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レス代行依頼スレ
475
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/10(月) 04:05:35 ID:UJWnpELE
代行お願いします
全部で4レス分で
【1レス目】
>>12-15
,19-24の続き行きます
残り3レス投下
【2レス目】
名前欄:1/3
・男からの年賀状を心待ちにしてるツンデレ 〜後編〜
『何書こうかなあ……』
自室の勉強机で、私は彼宛ての年賀状を見つめて、何十度目かのため息をついていた。
『何か、書こうとしても説教くさい事しか思い浮かばない……』
もう住所は書いてしまったので、やり直しは出来る事ならしたくない。芋判で作った年
賀状を見つめながら、何とか一言ひねり出そうとする。
――今年はあまり迷惑を掛けないようにね、とか……先生に怒られないよう頑張って、と
か……何でこういう言葉しか浮かばないんだろう……
ひとえに、一年間私と別府君がどういう付き合いをして来たかが、これで良く分かる。
浮付いた話なんて一つも無い、本当に委員長としてのお説教と、真面目ゆえに便利屋とし
て頼られるだけ。もっとも、まだ出会って一年に満たないのだけれど。
――今年は少しでも、自分で出来るように努力してね。
また、説教臭い言葉だ。私はボールペンを放り出して、背もたれに体を預ける。
――もう、しょうがないな。少しでも、表現を和らげるようにするしかないか。
冗談ぽく書けば、説教臭さも消えるだろうと、私は今浮かんだ言葉を思い切って年賀状
に書く。それから、勢いのままにもう一行、下に書き添えた。
――別府君が頑張るなら、私も少しは協力してあげる……かもね。
そして、手書きのハートマークと、更に空いている所にうさぎの絵も小さく入れる。
『こんな物かな…… 何かちょっと、照れ臭いけど』
しかし、書き上げてしまうと不思議と度胸が据わるものだ。これならきっと、別府君も
見て笑ってくれるだろう。小さく頷くと、私は年賀状の束に、そっとその一枚を差し込む
と、席を立ってポストに行く為にコートを手に取ったのだった。
お正月の朝。私は起きると急いで着替えてリビングに行った。
『あけましておめでとう。お父さん』
「ああ、あけましておめでとう」
父が笑顔で頷き返す。ちょうど父は年賀状の仕分けをしていたところだった。
『お父さん。私宛のってある?』
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