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やまなし「宮沢賢治」
青空文庫
ttps://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/46605_31178.html
◇シーンが浮かぶ
縦書きの文庫で読むのも乙ですよ。あのリズムとかそっちの方がしっくりくるので。
自分は「新編 風の又三郎」を、読んでみました。
やっぱり情景は美しいよね。
川の底とか、凄く視覚的に伝わるものがあって。
それはやっぱり、色と光を鮮やかに描いていて、そこらへんが五月蠅くならない程度に細かに描かれて、
絵としてイメージを浮かべる時に水彩画のようなガラス絵のような「カラー」で出てくる。
詩人「宮沢賢治」らしく詩心がないと書けないだろうし、絵心も必要かなって気がする。
あとはオノマトペ(擬態語、擬声語)でしょうか。
こういうのをいっぱい使う作家として、宮沢は知られているが、その中でも一番なくらいに、使われているのが「やまなし」?
自分の理想とする配分は、銀河鉄道あたりの塩梅なんだけど。
これは使いすぎなくらい使うことで、その情景に音楽が流れる。
かぷかぷ、つぶつぶ、ぽっぽっぽっ。
そこら辺の響き。音が反復したり、たぶん漢字が多すぎると固くなってしまうところを、
ひらがなが多めに入ることで出る柔らかさとか。
オノマトペとかは、意味を限定し過ぎずに、なんとなくな感覚に訴える幅があって、
それが「くらむぼん」の、このあいまいなニュアンス、たぶん「やまなし」とかマイナーな素材のあいまいさとかを。
引き立てている?
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