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大中華世界的話題

1とはずがたり:2005/05/29(日) 00:58:57
数千年に亘ってユーラシア大陸東端部で中心的な地位を占めてきた中国とその周縁部(日本・朝鮮・蒙古・台湾・西蔵・越南・樺太・満州・渤海etc)に関する綜合スレ。
構想半年遂に立てます。今までの各スレに分散してきた関連レス等は>>2

2とはずがたり:2005/05/29(日) 00:59:17
国際経済学スレでの人民元問題など
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/?KEYWORD=%C3%E6%B9%F1

国際関係・安全保障論スレでの中国関連のレス
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/?KEYWORD=%C3%E6%B9%F1

政治思想綜合スレでの中国に関する議論
http://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/76-89

TERでの中国に関するレス
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/?KEYWORD=%C3%E6%B9%F1
特に中国の独自規格について
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/610-611

脱亜論など
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/1003-1021n

新華社通信 http://www.xinhua.jp/

3とはずがたり:2005/05/29(日) 00:59:44

新日中21世紀委が「反日感情」議論、両国首脳に提言へ
http://www.asahi.com/politics/update/0920/001.html

 日中両国の各界の有識者が両国関係の発展について議論する「新日中友好21世紀委員会」の第2回会合が19日、東京都内で開かれた。サッカ
ー・アジアカップで噴出した中国人の反日感情や日中エネルギー協力などの問題について意見が交わされた。議論の総括は、小泉首相と胡錦涛(フ
ー・チンタオ)国家主席に提言される見通しだ。

 反日感情については「歴史問題の解決がなければ事態は繰り返される」といった意見が出された。 (04/09/20 10:34)

4とはずがたり:2005/05/29(日) 01:00:02
「ばかやろう」は日中共通語?
http://www.asahi.com/column/aic/Thu/d_iwaki/20040819.html

岩城 元

中国で行われたサッカーのアジアカップで、日本チームや日本人サポーターが中国人観客からひっきりなしにブーイングや罵声を浴びせられた。と
りわけ日本が中国を下した決勝戦の後では、日の丸が燃やされたり、日本大使館の車が傷つけられたりした。日本の新聞は「サッカー場で『反日』
噴出」「観衆『反日』むき出し」などと大きく報じた。テレビには「小日本」「打倒小日本」と叫ぶ中国人観客の顔が映った。「小日本」は日本を
軽蔑する言い方だ。「ばかやろう」と日本語で叫ぶ中国人もいた。

夏休みで帰国中にそんな報道を見て、昨秋ハルビンであった男子バスケットボールのオリンピック・アジア地区予選のことを思い出した。当時『な
んのこっちゃ』にも少し書いたのだが、この時も中国人観客は日本の相手チームをもっぱら応援し、日本がボールを持つとブーイングが体育館にこ
だました。日本を応援するたびに中国人観客から日本語で「ばかやろう」と怒鳴られた日本人仲間もいる。「抗日戦争」のテレビドラマなどには
「ばかやろう」と怒鳴る旧日本軍人が出てくるから、この言葉は中国人に馴染み深い(?)日本語なのだろう。一方で、会場を一歩出ると、引き上
げる日本選手にサインを求める女の子たちも結構目についた。

そんな経験をしているだけに、今回の報道を見て「よくあることさ。中国で試合をするのなら、その程度のことは覚悟しておかなきゃ」と中国通
ぶっていたら、日本に留学中の中国人女性から「先生、日本のマスコミは今度のことに敏感すぎるのではないでしょうか」と言ってきた。確かに、
中国では今回の騒ぎがほとんど報道されなかったのと比べると、当否は別として、日本での報道は実に大々的だった。

彼女はわがハルビン理工大学日本語科4年生の時から日本に留学し、今は大学院にいる。その彼女によると、日本に対するいろんな不満からああい
う動きになったのだろうが、「反日」などという大げさなものではない。本当に「反日」だったら、あの程度の騒ぎでは済まないはずだ。それなの
に「中国人の反日感情が高まっている」と報道しては、いたずらに両国関係を緊張させ、かえって事態を悪くしてしまうのでは、というのが彼女の
心配だった。

彼女は今回の報道を見て、まず右翼の街宣車のことを思い浮かべたそうだ。初めて日本に来たころは、街中でがなりたてる街宣車を見て不安に駆ら
れたが、時間がたつにつれて「ああいう形で自分の愛国心を示せる、あるいは、国民の愛国心を高められると思っている人たちに過ぎない」と考え
るようになった。今は街宣車を見ても、苦笑しながら見送っている。彼らと今回騒いだ中国人観客とは似ているのではないか、と彼女は言う。

ややとっぴかも知れないが、今度のアジアカップで日本チームが時々「サイン会」を開いたらどうだったかなあ、とサッカー場の騒ぎを見ながら僕
は思ったことだった。わが大学の日本語科の学生はおおむねサッカーが好きだし、中田英寿の名前を知らない者はそうはいないだろう。今回、彼は
いなかったが、サイン会をやれば、試合中はブーイング、試合後はサイン帳を持って駆けつける、といった光景が見られたかもしれない。試合中の
雰囲気も変わったかもしれない。

僕の大学時代の友人が昨秋から同じハルビン理工大学でボランティアで教えている。商社を定年退職後、僕の話を聞いて「面白そうだ」とやってき
た。その友人は日本からソフトボールの用具一式を取り寄せ、日本語科の学年ごとにチームを作って指導に励んでいる。そして、練習や試合の最
中、学生に向かってしょっちゅう「ばかやろう」と叫んでいる。彼によると、「ばかやろう」は決して罵声ではなく、友人同士で親しみを込めて使
う言葉なのだそうだ。

極論かもしれないが、僕は日本と中国が何も仲良しにならなくてもいいと思っている。仲良しになれれば、それに超したことはないが、なかなかに
難しいことだろう。日本語科の教え子の中には「仲良しになれないのは隣国同士の宿命です」などと冷めたのもいる。仲良しでなくても、要は互い
のことをしっかりと知ることだ。その意味で、冷静に眺めれば、今回の騒ぎは一つのいいきっかけになるだろう。そして、サッカーなどの日中の試
合で「日中共通語」の「ばかやろう」で怒鳴りあうなんていうのも、案外楽しいことかもしれない。

6とはずがたり:2005/05/29(日) 01:00:55

北朝鮮を痛烈に批判した論文掲載、中国誌が停刊処分に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040920-00000112-yom-int

 急進改革色の強い論文を掲載することで知られる中国誌「戦略と管理」(隔月発行)が、停刊処分になったことが20日明らかになった。8月に発行された2004年第4期号で、北朝鮮の金正日政権を痛烈に批判した論文を掲載したことが直接の停刊理由になったものと見られる。

 雑誌の予約購読を受け付けている郵便局は、購読者に対して、今月15日付で「購読料返却通知」を出し、同誌の「停刊」を告知した。同誌は「我々は(当局からの正式な)通知を待っている」と述べた。

 北朝鮮に関する論文は、政府系研究機関の天津社会科学院対外経済研究所の王忠文氏が執筆したもので、核開発問題などでの北朝鮮の「背信的行為」を厳しく批判、「中国には北朝鮮を全面的に支持する道義的責任はない」などとした。中国筋によると、北朝鮮側は外交ルートを通じて強く反発したという。

 中国当局は第4期号の店頭販売を禁止したほか、在庫の没収など強硬措置を採った模様だ。

 同誌はこれまでも、ほとんど毎回、政治的に微妙な論文を掲載し、「政治傾向全体に問題がある」として、共産党中央宣伝部から何度も批判を受けていた。

 2002年12月には、感情的な「日本たたき」を真っ向から批判した共産党機関紙「人民日報」の元評論員(論説委員)の論文「対日関係の新思考」を掲載し、日中両国で大きな論議を呼んだ。
(読売新聞) - 9月20日21時23分更新

7とはずがたり:2005/05/29(日) 01:02:15
軍の過去糾明、シルミド事件など調査 歴史清算進む韓国
2005年05月28日21時54分
http://www.asahi.com/international/update/0528/009.html

 韓国国防省は27日、軍事独裁政権時代に軍が関与した人権侵害や不正工作を洗い直す「国防省過去史真相糾明委員会」を発足させた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が進める一連の歴史清算事業の軍隊版で、ヒット映画の題材になった対北朝鮮秘密部隊の反乱「実尾島(シルミド)事件」など軍史の暗部を自ら徹底調査する。

 国防省幹部と弁護士、大学教授ら民間人計12人で構成し、1年間にわたって解明作業に当たる。

 実尾島部隊は、北朝鮮破壊工作のため屈強な若者を極秘裏に離島に集めて68年に創設されたが、反乱を起こして鎮圧された。その実態を三十数年ぶりに掘り起こすほか、80年代に民主化を叫ぶ学生を強制入隊させ「特別教育」する過程で数人が死亡したとされる事件に光を当てる。軍が市民を弾圧した光州事件(80年)も調査対象に浮上している。

 韓国では戦前の対日協力者「親日派」の調査が進んでいるほか、今月には戦後史を洗い直す過去史整理基本法が成立、歴史清算に拍車がかかっている。情報機関の国家情報院も独自の過去史調査機関を作り、26日に前身の中央情報部(KCIA)元部長失跡事件に自らがかかわっていたとする中間調査結果を発表した。

8とはずがたり:2005/05/29(日) 01:05:54
呉副首相、小泉首相との会談中止 「緊急の公務」と帰国
2005年05月23日21時48分
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200505230182.html

 23日午後に予定されていた小泉首相と中国の呉儀(ウー・イー)副首相との会談が、「国内の緊急の公務のため」とする中国側の申し入れで急きょ中止になった。細田官房長官が同日の記者会見で明らかにした。副首相は河野衆院議長との会談など昼までの日程を予定通りこなした後、同日午後に帰国した。首脳級の会談が直前で中止されるのは極めて異例。小泉首相は記者団に「会いたくないのを会う必要はない」と述べ、不快感を示した。

中国、靖国対応に強い不満 副首相帰国の「原因」と示唆
2005年05月24日11時48分
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200505240137.html

 中国外務省の孔泉(コン・チュワン)報道局長は23日夜、呉儀(ウー・イー)副首相の訪日に関連して「呉儀副首相の訪日期間中、日本の指導者が、靖国神社の参拝について連続して中日関係改善に不利となる発言をしたことは大変不満だ」と、小泉首相の対応を批判する談話を発表した。呉副首相が小泉首相との会談を取りやめて帰国したのは、小泉首相の靖国参拝をめぐる発言などが原因であることを示唆した。国営新華社通信が伝えた。

「常識はずれのマナー」 中国副首相帰国を閣僚が批判
2005年05月24日12時12分
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200505240144.html
 中国の呉儀(ウー・イー)副首相が、小泉首相との会談予定をキャンセルして帰国したことについて、24日の閣僚の記者会見では、対応を批判する声が相次いだ。町村外相は「おわびの一言もない。『外交的なマナー』なんて言葉を使わなくても、人と人とのつきあい方、信頼すべき人間同士のつきあい方がこういうことか、という思いがする」と強い不快感を示した。

中国副首相帰国、「靖国が原因」 緊急公務存在せず
2005年05月24日22時12分
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200505240270.html

 中国外務省の孔泉(コン・チュワン)報道局長は24日の記者会見で、呉儀(ウー・イー)副首相が小泉首相との会談を取りやめて帰国した理由について、「日本の首相、指導者が呉副首相の訪日期間中、連続して中日関係の発展に不利な発言をしたことが、会談に必要な雰囲気と条件をなくした」と述べ、小泉首相の靖国参拝をめぐる発言などが原因となったことを認めた。「緊急の公務のため」としていた当初の説明については事実上撤回した。

9とはずがたり:2005/05/29(日) 01:07:27
「天安門」犠牲者遺族ら、胡主席に再評価求める (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=28yomiuri20050528it14&cat=35

[北京=竹腰雅彦] ニューヨークに本部を置く人権団体「中国人権」は28日、1989年6月4日に起きた天安門事件から16周年を迎えるのを前に、事件の犠牲者遺族ら125人が胡錦濤国家主席にあてたとするメッセージを公表した。

 メッセージは、胡政権が靖国問題など日本の歴史問題を厳しく追及する一方、自国の歴史上の誤りや罪状には正しく向きあっていないと指摘。事件の再評価を強く求めた。

 また、事件のきっかけとなった学生の民主化運動に理解を示した趙紫陽・元共産党総書記が今年1月に死亡した後、当局の犠牲者家族に対する監視が強化されるなど、胡政権自らが、施策の基本とする「民衆重視」とは矛盾した行動をとっていると批判した。

[ 2005年5月28日21時13分 ]

10とはずがたり:2005/05/29(日) 01:13:58
肝心のもっとも象徴的な5月4日にデモを煽動できなかった北京政府の弱腰ぶりが目立つ。

中国反日デモ:在英日本大使館前で中国人学生ら数十人
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050422k0000e030034000c.html

 ロンドンの日本大使館前で21日午後、中国人学生ら数十人が日本の教科書問題などに抗議して反日デモを行った。物を投げるなどの混乱はなく、参加者の一人が大使館に文書を提出し約4時間で終わった。
 中国で反日デモが広がって以降、ロンドンの日本大使館前でデモが起きたのは初めてで、反日活動が欧州にも飛び火した格好だ。
 デモを組織した一人の中国人学生(19)=ロンドン在住=は「歴史教科書に事実を記載すべきだ」などと主張。さらに「日本人や日本の文化に反対しているわけではなく、日本政府がしてきたことに反対している」と語った。
 大使館関係者によると、デモは大使館の向かいの公園近くで行われ、約60人が集まり、中国国旗を振ったり、多くの署名を記した幕をかざしたりしたという。ロンドン警視庁によると、デモは事前に届けられており、参加者は20〜30人としている。(ロンドン共同)毎日新聞 2005年4月22日 10時54分

上海の反日デモで42人拘束 公安当局、自首呼びかけも
2005年04月26日01時26分
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200504250233.html
 中国・上海市で16日にあった反日デモで、日本料理店を投石で破壊するなどしたとして、同市公安当局は42人の身柄を拘束した。上海のニュースサイト「東方網」や上海テレビが25日伝えた。うち16人は正式に逮捕され、大学の体育教師も含まれているという。

 上海のデモは一連の反日活動で最大規模。日本料理店など33軒が被害に遭った。反日活動に絡み、これほどの大量拘束が公表されるのは異例で、再発防止へ強い姿勢を見せる狙いがあるとみられる。

上海のデモ、「破壊者に賠償の責任」 市政府が言及
2005年04月27日23時55分
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200504270253.html
 中国・上海市政府の焦揚・報道官は27日、16日の反日デモの発生後、初めて記者会見した。「日本の歴史問題に対する誤った態度が市民の不満をもたらした」との立場を崩さない一方で、日本料理店の窓ガラスが割られるなどの被害については「財産を破壊した者に対し、経済的な賠償責任を追及する」と語った。当局側が直接、賠償責任に言及するのは初めて。

 上海のデモでは、暴徒化した若者により多数の日本料理店や日系商店などが襲われた。地元当局は一部の店に現金を渡していたが、同市は「都市の外観と衛生環境を整えるため」としていた。

上海や南京、大規模デモなし 警官が厳戒態勢
2005年05月01日20時00分
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200505010147.html
 中国では1日からメーデーの大型連休が始まった。各地の公安当局は週末の反日デモを警戒して厳戒態勢を敷き、首都・北京や広州、インターネット上でこの日の反日デモが呼びかけられていた上海や南京などで、大規模なデモは起きなかった。

中国「五四運動」記念日、反日デモなし 各地で警戒態勢
2005年05月04日19時17分
http://www.asahi.com/special/050410/TKY200505040118.html

 中国政府は、1919年に起きた反日愛国運動「五四運動」の記念日にあたる4日、北京のほか、インターネット上で反日デモが呼びかけられていた上海や浙江省の温州などで警戒態勢を強化して臨んだ。上海の日本総領事館などによると、4日夕までに各地で反日デモが起きたとの情報はないという。

 4月16日のデモで投石などの被害を受けた上海の日本総領事館周辺では4日午前、路上に数十個のコンテナが並べられ、武装警察官ら約1千人が待機した。北京の日本大使館周辺も一部の道路を封鎖。天安門広場は4日午前、若者を対象にした記念式典の開催を理由に一般人の立ち入りを禁じた。

11片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/29(日) 01:28:39
人民日報 日本語版
http://j.peopledaily.com.cn/home.html
中国政府国務院 中国網
http://www.china.org.cn/japanese/index.htm
北京週報
http://www.pekinshuho.com/
サーチナ 中国情報局
http://searchina.ne.jp/
書評日記  パペッティア通信
http://plaza.rakuten.co.jp/boushiyak/

12とはずがたり:2005/05/29(日) 01:32:33
>>11
おお,ありがとうございます。
しかし折角だから>2に入れたかったですなぁ。。_| ̄|○

14とはずがたり:2005/05/29(日) 03:01:56
日本の対応で中国側動揺とアーミテージ氏指摘 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=28yomiuri20050528i112&cat=35

 米国のアーミテージ前国務副長官は28日、都内の学習院大学で講演し、中国の呉儀副首相が小泉首相との会談をキャンセルして帰国した問題について、「非外交的な活動」と中国側を批判するとともに、日本側の毅然(きぜん)とした対応が中国側の動揺を誘ったとの見方を示した。

 アーミテージ氏は、「長年、中国が日本の『戦争における過ち』を取り上げると、日本は『政府開発援助(ODA)をもっと出しましょう、申し訳ない』と謝ってきた」と指摘したうえで、「今回、中国は同じシナリオを使おうとしたが、日本は『お詫びはした。今は新しい時代で、前に進まなければならない』と頭を下げず、中国側は『違った反応が出てきた』と混乱した」との分析を披露した。

 また、東アジア地域の経済連携強化を目指す「東アジア共同体」について、「中国は米国のいない場を使い、米国の太平洋国家としての役割、関与に疑問を投じてくるのではないか。そうすると地域や組織を阻害する問題が起こる」と懸念を表明した。

 日本の国連安全保障理事会常任理事国入りについては、「日本は当然、常任理事国になる国だと思うが、他の3か国(ドイツ、インド、ブラジル)とまとまってではなく、日本単独で行動すべきだ」と述べ、常任理事国枠の大幅な拡大に慎重な姿勢を示した。

[ 2005年5月28日20時37分 ]

15とはずがたり:2005/05/29(日) 15:00:58
日本のために日本人として戦った(or戦争にかりだされた)韓国・朝鮮人を慰霊に加えるのは当然ではないか?もし彼らが其れを望むのであるならば。

戦地慰霊、韓国人遺族も シベリアなど訪問 政府方針
2005年05月29日14時01分
http://www.asahi.com/politics/update/0529/003.html?t1

 政府は第2次世界大戦中に海外で亡くなった旧軍人・軍属の遺族が戦没地を訪問する「慰霊巡拝事業」の対象に、来年度から韓国人を加える方針を固めた。戦後60年の節目にあたり、韓国との関係改善を図る施策の一環。6月20日にもソウルで開かれる日韓首脳会談で、小泉首相が盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に伝える方向だ。

 政府は52年6月、衆議院が「海外諸地域等に残存する戦没者遺骨の収集及び送還等に関する決議」を採択したのをきっかけに、旧軍人・軍属の遺骨収集を本格的に開始。その後、これに関連して、慰霊碑の建立などとともに慰霊巡拝事業を始めた。05年度予算にはフィリピン、ロシア・ハバロフスク地方など計15地域に約480人の遺族が訪問できるよう、約1億2600万円を計上している。

 慰霊巡拝事業の対象には外国籍の海外戦没者の遺族は含まれていない。だが、今年に入って竹島(韓国名・独島)の領有権問題や教科書検定をめぐって日韓関係が悪化したのに加え、朝鮮半島出身者の遺族らから要望が出されたため、日本政府は方針転換を検討。町村外相は4月22日の衆院外務委員会で「韓国人のご遺族の慰霊巡拝の可能性はあってもいいんじゃないか。よく関係省庁と相談して考えてみたい」と答弁していた。

 朝鮮半島出身の旧軍人・軍属について、日本政府は93年10月に約24万人分の名簿の存在を公表。このうち、戦時中の死傷者は約2万2000人とされている。この中で、シベリアや南太平洋など海外で死亡した人の遺族が対象になる見通しだ。

 韓国側は海外戦没地の遺骨収集についても、朝鮮半島出身者を対象に含めるよう要請している。ただ、いまだに多くの日本人の遺骨を収集できていないことなどから、今回は慰霊巡拝事業に絞って対象を拡大する。

16名無しさん:2005/05/30(月) 23:44:52
【中国】
人民中国   [外文局発行月刊誌]
http://www.peoplechina.com.cn/
中国画報   [外文局発行グラフ誌]
http://www.rmhb.com.cn/chpic/htdocs/rmhb/japan/200503/mulu.htm
北京放送   [国営対外向けラジオ放送局]
http://jp.chinabroadcast.cn/

【台湾】
台湾週報   [政府広報]
http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/index.html

【韓国】
朝鮮日報   [日刊紙]
http://japanese.chosun.com/
東亜日報   [日刊紙]
http://japan.donga.com/
中央日報   [日刊紙]
http://japanese.joins.com/

【在日】
朝鮮新報   [朝鮮総連機関紙]
http://210.145.168.243/sinboj/Default.htm
民団新聞   [民団機関紙]
http://www.mindan.org/shinbun/shinbun_index.php
統一日報   [在日向け新聞]
http://www.onekoreanews.net/
東洋経済日報   [経済紙]
http://www.toyo-keizai.co.jp/

17とはずがたり:2005/05/30(月) 23:55:23
>>16
情報提供感謝ですm(__)m

18とはずがたり:2005/05/31(火) 00:00:34
なかなか興味深いですね〜。
この辺↓の論理は正直苦しいが,パイプの煙が翻訳されたり↓↓してるんですねぇ。。

13億の生活革命(30) 思いのままに美を追求
http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/200506/daodu/13yi.htm
 改革解放前は質素倹約が称えられた社会で、化粧をしているとブルジョア階級と批判された。化粧品といったら「ハマグリ油」と呼ばれたワセリンや化粧用クリームしかなかった。改革開放後は外国ブランドや合資の化粧品が中国に進出し、化粧品市場は一気に発展した。身なりを整えることは、外に自分の教養や素質を示すだけでなく、自分の内にも活力がわく。今、美への関心は老若男女に広がっている。……

放談宇宙を飛翔する小惑星
――『パイプのけむり』の翻訳を終えて
http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/200506/daodu/fangtan.htm
 2000年8月8日、東京滞在中に思いもかけず團伊玖磨先生のお招きをいただき、矢も盾もたまらず羽田空港から八丈島に直行した。飛行機の丸い窓から覗くと、眼下に紺碧の海が果てしなく続き、目の前には無限の青空が広がっている。まもなく、はるか彼方に靄に霞んだかのように小島がかすかに姿を現した。八丈島だった。……

19とはずがたり:2005/05/31(火) 01:54:27
日中友好共同海洋瓦斯公司設立なんてどう?

ガス田問題、北京で日中局長級協議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000013-yom-pol

[北京=穴井雄治] 東シナ海の天然ガス田開発をめぐる日中局長級の実務者協議が30日、北京市内の釣魚台国賓館で始まった。
 協議は昨年10月以来2回目で、31日まで2日間行われる。
 日本側は、中国が日中中間線付近で開発している「春暁」ガス田について、地質構造などのデータ提供と一方的な開発の中止を改めて求める。中国が提案している共同開発については、東シナ海全域を対象とすることを条件に協議に応じる構えだ。
 協議には、日本側から、外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長、小平信因・資源エネルギー庁長官ら、中国側は崔天凱・外務省アジア局長のほか、ガス田開発を担当する国営企業関係者が出席した。

(読売新聞) - 5月31日0時26分更新

21とはずがたり:2005/05/31(火) 10:29:44
また2ちゃんねらが喜びそうなこと言い出したぞ・・。

北朝鮮:ロケット初開発は朝鮮と主張 1300年前に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050531k0000e030016000c.html

[北京・西岡省二] 「世界で最初のロケットは朝鮮で製造された」。北朝鮮の朝鮮中央通信は30日配信の記事で、朝鮮半島で少なくとも1300年前に「ロケット」が開発され、実戦使用されていたと主張した。

 火薬の入った筒をつるし、火を付けて発射する方式。「現代的機能を備えたロケットとは比較できないほど単純なものだが、原理は同じだ」と説明し、北朝鮮こそが「ロケットの元祖」と強調した。

 同通信によると、高句麗時代(紀元前1世紀後半〜668年)に「クァンフィ」と呼ばれ、7世紀ごろの唐との合戦で威力を発揮した。高麗時代(918〜1392年)には「ファジョン」の名前で知られ、大量生産されて「国防上、主要な場所に配置されていた」としている。

 核問題を巡る6カ国協議が暗礁に乗り上げ、国際社会での孤立化が進む北朝鮮。同通信は「ロケットのすべての属性を備えた世界最初の『ロケット』は、朝鮮民族の知恵と創造的才能、愛国心を示す貴重な歴史遺物だ」と結んでいる。
毎日新聞 2005年5月31日 10時08分

22とはずがたり:2005/05/31(火) 20:28:09
中国、ガス田共同開発案を初提示=「春暁」計画中止は拒否−日中の東シナ海協議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000811-jij-int
[北京31日時事] 東シナ海の天然ガス田開発をめぐる日中両国政府の局長級協議は31日、北京での2日間、計約8時間半にわたる話し合いを終了した。中国側はガス田開発の一方的な開発中止とデータ提供という日本側の要求を拒否する一方、日中による共同開発の具体案について初めて提示。両国は共同開発を通じて問題解決を図る可能性を検討することでも一致した。 
(時事通信) - 5月31日17時1分更新

「有益だった」と評価=東シナ海協議で中国外務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000932-jij-int
[北京31日時事] 中国外務省の孔泉報道局長は31日の定例記者会見で、同日終了した東シナ海の天然ガス田をめぐる日中局長級協議について「双方が主張を述べ、有益で実務的だった」と語り、両国の協議が対話のレールに乗ったことを評価する姿勢を示した。 
(時事通信) - 5月31日19時1分更新

日本、共同開発案に難色 東シナ海でのガス田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000153-kyodo-int&kz=int
[北京31日共同] 東シナ海でのガス田開発問題をめぐる日中局長級協議に出席した外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長は5月31日、中国側が示した共同開発案について「このままでは受け入れは困難」と難色を示した。協議終了後に北京市内で記者団の質問に答えた。
 共同開発案の内容は明らかでないが、対象海域が日本側の求めている「東シナ海全域」でないことに反発した発言とみられる。ただ即刻拒否はせず、持ち帰って政府内で検討する考えも明らかにした。
 共同開発案は、東シナ海の日中中間線を排他的経済水域(EEZ)の境界線として認めていない中国が、境界線画定作業が終了するまでの「暫定措置」として提案した。
(共同通信) - 5月31日17時43分更新

23名無しさん:2005/06/01(水) 22:30:38
検査の海上保安官2人乗せ、韓国漁船逃走 対馬海峡沖
2005年06月01日21時44分
http://www.asahi.com/national/update/0601/SEB200506010009.html?t

 31日午後11時半ごろ、長崎県対馬市上対馬町の三ツ島灯台の北東約50キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で、対馬海上保安部の巡視艇「たつぐも」(約150トン)が韓国籍のアナゴかご漁船3隻を見つけた。立ち入り検査するため強行接舷し、海上保安官2人が1隻に乗り移ったが、そのまま逃走。約2時間半後、約10キロ離れた公海上で、韓国・海洋警察庁の警備艦が接舷して停船した。海上保安官は巡視艇に戻った。第7管区海上保安本部(北九州市)は漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑で船を調べる方針だが、1日午後9時半現在、海洋警察庁側が船の引き渡しを拒んでいる。

 7管によると、船は船長ら10人乗り組みの「シンプン」。「たつぐも」の停船命令に従わず、ジグザグに韓国へ向けて逃げ出したため、立ち入り検査のため乗り移ろうとした保安官3人のうち、1人が海中に転落。救助しているすきに漁船は再び逃げた。

 乗り移った保安官2人はドアや窓ガラスを割って船橋内に入り、操縦レバーを使っていったんは船を止めた。しかし、乗組員から体当たりや羽交い締めをされ、船橋の外の甲板に出されたという。

 1日午前0時20分ごろ、対馬海保が海洋警察庁に協力を要請。警備艦が午前1時53分ごろ、三ツ島灯台の北北東約60キロの韓国EEZ内で漁船を停止させ、保安官2人は巡視艇に戻った。船の引き渡しを求めたが、「韓国側で捜査したい」と拒否したため、現場海域で日韓双方のにらみ合いが続いている。

 対馬近海では5月15日、「たつぐも」が韓国はえ縄漁船に立ち入り検査をしようと接舷した際に妨害を受け、船体に穴を開けられ、逃げられた。保安官を乗せたまま逃走した例はないという。

 7管警備救難部の檜垣幸策企画調整官は「日本のEEZ内で起きており、国際法上の捜査権はこちらにある。韓国側の主張は根拠がない」と話している。

24とはずがたり:2005/06/01(水) 23:41:34
ロシアは択捉を維持するコストに耐えきれなくなっているか?!

電力不足の択捉島、島民退避検討も 地区長が警告
2005年06月01日23時11分
http://www.asahi.com/international/update/0601/006.html

 北方領土の択捉島を管轄するロシア・サハリン州クリル地区のカルプマン地区長は1日、サハリン州当局に対して、3月から続いている電力危機への対応が遅れれば、島民の退避を検討せざるを得ないと警告した。インタファクス通信が伝えた。

 ディーゼル発電機の燃料不足が続いており、島内では1日に電気が8〜12時間しか供給されていない。地区長は「このままでは冬までに島民を島外に退避させる計画を作らざるを得ない」と訴えている。

25とはずがたり:2005/06/02(木) 22:07:44
>>23
公平な立場で国際法上どうなのかどなたか詳しい方解説きぼん。
日韓の巡視艇が睨み合うスリリングな状況は解除されたようで。

<韓国漁船>漁業法違反認め、船長身柄は韓国に 日韓合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000113-mai-soci

 長崎県対馬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で韓国漁船が対馬海上保安部の検査を拒否して逃走した事件で、海上保安庁と韓国海洋警察庁は2日、漁船側が漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑を認めることを条件に、漁船と船長の身柄を日本側に引き渡さないことで合意。日本側の船艇は同日午後6時過ぎに現場海域から撤収を始めた。両国の船艇が韓国のEZZ海域でにらみあう異常な事態は発生から約40時間を経て解消されることになった。
 一方、韓国側は「漁船は侵犯したが冷凍器の故障で操業できる状態ではなかった」との調査結果を発表した。
 第7管区海上保安本部(北九州市)によると、対馬海上保安部の海上保安官を乗せたまま逃走した韓国のアナゴ漁船「シンプン」(77トン)の鄭旭現(チョンウクヒョン)船長は1日から2日にかけて、断続的に事情聴取を受けた。事情聴取は、韓国海洋警察庁の係官が主に行い、7管による聴取は鄭船長が同法違反に該当する事実があったことを認める書面を提出する際に実現したという。鄭船長は担保金50万円の保証書を提出した。
 今後、鄭船長を長崎地検厳原支部に書類送検し、略式起訴する見通し。船長が出頭しない場合、担保金は没収されることになる。
 鄭船長の供述内容について、7管は「詳細な報告を受けていない」として明らかにしていない。また、海保側は当初、鄭船長の身柄の引き渡しを主張したが、方針を撤回する形となった。理由について、7管は「政府、本庁の判断によるもの」としている。
 事件は5月31日午後11時半ごろ、長崎県対馬市の三ツ島灯台の北東約50キロの対馬海峡(日本の排他的経済水域)を航行していた同号を巡視艇が見つけ停船命令を出した。海上保安官2人が立ち入り検査のために乗船したが、同号は2人を乗せたまま逃走。1日午前1時50分過ぎに同灯台から北北東約60キロの公海上(韓国の排他的経済水域)で、漁船は停船したが、その後同号をはさんで日韓両国の船艇がにらみあう事態が続いた。[中園敦二、ソウル堀山明子]
(毎日新聞) - 6月2日21時20分更新

28とはずがたり:2005/06/03(金) 00:51:31
アジア通貨危機,日本のオイルショック,中国も一度はどでかいクラッシュに巻き込まれるというか,まき散らすかする筈だ。

2005年06月02日(木)
揺らぐ上海の「土地神話」 不動産価格乱高下
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20050602/K2005060203170.html

 「炒房(チャオファン)」と呼ばれる不動産投資ブームが過熱していた上海で、右肩上がりだった不動産価格が今春から下落基調に転じている。政府が不動産バブルを避けようと、売却益への課税など投資抑制策を相次いで打ち出したからだ。とくに投資ラッシュにわいたマンション価格の下落が目立ち、投資家からは悲鳴が上がっている。

 上海市で外資系企業に勤めるOLの朱さん(26)は最近、仕事が手に着かない。契約先の不動産業者から携帯電話に1日数回届くメールが、「マンション相場が1カ月で2割下落した」などという悪い内容ばかりだからだ。

 今年3月、市中心部から30分の住宅街に建設中の高層マンションの一室(約135平方メートル)を買った。購入価格131万元(約1700万円)のうち、頭金として86万元を支払った。手元にあった15万元に加え、銀行から30年ローンで71万元。銀行は簡単な調査だけで融資に応じてくれた。

 月収は7000元余り。同世代では高給取りだが、5400元がローン返済に消える。化粧品や洋服、たばこが買えなくなり、人付き合いや外食が減った。マンション購入は親や同僚には内証だ。

 マンション投資は初めてではない。就職直後の03年10月、実際に住むために24万元で買ったマンションの一室(約38平方メートル)が、04年12月に35万元で売れた。初めて手にした大金が、より大きな「炒房」へ駆り立てた。

 今回の物件は住むつもりはなく、完成後すぐに高値で転売して、売却金でローンを完済するつもりだった。だが、購入価格より高く売れるかどうか怪しくなってきた。「結婚前から30年ローンなんて抱えるつもりはないのに」と肩を落とす。

 上海の不動産投資は、香港や台湾の投資家や地元周辺の私営企業家のほか、朱さんのような個人投資家まで加わった。高級マンションを1棟丸ごと買って、すぐに売ってしまう例すらある。

 04年の上海市内の不動産取引額は、前年より6割増えて2263億元に達し、市内総生産の3割を占めた。市によると、市内の住宅平均価格は1年で15.8%上昇、中心部では約27%上がった。

 だが、不動産投資を奨励してきた政府は今春、抑制にかじを切った。不動産バブルがはじけると、投資家が借金を返せなくなり、銀行の不良債権が膨れ上がってしまうからだ。温家宝(ウェン・チアパオ)首相は3月に出した政府活動報告で「景気は過熱も冷え込みもデメリット。不動産価格の高騰に歯止めをかける」と明言した。

 上海市も抑制に動いた。住宅を購入後1年未満で転売する場合、売却益の5%を営業税として課す制度を3月に導入。4月には、ローンを完済しないうちに別のローンを借りる二重債務を禁止した。

 中国人民銀行も3月、住宅ローン金利を引き上げた。5年以上の最低金利は0.2ポイント高い5.51%に。頭金の最低額も20%から30%に上がった。

 さらに中央政府は、売却益課税を6月から全国に適用し、住宅の2年以内の転売に5%課税すると発表。投資の様子見ムードが一気に広がった。

 上海最大の住宅関連サイト「不動産の窓」によると、郊外のある新築マンションの場合、1平方メートル当たり価格は3月の1万7000元から4月に1万4000元に下がり、5月には1万3000元を切った。高層ビル街の浦東地区にあるマンションも、2カ月で17%下落。市内のマンション相場は乱高下しながら下落傾向にあり、4月には一時1万元だった平均価格が、5月24日には年初来で最低の5500元に落ち込んだ。

 だが、これで不動産投資が一気に冷え込むとの見方は少ない。

 富裕層向け不動産会社「上海易捷」の朱振東顧問は「政府の一連の政策は、金がない人まで不動産に手を染めるのを食い止めるのが目的。富裕層には関係ない」。顧客の大半を占める台湾や香港の投資家は、人民元切り上げによる資産価値上昇を期待しているという。

 大和総研上海代表処の肖敏捷・首席代表も「3カ月くらい様子見の雰囲気が続いたら、投資ブームは復活する」と話す。

29名無しさん:2005/06/03(金) 01:16:14
「身分証明書」のないWebサイトはアクセス不可に
発信:2005/06/02(木) 22:26:01
http://news.searchina.ne.jp/2005/0602/it_0602_005.shtml

  2月から進められてきたWebサイトの届出制度により、届出を済ませた中国国内のIPアドレスを使用するWebサイト全てに身分証明書(登録番号)が与えられている。上海市では約8割のWebサイトが届出を済ませており、未届のWebサイトについては順次閉鎖していく予定。2日付で新聞晨報が伝えた。

  中国では、Webサイトを「営業目的」と「非営業目的」に分類している。営業目的のWebサイトは開設の際に届出が義務付けられているため、業界関係者は、「届出制度の実質的な対象は非営利目的のWebサイト」とみている。実際、クローンサイトの多くはハッカーが個人の名義で開設しているものだ。

  上海市通信管理局では、届出期限を5月25日としていたが、現在の作業状況を考慮して、期間を延長して届出を受け付けている。届出のないWebサイトは、技術的な操作により、強制的にアクセスできなくする。

  届出により許可番号と専用ロゴを取得したWebサイトには、ホームページの下部中央に許可番号を表示し、情報産業部登録管理システムへのリンクを張ることが求められる。これにより、閲覧者はWebサイトが「合法的身分」を有しているかを調べることができるようになる。(編集担当:齋藤浩一)

30とはずがたり:2005/06/03(金) 15:25:18
北朝鮮が核実験を強行したら,同盟国・支援国の中韓も全世界の経済制裁の対象になろう。
まぁ北朝鮮が核実験出来るかどうかは中国に掛かってると云って良いな。

核実験なら食糧支援停止/中国、北朝鮮に自制要求
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2005060301001031&genre=main

[ワシントン2日共同] 北朝鮮が核実験を強行した場合、中国は食糧支援停止を検討せざるを得ないとの意向を中国政府が北朝鮮側に伝えていたことが2日、分かった。6カ国協議筋や米政府関係者が明らかにした。北朝鮮の核実験に国際的懸念が強まった4月下旬以降、中国が事実上の制裁に当たる食糧支援停止を明確にし、自制を求めたことが明らかになったのは初めて。北朝鮮の食糧不足分の3−4割を補っているとされる最大援助国・中国の支援打ち切りが北朝鮮に大きな打撃を与えるのは必至で、北朝鮮の出方が注目される。

 中国事情に詳しい協議筋は、北朝鮮が核実験を行えば「中国は食糧支援の停止を検討するだろう。中国のこうした立場を北朝鮮は明確に承知している」と述べた。

(2005/06/03 12:07)

31とはずがたり:2005/06/04(土) 11:53:50
北京で日本式スーパー人気 サービス衛生的、客のハートつかむ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050603-00000032-san-bus_all
 反日感情が高まっているといわれながら中国・北京で、日本式スーパーの評判がすこぶるいい。反日デモの逆風の中、開店したイトーヨーカ堂出資の日中合弁食品スーパーも連日七千人以上の買い物客がレジを通る。応対やサービスの細やかさ、鮮度管理がぬきんでており、民族系、欧米系スーパーともまねをするほどという。中国人の根強いナショナリズムを凌駕(りょうが)する日本式スーパーの魅力を探る。(北京 福島香織)
≪社員教育≫
 「歓迎光臨(いらっしゃいませ)」「稍微等一下(少々お待ちを)」。百人の若者たちがお辞儀をしながら接客あいさつを大声で繰り返し叫び続けていた。日本のイトーヨーカ堂、ヨークベニマルが中国の王府井百貨店と合弁で北京市に出店した生鮮食品スーパー・北京王府井洋華堂の社員教育風景だ。
 反日デモ騒ぎの最中の四月三十日の一号店オープンに続き、七月中旬に二号店を出店する。新店舗を支える中国人社員に約四十日かけて日本式スーパー商法をたたき込むのだ。
 「最初の二日間はお辞儀、あいさつや笑顔の練習の繰り返し。プライドの高い北京人にはこれは大変なことなんです」と説明するのは萩原忠孝総経理。三分間笑顔を保つといった過酷な訓練もある。
≪広がる日本式≫
 日本式スーパーの特徴はお辞儀だけではない。北京王府井洋華堂やヨーカ堂が出資する総合スーパー華堂商場に来た消費者の声を拾ってみると、「トイレがきれい」(女性二十五歳)「新鮮で管理がいい。傷んだものも平気で売る民族系スーパーは見習うべきだ」(女性四十一歳)
 礼儀正しい、新鮮、衛生的。さらにチラシ、イベント・セール、試食といった工夫がある。
 コンピューターで商品別の販売数や日付を的確に管理したり、野菜を一度水にいれてみずみずしさを取り戻してから店内に並べるなどの鮮度管理も、中国ではまだ目新しい。
 一時間ごとのトイレ掃除、手すりやカートの消毒など衛生管理も徹底。華堂商場の麦倉弘総経理は「新型肺炎(SARS)流行のとき、日系スーパーなら安心だとの評判がたった」と自信を見せる。
≪反日より…≫
 中国では昨年十二月から小売流通業の規制緩和が進み、中国スーパー市場は戦国時代に突入した。つり銭を投げるような接客態度や賞味期限切れの商品を平気で売る中国式が淘汰(とうた)されるのは必至。
 麦倉総経理は「良いものをリーズナブルに気持ちよく買いたいという消費者心理の前に、反日など関係ない」と、日本式がスーパー戦国時代の勝者になることを予感している。
(産経新聞) - 6月3日15時59分更新

32とはずがたり:2005/06/04(土) 17:20:46
<アジア安保会議>米国防長官、中国の軍拡路線に強い警戒感 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=04mainichiF0604e040

[シンガポール古本陽荘] ラムズフェルド米国防長官は4日、シンガポールで開かれているアジア安全保障会議で演説し、中国の軍備拡大路線に強い警戒感を表明し、民主化を求めた。また、大野功統防衛庁長官は同会議で、核兵器保有宣言など最近の北朝鮮の動向が地域の不安定要因になっていると表明。日米防衛首脳は同日午後、焦点の在日米軍再編問題などについて協議する。

 ラムズフェルド長官は、国防総省が近く発表する中国軍事力に関する年次報告で、中国の国防費が公式発表を大幅に上回っていると結論づけたことを明らかにした。中国が軍事費増大やミサイル能力の向上、軍事技術の革新などを進め、軍事大国化していると指摘。特に中国のミサイルについて「アジア太平洋地域を越え、世界の多くの地域を標的にしている」と指摘し、「どの国も中国に対して脅威を与えていないのに、どうして軍事費に投資するのかという疑問がある」と述べた。

 中国の政治体制についても言及し、「いずれ中国政府は、中国国民が熱望する恩恵を達成するためには、開かれた代議制を受け入れる必要に迫られるだろう」と経済自由化に合わせて政治的な民主化を進める必要があると強調した。同長官の一連の「中国警戒」発言は、中国側の反発を呼びそうだ。

 また、北朝鮮については「多国間の枠組みは不可欠」として、6カ国協議への復帰を求めると同時に、中国にも働きかけを強めるよう呼びかけた。

 一方、大野長官は最近の北朝鮮の挑発的な姿勢を例に挙げながら「北朝鮮の6カ国協議への即時無条件の復帰がアジア太平洋地域の最重要課題」と訴えた。日本人拉致事件についても「北朝鮮の不誠実な対応は重大懸念であり、日本国民の3分の2が経済制裁のような強硬路線を支持している」と強調し、関係諸国に解決に向けた協力を求めた。

[毎日新聞6月4日]

33名無しさん:2005/06/04(土) 23:42:52
西日本新聞:社説   2005/06/03
政治摩擦が影を落とした 韓国漁船逃走
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/syasetu.html

 何か釈然としない思いが残る。

 長崎県対馬沖で違法操業した疑いの韓国漁船が逃走し、海上保安庁と韓国海洋警察庁が、船長や漁船の引き渡しをめぐってにらみ合った事件である。

 韓国漁船側が、立ち入り検査を忌避した罪を認めて担保金支払いを確約することで、海保側は船長と漁船を韓国側に引き渡し、現場海域から撤収した。

 事態を日韓関係の新たな火種にしないためにも、両国が外交ルートで穏便決着を図ったのはやむを得まい。

 問題は、国際法上日本側に捜査権の根拠があるにもかかわらず、韓国側が強硬に自国捜査を主張したことだ。背景には、竹島や歴史認識の問題に伴う日韓関係の冷え込みが指摘される。国際漁場の漁船トラブル処理に政治的摩擦が影を落とす現実は、残念であり憂慮される。

 問題の韓国漁船は、日本側の排他的経済水域(EEZ)内で許可されていないアナゴ漁をしていた。対馬海上保安部の巡視艇が近づくとジグザグ逃走し、立ち入り検査に乗り込んだ海上保安官二人を羽交い締めにするなどして、さらに二時間以上逃走したという。

 極めて悪質、危険な事件であり、日本側の厳正な取り締まりは当然である。

 なのに、双方の警備当局が現場で四十時間もにらみ合う異常事態となった。韓国側が船や船長の引き渡しを拒んだためだが、これは国際ルールに反する。EEZからの追跡捜査権が無意味となっては、国際漁場の操業秩序は守れない。

 韓国国内では、対日感情冷え込みもあり、事件が新たな日韓摩擦として大きく報道された。韓国警備当局は、そうした国内世論に配慮するあまり冷静さを欠く対応になったのではないか。

 ともかくも収拾したのは、二十日に予定される日韓首脳会談への影響を回避したい双方の外交当局が、妥協を指示したからだろう。その点は評価できる。

 ただし、発生から十五時間も発表されなかった報道管制は問題だ。外務省は先に、事務次官の不用意発言で韓国政府の反発を買っている。そのことが今回、日本側のやや必要以上の譲歩につながりはしなかったのか、疑問も残る。

 現場海域はアナゴなどの好漁場だが、韓国漁船の違法操業が絶えず、近年は取締船艇に体当たりして逃げるなど悪質事例も少なくないという。乱獲による資源枯渇も懸念されている。

 今回の政治決着は、一面で韓国漁船の不法行為を助長しかねず、漁場秩序の保持にもマイナスだ。海上保安庁が懸念するよう、前例にしてはなるまい。

 両国の警備当局は近年、合同訓練や情報交換などで協力関係を築いている。事件を教訓に、EEZ内の取り締まりの在り方を実務的に協議してほしい。

 それ以上重要なのは、一漁船のトラブルが国民感情を巻き込んだ摩擦とならないだけの、政治の相互信頼である。

35とはずがたり:2005/06/05(日) 03:35:34
領土問題 国後・択捉に温度差
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=8792

知事  島民と直接対話

 北方領土の国後、択捉島を訪れていたビザなし交流の訪問団(小泉敏夫団長、63人)が2日、根室港に戻った。初めて参加した高橋はるみ知事は、両島民らとビザなし交流の成果や領土問題解決後の「共住」について意見交換した。知事は訪問日程を終えた1日夜、記者団に「領土返還に反対の声が強い択捉島にも、ビザなし交流の意義を見いだしている島民がいることがわかった」と成果を強調した。
(同行記者団)

 日本側の訪問は今年度第2弾で、5月30日〜6月2日までの4日間。30、31日に国後島の古釜布、1日に択捉島の紗那を訪ねた。

 国後島で開かれた対話集会のテーマは「共住した場合の問題点」。島民からは「少数民族を大切にするロシアの法律を採用して」「仕事の専門知識が無駄になって再教育が必要になる」といった具体的な意見が出た。

 択捉島でも同じテーマで話し合われる予定だったが、島に到着後、行政府側から「ビザなし交流13年の成果」への変更の申し出があったという。島民からも「領土返還を求められるとつらい」「もっと経済支援を」「ビザなし交流は続けて」との声が相次ぎ、領土問題の受け止め方に国後島との温度差を感じさせた。

 一方、国後島が属する南クリル地区のパーベル・ゴミレフスキー地区長は、返還交渉に強い難色を示した。今年春に新任されたばかりの地区長は、知事らとの懇談の中で「私の理解では領土問題は存在していない。大事な経済交流が欠けている」と強調。知事が「領土問題が存在することは、ビザなし交流が始まった時の申し合わせだと理解している」と語気を強める一幕もあった。

 択捉島が属するクリル地区のイーゴリ・カルプマン地区長は「択捉島を巡る問題に知事らが尽力していることはよく理解している」などと述べるにとどめ、返還の是非に触れなかった。

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交流施設前に抗議の横断幕
地元住民ら10人

 「ロシアの本当の領土へようこそ」「日本の軍国主義者との戦勝六十周年おめでとう」――。5月30日、国後島古釜布の日ロ交流施設「友好の家」前。上陸間もない訪問団を、軍服姿の地元住民ら約10人が抗議の横断幕で出迎えた。(同行記者団)

 横断幕はロシア語に日本語訳付き。訪問団が施設に入るまで、拡声機も使って「北方領土問題は数百万人の第2次大戦犠牲者への侮辱だ」と訴えた。参加しなかったロシア人島民からは「こんなことは許されない」との声も聞かれた。

 抗議活動には返還反対強硬派でサハリン州議のセルゲイ・ポノマリョフ氏も参加。翌日の対話集会でも、「日本は島民にビザも発給しない。隣人として友好といえるのか」と持論をぶった。

 日本側は神戸典臣道議会議長が「この場は島民対話の場。サハリン州議の北海道訪問時に意見交換したい」と応じた。
(6/3)

36とはずがたり:2005/06/05(日) 10:55:46
>>32

アジア安保会議 中国軍拡、広がる懸念 北の核技術、拡散指摘も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050605-00000007-san-int

[シンガポール=藤本欣也] アジア・太平洋地域の国防相らが出席する「アジア安全保障会議」(英国際戦略研究所主催)が四日、シンガポールで開かれ、米国や日本など参加各国から中国の軍拡路線への懸念が相次いで表明されるなど、域内で“中国脅威論”が高まりをみせている現状を浮き彫りにした。北朝鮮の核開発問題をめぐっては、ラムズフェルド米国防長官が北朝鮮による核技術の拡散の可能性に言及した。 
 アジア安全保障会議は今年で四回目。英国、オーストラリア、韓国も含め約二十カ国の国防相らが出席した。北朝鮮は不参加。ラムズフェルド長官は基調演説の中で、米国防総省による二〇〇五年版の中国軍事リポートが近く発表されることを明らかにし、「リポートによれば中国の国防予算は(米、露に次ぐ)世界第三位、アジアでは最大である」と指摘。「中国は世界の多くの地域に到達可能なミサイルを整備しつつあるようだ」と述べ、「どの国家も中国に脅威を与えていないのに、なぜ増強を続けるのか」と疑問を呈した。
 これに対し、質疑応答の中で中国代表団トップを務める崔天凱外務省アジア局長が「あなたは中国が他国から脅威を受けていないと本当に信じているのか」などと反論。同局長はその後AP通信に対し、「米国は中国以上に軍事に資金をつぎ込んでいる。米国は各国が安保に対しそれぞれの懸念を抱えていることを理解すべきだ」と語った。
 一方、大野功統防衛庁長官は演説後の質疑応答で、「中国(の国防予算)は透明性が欠けている」と述べ、軍事関連支出などの透明性の向上を求めた。これに関連し、この日の日米防衛首脳会談の席上、米側は「中国の実際の国防費は公表されている数字の二倍から三倍あるとわれわれはみている」と指摘。豪州のヒル国防相も大野長官との会談で、「中国が軍の近代化を進めているのは台湾をにらんでのことだ」との見方を示した。
 シンガポール政府主催の昼食会でも、中国の軍事問題が話題にのぼり、「公式、非公式を問わず、話し合いを続けていくしかない」などの意見が出されたという。
(産経新聞) - 6月5日2時41分更新

37とはずがたり:2005/06/05(日) 10:59:09
北朝鮮が高強度アルミ管調達 ウラン濃縮用と米情報
2005年06月05日09時29分
http://www.asahi.com/international/update/0605/003.html?t1

 02年10月に始まる北朝鮮の核危機の発端となったウラン濃縮計画について、米政府が把握している証拠の核心部分が判明した。北朝鮮はウラン濃縮用の遠心分離器2600台分に相当する高強度アルミ管150トンをロシアの業者から入手。ドイツの業者にも200トンを注文していた。パキスタンのカーン博士の「核の闇市場」を通じて、遠心分離器の実物20台前後と設計図も得ていた。こうした北朝鮮の動きをきっかけに核問題が深刻化し、94年の「米朝枠組み合意」が崩壊する引き金になった。

 元米政府高官を含む複数の6者協議関係者が明らかにした。米政府はこうした調達歴から推計して遠心分離器6000台前後によるウラン濃縮計画をすでに稼働させているか、稼働を目指していると見ている。

 米政府の情報部門は02年6月までにこうした情報をつかんだ。ロシアの業者からの遠心分離器の部品となる高強度アルミ管150トンの入手には成功したが、ドイツからのアルミ管200トンについては03年4月、業者が無許可で輸出しようとして捜査当局に摘発され、未遂に終わった。

 北朝鮮が輸入したアルミ管は、英独オランダ合弁のウラン濃縮企業ウレンコ社が開発した遠心分離器に使われるアルミ管と同じ素材で、寸法も「ミリ単位で一致した」(元米政府高官)という。このため情報部門は、北朝鮮がウラン濃縮計画の稼働を企てているのは明らかと判断したという。

 米側は政権内部での協議を経て、02年10月、平壌での米朝高官協議でウラン濃縮問題を指摘。協議の後、米側は北朝鮮が「保有を認めた」と発表、米朝対立は一気に深まり、米朝枠組み合意の崩壊につながった。

 6者協議の米政府首席代表だったケリー前国務次官補は、現職当時の04年2月の講演で、北朝鮮のウラン濃縮計画が稼働していれば、核兵器を年間2個以上製造できる高濃縮ウランを生産できると指摘した。

 これについて関係者は北朝鮮が少なくとも遠心分離器2600台分の高強度アルミ管を確保していることを踏まえた推計と指摘。「これが最低線」との見方を示した。

 別の米政府筋は「北朝鮮に確実に渡ったのは150トンだが、計350トンのアルミ管を入手しようとしていた。換算すると、濃縮計画の目標規模は少なくとも遠心分離器6000台にのぼる」として、北朝鮮のウラン濃縮計画が進展している可能性への懸念を示した。

 パキスタンの「核開発の父」で「核の闇市場」の中心人物とされるカーン博士は04年、パキスタン捜査当局に対して、90年代後半から数回に分けて北朝鮮に実物20台前後を提供していたと供述した。この情報は昨年夏、パキスタン政府から日本政府にも伝えられた。

39とはずがたり:2005/06/05(日) 11:00:52
<オーストラリア>中国領事が亡命申請 本国の抑圧に反発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000092-mai-int

[シドニー田中洋之] 在シドニー中国総領事館の陳永林・領事(37)がオーストラリアに政治亡命を求めていたことが4日、明らかになった。陳氏はシドニー市内で同日開かれた天安門事件16周年の抗議集会に参加し中国の抑圧体制を厳しく批判、中国当局は豪州の反体制派中国人を拉致して帰国させていたと“爆弾発言”した。
 陳氏は総領事館で過去4年間、中国の反体制派や気功集団「法輪功」の動向を監視する任務に付いていた。しかし、民主化を拒み反体制派への弾圧を続ける中国政府をこれ以上支持できないとして先月末、総領事館を脱出し、妻(38)と娘(6)の家族3人の亡命を豪州政府に申請。亡命は拒否されたが、中国当局の追跡を受け、身の危険を感じ、代わりに豪州政府の安全確保を求めて保護ビザを申請したという。
 陳氏は集会で、中国当局が豪州に留学中だった民主活動家の息子に薬を飲ませて拉致し、貨物船で中国に送還したことがあると発言。豪州には中国の秘密情報員らが何千人もいるとも述べた。
 豪州紙によると、陳氏は89年に起きた北京の天安門事件で民主化を求めるデモに参加。その後“再教育”を受けて91年に外務省に入ったが、在シドニー総領事館勤務中に反体制派を監視する任務の傍ら、ひそかに支援を続けていたという。
(毎日新聞) - 6月4日21時16分更新

40とはずがたり:2005/06/05(日) 11:19:12
インドなど準加盟で拡充 上海機構
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000173-kyodo-int

[モスクワ4日共同] ロシア、中国と、中央アジア4カ国で構成する上海協力機構は4日、カザフスタンの首都アスタナで外相会議を開き、インド、イラン、パキスタンの準加盟承認で合意した。7月5日にアスタナで開く首脳会議で正式承認する。
 同機構は昨年、モンゴルに準加盟を認めており、さらに拡充。5月にウズベキスタン東部で起きた反政府暴動を受け、中央アジアの安全保障に本格的に取り組むことになった。中国、ロシア、イランの接近が米国の警戒を招く可能性もある。
 外相会議は「中央アジアでのテロ、分離主義、過激主義に対し連携を深める」との声明を発表。首脳会議では、テロに関する共同声明や、ウズベクの首都タシケントに本部を置く「地域テロ対策機構」の強化に関する文書などに調印することでも合意した。
(共同通信) - 6月4日23時47分更新

41名無しさん:2005/06/05(日) 20:38:02
天安門事件の抗議活動封じ込め…十数人拘束情報も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000013-yom-int

 【北京=竹腰雅彦】中国が民主化運動を弾圧した天安門事件から16年を迎えた4日、当局は、事件の舞台となった北京の天安門広場周辺などで厳重な警戒態勢を敷き、抗議活動を封じ込めた。ただ同日、広場とその周辺で少なくとも十数人が拘束されたとの情報もある。

 今年、当局は特に、事件で失脚し、名誉回復されないまま1月に死去した趙紫陽・元共産党総書記の追悼活動や、4月の大規模反日デモの余波による無秩序な反政府行動の発生を警戒。広場や趙氏の葬儀が行われた市郊外の八宝山革命公墓などで目を光らせた。

 北京五輪を控える中国は、人権問題に対する欧米などの批判に神経をとがらせているが、犠牲者の遺族ら多くの関係者は当局の厳しい監視下に置かれた模様だ。香港では同日夜、事件の犠牲者を追悼するキャンドル集会が開かれた。

 胡錦濤政権は事件の再評価には一切応じない姿勢だが、事件の風化が進む一方、学生らが当時、是正を訴えた官僚腐敗などの問題は深刻化の一途をたどっている。
(読売新聞) - 6月4日21時19分更新

42とはずがたり:2005/06/07(火) 11:40:12
凄いねブログって奴ぁ。シハヌークが凄いのか?

前国王のブログが密かな人気
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050606-00000006-wir-sci

 カンボジア、プノンペン発――「私を侮辱してくれて、どうもありがとう」。これは、ノロドム・シハヌーク[シアヌークとも表記される]前カンボジア国王が、自身のブログに書き込んだ言葉だ。同性愛者の結婚を支持するという前国王の考えに、電子メールで批判が寄せられたことに対するものだが、前国王は侮辱的というそのメールの内容をブログに公開することはせず、代わりにこう綴っている。「わが祖国カンボジアは、1993年以来、リベラルな民主主義国家となる道を選択している。すべてのカンボジア国民には……国王も含め、自らの意見を自由に表現する権利がある」

 数々の政治的役割を担った経歴を持ち、物議をかもす発言で知られる王族ブロガーの http://www.norodomsihanouk.info/ ウェブサイトには、このようなコメントが満ちあふれている。シハヌーク前国王はこのサイトを通じ、環境破壊からハリウッドスターについての追想、妻が夫を殺害したという事件、無秩序なカンボジアの政治情勢に至るまで、さまざまな事柄について自身の見解を表明している。

 シハヌーク前国王は、50年の長きにわたってアジアの政治に大きな役割を果たしてきた人物だ。1953年にはフランスからカンボジアの独立を勝ち取った。続くベトナム戦争時代には、米国政府にとって目障りな存在となり、カンボジアで親米勢力がクーデターを起こしたさい、国家元首の座を追われ中国へ亡命している。共産主義のクメール・ルージュ党を支持したが、やがてその恐怖政治の矛先が自身に向けられ、一時王宮に幽閉されるなど、波乱の半生を送ってきた。

 だが、そんな前国王も現在82歳。ガンに冒され、かつて亡命生活を送った地で、今は自宅のある中国で治療を受けている。とはいえ、切れ味鋭い活発な発言はまったく衰えを見せていない。西部劇を見て育った少年は、老いてワールド・ワイド・ウェブに夢中になり、西部劇にかけたのと同じ情熱をそれに注いでいる。

 少なくともこの3年間、シハヌーク前国王は、自身の意見だけでなく、歴史的文書、各国外交官やカンボジアの政治家たちと取り交わした書簡などをサイトに掲載してきた。昨秋、ノロドム・シハモニ皇太子に国王の座を譲り、今は入退院を繰り返している状態だが、インターネットのおかげで、世界的にあまり例がないと思われるスタイルで、なおも人々の注目を集めている。

 シハヌーク前国王のウェブサイトでは、フランス語、クメール語、英語を交えたブログを掲載しており、毎日世界中から約1000人の訪問者がある。時代の移り変わりのなかで、国王、大統領、首相と地位を変えながら国に仕えた後、現在は自身を「いかなる公的権力も持たない1人の老人」と呼んでいるが、シハヌーク前国王の意見はいまだに当を得たものとして影響力を保っている。カンボジアのマスコミが、貧しくてインターネットを利用できない多くの国民のために、その要約を紹介するほどだ。

 シハヌーク前国王のサイトは、技術的な定義からすると厳密にはウェブログとは呼べない。しかし定義はともかく、シハヌーク前国王は「カンボジアや全世界の人々に直接語りかける手段として、信じられないほど斬新なインターネットの使い方をしている」と、多くのブログを追跡しているブログ専門の検索エンジン会社、米テクノラティ社のデビッド・L・シフリー最高経営責任者は指摘する。

 だが、それも不思議ではない。シハヌーク前国王はつねに自らを情報や流行の発信者と称してきた。映画監督や画家、作曲家、歌手としての顔を持ち、ジャズバンドを率いたり、王宮にサッカーチームを作ったこともある。


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