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非自民非民主系保守

1とはずがたり:2007/10/09(火) 01:03:59

国民新党
http://www.kokumin.or.jp/

そうぞう
http://www.souzo.gr.jp/

新党大地
http://www.muneo.gr.jp/

中村喜四郎とか平沼とか江田憲司とかも此処で。

6731チバQ:2015/05/18(月) 08:26:33
 ◇大都市制度に一石
 都構想で解消を目指した二重行政は、全国の政令市で指摘される問題だった。政令市には大きな権限があり、道府県と業務が重複するためだ。国も問題を認識。道府県から政令市への権限移譲、道府県と政令市が政策を協議する「調整会議」の設置などに取り組んだが、解消には至っていない。

 今回の否決で、他政令市では大阪都構想に追随する動きは出ないとみられる。だが、関西学院大学の高林喜久生教授(財政学)は、「都構想は、政令市制度への問題提起だった。他地域でも大都市制度の議論が交わされる契機になるだろう」と期待を込める。

 政令市制度をめぐっては、全政令市で構成する指定都市市長会が2010年に「特別自治市構想」を提唱。権限と財源を市に集めて道府県から独立することで二重行政の解消を目指すものだ。横浜市や神戸市などが目標に掲げている。

. 林文子横浜市長は「(都構想が大阪以外の地域に)それほど影響を及ぼすとは考えていない」と今後も自治市の検討を進める意向を示す。総務省自治行政局長として、都構想の根拠法(大都市地域特別区設置法)制定に関わった久元喜造神戸市長は「大阪に限定する法律との想定だった。大阪以外で、政令市解体の必要はない」と言い切る。

 ただ、中京都構想を掲げる河村たかし名古屋市長は「市民が自治のあり方を決めるのはいいこと」と住民が自治制度を議論することに期待感を示す。橋下氏も17日の会見で「大都市制度の議論は進むのではないか。自民も『調整会議』を提案している」と改革の必要性を強調した。

6732チバQ:2015/05/18(月) 08:27:54
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150518/k10010083061000.html
維新 江田代表が辞任の意向 対応協議へ
5月18日 4時46分 k10010083061_201505180526_201505180528.mp4
維新の党の江田代表は、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で反対多数となったことを受けて、「代表としての責任を痛感している」として、松野幹事長に代表を辞任する意向を伝えました。維新の党は、19日に執行役員会を開いて、今後の対応を協議することにしています。
いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は、17日に投票が行われ、開票の結果、「反対」が「賛成」を僅かに上回って、多数となりました。これによって、維新の党の最高顧問を務める大阪市の橋下市長が掲げ、5年にわたり議論が行われてきた「大阪都構想」は実現せず、今の大阪市がそのまま存続することになりました。
この結果を受けて、維新の党の江田代表は、18日未明、記者団に対し、「『大阪都構想』は、維新の党の原点中の原点であると繰り返し申し上げてきた。その原点中の原点の政策が民意で否定された以上、党代表として、その責任を痛感している。さらに言えば、けうな政治家である橋下市長を引退に追い込んだ。サポートが不十分だったという責任を痛感している」と述べたうえで、松野幹事長に代表を辞任する意向を伝えたことを明らかにしました。そして、江田氏は、「個人的には、松野氏に代表をお願いしたいと考えている。私は一兵卒として執行部を支えていきたい」と述べました。
これを受けて、維新の党では、19日に、党の意思決定機関である執行役員会を開いて、今後の対応を協議することにしています。松野幹事長は、18日未明、記者団に対し、「江田氏の辞任を了承するかどうかも含めて、執行役員会で協議したい。後任を選ぶ場合は、代表選挙を行って決めるべきだ」と述べました。

6733チバQ:2015/05/18(月) 09:51:26
>>6729
片山虎か、川田龍か
うーむ

6734とはずがたり:2015/05/18(月) 10:10:53
慰留で辞意撤回が一番オッズ低そうっすね(;´Д`)

6735チバQ:2015/05/18(月) 12:13:37
>>6732に、後継松野を希望とありますね
ジミスギル

6736チバQ:2015/05/18(月) 13:00:50
http://www.sankei.com/west/news/150518/wst1505180063-n1.html
2015.5.18 12:38更新
【橋下氏政界引退へ】
維新内に引き留めの声 橋下氏「若手に期待」 
TweetTweet(1/3ページ) .
PR. 一枚看板の「政界引退」に大阪維新の会が揺れている。「大阪都構想」の賛否を問う17日の住民投票で反対多数となり、維新代表の橋下徹大阪市長は任期満了となる12月での政界引退に向け、後任の代表の選出と引き継ぎを進めていく意向を表明した。維新内では橋下氏の決意を受け入れる声があがる一方、幹部の一人は早くも「(再登板の)舞台を整える」と息巻く。維新の原点である都構想実現への道がなくなり、「存在意義が見いだせなくなった」との喪失感も出始めた。党旗揚げから5年余り、存続への試練を迎えようとしている。

 「人材がいますから大丈夫です」。政界引退を正式に表明した17日の記者会見。橋下氏は、維新弱体化を指摘する記者の質問に即答した。

 さらに、自身が先頭に立って記者対応などを行ってきたことについて言及し、「若手のメンバーが(表舞台に)出る機会が少なかったが、メンバーはきわめて優秀。僕がいなくなった方が活躍の場が増える」と持ち上げてみせた。

 だが、橋下氏の引退を積極的に受け入れる声は少ない。

 「完全に政界引退することは絶対にさせへん」。維新副代表の馬場伸幸衆院議員は、会見場で引退を明言する橋下氏の姿を見届けた後、強い口調で“引き留め宣言”をした。

 自民党所属の堺市議だった馬場氏は、橋下氏の理念に共鳴して維新入り。橋下氏の側近の一人とされる。

 橋下氏について「政界を去って日本に何のプラスもない。日本を背負うリーダーをなくしたらあかん」と強調し、「必ず『橋下待望論』は出てくる。そのときに(活躍の)舞台をわれわれで作っていく」と悲壮感を漂わせた。

 維新創生期からのメンバーで総務会長の東徹参院議員は、反対多数の結果について「住民の皆さんが民主主義で決めたことだから、受け止めなくてはいけないと思うが、残念は残念だ」とあきらめきれない様子。橋下氏の引退は「大阪にとって大きな損失じゃないか」と目を赤くして話した。

 伊東信久衆院議員は「橋下氏個人にほれて維新に入った。これからもついていきたい。それだけだ」と引退表明を惜しみながら、「橋下代表が決めたことだから、気持ちを受け止めたい。自分は国政を頑張らなければいけない」と前を向いた。

 一方、本拠地・大阪の地方議員らの受け止め方はより深刻だ。

 大阪市議団の美延映夫幹事長は、5割近い得票に「これだけの市民の声がある。大阪の改革を進めていきたい」と語ったが、橋下氏の引退表明については「今のところ、コメントは控えたい」と言葉少なだった。

 自民から移籍したある議員は「橋下徹という政治家と看板政策の都構想を同時に失うのは、維新にとってあまりにも大きい」とショックを隠しきれない様子。「自分が維新の一員である意義が見いだせなくなる」ともらした。

6737チバQ:2015/05/18(月) 13:01:36
http://mainichi.jp/select/news/20150518k0000e010182000c.html
大阪都構想否決:維新の混迷不可避 代表の後任、松野氏軸
毎日新聞 2015年05月18日 12時45分

 維新の党は18日、党執行部人事を本格化させる。早急に立て直しを図る構えだが、中心的な政策だった大阪都構想の実現が不可能になり、党の支柱である橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)も政界引退を表明したことで、党は方向性を失っている。混迷は免れない状況だ。

 江田憲司代表は18日未明、「大阪都構想は党の原点政策。代表として責任を痛感している」と辞意を表明。後任代表について「個人的には松野頼久幹事長を中心にやっていただきたい」と述べ、松野氏がふさわしいとの認識を示した。松野氏を軸に調整が進むとみられる。

 維新は18日夕方、松野氏も出席して正副幹事長らによる会議を開いて対応を協議する。19日に執行役員会を開き、江田氏の辞任受理や代表選実施について話し合う。

 松野氏らは18日未明、江田氏が辞任する場合は執行部が総退陣すべきだとの意向を示したが、江田氏は記者団に対し、「引責辞任は私限りにしてほしい」と述べた。

 司令塔不在が長引けば党の混乱につながりかねないため、執行部は代表選を早期に実施したい考えだ。しかし、維新内部には動揺が広がっている。橋下氏の引退撤回や、江田氏の代表留任をもとめる声も出ている。

 橋下氏の影響力が急速に低下することが確実ななか、橋下氏を中心とする大阪系と江田氏を中心とする東京系の距離がこれまで以上に広がると懸念する声もある。大阪系の馬場伸幸国対委員長は後任代表選びについて「変な主導権争いをしている場合ではない。早く前を向くようにすべきだ」と語り、早急に松野氏でまとめるべきだとの考えを示唆した。【福岡静哉、熊谷豪】

.

6738名無しさん:2015/05/18(月) 19:35:57
>>6725
大阪維新は大阪維新の会としてとりあえず細々と過ごすでしょう。自民に土下座復帰か 次の選挙で玉砕コース。

6739名無しさん:2015/05/18(月) 21:42:43
>>6735
松野はそんなに地味ですかね?
>>5830>>5835-5837あたり、みんなの党瓦解の引き金となった、参院選開票日当日の、細野民主党幹事長、松野日本維新の会国会議員団幹事長、江田みんなの党幹事長の会談以降、新聞や雑誌にも野党再編のキーマンとして取り上げられていましたよ。
細野や江田に比べると、たしかに地味な感じは否めませんが。
江田との信頼関係を考えても、後継最有力でしょう。

6740とはずがたり:2015/05/18(月) 22:10:46
地味かどうかは兎も角小選挙区で大敗してませんでしたっけ??

6741とはずがたり:2015/05/18(月) 22:15:19
調べたら少なくとも今回は大敗ではないものの,12年総選挙で惜敗後民主代表になった海江田ほどの惜敗ではない上に12年・14年と2連敗っすね。

6742チバQ:2015/05/18(月) 23:18:30
http://mainichi.jp/select/news/20150519k0000m010107000c.html
橋下氏引退表明:野党再編は民主主導に 維新分裂の危機
毎日新聞 2015年05月18日 21時57分

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)が政界引退を表明したことを受け、野党再編の主導権は民主に移る。維新の党でも、民主との再編に活路を見いだそうというグループが勢いを増すが、民主に警戒感を持つ勢力の反発もあり、党分裂も現実味を帯びる。「自民1強」に対抗できる再編が実現するかはまだ不透明だ。

 維新の江田憲司代表の後任の代表就任が有力になっている松野頼久幹事長は民主出身で民主との連携に前向きな立場だ。今後の野党再編もにらみ、国会共闘や来夏の参院選の選挙区調整などで連携を強める方針とみられる。維新幹部の一人は「自民党寄りと言われた今までが野党としては異常だった。これで普通の野党になれる」と政権と「是々非々」で対応する方針を掲げてきた橋下路線への決別を宣言した。

 民主の枝野幸男幹事長は18日、「労働法制、安保法制の重要課題が目前に迫っているので、維新も国会での役割をしっかりと果たすと思う。維新と調整し、自民党に対峙(たいじ)したい」と強調。後半国会の重要課題である労働法制や安保法制で維新と連携できるとの見通しを示した。

 もともと維新内には民主との連携に積極的な江田氏を中心とした「東京系」と、民主の労組系議員を警戒する橋下氏を中心とする「大阪系」で再編についての態度に温度差がある。

 橋下氏の引退表明で大阪系の求心力が急降下したため、民主との連携を重視する東京系が相対的に浮上した構図だ。松野氏の次期代表就任が有力となっているのもこのためだ。

 維新全体が地盤沈下するなかで、民主内からは「事実上、維新を吸収合併できる」との声も漏れる。しかし、再編が一気に進む状況ではない。

 維新の大阪系議員らは民主との接近に警戒感を強めており、「松野氏が民維連携を進めるなら東西分裂するだろう」(維新関係者)との見方もある。大阪系には「結局、橋下氏は来夏の参院選には出馬するのではないか」という待望論が根強く残り、民主には橋下氏の再登場への疑心暗鬼もある。

 内部に分裂要因を抱える状況を受け、松野氏ら執行部は、党の混乱が分裂にエスカレートすることを強く警戒している。江田氏の代表辞任表明の翌日の19日に、代表選出を目指すという異例のスピードも、早期の事態収拾で党内の結束を図ることを最優先させているためだ。【福岡静哉、村尾哲】

6743チバQ:2015/05/18(月) 23:19:44
http://www.asahi.com/articles/ASH5L5HCKH5LUTFK008.html
野党再編加速か 民主、維新と連携強化に本腰
藤原慎一
2015年5月18日21時20分

 大阪都構想の住民投票で反対多数となり、維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長が引退表明したのを受け、民主党は維新との連携強化を本格化させる。来夏の参院選をにらみ、将来の合流も視野に選挙区調整を進めたい考えだ。維新では江田憲司代表が辞意を表明し、後任に野党再編志向の強い松野頼久幹事長が有力視されており、再編が進む可能性がある。

 民主の枝野幸男幹事長は18日、東京都内で記者団に対し、維新を念頭に「政策、理念、政治姿勢で共通する仲間がいればできるだけ幅広く協力する。野党の中で最大限、連携、協力したい」と語り、秋波を送った。

 民主はまず、後半国会で最大の焦点となる安全保障関連法案の審議で維新と共闘し、最終的には、参院選での選挙協力につなげたい考えだ。昨年末の衆院選で互いに競合して共倒れし、自民に圧勝を許したことへの反省からだ。民主幹部の中には、橋下氏が12月に任期満了で市長を退任した後、維新が求心力を失い、一部が分裂して合流する形で再編が進むことを期待する声がある。

6744チバQ:2015/05/18(月) 23:36:42
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/150518/plt15051821100048-n1.html
橋下氏引退表明で維新“分裂危機” 看板失い草刈り場に 大阪都構想否決
2015.5.18 20:10
 “創業者”の橋下徹最高顧問(大阪市長)が政界引退を表明したことで、維新の党は雲散霧消の危機を迎える。同党は、地域政党「大阪維新の会」や、民主党、結いの党、生活の党など、出身母体の異なる議員の寄り合い所帯であり、一枚看板を失えば流動化は避けられない。衆参51人の野党第2党が政界の草刈り場になろうとしている。

 「(政界引退後は)維新の党の法律顧問として雇ってもらおうかと…」

 橋下氏は17日深夜の記者会見で、吹っ切れたような笑顔を浮かべ、党との決別を宣言した。橋下氏が党と距離を置くことになれば、橋下氏に近い大阪維新系議員が主流派となっている維新の党内力学は大きく変化する。

 辞任を表明した江田憲司代表は、後任の代表について「個人的には松野(頼久)幹事長を中心にまとまって運営してほしい」と語っており、松野氏を軸に調整が進む可能性もある。民主党出身の松野氏の発言力が増すことで、民主党との合流や協調に向けた機運は一気に高まる公算が大きい。

 ただ、大阪維新系議員の間では、野党再編について「民主党の非労組系を巻き込んだ新党結成」(衆院議員)との考えが根強い。橋下氏が官公労の利権に切り込んできた経緯から、「立党の精神からして、今の民主党とは組めない」(同)というわけだ。

 党内には「民主党に飲み込まれるなら、大阪維新系は党を割ることも辞さないだろう」(旧結いの党系議員)との観測もある。

 政治評論家の浅川博忠氏は「維新は今後、『大阪系議員』と『それ以外の議員』に割れ、それぞれが自民、民主両党から手を突っ込まれる可能性が高い」と指摘し、続ける。

 「大阪系以外のグループには、まず民主党が介入してくるだろう。このグループは、一部の議員を除いて選挙基盤が弱く、民主党が持つ労組票は大きな魅力となるはずだ。誘いに乗って、民主党入りする議員が出てもおかしくない。一方で、大阪系には自民党が手を伸ばしそうだ。安倍晋三首相は橋下氏とも関係が良く、橋下氏の理念を継承する勢力として大阪系に近づくことは十分考えられる」

 維新の党の漂流が始まるのか。

6745チバQ:2015/05/18(月) 23:37:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000109-mai-pol
<維新の党>新代表選出へ、19日に両院議員総会
毎日新聞 5月18日(月)21時12分配信


 維新の党は18日の正副幹事長会議で、新代表を選出する党両院議員総会を19日に開く方針を決めた。「大阪都構想」を巡って辞任を表明した江田憲司代表の後任に、松野頼久幹事長が選出される見通し。新代表の任期は江田氏の任期の9月末までになる。

 同党はこの日の会合で、任期途中で代表が辞任する場合の後任の選出方法を協議。党規約に規定がないため、19日の党執行役員会で、両院議員総会で代表を選出するという規定を新たに設ける。

 松野氏は19日に選出された後、早期に新執行部を発足させる構え。橋下徹最高顧問の政界引退表明を受け、同党が民主党に接近することには党内で警戒感もあり、挙党一致を維持する人事ができるかどうかが問われる。松野氏は18日、「一刻も早くこの混乱を収拾しなければならない。新代表が選出されたら新代表の人事権によって人事が行われる」と記者団に語った。

 20日に国会で党首討論が予定されていることも、維新が新代表選びを急ぐ要因になった。【佐藤慶】

6746チバQ:2015/05/18(月) 23:38:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000127-mai-pol
<大阪都構想否決>落胆隠せない官邸 安保法案審議に影響
毎日新聞 5月18日(月)22時2分配信


 「大阪都構想」の否決から一夜明けた18日、橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)の勝利を期待していた首相官邸サイドは「最終的に決定するのは大阪市民」(菅義偉官房長官)と平静を装った。しかし、26日にも審議入りする安全保障関連法案で修正協議を通じて維新を取り込み、野党分断を図る狙いもあっただけに、維新の失墜に落胆は隠せない。

 これまで橋下氏を援護射撃してきた菅氏は、18日の会見でも「二重行政の解消と無駄をなくすことは必要だと言ってきた」と指摘。橋下氏の引退表明についても「橋下徹という政治家らしい会見だった」と親近感を隠さなかった。

 民主が安保関連法案への反対姿勢を明確にするなか、維新は修正協議に応じる姿勢を見せていた。しかし、次期代表に有力となっている松野頼久幹事長は民主との連携を重視する立場だ。維新が民主と足並みをそろえて安保関連法案に反対すれば、野党分断を狙う政権側のもくろみは崩れる。

 一方、府連が否決に全力を挙げた自民党側は複雑だ。大阪に近い京都選出の谷垣禎一幹事長や、和歌山選出の二階俊博総務会長は冷ややかで、橋下氏を巡る官邸と自民党幹部の距離感も改めて浮かんだ。

 官邸との食い違いを懸念する谷垣氏は、表向きは都構想への批判は避けてきた。しかし、府連幹部に都構想を「羊頭狗肉(くにく)」と語るなど本音では否定的だ。18日の会見でも、「『維新旋風』は一時は相当な猛威をふるい、関西の議員には極めて複雑な感情が維新にある」と指摘した。

 踏み込んだのは二階氏だ。東京都内の講演で「大阪でやかましく言ってんの」と橋下氏をこき下ろしつつ、「まさか負けると(橋下氏)は思ってないから『負けたら引退する』なんて言って。引退してもらうしかない」と突き放した。そのうえで「大阪の政治をどう立て直すかが大事だ。大阪市長選に立派な候補者を出し、名実ともに大阪を奪還しなければならない」と「ポスト橋下」に言及した。【影山哲也、高本耕太】

6747とはずがたり:2015/05/19(火) 17:17:19
まずは混乱を最小限に抑えたってところでしょうかねぇ。江田氏が一番据わりが良いだろうと思ってたけど江田氏の事実上の後継指名もあってすんなりと落ち着いたか。

松野氏、維新新代表に選出へ…江田氏の辞任了承
読売新聞 5月19日(火)12時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00050063-yom-pol

 維新の党は19日午前、国会内で執行役員会を開き、江田代表の辞任を正式に了承した。

 役員会終了後、記者会見した松野幹事長は「それぞれの議員が推してくれるなら、逃げることはしない」と語り、後継の代表就任に前向きな考えを示した。同日午後の両院議員総会で、松野氏が新代表に選出される見通しとなった。

 役員会では冒頭、江田氏が「大阪都構想」の是非を問う住民投票が反対多数に終わったことについて、「政治は結果責任だ」とあいさつし、代表辞任への理解を求めた。一部議員から慰留する声が上がったが、江田氏は固辞したという。

 20日の党首討論、その後の安全保障関連法案の審議を控え、党執行部は対応を急ぐ方針だ。馬場伸幸国会対策委員長は19日午前、国会内で記者団に「我が党にとって正念場だ。党内でもめている時ではない。みんながまとまれる代表を選べばいい」と語り、党首討論には新代表が参加する見通しを示した。

最終更新:5月19日(火)12時44分

読売新聞

6748チバQ:2015/05/20(水) 01:02:50
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150519/plt1505191140001-n1.htm
橋下氏、与野党が争奪戦突入 都構想敗れ「政界引退」も国政転身に含み (1/3ページ)
2015.05.19
★鈴木哲夫の核心リポート

 大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は17日投開票が行われ、反対が賛成を約1万票上回り、大阪市の存続が決まった。大阪市民を二分する激しい戦いを繰り広げた維新の党最高顧問の橋下徹市長は、12月までの市長任期を全うしたうえでの「政界引退」を宣言した。ただ、首相官邸や野党幹部が来年夏の参院選などを見据えて、「橋下争奪戦」に動き出しているという。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が迫った。

 「市民のみなさんは重要な意思表示をしてくれた。僕が打ち出した大阪都構想。受け入れられなかったことは、間違っていたんでしょうね」「負けは負け」「政治家は僕の人生から終了です。僕のような敵を作る政治家は必要な時に出てくるワンポイントリリーフに過ぎない。権力者は使い捨てがいい」

 橋下氏は17日夜、住民投票の結果が出た後の記者会見で、サバサバとした表情で、こう語った。次期大阪市長選挙には出馬せず、政界からの引退を表明した。笑顔も見せた。

 大阪維新の府議は「これまで、橋下氏の失言があっても賛成がずっと上回っていたが、『浪速のエリカ様』こと上西小百合衆院議員(維新の党を除名)の国会病欠問題をきっかけに反対が増えた。『都構想反対』を掲げる自民党と公明党、民主党、共産党の組織戦もあって挽回できなかった。橋下氏は統一地方選から、もう2カ月もぶっ通しの街頭演説で力尽きた感じだ。引退は本音でしょう」という。

 しかし、本人がいくら「政界引退」を口にしても、周りはそう簡単には収まらない。

 維新の党自身は、橋下氏が抜ければ党勢に陰りが出るのは目に見えている。さらに江田憲司代表が「橋下氏を守れなかったのは自分の責任」と代表辞任を表明した。早くも混乱気味だ。「もう一度結束するためには、橋下氏の引退撤回や国政への転身なども真剣に検討すべき」と維新議員は話す。

6749チバQ:2015/05/20(水) 01:03:12
 また、大阪維新の市議団や府議団は「都構想を旗に存在してきたわれわれはどうするのか。府市ともに第一党なのに、橋下氏が簡単に『辞めます』『はい、そうですか』とはならない」(市議団幹部)といい、近く橋下氏に迫って善後策を詰めるという。

 永田町でも、与野党ともに「橋下氏の突破力や発信力と、その背後の維新の数は政治的な利用価値は高い」(自民党幹部)と評価する。昨夜の「引退宣言」を皮切りに早くもさまざまな声が出始めた。

 まず、橋下氏とは憲法改正などで一致する安倍晋三首相周辺。引退宣言を額面通り受け止める向きもあるが、逆もある。

 「任期いっぱいで辞めるのは好都合だ。官邸としては自民党大阪府連との軋轢(あつれき)も覚悟で側面支援したという貸しがある。今度は憲法改正で返してもらう番だ。橋下氏には、来年の参院選で、大阪府の松井一郎知事と一緒に国政に来て、維新をまとめてもらうよう働きかければいい」(別の首相側近)

 一方、民主党の細野豪志政調会長ら若手の第三世代グループも動き出した。その1人がいう。

 「橋下氏が市長を辞めるというなら今度は国政に舞台を移して、大阪だけでなく全国の大都市問題に取り組んで道州制など地域主権で一緒にやれる。すでにこの1週間、『ポスト5・17』を見据えて、維新の江田代表や松野頼久幹事長と、細野氏を支える松本剛明元外相や前原誠司元代表などが、先行して会っている。今後は、時機を見て『前原・橋下』『細野・橋下』といった顔合わせの会合もやっていきたい」

 冒頭の橋下氏の記者会見は日をまたいで約2時間に及んだ。途中、記者から「政界を引退するのは無責任ではないか。他にも、原発再稼働問題や若者世代の年金問題など課題がある」という質問が飛んだ。

 橋下氏は「市長は一種の特別職で公務員ですから全体の奉仕者です。でも、国民の奴隷ではありません。これからは自分の人生をしっかり歩んでいきたい。弁護士としてプロフェッショナルというプライドもある。依頼された仕事を、求められたら結果を出す人生を歩み出したい」と語った。

 だが、記者が「原発再稼働問題のときに『野田政権を倒す』とまで言っていたが」と食い下がると、橋下氏はやや気色ばみ、こう続けた。

 「国民の奴隷ではありません。職業選択の自由もあります。そういうことであれば、クライアントとして報酬を払ってくれるならやります」

 これは、国政転身に含みを持たせた発言ではないのか。

 大阪都構想はついえても、橋下氏争奪戦は当分国政を揺るがしそうだ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『政治報道のカラクリ』(イースト&プレス)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)など多数。

 ■住民投票開票結果

 反対 705585

 賛成 694844

 (選管最終)

6750チバQ:2015/05/20(水) 01:06:43
http://www.sankei.com/region/news/150519/rgn1505190009-n1.html
2015.5.19 07:05

大阪都構想否決 九州でも動揺 路頭に迷う維新議員 「野党再編」は諸刃の剣

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 「大阪都構想」をめぐる住民投票の否決から一夜明けた18日、九州選出の維新の党所属国会議員らに動揺が広がった。橋下徹・同党最高顧問が今年いっぱいでの政界引退を、江田憲司代表が党代表の辞任をそれぞれ表明したためだ。党の屋台骨を失い、金看板の大阪都構想を否決された維新議員に展望はあるのか。1年後の参院選を前に、視界不良が続きそうだ。 (九州総局 村上智博)

 「厳しい結果で、この先の参院選のことはまだ考えられない」

 松野頼久幹事長(比例九州)は電話による産経新聞の取材にこう繰り返し、衝撃の大きさを物語った。辞任を表明した江田氏から代表後継に指名された松野氏だが、自分のことよりはまず、党の態勢立て直しで頭がいっぱいのようだった。

 同氏周辺は「参院選はこのままでは戦えない。民主党との連携も真剣に考えざるをえない」と松野氏の苦しい胸の内を代弁する。

 松野氏は平成25年、江田氏と国会内で勉強会「既得権益を打破する会」を民主党の細野豪志政調会長と3人で設立するなど、民主党とも気脈を通じている。このため、民主党内にも「行政改革」を旗印にした維新との連携に期待する声がくすぶる。

 松野氏が代表になれば細野氏とのパイプを生かした野党再編の足がかりになる可能性もある。

 ただ、維新は自民や公明のように地方支部が整備されておらず、組織政党とはほど遠い。野党再編は諸刃の剣でもある。野党だけでなく、自民を含む他党の草刈り場となって、分裂する恐れもあるためだ。

 九州は伝統的に自民党が強く、維新への理解と支持の広がりが期待しにくいのも事実だ。松野氏自身、実父の頼三元農林相(現農水相)は自民党出身だ。

 維新の下地幹郎衆院議員(比例九州)は、「大阪都構想は行革が進む試金石だっただけに残念だった。来夏の参院選までにどう組織政党に生まれ変われるかだ」と語るが、今のところ処方箋は見当たらない。下地氏は周辺に「民主党が再編に慎重な岡田克也代表から、再編派の細野氏に代わればいい」と漏らしている。

 また、維新の河野正美衆院議員(比例九州)は産経新聞の取材に、「何でも反対の他の野党とすぐにくっつくのはどうなのか。第三極としての受け皿を目指すべきだ」と述べ、拙速な論議は慎むべきとの考えを示した。

 実際、九州以外の維新議員の中には「一緒にやろうと誘っても、泥舟に乗りたがる人なんかいない」と自虐的に語る向きもある。野党再編による党勢立て直しは容易ではないとの見方を示す。

 維新は昨年12月の衆院選比例代表九州ブロックで約75万票を集め、かろうじて3議席を獲得した。次点に泣いた前職の山之内毅鹿児島県総支部長は「『小選挙区は自民』『比例は維新』に投じた有権者をつなぎ止めるのは、より厳しくなった」と頭を抱える。

 九州選出のある与党幹部は、「維新はもともと九州では求心力はない。安倍政権に近かった橋下氏がいなくなれば、ますます野党化するだろう。参院選でも風が吹くわけはない」と冷ややかに語った。

6751チバQ:2015/05/20(水) 01:13:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015051900910
維新再出発も分裂含み=「野党再編」火種に


 維新の党の新代表に、民主党出身で野党再編に前向きな松野頼久幹事長が就いた。国会での連携などを通じて民主、維新両党が接近し、再編の機運が高まる可能性がある。ただ、維新は、民主党との連携に拒否感が強い「大阪系」を抱えており、分裂含みの展開も予想される。
 「必ず国民から強い野党が必要だという声が上がってくる時期がある。そのときにしっかり結集できるように準備していきたい」。松野氏は就任後の記者会見で、さっそく民主党などとの再編に積極姿勢を示した。
 維新は、橋下徹大阪市長(党最高顧問)が安倍晋三首相の政策を評価していた経緯から、党としては対安倍政権で「是々非々」路線を取ってきた。その橋下氏が「大阪都構想」の否決を受けて「政界引退」を表明し、松野氏としては、持論の再編に向けて動きやすくなった。
 松野氏は都構想の住民投票を控えた13日夜、複数の民主党議員と懇談。今後は党代表として民主党との距離を一段と縮めそうだ。
 維新の変化は国会対応に早くも表れた。19日の衆院本会議で安全保障関連法案を審議する特別委員会の設置が決まったが、民主党とともに維新も委員名簿の提出を拒み、通常は特別委設置直後にある委員長の互選が行われなかった。
 しかし、民主党との連携に否定的な橋下氏を支えてきた「大阪系」は所属国会議員の3分の1程度を占め、松野氏が民主党と「丸ごと合流」に進もうとすれば、党の分裂が現実味を帯びる可能性は否定できない。
 一方、民主党は来年夏の参院選をにらんで維新と候補者調整を進めたい考えだが、維新内のこうした事情をくみ取り、慎重に対応する方針。岡田克也代表は19日、今後の維新との関係について「お互い信頼関係を築いて共闘しながら、その延長線上にいろんなことはあるかもしれない」と記者団に述べるにとどめた。
 民主党執行部としては、安全保障法制や労働法制などの対応で連携し、信頼醸成を図っていきたい意向。党内には、まずは維新との統一会派を目指すのが望ましいとの意見もある。(2015/05/19-20:42)

6752チバQ:2015/05/20(水) 07:28:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000560-san-pol
維新新代表の松野氏「しかるべき時期に野党再編」 幹事長には柿沢氏を指名
産経新聞 5月19日(火)20時7分配信

維新新代表の松野氏「しかるべき時期に野党再編」 幹事長には柿沢氏を指名
記者会見を終え、江田憲司前代表(右)と握手を交わす松野頼久新代表=19日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
 維新の党は19日、国会内で両院議員総会を開き、「大阪都構想」の住民投票否決を受けて代表を辞任した江田憲司氏の後任に松野頼久幹事長(54)を選出した。任期は今年9月まで。後任の新幹事長には柿沢未途氏(44)を起用した。松野氏は記者会見で、党の路線について「今まで通り是々非々だ。『何でも反対』の野党をつくるつもりはない」と述べ、憲法改正などでは与党と協調する考えを示した。

 松野氏は、後半国会最大の焦点となる安全保障関連法案への対応について「政府から丁寧な審議をやろうというのが伝わらない。充実した審議を求めたい」と述べ、対決姿勢をにじませた。また、2月の党大会で「改革勢力を結集し政権交代を目指す」と決議したことを挙げ、「しかるべき時期に野党再編をやっていく時期が来る」と強調。民主党なども交えた将来的な野党再編に意欲を示した。

 出身母体が異なる維新議員の中で、民主党出身の松野氏は橋下徹大阪市長の直系に当たる大阪選出議員や、江田氏ら旧結いの党出身議員からも信頼が厚く、両院議員総会では満場一致で選出された。

6753チバQ:2015/05/20(水) 21:46:27
http://mainichi.jp/select/news/20150521k0000m010073000c.html
維新の党:執行部人事決定 松野代表は挙党態勢最優先
毎日新聞 2015年05月20日 21時03分

 維新の党の松野頼久代表は20日、幹事長に昇格した柿沢未途前政調会長の後任に、今井雅人政調会長代理(53)を充て、馬場伸幸国対委員長(50)は続投させることを決めた。これで執行部人事は全て決定し、新体制が始動する。大阪都構想否決で党内が動揺する中、大阪系の馬場氏を執行部で処遇することで、挙党態勢の構築を最優先した。

 今井氏は民主党を離党して維新の前身である日本維新の会に合流したのに対し、馬場氏は大阪の地方議員から国政に転身し、橋下徹大阪市長(党最高顧問)に近い。また柿沢氏は江田憲司前代表と同じ旧結いの党出身。執行部に民主系、大阪系、結い系とそれぞれの出身者を取り込み、バランス人事を印象づけた。

 このほか、自民党出身の松浪健太氏(43)を選対委員長に起用し、片山虎之助総務会長(79)は留任する。21日に執行役員会を開いて正式決定する。新執行部の任期は9月末までとなる。【福岡静哉】

6754チバQ:2015/05/20(水) 21:47:14
http://mainichi.jp/select/news/20150519k0000e010159000c.html
維新の党:東海地方の議員も動揺 橋下氏引退表明で
毎日新聞 2015年05月19日 11時00分

 大阪都構想が住民投票で否決され、維新の党最高顧問である橋下徹大阪市長が政界引退を表明したことで、東海3県の党所属議員にも動揺が広がっている。カリスマ的存在を失うことで「今こそ個々の力をつけるべきだ」との声が上がる一方、「党にとって大きな損失」「これからどうなってしまうのか」との不安も漏れる。【田中功一、岡正勝、町田結子】

 党の愛知県総支部代表、重徳和彦衆院議員は「執行部が総退陣するのかはわからないが、内部にエネルギーを使っている場合ではない」と話す。「シンボルがいなくなることは大きいが、いつまでも橋下さんにおんぶに抱っこでは未成熟」と強調した。

 だが、やはり負の影響を懸念する声は大きい。三重県総支部代表の松田直久衆院議員は「橋下さんでなければ住民投票までこぎ着けられなかった。党にとって大きな損失で、影響は全議員が受けるだろう」。岐阜県総支部代表で党政調会長代理の今井雅人衆院議員は、党の影響力低下に懸念を示し「党を立て直さないといけない」と述べた。

 ある地方議員は、橋下氏が代表を務める地域政党・大阪維新の会の解散を危惧する。「党の国政政党としての活躍は良くも悪くも大阪の力が背景にある。大阪維新の会が解散すれば、維新は維新でなくなる」と維新の党の存続さえも危ぶむ。

6755チバQ:2015/05/20(水) 21:56:04
http://www.sankei.com/politics/news/150520/plt1505200007-n1.html
2015.5.20 07:19

維新再出発、危うい結束 代表に松野氏選出 4勢力同居、草刈り場にも

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両院議員総会で新代表に選出され、江田憲司氏(右)と握手を交わす松野頼久氏=19日午後、国会内 (酒巻俊介撮影)
 大黒柱を失うことになった野党第二党は、党の結束を保てるのか。「大阪都構想」という看板政策が否定された維新の党は19日、松野頼久新代表の下で再出発を図ることになった。ただ党所属議員は、出身政党でほぼ同数の4つの勢力に大別され、微妙なバランスの上に成り立っている。松野氏は「是々非々」路線の継承を表明したが、かじ取りを誤れば“4分裂”で他党の草刈り場となる危険をはらんでいる。(内藤慎二)

 「党が割れるようなことは絶対にないと約束してもらいたい」

 松野氏は19日の両院議員総会でこう訴えた。新代表がいきなり結束を呼び掛けたのは、逆に言えば現在の維新が分裂の可能性を秘めていることを示している。

 満場一致の選出とはいえ、松野氏には注文もついた。大阪選出の議員は総会で、都構想否決で橋下徹最高顧問(大阪市長)と江田憲司前代表が「引責」する中、幹事長の松野氏が代表に「昇格」することに「地元では疑問の声もある」とぶつけた。

 維新は議員51人のうち、民主党系、大阪系、旧結いの党系がそれぞれ12人、自民党などその他の出身が15人と、4つの勢力が同規模で存在する。これまでは橋下氏の意向を受けた大阪系の存在感が大きかったが、都構想否決の衝撃は大きく、「しばらくおとなしくしておいた方がいい」(党幹部)との声が大勢だ。

 一方、大阪系議員には「維新精神を失った党運営は許されない」との警戒感も渦巻く。野党再編を進める過程でリベラル色が強い現在の民主党に近づきすぎれば、憲法改正や集団的自衛権の行使容認といった「本来の維新らしさ」が失われかねないとの懸念だ。

 その民主党の岡田克也代表は、元同僚の松野氏の代表就任を歓迎。記者団に「野党が一致して巨大与党に立ち向かう必要性は増している」と共闘に意欲を示した。共闘の先にある野党再編についても、民主党内には「『自民か非自民か』という形で第二極をつくっていくことに維新も参加してもらいたい」(安住淳国対委員長代理)と、民主党主導で維新を取り込むべきだとの意見が多い。

 ただ、維新の衆院議員40人のうち松野氏ら29人は比例代表選出で、現在の任期中は民主党に移籍できない。そのため維新内には「民主党を解体し、両者で新党を結成すべきだ」(中堅)との声も出ている。

6756チバQ:2015/05/20(水) 21:56:20
http://www.sankei.com/politics/news/150519/plt1505190048-n1.html
2015.5.19 22:32

維新・松野新代表の横顔 鳩山氏側近として頭角 シャツは第2ボタンまでオープン

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執行役員会を終え、記者会見する松野頼久幹事長=19日午後、国会内(酒巻俊介撮影)
 祖父は参院議長を務めた鶴平氏、父は防衛庁長官などを歴任した頼三氏という政治家一家の3代目。細川護煕元首相の秘書などを経て平成12年、民主党から衆院初当選を果たした。

 鳩山由紀夫元首相の側近として頭角を現し、21年の鳩山内閣で官房副長官を務めた。だが、民主党政権の低迷であっさり党を離れ、24年の日本維新の会結党に参画。国会議員団代表として、党代表だった橋下徹大阪市長の信頼も得た。

 初当選同期の民主党の細野豪志政調会長ら野党再編派と親交が深く、「野党結集で政権交代」が持論。「国対族」として他党とのパイプは太いが、トップとしての手腕は未知数。

 色黒でスリム、夏場はシャツの第2ボタンまで開け、強い香水をまとう風貌は永田町でも異彩を放つ存在だ。

6757とは:2015/05/20(水) 21:58:26
石原、喜美、橋下とここ5年ほど、このスレを引っ張ってきたのが全員引退ですね。

6758とは:2015/05/20(水) 21:59:17
喜美は落選で引退じゃないから全員退場ってとこか

6759チバQ:2015/05/20(水) 23:44:26
住民投票前の記事だけど
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150512/plt1505121140001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】維新の党・橋下徹最高顧問 「1日完全休養日」で雲隠れのナゾ (1/2ページ)
2015.05.12
★(5)

 「公務以外は朝早くから一日中街頭に立ち、夕方から夜にかけては『ハコもの』と言われる会場などで支持を訴えている。そんな状態が1カ月以上続いている」(大阪維新の会幹部市議)

 いよいよ大詰めの勝負である。大阪市の橋下徹市長(大阪維新の会代表)は、同市を廃止して5つの特別区に分割する「大阪都構想」の住民投票(5月17日投開票)に向けて、最後の訴えを続けている。

 成否はどうか。地元メディアの世論調査ではこれまで、常に賛成派が上回っていたが、土壇場に来て拮抗(きっこう)している。

 「『浪速のエリカ様』こと、上西小百合衆院議員の一連の騒動で、反対派が上回った。維新の党最高顧問でもある橋下氏は電光石火の除名処分で対処したが、住民投票の期日前投票での出口調査では『激しく競っている』という見方もある」(維新府議)

 橋下氏の最大の武器は、何と言っても「発信力」だ。街頭演説やツイッターなどは全開状態。発言も刺激的で「(住民投票は)何度もやるものじゃない。1回限りだ」(7日)といい、否決の場合は任期満了で政治家を辞める考えも表明するなど、「覚悟」を前面に出している。

 ただ、「空中戦だけではない。橋下氏にはしたたかな面もある」(自民党大阪府連幹部)という。

 実は、ゴールデンウイーク終盤の5日、橋下氏の「1日完全休養」という日程が急に発表され、所在が分からなくなった。このため、「出口調査に危機感を持ち、東京でひそかに、自民党や公明党、創価学会の幹部らに協力を仰いだのでは」(前出の府連幹部)との憶測が飛び交った。

 真偽は不明だが、大詰めの現在、橋下氏は「リアリスト」(同)らしく、何でもアリのラストスパートをかけている。

 ただ、5・17の結果がどうなっても、与野党とも、橋下氏に「政治的な存在価値」を見いだしている。

 まずは、安倍晋三首相率いる自民党。首相側近は「橋下維新には、憲法改正で今後も協力を得たい。今回こちらは、都構想でエールを送った。次は、橋下氏が維新の党をまとめて与党と連携し、改憲メッセージを出してほしい」という。

 野党も前向きだ。民主党閣僚経験者は「5・17次第で、橋下氏が自治体に残るか、国政進出などの進路が決まる。それをきっかけに政策協議を始めて、民主党と維新の統一構想に着手する。来年の参院選に向けて野党再編をやる」と語る。

 大阪での住民投票は、永田町を動かす号砲になるかもしれない。 =おわり (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

6760チバQ:2015/05/20(水) 23:51:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000003-asahi-pol
大阪の松井知事、国政挑戦に含み 「やらぬと言えぬ」
朝日新聞デジタル 5月20日(水)0時34分配信

 大阪府の松井一郎知事(大阪維新の会幹事長)は19日、知事を任期満了の11月まで続けるとしたうえで、その後の進退について「燃えるようなことができたときに、二度と(政治家を)やらないとは言えない」と語った。住民投票での大阪都構想廃案を受け、橋下徹大阪市長(維新代表)は政界引退を表明しているが、松井氏は国政挑戦などに含みを残した形だ。

 府庁内で記者団の質問に答えた。松井氏は住民投票が実現したことなどを挙げて「公約したことはやり切った」と総括。「都構想がマルかバツかという議論は終わった。建設的な議論をしたい」として、地下鉄民営化や大阪府・市の事業の統合で、他党との連携を模索していく考えを示した。

6761チバQ:2015/05/21(木) 22:05:46
http://www.sankei.com/politics/news/150521/plt1505210025-n1.html
2015.5.21 17:51

維新・松野代表「橋下氏が行った改革が原点」 新体制が正式発足

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維新の党の両院議員総会後の(左から)小野次郎幹事長代理、今井雅人政調会長、松野頼久代表、江田憲司前代表、柿沢未途幹事長、片山虎之助総務会長=21日午前、国会
 維新の党は21日、執行役員会と両院議員総会で幹部人事を了承し、新執行部が発足した。松野頼久代表はその後、自民党や民主党などの幹部へのあいさつ回りを行った。

 松野氏は記者会見で、政界引退を表明した橋下徹大阪市長の党最高顧問続投に関し「橋下氏が大阪で行った改革は党の原点だ。いろんなアドバイスをもらいながらやっていく。改革政党を前面に打ち出したい」と述べた。

 維新の党の新役員は次の通り。(敬称略)

 代表 松野頼久▽副代表 谷畑孝、今井豊▽役員室長 石関貴史▽幹事長 柿沢未途▽幹事長代行 松木謙公▽幹事長代理兼両院議員総会長 小野次郎▽幹事長代理 室井邦彦▽国対委員長 馬場伸幸▽選対委員長 松浪健太▽総務会長 片山虎之助▽総務会長代行 東徹▽総務会長代理 柴田巧▽広報局長 真山勇一▽財務局長 下地幹郎▽組織局長 井上英孝▽政調会長 今井雅人▽政調会長代行 浅田均▽政調会長代理 井坂信彦▽最高顧問 橋下徹▽顧問 松井一郎▽党規委員長 川田龍平

6762名無しさん:2015/05/24(日) 17:48:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150522-00043438-gendaibiz-pol
政治家・橋下徹はいずれ復活する。維新よりも民主党が党分裂にふさわしい
現代ビジネス 5月22日(金)6時46分配信

 大阪都構想が住民投票で否決された。橋下徹大阪市長は政界引退を表明し、維新の党は分裂の危機がささやかれている。橋下氏は本当に政界を引退するのか。維新は分裂し野党が再編されるのか。私の見立てはいずれも「ノー」だ。

?「橋下都構想」の敗因は政策ではなく政治判断のミス
 まず維新分裂・野党再編シナリオはどうか。一般に政党が分裂するのは、基本政策をめぐる激しい対立が引き金になる。今回の大阪都構想をめぐって、維新の党に対立があったかといえば、それはない。

負けたのは「大阪都構想」という、党が一致団結して推進してきた看板政策だ。それで負けたからといって、だれかが「肝心の政策がまずかったのだ」と言い出せるか。言えるわけがない。そんなことを言えば「あなただって推進してきたんじゃないか、いまさら何を言うんだ」という話になる。都構想を否定するのは、自分のもっとも大事な政治信条を否定するようなものなのだ。

しかも、住民投票で負けたといっても、勝負はきわめて僅差だった。私が都構想を支持しているから、身びいきに聞こえるかもしれないが「どちらに転んでもおかしくない」結果だったと言っていい。

それでも負けは負けだから、何が間違ったのかを検証するのは、政治家として大事な作業だ。

はっきり言うが、住民投票で負けたのは「主張が正しくなかった」からではない。正しい政策を受け入れるだけ、大阪市民の理解と決意が十分に熟していなかった。市民の揺れ動く気持ちを見極め損なって「5月17日に民意を問う」と決めた、橋下市長以下の「政治判断が間違っていた」のである。

?急ぎ過ぎて失敗した橋下市長と第1次安倍政権
 大阪都構想は市と府を廃止して、新しい都と特別区に編成し直す。その過程で市と府が握っていた権限の一部を特別区に移す、という大胆な統治機構の見直し案である。市にも府にも職員と議会議員、それに補助金その他で利権にぶらさがっている企業や団体がある。

 そんな既得権益勢力は市民の目に見えにくい。都構想実現のような大改革を成し遂げるには、既得権益をあぶりだして議員や政党はもちろん関係業界、マスコミを含めて幅広い支持を集める必要がある。その先に初めて、肝心の主役である市民の支持が期待できる。

そういう広い意味の政治運営で、橋下氏がどうだったかといえば、きわめて強い発信力があった半面、慰安婦問題に関する発言などで無用な反発を招いていたのはたしかだ。そこは本人も認めているとおりだ。自分に対する反発を自覚するなら、もっと慎重、ていねいであっても良かった。

つまり政策は正しかった。だが、肝心の大阪市民が正しく理解して受け入れるほど機は熟していなかった。そこを見誤った。失敗の原因はここである。政治の世界に「イフ」はないが、もしも勝負の時をもう少し遅らせて市民の理解が進むのを待っていたら、成功したかもしれない。

「正しい政策だったにもかかわらず、うまくいかなかった」という点では、第1次安倍晋三政権もそうだった。公務員制度改革など一連の政策は正しかったのだが、急ぎすぎて霞が関とガチンコ対決に持ち込んだ。それで官僚を敵に回し猛烈な抵抗に遭って、最終的にはあえなく自己崩壊した。

具体的に言えば、政権崩壊の引き金になった「消えた年金5000万件」問題だ。お取り潰しになる社会保険庁(現在の日本年金機構)の官僚、労働組合は水面下で「自分たちがいかにデタラメな仕事をしてきたか」という情報を当時の民主党に横流しした。

政権もろとも、社会保険庁解体案を葬り去ろうとしたのだ。当時の中川秀直自民党幹事長は、こうした動きを「官僚の自爆テロ」と評している。当時の渡辺喜美行革相が公務員制度改革の構想をぶちあげると、官僚出身の内閣官房副長官が「そんなことをしたら霞が関で倒閣運動が起きますよ」と脅した1件もある。

6763名無しさん:2015/05/24(日) 17:48:58
>>6762
?民主党の方が分裂するにふさわしい
 大胆な改革を進めるには、正しい政策を示すだけでは十分ではない。官僚や他政党、労組、業界団体、マスコミなど改革に抵抗する勢力を上手にコントロールしなければならない。そのあたりが大阪都構想についても、上手くいかなかったのではないか。

ちなみに、こういう事態は政治の世界に限らず企業経営でもありうる。

たとえば先の大塚家具騒動だ。社長が唱えたのは正しい路線だったかもしれないが、会長や幹部社員の強い反発を浴びた。結果的に株主総会で社長の路線が支持されたが、会社にダメージを与えた点で経営改革を目指すトップの判断としてはまずかった、と言わざるをえない。

全体状況が大胆な改革を受け入れるだけ熟しているかどうかを判断するのは、政治でも会社経営でもトップの仕事である。もっと言えば、正しい改革路線は書店に行けば、いくらでも売っている。それを実行して成功するかどうかを判断するのは、現場を知っているトップにしかできないのだ。

今回の失敗は路線の誤りではなく、情勢判断の誤りである。そうであれば、政治責任は橋下氏と維新の党の江田憲司代表が辞任したことで十分、説明がつく。もともと都構想実現のためにできた大阪維新の会であり、維新の党も同じ路線を受け継いで掲げた政策なのだから、いまさら深刻な路線対立は起きようがない。そうであれば党の分裂もないし、それを契機にした野党再編もない、とみるのが自然である。

それでも維新の党を見限って出ていこうという議員がいるとしたら、それはそもそも大阪都構想とか経済、外交安全保障とか政策は2の次、3の次という議員だろう。当選が目的で政策は関係ない「エセ政治家」だ。それは勝手にすればいい。そういう政治家が力をつけるわけがない。マスコミが党分裂とか野党再編とかはやしたてるのは、そうなったほうが面白いからだ。

 民主党と比べても、維新の党は都構想のような統治機構改革、市場機能重視の経済政策、日本を脅かす脅威(中国と北朝鮮)の存在を前提とした外交安保といった基本政策で、かなりの程度、認識を共有している。成長重視か格差是正重視か、集団的自衛権の容認か否認かをめぐって意見が割れている民主党のほうが、よほど分裂するにふさわしい。

6764名無しさん:2015/05/24(日) 17:49:17
>>6763
?失敗を経験した政治家は貴重である
 橋下氏の政界引退はどうか。けじめをつけるために、当分は表舞台から身を引くだろう。だが、絶対に再び政治に戻らないかといえば、そうとは言えない。橋下氏自身が記者会見で「江田代表に党の法律顧問で雇ってくれないかと言った」と語った。これは冗談混じりだろうが、政界から完全引退する気はない証拠ではないか。

なにより経済、外交安保と日本を取り巻く情勢が厳しい。官僚が情勢を分析して政策を決めるような政治では、とても立ち行かない。自分自身が情勢判断し、政策を構想するような政治家は、これまで以上に必要になるのだ。

橋下氏は会見で「負けるんだったら仕掛けるべきじゃなかった」と判断の誤りを認めて総括した。安倍首相もそうだが、失敗を経験した政治家こそ貴重である。政治家を生み出すのは客観情勢だ。いずれ橋下氏は復活する。


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長谷川 幸洋

6765名無しさん:2015/05/24(日) 18:08:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000041-san-pol
維新激震、分裂も 改憲・野党再編に影響 首相サイド「見ていくしか…」
産経新聞 5月18日(月)7時55分配信

 維新の党が「原点中の原点」と位置付けてきた看板政策「大阪都構想」は大阪市民の賛同を得ることができなかった。橋下徹最高顧問(大阪市長)が17日夜の記者会見で政界引退を明言、江田憲司代表も代表辞任を表明したことで、党は存続の危機を迎えた。今後、野党再編の動きが加速するとともに、憲法改正派の維新の減速は安倍晋三首相が目指す改憲の動きにも影響を及ぼしそうだ。(内藤慎二、桑原雄尚)

                   ◇

 維新の松野頼久幹事長は18日未明、記者団に「本来は執行部が全員辞めるべきだ。代表選をやるかどうかも含めて19日の執行役員会で議論する」と述べた。

 大阪選出の維新幹部は「党内はガタガタになってしまう。チャンスとばかりに民主党に手を突っ込まれる」と唇をかんだ。

 維新は党内の約4分の1を民主党出身議員が占める。そのほとんどが昨年の衆院選での「政界復帰組」で、維新への忠誠心はもともと強くない。圧倒的な存在感を誇ってきた橋下氏が求心力を失えば、現在は党内の主流派とされる大阪系の発言力が低下し、党内の力学が変化するのは必至。古巣の誘いに乗って離党する元民主党議員が続出することも懸念される。

 民主党の閣僚経験者は「維新のうち大阪出身以外のメンバーが民主党に来るかもしれない」と、野党再編の可能性に言及。これに対し、別の大阪選出の維新幹部は「維新が民主党に吸収される方向に動き出したら大阪系は反旗を翻す」と“分党”の可能性すらほのめかす。

 維新失速の影響を受けるのは野党だけではない。

 憲法改正を目指す安倍首相はこれまで、橋下氏を「同志」と評価し、都構想に一定の理解を示してきた。自公両党で参院の勢力が憲法改正発議に必要な3分の2に届かない中、来年夏の参院選後に発議する際には維新の協力が欠かせないとみていたためだ。

 憲法改正の国民投票でも「与野党の幅広い支持を得た」と訴える上でも維新の役割は大きい。橋下氏も「憲法改正は絶対に必要だ。安倍首相にしかできない。できることは何でもしたい」と相思相愛ぶりをアピールしてきた。

 首相と橋下氏の思いを知る菅義偉(すが・よしひで)官房長官は、自民党大阪府連が都構想で維新と激しく対立する中、記者会見で都構想の意義を繰り返し強調。維新幹部との会食では「都構想実現後に橋下を来年夏の参院選に引っ張り出さなければダメだ。改憲の機運を高める上でも必要だ」と促していた。

 橋下氏が今回の結果を受け、政界からの完全撤退を明言したことで、こうした筋書きは修正を迫られる。政府高官は17日夜、政権への影響について「維新がどうなるか見ていくしかない」と言葉少なに語った。

 一方、民主党は維新の後退で野党第一党としての存在感を発揮するチャンスが生まれる。岡田克也代表ら執行部は来年夏の参院選で与党に対抗する野党統一候補選びの主導権を握りたい考えだ。

6766名無しさん:2015/05/24(日) 18:08:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150517-00050141-yom-pol
橋下氏引退へ…任期満了以降「政治家やらない」
読売新聞 5月17日(日)22時41分配信

 大阪市を廃止し、5特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が17日行われた。

 開票の結果、約0・8ポイントの僅差で反対が賛成を上回り、大阪市の存続が決まった。橋下徹大阪市長(地域政党・大阪維新の会代表)が提唱し、5年余にわたって続いた都構想の議論は終結する。橋下氏は17日深夜、同市内で記者会見し、年内に行われる市長選には出馬せず、政界から引退する考えを示した。政治力の低下は確実で、橋下氏と連携して憲法改正などの実現を目指してきた安倍首相の政権運営にも、少なからず影響を与えそうだ。

 橋下氏は記者会見の冒頭で「大変重く受け止める。市民の皆さんに受け入れられなかった。間違っていたということになるだろう」と語った。そのうえで「(12月の)市長任期まではやるが、それ以降、政治家はやらない」と述べた。

 大阪市民を対象にした住民投票は、政令市廃止と特別区設置の手順を定めた大都市地域特別区設置法に基づく手続きで、4月27日に告示された。2017年4月に特別区に移行することなどを定めた都構想の制度案(特別区設置協定書)をめぐって、推進派の大阪維新の会と、反対派の自民、民主、公明、共産各党の地方組織が激しい宣伝合戦を展開した。賛否の呼びかけには公職選挙法が準用されたが、活動費用やビラの枚数などに制限はなく、投票当日の活動も可能だった。

 自民党幹部は17日夜、投票結果について「市解体への市民の不安が強かったのだろう」と分析した。構想の頓挫で、橋下氏が最高顧問を務める維新の党の力にも陰りが出そうだ。

 都構想は、橋下氏が府知事時代の10年に提唱。大阪府、大阪市の両議会は昨年10月、制度案をいったん否決したが、その後、公明党が住民投票での決着を容認。両議会は今年3月、制度案を承認し、住民投票が行われることになった。

 府市両議会が改めて制度案を承認すれば、住民投票の再実施は可能だが、大阪維新の会は両議会で過半数に達しておらず、他党の協力を得られる可能性も低い。橋下氏同様、構想を推進してきた松井一郎大阪府知事(大阪維新の会幹事長)も、今秋に予定される知事選に出馬しない見込み。

 住民投票の当日有権者は210万4076人で、各地で行われた住民投票で最大規模だった。投票率は66・83%。

最終更新:5月18日(月)7時18分

6767名無しさん:2015/05/24(日) 18:31:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000070-san-pol
維新代表に松野氏有力 首相、橋下氏と連携含み
産経新聞 5月19日(火)7時55分配信

 維新の党は「大阪都構想」が住民投票で否決されたことを受けて代表辞任の意向を示した江田憲司氏の後継を19日にも両院議員総会で選出する。松野頼久幹事長の就任が有力となっている。また、都構想を実現できず政界引退を表明した橋下徹最高顧問(大阪市長)について安倍晋三首相は18日、今後の連携に含みを持たせた。

 複数の維新幹部は18日、新代表に関し、松野氏が旧日本維新の会と旧結いの党が合流した昨年9月の党結成で中心的な役割を果たしてきたことなどを挙げ、「松野氏が適任ではないか」と語った。松野氏は平成24年に民主党を離れ、橋下氏が結成した日本維新の会に参加。維新の党では幹事長として江田氏を支えた。

 松野氏は18日、国会内で記者団に「混乱を大至急収拾して新体制を組まなければならない」と語った。

 維新は20日に党首討論、26日以降に安全保障関連法案の審議入りを控え、早期の党立て直しを図る。19日午前に執行役員会を開き、江田氏の辞任を了承した後、任期途中で代表が欠けた場合の代表選の詳細なルールを定めた「代表選規則」を新たに設ける予定。了承されれば午後の両院議員懇談会で意見集約を行い、総会に切り替えて新代表を選出する段取りだ。任期は江田氏の残余期間となる今年9月までとなる。

 一方、橋下氏の政界引退表明に関し、首相は18日、雑誌「正論」のインタビューで、橋下氏と憲法改正の必要性を共有していることなどを挙げた上で「今後とも強いリーダーシップや国民に訴えかけていく力を生かしていただきたい」と述べた。

 都構想に理解を示し、橋下氏を後押ししてきた菅義偉(すが・よしひで)官房長官は18日の記者会見で「私は橋下氏を政治の舞台に引き出すときに説得した一人だ。非常に感慨深いものがある」と語った。

 橋下氏は18日の市幹部との会議で「政令市・大阪市の枠組みを軸に二重行政の解消と住民自治の拡充をしっかり進めてもらいたい」と述べ、住民投票で否決された都構想ではなく、政令市の枠組みで改革推進に取り組むよう指示した。

6768名無しさん:2015/05/24(日) 18:31:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000072-san-pol
「橋下喪失」続く動揺 維新、涙の慰留 国政転身期待も 民主は静観
産経新聞 5月19日(火)7時55分配信

 維新の党は18日、反対多数となった「大阪都構想」の住民投票の結果を受け、対応に追われた。代表辞任を表明した江田憲司氏の後任には松野頼久幹事長が有力だが、大阪選出議員を中心に政界引退を明言した橋下徹最高顧問(大阪市長)を失うことへの衝撃は大きく、動揺は続いた。

 橋下氏が記者会見で「敗戦の弁」を述べた大阪市内のホテル。18日午前1時すぎまで約2時間に及んだ会見を終えた橋下氏や松井一郎大阪府知事を、馬場伸幸国対委員長ら大阪選出の議員が別室で取り囲んだ。

 「まだまだやることがいっぱいある」

 涙を流しながら橋下氏に引退撤回を迫る馬場氏。だが、橋下氏は「そう言わないで。また飲みましょう」と答えるだけだった。住民投票の1週間前から頻繁に大阪入りした江田氏も、党幹部を前に「もっと早い段階から頑張ればよかった。私に責任がある」と“男泣き”した。

 橋下氏の引退撤回への期待は根強い。大阪系の維新幹部は「市長退任までまだ半年ある。可能性は低いが、橋下氏を慰留できないか考える」と語る。松浪健太幹事長代行も18日のフジテレビ番組で、橋下氏の将来的な国政転身に期待した上で、「一枚岩でいないと橋下氏が戻ったときの輝きが消える」と結束を求めた。

 大阪系が都構想「敗戦」のショックから覚めきれない中、民主党出身議員を中心に「次」への動きも活発化した。幹事長には元民主党の松木謙公氏が浮上。松木氏は住民投票直前に都構想に関する党対策本部長に就き、「1千人動員作戦」を指揮したことで大阪系にも高い評価を得た。

 ただ、松野氏を含め民主系が要職を占めれば、憲法改正や集団的自衛権の行使容認といった「維新らしい主要政策」が色あせることにもつながりかねない。

 一方、野党第一党の民主党は当面、維新の動きを静観する構えだ。枝野幸男幹事長は18日、記者団に「安全保障法制など重要な課題が目の前に迫っている。維新の事情に十分配慮しながら調整し、自民党と対峙(たいじ)したい」と語り、維新との共闘に意欲を示した。ただ、維新を巻き込んだ野党再編については「政策や理念で共通する仲間がいれば、できるだけ幅広く連携、協力をする」と述べるにとどめた。岡田克也代表や枝野氏ら執行部は党の「自主再建」を重視しており「いずれ維新側から合流してくる議員が出る。積極的に動く必要はない」(党幹部)とみている。

6769名無しさん:2015/05/24(日) 18:32:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000535-san-pol
維新、新代表に鳩山氏元側近の松野氏
産経新聞 5月19日(火)16時24分配信

 維新の党は19日、国会内で両院議員総会を開き、「大阪都構想」が住民投票で否決されたことを受け代表を辞任した江田憲司氏(59)の後任に、幹事長だった松野頼久氏(54)を選出した。

 松野氏は衆院比例代表九州ブロック選出で、当選6回。かつては鳩山由紀夫氏の最側近として知られ、鳩山内閣では官房副長官を務めた。平成24年に民主党を離党し、橋下徹氏が結成した日本維新の会に参加した。父は松野頼三元防衛庁長官。

6770名無しさん:2015/05/24(日) 18:32:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000083-san-pol
維新再出発、危うい結束…4勢力同居、草刈り場にも 代表に松野氏選出
産経新聞 5月20日(水)7時55分配信

 大黒柱を失うことになった野党第二党は、党の結束を保てるのか。「大阪都構想」という看板政策が否定された維新の党は19日、松野頼久新代表の下で再出発を図ることになった。ただ党所属議員は、出身政党でほぼ同数の4つの勢力に大別され、微妙なバランスの上に成り立っている。松野氏は「是々非々」路線の継承を表明したが、かじ取りを誤れば“4分裂”で他党の草刈り場となる危険をはらんでいる。(内藤慎二)

 「党が割れるようなことは絶対にないと約束してもらいたい」

 松野氏は19日の両院議員総会でこう訴えた。新代表がいきなり結束を呼び掛けたのは、逆に言えば現在の維新が分裂の可能性を秘めていることを示している。

 満場一致の選出とはいえ、松野氏には注文もついた。大阪選出の議員は総会で、都構想否決で橋下徹最高顧問(大阪市長)と江田憲司前代表が「引責」する中、幹事長の松野氏が代表に「昇格」することに「地元では疑問の声もある」とぶつけた。

 維新は議員51人のうち、民主党系、大阪系、旧結いの党系がそれぞれ12人、自民党などその他の出身が15人と、4つの勢力が同規模で存在する。これまでは橋下氏の意向を受けた大阪系の存在感が大きかったが、都構想否決の衝撃は大きく、「しばらくおとなしくしておいた方がいい」(党幹部)との声が大勢だ。

 一方、大阪系議員には「維新精神を失った党運営は許されない」との警戒感も渦巻く。野党再編を進める過程でリベラル色が強い現在の民主党に近づきすぎれば、憲法改正や集団的自衛権の行使容認といった「本来の維新らしさ」が失われかねないとの懸念だ。

 その民主党の岡田克也代表は、元同僚の松野氏の代表就任を歓迎。記者団に「野党が一致して巨大与党に立ち向かう必要性は増している」と共闘に意欲を示した。共闘の先にある野党再編についても、民主党内には「『自民か非自民か』という形で第二極をつくっていくことに維新も参加してもらいたい」(安住淳国対委員長代理)と、民主党主導で維新を取り込むべきだとの意見が多い。

 ただ、維新の衆院議員40人のうち松野氏ら29人は比例代表選出で、現在の任期中は民主党に移籍できない。そのため維新内には「民主党を解体し、両者で新党を結成すべきだ」(中堅)との声も出ている。

6771chibaQ@HK:2015/05/24(日) 19:59:04
http://mainichi.jp/select/news/20150524k0000e010145000c.html\
維新の党:松野代表「幅広い結集を」 野党再編に意欲
毎日新聞 2015年05月24日 13時48分

 維新の党の松野頼久代表は24日、熊本市内で記者会見し、野党再編について「年内に民主党だけではなく他の野党まで含めた幅広い結集をしたい」と意欲を示した。結集規模に関しては「100人以上だ」と強調した。
 松野氏は、100人が結集できれば、次の衆院選で政権交代の可能性が高まると指摘。党内の意見集約について「国政選挙になれば、野党再編で政権交代を目指すという基本路線に温度差はないと思う」と述べ、実現可能との認識を示した。(共同)

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6772名無しさん:2015/05/24(日) 20:03:35
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150521-00000905-fnn-pol
維新・足立康史衆院議員からパワハラと、元秘書女性が近く提訴へ
フジテレビ系(FNN) 5月21日(木)13時33分配信
維新の党の足立康史衆議院議員からパワハラを受け、残業代も支払われていないなどとして、元秘書の女性が、慰謝料などを求めて、近く大阪地裁に提訴することがわかった。
足立議員は「わたし自身は、提訴されるような事務所の管理に問題があったとは、全く思っていない」と述べた。
弁護人によると、維新の党の足立康史衆議員議員の元私設秘書の40代の女性は、およそ3,700時間分の残業代が、一切支払われていないと主張している。
また元秘書は、足立議員から、いすをけられたり、水をかけられるなど、パワハラを受けたとして、慰謝料と残業代、あわせておよそ1,400万円を求めて、近く大阪地裁に提訴するという。
足立議員は2015年3月、衆院厚生労働委員会で、「(国会議員は)24時間365日、仕事をしています。そういう中で、秘書だけ労働基準法に沿って残業代を支払うということは、わたしはできません。ふざけるなと思うわけです」と述べていた。
足立議員は、3月に衆議院の委員会で質問に立ち、元秘書から残業代を求められたと明かしていた。
足立議員は、秘書が労働基準法の定める残業代を支払う義務が適用されない「機密の事務を取り扱う者」にあたるため、払う必要がないと主張している。
最終更新:5月21日(木)13時33分

6773名無しさん:2015/05/24(日) 20:25:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000500-san-pol
橋下氏会見詳報(1)「政治家冥利に尽きる活動できた」反対多数の結果にも感謝の言葉
産経新聞 5月18日(月)0時4分配信

 5つの特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は17日深夜、反対多数で決着した。政治生命をかけた「大阪都構想」の実現が途絶えた大阪維新の会代表、橋下徹大阪市長と、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は午後11時10分から、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)のロイヤルホールで記者会見に臨んだ。

 《7年前に全国最年少の38歳で大阪府知事に就任して以来、事業見直しなど行財政改革に邁進(まいしん)してきた橋下氏。東京都とともに、日本を引っ張る原動力として、西の「大阪都」を作り上げる「大阪都構想」をぶち上げて5年余り。「住民に支持されなかったら政治家の能力がないということだ」。こう話してきた橋下氏はまず、大阪市民に向けて語り始めた》

 橋下氏「本当に重要な意思表示をしていただきありがたい。大変重く受け止めました。都構想は受け入れられなかったということで、僕が間違っていたということになるんでしょうね。(住民投票を経て)大阪市民が一番、行政に精通していると言えると思う。税金を投入して、これまで多くの職員が僕に付き合ってくれてこうした結論になりましたが、政治家冥利に尽きる活動をさせてもらってありがたく思っています」

 《投票締め切り直前までマイクで支持を呼びかけ続け、若干かれ気味の声で淡々と語る橋下氏。隣の松井氏も冒頭、市民にお礼を言ってこう続けた》

 松井氏「それぞれが判断した結果。真摯(しんし)に受け止め、賛成、反対派双方が大阪に問題があるということはわかったわけだから、僕らは残された任期をしっかり働きたい。府庁でも職員が都構想に向けて努力をしてくれた。ストレスがかかることもあったでしょうし、本当に支えてくれたみんなにお礼を言いたい。究極の民主主義で決まりましたが、しっかりこれから働いていきたい」

 《住民から突き付けられた「NO」の意思表示を2人はどう受け止めるのか、今後の政治活動はどうするのか》

6774名無しさん:2015/05/24(日) 20:25:47
>>6773

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000501-san-pol
橋下氏会見詳報(2)「僕みたいな政治家が長くやる世の中は危険」政界引退を表明
産経新聞 5月18日(月)0時22分配信

 《「今回の住民投票の結果を重く受け止めている。(大阪都構想は)間違っていたということになるんでしょうね」。大阪都構想の賛否を問う住民投票で反対多数となり、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長の敗北宣言で幕を開けた記者会見。報道陣からは、壇上に並んだ橋下氏と維新幹事長の松井一郎大阪府知事に矢継ぎ早に質問が飛んだ》

 --負けてしまった原因は何だと分析しているか

 橋下氏「僕自身に対する批判もあるだろうし、都構想についても説明不足だったということだと思います」

 --都構想が反対多数となった場合、政治家を退くと発言していた。その思いに変わりはないか

 橋下氏「市長の任期はやり遂げるが、政治家はもうやりません。弁護士という肩書はありますから。維新の弁護士としてやらせてもらえませんか、とは言っている。まだ明確な答えはもらえていませんが…。任期満了までの市政については、色んな課題があるが、自民や公明とも話し合って進められるものは進めていきたい」

 《政治生命を賭して訴えてきた大阪都構想の夢が破れた橋下氏。しかし結果とは裏腹に、すがすがしい表情で質問に答えていく》

 橋下氏「自分なりにやれることはやってきました。7年半前の38歳からずっとです。無理してやってきたところもある。でも自分のためにやってきた人間が、公のために何かしたいと思ってここまでやってきた。自分なりに悔いのない、政治家としてこれまでの7年半思う存分やらせていただいた。最後にこういう結果で政治家を辞めると言わせてもらうのは、納税者の皆さんには申し訳ないが、大変ありがたく思う」

 --注目度の高い部分なので繰り返すが、進退についてもう一度。約70万人が都構想に賛成票を投じた。その数を見ても(政治家を辞めるという)思いに変化はないか

 橋下氏「それはないですよ。政治家ですから。負けは負けです。戦を仕掛けて、(反対派を)たたきつぶすとまで言ったが、こちらがたたきつぶされた。これが民主主義なんです。メディアも含めて徹底的に議論してきた。これだけの大層な喧嘩を仕掛けて、でも負けても命まではとられない。日本の政治体制はすばらしいと思う。僕はこれから、違う人生も歩めるわけですから。メディアの皆さんにも言いたいが、報道の自由は民主主義にとって本当に大切だ。僕もメディアに対していろいろと言ってきたけれども」

 -そうは言っても、過去に自身の進退についての発言を覆したこともある。政治家を続けることは100%ないのか

 橋下氏「(笑いながら)また2万%と言わせたいんですか。あのときはああいう風に言わないと、テレビに出られないという事情があったのでああいう言い方をしましたが、今回はありません」

 -とはいえ12月までは市長だ。もしそれまでに劇的に状況が変わったら、もしくは10年後、20年後に復活する可能性もあるということを期待していいのか

 橋下氏「ないです。僕は今回、住民のみなさんの気持ちを酌(く)めていなかった。そういう人が政治家をやってはいけない。僕みたいな政治家はワンポイントリリーフだ。僕は僕自身を実務家と思っている。僕みたいな政治家が長くやる世の中は危険です。敵をつくる政治家は、必要とされる時期にいるだけ。権力なんて使い捨てでいい。敵をつくる政治家が世の中にずっといるのは害だ。それが健全な民主主義というものです。とはいえ、僕が7年半も政治家をやってこられたのは、ある意味、大阪がそれだけ問題を抱えていたということかもしれない。7年半前には僕みたいな政治家が必要だったが、もう必要がなくなったということだ」

6775名無しさん:2015/05/24(日) 20:29:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000502-san-pol
橋下氏会見詳報(3)「不甲斐ない代表でこういう結論に。次のリーダーを選んでもらい引き渡したい」
産経新聞 5月18日(月)0時27分配信

 《大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と、幹事長の松井一郎大阪府知事は、報道陣の質問に時折笑顔を見せながら、淡々と答えていく》

 --大阪都構想の再チャレンジは

 橋下氏「大都市局を中心にここまで頑張って制度設計をしてきた。ただ、自民、民主、公明、共産の意見を取り入れていない。今後、道州制を取り入れるようなときに、大阪都構想の設計図が参考資料になる。日本全国で統治機構改革を本気でやった地域は大阪しかない。

 いつの時かは分からないが、日本が危機的な状況になったとき、だれか政治家が登場して統治機構改革を打ち出したときに、この設計図を頼りにしてくれたらうれしい。設計図作りに骨をおってくれた大都市局のメンバーには、今後参考になることがあるかもしれないと、そう伝えたい」

 --維新の党、大阪維新の会は今後どうなる

 橋下氏「維新の党は分からない。大阪維新の会のメンバーは、大阪都構想を抱えて4月の統一地方選に職を投げ捨てて取り組んでくれた。ふがいない代表でこういう結論になって、申し訳ない。次のリーダーを選んでもらって、引き渡したい。それが会の代表としての最後の務めだ」

 松井氏「維新の党は国政政党として存在感を発揮している。国会議員がしっかりと、国政の課題に国民目線で取り組んでいる。大阪維新の会は、2回の統一地方選で第1党の議席を頂いている。大阪の課題について、一番よく分かっている集団だ。市議会の第1党としての重責を果たしてほしい。全国でもこれだけのローカルパーティーがある地域は例がない。市民と府民のために、政治活動をやっていくことが認めてもらえている。次の執行部の下で、これからも活動を頑張ってほしい。任期満了まで、府議会と市議会の中で与えられた仕事をする。他会派と話し合いをしながら、大阪で政党としての存在感を高めてほしい」

 --大阪維新の会の職も退かれる

 松井氏「任期満了までは活動をさせてもらう」

 橋下氏「大阪維新の会のメンバーに認められて、僕みたいなやつがリーダーであり続けられた。感謝している。大阪府・市の職員にも、よく支えてくれたと感謝している」

 --どの部分が有権者の賛成・反対に影響したか、分析してほしい

 橋下氏「トータルで伝わらなかった。こちらの説明不足です」

 --大阪維新の会の役職について、松井幹事長は

 松井氏「任期満了まで知事を務める。与えられた仕事をやりきろうと思っている。この場で辞めるというのは、住民投票で反対されて感情的に言ったと思われるのは嫌なので、とにかく今は任期満了まで務める」

 --今後、任期満了まで半年の議会対応は

 橋下氏「大阪維新の会の市議団が、市議会の中で話をしてくれる。他会派の理解を得られるよう、協議していく」

 松井氏「今後はノーサイド。府議会でも市議会でも第1党なので、他会派のみなさんと、どういう形で改革案件を一歩でも進められるか、話し合いを進める。府市統合本部で3年半かけて、成長のためには統合した方がいい案件、民営化した方がいい案件などをまとめている。1つでも進めることが、府民・市民のメリットになる。リーダーシップを持って、他会派と話し合いをして進めてほしい。すでに議会には(改革案件を)まとめたものは提案しているので、調整して可決されるようにしたい」

6776名無しさん:2015/05/24(日) 20:30:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000503-san-pol
橋下氏会見詳報(4)「最高の終わり方じゃないですか。ボロカスに負けたらシュンとするけど」
産経新聞 5月18日(月)0時46分配信

 《大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎同府知事による敗北会見は開始から約20分が経過した。両氏とも穏やかな表情で報道陣の質問に答える》

 --11月に知事選、市長選がある。維新の会としての対応は

 橋下氏「それは何も考えていないので」

 --投票率が66・83%。今回、初めて投票所に行ったという人もいる。これほど大阪の街のことを考える機会もなかったと思うが

 橋下氏「ものすごい民主主義にとっては良いことですよ。通常の地方選挙なんかは(投票率は)30%台。そういうことがある中で、66%の人が投票所に足を運んでくれた。中身がすごくね、ものすごい難しいことですよ。大学生が1年間勉強しても分からないこと。メディアの情報も交えつつ、タウンミーティングも1回2時間ぐらいある中で(市民は)足を運んでくれた。反対集会に行った人もいるだろうし。大阪市の民主主義のレベルが上がったと思いますよ」

 --1万票差で都構想がダメになった。これは悔しくて仕方ないことだと思うが。何でそんなに晴れやかな表情なのか

 橋下氏「こんなの最高の終わり方じゃないですか。ボロカスに負けたのなら、シュンとするが、こんなに支持してもらってありがたい。維新の会のメンバーも大都市局も総力戦でやってくれて。これはもうトップとしてこんなにありがたい話はない。納得できる」

 《報道陣の質問にソツなく答える橋下氏だが、徐々に“恒例”のメディア批判も出始める》

 --今回はギリギリまで結果が読めなかった。どういう風にして待っていたのか

 橋下氏「そんなのメディアが数字を言い合うだけで、僕らは待つだけですから。こんな経験はそうそうさせてもらえないし。すごい経験をさせてもらった。ありがたいです。納税者の皆さんに感謝しないといけない」

 --結果が出た直後の率直な気持ちは

 橋下氏「いや、負けたなぁと。終わったと」

 《政治生命を賭した今回の住民投票。橋下氏は7年間の政治家業に「疲れた」と本音もこぼす》

 --先ほどから橋下さん、民主主義の素晴らしさとかを認めているが、ただ単に政治家として疲れたんじゃないですか

 橋下氏「(笑)。政治家やってたら疲れますよ。仕事やってたら皆さんも疲れるでしょ。(僕も)疲れていますよ。これで(政治家として)終わりは終わり」

 --しかし、これほどの僅差なので、賛成派の支持者は納得しないのでは。こんな意見が党内外からも飛び出したら、どうする

 橋下氏「現職市長で反対なわけですから、普通は市長はまぁ、まんべんなく好かれる(人がなるのが)通常の原理原則ですよ」

 --住民投票が始まる前、市長は憲法改正の国民投票の予行練習だと言っていた。今回学んだものは

 橋下氏「僕じゃなくてメディアでしょ。(住民投票が)告示になってから報道し始めて。どの段階から情報提供をしないといけないのか。テレビ局も全然ディベートの技術を学んでいないじゃないですか。そういうものを学んでいない放送局もある。きちんと伝わる会にしないと、正確な情報提供につながらない。質問会なのかディベートなのか分けないと、反対派の時間と(賛成派の意見が)同時間なんてありえないですよ。テレビ局は総務省のことを気にしているかわからないが、同時間の配分なんて…。国民投票のときもよく勉強してもらって情報提供をしてほしい」

6777名無しさん:2015/05/24(日) 20:33:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000505-san-pol
橋下氏会見詳報(5)「国民の奴隷ではない。今後はクライアントとして報酬を払って」引退は無責任と質問され
産経新聞 5月18日(月)0時49分配信

 《これまでの会見では記者の質問に気色ばむ機会もしばしばあった大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長だが、この日は晴れやかな表情のままで“敗北”を認めていた》 

--住民投票運動のあり方や課題は

 橋下氏「市役所での会見のときに言いましたが、原則は自由がいいと思う。日本では公職選挙法でかなり強制的に(選挙)運動を制限していますが、これでは有権者に伝わらないです。メディアに比べれば、われわれの情報なんて微々たるもの。基本的には(運動は)自由にしなきゃならないと思う」

 --告示後は「大阪が変わるラストチャンスだ」と訴え続けてきた。今回の結果では変われないか

 橋下氏「いや、変わるチャンスは得たと思いますよ。賛成、反対票がこれほど出たんですから。お互い考えながら進んでいくと思う。僕は議会と対立関係ありましたが、これをきっかけにことが進んでいけばいい。僕らは負けた方ですから勝った方にきちんとお願いして協議したいと思う」

 松井氏「都構想自体は反対多数となったが、改革案件はまだあるのだから、賛成票の皆さんについては、改革が進まない部分への不満もある。議会で(都構想)反対の立場のみなさんと維新が話し合いをして改革をしてほしい」

 《いい足りなかったのか、橋下氏はテレビ討論会で自民側が主張した対案について言及する》

 橋下氏「大都市制度については、自民党の皆さんが対案として出されたわけだからこれはしっかり進んでいくと思いますよ。(自民党市議団の)柳本顕幹事長には、いつとの回答はいただいていませんが、これはぜひ進めていかないとならない」

 《記者からは、政界引退について無責任では、との質問も。それまで淡々と応じていた橋下氏がやや気色ばむ場面もあった》

 --政界引退するのは無責任ではないか。ほかにも原発再稼働問題や若者世代の年金問題など課題がある

 橋下氏「市長は一種の特別職で公務員ですから全体の奉仕者です。でも国民の奴隷ではありません。これからは自分の人生をしっかり歩んでいきたい。弁護士としてプロフェッショナルというプライドもある。万人に好かれることもない。依頼された仕事を、求められたら結果を出す人生を歩み出したい」

 --原発再稼働問題のときに「野田政権を倒す」とまで言っていたが

 橋下氏「国民の奴隷ではありません。職業選択の自由もあります。そういうことであれば、クライアントとして報酬を払ってくれるならやります」

 --今後、野党とはどう付き合っていく

 橋下氏「維新の会の執行部に確認してください。僕は執行部ではありませんから」

 《会見は30分を超えた。記者からの質問はまだ続いていく》

6778名無しさん:2015/05/24(日) 20:34:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000507-san-pol
橋下氏会見詳報(6)「歴代の市長、議会ができなかったことをやってきた自負がある」
産経新聞 5月18日(月)0時57分配信

 《大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎同府知事による会見が続く》

 --住民投票について、自民党大阪府連は反対していたが、安倍晋三首相や菅義偉官房長官は間接的にだが、応援しているというスタンスを示してきた。どう感じていたか

 橋下氏「自民党支持層に影響はあったと思いますよ。詳しいことは分かりませんけれども、あれだけ人気のある政権ですからね」

 松井氏「これまで一貫して、首相、官房長官ともに大阪都構想については異議があるが、住民投票に任せると話していた。その部分についてはぶれがなかったので、とてもありがたかった」

 --今回の住民投票で地域の中で賛成と反対が分かれ、地域の住民の間でしこりが残るのではという懸念の声もある

 橋下氏「しこりのないようにしてもらいたいと思います。民主主義ですから。終わればノーサイド。否決という結論が出た以上、何かしこりの残ることではないと思う。大阪市を存続させていくという方向でみんながまとまっていけばいいと思います」

 《自身も青春時代に身を投じたラグビーに例え、結果が出た以上、ノーサイドと話す橋下氏。報道陣の質問に時折頷きながら答えていく》

 --橋下氏は会見の冒頭で、自身のことを「嫌われる政治家」と言った。今回の住民投票についても、ほかのやり方はなかったのか

 橋下氏「なかったですね。松井氏とともにいろんなパターン考えてきた。みなさんここまで、住民投票までできると思っていましたか。もうこれしかないという、ギリギリのところで進めてきた」

 --嫌われる政治家は結果を出せないということにもなる。矛盾していないか

 橋下氏「僕はこれまで歴代の市長や議会ができなかったこと、手をつけてこなかったことをやってきたという自負がある。やはり僕は政治家というより実務家だ。政治家はいろんなことを受け止める包容力が必要だと思うが、僕は課題があればそれをクリアしていく人間。まわりにどう思われようがやる。これからもそういう政治家が求められる場面があると思う」

 《大阪都構想の賛否を問う住民投票は反対多数に終わったものの、自身のこれまでの政治活動について胸を張る橋下氏。ここで事務方から「打ち合わせがある」と告げられ、橋下氏が一旦壇上から退出した》

6779名無しさん:2015/05/24(日) 20:34:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000508-san-pol
橋下氏会見詳報(7)「今さら何を言っても言い訳になる。僕たちの説明不足。これに尽きる」
産経新聞 5月18日(月)1時2分配信

 《記者会見の開始から1時間。大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎大阪府知事は、疲れた様子もなく言葉をつないでいく。記者会見の中で、自身を「嫌われる政治家」と評した橋下氏。その表情はどこか吹っ切れたようにも見える。途中、打ち合わせのため橋下氏は一時退席。壇上には松井氏のみが残った》

 --反対派も死力を尽くしたと思うが、その動きをどうみるか

 松井氏「どちらも必死だった。こちらは二重行政を解消しようとしたし、あちらは市役所を守りながらでも改革できると主張した。議論がかみ合わないところはあったが、お互いに死力を尽くした。制度と政策の話が一緒になった。本来、大阪都構想は制度の話なのに、税金や水道代が上がるなど市民の負担が増えるとの相手側の主張を打ち消すのに苦労した」

 --情勢調査では、女性に対する集票力が弱いと出たが

 松井氏「目の前の生活不安に対し、特に女性は敏感に反応したのだろう。制度の話とは別だったのだが、なかなか誤解を解けなかった」

 --運動期間は短くなかったか

 松井氏「十分だった。ただ、大阪の問題を解消するという制度の話をするのに、反対派は不安点を挙げて、それが議論になった。大阪都構想への漠然たる不安。これを解消できなかった。メディアには、対案との比較をしてほしかったという思いはある」

 《打ち合わせを終え、橋下氏が再び壇上に》

 --大阪都構想への不安が競り勝ったということか

 橋下氏「今さら何を言っても言い訳になる。僕たちの説明不足。これに尽きる」

 --以前、橋下氏は最終的には市民の判断は保守的になると言ったが

 橋下氏「現状に不平不満がないと変化に一歩は踏み出せない。今が安定していれば、変化には踏み出せないでしょう。逆に言うと、この7年半、市民・府民に不平不満がないように役所改革をしてきたので、それで不平不満がなくなった。民主党から政権交代して、安倍政権が安定している。そして、自分で評価するわけではないが、府政や市政では、それまでの不平不満をそこそこ押さえることができつつあった。全体的な政治の状況の中で、変革を求める提案は受け入れられなかったのかな。ただ、安定しているのはいいこと。変革を求めるのは不平不満がある証拠ですから。自分の提案が実現できないのは悔しいが。世の中の安定の、バロメーターだったのではないか」

 --もっと早く住民投票に持ち込めば、結果は違ったと思うか

 橋下氏「逆に拙速だとして不安を感じたと思う。むしろ時期は早かったのかもしれない。ただ、前回のダブル選挙で大阪都構想を実現すると公約に掲げた以上、住民が、拙速かどうかを含めて判断すればいいと思っている」

 《ここで、TBS記者が手を挙げて質問を始める》

 --正確な数字はないが、浮動票の投票率が高かったとように思うが

 橋下氏「数字を把握していないので、感覚的に言われても答えようがない」

 《TBS記者は「すみません」と、質問を変える》

 --これは数字を持っています。66%を超える投票率があった。有権者の関心を高める工夫は何があるか

 橋下氏「それはメディアが考えてくださいよ。関係ないでしょう、そんな話は」

 《TBS記者、たたみかけるように質問を重ねる》

 --でも、関心を高めるのに何が役立ったと思うか

 橋下氏「(笑みを浮かべて)どう思います?」

 --投票日ぎりぎりまで演説したり、政治家だけでなくボランティアがチラシを配ったり、一般の人が政治参加したのも一因だと思う

 橋下氏「じゃあその通りです」

6780名無しさん:2015/05/24(日) 20:35:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000511-san-pol
橋下氏会見詳報(8)「これ以上はもう無理。最後がこの結果、誰か本書いてくださいよ」
産経新聞 5月18日(月)1時34分配信

 《大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎同府知事による会見は約1時間半が経過。報道陣の質問も徐々に橋下氏個人に関するものが増えてきた》

 --政治家を引退すると何度も言っている。あえて聞かせてほしい。安倍晋三首相のようにリベンジした例もある。ご自身を重ねてしまわないか

 橋下氏「首相は僕よりもはるかにすごい政治家ですよ。首相と同じなんてありえない。リベンジとか言うが、最高の政治家人生を歩ませてもらった、何も悔いはない。こんな最高のことはないですよ。いろんなメンバーの中でやらせてもらって。自分の力を持てるだけ出した。これ以上はもう無理なんでね。最後がこの結果なんでね。誰か本書いてくださいよ」

 《週刊文春からの意外な?質問に思わず笑みをこぼした橋下氏。政治家家業を支えてくれた家族への感謝、とりわけ子供への思いを口にした》

 --おそらく政治家になるつもりがなくて、政治家になったと思うが

 橋下氏「(質問を遮る形で)いや、政治家になるつもりはあったよ。知事になったんだから」

 --いや、それまでで

 橋下氏「あぁそれまででね(苦笑)」

 --政治家になってご家族も苦労されたと思う。家族への思いなどがあれば

 橋下氏「文春ですよね(笑)。家族への負担は大きかった。全力で大阪府警が守ってくれた。それでも38歳から警護対象になって普通の生活が制限されることもあった。よく子供が耐えてくれた。それは相当ですよ。子供の世界ではあつれきとかあったんでしょうけど、うちの子供の学校がうまくやってくれて。父親が橋下徹だといろいろあるけど、子供の世界を築いてくれる友達がいてね。7年半、相当な負担をかけているから、任期満了後は(家族との時間を)取り戻していきますよ」

 --政治家引退後はテレビからのオファーもあると思うが

 橋下氏「全くないと思いますよ。テレビなんて僕のこと大嫌いでしょ(笑)」

 《「殺し合いになるよりマシ-」。住民投票の過程の意義を強調した橋下氏。“敗北”の結果ながら「民主主義」を持ち上げ続ける》

 --住民投票の物事の決め方について。0か100かの決め方。プラスとマイナスについて教えてほしい

 橋下氏「物事には話し合いと、それでは決められないことがある。僕は7年半の予算も全部通している。ただ、今回の大阪都構想は身分にかかわること。やるかやらないか。議員の身分もなくなるし、そこが危ぶまれるから(反対派が結集した)。話し合いでは無理な場合は住民投票の民意で決めないと。税金はかかるが、殺し合いになるよりマシですよ。もちろんこれは多額の税金を使って、納税者に感謝をしないといけない。殺し合いにならない、武力を使わない。ある意味、必要経費ですよ。武力行使に比べれば、なんて素晴らしい日本なのかと感激している」

 --今回は議会選挙などと比べて住民投票という手法。どこで民主主義のレベルが上がったと思ったのか

 橋下氏「違います。住民投票だから良いというわけではないですよ。ここまで知事とタウンミーティングを繰り返して住民に説明した。一方的な説明かも分からないけれど。ある意味、このプロセス全体が相当民主主義のレベルを上げたと思いますよ。それこそ大正時代の自由民権運動みたいな雰囲気でしたよ」

6781名無しさん:2015/05/24(日) 20:35:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000512-san-pol
橋下氏会見詳報(9)「聞いてましたが、責任問題ではないのでは」江田代表の辞任示唆に
産経新聞 5月18日(月)1時48分配信

 《会見開始直前の会場の熱気は落ち着き始めた。丁寧に質問に応じる大阪維新の会代表の橋下徹市長と、幹事長の松井一郎府知事。記者の質問は、これまで二人三脚で歩んできた2人の関係に及んだ。「お互いへの思い」を聞かれた松井氏は「恥ずかしいんで、2人のときに話します」。このジョークに「夫婦じゃないんだから」と突っ込みを入れた橋下氏は“同志”への感謝を語った》

 橋下氏「松井知事がいなかったら政治グループの代表なんてできない。人間関係やまつりごとなど、この7年半、僕は一切煩わされることなく自分の考えを有権者に訴えられた。僕は実務家で人間関係築くのが下手ですから」

 --維新の党の江田憲司代表が責任を取って辞任する意向を表明した

 橋下氏「聞いてましたけど、都構想の話なので(江田氏の)責任問題ではないのではないかと。江田さんの思いがあるのでしょうから」

 松井氏「まさにそうですね。6年前、大阪の二重行政の問題を解決するには、大阪維新の会というローカルパーティーを立ち上げて解決しようと。国政政党の代表問題とは違うと思う。僕らはこれだけの時間をかけて住民投票を行って、悔いなく戦ったのである意味すがすがしい結果になっている。江田代表には維新の党を引っ張っていただきたいと思っているんですがね。江田代表も性格的には男気がある方だが、国政政党代表の責任問題の話ではないと思っています」

 --都構想は、国から権限と財源を取ってくるのが地方分権の戦いだとスタートした。ただ、国が「大阪を東京とのダブルエンジンにしよう」と本気で考えていると思うか

 橋下氏「毎日新聞にもさんざん文句を言ったが、僕が都構想をどれ位のスパンで考えているかといえば、100年ですよ。今回は、当初の案と違って『周辺自治体が入っていないじゃないか』といわれるが、一気にできるわけないですよ。知事、市長のダブル選を獲ることも普通じゃありえない。だから100年のスパンで考えて、徐々に広げていけばいいと思っていた。まず器を作ることが大事だと都構想を打ち上げた。全て一気に、というのは無理なので、大阪市からスタートして大阪都庁ができれば受け皿になって国から権限や首都機能を得てと。このときにはまたもめると思うが。大阪都庁ができて初めて国と渡り合える。知事もやったから分かるが、国からいきなりは財源はもらえない」

 《「都構想」についての持論を展開する橋下氏。負けを認めつつ、自らの案についての口調は次第に熱っぽくなっていく》

 橋下氏「権限と財源というが、政治闘争ですから。地方分権は、何でもかんでも市町村に渡せばいいとは思ってません。例えば、安全保障は市町村には無理です。可能なことを市町村に振り分けるんです。今回、都構想は…」

 《饒舌(じょうぜつ)だった橋下氏だが、突然「何、お話してましたっけ」と記者に質問内容を確認する場面も。会見は、1時間半近くに及び、珍しく橋下氏にも疲れが出てきたようだ》

 橋下氏「(国から権限などを得るのは)今の状況では無理。府市もそこまでの力はありません。権限の配分は政治闘争になる。お願いベースでは絶対無理。そのために大阪都庁、都知事の力がないと。これまで、ある程度のことやってきたという自負はありますよ」

 《記者の質問は、まだ終わりそうにない

6782名無しさん:2015/05/24(日) 20:36:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000513-san-pol
橋下氏会見詳報(10)茶髪にメガネに戻るか「もう似合わない。相当疲れた男になってる」
産経新聞 5月18日(月)2時0分配信

 《大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎同府知事の会見が続く中、会場の外では大阪に駆けつけた維新の党の江田憲司代表が大阪都構想の賛否を問う住民投票の否決を受け、辞任の意向を表明。報道陣からの質問は維新の行く末に及んだ》

 --大阪のみならず、全国で維新といえば橋下さんというふうにみんな思っている。橋下さんが政界引退されるだけでなく、江田代表も辞任するということで、維新全体が求心力失って弱体化するのでは、という懸念はないか

 橋下氏「別に人材がいる。大丈夫だ。維新は僕の個人商店じゃないんだから。特に大阪維新の会は優秀なメンバーがたくさんいる。かえって僕らがいなくなったほうが、彼らが活躍する機会が増えるのでいいのでは」

 --国政の維新の党としてはどうか

 橋下氏「国政も同様だ。いいメンバーたくさんいるので」

 --政治家を引退されるということもあり、これから橋下さんにテレビ局からオファーが増えると思われるが

 橋下氏「知らないですよ(笑)。これまで相当テレビ局ともめているので、『橋下許さん』というテレビ関係者も多いのでは。でもこの7年半はノーギャラで出てたので、今度は文化人枠以外で出してもらえれば(笑)」

 《政治家引退後の自身の身の振り方について笑いを交えながら話す橋下氏。張り詰めていた会場の雰囲気も和らぎ始めた。ここで事務方のスタッフがまだ手を上げている報道陣の数を数え、橋下氏が「あと5名くらいですね」と確認。会見は終盤に近づきつつある》

 --「政治家人生に悔いなし」という橋下氏の言葉をとりあえず信じるとします。これまでに国政進出の話も出たことがあると思うが、ぶっちゃけて(国政進出に)色気が出たことはあるか

 橋下氏「いつの時代のことですか」

 --7年半前に政治家になられてからです

 橋下氏「ないですないです。都構想の実現に向けてずっと走り続けてきましたから」

 --(日本維新の会で共同代表を務めた)石原慎太郎氏から「将来の総理になれ」とも言われていたが、一度も(国政進出を考えたことは)なかったのか

 橋下氏「僕や石原さんは、議院内閣制の中で一番議員に向かないタイプ。人間関係の中で物事を決めていくのだから大変。僕は首長だからできているのだと思う。僕はそんなん、からっきしできない。5分も持たない」

 --たられば、になるが、橋下氏は住民投票で賛成多数になればもう一度市長選に出ると言っていた。世間はその後、国政に出ると思っていたと思うが

 橋下氏「やはり、(都構想では)堺市をどうにかしたいと思っていた。大阪100年のスパンで考えて。僕の政治家人生がどれくらいあるか分からないが、次のリーダーが出てくるまではと思っていた。今の東京と大阪のどこに違いがあるかと言えば、東京は市域拡大に成功したが、大阪は失敗したという点だと思う」

 --政治家を引退されたら、以前のように茶髪にメガネ姿に戻るのか

 橋下氏「もう似合わない。相当疲れた男になっています。これからは精気取り戻しますよ(笑)」

 --体調のお話をされましたが、大丈夫ですか

 橋下氏「体調は絶好調ですよ。運動不足でお腹は出ていますけどね。でも顔はやつれている。松井幹事長もですけれども、政治家は本当に顔に出てくるんです。これはだめですよ。もっと精気みなぎらないと」

 松井氏「最近目がしょぼしょぼするんですよね」

 橋下氏「それおじいちゃんじゃないですか」

 《橋下、松井両氏の軽妙な掛け合いで、会場もどっと笑いに包まれた。表情を一瞬緩めた橋下氏だが、マイクを握り直してまじめな表情で言葉を継いだ》

 橋下氏「自分の人生振り返って、ここまでやりきったことはない。高校時代のラグビー、あれはサボっていたこともあったけれども、弁護士目指していた大学時代のことを考えても。都構想は色んな人に支えられて、ここまでやり切らさせてもらった。公のために少しはやれたかなと。来年からは自分のために頑張ります」

6783名無しさん:2015/05/24(日) 20:36:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000514-san-pol
橋下氏会見詳報(11)島田紳助氏へ報告「またメールして…」、故たかじん氏には…
産経新聞 5月18日(月)2時29分配信

 《記者会見のスタートから約2時間。大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は時折、白いハンカチで口元をぬぐうしぐさを見せる。会見中、盛んに「選挙戦で疲れた」と口にするが、弁舌の勢いには衰えは見られない》

 --今後、プライベートで何がしたいか

 橋下氏「プライベートの時間なんて増えませんよ。もうちょっと市長のスケジュールを見てください。まったく空きはありませんよ」

 --橋下氏にとって、やしきたかじんさんの存在は切っても切れない。伝えたいことはあるか

 橋下氏「死んだ人に対しての言葉を、この場で言うべきではないでしょう。やれるところまでやったというか、力を残して中途半端にやるのは嫌だけど、全力でやった自負はあるので、たかじんさんも分かってくれるのではないですか」

 --島田紳助さんにも世話になったと思うが、どう報告するか

 橋下氏「またメールします。(ここで、大阪スポーツ記者が、紳助さんは悲しんでいると思いますか、と投げかける)僕が言うことではないですよ。メールをしておきます」

 --弁護士として活動再開するが、どんな弁護士になりたいか

 《橋下氏は、あきれたように笑いながら答える》

 橋下氏「子供に質問しているんじゃないんだから」

 --社会正義の実現、とか理想はあるか

 橋下氏「(再び苦笑しつつ)それはここで言う話じゃないでしょ」

 《ここで、質問は一転する。私生活の話から、市政へと話題が移ると、橋下氏の表情は一気に引き締まる》

 --任期満了後の退任が、「うめきた」再開発や、カジノ誘致など、大阪市の成長戦略にどう影響するか

 橋下氏「すでに国家戦略特区の方向性は示している。大阪府と市が協力して、一部の市職員は松井知事の下で仕事をしている。これはかつては考えられなかったことですよ。順調に進んでいます。今後は、どんな知事と市長が誕生するか。有権者の判断になると思います」

 --(選挙戦の中)市民の言葉で、橋下氏の心に残ったものはあるか

 橋下氏「なかなかコミュニケーションをとれないので。それを伝えるのはメディアの役割でしょう。何かあるのであれば、今言ってもらえれば。やっぱり大阪市は基礎自治体として、規模は大きすぎますよ。市民の声を聞くと言っても、表面的にしかできない。もちろん、市民と触れ合う中で心に残った言葉はあるが、いちいち紹介する必要はないでしょう」

 --市民からは「嫌われないでほしかった」との言葉もあった

 橋下氏「嫌われなかったら改革できないですよ。嫌われることを恐れてたら、改革なんて絶対できません。こんな政治家が不必要になったらチェンジする。これが民主主義でしょう」

 --自身の政治姿勢で変わったことは

 橋下氏「それはみなさんがどう変わったと見るかでしょう。一番変わったといえば、(毎日放送の情報番組)『ちちんぷいぷい』との関係が一番変わった。最初は僕の仕事を紹介してくれたりしていたのに、最後はケンカばっかりするようになりましたからね(笑い)」

6784名無しさん:2015/05/24(日) 20:37:59
>>6773-6783

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000516-san-pol
橋下氏会見詳報(12完)「権力の座に就き続けるのは健全じゃない。やれるところまで精いっぱいやったつもり」
産経新聞 5月18日(月)2時48分配信

 《大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎同府知事による記者会見。両氏にもいくぶん疲労の色が見え始め…司会者から「あと1、2問でお願いします」とのアナウンスが入る》

 --橋下徹として市民にメッセージがあれば

 橋下氏「感謝している、それだけです。真剣に投票してくれた方への感謝」

 --あと半年で任期が終わる。改革途中や着手したばかりのものもある。これからというとき。あと半年、教育や西成区の問題にどう対応する

 橋下氏「やれるところまでやりますよ。選挙で負ければ、4年で終わるのは普通のことです。何度もやってたら権力は腐敗するし。任期ごとに変わることを前提に行政は継続しているんですよ。基本的には4年。僕らの仕事は4年」

 --橋下氏だからこそ西成の問題もここまで進めてこれた。西成が変わるチャンスが失われたかもしれない。これは仕方ないのか

 橋下氏「それは仕方ないこと。(西成を変えようという)政治家がまた出てきますよ。僕には(政治家を続け、西成を変える)そんな特殊能力もない。権力の座に就き続けるのは健全じゃない。僕はやれるところまで精いっぱいやったつもり。次の市長が出てくれば、(行政として)継続する事業もあれば、方針転換するものもある。そういうものだと思いますよ」

 《司会者から「これで終わり」とのアナウンス。時刻は日をまたいで午前1時すぎ。橋下、松井両氏の会見は約2時間に及んだ。会場内にいた支持者のまばらな拍手に送られ、橋下氏は晴れやかな表情で壇上から降りた》

6785チバQ:2015/05/25(月) 21:45:34
http://www.sankei.com/west/news/150525/wst1505250041-n1.html
2015.5.25 13:49

維新・松井氏「第2の民主党になるだけ」松野氏の野党再編発言を牽制






維新の党代表の松野頼久氏は、年内にも100人規模での野党再編を目指すと言及した
 維新の党顧問の松井一郎大阪府知事は25日、年内に100人以上の規模での野党再編を目指すとした松野頼久代表の発言について「何でもかんでもの数合わせでは国民から信頼されない。第2の民主党みたいな形になるだけ。松野代表もよく分かっているはずだ」と述べた。府庁で記者団の質問に答えた。

 野党再編に関して松井氏は、政権交代可能な二大政党が必要との認識を示した上で「基本政策が一致し、官公労のバックアップなしにやれるメンバーが集まれるならいい」と注文を付けた。

6786チバQ:2015/05/25(月) 23:34:16
http://www.asahi.com/articles/ASH5M4WRPH5MUTFK00B.html
たそがれの「第三極」 1強政権で存在感示せず
高橋健次郎、秋山惣一郎2015年5月21日10時39分
 自民、民主の2大政党のはざまで存在感を示してきた「第三極」政党が勢いを失っている。象徴だった維新の党は、橋下徹最高顧問が政界引退を表明し、失速ぎみ。渡辺喜美代表のもと勢力を拡大したみんなの党も消滅するなど、勢いは軒並み衰えている。背景には、獲得議席数の振れ幅が大きい二大政党制と、党首のキャラクターに頼る第三極特有の限界がある。

 「自民、民主に関係なく、独自の政策をぶつけて維新はこういう政党だという理解を広げていけたら」。維新代表を辞任した江田憲司氏は19日、「第三極」としての基本姿勢をこう語った。

 維新は2010年、地域政党「大阪維新の会」から始まった。民主党政権の支持率が低迷し、野党だった自民党の信頼も回復しない中、橋下氏は2大政党の間隙(かんげき)を縫い、「既得権益打破」を掲げて国政に進出した。

 「日本維新の会」を立ち上げ、12年の衆院選では石原慎太郎元東京都知事と組み、民主とほぼ同じ54議席を獲得。野党第2党に躍進し、比例区の得票率は自民党に次ぐ20・4%を得た。常に「改革政党」を掲げ、一定の存在感を発揮。江田氏率いる結いの党と合流して維新の党を結党した。

 しかし、その「改革」の本丸だった「大阪都構想」が17日の住民投票で反対多数となり、頓挫した。改革の旗とそのリーダー橋下氏を失うことになり、党内では、いまや自民と協調か対決かを巡って流動化の兆しも見える。

6787チバQ:2015/05/26(火) 20:50:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015052600762
次世代に6900万円追加支給=総務省


 総務省は26日、次世代の党に対して政党交付金6900万円(100万円未満切り捨て、以下同じ)の追加支給を政党助成法に基づき決定したと発表した。太陽の党が解散し、次世代と合併したことに伴い、太陽所属だった園田博之衆院議員が次世代に移ったことによる。これにより、次世代への2015年分の配分額は、合計6億3100万円となる。
 政党交付金は年4回に分けて支給される。次世代には7月に第2回分として、1億6300万円が交付される予定。(2015/05/26-19:02)

6788チバQ:2015/05/26(火) 21:02:51
http://www.sankei.com/politics/news/150526/plt1505260002-n1.html
2015.5.26 07:00

野党再編、「維新の党」に火種…前のめり“松野代表”に大阪系警戒

ブログに書く2



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 民主党と維新の党は25日、国会内で幹事長、国対委員長会談を開き、安全保障法案の審議などで連携して国会運営にあたることを確認した。維新の松野頼久代表は連携の先に「野党の幅広い結集」を見据えるが、民主党への吸収合併を懸念する維新の大阪系勢力は松野氏の前のめりの姿勢を警戒し、内紛の火種を残している。(内藤慎二)

 維新の新体制発足を受けた25日の幹部会談は、安保法案で「十分な審議」が必要との認識で一致した。だが、昨年秋の臨時国会で実現した会談の定例化は見送った。維新の柿沢未途幹事長は会談で「大阪都構想」に関し、「民主党はかなり熱心に反対した。否決直後に仲良くやっていくことは、大阪で都構想実現のため頑張った支持者の理解を得られない」と説明した。

 一方で、松野氏は19日の代表就任以来、野党再編の必要性を発信し続ける。24日の記者会見では「年内」「100人以上」と具体的な期限と規模に言及した。

 産経新聞社とFNNが23、24両日行った合同世論調査は、野党再編に「期待しない」が50・9%で過半数だった。だが、支持政党別では、「期待する」が維新支持層で57・5%、民主支持層で64・5%だった。

 ただ、維新の大阪選出議員には、元民主党の松野氏が「是々非々」としながら古巣との連携を急ぎ、民主党への吸収を選ぶのではないかと用心する声が強い。松井一郎顧問(大阪府知事)は25日、府庁で記者団に「何でもかんでもの数合わせでは国民から信頼されない。第2の民主党みたいな形になるだけだ」と、さっそく松野氏を牽(けん)制(せい)した。

 松野氏が大阪系の馬場伸幸国対委員長の交代を模索したことも不信を招いている。大阪系が「馬場氏を外せば新執行部と大阪系に確執があるとみられる」と反発して実現しなかったが、しこりは残ったままだ。

 20日夜には維新の松木謙公、民主の鈴木克昌両氏ら両党の衆院議員7人が、かつて行動をともにした「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表と会食した。小沢氏と密接な関係にある松野氏は「民主党以外の野党」との再編にも意欲的で、「小沢氏を交えた将来的な野党結集への布石」との見方も出ている。

 これに対し、民主党執行部は維新との国会での連携の必要性は認めるものの、「自主再建」が基本方針だ。枝野幸男幹事長は25日、野党結集を目指す松野氏の発言について記者団に「現時点でそれを自己目的化することは避けた方がいい」と述べるにとどめた。

6789チバQ:2015/05/26(火) 21:05:21
http://mainichi.jp/select/news/20150527k0000m010021000c.htmlhttp://mainichi.jp/select/news/20150527k0000m010021000c.html
維新の党:連携候補に旧みんなの党系2会派 幹事長が期待
毎日新聞 2015年05月26日 19時14分

 維新の党の柿沢未途幹事長は26日の記者会見で、同党が年内の改革勢力結集を目指す野党再編の連携候補として、旧みんなの党代表だった浅尾慶一郎衆院議員と、参院無所属クラブ(会派人数4人)、日本を元気にする会・無所属会(同7人)の2会派を挙げた。参院無所属クは、同党元幹事長の水野賢一参院議員が、元気にする会は同党所属だった松田公太参院議員がそれぞれ代表を務める。柿沢氏は「改革に意欲的な政党だった旧みんなの党の浅尾氏らは理念、政策はほとんど変わらない。一緒になることを国民も望んでいる」と述べ、将来の結集に期待感を示した。

6790チバQ:2015/05/27(水) 22:36:29
509 :チバQ :2015/05/27(水) 22:35:53
http://mainichi.jp/select/news/20150528k0000m010092000c.html
特別委運営:維新・下地氏が「存在感」 自民・民主は困惑
毎日新聞 2015年05月27日 22時08分(最終更新 05月27日 22時19分)
 衆院平和安全法制特別委員会で、維新の党の下地幹郎元郵政担当相が特異な存在感を示している。自民党と野党第1党の民主党の理事が「筆頭間協議」で運営方法を決めるのが慣例だが、特別委では下地氏が主張し、自らを加えた「3者協議」が続いている。下地氏の突出に自民、民主は困惑ぎみだ。

 「筆頭間という言葉を使うなら出て行く」。25日の特別委理事懇談会で、自民の江渡聡徳氏が民主の長妻昭氏を「長妻筆頭」と呼んだことに下地氏が猛反発。以来、異例の3者協議が定着した。特別委での野党優先の質問時間の配分は、元自民の下地氏が主導して実現した。

 自民は下地氏を味方につけて「円満運営」を狙うが、「民主につけば野党に主導権を取られる」との警戒感の裏返しだ。民主も自民幹部と懇意の下地氏の仲介がどこまで本気なのか、真意を測りかねている。下地氏本人は周囲に「維新が安保法制のキャスチングボートを握る」と漏らしている。【福岡静哉】

6791名無しさん:2015/05/31(日) 21:10:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150524-00070762-toyo-bus_all
「維新の党」、一見派手な新代表の意外な素顔
東洋経済オンライン 5月24日(日)6時0分配信

 住民投票により大阪都構想が僅差で否決された翌々日の5月19日、国会内で維新の党の両院議員総会が開かれ、そこで新代表が誕生した。辞任を表明した江田憲司氏に代わって新代表に選任されたのは、54歳の松野頼久氏。防衛庁長官や農林大臣を務めた故・松野頼三氏の長男である。

■ 政治キャリアは日本新党から

 熊本出身の頼三氏が細川護煕元首相の政治指南役を自任していたため、細川氏が結成した日本新党に入ったことが松野氏の政治のキャリアの始まりだ。政党スタッフや秘書を経て、細川氏の議員辞職によって熊本1区を受け継いだが、1998年の補選では自民党の岩下栄一氏に敗退。2000年の衆院選から4回連続して小選挙区で当選するが、2012年と2014年の衆院選では自民党の木原稔氏に敗退し、比例復活している。

 さて松野氏は初出馬当時から週刊誌の格好のターゲットで、その身辺がいろいろと調査されていた。

 まずは「お家乗っ取り疑惑」だ。頼三氏には正妻との間に娘が2人いるが、政治家という「家業」を継いだのは妾腹の松野氏だったからだ。

 次に「学歴詐称疑惑」。松野氏は幼稚舎から慶應義塾に進んだが、4年留年しているために26歳で大学を卒業している。順調に進学したかつての同級生とは卒業年度に隔たりがあるため、「本当に卒業したのか」と週刊誌が調べたことがあった。

 また学生時代の「非行」についても囁かれていたが、これについて詳細な報道はない。

 このように何かと松野氏が話題になるのは、その外見も影響していると思われる。黒い肌にスリムな体型、そしてシャツの胸元をあけたそのいでたちは、保守的な議員が多い永田町でいやでも目立つ。

 松野氏に似たセクシーな主人公が登場するマンガに因み、「特命係長」とあだ名が付けられもした。過剰に付けた香水も話題になり、女性秘書の間では「廊下で男性香水の匂いをたどっていくと、松野事務所にたどりつく」と言われていた。

 実際に何度か同じエレベーターで乗り合わせたことがあるが、松野氏が降りた後には、強い残り香が漂っていたのは事実だ。たまたま同乗していた見知らぬ女性が、その香りの強さに「まるで香水をがぶ飲みしたのかと思うくらいだわ」と漏らしていたことも耳にした。

■ 外見に似合わず、実は礼儀正しい

 しかし実像の松野氏は、外見から受けるイメージと異なり、極めて礼儀正しい面を持っている。エレベーターから降りる際には、同乗者に「お先に失礼します」と必ず挨拶する。相手が議員でなく、また知り合いでなくても、声をかける。声をかけられた側は、松野氏の外見と態度のギャップにややとまどうこともある。

 父親にも敬語を使っていたのを目撃したことがある。まだ頼三氏が健在だった随分前のことだが、議員会館から院内に行くために信号を待っていた松野氏が、携帯電話で話していたのが聞こえてきた。

 「お父様、車をお使いになりますか……」

 どうやら年老いた父親に、相当気遣っていたようだ。

 こうした面が年長者に好かれる要因になっているのだろうか。松野氏は鳩山由紀夫氏の側近となり、鳩山内閣で官房副長官に抜擢されている。

 これには松野氏の妻である素子夫人の「内助の功」もあったはずだ。素子夫人は鳩山幸夫人と懇意で、一緒によく食事をする関係。ネットではその様子を写したものなど、素子夫人の写真が何枚も掲載されており、「あの派手な女性は誰なのか」と話題になったこともある。ミニスカート姿で周囲を驚かせたこともあったらしい。

6792名無しさん:2015/05/31(日) 21:11:02
>>6791

 ところが不思議なことが起こる。ある日、素子夫人の写真のほとんどが突然、ネットから消えてしまったのだ。ちょうどその頃、ある週刊誌が素子夫人の写真を探しており、あわてて対策を打ったのだろうか。しばらくして素子夫人の「前歴」が暴露された。

 その記事によると、素子夫人は銀座のクラブの元ホステスで、松野氏が下戸にもかかわらずに通いつめて結婚した、とのことだった。

 これについて松野事務所が「記事の内容は事実ではない」と編集部に抗議してきた。それを受けて、編集部側が一部誤りについて訂正を出そうとすると、「それはやめてくれ」と断ってきたという。当の担当編集者は「何のために抗議してきたのか」と首をかしげている。

■ 民主党に見切りをつけて維新に合流

 鳩山氏が首相を辞めた後は、松野氏は小沢一郎氏の側近として活躍した。2011年8月に行われた民主党代表選では、当時の党内で最大の勢力を誇った小沢氏が海江田万里氏と小沢鋭仁氏のどちらを代表候補に選ぶのか注目された。その際に小沢氏の伝令として動いていたのが松野氏だった。小沢事務所から出てくる松野氏に、様子を聞こうと記者たちが大挙して群がった。

 まさに民主党のど真ん中にいたはずだが、松野氏は2012年には橋下徹大阪市長に接近を図る。劣勢だった民主党にさっさと見切りを付け、小沢鋭仁氏らとともに橋下氏の日本維新の会に合流する。落選すると噂されていた松野氏だったが、比例で復活。党内では国会議員団の幹事長(分裂の後に代表)の要職を務めるものの、2014年の衆院選では再度小選挙区で落選し、比例で復活している。

 江田氏が松野氏を後継指名した時、これがネックになるかもしれないと囁かれた。だが民主党の海江田万里前代表も、2012年の衆院選で小選挙区で落選して比例で復活している。それに小選挙区当選者にこだわると、一気に当選3回の柿沢未途氏まで若返ってしまう。それでは党内の統制は取れないということで、松野氏におさまった。代表を辞任したものの、院政で野党再編を実現しようとしている江田氏が、松野氏の民主党人脈に期待したとも言われている。

 始まったばかりの松野体制だが、5月20日の党首討論をネクタイをきちんと締めて無難にこなすなど、出だしはまずまず。ただし来年の参院選を5名の比例改選組を抱えて、どう乗り切るのかは全くの未知数だ。

 橋下氏の政界引退宣言で、東西分裂が一気に進むとも言われている維新の党。これからしばらく松野氏にとって、その政治生命をかける毎日が続くに違いない。

安積 明子

6793名無しさん:2015/05/31(日) 21:11:38
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150529-00000474-fnn-pol
維新の党の松野代表ら議員9人、野党再編について都内で会談
フジテレビ系(FNN) 5月29日(金)7時41分配信
野党再編に前向きな議員9人が結集した。
維新の党の松野代表と馬場国対委員長らは28日夜、民主党の桜井前政調会長や旧みんなの党の代表だった浅尾衆議院議員らと東京都内で会談し、野党再編について意見交換した。
出席者によると、会談では野党再編を推進する意見が相次ぎ、年内に再編を実現するべきだとの意見も出た。
会談後、馬場氏は「自民党一強時代が続くことはよくない」と述べ、今後も同じ顔ぶれで定期的に会合を行うことを確認したという。
最終更新:5月29日(金)7時41分

6794名無しさん:2015/05/31(日) 21:53:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000066-dal-ent
橋下氏、民間人入閣説否定「全くない」 称賛報道は「調子狂う」
デイリースポーツ 5月28日(木)16時48分配信

 大阪市の橋下徹市長(45)が28日、大阪市役所で定例会見を開き、5月17日の大阪都構想の住民投票が否決され、今年12月の任期満了を持っての政界引退を表明して以降、初めて取材対応の場を持った。

 政界引退および弁護士復帰を明言している橋下氏を巡って、一部で、来年参院選への自民党からの出馬から、民間人としての入閣プランまで、安倍政権との“密約説”が報じられていることを問われると「まったくないですよ」と苦笑い。「今は早く弁護士事務所のホームページ作らなきゃと思ってるくらいです」と、にこやかに政界引退の考えに変わりないことを語った。

 また、政界引退表明後から“引き際の美学”が称賛されたり、「辞めないで」といった論調の記事も目立ち「珍しく応援されているが」と指摘されると「それ(違和感)はありますよ。調子狂います」と頭をかいた。

 一方で、これまでの大阪市長としての実績を疑問視する報道に「そんなことを言う人より、仕事をした自負はある」と反論しつつ「まあ、こうして“仕事やってんのか”と言ってくれたほうが、まだこう(反論を)言えるし」と笑いを誘った。

6795名無しさん:2015/05/31(日) 21:54:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000072-dal-ent
橋下氏 爆問・太田のイジリに反応 「ギャラを文化人枠じゃないやつで」
デイリースポーツ 5月28日(木)17時26分配信

 大阪市の橋下徹市長(45)が28日、大阪市役所で定例会見を開いた。5月17日の大阪都構想の住民投票が否決され、今年12月の任期満了を持っての政界引退を表明して以降、初めて取材対応の場を持ち、先日に爆笑問題・太田光(50)から放たれた“イジリ”にも反応した。

 政界引退を表明した17日深夜の会見で、橋下氏は引退後のテレビ出演について「求められれば。ギャラもらいますよ。今度は文化人枠じゃないやつで」と発言。

 これに対し、タレント弁護士時代に同じ事務所だった太田が、24日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で「文化人枠じゃなくて何ができるか見せてもらおうじゃねえか」と毒づいてみせた。

 この日の会見で、太田からの“挑発”を問われると、橋下氏は笑顔で「あれはギャラを文化人枠じゃないのをもらえたらいいですね、と言ったんですよ」と事実上の“ギャラアップ”を求めた発言だったと説明。「光さんとはメールでやってますよ」と連絡をとりあっていることも明かした。

 「僕が文化人枠以外で出ることはありえないですよ」とも話した橋下氏。ただ、かつては同番組で八代英輝弁護士と「青空 有罪・無罪」なるコンビを組み、「有罪こと橋下徹でーーーす!」とカメラの前で変顔を繰り出し、現在の政治家の顔からは想像できない弾けっぷりもみせていただけに、引退後に文化人枠を超える“ひょう変”があるのか注目されそうだ。

6796チバQ:2015/06/03(水) 21:46:15
http://www.tku.co.jp/web/news_article/%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%83%BB%E5%9C%92%E7%94%B0%E6%B0%8F%E3%80%80%E7%A7%8B%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AB%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%BE%A9%E5%85%9A%E3%81%8B?iframe=true&width=560&height=420
次世代・園田氏 秋までに自民復党か
次世代の党の園田博之衆議院議員の自民党への復党について自民党の茂木選対委員長が「秋までに」とする見通しを示しました。3日熊本市で開かれた自民党県連の定期大会に来賓として出席した茂木敏充党選挙対策委員長は園田氏の復党について「党内の手続きは最終段階」と述べたうえで「秋の臨時国会より前に」と見通しを示しました。自民党県連は去年12月の衆院選で園田氏の復党を視野に『県連推薦』という形で政策協定を結び選挙協力を行っていて県連の前川収幹事長も「県内の国会議員を自民党が占めると有権者の声を吸い上げることが出来るようになる」と歓迎しました。

6797チバQ:2015/06/03(水) 21:49:24
http://www.sankei.com/politics/news/150603/plt1506030024-n1.html
2015.6.3 19:32

次世代園田氏、自民復党へ 今秋臨時国会までに





 自民党の茂木敏充選対委員長は3日、熊本市で開かれた党熊本県連大会に出席後、記者会見し、次世代の党の園田博之衆院議員(熊本4区)が、今秋の臨時国会までに自民党に復党する見通しを明らかにした。

 茂木氏は「園田氏は選挙で自民党熊本県連と連携してきた実績があり、政策的にも違和感はない」と説明、「復党に向けた最終段階に入っている」と述べた。

 園田氏は平成22年4月、自民党を離党し、たちあがれ日本を結成。その後、太陽の党や日本維新の会への合流を経て、昨年8月から次世代の党に所属していた。昨年12月の衆院選では自民党熊本県連から推薦を受け、復党を目指していた。

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150604k0000m010080000c.html
自民党:園田議員の復党は最終段階 茂木選対委員長
毎日新聞 2015年06月03日 20時34分

 自民党の茂木敏充選対委員長は3日、熊本市で記者会見し、自民党への復党を希望している次世代の党の園田博之衆院議員について「党本部として自民党熊本県連、園田氏と相談しており、最終段階だ。(秋の)臨時国会までにはそういう形に持っていけるのではないか」と述べた。

 園田氏は1993年に自民党を離党し、新党さきがけの結成に参加した。その後、自民党に復党したが、2010年に再び離党。昨年12月の衆院選に次世代の党から立候補し、当選した際には、自民党熊本県連が推薦していた。【取違剛】

6798チバQ:2015/06/06(土) 09:30:24
http://www.sankei.com/politics/news/150606/plt1506060005-n1.html
2015.6.6 01:20

維新・元気・生活の3党に参院統一会派構想 「合わせれば公明を抜く」と維新が持ちかけ

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 維新の党の松野頼久代表が5日夜、「日本を元気にする会」の松田公太代表と都内で会談し、「生活の党と山本太郎となかまたち」を交えた参院での統一会派結成を打診した。

 会合には維新や元気の幹部も同席した。出席者によると、維新側が「維新の11人、元気の7人、生活の3人を合わせれば参院は21人になり、公明党の20人を抜く。統一会派を作らないか」と持ちかけた。元気側は「一度持ち帰り、党内で検討する」と返答した。

6799チバQ:2015/06/07(日) 15:17:52
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150607-OYT1T50010.html
橋下路線か否か…思惑せめぎ合う「維新の道」
2015年06月07日 08時08分
 安全保障関連法案への対応を協議するため、維新の党が予定していた橋下徹最高顧問(大阪市長)と党所属国会議員による討議が中止された。


 橋下氏の路線継承を訴える議員が計画したが、「脱橋下」を目指す議員に反対されたためだ。政界引退を表明しながらも、なお高い存在感を誇る橋下氏をめぐり、党内には様々な思惑がせめぎ合っている。

 関係者によると、橋下氏は5月29日、大阪市内で行われた松井一郎顧問(大阪府知事)や馬場伸幸国会対策委員長らとの会合で、安保政策に関する持論を熱心に語ったという。これを受け、橋下氏に近い党幹部が、橋下氏と党所属国会議員の討議を今月13日に大阪市内のホテルで開くことを計画した。

 柿沢幹事長も2日の記者会見で「みんなで党の方針を議論する場を持てればいい」と述べ、開催に前向きな姿勢を示していたが、翌3日には馬場氏が記者会見で、「諸般の事情で延期になる」ことを明らかにした。

 討議を計画した議員は、注目度の高い安保論議に橋下氏を引っ張り出すことで、安倍内閣との連携を重視する橋下路線を堅持させる思惑があった。野党再編を積極的に発信する松野代表らに「クギを刺す狙い」(若手)も込めていた。

 しかし、「脱橋下」を目指す一部の議員が党内討議について、「積み重ねてきた議論がひっくり返される。今更、引退すると言った橋下氏の話を聞いてどうするのか」と反発したという。

6800名無しさん:2015/06/07(日) 16:32:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150607-00050010-yom-pol
橋下路線か否か…思惑せめぎ合う「維新の道」
読売新聞 6月7日(日)8時8分配信

 安全保障関連法案への対応を協議するため、維新の党が予定していた橋下徹最高顧問(大阪市長)と党所属国会議員による討議が中止された。

 橋下氏の路線継承を訴える議員が計画したが、「脱橋下」を目指す議員に反対されたためだ。政界引退を表明しながらも、なお高い存在感を誇る橋下氏をめぐり、党内には様々な思惑がせめぎ合っている。

 関係者によると、橋下氏は5月29日、大阪市内で行われた松井一郎顧問(大阪府知事)や馬場伸幸国会対策委員長らとの会合で、安保政策に関する持論を熱心に語ったという。これを受け、橋下氏に近い党幹部が、橋下氏と党所属国会議員の討議を今月13日に大阪市内のホテルで開くことを計画した。

 柿沢幹事長も2日の記者会見で「みんなで党の方針を議論する場を持てればいい」と述べ、開催に前向きな姿勢を示していたが、翌3日には馬場氏が記者会見で、「諸般の事情で延期になる」ことを明らかにした。

 討議を計画した議員は、注目度の高い安保論議に橋下氏を引っ張り出すことで、安倍内閣との連携を重視する橋下路線を堅持させる思惑があった。野党再編を積極的に発信する松野代表らに「クギを刺す狙い」(若手)も込めていた。

 しかし、「脱橋下」を目指す一部の議員が党内討議について、「積み重ねてきた議論がひっくり返される。今更、引退すると言った橋下氏の話を聞いてどうするのか」と反発したという。

最終更新:6月7日(日)8時8分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150601-00050124-yom-pol
首相、橋下氏に「強いリーダーシップいかして」
読売新聞 6月1日(月)18時28分配信

 安倍首相は、維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)について、「憲法改正を進めていくべきだとの考えでは、私たちとも一致している。

 憲法改正に向けて、強いリーダーシップ、国民に訴えかける力をいかしていただきたい」と述べ、政界引退後も発信力への期待感を表明した。1日発売の月刊誌「正論」7月号のインタビューでの発言。インタビューは、橋下氏が推進した「大阪都構想」が住民投票で否決された翌日の5月18日に行われた。

 首相は「住民投票によって市民に賛否を問う段階まで進めた(橋下氏の)リーダーシップは注目に値する」とも持ち上げた。橋下氏は12月の市長の任期満了で政界引退を表明しているが、維新の党内には、政界復帰を求める声が根強い。

最終更新:6月1日(月)18時28分

6801とはずがたり:2015/06/08(月) 00:30:12
このくたばり損ないめが,やっと逝くか?石原には死んでもご冥福をとかいう気にはならんねぇ。

石原元都知事、体調不良訴え救急搬送…頭重たい
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20150607-567-OYT1T50087.html
06月07日 23:48読売新聞

 石原慎太郎・元東京都知事(82)が7日夕、講演のため訪れていた島根県益田市で体調不良を訴え、同市の益田赤十字病院に救急搬送された。

 益田広域消防本部によると、運ばれる際に意識はあり、「頭が重たい」と訴えていたという。

 関係者の話では、石原氏はこの日、同市有明町の島根県芸術文化センター「グラントワ」で開かれた益田青年会議所主催の講演会に参加。90分の予定で講演していたが、約50分が経過した段階で話を切り上げた。午後4時25分頃、同消防本部に119番があったという。

6802とはずがたり:2015/06/09(火) 08:01:26
会派統一へ協議=維新と元気
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/1059/3a2b0530707e66652f815f095adaf42d.html
(時事通信) 17:18

 維新の党の片山虎之助参院議員会長は8日の参院議員総会で、参院会派「日本を元気にする会・無所属会」の松田公太代表と統一会派結成に向けた協議に入ることで合意したと報告、了承された。

 この後、片山氏は記者会見で「今の政界は一強多弱だ。小さい会派が、ちまちまやっても仕方がない。できるだけ早くやりたい」と語った。

6803チバQ:2015/06/09(火) 19:38:02
http://www.sankei.com/politics/news/150608/plt1506080032-n1.html
2015.6.8 23:25

維新、元気会との統一会派目指すも波高し 野合懸念も

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 維新の党の片山虎之助参院議員会長と日本を元気にする会(元気会)の松田公太代表が8日、国会内で会談し、参院での統一会派結成に関する意見交換を進めることで一致した。ただ、会派結成を目指す維新に対し、松田氏は「あくまで意見交換」との立場。維新幹部は他の野党も巻き込んだ会派結成をもくろむが、維新内では「野合」と映ることへの懸念が出ている。

 維新は8日、松野頼久代表らも同席した臨時の参院議員総会で、元気会と統一会派結成を目指す方針を決定した。片山氏は記者会見で「大きなまとまりで行動を起こすことは必要だ。小さいのがチマチマやっても仕方ない」と意義を強調し、「生活の党と山本太郎となかまたち」も含めた会派結成にも意欲を示した。

 参院会派の勢力は維新11、元気会7で、統一会派になれば18となる。これに生活が加われば21で、公明党を抜き自民党、民主党に次ぐ第三勢力に躍り出る。

 ただ、維新と元気会の温度差は大きい。片山氏は会見で「松田氏と統一会派に向け話し合いを始めることで合意した」と明言した。ところが、松田氏は記者団に「(片山氏の発言は)ものすごく前のめりだ」と指摘し、意見交換は統一会派結成を前提としていないことを強調した。今後の対応も「白紙だ」と語った。

 背景には、維新と元気会には、旧みんなの党の内紛で決別した議員が多く、再び同じ会派になることへの抵抗が一部にある。また、憲法改正や安全保障などの主要政策で隔たりが大きい生活との会派結成には「国民に野合とみられる」(維新中堅)との懸念がある。

 松田氏と5日に会談し、統一会派結成を直接打診した松野氏は8日夜、野党再編に前向きな民主党の前原誠司元外相や、旧みんなの党代表だった浅尾慶一郎衆院議員らと会談した。出席者によると、「政策を一致させた上で大きなかたまりを作らなければならない」との認識で一致した。

 松野氏としては、元気会との統一会派結成を民主党を交えた野党再編の布石にしたいところだが、「小規模再編」さえもハードルが高い状況となっている。

6804旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/06/09(火) 19:44:39
>>6802-6803
古い私は国会改革連絡会とか参議院フォーラムとかを思い出してしまう。

6805名無しさん:2015/06/10(水) 00:58:06
>>6801
結局石原というか次世代ってなんだったのか。
再編マニアとしては 親与党の野党は興味無いので さっさと自民に吸収されて欲しいところ。

6806チバQ:2015/06/11(木) 23:44:37
http://www.sankei.com/politics/news/150611/plt1506110050-n1.html
2015.6.11 21:31

維新、ついに“民主斬り” 派遣法採決で与党と協調 再編志向の松野氏、大阪系「是々非々」路線受け入れ

ブログに書く2




(1/2ページ)
 維新の党が11日、労働者派遣法改正案の採決などで与党との協調を鮮明にし、野党共闘を模索してきた民主党との決別が決定的になった。民主党は、12日に衆院厚生労働委員会で「強行採決」となれば、すべての衆院委員会を欠席する方針。一方、野党再編志向の維新の松野頼久代表は「是々非々」路線を求める党内の圧力に押される形で、“民主斬り”を決断した。(内藤慎二、山本雄史)

 「維新は豹変(ひょうへん)した!」

 民主党の高木義明国対委員長は11日の党代議士会でこう訴え、派遣法改正案の採決に応じる維新を痛烈に批判した。高木氏はこの後、共産、社民、「生活の党と山本太郎となかまたち」各党の国対委員長と会談し、「維新抜き」で一致した対応をとることを確認した。

 民主、維新、生活3党が共同提出した「同一労働・同一賃金」推進法案を土台に、与党と修正案をまとめた維新に対する民主党の疑念は深い。党幹部は「与党なのか野党なのかはっきりしてほしい。何がしたいのか」と不満をぶちまけた。

 混乱は衆院平和安全法制特別委員会にも波及した。与党は11日の理事懇談会で12日の質疑実施を提案し、維新も賛成した。だが、民主、共産両党は厚労委の混乱などを理由に「不正常な状況だ」として反対した。

 憲法や安全保障などの基本政策が異なる民主、維新両党だが、今回の決別は維新側の事情が大きい。松野氏は代表就任後、民主党を含む野党再編について「年内に100人以上」などと発信。これに「是々非々」路線を重視する大阪選出議員らの不満が募っていた。

 馬場伸幸国対委員長や遠藤敬国対委員長代理ら大阪系議員は4日夜、松野氏と懇談し、「同一労働・同一賃金」などで与党と歩調を合わせるべきだと進言した。党分裂の危機を察知したのか、松野氏は11日の記者会見で「民主党と野党共闘すると合意した記憶はない。党が違うのだから、違う動きになって当たり前だ」と強調した。

 与党との交渉を主導したのは遠藤氏ら大阪系で、松井一郎顧問(大阪府知事)は10日、馬場氏に電話で「維新らしい対応だ」と評価した。ただ、党内の情勢は穏やかではない。初鹿明博氏が11日の党代議士会で「維新が派遣法改正案成立をアシストしているようにしか見えない」と執行部に疑義を唱えると、太田和美氏も「初鹿氏の言う通りだ」と続いた。2人は民主党出身で、党分裂の火だねは、なおくすぶっている。

6807チバQ:2015/06/13(土) 08:50:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150612-00000133-mai-pol
<派遣法改正案>目立つ「自公維」路線 「民共」と対立激化
毎日新聞 6月12日(金)21時53分配信
 衆院厚生労働委員会は12日、労働者派遣法改正案を巡って自民、公明、維新3党と民主、共産両党が激しく対立した。民主、共産は同委だけでなく、平和安全法制特別委員会などほかの4委員会も欠席。一方、維新は各委員会で審議に応じ、24日の会期末に向けて荒れる国会は、与野党を超えた「自・公・維」路線が目立ち始めている。

【図解で分かりやすく】労働者派遣法改正案の概要

 維新の足立康史氏は厚労委で「年金問題から逃げたのは民主だ。日程闘争そのもので、反対のための反対だ」と民主の欠席を厳しく批判した。これを受けて安倍晋三首相は「しっかり国民の前で質問を受け、真摯(しんし)に答えたい」と答弁。派遣法改正案の採決に応じる方針を決めた維新と息を合わせた。

 渡辺博道委員長(自民)はこの日、同法案の審議終結を宣言した。しかし、与党は安全保障関連法案の審議への影響を避けるため野党との妥協を模索。17、19両日に補充質疑を行い、19日に衆院を通過させる案が浮上している。与野党は15日に国対委員長会談を開き、正常化を図る。

 通常は審議拒否戦術をとらない共産党が委員会を欠席するのは異例。穀田恵二国対委員長は「野党第1党の民主が欠席したまま審議すべきではない」と民主に同調する姿勢を示した。民主党の岡田克也代表は、同一労働同一賃金法案の修正協議を通じて与党に接近した維新に対し、「何の断りもなく与党と修正協議するのは私の常識の範囲外だ」と不快感をあらわにした。

 一方、維新の党内では「民主の補完勢力とみられるぐらいなら、与党の補完勢力の方がまし」(大阪系議員)という声が広がっている。馬場伸幸国対委員長は「あくまで委員会、本会議に出てきちんと議論するのが国会議員の正しい姿」と民主、共産両党をけん制した。【阿部亮介、佐藤慶】

6808チバQ:2015/06/13(土) 09:14:47
http://www.sankei.com/politics/news/150612/plt1506120002-n1.html
2015.6.12 06:00
【政界徒然草】
都構想フィーバーは「地域限定」だったのか… 冷ややか永田町 でも橋下氏の国政進出には内心ピリピリ





(1/4ページ)【大阪都構想】

「大阪都構想」の住民投票否決を受けた記者会見で政界引退を表明した橋下徹大阪市長=5月17日、大阪市北区(門井聡撮影)
 大阪市を廃止し5つの特別区を設置する「大阪都構想」の住民投票が否決され、まもなく1カ月。当時の熱狂は、維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長の政界引退を嘆く「橋下ロス」との言葉も生み出した。4月末まで大阪市役所を担当し、5月から政治部に異動した記者にしてみれば、大阪の盛り上がりに比べ、東京での「橋下熱」は冷めたまま終わった。ただ橋下氏の国政進出の機運が今後高まれば、永田町は一転して加熱しそうだ。

 5月17日午後10時34分、大阪市内のホテルに設けられた記者会見場に、橋下氏らの登壇を待つ報道関係者らのどよめきが響いた。

 「反対多数が確実」

 会見場には、大阪都構想の住民投票に関するNHK番組を映す大型モニターがあった。開票率が100%になる前の速報として、投票結果を伝えるテロップが流れていた。

 どよめきは、主に2つにわかれていた。1つは「へえぇ」。東京などから大阪に駆けつけた報道関係者らによるものとみられ、速報結果をそのまま率直に受け止める雰囲気だった。

 もう1つは、地元の大阪で取材を続けてきた記者たちから上がった「えっ?!」の声。予想外の事態に直面したかのような驚嘆を含んでいた。

 この違いは、都構想に対する東京と大阪の温度差が表れていたようだ。東京は「第三者」、大阪は「当事者」といった意識の違いとでも言うのだろうか。

 都構想の住民投票は大都市地域特別区設置法に基づき、大阪市民を対象に政令市の存廃を初めて問うものだった。

 「特別区設置に賛成」が1票でも上回れば、法的拘束力を持って大阪市廃止が確定する。それだけに地元では、都構想を推進する維新の党傘下の地域政党「大阪維新の会」と、反対派の自民、公明、民主、共産の各党が演説や集会、テレビCMなども駆使し、総力戦を展開。市を二分するような熱気が生まれた。

 大阪で取材していると、橋下氏の訴求力、発信力をまざまざと見せつけられる。投票日当日の街頭演説。橋下氏が難波の繁華街に駆けつけると、数百人規模の聴衆が集まった。

 「皆さんの一票で大阪が変わります」「今を守るだけでは、未来は開けません」

 次々に繰り出されるメッセージに「橋下、頑張れ!」と声援が送られ、最後は橋本コールがわき起こった。演説直前に自民党の街宣車が通りかかり、アナウンスで都構想反対を訴えたが、聴衆の反応はほとんどなく、対照的だった。

6809チバQ:2015/06/13(土) 09:15:13
 ただ、強烈な個性とその求心力は一方で反発や抵抗も生む。ある維新の党の国会議員はビラ配りで賛成を呼びかけていた際、見知らぬ通行人から耳元で「殺すぞ」とささやかれたという。まさに“命がけ”の戦いが展開された。

 現場の肌感覚に加え、開票前の報道各社の調査で軒並み「賛成がわずかに優勢」との分析が出ていたこともあり、ホテルの記者会見場では維新の党の国会議員や大阪の記者団を中心に都構想実現のムードが広がっていた。そこに冷や水を浴びせたのが、NHKの速報だったわけだ。

 一方の東京。住民投票までは報道関係者の間で都構想の行方が注視されていたものの、賛成派の維新と、反対派の他党の動向を連日報じていた大阪とは比べものにならないほど、熱気は感じられなかった。

 都構想に反対しながら住民投票の実施容認に転じた公明党は投開票前に「最終的に大阪の市民が決めること。結果を見守りたい」(山口那津男代表)、「結果を真摯に受け止めるのが大前提。国政に直接影響があるとは考えていない」(井上義久幹事長)などと述べるにとどまり、踏み込んだ発言はなかった。

 メディアの側からしても、東京では大阪市長の橋下氏の一挙手一投足はあまり報道の対象にはならず、国会議員ではないからこそ、中央政界進出の可能性に関心が集まるのかもしれない。

 橋下氏は住民投票否決後の記者会見で「政治家は僕の人生で終了」と述べ、12月の市長任期満了後の政界引退を正式に表明した。だが、永田町ではその言葉をめぐって憶測が渦巻く。

 維新の党は、馬場伸幸国対委員長が橋下氏の会見後に引退撤回を迫るなど、大阪系を中心に国政転身の待望論が根強くある。公明党幹部は「数年後にほとぼりが冷めたら国政に出てくるのでは」と警戒する。

 橋下氏は会見で政治家を続けることは「ない」と重ねて断言した。ただ平成20年の大阪府知事選をめぐり出馬の可能性を「2万%ない」と否定しながら、わずか6日後に発言撤回をした“前科”があるだけに額面通りには受け取れないだろう。

(政治部 清宮真一)

6810チバQ:2015/06/13(土) 09:16:00
http://www.sankei.com/politics/news/150612/plt1506120022-n1.html
2015.6.12 16:22
【安保法制】
山崎拓、亀井静香ら4長老が反対表明 「大きな禍根を残す」

ブログに書く2





会見に臨む山崎拓氏=12日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ(川口良介撮影)
 山崎拓元自民党副総裁と亀井静香元金融担当相、藤井裕久元財務相、武村正義元官房長官が12日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、安倍晋三政権が進める集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制の整備について「国民は納得しておらず、大きな禍根を残す」と反対の姿勢をアピールした。

 山崎氏は安保法制の整備で自衛隊の他国軍への後方支援が随時可能になることを引き合いに、「自衛隊が血を流し、相手方も血を流させることになるのは間違いなく、必要のない法改正だ」と主張。亀井氏は「こういう基本的な問題については、国民の意思を問うのが当たり前だ」と強調した。

 また、藤井氏は「世界の警察官をできなくなった米国が日本に肩代わりを求めている」との見方を示した。武村氏は「日本は専守防衛を貫いたから世界から信頼を得たが、このままでは外国の戦争に巻き込まれる」との懸念を示した。

6811名無しさん:2015/06/14(日) 21:24:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150608-00048818-playboyz-pol
橋下徹大阪市長は必ず再び血が騒ぐはず! そこで東国原になってはいけない
週プレNEWS 6月8日(月)6時0分配信

「大阪都構想」の否決を受け、橋下徹大阪市長は今年末の市長任期満了をもって、政界から引退すると発表。国政への進出もないと断言した。

しかし橋下氏はタレント時代、大阪府知事選への出馬を「2万%ない」と言い切りながらも立候補した“実績”がある。今回、本当に政界から引退するのか。橋下氏の性格をよく知る維新の幹部関係者が語る。

「橋下さんの引退発言は本気だと思います。だから、自らの権力欲や自己実現欲求を動機とした政界復帰はないと断言できます。

ただ、何かのきっかけで安倍政権の支持率が急落した際には事態が変わるでしょう。その時、自民に代わる受け皿として民主も期待されない場合、国民全体から“橋下待望論”が再び巻き起こるかもしれない。そうなったら橋下さんは動く気がしますね。

橋下さんは選挙戦の時、非常に生き生きとしています。あの血がたぎるような独特な感覚はクセになるんです。少し休めばその感覚が恋しくなる可能性は高いですよ」

もし橋下氏が政界復帰すれば、やはり自民党にとって脅威となり得るか? 政治評論家の池田和隆氏が予測する。

「維新の空中分解は時間の問題。維新はあくまでも橋下さんの個人ブランドでもっている党ですから。“橋下チルドレン”だから小粒な連中が当選できたわけで、“江田ブラザーズ”や“松井一郎と愉快な仲間たち”では政権交代を狙う勢力になれるはずがない。橋下さんの言葉を借りるなら2万%無理です(笑)」

ということは、橋下さんが復帰しても何も起こらない?

「もしも彼がバラエティ番組などで、リップサービスとして政治家時代の裏事情をペラペラと喋ったら政治生命は終わるでしょう。そうしたら東国原(英夫氏)と同じ。薄っぺらなイメージに落ちてしまう。

しかし、国民の不満を拾い上げるスタンスで熱く怒る発言を続けるなら政治家としての価値は継続する。そうなれば機が熟した時、国民からもう一度やらせようという機運が盛り上がる可能性はあるね」(前出・池田氏)

橋下氏の政界引退は維新を空中分解させるかもしれないが、今後の安倍政権の支持率と本人の立ち居振る舞い次第では再び、“橋下旋風”が起こるかもしれないということだ。

(取材・文/菅沼 慶)

6812名無しさん:2015/06/14(日) 21:25:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150602-00048656-playboyz-pol
元維新のブレーン・古賀茂明が橋下徹にエール「政界から消えるのは惜しい。復帰するなら“本当は弱者にも優しい”とアピールすべき」
週プレNEWS 6月2日(火)6時0分配信

元維新のブレーン・古賀茂明氏が『週刊プレイボーイ』のコラム「古賀政経塾!!」で「大阪都構想」をめぐる住民投票で敗れた橋下徹氏にエールを送った。

■「大阪都構想」が受け入れられなかった3つの理由

「大阪都構想」をめぐる住民投票は、維新の敗北に終わった。

その直後、橋下徹大阪市長はふっきれた表情で、今年12月の任期満了をもって政界から引退することを表明した。彼らしい引き際だと思う。

では、この住民投票は一体、何を残したのだろう? まずは大阪市、そして地方自治や国政に与えた影響を考えてみたい。

これまで人口の比較的少ない自治体での住民投票はあったが、大阪市のような巨大都市で行なわれるケースはほとんどなかった。有権者数は211万人(2015年5月現在)。これだけの市民が住民投票をきっかけに自らが暮らす自治体のあり方を考えたのだから、意義がある投票だったのは間違いない。それは約66・8%という高い投票率にもよく表れている。

ただ、橋下市長が心血を注いだ「大阪都構想」は大阪市民の支持を得ることができなかった。

敗因は3つあった。ひとつは橋下市長に市政を任せていると、弱者の切り捨てが始まるとの不安が広がったためだ。

市を廃止し、5つの特別区に再編することで、府との二重行政をなくし住民サービスが向上するというのが橋下市長の主張だった。しかし、市民は納得しなかった。大阪市をなくして、現在24ある区を5つの特別区にすれば、かえって行政と住民の距離が遠くなり住民サービスの低下につながると危ぶんだのだろう。

2点目は政治手法への嫌悪だ。わざと敵をつくり、ケンカに勝つことで求心力を高める橋下流政治には「独裁」との批判がつきまとった。その強権ぶりが嫌われた。

6813名無しさん:2015/06/14(日) 21:25:15
>>6812

3点目は国政への影響を考えて、あえて反対に回った人も少なくなかったのではないかということ。「戦争できる国づくり」にひた走る安倍政権を国民は不安視している。橋下市長は安倍首相と仲がよく、改憲にも前向きだ。ここで維新を勝たせてしまうと、安倍政権がますます暴走すると恐れる大阪市民は多かったのではないだろうか?

気になるのは、今回の住民投票が全国20の政令指定都市に与える影響だ。

もともと政令指定都市の多くはさらなる権限委譲を受け、都道府県とほぼ同じレベルの行政権を持ちたいと願ってきた。横浜市などはその代表だ。

今回の住民投票は、反対が賛成を僅差で上回った。これを見て、各政令指定都市が「大阪市で論議できたのならウチもやってみよう」と、都道府県と肩を並べる「独立自治区」のような強い自治体を目指す動きに出るかもしれない。だがそれは、裕福な大都市が周辺の貧乏自治体をお荷物扱いし、切り捨てることを意味する。そうなると、切り捨てはゴメンと怒る周辺自治体と政令指定都市の間でせめぎ合いが起きるだろう。

国政に話を移すと、確かに橋下市長が政界を引退することで維新のパワーは衰える。ただ、その影響は限定的だ。松野頼久(まつの・よりひさ)新代表が民主党との連携に前向きなことから野党再編は活気づくだろう。維新から民主に移り、野党統一候補として出馬を目指す動きも出てくるはずだ。

ただ、維新と民主が基本政策で一致しなければ、それは数合わせにすぎない。改憲や集団的自衛権行使への反対を明確にし、右傾化する安倍自民に対抗し得るリベラルで改革志向の軸を打ち出さない限り、選挙での勝利はおぼつかない。

■目指すべき政治家像は「気は優しくて力持ち」

さて、政界引退を表明した橋下市長だが、その言葉を疑う声は多い。だが、彼はウソをついていないと思う。

ただ、それはあくまでも現時点での本心だ。政界引退後はメディア露出が増えるだろうからTVなどで歯に衣(きぬ)着せぬ発言をガンガンすれば、いずれ政界復帰の待望論は高まるだろう。

その時、橋下市長の気持ちが変わり、求めに応じて政界復帰が実現するかもしれない。


とはいえ、その時に今までの「橋下徹」のままでは失敗に終わる。必要なのはモードチェンジだ。橋下市長には弱者までも切り捨てるような急進的な改革を行なう政治家というイメージが定着している。それでは広範な支持を得られない。

改革をやるには反対派に対して毅然とした態度を取り続けなければダメだ。しかし、怖いだけでもダメで“本当は弱者にも優しい”という側面を有権者にアピールしないといけない。

2011年から、私は大阪府市統合本部の特別顧問として橋下改革のサポートをした。また、大阪府市エネルギー戦略会議の副会長として彼と共に「原発ゼロ」を目指した。しかしその後、彼は原発ゼロを封印。さらには石原慎太郎氏の「太陽の党」と連携を取ったことで、私の政治信条とは相いれなくなり距離を置くことになった。

橋下市長は差し向かいで話す限りは“いい人”だ。ニコニコとよく笑い、他人の話にもきちんと耳を傾ける。偉ぶらず、自慢話も好まない。だが、突破力と政策の実行力は一級品。私が知る限り、そんな政治家はめったにいない。やはり政界から消えてしまうのは惜しい人物である。

だからもし、橋下市長が政界に戻るなら、既得権と果敢に戦う胆力を持ちながら弱い人の気持ちをくんだ政治ができる人、いわば昔話に登場する「金太郎」のように「気は優しくて力持ち」な政治家を目指してほしい。そうすれば有権者により支持される存在になれるはずだ。

逆に言えば、もしそういう政治家になれないのなら、自身の言葉通り、政界に戻るべきではないと思う。

(撮影/山形健司)

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011 年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)、がベストセラーに。新著は『国家の暴走』(角川oneテーマ21 )。今年4月、「改革はするが、戦争はしない」という理念を政治や社会に浸透させるためのプラットフォーム『フォーラム4』を立ち上げた

6814名無しさん:2015/06/14(日) 21:52:32
>>6801

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150609-00000014-ykf-soci
退院の石原慎太郎氏「元気になって無罪放免になりました」
夕刊フジ 6月9日(火)16時56分配信

 7日に島根県での講演途中に体調不良を訴え、救急車で搬送された石原慎太郎元東京都知事(82)が元気な姿を見せた。

 8日午後3時ごろ、羽田空港に到着。しっかりとした足取りで到着出口に姿を見せた。集まった報道陣に石原氏は「早口で長い時間しゃべりすぎたみたい。水を飲むのが足りなかったみたいで、軽い熱中症みたいになった」と当時の様子を説明した。

 「もう元気になって、(病院からも)無罪放免になりました」と笑顔を見せていた。

6815名無しさん:2015/06/14(日) 21:53:08
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150601-00048639-playboyz-pol
橋下維新の都構想を阻んだのは党内部の愚かな市議たちの保身だった?
週プレNEWS 6月1日(月)6時0分配信

わずか0.8%の差で反対が上回った「大阪都構想」の住民投票。自民・共産による異例の共闘、教育委員会や人口が多い高齢者層が反対に回った…など様々な要素が“敗因”として挙げられている。

しかし、維新側の戦い方にも大きな問題があった。ある維新の大阪府議が嘆く。

「維新の大阪市議の中には、まじめに住民投票運動をやっていなかった連中が多かった。理由は簡単だよ。都構想が実現すると大阪市がなくなるわけで、市議会議員は職を失うことになるからね。

もちろん最初はそのまま区議会議員にスライドできるんだけど、議員報酬は市議に比べて3割もカットされることになっていた。

さらに、選挙区割りも変わることになっていた。大阪市は5つの特別行政区に分割されて、今までの大阪市議選の時よりもそれぞれの選挙区が大幅に広くなる。そうなれば当然、議員にとっては選挙戦が過酷になる。

各議員は未開拓エリアで新規の支持者を獲得する必要があるから、選挙対策スタッフを増員したいところだけど議員報酬は減るんだからキツイ! 自己保身を考えれば、維新の議員が内心で反対派に回っていたことはなんら不思議なことではないよね」

気持ちはわからないでもないが、橋下氏は維新の結党時から看板政策として都構想を掲げていた。現職の市議たちはその政策に賛同して維新に入り、橋下人気のおかげで当選できたのだ。なのに、それが事実ならしょーもない連中と言わざるを得ない。

0.8%の差で勝敗が決したのだから、もう少し熱心に市議たちが頑張れば結果が変わったかも? 当然、橋下徹大阪市長の引退もなかった。

つまり、都構想に消極的だった維新の市議たちは、自分で自分の首を絞めることになったのではないか? なぜなら彼らは次の選挙で“橋下徹の看板”なしで戦うハメになるのだから…。

(取材・文/菅沼 慶)

6816名無しさん:2015/06/14(日) 22:42:11
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150611-00000001-sasahi-soci
小泉元首相の原発ゼロ、政権批判95分講演 経産省が「報じさせるな」と警戒〈週刊朝日〉
dot. 6月11日(木)7時7分配信

 6月4日、川内原発のある鹿児島の地で、小泉純一郎氏(73)が講演「日本の歩むべき道」を行った。講演には900人以上が詰めかけ、「原発ゼロ」を安倍政権に突きつける小泉節が炸裂した。

 今回の講演会を主催し、東京から小泉氏に随行した城南信用金庫の吉原毅理事長はこう話す。

「川内原発の再稼働が迫り、地元から小泉さんに講演に来てほしい、という要望が前からありました。小泉さんが『ちょうど再稼働の前だし、やるか』とおっしゃったので、地元の方々と連絡をとり、セットしました。当日はお一人で羽田にいらっしゃったので驚きました」

 講演前、小泉氏は地元の企業の経営者ら十数人と昼食を共にし、こんな話を披露した。

「私は子どもの頃、鹿児島の『さつまあげ』が大好きでね。こっちでは『つけあげ』と言うんだよね。鹿児島は焼酎もうまいし、牛や黒豚、魚などおいしいものがいっぱいある。豊かな恵みを原発で失っちゃいけないですよ」

 鹿児島大学の井村隆介准教授(火山学)も小泉氏側から声をかけられ、昼食会に加わった一人だ。

「『火山活動が活発だから、いつ何があるかわからない。こういう時に原発でもし事故があったら、大変なことになる可能性がある。原子力規制委員会は、火山灰が降り続くと避難もできないことを想定していない』と説明しました」(井村氏)

 大盛況だったが、講演の詳細は地元以外のメディアではあまり報じられなかった。その理由を経済産業省幹部がこう明かす。

「鹿児島の桜島が今年に入って600回以上も噴火し、もうもうと煙をあげている中、5月末に口永良部島の噴火のニュースを見て、あちゃーって天を仰いだよ。川内原発に影響しますよ、これはきっと。省内で聞いた話ですが、実はけっこう危ない。そんな中、小泉さんが講演に来る。マスコミにあまり報じさせない対策は打ってあります」

 原子力ムラからの圧力を感じたことがないか、小泉氏に会場で本誌記者が質問すると、こう答えた。

「原発の推進勢力からは『小泉の発言は迷惑だ』と聞いていますが、圧力とは私は感じていませんね」

(本誌・上田耕司、古田真梨子)

※週刊朝日 2015年6月19日号より抜粋

6817名無しさん:2015/06/14(日) 22:42:42
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150611-00000000-sasahi-soci
小泉純一郎氏「原発ゼロをあきらめてはいけない」〈週刊朝日〉
dot. 6月11日(木)7時6分配信

「地震・火山国の日本は原発をやってはいけない」──。6月4日、口永良部島、桜島の噴火など不穏な火山活動が続く鹿児島に小泉純一郎元首相(73)の講演「日本の歩むべき道」が開催され、900人以上の聴衆が集まった。しかし、安倍政権は原発回帰へ舵を切っている。

 5月末に固まった「電源構成(エネルギーミックス)案」は30年度の電気をどうまかなうかを示したものだが、この中で原発の割合が20〜22%と規定されたのだ。現在、一基も動いていない原発を動かさなければ達成できない数字に自民党内でも反発が広がる。

 自民党で脱原発を掲げる秋本真利衆院議員が話す。

「政府が掲げた数字をたたき出そうとすると、国内にある全43基の原発のうち、38〜39基を動かさなければならない」

 小泉氏もこう切って捨てた。

「この案は『原発の依存度を低下させていく』という自民党の当初の方針と逆の方向に行っています。原発を維持したいために自然エネルギーが拡大していくのを防ぐという意図しか感じられませんね」

 運転開始から40年前後が経ち、老朽化した若狭湾の原発の使用期限を延ばそうとする審査も行われている。小泉氏は現状にこう憤った。

「原発寿命を延ばす対策をしたら、莫大なお金がかかると思います。それで政府の支援なしでやっていけるのか。政府が支援をしないと言ったらできないでしょう。それをやろうとしたら、税金の無駄遣いですね。こういうことを押し切ろうとしたら、いずれ国民にわかります。そして国民が判断をするのではないですか。民主主義というのは、最後は国民の意思で決まります」

 川内原発の再稼働を控え、脱原発の国民運動に手詰まり感があるのではないかと問われた小泉氏はこう力説した。

「再稼働するから仕方がないとあきらめないでもらいたい。現実が証明しているじゃないですか。もう2年近く、原発ゼロでやっていけている。停電ひとつ起こさない。福島の原発事故が起こる前から、脱原発運動をしていた人の本を読んでみたのですが、そういう人たちの活動を見習わないといけないと思います」

 小泉氏は細川護煕元首相らと今後、「脱原発弁護団全国連絡会の河合弘之弁護士らと意見交換する」(側近)など国民運動を続けるという。

(本誌・上田耕司、古田真梨子)

※週刊朝日 2015年6月19日号より抜粋

6818チバQ:2015/06/15(月) 21:09:29

1920 :チバQ :2015/06/15(月) 21:08:55
http://www.sankei.com/politics/news/150614/plt1506140022-n1.html
2015.6.14 22:24

安倍首相と橋下氏が3時間にわたって会談 官房長官や松井府知事も同席…維新の「与党寄り」路線で意見交換か

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会談を終え、ホテルを出る安倍首相(左)と維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長=14日夜、東京都港区
 安倍晋三首相は14日夜、都内のホテルで維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長と約3時間にわたり会談した。菅義偉官房長官、維新顧問の松井一郎大阪府知事も同席した。

 橋下氏が首相と会談したのは、5月の住民投票で「大阪都構想」が否決され、政界引退を表明した後は初めて。都構想に一定の理解を示してきた首相らに謝意を伝え、維新が賛同する憲法改正や国会運営についても意見交換したとみられる。

 首相は都構想が否決された翌日の5月18日、雑誌「正論」のインタビューで橋下氏について「今後とも強いリーダーシップや国民に訴えかけていく力を生かしていただきたい」と期待感を示していた。

 維新は与党と足並みをそろえて労働者派遣法改正案の早期採決に賛同している。与党は今国会での成立を目指している安全保障関連法案でも維新の協力を取り付けたい考えだ。

 橋下、松井両氏は会談に先立ち、維新の松野頼久代表、柿沢未途幹事長とも会談した。出席者によると、橋下氏は、維新が与党と歩調をあわせる現在の国会運営について異論を挟まなかったという。

 維新は、民主党など野党3党で共同提出した「同一労働・同一賃金」推進法案について、与党との間で修正案をまとめ、その代わりに労働者派遣法改正案に反対しつつ採決には応じることを決めている。与党との交渉は橋下氏に近い大阪選出の議員が主導し、維新内では、旧結いの党や民主党出身議員を中心に「大阪系」への反発も出ている。

6819チバQ:2015/06/15(月) 21:12:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150615-00000034-jij-pol

「維新は民主と一線画す」=ツイッターで橋下氏
時事通信 6月15日(月)11時51分配信

 維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)は15日、自身のツイッターに、維新の今後について「民主党とは一線を画すべきだ。自民党と国の在り方について激しく論戦できる政党を目指すべきだ。民主党とは決定的に違う」と書き込み、民主党との連携ではなく独自路線を歩むべきだとの考えを強調した。
 橋下氏は民主党について「空理空論の夢物語だけでは行政運営はできない。民主党という政党は日本の国にとって良くない。なぜなら政党の方向性が全く見えない」などと強く批判した。
 安全保障関連法案に憲法学者から「違憲」との声が出ていることに関しては、「最後に責任を負うのは内閣であり、最高裁」と指摘。最高裁の砂川事件判決が「自衛は他衛。他衛は自衛。国際情勢の中でどのような防衛レベルを採るかは内閣の政治行為」との見解を示しているとし、「憲法学者の意見よりも最高裁長官の意見の方が重い」と書き込んだ。
 さらに、「自民、公明、維新、民主でそれぞれ憲法9条について改正案を作るべきだ。国会議員やメディアが騒いでいるだけでは国の方向は決まらない。国民投票で決めるべきだ」と提案。14日に安倍晋三首相と会談したことについては言及していない。

6820チバQ:2015/06/16(火) 21:53:49
http://www.asahi.com/articles/ASH6H4SF7H6HUTFK00D.html
橋下氏、野党再編に冷や水 維新、分裂の可能性も
藤原慎一、河口健太郎2015年6月16日07時55分

 維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)が安倍晋三首相との会談直後の15日、民主党を痛烈に批判した。維新の松野頼久代表らは民主を相手にする「野党再編」路線だが、橋下氏の発言で急ブレーキがかかる可能性がある。首相も世論の批判が強い安全保障関連法案などを与党だけで採決し、批判を浴びるのを避けたいのが本音。橋下氏にエールを送って維新との連携を探っている。

政権、安保採決へ連携期待 首相、橋下氏と会食3時間
■「宿敵」とは組めない

 橋下氏は住民投票後の5月末の記者会見で「次の人たちにバトンタッチして、やってもらっていかないと。個人商店じゃないわけですからね」と述べ、政界から身を引く考えを示していた。しかし、首相との会談から一夜明け、ツイッターで民主批判を発信した。

 「維新の党は民主党とは一線を画すべき」「民主党という政党は日本の国にとってよくない」「維新は民主党とは決定的に違う」――。

 大阪選出で橋下氏に近い「大阪組」の一人、馬場伸幸国対委員長も、与党の採決に協力する形になった労働者派遣法改正案などを引き合いに、「この進め方は維新らしさを出している。安保法制もそういう対応をすることに大きな変化はない」と述べ、安保関連法案でも安倍政権に協力する可能性に踏み込んだ。

 橋下氏の発信について、党内では、代表の松野氏が民主を念頭に野党再編を探る中、「民主党と組むのはダメだという牽制(けんせい)球」(党幹部)との見方がもっぱらだ。橋下氏は民主を支持する公務員労組と数々の改革を巡って対決。「大阪都構想」では民主大阪府連や連合大阪が反対に回り、結果的に反対多数となった。その「宿敵」と組むわけにはいかない。

 維新の大阪組にしても、現職や公認候補で選挙区が埋まっている自民との選挙協力は難しいが、かと言って、これまでさんざん批判してきた連合に頭を下げて選挙をするわけにもいかない。当面は、橋下氏の旗のもとで選挙に臨むしかないという事情もある。

■松野氏「民主と合流とは言ってない」と説明

 松野氏ら野党再編派は、こうした橋下氏の動きを警戒する。

 「安倍総理に大阪都構想のお礼をするのは構わないが、国会運営や法案でお返しすることは考えないで下さいね」。松野氏は橋下氏と首相の会談直前、橋下氏にこう念押しした。

 松野氏は15日、記者団に「集団的自衛権(の行使容認)の閣議決定をしたところに、憲法学者が唱えているように無理があったのではないか、とおっしゃっていた」と橋下氏の発言を紹介し、安保関連法案で政権と接近しようという党内の動きを牽制。江田憲司前代表も15日、「安保法制は派遣法のやり方を踏襲することはない」と明言した。

 ただ、橋下氏はツイッターで「内閣における憲法の有権解釈者は内閣総理大臣。憲法解釈が時代とともに変遷するのは当然のこと」とも述べている。また、橋下氏と首相の会談をどちらが持ちかけたかでも、江田氏が「安倍官邸の強い要請があった。橋下さんが申し入れた会談ではない」と言えば、菅義偉官房長官は15日の記者会見で「橋下氏があいさつに来たいということだった」。党内の疑心暗鬼は膨らみ続けている。

 党内の大阪選出議員を中心に影響を持つ橋下氏が浴びせた野党再編への冷や水。松野氏らが念頭に置く民主との野党再編路線に急ブレーキがかかり、安保関連法案をめぐる与党との修正協議論が台頭すれば、党の分裂につながる可能性もある。

 松野氏は橋下氏の民主批判を受け、「僕は、民主党と(維新という)二つの政党が合流すると言ったことは一度もない」と記者団に説明せざるをえなかった。

 橋下氏の民主批判に端を発した維新の動揺に、民主の枝野幸男幹事長は15日「コメントする立場にない」と述べた。その心を民主幹部はこう解説する。「そのうち『大阪組』と松野氏らは離別してすっきりする。松野氏らが最後まで橋下さんに乗っかると思ったら大間違いだ」(藤原慎一、河口健太郎)

6821チバQ:2015/06/16(火) 22:25:49
http://www.sankei.com/west/news/150615/wst1506150008-n1.html
2015.6.15 11:00
【関西の議論】
「橋下ベイビーズ」仰天行状列伝 女性議員の胸触って「触診」強弁、国会病欠〝エリカ様〟 消え去るか、新リーダー生むか

 橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会の勢いに乗じて政界に進出し、議員バッジを手にした「橋下ベイビーズ」が窮地に追い込まれている。金看板の「大阪都構想」は5月の住民投票で頓挫し、生みの親の橋下氏も12月の任期満了での政界引退を表明した。最強の「後ろ盾」を失ったところに、橋下ベイビーズが内輪の飲み会でらんちき騒ぎを起こしていたことが週刊誌の報道で発覚。医師免許を持つ男性市議が、女性市議の胸を触ったことを「触診です」と強弁する失態を演じたのだ。これまでも数々の不祥事を起こしてきた橋下ベイビーズ。このまま「時代のあだ花」として散ってゆくのか、それとも苦難を乗り越え、新たな政治を担う人材に成長していくのか。〝選良たち〟の真価が問われている。

らんちき騒ぎの代償

 大まじめに改革の必要性を訴える昼間の顔とは、あまりにかけ離れた痴態が写っていた。

 6月4日発売の週刊新潮が報じた大阪維新の会所属市議のスキャンダル。誌面には、維新の田辺信広大阪市議(東住吉区)が、同僚の本田リエ市議(城東区)の足の裏のにおいをかいだり、体を抱きしめて本田氏の首筋に舌をはわせようとしたりしている写真や、井戸正利市議(都島区)が本田氏の胸を触っている写真が掲載されていた。

 「(飲み会の途中で)誰かの足の裏のにおいがするという話になって、『誰や、誰や』と。悪ふざけの範囲だった」

 沈痛な声で当時の状況を説明するのは田辺氏本人。問題の写真が撮られたのは約2年前、市議会の委員会の打ち上げで焼き肉店を訪れたときで、前職を含め、維新市議6人が参加していたという。

 より強い批判にさらされたのが井戸氏だ。週刊新潮の取材に、本田氏の胸を触った理由について、自身が医師であることを引き合いに「触診だった」と弁明した。

 井戸氏は市議会で教育こども委員会の委員長を務めていたため、野党の反発も強く、委員長辞任に追い込まれることになった。井戸氏は「誰がどう見ても、教育上、問題のある行動だ。重く受け止めないといけない」と神妙に話す。

 2人とも深く反省している様子だが、住民投票に敗れた後、市議団役員を一新し、自民党や公明党との協調路線を模索している維新にとっては手痛い失点だった。

 ある自民市議は「彼らは議会全体の品位を傷つけた」と突き放した。

あのLINE府議も

 今回のスキャンダルを起こした維新の議員たちは、政界・報道関係者の間で「橋下ベイビーズ」と呼ばれる面々だ。

 政治経験が乏しいのに、橋下氏の人気で当選したことを揶揄(やゆ)し、郵政解散に端を発した平成17(2005)年衆院選での「小泉チルドレン」、民主党への政権交代を実現させた21年衆院選の「小沢ガールズ」になぞらえてベイビーズ(赤ん坊たち)と名付けられた。その表現には、チルドレンやガールズよりもさらに低レベルというニュアンスも込められており、既存政党やメディアが橋下氏や維新を批判する際の格好のキーワードになった。

 橋下ベイビーズが誕生したのは23年春の統一地方選。数の力を背景に維新の存在感を増していく原動力となったが、未熟な言動が目立ち、橋下氏の足を引っ張ることも多かった。

 25年3月、丹野壮治市議(阿倍野区)が自身のブログで、自民市議のことを「美味しい汁を忘れられないアリンコたち」と表現。「自分の生活しか憂えていない時点で『お前はもう死んでいる!』って感じ」と宣告し、品位のない中傷だと批判を浴びた。

 同月、今回の週刊誌報道でも登場した井戸氏が、東日本大震災で発生したがれきの受け入れに関する市民の陳情書をごみ箱に捨てた写真を自身のブログに掲載し、「デマだらけ」と揶揄したため、物議を醸した。

 26年8月には、当時維新の男性府議が地元の祭りで知り合った女子中学生らに無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやり取りをするうちにトラブルになり、「ただでは済まさない」などと不適切なメッセージを送っていたことが発覚。維新の府議団を離団し、今春統一選の府議選では無所属で出馬して落選している。

6822チバQ:2015/06/16(火) 22:26:14
イメージ損なった〝浪速のエリカ様〟

 スキャンダルは国会議員にも及んだ。

 維新政治塾出身の上西小百合衆院議員(比例近畿)は維新の党に所属していた今春、体調不良を理由に衆院本会議を欠席した前夜、居酒屋と東京・六本木のショーパブをはしごし、国民の批判を浴びた。

 目元を強調した濃いアイメークなどの風貌(ふうぼう)が〝浪速のエリカ様〟という通称とともに注目を集め、ワイドショーの格好のネタに。取材を止めようと記者を威圧した上西氏の秘書の乱暴な言動も批判の対象になり、維新の党は「党のイメージを大きく損ねた」として上西氏の除名処分を決定した。

 橋下氏から「いったん身をひけ」と言われたにもかかわらず、上西氏は議員辞職せず無所属に。橋下氏が政治生命をかけた都構想の賛否を問う住民投票の前日の5月16日には、大阪市内で開かれたトークライブにゲスト出演し、「いくらマスコミに疑惑って騒がれても、それに負けずに国民の声を国会に届けるのが私の責任。貫かせてもらいたい」と声高に主張した。

 こうした橋下ベイビーズたちの一挙一動は、住民投票の結果にも少なからず影響を与えたに違いない。

〝さぼり議員〟の存在

 大阪市議会では、野党と没交渉に陥っていた維新の市議団強硬派に代わり、橋下氏自ら調整に動くことがしばしばあったとされる。そんな市議団で、住民投票の活動をめぐって〝さぼり〟の存在も発覚した。

 維新の所属議員には街頭演説100カ所と屋内演説50カ所のノルマが課されていたが、抜き打ちチェックで、架空の座談会をでっち上げ、虚偽報告しようとしていた議員が見つかった。

 さらには、住民投票の直前に飲み会を開き、その様子をSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にアップしていた議員もいたという。

「次の橋下」出るか

 橋下ベイビーズについて、橋下氏自身はどのように考えていたのだろうか。5月17日の住民投票後の記者会見では「大阪維新の会のメンバーは極めて優秀。若手のメンバーはなかなか出てくる機会がなかったが、僕らがいなくなれば活躍の機会が増える」と語っている。

 実際、頭角を現している議員もいる。

 4月の統一地方選で注目を集めたのが23年の統一選で初当選を果たし、現在2期目の守島正市議(東淀川区)だった。「定数6」を10人で争った激戦区に、新人2人を先輩議員として率いる形で出馬。野党各会派の現職候補4人と死闘を繰り広げた末、現職1人を退けて見事3議席を勝ち取った。

 新人2人の演説会で自ら司会を務めるなど積極的に裏方に回り、当選圏内に押し上げた守島氏の奮闘ぶりも踏まえ、維新幹部は「スキャンダルが注目されがちだが、力をつけてきた議員がいることも知ってほしい。その中から、必ず次の橋下さんが出てくることを信じている」と話す。

 橋下ベイビーズと呼ばれることについて、2期目のある市議はこう語った。

 「経験の少ない私たちが揶揄されるのは仕方がない。今は目の前の課題を着実にこなしていくことに集中し、必ず結果を出してみせる」

6823チバQ:2015/06/19(金) 23:09:29
http://www.sankei.com/politics/news/150618/plt1506180040-n1.html
2015.6.18 22:49

維新、路線対立が顕著…橋下氏「思想が全然伝わってこない」とバッサリ 松野氏「慣れない1カ月」とグチ

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 維新の党の路線対立が鮮明になっている。橋下徹最高顧問(大阪市長)が最近、安全保障に関する積極的な発信を再開。安倍晋三政権との関係も強めている。一方、19日で就任1カ月を迎える松野頼久代表は、当初こそ民主党を含む野党再編の必要性を熱心に訴えていたが、日に日に求心力を失っている。9月の代表選もにらみ、党内は分裂状態に陥ろうとしている。

 18日の記者会見で、就任1カ月を振り返った松野氏。「慣れないことを1カ月何とかやってきたなという感じだ」と、終始厳しい表情を崩さなかった。

 松野氏は先月24日の記者会見で「年内」に「100人以上」の野党再編を目指すと宣言。民主党など他の野党の再編派とも積極的に会談を重ねてきた。

 これに危機感を抱いたのが、馬場伸幸国対委員長や遠藤敬同代理ら大阪系議員だ。「改革に後ろ向きな民主党左派も含む再編になるのでは」とにらみ、6月に入ると「反民主」で政府・与党との協調に動いた。大阪系は「同一労働・同一賃金」推進法案でも与党との共同提出を主導。すると、野党再編をめぐる松野氏の発言は影を潜め、党内からは「松野氏が党内をグリップできないことを露呈した」との声も漏れた。

 決定的だったのは14日の橋下氏と安倍首相との会談だった。橋下氏は首相との会談直前に面会した松野氏に最高顧問辞任を打診。「安全保障で自由に発言したいから」との理由だったが、橋下氏の発信力を無視できない松野氏は慰留せざるを得なかった。

 橋下氏は首相との会談直後からツイッターを本格的に再開。「維新は民主党と一線を画すべきだ」とつづり、松野氏の野党再編路線にブレーキを掛けた。

 18日には記者会見で慣れない、安全保障関連法案への党の対案について「維新の案では国民の理解は全く得られない。思想が全然伝わってこない」と指摘。さらに、自衛隊の海外派遣の国会承認の仕組みを改善することなどを求め、20日に大阪市で開く維新議員との勉強会で対案の再検討を迫る考えを示した。

 橋下氏の“復活”に対し、民主党出身の維新議員は「橋下氏は首相との会談で松野氏の顔をつぶした。なぜ大阪まで行って安保の話をしなければならないのか」と反発する。9月の代表選に向けた綱引きは早くも始まっている。

6824チバQ:2015/06/19(金) 23:10:55
http://www.sankei.com/politics/news/150619/plt1506190003-n1.html
2015.6.19 06:00
【政治デスクノート】
仁義なき野党再編 維新・松野代表が唱える「大再編」に欠けているものとは…





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維新の党の両院議員総会で新代表に選出された松野頼久氏(左)=5月19日午後、国会(酒巻俊介撮影)
 新社長が就任するなり、会社をたたんでライバル社とともに新しい会社を興すと言い出したとしたら、どうでしょうか。業界トップの大企業は拡大の一途。合併すれば対抗できるという理屈も一理あるけれど…。

 維新の党と同党の松野頼久代表の状況を、会社に例えればこんなところでしょうか。

 松野氏は4日、野党再編について「民主党、維新の党が単に合併するのではなく、その他の勢力も1つの旗のもとに集まるのが好ましい」と表明。「党を解党するやり方ができるなら、それがいい」とも語りました。

 松野氏はこれまでも「年内に衆院で100人規模の結集」の必要性を訴えてきました。4日の発言ではさらに踏み込んで、民主、維新両党をいったん解散させ、ほかの野党勢力も含めて新党を作るべきだという野党の「大再編」方式を提起したのです。

 大再編が実現し、大きな野党になれば「数は力なり」の国会対策では、かなり有利になります。野党のなかでも、社民党、生活の党(現在「生活の党と山本太郎となかまたち」)、次世代の党は昨年の衆院選でも大きく議席を減らし、いわば土俵際まで追い詰められた状態です。大きな新党として再スタートできれば苦境から脱することができるかもしれません。

 しかし、これはあくまで政党や議員たちの事情。本当に大事なのは野党再編する強い動機です。

 民主党のベテラン議員は「よその党も壊して作り直せというほどの『仁義』が松野氏にあるかないかだ」と指摘しています。

 松野氏は「行政コストを下げ、税金の無駄遣いをなくすことが1つの旗になる」と指摘しています。

 ただ、行政コスト削減は政治にとって不断の課題です。よほど思い切った具体策や行程を示さなければ、新党をつくるほどの旗にはなりえないでしょう。

 もし結党の理念や信条、主要政策を詳細に固めたうえで、それに合致したメンバーを結集するやり方をとらず、仁義なき再編をすればどうなるか。

 その結果は、この20年間の政党の離合集散が示しています。

 その最も顕著な事例が、平成6年に結党した新進党でしょう。7年の参院選で議席を増やして勢いづいた時期もありましたが、党内抗争の連続で離党者が続出し、とうとう9年には解党してしまいました。

 民主党も党の綱領を持たずに結党し、自民党出身の保守系議員から社会党出身者までが集まり、「バラバラ」と批判されてきた経緯があります。15年には旧自由党との「民由合併」を果たし、その勢いで政権奪取を果たしたものの、下野するまでの間、消費税率引き上げ問題などをめぐって党内抗争を続けました。

 最近、ちょっと気になる話も耳にしました。民主党幹部が陰鬱な表情でこう切り出してきたのです。

 「また、幽霊が出る季節になってきたな」

 怪談ではなく、野党再編の話題でした。

 来年の参院選、ひょっとすると衆院選とのダブルもゼロとはいえない状況で、いよいよ風雲急を告げる場合、数々の再編を手がけた「例のあの人」の登場がありえるというのです。

 国会対策や議員の選挙互助のための「とまり木」政党を養う余裕はありません。手練れの技を見せてほしいものです。

(政治部次長 佐々木美恵)

6825チバQ:2015/06/20(土) 11:06:20
http://news.livedoor.com/article/detail/10253015/
ツイッターで橋下市長にかみついた“ベイビーズ”の反乱はヤラセか


2015年6月20日 6時0分 東スポWeb
 橋下徹大阪市長(45)がツイッターで維新の党国会議員とバトルした。橋下氏は17日、「安全保障法制について維新の党の対案と言われているものを新聞で読んだ。こんなのは対案でもなんでもない」と批判していた。

 これにかみついたのが維新の丸山穂高衆院議員(31)。大阪19区が選挙区で、2012年の衆院選で初当選した2期目の“橋下ベイビーズ”だ。党内で安保法制の対案をまとめる立場にあった。

 丸山氏は「市長職については任期までに大型の新規改革案件はやらない、それらの権限のないことは次の人に任せるといいながら、国政に関しては、冬までの任期までには出来ない憲法改正をやるべきと『大型』かつ『新規』の改革を語るのは矛盾では」と突っ込んだ。

 橋下氏は「国会に行って勘違いしているのでは?」「こんな言葉の遊びをしていても下らないですよ」「しょうもないことをグチグチ言わずに対案の中身で主張せよ」と厳しく反撃。丸山氏も「言うだけならただの評論家」とひるまず。結局、両者は20日の勉強会で議論するということで一致した。

 ベイビーズの反乱なのか。維新関係者は「住民投票で敗北して以来、橋下氏は安倍首相との会談で目立ったくらい。裏でやるべきことを表でやったということは、20日の勉強会に向けて、世間に存在感をアピールする狙いがあったのではないか。それに丸山氏も乗っかったのでしょう」とヤラセ説を唱える。

 丸山氏は大阪の議員なので、ありえそうだ。別の維新関係者は「いやいや、丸山氏は維新の中でも“大阪組”ではない。大阪組は大阪市議や府議をしていた大阪維新の会からの人たち。丸山氏は維新が国政進出のときに集まった人。除名になった上西小百合氏と同じで橋下氏への忠誠心は高くないのです」と言う。

 ベイビーにも自我が出てきたようだ。

6826名無しさん:2015/06/20(土) 12:01:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000129-mai-pol
<橋下徹市長>政治家引退…後援会も今年いっぱいで解散
毎日新聞 6月19日(金)22時40分配信

 維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長は19日、市内のホテルで後援会主催の政治資金パーティーを開いた。出席者によると、橋下氏は12月の市長任期満了をもって政治家を引退する考えを改めて表明した。後援会が今年いっぱいで解散することも発表され、政治家としてのパーティーは今回が最後になるという。

 パーティーは非公開で開かれ、1500人以上が出席した。出席者によると、橋下氏は「住民投票の審判を受けて」と題して講演。7年半の政治家人生を振り返り、「一部の既得権益層に流れていた税金を公平に分配するために頑張ってきた」と語ったという。

 そして「大阪都構想」に反対した自民党や民主党の名を挙げ、「これから真価が問われる。次の4年間を見ていきたい。だめだったら鉄ついを下してください」と述べ、「僕は引退するが、これからも大阪維新の会、維新の党を支えてほしい」と呼び掛けたという。

 一方、橋下氏は最近も安全保障関連法案を巡って積極的に発言するなど、政治への関心を失っていないとの見方もある。この日も、市長退任後の活動について言及はなかったという。

 会場には元東京都知事の石原慎太郎氏、元経済企画庁長官の堺屋太一氏も駆けつけた。日本維新の会の共同代表を共に務め、その後たもとを分かった石原氏は「橋下徹という政治家をなくしてはいけない。国のためにもう一度頑張ってほしい」と要望。笑顔を見せた橋下氏と抱き合う一幕もあったという。【念佛明奈、松井聡】

6827名無しさん:2015/06/20(土) 21:17:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150615-00000565-san-pol
橋下氏、民主に三行半 ツイッターで「日本の国にとってよくない政党」
産経新聞 6月15日(月)22時28分配信

 「民主党という政党は日本の国にとってよくない」-。安倍晋三首相との会談を受け、維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長は15日、自身のツイッターで、民主党を激しく糾弾するメッセージを連発した。松井一郎顧問(大阪府知事)も橋下氏に呼応して民主党批判を展開。維新の「民主離れ」に拍車がかかっている。

 「(民主党は)政党の方向性が全く見えない。維新の党は一線を画すべき」

 橋下氏はツイッターにこうつぶやき、同じ野党の民主党に三行半(みくだりはん)を突きつけた。松井氏も都内で記者団に「(民主と)組んだところで単なる野合、談合、数合わせだ」と述べ、橋下氏と足並みをそろえた。

 5月の住民投票で「大阪都構想」が否決されて以降、維新内では橋下氏に近い大阪選出議員を中心に民主叩(たた)きが強まっている。首相や菅氏が都構想に一定の理解を示したのに対し、民主党が反対姿勢を崩さなかったことへの遺恨も残る。

 一方で維新は労働者派遣法改正案の早期採決に応じるなど、与党との接近も図る。今回の会談が実現したのも、都構想のねぎらいを込めた菅(すが)義偉(よしひで)官房長官の誘いだった。橋下氏の上京を機に大阪系は改めて「与党寄り」も辞さない「是々非々」路線を確認した形だ。

 ただ、是々非々ゆえの路線対立が深まっていることも事実だ。松井氏は15日に国会内で大阪系議員と昼食をとった際、11日の代議士会で派遣法改正案の採決に応じる党方針を批判した民主党出身の初鹿明博、太田和美両氏を名指しし、「なんやねん」と嫌悪感を示した。一方、江田憲司前代表は15日の講演で「維新は民主党であれ、自民党であれ、連携していかない」と独自路線を強調。安全保障関連法案に関する修正協議を否定し、法案に「反対する」と明言した。(内藤慎二)

6828名無しさん:2015/06/20(土) 21:19:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00000016-asahi-pol
橋下氏、野党再編に冷や水 維新、分裂の可能性も
朝日新聞デジタル 6月16日(火)7時55分配信

 維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)が安倍晋三首相との会談直後の15日、民主党を痛烈に批判した。維新の松野頼久代表らは民主を相手にする「野党再編」路線だが、橋下氏の発言で急ブレーキがかかる可能性がある。首相も世論の批判が強い安全保障関連法案などを与党だけで採決し、批判を浴びるのを避けたいのが本音。橋下氏にエールを送って維新との連携を探っている。


■「宿敵」とは組めない

 橋下氏は住民投票後の5月末の記者会見で「次の人たちにバトンタッチして、やってもらっていかないと。個人商店じゃないわけですからね」と述べ、政界から身を引く考えを示していた。しかし、首相との会談から一夜明け、ツイッターで民主批判を発信した。

 「維新の党は民主党とは一線を画すべき」「民主党という政党は日本の国にとってよくない」「維新は民主党とは決定的に違う」――。

 大阪選出で橋下氏に近い「大阪組」の一人、馬場伸幸国対委員長も、与党の採決に協力する形になった労働者派遣法改正案などを引き合いに、「この進め方は維新らしさを出している。安保法制もそういう対応をすることに大きな変化はない」と述べ、安保関連法案でも安倍政権に協力する可能性に踏み込んだ。

 橋下氏の発信について、党内では、代表の松野氏が民主を念頭に野党再編を探る中、「民主党と組むのはダメだという牽制(けんせい)球」(党幹部)との見方がもっぱらだ。橋下氏は民主を支持する公務員労組と数々の改革を巡って対決。「大阪都構想」では民主大阪府連や連合大阪が反対に回り、結果的に反対多数となった。その「宿敵」と組むわけにはいかない。

 維新の大阪組にしても、現職や公認候補で選挙区が埋まっている自民との選挙協力は難しいが、かと言って、これまでさんざん批判してきた連合に頭を下げて選挙をするわけにもいかない。当面は、橋下氏の旗のもとで選挙に臨むしかないという事情もある。

■松野氏「民主と合流とは言ってない」と説明

 松野氏ら野党再編派は、こうした橋下氏の動きを警戒する。

 「安倍総理に大阪都構想のお礼をするのは構わないが、国会運営や法案でお返しすることは考えないで下さいね」。松野氏は橋下氏と首相の会談直前、橋下氏にこう念押しした。

 松野氏は15日、記者団に「集団的自衛権(の行使容認)の閣議決定をしたところに、憲法学者が唱えているように無理があったのではないか、とおっしゃっていた」と橋下氏の発言を紹介し、安保関連法案で政権と接近しようという党内の動きを牽制。江田憲司前代表も15日、「安保法制は派遣法のやり方を踏襲することはない」と明言した。

 ただ、橋下氏はツイッターで「内閣における憲法の有権解釈者は内閣総理大臣。憲法解釈が時代とともに変遷するのは当然のこと」とも述べている。また、橋下氏と首相の会談をどちらが持ちかけたかでも、江田氏が「安倍官邸の強い要請があった。橋下さんが申し入れた会談ではない」と言えば、菅義偉官房長官は15日の記者会見で「橋下氏があいさつに来たいということだった」。党内の疑心暗鬼は膨らみ続けている。

 党内の大阪選出議員を中心に影響を持つ橋下氏が浴びせた野党再編への冷や水。松野氏らが念頭に置く民主との野党再編路線に急ブレーキがかかり、安保関連法案をめぐる与党との修正協議論が台頭すれば、党の分裂につながる可能性もある。

 松野氏は橋下氏の民主批判を受け、「僕は、民主党と(維新という)二つの政党が合流すると言ったことは一度もない」と記者団に説明せざるをえなかった。

 橋下氏の民主批判に端を発した維新の動揺に、民主の枝野幸男幹事長は15日「コメントする立場にない」と述べた。その心を民主幹部はこう解説する。「そのうち『大阪組』と松野氏らは離別してすっきりする。松野氏らが最後まで橋下さんに乗っかると思ったら大間違いだ」(藤原慎一、河口健太郎)

朝日新聞社

6829名無しさん:2015/06/20(土) 21:34:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00000538-san-pol
「エールはいただいた」 維新・松井氏 首相が橋下氏国政進出に期待感と認める
産経新聞 6月16日(火)16時4分配信

 14日夜に都内のホテルで行われた安倍晋三首相と維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長らによる会談をめぐり、同席した維新顧問の松井一郎大阪府知事は16日、「『橋下徹に対する期待感は以前よりも増しているのではないか』というエールはいただいた」と述べ、橋下氏の国政進出に首相から期待感を示されたことを明言した。府庁で記者団の質問に答えた。

 会談では松井氏の国政進出も話題に上ったとされるが、松井氏は11月に知事として任期満了を迎える自らの進退については、「白紙だ」と述べるにとどめた。そのうえで12月の市長任期満了に伴い、政界引退を表明している橋下氏とともに「自分たちの(将来の)ことは自分たちで決める」と語った。

 一方、橋下氏が15、16日にツイッターで安保法制などについて活発に発信をしていることに関しては、「市長は引退するが言いたいことは言う。議員じゃなくても、政治にコミットする人はいっぱいいる」と述べ、橋下氏が国政進出をにらんで発信しているのではとの推測を打ち消した。

 また、国会運営をめぐる民主党の対応については、「反対のための反対の、民主党がやっているようなばかな国会運営には参加しない」と改めて批判。「審議には応じて、しっかりと問題点を追及していくというのが政党の役割。維新の党はそういう価値観の中で政治活動をしている」と強調した。

6830名無しさん:2015/06/20(土) 22:31:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150618-00050009-yom-pol
「恩を仇で返された」…維新反発、一時審議拒否
読売新聞 6月18日(木)9時10分配信

 維新の党は17日、衆院の委員会審議を一時、全面拒否した。

 維新が国会に出した法案の取り扱いをめぐり、自民党が軽視する動きを見せたとして反発したためだ。結局、与党側が維新の要求を受け入れ、維新は17日中に審議復帰したが、この日予定された平和安全法制特別委員会の審議は行われなかった。

 維新は、政府提出の労働者派遣法改正案の対案として、正規・非正規などの雇用形態で賃金に差をつけない「同一労働同一賃金」推進法案を国会提出している。

 維新が労働者派遣法改正案の早期採決に応じる代わりに、与党は「同一労働同一賃金」推進法案に協力することで合意していた。維新は19日の衆院厚生労働委員会で、派遣法改正案とともに採決することを見込んでいたが、自民党が採決延期を求めてきたという。

 また、維新は農協法改正案について、「農協に自主的な改革を促す」などの内容を盛り込んで法案修正し、17日に委員会採決することで与党と大筋合意していた。しかし、自民党が直前になり、法案本体ではなく、付帯決議で修正する意向を打診してきたという。

 維新の馬場伸幸国会対策委員長は17日の記者会見で、「国会正常化に協力してきたのに、恩を仇(あだ)で返された」と自民党への怒りをあらわにした。

最終更新:6月18日(木)9時10分


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