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レス代行依頼スレ
426
:
かなみ餅&千両ちなみかん
:2010/11/04(木) 21:01:19 ID:???
〜此処から〜
えー古今東西まず恋愛話で上がるのは落語でも有名な幾代餅ですが今日はそれとは少し違ったしかし似ている話をひとつさせていただきたく一席お付き合い願います。
「かなみ、かなみ。体の調子はどうだい?」
いかにも心配で心配で仕方がないといった声が米屋の2階に響きます。しかし声をかけられた本人は「あー」とも「うー」ともつかない声を出し反応しません。年の頃は17、8の若く美しい娘なのですが布団に籠って唸るばかりで一向に反応しません。
両親は何度も何度も声を掛けますがやはり帰ってくるのは「あー」やら「うー」だけでした。普段は男勝りの活発な娘だけに流行病や疫病にかかったのではないと思い近くの医者に見せると
「体に異常はない。何か思いつめているのだろう」
とのことでした。
思いつめているならと訳を聞きますがやっぱり「あー」か「うー」
困り果てた両親は彼女の友人で裏の長屋に住んでいる藪医者の友ちゃんを呼びました。
「ちょいと友ちゃん。寄っていっておくれよ」
「どうしました?おじさんおばさん」
「かなみが寝込んじまってね。一向に良くなる気配がないんだよ」
「藪じゃない医者の先生によると何やら思いつめているらしくてねぇ」
「私が見ましょうか?」
「冗談はよしてくれ。あんたが見たらいいもんも悪くなっちまう」
「そうですか(´・ω・‘)」
「私たちじゃ訳を話してくれないからあんたちょいと上にあがって 訳を聞いてきてくれないかね?」
「任せてください」と請け負い2階に上がるとなるほどいつもは活発なかなみが寝込んで「あー」「うー」言ってます。
「かなみー?入るよー?てか入ったよー?」
さすがに反応しましたが
「……友子。……お見舞いに来てくれたのね。……ありがとう。」
そう言うだけで体を起こす気配もなく辛そうです。
「んー?元気ないねー?おじさんもおばさんも心配してたよ?」
「このまま死ぬんじゃないかって顔してたし」
「……そうかもね。……でもいいのよ。私はこのまま死んでも……」
「ちょっ、ちょっと!!何があったのよ!!」
「……別に何もないわよ」
「そんなわけないでしょ!!ちゃんと話してみなさいよ!!」
「……いやよ。笑うもの」
「笑わないから話してみなさいって」
「…………」
「なら当ててあげるー。………………恋とか?」
「!!?///////////////」
「その反応……図星ねw」
「ふーんwwへーwwwそっかーwwかなみが恋して寝込んだかーwww」
「だ、だから言うの嫌だったのよ!!//////」
「んでw誰に恋したのよww」
「い、言わない!!//////」
「ほれほれww観念して白状しなさいww」
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