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生長の家 「今の教え」と「本流復活」を考える/4

1884SAKURA:2013/11/01(金) 21:37:26 ID:3/pn4/Pc
「管理人 トキ様」 へ  「観覧者の皆様」 へ
こんばんは……   ロ−マ字(大文字)の【SAKURA】で〜〜〜す.。
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■  D・カ−ネギ− †  ■□■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □
■ 3 ――― † 人の立場に身を置く  その 1−14   (転載編…引用編…)
>>1783>>1784>>1785>>1833>>1834>>1874  投稿の続きです…。 

 ここでオ―ヴァストリート教授んことばを、繰り返しておく必要がある。

「まず相手の心のなかに強い欲求を起させること。これをやれる人は、万人の支持を得ることに成
功し、やれない人は、一人の支持者を得ることにも失敗する」

 わたしの講習会に参加したある聴講者の話だが、彼は、いつも自分の幼い息子のことを心配して
いた。その子がひどい偏食で、とてもやせていたのである。世間の親の例にもれず、彼は妻と一緒
になって小言ばかりいっていた。

「お母さんは、坊やにこれを食べてもらいたいんだよ」
「お父さんはね、坊やがからだの立派な人間になってもらいたいんだよ」
こういわれて、この子が両親の願いを聞き入れたとすれば、それこそ不思議だ。

 三十歳の父親の考え方を三歳の子供に呑み込ませようとするのは無理だというくらいのことは、
だれだって知っている。にもかかわらず、この父親は、その無理を通そうとしているのだ。馬鹿な
話だが、その馬鹿さ加減に、彼もやっと気がついて、こう考えてみた――

「いったいあの子は、何をいちばん望んでいるんだろうか。どうすれば、あの子の望みとわたしの望
みを一致させることができるだろうか」

 考えればわけないことだった。子供は三輪車を持っており、それに乗って家の前の舗道で遊ぶ
のが大好きだった。ところが、二、三軒隣におえない悪太郎が一人いて、そいつが、三輪車を
取り上げ、わがもの顔に乗りまわすのである。

 取り上げられると、子供は、わっと泣きだして母親のところへ帰ってくる、母親は、早速飛び出
して、三輪車を取り戻してやる。こういうことが、ほとんど毎日のように繰り返されていた。

 この子は、何をいちばん望んでいるんだろうか?シャーロック・ホームズをわずらわすまでもな
く、考えてみれば、すぐわかる。彼の自尊心、怒り――こういった内心の強烈な感情が彼を動かし
て、その悪太郎を、いつかはこっぴどくやっつけてやろうと決心させていたのである。

「お母さんのいうものは何でも食べさえすれば、いまに、坊やはあの子よりも強くなるよ」
父親のこのことばで、偏食の問題は、たちまち消えてしまった。

 子供は、その悪太郎をやっつけたいばかりに、何でも食べるようになったのである。
                       
つづく


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