したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

3067チバQ:2020/12/15(火) 13:52:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd8c2a6d11e04c9a4732086586d8ec7d5b3f4bf7
イスラム強硬派指導者を逮捕 インドネシア
12/13(日) 12:49配信
7




インドネシアのイスラム強硬派組織「イスラム防衛戦線(FPI)」指導者リジク・シハブ容疑者=2017年2月、ジャカルタ(AFP時事)
 【ジャカルタ・ロイター時事】インドネシア警察は12日、政権批判で支持を伸ばしているイスラム強硬派組織「イスラム防衛戦線(FPI)」指導者リジク・シハブ容疑者を逮捕した。

 大規模な集会を強行し、新型コロナウイルスの規制に違反した容疑という。

 警察は7日、捜査に反発するFPI構成員6人を射殺し緊張が高まっていた。FPIは、イスラムの教義に反するとして酒場を襲撃するなど過激な行動で知られ、中華系キリスト教徒のジャカルタ特別州知事を非難する抗議デモを2016年に組織し、収監に追い込んで影響力を強化した。

3068とはずがたり:2020/12/17(木) 09:00:39
トルコもそうだけど世俗主義が劣勢だなあ。。」

同性愛者への差別横行、イスラム大国インドネシア
「容疑者がLGBTなら留置所は男用か女用か?」で大激論
2020.2.15(土)
大塚 智彦
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59357

3069チバQ:2020/12/17(木) 11:09:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9429d9dba6c01c282fbbd3eeb963f6653c87e80
アラブの春から10年 強権統治や内戦、「冬に変わった」
12/16(水) 19:00配信
3



 2010年12月17日、チュニジアの露天商の男性が焼身自殺を図り、中東・北アフリカで反政府活動が広がる起点となった日から10年になる。「アラブの春」と呼ばれるこの現象は民主化を求める若者たちのデモから始まり、11年には長期に及んだ独裁政権を打ち倒したが、多くの国で政治や社会秩序が崩壊。武装勢力の台頭を招いて内戦が発生する国もあった。アラブ諸国は疲弊し、混乱は今も続いている。(カイロ 佐藤貴生)

 ■内戦広がり不安定化

 10年前の17日、チュニジア中部シディブジドで露店を開いていた男性=当時(26)=が警官とのトラブルの末に焼身自殺を図った。男性は翌月に死亡したが、これに抗議するデモの動画がSNS(交流サイト)で検閲をくぐり抜けて拡散。国境を越えて反政府デモのうねりが起きた。

 デモが全土に拡大したチュニジアでベンアリ政権が11年1月に崩壊したのをはじめ、エジプトのムバラク政権▽リビアのカダフィ政権▽イエメンのサレハ政権と、長く続いた独裁政権が同年2月から11月にかけて相次いで倒れた。

 一方、シリア、リビア、イエメンではデモ発生に乗じてイスラム武装勢力や民兵組織が勢力を広げ、内戦に発展。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は一時、シリアとイラクにまたがる地域を支配し、米欧などもIS掃討と難民危機への対応という2つの戦いを強いられた。

 民主化が進んでアラブの春の唯一の「成功例」とされるチュニジアでも、経済低迷で国民の不満が高まっている。

 ■民主主義根付かず

 いわゆるアラブの春の熱気はその後の混乱でかき消され、民主化への期待は急速にしぼんだ。かつてデモに参加した人々は失意と閉塞(へいそく)感をぬぐい切れずにいる。

 「自由な民主主義の国になる」。11年、エジプト・カイロの反政府デモの拠点、タハリール広場で、左派系野党指導者を支援する活動家の20代女性は産経新聞の取材に将来への希望を語った。広場での大規模デモに何度も顔を見せていたが、30代前半になった女性に今回、取材を申し込むと、「理解してほしい」とだけ述べて拒んだ。

 この年、ムバラク政権が倒れたエジプトでは翌12年6月、史上初の自由選挙でイスラム原理主義組織、ムスリム同胞団を出身母体とするモルシー氏が勝利して大統領となった。しかし、イスラム色の濃い憲法制定や経済失政への反発から世俗派などの大規模デモが再発し、シーシー国防相率いる軍が憲法を停止してモルシー氏を拘束。政権は1年で崩壊した。

 シーシー氏は14年の選挙を経て大統領に就任し、軍出身者の統治が復活した。イスラム過激派の掃討などで一定の支持を集めているが、反体制派や改革派も対象にし、抑圧しているとの見方が絶えない。先の女性は同年、それまでフェイスブックで発信してきた政治的なメッセージの書き込みをやめ、口を閉ざした。

 エジプトで民主主義が根付かない理由について、カイロ大のムスタファ・カメル名誉教授は「軍と同胞団という国内の二大組織が共存できない上、どちらも民主主義に関心がないことが大きい」と指摘する。

3070チバQ:2020/12/17(木) 11:09:13
■アラブの「冬」

 アラブの春が広がるきっかけとなったチュニジアで民主化が進んだのは、軍が政治的中立の立場を守り、国会で大きな勢力を占めるイスラム主義政党アンナハダは他政党との対話に応じているためだ。1987年にベンアリ政権が発足する以前から女性参政権を認めるなどアラブ諸国の中では先進的な政策をとっており、他のアラブ諸国よりも民主化を受け入れる土壌があったといえる。

 ただ、チュニジアはあくまでも例外だ。シリアでは2011年、反体制デモが起き、混乱に乗じてイスラム過激派が勢力を拡大。内戦に発展した。劣勢を強いられたアサド政権は民間人の犠牲を顧みず過激派への攻撃を激化させ、国際社会が人道危機に懸念を示す中、ロシアやイランの後ろ盾で政権を維持し、強権による統治を続けている。

 エジプトの政治評論家ハニ・ゴラバ氏は、アラブの春に関し、「成果と呼べる現象は人権や政治、経済面で強いられた代償に比べればごくわずかしかなかった」と総括する。

 アラブの強権体制下では、アラブの春を受けて強まった当局の監視の目を恐れて、多くの国民が沈黙を守る。こうした状況について、ゴラバ氏は「アラブの春は多くの国で『冬』に変わった」と評した。

3071チバQ:2020/12/20(日) 16:04:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/08ea4d677bdaaab14692c0f2631320e54cc03f71
アフガン、治安さらに悪化 和平交渉中断、先行き不透明 狙われる政治家と記者
12/19(土) 7:15配信
1




記者が爆殺されたアフガンのテロ現場=11月12日、南部ヘルマンド州ラシュカルガー(EPA時事)
 【ニューデリー時事】政府軍と反政府勢力タリバン、過激派組織「イスラム国」(IS)による戦闘が続くアフガニスタンは、ここ数年で最悪の治安状況に陥っている。

 トランプ米政権が仲介した政府とタリバンの和平交渉は年明けまで中断し、先行きは見通せない。政府軍とタリバンとの衝突は激化し、最近では政治家や記者が殺害されるテロも相次いでいる。

 ◇車爆弾、銃撃、ロケット弾
 米国防総省は17日、制服組トップのミリー統合参謀本部議長がカタールの首都ドーハでタリバンの代表団と会談し「暴力行為を即刻削減する必要性」を強調したと発表した。過去1カ月の治安悪化はすさまじい。

 アフガン東部ガズニ州では18日、付近の住民が集まっていた民家近くで自動車爆弾が爆発し、少なくとも15人が死亡、20人が負傷した。首都カブールでは15日、カブール州のモヘビ副知事の車に仕掛けられた爆弾がさく裂し、副知事と秘書が死亡している。

 東部ジャララバードでも10日、女性ジャーナリストが車で移動中、運転手と共に銃撃され死亡、ISが犯行を主張した。カブールでも11月、報道局の番組司会者が暗殺された。報道関係者への襲撃や脅迫が目に見えて増えている。

 首都では11月以降、ロケット弾による攻撃も頻発した。大使館や国際機関の施設が立ち並ぶ警戒厳重な「グリーンゾーン」付近にも着弾し、もはや安全な場所はない。

 ◇トランプ後の熱意不明
 アフガンをめぐっては今年2月、米国とタリバンが和平合意に調印した。タリバンが政府との和平交渉に応じ、暴力行為を抑制し、ISなど他のテロ組織の活動を抑え込めば、米軍が完全撤収すると申し合わせた。合意を受け、タリバンは一時、対ISの戦闘を強めている。

 ただ、タリバンとの和平に消極的とされるガニ大統領が渋り、交渉開始は予定から半年以上遅れ9月までずれ込んだ。ドーハで始まった交渉は協議の手続き論をめぐり紛糾。今月2日、互いが正式な「国名」と考える呼称を交渉中は使用しないといった歩み寄りで、ようやく本題入りが期待されている状態だ。

 交渉は現在、両者が「議題について相談する」(米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表)ため来年1月5日まで中断中。しかし、ガニ氏は今月14日、「交渉は(ドーハでなく)アフガンで行うべきだ」と唐突に提案した。交渉の主導権を握りたい思惑がありそうだが、揺さぶりを嫌うタリバンの反発も予想される。

 米軍のアフガン撤収を選挙に向けて実績としたかったトランプ米大統領がいなくなれば、米政府の熱意も分からなくなる。和平の先行きはさらに不透明感を増している。

3072チバQ:2020/12/23(水) 10:25:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/35460d7573fd55515827cf61df9ffdb9953f18c7
イスラエル国会が解散、異例の総選挙へ 2年間で4度目
12/23(水) 9:41配信




イスラエルのネタニヤフ首相(右)とガンツ国防相=ロイター
 イスラエルで23日、連立政権内の対立により期限までに予算が成立せず、国会が解散した。この2年間で4度目となる異例の総選挙が、来年3月23日に実施される見込みとなった。過去3回と同様にネタニヤフ首相の続投が最大の焦点となる。

 イスラエルでは、連立政権を組む2党派のトップである右派「リクード」のネタニヤフ氏と、中道「青と白」のガンツ国防相の間で対立が深刻化。予算成立期限の23日午前0時までに両者が合意に至らず、国会の解散が決まった。来年11月には首相がネタニヤフ氏からガンツ氏に交代する取り決めだったが、ネタニヤフ氏自身をめぐる汚職事件への対応などをめぐって両者の溝は深まり、連立政権は5月の発足から半年あまりで崩壊した。

 過去3回の総選挙では、ネタニヤフ氏の続投をめぐって政界が分裂し、いずれの勢力も明確な多数派を形成できないまま異例の政治混乱が続いてきた。3月の前回選挙後は新型コロナウイルスへの対応を迫られ、緊急の挙国一致内閣として与野党が手を組む大連立政権が発足したが、短命に終わる結果となった。
朝日新聞社

3073チバQ:2020/12/23(水) 10:27:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/061629e2010682b48c16746b927c60523b40327a
イスラエル国会解散、総選挙へ 2年間で4度目
12/23(水) 8:49配信
0



 【カイロ=佐藤貴生】イスラエル国会(定数120)は23日未明、期限までに予算案が承認できなかったため解散した。同国有力紙ハーレツ(電子版)が伝えた。来年3月にも総選挙が行われる見通しで、2年以内に4度目の選挙が行われる異例の事態となった。連立与党の内部対立が深刻化したことが原因で、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、不安定な政治・経済情勢が続くことは確実だ。

 イスラエル国会では22日、予算案審議を延長する法案が否決され、そのまま審議期限の23日午前0時を迎えて解散した。

 政権はネタニヤフ首相率いる右派「リクード」と、同氏の政敵だったガンツ国防相が主導する中道政党連合「青と白」が5月、連立で合意して発足。双方は政治の安定のために複数年の予算案を一括承認することで合意したが、リクードが単年度で承認すべきだと立場を変え、確執が深まっていた。

 ただ、対立の根幹は別のところにあるとの観測もある。連立合意の協定では、ネタニヤフ氏に続いてガンツ氏が1年半後に首相を務めることが決まっており、昨年11月に収賄罪などで検察に起訴されたネタニヤフ氏が、首相職にとどまるため解散を推し進めたとの見方が広がっている。法律では首相は刑の確定まで辞任する必要がない。

 ネタニヤフ氏は今年、アラブ4カ国と国交正常化の合意にこぎつけ、外交面で大きな実績を上げた。半面、コロナ感染の拡大阻止に実効性ある対策が打てず、起訴後も首相にとどまっていることでも批判が強まっていた。リクードでは最近、有力政治家が新党結成のため離党するなど、求心力には陰りもみられる。

 イスラエルでは昨年4月から今年3月まで、3回にわたって国会選が行われたが左右両派の議席が拮抗(きつこう)し、政治の停滞が続いていた。

3074チバQ:2020/12/23(水) 19:52:15
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201223k0000m030093000c.html
イスラエル国会解散、予算案承認できず 2019年4月以降4度目の総選挙へ
2020/12/23 12:56毎日新聞

イスラエル国会解散、予算案承認できず 2019年4月以降4度目の総選挙へ

ネタニヤフ首相=AP

(毎日新聞)

 イスラエル国会(定数120)は23日午前0時、今年度と来年度の予算を同日までに承認できなかったため、自動的に解散した。2019年4月から1年間に3度の総選挙を行い、今年5月に新型コロナウイルスの問題に対応する統一政府を発足させたが、短命に終わった。総選挙は来年3月23日に行われ、次期政権の樹立は5月以降となる見込みで、コロナ禍の緊急時にもかかわらず、予算が承認されない異常事態が続く。

 イスラエル総選挙は多様な意見を政治に反映させるため、完全比例代表制で行われる。1948年の建国以来、単独政党が過半数を獲得したことはなく、常に連立政権が組まれてきた。

 5月に発足した統一政府は、今年度と来年度の2年分の予算を8月までに同時に承認することを連立の条件としていた。しかし、ネタニヤフ首相率いる右派リクードが今年度分を先に承認するように求め、連立を組む中道政党連合「青と白」と対立。予算承認期限は12月23日に延期されていたが、政権内で調整が図れなかった。

 5月に結んだ連立合意では、まずネタニヤフ氏が首相を務め、21年11月に「青と白」共同代表のガンツ元軍参謀総長に引き継ぐ首相交代制を敷く取り決めとなっていた。一方で汚職疑惑の裁判が進行中のネタニヤフ氏は、司法機関への影響力を維持するために首相にとどまる必要があり、解散・総選挙を望んでいたとみられている。

 ただ、総選挙の3月の実施は、ネタニヤフ氏にとってタイミングが悪くなる。イスラエル政府は12月20日に新型コロナワクチンの接種を開始したが、国内では新規感染者が急増し、第3波に突入している。今後の選挙期間中に状況が好転する保証はなく、新型コロナ対策を巡る失政が非難される可能性もある。

 また、これまでの3度の選挙で、ネタニヤフ氏は左右対立の構図を強調したが、今回は右派の分裂が明らかだ。複数の地元テレビが22日夜に発表した最新の世論調査では、リクードが29〜28議席で第1党を維持する見通しだが、リクードを離党したサール元内相の新党「新たな希望」が20〜18議席で続くと予想されている。サール氏はネタニヤフ氏に協力しないと明言しており、ネタニヤフ氏が右派・宗教政党を引き込み、過半数を確保できるかは不透明だ。【エルサレム高橋宗男】

3075とはずがたり:2020/12/24(木) 09:04:20
綺麗な方っぽい。何があったんやろ??

パキスタンの人権活動家、亡命先のカナダで遺体で発見
https://www.bbc.com/japanese/55420540
2020年12月23日
Karima Baloch was reported missing on Sunday

トロント警察は、20日にカリマ・バローチさんが行方不明になったと発表していた

パキスタンの人権活動家カリマ・バローチさん(37)が、亡命先のカナダで行方不明になり、同国トロントで遺体で発見された。バローチさんは5年前からトロントで暮らしていた。

パキスタン西部バロチスタン地域出身のバローチさんは、同国の軍部や政府を批判してきた。

トロント警察は、20日にバローチさんが行方不明になったと発表。その後、遺体で発見されたと明らかにした。死因などに「不審な点はないとみられる」と話している。

バローチさんは2015年、パキスタン国内でテロ容疑をかけられたために亡命。その後も地元バロチスタンの住民の権利を求めてソーシャルメディアなどで活動していた。同じくトロント在住の活動家ラティーフ・ジョハル・バローチさんによると、彼女は脅迫を受けていたという。

バローチさんの元には最近、「クリスマスギフトを贈る」、「教訓を与える」などと書かれた匿名の脅迫文送られてきていた。

また、バローチさんの姉妹のマガニさんはBBCウルドゥ語の取材で、バローチさんの死は「家族だけでなく、バロチ民族主義運動にとっても悲劇だ」と語った。

「カリマは行きたくて外国に行ったわけではない。パキスタンでは公の場での活動が不可能になってきている」

民族主義運動で有名に
バロチスタン地域は長年、分離主義者による暴動の温床になっている。バローチさんはこの地域で活動家として知られ、現在は活動が禁じられている活動団体「バロチ学生組織」で女性初の会長となった。

バローチさんは2005年、行方不明者に関する抗議デモに、行方が分からなくなった親族の写真を持って参加し、注目を集めた。

バロチスタン地域ではここ数年、多くの活動家が行方不明になっているという。パキスタン軍は、自治を求める同地域を抑圧しているとの批判を否定している。

バローチさんの親族も長い間、バロチスタンの反政府運動に関わってきた。バローチさんのおじ2人も行方不明になり、その後、遺体で発見された。

また、スウェーデンに住んでいた親戚でジャーナリストのサジド・フサイン・バローチさんも行方不明になった後、死亡が確認された。スウェーデン警察は死因を溺死と断定し、「明らかに不審な点」はなかったとしている。

BBC「100人の影響力ある女性」にも
バローチさんは2006年にバロチ学生組織に参加し、さまざまな役職を経験。この組織は2013年に政府から正式に活動が禁じられたが、その後も活動は続けられ、バローチさんは2015年に会長となった。

しかしその数カ月後、テロ容疑がかけられたために国外に逃亡。トロントで同じく活動家のハマル・バローチさんと結婚し、カナダや欧州を中心に人権活動家として活躍していた。

バローチさん死亡を受け、バロチスタン民族主義運動は40日間の服喪を発表した。

BBCは2016年に、バローチさんの活動家としての働きから、100人の影響力のある女性に選出している。

(英語記事 Pakistani rights activist found dead in Toronto )

3076チバQ:2020/12/25(金) 11:30:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1db45d84775a8fe97241084d1cc92a53355980
首相続投の是非、再び争点 右派同士の対決か イスラエル総選挙
12/25(金) 7:12配信
0




イスラエルのネタニヤフ首相=22日、エルサレム(EPA時事)
 【イスタンブール時事】イスラエルで23日、国会が解散された。

 来年3月23日投票となる見通しの総選挙は政局の混乱が続く中、2年間で4度目の選挙となる。汚職事件で起訴されたネタニヤフ首相の続投の是非を改めて争点とし、首相の右派政党リクードと新たに結成された右派新党などが対決する構図になると予想される。

 国会が解散されたのは、連立政権内の対立で予算案を成立させることができなかったのが原因だ。ネタニヤフ氏は5月の政権発足に際し、首相の座を来年11月に、連立を組む中道政党連合「青と白」のガンツ国防相に譲ることで合意したものの、実際はこれを阻もうとしていたという見方が強い。予算案をめぐる「青と白」の要求を拒絶し続けたことが解散につながり、合意履行は不可能となった。

 リクード内ではこうした事態を招いたネタニヤフ氏に対して「汚職事件の裁判が続く中、生き残るために政治危機を起こした」という批判が拡大。サール元内相は解散を見越し、右派新党「新たな希望」の結成を8日に発表した。リクードのほかの議員もサール氏に同調する動きを見せている。

 アラブ諸国との国交正常化を実現させたネタニヤフ氏の指導力への評価などからリクードに対する国民の支持は根強い。一方、最新の世論調査では「新たな希望」に勢いがあり、別の極右野党なども存在感を示している。「ネタニヤフ打倒」を掲げながら連立政権に加わった「青と白」への支持は大きく低下した。

 イスラエルは新型コロナウイルスの感染拡大が世界的にも深刻で、27日から3度目のロックダウン(都市封鎖)が行われる予定。連立政権のコロナ対策に対する市民の不満も強く、年明け以降の感染状況の推移も選挙結果を左右することになりそうだ。

3077チバQ:2020/12/31(木) 11:30:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/98535cf5a5120f8c24f72d95775df200d1112f5e
イエメン暫定政権狙い爆発 死者16人、南部空港と宮殿
12/30(水) 21:53配信

143
この記事についてツイート
この記事についてシェア
共同通信
30日、爆発があったイエメン南部アデンの空港で対応に当たる警備関係者ら(ロイター=共同)

 【イスタンブール共同】イエメン南部の主要都市アデンの空港で30日、爆発や銃撃戦があり、AP通信によると、少なくとも16人が死亡、60人が負傷した。空港には、このほど発足したアブドルマリク暫定内閣の閣僚らが航空機で到着した直後で、閣僚らを狙ったテロの可能性がある。ロイター通信によると、さらに閣僚らが移動した大統領宮殿周辺でも爆発があった。被害状況は不明。

 アブドルマリク新首相は大統領宮殿周辺での爆発前、自身も含めた閣僚は無事だったと表明。イエメンでは、サウジアラビアの支援を受けるハディ暫定大統領の政権と、親イラン武装組織フーシ派が内戦を繰り広げている。

3078チバQ:2021/01/03(日) 23:21:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/25bec6d0da54f4984c4dadf8cfe22e44b6d4c8b4
イラン、勢い増す強硬派 対欧米、対立か融和か ソレイマニ司令官殺害1年
1/3(日) 12:02配信

4
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
イランのロウハニ大統領=2020年12月26日に大統領府が提供、テヘラン(AFP時事)

 【カイロ時事】イラン精鋭の革命防衛隊で対外工作を率いたソレイマニ司令官が米軍の無人機で殺害されてから3日で1年。

 イランでは、国際社会での孤立も辞さない保守強硬派が勢いを増す一方、強力な制裁を科すトランプ米政権との対立で経済が疲弊の一途だ。8月に退任を控えた保守穏健派ロウハニ大統領は、米国のバイデン新政権発足を機に制裁緩和や融和を模索するとみられ、各勢力のせめぎ合いが激化しそうだ。

 「テロに立ち向かった平和の擁護者。終わりなき闘いの物語だった」。イラン国営メディアは死去1年を前に、ソレイマニ氏の功績をたたえる報道を繰り返した。同氏が活躍した1980年代のイラン・イラク戦争や、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦などを振り返り、「敵からも一流の軍事戦術家と評された」と称賛した。

 ソレイマニ氏は昨年1月3日、隣国イラクで米・イスラエルが関与した作戦で親イラン武装組織指導者と共に殺害された。イランはその後、イラクの駐留米軍基地をミサイルで攻撃。保守派重鎮のライシ司法長官は今月1日の追悼式で、「殺害に関与した者に安全な場所は地球上にはない」とさらなる報復を示唆した。

 昨年11月には著名なイラン人核科学者も首都テヘラン近郊で暗殺された。ロイター通信によると、イランは中部フォルドゥの地下核施設で行っているウラン濃縮活動について、濃縮度を20%まで引き上げる計画を国際原子力機関(IAEA)に通知。緊張が収まる兆しはない。

 昨年2月の国会選挙での保守強硬派の圧勝を受け、ロウハニ大統領の求心力は低下した。今年6月の大統領選では、ロウハニ師を批判してきた強硬派が優勢とされ、政権を握れば欧米との溝は一段と深まりかねない。

 任期切れが迫ったロウハニ師の期待は米国の政策転換で、昨年11月の米大統領選後には「テロリストのトランプが去るのは喜ばしい」と述べた。ただ、政権交代で核合意復帰を視野に入れる米国との対話開始のハードルは高い。米側が掲げる復帰条件やミサイル開発制限要求にイランは反発しており、隔たりを埋めるのは容易でない。

 反米急先鋒(せんぽう)の最高指導者ハメネイ師は昨年12月、「トランプが去っても米国の敵視行為は終わらない。オバマ(前米大統領)の時代も、米国のイラン政策は有害だった」と主張。「敵を信用してはならない」と国内の引き締めを強めている。

3079チバQ:2021/01/04(月) 00:16:11
https://www.sankei.com/world/news/201231/wor2012310025-n1.html
イエメン爆発 暫定政権は「卑劣なテロ」と非難 110人負傷
2020.12.31 20:16
【カイロ=佐藤貴生】内戦が続くイエメン南部アデンの空港で起きた爆発と銃撃で、AP通信は12月31日、少なくとも25人が死亡、110人が負傷したと伝えた。サウジアラビアなどを後ろ盾とする同国暫定政権は、イランと連携するイスラム教シーア派系民兵組織フーシ派による「卑劣なテロ」だと非難した。

 爆発は30日、暫定政権の新閣僚らが乗った航空機がサウジから到着した直後に起きた。その後、閣僚らが向かったアデンの大統領宮殿周辺でも爆発音が聞こえたと報じられたが、サウジ主導の連合軍が爆発物を積んだ無人機を撃ち落としたもよう。閣僚らは無事だった。

 暫定政権内部では、ハディ暫定大統領らと南部の分離独立を目指す勢力が対立していたが和解し、12月中旬に新たな内閣が成立したばかりだった。

 イエメン内戦は南部の暫定政権と北部のフーシ派が戦う構図で、それぞれを支援するサウジとイランの代理戦争の様相を呈している。フーシ派は2014年以降、首都サヌアも支配下に置いた。

 サウジ南部や西部の紅海周辺では、フーシ派によるとみられるロケット弾攻撃やタンカーへの破壊工作などが相次いでいる。

3080チバQ:2021/01/04(月) 00:22:00
https://www.sankei.com/world/news/201231/wor2012310020-n1.html
英、31日でEUを「完全離脱」 FTA批准、上下両院1日で通過
2020.12.31 12:07
 英上院は30日、英国が欧州連合(EU)とまとめた自由貿易協定(FTA)の批准や国内適用に向けた法案を可決した。下院も同日に通過済みで、エリザベス女王の裁可が得られたことが31日公表され、必要な手続きが終了した。上下院の審議を1日で終える駆け足の議会承認となった。

 2020年1月末にEUを離脱した英国が加盟国と同等に扱われる移行期間は12月31日に終わり、「完全離脱」となる。EU側もFTAを暫定適用する準備を終えており、年始以降も関税なしの自由貿易が維持されることが正式に決まった。

 FTA締結交渉は英近海の漁業権などを巡って難航を極めたが、交渉期限が迫った12月24日に合意が成立。数量無制限の貿易が維持される一方、ヒト、モノ、サービスの自由な移動は終了する。(共同)

3081チバQ:2021/01/11(月) 17:48:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/df1b3cc10f5b0e20f39f7ae86899e5578912aab2
フーシ派をテロ組織指定 イエメン内戦への影響懸念 米
1/11(月) 16:13配信

2
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
 【ワシントン時事】ポンペオ米国務長官は10日、イランが支援するイエメンの武装組織フーシ派を「外国テロ組織」に指定すると発表した。

 物資支援などが禁じられる。指導者3人も国際テロリストに指名する。20日のバイデン次期政権発足を前にイランへの圧力を強化する狙いとみられるが、イエメン内戦当事者のテロ組織指定で、国連による和平仲介に影響を及ぼす恐れがある。

 ポンペオ氏は声明で、サウジアラビアへの越境攻撃を念頭に「市民を脅かすテロ活動への責任を負わせる」と強調した。一方で、テロ組織指定が対イエメン人道支援を損なわないようにする措置を検討していると説明した。

3082チバQ:2021/01/11(月) 21:28:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed5e0c932b46062cb0802127daa2e65b125f5a46
イスラエルのワクチン接種、世界最速ペース 3週間で国民の2割に
1/11(月) 14:17配信

85
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を受けるイスラエルのネタニヤフ首相=テルアビブ近郊で2021年1月9日、AP

 中東のイスラエルが、世界最速のペースで、新型コロナウイルスワクチンの接種に突き進んでいる。昨年12月20日に3週間の間隔で2回必要とされる米製薬大手ファイザー製のワクチン接種を開始。約3週間で国民の約2割が1回目の接種を終え、今月10日には2回目の接種が始まった。旗振り役は「パンデミック(世界的大流行)を克服する最初の国になる」と強調するネタニヤフ首相。その理由とは――。

 人口約900万人のイスラエルは、医療従事者や介護従事者、高齢者、感染すると重症化するリスクのある基礎疾患を持つ人たちへのワクチン接種を積極的に展開。すでに約200万人が1回目の接種を終えた。英オックスフォード大が運営する統計サイト「Our World in Data」によると、100人当たりの摂取数は19・55で、先にワクチン接種を始めた英国1・94、米国2・02の約10倍だ。

 背景にはいくつかの理由がある。ロイター通信はその一つとして、早期にワクチンを入手するため、製薬会社と高値で契約を結んだことを挙げた。政府は支払額を明らかにしていないが、当局筋は1本当たり約30ドルとし、他国の2倍に当たる額で購入しているという。さらにハイテク化された流通網があるイスラエルは、他国のモデルケースになると製薬会社に申し出て、情報の迅速な提供も約束したとされている。

 また、汚職疑惑の裁判が進行中のネタニヤフ氏にとって、パンデミックからの早期脱出は自身の政治的な生き残りと直結する問題でもある。ネタニヤフ氏は3月23日投開票の総選挙をにらみ、ワクチン接種の開始を2度も前倒しし、さらに当初計画の1日6万人の接種を2・5倍増の15万人へと大幅に拡大した。これに伴い、ワクチンの在庫不足問題が生じると、自ら製薬会社に掛け合うトップセールスを仕掛けるなど、ワクチンの早期納入に躍起となっている。

 ネタニヤフ氏は9日夜、国民に先駆けて、2回目の接種を受ける姿を公開した。「友人であるファイザー社のブーラ最高経営責任者(CEO)と17回目の会話で、イスラエルへの膨大な量の追加出荷について合意した」と述べ、個人的なパイプを生かして強力に働きかけたからこそ、ワクチンを国内に供給できていると強調。「遅くとも3月末までの2カ月以内に16歳以上の国民全員へのワクチン接種が可能になる」と政治力をアピールした。

 ワクチン接種が順調に進む一方で、新型コロナ流行の第3波は深刻だ。1日の新規感染者数が8000人(日本の人口で換算すると11万人に相当)を超える日が続き、感染者数は50万人に迫る。英国由来に続き、南アフリカ由来の変異株も見つかった。こうした状況を踏まえ、政府は12月下旬からの都市封鎖(ロックダウン)をさらに強化して延長。この余波で13日に予定されていたネタニヤフ氏の汚職事件の公判は無期限延期された。【エルサレム高橋宗男】

3083チバQ:2021/01/12(火) 22:48:59
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210111X499.html
「中国スパイ集団」異例の摘発=ウイグル独立派対策で活動か―アフガン
2021/01/11 15:43時事通信

 【ニューデリー時事】アフガニスタンで先月、スパイ容疑などで中国人の集団が拘束されていたことが分かった。アフガンでは中国やパキスタン、インドなど周辺各国が人道支援や復興事業などを通じ影響力拡大を狙っているが、同容疑での外国人拘束は異例。この集団はウイグル独立派対策のため、アフガン国内で活動していた可能性も指摘されている。

 地元メディアなどによれば、首都カブールで昨年12月中旬、治安部隊が中国人10人を拘束。武器や爆発物などを押収した。報道をめぐり、アフガンの情報機関、国家保安局(NDS)のサラジュ長官は今月4日、議会で「中国人集団を拘束した。だが、機微に触れる話なので詳細は明かせない」と述べた。

 中国のアフガン進出を警戒するインドのヒンドゥスタン・タイムズ紙によれば、拘束された集団は中国の情報機関である国家安全省と関係があり、10人のうち2人はアフガンの反政府勢力タリバン内の最強硬派「ハッカニ・ネットワーク」と接触していたとみられる。アフガン治安当局が捜査を進めた結果、この中国人集団がアフガン国内で、国境を接する中国新疆ウイグル自治区の独立派、東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)の戦闘員対策を行っていた可能性も浮上した。

 同紙によれば、摘発を受け、アフガンのサレー第一副大統領と中国の王愚・駐アフガン大使が会談。その後、拘束された中国人らは釈放された。ロイター通信によると、中国外務省の華春瑩報道局長は、これらの報道について「承知していないが、中国とアフガンの関係はいつも友好的だ」と述べるにとどめた。

3084チバQ:2021/01/15(金) 20:56:06
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3326482.html
イエメン大飢饉の恐れ 国連、フーシ派のテロ組織指定撤回を米に要請
2021/01/15 20:31AFPBB News

イエメン大飢饉の恐れ 国連、フーシ派のテロ組織指定撤回を米に要請

イエメン・タイズの医療施設で治療を受ける栄養失調児(2020年10月28日撮影、資料写真)。(c)AHMAD AL-BASHA / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】イエメンの反政府武装勢力フーシ派を米国が「テロ組織」に指定したことを受けて、国連高官らは14日、安全保障理事会に対し、深刻な飢饉(ききん)を回避するために、米国はこの決定を撤回すべきだと訴えた。

 米国によるフーシ派のテロ組織指定は、内戦が続くイエメンの人道危機がさらに悪化する恐れがあるとして、人道支援団体や欧州連合をはじめ、多方面から非難されている。

 国連のマーク・ローコック国連事務次長(人道問題担当)は、「起こり得る人道上の影響は何か。その答えは、過去40年近く起きていなかった規模の大飢饉だ」と警鐘を鳴らした。

 米国は人道支援団体による物資の配給を例外的に許可することを提案しているが、飢饉を回避するには不十分だとローコック氏は指摘。

 支援団体は先に、同国北部で事実上政府の役割を担っているフーシ派と協力するより他に手はないとしていた。

 テロ組織指定後は米国からの処罰を避けるため、フーシ派の当局との取引の多くが停止するとみられている。これには医療従事者らの給与や、食料や燃料の費用の送金も含まれる。

 国連は、イエメンでは今年約1600万人が飢えに直面すると推測している。 【翻訳編集】AFPBB News

3085チバQ:2021/01/17(日) 00:14:40
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210116X083.html
パレスチナ、「7月議長選」発表=実現なら16年ぶり
2021/01/16 06:12時事通信

 【イスタンブール時事】パレスチナ自治政府は15日、アッバス議長が「評議会(議会)選を5月22日、議長選を7月31日にそれぞれ実施する」と定める議長令を出したと発表した。議長選と評議会選はアッバス氏とイスラム組織ハマスの長年の対立で先送りされてきた経緯がある。ハマスは議長令を「歓迎する」と声明を出したが、期日通りに実施できるかはなお不透明だ。

 議長の支持基盤であるパレスチナの主流派組織ファタハと、自治区ガザを実効支配するハマスは昨年9月、選挙を行うことで合意した。しかし、パレスチナが将来の国家の首都と位置付ける東エルサレムでの投票をイスラエルが認めない可能性があり、新型コロナウイルスの感染拡大も足かせとなりそうだ。

 議長選はアッバス氏が当選した2005年以降行われておらず、実現すれば16年ぶり。アッバス氏の本来の任期は09年までだったが、なし崩し的に延長されている。評議会選もハマスが勝利した06年以来行われていない。

3086チバQ:2021/01/17(日) 00:16:26
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP1J2RVJP1JUHBI008.html
パレスチナ、15年ぶり選挙へ議長令 実施は不透明
2021/01/16 09:20朝日新聞

パレスチナ、15年ぶり選挙へ議長令 実施は不透明

パレスチナ自治区で15日、選挙実施のための議長令を手渡すアッバス議長(右)=ロイター

(朝日新聞)

 パレスチナ自治政府のアッバス議長は15日、15年ぶりとなる選挙を実施するための議長令を出した。5月22日に自治評議会選、7月31日に議長選を行うと発表した。ただ、パレスチナでは2006年以来、政治分裂によって選挙ができておらず、今回も予定通り実施できるかは不透明だ。

 パレスチナでは長く政治勢力が分裂したまま選挙が実施されず、アッバス氏をはじめとする指導部への支持も低迷している。選挙によって自治政府が民主的な正統性を取り戻せば、イスラエルとの和平交渉再開への足がかりとなる可能性もある。

 パレスチナで選挙が最後に実施されたのは15年前。05年の議長選で当選したアッバス氏が、故アラファト議長の後任に就任した。しかし06年の議会選で、イスラム組織ハマスがアッバス議長率いるファタハを破ると、翌年にガザ地区を武力制圧。以来、パレスチナはファタハ主体の自治政府が統治するヨルダン川西岸と、ハマスが実効支配するガザに分裂したままだ。

 両者はこれまで複数回にわたり選挙の実施に向けて協議してきたが、合意できずに続いてきた。19年にもアッバス氏が国連総会で選挙実施の意向を示したが、実現しなかった。

3087チバQ:2021/01/17(日) 00:19:32
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3326603.html
パレスチナ自治政府、議会・議長選の日程発表 ハマスも歓迎
2021/01/16 10:31AFPBB News

パレスチナ自治政府、議会・議長選の日程発表 ハマスも歓迎

パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のラマラで、中央選挙管理委員会の会長に選挙実施の宣言を手渡しするパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長(右)。パレスチナ自治政府報道部(PPO)提供。(c)AFP PHOTO / HO / PPO

(AFPBB News)

【AFP=時事】パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は15日、評議会(議会)選挙を5月22日、議長選挙を7月31日に実施すると発表した。どちらの選挙も15年以上実施されていなかった。

 ヨルダン川西岸を拠点にパレスチナ自治政府を支配するアッバス氏率いるパレスチナ解放機構内の最大組織ファタハと、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは長年、パレスチナでの選挙実施に関心を示してきた。

 ファタハとハマスの長年にわたる対立が、選挙が実施できなかった主な要因とみられてきたが、両者は近年協議を重ね、2021年に選挙を実施することで昨年9月に原則合意していた。

 ハマスは15日、アッバス氏の発表を歓迎。「公正で透明性があり、有権者が圧力や制約を受けずに意見を表明できる自由な選挙」を目指すと述べた。

 現在85歳のアッバス氏が再選を目指すのか、ファタハは言及していない。

 パレスチナ政策調査研究所が昨年実施した異例の世論調査では、議長選の支持率でハマスの指導者イスマイル・ハニヤ氏がアッバス氏を上回った。 【翻訳編集】AFPBB News

3088チバQ:2021/01/17(日) 21:33:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011600455&g=int
強硬外交転換の兆し EUに秋波、米政権交代影響か―トルコ
2021年01月17日07時24分

トルコのエルドアン大統領=12日、アンカラ(AFP時事)
トルコのエルドアン大統領=12日、アンカラ(AFP時事)


 【イスタンブール時事】東地中海における隣国ギリシャとの海底資源争いなどで非妥協的な外交姿勢を取ってきたトルコのエルドアン大統領が最近、ギリシャを支える欧州連合(EU)との関係で「新たなページを開きたい」と訴えるなど、融和ムードづくりに努めている。米国で20日、トルコに批判的なバイデン政権が発足するのを前に、国際社会での摩擦解消を図ろうとしているようだ。
「金利は邪悪」から転換 トルコ大統領、経済再生に本腰か

 トルコは11日、東地中海問題をめぐる対立解消に向けたギリシャとの協議をイスタンブールで25日に開くと発表。実現すれば約5年ぶりとなる。エルドアン氏は12日、「協議が新たな時代の先駆けとなると信じている」と期待を示した。
 トルコは昨年、ギリシャが権益を主張する東地中海の海域に探査船を派遣して海底資源の調査を実施し、ギリシャが加盟するEUとの関係が一段と悪化した。しかし、現在は問題の海域外での調査に切り替えている。
 トルコはまた、イスラム教の預言者風刺画問題などで対立を深めたフランスとの関係修復に意欲を表明。EU以外でも、イスラエルやサウジアラビアとの和解に前向きな態度を見せる。
 米国は先月中旬、ロシアの地対空ミサイルシステム「S400」を導入したとして、対トルコ制裁を発動。バイデン次期政権がロシアへのトルコの傾斜を阻止しようと制裁を一段と強化する可能性もあり、トルコは警戒を強めている。
 政治アナリストのウンリュヒサルジュクル氏は、欧米・中東各国との全面的な関係悪化は「トルコにとって耐え難い」と指摘。「バイデン政権が発足して状況が一層難しくなる前に、エルドアン氏が外交的孤立を打破しようと望むのは自然なことだ」と述べた。

3089チバQ:2021/01/24(日) 12:16:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c8996fefbce145c938614914dc3e09c62cebca5
ハマスとシリア政権、和解へ接近 「イラン包囲網」に対抗鮮明
1/24(日) 9:30配信

1
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
 シリア内戦発生後に関係を断っていた同国のアサド政権とパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスが、再び手を結ぶとの観測が強まっている。イランの影響下にあるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者、ハサン・ナスララ師が昨年末、和解への仲介を進めていると明かした。トランプ米政権が構築を進めた「イラン包囲網」に対抗する狙いがあることは明白で、和解が実現すれば、中東情勢はもう一段、緊張の度合いを増すことなる。(前中東支局長 大内清)

 ナスララ師は昨年12月27日に放映された親ヒズボラ系テレビのインタビューで、ここ数カ月間に首都ベイルート付近でハマス政治局トップ、イスマイル・ハニヤ氏と複数回、会談したと言明。ハマスとアサド政権の和解の可能性や、反イラン勢力の最近の動向、一部のアラブ諸国がイスラエルとの国交正常化に踏み切ったことについて協議したという。

 パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するハマスはもともと、シリアの首都ダマスカスに政治局の拠点を置くなど、アサド政権とはおおむね良好な関係にあった。それが一変した契機は、2011年からのシリア内戦だった。ハマスが12年、政権打倒を目指す反体制派への支持を表明したのだ。

 中東では反政府運動が広がり、政権崩壊の連鎖が起きていた。いわゆる「アラブの春」だ。シリア反体制派は湾岸アラブ諸国や欧米の支持を得て、政権側を追い詰める勢いをみせていた。その中でハマスもアサド政権に見切りをつけたわけだ。

 シリアでは1980年代、バッシャール・アサド現大統領の父、ハーフェズ・アサド前大統領が、ハマスと源流が同じイスラム勢力の武装蜂起を徹底制圧した。歴史的な遺恨がハマスの判断を後押しした可能性もある。

 ところが、アサド政権軍はその後、イランやロシアの後押しを受けて勢力を盛り返し、反体制派を逆に圧倒した。ハマスとしては大誤算だった。

 一方、「アラブの春」は中東の対立構図を大きく変化させた。アラブ諸国が動揺する中でシーア派大国イランが影響力を増し、これを封じるため、イラン包囲網の形成が進んだ。ともにイランを脅威とみる一部のアラブ諸国とイスラエルが、米政権の働きかけで急接近したのもその表れだ。

 イランは、アサド政権やヒズボラなどのシーア派系勢力を支援し、手駒とすることを安全保障戦略の柱としている。イスラエルと敵対するハマスもまた、スンニ派ではあるが、イランの支援対象となってきた。

 イランにとり、アサド政権とハマスが再び結びつけば、イスラエルへの牽制(けんせい)効果が高まることになる。今回のヒズボラの動きについて、中東ニュースサイト、アルモニターは「両者の関係修復は正しい方向に向かっている」とするイラン国会議員の発言を紹介した。ヒズボラの仲介努力には、イランの意向が反映しているとみるのが自然だ。

 イラン包囲網の形成にも、これに対抗する側にも作用する「敵の敵は味方」の論理が、対立の構図を先鋭化させている。

3090チバQ:2021/01/24(日) 23:08:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/14b131bf075777c9708821ad6a618f821d2cb44d
独裁政権崩壊…現在は強権復活 エジプト大規模デモから10年 
1/24(日) 19:46配信

4
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】2011年1月に中東・北アフリカで始まった反政府活動「アラブの春」で、エジプトのムバラク政権を退陣に追い込んだ大規模デモの開始から25日で10年となる。ムバラク独裁政権は11年2月に崩壊したが、その後の選挙でイスラム勢力が政権を握って軍や世俗勢力と権力闘争を展開。政治や社会の混乱収拾を名目に現大統領のシーシー氏と軍が政権を強制排除し、軍主導の強権統治に回帰した。

 エジプトでは11年1月25日、インターネットなどを通じて呼びかけられた大規模デモが各地で始まった。デモは連日続き、30年続いたムバラク政権は同年2月11日に倒れた。

 翌12年の大統領選では、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシー氏が勝利。軍出身者が歴代大統領を占める同国でイスラム勢力の出身者が政権を握ったのは初めてだった。

 しかし、イスラム色がにじむモルシー氏の政策に軍や世俗派などが反発、再び反政権の大規模デモが行われる事態に発展した。シーシー国防相は13年夏、軍を率いてモルシー氏を拘束し、憲法を停止して政権を崩壊させた。軍出身のシーシー氏は14年の選挙で勝利して以来、大統領として反体制派の弾圧を進める。

 11年のデモに加わったのを機に政治活動を始めた首都カイロ近郊ギザの女性、アイドロスさん(40)は「デモの現場ではエジプト人として誇りを感じたが、民主化は実現しなかった」と無念さを語った。

 エジプトは今年初め、新型コロナウイルス感染拡大阻止のために各種規制が強化された。経済低迷が続き、市民は厳しい暮らしを強いられている。

 カイロ在住の会社員の男性(63)は「とても疲れる10年だった。物価がどんどん上がり、言いたいことも自由に言えない。しかし、暮らしが安定していればそれでいい。同じような思いは二度としたくない」と振り返った。

 アラブの春のデモでは11年1月中旬にチュニジアで政権が崩壊。エジプトのムバラク政権に続いて同年8月にはリビア、11月にはイエメンで政権が倒れた。

3091チバQ:2021/01/27(水) 13:27:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb8e8a2b28770590d8456d15caaf7512dc1fafce
超正統派の反ロックダウンデモに強硬対応、首相が警察称賛 イスラエル
1/26(火) 15:43配信
1




新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)に反対するユダヤ教超正統派のデモと治安部隊が衝突したイスラエル・エルサレムのメアシェアリーム地区を歩く正統派の信者ら(2021年1月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】イスラエルで新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)に反対するユダヤ教超正統派のデモ隊が治安部隊と衝突し、バスに放火した件で、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は25日、警察の対応を称賛した。

【写真】ロックダウン下のイスラエルで礼拝するユダヤ教超正統派の信者ら

 ネタニヤフ首相はワクチン接種センターを訪問した際、「警察は実力を行使した。法律を尊重しない者に対してはそうすべきだ」と語った。

 24日夜、テルアビブ近郊のブニブラック(Bnei Brak)やエルサレム(Jerusalem)のメアシェアリーム(Mea Shearim)などを含む超正統派地区で、ロックダウンに抗議する住民たちと治安部隊が衝突。バスが放火された。

 放火されたバスの運転手によると、約50人がごみ箱やタイヤで道路を封鎖し、石を投げたり、窓ガラスを割ったりしてバスを襲ったという。消火しようとした消防隊員らも、石を投げつけられたと述べている。

 警察は、「騒乱」によって「救急要員や一般市民の命を危険にさらした」として、ブニブラック地区の住民10人を逮捕したと発表。現地のAFP記者によると、ブニブラック地区は、25日午後までに平穏を取り戻した。

 警察によると、超正統派の住民が多いエルサレム近郊のベトシュメシュ(Beit Shemesh)でも24日、ロックダウンにもかかわらず開校していた学校を閉鎖しようとした警官3人が負傷。3人を逮捕した。

 セファルディ系ユダヤ人の最高位のラビ(ユダヤ教の宗教指導者)、イツハク・ヨセフ(Yitzhak Yossef)師は超正統派教徒らの暴力を非難すると同時に、警察に対しても「自制」を求めた。

 イスラエルの人口約850万人に占める超正統派教徒の割合は約12%だが、多くのイスラエル人は、新型コロナの感染拡大に圧倒的に責任があるのは超正統派教徒だと責めている。

 同国は昨年12月下旬から、3度目となるロックダウンを実施しているにもかかわらず、ブニブラック地区では1週間前に結婚式が行われ、数百人の招待客が出席した。

 イスラエルの新型コロナの累計感染者数は60万5000人を超え、うち4478人が死亡している。【翻訳編集】 AFPBB News

3092チバQ:2021/01/28(木) 23:49:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fd6d6c66d224ff1a5d7ca1c0d9833ab60fcf98a
アフガン、新たな緊迫漂う 米、対タリバン和平合意再検証
1/28(木) 7:09配信

66
この記事についてツイート
この記事についてシェア
時事通信
アフガニスタンの避難民の少女=19日、カブール郊外(EPA時事)

 【ニューデリー時事】20日に発足したばかりのバイデン米新政権が、アフガニスタンの反政府勢力タリバンとトランプ前政権による和平合意を再検証すると表明した。

【写真】村の集会に出るアフガンの反政府勢力タリバン

 タリバンは和平合意通りの米軍撤収を要求。本音をむき出しにしており、緊迫した空気が漂い始めた。

 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はバイデン政権発足3日目の22日、アフガン大統領府代表者と早々に電話会談し、再検証の方針を伝えた。米新政権の姿勢転換を予想していたタリバンもこれに合わせ「トランプ前政権との合意に従い、アフガン駐留の全ての国際部隊は今年5月までに完全撤収すべきだ」と訴えたが、バイデン政権に声は届いていない。

 タリバンの本音は、和平の実現以上に2001年以降アフガンに駐留する米軍の撤収であることは明らかだ。トランプ前政権は昨年11月の米大統領選を前に支持者の票を固めるため在外米軍縮小に突き進み、米タリバンの思惑が珍しく一致した。

 米国との合意後、タリバンはむしろアフガン各地で戦闘を拡大、攻勢を強めたが、トランプ政権は基本的に無視の構え。米軍の撤収は進んでいた。タリバンが、米国に促される形で昨年9月からアフガン政府と和平交渉を開始したのも、米軍撤収を進めたいからだ。

 アフガンのモヒブ大統領顧問(安全保障担当)は24日、タリバンについて「和平に関心などない。攻勢強化に向け、時間稼ぎをしているだけだ」と切り捨てた。タリバンとトランプ氏の奇妙なバランスが崩れた今、つかの間の日差しが見えたアフガンを再び暗雲が覆っている。

3093チバQ:2021/02/01(月) 18:05:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/65ff8544b008006d819fc76e300f2341c8c64c97
ラビの葬儀に数千人、超正統派の「特別扱い」に批判 イスラエル
2/1(月) 13:50配信
3




中東エルサレムで行われたラビの葬儀に参列するユダヤ教超正統派(2021年1月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】イスラエルで1月31日、新型コロナウイルス感染防止対策として導入されたロックダウン(都市封鎖)を無視して数千人のユダヤ教超正統派がラビ(ユダヤ教の宗教指導者)の葬儀に参列したことを受け、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と対立するベニー・ガンツ(Benny Gantz)国防相は、超正統派教徒による違反がたびたび許されるようなロックダウンには意味がないとして、期間延長を支持しない意向を表明した。

【写真】ロックダウンに反対するユダヤ教超正統派のデモと治安部隊が衝突

 1月31日、影響力を持つユダヤ神学校の代表を務めていたラビ(99)の葬儀に参列しようと、群衆がエルサレム(Jerusalem)の通りを埋め尽くした。多くはマスクをしていなかった。

 葬儀に備えて警察が待機していたが、AFPカメラマンによれば、集まった群衆を解散させようとしなかった。イスラエル政府は、2月1日午前0時に期限が切れる3回目の全国的なロックダウンの延長について審議することになっていた。

 ネタニヤフ氏はロックダウンの延長を支持しているが、超正統派が新型コロナ対策を守らないのを大目に見ているとして、対立勢力から多くの批判を集めている。

 右派のネタニヤフ氏は首相を11年務め、再選を目指す今年3月の総選挙では厳しい戦いを強いられるとみられているが、これまで超正統派の政治指導者らの支持に頼ってきた。

 一方、連立政権内でネタニヤフ氏と対立してきたガンツ氏は、ルールが誰にでも等しく適用されない限り、ロックダウンの延長を支持しない意向を示している。

 ガンツ氏はツイッター(Twitter)に、超正統派が葬儀に大勢参列した事態について、「今回の一件は、(ロックダウンの)不平等な実施がどのようなものかを物語っている」と投稿し、「何百万人もの家族や子どもが自宅に閉じこもってルールを順守しているのに、数千人の超正統派が葬儀に殺到した。ほとんどがマスクすらしていなかった」と批判。

「私たちは、効果のない見せかけのロックダウンの延長には賛成しない。全員が外出を制限されるか許されるか、二つに一つだ。(一部の人々だけを)特別扱いする期間は終わりだ」と述べている。

 イスラエル当局が実施している新型コロナ対策の渦中にあるのが超正統派で、一部の人々は特に学校やシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)の閉鎖をはじめとする規制を公然と無視している。

 先月24日にも、テルアビブ近郊のブニブラック(Bnei Brak)やエルサレムのメアシェアリーム(Mea Shearim)などを含む超正統派地区で、ロックダウンに抗議する超正統派と治安部隊が衝突する事態も起きた。【翻訳編集】 AFPBB News

3094名無しさん:2021/02/09(火) 07:36:20
宇宙
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1105324388/1224

1224 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2021/02/09(火) 07:35:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/887b03bdf93cf39729667bc26b9d68a2d82714d7
ベイルート爆発は「過去最大級」…宇宙空間まで振動達する
2/8(月) 20:17配信
読売新聞オンライン
 昨年8月にレバノンの首都ベイルートで起きた大規模爆発で、爆発に伴う空気の振動が高度300キロ・メートルの宇宙空間にまで達していたと、北海道大などの研究チームが発表した。上空の大気を観測した結果、原爆や核実験を除くと、人為的な爆発では過去最大級の規模とみられるといい、論文が英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。

 ベイルートの港で発生した爆発では、200人以上の死者が出た。倉庫に放置された大量の硝酸アンモニウムへの引火が原因とみられている。

 北海道大の日置(へき)幸介教授(地球物理学)らは、地震や爆発に伴う空気の振動で、地球上空の電離層にある電子の密度が激しく変わる現象に着目。人工衛星から届く電波を利用し、ベイルート上空の電離層の乱れを調べた。

 その結果、爆発から約10分後、高度300キロ・メートルで電子の密度が大きく変化していたことがわかった。この高度には、わずかに大気があり、空気振動が届いたとみられる。日置教授によると、爆発の規模は、噴煙が上空9000メートルに達した2015年の口永良部(くちのえらぶ)島(鹿児島県)の噴火などに匹敵するという。

 石井守・情報通信研究機構宇宙環境研究室長(超高層大気物理学)の話「地表の人為的な爆発が宇宙にまで届くまれな現象をここまでクリアにとらえたのは意義深い」

3095チバQ:2021/02/15(月) 23:42:59
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3331552.html

イエメン、5歳未満40万人が栄養失調で死亡の恐れ 国連
2021/02/13 16:11AFPBB News

イエメン、5歳未満40万人が栄養失調で死亡の恐れ 国連

イエメン北部ハッジャ県の国内避難民キャンプで、激しい栄養失調のため体重が10キロしかない10歳の少女の傍らに座る女性(2021年1月23日撮影)。(c)ESSA AHMED / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】内戦と貧困に苦しむイエメンで今年、5歳未満の子ども40万人が急性栄養失調で命を落とす恐れがある。複数の国連機関が12日、警鐘を鳴らした。

 5歳未満の子供の半数にあたる230万人が深刻な栄養失調に陥ると予想されている。そのうち、餓死の恐れがある子供の数は40万人と推定され、2020年と比べて22%多い。

 世界食糧計画のデービッド・ビーズリー事務局長は共同声明で、「この数字は、支援を求めるイエメンからの新たな叫び声だ。子どもが栄養失調だということは、その家族も生き延びるため苦闘しているということだ」と述べた。

 国連児童基金(ユニセフ)のヘンリエッタ・フォア事務局長は、「行動を起こさなければ、日々ますます多くの子どもたちが死ぬだろう」と述べた。「命を助けるため、人道団体は予測可能な緊急のリソースと、制約を受けず現地コミュニティーにアクセスできることが必要だ」 【翻訳編集】AFPBB News

3096名無しさん:2021/02/17(水) 21:42:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/6734c3254cdc4af7633e38dce362a5bfb74ae3b1
1年以上「監禁」、亡命図ったドバイ王女 秘密の動画メッセージで訴え
2/17(水) 18:31配信
BBC News
ドバイの首長の娘が2018年に国外逃亡を図り、その後、友人らに命の危険を感じていると訴える動画メッセージを送っていた。BBC報道番組「パノラマ」はこのほど、この秘密の動画メッセージを入手した。

動画では、ラティファ・アル・マクトゥーム王女(35)が、自分の意に反して父親に「人質」として捕らえられているなどと訴えている。

「刑務所に改造された別荘」で1年以上「監禁」され、医療や法的な支援は受けられていないという。

王女は2018年にアメリカに亡命するため小型船で国外に逃亡しようとした。しかし、特殊部隊に捕まって薬物を投与され、航空機で連れ戻されたという。

ドバイとアラブ首長国連邦(UAE)の政府は、ラティファ氏の現在の状況に関するBBCのコメント取材に応じていない。政府はこれまで、王女は家族のもとにいて安全だとしてきた。

(c) BBC News

3097チバQ:2021/02/20(土) 22:51:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/0714f011617e059c1098d80a4e49093a3c0a1b85
赤道ギニア、エルサレムに大使館移転へ…米などに続き4か国目
2/20(土) 17:15配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
読売新聞オンライン
 【エルサレム=工藤彩香】イスラエル政府は19日、中部アフリカの赤道ギニア(人口140万人)が在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移転すると発表した。エルサレムに大使館を置くのは、米国、グアテマラ、コソボに続き4か国目となる。

 発表によると、赤道ギニアのオビアン・ヌゲマ大統領が19日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と電話会談し、大使館を移転する意向を伝えた。

 イスラエルはエルサレムを首都と主張しているが、大半の国はイスラエルの主張を認めず、テルアビブに大使館を置いている。パレスチナ自治政府が東エルサレムを将来の独立国家の首都と主張しているためだ。

3098チバQ:2021/02/22(月) 00:55:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/19c97154e8b156274a2492252fd4c9cf49c233e9
イエメン内戦、フーシ派が民間人を「人間の盾」に 政府側が非難
2/21(日) 15:38配信

1
この記事についてツイート
この記事についてシェア
AFP=時事
イエメン・マーリブで、フーシ派を撃退する政府側部隊(2021年2月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】サウジアラビアの支援を受けるイエメン政府は20日、反政府武装勢力フーシ派(Huthi)が、同国北部での戦闘で、数少ない主要拠点を守るため民間人を「人間の盾」として使っていると非難した。

【写真】マーリブの国内避難民キャンプ

 イランから支援を受けるフーシ派は首都サヌアを掌握しており、同市の東120キロに位置するマーリブ(Marib)の獲得に向けた行動を今月、再開していた。

 マーリブ周辺には、イエメンでも有数の豊かな油田があり、掌握すればフーシ派にとって大きな成果となる。

 しかし、この地域に避難してきた民間人の安全に懸念が高まっている。サウジアラビアとの国境まで及ぶ周囲の砂漠には、国内避難民キャンプが点在しており、そこには数十万人が生活している。

 政府側の軍当局者らはAFPに対し、フーシ派はシルワ(Sirwah)地区のアルゾール(Al-Zor)キャンプ周辺を先週に掌握してから、同エリアで生活する民間人を「人間の盾」として使っていると話した。

 当局者らによれば、戦闘は下火になることなく続いており、マーリブの北郊と西郊で発生した衝突により、過去24時間で政府側12人とフーシ派20人が死亡したという。

 死者数を独自に検証する手段はないが、双方ともマーリブをめぐる戦闘で多くの犠牲を払っていることは明らかだ。【翻訳編集】 AFPBB News

3099チバQ:2021/02/22(月) 09:45:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8d9eef7963172674e552db6379a648d11abacf2
感染収束なら与党に追い風 総選挙まで1カ月 イスラエル
2/22(月) 7:08配信
【イスタンブール時事】イスラエルで3月23日に予定される総選挙(国会定数120)まで約1カ月。

 汚職事件で起訴され、裁判中のネタニヤフ首相は「新型コロナウイルスのワクチン接種で世界に先行した」と実績を訴え、選挙戦を乗り切ろうとしている。感染収束が今後進めば、首相の右派与党リクードにとって追い風となる。

 選挙ではパレスチナやアラブ諸国との和平がほとんど争点になっていない。通算約15年間首相を務めるネタニヤフ氏の汚職・強権体質を指摘する野党勢力が、続投を阻むかが焦点だ。

 現時点での世論調査では、リクードが28議席前後を獲得して第1党になるのはほぼ確実な情勢。ただ、政権樹立には過半数の61議席以上が必要となる。リクードが連携可能な他の右派政党などと合わせ、過半数を確保できる見通しは立っていない。

 イスラエル政府は21日、感染拡大を防ぐためのロックダウン(都市封鎖)を緩和した。国民の3割程度が2度のワクチン接種を済ませ、新規感染者数も減少傾向にある。こうした状況は、米ファイザー社との交渉で大量のワクチン供給を実現させたネタニヤフ氏にとって、大きなアピール材料だ。

 政治アナリストのダナ・ワイス氏は「野党指導者らはロックダウンが感染抑止で機能していないと非難してきたが、経済活動が再開されればカードを失う」と分析した。

3100チバQ:2021/02/22(月) 22:57:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=20210202041122a&g=afp
トルコ大統領、LGBTの若者を非難 学生集会で約160人逮捕
2021年02月02日12時56分
【AFP=時事】トルコの学生による抗議集会で、イスラム教の聖地とLGBT(性的少数者)を象徴する虹色の旗「レインボーフラッグ」を並べて描いた絵が掲げられたことを受け、レジェプ・タイップ・エルドアン大統領は1日、トルコのLGBT運動は「破壊行為」だと非難した。(写真はイスタンブールのボアジチ大学の外で警官に拘束される女性)
 先週末、イスタンブールにあるボアジチ大学で行われた学生集会では、イスラム教の聖地とレインボーフラッグを一緒に描いたとして4人が逮捕された。
 1日、これを非難するエルドアン大統領の演説が放送されて間もなく、同大学では再び抗議集会が行われた。ソーシャルメディアに投稿された映像によると、警察は平和的に抗議していた学生らを引きずって連行した。現場にいたAFPの記者らも、何人かの学生が警察に引きずられる様子を目撃している。イスタンブール県知事によると、159人の逮捕が確認されている。
 エルドアン氏は、「わが国の若者たちを、LGBTの若者としてではなく、わが国の輝かしい過去に生きた若者として未来へと導いていく」と、与党・公正発展党の党員へ向けた動画メッセージで発言。さらに「あなたたちはLGBTの若者でも、破壊行為をする若者でもない。それどころか、あなたたちは傷ついた心を修復する人たちだ」と述べた。
 人権団体らはエルドアン氏が18年に及ぶ在任期間を通じ、大半の国民がイスラム教徒であるものの公式には世俗国家であるトルコの社会を、保守的な方向へ導いていると非難している。
 トルコでは先月、エルドアン氏が自らに忠実な人物をボアジチ大学の学長に任命したことがきっかけで、学生による抗議行動が相次いでいた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

3101チバQ:2021/02/22(月) 22:58:24
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021600671&g=int
【地球コラム】性的少数者、政権の標的に〜「自由」求めるトルコ学生デモ〜
2021年02月21日17時00分

ボアジチ大学のキャンパスで抗議集会に参加する学生ら=2021年1月6日、イスタンブール[アフメット・カプラン氏撮影]【時事通信社】
ボアジチ大学のキャンパスで抗議集会に参加する学生ら=2021年1月6日、イスタンブール[アフメット・カプラン氏撮影]【時事通信社】

大学周辺でのデモに介入し、学生らとにらみ合う警官隊=2021年1月4日、イスタンブール[オザン・アジデレ氏撮影]【時事通信社】
ボアジチ大学の構内でLGBT+を象徴する虹色の旗を掲げるなどし、自由を訴える人々=2021年2月4日、イスタンブール[アフメット・カプラン氏撮影]【時事通信社】
イスタンブールの裁判所前で、LGBT+を象徴する虹色の旗を持ち、スローガンを叫ぶボアジチ大学の学生ら=2021年2月3日、イスタンブール【EPA時事】

◇国際社会と新たな火種
 イスラム教の保守的な市民が大半を占めるトルコで最近、性的少数者(LGBT+)を「倒錯」(ソイル内相)と決めつけるエルドアン政権の不寛容な態度が鮮明化している。イスタンブールの名門大学ではLGBT+の権利を含む自由の擁護を訴えるデモが繰り返され、当局は参加者の大量拘束やLGBT+のサークル閉鎖など強硬措置で対抗。渦中にある学生は「自分が存在できる唯一の場所である大学」が奪われると苦悩を深めている。
 1月に始動したバイデン米政権など国際社会も情勢の推移を注視しており、国際社会との摩擦が絶えないトルコの新たな火種となりかねない状況だ。(時事通信社イスタンブール特派員 吉岡良)
◇「存在のための闘い」
 ボスポラス海峡のほとりの高台に位置する国立ボアジチ大学は、トルコの「リベラル派の牙城」とも言える最高学府だ。2016年のクーデター未遂事件などを受けた政権の「テロ対策」強化でトルコ社会から自由闊達な雰囲気が失われつつある中、ボアジチ大のキャンパスは例外的に言論の自由が幅広く容認される場となっていた。
 アナトリア半島内陸部の小麦の生産が盛んな地域出身のメリンダさん(24)。自身の性的指向について「(男女の)性別を定めていないクイアだ」と言う。幼少期に自分が周囲と異なるアイデンティティーを持つことに気付きながら「そんなことはないと自分を抑えつけてきた」。哲学を勉強しようとし、2014年にボアジチ大に入学。ギュライ・バルバロスオール前学長が「ここでは、性的なアイデンティティーによって差別されることは一切ない」と公言してはばからないのを目の当たりにし、感銘を受けた。「ここでは自由に生きていられる。自分自身のありのままでいられる」。20歳だった16年、クイアである自分を初めて受け入れることができた。
 もっとも、それから5年たったいまでも、親には打ち明けられないままだ。メリンダさんが考える親の価値観は保守的で、ありのままの姿をさらせば、勘当されると考えている。「母親は政府を支持していて、(デモの)ニュースをテレビで見ている。とてもオープンにできない」と苦悩をあらわにした。
 エルドアン大統領はデモ隊の一部を「テロリスト」と断じ、LGBT+について「そのようなものはない」と言い放ち、トルコの古くからの価値観に反すると強調する。エルドアン氏の後継候補の1人とも目されるソイル内相は、ツイッターやテレビ番組で「倒錯だ」と何度も非難。ツイッター社がソイル氏によるいくつかのツイートを「ヘイト行為」と認定して表示を制限すると、別のSNSで同じ主張を展開して拡散させた。
 こうした政府の姿勢に呼応し、LGBT+は「この国から追放されるべきだ」といった激しい内容のコメントがSNS上であふれかえっている。
 「LGBT+に対するヘイトスピーチが、大統領や大臣など社会的権力を握っている人々によって行われている。政府がコントロールするトルコ主要メディアでもLGBT+に関するニュース(の内容)がヘイトスピーチばかりだ」と危機感を覚えるメリンダさんにとって、大学こそが「自分の違いを受け入れることができる唯一の場所」だが、その居場所は失われつつある。
 「私はこの国で自由に生きていきたいだけだ。私が求めているのは、そんなに難しいことなのか。ソーシャルメディアの死の脅迫やヘイトスピーチをもはや直視することはできない。しかし、怖くても、存在のための闘いを続ける」と悲壮な決意を語った。

3102チバQ:2021/02/22(月) 23:01:00
◇大量拘束でもあきらめず
 ボアジチ大学のデモは今年1月初旬、エルドアン大統領が大学の新学長にメリフ・ブル氏を任命したことをきっかけに始まった。ブル氏はイスラム系与党・公正発展党(AKP)に近く、大学を政権の支配下に置くための人事だと受け止められた。デモに参加する学生らは、学長は「一方的な任命でなく、民主的に選出されるべきだ」と訴えてブル氏の就任を受け入れない姿勢を取る。「学長拒否」は「抑圧の拒否」を意味し、デモには大学の自由を求めるLGBT+支持者なども加わった。
 デモに参加する化学学部の学生バユックさん(20)は、「われわれが求めるのは、民主主義だけだ」と訴える。ボアジチ大が長年にわたって多種多様な学生を受け入れ、共存してきたことを強調し、「最も恐れるのは、長年守られてきた自由で科学的、芸術的な環境が損なわれることだ」と話す。
 ところが、デモ隊がブル氏との直接対話を求め、学長室のある建物を包囲したところ、政権はこの行為を「テロ」と認定。警官隊を大量動員し、キャンパス内外のデモ参加者ら数百人を拘束した。警官隊は大学公認のLGBT+のサークルの部室にも突入。ブル氏は、そこで「テロ関連の発禁本やLGBT+の虹色の旗」が見つかったとして、サークルを閉鎖する措置を発表した。
 エルドアン大統領は抗議行動の参加者に「あなたたちは学生か、それともテロリストか」と呼び掛け、デモをやめるよう促すが、学生側に断念の気配はない。バユックさんは「沈黙せず、自由と民主主義を求める。たとえ何も変わらないと悟っても、あきらめることはない」と訴えた。
◇「イスラム侮辱」で反発
 もっとも、自由を求める学生たちの主張は、必ずしも社会で広く受け入れられているわけではないのが実情だ。
 デモでは、LGBT+を象徴する虹色の旗などが付されたイスラム教聖地メッカのカーバ神殿の絵が掲げられた。掲げた当事者には、宗教とLGBT+との共存を訴える狙いもあった可能性があるが、イスラム教の価値観を重視する多くの市民はこれに激怒。こうした市民を支持基盤とするエルドアン政権が一段と強硬な対応に踏み切り、虎の尾を踏む形となってしまった。
 この絵の存在が、学長拒否で団結していた学生の間に路線対立をもたらした。イスラム教への理解を深めることを目標とするサークルに所属する学生らは「絵はイスラム教を侮辱している」と反発する別の抗議デモを展開。学生のリベラル派とイスラム主義者の対立があおられ、論争が巻き起こった。
 ヒジャブ(頭部を覆うスカーフ)を着用する女子学生(24)は、「私はイスラム教徒であり、絵を見て心が乱れた。善意でデモに使われたとは思えない」と落胆していた。また、この絵の問題が生じるまで学長任命に公然と反発していた学生がデモの在り方に疑問を覚え、抗議行動と距離を置くようになる動きもみられた。
 政権を支持する圧倒的多数のメディアは、この絵の問題にクローズアップする報道を展開し、デモの本来の目的に世論の注目が集まらない状況が作り出された。エルドアン氏やソイル氏らによるLGBT+に対する厳しい発言は、こうした流れの中で次々に飛び出したものだった。
◇大量拘束でもあきらめず
 ボアジチ大学のデモは今年1月初旬、エルドアン大統領が大学の新学長にメリフ・ブル氏を任命したことをきっかけに始まった。ブル氏はイスラム系与党・公正発展党(AKP)に近く、大学を政権の支配下に置くための人事だと受け止められた。デモに参加する学生らは、学長は「一方的な任命でなく、民主的に選出されるべきだ」と訴えてブル氏の就任を受け入れない姿勢を取る。「学長拒否」は「抑圧の拒否」を意味し、デモには大学の自由を求めるLGBT+支持者なども加わった。
 デモに参加する化学学部の学生バユックさん(20)は、「われわれが求めるのは、民主主義だけだ」と訴える。ボアジチ大が長年にわたって多種多様な学生を受け入れ、共存してきたことを強調し、「最も恐れるのは、長年守られてきた自由で科学的、芸術的な環境が損なわれることだ」と話す。
 ところが、デモ隊がブル氏との直接対話を求め、学長室のある建物を包囲したところ、政権はこの行為を「テロ」と認定。警官隊を大量動員し、キャンパス内外のデモ参加者ら数百人を拘束した。警官隊は大学公認のLGBT+のサークルの部室にも突入。ブル氏は、そこで「テロ関連の発禁本やLGBT+の虹色の旗」が見つかったとして、サークルを閉鎖する措置を発表した。
 エルドアン大統領は抗議行動の参加者に「あなたたちは学生か、それともテロリストか」と呼び掛け、デモをやめるよう促すが、学生側に断念の気配はない。バユックさんは「沈黙せず、自由と民主主義を求める。たとえ何も変わらないと悟っても、あきらめることはない」と訴えた。

3103チバQ:2021/02/22(月) 23:01:46
◇「イスラム侮辱」で反発
 もっとも、自由を求める学生たちの主張は、必ずしも社会で広く受け入れられているわけではないのが実情だ。
 デモでは、LGBT+を象徴する虹色の旗などが付されたイスラム教聖地メッカのカーバ神殿の絵が掲げられた。掲げた当事者には、宗教とLGBT+との共存を訴える狙いもあった可能性があるが、イスラム教の価値観を重視する多くの市民はこれに激怒。こうした市民を支持基盤とするエルドアン政権が一段と強硬な対応に踏み切り、虎の尾を踏む形となってしまった。
 この絵の存在が、学長拒否で団結していた学生の間に路線対立をもたらした。イスラム教への理解を深めることを目標とするサークルに所属する学生らは「絵はイスラム教を侮辱している」と反発する別の抗議デモを展開。学生のリベラル派とイスラム主義者の対立があおられ、論争が巻き起こった。
 ヒジャブ(頭部を覆うスカーフ)を着用する女子学生(24)は、「私はイスラム教徒であり、絵を見て心が乱れた。善意でデモに使われたとは思えない」と落胆していた。また、この絵の問題が生じるまで学長任命に公然と反発していた学生がデモの在り方に疑問を覚え、抗議行動と距離を置くようになる動きもみられた。
 政権を支持する圧倒的多数のメディアは、この絵の問題にクローズアップする報道を展開し、デモの本来の目的に世論の注目が集まらない状況が作り出された。エルドアン氏やソイル氏らによるLGBT+に対する厳しい発言は、こうした流れの中で次々に飛び出したものだった。
◇根強い反リベラル感情
 エルドアン大統領のAKPの岩盤支持層は国内で多数派を占める保守的なイスラム教徒で、デモへの強硬対応に有権者の歓心を買う狙いがあると考えられる。トルコでは目下、新型コロナウイルスの感染拡大で経済状況が悪化する中でインフレが加速し、与党への支持離れが生じている。
 イスラム教では元来、同性愛が厳しく禁じられており、信心深い人々は容認の是非以前に、それが話題に上ること自体に嫌悪感を抱くというのが実態だ。虹色の旗と聖地が一緒に描かれるのは、フランスでの「預言者ムハンマドに対する風刺画」が全世界のイスラム教徒の間で大きな問題になったのは記憶に新しく、デモで持ち出された絵に同様の衝撃を受けた人も多い。政権がこの機会にLGBT+を厳しく非難するのは、政治的には当然の流れと言えるかもしれない。
 一方、絵の問題でLGBT+、ひいては自由を求める学生をひとくくりに「テロリスト」などと非難する対応は、摩擦が絶えない欧米諸国との関係で新たな火種となりつつある。とりわけ、多様性重視を訴えるバイデン米大統領はLGBT+の権利擁護に熱心で、外国政府がLGBT+の権利を侵害した場合、金融制裁などを発動することも辞さない姿勢を鮮明にしている。トルコと米国の関係は、ロシア製地対空ミサイルシステムS400をトルコが導入した問題などで困難な状況に陥っており、LGBT+の扱いをめぐる問題がこじれれば、さらなる緊張が生じるのは避けられそうにない。
 トルコは多額の対外債務を抱えるだけに、欧米との関係悪化は景気悪化に直結する。18年夏、トルコの米国人牧師拘束問題を受けた米国の制裁発動で通貨リラが急落し、トルコ経済に大きな混乱が広がったのは記憶に新しい。トルコでは23年に大統領・国会議員選挙が行われる見通しで、今後の経済悪化は、人気が低下傾向にあるエルドアン大統領の再選に黄信号をともすことになりかねない。エルドアン政権としても慎重に対応せざるを得ない面があるのも現状だ。

3104名無しさん:2021/02/26(金) 05:38:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/c28409482805a016a592a1cb9e58d543ec34aba6
トルコ宗務庁がトルコの有名なお土産「ナザール・ボンジュウ」を許されないとした理由
2/25(木) 18:10配信
ニューズウィーク日本版
トルコに旅行した人なら必ずと言っていいほど買う、邪視除けのお守り。絵文字にもなるほどトルコ文化を代表するものなのに......。邪視は中東では広く信じられている迷信で、クルアーン(コーラン)に邪視を指す記述もあるのだが。
【保坂修司(日本エネルギー経済研究所理事・中東研究センター長)】少しまえのことだが、カタル(カタール)のジャジーラ放送(アルジャジーラ)英語オンライン版の報道を見て、びっくりした。トルコの宗務庁が、邪視除けのお守りである「ナザル・ボンジュウ(nazar boncugu、ナザール・ボンジュウとも)」を禁止したというのである。

ナザル・ボンジュウとは、トルコに旅行したことのあるかたであれば、かならずといっていいぐらいお土産に買うほど有名なものだ。通常、円形のガラス製で、目玉のように青と白と水色の丸が描かれている。

前半部分の「ナザル」はもともとアラビア語で、「見ること」を意味する。また後半の「ボンジュウ」は単独で使われるときは「ボンジュク」となり、数珠の玉やビーズのようなものを指す。

一方、「邪視」とは日本ではあまり馴染みがないかもしれないが、英語では「イーブル・アイ evil eye」といい、ヨーロッパでは一般的な迷信であり、中東でももっとも広く信じられている迷信の一つとされている。

トルコ語では単に「ナザル」といったり、説明的に「邪な目」を表す「ケム・ギョズ」と呼ばれたりする。また、アラビア語では「ナザル」の語も用いられるが、一般的には「目」を意味する名詞「アイン」が使われる。あるいは嫉妬を意味する「ハサド」をつけて「アイン・ハサド」ともいうが、地域によっていろいろな呼びかたがある。ペルシア語でも「チャシュメ・バド」とか「チャシュメ・ハサド」といった言い回しがある。

クルアーン(コーラン)には邪視への直接的な言及はないが、第68章51節には「(もの凄い)目つきで睨みつけること」、第113章5節には「妬み男の妬み心の悪を逃れて」(訳は岩波文庫版より)とあり、これが一般に邪視のことを指していると考えられている。

また預言者ムハンマドの言行録(ハディース)にも邪視に対する言及がある。そのなかで預言者は「邪視は真実である」と明確に述べており、中東だけでなくイスラーム世界では邪視はごくふつうに信じられているといっていい。

3105名無しさん:2021/02/26(金) 05:38:34
>>3104

嫉妬は恐ろしい、死因の半分は邪視だといったハディースもある
中東では古代エジプトにおいて「ホルスの目」や「ラーの目」がお守りとして用いられていたことからもわかるとおり、「目」や「視」には、霊的な力があると信じられている。そのほか、中東では「ハムサ」と呼ばれる邪視除けの護符がある。

ハムサは数字の「5」であり、それはすなわち指の数、さらには手を表す。邪視ににらまれた場合、そのにらんだ相手に向け右手を伸ばし、5本の指を開く。すると、邪視を払うことができるというのだ。それでも効果がないときは、数字の「5」を含む呪文を唱えると利く。

こうした行為を物質化したのがイスラーム世界では「ファーティマの手」と呼ばれる護符である。一般的には金属製で手のひらを広げたかたちをしており、その掌にはしばしば目の意匠がついている。手だけでなく、目もついていることで、手と目の呪術的力を合わせもち、強力な邪視除けの護符となる。

ちなみに、このファーティマの手はハムサとも呼ばれ、しばしば同じものを指す。また、ファーティマの手の目の部分にナザル・ボンジュウがつけられる場合もある。

あまり知られていないが、日本でも一切の衆生を救う千手観音は「千手千眼観音」とも呼ばれ、その手のひら一つ一つに「目」がついている。これなど、ファーティマの手を想起させて、興味深い。

さて、邪視に襲われると、襲われたものにはさまざまな厄災が降りかかる。頭痛がしたり、不安感に苛まれたりといった、邪視のせいかどうか判別しづらいものから、究極の呪いともいうべき死に至るまで、邪視のもたらす悪影響は幅広い。

人類の死因の半分は邪視だといったハディースもあるで、それほど嫉妬は恐ろしいということであろう。最近では、邪視の被害を受けるのは人間だけではないらしい。エアコンやテレビ、パソコンの故障も邪視のせいだとされるという。

青い目の持ち主に邪視の力がある一方、青には魔を払う力もある
中東では、どんな人間でも邪視の力を有すると考えられているが、とりわけ目の色が青や緑だったり、目が落ちくぼんだりした人は邪視の力が強いとされている。また、男性と比較して、女性、とくに未婚の老女はその傾向が強いといわれる。

他方、ナザル・ボンジュウの色でもある青には魔を払う力があるとされ、これは、青い目の持ち主に邪視の力があるとされるのと対をなす。

上で嫉妬が邪視の要因だと考えられていると紹介したが、こうした考えかたは、邪視にかからないためには、嫉妬の対象にならないようにしたほうがいいという発想を生む。つまり、人から羨ましがられたり、妬まれたりするのを避けようとするわけだ。

そのため、赤ん坊や幼児、妊婦、さらに美しいもの、よきものなどが邪視の標的になると考えられるようなった。昔のエジプトでは、嫉妬を受けないように、金持ちの家でも子どもにわざと汚い格好をさせるといったことが行われていたようだ。

もちろん、それだけでは不十分で、ふつうは護符を使ってさらに万全を期す。ナザル・ボンジュウやハムサがそれである。

たとえば、トルコでは、成田山の交通安全のお守りよろしく、自動車のルームミラーにナザル・ボンジュウがぶら下げられている車をよく見かけるし、家のなかにも飾られている。また、家族にはじめて子どもが生まれたときにも、ナザル・ボンジュウでその子を邪視から守るのが一般的だ。

2018年にはナザル・ボンジュウがユニコードに承認され、絵文字(emoji)として登録(U+1F9FF)された。ナザル・ボンジュウはまさにトルコ文化を代表する存在にもなっているのだ。

3106名無しさん:2021/02/26(金) 05:38:54
>>3105

多神教にも通じるものであり、けっして容認できるものではない?
今年1月のトルコでの報道をみると、イスラームでは、アッラー以外、何かに究極的な影響を与えるものがあると考えたりすることが禁じられており、ナザル・ボンジュウや類似のものを、何らかの恩恵を受けるために身に着けることは許されないとの見解をトルコ宗務庁が明らかにしたという。

つまり、邪視を防ぐためには、ナザル・ボンジュウのような異教的な護符や霊的な力の持ち主とされる人間(たとえば、聖者)に頼るのではなく、ただアッラーのみに縋らねばならないということである。

こうした考えかたは、サウジアラビアでも同様に存在している。宗教的戒律が緩和されつつある最近は事情が異なるかもしれないが、サウジアラビアではもともとこうした護符やお守りの類は原則禁止されていた。

サウジアラビアの公式イスラーム法学とされるハンバリー派(いわゆる「ワッハーブ派」やサラフィー主義)で聖者廟に参拝したり、樹木に願掛けをしたりするのが禁じられているのはよく知られているだろう。

ワッハーブ派からみれば、こうした行為は、神以外を崇拝の対象としたり、神とそれ以外のものを並べ立てたりすることにほかならず、イスラームのもっとも本質的な部分と彼らが考える「神の唯一性(タウヒード)」に反し、多神教にも通じるものであり、けっして容認できるものではない。

ナザル・ボンジュウが許されないのも、単純化すれば、これと同じことだ。実際、トルコのナザル・ボンジュウ擁護派には、ナザル・ボンジュウが許されないと主張するのはワッハーブ派である(だから、まちがっている)という批判もある。

そもそも最近、ナザル・ボンジュウは中国製の大量生産品ばかり
これだけトルコ文化に深く根差したナザル・ボンジュウを、なぜ今さらトルコの宗務庁は、イスラームでは許されないなどといいはじめたのだろうか。

きちんと調べたわけではないので、何ともいえないが、過去10年近く遡ってみてもトルコでは同様の宗教的判断(ファトワー〔トルコ語ではフェトヴァ〕)がときおり出されており、トルコにおけるイスラームの最高宗教権威では、ナザル・ボンジュウが許されないというのは共通の認識になっていることがわかる。

公式の宗教的見解はそうかもしれないが、それが実社会に影響をおよぼさないのであれば、さしたる問題にはならないであろう。しかし、ナザル・ボンジュウをめぐる状況は、ここのところ厳しさを増しているともいわれている。

そもそもお土産物としてのナザル・ボンジュウは最近では安価な中国製の大量生産品に席巻され、トルコ国産のものは大きく市場を奪われているらしい。トルコではコストを切り詰めて中国製に対抗しているようだが、法律で制限しないかぎり、そう簡単ではないだろう。

だが、それ以上にやっかいなのは、これまで述べたようなイスラームそのものからの批判かもしれない。ナザル・ボンジュウの名産地、その名もナザルキョイ(「キョイ」は「村」の意味)では近年、ナザル・ボンジュウのイスラーム化が進んでいるという。

つまり、異教との批判を受けがちの「目玉」の絵ではなく、代わりにアラビア語で「アッラー」とか「ムハンマド(預言者)」とかクルアーンの章句、バスマラ(「慈悲深き慈愛遍きアッラーの御名において」の語)等を書いた護符が多く作られるようになったのである。

もちろん、こうした動きは、トルコ国内に大量のシリア難民が流入したほか、アラブ諸国からの観光客が増加したことも関係するだろう。しかし、上述したイスラームからの批判を避けるという意味合いも強いのではないだろうか。

こうしたイスラーム化の動きが、エルドアン現大統領が、首相から大統領に就任し、さらにクーデター未遂事件などをきっかけに強権的な政策を進めていった過程と重なっているのは、はたして偶然であろうか。

最近、トルコ当局が、イスラエル批判を強めたり、性的少数者(LGBT+)に対する圧力を強めたりしていることを考慮すると、ナザル・ボンジュウ問題にもエルドアン政権のさまざまな思惑が見え隠れしてならない。

少なくとも土産物業者はそれを鋭敏に感じ取っているのではなかろうか。

[参考文献]
Gruber, Christiane Gruber 2021. “Bereket Bargains: Islamic Amulets in Today's “New Turkey“,“ in Saif, L., Leoni, F., Melvin-Koushki, M., Yahya, F. (ed.) 2021. Islamicate Occult Sciences in Theory and Practice, Leiden & Boston: Brill

3107チバQ:2021/02/26(金) 12:05:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/36810497a1cb87dc391834f5a0198e1a4812a142
米イラン「3カ月」の攻防 ロウハニ大統領の時間わずか
2/25(木) 16:46配信


 イラン核合意に基づく義務の逸脱行為を続ける同国のロウハニ政権は23日に国際原子力機関(IAEA)の核施設などへの抜き打ち査察の受け入れを停止する一方で3カ月間に限り「必要な検証・監視活動」を認める妥協をした。イランはこの間の交渉でバイデン米政権から制裁解除を引き出すことを狙っているが、両国間の隔たりは大きく、双方が歩み寄れるかは「3カ月」の攻防にかかっている。(カイロ 佐藤貴生、ワシントン 住井亨介)

 ■3カ月の時間稼ぎ

 2018年に核合意を離脱したトランプ米前政権はイランに対して「最大限の圧力」政策を取り、合意に基づいて解除されていた経済制裁を復活させた。

 イランのメディアによると、ロウハニ大統領は24日、制裁の早期解除を求め「そうすれば前進する道が開け、交渉が可能になる」と訴えた。IAEAとの妥協で確保した「3カ月の猶予」を浪費すべきでない-とのメッセージだ。

 イランはバイデン政権や、核合意当事国などとの多国間の対話に前向きだ。同国のアラグチ外務次官は多国間会合への参加を「検討している」と述べ、近く回答する見通し。欧州連合(EU)は、米イランを含む核合意当事国の非公式会合を呼びかけており、査察をめぐる「3カ月」の妥協は、外交交渉を視野に時間稼ぎをした形だ。

 米イラン間では、双方で拘束されている自国民の解放をめぐる交渉も始まった。信頼醸成の一環とみられ、国交がない両国の交渉はスイスを介して間接的に行われている。

 しかし、米政権は制裁解除よりも、イランが核合意の逸脱行為をやめるのが先だと主張している。米国は多国間会合に出席するとしているが、イラン側が核開発を止めることが前提という側面も大きい。

 ■勢い増す保守強硬派

 核合意締結を主導した国際協調派のロウハニ師に残された時間は少ない。

 保守強硬派が勢いを増すイランでは6月に大統領選が予定されている。ロウハニ師は任期満了で出馬できずレームダック(死に体)化が進んでおり、5月下旬までの3カ月、膠着(こうちゃく)状態のまま推移すれば、対米批判一色で柔軟性に欠ける保守強硬派から次期大統領が選出され、米国との和解が遠のく可能性がある。

 抜き打ち査察の受け入れ停止に先立ち、ロウハニ師が率いる政権とIAEAが21日に妥協案で合意したのを受け、反米の保守強硬派が多数を占めるイラン国会は22日、同師個人を非難し、訴追を求める決議を採択。国会では昨年12月、米国が制裁を解除しなければ核開発を加速させるよう政府に義務付ける法律を成立しており、同師はこの法律に違反したとの主張だ。

 ロウハニ師には保守強硬派の攻撃をかわしつつ、欧米との間で核合意を立て直す困難な仕事が待ち受ける。エジプトの政治評論家、バセム・アリ氏は「ロウハニ師にとって非常に厳しい3カ月になる」との見方を示した。

3108チバQ:2021/02/26(金) 12:05:59
■米、膠着打開に動くか

 バイデン政権は「外交は、イランに核兵器を得させないための最善の方法」(サキ大統領報道官)とし、トランプ前政権下で悪化した米イラン関係を対話により打開する方針に転換した。しかし、両国の立場の違いは大きく、米国が現在の膠着状態の打開に動くかは不透明だ。

 米政権は18日、EUがイランとの対話の場を設定すれば米国も参加する用意があると表明した。ブリンケン米国務長官は、イランが核合意を順守すれば「米国も同様の対応をとる」と述べた。対話の意思はあるが、イランが核合意に基づく義務を履行するかによるというメッセージを送ったものだ。

 バイデン政権が、トランプ前政権の「最大限の圧力」路線から「対話」にかじを切った背景には、前政権の政策が「イランの核開発計画を促進させ、中東地域でイランの態度を一層、攻撃的にさせた」(国務省高官)との反省がある。

 サキ氏は24日の記者会見で「より長期的で強力な枠組みを構築する」とし、イランの弾道ミサイル開発なども交渉に含める考えに言及。「欧州の誘いにイランがどう反応するか待っている」と期待をかけたが、核開発に加え弾道ミサイル開発に制限をかける路線はトランプ前政権が模索したものの頓挫しており、交渉が長期化する可能性がある。

 「対話」を重視するバイデン政権の姿勢は、イラン側に足元を見られる恐れもあり、「イランの脅しを前にしてとっている融和策ではないのか」(トランプ政権の元高官)との批判も上がる。米側にも容易に妥協できない事情がある。

     ◇

 ■イラン核合意 2015年7月に米英仏独中露とイランの間で結ばれた合意。正式名称は包括的共同行動計画(JCPOA)。同月、国連安全保障理事会の決議で承認された。イランが15年間、兵器転用可能な高濃縮ウランを製造しないことや、遠心分離機を削減することなどの見返りに、対イラン制裁を緩和することが定められた。米国はトランプ前政権下の18年5月に離脱を表明し、その後、制裁を全面再開。イランは、制裁緩和が進まないことへの対抗措置として、段階的に合意履行を停止している。

3109チバQ:2021/02/28(日) 23:07:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/22716d2a4622af89926cbafc56a64b292e0df4cf
サウジ、首都でミサイル迎撃 イエメン・フーシ派の攻撃
2/28(日) 17:54配信
【カイロ時事】サウジアラビアで27日から28日にかけ、首都リヤド上空で弾道ミサイル1発が迎撃されたほか、南部の複数の地域で爆発物を積んだ無人機6機が破壊された。

 国営メディアが伝えた。サウジが内戦に軍事介入しているイエメンの武装組織フーシ派が攻撃を認め、「侵略が続く限り、作戦を拡大する」と主張。一方、サウジは「フーシ派は民間人への敵対行為を強めている」と非難した。

 リヤドでは迎撃されたミサイルの破片で家屋が損壊したが、人的被害はなかった。

3110チバQ:2021/03/03(水) 10:10:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4ff55ce590629014d574c9b4a1c9f46b980b4de

サウジ皇太子を記者殺害で告発 国境なき記者団、ドイツ検察に
3/2(火) 21:49配信
 【パリ共同】国境なき記者団(RSF)は2日、サウジアラビア当局による記者ジャマル・カショギ氏殺害などジャーナリスト迫害に関し、同国のムハンマド皇太子ら5人を人道に対する罪でドイツの検察に告発したと発表した。

 ドイツ・カールスルーエの検察当局に1日告発した。RSFは「ドイツの法律は外国で行われた国際的な重大犯罪に関して自国の司法制度に管轄権を認めているため、告発先として最適」とした。

 被害者はカショギ氏と、サウジで投獄されたジャーナリスト34人の計35人。RSFは言論抑え込みを図るサウジ当局が組織的に拷問や暴行、違法拘束などの迫害を加えていると訴えている。

3111チバQ:2021/03/16(火) 09:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3e9431013191d57b13cba3d6030cec41fcb0c98
難民帰還阻む恐怖政治 シリア内戦10年、市民弾圧続く
3/15(月) 20:32配信


難民キャンプで暮らすシリア難民の子どもたち=2020年11月、シリア北東部ハサカ県(AFP時事)
 【イスタンブール時事】シリア内戦のきっかけとなった大規模な反政府デモが起きてから15日で10年たった。

 激しい交戦の末、ロシアとイランの支援を受けるアサド政権が国土の主要部分を掌握したが、周辺各国や欧州などに逃れた難民の帰還の動きは鈍い。アサド政権などによる恐怖政治が続き、多くの人々が弾圧を恐れているためだ。

 内戦ではシリア人口の4分の1を超える600万人以上が国外に逃れた。ただ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、内戦で政権が優位に立った2016年以降、シリアに自発的に帰還したのは昨年末時点で26万人超にとどまっている。

 イスタンブールで暮らすシリア難民の男性(32)は「帰還する気はない」と断言する。その理由について、既にトルコで仕事があることに加え、「独裁者(アサド大統領)は今も存在する。ニュースにならなくなってしまったが、弾圧は続いている」と語った。故郷のダマスカスを懐かしむ気持ちはあるものの、「よく歩いた通りで人が暴行で殺され、血塗られた記憶に上書きされた。自分が検問所で拘束される悪夢にうなされることもある」という。

 国連人権理事会は今月1日、シリアでの拷問被害者ら7800人以上への聞き取りなどに基づく報告書を公表した。それによれば、11年3月から20年末までの期間で、場当たり的な拘束により姿を消した人が数万人いる。男女問わず性的暴行の対象となり、11歳の子どもの被害も確認された。多くはアサド政権側によるものだが、報告書は反体制派やクルド人勢力なども不当な拘束や拷問に手を染めていると指摘している。

 360万人以上のシリア人難民を抱えるトルコは、影響下に置くシリア北部の一部地域に難民の再定住を進めることを検討している。しかしトルコで暮らす人々の間では「生活水準に大きな差がある」として、トルコでの生活の継続を願う声が根強いのが実情だ。

3112名無しさん:2021/03/22(月) 14:01:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/320c5efc16bbb20453e7cd58e0862333cb863ae7
イランが米首都攻撃を画策か 1月に通信傍受、警戒強化
3/22(月) 8:48配信
共同通信
 【ワシントン共同】AP通信は21日、複数の米情報当局高官の話として、イランが米首都ワシントンの陸軍施設攻撃や陸軍高官殺害を画策している恐れがあり、米側が警戒を強化したと伝えた。国家安全保障局(NSA)が1月、攻撃についてやりとりするイラン革命防衛隊の通信を傍受したという。現在も脅威が継続しているかどうかは不明。

 APによると、標的に挙げられたのは国防大学などがあるワシントンのフォートマクネア。革命防衛隊のメンバーは、昨年1月に米軍が同隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を空爆で殺害したことへの報復策を協議したという。

3113名無しさん:2021/03/22(月) 14:05:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/eec894a88f1451367222ce37c1247e2842233eb8
反米イラン外交トップ、日本に米政権説得を要請 ザリフ外相と単独会見
2/19(金) 15:02配信
47NEWS
 米国と鋭く対立する中東の地域大国イランの対外的な顔、モハンマドジャバド・ザリフ外相が2月14日、共同通信との単独会見に応じた。トランプ前米政権は経済制裁と軍事的威嚇でイランに圧力をかけ続け、両国間の緊張は一時、戦争寸前にまで高まった。圧力一辺倒を脱却し対話の可能性を探るバイデン政権が発足し、米イラン関係は対立継続か雪解けかという分水嶺(れい)にさしかかっている。イランを含む中東に原油や天然ガスといったエネルギー供給で依存する日本にとって、イラン情勢の行方は国益に直結する。約30分間にわたる会見でのザリフ氏の発言を詳報する。(共同通信=小玉原一郎)

 ▽トランプ氏は「大失敗」

 イスラム革命前の王制期にドイツ人建築家が設計したという壮麗なイラン外務省の大広間。白いひげをたくわえたやや太りじしの61歳は、記者と向き合うと人なつこい柔和な笑顔を見せた。だが、イスラム体制の命運を懸けたあまたの外交交渉を切り抜けてきた外交官の眼光は、常に鋭く一瞬の隙も見せない強固な意思を感じさせた。反米イランで対外発信を担うザリフ氏は、実は若くして渡米し、米政財界に多くの人材を輩出するデンバー大などで学んだ米国通でもある。2000年代には国連大使としてニューヨークに駐在し、難解な単語を交えて流ちょうな英語を操る。核合意の準備交渉ではイラン交渉団を率い、オバマ民主党政権時代に米側代表団の高官たちとギリギリの折衝を交わした。彼らが1月のバイデン政権誕生で米政権の中枢に戻ってきた。サリバン大統領補佐官、ブリンケン国務長官らそうそうたる顔ぶれだ。

 ザリフ氏は会見の冒頭、トランプ政権の「最大限の圧力政策」について語気を強めて批判した。「トランプ氏のやり方は失敗し、(イランの譲歩を引き出すという)意図した結果を得られず、イランの一般市民を傷つけるだけだった」としてイランに「経済テロ」を仕掛けたと主張した。トランプ政権はイランの核保有を危惧してウラン濃縮停止などを求めて圧力をかけ続けたが、イランは逆にウラン濃縮を強化し、高性能遠心分離機の開発を推進した。ザリフ氏はトランプ氏の対イラン政策は「大失敗に終わった」と断言した。

 バイデン政権に対して、ザリフ氏は「バイデン大統領は今、決断をしなければならない。トランプ前大統領の(負の)遺産を終わらせるのか。あるいは継承したいのかだ」と決断を迫った。その上で「もしバイデン氏がトランプ氏の遺産を継承する考えであれば、彼は奇跡を生み出すことはできないだろう」とあくまで制裁解除を求める姿勢を示した。近年の対立を考える上で起点になるのが、米英仏中ロ独とイランの間で「核合意」(英語ではJoint Comprehensive Plan Of Actionの頭文字を取ってJCPOAと呼ばれることが多い)が結ばれた15年だ。その肝は、イランが核開発を大幅に制限する見返りに、米欧などが制裁を解除するという点にあった。トランプ前政権は18年、核合意では主要国の反対を無視して一方的に離脱し、それ以降、合意前の制裁を全て復活させて新たな制裁を次々発動した。イランは対抗して、19年5月から合意の履行を段階的に停止し、今年1月にはウラン濃縮度を兵器級に近づくとされる20%に高める挑発行為に出た。イランは制裁で人道物資である医薬品や食料の輸入が困難になったとしている。ザリフ氏は、新型コロナウイルス感染症のワクチンの買い付けにも支障が出ていると訴えた。

3114名無しさん:2021/03/22(月) 14:05:13
>>3113

 ▽菅政権に凍結資産の返還を要求

 ザリフ氏はバイデン政権に制裁解除を要求する一方、日本と欧州にバイデン政権の説得を要請して解除を促す考えも表明した。安倍政権(当時)は米国とイランの間で軍事衝突が起きる危機が現実味を帯び始めた19年、両国の仲介を試みていた。首脳会談などを通じて、米国の制裁で禁輸されたイラン産原油と、中国との関係悪化で売り先の確保に迫られていた米国産穀物を物々交換する奇策も極秘で提案された。同年末には東京での米イラン秘密交渉を提案したことも判明している。ザリフ氏は、日本について「イランの旧友であり、米国とも良好な関係を持つ」と評し、日本の外交努力を歓迎するとした。菅政権には「友人として振る舞うことを期待する」と呼び掛け、「日本などは、(米国に対し)法律に従う国になる必要があると忠告しなければならない」と訴えた。

 「日本が果たせる最良の役割は、日本が(米国の)違法な決定を実行するつもりはないと米国に示すことだ」とも述べ、米国の制裁によって日本の銀行で凍結されている資産を返還することも求めた。ザリフ氏によると、イランの凍結資産は日本と韓国の銀行で合計100億ドル(約1兆500億円)近くになる。韓国分はうち70億ドルとされ、日本分は30億ドル弱になるとみられる。イランは特に韓国に対して、70億ドル返還を強く求めてきた。1月、原油輸送の大動脈、ホルムズ海峡で韓国の石油タンカーをイラン当局が拿捕(だほ)した事件では、イランが韓国に凍結解除を求めて拿捕という荒っぽいやり方で圧力をかけたとの見方が有力だ。ザリフ氏は、返還金は医薬品や食料の調達に充てるとして「日本と韓国は、米国の違法な決定(制裁)に従って、イラン人から食料と医薬品を奪っていることを知るべきである」とまで主張した。

 ▽容易でない歩み寄り

 欧州連合(EU)に対し、ザリフ氏はより具体的なアプローチを取るよう提案した。EUのボレル外交安全保障上級代表(EUの外相)について「米国がXやYといったステップを進めば、イランはA、Bといったステップを進むという段取りを示すことができる」と指摘。「イランや米国との協議を通じ、時間の枠組みを明確にすることができる」と述べ、米国の制裁解除と、イランの数々の核合意違反の是正を並行して段階的に進めるための枠組みを創設することに期待を示した。既に事務レベルではEUにこの考えを伝達したという。米イランの「振り付け役」としての役割に期待を示した発言だった。

 ザリフ氏が日本や欧州に米国を説得するよう期待するのは、バイデン政権が同盟国と連帯してイラン核問題に対処する方針を示しているからだ。イランが核合意の再交渉はあり得ないと米国との直接交渉を拒否している以上、米国と同盟関係にある日本や欧州諸国の仲介に期待が高まるのは自然だ。ただ、米国の即時制裁解除を求めるイランと、イランに核合意の順守を求める米国の立場の開きは大きい。双方が「相手の行動が先だ」との原則論を展開しており、日本と欧州が本格的な仲介に乗り出したとしても歩み寄りは容易ではない。イランは制裁が解除されなければ、2月23日に国際原子力機関(IAEA)の査察を制限すると警告した。反米保守強硬派が最大勢力になっている国会で昨年末に成立した新法に沿った措置だ。ザリフ氏は会見で「イランは民主国家。法律には従わなければならない」と査察制限を強行する考えを示唆した。IAEAの査察が制限される事態となれば、核兵器保有の野望があると米欧に疑われてきたイランの核開発の全容が検証できなくなる恐れが出てくる。中東の緊張がさらに高まることが予想される。挑発が挑発を呼ぶ負のスパイラルを断ち切ることができるのか。米国とイランの対立を軸にした中東情勢の展開に目が離せない日々が続く。

3115チバQ:2021/03/23(火) 09:40:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3a7e13538eca4b184a493bac9af8b64d60fc222

米国防長官、アフガン電撃訪問 ガニ大統領と会談…暴力行為増に懸念
3/21(日) 22:45配信

 【シンガポール=森浩】アジア歴訪中のオースティン米国防長官は21日、予告なしでアフガニスタンの首都カブールを訪問し、ガニ大統領と会談した。バイデン政権幹部のアフガン訪問は初めて。アフガン大統領府によると、会談で両者はアフガンで暴力行為が増えている現状に懸念を表明し、解決策として永続的な和平の重要性を確認した。

 昨年2月の米国とイスラム原理主義勢力タリバンの和平合意に基づくアフガン駐留米軍の完全撤退期限が5月1日に迫る一方、アフガン政府とタリバンの戦闘は収束の兆しが見えない。

 バイデン政権は多国間協議を経て、アフガン政府とタリバンによる暫定政権樹立を模索している。一方、ガニ氏は自身が主導権を握りたい思惑から、暫定政権には消極的とされる。

 アフガン駐留米軍はトランプ前大統領が退任直前、約2500人にまで削減。駐留のきっかけとなった2001年の米中枢同時テロ以降、最小規模となった。

3116チバQ:2021/03/23(火) 20:39:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021032301089&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
ネタニヤフ続投の是非問う イスラエルで総選挙
2021年03月23日18時40分

22日、エルサレムの商店街に繰り出し、デザートを食べるイスラエルのネタニヤフ首相(中央)(AFP時事)

 【イスタンブール時事】政局の混乱が続くイスラエルで23日、この2年間で4度目となる総選挙(国会定数120)の投票が行われた。これまでの選挙と同様、ネタニヤフ首相の続投の是非が焦点だ。即日開票され、24日中に大勢が判明する見通し。
 ネタニヤフ氏の右派政党リクードが第1党になることが確実視されるものの、獲得議席数は30前後にとどまる公算が大きい。宗教政党などを含めた親ネタニヤフ勢力全体でも、過半数を確保できるかは微妙だ。

3117チバQ:2021/03/24(水) 11:39:09


https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/210319/wor21031922490022-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
イスラエルで23日に国会選 ネタニヤフ氏厳しい戦い
2021.3.19 22:49

PR

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルで23日、国会(一院制、定数120)選挙が行われる。過去2年間で4回目。右派政党リクードを率いるネタニヤフ首相が続投できるかが焦点だ。同氏は世界最速ペースで進む新型コロナウイルスのワクチン接種を実績としてアピールしているが、厳しい戦いを迫られている。結果はイランの核問題など中東の今後にも影響しそうだ。
 イスラエルの国会選では単独政党が半数を超えることはなく、首相は選挙後の連立協議で決まる。反ネタニヤフ勢力も過半数には届かないとみられ、政権が発足せず再び選挙となる可能性も指摘される。
 世論調査によると、リクードは第一党を維持しても6議席減の30議席にとどまる見通し。右派では汚職疑惑を抱えるネタニヤフ氏への反発が出ており、元内相がリクードを離党して結成した新党「新たな希望」が10〜11議席を獲得しそうだ。反ネタニヤフの中道政党「イェシュアティド」が18〜21議席でリクードを追う。
 リクードや、ユダヤ教の戒律に厳格な超正統派の政党など親ネタニヤフ勢力は約50議席。反ネタニヤフ勢力も約58議席にとどまると予想される。
 ネタニヤフ政権の下、イスラエルでは人口の6割近くが1回目の新型コロナワクチンの接種を受け、2回目の接種終了者も5割に迫る。政権は経済回復に向けて行動規制を徐々に緩和しつつある。だが、ネタニヤフ氏をめぐっては収賄罪などで公判が始まり、抗議デモも起きている。

 同政権に肩入れする政策を進めたトランプ前米政権と異なり、バイデン米政権はネタニヤフ氏が消極的なパレスチナ独立国家建設への支援を打ち出している。トランプ政権と違いイランとの対話も志向しており、次期首相が誰になるかはイスラエルの内政だけでなく、中東情勢を左右する。
 同国では2019年4月と9月に国会選が行われたが、いずれも連立協議が頓挫。昨年3月の選挙をへてネタニヤフ政権が発足したが、連立内部の対立で同年12月に国会が解散した。

3118チバQ:2021/03/24(水) 11:39:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/7710f0cfe8ea868e6f22546aaefb49c06a55d07e
イスラエル国会選、親首相派は過半数見通せず 連立協議が焦点に
3/24(水) 8:20配信



 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルの国会(一院制、定数120)選挙は23日夜に投票が締め切られ、開票作業に入った。出口調査の結果ではネタニヤフ首相率いる右派政党リクードが第一党になる見通しだが、親ネタニヤフ勢力も反対勢力も政権発足に必要な過半数(61議席)の支持を得られるかは見通せず、開票終了後の連立協議がまとまるかが焦点となりそうだ。24日午前(日本時間同日午後)にも大勢が判明する。

 イスラエルでは左右両勢力が拮抗(きっこう)して安定した政権が成立せず、国会選は過去2年間で4回目。ネタニヤフ氏は世界最速ペースで新型コロナウイルスのワクチン接種を進めた実績をアピールしたが、収賄疑惑に対する抗議デモが起きるなど反発も出ていた。

 同国の有力紙ハーレツ(電子版)によると、出口調査の結果ではリクードは32議席を獲得し、続いて反ネタニヤフの中道政党「イェシュアティド」が17議席で第二党になる見込み。

 選挙前、右派ではリクードを離党した元内務相が新党を結成するなど親ネタニヤフの勢いが衰え、右派の支持層は分裂した。一方で、こうした右派の反ネタニヤフ勢力の中には中道・左派政党と連立を組むことを拒んでいる政党もある。このため、どちらの勢力も半数を超える支持が固められるかは微妙な情勢だ。

 イスラエルでは2019年4月と9月に国会選が行われたが、いずれも連立協議が頓挫。昨年3月の選挙をへてネタニヤフ政権が発足したが、連立内部の対立で同年12月に国会が解散した。

3119チバQ:2021/03/24(水) 11:40:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/a52279a6841eac49c72a035f04041792b58084fb

イスラエル国会選挙、与党「リクード」第1党濃厚…組閣に着手へ
3/24(水) 7:11配信
0



 【エルサレム=工藤彩香】イスラエルで23日に投票が行われた国会選挙(定数120)は即日開票された。イスラエル公共放送は同日、出口調査の結果、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が率いる与党の右派「リクード」が第1党を維持し、組閣に着手することが濃厚だと報じた。
 公共放送の出口調査に基づく予想では、リクードは30議席を獲得する見込みだ。反ネタニヤフ首相を掲げるヤイル・ラピド元財務相が党首の中道政党「イエシュ・アティド」が18議席で続き、リクードと連立を組んでいたベニー・ガンツ副首相兼国防相が率いる中道政党「青と白」は8議席にとどまる見通しだ。
 ネタニヤフ氏は出口調査の発表直後、自身のツイッターに「イスラエル国民に感謝する。私のリーダーシップの下で、リクードと右派に大勝利をもたらした」と書き込んだ。
 ただ、リクードとネタニヤフ氏を支持する宗教政党を含めた勢力は50議席超と、過半数の61議席にとどかない情勢だ。中道・左派勢力を中心とする「反ネタニヤフ派」は55議席を上回り、伯仲している。ネタニヤフ氏が首相を続投するためには、今後の他党との連立協議で過半数を確保できるかどうかが焦点となる。両陣営に属さない右派「ヤミナ」の動向が鍵を握りそうだ。

3120チバQ:2021/03/24(水) 21:50:22
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210324X346.html
首相支持派の過半数困難=政局混乱で4度目総選挙―イスラエル
2021/03/24 17:56時事通信

 【イスタンブール時事】イスラエルで23日に投票が行われた2年間で4度目の総選挙(国会定数120)は24日、開票作業が進んだ。ネタニヤフ首相を支持する勢力が過半数を獲得して政局の混乱を収拾できるかが焦点だが、困難な状況となっている。過去3回と同様に明確な勝者がいない結果となりそうだ。

 地元メディアによると、開票率約90%の段階で、ネタニヤフ氏の右派政党リクードは30議席を獲得し、第1党となる。ネタニヤフ氏は「大きな勝利だ」と宣言した。

 ただ、リクードに宗教政党などを合わせた首相を支持する勢力全体では過半数を確保できない見通し。ネタニヤフ氏は今後、新政権樹立に向けて野党側の切り崩しを進めるとみられる。

 野党側は最も多い政党で17議席にとどまっており、リクードの優位を崩すことはできそうにない。過去3度の選挙でリクードと第1党の座を争った中道政党連合「青と白」が今回の選挙では分裂するなど、結束は大きく揺らいでいる。

 ネタニヤフ氏は選挙戦で、イスラエルで新型コロナウイルスのワクチン接種が世界最速のペースで進んだことを自身の実績としてアピールした。一方、野党側は汚職事件で起訴されたネタニヤフ氏の資質を問題視する論陣を張り、世論はネタニヤフ氏「支持」と「不支持」で割れた。

3121チバQ:2021/03/24(水) 21:51:38
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3338448.html
イスラエル総選挙、ネタニヤフ氏が勝利宣言も続投は不透明
2021/03/24 15:21AFPBB News

イスラエル総選挙、ネタニヤフ氏が勝利宣言も続投は不透明

イスラエルの与党リクードがエルサレムに置いた総選挙の選挙本部で、投票終了後に、幹部や夫人のサラ・ネタニヤフ氏(中央右)と共にステージに上った党首のベンヤミン・ネタニヤフ首相(中央、2021年3月24日撮影)。(c)menahem kahana / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は23日、同日投開票の総選挙(国会定数120)で勝利宣言をした。ネタニヤフ氏は右派連立政権の樹立に意欲を見せているが、交渉は難航が予想される。

 ネタニヤフ氏は選挙戦で、世界最速ペースで新型コロナウイルスワクチン接種を進め、すでに人口約900万人のおよそ半数に接種を済ませた実績をアピールした。

 主要3テレビ局の出口調査によると、ネタニヤフ氏の右派与党リクードが30〜31議席を獲得して第1党になる見込み。

 リクードに近いタカ派や宗教政党も加えると、ネタニヤフ氏を支持する勢力が50議席以上を確保する可能性もある。

 ネタニヤフ氏が続投できるかどうかは、たもとを分かったナフタリ・ベネット前国防相との交渉次第となるが、同氏は、反ネタニヤフ勢力に加わる可能性も排除していない。

 ネタニヤフ氏は支持者を前に、予想される選挙結果は右派とリクードにとって大きな勝利だと述べ、「信条を同じくするすべての当選者に接触する。誰も排除しない」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News

3122チバQ:2021/03/26(金) 23:03:05
首相支持勢力、過半数届かず=「中間派」対応焦点―イスラエル総選挙https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210326X632.html
2021/03/26 18:52時事通信

 【イスタンブール時事】23日投票のイスラエル総選挙(国会定数120)の開票作業が25日に終了し、各党の議席が決まった。続投を目指すネタニヤフ首相は自身を支持する勢力での過半数確保を果たせなかった。政権発足に向け、態度を決めていない「中間派」を取り込むことができるかが今後の焦点となる。組閣に至らなければ政局混乱は続き、2019年4月以降で5度目となる総選挙が行われる可能性もある。

 開票結果によると、首相支持派は、第1党となったネタニヤフ氏の右派リクード(30議席)を中心に4党で52議席を獲得した。これに対し、反首相派はラピド元財務相率いる第2党の中道イェシュアティド(17議席)など7党で57議席。ネタニヤフ氏続投の是非を明言していないのが極右イエミナ(7議席)とアラブ系ラアム(4議席)の2党だ。

 リブリン大統領は今後、議席を獲得した各党の意見を聞いた上で首相候補を決め、組閣を指示する。ネタニヤフ氏が連立内閣の組閣を円滑に進めるには、与党側で過半数の61議席以上を確保する必要があり、中間派の協力が不可欠だ。

3123名無しさん:2021/03/31(水) 17:57:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c3a804249353d0b39a2974f7ad52592858cbf6
建物の名は「怨恨」 取り壊せない幅60センチの極薄ビルはなぜ建設されたのか
3/31(水) 7:30配信
クーリエ・ジャポン
レバノンの首都ベイルートには最も狭いところで幅60センチメートルという超極薄のビルがある。このビルにはアラビア語で「アル・バーサ」、英語では「ザ・グラッジ」、という「悪意」や「怨恨」を意味する物騒な通称が付けられているという──。

キッチンあり、居住可能
非営利団体「アラブ・スタディーズ・インスティテュート」が発行する電子メディア「ジャダリーヤ」は、この建物について調べたアーバンプランナーで建築家のサンドラ・リシャニのエッセイを掲載している。
エッセイによると、このビルは1954年に建設された。幅は最も狭いところでは60センチ、最も広いところでも4メートルだ。高さは約14メートルで、120平方メートルの海辺の細長い土地に建っている。

米メディア「インサイダー」は2020年3月、リシャニに取材。記事によると、その薄さにもかかわらず、この建物は完全に居住可能で、部屋、キッチン、窓、そして、地中海の海辺の景色を一望できるようになっているそうだ。

リシャニは取材に対し、「私はそこに住みたい! と思っています。とても直線的な配置です」と語っている。

また、このビルは今は空き家になっているが、過去にはさまざまな人が住んでおり「戦時中、この建物には売春宿があって、たくさんの難民がいたことを知っています」ともコメント。

だがしかし、なぜこのような建物が建築されてしまったのだろう。そしてなぜ、こんな通称が付けられたのか。

「都市伝説」が通称の由来
リシャニのエッセイや報道で、この建物に関する「都市伝説」が紹介されている。

ある兄弟、AとBが隣り合った土地を相続した。だが2人はこれらの土地をどう分けるか合意できなかった。

Bの土地の一部には道路が通ってしまっていたため細長だった。だが、せめてもの復讐にA側の土地から見えるはずだった海の景色を遮り、その価格を下げようとした。

この薄い建物は「2人の兄弟の怨恨を体現したもの」(リシャニ)だったのだ。

オーシャンビューを台無しにした“壁”としての「怨恨」ビルの役割について、リシャニは「100万ドルの眺望を遮っている」と記している。

取り壊せない理由は……??
リシャニのエッセイによると、現在の建築・区画整理法では、敷地は建築可能な面積よりも小さいため、たとえこのビルを取り壊しても、新たに建造物を建てることはできないそうだ。

所有者にとっては取り壊すより、現状のままにしておいた方が安く上がるため、「怨恨」は今もその土地にたたずんでいるという。

このエッセイはもともと2014年に掲載されたものだが、その後英紙「ガーディアン」などでも紹介され、最近では上記の「インサイダー」をはじめ、仏TV「フランス24」や英紙「デイリー・メール」でも取り上げられるなど、断続的に話題になり続けている。

こうした報道のおかげか、米メディア「アトラス・オブスキュラ」が由来と行き方を紹介するなど、ちょっとした観光スポットにもなっているようだ。
関連記事:香港の巨大スラム「九龍城砦」の亡霊は、なぜ今も人の心をとらえ続けるのか

COURRiER Japon

3124とはずがたり:2021/04/04(日) 17:57:54

凄いなあ

https://twitter.com/xruiztru/status/1378238159700557829
Xavi Ruiz
@xruiztru
Dubai.

1981 vs. 2016

3125チバQ:2021/04/04(日) 18:12:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/63b99bfd2e7c847d60d9000cc5e271dd0deca352
ヨルダン軍が前皇太子を軟禁 国王へ抗議扇動か、逮捕も
4/4(日) 7:49配信

122
この記事についてツイート
この記事についてシェア
共同通信
ヨルダン元皇太子のハムザ王子=2009年6月、アンマン(ロイター=共同)

 【カイロ共同】中東ヨルダンの当局が、アブドラ国王の異母弟で前皇太子のハムザ王子に「国家の安全と安定を脅かす行動」を停止するよう通告し、王室の元高官ら数人を逮捕したことが3日、明らかになった。国営ペトラ通信が伝えた。国王への抗議活動を扇動しようとした疑いなどが持たれたもようで、英BBC放送によると、王子は軍の軟禁下に置かれた。

 王子はアブドラ国王が即位した1999年に皇太子に任命されたが、2004年に解任。その後、国王とは緊張関係にあったとされる。米紙ワシントン・ポストは、大規模な謀略が計画され、王族を含む20人近くが拘束されたと報じた。

3126チバQ:2021/04/05(月) 20:24:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac6b1a269d60be705f7a8e9bedba6836a66c11fd
ヨルダン前皇太子、自宅軟禁に 国王への謀略関与は否定
4/4(日) 15:56配信

AFP=時事
ヨルダンのハムザ・ビン・フセイン王子。アンマンで(2015年9月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ヨルダンの前皇太子、ハムザ・ビン・フセイン(Hamzah bin Hussein)王子が3日、自宅軟禁下にあると明らかにした。異母兄のアブドラ・イブン・フセイン国王(King Abdullah II)に対する謀略への関与は一切否定している。

 英BBCが王子の弁護士から入手したとされる動画で王子は、自宅に軟禁され、警護が解かれ、インターネットと電話の回線が遮断されたと説明。多数の友人が拘束されたと明らかにした。

 だが、王子は謀略には関与していないと主張。統治の崩壊や汚職、過去15〜20年にわたり統治機構にまん延する、悪化の一途をたどる無能さに対する責任は自分にはないと述べた。

 またヨルダンの「政治体制」は「私的かつ経済的な権益や汚職の方が、国民1000万人の命や威厳、未来よりも大切」だと考えていると非難し、「残念ながらこの国は汚職や縁故主義、悪政に阻まれるようになり、希望が壊されたり失われたりしている」と語った。

 ハムザ王子は、故フセイン1世(King Hussein)と米国人の妻ヌール王妃(Queen Noor)の長男。異母兄のアブドラ国王と公式には良好な関係にあり、部族の指導者らと親密な関係を築いている。

 アブドラ国王は1999年、フセイン1世の遺言通りハムザ王子を皇太子に任命したが、2004年に解任し、代わりに自身の長男フセイン・ビン・アブドラ(Hussein bin Abdullah II)王子を任命した。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は中東で活動する情報機関高官の話として、ハムザ王子の自宅軟禁は、王室関係者いわく「複雑かつ大規模な策略」が発覚したことに続くものだと伝えた。

 米国務省のネッド・プライス(Ned Price)報道官は、米政府は同盟国ヨルダンでの動向を「注視している」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3127チバQ:2021/04/05(月) 20:24:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ebd525bfbcc4285903fd709a7e63ef0f1f99e0f
ルダンで元皇太子ら約20人拘束 クーデター防止狙いか
4/4(日) 8:32配信

毎日新聞
ヨルダンのアブドラ国王=2020年12月、AP

 中東の親米国家ヨルダンで3日、アブドラ国王(59)の異母弟で元皇太子のハムザ王子(41)が、国家の不安定化を図ったとして「活動停止」を言い渡された。軍の発表をロイター通信が報じた。ハムザ王子と元閣僚、王族メンバーら計約20人が拘束されたとの報道もあり、宮廷クーデターを未然に防ぐ動きだった可能性がある。

 国王は2004年、後継者とされていたハムザ王子を皇太子から解任し、自身の王権を強化した。その後、王子は有力部族などの支持を取り付けようと活動し、国王の怒りを買ったとの説もある。ロイター通信によると、治安部隊が王子の家宅捜索に入った模様だ。

 王子の弁護士が英公共放送BBCへ送った動画メッセージでは、王子自身が自宅軟禁下に置かれたことを明かし、潔白を訴えると同時に現体制は「腐敗している」と英語で批判した。

 ヨルダンのハシム王家は、イスラム教の預言者ムハンマドの直系子孫とされる名門で、かつては聖地メッカを守る「太守」の地位を受け継いでいた。第一次大戦後にイラク、シリア、ヨルダンに王国を開いたが、現在はヨルダンでのみ君主制が続く。

 ヨルダンは米国と緊密な関係を保ち、西隣のイスラエルとも国交がある。王家は日本の皇室と交流を持ち、国王は親日家とされる。米国務省のプライス報道官は3日、王子の拘束に関連して「事態を注視し、ヨルダン政府とも連絡を取り合っている」とツイッターに投稿した。

 中東の君主国では、王族間の確執が表面化するケースが時々起きている。サウジアラビアでは15年のサルマン国王の即位後、異母弟など2人の皇太子が解任され、17年に実子のムハンマド皇太子が副皇太子から昇任した。その後、王族や閣僚ら約200人が拘束される事件があった。【カイロ真野森作】

3128チバQ:2021/04/05(月) 20:25:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dd361b4db74f03510e47f96939af001f87d6b96
ヨルダン政府、元皇太子を非難 国の「不安定化」を画策
4/5(月) 12:10配信

0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
CNN.co.jp
ヨルダン政府がアブドラ国王の異母弟で元皇太子のハムザ王子を批判

(CNN) 中東のヨルダン政府は、アブドラ国王の異母弟で元皇太子のハムザ王子が国の「不安定化」を画策したとして非難した。この動きは王室内での不和を浮き彫りにした。ハムザ王子はこの週末に軟禁を強いられていると明らかにしていた。

ヨルダンのサファディ副首相は4日、記者会見で、治安当局者がハムザ王子とその側近、外国勢力との間の通信を傍受したと述べた。そこでは、ヨルダンの安定や治安を弱体化させるとみられる計画が話し合われていた。

サファディ副首相はまた、ハムザ王子が将来的にヨルダンの人々を国に対抗するために動員しようとしていたと述べた。

しかし、ハムザ王子は3日、英BBCが入手した動画で、いかなる陰謀や不正な組織、外国が支援している集団にもかかわっていないと否定し、反政府の陰謀に関与しているとの申し立てをはねつけた。

ハムザ王子によれば、政府やアブドラ国王への批判に対する懸念から大部分の通信手段は遮断され、軟禁状態に置かれているという。

サファディ副首相によれば、今回の謀略に関連してすでに16人から18人が拘束された。サファディ副首相は、今回当局が拘束を決断した背景として、関与した人々が計画実行のタイミングについて協議を始めたからだったと述べた。

捜査は継続しているという。

国営ペトラ通信は3日、王族のメンバー1人と王立裁判所の元長官が「治安上の理由」により拘束されたと伝えていた。

ハムザ王子は当初、父親の後継者とみられていた。しかし、フセイン国王は1999年にがんで死去する前にアブドラ氏を後継者に指名した。ハムザ王子は国王となるには経験不足で若すぎるとみなされた。

アブドラ国王は1999年にハムザ王子を皇太子に指名したが、2004年に解任していた。

3129チバQ:2021/04/06(火) 10:50:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3336472ab6842c1475d4011c775214f75409cdf1
ヨルダン前皇太子 軍の命令を「拒否」
4/6(火) 0:17配信

 中東ヨルダンのハムザ前皇太子や側近が国の不安定化を画策したとして、側近らが逮捕された事件で、前皇太子は5日に録音メッセージを公表し、国軍が命じた軟禁生活や外部との連絡遮断の措置に「従わない」と述べた。異母兄のアブドラ国王や指導層の批判を続ける意思を示したとみられる。

 政府はハムザ前皇太子の関係者が外国勢力と接触し、妻を出国させるため飛行機の手配を依頼したことを確認。国家不安定化計画への外国勢力の関与について捜査している。(カイロ 佐藤貴生)

3130チバQ:2021/04/08(木) 20:07:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa1b3db5bb4531abc5216cee231d1a54bd6ab7e0
ヨルダン国王「反乱は鎮圧」 前皇太子との確執で
4/8(木) 6:38配信

時事通信
ヨルダンのアブドラ国王=ヨルダン王室が3月23日提供、アンマン(AFP時事)

 【カイロ、ワシントン時事】ヨルダンのアブドラ国王は7日、「国家の安定を脅かす行動を取った」と批判された異母弟の前皇太子ハムザ王子について、「ショックと痛み、怒りは比類なかった」と語った。


 その上で「反乱は鎮圧された」と強調し、事態は沈静化したとの認識を示した。

 国王の国民向けメッセージを国営メディアが伝えた。表面化した王室の内紛に関し、国王が直接言及するのは初めて。

 国王は「過去数日の試練は国家の安定にとって最も危険ではなかったが、私にとっては最も痛みを伴うものだった」と振り返った。動画で自ら自宅軟禁下にあると主張したハムザ王子について、「現在は私の保護の下、家族と一緒に自分の宮殿にいる」と述べた。

 ヨルダン政府は、王子側が「邪悪な計画実行のため外国勢力と連絡を取っていた」と非難し、関係者を拘束。その後、王子が国王に忠誠を誓う文書が公表されていた。

 一方、バイデン米大統領は7日、アブドラ国王と電話会談し、米国や地域にとって国王のリーダーシップが重要だと強調した。ホワイトハウスが発表した。ヨルダンは中東の親米国で、国王への支持を明確にする狙いがあったとみられる。

 バイデン氏は記者団に、ヨルダン情勢を懸念していないと指摘。「国王には米国に友人がいると電話で伝えた」と語った。

3131チバQ:2021/04/19(月) 22:09:20
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021041901001958.html
イスラエル、屋外でマスク不要に ワクチン効果、屋内は着用継続
2021/04/19 15:46共同通信

イスラエル、屋外でマスク不要に ワクチン効果、屋内は着用継続

エルサレムのカフェでマスクを着けずに談笑する女性ら=18日(共同)

(共同通信)

 【エルサレム共同】世界有数の速さで新型コロナウイルスのワクチン接種を進めるイスラエルで18日、感染者数の減少を受けて屋外でのマスク着用義務が撤廃された。市民生活には大きな変化。飲食店が3月に営業を本格化したこともあり、ワクチン効果でコロナ前の日常に戻りつつある。屋内では、マスク着用義務が継続する。

 エルサレムの路上ではこの日、多くの市民がマスクなしの生活を楽しんだ。会計士ミアさん(29)は「息苦しいマスクをしないでよい日常が戻ってきた。本当に長かった」と感無量の様子。友人とカフェのテラス席でビールを飲み談笑した。

3132とはずがたり:2021/04/19(月) 23:22:10

シリア、政府支配地域のみで5月に大統領選
https://www.afpbb.com/articles/-/3342836
2021年4月19日 20:00 発信地:ダマスカス/シリア [ シリア 中東・北アフリカ ]

【4月19日 AFP】シリア人民議会(国会)のハムーダ・サバーグ(Hamouda Sabbagh)議長は18日、来月26日に大統領選を実施すると発表した。内戦下で2度目の大統領選となるが、投票は政府支配地域のみで行われ、立候補に10年以上継続した国内居住実績が必要なことから、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領の再選が確実とみられる。

 2011年3月に始まったシリア内戦では、これまでに38万8000人以上が死亡し、総人口の約半数が自宅からの避難を強いられた。政治的解決の兆しはまだ見えていない。


 反体制派のナスル・ハリリ(Nasr Hariri)氏は、来る大統領選を「茶番」だと批判した。欧米諸国も先月、「公正で自由」ではない選挙には反対すると警告していた。

 シリアでは、反体制派が最後の拠点とする北西部イドリブ(Idlib)県など、政府の支配の及ばない地域がまだかなりある。イドリブ県とその周辺には約290万人が暮らすが、その3分の2は国内の他の地域で戦禍を被り、逃げてきた人たちだ。これらの地域では、大統領選の投票は行われない。

 また、トルコ軍および親トルコ系武装勢力の支配下にある国境地域や、政府軍が進駐していない北部クルド人地域でも、投票はできない。

 投票できるのは、政府支配地域に住むシリア人と、在外シリア人のうち居住国のシリア大使館に登録している人だけだ。

 また、立候補するにはシリア国内で継続して10年以上の居住実績と、与党バース(Baath)党が支配する人民議会の議員35人以上の推薦が必要とされ、外国に逃れている反体制派の立候補は不可能となっている。(c)AFP/Maher AL MOUNES with Rouba EL HUSSEINI in Beirut

3133チバQ:2021/04/22(木) 19:28:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ca83b29a5dec6525c49344752c70ce3bb28c58a
中東情勢が緊迫 イスラエルにシリアのミサイル、応酬が続く恐れ
4/22(木) 17:50配信

毎日新聞
イスラエル国旗=同国で2019年5月

 イスラエル軍は22日未明、隣国シリアからミサイル攻撃があり、イスラエル南部ネゲブ砂漠に着弾したと発表した。発射されたのは地対空ミサイルで、イスラエルの航空機を狙ったが外れたとみられる。また、着弾地付近にはイスラエルのディモナ核施設もあるが、被害はなかったという。背景にはシリアを支援するイランの意向があるとみられ、イスラエル軍は同日、報復としてシリアのミサイル基地数カ所の攻撃に踏み切った。こうした応酬が今後も続く可能性があり、中東情勢は緊迫化している。


 イランを巡っては、米国の核合意復帰を検討するバイデン米政権とイラン政府の間接協議がウィーンで断続的に行われている。今月11日にはイラン中部ナタンツの核施設が攻撃されたが、これはイランの核の脅威を主張し、米・イランの歩み寄りに反対するイスラエルが仕掛けたとみられている。最近の「イスラエル対イラン・シリア」の攻撃の応酬には、こうした背景があるとみられる。

 今回、イスラエル側が「報復攻撃」したシリアへのミサイル攻撃について、国営シリア・アラブ通信は22日、首都ダマスカス近郊でシリアの防空システムが「多くを撃ち落とした」と伝えた。一方で4人の兵士が負傷し、基地も被害を受けたという。シリア側は、ミサイルはイスラエルが占領するシリア領ゴラン高原から発射されたと主張している。

 内戦中のシリアでは、アサド政権をイラン革命防衛隊やレバノンに拠点を置くイスラム教シーア派組織ヒズボラなどが支援。イスラエルはこれまでも、シリア領内にある両組織の基地などを空爆している。【エルサレム三木幸治、カイロ真野森作】

3134チバQ:2021/04/26(月) 11:40:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a8d6f2bc1b99f20f9a4a2ec9241bdbad2893316
米、アルメニア人迫害を「ジェノサイド」認定 トルコ猛反発、さらなる関係悪化必至
4/25(日) 16:37配信

 【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は24日、声明を出し、第一次大戦中の1915年から17年にかけて多数のアルメニア人が死亡したオスマン帝国による迫害について、「ジェノサイド(民族大虐殺)」にあたるとの認識を示した。米政権がこれをジェノサイドと認定したのは初めて。トルコは強く反発しており、近年険悪化している米・トルコ関係がさらに悪化するのは必至だ。

 バイデン氏は声明で、「アルメニア人へのジェノサイドを記憶にとどめ、金輪際このような悲劇が起きないよう決意を新たにする」と述べた。この日は、106年前に迫害が始まったとされるアルメニア人への追悼記念日。

 オスマン帝国は第一次大戦中、少数派キリスト教徒のアルメニア人に強制移住を命じ、その過程で最大150万人が命を落としたといわれる。同大戦後に解体されたオスマン帝国の後身であるトルコは、約30万人のアルメニア人が死亡したとは認めているが、多くは飢餓などによるもので、組織的な虐殺ではないと主張。トルコのチャブシオール外相は24日、ツイッターで、「言葉によって歴史を変えたり、書き換えたりすることはできない」と反論した。

 バイデン政権は「人権外交」を標榜(ひょうぼう)しており、今回はその一環として、歴代政権が避けていたジェノサイド認定に踏み込んだ形だ。

 米国とトルコは、ともに北大西洋条約機構(NATO)の加盟国ながら、近年は関係が悪化。トルコは米国の反対を無視してロシア製地対空ミサイルS400を導入しており、ブリンケン米国務長官は今年3月のNATO外相会合で放棄するよう求めていた。

 一方で米国は、イラン問題やシリア内戦といった中東での外交課題では、域内での影響力を強めるトルコに協力を求めざるを得ない立場にある。

 バイデン氏は声明に先立つ23日、トルコのエルドアン大統領と電話会談した。米メディアによるとその際にジェノサイド認定をする考えを伝達したという。両者は6月のNATO首脳会議に合わせて首脳会談を行うことで合意しているが、歴史認識の問題でいっそうこじれた関係の修復につなげられるかは不透明だ。

3135チバQ:2021/04/26(月) 11:43:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/d87424d8d37de348e73392458aee35b02b6aeb62
アルメニア人迫害は「虐殺」 米大統領認定、トルコは反発
4/25(日) 1:15配信
 【ワシントン、イスタンブール時事】バイデン米大統領は24日、第1次大戦当時のオスマン帝国で起きたとされるアルメニア人迫害を「ジェノサイド(集団虐殺)」と認定した。


 帝国の後継国家トルコはジェノサイドを否定しており、声明に強く反発。共に北大西洋条約機構(NATO)加盟国でもある米トルコ関係の緊張は、避けられないとみられる。

 米公共ラジオ(NPR)などによると、今回のジェノサイド認定は、1981年にレーガン大統領がホロコースト(ユダヤ人大虐殺)に関する声明の中で「アルメニア人ジェノサイド」と表現して以来だという。

 バイデン氏は24日の「アルメニア人追悼記念日」に合わせて出した声明に「オスマン帝国時代のアルメニア人ジェノサイドで失われたすべての命を忘れない」と明記。居住地を追われ米国など全世界へ渡ったアルメニア人への敬意を示すとともに、「誰かを責めるためではなく、こうした出来事が繰り返されないことを確かなものにするため、痛みを直視し、歴史を認識する」と記した。

 声明に対し、トルコ政府は「完全に拒否する」(チャブシオール外相)と反発。駐トルコ米大使を外務省に呼んで抗議した。

 米当局者はロイター通信などに、声明はバイデン政権の人権重視姿勢を反映したものだと説明。米国は引き続きトルコを重要な同盟国と見なし、トルコとアルメニアの和解も後押しすると述べた。

 バイデン氏は23日、就任後初めてトルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、6月のNATO首脳会議に合わせた首脳会談開催で合意。ロイターなどは、バイデン氏が電話会談でジェノサイド認定の意向を伝達したと報じていた。認定に先立ち首脳会談を申し合わせることで、関係の決定的悪化を避けたいとの意図もうかがえる。

 米国はトルコによるロシア製地対空ミサイル「S400」の購入に反対し、トランプ前政権が昨年12月に対トルコ制裁を発動した。一方、トルコは2016年のクーデター未遂事件に絡み、首謀者と見なす在米イスラム指導者ギュレン師の引き渡しを求めているが、米国が応じていないなど、両国関係は近年ぎくしゃくした状態が続いている。

3136とはずがたり:2021/04/28(水) 22:18:26
「アルメニア人虐殺」撤回要求=トルコ大統領、米に自省促す
https://news.livedoor.com/article/detail/20097043/
2021年4月27日 5時56分 時事通信社
トルコのエルドアン大統領=5日、アンカラ(AFP時事)
写真拡大 (全2枚)

 【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は26日、アンカラで演説し、バイデン米政権がオスマン帝国時代の「アルメニア人虐殺」を認定したことについて、トルコとの関係に「破壊的な影響をもたらす」と訴え、速やかに撤回するよう求めた。

 エルドアン氏は「鏡を見よ」と述べ、日本への原爆投下などの事例を指摘。虐殺の歴史に言及するなら、こうした事実についても「議論の対象になり得る」として、米国に自省を促した。

 ただ、6月に予定されるバイデン大統領との首脳会談で「新たな時代の扉を開く」と強調し、関係改善に努める意欲を示した。

3137チバQ:2021/04/30(金) 15:10:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8c395c932e7385ed35f526fa3f220bf39ad3294
パレスチナ選挙の延期発表 自治政府トップ、混乱必至
4/30(金) 9:49配信
0




演説するパレスチナ自治政府のアッバス議長を映す飲食店の画面=29日、ヨルダン川西岸ラマラ(ロイター=共同)
 【エルサレム共同】5月22日に15年ぶりとなる評議会(議会)選の投開票が予定されているパレスチナで、自治政府トップのアッバス議長は30日、選挙を延期すると発表した。イスラム組織ハマスなどは予定通りの実施を求めており、混乱は必至とみられる。

 アッバス氏はテレビ演説し「(イスラエルが占領、併合する東エルサレムで)投票が保障されるまで評議会選を延期すると決定した」と語った。同氏は29日夜、ヨルダン川西岸ラマラでパレスチナ各政治勢力との会議を開催していた。

3138チバQ:2021/05/04(火) 03:51:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd80ff0763af906f7ee4edda8376d9c8d690f555

ビンラーディン殺害10年 アフガン再び「テロの温床」の恐れ
5/2(日) 15:34配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】国際テロ組織アルカーイダの指導者、ウサマ・ビンラーディン容疑者が殺害されてから5月2日で10年を迎えた。バイデン米大統領は、同容疑者が首謀した米中枢同時テロから20年となる9月11日までにアフガニスタンから駐留米軍を完全撤収させると表明したが、米国内ではアフガンが再びアルカーイダなどによる対米テロの温床になりかねないとの懸念が強い。

 2001年の米中枢同時テロを受け、息子ブッシュ大統領(当時)はアフガンに潜伏していたビンラーディン容疑者の掃討と、アルカーイダに活動拠点を提供したイスラム原理主義勢力タリバンの壊滅に向け、アフガン進攻に踏み切った。

 続くオバマ大統領(同)は11年、パキスタン北部に隠れていたビンラーディン容疑者を米海軍特殊部隊の手によって殺害し、同時テロの報復を果たした。

 しかし、アフガンではタリバンが米国を後ろ盾とするアフガン政府を転覆させようとテロや軍事攻撃を執拗(しつよう)に展開。米軍はアフガン政府による治安維持の取り組みを支援するため、同国内に駐留を続けてきた。

 バイデン氏は4月28日の施政方針演説で米軍撤収に関し「米国はビンラーディンを裁きにかけた。アフガンでのアルカーイダの脅威も減衰させた」と述べ、アフガン駐留米軍の任務は果たされたと説明した。

 ただ、国防総省の情報機関、国防情報局(DIA)のベリエ長官は29日の上院軍事委員会の公聴会で「タリバンはアフガン政府に軍事的圧力を加え続ける。停戦や暴力の低減に応じる可能性は低い」と指摘。米軍撤収後はタリバンが再びアフガンの全土支配を目指して活動を活発化させる公算は非常に大きい。

 一方、アルカーイダは最高幹部を米軍によって次々と殺害されるなどして、その勢力は以前に比べ弱体化したものの、米軍のアフガン撤収を受けて再びタリバンと手を組み、再興を図る動きを強めつつある。

 実際、南アジアを拠点とするアルカーイダ構成員はCNNテレビとの単独取材(30日放送)で「アフガンやパキスタンを拠点とするタリバンとアルカーイダは関係を堅持している」と指摘し、「あらゆる戦線で米国と戦う」と強調した。

 トランプ前政権とタリバンが昨年2月に結んだ和平合意では「タリバンとアルカーイダとの絶縁」が米軍撤収の前提条件だった。

 単独取材での構成員の発言が事実とすれば、タリバンはアルカーイダと関係を解消する考えは毛頭なく、当初から米国を欺く意向だったことを意味する。

 米政治サイト「アクシオス」によると、ライス、クリントン両元国務長官は29日、下院外交委員会の非公開会合で駐留米軍の完全撤収に「懸念」を表明。ライス氏は、アフガンの治安悪化で「将来的に米軍の再投入が必要になるだろう」と予測したという。

3139チバQ:2021/05/04(火) 04:19:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/66505f7776152389c07bcffa724f3092a422a8ab

パレスチナ選挙延期 ハマス反発必至か 主流派ファタハ苦戦予想
4/30(金) 10:12配信
0




パレスチナ自治政府のアッバス議長=AP
 パレスチナ自治政府のアッバス議長は4月29日、5月22日に15年ぶりに実施予定だった評議会(議会)選挙を延期すると発表した。アッバス氏は、イスラエルが占領・併合している東エルサレムでの投票が認められる見通しが立たないためだと主張。だが、実際はアッバス氏が率いる自治政府の主流派ファタハが、対立するイスラム組織ハマスに選挙で敗れる可能性が出てきたためとみられ、ハマスは反発している。

 「(東エルサレムでの)民主的権利の行使を諦めることはできない」。アッバス氏は29日夜のテレビ演説でこう強調し、選挙の延期を正当化した。一方、イスラエル政府は東エルサレムでの投票禁止について公式に言及していない。

 アッバス氏は1月、評議会選の15年ぶりの実施を決めた。背景には、トランプ米大統領(当時)の肩入れでイスラエルとアラブ諸国の関係改善が進み、パレスチナの孤立が深まったことがある。パレスチナはファタハが統治するヨルダン川西岸とイスラム組織ハマスが実効支配するガザ地区に分裂しているが、自治政府とハマスが選挙を通じて融和の努力を示し、国際社会の目をパレスチナ問題に再び向けさせる狙いがあった。

 だが、ファタハでは元治安担当国務相ダハラン氏系の会派と、イスラエルで服役するバルグーティ氏系の会派が離反。ファタハは3勢力に分裂し、このままでは選挙で、最高指導者ハニヤ氏が率いるハマスが勝利する可能性があった。

 選挙延期の発表を受け、ハマスは30日、「(選挙延期は)国民の合意に対するクーデターのようなものだ。パレスチナを一つの組織の手に委ねるべきではない」とファタハを痛烈に批判した。ハマスは今後も選挙実施を求めていく姿勢を示しており、既に数百人の市民が29日夜、ヨルダン川西岸ラマラなどで「選挙実施」を訴える抗議デモを起こしている。

 パレスチナ政策調査研究センターのハリル・シカキ代表は「パレスチナでは今後、ハマスの影響力が強化され、地域の緊張が高まるのは確実だ」と指摘する。

 一方、ハマスと敵対するイスラエルは、アッバス氏の統治が続くことを望んでおり、選挙の延期を歓迎しているとみられる。イスラエルのメディアは3月末、イスラエル総保安庁(シンベト)のトップがアッバス氏と会談し、選挙を中止するように警告したと報じていた。【エルサレム三木幸治】

3140チバ:2021/05/04(火) 23:16:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdd76091bcd6d16de1333e9dbc00ffa8bc4716d9
イスラム教行事に約1万人参加か、コロナ感染拡大懸念 パキスタン
5/4(火) 21:53配信

AFP=時事
パキスタン・ラホールで、預言者ムハンマドの養子アリを記念する行事に参加したイスラム教シーア派信徒ら(2021年5月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】パキスタン東部ラホール(Lahore)で4日、イスラム教シーア派(Shiite)の行事があり、当局の推計で8000〜1万人が参加した。密集して行進する参加者の多くがマスクを着けていなかった。隣国インドで、同様の祭りが感染爆発の要因になったとみられていることから、パキスタンでも感染拡大を懸念する声が上がっている。

 預言者ムハンマド(Prophet Mohammad)の養子アリ(Ali)を記念するこの行事に先立ち、連邦政府は大人数での集会を禁じる通告を出していたが、地元の宗教指導者らとの協議で同意が得られなかった。

 インドでは最近、何百万人もの巡礼者が集まるヒンズー教の大祭「クンブメーラ(Kumbh Mela)」など複数の祭事が開催され、過去最悪規模の感染爆発を引き起こしたとみられている。

 パキスタンは現在、流行第3波の抑え込みに苦慮している。累計感染者数は80万人以上、死者は1万8000人以上に上っている。新型ウイルスワクチン接種を済ませた人はわずかしかいない。【翻訳編集】 AFPBB News

3141チバQ:2021/05/05(水) 22:18:09
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/world/ntv_news24-867595.html現職ネタニヤフ首相が組閣断念 イスラエル
2021/05/05 21:46日テレNEWS24

今年3月に総選挙が行われた中東イスラエルで、現職のネタニヤフ首相が連立協議をまとめられず、組閣を断念しました。

イスラエルの総選挙では、ネタニヤフ首相が率いる右派政党「リクード」が第1党となりましたが、首相を支持する勢力を加えても過半数に届かず、連立協議が続いていました。しかし、過半数確保に向けた他党との協議はまとまらず、ネタニヤフ首相は4日、組閣を断念しました。

これを受けて、リブリン大統領が近く、最大野党「イェシュアティド」のラピド党首に組閣を指示するとみられています。ただ、地元メディアが「野党には“反ネタニヤフ”以外に共通点がない」と伝えるなど、連立協議は難航が予想されます。

イスラエルでは連立協議の失敗が相次ぎ、この2年で4度の総選挙が行われました。事態打開の見通しは立っておらず、5度目の総選挙に突入する可能性もあります。
イスラエル

3142チバQ:2021/05/06(木) 09:47:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f1be92b61f26fd0b405c730e68e1302c6301376
イスラエル大統領、野党指導者に組閣指示 ネタニヤフ首相の交渉不調
5/6(木) 8:13配信

5日、エルサレムのイスラエル大統領公邸に到着した中道イェシュアティドのラピド党首(AFP時事)
 【イスタンブール時事】イスラエルのリブリン大統領は5日、野党指導者のラピド元財務相に新たな連立政権発足に向けた組閣を指示した。

 3月の総選挙(国会定数120)で第1党となった右派リクード(30議席)のネタニヤフ首相による組閣の見通しが立たなくなったことを受けた措置。

 ラピド氏は、選挙で第2党となった中道イェシュアティド(17議席)の党首。ネタニヤフ氏の退陣を求める勢力を中心に、議員の過半数から支持を得られるかが焦点だ。ラピド氏による組閣交渉も不調に終われば、2019年4月以降で5度目となる総選挙が現実味を帯びる。

 リブリン氏は声明で「最初はラピド氏以外の誰かが率いる政府でも差し支えない」と表明。長期化した政局混乱への危機感から、首相が最長4年の任期の途中で交代する「輪番制」を採用してでも他党との連立合意を実現させるべきだという姿勢を示した。

3143チバQ:2021/05/06(木) 18:19:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/916098795149a6e3b34b542a9cf39a6009ae7e4c
イスラエル首相が組閣断念 連立不調、下野の可能性も
5/6(木) 11:15配信

軍人を追悼する式典で演説するイスラエルのネタニヤフ首相=エルサレムで2021年4月14日、AP
 イスラエルのネタニヤフ首相は4日、3月の総選挙を受けてリブリン大統領に指示されていた組閣を断念した。ネタニヤフ氏率いる右派政党リクードと他の右派、宗教勢力との連立が不調に終わったためで、リブリン氏は5日、中道政党イエシュアティドのラピド元財務相に改めて組閣を指示した。ラピド氏は右派、左派を含めた「大連立」を組む方針で、首相を通算15年務めたネタニヤフ氏が下野する可能性が出ている。

 ラピド氏には28日間の組閣期間が与えられるが、再び交渉がまとまらなければ、2019年4月から通算5度目となる総選挙が実施される可能性もある。

 「政府を早く作ることに全力を注ぎたい」。ラピド氏は5日、連立交渉への意欲を語った。ラピド氏はこれまで、首相でありながら汚職疑惑の裁判が進行しているネタニヤフ氏を厳しく非難してきた。元々、リクードとの連立を検討していた右派ヤミナを率いるベネット前国防相もラピド氏に同調。両者の協議で、ベネット氏とラピド氏が2年ずつ首相を務めることで合意しているとされる。リクードを離脱したサール元内相率いる右派・新たな希望や左派の労働党も大連立の「統一政府」を支持している。

 ネタニヤフ氏は右派勢力やユダヤ教政党のほか、アラブ人政党との連立を検討。だが、政党間の合意が得られず、ベネット氏らの取り込みにも失敗した。

 ネタニヤフ氏は5日、ラピド氏の連立構想を「危険な左派政府」につながると強く非難。ラピド氏に同調する右派政党を分裂させたい考えだ。【エルサレム三木幸治】

3144チバQ:2021/05/06(木) 18:19:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a57081acb927edd482864e927fe9a02894f0c13
イスラエル、野党が組閣交渉へ 首相が連立まとめられず
5/6(木) 10:49配信

新たに組閣交渉を任されたイスラエルの中道政党「イエシュ・アティド」のラピド党首=AP
 イスラエルのリブリン大統領は5日、3月のイスラエルの総選挙(定数120)で第2党となった中道の野党「イエシュ・アティド」のラピド党首に組閣交渉を委任した。第1党の右派「リクード」を率いるネタニヤフ首相が組閣を試みていたが、野党との連立交渉をまとめることができなかった。

 ラピド氏による組閣が不調に終われば、2019年4月以降で5度目となる総選挙の可能性が高まる。

 3月の総選挙では与野党が伯仲。リクード、イエシュ・アティドのいずれも過半数となる勢力を築けなかった。リブリン氏はまずネタニヤフ氏に連立交渉を委任したが、同氏は4日の交渉期限までに支持を集められなかった。

 これまでネタニヤフ氏の続投をめぐって政界が分裂し、2年間で4度の選挙が行われる異例の事態が続いている。ラピド氏は5日、「政治の機能不全が続いている。挙国一致内閣が必要だ」と呼びかけた。(エルサレム=清宮涼)
朝日新聞社

3145チバQ:2021/05/07(金) 23:56:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/298fcb00465830562ba9c57fa0dbf42261e5e140

「マスクなしで外出」「パブに鈴なりの人」 ワクチン接種進むイスラエルの現状
5/7(金) 21:00配信

3
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
 新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだ国では感染者が減少するなどの効果が出ている。中東のイスラエルでは、人口の半数がワクチン接種を完了。感染者が激減していることを受け、1年にわたる厳格なロックダウン(都市封鎖)が終わり、町には活気が戻っているという。1月にワクチンを接種した現地在住の50代の日本人女性に、「コロナ前」の日常生活が戻りつつあるイスラエルの現状について尋ねた。(大渡美咲)

【世界と比較】日本のワクチン接種率は?

■マスクなしで外出

 「ワクチン接種が加速してここ1カ月くらいで一気に感染者数が減りましたね」

 南部にある都市、アシュケロンで暮らす女性はイスラエルの近況についてそう話した。女性は昨年1月に2回のワクチン接種を行い、ワクチン接種済み証明「グリーンパスポート」もスマートフォンのアプリで受け取った。すでに人口の54%にあたる500万人が新型コロナウイルスワクチンの2回の接種を終えている。

 人口約900万人のイスラエルでは、これまでに80万人以上が新型コロナに感染し、6千人以上が死亡。厳しいロックダウンやソーシャルディスタンス(社会的距離の確保)規制が昨年から続いた。

 最も感染者が多かった1月は1日に1万人を超える日もあったが、ワクチン接種の加速とともに感染者も減り、4月は連日100人台と大幅に減少。2月から規制も段階的に解除され、屋外で義務付けられていたマスク着用は、4月18日からはマスクなしで外出が可能になった。

 女性は「マスクがないと空気の入り具合が全然違う。気温も高くなっているので、息苦しさや暑さがないのは快適」と話す。

 海岸沿いに多くの飲食店があるイスラエルでは、昨年は暗く、閑散としていたが、いまは店の明かりがともされ、多くの人でにぎわっているという。

 「ほぼ普通の生活に戻ってパブには人が鈴なりで食事している」といい、マスクなしでも利用できるオープンカフェにもたくさんの人の姿がみられたという。

■ワクチン接種に差

 オックスフォード大研究者らが各国での発表などを基に作成したデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」によると、イスラエルでは、ワクチン接種を1回以上受けた人の割合は62・26%と世界でも群を抜いて多い。米は42・15%で、日本は1・64%と大幅に遅れている(4月26日時点)。

 IT大国でもあるイスラエルは、グリーンパス導入のほか、入国者に対する徹底したコロナ検査や追跡体制を構築。厳しいロックダウンや素早いワクチン接種など、多面的で徹底したコロナ対策が功を奏した。

 女性は1年あまり続いたコロナ禍での感染への不安や心配から解放され、ストレスが減ったと感じている。ただ、母国である日本のことが気がかりだ。

 日本では東京や大阪で3回目の緊急事態宣言が出された。女性は4月上旬に一時帰国を予定し、航空券も予約していたが、9月に延期。高齢の父親など家族に会いたとは思うが、日本の感染状況やワクチン接種の遅れを考えると当分は難しいと考える。

 「イスラエルでは流れ作業のようにワクチン接種をやったおかげで早かった部分もある。日本も柔軟に対応して、たくさんの人がワクチンを打てるようにしてほしい」と願っている。

3146チバQ:2021/05/08(土) 00:18:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1e98c1c1eac489d54ca2d5f9f6fb9b3c3e56738
橋本会長 IOC「別枠」ワクチン接種に理解求める 特権批判も「アスリートファースト」
5/7(金) 16:28配信


デイリースポーツ
橋本聖子会長

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が7日、都内で定例会見を行った。国際オリンピック委員会(IOC)は6日、東京五輪・パラリンピックに参加する各国選手団に向け、米大手ファイザー社の新型コロナウイルスのワクチンを無償提供することを発表。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は同日、日本選手団への接種を求めていく考えを示した。

 橋本会長はIOCのワクチン提供に「東京大会はワクチン接種を前提とせずに、安心安全な大会の準備に努めていたが、関係者の多くにワクチン接種されることで、より安心安全な大会に向けて一歩前進した」とし、感謝を述べた。

 日本ではワクチン接種に遅れが出る中、“五輪特権”との批判も出ているが、「多くの皆さんがまだ接種されていない中で、違和感を感じる方が多くいるのは理解している」とした上で「世界の選手団の多くが接種して日本に来るのは日本国民の安全安心に繋がる」と理解を求め、日本選手団についても「アスリートファーストの観点から進めていってもらいたい」と、接種を希望した。

3147チバQ:2021/05/11(火) 19:27:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d4a008391bda765190f4531dd78f0f27973eb67
イラン大統領選、立候補の受付開始 反米保守優勢の観測 
5/11(火) 19:15配信

産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】イランで11日、大統領選(6月18日投票)立候補者の登録受付が始まった。2017年の前回選で再選されたロウハニ大統領ら国際協調派は、トランプ前米政権が18年にイランとの核合意を離脱して経済制裁を再開したことで勢いが衰えており、反米の保守強硬派が優勢との見方も出ている。

 イランでは最高指導者ハメネイ師が国政全般の決定権を握り、大統領は行政の長に相当する。同国の英語衛星テレビ、プレスTVによると立候補の受付は15日まで。最高指導者の影響下にある「護憲評議会」が立候補者にふさわしいかどうか審査し、26〜27日に最終的な立候補者が決まる。

 米の制裁再開でイラン経済は低迷し、反米保守の牙城である革命防衛隊の発言力が強まっている。デフガン元国防相ら同隊出身者が出馬に意欲を示しているとの見方がある。

 2期目のロウハニ師は規定により次回選には出馬できない。同師と15年の核合意を締結に導き、大統領選の有力候補と目されてきたザリフ外相は出馬の意思はないと繰り返している。

 ロウハニ政権は4月、核合意をめぐる対立解消のためウィーンでバイデン米政権との間接協議を開始。イランは5月下旬をメドに国際原子力機関(IAEA)に認めてきた限定的な検証・監視活動を停止するとし、米国が制裁を解除するよう圧力をかけている。米欧と何らかの合意に達するか否かは、大統領選の行方にも影響を与えそうだ。

3148チバQ:2021/05/11(火) 20:29:07
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051101094&g=int
大統領選で出馬受け付け 反米強硬派優勢か―イラン
2021年05月11日17時54分

11日、テヘランで、イラン大統領選に向けた立候補受け付けを行う人々(AFP時事)
11日、テヘランで、イラン大統領選に向けた立候補受け付けを行う人々(AFP時事)


 【カイロ時事】イランで11日、ロウハニ大統領の任期満了に伴い6月18日に投開票される大統領選の立候補者受け付けが始まった。核合意をまとめるなど国際協調路線を志向した保守穏健派のロウハニ師に代わり、国際社会との対決も辞さない保守強硬派の優勢が伝えられており、結果次第ではイラン核開発や中東情勢を大きく左右することになる。


 受け付けは15日まで行われ、最高指導者ハメネイ師が任命した聖職者らでつくる「護憲評議会」の事前審査を経て、今月下旬に最終候補者が発表される。護憲評議会は反米の保守強硬派が主導しているため、穏健派や改革派と見なされる多数の候補者が失格となる可能性が高い。

3149チバQ:2021/05/12(水) 23:14:11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2105110028.html
イスラエルとハマス、双方とも妥協は困難か 国連など調停へ
2021/05/11 23:49産経新聞

イスラエルとハマス、双方とも妥協は困難か 国連など調停へ

(産経新聞)

 エルサレム旧市街のモスク(イスラム教礼拝所)で起きたイスラエル治安部隊とパレスチナ人の衝突はパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスを巻き込んだ戦闘に発展した。ロイター通信によると、国連やエジプトなどが停戦に向けて調停に乗り出したもようだが、イスラエルとハマスの間ではこれまでも大規模な軍事衝突が起きており、戦闘が拡大する可能性もある。(カイロ 佐藤貴生)

 米国が在イスラエル大使館を移転してから14日で3年。エルサレムはまたも対立の火種となった。衝突が起きた「アルアクサ・モスク」は旧市街のイスラム教第3の聖地にあり、信仰心が高まるラマダン(断食月)に入った4月中旬以降、周辺ではイスラム教徒のパレスチナ人と排他的なユダヤ人らの小競り合いが頻発していた。

 イスラエルのネタニヤフ政権は2014年夏、ユダヤ人少年3人が射殺体で見つかった事件を機にガザに侵攻、ハマスとの間で2千人以上が死亡する大規模な戦闘を展開した。今回も双方が敵対的な姿勢を崩さない可能性がある。

 右派与党リクードを率いるネタニヤフ氏は3月23日の国会選後、他党との連立協議が頓挫し、現在は中道・左派勢力が連立協議を進める。治安維持で妥協しない態度を誇示して求心力を取り戻す狙いがちらつく。

 一方、パレスチナでは5月22日に15年ぶりとなる評議会(議会)選挙が行われる予定だったが、自治政府のアッバス議長が4月末に延期を発表。自ら率いる主流派ファタハが分裂、支持基盤が弱体化したアッバス氏が敗北を避けたとの見方が広がり、ハマスはアッバス氏を批判していた。対イスラエル強硬派のハマスはパレスチナ人の間で根強い人気があるとされ、支持拡大のため戦闘継続に意欲をみせているとみられる。

 エジプトの政治評論家、ハサン・アブターレブ氏(65)は電話取材に「早期停戦は見通せない。イスラエルが東エルサレムのパレスチナ人の強制退去を推進すれば、新たなインティファーダ(反イスラエル闘争)に発展する可能性もある」との見方を示した。

3150チバQ:2021/05/12(水) 23:58:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051201212&g=int
交戦激化の一途 イスラエルとハマス、双方引かず
2021年05月12日21時33分


 【イスタンブール時事】パレスチナ自治区ガザやイスラエルで10日に始まった交戦は12日、激化の一途をたどった。国際社会ではイスラエルとガザを実効支配するイスラム組織ハマスの双方に自制を求める声が高まっているものの、いずれも譲歩しにくい事情を抱えており、早期に収拾できるかは不透明だ。

 現地からの報道によると、交戦発生後にガザでは子供ら53人、イスラエルでは民間人6人がそれぞれ死亡した。負傷者は軽傷を含め、双方とも数百人に達している。
 イスラエル軍はこれまでに、ハマスが使用していた13階建て住居ビルを丸ごと崩壊させるなど、ガザの武装組織に「極めて重い代償を払わせる」(ネタニヤフ首相)ための空爆作戦を展開。軍は声明で、ハマスの軍事、情報部門幹部らを殺害し、多くの関連施設を破壊したと戦果を強調した。
 一方のハマスなどは、12日までにロケット弾1000発以上を発射し、イスラエル軍の迎撃をすり抜けた多くがテルアビブ郊外など各地に着弾した。ただ、うち約200発はガザで爆発したとされ、ガザ側にも被害が出ている恐れがある。

3151とはずがたり:2021/05/14(金) 00:38:17
1993年 オスロ合意
1994年 カイロ協定
2005年 ガザ地区等撤退
2006年 ガザ侵攻
2007年 ハマースがガザ地区を武力で占拠
2008-09年 ガザ紛争 (2008年-2009年)
2014年 ガザ侵攻
2021年 ガザ空襲


ガザで65人、イスラエルで7人死亡 国連が「全面戦争」に警鐘
2021.05.13 Thu posted at 07:36 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35170637.html
イスラエル軍空爆で13階建てのビルが倒壊

(CNN) 近年最悪規模となったイスラエルとパレスチナの衝突は12日も収まる兆しがなく、パレスチナ自治区ガザ地区の保健当局によると、これまでに子ども16人を含む少なくとも65人が死亡、365人以上が負傷した。一方のイスラエルは、死者のうち少なくとも15人はガザ地区を実効支配するハマスの戦闘員だとしている。

国連のトール・ベネスランド中東和平特別調整官はツイッターで「直ちに攻撃をやめよ。事態は全面戦争に激化しつつある」と言及。「ガザでの戦争の代償は壊滅的なもので、一般の人々が代償を払っている。国連は平穏を取り戻すために全関係者と協力している」と述べ、暴力の即時停止を呼び掛けた。

イスラエル軍の12日の発表によると、ガザ地区の戦闘員は10日午後の衝突発生以来、イスラエルに向けロケット弾1000発以上を発射し、イスラエルの民間人200人以上が負傷した。緊急対応要員によると、ロケットが住宅に着弾して6歳の男児が死亡し、イスラエルで7人目の死者となったという。11日夜にはテルアビブに約130発のロケット弾が着弾し、イスラエルの主要国際空港であるベングリオン空港が閉鎖を余儀なくされた。

ロケット弾の多くはイスラエルの防空システム「アイアンドーム」によって迎撃されたものの、一部がテルアビブに着弾してバス1台が炎上、イスラエル人女性1人が死亡する事態となった。数千人が防空壕(ごう)で夜を過ごした。

イスラエル国防軍(IDF)によると、12日にはガザ地区からパレスチナの戦闘員が対戦車ミサイルを発射し、イスラエル兵1人が死亡、2人が負傷した。

一方、防空壕が少なく防空システムの存在しないガザ地区では、イスラエルの空爆によって複数の建物やアパートが損壊し、高層ビルが破壊される場面もあった。IDFによると、このビルはハマスが軍事情報や兵器研究の拠点として使っていたという。

ガザ地区保健当局の報道官は、イスラエルの空爆が続きガザの人々は「パニック状態」に陥っていると述べた。

イスラエル軍は、攻撃遂行時には民間人の犠牲者を最小限に抑えるため手を尽くしているとしている。

イスラエルの空爆でハマス幹部が死亡 再び多数のロケット弾攻撃
2021年5月13日
https://www.bbc.com/japanese/57096626

交戦激化の経緯

今回の攻撃の応酬は、東エルサレムで数週間にわたって、イスラエルとパレスチナの人々の間で緊張が高まっていたことが背景にある。イスラム教とユダヤ教の両方にとって聖地とされている場所で、衝突が起きていた。

イスラエルの警察によると、ユダヤ人とアラブ系市民が混住するイスラエルの地域で、12日夜に374人以上が拘束された。警官36人が負傷したという。

イスラエルのメディアは、同国各地でユダヤ人とアラブ系市民の両方が暴徒らに襲われていると報じた。

イスラエルは1967年の第3次中東戦争以来、東エルサレムを占領し、エルサレム全体を国の首都としている。しかし、国際社会の大半はこれを認めていない。

一方のパレスチナ自治政府は、東エルサレムが、将来建設する国家の首都になるとしている。

近年では、イスラエルとパレスチナが領有権を争う東エルサレムのシェイク・ジャラー地区で、イスラエル人入植者がパレスチナ人の住人に立ち退きを迫っていることから、双方の緊張が高まっている。

(英語記事 Rockets pound Israel after Gaza militants killed )

3152とはずがたり:2021/05/15(土) 02:16:50
アホの中山,易々と日本のアラブ人からの信用とかぶち壊して国益を損ねていくなあ

中山副大臣の投稿は「人種差別」
パレスチナ代表が猛反発
https://this.kiji.is/765851290638598144
2021/5/14 17:19 (JST)5/14 17:35 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 東京のパレスチナ常駐総代表部のシアム代表は14日、中山泰秀防衛副大臣がイスラエルとパレスチナの衝突を巡り「イスラエルにはテロリストから自国を守る権利がある」とツイッターに投稿したことについて「人種差別」と猛反発した。日本外国特派員協会(東京)で記者会見した。

 投稿についてシアム氏は「(イスラエルが主張する)自衛という名目で殺された多くのパレスチナ市民に対して無礼だ」と憤慨。「イスラエルの人種隔離政策や、今も続く民族浄化を支持していることにもなる」と失望感をあらわにし、より中立的な立場を取るよう中山氏に求めた。

3153チバQ:2021/05/15(土) 05:34:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021051400227&g=int
イスラエル軍が地上攻撃 ガザの死者100人超―レバノンからはロケット弾
2021年05月14日08時12分

13日夜、パレスチナ自治区ガザからイスラエルに向けて発射されたロケット弾(EPA時事)
13日夜、パレスチナ自治区ガザからイスラエルに向けて発射されたロケット弾(EPA時事)


 【イスタンブール、ワシントン時事】イスラエル軍は14日未明(日本時間同日朝)、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの地上からの攻撃を開始した。これまでの作戦は空爆主体だったが、今後地上戦に突入していく可能性があり、さらなる犠牲拡大が懸念される状況だ。
イスラエル、ガザ地上侵攻検討か ハマスのロケット弾激化で

 イスラエル軍はツイッターで、ガザで空爆と共に「地上部隊が攻撃している」と発表した。ロイター通信によると、軍部隊はガザとの境界のイスラエル側から砲撃を加えた。
 ガザの保健省によると、イスラエルとの交戦に伴うガザでの死者は109人となった。このうち28人は子供という。イスラエル側では民間人ら7人が死亡している。
 一方、レバノンから発射されたロケット弾3発が13日夜、イスラエル北部の沿岸付近の海上に着弾した。イスラエルの中部や南部には10日以降、ガザから1500発以上のロケット弾が飛来しており、レバノンの武装組織がこれに乗じて発射した可能性が高い。


https://news.yahoo.co.jp/articles/9655196eea6d188469639fc05c7c9d5be113ec58
攻撃の応酬、死者50人超 イスラエル・パレスチナ 「全面戦争」の懸念
5/12(水) 21:36配信

産経新聞
イスラエルとパレスチナをめぐる主な動き

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの軍事衝突は12日も続き、イスラエル有力紙ハーレツによると、同国軍はガザにあるハマスの拠点など500カ所の標的を空爆。ハマスは衝突発生以降、イスラエルにロケット弾850発を発射した。ガザでは子供14人を含むパレスチナ人少なくとも48人が死亡、イスラエルでは6人が死亡した。

【写真】ガザ地区から発射されたロケット弾と、迎撃する防空システムの光跡

 双方の戦闘はガザでパレスチナ人ら2100人が死亡した2014年の交戦以来の規模。イスラエルのネタニヤフ首相が11日、ハマスなどに「非常に重い代償を支払わせる」と述べたのに対し、ハマスの指導者ハニヤ氏は「抵抗する用意はできている」と応じた。国連のベネスランド中東和平特別調整官は「全面戦争」に拡大しつつあるとして両者に自制を求めた。

 ガザでは11日、空爆を受けた高層ビルが倒壊し、ハマスはこれを受けてイスラエル西部の商都テルアビブなどに攻撃範囲を拡大した。同国軍は9割前後のロケット弾を迎撃したとしているが、家屋などの損害も出ている。各地でイスラム教徒のアラブ系住民による抗議デモが起き、当局はシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)が放火された中部ロッドに非常事態宣言を出した。

 交戦は10日、エルサレム旧市街のイスラム教礼拝所「アルアクサ・モスク」周辺でイスラエルの治安部隊と衝突したパレスチナ人330人超が負傷し、ハマスが報復にロケット弾を発射して本格化した。

3154チバQ:2021/05/16(日) 00:01:52
でーすーよーねー
実質暫定首相なのに、ここまでやれるって凄いよ
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2105150020.html
イスラエル首相、求心力回復の兆し
2021/05/15 21:29産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの軍事衝突を受け、イスラエルの政治状況がネタニヤフ首相に有利な情勢に傾いてきた。同氏を首相職から追い落とすために中道・左派勢力との連携を模索していたユダヤ人極右政党の党首が、国内のユダヤ人とアラブ系住民の衝突が深刻化したことで方針を転換し、挙国一致政権の樹立を求め始めたからだ。

 3月23日の国会(定数120)選挙ではネタニヤフ氏率いる右派政党リクードが第1党となり、まず同氏が連立協議を行ったが過半数の賛同が得られず失敗。続いて第2党の中道「イェシュアティド」のラピド党首が連立協議を進めている最中に、戦闘が始まった。

 ハマスの越境攻撃を引き金に息を吹き返したのが、治安維持に定評があるネタニヤフ氏だった。

 選挙で7議席を獲得した極右政党「イエミナ」のベネット党首は、ネタニヤフ氏と同じく対パレスチナ強硬派の代表格だが、収賄疑惑が浮上したネタニヤフ氏には協力しないとして今回の連立入りを拒んでいた。

 しかし、ベネット氏は13日、ユダヤ人とアラブ系の住民同士の衝突激化を受けて、右派だけでなく、中道・左派勢力との連立協議も中断すると表明した。

 イスラエル有力紙ハーレツによると、同氏は、国内の治安回復のためには軍部隊の投入などが欠かせないとして、挙国一致政権の樹立を主張し始めた。

 左右両派ともにイエミナの協力抜きには連立政権は発足できず、ベネット氏が事実上のキングメーカーだ。しかし左右両派の政策には大きな差があり、ベネット氏が主張する挙国一致政権発足の実現は難しいとの見方が大勢を占める。

 政権が発足しなければ2019年4月以降で5回目の国会選が行われる公算が大きくなり、ネタニヤフ氏は当面の間、首相にとどまる道が開ける。

 同氏はユダヤ人右派の支持を集めるためにパレスチナ人の抗議デモに厳しく対処し、ハマスへの攻撃姿勢もしばらく緩めない可能性が高い。

3155チバQ:2021/05/16(日) 00:04:27
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20210515-567-OYT1T50261.html
イスラエル衝突、ヨルダン川西岸全域に拡大…デモ200か所・11人死亡
2021/05/15 22:28読売新聞

イスラエル衝突、ヨルダン川西岸全域に拡大…デモ200か所・11人死亡

14日、ヨルダン川西岸ナブルス近郊で、パレスチナの旗を手にイスラエルの治安部隊と衝突する人々(AFP時事) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【エルサレム=工藤彩香】パレスチナ人とイスラエル治安部隊の衝突は14日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸全域に拡大し、自治政府によるとパレスチナ人11人が死亡、251人が負傷した。反イスラエル活動は隣国レバノンなどにも広がり、緊張は中東域内全体を動揺させつつある。

 西岸のデモはナブルスやヘブロンなど約200か所で起き、衝突に発展した。両市は、自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスの支持者が多い。

 イスラエル軍などによると、レバノン南部では14日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員がイスラエル国境の柵を乗り越えようとしてイスラエル軍の砲撃を受け、死亡した。シリアからはロケット弾3発が発射された。

 10日に始まったイスラエルとハマスの衝突はこれまでガザと周辺が主戦場だった。ガザとイスラエルの各当局によると、累計の死者はガザ側で140人、イスラエル側で10人に上る。

 停戦を模索する米国のハディ・アムル国務次官補代理は14日、イスラエルに到着した。エジプトやカタールも停戦を求め、ハマスと接触している。

3156チバQ:2021/05/16(日) 14:56:20
https://www.sankei.com/world/news/210516/wor2105160013-n1.html
イラン大統領選 保守強硬派の実力者らが立候補届け出
2021.5.16 12:59国際中東・アフリカ

 【カイロ=佐藤貴生】イランで6月18日に行われる大統領選の立候補者登録が15日に締め切られ、反米の保守強硬派、ライシ司法府代表や穏健派のラリジャニ前国会議長らが届け出た。最高指導者ハメネイ師の影響下にある「護憲評議会」による候補者適格性の事前審査を経て、27日までに正式な立候補者が決まる予定。

 イランは2015年の核合意をめぐり、ウィーンで米国と間接協議を行っており、選挙は欧米との関係を方向づける大きな意味を持つ。イラン国内ではトランプ前米政権が核合意を離脱して制裁を全面再開したことなどから保守強硬派が勢いを増しており、順当にいけば同派の実力者ライシ師をラリジャニ氏ら穏健派が追う展開になりそうだ。

 ライシ師は高位のイスラム聖職者で、革命体制を強権で支える司法府でキャリアを積んできた。17年の前回選で穏健派のロウハニ現大統領に敗れたが、ハメネイ師の指名で19年に司法府トップの座に就いた。次期最高指導者の候補の一人とも目されてきた。

 ラリジャニ氏はかつて核開発問題で欧米との交渉を行った経験があり、核合意を締結したロウハニ師の政策を支持。08年から昨年まで国会議長を務めた。ほかにも反米の保守強硬派のアフマディネジャド前大統領らが立候補を届け出た。

3157チバQ:2021/05/16(日) 15:20:43
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210516/k10013033391000.html
イラン大統領選挙 保守強硬派や副大統領らが立候補を届け出
2021年5月16日 8時18分

来月投票が行われるイラン大統領選挙に向け、欧米との対話に否定的な保守強硬派のライシ司法府代表や、国際協調路線をとってきた現政権を支える副大統領らが立候補を届け出ました。今月28日から選挙戦がスタートする予定です。

イランでは来月18日に任期満了に伴う大統領選挙が予定され、それを前に今月11日から15日まで立候補の受け付けが行われました。

最終日の15日には、欧米との対話に否定的な保守強硬派のライシ司法府代表が立候補を届け出ました。

法学者でもあるライシ師は最高指導者ハメネイ師の信頼が厚いとされ、4年前の大統領選挙では当時の対立候補で国際協調路線をとってきたロウハニ大統領の経済政策を非難していました。

このほか、ロウハニ政権を支えてきたジャハンギリ第1副大統領、イラン議会の前議長で最高指導者の顧問であるラリジャニ氏、貧困層に人気があるアフマディネジャド前大統領などが立候補を届け出ました。

今後イスラム法学者などで作る「護憲評議会」による資格審査を経て最終的な候補者が決まり、今月28日から選挙戦がスタートする予定です。

イランでは長引くアメリカの制裁で経済が苦境に陥る中で現政権への批判も出ていて、今回の選挙戦では欧米など国際社会とどう向き合うかも1つの焦点となりそうです。

3158チバQ:2021/05/16(日) 15:24:03
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM1546X0V10C21A5000000/
保守強硬派は出馬を届け出たライシ司法府代表に支持を一本化する流れ
穏健派が期待したザリフ外相は出馬を見送った
アハマディネジャド元大統領は立候補を届け出たが、前回2017年選挙と同様に護憲評議会の審査で「失格」となる可能性が大きい。
同じ強硬派のラリジャニ前国会議長は立候補を届け出た。

3159チバQ:2021/05/16(日) 15:37:01
イラン大統領
1981 ハメネイ (保守派)
1985 ハメネイ (保守派)
1989 ラフサンジャーニー (保守派)
1993 ラフサンジャーニー (保守派)
1997 ハタミ(改革派)
2001 ハタミ(改革派)
2005 アフマディーネジャード(保守強硬派)
2009 アフマディーネジャード(保守強硬派)
2013 ロウハニ(穏健派)
2017 ロウハニ(穏健派)

3160チバQ:2021/05/17(月) 20:08:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/de9d11a93cb57d5fb6be4614f6afdd4fe7c04b60
イスラエル軍、外国メディアのビル破壊…ガザ一斉攻撃へ誤情報流した疑いも浮上
5/16(日) 21:20配信

読売新聞オンライン
15日、ガザで、イスラエル軍の空爆で倒壊したビル。米AP通信などが入居していた(AP)

 【エルサレム=工藤彩香】イスラエルが15日、パレスチナ自治区ガザ地区に行った空爆で、米AP通信などの報道機関が入居するビルを破壊した。陽動作戦のために外国メディアに誤情報を流した疑いも浮上し、国際社会の批判が一段と高まっている。

 イスラエル軍は15日、「ハマスの拠点がある」として、AP通信などが入居するビルを攻撃した。報道機関には事前に避難を呼びかけ、記者らに負傷者は出なかったものの、バイデン米大統領はこの件を踏まえ、15日の電話会談でベンヤミン・ネタニヤフ首相に懸念を示した。AP通信も声明を出し、「世界は、ガザで何が起きているのかを知ることができにくくなる」と抗議した。

 また、イスラエル軍は14日、ツイッターで「ガザで地上攻撃を行っている」と発表した。米紙ワシントン・ポストやニューヨーク・タイムズなどが「地上侵攻」と速報したが、実際は侵攻しておらず、軍が2時間後に情報を訂正した。

 イスラエル主要紙ハアレツは、軍が誤情報を流したのは、ハマスに地上侵攻を信じこませ、戦闘員が攻撃に使う地下トンネルに集まったところを一斉攻撃するためだったと分析する。

 実際、軍はガザ地区の約150か所に対し、40分間で約450発の爆弾を撃ち込み、地下トンネルの多くを破壊したとしている。

 外国メディアからの抗議を受け、軍は15日、文書で謝罪した。ただ、誤情報については「報道官の純粋なミス」と釈明した。

3161チバQ:2021/05/17(月) 22:44:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/meast/sankei-wor2105170016.html
アラブとの歴史的和解に水 イスラエル攻撃 イスラム諸国「組織的犯罪」と非難
2021/05/17 21:04産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】イスラム圏の56カ国とパレスチナで構成する「イスラム協力機構」(OIC)は16日、オンライン形式で会合を開き、パレスチナ自治区ガザへのイスラエルによる軍事攻撃はパレスチナ人に対する「組織的犯罪」だと非難した。イスラエルは昨年、一部のアラブ諸国と歴史的な和解に達し、中東の勢力図が一変するとの見方もあったが、イスラム原理主義組織ハマスとの軍事衝突の激化が関係改善の流れに水を差した格好だ。

 ロイター通信が伝えた。OICの会合では、イスラエルとの国交正常化で昨年合意したアラブ首長国連邦(UAE)の高官が「新たな段階の地域不安定化」を避けるため、「最高度の抑制」を要求した。

 UAEは、エルサレムのイスラム教聖地にあるモスク(礼拝所)周辺で10日にパレスチナ人とイスラエル治安部隊が衝突し、攻撃の発端となった事件についてもイスラエルに「深い懸念」を示していた。

 OIC会合後の声明では、サウジアラビアも聖地の尊厳を冒したとしてイスラエルを非難。サウジは近年、核開発を進めるイランに対抗するため、国交がないイスラエルと異例の接触を重ねていたとされる。バーレーンとイスラエルが昨年、国交正常化で合意した際には陰で和解を後押ししたともささやかれた。

 トルコのチャブシオール外相は会合で、イスラエルの戦争犯罪の責任を明確にすべきだとして国際刑事裁判所(ICC)が役割を果たすよう求めた。イスラエルは未加盟だが、ICCのベンスダ主任検察官は同国の協力なしでも捜査を進める意向を示している。

 トルコのエルドアン政権はイスラム世界の盟主を目指しており、パレスチナ人の権利保護を主張。イスラム教の聖地メッカがあるサウジとは2018年の反体制サウジ人記者殺害事件などで関係が冷え込んでいたが、チャブシオール氏が11日にサウジを訪問してファイサル外相と会談するなど関係改善に動いている。今回の軍事衝突を契機にアラブ諸国との融和を図る狙いもうかがえる。

イスラエル
ガザ
イスラム教
イスラム過激派

3162チバQ:2021/05/18(火) 00:19:31
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2105170013.html
空爆下のガザ地区「住民標的、遺体が増え続けている」
2021/05/17 20:39産経新聞

空爆下のガザ地区「住民標的、遺体が増え続けている」

取材に応じたサベル・ガッサンさん(本人提供)

(産経新聞)

 イスラエルの軍事攻撃を受けるパレスチナ自治区ガザでは空爆や砲撃が昼夜を問わずに続いている。現地住民らがSNS(会員制交流サイト)などを通じて取材に応じ、恐怖と惨状を語った。

 「イスラエル軍は病院に通じる道路を破壊している。負傷者や病院で働く人たちの行く手をふさぐためだ」。サベル・ガッサンさん(29)が怒りを込めて語った。病院では薬などが不足しており、治療を受けられず死亡した人々の遺体が増えているという。

 ガッサンさんは、服飾や英語学習を通じて若者の就職を支援する会社を経営しているが、イスラエル軍の攻撃で破壊された。「会社が攻撃されたのは2019年に続いて2度目だ。住居など民間人の所有物が壊滅的な打撃を受けている」と非難した。

 女性のナディン・エマラさん(14)は14日、両親ら親族の多くが砲撃で死亡し、おばの家に身を寄せた。「私が見た限りで最もひどい空爆が行われている」というエマラさんは、親類の遺体を引き取ろうと病院に通う日々だ。「新型コロナウイルスの感染拡大よりもっと悲惨な状況を目の当たりにしている」

 イスラエルのネタニヤフ首相は、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは住民を「人間の盾」にしていると批判した。だが、取材に応じたモハメド・べレムさん(30)が「イスラエルは子供を含む住民を標的にしている」と述べるなど、多くの人がネタニヤフ氏の説明を一蹴した。

 ガザはイスラエルの封鎖により外部との出入りが厳しく制限され、「天井がない世界最大の監獄」などと称されてきた。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によると、住民約200万人のうち140万人が難民で、電気が来るのは1日に数時間。95%は清潔な水を入手できない。

 度重なるイスラエルの攻撃で産業は壊滅的打撃を受け、失業率は50%超に達するとされる。これまでも自殺する若者が多いと指摘され、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など精神的問題の拡大も懸念される。(カイロ 佐藤貴生)

3163チバQ:2021/05/18(火) 15:21:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/71053f25b25dd7c86080b086aae3f5c7f83a3738
見通し甘いハマス、代償払わされたガザ エジプト紙元特派員の展望
5/18(火) 13:04配信

毎日新聞
イスラエル軍の空爆で住宅が倒壊し、がれきの中で生存者を捜す消防隊員ら=パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市で2021年5月16日午後0時55分、三木幸治撮影

 イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘は終わりが見えない。背景と今後の展望について、エジプトの政府系紙アルアハラムの元ガザ特派員、アシュラフ・アブエルホウル編集長(58)に聞いた。【聞き手・カイロ真野森作】


 ◇ネタニヤフ首相には好機

 イスラエルのネタニヤフ首相にとって今回の攻撃は非常に良いタイミングとなった。3月の総選挙後、彼は組閣に失敗している。国民に対し、自身の強さとパレスチナの抵抗を止める能力があると証明するため、戦闘に踏み切った。勝利を収めれば、極右政党の支持を獲得して首相の地位を保持できるからだ。そうすれば(自身が裁判中の)汚職疑惑も振り切れるだろう。

 イスラエル軍は事前に攻撃目標を設定しており、今回の戦闘について準備を進めていた。ハマス側が最初にミサイル攻撃をするよう仕組んだ可能性もあり、(それに対する報復という形で)戦闘を開始した。ガザ周辺には地下壁を設けており、ハマス戦闘員が過去の戦闘時のようにトンネルで外へ逃れることはできない。イスラエル側はハマス幹部の居場所や武器庫、ミサイル発射場に関する情報も保有している。

 一方のハマスは、5月の自治政府の評議会(議会)選挙の延期が決定されて以降、パレスチナの市民に自らの存在をアピールしたいと考えていた。そして、自分たちがイスラエルの攻撃目標に到達できるミサイルを開発したと考え、攻撃を開始した。だが、イスラエル側は調査済みで(迎撃などの)対処の準備ができていた。

 一度に大量のミサイルを発射するハマスの新戦術も、ミサイル自体が(高性能ではない)単純なものであり、イスラエルに大きな打撃を与えるのには失敗した。ハマスはイスラエルの反撃は1〜2日間で終わると考えていたのではないか。戦闘が長期化した今、(死傷者が増えている)ガザ市民がその代償を払わされている。

 ◇変わらぬ米、状況を悪化

 状況をより悪化させているのは、米国のスタンスだ。米政府の対イスラエル政策は今年1月の政権交代後もほぼ変わっていない。バイデン政権は戦闘の激化を止めたいと装う一方、イスラエルに何の圧力もかけていない。停戦を目指すエジプトやカタール、国連の仲介努力は、米国のせいで現状では成果を得られていない。

 イスラエル軍はハマスのミサイル攻撃能力を粉砕するまで戦闘をやめないだろう。ただ、空爆によって地下トンネルなどの攻撃目標を一定程度は破壊しており、地上部隊の侵攻までは行わないと見ている。希望的観測だが、イスラエルは近日中には停戦を発表すると思う。

3164チバQ:2021/05/20(木) 22:50:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/32a88de10b852bd5a186b2a79625a4f3573f2bc2「残されたのは、おまえだけ」 ガザ空爆を生き延びた乳飲み子と父の絆
5/20(木) 12:21配信

(c)AFPBB News

【5月20日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の病院で、モハンマド・ハディディ(Mohammad al-Hadidi)さん(37)は、一人生き残った生後5か月の息子をあやしている──イスラエルの夜間の空爆によりハディディさんの妻と他の子どもたちは死亡した。

「この世で私に残されたのは、おまえだけ」とハディディさんは、オマルちゃんに語りかける。

 15日朝、オマルちゃんはがれきの中で発見された。亡くなった母親の腕に抱かれ、細い脚は3か所で骨折していた。

 この空爆で、ハディディさんの妻マハ・アブ・ハターブ(Maha Abu Hattab)さん(36)と6歳から13歳までの兄弟4人が命を落とした。

「みんな神様を探しに行ってしまった」とハディディさんは声をつまらせて泣いた。「すぐにみんなと会える。おまえと二人で。ああ神様、ずっとは待てません」

 ハディディさんは病室のベッドに座り、腕の中の息子の頬にキスをした。その顔は傷だらけで、茶色い巻き毛の下のまぶたは黒く腫れあがり、右脚はギプスで固定されていた。

■「お泊まりしたい」の電話が最後に

 15日の空爆はイスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」の終わりを祝う大祭「イード・アル・フィトル(Eid al-Fitr)」と重なった。

 前日の14日、オマルちゃんと4人の兄は母親に連れられて、ガザ市近郊のシャティ(Shati)難民キャンプに住むいとこを訪ねた。祭りの服を着て、おもちゃも持って行った。

「夕方、お泊まりしたいと電話をもらったので許可した」とハディディさんは振り返る。

 その後、一人で寝入ったが「突然、爆撃の音で目が覚めた」。

 隣人からの電話で、イスラエルのミサイルが妻と子どもらが滞在する建物に命中したことを知った。「必死に駆け付けたが、着いたときには、家はがれきの山だった。救助隊が遺体をがれきの中から収容していた」

 その家の妻と4人の子どもも命を落とした。

 ハディディさんが生き残った自分の息子を胸に抱きしめる映像は、ソーシャルメディアで広くシェアされた。

■「神様は私たちの運命を用意していた」

「他の息子はみな母乳で育ったが、オマルだけは生まれた日から拒んだ」と述べるハディディさん。「神様は私たちの運命を用意していた。私たちにはそれが分からなかった」

 交戦が始まった10日以降、イスラエルの空爆により、封鎖されたガザ地区では200人以上の命が奪われた。この中には、50人以上の子どもが含まれている。一方のイスラエル側も、パレスチナの武装グループによるロケット弾攻撃で10人以上が死亡している。

 ハディディさんは、イスラエルが子どもたちを狙い撃ちしていると述べ、非難する。「家から避難させる警告なしで爆撃を受けるなんて。あの子たちが何をしたというのだ」

 イスラエルは、ガザ地区を実効支配しているイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)などの武装戦闘員が攻撃対象だと主張する。

 しかし人権擁護団体は、人口200万の過密地帯で女性や子どもも殺害しているイスラエルの攻撃を糾弾する。

 ガザに本拠を置くメザン人権センター(Mezan Center for Human Rights)によると、前週からの空爆により住居341戸が破壊されている。

 空爆が続くなか、オマルちゃんが十分に回復したら家に連れて帰るとハディディさんは言う。「自分ひとりで、この子を育て上げる」

 映像は17日撮影。(c)AFPBB News

3165チバQ:2021/05/20(木) 22:51:08
https://www.afpbb.com/articles/-/3346652イスラエル二つの紛争、国内少数派アラブ系市民の不満
2021年5月18日 12:00 発信地:エルサレム/中東・アフリカ [ 中東・北アフリカ ]

【5月18日 AFP】彼らはパレスチナ系イスラエル人と自称しているが、イスラエルではアラブ人と呼ばれている。今回のイスラエルとパレスチナの衝突で再び注目を集めているのは、ユダヤ人国家の樹立後もそのまま自らの土地にとどまったパレスチナ人の子孫らだ。

 エルサレム(Jerusalem)での衝突が引き金となり、イスラエル軍による空爆や砲撃と、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)によるロケット弾の応酬が激化している。そうした中、イスラエルで少数派のアラブ系市民が持つ根深い不満が再燃している。


 公式統計によると、イスラエルのアラブ系市民は全人口の20%、約180万人。イスラム教徒とキリスト教徒が占める。

 ユダヤ人国家イスラエルが建国された1948年以降も自らの土地にとどまったパレスチナ人16万人の子孫は、選挙権を持ち、国会の120議席のうち12議席を握っている。だがイスラエル史上、アラブ系政党が連立政権に参加したことはない。

 またユダヤ系市民と違い、アラブ系市民は兵役には就かない。イスラエル国旗の下、3年間の兵役義務が法的に定められているアラブ系は、イスラム教シーア派(Shiite)の少数派ドルーズ(Druze)教徒13万人だけだ。

 国際人権団体「欧州地中海人権ネットワーク(Euro-Mediterranean Human Rights Network、EMHRN)」によると、貧困線を下回る暮らしをしている世帯はイスラエル全体では5分の1だが、アラブ系世帯では半数を占める。ユダヤ系と比べたアラブ系の失業率は、男性で2倍、女性で3倍だ。

 激しい議論の的となっている問題の一つは、イスラエル当局がアラブ系自治体の土地を没収して、世界各地からのユダヤ人入植者の居住地にしていることだ。

 またアラブ系自治体が受け取る開発のための公的資金は、ユダヤ系自治体よりもはるかに少なく、しかも開発計画もめったに許可されない。

 イスラエル最高裁は2000年7月、少数派のアラブ系市民は差別の犠牲者、とりわけ職業差別の犠牲者だと認める画期的判決を下した。

 今回のイスラエル・パレスチナ間の衝突はイスラエル国内にも波及し、アラブ系市民とユダヤ系市民が入り交じる各都市に飛び火している。

 北部の港湾都市ハイファ(Haifa)に住むアラブ系市民で活動家のマイド・カヤル(Majd Kayyal)さんはツイッター(Twitter)に「われわれは何十年も『パレスチナを!』、『ガザを!』、『アルアクサ(Al-Aqsa、イスラエルが併合した東エルサレムにあるモスク)を!』と叫んで抗議してきた。だが今回、初めて『ハイファを!』と叫んだ」と投稿した。

「ハイファは自らを守るために、そしてロッド(Lod)、ヤッファ(Jaffa)、ガザ、エルサレムを守るために立ち上がっている。これが団結のインティファーダ(反イスラエル闘争)だ」

 アラブ系市民が人口の40%を占める工業都市ロッドでは最近、32歳の父親が銃撃され死亡する事件が起きた。有力な容疑者として、ユダヤ民族主義者数人の名が挙がっている。

 イスラエルは今、二つの紛争に直面している。一つはガザ地区のパレスチナ武装勢力との交戦、もう一つは国内のアラブ系市民とユダヤ系市民の対立だ。(c)AFP

3166チバQ:2021/05/21(金) 08:15:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/725ef8d79bb8d7f89e6f9a15178aafcb1271ac4f
ハマスが戦闘能力誇示 ちらつくイランの影
5/19(水) 16:52配信

191
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
イスラエルとパレスチナをめぐる主な動き

 イスラム原理主義組織ハマスは、実効支配するパレスチナ自治区ガザでロケット弾の製造拠点や地下トンネル網を建設し、イスラエルとの大規模交戦を準備してきたとみられている。同国との戦闘能力を誇示し、パレスチナ内部で求心力を高める狙いがうかがえ、ともにイスラエルと敵対するイスラム教シーア派大国、イランの影もちらつく。(カイロ 佐藤貴生)


■トンネル再構築

 イスラエルはハマスがガザを実効支配した2007年以降、自国の安全への直接の脅威だとして頻繁に空爆し、09年や14年には地上部隊を侵攻させた。ハマスは14年の交戦で打撃を受けたトンネルをガザ北部を中心に再び構築。イスラエル軍は「戦闘員の移動や潜伏、物資の隠匿」に使っていると主張している。

 トンネルはかつて、ガザに隣接するイスラエルやエジプトとの間を結び、物資供給に使われた。米メディアによると、ハマスはイランの「ファジル」、シリアの「M302」などのロケット弾を入手してきた。

 しかし、イスラエルはガザに流入する物資を厳しくチェックし、自国に通じるトンネル建設にも目を光らせる。エジプト側では原理主義勢力を敵視するシーシー現大統領が実権を握った13年以降、検問所での監視を強めたといわれる。

 監視強化を受け、ハマスがガザにロケット弾の製造施設を設けたとの見方が有力だ。先週にはイスラエルのほぼ全土を射程に収めるロケット弾「アヤーシ」の写真を公開。イランがハマスを技術支援し、訓練も行ったとの見方もある。ただ、物資流入への監視が強まる中、ハマスがどのように大量のロケット弾の部品を入手したかは不明だ。

■「内通者が攻撃目標の情報を提供」

 東京都区部の6割ほどの面積のガザには200万人が住む。ハマス幹部らは住宅密集地に居宅を構えて潜伏しているとされ、イスラエルは民間人の犠牲を省みずハマス幹部や戦闘員約160人を殺害。無人機による情勢把握に加え、地上のヒューミント(人的情報収集)の存在も指摘される。

 14年の戦闘をガザで取材した独立系通信社「ジャパンプレス」の藤原亮司氏(53)は電話取材に「ガザにはパレスチナ人の内通者が多数おり、イスラエル側にハマス幹部宅など攻撃目標の情報を提供し、空爆を誘導している」との見方を示す。また、「ガザの経済は破綻状態で、ハマスは住民への実績が残せていないから存在感を誇示する必要がある」と話した。

 戦闘開始以来、ヨルダン川西岸を統治するパレスチナ自治政府は停戦を呼び掛けているがハマスへの影響力は欠如。ハマスには、戦闘を通じて自治政府のアッバス議長の求心力をさらに低下させる狙いもある。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板