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第八次NaNじぇい聖杯戦争、開幕
597
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/04/10(土) 23:54:11 ID:.1s/yPMQ
鎧の若者が突撃姿勢をとったのを見て、フェイカーも短刀をいつでも抜けるように身構えた。いくら相手が敏捷性に優れたランサーとはいえ、そこまであからさまな構えでは不意打ちにもならない。
素人なのだろうか。そんなフェイカーの考えはランサーの行動によって吹き飛ぶ。
グラン「いくぞ!」
掛け声に面食らったフェイカーは、次の瞬間目の前に迫った穂先を避け切ることができなかった。居合いの要領で抜刀したドスは槍をギリギリで弾いたものの、フェイカーの左肩は赤く染められていく。
しかし、傷ついた彼が浮かべた凄絶な笑顔はランサーの威勢を削いだ。
捏おじゃ「ケヒャヒャヒャヒャヒャ……」
前言撤回、期待以上だ。やはり決勝まで残った英霊。
道満(なるほど、流石は我がサーヴァント。この盤面で嗤ってみせるとは……)
呼応するように道満も微笑む。
状況は最善とは言い難い。隙あらば地面に細工を施そうとはするものの、敵マスターの少年は明らかに場のほとんどを視界に収めているかのように振る舞い、思うように仕込みが効かないのだ。
道満が一歩小さく進めば、見にくい位置にいるはずのベルリも無意識かみじろぎする。あからさまに罠の支度をするわけにもいかないだろう。
ランサー:健康
フェイカー:軽度負傷
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