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非自民非民主系保守
6821
:
チバQ
:2015/06/16(火) 22:25:49
http://www.sankei.com/west/news/150615/wst1506150008-n1.html
2015.6.15 11:00
【関西の議論】
「橋下ベイビーズ」仰天行状列伝 女性議員の胸触って「触診」強弁、国会病欠〝エリカ様〟 消え去るか、新リーダー生むか
橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会の勢いに乗じて政界に進出し、議員バッジを手にした「橋下ベイビーズ」が窮地に追い込まれている。金看板の「大阪都構想」は5月の住民投票で頓挫し、生みの親の橋下氏も12月の任期満了での政界引退を表明した。最強の「後ろ盾」を失ったところに、橋下ベイビーズが内輪の飲み会でらんちき騒ぎを起こしていたことが週刊誌の報道で発覚。医師免許を持つ男性市議が、女性市議の胸を触ったことを「触診です」と強弁する失態を演じたのだ。これまでも数々の不祥事を起こしてきた橋下ベイビーズ。このまま「時代のあだ花」として散ってゆくのか、それとも苦難を乗り越え、新たな政治を担う人材に成長していくのか。〝選良たち〟の真価が問われている。
らんちき騒ぎの代償
大まじめに改革の必要性を訴える昼間の顔とは、あまりにかけ離れた痴態が写っていた。
6月4日発売の週刊新潮が報じた大阪維新の会所属市議のスキャンダル。誌面には、維新の田辺信広大阪市議(東住吉区)が、同僚の本田リエ市議(城東区)の足の裏のにおいをかいだり、体を抱きしめて本田氏の首筋に舌をはわせようとしたりしている写真や、井戸正利市議(都島区)が本田氏の胸を触っている写真が掲載されていた。
「(飲み会の途中で)誰かの足の裏のにおいがするという話になって、『誰や、誰や』と。悪ふざけの範囲だった」
沈痛な声で当時の状況を説明するのは田辺氏本人。問題の写真が撮られたのは約2年前、市議会の委員会の打ち上げで焼き肉店を訪れたときで、前職を含め、維新市議6人が参加していたという。
より強い批判にさらされたのが井戸氏だ。週刊新潮の取材に、本田氏の胸を触った理由について、自身が医師であることを引き合いに「触診だった」と弁明した。
井戸氏は市議会で教育こども委員会の委員長を務めていたため、野党の反発も強く、委員長辞任に追い込まれることになった。井戸氏は「誰がどう見ても、教育上、問題のある行動だ。重く受け止めないといけない」と神妙に話す。
2人とも深く反省している様子だが、住民投票に敗れた後、市議団役員を一新し、自民党や公明党との協調路線を模索している維新にとっては手痛い失点だった。
ある自民市議は「彼らは議会全体の品位を傷つけた」と突き放した。
あのLINE府議も
今回のスキャンダルを起こした維新の議員たちは、政界・報道関係者の間で「橋下ベイビーズ」と呼ばれる面々だ。
政治経験が乏しいのに、橋下氏の人気で当選したことを揶揄(やゆ)し、郵政解散に端を発した平成17(2005)年衆院選での「小泉チルドレン」、民主党への政権交代を実現させた21年衆院選の「小沢ガールズ」になぞらえてベイビーズ(赤ん坊たち)と名付けられた。その表現には、チルドレンやガールズよりもさらに低レベルというニュアンスも込められており、既存政党やメディアが橋下氏や維新を批判する際の格好のキーワードになった。
橋下ベイビーズが誕生したのは23年春の統一地方選。数の力を背景に維新の存在感を増していく原動力となったが、未熟な言動が目立ち、橋下氏の足を引っ張ることも多かった。
25年3月、丹野壮治市議(阿倍野区)が自身のブログで、自民市議のことを「美味しい汁を忘れられないアリンコたち」と表現。「自分の生活しか憂えていない時点で『お前はもう死んでいる!』って感じ」と宣告し、品位のない中傷だと批判を浴びた。
同月、今回の週刊誌報道でも登場した井戸氏が、東日本大震災で発生したがれきの受け入れに関する市民の陳情書をごみ箱に捨てた写真を自身のブログに掲載し、「デマだらけ」と揶揄したため、物議を醸した。
26年8月には、当時維新の男性府議が地元の祭りで知り合った女子中学生らに無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやり取りをするうちにトラブルになり、「ただでは済まさない」などと不適切なメッセージを送っていたことが発覚。維新の府議団を離団し、今春統一選の府議選では無所属で出馬して落選している。
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