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スーフィズムに関するHP

3163チバQ:2021/05/18(火) 15:21:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/71053f25b25dd7c86080b086aae3f5c7f83a3738
見通し甘いハマス、代償払わされたガザ エジプト紙元特派員の展望
5/18(火) 13:04配信

毎日新聞
イスラエル軍の空爆で住宅が倒壊し、がれきの中で生存者を捜す消防隊員ら=パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市で2021年5月16日午後0時55分、三木幸治撮影

 イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘は終わりが見えない。背景と今後の展望について、エジプトの政府系紙アルアハラムの元ガザ特派員、アシュラフ・アブエルホウル編集長(58)に聞いた。【聞き手・カイロ真野森作】


 ◇ネタニヤフ首相には好機

 イスラエルのネタニヤフ首相にとって今回の攻撃は非常に良いタイミングとなった。3月の総選挙後、彼は組閣に失敗している。国民に対し、自身の強さとパレスチナの抵抗を止める能力があると証明するため、戦闘に踏み切った。勝利を収めれば、極右政党の支持を獲得して首相の地位を保持できるからだ。そうすれば(自身が裁判中の)汚職疑惑も振り切れるだろう。

 イスラエル軍は事前に攻撃目標を設定しており、今回の戦闘について準備を進めていた。ハマス側が最初にミサイル攻撃をするよう仕組んだ可能性もあり、(それに対する報復という形で)戦闘を開始した。ガザ周辺には地下壁を設けており、ハマス戦闘員が過去の戦闘時のようにトンネルで外へ逃れることはできない。イスラエル側はハマス幹部の居場所や武器庫、ミサイル発射場に関する情報も保有している。

 一方のハマスは、5月の自治政府の評議会(議会)選挙の延期が決定されて以降、パレスチナの市民に自らの存在をアピールしたいと考えていた。そして、自分たちがイスラエルの攻撃目標に到達できるミサイルを開発したと考え、攻撃を開始した。だが、イスラエル側は調査済みで(迎撃などの)対処の準備ができていた。

 一度に大量のミサイルを発射するハマスの新戦術も、ミサイル自体が(高性能ではない)単純なものであり、イスラエルに大きな打撃を与えるのには失敗した。ハマスはイスラエルの反撃は1〜2日間で終わると考えていたのではないか。戦闘が長期化した今、(死傷者が増えている)ガザ市民がその代償を払わされている。

 ◇変わらぬ米、状況を悪化

 状況をより悪化させているのは、米国のスタンスだ。米政府の対イスラエル政策は今年1月の政権交代後もほぼ変わっていない。バイデン政権は戦闘の激化を止めたいと装う一方、イスラエルに何の圧力もかけていない。停戦を目指すエジプトやカタール、国連の仲介努力は、米国のせいで現状では成果を得られていない。

 イスラエル軍はハマスのミサイル攻撃能力を粉砕するまで戦闘をやめないだろう。ただ、空爆によって地下トンネルなどの攻撃目標を一定程度は破壊しており、地上部隊の侵攻までは行わないと見ている。希望的観測だが、イスラエルは近日中には停戦を発表すると思う。


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