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大中華世界的話題

42とはずがたり:2005/06/07(火) 11:40:12
凄いねブログって奴ぁ。シハヌークが凄いのか?

前国王のブログが密かな人気
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050606-00000006-wir-sci

 カンボジア、プノンペン発――「私を侮辱してくれて、どうもありがとう」。これは、ノロドム・シハヌーク[シアヌークとも表記される]前カンボジア国王が、自身のブログに書き込んだ言葉だ。同性愛者の結婚を支持するという前国王の考えに、電子メールで批判が寄せられたことに対するものだが、前国王は侮辱的というそのメールの内容をブログに公開することはせず、代わりにこう綴っている。「わが祖国カンボジアは、1993年以来、リベラルな民主主義国家となる道を選択している。すべてのカンボジア国民には……国王も含め、自らの意見を自由に表現する権利がある」

 数々の政治的役割を担った経歴を持ち、物議をかもす発言で知られる王族ブロガーの http://www.norodomsihanouk.info/ ウェブサイトには、このようなコメントが満ちあふれている。シハヌーク前国王はこのサイトを通じ、環境破壊からハリウッドスターについての追想、妻が夫を殺害したという事件、無秩序なカンボジアの政治情勢に至るまで、さまざまな事柄について自身の見解を表明している。

 シハヌーク前国王は、50年の長きにわたってアジアの政治に大きな役割を果たしてきた人物だ。1953年にはフランスからカンボジアの独立を勝ち取った。続くベトナム戦争時代には、米国政府にとって目障りな存在となり、カンボジアで親米勢力がクーデターを起こしたさい、国家元首の座を追われ中国へ亡命している。共産主義のクメール・ルージュ党を支持したが、やがてその恐怖政治の矛先が自身に向けられ、一時王宮に幽閉されるなど、波乱の半生を送ってきた。

 だが、そんな前国王も現在82歳。ガンに冒され、かつて亡命生活を送った地で、今は自宅のある中国で治療を受けている。とはいえ、切れ味鋭い活発な発言はまったく衰えを見せていない。西部劇を見て育った少年は、老いてワールド・ワイド・ウェブに夢中になり、西部劇にかけたのと同じ情熱をそれに注いでいる。

 少なくともこの3年間、シハヌーク前国王は、自身の意見だけでなく、歴史的文書、各国外交官やカンボジアの政治家たちと取り交わした書簡などをサイトに掲載してきた。昨秋、ノロドム・シハモニ皇太子に国王の座を譲り、今は入退院を繰り返している状態だが、インターネットのおかげで、世界的にあまり例がないと思われるスタイルで、なおも人々の注目を集めている。

 シハヌーク前国王のウェブサイトでは、フランス語、クメール語、英語を交えたブログを掲載しており、毎日世界中から約1000人の訪問者がある。時代の移り変わりのなかで、国王、大統領、首相と地位を変えながら国に仕えた後、現在は自身を「いかなる公的権力も持たない1人の老人」と呼んでいるが、シハヌーク前国王の意見はいまだに当を得たものとして影響力を保っている。カンボジアのマスコミが、貧しくてインターネットを利用できない多くの国民のために、その要約を紹介するほどだ。

 シハヌーク前国王のサイトは、技術的な定義からすると厳密にはウェブログとは呼べない。しかし定義はともかく、シハヌーク前国王は「カンボジアや全世界の人々に直接語りかける手段として、信じられないほど斬新なインターネットの使い方をしている」と、多くのブログを追跡しているブログ専門の検索エンジン会社、米テクノラティ社のデビッド・L・シフリー最高経営責任者は指摘する。

 だが、それも不思議ではない。シハヌーク前国王はつねに自らを情報や流行の発信者と称してきた。映画監督や画家、作曲家、歌手としての顔を持ち、ジャズバンドを率いたり、王宮にサッカーチームを作ったこともある。


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