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レス代行依頼スレ
488
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2011/01/15(土) 13:15:16 ID:S1bsthF.
代行お願いします。
全部で5レスと長いですが。
【本文1レス目】
新学期ネタで投下行きます。
毎度の事ですが長いので前後編分割で。
前編は4レスです。
【本文2レス目】
・学校が始まって嬉しそうなツンデレと嫌そうな男 〜前編〜
『よし。髪型もバッチリ。お化粧も良しと』
鏡の前で、あたしは自分の顔を確認した。お化粧は薄く、気休め程度だけど、それで
も顔を多少なりとも引き立たせてくれるから、欠かせない身だしなみだ。
『かなみーっ。早く行かないと遅刻するんじゃないの?』
下から母親が苛立った声で呼ぶ。あたしはそれに返事せずに立ち上がると、バッグを
手に取って階段を下りる。
『大丈夫だってば。ちゃんと時計は見てるんだから』
階段の下で両手を腰に当てて睨みつける母親に言い返す。この時間に出掛けると、ちょ
うどアイツと通学路で行き会うのだ。毎日だと、まるで一緒に学校に行くのを約束して
るみたいだから、週に一度か二度にしているのだが、今日は新学期だし何よりアイツと
一緒に学校に行きたかった。
『全く。まだ子供のクセに身だしなみを整えるのだけは一人前なんだから』
『うっさいわね。いーじゃない。女の子なんだからさ』
毎朝のような母親との言い合いも、あたしの浮かれた気分に水を差す事はなかった。
『それじゃ、行って来まーす』
元気よく玄関を飛び出すと、後ろから母親の声が追い掛けてきた。
『行ってらっしゃい。車に気をつけるのよ』
高校までは歩いて十分ちょっとの距離である。そのうちアイツと一緒に歩ける時間は
半分くらい。貴重な時間だけに、手早く見つけなければならない。しかしあたしもそこ
は慣れたもので、すぐに前を行くボサボサ頭を発見した。耳にイヤホンをしているのに
気が付き、あたしは小走りで後ろから追い付くと、すかさず片方の耳のイヤホンを外して言った。
『おはよ。別府』
そのアイツ――別府はちょっと驚いた顔をしてあたしを見る。しかし、あたしの顔を
認識するとすぐに半分生気の無さそうな顔に戻る。
「何だ。椎水かよ。驚かすような真似すんなよな」
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