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レス代行依頼スレ
1
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/05/29(土) 03:06:15 ID:???
このスレは、本スレへのレス代行依頼スレです。
※依頼レスは専用アップローダ等を使って、なるべく1レスで収まるようにしましょう。
代行依頼をしたい人は、以下のように依頼してください。
→【age・sage】
【代行レスして欲しい内容】
【その他】
例:【age・sage】
希望は特にありません
【代行レスして欲しい内容】
普段、ガサツな感じなのに裁縫道具を常備してるのが見つかって恥ずかしがるツンデレさんかわいい。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun
〜
【その他】
特にありません
代行レスして上げる人。
→①代行レス被りを避けるため、引き受け宣言をする。
例:>>○○ 代行レスやります。
②本スレに書き込む際に、下記の状態にして本スレに書き込んでください。
・名前欄を、【代行レス(代行スレの該当レス番号)】(例:【代行レス930】)にする。
・本文を、【代行レスして欲しい内容】にする。
・【その他】の条件も可能であれば、再現する。
③代行レス完了後、代行スレに代行完了の旨を書き込む。
例:>>○○ 551.75スレに代行済
このスレは、あくまで善意でできております。
代行レスを急かしたりせず、気長に待ちましょう。
また、保守のみ等の規制対象レス、テンプレ違反のレス、煽りなどのレスは代行されない場合があります。
404
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/18(土) 08:31:08 ID:???
行ってきました
405
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/18(土) 08:42:24 ID:???
>>404
ありがとう
406
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/19(日) 07:16:34 ID:???
代行頼む。
【ここから】
僕のお母さんとお父さん
五年二組 べっぷたかゆき
僕のお母さんは、よくおこります。ゲームをやりすぎてもおこるし、べんきょうしないとおこります。
でも、お母さんはいつも僕よりお父さんにおこっています。
帰りがおそくなるとおこるし、休みに家にいるとおこるし、とにかく色いろなことでおこります。
こんなことを書いているとお母さんはおこってばかりの人のようですが、そんなことはありません。でも、なぜかお母さんはお父さんばかりおこっています。
お父さんに「どうしてお母さんはお父さんばっかりおこるの?」ときくと、
お父さんは、「お母さんは、お父さんがすきだからおこってるんだよ」と、分かりそうで分からないことを言いました。
でもある日、お父さんがおさけにのまれて帰ってくると、お母さんはまたお父さんをおこりました。
でも、お母さんは口でお父さんをおこりながらも、水を飲ませてあげて、しごとのふくをぬがせるのを手伝って、
ふとんを引いて、それからお父さんをゆっくりねかせてあげていました。
お父さんの言ったことが、なんとなく分かるような気分になりました。
それからしばらく、僕は夜にねたふりをして、お母さんとお父さんをみはりました。
お母さんは僕の見ていないところでもお父さんをおこっていましたが、ちゃんとご飯も出すから、お母さんはえらいなあと思いました。
一時は、けんかばっかりしてるとりこんするんじゃないかといらぬ心ぱいをしたりましましたが、そうでもなかったようです。
お父さんがご飯を食べて、僕がねたふりをしてからだと、お母さんとお父さんはけっこう仲よくやってました。
お母さんがお父さんをおこる理由は、よく分からないけれど、なんとなく分かった気がします。
おまけ
2くみのかつみさんはよく僕をいじめるけど、たまにうまいぼうをくれたりします。
これも同じようなものかなあと、僕は思いました。
先生評:夫婦円満のようでなによりです。別府君もこんな家庭を築けるといいですね。
【ここまで】
407
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/19(日) 11:02:47 ID:???
【本文ここから】
お題
つ・ツンデレに名古屋に行くことになったって行ったら
・友達の結婚式に参加した男とツンデレ
・ウェディングドレスを着た友人を見てツンデレが、いいなーあたしもああいうの着たいなーって言ったら
【本文ここまで】
よろしくお願いします
408
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/19(日) 11:28:11 ID:???
>>406
いってくる
409
:
代行レス407
:2010/09/19(日) 11:36:36 ID:???
>>406
いってきた
>>407
いってくる
410
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/19(日) 11:37:44 ID:???
>>407
いってきた
411
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/19(日) 12:34:37 ID:???
>>410
確認した
ありがとう
412
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/19(日) 12:43:28 ID:???
>>410
ありがとう
413
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/21(火) 23:07:20 ID:???
誰か代行よろしく
【本文ここから】
しかし妄想を直接文章化すると色々アレな妄想まで出力されて、それを読んだツンデレに真っ赤な顔で変態と罵られそうで困る
いや困らないか
【本文ここまで】
414
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/21(火) 23:28:26 ID:???
>>413
いってく
415
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/21(火) 23:29:19 ID:???
いってきた
416
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/09/22(水) 00:08:32 ID:EOfrz9E6
>>415
確認したぜ、ありがとう
417
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/10/19(火) 21:30:17 ID:???
代行頼むーーーーーー!
【ここから】
このスレはいつ来ても萌えに溢れている。ツンデレは素晴らしい。
だというのに俺が書くと妙に萌えが少なくなるのはなんでなんだ。
タカシ(22)と梓(14)。年の差っていいよね。
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1615.txt
【ここまで】
418
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/10/19(火) 21:42:46 ID:???
>>417
おkおk
419
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/10/19(火) 21:43:37 ID:???
久しぶりに行ってきた
420
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/10/19(火) 22:31:45 ID:SXII/u5k
>>419
ありがとう!
久々にssを書き上げたら規制だったときのやるせなさは異常
421
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/10/31(日) 21:07:24 ID:???
同志よ、代行を頼む。
ろだに上げるほどでもないんで直接乗っける。
■ここから■
木枯らしの吹く帰り道。
「……あ、そういや梓」
「なーに?」
「とりっく・おあ・とりーと」
「……は?」
「いや、10月31日。ハロウィンよハロウィーン。ほら、悪戯されたくなかったら甘いもんよこせ」
「は?え?い、嫌だよそんなの。なんにも持ってないし」
「何、何も持ってないだと?…はあ…全く…お前という奴はどうしてそう毎回毎回…この…なんというか…そうなんだ!」
「そんな理不尽な責められ方ってないよ!というか、そんな手抜きでお菓子が貰えると思うなバカっ!」
「…手抜き、と来たか」
「そうだよっ。だいたい、仮装もなにもしてないのにそんなついでに言われたって何もあげられるわけ無いじゃないかっ。お菓子が欲しかったら、せめて何か着てきてよ」
「ほう……まあ、一理ある、か…」
「そうだよ、全く……」
夜。
ぴんぽーん
「はーい……」ガチャ
「………よっ」
「ひゃぅっ!?」
「こんばんは梓、いい夜だな」
「たっ、たたたたたたタカシ!?ちょ、その格好どうしたの!?」
「ああ、小六の学芸会の衣装を流用して即興で仕上げた。なかなかの魔法使いっぷりだろう?」
「…あう…ま、まーまーだねっ!?(すっごい…なんかいつものイメージとちょっと違って…わ、わ、ちょっと格好いいかも───ってそうじゃなくてっ!)」
「では改めまして」
「?」
422
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/10/31(日) 21:08:01 ID:???
「Trick or Treat?」
「ええっ!?(発音綺麗!無駄にかっこいい!ああもう、いろんな意味でバカ!)」
「ええっ!?じゃない。お菓子を貰いに来た。この通り、正統派でな」
「…その無駄な努力を環境問題とかに役立てたら地球温暖化も三日で止まるのに…え、お菓子?」
「そのたうり。ここまで気合い入れてきたんだ。ちょっとやそっとのお菓子じゃ俺は帰らんぞ。」
「え、え、そんな事言ったってボク何にも用意してないし…」
「…ほう。お菓子を用意してないとな。面白い…」
「え、ちょっと何するの、何その動き、怖い…」
「仕方ない、今夜は日付の変わるまで、お前に悪戯という悪戯をし尽くしてやろう!」
「え…えええええええええええっ!?」
ダンッ!
「という訳でお邪魔します!魔法使いタカシがお宅の愛娘に悪戯しにやってきました!」
「わ、わーっ!なにその不安を掻き立てるセリフ!ちょ、ちょっと待ってよそこボクの部屋だよぉっ!」
「承知の上よ!さー覚悟を決めたらドアを開けて入ってこい!親にも見せられないような姿になるまで悪戯してやるかんなっ!」
「え、ま、待ってってばあ!」バタンッ!
「…うう…行っちゃったよ…部屋、ぜんぜん片付けてないのに…」
「(……ていうか、そもそも悪戯、って……
あう……ボク…あの格好のタカシに何されちゃうんだろ……(////)」
その後、魔法使いタカシは日記音読をはじめとする鬼畜以下の悪戯を仕掛けまくった結果、
親が見てられないほど泣いてしまった梓にぽかぽか殴られてとっとと退散したそうな。
■ここまで■
423
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/10/31(日) 23:35:12 ID:???
>>421
行ってくるぜブラザー
間に合ってよかったぜ
424
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/01(月) 07:12:02 ID:???
>>423
サンクス!
425
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 20:57:41 ID:NcS83jIQ
代理お願いします↓
426
:
かなみ餅&千両ちなみかん
:2010/11/04(木) 21:01:19 ID:???
〜此処から〜
えー古今東西まず恋愛話で上がるのは落語でも有名な幾代餅ですが今日はそれとは少し違ったしかし似ている話をひとつさせていただきたく一席お付き合い願います。
「かなみ、かなみ。体の調子はどうだい?」
いかにも心配で心配で仕方がないといった声が米屋の2階に響きます。しかし声をかけられた本人は「あー」とも「うー」ともつかない声を出し反応しません。年の頃は17、8の若く美しい娘なのですが布団に籠って唸るばかりで一向に反応しません。
両親は何度も何度も声を掛けますがやはり帰ってくるのは「あー」やら「うー」だけでした。普段は男勝りの活発な娘だけに流行病や疫病にかかったのではないと思い近くの医者に見せると
「体に異常はない。何か思いつめているのだろう」
とのことでした。
思いつめているならと訳を聞きますがやっぱり「あー」か「うー」
困り果てた両親は彼女の友人で裏の長屋に住んでいる藪医者の友ちゃんを呼びました。
「ちょいと友ちゃん。寄っていっておくれよ」
「どうしました?おじさんおばさん」
「かなみが寝込んじまってね。一向に良くなる気配がないんだよ」
「藪じゃない医者の先生によると何やら思いつめているらしくてねぇ」
「私が見ましょうか?」
「冗談はよしてくれ。あんたが見たらいいもんも悪くなっちまう」
「そうですか(´・ω・‘)」
「私たちじゃ訳を話してくれないからあんたちょいと上にあがって 訳を聞いてきてくれないかね?」
「任せてください」と請け負い2階に上がるとなるほどいつもは活発なかなみが寝込んで「あー」「うー」言ってます。
「かなみー?入るよー?てか入ったよー?」
さすがに反応しましたが
「……友子。……お見舞いに来てくれたのね。……ありがとう。」
そう言うだけで体を起こす気配もなく辛そうです。
「んー?元気ないねー?おじさんもおばさんも心配してたよ?」
「このまま死ぬんじゃないかって顔してたし」
「……そうかもね。……でもいいのよ。私はこのまま死んでも……」
「ちょっ、ちょっと!!何があったのよ!!」
「……別に何もないわよ」
「そんなわけないでしょ!!ちゃんと話してみなさいよ!!」
「……いやよ。笑うもの」
「笑わないから話してみなさいって」
「…………」
「なら当ててあげるー。………………恋とか?」
「!!?///////////////」
「その反応……図星ねw」
「ふーんwwへーwwwそっかーwwかなみが恋して寝込んだかーwww」
「だ、だから言うの嫌だったのよ!!//////」
「んでw誰に恋したのよww」
「い、言わない!!//////」
「ほれほれww観念して白状しなさいww」
427
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:02:35 ID:???
「…………………きぇよ//////」
「???何て?」
「だから……しきぇよ//////」
「んー?なんて?」
「だから!!錦絵よっ!!!!//////」
「へ?錦絵?錦絵ってあの錦絵?」
「そうよっ!!あの錦絵よっ!!//////」
「笑えばいいじゃないっ!!!!//////」
「かなみ……」
「いくら良い男が居ないからって2次元に逃げるのはやめといた方がいいわよ……」
「後で後悔するのは自分だよ……?」
「後で後悔しても遅いんだよ……?」
「気付いたころには抜け出せなくなってるんだよ?」
「ちょっ、ちょっと別に絵を好きになったんじゃないわよっ!?」
「絵に描かれてる人を好きになったのよ!!!」
「ん???どういうこと?」
「昨日、父さんと喧嘩して家出してやるーって思って飛び出したの。別に行くあてもないからその辺をブラブラしてたら三丁目の呉服屋の前に人だかりができてたのよ。何か珍しいものでもあるのかと思って覗いたら一枚の絵が掛かってて、みんなそれを見てるの。みた途端何かこう胸の奥が苦しくなってね。たぶんこれは恋なんだろうなと自分でも思ってたの。それでこれは誰なの?って周りの人に聞いたら吉原の花魁だって言うから、死ぬまでに一度こんな人と会ってみたいわって言ったの。そしたらこの人は吉原では一番人気で気に入らない相手だと大名でも将軍でも相手にしないって言われたわ。この人に一生会えないぐらいなら死んだ方がましよ!!」
そう長い台詞を吐くとまた布団に籠ってしまいました。
「これは重症ね……」
「よしっ!!分かったっ!!この友ちゃんにすべて任せなさい!!」
「ちょっ、ちょっと友子!!何するつもり!?」
「まぁまぁ任せなさい!!かなみはここにいてね!!」
そういうと友ちゃんは部屋を出て両親の所へ行くなりこう切り出しました。
「えとですね。かなみはちょっと……恋をしたみたいで……」
「おぉ!!それは良いことだ!!」
「それで相手は誰なんだい?」
「それがですね。吉原の花魁でして……」
「お、花魁!?何で花魁何かに恋をしたんだい!?」
それもそのはず手塩にかけて磨いた娘小判は出ないが出たのは美貌。
可愛い可愛い我が娘に男遊び何かさせる訳がありません。
友ちゃんは訳をすべて話すとこういいました。
「かなみは逢えないなら死んだ方がましだって言ってます!!」
「お願いします!!どうか一度だけ逢わせてあげてくれませんか!?」
「そういわれてもねぇ……。お前はどう思うね?」
「かなみもいい年です。男に興味が出てもおかしくない年頃ですよ」
「いや時代背景的にはむしろ遅いぐらいですよ」
「いいじゃありませんか。男の一人や二人」
「減るわけじゃあるまいに」
「じ、時代背景?」
「よく分からんがお前がそんなこと言うからかなみも我儘になるんじゃないのかね?」
「いいじゃありませんか。別に法に触れることするんじゃなし」
「行かせておやりなさいよ」
「それともあなたは、かなみがこのまま死んだ方がいいっていうんですか?」
「それはそうだが……」
「お願いします!!かなみを行かせてやってください!!」
「あいわかった。ただしこっちにも条件があるよ」
「行かせるのはいいが一度きりだ」
「それと向こう一年私の言う通りに花嫁修行をしてもらうよ」
「あと帰ってきたら縁談をまとめるからね」
「かなみがそれでよいのなら行くのを許してやろう」
「費用もすべて私が出してやるよ」
「だってさ。かなみ」
「えっ!?行っていいの!?本当に!?父さん本当!?」
「お前が今の条件を飲むなら、だ」
「飲む飲む今なら鰌でも金魚でも何でも飲むわ!!」
「それで何をすればいいの?」「花嫁修業って何すればいいの?」
現金なものです。
428
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:02:59 ID:???
えー時が過ぎるのは早いもので父親もすっかり約束を忘れていましたが
「最近のかなみは我儘も言わずに我慢強くなったなー」
なんて思っていたところにいきなり
「父さん!!今日で一年経ったわ」
「これで私は吉原にあの人に逢いに行ってもいいんでしょ?」
これにびっくりしたのは父親。
やっと大人しくなったと思っていた矢先に吉原に行くなんて言い出す娘。
忘れてたとは言え約束をした手前止めるわけにもいかずしぶしぶ行くことを許可してやりました。身なりを整えてやり金を持たせてやりましたが、そのまま乗り込んだところで逢えるかどうか分からない。
それもそのはず相手は吉原一の売れっ子です。
だがその辺も抜かりは無く、友ちゃんが何かこうあれをこうしてなんだかんだあって逢えることになりました。
いざ逢える事になりましたがこうなるとスレ住民は御存知の通り素直じゃなくて恥ずかしがり屋のかなみさん。
一人で行っても何も言えずに帰ってくるのが落ちです。
そんなことは自分で百も承知ですから友ちゃんに一緒に来てくれるよう頼みました。
「友子!!お願い!!一緒に来て!!」
「なにー?この前は勇んで行くって言ってたじゃない」
「だ、だって……。何話していいかわかんないし……」
「なんだっていいのよ。向こうも適当な話題振ってくれるから」
「は、恥ずかしいし……//////」
「はぁ……。あんたは昔から変わんないわねー」
「お願い!!今度、万惣の千両蜜柑奢って上げるk」
「OK!!任せなさい!!蜜柑のためなら何でもやるわ!!」
こうして二人で吉原に行くことになりました。
さて吉原に着いた二人は揚屋で待っていると
「失礼します。花魁が参りました」
と声が掛かります。
その一言にかなみさんの緊張は最高潮。
「どどどどどどうしqwrty」
「落ち着きなさい。何言ってるか分かん無いわよ」
「おちつけwるあfじゃ」
落ちつけ
そうこうしているうちにスッと襖が開き花魁が入ってきます。
明るい部屋でしたが花魁がキラキラと光りを発しているように部屋が一段と明るくなった気がするほど良い男がそこにいました。その場にいる人間が息をするのを止め時が止まったような状態でした。友ちゃんさえ目を奪われるほどです。かなみさんが耐えられるはずがありません。「きゅ〜」と言って倒れてしまいました。
何とか気を取り直しかなみさんを助け起こした友ちゃんは
「本当に良い男ねー。こりゃかなみが惚れるのも分かるわー」
何て言ってます。ちなみにかなみさんは借りて来た猫モードです。
花魁の方も
「お二人ともお綺麗ですよ。私に会いに来てくれてありがとうございます。」
何て言ってお酒を注いでくれます。
「この子かなみって言うんだけど、今日あなたに逢うために一年我慢してきたのよww」
「そうでしたか。ありがとうございます。」
「こんな私の為に一年も……。今日は一年分楽しんで言ってくださいね」
「私がいたら邪魔だろうから席外すねーwwww」
「ちょ、友k、ま、」
「じゃ〜ね〜www」
鬼畜ですね…
429
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:04:10 ID:???
さて二人きりにされたかなみさん。会話できるわけありません。
しかし花魁も気を使ってくれ、何とか会話がつながる程度にはなりました。
まだ顔も見れませんけどねwww
まぁそれから色々と楽になって朝になる頃には
「もうこんな時間なのね…… 」
「あなたを返したくないです……」
なんて腹の底から黒いものが噴き出してくるような甘いかっぽー的な会話をするレベルに進展してます。
そして帰り支度を始めたころ、花魁がこんなことを言いました。
「次は、いつ来てくれますか?」
これは社交辞令の様なもので真面目に答える必要はないのですが、そんなことかなみさんは知りません。
別れの時間が近づくにつれ溢れそうな涙を堪えていましたが、この一言で涙腺が決壊。
「もう、もう来られないの!!」
と言って両親との約束やすべてを話し、
「もう逢えなくても昨夜で一生分あなたと話せた……」
「ただもし、どこか別の場所で私のことを見かけたら『かなみ、元気かい?』って声をかけてくれると嬉しい……それだけで私は一生を生きていけるきがする……」
と言い床に伏せて泣き出しました。
すると花魁は立ち上がり禿を呼び何かを持って来させました。
「かなみさん。泣きやんでください」
「すべてを話してくれてありがとうございました」
「そこまで私のことを思っていてくれたあなたに惚れました」
「来年三月、私は年季明けます。そしたら私はあなたの所に参ります」
「私と夫婦になってもらえますか?」
「えっ、ちょっ、あのっqwry!!!???」
言葉に出せなくとも何とかうなずいて肯定すると花魁こう言います
「この50両は輿入れの前金です。どうぞお持ちください」
「私の名は『たかし』と言います。覚えておいてください」
「それと、あなたはもう此処に来ないでもらえますか?」
「えっ!?逢いに来るなってことですか!?」
「いぇいぇ。あなたが他の男に目移りしては困りますから」
さてフラフラと帰って来たかなみさん。
家に着くなり布団に入り
「来年三月……来年三月……」
と寝込んでしまいました。
何を言っても
「来年三月……来年三月……」
と行く前の状態に戻ってしまい全開したのはそのあと三か月もたってからでした。
430
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:04:33 ID:???
さて時が流れるのは相変わらず早いもので年を越して三月。
米屋の前に立派な馬に乗った一人の若者が着きます。
「小僧さん。ここは碓氷さん所の米屋さんですか?」
「はい、そうですが。何かご用でございますか?」
「ここにかなみさんという娘さんはおられるかな?」
「はい、奥で何かしているようですが……」
「そうですか。では『たかし』が来たと伝えてもらえますか?」
「は、はい!!すぐにお伝えします!!」
「だ、旦那!!旦那!!大変です!!」
「ら、らいね、来年三月がっ!!来年三月がッ!!」
「うるさいよ。何だいあわてて」
「なに?元花魁の、たかしが、かなみを呼んでる?」
「そりゃ大変だ!!すぐにかなみを呼びなさい!!」
さて知らせを聞いたかなみは入口まで走りぬけ久々の対面。
たかしが一言。
「あなたの夫婦になりに参りました」
この一言でかなみさんはまた倒れました。
周りはあれよあれよの大騒ぎ。
しかしたかしは冷静に
「医者を呼んでください。藪はいけませんよ」
可哀相に小僧さん遠くの医者まで走らされたそうです。
さて無事に婚礼を済ませた二人ですが、夫婦になったのに商売がないんじゃいかんと言うことで、新しい商売を始めようということになりました。
たかしが持たせた50両を元手に米屋つながりで餅屋はどうかということになり、餅屋を始めました。
一番人気の花魁と町娘が夫婦になったというこの話はすぐに世に広まり、新しく始めた餅屋「花魁餅」はそういうのが大好きな婦女子の人々に人気になり人が集まってきます。
「すごい繁盛ねー。これは餅屋もうかってんじゃないのー?」
「あら友子。いらっしゃい。何にする?」
「何か適当に。それにしてもすごいわねー」
「たかし君様様ねー」
「べ、別にあいつのおかげって訳じゃないわよ//////」
「あいつったらすぐ女の人にデレデレして!!///」
「この前なんか(ry」
「あらあら。たかし君、この店は餡子のお餅だけじゃなくて焼餅も売ってるのねwww」
「いやいや。そこで真っ赤になってるヤキモチは売り物じゃなくて俺のものですよw」
そういって焼餅に口を付けたそうです。
「……馬鹿/////////」
これがあの「幾代餅」によく似た、しかしあまり語られない「かなみ餅」の一席でございます。お後がよろしいようで。ありがとうござました。
余談
友ちゃんは揚屋を後にした後別の揚屋に行き思いを寄せる花魁と一晩過ごしたとか……。
「友ちゃん、もう朝にn」
「うるさい!!!まだ飲めるわよ!!!」
「あんたも飲みなさい!!それとも私の酒が飲めないっての〜!!?」
「( ^ω^)…」
酔っていたとか実はシラフで甘えてたとか……。
以上です。ぶっちゃけ最後の焼餅の下りからここまで広がった妄想でした。
男女が逆になってます。男の花魁を書くのが本当に苦痛でした…。
元ネタは「幾代餅」です。
431
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:05:24 ID:???
おまけ:千両ちなみかん
「あぁどうでした。ちなみさん」
「……病気。……しかも……心の病気……」
「やっぱり!!!それで息子は何と言ってましたか?」
「……艶々としてて……」
「艶々としてて……」
「……ふっくらで……」
「ふっくらで……」
「……みずみずしくて……」
「みずみずしくて……」
「なるほど。息子は恋患いにかかっているんですな」
「…………一応は正解……」
「それで相手は誰なんです?」
「……みかん……」
「………………………………………?」
「………みかん……」
「みかん?あぁ『toloveる』の!!」
「二次コンですか!!!」
「………違う……」
「まさか柑橘系の……?」
「…………柑橘系の……」
「まさか蜜柑フェチだったとは!!!!どう矯正すれば良いんですかね!!」
「…………違う……」
「…………みかんが……食べたいらしい……」
「あぁなるほど!!それでまさか持って行くなんて言ったんじゃないでしょうね?」
「……言った……」
「ちょっ、ちょっとちなみさん!!今の時期を分かってるんですか!!!」
「…………問題ない……ちゃんと外は寒い……11月……」
「寒い?11月?明日は土用ですよ?夏真っ盛りですよ!?」
「みかんなんてどこに行っても手に入らないですよ!?」
「あーこれでないなんて息子に言ったらそのショックで死んでしまうんだ!!」
「あぁ息子よ!!私を許してくれ!!」
「……問題ない…………私に任せるといい………」
432
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:05:47 ID:???
「で、これは何なんだ?」
「確か蜜柑を買ってくるって言ってたよな?」
「…………ちなみかんです…………ミカン……ミカン……」
「なんでこんなネタに走ったんだ?」
「千両蜜柑は結構面白い話だったぞ?」
「もうちょっとちゃんとかけたんじゃないのか?」
「…………?……何言ってる……そんなことより//////……早く……食べろ……//////」
「食えって……どうせ何時も通り中は裸なんだろ?」
「…………そこがたかしの甘い所……」
「……そんなに毎回同じ展開は飽きる………」
「なるほど一理あるな。んじゃ遠慮なく………………ってやっぱり裸じゃねーか!!!!」
「畜生!!!騙された!!!!」
「……たかし……寒い……//////」
「はぁ……」
エロいのは省略しました。ここをクリックしても意味無いよ。
〜此処まで〜
433
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:14:02 ID:???
なげーなww
行ってきます
434
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:15:58 ID:???
よし行ってくる
435
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:17:11 ID:???
よし433任せた。サルは任せろ
436
:
433
:2010/11/04(木) 21:23:04 ID:???
長すぎてめんどいからtxtじゃダメか…?
437
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:24:24 ID:???
>>436
んじゃ俺行くからサルよろしく
438
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:26:10 ID:???
>>437
おk
439
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 21:43:05 ID:???
終わった。。。
途中改行を入れたり区切りが違うけど・・・ゴメンネ。。。制限なんだ
440
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 22:16:18 ID:???
規制が全然解けねえ!畜生!これは新しいプレイかなんかか!代行頼む!
■ここから■
兄「…ふうん……あちゃ、また延期か…」カチカチ
妹「………」シャコシャコシャコシャコ
兄「どれ、こっちはっと…うーむ、評判がよろしくねェな。アンチが騒いでるだけか…?」カタカタ
妹「………」シャコシャコシャコシャコ
兄「……ほう、新作か…無名ブランドだが頑張るねえ……」カタカタカタ
妹「………」シャコシャコシャコシャコ
兄「………」
妹「………」シャコシャコシャコシャコ
兄「………なあ」
妹「ん…何?」
兄「いや…今日のお前の歯磨き、やたら長くねえか?」
妹「えっ…ほ、放っといてよ、私の勝手でしょ?」
兄「ん…まあ、別にいいけどよ。あんまやり過ぎると歯ァ削れるぞ?」
妹「余計なお世話よ、バカ兄……」
解説:歯ブラシを同じコップに入れとくと、ブラシ部分がくっつく事ってよくあるよね。
■ここまで■
441
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/04(木) 22:16:48 ID:???
>>440
はっはーOKだぜ
442
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/05(金) 01:18:45 ID:???
代行thxです
443
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/05(金) 06:52:44 ID:???
>>441
サンクス!
444
:
代行お願いします
:2010/11/10(水) 14:31:15 ID:???
【ここから】
>444
娘「母よ、私は世界で二番目に幸せな女だ」
母「あら、一番じゃないの?」
娘「愛する父の娘に生まれた事は、一見、世界で一番と言うにふさわしい。
だが、現実には残念ながら二番目なんだ。」
母「お父さんの娘に生まれたのが幸せな理由ってのはアレだけど…
それで、どうして一番じゃなくて二番目なの?」
娘「決まっている。父に愛され、父と結婚し、父とらぶらぶちゅっちゅな母が世界一幸せな女なのだ。」
母「な、何バカなこと言ってるのかしらこの子ったら…
お母さんは、お父さんが『どうしても』って言うから仕方なく結婚してあげただけで…」
娘「そうだったのか…そういうことなら話は早い。
愛する父と母を救うために、私が父のお嫁さんになろう。」
母「……はぁ!? 何言ってるの、親をからかうのもいい加減に…」
娘「からかってなどない。私は愛する父のお嫁さんになれるし、母は愛してない男から逃れられる。
一石二鳥ではないか。あぁ、何と素晴らしい…」
母「ダ、ダメに決まってるでしょ!父娘で結婚なんか出来ません!
それに、お父さんのお嫁さんはお母さんだけです! 他の人では勤まりません!」
娘「しかし、先ほど母は父の事を愛していないと…」
母「愛してるわよ! お父さんのこと好きすぎて『今日は遅くなるから先に寝てて』って電話聞いただけで、
逢いたいのと不安なのと寂しいのとで動揺しそうになるのを誤魔化すのに必死なんだから!」
娘「……と言うわけだ。残念ながら父のお嫁さんにはなってあげられない。」
母「………へ?」
父「あー、うん……とりあえず、お父さんは世界一幸せな男だってのはよく分かったよ(照)」
娘「当然だ。世界で一番目と二番目に幸せな女に愛されてるんだからな!(ドヤ顔)」
母「うあああああああああああああwせdrftgyふじこlp;(超真っ赤)」
こういうことですか?
【ここまで】
こないだ規制解けてたと思ったらもう再規制されてた
445
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/10(水) 15:19:33 ID:???
>>444
行ってきます
446
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/10(水) 15:21:08 ID:???
行ってきました。不備あったら申し訳ないです
447
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/10(水) 21:47:15 ID:???
てす
448
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/11(木) 07:58:07 ID:???
>>445
ありがとうございました。
449
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/22(月) 19:57:17 ID:OP12e//s
【こっから】
・「いい夫婦とはなにか」を考えるお嬢
・夫婦以前に男とそんな仲ではなかったことに気付くお嬢
・いい夫婦になるためには何をすべきかを考えるお嬢
・波紋疾走
・妄想が口からこぼれていたお嬢
・しかも男に聞かれていました
・時が止まるお嬢
・お嬢が最後に見せるはどんな魂?
【ここまで】
暇な時にでも頼みます
450
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/22(月) 21:27:34 ID:???
>>449
いってくる
451
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/22(月) 21:28:30 ID:???
いってきたよー
452
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/11/22(月) 21:57:47 ID:OP12e//s
>>451
ありがとう
453
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/06(月) 22:15:50 ID:???
規制に次ぐ規制でやってらんねえな全く。代行よろしくお願いします。2レス。
■
ひょんなことから家に親のいない日が数日続いたある日のことだった。
夕方五時ごろ、俺が日課の筋トレに勤しんでいると、部屋の戸を開けてかなみが入ってきた。
「…よっ、どうしたっ、かなみっ?」
腕立てをしながら応対するマルチプレイヤー・俺。
この時の服装は短パン+タンクトップ。
季節感の無いアホのような服装が気に障ったか、しばらくかなみは俺の上下運動をボーっとして眺めていた。
「…どうっ、したっ?」
もう一度、少し苦しくなってきた呼吸を整えつつ話す。
例え来客があっても一度始めた腕立ては止められない。それが筋肉との約束だった。
一方のかなみは、俺に声を掛けられようやく気付いた、といった風に
「…ふぇっ!?あ、えと、うるさいっ!聞こえてるっつーの!」
と、思い出したようにいつもの台詞を述べる。そこで丁度腕立てが五十回目に達したので、俺は腕を離し一度休憩に入った。
床に座り込み、荒い呼吸を整えながらかなみに問い返す。
「…で、なんか用か?」
問いかけるも虚し、かなみはまたも心を抜かれたように、じーっとこっちを見つめてる。
タンクトップが珍しかったのだろうか?
「……おーい、かなみ?」
呼びかけるとようやくかなみは我に返った。
454
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/06(月) 22:16:13 ID:???
「あっ…な、何よ?」
「…なんだか今日は随分ボーっとしてるな。風邪かなんかか?」
「か、風邪?そんなワケないでしょ、変な事言わないでよ……」
「そうか?…けど、そういやさっきから顔赤いような…」
「う…うっさい!あんまジロジロ見るなバカっ!それと上になんか着ろっ!」
おでこに手を当てるという定番のアレをやろうと思ったのだが、何故かかなみは顔を背けてしまった。
「着ろ、って言われてもなあ…俺、筋トレ中は薄着ってのがポリシーなんだけど」
理由はいろいろあるが、自分の筋肉を見ながらトレーニングが出来るというがある。
これでもひそかに始めてからそこそこ長い。成果を確認するつもりで、俺は両腕を上げてマッスルポーズを取った。
かなみが振り向いた瞬間、俺の鍛え抜かれた腹筋にキックが蹴り込まれた。
「ぐふっ!?」
思わずソファに倒れ込む。腹筋も、力を込めてなければただの肉だ。
かなみは恐ろしい仁王立ちで俺の前に立ち、上気した頬をもはや隠そうともせずに
「古文のノート借りようかと思ったけど忙しそうだからまた後にしとく!それ終わったらちゃんとした服着てノート持って私んちまで来なさい!」
と一言でまくしたて、そのままのっしのっしと嵐のように去って行った。
「…なんだってんだ、一体…」
だだっ広くなったリビングで、俺は疲れたように呟く。
まあいいかと気を取り直し、次の腹筋五十回を始める事にした。
■
455
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/07(火) 02:29:51 ID:KH2JrkJ.
代行できなくて済まんが、せめてGJとだけ言わせてくれ
456
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/07(火) 17:56:50 ID:???
>>453
いってくる
457
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/07(火) 18:58:56 ID:???
>>456
センキューマイフレンド
458
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/12(日) 13:26:29 ID:bPcockQ2
直貼りお願いしようかと思ったけど、余りに長くなりすぎたのでロダ投下
【本文ここから】
久し振りにお題鑿井機より
・喫茶店、老成、コンプレックス
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1698.txt
まあ、正しいコンプレックスの意味とは違うけど、一応ここから出た妄想という事で
あと最近SS薄いよSS
【本文ここまで】
代行の方、宜しくお願いします。
459
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/12(日) 13:43:43 ID:???
>>458
行ってこよう
460
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/12(日) 21:43:26 ID:IDU2od8A
>>459
あ、ありがとう……
でも、好きだなんて言ってあげないんだからねっ
461
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/14(火) 21:46:47 ID:???
もういつから規制なのか解らん……代行お願いします 4レスくらい。
--------------------キリトリ---------------------
「タカシはん、ちょっとよろしおす?」
などと京(みやこ)に呼ばれて、俺は床に正座で座らされている。
「あの、京さん、私どうしてこんな有様なのでしょう」
「……」
きろ、と涼しげな目元の温度をさらに一段階下げて、彼女は一枚の名刺を差し出した。
……どう見てもキャバクラです。本当にありがとうございました。
「いやいや、これはただ貰っただけでね。その場のみんなに配ってたもんだし、全然特別なもんじゃないから、この場で焼き捨てても
らっても結構でございますでございますというか、お気に障りましたら謝るのは勿論なのですけどごめんなさいでも携帯を検閲してい
ただいてもよろしいレベルの潔白ですから」
別にやましい気持ちで言ったものではないが、場の雰囲気に飲まれて身も世もなく言い訳に没頭する俺、情けない。そんな俺に京は
「……はぁ、少し落ち着きやっしゃ。せわしないわぁ」
と、ため息をついて呆れた。
「別に怒ってるわけやのうて、すこぉし、話を始めるきっかけがほしかっただけなんやけど、そない慌てられたら、うちかて疑います
え?」
猛烈に怒られると思い込んでいたせいで、俺はきょとんとなってしまった。そんな俺を見て、京はもう一度ため息をつき、首を振っ
てみせる。
「そりゃ、いい気はしまへんけど、それはそれ。仕事の付き合いっちゅうのありますやろぅから、名刺の一枚二枚でそうまで度量の狭
いことは言いまへん」
「そ、そうですか。理解していただけで、大変うれしく思います」
「まぁ、うちみたいにちょっとお目にかかれへんような美人を娶っておきながら、浮気できるような甲斐性なぞ、タカシはんにはあら
しまへんし」
「……」
462
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/14(火) 21:48:47 ID:???
頬に手を当てて首をかしげる京。そんな仕草がいちいち可愛らしく、それが嫌味でない。確かに自分で『ちょっとお目にかかれへん
ような美人』と言うだけのことはある。実際、俺は一目惚れだった。これは誰にも、まだ京さえ話してはいないのだが。
それはともかく、話が見えない。名刺のことは本題ではないらしいが……。
と、思った矢先。
「まぁ、えぇわ。とりあえず、タカシはん。これからしばらく、この手のところは謹んでもらいまひょ」
「え? いや、え?」
「あらぁ、タカシはん。うちがおんのに、こないなとこ行きたいん?」
わざとらしく手を口に当てて驚いて見せる姿が小憎らしい。俺は無論、頭を振って否定する。
「まぁ、ほら。お酒なら、家で飲めばよろし」
「そりゃ、そうだけど」
まぁ、もともと余りその手の店が好きというわけではないのだが、それにしても何か変だ。わざわざ正座で膝を突き合わせていうこ
とだろうか。俺が考えつく理由としては、家計が苦しい、ということだが、その心当たりがない。それでも一応尋ねてみると、
「そうやねぇ。苦しくなるかも解らんねぇ」
というあいまいな返事が返ってきた。
「苦しくなる?」
「そやね。キリキリ働いてもらわんと。なにかと入用やろうから」
にやにやと俺を品定めするように見る。まるっきり試される形になって、俺は首をかしげた。ここまでくれば、京がわざと遠まわり
しているのは解る。しかし、一体なんのことだろう。いつものはんなりした京ことばが、こんなときは妙にもどかしい。
一人で首をかしげていると、京は大きく息をつき、
「まだ解りまへんか?」
とこちらを可哀そうなものを見る目で見てくる。その眼差しに、原因不明の罪悪感が掻き立てられた。
「うっ……ごめん」
「ほんまに、夫婦なんやから、こんくらい解っておくれやっしゃ」
「そう言われても」
「うち、病院行きましてん」
「え?」
唐突に話題が変わる。俺はさらに混乱に追いやられながら、
「風邪でも引いたの?」
と自分でも間抜けだと思う答えを返した。案の定、相手は頬を膨らませて、こちらを睨みつけてくる。
463
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/14(火) 21:49:34 ID:???
「もう、ほんま、しょうのないお人やわ。これだけ言うても解らへんなんて、にぶちん」
「いや、それは悪いけど……病気じゃないんだろ?」
「せやったら、もっとしおらしゅうしとります」
「はぁ……でも、健康なのに病院なんて、なんで……」
「ふぅ……ほな、最後のヒントや。これで気づかへんかったら、ほんまいわしますえ?」
『いわす』とは要するに『殴ることも検討するほど怒る』ということなので、是非とも回避したい。
と、京は正座のまま両手でにじり寄ると、俺の手を取ってそっと自分の腹にあてた。セーターの下の柔らかいぬくもりが、呼吸に合
わせて上下するのを感じて、俺は京が少し緊張しているのを知った。
そして、そのままでたっぷり20秒ほどが経つ。
「……え、これヒント?」
次のアクションを予期していた俺は、沈黙に耐え切れず思わず尋ねてしまった。
「せや。これでも解りまへんか?」
病院に行く。腹に手を当てているということは、お腹を診てもらったということなのか。お腹壊した……とか言ったら本当にいわさ
れそうだな。でも、健康なのに、お腹って……。
……
…………
………………
「あ」
思わず声を上げた。顔を上げると京は楽しそうに笑んでいた。もう一度、お腹に視線を移す。
「やぁっと気づきました? ほんま、にぶちんなんやから」
俺の愉快になってあるであろう顔色を見て、京はますます目を細める。俺はといえば思いついた結論が正解であることが示されて、
さらに驚きと混乱が頭を駆け巡っていた。
「え? でも……えぇっ!?」
「なんやぁ、心当たりない、とは言わしませんえ? あんだけ、人の体をもてあそんどいて……」
「いや、そんなことはないけど……そうだったらそうと、ちゃんとだなぁ……」
464
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/14(火) 21:51:10 ID:???
「別に、夫婦やもの。当たり前やろ?」
「いや、そうだろうけどさ……あぁ、びっくりした」
あっけらかんとしている京に対して、俺はそこでようやく一息つく。
「ふふ……ちゃぁんと、キリキリ働いておくれやす。お父はん」
底意地の悪い笑みを浮かべ、それでも頬をわずかに染めて、京は言う。
素直じゃないんだからなぁ、と思いつつ、俺は京のお腹に当てていた手をどけて、そのまま肩を掴むと引き寄せた。
「ひゃっ?」
「あー、なんだ。京。俺、ちゃんと働くし。頑張るからさ」
「と、当然やろ、そんなん……」
急に抱き寄せたせいか声が上ずっている。背中に手を回しながら、続けた。
「うん、だから……これからも、よろしくな? 元気な子、産んでくれ」
腕の中に、二人いると思うと、なんだか変な気分がする反面、妙な充実感も湧いてくる。そうか俺も父親かぁ。頑張って稼がないと、
確かにこれから物入りだしなぁ。男の子かな、女の子かな。やべぇ、せっかくカッコつけたのに、顔が自然ににやけていくわ。
そんなことを考えていると、腕の中から、京が言った。
「ふ、ふん、いまさら、えぇかっこしたって……タカシはんみたいな冴えないお人、さっさと離婚しよ思てましたのに」
「ひでぇwww」
「や、ややこぉできてもうたら、もう……逃げられまへんなぁ。うちも年貢の納め時やわぁ」
それは結婚するときに出る言葉じゃないか? だが、言葉尻が嬉しそうに弾んでいる。なので、俺はさらに腕に力を込めて、もう少
しカッコつけることにする。
「逃がす気は、ないぞ?」
そう言うと、京は顔を胸にうずめて、囁いた。
「な、なら…………」
「なら?」
「も、もすこぉし、このまま…………あ、それと、今顔見はるのは、かんにんやわぁ……」
わずかに除く耳は、ゆでたように真っ赤だった。
465
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/14(火) 21:53:01 ID:???
以上。京ことばはググりながら調べた感じだから、変なのは勘弁な!
----------------キリトリ-------------------------------
すみません、上の一行を
>>464
に付け加えてください。よろしくお願いします。
466
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/14(火) 22:53:08 ID:6JlERr2s
>>465
行って来ます
467
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/15(水) 06:27:32 ID:???
>>466
ありがとう。
468
:
「新妻みこちんと新年その1 1/2」
:2011/01/02(日) 15:43:47 ID:PTyRkenQ
前スレからかつみんな流れだったけれども、ここはみこちんで一つ。
避難所見てる人がいたら代行お願いします。
【ここから】
『おいタカシ、明日も早いからもう寝るぞ!』
「あー後少しでガキ使終わるからちょっと待ってくれよ」
『バカ、そんな低俗な番組など消せ!だいたい、明日何しに行くのか分かっているのか!?』
「分かってるよ、実家に新年の挨拶に行くんだろ?」
『ふん、なら想像してみろ。寝不足のだらし無い顔でお父様や御祖父様に会ったら一体どうなるかな?』
「…………はっはっは、何だか眠くなっちゃったよ!明日も早いしもう寝よう!!(キリッ)」
『まったく……まあいい、行くぞ』
(がさごそ…)
『やれやれ、新年早々我が儘な奴だなお前は』
「いいじゃん、正月くらい夜更かししてもさ。それに明日のことが心配なら先寝ててくれてもよかったのに」
『……何回説明したら分かるんだ。今我が家にはベッドは一つしかないんだぞ?
寝ている最中に起こされるのも嫌だし、それなら一緒に寝るしかないじゃないか』
「そんなもんかねぇ」
『そんなものだ。……はぁ、今年もこんな狭いベッドでお前と眠らなければならないと思うと悲しくなるな…』
469
:
「新妻みこちんと新年その1 2/2」
:2011/01/02(日) 15:50:45 ID:PTyRkenQ
「……ふーん、じゃあもう一つベッド買おうか?」
『……へっ?』
「ほら、この間ボーナス入ったろ?それでもう一つベッド買おうと思ってさ。
ちょうどこの部屋の空いてるスペースを埋めるのにもちょうどいいだろうしね」
『…い、いやいや、そんなものを買うだなんてもったいないだろ。私が我慢すればいいだけの話だ!!』
「我慢なんてするなって。お前も一人でベッド使えたら嬉しいだろ?」
『そ、それは……そうかもしれないが…!』
「んじゃ決まりだな。お義父さんたちに挨拶したら、お店行って見てこようぜ?」
『……ぐっ……むむっ……!』
「尊?」
『……お、お前は……どうなんだ……?』
「えっ、俺?」
『……お、お前はその……一人寝でも……平気なのか……?(ギュッ)
「!」
『えっと、お、お前は男の癖に甘えたがりでさみしがりだってことはよく分かってているからな!
どうせ夜も一人じゃ眠れまい!……だから、本当は嫌なのだが、今年も私が一緒に……ね、寝てやる……!/////(もじもじ)』
「……ああ、確かに尊の言う通りかも。お前が側にいなきゃ絶対安眠なんてできないよ。(ガバッ)」
『……ふぇっ!!?』
「……それに、こうやって抱きしめあってれば暖房もいらないしな!(ニヤニヤ)」
『……卑怯者め、私の心を分かっててやりおったな。だからお前は嫌なんだ……!(ぎゅうぅぅ)』
「ふふっ、俺の胸にしがみつきながら言っても説得力ないよ?(なでなて)」
『……ふぁっ!?ほ、ほんとにっ……おまえなんてだいっきらいだっ……!!』
「…んじゃ、俺は大好きだよ(ボソッ)」
『〜〜〜っ!!!///////(かあああぁぁぁ)』
「ははっ、やっぱり照れてる尊は可愛いなぁ」
『……ばかっ……!//////』
新年早々デレデレな新妻みこちんなのでした。
【ここまで】
ツンキススレの皆さん、今年もよろしくお願いします!
470
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/02(日) 19:46:26 ID:SqZj7LCg
新年初代行。行ってく
471
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/02(日) 23:45:34 ID:PTyRkenQ
代行サンクス!
さて、ひたすらSSを書く作業を続けるお…
472
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/09(日) 21:34:35 ID:???
代行おねげーしますだ
【ここから】
最近よく俺の服が消失する
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1748.jpg
【ここまで】
473
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/09(日) 22:43:52 ID:iVZEKc5.
行ってくっか
474
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/09(日) 23:12:24 ID:???
さーんくす
475
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/10(月) 04:05:35 ID:UJWnpELE
代行お願いします
全部で4レス分で
【1レス目】
>>12-15
,19-24の続き行きます
残り3レス投下
【2レス目】
名前欄:1/3
・男からの年賀状を心待ちにしてるツンデレ 〜後編〜
『何書こうかなあ……』
自室の勉強机で、私は彼宛ての年賀状を見つめて、何十度目かのため息をついていた。
『何か、書こうとしても説教くさい事しか思い浮かばない……』
もう住所は書いてしまったので、やり直しは出来る事ならしたくない。芋判で作った年
賀状を見つめながら、何とか一言ひねり出そうとする。
――今年はあまり迷惑を掛けないようにね、とか……先生に怒られないよう頑張って、と
か……何でこういう言葉しか浮かばないんだろう……
ひとえに、一年間私と別府君がどういう付き合いをして来たかが、これで良く分かる。
浮付いた話なんて一つも無い、本当に委員長としてのお説教と、真面目ゆえに便利屋とし
て頼られるだけ。もっとも、まだ出会って一年に満たないのだけれど。
――今年は少しでも、自分で出来るように努力してね。
また、説教臭い言葉だ。私はボールペンを放り出して、背もたれに体を預ける。
――もう、しょうがないな。少しでも、表現を和らげるようにするしかないか。
冗談ぽく書けば、説教臭さも消えるだろうと、私は今浮かんだ言葉を思い切って年賀状
に書く。それから、勢いのままにもう一行、下に書き添えた。
――別府君が頑張るなら、私も少しは協力してあげる……かもね。
そして、手書きのハートマークと、更に空いている所にうさぎの絵も小さく入れる。
『こんな物かな…… 何かちょっと、照れ臭いけど』
しかし、書き上げてしまうと不思議と度胸が据わるものだ。これならきっと、別府君も
見て笑ってくれるだろう。小さく頷くと、私は年賀状の束に、そっとその一枚を差し込む
と、席を立ってポストに行く為にコートを手に取ったのだった。
お正月の朝。私は起きると急いで着替えてリビングに行った。
『あけましておめでとう。お父さん』
「ああ、あけましておめでとう」
父が笑顔で頷き返す。ちょうど父は年賀状の仕分けをしていたところだった。
『お父さん。私宛のってある?』
476
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/10(月) 04:09:22 ID:UJWnpELE
【3レス目】
名前欄:2/3
本文
「ああ。そこに何枚か置いてあるよ。まだ分けてる途中だから、ちょっと待ってろ」
分けられた年賀状はまだ三枚だった。差出人を確認して別府君の名前が無いのを確認し
てから私は、手を差し出して父に言った。
『いい。私が分けるから、貸して』
「ん? そうか」
何の疑問も持たず、父が年賀状を手渡してくれる。私は緊張する心を抑え、出来る限り
慌てないように年賀状を分けていく。
――違う。これも違う。これは……って、サヨちゃんからだ。これも私だけど、渡辺さん
から。これはお父さん。これも、これも。
なかなか別府君からの年賀状が見つからない。本当に出してくれたのだろうか? もし
かして出そうと思ったけど忘れたとか、出すのが遅れて三日になったとか、そんな事は十
分にあった。
――もし、今日届いてなかったら、絶対始業式の日に一言言ってあげるんだから。不満気
にそう思いながら、更に年賀状をより分けていく。
――ああ、もう十枚くらいしかない。ダメだぁ……
何となく、諦めと絶望が心に満ちたその時だった。
『あった!!』
別府君からの年賀状を見つけた私は、思わず声に出して叫んでしまった。父がちょっと
驚いた顔で私を見る。
「どうした? 大声出して」
『ううん。何でもない。それじゃこれ、お父さん宛。お母さん宛はこっちね』
二人分の年賀状を差し出して、私は自分のを持って立ち上がる。
「どうした? もうすぐごはんだって母さんが言ってたぞ」
『年賀状を自分の部屋に置いて来るだけだから。すぐ戻ってくるわよ』
父にそう断って、私は急いで部屋に戻る。そして、真っ先に別府君からの年賀状を見た。
『む…… パソコンで作ったわねこれ。手抜きは良くないわよって言わないと』
むしろ今の時代、それが普通なのだろうけれど、贅沢な私はそう文句を言いつつ、裏面
を見る。もし、何も書いてなかったらどうしようかと思ったが、さすがにメッセージは書
いてあった。私は貪るようにそれを読む。そこには、こう書いてあった。
【4レス目】
名前欄:3/3
本文
「去年はいっぱい迷惑掛けてゴメンな。今年は迷惑を掛けないようにしつつ、去年より仲
良く出来たらいいかなって。宜しく!!」
――去年より……仲良く……
彼の言葉に、私の頬が自然に緩む。もちろんこんなの、ちょっとした挨拶なんだろうけ
ど、それでも私は、心の中に喜びが湧き上がってくるのを抑える事が出来なかった。
『うん…… 私も、いっぱい文句とかお説教しちゃうだろうけど、それでも良ければ……
仲良くして欲しいな……』
彼からの年賀状を胸に抱き締め、小さく呟いて私は、喜びに浸ったのだった。
終わり。
導入部が当初の妄想の倍を越えたというww
【代行ここまで】
予想通り、例の一件で規制されてしまった(´・ω・`)
しかも当面通報作業も出来ずという。
477
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/10(月) 15:46:53 ID:iVZEKc5.
いってクーデレ
478
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/10(月) 20:53:49 ID:ShV6CqMs
>>477
ありがとうございます
あと数時間でも規制が遅ければ、直接書き込み出来たのにねぇ……
479
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/11(火) 23:19:17 ID:???
代行お願いします
【こっから】
みこちん(CV:日笠陽子)
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1753.jpg
ハマリ役かなあと…
>>9
下段真ん中のかなみさんが可愛すぎて抱きしめたい!
【ここまで】
480
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/11(火) 23:54:06 ID:???
いってみます
481
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/12(水) 00:52:11 ID:???
行ってツンデレ
482
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/12(水) 00:53:07 ID:???
しまったリロードしてなかったから変なことしてしまった。
>>481
は誤爆。
483
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/12(水) 01:11:39 ID:???
代行サンクス〜
484
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/13(木) 23:35:08 ID:???
またまた暇なときにでもよろしくお願いします
【ここから】
俺の弱気ツンデレがこんなに可愛いわけがない
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1758.jpg
弱気さんはついついいぢわるしたくなるよね
>>60
かわいい
現実を見るのだww
【ここまで】
避難所に上げてもいいんだけどせっかくスレが立ってるんだからそっちに投下したいのよ…
485
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/14(金) 01:13:03 ID:???
>>484
いってきます
486
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/14(金) 01:28:13 ID:???
いってきた
487
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/14(金) 12:15:16 ID:???
ありがとうございます
488
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/15(土) 13:15:16 ID:S1bsthF.
代行お願いします。
全部で5レスと長いですが。
【本文1レス目】
新学期ネタで投下行きます。
毎度の事ですが長いので前後編分割で。
前編は4レスです。
【本文2レス目】
・学校が始まって嬉しそうなツンデレと嫌そうな男 〜前編〜
『よし。髪型もバッチリ。お化粧も良しと』
鏡の前で、あたしは自分の顔を確認した。お化粧は薄く、気休め程度だけど、それで
も顔を多少なりとも引き立たせてくれるから、欠かせない身だしなみだ。
『かなみーっ。早く行かないと遅刻するんじゃないの?』
下から母親が苛立った声で呼ぶ。あたしはそれに返事せずに立ち上がると、バッグを
手に取って階段を下りる。
『大丈夫だってば。ちゃんと時計は見てるんだから』
階段の下で両手を腰に当てて睨みつける母親に言い返す。この時間に出掛けると、ちょ
うどアイツと通学路で行き会うのだ。毎日だと、まるで一緒に学校に行くのを約束して
るみたいだから、週に一度か二度にしているのだが、今日は新学期だし何よりアイツと
一緒に学校に行きたかった。
『全く。まだ子供のクセに身だしなみを整えるのだけは一人前なんだから』
『うっさいわね。いーじゃない。女の子なんだからさ』
毎朝のような母親との言い合いも、あたしの浮かれた気分に水を差す事はなかった。
『それじゃ、行って来まーす』
元気よく玄関を飛び出すと、後ろから母親の声が追い掛けてきた。
『行ってらっしゃい。車に気をつけるのよ』
高校までは歩いて十分ちょっとの距離である。そのうちアイツと一緒に歩ける時間は
半分くらい。貴重な時間だけに、手早く見つけなければならない。しかしあたしもそこ
は慣れたもので、すぐに前を行くボサボサ頭を発見した。耳にイヤホンをしているのに
気が付き、あたしは小走りで後ろから追い付くと、すかさず片方の耳のイヤホンを外して言った。
『おはよ。別府』
そのアイツ――別府はちょっと驚いた顔をしてあたしを見る。しかし、あたしの顔を
認識するとすぐに半分生気の無さそうな顔に戻る。
「何だ。椎水かよ。驚かすような真似すんなよな」
489
:
ごめんなさい。6レス分でした……orz
:2011/01/15(土) 13:17:20 ID:S1bsthF.
【本文3レス目】
不満気に言って、別府は制服の内ポケットから小さなMP3プレーヤーを取り出して、
音楽を止める。
『しょうがないでしょ。そうしないと、挨拶しても無視されるんだから。大体、音楽プ
レーヤーは持ち込み禁止じゃない。また先生に取り上げられるわよ』
ちょっとした小言を言うと、別府はうるさそうに手で軽く払う仕草をした。
「平気だって。新年の一発目から持ち物検査とかしないだろ。フツー」
イヤホンごとプレーヤーを内ポケットに突っ込むと、別府は手に持ったバッグごと両
腕を高く上げて伸びをする。それから、後頭部をボリボリと掻くと、眠そうに頭を振った。
『みっともない。朝からダルそうな顔しないでよね。一緒にいるこっちが恥ずかしくな
るじゃない』
正直、ちょっとイラッと来て、あたしは文句を言った。女の子と一緒に歩いているん
だから、もうちょっとカッコ付けてくれたっていいと思う。例えポーズだとしても。そ
れとも、あたしなんかと一緒にいても、全く意識もしないのだろうか。
「普通、休み明けなんてダルいに決まってるだろ? むしろ何でお前こそ、朝からテン
ション高いんだよ?」
『だって、やっと今日から学校始まるんだもん』
よく考えずに答えてから、別府の顔に浮かんだ意外そうな表情を見て、あたしは自分
の失言に気が付いた。普通だったら誰だって学校が始まる事を嬉しそうに言わないこと
くらいは自覚していたので、あわてて言い繕う。
『だ、だって休みったって、年末年始なんて全然ゆっくり出来ないんだもん。大掃除やっ
て年賀状書いて、大晦日はお母さんの手伝いでご飯やおせち作んなくちゃいけないし、
うちはおじいちゃんおばあちゃんがいるから親戚もいっぱい来るし、付いて来た子供の
面倒は見なくちゃいけないしで、もう散々なんだから。家でゴロゴロしてればいいだけ
の別府とは違うんだからね』
すると別府は、ちょっと感心した目であたしを見た。
「へぇ。そりゃ大変だ。でも、料理の手伝いや子守だなんて、椎水も女の子らしい事してんだな」
『どういう意味よっ!!』
あたしはムカッとして怒鳴りつけた。しかしアイツは、ニヤニヤと笑ってあたしのお
でこを突付く。
【本文4レス目】
「アハハ。冗談だからそう怒るなって。年の初めからプリプリしてっと、そのうち頭の
血管切れるぞ」
その表情から、からかわれたと知ったあたしは別府をキッと睨み付けたものの、これ
以上怒っても面白がられるだけだと悟り、プイッと顔を逸らす。
『フンッだ。バカにして。で、そういうアンタの正月はどうだったのよ?』
チラリと横目で睨むように別府を見つめる。ムカつくけど、やっぱり結構そういう所
は気になってしまう。
「俺? 俺はもう、椎水の想像通り。大晦日の夜からはずっとゴロゴロしてたぜ。ああ。
新年が明けてから、山田たちと美風神社に初詣行ったけどな」
『あっそ』
興味ないように答えたが、その実あたしも行きたかったなと内心思う。一緒にお参り
して、おみくじ引いて、屋台回ったりとかして、別府と一緒ならきっと楽しいだろう。
親戚の子引き連れての初詣なんて、面白くも何とも無かった。
「それにしても、正月休みなんてあっという間だったよなー。今日からまた学校かと思
うとうんざりだぜ」
別府にしてみれば、何気ない一言だったに違いない。だけど、あたしはその言葉にも
の凄く、引っ掛かる物を感じた。
『何よ? それ、どういう意味?』
苛立ちを含んだ言い方だったが、普段からあたしの口調がキツめのせいか、別府は気
付かずに言葉を続けた。
「どういう意味も何も、言葉どおりだろ? また毎朝叩き起こされてさ。眠いのに退屈
な授業は聞かなくちゃいけないし、体育じゃ拷問みたいな筋トレやらされたり三学期は
マラソン大会あるからほとんど走ってばっかだしよ。テストテストで追いまくられて勉
強はしなくちゃなんねーし。ホント、ヤダよな」
『それじゃあ何? 別府は学校なんてない方がいいっての?』
苛立ちと不安の混じった感情を抱きつつ聞く。すると、別府はサラッと答えた。
「まーな。いっそ、そうなっちまえば楽でいーだろうな。多少遅くまで寝てても誰も文
句言わないし。訳の分かんない理由で教師に説教されたりもしねーしよ」
あたしは、頭をゴンと殴られたような感覚を覚えた。学校が無くてもいいって事はす
なわち、あたしとの縁も無くなっても構わないと、そう解釈する事しか出来なかった。
490
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/15(土) 13:20:46 ID:S1bsthF.
【本文5レス目】
『あっそう』
苛立ちは怒りに。不安は悲しみに変わる。
『だったら、いっそ学校なんて辞めちゃえばいいじゃない。そうすれば、アンタの言う
とおり、好きなだけゴロゴロ出来るんだからっ!!』
そう吐き捨てると、あたしは別府を置き去りに、早足で歩き出す。その後を慌ててア
イツが追いかけて来た。
「おい。ちょっと待てよ。何怒ってんだよ?」
『別に怒ってなんていないわよっ!! 呆れてはいるけどね。でもそんなのアンタの知っ
たこっちゃ無いもの。さっさと家帰ってゴロゴロしてればいいじゃない』
顔も見ずに、あたしは怒鳴り返す。
――あたしは……別府に会えるのをずっと楽しみにしてたのに……人の気も知らないで
学校なんてない方がいいだなんて……
せっかく会えた喜びも、いっぺんに吹き飛んでしまった。出来れば顔も見たくない。
見たら泣いてしまうかも知れないから。だというのに、アイツは早足のあたしにいとも
簡単に並んで歩いていた。
「そうはいかねーから、こうして学校来てんだろ? 何か今、俺、怒らせるような事言っ
たか? それなら教えてくれよ」
『別に。あたしは怒ってないんだから、怒らせるような事も言ってないでしょ。いいか
ら、さっさと離れてよ。いい加減ウザイ』
グッと感情を抑え、冷静さを装って言うと、シッシッと手で追い払うような仕草をす
る。しかし、別府は一瞬怯んだものの、すぐに追いついてきた。
「いいからって、良くねーよ。だって、どう見たってお前、話してるうちに機嫌悪くな
ったじゃん。俺のせいでそうなったんなら、キチンと謝らなくちゃいけないし。けど、
その前に理由くらい知っておきたいじゃん」
そうやって聞かれれば聞かれるほど、どんどんあたしの苛立ちが倍増してくる。自分
の言葉がどういう意味を持ってるかも知らずに気軽に言って、人を怒らせておいて。そ
ういう無神経さがムカついてしょうがなかった。
『理由なんて知る必要ないわよ。大体、謝るったってうわべだけなんでしょ? そんな
んで謝って貰ったって、迷惑なだけよ。とっとといなくなって貰った方がよっぽどあり
がたいわよ』
【本文6レス目】
「ちょっと待てよ。うわべだけで謝ろうなんて思ってないって。何で勝手にそんな事お
前が決めるんだよ。迷惑かどうかはともかくとしてさ。俺は一応これでも真面目なつもりだぞ」
さすがの別府の声にも、ちょっと苛立ちが混じる。しかし、あたしは自分の感情でいっ
ぱいいっぱいで、そこまで気付く余裕すらなかった。
『勝手にも何も、アンタ自分で言ったじゃない。あたしなんてどうでもいいって。なく
なっても別にいいって思ってんでしょ? そんな人間相手に、心から謝るなんて有り得
ないもの』
「は? いつ、椎水がどうでもいいなんて言ったよ? そんな事思ってもないし」
やっぱり、別府は気付いていなかった。あたしの怒りはとうとうピークに達する。パッ
と二、三歩駆けてアイツの前に出ると、クルリと振り向いてアイツを正面から睨み付
けて怒鳴った。
『だって、学校なんてなくなった方がいいんでしょ? だったら、別にもうあたしと会
えなくたって、その方がいいって事なんでしょ? 会えなくてもいい人間なんて、どう
でもいいって事でしょ? 違う?』
あたしの詰問に、アイツが思わずたじろいだ。言葉の出ないアイツに、あたしは捨て
ゼリフを叩きつける。
『そんな……人の事をどうだっていいなんて思ってる奴はもう知らない!! あたしだっ
て、アンタ何てどうだっていいんだから!!』
そのまま、クルリと振り向くと、学校に向かってツカツカと歩き出したのだった。
続きます
【本文ここまで】
ご迷惑をお掛けしましたが、代行出来る人は宜しくお願いします。
最近注意力散漫だな……
491
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/15(土) 14:39:32 ID:???
いってくる
492
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/15(土) 14:54:17 ID:???
報告忘れてた。終わりました。
493
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/15(土) 20:11:23 ID:sU/FukqI
>>492
ありがとうー
で、どなたでも書ける人、続きの代行お願いします。
【本文1レス目】
>>123
の続き、3レス投下します。
【本文2レス目】
名前欄:1/3
・学校が始まって嬉しそうなツンデレと嫌そうな男 〜後編〜
全くもう。アイツってば、本当に無神経なんだから。人がどんだけ楽しみにしてたか
も知らないで。もう、本当に知らない、とあたしは早足で学校に向かいつつ、半分泣き
たい気分で思った。
「ちょっと待てよ」
アイツが後ろから声を掛ける。と同時に、唐突に後ろから肩を掴まれた。振り向くと、
別府が真面目な顔であたしを見つめていた。一瞬ドキッとしたが、すぐに怒りがぶり返
し、あたしは肩を揺すってアイツの手を振り解く。
『何よ今更。気持ち悪いから離してよね!!』
「ゴメン」
手を離すと同時に、アイツが謝罪の言葉を口にする。しかし、あたしの怒りはそんな
事では全然収まらなかった。
『別に、形だけ謝ったって意味なんてないわよ。それに、あたしが勝手に怒ってるだけ
なんだから気にしなければいいし、気にしてもらいたくもないわよ。それじゃ』
畳み掛けるように言うと、プイと顔を逸らして歩き出そうとする。しかし、別府の声
に足が止まった。
「だからさ。ちょっと話だけでも聞けって。それでもまだ怒るってんなら仕方ないけどさ」
『分かったわよ。ちょっとだけ聞いてあげる』
どうやら、別府の言葉にはあたしの足を止める魔法でもあるようだったので、仕方無
しにあたしは頷く。それを確認すると、別府は少し間を置いた上で話し始めた。
「確かにさ。学校嫌だとは言ったよ。けどさ。みんなと会うのがどうでもいいとは言っ
てないだろ? 何でそこまで飛躍して考えるんだよ。俺はさ。むしろその……そっちは
楽しみにしてんだから」
『ウソよ。だって、学校が無い方がいいんだったら、あたしより……みんなより、そっ
ちを取るんでしょ? 別に飛躍でもなんでもないじゃない』
憤然とした態度のあたしを前に、別府はちょっと困ったように頭を掻く。それから首
を軽く左右に振って正面から真面目な顔であたしを見て、言葉を続けた。
494
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/15(土) 20:16:02 ID:sU/FukqI
【本文3レス目】
名前欄:2/3
「マジで嫌だったら、学校なんて辞めてるって。別に高校なんて義務教育じゃねーんだ
しさ。まあ、将来の為とかいろいろあっけどさ。何よりもその……椎水とこうやって話
したりすんのがさ。まあ、山田とかもそうだけど、こういうのが楽しいから行ってるわけだし」
あたしの名前が唐突に出て、ちょっとドキリとする。何となく山田君とかと並列に扱
われたのが引っ掛かるけど、でもあたしとしゃべってるのが楽しいと言われた事で、怒
りが少し沈静化する。とはいえ、まだまだ納得は行ってなかった。
『じゃあ、何で学校なんてない方がいいって言ったのよ? 言っとくけど、学校無くなっ
たら、多分もうアンタとは会わないわよ』
すると別府は、真剣だった表情を緩め、微かに笑顔になって答えた。
「いやー。ない方がいいっつーかさ。好きな時間に登校出来たり、テストが無かったり、
筋トレ地獄や持久走がなくてさ。椎水とかと好きなだけしゃべれて、好きな事出来る学
校があればいいかなー、なんて」
『そんな都合のいい学校なんてある訳ないでしょっ!!』
怒ったようにツッコミを入れるが、あたしの中の怒りはもうほとんど無くなっていた。
それにあたしだって、別府とひがな一日しゃべっていられる方がいいに決まってるし。
「ハハハ。だからさ。そんなんだったらいいなーなんて。まあ、夢だよな。夢」
笑う別府を前に、あたしは呆れたため息をついた。
『バッカバカしい。アンタのくだらない妄想に本気で怒って、何か損しちゃった』
クルリと振り向き、あたしは歩き出す。その横を、別府が並んで歩く。そして、笑顔
でこう言った。
「いや、しかしさ。椎水とこうしてやり合ってると、学校始まったって気がするなー」
『何よそれ? どういう意味?』
顔を僅かに横に向け、別府を睨み付けると、アイツはちょっと照れた笑いで答えた。
「だってさ。休み中は全く、椎水とは話ししてなかったじゃん。だから、久々にこうし
て聞くとやっぱいいなーっていうか、それは何気に楽しみにしてたし」
『なっ!! バッ……バカな事言ってんじゃないわよっ!! あたしは全然アンタと話
したいなんて思ってなかったんだからね!!』
別府に向けて怒鳴り返すと、あたしはスタスタと早足で歩き出す。今度のは怒りでは
ない。単純に恥ずかしくてアイツの顔が見ていられなかったからだ。好きな男の子から、
一緒に話すのが楽しみだったと言われて、澄ましてなんていられる訳が無い。
【本文4レス目】
名前欄:3/3
「おいおい。ちょっと待てよ。また怒ってんのかよ」
別府が慌てて追いかけてくるのを、あたしは振り向きもせずに怒鳴るように答えた。
『違うわよっ!! ただ、アンタのバカ話に付き合ったせいで、時間取られちゃったか
らよ。アンタも急がないと遅刻するわよ』
「お? マジだ」
時計でも見たのか、あたしの言葉に頷くと別府は早足であたしを追い越して先に行っ
てしまう。あたしは慌てて怒鳴った。
『待ちなさいよっ!! 教えてあげたのにあたしを置いてくってどういう事?』
するとアイツは、足を止めて振り向く。
「悪い悪い。何だったら、手ぇ引いてやろうか?」
『結構よっ!! バカ!!』
差し出された手を、手の甲でバチンと払ってあたしは歩き出す。今度はアイツもあた
しの歩幅に合わせて並んで歩いた。そしてもう一度時計を見て言う。
「マジでヤバイな。新学期から生徒指導室は勘弁だぜ。全く」
『そうなったら全部アンタのせいだからねっ!! 責任取りなさいよ』
「はいはい」
肩をすくめて答える別府を、あたしはチラリと横目で見て幸せな気分になる。そして
やっぱり、学校があるとこうして別府と一緒に居られる時間が増えるからいいな、と再
認識してしまうのだった。
終わり
某絵師さんのイラストを元ネタに書いてみた。
【本文ここまで】
以上、宜しくお願いします。
しかし俺が書かないと、もう他にSS書く人がほとんどいないというのは寂しいのう……
495
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/15(土) 20:55:16 ID:???
いってみるー
496
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/15(土) 20:59:36 ID:???
いってきたー
497
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/16(日) 00:31:41 ID:???
代行お願いします
【ここから】
・ツンデレのあだ名を廃止してみたら
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun1760.txt
いつも絵しか描いてないけどたまには文章らしきものをば
敢えて地の文なしの台本形式で書いてみた
SSとして本格的な文章を書かなくても、こんな感じに簡単にでも妄想を形にして投下することもできると思う
もっと増えればいいな
【ここまで】
もし時間的・精神的に余裕があれば、文章(?)をそのままコピペして頂けたら嬉しいなーなんて思ったり…
498
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/16(日) 00:33:20 ID:NXpBCDBQ
文章ってのはtxtファイルの中身のことかな?
499
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/16(日) 00:42:44 ID:???
です。
500
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/16(日) 00:47:58 ID:???
りょーかい。じゃあいってきます。分割はこっちで適当にしますね
501
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/16(日) 00:57:12 ID:???
行ってきたが一箇所ミスってしまったごめんなさい
502
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/16(日) 01:02:43 ID:???
代行ありがとう!
めんどくさいこと頼んでどうもスイマセンww
503
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/16(日) 12:18:16 ID:MVo7OdTg
>>496
今北
乙でした。ありがとうございますー
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