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商業・流通

4330チバQ:2021/01/13(水) 19:57:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e9a4790ad50c15241dded8003d65e43fff25572
緊急事態宣言「なぜ飲食店だけ」「筋が通らん」 大阪、兵庫、京都で諦めと不満
1/13(水) 18:51配信




緊急事態宣言の対象地域として大阪府など7府県が追加されることが決まった夜、1組しか客のいない居酒屋「座庄八」=堺市堺区で2021年1月13日、藤井達也撮影
 新型コロナウイルスの緊急事態宣言は13日、大阪、兵庫、京都の3府県にも発令が決まった。3府県全域の飲食店の営業時間短縮や不要不急の外出自粛の要請が14日にスタート。これまでも一部で続いていた閉店時間は午後9時から同8時と厳しくなる。「なぜ飲食店ばかり」。繰り返されてきた要請で疲弊している店主らには諦めの一方、矢面に立たされ続けることへの不満も渦巻いている。

【緊急事態宣言】前回と今回の違いは?

 ◇午後8時閉店では客は1回転だけ

 大阪府は2020年11月27日から繁華街を抱える大阪市の北区と中央区の飲食店に時短を要請。2回延長して同市全域に広げ、さらに2回延長していた。これまで全て応じてきた北区のお好み焼き店は忘年会の予約が入らず、年末の売り上げは例年の半分。貯金を取り崩しながら営業を続ける。今回も応じるつもりだが、午後6時ごろに入り始める客は午後9時までなら「2回転」できたが、午後8時では1回転だけとなり、痛手は一気に増す。70代の男性店主は「お願いする立場の政治家は会食をやめず、飲食店に無理強いばかり。国の対応は筋が通らんやろ」と怒りをあらわにした。

 中央区の繁華街・ミナミのお好み焼き店も時短に応じてきたが、人通りは昼夜問わず激減。「行政の協力金では売り上げを補塡(ほてん)しきれない。従業員の勤務を減らすなど固定費を抑えるしかない」とため息をつく。

 ◇政府対応は有効策か

 「感染が急拡大しているので仕方がないが、政府の対応は小出しで、有効策になっているのか」。そう首をかしげるのは、新たに対象となる大阪府吹田市の焼き肉店「豊味園(ほうみえん)」の店長、夏山竜一さん(32)だ。20年春の前回宣言時に売り上げは3割減となり、その後も客足が戻りきっていない。社員やアルバイトを約20人抱え、前回宣言時の協力金と国の雇用調整助成金を計300万円受け取ってきた。だが、売り上げ減はカバーできておらず、「今回の再発令でダメージがさらに積み重なる」。人件費なども考慮し、宣言期間中の客が少なければ一時休業も検討するという。

 堺市堺区の居酒屋「座庄八」の店主、坂口庸一さん(74)は14日から「仕方がない」と時短を始めるが、「いつまで店が持つか」と頭を抱える。南海電鉄堺駅に近く、大阪市から帰宅途中の会社員らが主な客だった。11月下旬から飲食控えの動きが強まり、客がゼロだった日も。「自粛の雰囲気が一層広まれば影響は計り知れない」と懸念する。

 ◇何とかしないと潰れる

 兵庫県芦屋市の「串揚げ こぱん」は13日からランチ営業も開始。経営する堀江周平さん(42)は「どれだけ夜の収入減をカバーできるか分からないが、何かしないと店が潰れる」と語る。昨春の宣言時は売り上げが半減。秋になって政府の需要喚起策「GoToイート」で一息つけたと思った直後に「第3波」が襲った。例年なら貸し切りも珍しくない忘年会や新年会シーズンに一件も予約がなく、店を気遣ってくれる常連が頼りだ。

 感染が広まる度に飲食を伴う会話の危険性ばかりが強調されることに納得できない。店は客同士が距離を保てるよう席数を減らし、消毒や30分に1度の換気も徹底。「求められる対策はきちんとしているのに。なぜ飲食店だけ、何度も苦しい目に遭うのか」と嘆いた。

 ◇今はじっと耐える時

 一方、京都市内で居酒屋など3店舗を経営する会社の高橋弘社長(59)は「人が外に出ないことが感染を防ぐ近道なので全面的に協力する。今はじっと耐える時だ」と理解を示す。昨春の緊急事態宣言では約2カ月休業し、不安が大きかったというが、「今回は国からの協力金もあるので、定休日を増やすなどして対応したい」。【隈元悠太、園部仁史、鶴見泰寿、村松洋、福富智】

4331チバQ:2021/01/13(水) 22:23:42
https://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1000681370.html
「もう限界」焦り困惑する飲食店 緊急事態で時短要請 取引業者も悲鳴
2021/01/13 21:59西日本新聞

「もう限界」焦り困惑する飲食店 緊急事態で時短要請 取引業者も悲鳴

「もう限界」焦り困惑する飲食店 緊急事態で時短要請 取引業者も悲鳴

(西日本新聞)

 再び、夜の街から人が消えるのか。新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言が福岡県に出され、飲食店には16日からの営業時間短縮が要請された。昨春の宣言下での休業要請に加え、昨夏には利用者側に会食の時間制限が求められた。「もう、限界に近い」。体力が奪われ続ける中、飲食店関係者には焦りや困惑が広がる。

 「覚悟はしていたが、本当に厳しい」。県内で複数の居酒屋、焼き鳥店を展開するタケノ(福岡市)の竹野孔社長は13日朝、緊急事態宣言に福岡が加わるとの報道に触れ、率直に思った。

 昨年4、5月、休業の要請に応じた。それからの9カ月。感染状況のピークは次第に高くなり、売り上げは低くなる。多角経営してきた太陽光発電所を売却して資金をひねり出し、テークアウトにも広げた。

 今回の要請では、16日以降の酒類提供は午後7時までとし、午後8時には閉店するよう求められた。短時間での酒類提供では採算が合わないと判断、夕方オープンの十数店舗は営業を諦めた。県の休業要請が決まった13日、休業告知のポスター作りに追われた。

 感染拡大の「急所」とされた業界に身を置く一人として、担当大臣の「ランチのリスクが低いわけではない」との言葉が胸をえぐる。「感染源は飲食店ばかりじゃない。納得して要請を受け入れられるようにしてほしい」。そう訴える。

   ×   ×

 地場の飲食チェーンやホテルも次々と対応を決めた。リンガーハット(長崎市)は福岡県内にある長崎ちゃんぽん、とんかつ店の時短営業を始める。ホテルオークラ福岡(福岡市)はレストランの営業を短縮する方向で調整中だ。

 一方、屋台骨が太くはない個人経営の店は決めかねる。福岡市中央区の焼き鳥店の男性店長は「寝耳に水の話だった」と戸惑う。このところ、1日の売り上げはかつての5分の1。家賃や従業員の給料を考えれば、1日最大6万円の協力金が出ても経営は火の車だ。「生きるために動きたいが、どうしたらいいのか…」

 取引先も悲鳴を上げる。同区の酒販店「小谷酒舗」の小谷昌弘さん(39)はコロナの感染状況や寒波の影響で注文は減っているといい、「売り上げは当然、下がっていく」と声を落とす。

 県内の貸しおしぼり業者には、納入先のスナックや居酒屋から休業を伝える連絡が次々に入った。経済産業省は、酒販やおしぼり業者など飲食店の取引先に最大40万円の一時金支給を表明。だが昨春以降、減収が続く状況下で十分なはずがない。貸しおしぼり業の男性は「いつ廃業してもおかしくないくらいに追い込まれている」と危機感を募らせた。(井崎圭、一瀬圭司、梅沢平、古川剛光、山本諒)

4332チバQ:2021/01/15(金) 15:26:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/6461ac80ea95e87cdfa0dc01aa07e301110fa779
ススキノ窮地「もう店閉めるしか」 道の集中対策延長、時短3カ月
1/15(金) 11:57配信
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札幌市内の飲食店への要請
 新型コロナウイルスの感染再拡大の懸念を受け、道は集中対策期間を2月15日まで1カ月延長し、札幌・ススキノの全ての飲食店に営業時間を午後10時までに短縮するよう要請した。道内の新規感染者数は3桁の「高止まり」が続く。ススキノへの自粛要請は昨年11月から通算3カ月以上に及ぶことになり、「もう閉店を考えざるを得ない」との声も強まった。

 「さらに1カ月も営業時間を短縮しろなんて、気が遠くなる」。ススキノでスナックを営む女性は14日、肩を落とした。

 札幌市内のスナックなど「接待を伴う飲食店」は昨年11月28日から約1カ月間、道の休業要請の対象となり、女性も店を閉めた。年末年始は営業時間を午後10時までに短縮して再開したものの、客は1日に1、2人。道などから支援金計約190万円が支給される見通しだが「家賃や人件費などを支払うと手元には残らない。通常営業に戻れる日が遠のくたび、どんどん追い詰められている」。

道の集中対策期間が延長され、閑散とする札幌・ススキノ=14日午後9時20分
 一方、ススキノの居酒屋やカラオケ店は昨年末に酒類の提供時間の短縮要請が解除されたが、16日以降は午後10時までの時短営業という要請を突きつけられる形となった。

 ススキノの飲食店でつくる「すすきの社交料飲組合」の横田雄二郎組合長(65)は「加盟店120店のうち、昨年末までに少なくとも20店が閉店した」と明かす。横田さんも経営する居酒屋2店舗のうち、1店舗は昨年4月から休業しており、もう1店舗は元従業員に譲った。「年度末の3月に決断を迫られる経営者は多いだろう。空き店舗だらけのビルが出てきてもおかしくない」と危惧する。

4333チバQ:2021/01/17(日) 19:43:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/6865ef66a7973a5060fb555c1ae94429cb139aa3
自粛要請も“昼飲み”密集 ルポ「東京大歓楽街」上野再訪 客「もういっか、て感じ」
1/17(日) 10:41配信

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特定エリアで居酒屋の出店ラッシュ、昼飲みはコト消費―下町ならではのノスタルジー
“昼飲み”と“夜飲み”が交錯しにぎわいは続く

 昨年春に続き2回目の緊急事態宣言が出されて1週間が過ぎた東京。小池百合子都知事は陽性者数の急増に「桁が違う状態だ」と危機感を募らせ、都民に対しては特に午後8時以降の徹底した外出自粛、飲食店に対しては営業時間を午後8時までに短縮するよう要請している。しかし、そのメッセージは人々の胸に届いているのだろうか。16日午前、大歓楽街が広がる上野の街を再訪してみると、そこに広がっていた光景は“昼飲み”という快楽に酔いしれる人々の姿だった。

【画像】コロナに感染したら…25歳独身男性が明かした入院道具一覧

 電車がごうごうと音をたてて行き交う高架ガード下。周辺にはいくつもの居酒屋が密集している。午前10時53分。立ち飲み居酒屋の前ではマスク姿の30代半ばほどの男性3人が楽しそうに談笑していた。「よく来るんですか?」と声をかけると「ええ。ここはこの店とあそことあそこの3軒が人気なんですよ」と教えてくれた。同11時。開店と同時に40代ぐらいのリュックを背負った男性が1番乗りで入店すると、次から次へと客が入っていく。入口に消毒液が置いてあるが、見た限りでは手指消毒する客はまばらで、店側が検温をしている様子はまったくない。先ほどの男性客に「怖くないですか?」とたずねると、「まあ、もういっか、て感じです」と豪快に笑った。この店は普段は早朝7時に開店して夜勤明けの客でにぎわっているが、緊急事態宣言を受けて午前11時開店に変更している。

 同11時10分。カウンターは20人ほどの客ですでに埋まり、店員が慌ただしく注文を取りに走る。客同士の間隔は50センチほどでかなり近い。飛沫飛散防止のアクリル板は見当たらない。近くの居酒屋もオープンし、ビニール製の透明カーテンをくぐって客が次々と店内に入って行った。通りがかった20代とみられる男女2人が「もうやってるの?」と驚きながら店の前を通り過ぎて行った。店内の各所に消毒液のボトルが置かれているが、手指消毒をするかどうかは客に任されている。しばらくすると、この界隈の居酒屋は先を争うように次々と店を開けていった。「どうぞー、やってますよ!」。店員の呼び込む声に、待ってました!とばかりに大勢の客が入店し、周辺の居酒屋はどこも満席状態だ。

 観察していると、店によって客層が微妙に異なっていることに気付いた。立ち飲み居酒屋の特にカウンターにいる客は50代以上と見られる中高年男性ばかりで、安い瓶ビールを自らコップに注いで黙々と飲んでいる。マスクは全員外しているが、隣同士で会話を始めるでもなくスマホをいじっている人もいない。自身を慰労するかのように名物のつまみを静かに味わい、ビールを胃に流し込んでいる。「絆」という言葉の氾濫から距離を置く自由、と同時にそこには孤独の影がちらつく。

 一方、テーブル席のある店では、カウンターの座席は立ち飲み居酒屋同様、高齢層の男性客で占められているが、テーブル席は30代や40代の客も加わり始めていた。午後0時5分。30代くらいの男性3人連れがやってきた。そのうちの1人が「ここ1000円で飲めるんだ。めっちゃ安いだろ?」と得意げに話しながら店内に飲み込まれていった。別の居酒屋の店先では20代前半ぐらいの女性3人組がサワーを飲みながらおしゃべりに余念がない。おおむねカウンター席は高齢男性の1人客、テーブル席は高齢男性客同士、あるいは比較的若い層の男女という区分けができるかもしれない。相席になった知らない者同士が杯を交わし会話を弾ませる、といった光景が下町らしい。

4334チバQ:2021/01/17(日) 19:43:37
やったもん勝ちな緊急事態下の居酒屋営業「うちだって可能なら夜8時過ぎも営業したいよ」
 同21分。JR上野駅広小路口前の上野マルイの電光掲示板を見上げると気温は「17度」と表示されていた。薄曇りで風もなく春の陽気だ。近くの上野公園に着くと寒桜が開花しており、散歩客がうれしそうにスマホで写真に収めていた。陽気に誘われて外出する人がいくぶん増えてきたように見える。世界規模で展開するコーヒーチェーン店はほぼ満席で、注文待ちの客が15人ほど屋外で列を作っていた。客のマスク着用率はざっと見たところ6割ほどか。「緊急事態」という言葉が遠くのことのように響く……。

 居酒屋に話を戻そう。上野アメ横ガード下界隈は酒好きにとっては有名なスポットで、東京・北区の赤羽とともに「昼飲み二大聖地」と呼ばれている。「お天道様が高いうちから楽しむ酒は最高にうまい」が合言葉。下町のノスタルジーに浸りながら昼飲みを楽しむ「コト消費」自体は決して非難される行動ではないが、昼飲み居酒屋が急増したのはここ数年のこと、と証言するのは近くの商店主だ。「2、3年前から昼から営業している居酒屋が増えて……。あそこのお店は以前はカレー屋さんだった。客で混雑しているからコロナが風に乗ってこっちに飛んで来ないか、ちょっと怖いですね」。繁盛店の近くに同じ業態の店を出すと認知されやすいと言われており、まさにこのエリアはその典型例だ。

 筆者は前日の15日夜にもこの界隈を訪れ周辺の様子を見て回った。先週8日は、複数の人気居酒屋が午後8時以降も営業していたが、15日夜は午後8時に一斉閉店。しかし、ここから少し離れた路地の居酒屋は午後8時以降も相変わらず営業を続けており店内は酔客でごった返していた。年齢層は30代から70代くらいで、カップル以外は圧倒的に男性が多かった。

 外出自粛要請、時短要請が出ているなか、午後8時を過ぎても営業を続ける店が出てしまうのはどうしてなのか。近くの飲食店主はこう話す。「まさにその時短要請のせいです。どういうことかというと、向こうの人気居酒屋が午後8時で閉店するようになったので、飲み足りない客や午後8時以降にこの街にやって来た客が、深夜まで開いている店に集まってしまうのです。組合が時短を要請しても強制力はない。まさにやったもん勝ち」。そしてこう続けた。「うちだって可能なら夜8時過ぎも営業したいよ」。

 ただ、連日午後8時以降も営業を続ける居酒屋を16日昼過ぎに訪れると、人気居酒屋店とは対照的に客はまばら。唯一男性4人組が屋外のテーブルで生ビールを飲んでいた。狭い路地に入ると40人ほど入れそうな居酒屋には客が1人もいなかった。人気居酒屋が密集する一部エリアのにぎわいは続いているものの、上野駅の午後の人出は感染拡大前と比べ3〜4割ほど減っているといい、影響はこの一帯にも及んでいるようだ。上野に詳しい都市研究者は「昼飲み客を狙って昼から店を開けてもコロナの影響で日中の客が少なくなっているので午後8時以降も営業しないと採算に響くのかもしれません。これもコロナ自粛の反動のひとつです」と推測する。

 日本でも新型コロナウイルスの新たな変異種が検出され、2月の感染爆発を危惧する悲痛な声が出ている。夜だけ自粛すればいいという話ではないはずなのに……。いったい誰の情報やメッセージをよりどころとすればいいのか。アメ横を歩いていると土産物店の店先に吊るされたTシャツが目に入った。胸のところにこう書かれていた。「酒しか信じない」――。昼夜この街に群がってくる人々の本音を言い当てているような気がした。

鄭孝俊

4335チバQ:2021/01/17(日) 21:38:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011501172&g=eco
モンテローザ、居酒屋61店閉店 都内2割、時短で採算取れず―新型コロナ
2021年01月15日19時15分


 居酒屋チェーン大手のモンテローザは15日、「魚民」「白木屋」などの都内店舗の約2割に当たる61店を年内に順次閉店すると発表した。緊急事態宣言の再発令に伴う営業時間短縮に加え、政府が外食自体の自粛を呼び掛けたことで、採算の維持が困難になると判断した。
 モンテローザの都内店舗は337店。これを含め首都圏4都県の約700店は、8日から原則閉店時間を午後8時に繰り上げている。都内はほかの地域に比べ家賃負担が大きい上、時短営業に伴う都の支援は大企業が対象外となり「八方ふさがりの状況」(広報担当)という。
 従業員の雇用は維持する方針。閉店する店はホームページで告知する。

4336チバQ:2021/01/20(水) 15:22:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5055bbdee3def0e6b2c7a560b241b4e421c3601a

「心折れそう」客足激減、出口見えず 長崎の飲食店主ら苦痛の声
1/20(水) 11:58配信




金曜日だった15日夜のサセボノオト店内。カウンターに座った常連の男性以外に午後5時以降の来店客はなかった
 「出口」が見えないコロナ禍に長崎県内でも苦痛の声が広がっている。20日から午後8時までの営業時間短縮を要請された飲食店。県の要請に応じれば1店舗当たり76万円の協力金が支給されるが、感染の第3波と言われる昨年末以降、客足は急激に鈍っており「心が折れそうになる」。19日間の要請期間が終わったとき、事態は好転しているのか。確証が持てないまま、多くの店は「早じまい」の準備を始めた。

【グラフ】福岡の感染者数の推移

 「前回と比べものにならないほどの影響が降りかかっています」-。佐世保市島地町の音楽喫茶「サセボノオト」は13日、会員制交流サイト(SNS)で窮状を訴えた。午後11時まで営業してきたが、客が1組か2組の夜が続き、県の時短要請を待たずに17日から閉店時間を午後6時に繰り上げた。月、火の定休日はなくして無休で営業する。

 店主の田中博一さん(44)は「協力金はありがたいが、お客さんが来てくれないことには不安でしょうがない」と漏らす。テークアウトも強化するが「みんなコロナのムードに慣れている。第1波の昨年春は、行きつけの店をテークアウトで救おうという空気もあった。今は需要があるのか読めない」。

 佐世保市の別の店主は「客の反応は敏感」と話す。市内でのクラスター(感染者集団)の発生などが報じられるたびに、客足は鈍った。飲食店は感染拡大の「急所」と指摘され「外食することさえ、敬遠されている」とため息をつく。

 長崎市中心部の繁華街、銅座・思案橋周辺も昨年末以降、人通りが大幅に減った。居酒屋「九州名物 とめ手羽 思案橋店」は昨年12月の売り上げが前年同期の2割ほどに。蒲原仁店長(24)は「協力金が出るので今月はなんとかやっていけるだろう。ただ、もう少し対応が早いと助かる」。

 同市船大工町でスナックを経営する女性は「毎日心が折れそうになる」。高齢の常連客が多い店では、昨年12月ごろから客足が激減。年明けからはゼロの日も続いていた。

 「気持ちが続くまでは頑張ろう」と思っていた直後の営業時間短縮要請。期間中は「どうせ店を開けていても赤字だから」休業するという。

(宮崎省三、松永圭造ウィリアム)

4337チバQ:2021/01/20(水) 15:22:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/5055bbdee3def0e6b2c7a560b241b4e421c3601a

「心折れそう」客足激減、出口見えず 長崎の飲食店主ら苦痛の声
1/20(水) 11:58配信




金曜日だった15日夜のサセボノオト店内。カウンターに座った常連の男性以外に午後5時以降の来店客はなかった
 「出口」が見えないコロナ禍に長崎県内でも苦痛の声が広がっている。20日から午後8時までの営業時間短縮を要請された飲食店。県の要請に応じれば1店舗当たり76万円の協力金が支給されるが、感染の第3波と言われる昨年末以降、客足は急激に鈍っており「心が折れそうになる」。19日間の要請期間が終わったとき、事態は好転しているのか。確証が持てないまま、多くの店は「早じまい」の準備を始めた。

【グラフ】福岡の感染者数の推移

 「前回と比べものにならないほどの影響が降りかかっています」-。佐世保市島地町の音楽喫茶「サセボノオト」は13日、会員制交流サイト(SNS)で窮状を訴えた。午後11時まで営業してきたが、客が1組か2組の夜が続き、県の時短要請を待たずに17日から閉店時間を午後6時に繰り上げた。月、火の定休日はなくして無休で営業する。

 店主の田中博一さん(44)は「協力金はありがたいが、お客さんが来てくれないことには不安でしょうがない」と漏らす。テークアウトも強化するが「みんなコロナのムードに慣れている。第1波の昨年春は、行きつけの店をテークアウトで救おうという空気もあった。今は需要があるのか読めない」。

 佐世保市の別の店主は「客の反応は敏感」と話す。市内でのクラスター(感染者集団)の発生などが報じられるたびに、客足は鈍った。飲食店は感染拡大の「急所」と指摘され「外食することさえ、敬遠されている」とため息をつく。

 長崎市中心部の繁華街、銅座・思案橋周辺も昨年末以降、人通りが大幅に減った。居酒屋「九州名物 とめ手羽 思案橋店」は昨年12月の売り上げが前年同期の2割ほどに。蒲原仁店長(24)は「協力金が出るので今月はなんとかやっていけるだろう。ただ、もう少し対応が早いと助かる」。

 同市船大工町でスナックを経営する女性は「毎日心が折れそうになる」。高齢の常連客が多い店では、昨年12月ごろから客足が激減。年明けからはゼロの日も続いていた。

 「気持ちが続くまでは頑張ろう」と思っていた直後の営業時間短縮要請。期間中は「どうせ店を開けていても赤字だから」休業するという。

(宮崎省三、松永圭造ウィリアム)

4338チバQ:2021/01/21(木) 10:32:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe73a742df17595c6229d7b34f203b1c82676c96
沖縄3度目の緊急宣言で人出は 県民に慣れも 那覇は混雑、地域で差
1/21(木) 9:39配信
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県独自の緊急事態宣言が発令された初日、帰宅時間帯のモノレールに揺られる利用客=20日午後6時11分ごろ、那覇市安里
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、県独自の緊急事態宣言の初日となった20日。県内では人出が減少した地域があった一方で、那覇市の中心市街地ではモノレールなどの公共交通機関が混み合う様子も見られた。利用者からは「普段通り」との声も聞こえる。県は不要不急の外出自粛や出勤者の7割削減を求めているが、3度目の緊急事態宣言に県民の慣れも見え隠れする。


 那覇市のサンエー那覇メインプレイス食品館では20日、マスク姿の来店者が食料品などを購入していた。那覇市在住の辻美己さん(41)は「いつもより駐車場はすいている印象だ。今後も買い物頻度を減らすなど注意したい」と気を引き締めた。

 県が企業などに出勤者の7割削減を求める一方で、帰宅時間帯には沖縄都市モノレールが混雑する様子も確認された。同日午後5時半すぎの県庁前駅では、仕事帰りの人々が次々と改札を通るなど、緊急事態宣言前と変わらない様子だった。県の糸数公保健衛生統括監は「職場での対策に関して周知する」と述べた。

【北部】密避けレジャー満喫

 本島北部のビーチには、マリンレジャーを楽しむ人やドライブ客の姿が見られた。この日は平日のため、足を運ぶ人は少なかった。訪れた人たちからは「人混みでなければ(外出しても)いいのでは」という声も聞かれた。

 恩納村や名護市のビーチではウエットスーツ姿でレジャーをしたり、浜辺を散歩したりする様子が見られた。本島南部から友人2人と訪れた20代女性は、浜辺で弁当を食べつつ「人が少ないところで短時間になるように配慮している。緊急事態宣言が出ても、リモートで仕事は続く」と説明した。

【中部】観光地、人通り少なく

 県内有数の観光地、北谷町美浜のアメリカンビレッジでは観光客の姿はほとんどなく、客待ちのタクシーの姿も少なかった。

 あるタクシー運転手は「Go To キャンペーンが停止されたころから人は少なかったので、宣言が発出されても大きな変化はない」と語る。一方で「コロナを広げるわけにはいかないので仕方ないが、この状態は寂しいよね」と話し、人通りがほとんどない路上に目をやった。

 商業施設を訪れた60代の男性は「みんなきちんと自粛を心掛けているので、一日も早く収束して、また活気のある北谷にしたい」と話した。

【南部】公園、普段通りの光景

 糸満市の西崎親水公園では、子ども連れの家族や学生たちが夕涼みをするなど、普段と変わらない光景が見られた。学校帰りに一休みしていた男子高校生3人は、3度目の緊急事態宣言に「感染拡大防止を呼び掛けるばかりで、生活保障は不十分だ」と指摘した。

 市内の飲食店でアルバイトをする糸満高校3年の大城蒼太郎さん(18)は「自分が陽性にならなくても、濃厚接触者になればバイトを休まなければいけない。給料も減った。世の中が混乱している分、将来も不安だ」と話した。
琉球新報社

4339チバQ:2021/01/21(木) 19:50:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4a6e9e5d80d30108263192c10490c252f1fd16d
苦境の飲食店をさらに困らせる「迷惑客」たちの実態〈dot.〉
1/21(木) 16:00配信

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AERA dot.
1月7日午後6時すぎの東京・JR中野駅北口付近の飲み屋街の様子(C)朝日新聞社

 二度目の緊急事態宣言で、営業時間の短縮を余儀なくされるなど苦境が続く飲食店。こんな時に店に来てくれるお客さんは「神様」のはずだが、中には換気のために空けている扉を「寒い」と閉めてしまったり、午後7時を回ったのにお酒を出してくれとお願いしてきたり、困った「神様」たちもいるのだという。

【写真】「もう限界…」と語る大阪で飲食店を経営する女優はこちら

*  *  *
 千葉県船橋市の和風居酒屋。入り口の引き戸を開けると、すぐにカウンターがある。新型コロナの感染者が増えた昨春から、換気のために引き戸を少し開けて営業している。

 夏場は蚊や小さな虫が入って来て困らされたが、今はヒンヤリした隙間風が入り込む。運悪く入り口そばの席に当たった客は、その冷気を少しは背中に受けることになる。

 先日、来店した中年の男女2人を、空いていたその席に案内したところ、女性が「寒い」と口にし背中をすぼめて、何度も背中側の扉を振り返った。

「しぐさでだいたい分かるんですが、嫌な予感はしました」(店員の30代男性)。

 入店して20分ほどたった頃、連れ合いの男性が“気を利かせて”入り口の扉を閉めてしまった。

「たまに店員が見ていないときに閉めちゃう人はいます。我慢してほしいけど、寒いのは確かで申し訳ないとは思っているので注意はなかなかできません。気づかないふりをして、他の席が空けば案内するか、ちょっと時間を置いてから、お客さんみんなに聞こえるように『換気のために少し入り口を開けますね』と呼び掛けてから、また開けさせていただいています」(同)

 東京都東部の居酒屋では、酒類を含む、店内飲食用の全メニューの注文を午後7時までとしているが、テークアウト専用にその後も店を空けている。そのため、客はしばらく店に滞在はできる。

 早い時間から飲んで深酔いし、勢いが止まらなくなる客もいる。女性店員は語る。

「7時にラストオーダーを取り終えた少し後になって、『もう一杯だけ』と頼んできた男性がいました。ホッピーセットの、割り材の『外』だけが残って、お酒の『中』がなくなっちゃったということでした。こちらも困りましたが、『(外が)余っちゃってるんだから』と酔っていて、こちらが断っても聞いてくれなさそうだったのと、ラストオーダーのときに残っているお酒の量に気を利かせなかったこちらも悪いので、特別にサービスさせていただきました」

4340チバQ:2021/01/21(木) 19:51:20
 東京・葛飾区にある居酒屋では、若い男女数人が、あろうことか一人が注文した、店で漬けている薬膳酒の回し飲みを始めてしまったという。

「こういうお酒が珍しかったのか、怖いもの見たさのように、『私もひと口!』というノリでね。今は回し飲みと、お箸の使い回しだけは勘弁してほしい」(男性店主)

その他、居酒屋名物の声のでかい客。

「コの字形」のカウンターのお店で、対面に座る常連同士でペチャクチャ話し続ける客、甲高い笑い声で飛沫を放出する客、隣り合った人に話しかけたがる客……困った「神様」は列挙するときりがない。

 ただ、その一方で気を使ってくれるお客さんもいるという。

「寒がっているお客さんと席の交代を申し出てくれる常連さんだったり、マスク飲みをしてくれるようになった方もいます。助けてくれるのはうれしいですよね」(前出の船橋市の店員)

 苦境で歯を食いしばる飲食店。従業員には、お客の気使いや優しさが何倍も身にしみるのだろう。(AERAdot.編集部)

4341チバQ:2021/01/22(金) 11:48:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/88fa962af1a76922283f7dc3632f22fcf86c42a0
百貨店売上高、4.2兆円に激減 45年ぶり低水準、コロナ響く 20年
1/22(金) 7:05配信
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混雑を回避するために、年内前倒しで販売された福袋=2020年12月26日午前、東京都豊島区の西武池袋本店
 2020年の全国百貨店の売上高が4兆2000億円程度まで激減し、1975年(4兆651億円)以来45年ぶりの低水準に落ち込んだことが21日、分かった。19年(5兆7547億円)に比べ2割超、1兆5000億円以上のマイナスで、減少幅は過去最大。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各社とも春先に多くの店舗で臨時休業を余儀なくされたことなどが響いた。コロナ収束は依然見通せず、厳しい経営環境が続いている。

 日本百貨店協会によると、20年の売上高は4月に前年同月比72%減、5月も65%減となるなど、1月から11月まで一度も前年実績を上回ることなく推移した。関係者によると、年末商戦を迎えた12月は、各社とも巣ごもり消費を取り込もうと食品やおせちの販売を強化し、福袋の販売を前倒しするなどのてこ入れを行ったものの、コロナの感染再拡大で苦戦を強いられた。

 百貨店の売上高は、ピークの91年に9兆7130億円に達した。その後は流行のデザインをいち早く安価で提供するファストファッションの台頭やインターネット通販の普及に押され年々減少。リーマン・ショック後の09年には6兆円台まで減り、16年以降は5兆円台で推移していた。

4342チバQ:2021/01/27(水) 00:02:58
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20210126-567-OYT1T50213.html
銀座最大級の「GINZA SIX」、高級生活雑貨や食品を強化…開業以来初の大規模入れ替え
2021/01/26 19:45読売新聞

銀座最大級の「GINZA SIX」、高級生活雑貨や食品を強化…開業以来初の大規模入れ替え

大規模なテナントの入れ替えを発表したギンザシックス(26日、東京都中央区で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 東京・銀座で最大級の複合商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」は26日、開業以来初めての大規模なテナントの入れ替えを行うと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で商業施設が苦戦を強いられる中、高級な生活雑貨や食品などを強化する。

 2017年4月にオープンしたギンザシックスは、大丸松坂屋百貨店と住友商事などが出資する会社が運営し、海外高級ブランドなど約240のテナントが入居していた。

 昨年12月以降、化粧品や衣料品、レストランなど、1割にあたる20店強が閉店しており、今後もさらに約20店が閉店を予定しているという。担当者は、契約満了によるもので、新型コロナの影響ではないと説明している。

 今後4月にかけて順次、約40店が入れ替わりオープンする。新しいテナントは、伊高級ブランド「グッチ」の時計や宝飾品売り場を始め、日本初出店となる海外ブランドや高級食品店などを充実させた。

 銀座の百貨店や商業施設は「最盛期には売り上げの3〜4割が訪日客による消費だった」(関係者)と言われる。ギンザシックスは、訪日客の売り上げが当面見込めない中、テナント刷新で国内の富裕層にアピールする。

4343チバQ:2021/01/27(水) 09:37:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/c012608f04fa7a96e0405f6a0cc07b575a8c7606
「線引き乱暴」 時短営業しても「協力金」対象外の遊興施設などに不満募る
1/26(火) 15:28配信




上映の合間に客席の消毒をする第七芸術劇場のスタッフ=大阪市淀川区で2021年1月21日、菱田諭士撮影
 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が11都府県に発令される中、営業時間を短縮しても行政の「協力金」の対象外となっている映画館やスポーツ・遊技施設から支給を求める声が高まっている。飲食店には1日6万円が支給されるが、食べ物や酒を出さない施設は対象外だ。同じように映像や劇、遊びを楽しむ施設でも、飲食物を提供すれば支給、しなければゼロとなっている。多様な営業形態に行政が対応しておらず、経営者らには「線引きが乱暴すぎる」との不公平感が広がっている。

【図解でわかる】感染した? 相談・受診の目安

 「感染防止の協力は惜しまないが、経済的な支援がないのは納得がいかない」。ミニシアター「第七芸術劇場」(大阪市淀川区)の小坂誠支配人(33)は訴える。通常は午後10〜11時の上映終了時間を今月16日から午後8時に繰り上げた。2020年4〜5月の緊急事態宣言では約1カ月間にわたり休館。再開後は定員(93席)の75%に入場を制限し、上映の合間に入念に消毒している。

 今回の緊急事態宣言では新型コロナ対策の特別措置法に基づく国の方針に合わせ、都府県からの時短要請に応じた飲食店には協力金が支給される。これに対し、映画館や劇場、スポーツ施設や遊技施設などは「協力依頼」が出される一方で、応じても金は支給されない。大阪府では、飲食店の営業許可証があり、飲食ができるスペースを設けていることを支給の条件としている。府の担当者は「線引きに(納得できないとの)意見があるのは分かる。ただ、国の方針に基づき、飲食店かどうかで区別せざるを得ない」と説明する。

 第七芸術劇場は20年4月から赤字が続き、前年比で3割ほどの減収となっている。缶飲料の自動販売機は置くが、スペースやスタッフが足りないため劇場内で調理した食べ物は提供できない。支配人の小坂さんは「資金が乏しいミニシアターに飲食を提供する余力はない。国は現場の多様さを知らないまま制度を決めたのではないか。要請と協力依頼の言葉の違いも意味が分からない」と疑問を投げかける。

 「ビリヤードバーだったら協力金をもらえたのだろうか」と、大阪市内のビリヤード専門店の女性店員(44)は皮肉る。店内では食べ物は提供せず、約10あるビリヤード台で常連客がプレーに集中する。通常は午後11時までの営業だが、14日から午後10時までにした。店員は「全く時短をしないと、世間や行政から『問題店』と見られる。午後8時までに短縮したいが、補償もないので経営的にギリギリ。1日6万円の違いは大き過ぎる」と訴える。

 同市内のマージャン店の店長(66)は「協力金をもらえたならスタッフを辞めさせずにすんだかもしれない」と嘆く。14日から通常より2時間半繰り上げて午後8時に閉店している。コロナ禍で経営難が続き、20年4月には11人いたスタッフは6人に減った。20年春の緊急事態宣言では協力金の対象となったので休業したが、今回は対象外。実際には出前を頼み、店内で飲食する客はいる。「ただでさえ“不要不急”と思われている遊技施設がクラスターを出せば、世間からやり玉に挙げられる。リスクを考えると、国が示した午後8時までにするのが無難だ」と話した。

 改善を求める声は上方芸能を代表する寄席からも上がる。上方落語協会が運営する大阪市北区の寄席「天満天神繁昌亭(はんじょうてい)」も、府の協力依頼を受けて通常は午後9時ごろの終演時間を同8時に繰り上げている。協会の笑福亭仁智会長(68)は「コロナの終息が一番で協力するのは当然。ただ、一切の補償がないと経営は厳しく、国や行政にはフォローを期待したい」と話した。【園部仁史】

4344チバQ:2021/01/28(木) 10:45:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9092485bc3c762317055f1b09369cf5262091eb
[コロナ最前線 @池袋]閉店率95%…午後9時、開いてる店はどこも満席
1/27(水) 23:11配信
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 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の再発令から、3週間となる東京。繁華街・池袋(豊島区)を歩くと、大手飲食チェーンの店が時短・休業に転じ、行き場を探す人々が深夜まで街に残っていた。「感染拡大を防ぐ責任」「生活のため」。営業時間短縮の要請に応じる店、従わずに夜遅くまで営業を続ける店、それぞれが悩んでいた。(小林岳人)

【写真】緊急事態で試練、コロナとの闘い最前線
「感染防止の責任も」

「屋台屋博多劇場 池袋東口店」を後にする客を見送る店員。店はこの2日後から休業した(22日午後8時8分、東京都豊島区で)=上甲鉄撮影
 週末金曜日の22日午後8時過ぎ。大手飲食チェーンが手がける居酒屋「屋台屋博多劇場 池袋東口店」から、この日、最後の客が出た。「昨日までなら、大勢のお客さんがいる時間なのに。なんだか気が抜けちゃいますね」。店長(32)がつぶやいた。
 今月7日に再発令された宣言下で、都は飲食店などに酒類提供は午後7時、営業時間は午後8時までとするよう要請している。応じた店には1日当たり6万円の協力金を支給するが、当初、大手の店は対象外だった。屋台屋博多劇場など70店を首都圏で展開する「一家ダイニングプロジェクト」(千葉県)は要請にいったん応じたものの、「不公平」だとして、すぐに都内店舗を中心に通常営業に戻していた。
 都が方針を変え、22日から中小事業者と同様に協力金が出ることになり、時短営業に。24日以降は多くの店を休業に切り替えた。家賃は池袋東口店だけで月約120万円。午後7時以降の客が全体の7割以上を占め、時短営業では店を開けている方が損失は大きい。
 同社の社員とアルバイトは計約1160人。食材などの仕入れ先は約30社ある。営業本部長(39)は「従業員や取引先への影響は大きいが、感染拡大の防止に努める責任もある」と苦渋の表情で語る。
外まで列

多くの店が閉まり、人通りも少ない池袋駅東口のサンシャイン中央通り(22日午後9時17分、東京都豊島区で)=上甲鉄撮影
 午後9時を過ぎると多くの店の明かりが消え、通りの人出も目に見えて減った。
 都職員が今月18〜26日に行った目視による調査では、池袋の飲食店の閉店率は95%。開いているいくつかの店をのぞくと、どこも満席だった。ある居酒屋の男性店主は「店を開けないと生活がままならない。それだけだ」と言い切った。
 店の外まで客の列ができている居酒屋もあった。店員に聞くと、席が空くまで30分はかかるという。ひっきりなしに客が来ては、列を見て戻って行く。大学時代の同級生と2人で飲んでいた男性会社員(24)は「仕事終わりに飲み始める身に、午後8時の閉店はつらい」と言い残し、次の店を探して街に消えた。

4345荷主研究者:2021/02/04(木) 23:07:04

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/680790/
2021/1/12 8:00
西日本新聞 北九州版 向井 大豪
小倉駅前の顔「セントシティ」4月に名称変更、複合施設で再スタート

複合施設として再スタートするJR小倉駅前のアイム

コワーキングスペースの開業準備が進む7階フロア。新名称「セントシティ」のPRも掲げられている

 JR小倉駅前の商業施設「アイム」で2月から3月にかけて、コワーキングスペース(共同利用型の仕事場)とコールセンターが相次いで開業する。核テナントだった井筒屋コレットの撤退後、施設の立て直しに向けた大幅リニューアルが始まって2年。駅前の買い物スポットとして長年親しまれてきた施設は、大型のオフィスが新たに入居する複合ビルとして生まれ変わる。回復基調の買い物客の流れに働く人たちの出入りが加わり、さらなる活性化が期待されている。

 施設は14階建て。これまでは大半が商業エリアだったが7〜9階をオフィスフロアとして改装中。2月、アトミカ(宮崎市)が7階フロアにコワーキングスペースをオープン。3月にはマックスコム(東京)のコールセンターが8階フロアに開設される予定だ。

 コールセンターは広さ約1300平方メートルで、従業員数百人が勤務。コワーキングスペースにも複数の会社の事務所が開設され、通常の買い物客とは別の大きな人の流れが日常的に生まれる見通し。昼休みに飲食店フロアを利用したり終業後に日用品を買い物したりすることも見込まれ、各テナントの売り上げアップが期待されている。

 2019年2月の井筒屋コレット撤退後、施設は幅広い集客を目指す専門店ビルとして再出発。地場ディスカウントチェーンの「ルミエール」や生活雑貨大手「無印良品」の大型店舗など、日常使いのテナントも多く誘致した。今年4月にはカジュアル衣料品店「ユニクロ」の北九州最大店舗が3階フロアに出店する計画で、買い物客の一層の増加も見込まれている。

 施設を運営する不動産サービス大手「ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)」によると、小倉駅周辺エリアは利便性からオフィス需要が高く、他にも複数の企業が施設のオフィスフロアでの事務所開設を検討しているという。こうした盛り上がりに合わせて、今年4月1日付で施設名称を「セントシティ」に変更し、複合施設としての再スタートをアピールする。

 同社は、井筒屋撤退で落ち込んだ施設への来館者数の倍に当たる年間800万人の来館を2021年度の目標に掲げる。担当者は「駅前の象徴的な施設として小倉のまちづくりに貢献していきたい」と話した。

 (向井大豪)

4346荷主研究者:2021/02/04(木) 23:19:31

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/406216?top
2021/1/13 9:41 下野新聞
イトーヨーカドー小山店 2月閉店 セブン&アイ「地域ニーズに対応難しく」

イトーヨーカドー小山店

 セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区)は12日、傘下のイトーヨーカドー小山店(小山市駅東通り2丁目)を2月23日で閉店することを明らかにした。JR小山駅東口の一等地に立地する大型店が開店約41年で幕を下ろす。

イトーヨーカドー小山店 来年2月に閉店へ テナントに個別通知

 2021年2月期第3四半期の決算補足資料で公表した。広報担当者は閉店の理由を「品ぞろえなど地域のニーズに対応するのが難しくなった」としている。

4347チバQ:2021/02/06(土) 12:47:11
6405 チバQ 2021/01/29(金) 16:40:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/779907c28f3a0ffd9f39b834b5aa13011218eb34
「SAやPAの飲食も20時閉店」一律時短でトラック運転手が食堂難民になっている

1/29(金) 15:16配信

コロナ禍の物流を支えるトラックドライバーたちが深夜の食事に困っている。元トラックドライバーでライターの橋本愛喜氏は「高速道路のサービスエリアなども20時には閉まってしまう。普段から一人で行動し、『黙食』が当たり前だから、感染リスクはほとんどない。業態を無視した一律の時短要請より、やるべきことがある」という――。

■飲食店事業者の倒産件数は過去最多に

 昨年1年間、コロナ禍の中を耐えに耐えてきた飲食業界。

 GOTOイートで一瞬光を見たものの、最繁忙期であるはずの年末年始を前にして「第3波」が日本列島を襲い、同キャンペーンは休止に。業界からは悲鳴が上がった。

 帝国データバンクの調査によると、2020年1月から12月における飲食店事業者の倒産件数は780件で過去最多。なんとか生き延びてきた飲食店も感染リスクを抑えようと、これ以上ないほどの対策を取って日々営業してきた。

 そんな状況の中で発出された2回目の緊急事態宣言。これに伴い、11都道府県の飲食店には、20時までの時短営業要請が出された。

 「できることは全てやってきたが、もうダメかもしれない。これ(緊急事態宣言)が“とどめの一刺し”になると思う」

 都内の駅前で30年もの間飲食店を経営してきた知人は、力なくこうつぶやいた。

 飲食店はもはや限界の状態にある。コロナウイルスそのものに「夜型」の特性があるならともかく、どうして飲食店だけが一律に20時までの時短営業を強いられなければならないのだろうか。


■「一人焼肉も時短営業」一律20時までの謎

 コロナ禍の直前、人気だった飲食店に「焼肉ライク」という「ひとり焼肉」の専門店がある。

 焼肉店は、強力な換気システムが整っていることから感染リスクが他飲食店より低いといわれており、コロナ禍の中でも比較的ダメージが少ない業態だ。外食大手のワタミが、居酒屋店舗を次々に焼き肉店へ改装していることからも、その安定ぶりがうかがえる。

 さらに「焼肉ライク」の店舗には、1人1台のロースターとタッチパネルが付いているため、店員との接触すらもほとんどなく、飛沫感染のリスクはかなり低いといえる。

 しかし、「焼肉ライク」のウェブサイトを見てみると、同社では「政府の緊急事態宣言を受けて対象地域の店舗を時短営業している」とのことだった。

 ひと口に飲食店と言っても、このようなひとり焼肉店やファミレス、居酒屋、立ち食い店など、実にさまざまな業態や特徴があり、感染リスクや対策すべき方法にも、それぞれ大きな違いがあるはず。

 にもかかわらず、一律20時に一斉に店を閉めさせるのには、何のメリットがあるのだろうか。

4348チバQ:2021/02/06(土) 12:47:44
6406 チバQ 2021/01/29(金) 16:40:41
■「食堂難民」になるトラックドライバー

 この一律の時短営業の影響を受けるのは、飲食店側だけではない。

 現在、この一律時短営業によって、物流を支えるトラックドライバーが「食堂難民」と化している実態がある。高速道路にあるサービスエリア・パーキングエリア(SA・PA)の多くの飲食店までもが20時で閉店しているためだ。

 仕事柄、その日のうちに帰宅できず車中泊する長距離トラックドライバーたちには、翌日の仕事まで最低8時間、クルマを動かさず休息を取らねばならないというルールがある。

 また、20時という時間は、0時からの「深夜割」を待つトラックドライバーがSA・PAに滞在し始める時間でもあり、大型車専用駐車場は、マスに停まり切らないトラックで溢れ返っている。

 そのため、1日中運転し、ようやく到着した休憩地点で何とか確保した駐車スペースにクルマを停めても、SA・PAの店が閉まっていれば、夕食だけでなく、下手すれば朝食すらも取れなくなる。別のSA・PAに移動しようにも、前出の「8時間ルール」があるため、それもかなわないのだ。

 緊急事態宣言の中、SA・PAを利用する団体旅行者がどれほどいるだろうか。基本1人で行動し、そばうどんを背中丸めて黙々と食べている彼らトラックドライバーに、誰1人として大声張り上げながら食事をする者はいない。

 テナントの営業利益の兼ね合いで店を早めに閉めなければならないという事情があるならば、それこそ減った利益を国が援助するべきで、店の営業を後押しこそすれ、物流を担い手が利用するSA・PAの飲食店を閉めさせることはあってはならない。

 役所のように「9〜17時」の仕事だけで世の中が動いていると思ったら大間違いなのである。

■悪客に対する制限を作るべき

 さらに強い違和感を覚えるのは、「命令」でもないその「要請」に従わなかった場合、店名を公表すると国が示唆したことだ。日本はいつから国民を晒し者にするような国になったのだろうか。

 先日、コロナ患者を受け入れない医療機関も病院名を公表すると発表があったが、このSNSの時代、当該者を世間に総攻撃させようとする国の方針は、ただの「大人のいじめ」でしかない。

 このように、時短営業要請に応じても逆らっても報われることのない飲食店だが、そこで1つ思い浮かぶ疑問は、「どうしてこれほど努力している店側だけにこれだけの負担を強いるのか」だ。

 各現場取材をして毎度痛感するのが、この国にある「お客様至上主義」だ。

 筆者は「客が神」とするこの日本の社会的構造が大嫌いである。根がひねくれているのだろう、相手が誰であれ、人間同士の付き合いには一定の節度が必要だと思う一方、店員に対してはそれ以上のモノもそれ以下のモノも求めない性格が大きいところだが、現場で働く「エッセンシャルワーカー」たちから、これまでさまざまな「神話」を数多く聞いてきたのも大きな一因になっている。

4349チバQ:2021/02/06(土) 12:48:18
6407 チバQ 2021/01/29(金) 16:42:11
■全て飲食店側のせいにされる不公平さ

 日本には実にさまざまな“神”がいる。

 運送業界には、到着時間帯を「17〜19時」に指定した荷物が17時1分に届いた際、「なんでこんなに早いんだ。17〜19時だったら普通18時だろ」と怒鳴る神、また飲食業界には、バイキングのパンをハンカチに包んで持って帰ろうとする神なんていうのも存在する。

 余談になるが、筆者が「客が神ではない」と認識したのは、外国に住んでいた時だ。

 日本で0円で売られていた某ファストフード店の「スマイル」を、現地の同列店で同じように注文してみたところ、店員のスマイルどころか、これまで見たことがないほど深い眉間のシワと対峙し、初めて笑顔にも対価が必要だということに気付かされた。

 国のガイドラインに従い、飲食店がいくらこまめに店内を消毒し、アクリル板を立て、時短営業しても、来店客が好き勝手やれば全ての努力が水の泡。にもかかわらず、こうしたマナーの悪い客に対しては「マスク」「検温」「消毒」以外、何の決まりも基準もペナルティも科されず、いざ店内でクラスターが発生すれば全て飲食店側のせいされるのは、非常に不公平ではないだろうか。

 「おもてなし」や「お客様至上主義」で思い上がる店側のルールに従わない「疫病神」に対しては、強制退店させるくらいの権限を店側に持たせてもいいのではないかと、筆者は強く思っている。

■同調圧力が、知らぬ間に誰かの首を絞めている

 国からの要請以外にもう1つ、飲食店自身に時短営業をさせている要因がある。

 世間に漂う「同調圧力」だ。

 昨年の緊急事態宣言時、多くの飲食店が休業し、車体の大きなトラックが行き場を失う中、営業を続けていたあるラーメン店は、文字通り彼らのオアシスだった。

 現場から届いた感謝の思いを記事化しようと同店に取材した際、「店を紹介させてほしい」と打診したところ、こんな答えが返ってきた。

 「気持ちは嬉しいし、是非と言いたいところだが、周囲の飲食店が自分のところだけ店を営業していることに対してのやっかみがあるから、今回はお受けできない」

 現場の状況をろくに知りもしない人によって作られた杓子(しゃくし)定規なルールに、何の事情も知らない人間たちが「ナントカ警察」と化して監視する社会。そんな日本の中にある「みんな一緒でなければならない」という感覚は、知らぬ間に誰かの首を絞めていることもあるのだ。

4350チバQ:2021/02/06(土) 12:48:48
6408 チバQ 2021/01/29(金) 16:42:29
■客が本当の「神」ならば……

 そんなルールに縛られ続ける飲食店から、最近ある言葉が登場して話題になった。「黙食」だ。

 「その2文字を店内に掲げる際は、批判覚悟だった」という店主の心からの訴えは、現在多くの飲食店や商業施設、利用客の共感を呼び、店の入り口に同店が作成したPOPを掲げる店が増え続けている。

 今後しばらく続くであろう「ウィズコロナ」の生活。感染対策と経済活動の両立を目指すなら、この先やるべきは、店に対する一律の時短営業要請や、子どもじみた「店名公表ペナルティ」の設置ではなく、「各業態や店舗に合ったルール作り」と、この「黙食」や、時にはそれ以上の「客への強い要請」だ。

 客が本当の「神」ならば、むしろ店の願いをかなえてやるのが本当の姿だと筆者は思う。



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橋本 愛喜(はしもと・あいき)
フリーライター
元工場経営者、トラックドライバー、日本語教師。ブルーカラーの労働環境、災害対策、文化祭、ジェンダー、差別などに関する社会問題を中心に執筆や講演を行う。
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4351チバQ:2021/02/08(月) 11:55:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d0bb8a1a03e8e42624a3df434b597ba7220844e
ズワイガニ価格「GoTo」に振り回されて 水産会社や宿泊施設「商売にならず、心折れた」
2/8(月) 10:01配信
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1月で3回目となったズワイガニの競り(2021年1月26日、京都府京丹後市丹後町間人・間人漁港)
 「Go To トラベル」事業の影響や天候不順などで揺れ動く京都府内のズワイガニの価格に、産地の宿泊施設や水産会社が翻弄(ほんろう)されている。ブランドの「間人ガニ」で知られる京丹後市丹後町の間人漁港では、需要が高まった昨年秋〜冬は例年の2倍に高騰した。GoTo事業の停止や緊急事態宣言の発令で今年1月の競り値は落ち着いた一方で、しけで漁に出られず水揚げ量が少ないため苦戦が続く。商売にならず疲弊した関係者からは「心が折れた」と諦めの声も漏れる。

【写真】全身が白いズワイガニ

■「GoTo」需要で競り値高騰も、販売価格に転嫁できず

  1月26日夕。間人漁港の競り場に久々に雄ガニが並んだ。だが、水揚げ量は約193キロ。1月の競りはわずか3日で、府漁協丹後支所の寺田直彦支所長は「値は前年並みに戻ったが、これだけ漁が少ないのは厳しい」と語る。

 今季のズワイガニは昨秋から好調だったGoTo需要を背景に11月6日の初競りから高騰した。「かなりの量を確保しにいったところに、操業日数の少なさが追い打ちをかけた」と府水産事務所。雪が降る北風が吹くと海は荒れる。少々のしけでも操業できる大型船が中心の兵庫県や鳥取県とは異なり、府内の中小型船は操業できず、12月末までの漁は11回。間隔が2週間以上空いた12月28日の競りでは3倍近くまで高騰した。

 競り値の高騰は水産会社やカニ宿を直撃した。同市にある3港の仲買人でつくる北丹水産物商業協同組合専務理事の能勢元憲さん(46)は「異常な値動き。自社の販売価格と競り値が同じということが何度もあった」と話す。

 お客の購買価格はだいたい決まっており、カニの値が高まっても販売価格に転嫁しにくいという。シーズン前に注文が入る顧客もいる。例年年内は2万円台だったサイズの雄ガニの競り値が「5万円台になることはざらで、6万〜8万円することも多かった」と能勢さん。「GoToが動いている時は他の水産物が売れたので何とかしのいだが…」と苦悩する。

■小さなカニも高騰、カニ宿は口コミで叩かれることも

 宿泊施設も同様だ。間人ガニを提供する市内の旅館の女将(おかみ)は「小さいカニでもすぐに1万円。元々カニの値動き次第では日によっては赤字の日もあり、シーズン全体で見なければならない商売だけど、初競りのような高い相場が続くと厳しい」と話す。

 カニが小さいと口コミでたたかれることもあり、「とにかく誠心誠意するしかないが本当に胃が痛くなる」と言う。一部の旅館では「間人ガニ」だけでなく、他産地のカニに独自のブランド名をつけて提供する動きも出ている。GoTo需要を見越してカニを確保したが、事業の停止によってキャンセルが相次ぎ、在庫を抱えている市内の他地域の宿泊施設もある。

 能勢さんは「年々水揚げ量も減っている。さらにGoTo需要の高値と不漁でむちゃくちゃ。何とかお客さんのためにカニをそろえようと20年頑張ってきたが今季は心が折れた」とつぶやいた。

4352チバQ:2021/02/10(水) 09:22:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc5c1b467aaab8be5de1478c6680cd3a3a926f5

ポプラ、希望退職約50人募集 愛知・富山・石川県の30店撤退




2/9(火) 21:30配信



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中国新聞デジタル







ローソン・ポプラへの移行を予定するポプラクリスタルプラザ店(広島市中区)
 コンビニのポプラ(広島市安佐北区)は9日、約50人の希望退職を募ると発表した。希望退職の募集は初めてで、正社員330人の15%に当たる。資本提携するローソン(東京)の商品も置く「ローソン・ポプラ」に一部の店を転換して店舗網を縮小するのに伴い、体制を適正にして効率化を図る。北陸・中部地方からの撤退も明かした。

 希望退職は9日時点で30歳以上59歳以下の正社員を対象に、3月1〜19日に募る。退職日は原則4月20日で、ポプラが指定。応募者には割り増しした退職金を支給し、再就職の支援もする。費用を2022年2月期の決算に特別損失として計上する予定。

 同社は111店をローソンの物流網を使うローソン・ポプラに移行し、さらに約80店を閉じる方針でいる。ローソン側への譲渡店もあり、昨年8月の全460店を、今年6月ごろには約250店に減らす。愛知、富山、石川の3県で約30店を展開する中部・北陸では、全店の経営から離れる。広島市内もクリスタルプラザ店(中区)などをローソン・ポプラに変える。

 山口、岡山両市の事務所は本社に統合。総社市の食品工場の生産の一部も本社工場へ集約し、効率化を図る。同社は路面店を相次いで閉める一方、事業所内などへ出店して将来的には500店を目指す考えでいる。「徹底的に構造にメスを入れ、再び成長できる体制を目指す」としている。


中国新聞社

4353荷主研究者:2021/02/13(土) 22:10:22

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD181P40Y1A110C2000000
2021/1/18 20:59日本経済新聞 電子版 中部
名鉄、一宮駅に商業施設 21年春に「ミュープラット」

4354荷主研究者:2021/02/13(土) 22:17:46

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/682703/
2021/1/19 6:04
西日本新聞 社会面 石田 剛 布谷 真基
ヤマダHD、ベスト電器など吸収合併 経営効率化狙い屋号は維持

 家電量販店などを展開するヤマダホールディングス(HD)は18日、ベスト電器(福岡市)などグループ8社をヤマダデンキ(群馬県高崎市)に吸収合併すると発表した。主力の家電販売事業を中核子会社のヤマダデンキに一元化し、営業戦略の一体的な推進や業務の共通化などの経営効率化を図る。1953年に福岡市で創業し、一時は業界で国内トップの売上高を誇ったベスト電器は約68年の歴史に幕を下ろす。

 ヤマダHDは2020年10月に持ち株会社制に移行し、グループ内の再編を進めている。ヤマダデンキは7月1日に吸収合併後、全国11地区をそれぞれ担当する社内分社制に移行する。吸収合併されるベスト電器など各子会社が持つ屋号や店舗網は維持し、従業員はヤマダデンキに転籍して雇用は維持する方針という。

 ベスト電器は12年にヤマダ電機(現ヤマダデンキ)と資本業務提携し、17年に完全子会社になった。九州を地盤に国内外でフランチャイズを含めて376店を展開している(20年9月末時点)。ベスト電器の小野浩司社長は西日本新聞の取材に「グループのつながりを深くするための再編だと理解している」と語った。 (石田剛、布谷真基)

4355荷主研究者:2021/02/13(土) 22:42:18

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC215080R20C21A1000000
2021年1月22日 20:01 日本経済新聞 福岡
ベスト電器社長「歴史に幕、感慨深い」 ヤマダに統合

4356とはずがたり:2021/02/18(木) 16:30:34
井筒屋大牟田店、2021年1月31日閉店-旧店から51年の歴史に幕
2021年1月31日
https://toshoken.com/news/21354

福岡県大牟田市のショッピングセンター(総合スーパー)「ゆめタウン大牟田」本館1階にある百貨店「井筒屋大牟田店(井筒屋大牟田ショップ)」が、2021年1月31日に閉店する。

4357チバQ:2021/02/25(木) 09:44:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e57150f3e1f4568a05034ef014c871067ac15aa7
新所沢パルコ閉店へ…そごう、丸広、矢尾に続き 宇都宮同様、跡地利用に時間かかるか…理由「パルコ仕様」
2/25(木) 8:27配信

2024年2月末での営業終了が発表された新所沢パルコ=24日午後、所沢市緑町
 全国的に百貨店の撤退が相次いでいるが、埼玉県内でもJR川口駅前の川口そごう(川口市)が今月末で閉店、JR高麗川駅近くの丸広百貨店日高店(日高市)も今月14日をもって閉店した。秩父鉄道皆野駅近くの矢尾百貨店皆野店は2017年8月末で137年の歴史に幕を下ろした。

 駅近くの大型商業施設の閉店は地元経済に与える影響が大きく、中心市街地の空洞化も懸念される。そごう川口店は1991年10月にオープン。川口駅東口の再開発事業の中核として位置付けられた開店だったが、郊外型の大型ショッピングセンターの進出やインターネット通販の拡大などを背景に売り上げが減少していた。

 丸広百貨店日高店は日高市の人口が減少傾向になりつつある中、競合他社との競争激化やインターネットショッピングの拡大などを背景に市場環境が厳しくなったことなどが、閉店を決めた要因とみられている。

 新所沢パルコの閉店について、地元企業関係者は「新所沢パルコのような若年層向けのアパレル店や雑貨店は郊外にも増え、差別化を図れなかったのが要因ではないか」と指摘。出入り口がそれぞれ一つしかない駐車場も客足が遠のいた理由として挙げた。

 関東圏では宇都宮パルコ(宇都宮市)が19年5月31日に営業を終え、22年の歴史に幕を閉じた。販売不振が要因で、売上高はピーク時の3分の1になっていた。
 立地は同市中心部の馬場通り3丁目だが、地元関係者によると「店舗跡のビルの活用に関心を示す事業者は複数あると聞いているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、話は進んでないようだ」と話す。

 関係者は話が進まない要因としてビルの構造にあると指摘。外内装ともにパルコ仕様で、全体的に窓が少なく館内にはエスカレーターが導入されており「事務所などオフィス用途に転換しづらく、好立地でも敬遠されているのではないか」とした。

 新所沢パルコも外観など特徴的な建物。それを聞いた関係者は建物を取り壊さないことを前提に「宇都宮と同じく、新所沢の跡地利用が決まるまで、時間がかかる可能性は高い」と見込んだ。

4358チバQ:2021/02/25(木) 09:47:03
私も津田沼パルコで青春過ごしましたね
https://www.saitama-np.co.jp/news/2021/02/25/03.html
2021年2月25日(木)
新所沢パルコ閉店へ…24年2月末に 1983年開業 グランエミオなど競争激化、大型施設の出店計画も

2024年2月末での営業終了が発表された新所沢パルコ=24日午後、所沢市緑町
 大丸や松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングは24日、傘下のパルコが新所沢パルコ(所沢市緑町)を2024年2月末に閉店すると発表した。同社は、周辺の商業施設との競争激化や西武鉄道所沢駅周辺に大型施設の出店が計画されており、収益増が見込めないことや施設の老朽化などを要因としている。地元の所沢商工会議所の関係者は「(新所沢パルコが)閉店となると地元経済に与える影響は大きい」と話している。閉店後の跡地利用は未定。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b653576bac1d378e805ae9cf24a22511314c6021
津田沼パルコ閉店へ 23年2月末、千葉県内から撤退 開業40年超 「青春時代過ごした」利用客に驚き
2/24(水) 16:04配信
 JR津田沼駅前の大型商業施設「津田沼パルコ」(船橋市前原西2)が2023年2月末で営業を終了することが24日、分かった。運営会社のパルコ(東京)が発表した。1977年7月に開業。近隣に多い商業施設との競合が続く中、テナントの売り上げは30年前をピークに減少傾向で、建物の賃貸借契約満了(23年5月末)を機に撤退する。利用客は「津田沼の顔だった」「青春時代から通っていた」と寂しがった。

 16年11月に千葉パルコ(千葉市中央区)が営業を終了しており、千葉県内からパルコが姿を消す。

 船橋、習志野の両市と接するJR津田沼駅北口改札から歩道橋デッキで直結している津田沼パルコ。コロナ禍前よりは少ないとはいえ、24日夕も人の流れが続いていた。同日の取締役会で決まったという2年後の閉店。買い物を終えたばかりの近隣住民らは驚きを隠せない様子。

 習志野市の男性会社員(54)は「子どもの頃に開業して都会になったと思った。バブル期にはブランド物を買いに行き、青春の1ページのような場所。今も服やかばんを買ったり、ちょっとしたぜいたくに使っている。近くでは船橋西武も閉店したばかりなのに」と困惑。同市の女性(74)も「街の華やかさの象徴。他店やコロナ禍の影響もあるのかもしれないが、さみしい」と残念がる。

 学校帰りに友達と訪れた女子高校生(17)=千葉市美浜区=も「週3回は来ている」。船橋市の50代パート女性は、この日も地下の食品売り場に寄った帰りで「他にもスーパーはあるが、遠くなる。不便になるのは困る」と跡地の“行方”に気をもんだ。

 駅前の不動産店関係者は「南口側の新興住宅街などの開発で、賃貸物件の需要は大半が南口側になった」と、津田沼エリア内での人の流れの変化を指摘する。津田沼パルコと同じ通り沿いに同じ年に創業した商店主の男性(52)は「コロナで、寄り道しながらの買い物客が減った気がする。私たちも頑張らなければ」とうなった。

 津田沼パルコはA・B両館とも地下1階〜地上6階建て。テナントとして計142店舗が入居し、店舗面積は計約4万8千平方メートル。

 パルコによると、テナント取扱高はピークの1991年度に約188億円に上ったが、2019年度は約120億円にとどまっていた。パルコは「地域の皆さんに愛されてきた。残り2年間、しっかり営業していきたい」。跡地利用に関与する立場にはないという。

4359チバQ:2021/02/28(日) 22:55:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/45e26471ed44373886e71472135460e7fb8c27df
首都圏でも百貨店閉店 三越恵比寿とそごう川口
2/28(日) 20:08配信
 苦戦が続く百貨店業界で、首都圏の店舗にも閉店の波が及んできた。1994年にオープンした三越恵比寿店(東京都渋谷区)と91年開業のそごう川口店(埼玉県川口市)が28日閉店し、四半世紀余りの営業に幕を下ろした。


 三越恵比寿店とそごう川口店は、商圏が重なる駅ビルや近隣のショッピングセンターなどとの競争が激化。売上高はピーク時と比べ、三越恵比寿店が半分、そごう川口店は4割まで落ち込んだ。そごう川口店はこのところ営業赤字が続いていた。

 最終営業日には多くの客が訪れた。三越恵比寿店に開業当初からよく来ていたという女性(77)は「食品など良い品質の商品がそろっていて便利だった」と名残を惜しんだ。そごう川口店の女性客(60)は「ランドセルを買ったり、家族でよく来たりした思い出のお店だ」と話した。

4360チバQ:2021/03/01(月) 09:42:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/282ec195cd697900b0b5a0a4ae227488f5f16ea6
半世紀の歴史に幕 イトーヨーカドー平店営業終了
3/1(月) 8:32配信

 いわき市のイトーヨーカドー平店は二十八日午後八時で営業を終了し、約半世紀の歴史に幕を下ろした。

 田中友浩店長が「東日本大震災の翌日から営業できたことは今でも誇りに思っている。従業員の多くが引き続き市内に残る。地域の方々に感謝したい」とあいさつし、午後八時二十分すぎにシャッターを下ろした。

 平店は一九七一(昭和四十六)年に開店。売り場は一階から四階まで、食品や服飾などを販売し、市民らに親しまれてきた。

 閉店後の建物の跡地は、土地や建物を共同所有している市内の不動産業者が中心となり、地域のニーズをふまえた多機能型施設を建設する方向で調整している。

4361チバQ:2021/03/01(月) 09:47:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1aa40222d9c0c0059d545177971ad4df192a180f
「こんなに人が多いとは…」宣言最終日 福岡市中心部にぎわう
2/28(日) 21:23配信

西鉄福岡(天神)駅前の警固公園で過ごす人たち=福岡市中央区で2021年2月28日午後3時11分、矢頭智剛撮影
 新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出されていた10都府県のうち福岡、大阪など6府県は1日で宣言が解除される。宣言最終日の28日、福岡市中心部などは多くの人でにぎわった。街では宣言解除を翌日に控え安堵(あんど)の声も聞かれたが、医療関係者は再び感染が増える「リバウンド」への注意を呼びかける。

 宣言解除を前に、福岡市街の人出は宣言発令前より増えた。ソフトバンクの子会社「Agoop(アグープ)」がスマートフォンの位置情報を基に推計した主要駅の人出データを毎日新聞が分析したところ、宣言期間中最後の土曜だった2月27日、同市中央区の西鉄福岡(天神)駅の午後3時の人出は宣言発令直前の土曜の1月9日と比べて34%増だった。

 街では宣言解除への期待と感染再拡大への不安が相半ばした。28日午後、天神駅の近くを歩いていた高校2年の男子生徒(17)は「宣言期間中は部活のラグビー部でも身体接触がない練習しかできなかった。これからは試合ができる」と笑顔。一方、60代の女性は「用があって来たが、こんなに人が多いとは」と複雑な表情だった。

 北九州市小倉北区の勝山公園も家族連れなどでにぎわった。同区の高校1年、須藤颯太さん(16)は「宣言期間中は学年末試験の勉強でずっと家にいたので気分転換で外出した。解除後も過ごし方は変わらないと思うので、趣味のサイクリングで遠出できないのがつらい」と話した。

 医療関係者は引き続き感染対策を呼びかける。福岡県内のクリニックの男性院長は「県内ではまだ重症者も死者も出ている。ワクチン供給には時間がかかるし昨年のように暖かくなっても感染は広がり得るので、どうか注意を怠らないで」と話した。【下原知広、宮城裕也、平川昌範】

4362チバQ:2021/03/01(月) 22:52:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210301k0000m040255000c.html
「早く元通りに」「しばらく我慢」 宣言解除初日、期待と不安と
2021/03/01 20:59毎日新聞

「早く元通りに」「しばらく我慢」 宣言解除初日、期待と不安と

帰宅時間となり、JR博多駅に向かう人たち=福岡市博多区で2021年3月1日午後7時1分、津村豊和撮影

(毎日新聞)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国の緊急事態宣言は1日、福岡、大阪など6府県で解除された。飲食店に求められた時短営業は緩和され、観光地には遠のいた客足が少しずつ戻り始めた。感染再拡大への不安が引き続き残る中、明るい春は訪れるのか――。

 北九州市門司区のJR門司駅前にある沖縄料理屋「一花(ひとはな)でいご」。沖縄民謡のライブが売りの店だったが、新型コロナウイルスの影響で歌い手を集められなくなり、2020年末にライブを廃止。店の規模を縮小して移転した直後に2度目の緊急事態宣言に見舞われ、一時は休業を余儀なくされるなど厳しい経営が続いていた。

 宣言下で午後8時までだった閉店時間は、1日から午後9時までに繰り下げられた。店主の親泊(おやどまり)トシ子さん(69)は「店への協力金は減額されて4万円になったが、非常に助かる。お客さんが店でのんびり過ごせるよう、早く元通りに戻ってくれれば」と期待を込めた。

 福岡県を代表する観光地の太宰府。太宰府観光協会によると、天満宮周辺では梅の花が見ごろになった2月下旬から人出が戻り始めたが、観光客を案内するバスガイドの姿はほとんど見られないという。天満宮近くの梅ケ枝餅店で働く高田由美子さん(49)は「今年は梅の見ごろの時期と緊急事態宣言が重なり影響は大きかった。再び、繁忙期となる11月ごろまでに何とかコロナが終息してくれればいいのだが」と話した。

 子育て中の女性や会社員からは宣言解除を不安視する声も漏れた。福岡市南区の女性(27)は約2週間前に発熱して医療機関を受診。PCR検査の結果は陰性だったが、「1歳の長男と2人暮らしなので、自分が感染したら子どもをどこに預ければいいのだろう」と当時の不安な思いを明かす。「ワクチンが行き届くまであと1年ぐらいかかると思うので、それまでは辛抱するしかないのでは」

 福岡市城南区の男性会社員(65)も「もう少し様子を見てもよかった。解除でまた元通りになってしまうのが心配だ」と不安を口にし、感染が心配で外出を控えているという北九州市八幡東区のパート従業員の50代女性も「福岡市に遊びに行きたいが、もうしばらくは我慢しようと思う」と話した。【宮城裕也、井上卓也、加藤小夜】

4363チバQ:2021/03/01(月) 22:53:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210301k0000m040248000c.html
飲食店「客足少し戻った」「自粛ムード厳しい」 宣言解除の大阪
2021/03/01 20:54毎日新聞

飲食店「客足少し戻った」「自粛ムード厳しい」 宣言解除の大阪

緊急事態宣言が解除され、居酒屋でマスクを着けて食事を楽しむ人たち=大阪市北区の「千石屋」で2021年3月1日午後6時17分、北村隆夫撮影

(毎日新聞)

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が大阪、兵庫、京都を含む6府県で解除された1日、飲食店への営業時間短縮要請は各地で緩和され、「仕事帰りの客が戻るのではないか」と多くの店が営業時間を延ばした。一方、協力金の減額・廃止や自粛ムードの継続による厳しい見方も。感染再拡大への警戒もあり、日常への復帰は手探りで始まった。

 大阪市と兵庫、京都の2府県では従来の午後8時までが同9時までに1時間緩和され、大阪府内では大阪市以外が要請対象外に。宣言下で1日一律6万円だった協力金は緩和地域で4万円に減り、除外地域はゼロになった。

 大阪市北区、JR天満駅近くの居酒屋「千石屋」では同日午後6時ごろ、スーツ姿の男性客ら6人がビールを飲んでいた。同9時までの営業にした店主の井出雅祥さん(70)は「商店街の客足も少し戻ってありがたい」と笑顔。だが、「(対象外となった)市外に客が流れる可能性もあり、商機を逃すとすれば少し残念」とも付け加えた。

 繁華街・北新地の老舗クラブ「クラブ山名」のママ、山名和枝さん(85)も同9時までにした。「午後8時まででは仕事帰りの客がゆっくりするのは難しかった。大変ありがたい」。1月14日の宣言再発令後、開店を午後5時と3時間繰り上げたが、2月の売り上げは前年同月比7割減。協力金では補えず、休業したいのが本音だが、「赤字でも客をつなぎ留め、コロナ後のために短時間でも営業を続けたい」と前を向く。

 JR鶴橋駅(同市天王寺区)近くの立ち飲み屋「八百保(やおやす)」も午後9時までに。店主の中西保之さん(67)は「会社勤めの人が仕事が終わってから来られるようになる」と語る。店の定員は14人、賃料は月60万円未満で大阪市による協力金の上乗せはない。「4万円は店を何とか回せる額。大規模店では厳しいだろう」

 一方、大阪市を除いて通常営業が可能となった大阪府内。吹田市の大阪メトロ御堂筋線江坂駅に近い老舗焼き肉店「豊味園」は午前0時までに戻した。夏山竜一店長(32)は「『1回転』だった客が『3回転』になる」と張り切る。ただ、大阪市内から大勢の人が流入して街が混雑することへの懸念もあり、「府内全域で同じにしてほしかった」。

 堺市堺区のバー「CLASSICAL」は宣言発令と同時に閉めていた店を1日に再開し、午前1時までの通常営業とした。だが、店主の高杉晋(すすむ)さん(55)は「大阪市が自粛ムードのままでは堺市も同じ。まだ黒字になるまでの客入りは見込めない」と厳しい表情だ。昨年は売り上げが前年比で約900万円減と大幅の赤字。「協力金もなく、自粛ムードが残る今が一番厳しい」と打ち明けた。

 大阪府は1日、時短要請の変更に伴うコールセンターを開設し、飲食店関係者らから312件の問い合わせがあった。大阪市外では通常営業ができることや、酒を提供しない店も時短要請の対象となることなどを確認する質問が多かったという。【隈元悠太、鶴見泰寿、園部仁史】

 ◇発令前に比べ人出1割増

 NTTドコモが利用者の位置情報などを分析したデータによると、1日午後3時の京阪神の繁華街や主要駅の人出は、1月の緊急事態宣言発令前(1月7日)と比べて1割ほど増えていた。大阪市の梅田は14・6%増、難波は12・0%増。京都市の京都駅は12・9%増、神戸市の三ノ宮駅は8・7%増だった。【高瀬浩平】

4364チバQ:2021/03/03(水) 23:38:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/384827d33d5c291fffa372a78cb37567fc3e1fd1
「もう限界」 宣言延長に飲食店主は悲鳴 3月はかき入れ時
3/3(水) 20:45配信

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毎日新聞
通常なら客でにぎわうカフェバーも閑散としていた=東京都目黒区で2021年3月3日午後7時37分、玉城達郎撮影

 首都圏1都3県に発令されている新型コロナウイルスの緊急事態宣言が期限の7日から2週間程度、延長される見通しになった。飲食店にとって3月は、花見客や観光客でにぎわうかき入れ時だが、延長に伴い営業時間短縮要請は続くとみられ、店主たちからは「限界に近い」と悲鳴が上がる。

 東京都内の桜の名所の一つである目黒川。花見の季節には800本以上の桜が咲き誇り、家族連れなど300万人以上が訪れる。例年なら周囲の飲食店は連日にぎわうはずだが、宣言の延長が暗い影を落とす。

 店内から桜を眺められるジンギスカン料理店「中目黒ひつじ目黒川店」の店長、西原宏視さん(32)は「一番の稼ぎ時の花見シーズンに影響が出るかもしれない。また経営が厳しくなる」とため息をついた。

 一帯は昨春も感染拡大の影響を受け、イベントやライトアップは中止に追い込まれた。花見シーズンの店の売り上げは例年の2割程度に落ち込んだという。

 3月上旬は送別会とも重なって予約の電話が殺到するが、今年は問い合わせすらほとんどない。宣言が延長されたら、時短要請に従って引き続き午後8時に閉店するといい、「できることをやるしかない」と言葉少なに語った。

 目黒川沿いにあるカフェバー「クー・エ・クー」の店長、下山純子さん(59)も「花見シーズンが去年と同じように落ち込むかもしれない。今は協力金で食いつないでいる。宣言の延長期間が長引けば厳しい」とうつむいた。

 東京・上野の繁華街で今月2日から営業を再開した居酒屋の女性店長は「午後4時からの3時間で客は3人だけ。コロナ禍で収入が減って常連客の足は遠のいているのに、宣言の延長でさらに客が減ってしまう」と嘆いた。

 全国から観光客が訪れ、260以上の宿泊施設が集まる神奈川県箱根町。町観光協会の佐藤守専務理事(51)は宣言の延長方針について「残念だが、人命が大事。仕方がない」と受け止める。箱根では3月になると早咲きで知られる河津桜が見ごろを迎える。都心から近く安価な施設が多いことから学生の予約も増え、宿泊施設の経営者の間では「1年の中で期待が高まる時期」という。佐藤専務理事は「宣言が解除される日に向け、ソーシャルディスタンスや消毒液の準備など観光地としてやるべき対策をしっかりやっていくしかない」と話した。【井川諒太郎、李英浩、山本佳孝】

4365とはずがたり:2021/03/05(金) 15:21:06
都商研ニュース
井筒屋大牟田店、2021年1月31日閉店-旧店から51年の歴史に幕
2021年1月31日
https://toshoken.com/news/21354

4366とはずがたり:2021/03/05(金) 22:06:40
三田阪急8月1日営業終了 6月16日から閉店セール
2021.03.05
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202103/0014127707.shtml
神戸新聞NEXT

 阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは5日、三田阪急(兵庫県三田市)を8月1日に閉店すると発表した。競争激化や新型コロナウイルス禍で業績が振るわなかった。6月16日から閉店セールを始める。

 三田阪急は2005年、JR三田駅前の商業施設「キッピーモール」の核店舗として開業。売り場面積は2100平方メートル。

 近隣では神戸三田プレミアム・アウトレット(神戸市北区)など大型商業施設の開業が相次ぎ、近年は赤字傾向に。コロナ禍の緊急事態宣言に伴い、昨年4〜5月に1カ月以上休業したことも響いた。20年9月中間期の売上高は4億800万円で前年同期比36・6%減。21年3月期も19・6%減の10億9600万円にとどまる見通し。

 従業員51人(20年12月1日現在)は閉店後、他店などへの配置転換を予定する。閉店セールでは婦人服や雑貨などを均一価格で販売する。(横田良平)

4367名無しさん:2021/03/06(土) 06:38:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8839d440122e14e659ef7865394eed1ce13b45f5
「五島列島コンビニ史」 99年、県内離島初“24時間”店 10年代ATM新設で利便性向上
2/18(木) 11:00配信
長崎新聞
 長崎県の五島列島にこの春、コンビニ大手「ローソン」の看板が掲げられる。本土では当たり前の存在だが、今まで島になかったサービスも新たに提供される。島民の生活を変えてきた島の「コンビニ史」をたどった。

◇行 列
 五島列島に初めて24時間営業のコンビニができたのは、1999年12月8日のことだ。場所は、当時の新魚目町(現新上五島町)浦桑郷にある商店街。九州を中心に展開するチェーンのフランチャイズ店「RIC浦桑店」として開店した。
 RIC当時から列島内でコンビニ経営を手掛ける同町のドゥイング(旧かましん)によると、浦桑店は県内の離島で初めての24時間営業店舗だった。開店を伝える本紙記事は、オープンを待つ人の行列ができたことを紹介しており、島民の期待の高さがうかがえる。
 約1年半後の2001年8月1日には、福江市(現五島市)木場町にも「RIC福江木場店」が開店し、上・下五島地区に24時間営業コンビニがそろった。出店は続き、14年時点で五島市に6店舗、新上五島町に2店舗のRICがあった。

◇変 化
 その後、RICブランドを展開していた「ココストア」が「ファミリーマート」に買収されたことなどに伴い、ドゥイングは新たに「ポプラ」と契約。店内で炊いたご飯をよそう弁当「ポプ弁」などが人気で、両市町には17年までに現在の計7店舗(五島5、新上五島2)ができた。
 この時、島の暮らしに大きな変化が生まれた。24時間利用できる現金自動預払機(ATM)の新設だ。それまでも銀行ATMは島内にあったが、夜間は閉鎖されていた。ドゥイングの道津一政専務(36)は「島にはクレジットカードが使えない店も多かった。飲み客や観光客がいつでも現金を下ろせるようになり、利便性は格段に上がったのではないか」と語る。

◇物 流
 両市町では4月以降、ポプラが改装されるなどして計8店舗のローソンが出店するが、これまで大手コンビニの島内出店が難しかった要因の一つに、物流の問題がある。本土から商品を輸送するには船を使わざるを得ずコストがかさむ上、品質を保ちながらアイスや冷凍食品を運ぶことも困難だったという。
 ドゥイングはローソン側との契約を目指す中で、島内で営むグループ事業所のスーパーやホームセンターの商品と組み合わせて運ぶことなどで、コストを抑える見通しを立てた。今後は人気の「からあげクン」や各種スイーツなど、テレビCMで紹介される商品が島でも買えるようになる。
 ローソンでは政府の飲食業界支援事業「Go To イート」の食事券も購入でき、道津専務は「五島の飲食店にもメリットが生まれれば」と期待。その上で「これまで『都会の当たり前を五島の当たり前に』を目標にしてきた。五島列島でさらに2店舗増やし、計10店舗を目指したい」と意気込んだ。

4368荷主研究者:2021/03/21(日) 22:06:34

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=726584&comment_sub_id=0&category_id=113
2021/2/12 23:12 中国新聞
広電、佐伯区の「ファミリータウン」1棟閉館 9月末、建物が老朽化

9月末に閉館するナイスディ棟

 広島電鉄(広島市中区)は12日、広島市佐伯区楽々園で運営するショッピングセンター(SC)「ファミリータウン広電楽々園」のテナント商業棟1棟を9月末で閉じると発表した。築49年で、建物の老朽化を理由としている。

 閉じるのはSC(敷地面積約3万8千平方メートル)の北東にある「ナイスディ」棟。2階建て延べ約8400平方メートルで、現在はハンバーガー店や100円ショップ、衣料品店など14店が営業する。近くの主婦新田友枝さん(52)は「ずっとここで買い物をしてきたので残念」と話した。

 建物は1972年に完成。同年に、食品や衣料品などを扱う子会社直営の売り場とテナント店の複合施設「広電楽々園ショッピングタウン」としてオープンした。「閉館後の活用法は未定。有効に使えるよう検討する」としている。

 SC内にはスーパーのマックスバリュ、家電量販店の家電住まいる館YAMADA、ホームセンターのダイキが入る広電所有の建物もある。いずれも営業を続ける。(新本恭子、東海右佐衛門直柄)

4369荷主研究者:2021/03/21(日) 22:13:20

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1260968
2021年2月15日 午後5時10分 福井新聞
県内唯一の百貨店、ハイブリッド型へ
西武福井店大規模改装、食品と専門店を強化

新館閉鎖に伴い本館を大規模改装する西武福井店=2月12日、福井県福井市大手3丁目

 新型コロナウイルス禍による衣料品販売の低迷などで全国の百貨店が苦境にあえぐ中、西武福井店(福井市中央1丁目)は大規模改装を進め、新館に入るロフトなどを本館に集約することで“心機一転”を図る。「コロナ禍の中でも長期的に集客効果が期待できる食品、専門店領域を強化」(同店広報)し、福井県内唯一の百貨店として成長軌道に乗せたいとする。

 コロナ禍で百貨店の衣料品販売は不振が続き、アパレル大手のレナウンが経営破綻し、オンワードホールディングスは連続赤字。両社が展開する各ブランドが西武福井店からも撤退した。これまでのアパレルを中心とした百貨店の営業形態は岐路に立っている。

 西武福井店の売上高は、昨年4月の緊急事態宣言で食品売り場を除いて臨時休業した期間は厳しい数字となったが、6月以降は今月まで前年同期比9割前後で推移している。「外商による底支え効果が大きい」(同店広報)ほか、食品売り場が巣ごもり需要で前年超えと好調。コロナ禍で苦戦する百貨店の中では健闘している。

 そごう・西武の本部が同店の大規模改装への投資を決めたのは、新館閉鎖に伴う本館集約とともに、この“底力”が背景にあったとみられる。

 大規模改装では、若者層に人気のロフト、無印良品といった大型テナントを取り込み、「百貨店と専門店のハイブリッド型店舗として、若い世代にも日常的に便利に使ってもらいたい」と同店広報。一方、改装後の婦人服売り場は、コロナ禍前と比べて21ブランドが撤退・退店したこともあり、同フロアの面積を縮小し、新規テナントの入居スペースを確保した形だ。

 “成長分野”と位置付ける食品も拡充。1階に菓子売り場を設け、週替わりで全国の銘菓が楽しめるコーナーを新設。福井市の洋菓子店「パティスリーハシモト」の新規入店など地元スイーツも充実させる。「(1階の)化粧品と菓子の組み合わせは集客面でプラス効果」(広報)という。

 一方、閉鎖後の新館は、ビル所有者の不動産会社が新たなテナントを募り、2022年春をめどに商業ビルとして再開したい考え。同店広報は「本館と結ぶ連絡通路や地下通路は残しており、ぜひとも連動していきたい」と期待を込めた。

 JR福井駅西口周辺は、北陸新幹線県内延伸と通称「三角地帯」の再開発が1年遅れの24年春となり、3年間は駅西から客足が遠のくことが懸念される。同店広報は「行政、周辺商店街と連携した活性化の取り組みで駅西への客の流入を維持したい。西武福井店としても新たな成長戦略の中で営業努力していく」と強調した。

4370名無しさん:2021/03/27(土) 06:36:18
人権・差別・同和問題
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1223559981/383

383 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2021/03/27(土) 06:36:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e221168108e9cfa5749f5a7c104417b64e49b4d
ファミマ、「はだいろ」表記のPB下着を回収
3/26(金) 21:05配信
朝日新聞デジタル
 ファミリーマートは26日、新たに発売したプライベートブランドの衣料品の色の表記で不適切な表現があったとして、店舗から回収したことを明らかにした。女性向けの下着で「はだいろ」と記しており、社員や加盟店から不適切ではないかと指摘する声が出たという。

 衣料品は「コンビニエンスウェア」として今月23日から全国で発売したシリーズの一部。女性向けのキャミソールやショーツなど3種類(各2サイズ)で色の表記を「はだいろ」としていた。計約22万5千枚を売り出していたという。

 ファミマによると、同シリーズを関西地区で先行発売した際は「ベージュ」の表記だったが、全国展開する際に「はだいろ」に変えた。「ひらがなにして、幅広い世代に受け入れてもらう」狙いだったという。

 ファミマは回収後、表記を「ベージュ」に改めて再び販売する。ファミマ広報は「再発防止とチェック体制の強化に取り組むとともに、社員教育の徹底をはかる」としている。(中島嘉克)

朝日新聞社

4371チバQ:2021/03/27(土) 21:41:04
>>4370
なるほど
肌色ってもう使わない(使えない)表現なんですね。

まあ、自分の子供の頃から、『どうなの?』って論調は合った記憶

4372チバQ:2021/03/29(月) 09:43:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc071c855dbc1cd0860041bd254c761e02714222
静岡マルイ、51年の歴史に幕 全面改装も好転せず「火消えた」
3/29(月) 8:22配信

営業最終日に訪れた客に感謝を伝え、頭を下げる従業員ら=静岡市葵区御幸町の静岡マルイで2021年3月28日午後6時24分、渡辺薫撮影
 1969年から静岡市葵区で営業を続けてきた大型商業施設「静岡マルイ」が28日、閉店し、51年の歴史に幕を下ろした。営業最終日に訪れた客からは、地域に根づいた施設の閉店を惜しむ声が上がった。

 静岡マルイは丸井静岡店として開業。取扱高は98年度にピークの149億円に達した。だが、競合他社の増加などが響き、その後は取扱高が伸び悩んだ。2016年に静岡マルイと静岡モディとして全面改装したが、状況が好転せず、20年10月に閉店を発表した。

 この日、施設を訪れた静岡市葵区の主婦、中山昭枝さん(68)は「静岡市のにぎわいの火が一つ消えた感じ。今も大切なバッグを買った思い出がある」と振り返った。

 雨天にもかかわらず、午後6時の閉店は多くの客が見守った。従業員が「51年間、ありがとうございました」とあいさつすると拍手が送られた。伊藤哲朗店長は「モディは営業を続けるのでよろしくお願いします」と頭を下げた。【渡辺薫】

4373荷主研究者:2021/03/29(月) 22:09:55

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJB0866S0Y1A300C2000000/
2021年3月8日 19:30 日本経済新聞 石川
金沢の百貨店エムザ 名鉄が売却「雇用維持に期待」

4374チバQ:2021/04/08(木) 19:08:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/63974f93f77e02a59132e3f43befa66c3175f2f2
福岡市天神地区 新たに高さ制限緩和 最大29メートル高く
4/8(木) 10:18配信
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再開発計画「天神ビッグバン」が進む天神中心部。福岡ビル(中央左)、天神コア(中央)、天神ビブレ(中央奥)、天神イムズ(中央右端)=福岡市中央区で2020年1月31日午後3時33分、本社ヘリから森園道子撮影
 福岡市は、再開発を進める中央区天神地区のうち、新たに商業ビル「イムズ」など、渡辺通り沿いにある西鉄福岡(天神)駅東側地区(約2・3ヘクタール)について、航空法で制限されている建築物の高さが国家戦略特区の特例として緩和されたと発表した。3月29日、内閣府から通知があった。

 市都心創生課などによると、高さ制限が緩和されるのは8月に営業を終えるイムズの他、オフィスビル「天神ツインビル」、博多大丸などが入る「西日本渡辺ビル」。

 天神地区は、福岡空港からの距離によって建築物の高さが制限され、今回緩和された地区の高さは最高で約65〜67メートル(一般的なビル15階建て相当)だった。実際の建築物もほぼ制限いっぱいだが、約80〜96メートル(同21階建て相当)に緩和される。

 市は天神地区で民間ビルの建て替えを誘導する事業「天神ビッグバン」を進めており、既に天神の明治通り周辺地区(約17ヘクタール)では最高で約115メートルまで国が制限を緩和。イムズの建て替えが決まったことで、3月24日に市が国に緩和を求めていた。

 国は周辺にある既存の建築物と比較し、高さ制限を緩和しても福岡空港周辺の航行の安全性に支障がないと判断したという。福岡市の高島宗一郎市長は同30日の会見で「福岡市では、開発の具体的な動きが始まるタイミングで感染症対応のコンセプトを挟み込めた。これにより福岡市に企業が拠点を移し、生まれ変わった街で多くの雇用も生まれる」と話した。【吉川雄策】

4375チバQ:2021/04/09(金) 10:09:22
仕事中とか仕事かえりとかにコンビニ寄らなくなるからか
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf471bf4a55f6114a2c43238d34da9ce4101845b

巣ごもり消費で小売りに明暗 セブン、ローソン大幅減益
4/8(木) 16:00配信



 新型コロナウイルス禍に直面する小売り各社が8日に決算を発表、巣ごもり需要など様変わりした消費行動への対応の差で明暗が分かれた。セブン&アイ・ホールディングスとローソンの2021年2月期連結決算はコンビニ不振で大幅減益となった。カジュアル衣料品店「ユニクロ」のファーストリテイリングは部屋着が売れ、中間決算で2割を超える営業増益を確保。通期は最高益の見通しを維持した。

 セブンは純利益が前期比17.8%減の1792億円。ローソンは純利益が86億円で、前期比56.8%減と落ち込んだ。

 ファストリの21年2月中間連結決算は、前年同期比22.9%増の1679億円。

4376荷主研究者:2021/04/11(日) 21:38:36

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB18CMY0Y1A310C2000000/?unlock=1
2021年3月22日 19:27 日本経済新聞
新潟三越閉店1年 試行錯誤の古町商店街
信越トピックス

4377とはずがたり:2021/04/14(水) 22:37:38
物流基地の屋根にパネル敷いて荷の積み卸しの最中に充電したり再生可能エネでなるべく充電したいとこだなぁ。。
昼間一旦基地に戻る運用とかあんましないのかな。。
これで全体の1割削減はなかなか。
佐川は特急貨物電車も運行中。頑張っている。

これ中国ではそろそろEVが量産効果で価格競争力が付いてくる段階に入ってると云う事で,日本に残された最期の製造業の砦の自動車産業が可成り追い詰められてる形。

佐川急便が開発中の軽EV宅配車をお披露目?計画通り実現すれば日本は変わる!
2021年4月14日 コメントする
https://blog.evsmart.net/ev-news/sagawa-express-electric-mini-truck-prototype/

佐川急便が2021年4月13日、電気自動車ベンチャーのASFと共同開発する宅配専用電気自動車(EV)のプロトタイプを発表しました。佐川急便が使用している約7200台の軽自動車を順次EVに切り替える計画です。価格や性能など、「計画通り実現すれば日本は変わる!」と感じる内容でした。

佐川急便が開発中の軽EV宅配車をお披露目?計画通り実現すれば日本は変わる!
2021年9月から量産開始

佐川急便とASFの共同発表会は、神奈川県綾瀬市にある佐川急便の教習所で開催されました。発表会では佐川急便の本村正秀代表取締役社長、ASFの飯塚裕恭代表取締役社長がそれぞれ挨拶、佐川急便の宅配用軽自動車を共同開発でEV化し、脱炭素社会実現に向けて協力していくことなどが発表されました。

佐川急便は1990年代から環境対応車を導入していて、現在までにハイブリッド車やEVのトラックを運用してきました。とはいえ数は限定的で、今回のように大量導入をするのは初めてのことになります。


今後の開発スケジュールは、2021年3月から約半年間の実証実験、走行テストや検証を経て、2021年8月には内外装の仕様を決定。2021年9月中には量産を始める予定になっています。ただし、ASFの説明では「生産に少し時間がかかる」ので、納車開始は2022年9月頃になる予定です。

佐川急便の本村社長によれば、現在、佐川急便では集配用に7200台の軽自動車を運行していて、このすべてを2030年までにEV化することを目指すそうです。通常は1年に1000台ほどを新車に入れ替えているので、同じようなペースでEVを導入していくと約7年で全てが入れ替わることになります。完了すれば全体の1割程度のCO2排出量削減になると言います。

その後は、協力企業や個人事業を含めると佐川急便全体で約2万1500台の車があるので、可能であればEV化を進めたいとのことです。

本村社長は質疑応答の中で、新型コロナの影響もあって「EC貨物がここ1年で増加していて(集配車が)一般の目に触れる機会が多くなっている。そうした中で(EVを導入することで)CO2削減になることが見てもらえるというのは意義があることだと思う。配送に一番最適な車両を導入してカーボンニュートラルに向けてしっかりと取り組んでいきたい」と脱炭素への前向きな姿勢を示しました。


佐川急便の本村正秀代表取締役社長。
運輸業界ではヤマト運輸や日本郵便なども集配車のEV化を進めています。佐川急便が実際に軽自動車のEV化を進めていくと、業界全体のEV推進の流れが一気に広がることになりそうです。

4378とはずがたり:2021/04/14(水) 22:37:55
>>4377
公表された軽自動車規格のEVの特徴は、発表によれば約7200人のドライバーにアンケートを実施して、ドライバーが使いやすいEVを目指したことにあります。例えば運転席を助手席より約10cmほど幅広にしてドライバーのスペースに余裕をもたせたほか、助手席にパソコン台を設置して仕事場としての機能を付加しています。外回りが長いドライバーのために1リットルの紙パック飲料を置けるホルダーを設けたり、荷室が暗いという声が多かったことに対応してLEDランプを設置するなどの工夫も実装されています。

また荷積み、荷下ろしの作業を軽減するために通常の車より荷台を高くし、荷台の下には台車などを置くスペースを確保しました。


荷室の床下に台車などを収納しています。
注目の車両スペックについては、以下の内容が発表されました。

全長/3395mm
全幅/1475mm
全高/1950mm
定員/2人
航続距離/200km以上

ただ、バッテリーについてはメーカー、素材、搭載容量は未定なので発表できないそうです。充電は普通充電のほか、V2Hも可能なCHAdeMO(チャデモ)規格に対応する計画です。

一充電航続距離は200km以上とすることが明言されました。集配車の1日の平均走行距離が80km程度なので、200km走ることができれば十分に実用になるそうです。

車両を製造するのは、中国の江西省にある五菱汽車の工場になる予定であることも明示されました。ASFは自社では工場を持たないファブレスメーカーです(正確にはファブレスメーカーを目指していると言った方が適切かもしれません)。ASFの飯塚社長によれば、中国国内の複数メーカーと交渉した結果、企業の規模やスピード面などを考慮して五菱汽車を選択したということです。


ASFの飯塚裕恭代表取締役社長。
五菱汽車と言えば、GMなどとの合弁会社である上汽通用五菱汽車(Shangqi Tongyong Wuling Qiche)が2020年に発売した格安の小型EV『宏光Mini EV』が大ヒットしています。AFPは2021年1月7日の記事で同社の年間累計販売台数が117万台を超えたことを報じています。

累計販売台数は内燃機関の車を含めた数ですが、小型NEV(新エネルギー車)も17万4000台が売れているようです。

4379チバQ:2021/04/17(土) 15:42:14
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-423215.html
セブン&アイ、異例決算で見えた「お荷物」の明暗 中計の発表を再び延期、決算説明会はなし
2021/04/16 05:10東洋経済オンライン

セブン&アイ、異例決算で見えた「お荷物」の明暗 中計の発表を再び延期、決算説明会はなし

セブン&アイ、異例決算で見えた「お荷物」の明暗

(東洋経済オンライン)

4月8日、日本を代表する小売り企業の決算資料がひっそりとホームページ上にアップされた。

セブン&アイ・ホールディングス(HD)は同日、前2021年2月期決算を発表した。売上高に当たる営業収益は5兆7667億円(前期比13.2%減)、営業利益は3663億円(同13.7%減)と、減収減益で着地。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中核事業である国内のセブン-イレブンの売り上げ低下が響いた。

もっとも営業収益・営業利益とも従前に公表していた会社計画は上回り、決算内容に大きなサプライズはなかった。異例だったのは、期末決算にもかかわらず、通常なら井阪隆一社長らが出席して行われる決算説明会が開催されなかったことだ。

新中計の発表が二度目の延期に
セブン&アイHDは決算発表に先立つ4月2日、「新中期経営計画および 2022 年 2 月期業績予想の公表延期について」というリリースを配信。期末決算と同時に予定していた新中計と今期の業績予想の開示を延期し、決算説明会も開催しない方針を明らかにしていた。

今年3月までにアメリカの石油精製会社から買収予定だったコンビニ同業のスピードウェイ事業について、アメリカ連邦取引委員会による認可手続きが遅れ、買収が完了していないことが理由という。

もともとセブン&アイHDは2020年4月に中計を発表予定だったが、コロナ禍を受けて1年延期した経緯がある。今回、さらに公表が先延ばしされた格好だ。

買収が遅延しているスピードウェイには、セブン&アイHDのM&A案件では過去最大の210億ドル(約2兆2200億円)を投じる。コンビニの寡占化が進んでいないアメリカでの事業拡大を、新たな中計で今後の成長戦略の1つに掲げることは間違いないだろう。一方で決算説明でも、新中計の中身でも、注目されていたのが業績低迷の続く「お荷物事業」の処遇だ。

セブン&アイHDは、傘下にコンビニから銀行まで幅広い企業が属する。中でも規模が大きく、集中的にリストラなどの構造改革を進めてきたのが総合スーパー(GMS)のイトーヨーカ堂と百貨店のそごう・西武だ。今回の決算を見ると、両社の明暗は大きく分かれた。

イトーヨーカ堂の決算は、営業収益1兆809億円(前年同期比8.8%減)、営業利益77億円(同19.3%増)と減収増益だった。売り上げではテナントの賃料が減少したほか、スーツや入学式用のお出かけ着など衣料品の販売も大きく落ち込んだ。だがコスト面では、2020年夏頃までチラシ配布を自粛した影響などにより、広告宣伝費が減少した。

4380チバQ:2021/04/17(土) 15:42:50
イトーヨーカ堂は店舗改革で効果
増益となったのは、広告自粛などといったコロナ禍の特殊要因だけによるものではない。セブン&アイHDの説明によると、2016年から約60店舗で行ってきた改装を中心とした店舗改革の効果が、営業利益を11億円押し上げた。

たとえば、2020年9月に改装した「イトーヨーカドーたまプラーザ店」(横浜市)では、以前は収益性が低く品ぞろえをしていなかった紳士服や寝具などを復活させた。食品から日用品まで生活に必要なものをまとめて買える店として消費者から認知され、店舗全体の売り上げは改装前と比べ1割アップした。



ここ数年、イトーヨーカ堂は店舗改革と並行して、首都圏の一都三県以外での閉店を続けてきた。直近でも5月に北海道・旭川店(開業は1980年)、8月に静岡県・沼津店(同1978年)を閉鎖予定だ。

イトーヨーカ堂の三枝富博社長は東洋経済が2月に行ったインタビューで、「止血としての閉店は8割方できている」と説明した。

ただ、旭川店や沼津店のように築年数が古い地方店はまだ複数残る。改装店舗の改革効果が見えてきた一方、投資が行われていない店舗の一段のリストラがあるのかが気になるところだ。

対照的に、経営不振が深刻化しているのがそごう・西武。営業収益は4404億円(前期比26.6%減)、営業損益にいたっては67億円の赤字(前期は1.7億円の黒字)に転落した。

コロナ禍で客数が大きく減り、主要店舗は軒並み減収。旗艦店の「西武池袋本店」も、外出自粛の影響により売上高が前期比24%減の1385億円に激減した。特に落ち込み幅が大きかったのが、売上高が4割減となった「西武渋谷店」。渋谷店はコロナ禍以前、店舗売上高のインバウンド比率が1割を超えていたため、訪日客需要の蒸発による打撃が大きかった。

そごう・西武の2021年2月期の既存店売上高は、2019年に消費税増税後の反動減があった10月を除き、すべての月で前年実績を大きく下回った。宣伝装飾費などの経費削減のほか、「そごう徳島店」をはじめとする不採算店舗を5店閉店したものの、売上高の激減にはあらがえなかった。

もはやリストラ余地も乏しく
長引く経営不振で店舗整理を続けた結果、現在のそごう・西武の国内店舗数は10店と、2006年のセブン&アイHDによる買収時から3分の1にまで縮小した。

コロナ禍での外出自粛が打撃となり、そごう・西武の旗艦店「西武池袋本店」の前期売上高は2割以上減った(撮影:今井康一)

売り上げの減少が続く「西武秋田店」と「西武福井店」は、店舗面積を縮小して改装を進めている。もはやリストラでの収益改善余地も限られるだけに、コロナ禍でも堅調な販売を見せる富裕層向けビジネスの拡大など、具体的な売り上げ確保策の打ち出しが急務だ。

セブン&アイHDは、アメリカのスピードウェイ事業買収を6月までに完了させ、その後に新たな中期経営計画の発表を予定している。

2020年2月期を最終年度としていた前回の中計では、イトーヨーカ堂もそごう・西武も、掲げた利益目標を大きく下回る結果となった。成長事業の見通しだけでなく、お荷物事業の再建の道筋をどう示すのか。中計発表時に開かれる会見での、経営陣の説明に注目が集まる。

著者:遠山 綾乃

4381チバQ:2021/04/21(水) 11:58:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/92f30e416469735f79ebb40fba2a32b78d8b2a6f
営業継続を要望 百貨店・飲食「業績直撃」 休業要請へ強まる反発
4/21(水) 7:09配信

2020年5月、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令に伴い、一部休業の知らせが張り出された商業施設=大阪市
 大阪府が20日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて緊急事態宣言の発令を政府に要請した。吉村洋文知事は飲食店や百貨店、テーマパークなどに休業を求める考えだ。しかし、対象とされる業界は「臨時休業は業績を直撃するもので影響はあまりに大きい」(在阪の百貨店)と反発。百貨店や外食の業界団体は同日までに、政府などに対し、そろって営業継続や補助金の増額を要望した。


 昨年春の緊急事態宣言では、百貨店や外食チェーン、テーマパークは相次ぎ臨時休業に踏み切った。その結果、各社の売上高は激減して大幅な赤字決算が続出。その後、百貨店や飲食店は時短営業、テーマパークは入場人数の制限などを行いつつも、営業を継続しダメージを最小限に食い止めようと苦心してきた。

 日本百貨店協会は吉村知事らに宛てた要望書で、「百貨店やその取引先は大変厳しい経営環境を強いられている」と説明し、可能な限り営業継続を前提にして感染抑制対策を検討するよう求めた。各社とも、表向きは「休業要請が出れば対応は検討する」(近鉄百貨店)との構えだが、「店舗ではこれまで大規模な感染は発生していないのに、要請はいかがなものか」(大手関係者)といった本音も聞こえてくる。

 外食業界でも、大阪府の休業要請方針に「まん延防止に協力してきたのに」(関西地盤の居酒屋チェーン)と落胆の声が広がる。大阪の飲食店でつくる大阪外食産業協会は「大手・中小を問わず経営危機に直面している」として、大阪、京都、兵庫の2府1県に補助金の拡充を求める要望書を提出した。

 日本フードサービス協会も、政府と小池百合子東京都知事に対し、飲食店の休業要請を極力避けるよう求める要望書を提出。大型連休を控える関西のテーマパーク幹部は「補償がなければ、休業要請は受け入れ難い」と語った。

4382とはずがたり:2021/04/23(金) 14:15:12

日本百貨店協会 緊急事態宣言出た場合も営業継続求める考え
04月20日 20時11分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210420/2000044287.html

大阪府の吉村知事が、緊急事態宣言が出た場合、大規模なデパートなどに休業を要請する考えを示しているのに対し、日本百貨店協会の村田善郎 会長は感染防止策をとっていることや経営への影響が大きいことを挙げて、営業を継続できるよう求めていく考えを示しました。

大手デパート「高島屋」の社長を務める日本百貨店協会の村田会長は20日、NHKのインタビューに対し、「デパートは感染防止対策をとっており、従業員間の感染も確認されていないし、クラスターも発生していないと聞いている」と述べました。
また、規模の大きいデパートでは、取引先が数千社に上ることをあげて、「デパートの営業は多くの取引先との協業で成り立っていて、休業要請となれば影響ははかりしれない。休業要請の対象からは外していただきたい」と述べ、緊急事態宣言が出た場合でも営業を継続できるよう求めていく考えを示しました。
1度目の緊急事態宣言が出て、休業が続いた去年4月と5月の全国のデパートの売り上げは、前の年と比べて60%から70%余り減少する記録的な落ち込みとなりました。
ことしに入ってからも2度目の緊急事態宣言の影響もあって、売り上げは感染拡大前を下回っています。

4383チバQ:2021/04/24(土) 21:24:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5745bbb6b41926d71ce46d06c61b6586f5dc08bc
休業要請、広がる落胆 大型連休直撃で悲鳴 外食・小売り
4/24(土) 7:26配信

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため昨年、臨時休業した際のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のエントランスゲート=2020年4月21日、大阪市此花区
 政府は23日夜、新型コロナウイルス感染拡大を受け、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に対する3度目の緊急事態宣言発令を決めた。百貨店やテーマパークなどの大型商業施設や、酒類を提供する飲食店に休業を要請。休業回避を求めていた百貨店や外食各社には落胆が広がった。

 百貨店は、休業要請の対象となる1000平方メートル超の大型商業施設に軒並み該当する。日本百貨店協会は、政府や自治体に要望書を提出し、休業回避に奔走したが、かなわなかった。各社とも「要請が出れば沿った形で対応する」(エイチ・ツー・オーリテイリング)としており、食品フロアなどに絞って営業する方針だが、大型連休中の休業は「売り上げへの影響が大き過ぎる」(東京の大手)と悲鳴が上がる。

 テーマパークでは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)が25日からの臨時休業を決めた。よみうりランド(東京)は「都からの要請を待って対応したい」と説明。千葉県浦安市の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは、「千葉県から何か要請があれば対応を検討する」としている。

 外食も苦境に陥る。すかいらーくホールディングスやサイゼリヤは、酒類の提供を終日中止した上で、午後8時まで営業を続ける方向。吉野家、すき家、松屋フーズなどの牛丼チェーン大手も、「休業は何としても回避したい」(各社)として、同様の措置を検討している。

 一方、居酒屋大手のワタミは、該当地域の直営居酒屋78店の休業を決定。しかし、業界内には「酒類を提供しなければ客の滞在時間が短くなるという見方は間違っている」(他の大手)との批判が渦巻く。

 大型連休の旅行需要にも打撃となる。JTBの調査では、大型連休中に旅行に「行く」と答えた人は全体の1割にとどまる。悪化する感染状況に「ただでさえ少ない予約がさらに減る」(旅行大手)とため息が漏れる。

 鉄道・バス事業者には最終便の繰り上げや週末などの減便について協力を要請。鉄道各社とも終電時刻を前倒ししたばかりで「さらに早めたところで効果があるのか」(鉄道大手)と戸惑う声も上がっている。

4384チバQ:2021/04/24(土) 21:25:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1b6b17c83f80dc3e839920c31f3aec61e40833d

臨時休業や営業自粛…緊急事態宣言で百貨店など相次ぎ発表
4/24(土) 21:19配信

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、多くの人が行き来する百貨店周辺=大阪市中央区で2021年4月19日午後3時58分、山田尚弘撮影
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県で25日から緊急事態宣言が適用されることを受け、対象地域の商業施設や行楽施設、外食産業などは24日、相次いで臨時休業や営業自粛、時短営業を発表した。

 関西3府県に7店舗をもつ大丸松坂屋は25日から食料品や化粧品などの売り場に限って営業することを決めた。担当者は「要望も多く生活必需品について営業を続けるべきだと判断した」としている。近鉄と高島屋は食料品売り場だけの営業となる。阪急阪神の百貨店は、梅田など中心部の店舗で平日は食料品売り場のみ営業し、土日は全館休業にする。郊外店は食料品のみ時短営業するなど地域によって対応を分けた。

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は、大阪のアリオ2店舗を25日から当面休業とする。また、東京、大阪、兵庫のイトーヨーカドー計35店舗は食料品売り場以外の営業時間を午後8時までに短縮する。イオンは4都府県にあるイオンモールなど大型商業施設計28カ所で、生活必需品以外の売り場を25日から5月11日まで休業し、食料品スーパーは営業を続ける。

 外食大手ロイヤルHDは25日〜5月11日、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」などで酒類の提供を中止し、営業時間も午後8時までに短縮する。日本マクドナルドは、対象地域の自治体から要請が出ている期間と対象時間帯は店内の客席利用を中止し、テークアウト、ドライブスルー、宅配のみの提供にする。

 影響はスポーツにも広がる。プロ野球12球団と日本野球機構(NPB)は宣言期間中、対象都府県での試合を無観客とする。今月25日に東京と兵庫で予定されている3試合は、周知不足による混乱を避けるために観客を入れて開催する。

 サッカーのJリーグは、大阪、京都、兵庫の3府県で宣言期間中に開催されるJ1、J2、YBCルヴァン・カップの計7試合を無観客にすると発表した。東京都内での試合については開催方式を検討している。

 日本相撲協会は5月9日が初日となる大相撲夏場所を3日目の同11日まで無観客とする方針を固め、今月26日にも正式決定する。

 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市此花区)は、テーマパークへの「無観客開催」を求めた大阪府の対応を「実質的な休業要請」とみなして、25日から臨時休業すると決めた。運営会社の担当者は「要請の仕方は理解に苦しむ」と困惑した様子。同じく25日からの休園を決めた大阪府枚方市の「ひらかたパーク」の担当者は「2年連続で大型連休中の休園は影響が大きい」とこぼした。【井口彩、野田樹】

4385チバQ:2021/04/24(土) 21:26:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b2c6592cfb49ceb6a0d3f5842cb976acc9999d5
モールは食品・化粧品以外休業、TDRは酒提供中止…各社の対応は
4/24(土) 20:40配信

緊急事態宣言の発令を受け、25日からの一部臨時休業を伝える案内を入り口に張る松屋銀座のスタッフ=東京都中央区で2021年4月24日午後4時5分、手塚耕一郎撮影
 政府が東京、大阪、京都、兵庫の4都府県の緊急事態宣言発令を決めたことを受け、商業施設や外食業界は対応を急いでいる。

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は、大阪のアリオ2店舗を25日から、東京のアリオ4店舗を26日からいずれも当面休業とする。また、東京、大阪、兵庫のイトーヨーカドー計35店舗は食品売り場以外の営業時間を午後8時までに短縮する。イオンは、対象4都府県にあるイオンモールなど大型商業施設計28カ所で、生活必需品以外の売り場を25日から5月11日まで休業し、食品スーパーは営業を続ける。

 百貨店では、三越伊勢丹HDが25日から緊急事態宣言が解除されるまでの間、伊勢丹新宿本店など都内4店舗を食料品、化粧品とその他一部サービスのみの提供とし、営業時間を最大2時間短縮する。ジェイアール京都伊勢丹も宣言期間中は臨時休業とし、食料品、化粧品、婦人雑貨のみ午後6時半まで営業する。小田急百貨店も25日から当面、新宿店と町田店の営業を食品・化粧品売り場、レストラン街、一部専門店に絞ったうえで閉店時間を繰り上げる。大丸松坂屋は対象地域の9店で食品、化粧品、婦人洋品以外を臨時休業する。

 外食大手ロイヤルHDは25日〜5月11日、ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」などで酒類の提供を中止し、営業時間も午後8時までに短縮する。日本マクドナルドは、対象地域の自治体から要請が出ている期間と対象時間帯は店内の客席利用を中止し、テークアウト、ドライブスルー、宅配のみの提供にする。商業施設に入っている店舗は、施設の対応に準じるとしている。

 オリエンタルランドは、千葉県浦安市の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーで、28日から5月11日まで、アルコール飲料の提供を休止する。今回の緊急事態宣言の対象地域外にあるため営業は続けるが、千葉県による「まん延防止等重点措置」の強化を受けて対応する。【松山文音】

 ◇緊急事態宣言などを受けた施設やイベントの対応

<商業施設>

セブン&アイ=東京、大阪にある傘下のショッピングセンター「アリオ」を当面休業

イオン=4都府県のイオンモールなど大型商業施設で、生活必需品以外の売り場を休業

三越伊勢丹=東京の4店舗で食料品・化粧品売り場などの営業時間を最大2時間短縮して営業

<外食>

ロイヤルホスト=宣言期間中は酒類の提供を中止し、営業時間も午後8時までに短縮

マクドナルド=時短要請に合わせて店内利用を中止し、夜間はテークアウトなどで対応

<娯楽施設>

よみうりランド=5月11日まで休園

東京ディズニーランド=28日〜5月11日の間、アルコール飲料の提供取りやめ

<文化>

松竹=東京、大阪などで歌舞伎などの演劇公演を中止

新国立劇場=5月11日まで主催公演を中止

<スポーツ>

プロ野球=宣言期間中の対象都府県の試合は無観客で開催。25日の3試合は観客を入れる

Jリーグ=セレッソ大阪と京都サンガが宣言期間中のホームでの試合を無観客に

日本相撲協会=大相撲夏場所の初日から3日目まで(5月9〜11日)を無観客とする

4386チバQ:2021/04/24(土) 21:27:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c0037aad7d1c78d30065604a99670ac84dbb0b0
化粧品・婦人洋品売り場は継続? 百貨店、地域で分かれる判断
4/24(土) 20:32配信

多くの客でにぎわっていた伊勢丹新宿店=2021年4月23日午後3時45分、新宿区新宿3丁目、藤野隆晃撮影
 昨年春の緊急事態宣言の際は、食品だけは「生活必需品」だとして、デパ地下の営業を続ける店も多かった百貨店。今回は、食品だけでなく、化粧品売り場なども休まないことにする判断が相次いだ。

 三越伊勢丹ホールディングスの担当者は東京都内4店の対応について「化粧品は、日常的に使う商品。メガネや補聴器の修理・調整の受け付けや、夏の学生服の注文も受ける」と話す。大丸松坂屋百貨店はハンカチやストッキング、松屋は日傘や帽子などの婦人洋品も販売を続ける。

 自治体ごとの細かな要請内容を見極め、地域によって対応を変える企業もみられた。高島屋は、都内4店は食品や化粧品のほか一部の婦人洋品も販売を続ける一方、関西の5店では主に食品にとどめた。担当者は「店が立地する自治体からの要請を精査して、対応を分けた」と話す。
朝日新聞社

4387チバQ:2021/04/24(土) 21:29:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b129c83a0ca9011e060b4c374af491a9e709bb17
「休業は致命的」悩む百貨店 24日は2倍近い人出も・・・
4/24(土) 19:21配信

 25日からの緊急事態宣言を前に、休業要請の対象となる施設では対応に追われています。急な休業要請に現場では・・・

 「あす(25日)、3度目の緊急事態宣言が出されますが、昼過ぎのこちらの百貨店には多くの人が集まっています」(皆川玲奈キャスター)

 松屋銀座には休業を25日に控え、先週土曜日の2倍近い人が訪れました。日本百貨店協会は小池都知事らに、これまでに店内でクラスターが出ていないなどとして、休業要請しないよう要望してきましたが、かないませんでした。

 「休業の要請というのは、百貨店には致命的というか、すごく厳しい」(松屋 古屋毅彦代表取締役専務)

 生活必需品を除いて休業要請が出されることになった百貨店。社内では、何を生活必需品とするかなど、24日も議論が続いていました。23日夜、菅総理の発言を厳しい表情で見ていた古屋専務は・・・

 「なるべく詳しく早く(要請)していただけると、苦しむ量は減るかなと」(松屋 古屋毅彦代表取締役専務)

 力を入れて準備してきた母の日ギフトフェアも吹き飛んでしまったといいます。去年春の休業では、売り上げの9割が減少。今回は少しでもマイナスを避けようと力を入れているのがネット販売です。

 「お客様との接点を持っていないと手も足も出なくなるのが分かったので、eコマース=デジタル(販売)も最低限はやっていかないと」(松屋 古屋毅彦代表取締役専務)

 政府は休業要請に応じた百貨店に一日20万円を上限に協力金を支給しますが・・・

 「たくさんの取引先と一緒にやっているので、誰にも何も行きわたらない金額なので、どうにも立ち行かない」(松屋 古屋毅彦代表取締役専務)

 老舗デパートの苦悩が続いています。(24日17:36)

4388チバQ:2021/04/24(土) 21:30:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c1042a9177302760a91bf63b024acc07c139a40
緊急事態宣言で苦境の百貨店 ネット販売・サブスクはまだ「収益の柱」でなく 各地で閉店相次ぐ
4/24(土) 19:18配信
大丸心斎橋店前をマスク姿で行きかう人々=23日午後、大阪市中央区(恵守乾撮影)
 今回の緊急事態宣言の発令で休業要請の対象となった百貨店は、新型コロナウイルス禍による苦境が拡大しそうだ。新たなビジネスとして、インターネット販売の拡大や定額料金で商品やサービスを繰り返し使えるサブスクリプション事業への参入を進めているが、まだ収益の柱に育っていない。地方の百貨店はとくに苦しく、全国では百貨店の閉店が相次いでいる。(山本考志、日野椎子)


 営業継続を求めていた百貨店各社だが、正式な要請を受け、食品売り場を除いて休業するなどの対応をとる。3月の全国百貨店売上高は既存店ベースで、コロナ前の令和元年3月比2割減という厳しい状況が続いている。今回の休業で経営はさらに苦しくなる。

 来店してもらい丁寧に接客する百貨店のスタイルはコロナ禍では難しい。新たな収益源として着目しているのが対面不要のオンライン販売だ。三越伊勢丹ホールディングス(HD)はじめ各社が拡大を急ぎ、緊急事態宣言下でも続ける。

 近鉄百貨店はコロナ禍に合わせ、ネット販売サイトで生活必需品の品ぞろえを拡充している。旅行が難しくなったことを受け、全国の道の駅や物産展をサイト上で開催するなどして各地の特産品を販売する。

 阪急阪神百貨店はスマートフォンで婦人服などの各店舗に並ぶ商品を購入できるサービス「リモオーダー」を展開。ウェブカタログなどから商品を探して従業員に電話で在庫を問い合わせ、スマホで決済をして購入する。

 ネット販売事業の売上高について、高島屋は令和5年度に500億円、近鉄百貨店では6年度に100億円の目標を掲げる。だが、足元では売上高全体の1割にも満たない。近鉄百貨店の関係者は「まだ収益の柱といえるまでには成長していないが、お中元、化粧品など百貨店ならではの安心感やブランド力で選ばれる強みを伸ばしたい」としている。

 一方、大丸松坂屋百貨店は4月、毎月1万1880円の定額で婦人服を3着までレンタル利用できるサブスクサービスを始めた。国内外の50ブランドの服が借りられる。料金には送料、クリーニング費用なども含む。5年後に会員数3万人、売上高50億〜60億円を目指しているが、事業は始まったばかりだ。

 百貨店はブランド品をはじめとする衣料品が業績を牽引(けんいん)し、店に足を運んでもらい丁寧に接客するスタイルで成長してきた。しかし近年、少子高齢化による人口減やネット通信販売の広がりといった消費者の行動変化のあおりで業績が悪化。一時、インバウンド(訪日外国人客)の増加が「救いの手」になったが、コロナ禍に再び直撃された。地方の百貨店はとくに苦しい。

 昨年末の全国の百貨店の店舗数は前年より12店少ない196店となった。今年も三越恵比寿店(東京都渋谷区)やそごう川口店(埼玉県川口市)が閉店。9月には、松坂屋豊田店(愛知県豊田市)が店を閉じる予定だ。

4389チバQ:2021/04/25(日) 07:59:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b557d47bdd5d049380cd44bcf667703d79ff96b3

直前の休業要請に困惑 「準備期間短過ぎる」「業績に打撃」 百貨店・テーマパーク
4/25(日) 7:16配信


 東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象とする新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を受け、百貨店などの大型商業施設やテーマパークの多くは24日、一斉に臨時休業を決めた。週末からの適用にもかかわらず、直前まで休業要請の範囲が確定せず、対象業界からは「準備期間が短過ぎる」(百貨店大手)、「業績への打撃は計り知れない」(テーマパーク関係者)と困惑や不満の声も上がった。

 三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹新宿本店や三越銀座店など都内4店舗と関連会社のジェイアール京都伊勢丹について、食料品と化粧品など一部生活必需品を除き、25日から臨時休業する。そごう・西武も西武池袋本店など都内2店舗で、松屋も銀座店など都内2店舗で同様の措置を取る。

 大丸松坂屋百貨店は、大丸神戸店(神戸市)など9店舗で食料品と化粧品、婦人衣料の一部のみ、時間を短縮して営業。高島屋も、日本橋(東京)、大阪など9店舗で、食品や生活必需品のみの営業とする。

 テーマパークでは、よみうりランド、サンリオピューロランド(いずれも東京)、ひらかたパーク(大阪府枚方市)が25日からの臨時休業を決定。本来は書き入れ時となる大型連休を前に、関係者は「販売済みチケットの払い戻しなど、作業も膨大だ」と対応に追われている。オリエンタルランドは千葉県の要請を受け、運営する東京ディズニーランドや東京ディズニーシーなどの飲食店で酒類の提供を28日からやめる。

 イトーヨーカ堂はショッピングモール「アリオ」の東京、大阪の計6店舗を休業。イオンモールも計28施設について、一部テナントを除き休業する。

 外食では、日本マクドナルドが4都府県の店舗で午後8時以降の店内利用を中止し、持ち帰りやドライブスルー、宅配のみに切り替える。「ロイヤルホスト」などを運営するロイヤルホールディングスは該当地域の直営店で、酒類の提供を休止し午後8時に閉店。スターバックスコーヒージャパン(東京)は、該当地域の店舗の営業時間を午後8時までに短縮する。

 カラオケ大手の第一興商は4都府県の205店舗、コシダカホールディングスも「まねきねこ」など126店舗を休業。映画館大手のTOHOシネマズも21劇場を休止する。

4390チバQ:2021/04/25(日) 22:43:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/89245792a556c35321b9e208d3fc169615e11ce5
3回目の緊急事態初日、銀座の街には人波「これほど人いるとは」
4/25(日) 21:39配信

毎日新聞
東京都の要請を受け、通常より照明が消えた銀座4丁目交差点付近=東京都中央区で2021年4月25日午後8時1分、西夏生撮影

 新型コロナウイルスの感染が再拡大する東京、大阪、京都、兵庫の4都府県が25日、3回目の緊急事態宣言の期間に入った。東京都内は百貨店など大型商業施設が休業する一方、営業する店の一部では行列ができていた。幅広い業種への休業要請で人の流れは抑えられるのか。三たび「我慢の生活」が始まった。

 昼下がりの東京・銀座。中央通りには幅広い世代の客らが行き交っていた。百貨店は休業したが、通りに面した宝飾品やブランド品を扱う店は営業し、BGMが歩道まで聞こえてきた。東京都世田谷区の会社員女性(43)は「小学校に来春入学する娘のランドセルを買いに来た。来店は予約制で今日来るしかなかった。これほど人がいるとは思わなかった」と驚いていた。

 百貨店の松屋銀座は食品と化粧品などの売り場を除いて休業した。広報担当者は「苦渋の決断だ。やむを得ないとしても、大型連休に店を閉めるのは苦しい」と胸の内を明かした。

 床面積の合計が1000平方メートルを超える商業施設には休業要請が出された一方、それ以下の規模の店については、都が独自策として休業に協力するよう依頼している。紳士靴店の男性店長(40)は「昨年の宣言時は銀座から人が消えたが、今日はいつも通りの人出。リモートワークの普及で革靴の売れ行きが悪いのに、稼ぎ時の連休を逃すわけにはいかない」と店を開けた。

 新宿、渋谷、池袋では、通りや路地にある大型店舗の一部は営業していた。渋谷のスクランブル交差点に面したビルの警備員、平井隆行さん(60)は「人出は先週や昨日より少ない。ただ初めての宣言時と比べると3倍くらいに感じる」。池袋では人気雑貨店やラーメン店、ゲームセンターの前に行列ができていた。

 一方、普段は買い物客らでにぎわう大阪・梅田の地下街はシャッターを閉める店が目立ち、午前中の人出は少なかった。女性(72)は「日曜なのにだいぶ人が少ない。今日はどうしても必要な用事があったけど、できるだけ外出しないようにしたい」と話した。

 午後4時、東京・上野のアメ横周辺。居酒屋が軒を連ねる繁華街では、要請に従って休業したり、酒類の提供を取りやめたりした店もあれば、堂々と酒を提供している店もあった。酒類の提供を見合わせた焼き肉店「房家ホルモン館 上野六丁目店」は、ほぼ満席でにぎわった前日と違い、客はまばら。席に着いてから酒を提供していないと分かり退店する人や、ジュースを飲みつつホルモンをつまむ人もいた。店長の伊藤大輔さん(42)は「ルールを守っている店への補償を充実させて」と訴えた。

 午後8時。新宿や渋谷の明かりが一部消えた。小池百合子都知事が店先の看板やネオンなどの消灯を依頼したためだ。街全体を暗くすることで外出を抑える狙いだが、ネット上では、戦争中に攻撃を避ける目的で明かりの使用を制限した「灯火管制」を連想させると話題になっていた。【井口慎太郎、李英浩、木下翔太郎、野田樹】

4391チバQ:2021/04/25(日) 22:44:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/96c79c598e713dcd1891944c181735b584e9ecec
銀座4割、梅田は6割 前日より人出減る 3度目の宣言
4/25(日) 21:33配信

朝日新聞デジタル
午後8時を過ぎ、東京・銀座では一部の商業施設のネオンが消えた=2021年4月25日午後8時1分、東京都中央区、川村直子撮影

 新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言が25日、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に出された。期間は大型連休を含めた5月11日までの17日間。昨年4月と今年1月に続き、3度目となる今回の宣言では幅広い業種に休業を要請し、「短期集中型」で人の流れをできる限り減らし、感染拡大を抑え込むのがねらいだ。

 4都府県では、酒類を提供する飲食店や1千平方メートル超の大型商業施設、テーマパークなどに休業を要請し、スポーツなどのイベントは原則無観客とした。前回宣言時は飲食店に対する営業時間の短縮要請を主な対策としたが、今回は感染力が強いとされる変異株の感染が広がる中、より広範の業種にわたって対策を講じた。

 新型コロナウイルス対応を担当する西村康稔経済再生相は25日、会見で「感染力が強く重症化リスクもある変異株の感染拡大を抑えるため、不要不急の外出自粛、徹底したステイホームをお願いしたい」と語り、買い物なども必要最小限にするよう呼びかけた。

 NTTドコモは25日午後3時時点の人出について公表した。4都府県の計20地点のうち空港を除く17地点をみると、いずれも前日を下回っている。東京では、東京駅▽新宿駅▽銀座など7地点で約4割、渋谷センター街と立川駅が約3割、品川駅が約2割減。大阪では梅田で約6割、難波で約4割減ったほか、京都では京都駅で約2割、兵庫では三ノ宮駅で約3割減った。(長野佑介、西村圭史)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a95987d02ba4c9800293f9cd01c54ff760e5ada4
緊急事態宣言初日 梅田の地下街にシャッター 営業の店に行列も
4/25(日) 21:35配信

毎日新聞
シャッターが閉まったままの「ホワイティうめだ」の飲食店=大阪市北区で2021年4月25日午後3時52分、望月亮一撮影

 新型コロナウイルスの感染が拡大する東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に25日、緊急事態宣言が適用された。多くの百貨店や商業施設が臨時休業し、繁華街の客足はまばらだったが、営業する店の一部では行列も見られた。感染防止対策の強化で人の流れは抑えられるのか。「我慢の生活」がみたび始まった。


 普段は買い物客らでにぎわう大阪・梅田。飲食店や雑貨店、アパレル店などがひしめく地下街はシャッターを閉める店が目立ち、午前中の人出は少なかった。JR大阪駅前で家族と待ち合わせていた女性(72)は「日曜なのに、だいぶ人が少ない。今日はどうしても必要な用事があったけど、できるだけ外出しないようにしたい」と話した。

 百貨店は土日祝日を全館休業する店と、食料品売り場などだけ営業する店に対応が分かれた。阪神梅田本店のシャッターに張られた休業の案内を見ていた兵庫県西宮市の女性(76)は、休業を知らずに訪れたといい、「期間限定のりんご酢がほしかった。今日しか買いに行けないので残念」と肩を落とした。

 営業する一部の飲食店や菓子店には客が流れ、行列ができる光景も。友人と会食するため神奈川県から訪れた男性会社員(36)は「緊急事態宣言はあまり気にしていない。やるなら海外のように飲食店も全て休業すべきで、中途半端な規制になっている」と話した。

 一方、昼下がりの東京・銀座。中央通りは若者や家族連れ、シニア層と幅広い世代の買い物客が行き交っていた。百貨店は休業したが、大通りに面した宝飾品や海外ブランド品を扱う店は営業し、店内のBGMが歩道まで聞こえた。

 東京都世田谷区の会社員女性(43)は「小学校に来春入学する娘のランドセルを買いに来た。密を避けるために来店は予約制で、今日来るしかなかった。街にこれほど人がいるとは思わなかった」と驚いていた。

 都内の主要駅周辺では、午後になると人出が増加。池袋では人気の雑貨店やラーメン店、ゲームセンターの前に行列ができた。上野では都の要請に従わず酒を提供する店もあり、店内には客がひしめいていた。

 渋谷のスクランブル交差点に面したビルの警備員、平井隆行さん(60)は「人出は先週や昨日よりは少ないが、昨春の初めての宣言時と比べると3倍くらいに感じる。慣れてしまったらさらに増えるのでは」と心配していた。

 午後8時ごろからは、小池百合子都知事の協力依頼を受け、渋谷の一部でネオンや看板の明かりが消えた。【野田樹、井口慎太郎、李英浩、木下翔太郎】

4392チバQ:2021/04/25(日) 22:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9dae5ed14f9b6719ff0f3a90cb70d456d179c72
緊急事態宣言初日、繁華街は閑散、公園には家族連れ
4/25(日) 22:45配信

産経新聞
3回目の緊急事態宣言が発令され臨時休業したユニバーサル・スタジオ・ジャパン=25日午後、大阪市此花区(本社ヘリから、寺口純平撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う3度目の緊急事態宣言の初日を迎えた25日、対象となった大阪府などではテーマパークや百貨店が休業するなどし、周辺から週末のにぎわいが消えた。飲食店の休業が相次いで繁華街が閑散とする一方、公園には家族連れや若者が集まる光景も。「効果は出るのか」。我慢の日々がまた、始まった。

【違いは?】蔓延防止措置と緊急宣言を比較

■観光客「驚き」

 酒類を提供する飲食店が多く集まる大阪・新世界では、休業要請に伴い、終日シャッターを下ろしたままの居酒屋が目立った。

 酒類の提供をやめて営業した串かつ店「ぎふや」の内海敏明店長(54)は「観光客が来なくなり、厳しい。お酒を出せないと伝えると帰ってしまう客もいた」と顔を曇らせた。近くの串かつ店も客はわずかで、60代の女性店員は「収束までの我慢とはわかっているが、飲食店ばかりに厳しい措置だ」とこぼした。

 関東から観光に訪れたという40代の男性は「観光施設もお酒を飲める店もぜんぜん開いていなくて驚いた」と残念そうに話した。

 大阪・梅田にも週末らしからぬ光景が広がった。阪急うめだ本店、阪神梅田本店の2つの百貨店が全館休業したほか、グランフロント大阪、ルクア大阪などの商業施設や地下街でも一部店舗を除いて営業を取りやめた。

 毎週末に梅田を訪れるという兵庫県西宮市の男性(72)は「先週と比べると半分以下の人出。キャリーケースを持つ人も減り、観光客も少なくなったのでは」と驚いた。

 ただ、営業を続ける飲食店や人気のパン店などでは行列ができる時間帯も。好天に恵まれたこともあり、屋外のベンチで弁当を食べながら語らう家族連れやカップルの姿もみられ、大阪府守口市の女性会社員(27)は「思ったよりも外出している人が多い。宣言にどこまで効果があるのか」と疑問を投げかけた。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)もこの日から臨時休業し、敷地内や周辺から人の姿が消えた。

■人混み避け楽しむ

 一方、野外の公園には、若者や家族連れらが集まる光景があった。

 大阪城公園(大阪市中央区)では25日から天守閣や庭園が閉鎖され、一部の飲食店も臨時休業したが、芝生では、家族連れらがテントやレジャーシートを設置したり、ベンチで談笑したりするなどにぎわいをみせた。夫と長男(5)とともに訪れた大阪市の女性会社員(34)は「よく行くショッピングセンターや動物園が閉まったので、公園しか行くところがなかった。人ごみは避けて楽しみたい」と話した。長居公園(大阪市東住吉区)も長居植物園や自然史博物館などが休業となり、駐車場も閉鎖されたが、芝生には、レジャーシートを広げて子供を遊ばせる家族連れや、木陰でくつろぐシニアらの姿が見られた。

■プロ野球も

 甲子園球場(兵庫県西宮市)では、プロ野球の阪神-DeNA戦が観客を入れて行われ、7223人が来場。阪神の首位が続くなど好調ぶりもあってか、24日の観客数7586人から大きく減少することはなかった。

 球場内での酒類販売はなかったが、日曜日のデーゲームとあって観客席には家族連れが目立ち、子供たちが応援用バットを打ち鳴らしながら観戦していた。26日以降の試合は原則無観客となる。

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良い取材
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わかりやすい
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4393チバQ:2021/04/25(日) 23:02:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210425k0000m040133000c.html
外出自粛要請の福岡、人出変わらず「接種時期見えれば頑張れる」
2021/04/25 20:28毎日新聞

外出自粛要請の福岡、人出変わらず「接種時期見えれば頑張れる」

人通りが多い日曜日の福岡市中心部=福岡市中央区で2021年4月25日午後1時50分、平川義之撮影

(毎日新聞)

 東京や関西の4都府県に緊急事態宣言が出された25日、福岡県は県内全域に「不要不急の外出自粛」要請が出て最初の日曜だったが、福岡市の繁華街・天神では要請前と変わらない人出が見られた。この日、福岡県の新規感染は日曜では過去最多の334人だった。

 昼下がりの天神。福岡市の公務員男性(60)は「私も来ているので人のことを言えないが、人出の多さに驚いた。ワクチン接種時期など目標が見えれば、みんな自粛を頑張れるのではないか」と話した。

 ソフトバンクの子会社「アグープ」の携帯電話位置データで外出自粛要請前と後の土曜(17日と24日)の午後2時の人出を分析したところ、JR博多駅前は14%増、天神地区は8%増でいずれも24日が多かった。

 北九州市立八幡病院の伊藤重彦院長は「昼の人の動きは消毒とマスクをして離れて動けばリスクはそう高くないが、飲食店や公園で長時間ワイワイやるのは危ない。全ては私たちの行動にかかっている」と話す。

 この日、59人の感染が確認され、1日当たりでは約3カ月ぶりに50人を超えた熊本県では、26日に予定されていた熊本城天守閣の内部公開が延期された。熊本地震の被災から修復され、県内在住者限定で5年ぶりに披露されるはずだった。【浅野孝仁、今野悠貴】

4394チバQ:2021/04/26(月) 09:44:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a2ce44cbf368a53b63e4b717a8c5d008f03605a
「川崎に来るしかない」改札からあふれる人波…宣言初日、都民押しかけた神奈川
4/26(月) 7:22配信

 東京都への緊急事態宣言が始まった25日、百貨店や映画館などの商業・レジャー施設が休業していない神奈川県内には、買い物や食事を目的にした多くの都民が足を運んだ。宣言初日とは思えない混雑ぶりに、県民からは驚きや困惑の声が上がっていた。

 JR品川駅から電車で約10分の川崎駅では、改札から多くの人があふれ、周辺の商業施設に人が流れた。

 都内の男子大学生(20)は、友人2人と映画館「チネチッタ」に「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を見に来た。「新宿で見る予定だったが、休館になったので上映しているところを探して来た。休館中に見逃したくなかった」と話していた。
 昨年7月に開館した「カワスイ 川崎水族館」も、家族連れやカップルなどでにぎわった。担当者は「初めての大型連休に、来てくださいと大きな声で言えないのがもどかしい」と残念がる。同館では都内からの来館者増加を見越し、24日から整理券を配布して同時間帯の入場者数を制限している。
 駅近くの商業施設を妻と訪れていた東京都大田区の男性保育士(27)は、「今は買い物をするにも家の周りの店が閉まってしまい、川崎に来るしかない。ただ、県境を越えていいものか……。日常の買い物すら悩んでしまう」と困惑していた。
 横浜市西区のJR横浜駅周辺も混雑。商業施設では入場制限をする店舗もあり、外には行列ができていた。
 家族と百貨店に買い物に来ていた同市青葉区の男性(61)は、「新型コロナウイルスがはやりだしてから駅周辺で飲むことは自粛していた。久しぶりに来てみたら、こんなに若者が来ていることに驚いた」と話していた。駅構内で洋菓子を販売していた女性店員(44)は、1週間前より多くの人が行き交っているといい、「とても隣で緊急事態宣言が出た日とは思えない」と話していた。

4395チバQ:2021/04/26(月) 11:04:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/52023436288bee435f565c927643fe0ce4766660
「宣言出たから、すいていると思って」営業中の単独店舗には若者の買い物客
4/26(月) 1:30配信

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う3回目の緊急事態宣言の初日となった25日、東京都内の繁華街では、多くの商業施設や飲食店が休業し、夜はネオンが消えた。適用対象外となった神奈川県などでは、都内から出かける人の姿も目立った。

ネオン消える
 東京・新宿駅東口では午後8時頃、都の要請に応じ、酒類を提供しない飲食店が次々と店を閉め、ネオンや看板の明かりが消えた。商業ビルに設置されている大型ディスプレーも「END」の文字が映し出された後に真っ暗になったが、駅前を行き来する人の波は絶えなかった。

 今回、都は酒類を提供する飲食店に休業を要請した。
 「酒の出せない居酒屋に客は来ない」。新宿区の居酒屋「和創作 空 西新宿」の店長(41)は、25日から休業に入った理由をそう語る。
 昨年春のコロナ禍で客足は大幅に減少。2回目の緊急事態宣言でも一時休業を余儀なくされたが、徐々に客が戻りつつあったところだったという。
 客に手指消毒を求め、カウンター席の仕切りを自作するなど感染防止に取り組んできたが、赤字は膨らみ、系列店の閉店も頭をよぎる。店長は「なんとかしのいできたが、正直、耐えられないところまできている」と悔しさをにじませた。
 駅東口近くの西洋料理店は酒の提供をやめて営業を続け、午後8時に店を閉めた。従業員は「酒を提供していた先週より、売り上げが半分ぐらいに落ちた。先行きが不安だ」と話した。

公園にぎわう
 商業施設などが多い東京・銀座では、百貨店のショーウィンドーに「臨時休業」と掲示され、食品売り場などを除くフロアが営業を取りやめた。通りを歩く人は少なくなり、休業の告知を見て、引き返す人の姿も見られた。
 人出の減少が鈍い地域もあった。渋谷では、ファッションビル「SHIBUYA109」やパルコなどが休館する一方、単独の店舗は多くが営業し、買い物袋を手にした若者たちが行き交った。
 茨城県つくば市の大学1年の女性(18)は「宣言が出たから、すいていると思って来た。2回目までは外出を控えていたが、もう3回目だしあまり気にならなくなった」と明かした。

 新宿区の演芸場・新宿末広亭は、この日も営業を続けた。品川区の男性会社員(37)は「席を一つずつ空けるなど感染対策もしっかりしているので、安心して話に集中できた。普段はなるべく外出を抑え、テレワークをしている。緊急事態宣言中でもこういう場が開いているのはとてもありがたい」と話した。
 台東区の上野公園にも、多くの親子連れらが足を運んだ。園内のカフェで友人3人とランチを楽しんだ女性(25)は「商業施設や遊園地も閉まっていて行くところがない。去年は家にこもっていたけど、今回は公園に出かけるぐらいはしたい」と語った。

4396チバQ:2021/04/26(月) 11:07:58
https://news.yahoo.co.jp/byline/toriumikotaro/20210425-00234450/
GWの帰省は軒並み中止だが、国内線は緊急事態宣言でも昨年のような大量キャンセルにならない理由は
鳥海高太朗 | 航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師

4/25(日) 9:43
 4月25日から3回目の緊急事態宣言が発令され、東京都、大阪府、兵庫県、京都府の4つの都府県が対象となった。今回は5月11日までの17日間、テーマパークやデパートへの休業要請、更にスポーツイベントやコンサートなどに対しても原則無観客での開催や延期を要請した。

 旅行においては、県をまたいだ移動の自粛は呼びかけられているが、宿泊施設に対しての休業要請は実施されないことで既に予約済みの宿泊施設に予定通りに宿泊することは可能となっている。
旅行は完全な自粛モードにならない可能性も。キャンセルも限定的
 全体的に2回目の緊急事態宣言に比べると厳しい措置が取られることになったが、 ゴールデンウィーク期間中(GW)の国内旅行においては、完全なる自粛モードにはならなそうだ。今回、2日前の4月23日に緊急事態宣言の発令が正式決定し、4月25日から5月11日までの17日間が緊急事態宣言の期間となるが、今までと状況は異なる。

 取材を進めてみると昨年のGW、夏休み、年末年始と航空業界や旅行業界にとっても最も稼ぎどきである時期の直前で新型コロナウイルスの感染者が拡大し、直前でのキャンセルが目立っていた。しかし今回のGWにおいては、航空会社の関係者やリゾート地の宿泊施設関係者に話を聞くと、昨年のようなキャンセル殺到という状況にはなっておらず、じわりじわりのキャンセルは出ているが、大量キャンセルにはなっていない。ある沖縄の宮古島にあるリゾートホテルでは、キャンセルは僅かであり、影響は最小限だと話す。

帰省は軒並み中止、旅行は予定通りの流れに。都内にいるよりもリゾート地でゆっくり過ごす人も
 旅行や帰省で飛行機を利用する予定の人に話を聞いてみると、傾向として故郷への帰省については多くの人が中止をして自宅に留まる人が多い一方、旅行については緊急事態宣言が出ても予定通りにキャンセルせずに出かけるという人が多かった。また昨年のGWは単身赴任者が自宅に戻るのを取り止めるケースも目立ったが、今年は自宅に例年通りにGWは戻るという人が多いようだ。 その理由としてはコロナ禍における旅行スタイル・移動スタイルが確立されたことで、旅行者そして単身赴任者が自分自身でコロナ対策を心掛け、安全に移動できるという判断がある。

 実際に飛行機や新幹線でのクラスター感染が起こっておらず、旅行先でも宿泊施設内でゆっくり過ごすスタイルが確立されたことで、 東京や大阪でGW期間中に自宅で自粛するよりは旅先でのんびり過ごしたいという考えで予定通りに旅に出かける人が多い。その一方で出発前にPCR検査を受けてから旅行に出かける人も増えている傾向にある。

関連記事:羽田空港、約15分で新型コロナの検査結果がわかるPCRセンターを10日に開業。実際に検査を受けてみた(2020年4月8日掲載)

4397チバQ:2021/04/26(月) 11:08:34
感染者数の多い首都圏、近畿圏への旅行は多くがキャンセルに
 だが一方で感染者が拡大している近畿圏、そして首都圏のホテルにおいては厳しい状況で、地方から東京や大阪への旅行はキャンセルが目立っている。東京や大阪からリゾート地や温泉地などへ出かける旅行との温度差は大きい。旅行者においては、出発地ではなく、目的地(旅先)における感染状況によって判断している人が多いのだろう。航空会社における国内線の予約状況からも考えてみよう。

昨年のGWの国内線利用者に比べて、今年は10倍近い予約に
 昨年(2020年)のGW期間中(4月29日〜5月6日)における国内線の利用実績は、ANAではコロナ前の2年前(2019年)のGWと比べて96.5%減の4万5228人で1日あたり5653人、JALグループでも2019年のGWと比べて95.1%減の4万7646人で1日あたり5955人だった。ANA・JALグループを合わせても1日あたり1万1608人しかいなかった。昨年4月〜5月の1回目の緊急事態宣時では旅行・帰省を含めて、ほぼ全ての県をまたいだ移動が自粛され、新型コロナウイルスの状況がわからないこともあり、国民のほとんどが自粛生活を過ごした。

 ただ今年のGW期間中(4月29日〜5月5日)について、ANA・JALグループを含めた国内航空会社は、4月23日に予約状況を発表したが、ANAでは予約数において昨年と比べて446.5%増の44万4493人(1日あたり6万3499人)、JALグループでは昨年と比べて335.3%増の32万6873人(1日あたり4万6696人)となっている。

 ANA・JALグループを合わせてると1日あたり11万0195人の予約となる。昨年の最終的な利用実績(1日あたり1万1608人)と今年の4月23日時点での予約状況では約10倍も増えている。それでも2年前に比べると、まだ4割程度の予約水準に留まっている。3月21日に2回目の緊急事態宣言が解除された段階ではGWに国内旅行需要が2年前と比べて8割前後まで回復する期待感もあったなかで厳しい状況であることには変わりがない。

昨年のGWは直前での大量キャンセルが目立った
 昨年の傾向としては、昨年4月22日にGWの予約状況を発表した段階でANAでは13万2011人の予約が入っていたにも関わらず、昨年5月8日に発表された利用実績では4万5228人となった。つまり約65.8%の人が昨年4月22日以降の2週間以内にキャンセルもしくは追加減便による欠航で利用しなかったという計算となる。(JALグループでも同様で昨年4月22日にGWの予約状況では12万0342人だったが、昨年5月8日の発表では4万7646人で約60.4%の人が昨年4月22日以降にキャンセルもしくは追加減便による欠航で利用しなかった)

 下記の数字を見るとわかるが、例年はGW前に発表される予約状況よりも最終的にGW後に発表される利用実績の方が人数は多くなる。直前予約の数字が反映されるからだ。しかし、昨年は4月22日以降の直前キャンセルが相次ぎ、4月22日の予約状況と5月8日の利用実績の数字が大きく異なってしまった。

4398チバQ:2021/04/26(月) 11:09:05
■ANA国内線のGW前の予約状況とGW後の利用実績
2019年GW(4月26日〜5月6日)11日間
4月19日発表の予約状況 163万2819人(1日あたり14万8438人)
5月7日発表の利用実績 173万2194人(1日あたり15万7472人)

2020年GW(4月29日〜5月6日)8日間
4月22日発表の予約状況 13万2011人(1日あたり1万651人)
5月8日発表の利用実績 4万5228人(1日あたり5653人)

2021年GW(4月29日〜5月5日)7日間
4月23日発表の予約状況 44万4493人(1日あたり6万3499人)

■JALグループ国内線のGW前の予約状況とGW後の利用実績
2019年GW(4月26日〜5月6日)11日間
4月19日発表の予約状況 127万0986人(1日あたり11万5544人)
5月7日発表の利用実績 133万1203人(1日あたり12万1018人)

2020年GW(4月29日〜5月6日)8日間
4月22日発表の予約状況 12万0342人(1日あたり1万5042人)
5月8日発表の利用実績 4万7646人(1日あたり5955人)

2021年GW(4月29日〜5月5日)7日間
4月23日発表の予約状況 32万6873人(1日あたり4万6696人)

今年は昨年ほどの直前での大量キャンセルにはならない可能性大
 しかし今年においては、緊急事態宣言が発令されたことで昨年同様に4月23日の予約状況より利用者が減少する可能性は高いが、直前のキャンセルは1〜2割程度(多くても3割)の減少に留まるだろう。緊急事態宣言も昨年は全国だったのに対し、今回は東京都・大阪府・兵庫県・京都府のみであり、沖縄や九州、北海道などの人気観光地が緊急事態宣言発令の対象地域外になっていることも大きい。

 ANAに緊急事態宣言発令決定前に話を聞くと「蔓延防止等重点措置が適用されている関西地域および東京といった主要都市において感染者数拡大が続いており、緊急事態宣言の要請が検討されている状況から、今後も予約動向の悪化が続くとともに、予約数の減少が予想されます」とのことだ。GWの予約は、2回目の緊急事態宣言の解除が決まった3月中旬〜3月末にかけて一気に予約が入ったそうで、4月5日以降に予約数の増加が鈍化に転じたそうだ。

旅行業界には今回の緊急事態宣言による補償制度はない
 そして、旅行業界においては今回の緊急事態宣言発令による大きな補償制度はないことも大きい。その為、地方も含めて観光客の受け入れに否定的な宿泊施設は少なく、宿側も感染症対策をした上で、東京などからの観光客も歓迎のムードであり、少しでもお客様に来ていただいて売上を確保したいという切実な声が聞かれる。

 今の時点で言えることは、これからGWの旅行を新規で予約する人は少ない一方、緊急事態宣言が発令されても予約済みの旅行については、そのまま出かける人が多いGWになりそうだ。

4399チバQ:2021/04/26(月) 11:22:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d7ebcaed1fe76215eb6f3d724466a502e327286
<新型コロナ>嘆く飲食店、酒類自粛で…埼玉まん延防止に13市町追加 公園に大勢の人々「中途半端」
4/26(月) 10:48配信
 「コロナ前」のにぎわいに戻り切れていない小江戸川越。観光名所「時の鐘」近くの軽食販売で、さいたま市浦和区から訪れた30代女性は「飲みたくて、ずっと探していた」と、注がれた生ビールで喉を潤していた。「観光地に遊びに来て、ビールが飲めなくなるなんて残念だけど、今の状況であればしょうがない」と話した。

 店員によると、大型連休中や周辺のイベント開催中にフランクフルトなどの軽食とともにビールを販売してきた。川越市がまん延防止等重点措置の対象区域に指定されたことなどを受け、今年の大型連休中は一切の販売を取りやめることを決めたという。「影響は大きい」と嘆く。

 川越のクラフトビールなどをメニューに載せる料理店の店主は「ゴールデンウイークは、書き入れ時なので厳しい」と漏らす。「店は苦しいけれど、今は東京と連携し、コロナを封じ込めるしかない」と話した。

 「お酒の提供ができないと商売として成り立たない。措置の内容がよく見えない」。所沢市内のレストランの男性オーナー(60)は懸念を口にする。現在は席数を半分ほどに減らした上で、入店できる客数も制限し正午から午後9時まで営業する。だが措置が出された場合は午後8時までの営業とし、酒類の提供は終日取りやめる方針だ。「制限をかけるのであればロックダウンなど強い措置をして、全ての業種が休業した方が納得できる。飲食店はどの店も対策に真剣に取り組んでいる」と強調した。
 同市の50代女性は市内の航空公園を訪れ、人の多さに驚いたという。「東京都に緊急事態宣言が出されたことで東京から人が流れてくることも心配」と不安げに話す。まん延防止措置には「内容が分かりづらい。都内に行くことや外食は控えているし、感染防止対策をすることには変わらない」と話した。

 一方、今回の措置の対象区域から外れた自治体の飲食店も不安や困惑をのぞかせた。

 川越市の西側に隣接する坂戸市の飲食店は、夜間営業の自粛を継続させてきた。オーナーは「これで感染を収束させるぐらいの思い切った対応が必要。まん延防止の要請内容では中途半端な気がする」と効果を疑問視する。

 所沢市の西側に隣接する入間市。郷土料理店ともんの戸門秀雄さん(68)は「お酒を提供できないとなると経営的にも大きい」と話す。都内で飲食店を営む客からは「『うちは休業です。埼玉は営業ができていい』とも言われた。東京都に緊急事態宣言が出た以上、埼玉にも余波は来るだろう。入間市が対象区域になることも覚悟している」と話していた。
 新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」で、埼玉県内の対象地域に川越市や所沢市など13市町が28日から追加される。県は区域内の飲食店に酒類の提供を自粛するよう要請するが、飲食店側は「酒が提供できないと商売が成り立たない」と困惑。大型連休中の酒類販売の取りやめを決めたケースもみられる。今回の対象区域外となった自治体で営業する店舗からは「中途半端な対応だ」との声も上がる。

4400チバQ:2021/04/26(月) 11:57:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8e6513ef7f4befa850a6591bd172804e3945676
突然の休業要請「打撃大きい」「なぜ一律」、百貨店・博物館・ボウリング場…対応に追われる
4/24(土) 14:10配信
 三越伊勢丹ホールディングスは24日、東京都内の4店舗について、食料品と化粧品の一部売り場を除いて臨時休業すると発表した。営業する売り場も時間を短縮する。25日からで、緊急事態宣言が発令されている当面の間としている。
 東武百貨店池袋本店(東京都豊島区)も25日から当面の間、食品フロアや一部店舗を除いて臨時休業する。食品フロアも営業時間を短縮する。
 東京都、大阪府、京都府の国立博物館3館や国立美術館5館を含む国立の施設は、25日からの臨時休館を発表した。東京国立博物館(台東区)では、予約制を導入して入館者数を大幅に制限するなど対策を施してきたといい、担当者は「休館せざるを得ず、楽しみにしていた人に申し訳ない」と話した。
 歌舞伎座(中央区)や新橋演舞場(同)を運営する松竹は、各劇場で上演中の歌舞伎公演と「滝沢歌舞伎ZERO 2021」について、24日は予定通り上演し、25日以降の公演については、宣言期間が終わる5月11日まで中止すると発表した。
 しながわ水族館(品川区)は24日朝、25日から当面の間の臨時休館を決めた。
 来館予定者から、開館状況を尋ねる電話が相次いでいたが、宣言の具体的な内容がわからず「検討中です」としか答えられなかったという。水族館の担当者は「ゴールデンウィークは来館者が最も多い時期の一つ。感染防止のために臨時休館は仕方ないが、打撃は大きい。飼育員らも残念がっている」と声を落とした。
 東京都板橋区の大規模ボウリング場も宣言期間中は休業する方針だ。突然の要請に男性マネジャーは「安全を徹底し、クラスター(感染集団)も出していないのに、なぜ一律に休業要請の対象となるのか」と首をかしげた。
緊急事態宣言発令を前に、食品フロアと一部店舗を除く25日からの臨時休業の告知が貼り出された東武百貨店池袋本店(24日午後、東京都豊島区で)=伊藤紘二撮影
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3回目となる緊急事態宣言発令の決定から一夜が明けた24日、各地の大型施設は対応に追われた。東京、大阪、京都、兵庫の4都府県で、床面積が1000平方メートル超の百貨店や商業施設(生活必需品の売り場を除く)のほか、博物館や動物園、ボウリング場などが休業要請の対象となる。発令期間は25日から来月11日までの17日間。

4401チバQ:2021/04/26(月) 12:05:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ba180e8c44749e0aad95fd050e5e2787330424
たった17日だが影響は…百貨店「また休業」で早くも崩れる再建の青写真
4/26(月) 12:01配信

食料品や化粧品など一部の売り場を除いて、4月25日から臨時休業に入った伊勢丹新宿本店(記者撮影)
 客足が徐々に戻り、光明が見え始めていた百貨店業界に再び試練が訪れている。

 新型コロナウイルスの「第4波」による感染拡大が続く東京都や大阪府など4都府県で4月25日、3回目の緊急事態宣言が適用された。休業を要請された百貨店やショッピングセンターなどの大規模商業施設は、同日から一部売り場を除いて臨時休業に入った。

 百貨店の休業は、2020年4〜5月に実施された1回目の緊急事態宣言以来となる。休業要請が出たのは、床面積合計が1000平方メートル以上の店舗。各社の基幹店舗を含め、対象地域にある大半の百貨店店舗が該当しており、業績への甚大な影響は避けられない。
■業界団体「休業要請しないで」陳情実らず

 東京都新宿区の伊勢丹新宿本店も、同25日から臨時休業した。ただ、生活必需品の販売は休業要請の対象外になるため、食料品や化粧品など一部売り場では営業を継続。宣言前の週末と比べると客数は明らかに減り、手持ち無沙汰な様子の販売員らの姿が目立った。

 「百貨店は地域にとって欠かすことのできない都市インフラとなっている。市民生活に多大な影響を与えないよう、できる限り営業の継続を前提とした検討をお願いしたい」
 業界団体の日本百貨店協会は4月20日までに、大型店舗が立地する東京都と大阪府、コロナ対策を所管する内閣官房に対し、百貨店へ休業を要請しないよう求める要望書を提出した。要望書では、2020年における百貨店の売上高総額が前年比で26%減少し、「取引先などの企業も大変厳しい経営環境を強いられ、事業継続や雇用維持に苦慮している」と理解を求めた。

 休業によって百貨店関係者の脳裏をよぎるのが、2020年4〜5月の緊急事態宣言で、長期の臨時休業に追い込まれた記憶だ。全国の店舗で1〜2カ月の休業を強いられた結果、売り上げは激減。2020年度第1四半期(3〜5月、または4〜6月)の売上高は、大丸と松坂屋を傘下に持つJ.フロントリテイリングが前年同期比58%減、三越伊勢丹ホールディングスが同53%減、高島屋が同48%減と壊滅的な数字だった。

 だが、陳情活動による必死の抵抗も実らず、百貨店各社は休業要請に応じざるをえなかった。ある百貨店大手の関係者からは「百貨店では営業時間短縮はもちろん、高水準の感染対策を徹底している。感染源になった根拠はないのに、一律に休業を求められるのはどうか」と不満の声が漏れる。

 休業に応じた事業者には協力金が支払われることになったが、東京都の場合はその上限が1日20万円にとどまる見込み。単純計算すると、伊勢丹新宿本店の1日当たりの売上高は6〜8億円ほど。現状の協力金では、百貨店大手にとって雀の涙にもならない程度の金額だ。

4402チバQ:2021/04/26(月) 12:05:43
■出だしからつまずいた再建の道筋

 4月12日に発表された高島屋の2022年2月期業績予想によると、売上高に相当する営業収益が前期比19%増の8120億円、最終損益が100億円の黒字(前期は339億円の赤字)まで回復する見込み。翌13日発表のJフロントも、同期に総額売上高が30%増の1兆50億円、最終損益が40億円の黒字(前期は261億円の赤字)を予想する。

 この両社の計画は、訪日外国人客の回復こそ見込めないものの、国内客を中心に徐々に客足が戻ることを前提としている。
 高島屋では新たに策定した3カ年の中期計画で、2024年2月期の営業収益8500億円、営業利益300億円を目標に掲げ、百貨店事業の再生をその柱に据えている。同社の村田善郎社長は4月12日の決算会見で、「(2022年2月期の)インバウンドを除く国内百貨店事業については、上期に2019年度比で7%のマイナス、下期には2019年度レベルに戻したい」と意気込んでいた。

 だが、今期計画の策定時点では当然ながら、休業影響を織り込んでいない。百貨店再建に向けたロードマップが、出だしからつまずいた格好だ。
 今回の緊急事態宣言の期間は4月25日から5月11日まで17日間の「短期集中型」となる予定。対象地域も現時点では東京都、大阪府、兵庫県、京都府の4都府県のみで、1回目の緊急事態宣言よりは影響は限定的とみられる。

 ただ、書き入れ時であるゴールデンウィークを直撃する影響は大きく、仮に17日間で宣言が解除されたとしても、消費マインドの悪化は避けられない。

■休業でも当面の資金繰りは確保

 休業した場合に心配なのが、各社の資金繰りだ。手元資金(現預金と短期有価証券の合計)を平均月商で割って算出し、短期的な支払い能力を示す手元流動性比率は、三越伊勢丹HDが1.3倍、高島屋が1.9倍、Jフロントが2.0倍、エイチ・ツー・オーリテイリングが1.3倍(三越伊勢丹HDとエイチ・ツー・オーは2020年12月末時点、高島屋とJフロントは2021年2月末時点)。

 百貨店はもともと現金商売が主体で手元資金は他業種と比べて少なめだったが、昨年の長期休業を経てからは各社とも積み増しており、高島屋とJフロントは安全性の目安とされる2倍程度を確保している。一方、三越伊勢丹HDとエイチ・ツー・オーはやや心もとない状況だ。

 三越伊勢丹HDでは仮に全店が休業してキャッシュがまったく入ってこない場合、1カ月の資金流出は150億円程度になる。同社の手元資金は846億円(2020年12月末時点)あるうえ、取引先金融機関から800億円程度のコミットメントライン(融資枠)を確保しているとみられる。
 他社も融資枠を持っており、大阪を拠点とする近鉄百貨店では100億円のコミットメントラインが未使用のまま。「こうした事態に備えて手は打っており、仮に長期間休業しても大丈夫な程度の手元資金はある」(広報担当者)という。

 このように、大手各社とも当面の資金繰りには支障がないと言える。問題は緊急事態宣言が延長を繰り返したり、対象地域が全国に拡大された場合だ。政府の専門家会議の尾身茂会長も4月23日、「最低でも3週間は必要と思う」と言及した。
 昨年4〜5月に起きたような、全国レベルでの1〜2カ月にわたる長期休業という、最悪の事態にも備える必要がありそうだ。
岸本 桂司 :東洋経済 記者

4403チバQ:2021/04/26(月) 21:20:12
罰金払ったほうが儲かるんでない?
公表されたら客集まるだろうし
https://news.yahoo.co.jp/articles/b08a9f7d03ae245eda6f05308f02020eec223c4d
夜の都内繁華街、絶えぬ客引き 罰則覚悟「お酒あります」 ノンアル路線模索の店も
4/26(月) 21:09配信

時事通信
緊急事態宣言が発令され、閑散とする銀座の飲食店街=26日午後、東京都中央区

 「うちは飲めますよ」「『罰金』覚悟でやってます」。

 新型コロナウイルス対策で3回目となる緊急事態宣言が4都府県に発令され、初の平日となった26日。東京都内では酒類を提供できなくなった飲食店の多くが休業を余儀なくされた。業態を工夫して乗り越えようとする店もある一方、一部の店は酒の提供を続けており、繁華街では以前と変わらず客を呼び込む従業員の姿が見られた。

 サラリーマンの街として知られる新橋では、先週まで時短営業をしていた居酒屋やバーの多くが休業していたが、駅前の通りではこの日も客引きの男女が帰宅途中の人に「お酒やってます」などと声を掛けていた。雑居ビルの上階で居酒屋を経営しているという20代男性は、「都の要請に応じても協力金はすぐ振り込まれない。家賃が払えないので通常営業に戻した」と話した。

 一方で、酒の提供を避けて営業を続ける道を模索する店もある。酒とカラオケいずれも提供できなくなった新宿・歌舞伎町のカラオケバー「ネオ! ブラックシグマ」は、宣言期間中のみホットドッグ店に衣替えした。看板メニューは「都知事百合子ドッグ」。オーナーの男性(48)は「感染拡大で売り上げは落ちたが、面白い趣向でお客さんに笑ってもらえたら」と話した。

 梅酒カクテル専門の「TheCHOYA銀座BAR」(東京都中央区)もノンアルコール梅酒を使ったカクテルに切り替え、宣言前の予約客に絞って営業を続ける。店舗運営責任者の平沢拓也さん(42)は「3度目の宣言には正直『またか』と思ったが、今は我慢の時だ」と語った。

 銀座周辺では午後8時、都の要請で店舗や看板の照明が次々に消灯。普段は酔客でにぎわうコリドー街も薄暗くなり、多くの人が足早に駅へと向かった。

4404チバQ:2021/04/27(火) 16:29:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cfef2af5ac1bee1ae2e87e3dec34146ac9619af
寄席、無観客興行を 飲食店への酒持ち込みも自粛要請 加藤官房長官
4/27(火) 14:13配信
会見に臨む加藤勝信官房長官=27日午前、首相官邸(春名中撮影)
 加藤勝信官房長官は27日の記者会見で、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されている東京都で寄席が観客を入れて興行していることについて「文化芸術、スポーツの一般イベントは開催延期やオンライン配信を求めている。さまざまな支援策も活用しながら、イベントの無観客化に理解と協力をお願いしていきたい」と述べた。

 また、酒類を提供する形態での休業を要請している飲食店の一部で、酒の持ち込みが行われていることに関しては、自粛要請の対象ではないとしつつも「休業要請の趣旨に添わない」と指摘。その上で「こうした行為を推奨、黙認することのないよう、実態も踏まえながら飲食店に(酒類の)持ち込みをお断りすることを要請するなど各都道府県において適切な対応が図られていく」と説明した。

 新型コロナ感染者の死者数が1万人を超えたことについては「昨年末までに約3千人、今年1月までに約5千人、4月末までに約1万人の死亡者が確認されている」と述べ、増加傾向にあることに危機感を表明。「感染拡大対策を講じるとともに、ワクチンの接種をしっかり進め、感染された方に必要な医療が適切に届けていけるような体制もしっかりと組んでいきたい」と語った。

4405チバQ:2021/04/27(火) 16:43:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0aa227aea71a7a3012bfa0e209304dc61710ed3
コロナ禍で新人との飲み会なくなり安堵する30代先輩社員の切実な本音
4/27(火) 16:00配信
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誘う側の先輩社員にも悩みはあった(イメージ)
「参加が強制される」「行っても楽しくない」「それは業務の内なのか」……近年、働く人々の間でさまざまな疑問が呈されてきた「職場の飲み会」問題。コロナ禍でそうした機会がなくなって「寂しい」と感じる人がいる一方、「ホッとしている」人もいるようだ。どういうことなのか。30代の男性会社員に、フリーライターの吉田みく氏が話を聞いた。
 * * *
 4月は、多くの新入社員が入社する時期。しかし、新型コロナウイルスの変異株感染が広がる現状では、かつては当たり前だった親睦を深めるための歓迎会をはじめとする飲みの席は、昨年に続き今年も自粛せざるを得ない状況となった。
 SNSの声を見ると、「職場の飲み会」をネガティブにとらえるものが少なくない。上下関係のある職場の飲み会は気を遣うだけで、お金も時間も奪われてしまうイメージが強いようだ。コロナ禍をきっかけに飲食店の利用が制限されたことで、「ホッとしている」という会社員に話を聞いた。
 都内在住のIT関連企業勤務、和田卓也さん(仮名、31歳)は、今まで、新入社員を迎えるたびに憂鬱な気持ちに悩まされていたそうだ。
「コロナ前までは、新入社員を業務終了後に飲みに誘うことが多かったんです。もちろん飲み代は全額が私のおごり。上司から『親睦を深めるために飲みニケーションを大切にしよう』と言われるからですが、そのための経費が出ることも上司からのカンパも一切なしでした」(和田さん、以下同)
 和田さんの給料は手取り月収30万円程度。家賃約8万円をはじめとする生活費を引くと、自由に使えるお金は2万円程度しか残らないという。自炊を心掛けたり、フリマアプリを活用するなどして捻出した大切な小遣いは、極力無駄なことに使いたくないと話していた。
「新入社員が楽しそうにしてくれているならお金の出し甲斐もあるんですが、陰で『誘われて面倒』や『本当は参加したくない』などと言う人も一部にいたようで……。私だって身銭を切ってまで誘いたくないですよ。誰も得しないことをしなくてはいけないのは、無駄でしかなかったと思います」
 コロナの影響で飲み会がなくなりホッとしていた和田さんだったが、最近はとあることで頭を悩ませていた。それは、飲み会の代わりにランチに誘う習慣が社内に根付いてしまったことだった。
「ランチタイムが近づくと、新入社員が『先輩! おすすめのランチ教えてください』と、寄ってくることが増えました。そんなことを言われてしまったら、連れて行かないわけにはいきませんし、流れ的におごることにもなります。私一人なら500円以下の牛丼で済むのに……。余計な風習を根付かせないでほしいです」
 会社が都心のオフィス街にあるため、どの飲食店も1人あたり1000円超えのところばかりだという。新入社員側もランチ代が浮くと気づいたのか、週2回ほど誘ってくるそうだ。
「リモートワークで新入社員と物理的に距離を置きたいのですが、出勤しなくては業務ができないので本当に辛いです。ネット上では、飲み会に誘われたくない新入社員の嘆きが良く取り上げられていますが、私のように金銭的負担増で悩む先輩社員も多いと思います。情けない話なのかもしれませんが、人におごるほどのお金はないんです」
 年功序列で賃金が上がっていく企業は少なくなりつつある。新入社員と勤続年数の長い社員でも、給与があまり変わらないケースも多いようだ。デートの割り勘が定着し始めたように、これからは上司と部下の関係でも同様のことが言えるようになるのかもしれない。

4406チバQ:2021/04/27(火) 18:32:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/712f4510c228f7f79c190a170e1959f348335be2
困惑の商業施設、休業か一部継続か 大丸は化粧品販売を急きょ取りやめ 緊急事態宣言
4/27(火) 12:12配信

全店が臨時休業した神戸・三宮の地下街「さんちか」。日中はシャッターが閉まった通路を行き来する人が絶えない=27日午前、神戸市中央区(撮影・中西幸大)
 新型コロナウイルスの感染拡大で3度目となる緊急事態宣言が25日に発令され、休業要請を受けた兵庫県内の商業施設が要請基準のあいまいさに困惑し、判断が揺れている。神戸・三宮の地下街は全店休業を決めた一方、百貨店の大丸は「生活に必要」として売り場を継続した化粧品などの販売を27日から一転して取りやめた。人出は昨年春の宣言時より多く、感染拡大を抑えられるかどうかに疑問の声も上がる。(中島摩子、横田良平、小谷千穂)


 三宮にある地下街「さんちか」は4月25日から5月11日まで、全店臨時休業とした。ドラッグストアや飲食店も例外なく約120店舗全てが閉じたまま。運営する「神戸地下街」の担当者は「三宮の中心にあり、『人流を止める』という要請に協力するため、全店休業を決めた」と話す。

 ただ、「人は減っているが、昨年4月の緊急事態宣言時よりは相当多い」とも口にし、27日も朝から多くの通勤客らが行き交った。

 「仕方がないと思うけれど、これからはかき入れ時だし厳しい」と話すのは、さんちかで休業を余儀なくされた飲食店のスタッフ。実際、すぐ近くには開いている同業の店もある。

 通行する市民も戸惑う。神戸市北区の男性(72)と女性(69)は「開いていると思ったら、閉まっていたり、線引きが分かりにくい。事前にいちいち電話で確認が必要ですね」と話していた。

 一方、今回宣言が発令された25日以降、「生活必需品」として化粧品やハンカチなどの婦人用品の販売を続けた大丸の神戸、芦屋、須磨店では27日から、急きょ食品のみの販売に切り替えた。多くの百貨店や商業施設では、食料品売り場やドラッグストアに限った時短営業に切り替えており、大丸松坂屋百貨店の担当者は「兵庫県の要請も踏まえ、人流を抑えるという観点から精査し直した」としている。

 大丸は27日から、神戸店が地下1階食品売り場のみ、午前10時半〜午後6時半に営業。芦屋店は地階と1階の食品売り場のみを開ける。須磨店は1階食品売り場のほか、テナントの一部が営業する。芦屋、須磨店の食品売り場の営業時間は午前10時〜午後7時。

4407チバQ:2021/04/27(火) 18:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bce88da4cee291cbe99eefdda62e3b9d82b9ed2f
公園で飲む会社員「これぐらいは…」、酒類提供禁止で「お酒持ち込み可」と貼り紙出す店も
4/27(火) 17:43配信
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 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言で、各自治体が「公園・路上での集団飲酒」の自粛を要請し、対策に乗り出している。屋外でも飛沫(ひまつ)感染のリスクは否定できない上、飲食店での酒類の提供中止で、増加する恐れがあるためだ。しかし飲酒の場に対する制限が強まる中で「抜け道」は後を絶たず、いたちごっこの様相を呈している。
「これぐらいは…」

夜の路上で飲酒する人たち(26日、大阪市北区で)
 26日午後8時過ぎ、飲食店街に近い大阪市北区の扇町公園で若者やスーツ姿のグループが酒を楽しんでいた。感染拡大防止をスピーカーで呼びかける広報車が通ったが、気にする様子もない。ベンチの一角で知人と2人で缶チューハイを手にしていた大阪府豊中市の会社員男性(24)は「感染を気にせずに飲むなら公園。これぐらいは許されるんじゃない」と話した。
 大阪・梅田駅に近い複合ビル「OSビル」前の路上のベンチには今月下旬に「飲酒はご遠慮ください」との注意書きが貼られたが、路上飲みが絶えない。26日夜も、近くの飲食店に入ろうとし、休業中と気付いた大阪市福島区の会社員男性(24)が友人と路上で飲み始めた。男性は最近は週1回、こうして酒を飲むといい、「ちゃんと手指消毒すれば、屋外だったら大丈夫だと思う。路上飲みまでダメと言われたら、もう飲む場所がないですよ」と開き直った。
屋外でもリスク
 理化学研究所などの研究では、屋外でも向き合って大声で話すと、飛沫感染のリスクがある。内閣府によると、集団での飲酒は声が大きくなり、参加者同士の距離も近くなりがちなことから、今回の要請に公園・路上での集団飲酒の自粛が盛り込まれた。
 各自治体が対策に乗り出しており、京都府と京都市は公園や路上での飲酒に注意を呼びかけるための職員の巡回をスタート。初日の26日夜は、若者が集まる鴨川の河川敷や市内中心部で実施し、約20人で座り込んでいたグループに職員が啓発チラシを手渡し、感染拡大防止に理解を求めた。
 兵庫県は宣言期間中、15か所ある県立都市公園での飲酒や食事を禁止した。明石市のJR明石駅前の県立明石公園では25日から駐車場を閉鎖し、公園入り口などの6か所に、飲食物の持ち込み禁止を知らせる大きな看板を新設。園内放送でも注意喚起している。
 コンビニエンスストアも対応を進めており、大手チェーン「ローソン」は、緊急事態宣言が発令された4都府県の各店舗に啓発ポスター掲示を呼びかけている。「公園飲み」の増加が懸念されている大阪城公園(大阪市)内の店舗では、25日から酒類の販売を中止した。
「新しい飲み会」
 しかし公園・路上での飲酒の増加は飲食店への時短要請などを強めた結果の側面もあり、集団で酒を楽しみたい人が「抜け道」を探す動きは後を絶たない。
 ネットなどで話題になっているのは「エアビー飲み」だ。民泊仲介サイト「エアビーアンドビー(Airbnb)」の名前にちなんでおり、仲間うちで民泊やレンタルスペースを予約して酒を持ち込む楽しみ方で「新しい飲み会」として紹介するサイトもある。
 日中を含めた酒類の提供中止を求められた飲食店には「お酒持ち込み可」の貼り紙を出すところも出てきた。
社会のための自粛
 関西大学の土田昭司教授(安全心理学)は「今も大勢でお酒を楽しみたいと思う人の多くは『コロナは怖くない』と思っている。いくら対策しても抜け道は出てくる」とし、「一人一人の行動意識を変えなければ意味がない。国民の協力なくしてコロナには立ち向かえないのだから、みんなが『自分のためだけでなく、社会のための自粛』という意識を持つよう、政府や自治体がメッセージの出し方を工夫する必要がある」と指摘する。

4408チバQ:2021/04/27(火) 20:35:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif2104270034.html
居酒屋求め東京から「越境」「駆け込み」 周辺3県押さえ込みへ 
2021/04/27 18:44産経新聞

居酒屋求め東京から「越境」「駆け込み」 周辺3県押さえ込みへ 

居酒屋閉店後、飲み屋街から川口駅方面へ帰路につく人たち=26日、埼玉県川口市(鬼丸明士撮影) 

(産経新聞)

 東京など4都府県の緊急事態宣言スタートを機に宣言対象外の近接県に行き、飲酒や娯楽を楽しむ人の姿が目立っている。埼玉、千葉、神奈川県では蔓延(まんえん)防止等重点措置の対象地域を拡大し、28日から酒類の提供を終日自粛するよう要請。「越境飲み」や「駆け込み飲み」を押さえ込みたい考えだ。

 前週より8割増

 東京都と隣接する埼玉県川口市。安く酔える「センベロ」の街としてしられるJR赤羽駅(東京都北区)から川を挟んで一駅の川口駅近くの居酒屋では26日夜、多くの人でにぎわい満席の店もみられた。

 「川口には縁もゆかりもないけど、都内の居酒屋が休業しているので」と話すのは、板橋区在住の男性会社員(34)。中学時代の地元の友人と久々に集まって飲んでおり、すでに「3軒目だ」と話した。

 「いつもは赤羽の居酒屋に行くけど、緊急事態宣言で飲めないので地元の川口で飲むことにした」と話すのは会社員の男性(55)。この日は座席の8割近くが埋まっていたという。

 市内の居酒屋店長、根本昴さん(33)は「いつもの常連客とは違った顔ぶれが目立った」。25日の客数は前週の日曜より8割も増加したという。

 コロナ禍以降は日曜日に2階の客席を使用したことはなかったものの、25日は営業を開始しておよそ2時間半で1階の約30席が満席に。営業が終了する午後8時まで2階も開放したという。「東京から人が流れてくるのは誰でも予想がつく。今回の緊急事態宣言は意味がない」と根本さんは困惑した様子を見せた。

 食い止めへ

 システム会社「アグープ」のスマートフォンの位置情報を基にしたデータでも人流の増加は現れている。26日午後8時台の川口駅周辺の人出は月曜の夜としては今年最多を記録した。今年に入ってから平日の同時間帯では4番目に多かった。

 埼玉、千葉、神奈川の3県は蔓延防止等重点措置の対象区域の店舗に酒類提供を終日自粛するよう求めることを決定。自粛要請は28日から重点措置期限の5月11日までだ。対象区域も大幅に拡大した。

 神奈川県の黒岩祐治知事はホームページに動画を公開し、「都から県内へ人の流れが急増する恐れがある。蔓延防止措置を強化し、感染拡大を食い止めたい」と強調した。

4409チバQ:2021/04/27(火) 21:44:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc519ee4565e002e017b2a3eca994fefaf2631dc
「酒類提供店に休業要請」で「酒持ち込みOK」にするイタチごっこ 都は注意喚起「控えていただきたい」
4/27(火) 20:30配信

J-CASTニュース
「酒類持ち込み」飲食店に「イタチごっこ」の指摘が(画像はイメージ)

 「酒類の提供」をする飲食店が休業要請対象となっている今回の緊急事態宣言。だが、一部の飲食店では酒類を「持ち込み制」にして営業を継続しようとする動きもあり、ツイッター上では「出ると思った」「一休さんのとんちかな」といった声があがっている。

<「酒類の提供とは、お酒の場の提供も含みます」 東京都がツイッターで呼びかけ>

 加藤勝信官房長官は2021年4月27日午前の記者会見で、こうした手法について「休業要請の趣旨に添わないもの」だと指摘。宣言対象地域である東京都の担当者も、飲食店に対して酒類を持ち込ませないよう呼びかけた。

■「持ち込みOK」などの看板画像が投稿される

「アルコール飲料の持ち込みOK!」
  「(酒類を持ち込めば)グラスご提供します」

 東京都、大阪府、京都府、兵庫県に緊急事態宣言が出されて以降、ツイッター上では宣言対象地域にある飲食店の看板や張り紙を写したとみられる画像が、相次いで拡散されている。

 今回の緊急事態宣言を受け、対象の4都府県ではいずれも「酒類の提供」をする飲食店に休業を要請。酒類を提供しない店には、20時までの時短要請を呼びかけている。飲み会などによる感染拡大を防ぐための措置だが、一部の飲食店は、酒類を「提供」しなければ問題がないと解釈して、客に酒類を持参するよう呼びかけている模様だ。

 こうした動きに、ツイッター上では「出ると思った」「早くも知恵比べ」「一休さんのとんちかな」などの反応が。その一方で「いいんか?」「(宣言を出した)意味ないやん」「イタチごっこになりそう」と問題視する声もあった。

東京都「酒類の提供とは、お酒の場の提供も含みます」
 加藤官房長官は27日午前の会見で、飲食店の「酒類持ち込み」について言及。感染リスクの高まる「飲食を伴う懇親会」の実施につながるため「休業要請の趣旨に添わないもの」だとし、

「こうしたことを推奨、黙認することのないよう、飲食店に対する実態を踏まえながら、例えば特措法24条第9項に基づき、飲食店に持ち込みをお断りすることを要請するなど、各都府県において適切な対応が図られていくものと承知をしております」

 とコメントした。

 加藤官房長官の会見に先駆ける形で、宣言対象地域である東京都・総合防災部の公式ツイッターは同日朝9時頃に飲食店の「酒類の持ち込み」について言及。「飲食店等の皆様に、お酒類の提供をしないようお願いしておりますが、酒類の提供とは、お酒の場の提供も含みますので、お酒の持ち込みも止めていただくよう、お願いいたします」とした。

 同部を管轄する東京都総務局の広報担当者は27日、J-CASTニュースの取材に対し、酒類の持ち込みは、感染リスクの高い宴会の開催につながるとして「控えていただきたい」とコメント。小池百合子都知事のメッセージ動画などを通じて、飲食店に対して「酒類の持ち込み」をさせないよう、注意を呼びかけていくという。

4410チバQ:2021/04/28(水) 16:35:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ba8e2287f1f92076a27c3ac2d830426ee3add0f
「地下街は休み」「商店街は各店が判断」…休業要請、線引きに困惑
4/28(水) 15:26配信
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(写真:読売新聞)
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で、休業要請の対象となる施設の線引きに、困惑の声が上がっている。商店街とは違い多くの地下街はなぜ営業できないのか、大型商業施設は対象だが特定の家電量販店が営業している――。対応を分けている理由を探った。
食品スーパーも

緊急事態宣言下でも多くの店舗が営業し、買い物客らが行き交う天神橋筋商店街(27日、大阪市北区で)=杉本昌大撮影
 JR大阪駅に近く、1日約40万人が訪れる地下街「ホワイティうめだ」。運営会社は、全約180店舗の休業を決め、宣言が出た25日以降、「シャッター街」と化している。

 大阪府は、1000平方メートル超の百貨店や、地下街を含むショッピングセンターなどに休業を要請。「生活必需品売り場」は対象外だが、ホワイティは「人の流れを抑制するため」として、食品スーパーなども休業とした。
 ホワイティに隣接する地下街「ディアモール大阪」やJR京都駅前地下街「ポルタ」でも、ドラッグストアなどを除き休業。神戸・三宮の地下街「さんちか」も全店休業だが、主に各店主が区分所有している「センタープラザ」などは各店で判断している。
 一方、ホワイティから東に約1キロ離れた「天神橋筋商店街」。日本一の長さを誇る商店街は、ほとんどの店が営業を継続し、宣言下でも一定のにぎわいを見せている。
 天神橋筋商店連合会によると、商店街全体の面積は1000平方メートルを超えるものの、店舗それぞれの面積が小さいため、休業要請の対象外。一般的に各店がテナントとして入り、全体を一つのショッピングセンターとみなす地下街と違う点だ。
 表千郷事務局長は「休業するかどうかは各店の判断。ただ、感染対策は十分に取るよう呼びかけている」と話した。

4411チバQ:2021/05/01(土) 21:10:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/c88b7f63e02b738de88cea237b9793da529d7171

中途半端な「生活必需品」の線引き、自治体で異なる判断…都「全ての物品で線引きは困難」
5/1(土) 15:24配信
 新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発令されている東京、大阪、京都、兵庫の4都府県では、1000平方メートル超の大型の商業施設に休業要請が出されている。「生活必需品」を扱う店は休業要請の対象外とされているが、その線引きはあいまいで、自治体によっても異なっている。

■「衣料品」は



(写真:読売新聞)
 大型連休が本格スタートした1日午前の東京・銀座。宣言中のため、例年より人通りがまばらな通りでは、デパートが衣服売り場などを閉鎖する一方、近くの高級ブティックや衣服専門店は営業を続けていた。食事に来たという港区の自営業の女性(53)は「百貨店と他店舗で差があるのは対策として中途半端なのでは」と話した。
 都は「衣料品」は生活必需品に分類しているため、本来は営業は可能だ。ただ、デパート側は「人の流れを抑制する」(大丸松坂屋)などの理由で自主的に休業している。どの売り場を営業するかは各デパートで異なっており、大丸松坂屋東京店などが化粧品や婦人雑貨を、東武百貨店池袋本店がメガネなどの販売を続けている。
 都は生活必需品を扱う店を例示しているが、「すべての物品を線引きするのは困難」として細かい品目までは公表しておらず、事業者に判断を委ねる部分もある。
■自治体で差
 自治体によって休業要請の対象施設も異なっている。
 関西の3府県は「家電販売店」を休業要請の対象としたが、都は「社会生活を維持する上で必要」として対象外としており、多くの店舗が営業を続ける。
 地下街についても、大阪府はショッピングセンターと見なして要請の対象としているが、都は「通路としての機能がある」として地下街の管理会社の判断に委ねている。JR東京駅に続く八重洲地下街は約150ある店舗のうち衣料品店など8割が休業せずに営業している。

4412チバQ:2021/05/01(土) 21:12:38
https://www.asahi.com/articles/ASP4Y61TNP4WUTNB023.html?oai=ASP4Z6T80P4ZUOOB006&ref=yahoo
イオン周辺は激しい渋滞、都内ナンバーも 変わらぬ光景

加藤真太郎 佐藤純 原裕司2021年4月29日 18時36分
 新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」が埼玉県内15市町に適用されるなか、大型連休が29日に始まった。行楽地や商業施設では例年より人出が減ったところがあった一方、普段どおりのにぎわいを見せる場所も。緊急事態宣言下の東京都内から来た人の姿も目立った。
 埼玉県越谷市にある国内最大級の大型ショッピングモール「イオンレイクタウン」。JR越谷レイクタウン駅の改札を出てきた家族連れや若者などが続々と、入り口に続くエスカレーターに向かう。買い物へ、シネコンへ……。この日も午前中からいつもの休日と変わらない光景が見られた。
 夕方にかけて、周辺の道路渋滞が激しくなり、「混雑」と掲示して入場を制限する駐車場の入り口も。緊急事態宣言で大型商業施設や映画館が休業している東京都内の「足立」や「練馬」、「多摩」などをはじめ、県外ナンバーの車が多く見られた。

 屋外では、毎年恒例の「アイスクリーム博覧会」が開幕。5月9日までの予定で、PR事務局によると、注文方法の簡略化や持ち帰りの推進などの対策を徹底し、「3密など収拾がつかない場合は即座に中断、中止する」という。
 周辺では「更なる感染拡大を防ぐため、不要不急の外出は控え、マスク着用などの徹底をお願いします」と呼びかける市の防災行政無線が響いていた。

今年に期待をかけた動物園
 埼玉県宮代町の東武動物公園…

4413チバQ:2021/05/04(火) 03:40:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/fda25579d88902d38757c9a9aeba8844f63c405a
時短協力金 大阪府の支給遅れ 飲食店「顧客離れと二重の不安」
5/3(月) 22:13配信


 新型コロナウイルス対策の営業時間短縮要請に応じた飲食店に対し、大阪府の協力金支給が遅れている。今年1月の緊急事態宣言発令後、3期に分けて募集したが申請件数が膨大なこともあり、2月に受け付けた第1期ですら、4月下旬までの支給率は約5割にとどまる。府内の自治体からは事務代行の申し出もあるが、府は委託はせずに手続きを進める方針で、飲食店からは不安の声も上がる。

 「協力金がもらえると思って要請に応じた。固定費などが払えなくなっても、協力金を受け取っていないことを理由にはできない」

 大阪市北区でバーを営む男性(29)は苦しい胸の内を明かす。昨年11月から約5カ月間にわたって時短要請に応じてきたが、今年の要請に対する協力金は一度も支給されていない。男性は「時短や休業が続くことで、お客さんが街中で飲まないことに慣れてしまうことへの怖さもある。二重の不安を抱えている」と吐露した。

 府は2度目の緊急事態宣言下の1月14日から府内の飲食店に対し、午後8時までの時短を要請したことに伴い、第1期の支給受け付けを2月8日から始めた。

 宣言期間が延長により2月末まで継続したため、3月8日から第2期分を募集。同1日の宣言解除後も「蔓延(まんえん)防止等重点措置」が適用される4月5日まで大阪市内は時短要請が続き、4月8日から第3期の申請を受け付けている。

 ただ、4月27日時点で第1期の支給率は47%。第2期は16%にとどまり、第3期はまだ支給が始まっていない。府によると、書類審査は委託業者が400人態勢で当たっているが、申請件数は3期分で延べ約13万5千件に上っており、支給遅れの一因となっているという。

 別の理由もある。昨年4〜5月の緊急事態宣言で休業要請に応じ、支援金を受給できた事業者も、今回は「書類不備」を理由に差し戻されている。府の担当者は「公金を支給しており、審査は厳格にする必要がある」と話す。

 こうした事態を受け、同府河内長野市の島田智明市長は今年4月、早期の支給が難しい場合、市町村への事務委託を検討するよう求める緊急要望を府に提出した。同市の担当者は提出の理由について「市内の商店主らが一刻も早い支給を渇望している」と説明した。

 だが要望に対し、府は市町村に委託する場合はシステムの変更が必要と回答。吉村洋文知事も「府の人員体制を強化し、(支給手続きを)進めたい」と話しており、飲食店はしばらく我慢を強いられそうだ。

4414チバQ:2021/05/04(火) 03:41:33
https://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/210319/ecn21031913210015-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
時短営業で“月180万円ボロ儲け”……ここがおかしい時短協力金制度
2021.3.19 13:21


 時短営業の要請に従わない事業者に対して、ついに小池都知事からの「命令」が届いた。都内を中心にレストランを展開するグローバルダイニングに対して、16日に都知事名義で「施設の使用制限の命令」の事前通知を出したのだ。これにより、昨日から同社は時短営業に従わざるを得ない状況となった。
協力金制度でボロもうけする零細飲食店のゆがみ
 零細の個人経営飲食店と、大型の飲食チェーンでは、前者が弱者で後者が強者というイメージが先行しやすい。しかし、こと時短要請と休業補償の観点からいえばその構図は全く逆だ。
 コロナ禍における時短要請に応じた飲食店への協力金は、普段からほとんど利益を生み出していないような業態であっても、大きな利益を生み出している業態であっても、一律一日6万円となっている。
 行政の対応としては、スピーディな給付を優先した結果の判断であるというが、これは飲食店間だけでなく、国民の間でも大きな不公平を招いているといっても過言ではないだろう。
 菅義偉政権が、低所得の子育て世帯へ子供1人当たり一律5万円を支給する決定をした裏側で、飲食店のオーナーは店舗あたり月々180万円の支給を受けている。


 都内で小規模なバーを営むある経営者は、濡れ手で粟のぼろもうけ状態であるという。「趣味程度で開いたバーで、月の固定費が20万円くらい。月の利益は1万円前後ですかね」
 しかし時短要請により、いつもは22時00分頃から開店していたバーは完全に営業停止の状態となる。ミニマムで運営していた固定費はさらに削減される一方で、時短協力金が毎日6万円入ってくるという状態となった。
 つまり、都の時短要請によってこのバーは、毎日半年分の利益が転がり込んでくる状況となったのだ。「店番たちには高い食事をおごったりしてます」と、このバーの経営者はスタッフに対して時短協力金による収益をある程度還元しているというが、中には丸々懐に収めてしまう事業者も少なくないだろう。
大型チェーンにとっては焼け石に水?
 一方で、冒頭で取り上げたグローバルダイニングは、19年12月期には96億円の売上高であったが、20年12月期には56.6億円まで落ち込んだ。同社の店舗数は国内で43店舗であることから、一店舗あたりの年間売上高減少額は平均で約1億円となる。
 そうすると、そもそも時短営業をしていない状態でも1日あたり27万円売上高が減少していることがうかがえる。ここからさらに時短営業となれば、1日1店舗6万円の時短協力金では、とても経営をまかなうことはできない。

4415チバQ:2021/05/04(火) 03:42:27
 サイゼリヤはグローバルダイニングとは異なり、時短営業に応じた大型チェーン事業者だ。同社の堀埜社長が、西村経済財政・再生相のランチ外食自粛呼びかけに対して、「ふざけるなよ」と決算会見で発言したことが話題となったが、その言い分は正しいだろう。
 同社の20年8月期決算をみると、売上高は19年対比で19%落ち込んで1268億円、営業利益は19年の95億円の黒字から38億円の赤字と大幅のマイナスである。21年に入ってからの月次業績をみると、同社は第二次緊急事態宣言のあおりをうけ、客数および売上高について20〜37.5%ほどの落ち込みが観測されている状態だ。その結果、21年8月期決算についても、20年と同様、36億円ほどの赤字となる連結業績予想を出している。

 今回、経営状況が苦しくなっている大型飲食チェーン事業者の中には、数千人の社員・準社員、そして数万人規模のパートタイム労働者を抱える事業者も存在する。仮に、このような多くの社員を抱える事業者が、経営悪化によってリストラ等の憂き目にあった場合、その経済的打撃は都や国全体の経済指標にも悪影響をもたらす危険性がある。

“スピーディーかつ正確”な給付が必要
 そもそも、飲食店における平均的な営業利益率は10〜20%程度である。そうすると、1日6万円の時短給付金が必要となる売上高の水準は、月の売上が900万円から1800万円クラスの飲食店ということになるはずだ。
 年商でいえば1〜2億円の飲食店に差し向けるレベルの給付が、「一般的な水準」かのように一律に休業補償をしてしまうことは大きな制度的欠陥である。
 さらに、年商2億円を超えるような大型店舗を営む飲食チェーンは、赤字の幅が広がっていくことになる。ただし、大型チェーンの中でも、マクドナルドやケンタッキー、吉野家はテークアウトやデリバリーサービスの需要増加もあって、コロナ前並の売上高を維持していたり、小僧寿しのようにコロナ前を上回る売り上げを出している事業者があることも事実だ。
 政府は足元で事業規模に応じて時短協力金の額を変更するよう検討を始めたという。しかし規模が大きい事業者の中にはコロナ禍が追い風となっている事業者が混在している状況では、これも有効打として効きにくいのではないか。
 例えばドイツ、フランスでは前年売上高の一定割合を支給するという方法をとっている。持続化給付金と同じように、既存事業者には「確定申告」を要件として、その時の飲食業における売上高・利益の水準から交付額に差をつけることが必要となってくるのではないだろうか。
 半ばキーワード化している「スピーディーな給付」という文句であるが、そのために質を犠牲にしては元も子もない。さらに、このような時短協力金に限った話ではなく、各企業の売上高や利益をスピーディーに把握できる仕組みが作れれば、徴税や社会保険といった、さまざまな観点でメリットが大きいのではないか。
 そうすると、菅政権肝煎りの行政改革・デジタル改革というテーマは、「ハンコ廃止」や「環境省の身分証が多いのを一元化する」等といった、分かりやすい事象だけではなく、むしろ緊急性の高い事象にも柔軟に対応していくことが求められていくべきだろう。
 筆者プロフィール:古田拓也 オコスモ代表/1級FP技能士

4416チバQ:2021/05/04(火) 03:50:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9eddbb709e18afe2b251a9f91b689f60a5401ce
緊急事態1週間、百貨店は「売り上げ8割減」…オンライン販売やスーパーは好調
5/2(日) 20:59配信

 3回目の緊急事態宣言が4都府県に発令されてから1週間がたった。生活必需品売り場を除く大型商業施設や酒を提供する飲食店など幅広い店舗に休業要請が出ており、対象となった百貨店や飲食店は苦戦が続いている。


食料品売り場のみ営業するあべのハルカス近鉄本店(2日午後、大阪市阿倍野区で)=枡田直也撮影
 松屋銀座(東京都中央区)は、食料品や化粧品売り場を除いて休業している。「行ったつもりの北海道フェア」と題し、海鮮弁当などを販売するイベントは継続中だが、改元関連イベントなどでにぎわった2019年の同時期と比べ売り上げは8割減った。昨年の大型連休は宣言を受けて全館休業していた。
 今年は営業できる「生活必需品売り場」の線引きが不明確で、食料品以外の化粧品などの営業継続は百貨店各社で判断が分かれた。食料品のみ営業を続ける高島屋大阪店(大阪市)では、宣言前と比べ食料品の売り上げが2割程度減少している模様だ。近鉄百貨店の旗艦店、あべのハルカス近鉄本店(同)も、食料品だけの営業で客が減ったという。
 一方、三越伊勢丹は、スマートフォンアプリのチャット機能を使い、売り場の販売員と欲しい商品の相談ができるサービスを提供している。アプリに関する問い合わせは宣言前の3倍になった。連休中の遠出を諦めた地方の客にも好評だという。
 午後8時までの時短営業を行う飲食店も厳しい経営が続く。営業を続けるため、ファミリーレストランのサイゼリヤは4都府県などで酒の提供を中止。外食大手の担当者は「店内飲食の売り上げはかなり厳しい」とこぼす。居酒屋チェーンでは、多くの店舗が4都府県で休業を続けている。
 大半の人が外出を控えている影響で、住宅街周辺のスーパーの売り上げは引き続き好調だ。各社はチラシの配布を中止して、店内混雑の緩和に努めている。
 自宅で楽しむための商品も売れている。イトーヨーカ堂では、ジグソーパズルの1日の売り上げが前年同期の約2倍になった。菓子作りの器具も好調だ。飲食店で酒が飲めないことから、酒類の売り上げは前年同期より1割ほど増えたという。
 ただ、イトーヨーカ堂も東京都と大阪府にある6か所のショッピングセンター「アリオ」を休業している。

4417荷主研究者:2021/05/04(火) 21:45:09

https://www.chunichi.co.jp/article/227260?rct=k_news
2021年3月30日 05時00分 (3月30日 09時58分更新)中日新聞
【石川】耐震化に十数億円以上 「改修検討」のまま譲渡へ

耐震化が課題となっている「めいてつ・エムザ」=金沢市武蔵町で、本社ヘリ「まなづる」から(泉竜太郎撮影)

エムザ2区画

 金沢市から耐震化が必要と指摘されている百貨店「めいてつ・エムザ」(同市武蔵町)の建物の耐震工事費用が、少なくとも十数億円に上ることが関係者への取材で分かった。築五十年近くがたって老朽化が進み、一部は国の耐震基準を満たしていないが、経営不振を理由に対応が先送りされてきた。三十一日付で名古屋鉄道(名古屋市)からエムザの経営権を譲り受けるディスカウントスーパーの「ヒーロー」(茨城県牛久市)が耐震化にどう対処するか、注目される。(高本容平)

 金沢市建築指導課によると、一九七三年に建てられたエムザの建物はA-E棟に分けられる。うち耐震化が必要なのはC、D棟。A、E棟は、耐震改修促進法が定める要件(三階以上、延べ五千平方メートル以上)に満たず、審査の対象外だ。

 建設時に「日本海側で最も高いビル」とうたわれた、ホテル「ANAホリデイ・イン金沢スカイ」が入る十八階建てビルを含むB棟は、当時の建築基準法の適用外だったため、設計業者が独自に安全性を検討し、国に届け出たという。

 関係者によると、耐震化に向けた調査は一千万円以上をかけて実施済み。ただ、エムザの業績悪化が続き、親会社の名鉄が中長期的な事業計画を定められないまま工事が先延ばしになっていたとみられる。

 金沢市建築指導課は二〇一七年二月から、エムザをはじめとする耐震化が必要な建物をホームページで公開。年一回、エムザに耐震工事計画を尋ねているが「耐震改修または建て替えを検討中」「実施時期は未定」との回答が続いている。

 坂上浩幸課長は「指導や助言はできるが、いつまでに耐震工事をしなさいとの法的規定はなく、罰則もない」と説明。ヒーローに対しては「運営にも影響があり、事業継続の動向を見ながら対応する」と話す。

 百貨店業界に詳しい神戸国際大の中村智彦教授は「全国の百貨店でも、戦前や六〇〜七〇年代の建物が残っている。好景気の時に建て替えれば良かったが、休業も必要で、先送りになった」と指摘。エムザについては「名鉄の業績も厳しい。名古屋駅前の再開発に資金を投入しなければならず、余裕がなかったのでは」と推し量る。

【メモ】耐震基準=1981年6月に建築基準法の大規模改正があり、それ以前に建てられた建物は旧耐震基準、それ以降は新耐震基準に当てはまる。不特定多数の人が利用し、一定の規模を超える旧耐震基準の建物は、耐震改修促進法に基づき、所在する自治体が耐震性を診断。基準を満たしていない場合は建物の名称や場所、用途、耐震改修や建て替えの予定を公表する。

4418荷主研究者:2021/05/04(火) 21:59:03

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/528754?rct=n_hokkaido
2021年04/02 18:41 北海道新聞
4プラ再開発見えぬまま 来年1月閉館 札幌・大通地区、足りぬ移転先

来年1月末に営業を終える4丁目プラザ(中央)。パルコ(左下)などと大通地区中心部の一角に位置し、若者文化の発信地として親しまれた=1日、札幌市中央区(中川明紀撮影)

 札幌・大通地区の商業ビル「4丁目プラザ」(4プラ、中央区南1西4)の来年1月末での営業終了が決まり、コロナ禍による売り上げ減に悩むテナントは売り場まで失う事態に見舞われる。老朽ビルが多い同地区は再開発計画が相次いでいるが、4プラは近隣施設との一体開発構想が実現せず、計画が具体化しないまま、耐震不足で閉館発表となった。地下街にも直結した好立地で若者らに親しまれた約70のテナントは移転先探しを余儀なくされている。

 「街の中心部で雪や雨に当たらずに来てもらえる好条件の場所はほとんどない」。4プラでエステを経営するフレアー(札幌)の玉川晋太郎代表取締役は、運営会社から数日前に閉館を知らされ頭を抱える。市内に計3店舗を構える同社にとって4プラ店は売り上げの要だ。顧客と従業員の雇用を守るため移転先を探し始めたが、「札幌駅側に行くと賃料が高くなる」(玉川氏)と困惑を隠さない。

 カプセル入り玩具の自動販売機「ガチャガチャ」の専門店を出店するトーシン(帯広)の担当者は、3月31日にファクスで閉館を知り驚いたという。「コロナ禍で客足が見通せない。近隣へ新たに出店するのはリスクが高い」(同社)。今後は全くの白紙だ。

 運営会社4丁目プラザ(札幌)の広川雄一社長は記者会見で、解体方針は耐震診断後の2018年ごろ固め、隣接する商業施設「ピヴォ」(南2西4)を含めた一体開発を模索したことを明かした。だが「それぞれの事情があってタイミングが合わず」(広川氏)、ピヴォは道外のビル賃貸大手と組んで隣接地も含めて複合ビル化する方向に。4プラは単独開発にかじを切ることになった。

 周辺はピヴォだけでなく、サンデパートビル(南2西3)やイケウチゲート(南1西2)など商業施設の建て替え計画が動きだし、将来的にはテナント獲得競争が激しくなりそうだ。

 一方、相次ぐ再開発で一時的に商業施設が減り、同地区からテナントが離れるという見方も出てきた。4プラと同地区の別の1店舗で古着店を経営するSHARE(シェア、札幌)の佐藤直人代表社員は「移転先の選択肢は(札幌駅前通を挟んだ)パルコしかないが、パルコも(既存テナントで)パンパンだ。ビルの集客力に頼らず、郊外に広い店舗を構えることを検討している」と話す。

 市民の間では惜しむ声が広がる。4プラで買い物をしていた札幌市清田区の高校生谷口未弥さん(15)は「ニュースで知ってびっくりした。いつも行く店がこれからどうなるか心配」。ビル内の100円ショップを利用するという同市中央区の伊藤千賀子さん(69)は「大通は札幌の中心部。跡地にどんな建物ができたとしても活気が維持されてほしい」と話した。(生田憲、芝垣なの香、村上辰徳)

4419チバQ:2021/05/07(金) 23:21:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4ba23801dc92962ec7c889f8e9fc283efd414d9
宣言延長「何のための我慢か」 休業しない店に密「休んでも安全遠い」
5/7(金) 22:43配信

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神戸新聞NEXT
食料品売り場などを除く店舗が休業し、がらんとする商業施設=7日午後、神戸市中央区東川崎町1(撮影・吉田敦史)

 新型コロナウイルス緊急事態宣言の延長が7日に決まった兵庫県。大型商業施設への規制が緩和される一方、酒類を提供する飲食店などへの休業要請は続く。県内でも新規感染者数は大幅な減少傾向に転じず、「短期決戦」を掲げた政府の思惑は外れた。「何のための我慢か」。発令や延長が度重なる現状に、感染対策を守り、協力してきた事業者のやるせなさが募る。

「倒産します、すいません」ぼろ泣きでLINE送り続けたアパレル経営者

 食品売り場などを除いて休業要請の対象だった百貨店は、平日は午後7時まで営業が可能に。山陽百貨店(姫路市)の担当者は「顧客から(売り場が休みで)『化粧品に困っている』などの声があった。100%満足ではないが、平日の時短営業でもありがたい」と話す一方、「実情に合う協力金が必要」と強調した。

 音楽、舞台などの公演やスポーツ観戦などのイベントも、無観客から入場客に上限(5千人か収容率50%以内)を設け、再開できることになった。

 兵庫、大阪で活動するテレマン室内オーケストラは「感染状況を考えると、観客がまだ不安に思う」とし、5月末の定期演奏会を延期した。サッカーJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸は、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)である15日のセレッソ大阪戦から観客を入れる予定。神戸はリーグ戦で5位と好調で、ファンの応援を糧に上位進出を狙う。

 一方、酒類を提供している神戸・三宮のダーツバー「オフタイム」は休業を続ける予定だが、要請に応じた休業や時短の影響で、今年の売り上げは前年同期の1割程度。チーフの大瀬久雄さん(57)は「商売にならない期間が長すぎる」とため息をつく。

 アクリル板での間仕切りや換気装置設置などの対策を尽くすが、「要請に従わず営業している店に客が密集。コンビニで買った酒を外で飲み始めた知人もいる。私たちが休むことで安全になっているとは思えない」と疑問を投げ掛け、「何のために我慢しているのか分からなくなった」と漏らした。(まとめ・藤井伸哉)

4420チバQ:2021/05/07(金) 23:35:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/eaa4c17d97cccb65c60a26ea54dc45bc8bbdd726
「どれほどの効果があるか示して」 休業要請継続で事業者ら困惑
5/7(金) 21:40配信
毎日新聞
営業再開に向けて準備をする「笹塚ボウル」の男性スタッフ=東京都渋谷区で2021年5月7日午後3時25分、内藤絵美撮影

 またしても延長される緊急事態宣言。百貨店など大型商業施設は政府が午後8時までの営業を認めると表明したが、東京都の決定で休業要請が続くこととなった。飲食店も引き続き厳しい局面に。事業者の間には困惑や怒りが広がる。

【写真特集】緊急事態宣言の延長決定 街の様子は

 「百貨店の休業にどれほどの感染対策効果があるのか示してほしい」。7日夜に都が休業要請を続ける方針を示すと、百貨店の男性社員(40)は反発した。

 勤務先の店舗は、宣言期間に入った4月25日以降は食料品売り場などを除いて休業した。書き入れ時の大型連休に多くの社員が休み、雇用の維持を心配する同僚も。だが、街では家電量販店などがにぎわっていた。「休業要請対象の線引きが分かりにくい。『生活必需品』の解釈によって抜け道があるように思える」

 東京都渋谷区のボウリング場「笹塚ボウル」も引き続き休業要請の対象となる。大型連休は2年連続でオープンできず、悔しい思いをした。財津宜史専務(41)は「今後は休業を要請されても、十分な補償がなければ営業せざるを得ない」と怒りを抑えるように話した。

 休業要請から条件付き営業へと措置が緩和される施設も。休園中の東京・浅草の遊園地「浅草花やしき」。担当者によると、1日1万人ほどの来園を記録する日もある大型連休は、2年連続で休園となった。「感染対策は徹底している。なるべく早く再開したい」。それが今の望みだ。東京・台場のテーマパーク「東京ジョイポリス」も大型連休は2年連続で休館に。入館者数を上限の半分程度に制限し、乗り物は毎回消毒している。大屋勝海館長は「一日も早く営業を再開したい」と語った。

 一方で飲食店は、引き続き営業時間短縮と酒類を提供しないことが求められる。「覚悟はしていた。でも、もう勘弁して」と語気を強めるのは、東京都杉並区のJR高円寺駅前の焼き肉店「塩ホルモン 獅子丸」の林友英店長(51)だ。元々午前3時まで開けていたが、現在は酒類の提供を取りやめ、午後8時に閉店している。

 食材費や人件費を考えると、休業した方がよいと思う。それでも店を開けるのは、苦境にあえぐ取引業者やアルバイトを思ってのことだ。「お上には、うちらの思いは伝わらないんだろうな」とぼやいた。

 休業中の東京・上野の立ち飲み居酒屋「魚草」は、13日から営業を再開する。代表の大橋磨州さん(39)は「飲食店に対する休業要請が人出の抑制につながっていない。十分な対策をとって営業する」と話した。

 都内の別の居酒屋の店主は「宣言が延長されたら堂々と酒を出す」と開き直る。店先には「アルコール類の提供はできません」との張り紙があるが、客1人につき3本まで、缶ビールや缶酎ハイの持ち込みを認めている。常連客をつなぎ留める「苦肉の策」というが、宣言延長後はこうした持ち込みの禁止も要請される。「もう要請には付き合えない」と吐き捨てるように話した。【井口慎太郎、李英浩、木下翔太郎】

4421チバQ:2021/05/07(金) 23:36:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/da23813c54bb61e19dc66d1de834ca47dc8aab95
緊急事態宣言延長 困惑する百貨店 休業要請を東京・大阪は継続 京都・兵庫は土日に限定
5/7(金) 19:42配信

産経新聞
一部の売り場が休業中の高島屋大阪店=7日午後5時31分、大阪市中央区(沢野貴信撮影)

 東京や大阪など4都府県に発令中の緊急事態宣言が今月末まで延長され、愛知県、福岡県が対象地域に加わることが7日、決まった。政府は大型商業施設への休業要請について営業時間短縮への緩和を認めたが、東京都、大阪府は休業要請を続ける一方、京都府、兵庫県は土日限定の休業として対応が割れた。地域ごとに対応を変えなければならない百貨店などから困惑の声が上がっている。

【地図で見る】昨年から今年にかけ閉店した主な百貨店

 「営業範囲の拡大は正直うれしいニュース」。政府による休業要請の緩和方針について、全国で展開する百貨店の関係者はこう語る。

 ただ、具体的な対応のあり方は自治体によって分かれている。この百貨店関係者は「(自治体ごとに)営業形態が分かれてしまうと、自分たちだけでなく、出店者も(異なる対応を迫られ)苦しくなる」と懸念を漏らした。

 「われわれは人の流れを抑えるため休業に協力してきた。宣言延長後も府が休業要請を続けるなら、従わない店舗に協力するよう強く求めるべきだ」。こう注文を付けるのは、別の百貨店関係者だ。根底には、大阪府などの休業要請にかかわらず、一部の家電量販店などが営業を続けてきたことへの不満がある。

 また、運営する商業施設で休業を続ける関西の鉄道事業者は「感染を抑える効果の根拠が十分示されず不公平感がある」とし、休業要請そのものへの疑問を呈した。

 レジャー関連の施設も苦しい。4月25日からの緊急事態宣言で大阪府からの要請を受け休業中のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(大阪市)や「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)は、府の要請に沿って、休業を延長する可能性がある。

 一方、今月19日に本格オープンを控える西武グループの「西武園ゆうえんち」(埼玉県所沢市)は、埼玉県は「蔓延防止等重点措置」が延長されたが、緊急事態宣言の対象地域には加えられず、予定通りに開業する。

 休業要請の対象でないホテルも、人の流れが止まるあおりで苦境が続く。ホテル関係者は、宣言の対象地域に愛知県と福岡県が加わることなどに触れ、「旅行を控える動きで稼働の回復が見込みづらくなる」と肩を落とした。

4422チバQ:2021/05/07(金) 23:46:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4b2594f94e8aeafa7a485e4f24776cd38ec311休業要請継続の大阪、緩み警戒 直前まで政府と調整
5/7(金) 22:43配信

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産経新聞
新型コロナウイルス対策本部会議で発言する大阪府の吉村洋文知事=7日午後、大阪市中央区の大阪府庁(永田直也撮影)

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言期間の延長が決まった7日、大阪府は事業者への休業要請などの措置を緩和しないことを決めた。新規感染者が高水準で推移し、医療提供体制が「極限の状況」(吉村洋文知事)にあることを重視した。政府方針と一部異なる対応だが、直前まで水面下で調整を続け、政府の基本的対処方針で知事の裁量が一定認められた。

 「感染者を減らさないと極めて厳しい状況になる。緊急事態宣言の措置を緩めるのは適切ではなく、今は対策を徹底すべきだ」

 吉村氏は7日の対策本部会議後、記者団にこう強調した。

 府内の1日当たりの新規感染者は大型連休中、600人台まで下がることもあったが、7日は1005人に上った。病床不足も依然として深刻だ。

 こうした状況を踏まえ、7日の対策本部会議には複数の専門家が「現状で緩和する選択肢はない」「最大限の規制を継続すべきだ」といった意見を提出した。

 政府が大型商業施設などへの要請を、休業から午後8時までの営業時間短縮に緩和したのに対し、大阪府は休業要請を継続。イベントも人数制限などを設けず無観客開催を求めることとした。

 複数の関係者によると、府は4日以降、国に病床の現状などを説明し「厳しい措置を継続すべきだ」と伝えてきた。6日夜には吉村氏と大阪市の松井一郎市長が協議し、「医療従事者の負担を考えれば、措置を緩められる状況ではない」との認識で一致した。

 政府は7日に改定した基本的対処方針で、大型商業施設などについて「感染状況を踏まえ、知事の判断で使用制限を含め、必要な協力を要請できる」と明記した。府幹部は「7日朝まで調整を続け、われわれの主張が受け入れられた」と明かす。

 別の幹部は基本的対処方針の内容について「他府県にも適用される、いわば最大公約数」とし、「具体的な対応は都道府県の裁量で決められるということだ」と語った。

4423チバQ:2021/05/08(土) 08:33:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/f389869d7b0dd4384a33c9ab066ecd45f8dd70c6
「対応ころころ変わる」 休業要請緩和にあきれる声 緊急事態宣言延長
5/8(土) 7:20配信


時事通信

 「短期集中」から一転した緊急事態宣言の延長。

 感染収束につながるか予断を許さないが、営業再開が遠のいた飲食店からは7日、「非常に残念」と落胆の声が上がった。一部で休業要請が緩和され、「政府の対応はころころ変わる」とあきれる人も。危機的な状況に直面する医療従事者は「人出を止めて」と切実さをにじませた。


 神戸市の駅ビル「EKIZO神戸三宮」に入るビアハウス「コウベビアハウゼ」は、宣言発令の影響で、4月26日から今月12日に延期した開業時期が再び不透明になった。「非常に残念」と肩を落とす担当者。「お酒抜き(の営業)を考えないといけない」と語り、厳しい滑り出しに頭を抱えた。

 食品売り場などを除き休業を続けるデパートは、宣言延長で、時短ながらも営業再開できる見通しだ。東京都中央区の銀座三越を訪れていた文京区の会社員恩田治考さん(63)は「生活必需品以外の売り場は『不要不急』じゃなかったのか」と首をかしげる。「政府の対応はころころ変わる。最初からきっちり1カ月宣言期間を設けた方がましだった」とあきれ顔だった。

 俳優の森崎めぐみさんは、イベント開催の制限緩和を評価しつつ「初めからそうしてほしかった」と苦言も。6日夜には文化・芸術業界への配慮を求め、首相官邸前で無言の抗議活動に参加した。「宣言発令時、劇場や寄席は感染対策を徹底しても評価されず、一律に無観客開催の対象とされた。今後は、事前に話し合う場を設けて」と政府に注文した。

 「とにかく人の流れを止めて」と宣言延長を歓迎するのは、医療提供体制が危機的な状況にある大阪府の医療従事者。有料で患者を搬送する民間救急サービス「西日本民間救急」(大阪市)の統括責任者谷川由香さん(57)は「連休中も2台ある専用車両は出ずっぱりだった」と逼迫(ひっぱく)ぶりを訴える。

 陽性と診断されても入院できず、病院から帰宅する際の搬送依頼も多いという。「保健所から連絡が来ないといった問い合わせもあるが、連絡を待ってとしか言えない」と歯がゆい思いを明かす谷川さん。「(今度こそ)感染拡大が止まってほしい」と祈るように話した。

4424チバQ:2021/05/08(土) 21:58:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e3e3a79be489d4b113620d4e789127e6ecd2035
東京都の休業緩和、「線引き」で明暗 安堵する劇場、憤る映画館
5/8(土) 18:51配信


朝日新聞デジタル
 緊急事態宣言の延長決定に伴い、東京都が独自に決めた12日以降の休業要請などの措置で、業種や施設によって明暗が分かれている。無観客の要請が解かれる劇場やコンサートの関係者らは安堵(あんど)する一方、休業要請が続く映画館や美術館からは「線引き」への不満が漏れる。


 無観客を要請され、多くが休業を余儀なくされてきた劇場や演芸場、イベント開催などは、人数上限5千人かつ収容率50%、午後9時までといった要請に変わる。

 再開する東京芸術劇場の高萩宏副館長は「ずっと休館が続く状況は免れた。感染防止を徹底しながら、粛々とやっていくしかない」と気を引き締める。

 公演中止や収容率の制限が続き、舞台芸術の関係者も大きな打撃を受けてきた。「劇場での対策に加え、観客に直行直帰を呼びかけるなど、できる限りのことはしてきた。そうした取り組みも理解してもらえたのだと思う」

 ライブの主催者からなるコンサートプロモーターズ協会の今泉裕人事務局長は「依然として非常に苦しい状態は続いている」としつつ「安堵した。最悪の状況はまぬがれた」。平時よりも検温などで入場に時間をかけており「前回の緊急事態宣言のように午後8時までとなると厳しかった。1時間延びたのはとても大きい」と話した。

 一方、映画館や美術館は休業要請が維持される。

 映画館などで作る全国興行生活衛生同業組合連合会の佐々木伸一会長は、新型コロナ対応の特別措置法の中で同じ「劇場等」に区分されている施設の中で「なぜ映画館とプラネタリウムだけが休業しなければならないのか。他業種と比しても、バランスが取れておらず、全く理屈が通っていない」と憤る。

 「美術館は感染リスクも低いので開けたかった」と都内の美術館長は漏らす。「人の流れを抑えるためなら、劇場が営業できるのはちぐはぐな感じがする。1回ごとの公演と、長期間の展覧会では業界の事情が違うということかもしれないが……」と戸惑う。(定塚遼、編集委員・藤谷浩二、石飛徳樹、大西若人)

朝日新聞社

4425チバQ:2021/05/08(土) 22:09:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e14cc7ba8cb3e4245a862d77d4cd6d1f59510c7
時短に応じない店に客が集中 連休明けの国際通り、観光客はまばらに
5/8(土) 12:34配信

琉球新報
シャッターが降りている店舗もある中、国際通りを行き交う人たち=7日午後5時35分、那覇市久茂地

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う「まん延防止等重点措置」の延長が決まり、飲食店への午後8時までの営業時短要請は月末まで続く見込みとなった。那覇市の国際通りの飲食店では「やむを得ない」と理解を示す声が聞かれたが、午後8時以降も営業する一部の店に客が集中し、夜遅くまでにぎわう光景も珍しくはなくなっている。

 7日夕の国際通りは5日までの5連休中に比べると観光客は少なく、人出はまばらだった。通行人に声を掛けていた居酒屋従業員の20代女性は「連休が明けて観光客がピタッと止まった感じがする」と語った。

 国際通り沿いの好立地にある居酒屋の50代男性店長は複雑な心境をのぞかせた。「時短を守るため何度も来店希望の電話を断ってきた。今後も無視するわけにいかず、限られた中で対策を考えたい」

 午後8時までの時短要請を守らない場合の罰則もあるが、営業を続ける店舗は少なくない。7日午後8時すぎ、居酒屋で同僚とグラスを傾けていた那覇市の男性(32)は「後ろめたさがないわけではない」と言葉少なに答えた。

 存分に営業できない店舗が悲鳴を上げる一方で、時短要請に応じた店舗に支給される協力金は、バーなどの小規模店舗には思わぬ“恩恵”となっている。

 国際通りかいわいでバーを営む30代男性は昨年12月以降、時短要請の期間中は基本的に店を閉めてきた。これまで得た協力金は数百万円になり「普段ならこれだけ稼ぐことは難しい」と明かす。重点措置の再延長について、男性は「この状況が続くのも、正直悪くはない」と話した。

琉球新報社

4426チバQ:2021/05/08(土) 22:11:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a291e0c870ed148d3e1d39653a851e3b5fdc1102
買い物客が行き交う渋谷「人が多いね」、よけながら歩くほどの混雑
5/8(土) 20:23配信


読売新聞オンライン
大勢の人が行き交う渋谷駅前の交差点(8日午後、東京都渋谷区で)=川口正峰撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長が決まってから一夜明けた8日、東京・渋谷のJR渋谷駅前は、若者を中心に大勢の人が行き交っていた。「人の流れ」の抑制が課題となっているが、互いに人をよけながら歩くほどの混雑で、「今日は人が多いね」とぼやく声も聞かれた。


 東京都ではこの日、1日当たりの感染者が約3か月半ぶりに1100人を超え、1121人となった。全国の感染者も約4か月ぶりに7000人を超えた。

4427チバQ:2021/05/08(土) 22:11:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f39d123389bce0f8f68f84b8cb45c76a3daf95c
酒類提供自粛で「絶望的」 札幌の飲食店に一段の打撃 
5/8(土) 19:00配信


朝日新聞デジタル
コロナ禍で人出が激減している札幌・ススキノ地区=2021年3月、札幌市中央区

 北海道は「まん延防止等重点措置」が適用されたことを受け、感染が急拡大している札幌市での新たな対策を決定。すでに時短を求めている飲食店には、12日から「酒類提供の自粛」を求める。繁華街の飲食店は食事とともに酒を楽しむ店が多い。ただでさえ時短でダメージを受けていたところへ、追い打ちをかけるような「酒類提供の自粛」で厳しい対応を迫られている。


 札幌・ススキノで焼酎バーを経営する女性は8日、店を当面休業すると決めた。12日から休業する予定だったが、8日の感染急増を受け前倒ししたという。

 10席だけの小さな店。これまでも道や札幌市の時短要請には従ってきた。それでも店を存続させるため、SNSで営業継続を知らせ、大型連休中の5月1〜4日はランチ営業でおでんやカレーを出してしのいできた。

 折れそうな心を奮い立たせてきたが、酒類提供の自粛要請は「手足をもがれるようなもの。今は途方に暮れるばかりです」。休業に向け、食材を処分しながら嘆いた。

 工夫をこらしながら営業を続けてきた飲食店にとって、酒類提供自粛は一段と厳しい要求となる。

 「(集客は)絶望的だ」。札幌・ススキノの焼き肉店「焼肉 上を向いて歩こう。」の店主の神田隆さんは言う。

4428チバQ:2021/05/09(日) 16:29:00
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASP5872HRP58ULOB00H.html
大型店の時短営業、神奈川県が要請へ ジムやパチンコも
2021/05/09 08:19朝日新聞デジタル

大型店の時短営業、神奈川県が要請へ ジムやパチンコも

大規模集客施設の時短営業要請を説明する黒岩祐治知事=2021年5月8日午後3時2分、神奈川県庁、足立優心撮影

(朝日新聞デジタル)

 神奈川県は8日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、12日から対象地域が従来の9市から17市町に広がる「まん延防止等重点措置」で、1千平方メートルを超す家電量販店などの大型商業施設やスポーツクラブ、パチンコ店などに、午後8時までの時短営業を要請することを決めた。

 要請に応じた施設や、こうした施設の一部を賃借して事業を営むテナントや出店者は、12日から協力金の対象となり、面積などに応じた金額が支払われる。イベントは収容人数の上限を5千人(歓声や声援が想定されるコンサートやスポーツイベントは収容率50%以内)とし、営業を午後9時までとするよう求める。

 8日の会議後、黒岩祐治知事は記者団に「事業者の皆さんは苦しい思いだと思うが、早く乗り越えるためには基本的な感染防止策の徹底につきる」と話し、理解を求めた。(足立優心)

https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASP586WWPP57UTNB01K.html
埼玉県、大型店に入場制限を要請へ 繁忙期の半分が目安
2021/05/09 08:17朝日新聞デジタル

埼玉県、大型店に入場制限を要請へ 繁忙期の半分が目安

埼玉県の新型コロナウイルス対策本部会議で「まん延防止等重点措置」に基づく要請について話す大野元裕知事=2021年5月8日午後5時39分、県庁

(朝日新聞デジタル)

 埼玉県は8日、新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」の延長に伴い、適用区域にある大型商業施設に「午後8時まで」の時短営業と入場制限を、特別措置法24条9項に基づき要請することを決めた。期間は延長幅と同じ12〜31日。要請に応じなくても罰則はない。要請に応じた事業者には、協力金の支給を検討している。

 対策本部会議で正式に決めた。重点措置の適用区域も現行と同じ、さいたま、川口、川越、所沢、草加、越谷、蕨、戸田、朝霞、志木、和光、新座、富士見、ふじみ野の14市と三芳町とした。

■ショッピングセンタ-や家電量販店に

 県によると、時短営業と入場制限を要請するのは、床面積が1千平方メートルを超えるショッピングセンターや百貨店、家電量販店など。

 時短営業はこれまで「できる限り」の協力を求めていたが、特措法に基づく要請に切り替えた。入場制限については「繁忙期の半分程度の人数」を目安とする。県によると、事業者が把握している人数に基づくという。また、特措法に基づかないが、適用区域外の大型商業施設にも同様のお願いをする。

 大野元裕知事は会議で「直ちに緊急事態宣言の発出を(政府に)要請する段階にはないが、感染力が強い変異株の割合が拡大しており、これまでのところ十分な効果が確認できていないのが現状」と指摘。会議後の記者会見では「商業施設に来る人の流れを抑えたい」と述べた。

■休日の部活も禁止 平日も週2日以内

 このほか、県内全域を対象に、今月予定していた県主催のイベントや行事を中止または延期にする。県営公園では駐車場を閉鎖し、水分補給などを除き飲食の自粛を求める。

 県立学校の部活動については、休日の活動を禁止とする。平日は活動時間を90分程度とし、週2日以内とする。大会を除いて練習試合や宿泊を伴う活動は禁止する。(川野由起)

4429チバQ:2021/05/09(日) 23:36:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bd31b4a8d46677fa364a50d64f9f5caf2ae62ef
「万策尽きる」酒の提供自粛、休業準備の店も 重点措置の岐阜・三重
5/9(日) 18:28配信

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朝日新聞デジタル
酒の提供自粛を伝える飲食店の看板=2021年5月9日、岐阜市羽根町、山下周平撮影

 岐阜県と三重県では9日、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が始まった。対象地域の店舗では酒の提供自粛が求められ、岐阜市内の飲食店街では、休業に向けた準備をする姿もみられた。


 飲食店が立ち並ぶ岐阜市中心部の玉宮地区。日曜日の正午でも街を歩く人はまばらで、対象期間の今月末までの休業を伝える貼り紙を掲げる店が目立った。

 「このままだと廃業も考えないと」

 和食風居酒屋を営む男性(48)は、この日から月末までの休業を決め、その準備に追われていた。売り上げの約6割が酒といい、休業することにしたという。

 別の居酒屋の店長(46)は11日まで営業し、その後の営業は検討中という。「国や県は営業時間を短縮しろ、酒を出すなという。弁当を販売したり、昼営業も始めたりしてきた。これでは万策尽きてしまう」と話した。

朝日新聞社


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