したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

876チバQ:2011/10/25(火) 22:57:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111025-00000108-mai-int
米国>オバマ氏、再選戦略着々 住宅ローンで救済策
毎日新聞 10月25日(火)22時13分配信

 【ワシントン古本陽荘】オバマ米大統領は24日、遊説先の西部ネバダ州ラスベガスで住宅ローンの借り換え条件を緩和する借り手救済策を発表した。

 議会では野党・共和党の反対で雇用対策法案が暗礁に乗り上げる中、新たな景気浮揚策を掲げることで「国民のために働く大統領」との印象付けを図る選挙キャンペーンだ。週内には学生ローンの返済負担軽減策も打ち出す予定で、1年後に迫った大統領選での勝利を狙った再選戦略が着々と動き始めた。

 「ウィー・キャント・ウェイト(もう待てない)」

 大統領はラスベガスの住宅の前で10分強演説し、3回そう呼びかけた。

 「オバマ再選阻止」を最優先課題と位置づける共和党が雇用対策法案の審議入りを妨害したことを逆手に取り、大統領は共和党批判を強めている。この日の演説でも「議会が行動しないなら、私が行動する」と訴えた。

 新たな住宅ローンの借り換え緩和策は、住宅の差し押さえを減らすことを狙ったもの。これまでは、ローン額が住宅価値の125%を超えると借り換えができなかったが、これを緩和する。

 ネバダ州は全米で最も差し押さえ率が高く住宅ローン対策を求める声が強かった。08年の大統領選ではオバマ大統領が勝利したが、昨年の中間選挙では民主党のリード上院院内総務が辛勝。失業率も全米最悪で、来年の大統領選では接戦が予想されている。

877とはずがたり:2011/10/26(水) 14:16:59

ケイン氏が支持率首位=勢い持続−米大統領選
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011102600121

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズとCBSテレビが25日発表した合同世論調査結果によると、来年11月の米大統領選に名乗りを上げた共和党候補者の党内支持率は、実業家ケイン氏が25%でトップとなった。2位は21%のロムニー前マサチューセッツ州知事。
 調査は19〜24日に行われた。ケイン氏の支持率は9月末から10月初旬実施の前回調査から8ポイント増加。同氏は候補者討論会でライバルに集中砲火を浴びているが、今のところ勢いを維持している形だ。(2011/10/26-08:04)

878チバQ:2011/10/27(木) 21:18:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111027/amr11102700170000-n1.htm
米大統領選共和党候補、税制論議が加速
2011.10.27 00:15 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=柿内公輔】米大統領選に向けた共和党候補の税制論議が加速してきた。キーワードは「フラット・タックス(一律税率)」。火付け役は会社経営者のハーマン・ケイン氏(65)で、テキサス州のリック・ペリー知事(61)も追随した。複雑な米税制の簡素化を景気浮揚や自身への支持拡大に結びつけるのが狙いだが、民主党は「税収が減る」と批判を強めている。

 「税制をシンプルにすれば、富裕層が節税対策に苦慮する必要がなくなる。結果として税収は増える」

 ケイン氏は、所得税と法人税、消費税(新設)の税率を原則9%にそろえる「999(ナイン・ナイン・ナイン)」政策の効果を強調する。現行は所得税が所得額に応じて10〜35%、法人税が最大35%となっているのを事実上減税し、日欧など先進国の多くが採用する消費税を連邦政府レベルで導入するものだ。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは「税制改革を刺激し、成長を後押しする可能性がある」と評価する。語呂の良さも手伝い、米メディアで紹介される機会も増え、今やちょっとした流行語の感がある。

 これにあおられた格好なのが、有力候補だが人気の凋落(ちょうらく)が著しいペリー氏だ。25日に発表した経済政策にフラット・タックスを盛り込み、所得税と法人税を原則として一律20%にすると表明。「これこそ米国民が望む税制だ」と訴え、経済成長と雇用創出に貢献できると自信をみせた。

 世論調査でトップを走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)も、法人税を25%に引き下げる考えを示している。

 一方、共和党に広がるフラット・タックスや税制簡素化の動きに、民主党は経済効果への疑問や、「税収が減る」との批判を強めている。ワッサーマン・シュルツ下院議員は「共和党は単純化し過ぎる解決策で、かえって問題を複雑にするのが得意だ」と皮肉る。

 オバマ政権は、富裕層や大企業を標的とした課税強化を主張しており、税制改革が大統領選での重要争点となる可能性も出てきた。

879チバQ:2011/10/27(木) 22:34:57
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201110270081.html
ロムニー氏、序盤州で優勢 米共和党候補指名争い 【ワシントン共同】次期米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、結果を大きく左右する序盤4州でいずれもロムニー前マサチューセッツ州知事が首位に立ち、元ピザチェーン経営者ケイン氏が2位につけていることが26日、CNNテレビなどが実施した世論調査で判明した。

 出馬表明直後に首位を快走したペリー・テキサス州知事はロムニー氏に引き離され、各州で4位以下に沈んだ。

 ただ各州とも「今後意見を変えるかもしれない」と答えた有権者が5〜6割おり、支持は安定していない。初戦のアイオワ州党員集会まで2カ月余りとなり、ロムニー氏を軸とした激しい選挙戦が続きそうだ。

 アイオワ州ではロムニー氏が24%、ケイン氏が21%で競り合い、ペリー氏は10%で5位。次に予備選が行われるニューハンプシャー州では、ロムニー氏が40%と他候補を圧倒している。

 サウスカロライナ州ではロムニー氏とケイン氏が25%対23%の大接戦。大票田のフロリダ州ではロムニー氏30%、ケイン氏18%となった。

 各州とも3候補に加え、ポール下院議員、ギングリッチ元下院議長らが上位に入った。

880チバQ:2011/11/01(火) 22:11:24
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00210682.html
米大統領選共和党候補者指名争い ハーマン・ケイン氏にセクハラ疑惑、示談金支払いも

2012年のアメリカ大統領選挙に向けた共和党候補の指名争いで、支持率を伸ばしているハーマン・ケイン氏に、セクハラ疑惑が浮上した。ケイン氏は否定したものの、示談金を支払っていたことも明らかになり、波紋を呼んでいる。
大手ピザチェーンの元経営者、ハーマン・ケイン氏は、共和党候補者指名争いで人気が急上昇しているが、全米レストラン協会会長を務めていた1990年代、女性職員2人に対してセクハラを行っていた疑惑が浮上した。
ハーマン・ケイン氏は「人生の中で、セクハラなどしたことはありません。示談が成立したようですが、わたしは中身すら知りません」と話した。
この女性2人は、すでに退職しているが、その際、退職の経緯を口外しないことを条件に示談金が支払われたと、アメリカのメディアは報じていて、今後の共和党候補の指名争いに影響が出ることも予想される。
(11/01 17:18)


http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011110100127&google_editors_picks=true
共和ケイン氏にセクハラ疑惑=本人は「魔女狩り」と否定−米大統領選
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に名乗りを上げている実業家ハーマン・ケイン氏(65)に、かつて部下の女性に対するセクハラ行為があったとの疑いが浮上、同氏は31日、疑惑を全面否定した上で、「魔女狩りだ」と反論した。
 ケイン氏は野党共和党の候補者レースで先頭集団につけているが、現在の高い支持率に陰りが出る可能性もある。
 セクハラ疑惑は米政治専門紙「ポリティコ」が報じた。それによると、ケイン氏が全米レストラン協会の会長を務めていた1990年代に、協会の女性職員2人に性的な発言をするなどした。2人は退職したが、その際、退職の経緯を口外しないことを条件に金銭が支払われたという。(2011/11/01-08:10

881チバQ:2011/11/01(火) 22:22:50
http://jp.wsj.com/US/Politics/node_335026
アイオワ州の重要性が急上昇―共和党の米大統領候補者指名
2011年 11月 1日 13:28 JST

 2012年の共和党大統領候補者指名において、アイオワ州は数カ月前まで、取るに足らない州だと思われていた。しかし、いまや同州は最有力候補が決まる可能性がある州としてみられている。

アイオワ州での演説の前に、サインをするロムニー氏

 同州の重要性は先週末に浮き彫りとなった。世論調査で、共に元ビジネスマンであるハーマン・ケイン氏とミット・ロムニー氏が、党員集会に参加する見込みのある人のあいだでデッドヒートを繰り広げていることが分かったからだ。

 デモイン・レジスター紙によるアイオワ世論調査で、ケイン氏は23%の支持を獲得。ロムニー氏は22%だった。このほかに2けたの支持を得たのは、ロン・ポール下院議員のみで、支持率は12%だった。

 この結果が示すのは、強い支持を得ている州の投票を前にしたケイン氏とロムニー氏にとり、アイオワ州が重要な跳躍台になる可能性があるということだ。1月3日のアイオワ州での党員集会直後に、ニューハンプシャー州で最初の予備選挙が行われる。同州ではロムニー氏がここ数カ月大きくリードしている。一方で候補者指名で3番目の州となるサウスカロライナ州では、ケイン氏がわずかにリードしている。

画像を拡大する


Associated Press

ケイン氏(写真)もロムニー氏も、ここ数カ月はアイオワであまり時間を使っていなかった

 わずか数カ月前まで、共和党のストラテジストの多くは、アイオワ州を同党の社会保守主義派の戦いの場と見ており、アイオワ州での勝者が指名選挙で強い位置につけるとは考えられていなかった。

 だが、夏以降この状況は変わった。共和党のストラテジストで、過去の大統領選挙でも豊富な経験を持つキース・アッペル氏は「アイオワ州はさまざまな点で、候補者指名選挙全体を形作ると思われる」とし、「重要性が劇的に高まった」と述べた。

 アイオワ州の調査では、ミシェル・バックマン下院議員(ミネソタ州)に対する支持の低下も見られた。8月の模擬投票では社会保守派の支持を集めてトップだったが、レジスター紙の調査では支持率はわずか8%で4位だった。

 バックマン氏が低迷しているために、ロムニー氏ら主力の候補者が、アイオワ州に再び注目している。

 問題は、2人の有力候補がいつ、どの程度積極的にアイオワ州で選挙運動を展開するかだ。ロムニー氏は先週、8月以来初めてアイオワ州に姿を見せ、今後数週間「繰り返し」同州で選挙活動を行うと述べた。

画像を拡大する


デモイン・レジスター紙が調査した支持率。上からケイン氏、ロムニー氏、ポール氏、バックマン氏、ギングリッチ氏、ペリー氏、サントラム氏、ハンツマン氏

 ケイン氏は、選挙運動への寄付が10月現在で500万ドルと順調に集まっていることから、「アイオワに集中的に取り組む」準備をすると述べ、同州で広範囲のバスツアーと最初のテレビ広告を計画している。

 レジスター紙の世論調査によると、アイオワ州でのケイン氏への支持はロムニー氏の支持より深く根付いているとみられる。19%の人が、2番目に支持する候補としてケイン氏を挙げたが、ロムニー氏を挙げた人は11%だった。したがって、他の候補者が支持率を落としたとき、ケイン氏のほうがより伸びる余地があるといえる。

 アイオワ州が2012年の選挙戦で中心的な位置を占めるようになったのは、同州に多くいる福音派の有権者から支持を得られる候補者が、現在まで出てきていないからかもしれない。これにより、ロムニー氏にチャンスが生まれる。

 候補者の1人、テキサス州知事のリック・ペリー氏は、不法移民に寛容であるというレッテルを保守派に貼られてから苦労している。だが最近、同氏はアイオワ州での活動を拡大し、12人の有給のスタッフを雇うなどしている。また、テキサス州での雇用の拡大を宣伝したテレビ広告も立ち上げた。

 共和党ストラテジストの一部は、元上院議員のサントラム氏が最もよい位置におり、突然伸びてくるかもしれないと言う。同氏は最近のディベートでも好調で、他のどの候補者にも負けない支持者とボランティアのネットワークを築いている。

記者: Neil King Jr. and Danny Yadron

882とはずがたり:2011/11/04(金) 09:51:38
そろそろアメリカでも労働党なり社会党なり結成する時なんちゃうの?

米西部の港でデモ、機能停止 「反格差」叫び4千人
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011110301000275.html
2011年11月3日 20時43分

 2日、米オークランドで、抗議活動に参加した人々(ロイター=共同)
写真

 【ロサンゼルス共同】米西部カリフォルニア州オークランドの港などで2日、ニューヨークで始まった反格差社会デモ「ウォール街を占拠せよ」に呼応した抗議行動があり、米メディアによると約4500人が参加、港湾機能は停止に追い込まれた。

 オークランド中心部ではデモ参加者の一部が銀行の支店やスーパーの窓ガラスを割り、建物に落書きをするなどした。ロイター通信によると、3日未明、催涙弾を使って排除しようとした警官隊とデモ隊が衝突、少なくとも1人が負傷、数十人が逮捕された。

 主催団体は、貧しい人々を置き去りにした資本主義の象徴として、米西部有数の物流拠点であるオークランド港に集まるよう呼び掛けた。

883とはずがたり:2011/11/04(金) 11:10:43

米国で貧困地区が急拡大 白人、高学歴者にも広がる
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011110401000028.html
2011年11月4日 05時44分

 【ワシントン共同】貧困人口の拡大が続く米国で、低所得層が集中する「貧困地区」の人口が過去10年間に32・9%増加し、大都市から郊外に拡散。白人や高学歴の貧困地区住民も増加したことが3日、米ブルッキングズ研究所の調査で明らかになった。

 同研究所は、犯罪発生率の増加や教育の質低下などで、貧富の差の固定化が進む恐れがあると警告している。

 調査は「貧困地区」を、4人家族で年収2万2314ドル(約174万円)など一定の基準を下回る住民が40%以上を占める地域と定義。2000〜09年の国勢調査などの分析では、貧困地区の人口は00年の約657万人から09年には約874万人に増えた。

884チバQ:2011/11/05(土) 13:37:50
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/11/post-2323.php
アメリカ貧困層、急拡大の新事実
Report: America's Poor at Historic High

わずか10年間で3倍以上に増加し、都市部だけでなく郊外でも拡大が止まらない

2011年11月04日(金)15時21分
カイル・キム

 アメリカ全土で貧困層が記録的な数に膨れ上がっている――米ブルッキングス研究所の最新調査でそんな事実が明らかになった。

 アメリカの貧困層の数は90年代には1230万人だったが、10年で4620万人に増加。低所得者層が集まる「貧困地区」の人口は同期間に33%増えたという。

 今回の調査は2000年〜09年の国勢調査を分析したもので、「貧困地区」は4人家族で年収が2万2300ドルを下回る住民が40%以上を占める地域と定義。アメリカの貧困層のおよそ10%がこの貧困地区に住んでいると推定される。

都市部の倍以上の速さで郊外に拡大
「今のままでは、貧困地区の住民は公共教育の質の低下や失業問題、高い犯罪率など数多くの問題に直面する」と、ブルッキングス研究所のアラン・ベルーブは語る。

 貧困地区が最も急拡大したのはデトロイト、トリード、ヤングスタウンなど中西部の都市圏。昔から都市部では貧困地区が他の地域よりもはるかに多かった。しかし近年、貧困地区の人口が急増しているのはむしろ郊外だと、ベルーブは語る。

 今回の調査によれば、郊外の貧困地区は過去10年間で都市部の倍以上のスピードで拡大した。住民の中ではアフリカ系アメリカ人が最も多く、45%近くを占めている。

885チバQ:2011/11/06(日) 10:28:55
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111106-OYT1T00226.htm
「草の根」離反…オバマ大統領、再選に黄信号


 2012年米大統領選まで6日でちょうど1年。再選を目指すオバマ大統領(50)に挑む共和党候補者選びの幕開けとなるアイオワ州党員集会までは残り2か月を切った。

 大統領は、好転しない景気・雇用状況に足を取られ、再選には黄信号がともっている。

 「接戦になるのは間違いない」――。オバマ大統領は10月のテレビ番組で率直に危機感を述べた。

 ギャラップ社の最新世論調査によると、オバマ大統領の支持率は42%。歴代大統領で1期目のこの時期、これより低かったのは1979年のカーター氏(31%)しかいない。

 苦戦の最大要因は「景気と雇用」だ。10月の失業率は9・0%。政権が景気テコ入れの切り札と銘打つ、社会基盤整備や減税を柱とする4470億ドル(約35兆円)の「米国雇用創出法案」は、下院で多数を握る共和党の反対で採決のめどすら立っていない。

 さらに深刻なのが、08年選挙で「オバマ旋風」の原動力となった若者層や草の根有権者の離反だ。

 民主党系の調査機関によると、30歳未満の有権者の大統領支持率は、オバマ氏の就任直後は84%だったのが、今年10月中旬には「40%を下回った」という。4年前、オバマ氏が連呼した「チェンジ(変革)」への期待が裏切られたと感じる層の多さがうかがえる。

(2011年11月6日09時41分 読売新聞)

886チバQ:2011/11/06(日) 10:33:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011110400473
イラク撤退75%が支持=大統領決断、無党派層も−米
 【ワシントン時事】米国民の75%がイラク駐留米軍を年末までに全面撤退させるオバマ大統領の決断を支持していることが3日までに、ギャラップ社の世論調査で分かった。
 調査は大統領の全面撤退発表後の10月末に実施された。民主党支持者は96%、大統領選の行方を左右する無党派層でも77%が支持しており、開戦から9年近くに及ぶ戦争に疲弊した世論を反映した形だ。共和党支持者は過半数が全面撤退に反対した。(2011/11/04-14:30)

--------------------------------------------------------------------------------

887チバQ:2011/11/06(日) 10:36:01
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111104/fnc11110414100013-n1.htm
歳入見直しに「限界」 赤字削減で米下院議長 大幅増税はダメ
2011.11.4 14:07
 米議会のベイナー下院議長(共和党)は3日、連邦財政の赤字追加削減策を協議する議会特別委員会の取り組みについて「確かに歳入(見直し)の余地はあると思うが、明らかに限界もある」と述べ、大幅な増税は受け入れられないとの立場をあらためて示した。ロイター通信が伝えた。

 議長は、特別委で民主党が増税にこだわるのに社会保障給付の削減に抵抗していると批判。赤字拡大の主因となる高齢者向け医療制度などを改革しないと、共和党が歳入見直しに応じるのは難しいと指摘した。(共同)

888チバQ:2011/11/06(日) 10:39:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111103/t10013698451000.html
米大統領選 無党派候補擁立へ
11月3日 9時41分
来年秋のアメリカ大統領選挙まで、まもなく1年を迎えるのを前に、無党派の市民グループが、オバマ大統領でも共和党候補でもない第3の候補を擁立する方針を明らかにしました。

これは、無党派のビジネスマンらの呼びかけで組織された市民グループ「アメリカンズ・エレクト」が2日、ワシントンで記者会見して明らかにしたものです。それによりますと、グループでは全米50州で独自の候補を登録するため、これまでに190万人の署名を集めたということで、代表のアカマン氏は「アメリカの有権者は二大政党制に不満を強めており、ほかの選択肢を提供したい」と述べました。そして、具体的に誰を第3の候補にするかについて、幅広く候補者を募ったうえで、インターネットによる投票で決めるということです。アメリカでは、1992年の大統領選挙で実業家のロス・ペロー氏が第3の候補として立候補し、18%余りの票を獲得しましたが、市民グループが第3の候補を擁立するのは今回が初めてです。アメリカでは、政治の現状に不満を持つ人が世論調査で81%に上っており、こうした動きが広がることで、オバマ大統領が再選を目指す来年秋の大統領選挙の行方に影響を及ぼす可能性も指摘されています。

889チバQ:2011/11/06(日) 16:22:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111106-00000007-mai-int
<米大統領選>共和党を「抵抗勢力」に オバマ氏が反転攻勢
毎日新聞 11月6日(日)12時14分配信

ワシントン・ジョージタウン地区で雇用促進策を発表するオバマ大統領=2011年11月2日、AP

 【ワシントン古本陽荘】来年11月6日の米大統領選が1年後に迫った。今後1年間で失業率改善や景気の大幅な回復は望み薄で、国民が選挙を経済政策への「信任投票」と位置付ける場合、オバマ大統領(50)の再選に黄信号がともる。だが、「再選阻止」を狙う共和党は有力候補の実業家、ハーマン・ケイン氏(65)のセクハラ疑惑をきっかけに候補者選びが泥仕合の様相を呈している。こうした状況を尻目にオバマ大統領は共和党を「抵抗勢力」と印象付け、反転攻勢に乗り出している。

【前回大統領選の熱気を振りかえる】写真特集・米大統領選2008 アメリカの選択

 「もはや議会を待つわけにはいかない。彼らが動かないなら、私が動く」。オバマ大統領が2日、ワシントンの繁華街ジョージタウン地区にある広場で訴えると、聴衆から歓声がわき上がった。この日、大統領は橋や高速道路など老朽化した公共施設の改修によって雇用創出を促進する政策を披露した。

 支持率が40%台半ばで低迷する大統領は先月下旬から、住宅・学生ローンの負担軽減や退役軍人支援などを矢継ぎ早に発表している。決まり文句が「ウィー・キャント・ウエート(もう待てない)」だ。08年大統領選のキャッチフレーズ「イエス・ウィー・キャン」にリズムを合わせたもので、オバマ政権の雇用促進法案の採決をかたくなに拒み続けている議会共和党を批判するために考案された。

 「オバマ再選阻止」を最優先課題と位置づける議会共和党の「サボタージュ」を逆手に取り、国民のために働くのは大統領だけだとアピールするのが狙い。発表する政策が小粒なのは、議会に予算承認を得る必要がない大統領令の範囲で打ち出しているためだ。経済効果は大きくないが、国民にオバマ政権の活動的な印象を与える政治キャンペーンだ。

 ただ、こうしたイメージ戦略は共和党の大統領候補が決まるまでの「一時しのぎ」に過ぎず、本格的な経済再建に向けた指針を示せない限り、再選への環境が厳しさを増すのは必至だ。連邦準備制度理事会(FRB)が2日発表した経済見通しでは、12年末の失業率は8.5〜8.7%と高止まりのままで、来年の経済成長率も2%台にとどまる見込み。

 ニューヨーク・タイムズ紙で政治分析を担当するネイト・シルバー記者は過去の大統領選と経済などから来年の大統領選についての予測を発表。共和党候補がミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の場合、「来年がゼロ成長ならロムニー氏が83%の確率で当選する」「逆に経済成長率4%ならオバマ大統領が60%の確率で再選を果たす」との結果が出た。実際にはその間の成長率になる可能性が高く、接戦となることが予想される。

 ◇大統領が最近発表した政策

・住宅ローンの借り換え条件の緩和

・公的医療機関での退役軍人の雇用促進

・学生ローンの返済負担の軽減

・薬価高騰を抑えるための処方薬不足解消

・政府研究機関と民間企業との情報共有の迅速化

・公共事業の連邦補助金拠出手続き迅速化

890チバQ:2011/11/07(月) 22:32:12
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201111070099.html
米大統領選、税制改革が争点に=背景に経済の閉塞感2011年11月7日20時6分
印刷


 【ワシントン時事】来年11月の投開票まで残り1年を切った米大統領選で、税制改革論議が大きな争点に浮上している。背景にあるのは、低迷する米経済をめぐる閉塞(へいそく)感。各候補とも選挙ではお決まりの耳当たりの良い「減税策」だけでなく、有権者に現状打破の期待を抱かせる、簡潔で力強いスローガンを打ち出そうと腐心している。

 税制改革をめぐる論争の火付け役となったのは、共和党の大統領選候補者で実業家のケイン氏。法人税と所得税を一律9%に引き下げる一方、9%の連邦消費税を新設する「999プラン」を打ち出すと、語呂の良さもあって連日米メディアで取り上げられ、一躍「時の人」となった。

 現在最大35%の法人税や10〜35%の所得税の大幅な税率引き下げは、「小さな政府」と減税を志向する共和党支持者好みだが、消費税導入は同党の大統領選候補としては極めて大胆。中所得層の大半が負担増になると指摘されているのを尻目に、各種世論調査で泡沫(ほうまつ)候補から一気に首位を争うポジションに躍り出た。

 これに続き、人気低下に悩むペリー・テキサス州知事は先月、法人税と所得税を原則一律20%にする案を発表した。ケイン、ペリー両氏の提案はいずれも「フラット・タックス」と呼ばれ、税率を一律に引き下げる一方で、各種控除を廃止して課税ベースを広げることで、いわば税金を「広く浅く」徴収する仕組み。ただ、累進課税と比べ大企業や富裕層が優遇される側面がある。

 オバマ大統領は、これに対し高所得層へのブッシュ減税の打ち切りや、著名投資家ウォーレン・バフェット氏の名前を冠した年収100万ドルを超える富裕層への増税策「バフェット・ルール」の導入を目指すなど、格差是正を旗印に対決していく姿勢だ。 


[時事通信社]

891チバQ:2011/11/09(水) 23:05:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111109/amr11110908240001-n1.htm
激戦州を重点遊説 再選狙うオバマ氏「最後は自分が勝つ」 
2011.11.9 08:21 (1/2ページ)

 失業率が9%台に高止まりし、V字回復の兆しが見えないオバマ大統領。激戦州をこまめに回り直接支持を訴える一方、前回2008年の大統領選で築いた強力な組織力と草の根選挙で再選を狙う。

 「ウィー、キャント、ウェイト!(われわれは待てない)」

 オバマ氏は10月下旬、コロラド州のデンバーを訪れた際にこう連呼し、財政再建策をめぐって対立を深める共和党を強く批判した。

 前回選挙では「イエス・ウィー・キャン(われわれはできる)」が決めぜりふだったが、今回は共和党批判を目的としたフレーズを多用。同月中旬以降、ミシガン、ノースカロライナ、バージニア、ネバダ、フロリダ、ペンシルベニアと激戦州を重点的に遊説した。

 富裕層への増税などリベラル色の強い政策を掲げるオバマ陣営は、本選では共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事との一騎打ちになるとにらんでいる。大統領上級顧問のデービッド・プラフ氏は、ロムニー氏を「芯のない男」とこき下ろした。

 オバマ陣営の選挙戦術について、政治専門紙「ポリティコ」は、「激戦州を中心とした遊説で景気対策に熱心に取り組む大統領のイメージ定着を図る一方、資金集めとロムニー氏のネガティブキャンペーンに励んでいる」と指摘する。

 オバマ政権は09年1月の発足後、世界的な金融危機に大型景気対策や米自動車大手の救済などを講じたものの、茶会や保守層の反発にあい、昨秋の中間選挙で大敗した。

 激戦州遊説と共和党批判に集中する現在の選挙戦は、焦りの裏返しともいえるが、実際、就任時に60%台あった支持率も40%台前半に低下。第二次大戦後、失業率が7%以上で再選したのは1984年のレーガン大統領だけだ。

 「勝ち目は薄いが、最後は自分が勝つ」。オバマ氏の発言からは、強気と弱気が交錯する。ただ、資金力は抜群だ。9月末時点で、共和党候補全員の集金額を上回り、最終的に10億ドル(約780億円)以上を目標に掲げる。

 ブッシュ前大統領の次席補佐官を務めたカール・ローブ氏は、「オバマ氏の再選は危険水域にあるが、それ以上に共和党候補の支持が伸びず、再選の可能性はまだまだある」と語る。

892チバQ:2011/11/10(木) 22:43:12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111110/amr11111009380003-n1.htm
「無駄な出張やグッズはダメ」 米大統領が公務員に節約令 「細かすぎ」とのぼやきも
2011.11.10 09:37 [オバマ米大統領]

9日、公費の無駄遣いをなくすよう命じる大統領令に署名するオバマ米大統領(AP)
【ワシントン=柿内公輔】「無駄な出張やグッズは認めません」。オバマ米大統領は9日、連邦政府の各機関に対して公費の無駄遣いを減らすよう求める大統領令に署名した。米国民が不景気に苦しむ中、行政改革で公僕も身をただすのが狙いだ。

 具体的には、(1)出張や会議を削減して電話会議などを活用(2)不必要な文書の印刷をやめて電子化(3)衣類やマグカップなど省庁が購入する記念グッズの削減−などが求められている。

 「ウィー・キャント・ウエイト(もう待てない)」がキャッチフレーズの経済政策の一環で、議会の反対で進まない景気対策が多い中、これは議会の承認を必要としない。大統領は「国民が家計を節約する中、政府もむだ遣いを改めるのは当たり前」と、公務員に呼びかけている。

 カーニー大統領報道官も記者会見で、「年間約40億ドル(約3100億円)を削減する効果がある」と強調したが、ある政府関係者は「何もここまで細かく言われなくても…」とぼやいていた。

893チバQ:2011/11/10(木) 22:44:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111109/amr11110909250003-n1.htm
決め手欠ける共和候補 さまよう保守・茶会票
2011.11.9 09:22 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

 昨年11月の中間選挙で圧勝し、下院で多数派となった共和党。リベラル系メディアや労組が背後で支援する反格差社会デモと違い、連邦議会に議員を送り込んだ茶会の影響力は大きい。

 だが、その茶会は候補を絞りきれず、それが討論会ごとに行われる支持率に反映しているとみられる。

 8月にアイオワ州で行われた模擬投票では茶会系のミシェル・バックマン下院議員(55)が1位。だが、「保守本流」を唱えたテキサス州のリック・ペリー知事(61)が出馬すると失速。ペリー氏も移民政策などで集中砲火を浴び、会社経営者のハーマン・ケイン氏(65)がトップグループに躍り出る猫の目状態で、保守層が漂流していることを裏付ける。

 こうした中、指名争いを引っ張るのがミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)。実業家出身の経済通が売りだ。経済・財政政策に加え、外交・安保政策もいち早く発表。前回選挙にも出馬した経験があり、安定感は抜群だ。

 ただ、知事時代に導入した医療保険制度が、オバマ政権が導入した医療保険改革のモデルとなったとの批判がくすぶるほか、「言うことがコロコロ変わる」という評価がつきまとう。

 オバマ政権が成立させた医療保険改革法に反対したかと思えば、知事時代に賛成していた妊娠中絶に反対。こうした政治姿勢と少数派のモルモン教徒という点に、キリスト教右派や保守層の抵抗感は根強い。

 ただ、一連の討論会を通じ、共和党候補の指名獲得と本選で鍵を握るとみられる中間層や穏健保守層の支持をまとめつつある。資金力も抜群で、党献金を除く個人比較ではオバマ氏を上回る。オバマ陣営も、ロムニー氏へのネガティブ・キャンペーンを目的にインターネットサイトを立ち上げるなど警戒を強めている。

 一方、9月に茶会運動の盛んなフロリダ州の模擬投票で1位となり、一躍“時の人”となったケイン氏だが、組織力もなく、政治手腕も未知数。「共和党の統一候補になるとはだれも本気で考えていない」(ナショナル・ジャーナル紙)との評がもっぱらだ。

894チバQ:2011/11/10(木) 22:44:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111109/amr11110908260002-n1.htm
オバマ政権小出しの景気対策、迫力不足 
2011.11.9 08:25 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【ワシントン=柿内公輔】オバマ米政権が矢継ぎ早に景気対策を打ち出している。住宅ローン借り換えや退役軍人雇用の促進策などで、雇用創出法案を拒む議会に業を煮やした大統領が議会措置を必要としない行政措置を積み上げ、野党共和党を牽制(けんせい)している。ただ小出しの政策対応の効果を疑問視する声もある。

 「(景気浮揚へ)動くつもりがないなら、私がやる」

 7日にホワイトハウスで演説した大統領は、インターネットを活用した求職支援など退役軍人の追加雇用促進策を発表し、総額4470億ドル(約35兆円)の雇用創出法案をたなざらしにする議会を痛烈に批判した。

 大統領は先月24日には、低金利住宅ローンへの借り換えのための担保条件の緩和を発表。翌日には、公的医療機関に退役軍人の積極雇用を要請し、教育ローンの年間返済額の上限設定を2014年から2年前倒しすると発表した。いずれも議会措置は不用で、「国民のため私の力のあらん限りを尽くす」と強調する。

 雇用創出法案の発表直後は、「パス・ディス・ビル(法案の可決を)!」が決まり文句だった大統領だが、法案の財源としての増税に共和党が反発し、上院は審議入りも否決。大統領は法案を細分化しての審議を提案しているが望み薄で、ホームランをあきらめ、内野安打を積み重ねる戦術に転換した格好だ。

 議会筋では、政権側が1年後に迫る大統領選をにらみ、景気浮揚へ共和党が消極的との印象を植え付ける狙いともささやかれるが、共和党のカンター下院院内総務は「お互いの相違を解決するための努力こそ、待ったなしだと大統領に言っている」と切り返す。

 大統領が繰り出す景気対策は、既存政策の運用の見直しが中心で、ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、マーク・ザンディ氏は住宅市場の下支えには「追加措置が必要」と指摘する。雇用創出法案に比べれば小粒で、景気浮揚へ迫力不足なのは否めない。

895チバQ:2011/11/11(金) 20:19:14
http://mainichi.jp/select/world/news/20111111ddm007030100000c.html
軋む米国:12年大統領選 茶会、ケイン氏を批判 セクハラ疑惑、選挙戦正念場に
 <軋(きし)む米国>

 【ワシントン古本陽荘】米共和党の大統領候補者選びで、セクハラ疑惑が浮上している実業家のハーマン・ケイン氏(65)が選挙戦を続行できるか正念場を迎えている。

 ミシガン州で9日に行われた共和党候補者の経済政策中心の討論会。司会者が「4人の女性がセクハラ被害を訴えている。人格に問題があると感じる人物を米国民が大統領に選ぶと思うか」と質問した。ケイン氏は「根拠のない訴えに(影響された)世論で裁かれるのではなく、もっとましな扱いを受けてしかるべきだ」と反論した。

 聴衆は、経済政策とは無関係のセクハラ疑惑をただした司会者にブーイングを浴びせ、ケイン氏の反論には拍手で応えた。

 だが、茶会運動で全米最大規模の「ティーパーティー・ネーション」は9日、疑惑に対する対応のずさんさを批判。「選挙キャンペーンを運営できないのに、どうやって国家を運営するのか」と選挙戦からの離脱を初めて求めた。

 ギャラップ社などの世論調査(2〜6日実施)では、ケイン氏はロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とともに支持率21%でトップを争っているが、好感度は下落傾向にある。

毎日新聞 2011年11月11日 東京朝刊

896チバQ:2011/11/13(日) 12:58:13
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20111112/frn1111121441000-n1.htm
死んでも人気者!他界した前市長が選挙で“当選”2011.11.12
 米ミシガン州モンタギューの市長選で、すでに亡くなっている前市長が“トップ当選”し、14票差で次点だった男性が新市長に就任した。前市長は20年間、市のトップを務めたが、選挙の約1週間前にがんのため死去。市の担当者は法律を調べ、前市長への投票は無効と判断した。新市長は「前市長をとても尊敬している。彼が示した方向に市は進んでいくだろう」と話している。(共同)

897チバQ:2011/11/13(日) 13:04:09
>>774
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111112/amr11111213400004-n1.htm
ギングリッチ氏の支持率上昇 米大統領選共和党候補指名争い
2011.11.12 13:39

米大統領撰の共和党候補指名争いで、じわじわと支持を伸ばす元下院議長のギングリッチ氏=9日、オークランド大学(AP)
 米CBSテレビが11日発表した世論調査によると、来年の米大統領選挙の共和党候補指名争いで、元下院議長のギングリッチ氏が15%と支持率をじわりと伸ばし2位につけ、18%の黒人実業家ケイン氏と15%の前マサチューセッツ州知事ロムニー氏とともに、先頭集団の一角に食い込んだ。

 トップのケイン氏は、セクハラ疑惑で女性の支持がやや低下したが首位を維持した。4位は討論下手が目立つテキサス州知事ペリー氏で8%。

 しかし回答者の7割が最終的に支持を決めたわけではないとしており、ギングリッチ氏の上昇は本命がおらず混迷状態にある表れとみられる。(共同)

898チバQ:2011/11/13(日) 13:05:31
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111030/amr11103020050006-n1.htm
見えてきた共和党候補の対中政策 オバマに対抗し強硬論目立つ
2011.10.30 20:04 (1/2ページ)[オバマ米大統領]
 【ワシントン=佐々木類】来年11月の米大統領選に向けた共和党候補の指名争いが激化する中、これまで税制や景気対策に隠れて見えにくかった対中観はどうなっているのか。各候補の発言を拾ってみると、中国への融和路線に大きく傾いていたこともあったオバマ政権との対立軸を狙い、対中強硬論が目立つ。

 「中国は、米国の『友人と敵の間』に位置する」

 トップグループを走る会社経営者、ハーマン・ケイン氏(65)は13日の米CNNテレビのトークショーでこう述べ、軍事、経済で急成長を遂げる中国に警戒感をあらわにした。

 また、立候補を正式表明する前の今年5月3日、電子新聞デーリー・コーラーへの寄稿で「私の対中政策はいたって簡単だ。『中国より経済成長する』。これに尽きる」と述べた。

 政治経験がなく、「外交・安全保障が弱点」(ブレイクマン元ブッシュ政権顧問)との指摘を意識し、対中キャッチフレーズをひねり出したものとみられる。

 今月中旬、正式に外交政策を発表したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は中国の軍拡や人民元安問題に言及しつつ、「中国が自由と繁栄を目指すのか、独裁国家同士で同盟関係を強めて暗黒社会に落ちていくのかどうか」と、激しい表現で中国への懸念を表明した。

 移民や地球温暖化、税制に関し、討論会での失点が目立つテキサス州のリック・ペリー知事は23日、米雑誌のインタビューで、「米国の重要な外交政策は、中国が影響力を強めるアジアにおいて、日本、韓国、台湾、インドとともにあるということだ」と述べた。

 共和党候補が外交政策をめぐって日本に直接言及したのはペリー氏が初めて。

 ただ、ペリー氏は、「軍事情報流出の懸念がある中国企業をテキサス州に誘致するなど、中国との関係が深い」(ワシントン・ポスト紙)との指摘もある。

 これに対し、ミシェル・バックマン下院議員(55)は今年9月、テレビのトークショーに出演、「中国は米国の衛星による情報収集活動を妨害し、(アフガニスタンの)反政府武装勢力タリバンに武器を供給した」と強調した。

 下院情報特別委員会の委員でもあるバックマン氏は、「イランの核開発を支援するなど中国は悪の常習犯だ」とも批判している。

 だが、ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、グレン・ケスラー氏は、「彼女がどこまで機密情報に接することができるかは分からないが、根拠に乏しい情報で発言した」と断じた。

899とはずがたり:2011/11/14(月) 19:36:04

パイプライン:米がカナダと結ぶ計画凍結 大統領選念頭か
http://mainichi.jp/select/world/news/20111111k0000e030011000c.html

 【ワシントン古本陽荘】米国務省は10日、カナダ・アルバータ州の原油を米南部テキサス州などの製油所に運ぶパイプライン計画「キーストーンXL」を凍結すると発表した。この計画を巡っては、中西部ネブラスカ州の水源地帯を経由することなどから環境団体が計画中止を要求しており、オバマ政権は新ルートの検討も進める。

 来年11月の大統領選を念頭に、オバマ大統領の支持基盤である民主党リベラル派の支持を固める狙いがあるとみられる。

 今後の計画は13年以降に決定される。大統領は「米国民の健康や安全、環境への影響に懸念があり、これらの疑問に答える時間が必要だ」などとした声明を発表した。また、ジョーンズ国務次官補(海洋・国際環境担当)は記者団に「国務省内の政策決定プロセスを経た決定であり、政治的な判断ではない」と述べ、大統領選との関係を否定した。

 一方、国内石油産業との関係が深い共和党は反発しており、ベイナー下院議長は声明で「政治的なご都合主義により2万人の新たな雇用が犠牲になった」と批判した。

毎日新聞 2011年11月11日 10時51分(最終更新 11月11日 11時10分)

900チバQ:2011/11/14(月) 20:10:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111114/amr11111414400003-n1.htm
敵失のおかげでロムニー氏、差を広げる 米共和党候補指名争い
2011.11.14 14:39 [米国]
 ロイター通信が13日発表した次期米大統領選の共和党候補指名争いに関する世論調査で、ロムニー前マサチューセッツ州知事が28%の支持率を獲得、2位の黒人実業家ケイン氏(20%)との差を8ポイントに広げた。他候補の敵失が続いたことで、ロムニー氏が先頭走者の地位を固めつつある。

 支持を急拡大させてきたケイン氏は、セクハラ疑惑が報じられたことで勢いにブレーキがかかった。一方、ギングリッチ元下院議長が16%に支持を伸ばし3位に浮上。ギングリッチ氏は他の世論調査でも上昇傾向が鮮明で、保守票の行方が依然流動的であることをうかがわせている。

 9日の討論会で自分の公約を忘れ「歴史的な大失態」とメディアに酷評されたペリー・テキサス州知事は12%で4位。(共同)

901名無し:2011/11/18(金) 18:37:35
べっ、べつにアンタのために教えるんじゃないからね!(*´ω`)★ http://gffz.biz/index.html

902チバQ:2011/11/19(土) 15:11:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111119-00000495-yom-bus_all
米赤字削減の協議、決裂寸前…共和案、民主拒否
読売新聞 11月19日(土)14時35分配信

 【ワシントン=岡田章裕】米財政赤字の削減に取り組んでいる米議会の超党派特別委員会に対し、共和党のベイナー下院議長が示した提案内容が18日、明らかになった。

 赤字削減幅は目標の1・2兆ドル(約92兆円)に届かず、トリガー(引き金)条項の発動を容認して国防費などを強制的に削減する内容だ。民主党は提案を拒否したが、トリガー条項の発動回避を目指してきた協議は決裂寸前の状態だ。

 特別委は23日に削減策を採決するが、議会予算局が内容を試算する時間を確保するため、実質的には21日が削減策を固めるタイムリミットとなっている。

 提案によると、10年間で6437億ドル(約49兆5000億円)の赤字を削減するが、目標に届かない5563億ドルの歳出をトリガー条項に基づき、強制的に削減する。強制削減される歳出の半分は、国防費が対象となる。

903チバQ:2011/11/20(日) 21:18:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111120-00000526-san-soci
同性婚の米総領事は「正直に生きたい」と言った
産経新聞 11月20日(日)18時23分配信

 【大阪から世界を読む】

 来秋の米大統領選で同性婚が争点のひとつになりそうだ。結婚を男女に限った連邦法についてオバマ米大統領が憲法違反との判断を示したからだ。実は、今年9月に着任した大阪・北区の米国総領事館でパトリック・リネハン総領事(58)は、日系ブラジル人のエマーソン・カネグスケ氏(39)と同性結婚していることを公にし、総領事館のホームページでも紹介している。同性婚について、そのリネハン氏にインタビューした。

 色眼鏡がなかったといえば嘘になる。

 「繊細な問題でインタビューを受けていただき、ありがとうございます」。遠回しに切り出したら「いえいえこれは繊細な問題じゃなくて、生活なんです」と答えが返ってきた。

 「ハズバンド(夫)」として紹介されたカネグスケ氏は、リネハン氏と同じような落ちついた男性だった。ブラジル空軍の航空管制官をやめて来日し、2002年、当時は大使館報道官だったリネハン氏と東京のスポーツバーで出会った。

 大使館官舎で一緒に暮らしはじめ、次の勤務地のブラジルに同伴、さらに次に赴任したカナダで2007年に結婚した。大阪には在ソウル大使館を経て、今年9月に着任した。

 これまでの総領事が夫人を同伴していた場面でリネハン氏は、カネグスケ氏を伴う。広島市の平和記念公園を訪れた際には、二人並んで原爆慰霊碑に花をささげた。

 そもそも取材の興味は同性婚を公表している総領事という珍しさだ。米国では大統領選の争点にもなるテーマだ。よし1本記事になるぞ。興味本位、そんな不純な動機があったかもしれない。

 こんな記者にリネハン総領事は「オネストでありたい」と何度も言った。「自分に正直に生きること」と理解した。同性愛者であることは生まれ持ったものであり、嘘をついたり隠したりすることは正直ではないのだ。

 米国社会は長く同性愛者に「正直」に生きることを許さなかった。同性愛の公表は社会的に抹殺されることを意味した。総領事が政府職員になった1984年でさえ、同性愛とわかると職を奪われたのだという。

 オバマ大統領は今年2月、結婚は男女間に限るとした1996年成立の連邦法は憲法違反だとの判断を示した。連邦レベルの合法化に向けた動きに、共和党支持層の中から強い反発が出てくることは必至だ。来年秋の大統領選挙で、大きな争点に浮上する可能性もある。

 もっとも、米国全体としては急速に同性愛者を受け入れる方向に変化している。リネハン氏の立場にたてば、「正直に生きる」ことを許す社会になりつつあるのだ。全米に同性カップルは約65万世帯もある。

 今年6月、ニューヨークが全米で6番目の同性婚を認める州になった。2004年のマサチューセッツ州が最初。50州のうちたった6つかと思うが、人々の意識の部分では大変動が起こっていた。

 世論調査会社ギャラップによる数字。1996年は「賛成27%、反対68%」で、反対が圧倒的多数派だった。しかし、反対がこの時が最高であり逆に賛成はこの時が最低。15年後の今年は「賛成53%、反対45%」。反比例を続けてきた賛否は逆転した。

 若い世代に賛成派が多い。遠からず賛成が反対を圧倒するであろう傾向はデータから読み取れる。数十年後に振り返ってみると、賛成派と反対派が均衡していたのが現代、ということになるのかもしれない。

 均衡を象徴的に現すのがカリフォルニア州の例だ。2008年に州最高裁判所が認めた同性婚が同年の住民投票によって覆された。その後は連邦レベルの法廷に持ち込まれ、賛否両派の熾烈(しれつ)な争いが続いている。

 米コロンビア大学のアレキサンダー・スティーレ教授がニューヨークタイムズ紙に寄せたエッセーに、こんな記述を見つけた。

 「黒人、女性、ヒスパニックそして同性愛者…。排他されてきたグループは次々と米国に受け入れられ、平等な権利を与えられ、主流に取り込まれてきた」

904チバQ:2011/11/20(日) 21:18:45
 同性愛者への権利付与を歴史の流れに位置づけた説明は、わかりやすい。

 米国はかつて奴隷にしていた黒人を大統領に擁するまでになった。そのオバマ大統領が「キリスト教徒としては同性婚に抵抗がある」吐露している。一方で「同性愛者へ権利付与については、人後に落ちない唱道者だ」とも主張した。

 アダムとイブから世界ができたと信じるクリスチャンにとって、同性婚には複雑な思いもあるのだろう。大統領も自らの「色眼鏡」を、理性で取り払おうとしているのだ。

 そんな強い信心は記者にはない。ただ慣れていないだけなのかもしれない。

 日本での同性愛者としての生活についてリネハン氏は「とても受け入れられやすい国だ」という。「マイハズバンド(私の夫)」とカネグスケ氏を紹介すると相手の驚きや戸惑いが伝わってくることがあるが、それは一瞬。「日本人はあまり表情には出さずすぐ理解してくれる。否定的な反応は全くない」と言った。

 カネグスケ氏、リネハン氏と向き合って1時間ほど話すうちに、色眼鏡を取ることなど、簡単なことに思えてきた。

 リネハン総領事はフェイスブックで活動を公表している。訪れてみてほしい。http://www.facebook.com/ConsulGeneralOK

(坂本英彰)

905チバQ:2011/11/22(火) 12:15:19
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20111122k0000e030059000c.html
米議会:財政赤字削減協議が決裂 金融市場に影響懸念
 【ワシントン平地修】財政赤字削減策を協議してきた米議会の超党派特別委員会(民主党6人、共和党6人)は21日夕、「合意は不可能」とする声明を発表し、協議が決裂したことを明らかにした。オバマ大統領は引き続き協議を続けるよう議会に求めたが、来年11月の大統領選を前にした与野党の対立は深刻で、金融市場や米経済への影響が懸念される。

 委員会の最終期限は23日だが、法律上は21日に10年間で最低1.2兆ドルの財政赤字削減策を提示する必要があった。しかし、富裕層向けの増税を主張する民主党と、増税に反対し社会保障給付などの削減を重視する共和党の対立は最後まで解けなかった。委員会の共同委員長2人は21日夕、「数カ月の厳しい作業と集中的な協議の結果、期限までに有効な両党の合意を得るのは不可能との結論に至った」との声明を発表した。

 特別委員会は今年8月、政府の債務上限引き上げ法の策定に伴い設置された。財政赤字削減策で議会の合意ができなかった場合、13年1月から1.2兆ドルの歳出を強制的に削減するトリガー(拳銃の引き金)条項が設定されている。削減分の半分は国防・安全保障費が占めており、パネッタ米国防長官は21日、「巨額の国防費の強制削減は国防をあやうくする」との声名を出した。

 共和党の一部には強制削減の回避を画策する動きもあるが、オバマ大統領は協議決裂を受けて「自動的な歳出削減を回避するいかなる試みも拒否する」と発言。12年中に議会が赤字削減計画をまとめる努力を続けるよう求めた。

906チバQ:2011/11/22(火) 22:58:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111122/amr11112220480011-n1.htm
世界最強から「張り子の虎」に 米軍弱体化に懸念 同盟国負担増も
2011.11.22 20:46 (1/2ページ)[米国]
 【ワシントン=犬塚陽介】米財政赤字の削減に関する超党派協議の決裂で、国防総省は決定済みの10年間で4500億ドルの歳出削減に加え、2013年からの10年で6000億ドル(約46兆円)の追加削減を突きつけられた。米軍再編に伴う人員整理や次世代ステルス戦闘機F35の調達、ミサイル防衛(MD)など国防政策の根幹を成す計画の見直しを迫られるのは確実。中国の軍事的台頭、北朝鮮、イランの核問題を抱える中、世界最強を誇る米軍が「張り子の虎になりかねない」(パネッタ国防長官)との懸念も広がる。

 「国家防衛を切り裂く破滅的で機械的、全面的な予算削減に国防総省は直面してしまう」

 超党派協議の決裂を受けた21日、パネッタ国防長官は緊急声明で国防予算の強制削減は米軍の「空洞化」を招くと述べ、機能不全に陥った議会への不信感をあらわにした。

 国防総省は連邦債務上限引き上げ法で、すでに4500億ドルの歳出削減を義務づけられており、15年までに陸軍で5万人、海兵隊で約2万人の人員削減計画を打ち出している。

 これに加え、さらに6000億ドルの削減が上乗せされれば「米軍は第二次世界大戦後で最小規模になる」(政府高官)との危機感が国防総省内には強い。

 米軍の装備面で影響を受けそうなのが、日本も次期主力戦闘機(FX)の最有力候補にするF35の調達だ。

 国防総省は今後20年で開発費3820億ドルを投入、計2477機を導入する計画を描いているが、予算削減で調達総数は「半減を余儀なくされる」との試算もあり、1機あたりのコスト増が他の調達予定国に跳ね返る可能性も指摘されている。

 コスト削減策の一環として、イランの中距離ミサイルの脅威を念頭に欧州で主導するMD計画の見直しの可能性も浮上。大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の削減も避けられない。パネッタ長官は今月10日の記者会見で、米軍が「張り子の虎」となれば、他国による「敵対的行動を誘発する」と警告した。

 米軍の機能低下を懸念する上院のジョン・マケイン(共和)議員らは、国防費の強制削減を回避する法案提出を模索しているが、オバマ大統領は、包括的な削減を阻止する法案には拒否権を行使する方針で、国防費をめぐる駆け引きが続きそうだ。

907チバQ:2011/11/23(水) 20:52:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111123/amr11112319580010-n1.htm
ギングリッチ氏、敵失で急浮上 共和党候補者レース
2011.11.23 19:56 (1/2ページ)

 【ワシントン=犬塚陽介】2012年の米大統領選に向けた共和党の候補者レースで、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)が有力候補の一人に急浮上している。保守系右派の期待を背負った候補者がスキャンダルなどで次々と失速する中、かつては「保守革命」を掲げて共和党を先導した実績による安定感から支持を拡大しており、直近の世論調査では本命視されるミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事を抑えて首位に躍り出た。

 「愛国者法(反テロ法)の強化を検討したい。それほどまでに危険は大きい」

 首都ワシントンで22日開かれた共和党候補者の討論会。ギングリッチ氏がテロ対策強化の方針を打ち出すと会場は割れんばかりの拍手に包まれた。テロ組織掃討に非協力的なパキスタンへの援助削減にも言及。「米国が真剣になれば、イランの政権は1年で倒せる」と語るなど、随所に「強い米国」を押し出して、安定感をアピールした。

 中道寄りのロムニー候補を警戒する保守派層は、テキサス州のリック・ペリー知事に期待をかけたが、討論会での弱々しい対応で失速。続いて登場した会社経営者のハーマン・ケイン氏もセクハラ疑惑で支持を急落させた。

 CNNテレビが21日に発表した世論調査で、ギングリッチ氏の支持率は24%と、ロムニー氏の20%を抑えて首位。この2カ月で支持率を15ポイントも引き上げた。

 保守派の論客として知られるギングリッチ氏は、クリントン政権下の1994年の中間選挙では福祉予算の削減など「保守革命」を掲げて共和党に歴史的勝利を呼び込んだ。

 一方、過去に不倫の発覚などで2度の離婚を経験。6月には3人目の妻とエーゲ海クルーズに出かけ、選挙スタッフが集団で辞任した。経営危機で国有化された連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)から多額のコンサルティング料を受け取っていた疑惑が浮上するなど、不安材料にも事欠かない。

 ただ、経験に裏付けられた知名度は本物。2008年大統領選では、有力候補の失速で支持を拡大させた共和党の重鎮、マケイン上院議員が候補者に指名されており、保守層はギングリッチ氏の大躍進に期待をふくらませている。

908チバQ:2011/11/23(水) 20:53:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011112300317
 ギングリッチ氏に安定感=外交・安保めぐり論戦−米大統領選
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けた共和党の候補者討論会が22日、ワシントン市内で開かれ、外交・安全保障政策を中心に論戦が行われた。穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が党内で大きな勢力を持つ保守派を意識し、強硬路線を際立たせたのに対し、同氏と先頭集団に並んだベテランのギングリッチ元下院議長は冷静に持論を展開し、安定感を見せた。
 ロムニー氏はイランの核問題について制裁強化を主張。同国からの原油供給が減り、価格高騰を招く可能性に触れつつ、「イランが核兵器を持つことに比べれば大したことはない」と断言した。
 ギングリッチ氏はこれに対し、制裁という戦術的な議論一辺倒ではなく「最小限の力の行使によりイランの体制崩壊を図る戦略が重要だ」と強調。イランの原油に頼る欧州の需要も満たせるエネルギー政策を打ち出さなければいけないと述べた。(2011/11/23-17:29

909チバQ:2011/11/28(月) 22:25:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111128/amr11112812250000-n1.htm
有力紙が元下院議長支持 共和党の混戦ぶり浮き彫りに
2011.11.28 12:24
 来年11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いをめぐり、全米で最初の予備選が行われるニューハンプシャー州の地元有力紙ユニオン・リーダーは27日付の社説で、支持率トップに躍り出たギングリッチ元下院議長を同党の大統領候補として支持すると表明した。

 選挙戦の流れを左右する来年1月10日の同州予備選では、ロムニー前マサチューセッツ州知事が依然優位とされるが、米メディアは、ギングリッチ氏にとって大きな追い風になると注目。

 同紙の支持表明はまた、本命視されるロムニー氏の決定力のなさや指名争いの混戦ぶりをあらためて浮き彫りにした。

 ギングリッチ氏は過去の不倫歴など弱点も抱えているが、社説は「米国を導く経験と指導力、洞察力を持つ」と評価した。(共同)

910チバQ:2011/11/29(火) 22:48:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111129/amr11112920350007-n1.htm
低下する米の存在感 EU首脳会談でも見る影なし
2011.11.29 20:34
 【ワシントン=柿内公輔】欧州債務危機をめぐり、米国の存在感の低下が際立つ。オバマ米大統領は28日、訪米した欧州連合(EU)のファンロンパイ大統領と会談したが、具体策は示せなかった。米国自身が財政や景気の悪化で身動きできないためだ。

 「欧州の問題解決を手助けするため、米国は役割を果たす用意がある」

 会談後そう語ったオバマ大統領だが、市場に安心感を与える具体策には言及せず。出席した米政府高官によると、国際通貨基金(IMF)への米国の出資拡大や、欧州への金融支援に関する協議もなかった。

 ギリシャ支援をめぐり欧州が紛糾した今年9月。ガイトナー米財務長官がEU財務相会議に押しかけ、「欧州を壊す気か」とタンカを切り、議論を収束させた「リーダーシップ」(米金融筋)は見る影もない。

 背景には、袋小路に陥った米国自身の財政問題がある。超党派の財政赤字削減協議が決裂。欧州格付け会社フィッチ・レーティングスは28日、米国債の格付け見通しを引き下げた。米国も欧州に劣らぬ世界経済のリスクとみられている。

 オバマ政権が欧州に手をこまぬくうちに、影響はウォール街に及んでいる。

 保有する欧州国債の損失懸念から金融大手MFグローバル・ホールディングスが10月末に経営破綻。バンク・オブ・アメリカなど金融株全般が連日売りを浴びている。米金融界は、政権のしりごみにしびれを切らしている状況だ。

911チバQ:2011/12/04(日) 10:07:12
http://www.asahi.com/international/update/1204/TKY201112040002.html
2011年12月4日4時19分


ケイン氏、共和党指名争いから撤退表明 米大統領選
 来年11月の米大統領選に向けた共和党の指名獲得争いで、実業家のケイン氏が3日にジョージア州アトランタで開いた集会で、「選挙運動を中断する」と表明し、選挙戦から事実上撤退した。

 ケイン氏は、今回の共和党候補のなかで唯一のアフリカ系(黒人)。ピザチェーン店などの経営で手腕を発揮した実績に加え、経済再生への道筋をわかりやすく説く語り口で人気が出て、一時は世論調査でトップに立った。

 だが、ケイン氏が全米レストラン協会長だった1990年代、同協会で働いていた計4人の女性がケイン氏からセクハラを受けたと訴えた。さらに、ジョージア州の女性がケイン氏と約13年にわたり不倫関係にあったと証言。最近は支持率が3番手まで落ちていた。

 ケイン氏は集会で、こうした疑惑を改めて否定する一方で、疑惑を向けられ続けて家族が傷つき、選挙運動を続けることができなくなった、などと説明した。(ワシントン=伊藤宏)

912チバQ:2011/12/05(月) 12:14:32
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/12/05/20111205ddm007030142000c.html
軋む米国:12年大統領選 共和指名争い、ケイン氏が撤退 ギングリッチ氏支持表明か
 <軋(きし)む米国>

 【ワシントン古本陽荘】来年11月の米大統領選に向け共和党の候補者指名を争ってきた黒人実業家のハーマン・ケイン氏(65)が3日、地元ジョージア州アトランタで演説し、「選挙活動を停止する」と選挙戦からの撤退を表明した。一時は支持率トップの座にあったケイン氏だが、複数の女性から過去のセクハラに関する訴えがあったことなどから支持率が下落、選挙資金も先細ってきたことで撤退を余儀なくされた。

 ケイン氏の撤退で来月3日、全米で最初に実施されるアイオワ州の党員集会は7人の候補で争われることになった。ケイン氏は、「小さな政府」を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の賛同者を中心に党内保守派の支持を集めていただけに、こうした支持層の票がどの候補に流れるかが焦点になりそうだ。

 ケイン氏は近く別の候補への支持を表明する考えを明らかにしており、同じジョージア州出身のギングリッチ元下院議長(68)の支持に回る可能性が高い。両氏は先月、テキサス州の茶会支持者を前に2人だけで対話集会を開くなど、関係も良好だ。

 ケイン氏は貧しい家庭の生まれながら、ピザチェーンの経営者として成功した。選挙戦では所得税、法人税、消費税をすべて9%に簡素化する「999税制」を公約に掲げ、税制改正論議を主導。だが、全米レストラン協会の会長だった90年代に4人の女性にセクハラを働いた疑惑が浮上し、13年間にわたり愛人関係にあったという女性も現れた。ケイン氏は演説で、これらの疑惑を全面否定した上で、撤退理由については「家族が傷つけられたため」と説明した。

毎日新聞 2011年12月5日 東京朝刊

913チバQ:2011/12/07(水) 23:00:12
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1265929046/225
225 :チバQ:2011/12/07(水) 22:59:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000054-reut-int
「米国外でも同性愛者の権利向上を」、オバマ大統領が訴え
ロイター 12月7日(水)12時10分配信
 12月6日、オバマ米大統領は、米外交官と海外援助団体の職員らにスピーチし、海外でも同性愛者の権利向上に向けた活動を推進するよう訴えた。カンザス州で撮影(2011年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 6日 ロイター] オバマ米大統領は6日、米外交官と海外援助団体の職員らにスピーチし、海外でも同性愛者の権利向上に向けた活動を推進するよう訴えた。

ホワイトハウスが発表したメモによると、オバマ大統領は海外の同性愛者や性転換者が受けている暴力や差別に深い憂慮を示し、こうした被害を食い止める努力が必要だと述べた。

オバマ大統領は2008年の大統領選で同性愛者らの大きな支持を受け、再選を狙う来年の選挙でも支持を得たい考え。米国では同性婚の合法化をめぐり各地で裁判も行われているが、同大統領はこの問題について、決定を下すのは連邦政府ではなく州政府だとの立場を示している。

一方、米人気歌手のレディー・ガガさんはこの日、ホワイトハウスを訪問。オバマ大統領とは面会しなかったが、同性愛者であることを理由にしたいじめの禁止などについて政策担当者と意見を交わした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000082-jij-int
「同性愛者の権利は人権」=国際社会に擁護推進訴え―米長官
時事通信 12月7日(水)14時18分配信

 【ワシントン時事】クリントン米国務長官は6日、ジュネーブの国連欧州本部で10日の世界人権デーを前に演説し、「同性愛者の権利は人権であり、人権は同性愛者の権利だ」と宣言、同性愛者など性的少数者の権利擁護に向けた国際協調を呼び掛けた。
 一方、オバマ大統領は6日、米政府の関係省庁に対し、外交政策や対外援助を通じて性的少数者の人権擁護の推進を指示する覚書を出した。人権問題を外交の柱に掲げるオバマ政権が、性的少数者を迫害する国々に改善を迫っていく姿勢を鮮明に打ち出した形だ。
 クリントン長官は演説で、同性・両性愛者や身体的な性と自身の性認識が異なるトランスジェンダーなど「LGBT」と呼ばれる性的少数者の保護が「今日残された人権課題の一つ」と言明。世界中でLGBTが違法な存在として逮捕・処刑されたり、暴行を受けて殺害されたりしていると懸念を示した。
 また、宗教や政治上の理由で多くの国にとって繊細な問題である点に理解を示しつつ、「LGBT市民の人権を認める地球規模の合意を達成するため、努力しなければならない」と訴えた。 

http://www.cnn.co.jp/showbiz/30004848.html
レディー・ガガさん、ホワイトハウスでいじめ問題を語る
2011.12.07 Wed posted at: 14:01 JST
(CNN) 米人気歌手レディー・ガガさんは6日、ホワイトハウスを訪問し、市民参加窓口の担当者らといじめ対策について語り合った。

政権当局者によると、オバマ大統領はカンザス州を訪問中で会談できなかった。

ガガさんは今年、14歳のファンの少年がいじめを苦に自殺したことに衝撃を受け、ツイッターに心情を書き込んだ。数日後、カリフォルニア州シリコンバレーにあるシェリル・サンドバーグ・フェイスブック最高執行責任者(COO)の邸宅で開かれた非公開のパーティーでは、オバマ大統領との会話でいじめ問題を取り上げ、大統領の進める対策に感謝の意を表していた。

ホワイトハウスでは今年、教師や生徒、保護者、政策担当者らを招いていじめ対策を協議する会議も開かれている。

914チバQ:2011/12/07(水) 23:02:16
http://www.afpbb.com/article/politics/2844454/8171534?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
共和党指名争い、ギングリッチ氏がリード広げる 2012米大統領選
2011年12月07日 15:23 発信地:ワシントンD.C./米国

【12月7日 AFP】2012年米大統領選挙の共和党候補者指名争いで、6日に発表された最新の調査によると、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長が党内支持率でリードを広げている。

 レースの火ぶたを切る1月3日のアイオワ(Iowa)州の党員集会での候補者選出に参加すると思われる人びとを対象としたふたつの調査によると、ギングリッチ氏への支持率は、保守を基盤とする党内で支持固めに苦心している2位のミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事を大きくしのいでいた。

 有力候補だった元ピザチェーン経営者のハーマン・ケイン(Herman Cain)氏が前週3日、セクハラ疑惑や不倫問題などの影響で共和党指名候補争いから撤退したことも、ギングリッチ氏の支持率の後押しとなったようだ。

 アイオワ党員集会へ参加を予定している858人を対象にした米ワシントンポスト(Washington Post)紙とABCニュース(ABC News)の共同調査では、ギングリッチ氏の支持率が33%でトップ、次いでロムニー氏とロン・ポール(Ron Paul)下院議員が同率18%で2位に並んだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の調査は、共和党員と支持政党のない住民でアイオワの党員集会に参加する予定の642人を対象にしているが、こちらもギングリッチ氏の支持率が31%でトップで、ロムニー氏が17%、ポール氏が16%だった。(c)AFP

915名無しさん:2011/12/08(木) 19:55:46
>>365>>388
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE7B704F20111208
前イリノイ州知事に汚職で禁錮14年、オバマ氏後任議員指名めぐり
2011年 12月 8日 17:04 JST
[シカゴ 7日 ロイター] 米イリノイ州選出の上院議員だったオバマ大統領の後任選出をめぐる汚職事件で、シカゴの連邦地裁は7日、前知事のロッド・ブラゴジェビッチ被告(54)に禁錮14年の判決を下した。
ブラゴジェビッチ被告は、オバマ氏の大統領選勝利で空席となった上院議員の指名に当たり、見返りに金銭などを要求したなどとして2008年12月に逮捕され、翌年に罷免されていた。

同被告は公判で情状酌量を求めたが、裁判官は「被告は自らのスタッフを扇動し、何人かの経歴を台無しにした」と断罪した。

ブラゴジェビッチ被告は判決後、「罪を認め、当然ながら信じられないくらい反省している」と語った。

916チバQ:2011/12/08(木) 20:52:48
http://www.asahi.com/international/update/1208/TKY201112080236.html
2011年12月8日12時46分
イリノイ州知事、2代続けて有罪 オバマ氏後継指名汚職
 米イリノイ州選出の上院議員だったオバマ大統領の後継選びをめぐる汚職事件で、同州の連邦地裁は7日、ブラゴエビッチ前同州知事(54)に対し、禁錮14年を言い渡した。米メディアが報じた。ライアン元知事も受刑中で、知事が2代続けて刑務所に収監される異例の事態になった。

 前知事は、州選出の上院議員に空席が出た場合、州知事が後継者を指名できる仕組みを悪用し、見返りに金銭や退任後のポストを得ようとしたとして、現職だった2008年12月に米連邦捜査局(FBI)に逮捕された。近年にない政治スキャンダルとして全米の注目を集め、09年1月には同州での弾劾(だんがい)裁判で知事職を解任。今年6月までに、連邦地裁で賄賂罪など18件の罪について有罪の評決を受けていた。

 オバマ大統領側は汚職事件への関与を否定している。(ニューヨーク=田中光)

917とはずがたり:2011/12/12(月) 14:46:13

ギングリッチ氏、パレスチナ人は「創作された」民族で「テロリスト」と発言
2011年12月11日 19:09 発信地:デモイン/米国
http://www.afpbb.com/article/politics/2845285/8189139

【12月11日 AFP】2012年の米大統領選で共和党の指名獲得を目指す候補者たちの討論会が10日、米アイオワ(Iowa)州デモイン(Des Moines)で行われ、パレスチナ人が「創作された」民族であると述べたことについて問われたニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長は、発言を撤回せずに、パレスチナ人は「テロリスト」でありイスラエルを破壊しようとしていると主張した。

「私の発言は事実だろうか?イエスだ。私の発言は歴史的真実だろうか?イエスだ」と、ギングリッチ氏は語った。

 世論調査で急伸したギングリッチ氏は、9日に公開されたインタビューで、「創作されたパレスチナ人という人びとは、実際はアラブ人であり、歴史的にもアラブ社会の一部だった人びとだ」と語ったことで、激しい批判にさらされている。

 討論会でこの発言を問われたギングリッチ氏は、発言を撤回せずに、「彼らはテロリストだ。学校でテロリズムを教えている」と語った。

「彼らの教科書には、『ユダヤ人13人がいてユダヤ人9人が死にました。ユダヤ人は何人残ってるでしょう?』と書かれている。私たちは、支援金を通じて、それらの教科書に金を出しているのだ。『中東について嘘をつくのはもう十分だ』と誰かが言うべきときが来たのだ」(ニュート・ギングリッチ氏)

■ロムニー氏、発言批判しつつイスラエル支持表明

 この発言に、他の候補者たちは飛びついた。

 一時は最有力候補だったこともあり、ギングリッチ氏の最大のライバルと目されるミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事は、ギングリッチ氏のパレスチナ人理解を「間違いである」と指摘。

 その上でロムニー氏は、「私たちはイスラエルの人びとを支持する。イスラエルの人びとに同意できないときは、今の大統領のように繰り返し公の場所で不賛成であることを表明するのではなく、プライベートで発言するのだ」と述べ、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相の、度重なる公の場での衝突について批判した。

「われわれが真実を語るつもりであることは明確にしておきたいが、だが、煮えたぎる鍋のようになっているところへ扇動的な言葉を投げてはいけない。そんなことをすれば、私たちの友人であるイスラエルの人びとも、『いったい全体何をしてるんだ?』と言うだろう」

■ポール氏「問題を引き起こすだけ」と批判

 一方、ロン・ポール(Ron Paul)下院議員は、ギングリッチ氏のコメントを「問題を引き起こすだけ」と非難。「オスマン帝国のもとでパレスチナ人は国家を持っていなかったが、イスラエルも同じく持っていなかった」と述べ、「われわれはこのようにして多くの面倒に巻き込まれるのだ」と批判した。(c)AFP

918チバQ:2011/12/12(月) 19:07:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000041-jij-int
「不誠実」「権力の権化」=ギングリッチ氏に攻撃集中―米大統領選の共和党討論会
時事通信 12月11日(日)17時4分配信

 【ワシントン時事】米共和党の大統領選候補者による討論会が10日、中西部アイオワ州で開かれた。指名獲得レースをリードするギングリッチ元下院議長に対し、ライバルが攻撃を集中。開幕戦となる同州党員集会を3週間余り先に控え、激しい舌戦が展開された。
 ギングリッチ氏に2度の離婚歴があることに関し、ペリー・テキサス州知事は「貞節というのは大事な問題だ」と指摘。「人生において不誠実だった者は仕事でも不誠実だ」と語り、ギングリッチ氏の大統領としての適格性に疑問を呈した。
 アイオワ州はキリスト教右派の多い保守的な土地柄。保守系党員の期待が高かったものの、討論会での失言が重なり支持者をギングリッチ氏に奪われたペリー氏が、巻き返しに出た形だ。
 同様に保守派でアイオワ州生まれのバックマン下院議員も、ギングリッチ氏が連邦住宅貸し付け抵当公社から多額の顧問料を取り、違法にロビー活動していた疑いがあることに触れ、「議会に影響力を行使する見返りにカネをもらったのなら、権力の権化だ」と断じた。

919チバQ:2011/12/12(月) 19:35:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111209-00000062-mai-int
<米国>大統領提案の人事案を上院が否決 党派対立激化
毎日新聞 12月9日(金)18時17分配信

 【ワシントン古本陽荘】米上院は8日、オバマ政権が新設した金融業界監督のための「消費者金融保護局」の初代局長にオハイオ州司法長官だったリチャード・コードレイ氏を充てる人事承認案を否決した。オバマ大統領が野党・共和党から異論が出ていた最初の人事案を断念し、賛成を得られる案に差し替えたうえで承認を要請していた。しかし、共和党は今度は保護局の組織改編を求めて人事案を拒否。来年の大統領選を前に、党派対立が激しくなっていることを改めて裏付けた。

 否決を受け、オバマ大統領はホワイトハウスで緊急会見し「全く理解できない。この件で我々はあきらめない」と対決姿勢を鮮明にした。

 共和党側には、コードレイ氏の業績に異論はないものの、局長の代わりに5人の監視委員会を設置するよう組織を抜本的に改めることを要求し、人事案を拒絶した。

 実際には、米国でウォール街批判が高まる中、金融業界監視の消費者保護局が動き出し、オバマ大統領の業績となることを警戒したとみられる。

 人事案は討議を打ち切り採決に進むための手続き段階で否決された。賛成53票、反対45票で賛成が多数だったが討議打ち切りに必要な60票に満たなかった。47人の共和党議員のうち賛成票を投じたのは2人だけだった。

920チバQ:2011/12/13(火) 12:14:20
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/12/12/20111212dde007030059000c.html
軋む米国:12年大統領選 アイオワ州共和討論会、保守色競う 余裕のギングリッチ氏
 【ワシントン古本陽荘】米大統領選の共和党候補による討論会が10日、中西部アイオワ州デモインの大学で開かれた。アイオワ州で支持率トップに立つギングリッチ元下院議長(68)が集中的に他候補の批判にさらされたが、余裕のある受け答えでかわし、大きな失点なく逃げ切った。

 アイオワ州は、キリスト教右派が多い保守的な州とされ、自らの保守色を競い合う場面が何度もあった。

 ペリー・テキサス州知事(61)は「妻を裏切るものは、同僚も裏切る」と指摘し、3度の結婚歴があるギングリッチ氏と自らを対比した。これに対しギングリッチ氏は「時には過ちを犯し、神に許しを請うこともあった。だが人々が今の私を見ようとしていることをうれしく思う」と率直に語った。

 また、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は、反ワシントン世論が高まるなか、ギングリッチ氏を「職業政治家」として批判しようとしたが、逆にギングリッチ氏から「あなたが職業政治家じゃないのは94年選挙で(当時の)ケネディ上院議員に負けたからだろ」と反論され、ロムニー氏は苦笑いせざるをえなかった。

 アイオワ州では全米に先駆けて来月3日に党員集会が開かれる。

毎日新聞 2011年12月12日 東京夕刊

921チバQ:2011/12/17(土) 13:28:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011121702000024.html
ギングリッチ氏標的 予備選前、最後の舌戦
2011年12月17日 朝刊

 【ワシントン=竹内洋一】来年十一月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者討論会が十五日、中西部アイオワ州で開かれ、各種世論調査で首位を走るギングリッチ元下院議長(68)に各候補からの攻撃が集中した。討論会は初の予備選挙となる来月三日の同州の党員集会を前にした最後の舌戦になった。

 まず標的になったのは、金融危機の元凶とされる連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)から二〇〇八年まで受け取っていた顧問料問題だ。バックマン下院議員(55)は「百六十万ドル(約一億二千五百万円)もらった見返りに共和党幹部を動かし(公社の)悪徳商法を続けさせた」とギングリッチ氏を追及した。

 これに対し、同氏は「全く違う」と完全否定。「私はいかなる場合もロビー活動をしたことはない」と述べ、下院議長を退任した一九九八年以降、ロビイストとして暗躍したとの批判に反論した。

 サントラム元上院議員(53)は、ギングリッチ氏に二度の離婚歴や不倫の過去があることを念頭に「政治と個人生活の両面で強い人物が(候補者として)必要だ」と指摘。だが、豊富な政治経験がある同氏は、厳しい攻撃を巧妙にかわした。これまでの討論会で大きな失点はなく、「私は討論でオバマ氏に負けない」と自信満々だった。

 支持率二位で追うロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は、ギングリッチ氏への直接的な批判は控えた。ロムニー陣営は既に同氏の人格攻撃を含めたネガティブキャンペーンを展開しており、討論会での非難は避けた。

922チバQ:2011/12/17(土) 13:29:40
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/111217/cpd1112170502003-n1.htm
オバマ氏支持、若年層で減少 大統領選、36%が敗北予想2011.12.17 05:00
 オバマ米大統領の初当選に大きな役割を果たした若者の支持率が46%まで低下し、再選を阻まれるとの見方が再選可能とする予想を上回っていることが、最新の世論調査で明らかになった。

 ハーバード大学インスティチュート・オブ・ポリティクスが発表した今回の世論調査は18歳から29歳までの2028人を対象に11月23日から12月3日に実施された。

 それによると、オバマ大統領に対する支持率は46%と、2月の調査時点での55%から落ち込んだ。これは2009年から始めたオバマ政権に対する調査としては最低水準。不支持率は50%を超えた。

 また、回答者の36%がオバマ大統領は来年の選挙で敗北すると予想する一方、勝利するとしたのは30%にとどまった。大学生に限れば支持率は48%で、2月の調査時点の60%から大幅に低下した。調査担当のジョン・ボルプ氏は、4年前に比べて大統領選挙に対する若年層有権者の「熱気が全体として冷めている」と指摘した。

 同インスティチュートのディレクター、トレイ・グレイソン氏は「この世代を取り込めるチャンスはどの政党、どの陣営にもある。このグループを最大限に生かした者が12年に結果を残すだろう」と述べた。(ブルームバーグ Catherine Dodge)

923チバQ:2011/12/17(土) 13:30:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011121600779
勢い持続へ「経験」アピール=ギングリッチ氏、支持率に陰りも−米大統領選
 【ワシントン時事】米共和党の大統領選候補による討論会が15日、中西部アイオワ州で行われた。レースを引っ張るものの、支持率に陰りも見えるギングリッチ元下院議長は豊富な政治経験をアピール。開幕戦となる来年1月3日の同州党員集会前の最後の討論会だけに、勢いを持続させようと躍起になった。
 「私が相手なら、オバマ大統領は討論会で立っていられないだろう」。1990年代に党を率い、20年に及んだ議員歴を誇るギングリッチ氏はオバマ氏との一騎打ちとなる11月の本選挙での当選可能性について、自身が最も高いと訴えた。
 討論の出来栄え次第で支持率が乱高下する今回の候補者レース。非難合戦を展開し、結果的につぶし合いを演じる他候補に「党の結束」を諭す冷静さが売りだったギングリッチ氏にしては異例の発言だ。(2011/12/16-19:23)

--------------------------------------------------------------------------------

924チバQ:2011/12/21(水) 22:23:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011122100712
ギングリッチ氏の支持率下落=ロムニー氏と並ぶ−米大統領選
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者レースで、他を大きくリードしていたギングリッチ元下院議長の支持率が落ち、ロムニー前マサチューセッツ州知事に並ばれた。
 同党の登録済み有権者を対象にしたワシントン・ポスト紙とABCテレビの合同世論調査結果(15〜18日実施)によると、ギングリッチ氏とロムニー氏の支持率はともに30%。CNNテレビの調査(16〜18日実施)でも、両氏は28%でトップに並んだ。両調査とも3番手はポール下院議員で、それぞれ15%と14%。(2011/12/21-15:52)

--------------------------------------------------------------------------------

925チバQ:2011/12/26(月) 22:34:23
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWSGOI1A74E901.html
ギングリッチ氏、地元で予備選参加できず−今回の失敗は真珠湾攻撃
 12月25日(ブルームバーグ):米大統領選挙の共和党候補指名争いでトップに立つニュート・ギングリッチ元下院議長(共和、バージニア州)は、来年3月6日の同州予備選挙に参加するのに必要な署名を集めることができなかった。

  バージニア州共和党本部は24日、ギングリッチ氏とリック・ペリー・テキサス州知事が予備選出馬に必要な有権者1万人(州内全11選挙区から最低400人)の署名を獲得できなかったと発表した。一方で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事とロン・ポール下院議員(共和、テキサス州)の2人は必要署名を集めてスーパーチューズデーに行われる同州予備選への出馬資格を得た。

  リッチモンド大学のカール・トビアス教授(法律)は「どうして彼らが予備選出馬機会を逸したのか、理解できない」と指摘。これに対し、ギングリッチ氏の選挙対策本部長を務めるマイケル・クルル氏は声明で「有権者は最有力候補者に投票する権利をなお有している」と述べるとともに、ギングリッチ氏のフェイスブックのページでは今回の失敗を1941年12月の日本軍による真珠湾奇襲になぞらえ、「われわれは想定外の打撃を経験したが、態勢を立て直して反転攻勢に転じ、最後には勝つ」と宣言した。

926チバQ:2011/12/26(月) 23:39:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011122502000025.html
米大統領選・共和党予備選 序盤4州 混戦必至
2011年12月25日 朝刊


 来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者選びは、開幕戦となるアイオワ州党員集会が1月3日に開催される。11月に世論調査で首位に立ったギングリッチ元下院議長は、ここへ来て失速気味。決定的な候補者は現れておらず、序盤は混戦必至の情勢だ。 (ワシントン・竹内洋一)

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した主要メディアや調査機関の最新世論調査の平均値では、ギングリッチ氏の全米での支持率は27・8%。今月中旬の35%から後退した。首位は守っているが、二位のロムニー前マサチューセッツ州知事との差は12・7ポイントから3・4ポイントに縮まっている。

 ギングリッチ氏は、金融危機の元凶と批判される連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)から多額の相談料を受け取っていた問題に加え、二回の離婚歴や不倫の過去がある。こうした弱点を討論会などで他候補から批判され続け、支持率に響いたとみられる。

 開幕戦の舞台となるアイオワ州では中傷合戦が激しく、ロムニー陣営は十二月上旬からギングリッチ氏を攻撃するテレビCMを集中的に放映。同州では、ギングリッチ氏の支持率は今月中旬の31%から17・3%に急落。20・3%のロムニー氏を下回った。

 ギングリッチ氏は「前向きな選挙をすべきだ」とCMの中止を要求しているが、ロムニー氏は「この程度のことに耐えられないなら、オバマ大統領とは戦えない」と拒否。ロムニー氏の支持団体は、アイオワ州党員集会までに二百八十万ドル(約二億二千万円)をCMに投じる予定だ。

 だが、穏健派のロムニー氏にとって最大の課題である党内保守派への支持拡大にはつながっていない。ギングリッチ氏に代わってアイオワ州でトップに立ったのは、ポール下院議員だ。今月に入って徐々に支持率を上げ、23・8%に達した。

 ポール氏は保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の理論的指導者ともいわれ、連邦政府の役割を極端に縮小する主張で保守層の一部から熱烈な支持がある。ほかの保守派候補が次々に勢いを失う中、保守的な土地柄のアイオワ州でポール氏に人気が集まり始めたとみられる。ポール氏が三つどもえの初戦を制した場合、指名レースはさらに混迷を深めかねない。

 続くニューハンプシャー州では、今のところロムニー氏が盤石の形勢。同州はロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州に隣接し、リベラル色が濃い。ロムニー氏は33・8%の支持を集め、他候補を10ポイント以上引き離している。

 その後、サウスカロライナ州では一九八〇年のレーガン元大統領以来、予備選の勝者が必ず共和党の指名を獲得してきた。フロリダ州は序盤四州で最も代議員数が多い。両州ともギングリッチ氏が優位を保っているものの、先行二州の結果次第で情勢は大きく変わる可能性がある。

 党員集会、予備選挙を開くペースが前回二〇〇八年より遅いことも、混戦の誘因になりそうだ。前回は二十一州が集中開催した二月五日の「スーパーチューズデー」で、マケイン上院議員の指名獲得が確実になった。今回の集中開催は一カ月遅い三月六日。しかも、約六割の州はそれ以降に党員集会、予備選挙を行う。指名レースは三月以降までもつれ込みそうな雲行きだ。

927チバQ:2011/12/28(水) 23:30:51
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201112270061.html
混迷のまま予備選突入へ=アイオワ党員集会まで1週間―米共和党大統領候補争い2011年12月27日15時6分
印刷


 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選挙の野党・共和党候補を決める予備選は、来年1月3日に中西部アイオワ州の党員集会で火ぶたが切って落とされる。支持率調査では、トップが激しく入れ替わる「本命なき戦い」が続いており、選挙結果に少なからぬ影響を及ぼすアイオワ党員集会の行方に関心が集まっている。

 CNNテレビの支持率調査では、ロムニー前マサチューセッツ州知事とギングリッチ元下院議長がいずれも28%で並び、他の候補を大きく引き離している。ABCテレビの調査でも、両候補は30%で並んでいる。

 一方、保守的傾向が強いアイオワ州に絞った調査では、政府の役割の極小化を求め、保守派市民運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を集めるロン・ポール下院議員が僅差で首位に立ち、ロムニー氏が2位、ギングリッチ氏が3位で追う展開となっている。 


[時事通信社]

928チバQ:2011/12/29(木) 17:55:34
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWXV4L0YHQ0X01.html
ギングリッチ氏の支持率急落、ロムニー氏首位に−アイオワ州直前調査
  12月28日(ブルームバーグ):米大統領選挙の最初の予備選挙となるアイオワ州の党員集会を6日後に控え、共和党候補ギングリッチ元下院議長の支持率が急低下している。

  28日発表されたCNN/タイム/ORCインターナショナル共同世論調査(21−27日実施)結果によると、党員集会に参加する予定の有権者の中で、ギングリッチ氏の支持率は14%で4位にとどまった。これに対しロムニー前マサチューセッツ州知事は25%でトップ、ロン・ポール下院議員(テキサス州)が22%、リック・サントラム前上院議員(ペンシルベニア州)が16%で続いている。1カ月前にCNNがアイオワ州で行った世論調査では、ギングリッチ氏は33%の支持を集め、ロムニー氏の22%を上回っていた。

  ロムニー陣営は今週に入りアイオワ州内での遊説活動を強化しており、同州で善戦して早期指名獲得への道筋を付けたいとしている。ロムニー候補は記者団に、党員集会の見通しについては語らなかったが、楽観的な様子をみせた。

929チバQ:2011/12/29(木) 17:56:07
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT806933520111228
ジョンソン元ニューメキシコ州知事、リバタリアン党から米大統領選に出馬へ
2011年 12月 29日 03:31 JST
 [サンタフェ(ニューメキシコ) 28日 ロイター] 2012年米大統領選挙の共和党の指名獲得を目指していたゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事は28日、リバタリアン党から立候補すると表明した。
 1995年から2003年までニューメキシコ州知事を務めたジョンソン氏は、政府支出の削減、減税、マリファナの合法化などの政策を掲げている。

 同氏が共和党の指名を獲得する可能性は低いとみられていた。

930チバQ:2011/12/29(木) 17:57:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/279585
【米大統領選2012年】「伏兵」ポール氏急浮上 共和党候補指名争い
2011年12月27日 01:06 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】来年11月6日投開票の米大統領選は、野党・共和党候補指名争いの初戦となる1月3日のアイオワ州党員集会まで1週間となった。ロムニー前マサチューセッツ州知事、ギングリッチ元下院議長の「2強」が軸だが、最終盤で極端な自由主義者で知られるポール下院議員が急浮上。アイオワ州に限った現象とみられるが、大番狂わせの可能性も出てきた。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査平均値によると、25日現在でアイオワ州ではポール氏が23・8%で首位に立ち、ロムニー氏20・3%、ギングリッチ氏が17・3%で続いた。2週間前はギングリッチ氏31・0%、ロムニー氏17・8%、ポール氏は17・3%で、ギングリッチ氏への支持がポール氏に流れた格好だ。

 ただ、全国の世論調査平均値ではギングリッチ氏27・8%、ロムニー氏24・4%の2人が接戦で、ポール氏は12・6%にとどまる。

 予備選初戦のアイオワ州は全米の注目度が高く、混戦を抜け出す勢いだったギングリッチ氏に対し、各候補ともテレビ広告を使い徹底した中傷キャンペーンを展開。米広告調査会社によると、ロムニー氏の支持団体は今月中旬の1週間だけで放送585回分に当たる38万5千ドル(約3千万円)を投入。ペリー・テキサス州知事と支持団体も32万3千ドルを投じた。

 ギングリッチ氏は、議員辞職後に住宅バブルの元凶とされる連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)から約160万ドルの顧問料を受け取っていたことが発覚。不倫の末に3度目の結婚をした点も格好の攻撃材料となっている。

 一方、ポール氏は徹底した「小さな政府」を主張しており、ギングリッチ氏を支持していた草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」の一部が乗り換えたとみられる。ポール氏は財政赤字削減のため在日米軍を含めたすべての在外駐留米軍を撤退させ、小さな政府実現のため米中央情報局(CIA)をはじめ多くの政府機関の廃止を求めるなど主張はあまりに過激。本命視されることはほとんどない。

 ただ、アイオワ州で勝利し勢いをつければ、共和党以外の「第三の党」から本選に出馬する可能性がある。保守分裂となり結果的にオバマ大統領を利するため、ポール氏の動向が注目を集めている。

=2011/12/27付 西日本新聞朝刊=

931チバQ:2011/12/29(木) 19:27:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111229/t10014982401000.html
アイオワ州 政治に不満の市民抗議
12月29日 19時5分
来年秋のアメリカ大統領選挙に向けた、野党共和党の候補者選びが、全米のトップを切って来年1月3日に行われるアイオワ州では、対立を繰り返すワシントンの政治に不満を抱く市民による抗議行動が始まりました。

アイオワ州で行われる最初の党員集会は、その後の候補者選びに大きな影響を与えることから、全米が注目していて、抗議行動は、この機を捉えて、自分たちの声に耳を傾けてもらおうと、学生や主婦らが始めました。州都デモインの中心部で27日開かれた、「市民のための党員集会」と銘打った集会には、市民300人余りが参加しました。そして、参加者は順番に演壇に立ち、「貧富の格差が広がるなかで、政治家たちは政争に明け暮れている」などと述べ、オバマ政権と野党・共和党が対立を先鋭化させている、ワシントンの政治に強く反発する声が相次ぎました。アメリカでは、最近の世論調査で、有権者の半分近くが現職のオバマ大統領、共和党の大統領候補者のいずれもが「よい大統領になるとは思えない」と答えるなど、強い政治不信が広がっていると指摘されています。今回、アイオワ州で始まった抗議行動は、ニューヨークから全米に広がった若者らによる抗議デモとも連携しながら、党員集会が行われる1月3日まで続けられることになっていて、こうした有権者の声が大統領選挙にどう影響するのか注目されています。

932チバQ:2011/12/31(土) 14:04:59
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT807136720111230
米共和党候補アイオワ州支持率、ロムニー氏僅差で首位 2位ポール氏の政策に疑問の声=調査
2011年 12月 31日 02:01 JST
 [30日 ロイター] 米NBC/マリスト大学が30日発表した、アイオワ州で実施した世論調査の結果によると、2012年米大統領選挙の共和党候補指名争いで、ロムニー前マサチューセッツ州知事がかろうじて首位を維持した。
 ポール下院議員(テキサス州)が僅差で2位につけたものの、共和党候補としての適性が疑問視されていることが明らかになった。

 ロムニー氏の支持率は23%、ポール氏は21%だった。

 しかし、有権者の41%がポール氏の「リバタリアン」としての姿勢や孤立主義的な政策は共和党候補者としてふさわしくないと考えていることが分かった。

 

 アイオワ州で追い上げを見せるサントラム元上院議員(ペンシルベニア州)は15%の支持率を獲得し3位となった。

 4位はテキサス州のペリー知事で14%、ギングリッチ元下院議長は13%で5位となった。

 調査は27日と28日に、共和党員集会に出席する予定の425名を対象に実施された。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/111230/amr11123019040005-n1.htm
アイオワで火ぶた 共和党指名争い ロムニー氏が地力
2011.12.30 19:03 (1/2ページ)

29日、アイオア州で演説するロムニー前マサチューセッツ州知事(ロイター)
 来年11月6日の米大統領選に先立ち、共和党は1月3日、アイオワ州の党員集会で指名争いをかけた緒戦の火ぶたを切る。「本命なき戦い」を続ける共和党は政権を奪還できるのか。それともオバマ大統領が再選されるのか。両陣営の戦略を探った。(ワシントン 佐々木類 犬塚陽介)

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」が、アイオワ州限定で行った最近の支持率調査結果によると、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とポール下院議員(75)が21・3%で、ギングリッチ元下院議長(68)は14・3%。

 米国で少数派の末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)であるロムニー氏。プロテスタント非主流派で保守的なエバンジェリカル(福音派)の多いアイオワ州でトップグループにつけたのは、同氏の教養や経営者としての指導力を地元有力紙のデモイン・レジスターが高く評価、支持を表明したのが大きい。

 実際、ロムニー氏は、オバマ大統領が手本にしたとされる医療保険制度をマサチューセッツ州知事時代に導入、共和党保守派から批判がくすぶり続ける。

 だが、本選挙で勝敗を左右するとみられる無党派層を取り込めるのは保守穏健派のロムニー氏との評もあり、オバマ大統領に勝てる有力候補とされる。

 一方、所得税廃止を主張し小さな政府を掲げるポール氏は、エバンジェリカルや保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持を得て支持率が上昇中だ。過去の政治スキャンダルやタカ派的な言動で大統領としての資質を問う声が高まるギングリッチ氏に代わり、反ロムニー票の受け皿になっているようだ。

 そのロムニー氏だが、1週間後に予備選が行われるニューハンプシャー州に強い支持基盤がある。アイオワ州を制すれば、共和党の指名争いは短期決戦になる可能性もある。

 緒戦のアイオワ、ニューハンプシャー両州は続く指名争いに大きな影響を与えるとされる。今後、指名争いの投票権を持つ代表の多い州でどれだけ勝てるかが大きな焦点だ。

933チバQ:2011/12/31(土) 14:05:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011123000369
ロムニー氏軸も「伏兵」続々=共和候補争い、前例なき大混戦に−米大統領選
 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者争いは、1月3日のアイオワ州党員集会で正式にスタートする。安定した支持を集めるロムニー前マサチューセッツ州知事が軸になるが、同氏を脅かす「伏兵」が次々に現れ、過去に例のない混戦。決着時期もはっきり見通せなくなっている。
 アイオワ州党員集会に続き、1月中にニューハンプシャー、サウスカロライナ、フロリダ各州で予備選が実施される。11州の予備選・党員集会が集中する3月6日の「スーパーチューズデー」でヤマ場を迎える。
 前回も出馬したロムニー氏は一貫して20%台の支持を得て、常に首位かトップ集団に付けてきた。地元マサチューセッツ州の隣、ニューハンプシャー州で他を引き離しており、初戦に勝てば資金力で勝る同氏は断然有利になる。
 ただ、党内で穏健派に位置付けられるロムニー氏には保守系を中心に反発も根強い。同氏の対抗馬として、一時は選対幹部の一斉辞任で撤退もささやかれたギングリッチ元下院議長まで浮上した。(2011/12/30-17:18

934チバQ:2011/12/31(土) 14:09:14
http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY201112290158.html
2011年12月29日14時15分
米太平洋軍司令官にロックリアー大将 大統領が指名

 パネッタ米国防長官は28日、オバマ大統領が、太平洋軍(ハワイ州)の次期司令官に欧州海軍司令官などを務めるサミュエル・ロックリアー海軍大将を指名したと発表した。米議会上院での承認を経て就任する見通し。ロックリアー大将は東太平洋を管轄する第3艦隊司令官などを歴任し、昨年10月から現職。今年3月、対リビア軍事作戦の指揮を執った。

 ウィラード司令官の後任として、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や、海軍力を増強する中国軍への対応などを担うことになる。(ワシントン)

935チバQ:2012/01/02(月) 07:46:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012010100068
アイオワ州でロムニー氏首位=サントラム氏3位に浮上−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補者争いが3日のアイオワ州党員集会で正式にスタートするのを前に、地元紙デモイン・レジスターは12月31日、州内の同党支持者を対象に行った世論調査結果を発表した。それによると、ロムニー前マサチューセッツ州知事が支持率24%で首位に立ち、22%のポール下院議員が2位。3位には15%に伸ばしたサントラム元上院議員が食い込んだ。
 調査は27〜30日、党員集会に参加すると答えた602人を対象に実施。調査期間の後半2日間に限ればサントラム氏は21%の支持を集めてロムニー氏(24%)に迫る2番手となり、ポール氏(18%、3位)を上回る。サントラム氏は12月上旬まで各種調査で支持率は一桁にとどまっていた。(2012/01/01-14:20)

--------------------------------------------------------------------------------

937チバQ:2012/01/02(月) 15:35:09
03日アイオワ州:21〜27日にCNNが実施した世論調査の順位はロムニー氏(25%)、ポール氏(22%)、サントラム氏(16%)、ギングリッチ氏(14%)の順 >>936
10日ニューハンプシャー州:ニューハンプシャー州では、今のところロムニー氏が盤石の形勢。同州はロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州に隣接し、リベラル色が濃い。ロムニー氏は33・8%の支持を集め、他候補を10ポイント以上引き離している。>>926
21日サウスカロライナ州:サウスカロライナ州では一九八〇年のレーガン元大統領以来、予備選の勝者が必ず共和党の指名を獲得してきた。>>926
31日フロリダ州:
2/4ネバタ州:>>875

939チバQ:2012/01/03(火) 19:04:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/amr12010307000000-n1.htm
【2012選挙イヤー(1)】
米国 オバマ氏再選有力 アジア太平洋で対中包囲強化
2012.1.3 07:00 (1/2ページ)[オバマ米大統領]

続投を狙うオバマ大統領(ロイター)
 2012年はリーダーの年だ。昨年末、北朝鮮は金正日総書記の死去で三男、金正恩氏の世襲体制に進み出し、今年は主要国・地域で指導者の選挙や政権移行がめじろ押しだ。誰が内外の課題にどう対処するか。その行方は世界の構図をも左右する。担当特派員が展望した。

 米国では昨年下半期に入り景気が回復、失業率も定位置の9%台から8%半ばまで下がった。今年も予想通り緩やかな回復基調を維持すれば、バラク・オバマ大統領(50)が再選を果たす公算は大きいといえる。

 戦後、失業率が7%以上で再選したのはレーガン元大統領(共和党)だけというジンクスがある。

 だが、共和党候補がニュート・ギングリッチ元下院議長(68)、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)のどちらであれ、新鮮味のなさと大統領としての資質への疑問を払拭できていない。

 共和党は支持率トップ候補が月替わりという猫の目状態で、保守系を中心とした共和党支持票の漂流が止まらない。有力候補を生み出せない共和党の敵失で、オバマ氏が再選というシナリオが現時点では有力だ。

 外交・安全保障政策に変化はあるのか。オバマ政権は昨年、イラク、アフガニスタン戦争に区切りをつけ、アジア太平洋地域に戦略的な軸足を移す大転換に踏み出した。西太平洋、インド洋、アラビア海など海洋覇権を目指す中国を牽(けん)制(せい)するためだ。

 米国に代わり、経済、軍事両面で国際秩序の再構築を狙う「ゲームチェンジャー」として台頭してきた中国。2期目のオバマ政権はアジア太平洋の同盟国や友好国との関係強化だけでなく、ミャンマーやカンボジア、ラオスといった中国寄りの国にも経済支援などでテコ入れし、対中包囲網を形成を目指す。

 軍事上もオーストラリアやフィリピン、ベトナムとの連携を強化し、南シナ海の内海化を狙う中国の冒険心の芽を早い段階で摘みとる方策を進めるはずだ。

 一方、北朝鮮の体制移行はオバマ政権のアジア戦略に大きな影響を与えかねない。特に中国は、北朝鮮を対米牽制の“緩衝地帯”と位置づけ、内部の混乱が非常事態に発展した場合、介入に躊(ちゅう)躇(ちょ)しないはずだ。最悪の場合、北朝鮮をめぐり米中の軍事的対立のリスクが高まる可能性もあり、戦略の強化が急がれる。

 イラクからの米軍撤退で、イランの影響力拡大など中東の不安定化も懸念される。力の空白で起きる不測の事態に、多方面作戦を強いられる可能性もある。

 続投をうかがうオバマ氏に死角がないわけではない。支持率トップのギングリッチ氏は、下院議長時代の経験から「ワシントン政界」の力学を誰よりも知り尽くし、議会での根回しなど政策実現能力は人後に落ちないとされる。

 中東政策では「パレスチナ人はテロリスト」と呼ぶなど、共和党保守派からも「火に油を注ぐ」(レビン上院軍事委員長)と批判された。ギングリッチ氏が勝利すれば、対外政策は強硬路線を強めるだろう。(ワシントン 佐々木類)

940チバQ:2012/01/03(火) 19:10:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120103-00000014-mai-int
<米大統領選>ロムニー氏好発進か
毎日新聞 1月3日(火)13時35分配信

共和党の大統領候補、ロムニー前マサチューセッツ州知事=米アイオワ州アトランティックで2012年1月1日、古本陽荘撮影

 【デモイン(米アイオワ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)に向け、全米の先陣を切って共和党の大統領候補を選ぶ中西部アイオワ州の党員集会が3日(日本時間4日朝)、行われる。12月31日に発表された地元紙の世論調査で支持率トップに立ち、組織力もある穏健派、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が優勢だが、有権者の多くは投票先を最終決定していない模様で、情勢はいまだ流動的。保守派では、サントラム前上院議員(53)の支持が急上昇しており、上位をうかがう勢いだ。

 共和党の党員集会参加予定者を対象とした地元紙「デモイン・レジシター」の調査(12月27〜30日実施)によると、ロムニー氏が支持率24%でトップに立ち、22%のポール下院議員(76)、15%のサントラム氏、12%のギングリッチ元下院議長(68)が追う展開。ただ約4割が「投票先を変える可能性がある」と答え、予断を許さない。

 1日、州西部アトランティックのレストランでの集会後、記者団に世論調査の結果について聞かれたロムニー氏は「勇気づけられている。(アイオワで)誰が勝つかは分からないが、これから各州での選挙戦を続けていくうえで、十分な支持は得られていると思う」と自信をのぞかせた。

 一方、ポール氏は年末年始は地元テキサス州で過ごし、2日から選挙戦を再開予定。反戦姿勢や海外駐留米軍の即時撤退などを提案していることから、無党派層や一部の民主党員が一時的に党籍を共和党に移し、ポール氏に投票するとみられている。高投票率となった場合、ポール氏の勝算が高まる。

 また、保守派のなかで勢いづくサントラム氏は、アイオワ州で100日以上を費やし、360回以上の対話集会を重ねている。ただ、選挙運動の大半をアイオワに集中しており、選挙スタッフがほとんどいない他州で善戦できる見込みはないとの見方が大勢だ。

 民主党も3日、アイオワ州で党員集会を開くが、オバマ大統領(50)の対抗馬はいないため、形式的に大統領候補として承認し、再選を目指す「儀式」となる。大統領はビデオメッセージを送り、支持を訴える予定だ。

941チバQ:2012/01/04(水) 16:38:45
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE80302X20120104
米大統領選の共和党指名争い、アイオワ州でロムニー氏とサントラム氏が接戦
2012年 01月 4日 16:27 JST
[デモイン(米アイオワ州)/ワシントン 3日 ロイター] 米大統領選で共和党の候補者指名争いの幕開けとなるアイオワ州党員集会が3日夜開かれた。報道によると、開票率98%の時点で前マサチューセッツ州知事のロムニー氏とサントラム元上院議員の得票率が25%で並び、大接戦を繰り広げている。 こうした中、オバマ大統領も、民主党支持者に再選への支持をあらためて呼び掛けた。
共和党アイオワ州党員集会の得票率は、ポール下院議員が21%で3位、4位がギングリッチ元下院議長で、5位はペリー・テキサス州知事となっている。

ロムニー氏は経済界の支持が厚く、サントラム氏はキリスト教保守派の支持を固めているとされる。ポール氏はリベラル、若年層に人気だ。

ロムニー氏は潤沢な資金と組織力で知られ、1週間後のニューハンプシャー州予備選でも優位とされている。サントラム氏はこれまで目立っていなかったが、ロムニー氏に代わる保守派として勢いをつけている。

サントラム元上院議員は支持者に対し「勝負は続いている」と訴えた。同氏はアイオワ州党員集会での躍進に賭けていたが、資金力に乏しく、選挙キャンペーンもぎりぎりの状態で行っているため、他州での予備選で戦い続けることが困難になる可能性もある。

ペリー知事はアイオワ州党員集会で5位に低迷したことを受け、選挙運動を継続すべきか決めるため、いったん地元のテキサス州に戻る考えを示した。ペリー氏は支持者に対し「テキサスに戻ることを決めた。今夜の党員集会の結果を分析し、候補者指名レースで私に展望があるかどうかを見極めたい」と述べた。

ギングリッチ元下院議長はアイオワ州党員集会では4位に終わったが、候補者指名レースを続行する方針で巻き返しを図っている。このところ支持率を大きく下げているギングリッチ氏だが、1月21日にサウスカロライナ州で行われる予備選までは選挙戦にとどまる可能性が高く、同州の保守派層の支持に期待をかけている。

1月10日に行われるニューハンプシャー州の予備選ではロムニー前マサチューセッツ州知事の楽勝が予想されており、共和党の候補者選びの序盤の主戦場はサウスカロライナになるとみられる。

オバマ大統領は3日、民主党支持者に対し、自らが多くの公約を果たしてきたことを強調した上で、まだやるべきことは残っているとし、大統領再選への支持をあらためて呼び掛けた。

大統領は、有権者とのビデオチャットで、2008年の選挙戦を振り返り、今年も当時と同じ活力と熱意が必要だと指摘。「大きな戦いになる。みなさんの態勢が整っていることを望んでいる」と語った。 また、イラク戦争の終結や医療制度改革、金融規制改革などを、果たしてきた公約として挙げた上で、「われわれにはまだやるべき仕事が多く残っている」と述べた。 08年の選挙戦でのスローガンだった「希望と変革」を依然として確信しているかとの支持者からの質問には「私は実際、当時よりも楽観的な考えを持っている。なぜならすでに変革を目にしているからだ」と答えた。

オバマ大統領は4年前の大統領選の民主党候補者指名争いで、アイオワ州党員集会での勝利をきっかけに躍進し、それまで世論調査でリードしていたクリントン氏を打ち負かした。

942チバQ:2012/01/04(水) 16:39:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120104/amr12010415160002-n1.htm
ペリー氏、撤退へ 地元に戻り検討
2012.1.4 15:15

3日、アイオワ州デモインでの共和党党員集会で演説するペリー・テキサス州知事(AP)
 米アイオワ州で行われた大統領選の共和党党員集会で下位に低迷したペリー・テキサス州知事は3日夜「地元テキサスに戻り、選挙戦を継続するかどうか検討する」と支持者に述べた。米メディアは事実上の撤退表明としている。

 ペリー氏は昨年8月に出馬を宣言し、当初は穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事に対抗する保守派の有力候補とみなされた。しかし討論会で自分の公約を思い出せない失態を演じたことなどで、支持率が急降下した。(共同)

943チバQ:2012/01/04(水) 16:43:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/280340
【米大統領選2012年】漂流する保守票 アイオワ州共和党員集会直前ルポ
2012年1月4日 00:05 カテゴリー:アジア・世界

「景気回復」を前面に出すロムニー氏だが、保守層の支持が広がらない=2日、米アイオワ州 米大統領選で政権奪還を目指す共和党。経済の不調でオバマ大統領の再選が危ぶまれる中、候補者は決め手を欠き、なお混戦が続く。最有力と言われながら伸び悩むロムニー前マサチューセッツ州知事、支持を急伸させているポール下院議員とサントラム元上院議員。漂流する保守票はどこへ向かうのか−。予備選初戦のアイオワ州で2日、有力3氏の集会を追った。(アイオワ州デモイン宮崎昌治、写真も)

 映画「マディソン郡の橋」の舞台で知られ、広大なトウモロコシ畑が広がる同州。白人比率が9割に上り、保守色が強い。人口305万人にすぎないが、大統領選の初戦を飾る4年に1度、全米の注目を集める。

 州都デモイン中心部のホテル。筋金入りの自由主義者で知られるポール氏が約200人の支持者を前に持論を展開した。「連邦政府の役割は世界の警察官でも、福祉国家を造ることでもない。自由を守ることだけだ」

 ポール氏は「小さな政府」を目指し、在外駐留米軍の完全撤退や連邦準備制度理事会(FRB)の廃止など極端な主張を長年貫く。

 会場にいた女性のバーニングさん(61)は「ポール氏は正直で隠し事がなく、主張が一貫している」。トラック運転手のデイさん(66)は「ロムニー氏は主張をころころ変える風見鶏。ギングリッチ元下院議長も離婚を繰り返している。信用できるのはポール氏だけだ」と語った。

 共和党の候補指名争いは昨年8月以降、月ごとに最有力候補が入れ替わる異常事態となった。穏健派のロムニー氏を嫌う保守票が、行き場を探し漂流した結果だ。

 最終盤で急浮上したのが、これまで注目を集めることがなかったポール氏とサントラム氏。保守派が一本化できずに足を引っ張り合った結果、消去法で残った2人といえる。保守派同士の消耗戦が結果的にロムニー氏を押し上げる構図にもなっている。

 同性婚や人工中絶反対を主張するサントラム氏は、デモインから約80キロ離れた同州ブーン市のピザ店でミニ集会を開いていた。

 「共和党穏健派が大統領選で勝ったことはない。米国民は、強い信念をもったリーダーを求めているからだ」。約30人の客と倍以上の報道陣でもみくちゃの店内で、同氏はロムニー氏を強く意識する発言を繰り返した。

 退役軍人のミックロックリンさん(61)は2週間ほど前に他候補から同氏に支持を変えた。「サントラム氏以外に本物の保守候補がいなくなったからだ。ポール氏は、あまりに孤立主義だ」

 一方、ロムニー氏はデモイン近郊の大型倉庫で千人を超える支持者を前に登壇。「オバマ大統領は景気を悪化させただけだ」と力を込めた。支持者の調理師クックさん(50)は「ビジネスの経験があるロムニー氏こそ、景気を回復できる」。経済を前面に出す戦略で他候補との差異化を図る。

 保守の価値観か経済か。混戦のまま3日の投開票日を迎える同州の選挙戦は、分裂する同党の現状を色濃く反映する。

=2012/01/04付 西日本新聞朝刊=

945チバQ:2012/01/04(水) 20:40:26
http://www.afpbb.com/article/politics/2848581/8250386
アイオワ共和党員集会、ロムニー氏が8票差で勝利 米大統領選
2012年01月04日 19:01 発信地:デモイン/米国
【1月4日 AFP】11月の米大統領選で民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領に挑戦する野党・共和党指名候補争いの幕開けとなる米アイオワ(Iowa)州党員集会が3日行われ、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事がわずか8票差で接戦を制した。

 4日未明(日本時間4日午後)の州党委員会の発表によると、ロムニー氏は3万15票を獲得し、3万7票を集めたリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員を破った。

 敗れたとはいえサントラム氏は、数週間前には政治生命が終わったも同然だった人物で、今回の目覚ましい返り咲きは事実上の勝利といえる。敬虔(けいけん)なカトリック信者で妊娠中絶や避妊に反対の立場を取り、タカ派の外交政策を掲げるサントラム氏は、熱狂する支援者を前に「皆さんはこの国を取り戻す第一歩を踏み出した」と発言。「米国では、大胆な発想と対比の明確な主張こそが勝利につながる」と、ロムニー氏の中道寄りの姿勢を攻撃した。

 一方のロムニー氏は、自身とサントラム氏は互いに「偉大な勝利」を得たと述べるとともに、3位に終わったロン・ポール(Ron Paul)下院議員の健闘をたたえた。ポール氏は小さな政府と対外援助や外国への軍事介入に反対の立場を示している。

 各候補の得票率は、ロムニー氏とサントラム氏が約25%、ロン・ポール氏が約21%、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長が約13%だった。

 主にロムニー陣営によるネガティブ・キャンペーンでアイオワ州での支持を落としたギングリッチ氏は、10日にニューハンプシャー(New Hampshire)州で行われる予備選挙に雪辱を期すと表明した。リック・ぺリー(Rick Perry)テキサス(Texas)州知事は、地元に戻って指名候補レースにとどまるか検討すると発表。ミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員は6位に終わったが、今後も戦いを続けると表明した。(c)AFP/Olivier Knox

946チバQ:2012/01/05(木) 12:47:44
http://mainichi.jp/select/world/news/20120105ddm003030110000c.html
クローズアップ2012:米大統領選、指名争い 共和党員、揺れる胸中
 ◇「勝てる」「保守」票分散
 米大統領選の幕開けを告げる3日(日本時間4日)の共和党アイオワ州党員集会は穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が8票差の大接戦を制した。保守派地盤のアイオワでも、オバマ大統領に「勝てる候補」として一定の支持を得ていることを示した。今後の共和党の指名候補争いは、組織力や資金力で他候補に勝るロムニー氏を軸とした展開になる見通しだ。一方、リック・サントラム前上院議員(53)は保守派やキリスト教右派の支持を集めて予想以上に健闘した。無党派層の支持も期待できる穏健派候補か、「家族の価値」に忠実な保守派候補か。アイオワ集会は選択を迫られた共和党支持者の胸中を反映する結果となった。【デモイン(米アイオワ州)古本陽荘、海保真人】

 ロムニー、サントラム両氏は最終結果を待たず3日深夜、支持者の前に姿を現した。サントラム氏は大健闘に沸く支持者に「立ち上がり、妥協しないでいてくれて、ありがとう、アイオワ」と語り、拍手を浴びた。別のホテルで待機していたロムニー氏も「ホワイトハウスを変える。そして米国を再び軌道に戻す」と気勢を上げた。両者とも事実上の「勝利宣言」だった。

 米CNNテレビが党員集会に参加する直前の党員を対象に実施した「入り口調査」によると、候補者として最も重視する資質について「オバマ大統領に勝てること」との回答が31%で最多だった。その「勝てる候補」を選んだ人のうち48%がロムニー氏に票を投じた。オバマ氏との対決となる本選挙(11月6日)で無党派層を取り込むには中道寄りのロムニー氏が最適との判断だ。

 一方、「勝てる候補」よりも「強い道徳観」を重視したのは24%。その投票先としては、保守的な「家族の価値」を前面に打ち出したサントラム氏が40%で最も多かった。両者伯仲は「勝てる候補」と「保守派候補」の間で揺れる共和党の亀裂を象徴している。

 ただ、ロムニー氏の約25%の得票率は08年のアイオワ党員集会で2位で終わった時とほぼ同じ数字だ。今回、アイオワでは資金投入を控え選挙運動を抑制していたとはいえ、保守派地盤で支持が広がりにくいことがロムニー氏の課題であることを裏付けた格好だ。アイオワ同様に保守派の影響力が強いサウスカロライナ州の予備選(21日)などで厳しい戦いを強いられることが予想される。

 また、今回は保守派の候補が乱立したことが、ロムニー氏に有利に働いた。CNN調査で自らをキリスト教右派の「福音派」と名乗った人の投票先はサントラム氏が32%とトップだったが、ロン・ポール下院議員(18%)、ニュート・ギングリッチ元下院議長(14%)らにも分散。08年のアイオワ党員集会でキリスト教右派の支持を集めたマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事のような「保守派統一候補」がいなかったことに救われた形だ。

947チバQ:2012/01/05(木) 12:47:59
 ◇ロムニー氏、軸に 「次戦」勝利も確実視
 次の焦点は10日に予備選が実施される東部ニューハンプシャー州だ。保守派地盤のアイオワで勝利したロムニー氏はニューハンプシャーも制して連勝する公算が大きい。前回08年大統領選の共和党指名候補、ジョン・マケイン上院議員は4日に支持を表明する見通し。指名候補争いはロムニー氏を軸に進む流れができつつある。

 ただ、アイオワで急浮上したサントラム氏が保守派の間で「反ロムニー」の統一候補として認知された場合、ロムニー氏にとっては脅威となる。今後のテレビ討論会などはロムニー氏とサントラム氏の一騎打ちの場面も想定される。

 ニューハンプシャーはロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州の隣で、経済的な結びつきも強い。ロムニー氏はアイオワよりもニューハンプシャーに照準を据えてきた。米サフォーク大学の世論調査(1、2両日実施)によると、ロムニー氏に投票するとの回答は43%で、2位のポール氏の16%を引き離し、圧勝の勢いだ。88年以降、アイオワ、ニューハンプシャー両州を制した候補は党を問わずに指名候補となっている。

 一方、サントラム氏はアイオワ最重視の選挙運動を展開してきたため他州に組織をほとんど持たない。サフォーク大学の調査でも支持率はわずか5%だ。

 また、アイオワでロムニー陣営などからテレビCMを通じたネガティブキャンペーンを受け、失速したギングリッチ氏がこのまま勢いを失うかも注目される。南部ジョージア州出身で、先月中旬段階の各種世論調査によれば同じ南部のサウスカロライナ州予備選やフロリダ州予備選(31日)で善戦する見通しだ。

 アイオワで3位となったポール氏、ギングリッチ氏、サントラム氏らに保守派の票が分裂する局面が続いた場合、ロムニー氏が優勢を維持できる可能性が高まる。

毎日新聞 2012年1月5日 東京朝刊

948チバQ:2012/01/05(木) 12:48:26
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120105k0000m030064000c.html
米大統領選:“伏兵”サントラム氏大善戦 保守気風に合致

サントラム前上院議員=2011年12月、古本陽荘撮影 【デモイン(米アイオワ州)海保真人】米大統領選への第一関門となった3日の共和党アイオワ州党員集会で、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)と大接戦を演じたのは伏兵のサントラム前上院議員(53)だった。「社会的保守派」を標ぼうするサントラム氏が大健闘した陰には、キリスト教と家庭の大切さを重んじる伝統的なアイオワの風土と、そこを「どぶ板戦術」のように地道に回った執念があった。

 「私こそ共和党をまとめられる真の熱烈な保守派だと思う」。サントラム氏がそう語ると、3日深夜、デモイン郊外のホテルに集まった約1200人の支持者は沸いた。この時点でロムニー氏の得票とは一進一退を繰り返していた。

 結局は8票差の2位となったが、支持者の不動産業、ジム・ダガーさん(46)は「サントラム氏にとっては偉大な勝利といえる。何しろ他候補より資金力で劣りながら、ほぼ1位に近い結果を得たのだから」と話した。

 サントラム氏は敬虔(けいけん)なキリスト教徒として知られ、家庭の価値を重視し、妊娠中絶や同性婚に断固として反対する。弁護士出身で、06年の上院選で落選した後、今回、起死回生を狙って大統領選に名乗りを上げていた。

 会場の支持者の中には、幼い子のいる家族連れも目立った。主婦のダイアン・デサニエーさん(50)は「私にとっての最大の関心事は家族と家庭。その意味で結婚の重要性などを説くサントラム氏こそ本物の保守の人だった」と称賛した。

 サントラム氏は過去9カ月余り、アイオワ州で住民との対話を381回繰り返した。飲食店経営のジョー・グランダネットさん(57)は「彼は州内の99郡すべてを回り、1カ所に1時間以上いて我々の質問に真摯(しんし)に答えてくれた。演説して、ちょっと握手して次を回る他候補とは違った。だからこそ我々は感動した」と語った。

 質疑応答の内容は、家族や中絶問題から経済・失業対策、外交・国防問題など多岐にわたったという。他候補がテレビ広告などに巨費を投じたのに対し、サントラム氏は「アイオワを金では買えない」と言い、徹底した足での選挙戦を展開。人口わずか約300万人の州だからできた、との見方もあるが、選挙の原点を示した戦いぶりでもあった。

949チバQ:2012/01/05(木) 12:49:09
http://mainichi.jp/select/world/news/20120105k0000e030122000c.html
米大統領選:共和党・バックマン下院議員が撤退宣言

記者会見で米大統領選からの撤退を宣言した共和党のバックマン下院議員=2012年1月4日、AP 【デモイン(米アイオワ州)古本陽荘】米大統領選の共和党候補として名乗りを上げていたバックマン下院議員(55)は4日、デモイン郊外のホテルで記者会見し、「昨晩、アイオワの人々は明確に意思を表明し、私は退く決定を下した」と大統領選から撤退することを宣言した。

 バックマン氏は、今回の大統領選で唯一の女性候補。保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の支持を受け、昨年8月のアイオワ州の大統領選の模擬投票で1位となったことから一時は脚光を浴びた。だが、発言に事実関係の誤りが多いことなどから、大統領としての資質を疑う声が徐々に高まり、事実上6人で争われた3日のアイオワ州党員集会では、得票率5%と最下位に終わった。アイオワ生まれで、アイオワで重点的に活動していただけに、これ以上の選挙戦継続は困難と判断した。

 一方、アイオワ党員集会で5位に終わったペリー・テキサス州知事(61)は4日、簡易ブログ上で「サウスカロライナに行く」と表明した。「選挙戦を続けるか検討する」と戦線離脱を示唆していたが、保守派の地盤であるサウスカロライナ州の予備選(21日)で捲土(けんど)重来を期す考えだ。

毎日新聞 2012年1月5日 10時45分(最終更新 1月5日 12時35分)

950チバQ:2012/01/05(木) 20:25:05
http://www.afpbb.com/article/politics/2848585/8250056
共和党の重鎮マケイン氏がロムニー氏支持を表明、バックマン氏は撤退
2012年01月05日 09:08 発信地:マンチェスター/米国
【1月5日 AFP】2008年に共和党候補として米大統領選を戦ったジョン・マケイン(John McCain)上院議員が4日、共和党指名候補争いの幕開けとなる米アイオワ(Iowa)州党員集会で接戦を制したミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事への支持を表明した。

 大統領選で民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)候補に敗れたマケイン氏は、ニューハンプシャー(New Hampshire)州マンチェスター(Manchester)で演説し、ロムニー氏をホワイトハウスに送り込むよう支持者に訴えるとともに、オバマ大統領批判を展開した。「(大統領は)国家安全保障を破壊した張本人」「オバマに対するわれわれのメッセージはこうだ。君は立候補はできるが、(過去の)記録から隠れることはできない」

 ロムニー氏は、アイオワ州の党員集会で勝利したものの、2位のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員とはわずか8票差だった。このことは、共和党の保守派の間で穏健派ロムニー氏への懐疑がなお根強いことを示している。共和党の重鎮マケイン氏の支持表明は、指名候補争いが熾烈を極めて最終候補の力が損なわれる事態を避けたいという共和党上層部の思惑を反映していると言える。

 戦いの舞台は10日に初の予備選挙が行われるニューハンプシャー州に移るが、マケイン氏は同州で今も絶大な人気を誇っている。

■バックマン氏が撤退

 なお、アイオワ州の党員集会で6位という不本意な結果に終わったミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員は4日、指名候補争いからの撤退を表明した。(c)AFP/Olivier Knox

951チバQ:2012/01/05(木) 20:29:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120105/amr12010500380000-n1.htm
風雲児登場 ぶれない保守、サントラム元上院議員
2012.1.5 00:37 (1/2ページ)[米国]

リック・サントラム元上院議員(ロイター)
 【デモイン=佐々木類】米共和党候補の指名争いで重要な鍵を握る初戦のアイオワ州党員集会は、本命不在で混迷を深める共和党を象徴する結果となった。大接戦の主役を演じたのは、無名に近いサントラム元上院議員だ。“横綱”格のロムニー前マサチューセッツ州知事を土俵際まで追い込んだ勢いは本物なのか。突然スポットライトを浴びた風雲児の登場に全米が注目している。

 「やってやるぞ。次はニューハンプシャーだ」

 選挙の大勢が判明した3日深夜、支持者らを前に顔を紅潮させながら雄たけびを上げたサントラム氏。昨年の出馬表明後、アイオワ州に100日以上入り、300回以上の集会などをこなしてきた地道な努力が予想以上という得票数をもたらした。陣営も「アイオワから全米に大きな波を送ろう」(幹部)と上げ潮ムードに酔いしれた。

 バージニア州出身のサントラム氏は、「思いやりのある保守主義」を掲げる。経済・財政政策は、財政出動を抑え、効率のよい「小さな政府」を目指す。

 人工中絶や同性婚にも反対で、こうした「ぶれない保守」を有権者に印象付けたことが、保守的な土地柄のアイオワ州の有権者の心をつかんだようだ。

 アイオワ州は、人口の約24%が聖書の教義を忠実に守ることで知られるキリスト教福音派(エバンジェリカル)だ。2008年の共和党党員集会では、福音派の牧師でもあるマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事を1位に押し上げる原動力となった。

 しかし宗派ではなく、中絶反対などの価値観に重きを置くアイオワ州の有権者が選んだのは、エバンジェリカルを自任するミシェル・バックマン下院議員(55)らではなく、カトリック教徒のサントラム氏だった。

 共和党アイオワ州委員会によると、サントラム氏は今回、ハッカビー氏の票が多かった州中央の農村部で圧倒的な強さを見せた。昨年12月に地元有力紙デモイン・レジスターが行った世論調査だと、エバンジェリカルの支持が最も高かったのがサントラム氏で23%。ロムニー氏は18%だった。

 保守分散型となった今回の選挙で、直前まで候補者を絞りきれなかった保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の票が、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)らの失速で、サントラム氏に流れたことも、アイオワ旋風の一因となったようだ。

952チバQ:2012/01/05(木) 20:31:12
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/280473
【米大統領選2012年】穏健派ロムニー氏“鬼門”の初戦制す
2012年1月5日 00:03 カテゴリー:アジア・世界
 オバマ大統領の再選阻止を目指す共和党の候補指名レースは、穏健派と保守派が党を二分し、初戦からがっぷり四つで激突した。3日投開票のアイオワ州党員集会で、ロムニー前マサチューセッツ州知事とサントラム元上院議員の票差はわずか8。歴史的接戦となったが、僅差ながら保守色の強いアイオワ州で勝利した穏健派のロムニー氏にとっては予想以上の好発進といえる。保守派は複数の候補が撤退を示唆するなど、「反ロムニー」で早くも一本化の動きが出てきた。

 「最終結果はまだ分からないが、サントラム氏にとっても、われわれにとっても勝利だ」

 3日深夜、ロムニー氏は州都デモインで支持者を前に事実上の勝利宣言をした。2人の激戦は、開票率が上がるたびに首位が目まぐるしく入れ替わり、デモインのメディアセンターでは世界中の報道陣が固唾(かたず)をのんで行方を見守った。

 2戦目のニューハンプシャー州ではロムニー氏の勝利が確実視される。共和党予備選で序盤両州を2連勝した候補は過去に例がなく、指名獲得に向け大きく前進した。

 ロムニー氏は2008年の大統領選でアイオワ州の勝利に全力を挙げながら、ハッカビー前アーカンソー州知事(当時)にまさかの敗北。初戦のつまずきが響き、予備選撤退を余儀なくされた因縁の州だ。

 今回はアイオワ州での勝機は薄いとみて、昨年8月の模擬投票も回避。選挙運動もほとんどせず、リベラル色の強い2戦目のニューハンプシャー州に資金と組織を集中する戦略を取った。

 だが、乱立した保守派の候補が互いの批判合戦で次々と支持率を落とした。勝機を見いだしたロムニー陣営は昨年12月に入り、当時支持率1位だったギングリッチ元下院議長への集中的な中傷広告を展開。

 ロムニー氏自身は演説で選挙戦最大の争点である景気回復を訴え、「オバマ氏に勝てる候補」を全面的にアピールした。こうした作戦が有権者に響き、鬼門のアイオワを制したといえる。

   ◇   ◇

 保守派にとっては、「ロムニー氏以外」を求めたはずの保守票が分散し、ロムニー氏勝利を許す皮肉な結果となった。サントラム氏、ポール下院議員が最後に急伸したのも、有力候補が沈んだことによる消極的選択だ。

 極端な自由主義者(リバタリアン)のポール氏に比べサントラム氏は若く、「常識的」だったことが、最後の1週間で保守派内での大逆転を可能にした。

 1カ月前は泡沫(ほうまつ)候補だった2人の急伸は、保守派に根強い「嫌ロムニー」の裏返しでもある。今回、保守系候補5人の得票を合わせれば、ロムニー氏の約3倍に上る。今後一本化できればロムニー氏阻止は十分可能だ。ペリー・テキサス州知事とバックマン下院議員陣営は3日夜、早くも撤退を示唆し、支持票の行方に関心が集まっている。

 焦点は、勢いづくサントラム氏と、全国支持率でロムニー氏に次ぐ2位を維持するギングリッチ氏が一本化できるか、否か。保守色が強い3戦目のサウスカロライナ州と4戦目の大票田フロリダ州が、保守派にとって巻き返しのチャンスとなる。(米アイオワ州デモイン宮崎昌治)

=2012/01/05付 西日本新聞朝刊=

953チバQ:2012/01/05(木) 22:36:37
このことがアイオワの結果につながった(保守票がまとまらない→ロムニーの漁夫の利)んだと思うんだけど、
それっぽいこと書いてる記事ないですねえ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120105-00000083-san-int
2012米大統領選、勝者総取りから比例配分方式に
産経新聞 1月5日(木)7時55分配信

 【ワシントン=犬塚陽介】共和党は今回の大統領選から、党員集会や予備選の結果に基づいて決まる各候補への代議員の配分方法を変更。4月1日以前に実施される党員集会や予備選では、多くの州が採用してきた「勝者の総取り方式」を「比例配分方式」に基本的に改め、一定の条件を満たせば得票数に応じて2位以下の候補者でも代議員を獲得できるようにした。

 変更の背景には、代議員配分の公平化を図る狙いがあるが、候補者が競り合った場合に差が付きにくく、指名争いがいたずらに長期化する懸念もある。民主党は大半の州で「比例配分方式」を採用している。

954チバQ:2012/01/05(木) 22:49:31
>>947
>ニューハンプシャーはロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州の隣で、経済的な結びつきも強い。ロムニー氏はアイオワよりもニューハンプシャーに照準を据えてきた。米サフォーク大学の世論調査(1、2両日実施)によると、ロムニー氏に投票するとの回答は43%で、2位のポール氏の16%を引き離し、圧勝の勢いだ。88年以降、アイオワ、ニューハンプシャー両州を制した候補は党を問わずに指名候補となっている。
>>952
>焦点は、勢いづくサントラム氏と、全国支持率でロムニー氏に次ぐ2位を維持するギングリッチ氏が一本化できるか、否か。保守色が強い3戦目のサウスカロライナ州と4戦目の大票田フロリダ州が、保守派にとって巻き返しのチャンスとなる。(

ニューハンプシャーでサントラムが2位につければ、保守・反ロムニー連合ってのもありえるんでしょうが、
資金力のないサントラムでは厳しいか?
すると、サントラム・ポール・キングリッチの3つどもえが続くか?
結局、保守派の課題の「これといった候補がいない」にたどり着いちゃいますね・・・

955チバQ:2012/01/05(木) 23:09:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120105/amr12010518370010-n1.htm
第2ラウンド 早くも「ゴング」
2012.1.5 18:36
 【デモイン(米中西部アイオワ州)=佐々木類】8票差の大接戦となった米大統領選のアイオワ州共和党党員集会から一夜明けた4日、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とリック・サントラム元上院議員(53)は、10日に第2ラウンドの党予備選が行われるニューハンプシャー州に入った。

 ロムニー氏は昼過ぎに、州最大の都市マンチェスターを訪問。2008年の党予備選で苦杯を喫したジョン・マケイン上院議員とともに、訪問先の高校で共闘をアピールした。マケイン氏は「圧倒的な勝利でロムニー氏を大統領にしよう」と気勢を挙げた。

 地元サフォーク大が、アイオワ州党員集会の結果が出る前の2、3両日に行った世論調査では、隣接するマサチューセッツ州が地元のロムニー氏は43%、アイオワで3位に終わったロン・ポール下院議員(76)が14%、2位だったサントラム氏は6%。前回予備選で1位だったマケイン氏の支持表明で、ロムニー氏の勝利はほぼ確実な情勢だ。

 すでに「ニューハンプシャー後」を見据え、次の予備選が行われる保守地盤の南部サウスカロライナ、フロリダ両州で「『オバマ大統領に勝てる候補』をどこまで浸透させるか組織をフル回転させている」(陣営幹部)という。ただ、「アイオワ州党員集会で得票率28%を上回らなければ党内の支持を固めるのは難しい」(政治専門誌ポリティコ)とする分析もある。

 一方、10日の予備選で苦戦必至のサントラム氏は4日夜、ニューハンプシャー州に入った。ミニ集会に出席後、地元ラジオ番組に生出演し支持を訴えた。アイオワ州党員集会で6位に終わったミシェル・バックマン下院議員(55)は、この日、記者会見で選挙戦からの撤退を表明した。

956チバQ:2012/01/05(木) 23:09:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120105/amr12010517280009-n1.htm
米大統領と議会の対立激化 新設機関の人事めぐり
2012.1.5 17:24 [米国]

12月25日、休暇先のハワイで訪れた海兵隊基地で、抱き上げた幼児に口に手を入れられて笑顔を見せるオバマ米大統領。野党・共和党の混戦を横目に余裕?(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】米消費者金融保護局(CFPB)の局長人事をめぐり、オバマ大統領と議会の対立が深まっている。大統領は4日、前オハイオ州司法長官のリチャード・コードレイ氏を指名通り任命すると発表。議会承認が不要となる休会中の特例を利用した強行突破だが、野党共和党は「休会していない」と猛反発し、法的措置も辞さない構えだ。

 CFPBは昨年7月に成立した金融規制改革法に基づき、消費者保護を目的とする監視機関として新設されたが、局長人事は上院の承認が必要。金融規制に批判的な共和党の抵抗で、上院は昨年12月にコードレイ氏の承認を拒み、局長は空席状態が続いていた。

 そこで大統領が目をつけたのが、上院休会中に大統領への任命権を付与している米憲法の規定だ。年末年始の休暇に入っている議員らの“間隙”を突いた形だが、大統領は声明で「消費者を守るためで、もう待てない」と強調。コードレイ氏も「私は局長となった。任務に全力を挙げる」と米メディアに語った。

 共和党は「大統領は国民をだました」(マコネル上院院内総務)と痛烈に批判したが、実はそれなりの理由と戦術もある。大統領の特例行使を阻止するため、今も共和党の上院議員は3日ごとに形式的に議会に足を運んでおり、休会決議も拒否しているためだ。

 米メディアによると、今回の人事をめぐり、オバマ政権と議会が法廷で争う可能性も出てきたとしており、波紋は広がりそうだ。

957チバQ:2012/01/06(金) 22:45:21
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK805660620120106
再送:〔焦点〕共和党の米大統領候補指名、サウスカロライナ州で実質決着か
2012年 01月 6日 15:25 JS
 [マンチェスター(米ニューハンプシャー州) 5日 ロイター] 今年11月の米大統領選でオバマ大統領と対決する共和党の候補者選びでは、次の展開は今月10日のニューハンプシャー州予備選だが、関心はすでに21日に行われるサウスカロライナ州の予備選に移っている。

 3日のアイオワ州党員集会では、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が大接戦を僅差で制し、ニューハンプシャー州でも勝利が予想されている。こうしたなか、ロムニー氏の快進撃を食い止めたい保守派にとって、サウスカロライナ州が最後のチャンスとなる可能性がある。

 もしロムニー氏がサウスカロライナ州で勝利すれば、米大統領選の共和党候補が事実上、決まる可能性が高いと見られている。逆に、サントラム元上院議員らをはじめとする保守派が勝利するなら、フロリダ州などでの今後の予備選に向けて、共和党の右派陣営が勢いづく見通しだ。

 共和党の戦略担当者、タッカー・エスクー氏は「サウスカロライナ州では、『ロムニー氏以外なら誰でも』と考える保守派が待ち受けている」と指摘。「候補者にとって生死が決定される場所だ」としている。

 

 ロムニー氏は5日、ニューハンプシャー州を離れ、サウスカロライナ州を24時間の予定で訪問。同氏への支持を表明している同州のハーレー知事や、アリゾナ州選出のマケイン上院議員らと選挙運動を展開した。このことからもサウスカロライナ州の戦略的な重要性が明らかだ。

 1980年の予備選開始以来、共和党の大統領は全員、サウスカロライナ州で勝利している。2000年にはブッシュ氏とマケイン氏が同州で激しく衝突。勝利したブッシュ氏が大統領選も制することとなった。
 

 <ロムニー氏、2008年サウスカロライナ州予備選では4位>

 

 ロムニー氏は、2008年のサウスカロライナ州予備選では、得票率が15%で4位にとどまった。同氏が過去、中絶の権利を支持したことなどが、保守派の反感を買っており、今回も厳しい戦いが予想される。

 ただ、投票する党員数はアイオワ州の12万2000人に対して、サウスカロライナ州では最大で50万人とされる。投票にはさまざまな層が参加することになり、結果がどう出るのかは、まだ予断を許さない。

 また、サウスカロライナ州の失業率は9.9%と、全国平均を上回り、全国の州のなかでは8番目に高い。そのため、雇用創出への期待感から、ビジネスの経験が豊富なロムニー氏に票が集まる可能性もある。

 テキサス州のペリー知事が、米共和党の大統領候補指名に向けた選挙運動を継続する意向を表明したことも、ロムニー氏に対して有利に働く、とみられている。ペリー氏、サントラム氏、ギングリッチ元下院議長、ポール下院議員の間で、保守派の票が割れる可能性があるからだ。

 

 (John Whitesides記者;翻訳 吉川彩;編集 吉瀬邦彦)

959チバQ:2012/01/06(金) 23:03:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120106-00000001-mai-int
<米新国防戦略>「二正面作戦」見直し アジア重視を明確化
毎日新聞 1月6日(金)1時8分配信

 【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は5日午前(日本時間6日未明)、国防総省で演説し、国防費削減に対応するための新国防戦略を発表した。米軍が約20年間にわたり維持してきた二つの紛争に同時対処する「二正面作戦」遂行の態勢を見直し、イラク駐留米軍の完全撤収とアフガニスタンからの段階的撤収を受けて大幅に地上戦力を削減。地域別では、安全保障上の脅威が軽減している欧州や中南米の戦力を削減し、中国の軍事的台頭を見据えたアジア・太平洋地域重視の方針を改めて明確化した。

 大統領が国防総省へ出向いて演説するのは異例。米国家安全保障会議のビーター報道官は「大統領が(新戦略策定の)過程に個人的に関与してきたことを示す」と述べた。11月の大統領選で再選を目指すオバマ氏は、米経済低迷の元凶とされる戦費削減に真剣に取り組む姿を国民にアピールする狙いとみられる。

 米議会は昨年8月、総額2兆5000億ドル(約192兆円)の財政赤字削減を目指す法律を成立させた。今後10年で国防費約4900億ドルを削減する必要が生じ、国防戦略見直しが進められてきた。

 新国防戦略ではこのほか米軍の接近を阻止する能力を持つ国家に対抗する「ジョイント・エア・シー・バトル」(空海統合戦略)構想を推進するため、空、海軍の大幅削減は避ける。

 ★米軍の二正面作戦 東西冷戦終結後、朝鮮半島と中東有事を想定した戦力配置。しかし、01年の米同時多発テロ以降、国家間の戦争だけを念頭に置くのは時代に合わないとされ、米国防総省は10年2月発表の「4年ごとの国防政策の見直し」(QDR)で見直す方針を示した。

960チバQ:2012/01/06(金) 23:05:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120106/amr12010617360008-n1.htm
名門ケネディ家復活か 元司法長官の孫、下院選出馬を検討
2012.1.6 17:35

2010年1月7日、マサチューセッツ州メドフォードで、会合に出席したジョゼフ・ケネディ氏(AP)
 故ロバート・ケネディ元米司法長官の孫に当たるジョゼフ・ケネディ氏(31)=民主党=は5日、11月の次期下院議員選への出馬を「真剣に検討する」と表明した。今後数週間で結論を出す方針。ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は「ケネディ家が政界復帰しそうだ」と報じた。

 ケネディ元大統領のおいで下院議員を務めていたパトリック・ケネディ氏が2010年の下院選に出馬せず引退し、元大統領が下院議員に当選した1946年から60年以上も存在感を保った名門ケネディ家の名前は米政界から消えていた。

 ジョゼフ氏は、引退を表明しているマサチューセッツ州選出のバーニー・フランク議員(民主党)の議席獲得を目指す構え。ジョゼフ氏は同州で検察官を務めているが、近く辞職する考えも明らかにした。

 ジョゼフ氏の父親で同名のジョゼフ・ケネディ氏も下院議員を務めた。(共同)

961とはずがたり:2012/01/08(日) 00:02:37
オバマに追い風?

米雇用統計:識者はこうみる
2012年 01月 7日 01:48 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE80500Q20120106

[ワシントン/ニューヨーク 6日 ロイター] 米労働省が発表した12月の雇用統計は、失業率が 8.5%に改善し、2009年2月以来、約3年ぶりの低水準とな った。 非農業部門雇用者数も20万人増と、ここ3カ月で最も大きな伸びを記録し、市場予想 の15万人増を上回った。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●予想以上に強い、失業率の改善に注目

<FTNフィナンシャル(ニューヨーク)の首席エコノミスト、クリストファー・ロウ氏>

予想以上に強い内容となった。向こう1年の雇用の伸び見通しは、以前に比べ一層上向いているため、過去分が一部下方修正されたことは必ずしも悪材料とはいえない。

雇用者数が20万人増加したのも久しぶりだが、それ以上に失業率の改善が目を引いた。8.5%という数字は今年末時点での下限予想であり、われわれはすでにそこに到達したことになる。

家計調査における雇用の伸びは、雇用統計の伸びをさらに上回っており、失業率の改善が単に労働人口の減少によるものではないことを示している。●雇用環境の改善示す明確な兆候、季節要因で誇張の可能性も

<ノムラ証券の首席エコノミスト、デイビッド・レスラー氏>
11月から3月ごろにかけ発表される統計は季節要因が影響しているようにみられる。そのため、さまざま基準で示されている労働市場の改善が誇張されている可能性がある。

そうは言っても、今回の結果を統計上のかく乱要因によるものとして片付けてしまうことは望ましくない。失業率、雇用がともに改善の兆候を示していることは明確だからだ。ここ数カ月、消費者信頼感を示す指標は上向いており、消費者は雇用情勢の改善をしっかりと認識している。

ただ、雇用市場が健全かつ正常な状況に近付くには依然として極めて長い道のりを要するという事実を見失うべきではない。

●適正な方向、QE3の可能性低下も

<ピアポント・セキュリティーズ(コネティカット州)の首席エコノミスト、スティーブン・スタンレー氏>

主要指標のすべてが適正な方向に向かっている。その一つが失業率の改善で、過去数カ月で低下しているが、労働力の減少が一部要因とみられている。これについては、後ろ向きに捉える向きもあるが、家計調査で雇用者数が急激に増加していることも事実だ。

失業率の動きは、ここにきて重要度が増している。米連邦準備理事会(FRB)は以前から注視しており、失業率の改善で量的緩和第3弾(QE3)実施の可能性は低下することになる。さらに今年の大統領選挙の行方にも大きな影響を及ぼすだろう。

962チバQ:2012/01/09(月) 12:27:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012010800099
正念場のギングリッチ氏=予備選惨敗なら撤退の危機−米大統領選
 【マンチェスター時事】米共和党の大統領候補指名を目指すギングリッチ元下院議長にとって、10日のニューハンプシャー州予備選は大きな正念場となる。予備選ではロムニー前マサチューセッツ州知事の勝利が確実視されているが、可能な限り上位に食い込まない限り、選挙戦からの早期撤退を余儀なくされる。
 3日のアイオワ州党員集会で惨敗したギングリッチ氏は、4日からニューハンプシャー州で選挙活動を開始。4日以降、各候補の中で最も多くの対話集会を開いて支持を訴えた。
 ギングリッチ氏は1994年の中間選挙で、減税などをうたった共和党公約を打ち出し、同党を大勝に導いた。対話集会では、共和党で最も尊敬されている大統領の一人である「レーガン氏の保守主義を受け継ぐのは自分だけだ」と繰り返し強調。7日の討論会前にも退役軍人との対話集会を開き、「議員時代に財政均衡を実現した」と胸を張った。(2012/01/08-16:55)

--------------------------------------------------------------------------------

963チバQ:2012/01/09(月) 12:36:25
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120108-OYT1T00414.htm
米共和党候補指名争い、テレビ討論で非難合戦

米ニューハンプシャー州で7日、テレビ討論会に臨む(左から)ポール、ロムニー、サントラムの各氏=ロイター 【ワシントン=中島健太郎】米大統領選の共和党候補者指名に向けたテレビ討論会が7日夜、東部ニューハンプシャー州で開かれた。

 同州では10日、同党初の予備選が行われる。3日のアイオワ州党員集会勝利でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)にリードを許した候補たちは、互いに激しい非難合戦を展開した。

 まず矛先が向けられたのは、当初は泡沫(ほうまつ)候補扱いだったものの、アイオワ州党員集会で8票差の2位と善戦したリック・サントラム元上院議員(53)。米メディアはここ数日、サントラム氏が2006年上院選で敗れた後、企業の顧問料などとして、年100万ドル(約8000万円)以上の報酬を得ていたと報じている。

 党員集会で3位のロン・ポール下院議員(76)は、この報道を念頭に、「彼はロビイストから多額のカネを受け取っている。最も堕落した人物の一人だと明らかになった」などと主張した。サントラム氏は「私を堕落したと言っているのは左翼団体だけだ」などと反論した。

(2012年1月8日18時13分 読売新聞)

964チバQ:2012/01/09(月) 12:58:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120108/amr12010818570003-n1.htm
注目の共和党候補ロン・ポール氏 所得税廃止など特異な主張で若者の支持急騰
2012.1.8 18:55 (1/2ページ)

共和党の候補者討論会で質問に答えるロン・ポール氏=7日、マンチェスター(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】米大統領選の共和党指名候補争いで、アイオワ州党員集会で3位に食い込んだロン・ポール下院議員(76)の掲げる「リバタリアニズム」に注目が集まっている。個人の自由を最大限に尊重し、小さな政府を主張する政治姿勢で、所得税の廃止や海外駐留米軍の全面撤退などの極端な主張には保守派からの反発も強い。だが、既成政治に不満を持つ若者に熱狂的な支持が広がり、存在感を高めている。

 10日に予備選が行われるニューハンプシャー州の各種世論調査で、ポール氏は17〜22%の支持率で2位に浮上。首位のロムニー前マサチューセッツ州知事を追っており、アイオワでロムニー氏と接戦を展開したサントラム元上院議員に勝っている。

 米メディアによると、ポール氏が6日にニューハンプシャー入りした際には若者の支持者が空港で熱狂的な「ロン・ポール」コールを繰り返したという。

 政府を国民の自由に干渉する存在と位置づけるポール氏は、「自由な経済活動を妨げる」と連邦準備制度理事会(FRB)や商務省などの撤廃を主張。福祉政策の削減も訴える。

 米下院による慰安婦問題に関する対日非難決議など自らの信条に反する法案には一貫して反対票を投じ、「ドクター・ノー」の異名をとる。

 外交面では海外に展開する米軍の存在が紛争を生んでいるとの立場から、日本を含む海外駐留米軍の全面撤退や援助活動の停止を主張し、徹底した孤立主義を貫く。前回の大統領選ではイラクからの即時撤退を掲げていた。

 大きな政府を嫌う保守思想と反戦などのリベラル色が混在しているのがポール氏の特色で、格差是正を訴えて全米に広がったデモ「ウォール街を占拠せよ」の主張と共通する部分も多い。

 実際、景気低迷が続いて仕事に就けず、現状への不満を募らせている若者に支持が広がっており、アイオワ州党員集会の際の調査では、30歳以下の有権者の48%がポール氏に投票した。

965チバQ:2012/01/09(月) 12:59:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120107/amr12010722070005-n1.htm
“ロムニー効果”で注目集まるモルモン教 福音派からは反発も
2012.1.7 22:06 (1/3ページ)

モルモン教の指導者ブリガム・ヤングの銅像前を歩く若者たち=米ソルトレークシティー(黒沢潤撮影)
 米国で少数派の末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)が注目を集めている。大統領選の共和党候補指名を争う3日のアイオワ州党員集会では、信者のロムニー前マサチューセッツ州知事が接戦を制し、好スタートを切った。モルモン教を題材にしたミュージカルが大ヒットし、有力誌も相次いで特集記事を組む中、教会側はこれを機に存在感を高めたい考えだ。ただ、聖書の教義に忠実なキリスト教福音派(エバンジェリカル)から批判の声が上がるなど、注目とともに反発も強くなっている。

 モルモン教は1830年にニューヨーク州でジョセフ・スミスが創設。厳格な教義で知られ、信者は米国で約600万人とされる。

 モルモン教の本部があるユタ州ソルトレークシティーの中心部。約165年前に米国内で迫害された信者らを引き連れ、この地一帯にたどり着いた指導者ブリガム・ヤングの銅像前を歩く若い信者たちの足取りは軽やかだ。

 「今まさに『モルモンのとき』と言っていい」。教会研究財団代表のスコット・ゴードン氏(53)が胸を張るように、米国内ではモルモン教がさまざまな場面で話題になっている。

 ニューヨークのブロードウェーでは、アフリカのウガンダに派遣されたモルモン教宣教師たちの奮闘を描いたミュージカル「ブック・オブ・モルモン(モルモン書)」が大人気を博している。昨年、米演劇界最高の栄誉とされるトニー賞の9部門を獲得した同作品では、モルモン教がかつて一夫多妻制だったことや、アルコールやコーヒーを飲むことを禁じた教義を笑い飛ばしている。

 年配の信者には不評だが、若い信者はあまり気にしていないといい、モルモン教広報のマイケル・パーディー氏(49)も「(モルモン教の聖典である)モルモン書を読んで夜を過ごしてもいいし、(ミュージカルの)モルモン書をみて娯楽の夜を過ごしてもいい」と寛容だ。

 トニー賞受賞に合わせ、ニューズウィークなど米2誌は6〜8ページのモルモン教の特集を組み、米経済界などで活躍する信者を紹介。教会側もこの機に乗じて広告キャンペーンを全米22都市で展開している。

 19世紀に大統領選への出馬を表明した後に暗殺された創設者スミスに焦点を当てた映画「モルモンの大統領」も最近公開された。

 映画を制作したアダム・クリスティング監督(47)は、「ロムニー氏の大統領当選は信者にとって『アメリカン・ドリーム』。同氏は黒人にとってのオバマ氏のような存在だ」と指摘する。

 ただ、モルモン教には「福音派」の存在が大きく立ちはだかる。米国の全宗教の信者のうち、20%強を占める福音派の一部は2%弱のモルモン教を異端視し、昨年10月には福音派の牧師が「モルモン教はカルト集団だ」と発言、物議を醸した。

 その後、和解の動きもあったが、同11月にはアイオワ州の福音派幹部が「ロムニー氏以外の候補」を支持する方針を決定。実際、同州の共和党党員集会では、ロムニー氏と保守派サントラム元上院議員の差はわずか8票と、反ロムニー機運をみせつけた。(米ユタ州ソルトレークシティー 黒沢潤)

966チバQ:2012/01/09(月) 13:10:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120107-00000088-mai-bus_all
<米失業率改善>依然8%台、先行き不透明なまま
毎日新聞 1月7日(土)23時22分配信

 【ワシントン平地修】高止まりが続く失業率が改善に向かい、米経済に底堅さが見え始めている。今年11月に予定される米大統領選では雇用など経済が大きな焦点となっており、改善は再選を目指すオバマ大統領にとって追い風となる。しかし、失業率は依然高水準にあることに変わりないうえ、欧州債務危機や大統領選を前にした政治の混乱などのリスクが米経済を脅かしており、先行き不透明感は強いままだ。

 「われわれは前進し、正しい方向に向かっている」。オバマ大統領は6日、昨年12月の失業率が8.5%と2年10カ月ぶりの水準まで低下し、民間雇用が21万2000人の大幅増となった改善ぶりをことさら強調した。

 金融危機に伴う景気の急激な落ち込みで失業率は09年10月に10%台を記録。その後もほぼ9%台で推移していたが、昨夏以降に徐々に改善に向かっている。このところ、他の景気指標も改善が目立ち、年末商戦も好調で米経済に明るい兆しが見え始めた。

 こうした中、オバマ大統領の対抗馬となる共和党の候補者レースの皮切りとなった今月3日のアイオワ州党員集会で、米CNNテレビが参加者を対象に実施した「入り口調査」では、選挙の最重要項目に「経済」を挙げた回答者が最多の42%を占めた。集会で勝利を収めたロムニー氏は「大統領は国民を仕事に戻すことに失敗した」と、オバマ大統領の経済政策への批判を繰り広げた。

 今後も雇用の改善が続けばオバマ大統領に有利に働くが、市場では「それほどの景気回復の勢いはない」(米エコノミスト)との見方も根強い。11年に失速した米経済の回復は、12年も実質成長率が1%台の低水準にとどまるとの予測が目立つ。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のデューク理事は6日の講演で「労働市場は今後数カ月の間に、際だった改善をしそうもない」と指摘。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は同日、いまだ8%台の失業率について「受け入れ難いほど高い」と表現した。

 また、欧州債務危機が大きなリスクとして米経済を脅かしているうえ、大統領選を前に政治的な混乱も懸念される。米議会では財政赤字削減や景気・雇用対策の財源を巡り、それぞれの支持者を意識した与野党の深刻な対立が政治の機能不全を招いており、大統領選そのものが景気の下押し要因になりかねない状況だ。

967チバQ:2012/01/09(月) 13:12:20
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&rel=j7&k=20120107028166a
【こぼれ話】選挙運動は目障り、レストランが「政治家お断り」の表示=米
【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)AFP=時事】11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者指名獲得レースで、第2戦となる予備選を10日に控えたニューハンプシャー州は選挙運動がたけなわ。そんな中、支持を得ようとひっきりなしに訪れる政治家たちが目障りだとの常連客の苦情を受け、小さなレストランが「政治家お断り」の表示を掲げた。(写真はアイオワ州内で選挙運動をするテキサス州のリック・ペリー知事。昨年12月撮影)
 ポーツマス市内にある客席28席のこのレストランの入り口ドアには、赤白青の3色で「政治家お断り。例外は認めず」と書かれた手書きの表示がある。
 地元紙によると、店のマネジャー、ジェシカ・ラブリエさんが表示を作って掲げたのは今月3日。ラブリエさんは「政治家たちが店に来ると大騒ぎになる。そんな騒ぎはテレビニュースで見られるけれど、ここで食事をしているときは聞きたくもないわよね」と話している。
 この店には過去数カ月の間に、指名獲得を目指してテキサス州のリック・ペリー知事、ミシェル・バックマン下院議員、元ルイジアナ州知事のバディ・ローマー氏が訪れたという。 〔AFP=時事〕(2012/01/07-17:26

968チバQ:2012/01/10(火) 12:22:36
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/09/20120109ddm007030051000c.html
軋む米国:12年大統領選 共和指名争い ロムニー氏、連勝の勢い 保守牙城、第3戦も優勢
 <軋(きし)む米国>

 米大統領選(11月6日投開票)で、共和党候補者選びの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選(今月10日)を前に7日、候補者による討論会が開かれた。世論調査で大きくリードしているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が他候補から相次いで攻撃されたが、終始落ち着いて応答。ロムニー氏優位は揺らがないものとみられ、辛勝したアイオワ州党員集会に続き2連勝となるのはほぼ間違いない情勢だ。【マンチェスター(ニューハンプシャー州)古本陽荘】

 他方、アイオワで2位となり脚光を浴びたリック・サントラム前上院議員(53)はニューハンプシャーでも注目されており、「反ロムニー」候補を絞り込む保守派の争いも激化してきた。

 「大統領は経営者とは違う。国を導き、やる気を起こさせるのが大統領だ」

 サントラム氏は、企業経営の経験を売り物にするロムニー氏の大統領としての資質に疑問を呈した。これに対し、ロムニー氏は「ワシントンの人たちは本当のビジネスを分かってない。私の経験はリーダーシップそのものだ」と反論した。

 また、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は、企業投資をしていたロムニー氏を「金もうけだけして、労働者を見捨てることに夢中になっていた」と批判。ロムニー氏は「延べ数では何十万という雇用を創出してきた」と弁明した。

 キリスト教右派の影響力の大きいアイオワ州とは一転し、ニューハンプシャーは全米でも最も宗教色の薄い州の一つと言われ、保守派の力は限定的だ。米国経済の立て直しを掲げ、無党派層の支持も集める穏健派のロムニー氏が各種世論調査で40%前後と、圧倒的な強さをみせている。

 保守派では、アイオワで8票差の2位だったサントラム氏が勢いに乗る。連日、州内各地で開く対話集会には大勢の人が集まっている。6日のレストランの対話集会には300人以上が集まって消防法違反と指摘され、会場を急きょ駐車場に切り替えたほどだ。ただ、興味本位な有権者も多く、妊娠中絶反対などを訴えるサントラム氏への支持が広がるかは不透明だ。

 また、レーガン大統領の継承者を名乗るギングリッチ氏や、「小さな政府」を求め若者から支持されるロン・ポール下院議員(76)の根強い支持者もいて、保守派候補の一本化は難航しそうな気配だ。

 こうした保守派の分裂を背景に、21日に第3戦となる予備選がある南部サウスカロライナ州でも異変が起きている。本来は保守派の牙城のはずだが、ロムニー氏がやや優勢という世論調査の結果が出ているのだ。アイオワに続き保守派の地盤で勝利し、その勢いで31日のフロリダ州予備選も勝てば、4連勝となり、ロムニー氏の候補者指名はほぼ確実となりそうだ。

毎日新聞 2012年1月9日 東京朝刊

969チバQ:2012/01/10(火) 22:07:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120110/amr12011020230008-n1.htm
NH州勝利確実のロムニー氏 南部でも有利な戦い 指名獲得へ加速
2012.1.10 20:17 (1/2ページ)

9日、ニューハンプシャー州で妻のアン氏(左)と話すロムニー氏(ロイター)
 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いの予備選が10日、北東部ニューハンプシャー州で始まった。大勢判明は同日夜(日本時間11日昼)の見通しで、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の勝利が確実視されている。ロムニー氏は保守地盤の南部サウスカロライナ州(21日に予備選)などでも有利に戦いを進めており、指名獲得の流れを一気に引き寄せる可能性が出てきた。

 ニューハンプシャー州のサフォーク大が9日に発表した世論調査結果によると、ロムニー氏の支持率は33%でトップ、ポール下院議員(76)が20%、ハンツマン前中国大使(51)が13%で続いている。

 ロムニー氏は9日、同州ハドソンなどを遊説し「オバマ政権を止めなければ財政赤字は止まらない」と強調、オバマ氏に「勝てる候補」であることをアピールした。

 アイオワ州の党員集会で善戦し、主要候補に急浮上したサントラム氏は同夜、マンチェスターの居酒屋で支持者らを前に「米国の変革は1980年にレーガン元大統領が勝利したニューハンプシャー州で始まった。私にも勝たせてほしい」と保守層に根強いレーガン人気にあやかる形で支持を訴えた。

 一方、米クイニピアック大が9日発表した世論調査結果によると、南部の大票田であるフロリダ州におけるロムニー氏の支持率は36%、ギングリッチ元下院議長(68)が24%、サントラム氏が16%だった。

 サウスカロライナ州に限定した政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新調査でも、ロムニー氏31・3%、サントラム氏20・7%とロムニー氏が2位以下に10ポイント以上の差をつけている。

 また米ギャラップ社が9日、共和党支持者を対象に現在支持する人とは別に「最後に勝つのはだれだと思うか」と尋ねたところ、ロムニー氏の勝利を予測した人が60%に上った。

 ロムニー氏はサントラム氏支持者の48%、ギングリッチ氏支持者の58%からも「最終的な勝者はロムニー氏」との評価を得ている。

 党候補指名争いでは、ニューハンプシャー州予備選か、アイオワ州党員集会を制した候補が指名獲得するケースが多く、共和、民主各党の歴代候補も最重点州として力を入れてきた。

 共和党の場合、1980年以降行われた8回の予備選で、ニューハンプシャー州で勝利し、党候補に指名された例は80年のレーガン大統領ら6回ある。

970チバQ:2012/01/10(火) 22:07:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120110/amr12011000370000-n1.htm
NH州はロムニー氏濃厚 連勝でも予断許さぬ展開
2012.1.10 00:36

米ニューハンプシャー州での集会で、壇上に上ったロムニー前マサチューセッツ州知事=8日(ロイター)
 【エクセター(米ニューハンプシャー州)=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いの予備選挙が10日、北東部ニューハンプシャー州で行われる。初戦のアイオワ州党員集会で1位となった穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が支持率を30%台に落としているが、他候補を10ポイント程度引き離しており、連勝を確実にする勢いだ。

 ニューハンプシャー州での最新の世論調査では、2位のポール下院議員(76)の支持率は約20%、サントラム元上院議員(53)、ハンツマン前中国大使(51)が約11%で続いている。

 ロムニー氏が連勝すれば指名獲得に向け大きな一歩となるが、保守地盤のサウスカロライナ州予備選(21日)は接戦必至。今後を占う「重要な一戦」(米メディア)になりそうだ。

 ロムニー氏を支持するニュージャージー州のクリスティ知事は8日夜、エクセターの集会で「オバマ大統領に、この国をさらに4年間も任せられない」と支持を訴えた。

971チバQ:2012/01/10(火) 22:11:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000984-yom-int
米大統領の首席補佐官、ルー氏に交代
読売新聞 1月10日(火)17時52分配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は9日、ウィリアム・デーリー首席補佐官(63)が退任し、ジェイコブ・ルー行政管理予算局(OMB)長官(56)を後任に起用すると発表した。

 米メディアによると、デーリー氏は、今年の大統領選で再選を目指すオバマ氏の選挙対策本部の共同責任者に就任する。

 大統領選の年に入ってから、政権運営の要である首席補佐官を交代させるのは異例。ルー氏の起用は、再選に向け、政権最大の懸案となっている財政再建での手腕発揮に期待した人事とみられる。

 デーリー氏は、クリントン政権下で商務長官を務め、金融会社役員などを経て昨年1月に首席補佐官に就任した。しかし、共和党が勢力を増した議会との関係構築で苦しみ、昨年夏、オバマ政権と議会共和党の対立でデフォルト(債務不履行)寸前となった危機の際にも存在感を発揮できなかった。このため、更迭論がささやかれるようになっていた。

972チバQ:2012/01/11(水) 23:42:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120111/amr12011118300013-n1.htm
抜群の知名度、豊富な資金力、組織力…ロムニー流で他候補圧倒 ニューハンプシャー州予備選
2012.1.11 18:26

米ニューハンプシャー州マンチェスターの集会で10日夜、家族とともに演壇に立ち、笑顔で支持者を指さすロムニー氏(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】共和党のニューハンプシャー州予備選で、抜群の知名度と豊富な資金力、組織力をフル回転させたロムニー流の選挙戦術。アイオワ、ニューハンプシャー両州が指名争いの序盤戦として定着した1976年以降、再選出馬した現職大統領を除き、共和党候補が両州で連勝した例はなく、一気に決着をつけそうな展開だ。

 「多額の資金があり、各州の選挙態勢が組織化されているのはロムニー陣営だけ」。ニューハンプシャー大学のアンドリュー・スミス准教授は、準備不足の他陣営は正面からの選挙戦を挑めず、ロムニー氏の独走を許したと解説した。

 ロムニー陣営は2008年の大統領選で構築した選挙組織をアイオワ、ニューハンプシャーの両州で積極的に再活用した。ボランティアが戸別訪問や電話で投票を働きかけ、当日には投票所までの車の乗り合いを呼びかけるなど最後まで支持者の背中を押し続けた。

 また、他候補が反ロムニー票を狙って「足の引っ張り合い」を演じる中、あくまでも「オバマ大統領に勝てる候補」を強調。地元の共和党長老の支持を得たことも、有権者の関心を引きつけた。突出した組織力には民主党の選挙戦略の専門家、アニル・マメン氏も「驚くべきものだった」と舌を巻いたほどだ。

 共和党では1980年以降8回の大統領選のうち、ニューハンプシャー州で勝利し、そのまま党指名を勝ち取った例は80年のレーガン元大統領など実に6回。アイオワを含めれば、どちらかを制した候補が必ず指名を得ている。

 AP通信は「まだロムニー氏は敗れる可能性はあるが、それには反ロムニー票がひとつにまとまらねばならない」と指摘。今後も候補の乱立状態が続けば、ロムニー氏独走が早期に固まる公算が大きい。

973チバQ:2012/01/11(水) 23:43:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120111/amr12011123270016-n1.htm
2位のポール氏 頭打ち? サントラム氏は背水の陣 
2012.1.11 23:25

10日、米ニューハンプシャー州マンチェスターでの集会で、支持者に語り掛けるポール下院議員(AP)
 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=佐々木類】共和党のニューハンプシャー州予備選で2位となったポール下院議員(76)は10日、「ロムニー氏を追う資格があるのは私だけだ」と語った。

 リバタリアン(自由至上主義者)のポール氏は、在外駐留米軍の全面撤退や米中央情報局(CIA)の廃止を主張。個人の自由を最大限に尊重する考えや反戦思想などが、既成政治に不満を持つ若者らを中心に支持を広げている。

 だが、「ポール氏の硬直した持論は特異というより実に危険な考え方」(USA TODAY紙)との指摘があり、支持拡大は頭打ちとの見方が一般的だ。

 資金力はロムニー氏に次ぐが、「金のかかる」(ポール氏の選対幹部)フロリダ州予備選を捨て、ネバダ州など2月の予備選・党員集会に専念する方針だ。

 ロムニー氏とアイオワ州で8票差という大接戦を演じた保守強硬派のサントラム元上院議員(53)は、ニューハンプシャー州での完敗は想定内。キリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の影響力が強いサウスカロライナやフロリダ両州で、巻き返しを期す。ただ、緒戦の連勝でロムニー氏に大きく傾いた流れを引き戻すのは容易ではなさそうだ。

974チバQ:2012/01/12(木) 12:37:16
http://mainichi.jp/select/world/news/20120112ddm002030130000c.html
米大統領選:予備選、ロムニー氏連勝 党内融和、課題に 保守派、攻撃激化
 米大統領選(11月6日投開票)で共和党の指名候補争いの第2戦となった10日の東部ニューハンプシャー州予備選は穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が2位の保守派、ロン・ポール下院議員(76)に大差を付けて圧勝した。保守派地盤・中西部アイオワ州の党員集会(3日)に続く連勝で、党指名の獲得に向けて勢いに乗った。序盤戦のヤマ場となる21日の南部サウスカロライナ州予備選での3連覇を狙う。だが、他候補陣営の攻撃が激しさを増しており、保守派との対立を鎮めていかに党内融和を実現するかが課題として大きくのしかかってきた。

 「ここ数日、共和党員が(民主党の)オバマ大統領に加担している姿を目にしてきた。我が党にとって大きな過ちだ」。10日夜、ロムニー氏は「大統領はアイデアも、言い訳も枯渇した」とオバマ政権批判を展開した後、険しい表情でいさめるように語った。

 ロムニー氏が警告したのは、自らが創業者の一人である投資会社「ベイン・キャピタル」に対する他候補の批判だ。投資会社は投資先の企業を整理・合理化して利益を上げた実績がある。保守派、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の支援団体は合理化で解雇された労働者が登場するビデオを作製して「家を奪われた」などと語らせ、ロムニー氏への攻撃を始めたのだ。

 初戦アイオワでロムニー氏の支援団体がギングリッチ氏を個人攻撃する「ネガティブキャンペーン」を展開した経緯があり、ギングリッチ陣営が保守派地盤サウスカロライナを前に「復讐(ふくしゅう)」に乗り出した形だ。リック・ペリー・テキサス州知事(61)も「(投資会社は)企業が病むことを待っているハゲタカのようなもの」と批判に便乗した。

 再選を目指すオバマ大統領の選対も、ロムニー氏が共和党候補になることを見越して、同じような選挙戦術を考えている。金融の中心地・ウォール街への国民の反発が強いことを利用して、ロムニー氏を「金融界の仲間」と印象付けるイメージ戦だ。共和党内の「ロムニーたたき」はその先駆けとなった形で、保守派論客からは「オバマ大統領を利するだけ」との声も上がる。

 共和党の指名争いは、人工妊娠中絶や同性愛者同士の結婚に反対したり、連邦政府の権限縮小による「小さな政府」を訴える保守派の各候補がロムニー氏と対決する構図で、党内亀裂を露呈した。カリスマ性を欠くロムニー氏が保守派支持層も取り込んで「共和党候補」として脱皮できるかどうか。末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒で穏健派のロムニー氏にとって、キリスト教右派・福音派などの保守層が多いサウスカロライナが決戦場となりそうだ。

 ◇無党派層への浸透カギ
 ニューハンプシャー州の共和党予備選は無党派でも投票できる方式を採用しており、無党派の投票動向も明らかになる。ロムニー氏が「オバマ大統領の再選を阻止できる唯一の候補」として指名を獲得して11月の本選に進むには、勝敗のカギを握る無党派層への浸透が必要であることも浮かび上がった。

 米CNNテレビなどが実施した出口調査によると、候補者の資質として「オバマ大統領に勝てること」を重視する人は35%で最も多く、そのうちの62%がロムニー氏に投票。「勝てる候補」としての位置づけが定着しつつあることをうかがわせた。だが、投票者の約半数を占めた無党派層の投票行動を見ると、「小さな政府」や反戦を訴えるポール氏が32%の得票率でトップ。ロムニー氏は29%の2位で、ジョン・ハンツマン前駐中国大使(51)が23%で続き、票を分け合う構図だった。

 ロムニー氏は08年の前回予備選でも無党派層の支持が伸びずに苦戦した。共和党支持層では、最終的に指名を得たジョン・マケイン上院議員を若干リードしたものの、無党派層ではマケイン氏40%、ロムニー氏27%と水をあけられた。

 大統領選の本選で共和、民主両党が競り合う激戦州「スイング・ステート」(揺れる州)では無党派層の動向がカギを握る。「勝てる候補」として共和党の指名を獲得できたとしても、無党派層の不人気という弱点を克服しない限り、本選でロムニー氏が勝つのは容易ではなさそうだ。【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)古本陽荘】

==============

 ◆予備選開票結果

 得票率(%)

ロムニー氏   39.3

ポール氏    22.8

ハンツマン氏  16.8

ギングリッチ氏  9.4

サントラム氏   9.4

ペリー氏     0.7

 ※NYタイムズ(電子版)より、集計率96%

毎日新聞 2012年1月12日 東京朝刊

975チバQ:2012/01/12(木) 12:41:56
http://mainichi.jp/select/world/news/20120112ddm007030123000c.html
軋む米国:12年大統領選 ポール氏が存在感 共和指名争い、反戦に賛同で2位
 <軋(きし)む米国>

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)海保真人】11月の米大統領選に向けた10日の共和党ニューハンプシャー州予備選で、連邦政府の斬新な改革や、在日米軍を含む海外駐留米軍の全面撤収を唱えるロン・ポール下院議員(76)が2位に食い込み、存在感を示した。アイオワ州党員集会の3位に続く善戦。アフガニスタン、イラクでの戦争で米国の負った傷が癒えぬ中、海外派兵や膨大な国防費支出に対する若者や無党派層の不満を吸収した形となった。

 ポール氏は10日夜の支持者集会で「我々は今夜、自由という名の勝利をつかんだ。メディアや対抗陣営は我々を『現状維持に対する危険分子』と言うが、その通りだ」と語り、大勢の若者らから拍手喝采を浴びた。

 ポール氏は議員を12期務めるベテランで、候補者の中で最高齢。リバタリアン(自由至上主義者)として知られ、破天荒な主張は常に共和党主流派から異端視されてきた。今回も、財政赤字解消と支出削減のため、教育、商務、エネルギー各省などの廃止を掲げ、中東やアジアを含む世界中からの米軍部隊撤収を唱えている。

 支持者で運動員の小売業者、カイル・スコーフィールドさん(26)は「僕は無党派で、4年前の大統領選ではオバマ大統領に投票したが、あまりにもチェンジ(変革)がなかったことに幻滅した。人々は経済にも海外派兵にもうんざりしている」と話した。海外駐留米軍の撤収に賛同する支持者からは「他国を踏みにじるような『世界の警察官』であるべきでない」など平和志向の意見が聞かれた。

 ポール氏は前回08年の出馬時に比べ、アイオワで支持率を約2倍とし、無党派層が多いニューハンプシャーでは約3倍に増やした。資金力や組織力は十分でなく、今後、苦戦が続くとみられるが、ポール氏が掲げる反戦のメッセージは選挙戦に一石を投じている。

毎日新聞 2012年1月12日 東京朝刊


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板