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レス代行依頼スレ
454
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2010/12/06(月) 22:16:13 ID:???
「あっ…な、何よ?」
「…なんだか今日は随分ボーっとしてるな。風邪かなんかか?」
「か、風邪?そんなワケないでしょ、変な事言わないでよ……」
「そうか?…けど、そういやさっきから顔赤いような…」
「う…うっさい!あんまジロジロ見るなバカっ!それと上になんか着ろっ!」
おでこに手を当てるという定番のアレをやろうと思ったのだが、何故かかなみは顔を背けてしまった。
「着ろ、って言われてもなあ…俺、筋トレ中は薄着ってのがポリシーなんだけど」
理由はいろいろあるが、自分の筋肉を見ながらトレーニングが出来るというがある。
これでもひそかに始めてからそこそこ長い。成果を確認するつもりで、俺は両腕を上げてマッスルポーズを取った。
かなみが振り向いた瞬間、俺の鍛え抜かれた腹筋にキックが蹴り込まれた。
「ぐふっ!?」
思わずソファに倒れ込む。腹筋も、力を込めてなければただの肉だ。
かなみは恐ろしい仁王立ちで俺の前に立ち、上気した頬をもはや隠そうともせずに
「古文のノート借りようかと思ったけど忙しそうだからまた後にしとく!それ終わったらちゃんとした服着てノート持って私んちまで来なさい!」
と一言でまくしたて、そのままのっしのっしと嵐のように去って行った。
「…なんだってんだ、一体…」
だだっ広くなったリビングで、俺は疲れたように呟く。
まあいいかと気を取り直し、次の腹筋五十回を始める事にした。
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