したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

無題という名の短編集

16名無しさん:2011/01/21(金) 22:22:55 HOST:124.77.119.186
>>雪音様

うわああ最近ぜんっぜんこっちの掲示板覗いてなかったのでお返事がこんな遅れちゃってすいません…!;
陰から覗いていて下さったなんてうわーうわー嬉しいです有難う御座います!
それと描写が上手いなんてそんな事有りませんよ、本っっっ当に;;
私自身もまず最初に脳内でイメージを思い描いてから文章を書きだすようにしているので、その様に言って頂け大変嬉しい限りです!
>>7の小説は共感をして下さる方が多いようですが、私としては>>14はちょっと失敗かなーとか思ってたり…
有難う御座います!更新は此れからも途切れ途切れですがなるべく頑張ります!

17惨め。:2011/02/02(水) 10:46:28 HOST:222.70.129.131
自分が惨めで惨めで仕方ない男の子の話。

―――――――

 俺は自分の両親が嫌いだ。
 別に俺に対して暴力を振るったり、きつく当たって来たりする訳でも無い。寧ろそんな単純な理由だったらどれ程良かっただろうか。
 親は逆に俺を愛し過ぎている。だからこそ私はそんな両親が嫌いで嫌いで堪らないんだ。

 物心ついた頃から我が家は貧乏だった。
 父親は病弱でとても仕事が出来る様な体の持ち主では無かった為常に床に伏せっていた。
 母親はそんな父親の代わりに働いた。自分の時間を磨り減らしてまで俺と父の為に一生懸命働いた。結果、母は身体を壊した。

 さぁ、両親がそんな状態になってしまったら一家心中か俺が働くしか道は残されていない。
 当然の如く俺は後者を選んだ。

 其れからの俺の生活は最悪だった。昼間はみすぼらしい格好を装って『靴磨き』として働き夜は街角で身売り同然の様な事をして知らない男や女に向かって股を開く。
 働く自分を自覚する度に俺はとても惨めな気分になった。
 今の俺がこんな状態になってしまったのは全て両親の所為だ、あいつ等さえ居なければ。
 目を閉じて無体な行為に耐えながら何度そう考えた事か、何度脳内で父と母を自らの手で絞め殺す想像をした事か!!!! 
 想像だけでは無い、本当に殺しを実行しようとした事だって幾度かは有った。けれども出来なかった。

 其れは父と母が俺を「愛して」いるからだ。
 この選択を取ったのはあくまで両親ではなく「俺」なのだ。自分が死にたくないが為に。
 何時だって両親はボロボロになって帰って来る俺を見るなり自分達が苦しい思いをした様な顔をするんだ。
 父は力の無い細い腕で俺をきつく抱き締めて、母は泣きながら俺に頭を下げて「ゴメンね、ゴメンね。」と謝罪をしてくる。

 ゴメンね、こんな事をアナタにさせる位ならば私達が死んだ方がマシなのに。ゴメンね、ゴメンね、ゴメンね。

 母の其の言葉を聞く度に俺は何故か胸が締め付けられる様な思いがして、急に両親がいとおしい気持ちにかられるのだ。
 だから俺はそんな母親に対して「俺が頑張れば良いだけだから。」としか返せなくなる。

 止めろ止めろ止めろ!!!!嗚呼、俺はなんて惨めな人間なんだろうか!!!
 
 外では父と母を殺す想像をしていざこんな両親を目の前にすれば「愛しい」だなんて。
 だからこそ、嫌いだった。この親が。
 両親が謝る度に俺は自分がどれだけ惨めな人間なのか自覚する羽目になる。

 けれども、嫌いだけど、両親と同じ位に自分も彼等を愛していた。

 だからこそ俺はまた惨めな気分になって、自分で自分を虐げる。
 決して死にたい訳でも無いのに首に紐を巻き其れを死なない程度に限界ギリギリまで締め上げる。
 
 脳内で両親を殺し、家に帰る度に其の両親の「愛」によって自分が惨めだと自覚し、自分が惨めだと自覚した事によってまた自分を虐げる。

 其れが俺の日課となっていた。


 嗚呼、なんて悲しき連鎖なのだろうか!!!!!

18*:2011/02/03(木) 16:15:54 HOST:222.70.128.206
明るい話が書きたかったのに…(・3・)あるぇー?

―――――――――― 

 私には一人妹が居た。
 私の家は所謂大家族、と言う奴で私を含めて5人の男兄弟と先程話した末の妹が一人居る。
 そんな大人数でありながらも我が家は訳有って片親で、常に忙しい父親の変わりに長男である私がこの兄弟達の世話をしてやり仕切る役でも有った。
 妹は未だ小さく初めて我が家に産まれて来た女の子と言う事も有ってか他の兄弟達は大層彼女を可愛がった。勿論私も例外及ばずで有る。
 
 そんなある日の事だ。
 私以外の男兄弟全員が家を空けなければならない用事が出来てしまった。
 次男はバンド仲間の家に泊まりに、三男は部活の野外合宿、四男はクラスメイトの家に勉強会(泊まり)に、五男はそんな四男に誘われ彼も一緒に泊まりに行った。
 結果家には私と末妹だけが残されてしまった。
 先程も言ったとおり私は末妹の事を酷く可愛がっていた。けれども其れは他の家族につられる様に、で有って実際に彼女自身が一人っきりに可愛がってやっていた訳では無い。
 其の為最初の内こそはどの様に接してやれば、と戸惑っていた私で有ったが私が思っていたよりも末妹はそれ程手間の掛かる子供では無かった。
 物覚えが良く、あまり我侭を言わない。時には自分から家事を手伝いたい、と私に言って来た事も有った。元よりも大人しく内向的な性格だとは思っていたが此処まで手間が掛からないとは自分でも正直驚きだった。
 
 其の為その日一日は男兄弟達が騒がしい日に比べて寂しい気持ちは有る物の幾分か快適に思えた。

 だが其の日の夕方。
 急に末妹が「腹が痛い」と言って寝込んでしまったのだ。
 決して吐きたい訳でもトイレに行きたい訳でも食べ過ぎた訳でも無いらしく、病院に連れて行こうかとオロオロしていたが流石に自分と彼女以外の家族が居ない間にが家を空ける訳にはいかない。
 其の為私は非情ながらも苦しそうに腹を抑えて仰向けの状態で寝る彼女の傍で家の中だけで出来る限りの対処法を取ってやった。
 暫くして痛みが治まって来たのか、未だ顔を顰めては居る物の先程の様な呻き声は聞こえない。そんな末妹の気を少しでも楽にしてやる為に、と私は彼女の腹を軽く擦ってやろうとする。

 其の時である。

 「…おか、さん…。」

「!」

「苦しい、苦しいよぉ。おかあさん。助けて…。」

 末妹は腹の痛みを耐える様な声色でぐずりながらも懸命にそう言う。
 私は其の瞬間、苦しそうにする妹を心配することも忘れ思考をある一点に集中させた。

 (ああ。)


 (其処で目の前に居る私、では無く母親を求めるのか。)

 世話をしてやっている私でも無く、私達の為に働く父親でもなく。
 まともに関わった記憶さえも無い、私達を置いて別の男の元へと言ったあの最低な女を求めるのか。

 其れを知った瞬間、私の中に嫉妬とも怒りとも劣情とも取れぬ複雑な感情が湧き上がった。
 

 *

一時間ほど経って漸く腹の痛みが収まったのか末妹は安らかな表情で眠りに就いている。


 そんな妹の表情を見て、私は少し泣いてしまった。

19名無しさん:2011/02/24(木) 20:17:43 HOST:3.142.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
ちょっと長いお話が書きたくて。

---------

 其の日はとても、暑い日だった。

 本当に気温が高い所為で暑いのか、其れともボクの体だけが焼き付く様に熱いのか―――
 そんな曖昧な感覚と共に体の上に何かズッシリとした乗っかっている様な気がする。
               ・・・
 否、実際に乗っているのだ。誰かがボクの上に

 辺りは暗く、一体誰がボクの上に乗っているのか認識が出来ない。
 女なのか、男なのか、若いのか、老いてるのか、どんな体系で、一体どうしてこんな事をしているのかさえも。
 けれども、ただ其処に居て息を潜める様に何一つ言葉を発さず、自分の下に居るボクを見つめている事だけはハッキリと分かった。

 暫くしてそいつは壊れ物を扱うかの様にボクの首にソッとやさしく触れたかと思えば―――息の根を止めんばかりの勢いで首に指を絡め、強く、激しく、締め付けて来た。

 瞬間、きゅっと喉が絞まり息が出来なくなる。
 苦しさの余り足をバタバタと上下に激しく揺らし、そいつを押しやろうと腕に力を込めるが、其の度に首に添えられた指の力が強まって行く様な気がして中々上手くいかない。
 次第にボクは抵抗することを忘れ、酸素を求め陸に上がったばかりの魚みたいにパクパクと口を動かす。
 けれども、ただひゅっひゅっと短く喉で音が鳴るだけで其処が酸素を通す事は無かった。

 段々と視界が霞み、頭がガンガンと殴られた様に痛み、意識が遠のいて行く。

 其処で未だにギリギリとボクの首を締めるそいつの口が暗闇の中でゆっくりと動くのが分かった。

 

 え? 何? 何だ? 何て言ったんだ? 聞こえない!!






 そして、ボクの意識は途切れた。

20名無しさん:2011/05/27(金) 17:08:23 HOST:222.70.143.158
書きたい物はいっぱい有るのに何からどうやって書けば良いのか分からない…ぬぐぐ
それよりもお前続かせるって言った筈の駄作達の続き書けよって言うね

21旧作:2011/06/11(土) 20:42:58 HOST:222.70.129.245
コレは私一人だけの物語では有りません

皆で作っていく物語です

だから時々どうしようもなく苦しくて辛くて面白くて愛しいんです

コレはたった一つの絵本に綴られたとても短くとても小さな物語です

『世界』とは呼ぶにはあまりにも小さな小さな世界

けれどもそんな小さな世界で得られる小さな幸せを幾つも折り重ねればいつかは大きな大きな幸せになるんでしょう

人とかかわりあって泣いて、笑って、怒って、悩んで、苦しんで

中々思い通りにならないのが可笑しくてまた泣いて、笑って、苦しむ

でもそんな中でも何処か楽しいと感じるアナタが居るはずです

そんな幸せだらけの世界の中に私は居るんです



                     だから何でか幸せすぎてたまに泣きたくなってしまうんです


―――――――――――

ネタが無いので昔別の掲示板で書いた小説や詩をば

22旧作:2011/06/11(土) 20:47:08 HOST:245.129.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn

例えば、

小さい頃は誰よりも足が速いことが自慢だった。
誰よりもテストの点数が良くて頭がいい事が自慢だった。
誰よりも絵を上手く描けることが自慢だった。
誰よりも歌を歌うのが上手だった事が自慢だった。
誰よりも皆を纏めるのが上手くて、クラスの人気者だということが自慢だった。

例えば、

大きくなって勉強が忙しくなり走る事が少なくなった。
急に勉強についていけなくなる自分に焦りを感じた。
世の中には自分よりももっと上手い人間が居ることに気づき、絵を描くのを止めたくなった。
声変わりして行くにつれて歌が段々と歌えなくなってしまった。
自分は正しい事を言っていた筈なのに周りと意見が食違い、其れにより孤立する羽目になってしまった。

例えば、
何故自分は他人と違うのだろうと自分を嫌った時が有った。
少しでも自分は他人と違って特別な所がある筈だ、と思ったときがあった。
毎日毎日同じ事の繰り返しばかりで、つまらないと思っていた時があった。
今日もまた何時も通り過ごせたと言う事に素直に幸せだと感じれるときがあった。

世の中にはたくさんの人間が居る。そして皆が皆自分に一番有った形で人生を過ごしている。
此れはそんな「成長しながらも退化していく」人達の時に可笑しく、時に悲しく、時に愛しい物語。

―――――――――――――――――

これ>>0に持って行きゃあ良かった。

23旧作:2011/06/11(土) 20:49:13 HOST:245.129.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn

小さい頃から読み聞かされた童話。
だが今となって僕からしたら其れは理不尽で大分常識を無視した狂ったお話だった。

子供たちは何時だってそう、ヒロインとヒーローが幸せになれる事だけを考えて其の幸せの為に犠牲となった人々の事等微塵も考えない。
「だって主人公が幸せになるのは当たり前の事でしょ。」
そうだ、皆口を揃えてそう言うね。

嗚呼、人魚姫。哀れな娘。
わざわざ自由と声を引き換えにまでして自分の恋を叶えに来たと言うのに。
だが残念、君は確かにこの物語のスポットライトを当てられた主人公では有った。でも愛しの王子様のお姫様は君じゃあ事足りなかったんだ。
嗚呼、最初から叶う訳無いと諦めてただ陸に恋焦がる人魚として行き続けていれば、わざわざ泡となって消える必要も無かったのに!

嗚呼、悪い狼、哀れな奴め。
自分の食欲を満たす為にいたいけな少女とを騙し老婆を喰らう。だが如何だろう間抜けな君は食欲から来る眠気に勝てず、其の侭ベッドで眠りこけてしまった。
最終的に猟師に見つかり腹に石を詰めらた侭滝へと流され重さによって溺れ死ぬ。
でも彼はただ単に自分の食欲を満たそうとしていただけだったんだ、食べなければ生きていけないから。少女を騙したのはちょっとしたおふざけさ。
人間だって腹が減ったら動物を殺すだろう、其れと大して変わりは無いのさ!

嗚呼、意地悪な二人のお姉さん、哀れな女。
自分よりも美しく気立ての良い妹、気に食わない。だから嫉妬し虐めてやった。彼女の惨めな姿見て小さく嘲笑う。
ある日憧れの王子様「このガラスの靴を履ける方を私のお妃として迎え入れます。」
「お母様、如何しましょう。靴が小さくて足が入りません。」「では踵をナイフで切り落しなさい。」
意地悪な二人のお姉さん、実の母に促され踵を真っ赤に染める。だがそんな足でガラスの靴を履いてみろ、真赤に彩られた其の靴は有る意味美しい。
結局それに気付いた王子様、踵を切り落してまで自分に見合おうとしてくれた女の事等払いのけ灰かぶりの元へと一直線
嗚呼、所詮私達の様な醜い雌豚は意地悪な姉としての席に着くことしか出来ないのか。

なんて理不尽、なんて理不尽、なんて素敵。
所詮こんなもんさ、誰かが幸せになるためには誰かが不幸にならなければいけない。
皆が皆、物語の主人公になれるなんて大間違い!

悪役は悪役で居る事しか出来ないし、脇役は脇役で居る事しか出来ないのだから。
そしてボクはそんな世界が大嫌いさ!

―――――――――――

中二病怖ぇwwwwwwwww

24旧作:2011/06/11(土) 20:52:57 HOST:245.129.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn

 僕はパパとママが喧嘩する日が好きだった。だって其の日は兄ちゃんが特別に何時もより僕に構ってくれるから。
 僕のパパとママは仲が悪い。と言うよりも意見が噛み合わないことが多い所為で何時も喧嘩してばっかりだ。
 小さい頃は未だ良かった。でも僕達が大きくなっていくに連れて二人が喧嘩をする回数も多くなっていった。

 喧嘩するとき二人は難しい事ばかり言うからいったい何が原因で喧嘩してるのか僕には全く分からない。

 だから僕は二人が喧嘩してる間は自分の部屋の隅で布団を被り偶に聞こえてくるパパの怒鳴り声や物が割れるみたいな音を聞きながらただ怯えるしか無いんだ。
 でもずっとそうしてると暫くして学校から帰ってきた兄ちゃんが怯える僕を布団を被らせたまま抱き上げながらパパとママに気づかれない様に忍び足で自分の部屋へと連れてってくれる。

 兄ちゃんはパパとママが喧嘩してる間自分の部屋に入る時、絶対に鍵を閉める事を忘れない。

 前まではよく兄ちゃんの部屋か僕の部屋を行き来しながら二人で遊んだりしていた。
 でも今年になって「じゅけんせい」って言うのになった兄ちゃんはテストとか模試とかの勉強で部屋に篭ってばかりで、遊んでくれる機会が少なくなった。

 でも、この日だけは特別なんだ。パパとママが喧嘩する日、兄ちゃんはどんなに忙しくても必ず僕に構ってくれる。

―――――――――――――

続きます。

25旧作:2011/06/11(土) 20:55:16 HOST:245.129.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
>>24続き



 兄ちゃんの部屋に居る間僕たちは大抵お互い最近学校で起きた事や嬉しかった出来事とか
 とにかく今までちゃんとまともに話せなかった分、たくさんお喋りするんだ。
 取り合えずお互いひとしきりお話しあった後、兄ちゃんは僕に対して申し訳なさそうな顔を向けながらも其の日の分の勉強を始める。

 其の間僕はやる事が無く、退屈だ。
 そんな時兄ちゃんは何時もは「耳が悪くなるから駄目」と言って絶対に貸してくれないMP3プレイヤーを「ちょっとだけな」と言って特別に貸してくれる。

 いつか大きくなったら欲しいな、と思ってるMP3プレイヤーを貸して貰えるのはとても嬉しい。
 でも僕はどっちかと言えば兄ちゃんとお話してるほうが好きだ。
 けれど其の事を口に出したらきっと兄ちゃんに迷惑を掛けてしまうだろうから僕はただ黙って音楽を聴きながら兄ちゃんの勉強が終わるのを大人しく待つ。

 一時間位経つと、流石に音楽を聴くのに飽きてきて本棚を探ったりする僕に兄ちゃんはそろそろ寝るか、と声を掛けてくる。
 それを聞いて僕はすぐさま首を縦に振る。

 だって、兄ちゃんと同じ空間に居る仲で僕は一緒に寝るときが一番好きだったから。
 先ず兄ちゃんは寝る前に必ず僕に一冊絵本を読んでくれる。
 前までは僕がずっといい子にしてた日とか学校のテストで良い点が取れた時とかは特別に三冊読んでくれる時とかもあったけど、今年に入ってからは何をしても一冊しか読んでくれなかった。
 其れでも、僕は良かった。

 僕の大好きな兄ちゃんが僕の好きな絵本を読ませてくれる。これ以上に嬉しいことは無い。

 それに兄ちゃんも一冊しか読んであげられないのが申し訳ない、と思っているのか一冊と言ってもなるべくページ数が多く読み応えの有りそうで僕の好きそうな絵本を選んでくれる。
 クラスの子達にこの事を知られたらこの年にもなって未だ絵本なんて読んでもらってるのか、なんて言われるかもしれない。
 でもやっぱり、兄ちゃんに絵本を読んでもらうのが何よりも好きだった。

 絵本を読み終えたら電気を消して寝る。

 寝る時、パパとママが未だに喧嘩してる時が良く有るから兄ちゃんは余計な音が聞こえないように僕の耳に手を当てて抱き締めてくれるかのようにして眠る。
 其のたびに僕は苦笑しながら「苦しいよ、兄ちゃん」と小さな声でつぶやき、兄ちゃんの背中を軽くたたく。そうすると兄ちゃんは明るく笑い、腕の力を緩めてくれた。

 正直、僕もパパとママが喧嘩するのは嫌いだ。パパは怖い顔して怒鳴るしママは子供みたいにわぁわぁ泣くし
 でもこの瞬間、兄ちゃんと一緒に居る間だけはそう言うのもなんだか全部如何でもよくなるような気がして

 僕は兄ちゃんさえ居れば其れでいい。それ以外、何もいらない。僕はそう思ってた。


 だから、なのかな。そんな事を思ったから俺が今お父さんと喧嘩したときみたいに甲高い声で泣き叫ぶお母さんに殴られてるのは。

―――――――――――

何度「兄ちゃん」って言ったのか数えてみたい位兄ちゃん兄ちゃん煩ぇなコイツ

26とある少女の遺書:2011/06/12(日) 13:46:51 HOST:223.128.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
※百合表現、性的表現、暴力注意

拝啓、きみへ送ります。
先ず初めにこの手紙を読むに当たってきみがこの手紙を手にする頃には私はもうこの世に居ないだろうと言うありきたりな言葉で最初を飾る事を謝罪します。

頭の中で色々な感情が混ざり合って何から話せば良いのか分かりませんが、次にこれだけは送らせて下さい。
私はきみの事を慕っていました。

友情なんて言葉じゃ言い表せない、恋情や愛情と呼ぶにも未だ生温い。そう、それはまるで狂気の沙汰の様な。
今だからこそ言えます。私は狂気的なほどまでにきみの事を愛していました。
きみは私にとってまさに太陽の様な存在でした。否、本当の太陽でさえもきみの暖かさと明るさには敵うまいでしょうに。
今まで人間の汚い所しか知らず、世界の真っ暗でどろどろとしたはじっこの部分ばっかり見詰めていた私にとってきみの眩さは時には毒となって私の心や体を蝕みました。
けれどもぼかぁそれ以上にきみと一緒に居れる事が幸せで幸せで。きみと少しでも離れている間は空が本当に晴れていても私の周りにだけ雨が降っている様な気持になりました。
とにかくきみと一緒に居れるだけで良かった。それ以上は望まなかった。最初の内は。

きみは憶えているかな、あれは私が初めてきみの家に遊びに行った時。
きみは嬉しそうに「一番の友達だ」と言って優しく可憐に微笑みながらきみに飼われている犬を見せてくれたよね。
私はあの時心底あの犬が羨ましくて羨ましくて堪らなかった。家の中でもきみと一緒に居れる事も勿論、一番の友達ときみが言った瞬間私の中でどうしようも無い劣情が湧き上がりその犬になりたくなった。
けれども私は人間なので犬になる事が出来ません。
だから、きみがあれに頬擦りする度に頭を撫でる度にあれがきみに触れられた箇所を削ぎ落としてしまおうかと思いました。
だけどそうすると優しいきみはきっと悲しむでしょう。
私はきみが悲しむのは嫌です。きみの涙を見るのも嫌いです。
もしも耐えられずきみが泣き出してしまった時は、私はきみの涙を一粒残らずガラス瓶の中に入れてそれを全て飲み干してしまいましょう。

だからこそぼかぁきみを悲しませるきみの両親が嫌いだった。
あれは確か私がきみの家に13回目に遊びに行った時だったね、きみは両親が何時も居ないのは仕事が忙しいから仕方ない、我慢しなくては我が侭なんて言っちゃいけないと言いましたね。
その時のきみの笑顔はとても寂しげで、私はきみの両親を憎むと同時にああきみはなんて優しくて健気な子なんだ、マザーテレサでさえもきみの優しさと慈しみには勝てないだろうと思いました。
きみと言う存在を産み出してくれたきみの両親には勿論感謝している。
けれどももしもきみの両親が仕事の出張先で不慮の事故に遭って亡くなってしまった場合は私はきみの母さんにも父さんにも妹にも姉にも兄にも弟にもなれる覚悟でした。

―――――――

続きます

27とある少女の遺書:2011/06/12(日) 13:48:39 HOST:223.128.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
>>26の続き
※引き続き、百合、性的、残虐表現注意

そしてきみはきっとこれは多分憶えているでしょう、つい最近の、そうあれは私がきみの家に遊びに行ったのは丁度78回目で泊まる事になったのは31回の時でしたね。
きみにとってはもう半年も前の事になるのでしょうけど、私の心はあの日からずっときみの所為で止まったままです。
その日は雨がとても激しい日でしたね。でも私にとっての太陽はきみだから本物の太陽が引っ込んでいても私はこれっぽっちも息苦しくはありません。
私がそんな風に物思いに耽りながら窓を眺めていた時に丁度きみは言いましたね。「恋人が出来た」と
最初、きみが何を言ったのか分からず失礼ながらも聞き返してしまった私にきみはまたはにかんだ様な笑みを浮かべたね。それを見て私の心の中には確かに「嫉妬」の感情が芽生えた。それは私が普段きみが別の人と関わる度に垣間見える感情よりも醜く真っ黒に変色したドロドロとした物でした。
その時私は今すぐにでも自分の気持ちをきみにぶちまけてしまいそうになるのを耐えつつ、それは誰なのかと聞いたらきみは「秘密」とだけ答えました。

嗚呼、ああ、私はこの時ほどにきみを憎らしく思った事は有りません。

けれどもきみを困らせる訳にもいかず私は仕方なく自分できみの言う「コイビト」と言う奴を探す事にしました。
常日頃からきみと一緒に居る事が多い私は、その相手が直ぐに誰なのかが分かりました。そしてそいつがどんな奴なのかを知った瞬間、私はどうしようも無い殺意に駆られました。

私よりも背の小さい、私よりも頭の悪い、私よりも足の速くない、私よりも疎い、私よりも足の幅が小さい、私よりも鼻が低い、全体的に私よりも劣っている男。
どうしてきみはこんな私よりもずっとずっと下等な男を選んだんだ。そうだ、信じやすいきみの事だ。きっとこの男に騙されたんだね、きっとそうだ。
この手紙の序盤できみの犬の話をしたでしょう。私はあれに対しても劣等感を抱いていたけど、殺そうという気持ちにはなりませんでした。
何故ならあれは動物だからです。動物と人間を比べても何の意味が無いでしょう。
けれどもこの男は人間です。私よりもずっとずっと劣っている人間の屑です。どうして殺意を抱かない事が出来ましょうか。

私は、耐えられませんでした。
この男の唇がきみの薄い桜色の綺麗な唇に触れ合わさり舌を絡めたのかと思うとどうしようも無く鳥肌が立ちました。そう言えば、死んだ彼の唇は火で炙られた様な悲惨な跡が合ったそうですね。
この男の汚らしい××がきみの愛らしい××に挿入され性を交えたかと思うと吐き気が止まりません。そう言えば、死んだ彼の下半身は何か鉈や斧の様な鋭い物で切り刻まれ、凄惨な物になっていたそうですね。

もうお分かりでしょうに、彼を殺したのは私です。

直前の直前までは悩んだ物です。決して彼に対する同情心などではありません。だってこの男を殺したらきっときみは悲しむでしょう。
案の定きみはとても悲しみましたね。以前よりも口数が少なくなり、あまり笑わず私と居ても何時だって上の空です。
そう、まるで以前の私の様に。

きみに対する愛は何時だって揺らいだ事など無い筈なのに、このときばかりは私はきみと居ることが辛くて辛くて堪りませんでした。
彼を殺した事に私は後悔なぞしておりません。けれどもきみが見てくれない私なんて、不要です。私を見てくれないきみなんて、一緒に居たくありません。
此の侭きみと一緒に居ると私はそのうちきみの事さえも傷付けてしまうでしょう。その目を潰し、耳を剥ぎ取り、歯を全て抜き、四肢を全て捥ぎ、私しか感じる事の無い体にしてしまうかもしれません。

だから私は私自身を自分の手で終わらせる事にしました。

もうきみの太陽の様に眩い笑顔が見れなくなってしまうのかと思うと、胸が締め付けられる様にキリキリと痛みます。
きみは彼の死と私の罪に蝕まれ、一生心に大きな傷を持って人生を歩む事になるでしょう。
それでもどうか、生きて



(以下、大量の涙跡と血痕跡で滲んで文字が見えない。)


*

あなたを、狂気的なほどまでに愛していました

28 ◆sM2Akus1VA:2011/06/12(日) 14:08:34 HOST:223.128.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
うん、やっぱり私にはこう言うの(>>26>>27)の方が合ってるな。
久し振りに長い文章が書けて満足でした、ハイ。

次は何書こうかなーうーん…リクエスト受付とかやってみようかなぁ…
いやまぁこのスレ見てくれてる人が一体どの位居るのかも分からないんだけど

29美しき汚物:2011/06/18(土) 21:39:53 HOST:252.128.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
※食事の前後に閲覧する事をお勧めしません。この忠告を無視して見てしまった方は自己責任と言う事でお願いします。
 暴力、嘔吐、汚物注意。
 

 
 彼女はこの世界に存在する全人類を愛していた。
 そして彼女は何よりも傲慢であった。

 彼女が人を愛するのはあくまで自分が如何に慈悲深く、優しく美しく気高い人間なのかを周りに知らしめる為にと言うだけの演技である。
 実際、彼女は「愛」と言う物に対して非常に貪欲で有った。
 彼女が人を分け隔てなく愛するのはただ自分が愛されたいが為。愛されてこそ自分はこの世界に存在する事を許される様な気がするのだ。

 だからこそ、彼女は自分を愛さない者に対して容赦はしなかった。
 自分を愛さない人間を見付ければ当然の様に暴力を振るい、殴り、足蹴にし、罵り、痛め付け、嬲り、侮辱し、陵辱した。
 その度に彼女は言う。
 「私は貴方達の事を対等に、分け隔てなく愛していると言うのに何故貴方は私の事を愛してくれないのでしょう。理不尽では無いですか。私は折角生きる価値の無いゴミクズの様な貴方達を愛してやっていると言うのに。」

 そう、彼女にとって自分以外の人間は「ゴミクズ」で一蹴出来る存在でしか無いのだ。
 だからこそ彼女は誰に対しても対等で、残酷で、慈悲深い。


 彼はこの世界に存在する全人類を「汚物」と称し、嫌った。
 
 彼にとって人間と言う存在は道端に落ちている犬の糞と同等にしか過ぎなかった。 
 真っ黒で、腐臭を発し、視界の中に入れるのも、同じ空間で息をするのも嫌で嫌で堪らなかった。
 人と目を合わせるだけでも胸の内にどうしようも無い嫌悪感が沸き、腐臭を漂わせながら人が自分の傍に近寄ってくる度に吐き気を催した。

 また、それは彼自身に対しても同じだった。
 彼は自分の姿が鏡やガラス等に映される度に他の人間と同じ様にどうしようも無く嫌悪し、そして無性に泣きたい気持になった。
 だからこそ、彼は自分を人間だと思えない程の醜い容姿にしてしまおうと自らを痛め付けた。
 わざと頭から熱湯を被り、顔の半分を覆えるほどの大きな火傷を作り、カッターで口の端を切り刻み、鼻の皮膚を削り、素手で左の眼球を抉り出した。

 するとどうだろう、自分のその醜い顔を見て不思議と愛しいと言う感情が胸の内に湧き上がった。
 それ以来彼は、世界中の全人類が自分と同じ位に無様な姿になれば良いのに、と願う様になった。
 そうすれば自分はやっと、他人を愛する事が許されるのだ。


―――――――――――――――

続きます。

30美しき汚物:2011/06/18(土) 21:42:21 HOST:252.128.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
>>29続き。引き続き暴力、嘔吐、汚物注意。
 寧ろこっからが本番だぜ。


 *

 「識峰(しきみね)くんてば、こんな所に居たのね。」

 屋上にて、自らの身の丈に合ったセーラー服を纏う凛とした立ち姿の少女と彼女の目線の先―――識峰と呼ばれた少年が居た。
 識峰の身なりや立ち振る舞いは今目の前に居る少女とは全くの真逆でみすぼらしく、汚らしく、不潔だった。何よりも顔全体に巻かれた包帯から覗く火傷の跡が痛々しい。
 
 識峰は少女、黒岩(くろいわ)に声を掛けられても全く反応せずただ広々と晴れ渡る空をぼんやりとした面持ち(と言っても包帯で表情は見えないのだが)で眺めていた。
 けれどもそんな彼に対して黒岩はめげず、手にしている弁当箱を彼に向かって差し出しながら話を続けた。

 「識峰くん、今日もまたお昼ご飯を抜いてるんじゃないかと思って私お弁当を作って来たのよ。でももう放課後になっちゃったわね、ごめんなさい。」
 「………………。」
 「もしかして見付けるのが遅れた事に怒ってるの? ごめんなさい、明日からは早めに行動を起して早めに識峰くんを見つけられる様にするわね。」
 「………………。」
 「そう言えば昨日お弁当を食べた時は魚の小骨が喉に詰まって苦しそうにしてたでしょう、今日は魚の骨を全て抜いてから調理したから大丈夫な筈よ。だから安心して。」
 「………………。」
 「嗚呼、後今日は甘い卵焼きに挑戦してみたのよ。何時もはだし巻き卵だったから。砂糖の加減が分からなくて味が少し薄くなっちゃったけど明日はちゃんと美味しく作れる様頑張るから…。」
 「…………れ、が」
 「え?」
 「誰がお前みたいな汚物の作った飯なんか食うかよ。」

 識峰が漸く口を開き、その言葉を発した瞬間黒岩は故意か無意識かは分からないが彼の頬に向かって平手を振り上げていた。
 パンッ、と乾いた音が辺りに響く。
 細身な識峰の身体はそれだけの衝撃でも後ろに倒れ込んだ。
 一方、未だに平手を自らの顔の横に翳す黒岩は先程の笑顔とは打って変わってさながら氷の様に冷たい視線を目の前の少年に向けていた。

 どうやら平手を張られたのは火傷跡の深い部分だったのだろう、ただでさえ醜い顔を更に歪ませながら頬を抑え込む識峰に黒岩はこつこつと靴音を立てて近付いて行けばドスッと遠慮なしに自らの全体重を掛ける様に馬乗りになり彼の襟元を首を絞める様にして持ち上げた。
 識峰は苦しそうに唸り声を上げる。

 「嗚呼、貴方って本当にゴミクズ! 安心して、私も貴方が私の事を汚物と思っているのと同じ位にいいえ、それ以上に貴方の事をカスだと思っているわ!」
 「……っ離、せっ、汚れる。」
 「どうしてこの期に及んで未だ! 未だそう!! 本当に犬以下の学習能力ね、そうね、でも貴方がお望みならまた『アレ』をしてあげるわ。」

 黒岩から「アレ」と言う単語が発された途端、識峰は眉を顰め彼女の下から抜け出そうともがく。
 けれども黒岩、その細い体の一体何処からそんな力が発されているのだろうと思う位に強い力で識峰を抑え付け逃がそうとしない。

 彼に平手をかましたと共に地面に落ちてしまった弁当を自らの方に引き寄せ蓋を開けると、適当に中身のおかずを素手で掴み――自らの指ごと無理矢理識峰の口の中に押し込めた。
 
 識峰はその瞬間どうしようもなく目尻が熱くなり、口の中に入れられたモノと共に胃の中に収まっている全ての物を吐き出したくなった。
 今自分の口の中に有るのが自分が嫌っている人間の中でも更に嫌っている彼女、黒岩の作った物だと言う事も有るのだがそれ以上に人間の指が、彼女の指が、汚物の指が、自分の口の中に有ると言う事が信じ難く耐え難い事であった。

 苦しさと嫌悪にもがく彼に対し恍惚の表情を浮かばせる黒岩。
 満足したのか暫くしてやっと彼の口から手を抜いてやる。手にべとついた彼の唾液でさえも愛しく感じ、彼に見せ付ける様にしてそれをなめとってやる。

―――――――――――

続きます。

31美しき汚物:2011/06/18(土) 21:43:37 HOST:252.128.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
>>30続き。引き続き嘔吐、嘔吐物注意。
 初っ端からあれな感じなので改行で隠しておきます。







 そして識峰は、吐いた。
 飲み込み切れなかった具材は勿論、胃の中に納まっている全ての物も吐いた。やがて吐く物が無くなり、胃酸しか出す物が無くなってしまっても彼は吐き続けた。
 まるで口の中に残る黒岩の指の感触を懸命に打ち消すかの様にして。

 「……ぅっ、う、ぇっ…、ぉ、……っう、う、ぅううぅぅぅっううっ」

 暫くはただ嘔吐を繰り返していただけで有ったが、胃酸でさえも出すのが苦しくなって来た頃彼は唇を戦慄かせ今度は嗚咽し始めた。
 黒岩はそんな彼を見て、滑稽や可哀相等と言う感情は無く――ただひたすらに愛しいと思った。
 
 黒岩は識峰の吐き出した嘔吐物を指に絡める様にして掬い上げると、彼の包帯から露出している肌の部分に撫でるように擦り付けてやった。

 そして暫くの沈黙の後――彼の唇に口付けた。

――――――――――――

続きま、せん。
別に尻切れトンボじゃありません、こう言う終わらせ方なんです。

32キャラ紹介:2011/06/18(土) 22:13:48 HOST:252.128.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
美しき汚物 >>29->>31

黒岩(くろいわ):人間を愛していると言いながらクズと称して見下すクズの中のクズだよ!!
  自分を邪険に扱う人間に対しては当然の様に暴力を振るうよ!怖いね!
  容姿は暗い緑色のパッツンストレートに黒い瞳だよ!頭の横に小さなお団子を作ってるよ!
  背ちっこい上に細身なのに武道を嗜んでるよ!しかも超握力強ぇ!
  最近の趣味は人間大嫌い少年こと識峰くんにご飯を食べさせてあげる(ほぼ嫌がらせ)事だよ!

識峰(しきみね):生まれた頃から人間を汚物として見る事しか出来ない常時錯乱系少年だよ!
  一応元は女の子みたいな顔付きした美少年(笑)だったみたいなんだけど自傷癖が付いちゃって顔中酷い傷だらけだよ!
  容姿は濁った灰色の髪に赤い瞳と言う特異な色素の持ち主だよ!アルビノじゃないよ!
  人間(汚物)は勿論嫌いだけどソレ以上に黒岩が大嫌いだよ!あいつもう犬の糞とかレベルじゃねぇよ、ゴミ溜めだよゴミ溜め

とある少女の遺書 >>26>>27

私:「きみ」以外に全く興味が無い、寧ろ「きみ」以外の人間も動物も皆クズとか思っちゃってるクズの中のクズ二号だよ!
  何時もは「私」なのに偶に一人称が「ぼかぁ」とか「僕」になるよ!可笑しいね!
  容姿は毛先の切り揃えられてない黒髪のセミロングに黒い瞳だよ!死んだ魚の目だよ、レ●プ目だよ!!
  ついでに最期は自ら強力な毒を飲み、大量に吐血しながら苦しんで死んで逝きました。

きみ:何か「私」の狂愛フィルターで太陽とか称されてたけど実際はそこら辺に居るちょっと明るい至って普通な子だよ!
   特にこれといった設定は考えてないよ!

まぁ他の小説は掲示板で考えたキャラのちょっとした小噺や思っている事を吐き出したままの奴なんで特に固まったキャラ設定は無いです。

33:2011/06/28(火) 20:08:20 HOST:122.129.70.222.broad.xw.sh.dynamic.163data.com.cn
小説書きたいんだけど思い付かないんでポエムっぽいのを


今日の死亡者数約○○人。
内××人は事故死、△△人は病死、**人は自殺、※※人は他殺、##人は安楽死。
運転士の居眠り運転により轢殺、その内治るだろうと放置していた風邪をこじらせそのまま病死、陰湿ないじめに耐えられず飛び降り自殺、痴情のもつれって奴で女から怨みを買い胸をナイフで深く抉られ刺殺、家族に看取られ90歳の大往生。おめでとう寿命

世界はこんなにも沢山の人が溢れ、こんなにも沢山の死が有る。
それなのにどうして僕は未だ死んでいないんだろうね。

可笑しいね、可笑しいね、可笑しいねったら

たらったらったらったらったらったったたらったらたった


あー僕が死ぬまで後、

―――――――――――

やっべぇ吐く


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板