特別委員会の理事会、午前9時から同委員会が設定されると、多少は動く様子が見えてきた。

 17日朝、鴻池祥肇委員長は理事会が開始する1時間も前に、平安特の議場となる第一委員会室に入室した。そこから数メートル離れた第一理事会室の前には、多数の野党の議員たちが待機していた。前日と同じく、鴻池委員長を理事会室に閉じ込め、委員会を開かせないという戦法だ。

■ 与党側は看板を掛けかえる奇策

 これに対して与党側は、「奇策」で応じている。午前8時30分に参院事務局の職員が、第一理事会室に掛っていた理事会の看板を第一委員会室に掛け替えたのだ。これで理事会は第一委員会室で開くことができ、そのまま委員会に移ることができる。

 当然のことながら、野党はこれに猛反発。そして与野党の理事たちが鴻池委員長を囲み、大論争することになってしまったのだ。

 「昨日の理事懇段階での合意事項はどうなっているんだ!」

 声を荒げるのは民主党の福山哲郎参院議員。なんとか鴻池委員長を理事会室に戻そうと躍起になっている。これに反論したのは公明党の荒木清寛参院議員だ。

 「いっぺん(理事会室に)入ったら出てこられない。人道上を考えてのことですよ。9時間も出られないことはありえない」

 自民党の佐藤正久参院議員も福山氏を批判した。

 「いちいちお伺いをたてないと、トイレにも行けない状態だったじゃないか」

 福山氏も負けてはいない。

 「さきほど委員長は理事会室に『戻れ』と言った。あなたが勝手に握りつぶしているじゃないか」

 理事たちの後ろには、多くの議員たちが控えていた。その一部は腕を組み、発言こそしないものの、憤然たるその気持ちを態度で示していた。

 こうしたやりとりは、NHK放送や参院のネット中継、さらにはニコニコ動画などで全国に配信され、多くの国民が目撃することになった。

■ 異例に異例が重なっていく委員会運営

 その騒ぎがなんとか収まり、鴻池委員長が平和安全保障特別委員会の開会を宣言したのは、予定より45分遅れた午前9時45分。だがその直後、福山氏は鴻池委員長の机の上にいきなり不信任動議のペーパーを提出している。

 これは異例なことだが、それに対する鴻池委員長の反応もまた、異例だった。このペーパーを読んでそのまま正式の不信任案としたばかりではない。そもそも委員長の不信任動議が出されて審議する場合、委員長は別人を指名して交代しなくてはいけないのだが、その「宣言」をせずして、自民党の筆頭理事である佐藤氏に委員長席に座らせたのだ。

 「今回の平和安全保障特別委員会は、およそあるべきではないことが多発している」

 与野党ともに関係者が口ぐちにこう述べているのは、上述のような運営上のことだけを指しているわけではない。締めくくり総括に安倍晋三首相と岸田文雄外相、中谷元防衛相を呼び出しておきながら、いきなり質疑を省略して安保関連法案が採決されたのである。参議院は、学識経験者を主体とした良識の府であることが期待されている。ここで冷静な議論が行われないことは、大きな不幸と言えるだろう。

567名無しさん:2015/09/19(土) 07:39:36
>>566

 午後1時に再開された平和安全保障特別委員会で、不信任動議を否決された鴻池委員長が委員長席に戻ろうとした時に、事態は動いた。

 いちはやくその気配を察した福山氏らは委員長席に駆け寄り、後ろにいる仲間に前に来るように呼びかけた。自民党の議員たちも、鴻池委員長を守るべく委員長席に駆け寄った。そして与野党の議員が激しくもみ合う中で、鴻池委員長は採決を行ったのである。その途中で安倍首相は席を立ち、無言で委員会室から退室している。

 そして与党議員が立ちあがり、法案が成立した。ちなみに民主党と共産党は一部の議員が乱闘に参加し、また立ったり座ったりするなどバラバラだったために、「反対」ではなく「態度表明不能」とされている。「法案に反対」として記録されているのは維新の党だ。同党は16日の執行役員会で「ピケやもみ合いはせず、きちんと反対の声をしていく」と決定していた。ただし安保法制の維新の独自案については、自民党と協議したが整わなかったため、審議も採決もできなかった。17日に開かれた同党の議院総会では、「採決するとなれば、維新案が政府案より先になるはずだったのに」と、同法案を担当した小野次郎参院議員などが悔しさをにじませたという。

■ 不思議な怪談話も

 さて安保関連法案が無事に採決され、鴻池委員長が衛視らに囲まれて退室した後、委員会室に残ったのはあっけない空気となんともいえない後味の悪さだった。それを示すように、実は不思議な話が残っている。

 それは法案採決の時の乱闘に、議員でもなく参院の職員でもない、身長約170センチの見知らぬ男性が参加していたというのだ。これについて参院事務局がNHKの映像を再生してチェックしたというが、いまのところは不明。この昼間の怪談話は、各党に広まっている。

 すでに舞台は平和安全保障特別委員会から参院本会議に移り、17日午後8時10分から中川雅治参院議院運営委員会委員長の解任決議案が審議され否決されている。その後、延会手続きを経た後、18日午前0時10分に中谷防衛相の問責決議案を審議。午後2時10分に否決された。

 さらに参院議院運営委員会理事会は山崎正昭参院議長の不信任決議を18日午前10時からの本会議で審議することを決定したが、これは少し驚いた。というのもかつて民主党が議長の不信任案を出そうとして、自民党から逆に副議長の不信任案の提出を示唆され、数の上で議長の不信任案は否決されるが、副議長の不信任案が可決されそうになったため、諦めたことがあるからだ。ならば可能性が低いと言われた塩崎恭久厚労相、下村博文文科相に対する不信任案もあるかもしれない。塩崎厚労相は改正派遣法、下村氏はオリンピックに関する新国立競技場問題やエンブレム問題に絡んでの責任追及だ。

 いまの国会は自民党が多数を占めるため、数で勝負するのはほぼ不可能。しかし少数であっても、勢いを示すことはできる。民主党にとっては、浮上につなげる好機だ。実質的に通常国会最終日になる18日に、いったい何本の不信任案が提出されるのだろうか。

安積 明子

568名無しさん:2015/09/19(土) 08:43:55
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150919-00078878-diamond-soci
安保反対派はデモよりも「政権交代こそ常道」を痛感せよ(上)
ダイヤモンド・オンライン 9月19日(土)8時0分配信

 連立与党の自民、公明両党は、安全保障関連法案(安保法制)について、参院特別委員会・本会議で強行採決して可決成立させた。民主党、維新の党、社民党、共産党、生活の党の野党5党は、「あらゆる手段を講じて成立を阻止する」として、9月16日から18日にかけて、鴻池祥肇委員長を野党議員が取り囲んでの委員会開催阻止(16・17日)、理事会開催場所を巡る野党の猛抗議(17日)、委員長不信任動議提出(17日)、その審議における福島みずほ氏、山本太郎氏の長時間に渡る賛成演説(フィリバスター)、首相・閣僚への問責決議案の次々の提出(18日)、内閣不信任案提出(18日)と枝野幸男氏らのフィリバスター、参院採決における山本氏の「一人牛歩戦術」と、参院本会議における法案可決成立まで、まさに、野党は「あらゆる手段を講じた」といえる。

 筆者は、安倍晋三政権が安保法制を成立させることに反対の立場である。しかしながら、国会で法律が成立することは、仕方のないことだと考えている。自民・公明の連立与党は、2012年12月の衆院選(第50回)、2013年7月の参院選(第64回)、2014年12月の衆院選(第96回)と、国政選挙で3連勝し、衆参両院で安定多数を確保してきた。どの選挙でも、安倍首相は安全保障関連を「争点外し」しておいて(もちろん、マニフェストには明記してあったとしても)、選挙後になると「すべて信任を得た」と言った。これには、言いたいことがたくさんある。

 それでも、安保法制は現在の議会多数派が提案した法律なのだ。国会で成立しなかったらおかしな話だ。仮にこれが「廃案」となるようなら、それは「議会制民主主義」の破壊だったのではないだろうか。

● 反対派による「少数派の横暴」に 民主的正当性はない

 安保法制反対派は、「国民全体に法案への反対が広がっている」と主張する。強行採決を「多数派の横暴」だと批判するのだ。しかし、筆者にはむしろ、「少数派の横暴」に見えて仕方がない。

 世論調査によれば、国会周辺など各地で行われている安全保障関連法案に反対する集会に参加した経験がある人は「3.4%」だという。その「7割」が「廃案を訴える政党」の支持者だ。年代別にみると、最も高いのは60代以上の「52.9%」で、40代の「20.5%」、50代の「14.7%」と続く。若者のデモ組織が話題となっているが、実は20代の参加はわずか「2.9%」に過ぎない。

 また、集会に参加したことがない人で、「今後参加したいと思わない人」は「79.3%」だという。これらから言えることは、要するに安保法制への反対集会は「国民全体」のものではなく、「特定政党の支持層」「60年・70年安保闘争経験者」の集まりというのが実像だということだ(産経新聞・FNN合同世論調査)。

569名無しさん:2015/09/19(土) 08:44:14
>>568

 この世論調査が、「安保法制に好意的なメディアによるものだ」という反論があるだろう。それでは、他のメディアによる、安保法制への賛否をダイレクトに尋ねた世論調査で、法案への「反対」はどれくらいの割合かを見てみる。読売新聞「50%」、日本経済新聞・テレビ東京「57%」、共同通信「58・7%」だ。安保法制に対して、特に批判的な立場とされるメディアでさえ、毎日新聞「58%」、朝日新聞「56%」なのだ(朝日新聞)。

 更に、安倍内閣の支持率を見ると、いまだに40%台を維持しているではないか(不支持率も約40%)。しかも、先月よりも6ポイント支持が上がっている(NHK)。世論調査の結果が示すものは、「1億人が反対している」(岡田克也民主党代表)という反対派の主張が、明らかに言い過ぎだということだ。どう贔屓目に見ても「国論を二分している」というのが正しい認識だろう。

 そして、「国論を二分している」問題であるならば、「国権の最高機関」である国会の議論・採決を通じて結着を付けるのが、議会制民主主義の「常道」ではないだろうか(もちろん、その国会の決定は、次の選挙で国民の審判を受けて、ひっくり返ることがあるということも含めての「常道」だ)。それを反対派が、「国会だけが民主主義じゃない」という言い方で圧力をかけ続けて、国会外から国会を制圧し、支配しようとすることの、どこに「民主的正当性」があるというのだろうか。

 「声の大きな」反対派に比べて、賛成派は基本「静か」だということもある。表面的な印象だけなら「国民に反対が広がっている」が、それが本当の多数の民意なのかは、客観的にはわからない。それならば、多数の民意がどこになるのかは、ベストではないにしても、ベターなものとして、議会制民主主義のルールで決めるしかないではないか。表面的な印象やある種の空気で、ルールを破ってでも国家の重要課題の意思決定をしろというのは、恐ろしいことだ。筆者には到底容認できない。

● 議会制民主主義の本家本元・英国に倣えば 安倍政権の国会運営は全く問題がない

 この連載で何度も指摘してきたが、安倍政権の安保法制を巡る「強引」とされる国会運営は、「議会制民主主義の本家本元」である英国ならば全く問題とならないものだ。英国政治の特徴は「交代可能な独裁」だ。端的に言えば、英国議会の法案審議は、党首討論など激しい論戦で知られているが、法案の与野党修正はなく、日本的な見方をすれば「すべてが強行採決」なのである。

 英国では、首相や財務相など政治指導者には、日本以上に広範な権限が与えられている。指導者の決断が発表されるまで、基本的にすべて「密室」で非公開に進められる。各省庁間や政治家間の調整があっても、それは一切外部からわからない仕組みになっている。例えば、英国の予算審議は、毎年3月に財務相から予算案が発表されることから始まる。だが、それまでの予算案編成過程は「密室」で、外部からはわからない。発表後も出てこない。そして、予算案は議会で審議されるが、審議時間は日本の10分の1程度だ(第5回)。

570名無しさん:2015/09/19(土) 08:46:05
>>569

 また、日本の感覚では信じられないことだが、財務相の予算案発表時に、増税などの新政策も合わせて発表される。そして、それが議会での法律成立なしに即日施行することもあるのだ(第9回)。実際、ディビッド・キャメロン政権は、2011年1月に消費増税を突如発表し、財政再建を断行した。そして、2015年5月の総選挙では、その成果が国民から評価されて大勝利したのだ(第106回)。英国であれば、安倍政権のような強引な国会運営など、日常茶飯事なのだということだ。

 英国の議会制民主主義に対する基本的な考え方をまとめると、「選挙によって、ある人物なり、ある党に委ねた以上、原則としてその任期一杯は、その人物なり党の判断に任せるべき。間違っていたら、次の選挙で交代させればいい」ということだ。英国人は政治の「独裁」を認める一方で、「失政を犯した政権は、選挙で交代させることができる」ということに、強い自信を持っている。そして、実際に政権を交代させた豊富な実績を持っているのだ(第72回・5p)。

 従って、議会制民主主義・英国に倣えば、国政選挙で3連勝し、国会で多数派を形成した安倍政権が「やりたい政策」である安保法制を国会に提出し、成立させるのは当然のことである。法案に反対でも、一旦成立してしまうのはやむを得ない。

 ただし、野党には国会論戦を通じて、法案にさまざまな問題点があることを国民に対して明らかにする機会が与えられている。実際に、衆参両院とも100時間を超える審議時間が確保された。野党は、その成果を次回の国政選挙で問えばいいのだ。野党が国民の支持を得て勝利するならば、政権交代の実現を通じて、法律を撤回させることができる。それが議会制民主主義の「常道」だということだ。

● リベラル陣営こそ、「英国流」の導入を 20年にわたり取り組んできたのではなかったか

 ここで強く主張しておきたいのは、「英国流・議会制民主主義」の日本政治への導入は、今回、安保法制に実力行使で反対している「リベラル陣営」の政治家の多くが取り組んできたことだということだ。

 約20年前の「政治改革」以来、2009年の民主党政権の登場まで、日本政治の大きな潮流の1つとなってきたのは、「政権交代ある民主主義」の実現だった(前連載第31回)。この中心となってきたのは、当時民主党だった政治家たちだ。例えば、菅直人元首相はかつて著書で「選挙によって、ある人物なり、ある党に委ねた以上、原則としてその任期一杯は、その人物なり党の判断に任せるべきである。間違っていたら、次の選挙で交代させればいい」(菅直人『大臣』岩波新書)と主張した。

571名無しさん:2015/09/19(土) 08:46:34
>>570

 小沢一郎元民主党代表・幹事長(現・生活の党代表)も、自由党時代に自自公政権で「副大臣・政務官制度」を導入したし、民主党政権でも「政務三役への権限集中」「政調会廃止」「幹事長室への陳情一元化」に取り組んだ。

 これらはすべて、「英国流の意思決定システム導入」であり、政治の権限強化を目指したものだ。民主党には若手・中堅にも「英国政治マニア」が少なくなかった。民主党政権発足前には、「100人程度が各省庁に入って、政府・与党が一体となる英国型の政策立案システムを目指す」と、さまざまな議員が主張していたではないか(前連載第38回)。

 民主党政権のスローガンは「政治主導」であり、その肝は「任期中の首相の強力なリーダーシップ」だったはずだ。彼らが野党となった今、なぜ、安倍首相の強力なリーダーシップ行使を否定するのか、筆者には理解不能なのである。

 >>続編『安保反対派はデモよりも「政権交代こそ常道」を痛感せよ』に続く

上久保誠人

572名無しさん:2015/09/19(土) 09:21:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015091800911
与野党、反安保デモ意識=「スケジュール闘争」の様相

 安倍政権が安全保障関連法案の成立期限と位置付けた18日、与野党の攻防は「スケジュール闘争」の様相を呈した。与党は19日からの大型連休で法案反対デモが激化して逆風が強まることを懸念、「数の力」で押し切ろうとした。だが、野党はデモに呼応して政権に打撃を加えようと「遅延戦術」で抵抗、採決を19日に先延ばしさせた。

 「本日は1931年の満州事変が勃発した日だ。安倍晋三首相が『取り戻す』と称する日本は、昭和初期の暴走していた時代の日本ではないか」。18日午後4時半に始まった衆院本会議で、内閣不信任決議案の趣旨弁明に立った民主党の枝野幸男幹事長は、首相に激しい非難を浴びせ続けた。
 枝野氏は長時間の演説で議事を引き延ばす「フィリバスター」と呼ばれる手法を存分に用いた。与党側も内閣不信任案の政治的重要性に配慮して「発言時間に制限はない」と傍観したため、枝野氏の演説は2時間近くに及んだ。

 衆院本会議には民主党の岡田克也代表ら野党党首も登壇した。岡田氏は与党の対応を「平和主義、立憲主義、民主主義を大きく傷つけることに加担するのか」と批判。維新の党の松野頼久代表は「安倍政権の答弁は終始真摯(しんし)さに欠けた」、共産党の志位和夫委員長も「立憲主義を根底から破壊しようとしている」と口々に非難し、決議案否決までに結局、3時間半を要した。
 これに対し、自民党は「数の横暴」との批判をかわすことに心を砕いた。谷垣禎一幹事長は本会議開会に先立つ代議士会で「ここで粛々と不信任案を否決すれば、参院が安全保障法制をきちっと仕上げてくれる」と自信を示す一方、枝野氏の名に言及し、「挑発に乗ることなく、話を静かに聞くということを心掛けていただきたい」と冷静な対応を呼び掛けた。
 野党は内閣不信任案に続き、鴻池祥肇参院平和安全法制特別委員長の問責決議案も提出。与党は本会議での発言時間を1人10分に制限する動議を提出、遅延戦術封じ込めを図ったが、民主党の小西洋之氏は山崎正昭議長の制止にもかかわらず、趣旨説明にほぼ1時間を費やした。「日付が変わって午前0時すぎからさらに議事になっていくだろう」と民主党幹部が予告した通りになった。
 成立が週末にずれ込んだことで、国会周辺や各地でのデモがさらに激しくなることも予想され、与党関係者は「内閣へのダメージが広がりかねない」と懸念を示した。一方、民主党では、政権担当能力を示したい保守系議員から「これでは共産党や社民党と変わらない」とのぼやきが漏れた。 (2015/09/18-23:35)

573旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/09/19(土) 20:10:31
>>564福山哲郎の反対討論で話題になっていた件
「公聴会内容、未報告で採決」公述人が特別委再び要請へ
http://www.asahi.com/articles/ASH9L7SWBH9LUTIL0BC.html?iref=comtop_list_pol_n04
 横浜市で16日に開かれた安保関連法案に関する地方公聴会で公述人を務めた広渡清吾・専修大教授と水上貴央弁護士が18日、都内で記者会見し、「公聴会の結果が委員会に報告されないまま採決が行われた」として、参院特別委をもう一度開くよう要請する考えを示した。
 参議院先例録は公聴会に派遣された委員が「口頭または文書で委員会に報告する」と定めている。ところが、16日夕に予定されていた特別委が与野党の攻防の末に開かれず、17日の特別委でも公聴会の報告は行われないまま、採決が強行された。水上氏によると、公聴会の結果が委員会で報告されないのは「前代未聞」だという。
 広渡氏は会見で「公聴会は特別委審議や採決、さらには本会議採決に何らかの作用を及ぼすものとして設定される。このままでは4人が公述し、それをめぐって質疑が行われたことはゼロになってしまう。公述人の一人として、記録にとどめてくれという権利はあるはずだ」と話した。

574名無しさん:2015/09/21(月) 21:36:54
以下のURLから第189回国会の参議院本会議のうち、
平成27年9月17日以降の、
いわゆる安保法案に関連する12件の投票結果を参照し、
各会派および各議員の投票行動を区分しました。

衆議院は投票が押しボタン式でないこと、
会議録がろくに更新されていないことから、現在、確認できない状態です。

第189回国会本会議投票結果
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/189/vote_ind.htm

575名無しさん:2015/09/21(月) 21:37:36
>>574

1.自民党と常に同一の投票行動をした会派および会派無所属議員
自由民主党、公明党、次世代の党、脇雅史、松沢成文
※例外
自民党では、鴻池祥肇が3件、柳本卓治、丸山和也、小坂憲次、鶴保庸介が各1件の投票を棄権
山崎正昭(参議院議長)は、全12件の投票を棄権
次世代の党では、浜田和幸が1件の投票を棄権

2.民主党と常に同一の投票行動をした会派および無所属議員
民主党・新緑風会、日本共産党、社会民主党・護憲連合、生活の党と山本太郎となかまたち、糸数慶子、輿石東
※例外
民主党では、榛葉賀津也が1件投票ミスと思われ、藤田幸久が3件、江田五月が1件の投票を棄権
輿石東(参議院副議長)は、計2件の投票を棄権(議長不信任決議案関連投票)
共産党では、吉良よし子が全12件の投票を棄権
社民党では、福島みずほが1件の投票を棄権

576名無しさん:2015/09/21(月) 21:38:08
>>575

3.その他の投票行動をした会派
3-1.維新の党
議長不信任決議案関連投票を棄権、それ以外は民主党と同一。

3-2.日本を元気にする会・無所属会
井上義行、田中茂
→自民党と常に同一の投票行動

松田公太
→自民と同一8件、棄権4件

アントニオ猪木
→自民と同一7件、棄権5件

山口和之
→自民と同一7件、民主と同一1件、棄権4件

山田太郎
→自民と同一5件、民主と同一3件、棄権4件
(安保法案には賛成だが、フィリバスター封じ(発言時間制限)動議には反対。
山田太郎の政治スタンスとして、本来は安保法案に反対なものの、
党議拘束を踏まえた上で、最大限抵抗したものと思われる)

行田邦子
→自民と同一3件、民主と同一9件
(安保法案には反対だが、フィリバスター封じ(発言時間制限)動議には賛成。
意味の無い決議先延ばしには協力してませんよというアピールだと思われる)

3-3.無所属クラブ
中西健治、薬師寺みちよ
→全12件の投票を棄権

渡辺美知太郎
→民主と同一3件、棄権9件
(安保法案2法案の決議を含む3法案に反対)

水野賢一
→民主党と常に同一の投票行動

3-4.新党改革・無所属の会
荒井広幸
→自民党と常に同一の投票行動

平野達男
→自民と同一7件、民主と同一4件、棄権1件
(法案や問責については自民と同一行動なのだが、
なぜかフィリバスター封じ(発言時間制限)動議には反対)

577名無しさん:2015/09/21(月) 21:39:17
>>576

4.まとめ
野党再編という観点でこの結果を見た場合、
次世代の党、井上義行、田中茂は野党再編に加わらないだろうというのは想像できましたが、
松沢成文も難しいのかもしれない。
予想できたことではあるが、脇雅史もただ自民会派を抜けただけで投票行動は自民と同じだった。
日本を元気にする会・無所属会は、
安保法案に限らず、井上義行・田中茂は与党寄り、山田太郎・行田邦子は野党寄り、
その他3人はその中間という感じの投票行動なので、想像の範囲内。
中間3人まで野党再編に巻き込めれば良いけど。
無所属クラブは、会派として、安保法案反対陣営に加わっていたが、
実際の投票行動に現れているのは会派代表の水野賢一のみ。
中西健治については、衆院議員の浅尾慶一郎と同一歩調を取ると思われるため、
浅尾の投票行動も気になる。
渡辺美知太郎は叔父の渡辺喜美の傀儡だと思っていたので、
安保法案に反対したのは意外。

578名無しさん:2015/09/21(月) 21:46:51
>>576
書き忘れましたが、維新が議長不信任決議案で欠席したのは以下の記事の通りのようです。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/7191
議長不信任の参院本会議欠席=維新
時事通信 9月18日(金)10時24分配信

 維新の党は、山崎正昭参院議長の不信任決議案を処理した18日の本会議を欠席した。
 維新は問責決議案や不信任決議案への対応で、責任を問う対象を安全保障法制の審議に関わった閣僚らに限定する方針を決めており、民主党と一線を画した形だ。

579名無しさん:2015/09/26(土) 14:00:02
http://www.sankei.com/politics/news/150916/plt1509160079-n1.html
2015.9.16 21:48
【緊迫・安保法案】
「触るな! セクハラだ!」の警告に鴻池委員長、入室できない状態つづく 元近鉄の石井議員も“冤罪”被害か

 参院平和安全法制特別委員会は16日夜、安全保障関連法案の締めくくり総括質疑を行うための理事会を断続的に開いている。しかし野党側は女性議員を理事会室前のドアに多数配置し、排除しようとする与党議員に「触るな!セクハラだ!」などと抵抗。事実上、「女の壁」で鴻池祥肇委員長を室内に監禁し、質疑開始を妨害している状態だ。

 理事会室前には、社民党の福島瑞穂前党首や民主党の小宮山泰子、辻元清美両衆院議員ら複数の野党女性議員が、いずれもピンクのハチマキ姿で集結。与党の男性議員が触れるたびに「セクハラを働いた」などと騒いでいる。

 理事会室前には多くの与野党議員が密集。ある野党の男性議員は「自民党の石井浩郎参院議員がセクハラしました」と大声を上げ、押されただけの石井氏が激高するシーンもあった。

 国会関係者によると、野党側は理事会室から隣室に通じる室内ドアも長椅子で封鎖したという。野党側は16日中の委員会採決を阻止し、参院本会議での法案採決を土曜日の19日まで遅らせる戦術とみられる。

580名無しさん:2015/09/26(土) 14:12:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000155-jij-pol
戦後最長国会、大荒れで幕=安保法、与党押し切る
時事通信 9月25日(金)18時44分配信

 第189通常国会が25日、事実上閉会した。
 政府・与党は過去最長となる95日間の会期延長に踏み切り、集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法を成立させた。民主党など野党側は「憲法違反」と断じて廃案に追い込もうとしたが、与党側に数で押し切られた。最終盤の攻防で国会は大荒れとなり、後味の悪い幕切れとなった。
 今国会は1月26日に開幕。安倍政権は経済再生などに取り組む「改革断行国会」を訴えたが、安保法を提出した5月以降は「安保」一色となり、与野党が対決姿勢を強めた。与党は今国会で確実に成立させるため、衆院で再可決できる憲法の「60日ルール」を適用できるように会期を大幅に延ばし、約8カ月にわたるロングラン国会となった。
 衆参両院に設けられた特別委員会での論戦は約220時間に上ったが、与野党の議論がかみ合わず、野党の反発で審議が中断する場面が目立った。最終局面では、野党議員が国会の廊下を占拠して参院特別委員長の移動を妨害したり、採決をめぐって委員会室で与野党の議員が激しくもみ合ったりして混乱を極めた。民主党や維新の党などは内閣不信任決議案を衆院に提出するなどして抵抗したが、与党はこれらを否決。安保法は19日午前2時18分に参院本会議で可決、成立した。
 野党の対応は分かれた。安倍晋三首相は25日午後、国会閉幕に伴う与野党各会派へのあいさつ回りで、安保法の参院採決で賛成に回った元気、次世代、改革の3野党の控室を訪ね、謝意を伝えた。首相は、反対した民主党や維新などの会派は訪れず、「敵と味方」を峻別(しゅんべつ)。25日夕の記者会見で「戦争法案といったレッテル張りを行うことは、根拠のない不安をあおろうとするものであり、全く無責任だ」と指摘した。
 安保法をめぐっては、国会周辺をデモが取り巻く事態に発展した。自民党の谷垣禎一幹事長は同日の党代議士会で、「国民に亀裂が生じたことも間違いのない事実だ」と指摘し、今後も丁寧に説明を尽くす考えを強調した。

581とはずがたり:2015/09/30(水) 01:41:03

<塩崎厚労相>答弁3118回、恨み節…「過酷な試練」
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150929/Mainichi_20150929k0000m010114000c.html
毎日新聞社 2015年9月29日 00時35分 (2015年9月29日 11時12分 更新)

 塩崎恭久厚生労働相は28日、東京都内で講演し、戦後最長となる245日間に及んだ通常国会で、答弁回数が3118回に上ったことを明らかにした。国会対応で国際会議に出席できなかったとも述べ、「民主党から大臣以外答弁させないという過酷な試練を課していただいた」と恨み節を漏らした。

 塩崎氏によると、延長のなかった2013年は1425回、昨年は2276回。与野党対決法案となった労働者派遣法改正案の審議や、日本年金機構の加入者情報漏れによる集中審議などが影響した。【阿部亮介】

582名無しさん:2015/09/30(水) 20:38:02
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00010001-seijiyama-pol
参議院不要論をコストから考える
政治山 9月30日(水)16時0分配信

 与野党の激しい攻防が行われた安保法制審議。最後は暴力まがいの妨害行動や、いたずらに議事進行を遅らせる牛歩戦術が、参議院で行われました。「良識の府」という言葉が皮肉にしか聞こえない参議院の在り方を真剣に考えるときではないでしょうか。

 ここでは、政治的テーマとしての参議院不要論ではなく、コスト面から参議院を考えてみたいと思います。

至れり尽くせりの議員特権
 まず国会議員の手当等で考えますと、歳費は期末手当の約635万円を含め年間で約2200万円。そのほかに領収書など一切不要で国会議員の第二の給料と言われる文書通信交通滞在費が月100万円で年間1200万円。また、これも領収書不要の立法事務費が月65万円で年間780万円。

 さらに、JR全線で新幹線・特急・グリーン車等の料金無料または月4往復分の航空券の無料。これを経費とした場合、月4往復の航空券を1往復5万円で計算すると20万円と換算できるので、年間240万円の対価。

 また、国費で負担する公設秘書として、公設第一秘書、公設第二秘書および政策担当秘書の3人を置くことが認められます。給与はそれぞれ異なりますが、35歳の年収で平均666万円と計算しても、3人で年間2000万円。

 これに当選した衆参議員の数に応じて政党に分配される政党交付金が追加されます。国民一人当たり250円として合計320億円を、国会議員717人(参議院242人、衆議院475人)で割ると、1人あたり約4500万円と考えられます。

議員一人当たりの経費は年間1億円
 これらを積み上げた結果、議員一人当たりにかかる経費は少なく見積もっても年間約1億円と言われます。242人いる参議院議員には私たちの税金から250億円近くが支出されていることになります。

 また、参議院議員会館には全議員242人分の事務室があります。2010年7月に完成した新議員会館は総工費約600億円。年間の光熱水費を含めた維持管理費は約15億円。麹町と清水谷にある参議院宿舎の経費は分かりませんが、衆議院赤坂議員宿舎の年間維持管理費は平成27年度一般会計歳出予算で見ると8億円です。

 続いて両院の平成27年度予算を見ると、参議院は約440億円、衆議院は約743億円、国会図書館は約200億円となっています。国会図書館は立法行為の補佐が主な役割です。単純計算はできませんが、一院制になれば規模を半減できると仮定すれば、予算の半額約100億円は参議院のために費消されていると考えることができます。

 選挙にかかる費用はどうでしょうか。2004年度の参院選では570億円、2007年度の参院選では526億円、2010年度は約500億円が総務省から自治体などに振り分けられています。3年に1度の半数改選の度に平均550億円の税金が支出されるということです。年間180億円程度と考えればいいようです。

583名無しさん:2015/09/30(水) 20:39:55
>>582

参議院は年間1000億円以上?
 トータルで考えると、私たちの税金から参議院を維持するために最小限に見積もって年間1000億円以上はかかっているようです。直接的な経費は議員一人あたり1億円でしたが、これら間接的な経費も含めて換算すると、一人あたり4億円程度かかっているということです。もちろん、たとえ参議院が廃止されても、固定資産税や減価償却費、国会図書館などの経費はゼロになるわけではないので、参議院の廃止で直ちに全額が節約されるわけではありません。

 この金額は高いのでしょうか。安いのでしょうか。

 私の友人や家族に尋ねると、一律に「高すぎる。参議院なんて必要ない」という意見が返ってきました。ですが、永田町で働く議員や秘書、公務員の方に尋ねると、「民主主義のコストとしてはむしろ安い」という意見が大勢です。「6年間の任期が約束されているので民意に安易に踊らされず、バランスのとれた政治ができるのは参議院のおかげ」「衆議院が解散している間、国を守っているのは参議院だ」と勇ましい発言をしていた人もいました。

 利益を享受する立場か否かではっきりと分かれる意見ですが、過去20年間の政治史で参議院が最も目立ったと言えるのは2005年の郵政国会の時ではないかと思います。衆議院で可決された郵政民営化法案が参議院で否決され、小泉首相は民意を問うため衆院を解散したことは、まだ皆さんの記憶にもあることかと思います。

 総選挙の結果、自公が圧勝し直後の特別国会で民営化法は可決されました。結果的に参議院の判断は民意に逆らっていたということで否定されたのです。

<フリーライター 上村吉弘>

584名無しさん:2015/10/01(木) 20:56:21
>>520

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015081900649
武藤氏、自民を離党=金銭トラブルで引責

 未公開株をめぐる金銭トラブルが表面化した自民党の武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=は19日、同党に離党届を提出した。政治不信を招いた責任を取ったもので、同党はこれを受理した。安全保障関連法案の参院審議が続く中、国会運営への影響を抑えるため、党として早期の事態収拾を図ったとみられる。

 武藤氏は代理人を通じて離党届を提出。この後、コメントを発表し、「党に大変な迷惑を掛け心苦しく思う。プライベートなことで党にこれ以上迷惑を掛けるわけにはいかない」と説明。この問題では関係者と東京地裁で係争中であるとして、「(事実関係は)法的な場でしっかりと明らかにしていきたい」とした。
 19日発売の週刊文春によると、武藤氏は昨年、知人らに「値上がり確実な新規公開株を国会議員枠で買える」と持ち掛けた。この呼び掛けに23人が応じ、約4100万円を集めたが、実際に株は購入されておらず、一部の出資金も返済されていない。

 武藤氏に関し、谷垣禎一幹事長は記者団に対し、「ご自身がきちっと説明責任を果たさなければならない」と語り、疑念の払拭(ふっしょく)に努めるよう求めた。また、谷垣氏は武藤氏の離党について安倍晋三首相(党総裁)に電話で報告。首相は「仕方がない」と語ったという。
 武藤氏は2012年12月の衆院選で初当選し、現在2期目。先にツイッターで安保法案に反対する学生団体を「自分中心、極端な利己的考え」などと批判し、波紋を広げた。 
 ◇衆院の新たな勢力分野は次の通り。
 自民289▽民主・無所属クラブ72▽維新40▽公明35▽共産21▽次世代2▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属11▽欠員1(2015/08/19-18:20)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015100100851
維新・吉村氏の辞職許可=大島衆院議長

 大島理森衆院議長は1日、大阪市長選に出馬するため辞職願を提出した維新の党の吉村洋文衆院議員(比例近畿)の辞職を許可した。衆院の新たな勢力は次の通り。
 自民289▽民主・無所属クラブ72▽維新39▽公明35▽共産21▽次世代2▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属11▽欠員2。 (2015/10/01-18:36)

586名無しさん:2015/10/03(土) 22:36:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015100300182
政府・自民に臨時国会見送り論=日程窮屈、攻撃かわす狙いも

 政府・自民党内で、秋の臨時国会の召集を見送る考えが浮上している。安倍晋三首相の外遊日程が立て込んでいることに加え、環太平洋連携協定(TPP)交渉が当初の想定より遅れていることも影響している。臨時国会が開かれなければ極めて異例で、野党側が「論戦を避けている」「職務放棄だ」と、強く反発するのは必至だ。
 「私はやりたくありません」。自民党の佐藤勉国対委員長は2日、党本部で谷垣禎一幹事長と会談し、召集見送りを主張した。
 長丁場となった通常国会では、野党の反対を押し切って、安全保障関連法を成立させた。臨時国会を開けば、野党に再び攻撃の機会を与えかねない。政府関係者は「日程が厳しい。開かない選択肢が出てくるかもしれない」と指摘した。
 臨時国会が開かれなければ小泉政権の2005年以来となる。ただ、この年は衆院の「郵政解散」後の特別国会(会期42日)を臨時国会の代わりとし、郵政民営化法を成立させた。重要法案がなくても、国会でさまざまな問題を議論するのが、国会議員の役割でもある。
 政権側が臨時国会に消極的な理由の一つが、首脳外交のため日程が窮屈で、実質的な審議時間の確保が難しいことだ。首相は今月末にも韓国での日中韓首脳会談に出席し、11月中旬からは国際会議のためトルコ、フィリピン、マレーシアを訪問する。
 国会を開会すれば、所信表明演説や代表質問、衆参両院の予算委員会など一連の日程をこなすだけで2週間程度必要。12月には16年度予算編成作業が本格化するため、法案処理の時間は限られる。
 もう一つの理由はTPP交渉の遅れだ。政府・与党は当初、TPPが早期に妥結した場合の批准手続きや関連法案を臨時国会で処理することを想定していた。米アトランタでの交渉が大筋合意に達したとしても、オバマ大統領が協定に署名するのは早くても12月となる見通し。日本側が国会審議に入れるのはこの後となり、年内処理は困難だ。
 政府・自民党は臨時国会を見送る代わりに、1月召集の通常国会をなるべく早く開くことを検討している。ただ、野党側は10月7日の内閣改造で新体制となる安倍内閣に対して論戦を挑みたい考えで、臨時国会の早期召集を求めるのは確実だ。
◇年内の主な政治日程
10月 7日 内閣改造・自民党役員人事
  下旬   安倍晋三首相が中央アジア歴訪
  月末?  日中韓首脳会談(韓国)
11月15日 20カ国・地域(G20)首脳会議(トルコ、〜16日)
   18日 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(フィリ
       ピン、〜19日)
   20日 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議(マレー
       シア、〜22日)
   22日 大阪府知事・市長選投開票
   30日 国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(パリ、〜1
       2月11日)
12月    2016年度与党税制改正大綱決定
  下旬   16年度予算案決定
  年内?  プーチン・ロシア大統領が来日

(2015/10/03-14:11)

587名無しさん:2015/10/04(日) 09:37:11
>>586

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00000078-san-pol
首相、11月は外遊続き 秋の臨時国会見送りも
産経新聞 10月3日(土)7時55分配信

 ■株価下落傾向…経済対策は必定

 例年10月から11月にかけて開かれる臨時国会が、今年は開催されない可能性が浮上している。政府・与党は、7日の内閣改造を経て、11月上旬の召集を検討するが、中下旬には安倍晋三首相の外交日程がめじろ押しとなっており、日程が厳しいためだ。ただ、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉次第では、逆に来年までの「越年国会」になる可能性もある。(沢田大典)

 ◆与党メリット乏しく

 臨時国会の有力視される日程は、11月上旬に召集して、安倍首相による所信表明演説を行い、各党の代表質問や、衆参予算委員会の集中審議を実施。12月の平成28年度予算編成前に、1カ月ほどで閉幕する案だ。

 しかし、今月下旬から11月には日中韓首脳会談が予定されているほか、11月中下旬にはトルコで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議への出席など、首相の外交日程が立て込む。

 また、目立った案件がないまま国会を開けば、野党の政府批判ばかりが目立ち、与党にメリットは乏しいとして、与党内には臨時国会の開催そのものを見送る動きもある。

 ◆「みんな疲れている」

 さらに、95日間延長で245日間と戦後最長となった通常国会の疲労感を理由に、与党内には“厭戦(えんせん)ムード”も漂う。「みんな疲れているから、できればやりたくない」(自民党幹部)というのだ。ある派閥領袖(りょうしゅう)級も「開いたはいいが、法案を通せなかったらみっともない」と消極的だ。

 とはいえ、18年以降、臨時国会が開かれなかったことは一度もない。株価が下落傾向にある今年も、補正予算案を編成して経済対策に取り組まなければならないのは必定。首相は先月の党総裁再選を受け、今後は「アベノミクスの第2ステージ」として経済最優先で臨む方針を発表しており、掛け声倒れとの批判も招きかねない。

 一方で、TPP交渉が合意すれば、最速で年明けにも各国が署名、国会承認も可能となる。このため、臨時国会の会期を11月から来年1月までに設定し、閉会後、日を置かずに通常国会を召集する事実上の「通年国会」案もささやかれる。

 TPPは農産品の関税大幅引き下げを含むため、与党は来夏の参院選への影響を警戒。越年国会案は、臨時国会でTPPを早期に承認し、来年の通常国会で27年度補正予算案や28年度予算案を成立させ、夏までに負の印象を和らげる狙いがあるが、先は見えない。

588名無しさん:2015/10/04(日) 09:57:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000509-san-pol
安保法制採決で、衆院をいら立たせた参院「7対3の法則」とは…
産経新聞 10月4日(日)9時15分配信

 参院に「7対3の法則」というものがある。あった、と言うのが正確だろうが、つい先日、野党側からその古めかしい言葉が飛び出した。参院自民党はニヤリとほくそ笑んだに違いない。安全保障関連法案の採決をめぐるドタバタ劇の裏に、法則にからむ参院自民党の“深謀遠慮”があったからだ。

 「『野党の思いが7割、与党の思いは3割』。自民党の歴代国対委員長は度量を持ってそういう国会運営をしてきたが、近年、極めて乱暴な国会運営が目立っていた。(参院自民党は)吉田博美国対委員長になって、野党の声に耳を傾ける自民党国対が戻ってきた」

 民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は9月25日の記者会見で、安保法案採決をめぐるドタバタ劇の末に事実上、閉幕した通常国会をそう振り返った。

 7対3の法則とは、野党に十分配慮せざるを得なかった「55年体制」の保革伯仲時代の“暗黙のルール”。そんな過去の法則を野党側に想起させるほどの国会運営を参院自民党が行ったのには、理由があった。ある幹部はこう振り返る。

 「安保法案と労働者派遣法改正案のダブルで徹底抗戦に出られていたら、かなり厳しかった。採決時期が重なりでもしたら、混乱は収拾つかなかっただろう」

 派遣法改正案は野党の反発が強く、衆院厚生労働委員会の採決では、激しい抵抗を受けて渡辺博道委員長が首にケガを負った。安保法案も大きな混乱の中で参院に送付されている。参院自民党の危機感は相当なものだったようだ。

 ところが、民主党が参院では安保法案のみにターゲットを絞っていることが判明。与党は、派遣法改正案を9月8日の参院厚生労働委員会で淡々と可決させると、安保法案については、16日に平和安全法制特別委員会で可決し、野党の抵抗があっても18日までに本会議で可決、成立させる-という方針を固めた。

 ただ、参院自民党内では、こんな会話が交わされていた。

 「与党は衆院で十分すぎる議席を持ち、参院も多数がある。横綱相撲で野党をじっくり押し出せばいい」

 「改正派遣法に続き、安保法の成立も揺るぎない。派手な技をかけようとすれば、足元をすくわれる」

 派遣法改正を処理した安堵に加え、成立を19日まで引き延ばせればいい-という民主党側の“落としどころ”を察知したからだった。しかし、「普通にやれば、どう計算しても18日中には成立する。逆に何をすれば19日までずらせるのか不思議なくらいだった」(与党国対筋)。

 国会周辺のデモで民主党の岡田克也代表と共産党の志位和夫委員長らが並んで演説する姿には違和感がある。徹底抗戦を続けるほど、国民は離れていく-。そんな読みがあっただろう、参院自民党は「7対3」へとかじを切る。

 実際、特別委で16日、首をかしげたくなるような“珍現象”が起きた。

 野党の女性議員らが大挙して鴻池祥肇委員長のいる理事会室を取り囲み「監禁」したが、鴻池氏は議員の数が減っても「女性にケガをさせたら大変だ」と部屋に残った。裏側のドアから抜け出すように促されても「なぜコソコソと裏から出なければいけないのか」と拒否。あっさりと特別委再開を17日に先送りし、野党の遅延戦術を事実上“手助け”したのだ。

 本会議でも珍現象はあった。民主党などの野党は安倍晋三首相らの問責決議案を乱発し、採決のたび壇上で長々と演説するフィリバスター(議事進行妨害)で抵抗したが、すでに特別委で不信任動議が否決されている鴻池氏に対する問責決議案までも提出。「一事不再議」まがいのことに、参院自民党は「不信任に問責なんて聞いたことがない」と反発したが、突っぱねることはせず決議案採決に応じたのだ。遅延戦術の“側面支援”のような対応だった。

 本会議では「55年体制の遺物」といわれる牛歩戦術を1人で繰り返す野党議員まで現れ、もはや遅延戦術は「パフォーマンス」だった。野党内からも「『8時だョ!全員集合』だ。国民から見ても非常に理解しにくい」と冷ややかな声があがった。

 ただ、参院自民党の配慮により野党を勢いづかせたことは否定できず、与党の衆院議員を激しくいらだたせた。「いくら譲歩しても野党が賛成に転じることはない。さっさと採決すべきだ。弱腰すぎる!」などの批判が強まった。

 「7対3の法則」に象徴される独特な風土が今も残る参院。「古い体質」か、「独自性」なのか…。参院自民党幹部は涼しい顔で、こう語っていた。

 「最終目標は安保法成立だ。こっちは(任期)6年もあるんだから、1日、2日の差なんてどうでもいい」(政治部次長 大谷次郎)

589名無しさん:2015/10/07(水) 23:59:41
>>582

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151006-00010000-seijiyama-pol
参議院不要論を存在意義から考える
政治山 10月6日(火)11時50分配信

 前回は参議院不要論をコストから考えました。今回は、そもそも参議院の存在意義とは何なのか、その創設経緯から本来の役割を考えてみたいと思います。

マッカーサー草案では一院制を検討
 大日本帝国憲法では、国会は衆議院と貴族院による二院制でした。貴族院は皇族、華族、勅任の各議員により構成され、選挙無しで選ばれました。1936年に竣工した現在の国会議事堂は、戦後までこの貴族院が現在の参議院本会議場の主(あるじ)でした。

 国会が衆参両院で構成されることになったのは、1946年公布、1947年施行の日本国憲法によります。公布前にGHQ(連合国総司令部)が示したいわゆるマッカーサー草案では、衆議院のみの一院制にする予定でしたが、当時の担当大臣が「選挙で多数党が変わる度に前政権が作った法律をすべて変更し政情が安定しない」として二院制を推したと言われています。一説には、貴族院の本会議場を使用するための方便として、二院制の有用性を訴えたのではないかという話もあります。

 国会は常会、臨時会とも召集日から数日内に天皇陛下をお迎えして開会式が開かれますが、陛下の御席が参議院の本会議場にしかないため、衆参全議員が参院本会議場に会して、陛下のおことばを賜ります。陛下の御席は、古くからの慣わしで南向きと決まっており、御休所の御席も南向きなので、衆議院本会議場では開会式ができない、という理屈です。

連邦国家は二院制、中央集権国家は一院制が理想?
 米国も上下二院制なのに、なぜ日本に対しては一院制を検討したのでしょう。米国は独立性の強い州が合わさって構成された連邦国家です。下院が人口に比例配分した定数割り当てで選ばれるのに対し、上院は各州から2名ずつが選出されるので、その州を代表する立場と言えます。いわば州と連邦の二重構造で成り立つ国家の特質を二院制という権力構造で調和させているといえるでしょう。

 定数を見てみると、米国は下院435議席、上院100議席。衆議院の475議席と参議院242議席よりいずれも少なく、上院と参議院に至っては、都道府県が47で米国の50州より少ないにもかかわらず、議席数は参議院が上院の2.42倍にも上ります。日本は連邦制の米国と異なり中央集権国家なので、都道府県には米国の州に当たる強い統治機能はありません。米国議会の上院を引き合いにしても都道府県の代表を別個に構成する意義は見出せません。

参議院は「衆議院で落選した議員」の補完機能?
「参議院は衆議院のカーボンコピー」と揶揄(やゆ)されるほど同じような性格であるため、国会議員も参から衆へ、あるいは衆から参への「鞍替え」が頻繁に行われます。公認確保や議席確保、権力基盤安定の手段として、衆参は現職議員の補完機能を果たしているのです。参議院は「『衆議院』の補完機能」というよりも、「『衆議院で落選した議員』の補完機能」しか果たしていないという見方もあります。今一度、その存在意義について見直すべきではないでしょうか。

<フリーライター 上村吉弘>

590名無しさん:2015/10/08(木) 00:00:36
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151007-00010000-seijiyama-pol
小西洋之参院議員が1人で55件、質問主意書に制限は?
政治山 10月7日(水)19時30分配信

 国会議員は会期中、議長を経由して内閣に対し文書で質問することができます。この文書を質問主意書と言います。送られた質問主意書に対し、内閣は原則7日以内に文書で答弁しなければなりません。この文書を答弁書と言います。答弁書は閣議で決定した内閣の統一見解となりますので、国会での閣僚答弁と同様に、政府の考え方を反映した公文書として注目されます。報道機関も答弁書の内容は必ずチェックしており、そこにニュース性があれば速報されます。

一度に1人で55件の質問!!
 ここ数年、国会終盤になると「駆け込み質問」が多く見られるようになりました。会期中に本会議や委員会の場で質しきれなかった溢れんばかりの質問がきっとあるのでしょう。

 しかし、今回ニュースになった質問数を見て我が目を疑いました。10月6日の閣議で、野党議員計8人が提出した各主意書の答弁書を決定したのですが、その数84件で、うち55件が小西洋之参院議員(民主)だったとのことです。参議院ホームページで確認したところ、確かに提出番号349から最後の質問403まで、小西洋之議員の氏名が連番に並んで延々と連なっています。

十分に質疑時間が得られない少数会派・無所属議員にメリット
 本会議や委員会での質疑は、所属会派の議員数に比例して質疑時間が決まるため、議員によっては満足な質疑時間が得られない、もしくは希望する委員会に所属できないことがあります。

 質問主意書はそれを補う手段として活用する議員が増えています。質問内容についての制約は、単なる資料請求は認められないなど最低限の基準はあるものの、広く国政一般について内閣の見解を問うことができます。

 実際には所管省庁の担当部署が他の関係省庁とも調整した上で答弁書を作成し、閣議で了解する流れとなっています。質問主意書が増えるということは、不夜城と言われる霞ヶ関の仕事も増えるので、行政の負担、引いては財政の負担にもなります。ですので、質問数に制限はないものの良識ある利用をしようというのが議員間の不文律としてあります。

591名無しさん:2015/10/08(木) 00:01:23
>>590

質問議員は有権者アピールに活用できるメリットも
 一方で、質問する議員としては、質問主意書を出して「質問数ナンバーワン」などの記録を有権者にアピールできるだけでなく、「優秀な議員である」と冊子で太鼓判を押してもらえるメリットがあります。

 質問回数、質問時間、質問主意書、議員立法の提出回数で国会議員の活動を三ツ星でランク付けする「国会議員三ツ星データブック」が各会期ごとに発行され、議員会館の各事務室に届きます。昨年1月に設立された特定非営利活動法人 万年野党という団体が、任期中にほとんど発言しない議員がいることに疑問を抱いて始めた活動ですが、質問内容・法案内容ではなく、質疑数・提出数が三ツ星の判断基準になっています。この冊子が発行されるようになってから、目の色を変えて質問主意書の提出を増やした議員もいます。冊子で三ツ星に選ばれれば、有権者への訴求力も高まるからです。

 今回、55件という記録的な数を提出した小西議員の質問を見てみると、同じようなテーマでわずか1行半の質問を複数回に分けて質問しているケースがありました。主意書は同じテーマであれば箇条書きにして複数の質問をすることができます。内容も文言の解釈を問うものが多く、かつて予算委員会で安倍総理大臣から「クイズのような質問は生産的ではない」と言われた場面を思い出す、大局観に欠けた質問が並んでいる印象です。

主意書の急増は事務方に負担
 これだけの数の主意書と答弁書を全大臣が閣議できちんと目を通す時間が本当にあるのかどうか。恐らくは事務方の仕事として形骸化しているのではないでしょうか。主意書の内容が果たして国民の代表として行うべき質問なのか、私たちの税金で働いている官僚を何人も、何時間も拘束するに足る質問なのか。読者の皆さんもぜひ、参議院ホームページで内容を確認して各自で考えていだければと思います。

<フリーライター 上村吉弘>

592名無しさん:2015/10/10(土) 16:36:54
>>585

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015100900377
椎木氏が維新会派入り=衆院

 維新の党は9日、衆院比例代表近畿ブロックで繰り上げ当選した椎木保氏の会派入りを衆院事務局に届け出た。新たな勢力分野は次の通り。
 自民291▽民主・無所属クラブ72▽維新40▽公明35▽共産21▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属11▽欠員1(2015/10/09-12:01)

593名無しさん:2015/10/10(土) 22:18:20
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151009-00010000-seijiyama-pol
参議院で次々と提出された問責決議とは
政治山 10月9日(金)7時30分配信

 9月27日に閉会した第189通常国会は終盤、安全保障関連法案を巡って与野党の激しい攻防が繰り広げられました。参議院では、与党が採決へ持ち込もうとするなか、野党はあらゆる手段で阻止しようとしたため、議員同士のもみ合いや、議事進行を遅らせる牛歩の映像を目にした方も多いと思います。

 参院本会議では法案採決の前に、野党が安倍首相や中谷防衛相などの問責決議案を次々と提出。そのやりとりは深夜にまで及び、なかなか法案に対する採決が行われませんでした。さて、この時に行われた問責決議とは、いったいどういうものなのでしょう。

法的拘束力のない問責決議
 問責決議とは、議会が意思を示す決議の一つで、首相や大臣、地方自治体の首長の政治責任を問うものです。手続きは通常の決議と同様で、参議院では10人以上の賛成があれば発議できますが、憲法や法律には問責決議についての規定はなく、問責決議案が可決されても法的拘束力はありません。

 しかし、野党が問責決議案を提出することで、政府への対立姿勢を明確に示す効果はあります。問責決議案が可決された場合、その後の審議拒否などにつながる可能性があるため、最終的に辞任または交代に追い込まれるケースが多く見られます。

衆議院では内閣不信任決議
 衆議院で同様の攻防が展開されている場合には、衆議院にのみ認められている「内閣不信任決議」が提出されることがあります。これは内閣全体を信任しないとするもので、憲法69条で定められた決議です。50人以上の賛成者がいれば発議でき、内閣不信任案が可決または内閣信任案が否決された場合、内閣は10日以内に衆議院を解散するか、総辞職しなければなりません。

 衆議院でも問責決議案を提出することは可能ですが、衆議院では法的拘束力のある内閣不信任決議案を提出することが認められているため、問責決議案が出されることは通常ありません。

594名無しさん:2015/10/11(日) 00:15:50
>>574
衆議院の安倍内閣不信任決議案の賛否

第189回国会 本会議 第47号(平成27年9月18日(金曜日))
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000118920150918047.htm

総議席数475議席
投票総数464票

・賛成139票
民主党・無所属クラブ71票
維新の党40票
日本共産党21票
生活の党と山本太郎となかまたち2票
社会民主党・市民連合2票
上西小百合
川端達夫
仲里利信

・反対325票
自由民主党287票
公明党35票
次世代の党1票
小泉龍司
長崎幸太郎

・欠席、棄権10票
自由民主党2票(金子一義、後藤田正純)
民主党1票(原口一博)
次世代の党1票(平沼赳夫)
浅尾慶一郎
大島理森
亀井静香
中村喜四郎
野間健
武藤貴也

・欠員1議席

595旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/10/13(火) 19:40:32
ホントに,この与党の連中ときたら。

安保法案の特別委議事録、可決決定の旨追記 野党は反発
http://www.asahi.com/articles/ASHBF53H9HBFUTFK00L.html?iref=comtop_list_pol_n02
 参院特別委員会で先月17日、安全保障関連法案を採決した際の議事録が公開された。与野党議員の怒号が飛び交った採決の直後に作成された速記録では、可決を宣言した鴻池祥肇(よしただ)委員長の発言を「聴取不能」としていたが、「可決すべきものと決定した」との文言が加わった。野党は「採決は無効」と反発している。
 議事録は今月11日、参院のホームページで公開された。採決があった9月17日、与党議員は野党議員に採決を拒まれないよう、スクラムを組んで鴻池氏を取り囲んだ。双方がもみあうなか、参院の速記担当者も鴻池氏の発言を聞き取れず、「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」と記録。参院事務局によると、鴻池氏の判断で、最終的に「可決すべきものと決定した」との文言が議事録に追加されたという。
 これに対し、民主党の岡田克也代表は、議事録の内容を与野党議員による特別委理事会などで協議しなかったことを問題視し、「与党だけで文書を作り上げたのは前代未聞。横暴に強く抗議する」と批判。維新の党の今井雅人幹事長も「理事会で了承するのが当然の手続きだ」。共産党の山下芳生書記局長も「世論の多数が認めていない法の顚末(てんまつ)について記述を強行するのは、暴挙を重ねるものだ」などと抗議している。

596名無しさん:2015/10/13(火) 23:48:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000091-mai-pol
<参院・安保法案>採決委員長発言「聴取不能」 議事録公表
毎日新聞 10月13日(火)20時53分配信

 ◇鴻池委員長判断で「可決すべきものと決定」の補足説明記載

 参議院は、安全保障関連法を採決した先月17日の参院平和安全法制特別委員会の議事録を11日付でホームページで公表した。与野党議員が委員長席に詰め寄り混乱する中で採決が行われたため、委員長発言を「聴取不能」としながら、鴻池祥肇委員長(自民)の判断で「いずれも可決すべきものと決定した」などと補足説明を記載した。

 議事録は採決場面を「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」としているが、末尾に「委員長復席後の議事経過は次の通りである」と追記。追記部分で、関連法案の採決と付帯決議を実施したとし、「いずれも可決すべきものと決定した」「付帯決議を行った」などと記載した。

 参院委員部によると、補足説明の記載は参院規則に基づき鴻池氏が指示した。理事会の同意などは不要。同様のケースは、参院国家安全保障特別委員会で特定秘密保護法を採決した際など過去にも例がある。

 野党議員は「委員長の声が聞こえず、何を採決しているか分からなかった」と反発していた。自民の谷垣禎一幹事長は「物事を進めていくにはやむを得ない手法」としているが、民主党の細野豪志政調会長は「国会のあり方としてありえない。与党だけが勝手にやるのは認めがたい」と批判している。【高橋克哉】

597名無しさん:2015/10/14(水) 21:20:54
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151014/k10010269961000.html
野党 参院安保特別委の議事録撤回申し入れ
10月14日 21時05分

民主党や共産党などは安全保障関連法を審議した参議院の特別委員会の今月公開された議事録に、委員会の速記録には記載がなかった法案可決の文言が加えられたのは問題だとして、14日、参議院に対し議事録を撤回するよう申し入れました。
安全保障関連法を審議した参議院の特別委員会では先月17日に、民主党などが抗議するなか、自民・公明両党などの賛成多数で法案が可決されましたが、その際に作成された速記録には、鴻池委員長による法案可決の宣言が「議場騒然、聴取不能」と記載されました。
参議院によりますと、この速記録に鴻池委員長の判断で、「法案について可決すべきものと決定した」という文言が加えられて議事録が作成され、今月11日に参議院のホームページで公開されました。
これについて、民主党、共産党、社民党、それに、参議院の会派の「無所属クラブ」は、「野党側との協議がないまま、速記録に記載のない文言が加えられて議事録が作成されたのは問題だ」として14日、参議院の事務局に対し、議事録が作成された経緯の検証と撤回を申し入れました。
特別委員会で野党側の筆頭理事を務めた民主党の北澤元防衛大臣は記者会見で、「議事録に文言が加えられたのは、ゆゆしき事態で言語道断だ。事実関係を解明する必要がある」と述べました。

598名無しさん:2015/10/14(水) 21:28:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101400747
「可決」議事録に野党反発=委員長判断で補足-安保法

 安全保障関連法を可決した9月17日の参院特別委員会の議事録で、採決の際の鴻池祥肇委員長の発言について「聴取不能」としながら、議事経過として「可決すべきものと決定した」との記述が委員長判断で補足されたことが分かり、野党が反発を強めている。特別委の民主党筆頭理事を務めた北沢俊美元防衛相は14日の記者会見で、「言語道断で、撤回を求めていきたい」と訴えた。
 採決は、自民党と野党の議員が委員長席周辺で激しくもみ合う中で行われた。委員会室で怒号が飛び交い、議事運営に当たる委員長の声が聞こえないまま、自民党理事の合図で採決が行われたとして、民主党などは採決自体が「無効だ」と主張している。
 参院事務局が採決から日を置かずに作成した議事録は未定稿の段階で、委員長発言に関し「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」と記録していた。しかしその後、委員長判断で、複数の関連法について「いずれも可決すべきものと決定した」との記述を追加、11日付で公表したという。
 これに対し、北沢氏と共産党の井上哲士参院幹事長、社民党の福島瑞穂副党首らが14日、中村剛参院事務総長と国会内で面会し、議事録について「議会と国民をつなぐ中で、事実が正確に伝わっていないとなれば議会制民主主義の本旨にもとる」と抗議、経過を明らかにするよう求めた。民主党の岡田克也代表も13日の常任幹事会で「与党だけで、聞き取り不能の中で文書を作り上げたのは全く前代未聞だ」と怒りをあらわにした。(2015/10/14-18:25)

599名無しさん:2015/10/15(木) 23:19:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101500911
「可決」議事録を批判=参院委公述人

 安全保障関連法を審議した参院特別委員会で野党推薦の公述人を務めた学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さん、広渡清吾専修大教授らが15日、参院議員会館で記者会見し、参院が同法可決時の特別委議事録に委員長判断で「可決」との文言を追加したことを批判した。
 会見で広渡氏は「事実と違うことが議事録に記載されており、捏造(ねつぞう)だ」と主張。奥田さんも「このような議事録を残すことは絶対に許してはいけない」と訴えた。 
 議事録には当初、採決時の鴻池祥肇委員長(自民)の発言について「聴取不能」などと記載されていたが、その後、参院規則に基づき委員長判断で「可決すべきものと決定した」との文言が補足され、野党が反発している。(2015/10/15-20:16)

600名無しさん:2015/10/18(日) 16:24:58
>>599

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151016-00000503-san-pol
「このような議事録を残すのは許されない」 シールズの奥田愛基氏ら会見 安保法採決時の議事録で
産経新聞 10月16日(金)8時0分配信

 9月に参院平和安全法制特別委員会が安全保障関連法案を採決した際の議事録をめぐり、安保法に反対している学生グループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで、明治学院大4年の奥田愛基氏らは15日夕、国会内で記者会見し、議事録の内容に抗議した。

 公開された議事録は、鴻池祥肇委員長の周囲に集まった与野党議員がもみあうなど混乱した採決時を「聴取不能」としながらも、委員長判断で「可決すべきものと決定した」という議事経過を追記した。奥田氏は会見で、「『可決すべきものと決定した』としているが、賛成多数か、全会一致か、これだけでは分からない。このような形で議事録を残すことを許してはならない。後から客観的に確認できない」と指摘した。

 会見には奥田氏のほか、採決前の9月16日に開かれた特別委の地方公聴会で、公述人として意見を述べた専修大学教授の広渡清吾氏と弁護士の水上貴央氏も出席した。

 水上氏らは「混乱によって議事として成立していない状況で進められたことは客観的事実として明らか」と指摘した。その上で「議事録は現実に行われたことを記録するためのものだ。特別委で存在したとは認められない事実を後から恣意的に加筆するのは改竄であり、許されない」と強調した。

601名無しさん:2015/10/23(金) 06:59:58
>>527

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151021-00000101-jij-pol
小野氏らの維新会派離脱受理=除名の片山氏が届け出―参院
時事通信 10月21日(水)18時51分配信

 参院会派「維新の党」の片山虎之助氏(維新の党を除籍)が山崎正昭参院議長宛てに提出していた同党残留組の参院議員5人の会派離脱届が21日、受理された。
 これにより、小野次郎、柴田巧、寺田典城、真山勇一、川田龍平の5氏が会派を離れた。
 小野氏らは片山氏の行動に強く反発しており、近く「維新」の名を含む新会派の結成を届け出る方向だ。参院の新たな勢力分野は次の通り。
 自民113▽民主・新緑風会58▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新6▽次世代5▽無所属クラブ4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属10。

602名無しさん:2015/10/24(土) 01:22:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151021-00000111-jij-pol
自民、改憲草案は無視? =臨時国会召集めぐり
時事通信 10月21日(水)19時13分配信

 自民党憲法改正草案が波紋を呼んでいる。
 衆参両院のいずれかの議員の4分の1以上の要求で、内閣に20日以内の臨時国会召集を義務付けているためだ。5野党の幹部が大島理森衆院議長に召集要求書を提出する際、社民党の照屋寛徳国対委員長が指摘した。
 現憲法は召集の期限を明記していない。自民党が野党時代に起草した案は、「少数者の権利として、きちんと召集されるのは当然」との立場から、この点を補っている。
 これに関し、菅義偉官房長官は21日午後の記者会見で、「まだ成案を得ていない」と述べ、20日以内に臨時国会を召集する必要はないとの認識を示した。記者団から「自己矛盾ではないか」と問われると、菅長官は「(指摘は)全く当たらない。私たちは現憲法の中で、国会ルールに基づいてやっている」と強く反論した。

603名無しさん:2015/10/24(土) 22:25:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151021-00010000-seijiyama-pol
開かなくてもいい?臨時国会召集の要件とは
政治山 10月21日(水)14時58分配信

 臨時国会召集については、憲法第53条に規定があります。

――内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。――

 臨時国会は通常、緊急を要する災害対策のための補正予算や法律案の審議を求めるときなどに、内閣が召集を決定します。

政府・与党は閉会中審査で対応する姿勢
 しかし今回は、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の大筋合意や改造内閣発足を受け、野党側が臨時国会召集を求めています。政府・与党は安倍首相の外交日程が10月下旬の中央アジア歴訪から始まり、韓国での日中韓サミット、トルコでの首脳会議、フィリピンでのAPEC首脳会議、マレーシアでのASEAN関連首脳会議と11月は予定が詰まっているため召集に否定的です。TPPに関しては、衆院予算委員会での閉会中審査を11月中に開催する方向で与野党が調整しています。

 小渕優子元経産相の関連団体をめぐる政治資金規正法違反事件や日本歯科医師連盟の迂回献金事件、新閣僚をめぐる週刊誌報道など火種が複数ある点も政府・与党内での見送り論を後押ししているとみられます。

総議員4分の1以上の要求あれば召集は義務?
 もし、憲法53条の規定に基づき、衆参いずれかの総議員の4分の1以上の要求があった場合は、内閣に召集義務があるのでしょうか。53条前段が後段にもかかっているとすれば、義務ではないようにも受け取れます。

 菅義偉官房長官は記者会見で「要求があっても開かなかった例もある。臨時国会は必ずしも開くことじゃない。臨時と言われる国会だ」と指摘したそうです。

2回召集されなかったことも
 過去に総議員4分の1以上の要求は35回(うち1回は衆院の重複)行われましたが、このうち2回は翌年の通常国会まで召集されませんでした。いずれも特別国会最終日に要求が出され、1回は53日後の2004年1月19日に第159回通常国会が召集され、もう1回は要求提出80日後の2006年1月20日に第164回通常国会が召集されており、日程調整の難しさも影響したようです。前例に倣えば召集の義務はなさそうですが、今年は何かと違憲論議が熱いので、与野党の対応に注目です。

<フリーライター 上村吉弘>

604名無しさん:2015/10/24(土) 22:33:00
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151021-00010001-seijiyama-pol
参議院不要論を多面的に考える
政治山 10月21日(水)16時0分配信

 参議院不要論について、前回はその存在意義から、前々回はコスト面から考えました。最後に、様々な側面からその是非を検討したいと思います。

任期6年はメリット? デメリット?
 突然の解散がある衆議院と異なり、ひとたび当選した参議院議員は6年間の任期が約束されています。「大衆迎合せず、じっくりと政策課題に取り組める」とのメリットに対して、「どんな議員も6年間辞めさせることができない」というデメリットもあります。

衆院解散中は参院が日本を守る?
 「衆議院が解散している間に緊急事態が発生した場合、参議院が緊急集会を開ける」という意見に対しては、「特別国会まで内閣は継続するのだから、解散日から40日以内の選挙と、選挙の日から30日以内に召集される特別国会までの最大2カ月余の間に緊急を要する事態の対応は、憲法改正で新たに規定を設ければいい」という反論があります。

二院制が政情安定につながっている?
 GHQを説き伏せた「政情が安定しない」との説得については、2007年以降に衆参ねじれ国会が繰り返され、「決められない政治」の原因の一つともなってきました。与党に対する批判が参院選での野党勝利を呼び込み与野党対立が先鋭化することで、衆参二院制が逆に政情を不安定にするという指摘もあります。

まるで有名人の人気投票?
 衆議院が小選挙区制であるのに対し、参議院は県単位の選挙区で、エリアが広い分だけ知名度の高い人に有利に働きます。10増10減で「鳥取&島根」「徳島&高知」の2合区が採用され、この傾向はますます強まるかもしれません。

 比例代表は事実上の全国区なので、選挙区以上に有名人のアドバンテージが働きます。個人名が書かれることで政党の得票にもなるので、政党は比例議席の上積みを目指して、国民受けの良い有名人を比例代表に擁立しようとする傾向があります。

 有名人といえば、新設されたスポーツ庁でも、オリンピック金メダリストで国民的人気も高い鈴木大地氏が初代長官に就きました。鈴木氏の起用は、日本水泳連盟を黒字化した手腕に加えて、来夏参院選での擁立も視野に入っているのかもしれません。

 五輪メダリストの参議院議員は、現職でも橋本聖子氏(自民)や谷亮子氏(生活)がいます。知名度だけでなく、爽やかなスポーツ界で大成した人物は好感度も高く、比例票の掘り起こしのために、各党とも喉から手が出るほど欲しい人材です。

 もちろん、有名人だからNGというわけではありませんが、じっくりと政策課題に取り組む院であるはずが、衆議院以上に大衆受けが求められる選挙制度になっているのが実情です。

605名無しさん:2015/10/24(土) 22:33:26
>>604

参院3年半のコストで幻の新国立競技場は建設できた?
 最後に、コストのところで考えた参議院の必要性について補足します。少し古い資料ですが、福田康夫政権時の2007年11月の政府答弁書で、衆参合わせた国会議員1人あたりの経費を機械的に算出すると3億1078万円になるとのデータが公表されています。衆議院よりも参議院の方が1人当たり経費は割高ですが、仮に3億1078万円を参議院議員242人で掛けると752億円です。これを3年半分積み上げると、見直しが決まった新国立競技場の2651億円に近づきます。数字だけで考えるわけにはいきませんが、参議院には相応の貢献をしてもらわなければなりません。

改憲、道州制、地方分権、税制……様々な政治課題テーマとも関連
 今回の記事で、読者から寄せられるコメントの多くが「参議院は必要ない」という意見でした。しかし、参議院の在り方を変えるには憲法を改正しなければなりません。また、道州制を導入し、地方分権を進めれば参議院は州代表の少数精鋭議会として生まれ変わるかもしれません。

 とはいえ、2合区を導入するだけで猛烈な反対があったことを考えると、あまり現実的な話とはいえないでしょう。税収を増やすのではなく歳出を減らすために国の統治機構を抜本的に見直すという考え方は、永田町ではなかなか現実的な話にはなりません。

参議院調査会は自画自賛?
 昨年6月、参議院の調査会が提出した「国の統治機構等に関する調査報告(中間報告)」では、参議院の在り方に関して「衆議院のみでは困難とされる多様な民意を表出する機能を担う」「参議院議員は独立の立場で党内において独自の力を発揮する役割がある」「6年に及ぶ任期の安定性をいかした、政治指導者を養成する機能がある」といった報告が行われ、具体的な改善策は提示されませんでした。

<フリーライター 上村吉弘>

606名無しさん:2015/10/25(日) 11:52:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000520-san-pol
自・民参院国対委員長が臨時国会めぐり会談
産経新聞 10月23日(金)11時10分配信

 自民党の吉田博美参院国対委員長は23日、民主党の加藤敏幸参院国対委員長と国会内で会談した。加藤氏が秋の臨時国会召集を求めたのに対し、吉田氏は「政府に伝える」と引き取った。

607名無しさん:2015/10/31(土) 11:55:13
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151028-00010000-seijiyama-pol
国会議員は閉会中何をしているのか――閉会中審査から国政報告まで大忙し
政治山 10月28日(水)11時30分配信

 戦後最長95日間の会期延長で245日間続いた第189通常国会が9月27日に終わり、国会周辺は静けさを取り戻しています。国会議員は今、何をしているのでしょうか。そんな質問が届きましたので解説します。

国会は閉会すれども閉鎖せず
 会期中、国会議員は議案の採決を行う「本会議」だけではなく、各議員に割り当てられた「委員会」に出席し、関連議案を審議します。各委員会は必要に応じて会期中以外にも審査を行います。閉会中に行われる審査や調査を、衆議院では「閉会中審査」、参議院では「継続審査」と呼んでいます。

 TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の大筋合意を受け、与野党は衆院予算委員会で閉会中審査を行うことで一致しました。11月中に2日間行う方向で調整中です。

海外視察や外交目白押し
 閉会中審査の一環で、何人かの委員を選出し公費で海外視察をする委員会もあります。また、個人や政党・会派もしくは議員連盟で議員団を結成し、私費や党費で海外視察をする議員もいます。国際会議出席や要人との意見交換、重要施設の見学など、目的や訪問先は様々です。

 今国会は夏休みが飛んでしまったので、休暇で個人的に海外に赴く議員もいます。公人である議員は常に緊張を強いられる立場です。どこでマスコミに狙われているかも分からない国内にいるより、海外で羽根を伸ばす方が気持ちも安らぐことでしょう。

 閣僚の場合、会期中に海外ばかり行くと「国会軽視だ」との批判を招きかねないので、閉会中を利用して外交日程を詰め込みます。安倍首相も10月22日からの中央アジア歴訪を皮切りに、韓国での日中韓サミット(韓国)、11月15日からのG20首脳会議(トルコ)、同18日からのAPEC首脳会議(フィリピン)、同21日からのASEAN関連首脳会議(マレーシア)と、大忙しの予定です。

 では、外国に行かない議員は何をしているのでしょうか。

地元で国政報告、全国各地でタウンミーティングも
 多くの議員は地元に帰って国政報告会を行います。本会議や委員会で何を質問したのか、どんな法案を提出したのか、自らの政治活動によってどんな反響があったのか、そして今後の活動予定などを説明します。

 今の時期は全国各地で収穫祭や例大祭が行われています。有権者にアピールできる絶好の機会なので、地元に帰った国会議員は地域イベントに馳せ参じます。難しい国政報告よりもお祭りムードの中で有権者とにこやかに接する方が、温もりも伝わって効果的であることを議員はよく心得ています。特に来年7月改選の参議院議員は選挙戦まで1年を切ったため、すでに頭の中は選挙モード一色でしょう。

 有権者の思いや要望を聞き、それを政策に反映させることも政治家の大切な仕事です。全国各地でミニ集会やタウンミーティングを開催し、1人ひとりの意見を聞いて、時には現状の説明を行いながら、自らの政治的立場を構築します。自らの選挙区以外でも有権者と対話することで党の比例票獲得につながります。

 分裂騒動が続く維新の大阪組は臨時党大会を開いて解党を決議しました。自分の所属政党がどうなるか分からない状況では、地元に帰っても混乱するだけです。多くの関係議員は政局を見極めながら同志と情報交換を重ね行動を共にします。

608名無しさん:2015/10/31(土) 11:56:03
>>607

政治資金パーティーや後援会イベントも
 政治資金パーティーも秋から年末にかけて盛んに行われます。年に1度だけ地元で開催する議員もいれば、会期中も含め地元や都心で頻繁に開催する議員もいます。「○○後援会朝食会」「○○君を励ます会」「○○出版記念会」「○○勉強会」「○○セミナー」等と名称を使い分けながら開催しますが、国政報告の役割も果たします。

 後援者の支持をつなぎ止めるために、国会見学や観劇のツアーを組む議員もいます。収支が合わなくて大臣辞任に発展したニュースは最近、元秘書の有罪判決や本人の記者会見でも話題になりました。

政策の勉強も怠りません
 政策の勉強も怠ることはできません。地元への政治活動をしながら、国会図書館や省庁から取り寄せた資料をもとに政策の勉強をしたり、政党や会派・派閥・議連が開催する勉強会に出席したり、政策研究の合宿をしたりして、最新情報を常に頭に入れておく必要があります。新聞や週刊誌のチェックも欠かせません。

 有権者から質問されて答えられない政治家は支持も失います。様々な話題にアンテナを張り、カップ麺の価格からヒッグス粒子の性質まで、どんな質問にも対応できれば「おらが町の先生はさすが博識だ」と地元の評判にもなります。

 ただし、会期中でも議員会館の事務室が閉まりっぱなしという議員もいます。本会議の時だけ出席し、普段は動向が杳(よう)として知れないまま、政局と選挙運動のときだけ一生懸命になる議員もいるので、有権者も議員の本質を見極める眼力が問われます。

<フリーライター 上村吉弘>

609名無しさん:2015/10/31(土) 14:21:21
>>606

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015103000414
臨時国会めぐり物別れ=自・民

 自民党の吉田博美、民主党の加藤敏幸両参院国対委員長は30日午前、国会内で会談した。民主党が臨時国会を開くよう求めたのに対し、自民党は安倍晋三首相の外遊日程が立て込んでいることを理由に難色を示し、物別れに終わった。 (2015/10/30-11:57)

610名無しさん:2015/11/01(日) 17:11:27
>>601

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015102700311
維新執行部側、参院で新会派=類似名2つが併存

 寺田典城参院議員ら維新の党執行部側の5人は27日、参院会派「維新の党(参議院)」の結成を参院事務局に届け出た。代表は寺田氏。先に維新を除籍された片山虎之助氏が、寺田氏ら5人の参院会派離脱届を提出して受理されたため、5人は無所属となっていた。
 5人は寺田氏と小野次郎、柴田巧、真山勇一、川田龍平の各氏。片山氏らは引き続き「維新の党」の会派名を使用しており、ほぼ同じ名称の会派が2つ併存する異例の事態となった。参院の新たな勢力分野は次の通り。
 自民113▽民主・新緑風会58▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新6▽次世代5▽維新(参議院)5▽無所属クラブ4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5(2015/10/27-12:02)

611名無しさん:2015/11/01(日) 20:00:14
>>610

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000120-mai-pol
<新会派>参院に「維新の党(参議院)」結成届け出
毎日新聞 10月27日(火)23時3分配信

 維新の党執行部側の参院議員5人が27日、参院に新会派「維新の党(参議院)」の結成を届け出た。橋下徹大阪市長が結成する新党に参加する片山虎之助氏ら6人が残る「維新の党」と並び、類似2会派が併存する異例の事態となった。

 新会派に所属するのは代表を務める寺田典城氏や小野次郎総務会長らで、片山氏が「党執行部は無効」として提出した会派離脱届が受理され、無所属となっていた。

 類似名称による郵便物の誤配など混乱も予想され、参院の中村剛事務総長は受理する際、「過去に例のない混乱の極みだ」と苦言を呈した。ただ、参院事務局によると同じ名称の会派を届け出ることも制度上は可能で、1951年には一時「日本社会党」という名称の会派が二つ存在した。【福岡静哉】

          ◇

 参院の新たな会派別勢力分野は次の通り。

 自民党113▽民主党・新緑風会58▽公明党20▽共産党11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新の党6▽次世代の党5▽維新の党(参議院)5▽無所属クラブ4▽社民党・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000578-san-pol
維新分裂 追放の維新「存続派」が参院に新会派
産経新聞 10月27日(火)18時28分配信

 維新の党を存続させる意向の松野頼久代表側の参院議員5人が27日、新会派「維新の党(参議院)」の結成届を参院事務局に提出、受理された。5人は「解党派」の片山虎之助参院議員が提出した会派離脱届により追放されていた。

 参院の新たな会派別勢力分野は次の通り。

 自民党113▽民主党・新緑風会58▽公明党20▽共産党11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新の党6▽次世代の党5▽維新の党(参議院)5▽無所属クラブ4▽社民党・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5

612名無しさん:2015/11/04(水) 22:31:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015110400452
閉会中審査後に判断=臨時国会召集見送り-与党

 自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は4日昼、東京都内で会談し、野党が求める臨時国会召集への対応について、10〜11日に衆参両院で予定している予算委員会の閉会中審査を見て判断することで一致した。
 与党側は安倍晋三首相の外交日程が立て込んでいるとして、臨時国会は召集しない方向。代わりに来年の通常国会召集時期を大幅に前倒しし、1月4日とすることを検討している。 (2015/11/04-13:11)

613とはずがたり:2015/12/04(金) 18:37:15
代表の水野氏が民主系会派入り。民主推薦で参院選に臨むのだな。

水野賢一参院議員が民主会派入り…無所属ク離脱
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151204-OYT1T50130.html?from=y10
2015年12月04日 16時49分

 民主党は4日の参院議員総会で無所属の水野賢一参院議員(千葉選挙区)の会派入りを認めた。


 水野氏はこれに先だち、参院事務局に会派「無所属クラブ」からの離脱を届け出た。水野氏は自民党からみんなの党に移って2010年7月に参院議員に初当選。14年12月にみんなの党が解党し、無所属となった。

 これに伴う参院の新勢力分野は次の通り。

 自民党113▽民主党・新緑風会59▽公明党20▽共産党11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新の党6▽次世代の党5▽維新の党(参議院)5▽無所属クラブ3▽社民党・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%89%80%E5%B1%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96_(%E6%97%A5%E6%9C%AC_2014-)
来歴[編集]
2014年11月19日、みんなの党両院議員総会で挙手採決の結果、解党が正式決定[2]。この時点で党所属参議院議員は12名であった。前代表の渡辺喜美衆議院議員が、三谷英弘衆議院議員、渡辺の甥の渡辺美知太郎、井上義行、薬師寺道代の各参議院議員とともに新党結成を画策する[3]も、薬師寺が不参加を表明したため政党要件の確保が難航し断念[4]。同月26日にこれとは別に新党結成を画策していた松沢成文、和田政宗両参議院議員が次世代の党に入党[5]。同月28日解党した。その後も、党に所属していた参議院議員10名は無所属のまま会派「みんなの党」で活動していたが、同年12月18日、松田公太、田中茂、井上義行、行田邦子、山口和之、山田太郎の6名が参議院事務局に新会派「日本を元気にする会」の設立と会派移動を届け出ると、同日、会派「みんなの党」に残った水野賢一、中西健治、薬師寺道代、渡辺美知太郎の4名は会派名を「無所属クラブ」に変更した。
2015年1月24日召集の特別国会における第97代首相を選出するための首班指名では全員が白票を投じた[6]。また、同日旧みんなの党会派が使用していた37番控室を、パーティションで区切り、日本を元気にする会と無所属クラブが共同で使用することとなった[7]。

614名無しさん:2015/12/05(土) 14:06:03
>>610
>>613

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015120400538&g=pol
水野氏が民主会派入り=参院

 民主党は4日の参院議員総会で、無所属の水野賢一参院議員(千葉選挙区)の同党会派入りを了承した。水野氏はこれに先立ち、参院会派「無所属クラブ」からの退会を参院事務局に届け出た。
 水野氏は総会出席後、記者団に対し、改選を迎える来年夏の参院選に関し「会派入りは(民主党の)公認や推薦に直接連動する話ではないが、先にはいろいろなことがあるかもしれない」と述べた。
 水野氏の民主会派入りに伴う参院の勢力分野は次の通り。
 自民113▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新6▽次世代5▽維新(参議院)5▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5。 (2015/12/04-14:45)

615名無しさん:2015/12/09(水) 21:03:02
>>592

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015111000781&g=pol
松本氏の離党届受理=民主

 民主党は10日、松本剛明元外相(衆院兵庫11区)が提出していた離党届を受理した。枝野幸男幹事長は同日の常任幹事会で、「松本氏から事情を聴いた結果、与党議員との接触行為はない」と報告し、反党行為はないとの認識を示した。
 松本氏は、党執行部が共産党との選挙協力を模索していることなどに不満を示し、離党届を提出した。 
 民主党は同日、松本氏離党に伴う会派離脱届を衆院事務局に提出した。新たな勢力分野は次の通り。
 自民291▽民主・無所属クラブ71▽維新40▽公明35▽共産21▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属12▽欠員1(2015/11/10-18:38)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015120900067
おおさか維新が会派結成=小沢鋭氏らは「改革結集の会」-衆院

 維新の党は9日、除名した馬場伸幸氏ら大阪系議員と、離党を認めた小沢鋭仁氏ら衆院議員計19人の会派離脱届を衆院事務局に届け出た。これを受け、新たな会派として、馬場氏ら13人が「おおさか維新の会」を、小沢氏ら4人が「改革結集の会」をそれぞれ結成した。残る2人は無所属で活動する。新たな勢力分野は次の通り。
 自民291▽民主・無所属クラブ71▽公明35▽維新21▽共産21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会4▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属14▽欠員1。 (2015/12/09-15:12)

616名無しさん:2015/12/11(金) 21:22:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015121100619
統一会派

 国会で活動をともにする議員の集団が会派で、2人以上いれば結成できる。衆参両院で各政党や無所属議員がそれぞれ会派を届け出ているが、複数の政党・会派が集まって一つの会派を構成する場合もあり、これを統一会派と呼ぶ。常任・特別委員会の委員数や質問時間は会派の人数に応じて配分されるため、統一会派で規模を大きくして議員活動の幅を広げるメリットがある。
 政党同士が合併の前段階として統一会派をつくるケースがある。1998年には旧民主党が、新進党の解党後にできた諸政党と統一会派「民主友愛太陽国民連合」(民友連)を組み、その後、現在の民主党の結成につなげた。(2015/12/11-15:52)

617名無しさん:2015/12/15(火) 20:37:50
>>615

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121500278
鈴木義弘氏が「改革結集」入り=衆院

 衆院会派「改革結集の会」は15日までに、無所属だった鈴木義弘氏の入会を事務局に届け出た。同会は、維新の党を離党した小沢鋭仁元環境相らが結成。鈴木氏の参加でメンバーが5人となり、単独で政党としての届け出が可能になった。衆院の新たな勢力分野は次の通り。
 自民291▽民主・無所属クラブ71▽公明35▽維新21▽共産21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会5▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属13▽欠員1。 (2015/12/15-16:35)

618名無しさん:2015/12/21(月) 23:37:59
>>614

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015122100395
江口氏が会派離脱=参院

 参院会派「次世代の党」は21日、次世代の党(日本のこころを大切にする党に名称変更)を離党した江口克彦氏の退会を参院事務局に届け出た。 
 参院の新たな勢力分野は次の通り。
 自民113▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新6▽維新(参議院)5▽次世代4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属6(2015/12/21-14:15)

619名無しさん:2015/12/22(火) 22:48:08
>>618

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015122200795
井上氏の会派離脱届け出=元気

 日本を元気にする会は22日、離党の意思を示している井上義行参院議員の会派離脱を参院事務局に届け出た。同党は近く、井上氏が提出した離党届の扱いについても結論を出す。
 参院の新たな勢力分野は次の通り。
 自民113▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会6▽維新6▽維新(参議院)5▽次世代4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属7(2015/12/22-18:30)

620名無しさん:2015/12/24(木) 22:46:13
>>619

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015122400346
井上参院議員が自民会派入り=江口氏はおおさか維新に

 自民党は24日、日本を元気にする会に離党届を提出した井上義行参院議員の参院会派入りを参院事務局に届け出た。元気は井上氏の離党を認めておらず、野党に所属する議員が与党会派に入会するのは極めて異例。一方、おおさか維新の会は同日、次世代の党を離党した江口克彦参院議員の入党を認め、同氏の参院会派入りを届け出た。
 井上氏は、第1次安倍内閣で安倍晋三首相の政務秘書官を務めた。自民会派入りを希望し、22日に元気会派を抜けた。井上氏は旧みんなの党の比例代表で当選しており、国会法の規定で自民に入党はできない。
 維新の党から分裂して発足したおおさか維新の会は24日、維新執行部との和解を受け、参院会派の名称を「維新の党」から「おおさか維新の会」に変更。執行部側の会派も同日、「維新の党(参議院)」から「維新の党」に名称を改めた。次世代から党名を変えた日本のこころを大切にする党も、党名に合わせて会派名を変更した。
 新たな参院の勢力分野は次の通り。
 自民114▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽おおさか維新の会7▽日本を元気にする会・無所属会6▽維新の党5▽日本のこころを大切にする党4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5(2015/12/24-19:39)

621名無しさん:2015/12/25(金) 06:33:58
>>617

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015121800181&g=pol
民主・維新が統一会派=衆院に結成届け出、総勢93人

 民主党と維新の党は18日、統一会派「民主・維新・無所属クラブ」の結成を衆院事務局に届け出た。無所属の野間健氏も加わり、計93人が所属。来年夏の参院選を見据え、来月4日召集の通常国会では安倍政権との対決姿勢を強める構えだ。
 民主、維新両党は、将来の合流も視野に統一会派を結成し、共闘関係を強めることで合意していた。
 18日は民主党の細野豪志、維新の小野次郎両政調会長らが国会内で会談し、法案審査を合同部門会議で行うことを決定。安保法制の一部白紙化や財政健全化、長時間労働の規制に関する法案を通常国会に提出することを念頭に、重点的に取り組む方針を確認した。
 一方、参院の統一会派をめぐっては、維新側に埋没への懸念もあり、届け出は来年にずれ込む見通し。 
 衆院統一会派の届け出に伴う新たな勢力分野は次の通り。
 自民291▽民主・維新・無所属クラブ93▽公明35▽共産21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会5▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属12▽欠員1(2015/12/18-10:55)

622名無しさん:2015/12/26(土) 07:48:39
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151226/k10010353701000.html
参議院 常任委員長などの新人事内定
12月26日 5時04分

自民党、民主党、公明党の各党は、来年1月4日の通常国会召集を前に、参議院の常任委員長や特別委員長などの新たな人事を内定しました。
新たに常任委員長に内定したのは、▽内閣委員長に民主党の神本美恵子氏、▽総務委員長に公明党の山本博司氏、▽外交防衛委員長に自民党の佐藤正久氏、▽財政金融委員長に自民党の大家敏志氏、▽文教科学委員長に自民党の石井浩郎氏、▽厚生労働委員長に自民党の三原じゅん子氏、▽農林水産委員長に自民党の若林健太氏、▽経済産業委員長に民主党の小見山幸治氏、▽国土交通委員長に民主党の金子洋一氏、▽環境委員長に自民党の磯崎仁彦氏、▽国家基本政策委員長に民主党の北澤俊美氏、▽決算委員長に自民党の小泉昭男氏、▽行政監視委員長に自民党の礒崎陽輔氏、▽議院運営委員長に自民党の松山政司氏、▽懲罰委員長に民主党の直嶋正行氏です。
また、特別委員長と調査会長では、▽災害対策特別委員長に公明党の長沢広明氏、▽沖縄及び北方問題に関する特別委員長に民主党の江崎孝氏、▽政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員長に民主党の前田武志氏、▽北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長に自民党の中原八一氏、▽政府開発援助等に関する特別委員長に自民党の赤石清美氏、▽地方・消費者問題に関する特別委員長に自民党の熊谷大氏、▽東日本大震災復興及び原子力問題特別委員長に民主党の田中直紀氏、▽国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会長に自民党の鴻池祥肇氏が、内定しました。
このほか、予算委員長など7人は留任することが内定していて、これらの人事は、来年1月4日に召集される通常国会で正式に決まる見通しです。

623名無しさん:2015/12/26(土) 07:48:49
>>622

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015122500852
外交防衛に自民・佐藤氏=参院委員長が内定

 自民、民主、公明各党は25日、参院の常任・特別委員長の人事を内定した。外交防衛委員長に自民党の佐藤正久元防衛政務官、厚生労働委員長に三原じゅん子氏をそれぞれ起用。岸宏一予算委員長は留任する。来年1月4日召集の通常国会で選出または互選される。
 新たな委員長は次の通り。
 ◇常任委員長
 【内閣】神本 美恵子氏(かみもと・みえこ)福岡教育大教育卒。文部科学政務官、党副代表。比例代表、当選3回。67歳(民主)
 【総務】山本 博司氏(やまもと・ひろし)慶大法卒。財務政務官、党参院国対筆頭副委員長。比例代表、当選2回。61歳(公明)
 【外交防衛】佐藤 正久氏(さとう・まさひさ)防衛大卒。防衛政務官、党国防部会長。比例代表、当選2回。55歳(自民)
 【財政金融】大家 敏志氏(おおいえ・さとし)北九州大法卒。党参院国対副委員長、財務政務官。福岡選挙区、当選1回。48歳(自民)
 【文教科学】石井 浩郎氏(いしい・ひろお)早大第2文中退。党参院国対副委員長、党文科部会長代理。秋田選挙区、当選1回。51歳(自民)
 【厚生労働】三原 じゅん子氏(みはら・じゅんこ)明大付属中野高中退。党厚生労働副部会長、党女性局長。比例代表、当選1回。51歳(自民)
 【農林水産】若林 健太氏(わかばやし・けんた)早大院修了。外務政務官、党参院国対副委員長。長野選挙区、当選1回。51歳(自民)
 【経済産業】小見山 幸治氏(こみやま・よしはる)福島大経卒。党参院国対委員長代理、参院議院運営委員会理事。岐阜選挙区、当選1回。53歳(民主)
 【国土交通】金子 洋一氏(かねこ・よういち)東大経卒。党政調副会長、参院憲法審査会長代理。神奈川選挙区、当選2回。53歳(民主)
 【環境】磯崎 仁彦氏(いそざき・よしひこ)東大法卒。経済産業兼内閣府政務官、党副幹事長。香川選挙区、当選1回。58歳(自民)
 【国家基本政策】北沢 俊美氏(きたざわ・としみ)早大法卒。防衛相、党副代表。長野選挙区、当選4回。77歳(民主)
 【決算】小泉 昭男氏(こいずみ・あきお)都立園芸高卒。財務政務官、農林水産副大臣。神奈川選挙区、当選2回。70歳(自民)
 【行政監視】礒崎 陽輔氏(いそざき・ようすけ)東大法卒。参院文教科学委員長、首相補佐官。大分選挙区、当選2回。58歳(自民)
 【議院運営】松山 政司氏(まつやま・まさじ)明大商卒。外務副大臣、党参院国対委員長代行。福岡選挙区、当選3回。56歳(自民)
 【懲罰】直嶋 正行氏(なおしま・まさゆき)神戸大経営卒。経産相、党両院議員総会長。比例代表、当選4回。70歳(民主)
 ◇特別委員長
 【災害対策】長沢 広明氏(ながさわ・ひろあき)東洋大社会卒。党参院国対委員長、党選対委員長代理。比例代表、当選1回(衆院1回)。57歳(公明)
 【沖縄・北方】江崎 孝氏(えさき・たかし)法大社会卒。党企業団体対策副委員長、党参院国対副委員長。比例代表、当選1回。59歳(民主)
 【倫理選挙】前田 武志氏(まえだ・たけし)京大院修了。国土交通相、党常任幹事会議長。比例代表、当選2回。78歳(民主)
 【拉致問題】中原 八一氏(なかはら・やいち)明大政経卒。国交政務官、党副幹事長。新潟選挙区、当選1回。56歳(自民)
 【政府開発援助】赤石 清美氏(あかいし・きよみ)八戸工高卒。厚労政務官、参院決算委員会理事。比例代表、当選1回。67歳(自民)
 【地方・消費者】熊谷 大氏(くまがい・ゆたか)東北大院修了。党法務部会長代理、参院法務委員会理事。宮城選挙区、当選1回。40歳(自民)
 【震災復興・原子力】田中 直紀氏(たなか・なおき)慶大法卒。防衛相、党副代表。新潟選挙区、当選3回。75歳(民主)(2015/12/25-21:29)

624名無しさん:2016/01/01(金) 08:14:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016010100004
衆参議長が年頭の辞

 大島理森衆院、山崎正昭参院両議長は1日、年頭の辞をそれぞれ発表した。要旨は次の通り。
 【大島理森】
 通常国会では、社会保障制度や税制、経済対策など国民が将来にわたり安心して暮らせる社会を実現するため、与野党双方が誠実に議論を尽くし、より良い政策を実現していくことが肝要だ。
 5月には主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)、9月には主要7カ国(G7)下院議長会議が開催される。開催国の議長として、力を尽くす所存だ。
 先の衆院選について、最高裁から憲法に反する状態にあった旨の判決を言い渡された。1月中旬に調査会から提出される答申を踏まえ、国会として結論を出し、改革を進めていく決意だ。
 【山崎正昭】
 昨年は、わが国の安全保障法制をはじめ、内政・外交の重要な法案審査に取り組んだ1年だった。参院の喫緊の課題である1票の格差是正については、各会派の精力的かつ真剣な議論を経て、一定の結論を見るに至った。今夏の参院選が新しい制度の下で実施されることに、深い感慨を覚えるとともに、改めて身の引き締まる思いがする。
 本院が引き続き議員任期6年の特徴を生かし、長期的・総合的な観点を踏まえた審議や調査活動を進め、国民の負託に十分応えられるよう、議長としての職責を全力で果たしていきたい。(2016/01/01-00:12)

625名無しさん:2016/01/03(日) 19:30:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016010300081
通常国会、4日召集=与野党攻防、選挙にらみ過熱

 第190通常国会が4日召集される。自民、公明両党は、経済対策を盛り込んだ2015年度補正予算案、16年度予算案の早期成立を図り、夏の参院選に向けアピール材料としたい考え。一方、野党側は、民主、維新両党が衆院統一会派の結成後初めて本格論戦に挑み、対決姿勢を強める構え。与野党攻防は冒頭から過熱しそうだ。
 通常国会の会期は6月1日までの150日間。1月召集となった1992年以降、最も早い召集日となる。
 4日は、衆参両院の本会議で安倍晋三首相が外交報告、麻生太郎副総理兼財務相が補正予算案に関する財政演説をそれぞれ行う。これに対する各党代表質問は6日に衆院、7日に参院で実施。与党は8日にも衆院予算委員会で補正予算案の実質審議に入り、今月中旬に成立させたい意向だ。
 首相の施政方針演説など政府4演説は22日にも行われる見通し。与党側は、今月末に16年度予算案の実質審議を始め、年度内の成立を目指す。昨秋の臨時国会が見送られたため処理が遅れている国家公務員の給与法改正案の早期成立も図る。
 安倍政権が掲げる「1億総活躍社会」関連施策を盛り込んだ両予算案に対し、野党側は「選挙目当てのばらまき」と批判。17年4月の消費税増税に伴う軽減税率導入に関しても、財源のめどが立っていない問題などを厳しく追及する方針だ。
 4月以降の後半国会は、環太平洋連携協定(TPP)の国会承認が焦点。与党は衆参両院に特別委員会を設置して速やかに承認したい考えだが、野党は徹底審議を求めている。また、野党側は高木毅復興相らの「政治とカネ」をめぐる問題の追及も続ける。
 政府・与党は会期を延長せず、参院選に臨む方針で、衆院選との同日選も取り沙汰されている。 (2016/01/03-16:17)

626名無しさん:2016/01/04(月) 21:36:22
>>620
>>621

通常国会が召集=与野党本格論戦へ

 第190通常国会が4日召集された。安倍晋三首相は「経済最優先」を前面に掲げ、今年最大の政治決戦となる夏の参院選へ態勢を整えたい考え。これに対し、衆院で統一会派を組んだ民主、維新両党など主要野党は安倍政権と徹底的に対決する構え。当面は2015年度補正予算案と16年度予算案をめぐる攻防が焦点となる。

 首相は自民党の仕事始めで「緊張感を持って参院選を勝ち抜いていこう。安定した政治基盤の上で世界の中で輝く日本をつくっていこう」とあいさつ。民主党の岡田克也代表は党の会合で、参院選に関し「安倍政治の暴走を許すようなことがあれば、政権交代可能な政治は遠のいてしまう」と表明。「衆院選も年内にはあると思う。(参院選との)ダブルかもしれない」と引き締めを図った。この後、民主党は維新の党と初の合同代議士会を開いた。 
 会期は6月1日までの150日間。昨年秋には臨時国会召集が見送られており、閉会中審査を除けば、本格的な国会論戦は昨年9月に閉幕した前通常国会以来となる。

 4日は、昼すぎまでに衆参両院の本会議で議席指定などを行い、午後1時から天皇陛下をお迎えして開会式を開催。この後、衆参両院で首相が外交報告、麻生太郎副総理兼財務相が補正予算案に関する財政演説を行った。各党代表質問は6日に衆院、7日に参院で実施される。
 与野党は、安倍政権の看板政策「1億総活躍社会」や、消費税の軽減税率、環太平洋連携協定(TPP)の国会承認、3月末までに施行予定の安全保障関連法などをめぐり論戦を交わす。参院選で過半数維持を目指す与党と、これを阻止したい野党が激しくぶつかり合う展開となりそうだ。

◇衆参の勢力分野
 4日召集された通常国会での衆参両院の勢力分野は次の通り。
 【衆院】自民291▽民主・維新・無所属クラブ93▽公明35▽共産21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会5▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属12▽欠員1
 【参院】自民114▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽おおさか維新の会7▽日本を元気にする会・無所属会6▽維新の党5▽日本のこころを大切にする党4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5
(2016/01/04-16:03)

627名無しさん:2016/01/06(水) 06:22:49
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160106/k10010361981000.html
国会 きょうから各党の代表質問
1月6日 4時56分

国会は6日と7日、安倍総理大臣の外交報告と麻生副総理兼財務大臣の財政演説に対する各党の代表質問が行われ、「一億総活躍社会」の実現に向けた具体策や消費税の軽減税率などを巡って、夏の参議院選挙もにらんだ論戦が始まります。
第190通常国会は、4日召集され、衆参両院の本会議で、安倍総理大臣が去年9月から12月にかけて行われた国際会議や首脳会談などを報告したほか、麻生副総理兼財務大臣が今年度の補正予算案の提出を受けた財政演説を行いました。
これに対する各党の代表質問が、6日は衆議院本会議で、7日は参議院本会議で、それぞれ安倍総理大臣も出席して行われます。
代表質問で自民・公明両党は、「一億総活躍社会」の実現に向け安倍総理大臣が掲げる「GDP=国内総生産600兆円」「希望出生率1.8」「介護離職ゼロ」の目標を達成するための具体策を説明するよう求めることにしています。
これに対し民主党は、補正予算案に盛り込まれた所得の低い高齢者などに1人3万円を支給する臨時給付金について、「参議院選挙目当てのばらまきだ」などと批判し、子育て支援などに振り向けるよう迫ることにしています。
このほか、消費税の軽減税率やTPP=環太平洋パートナーシップ協定の内容、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題、それに日韓両政府が慰安婦問題の最終的な解決で合意したことなどを巡っても質問が出される見通しで、夏の参議院選挙もにらんだ論戦が始まります。
一方、衆議院予算委員会の与野党の代表者は5日、補正予算案の審議日程を巡って協議しましたが、8日と12日の2日間の審議を主張する与党側と5日間の審議を求める野党側で折り合いがつかず、6日、改めて協議することにしています。

628名無しさん:2016/01/07(木) 21:22:09
>>626

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016010700799
参院の新勢力分野

 参院での維新、元気両党による統一会派結成に伴う新たな勢力分野は次の通り。
 自民114▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽維新・元気の会9▽おおさか維新の会7▽日本のこころを大切にする党4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属7(2016/01/07-19:02)

629名無しさん:2016/01/16(土) 10:01:07
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160116/k10010373571000.html
自民・公明 政府提出法案 参院選控え過去最少に
1月16日 5時02分

自民・公明両党は、夏の参議院選挙を控え、今の国会の会期を大幅に延長するのは難しいことから、政府が新たに提出する法案の数を絞り込み、通常国会としてはこれまでで最も少ない55件とする方向で政府側と最終的な調整を進めています。
政府は、今の国会に、▽来年4月に消費税の軽減税率を導入することなどを盛り込んだ税制関連法案や、▽TPP=環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関連法案、それに▽最高裁判所が「憲法違反だ」とした判決を受けて、女性にだけ離婚後6か月間再婚を禁じた規定を改めるための民法の改正案などを提出する方針です。
ただ、国会の会期中の5月に主要国首脳会議・伊勢志摩サミットが開かれるうえ、夏に参議院選挙を控えて6月1日までの会期を大幅に延長することは難しいことから、自民・公明両党は日程が窮屈だとしています。
このため両党は、政府が今の国会に新たに提出する法案の数を、できるだけ絞り込み、55件とする方向で政府側と最終的な調整を進めており、会期中に衆議院が解散された場合を除いて、通常国会としてはこれまでで最も少なくなる見通しです。

630名無しさん:2016/02/02(火) 19:46:41
2016.2.2 18:41
おおさか維新が本会議開催を「民主、維新、共産がこぶしを下ろす儀式」と批判 民主は「だったら質問するな」
http://www.sankei.com/politics/news/160202/plt1602020030-n1.html

 金銭授受疑惑で甘利明前経済再生担当相が辞任したことに伴う2日の衆院本会議で、おおさか維新の会が民主党などの“メンツ”を守るための無意味な開催だったと訴え、国会運営のあり方に疑問を呈した。

 「この本会議は(甘利氏の説明が不十分だとして)1月22日の本会議を勝手に中座した民主党、維新の党、共産党が振り上げたこぶしを下ろすための単なる儀式にすぎない。なぜ私たちが3党の都合に合わせなければならないのか」

 石原伸晃経済再生担当相の所信に対する質問に立ったおおさか維新の河野正美氏は、この日の本会議開催が自民党や民主党などによる“妥協の産物”だったと主張。おおさか維新をのぞく民主、維新、共産など野党6党が甘利氏の経済演説時に退席したことを当てこすった。

 その上で「おおさか維新は『反対のための反対』にも、やみくもに国会日程を引き延ばす日程闘争にもくみしない、政策提案型の責任政党だ」とアピールした。

 おおさか維新の馬場伸幸幹事長は本会議終了後の記者会見で、民主党などによる旧態依然の国会対応が安倍晋三内閣の支持率の高止まりを支えていると述べた。

 馬場氏は、低迷する野党の支持率に関しては「野党筆頭を標榜(ひょうぼう)している政党(民主党)に政権を任せた結果、日本がむちゃくちゃになってしまった。それ以降も何の反省も改善も見られないと国民はとらまえている」と指摘。「そういう政党に成り代わって信頼を得られる政党を目指して頑張っていきたい」と強調した。

 河野氏の質問に対し、維新の今井雅人幹事長は記者会見で「論評に値しない」と反発。民主党幹部も国会内で「だったら質問しなければいいじゃないか!」と激高していた。

2016.2.2 16:01
「嫌がらせ工作だと国民に見抜かれている」 おおさか維新・馬場幹事長、民主党などの国会対応酷評
http://www.sankei.com/politics/news/160202/plt1602020026-n1.html

 おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は2日の代議士会で、金銭授受疑惑が浮上した甘利明前経済再生担当相の辞任後も内閣支持率が下落しなかった現状に触れ、民主党などの国会対応が国民の支持を得られていないと酷評した。

 馬場氏は「審議拒否などの“嫌がらせ工作”が見抜かれ、『そういうことをして何があるねん』ということが浸透している」と強調した。その上で「おおさか維新は『あの政党なら政権を任せていいのではないか』と思ってもらえるよう政策勝負に力を注ぎたい」と訴えた。

2016.1.27 18:51
おおさか維新・馬場幹事長、代表質問で共産党批判 志位委員長「ルール違反だ」と強く反発
http://www.sankei.com/politics/news/160127/plt1601270036-n1.html

 共産党の志位和夫委員長は27日の記者会見で、おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長が同日の衆院本会議での代表質問で共産党批判を展開したことについて、「われわれは答弁する権利がない。国会質問のルール違反だ」と強く反発した。

 馬場氏は昨年11月の府知事・市長の「大阪ダブル選」で共産党が自民党公認候補を支援したことを「異様な光景」と指摘。その上で「(ダブル選で)自民党を一番熱心に支持した共産党と、国会で自民党に対立している共産党は、いったいどちらが本当の共産党なのか」と批判し「無責任」と糾弾した。おおさか維新は自民党候補と対決し、完勝した。

 これに対し、志位氏は会見で「他党を論難するのはルール違反だ。ルールをわきまえてほしいと強く言いたい。私に答弁させてくれるんだったら別だが、そういう場じゃない」と怒りが収まらない様子だった。

631名無しさん:2016/02/02(火) 22:47:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016020200917
おおさかの質問時間上乗せせず=衆院予算委

 おおさか維新の会は2日の衆院予算委員会理事会で、先月の2015年度補正予算審議の質問時間が不当に短かったとして、3日からの16年度予算案の基本的質疑の質問時間を上乗せするよう要求した。しかし、民主党が反対し、竹下亘委員長を交えて協議した結果、認めないことになった。
 今回の基本的質疑で、おおさかには野党枠から97分の質問時間が配分される。しかし、補正審議では、おおさかが「与党でも野党でもない」との立場を示したことから、民主党が野党枠からの配分を一部拒否し、おおさか側が反発していた。 (2016/02/02-21:28)

632名無しさん:2016/02/06(土) 23:29:25
>>628

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016020300848
田中茂氏、参院自民会派に

 自民党は3日、旧みんなの党出身で無所属の田中茂参院議員(比例代表)の会派入りを参院事務局に届け出た。 
 新たな勢力分野は次の通り。
 自民115▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽維新・元気の会9▽おおさか維新の会7▽日本のこころを大切にする党4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属6(2016/02/03-19:11)

633名無しさん:2016/02/16(火) 23:55:16
>>626

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016021600038
宮崎議員の辞職許可=京都3区、4月24日補選-衆院

 衆院は16日午後の本会議で、自民党の宮崎謙介衆院議員(京都3区)の辞職を許可した。宮崎氏は女性問題の責任を取り、12日に議員辞職願を大島理森議長に提出していた。宮崎氏の辞職に伴う京都3区の補欠選挙は、衆院北海道5区補選と同じ4月12日告示、24日投開票の日程で実施される。 

 宮崎氏辞職後の衆院の新勢力分野は次の通り。
 自民290▽民主・維新・無所属クラブ93▽公明35▽共産21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会5▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属12▽欠員2(2016/02/16-13:09)

634とはずがたり:2016/02/18(木) 20:17:41

丸山氏に辞職勧告案提出=「奴隷」発言、自民も非難―民主など
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160218X283.html
18:03時事通信

 自民党の丸山和也参院議員(70)=比例代表=がオバマ米大統領に関して「黒人の血を引く奴隷」などと発言した問題で、民主、社民、生活の野党3党は18日、丸山氏に対する議員辞職勧告決議案を参院に提出した。与党からも「党除名に値する」(野田毅元自治相)などと発言を問題視する声が上がっている。

 女性問題での自民党衆院議員辞職や、閣僚の不用意な言動も相次いでおり、与党内では夏の参院選への影響を懸念する声が広がっている。

 安倍晋三首相は18日、自民党の谷垣禎一幹事長と会談した。谷垣氏は「政権に戻って3年たち、少し脇を締めていかなければいけない時期かもしれない」と指摘し、首相は「油断しないように、足をすくわれないようにしなければいけない」と応じた。この後、谷垣氏は国会内で丸山氏と会って「発言に注意するように」と伝えた。

 丸山氏は党法務部会長を務めているが、党幹部は「役職停止」の処分もあり得ると説明。丸山氏は「日本が米国の51番目の州になるということについて、憲法上どのような問題があるのか」とも発言しており、同党石原派の会合では、野田元自治相が「日本の政治家としてあるまじき発言だ」と厳しく批判した。

635名無しさん:2016/02/20(土) 15:12:36
>>632

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016021900522
中西氏が参院自民会派入り

 自民党は19日、無所属クラブに所属していた中西健治参院議員(神奈川選挙区)の自民党会派入りを参院事務局に届け出た。中西氏は旧みんなの党出身。夏の参院選同選挙区では自民党の推薦を受け、無所属で立候補する予定。
 参院の新たな勢力分野は次の通り。
 自民116▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽維新・元気の会9▽おおさか維新の会7▽日本のこころを大切にする党4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽無所属クラブ2▽新党改革・無所属の会2▽無所属6(2016/02/19-14:56)

636名無しさん:2016/03/27(日) 08:21:11
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160327/k10010457821000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
国会が警備強化 ペットボトルなどの容器を検査
3月27日 4時50分
世界各国でテロ事件が相次いでいることなどを受け、国会はガソリンなどが持ち込まれるのを防ぐため、ペットボトルなどの容器に可燃物が入っていないか調べる検査を始めました。
世界各国でテロ事件が相次いでいることに加え、去年走行中の東海道新幹線でガソリンをかぶって火をつける放火事件が起きたことなどを受け、国会はガソリンなどの可燃物が持ち込まれるのを防ぐため、警備態勢を強化しています。
参議院では今月から、国会議事堂に見学や傍聴に訪れる人や業者などを対象に、これまでのエックス線や金属探知機による手荷物検査に加え、ペットボトルなどの容器に可燃物が入っていないか調べる検査を始めました。
また衆議院でも、国会議事堂に入る人に加え、議員会館に面会などで訪れる人も対象に、5月から参議院と同じ検査を行うことになりました。
衆参両院の事務局は「入館者には手間をかけることになるが、安全対策に協力してもらいたい」と話しています。

637名無しさん:2016/04/04(月) 06:36:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160404/k10010466601000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
特定秘密の国会監視 実効性高められるかが課題
4月4日 4時58分
特定秘密保護法の政府の運用を監視する衆・参両院の情報監視審査会は、先に両院の議長に初めての報告書を提出しましたが、特定秘密の指定の妥当性を文書の開示を受けて調べたのは僅かで、今後、監視の実効性を高められるかが課題になっています。
特定秘密保護法の政府の運用を監視するため、衆・参両院に設置されている情報監視審査会は、おととし12月に法律が施行されてから初めてとなる報告書を、先月末に両院の議長にそれぞれ提出しました。
それによりますと、審査の対象となった382件の特定秘密のうち、指定が妥当かどうかを政府から文書の開示を受けて調べたのは、衆議院で1件、参議院で4件にとどまりました。
この理由について、審査会のメンバーは、政府に対する開示要求に強制力が無いことや、特定秘密の文書名や概要をリストにした管理簿の記述があいまいで、開示を求める文書を絞り込めなかったこと、それに、審査会の問い合わせに政府側が協力的ではないことなどを挙げています。
このため、衆議院の報告書は、管理簿の文書名を可能なかぎり具体的にすることなど、政府に運用の改善を強く求めていて、今後、監視の実効性を高められるかが課題になっています。

638とはずがたり:2016/04/12(火) 12:30:37
<TPP承認>関連法案との分離論浮上 会期内成立微妙に
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160412k0000m010134000c.html
00:42毎日新聞

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案を審議する衆院TPP特別委員会は、政府答弁や西川公也委員長(自民党)の議事運営を巡る与野党の対立が先鋭化し、12日の開催が見送られた。安倍政権が目指す会期内の承認と関連法案の成立は難しくなっている。与党内では、今国会では承認だけにとどめ、関連法案の審議を次の国会以降に先送りする分離論が浮上した。

 特別委では、政府がTPP交渉記録を黒塗りで提出した半面、西川氏の出版予定の著書に交渉過程が記載されていたため、反発した民進党が8日の委員会を途中退席した。しかもこの日、甘利明前TPP担当相を巡る現金授受問題で東京地検特捜部が都市再生機構(UR)本社を家宅捜索し、追及材料を次々と手にした野党は勢いづいている。

 5月26、27両日には主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が控えており、6月1日までの会期を延長しなければ国会審議は事実上、サミット前に終わる。衆院特別委で今後、審議が順調に進んだとしても、今月22日までの衆院通過は微妙な情勢で、参院の審議時間を十分確保できなくなりつつある。

 安倍晋三首相は11日の自民党役員会で「民進党と共産党は、外交交渉の経緯を公表できないと分かったうえで、政局重視で開示がないと批判している」と述べ、野党の審議拒否を厳しく非難した。ただ、自民党としても、夏の参院選を前に、TPPへの理解が進まないまま承認案と関連法案を採決するのが得策かどうか判断しかねているのが実情。分離論が取りざたされるのはこのためだ。

 承認案は条約と同じ扱いで、憲法上、衆院の議決が優越する。衆院が承認すれば、参院送付から30日後、参院が結論を出さなくてもTPPは自然承認される。一方、関連法案を参院に送れば、審議未了で廃案になる可能性が出てくる。

 TPPの発効には時間的余裕があり、関連法案の成立を急ぐ必要はない。ただ、農業対策が盛り込まれているため、先送りで「農家切り捨て」という受け止めが広がれば与党にとってマイナスになる。【樋口淳也、松本晃】

639とはずがたり:2016/04/12(火) 12:32:03
>>638
TPP賛成派の俺だが,とことんやったらええねん,と思うぞ。

<TPP特別委>情報隠しか選挙向けか…民進と与党ガチンコ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160409k0000m010104000c.html
04月08日 22:06毎日新聞

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案を巡る8日の衆院TPP特別委員会での審議は、民進党が政府答弁や西川公也委員長の議事運営が不公正だとして委員会を途中退席し、審議が中断する異例の展開となった。政府の「情報隠し」を追及する民進党と、「選挙向けのパフォーマンス」(高村正彦自民党副総裁)と反論する与党の攻防が激化している。

 「フロマン米通商代表は何でも反対する頑固者。会談中はせわしなく眼鏡を付けたり外したりする」

 委員会で民進党の緒方林太郎氏は、西川氏が出版予定の著書のゲラとされる紙を朗読し、「人物評は外交上の信義則違反だ」と批判。「議員にも守秘義務がかかるのでないか。執筆に協力した(政府の)職員はいるか」などと追及した。

 安倍晋三首相は「出版を承知しておらず、コメントは控える」と答弁。石原伸晃TPP担当相も同様の答弁に終始し、西川氏もゲラの確認を避けたまま議事を進めたため、民進党は午前10時半ごろに「審議にならない」と一斉に退席した。衆院事務局によると、テレビ中継されている委員会を野党が途中退席するのは、記録が残る1997年以降初めてという。その後、おおさか維新の会の質疑が午後4時半から行われ、民進、共産両党議員が猛抗議後に改めて退席し、中継は再開されなかった。

 TPPは安倍首相が「成長戦略の切り札」と位置づける。今国会での承認を目指す与党は、参院送付後30日で条約が自然成立する憲法規定の適用を視野に、今月下旬の衆院通過を想定する。しかし、冒頭からの大荒れの展開に「日程はもう分からない」(自民国対幹部)状況となった。

 自民党の小此木八郎国対委員長代理は記者会見で「交渉過程の開示に固執し、本論である条約の内容には一切触れていない」と民進党を批判したが、同党の安住淳国対委員長は記者団に「石原担当相は誠実さに欠け、西川氏は中立公正な運営をしていない」と語り反論。民進党は退席中の質疑のやり直しや、西川氏がゲラを自身の著書のものと確認することなどを要求し、西川氏の辞任要求も視野に入れる。

 一方、与党内には参院選前の微妙な時期に西川氏が著書を出そうとしたことへの不快感もあり、ベテラン議員は「なんであんな本を出すんだ。功名心にもほどがある」と毒づいた。【松本晃、小山由宇】

640とはずがたり:2016/04/12(火) 12:33:14
西川を馘にせなしゃーないやろ。

西川氏不信任動議も視野=自著問題で攻勢、与党は擁護―民進
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160408X802.html
04月08日 21:08時事通信

 衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会の西川公也委員長(自民)が出版予定だった自著をめぐる問題で、野党が攻勢を強めている。民進党は西川委員長の不信任動議提出も視野に攻勢を強める方針。これに対し、自民党は「法的な瑕疵(かし)はなく、ゲラの出所は不明だ」として西川氏を擁護しているが、月内の衆院通過を目指しているTPP承認案審議への影響は必至だ。

 「秘密保護の義務に違反する職員がもし出てきたら、閣僚は責任を取れるのか」。民進党の緒方林太郎氏は委員会で、政府が交渉記録を黒塗りで開示したにもかかわらず、西川氏には情報提供しているのではないかと攻め立てた。

 緒方氏は、インターネット通販大手「アマゾン」のサイトで西川氏が出版予定だった著書「TPPの真実」(中央公論新社)の予約画面が削除されたとして、「消えた真実ではないか。隠蔽(いんぺい)だ」と指摘。西川氏は「委員長は答弁する立場ではない」と述べ、著書に関する一切の質問に応じなかった。

 民進党が入手した本のゲラ刷りによると、「交渉妥結にはまず米国と合意することが重要。譲歩を引き出す手段として米国の嫌がることをしなければならなかった」と記載。「牛肉は、米国より国際競争力があるオーストラリアから輸入する姿勢を見せたりした」などと日本側の戦略を明らかにしている。西川氏はこのゲラを自身が書いたものかは公に認めていない。

 民進党は委員会終了後、国会内でTPP交渉過程解明チームの緊急会合を開催。西川氏が出版しない意向を示したことに関連し、「権力が出版を取りやめさせるとしたら暗黒社会だ」と気勢を上げ、今後も追及する方針を確認した。

 一方、自民党は、野党の姿勢を「選挙向けのパフォーマンスに明け暮れている」(高村正彦副総裁)と批判し、来週以降も審議を進める方針だ。

 党農林族の実力者である西川氏はTPP交渉に深くかかわり、その論功行賞で農水相に就任したが、昨年2月、政治とカネの問題で引責辞任した。政府内からは西川氏の著書に関し「交渉の内幕を書いているので問題だ」との声も漏れている。

641とはずがたり:2016/04/14(木) 09:07:06
【TPP法案審議】自民が悩む「西川氏著書」「甘利氏疑惑捜査」「衆院北海道5区補選」の三重苦 審議の足を引っ張る
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%EF%BD%94%EF%BD%90%EF%BD%90%E6%B3%95%E6%A1%88%E5%AF%A9%E8%AD%B0%E3%80%91%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%81%8C%E6%82%A9%E3%82%80%E3%80%8C%E8%A5%BF%E5%B7%9D%E6%B0%8F%E8%91%97%E6%9B%B8%E3%80%8D%E3%80%8C%E7%94%98%E5%88%A9%E6%B0%8F%E7%96%91%E6%83%91%E6%8D%9C%E6%9F%BB%E3%80%8D%E3%80%8C%E8%A1%86%E9%99%A2%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%EF%BC%95%E5%8C%BA%E8%A3%9C%E9%81%B8%E3%80%8D%E3%81%AE%E4%B8%89%E9%87%8D%E8%8B%A6-%E5%AF%A9%E8%AD%B0%E3%81%AE%E8%B6%B3%E3%82%92%E5%BC%95%E3%81%A3%E5%BC%B5%E3%82%8B/ar-BBrIccJ#page=2
産経新聞
9 時間前

 「参院の審議もあるので4月中に衆院で採決していただきたい」。自民党の佐藤勉国対委員長は13日、民進党の安住淳国対委員長との会談で、TPP承認案と関連法案の今国会での成立に理解を求めた。安住氏は「強引な進め方はせず、与野党協議の上で日程を進めてほしい」と応じ、佐藤氏は丁寧な審議を約束した。

 TPP法案の審議再開で合意したとはいえ、与党にとって実質4日間審議が遅れた代償は大きい。今月22日を目指していた衆院通過は25日以降にずれ込み、審議日程にもう余裕はない。

 夏の参院選に備え、政府・与党は万全を期して今国会に臨んだはずだった。異例の早さの1月4日に国会を召集。3月末に平成28年度予算を成立させ、今月5日にはTPP法案を審議入りさせた。しかし、次々と想定外の“災難”が降りかかり苦境に追い込まれた。

 7日の特別委で、民進党がTPP交渉の内幕を描いた西川公也委員長(自民党)の著書の原稿を入手したと暴露。外交機密のため黒塗りにされた交渉資料を委員会に提示した政府の対応との矛盾を厳しく追及し、審議がストップした。

 8日には、甘利明前経済再生担当相の金銭授受疑惑をめぐり、東京地検特捜部が関係先の強制捜査に着手。民進党は甘利氏の参考人招致を求めるなど追及を強めたのだ。

 さらに、12日に告示され、与野党対決型となった衆院北海道5区補選は野党統一候補の猛追で苦戦。北海道はTPPへの反発が根強く、強引に審議を進めれば批判は免れず、野党を利することになりかねない。

 「無理に採決まで進めば強行だと批判される。でも秋以降に先送りしたら逃げたといわれる」。自民党の閣僚経験者はこう語るが、参院選を意識した慎重姿勢が自民党にとって命取りになりかねない。

(田中一世)

642名無しさん:2016/04/17(日) 09:52:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041500166&g=pol
国会審議休止を提案へ=民進

 民進党幹部は15日午前、熊本県を震源とする大規模地震への対応を優先するため、国会審議の一時休止を自民党側に提案する方針を明らかにした。(2016/04/15-08:17)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041500186&g=pol
TPP審議取りやめ=地震対応を優先-衆院委

 衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会は、熊本県を震源とする大規模地震に政府が優先的に対応できるよう配慮し、15日の審議を取りやめた。この日は同委で、安倍晋三首相による災害状況の報告のみ行った。衆院国土交通委員会なども同様に審議を見送った。TPP審議の再開は、18日となる。
 首相は状況報告に続き「委員会にはできる限り出席したいが、災害対応の緊急性に鑑み、必要に応じて離席することを認めていただきたい」と要請。西川公也委員長は首相の退席を認め、議事休憩を宣告した。(2016/04/15-12:56)

643名無しさん:2016/04/17(日) 10:29:11
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160411/k10010475191000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_118
民進 TPP特別委巡りほかの委員会も審議に応じず
4月11日 18時13分
民進党は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案を審議する衆議院特別委員会で、西川委員長の議事運営を巡り与野党が対立していることに関連して、西川委員長の運営などが改まらないかぎり、12日予定されていたほかの委員会の審議にも応じない方針を決めました。
TPPの承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会では、先週、西川委員長が出版を予定していたTPP交渉に関する著書を巡り、民進党が委員会を途中で退席して審議が中断し、次の審議日程は決まっていません。

こうしたなか、民進党は11日、国会内で臨時の執行役員会を開き、与党側に求めている、交渉過程の適切な情報開示や、西川委員長の委員会運営の改善などについて与党側から返答が無いとして、現状のままでは審議に応じられないという方針を確認しました。そのうえで、12日予定されていたほかの委員会の審議にも応じない方針を決めました。
民進党の長妻代表代行は記者会見で、「西川委員長は、一方の立場に立って議事運営を行っているのではないかという疑念が相当大きい。このまま唯々諾々と進むことがあってはならないと思っている」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160411/k10010475331000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_114
首相 民進党などは政局的な対応とけん制
4月11日 20時34分
安倍総理大臣は自民党の役員会で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会での民進党などの対応は、12日に告示される衆議院の補欠選挙などを意識した政局的な対応だとけん制しました。
この中で安倍総理大臣は、TPPの承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会で与野党が対立していることについて、「外交交渉の経緯は、一方的に公表すれば外交関係が傷つく。民進党と共産党はそれを分かったうえで、政局重視で情報開示がないと批判しており、国会審議が止まっている現状は大変残念だ」と述べ、民進党などの対応は12日に告示される衆議院の補欠選挙などを意識した政局的な対応だとけん制しました。
そのうえで安倍総理大臣は、自民党の候補と民進党などが推薦する候補が対決する衆議院北海道5区の補欠選挙を念頭に、「選挙のために何でもする民進党と共産党に対し、責任ある政権与党として全員野球で勝利をつかみたい」と述べました。
このあと谷垣幹事長は記者会見で、「理由なき審議拒否が果たして国民に理解されるのか。国会の空転は望ましくなく、早期にTPPの意義を説明し、不安が払拭(ふっしょく)できるような本質的な議論に入っていけるように努力したい」と述べました。
また谷垣氏は、民進党が甘利前経済再生担当大臣の証人喚問などを求めていることについて、「司直の手できちんとした解明がなされることを望んでいる。どういう理由で国会に招致せよと言っているのか、その理由によって答えはがらっと変わってくる」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160412/k10010476161000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_096
民進 国会の事態打開へ与党に努力求める
4月12日 16時17分
衆参両院の委員会が開催されないなか、参議院の自民党と民進党の国会対策委員長が会談しました。民進党は13日に予定されていた決算委員会などの審議には応じるものの、事態の打開に向け与党が努力するよう求めました。
TPPの承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会が西川委員長の議事運営を巡って与野党が対立するなか、参議院で12日に予定されていた委員会の開催が見送られました。
こうしたなか、自民党の吉田・参議院国会対策委員長と民進党の加藤・参議院国会対策委員長が会談し、吉田氏は「重要な課題が山積している」として、13日に予定されている決算委員会などの開催に協力を求めました。これに対し加藤氏は「決算審査は参議院として重視しており、政府に対する意思を示す必要がある」などとして、13日の決算委員会などの審議には応じる考えを示しました。
一方で「14日以降の審議に影響が出ないよう、衆議院の正常化に向け与党が努力すべきだ」と述べ、与党が事態の打開に向けて努力するよう求めました。

644名無しさん:2016/04/17(日) 10:30:44
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160412/k10010476531000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_091
TPP議案審議 自公は民進の出方見極め対応へ
4月12日 19時28分
自民・公明両党の国会対策委員長が会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会の議事運営に関連して、与党側には瑕疵(かし)はないとして、13日以降の民進党の出方を見極めて対応を判断する方針を確認しました。
TPPの承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会が西川委員長の議事運営を巡って与野党が対立している影響で、衆参両院で委員会が開催されない状態が続いています。
これについて、自民・公明両党の国会対策委員長が会談し、自民党の佐藤氏は「与党側に瑕疵はない」と指摘し、公明党の大口氏も「民進党の対応は理由なき審議拒否だ」と述べ、民進党の対応を批判しました。
そして13日に開催することで与野党が合意している衆議院の経済産業委員会や法務委員会などへの民進党の出方を見極めて、今後の対応を判断する方針を確認しました。
このあと自民党の佐藤氏は記者会見で、「民進党の審議拒否が続くようであれば、重大な決断をしなければいけない事態が起きるかもしれない」と述べ、与党だけで審議を進める可能性もありうるという考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160413/k10010477081000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_087
自公の国対委員長「TPP 今国会での承認目指す」
4月13日 11時20分
自民・公明両党の幹事長と国会対策委員長が会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案などの取り扱いについて協議し、今の国会で承認を目指す方針を確認しました。
会談で自民・公明両党の幹事長と国会対策委員長は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案などの取り扱いを協議しました。
そして、TPPは日本の経済成長に必要だとして、今月中に衆議院を通過させ、今の国会で国会承認を求める議案と関連法案の成立を目指す方針を確認しました。
そのうえで「議案を審議する衆議院の特別委員会は不正常な状態だが、できるだけ早く事態を打開する必要がある」として、野党側に特別委員会の開催に協力するよう働きかけていくことも確認しました。
このあと、自民党の佐藤国会対策委員長は記者団に対し、「成立に向けて努力するのが、われわれのスタンスだ。粛々と今月中に参議院に送る努力を重ねていきたい」と述べました。
一方で、佐藤氏は、「今月中に衆議院を通らなければ、成立の先送りは考えなければいけない」と述べ、今月中に衆議院を通過させられない場合は承認を見送ることもありえるという認識を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160413/k10010477161000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_086
衆院審議行われず 自民・民進が協議へ
4月13日 12時01分
国会は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会で、与野党が対立していることを受けて、13日予定されていた衆議院の委員会審議が行われませんでした。このため、自民党と民進党は、午後、国会対策委員長が会談し、早期の審議再開に向けた協議を行うことになりました。
国会は、TPPの承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会が、西川委員長の議事運営を巡る与野党の対立で、今後の審議日程が決まっておらず、衆・参両院のほかの委員会の審議にも影響が出ています。
13日は、午前中、与野党が開催することで合意していた衆議院の経済産業委員会が、民進党が出席しないことから開会しないまま流会となったほか、法務委員会も民進党と共産党が出席せず、予定されていた質疑が見送られました。民進党の山井国会対策委員長代理は、記者会見で「TPPの審議はしたいが、偏った委員会運営では前提条件が整っていない。与党側から公平な委員会運営に努めるなど、前向きな条件が出されれば審議に応じ、TPPの不明な点を明らかにしたい」と述べました。
一方、自民・公明両党は、幹事長と国会対策委員長が会談し、今の国会で、TPPの承認と、協定発効後の農家への支援策などを盛り込んだ関連法案の成立を目指すため、早期に事態を打開する必要があるとして、野党側との調整を急ぐことを確認しました。
これを受けて、自民党と民進党は、午後、国会対策委員長が会談し、審議再開に向けた協議を行うことになりました。
自民党の佐藤国会対策委員長は、記者団に対し「野党側が求めている党首討論の開催も視野に協議に臨みたい。これで国会の正常化に向けた話になるのではないか」と述べました。

645名無しさん:2016/04/17(日) 10:32:31
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160413/k10010477311000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_083
TPP特別委の質疑15日にやり直し 自・民が合意
4月13日 15時02分
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会で、与野党が対立していることを受けて、自民党と民進党の国会対策委員長が会談し、先週、中断して行えなかった野党側の質疑を15日にやり直すことなどで合意し、14日から国会審議が再開することになりました。
国会はTPPの承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会が、西川委員長の議事運営を巡る与野党の対立で今後の審議日程が決まっていなかったうえ、13日も予定されていた衆議院の経済産業委員会と法務委員会の審議が行われないなど、衆・参両院のほかの委員会の審議にも影響が出ています。
このため、自民党の佐藤国会対策委員長と民進党の安住国会対策委員長が午後、国会内で会談し、佐藤氏は「こうした事態になっているのは遺憾だ」と述べるとともに、西川委員長に公平な議事運営を促す考えなどを示し、理解を求めました。
そして、安住氏が先週8日の特別委員会が中断して行えなかった野党側の質疑を15日に安倍総理大臣も出席してやり直すことに加え、党首討論を来週20日に行うよう求めたのに対し、佐藤氏もこれを受け入れ、14日から国会審議が再開することになりました。
また、会談で佐藤氏は、TPPの承認を求める議案などについて、今月中に衆議院で採決を行いたいという考えを伝えました。
自民・国対委員長「審議再開で正常化図る」
自民党の佐藤国会対策委員長は記者団に対し、「閣僚の答弁が不十分だという指摘に対しては、西川委員長から明確に答弁するよう促してもらい、対応していく。あすから審議を再開させて正常化を図り、参議院の審議時間も鑑みると、今月中に衆議院を通過させたい」と述べました。
民進・国対委員長「強引なやり方しないように」
民進党の安住国会対策委員長は記者団に対し、「西川委員長が出版を予定していた、TPP交渉に関する著書については、本人が書いたものとみなして質疑していく。今回、1週間にわたり国会日程に影響が出たので、『強引なやり方はせずに、与野党の協議のうえで進めてほしい』と申し上げたので、与党がそうした国会運営を行うことを期待したい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160414/k10010478001000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_073
TPP審議再開合意も状況見極め取り扱いを判断
4月14日 4時56分
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案の審議を巡り対立していた自民党と民進党は、14日から国会での法案審議などを再開することで合意しました。与党側は、今の国会でのTPPの承認を目指す方針は変わらないとしていますが、夏に参議院選挙を控えていることなどを踏まえ、今後の審議状況も見極めて取り扱いを最終判断する考えです。
国会では、TPPの承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会で先週、自民党の西川委員長の議事運営に民進党が反発したことから、今週、委員会が開かれていないほか、衆・参両院のほかの委員会でも法案審議が行われないなどの影響が出ていました。
このため、自民党と民進党の国会対策委員長が13日に会談して、先週8日に特別委員会が中断して行えなかった野党側の質疑を、15日に安倍総理大臣も出席してやり直すことや、民進党が求めていた党首討論を来週20日に行うことで合意し、14日から法案審議などが再開されることになりました。
与党側は、今の国会でTPPの承認を目指す方針は変わらないとして、今後着実に審議を積み重ね、今月中には衆議院を通過させたい考えです。
一方で、夏に参議院選挙を控えて、6月1日までの会期の大幅な延長は難しいことなどを踏まえ、自民党の佐藤国会対策委員長が「今月中に衆議院を通らなければ、承認の先送りを考えなければいけない」と指摘するなど、与党側は、今後の審議状況も見極めてTPPの取り扱いを最終判断する考えです。

646名無しさん:2016/04/17(日) 10:33:54
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160414/k10010478711000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_064
TPP審議 西川委員長「公平公正な議事運営に」
4月14日 17時29分
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会の理事懇談会で、西川委員長は、15日から審議を再開するのを前に、「公平公正な議事運営に努めたい」と述べ、民進党などの理解を求めました。
TPPの承認を求める議案を審議する衆議院の特別委員会は、民進党が自民党の西川委員長の議事運営に反発し、今週、審議が行われない状態が続いていましたが、13日、自民党と民進党の国会対策委員長が会談し、15日、審議を再開させることで合意しました。
これを受けて、14日午後、特別委員会の理事懇談会が開かれ、西川委員長は「今回の事態を受け止めて、公平公正な議事運営に努めたい」と述べ、民進党などの理解を求めました。これに対し、野党側の筆頭理事を務める民進党の近藤洋介衆議院議員は「このような事態になったのは、西川委員長の強引な委員会運営が原因だ。あすの委員会で遺憾の意を表明すべきだ」と求め、西川委員長は「検討したい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160415/k10010480561000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_040
TPP衆院特別委 審議は18日に延期
4月15日 10時21分
15日に開かれたTPPに関する衆議院の特別委員会の冒頭、安倍総理大臣は「政府としては住民の安全確保に全力を尽くしていく。また、被災自治体とも連携して、必要な物資の確保やインフラの復旧など被災者の支援に万全を期していく」などと政府の対応を説明しました。このあと、特別委員会では「政府は地震対応を優先すべきだ」として、15日に予定していた審議は行わず、週明けの18日に延期することになりました。
また、衆議院の国土交通委員会が、15日に予定していた審議を取りやめたほか、消費者問題に関する特別委員会も、防災担当大臣を兼務する河野消費者担当大臣が地震対応に当たるため、15日の開催を見送りました。

647とはずがたり:2016/04/22(金) 16:24:28
最終的には大量購入して地元に先生大活躍ですよと宣伝する為の本か?!

西川元農水相の「TPP暴露本」はよくある政治家の自画自賛本
2016.04.22 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20160422_404690.html

 西川公也・衆院TPP特別委員会委員長(元農水相)が出版する予定だった『TPPの真実―壮大な協定をまとめあげた男たち─』が一転、「出版未定」に追い込まれ、野党がゲラを入手して追及するなど、「暴露本政局」とまで呼ばれる大騒ぎになっている。

 いったいどんなヤバイ内容なのか。入手した476ページにも及ぶゲラを読んでみて驚いた。クソつまらないのである。

 すでに報じられている交渉の経緯がダラダラと書かれるだけで、農協に対してもアメリカに対しても暴露といえるような内容はほとんどない。よくある政治家の自画自賛本の類だ。

 ただし、唯一の読みどころといえるのが、番記者たちとの関係を記した箇所だ。秘密交渉における政治家と記者との「緊張感あるやり取り」とはどのようなものなのか。引用すると──。

〈滞在中は毎晩記者懇談会を開催しました〉
〈記者が持ち寄るアルコールは、大半がウイスキーでした〉
〈記者懇談会にはゲーム形式で「質問タイム」という時間を設けました〉
〈記者同行も散歩のことを心得ていて、早起き組は同行してくれました。散歩しながら他愛のない雑談をして必ず朝食も一緒に食べたのです〉
〈サンドウィッチを頬ばりながら、TPPや農政、はたまた噂話や恋愛話まで皆でわいわい話すのです〉

 何とも楽しそうだ。政治家と記者の激論もなければ、記者同士の取材争いもない。ただ毎日、西川氏を囲んで記者たちみんなで朝飯を共にし、夜も酒を酌み交わし、噂話や恋愛話のついでにTPPの話を漏らしているだけ。

 これぞ、日本の記者クラブ、という見事なまでの談合ぶりが暴露されている。“発禁本”になった理由はこれだったりして。

※週刊ポスト2016年4月29日号

648名無しさん:2016/04/23(土) 07:43:58
足立議員、また民進を中傷
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042100824&g=pol
 おおさか維新の会の足立康史衆院議員は21日の衆院総務委員会で、熊本地震への政府対応を追及した民進党議員を名指しした上で「あほだと思う。民進党は(政府の)足を引っ張っている。ふざけるな、お前ら」などと中傷する発言をした。遠山清彦委員長(公明)は「不適切だ」として議事録からの削除を命じた。この後、おおさかの馬場伸幸幹事長は足立氏を口頭で注意した。

「『民進党はあほ』がダメで、なぜ『日本死ね』はいいの?」 おおさか維新の“最終兵器”に再び委員会騒然 「政界引退」にも言及
http://www.sankei.com/politics/news/160421/plt1604210024-n1.html
 衆院総務委員会で民進党を「あほ」などと罵倒して懲罰動議を出されたおおさか維新の会の足立康史衆院議員が、21日の総務委で再び「民進党は(熊本地震の対応で)足を引っ張っている。ふざけるなよ、お前らホンマに」などと発言し、遠山清彦委員長(公明党)から再三注意を受けた。総務委の主な質疑応答は次の通り。
 足立氏「今朝、妻からメールがきた。『指向をたまには変えて上品にやりなさい』と。そういう妻からの指令も出ており、上品にやっているが、言わねばならないことは言わねばならない。今日は高井崇志委員(民進党)がテレビカメラも呼んで、内閣府の松本文明内閣府副大臣を呼びつけた。週刊誌を読み上げて『お前けしからん』というわけだ。あほだと思う。本当、あほ」
 遠山委員長「足立委員に申し上げる。足立くんの民進党に関する『あほ』という発言は国会法第119条『各議院において無礼の言を用いてはならない』という規定に照らし合わせて不適切だと思う。『あほ』という部分はこの場で取り消しをお願いしたい」
 足立氏「私は委員長のご差配、敬意を表しているので、もちろん訂正をさせていただく。削除を私の方からも言いたい。いろいろ言いたいことはある。『あほ』がダメなら(話題となった特命ブログの)『日本死ね』はいいのかとか。言いたいことはある。委員長が言うことだから訂正しておわびして削除に応じたいが、頭が悪い、頭が。それから嘘つき」
 「僕らは国会議員だ。国会議員は言うべきことを言う。だいたい民進党はおかしい。(民進党の奥野総一郎委員は)自分たちが質問したくないときは『足立さんやってください』といって質問時間を増やしてくる。おかしくないですか、この人。奥野総一郎という議員は国会議員にもとる、ひどい議員だと思う。今の削除。訂正しますよ」
 (速記止まる)

649名無しさん:2016/04/23(土) 07:45:39
 遠山委員長「足立委員の発言中に極めて不適当な言質があったように思うので、後刻、速記録を調査の上で措置することとするが、先ほどご本人が発言の途中で『訂正する、削除する』という話があった。委員長として速記録を見ていないので正確に発言を記憶しているか自信がないところはあるが、奥野委員に対して『国会議員にもとる』というような趣旨の表現があったかと思うが、これは先ほど言った国会法に照らしても無礼な言にあたると委員長として判断する。この場で即刻削除をすることに同意するならその旨を明確に発言していただき、この後の発言については議題に沿ってお願いしたい」
 足立氏「委員長のご差配に全て従う。先ほど奥野委員に言った私の言葉についてはおわびし、削除をさせていただくが、国会は国権の最高機関だ。委員長の差配は問題ないと思うが、二重基準だと思う。なぜ一国の総理大臣に『ヒトラー』とか『ナチス』と言うことが認められて…。『国会議員にもとる』は人間であることは否定していない。普通の一般人であることは否定していない」
 「国会議員は国民の負託を受けて仕事をしている。一国の総理大臣に『ヒトラー』と言ったり、『嘘つき』と何回も言ったり、あるいは日本国を取り上げて『死ね』という言葉を紹介するのは絶対にやめた方がいい」
 「ぜひ与党にもお願いしたいのは国会全体の規範をもう一回、作り直そう。ダブルスタンダードはやめよう。何が国会でダブルスタンダードかと言うと与党と野党だ。与党は我慢する。野党は何を言っても許される。おかしい。議院内閣制の弊害だ。悪いところだけが受け継がれている。国会改革をすべきだ」
 「(自分に出された)懲罰(動議)の話がある。委員長をはじめ、先輩諸氏には心から改めておわびをするし、今日の度を過ぎた発言についてはおわびをして削除する」
 「私が今日、いろいろ口を荒だてて、大変失礼なことも申し上げたが、今日の高井委員の質疑については問題があると思う。テレビを呼んで、被災地で頑張ってきた副大臣を呼びつけ、週刊誌をもとに誹謗する。九州のために全力を尽くしているのが自公政権だ。おおさか維新の会も大阪では与党だから、全力で九州に人を送ってやっている。何もやっていないのは民進党だけだ。民進党は何をやっているか。足を引っ張っているんですよ、足を。ふざけるなよ、お前らホンマに」
 遠山委員長「『ふざけるな』という発言についても削除いただきたい」
 足立氏「はい。結構だ。謝罪をし、削除する。もう(私を)懲罰委員会にかけていただいても良いかと思う。(民進党への)『あほ、ばか』発言で地元の票もだいぶ減っている。今日は(同じ大阪9区で競う自民党の)原田憲治先生もいらっしゃるから、地元は原田先生にお任せして、今期限りで…。(次期衆院選も)挑戦はするが、(当選は)難しいと思う。言いたいことだけ言っておきたい。とにかく民進党が被災地の足を引っ張っていることだけは許せない」

650名無しさん:2016/04/23(土) 07:48:19
民進が三たび懲罰動議=おおさか足立氏に
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042200445&g=pol
 民進党は22日、国会質疑で同党を中傷したとして、おおさか維新の会の足立康史衆院議員に対する懲罰動議を衆院事務局に提出した。足立氏に対する懲罰動議は、旧民主時も含め3度目。
 足立氏は21日の衆院総務委員会で、熊本地震の政府対応に関する質疑の中で、民進党議員に対し「あほだ。民進党は(政府の)足を引っ張っている」などと発言した。(2016/04/22-13:23)

民進に「アホ」連発の足立氏、自民幹部が叱責
http://www.asahi.com/articles/ASJ4Q5GYJJ4QUTFK00G.html?iref=comtop_6_02
 国会で民進党を何度も「アホだ」と侮辱した、おおさか維新の会の足立康史衆院議員に対し、自民党の幹部が足立氏に「質問する資格はない」と叱責(しっせき)した。民進は懲罰委員会にかけることを求めるが、維新と良好な関係を維持したい自民は、足立氏を質問に立たせないことで幕引きを図りたい考えだ。
 足立氏は21日の衆院総務委員会で、民進に「アホ」「ふざけるなよ、お前ら」などと発言。怒った遠山清彦委員長(公明党)は足立氏の発言を委員長職権で削除した。足立氏の暴言は今国会で3度目で、民進から懲罰動議が出ている。

651名無しさん:2016/04/23(土) 07:49:07
民進 アホ発言の足立議員に3度目の懲罰動議提出
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160422/k10010493861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_012
おおさか維新の会の足立康史衆議院議員が、21日の国会審議で民進党の議員に対し「アホだ」などと発言したことを受け、民進党は「看過出来ない」として、足立氏に対する3度目の懲罰動議を提出しました。
おおさか維新の会の足立康史衆議院議員は、21日の衆議院総務委員会で、熊本地震への政府対応を巡る質疑に関連して、民進党の議員に対し「アホだと思いますね」と発言したほか、民進党に対しても「ふざけるなよ、お前ら」などと発言しました。

民進党は22日、「これまでも不適切な発言で懲罰動議を提出されているのに暴言を繰り返しており、看過できない」として、足立議員に対する3度目の懲罰動議を衆議院に提出し、安住国会対策委員長が記者会見で「足立議員の言動は目に余る」と批判しました。
このあと開かれた衆議院議院運営委員会の理事会で、民進党は速やかに懲罰委員会に動議を付託し、足立議員の処分の検討に入るよう求め、共産党が同意したほか、自民・公明両党も「非常に問題視している」と述べました。そして、河村・議院運営委員長が「発言は品位に欠けるもので、大島衆議院議長らも憂慮している」と述べ、次の理事会で、おおさか維新の会から、党としての対応の報告を受けたうえで、取り扱いを協議することになりました。
足立議員「改めておわびする 撤回はしない」
おおさか維新の会の足立康史衆議院議員は、国会内で記者団に対し「私の質疑で、品を欠いた部分、あるいは礼を失した部分があったことについては、不快な思いをされた方々に、改めておわびを申し上げたい。反省する意味も込めて、今の国会中は、質問に立つことは控えたい」と述べました。そのうえで、足立氏は、「日本中の方々が被災地支援に頑張っているなかで、国会で政府の取り組みにいろいろ言うのは、足を引っ張ることになるのではないかという趣旨であり、質疑で申し上げたこと自体について、何か撤回をするということではない」と述べました。

652名無しさん:2016/04/23(土) 07:49:28
民進 岡田代表「党がけじめを」
民進党の岡田代表は記者会見で、「衆議院の権威に関わる非常に大きな問題であり、発言内容は異常だ。これまでの衆議院の歴史の中で、あのような表現を繰り返し使ったことは記憶にない。足立氏本人には懲罰動議で対応するが、所属する政党が、こうした行為を何回も許していることについて、どう考えているのか。公党であれば、党として、一定のけじめをつけるべきだ」と述べました。
おおさか維新幹事長「わが党も遺憾」
おおさか維新の会の馬場幹事長は、国会内で記者団に対し「わが党としても遺憾であり、足立議員とともにきょう、衆議院の遠山総務委員長らにおわびした。党として厳重注意するとともに、足立議員から、今の国会では今後、質問は行わないという申し出があったので了承した」と述べました。
記者団が、民進党に謝罪するのか質問したのに対し、「今のところ考えていない。1つ1つのケースについて謝罪するというようなことは特段必要ないと思う」と述べました。

653名無しさん:2016/04/23(土) 10:48:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041900593&g=pol
TPP承認、先送りへ=今国会延長せず-政府・与党方針

 政府・与党は6月1日までの今国会会期を延長しない方針を固めた。複数の政権幹部が19日、明らかにした。熊本地震の発生で災害復旧や被災者支援が最優先課題となる中、採決環境が整っていない環太平洋連携協定(TPP)の協定案と関連法案は、今国会での成立が困難な情勢となった。政府・与党は協定案などを衆院段階で継続審議とし、秋の臨時国会で仕切り直しする方向で調整に入る。
 自民党の谷垣禎一幹事長は19日、佐藤勉国対委員長、吉田博美参院国対委員長と国会内で会談。残り会期の法案審議日程が限られることから、今国会での協定案などの処理は厳しいとの認識で一致した。
 安倍晋三首相は、5月26〜27日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で議長を務めるため、会期延長がなければ、今国会での法案処理は事実上、サミット前までとなる見通し。4月末から始まる大型連休を挟み、法案処理に残された日程は極めて窮屈だ。
 衆院TPP特別委員会での審議は7日にスタートしたが、閣僚答弁や西川公也委員長の議事運営に野党が反発し、8日に中断。18日に再開したが、民進党など野党は政府に対し、TPP審議を急がず、震災対応を優先するよう主張している。
 24日投開票の衆院2補欠選挙や夏の参院選を控え、成立を強行すれば国民の批判を招くとの判断もあり、自民党幹部は「TPPの強行採決はできない」と指摘した。
 自民、民進両党は19日の国対委員長会談で、熊本地震の被害拡大を受け、20日に予定していた党首討論の開催見送りで合意。20、22両日にTPP特別委で質疑を続行することも確認したが、その後の協定案などの扱いについては、与野党幹事長会談を来週に開いて協議することになった。(2016/04/19-20:15)

654名無しさん:2016/04/23(土) 13:58:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042000240&g=pol
自民、参院特別委の要求取り下げ=TPP、衆院継続審議に

 環太平洋連携協定(TPP)承認案と関連法案の扱いをめぐり自民党は20日の参院議院運営委員会理事会で、参院でのTPP特別委員会設置の要求を取り下げた。関連法案などについて与党は、衆院段階で継続審議とし、秋の臨時国会での成立を目指す方針。
 これに関連し、自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は同日、東京都内のホテルで会談。熊本地震の影響などでTPPの審議が遅れていることから谷垣氏は、衆院通過を断念する考えを伝えた。両氏は週明けの25日に再び会談し、今後の扱いを協議する。(2016/04/20-10:39)

655名無しさん:2016/04/23(土) 18:45:26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160419/k10010489011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_061
自民 TPP「今国会で承認得るのは困難」
4月19日 17時39分
自民党の谷垣幹事長と衆・参両院の国会対策委員長が会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案について、審議が遅れているうえ、会期の延長も難しいとして、今の国会で承認を得ることは困難だという認識で一致しました。
自民党の谷垣幹事長と衆・参両院の国会対策委員長は、衆議院の特別委員会で審議が行われている、TPPの承認を求める議案の取り扱いを巡って協議しました。
この中で、吉田参議院国会対策委員長が「今の国会で承認を得るためには、来週の26日には参議院に送ってもらいたい」と要請したのに対し、佐藤国会対策委員長は「努力はするものの、今週末の衆議院北海道5区の補欠選挙を前に、無理は避けたい」として、早期の衆議院通過は難しいという考えを伝えました。
そして、特別委員会の議事運営を巡る混乱や熊本県などで相次ぐ規模の大きな地震の影響で、審議が遅れているうえ、夏に参議院選挙を控え、6月1日までの今の国会の会期を延長することも難しいとして、今の国会でTPPの承認を得ることは困難だという認識で一致しました。
このあと、佐藤氏は民進党の安住国会対策委員長と会談し、来週、両党の幹事長が協議し、TPPの承認を求める議案の取り扱いについて、最終的な結論を得ることを確認しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160419/k10010489541000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_057
農産物5項目 種類別にみると関税すべて変更
4月19日 20時29分
森山農林水産大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定に関する衆議院の特別委員会で、コメなどの農産物5項目について、交渉の結果、生産物や加工品などの種類別に見た場合には、これまで課していた関税の税率をすべて変更することになったと明らかにしました。
この中で、民進党の玉木・国会対策副委員長は、コメなどの農産物5項目を関税撤廃の例外とするとした国会の委員会決議に関連して、「5項目594品目のうち、関税の削減も撤廃もせず、無傷と言われているものは、いくつあるのか」とただしました。
これに対し森山農林水産大臣は、5項目全体について、「強いて単純に枠内税率も枠外税率も変更を加えていないものがあったかなかったかと問われれば、それは無い」と述べ、交渉の結果、生産物や加工品などの種類別に見た場合には、これまで課していた関税の税率をすべて変更することになったと明らかにしました。
一方で、森山大臣は、5項目594品目のうち、およそ26%に当たる155品目については、新たな輸入枠を設けるなどする代わりに、税率を維持したと説明しました。
そして森山大臣は、「農林水産品約2割の関税撤廃を例外とし、関税に変更を加えたものについても、一つ一つ影響を精査して交渉しており、全体としての影響が出ないように措置できた」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160420/k10010490221000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_046
民進・山井氏 TPP情報開示し次の国会で審議を
4月20日 13時17分
民進党の山井国会対策委員長代理は記者会見で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の国会承認を求める議案について、交渉過程に関する情報を開示したうえで次の国会で改めて審議すべきだという考えを示しました。
この中で、民進党の山井国会対策委員長代理は、TPPの国会承認を求める議案の取り扱いについて「われわれは最初から窮屈な日程の中で国民生活に影響の大きいTPPの審議を行うことには無理があると言ってきた。政府・与党が継続審議にすることを決めるのであれば、震災対策を優先すべきだという国民の当然の願いを聞き入れたということになる」と述べました。
そのうえで山井氏は「政府の 隠蔽体質やうそが明らかになりつつある。国民に分かりやすく審議を行う必要があり、その大前提は情報公開だ。秋の国会で審議をするのであれば、今よりも一歩も二歩も情報公開を進めた形で審議すべきだ」と述べ、交渉過程に関する情報を開示したうえで次の国会で改めて審議すべきだという考えを示しました。

656名無しさん:2016/04/23(土) 18:46:24
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160420/k10010490381000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_044
農産物5項目 農相「影響は最小限 批判当たらず」
4月20日 14時47分
森山農林水産大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定に関する衆議院の特別委員会で、農産物5項目について、多くの品目で関税撤廃の例外を確保するなど影響を最小限にとどめているとして、国会の委員会決議に反するとする民進党の批判は当たらないという認識を示しました。
コメなどの農産物5項目を巡っては、森山農林水産大臣が、19日のTPPに関する衆議院の特別委員会で、生産物などの種類別にみた場合には、関税の税率をすべて変更することになったと明らかにしたのに対し、民進党は、「無傷だったものはなく、5項目を関税撤廃の例外とするとした国会の委員会決議に反する」と批判しています。
これに関連して、森山大臣は、20日の特別委員会で、「関税撤廃を求める強い圧力など、非常に厳しい交渉のなかで、重要5項目では424品目で関税撤廃の例外を確保して守られた」と述べました。
そのうえで、森山大臣は、「関税に変更を加えなかったかどうかだけで、守ったかどうかを判断するのではなく、影響を最小限にとどめたことを総合的に判断すべきだ。『守られたものがひとつもない』という主張は当たらない」と述べ、民進党の批判は当たらないという認識を示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160422/k10010494011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_012
農相 農産物5項目で関税撤廃の品目「国会決議に沿う」
4月22日 15時02分
森山農林水産大臣はTPP=環太平洋パートナーシップ協定に関する衆議院の特別委員会で農産物5項目について、関税撤廃となった品目には輸入実績のほぼないものが含まれるなど、全体として影響が出ないようになっているとして、国会の決議の趣旨に沿うものだという考えを強調しました。
この中で、森山農林水産大臣は農産物5項目を関税撤廃の例外とするとした国会の委員会決議について、「5項目のうち約3割の品目で関税撤廃となるが、この中には輸入実績がほぼないものや、国産品に取って代わる可能性が低いものなどがあり、全体として影響が出ないよう措置している。実態に即してみれば国会決議の趣旨に沿っていると評価してもらえると考えている」と述べました。
一方、甘利前経済再生担当大臣とアメリカのフロマン通商代表との会談の記録について、TPP政府対策本部の首席交渉官を務めていた鶴岡イギリス大使は「長時間行われた丁々発止のやり取りは、いわば会議ではなく『言い合い』であり、議事録を作成するような性格の交渉ではなかった」と述べました。
そして、TPPを担当する石原経済再生担当大臣は今後、記録を作成するかどうかについて、「通訳以外入っていない以上は責任を持って、内閣府として記録あるいは概要を作る要素がない」と述べました。

657名無しさん:2016/04/25(月) 21:09:00
「アホ」発言の足立議員 懲罰動議の結論見送り
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160425/k10010498251000.html
おおさか維新の会は、衆議院議院運営委員会の理事会で、所属する足立康史・衆議院議員が、民進党の議員に「アホだ」などと発言したことを謝罪し、今の国会では委員会審議などで発言させないことを報告しました。これを受け、理事会は、足立議員に対する懲罰動議の取り扱いについて、当面、結論を見送ることを決めました。
おおさか維新の会の足立康史・衆議院議員が、国会審議で、民進党の議員に「アホだ」などと発言したことを受けて、民進党は、足立議員に対する3度目の懲罰動議を衆議院に提出しています。
これについて、おおさか維新の会は、25日の衆議院議院運営委員会の理事会で、足立議員の発言を謝罪したうえで、足立議員には、今の国会では委員会審議などで発言させないことを、党として決めたことを報告しました。
これに対し、民進党は「本来なら許し難いが、謝罪を受け止めたい。今後も足立議員の言動を注視したい」と述べ、理事会では、河村衆議院議院運営委員長が足立議員に直接注意することとし、懲罰動議の取り扱いについて、当面、結論を見送ることを決めました。
これに先だって、おおさか維新の会の馬場幹事長は、国会内で民進党の枝野幹事長と面会し、「所属議員の発言を謝罪したい」と述べたのに対し、枝野氏は、「衆議院の権威にも関わる問題であり、党として、しっかり対応してもらいたい」と述べました。

658名無しさん:2016/04/30(土) 11:56:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042800933&g=pol
衆院の傍聴、小1から可能に=子育て世代に配慮

 衆院は28日の議院運営委員会理事会で、特別な許可がなくても衆院本会議の傍聴を認める対象年齢について、従来の「10歳以上」から「小学1年以上」に引き下げることを決めた。児童にも政治を身近に感じてもらうとともに、子育て世代が親子そろって傍聴できるよう配慮することが狙いだ。
 今回の見直しは、待機児童問題の窮状を訴えようと国会を訪れた親子が、年齢制限を理由に傍聴を断られたことがきっかけ。
 衆院規則は「児童は、特に許可があった場合に限り、傍聴席に入ることができる」と定めている。運用により、これまでは小学校高学年を念頭に10歳以上のみ「許可不要」としていたが、今後は対象を小学1年にまで広げる。ただし、保護者の同伴が必要だ。各委員会の傍聴も本会議と同様の扱いとなる。(2016/04/28-18:16)

659名無しさん:2016/05/05(木) 18:54:07
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160505/k10010509281000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
衆院 大型連休明けから子連れの傍聴しやすく
5月5日 4時34分
待機児童対策など子育ての問題が国会論戦のテーマにもなるなか、衆議院は子ども連れの見学者が本会議を傍聴しやすくするため、10歳未満の小学生が同伴する場合の事前の許可を不要とすることなどを決め、大型連休明けから運用を始めることになりました。
衆議院は、これまで保護者らが同伴する10歳未満の小学生が本会議を傍聴する場合は、議院運営委員会の理事会の許可を必要としていました。
これについて、民進党が「待機児童を巡る問題などで子育て世代の政治への関心が高まっており、より開かれた国会にすべきだ」として、見直しを提案し、衆議院議院運営委員会の理事会で与野党が協議した結果、理事会の許可を不要とすることを申し合わせました。
また、未就学の子どもを国会内の保育所に預ける場合についても、これまでは6日前までに予約する必要がありましたが、国会の審議日程が直前に決まることなどを考慮して、2日前までに予約すれば利用できるように改めることも申し合わせました。
衆議院は、一連の見直しの運用を大型連休明けの今月9日から始めることにしています。

660名無しさん:2016/05/15(日) 12:47:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050900377&g=pol
18日に初の党首討論=参院選にらみ論戦

 安倍晋三首相(自民党総裁)と民進党の岡田克也代表らによる今国会初の党首討論が18日に開かれることが決まった。9日の自民、民進両党国対委員長会談で合意した。夏の参院選をにらんだ論戦が展開される。党首討論は4月20日に予定されていたが、熊本地震の発生を受けて取りやめとなっていた。
 党首討論は昨年6月以来。野党側から共産党の志位和夫委員長、おおさか維新の会の片山虎之助共同代表も参加する。政権の経済政策「アベノミクス」や、18日に公表される1〜3月期の国内総生産(GDP)速報値を踏まえた来年4月の消費税増税への対応、首相が意欲を示す憲法改正が主要テーマとなる見通し。(2016/05/09-15:42)

661とはずがたり:2016/05/16(月) 17:41:41

丸山氏「奴隷」発言取り消し=参院憲法審、会長命令で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160511-00000091-jij-pol
時事通信 5月11日(水)16時40分配信

 参院憲法審査会(柳本卓治会長=自民)は11日の幹事懇談会で、2月の審査会でオバマ米大統領を「黒人の血を引く奴隷」などと述べた自民党の丸山和也参院議員の発言について、「不穏当」として会長命令で取り消すことを決めた。

 丸山氏に通知した上で、該当部分を削除した議事録を近く公表する。

 丸山氏は2月17日の審査会の質疑で、オバマ大統領に関し「黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね、これは奴隷ですよ。米国建国の時代に黒人、奴隷が大統領になると考えもしなかった」と発言。議事録上は、「奴隷」などの発言を削除する。

662とはずがたり:2016/05/24(火) 23:30:31

民進に「アホ」連発の足立氏、自民幹部が叱責
http://www.asahi.com/articles/ASJ4Q5GYJJ4QUTFK00G.html?iref=recob
2016年4月23日07時31分

 国会で民進党を何度も「アホだ」と侮辱した、おおさか維新の会の足立康史衆院議員に対し、自民党の幹部が足立氏に「質問する資格はない」と叱責(しっせき)した。民進は懲罰委員会にかけることを求めるが、維新と良好な関係を維持したい自民は、足立氏を質問に立たせないことで幕引きを図りたい考えだ。

 足立氏は21日の衆院総務委員会で、民進に「アホ」「ふざけるなよ、お前ら」などと発言。怒った遠山清彦委員長(公明党)は足立氏の発言を委員長職権で削除した。足立氏の暴言は今国会で3度目で、民進から懲罰動議が出ている。

663とはずがたり:2016/05/25(水) 21:55:15

安倍首相「私は立法府の長」 衆院予算委、混同し発言か
http://www.asahi.com/articles/ASJ5L6H5HJ5LULFA03N.html?iref=com_rnavi_arank_nr05
2016年5月18日20時23分

 安倍晋三首相が16日の衆院予算委員会で、民進党の山尾志桜里政調会長を「勉強不足」と指摘しながら、行政府の長である自身を「立法府の長」と混同して発言した。翌17日の参院予算委でも「立法府の私」と発言、混同が続いている。

 16日の発言は、民進党が提出した保育士給与を引き上げる法案が審議入りしないことについて、山尾氏が「委員会が決めることと言って逃げている」と首相を批判したことに対する答弁。

 首相は「議会の運営について少し勉強して頂いた方がいい。議会については、私は『立法府の長』。立法府と行政府は別の権威。(国会での)議論の順番について私がどうこう言うことはない」と反論した。

 参院予算委では、民進の福山哲郎氏が安全保障法制採決の議事録について質問した際、首相は「立法府の私がお答えのしようがない」と答弁した。

664名無しさん:2016/06/04(土) 23:32:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060100517&g=pol
浜田氏が離党、会派離脱=おおさか維新

 おおさか維新の会の浜田和幸参院議員は1日までに、片山虎之助共同代表に離党届を提出、受理された。浜田氏は先月末、参院本会議を欠席したことを理由に参院選の公認を取り消されており、これを不服とした離党とみられる。
 同党は1日、浜田氏の会派離脱を参院事務局に届け出た。これに伴う新たな勢力分野は次の通り。
 自民116▽民進・新緑風会64▽公明20▽共産11▽おおさか維新の会7▽日本を元気にする会・無所属会4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽日本のこころを大切にする党3▽無所属クラブ2▽新党改革・無所属の会2▽無所属7(2016/06/01-15:02)

665名無しさん:2016/06/05(日) 13:42:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060100815&g=pol
法案成立率は89%=通常国会

 1日に閉幕した通常国会では、政府が新規提出した法案56本のうち、成立したのは消費税への軽減税率導入を盛り込んだ税制改正関連法など50本となり、成立率は89%だった。昨年の通常国会よりも1ポイント上昇したが、政府が提出法案を絞り込んだこともあり、成立本数は衆院解散があった場合を除くと通常国会では戦後4番目の少なさだった。
 通常国会では、商業施設などでの投票を可能にする改正公職選挙法のほか、容疑者取り調べの可視化を義務付ける改正刑事訴訟法が成立。女性の再婚禁止期間を100日に短縮する改正民法は閉幕日の1日に成立した。
 一方、環太平洋連携協定(TPP)関連法案や、低金利が続く市場の実態に合わせ法定利率を見直す民法(債権法)改正案は継続審議となった。また、成果に応じて賃金を決める新労働制度を導入する労働基準法改正案も野党が反対しており、今国会での成立は見送られた。 

◇主な法案の審議結果
 1日閉幕した通常国会での主な法案の審議状況は次の通り
 【成立】
 ▽税制改正関連法=消費税増税時の軽減税率導入
 ▽刑事司法改革関連法=容疑者取り調べの可視化を義務付け
 ▽改正民法=女性の再婚禁止期間を100日に短縮
 ▽改正公職選挙法=商業施設などでの投票を可能に
 【継続】
 ▽環太平洋連携協定(TPP)承認案と関連法案=米国、オーストラリアなどと自由
  貿易を推進
 ▽労働基準法改正案=成果に応じて賃金を決める新労働制度を導入
 ▽民法(債権法)改正案=「約款」項目新設や法定利率を見直し
(2016/06/01-19:05)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060100286&g=pol
秋の臨時国会は9月下旬=自民国対委員長

 自民党の佐藤勉国対委員長は1日午前の党会合で、消費税増税の再延期に関する法案などを審議する臨時国会について、「9月末に開かれるようお願いしている。官邸に強く申し入れている」と述べた。
 秋の臨時国会では、環太平洋連携協定(TPP)承認案や、景気てこ入れのための経済対策なども議論される。
 一方、夏の参院選を受けて正副議長の選任などを行う臨時国会に関しては、「8月の初旬」との見通しを示した。 (2016/06/01-11:03)


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