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テーマソング
【Silent Siren】「KAKUMEI」MUSIC VIDEO FULL ver. 【サイレント サイレン】
ttps://www.youtube.com/watch?v=crGzlCuaTGg
金曜:21:00
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なんかネチネチッとしつこいな。
コテハンも名乗らない陰湿な名無しのくせに、ひっじょーに自己主張がキモい。
あー、それにじぶんはネーミングはそんなにうまくないし、そんなにひねらないで何となく決めるタイプだからな。
スタッカートのクレアとか、どこにでもある名前ってのはちょっと意識したけれど、ほとんど思い付きで使って、それで上手いこと物語のその名前が使えたって感じはしないし。
だいたいの作品って、自分はあんまり登場人物の名前、書かないよね。意識してないんだろうな。
流点観測にしても「わたし」だし。くつひもにしても「僕」だし。シャーピンは「たっくん」だけど、すごくぼやけてるし。あとは「姉」と「姉の夫」と「ぼく」と「おねーさん」
ネーミングをひねったりするの、あんまり得意じゃないし、そこは関心が薄いん太郎。
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小説で自分の中で理想に近いネーミングは、宮沢賢治の「やまなし」の「クラムボン」かな。
ちょーど今、短編集を読んでたんだけど。
これはちょっと本日中に感想をまとめたい。
マトメダイン(氷結魔法、場の空気を冷めさせる)。うー、やっぱ、ネーミングセンスねーわ、自分。
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うーん、なんとなくなんだけど、長期連載を書く時は、主人公の名前を、読者が解釈を膨らませたり、その場面場面でいろんな印象との関係を多様に味わえるのが上手いネーミングな気がするな。
ドラゴンボールの「悟空」なんてのは西遊記からとったんだろうけど。
「悟る」からも
「空」からも
イメージが広がるし、それが悟空のキャラと上手く繋がっている。私利私欲とか狭いことに囚われない感じ。あとは舞空術とか。広い青空とか。何かを悟ったように、突然急成長したり強くなったりとか。
脇キャラはもうちょっと狭い感じに、その代わり強い言葉だったり、特徴的な言葉を使う。
「亀仙人」 意外と「亀」と「仙人」は相性がいい。亀の甲羅を背負っている、カメをペットにしているビジュアルでイメージを補強。
なんとなく修行も穏やかで、でも「ウサギと亀」てきにゴールへと着実に進む感じがある。
クリリン。頭や目がクリリンから? なんとなく容姿と結びやすい。最初はライバルっぽく書かれるけど、三枚目のムードメーカー的な感じは、名前からも漂う。
桃白白(タオパイパイ)
ピッコロ大魔王
少年期の凶悪な敵にもなんとなくチャーミングでユーモラスな響きのネーミングをつける。これがエンターテイメント漫画で、極端なシリアスバトルじゃないと。
反対に青年期は
ベジータ
フリーザ
とカッコいい響きを優先する。フリーザはフリーズと警告的なニュアンスも。
フリーザの脇の「ドドリア」も「ザーボン」も響きに可笑しみがあるけれど、今までにないネーミングで新章である「ナメック星」編を印象づける。
「ナメック星」っていうネーミング自体、物凄く異世界感がある。
いや鳥山からしたらそれらは洒落なんだろうけど、それを選ぶ言葉の響きのセンスとか意味の広さや感覚みたいなのが、すごく上手い。
ttps://matome.naver.jp/odai/2133466870879098201
あとは主人公にニックネームをつける。ピンポンの「ペコ」とか「アクマ」とか「ハンサム」とか、プラネテスの「ハチマキ」とか。
ニックネームだから、キャラの特徴がダイレクトに表現できて、容姿とも自然と結びつけやすく、その呼称で呼ぶかどうかで、そいつとの距離とかも表現できるし。(部長はアクマを佐久間って呼ぶのかな)。そこらへん。
涼宮ハルヒは、物凄く売れるネームだったよね。わたしゃ原作を一ページも読んでないけど。
涼しいから秋とかクールとか。ハルヒだから春とか暖色とか。そこらへんを敢えて統一しないで、ギャップを作って、全体的にも印象の幅を広げるような感じにしたのも、長編の主人公として良かったのかなって。
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「なお先生は怒らない」
ってのがギャップがあって、面白いとか言ってるんだけど。いや、それは違うと。
まず読む前にタイトルにふれるときに「なお」から「書き直せ」は連想できないので、そこはギャップとして意味をなさない。
むしろ「名前+意味ありげな単語」というのは「涼宮ハルヒの憂鬱」から使い古されていて、読者の認識ではなんの刺激もない。
あーいうジャンルものかと、思われてしまう。
「ラーメン大好き小泉さん」
ってのはもうちょっと考えられているタイトルで。
藤子不二雄の「ラーメン大好き小池さん」のパロディだし、
主人公が女子高生と言うところがおっさんの小池さんとのギャップとして機能している。
このパロディにはどこまでの志があるのかは分からないけれど、作者が古典をしっかり知ったうえでラーメン漫画を描いてることと、
なんとなくネーミングの際のドラマを感じる。
パロディーにしたことで気軽に笑える感じで読んでね。とか。ラーメンにマジな小泉さんはギャグパロディーとして書いてるんで、笑って読んでねとか。
反対に敢えて古典の重い看板を連想させて、わたしゃ本気でラーメンを取材して、本気でラーメン漫画の伝統に連なるものを書くんだとか。
上の二つの解釈自体、正反対だけど、そういう解釈の幅がある。
小泉と言う主人公のネーミング自体、「小泉純一郎総理」を連想させて、エキセントリックな変人っぽさとか、それで何か頂点を極める感じとか。聖域なき構造改革とか。
今現在わだいになってるのはジュニアの方だけど。
そこらへんも考えたのかな。
感心してしまうんだよな。
*以下はどーでもいい言い訳なんでスルーしてね。価値ないっす。
なんか「なお先生」を叩きたくて叩いてるんじゃなくて、こういうの紹介する時のたたき台とか発想の元とか、いわゆるネタとして使っているような、なんだけど。
自分は忘れっぽいんで、そんなに恨みはないし、なんだか必要以上に嘲笑してる感じで、なにかズキズキするけれど。
いやズキズキしてないな。なんとなくこういうので言葉がスベリ気味に湧いてくるんだろうな。
なにかを褒めるのを、もうちょっと陽な感じで日向の中で繋げて書くのが理想だけど、それは自分はまだまだ出来ないし、自分と言うじめーとした人間との相性も悪いのかなーって。
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やまなし「宮沢賢治」
青空文庫
ttps://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/46605_31178.html
◇シーンが浮かぶ
縦書きの文庫で読むのも乙ですよ。あのリズムとかそっちの方がしっくりくるので。
自分は「新編 風の又三郎」を、読んでみました。
やっぱり情景は美しいよね。
川の底とか、凄く視覚的に伝わるものがあって。
それはやっぱり、色と光を鮮やかに描いていて、そこらへんが五月蠅くならない程度に細かに描かれて、
絵としてイメージを浮かべる時に水彩画のようなガラス絵のような「カラー」で出てくる。
詩人「宮沢賢治」らしく詩心がないと書けないだろうし、絵心も必要かなって気がする。
あとはオノマトペ(擬態語、擬声語)でしょうか。
こういうのをいっぱい使う作家として、宮沢は知られているが、その中でも一番なくらいに、使われているのが「やまなし」?
自分の理想とする配分は、銀河鉄道あたりの塩梅なんだけど。
これは使いすぎなくらい使うことで、その情景に音楽が流れる。
かぷかぷ、つぶつぶ、ぽっぽっぽっ。
そこら辺の響き。音が反復したり、たぶん漢字が多すぎると固くなってしまうところを、
ひらがなが多めに入ることで出る柔らかさとか。
オノマトペとかは、意味を限定し過ぎずに、なんとなくな感覚に訴える幅があって、
それが「くらむぼん」の、このあいまいなニュアンス、たぶん「やまなし」とかマイナーな素材のあいまいさとかを。
引き立てている?
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◇くらむぼん
不思議ワード。「くらむぼん」
色んな解釈があります。
ttps://edupedia.jp/article/53233f81059b682d585b586e
ttp://yamanasi.yoimikan.com/kuramubon.html
ttp://palimpsest.jugem.jp/?eid=379
ttps://www.youtube.com/watch?v=FzCxB-FB_ew
ttps://tezukaosamu.net/jp/war/entry/137.html
自分は感覚的に「くらむぼーん」って思うのだけど、そこを敢えて理性的に説明すると。
くらくら、むむっ、ぼーん って感じ。
やっぱりオノマトペと同じく、言葉の響きを味わう派?
あとは、ちょっと暴走族っぽく。
暗無凡。
殺されるとか物騒なことされる、くらむぼんですけど、なんとなく陰キャな感じ。
AAで言うならば。
. ,,,,.,.,,,,
ミ ・д・ミ <ほしゅほしゅ
~~ """"
ほっしゅまりも?
水底の。めったに人の訪れない過疎スレで、やがて死んでいくスレで、わずかに残った兄弟のような住人と、たまにこう、置かれるほっしゅまりも。
5月から12月の、数か月の沈黙期間。
カワセミのような荒らしに怯えながら暮らしていると、あっ 荒らし? いや神職人「やまなし」がさっそうと突然やってくる。
神作品キター! あわてるな、いい酒になる、存分に酔おう!
(酔ってんな、こいつ)
とか。
そういう風に色んなイメージを膨らませれる神ワードでしょう。
くらむぼん。
今なら焼肉屋とか。聖剣伝説とかに出てきそうな。
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ちょっと自分とオノマトペについて。
けっこうオノマトペを使ってる。
それはやっぱり北村薫とか宮沢賢治あたりを理想にしているのもあるんだけど、
かなり昔だけど、一時期、自分は学術的論文のような文章にどっぷりの時期があって、文章が固くなり過ぎていた。
長文を書いてもなんか敬遠されている感じがあって、
だから意識的にオノマトペを使ってみたりした。
それが慣れてきて、モノを考える時も「うわー」とか「がー」とか、そんな感覚的に考えるようになってきて、
自然と文章自体にもオノマトペを使うようになった。
EX)
今は海風が吹く晩餐どき。陽は水平線へと落ち、石畳に溜まった熱も静まり始める。
メインストリートは、酒場に着こうとする人々と、家路へと急ごうとする人々で、ごちゃ混ぜになる。
人が行き交い、魚が焼かれ、酒が飲まれ、歌が謡われる。
星々が散りばめられた天にも負けない騒しさだ。
家にはちかちかと明かりが灯り、煙突からはもくもくと煙が上る。そこに、ぽつぽつとカボチャのそれが加わる。
EX)
冬の頼りない朝日に、街がそれでも毎日を営みだそうとしている。
わたしはひゅうっと抜ける風に背を丸め、ゆるゆると歩いていく。
家に着いたら永谷園のウメ茶漬けとお味噌汁を食べれるのが嬉しい。
EX)
彼女は僕に向かってちょこんとお辞儀をすると、改札へと早足で向かった。
その背中から「ありがと」が聞こえてくる気がした。
EX)
時々、散歩コースを自転車で通る。一面のタンポポが今年も咲いていた。
モグと一緒に歩いていたあの道にさわさわと。
特にオチとか物語の終わりあたりに、ちょこんとオノマトペを入れると、余韻に柔らかさや広がりが出る気がする。
気がするだけかもしれないけど。
反対にしっかりと意味を伝えたり、オチをびしっと決めたいときは、オノマトペが多すぎると邪魔で余計なものになる?
ほんとうはこういうテクニックを語る時も、オノマトペは使いすぎない方が、意味がしっかり論理的に伝わって効果がある気がする。
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◇
オノマトペってのは、「幼い」とか「年が若い」というイメージはつく。
それは子供とか幼児自体が、言語獲得の時に、しっかりした単語じゃなくて、まずはオノマトペをいっぱい使うのがある。
ttps://www.youtube.com/watch?v=bJS4rpCjBgU
でもこれは逆に言うと、子供を登場人物に置いたり、子供の会話の時とか、
その子供に合わせて話す大人の感じとか優しさを出すときに、意図的にオノマトペを使うと、
その幼い感じがプラスになるかなって。
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193 名前:【4/24】 『チャイルディッシュ』 投稿日:2002/05/24(金) 00:36 ID:sw9p9ILA
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| |月火水木金| |: \
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|| |□□□│モナー君も何とか言ってやってよ!
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│…う〜〜ん、モナは面白そうだからこのままの方がいいと思うモナー。 、
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 ̄ ̄| ̄│アーヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、そうそう、モナーは話が判るよな〜
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三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三]]| | ヽ||li ヽ.|
∧_∧ \. | | ヽ ||
(,,´∀`) ∧∧ \......| /| ヽ||
o( つと) (゚∀゚*) \|/ | |
U U (__)〜 \ ?| |
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…∧,,∧ (∀・;,,) \ ?|
ミ,,,-Дミ …∧∧ ( )o .\|
@ミ,,,,,,,,ミ (,, ;゚) U U. \
〜(__ノ |ヽ \
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| そんなぁ…
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アーヒャヒャはオノマトペとして分類。幼さもつくし。
364 名前:【2/15】 『モナス・オマエモナー』 投稿日:2002/06/03(月) 19:52 ID:AGwXIPiE
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…モナのお父さんとお母さんは、『ガイシケイ』の会社で働いてるモナ。
2人とも毎日飛行機に乗れて、世界中のあちこちで仕事をしてるモナ〜
…だから、モナはじぃちゃんばぁちゃんと一緒で暮らしてるモナ。
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[二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
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| | | | | i :| | | ! | ̄ ̄ ̄| .(二二二)| ̄ ̄ ̄|! |
エニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニエニニ|___| (二二二) .|___|ニニエニ
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( ´∀) < が〜い〜しゅつは〜♪ い〜や〜ずら〜♪
o( つ \___________________/
ε (( (( (/ ヽ)
オノマトペとは違うけれど、歌とか、音楽みたいなのは、やっぱりそういう音的なものが言葉と未分化というか
一体となっているのが、子供な気がする。
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これは若い女の子にも、女性的感性のようなものを伝えたい時に、オノマトペを混ぜると、ちょっと女の子っぽい感じが出る。
でも使いすぎると、バカっぽかったり、あざとい感じが出たり、あとは作者の、作る人の作為が見えすぎる気もする。
「かわいいー」から、こいつ「萌えキャラ狙ってんな」に。ここらへんの塩梅はセンスかな。
キャラによってオノマトペに対する意識みたいなの、どれだけ使うかとか、得意なのか苦手なのか、
そこらへんでキャラをセリフから立てる、キャラ差を出す。と言うのも出来る気がする。
ttps://www.youtube.com/watch?v=FRwi4DG4atU
オノマトペを多用。音楽番組でのトークと言うのもあるのだろう。
なんか幼さとかバカっぽさとかが、良い意味で陽気で打ち解けた雰囲気を作るけれど。
悪い意味でのウザさとかうさん臭さのような「作ってる感」も感じるな。
全体的なボキャブラをどれだけ持てるかと言うのと、その使う頻度って言うか加減が、カギかな。
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505: 名無しのAA書きさん :2017/09/26(火) 22:19:13
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| フライパンでジュワーッて。
| スープとちがって、火は強めで……
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◇ 絵本 から 漫画まで
あとはやっぱり絵本は子供が読むのもあって、オノマトペが豊富。
童話的な話を創ったり、児童文学に近づくには、ここは意識した方がイイと思う。
北村薫も。「月の砂漠をさばさばと」では、やっぱり「さばさば」と言うのを使いつつ、それを「鯖」の駄洒落にも使う。
そういうクダケタ感じが出る。北村さんは歴史ものとか固いのも書くけれど、こっちの方が自分は好きだなって感じ。
あと、漫画は、効果音的に、オノマトペをいっぱい使ってる。
ただ、それを文章に反映するときに、「ガガーン、ギャギャーン」はともかく、ちょっと気を付けても、見逃しがちなのが。
漫画は「絵」というのがまずあって、だからオノマトペをその情報を背景にして生きるように置かれていること。
だから表面的に影響を受けると、オノマトペばっか使って、絵が浮かばないシーンとか、作ってしまいがちで、
そうなると「ワケワカメ」とか「こいつ厨房じゃん」的な、よく幼児と会話しているような、意味不明感が出てしまう。
だからオノマトペを意識するには、シーンを描くのが前提で、そういう視覚的な描写力を基礎にするとパワーが出る。
その視覚的な描写に、音と言うパワーを加えて、映像的な描写にまで高められるのがまた、オノマトペだと思う。
JOJO辺りは奇妙な擬音てきにそれが話題になるけれど、それは特徴的な画風と細かな書き込みによる「絵」があって、
成立するもので、その擬音だけを真似た漫画や、小説は、なんというか。かんというか。
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文芸ナイフ
「擬音語、擬態語の多用」
ttp://pearldiver.blue.coocan.jp/knife/7buntai.htm
でも、ふれられてるね。
確かに使い古された言葉は、なかなか使いどころがムズカシイ。
でも、それはオノマトペに限らず、文章そのものや表現自体が悩んでしまうポイントじゃない。
かえって、新しすぎると、ちょっと読みが遅くなったり、意味を考え過ぎてリーディングが止まってしまうかもしれない。
カンカン よりも クワーン、クォーン、クァーン?
自分はゴォォンだったな。
結局のところ、鐘一つとっても色んな種類のオノマトペで表現できるので、
選択肢をいっぱいもって、しっくりするのを選ぶ。のが理想?
そこは他の表現とも同じかな。
柔らかいにしても、「ふわふわ」「ふわり」「ふぁさっ」「ぷにぷに」「ぽかぽか」「ふらふら」「さわさわ」「むにむに」
うー、意外と自分のストックは少ないな。
色んなオノマトペの体内ストックを蓄える、日常的な生活でちょっと当てはめてみたり、
小説を読んだり、漫画を読んだり、AAを読んだり、映像でもアニメとかそういうのもヒントになるだろうし。
そこらへんのストックが豊かになって、選ぶセンスが出来てきて、
そのオノマトペがこの人らしいチョイスだねって思えるところまで行ければ、
オノマトペは武器になる気がする。
自分はそこまで行けないけど。目指してみたい理想郷。
キラキキラキラーン、ふわぁぁぁなとこ目指して、そんでぜーぜー言って、ずもももって聳えてて、ガビーンってなって、うわぁぁぁって。
うーん、いや、下手だね。自分はオノマトペ。
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 ̄ ̄ ̄ ゴ
オ
オ
ン
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リル,,゚o)∩ (,, ´,,,,,,)
とi y !ノ ノ ~`V ^つ
(.;;::::i,_)つ と_人_ 、ヘ_).
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ゴオオン ∧∧ ∧_∧
リル*〜)ゴオオン(,,*´,,,,,,)
とi y !つ ノ ~`V ^つ
(.;;::::i,_)つ と_人_ 、ヘ_).
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リル*-o) (,,*´,,,,,,)
/´i y !つ ノ ~`V ^つ
しヘ.;;::::i,_)つ と_人_ 、ヘ_).
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| ∧∧ |
| リル*゚o) ほんと、だったね |
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| (,,*´,,,,,,) な? |
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リル*゚o) (,,*´,,,,,,)
/´i y !.、 ノ ~`V ^つ
しヘ.;;::::i,_)つ と_人_ 、ヘ_).
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オノマトペの引き出しはいっぱいあった方が幸いだと思うけれど。
1作品内では、ちゃんと雰囲気に合ったり、そのムードを補強したり、上手く統一したチョイスをしたいし。
同じオノマトペでも繰り返すことで、音楽的なリズムが生まれたり、可笑しみのような味が出る気もする。
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おわりゅ。
なんかちょっとこれは隠し味にして置きたかったところもあるかなん。なんか晒してしまった。
でも見ている人少ないし、纏めることで、なんかテクニックに自覚的になったんでプラスと考えよー。
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AAでオノマトペと言ったら、「つーとジエン」の◆dpb1LbIIさんが上手いなって思うな。
つー と ジエン
ttps://2ch.live/cache/view/aastory/1018610397
サイレントでコメディーだから、わかりやすいオノマトペが第一なんだろうけど。
その配置加減が、多すぎず少なすぎず、コマと一緒に擬音が流れつつ、密かなメリハリを作っている感じが、とても好き。
-
最近書いた「いなほ祭」は、音を主題に作ったんだけど、ここを語ってしまうのは、ちょっとダメなことだと思うんだ。
作品は人それぞれに解釈や思いを乗せれるが好きで、作者がそこを主張すぎると、読者の一人(としての作者)の意見にしては重すぎる悪影響があると思うんだ。
以下長文を書いたんだけど、見苦しーので割愛。
でも、生々しいうちに書いていくのもアマチュアっぽくていいかなって。楽屋裏で一人で楽屋話って感じ。
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。 *
l /
∧_∧
XハノヘハX
(^∀^*ヾ|
iヾY ̄i )§
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄□' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
♪ パパパ パーパパーパ ペーパパ
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アイパッドからファンファーレが響く。
丸山さんだっけ、松山さんだっけ。
ともかく吹奏楽部の学生がオリジナルで録音したと言う、ナポレオンが行進するみたいなトランペットが鳴り響く。
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〇のっけから、ファンファーレで音を強調。それも素人が作った下手な感じ。これはオチへとつなげる。
-
クレープをわたしにくれープ。
へたな洒落は 止めてクレープ。
なんて、乗ってもらうと思ってたら、あまあまなのよ!
|\ /| |\ |\
イ ⌒`' | |_ wW | ヾ
ΧハヾハリイΧ γ 彡
§ n n | 三 0 〔) ミ
|イ* ∀ ノi| 彡 0 彡
リ> く川 7 ,, く
/⌒ヾ\=/ ^ゞ /ヾニ =/7\
/ \V, ) i, と⌒"
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6レースから始まったハツラツとした実況の女の子と、
皮肉屋のメガネの女の子のコンビは息もぴったりで、
これはこれでミモノになっていた。
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-
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| そんでなー、こう、わたし、怪しいイスラム人浮浪者に見えるけど、わたし女子高生なのよー。
|
| わたしたち、入れ替わってるー? って、
|
| あの巨大彗星みたいな、ワットユアネームみたいな、なんだろうな、うーん
\__ ______________
∨
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 信じるわ。
\__ ______________
∨
∧_∧
XノハヘハX ∧∧
|゚ノ *^∀) ミo-,,彡
§」- vつ と v J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄□' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-
〇この二つが序盤に仕掛けた伏線。
多くの人は主人公と二人の絡みとか。やっぱり高校編で、この二人と直接的に交流するのを予想するんだと思うし。
物語としてはこっちが王道だろう。
だけど、主人公と石田の二人にして。その二人の関係が、この「じょしこーせー」と同じような、そういうところで彼が憧れていた高校生になったんだと伝えたかった。
そのあこがれが実はしょーもないってゆー現実も混ぜながら。
そのクレープの会話は動画の会話でちょっとふれて、新海誠の映画もちょっと語らせて、その話題の連続性で、そこを強調した。
そこは描き方次第では、RAD? 新海の? とか。あそこのクレープ屋はこの高校生の間では定番で。
とか足して強調できたかもしれないけれど、伏せた形での線にした。
わかんなくても、なんとなく伝われば嬉しいし、そこがメインになるとかえって広がりが消える気がしたから。
こういう姿勢がエンタメに成りきれない自分の弱さだと思うし、アマチュアっぽさだと思うし、オナニーっぽさ?
でも、そういうの書けて発表できるのがAAだしねー。
-
格子のような、牢屋のような網状。 密閉するとネズミ臭さが籠るし、網目越しにハム君と交流できる。
↓ 餌はペレット。店員にオススメされたんで。 直接、餌を与えるときはひまわり。
↓ 食べる姿が愛らしいので。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
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| ,,=====、、 ||
| // ヽヽ ||
| (( )) i==|| ←水差し。 飲み水。
| ヾ ノノ ,i , i|
| ヾ======"" i ̄ ̄ ̄i ''-.┤
|〜~~`o`""~""P"""""""""""""""=""""="=""="="=" .- ← 床材は買うとなると意外やコストがかかる。
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ii トイレをして臭くなるので、定期的に交換せにゃ。
ウチは貧乏でテキトーなので、ちぎった新聞紙。
↑
回し車は良いのを買い直した。ハムの為と言うよりも、安物だと夜中がらんがらんと音が響くので。
占めて 5000円オーバー? タハー、ニーアオートマタ、買えたな。
……受験で遊べないけど。
〇音楽マンセーって感じだと却って気持ち悪いので、さり気なく、独りよがりな快楽のために音を立てることは騒音で迷惑のような、マイナスのニュアンスも入れた。
と言うのは大ウソ。
ただハムスターマニアだった過去を懐かしんで、描き込み過ぎた、要らないディティールに落ちてしまったコマ。
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r'⌒'〜'⌒'〜∧∧" "'〜'⌒'ヽ
( (* ゚ヮ) )
) ハV/*ヽ (
( 〈*====+〉 )
丶〜'⌒'〜'〜'〜'⌒'〜'⌒'〜'´
r'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
( _〃ッノx、 〈八 xf! ヽ )
) ミセ;- ヮ) (゚、 ゚ トソン (
( n::介n 〈::介:::::| )
丶〜'⌒'〜'〜'〜'⌒'〜'⌒'〜'´
r'⌒'〜'⌒' /] [\: ⌒'〜'⌒'ヽ
( 〈ミ〈_〉ミ〉 )
) |= =u| (
( |WWW | )
丶〜'⌒'〜'〜'〜'⌒'〜'⌒'〜'´
∧_∧
λ_λ (Д`*,,)
( ,*`ー∩┨ ┠とy/ 0
( ヽvi /
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言葉とトンカチがトントントン、カンカンカン、ペラペラぺラ、ゴッゴッゴッ。
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やる夫にギコ連の傑作をさり気なく宣伝(になってねー)
じゃなくて、オノマトペ。
言葉とトンカチがトントントン、カンカンカン、ペラペラぺラ、ゴッゴッゴッ。
ここらへんの使い方、ものすごくダラシナクテ、平凡で、凡庸で、薄くて。
だらーとした空気が流れると思うんだ。
でもその「だらー」ってのは、主人公のアパシーと、無防備で楽しい石田との関係を表すための、プラスに生きる負のオノマトペ。
ほんとかー。
-
トンカチってなんでトンカチなんだろうな
トントン叩いて、カチカチ鳴るからだろ
んなわけ、ねーだろ
λ_λ
( ,,`ー)
/ '' Vヽ ∧_∧
/ i ノ | (Д`,, )
( |-| / |-| / ヽ
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こんなダメな自分にも気が合うやつは3、4人いて、
中でも合いに合う石田とはよく一緒になって、
そのアパシー溢れるダメオーラを相乗効果で漂わせる。
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〇
トンカチ、トントン叩いてカチカチ鳴る。
ほんと、しょーもないっしょ。
前文との
言葉とトンカチがトントントン、カンカンカン、ペラペラぺラ、ゴッゴッゴッ。
との重複が意味伝達としての文章の濃度を更に下げて、しょーもなさが加速する。
いや、ここは「ダメオーラ」を読者に肌に感じさせるための、気合の入れたところですよ。
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,, U
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ジージーという羽虫。
リンリンと響き続ける金属臭のない鈴の音。
時折混じるチロロロロという少しヒグラシを思わせる響き。
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〇
そして一番書きたかったシーンは夜道のここ。
全力少年。
ショボかったんだけど。いや、ほんと、ここ自分の全力のオノマトペを含めた音の表現。
この表現をなんとかするために、リアル夜道を歩いたもん。
でも表現しきれなかったんで、動画を紹介した。
ttps://vimeo.com/362020876
動画を作ったのは、6:00辺りの、虫の声が聞こえるあたりを伝えたいのが第一の意図。
景色自体は機材とかで真っ暗で伝えられないし、スピッツやRADの曲は著作権怖いで使えないけど。
んー、虫の音なら。って感じ。
-
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なんか、こう、石田が口ずさみ始めた。
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きみをわすれないー ♪
ん?
∧_∧ ,λ_λ.
( ´∀) (,, `ー)
( `V J ( , V 0┬=
"|:::::::|:::〈 i:┯ ii
(_/ ) ;''⌒ヽー┷ 7'⌒ヽ
':;.,___ノ""""ヘ.,___ノ
♪
フフフフフンフフフフフ
♪♪
〇
その秋の虫の声をバックに、歌う高校生。ハミングする二人。
そのシーンを描きたかった。その、ここに書かなければ消えていくだろう音を伝えたかった。
歌は「スピッツ」の「チェリー」だけど、リンクは張らないで、明言はしなかった。
それをやったら作者の意図が見えすぎて萎える人もいるだろうし、
あれだな、ほんとうに感動作を創れたら、読者は調べてでも聞いてくれるだろうという、余りにも高すぎるドリーマーな理想の自己評価の故だった。
でも、有名な曲だから、なんとなく聞いたことがあって、なんとなく記憶にフレーズが残ってたら、あたりには希望を託していた。
でもでも、そこは文章でもAAでも触れる人がいなかったことは、その曲まで誘導できるようなパワーが自分の作品にはないことを突き付けられたようで。
ここまで自分語りしてなんだが、このAAはその意味では失敗作だった。結局は、理想が高すぎたのだろうけど。
ハミングでごまかしたけど。
ここらへんがスピッツの描くサクランボな青春。
君を忘れない 曲がりくねった道を行く
産まれたての太陽と 夢を渡る黄色い砂
二度と戻れない くすぐり合って転げた日
きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる
その二人の歩いている夜道、いや青春のようなものから、曲がりくねった道を連想して、石田にこの歌を歌わせ。
そこには石田の主人公を勇気づける優しさがあるし、自分自身も含め肯定しようとする甘ったるい優しさがあるし、二人を肯定しようとする腐りきった作者の、
優しさとは程遠い自キャラマンセーや、たぶん自分自身の過去を慰めようとする腐ったオナニーを投影している。
から、リンクを張ると、その紹介自体が、作品にはマイナスな、作者の生臭い湿った息が出てしまうので、控えないといけない。良心的な創作者たちは。
でも、自分はそうじゃないので、リンクをハッと公。
スピッツ / チェリー
ttps://www.youtube.com/watch?v=Eze6-eHmtJg
-
あー、ハイペースでこういうの書いたのは、なお先生が呼び水になったのは確かなんだけど。
なんかこうやって自分のケースを文章にしてみると、自分のテクニック紹介とかAAって、その思いきっり否定したなお先生の域にすら遠く及ばないのを実感。
負け犬の遠吠え。
武道家にマホトーン。
ぬかに釘。
釘のぬか漬け。
しーん。
おあとが宜しいようで。
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リアル白波亭を求めて その1
ttps://vimeo.com/365313646
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リアル白波亭を求めて その2 (全3回)
ttps://vimeo.com/365450937
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おまけ 逗子の海って感じ(前半)
ttps://video.fc2.com/content/20191010es0Ev9VY
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おまけ2 逗子の海って感じ(後半)
ttps://video.fc2.com/content/20191011sXughRP3
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こういう海辺も、自分のいる関東も、台風でヤバいのに、逃避してしまう。ダメ人間。
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リアル白波亭を求めて その3
ttps://video.fc2.com/content/20191011asVWWvAd
旅レポおわりゅ。
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はじめの一歩 101 102 103巻
はじめの一歩は、超長寿マンガだけどさ、やっぱ多くの人が言う様に、もうピークを過ぎた漫画なんだろうって。
晩年のこち亀並みに嘗てのファンの多くもアンチ化しつつ、去っていく人も多く、実際にマンガの展開も……
ここらへんうじうじ語ってしまうと、暗くなってしまうんで簡単に。
やっぱり初期はボクシングハウツーな感じと、あと必殺技や勝因に現実感があったよな。
そんで多くの人は「千堂VS一歩」のララパルーサや「鷹村VSホーク」の世界戦をベストバウトに挙げるだろうし、
輝きが何とか保たれたのが、アニメ化されたところまで。デンプシー破りの沢村戦までだろう。
それ以後はとてもじゃないがオススメ出来ない。
だけど、ベストバトルを自分が挙げるとしたら、末期に衰えつつある中で、突然きら星のように輝いた
101巻からの「ヴォルグVSマイク」でしょう。
本当にこれ、凄く、いい。
ヴォルグが絡むエピソードは、どれも面白いよね。「ヴォルグVS一歩」も、「ヴォルグVS千堂」も。
あとトレーナーの浜団吉が出てくる、「一歩Vs真田」も「若かりし鴨川編」も、やっぱり面白い。
そこらへんはアニメを見ている人は、黄金期と感じられるんじゃないだろうか。
それらの伏線が回収され、ヒートするエピソードがこの試合。
試合描写にも、一歩を輝かせた必殺技バトルの側面もアリ。
(ここは本編だとデンプシーやカウンターの扱いに四苦八苦で、勢いが落ちていくが、今回は抜群に上手い)
それに加えてボクシング描写が凄く上手くて、絵で見せてくれる。
さり気ない拳のやり取りに見える995Rの「高度情報戦」なんてボクシングの描写とかコマの進め方とか、
物凄く上手くて(たぶん黄金期よりも上手い)、泣けてしまう。
絵も迫力あるボクシングシーンとしては最高潮。
そりゃ、連載時は、休載を高頻度でやったり、やっちゃいけない誤筆(これは単行本では修正されている)をやったりしたが、
纏めて読めば、流れを感じるし、読みごたえもある。
展開も大きなギミックは先に挙げたシリーズを読んでいるファンはきっと察せれると思うけど、
そこへの展開の仕方がすげーカッコよく魅せてくれる。
手に汗握る展開と、勝つも負けるも、どちらにも散りばめられた伏線が、どちらへと傾くかのスリリングな味付けも。
これが一歩でかなり輝いた瞬間なんだけど、残念ながらここに至るまで「はじめの一歩」を知っている読者の多くが
糞展開に振りきられ見逃している試合だと思うんで、そういう懐古な人を含め、ここは読んで欲しいです。
ちょうど、ここらへんを切り抜いただろう、
ベストバウト オブ はじめの一歩!
マイク・エリオットVS.アレクサンドル・ヴォルグ・ザンギエフ IBFJ・ライト級タイトルマッチ編
ttp://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000325468
ってー総集編が、10月23日に出ます。
ブックオフで既存巻の立ち読みもし易いだろうし、そこで買うなら1巻100円でお手頃かな?
-
moonを遊びました。
何度も遊んだけれど、なんとなく里帰りした気分になりました。
当時はかなり熱狂的にキモイ感想をファンサイトかなんかに書いてて、今だと恥ずかしーけど。
一方で本当にいい作品って、キモイ感想を書かざるを得ない、客観とか理論とか置いといて、とにかくわなわなーっと放出させざるを得ないパワーがあるんだよね。
だからキモイ感想は書きたくないけど、キモイ感想を書いてしまうほどの作品に出合うことを心の底では願っている。
それは自分のAAでも、ほんとうに夢中になって良くも悪くも衝動で書いてくれた感想というか、そう書いてしまったような感想を貰えるのが、一つの理想かなって気がする。
その人から見たその人の感想を頂ければ嬉しいし、そりゃ心から自然に沸いた言葉ならどんなものでも嬉しいけどね。
自分の書くゲームの感想とかも、そこは外したくないと思っている。
んー、荒らしウザイとか、駄作は消えろとか、そういうのはキツイケドサ。
-
ってーことで、Moon、響いた曲5選(7選か)
前提として自分は音楽そのものに疎いのは、このテキトーチョイスからもわかるかなって気もするけど。
〇水の情景
無音だと寂しくて、歌を聞くとウルサイ時って、あると思うんだ。
その時に落ち着くための曲として、とても、こう、心がフラットになる。
マッサージ屋でかかってたら、すやすや眠っちゃうだろうな。
〇HORIZON
その爽やかな疾走感。ピアノのちょっとうるっとした感じ。
これジャケットも良いんだよな。moonは曲をジャケ買いするのが好きだよな。敢えて視聴はさせない。
自分はリアルジャケ買いはしたことないけど。あっ、中古ゲームならあるか。
〇銀の糸のつむぎ歌
switchバージョンで原曲から一番変わったというか、雰囲気が増したのがこの曲。
細かい音も捉えられるようになったからか、それとも収録し直したのか。
ちょっとした寂しいような切ないようなムードがあって、MD集の中にポンと入れるとイイ感じのアクセントになる。
〇父よ私に神の力をください
タイトルだけで、厨二心をくすぐるでしょう。
歌っている風景とか、民族衣装の半裸のちょっと若い原住民のような。森の中に流れる川のような。
そういう風なイメージもまた、浮かんでくる。
moonは基本的に一人旅なんで、合唱がなんか、こうギャップでしんみり来る。
〇moon trip
これはロケーション込みで。
あの深夜の酒場で、アルコール軽めなカクテル片手に、ベイカーとただ、ぼそぼそ飲み明かしたい。
たまにワンダに皮肉を言われて、へへへと笑いたい。
次点
〇kera mago
めっちゃキャッチ―で、当時はあんな歌ってあるのかって、ただ戸惑いつつ、やっぱりインパクトある。
イベント映えする。
今だとカワイイ。
けれど、散策するような時にMDとしてかけると、かえってそのキャッチ―さが大げさすぎるか……な。
〇ムツジローのTV番組で流れる曲
最初はわいわい明るいんだけど、いつの間にか泣きたくなるようなメロディーへと転調する。
旅をしていて、もうそろそろ終わっちゃうような、そんな味わい。
-
違う!
HORIZONじゃない!
SpoonJam2mdだ!
リンクはッとこ。
ttps://www.youtube.com/watch?v=GVHkM1zLjZI
こんな感じの。
なんだっけな、うろ覚えながら、なんかのAAで使った記憶があるな。
-
最近、マイブームに錬金術ブームがやって来て、去っていった?
ってんでざざーっと。
◇マリーのアトリエPlus
これ、良かったです。
あの準新作当たりの絵画のなんたらアトリエやってみて、ちょっとハマれなかったんだけど、この第一作の方が好みだった。
軽くて、すっごく感動とは違うのだけど、なんとなく暇つぶしとしては、最上にコミットする感じ。
イイ感じで手軽で、無理に萌えとかドラマとかを作らないで、ほよほよーって流れるから、
上手い事、疲れないで、だらだら続けられるというか、ハマるというか。
あるところだけ、攻略情報を調べないと、あるエンディングにはいけない感じだけど、マルチエンディングでどれも軽いんで、
そこまで結果を気にしないで、まったりと過ごせばいいんじゃない?
って感じも好きです。
一部のフリーゲーム群に大きな足跡を刻んだ記念碑的なゲームかなって感じ。なのかな。
時間をおいて、2、3へと進んでみよう。
-
しぃのアトリエの1さん退場までを読みました。
ttp://catelier.web.fc2.com/atelier/
あの、自分、山奥信者でした。海辺のニライム先生でパロも書いたっけかな。
意外とアトリエスレでもニラ茶猫スレやニライムがピックアップされていて、気にかけてくれてたのかなって、じんとしてしまった。
でもニライム先生は影も形も出ないんで、それは思い込みなんだろうけど。
確かに自分は扱いずらい奴だからな。
アトリエスレ、なんで現行で読まなかったんだろう、参加しなかったんだろう、うううと思ったんだけど、
たぶん自分のことで精いっぱい、自分のAA道をなんとかしようといっぱいいっぱいだったんだ郎。
山奥さんはアトリエから拡大を本格的に使い始めたんだろうけど、この短期間で良くあんな構図だったり、あんな角度だったり、量産できるなー。
うわー、すごいなーって
山奥さんの拡大画風に自分が近づくと、ほんとに汚い感じになっちゃいそうなんで、歩む道とは違うんだけど、なんというか
理想郷のぞきみとして。
しぃのアトリエスレ 初期拡大集をまとめてみました。
ttp://a0014028.html.xdomain.jp/atoriekakudai.html
-
余談なんですが、ついでに。
八頭身ポーズ集に、「他八頭身総合スレッド」からパクったAA集を追加しました。
ttp://a0014028.html.xdomain.jp/hatitousin.html
なんというか、八頭身はAAMZの2ch→モナー派生→八頭身からも色んなポーズを見つけられます。
そっちの方が便利なんだろうけど、こっちは自分のべんきょー(と言ったら大げさか)も兼ねてもうちょっと。
今度は本丸の八頭身総合スレッドにあたってみようかな。
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鋼の錬金術師
何というか立ち読みとか、家読みとか、けっこう散発的に散漫に読んだので、軽くしかわかんないんだけど。
◇圧巻のストーリー構成力
ストーリー構成力すげーっす。
1巻、1巻に、1つは大きな見せ場があって、ドラマを作りながら、それらが連なって大きなストーリーを展開していく。
最終章なんて、それまでの下準備、キャラ配置や掘り下げ、伏線やらなんやら、良くここまで用意したと思うし、
良くここまで爆発させながら、ノリながら、劇終まで書き終えたなー。
って他人事ながらブラボーです。
マンガ連載はそういう構成力は別として、大人の事情で、打ち切りがあったり、急かされたり、引き延ばされたり、
続けさせたり、そういうのもあるよね。
そりゃハガレンはガンガンのエースでアニメもあって、ファンも一杯いて、作者としてももうちょっと伸ばしたい誘惑ってあったと思うし。
それでも、恐らく予定通りに、ここで終えたというその潔さは、少年漫画では稀有で、美しいです。
荒川さんはハガレン以上のヒット作をこれから生むというのはそれこそ余りにキツイと思うんだけど、
それでもきちんとハガレンにさよならを言えたことで、この作品は雑誌連載よりもずっと長い寿命を獲得したと思う。
とにかく構成ね。ちゃんとキャラに死にキャラもいないし、退場の仕方も上手いし、無理に引きずらないドライさもアリながら、
「ああ、ここでこいつが!」というところもちゃんと突いてくる。
キャラも魅力だし、そのキャラが立たされるそのストーリーラインが上手いです。
ある程度のこうあって欲しいという欲求をかなえながら、こう来るかという驚きを織り交ぜつつ、出来ている。
錬金術と言えば自分は「からくりサーカス」派だったんだけど、瞬間的な爆発力、
たとえば最古の四人の村襲撃も、軍がヤバいも、それぞれの作者の色の爆発をしてくれて甲乙つけがたし。
なのだけど、全体を読むときの、このまとまった感じとか流れのうねり方は、藤田信者としては悔しいけれど、
ハガレンの方が上手い。
藤田さんは昭和テイストがあるのだけど、荒川さんは平成テイストがあるんだよな。
そういう意味で平成を代表する漫画として「鋼の錬金術師」を挙げるのは、自分も賛成したいし、
漫画の歴史にも残るような大作だと思う。
賞とかはわからないけど、後の漫画作家に与えた影響としては、すごく大きいだろうし。
あと、何というか錬金術のルールというかその背後にある哲学というか信念というか美学みたいなのがカッコいいし、
それが地に足のついた感じで身近に迫ってくるパワーがあるんだよな。
「等価交換」は有名だし「1は全なり、全は1なり」も有名だ。
あと物凄くシリアスなバックがある、イシュタール虐殺とかあるんだけど、それがいい意味で重くなり過ぎない、
読んでいる時にしんどくなりすぎないで、後で思って考えて浮かべてみると、どんどんキツイのが入ってきて、
ああああとなるような、そういうのが自分の思う平成テイストというか。
藤田さんだと、絵で「うわーきつーっ」ってなってそれが好きなんだけど、
人によってはそれがキツスギルヨウナ感じもするんだよな。
でもほにゃにゃにゃにゃらーみたいに絵と一緒に中身までかるーく通り過ぎていくわけじゃない。その塩梅。
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 「死んだ奴に会いたい」も
| 「金が欲しい」も
| 「女が欲しい」も
| 「世界を守りたい」も
| 全部”欲する心”
\__ ______________
∨
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| すなわち”願い”だ |
\_________________ /
∧,,∧
ミ,,´Дリ
(|::::::v|)
|:::::::::|
し`J _____________
/
< どれも本心から湧き上がる感情に変わりないからな
./::::::::::::::::::::::::::::::x:::::::::::::::::::::、:::::::::::::ヽ | 俺に言わせりゃ 欲に貴賤は無ぇ
/:::::::::::::::::::::::::::::// l:::::::::::::::::::ヽ \_____________
//::::::::::::::::::::/ / |:::::::::::::::::::',
. /::::::::::: , ::/ / / l、:::::::::::::::::::l
/:::::::::/}:/ /_/_x---‐ ヽ:::::::::::::::/
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:/ .|::/ ) ∧// / | 「欲」っつーもんに
l ヽ、 ∧:::ヽ / < えらそーに格付けするから
| √::l l:::::::ヽ | 人間ってのはややこしーんだよ
| r 、 ____ / /l |::::::::::::ヽ \_____________
.l ``ーニ≧〜_ノ ノ///∧::::::::::::::::::ヽ ガハハ
ハ  ̄ ///////
ヽ ,....<////////
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リ;-oリ おめーは もーちっと 節操 持てよ
グリードが好きだな。なんか最初嫌な奴だったんだけど、嫌な奴なまま憎めなくなってくる。
彼、グリード(強欲)が一番欲したものとは……
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◇現像劇と表現の形
鋼の錬金術師の群像劇とかでふと連想したんだけど。
ハガレンがたぶん少年漫画の群像劇の限界な気がするよ。
からくりサーカスの登場人物数と巻数だと、ストーリーにきしみが生まれたし、少年漫画という枠を悪い意味で超えそうで、やっぱりギリギリを超えてしまったような。
うしとらは上手いこと着地して、そこも少年漫画としてのギリギリなんだろう。
そうなると、漫画史上最大の登場人物数の群像劇を目指す、ハンタの王位継承戦とかヤバいんじゃないの?
既に文字を中心にした感じが、もういいからライトノベル的な小説でいいから生きているうちに完成させてくれ、っていう悲鳴をこちらがあげたくなるくらいに歪みだしてた感じだし。
休載期間を入れると群像劇だと、あのキャラすっかり忘れてたわ、漫画の展開からじゃなくて、リアル時間の経過による忘却で、とかなりそうで。
富樫さんは幽白で、妖怪大戦争のような群像劇を書こうとして死ぬほど追い詰められた過去があったよね? それよりも超スケールの今回は修羅なんじゃないか。それをリベンジするのか。
AAはさ、どうなんだろう?
世界制服が大人数を出したけれど、それはエイト編で大きな流れはなんとか完結して、それ以降は続いたのかな?
アトリエスレも多人数だったけど、あれはマラソン的に進むのかなって感じがありつつ、やっぱり山奥作者さんの負担がキャラが増えるごとに厳しくなっていったのが見て取るようにわかるし。
個人でやったのは、なんだろう?
EVIL EYEかな。HOLYEYEは更にスケールを広げているよな。あの人数さばけたら凄いけど。でも、他人事ながらヤバさも感じます。
ラスボスも群像劇っぽく展開したけれど、なんとなくメインメンバーみたいなものと、こうスケールを上手い事まとめたというか、展開できそうな感じはするけど。
ラスボスもやっぱり作ってたかは分かんないけど、休載期間を入れないとしんどいのはなんとなくわかる。
北欧も群像劇っぽく展開したけど、エターナッタか。
群像劇ほどじゃなくても、多人数劇で上手いこと各キャラが活きて、死にキャラを出さなかったのが、AAレンジャー?
あー、気潰れの人のマカロニウェスタンのようなのも結構キャラを出したか―。でもやっぱり作風もあるけれど、あぼーんをある程度させないとキツイか。
自分はシードフォーホープで群像劇を書いたかな。
でも、あれは、ほんと書いていてギリギリだった。あれ、週間連載の形で投下したけれど、ストックとか貯めまくってた。ストーリーの元の小説はAAの前に最後まで書いてたし。
いやー、個人的に群像劇は好きだけど、書く身になったらしんどいよなー。
やっぱりそういう意味で群像劇を書く人はハガレンは教科書になると思う。
反対に、アドリブで広げってったら、群像劇になり過ぎて、収拾がつかなくなりそうな感じは、>>745の蔦葛木曽棧を読んだり、幽白の魔界編を読んだり、断筆のように無理やり終わらせるのを見て、それでも後世には残るのだと心を励ますとか。
ライトノベルはロードス島戦記なんて、バーンの時は上手く行ったけど、新世代に主人公をバトンタッチさせようとして、やっぱり人気も勢いも落ちてしまった印象。
ゲームはタクティクスオウガが群像劇でとっても良いです。その松野さんでさえ、FF12の規模になるとエターナッタ。(ほかの人がリレーしてゲームは完結はしたけど)
あとはサガフロ2? FFT?
最近だとFE風化雪月が群像劇でギミックも含めて、すっごく上手いです。
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ああ。
なんか深夜にぼんやり考えながら書いたんで、読む人にとってはひじょーに読みづらく、何を言いたいのか分からない駄文になってしまい、すいません。
なんとなく考えを整理しながら書くのが、このスレでのテクと余談の形になっちゃったんだけど、今回のは特にひどいと思います。
でも読んでしまった人はそんなに居ないと思う。3人いたらラッキーなくらいかな? そんなあなたにごめんなさい。
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動画です。
これ、まっ黒なんで、やばかったり、ムズムズしたりしたら消すと思います。
キミはともだち
ttps://video.fc2.com/content/20191018Gt1VeZYX
うーん、自分はドライというかハチュウ類な人なんで、でも、だからこそ、こういうものに焦がれ憧れてしまうのかなー。
なんというか、こういう形のAAというのは、拡大やらゴンゾウやら、そういうのに囚われるんじゃなくて、こういうのをなんとかしないと、なんというか、わかんないや。
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◇ダブルスタンダードとキャラクタ
学園モノで、憎まれ者の教師を置くとする。
ただ不潔だったり、嫁をこき使っているキャラや、説教ばっかりするキャラを描いて、その先生役を悪役にしようとしても、
なんとなく感情移入しずらい。
変わった奴からなかなか殺意への変換がムズカシイ。
でも、ダブルスタンダードを使うと、そこらへんの感情移入の幅が生まれやすい。
他人の〇〇は駄目で―、自分はOKとか。
生徒に「掃除しろー! えらくなれないぞー!」と言った教師が、
自分の部屋は全く手つかずで、嫁に全部任せている。
「この制服はなんだ。このスカートの丈はなんだ。みっともない!」と叫ぶ、無精ひげそのままの先生。
「お前、その態度はなんだ、社会ってのはお互いに個人を尊重しあって出来ているんだ」って、その生徒を見下した目で説く先生。
というのは腹がたつ。嫌な奴って思う。
反対に言えば、キャラが立っている。敵役としては実に生きている。
また実にリアルに居そうな感じがする。自分の感じ方だと。
更にダブスタを突き詰めれば。
「お前、違法サイトで非合法的なことしてっから取り締まれ―」って言ってる教頭先生が、
「一方で自分はエロサイトで商用のレイプものをタダで見てウホウホしている」
のようなところまで行けば、例えば独り、部屋でエロサイトを巡るシーンに、書き方によっては、
敵役だけど、どこか哀愁のある哀れだったり、ちょっとコミカルな皮肉交じりのユーモアを出せる気もする。
キャラを作る時に、ギャップを作ると効果的と言うが、ダブスタってのはその人の価値観に矛盾やギャップを作ることで、
その意味でギャップの深度が深い気がする。
単に「月間クルヨ」という名前なのにアンラッキーな人。だからギャップがあるよりも。
わたしはアンラッキーで悲しい。だけど他人の不幸は蜜の味。のようなギャップの作り方の方が。
「改稿の鬼」と呼ばれた人だけど、優しい人。だからギャップがあるよりも。
どんな漫画でも全てその人の作品だからその味がある、それが受け入れられる優しい社会が理想。ネットなんてすばらしい。
だけど、あなたの漫画こそ素晴らしい。もっと世に広がる必要がある。わたしはプロの雑誌の世界を知っている。だから。
わたしは「改稿の鬼」になる。
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◇ダブルスタンダード?
ダブルスタンダートがあると、味方キャラも敵キャラになりやすいかも。
反対に敵キャラが上手いこと、味方キャラになるかもしれない。
たとえばJOJO。
スピードワゴンは貧民街に向かう旅人をさんざんに襲って、略奪している。
ジョナサンをさいしょに襲撃したのは自分ら。
だけど、ジョジョに敗北して、同時に彼の高貴な精神を知って。
他の住民がジョナサンに攻撃しようとしたときに、「その紳士に手を出すことは……このスピードワゴンはゆるさねぇ」
と激怒して止める。
その相矛盾した感じが、かえって人間らしく、仲間キャラとして出てくるときに最初から仲間よりもずっと、こう親しみがわく。
たいてい、「ダブスタだろ! こいつ!」って世間話でなる時に、こうなるけど。
他人の〇〇は駄目で―、自分はOK。
だけども、スピードワゴンのように、ちょっと自分から離れて。
こいつが〇〇するのはいけないけれど、あいつが〇〇するのはイイ。
こいつには〇〇するけれど、あいつには〇〇は駄目だ!
過去に〇〇したけれど、今の自分には〇〇は許せねぇ!
という。これは何と言うんだ郎。ダブルスタンダートというのだろうか。なんて言えばいいんだろう。
そういうギャップの感じは。
他の男には色香を使って惑わせて利用させてもらえるけど、ルパンは特別なの。そりゃルパンも利用させていただくけど →ふじこ、ルパン
他の女はナンパしたり、軽く生きているさ。だけどあいつだけは特別なんだ → いろいろ
俺は特別なんだ。村の子供みんな俺を尊敬してるんだ。なんだ、お前、仲良くしてくれよ。たのむよ、いろいろ頑張るから → 布団祭り
女の子に悪態をつく。「この植物マニアめっ 」 だけど他の人が女の子を批判すると、ちょっと怒って説教する。→ 流点観測
ここらへん、〇〇は●●だけど自分だけは例外だ、の「自分」というものから離れて、
あいつのためとか、自分はあいつが好きだから、とかもうちょっと飛び出すとイケる気がする。
このギャップのつけ方は、価値観のギャップだろうから、なかなか表には出てこない。
「ついてない洋一」だけど、ラッキーマン。のようなキャッチ―さや分かりやすさはない。
でも、ここのギャップがストーリーで上手く「描写」されると、ドラマも生まれるし、ストーリーも引き立つし。
それはキャラの魅力にどうなんだろう?
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◇ダブルスタンダードとスタンダード
でも、全員のキャラにダブルスタンダードを練り込んで描けば、深くなって良くなるかというとそうでもない気もする。
改心したスピードワゴンは、悪役のディオに「ゲロ以下のにおいがぷんぷんするぜー! こいつは生まれついての悪だ!」
と言っちゃう。自分の悪役だったのに。
でも、なんか青春で孤独だったジョナサンにとても人間らしい仲間が出来て、読者としては嬉しい。
でも、ゲロ以下なのにディオというキャラはものすごく悪役としてチャーミングで魅力がある。
それは彼には揺れるようなものが少ない、生まれついての悪で、徹底的に悪で、支配者になろうとしている、
頂点に立とうとしている。それが貫かれている。哲学のように、美学のように。
スピードワゴンの発言で、一時的にスピage、ディオsageになるが、その生まれついての悪を徹底的に描くことで凄みが出て、
そこに夢を感じた敵キャラたちは彼についていくし、読者ファンも獲得していくディオ株大幅ageへと転じる。
ここはダブスタ気味のスピードワゴンと、スタ気味のディオが対置されることで、
その魅力をそれぞれ引き立てている。
ダブスタもスタンダードのキャラも使えて、それがこう、効果的に作中で絡まっていけば、面白いよね。
でもでも。
ダブスタ同士の人の絡みだと、なんかうじうじするかもしれないし分かりにくくなるかもしれない。
でも、上手く行けばどう転ぶか分からないスリリングに策略的な話を創れるかもしれない。
スタンダード同士の絡みだと、なんか単純すぎてつまらなくなっちゃうかもしれない。変化が大雑把で読みやすくなっちゃうかも。
でも、上手く行けば青春ストレートが眩しい話を創れるかもしれない。
ダブルスタンダードとスタンダートの絡みもまた、それは作者の腕次第なんだろう。
と言いつつ、どうなるかよくわからん。
そうだ、スタッカートだと。
クレアVSジョン・R戦は、こうなってんのかな?
クレア(ダブスタ気味)
すっごく怒った、やっつけてやる!
だけど、殺しちゃうの怖い。
ジョン・R(スタ気味)
敵でも味方でも自分の為ならためらわず殺したる。
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◇対立する二つ(以上)のスタンダード、価値観
だけど、これらの中で決まるのではなくて、どちらが良いかと優劣を決めるのではなくて、
これらがぶつかった先に、悩みぬいた先に、はみ出したものとして、答えを導く。
ここらへんはアウフヘーベン? ようわからん。
沢山の価値観があって。
どれも大切。
ハガレンなら。
「賢者の石が欲しい。だから錬金術を極めたい」
「二人で元の体に戻ろうって誓ったんだ」
「誰かの命を犠牲にするなんて」
ってところでドロドロして、どれも決められない迷いの時間を作って。
それで第三の答え、第四の答えを、最終的に描いて、カタストロフどーん。
ってのが、素敵な話の組み立て方な気もする。
あー、わからん。自分で、こんなん今まで意識した事さえないよー。
自分のわけわからん雑談は、上手にアウフヘーベンできませんでした。すいません。
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なんとなくだけど、これからクリスマス用のネタを作ってみたい気がしてきた。
なんか5、6人くらい見てくれたらいいなって感じの、クリスマス会みたいな感じで、3、4個、短編ネタ用意して、当日に投下するの。
いや、今からクリスマスの予定空いてるのわかるなんて、人生絶望過ぎるだろう。
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日暮里に行ってみました。夕焼けだんだんみたいな。
行った理由はランプ作り体験をして、構想中のランタンの話に使えるかなって思いついたからなんだけど。
思ってたよりもずっと面白い町でした。
なんか、最近、(違法)動画ばっか作ってる感じ。
ttps://video.fc2.com/content/20191023EsBt2PzC
ttps://video.fc2.com/content/20191024mZGnNSmA
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あと、3つ。
ここで「台所のおと」「きもの」を紹介したこともある幸田露伴の碑と、ネコの店2つ。ハンバーグは関係ないっす。
なんかリンク張れなくて、この動画一覧が張れたらいいんだけど。
ttps://video.fc2.com/account/31087092
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またまた動画っす。
いや、AA作れって?
これは密かなAA布教活動と共に、後の為の取材なんです。
そういえば、視察と称して、金を散財して、遊び惚けている人って、なんかアレですよね。なんて自分みたいな大人にならないでね!
かぼちゃのカレー
ttps://video.fc2.com/content/20191025uPkSAXBZ
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いや、今回はすごくおススメですよ。
ただ、自分の作風とは違うし、これ、下手な自分とかが真似したらしょーもなくなるだろってね。だから買わなかったけど。
でも、読み物として物凄くイイ。ミステリとか好きな人もヒットするんじゃないかな。
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LIAR GAME 椅子取りゲーム(11、12、13巻)
◇国盗り合戦としての椅子取りゲーム その知略の果てに
感動してしまった。立ち読みだったけど、うううううってなったよ。
LIARGAMEは数字のテクニックのところで最初の方を紹介したけれど、
ものすごくストーリーの構成とか運び方が上手かったのが印象的で、
中でもこの椅子取りゲームは、とにかくそれが冴えわたっている。
椅子取りゲームって言っても、ちょっと地元票があって浮動票を如何に集めるかと言った、選挙戦が展開されているように見えて、
根回し、裏切り、取り引き、いろんなものが行き交って、
心理戦や策略を書くこのLIARGAMEの本領発揮でしょう。
これさ、バカVS天才なら、書きやすいし、「あいつ馬鹿で―」って言ってわたし天才なお先生なの! とかは描きやすいよ。
でも、その三陣営のリーダーそれぞれがメッチャ頭いいの。それぞれ先の先を見据えて動いているの。
それでいて考えの根本とかがちょっと違うの。
この策略をめぐらしてぶつかり合うバトルは、すげー見応えがある。
さいこーに面白い。
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◇漫画だからこそ
絵面的には、第一巻の札束ドーンとか、そういう飛び道具が無いけれど、
いや、これはこれで物凄く、漫画としての表現を使って、駆け引きを中心に書いてくれる。
この話はドラマ化されたかもしれないけれど、たぶん映像だとわからなくなると思う。
ちょっとの間、どうなるかっていう推理とか予測をする時間を作ったり、状況を整理する時間を作ったり、
画面が止まらないと味わえない作風なので、やっぱり紙媒体じゃないと活きないんじゃないかなって。
反対に、小説だと、椅子の番号とか、各メンバーの特徴とか、そいうのがビジュアルじゃなくて文字で説明しないといけないから、
かえってまどろっこしいテンポになって、つまらなくなると思う。
ちゃんと、漫画だと、ところどころで状況を絵図みたいなビジュアルにしてわかりやすく描いてくれるので、あれだな、何も考えないで読んじゃうわけじゃないなら、
複雑極まる状況も、置いてけぼりにならないで、息を弾ませながらも、追っていけると思う。
ほんとうに、これ上手いなって思う。
ハンタの初期のHUNTER試験とか後期の選挙編とか、あそこらへん攻めたなーと思うんだけど、
このLIARGAMEの椅子取り編は絵的な迫力は負けるが(そこは重視してないんだ郎)、ストーリーの二転三転するうねりで魅せてくれるし、
その最終的に行き着く先が、あまりに凄くて鮮やかで、うわーってなるー。
作者、甲斐谷忍は頭脳派、技巧派で、とにかく頭の良さと微妙な心理学的なもので勝負するのが上手いなってONE OUTとかで思ってたけど、
この彼の良さがものすごく上手く絵とストーリーとして立ち現れた回だと思う。
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天皇賞秋 パドックのアーモンドアイ
ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm35876263
そういや、自分もギャンブルしてきました。
あの、なんだ馬券は買ってないし、普段も滅多に買わないけど、この動画はギャンブルだろ。
9時ごろに行って、ひたすらに待って、なんか最前列のスペースを何とかと思ったら、なんか他の人と微妙に一人分のスペースが被っちゃって。
ジャンケンしようとか、半分ずつ見ようとか、いろいろ話し合ったんだけど、最終的に譲っていただいて、この動画を撮れました。感謝。
資料的な価値としてはあると思うんだなー。たぶん、自分のくだらないAAたちとかと比べて。その。
でも、ながーいので、興味ない人はもう途中でドロップしてください、って言わなくても、見切っちゃうだろう。
ただ1万円くらいのデジカメだと、超本格的なカメラっ子たちの前では浮いてしまい、画質で言っても見劣りしまくったんで。
やっぱこのデジカメはサブにして、メインのものでもうちょっとイイモノを買おうと。
Canon コンパクトデジタルカメラ DIGIC7搭載 1.0型センサー PSG9X MARKII(SL)
をamazonでポチリました。あんまり場を威圧したり、人を引かせない雰囲気の、軽いカメラが欲しいんだけど、それで高性能を求めるとこうかなと。
お値段のギリギリというのもあるんだけど。45000円だろう。たかー! いやー、カメラ負けしちゃうだろ。
でもカメラはけっこう二台も買うのマニアだろーとか笑ってる方だったけど、実際ふれてみると、違ってくるもんだねぇ。やってみないとわかんないねー。
でも、んー、馬券でどーこーで金使うよりは、やっぱりそういうところで投資というか愛情を表現し台湾。わんわん。
わけわかんねー雑談でスマン。
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あああ、ニコニコにやると画質、音声が更に下がっちゃうのか―。
vimeoでもやってみたけど、こっちの方がレース時の歓声とか空気みたいなのが伝わる気がする。
ttps://vimeo.com/369785151
でも、vimeoだと一度にアップできる容量制限と週間の制限があって、こういうの全部入りをアップは(無料では)出来なかったりする。
あと、今はFC2動画も使ってるけど、ここはけっこうイイ感じだけど。でも容量制限もニコニコよりはきつい。
よくわかんないから、利用するだけ利用しちゃおう。
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,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは新しく高いカメラを買っていたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにかストーカー動画を撮っていた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ ttps://video.fc2.com/content/20191104nnHSztUX
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ
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毎年開催状況が可変する変則大レースなのになぜかノドカな雰囲気なんでだろう
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>>932
いやー。浦和競馬場、いつもからは想像できない盛況ぶりでしたよー。
始発で行っても、既に開場前から行列があって、スタンド席を確保できんかったくらい。(徹夜組もいたらしい)
だから、パドックにしがみついたんだけど、そこも満員だったYO。
でも、浦和競馬場のパドックって、馬と人の距離がめちゃ近いんで、菜七子とか武豊とかスタージョッキーを最前列で超間近で見れて、ミーハー的には嬉しかった。
そんな熱狂が伝わらない のほほん動画になってしまったのは なんでだろー?
やっぱ撮る人のダラケタ感じが伝わっちゃうんだろうかw
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そういや、モナカラ動画、作ってみたんだ。
谷山浩子 たんぽぽ
ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm35895071
あと、もう2つモナカラ動画作ってあるんだけど、クリスマスネタなので、クリスマス当日に公開しようかなって。
あとは最近ごぶさたになっているAAもクリスマスに合わせた構想と元ネタがあるので、それが3つか4つくらい作れるか?
今からやってみたら、どうだろうなー。間に合うかなー。
それくらいできたら、クリスマス当日の、独りAAクリスマス会とか開けるかもな、とか思うんだけど。
んー、あんま期待しないで、んー、なんとなく。
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拝見させていただきましたぜっ!!
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ありがとん。
モナギコ動画を作ってみたいんだけど、なんか浮気もしつつ、うわの空で迷走している。自分。
でも、もともとまっすぐ歩くなんて出来ない人じゃん。自分。
いっしょう、迷い続けるんだろう。
なんとなくモナギコ布教もかねて旅日記的に動画を作ってみた。
東武動物公園 探訪記
ttps://www.youtube.com/watch?v=Ta8YrFk3tFg&t=3s
ふつーの人でも、引かない加減のAAの使い方は、まだわかんないんだよなー。
東武動物公園 バードショー〜Flap the wing〜
ttps://www.youtube.com/watch?v=4KvI8WoMh2I
でも、これみたいに加工しない方がイイ気もするんだよな。
うーん、なにげに、猛禽類に体当たりされてますけど。
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巧舟氏が『逆転裁判』と『大逆転裁判』のシナリオやトリックの作りかたを解説【GCC’18】
ttps://www.famitsu.com/news/amp/201804/03154881.php
サスペンスとミステリってちょっと違うんだねってところから、けっこう面白い内容だったな。
トリックの作り方なんて、ミステリ以外でも応用できるんじゃないかな。
既存のアイディアを組み合わせてみると、それがオリジナリティになるとか。
2ch版逆転裁判
ttp://netlife5.nobody.jp/flashdetail/gyakuten.htm
この第一話の組み合わせは「時差トリック」と「置物が喋る」なんだけど、確かに一方だけではインパクトが弱い。
でも二つが組み合わさっているだけじゃなくて、それが上手いこと物語の山場、事件が解決するクライマックスで「置物が違った時刻をしゃべる」っていう魅せ方で魅せるんだよな。
たぶん、この講演みたいに、ただ組み合わせたからパクリじゃねーとかじゃダメで、いかーにうまく組み合わせるか、必然的な接着というか、混ぜ具合があってはじめて、オリジナルに感じるだろうなって。
うーん、自分が組み合わせたものってなんだろう。
「湊町のカボチャ売り」は海ものとカボチャという組み合わせは、今から思えばかなり奇跡的に上手く行った(ビジュアル的にも)ような気がするし。
あとは、クックルのシュールと閉鎖的な村物語とか、レースバトルを組み合わせたり。
ウイユヴェールのシリアスなサスペンスと、キモイコメディの八頭身を組み合わせたり。
でも、カクテルバーとSFを組み合わせようとして失敗したり、児童文学とナチスを接着しようとして失敗したり、券売機と三角関係を組み合わせようとして失敗したり。
失敗ばっかりだな。
もともと、アスキーアートと小説的な文章を組み合わせる、というところで上手く行ってないのは自分でもわかっていながら誤魔化している部分があって、
そこでこれが自分のオリジナルだぞーって言えるくらいの手ごたえのある作品を作れるかってのが、難しーけど。
そんなん考えても、書けなくなっちゃうし、こういうのは描いてないときの暇つぶしみたいなもんなんだろうね。
書いてるときはそういう計算は消えて、だいたいハイテンションで夢中になってる。
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
ヤバいっす。これ。自分の琴線にすげー響いた。この年でこんなんで泣いてたまるかって思ったけど、それでも涙をこらえきれんかった。
児童文学をバックボーンに骨太なところもありつつ、すみっこぐらしのゆるさやだるさも存分に発揮し、雰囲気も良いし、その雰囲気でごまかすんじゃなくても、ストーリーもキャラもイイ。
んー、これは自分のレビュアーとしての信頼があるとしたら、その全てをはちょっと迷うけど、95%をかけておススメしたい、傑作です。
いいですね、すみっこ、すみっこ、すみっこぐらしー♪
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あの、文章で、ちょっと難しいとか分りにくいように曖昧にぼかすことで、「あれ? なんだ、これ?」と考えさせたりして、余韻とか余白とか、
よくわかんない深さ、とも違うな、味わいみたいなものを増す、という書き方があって。
そっち方向に流れる傾向が自分にはあるのだけど。
もう、多くの人が読んで明快に伝わる、「これこれがこうだよね」ってtベースがしっかりしていて。
それで明確に一つ一つのパーツというか要素が伝わるから、それを土台に「描かれてないけどこれこれはこうなのかな」とか「もしこうなったら」とか、そういう感じで、
味わいを出す作品ってあるじゃん。
ドラゴンボールの天下一武道会なんて、かなり輪郭はっきりに作ってるけど、それだけにエンタメとして誰でも楽しめて。
で、たぶん、多くの読者は「こいつとこいつが戦ったら」とか「こういうキャラが出ていたら」とかマイ天下一武道会を脳内に描いて、それは余白とは違うかもしれないけど、広がりだよね。
それで、やっぱりドラゴンボールに関して、色んな人が語り合えるじゃん、国境とか超えて。
そういうのに憧れるというか。
すみっこぐらしも。すごくわかりやすいんだけど、いろんなことを考えたり、イメージが入ってきたり、「わかりやすく、心の中で広がっていく」んだよね。
そこが子供でも大人で楽しめるところというか。
そういうのは自分の気質とは反対にあるものかもしれないけど、とても憧れてしまい、憧れてしまったからには追わなきゃいけない。
今年から数年をかけての文章とかストーリーの目標になるかもしれないな。
いや、これは気分が高揚した今だから湧いてきた、やる気スイッチだから、あとで「やっぱり違うな、今まで通り」となるかもしれないけれど。
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もちろん分かりやすくといっても、
描写や雰囲気で伝えようとしていたものをいちいち「説明して」わかりやすくする、というのはしたくない。
それをしちゃったら、だめだ。書いとこう。
だから的確にしっかりとムードや描写でわかりやすく伝える、ということになるのだろうけど、
いや、それ、すげー、ハードル高いぞ。
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>>922
で妄想してた、クリスマス会だけど、なんとなく形が見えてきた。
実現できそう……。
今
モナカラ動画を2つ。
AA短編を3つ。
プラスアルファ
のストックがあって。
あと、短編一つは何とか作れそうで、ちょっと微妙なのがメインになりそうな短編集なんだけど。
締め切りパワーで書けるかもしれないし、未完成なら未完成で、それも手作りでアリかなって。
そんな感じで、12/24か25に「クリスマス会」を予定しています。予定していると言っちゃおう。
コネのある人ならゲストとか呼べるし、参加者も広く呼び掛けられるんだろうけど、そういうの放棄している自分なんで、
んー、なんか気になった人は、リアルライフでさ、恋人や夫、妻、家族とかさ楽しんでクリスマスを過ごしながらでも、ちょっと気にかけていただいて、
あとでちらっと見て、こいつ、寂しい人生だなって笑えるような、
そういうクリスマス会を開催できたらさ、って思うんだよ
そんな感じでちょっと自分に自分で追い込みをかける意味でも、ちょっとこんなん語ってみたよ。
なんか推敲してないんで、乱文でごめんなさいね。こんな文読んでくれたあなたなら、後日でも追ってくれると信じて、走ってみるよ
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ほんしょーじょしゅみ。
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赤毛のアン(シリーズ)
◇赤毛のアン
古典作だけど、なんだ、日常系作品として、この昔の時代にしっかりと描かれていて、
それも異国の日常なので、教会の風習とか、カナダの自然とか、そこらへんも面白い。
やはり、アンが可愛いというのが第一で。
この可愛さは文章だから出るものだと思うし、その筆致とか景色や空気の中にあって、
イメージとして広がる可愛らしさだと思う。
なんか、CMとかドラマとかパロディとか、有名なアンの少女時代だけど、
やっぱり小説として読むのが、一番、その魅力がわかるんじゃないかなー。かなかなー。
文章は少女趣味というか、過剰な修飾を感じないわけではないが、
それが新しい世界を見つめる、メルヘンに浸りがちな、少女アンに、とても似合っている。
この小説というか、アンシリーズのハイライトは、その美しい情景描写にあると思うのだけど、
そのピークが冒頭の冒頭、グリーンゲイブルズをはじめて訪れるシーンで、きらめく。
もちろん、そこには作者の強い郷土愛があると思うし、
やはり自分が田舎に求めるものの理想みたいなのが上手いことそこにあるのかなー。
綺麗ですよ。
ニューブリッジの人々が「並木道」と呼んでいるこの道は長さ四、五百ヤードで、
何年か前に、ある風変わりな農夫が植えた巨大なりんごの木が、ぎっしりと枝々をさしかわして立ち並んでいた。
頭上には香りたかい、雪のような花が長い天蓋のようにつづいていた。
枝の下には紫色の薄暮が一面に立ちこめ、
はるかさきのほうに、寺院の通路のはずれにあるばら形窓のように、夕やけ空が輝いていた。
(赤毛のアン 新潮文庫)
ここは修飾がけっこうあって、一読目で入りきらない人もいると思うんだけど、(自分はそうだったのだけど)、
色とか景色とかを脳内でイメージしながらアラタメテ読むと、
色彩の広がりとか、自然の配置が、一枚の絵画のように浮かんでくる。
この脳内絵画は、たぶんね、文章だから出来るパワーだと思うし。
そこから小説の文は、もうちょっと情景が続くので。
映像として浮かべれる人はたまらんと思う。
アンの人生はきれいごとだけじゃなく、時に影を帯びながら、それでも明るく夢を忘れない歩み。
その始まりが輝く一冊。
-
◇赤毛のアンシリーズ
「赤毛のアン」はシリーズとして、11冊ある。
それも1冊のボリュームが多めの、一大人生物語だ。
ただ、自分がアンの生涯として楽しめたのは、「赤毛のアン」「アンの青春」「アンの愛情」「アンの幸福」「アンの夢の家」まで。
中でも、アンの愛情は好きです。
なんか墓場のシーンとか妙にムードがあって、そこに行ってみたい感じがしたし。
学生時代の女の子たちの共同生活とか、その空気とか、わちゃわちゃした感じがイイなって。
あとは「アンの夢の家」。
これは港町とか海辺が舞台になってるので、海が好きな自分は楽しめた。
でも、ここらへんから、アンのビルディングストーリー(成長物語)は完成されてしまい、物語のダイナミックな部分が後景になっていく。
以後は、短編集の形のようになったり、別の主人公を中心に、わきのわきにアンを置いて物語はつづられるが、
「アンシリーズ」として読むと、ちょっと物足りない。
作者モンゴメリの短編集としては面白いとは思うので、あまりアンとしては期待しないで読むのがイイなと思う。
んー、なんだかんだ言って、大きな長編だと思うので。
あと、一気読みするタイプじゃないシリーズだと思うので。
自分はこれを読破するのに一年ちょっとかかった。
実際にオススメするとしても、ゆっくりと読んでほしいなって思うよ。
そこまでガッツくようなドラマじゃないし、暇なときに、ちょっとずつ溶かしていくような。
そんでも、第一作の「赤毛のアン」はとにかく素晴らしい作品だし。
その読後感次第で、合っていたら、「アンの夢の家」まで追ってみたら、って感じ。
全作を読んでも教養としては良いものがあると思うけど、義務感で読むのはね、うーん。
あくまでも、モンゴメリやカナダの田舎の世界を、もっと追いたい人は……という感じ?
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今回、「岩泉舞」の「七つの海」について、ちょっと分析込みの感想をしようと思います。
基本的にネタバレですので、これは未見の人には作品の持つ楽しみを減らす類のものです。
紹介ではないです。むしろ読んだ人向け。
ので、「七つの海 岩泉舞短編集」をあらかじめ目を通して、自分なりの見解をもって、ここからは読んで欲しいし、
出来ればその時のあなたの意見を聞ければ、掲示板に書き込む意味はあるかなと思うのですが、
ここはすげー過疎なんで、それはムリポですよね。
そういうのは諦めて、自分の考えを整理するために。一日潰すつもりで。
「七つの海」はネットで合法で無料で読めると思うし、自分のレビューの限界って短編で、長編は無理なんで、
あと傑作過ぎないとかね、そういう大人の事情込みで。
今から自分も読んでみますね。
「七つの海」
ttps://www.mangaz.com/book/detail/74341
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ふろん/分解
◇電波のように見えて、実は周到な構成
最初のコマ、伏線が入っている気がします。
ふろんと言うタイトル。そこに呼応するように「え?」
そのページ内で、「どこかで聞いた声だった」と主人公は語る。
これは最後のページでの、
主人公の呼びかけ「八重垣さん!」
気のせいか…どこかで聞いた声なんだけど。
と通じる。
だから見えない誰かからの呼びかけで、「ふろん」と呼ぶ人となると。そこから推測できるのは。
中盤に明らかになる幽霊さんの呼びかけなのだろう。
それを聞いてか、いや聞こえちゃったからか、こうなっていくという前振りなのと同時に。
最後に声を聴いた八重垣さんも「また消えていくのか」、という怖い予感を含んだオチなのだろう。
(実はここ、今回読み直すまでわかんなかったんだよな。ただ、主人公が気づかれないのを描いただけだと思っていた)
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◇君の名は?
幽霊は問いかけます。
「いったいどれがあなたであって あなたでないの?」
他の人にない「あなたらしさって何?」
これは実は多くの物語、とかくアイデンティティや所属や自分探し系の物語では大きなテーマで、
その解決が物語としての王道で、それが少年漫画だと思う。
その答えが
「どうすりゃ助かるかなんて……わからなかったわよねえ!」
そのまま幽霊として消えていく。
ヤバい、答えられない。無いというのが答え。
それは正に物語としては不完全なオチのようにとらえる人もいると思うんだけど、
実際リアルでどうなんでしょう? 答え見つけれる人いますか?
見つけられないから、それを叶えてくれる漫画の主人公に夢をみる中学生だっているんじゃないですか?
答えれる人もいると思うんだけど、答えれない人もいるんだよ。
「ふつーの中学生だよ、悪いか?」としか。
そういう人に刺さる物語だし、だから不気味だったり肌触りが悪かったりして、気に入らない作品になるかもしれない。
でも実は、それを解決する作品を見て心が感動するよりも、
「ふろんのような人になりたくねー」、
これは誰もが思うんじゃないかな、そういう気持ちを発奮して「俺はこうなるんだ」と思わせ勇気づける。
そういう意味で少年に読んで欲しい作品だと思うし、大人向けなところもある気がする。
もちろん、「やっとわかった、My Name Is……」に至る大長編もその作者の筆で読みたい気もするけど、
それは残念ながら実現しなかった。
ショートショートの尺ならば、「この解こそが際立つ」、なのだろう。
ただ。もうちょっと描き込んだら、リアル感が増して、傑作度は上がった気がする。
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主人公はただ流されるだけのように思える。闘うことなく、消えていくように。
でも、ただ一つ、さり気ないアクションがある。
「昔のあなたはどこへ行ったの?」
というその幽霊の問いかけには答えようとしている。
家で「思い出」というタイトルの本を、主人公は読んでいる。(ここらへんのタイトルには拙さが出たと思うのだけど)
つまり、昔の自分を探しているのだろう。
物語では、幽霊の名前を知るきっかけとしてクローズアップされたが、動機としては自分の昔探しだろう。
ただ、主人公のパーソナルな思い出は全く描写されないし、その昔の自分の良さに気づいた様子もない。
その甲斐は無かったように思える。
ここで皮肉なのは、そのアルバムを読んでいる時に、母親が「また自分勝手やってない?」と警告している点だ。
ここの「また」から、少なくとも昔は自分勝手をしていたという糸口があって、
会話を弾ませるなり回想へと展開するなり、主人公が気づきさえすれば、結末は変わっていただろう。
だが会話は逸らされ、打ち切られ、そのまま主人公は思い出のアルバムに集中し続けたのかな。
そこらへんのダイナミックなところは、「思い出の記録の中に自分を見つける」よりも、
「身内や他者とのリアルタイムなコミュニケーションにこそ、過去や今の自分が投影される」という、のがあって。
そこが見過ごされてしまった、というところにあると思う。
本当にそこを主人公に気づかれないようにさり気なく描写するが、
たぶん読者もまた普通の会話として、そこを見過ごしてしまう危険もはらんだ描写だ。
というか、それは自分の考え過ぎだって言えばそれまで、ってほどの淡さ。
だからそこは王道漫画としては失敗だと思うんだけど、個人的にはすごく好きなところ。
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◇ふろん
無個性の主人公に色があるとしたら、幽霊が彼に付けたあだ名「ふろん」だ。
そして、その答えは「フロッグ」。頭(脳みそ)がないのに、反射だけで泳ぎ続けるカエル。となっている。
けれど、自分は「フロンガス」の「フロン」の方を連想したな。
たぶん掲載当時は社会問題として「オゾン層を破壊するスプレーとかの気体」としてクローズアップされてたと思う。
その、調和ある地球を守るものを破壊する目に見えないもの。
空気中にふわふわと漂っていて皆の共有する守るべきものを壊す異分子。
(それは悪というわけでもないし。
フロンはものすごく便利な素材だったし、使いようはあるんだろうし。
地球が掛けがえのないものだから大事、というのはとても大切な普通の考え方だけど、
それは地球の生物にとっての見立てだから、
そのふつーだって宇宙史で、地球人が大虐殺や害虫となったら、そもそも生命自体が劣った汚いものだと思われてたら、
宇宙人、宇宙神? からはいけないものと思われるでしょう)
そういうニュアンスとして「ふろん」という呼び名は使われていて、
それこそが主人公の持っていた自分勝手な個性だったんだと思う。
便利なところもあって、でも世界から消えなきゃいけないものとしての「ふろん」。
急遽つけられた呼び名じゃなくて、幽霊から嘗てふろんと呼ばれていたとしたら、そういう意味だったんじゃないかな。
最後にふろんは、主人公はどこへ行くのか?
「社会のひずみ」と呼んでいるがそこはどこか?
(ここらへんは、なんか「社会のひずみ」って限定し過ぎるワードだし、しっくりこないな。
なんか他に言いようはないのか。あるいは言わないで絵や描写で伝えられないか。ここは余り上手くないと思う)
幽霊と主人公の最後のカットには、空がバックにあるが、天国なんて甘ったるいものじゃないだろう。
さながら、フロンガスが向かう、命の無い高層の虚空に浮かび続けるような、そんな暗示を感じる。
ふろん分解 了
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忘れっぽい鬼/雑感
うん。
サービス精神が豊富だ……。
おむね揉み揉みなお色気要素。
ボーイみーつガールな恋愛要素。
バトル要素。
桃太郎な皮肉で笑えるパロディー。
個人的には月刊ジャンプの「鬼神童子ZENKI」を連想した。
ただそれら如何にも少年誌を意識した工夫の数々が、
勝手気ままな人が前述の「ふろん」みたいな普通のジャンプ漫画を意識し過ぎて存在感を無くしたような、そんな感じも。
サービスしながらも、ふっきれてないなと思うのは、
バトルで誰かを傷つける時に、たぶんこの作者は人を傷つけることを躊躇ったような、そんな印象がある。
唐突とも見える「悪い鬼化」(モンスター化)は、悪役の村長ですら、人として痛がるような傷をつけたくないような。
結局、村長は助かり、記憶をなくすという形で、反省とか懲罰とかうやむやのまま、見過ごされるし。
そういう割り切れないのは、勧善懲悪、バトルが中心の少年誌では大きな欠点だったように思えるが。
(不殺のるろうに剣心はもっと後だったような気がする)
むしろそこはわたしの萌えポイント。
少年誌に殉じきれないところが愛おしい。
物語としても、田舎の空気はディフォルメしつつも、意外と実感があるし。
その赤子を山で裁くのは田舎の口減らしのような、そんなバックボーンも感じる。
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この作品では、決して鬼は良い人ではない。
田畑は荒らすし、鶏は略奪するし、牛だって取って食おうとしたんでしょ?
ここまでやれば、人さらいの汚名無しでも、いずれ山を追い出されるだろ?
鬼によって赤子が育てられる? いや、それはハッピーなのか?
牧歌的で純と思われるそこすらも追い出される、消えていく。ああ、鬼は忘れさられていくのか……的な哀愁はかすかに残る。
が、先のサービス精神の連打と、そんな悲哀すらも忘れちゃう鬼のコミカルなオチによって、
ああいった負はパッと消えた感じで、なんとなくいい話で閉じられる読後感。
これが中編になったり、連載の土台に成ったら、おそらくはそういう深いテーマに切り込んだだろうし、
「少年誌らしく」という体裁が無ければ、けっこーそこを曖昧にしないで、突き詰めれていた気もする。
そういう意味で、うーん、一番ふつーの作品だけど、それはなにか違うなという感じも。
森と人。
互いにあるがままに生きる。共存が理想だけど、人が生きるには、ぶつかり合うよね。
これと似たようなテーマでは、蟲師とかもののけ姫あたりですかなー。
そこらへん、よくわからんけど、そういうスケールで描けるお話だけど、ちまちまと身近に描くという本作も、また良いな。
忘れっぽい鬼 雑感 了
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たとえ火の中…/感嘆
◇それが答えか
鬼と人の関係は、「問題自体を忘れられちやいました」のように曖昧に終わらせたのが前作ならば、
今回はそのアンサーまでをしっかりと描いている。
っていうかアンサーまで突っ走って描けてしまったために、少年誌の連載を前提とした短編としては失敗カモ?
でも、一つの作品としては、ひじょーに読みごたえがある。
はなしをすすめるね。
鬼はやっぱり人から何かを奪って生活をせざるを得ないし、偏見もある。
今回違うのはヒロインで、前回はよそ者のフツーの人でちょっと傍観者的な役割だったけど、
今作はヒロインにも業を背負わせる。
それは血統というもので、彼女には文字通り罪はないんだけど。
「いやだ…こんな風に死にたくない…命蓮、お前のせいで、こんな」
この言葉はその通りなんだよね。彼女が居なければ死なないで済んだ命だった。
それはミニマムな視点でも決定的で、
鬼の男子にも自分のせいで母親が死ぬという業を背負わせるけど、そこには慈愛に満ちた覚悟の表情があるじゃん。
それも重いけど、この犠牲もまた重い。
そういう風に似た業を背負うものとして、
鬼として生きることの答えを、鬼が誰かから与えられるんじゃなくて、他者を肯定するために自分で導き出す。
「人を喰ってでも生きのびろ……それでも生きなくちゃいけないんだ」
人も牛や鶏を食って生きなきゃいけないからね、
それはたとえ自分が食われると思っても否定はできない命の仕組み。鬼のような権力とか、大きな力にとか。
この言葉には自身の体験があるから、軽くは響かないし、
自分自身の迷いを断ち切るのを、そのきっかけが二人の出会いなのを、カーブしながらストレートに描いている。
それは修羅の道。
それに少女は答える。
「(極楽へ)行くのは…今でなくてもいい…! 極楽へはきっと…いつでも行けるよね」
死にたいと思っていたような現実を生きることのアンサーだし、宗教の一つの本質をついているような気もする。
と同時に、前半の鬼への何気ないセリフ
「お前はイイヤツなんだな! きっと極楽へ行けると思うぞ!」
「やはりお前 イイヤツじゃ! いつでも極楽へ行けるぞ!」
のアンサーでもあって、鬼のあなたもきっと人生は報われるよという勇気づけだ(本人は無意識なのかもしれないが)
つまり相手のことを気遣っているようで、自分の迷いを断ち切るようで(まさにその決断は鬼のように)
自分を励まし肯定するようで、相手に救いを与えてくれているようで(まさにその一言は尼のように)
そういう風にそれぞれの答えが似たような二人それぞれに照応し共鳴し、
「死なばもろとも」の関係を形作っていく。
「ヨメになりたいぞ」あたりは、ちょっと飛躍し過ぎて、明るくライトになり過ぎている気もするが、
そこらへんは少年漫画のラインなんだろう。
でも、最後の展開は、ほんとうは長編漫画で描いても不思議ではない濃度だしパワーがあるし、
実際に前作の忘れっぽい鬼で曖昧にした消化不良の部分を真摯に悩んだ末の答えなのだろう。
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◇漫画としても上達、ただもっと大きな舞台で観たかった
もちろん漫画としても、ぐっと奥深くなっている。
画としても可愛らしいキャラはそのままに、背景がしかりと描かれ、鎌倉時代は知らないが、
海に近く山もある鎌倉という土地を上手い事、絵で表現しているように見えるし。
死者とかも、きちんと立ち向かって描いたし。
壁ドンなんて、今の時代でもマックスに近い惚れ度の壁ドンを描いたと思うし。
手をつなぐ画一つで、「俺が怖くないのか」という信頼を描いたり。
ストーリーと一体となった萌えのポイントを描けるようになった。
移動は主にコマの奥から手前への動きを繰り返しながら、終わりの方のコマで、奥の山々の背景へ向かう二人を描くことで
これからの未知と、背景にある乗り越えなきゃいけない山々と二人をおおらかに包む大地を描いていると思うし。
水面に浮かぶ自分を見て、そこから水底に沈む自分へと飛び、夢か、とさせシーンを転換させる。
そこもまた、母親と尼の女の子がどこか似ている、また鬼の男子が二人を重ねて観てしまっていることを上品に暗示している。
そういう風に綺麗な絵から、漫画としてのストーリーというか文法を踏まえたテクニックへと脱皮している。
ただその成長が急速過ぎるような気がして。
連載漫画として、本当は忘れっぽい鬼から始まり、
その連載を追いながら作者そのものや、彼女が書けるキャラの深みの成長のようなものを楽しみながら追うというのが、
ふつーの幸せなんだと思うけど。
リアルの時間は分からないけど、短編集で続けられるとその急カーブに、うわってなる。
作品単品でも、ちょっと急ぎ足で纏めているような感じもして。
最後、ものたりないという人もいると思う。
火をつけた悪人貴族との直接バトルや成敗というのを少年漫画としては期待するし、
逃走劇ももっとページを割いて、いろいろなドラマを立たせて、
この結末へと至るのが、オーソドックスだろう。
そういう意味で、プチキングクリムゾン感はあって、前半後半の二本立てくらいのボリュームで、、
館からの脱出、その後の逃亡劇のあれこれを、しっかりと描けば、文句ない作品になったと思う。
ただ、そこは想像で補うのも味だと思う。尼さんの髪の有無もほんとはネタバレしないで、うやむやな方がイイと思う。
つるぴかハゲ女最萌え選手権とかで有力候補になれてたかもしれない。なんじゃその選手権?
たとえ火の中…/感嘆 了
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七つの海/再考
これはジャンプでも屈指の読み切り短編の名作。
自分もアスキーアート化したりした。
ttp://a0014028.html.xdomain.jp/nanaumi.html
その時に言いたいことの殆どは語り終えたんで、そこをリピート。
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350 名前:名無しのAA書きさん[sage] 投稿日:2018/05/27(日) 22:14:34
七つの海 岩泉舞短編集
七つの海
ネットの「漫画図書館Z」で無料で読めます。
ttps://www.mangaz.com/book/detail/74341
ジャンプ読み切りでは屈指の知名度の作。
ユージは、ゲームにはまり、勉強が苦手で、運動もダメな、「のびたくん」な男の子。
そんな彼が、あるスーパーマンな少年と出会って……
果たして、「七つの海」の冒険は、ユージに幕を開けるのか。
逃避すること、自分の弱さを認めること、老いと成長。
様々な要素が絡み合い、ドラマが積み重なり、
読後、不思議と爽やかでいて明るくも、ほんのりビターな余韻を残す。
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351 名前:名無しのAA書きさん[sage] 投稿日:2018/05/27(日) 22:15:04
ネタバレリーノ
大人になること。
自分の場合、受験教育と言うかアルバムの作文や卒業文集制度の影響と言うか、
大人になることは、何かしらの成功や達成をして、子供から大人にステップアップするものだと思っていた。
一方でオトナよりも純粋な子供のままが優れている、なんてピーターパンにも思っていたりしたから複雑だ。
本作での大人になること。
それは地道な勉学成果でも、スポーツの活躍でも達成されず、恋愛が叶うわけでもなく、ゲームをクリアするのでもない。ゲームは始まりすらしない。
あるのは失敗の連続だ。
漢字テストで居残りし、跳び箱に失敗し、憧れの先生にはカッコ悪いところしか見せれず、アトピーに悩み、家族の問題を抱えだす。
そんな暗い色調が続く物語に光を与えるのが、おじいちゃんの童心との朗らかなやり取り。
それでも、やがて楽しいおじいちゃんとの交流、ファンタジーへの没入を否定しなければならない。
それはうちひしがれた小学生の自分の現実を、その中でパッとしない自分を認めることだった。
この転換が上手い。
現実での成功、リアルの素晴らしさをもって、ファンタジーや子供の時代と、別れを告げるのではない。
むしろ逆で、現実のしんどさを受け入れることで、立ち向かうことを決心することで、輝かしいファンタジーと惜別する。
ここに共感する。
何故なら自分もそうだったからだ。
垢ぬけない自分、もてない自分、暗い幼年時代、ユージと共感する振幅の幅は、いわゆる少年漫画的人物、悟空やルフィよりも、彼の方が広い。
彼ら漫画の主人公は努力して、それが認められ、仲間を得て、成功する。
努力をさほどしない場合は、才能や血筋に成功を、約束される。
七つの海はゲームだけど、王道的ファンタジーそのもののメタファーにもなりえ、要するにそれは少年ジャンプ的な漫画だったりもすると思うのだが、どうか。
でも漢字が上手くならないみたいに、報われない努力だってあるよね。
AAを何年やっても、全くコピペAAしか出来ない人だっているよね。
悩み、もがき、弱さを思い知り、時には逃避をし、それでも弱い自分を受け入れ、決定的なシーンからは逃げず、そして少しだけ成長する。
ユージは共感できる主人公だ。
跳び箱を飛べる。
だけど、クラスで最後で、おしりをゴツン。
この決して安易なハッピーエンドではなく、しかしそのエンドに込められた作者のユージへの惜しみない祝福に、温まる。
肉体はもうとっくに大人になっている自分でも、自身をふりかえり心を大人にしようと、後押ししてくれる余韻が、清々しくも力強い。
そして少年漫画であって、少年のユージの物語なのだから、大人になることへは温かい肯定的な視線があって、それが素晴らしいのだけど。
同時に大人の暗さみたいなもの、ボケが進行して逃避してしまうおじいちゃん、そのおじいちゃんの異変の真相を知らぬまま翻弄され泣くお母さん。
それでも生活していく。
大人になることを肯定し、でも大人になっても弱い部分は弱いままなんだとする、少しシニカルな視点が、また後味をほろ苦く、豊かにしている。
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◇七つの海とは
これは七つの海は何がモデルかというと、FC、SFC時代のRPG。
特にここではドラクエ3が真っ先に浮かぶ。
ドラクエ3は七つの海がある現実の世界地図の上を探検するし、
その際に船を手入れるイベントがあって、その時に冒険の舞台がわっと広がるトキメキがあって、
ここらから一つのストーリーから、どこからもやれるフリーシナリオなオーブ集めになって、自由に冒険する感じになる。
そこらへんの体験が「七つの海」のベースにあると思う。
その後に、ゲームでは海洋冒険ものの傑作、「ゼルダの伝説 風のタクト」。
そして皮肉なことに少年ジャンプの王道漫画「ワンピース」が出てしまう。
長期連載物になったワンピースなんて、ゆうじのように卒業できなかった大人を生むような作品にもなっている気がして、
そのカウンターとしても、今の視点の方が輝くのは皮肉だ。
もちろん、ゆうじのようにゲームは決して「現実逃避」だけじゃない。
ドラクエ3だって、行列が起こり学校での話題になったし、
その船をとっての攻略の手順なんて、口コミを明確に意識した感じだ。
ワンピースだって作品だけの評なら必ずしも満点でなくても、ルフィの旅仲間の妄想や次の島、最強論争など、
その漫画を通しての学校での話題の提供、白熱の展開予想など、そこでの盛り上がりが稀有なのだろう。
実際「ワンピースとはなにか?」 という最大の謎と最終回について、何かしら友人と語り合った人は多いと思う。
そういう現実とリンクするファンタジーという要素が足りない岩泉の視点は、ちょっと共感しきれない部分もあるが。
作を振り返ると、それでも世代の違いすぎるゆうじとおじいさんの間を「七つの海」は泳ぎ繋ぐタネとして機能しているし、
ゆうじは旅立つことを諦めたが、使者への想いや海そのものへのあこがれは持ち続けて生きていくように読める。
それでも、社会のようなものに出る時に、そういうファンタジーは理解されない、
人によっては、世代によっては、実の娘にすら理解されないで「ボケている」で片づけられてしまうようなのもまたファンタジー。
という視点はめっちゃ冷たい、それは少年誌の漫画作者のものとは思えないほどの冷徹さが匂う見方。
あったかい絵と雰囲気の作品だけど。それだけじゃない特異な作品だろう。
ここで本家ドラクエの映画、ユアストーリーのネタバレを描いてしまう。
ゲームはゲーム。現実とは違うんだ。「大人になれよ!」
そんでまー、「思い出は消えない」とかなんかカッコいいこと言って、
主人公さんはボケ爺よろしく、七つの海に逃避するわけです。そんでゲームをクリアしてハッピーエンド。
気持ち悪いね。
しょうじき、この漫画くらい吹っ切って、「コンティニュー?」→「NO!」ぐらいやってもと。
それはそれで某ゲームのパクリだって叩かれるだろうが。
そういう意味でドラクエファン(特に3)には刺さる、二次創作的な要素というか、
社会問題としてのゲームだったり、ファンタジーと人の在り方とか、そういうところまで踏み込めるパワーを感じる作。
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あと「七つの海」は、先に挙げたような「ピーターパン」の印象もある。
フック船長に代表される海洋冒険の感じとか。
あとがきで作者は、
「テレビの主人公は年をとらないから(例外はありますが)
いつのまにか主人公を追い越して自分だけが大人になっていってしまう
それが虚しくて悲しくて……そんな頃の気持ちを思い出して書きました」
と言っているが、
ネバーランドはずばりそのものだよね。
ttp://imi-nani.fenecilla.com/neverland/
ゆうじの立ち向かう精神の危機は、文字通り「ピーターパンシンドローム」と符合するし。
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ピーターパン症候群
そういう意味で社会心理学と上手くコミットしている部分があって、
それは意識したのか、たまたま普遍的な心の在り方を、学問が捉えたのと、作者自身が捉えたのが符合したのか、
そこはわからないけれど、
そうでありながら、今でも通じる根っこを突いているところもあるというか、今の方がけっこうネバーッてない?
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あと七つの海は最初の3ページのカラーも雰囲気があって良いんだよな。
テーマの夕やけの海とか、二人遊びの緑がかった海とか。
ちゃんと作者の色を感じるよなー。
次のコムコップの時計台のシーンも、カラーで描いてたらどんな雰囲気だったんだろうなとか。
それでも単行本じゃ見れなかった色を観れる、ネットとか漫画村とか、こういう形で無料で読ませてくれる作者に感謝したいよなー。
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漫画村は違法サイトでした。
まんが図書館でしたよね。お里が知れるわい。
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COM COP(優しい物語)
◇あまりにも優しい語り口、光るセリフ回し
構成が真っすぐ進んでいると思いきや、それが主人公コムの幽霊へのストーリーテリングだったという
その展開の驚きと共に、敢えてこの物語を語らせたことによる、独特の余韻。
現在で進行する物語の一つ一つのセリフそれぞれが、実に味わい深い。
「お母さんの気持ちわかるよ。大切な人を失うのは本当につらいね。
でもそういう悲しさはいつか必ずやわらぐものなんだよ」
「あたしからも何かしてあげたいのに あたしの姿は見えないし声も届かないの」
「でも想うことはできるよ 一生懸命 想ったことはきっと伝わる」
ここらへんはカウンセリングの域で、頑張れとか立ち直れとかじゃなくて、「わかるよ」という共感をまず伝えてあげる。
それで「明日があるさ、良い未来がある」じゃなくて、「傷は痛いね。だけど必ず和らぐ」という
物凄く当たり前だけど、悲しみに震える当人は見えていない未来をガイドしてくれる。
その彼は幽霊を成敗するだけじゃなくて、癒すしるべとなるその幽霊課の役割を読者に教えるとともに、
主人公コムの成熟した人間像と、あたたかなやさしさを染みるように伝えてくれる。
そこからエピソードが挿入されて。
「悲しい気持ちがやわらぐ時は……きっと遠くから誰かがぼく達を想ってるんだ。
元気になれって…… だから元気になれる」
そこで悲しさがやわらぐのは……ここ、泣けてしまう。
自分は冒頭でのそのセリフの根拠、哲学は、苦しみはいつか忘れるもの、過ぎていくものだから。という。
ちょっと忘却的なある種の何かが消えることによる、否定的なニュアンスを持っていたが。
「人の想いは何よりも強い」
その誰かの想いがその傷を和らげてくれる。そのプラスによる治癒という、栄養というものによる回復という、
その太陽のようなトムの信念に、底抜けの優しさに打たれてしまう。
あの「ふろん」では天に消えていく幽霊に不安定な悲しみを感じたが、
今回の彼女はきちんと天国に行けたような安心感があるのは、コムの仕事、天に導くことが達成された安堵感によるものか。
彼の語っているエピソードよりも、そこに込められた想いが彼女を打ったのだろう。
だからそのエピソードは少年誌らしい平凡なもので良いし、時によって癒されるには悪役の市長候補が外道過ぎる、
というのも、ある種の語りの不器用さ、それはコムにもその陰にいる作者にも、かえって親しみを与える。
完ぺきに癒されるエピソードを配置していたら、より効果的になるものもあるだろうが、失われるものは取り返しがつかない。
そのような絶妙なバランスのコムの優しさは、やがて悲嘆にくれる少女にも連鎖していく。
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最後のセリフ。
「(天国での)奥さんによろしく言っとくね」
は彼女が立ち直ったばかりではなく、優しさを与えられ、それを少しでも帰そうという彼女の生来の優しさが戻ってきたこと。
自分の母に何も伝えられない無力に嘆く彼女の、幽霊だからこそ出来る役割を見つけたことでもある。
ほんとうにさり気ないセリフで、ワンピな泣きのセリフと比べたら流れてしまいそうなセリフだが、
その流れつつも感じるやわらかな余韻。
やわらぐ。なんて美しい言葉だろう。
あまりにも現在時でのエピソードは綺麗で哲学に満ちて、それ以上の優しさで包まれていて、
セリフがまた登場人物から自然に出た声になって生きている。
最後のありきたりの鐘の音「ゴーンゴーン」にすら少し切なく、限りなく優しく地味な音が聞こえはしないか。
それに比べると、言ったように過去回想エピソードはありきたり感はあるし、そこまで練度は高くない。が。
その凹凸があるからこそ、現在の話が引き立ったし、得難い雰囲気や、
両エピソードのタッチの違いによる時の経過の実感、それこそ悲しみが和らぐ時の集積を感じてしまう。
ほんとうに美しい短編。
打たれたメッセージの形や他にない社会的なタッチとしては「七つの海」に自分は軍配をあげるが、
雰囲気とか世界観のようなもの、コムコップの優しさの余韻は極上のところにある。と思うのだ。
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COM COP2/優しいトムくん
1で読者の心を打っただろう幽霊課刑事コムの優しさ。
そこに二つの試練が降りかかる。
息子トムくんの反発
「全然オヤジらしくないその性格だ!!
だいたいオレはすぐチャブ台をひっくり返すような男気のある父親が良かったんだ」
もう一つ、優しさだけでは解決できそうもないシリアスな人斬りもありうるシチュエーション。
この二つがずばりと作中で解決する。
だから少年漫画としてのカタストロフはちゃんとある。
にもかかわらず、優しさではどうしようもなかった、もう一つの隠された事件。
母親へのカーリーの事件が、ふかいふかい悲しみとして横たわっている。
その最も悲しい部分を、トムくんはあまり考えないで、それでも核心を突く質問を投げてしまう。
「なあ、父ちゃん
母ちゃんの時はどうしようもなかったんだろ?
母ちゃんは体が弱ってたの。病気か?」
答えは。
「――父ちゃんは何も言わずに オレの手をつないで歩き始めた。
だけど……オレには何となくわかってしまった。
ああ、そうか、オレを産んだからだ」
コムは何も言わない。それは何も言えないのだろう。君のせいで妻が死んだ、なんて幼な子にはあまりにも悲しすぎて重い。
でも同時に彼の優しさは、それを受け流すとか、ごまかすことも許さない。だから無言で手をつなぐ。
だけど、コムはだからこそわかってしまう。
そのわかるには相手のことを思いやるイマジネーションに支えられた気持ち、
第一話冒頭の「お母さんの気持ちわかるよ」と言えるトムの優しさに通じるものがある。
理解に支えられたやさしさをまた、トムも持っている。
と同時に読者はそこに救いを感じはしないか。母の喪失の中で、コムの想いはちゃんと二人の間の息子に育まれている。
その優しさのメロディ。
続くコムの質問には、「君が居るからかな」と応える。そこで物語は閉じられていく。
個人的に、ここで良くなったと思うのは今までの作にはどうしても男女の甘酸っぱい恋愛を過剰にクローズアップするというか、
強調し過ぎてオチに繋げる傾向があったのが、上手く親子愛として自然とまとまっているところ。
コムの妻への愛の気持ちも読者には明かし過ぎないで、それとなく余韻に上品に含ませているところ。
またこの2は、1話目をより引き立たせる、理想的な続編になっていることにも注目したい。
「悲しい気持ちがやわらぐ時は……きっと遠くから誰かがぼく達を想ってるんだ。
元気になれって…… だから元気になれる」
このメッセージは第二話の主人公コム自身の悲しみ、そしてそれを元気にしてくれる誰か、トム君がいるという、
そこを知るとに俄然、服雑味と実感のあるセリフとして伝わってくる。
ちゃんと一話目を引き継いで物語を展開している。
だが、同時に時を飛び越し過ぎているし、見せ場を惜しみなく語っているため、週間連載への幽霊刑事課ドタバタ話の道を犠牲にして開いた。
そういう美しい物語だろう。
あとがきで構想をふれた「コムコップ3」はジャンプで読み切りとして掲載され、それこそ幻の作品となってしまったが、
気を付けたいのはこの作品には原作者がついている、
それがこの世界観を築き上げて大切に紡いだこの作者にとって、いかに厳しい事だったか、
よそ様がうわべの設定を借りて、仕立て上げるにはあまりにも丹念なハンドメイなド作だったのか、
を考えると無理をしてまで見たいと思わない。
そういう原作者付きという判断をしたジャンプは、やっぱり岩泉には合わなかったんだろう。
これだけの作者だから読み切りにせよ、連載にせよ、
他紙で人知れず別のペンネームを使って活躍した、活躍していることを願って、彼女の想いが叶っていること願って、ここに所感を終える。
COM COP2/優しいトムくん 了
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臭い話を創って感動させようとわたしは思いましたが、思いっきり名前を間違えているという薄っぺらさにより、台無しに。
底が見えたな。そこそこ。
あー、でも、コムという名前はユニークだけど、少年誌らしいカッコよくてそれでいて優しい人柄も伝わるネーミングだったら、もっと受けたかもしれない。
トムコムコンビとか、そういうの好きなんだけど、そこらへんは、わかりやすさ、という点では損をしているかも。
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漆原友紀「蟲師」長文感想
狩房文庫異譚
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ほんとうは分析なんて言ってたから、これくらい濃く語りたいんだよな。
でも、それは自分は無理だよね。
丹念に丹念に読めば作者の世界観のマクロも一コマ一コマの演出のミクロも読み取れる、
それがあってはじめて皆に通じる言葉が生まれる。
そしてそこにその人の持つ漫画知識や社会通念を織り交ぜながら、所感を述べていく。
その素晴らしさがある分析だし、実際に蟲師を合わせて読んでも違和感がないことから、2回3回のような自分のような浅い繰り返しじゃない、
読みに支えられているのが分かる。
たぶんアプローチとして漫画批評として正しいこの人は絵を見れて、自分はストーリーとか妄想を脳内で膨らませて思い込んで書いているという違いはあるものの、
自分もこれくらいしっかりと読めば、もう、こんなに恥ずかしい思いはしないと思うのだけど、
けっきょくのところその漫画を読んでいて楽しいとか勉強になるとかのと、感想を書いている自分に酔って浸る感じを両立するのが一番な、趣味というか自慰の文章しか、
描けないと言う感じで。
七つの海の感想は、もうちょっと引いたクールな分析であったまいいなーって言われそうなものになったらとかもくろんだんだけど、
こういうファンレターになるというのが、
たぶん自分の見方で、
そのキモさが読み手を遠ざけ、一歩も二歩もひかせ、過疎山形成の儀というか、そう思うならこういう自分語りは止め―って感じなのに、
ためらいなく描き込めてしまうのは、無責任な名無しさん万歳な、にちゃんの悪いところしか影響を受けていない自分というものなんだろう。何言ってんだか。
これは推敲してませんので、ここらへんが自然な感じの文として、あんまり上の感想と変わんないというのは、そんだけしっかりと感想を描けない人なんでしょうね。ねねねねねんええんええn。
終わりゅ
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