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レス代行依頼スレ

427以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:02:35 ID:???


「…………………きぇよ//////」

「???何て?」

「だから……しきぇよ//////」

「んー?なんて?」

「だから!!錦絵よっ!!!!//////」

「へ?錦絵?錦絵ってあの錦絵?」

「そうよっ!!あの錦絵よっ!!//////」
「笑えばいいじゃないっ!!!!//////」

「かなみ……」
「いくら良い男が居ないからって2次元に逃げるのはやめといた方がいいわよ……」
「後で後悔するのは自分だよ……?」
「後で後悔しても遅いんだよ……?」
「気付いたころには抜け出せなくなってるんだよ?」

「ちょっ、ちょっと別に絵を好きになったんじゃないわよっ!?」
「絵に描かれてる人を好きになったのよ!!!」

「ん???どういうこと?」

「昨日、父さんと喧嘩して家出してやるーって思って飛び出したの。別に行くあてもないからその辺をブラブラしてたら三丁目の呉服屋の前に人だかりができてたのよ。何か珍しいものでもあるのかと思って覗いたら一枚の絵が掛かってて、みんなそれを見てるの。みた途端何かこう胸の奥が苦しくなってね。たぶんこれは恋なんだろうなと自分でも思ってたの。それでこれは誰なの?って周りの人に聞いたら吉原の花魁だって言うから、死ぬまでに一度こんな人と会ってみたいわって言ったの。そしたらこの人は吉原では一番人気で気に入らない相手だと大名でも将軍でも相手にしないって言われたわ。この人に一生会えないぐらいなら死んだ方がましよ!!」

そう長い台詞を吐くとまた布団に籠ってしまいました。

「これは重症ね……」
「よしっ!!分かったっ!!この友ちゃんにすべて任せなさい!!」

「ちょっ、ちょっと友子!!何するつもり!?」

「まぁまぁ任せなさい!!かなみはここにいてね!!」

そういうと友ちゃんは部屋を出て両親の所へ行くなりこう切り出しました。

「えとですね。かなみはちょっと……恋をしたみたいで……」

「おぉ!!それは良いことだ!!」
「それで相手は誰なんだい?」

「それがですね。吉原の花魁でして……」

「お、花魁!?何で花魁何かに恋をしたんだい!?」

それもそのはず手塩にかけて磨いた娘小判は出ないが出たのは美貌。
可愛い可愛い我が娘に男遊び何かさせる訳がありません。
友ちゃんは訳をすべて話すとこういいました。

「かなみは逢えないなら死んだ方がましだって言ってます!!」
「お願いします!!どうか一度だけ逢わせてあげてくれませんか!?」

「そういわれてもねぇ……。お前はどう思うね?」

「かなみもいい年です。男に興味が出てもおかしくない年頃ですよ」
「いや時代背景的にはむしろ遅いぐらいですよ」
「いいじゃありませんか。男の一人や二人」
「減るわけじゃあるまいに」

「じ、時代背景?」
「よく分からんがお前がそんなこと言うからかなみも我儘になるんじゃないのかね?」

「いいじゃありませんか。別に法に触れることするんじゃなし」
「行かせておやりなさいよ」
「それともあなたは、かなみがこのまま死んだ方がいいっていうんですか?」

「それはそうだが……」

「お願いします!!かなみを行かせてやってください!!」

「あいわかった。ただしこっちにも条件があるよ」
「行かせるのはいいが一度きりだ」
「それと向こう一年私の言う通りに花嫁修行をしてもらうよ」
「あと帰ってきたら縁談をまとめるからね」
「かなみがそれでよいのなら行くのを許してやろう」
「費用もすべて私が出してやるよ」

「だってさ。かなみ」

「えっ!?行っていいの!?本当に!?父さん本当!?」

「お前が今の条件を飲むなら、だ」

「飲む飲む今なら鰌でも金魚でも何でも飲むわ!!」
「それで何をすればいいの?」「花嫁修業って何すればいいの?」

現金なものです。


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