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大中華世界的話題

35とはずがたり:2005/06/05(日) 03:35:34
領土問題 国後・択捉に温度差
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=8792

知事  島民と直接対話

 北方領土の国後、択捉島を訪れていたビザなし交流の訪問団(小泉敏夫団長、63人)が2日、根室港に戻った。初めて参加した高橋はるみ知事は、両島民らとビザなし交流の成果や領土問題解決後の「共住」について意見交換した。知事は訪問日程を終えた1日夜、記者団に「領土返還に反対の声が強い択捉島にも、ビザなし交流の意義を見いだしている島民がいることがわかった」と成果を強調した。
(同行記者団)

 日本側の訪問は今年度第2弾で、5月30日〜6月2日までの4日間。30、31日に国後島の古釜布、1日に択捉島の紗那を訪ねた。

 国後島で開かれた対話集会のテーマは「共住した場合の問題点」。島民からは「少数民族を大切にするロシアの法律を採用して」「仕事の専門知識が無駄になって再教育が必要になる」といった具体的な意見が出た。

 択捉島でも同じテーマで話し合われる予定だったが、島に到着後、行政府側から「ビザなし交流13年の成果」への変更の申し出があったという。島民からも「領土返還を求められるとつらい」「もっと経済支援を」「ビザなし交流は続けて」との声が相次ぎ、領土問題の受け止め方に国後島との温度差を感じさせた。

 一方、国後島が属する南クリル地区のパーベル・ゴミレフスキー地区長は、返還交渉に強い難色を示した。今年春に新任されたばかりの地区長は、知事らとの懇談の中で「私の理解では領土問題は存在していない。大事な経済交流が欠けている」と強調。知事が「領土問題が存在することは、ビザなし交流が始まった時の申し合わせだと理解している」と語気を強める一幕もあった。

 択捉島が属するクリル地区のイーゴリ・カルプマン地区長は「択捉島を巡る問題に知事らが尽力していることはよく理解している」などと述べるにとどめ、返還の是非に触れなかった。

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交流施設前に抗議の横断幕
地元住民ら10人

 「ロシアの本当の領土へようこそ」「日本の軍国主義者との戦勝六十周年おめでとう」――。5月30日、国後島古釜布の日ロ交流施設「友好の家」前。上陸間もない訪問団を、軍服姿の地元住民ら約10人が抗議の横断幕で出迎えた。(同行記者団)

 横断幕はロシア語に日本語訳付き。訪問団が施設に入るまで、拡声機も使って「北方領土問題は数百万人の第2次大戦犠牲者への侮辱だ」と訴えた。参加しなかったロシア人島民からは「こんなことは許されない」との声も聞かれた。

 抗議活動には返還反対強硬派でサハリン州議のセルゲイ・ポノマリョフ氏も参加。翌日の対話集会でも、「日本は島民にビザも発給しない。隣人として友好といえるのか」と持論をぶった。

 日本側は神戸典臣道議会議長が「この場は島民対話の場。サハリン州議の北海道訪問時に意見交換したい」と応じた。
(6/3)


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