1934年、日清製粉勤務の正田英三郎・富美子夫妻の長女として誕生。聖心女子大学卒業。57年、軽井沢のテニスコートで皇太子(当時)と出会い、58年に婚約が内定。59年に結婚の儀が行われる。初の民間出身の皇太子妃であり「テニスコートの恋」として国民の熱い関心を呼んだ。89年に昭和天皇崩御により皇后となる。93年には自身を批判するマスコミ報道に心を痛めて失声症となったこともあった。美智子さまを頻繁に取り上げた「女性自身」の創刊は美智子妃内定の直後である。
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また、この春、秋篠宮家の次女・佳子さまが学習院大学を中退し国際基督教大学(ICU)に再入学したニュースは、テレビやラジオなどの公共放送からゴシップ誌まで媒体の硬軟を問わず世間を騒がせた。佳子さまの愛らしさもさることながら、そこには、皇室と学習院の歴史的関係から、天皇皇后両陛下、皇太子ご一家、さらには将来の皇位継承者である悠仁さまのいる秋篠宮家の「意志」が読み取れるからだ。
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東京・永田町の国会議事堂にほど近い憲政記念館で5月2日、改憲を目指す集会が開かれた。出席者のトップは98歳になろうという元総理大臣・中曽根康弘氏。自民、公明だけでなく、野党からも保守派議員、経団連や商工会議所の幹部らも駆けつけ、次々とマイクを握った。憲法が争点の一つとなる参院選が迫る中、何が語られたのか。【BuzzFeed Japan / 石戸諭】
このような重要な出来事を、当然ながら海外の大手メディアもトップニュースとして報じている。米CNNは、陛下の多忙を極める公務に触れたうえで、「安倍政権に対するご不満がある可能性」についても言及。また米New York Timesは、天皇家が世界最古の皇室(王室)であることを指摘し、「日本は伝統にしがみつく国。簡単にはいかないだろう」「天皇の生前退位によって、日本は過去の戦争から得た教訓を忘れることになるか?」と、誰よりも平和を希求する陛下と、安倍政権との相違を暗に示す記事を配信している。