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憲法スレッド

1198とはずがたり:2017/01/29(日) 17:39:59
「一代」限り、急ぐ首相=民進と主導権争い-天皇退位
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017012300806&g=cyr

 政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は23日、天皇退位に関する論点整理を公表した。退位は特例法による今の陛下一代限りが妥当との立場をにじませた内容で、安倍晋三首相は、この線に沿って今国会中の法整備を目指す。ただ、民進党は皇室典範改正による退位の恒久化を提唱。主導権争いの様相を呈している。

 ◇民進の主張つぶし
 「これからの未来にとって極めて重い課題だ。決して政争の具にしてはならず、政治家がその良識を発揮しなければならない」。首相は23日の衆院代表質問で、退位の問題で与野党が争ってはならないと訴えた。
 首相は表向き、与野党の対立を避けようとしているように見える。だが、有識者会議が論点整理で力を注いだのは、「民進党の考え方にことごとく反論しておく」(政府関係者)ことだったという。今の陛下一代に限った特例法による法整備という政府方針と真っ向から対立するからだ。
 有識者会議があらかじめ特例法の妥当性を強調しておくことで、本格化する与野党の議論で「一代限り」の流れをつくる狙いが透ける。
 実際、論点整理の資料では、「今の陛下一代」を容認する意見と課題はわずか1ページ。これに対し民進党が唱える恒久化については、「将来の天皇を対象とした個別的、具体的要件を規定することが困難」などと4ページにわたり課題が列挙された。政府関係者は「どこから見ても一代限りが良いと取れるようにしたかった」と解説する。
 退位の要件化をめぐる議論に立ち入れば、政府が想定する5月の連休前後の法案提出などの段取りだけでなく、首相の衆院解散戦略にも影響しかねないとの事情もある。
 ◇因縁の関係
 「首相官邸と皇室・宮内庁とは意思疎通ができているのか」。民進党の野田佳彦幹事長は23日の代表質問でこう首相にただした。野田氏と首相は皇室問題をめぐる5年越しの因縁の間柄だ。
 野田氏は2012年の首相当時、皇族数減少への対応から、女性皇族が結婚後も皇室にとどまることを可能にする「女性宮家」創設を検討した。
 これに対し、「男系を維持していく努力をすべきだ」として反対したのが、当時野党だった安倍首相だ。結局、野田政権後に発足した第2次安倍政権で、女性宮家構想は立ち消えになった。
 野田氏は「陛下の思いを忖度(そんたく)することに強い自負を持っている」(周辺)という。宮内庁サイドと退位をめぐり意見交換も行ってきたといい、周囲にも「安倍さんは陛下の思いをくみ取っていない」と不満を漏らす。
 「『政争の具にしない』ということは、『議論しない』ということと同義ではない。議論に積極的に参加し、民意を反映した責任ある結論を得たい」。野田氏は代表質問でこう語り、首相を強くけん制した。
 論点整理は、典範の付則に根拠規定を置いて、特例法などで退位を認める案に触れている。政府の意向と民進党の主張の「折衷案」になる可能性もある。「全党が納得できる結論は出ない」。自民党幹部は、与野党の意見が平行線をたどれば、最後は見切り発車もあり得るとの見方を示した。(2017/01/23-20:54)


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