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第八次NaNじぇい聖杯戦争、開幕

354名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/24(水) 22:38:44 ID:wVLkCtdk
カズヤが令呪でブタゴリラを強化

355名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/24(水) 22:39:39 ID:K3fouAts
アヒルの力による短距離飛行で不意に突っ込む

356名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/24(水) 22:39:48 ID:zfHBfWbQ
ブタゴリラはガオレンジャーの力に対抗すべくお料理行進曲で野菜の力を得る

357名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/24(水) 23:02:44 ID:ZbdHvm06
カズヤ『全てはチャンス!いけぇ!』

魔力の流れが爆発的に増した。拳や爪を受けるままだったバーサーカーが一瞬にして強化され、飛んできた相手の腕を掴む。

ブタゴリラ「でやぁ!!」

投げ飛ばされたフェイカーがくるくると回転しながら着地する。力のベクトルに逆らわない姿勢は激流を受け流すアヒルの動きを思わせた。

捏おじゃ「ドナルド!」

静から動へ。動物を模したカタチは、そのまま彼ら鳥類の爆発力すら与えた。
フェイカーが片足を踏み込むと、そのまま矢のように飛び出す。

ブタゴリラ「いざ進めや……キッチン!目指すは……」

しかし、真似るのが得意なのは贋作屋(フェイカー)だけではなかった。口ずさむ歌に合わせてバーサーカーが自己暗示する。歌詞とリズムが力と技をくれるのだ。

バーサーカー:軽度負傷、強化、暗示
フェイカー:健康、ガオレンジャー

バーサーカーのスキル、お料理行進曲が判明しました

>>358
>>359
>>360

358名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/24(水) 23:04:49 ID:DzlWJaf2
フェイカー「聖杯戦争をご覧の皆さんこんばんは、熊田薫です」

バーサーカーへのバフがフェイカーにも効力を発揮

359名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/24(水) 23:10:15 ID:bgpbs5cQ
半端じゃねぇ拷問術のスキルで精神も削っていく

360名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/24(水) 23:20:11 ID:wmqHsmzo
カズヤがブタゴリラに気合を送る

361名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/24(水) 23:20:29 ID:jSh0Qw.2
かじゅま〜(トンガリの首をパクパクさせながら言って更なる精神攻撃)

362名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 00:53:25 ID:yOBO1lM6
ブタゴリラ/捏おじゃ『茹でたら皮を剥いて……』

不意に、バーサーカーの歌が合唱に変わった。彼の歌には魔術的な効果があり、ただ歌っているわけではないはずだが──。

ブタゴリラ/捏おじゃ『ぐにぐにと潰せ』

全く同じ角度からのストンピングがぶつかり合う。

捏おじゃ「聖杯戦争をご覧の皆さんこんばんは、熊田薫です」

カズヤ「?」

道満(……?)

その言葉に顔色を変えたのは、バーサーカーただ1人だった。

ブタゴリラ「……やい!それはオレの名前だぜ!」


捏造派おじゃる丸。肉体派おじゃる丸の偽物であるという点がアイデンティティの全てである彼は、決して本物ではなく、常に何者かの偽物でなければならない。
そんな憐れな生き様こそがフェイカーの真髄であり、宝具だった。

捏おじゃ『捏造派■■■■■(フォアゲリー・ブラッドライナー)』

瞬間、フェイカーが消えた。

363名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 01:06:11 ID:yOBO1lM6
捏おじゃ「オレの拷問はハンパじゃねぇぞ」

ブタゴリラ「ぎッ!?」

一瞬でバーサーカーの後ろに回り込んだフェイカーが卓越した拷問技術で関節をきめる。その動きはアヒルの力を上乗せされてなお、明らかにそこからさらに強化されていた。

ブタゴリラ「ずるいぞ、オレの強化まで……イテテェ!」

カズヤ「バーロー!」

捏おじゃ「クキキキ……」

フェイカーは罵られること自体が嬉しいかのように笑い、バーサーカーの腕をさらに締め上げる。

カズヤ「全てはチャンス!できる!」

ブタゴリラ「応!俺の地引網に不可能という魚は無い!」

それでも、この状況でもバーサーカーは気力にあふれていた。マスターが信じてくれているのだ。ここで男を見せねばなるまい。


バーサーカー:中度負傷、強化、暗示
フェイカー:健康、ガオレンジャー、(強化、暗示)

フェイカーのスキル、拷問技術:Aが判明しました

捏造派■■■■■(フォアゲリー・ブラッドライナー)
?、対人宝具
レンジ:無制限
最大捕捉:1人
捏造されし贋作であるという魂のありようが昇華された宝具。
相手の真名を主張し、自らの肉体を相手のそれに見立てることで相手の状態を己に転写する一種の類感呪術。物理現象の側面を持つため対魔力スキルに阻害されない。
また、「共有」であるため、その良し悪しを問わず相手が状態異常を解除、治療しない限りフェイカーの状態異常も解除されない。
しかし、発動は対象一人に対して一度きり、放つのは自動ではなく任意発動。相手が追加でなんらかの強化を施しても自分に反映されることはなく、かつ今後同じ相手には使えなくなり、また複数の変化が重複することで効果を発揮するものならその全てを転写しない限り意味をなさない、もしくは個々のデメリットのみを複製してしまう可能性もある。

>>364
>>365
>>366

364名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 01:08:40 ID:hvGd2Wh6
カズヤとブタゴリラの信頼パワーでブタゴリラが潜在能力以上の力を発揮する

365名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 01:14:23 ID:xWxjiy9o
ここでずっと黙っていたリンボが向こうの連携を崩そうと呪いを振りまく

366名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 01:17:22 ID:t8mLjxZk
ブタゴリラは肉弾戦を避け投球にシフト

367名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 21:24:37 ID:yOBO1lM6
ブタゴリラ「おいマスター、オレはレスラーなんだよな!」

鬼のような力ではがいじめにされたまま、バーサーカーが叫ぶ。

カズヤ「君はレスラーだ!」

捏おじゃ「……?」

首を傾げるフェイカーの腕の中、声援を受けたバーサーカーの背中に縄のような筋肉が盛り上がる。

ブタゴリラ「さあ勇気を……出し!」

フェイカーの足が地面から離れる。バーサーカーは腹に力を込めると、そのまま体を折り曲げてフェイカーを投げ飛ばした。

カズヤ「お〜( ^ω^)」

受け身を取れずに地面にぶつかるフェイカー。彼が立ち上がった頃には時すでに遅し、バーサーカーは遠く離れた場所まで下がっていた。

道満「急急如律令!油断しましたねぇ!」

カズヤ「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!」

結界を解いた道満から呪いが溢れ出す。黒い波から必死に逃げるカズヤを抱き抱えると、バーサーカーは呪詛を飛び越えてまで追ってくるフェイカーの足元に野球ボールを投げつけた。

バーサーカー:中度負傷、強化、暗示
フェイカー:軽度負傷、ガオレンジャー、(強化、暗示)

>>368
>>369
>>370

368名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 21:26:03 ID:wX80jlMk
捏おじゃが突然内なる肉おじゃに苦しみ始める

369名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 21:27:16 ID:nwrY7ZE6
呪詛がバーサーカーを強く蝕む
稀代の陰陽術師、蘆屋道満の前で真名を看破されたのは失策であった

370名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 21:28:23 ID:NivfdXLI
捏おじゃが苦しむ隙にお料理行進曲を歌い切り強化を完全にするブタゴリラ

371名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:01:24 ID:yOBO1lM6
??(((──こいつか?)))

フェイカーの頬がピクピクと痙攣する。
気にしないでもう一度構える。

??(((──こいつか?)))

今度は誰かに話しかけられたかのように無防備に辺りを見回した。

道満「ちっ……『熊田薫』よ!」

焦った道満が切り札を切る。
当世の人間が召喚される可能性が高いこの聖杯戦争において、現代人であるフェイカーなら真名を看破できるかもしれない──サーヴァントが気を引いてる間にマスターが名前で呪詛をかけるはずだったが、思わぬ使い方になってしまった。
ぼうっとしているフェイカーの前で、苦しみながらもバーサーカーは歌を続ける。

ブタゴリラ「混ぜたなら、ポテト……丸くにぎれ!」

追加詠唱が二重、三重の護りへと変わっていく。不完全だった加護の力が密度を増し、数をそろえ、隙間なく敷き詰められる。

道満「ンンーッ!」

呪詛と加護がぶつかり合う。そのどちらもが、互いを食い破ろうと激流を走らせていた。

バーサーカー:中度負傷、強化、暗示(強)、呪詛
フェイカー:軽度負傷、ガオレンジャー、(強化、暗示)、?

>>372
>>373
>>374

372名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:03:07 ID:xWxjiy9o
ブタゴリがリンボの呪いに集中してる隙に
捏おじゃは偽造工作で自分を捏造して潜む

373名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:05:45 ID:nwrY7ZE6
リンボは肉おじゃと化したフェイカーを令呪で強制的に隙を見せたバーサーカーの攻撃に向かわせる

374名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:05:47 ID:UBvAu.gw
カズヤがブタゴリラに懸命に呼びかける

375名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:07:27 ID:nwrY7ZE6
>>373
日本語がガバってますね…
令呪でフェイカー(肉おじゃ?)にバーサーカーへの攻撃を命令した感じです

376名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:26:06 ID:yOBO1lM6
ブタゴリラ「ぐぬぬぅ……」

道満「ンンンっ……!」

強化に強化を重ねたバーサーカーが現代では失われた呪詛にすらあらがう。
その間、フェイカーは自分にしか見えないなにかに晒されていた。

捏おじゃ「ハハァ……」

苦しむように地面を殴りつける。舞う土埃の中には変わらず彼の影……しかし道満はそれを見てなお焦りを重ねた。

道満「ググッ……『戦いなさいフェイカー』!」

捏おじゃ「デンボ!」

バーサーカーの足元の地面からフェイカーが飛び出し、がむしゃらに爪を振り回す。土煙の中にいたのは草と砂で作った人形だったのだ。

カズヤ「あっ、バーサーカー!」

爪が迫ってくるが、バーサーカーの動きは未だ道満の縛りから抜け出せていない。

>>377
>>378
>>379

377名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:26:44 ID:nwrY7ZE6
フェイカーは肉体派語録を駆使しながらバーサーカーを幾度も打ち据える

378名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:27:42 ID:RRpFzinA
精神はともかく状態はガオレンジャーなんで
ダック専用の水武器で野菜パワーに対抗す

379名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:30:12 ID:xWxjiy9o
カズヤはリンボの妨害を絶つためにスーパーカズヤと化し邪魔をする

380名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 22:50:16 ID:yOBO1lM6
捏おじゃ「こいつか?こいつか?こいつか?」

爪が、拳が、嘴がバーサーカーを襲う。野菜とアヒルでは相性が悪すぎた。
しかしフェイカーは目の前のバーサーカーをまるで見ていない。彼が恐れているのは彼だけに見えている「誰か」だったようだ。

カズヤ「おニャンコ!」

道満「のぅーわっ!」

カズヤが道満に文字通り踊りかかる。バーサーカーに全精力を傾けていた道満はカズヤの限界を越えた一撃を避けられなかった。

ブタゴリラ「……べらごぼうめェ!」

自由になったバーサーカーが拳を振り上げる。その頭に叩きつけられたのはフェイカーのアヒル型の武器だった。

381名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 23:08:55 ID:yOBO1lM6
ブタゴリラ「あっあらァ……?」

呆然とするカズヤ(と道満)の前でバーサーカーが崩れ落ちた。

道満「ン ……ンンンンン!よくやりましたぞフェイカー!」

かぶりを振るフェイカーをマスターが褒め称える。
しかしフェイカーにはいまいち伝わっているか怪しい。

カズヤ「バーサーカー……」

カズヤが、無力を詫びた。

382名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/25(木) 23:27:53 ID:yOBO1lM6
-2回戦、終了-

ランサー陣営:グラン、ベルリ・ゼナム(残り令呪2画)
アサシン陣営:ハットリ・キム、関西クレーマー(残り令呪3画)
ライダー陣営: 館橋水奈都、城之内克也(残り令呪2画)
フェイカー陣営:捏造派おじゃる丸、蘆屋道満(残り令呪2画)

383名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/26(金) 22:51:59 ID:pBKTBt3E
-ここまでのあらすじ-

電脳世界の大海に揉まれ、分解と再構成を繰り返すいちじくの葉「NaNじぇいサーバー」
今、新たなフェイズのもと、電子的に再現されたマスター達による一大魔術儀式が始まろうとしていた。

ベルリのサーヴァント、ランサーはスキルと宝具の力で戦場に合わせて戦う男だった。対するアーチャー陣営も多彩な能力と知略、迷わず令呪を使っていく決断力をもってランサーを翻弄するが、最後に勝敗を決めたのはなんのことはない、心を通わしたが故の基本的な信頼の差だった。

それとは反対にアサシンとカーリーは未だ本心を明かさず、馴れ合うような真似はしなかった。
幻術や冷気を操るキャスターにサーヴァントは忍術、マスターは炎でそれぞれ対抗する。
互いの技の応酬の先、とどめに繋がったのはスタミナの差だった。

デュエリストの城之内と船乗りのライダーは互いを必要以上に知ろうとはしない。それは時に敵への備えであり、時には相手への尊重だった。
大地を消し飛ばすほどの火力を持つセイバーを前に、ライダーは船の宝具で荒波を呼ぶことで立ち向かう。しかし決め手になったのはライダーではなくマスターの勝負師としての技巧だった。

フェイカーとそのマスター道満は残虐性の一点において強い共感を示していた。
マスターの魔力をあまり必要としないフェイカーと暗躍する道満は、バーサーカー陣営を翻弄する。
実力差を見せつけたフェイカーだったが、一方で彼の精神にはなんらかの奇妙な兆しが表れていた。

準決勝を前に、残る陣営は4つ───。

384名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/26(金) 23:25:20 ID:.isj67gg
がんばえー

385名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 21:41:01 ID:RFyIWFhA
マスターからコップを受け取ったランサーは、礼を言うとゆっくりと飲み始めた。

ベルリ「……そこに自販機があったから」

ランサーの隣に座り、手持ち無沙汰に手の甲を眺める。
先の戦闘で令呪は一画失われていた。あと2度の戦い、令呪の配分はいかにしたものか。
ふと、隣を見る。ランサーは飲み物の味をゆっくりと確かめているようだった。

ベルリはどうする?>>386

386名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 21:42:07 ID:vd9bSLlw
ランサーの宝具の話

387名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 21:54:51 ID:RFyIWFhA
ベルリ「宝具について確かめておきたいんだけど……」

グラン「うん、わかった。何を聞きたい?」

ベルリの質問にランサーは快く答えた。
今後の戦いのため、把握することは多い方がいい。


宝具の何を聞く?
(例:第一宝具のまだ知らないこと、まだ見ぬ第二宝具について等)
>>388

388名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 22:05:17 ID:9gn0cCwc
第一

389名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 22:13:06 ID:RFyIWFhA
ベルリ「……あの、さっき使っていた宝具」

ランサーの宝具『君と紡ぐ、空の物語(グランブルーファンタジー)』のことだ。

具体的に何を聞く?>>390

390名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 22:23:11 ID:83Gjl1Zw
そのバリエーションと戦術の多用さ

391名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 23:08:37 ID:RFyIWFhA
意思を持つかのように振る舞う大量の武器を展開する宝具だ。相応に魔力は消費するものの、宝具らしい礼装も混ざっていることを考えればその燃費は破格。
ランサーの言うところによると6の属性、10の系統、600以上の武器から選んで召喚できるらしい。

ベルリ「それにしても……」

ランサーがいくつかの例を見せる。剣や槍はわかるが、それに紛れて傘やボールにしか見えないものも混ざっていた。

ベルリ「見た目はクラシックでもきっとなにかすごい能力が……むむ」

グラン「ひとつひとつは本物ほどじゃないけど、それなりの数を出して組み合わせれば色々できるよ」

ベルリはランサーの屈託のない笑顔になにもいえなかった。


次はどうする?>>392

392名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 23:14:20 ID:vd9bSLlw
それらの武器の由来について聞いてみる

393名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 23:34:51 ID:RFyIWFhA
グラン「……僕は、団長だから」

多すぎる武具の由来を問うた結果、ベルリに返ってきたのは不可思議な言葉だった。
そういえば、自分のことは色々と語ったたわりにランサーのことはまだ知らない。経歴を書こうとした時は結局自分ばかり話してしまい、有耶無耶になっていたのだ。

ベルリ「教えてくださいよ。ね?」

ランサーの歩んできた道、ランサーと共に駆けた仲間たち、空の物語(グランブルー)──。
異境の、そして異教の物語に、ふたりは胸を躍らせる。

ランサーの好感度が上がりました
最後はどうする?>>394

394名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/02/28(日) 23:36:21 ID:9gn0cCwc
ベルリの望み

395名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 00:04:33 ID:yy0vdC3Y
互いにわかり合う方法は数あれど、結局のところ歩み寄って腹を割るしかないのだ。
ランサーはマスターを、そしてマスターはランサーを知り、絆を紡ぐ。

グラン「勝とう、マスター」

ベルリ「うん……」

ベルリの願い>>396

396名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 00:09:28 ID:ZK/RLEkc
姉と共に過去に飛び、亡き両親に一目でいいから会いたい

397名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 00:38:11 ID:yy0vdC3Y
過去を変えようとは思わない。それでも一眼見たい相手が、そして見せたい人がいる。
サーヴァントにそれをここまで素直に話すとは思ってもみなかった。そしてランサーはそれを聞いて勝とうと言ってくれた。

グラン「勝とう、マスター」

ベルリ「うん……いこう、グラン」


ランサーの好感度が上がりました

398名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 21:36:17 ID:yy0vdC3Y
カーリー「本当に-、美味しかったですわー」

ハットリ「焼肉の起源は韓国だからな」

カーリー「?」

カーリーは疑問をお茶と共に飲み込んだ。
アサシンの会話はいまいち要領を得ないときがある。しかし、そこで必要以上に踏み込まずうまく利用できるかもマスターとしての才幹のひとつなのだろう。


カーリーはどうする?>>399

399名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 21:38:57 ID:sMxS1fyw
ほめる

400名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 22:08:33 ID:yy0vdC3Y
カーリー「よかったわぁアサシン喚んで」

肉を咀嚼するアサシンを見ながらマスターが漏らした。

ハットリ「……なんだ突然、拙者が優れたサーヴァントであることは事実だが」

カーリー「ううん、凄い人やな〜って」

ゆるく褒める。どうとでもとれる言い方だが、とりあえずアサシンは気を良くしたようだ。

次はどうする?>>401

401名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 22:19:19 ID:JBjaDgEg
肉の話題から寿司の話になってイナリと自分の寿司屋の話になる

402名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 22:52:51 ID:yy0vdC3Y
カーリー「それにしても、お肉好きだねぇ」

ハットリ「焼肉の起源は韓国だからな、肉はいいぜ」

カーリー「?」

やはりいまいちよくわからない。しかしカーリーにとってそれは特に重要なことではない。そもそも肉に特に執着もない。

カーリー「……俺はいなりがいいなあ」

カーリーがこぼした言葉に、アサシンは強く反応した。

ハットリ「おいマスター、拙者は朝鮮忍者寿司を経営しているんだ!やはりお前とは奇妙な縁で結ばれているんだな」

カーリー「へぇ〜すごいねぇ」

ハットリ「ああ、メインはアメリカだが日本にも展開している朝鮮忍者グループの飲食部門さ」

自慢げに語るアサシンを適当に受け流す。


アサシンの好感度が上がりました

最後の話題>>403

403名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 23:08:22 ID:sMxS1fyw
忍者について

404名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 23:30:22 ID:yy0vdC3Y
ニンジャの……スシ屋!
カーリーのイメージする忍者像とアサシンの言動はいまいち合わない。思い返せば戦闘時に使う数々の技も奇抜かつ現代的だ。そういうものと言われればそれまでだが……。

カーリー「その……」


忍者についてなにを聞く?>>405

405名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 23:42:15 ID:5IIyvHVI
どんな忍術が使えるのか

406名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/01(月) 23:57:48 ID:yy0vdC3Y
カーリー「忍法って、なにができるの?」

アサシンがゆっくりと笑顔になる。マスターの言葉を待っていたと言わんばかりの顔だ。

ハットリ「……神秘。ニンジャの言葉は全てを可能にする」

指で不思議な形をつくり、マスターに見せつける。カーリーはとりあえず頷いた。おそらく深入りしない方がいいだろう。

407名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/02(火) 00:23:34 ID:H0wvTafs
線対称の決戦場の両端を歩む2組の姿があった。
槍を持つ甲冑の若者はランサー。
忍者装束の中年はアサシン。
それぞれ、己のマスターを引き連れてゆっくりと「その瞬間」に向かって進んでいく。

カーリー「是非、いい戦い期待してます」

ハットリ「ああ」

ベルリ「グ……ランサー」

グラン「うん、いこう」

両者共に言葉数は少ない。
武舞台に上がるは2組、そして降りるのは1組。無慈悲なルールと切実な願いを前にして、その場にいる全員が動揺を隠しきれないでいた。


戦闘を開始します
>>408
>>409
>>410

408名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/02(火) 01:18:20 ID:wVL7/IJI
相手が三騎士の一角のランサーであろうと、自分が世界最高民族である優位性を覆すには至らない事を宣言するアサシン

409名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/02(火) 01:22:23 ID:iyru4Ow6
ハットリの宣言を警戒してランサー側はベルリの宝具など遠距離攻撃主体で戦う

410名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/02(火) 01:26:22 ID:htVvq78c
ランサー、自身のジョブ経験からある程度アサシンの行動を読めるかもしれないと精神を落ち着かせその挙動に注意を払う

411名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/02(火) 23:18:02 ID:H0wvTafs
ハットリ「ぐふふ……」

特に言葉少なだったアサシンが笑う。相手はランサー、三騎士の一角。彼を倒せば朝鮮忍者の名は今よりも広く知れ渡るだろう。

ハットリ「貴様の槍も当然対策済み。拙者の朝鮮忍術の源流のひとつ、十八技(シッパルギ)には槍術とその対処法も組み込まれているのだ!」

サーヴァントの勝利宣言にマスターもサングラスの内で目を細めた。自信過剰に思えていたその言葉も2度の戦いを乗り越えた今では十分に信頼できる。

ベルリ「だったら、接近戦なんて……させない!」

ベルリが背負ってきた礼装から滲み出すのは緑色の光波。フォトントルピード自体のスピードは大したことはないが、それでも相手の動きをかなり限定させることのできる結界になっていた。
アサシンが鮮やかな足運びで流星を掻い潜るのをランサーは冷静に観察する。ゆっくりと槍を構えるその脳裏では様々な状況判断が展開されていた。
ジョブとしてアサシン、そして忍者の経験もある。しかし見た限り今の敵アサシンの動きはまだそのどちらにも思えない。

そしてなにより……朝鮮忍者がなんなのかわからないのだ。

>>412
>>413
>>414

412名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/02(火) 23:20:20 ID:TjyyvTSM
強襲型なのでがっしり守りの態勢のグラン相手にどう攻めるか悩むハットリ

413名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/02(火) 23:22:33 ID:wVL7/IJI
アサシンはレッド・ホット・チリ・ペッパーでまずはベルリの動きを封じる

414名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/02(火) 23:28:09 ID:nBvWnXrM
じっとしていたグランはドライブバーストで一気に接近する

415名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 00:03:57 ID:nW.mn28.
サーヴァントとマスター両方が積極的に戦況に干渉する。
当然アサシンもその可能性は考えていた。しかしサーヴァントが使う魔力もマスターから供給されるのだ、手はいくらでもある。
──例えば。

ハットリ「レッド・ホット・チリ・ペッパー!」

隠し持っていた香辛料を投げつける。それ自体はなんのことはない拾い物だが、広範囲に拡散できることに意味がある。

ベルリ「……しまった!」

フォトン・トルピードの緑のカーテンにレッド・ホット・チリ・ペッパーの赤いカーテンが誘爆する。
正体不明の有毒らしい物質を撒き散らされたベルリは、全力でその場を逃げようとした。しかし、それはアサシンに致命的な隙を晒すことになる。

グラン「ドライブバースト!」

団長特権スキルでナイトに変わったランサーがインターラプトする。
マスターは守れたもののランサーの顔は苦々しかった。変更先のジョブを決められてしまったのだ。

>>416
>>417
>>418

416名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 00:07:51 ID:mPO/Tt8A
アサシンは空舞術でランサーの攻撃を回避

417名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 00:11:47 ID:kex/osYA
忍者相手を想定して反撃させまいとランサークラスのスピードと手数で猛攻をする

418名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 00:18:59 ID:I949WtIk
連撃をかわし続けるも中々隙を見つけられず、フィジカルの差で疲弊するハットリ

419名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 00:19:21 ID:WTwzzvXg
ハットリは攻撃を受けつつも小武器で反撃して状況をリセットする

420名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 00:37:22 ID:nW.mn28.
ハットリ「空舞術!」

完全に飛び込む前に攻撃を妨害され、アサシンはそのまま後ろに跳躍した。間合いが十分あればいかに敏捷性に秀でたランサーといえどアサシンを捉えることはできない。

グラン「せいッ!」

ハットリ「なっ!?」

アサシンの意に反し、宙空に張った細糸に着地したはずの彼はそこからさらに後退することになった。ランサーの槍が襲ったのだ。
足が芝の感触を感じる前に、そこから体をそらせ、ギリギリで速攻を躱す。浮いた脚で槍を捌き、さらに宙返り。息継ぎもできずさらに跳ぶ。

カーリー「ええやん」

色つきの風をもはやマスター達は目で追うので精一杯だった……否。

ベルリ(……いける!)

絶え間ない槍ぶすまと逃走もベルリにはついていけるようになりつつあった。反応速度が慣れてきただけではない。ほんのわずかずつだが、アサシンのペースが落ちてきたのだ。

>>421
>>422
>>423

421名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 00:39:35 ID:mPO/Tt8A
アサシンは着地するや否や、バージニアエクスプロージョンで連撃を迎え撃つ

422名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 00:43:32 ID:iXTpvJPY
バージニアエクスプロージョンは連撃でいなされるがアサシンはランサーと距離をとることに成功する

423名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 00:45:24 ID:I949WtIk
ベルリはアサシンが距離を取ったところをメガキャノンで狙撃する

424名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 01:21:09 ID:nW.mn28.
ハットリ「朝鮮忍法奥義、バージニア・エクスプロージョン!」

突きと回避のズレが限界を越えそうになった瞬間、それまで飛び回っていたアサシンが両足をしっかりと地面に突き立て、広げた両手から発勁を放った。
2007年にバージニア工科大学で33人の死者を数えた銃乱射事件を起こした在米韓国人チョ・スンヒ……と関係があるのか明かされていない朝鮮忍法の秘奥義だ。

グラン「ぐぅっ!」

次々と降り注ぐ突きは、その全てが常人ならば必殺。しかしランサーはその全てを躱し、いなし、受け流していく。

グラン「むう……ぐっ!」

先ほどまでとは打って変わった乱射を捌くランサー、その足が少しずつ後方へと押し返されていった。気合を入れてさらに押し戻すが、衝撃波を殺しきったときにはすでにアサシンを闘技場の反対まで逃している……はずだった。

ベルリ「逃すか!」

ハットリ「NO……!」

逃げたアサシンを待っていたのは、ベルリが極限まで細く、強く練り上げた2門のメガキャノンだった。
通常なら一閃されるような兵装でも、相手が大きな隙を晒したところに極限まで威力を上げて打ち込めば有効打たり得るのだ。


ランサー:健康、ナイト
アサシン:軽度負傷

>>425
>>426
>>427

425名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 01:28:42 ID:mPO/Tt8A
アサシンは奥義を捌かれた上に不意を撃たれた事に驚愕するも、歴史認識を正しく持つ事で己を立て直す

426名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 02:05:11 ID:kex/osYA
相手はどちらも違う世界観の人間なので効果は薄いが手博図を出し起源を主張して攻める

427名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/03(水) 03:01:13 ID:pyu0Kf5k
グランが混乱してハットリの流れになる

428名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/04(木) 23:40:19 ID:DOAWptbM
ハットリ「なん…だと?」

強烈な自負心に支えられていたアサシンの認識が揺らぐ。5千年もの間積み上げられてきた世界最高民族の技術の粋が、こんなよくわからない奴らに遅れをとるなどあり得ない、あってはならない。

カーリー「……あほくさ」

ハットリ「ノォウ!ノウノウノウ!!」

アサシンは沸騰した鍋のようにただひたすら煮えた。
否。揺らがない、揺らがないのだ。アイデンティティの根底、完全なる歴史認識に間違いなどない。ただ偶然が重なった結果不運(ハードラック)と病身舞(ビョンシンチュム)っただけだ。

ハットリ『起源啓蒙(コリエイト・エア)ッ!』

地面を割き、アサシンとランサーを遮って石壁が生える。
ただの壁ではない。世界最高民族を象徴する宝具、手博図だ。

ハットリ「その騎士の格好、10世紀から朝鮮に伝わるサウラビを真似しやがって!韓国が世界に誇るサウラビの起源を捏造して、サウラビ宗主国の地位を奪うつもりだな⁉︎」

グラン「サウ……っ!?」

意味がわからない。
しかし、戸惑うランサーは突然体に重圧を覚えた。それと同時に目の前のアサシンになにか奇妙な前兆を察知する。

ベルリ「そっ、それは……!」

ベルリが驚くのも無理はない。アサシンの装束が自分のサーヴァントにぐっと近づいたのだ。

ハットリ「返してもらったぜ、サウラビの力!」


ランサー:健康、ナイト(重圧)
アサシン:軽度負傷、ナイト(偽)

起源啓蒙(コリエイト・エア)
?、対人宝具
レンジ:0〜2
最大捕捉:1人
起源、原典を主張することにより相手の神秘を貶め、同時に投影によりスキルや宝具を低い精度で再現する。複製品はランク、能力共に低下しているがその杜撰さにより逆に弱点を継承しない場合もある。
なお、便宜上宝具としているがその本質はほぼ魔術。

>>429
>>430
>>431

429名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/04(木) 23:43:37 ID:Ypnx9b0k
ハットリが死角からサンダークラッシャー

430名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/04(木) 23:44:33 ID:Zef6vEVY
ハットリとカーリーがトラッシュトークによって相手を乱す

431名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/04(木) 23:45:44 ID:FbNrP1qw
ベルリ君とランサー君もうまそうやな…
カーリーの目が光る

432名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/05(金) 00:38:08 ID:AdppCL2E
ハットリ「槍を使えば!」

壁の裏からアサシンが飛び立つ。手の中に現れた槍を地面に突き立て、棒高跳びのように跳んだようだ。

ハットリ「喰らえ!高高度からの一撃!」

グラン「!」

ランサーは反射的に軌道上に槍を打ち込んだ。手応えは……軽い!

ベルリ「それじゃあない!」

ランサーがいつもより重い槍を引き戻すより速く、壁の傍から黒い影が躍り出た。
槍ごと追加装甲を投げ捨てたアサシンだ。彼の手にはすでに起動したスタンガンが握りしめられている。

ハットリ「朝鮮忍法奥義──『金承煕(サンダークラッシャー)』!」

グラン「がああああ」

ランサーが悶えた。なんの変哲もないスタンガンとはいえ、アサシンの腕力で無防備なところに撃ち込まれればサーヴァントでもタダでは済まない。

カーリー「いやぁ、ありがたいわあ……」

ベルリ「なっ……にぃ?」

苦しむランサーを前に、薄寒い笑いを浮かべていたカーリーが言い放つ。

カーリー「いやお前のおかげやろ猿ゥ……さっきのふわふわ出されてたら今の攻撃出来なかったもん。どんな気持ちや?自分の判断でサーヴァント痛めつけるの」

愉悦の笑みだ。彼は年若いランサーとそのマスターをどう解体するかの期待で胸を躍らせているのだ。
精神と肉体を傷つけられ、顔を歪ませるふたり。その様はカーリーの嗜虐心を大いに掻き立てていた。


ランサー:軽度負傷、ナイト(重圧)
アサシン:軽度負傷、ナイト(偽)

>>433
>>434
>>435

433名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/05(金) 00:40:22 ID:BOjpABIE
ならばとグランが再び急接近からの硬い猛ラッシュを開始

434名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/05(金) 00:40:40 ID:/cQ8d29E
グランは押される中、アサシンがジョブをコピーする前に文化的起源を主張していたことから人智を超えるものならどうかと思案
第二宝具でプロトバハムートを召喚する

435名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/05(金) 00:43:47 ID:L/g2F0SQ
高句麗古墳の壁画「手搏図」には空の物語を紡いでいく朝鮮騎空士の姿が描かれている
全ては朝鮮民族半万年の歴史のうちにある

436名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/06(土) 22:45:29 ID:nGDK8l.A
グラン「そんなことはない!」

ハットリ「チッ……!」

片膝をついていたランサーが駆けた。怒りに火がついたのだろうか、重い体をしてなお槍さばきに陰りはなく、間合いの差はアサシンに一方的な防戦を強いていた。

ハットリ「ノォオオウ!!」

執拗な連撃がアサシンの足の自由を奪う。そして両腕を使った守りの構えも強引に突き上げると、無防備になった腹部に石突きが叩き込まれた。

ハットリ「ガ……ああッ!この程度で歴史の重みを越えられたと思うな!」

それでもアサシンは止まらなかった。スタンガンをナイフのように持ち、攻め手を緩めることはない。
今度はランサーが守りに入る番だ。なんとか攻撃に転じようとするが、アサシンの気迫がそれを許さない。

グラン(歴史……起源……だったら!)

防御しながらもランサーが逆転の目を考える。相手が「文化」をコピーする宝具を持つのなら、それを超える切り札を使うしかあるまい。

グラン「『闇の炎の子(プロトバハムート)』よ!」

その瞬間、空気が変わった。
アサシンが本能的な危機を察知して飛び退く。血戦場にいる全員の視線の先──ランサーの手の中には、なにか結晶のようなものが握られていた。

グラン『始原の竜 闇の炎の子』

ベルリ「……!」

本来隣に立つべき人を脳裏に浮かべながら詠唱する。
ベルリは急激に魔力を吸われていくのを実感した。なにをするのかはわからない、しかし不安はない。ランサーとの間に育んだ絆が彼を信じろと言ってくれる。

グラン『汝の名は バハムート!』

空が割れ、壁の内側に巨大ななにかが舞い降りてくる。竜によく似た黒銀の翼もつそれは、戒められてなお明らかにそこにいてはならないレベルのパワーを発していた。

プロトバハムート『■■■■■■■■■■■ーーー!』

束縛の内側からでさえ、咆哮は大地を揺るがせた。

ハットリ「それは……ヤンガリー!」

ベルリ「えっ」

カーリー「えっ」

ハットリ「貴様、韓国が世界に誇るヤンガリーの起源を捏造して、怪獣宗主国の地位を奪う気だな!『起源啓蒙(コリエイト・エア)』!」

またもや地面から壁画が生え、ランサーの肉体から重圧が抜ける。それと同時にもう一度空が割れ、現れたのはバハムートに似た生物だった。

??『オイラァ!!!!』


ランサー:軽度負傷、ナイト、プロトバハムート(重圧)
アサシン:中度負傷、プロトバハムート(偽)

闇の炎の子(プロトバハムート)
?、対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:600人
短時間のみ星晶獣の召喚を可能にする召喚石“プロトバハムート”。
創世の神の片割れ、黒銀の翼を持つ星晶獣プロトバハムートを召喚する宝具。
最上級の竜種だが狭義の竜とは分類が異なる上、正規の召喚法から離れているため能力値と召喚可能ターン数が劣化している。
ランサーの宝具として拘束状態で召喚されたプロトバハムートは、存在するだけで味方全員のあらゆる攻撃に15%のボーナスを付与する。
拘束具を引きちぎった上で魔力をエネルギーとして投射するブレス攻撃「大いなる破局(カタストロフィ)」を行うが、制御不能状態に陥る。

ヤンガリー、ヨンガリ(용가리)は韓国の映画『ヤンガリー』シリーズに登場する架空の怪獣。ヤンガリーとは、朝鮮語の龍と怪獣を合わせた言葉である。1967年に日本の特撮映画『ゴジラ』や『ガメラ』を強く意識して製作され、1999年に韓国・アメリカ合作でリメイクされた。なお、韓国ではあまり知名度は高くなく、DVDを購入できるのはアメリカと日本に限られている。

>>437
>>438
>>439

437名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/06(土) 22:47:08 ID:zGWdQl9.
グランの特異点としての性質を表すスキルによる2つの加護によって
同条件ならオリジナルである点も含めてグランが有利

438名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/06(土) 22:49:00 ID:V9jrvfRI
ハットリが反撃せんとしたその時、最高民族のプライドから創造神ひいては一つの世界の在り方までをも模倣せんとしたせいで急激に消耗し膝を突く

439名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/06(土) 22:52:11 ID:YcbPW7WE
その隙にカーリーのベルリ君へのダイレクトアタック

440名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/06(土) 23:38:40 ID:nGDK8l.A
プロトバハムート『■■■■■■■■■■■ーーー!』

??『オイラァ!!!!』

空の力と星の力、ランサーが持つ未来へと進むための能力が星晶獣に祝福を与える。偽物とランサーの加護を受けたプロトバハムートの力のぶつかり合いにはありありと差が表れていた。

ハットリ「おのれ、こんなはずでは……なっ!?」

張り詰めていたアサシンが片膝をつく。サーヴァントとはいえ異界の力を維持するために払う代償はけして軽いものではなかったのだ。

ハットリ「NO……もっと、もっとだヤンガリー」

それでもアサシンは己を喰わせることをやめようとはしない。彼の精神性が身の丈に合わないことを認めないのだ。

その消耗はアサシンのみならず、マスターまで食い荒らし始める……はずだった。

カーリー「こんなあほらし……」

ベルリ「……あっ」

しかしその瞬間までには僅かなゆとりがあったようだ。
その場にいる全員の視点が上に向いていると気づいたカーリーの行動は早かった。轟音が飛び交う戦場を駆け抜け、敵の死角へと潜り込む。

ベルリ「なっ……にぃ!?」

ベルリの股間が無遠慮に握られる。一瞬とはいえ防御する手段を持たない彼を想像を絶する痛みが襲った。


ランサー:軽度負傷、ナイト、プロトバハムート(重圧)
アサシン:重度負傷、プロトバハムート(偽)、消耗

ランサーのスキル、未来への飛翔:EXが判明しました。

>>441
>>442
>>443

441名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/06(土) 23:43:02 ID:jiTOkbEI
もともと訓練生とはいえ軍人のベルリは痛みに耐えてカーリーに渾身の腹パンをきめる

442名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/06(土) 23:44:16 ID:YcbPW7WE
そうこうしているうちに星晶獣(とヤンガリー)の召喚時間を双方使い切ってしまう

443名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/06(土) 23:44:27 ID:V9jrvfRI
強引に押し切ろうとするカーリーを全方位レーザーが襲う

444名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:13:20 ID:uDEC1GrQ
グラン『大いなる破局(カタストロフィ)!!』

ハットリ「ヤンガリー、■せ!」

それでも、ランサーは止まらない。ベルリがこの程度で折れる人間ではないと理解していたからだ。自分より少し年上のマスターはそれだけの苦痛を乗り越えた男なのだ。

大爆発、あたりを爆炎が包んだ。

一瞬のち、爆心地では全てが倒れ伏していた。限界を超えて稼働したため、プロトバハムートとその偽物は致命的なダメージを受けていた。
ランサーとアサシンもそうだ。こちらはそれぞれの星晶獣を盾にしてダメージこそ受けなかったものの消耗した肉体は衝撃に耐えきれなかった。
そして少し離れた場所にいた彼らのマスター──カーリーとベルリは違った。
激痛に耐えきったベルリがカーリーを殴る。あまりにもフィジカルに差があるせいか、カーリーは大袈裟すぎるほどに吹き飛んでいった。

カーリー「……うせやろ?」

数秒の視界の暗転ののち、カーリーは自分が置かれた状況を確認した。
マスターたちが過剰なまでの魔力供給から解放されてた以上、相手に礼装を使う時間を与えてはいけなかったのだ。
カーリーの目の前に、無数のレーザーが展開していた。

注:なんらかの対策を講じない場合カーリーは最低でも大ダメージを受けます

ランサー:軽度負傷、ナイト、転倒
アサシン:重度負傷、転倒

>>445
>>446
>>447

445名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:18:46 ID:4TiKyhf2
カーリーは令呪を使ってアサシンに自分を緊急退避させる

446名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:21:13 ID:5stsY16I
とりあえず戦況を変えるために中野ファイヤーで周りを炎上してみる

447名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:21:31 ID:XHiYnuSI
ベルリの行使した令呪によりランサーがアサシンを抑え込む

448名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:21:57 ID:XxsgKYEc
愛のパワーをください!

アサシン主従のライフ回復

449名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:47:09 ID:uDEC1GrQ
カーリー『アサシンこっち来いや!』

最初の令呪がサーヴァントを転移させた。無理矢理体勢を立て直したアサシンがレーザー網を掻い潜ってカーリーを救出する。

カーリー「中野くん!」

追いかけようとするランサーたちの前に巨大な火の手が上がる。炎の壁に戦場をふたつに割ったのだ。
ベルリは目の前に広がる真っ赤な壁を睨みつけた。
ここが勝負どころだ。

ベルリ「令呪を持って命じる。『ランサー、行ってこい』!!」

2画目の令呪の輝きと共に、ランサーは飛んだ。

カーリー「ちょっと待って!」

アサシンに抱えられていたカーリーが振り落とされる。慌てて起き上がった彼の目に入ったのは、地に這いつくばるアサシンとそれを抑えつけるランサーだった。

フィールド:炎上
ランサー:軽度負傷、ナイト
アサシン:重度負傷、拘束

>>450
>>451
>>452

450名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:49:15 ID:4TiKyhf2
組み合いにおいては、大人であるハットリが体格体重に優れ、逆にグラン君を組み敷く

451名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:50:59 ID:XxsgKYEc
カーリーの怒涛のクレームがランサー陣営を混乱させる

452名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:51:34 ID:5stsY16I
今はグラップラーではないがその経験で組み合いで押す

453名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 00:51:38 ID:XHiYnuSI
一瞬の隙を突いたランサーの膝がアサシンの顔面にめり込む

454名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 01:20:34 ID:uDEC1GrQ
ハットリ「ニンジャアアア!!」

アサシンが拘束を解こうとする。彼にとって試練に打ち勝つとは先祖から代々伝わってきた悲願、すなわちこのような逆境こそが朝鮮忍者にとっての真の戦場なのだ。

グラン「……ぐっ!」

動かぬはずの拘束が少しずつ動いていく。アサシンが空を自由に舞うために鍛え上げた肉体が、ランサーの拘束を凌駕つつあるのだ。

カーリー「それでいいよ。ほらランサーも正々堂々戦え!」

グラン「えぇ……」

ランサーは困惑した。とりあえず緩んだ拘束を変え、先程よりも突破が難しい型に組み替える。超近接格闘の心得がある以上そう難しいことではなかった。

ランサー:軽度負傷、ナイト
アサシン:重度負傷、拘束

>>455
>>456
>>457

455名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 01:24:46 ID:4TiKyhf2
カーリーが二画目の令呪を使用してアサシンの体力を増進して回復&強化
アサシンは強化を受けてランサーを関節技で破壊する

456名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 01:26:04 ID:XHiYnuSI
カーリーの檄の中、ベルリが世界一周で学んだことと別世界の起源も主張したことを盾に歴史の真偽を追及するのがアサシンの耳に入り気を取られる

457名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 01:27:09 ID:vGVaZ70w
ナイトのガード性能で大ダメージは避け再び武器での応酬へ

458名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 01:57:57 ID:uDEC1GrQ
カーリー「つっかえ!『アサシン頑張って』!」

連続で切られた令呪がアサシンの傷を巻き戻す。急に体力を取り戻したアサシンをランサーは一瞬取り逃してしまった。

グラン「がああああ!」

ランサーの膝があらぬ方向へと曲がる。思わずカーリーの口から笑みが溢れた。

カーリー「お前もう見飽きたわ。そろそろやられて」


一方そのころ、炎の向こうではベルリが今更ながら疑問を抱いていた。
韓国という国名は聞いたことがある。三つ富士から始めた世界旅行では当然アジアも通ったのだ。しかしそうするとおかしい。自分と同じ、もしくはかなり近い歴史を辿った異世界からの出身であるはずのアサシンの国がかけ離れた歴史を持つランサー……グランの世界のものの起源を持つはずがないのだ。

ベルリ「アサシン!お前が言ってること、変だろ!」

ハットリ「なん……だと?」

火の壁の向こう側から聞こえた言葉に、アサシンが反応した。
そしてそれこそが大きな隙につながる。

グラン「……ふん!」

取り落としていた槍を無防備に近づいていたアサシンに突き刺す。間髪入れず飛んできたスタンガンの一撃も槍で受け流した。


ランサー:中度負傷、ナイト
アサシン:軽度負傷

>>459
>>460
>>461

459名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 02:02:54 ID:zRerxCoo
ハットリがお得意の起源捏造話で逆にベルリが困惑しそれがランサーにも伝わってしまう

460名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 02:03:42 ID:vGVaZ70w
精神耐性スキルがあるので特に気にせず攻撃を続ける

461名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 02:05:26 ID:XHiYnuSI
そして令呪強化を逆用したドライブバーストが入る

462名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 22:47:40 ID:uDEC1GrQ
ベルリ「だって考えなさいよそんなこと!時代も場所も繋がってない起源なんて!」

炎を越えてベルリの声が轟く。
言い分は正しい。しかし、それが相手にとっても受け入れられるものとは限らないのだ。
アサシンが奥歯を噛み締める。そのさも当然の疑問はあろうことか彼の怒りにも火をつけることになった。

ハットリ「……オマエ、韓国の偉大さを知らないな?」

ベルリ「なにを言って……」

突然アサシンがスタンガンを捨てる。そのまま空いた手を握りしめ、ランサーにがむしゃらに殴りかかった。

ハットリ「無識な奴め!オマエ、韓国がどこか知っているのか!韓国の歴史を知っているのか!韓国人とわかり合っているのかァ!」

ベルリ「日本海の……」

ハットリ「No!東海だ!」

ベルリはまるで自分が殴られたかのような衝撃を受けた。たしかに自分はそこまでしっかりと韓国を理解したわけではない。相互理解できていないのだ。
激怒したアサシンの鬼気迫る乱打をランサーはベルリの代わりにひたすら受け続けた。令呪で強化されたのは腕力だけではない。言葉の力、気力までもがその対象だった。

グラン「──あのさぁ」

ただ殴られていたランサーが口を開く。

ハットリ「■ねッ!」

アサシンが大きく振りかぶる。

グラン「それと聖杯戦争になんの関係があるの?」

力のベクトルが逆流する。
アサシン渾身の一撃はドライブバーストで返された。

ハットリ「   」

アサシンが吹っ飛ぶ。
動揺させられていたはずの敵マスターとサーヴァント。しかしランサーの勇猛さ(勇猛スキル)は戦いと関係のないことに惑わされないだけの心の強さを持っていたのだ。

カーリー「せやな」


ランサー:中度負傷、ナイト
アサシン:中度負傷

>>463
>>464
>>465

463名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 22:50:54 ID:ft57rV6k
グランが少し有利になった事でスキが生まれる

464名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 22:51:29 ID:1svbd0GU
やや不利な状況をカーリーが相手マスターを陽動させアサシンを援護

465名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 22:51:42 ID:XHiYnuSI
そこにランサーの一喝で正気を取り戻したベルリのトラフィックフィンが迸る

466名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 22:51:46 ID:h.HhSqjk
2戦通してナイトジョブだったことでランサークラスとマッチしドラグーン職にランクアップ
更に追撃

467名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 22:51:49 ID:m811eEtU
ハットリが壁画の力でパワーアップ

468名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 23:23:37 ID:uDEC1GrQ
グラン「だよね!」

ランサーは敵のはずのカーリーからの同意に笑顔で応えた。しかしカーリーはそんなランサーをアサシンに近づけないように中野くんを呼ぶ。

カーリー「でもな、マスターがサーヴァントに引っ張られてたらあかんやろ。本当はどっちがマスターなの?」

ベルリ「それは……そんなことは、絶対に」

ベルリがだんだんと下を向く。
心が痛い。
本当はこの戦いの間ずっと考えていたのだ。たしかに聖杯戦争が始まって以来、団長であるランサーに頼りきりだった。そんな自分にマスターを名乗る資格があるのだろうか。

グラン「そうだね」

炎の向こうからランサーの声が聞こえる。

グラン「マスターは……ベルは僕を信じてくれたんだ。たったひとりでこの世界に来た僕を!騎空団から離れた僕を!」

ベルリが顔を上げる。
見えないはずの炎の向こうが、ランサーの顔がはっきりとわかる。

グラン「仲間がいれば……ベルがいれば、僕達はどこまでも行ける!」

炎の中、燃える壁を突き破って光線がほとばしる。
ランサーを妨害していた中野くんが完全に動きを止められた。

ベルリ「行けっ……グラン!!」


>>469
>>470
>>471

469名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 23:25:29 ID:4TiKyhf2
ヘイト企業■イゲに対して道徳的優位に立っているハットリは、グランに今まで受けた攻撃をやり返す
何かに対する強すぎる義憤に射すくめられたグランは直撃を貰ってしまう

470名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 23:26:02 ID:5stsY16I
とどめをさすためグラブルを発動
武器を一斉射出する

471名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/07(日) 23:26:09 ID:XHiYnuSI
>>466

472名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 00:04:21 ID:ZXGOfSss
ハットリ「ノゥ……ノゥ……」

壁に手をついてアサシンが立ち上がる。肉体的な負傷よりもランサーから受けた精神的なショックの方が響いていた。

ハットリ「まだだッ!まだ拙者はオマエ達を啓蒙できていない!オマエ達のヘイトに!」

膝を叩き、気合いでぐらつく足を抑える。
人差し指と中指を伸ばし、構えるは必勝の型。
半万年の歴史とアサシンの義憤が向かってくるランサーへと圧しかかる。

グラン『空の彼方、約束の地へ
蒼の少女は安寧の終わりに現れた』

走るランサーの周りに槍と剣がやってくる。それらが一斉射出されるも、深く傷ついているはずのアサシンは倒れない。

ハットリ「世界最高民族の誇りを食らえ!!」

アサシンのチョップが、ランサーの肩を抉った。ナイトになっても持ち続けていた槍がついにランサーの手から離れる。

グラン「この手で……切り拓く!」

互いにすでに満身創痍、しかし存在しないはずのもう一手が暗殺者の胴を斬り裂いた。
砕かれたはずのナイトの甲冑の下から覗くのは、ランサーがたどり着いた新たな境地、ドラグーンの鎧。
そして空のはずのランサーの手の中には、最も新たな仲間と築いた絆の証───ビームサーベルが握られていた。

473名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 00:07:17 ID:yPR23JiA
>>467

474名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 00:09:03 ID:yPR23JiA
ごめんなさいまちがえました

475名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 00:28:19 ID:ZXGOfSss
戦場を焦がしていた炎が消え去り、アリーナが静寂に包まれる。
ベルリが動きを止めていた相手はもういない。ボロボロになりながらもこちらを気遣ってくるランサーを発見すると、マスターは彼の神に祈りを捧げ、バックパックの上にへたり込んだ。

カーリー「ハッハッハッ……ええお前これ…ハッ…ええの?こんなとこで負けても。もっとやろうよねえ」

敗者に応える声はない。一瞬の間の後、カーリーはどっかりと地面に座り込んだ。

カーリー「どうしてくれんねんお前……」

アサシンと共に戦い、勝ちたかった──サングラスの奥で、彼の目はそう語っていた。
それが負けた相棒にかける言葉か。そう言おうとしたベルリも、彼の顔を見てしまった以上、もうなにも言えなかった。

カーリー「あほくさ……」

カーリーが分解されていく。敗者が0と1の奔流の中に落とされていくのをベルリとランサーはただ見届けることしか出来なかった。

476名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 00:31:17 ID:ZXGOfSss
>>474
最終結果はランサー二撃アサシン一撃で
ランサー:重度負傷、ドラグーン
アサシン:消滅
ですね

477名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 00:39:12 ID:ZXGOfSss
ラジオからは、気分を落ち着かせる音声が流れていた。
城之内とライダーは、思い思いに次の戦いへと思いを馳せている。
互いに少しずつどんな人間かわかってきた今、不必要に自分を取り繕うことはない。


城之内はどうする?>>478

478名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 00:40:58 ID:hYDcbKa6
ある程度散策していたらたてはしさんが手負いのランサー組を発見する

479名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 01:04:54 ID:ZXGOfSss
館橋「ちょっと……散歩に行ってきますね」

マスターに許可を取り、本番前にあたりを散策する。
緊張していないわけではない。しかし勝負師として類稀な才能を持つマスターに召喚された今、彼女の見通しは当初よりかなり明るいものになっていた。
しばらくフラフラと辺りを彷徨っていたライダーだが、やがて彼女の出来心はその足を決戦場へと運ばせていた。
別に観戦を止められていたわけではない。それに決勝で当たるのがどういう相手なのか知っておいて損はないだろう。
どうせなら……覗き込める観客席ではなく、ライダーは参加者が入退場に使う廊下へと向かう。戦場に入るのはさすがに憚られるが、やはり少しでも近くで敵の真剣勝負を見極めたいのだ。
ライダーの誤算は、思ったよりも少しだけ戦いが早く終わっていたことだった。
ライダーが廊下に入ると同時に、反対側のドアから息も絶え絶えのランサー陣営が現れた。勝負の傷を完治させる術が施されている廊下とはいえ、扉に入ったばかりではほぼ意味がない。それに引き換えライダーのマスターはこの場にいない。


ライダーはどうする?>>480

480名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 01:06:48 ID:yPR23JiA
無理な勝負を仕掛けず、盗み見&盗み聞き

481名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 01:07:07 ID:1YkXoF4Y
マスターに自分を知らせる狼煙のような物を上げて城之内が来るまで回復させないよう時間を稼ぐ

482名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 01:14:50 ID:ZXGOfSss
一歩、また一歩と進むごとに治療の術式がランサーとそのマスターの傷を癒していく。四方八方を飛び交う魔力のせいか、それともベルリの精神的な余裕のなさか。ランサー達は霊体化しているライダーに気付いていないようだった。


ライダーが手に入れた情報>>483

483名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 01:16:09 ID:LOUb0lzc
グランの致命的な弱点

484名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 22:50:26 ID:ZXGOfSss
ベルリ「それにしても……」

ライダーの目と鼻の先で、ランサーのマスターが口を開いた。

ベルリ「一戦に一種類しか使えないんじゃなかった?変身するスキル……」

意味はわからないものの、ライダーは反射的に身を固くした。おそらくこれは重大な情報だろう。
彼女には知る由もないが、それはランサーのスキル「団長特権:B」のことだ。ランサーが使ったことのあるジョブに転身する能力なのだが、原則として一試合につきジョブの変更は一度。にもかかわらず前回の戦いの際、ランサーはナイトからさらにドラグーンへと変わった。

グラン「うん、それはドラグーンがランサーとナイト両方のジョブを使いこなすことで習得できる上位クラスのジョブだからだね」

ベルリ「つまり……つまり?」

グラン「進化した……のかなぁ」

ベルリは理解できていない(ライダーもよくわかっていない)が、ジョブにはクラスという概念がある。ランサーは戦いながら条件を満たすことで上位職へと進化するサーヴァントなのだ。

館橋(つまり……少なくとも一度戦法を見せればそのスタイルに適応しようとする)

ライダーはギリギリ聞こえない大きさで息を呑んだ。
彼女のマスター城之内が相手に合わせて柔軟な戦法を可能にする勝負師であることは、先の戦いで十分理解していた。それは決してメリットだけではない。相手の土俵の上で戦うスタイルは、そのままリスクとリターンを秤にかけたギャンブルなのだから。
しかし、今聞いた情報で戦況は一変する。少なくとも、ランサーは一度の戦いにおいて一回「スタイル」を変え、その後はそこから大きく外れることは難しい。

館橋(決勝まで残れば……)

優勝の可能性が跳ね上がり、ライダーは今更ながら激しい動揺を感じ始めた。


最後にライダーはどうする?>>485

485名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 22:53:47 ID:MJCQAWsM
特に情報らしい情報がなかったので帰る

486名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 23:33:40 ID:ZXGOfSss
館橋「……ふぅ」

ランサーたちがいなくなったのを確認すると、ライダーは大きく息を吐いた。
頬を汗が伝う。背中を壁に預けながら、さっき考えたことをゆっくりと反芻する。

館橋(……いける)

かつて、夢を諦めそうになったことがある。
理想から目を背け、現状で満足しようとしたことがある。
───それでも、諦められなかった。好機が訪れたときに後悔したくなかった。

そして今回も、降って沸いた幸運を逃すわけにはいかない。
勝たねば。

ライダーは、城之内の待つ部屋へと歩き始めた。

487名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 23:38:04 ID:ZXGOfSss
道満「ンンンンン……」

道満は、ゆっくりと目を開いた。
すでに呪具の再装填は終わっている。フェイカーも次の戦いに備え、気分を高めているようだ。


道満はどうする?>>488

488名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 23:39:39 ID:yPR23JiA
ライダー陣営を動きを観察

489名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 23:40:11 ID:Kvh7FrxU
次の対戦相手に呪いをかける

490名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/08(月) 23:57:43 ID:ZXGOfSss
道満「さて、フェイカー・捏造派おじゃる丸。考えてみたものの、拙僧昂る気持ちを抑えきれませぬ……決闘の期日とは、本当に守らなければいけないものなのでしょうか」

捏おじゃ「いやっ、そんなことないっすよ(笑)」

道満「……フハハっ」

予想通りの返答に、道満は破顔する。
止められていない以上、相手への偵察、妨害も立派な戦略だ。ならば恐れるべきは契約した英霊の考え方。

道満「ええ、ええ!それでこそ我がサーヴァント」


どうやって観察する?>>491

491名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 00:01:05 ID:3Zt3q9w2
式神の妖術と現代的な捏造の合わせ技で監視カメラ的な見方をする

492名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 00:30:04 ID:3ia8vX1Q
道満「ンンンッ……さて、さてさて!術式は成れり、そしてここには贋作の英霊!」

捏おじゃ「……こんな感じですかね」

奇妙な円の中から呼びかけられ、フェイカーは紙束に手を当てた。
完成した魔術式にフェイカーの魔力が通る。虚像を司る英霊の力が式神に干渉し、呪符はひとりでに鳥の形に組み上がると、倍に、また倍にと増加していった。

道満「……むんっ!」

式神に刻まれていた目の紋様の質感が変わる。全てが紙で構成されていたはずだが、今やその眼球の質感は、カメラのレンズのそれへと変異していた。

道満「そぅれ!」

フェイカーが開けた扉から、数十枚の式神が飛んでいった。そう時を待たずに、道満が探すものの場所ははっきりするだろう。


見つけた相手は
ライダー陣営/ライダーのみ/城之内のみ
>>493

493名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 00:30:55 ID:2SFrZ0l2
城之内のみ

494名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 00:31:02 ID:mYLBmJHc
城之内

495名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 00:48:18 ID:3ia8vX1Q
道満「おやおや……おやおやおやおやおやおやおやおやおや」

しばし並列操作に腐心していた道満が驚いたように声を上げた。
衝撃を受けるのも無理はない。見つけたのはライダーのマスターただひとり……すなわち、近くにサーヴァントがいない可能性が高いのだ。
無論、霊体化している可能性もある。式神で代行しているのは視覚のみ、相手が透明なら感知する方法はない。
しかし、誰の目も気にしていない状態でサーヴァントを霊体化させておく意味がない。英霊は霊体化した状態でも対霊攻撃は防げないにも関わらず、霊体の身では何かに触れることもできないのだ。


道満はどうする?>>496

496名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 00:49:25 ID:eORI/wjM
遊戯王は知らなくてもその頭脳で
機械を媒体に怪物を召喚するものと認識

497名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 01:05:14 ID:3ia8vX1Q
道満が見ている中、城之内はデュエルディスクの調整をしていた。無論、それがなんなのか道満は知らない。
……知らなかった。

道満「ンンっ、なるほどなるほど。符に盤に式……」

しかし彼も術で名を挙げた男。カードごとに定められた能力をデュエルディスクが術者の代わりに起動していることを理解するのにそう時間はかけなかった。

捏おじゃ「どうなんだい!」

もっとも、その発見をサーヴァントとすぐに共有できるわけではない。
フェイカーは、勝手に笑うマスターに説明をねだった。

次はどうする?>>498

498名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 01:08:16 ID:mYLBmJHc
一定回数以上召喚を行うとモンスターの制御が効かなくなるように細工をかけてみる

499名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 01:18:06 ID:3ia8vX1Q
道満「これは重畳……」

道満はニンマリと笑みを浮かべた。
早速妨害に入る。術式に干渉するのは道満の得意技だ。
印を結び、念を飛ばす。大仰なことはできなくとも、機械を狂わせるくらいならそう難しくはなかった。


最後にどうする?>>500

500名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 01:23:40 ID:2SFrZ0l2
折角工作が上手く行ったのだから派手な事はせずにちょっとしたイタズラに留めておく

501名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/09(火) 01:23:41 ID:eORI/wjM
一応捏おじゃの精神状態を聞いとく(場合によっては洗脳する)

502名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 22:21:54 ID:kDv94qgc
館橋「……なに、これ」

マスターを呼びに戻ったライダーは絶句した。

城之内「ったく、さっきからなんの……音」

どんどんとなにかを叩きつけるような音に反応した城之内も、ドアを開けたところにいたライダーの顔色から事態の深刻さを読み取る。
並列で式神を起動し続けることが道満にとって大きな負担だったわけではない。しかし本番を前にして、必要以上に派手に消耗するわけにもいかない。
発想の源になったのはフェイカーの暇潰しだった。マスターに自分がどんな人間であるかを表現するためだけにつくった壁のシミ。

城之内「D……O……MA……」

2人の目の前で、紙でできた鳥が壁に向かって飛び込む。鳥はまるで血がつまった水風船のように弾け、壁を鮮やかなNの字に染め上げた。

503名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 22:29:04 ID:kDv94qgc
城之内「お前が……DOMAN」

道満「以降、お見知り置きを……」

決戦場で向き合う2人のマスターの顔は対照的だった。
ひとりは警戒と嫌悪感を隠さず、英霊と不安げに目を合わせた。
もうひとりは自信ありげに敵をねめつけていた。

捏おじゃ「強そうでしょ」

フェイカーの発言をライダーは黙殺する。過激なメッセージを残された以上なにか仕掛けを施されたと考えるのが自然だろう。


戦闘を開始します

>>504
>>505
>>506

504名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 22:36:16 ID:90NY8r62
リンボがイツパパロトルを召喚して、釣られるように捏おじゃもハローキティを召喚する

505名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 22:37:22 ID:H3qsv2rs
城之内は何をされるか分からない以上警戒し、串刺しの落とし穴を伏せておく
モンスター召喚ではないため細工の規定回数には含まれない

506名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 22:40:34 ID:rFJBxgV6
まずは互いに大きく動かず

507名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 23:24:47 ID:kDv94qgc
道満「イツパパロトル!」

口火を切ったのは蘆屋道満だった。己が身から蝶の羽を持つ黒い鎧武者を取り出す──「イツパパロトル」アステカ神話に伝わる闇と戦いの女神の分霊だ。

館橋「!?」

突然、イツパパロトルがフェイカーの胸に剣を突き立てた。高らかに噴き出したのは血ではなく、無理矢理に引きづり出された彼を構成している要素、リディクールキャット。

捏おじゃ「ハローキティ……」

城之内「なにしてやがる!……お、俺はカードを1枚場に伏せるぜ!」

城之内はライダーに後退を促した。なにが待っているかわからない、もといなにかは確実に待っている領域へと無防備にサーヴァントを特攻させるほど無鉄砲ではない。

館橋「何をしようとしているんです!」

わざわざ大々的に声明を上げたくらいだ。もう相手の術中にあると考えるのが道理だろう。ライダーも少しでも相手の策の兆しを見抜こうと警戒する。


フィールド:串刺しの落とし穴
ライダー:健康(細工)
フェイカー:ハローキティ、イツパパロトル

フェイカーのスキル、リディクールキャット:?が判明しました

>>508
>>509
>>600

508名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 23:25:22 ID:kDv94qgc
失礼しました
とりあえず下3つで

509名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 23:26:46 ID:90NY8r62
ナイフを出して強襲する捏おじゃ

510名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 23:27:06 ID:7xyAZ4gk
(罠を仕掛けるなんて)ダァッ……………ティ!と城之内を非難するフェイカー

511名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 23:27:23 ID:H3qsv2rs
道満は細工の詳細を悟られぬよう不敵に笑っている
…その裏で呪詛を練りながら

512名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/10(水) 23:27:56 ID:rFJBxgV6
召喚獣らに相手をさせて自分は好機をつけ狙うドスモンスター戦法を行う捏おじゃ

513名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 00:01:08 ID:51S44uSA
フェイカーは、召喚した数々を差し置いて、まるで散歩のようにライダーに近寄り始めた。

館橋「ッ……!」

本能の警鐘に従ったライダーがバットを振り抜く。しかし、それよりもフェイカーが短刀を取り出し、構え、攻撃を受け流す速度の方が上だった。
ガチンッという音と共にドスの鞘が弾け飛ぶ。後方に飛び退くライダーを追おうとしたフェイカーだったが、一歩踏み込んだところで足を止め、忌々しげに苦笑した。

捏おじゃ「ダァッ……………ティ!」

フェイカーのブーイングを城之内は不敵に受け止めた。やはり、少なくともデュエルディスクがどういうものなのかはある程度バレている。

道満(然り、さあ存分に迷うのだ。どこまで手の内が漏れているのか恐れ、一歩先の闇に惑うがいい!)

>>514
>>515
>>516

514名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 00:03:52 ID:cR6gUH4Y
イツパパロトルの近接とハローキティのポップコーン弾幕と合間に割り込んでくる捏おじゃらで反撃の時を与えず
ついでにモンスターを召喚させるよう誘導する

515名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 00:03:53 ID:QMSvgGvU
本田ヒロト殺した2年後に孔雀舞を殺してその3年後に川井静香も殺しましたね(挑発)

516名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 00:04:05 ID:dddO6Vg6
現状では心理戦に持ち込めないと判断した城之内は定石の召喚戦法に移る

517名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 00:33:26 ID:51S44uSA
ハローキティ『釣られて優しく……』

化け猫がハンドルを回し、抱え込んだ殺戮機構から弾が飛ぶ。誘うような弾幕の切れ目に襲いくるは、イツパパロトルの大太刀による質量攻撃だ。

館橋「くぅ……ッ!」

そしてそれを紙一重で避けた先にはフェイカーのドスが待っていた。短刀の煌めきが的確にライダーの脇腹を襲い、切り裂く。

道満「ンンン遅い!愚鈍(おそ)い低速(おそ)い重(おそ)い!まるでついていけてないようですなぁ城之内克也!」

捏おじゃ「本田ヒロト殺した2年後に孔雀舞を殺してその3年後に川井静香も殺しましたね(挑発)」

城之内「……くそっ、こっちの素性は全部わかってるっつーのかよ!」

かけがけのない人たちの名前が城之内から冷静さを奪う。冷静さを失っては勝負にならない。まずは頭を冷やす時間が必要だ──。


フィールド:串刺しの落とし穴
ライダー:軽度負傷(細工)
フェイカー:健康、ハローキティ、イツパパロトル

>>518
>>519
>>520

518名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 00:38:26 ID:cR6gUH4Y
重要カードの一つ時の魔術師を使用
天性の運で手下達はとりあえず破壊

519名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 00:43:49 ID:dddO6Vg6
今のような攻撃を待ってたんすよね(不敵な笑みを崩さない捏おじゃ)

520名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 00:43:50 ID:QMSvgGvU
「まぁ基本…女とですよね…」
あたかもサーヴァント同士の戦いを重視するかのように騙りつつも隙を見て城之内にナイフを投擲

521名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 22:22:26 ID:51S44uSA
城之内「時の魔術師を召喚。来い、タイム・ルーレット!」

城之内が時の魔術師の効果を発動させる。杖の先のルーレットに従い、相手かこちらのどちらかの場の時が100年進むのだ。その結果───。

道満「……ほう」

城之内「タイム・マジック!」

時の砂が敵陣に吹き荒れる。機械仕掛けの猫も鎧武者も、100年という時の流れの前に押し負けてしまったのだ。
時間流の嵐の中、無傷でいられる者はいない──はずだった。

捏おじゃ「今のような攻撃を待ってたんすよね」

館橋「……なぜ」

砂嵐から退屈そうに出てきたただ一つの影。
なぜ奴だけが1世紀分の時間加速に耐えきれたのか。まさかフェイカーはそこまで長大な存在規模(ライフスケール)を持っているのか。
無論、そんなはずはない。そしていかに英霊とはいえ、ただ100年の時が経つのではない、老いさせるという「概念」を拒むことはできないはずだ。

道満「ンン〜っ。使い魔同士を戦わせる遊戯、実に興味深い!……惜しむらくは術者を狙えぬところですな」

城之内「……さっきのモンスター!」

道満の台詞に、城之内は顔色を変えた。やはりこの和装の大男、こちらの手の内を読んでいる。サーヴァントを一時的にデュエリストとして扱ったことで、モンスターを対象にとる効果の範囲から強引に抜け出したのだ。

道満「さあ行きなさいフェイカー!」

捏おじゃ「まぁ基本…女とですよね…」

マスターほどに事態を飲み込めていないライダーの目の前を短刀が掠める。慌ててバットで受け止めるが、次の瞬間、フェイカーの片手がバットを掴んだ。

館橋「しまっ──!」

自由になったドスが宙を飛ぶ。その先にいるのは……城之内。

>>522
>>523
>>524

522名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 22:25:47 ID:z4Jf81RY
ハイビーム… (リンボの魔力を大量に消費して放つ超極太ビームで追撃)

523名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 22:28:29 ID:cR6gUH4Y
戦況をリセットするためライダーたちは再び船&水フィールドを展開

524名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 22:31:23 ID:.Dmm1brU
ナイフは下級モンスターで対処(ここでも一体モンスターを)

525名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 23:04:43 ID:51S44uSA
城之内「格闘戦士アル……!」

言い終わる前に召喚されたモンスターの頭に短刀が突き刺さった。

道満「甘い!魔力接続、行きなさいフェイカー!」

捏おじゃ「ハイビーム…」

強引に体を動かされたフェイカーから光弾が溢れ出す。それ自体は大したことのない単純に魔力にカタチを与えて物理的威力を伴わせただけのものだが、問題はその規模だ。蘆屋道満から与えられた異常な量の魔力が戦場の半分を光で覆う。

館橋「くっ……『クイーン・オブ・フェスティバル』!」

掘り返された武舞台に豪華客船が乗り上げ、大量の水を落とす。浮かぶ壁の破片は即席のボートになっていた。


フィールド:QOF、海上
ライダー:中度負傷(細工)
フェイカー:健康

>>526
>>527
>>528

526名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 23:06:48 ID:z4Jf81RY
カズマと電ボを触媒にしてフィールドを海上から月光町にする

527名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 23:09:31 ID:.Dmm1brU
やられっぱなしだった館橋さんも肩Eとはいえ硬球で攻撃

528名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 23:10:22 ID:tY7fPs9I
自在に伸びるシャクが球を明後日の方向へと弾く

529名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 23:40:25 ID:51S44uSA
道満「ンンッ!いいですねぇ!大きな船と煌めく海、まるで……星月夜のように」

捏おじゃ「かじゅま〜、電↑ボ↓……」

一瞬前まで、そこは確かに海に沈む闘技場だった。
今は違う。満月と星々に照らされるのは、鄙びた現代の街並み──。

館橋「そんな……」

城之内「なっ、偽物だこんなもん!」

その言葉を待っていたかのように道満が嗤う。

道満「ええ、ええ。まさしくこれは偽り。吹けば飛ぶような幻にて……そして貴方がたにそれを突破する方法はない!」

陣地を簡単に上書きされ、ライダーが拳を握りしめた。

館橋「それで!」

ボールを投擲するが、フェイカーに傷を負わせるには至らない。どこかから飛んできた桜色の板切れに妨害されたのだ。

城之内「なんだかわからねぇけどずりーぞ!」

月光町にいる妖精、おじゃる丸は常に笏を持ってきていた。そんな因果も道満の手にかかれば、月光町にいる限り尺がおじゃる丸の元にやってくるように変わってしまうのだが、当然城之内にそのようなことがわかるはずもない。


フィールド:月光町
ライダー:中度負傷(細工)
フェイカー:健康、笏

>>530
>>531
>>532

530名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 23:43:10 ID:cR6gUH4Y
こうなったら不確定だがやるしかないと
館橋さんにヘルモスの爪を発動して装備させる

531名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 23:43:21 ID:pnT.sgxI
先程デュエリストになった捏おじゃに道満がカードを数枚プレゼントする

532名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/11(木) 23:44:00 ID:tY7fPs9I
ライダー陣営は苦肉の策として近くの水場、月夜が池に撤退し要塞クジラを召喚
少しでも陣を固めんとする

533名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/12(金) 00:26:17 ID:FugKGMM6
手の内がバレている以上、既存の戦略を使うのはリスクが大きい。城之内は夜の町を駆けながら判断した。

城之内(どうすればいい……!?)

目的地があるわけではない。しかし閑散とした方向に進むうちに、気がつけば見知らぬ池の前まで来ていた。

城之内「淡水……そんなこと気にしている暇ねえか!『要塞クジラ』を召喚!」

月に照らされた要塞クジラが吼える。フェイカーたちの気配を感じ取ったのだ。

館橋「マスター、敵はもう近くに来ています!」

城之内「なら……オレは勝負にでるぜ!」


息を吐く間もなく、フェイカーとそのマスターも月夜が池のほとりにたどり着いた。城之内が驚いたのは、それが思ったより早かったから……ではない。

城之内「そのカード、どうして持っている!」

道満「ハハッ、どうしてでしょうねえ」

フェイカーが持つデュエルモンスターズのカードのせいだ。


フィールド:月光町、月夜が池
ライダー:中度負傷(細工)、要塞クジラ
フェイカー:健康、笏、カード

>>534
>>535
>>536

534名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/12(金) 00:30:44 ID:ZFLMJ3hw
戦闘中に隙を見て「寄生虫パラサイド」を城之内のデッキに仕込む
偽装工作スキルで城之内は召喚まで気付かない
(発動タイミングは>>1の任意)

535名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/12(金) 00:32:14 ID:dUFyZ7Jw
ライダーは要塞クジラに騎乗し砲撃で迎え撃つ

536名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/12(金) 00:39:34 ID:L0NH1veU
捏おじゃらはいったん近づかずに落ち着いて砲撃を捌きつつ笏と呪い攻撃で挑発

537名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/12(金) 00:40:21 ID:Jo99QyX2
フェイカーは「攻撃」封じのカードを使って要塞クジラを守備表示にさせる

538名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/12(金) 01:03:40 ID:FugKGMM6
水辺に津波が押し寄せ、フェイカーたちは身を引いた。水飛沫の向こうでは、すでにライダーとマスターが要塞クジラが背負う艦橋へと潜り込もうとしている。

館橋「てー!」

号令と共に弾幕が張られる。船内で戦闘しない分、余剰の魔力は全てクジラに注ぎ込んでいるのだ。

道満「ぬうっ!中々に堅牢な布陣を……!」

騎乗スキルを最大限活かした基本戦術ゆえに無駄がなく、フェイカーも道満も防戦に回る他ない。

道満(……などと言いつつ、すでに手ぬかりはなく)

そう、既に攻撃は放たれたあとなのだ。最初の接触の時に。
ただ相手を倒すのではなく、勝負に勝ったことをどこかで見ている者にことさらに伝えるため、道満はあえて迂遠な戦法をとっていた。
毒だ。人体ではなく城之内のカードデッキに毒を仕込んだのだ。

道満(さあ引きなさい城之内克也。己の首を絞める釣縄を……)


>>539
>>540
>>541

539名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/12(金) 01:09:36 ID:dUFyZ7Jw
攻勢に出たライダーはそのまま宝具を発動
フリート高校ナインが集結しあふれ出る大水がフィールドに干渉、月光町が水に浸かる

540名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/12(金) 01:11:33 ID:ZFLMJ3hw
デン!(リンボを抱えて跳躍)ボ!(艦橋上方に着地、地の利を取る)

541名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/12(金) 01:11:58 ID:ZXQvGQkY
捏おじゃも対抗してガオレンジャーに
水鳥であるアヒルで水上戦に

542名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:17:00 ID:maq25gFo
館橋「……だめです。間合いが遠すぎる」

ライダーが苦々しげに漏らした。
水上ならまだしも、池の周りの大地では要塞クジラの移動速度もたかが知れている。水の中に入ろうとしないフェイカーに有効打を与えるには時間がかかりすぎるのだ。

城之内「……なあ、ライダー」

マスターの腹を括ったかのような顔に、ライダーも覚悟を迫られる。

城之内「この景色ってよう……幻覚なんだろ?だったらオレたちの船だってまだ近くで眠っているはずだぜ」

ライダーの宝具、クイーン・オブ・フェスティバル号。その真価はただの船に収まらない。
「海上」を駆ける「野球場」にして「高校」。すなわちQOF号があるところは海であり球場なのだ。
しかし、多重に拘束された宝具だけありその全てを解放したときの負荷は計り知れない。
それでも、勝敗を決するのに相応しい舞台はないだろう。

城之内「招べよライダー、お前の『海』を!」

館橋『…… 出航します──祭礼統べし女君主(クイーン・オブ・フェスティバル)!……スコラ・クラッシス・ビガス』

詠唱とともに、要塞クジラが解けた。容赦なく魔力を貪る宝具達のために、城之内がモンスターを手放したのだ。
しかしライダーとマスターが水に落ちることはない。今まで触れることができなかっただけで、そこには最初から降り立つべき場所が「在った」のだから。

捏おじゃ「あぁまぁそうですねたまに疲れますよ」

偽りの月光町が荒波に沈んでいく。今度ばかりはフェイカーの余裕も維持できないようだった。

捏おじゃ「デン↑……『ガオアクセス── Summon Spirit of the Earth』!」

鎧を纏ったフェイカーに背負われ、道満も船へと跳ぶ。質量以上の勢いが、QOF号を派手に揺らした。
船が水をかぶり、城之内がよろめく。短時間に過剰に魔力を消費した代償だ。

道満「結構。拙僧敢えてその誘いに乗りましょう!しかし、拙僧と千人力のフェイカー足して千一人力に、加減の効かないサーヴァント一騎と半ば干からびた博打撃ち一人では、さすがに多少心許ないのでは?」

──欺瞞である。嗤ってみせたように見えた蘆屋道満だが、その実本意は別のところにあった。
「寄生虫パラサイド」それが道満が仕込んだ毒の名だ。デッキから引いた時点でデュエリストに害をなすカードだが、引かれなければ──そもそもデュエルのスタイルが成立しなければ何の意味もないのだ。

城之内(なにか言い返したいけど、そもそもモンスターを召喚できるかわからねえ……それでもやるしかねえか!)

??『いーや、ふたりだけじゃないぜ?』

543名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:20:24 ID:maq25gFo
祭礼統べし女君主(クイーン・オブ・フェスティバル)
?、対界宝具
レンジ:1〜20
最大捕捉:300人
フリートの守護神に任された豪華客船『クイーン・オブ・フェスティバル号』を呼び出す。
召喚のみなら地中、空中にも可能。当たり前だが航行に向かない場所ほど性能、燃費は悪くなる。
宝具としての本質は船ではなく「海上」を航行する「野球場」にして「高校」。搭乗することでライダーのパラメータは向上する。
ただ召喚するだけでなく宝具として完全解放することで周りを海上に変えることができる。固有結界に近い大魔術。
客船だが内部に複数の野球場、トレーニング場があり、また積荷を積載することもできる。

白球を海原に飛ばせ(スコラ・クラッシス・ビガス)
?、対軍宝具
レンジ:1〜20
最大捕捉:9人
『祭礼統べし女君主』を完全解放することで解禁される宝具。
一度発動すると、フリート高校野球部の中からライダーがそのときの試合のメンバーに相応しいと考える9人(本人も含まれる場合は8人)を召喚する。各部員はは全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。なお、聖杯戦争のルールに従って召喚されているわけではないのでクラスは持っていない。
また、船そのものが「この世界の依り代」となっているため、召喚されたサーヴァントが船上を離れることは不可能。

フィールド:海上(月光町)
ライダー:中度負傷(細工)、QOF、フリート高校
フェイカー:健康、笏、カード、ガオレンジャー

>>544
>>545
>>546

544名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:21:03 ID:bin9Us6o
泡瀬殺した2秒後に沖野を殺してその3秒後に梶も殺しましたね(複数回攻撃)

545名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:22:56 ID:D9o01jXA
城之内がスケープゴートを召喚し攻撃を防ぐ

546名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:23:28 ID:d2EMFJXM
突然捏おじゃが再び内なる肉おじゃが現れ苦しみだす

547名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:23:44 ID:E1J78ngY
城之内は伏せていた罠を発動、水中で開かれた落とし穴は渦を形成しQOFを揺らす
なおライダーのみ揺れへの耐性があるものとする

548名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:44:55 ID:maq25gFo
フェイカーの動きは迅速だった。ひとり、またひとりと血祭りにあげ、4人目までその爪の餌食にしようとする。

城之内「ま、魔法カード《スケープゴート》!」

しかし捕らえられたのは羊トークン、そこまで魔力を消費しない単なるデコイだ。
道満は今度こそ笑った。この調子で、適当に城之内を乗せてカードを引かせていればそう遠くないうちに魔力切れで干からびる。そしてパラサイドを引けばそれすら待たずに致命の一撃を与えられるだろう。

館橋「……どうです!」

改めて別の選手を手にかけようとしたフェイカーをライダーが止めた。今までの彼女の攻撃はそれを見てから動いたフェイカーにさえ避けられていたが、船上においてその動きは互角、もはやステータスの差はフェイカー有利とは言い難いところまできているようだった。


フィールド:海上(月光町)
ライダー:中度負傷(細工)、QOF、フリート高校、スケープゴート
フェイカー:健康、笏、カード、ガオレンジャー

>>549
>>550
>>551

549名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:49:43 ID:bin9Us6o
デンボ!(ロケット戦士を召喚してライダーへの攻撃)

550名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:50:07 ID:E1J78ngY
賭けに出た城之内がライダーに加勢せんと真紅眼の黒竜を召喚した瞬間、細工により暴走した黒竜が甲板を炎に包む

551名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/14(日) 00:50:33 ID:7x1RKHmc
捏おじゃは自分のガオレンジャーのもとであるガオダック(ドナルド)を呼び船と衝突させる

552名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/15(月) 23:31:16 ID:OQCN8frU
捏おじゃ「デンボ!」

甲板の上に残されていた水が飛沫を上げる。噴き上がるフレアが生き残っていた羊トークンを焼いた。

城之内「……ぐずぐずしている場合じゃねえ!来い!『真紅眼の黒竜』!」

城之内が賭けにでる。もはや魔力残量を気にしている余裕すらない。

城之内「───!?」

突然、黒竜が城之内の意に反して甲板に降り立ち、吠えた。ちろちろと燃えていた残り火が、黒竜から発せられた咆哮の余波によって赤黒く染まる。

道満「油断……しましたなァアアアアア!《寄生虫の暴走》によりその黒竜、今日からもはやただの虫ィイイイ!」

苦しむ黒竜、その顔を突き破って緑の触手が現れる。
城之内はすぐさま腕のデュエルディスクを確認し、愕然とした。召喚するカードを置くモンスターゾーンが見知らぬ一枚に埋められていたのだ。

城之内「これは……羽賀のヤローの!」

いや、見知らぬカードではない。城之内はかつてこのカードをデッキに仕込まれたことがあった。

館橋「そんな……QOF号が!」

捏おじゃ「……百獣召喚!」

追い討ちをかけるように、巨大ななにかが燃える客船に突っ込んだ。


フィールド:海上(月光町)、炎上
ライダー:中度負傷、QOF、フリート高校、真紅眼の黒竜(虫)
フェイカー:健康、笏、カード、ガオレンジャー、ガオダック

>>553
>>554
>>555

553名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/15(月) 23:36:47 ID:CQkJ1Ow2
とりあえず船とメンバーが残っているうちに硬球攻めで徹底的に攻撃をする

554名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/15(月) 23:36:58 ID:ZVn4jSy2
魔力供給を受けフェイカーが宝具をさらに開放、ガオダックを核としてガオキングが顕現
このガオキングは左腕にガオダックを百獣武装した状態で固定とする

555名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/15(月) 23:38:57 ID:0rr0fHcM
置物になったレッドアイズはリリースしてサイコショッカーにする

556名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 22:47:18 ID:8PqPJte2
荒波を割り、巨大ななにかが海面から浮上した───ガオダックだ。燃える炎から身を隠しながら、道満がガオダックに向けて手足両方を使い不思議な印を刻む。

道満「ククふははははは!もっと、もっとです!」

対象はガオダック……ではない。パワーアニマルが呼び出された空間の歪みだ。

??『気を抜くんじゃないわよ!』

??『いくでやんす!』

館橋「はっ、はい!」

残り少なくなったライダーの仲間が道満を攻撃する。しかし彼女らが放った硬球はなりふり構わぬフェイカーによって阻まれた。

捏おじゃ/道満『百獣合体!』

空間に穴が空き、さらに4体のパワーアニマルが飛び出す。もはやフェイカーへの攻撃は届かない。パワーアニマルたちの中へと吸収されていったのだ。

捏おじゃ「ライズアップ……!」

「猛獣達はその聖なる肉体を1つに重ね、巨大なる精霊の王が生まれます」

巨大な影が立ち上がる。精霊王ガオキング、その名もない新たな姿だ。

城之内「チッ……俺はレッドアイズを生贄にして《人造人間-サイコ・ショッカー》を召喚するぜ!」

不安定な足場な上で悶える黒竜が解け、新たな使い魔として人造人間が現れる。その体も蝕む寄生虫だったが、彼はそれを気にしているようにも見えない。


フィールド:海上(月光町)、炎上
ライダー:中度負傷、QOF、フリート高校、人造人間-サイコ・ショッカー(虫)
ガオキング:健康(蘆屋道満、フェイカー:軽度負傷、笏、カード、ガオレンジャー)

>>557
>>558
>>559

557名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 22:50:41 ID:ESukD9Qs
サイコショッカーの召喚によりアリーナに事前に仕掛けられていた大量の罠が破壊される
そのあまりの量に何故かフェイカー陣営が勝ち誇り、ライダー陣営がドン引きして動揺

558名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 22:53:18 ID:20UP20l.
虫キラーのアヒルの力を得ていることで寄生虫の効果とマッチ
モンスターは軽くワンパンする捏おじゃ

559名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 22:53:43 ID:MxSidQSk
爆炎を裂いた精霊王の左腕はライダーを巻き込みQOLをを叩き割る

560名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 22:54:58 ID:MxSidQSk
>>559
誤字失礼「QOFを叩き割る」

561名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 23:21:14 ID:8PqPJte2
>>560
同じミスをしていたので許しません


城之内「サイコ・ショッカーの効果発動!場のトラップを……ッ!?」

海を割いて立つ精霊王が、荒波を制する大船が、その上で構える者たちが、全員が世界の揺らぎに驚愕した。
偽りの月光町──道満が作り出していた幻覚が消失し、大海はもとの水で埋められた闘技場へと戻ったのだ。

捏おじゃ「…… さすがに笑えないっすね」

精霊王の体内、肩をすくめてニヤつく道満の隣でフェイカーが口惜しげに言った。月光町の加護の証たる笏はすでに手元にはない。

捏おじゃ「……どうなんだい!」

返ってこない反応が逆に火に油を注ぐ。イラついたフェイカーに操られた精霊王の巨大な腕が、サイコ・ショッカーに叩きつけられた。

城之内「うおおおおお!」

それだけでは終わらない。大火によって脆くなっていたのだろうか、左腕はそのまま甲板を打ち抜き、大船を真っ二つに叩き割った。


フィールド:海上
ライダー:中度負傷、パラサイド
ガオキング:健康(蘆屋道満、フェイカー:軽度負傷、カード、ガオレンジャー)

>>562
>>563
>>564

562名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 23:25:14 ID:ESukD9Qs
船を失ったライダー陣営に対しガオキングが水上ダッシュで強襲

563名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 23:26:13 ID:W4Dg6fvE
もう万策尽きただろうと拷問術と呪術で神経を刺激しつつ煽りまくって精神攻撃

564名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 23:26:27 ID:eP6aqxwM
俺の拷問はハンパじゃねぇぞ(バイサーデスを召喚して館橋さんに装備)

565名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/19(金) 23:26:45 ID:eQZLap5w
リンボが羅刹王髑髏烏帽子蘆屋道満になる

566名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/20(土) 00:24:53 ID:Eptx02jk
捏おじゃ「ハハァ!」

城之内「速ッ……!?」

精霊王が水上を制する。右腕のサメと左腕のアヒルが驚異的な海を進み、移動手段を持たないライダーと城之内は白い波に揉まれ、投げ出されてしまった。

道満「急急如律令!」

安全な場所から道満が呪を放つ。ただ不特定多数を痛めつけるための魔術が無防備なふたりを襲った。

城之内「がああああ!」

館橋「キャー!!」

受け身を取ることもできず水に落ちる。今のふたりは溺れないようにするので精一杯なのだ。

道満「ンンン……少しは骨のある相手かと思いましたが、どうやら拙僧の思い違いだったようです。ねえフェイカー」

勝ち誇る道満の声もライダーと城之内には届かない。嘲笑していたはずのフェイカーもあまりの反応のなさに痺れを切らした。

捏おじゃ「……《万力魔神バイサー・デス》」

館橋「ぎっ……!」

ライダーの頭にはめられたのは大きな万力のモンスターだ。

城之内「ライダー!」

城之内が焦る。この拷問の半端じゃなさは彼も十分すぎるほど理解していたのだ。


フィールド:海上
ライダー:中度負傷、パラサイド、バイサー
ガオキング:健康(蘆屋道満、フェイカー:軽度負傷、カード、ガオレンジャー)

>>567
>>568
>>569

567名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/20(土) 00:27:27 ID:UIUuJh0g
あっ、もう今やっちゃって大丈夫っすか?(もがき苦しむライダーを尻目に城之内へダイレクトアタック)

568名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/20(土) 00:33:14 ID:yte7ZY72
虫でもなんでもいいから凌ぐためモンスターを集める

569名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/20(土) 00:34:06 ID:z130yAzo
抵抗を歯牙にもかけぬガオキングの一撃に城之内が霧散する

570名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/03/20(土) 00:53:26 ID:Eptx02jk
城之内「ライダー……ライダー!」

道満「……ふむ」

しばらく待っていたがもはや面白くもない。ただ無味乾燥な光景だけが広がっていた。
このまま水位が下がり続ければ、ライダーたちは溺れる心配もなくなるだろうが、もうなにかあるとは思えない。まさに潮時だった。

捏おじゃ「あっ、もう今やっちゃって大丈夫っすか?」

マスターの答えすら待たずに精霊王が腕を振り下ろす。術者を守るためにパラサイドが引き寄せられたが、大質量が巻き起こす轟音と共に、虫と城之内はあっけなく見えなくなった。

館橋「……そん、な」

騎兵が息を呑む。彼女の頭を帽子ごと締め上げていた万力が、やがて仕事を失って水底に沈んでいった。

571名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/02(金) 23:11:43 ID:WanBGkt2
-準決勝、終了-

ランサー陣営:グラン、ベルリ・ゼナム(残り令呪1画)
フェイカー陣営:捏造派おじゃる丸、蘆屋道満(残り令呪2画)


大変お待たせしました
タワー登りました

572名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/02(金) 23:14:16 ID:WanBGkt2
-ここまでのあらすじ-

電脳世界の大海に揉まれ、分解と再構成を繰り返すいちじくの葉「NaNじぇいサーバー」
今、新たなフェイズのもと、電子的に再現されたマスター達による一大魔術儀式が始まろうとしていた。

ランサー・グランは自らの物語を語り、マスター・ベルリの信頼を勝ち取る。
しかし己の武器を奪い、剽窃するアサシン陣営と対峙した時、彼らの前に立ちはだかったのは自分がランサーのマスターに相応しいのかというベルリの恐れだった。
しかし、そんなベルリにランサーは明かす。異世界にひとり召喚され、団長ではなくなった自分をなおもマスターは信じてくれたのだと。
満身創痍だったアサシンが同じく手詰まりだったはずのランサーに攻撃した時、それを返り討ちにしたのはベルリとランサーの絆が生んだ存在しないはずの新しい宝具だった。

手段を選ばず貪欲に勝利を求める男、フェイカー・捏造派おじゃる丸。真意を明かすことなく、マスター・蘆屋道満とは互いを利用し合う関係にあった。
ライダー陣営の流儀に添いつつ、それぞれが己の好きなように地形そのものを変えていく戦いの中、ライダーのマスター城之内の装備に道満が仕込んでいた細工が発動する。
開戦の前に埋め込まれていた寄生虫への対処に無防備になった城之内、フェイカーの巨大宝具は圧倒的質量をもって彼を叩き潰し、フェイカーと道満はとうとう決勝戦へと駒を進めることとなった。
しかし、彼らの心の内は未だ見えてこない。

573名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/02(金) 23:15:31 ID:V7NUMcAU
おかえりなさい

574名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/02(金) 23:16:24 ID:2rHCT6Mc
エタらなくてよかっま

575名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/02(金) 23:18:44 ID:WanBGkt2
蛍光灯が時折鳴らす音に、フェイカーは苛立たしげに目を泳がせた。視線の先では和装の男、道満がまぶたを閉じて精神を集中させている。

「──あまり変なことはしないでほしいんですが」

部屋の中に涼やかな声が響く。
目を開けた道満が見たのは、キョロキョロと声の主を探すフェイカーと───いるはずのない黒服の青年だった。
見るからに怪しい2人を前に、青年は不思議なほどに落ち着き払っている。柔和な印象を発する中、空色の髪は、およそ生物が見せるものとは思えない色彩を見せていた。

道満「ああ、貴方でしたか。蘆屋道満、お初にお目にかかります……」

大股で歩み寄る。客の来訪を予期していたかのように道満は大仰に頭を垂れた。それでもなお、ふたりの顔の高さはそう変わらない。

監督役「そろそろ聖杯にかける願いを教えていただこうと思いまして」

筋肉をアピールするフェイカーを視界に収めつつ、監督役は表情を崩さずに言った。


蘆屋道満、その願い>>576

576名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/02(金) 23:22:13 ID:WpCQmlbs
晴明に勝つ

577名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/02(金) 23:43:12 ID:WanBGkt2
道満「拙僧の願い……極論すれば聖杯は余り関係がなく」

捏おじゃ「それはちょっと(素)」

フェイカーが言葉の真意を計りかねる。
聖杯戦争での勝利。それがマスターとサーヴァントを繋ぐ絶対の条件だったはずだ。

道満「必要なのはそう……偉業を成し遂げ、あれを超えし真髄へと至ること」

監督役「なるほど、勝つのが大事なんですね」

捏おじゃ「ハハァ……」

蘆屋道満が自ら敵対視するものなど数が知れている。安倍晴明……一時代を極めたと謳われた陰陽師こそが道満の越えるべき壁なのだ。


ならフェイカーの願いは?>>578

578名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/02(金) 23:43:39 ID:ZVpx1U5U
筋肉あれば十分じゃないすか?

579名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/02(金) 23:44:00 ID:V7NUMcAU
世界の皆様こんばんは、肉体派おじゃる丸です(本物の存在を上書きし成り代わる)

580名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/03(土) 00:03:32 ID:WuXvEM9M
捏おじゃ「筋肉あれば十分じゃないすか?」

道満「ンンっ!」

道満がおどけてみせる。さも簡単なことのような態度だが、ひとときではなく英霊の本質を変えようというのだ。英霊の座にすら干渉するだけの奇跡が必要だろう。

監督役「……いいでしょう。ここに必要のない胎動さえ呼び込まないのなら」

青年がなにやら納得したかのような素振りを見せ、踵を返す。
足跡のように、彼の歩いた跡にはコウノトリの羽が舞っていた。


少し時間が余った
道満はどうする?>>582

581名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/03(土) 00:06:10 ID:E.2TsgaU
決戦霊衣として髑髏烏帽子衣装になる

582名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/03(土) 00:08:08 ID:o/KGAlK2
>>581に加え捏おじゃと気を高める

583名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/04(日) 23:46:18 ID:IXUhkkjk
道満「ふふ、ふふっ……フフフフフゥ!」

青年の気配が消えた後、道満は大笑した。
いや、この世界にいる限り真に「彼」の目から逃れることなど不可能だ。わざわざ顔を見せたのは、致命的な不利益をもたらさないように釘を刺しに来たと考えていいだろう。

道満「いいでしょう!貴方直々に激励に来てくださるのなら、拙僧も全力でことに挑む所存……」

興奮した面持ちで双肌を脱ぐ。衣や大量の呪具から解放された体は激しく汗ばんでいた。

道満「しからば拙僧、遊ぶのは終わりにしましょうか……六根清浄悪業罪示!」

捏おじゃ「火加減強いっすよ!」

道満の体の内側から黒い炎が吹き上がる。不満をこぼすフェイカーをよそに燃え上がる火が部屋中を覆い尽くしたかと思うと、今度は逆に中心へと引き込まれ始めた。

捏おじゃ「凝縮されているんだ……」

目、舌、耳──あらゆる感覚器を襲った黒炎が、新たなる衣装の形へと変わっていく。朱と柳と言った愛嬌に欠ける、豪奢な赤黒の装束。

道満「ンン……?」

変身を果たした道満が不思議そうにあたりを見回す。しばし理由を測りかねていたフェイカーだったが、やがてマスターの元に駆け寄ると、彼の足元に落ちた烏帽子を拾い上げ、被った。

捏おじゃ「こんな感じですかね」

道満「……ええ、それですそれ」

焼け焦げた手でフェイカーから烏帽子を取り戻し、回す。丁寧に正面に髑髏の意匠を合わせたのは、持つべきものだけがあるべき形を知るという主張だろうか。

道満「……さあ、参りましょう」

呪文を唱えてその姿を変える。ちょっと魔法少女みたいだな、などとは口に出さないフェイカーであった。

584名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/05(月) 00:24:36 ID:3YkzRMEA
-一方その頃-

グラン「──で、そうしたらそこから水が」

ベルリ「そういうもんだよ」

席を外していたランサーがこの場所の設備について話すのをベルリは以前よりずっと軽く受け入れていた。なんとなく感じていた遠慮のようなものからもすでに解放されている。

「──私もよく使います」

なんの前触れもなく現れた祭服の青年が話に割り込む。ランサーは咄嗟にマスターを庇って立ちはだかった。

??「監督役です。よろしくお願いします」

ベルリ「はぁ……」

姿を見るのは初めてだが、知識としては知っている。
ベルリはランサーの肩越しに監督役と名乗る青年を眺めた。
歳はわからないが、流石にランサーより若くはないだろうか。どこかあどけない表情とは対照的に、その目は引き込まれそうな深淵をたたえていた。

監督役「そろそろ聖杯にかける願いを教えていただこうと思いまして」

警戒を解いたランサー陣営に監督役が言った。


ベルリの願い>>585

585名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/05(月) 00:27:18 ID:A8IebDMM
>>396

586名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/05(月) 00:43:41 ID:3YkzRMEA
ベルリ「過去に飛びます。会いたい人と、合わせたい人のために」

監督役「そうですか……」

マスターの願いは変わらない。むしろ決勝戦を前にして腹を括ったのか前に聞いた時よりもはっきりと言い切っていた。ランサーはその変化を好ましく思っていた。

監督役「……ではランサー、あなたの願いはなんですか?」

グラン「……ッ!」

突然覗き込まれたランサーが驚く。やはり監督役の発する気配にはなれない。


グランの願い>>587

587名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/05(月) 15:03:08 ID:eyIDYdC.
ベリルを団に迎え入れる

588名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/09(金) 22:53:29 ID:dc1OGhRY
グラン「そっ、そうだなぁ……。マスターに騎空団に来てもらうっていうのは……ダメかな」

ベルリ「なん……じゃとて……!?」

少年は、かつてたしかに世界を見た。友を、大人たちを、人々を生んだ世界。喜びや悲しみを作り出した世界を他ならぬ自分の目で見るために旅をした。
そして今、新しい世界へと誘われている。
悪い気はしない。ランサーはあくまで結論を急いだりはしなかったし、ベルリの事情も考えてくれている。


ベルリの回答(いい/だめ/保留)
>>589

589名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/09(金) 22:56:38 ID:Vk589aU6
ランサーを信頼しているため行ってもいいと思うが、その前に姉たちと話す時間がほしい

590名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/09(金) 23:32:06 ID:dc1OGhRY
ベルリ「そうだね……新しい世界も、見たい」

腕を組み、考える。ランサーはその間黙して見守った。

ベルリ「……姉さんたちにも話すよ」

しばしの沈黙ののち、ベルリは信じる人の許しを条件とした。ランサーが安堵の息を吐いた時には、監督役はすでにいなくなっていた。

グラン「マスターのお姉さん……君が信じる人なら僕も信じるよ」


少し時間が余った。
ベルリはどうする?>>591

591名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/09(金) 23:37:30 ID:Te55GLBo
今度はベルリの方がグランにこっちの世界を話す

592名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/10(土) 00:09:33 ID:.1s/yPMQ
ベルリ「世界……世界、ねえ……」

ベルリが天井を仰ぐ。改めてスケールの大きい話に戸惑う他ない。

グラン「君の世界はどんな場所だった?」

ランサーの問いに気づいた。たしかに自分の経験したことは大まかに説明したが、なぜそんなことが起きたのか、その根底にあるバックボーンまでは語っていない。

ベルリ「でもどこから話したものか……」

スコード教、タワー、姉さん。ベルリは残された時間を使って、話したいことを自分の言葉で話した。ランサーはそれをただ静かに聞き入っていた。

593名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/10(土) 00:50:24 ID:.1s/yPMQ
スタジアムを漂うふたつの気が混ざることはなかった。

ひとつを発するのは、ふたりの若者だった。
軽装のひとりは、入ってきたばかりの道に背の荷を下ろし精神を集中させる。鎧のひとりは槍を背負い油断なく当たりを見回す。
もうひとつの気は、やはりふたりの男から流れ出していた。
和装の大男の笑みは牙を剥いた肉食獣にも見える。筋肉質な男の指は腰に刺したなにかを忙しなく触っている。
芝は生暖かい風に揺らぎ、ゆっくりと時が満ちるのを待っていた。
その中心でふたつの陣営が向かい合う。この戦いで生き残り、真に栄光を手にするのは──。


-FATAL BATTLE-
>>594
>>595
>>596

594名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/10(土) 00:52:01 ID:pTu0v/b2
グランの先制攻撃

595名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/10(土) 00:52:27 ID:GO.RqNdQ
ケヒャヒャヒャヒャヒャ(悍ましい笑い声で威圧する捏おじゃ)

596名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/10(土) 00:55:39 ID:N1BFXgh.
リンボはフィールド作り
ベルリは絶好の間合いとタイミングの管理

597名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/10(土) 23:54:11 ID:.1s/yPMQ
鎧の若者が突撃姿勢をとったのを見て、フェイカーも短刀をいつでも抜けるように身構えた。いくら相手が敏捷性に優れたランサーとはいえ、そこまであからさまな構えでは不意打ちにもならない。
素人なのだろうか。そんなフェイカーの考えはランサーの行動によって吹き飛ぶ。

グラン「いくぞ!」

掛け声に面食らったフェイカーは、次の瞬間目の前に迫った穂先を避け切ることができなかった。居合いの要領で抜刀したドスは槍をギリギリで弾いたものの、フェイカーの左肩は赤く染められていく。
しかし、傷ついた彼が浮かべた凄絶な笑顔はランサーの威勢を削いだ。

捏おじゃ「ケヒャヒャヒャヒャヒャ……」

前言撤回、期待以上だ。やはり決勝まで残った英霊。

道満(なるほど、流石は我がサーヴァント。この盤面で嗤ってみせるとは……)

呼応するように道満も微笑む。
状況は最善とは言い難い。隙あらば地面に細工を施そうとはするものの、敵マスターの少年は明らかに場のほとんどを視界に収めているかのように振る舞い、思うように仕込みが効かないのだ。
道満が一歩小さく進めば、見にくい位置にいるはずのベルリも無意識かみじろぎする。あからさまに罠の支度をするわけにもいかないだろう。


ランサー:健康
フェイカー:軽度負傷

>>598
>>599
>>600

598名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/11(日) 00:01:41 ID:QiIvWuFs
捏おじゃは拷問スキルでグランとベルリの精神を攻める

599名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/11(日) 00:03:53 ID:QyX1Brbc
筋肉にもの言わせて短刀大振りで無理やり槍に食らいつく捏おじゃ
グランは逆に最低限の動きで攻撃

600名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/11(日) 00:06:13 ID:Nx/CrK9.
ドスで攻め続ける捏おじゃだが拷問術は勇猛スキルと拮抗、一進一退の攻防が続く

601名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/15(木) 22:36:57 ID:8O.ag.i.
道満(困りましたねぇ……)

念話がサーヴァントへと伝わる。
なるほど、英霊クラスの認識力がなければ成せないほどの戦局把握。たかが人間のマスターがそれを可能としているのなら無視するわけにもいかないだろう。
威圧、外連、虚飾。恐怖によって心を縛る、実を言えばそれらは全て思考を誘導するための偽りだ。
例えば───。

捏おじゃ「ハハァ!」

グラン「ぐっ!」

肉薄したフェイカーの雑な連撃がランサーを襲う。金属製の槍で受け流したはずの衝撃がランサーの手に噛み付いた。
本能に根ざした大振り。そこに術理など存在しないが、それゆえに動きを見極める目は意味を失う。最小限の動きでかわすランサーだったが、その焦りはぶつかり合う得物を通してフェイカーにも伝わっていった。

ベルリ「そこなら!」

道満「──!」

グラン「てぇいッ!!」

一瞬の隙をついて短く持ち替えた槍がフェイカーの手に刺さる。しかし、それこそが作戦の次の一手。

捏おじゃ「……まだイけますよ?」

貫かれた手を閉じ、ドスを突き出す。精一杯捻り伸ばした短刀がランサーを掠めた。

グラン「がああああ!」

ベルリ「ランサー!!」

絶叫がスタジアムに響き渡る。ダメージを度外視した、ただ相手に強烈な痛みを与えるための一撃は、ランサーとそのマスターの意識に致命的な空白をつくった。


ランサー:軽度負傷
フェイカー:中度負傷

>>602
>>603
>>604

602名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/15(木) 22:40:16 ID:j9bjED4I
空白ができている間にリンボはより有利な呪いで攪乱する

603名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/15(木) 22:43:17 ID:Z0sIskqo
追撃を警戒し一時距離を取るランサー

604名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/15(木) 22:44:40 ID:b0Jz6vn6
破邪百獣剣を取り出す捏おじゃ

605名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/15(木) 23:43:21 ID:8O.ag.i.
グラン「……せいっ!」

常人ならへたり込むほどの激痛にも屈せず、ランサーが手槍を振るう。思ったような効果を得られなかったはずなのに、フェイカーは笑みを抑えることができなかった。
──好敵手。目の前に立つのは正道邪道を問わず全力を尽くすことができる相手なのだ。

道満「ンなるほど……」

そして今の行動には実利も伴う。時間にして数秒、しかしそこにランサーとそのマスターが気を取られた間に道満は求められていた仕事をなし終えていた。
兎歩。ほんの僅かな足の動きで口を使わずに大地に呪術を刻む秘技だ。遠く離れてしまったランサーにすぐさま使えるというわけではないが、これで準備は揃った。
マスターが呪具の起動以外に魔力を必要としないことを確認すると、フェイカーは魔力を練り直した。

捏おじゃ「『ガオアクセス── Summon Spirit of the Earth』!」

鎧の形に編み込まれたエーテルが、フェイカーにガイアの力を授ける。装甲を纏ってなお、これから使う力を御しきることはできない。

捏おじゃ「破邪……百獣剣」

宝具の真髄とも言える大剣。さまざまな武具が複雑に組み合わされたそれは、先の戦いの巨人を凝縮するほどに濃密な魔力が迸っていた。


フィールド:トラップ
ランサー:軽度負傷
フェイカー:中度負傷、ガオレンジャー

>>606
>>607
>>608

606名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/15(木) 23:47:03 ID:Z0sIskqo
制御が難しい以上確実に一撃を加えたい捏おじゃは五感を研ぎ澄ませながらにじり寄る

607名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/15(木) 23:49:15 ID:j9bjED4I
グランは先の戦いでなったドラグーンとなり強力な槍斧でガオレンジャー装備と渡りあう

608名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/15(木) 23:52:57 ID:snKestYI
捏おじゃはスキルで兄弟という体の分身を作り出す

609名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/16(金) 00:58:34 ID:bT0gSGdQ
捏おじゃ「クキキ……」

手の中で荒れ狂う力をフェイカーは必死で抑え込んだ。気を抜けば戦いどころではない。そう何度も振るえるものではないだろう。
全ての感覚を鋭敏にさせる。ほんの僅かな魔力の乱れも許さずにゆっくりと歩き出した。
尋常ではない気配を前に、ランサーも覚悟を決めた。決戦を前に選んだのは、最も信じられる礼装だ。
竜を模した甲冑、槍の騎士ドラグーン。必勝の型に構えたサーヴァントを前に、ベルリも思わず息を呑んだ。

瞬間、ランサーが跳んだ。今回集められたマスターたちの中でも特に高い感知能力を持つ2人ですらその動きを追うことはできない。

グラン「なん……だと?」

死角からの超超高速の突きが空を切る。偶然か策略か、いやそもそもどのようにして避けたのか。
正解は座標のずれだ。大剣をもつ男の頭部があるべき位置の仮定に失敗したのだ。
破邪百獣剣は、ふたりのガオレンジャーによって支えられていた。

??「結構やりますよ」

??「いやっ、そんなことないっすよ」

幻術のたぐいではない。霊基の分割による個体増殖だ。もともとフェイカーは正規のサーヴァントのクラスではなく、ゆえに英霊としてもそれなりに無理が効く。無論ちゃんと分身を可能にする宝具や正規の個体増殖スキルに比べればその性能は遥かに劣るが、それでも曖昧なフェイカーの腕っぷしとドス扱いの部分を分ける程度ならギリギリ成立させられるようだ。


フェイカーのスキル、「自己増殖:E」が判明しました。

フィールド:トラップ
ランサー:軽度負傷、ドラグーン
フェイカー:中度負傷、ガオレンジャー、増殖

>>610
>>611
>>612

610名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/16(金) 01:08:04 ID:D63p197A
2連撃をするというランサー系の個性でなんとか本体の相手をしつつ増えたやつにも攻撃をする

611名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/16(金) 01:26:18 ID:VmDFbdls
槍装備のためデュアルインパルスの連撃効果がベルリの援護射撃にも及ぶ

612名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/16(金) 01:30:22 ID:bzaUEn2g
分身は敗れるが捏おじゃも分身の背中から獣剣を刺す

613名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 22:17:51 ID:IFC8gZ6c
ベルリ「気をつけて!」

遠く離れたマスターの声に、ランサーが僅かに重心の位置をずらす。穂先を上げ、突撃より取り回しを重視した構えだった。
既に先程の場所にフェイカーたちの姿はない。ランサーを左右から挟み込み、すでにそれぞれの武器で襲いかかろうというのだ。

グラン「───!」

刹那、刃が煌めく。突き出した分先に相手に接触したのは……槍の石突。

捏おじゃ「Georrrrrrrrr!」

ドラグーンランス、その穂先の逆側についた小さな刃が百獣剣をもつフェイカーの目を潰す。そしてその反動は槍頭へ、間合いの短いもうひとりの肩口へと吸い込まれていった。

捏おじゃ「それはちょっと(素)」

道満「ンンンっ!」

しかし、槍はそこから動かない。肩を貫かれたフェイカーが押さえつけているのだ。
さらに道満が呪いで妨害を試みる。大した後押しにはならないだろうが、それでもランサーの動きが止まっている今しかない。

ベルリ「3体1はずるいでしょ!」

道満「……なんと!」

飛んできた弾を道満が避ける。しかしその攻撃の余波はさらに槍を押さえるフェイカーの背中を襲った。
デュアルインパルス。攻撃の回数を増加させるドラグーンの能力がベルリの引きずり出した武装にも影響しているのだ。

捏おじゃ「……ハハァ」

グラン「──なんで……」

思った以上の戦果、かえってそれが油断に繋がったのかもしれない。
幅広い範囲を網羅した攻撃が何故もうひとりのフェイカーに届かなかったのか。理由は簡単、刺された方のフェイカーの影に隠れていたからだ。
フェイカーの胸板を突き破って大剣がランサーを穿つ。消滅した男の後ろから現れたのは、潰れた片目で満面の笑みを浮かべる片割れの姿だった。


フィールド:トラップ
ランサー:中度負傷、ドラグーン
フェイカー:重度負傷、ガオレンジャー

>>614
>>615
>>616

614名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 22:26:14 ID:sJqvCcak
とりあえず捏おじゃが令呪で回復し次の策を考える

615名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 22:33:20 ID:1MDn6kQ6
度重なる二重ヒットする攻撃に態勢を崩される捏おじゃ

616名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 22:33:34 ID:KUysaB6c
クキキキキ…(内なる肉おじゃが貫かれた分身の残滓を媒介に百獣剣と捏おじゃの魔力を吸い上げ実体化、捏おじゃに敵対)

617名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 23:09:04 ID:IFC8gZ6c
道満「やりますねぇ!しかしまだ、まだですとも!令呪をもって命じる、『フェイカー、未だ倒れるべからず』!」

2画目の令呪が放たれ、残るは双方1画ずつ。フェイカー潰れていた目が逆回しのように癒え、そのまま突きつけた百獣剣を押し込もうとする。
それでもランサーは焦らない。大きく回されたランスが剣を弾き、そのままフェイカーに一撃。

捏おじゃ「自分強いっすよ!」

片膝をついたフェイカーだが、武器を失ってなお威圧感は変わらない。髪を振り乱して叫ぶ姿は英雄というより肉食獣のそれだ。

??「クキキキキ…」

凶暴な笑みを浮かべたフェイカーが辺りを見回す。
違う。今の笑い声は自分ではない。
その場にいた全員の目が倒れていた男へと向かう。おかしい、フェイカーの分身はすでに消滅した筈だ。
剣を構成していた魔力が事切れていたはずの分身に吸収され、彼はゆっくりと起き上がった。

道満「……何故」


フィールド:トラップ
ランサー:中度負傷、ドラグーン
フェイカー:軽度負傷、ガオレンジャー
??:??

>>618
>>619
>>620

618名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 23:14:31 ID:1MDn6kQ6
捏おじゃがハローキティーを使うのに対し現れた謎の存在はミッキーマウスを召喚

619名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 23:14:59 ID:KUysaB6c
取り込んだ剣の力でガオメインバスターを生成した肉おじゃは利害の一致か捏おじゃのみをつけ狙う

620名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 23:17:34 ID:sJqvCcak
どういう立場かわかったリンボは洗脳しようとする

621名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 23:55:33 ID:IFC8gZ6c
捏おじゃ「ハローキティ……!」

肉おじゃ「ミッキーマウス」

フェイカーが一つ前の戦いで覚えた戦法をとる。傷跡から切り離したのは自分の構成要素であるリディクールキャットだ。
大きな猫が謎の男に襲いかかる。しかしその爪は届かない。
ネズミだ。巨大なネズミがそれを受け止めていたのだ。無論ネズミが猫に勝てるはずはなく、続く牙がネズミの首に喰らいつく。

肉おじゃ「……」

次の瞬間、ネズミと猫が炎によって消し飛んだ。火砲、ガオメインバスター。顕界に使用した破邪百獣剣を転用した武具を一瞬だけ呼び出したのだ。
謎の男はなんの感慨もなさそうに歩みを進める。その先にいるのは……フェイカー。彼は迫り来る存在にそれまでとは明らかに異なる反応を見せていた。

道満(ンン?よくわからないものの……これは何かしらの機会なのでは?)


道満、肉おじゃを洗脳しようとする
結果>>622

622名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/23(金) 23:56:41 ID:KUysaB6c
笑っちゃうんすよね(道満に発砲する肉おじゃ)

623名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/24(土) 00:12:49 ID:qnnQZYYk
肉おじゃ「笑っちゃうんすよね」

道満が目立たないように小さく呪いを飛ばす。しかしそれを待ち構えていたかのように男は筋肉を躍動させた。ほんの少しの動きに見合わない情熱の風が吹き、衝撃が呪符を撃ち落とす。
明らかにこの男は規格外の英霊だ。道満は軽がるしく手を出したことを後悔したが、意に反してそれ以上の追撃はない。


>>624
>>625
>>626

624名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/24(土) 00:18:56 ID:vscCmkZ2
流石にランサーとの戦いに外的要因で消耗は嫌った捏おじゃはガオダックを出しサイズで一気に畳みにかかる

625名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/24(土) 00:30:22 ID:60sKM3tA
しばらく様子見していたグランはプロバハで巨獣に対抗する

626名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/24(土) 00:32:55 ID:Z2fE8jqk
肉おじゃに魔力を取られたことでガオダックは想定より弱体化していた

627名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/28(水) 22:14:21 ID:gannH5pM
道満「フェイカー!」

捏おじゃ『ドナルドダッグ…!』

これ以上計算外の存在に干渉されるわけにはいかない。
フェイカーが失った大剣の代わりにドスを掲げて叫ぶ。変わらず圧倒的な威圧感を放っているものの、謎の男の顔を見てからの彼の動きは明らかに精彩を欠いていた。
間を置かず空から降りてくる聖獣、ガオダック。神聖さすら感じる大質量は変わらない。

道満「潰れなさい!」

ベルリ「!?」

アサシン戦を思わせる巨大な敵にベルリは顔色を変えた。相手は不確定要素ごと全てを押し流すつもりなのだ。
だからこそ───。

グラン『バハムート!!』

短い時間であっても全力を尽くす。
ランサーの呼び声に応えるように黒い召喚獣が舞い降りる。拘束具を引きずりながらも放たれた闇色の咆哮が星の獣を一息に押し返した。

捏おじゃ「……!」

単なる身じろぎとそう変わらないはずの動きがフェイカーの召喚したパワーアニマルを圧倒し、フェイカーはマスクの中で顔を歪めた。ランサー陣営は知るよしもないが、ガオダックの力は大きく削がれていたのだ。


フィールド:トラップ
ランサー:中度負傷、ドラグーン、プロトバハムート
フェイカー:軽度負傷、ガオレンジャー、ガオダック
??:??

>>628
>>629
>>630

628名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/28(水) 22:18:37 ID:W/vRVVAQ
種族的にプロバハがやや優勢
謎の存在に構ってられなくなった結果見失う

629名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/28(水) 22:23:22 ID:BWOSqa22
聖杯戦争をご覧の皆さんこんばんは、バハムートです

630名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/28(水) 22:35:02 ID:8q5w5jnQ
グランではなく魔力を糧に現界する召喚獣を自らに転写したせいで魔力消費が早まってしまう

631名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/28(水) 23:09:49 ID:gannH5pM
プロトバハムート『■■■■■■■■■‼︎』

手枷、口枷に囚われてなお召喚獣の力は常軌を逸していた。プロトバハムートが出す波動がその身を穿つたび、フェイカーと契りを結んだパワーアニマルが大きく歪んでいく。

捏おじゃ「まだイけますよ!」

フェイカーは叫んだ。仮面越しであってもその声に含まれる苦痛がありありと浮かんでいる。

捏おじゃ『捏造派■■■■■(フォアゲリー・ブラッドライナー)!』

それでも、さらに負担を上乗せする。模倣する対象は───。

捏おじゃ「■■■■■■■■■‼︎」

フェイカーの肉体上に黒銀の翼が構成されていく。創生の竜の侵食に耐えられず鎧は燃え、召喚したガオダックすら崩壊する。度を越した魔力消費すら、空の神話体系そのものを一騎の英霊に降ろそうとする傲慢への対価としては軽すぎるくらいだろう。

道満「それでこそ、それでこそ拙僧がサーヴァント!拙僧が選んだ、拙僧を選んだ英霊!」

道満が、空に浮かぶ英霊に叫ぶ。もはや危険なまでの消耗に意識すら持っていかれそうになるが、震える足を今一度地面に突き立て、大笑して見せる。

道満「いいでしょう!この蘆屋道満を!儂の魔力、好きなだけ喰ろうてみせよ!」

バハムート『■■■■■■■■■‼︎』

すでにフェイカーとしての意識すらあやふやな悪竜が咆哮した。先ほどまで恐れていたはずの男すら目には映っていない。勝利への渇望、自らを世界に刻みつけたいという願いを叶えるためだけの存在へと再臨したのだろうか。


フィールド:トラップ
ランサー:中度負傷、ドラグーン、プロトバハムート
フェイカー:軽度負傷、バハムート化
??:??

>>632
>>633
>>634

632名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/28(水) 23:13:00 ID:BWOSqa22
ハイビーム…(の連発とその補助として黒き命と道満の呪いを放つリンボ)

633名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/28(水) 23:15:01 ID:W/vRVVAQ
グランたちもベルリが援護しつつどうせ短いから制御は問題ないと考えカタストロフィを放つ

634名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/28(水) 23:17:46 ID:8q5w5jnQ
その瞬間姿を消した肉おじゃは道満の背中を捉えていた

635名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/28(水) 23:55:34 ID:gannH5pM
バハムート『■■■■■■■■■‼︎』

邪竜の肉体の節々から熱線が漏れ出し、芝に何本もの黒い線を引く。その大部分はプロトバハムートによって阻まれたが、それでも何本かはランサーとベルリのすぐそばを焦がす。

ベルリ「なんなんですよ!」

パーフェクトパックのレーザーで熱線に干渉しようとするが、出力が違いすぎて偏光もままならない。

道満「急急……如律令!」

烏帽子を取り落とすほどに疲弊した道満がなんとか場に仕込んでいた呪物を起動させ、追い詰められたベルリにダメ押しの一撃を与えようとした。
そして熱線と呪いの届く先に……ランサーが割り込んだ。

グラン「があっ!」

ベルリ「……でもッ!」

グラン『大いなる破局(カタストロフィ)!』

撃ち落とされたランサーがもう一度立ち上がる。同調したプロトバハムートが燃え上がるにつれ、彼の竜を封じていた枷も焼け落ちていく。

バハムート『■■■■■■■■■‼︎』

プロトバハムート『■■■■■■■■■‼︎』

竜人と創生の竜が同時に吼えた。
光が、闇のような光が辺りを包み込む。

道満「……フフッ」


道満のダメージ
重症/致命傷/それ以外>>636

636名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/29(木) 00:00:10 ID:GZah5i5k
重症

637名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/29(木) 00:15:05 ID:bU1BYqQE
謎の男が道満に一撃を与えた。何をしたかはわからないが、彼にとってはそう大したことではないのだろう。
どうっという音と共に道満が大地に倒れ込む。泥と血に塗れ、美しかった顔は判別がつかない。

道満「フフッ……この道満法師に情けをかけるとは」

しかし、致命傷にはわずかに届かない。フェイカーの命が燃える輝きに余計な茶々を入れさせないためなのだろうか。

??「案外……」

眩しげに目を細め、2体の竜によって作り出される、明滅を繰り返す光の奔流を見つめる男の考えていることはわからなかった。


ランサー:重度負傷、ドラグーン、プロトバハムート
フェイカー:中度負傷、バハムート化
??:??

>>638
>>639
>>640

638名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/29(木) 06:07:00 ID:5dYTT6Rk
ブンブーン(腕を振り回して竜巻を起こし捏おじゃとグランを蹴散らす)

639名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/29(木) 06:14:34 ID:MewYBwHc
ランサー側は勝負を決めるためグラブル宝具を発動
出現している武器それぞれの真名解放技(対応するキャラの奥義)を再現してバハムートおじゃに放つ

640名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/04/29(木) 06:26:19 ID:GZah5i5k
グランが別の宝具を使うためにプロバハを引っ込めた結果捏おじゃのバハムート化も解除
素の状態でグラブルを受ける

641名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/07(金) 23:25:19 ID:.L/FEW3w
決戦場を地響きが包み込む。ぶつかり合う破局の波動が行き場をなくし、純粋な破壊のエネルギーとして漏れ始めているのだ。

ベルリ「なん……ッ」

道満「…………」

もはや事態はマスターたちに止められる範囲を大きく超えている。
しばしその様子を静かに眺めていた謎の男だったが、やがてゆっくりと腕を広げはじめた。10時と8時の方向に伸ばされた腕が、彼の小柄だが鍛え上げられた肉体を何倍にも大きく見せる。

??「……ブンブーン」

男が全身を捻り、渾身の力と共に腕を回す。風の渦は瞬く間に周囲の大気を巻き込み、大きな竜巻へと成長していった。

グラン「うわあっ!?」

バハムート『■■■■■■■■■‼︎』

空間を割る暴風が、闇色の光球を飲み込む。竜巻はそのまま両騎を吹き飛ばすと、戦場を越え、虚空へと飛んでいった。
満身創痍のランサーも否応なく宙を舞う。

ベルリ「……それでも!」

グラン『───空の彼方、約束の地へ 蒼の少女は安寧の終わりに現れた!』

しかし、彼は諦めない。飛ばされながらも掲げ続けた槍を御旗に、空の向こうから──戦友たちが現れた。

642名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/07(金) 23:29:10 ID:.L/FEW3w
グラン『君と紡ぐ、空の物語(グランブルーファンタジー)!』

幾本もの武器がランサーの前に展開される。彼は脳裏に友たちの姿を思い浮かべた。

バハムート『■■……■■■■■■■‼︎』

グラン『ダーティーローズ!エレメンタルガスト!』

転写対象である召喚獣が消失したため、崩壊を始めた邪竜がもう一度吼える。かつて戦った神意の象徴そのものといえる覇気を浴びながらも、ランサーは恐れずに叫び返した。
むせかえるような薔薇の芳香が創生神の残滓(レギンレイヴ)を屈折させ、祝福の輝きがそれを弾く。

ベルリ「ランサー!」

グラン『アイシクルネイル!』

二人の間に無駄な言葉はいらない。
邪竜の鱗が破裂し、その破片が戦場へと降り注ぐ。しかしマスター(と失神する蘆屋道満)の頭上にはかつて彼が使った盾を想起させる氷の華が展開していた。

ベルリ『バニッシュピアース!』

グラン『ディー・ドラッヘン・カノーネ!』

信念を貫く弾丸と目視不能の狙撃が地から天へと向かい、無防備な姿へと戻りつつある邪竜の翼を撃ち抜く。

643名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/07(金) 23:33:36 ID:.L/FEW3w
捏おじゃ『■■■■■■■■■‼︎』

グラン『乾坤陣!サンライズ・ブレード!』

苦悶の声を轟かせ墜ちる邪竜の翼は、蒼穹を宿す風の連撃によって奪われた。これでもはや彼に竜の因子は残っていない。

グラン『千・烈・絶・招!───ッ!?』

だが、最後に放たれた忠勇義烈の拳も決着にはなお一手至らなかった。

644名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/07(金) 23:37:28 ID:.L/FEW3w
捏おじゃ「…… 筋肉あれば十分じゃないっすか?(半笑い)」

拳を止めたのも、また拳───不敵な笑みを浮かべたのは、サーヴァント・フェイカーとしての己を取り戻した捏造派おじゃる丸だった。

??「…………」

謎の男は、見届けるべき全てをその目に収めたことを知り、ゆっくりとした足取りで闘技場を去る。

グラン/捏おじゃ「────!」


ランサー:重度負傷、ドラグーン、グラブル
フェイカー:重度負傷

>>645

645名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/07(金) 23:37:56 ID:MGbQCWJ2
令呪、ルリアと団の仲間達の加護、そしてベルリとの信頼がグランに最後の力を与えた

646名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/07(金) 23:42:11 ID:.L/FEW3w
グラン『スコード!!』

647名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/08(土) 00:27:41 ID:xOFlpCLY
───ほんの一瞬届くことなく、道満法師は意識を取り戻した。
飛び起き、呪符を構える。
荒れ狂っていたはずの戦場にすでに邪竜の姿はなく、ただ蒼い空と、創生竜の鼓動を宿した槍──バハムートスピアのみが輝いていた。

道満「くく……くふふッ……こんなところで終わってたまるものか。まだ、未だ拙僧には奥の手がッ……───!」

凄絶な笑みとともに、道満が叫ぶ。既に足元から分解は始まっていた。

道満「フェイカー・捏造派おじゃる丸!そして拙僧、蘆屋道満!ただで死ぬものにあらじ!」

しかし槍を避け、ベルリが道満の元へと歩み寄る。

ベルリ「……いつでも来なさいよ、蘆屋道満」

子々孫々までの呪いをかけようとしていたはずの道満が、呆気にとられたかのような表情を浮かべて再び地に伏した。

道満「そう……蘆屋道満と、捏造派……おじゃる丸……」

そうだ。いずれ現れる脅威として、永遠に語り継がれるのだ。

ほかの誰でもない、もう誰とも比べられることのない蘆屋道満と
ほかの誰でもない、もう誰の代わりでもない捏造派おじゃる丸が

648名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/08(土) 00:33:23 ID:xOFlpCLY
聖杯への願い

マスター:ベルリ・ゼナム
姉と共に過去に飛び両親に会う
ランサー:グラン
ベルリを騎空団へ


聖杯への願いを
変えない/変える
>>649

649名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/08(土) 00:36:21 ID:Z1elcF8g
変えない

650名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/08(土) 00:48:26 ID:xOFlpCLY
(次回エピローグ)

651名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/21(金) 23:08:55 ID:LFfGtXPI
いつかの時代、どこかの場所。仕事を終え、ホテルの一室でやっと彼女は髪をほどいた。
疲れていない、といえば嘘になる。鏡の中から見つめ返す顔には隠しきれない疲労の色が表れていた。
止まるつもりはない。時代をつくれるのはその時代に生きている人間だけだ。スルガンだけでなく、レイハントンとしても生きるのは簡単なことではないが、それでも───今できることをしたいのだ。

「……笑うのかしら、ベル」

ふと血を分けた弟の顔が浮かんだ。どこを飛んでいるかもわからない弟が、心配そうにこちらを見る。その顔が面白くて、つい舌を出してからかってしまった。
記憶の中の弟が、ムッとした顔で睨んできた。

652名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/21(金) 23:12:28 ID:LFfGtXPI
その夜、彼女は夢を見た。
いるはずのない弟とともに、いけるはずのない場所に行く。
待っていたふたりは朧げな記憶の中よりもずっと小さく、なのにどこまでも大きく、暖かく迎え入れてくれた。

「あの……ッ」

考えたことがなかったわけではない。もし、父や母と話すことができたのなら。
しかし、実際に口から絞り出せたのは無意味な音節だけだった。

「…………」

無言で抱きしめられる。もはや声どころか涙しか出てこない。
きっと、それでいいのだろう。

653名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/21(金) 23:16:16 ID:LFfGtXPI
───眠る姉の顔を眺める。起こさなくていいのか尋ねる友に、少年は小さく笑顔を返した。

「忙しいでしょう、姉さんも」

家族を気遣う彼の顔にすでに幼さは残っていない。その表情は未知のフロンティアに挑む若き勇士のそれだった。
決意を決め、若者は奇妙な裂け目へと友を促す。その先に広がるのはまだ見ぬ蒼天───新たなるG(グランブルー)だ。

「さあ、もう行くんでしょ……グラン団長」

「──うん、ベルリ……行こう!」

654名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/21(金) 23:17:28 ID:LFfGtXPI
Fate/NaN-jay 第八次聖杯戦争はこれで終了です。
今回も安価等ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
また個人的な都合で休止を繰り返してしまい、誠に申し訳ございません。重ねてエピローグにも少し時間がかかったことをお詫び申し上げます。

今後のNaNじぇいのSS文化の参考にするためにも、簡単な反省会を開こうと思います。
明日の午後8時ごろ開始を予定していますが、それまででも出来る限り対応いたしますのでご指摘等よろしくお願いします。

655名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/21(金) 23:20:25 ID:klogClug
お疲れ様でした
候補を見たときはいけるのかこれと思いましたがいけましたね(毎回そう思ってる気がする)

656名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 00:02:06 ID:TDBtZLv6
リンボの最後がちょっと雑だった

657名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:01:45 ID:aQcKCqL6
簡単ですが総括させていただきます。
ここで出たご意見、ご質問等が今後NaNじぇいで新しい企画を起こす方の参考になれば幸いです。

今回はかねてから考えていたトーナメント制(で実際どの程度試合が短くなるのか)を実装しました。展開次第とは思いますがとりあえず一割くらい短くなりましたね。
また一回戦ごとに回想を挟んで戦況や令呪の使用状況を簡単にまとめました。今思うと前回の回想ポイントに安価をつけてもよかったですね。

658名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:05:04 ID:/h1If6cU
リンボはNaNじぇい要素が薄いせいもあってか浮いてた気がする

659名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:06:56 ID:aQcKCqL6
マスターとサーヴァントの組み合わせはいつも以上に行き当たりばったりになってしまいました。とりあえず勝っても負けても最後になんかいい感じにするというのが重要だと思いますが、まあ上手いこと言えればいいという程度でとにかく進行を加速させることに注力しています。
伏線を張るにも、あまりこちらが勝手に要素を咥えすぎても趣旨に外れるので色々考えていたら結果的にアドリブ特盛になりました。

660名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:08:47 ID:YnTtq.lU
>>658
正直FGO未プレイだからリンボはよくわからなかった(小並感)
NaNじぇいでよくまとめられてるキャラは知ってます

661名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:09:08 ID:aQcKCqL6
>>658
ご意見ありがとうございます。
サーヴァントは優先的に採用していますが実際その通りだと思いました。
もう少し定型ネタに絡ませていくだけでそういった感じは薄れたと思うので気をつけようと思います。
それはそれとしてリンボは勝手に動きそうでヒヤヒヤしていたのもありますが。

662名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:13:30 ID:aQcKCqL6
>>660
そういった方は特に大事だと思っています。
Fateってシリーズがある、NaNじぇいにはこういう文化がある、したらばを使ってこんな遊び方もできるというのをそれぞれに寄生しながら進めているので興味を持っていただけるよう頑張りますね。

663名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:14:25 ID:jKXrQfR2
お疲れ様でした
トーナメント方式はよく言えば分かりやすくスムーズ
悪く言えば一本道で遊びがない印象ですね

664名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:19:12 ID:aQcKCqL6
>>663
ありがとうございます。
あまり積極的に引っ掻き回していこうという安価は出なかったのが意外でした。
あまり積極的に引っ掻き回しにくいように進行したんですが。
急に新しいことをするととりあえず奇抜なことはしないようにするものなんですね。

665名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:24:52 ID:aQcKCqL6
舞台を狭い場所にするも進行の加速のための工夫でした。なんとなく明かす機会がなかったので説明しませんでしたが闘技場がなんの施設なのかは一応設定されています。屋内から空が見える場所がある時点でだいぶ限られてくるとは思いますが。
クイーン・オブ・フェスティバル号を呼ぶ時ちょっと迷いました。

666名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:28:50 ID:aQcKCqL6
このスレの主役は参加者の皆様、私の文はあくまで進行のためのフレーバーですが、文章を盛るのが楽しくなってレスポンスが遅くなったところがあります。安価に向いてない長文、特にちょっと伝奇物っぽい文に興味が湧いてきたのはまあFate触っているので許して…。
短編やコラム的な文もしばらく書いてないのでまたそっちにも手を出そうと思います。つまり安価スレを今そこのあなたが始めるチャンスですよ俺もやったんだからさ。

667名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:32:39 ID:aQcKCqL6
次回も考えてないわけではないのでまたほとぼりが覚めた時にでもよろしくお願いいたします。
参加ありがとうございました。

(資料が増えすぎてまとめるのに難儀しているのでマテリアルは後日)

668名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:36:32 ID:4DmrNrgc
乙シャス!

669名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/22(土) 20:39:51 ID:GRezUg6g
玉も竿もでけぇなお前(褒めて伸ばす)

670名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/28(金) 21:56:08 ID:a/VV2ETw
セイバー:ジーク

対魔力:?
騎乗:?
魔術:C
ガルバニズム:?

宝具

幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)
ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:500人
ジークフリートの剣、バルムンク。
Aランクに到達した聖剣と魔剣両方の属性を持つ黄昏の剣。竜殺しを為した呪いの聖剣。
王が所有していたからか、対軍に特化しており、真名を解放することで大剣を中心として半円状に拡散する黄昏の剣気を放つ。またグラムと同じく、竜種の血を引く者に対しては追加ダメージを与える。
他の対軍宝具と比べて宝具発動の為に必要なタメが非常に少なく、追撃・連発が可能な特性がある。
が、実は連射速度はサーヴァントとしてのジークフリートよりも、『ガルバニズム』によって必要な魔力を引き出せるジークやサーヴァント化した事で欠落した特質を持っている生前のジークフリートの方が早い。


モデルはジークフリートとジーク。かつて助けを求める声を聴いてもらったことへの恩返し、失われし英雄の時代の再演。
ジークフリートに変身してジークフリートとして振る舞うジークくんという案もありましたが、やめました。


マスター:ネズミ

礼装

貸し与えられた小銃

ユカポンがライブを開けるような世界のために参戦。
人間らしい弱さ、愚かさを持つ弱者でありながらもギリギリのところで誰かのために祈ることのできる善性の人。
勝っても負けても、善行を積もうが悪行をなそうが一定のドラマを期待できるおいしいキャラクター。
セイバーと信頼を育むも2回戦でライダー陣営に敗退。

671名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/28(金) 22:02:27 ID:a/VV2ETw
アーチャー:程高川島

対魔力:?
単独行動:?
直角ベーラン:D+

宝具

偽・未来学写本(ティオリ・ダ・ウンテニメンスフロン・ツヴァイ)
?、対人/対民宝具
レンジ:不明
最大捕捉:不明
オーストリアの経営学者ドラッカーが記した著作「マネジメント」を自己流に解釈した逸話の再現による空間支配。マネジメントの内容を知ることでアーチャーの曲解したように再現する。
自らがマネジメントの知識の通りに逸話を具現化させるだけでなく、その内容を解説することで特定の法則を他人に押し付けることも可能。

マネジメント理論を証明するために参戦。
静謐のハサンほどではないが、まろまろ味のおにぎりを生成する関係上その肉体は毒性を帯びている。おにぎりと野球ボールの2種類を投擲武器として使う。
また、聖域開帳からの直接接触攻撃で相手に毒を感染させることも可能。
あくまで程高川島であり川島みなみとは異なる存在。


マスター:野獣大先輩

礼装

KMR(ヤメロッ砲)

礼装ではなく持ち前のスキルとして相手を赤ん坊に変える能力をもつ。
傲慢で場を支配したがる精神性を触媒にアーチャーを召喚。(あと学生服)
2回戦でランサーと戦い消滅する。

672名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/28(金) 22:06:03 ID:a/VV2ETw
ランサー:グラン(ランサー)

対魔力:?
団長特権:B
勇猛:?
未来への飛翔:EX

宝具

君と紡ぐ、空の物語(グランブルーファンタジー)
?、対人/対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:不明
ランサーが率いていた軍勢の逸話を少規模に組み替えた宝具。
本来は共に戦った英霊たちを召喚し、共に敵陣に攻めかかる陣形。
真名解放時にはかつての仲間が振るった武器や宝具の複製を召喚し、一斉に攻撃する。この武器を自分で直接使用することも可能だが、その場合の性能は本来の担い手には遠く及ばない。

空の彼方、約束の地へ
蒼の少女は安寧の終わりに現れた

闇の炎の子(プロトバハムート)
?、対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:600人
短時間のみ星晶獣の召喚を可能にする召喚石“プロトバハムート”。
創世の神の片割れ、黒銀の翼を持つ星晶獣プロトバハムートを召喚する宝具。
最上級の竜種だが狭義の竜とは分類が異なる上、正規の召喚法から離れているため能力値と召喚可能ターン数が劣化している。
ランサーの宝具として拘束状態で召喚されたプロトバハムートは、存在するだけで味方全員のあらゆる攻撃に15%のボーナスを付与する。
拘束具を引きちぎった上で魔力をエネルギーとして投射するブレス攻撃「大いなる破局(カタストロフィ)」を行うが、制御不能状態に陥る。

始原の竜 闇の炎の子 汝の名は バハムート

モデルは長尾景虎、徳川家康、マルタ
主人公コンビであり正統派優勝候補。
フェイカー陣営を下し願いを叶える権利を獲得する。
型月的には竜種は重要な意味を持つので慎重に解釈した。


マスター:ベルリ

礼装

パーフェクトパック

姉と共に過去に飛び両親に会うために参戦。
Gが破格の礼装になるのははっきりしていたので対策。
コンプレックスを持つキャラクターになるとは思っていなかった。

673名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/28(金) 22:08:33 ID:a/VV2ETw
ライダー:館橋水奈都

騎乗:?
対魔力:?
守備移動:?
情熱エール:?

宝具

祭礼統べし女君主(クイーン・オブ・フェスティバル)
?、対界宝具
レンジ:1〜20
最大捕捉:300人
フリートの守護神に任された豪華客船『クイーン・オブ・フェスティバル号』を呼び出す。
召喚のみなら地中、空中にも可能。当たり前だが航行に向かない場所ほど性能、燃費は悪くなる。
宝具としての本質は船ではなく「海上」を航行する「野球場」にして「高校」。搭乗することでライダーのパラメータは向上する。
ただ召喚するだけでなく宝具として完全解放することで周りを海上に変えることができる。固有結界に近い大魔術。
客船だが内部に複数の野球場、トレーニング場があり、また積荷を積載することもできる。

白球を海原に飛ばせ(スコラ・クラッシス・ビガス)
?、対軍宝具
レンジ:1〜20
最大捕捉:9人
『祭礼統べし女君主』を完全解放することで解禁される宝具。
一度発動すると、フリート高校野球部の中からライダーがそのときの試合のメンバーに相応しいと考える9人(本人も含まれる場合は8人)を召喚する。各部員はは全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。なお、聖杯戦争のルールに従って召喚されているわけではないのでクラスは持っていない。
また、船そのものが「この世界の依り代」となっているため、召喚されたサーヴァントが船上を離れることは不可能。

参考にしたのはイスカンダル。
今回の華の一輪でありある意味ヒロイン候補。
パワプロカテゴリ化おめでとうございます。


マスター:城之内克也

礼装

デュエルディスク

同じ高校生であるライダーをサーヴァントとして召喚。
互いを知らないなりに心を繋ぐものの、試合前に仕込まれていた工作を起点に敗北。
カードによる不特定多数の効果は進行をめちゃくちゃにしないか怖かったです。

674名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/28(金) 22:11:51 ID:a/VV2ETw
アサシン:ハットリ・キム

気配遮断:?
朝鮮忍法:?

宝具

金承煕(サンダークラッシャー)
対人奥義
レンジ:1
最大捕捉:1人
強化した跳躍力で相手の不利な角度に回り込み、ありふれたスタンガンで相手の神経に直接衝撃を打ち込むことで迷走神経反射(ショック死)を引き起こし心臓を停止させる。ただし完全な不意打ちが成立しなければ効果は失神する程度に留まる。
西洋魔術の知識に照らし合わせた場合、自身の魔力を相手に打ち込み、相手の魔術回路を乱してダメージを与える、という解釈になる。
この奥義は宝具に昇華されるほどの格と神秘を持たない代わりに消費する魔力が極めて少ない。

起源啓蒙(コリエイト・エア)
?、対人宝具
レンジ:0〜2
最大捕捉:1人
起源、原典を主張することにより相手の神秘を貶め、同時に投影によりスキルや宝具を低い精度で再現する。複製品はランク、能力共に低下しているがその杜撰さにより逆に弱点を継承しない場合もある。
なお、便宜上宝具としているがその本質はほぼ魔術。

モデルは李書文(と忍者繋がりでニンジャスレイヤー)
世界最高民族について啓蒙するために参戦。
日本人をマスターにしているという発想に至れば破局は免れなかったと思われる。
資料が増えすぎて大変だった。


マスター:関西クレーマー

礼装
中野くん(火炎放射器)

ただ勝つだけのために参戦。
なにをしでかすかわからなかったが最終的に武人的な要素に落ち着いた。
アサシンのことをよくわからなくても深入りせずに利用することができた数少ないマスター。

675名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/28(金) 22:14:47 ID:a/VV2ETw
キャスター:ONDISK

道具作成:?
陣地作成:?
魔術:?
幻術:?
VR化:?

幻のブドウへのヒントと人間的成長を求めて参戦。
アサシンとの戦闘で敗退。
参考にしたのはアナスタシアとエレナ・ブラヴァツキー〔クリスマス〕。ロシア要素のあるサーヴァントから逆算して大まかな能力を設定、ロシアに行った際に現地の妖精ジェド・マロースと契約したイメージ。


マスター:橘ありす

礼装
数秘術

Pとの幸せのために参戦したものの2回戦で敗退。Pとの関係を発展させたかったが互いの仕事や同僚との関係を考えれば聖杯に願いたいほど難しい状態だったのだろう。
キャスターがブドウにこだわるため同じフルーツネタをもつ、いい感じに友情を育めそうなので採用。
数秘術はアヴィケブロンの設定及びロード・エルメロイⅡ世の事件簿から拝借

676名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/28(金) 22:18:47 ID:a/VV2ETw
バーサーカー:ブタゴリラ

狂化:?(推定EX)
お料理行進曲:?

ブタゴリラは狂化していても会話できる。ただし彼は八百八の後継者として思考の基準を野菜に固定されている。
2回戦でフェイカーと戦い消滅。


マスター:木吉カズヤ

肉体派にして善人のマスター。
細かい掘り下げの前に負けてしまった。
それにしても生きててよかった

677名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/28(金) 22:21:30 ID:a/VV2ETw
フェイカー:捏造派おじゃる丸

単独行動:?
偽装工作:?(B以下)
拷問技術:A
リディクールキャット:?
個体増殖:E

宝具

家鴨、纏う‼︎(フォントルロイ・ガオスーツ)
?、対人(自身)宝具
レンジ:0
最大捕捉:1人
地球の生命力がさまざまな物質や元素を取り込んで生まれた精霊パワーアニマルの生命力、ガオ・ソウルで構成された頑丈かつ布のようにしなやかな礼装。装着者に強靭な防御力とモデルとなったパワーアニマルの特性を反映した戦闘能力が与えられる。
フェイカーに力を与えているのはアヒルのパワーアニマル「ガオダック」だが、フェイカー本人はガオダックの意に反してドナルドと呼んでいる。
Gフォンと呼ばれる特殊携帯型通信機を触媒としており、詠唱と操作で起動、ガオスーツを転送する。
このスーツを纏うにはシャーマニズムや陰陽道に通じる技術をもって抑止力たるガイアの「星の触覚」パワーアニマルを従えることが絶対であり、それはすなわち限定的とはいえ星の抑止力の力を簒奪していることを意味する。


捏造派■■■■■(フォアゲリー・ブラッドライナー)
?、対人宝具
レンジ:無制限
最大捕捉:1人
捏造されし贋作であるという魂のありようが昇華された宝具。
相手の真名を主張し、自らの肉体を相手のそれに見立てることで相手の状態を己に転写する一種の類感呪術。物理現象の側面を持つため対魔力スキルに阻害されない。
また、「共有」であるため、その良し悪しを問わず相手が状態異常を解除、治療しない限りフェイカーの状態異常も解除されない。
しかし、発動は対象一人に対して一度きり、放つのは自動ではなく任意発動。相手が追加でなんらかの強化を施しても自分に反映されることはなく、かつ今後同じ相手には使えなくなり、また複数の変化が重複することで効果を発揮するものならその全てを転写しない限り意味をなさない、もしくは個々のデメリットのみを複製してしまう可能性もある。

聖杯どうこうより筋肉があれば十分という信念を優先している。
コピー系の宝具でアサシンとの差別化を意識、投影と共有の違いに落ち着いた。
殺し屋1の実写を見直したんですがすごいですねこれ

リンボ

礼装

呪具

聖杯どうこうより晴明に勝ちたいという野望を優先している。
サーヴァントとの共通点は和風。
トリックスター枠として採用したものの次に何をするのかまったくわからなかったのでほぼ全部安価が来てからのアドリブになった。
あの独特のステップで地面に呪文を刻ませたかったけど機会がなかった。

678名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/28(金) 22:23:29 ID:N7mVuDHI
ONDISKの宝具はガチで時間止めるとかロシアの大吹雪を再現するとかいっそスタンド使わせるとか色々考えてたけど
ドラマ性考えて出し惜しみしてる間に負けちゃった

679名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/29(土) 01:22:04 ID:sIe7fGJQ
ハットリがヨンガリと言い張ったのは正直笑った
語録のみで会話しながらダーティな手段を取ることで不気味さが増す捏おじゃは演出の妙味を感じますね

680名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/29(土) 01:56:16 ID:RAlxhTs2
トーナメント形式はその都度の決着が着かないと話が進まないから展開パターンが広げにくい反面、安価を投げる側が1番面白いと感じるバトルシーンの描写を考える部分が安定して行えるってのは良かったですね

>>1のFate風の解釈を書き連ねるスキルと丁寧なリサーチ力は毎回見てて凄いなって思います

同じNaNじぇいオールスター物作者としてそのスキル欲しい…私と合作しません?

681名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/29(土) 02:34:41 ID:Z0e/YAoQ
どなたか存じませんがむしろこちらからお願いしたいくらいです!

NaNじぇいという場所やそこにいる方への恩返しを第一目的として開催しているので大歓迎です。
ただ他の方とこういった場で一緒に何かするのは未経験な上、今回の書いてた期間のバラつきからもわかるように進められるかに自分の都合がダイレクトに関係してしまうのである程度それをご理解していただいた上で、どういう形のものを考えていらっしゃるのか次第ですね…。

あと基本知識面は付け焼き刃です。

682名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/05/29(土) 16:57:46 ID:RAlxhTs2
返信ありがとうございます

こんな感じの計画建ててますみたいなことを話すとネタバレになって盛り上がらない可能性がありますので秘密裏に話せるようにしたいですね

計画の資料の準備と連絡方法の検討を進めたら連絡したいなと思います

683名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/09/15(水) 17:49:27 ID:c0hUNKh2
今更だけど読み終えました
次回もお待ちしてナス!

684名前なんか必要ねぇんだよ!:2021/11/20(土) 16:06:09 ID:P9c3njLk
次回の予定とかありますかね?
楽しみにしてます!!


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