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スタッカート!

906名無しのAA書きさん:2019/10/14(月) 01:01:21
はじめの一歩 101 102 103巻

はじめの一歩は、超長寿マンガだけどさ、やっぱ多くの人が言う様に、もうピークを過ぎた漫画なんだろうって。
晩年のこち亀並みに嘗てのファンの多くもアンチ化しつつ、去っていく人も多く、実際にマンガの展開も……

ここらへんうじうじ語ってしまうと、暗くなってしまうんで簡単に。

やっぱり初期はボクシングハウツーな感じと、あと必殺技や勝因に現実感があったよな。
そんで多くの人は「千堂VS一歩」のララパルーサや「鷹村VSホーク」の世界戦をベストバウトに挙げるだろうし、
輝きが何とか保たれたのが、アニメ化されたところまで。デンプシー破りの沢村戦までだろう。

それ以後はとてもじゃないがオススメ出来ない。

だけど、ベストバトルを自分が挙げるとしたら、末期に衰えつつある中で、突然きら星のように輝いた
101巻からの「ヴォルグVSマイク」でしょう。


本当にこれ、凄く、いい。
ヴォルグが絡むエピソードは、どれも面白いよね。「ヴォルグVS一歩」も、「ヴォルグVS千堂」も。
あとトレーナーの浜団吉が出てくる、「一歩Vs真田」も「若かりし鴨川編」も、やっぱり面白い。
そこらへんはアニメを見ている人は、黄金期と感じられるんじゃないだろうか。

それらの伏線が回収され、ヒートするエピソードがこの試合。

試合描写にも、一歩を輝かせた必殺技バトルの側面もアリ。
(ここは本編だとデンプシーやカウンターの扱いに四苦八苦で、勢いが落ちていくが、今回は抜群に上手い)

それに加えてボクシング描写が凄く上手くて、絵で見せてくれる。
さり気ない拳のやり取りに見える995Rの「高度情報戦」なんてボクシングの描写とかコマの進め方とか、
物凄く上手くて(たぶん黄金期よりも上手い)、泣けてしまう。

絵も迫力あるボクシングシーンとしては最高潮。
そりゃ、連載時は、休載を高頻度でやったり、やっちゃいけない誤筆(これは単行本では修正されている)をやったりしたが、
纏めて読めば、流れを感じるし、読みごたえもある。

展開も大きなギミックは先に挙げたシリーズを読んでいるファンはきっと察せれると思うけど、
そこへの展開の仕方がすげーカッコよく魅せてくれる。

手に汗握る展開と、勝つも負けるも、どちらにも散りばめられた伏線が、どちらへと傾くかのスリリングな味付けも。

これが一歩でかなり輝いた瞬間なんだけど、残念ながらここに至るまで「はじめの一歩」を知っている読者の多くが
糞展開に振りきられ見逃している試合だと思うんで、そういう懐古な人を含め、ここは読んで欲しいです。


ちょうど、ここらへんを切り抜いただろう、
ベストバウト オブ はじめの一歩!
 マイク・エリオットVS.アレクサンドル・ヴォルグ・ザンギエフ IBFJ・ライト級タイトルマッチ編
ttp://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000325468
ってー総集編が、10月23日に出ます。

ブックオフで既存巻の立ち読みもし易いだろうし、そこで買うなら1巻100円でお手頃かな?




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