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[Curious Expedition]非常食19世紀へ![リプレイ日記]

1本家からはじめまして:2024/05/26(日) 20:00:46 ID:QuwhRBY.
ーー19世紀、ロンドン

スコットランド兵士「ふー、無事報告も終わったな。じゃあネコの旦那、またいつか!」ヒック

非常食「うにゃあ、兵士さん今までありがとうございましたなのですにゃ!」

ペルシャ人翻訳者「では私も。また縁があったら…」

非常食「翻訳者さんもありがとうございましたなのですにゃ!」

ロバ「ブルルっ」

非常食「にゃ、君ともお別れですにゃあ。たくさん荷物を運んでもらって本当にお疲れ様だったのですにゃ!」

兵士じゃあなお前ら生きてろよー!」ヒック

非常食「…行ってしまいましたにゃあ。やっぱりお別れは寂しいものですにゃあにそれにしても…」キョロキョロ

非常食「…なんと大きな街なのですにゃあ。人も物も何もかもが溢れているのですにゃあ。これが世界中集めたのではにゃくいち都市に過ぎないにゃんて…」

少年「いや、驚くのも無理ありませんよ。ロンドンは世界一の都市ですからね」

非常食「にゃ?どなたですかにゃ?」

少年「僕はただのメッセンジャーボーイです。僕の主が貴方をお呼びです。一緒に来ていただけないでしょうか?」

非常食「にゃ、構いませんにゃ。行くあてもありませんからにゃあ。それにしても主さんはどなたなので…にゃ、みぃには聞いても分からないですにゃあ」

少年「そうですね、貴方は初めて会う方だと思います。悪い話ではないはずですよ、黄金のピラミッドを発見した貴方を見込んでの事だそうですからーー」

2以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/26(日) 20:13:00 ID:QuwhRBY.
ーーロンドン某所

偉そうな人「やあ、良く来てくれたね。非常食君…と呼んで良いのかな?」

非常食「にゃ、お招きありがとうございますにゃ。そうですにゃあ…(もしこの世界に飛ばされた人が他にもいるならそう呼ばれてた方が気づいてくれる人もいるかもしれませんにゃあ)そう呼んでもらって構わないですにゃあ」

偉そうな人「そうかね。しかし…本当に喋る猫なんだな。それは生まれつきかね?それとも後天的なモノかね?何らかの実験により生まれたとか?まさか呪いだなんて言わないだろうね?」

非常食「にゃ、えーと…」

少年「旦那様、お客様が困っていますよ」

偉そうな人「おや、すまないね。どうも昔から好奇心旺盛でね…実際、君の正体は大した問題じゃあない。大事なのは君の能力だ」

非常食「みぃの能力、ですかにゃ?」

偉そうな人「君は見事に黄金のピラミッドを見つけてみせた。しかし君が探険した所よりもっと奥地、もっと危険な場所にも黄金のピラミッドは存在するはずだ。それを君に見つけてきて欲しい」

非常食「にゃ、つまり前の探険よりもっと大変な探険をして欲しいという事なのですにゃ?」

偉そうな人「その通り!もちろんタダでとは言わない。君は故郷に帰る方法を探していると聞いた。それが普通の場所ではないようだともーー見て分かるかもしれないが、私にはカネがある。君がこの探険で成果をあげれば、君が故郷へ帰る手段を用意してあげよう。なんとしても、だ」

非常食「にゃっ!?それは大変ありがたいのですにゃ!」

3以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/26(日) 20:38:24 ID:QuwhRBY.
偉そうな人「ただし条件がある。君には名だたる探検家と競って勝たなければならない」

非常食「にゃ?競争するという事ですかにゃ?」

偉そうな人「ああそうだ。もっとも彼らは故郷へ帰るのが目的ではないが」

少年「競争相手の方々は皆様名うての探検家です。彼等は自らの像を建てる事を目的としています。最高の探検家の称号と共に」

非常食「像、ですかにゃ?」

偉そうな人「そうだ。と言っても像が建つ事自体は大したことじゃない。最高の探検家が自分であるという名誉が永く残る事こそが重要なのだ。

非常食「優れた探検家として名を残したいという事ですにゃ?」

偉そうな人「その通り!理解が早くて助かるよ。もちろん、君が勝てば故郷への帰還と供に君の像も建てよう。どうだ?やってみる気はあるかね?」

非常食「にゃ、みぃには元の世界に戻る方法は見当もつきませんからにゃあ…やらせて欲しいのですにゃ。像は別に要らないのですけどにゃ…」

偉そうな人「大いに結構!これで競争に参加する探検家が揃った訳だ。後はーー」チラッ

少年「はい、旦那様。他の探検家の方々にも連絡をします」

偉そうな人「よろしく頼むよ。さてーーこれは君に言っておかなければならないがーーそう、これを見ている君だーーこのSSは難易度はもちろん最高難度、使用探検家は秘密の探検家からSound of Mysteryだ。むしろこの探検家を使いたいから獣人の彼を抜擢した。プラットホームはSwitchだがsteamやPS4、Xboxなどでも配信中らしい。興味があればチェックしてみてくれたまえ」

非常食「にゃ…?にゃんの話ですかにゃ…?」

偉そうな人「いや、こちらの話だ。こういう話は極力したくないのだよ、世界観が壊れると嫌がる者もいるだろうからね。だから今まとめて話をしたのだよーーさて、話はこれでおしまいだ。早速探険の準備に取り掛かってくれたまえ。期待しているよ」

4以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/26(日) 22:02:12 ID:hArhRTFA
本格始動!
スレタイ初見の人はなんのこっちゃだなw

5以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/27(月) 03:23:02 ID:waCrUK.2
Sound of Mysteryてどんな探検家かとググってみたらワンちゃんでワロタ

6頭の中で猫ちゃんに変えて欲しいのですにゃ:2024/05/27(月) 17:49:22 ID:RI5ExSq.
ーー翌日、ロンドンの港

非常食「うにゃあ、何度見ても大きな港ですにゃあ…」

偉そうな人「当然だ。世界一の街には世界一の港がある」

非常食「にゃ、来て下さったのですかにゃ?」

偉そうな人「今日出発するのは君だけだからな。見送りに来たよ」

非常食「にゃ、そういえば競争と聞きましたにゃ。競争相手は何処に…」キョロキョロ

偉そうな人「ああ、君が競争相手と会う事はない。何故ならそれぞれ別の場所を探険するからだ」

非常食「そうなのですにゃ?でもそれは…」

偉そうな人「平等ではないのではないか?と言いたいんだろう?もちろん難易度を同じくらいになるように調整している。出発の日が違うのもその1つだな。とはいえ、最終的にはこちらを信用してくれるしかないのだがね」

非常食「にゃ、信用していますにゃ。というより信用するしかみぃには出来ないのですにゃ…」

偉そうな人「君の置かれた立場ではそうだろうさ。そうそう、言い忘れていたが競争と言ってもピラミッドを一番早く見つけて帰るだけが競争ではない」

非常食「にゃ、と言いますと…?」

偉そうな人「あくまでも君達には名声で争って欲しいのだ。一番早くゴールすればそれは多くの名声が得られるだろうが、それが全てではない」

非常食「にゃ、では他にどんな手段が…?」

偉そうな人「手段はいくつかあるが、一番は宝物を見つける事だな。それを寄贈する。君は多くの名声を得られるだろう」

7以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/27(月) 18:05:39 ID:RI5ExSq.
非常食「にゃ、確かに前の探険でも宝物を手に入れましたにゃ。でも…」

偉そうな人「宝物を得る手段も1つではない。だが心しておく事だ、何も支払わずに何かを得る事は出来ない。必ずそれなりの対価やリスクが伴うだろう」

非常食「それは…良く分かってるつもりなのですにゃ」

偉そうな人「なるほど確かに探検家の君に偉そうにこんな事を言うのは野暮だったかもしれんな。しかしあと1つ言っておかなければならない。探検は全部で6回行ってもらう」

非常食「6回もですかにゃ!?」

偉そうな人「大変に聞こえるだろうし実際大変だろうが、逆に1度つまずいても挽回するチャンスがあるという事だ。そして探検は後になるほど広い土地を歩き回る事になる。それは名声を得るチャンスもより増えるという事だ」

非常食「最後まで諦めてはいけないという事ですにゃあ」

偉そうな人「もともと探検家は諦めが悪いものだがね。さて、最後になるが君の探検をサポートする仲間を紹介しよう。来てくれたまえ」

先住民のシャーマン「よろしく」

非常食「よ、よろしくお願いしますのですにゃ。貴方は…」

偉そうな人「察しの通り、彼はロンドンの人間ではない。だが何度か探検家と共に黄金のピラミッド探しを経験している。そして君よりもロンドンに詳しいぞ」

シャーマン「言葉も、大体分かる。問題ない」

偉そうな人「隠す事でもないから言うが、君が競争に参加するのが決まったのは最後だったからね。彼一人しか用意出来なかったのだ。他の競争相手達は先住民への差別意識などもあり彼を雇わなかったのだが…」

非常食「みぃは全く気にしませんにゃ!よろしくお願いしますのですにゃ!」

偉そうな人「それは良かった。ではこの辺で失礼するよ。ーー君には期待している。頑張ってくれたまえ」

8以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/28(火) 17:07:36 ID:l0q2ghTc
がんばれー!!

9以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/30(木) 19:47:44 ID:zTrWLYW.
非常食「では積み荷の最終確認を…うにゃあ、お酒ばかりなのですにゃあ」

シャーマン「ウィスキーだな。アルコールは正気を保つのに有効だ。勿論飲みすぎはいかんが」

非常食「チョコレートとかは無かったのですかにゃあ」

シャーマン「さっきの男も言っていたが競争への参加が遅かった分物資も他の者に先に買われているからな。ただ悪い事ばかりでもない。チョコレートよりウィスキーの方が同じ値段でより正気を回復出来るからな」

非常食「そのかわりデメリットがあるという事なのですにゃあ。後は…にゃ、大きな卵ですにゃ。確かこの前ピラミッドを見つけた後に拾ったのですにゃあ」

シャーマン「これは…とても貴重なものかもしれん。肌見離さず持っていた方が良いだろう」

非常食「そうなのですかにゃ?では持っていくのですにゃ。物資は…以上なのですにゃ。心細いですにゃあ…」

シャーマン「仕方ない、どうせ2人では持てる量も限られている」

非常食「にゃ、それは確かに…」

男性「もし、探検家さんとお見受けします。貴方達は確か『絶望の乾燥地帯』へ行くと聞きましたが…」

シャーマン「そうだ。お前は?」

男性「そうですか!いや、僕はその辺りの出身でして。今はこうしてロンドン暮らしですけどね」

非常食「うにゃあ、言われてみればこちらの人達とはちょっと違いますにゃあ」

男性「僕はこちらでそこそこ成功して、そろそろ所帯を持ちたいと思ったのですが、ロンドンの女性はなかなか…なので、不躾ですが故郷から僕の妻になってくれる人を探してきていただけないでしょうか?勿論、お礼はします。僕の故郷の村への行き方はこの地図に書いてありますから…」

非常食「にゃ、未知の土地の地図は大変ありがたいのですにゃ。どうせ行くならついでにお嫁さんも探して来ますにゃ。では改めて出発なのですにゃ!」ニャオー

10以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/30(木) 20:03:52 ID:zTrWLYW.
ーー絶望の乾燥地帯、日数1、正気度100

非常食「うにゃあ、長い船旅の末にようやく目的地に着いたのですにゃあ」

シャーマン「長かったな。しかしいよいよだ」

非常食「じゃあ船長さん、行ってきますにゃ!」

船長「どうか気をつけて。ご武運をお祈りしてます」

シャーマン「さて、念のため船から水を持っていくか。水は船でならタダで手に入る。邪魔になったら捨ててしまえば良いしな」

非常食「にゃるほど、では水を持って…もう持ち物がいっぱいなのですにゃあ」

シャーマン「仕方ない、2人しかいないからな。あの男が教えてくれた村で雇える者を探そう。それに花嫁候補も連れていくなら荷物を少しは持ってくれるだろう」

非常食「うにゃあ、手伝ってくれると良いですにゃあ」

シャーマン「あと、着かれたら船に戻ると良い。体を休められる。あまり休まずに探検を続けると狂気に陥りかねない」

非常食「ありがたいのですにゃ。見知らぬ土地での探検は精神的にも辛そうですからにゃあ」

シャーマン「しかし休んでいれば当然時間を失う。これは競争だからな、物資、疲労、時間。全てを慎重に天秤に掛けて行動しなければならない」

非常食「うにゃあ、シビアなのですにゃあ」

シャーマン『いよいよ始まりですねー。前置きが長くて眠くなっちゃいましたよ。皆さん馴染みの無いゲームの話ですからある程度の説明は仕方ないのですけどね〜』

非常食「にゃ…?シャーマンさん?」

11以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/30(木) 20:11:12 ID:zTrWLYW.
シャーマン「う、ううむ。私はシャーマン、精霊の声を聞き、それを語る事が出来るのだが…最近、訳の分からない精霊の声が頻繁に聞こえてきてな。困っているのだ…」

非常食「そ、それは大変なのですにゃ…」

シャーマン「今のところ邪魔になるわけでもないようだがな。さあ、やや出鼻を挫かれた感はあるが出発しよう」

非常食「ですにゃ。でもこうして景色を見てみると…以前探検した土地はまだ易しかったのですにゃあ。ここはジャングルあり岩山ありで…」

シャーマン「あの男から貰った地図には村の場所が記されているが、そこまでの道程も楽では無さそうだ」

非常食「にゃ、でも他にあても無いのですにゃ。一先ずはこの村を目指すのですにゃ」

シャーマン「ああ。花嫁も追加の人員もだが、物資の補給も出来るかもしれないからなもしかしたら宝物などもあるかもしれん」

非常食「にゃるほど、取引で手に入れられれば一番なのですにゃあ」

シャーマン「行ってみなければ分からないがな。さあ、時間がもったいない、行くぞ」

非常食「にゃっ!まずは村へ向かって出発なのですにゃ!」

12以下、名無しが深夜にお送りします:2024/05/31(金) 02:18:36 ID:MExae/jU
シャーマン頼もしくてノレビス様との通信もできるし有能やん
期待

13ーー日数5、正気度73:2024/06/01(土) 17:25:35 ID:4TXcVORQ
非常食「うにゃあ、4日も歩くとなかなか疲れますにゃあ」

シャーマン「4日しか、だ。まだまだ歩かねばならんぞ」

非常食「前の探検も3ヶ月近く歩きましたからにゃあ…」

シャーマン「さて、村まであとどのくらいか…地図によればこちらの方角で合っているはずだが」

非常食「うーん………にゃっ!微かに村らしきモノが見えたかもしれないのですにゃ!」

シャーマン「本当か?目が良いのだな」

非常食「あと、東の山の方にも何かが見えますのにゃ!何かは分からないですけどにゃあ」

シャーマン「山に何かあるなら、おそらくは洞窟だろう。断定は出来ないが」

非常食「うにゃあ、気になりますにゃあ…でも予定通りまず村に向かいますにゃ」

シャーマン「それが賢明だろう。仮にあれが洞窟で、洞窟内に財宝があったとしても、今の我々には持ち運びが出来ぬ」

非常食「にゃ、そういえばそうですにゃあ。でももし村で人を雇えれば…」

シャーマン「ああ、それを持ち運ぶ事が出来るだろう。それが洞窟を探索するのに良い能力を持っているならなお良しだ」

非常食「にゃるほど、人が増えればやれる事が増えるのですにゃあ」

シャーマン「というよりは危険が減る、と考えた方が良いかもな。さて、村まではあとどのくらいか分かるか?」

非常食「7日といったところですにゃ。まだ距離はありますにゃあ。でも村に向けて歩き続けなければならないのですにゃ。行きますにゃ!」

14以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 16:15:58 ID:mnC9L6AI
ーー日数12、正気度51

シャーマン「もうすぐ到着だな」

非常食「ここまではお酒も消費せずに来られましたにゃあ」

シャーマン「まだまだ先は長いが、ここまでは順調と言って良いだろう。さあ、村にーー」

非常食「にゃにゃにゃっ!?待って欲しいのですにゃ!卵が…」

シャーマン「おお、卵の1つが孵ろうとしているな!」

非常食「にゃっ、う、生まれ…」

恐竜の赤ちゃん「キイ、キイ」

非常食「にゃっ!?これは…ドラゴン…ではないですにゃ?一体…?」

シャーマン「トカゲとも違うようだ。まさか恐竜か?どこかの探検家が見たことがあるという噂は聞いていたが、まさか本当に…」

非常食「それでは珍しいものなのですにゃ?しかし可愛いですにゃあ、こうなるともう1つの卵も楽しみになるのですにゃあ」

シャーマン「今はまだ可愛いが恐竜だ、恐ろしく成長するかもしれんが…まあ先の話だな。さあ、今は村に行こうではないか」

非常食「ですにゃ。どんなヒト達が待ってるのかドキドキですにゃあ…」

15以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 16:29:04 ID:l1nbp9zY
ーー斥候の村

村人「#^%-&$@#」

シャーマン「我々はこの地方で最も優れた偵察兵だ、敬意を払うように、との事だ」

非常食「気難しそうなヒト達ですにゃあ…でもいきなり他所から来た人間相手では仕方ないのかも知れないのですにゃあ」

シャーマン「まあ村の中ではある程度自由にはさせてくれるようだ、入るぞ」

女性「アナタタチ、モシカシテ、カレシッテル?トオイトコロデクラシテルオトコ」

非常食「にゃ、遠い所で…にゃ、もしかして奥さんを探してくるように言ってきた人ですかにゃ?」

シャーマン「ロンドンでかなり成功した男だ。おそらくお前が探している男と一緒だと思うが」

女性「ヤッパリ!ワタシマッテタ、ムカエニクルノ!ワタシツイテイク、カレノトコロマデ!」

非常食「うにゃあ、奥さん候補を探すのではなくもう奥さんがいたのですにゃあ」

シャーマン「あの男もここの出身だ、言葉のニュアンスを伝えきれない事もあるだろう。なんにせよ見つかって良かった。では一緒に行くか」

女性「アリガト!ムラアンナイスル、ツイテキテ!」評価+2

シャーマン「よし、ではついて行くか。地元の人間の案内ほど心強いモノはないだろう」

非常食「気難しい村人さん達とも上手くやれそうですにゃ。幸先良いのですにゃあ」

16以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 16:44:15 ID:OOC6hNyA
シャーマン「では早速だが、我々と共に探検をしたいという者達がいたら連れてきて欲しい」

女性「チョットマッテテ……………ツレテキタ、サンニン」

シャーマン「ふむ、偵察兵にアニマルハンドラー、そしてロバか。この中から1人を選ぶようだな」

非常食「ロバ君はたくさん荷物を運んでくれるのですにゃあ」

シャーマン「ふむ、しかし今回は人間を雇おう。忠誠心は二人とも似たようなもので、アニマルハンドラーは少々女性差別的な所があるようだ」

非常食「うにゃあ、ロンドンまでとはいえ奥さんとケンカとかされたら困りますにゃあ」

シャーマン「更に言えばアニマルハンドラーは運べる荷物が少ない。かわりに動物にたくさん荷物を持たせる能力を持っているのだが…現在我々は動物を連れていない」

非常食「となると斥候さんですかにゃ?斥候さんはどんな方なのですかにゃ?」

シャーマン「斥候は我々探検隊の視界を拡げてくれる。我々は視界が取れている場所までしか移動出来ないが、斥候がいればより遠くまで一度に移動出来る。更に、一度に長い距離を移動すればより消耗が少ない」

非常食「にゃ、となるとかなり頼もしい方なのですにゃ?」

シャーマン「元々今の我々には他に選択肢がないようなものだしな。この男を雇って良いだろう」

非常食「にゃ、では斥候さんよろしくなのですにゃ!」

斥候「コチラ、コソ」

シャーマン「さて次は取引をするか。案内してもらえるか?」

女性「マカセテ、ショーバイハンジョー!」

17以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 17:00:36 ID:QhM/GoPw
村人「@$%&>=/"<」

シャーマン「ふむ、あの女を仲間にしたからか村人達の態度も変わったようだ」

非常食「最初はちょっと警戒されてましたからにゃあ。良かったですにゃあ」

シャーマン「村人の評価は大事だ。あまり評価が低いと取引はおろか、下手をすると村に入れてくれさえしなくなる。最悪は敵対して村人達と戦いになってしまう事だな」

女性「サアツイタ。ショーバイショーバイ!」

非常食「さっきから変な言葉を話すのですにゃあ…にゃ、色々並んでますにゃあ」

シャーマン「ふむ、まずは宝石だな。ここでは価値が低いがロンドンに持ち帰ればそれなりになる」

非常食「神殿などで手に入れるより安全で良いですにゃあ。こちらから出せるのは…お酒しかないですにゃあ」

シャーマン「では釣り代わりにこの動物の歯を貰っておこう。後で説明するが、これは持っておくと役に立つ。一応、ロンドンで名声にもなるしな」

非常食「にゃ、他のモノは良いのですかにゃ?」

シャーマン「マンゴーなども悪くないのだがな、ウィスキーと同程度に正気を保てる上に副作用もない。だが腐りやすく持ち運ぶのに向いてない」

非常食「にゃ、では買ってすぐ食べれば良いのでは無いですかにゃ?」

シャーマン「今はまだそこまでは必要あるまい。まずは今夜宿泊する許可を貰おう。頼めるか?」

女性「オヤスイゴヨーダ!」

シャーマン「まずは今夜体を休めて、それでなお士気が上がらないならマンゴーを取引しよう。我々の物資は潤沢とは言い難い、考えて取引しなければな」

18以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 17:09:44 ID:QhM/GoPw
ーー日数13、正気度81

女性「オハヨー!アタラシイアサダゾ!」

斥候「オハヨ」

非常食「おはようございますですにゃ。うにゃあ、昨夜は大変でしたにゃあ」

シャーマン「村の女が1人亡くなったようだな。まだ成人前の子供も残して、痛ましい事だ」

非常食「うにゃあ、村のヒト達の邪魔にならないように早めに出発した方が良いですかにゃあ」

村人「>%&^#?$@"#=>」

女性「オワカレサミシーヨダッテ」

シャーマン「ふむ、これは…」

非常食「にゃ、にゃにか気になった事がありますかにゃ?」

シャーマン「普通、村で宿泊すれば多少なりとも評価は下がるはずだが、どうやらそんな様子はないようだ。お前の人柄かもしれぬな」

非常食「にゃにゃ!?うにゃあ、奥さんのおかげだと思うのですにゃあ」

シャーマン「今はそういう事にしておくか。さあ出発だ、他の探検家達に後れを取る訳にはいかないからな」

非常食「にゃ、では皆さんありがとうございましたですにゃ!またいつかなのですにゃ!」ブンブン

19以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 17:21:03 ID:QhM/GoPw
村長「@"#?$<@、$<&^ー/…」

非常食「うにゃあ、元気良く旅立ったつもりが奥さんのお別れの儀式があったのですにゃあ…」

村長「#$-=>」

女性「&$=/>-=#」グスン

斥候「グスン」

シャーマン「…胸が張り裂けるような儀式だったな。さあ、今度こそ出発だ」

女性「ゴメンマタセタ。ソレデワタシ、ココイキタイ、シンデンアル、シュクフクウケタイ」

非常食「にゃ、神殿で祝福ですかにゃ?通り道になりそうなので構わないのですにゃあ」

斥候「アッチノジャングル、ナニカアル。オカヲコエタサキ」

シャーマン「さすが斥候だな、我々が見つけられなかった場所を見つけてくれた。しかし北の丘を越えた先か、丘越えは消耗が激しい、行くにしても東から丘や山を迂回して行かねばな」

非常食「にゃ、ではまず最初に見つけた洞窟らしき所に行ってみたいと思うのですにゃ」

シャーマン「そうだな、そちらへ行けばちょうど迂回ルートだ。皆も良いか?」

斥候「イギナシ」

女性「ワタシモ。ドウクツタンケーン!」

20以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 18:51:47 ID:gxeu6ePs

一気に仲間が増えた!

21以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 19:06:23 ID:QhM/GoPw
ーー日数22、正気度39

非常食「うにゃあ、思ったより疲れましたにゃあ」

シャーマン「斥候がいてなお一度には移動しきれなかったからな」

斥候「スマナイ」シュン

非常食「斥候さんが謝ることないのですにゃ!それよりここからなら村を出た時に斥候さんが言ってたジャングルの何かが見えますにゃあ」

シャーマン「まだハッキリとはしないがほぼ間違いなく神殿だろう」

女性「デモワタシイキタイトコロトチガウ」

非常食「にゃ、奥さんが地図に書いた場所はもっとずっと遠くですからにゃあ」

シャーマン「さて、洞窟だ。本来なら松明を使って探検したい所だが、我々は持っていない」

非常食「にゃ、みぃはこれでも暗闇でも目が見えますにゃ。松明無しでも大丈夫ですにゃ」

女性「ホント?マックラダヨ」

斥候「チョット、コワイ」

非常食「大丈夫ですにゃ。ここはリーダーのみぃを信じて着いてきて欲しいのですにゃ。行きますにゃ!」ノシノシ

シャーマン「…不安はある。しかしリスク無しで成果はありえない。今日は奴の蛮勇に身を任せるか。さて何が出るか…」

22以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 19:17:21 ID:QhM/GoPw
ーー洞窟内部

女性「…トテモクライ」

非常食「にゃ、みぃに着いてくれば大丈夫ですにゃ」

斥候「マダ、ススム?」

非常食「もう少し、きっともう少しなのですにゃ」

シャーマン「前にそう言ってからどれだけ経ったか…む?微かな光が…」

非常食「にゃ、ここは…にゃにゃ、木箱がありますにゃ」

女性「アケヨウ…ギャー!ミイラ!」

斥候「ヒイッ!?オソワレル!?」

非常食「ふ、二人とも落ち着くのですにゃ!襲っては来ないのですにゃ!それにしても…ほとんど朽ち果ててますにゃあ。ちゃんと形が残ってるのは2つだけですかにゃ」

シャーマン「おおお…素晴らしいぞ探検家よ」

非常食「にゃ?このミイラがですかにゃ?」

シャーマン「ミイラはおよそ探検家が手にする宝物の中でも最も素晴らしいモノの1つだ。それが2つも…素晴らしいぞ」

非常食「にゃにゃ!?本当ですかにゃ!?」

シャーマン「この上ないスタートになったな。これはお前の勇気がもたらした結果だ。見事だ探検家よ。不利かと思われた競争も、お前の勇気と運があれば勝てるかもしれん」

23以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/02(日) 19:32:17 ID:QhM/GoPw
ーー洞窟入口

女性「ヤットデラレタ!」

斥候「コワカッタ」

非常食「にゃ、二人には怖い思いをさせてしまって申し訳ないのですにゃあ。でもやりましたにゃ!この調子で黄金のピラミッドも…」

シャーマン「待て、探検家よ。大きな成果を得た以上、この探検はより慎重になるべきだ」

非常食「にゃ、慎重にですかにゃ?」

シャーマン「これほどの宝物を手に入れたのなら、一着を目指すよりとにかく失敗せずゴールする事がより重要ではないか?」

女性「シンチョウニ?ドウスルノ?」

シャーマン「我々はこの宝物を得た事で選択肢も幾つか得た。まず、探検家が言った通りこのまま進む道。そして引き返す道だ」

斥候「カエルノカ?」

シャーマン「我々はこの洞窟に来るまでに消耗してしまった。それ以上の成果は得られたが、とてもピラミッドまでは持つまい」

非常食「うにゃあ、あの村のようにまた休める場所があるとも限りませんにゃあ」

シャーマン「だから2つ目の選択肢として引き返す。村に帰るか船に帰るかだが、村は次も快く泊めてくれるとは限らない。だが船はそんな事はないし、ミイラを船の倉庫に預ける事も出来る」

女性「ナクシタラタイヘンダモンネ」

非常食「にゃるほど、引き返すと時間が掛かると考えていましたにゃあ。でも確かに…にゃ、では船に戻りますにゃ!船で十分休んでからまたピラミッドを探す事にしますにゃ!」

24以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/03(月) 17:32:53 ID:2pFXkwc.
更新たっぷりでうれC

25以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/03(月) 19:28:39 ID:LFAdeNAU
ーー日数43、船、正気度100

女性「$@%">#->」キャッキャッ

斥候「&$#%^<?$->」キャッキャッ

非常食「うにゃあ、同郷の女性同士仲が良いですにゃあ」

シャーマン「見たこともないような大きな船だ。はしゃぐのも当然だろう。リラックスしているのは良いことだ」

船長「しかしそんな呑気にしてて競争に勝てるんですかね?」チッ チッ

非常食「うにゃあ、船長さん機嫌悪いのですにゃあ」

シャーマン「自由にやってたのが我々が来て窮屈になったのだろう。気にするな、主はお前だ。とはいえこれ以上長居する必要もないがな」

非常食「にゃ、そうですにゃ。2人とも、そろそろ出発しますにゃ!」

斥候「ワカッタ」

女性「ミテ、ミツケタヨコンナノ」スッ

非常食「うにゃあ、キノコが2つですかにゃ?」

シャーマン「これはより遠くを見る事が出来るというキノコだな。しかしキノコか、でかしたな。これでここからの遠征にかなり余裕が出来た」

非常食「そんなに良いキノコなのですかにゃ?それはともかく、今から再出発なのですにゃ!」ニャオー

26以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/03(月) 19:38:39 ID:LFAdeNAU
ーー日数61、正気度62

シャーマン「ふむ、これは…」

女性「イキドマリネ」

非常食「うにゃあ、とても深い谷なのですにゃあ。まるで底無しのようですにゃ」

斥候「ココマデキタノ、シッパイダッタ?」

シャーマン「もう少し手前で辺りを確認すべきだったかもしれんが、まあ仕方あるまい。ここに来るまでに幾つか気になる場所も見つけたしな」

非常食「うにゃあ、あの石が並んでた所は気になりますにゃあ」

陸カメの赤ちゃん「…」パタパタ

斥候「カワイイ」

シャーマン「2つ目の卵はカメだったか。これも大きくなればきっと役に立つぞ。それと、あの石の遺跡はストーンサークルだろう。あれは古代の地図だという話だ」

女性「チズ?ナニガワカル?」

シャーマン「そうだな、もしかしたら太古の人間の住居…我々が休憩出来るような場所も見つかるかもしれん」

斥候「ソンナノワカル?ベンリ」

非常食「にゃ、あの遺跡はこの谷を迂回するルート上にありますからにゃあ。寄ってみるのですにゃ!」

27以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/03(月) 19:50:52 ID:LFAdeNAU
日数66、ストーンサークル、正気度47

女性「ナニカワカル?」

シャーマン「しっ、黙っとれ………ふむ、大体分かった。この辺りに雨風が凌げるような突起した巨岩があるようだ」

斥候「ソコナラヤスメル?」

非常食「うにゃあ、でもちょっとルートから外れてるので使えるかはなんとも言えないのですにゃあ」

シャーマン「そうだな、寄り道になってしまう。現時点では寄らなくても良いようだ。まず、私が昇格した事だ」

女性「アナタノキノコリョーリオイシイネ!」

非常食「シャーマンさんにはキノコで元気が出る料理を作れる能力があったのですにゃあ」

シャーマンレベル2「ああ、そしてその能力はレベルにより強力になる。船に居る時に見つけた2つのキノコでウィスキー3本分の正気が回復出来るぞ」

斥候「アトコノコネ」

恐竜「ギャオオーン!」

非常食「あっという間に大きくなりましたにゃあ…でも凄いのですにゃ、恐竜さんの背中に乗ったらとても楽が出来るようになったのですにゃ!」

シャーマン「動物に騎乗すると移動の負担が大幅に減らせるのだ。これで移動はかなり楽になった」

非常食「これは亀君も大きくなったらかなり役立ってくれそうなのですにゃ!」

シャーマン「動物は人間より荷物を多く運べるからな。人間のように多彩な能力は無いが…2頭揃えば我々の旅も安定するだろう。しかしーーなかなか個性的なパーティーになりそうだ」

28以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/04(火) 00:31:19 ID:QoJ5I3nk
恐竜乗り物なのかよw
てか斥候って前に男って呼ばれてなかったっけ

29以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/05(水) 19:34:55 ID:LI8WE1F6
ーー日数73、古い野営地、正気度25

シャーマン『何も考えず多分男だろうと思ってたんですけどステータス見たら女の子だったんですよ。普段性別とか全く気にしないでやってますからね〜』

斥候「キヲツケテ」プンプン

非常食「うにゃあ、失礼したのですにゃあ」

女性「ソレデ、ココドコ?」

シャーマン「ここは何者かの野営の跡だな。どれくらい時間が経っているかは分からんが…」

非常食「みぃは前にもこういう場所で物資を見つけた事がありますにゃ。探してみるのですにゃ!」ガサゴソ

ーー翌日

斥候「コレデゼンブ?」

シャーマン「ふむ、追加の銃弾か。これは戦闘時に使えるものだな。あとはコカの葉か。正気回復に使えるが…」

非常食「にゃにか問題があるのですかにゃ?」

シャーマン「ウィスキーがアルコール中毒の危険があるように、コカの葉にも精神的な病になる危険があるのだ。探検中としては比較的手に入りやすいモノだが、あまり頼りたくはないな」

非常食「にゃ、にゃるほど…でも無いよりは良いですにゃあ。では物資も見つけた事だし、次に向かいますにゃあ」

女性「ツギハジャングルノナカ?」

シャーマン「ああ、ジャングルの中に何かあるが、あれは…もしそうなら、まだ競争でも一着を取れる可能性は0ではないかもしれんがさてはて…」

30ーー77日目、正気度29:2024/06/05(水) 19:47:07 ID:LI8WE1F6
女性「キノコリョウリオイシカッタネ」

非常食「うにゃあ、キノコを使うと正気を回復出来るのがシャーマンさんの能力なのですにゃ?」

シャーマン「ああ。キノコが安定して手に入るモノでは無いからそうあてにされても困るのだがな。それより、もうすぐ次の目的地に着くぞ」

非常食「にゃ、何か光ったような…にゃ、にゃ、あれは…!黄金のピラミッドなのですにゃ!?もう見つかったのですにゃ!」

シャーマン「ああ、思ったよりずっと近かった。やったな」

女性「ワア…スッゴイネ…」ポケー

非常食「やりましたのですにゃ!皆さんのおかげなのですにゃ!ありがとうございますにゃ!」

シャーマン「礼を言うのは早いぞ探検家よ。まだ船までの帰り道がある。それに…」

女性「ワタシシンデンイキタイヨ」

非常食「にゃ、そうだったのですにゃ!」

シャーマン「とはいえ目的の神殿もすぐそこだ。そう大変でもあるまい」

斥候「ピラミッド、ナカハイラナイ?」

非常食「うにゃあ、みぃ達は見つけるのが目的ですからにゃあ」

シャーマン「そうだな、後は学者達の仕事だ。みだりに踏み込んで乱すのも良くなかろう」

非常食「では神殿、そして船まで帰りますにゃ!このペースなら今日も良い順位を取れそうなのですにゃ!」ニャオー

31以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/05(水) 21:28:51 ID:EIBWoyTs
斥候さんぱっと見じゃ分からないくらい中性的ってことだねw

32以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/07(金) 08:38:51 ID:ihfnxtmg
1位とれたか?!

33ーー80日、神殿、正気度44:2024/06/08(土) 21:56:59 ID:f7abbhpc
シャーマン『正気度が回復してるのはですね、ピラミッドを発見すると正気度が30回復するからなんです。もういっちょ頑張るか!ってなるんでしょうね〜』

女性「トイウワケデツイタゾシンデン!」

非常食「うにゃあ、それは良いのですがにゃあ…」

斥候「ネコボスモキヅイタ?トライル」チラッ

非常食「しかもこっちを見てますにゃあ。これは…」

シャーマン「戦うしかないだろうな。しかし戦闘には様々なデメリットがある。まず、当然だが負けたら全滅だ。そして勝っても怪我をすればかすり傷でも化膿して感染症になる可能性がある。進行すればやはり死は免れがたい。そしてーー」

斥候「ワタシタチカリバアラサレルノキラウ。ヒョウカサガルヨ」

非常食「うにゃあ、リスクやデメリットが多いですにゃあ」

シャーマン「それで得られるのが毛皮や少々の肉だ。トラはまだ毛皮にそれなりの価値があるから良いが…基本的に戦闘は避けるべきだろう。だが…」

女性「キヅカレチャッテルネ」

シャーマン「ああ。こうなったら打って出るより他あるまい。奇襲されて壊滅が何より恐ろしいからな」

非常食「にゃ、では皆さん準備は良いですかにゃ?戦闘ですにゃ!」ニャオー

女性「オー!」

非常食「いや奥さんは護衛対象にゃので後ろに隠れてて下さいにゃ!?」

34以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/08(土) 22:19:53 ID:f7abbhpc
非常食「ではまずはみぃの爪!そして恐竜君の牙ですにゃ!」シャッ ガブリ

シャーマン「ほう、これはなかなか…よし、斥候はあちらへ、私はこっちだ。戦術的な優位を築くぞ!」ササッ

斥候「ネコボス、ソッチ!」

非常食「にゃ、スキありなのですにゃ!」ズバッ

シャーマン「むっ、仕留めきれなかったか。来るぞ!」

トラ「ガアアッ!」ザッ

恐竜「ギッ!?ぎゃおおー!」ズバシュ

トラ「ガッ…!」

女性「オー!オツカレミンナ!」

シャーマン「手に入ったモノは毛皮と生肉、そして動物の歯か。こんなものだろうな。しかし戦闘は避けるべきだと言ったが、お前の爪と恐竜、これはかなりの戦闘能力だな」

非常食「にゃ、そうですかにゃ?」

シャーマン「ああ。その能力があれば戦闘をそこまで避けなくても良いかもしれぬ。リスクは依然として存在するがな」

非常食「うにゃあ、しかしやり過ぎては地元の人達の評価が下がりますからにゃあ、考えどころですにゃあ…」

35以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/09(日) 10:38:43 ID:0TJXkbds
女性「シュクフクサレタシコレデヨシ!」

非常食「にゃ、では出発…」

シャーマン「探検家よ、少し良いか?」ヒソッ

非常食「にゃ、にゃんですかにゃ?」

シャーマン「本当なら皆が祝福を受けている間にお前には神殿の宝を取ってもらおうと思っていたのだ。だがーー神殿の入り口を見たか?」

非常食「あにゃああ、ヒトの頭が串刺しにされてて…恐ろしかったのですにゃあ…」オアー…

シャーマン「あれは宝を持ち去るとここの先住民達が滅びるという印…警告なのだ。危険があるという話ではない。破滅なのだ」

非常食「にゃにゃっ!?それは…」

シャーマン「お前は嫌だと言うだろうと思ってな。だから宝には手をつけない事にしたのだ。ところでーー神殿はもう1つある。どうする?そちらの宝をーー」

非常食「うにゃああ…止めときますにゃ。もう1つの神殿はここよりずっと村に近かったですにゃ。悪影響があればもっと大変な事になりますにゃあ。あの2人の故郷がひどい事になるのは避けたいですにゃあ」

シャーマン「そうか。これから先はこうはいかんだろうが、今回はそのようにしよう。ならば早く出発するぞ」

非常食「お宝を見逃すなら尚更順位は大事ですにゃ。急ぎますにゃ!」

36以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/09(日) 12:26:26 ID:k1hej9rQ

ネコボスやさしい

37ーー日数110、船、正気度12:2024/06/11(火) 19:44:35 ID:oQlsrMQ6
シャーマン『普通にプレイするなら村人の消滅はかなり軽いデメリットというか、ピラミッドを見つけた後もう村に寄る必要もないなら全くデメリットがない、サービスと言っても良いようなモノなのですが…名前の割に非常になれないネコボスさんですね。さあ続きをどうぞ〜」

女性「シンデンカラメッチャカカッタヨ」

非常食「うにゃあ、まさか一月も経つにゃんて…でもついに船まで戻れましたにゃ!あとはロンドンに戻るだけ…」

斥候「ネコボス、ゴメン。ワタシイケナイ」

非常食「……えっ?」

斥候「ヤッパリワタシ、フルサトハナレラレナイ。ココノコル」

シャーマン「…そうか。どうする?説得するなら私も…」

非常食「うにゃあ…みぃも故郷から遠く離れた場所にいるからこそ、斥候さんの気持ちは良くわかるのですにゃあ。お別れはさみしいですにゃ。でも………元気でいて下さいですにゃ」

斥候「ゴメンネ。アリガトネコボス、タノシカッタヨ。アナタモ」

シャーマン「お前は幸運だ。多くの探検家が目指してたどり着けなかった黄金のピラミッドを見られたのだからな。達者でやれよ」

女性「ゲンキデネ。』%&-><=@」

斥候「アナタモ。#>="^/>-」

非常食「では…では出発なのですにゃ!斥候さん、さよならですにゃ!」

斥候「サヨナラ。キョウソウカッテネ!」

38ーー船上:2024/06/11(火) 19:54:31 ID:dAmM5hzo
シャーマン「…そろそろ港が見えてくる頃だな」

非常食「うにゃあ、船旅も長かったのですにゃあ」

女性「ヤットダーリンアエルヨ」

非常食「早く旦那さんに逢いたいですにゃあ。にゃ…にゃにゃ!見えてきましたにゃ!港、街ですにゃ!」

シャーマン「おお、ついに帰ってきたな。なんとか皆無事で帰れたな」

女性「コレガ…マチ?ロンドン?スゴイ…@<>/-」

非常食「うにゃあ、みぃも初めて来た時は唖然としましたにゃあ」

シャーマン「ほら2人とも、見てみろ」

ワーワー、キャーキャー、スゲーキョウリュウダゼー!

非常食「にゃ、もの凄い人なのですにゃ!みぃ達を見にこんなに集まってきたのですかにゃ!?」

シャーマン「そうだ、我々は黄金のピラミッドを見つけたのだからな。さて、これからは探検とは別の意味で大変だぞ。やる事が山積みだ」

非常食「うにゃあ、未開の地を進むだけが探検じゃないのですにゃあ。どんな事が待っているのですかにゃあ…」

39ーーロンドン港の港:2024/06/11(火) 20:26:53 ID:DLa6eiVg
偉そうな人「ご苦労。無事に帰ってきたようだね。喜ばしい事だ」

非常食「にゃ、お久しぶりなのですにゃ」ペコリ

シャーマン「ほう、わざわざお出迎えとはな」

偉そうな人「言ったはずだがね、君たちには期待していると。さて、ピラミッドを発見した順位だがーー」

女性「ドキドキ…」

偉そうな人「君たちの目指しているものからすればおめでとう、とは言えないな。2位だ」

非常食「にゃ、それは…」

シャーマン「残念ではあるが、許容範囲だな」

偉そうな人「ほほう、どうやら余裕があるようだ。よほど見つけてきたモノに自信があると見える」

女性「ネコボススゴイノミツケタヨ!」

偉そうな人「それは結構だ。では早速それを見せてもらおうか。付いてきたまえ」

シャーマン「これから持ち帰った宝物などの処分だ。これで今回の本当の順位が分かる。楽しみだな」

非常食「うにゃあ、みぃは不安ですにゃあ。これ以上順位が落ちないと良いですにゃあ…?

40以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/12(水) 22:10:21 ID:E2Y47J9s
非常食の故郷ってどこなんだろう?
姉御との出会いとかも気になる

41ーーロンドン某所:2024/06/16(日) 19:48:43 ID:BIGeLCu2
シャーマン『交流戦優勝!交流戦優勝ですよ!交流戦優勝音頭だよよいのよい♪さあご一緒に!』

偉そうな人「ダンスはまたの機会にしようか。さて、戦利品の処理の前に、君にはプレゼントがある。探検から無事戻った探検家には能力が1つ与えられるのだ。無作為に選んだ3つの中から1つだ」

非常食「能力が貰えるのですかにゃ?凄いですにゃあ」

偉そうな人「まず1つ目は雪上歩く負担を減らせる能力。次に、より遠くまで見渡せる能力。最後に、君1人きりになった時に少しだけ長く生きられる能力だ」

シャーマン「1人きりになった時の能力は論外だ。探検家はそもそも1人きりになるような状況は避けねばならぬのだからな」

非常食「うにゃあ、確かにそうですにゃあ。では雪の上を楽に歩ける能力はどうですかにゃ?」

シャーマン「その能力はほぼ北極でしか役に立たぬのだが、そもそも北極には行かない、別の場所を選ぶという選択肢があるのだ。そして北極は他の地域と比べて格段に難度が上がる。積極的に選ぶ必要はないな」

女性「ジャアトオクミルノウリョク?コレッテ…」

シャーマン「ああ。斥候が持っていたのと同じ系統のモノだ」

非常食「斥候さんの…」

偉そうな人「さあどれにする?どれでも構わんよ」

非常食「にゃ、では遠くを見る能力…鷲の目を選択しますにゃ」

偉そうな人「そうか、では鷲の目を君に与えよう。次の探検も頑張ってくれたまえ」

シャーマン「お前と私では理由は違ったかもしれんが、無難な選択だと思うぞ」

非常食「うにゃあ、これも何かの縁なのですにゃあ。斥候さん、遠くで見守っていて欲しいのですにゃあ…」

42以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/16(日) 20:02:52 ID:BIGeLCu2
偉そうな人「ではいよいよ戦利品についてだ。まずは競売にかけるモノーーつまり名声ではなく金に変えるモノはあるか?」

非常食「うにゃあ、まずはこの宝石と、あと虎の毛皮なのですにゃあ」

偉そうな人「ふむ、まあまあの成果と言ったところか。しかしそれだけでは資金が足りなくならないのかね?」

女性「ダーリンガオカネクレルヨ!」

非常食「にゃ、この女性をロンドンに無事連れ帰ったので報酬が出るのですにゃあ」

偉そうな人「なるほど。では次だ。博物館や美術館に寄付するものーーつまり名声に変えるモノを見せたまえ」

シャーマン「これが本命だ。このミイラがな」

偉そうな人「ほほう!これは素晴らしい!なるほど君達の自信は根拠が有るものだったという事だね?結構結構!」

非常食「にゃ、ミイラはもう1つありますにゃ!」

偉そうな人「ほうーーほうほうほうほう!なるほどなるほど、私は君達を高く評価していたつもりだが、それでも尚過小評価だったのかもしれんね!いや素晴らしい!見事だよ非常食君!実に見事だ!」

非常食「うにゃあ、凄い評価なのですにゃあ」

シャーマン「言っただろう、ミイラは大きな成果だとな」

偉そうな人「では競売並びに寄付の手配はこちらで済ませよう。しばし待つと良い、私の優秀な調査員達が君達探検家それぞれの名声を調べ上げる。それで1回目の探検の真の順位が決まる訳だ」

女性「タノシミダネ!」

非常食「にゃ、評価を聞いたらいけそうな気がしてきましたのですにゃ!結果が待ち遠しいですにゃあ…」

43以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/16(日) 22:53:21 ID:1MjXWdx6
非常食が暗闇で目が利くのは元々持ってたスキルなのかな?
さらに遠くまで見えるようになって、視力全振りって感じだな

44以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/17(月) 16:56:39 ID:7z8LlXzU
普段冷静なシャーマンが急にノレビス様の奇行をしてると思うとシュール

45ーーロンドン港:2024/06/22(土) 22:21:04 ID:KM5F8w8Q
女性「ダーリン!」タタタ…

男性「久しぶりだね。皆さん、良く無事で妻を連れ帰ってくれました。ありがとうございます。これは少ないですが…」…金+80

非常食「にゃ、大したことはしてませんにゃ。奥さんにも手伝ってもらったし…」

女性「ダイボーケンダッタヨ!ピラミッドミツケタヨ!アトネ…」

男性「ま、まあ積もる話は後にしよう。では皆さん、本当にありがとうございました」

非常食「にゃ、こちらこそなのですにゃ!」

シャーマン「ああ、この金はとてもありがたい。次の旅を楽にしてくれるだろう」

女性「ジャネー!ツギマタカエッテキタラアイニクルヨ!」

非常食「さよならなのですにゃ!…うにゃあ、また寂しくなりますにゃあ…」

シャーマン「なに、我々の探検家としての評判を聞けば、そのうちーー」

楽器屋「うおっほん、君があの猫探検家だね?少し頼みがあるのだが…」

非常食「にゃ、どなたですかにゃ?」

楽器屋「私は楽器を取り扱っている者だ。顧客が未開の地の風変わりな楽器を求めていてね。君に探してきてもらえないかと思っているのだが。もちろんのただでとは言わんよ」

非常食「にゃ、必ずと約束は出来ませんにゃあ。でも見つけられるよう努力してみますにゃ!」

楽器屋「ぜひ頼むよ。では…」

46ーーロンドン港:2024/06/22(土) 22:45:18 ID:TS.5n/cM
非常食「うにゃあ、いろんな事を頼まれるのですにゃあ」

シャーマン「我々は未知の世界へ行くのだ、頼みたい事がある者は多かろう」

「あ、あれが噂の猫探検家か!」

「おー猫だ。マジ猫だ」

「あれどうなってんだ?本物の猫なわけ?」

非常食「うにゃあ、人が集まってきましたにゃあ」

「ねえ猫さん、仲間を募集してたりしないの?あんたと一緒に行きたいんだけど」

「お、俺もだ!」「僕も…」「私も!」ヤイノヤイノ

非常食「にゃ、にゃ、ありがたい話ですにゃあ。でも困りましたにゃあ…」

シャーマン「ふん、人数はたくさんいるがこの内どれだけが本気で探検する気があるやら。どれ、私がふるい分けてみるか」

ーー

シャーマン「ーーふむ、こんなものか」

非常食「うにゃあ、英国兵士さん、外交官さん、そしてペルシャ人翻訳者さんなのですにゃあ」

シャーマン「探検についてこられそうなのはこの3人だな。さて、誰を選ぶかだが…」

47以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/22(土) 23:22:08 ID:TS.5n/cM
非常食「うにゃあ、それぞれどんな能力なのですかにゃあ」

シャーマン「まず英国兵士だが、彼らは戦うほどに正気が回復する根っからの戦闘狂だ。本来ならこの中で一番欲しい能力だが…」

非常食「にゃ、にゃにか問題があるのですかにゃ?」

シャーマン「英国兵士というよりこの者自身の問題なのだがな、こやつはアルコール中毒のようだ。アルコール中毒はまあ…厄介だな。酒を切らさなければむしろ忠誠度は高いのだが、切らした場合最悪未開の地の真っ只中でパーティーから抜けられる可能性がある」

非常食「うにゃあ、それは困りますにゃあ」

シャーマン「次にペルシャ人翻訳者だが、現地の村で休んだ時により回復できるというものだ。まあ悪くはないが…この者も病的盗癖という難儀な欠点があるようだ」

非常食「うにゃああ、物を盗まれるのは困りますにゃあ」

外交官「ふっ、となるとこの僕で決まりという訳だーね」

シャーマン「外交官は物々交換で有利に取引が出来るというモノだ。あって困る能力ではないし、本人に悪癖もないようだが…こんな青瓢箪しかいないとはな」フウ…

外交官「ふっ、言ってくれるんだーね。が、まあ良いんだーね。実力で認めさせるだけだーね」

シャーマン「ふん、やってみるが良い。むしろやらなければ次の探検後に別の者に入れ替えるのだからやらねばならぬのだがな」

非常食「にゃ、ではよろしくお願いしますにゃ!」

外交官「こちらこそだーよ。ま、みててくれたまえーよ。きっとこうかいさせないーよ」

48ーー数日後、ロンドン某所:2024/06/22(土) 23:53:15 ID:TS.5n/cM
偉そうな人「どうやら誰がどれだけ名声を手に入れたか調査が終わったようだ。見てみると良い」バサッ

少年「では失礼して…これは…流石旦那様ですね。人を見る目がおありです」

偉そうな人「なんてことはない。そもそもまだ始まったばっかりだ、現時点ではなんとでも言えるさ。それに、私は全ての探検家に期待している。でなきゃ競争なんてさせない、そうだろう?」

少年「それはそうですが…」

偉そうな人「この結果は各探検家がそれぞれ出発する前に伝えてあげたまえ。それで何か用かね?」

少年「はい、探検家についての質問がありまして…」

偉そうな人「ああ、非常食君の目の事か。そうだな、まず説明しなければいけないのは、各探検家とその仲間達は事あるごとにサイコロを振っているのだ」

少年「サイコロですか?」

偉そうな人「そうだ、具体的には洞窟探検の時、戦闘時、そして今回はやらなかったが斥候を説得しようとすればその時も使ったな」

少年「では、非常食さんのあの目は…」

偉そうな人「サイコロは基本的に3種類しかない。その中で最も洞窟探検に向いているサイコロを彼が持っていたのだから、彼の能力といえばそういう事になる。だが3種類だからね、別に珍しくともなんともない。大雑把に言えば探検家の1/3が持っている能力なのだからね」

少年「なるほど…」

偉そうな人「彼独特の能力といえばやはりあの爪だ。あれもサイコロなんだがね、ほぼ戦闘でしか役に立たない代わりに非常に強力なモノだ。そしてもう1つ、現地の村に止まった時評価を落とさない能力だ、これもお披露目していたはずだね」

少年「ではその2つが非常食さんの固有能力という訳なんですね?」

偉そうな人「2つあるのは多い方だがこれまた珍しいという程ではない。どちらかといえば彼は持ち物、卵を2つ持っている方が珍しいな。これは彼だけの特徴だ、まあこれからはサイコロを振る場面では分かりやすくしようかと思っているよ、忘れなければだがね」

49以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/23(日) 02:41:37 ID:UOjBkzHM
未プレイ勢にも分かりやすい配慮サンクス

50ーーロンドンの港:2024/06/30(日) 19:17:29 ID:OtRKalMI
少年「ーーという訳で皆さんが現在トップです!」

偉そうな人「ひとまずおめでとう、と言っておくよ」

非常食「うにゃあ、ホッとしましたにゃあ」

外交官「凄いじゃなーいか!君たちを選んだ僕の目に狂いはなかった訳だーね」

シャーマン「ふん、まだ始まったばかりだろう。まあ、リードしているのは良いことだがな」

偉そうな人「さて、次はどこに行くのを選択したのかね?」

非常食「にゃ、次は『絢爛なジャングル』にしましたにゃ!」

シャーマン「北極との二択だったのだがな、北極は危険なのでな」

外交官「君子危うきに近寄らずってヤツだーね」

シャーマン「危険な代わりに大きく稼げるとなれば話は変わるのだがな、危険な割にはそこまでだからな」

偉そうな人「前にも言ったが、君達には期待しているよ。頑張ってくれたまえ」

非常食「にゃ、頑張りますにゃ!」

外交官「僕が加わったからには百人力なんだーね。またトップを取ってみせるのだーね」

51以下、名無しが深夜にお送りします:2024/06/30(日) 19:39:26 ID:OtRKalMI
シャーマン「さて、では次の探検に向け物資を購入するぞ。我々には120金の予算がある。1回目の探検が終わった時点ではまずまずといったところか」

外交官「ジャングルという事はまずこの鉈なんか欲しいんじゃないかーい?」

シャーマン「鉈は使い捨てになってしまうが、1度ジャングルを切り開けば帰りの移動も楽になるからな。これをあるだけ買う。10個だな」

外交官「次はたいまつも買うんだーね?」

シャーマン「ああ、前回は探検家の視力にものを言わせたが、本来洞窟探検はたいまつ無しでするものではないからな。自殺行為と言っても良い」

非常食「うにゃあ、危ない事をしたのですにゃあ…後欲しいのは救急箱ですにゃ。病気も怪我も治せるスグレモノと聞いたのですにゃ!」

シャーマン「これも必須だな。後は残った予算全てで正気を保つ為のチョコレートを買えるだけ買おう」

非常食「チョコレートは良いですにゃあ」ゴロゴロ…

外交官「ゴホン、では鉈10個で20金、たいまつ3つで15金、救急箱2つで24金、チョコレート7つで70金の計119金、残り1金という事で良いだーね?」

シャーマン「ああ。物資の他にも動物の荷物を持つ能力を増強出来たりもするのだが、それは予算に余裕が出来てからだな」

外交官「しかしなかなか良い準備が出来たと言っても良いんではないかーね?」

シャーマン『一回目の探検がボロボロだとほとんど予算無しで2回目に挑んだりしなければなりませんからね〜。良いスタートだむたと思いますよ」

非常食「にゃ、準備は万端、後は出発を待つのみなのですにゃ!」ニャオー

52ーー探検2回目、絢爛なジャングル、日数1:2024/06/30(日) 19:53:08 ID:OtRKalMI
非常食「にゃ、陸地が見えてきましたにゃ!」

外交官「本当なんだーね?僕にはまだ見えないんだーね」

シャーマン「探検家は鷲の目の能力を得たからな。どうだ?何か気になるモノは見えるか?」

非常食「うにゃあ、山がちであまり遠くまでは見えないのですにゃあ」

外交官「なーんだ、鷲の目といっても大したことないんだーね」

シャーマン「ふん、山だらけという事はやはり厳しい探検になりそうだな」

非常食「にゃ、西の方ににゃんだかエメラルドグリーンに光る山が見えますのにゃ!」

シャーマン「それは磁気を帯びた山だな。コンパスが狂わされる厄介な山だ」

外交官「ふん、前途多難って言いたいのかーね?困難は承知の探検じゃないのかーね?」

シャーマン「青瓢箪がほざきよるわ。しかしその通りではあるな。探検家、持ち物の確認を」

非常食「にゃ、買ったモノ以外ではウィスキー3本、追加の銃弾3つ、コカの葉4枚、動物の歯ですにゃ」

外交官「おいおい、この亀の子供を忘れちゃダメなんだーね」

非常食「ああ、ごめんなさいなのですにゃ!でも探検が始まってもないのに持ち物がいっぱいなのですにゃあ」

シャーマン「それは近々なんとかなるだろうがーー思ったより正気を保つ為の物資はあるな。酒とコカの葉はなるべく使用を控えたいがーー」

外交官「最初は出来るだけチョコレートで凌ぐんだーね?早めに取引先なんかを見つけたいんだーね、そこで僕の腕前を見せてやるんだーね」

53以下、名無しが深夜にお送りします:2024/07/01(月) 22:16:35 ID:iiM8WwHI
だんだん手慣れてきたな

54ーー日数14、正気度48:2024/07/07(日) 19:18:20 ID:Y9q7XRN6
非常食「うにゃあ、とりあえず視界が取れてる中で一番遠くに来ましたのにゃあ」

シャーマン「南西方面だな。磁力の山の方角だからなるべく避けたかったが仕方ない」

外交官「た、大変なんだーね…」ヒイヒイ

シャーマン「ふん、やはり青瓢箪よ。情けないわ」

非常食「うにゃあ、丘を越えて、更にジャングルを切り開いて、草原を渡った後にまたジャングルですからにゃあ。みぃも疲れましたにゃあ」

シャーマン「さて探検家よ。その眼で何が見える?」

非常食「うにゃあ、東のジャングルの中、南西の岩山、そして南の沼地になにかが見えますにゃあ」

外交官「ほ、本当なんだーね?何も見えないのだーね」ハァハァ

シャーマン「鷲の目の威力だな。さて、東は船から歩いて来る間に見かけた岩山の影だな?岩山の影のジャングルの中、おそらくは村だろう。南西は洞窟だな」

外交官「そ、そんなのが分かるのだーね?」

シャーマン「ふん、年期が違うわ。さて、南は今断定する事は出来ないが…まあ行くべきは村だろうな」

外交官「賛成なんだーね!少し休みたいんだーね」

非常食「にゃ、みぃも少し休憩が欲しいのですにゃあ。では村だろうに👊😭✨って出発進行なのですにゃ!」

55ーー日数19、正気度31:2024/07/07(日) 19:32:29 ID:Y9q7XRN6
村人「オーイ、ダレカキタゾ!」ザワザワ

外交官「おおー、本当に村だったのだーね」

シャーマン「ふん、当然だ。しかしこの村はーー」

非常食「うにゃあ、戦士さんの多い村なのですにゃあ」

外交官「ああ、野蛮そうな男達ばっかりなんだーね。むさ苦しいったら…」

村娘「オチャ、ドーゾ」ニッコリ

外交官「…ま、まあなかなかの村なんだーね」ドキドキ

シャーマン「全く鼻の下を伸ばしよってからに。さあ、まずは取引だ。物々交換といくぞ」

外交官「取引なら任せるんだーね!有利に交渉してやるんだーね!」

非常食「にゃ、なかなかの品揃えのようですにゃあ。にゃ、これは…」

シャーマン「おお、これは象牙だな。これは良い、正当な取引で宝物が得られるぞ」

外交官「品質も申し分無さそうなんだーね。じゃあこれと、宝石も買えば良いんだーね?」

非常食「うにゃあ、これは価値あるモノが手に張ったものですにゃあ」

シャーマン「ではこちらからは追加の銃弾を出そう。後はコカの葉で調整してくれ」

外交官「OK、じゃあ銃弾3つとコカの葉2枚で宝石と象牙を買うんだーね。毎度ありなんだーね」

56ーー夜:2024/07/07(日) 19:43:10 ID:Y9q7XRN6
非常食「にゃ、今日は村に泊まっていくのですにゃ。村人さん達が親切で良かったのですにゃ」

シャーマン「お前の人徳だろう。良い取引も出来たし、今回の探検も幸先は良いようだ」

非常食「にゃ、そういえばもう荷物が持ちきれなくなりそうですにゃあ」

シャーマン「出発前にいくつか消費するようだな。コカの葉から力を借りるのも良いだろう。副作用が怖いがーー」

非常食「にゃ、危険なモノだと聞いたのですにゃあ。不安ですにゃあ」オアー

シャーマン「とはいえ、ジャングルでは一番手に入りやすい嗜好品だからな。出来れば頼りたくはないが避けては通れん」

非常食「ジャングルやさばくの村でチョコレートは売ってなさそうですからにゃあ」

シャーマン「む、そういえば青瓢箪はどうした?さっきから姿が見えんが」

非常食「にゃ、外交官さんにゃらさっき村娘さんと何かお話して…」

外交官「やあ、ちょっと話を聞いて欲しいんだーね」

シャーマン「うわさをすれば、だな。どうした?」

外交官「僕は?この娘と愛し合ったんだーね。2人で村を抜け出すんだーね」

非常食「にゃ、にゃにゃにゃにゃにゃ!?どういうことなのですにゃ!?」

57以下、名無しが深夜にお送りします:2024/07/07(日) 22:44:24 ID:vMFUTV46
外交官おまえ…
それはそうと非常食も絵文字とか使うんだなw

58ーー夜:2024/07/15(月) 17:36:39 ID:CrfsyZkg
シャーマン「バカかお前は?そんな事が許される訳ないだろうが」

外交官「申し訳ないとは思ってるんだーよ。でもこの気持ちは押さえきれないんだーよ」

シャーマン「今でさえ荷物が持ちきれないかもしれないという話をしていたのだ。お前が抜けたらどうなると思う?」

外交官「荷物ならそろそろその亀が使い物になると思うんだーよ」

シャーマン「そろそろではない、今出来るかどうかなのだ。娘よ、お前もこんな男に着いていってもろくな事にはならんぞ」

村娘「ダイジョブダヨ」フルフル

非常食「うにゃああ…村娘さん、ご家族と話はしたのですかにゃ?駆け落ちとなると外交官さん、いやみぃ達も人さらいか何かと間違えられて…」

外交官「今逃げれば大丈夫だーよ!夜に逃げれば見つからないだーよ!」

非常食「…うにゃあ、認められませんにゃあ。それでは評価も人も失う事になってしまいますにゃあ」

外交官「じゃあ君達も一緒に…!そうすれば荷物は…」

シャーマン「この探検の本来の目的はなんだ?女と現を抜かす事か?少しは頭を冷やしたらどうだ」

外交官「………くっ、じゃあ良いだーよ!その通りにするだーよ!この人でなしどもが!」忠誠度-

非常食「うにゃあ、順調に行ってたと思ったのににゃぜこんな事に…」オアー

59ーー日数27、正気度63:2024/07/15(月) 18:56:02 ID:CrfsyZkg
外交官「はあーあ、つまらない探検だーね!」ケッケッ

非常食「うにゃああ、空気が悪くなってしまいましたにゃあ」

シャーマン「お前は悪くない、探検家よ。私とてなの青瓢箪がこんなにも…いや、言っても仕方ない。むしろこれで良かったのかもしれんな」

非常食「にゃっ?それは…にゃにゃっ、洞窟ですにゃ」

外交官「入るのかーい?松明使うんだーよ」ボッ

非常食「うにゃあ、明るいですにゃあ。これなら他の人達をあまり怖がらせずに歩けましたにゃあ」

シャーマン「お前は他の者より遥かに目が良いようだからなーーふむ、行き止まりだが、こちらに小さな穴があるな」

非常食「うにゃあ、いかにも何かありそうですにゃあ」

外交官「僕が入ってくるだーよ」

非常食「にゃっ!?危険ですにゃ、この狭さでは松明も持ち込めないし、にゃにがあるか…」

外交官「だからどうなっても良いヤツが行くべきだーろ?僕が適任だーよ」ケっ

60途中で送信しちゃった:2024/07/15(月) 19:03:27 ID:CrfsyZkg
非常食「うにゃあ、そんな事…」

シャーマン「ダメだ。ここは手を付けるべきではない」

外交官「何だーよ!?あんたが一番俺にいなくなって欲しいんじゃないのかーよ!」

シャーマン「荷物を持つ手が足りないと言っただろう。そんな所で居なくなられては困るのだ」

非常食「にゃ、それにみぃ達は持ち物がいっぱいなのですにゃ。ここで何か見つけても…」

外交官「ああそーかい、なら帰りに僕が入ってやるんだーよ!ピラミッド見つけた帰りに」

非常食「にゃ、どうやら帰りまでは居てくれるようなのですにゃあ…」

シャーマン「あまり自棄になるなよ。命は大事にな」

外交官「そもそもあんた達が…!いや、良いんだーよ、今用がないならさっさとここから出るんだーよ」

非常食「にゃ、そうですにゃ、先を急ぐのですにゃ!」

シャーマン「とりあえずすぐ抜ける気はないようだが、どうにも不安定だな。ふう、外敵だけでなく仲間にも気を付けねばならぬとは、しかしこれもまた探検か」

61ーー日数33、正気度47:2024/07/15(月) 19:17:42 ID:CrfsyZkg
外交官「もう1ヶ月以上もジャングルにいるんだーね。まだピラミッドは見つからないのかーね?」

非常食「うにゃあ、前の探検は110日掛かりましたにゃあ」

外交官「気が遠くなるんだーね…」

シャーマン「そして探検は回を重ねる毎に過酷になっていくそうだからな。前回よりもっとーー」

外交官「ああっ!何か遺跡みたいなのが見えるんだーねあれが……黄金ではないようだーね…」

非常食「うにゃあ、あれは神殿ですにゃあ。珍しいモノには違いないのですがにゃあ…」

外交官「しかしヒビだらけなんだーよ。入って大丈夫なのかーい?」

シャーマン「まあ、止めておいた方が安全だろうな。入るとしてもーー」

外交官「帰り道に、だーね?行きに消耗するのはバカのする事だーね」

非常食「そうですにゃあ。こちらも後回しですにゃあ」

シャーマン「まあ、ヒビはかなり危険な兆候だからな。今回の探検で他に成果が出ていたら帰りでも無理には触らなくて良いかもしれん」

外交官「はっ、じゃあさっさと次に行くんだーよ」

非常食「そうですにゃ。うにゃあ、それにしても…あんなに自暴自棄になってたのに危険を避けようとしてくれて、少し落ち着いたのですかにゃあ?」

シャーマン「時間は悲しみや怒りを飲み込んでくれるからな。とはいえ、まだ油断はならないがな」

非常食「そうですにゃあ。にゃ、しかし今は競争に勝つことに集中しなければなりませんにゃ!」

62以下、名無しが深夜にお送りします:2024/07/17(水) 19:15:08 ID:Qj9OtEOc
過去のプレイ日記と違って仲間関係ドライにならざるを得ないのよな
でもあんまギスらないでほしいわ〜

63ーー日数36、正気度21:2024/07/21(日) 20:21:49 ID:.Npnzs6k
外交官「浅い川を渡ったかと思ったら今度は沼地…濡れて気分が最悪なんだーよ…」ザブザブ

シャーマン「これしき探検にはつきものだ。確かに気分は良くないがな」ザブザブ

非常食「申し訳ないのですにゃあ。こちらににゃにか見えたのですにゃ…にゃ、小屋が見えてきましたにゃ」

外交官「小屋ぁ?これは廃屋って言うんだー…おあっ!?ひ、人影が見えたんだーね!?」

地元シャーマン「…んー………」ムニャムニャ…

シャーマン「失礼、ここにお住まいかな?」

地元シャーマン「………ああー…」

非常食「にゃ、にゃんだか独特のてんぽですにゃあ」

外交官「なああんた、何か取引は出来ないんだーね?こんな所じゃ一生見ることも出来ないようなモノを用意してるんだーね」

地元シャーマン「………ふーむ……」

非常食「にゃ、家に戻って行ってしまいましたにゃあ」

外交官「取引は出来ないか、まあこんな所じゃ…」

シャーマン「いや、どうやらモノを持って来るみたいだぞ。ほれ」

地元シャーマン「………ん……」

外交官「な、なんなんだーね!もっとキビキビ動くんだーね!」

64以下、名無しが深夜にお送りします:2024/07/21(日) 20:37:20 ID:.Npnzs6k
シャーマン「仕方あるまい、我々とは時間の流れ方が違うのだ。競争などしている我々とはな」

外交官「まあ良いんだーよ、とりあえず物を見せて見るんだーよ…なんだこの紙切れ…いや…紙?こんな未開の地で紙?これは…なんというか…」ゾッ

シャーマン「ふん、青瓢箪でもこの異様さは理解出来たようだな。そう、この紙切れはとある禁断の書から千切り取ったページだ」

外交官「禁断の…ページ?どういう事なんだーよ!?」

シャーマン「私にも詳しくは分からん。しかし、この世ならざる力というモノは確かに存在するのだ。これはその一端だ」

非常食「うにゃあ、魔法のようなモノがこの世界にもあるのですにゃあ」

シャーマン「そうだな、どのページも魅力的だがーーこの帰路のページだけは絶対に手に入れるべきだ。これを使えば一瞬にして船まで戻る事が出来るのだ」

外交官「ああ!?そんな事が…いや、ここはあんたを信じるんだーよ」

非常食「うにゃあ、あとはこの太鼓が欲しいのですにゃあ。出発前に楽器が欲しいと頼まれたのですにゃあ」

外交官「分かったんだーよ。こちらからは…ウィスキーを出しても良いんだーね?あとは…動物の歯も2つ出すんだーね」

地元シャーマン「………ほーれ…」ズイッ

非常食「にゃ、にゃにかくれたのですにゃ。これは…コカの葉ですにゃあ」

シャーマン「釣り銭替わりだろう、取っておけ。さて、なかなか良い取引が出来たのではないか?しかし持ち物がまたいっぱいだな、何かーー」

外交官「…っはー!この葉っぱ、素晴らしいんだーね!力が漲るようなんだーね!ああ、今まで聞こえなかった声まで聞こえてきたんだーね、誘惑されるようなんだーね…」+病的盗癖

非常食「にゃ、外交官さん…?」

65ーー日数45、正気度12:2024/07/21(日) 20:47:30 ID:.Npnzs6k
外交官「……ああー、疲れたんだーね…」

シャーマン「この青瓢箪め、とは流石に言えなくなってきたな、私もな」

非常食「こ、この先ににゃにかが…にゃにゃにゃ、でっかい顔ですにゃ!?」

外交官「わっ!?ビックリするんだーね、バカでかい…3メールはゆうに超える大きさの顔の石像なんだーね」

非常食「にゃ、お供えがしてありますにゃあ。信仰対象にゃのですかにゃあ。しかし美味しそうな果物ですにゃあ…」

シャーマン「よせ、と言いたいがーー皆限界が近い、しかしまだ物資はーー」

外交官「こんな所でただ腐らせるのは勿体ないんだーね。食っちまうんだーね…んぐんぐ…ああ、甘いんだーね!ほら、2人も食べるんだーね!」

非常食「うにゃあ、良くはない気はしますにゃあ…でも…モグ…んんー!美味しいのですにゃあ!」

シャーマン「ああ、美味いな。だが我々はこれで少し追い込まれる事になったがーー探検とはこういうモノだったな」評価-2

外交官「ついでに横に置いてある象牙も貰っておくんだーよ。1つ盗むも2つ盗むも同じなんだーよ」

非常食「うにゃあ、良くない気がしますにゃあ。でも火山を爆発させたりするよりは…うにゃあ、でも…うにゃああ…」オアー…

66以下、名無しが深夜にお送りします:2024/07/23(火) 19:03:22 ID:bp3Rbh3s
やばそう

67ーー日数53、正気度31:2024/08/04(日) 19:42:12 ID:I4uLU/PM
外交官「…行けども行けどもジャングルジャングル…全くイヤになるんだーね…」フウ…

非常食「うにゃあ、ナタが無くなってしまいましたにゃあ」

シャーマン「ジャングルはまだまだ続く。鉈無しでは消耗が激しい。このままでは厳しいが…」

非常食「にゃっ!にゃにか見えましたにゃ!」

外交官「あれは…テントだーね?にしてもあのテント、探検家のものにしては変わってるというか、場違いにハデなんだーね」

シャーマン「あれは西洋世界の商人、貿易商だろう。取引のためにこういう土地に来ているのだ」

非常食「うにゃあ、ならあの派手なテントも納得なのですにゃあ」

貿易商「ん?なんだあんた方は。ああ、探検家だね?こんなジャングルの中で会うなんて奇遇だね」

外交官「全くなんだーね。神のお導きってヤツなのかもしれないんだーね」

シャーマン「ふむ、なかなか色んな品を揃えているようだな。どうだ、ここは物々交換といかないか?」

貿易商「うーん……まあ良いだろう、ちょっと待ってな、品物を出すから」

外交官「取引かーい?僕の出番なんだーね」

非常食「うにゃあ、まだチョコレートに手を出していないとはいえ、物資が心細くなってきましたからにゃあ。ここで補充出来ると良いのですがにゃあ…」

68以下、名無しが深夜にお送りします:2024/08/04(日) 19:56:06 ID:I4uLU/PM
外交官「ほら、ナタがあるんだーね」

シャーマン「これはありがたいな。10も貰っておくか」

非常食「うにゃあ、この金属の短い筒はなんなのですかにゃあ?」

外交官「なんだ猫君、缶詰めを知らないんだーね?」

シャーマン「長期保存可能な保存食だ。味はまあ、あまり好んで食べるようなモノではないが」

非常食「にゃ、美味しくはないのですかにゃ?」

シャーマン『あまりにもクソ不味くて、正気度が30以下じゃないと使えないという欠点があるんですよね〜。その代わりチョコレートの半額なんですけどね」

非常食「にゃ、とても美味しくなさそうですにゃあ…でも安いのはありがたいのですにゃあ」

外交官「あとは…なんだこの紙切れ…これは、宝の地図なんだーね!?」

貿易商「ああ、このジャングルのどこかに隠されているという宝物の在処を示した地図だ。どうだ?買ってみないか?」

シャーマン「ふむ、深いジャングルとはいえ後の探検に比べれば範囲も広くない。宝探しも悪くないかもしれんな」

非常食「にゃ、地図に書かれたお宝なら誰かに迷惑を掛けることもありませんにゃあ」

外交官「よし、じゃあナタ10本と食料缶6つ、更に宝の地図と宝を掘り出すためのスコップを1つ貰うんだーね。出すものは動物の歯2本と、宝石も渡してしまうんだーね。良いんだーね?」

シャーマン「ああ、博打になるが宝石を手放す価値はあるだろう」

貿易商「毎度あり。ふふふ、思ったよりずっと良い取引が出来たよ。ありがとうな」

69ーー日数63、正気度7:2024/08/04(日) 20:08:39 ID:I4uLU/PM
外交官「も、もう…もう限界なんだーね…」フラフラ…

シャーマン「はっ、今ならこれも美味いと感じるかもな。食べるぞ」カチャカチャ

非常食「うにゃあ、あのカンヅメですにゃ?どれどれ…モグモグ…うにゃああ、これは…」オアー…

外交官「正気だろうが無かろうがやっぱり不味いんだーね」ウエップ

シャーマン「しかし交換した鉈のおかげで移動もスムーズに出来たな。そして野生動物に左右から迫られたがなんとか回避も出来た」

外交官「そんでついにこいつも荷物を運べるようになったんだーね」

巨大な亀「…」ボーッ…

非常食「うにゃあ、では動物たちも遠ざかったので太鼓を叩くのですにゃあ」ドンッパッ!

シャーマン『太鼓は使うとチョコレート1個分くらい正気を回復出来るんですよ〜。しかも無くならない!スッゴい便利アイテムなんですよ!』

外交官「ま、再び使うにはクールタイムが必要なんだーね。あと野生動物を引き付けるデメリットもあるんだーよ」

シャーマン「軽々しく使えるものではないな。それでも便利なことには間違いないが」

非常食「にゃ、動物が近くにいない事を確認すれば大丈夫なのですにゃ」

外交官「お、そして見てみるんだーね。珍しい蝶々を捕まえたんだーね」

シャーマン「これは標本にすればロンドンでちょっとした値で売れるだろう。さてここだがーー」

70以下、名無しが深夜にお送りします:2024/08/05(月) 01:03:07 ID:ZTUFTC9w

正気じゃ食えない飯ってキッツいな

71以下、名無しが深夜にお送りします:2024/08/23(金) 16:20:32 ID:tqB6OIKw
まだかのう

72すまんな…すまんな…:2024/09/01(日) 19:19:41 ID:FDxXuV.U
非常食「にゃ、ここがにゃにか…?」

シャーマン「ああ、これをーー宝の地図を見てみろ。これに書かれている地形ーー」

外交官「ん〜?何が…あ、この地形、ここが森でここが崖になってて、これはーーここの事なんだーね!?」

シャーマン「ああ。つまりここに宝が眠っている、という事だ。さあ探検家よ、掘ってみるぞ」

非常食「うにゃあ、しかしこの辺といってもどの辺りを…にゃ!あそこが怪しいのですにゃ!掘ってみるのですにゃ!」

外交官「ああ、ほんの少し土が盛り上がってるようにも見えるんだーね。しかしクソ真面目なあんたが宝の地図なんてものを買うとはどういう了見なのかと思ったけど、勝算あっての事だったんだーね?」

シャーマン「ああ、他の探検家との探検での経験も踏まえてなーー」

非常食「うにゃ、うにゃ、スコップがあっても大変ですにゃあ…にゃにゃ、にゃにか固いものに当たりましたにゃ!」ガツン!

外交官「どれどれ…おおー、ずいぶん立派な箱なんだーね!早く開けてみるんだーね!」

非常食「にゃ、あけてみますにゃ!にゃ、意外と簡単に…にゃ、こ、これは…本、ですにゃ?真っ黒い…にゃにか、こう…」

外交官「お、おい!これは…これは僕にも分かるんだーね!触れちゃいけない物なんだーね!」

シャーマン「これは…!まさかネクロノミコンなのか!?」

外交官「ネクロ…なんなんだーね!?」

シャーマン「この前魔法のような紙切れを買っただろう。禁断の書の1ページだと。その禁断の書がこれだ。まさかこんな所で巡り会えるとはな」

非常食「にゃにゃにゃ!?ではこれがあれば魔法使いさんみたいに…」

73以下、名無しが深夜にお送りします:2024/09/01(日) 19:30:09 ID:FDxXuV.U
シャーマン「残念だがこれは選ばれた者にしか使えん。我々がページを開こうものならたちまち正気を失うだろうな」

外交官「この探検は正気を失うがそのまんまの意味で怖いんだーね」

非常食「うにゃあ、残念ですにゃあ。ではロンドンに持ち帰って…」

シャーマン「はたしてロンドンでこれに値が付くかどうか。どうだ?お前の方が分かるだろう?」チラッ

外交官「ああ、こんなオカルトなモノにはおそらく値は付かないんだーね。残念だけど外れなんだーね」

非常食「うにゃあ、残念ですにゃあ…宝の地図まで買ったのですがにゃあ…」オアー…

シャーマン「むしろ未開の地の方がこういう物を欲しがるかもしれん。あの時会ったシャーマンとかな」

外交官「ああ、あのじーさんになら売れそうなんだーね。しかしあんた、この猫君がその選ばれし物である可能性は無いんだーね?もしくはあんた自身がさあ?」

シャーマン「いや、残念だがな。実際、探検家の中にはこれを扱える者もいたようだがな」

非常食「うにゃあ、でもこの世界も驚きに満ちているのですにゃあ。これから先もいろんなモノが見られそうなのですにゃ。楽しみなような怖いようななのですにゃあ…」

74ーー日数67、正気度30:2024/09/01(日) 19:43:24 ID:FDxXuV.U
外交官「はあ、この缶詰めにはうんざりなんだーね。流石栄光の英国海軍謹製の食べ物なんだーね」ウェップ

非常食「うにゃあ、しかし缶詰めも食べ終わってしまいましたにゃあ。

シャーマン「鉈も心許ない本数になってきたな。これからはますます厳しい探検になるだろうーーさて、洞窟だな」

外交官「今回もとりあえず入ってみるんだーね?」

非常食「ですにゃ。ではたいまつを使うのですにゃ!」ボッ

シャーマン「さて、何が出るか…」

外交官「おぞましい化け物とバッタリなんてのは勘弁して欲しいんだーね…」ゴクリ…

非常食「それは嫌ですにゃあ…にゃ、ここが行き止まりのようですにゃ。ここは…」

シャーマン「おお、キノコが生えているな。しかも有用なものだ」

外交官「ああ、あんたはキノコに詳しかったんだーね」

シャーマン「この青いキノコはより遠くを見通せるもの。そしてこっちの赤いキノコは傷や病を治せるキノコだ。ただこの赤いキノコは副作用の危険もあるがな」

非常食「にゃ、それは怖いのですにゃあ」

シャーマン「なに、こういうのは動物は平気なものだ。だから恐竜や亀が怪我をしたら食わせてやると良い。奴らが食べても私の能力なら正気を回復出来る」

外交官「へえ、あんたもまるで魔法使いみたいだーね」

非常食「シャーマンさんは頼りになりますにゃあ。缶詰めが無くなった所で正気を回復出来るキノコが手に入ったのは運が良かったのですにゃ!宝の地図が外れみたいだった時はどうなるかと思ったけど、まだまだツキはあるみたいですにゃ!」

75以下、名無しが深夜にお送りします:2024/09/02(月) 06:13:11 ID:0r4wXhC.
非常食、ちゃんと魔法使いちゃんのこと覚えてるんだね…

76ーー日数84、正気度32:2024/09/16(月) 19:32:06 ID:Hut.mpoc
外交官「ちょっと迷ったけど、ついに…ついに着いたんだーね」

シャーマン「ああ、無事に見つけられたな、黄金のピラミッドを」非常食

「やっとたどり着けましたにゃ!うーん、もうちょっと早く着けた気もしますにゃあ」

シャーマン『移動してる途中であっちじゃないかな〜って気づいたんですけど、操作ミスってずんずん明後日の方へ行っちゃいましたね〜』

外交官「割りとどでかいミスなんだーね…ま、無事着いたから良しとするんだーね」

シャーマン「その通り、と言うわけにはいかんな。何せ我々は競争中だからな」

非常食「うにゃあ、これで負けたら悲しいですにゃあ」

シャーマン「そういう訳だ、ぐずぐずしてる暇はない、船に戻るぞ」

外交官「はっ、せっかく黄金のピラミッドなんてものを見つけたのにゆっくり見る暇もないんだーね」

非常食「仕方ないですにゃあ。ではまた出発なのですにゃ!」

77日数93、正気度51:2024/09/16(月) 19:40:48 ID:Hut.mpoc
シャーマン「ふむ、あのまま1回に船まで戻れれば良かったのだが…」

外交官「危険な動物達が屯してるんだーね…」ヒソヒソ

非常食「うにゃあ、倒して行くべきか迂回するべきか…あまり戦いたくないですにゃあ…」

外交官「おいおい、その立派な爪は飾りなんだーね?」

シャーマン「いや、野獣は思ってる以上に危険だ、なるべく避けるのは英断だろう。しかもただの獣ではない。あれを見ろ」

非常食「うにゃあ、恐竜ですにゃあ」

外交官「ああ、こいつを見てたからまだ良いが、もし初めて見たのなら腰を抜かしてたんだーね」ペチペチ

恐竜「グルル…」

シャーマン「さあ、刺激しないように抜けるぞ。しかしいざ避けられないとなったら戦うのを躊躇するな。奇襲されて先制攻撃されるのが一番危険だからな」

非常食「にゃ、分かってますにゃ。そーっと、そーっと…」ソロー…

外交官「…無事抜けられそうなんだーね」

シャーマン「よし、復路の難所はなんとか切り抜けたな。さて、では改めて船に戻るぞ。後は何も無ければ良いが…」

78以下、名無しが深夜にお送りします:2024/09/16(月) 19:51:01 ID:Hut.mpoc
非常食「うにゃあ、途中の洞窟には入れませんでしたにゃあ」

外交官「最初に見つけた洞窟だーね?やっぱりあの時探索するべきだったんだーね」

シャーマン「仕方ない、探検開始直後に無理は出来んからな。さて、船に戻ったな」

船長「おお、よくご無事で。へっへっへっ、これでやっとロンドンに帰れますよ」ニコニコ

外交官「ああ、やっと帰れるんだーね………ふう」

非常食「うにゃあ、外交官さん…」

外交官「…いや、残りたい気持ちもあるんだーね。でも…いや、良いんだーね」

シャーマン「よし、じゃあ帰るか。船長、頼むぞ」

船長「ええ、勝利へ向かって出発!ヨーソロー!」

非常食「うにゃあ、また長い船旅ですにゃあ」

シャーマン『ちなみに今回日数と正気度が無いのは記録し忘れたからなんです。よりによってゴールの瞬間に忘れるなんてうっかりさん☆」

外交官「いや、しっかりして欲しいんだーね…急がずやってるわりにミスばっかなんだーね…」

79以下、名無しが深夜にお送りします:2024/09/18(水) 09:34:04 ID:lerV5nxc
なにはともあれおめでとー!!

80ーーロンドンの港:2024/09/29(日) 17:48:27 ID:zxSBVGR6
シャーマン「ふう、着いたな。相変わらず喧しい街ーーああ、あれはーー」

偉そうな人「やあ、また無事に戻ってきてくれて嬉しいよ。ただ、おめでとうとは言えないね」

非常食「うにゃあ、それではまた一番ではないのですかにゃ?」

偉そうな人「君達がロンドンに着いたのは2番目だ。惜しかったね」

外交官「2番目か、まあ悪くはないんじゃないかーね?」

シャーマン「あちこちでロスがあったからな、仕方あるまい」

偉そうな人「さて非常食君、無事帰ってきた君にはまた特性を選択する権利がある。今回も3つから選びたまえ」

シャーマン「ふむ、ストーンサークルの位置を明らかにするオカルトビジョン、自然の中で休息した場合より回復出来る自然愛好家、アイテムがより多く持てるようになる力持ちか。力持ちで決まりだろうな」

外交官「おいおい、力持ちはシンプルで分かりやすいが他は良く分からないんだーよ。ちょっと説明して欲しいんだーよ」

シャーマン「ストーンサークルとは村や洞窟、神殿などの場所のうち1つを明らかにするものだ。そしてその場所をみつけるのがオカルトビジョンというわけだ。決して弱い能力ではないのだがな」

非常食「うにゃあ、ではもう1つはどうなのですかにゃ?」

シャーマン「探検家は村だけでなく滝の側や岩影、そして温泉などでも休息するが、そこでの回復量が増え、正気を保ちやすくするものだな。これも悪くない。だがーー探検家は戦利品を持ち帰ってナンボだ。力持ち程有用な能力は早々ない」

非常食「うにゃあ、確かに持ち物に余裕があると探検も楽ですにゃあ」

偉そうな人「では力持ちで決まりだな。さて、では次はその戦利品を見せてくれたまえ。いつもの場所に向かうとしよう」

81ーーロンドン某所:2024/09/29(日) 17:58:08 ID:zxSBVGR6
外交官「…ロンドンにこんな所があったんだーね。ロンドンは広いんだーね」

偉そうな人「さて、では早速見せてもらおうかーー今回はあまり多くはないようだが」

シャーマン「今回は蝶の標本と、象牙が2本だけだな」

非常食「うにゃあ、宝石にゃんかは途中で手放しましたからにゃあ」

外交官「挙げ句宝石を手放してまで手に入れた宝の地図から出たのはロンドンでは値が付かない真っ黒な本だったんだーね。失敗だったんだーね」

偉そうな人「それは残念だったね。さて、では蝶の標本は寄贈して、象牙はオークションで売り払う。これで良いかね?」

シャーマン「ああ、それが良いだろう」

非常食「にゃ、これで標本のBUNみぃ達のレース結果に名声が上乗せされて、象牙の分次の物資購入に余裕が出来るのですにゃ?」

偉そうな人「そういう事になる。結果は次の探検に出る前には明らかになるだろう」

非常食「うにゃあ、今回で追い付かれていないと良いですにゃあ」

シャーマン「さて、どうだろうな。前回のリードは大きかったとは思うがーー」

偉そうな人「さて、ではしばしのお別れだ。各々体を休めてくれたまえ。次の探検もすぐに始まるからねーーではさらばだ」

82以下、名無しが深夜にお送りします:2024/09/29(日) 18:07:46 ID:zxSBVGR6
非常食「うにゃあ、では皆さん次の探検まで…」

外交官「いや、僕はここまでだーね。だろ、爺さん」

シャーマン「ーーまあ、な」

外交官「僕はもう限界なんだーね。色々な「色々な事がありすぎたんだーね」

シャーマン「お前の忠誠心に欠ける態度も盗癖も看過出来ん。今回の探検は頑張ってくれたがーーここまでだ」

非常食「うにゃあ、外交官さん、村娘さんとの事がーー」

外交官「あんた達は何も間違ってない。だが僕も気持ちに嘘は付けない。それだけなんだーね」

シャーマン「ーー村に、残してきた方が良かったか?」

外交官「それは……恥ずかしい話、ロンドンに着いた瞬間ホッとしてしまったんだーね。あの娘と一緒にあっちで暮らす事は…僕には出来なかったんだーね」

シャーマン「ーーそうか。ではさらばだ。探検に加わってくれた事、感謝する」

外交官「あんた達に言いたい事は沢山あるんだーよ。でも…あんた達と一緒に行かなきゃ絶対出来なかった経験を山程させてもらったんだーよ。ありがとうなんだーよ」

非常食「うにゃあ、ありがとうなのですにゃ。お元気で…お元気でなのですにゃ…」オアー…

83以下、名無しが深夜にお送りします:2024/09/30(月) 03:25:31 ID:.Fsvb0yk
外交官とはここでお別れかーおつかれ
てかシャーマンって結構歳いってんのか若いイメージだったわ

84以下、名無しが深夜にお送りします:2024/10/01(火) 07:59:45 ID:PfzU7wkc
アイテム枠なんてなんぼあっても良いですからね

85ーー数日後、ロンドンの港:2024/10/06(日) 19:26:26 ID:mcPJyugo
非常食「うにゃあ、あっという間にお休みも終わりですにゃあ…」

シャーマン「我々は探検家だ、仕方ない。さて、次の行き先はもう決まったのか?」

非常食「にゃ、次は漆黒の乾燥地帯にゃのですにゃ!北極や砂漠も選択肢にあったのですがにゃ…」

シャーマン「その3つならば乾燥地帯だろうな。さて次はーー」

楽器屋「うおっほん、無事で良かったよ、猫探検家君」

非常食「にゃ、あなたは…」

楽器屋「前回の探検前に楽器の入手を依頼していたモノだが…手に入れてくれたかね?」

シャーマン「ああ、持ってきた。これでどうだ?」

楽器「おお、太鼓かね!では約束通り支払おう」資金+40

非常食「にゃ、確かにいただいたのですにゃ!ではさよならなのですにゃ!…ちょっと惜しかったですにゃあ。でもまた手に入れる機会が…」

怪しい商人「へっへっへ、見てましたぜ猫の旦那ぁ。わたくしめのお願いも聞いてくれませんかねえ?」

非常食「にゃ、どなたですかにゃ?」

怪しい商人「わたくしめはしがない商人でさあ。で、お願いなんですがね!今度貴方達の行く先にある村で祀ってある御神体の像を…」

シャーマン「なんだ?まさか村の神を盗んで来いとでも言うのか?出来るわけないだろう、帰れ帰れ!」

怪しい商人「けっ!なんだなんだ、しけてやがんなあ!」ペッ

86以下、名無しが深夜にお送りします:2024/10/06(日) 19:43:31 ID:UWj78Jb2
シャーマン「全く、我々は探検家だ、盗賊ではない」

非常食「うにゃあ、有名になると変なヒトも寄ってくるのですにゃあ…」

シャーマン「さて、気を取り直してだ。次は新しい仲間を見つけないとな。見ろ、あんなに沢山希望者がいるぞ」ガヤガヤ…

非常食「うにゃあ、また凄い人ですにゃあ。そういえばみぃ達はまだ1位という事でしたにゃあ。その影響もあるのですかにゃあ」

シャーマン「間違いなくあるだろうな。さて、見所のあるのは…貿易商、料理人、そして山岳部隊員か」

非常食「にゃ、確か前に料理人が良いと言ってた気がしますにゃあ」

シャーマン「ああ、お前や恐竜の戦闘力を考えればこれからはある程度戦闘をして動物を狩っていくべきだろう。無論、原住民は良い顔をせんから程々にしないといけないがな」

非常食「にゃ、では決まりなのですにゃ。料理人さん、よろしくお願いいたしますですにゃ!」

料理人「ああ、宜しくねえ。動物の肉ならあたしがなんでも料理にしてやるからねえ。期待してなよ!」ガハハ

シャーマン「ふむ、女ながら青瓢箪よりは逞しそうだな。これは良い仲間を見つけたかもしれん」

非常食「うにゃあ、実は亀さんも恐竜さんも女の子ですからにゃあ。女の子の方が多いパーティーになりましたにゃあ。初めてではにゃいですがにゃあ…」

料理人「これからは女だってどんどん海の向こうに行く時代だよ!あんた達、一緒にやってやろうねえ!」

恐竜「グルル…」

亀「…」

シャーマン「分かっているのかいないのか。まあこいつらは裏切らん。ある意味一番頼もしいかもな。さて、あとは買い物だな。良い品揃えだと良いが)ーー」

87以下、名無しが深夜にお送りします:2024/10/07(月) 20:32:52 ID:r9W4o.qw
アニマルズ女の子だったんだw

88以下、名無しが深夜にお送りします:2024/10/20(日) 19:22:23 ID:YJiWLBrc
非常食「うにゃあ、今回の品揃えはどうですかにゃあ?」

料理人「へえ、銃なんかも売ってるのかい?散弾銃とかいうヤツだろう?これは」

シャーマン「散弾銃か!これは幸運だな、これは是非とも買わなければなるまい」

非常食「そんなに良いものなのですかにゃ?」

シャーマン「我々は複数の敵を同時に攻撃する手段がない。今まではな。だがこれがあれば違う」

料理人「凄いもんなんだねえ。でも高いんじゃないかい?大丈夫なのかい?」

シャーマン「象牙と太鼓を売った金がある。潤沢とまでは言えないがこれを買うには十分だ」

非常食「うにゃあ、ではこれを買うとして、後は…このテントなんかは…」

シャーマン『ダメです!それがあると楽すぎになりますから!縛ります!」

料理人「テントがあると好きなだけ正気度が回復できるようなモノらしいねえ。デメリットとしてはやたら日数が増えるって所らしいが…」

シャーマン「ロンドンに戻ってくるのは一番遅くなるだろうが、時間も正気度も気にせず未開地を隅々まで探検して戦利品を持ち帰れば遅れを補って余りある名誉を手に出来る。生きて帰れればだが、な」

非常食「でもそれは…生きて帰らなければならにゃいのはどの探検家でも一緒ですからにゃあ。ではテントは止めて…たいまつ2つ、チョコレート6つ、あとロープを5つでどうですかにゃ?」

シャーマン「ああ、良いだろう。お前も探検家としての買い物を理解してきたようだな」

料理人「チョコレート少なくないかい?…ああ、前回の持ち越し分も有るんだね」

シャーマン「果物や生肉のような日持ちしないもの以外は次に持ち越せる。無駄をどれだけ無くすかも探検家にとって大事な事だ。さて、買い物も終わった、後は出発するだけだなーー」

89以下、名無しが深夜にお送りします:2024/10/20(日) 19:34:05 ID:YJiWLBrc
非常食「皆さん、準備は良いですかにゃ?それではーーにゃ、貴方は…」

偉そうな人「やあ非常食君とその仲間達。いよいよ旅立ちかね?」

料理人「お、主催者のお偉いさんだね。今回もやりますよあたしらは!…あたしは初めてだけどねえ、あっはっは!」

偉そうな人「ふむ、頼もしそうな仲間を得たようだね。さて、前にもしらせたが、君達は現在1位を守っている。だがその差は縮まったようだ」

シャーマン「まあ、前回はあまり物を持ち帰れなかったからな」

偉そうな人「次に帰って来た時もトップでいられるのか?誰かにその座を明け渡しているのか?どうなるのか楽しみにしているよ」

非常食「にゃ、今回もまたトップで終わるよう頑張るのですにゃ!そして出来れば…」

シャーマン「ああ、ロンドンにも一番乗りで帰ってきたいものだな」

偉そうな人「そうか、期待してるよ。では気をつけてーー頑張ってくれたまえよ」

非常食「にゃ、行ってきますなのですにゃ!」ニャオー

料理人「…なーんて言ってはみたが、今まで2回ともロンドンに帰ってきたのは2番目なんだろ?今回は勝てる見込みはあるのかい?」

シャーマン「今回、かいつかは分からないが、我々は帰路のページというモノを使わずに持っている。どこからでも船に一瞬で帰れる代物だ」

非常食「にゃ、そんなモノもありましたにゃあ。忘れてましたにゃあ」

シャーマン「これは便利なものだ、忘れずにな。さて行くとするか。今度の世界には何が待っているのかーー」

90ーー3回目の探検、漆黒の乾燥地帯:2024/10/20(日) 19:47:08 ID:YJiWLBrc
ーー日数1、正気度100

シャーマン「おお、見てみろ。陸地が見えてきたぞ」

料理人「やああっと到着かい。長かったねえ」

非常食「にゃ、みぃは3回目なので少し慣れてきましたにゃあ」

料理人「おおー、頼もしいねえ」

シャーマン「さて、未開の地での第一歩だ。最初は探検家、お前の優れた目で行き先を決めたいものだがーー」

非常食「うにゃあ、山が多くて視界が悪いのですにゃあ」

料理人「あたしが見ても山ばかりだねえ。ま、どっちにしろ船を下りて歩いていくしかないんだろ?」

シャーマン「ああ、その通りだ。では早速探検を始めよう」

ーー日数8、正気度84

非常食「ふう、ふう…にゃ、にゃにか見えて来ましたにゃ!ヒトの家…村ですにゃ!」

料理人「村?家らしきモノは一つしか見えないようだけどねえ」

シャーマン「ああ、あれは世捨て人か何かの住処だろう。あるいは私のようなシャーマンかもな。いずれにせよ、そういう者は取引が必要な事も多い。少し寄っていってみよう」

91以下、名無しが深夜にお送りします:2024/10/21(月) 17:08:49 ID:Kl749qrM

何が出るやら

92ーー日数10、正気度74:2024/10/27(日) 19:59:27 ID:mr1p46vE
非常食「…もしもーし、なのですにゃ…」

世捨て人「…なんだい…」モゾモゾ

シャーマン「ふむ、やはり私のようなシャーマンだな。すみないが取引など出来ないものかと思ってな。どうだろうか?」

世捨て人「ああー。ほら、見てけ」ガサゴソ…

料理人「へえ、人形に首飾り…珍しい物がたくさんあるねえ!」

非常食「みぃ達に必要な物は…にゃにゃっ!太鼓がありますにゃ!」

シャーマン「また見つけられたか、やはりお前は幸運に恵まれているようだな。そしてあとはーーこれだ」ガサッ

料理人「なんだいその紙切れは?ただの紙切れじゃあないのは分かるがねえ」

シャーマン「ああ、これは指定テレポートのページだ。通過した事のある場所に瞬時に戻れる。これも船に一瞬で戻れるだろうな」

料理人「へええ!そんな不思議で便利なものが有るんだねえ!」

非常食「にゃ、ではこの2つをいただくとして…この黒い本は手放しても構わないですにゃ?」

シャーマン「ああ、我々の手に余る物だからな。むしろこうして取引に使えたのならあのときの宝探しにも意味があったというものだ。という訳だ、良いか?」

世捨て人「ああ、良いよぉ…じゃあまた、来世でなあ…」スッ

料理人「なんだ、素っ気なく家に入っちまったねえ。でも良い取引が出来たんだろう?」

シャーマン「ああ、あの本もあるべき所に戻ったとも言えるしな。有益な取引だったな。よし、幸先は良い、今回も良い結果に終わりたいがーー」

93以下、名無しが深夜にお送りします:2024/10/27(日) 20:16:46 ID:mr1p46vE
料理人「さあて、次はどっちへ行くんだい?」

非常食「うにゃあ、北西の方ににゃにか見えますにゃあ。あそこに見える岩山の辺りに…」

シャーマン「ふむ、洞窟でも無さそうだ。行ってみるか?」

ーー日数17、正気度55

料理人「ふう、結構歩いたねえ」

シャーマン「初の探検なのに根を上げず良く付いて来る。さて、見えたな。これはーー滝だ」

非常食「うにゃあ、大きな滝ですにゃあ」

シャーマン「滝の側では休息が取れる。あそこで休むのも選択肢に入るだろうな」

料理人「水があれば煮炊きも出来るし、休むのにはもってこいだねえ。けどあそこで休むには目の前の丘を越えないといけないんじゃないのかい?」

非常食「ですにゃあ。丘に登れば更に広く視界をとれそうにゃのですが、とても疲れそうですにゃあ…」

シャーマン「ではあそこに行くのは保留にして、他のところへ行くのはどうだ?他に寄っているうちにあの滝への迂回路も見つかるかもしれんしな」

非常食「にゃ、それが…色々見えましたのですにゃあ。北東の浅瀬、西の岩山、あと南にもにゃにか見えますにゃあ。南は多分神殿じゃにゃいかと思うのですにゃ」

シャーマン「うーむ、西は洞窟だろうが、北東の浅瀬は象の墓場だろうか?はっきりとは分からんがーー」

料理人「選り取り見取りだねえ。どこにするんだい?」

非常食「うにゃあ…西の洞窟へ向かいますにゃ。みぃ達の最終目標はピラミッド…それはこの大陸の奥、つまり西の方にあると思うのですにゃ!」

94ーー日数24、正気度34:2024/10/27(日) 20:29:29 ID:mr1p46vE
非常食「にゃ、ここまで無事に来られましたにゃ」

シャーマン『書き忘れましたけど前回太鼓を使って回復しましたしね〜』

料理人「さてと、やっぱり洞窟だったねえ。入ってみるんだろう?たいまつを点けるよ」ボウッ

シャーマン「ふむ、洞窟の中には離れた別の場所に行けるような所もあるが、ここは思ったよりは深くないようだ」

料理人「たいまつがあってもやっぱり暗いねえ。っと、もう行き止まりのようだねえ」

非常食「にゃ、にゃにかありますにゃ…ふにゃー!?ひ、ヒトがいますにゃ!」

シャーマン「良く見てみろ。これはミイラだ。生きてはいない」

非常食「にゃ、ミイラでも恐ろしいのですにゃあ。でも2回目だから慣れて…ミイラですかにゃ!?」

料理人「へえ、不気味なもんだけど凄い価値なんだろう?これは」

シャーマン「ああ、我々探検家が手に出来る最高峰と言って良い。ただーーたくさんあるが、ほとんどが持って帰れるような状態ではないようだ」

料理人「触っただけで壊れそうなものばっかりだねえ。お、でもこれは結構状態が良いんじゃないかい?」

非常食「うにゃあ、確かにこの1つだけは動かしても大丈夫そうなのですにゃ。ではこれを持って行くのですにゃ」

シャーマン「永くここで眠っていただろうにすまないなーーしかしこれでまたミイラを手に入れる事が出来た。1つとはいえ大きな成果だ」

料理人「さて、ミイラを手に入れて次はどこへ向かうんだい?」

非常食「また西へ向かいますにゃ。西に新しくなにかが見えるのですにゃ。さっきと同じようにピラミッドへ向かいながらいろんな所に寄ってみるのですにゃ!」

95以下、名無しが深夜にお送りします:2024/10/27(日) 20:43:40 ID:UOIAjma.
非常食もリーダーらしい決断力が出てきたなぁ
かっこいいぞ

96ーー日数27、正気度18:2024/11/10(日) 19:09:12 ID:/KnHktAQ
非常食「うにゃあ、ジャングルをさ迷ってたらあっという間に3日経ちましたにゃあ…」

料理人「流石のあたしもヘトヘトだよ。でも見てごらん、立派な遺跡じゃないか」

シャーマン「神殿、というよりは寺院と言うべきか。いつの時代のものか分からないが、未だに大いなる存在の気配がするようだ」

料理人「そんなもんなのかい?まあいいや、入ってみようか…うーん、カビ臭いねえ」

非常食「そうですにゃあ…にゃ、これは…階段が…にゃ、祭壇ですかにゃ?」

シャーマン「そのようだな。寺院内の中心にある長い階段、その頂上に何があるのかーー登ってみるしかないだろうな」

料理人「あたしゃ疲れてるんだけどねえ…ひい、ふう、やっと着いたよーーおや?祭壇の上に器が…」

非常食「うにゃあ、器が赤い液体でいっぱいなのですにゃあ。でも、これは…誰かが飲まなければいけにゃいような…」

シャーマン「ふむ、ならば私が飲んでみようか」

料理人「ええ!?正気かい!?腹壊しちゃうよ?」

シャーマン「私も、ここにいる大いなる存在の声が聞こえる。飲むようにとな。ではーー」ゴクゴク…

非常食「ど、どうですかにゃ…にゃにゃにゃっ!?シャーマンさん、ひ、額が光って…!」

シャーマン「おお、これはーー聖なる力が宿ったようだな」+聖なる印

料理人「本当に大丈夫なのかい?まあイヤな感じはしないけどねえ…」

シャーマン「これで村人達は聖なる印を持った我々をより歓迎してくれる事だろう。さあ、更に進んでいくぞ」

97以下、名無しが深夜にお送りします:2024/11/10(日) 19:20:22 ID:/KnHktAQ
料理人「さて、外に出ては見たけど…おっと!?」ガガガ…ゴォン!

非常食「にゃ、寺院の入り口が閉まってしまいましたにゃあ」

シャーマン「なに、どちらにせよもうここには用もない。さあ出発だーーと言いたい所だが…」

非常食「うにゃあ、居ますにゃあ…にゃ、

料理人「え?なにがだい?」

シャーマン「獣だ。しかも単独ではないようだな」

料理人「へえ!じゃあどうするんだい?突撃かい?」

非常食「にゃ、ここは鬱蒼と繁ったジャングルですにゃ。やみくもに進んでも藪の中から襲いかかられては対処が難しいのですにゃ」

シャーマン「そうだな、私も同じ考えだ。なのでまず動かずに様子を見よう。そして奴らが近づいてきたらこちらからーー」

料理人「先手を取ってドカン!って訳だ。良いねえ、じゃあちょっと待ってみようかねえ」

ーー日数31、正気度10

料理人「…ふう、ジリジリするねえ。全く、ただ待ってるだけでも体力が…」

シャーマン「シッ!ーー来たぞ。どうやら虎が…2匹のようだな」

料理人「ねえ、あんた親戚みたいなもんだろう?なんとか話し合いで解決出来ないかねえ?」

非常食「うにゃあ、同じネコでも全然地が居ますにゃあ…でもこれでこちらから仕掛けられますにゃ!行きますにゃ!」ニャオー

98以下、名無しが深夜にお送りします:2024/11/10(日) 19:29:57 ID:/KnHktAQ
シャーマン「ふむ、私はまず儀式で守りを固めるか」シャンシャン…

料理人「じゃああたしはこの散弾銃を使わせてもらうよ!そらあ!」ドガン!

非常食「うにゃあ、至近距離にゃので一匹にしか当たらなかったのですにゃあ。ではみぃと恐竜さんで爪攻撃なのですにゃ!」シャシャッ

ーーグルルルガオー!

シャーマン「くっ!?引っ掛かれたか…」

料理人「大丈夫かい!?恐竜も怪我したようだし…この!くそっ、当たらないねえ!」

非常食「大丈夫ですにゃ!そこで引き付けててもらえれば…ここですにゃ!」ザクッ

ーーグアーッ!

シャーマン「よし、一体は倒れたぞ!」

非常食「にゃらばもう一体に…とっておきの爪攻撃なのですにゃ!」シャッ!

ーーガアアアアッ!ウガアッ!

シャーマン「くっ、しぶといな…そして賢い。私と恐竜を執拗に狙っているようだ」

料理人「このおっ!ああもう、全然当たらないよこのヘボ鉄砲め!」

シャーマン「癒しの精霊を呼ぼう。これで傷も幾らか癒えるはずーー」シャンシャン…

99以下、名無しが深夜にお送りします:2024/11/10(日) 19:44:45 ID:/KnHktAQ
料理人「へえ、シャーマンだけでなく恐竜の傷も少し塞がったようだねえ!」

非常食「にゃ、ではこれでーー終わりなのですにゃ!」ジャッ!

ーーグフッ

料理人「ふうー!なんとか勝てたけど、ヒヤヒヤするねえ!あんた、傷は大丈夫かい?」

シャーマン「私はほとんど癒えた、あとは唾でも付けとけば治る。恐竜はちょっと傷が深いな。この赤いキノコを食べさせてやろう」

恐竜「モグモグ…ングウ…」ゴク非常食「にゃ、にゃんとも言えない表情をしてますにゃあ。シャーマンさん、あの癒しの儀式は使えないのですかにゃ?」

シャーマン「ああ、精霊は気紛れでな。戦いの最中でないと降りてこないのだ」

シャーマン『けんじゃのいしみたいなものだと思ってもらえば良いですね〜。戦闘中にのみ使えるっていう。あと忘れてましたけど戦闘ではサイコロ振ってますよ〜』

料理人「さて、では戦利品だね。歯と毛皮と…肉だ!さあ、どう料理しようかねえ?」

非常食「にゃ、食べられるのですかにゃ?」

シャーマン「そのための料理人だ。料理人がいれば肉で正気の回復も狙える。そしてこれは非常に幸運だったのだがーー私がこの聖なる印を手に入れた事で、より狩猟をしやすくなった」

非常食「にゃ、そうにゃのですかにゃ?」

シャーマン「その土地の動物の命を奪えば、当然原住民からの評価は下がる。しかし我々はこの印で評価を底上げしているからな。諍いになりにくい」

料理人「さーて、出来たよ!ちょっと焦げちゃったけどねえ!」ドンッ

非常食「にゃ、もう出来たのですかにゃ!?それにしてもみぃ達の爪とシャーマンさんの癒しと印、料理人さんの料理…見事に噛み合って来たのですにゃ!これからますます探険がしやすくなっていきますにゃ!」

100以下、名無しが深夜にお送りします:2024/11/11(月) 14:14:46 ID:zb0bvowQ

バランスのいいパーティーだ!


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