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首都圏・東京 地方政治綜合スレ

1206チバQ:2021/07/19(月) 10:42:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ac558869f23d13ec5d05bd73c121bed3153d4d5
千葉・旭市長に自公推薦の米本氏初当選 4氏による選挙戦に勝利
7/19(月) 0:16配信

産経新聞
旭市長選で初当選を果たし、バンザイをする米本弥一郎氏(中央)=18日、旭市ロ(平田浩一撮影)

任期満了に伴う千葉県旭市長選は18日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元市議の米本弥一郎氏(60)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属新人で元市議の高橋利彦氏(78)、元高校教諭の菅生隆氏(62)、元浦安市議の戸村ひとみ氏(63)を破り、初当選を果たした。当日の有権者は5万3616人。投票率は49・93%で、前回(40・65%)を9・28ポイント上回った。

米本氏は、国会議員や県議、市議らの支援を取り付け、圧倒的な組織選挙を展開。「チーム旭でのまちづくり」を掲げ、対話による開かれた市政などを訴え、幅広い支持を集めた。高橋氏と菅生氏、戸村氏も独自の公約を掲げ、支持を訴えたが、及ばなかった。

同日午後10時すぎ、旭市ロにある米本氏の支援者らが集まった選挙事務所横の駐車場に当確の一報が入ると、支援者から大きな拍手が沸き上がった。祝勝会で米本氏は、深々と頭を下げ、「この勝利は皆さまの勝利。旭市民の良識、良心を全国に示すことができた。選挙戦で訴えたチーム旭でまちづくりを進めていく」と抱負を述べた。

1207とはずがたり:2021/07/19(月) 10:42:15
兵庫県の結果を受けて維新を全面に出して行く戦略かも。

横浜市長選に松沢成文・前知事が出馬意向…IR誘致に「反対」
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20210713-OYT1T50111/
2021/07/13 11:54

 前神奈川県知事の松沢成文参院議員(63)(神奈川選挙区)が横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)に立候補する意向を固めたことが、関係者への取材で分かった。近く正式に表明する。

 選挙戦では、横浜へのIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致の是非が争点となる。松沢氏が所属する日本維新の会はIR推進の立場だが、関係者によると、松沢氏は横浜誘致について、「反対」を掲げるという。

 松沢氏は県議、衆院議員を経て、2003年から知事を2期務めた。13年の参院選にみんなの党から出馬して当選し、19年に維新公認で再選を果たした。

 横浜市長選には8人が出馬を表明。現職の林文子市長(75)も4選を目指して立候補する意向を固めている。

1208とはずがたり:2021/07/19(月) 10:48:46

書類投げつけなど印象激悪な林だけどまあ云う事聞かせて決断した林を自民横浜市連としては守り切らないと薄情の誹りは免れないね〜。いくら不満は強くても現職首長はなかなか負けないという強みもあるし。。

横浜市長選、林文子市長が出馬見通し 4選へIR推進か
7/13(火) 21:51配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/291259d96bfaa3b20f0398db58221b11fcd43445
朝日新聞デジタル

 8月22日投開票の横浜市長選をめぐり、地元経済界などの市民有志が14日、林文子市長(75)に4期目に向けた立候補を要請する。これを受け、林氏は立候補表明する見通しだ。立候補予定者の大半がカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致への反対姿勢を示すなか、誘致推進を改めて訴えるとみられる。

 横浜商工会議所の坂倉徹副会頭らが発起人を務める「林文子市長の再選をめざす横浜市民の会」が14日、市内で発足。林氏も会合に出席し、参加者から立候補要請を受けるという。複数の関係者は「これを受けて林氏が15日に出馬表明する」と話す。

 林氏は2019年8月、山下ふ頭(中区)へのIR誘致を表明。林氏は4選出馬に意欲があるとみられていたが、自民党市連は今年6月、多選や高齢を理由に、林氏に立候補しても支援が困難なことを伝えた。

 ところが、党市連が新たな候補者を絞り込めないなか、党神奈川県連会長(当時)の小此木八郎氏(56)=衆院神奈川3区=がIR誘致のとりやめを掲げて立候補を表明。党市連は小此木氏への推薦の是非をめぐり議論したが、市議の一部が「IR反対の候補者を推薦できない」と強く反対し、「自主投票」に落ち着いた。この結果、林氏が立候補した場合、IRを推進してきた市議や経済界の自民党支援者が林氏の応援に回れる条件が整った。

 林氏は13日、若手経営者らでつくる横浜青年会議所の幹部からIR誘致などの提言を受け、「このチャンスを逃すと、この先横浜でIRはやれないだろう」と応じた。

 市長選には他に、元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主党推薦=や元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)ら7人が立候補表明している。(松沢奈々子、武井宏之)

1209とはずがたり:2021/07/19(月) 11:07:03
否定が遅いしじゃあなんで名前載ったのかどこまで関係あったのかその辺の説明がないと賦に落ちないなあ。。

山中氏「うがい薬解析した事実ない」 大阪府知事の「イソジン会見」めぐり反論 横浜市長選
2021年7月13日 20時55分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/116487

 8月の横浜市長選に出馬を表明した元横浜市立大の山中竹春氏(48)は13日、市役所で記者会見し、大阪府の吉村洋文知事が新型コロナウイルス対策としてうがいを呼び掛ける根拠となった研究のデータ解析に自らが関わっているというインターネットのニュースサイトが配信した記事は「事実ではない」と否定した。
 吉村知事は昨年8月、記者会見で市販薬を示し、「ポビドンヨードでうがいをすると、新型コロナウイルスの陽性率が減少する」という研究結果を示した。この会見は、市販薬の名前からネット上で「イソジン会見」と呼ばれている。
 山中氏や同氏の推薦を決めた立憲民主党によると、吉村知事は山中氏の名前がデータの解析者として記載されたフリップボードを使い、説明した。今年6月、山中氏が市長選に出馬を表明する直前、インターネットメディア「ニュースソクラ」が「山中氏がイソジン会見に関与した」とする記事を配信した。この記事はヤフーニュースに掲載されて広まり、引用した会員制交流サイト(SNS)では山中氏を中傷する書き込みがあったという。
 山中氏は記者会見で、研究計画書に自らの氏名がないことを挙げて「研究に参加した事実はございません」と語った。フリップボードに名前が記載された経緯は分からないが「無断で掲載されたと認識しております」と説明した。
 立民は、大阪府に会見時のフリップボードから山中氏の名前を削除するよう求め、府はインターネットに掲載している会見資料から山中氏の名前を削除した。また、ニュースソクラの運営会社に法的措置を含めて対応するとした通知書を送ったという。
 ニュースソクラの土屋直也編集長は本紙の取材に「相手の主張を聞いた上で判断したいが、記事は正しいものだと考えている」と話した。(丸山耀平)

1210チバQ:2021/07/19(月) 22:20:08
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210719/1000067508.html
旭市長選 米本弥一郎氏が初当選
07月19日 07時09分

任期満了に伴う千葉県旭市長選挙は、18日投票が行われ、無所属の新人で、元市議会議員の米本弥一郎氏が初当選を果たしました。

旭市長選挙の開票結果です。
米本弥一郎、無所属・新 当選 1万4569票
高橋利彦、無所属・新  6593票
戸村ひとみ、無所属・新 3340票
菅生隆、無所属・新   1820票

今回の選挙は3期務めた現職の引退に伴い新人4人の争いとなり、元市議会議員で自民党と公明党が推薦した米本氏が、初当選を果たしました。
米本氏は60歳で、8年前に市議会議員に初当選し、2期目の途中で今回の市長選挙へ立候補しました。
米本氏は「中核病院を中心とした医療・福祉の充実や、地域の防災力の強化をはかるとともに基幹産業である農業を育成して持続可能なまちづくりをめざしたい」と話しています。

1211チバQ:2021/07/19(月) 22:25:35
https://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/feature/CO051252/20210715-OYTAT50057/
混戦 横浜市長選
(上)自民「仲間」か「政策」か IR誘致是非党に亀裂
2021/07/14 05:00
総務会後、取材に応じる梶村幹事長。「ブレない」と書かれた菅首相のポスターが掲げられていた(11日、自民党横浜市連会館で)
出馬表明の記者会見で「IR取りやめ」を訴えた小此木氏

 8月22日投開票の横浜市長選は、かつてない激しい戦いとなりそうだ。すでに史上最多ペースの8人が名乗りを上げ、現職市長らも近く出馬表明する。「負けられない」「勝ち馬に乗らねば」――。次期衆院選にも影響を与えるとみられる県都の戦いを前に、様々な思惑が交錯している。

 11日午後、自民党横浜市連会館の会議室。市連幹部の市議や県議ら総務会メンバーの約20人が険しい表情で長机を囲んでいた。議題は、国家公安委員長を辞任して出馬する前党県連会長の小此木八郎(56)への対応だった。

 小此木は、ともに衆院議員を務めた祖父・歌治氏、父・彦三郎氏を継ぐ神奈川自民の実力者。地元の市長選に打って出るとなれば、党を挙げて支援する方がむしろ自然だ。

 しかし、その小此木が党内の結束に亀裂を入れる。閣僚を辞任しての異例の出馬に際し、「市民の信頼を得られていない」として、横浜へのIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致の「取りやめ」を突如明言したのだ。

 IRを観光立国への重要施策と位置づける政府方針の下、自民の市議らは市のIR誘致に賛成し、IR推進を訴えて、地元経済界の支援を取り付けてきた。そんな市議らにとって、小此木の発言は〈不意打ち〉に等しかった。

 「IR反対では(小此木を)推薦できるはずがない」。そう主張する市議らに対し、県議らは「閣僚を辞め、不退転の決意で出馬するのに、なぜ支援できないのか」と迫った。裏では、「親分(小此木)が白と言うなら、黒でも白と言えないのか」と、怒りをぶちまける県議もいた。

 総務会は約1時間に及んだ協議でもまとまらず、市連会長の官房副長官・坂井学(55)に判断が一任された。坂井が選んだのは、党を挙げて小此木を支える「推薦」ではなく、各議員が自由に支援候補を選ぶ「自主投票」だった。

 散会後、市連幹事長の市議・梶村充(72)は「それぞれの立場で選挙をするが、終わった後は今まで通り『ノーサイド』だ」と語った。ただ、その実は、尾を引く内部分裂を回避しようという玉虫色の決着だ。



 市議会でも最大勢力を誇る自民が、なぜこうも迷走したのか。3月下旬から本格化した市連の候補者選びに当初、危機感は見られなかった。しかし、大学教授らの名前が浮かんでは消えを繰り返し、時間が過ぎた。お膝元の首長候補について、菅首相の「一声」が響くこともなかった。

 それでも市連は6月上旬、過去2度の市長選で支えた現職の林文子(75)に対し、高齢や多選を理由に、今回選挙では支援しない方針を伝えていた。小此木とは別の国会議員らが浮上しており、絞り込みを急ぐつもりだったのだ。だが、林との面会の1週間後、小此木がまさかの「反IR」を掲げて動き、市連の焦りは混乱へと変わった。

 自主投票となり、一部の市議は、いったん「決別」を告げた林の支援に回る見通しだ。市連内部が「仲間」の小此木をとるか、「政策」を貫いてIR誘致を進めてきた林につくか――で分かれることになる。

 「小此木、林のいずれかが勝てば、我々は負けではない」。そんな声もあるが、あるベテラン市議は「こんな体たらくは初めてだ」とため息をつく。(敬称略)

1212チバQ:2021/07/19(月) 22:26:17
https://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/feature/CO051252/20210715-OYTAT50050/
混戦 横浜市長選
(中)立民擁立巡り隙間風 反IR共産連携難航も
2021/07/15 05:00
山中氏(中央)が出馬表明した記者会見に同席した江田氏(左)と阿部氏。会見は江田氏のあいさつで始まった(6月29日、横浜市中区で)

 立憲民主党が擁立した元横浜市立大教授の山中竹春(48)が立候補を表明した6月29日夜。記者会見には立民県連の「代表」と「最高顧問」が同席していた。前者は衆院議員の阿部知子(73)、後者は同じく衆院議員で、党代表代行でもある江田憲司(65)だ。

 告示まで1か月半を切っていた。報道陣の質問に応じた阿部は「やはり、時間的には不足している」と認めたが、直後に江田がマイクを握り、それを打ち消した。「全く遅くはない」――。両者の間に吹いた隙間風が、立民の戦いの「危うさ」を物語るようだった。



 立民は、現職の林文子(75)が進め、自民党市議団が賛成したIR(カジノを含む統合型リゾート)の誘致に反対の立場だ。昨秋には、市民団体が住民投票の実施を求めて展開した署名活動にも参加した。

 その市民運動は盛り上がりを見せ、20万筆近くの署名が集まった。IR誘致の是非を問う住民投票は、市議会での自民、公明両会派の反対で実現しなかったものの、立民はそこに、市長選の勝機を見た。“IR野党”として反対勢力を結集すれば、現職や自公が推す候補が相手でも、勝てると踏んだのだ。

 候補者探しは3月から本格化した。中心にいたのが阿部と江田だ。

 藤沢市などを地盤とする社民党出身の阿部は「あれだけの活動は歴史にない」と、市民団体との関係を重んじた。意中の人は署名活動に加わっていた参院議員だったが、消極的な返答しか得られず、行き詰まる。

 これに対し、無党派層の多い横浜市北部で自身の選挙を勝ち抜いてきた官僚出身の江田は「選挙に勝つには反IRだけじゃダメだ」と、知名度など〈+α〉を持つ候補にこだわった。

 まとまらない話にしびれを切らし、市民団体が独自に候補を立てる動きまで出始めた6月中旬、ようやく絞り込まれた候補が山中だ。新型コロナ関連の研究で注目された臨床統計学の専門家、〈+α〉を持つ人材。連れてきたのは江田だった。

 署名活動には関わっておらず、阿部にしてみれば、不本意だったに違いない。ただ、切れるカードは手元になく、立民の党内議論は、山中推薦で決着を見た。



 しかし、野党勢力の結集にはなおハードルがある。立民の支持団体の連合が、対立関係にある共産との連携に反発しているためだ。

 関係者によると、連合、共産党双方の組織票がほしい立民は今月上旬、共産に対し、表立った支援を控えるよう打診したという。署名活動に加わり、山中を推す構えの共産にとっては、はしごを外された形で、両党の協議は難航している。

 さらに立民は反IRの候補が乱立しそうな情勢を見て、別陣営に出馬辞退を促したが、これも成功していない。

 「野党統一候補」として挑みたい山中は、この週末に事務所開きを控える。だが、出席者の顔ぶれ、有無によっては、IR野党の「同床異夢」が浮き彫りになる。

 「内輪もめばかりで、本当に横浜のことを考えているのかと市民に問われれば、返す言葉もない」。ある野党幹部は自嘲する。(敬称略)

1213チバQ:2021/07/19(月) 22:28:52
https://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/feature/CO051252/20210715-OYTAT50047/
混戦 横浜市長選
(下)虎視眈々狙った好機 現職支持広がり不透明
2021/07/16 05:00
3期12年の実績をアピールし、4選出馬を表明した林市長。会場には支持者の地元経済人らも駆けつけた(15日、横浜市役所で)

 美しい港を見下ろす高層ビルに生まれ変わった横浜市役所で15日夕、その 主あるじ が、ついに出馬を表明した。現職の市長、林文子(75)だ。配られた資料には「コロナ禍を乗り越え、経済を再生し、豊かな市民生活と活気ある横浜を必ず取り戻します」とつづられていた。

 現職が続投を目指して立候補した横浜市長選は過去30年に6回あった。出馬表明のタイミングは平均で、告示の58日前。これに対し、今回の林は24日前だ。すでに8人が名乗りを上げている。だが、林にとっては〈出遅れ〉ではないのだろう。出馬を決意したのは「昨晩です」と語った表情にはむしろ、〈真打ち登場〉と言わんばかりの余裕すら漂っていた。

 関係者によると、現在3期目の林は、3月下旬に自民党市連幹部と面会した時点で、すでに4選出馬の意欲を示し、5月頃には公約づくりに着手していたという。ただ、表舞台では前のめりの気配を消し去り、記者会見で意向を問われても、「コロナ対策に集中している」などとはぐらかした。

 注視していたのは、最大の後ろ盾だった自民の動向だ。その自民に6月上旬、高齢や多選を理由に「決別」を告げられたが、それでも林は身を引こうとはしなかった。自民の候補者擁立が難航しているのを見て取っていたのだ。

 潮目を変えたのは、自民の前国家公安委員長・小此木八郎(56)の出馬表明だった。IR(カジノを含む統合型リゾート)関連法案の成立に賛成してきた小此木が、横浜誘致の「取りやめ」を打ち出したことで、自民が割れた。

 これなら、IR賛成派の市議らの支援も見込める――。満を持して勝負に出た林は出馬会見で、IR推進を改めて明言した。そのうえで、「行政はワンイシュー、一つの事柄で語ることはできない」と述べ、3期12年の実績をアピールした。

  虎視眈々こしたんたん と機をうかがい、注目を引きつけて舞台に上がった林。ただ、ここから先も、読み通りに事が運ぶとは限らない。小此木ではなく、林につく自民の市議がどれだけいるか。地元経済界の支持者も、IR実現の際に、恩恵を受けやすいとみられるエリア、業界にとどまっている。



 にわかに熱を帯びてきた選挙戦も、5月までに立候補の意向を明らかにしていたのは2人だけだった。だが、6月以降、一転して出馬表明が相次いだ。自民、立憲民主党がともに候補者選びで足踏みし、林も進退を明示しなかった状況が「有力候補不在=チャンスあり」の空気感を広げたとの見方もある。

 立候補予定者はさらに増える。前知事の参院議員・松沢成文(63)も参戦する構えだ。

 林の出馬会見に先立ち、読売新聞の取材に応じた松沢は、経済人らから出馬の要請を受けているとしたうえで、「週末までには判断する」と説明。市長選について、「郊外部の広範な浮動票が取れないと勝てない。与党でも野党でもない『第3極』に期待感があれば、そこに票が集まる」などと分析してみせた。関係者によると、松沢はすでに「反IR」を含む政策をまとめているという。

 立候補予定者の顔ぶれは見えてきたが、現状、抜きんでた存在はいない。それだけに、業界団体などの間では、勝ち馬に乗りたいとの思惑もうごめく。

 IR予定地の山下ふ頭に拠点を置き、誘致に反対してきた横浜港ハーバーリゾート協会は、立民が擁立した元市立大教授・山中竹春(48)支援で動いてきた。しかし、小此木がIR取りやめを掲げたことで、協会内部からは「自民との対立軸も、山中を支える大義名分もなくなった」との声も漏れる。

 混戦の行方は見通せない。

(敬称略)

(この連載は、藤亮平、田ノ上達也、樋口貴仁が担当しました)

1214チバQ:2021/07/20(火) 18:02:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/de838e5dc67913dec5368bb92ff63e47858ccd30
【横浜市長選】前・神奈川県知事で参院議員の松沢氏が出馬を表明 立候補の意向10人目
7/20(火) 15:31配信

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カナロコ by 神奈川新聞
横浜市長選への出馬を正式に表明する松沢成文氏=20日、横浜市役所

 任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)を巡り、前神奈川県知事で参院議員の松沢成文氏(63)=日本維新の会=が20日、市役所で会見し、無所属で出馬すると正式に表明した。同市長選に立候補の意向を示したのは10人目。出馬者は過去最多の6人を大きく上回る見通しだ。

 出馬者全員が当選に必要な法定得票(有効投票総数の4分の1)に届かない可能性も浮上。全国首長選で7例目、うち政令指定都市では2003年の札幌市以来、2例目に当たる再選挙も想定される大激戦となりそうだ。

 会見で松沢氏は「市政大刷新に向けて立候補する決意を固めた」と表明した。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜誘致を巡り、日本維新の会はIR推進の立場だが、松沢氏は今年2月に「民主的プロセスを経ていない形でIRを強行するのは反対だ」と述べている。

 松沢氏は川崎市多摩区出身で慶大卒。松下政経塾を経て1987年の県議選で初当選。衆院選では93年から3回連続で当選した。2003年から知事を2期8年間務め、知事の多選禁止条例や受動喫煙防止条例の制定などを手掛けた。12年には東京都知事選に無所属で出馬したが落選。13年の参院選で神奈川選挙区からみんなの党で出馬して当選し、19年に日本維新の会から出馬し再選している。

 同市長選には横浜市議の太田正孝氏(75)、動物保護団体代表理事の藤村晃子氏(48)、元衆院議員の福田峰之氏(57)、前国家公安委員長で元衆院議員の小此木八郎氏(56)、立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)、水産仲卸業社長の坪倉良和氏(70)、元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)、現職で4選を目指す林文子市長(75)、弁護士の郷原信郎氏(66)の9人がすでに立候補の意向を表明している。

 IRに賛成の立場を表明しているのは林と福田の2氏。8氏が奪い合う格好の反対票の行方も選挙戦の焦点となりそうだ。

 今回で20回目を数える横浜市長選で最多の6人が出馬したのは第10回(1982年)、14回(98年)。いずれも与野党相乗り体制の現職が50%以上の得票で圧勝している。

 直近の県内選挙人名簿(6月1日現在)によると、横浜市の有権者は312万9398人。法定得票は投票率50%ではおよそ39万1千、40%は31万2千、30%は23万4千―などとなる。(横浜市長選取材班)

神奈川新聞社

1215チバQ:2021/07/20(火) 22:47:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/272746195e4e37d6a68c91fd470fd55533005c1f
【横浜市長選】出馬表明の小此木氏が決起集会 自主投票の自民・公明市議ら70人「戦い抜く」
7/20(火) 22:41配信

カナロコ by 神奈川新聞
「ガンバロー」に合わせて無言で拳を上げ、団結を誓った小此木氏を支援する議員ら=20日、横浜市中区のホテル

 横浜市長選に出馬を表明している前国家公安委員長で元衆院議員の小此木八郎氏(56)=自民党=を支援する自民党の有志議員の会が20日、市内のホテルで決起集会を開いた。

 同党の国会議員や地方議員ら約70人が参加。菅義偉首相ら現職閣僚からも小此木氏への支援表明が寄せられた。

 小此木氏は「取りやめる」と表明したカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜誘致について、「IRに変わる政策はそう簡単な話ではない。市長になればさまざまな政策を打ち出したい」と意欲を示し、医療の強化や女性活躍推進などに注力すると訴えた。

 集会には、市会最大会派「自民党・無所属の会」の市議36人のうち30人が出席。あいさつに立った佐藤茂市議は、同党市連が自主投票と決めて小此木氏への推薦を見送った経緯を説明。「(IRに反対した)小此木さんを応援できない市議もいて市会議員団が一触即発の状況に追い込まれた」としながらも、「30人で戦い抜く」と力を込めた。

 自主投票の方針を固めている公明党県本部の地方議員も駆け付け、小此木氏への支援を表明。草間剛市議の呼び掛けで一致団結を誓った。

神奈川新聞社

1216チバQ:2021/07/21(水) 15:55:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c344c649b341e71502741f5b3d506463fa0cb94
自民市議36人中30人が小此木氏を支援へ 横浜市長選
7/21(水) 12:30配信

朝日新聞デジタル
会見で横浜市長選への出馬を表明した小此木八郎氏=2021年6月25日午後5時21分、横浜市役所、松沢奈々子撮影

 横浜市長選への立候補を表明した前自民党神奈川県連会長の小此木八郎氏(56)を支援する有志議員の会合が20日夜、横浜市内であった。自民党の一部市議は4選を目指す林文子市長(75)の支援に回ると見られたが、有志の会に参加しない党の市議は、36人中6人であることが明らかになった。

 冒頭、代表世話人で党横浜市連会長の坂井学・官房副長官が「(党で市関係の)国会議員と県議は全員、市議団は36人のうち30人が有志の会に参加する」と説明。会には甘利明衆院議員ら県内選出の国会議員、地元議員ら100人弱が集まった。

 公明党の上田勇・県本部代表も登壇し、「県議、市議全員が、数ある候補者で横浜のリーダーを任せることができるのは小此木先生しかいないという意見で一致した」。菅義偉首相は姿を見せなかったが、「支援表明をいただいている」と説明された。小此木氏は記者団に「心強い支援の輪を広げて頂いた」と話した。

 小此木氏は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致とりやめを掲げて立候補を表明。自民党内には小此木氏に推薦を出す案もあったが、IRを推進してきた横浜市議の一部が猛反発し、自主投票に決まった経緯がある。(末崎毅)

朝日新聞社

1217とはずがたり:2021/07/22(木) 18:44:18
Who??
>市民団体側は「ともに署名活動を行ってきた候補者が望ましい」と、何度も再考を申し入れたが、受け入れられなかった

三原じゅんこと松田公太と渡辺真理か?
>現職の国会議員や元国会議員の企業経営者、それにフリーアナウンサーなど、名前が次々に挙がるものの決めきれないまま時間は過ぎていった。

2021年7月21日特集記事
横浜 IR・カジノに揺れる
史上最大の混戦を制すのは
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/64028.html

8月に迫った横浜市長選挙。
立候補の意向を表明したのは10人にのぼり(7月21日現在)史上最多の立候補者による選挙戦となる見通しだ。
最大の争点になるとみられるのが、横浜市が目指してきた、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の誘致の是非だ。
菅総理大臣のお膝元横浜で何が起きているのか。混戦必至の選挙の行方を探る。
(有吉桃子)

与党賛成vs野党反対 前哨戦のはずが…

さかのぼること半年前。
年明けの横浜市議会は与野党が激しく対立していた。
議題は、IR誘致の是非を問う住民投票条例案。
IR誘致に反対する市民団体や野党が、法定数の3倍を上回る19万人分余りの署名を集め、制定を求めたのだ。

政権を担う自民党と歩調を合わせ、IR誘致を推進してきた市長・林文子(75)は、住民投票の必要はないという考えを示した。そして条例案は、自民党と公明党が反対多数で否決した。

このとき、この対立は市長選の前哨戦だと誰もが考えていた。
つまり、自民党と公明党がIR推進の市長候補を支援し、立憲民主党や共産党などの野党はIR反対の候補で一本化を図るのだろうと。

しかし、動きは予想とは全く違った展開をたどる。

自民党が現職に引退勧告
告示まで、2か月を切った6月10日。市長選に向けた具体的な動きが表面化する。

自民党横浜市連の幹部が、3期12年市長を務めてきた林に対し、次の選挙では支援しない考えを伝え引退を促したのだ。高齢や多選に加え、IR反対で野党候補が1つにまとまれば負ける可能性があると分析したことが理由だった。

このとき林は、後継候補は誰なのか自民党側に尋ねたが明確な回答がなく、支援者から立候補を求められているなどとして受け入れない考えを示したという。

自民党横浜市連などは、林に代わる候補者選びを急いだ。しかし、現職の国会議員や元国会議員の企業経営者、それにフリーアナウンサーなど、名前が次々に挙がるものの決めきれないまま時間は過ぎていった。

まさか現役閣僚が
「小此木さんが出るってよ」

9日後の6月19日、誰もが驚く情報が駆け巡った。
菅政権で国家公安委員長を務める小此木八郎(56)が閣僚を辞めて立候補するというのだ。
しかも、IRに反対する立場で。

誰もが予想していた、IRを推進する与党VS反対する野党という構図が一変した。

自民党の市議も、当時の衝撃をこう振り返る。
「とにかくびっくりしてみんな口を開けたままぽかんとしているような状況だった」

関係者によると、地元の自民党幹部が林を支援しない方針を確認したのは、本人に伝える2週間ほど前の5月下旬。その場には小此木もいたという。

その直後、小此木は、ともに横浜に選挙区があり、総裁選で選挙対策本部長として支えた総理大臣、菅義偉に会って立候補する考えを伝えたという。立候補を要請していた元国会議員の女性有識者に断られたことの責任を取るというのがその理由だった。さらに、菅が推進してきたIRに反対の立場を取ることを話すと、しばらく無言の時間が流れ、その後、菅は『わかった』と答えたと小此木は振り返る。

6月25日。小此木は正式に立候補を表明し、IR反対に回る理由を説明した。

「閣僚を辞任するのは簡単なことではないし、無責任のそしりは免れない。しかし、生まれた街である横浜も私にとって大事な街だ。IRについては市民の信頼が得られていないという思いがあり、そこにコロナという今までにない感染症と戦わないといけないという現実を踏まえて取りやめるという判断をした」
関係者は、小此木がIRに反対することになった理由を推察する。
「立候補を要請した元国会議員が『IR推進では絶対に勝てない』と小此木さんに繰り返し伝えていた。さらに、『ハマのドン』とも呼ばれる横浜の港の有力者で、IRに反対して菅総理大臣と袂を分かった横浜港運協会の前会長・藤木幸夫氏と小此木家は家族ぐるみのつきあいだ。藤木氏からも影響を受けたのではないか」

割れる自民 首相の地元で決められず
小此木は自民党に推薦を求めた。しかし、党の横浜市連は割れた。

「これまで掲げてきたIR推進の立場とどう整合性を付けるのか」
「IRは数ある政策の1つにすぎない。党への功績が大きい小此木氏をそれだけで支援をしないのか」
「自民党が割れたら野党に勝つことはできない」

1218とはずがたり:2021/07/22(木) 18:44:43
割れる地元を菅はどう受け止めたのか。
この時点で菅は、市長選をめぐる考えを公に示していなかった。
しかし、小此木が立候補表明した後、周辺に「小此木を徹底的にやる」と話していたという。

7月1日に開かれた党横浜市連の会合。
菅に近く、市連の会長を務める官房副長官の坂井学は「IR以外の政策で相違がないのだから小此木氏を支援したい」と推薦を出すことへの理解を求めた。
これに対し、一部のIR推進派の市議から異論が相次いだ。
中にはIRを推進する林を支援することを前提に、離党も辞さない姿勢で反発した人もいたという。

その後も何度も会合は持たれたが、結論は出なかった。
そして今月11日、党が割れることを回避するため自主投票を決めた。
衆議院選挙を間近に控える中、総理大臣の足元で推薦する候補を決められないという異例の事態だ。

公明党は、自民党と足並みをそろえ、自主投票を決めた。

どうする現職
こうした自民党の動きをじっと見守っていたのは、引導を渡された形の林だ。
一方で、立候補に向けて支援者と会合を開くなど準備を進めていた。

林は、小此木の立候補表明後、関係者にこう話していたという。
「IRを推進してきた自民党が、IRに反対の小此木さんを支援できるわけない。自民党がIRをやらないというなら私が出るしかない」

その言葉通り、徐々に周辺が動き始める。IRを推進する立場の自民党の一部の市議が支援に回った。また、経済界からも、IRの実現に期待したいと支援の声が上がった。

7月14日には、経済団体やスポーツ団体などが立候補を要請した。
発起人を務めた横浜商工会議所の副会頭は「この選挙はある意味、政党対経済界・市民団体・スポーツ界の力の結集の戦いではないか。政治の世界に振り回されることなく、自分たちの考えで横浜市政をよくしてくれる人を応援したい」と力を込めた。

そして翌15日、4期目を目指して立候補することを表明した。

「IRは横浜の将来にとって非常に大事だ。現役世代が高齢者を支えていくことが厳しくなり医療や教育にお金が回らなくなってしまう事態に備えて、何とか経済を活性化させなくてはいけない。IRを家族で楽しめる場所にしたいし、観光都市として日本一安全な都市にしていきたい」

野党も候補者選定が難航
一方の野党側。こちらも候補者選定は難航した。

立憲民主党や共産党などは、IR反対派の市民団体とともに、住民投票条例の制定を求めて運動し、19万人を超える署名を集めた。参加した誰もが、その枠組みと勢いを維持して市長選挙に臨めば勝てる可能性はあると感じていた。


関係者によると、立憲民主党の選定の過程では、元企業経営者の男性や、現職の国会議員、有識者の女性、そして最終的に推薦することになる元横浜市立大学教授の山中竹春(48)など多くの名前が挙がった。

立憲民主党内に、市民団体と調整しながら擁立を進めるべきだという声もあったが、団体側に具体的な状況が示されたのは、山中と元企業経営者の男性の2人に候補者が絞られた5月下旬になってからだった。

この進め方に対し、市民団体側は「ともに署名活動を行ってきた候補者が望ましい」と、何度も再考を申し入れたが、受け入れられなかったという。

「『頑張りました』ではすまない」
最終的に立憲民主党はIRだけではなく、新型コロナウイルスに関する研究で注目された山中を「勝てる候補」として擁立する方針を決めた。
これを受け市民団体は、中心メンバーが離脱するなど紆余曲折はあったものの、山中と政策協定を結んだうえで支援する方向となった。

立憲民主党神奈川県連最高顧問の江田憲司は「この選挙は『頑張りました』ではすまない選挙だ。絶対に反対派を当選させないといけない。自民党がどんな候補であっても、1%でも勝てる可能性が高い候補だ」と力を込める。

山中は、記者会見でIRに反対する決意を強調した。

「市が運営する大学の職員として、当時は署名運動に参加することに葛藤があった。そういう思いを伝え、退職して退路をたち『市民団体と一緒に戦っていきたい』と伝えた。IRには断固反対、即時撤回、そう考えている。カジノができれば依存症が増えることや風紀や治安が乱れること、教育環境が悪くなることはデータによって明らかだ」
IRに反対し、住民投票条例の制定を求めて運動にかかわってきた共産党も7月21日、山中氏を支援することを正式に決めた。

さらに、IRをめぐって菅と袂を分かった「ハマのドン」とも呼ばれる藤木幸夫も山中の選挙対策本部の会合に出席し、支援することを明らかにした。

野党側も一枚岩になれず
しかし立憲民主党も、足並みの乱れが表面化している。

候補者選考の過程で名前が挙がった、元検察官の弁護士で、市のコンプライアンス顧問を務めていた郷原信郎(66)が立候補を表明したのだ。

1219とはずがたり:2021/07/22(木) 18:45:11
>>1217-1219
「政策論争がしっかり行われ、民意が反映される選挙になるのかどうか大きな懸念があり、自分自身が立候補表明することが必要だと考えた。IRに私自身は反対だ。市長になれば、民意を問うプロセスとして、住民投票を実施したい」

一方で、「反自民票」が分散するのは本意でなく、山中との一本化を模索するとした。
その後、山中側に立候補の理由や政策に関する質問状を突きつけたが、十分な回答が得られなかったとして、再び会見し、立候補する意思を改めて強調した。

このほか、立憲民主党所属の市議の太田正孝(75)もIRに反対し無所属で立候補することを表明している。

「IR誘致について私は『よくない』と言い続けてきた。市長になればカジノはすぐおしまいにする」

一方、次の衆議院選挙に向けて立憲民主党との連携を調整している国民民主党は、支援を受ける労働組合の意向も確認しながら対応を検討している。

さらに混沌とする反対派
こうしたなか、さらなる衝撃が反対派に走る。

7月20日。現職の参議院議員の松沢成文(63)が立候補を表明。
神奈川県知事を2期8年務め、地元では高い知名度を誇る松沢は「地元の支援者からの要請を受け立候補を検討している」と、1週間ほど前、所属する日本維新の会の幹部に伝えていた。
党幹部は、参議院の貴重な1議席を失うことになるうえ、衆議院選挙で神奈川県を中心に党勢拡大にあたってもらいたいなどとして慰留していたが、それでも松沢は、党を離党したうえで、無所属で立候補する考えを明らかにした。

「昨今の横浜市のカジノをめぐる混乱はなんだと私自身悩みを深くした。政党や経済界、市民も対立し分断され、市政は混乱を極めている。熟慮に熟慮を重ねた結果、この危機的な状況を打破し横浜を大刷新するために私のこれまでの経験、すべての持てる力をかけていきたいという決断をした」

また松沢は、記者会見で、署名活動を行った市民団体の共同代表だった慶応大学名誉教授の小林節が松沢を支援する団体の代表世話人を務めることを明らかにした。
小林は、立憲民主党が主導する形で進んだ候補者擁立の過程で市民団体を離脱していた。

松沢は、IRの政策そのものは否定しないものの、選挙では、横浜市への誘致について反対を訴えるという。
「横浜はこのカジノの是非をめぐって大混乱しているわけですから、横浜ではカジノは諦める。カジノ反対と言うだけではなく、私が市長になればカジノ禁止の条例案を議会に提案するので、徹底して議論して議会にも認めていただきたい」

一方、松沢が所属する日本維新の会は、IRを推進する立場のため、今回の市長選は静観するとしている。

相次ぐ立候補表明
作家で長野県知事や国会議員を務めた田中康夫(65)も、IR反対を訴えて立候補を表明している。

「横浜のラジオ放送局で番組を担当し、地元の人たちと知り合って横浜の光と影、多くの人が移り住みたいと思う街の裏表を知るようになり、4月に横浜市民となった。この街から日本を変えていきたい。横浜にはIRを設けないということで、すでに市民のコンセンサスは取れている。市長選挙のあとにまた巨額のお金をかけて住民投票を行う必要はなく、住民投票の意味が含まれた市長選挙だ」

元衆議院議員の福田峰之(57)は、脱炭素化やデジタル化、それに子育て環境の整備などを進めたいと訴え立候補を表明した。

「横浜市議会議員や衆議院議員として学んだこれまでの経験を、地元横浜のために生かしたいという思いで決意をした」

IRについては、当初「ニュートラル」だとしていたが、その後、有権者からわかりにくいという指摘を受けたなどとして「賛成」の立場を明確に打ち出した。

さらに、水産仲卸会社社長の坪倉良和(70)は、IRに反対し、施設整備が予定される山下ふ頭に中央卸売市場の機能を移転し、食の基地にしたいと訴え立候補を予定している。

また、動物愛護団体代表理事の藤村晃子(48)も、IRへの反対を鮮明に打ち出して立候補を表明し、動物虐待の取り締まり強化などを掲げて選挙戦に臨むことにしている。

選挙とIRの行方は
有権者数が全国の市区町村で最も多い310万人を超える横浜市。抱える課題も新型コロナ対策や高齢者福祉、子育てなど挙げればきりがない。しかし、いずれの立候補予定者もIR誘致の是非を重要な課題と捉えていて、選挙戦で最大の争点になるのは間違いなさそうだ。

10人が立候補を表明し、横浜市長選として史上最多の立候補者による選挙戦となる見通しだ。
選挙関係者の間では、いずれの候補も当選に必要となる有効投票の4分の1の法定得票数に達せず、再選挙の可能性すらささやかれる。

さらに、秋までに衆議院選挙が控える中、総理大臣のお膝元での大激戦の行方には永田町からも注目が集まる。

その決戦は8月22日だ。
(文中敬称略)

1220チバQ:2021/07/26(月) 20:31:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/a205c77fe7ca076cf7569ec89fabf6b74d5c622c
千葉県芝山町の現職・相川勝重町長 次期町長選に出馬せず
7/26(月) 17:09配信

チバテレ
千葉県芝山町の現職・相川勝重町長 次期町長選に出馬せず

 12月6日に任期満了を迎える千葉県芝山町の町長選挙について、現職の相川勝重町長が、出馬しない意向を表明しました。

 芝山町の相川町長は、1997年からの6期、約24年間、芝山町長として町政運営を担ってきましたが、24日、富里市内で開かれた自身の後援会の通常総会の場で、次期町長選には“出馬しない意向”を表明しました。

芝山町 相川勝重町長
「いま、芝山町は新たな段階、新たな時期を迎えていると言っても過言ではない。新たな時代に若い新たなリーダーが出てこなければならないと認識している」
「私は本年11月実施予定の町長選挙には出馬しません。立候補致しません」

 また、後任には、芝山町議会議員で3期目の麻生孝之氏(52)を推薦すると述べました。

 次期町長選を巡っては、新人の元町議会議員で、市民団体代表の石井新二氏(73)も7月8日に出馬を表明しています。

チバテレ(千葉テレビ放送)

1221とはずがたり:2021/07/27(火) 12:04:45

“病気療養のため” 社民党の小宮清子県議が辞職
7/27(火) 10:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c107f6793791e342b605dda0d4fb703f77e1d5f
チバテレ

 千葉県流山市選出で、社民党の小宮清子県議会議員が26日付けで辞職したことが分かりました。

 県議会事務局によりますと、小宮県議から辞職願の提出があり、26日付けで議長が辞職を許可したということです。

 辞職の理由について小宮県議は、「病気療養のため」と説明しています。

 県議会の定数は94人で、小宮県議の辞職に伴い、議員数は92人となります。

 小宮県議は、流山市議会議員を経て1999年に県議会議員選挙に初当選し、現在6期目でした。

チバテレ(千葉テレビ放送)

1222チバQ:2021/07/27(火) 15:00:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/195dff78d706b537cc9ab430da7a3a72662fa3f8
千葉県議会、初めて社民がゼロに 唯一の議員辞職、会派も解散
7/27(火) 14:12配信

産経新聞
千葉県議会=千葉市中央区(小野晋史撮影)

千葉県議会事務局は26日、社民党の小宮清子県議(70)=流山市選挙区、6期=から「病気療養のため」として辞職願の提出があり、同日付で議長に許可されたと発表した。小宮氏は同党唯一の県議だった。

同日、会派解散届も提出され、県議会から社民党が消滅。同事務局によると、県議会で社民党および前身の社会党の議席がゼロとなるのは、昭和22年の第1期以来、初めて。

同市選挙区は定数2人で、選出議員がもう1人いるため、小宮氏が辞職しても県議補選は行われない。

1223チバQ:2021/07/27(火) 20:02:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/05beebd0c00ab93d858e439367d765442a919ce9
【横浜市長選】藤村氏が出馬撤回「IR反対票が割れてしまう」 太田氏支援の方針
7/27(火) 19:51配信

カナロコ by 神奈川新聞
藤村晃子氏

 任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)に立候補を表明していた動物保護団体代表理事の藤村晃子氏(48)が27日、市役所で会見し、出馬を取りやめると発表した。

 市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)に反対する藤村氏は、IR反対派が乱立している現状を踏まえ、「反対票が割れてしまうのを食い止めるために辞退に至った」と説明。今後は、動物保護などに関する政策が近く、立候補を表明している市議の太田正孝氏(75)を支援する方針という。

 また、次期衆院選で神奈川3区から出馬する意向を示した。

神奈川新聞社

1224チバQ:2021/07/28(水) 22:18:23
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202107280000113.html2021年7月28日7時57分
【政界地獄耳】横浜市長選 制するのは組織か無所属か
★横浜市長選挙は候補者が乱立することで話題だが、こんな事態を呼んだのは横浜財界の脆弱(ぜいじゃく)さと、地元政治の転換期が重なったからではないか。カジノ推進を掲げた現職市長・林文子を地元財界と自民党市会議員団は支援していたが、前国家公安委員長・小此木八郎がカジノ反対を言い出して出馬すると多くの議員は小此木に流れた。おかしな話だが選挙になると起こりがちな事象だ。横浜市議団は小此木が当選後、カジノ反対の発言を翻すとでも思っているのだろうか。横浜市民も随分とばかにされたものだ。

★市長選挙とはいえ横浜市は日本最大級の政令指定都市で、人口6月現在は377万9890人。21年度の市予算案は2兆円を超える。市外からのイメージは港ヨコハマだろうが内陸部も広い。市長選の構図は8日の告示まで候補者がどのくらい増えるかわからないが、主要候補は政党の支援がつくか、支援母体の構成を気にしていた。自民党も自民系候補が乱立気味だ。立憲民主党は出馬の相談を複数が受けていたようで分裂選挙の様相で連合、市民団体などがどこに相乗りすべきか組織力を売り物に考えていた。

★ところが出馬を表明している元長野県知事・田中康夫はサンデー毎日のインタビューで城山三郎の「無所属の時間」というエッセーを例に「会社を辞めたら年賀状が来なくなった。残業や宴会もなくなったが、家には居場所もない。無所属の時間だ。その時に初めて自分の居場所を求め、NPOやボランティア、町内会に参加、カントがいうところの『プライベートな時に最もパブリック』な人たちになる。そういう人たちが、今どこの街にも、もちろん横浜にもいて、カジノがきっかけで、いろんなことに気付き始めた」と述べている。政治の1歩は無所属の時間からではないか。そもそも有権者は圧倒的に組織でくくれる人たちばかりではない。(K)※敬称略

1225チバQ:2021/07/29(木) 09:34:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/3972bc674a034b1005f44e9f8ae31e0f87036ba1
安曇野市長選に向け太田副知事が辞表提出
7/29(木) 8:42配信

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SBC信越放送
長野県の太田寛副知事が、きのう辞表を提出したことが分かりました。
太田副知事は、10月の安曇野市長選挙への立候補を検討しています。
関係者によりますと、太田副知事はきのう県に辞表を提出し、近く退職の辞令が出される見通しです。
任期満了に伴う安曇野市長選挙をめぐっては、現在3期目で81歳の宮澤宗弘市長が今季限りでの引退を表明していて、太田副知事は市民の有志からの要請も受け、立候補を検討しています。
市長選にはこれまでに、地域政党「信州義民の会」の新人・荒井久登さんが立候補を表明しています。
安曇野市長選挙は10月10日に告示され17日に投開票が行われます。

1226チバQ:2021/07/29(木) 10:29:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/62e3d147de5d9309fa83e66a9a33c2144fcf6763
茨城県知事選 地方自治研究者を市民団体が擁立
7/29(木) 6:00配信

茨城新聞クロスアイ
9月5日投開票の茨城県知事選を巡り、市民団体「いのち輝くいばらきの会」が、地方自治研究者の男性を擁立することが、28日分かった。同日、水戸市内で開いた総会で決定した。新型コロナウイルス感染症対策や東海第2原発再稼働などを争点化する見通し。知事選へ立候補を表明しているのは現職の大井川和彦氏(57)のみで、現新一騎打ちの構図となりそうだ。

同団体と男性は30日に出馬会見する予定。今後、共産党県委員会が協力する見通し。このほか、同団体は立憲民主党などを含め広く協力を呼び掛け、共闘を目指す考え。同団体関係者は「地方自治の観点から大井川県政と対峙(たいじ)し、県民の暮らしを守る県政を取り戻したい」と述べた。

同団体は昨年11月の総会で知事選への候補者擁立を決め、5月の候補者選定に向け協議を進めていた。ただ、新型コロナの感染拡大などに伴い、選考が難航していた。同団体は2017年の前回知事選でも独自候補を擁立し、共産党県委が推薦している。

茨城新聞社

1227チバQ:2021/07/29(木) 21:17:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bffa067878215c033856a708a4533d4204da0b6
【横浜市長選】菅首相「小此木氏支持」鮮明に 分裂選挙も結束促す狙いか
7/29(木) 21:11配信


カナロコ by 神奈川新聞
菅義偉首相(資料写真)

 菅義偉首相(衆院神奈川2区)が、横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)に出馬する前国家公安委員長で元衆院議員の小此木八郎氏(56)への支援に本格的に乗り出している。自民党市議の一部が現職の林文子市長(75)の支持に回る分裂選挙となっており、首相自ら「小此木氏支持」を鮮明にすることで自民支持層に結束を促す狙いがありそうだ。

 「横浜の顔になれるこれ以上の人はほかにいないと思いました」「全面的かつ全力で応援します」

 29日発行のタウン誌「タウンニュース」。首相は意見広告として掲載された小此木氏との対談で、小此木氏支持を初めて公言した。小此木氏は首相が推進してきたカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致について「地域の理解、市民の理解が十分に得られていない」として取りやめを改めて表明したが、首相はIRの話題には触れなかった。

神奈川新聞社

1228チバQ:2021/07/30(金) 16:01:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/6047a3de20ff8a3c5570f017a1d5928ab4fc7e6d
菅首相肝いりIR誘致に“逆風”横浜市長選に「誘致反対」候補続々
7/30(金) 11:08配信

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女性自身
6月25日、閣議に向かう小此木八郎国家公安委員長《当時》(写真:アフロ)

後手に回ったコロナ対応などで、支持率ジリ貧状態の菅義偉首相。自民党内からも「菅さんで選挙を戦えるのか」といった声も漏れ聞こえるが、この夏、首相のお膝元の市長選も荒れに荒れそうだ。

8月22日投開票の横浜市長選挙。最大の争点とみられているのが、首相肝煎りのカジノを含むIR(統合型リゾート施設)、その横浜誘致の是非だ。

これまでに同市長選では過去最多の9人が立候補を表明。すでに大乱戦の様相を呈している。

「IR賛成」を明確に打ち出している立候補予定者は、現職・林文子市長(75)と、元衆議院議員の福田峰之氏(57)の2人。

一方、「IR反対」を掲げる立候補予定者は数多い。なかでも俄然、注目を集めたのが当時、国家公安委員長という現職閣僚だった小此木八郎氏(56)の出馬表明だ。

「小此木氏の父は通商産業大臣、建設大臣を歴任した大物政治家・故小此木彦三郎氏。首相はこの彦三郎氏の秘書を務め、政治の“いろは”を教わりました。当然、息子とも40年来の付き合い。彦三郎氏の地盤を二人はそれぞれ引き継ぐなど、首相にとってみれば小此木氏はいわば“弟分”。その弟分が、このたびの出馬表明では“IRについては市民の信頼が得られていない”と反対を高らかに宣言し“兄貴”に反旗を翻したというわけです」(地元紙記者)。

他方、以前から「カジノ断固反対」を訴え続けるのが“ハマのドン”こと横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長。この、首相も足を向けて寝られないとされる実力者が、市長選で「全面支援」を約束したのが、立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)。山中氏も当然のごとく会見で「IR誘致は断固反対」を宣言した。

「さらに、現職の参議院議員で前神奈川県知事の松沢成文氏(63)、元検察官の弁護士で、市のコンプライアンス顧問を務めていた郷原信郎氏(66)、市議・太田正孝氏(75)、作家で、長野県知事や国会議員も務めた田中康夫氏(65)、水産仲卸会社社長の坪倉良和氏(70)が、それぞれ“IR誘致反対”を掲げ出馬を表明と、候補予定者の頭数だけ見れば『反対』が断然リードしている状況です」(同・地元紙記者)

市が行ったアンケート調査では市民のおよそ6割が反対というIR誘致。さらに横浜のIR計画で事業者の有力候補と目されていたアメリカや香港の企業がコロナ禍で相次いで参入見送りを表明するなど、横浜のIR計画は風前の灯と言えそうだ。

とにもかくにも、青息吐息の菅首相にとって今度の選挙、弱り目に祟り目なんてことにならなければいいが……。

1229チバQ:2021/07/30(金) 23:29:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/f51b4b0c43c869620379695e9359cce0944ae74f
12人で昼食付きゴルフ 山梨知事「問題ない。対策講じ楽しんで」
7/30(金) 19:40配信

毎日新聞
長崎幸太郎・山梨県知事

 山梨県教育委員会幹部や教員OBらが12人前後で昼食を伴うゴルフをしていたことを報じた新聞記事について、長崎幸太郎知事は29日夕方、ネット交流サービス「フェイスブック」に「今回のゴルフはなんら問題ある行為とは思えません」と投稿した。また県内外に向け「感染防止対策と熱中症対策を講じていただいた上で、是非とも親しい御仲間と大いにゴルフを楽しんでいただければと思います」と呼び掛けた。


 投稿は「ゴルフなどのスポーツを行うことについて県民の皆様に自粛を求めているということはありません」と記述し、昼食はグループごとに分かれて短時間で済ませ、プレー後の宴会も行われていないと説明。「感染症対策がなされていました」と主張した。

 毎日新聞は29日付朝刊社会面で、25日に県教委幹部らが感染対策を講じた上で昼食付きでゴルフをしていたことを報道。長崎知事が20日の記者会見で県民に「今年の夏は普段から一緒にいる家族、友人と静かに過ごして」と呼び掛けていたことも紹介した。【山本悟】

https://mainichi.jp/articles/20210728/k00/00m/040/336000c?inb=ys
山梨県教委幹部ら約12人がゴルフ・会食「五輪もやっているので」

毎日新聞 2021/7/28 20:37(最終更新 7/28 22:18) English version 551文字

 山梨県教育委員会幹部らが今月25日、教育関係者ら計12人前後で昼食付きのゴルフをしていたことが、県教委などへの取材で明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため長崎幸太郎知事は県民に、大人数での会食などを控えるよう要請しているが、参加した幹部は「東京オリンピックが感染対策を徹底して実施されている。対策すれば、同じスポーツのゴルフも開催していいのではと判断した」と釈明した。

 県教委によると、保健体育課長や中北教育事務所の副所長ら職員3人と教員OBらは25日に県内のゴルフ場で午前8時半から約1時間の昼食を挟んで、午後2時半ごろまでプレーした。マスクや手指消毒、検温をし、食事も会話中はマスクを着用する「マスク会食」を徹底させたという。

1230チバQ:2021/07/31(土) 07:50:45
https://www.asahi.com/articles/ASP7N7W3SP7NULOB026.html
自民市議36人中30人が小此木氏を支援へ 横浜市長選
末崎毅2021年7月21日 12時30分
 横浜市長選への立候補を表明した前自民党神奈川県連会長の小此木八郎氏(56)を支援する有志議員の会合が20日夜、横浜市内であった。自民党の一部市議は4選を目指す林文子市長(75)の支援に回ると見られたが、有志の会に参加しない党の市議は、36人中6人であることが明らかになった。

 冒頭、代表世話人で党横浜市連会長の坂井学・官房副長官が「(党で市関係の)国会議員と県議は全員、市議団は36人のうち30人が有志の会に参加する」と説明。会には甘利明衆院議員ら県内選出の国会議員、地元議員ら100人弱が集まった。

 公明党の上田勇・県本部代表も登壇し、「県議、市議全員が、数ある候補者で横浜のリーダーを任せることができるのは小此木先生しかいないという意見で一致した」。菅義偉首相は姿を見せなかったが、「支援表明をいただいている」と説明された。小此木氏は記者団に「心強い支援の輪を広げて頂いた」と話した。

 小此木氏は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致とりやめを掲げて立候補を表明。自民党内には小此木氏に推薦を出す案もあったが、IRを推進してきた横浜市議の一部が猛反発し、自主投票に決まった経緯がある。(末崎毅)

1231チバQ:2021/07/31(土) 07:53:26
https://www.sankei.com/article/20210731-WCTSNYNMXBMDDLQXODG4ROTB2M/
混迷する横浜市長選 最多9人が出馬予定、再選挙も
2021/7/31 07:00

8月8日告示、22日投開票の横浜市長選は現時点で過去最多の9人が出馬を予定、情勢は混迷の度合いを深めている。最大の争点はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の是非。9人のうち7人が誘致反対の論陣を張り、関係者のさまざまな思惑が交錯する中、菅義偉首相のお膝元でもある横浜市の自民党市連は候補を擁立できないまま分裂し自主投票に。反与党票も分散が予想され、再選挙の可能性もささやかれている。

〝台風の目〟は
選挙戦は、IR推進を訴え4選を目指す現職の林文子氏(75)に対し、政党などの組織力を後ろ盾とする前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)と元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主推薦=が誘致反対を掲げ対抗。


さらに、元神奈川県知事の松沢成文氏(63)や元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)らが、知名度や政治家としての経験や実績を武器に絡む構図が見え始めている。

IR誘致を望む地元経済界の支援を受け出馬を決めた現職の林文子氏=7月14日、横浜市(外崎晃彦撮影)
IR誘致を望む地元経済界の支援を受け出馬を決めた現職の林文子氏=7月14日、横浜市(外崎晃彦撮影)
現職の林氏は4年前の前回選挙と違い、自公の推薦を得られなかったものの、IR誘致を望む地元経済界の強い要請を受け、4選出馬を決めた。7月15日の出馬会見では、「市の経済を活性化できるキーは観光。IRは核となり、経済の流れをよくする。引き続き取り組んでいかないといけない」と強調した。IR誘致に賛成しているのは林氏と元衆院議員の福田峰之氏(57)の2人だけだ。


一方、〝台風の目〟となっているのが、6月末に国家公安委員長を辞して出馬を表明した小此木氏だ。党方針と正反対の「IR誘致反対」という奇策で出馬表明したことで誘致賛成、反対の両派を翻弄している。

大きな影響を受けたのが、党本部の方針に従ってIR誘致を進めてきた自民市連だ。推薦については、「これまで訴えてきた政策とまったく逆で、有権者に合わせる顔がなくなる」などとして一部の市議が猛反発。小此木氏は県連会長も務めた重鎮だが、市連執行部は「方針の矛盾について、どうしても説明がつかない」(自民関係者)ことなどから、所属議員は自主投票とする方針を決定。県連も追随した。


ただ、その後、県内の大部分の国会議員・県議・市議らが支持に回っている。小此木氏と関係の深い菅首相からも全面的に支援を受けているという。

しのぎ削る予定者
山中氏は、立民を中心とした野党勢力が推薦しているが、小此木氏の登場により、反IR票をまとめて勝つという算段に狂いが生じている。山中氏の陣営がよりどころとしている地元の実力者、藤木幸夫氏(90)が小此木氏とも非常に近い関係にあることにも気をもんでいる。

「ハマのドン」こと藤木幸夫氏(中央)は、山中竹春氏(右から2人目)を支援。右端は江田憲司氏=7月17日、横浜市(外崎晃彦撮影)
「ハマのドン」こと藤木幸夫氏(中央)は、山中竹春氏(右から2人目)を支援。右端は江田憲司氏=7月17日、横浜市(外崎晃彦撮影)
藤木氏は、中央政界に幅広い人脈を持ち、「ハマのドン」と呼ばれて地元港湾業界を率いてきた人物だ。支援候補を立民の江田憲司衆院議員に一任した経緯から、山中氏支持に回っているものの、「藤木家と小此木家は100年に及ぶ深い関係」(藤木氏に近い関係者)。小此木氏の出馬表明の裏に、藤木氏の了解があった可能性もささやかれている。


参院議員からの転身を図り出馬を表明した松沢氏は、元神奈川県知事としての知名度を生かすほか、当時の受動喫煙防止条例制定などの実績をアピールする。田中氏も作家や長野県知事としての知名度を生かしたい考え。市内に点在する米軍基地や跡地利用についての問題を投げかける。

反IRを掲げる候補同士の牽制(けんせい)も激化している。元検事で弁護士の郷原信郎氏(66)は「データに基づく行政」を目指す山中氏に矛先を向け、ギャンブル依存症増加の根拠となるデータの開示などを求めている。

1232チバQ:2021/07/31(土) 07:53:41

水産仲卸会社役員の坪倉良和氏(70)氏は、山下ふ頭に中央卸売市場を移転する構想を掲げている。坪倉氏の構想に共鳴する郷原氏は、出馬会見に坪倉氏を招くなど、候補同士の〝共闘〟も見られている。

政策に共鳴し、坪倉良和氏(右)と出馬会見の場を共にした郷原信郎氏=7月16日、横浜市役所(外崎晃彦撮影)
政策に共鳴し、坪倉良和氏(右)と出馬会見の場を共にした郷原信郎氏=7月16日、横浜市役所(外崎晃彦撮影)

福田氏は、行政のデジタル化推進を掛け声に、ネットを使った情報発信に力を入れ、市議の太田正孝氏(75)は11期の議員生活で培った視点から行財政改革を訴えるなど、各候補が政策のアピールにしのぎを削っている。

衆院選と重なる?
候補が乱立する選挙では、一般的に票の分散は不可避。横浜市選管によると、公職選挙法では、最多得票者の票数が有効投票数の4分の1以上に達しなければ、当選者が確定せず、50日以内に再選挙を行わなければならない。

再選挙も立候補に制限がないため、候補者がさらに増える可能性もある。再選挙でも4分の1以上に達しなかった場合は、何度でも再選挙が繰り返される。

再選挙になれば首長不在の期間が生まれるだけでなく、秋までに行われる衆院選と時期が重なることにもなりかねず、市長選をめぐり不安が渦巻いている。(外崎晃彦)

1233名無しさん:2021/07/31(土) 16:23:44
茨城知事選 田中重博氏が立候補表明
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20210730/1070013982.html

任期満了に伴ってことし9月に投票が行われる茨城県知事選挙に、新人で茨城大学名誉教授の田中重博氏が無所属で立候補することを表明しました。これは30日、田中氏が県庁で会見を開いて明らかにしたものです。
この中で田中氏は「大井川県政の企業本位の財政支出のあり方を改め、医療や福祉、それに雇用の拡大などに税金を優先的・重点的に使うよう抜本的に改めたい」と述べ、ことし9月に投票が行われる茨城県知事選挙に無所属で立候補することを表明しました。
田中氏は74歳。地方自治や財政を専門にする研究者で、茨城大学の副学長などを経て、現在は名誉教授です。前々回、8年前の知事選挙で落選し、今回が2回目の挑戦となります。
茨城県知事選挙にはこれまでに、現職の大井川和彦氏が立候補することを表明しています。茨城県知事選挙は8月19日に告示され、9月5日に投票が行われます。

東京新聞で原子力関係団体のOB出すみたいな記事が出てたがすぐ消えた辺り飛ばしだったかな?

1234名無しさん:2021/07/31(土) 16:51:17
知事選 田中氏が立候補表明 現職・大井川氏と一騎打ちか 共産推薦へ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/120753

茨城知事選(八月十九日告示、九月五日投開票)で、新人の田中重博茨城大名誉教授(74)が三十日、無所属での立候補を表明した。共産党が推薦する方向だ。この日、県選挙管理委員会が開催した立候補予定者説明会には、
田中氏と、既に出馬表明している現職大井川和彦氏(57)=自民、公明、国民民主党推薦=の二陣営しか出席せず、選挙戦はこの二人の一騎打ちとなる構図がほぼ固まった。
田中氏の知事選出馬は、二〇一三年の前々回に続き二回目。県庁で記者会見した田中氏は「待ったなしの重要な争点」として日本原子力発電東海第二原発(東海村)の再稼働問題を挙げ、「県民多数の世論に依拠し、再稼働を認めず、廃炉にする」と訴えた。
大井川氏に対しては「県民の福祉よりも企業の利益を優先する県政を推進してきた」と批判。新型コロナウイルスのPCR検査の完全無料化、「コロナ失業」「コロナ廃業」への支援強化など、税金を県民の命と暮らしに優先的に使うように改めるとした。
田中氏は大阪府出身。京都大大学院経済学研究科博士課程を修了後、茨城大教授、副学長を歴任した。現在は県自治体問題研究所理事長、県労働者教育協議会理事長などを務める。
田中氏を擁立したのは、一七年の前回知事選でも独自候補を擁立した住民グループ「いのち輝くいばらきの会」。日本原子力研究開発機構OBの新人を擁立する方針を決め、七月中旬まで説得を続けてきたが、最終的に同意を得られず断念した。
ほかにも、東海第二原発の再稼働の賛否を問う県民投票条例の制定を大井川知事に直接請求した「いばらき原発県民投票の会」の元幹部や、立憲民主党所属の首長経験者に出馬を打診するも固辞され、候補者選びは難航していた。
会の選考メンバーの一人だった田中氏が「(大井川氏を)無投票当選させるわけにいかない」として立候補を決断した。(宮尾幹成、保坂千裕)

>立憲民主党所属の首長経験者
高杉徹氏?

1235チバQ:2021/08/01(日) 22:13:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/feb3e464e7cea39158dc95101c34ad4cbde5d173
菅首相、剣が峰の横浜市長選 保守分裂、次期衆院選に影響も
8/1(日) 20:58配信


産経新聞
菅義偉首相(春名中撮影)

菅義偉首相(自民党総裁)の地元で行われる横浜市長選(8日告示、22日投開票)が与野党対決の構図となり、次期衆院選の前哨戦として注目を集めている。首相は自身に近い小此木八郎前国家公安委員長の全面支援を表明し、立憲民主党は元横浜市立大教授の山中竹春氏を擁立した。首相は目前に迫る衆院選を前に、地元での敗北が許されない剣が峰に立たされるだけに、野党は急所を突こうと躍起になっている。

「自民党の今後の政権に影響を与えることは、直接関係ないと理解している」

自民党の下村博文政調会長は7月28日の記者会見で、市長選の結果と今後の政権運営について聞かれ、こう語ったが、敗北した場合に備え、予防線を張ったのは明らかだった。

首相にとって、現職閣僚だった小此木氏の出馬は想定外で、地元のタウン誌では「痛手」「困惑した」などと語った。それでも支援を明確にするのは、選挙戦が事実上の保守分裂となり、野党が漁夫の利を得る可能性もあるためだ。

選挙戦の構図は、小此木、山中両氏に4選を狙う現職の林文子氏が加わる「三つどもえ」(自民党神奈川県連幹部)との見方が強い。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致が争点となる。

小此木氏は首相が肝いりで進める国のIR推進に賛成する一方、横浜への誘致は市民の反対を理由に断念する考えだ。しかし、林氏とともに計画を進めてきた自民党横浜市連は自主投票を決定。市議の多くは小此木氏を支援する構えだ。

一方、公明党は自民市連の対応を踏まえ自主投票を決めた。横浜選出の県議や市議団は小此木氏を「自主的支援」する方針だ。

小此木氏が敗れれば、次期衆院選と自民総裁選に向けた首相の戦略に悪影響が出かねない。今年に入り、自民は重要選挙を落とすケースが目立つ。4月の衆参3選挙に1勝もできず、山形、千葉、静岡の各知事選は自民推薦候補が敗れた。

今は政府の新型コロナウイルス対策が評価されず、菅内閣の支持率が低迷している。首相の地元ですら結果を残せないならば、「衆院選前に総裁選を行い新たなリーダーを選ぶべきだ」との声が党内で高まり、「菅降ろし」の芽が出てくるとの指摘もある。

こうした情勢もあり、立民は市長選を「菅政権に審判が下る選挙」(江田憲司代表代行)と位置づける。

「(新型コロナの)感染状況、ワクチン接種の進捗状況など政権が問われる。首相のおひざ元だから国政への影響も多大だろう」。神奈川県連に所属し、山中氏の擁立を主導した江田氏はこう強調する。別の立民幹部も「首相が応援すると明言しているからには、小此木氏が負ければ『菅政権は信任されていない』ということ。党(本部)としても重要な選挙だ」と語る。

山中氏は立民と連合神奈川の推薦、社民党の支援を得る。共産党は山中氏から推薦依頼がなかったため、党県委員会が自主的に支援する形を取った。連合の推薦を得て、共産は擁立を見送ることで結果的に候補を一本化-という立民が次期衆院選で目指す形に近い枠組みになった。

共産の志位和夫委員長は7月29日の記者会見で「野党の連携、結束、協力をできるだけしっかりしたものにして次(衆院選)につなげたい」と述べた。(今仲信博、田中一世)

1236チバQ:2021/08/02(月) 10:33:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a592b56754f0a6b53101e3a58d5feff77dc1320e
横浜市長選「野党統一候補」がパワハラメール…学内から告発「この数年で15人以上辞めている」
8/2(月) 6:02配信

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SmartFLASH
7月29日、桜木町で街頭演説前の山中氏を直撃。「コロナとカジノから横浜を救う」が旗印

「山中先生におかれましては、これまで素晴らしい研究成果や学内のご実績により、横浜市立大学のプレゼンスを高めてくださりました。今後も感謝の意を学内外へ伝えて参る所存です」

【画像あり】「『干す』ことにより、●●先生は自ら去りました」……野党統一候補である山中氏が人材採用を相談された際返したメール

 横浜市立大学の理事長・学長名で、教職員にこんな文書が届いたのは7月26日のことだった。

「山中先生」とは、同大学医学部を6月末で退職し、横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)への出馬を表明している山中竹春氏(48)のこと。

「専門は、統計や数字をもとに結論を導き出す『データサイエンス』です。新型コロナワクチンが、日本人にも有効であるという解析結果を初めて示し、注目されました。『報道ステーション』や『ミヤネ屋』などにも出演する名物教授でした」(サイエンスライター)

 冒頭の文面は、まるで大学が山中氏の選挙活動を全面的に応援していくような書きぶりだが、その裏には複雑怪奇な経緯と、山中氏の “別の顔” があったのだーー。

 横浜市長選は、前代未聞の大混戦になりそうだ。山中氏のほか、現職の林文子氏(75)、前神奈川県知事の松沢成文氏(63)、菅政権で国家公安委員長を務めた小此木八郎氏(56)など、史上最多の9人が立候補を表明している。

「選挙は現職の林市長、小此木氏、山中氏の実質三つ巴の構図です。当初、立憲民主党は江田憲司衆院議員(党県連最高顧問)を担ぎ出そうとしましたが、江田氏は固辞。その代わりに、政界進出に意欲があった山中氏を口説き、立候補させました」(政治部デスク)

 共産党、社民党も支持に回り “野党統一候補” となった山中氏。唐突に、その出馬が報じられたのは6月16日だ。横浜市大の関係者が語る。

「その日の午後、大学側から『6月16日の新聞報道について』と題された文書がメールで届きました。その中で、山中氏について『御本人への連絡がつかない状況が続いています』とあり、大学当局も混乱しているのだと思いました」

 文書の趣旨は「(大学は)教職員の選挙活動及び政治活動へ関与することはありません」という、常識的なものだった。

1237チバQ:2021/08/02(月) 10:34:02
「ところが、7月の下旬になって突然、山中氏サイドがこの文書について『(大学の)設置主体である横浜市の林市長に対して配慮した内容』であり『連絡がつかない』との文面も事実無根だ、と大学に猛抗議してきたといいます。

 7月26日付の文書(本文冒頭参照)は、その直後に大学側があらためて発表したもの。6月16日付の文書について謝罪し、なぜか山中氏に『感謝の意』まで述べるものになっていたのです」(同前)

 冷静さが求められるはずのデータサイエンティストには似つかわしくない動きだが、この関係者はこう証言する。

「山中先生の同僚、秘書、部下など、この数年間で15人以上が辞めているんです。多かれ少なかれ、先生の高圧的な言動が原因です」

 本誌は一通のメールを入手した。2019年11月17日、山中氏が、人材の採用について相談してきた同僚のA教授へ送ったものだ。

「『干す』ことにより、●●先生は自ら去りました。■■君についても同様に対応した方がいいと思います」

「干す」という強い言葉にA教授は驚き、複数の同僚とメールを共有した。一方、若手研究者のBさんは「自分は山中氏から “干された” 一人だ」と語る。

「数年前、データ入力で、本来反映されているべきデータが抜け落ちているというミスを犯しました。作業の途中では起こり得るものなのですが、山中先生にはその一回のミスで『君には向いていない。休みをあげるから次の仕事を探してきたら』と言われました」

 その後、Bさんは仕事を振られなくなったという。

「別の先生が僕に仕事を手伝わせようとしたとき、山中先生が『あいつに仕事させるな』と言うのを聞きました。山中先生のハラスメントに耐えられなくなり、山中先生からもう一度『辞めてくれ』と言われたときに、退職することにしました」(同前)

 別の大学関係者が、至近の事例について語る。

「2021年6月に山中先生は、結腸ガン患者の再発リスクを予測する論文を発表しました。ここで、データ解析の責任者を務めていたのがCさんでした。

 Cさんは、山中先生から『サボるな』と言われながら、通常は納期まで1カ月前後は要するデータ解析を1週間程度で提出するよう命じられました。連日必死に解析をおこなったCさんですが、論文の共著者から外されてしまったのです。

 通常、解析責任者の名前を論文から落とすことはありえません。ショックを受けたCさんは適応障害の診断を受け、その後退職しました」

 当時の研究従事者間のメールでは、別の従事者が「(山中先生は)解析担当者をオーサー(著者)に入れるつもりはなさそうでした。C先生が解析責任者に入っているため、この対応が後々問題にならないか不安です」と訴えている。

 Cさんに電話で当時の経緯を聞くと、以下の回答があった。

「私が解析責任者だったことは、研究を実施するにあたって作成される研究計画書の最終版を見れば、わかっていただけると思います。でも、私はもう大学を離れていますし、この件には関わりたくありません」

1238チバQ:2021/08/02(月) 10:34:15
 7月29日、一連の言動について、街頭演説前の山中氏を直撃したところ、後日、文書にて回答があった。

 理事長・学長名で教職員に送られた2通のメールについては、「当初の通知で、本人と連絡がつかないなど、事実無根の文書が発出されたことから、訂正に向けて支援者がご尽力いただいたものと承知している。その結果、2021年7月26日付『お詫び』文書においてしっかりと訂正されたものと承知している」。

 そして、山中氏の “パワハラ” 的言動については、以下の回答があった。

「(「干す」というメールを送ったかについては)在職中の学内行政に関するものであり、関係者のプライバシーの保護、秘密保持の観点から、存否を含めて答える立場にない。なお、山中本人がハラスメント行為をおこなった事実はない。(Cさんを論文の共著者から外したことに関しては)ご指摘の事実関係はない。解析責任者は山中本人で、論文執筆者の決定は多数人でハンドリングするコミッティー(委員会)において判断されたものと承知している」

 労働問題に詳しい笹山尚人弁護士が解説する。

「職場でのパワハラは、通常(1)優越的な関係を背景とし、(2)業務上必要かつ相当な範囲を超えて、(3)労働者の就業環境が害されることをいいます。この定義を援用すると、Bさん、Cさんのケースは(1)から(3)すべてに該当し、パワハラであると認定されると思われます」

 山中氏が「干す」というメールを送ったことについては、

「過去にそのような仕打ちをしたことを誇らしげに語ることは、内容としてはパワハラに相応するといえるでしょう。

 ただ、パワハラと認定されるには、相談相手のA氏が実際に “干す” 行動をしたり、A氏が許容したうえで、山中氏がそうした行為を開始するなどの事情が必要になると思います」(同前)

 立憲民主党のみならず、ほかの野党もこぞって山中氏に相乗りした。はたしてそれは、山中氏という人物を十分に “解析” したうえでの選択だったのか。

1239チバQ:2021/08/02(月) 20:39:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/621447bc38a8e83019ccb79d99be359ab0b7dea4
熊谷市長選 閑野高広前熊谷市議が立候補を表明/埼玉県
8/2(月) 19:56配信
 ことし10月31日に行われる熊谷市長選について、7月、熊谷市議会議員を辞職した閑野高広氏(46)が2日、立候補を表明しました。

 閑野高広氏は熊谷市出身の46歳。2011年に熊谷市議会議員に初当選し、3期目を務めていましたが、7月、辞職しました。

 熊谷市長選への立候補の理由について、閑野氏は「ふるさと熊谷を今よりもっと、市民皆さんが暮らして良かったと思えるいいまちにしていきたい」と話しました。

 また、「何よりも大切なことは、市長になることがゴールではなく、市長になって何をすべきか」とし、給食費の無償化や地域の公共交通網の充実などに取り組みたいと話しました。

 熊谷市長選を巡っては、現職の富岡清市長は出馬しない意向を示していて、6月に埼玉県議会議員を辞職した小林哲也氏(62)が立候補を表明しています。

テレ玉

1240とはずがたり:2021/08/02(月) 21:42:17
チバさん未だ四街道っすか??

鈴木県議出馬意向 「市政の刷新が必要」 四街道市長選
2021年7月24日 05:00 | 有料記事
https://www.chibanippo.co.jp/senkyo/2022/c/yotsukaidou/814652

 来年2月に任期満了を迎える四街道市長選で、県議の鈴木陽介氏(38)が無所 ・・・

【残り 325文字、写真 1 枚】

1241チバQ:2021/08/02(月) 23:10:06
https://www.kanaloco.jp/news/government/electiondata/article-575147.html
友県議が辞職 次期衆院選、神奈川14区から出馬予定
辞職
神奈川県議会
衆院選
立憲民主党
選挙 | 神奈川新聞 | 2021年7月14日(水) 19:30


長友克洋氏
 神奈川県議会の長友克洋氏(相模原市緑区、かながわ県民・民主フォーラム)は14日、県議の辞職願を小島健一議長に提出し、同日付で辞職が許可された。

 長友氏は立憲民主党に所属し、次期衆院選で14区からの立候補を表明している。(川口 肇)

1242チバQ:2021/08/03(火) 08:09:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ec00844b6f2f46b94078f4e6f23204d9861a448
【横浜市長選】首相カミングアウトに永田町騒然 「つまずけば政局」の声
8/2(月) 21:31配信

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カナロコ by 神奈川新聞
菅義偉首相(資料写真)

 任期満了に伴う横浜市長選(8日告示、22日投開票)を巡り、日本政治の中枢の永田町がにわかに騒然となってきた。菅義偉首相(衆院神奈川2区)のお膝元での戦い。過去最多の9人が出馬を表明する中、首相が前国家公安委員長で元衆院議員・小此木八郎氏の支援を鮮明にしたからだ。

 突然のカミングアウトに「首相がこの選挙でつまずけば政局になる」(自民幹部)との声が与野党双方から上がる。市長選の結果は一地方選にとどまらない波紋を政界へ広げそうだ。

 「これが噂の対談か」。7月29日発行のタウン誌「タウンニュース」の実物やコピーが週明け8月2日の国会や霞が関に出回った。首相は意見広告として掲載された小此木氏との対談で「全面的かつ全力で応援します」などと同氏支持を初公言。自民党横浜市連が自主投票を決めた中で、党総裁でもある首相が「衆院議員」の立場ながら態度を明かすのは異例だ。

 現職の林文子市長が4選出馬を表明し自民市議の一部が支援に回る。与党分裂選挙の様相だ。そこへ立憲民主党が推薦し共産党が支援する元横浜市立大教授・山中竹春氏、参院議員で前神奈川県知事・松沢成文氏、元長野県知事で作家・田中康夫氏らが組織力や知名度をバックに名乗りを挙げている。

神奈川新聞社

1243チバQ:2021/08/04(水) 10:40:30
>>1240
ありゃ
これは激戦になるかもですねー

って、いまの市長誰だっけな。存在感ないからなあ

1244チバQ:2021/08/06(金) 07:49:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae3194a21d8ca7188567237e8ce5ee748ab49a57
郷原氏が横浜市長選出馬取り下げ 「落選運動始める」
8/5(木) 18:51
産経新聞
横浜市長選(8日告示、22日投開票)への出馬を予定していた弁護士の郷原信郎氏(66)が5日、出馬を取り下げると発表した。横浜市役所で開いた記者会見で明らかにした。市長としてふさわしくないと考える候補の落選運動を始めるためと説明した。

郷原氏は、「阻止しなければ市にとって最悪の結果を招く」などと述べた。

同市長選で立候補を予定しているのは、いずれも無所属で、市議の太田正孝氏(75)▽元衆院議員の福田峰之氏(57)▽前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)▽水産仲卸会社社長の坪倉良和氏(70)▽元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主党推薦▽元長野県知事の田中康夫氏(65)▽4選を目指す現職の林文子氏(75)▽元神奈川県知事の松沢成文氏(63)-の8人となった。

1245チバQ:2021/08/07(土) 10:41:15
鴨川市
https://news.yahoo.co.jp/articles/68b5cac46d79def7b752bd1b208f2b3f4b9d7ae2
千葉の大病院で、ヤバすぎる「骨肉の争い」が勃発…一体“なに”が起こっているのか?
8/7(土) 8:02配信
現代ビジネス
病院の私物化がすさまじい
Photo by iStock

 「いまの亀田を牛耳る隆明理事長と息子の俊明(亀田総合病院)院長は、カネしか頭にありません。売り上げアップのため『手術件数を倍増させろ』と医師の尻を叩くばかりです」(亀田総合病院職員)


 10の病院に加えて介護施設や大学も経営し、3500人の正規職員を抱える、国内最大級の医療法人・亀田グループ(千葉県鴨川市)。コロナワクチン接種でも、他の医療機関に先駆けて集団接種会場を提供した、関東有数の中核医療機関だ。

 その名門が、骨肉の争いに揺れている。創業家の四兄弟(長男・俊忠氏、次男・隆明氏、三男・信介氏、四男・省吾氏)による同族経営が続いてきたが、現理事長である次男と前理事長だった長男が、6月25日に四男を理事から解任したのだ。

 整形外科医の三男と産科医の四男は双子で、真面目な性格の「医療一筋のお坊ちゃん」(幹部職員)。一方、長男と次男は医師ながら我の強い経営者タイプで、特に次男は理事時代のバブル期、不動産開発に資産を注ぎ込んで失敗した。

 '08年に理事長となった次男は、海外ビジネスや施設の新築などに予算を投入、グループ内には放漫経営を批判する声も少なくない。

 今年5月には、東証一部上場企業「オービック」会長夫妻が、亀田総合病院で医療従事者用ワクチンの接種をひそかに受けていたと報じられたが、これも「亀田グループへの大口寄付者である会長夫妻に貸しを作ろうと、次男から接種を持ちかけた」(冒頭の職員)と言われており、商魂の逞しさをうかがわせる。

 では、なぜ長男・次男はいま、四男を追い出しにかかったのか。グループ病院の医師が言う。

 「(次男の)理事長は(息子の)俊明氏以外にも子供をグループ病院のトップにつける考えと言われ、私物化が激しくなってきた。それを問題視した三男と四男が、同族経営を改め、グループの近代化を図ろうとしたため、本気の争いになったのです」

 ただ、人望では三男と四男が上。医師の中には、理事長への抗議の退職を決めた者もいるという。

 地域の医療を支える大病院が、機能不全に陥らないことを祈りたい。

 『週刊現代』2021年7月31日号より

週刊現代(講談社)

1246名無しさん:2021/08/08(日) 14:09:28
https://news.yahoo.co.jp/byline/oohamazakitakuma/20210807-00252112
横浜市長選告示前最終情勢 菅首相お膝元の選挙の展開はいかに

大濱崎卓真選挙コンサルタント・政治アナリスト
8/7(土) 23:30

 明日8月8日告示・8月22日投開票の横浜市長選挙が注目を集めています。

 最大で10名が立候補を表明した横浜市長選挙も立候補取り止めなどがあり、最終的には告示前日の時点で8名が立候補を表明している状況ですが、現職に対して複数の有力新人候補が挑戦する構図となっており、終盤まで予断を許さぬ展開となりそうです。

 私が代表を務めるジャッグジャパン株式会社では、先週の段階で横浜市長選挙ならびに横浜市政に関するインターネットパネル調査(横浜市民対象、N=2,082)を行いました。この調査結果や各種取材をもとに、横浜市長選挙の情勢をみていきたいと思います。

「カジノを含むIRの誘致」は依然6割弱が反対
 当社が行った調査では、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致について、「強く賛成」「どちらかといえば賛成」の合計が22.0%に対し、「強く反対」「どちらかといえば反対」の合計が58.7%となっており、依然として反対の意見が多いことがわかります。一方、今回の市長選では候補予定者の多くが反対の立場を表明していることから、反対票が各候補者に分散する一方、「賛成」票はそのまま現職市長に票集中することが予想されます。

性別で比較すると、特に女性はカジノ・IR賛成の割合が少なく、「強く賛成」「どちらかといえば賛成」の合計は14.5%しかありません。一方、男性は「強く賛成」「どちらかといえば賛成」の合計は28.7%であり、男女の性差が強く認められます。

年代別では、賛成の割合は若い世代から高齢者世代まで一律して20%台前半で安定しているのに対し、「強く反対」の割合は年代が高くなるほど明らかに多くなる傾向がありました。このことからも女性や高年齢層を中心にIR・カジノ反対が強い傾向であることがわかります。

情勢は「小此木・林・山中の3候補に田中・松沢がどう絡むか」
 横浜市長選挙には、表明順に市会議員の太田正孝氏(75)、前衆議院議員の福田峰之氏(57)、水産仲卸業者の坪倉良和氏(70)、前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)、元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)、元長野県知事の田中康夫氏(65)、現職の林文子氏(75)、参議院議員の松沢成文氏(63)が立候補を表明しています。このほか、藤村晃子氏(48)と郷原信郎氏(66)が立候補を表明していましたが、いずれも撤回しました。

 立候補予定者8名のうち、IR賛成を訴えているのは福田氏と林氏、それ以外の6名は反対を表明しています。このことから、前述の通り「IR・カジノ反対」が多数を占めているにもかかわらず、反対票が各候補者に分散する一方、「賛成」票はそのまま現職市長に票集中することが予想される展開になるでしょう。

 当社の調査ならびに各種取材によれば、小此木氏と林氏がややリードし、山中氏が追い上げ、田中氏と松沢氏がその3人を追う展開となっています。ただし、態度未決定者もまだ多く、現状では予断を許さぬ展開となりそうです。以下、この5候補を中心に候補予定者別の特徴をみていきたいと思います。

1247名無しさん:2021/08/08(日) 14:09:58
>>1246
候補予定者別の特徴と展開の予想
 小此木氏は、特に男性・高齢者層を中心に人気があり、IR・カジノについては「どちらかといえば反対」「どちらともいえない」層を中心にまとめつつあります。一方、自民党分裂の影響を受けて、必ずしも自民党・公明党支援者の票が小此木に一本化できていない現状もあります。投票率が低ければ、小此木氏にとって有利とも言えそうです。

 林氏は、IR・カジノの賛成票をまとめているほか、全世代的に一定の支持を集めており、また女性や公務員からの支持も他の各候補予定者と比較すると多く集めています。一方、現職市長とはいえIR・カジノの反対派からの支持は集められておらず、この態度表明が吉と出るか凶と出るかが鍵になるでしょう。女性や若い世代から一定の支持があることから、投票率を上げられるかどうかも終盤にかけて重要です。

 山中氏は、IR・カジノについて「強く反対」している層から強固な支持を受けているほか、野党支持層からの支持が厚い状況です。特に高年齢層から支持を受けている一方、50代以下の若い層への浸透が今後鍵となってくるでしょう。また、立憲民主党支持層は山中支持で固まりつつありますが、共産党支持層はまだ固まっておらず、無党派層への浸透も課題となっています。

 田中氏は、40代後半から50代の支持が高い一方、高齢者からの支持は伸び悩んでいます。無党派層からの支持も高いものの、IR・カジノについて「わからない」と応えるなど政治的無関心層からの支持がある状況から、これらの層の投票率を上げられるかが課題となるでしょう。

 松沢氏は、高齢者層を中心に支持を集めつつあるほか、日本維新の会支持層から一定の支持があります。男性からの支持の割合が多い反面、女性からの支持が伸び悩んでおり、自営業や経営者層からの支持が多いことを鑑みると、高所得者層へのリーチに留まっているとも言えそうです。

 このほか、太田氏、福田氏、坪倉氏は自身の支持者を中心に支持を今後どのように広げていくかが選挙戦全体の展開となるでしょう。太田氏は長年市議としての経験があることから地元での票が一定数見込めるほか、福田氏は数少ないIR・カジノ賛成派としてどこまで存在感を出せるかが鍵となります。坪倉氏はIR・カジノ代替案としての「山下ふ頭を食の拠点」を浸透させられるかどうかにも注目です。

横浜市長選が衆院選に与える影響
 この横浜市長選挙は菅首相のお膝元で行われる選挙であり、今後衆院選にも影響が出る可能性があります。7月29日発行の地元誌では、小此木氏と菅首相の対談記事が掲載され、菅首相が「全面的かつ全力で応援する」と表明しています。

 小此木氏が勝てば政権へのダメージは最小限で済みますが、それでも自民党分裂のしこりが残る可能性があります。林氏が勝てば、菅首相にとってはダメージとなるほか、自民党分裂の影響は小此木氏勝利よりも大きくなるでしょう。

 または、山中氏が勝てば野党推薦候補の勝利となり、当然野党側に大きな弾みとなるほか、菅首相の影響力低下や「菅下ろし」への発展の可能性すらあります。そういった意味でも、一政令市の首長選挙という域を超えて注目の選挙戦と言えるでしょう。

 神奈川県は緊急事態宣言下で、かつコロナ感染者数が爆発的に増えている異常事態で迎える横浜市長選挙は、明日8日告示・22日投開票(即日開票)で行われます。

1248チバQ:2021/08/10(火) 11:07:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa31afcfd11eb0d1281783eb841404bc953585f
「支援を頼みます」頭下げる首相…横浜市長選の勝敗、党内求心力に直結
8/9(月) 13:51配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 8日に告示された横浜市長選(22日投開票)は、菅首相(自民党総裁)の党内での求心力に直結する戦いとなる。衆院神奈川2区選出の首相は、お膝元の戦いで盟友の小此木八郎・前国家公安委員長を全面支援しており、党総裁選と衆院選を前に「選挙の顔」として真価が問われる。

【動画】菅首相の似顔絵入り湯飲み、寄せられた注文数は何と…!

 「菅内閣を作り、内閣の精神的支柱であり続けた小此木氏を失うのは本当に残念だが、横浜市が必要としている以上、応援する」

 新型コロナウイルスのワクチン担当を務める河野行政・規制改革相は8日、同市中区での小此木氏の第一声に駆けつけ、こう訴えた。自民横浜市連会長で首相側近の坂井学官房副長官や、自民の野田聖子幹事長代行らもマイクを握った。

 小此木氏は出馬表明にあたり、政府・自民党が推進するカジノを含む統合型リゾート(IR)の横浜誘致取りやめを掲げたため、自民内に亀裂が生じた。自民市連は自主投票を決め、市議の一部はIR誘致を進める林文子市長の支援に回っている。首相も当初は態度を明確にしなかったが、7月下旬に横浜の地域情報紙の意見広告で、小此木氏を「全力で応援する」と宣言した。今月3日の党役員会では突然立ち上がり、「支援を頼みます」と頭を下げた。

 こうした首相の行動が、党本部では一丸の支援体制を築くことにつながった。一方で、小此木氏が敗れれば、党以上に首相自身に大打撃となる状況も生んだ。

 昨年9月の首相就任後、自民の選挙での戦績は思わしくない。4月の衆参3選挙で不戦敗を含め全敗を喫し、7月の東京都議選は過去2番目に少ない議席に終わった。今月26日には総裁選の日程が決まる予定で、首相が衆院解散の判断を下す時期も迫る。今後、首相が政局の主導権を握る上で、横浜市長選は落とせない一戦だ。

 立憲民主党は、元横浜市立大教授の山中竹春氏を推薦し、共産、社民両党も山中氏を支援する。野党側は事実上の与野党対決を制し、衆院選への弾みとすることを狙う。

1249チバQ:2021/08/10(火) 11:52:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/9824326d0c53409b3008ba4a5439171b044bcdf8
横浜市長選に史上最多8人立候補…法定得票数届かず再選挙も 現職、元知事、前閣僚ら大物乱立
8/9(月) 6:00配信

スポーツ報知
横浜市長選立候補者

 任期満了に伴う横浜市長選が8日、告示された。4選を目指す現職の林文子氏(75)を含む過去最多8人がいずれも無所属で出馬。市が山下ふ頭(中区)に誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の是非が最大の争点となるが、閣僚、知事経験者などが名乗りを上げる乱戦模様。当選に必要な法定得票数に届く候補が出ず、再選挙になる可能性も取り沙汰されている。投開票は22日。

 

 港町・横浜で史上例を見ない激戦が予想される市長選が幕を開けた。横浜市選挙管理委員会によると、過去の市長選で最も立候補者が多かったのは1982年と98年の6人。今回はそれを上回る8人が届け出た。

 顔ぶれも豪華だ。現職の林氏に加え、前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)、さらに元長野県知事の田中康夫氏(65)、前神奈川県知事の松沢成文氏(63)の2人の知事経験者が出馬。また、元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)は、立憲民主党の推薦、共産と社民の支援を受ける。

 実績や知名度のある候補が8人も立候補したことで、再選挙の可能性も出てきた。公職選挙法では、法定得票数(有効得票総数の4分の1)に届く候補が1人もいなかった場合は当選者なしとなり、再度選挙が実施されると定められている。過去、政令指定都市で再選挙が行われたのは2003年4月の札幌市長選のみ。今回はそれ以来、18年ぶりの実施となるかにも注目が集まっている。

 争点となるIR誘致の是非は、林氏と元衆院議員の福田峰之氏(57)が賛成。他の6候補はいずれも反対の姿勢を示している。自民党はIR推進派だが、小此木氏はこの日の第一声で「合理的な政策だと思ったが、市民の不安を感じ、政治家としてどうすべきかと考えた」と述べ、誘致中止を決断した理由を説明した。自民党市連は自主投票となったが、多数は小此木氏を支援し、公明党も同調。菅義偉首相も7月末発売のタウン誌で応援を明言している。

 同じく反対派の山中氏には、山下ふ頭を「根城」とする“ハマのドン”こと横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長(90)が応援に駆けつけた。新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ「IR誘致を議論している時間も余裕もない。断固反対、即刻中止だ」と訴えた。また、前回の選挙では誘致について「白紙」としたものの、3選後に撤回した現職の林氏は「IRは国家的プロジェクトとして推進してきた。事業者の選定にも入っている」と主張した。

 ◆再選挙 公職選挙法が定める当選者となるために最低限必要な法定得票数以上の得票者がいない場合に行われる。地方自治体の首長選では、有効投票総数の4分の1以上が必要。投開票後、2週間の異議申し出期間を経て50日以内に再び選挙が行われる。再選挙には、最初の選挙に出ていなくても立候補できる。

 ◆有馬晴海氏の分析 3氏の戦いか

 選挙戦の行方について、政治評論家の有馬晴海氏は「候補者が乱立すると、よく再選挙の可能性が取り沙汰されますが、実際になる例は少ない。今回も一発で決まるでしょう」とした。

 田中、松沢両氏などの首長経験者もいるが、有馬氏の見立ては「小此木、山中、林」の3氏による戦い。その中でも、小此木氏が一歩抜け出しているとみる。「小此木さんは、閣僚を辞任しての出馬。普通であれば、いきなり『辞めます』と言い出せるわけがないんです」。菅首相はかつて小此木氏の父・彦三郎氏の下で秘書をしており、旧知の仲。「筋書きができている」と見るのが妥当だという。

 また、一部自民市議は林氏を支持しているが「選挙戦が進み、勝敗の行方が見え始めると『勝ち馬に乗る』傾向が出てきます」と有馬氏。林氏→小此木氏への“乗り換え”が起きる可能性も高いとした。ただ、同時に「横浜という街は長いものに巻かれないというか、リベラルな独特の風土がある。それが強く出れば…」と、山中氏が浮上する可能性も示唆した。

報知新聞社

1250チバQ:2021/08/10(火) 11:54:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/d52c575cebba482ab514b3ae871d0c02120714cf
混沌を極める「横浜市長選」水面下の攻防…「菅」造反議員、「ドン」に揉み手、週刊誌リーク〈dot.〉
8/8(日) 8:00配信

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左から小此木八郎氏、山中竹春、林文子氏(C)朝日新聞社

 8月初め、横浜市に住む60代の男性の元にある封筒が届いた。

「何だろうと思って中を開けると、小此木さんの政策の書かれたリーフレットと菅首相の手紙がセットで入ったんです」

【写真】横浜市民に送られた菅首相からの「手紙」の現物はこちら

 そこには、菅義偉首相が側近の小此木八郎前国家公安委員長(56)の支援を表明するメッセージがつづられていた。

<私の内閣を発足時から支えていただき、個人的にも強く信頼しているおこのぎさんが国政の場を離れることは極めて痛手ですが、市民の安心安全を守り、待ったなしの横浜改革を進め、市民に寄り添う市政を実現できるのは、おこのぎさんしかいません。私は、おこのぎ八郎さんのブレない信念と横浜の未来への責任ある決断を、支持いたします 令和3年7月吉日衆議院議員 菅義偉>

 同封されていた小此木氏のリーフレットの表紙には「強い覚悟で横浜市政へ IR取りやめ」という文字が踊り、中面ではカジノを中心とするIR(統合型リゾート)誘致に反対する理由が記されていた。

<横浜市においてはIR誘致に必要な地域の理解、市民の理解が十分に得られておらず、誘致する環境が整っていないことから、今回の挑戦を決意するにあたり、横浜へのIR誘致を完全に取りやめることを決断しました>

 8日に告示される横浜市長選は、候補者が史上最多の8人も乱立しており、さらに増える可能性もある。

 現時点で立候補の意思を明らかにしているのは小此木氏のほかに、立憲民主党が推薦し、共産、社民の支援も受ける山中竹春元横浜市立大教授(48)、3期12年の現職で4選目を狙う林文子横浜市長(75)がいる。

 実質的にこの3人の争いとみられているが、他にも、元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)、前神奈川県知事で参院議員の松沢成文氏(63)、横浜市議の太田正孝氏(75)、元衆院議員の福田峰之氏(57)、水産仲卸業の坪倉良和氏(70)が出馬を表明している。

 大きな争点は「IR誘致」だ。現職の林氏は誘致推進の立場で臨むとみられるが、他の候補者はほとんどが「誘致反対」を表明。特に、IR推進派の菅氏の側近だった小此木氏が誘致反対に回ったことで、状況が一気に変わった。

 菅氏は7月29日発行のタウン誌で小此木氏と対談し、全面的な支援を表明。すると、翌30日には小泉進次郎環境相も「小此木さんが勝つために、自分ができることは何でもやりたい」と追随したが、横浜の地元議員は混乱を極めた。

 自民党横浜市連の市議36人中の30人は「小此木支持」でまとまったが、残りの6人は「林支持」にまわった。結局、自民党は分裂状態となり、市連では自主投票を決めた。

 林氏の支持を表明した山本尚志(たかし)市議は、2008年から2年間、菅氏の公設秘書だった人物。いわば菅氏の側近中の側近だが、なぜ「林支持」にまわったのか。山本市議はその理由をこう話す。

「私は、2019年8月に林市長がIR推進にかじを切ったことを支持しています。横浜の経済成長の中心は、環境産業と観光産業なんです。私が公設秘書をしていたころ、菅先生は『地方分権改革』ということをよく言っていた。東京に一極集中するのではなく、国から地方に税源、財源、権限を移譲する必要があると。その菅先生肝いりの観光戦略がIRであり、自民党も進めてきたわけです。横浜も地方都市の代表としてIRを進めないと、企業誘致もできない。アフターファイブの遊び場をもっと作らないと、東京に全部取られてしまう。IRというのは横浜の成長戦略の目玉なんです」

 一方で、菅首相が支持を表明している小此木氏はIR誘致反対を主張していることはどう考えているのか。

「小此木さんは県連会長だったし、周囲からは『小此木さんを応援しないといけない』と言われました。でも、自民党の市会議員はIRについて多くの時間をかけて議論を重ねてきた。だからこそ、私たちは『IRの旗を降ろすわけにはいきません。小此木さんを推薦できません』と反対したんです。市連の幹部の方々もIR誘致で一緒に汗をかいてきた。ここまで来たのだから、IRをどうしても実現したい議員もいるんです。それゆえ自主投票になったわけです。もし、小此木さんがIR賛成だったら乗れましたが、反対だと言われたら無理ですよ。IRを実現するには林さんしかいないから応援するのです」

1251チバQ:2021/08/10(火) 11:56:00
 林氏支持の6人の市議の中には他にも、菅氏の元で秘書を長年やっていた議員もいる。菅氏の地元の「応援団長」と呼ばれている市議もいる。この状況について、野党の市政関係者はこう指摘する。

「菅さんは小此木さんの支持を表明する一方で、菅さんに近い元秘書らの側近市議を林陣営の応援にまわらせている。小此木さんが勝っても、林さんが勝ってもどちらでもいいように二股かけているのではないか」

 この見方を、山本市議は真っ向から否定する。

「菅先生からは電話もないし、止められているわけでもない。菅先生のことは今でも大好きだし、尊敬しています。この件については、菅先生に歯向かう形になるけども、私らに対して、『止めておけ』と言われないのは『お前らの気持ちもわかるぞ』ということ。『IRは俺も含めて夢だからな』と思っておられるのではないでしょうか。私らは自民党を割って、反逆児みたいに思われているのかもしれませんが、街頭では堂々とお話したいと思います。林さんを勝たせる努力をします」

 この混沌とした状況に拍車をかけるように、関係者の間では怪文書が週刊誌にリークされるなど、さまざまな情報が乱れ飛んだ。菅氏、自民党側だけでなく、週刊誌「FLASH」は立憲候補の山中氏のパワハラ疑惑を報じたが、山中氏は「記事内容は臆測をもとに事実無根の内容を記載した」と抗議している。水面下では、選挙前から「情報戦」が繰り広げられているのだ。

 はたして、乱戦を制するのは誰なのか。横浜市政に影響力が強い「ハマのドン」こと、藤木企業の藤木幸夫会長(90)は8月3日、都内の日本外国特派員協会の記者会見で持論を展開した。

「みんな私のところへ来て、オレ出たい出たいって言っていたんですよ……田中康夫もこの間来て、港が付いてくれればオレはいけるんだという。みなさんが藤木の言うことを聞くとおっしゃってくれているんだと。それはありがたいことだけど、今度はもう江田(憲司)に任せた」

 江田氏は立憲民主党の代表代行。その江田氏が藤木会長のところへ山中氏を連れて行ったという。

「江田くんが、この人がいいよ、と言ったから、オレはそれでいいよと。もうオレは顔を出さないと。そのあと(小此木)八郎がああいうことを言い出した。私は八郎の名付け親ですよ……その後いろいろ聞いてみると、いい人だ、山中って人はね。だけど当選するのは八郎でしょう。そりゃ八郎が当選しなきゃしょうがないでしょう。今、八郎の母親からも毎日のように手紙が来るし、みんな港の連中もどうするんだ、どうするんだと言っているけど」(同)

 なお、カジノについては「横浜でカジノはやらせません。絶対、やらせません。私は、カジノをやるときはオープンの日に切腹して死にますから」と強く反対する。その一方で「横浜港以外ならどこでもやってくださいよ。もう、だって国がやるって言ってるんだから……結論から言えば、誰が市長になろうとカジノはやらせません、港では。ただ、どっか横浜の端っこの端っこの端っこで、細々とやりますというならばそれも良し」と含みを持たせた。

 カジノを巡って混乱する横浜市長選に対して、横浜市政のベテランはこう言った。

「ハマのドンだって、山下埠頭(ふとう)にカジノを作るのには反対しているだけで、横浜の端っこでならカジノを作っていいと言っている。小此木さんだって政府ではカジノ法案を推進してきた人。当選後には、山下埠頭(ふとう)以外への誘致案が出てくるかもしれない。これからは、15年に米軍から日本に返却された米軍施設跡地や広大な土地の再活用の問題も出てくる。みんなうわべの反対だけで、IRを本気でやめようなんて思っていない」

 陰謀と謀略が渦巻く横浜市長選で、最後に笑うのは一体誰か。(取材・文=AERAdot.編集部・上田耕司)

1252チバQ:2021/08/10(火) 20:34:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa31afcfd11eb0d1281783eb841404bc953585f「支援を頼みます」頭下げる首相…横浜市長選の勝敗、党内求心力に直結
8/9(月) 13:51配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 8日に告示された横浜市長選(22日投開票)は、菅首相(自民党総裁)の党内での求心力に直結する戦いとなる。衆院神奈川2区選出の首相は、お膝元の戦いで盟友の小此木八郎・前国家公安委員長を全面支援しており、党総裁選と衆院選を前に「選挙の顔」として真価が問われる。

【動画】菅首相の似顔絵入り湯飲み、寄せられた注文数は何と…!

 「菅内閣を作り、内閣の精神的支柱であり続けた小此木氏を失うのは本当に残念だが、横浜市が必要としている以上、応援する」

 新型コロナウイルスのワクチン担当を務める河野行政・規制改革相は8日、同市中区での小此木氏の第一声に駆けつけ、こう訴えた。自民横浜市連会長で首相側近の坂井学官房副長官や、自民の野田聖子幹事長代行らもマイクを握った。

 小此木氏は出馬表明にあたり、政府・自民党が推進するカジノを含む統合型リゾート(IR)の横浜誘致取りやめを掲げたため、自民内に亀裂が生じた。自民市連は自主投票を決め、市議の一部はIR誘致を進める林文子市長の支援に回っている。首相も当初は態度を明確にしなかったが、7月下旬に横浜の地域情報紙の意見広告で、小此木氏を「全力で応援する」と宣言した。今月3日の党役員会では突然立ち上がり、「支援を頼みます」と頭を下げた。

 こうした首相の行動が、党本部では一丸の支援体制を築くことにつながった。一方で、小此木氏が敗れれば、党以上に首相自身に大打撃となる状況も生んだ。

 昨年9月の首相就任後、自民の選挙での戦績は思わしくない。4月の衆参3選挙で不戦敗を含め全敗を喫し、7月の東京都議選は過去2番目に少ない議席に終わった。今月26日には総裁選の日程が決まる予定で、首相が衆院解散の判断を下す時期も迫る。今後、首相が政局の主導権を握る上で、横浜市長選は落とせない一戦だ。

 立憲民主党は、元横浜市立大教授の山中竹春氏を推薦し、共産、社民両党も山中氏を支援する。野党側は事実上の与野党対決を制し、衆院選への弾みとすることを狙う。

1253チバQ:2021/08/11(水) 18:25:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/98a8496e42ff1f75b42d84f73b37a4b91f55aa65
小此木氏わずかに先行、山中氏ら猛追 横浜市長選情勢調査
8/10(火) 21:44配信

朝日新聞デジタル
横浜市役所=同市中区

 過去最多の8人が立候補した横浜市長選(22日投開票)について、朝日新聞社は9、10の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて序盤の情勢を探った。元国家公安委員長の小此木八郎氏(56)がわずかな差で先行し、元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)と、4選を目指す現職の林文子氏(75)が激しく追う展開となっている。元神奈川県知事の松沢成文氏(63)らは苦しい。有権者の半数強が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。

 自民は地元市連が自主投票を決めたが、菅義偉首相は小此木氏の支援を呼びかけている。立憲民主は山中氏を推薦し、共産、社民も支援する。

 投票態度を明らかにした人でみると、小此木氏は自民支持層の4割の支持を受け、公明支持層の大半を固めた。山中氏は立憲支持層の5割、共産支持層にも浸透している。自民市議の一部が支援する林氏は自民支持層の3割の支持を得ている。無党派層の支持は小此木氏、林氏、山中氏が分け合っている。

 松沢氏、元長野県知事の田中康夫氏(65)、元衆院議員の福田峰之氏(57)、元横浜市議の太田正孝氏(75)、水産仲卸会社社長の坪倉良和氏(70)は支持の広がりが見られない。

 争点のカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致について、同時に実施した世論調査で賛否を聞くと、賛成20%、反対68%だった。誘致に反対する人では、いずれも反対派の小此木氏に4割、山中氏に3割と支持が分かれる。一方、賛成の人は半数が推進派の林氏を支持している。

 菅首相の地元・横浜での内閣支持率は29%、不支持率は53%だった。内閣支持層では5割が小此木氏を支持しているが、不支持層では山中氏が3割、林氏と小此木氏が2割と割れている。

     ◇

 調査方法 9、10の両日、コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、横浜市内の有権者を対象に調査した。有権者がいると判明した1763世帯のうち、1040人の有効回答を得た。回答率は59%。

朝日新聞社

1254チバQ:2021/08/11(水) 18:27:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cc6f8c4bee3cb9c9f1377417425a4c73c157efa
五輪後も菅内閣支持率は28%と最低更新 横浜市長選で側近の小此木氏が苦戦「首相は応援に来ないで」〈dot.〉
8/10(火) 19:30配信

メダルラッシュとなった東京五輪という「宴のあと」でも菅政権の支持率の下落がとまらない。


 NHKは8月10日夜、菅内閣の支持率が前回より4%下がって、29%という世論調査の数字を発表した。菅内閣の支持率としては過去最低を更新し、不支持率も過去最高の52%となった。NHK世論調査で内閣支持率が3割を切るのは、2012年に自民党が政権を奪還して以降、初めてだ。朝日新聞が先日、発表した菅内閣の支持率(8月7〜8日に実施)も28%と過去最低だった。政府関係者がこう話す。

「NHKの数字は衝撃的でした。朝日も含め他社も厳しい数字でしたが、NHKで30%を切るのは重みが違う。何だかんだ言っても五輪後は支持率が改善すると菅首相は期待していましたからね。ワクチンの高齢者接種が行き渡り、五輪を成功させたのになぜ、という心象でしょうね。新型コロナウイルスの感染拡大で中等症感染者の病床運用見直し、広島の原爆死没者慰霊式での原稿読み飛ばしなど、ボロが出続けていたことも影響しているかも…。官邸はもちろん、自民党内に大きな動揺が走っています。リアルに危険水域で先行きが見えづらくなりました。菅首相のお膝元で行われる横浜市長選の結果次第で菅内閣は瓦解します」

 関ケ原ともいえるその横浜市長選(22日投開票)は8日、告示され、現職の林文子氏(75)、菅自民党が推す前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)、立憲民主党が推薦する横浜市立大元教授の山中竹春氏(48)、元長野県知事の田中康夫氏(65)、前神奈川県知事の松沢成文氏(63)ら8人が立候補した。だが、実質的には小此木氏、林氏、山中氏の3人の争いとなる情勢だ。

 菅首相は7月下旬に地元の横浜市内で配布されたタウン誌で小此木氏支援を表明。市長選レベルで首相が支持を明確にするのは異例のことだ。さらに菅首相は同市内の有権者に「衆議院議員 菅義偉」の名義で「ブレない信念と横浜の未来への責任ある決断を、支持いたします」との小此木氏を支持する文書を送付するなど踏み込んだ。

 菅首相に続き、神奈川県選出の小泉進次郎環境相、河野太郎ワクチン担当相も小此木氏の支持を表明し、国政選挙並みの総力体制で臨んでいる。しかし、自民党幹部はこうため息をつく。

「現職閣僚から市長へ転身という異例の決断をした、小此木氏が優位という下馬評だったが、8月に入って実施された情勢調査では、小此木30ポイント、林27ポイント、山中23ポイントと拮抗していた。この数字を聞いて、菅首相はひっくり返りそうになったそうだ。ダントツで勝てると思っていた小此木氏と林氏の差は3ポイントしかない。野党の山中氏とは7ポイント差です。与党の選挙は最初に組織で20ポイントほど差をつけて、最後は10ポイント程度まで詰められても、勝つ先行逃げ切りが王道です。菅内閣と自民党上げて圧勝を目指していた小此木氏が、まだ序盤でここまで詰められている。首相も『本当に大丈夫なのか』『いけるのか』と不安になっている様子だ」

1255チバQ:2021/08/11(水) 18:27:44
 小此木氏の祖父は横浜市議会議長から衆院議員になった。父も地盤を継いで衆院議員となり、建設相、通産相を歴任。祖父の代から横浜市をずっと地盤にして90年近い「老舗」政治家一族だ。なぜ、ここまで苦戦しているのか。

「選挙が混迷しているのは、小此木氏が突然、IR誘致の中止を訴え、出馬したことにあります。菅首相や小此木氏はもともと地元でIRを推進してきました。しかし、横浜市長選の直前、小此木氏が中止の立場に変節しました。現職の林氏は地元の経済団体と一緒に菅内閣の意を受けてIRを推進してきましたが、小此木氏が反対を表明したことで梯子を外された。IR誘致を進めてきた自民党の市議団、県連は分裂し、地元経済界の反発も招きました。経済団体の一部は菅内閣の変節は理不尽と怒り、小此木氏の対抗馬として現職の林氏に出馬を促したそうです。こうした地元の動きに危機感を抱いた菅首相は、懐刀の和泉首相補佐官を裏で動かし、小此木氏を支援するように地元に働きかけていますが、支持は広がっていません」(官邸周辺者)

『小此木八郎氏 横浜市長選出馬の真相と現状』と題された怪文書が撒かれ、菅首相、小此木氏がIR推進から中止に変節した経緯などが詳細に記されていたが、真相は不明だという。

 IR誘致を推進してきた現職の林氏は演説で「突然、(IRを)やらないということになって、いまだに理解できない。今までやってきたことは何だったのか。こんな不実があっていいのか。政治に信義はあるのか」と怒りをぶちまけている。

 自公両党も賛成し、IR事業者選定の段階まで進めてきたにもかかわらず、菅首相は誘致とりやめを訴えた小此木氏の全面支持を表明。自民党市議36人のうち30人が小此木氏についた。自民党の市議は困惑気味にこう語る。

「小此木氏がIR誘致反対で自民党の横浜市議団とは逆の政策を打ち出したんです。自民党は自主投票とせざるを得なかった。菅首相周辺が横浜市内の企業へ圧力をかけているという噂も聞きます。それに嫌気がさして、選挙に力が入らない市議、県議もけっこういますね」

 そして菅首相の「失態」が小此木氏にも重くのしかかっているという。
自民党の閣僚経験者はこう言う。

「菅首相の広島の読み飛ばしの報道があった後、横浜市の支援者から電話があった。『菅首相の失敗があると、横浜市長選挙で小此木さんを応援しづらくなる。支援を広げられない』とやんわり協力を断られた」

1256チバQ:2021/08/11(水) 18:28:10
 前出の横浜市議は選挙の情勢についてこう語る。

「陣営は当初、横浜で小此木の看板があればと楽勝ムードだった。それが情勢調査で林氏と3ポイント、山中氏と7ポイントの差と聞いて、ビックリ。現場でやっていても有権者の反応はよくない。コロナの新規感染者が日々、増加する横浜では、数字が発表されるごとに50票、100票と減る感覚があります。小此木氏自身も圧勝ムードが一転して『手を抜くな』とハッパをかけています。最大の争点はIR誘致の是非だが、それより菅首相の動向、コロナ感染拡大の方が有権者の関心は高いように思える。少なくとも菅首相に新規感染者の数を抑えてもらわないと、横浜市長選挙はやばいですよ」

 要するにコロナ対応など菅首相の「失政」がそのまま横浜市長選挙に直結する、という空気があるというのだ。

「横浜は東京に次ぐ第二の都市。市政運営も大事だが、国政の状況には敏感に反応するからね。菅首相は小此木氏の応援に自分でマイクを握りたいようだが、逆に相手を利すると、周囲は見合わせるようにと進言している。菅首相周辺はなりふりかまわず組織、団体にプレッシャーをかけて小此木氏への支援を強く求めているよ。私の周りでも『菅首相に近い人から
電話があって、きつく支援を求められた』と言っていた。党内では側近の小此木氏が横浜市長選で負ければ、菅首相の退陣論まで出そうな空気感がある。遅くとも解散総選挙は10月までには行われる。菅首相では選挙の顔にならないという声が相次いでいるので、横浜市長選挙で負ければ、一気に『菅おろし』の声が高まるだろう」(前出の自民党幹部)

 横浜市長選は天下分け目の戦いとなりそうだ。
(AERAdot.編集部 今西憲之)

1257とはずがたり:2021/08/12(木) 10:06:37
まあ小此木のIR反対は嘘くさいわな。菅政権はそんなに長く持ちそうにないけど。。

【横浜市長選】小此木八郎氏IR誘致取りやめ掲げるも疑いの目線にぼやき
8/8(日) 17:23配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c3d6130a9540b7e5937f9406aab89468414a03
日刊スポーツ

任期満了に伴う横浜市長選(22日投開票)が8日、告示された。小此木八郎氏の第一声会場には、菅首相と小泉進次郎環境相を除く神奈川県選出の自民党国会議員のほとんどが駆けつけた。

IRを推進する菅内閣の一員でありながら「誘致取りやめ」を掲げ、国家公安委員長を辞して出馬した。それを菅首相が全面支持する理解不能な舞台裏。小此木氏は「『IR、本当にやめるの?』と4割の方が疑いのまなざしで見ているんです。『どうせ菅さんと結託して、当選してほとぼりがさめたら、もう1回やり直すんだろ。前の人がそうだったじゃない』って」とぼやいた。

1258チバQ:2021/08/13(金) 09:17:50
新宿以外は野党系ですね
新宿区  吉住健一(元自民都議)
世田谷区 保坂展人(元社民代議士)
中野区  酒井直人(区職員 民主系推薦で当選)
杉並区  田中良(元民主都議) 
小金井市 西岡真一郎(元民主都議)
多摩市  阿部裕行(民主系)




https://news.yahoo.co.jp/articles/491cc59b69b9da1c525ef7751ccc22e51eeb02e9
「政治休戦しコロナ対策を」 都内6首長が与野党に提言
8/12(木) 21:29配信

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朝日新聞デジタル
「政治休戦をして危機回避を」と訴える保坂展人・世田谷区長(左)=2021年8月12日午後4時58分、東京都庁、中山由美撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都の六つの自治体の首長が12日、都庁で会見を開いた。政府や与野党に対し、次期衆院選の日程を決めた上で、その間を「政治休戦」として力を合わせてコロナ対策にあたるよう呼びかける緊急提言を発表した。

 提言を発表したのは、新宿区、世田谷区、中野区、杉並区の各区長と、小金井市、多摩市の両市長の6人。自民、立憲民主両党の幹事長に提言を送り、都庁内で記者会見を開いた。

 自民党都議出身の吉住健一・新宿区長は「衆院選を控えて思い切った施策を打てない状況になっている」と指摘。「思想信条が異なる超党派で連携して政治休戦を訴える」と語った。旧民主党都議出身の田中良・杉並区長は「政治的配慮や地域バランスと無関係でコロナは広がる。まず東京を抑えることが全国感染を鎮める近道だ」などと訴えた。

 提言として、感染爆発地域へのワクチンの集中▽自宅やホテルで療養する患者の診断やリモート診療など、保健所と医療機関が連携できる環境と制度設計▽入院調整中に酸素吸入が必要となった場合に利用できる「酸素ステーション」の増設などを盛り込んだ。

朝日新聞社

1259チバQ:2021/08/13(金) 10:46:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/474e47599376e753ac466be6901b6bf588e2ae9c「負けたら菅がヤバイ…」大混戦の横浜市長選挙に官邸が怯えるワケ
8/13(金) 10:32配信

FRIDAY
突然の出馬に戸惑い
結果いかんでは…(写真・AFLO)

過去最多の8人が出馬を表明する横浜市長選挙(8月8日告示、22日投開票)。菅義偉総理(72)の地元・神奈川2区を含む争いとあり、「菅首相のお膝元での選挙なので、政権の望む結果にならなければ、菅降ろしが始まる」と永田町でも話題を集めている。

今井絵理子議員が「あの不倫相手」元市議と再婚へ!

IR推進を掲げ、4選を目指す現職・林文子氏(75)に対し、立憲民主党推薦の元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)がIR誘致反対を訴える。元神奈川県知事で前参議員議員・松沢成文氏(63)、元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)と知名度のある候補者も名乗りを上げている。

本命視されているのは、前国家公安委員長・小此木八郎氏(56)だ。

小此木氏と菅総理とは強い絆で結ばれていたことで知られる。26歳の若き菅氏は小此木氏の父・彦三郎に秘書として仕えた。菅氏が総裁選に出た際、小此木氏が選対本部長を務めた。周囲に人がいなければ首相は小此木氏を「八郎」「八ちゃん」と呼ぶほどの仲だという。

しかし、その「八ちゃん」の突然の出馬によって、横浜市政は混乱に陥っている。自民党神奈川県連の会長で、現職閣僚でありながら、政府が推進するIR事業の誘致が「市民の信を得られていない」と言い出したのだ。

現職の大臣が任期途中で辞任し、地方の首長選に打って出るのは異例のことでもある。

「総理は官房長官時代からIR推進の旗振り役で、八郎さんも横浜市議団もIR推進でまとまるように動いていた。推進派の林市長には、多選を支持できない、と市議団として通達もした。八郎さんがIR推進を掲げて出馬すれば万事収まったが、誘致とりやめを宣言している。八郎さんが総理に弓を引いたのか、二人の間で何らかの合意があるのか…と大混乱となっている」(横浜市議)

「もし市長に当選したら推進派に転じるのではないか」――小此木氏は記者会見で何度もそう尋ねられたが、その都度、「全国のIRが駄目だという話ではなく、いま、横浜にはその環境が整っていない」と否定している。

横浜の政財界に絶大な影響力をもつと言われる藤木幸夫・ハーバーリゾート協会会長の動向にも注目が集まった。藤木氏は「ハマの首領(ドン)」と呼ばれ、中央政界やウラの社会にも幅広い影響力を持ち、横浜の港湾業界を率いてきた人物だ。その藤木氏は現在はIR誘致反対を強く主張し、今回の選挙では山中氏支持を表明している。

横浜高校OBがこう語る。

「横浜の顔役であるがゆえに、あちらを立てればこちらが立たず…となり、政治色の薄い山中支持を表明したのではないか。ただ、藤木さんサイドも完全にまとまっているわけではなく、藤木さんは山中支持だが、4人の息子たちの二人は小此木支持に回っているなど、本当に複雑怪奇だ」

自民党、公明党ともに今回の選挙は「自主投票」としているが、自民党横浜市議団は36名中30名が小此木支持で動いているという。「親分」である菅氏が「衆議院議員」として小此木氏の支援を表明してもいる。

7月29日発行のタウン誌「タウンニュース」の意見広告として、菅総理と小此木氏が肘タッチをした写真を添え、「全面的かつ全力で応援します」「横浜の顔になれるこれ以上の人はほかにいないと思いました」などと支持を鮮明に示した。

「近づく衆院選の影響を考慮し、われわれには『八郎を全力で応援しろ』と檄を飛ばしている。IR誘致の問題は、小此木さんが当選した後でもなんとかなると思っているのだろう。総理からすれば『IR絶対反対』を訴える人物が市長にならなければいい。つまり山中竹春、田中康夫両氏以外であればいいと考えているのでは」(前述の市議)

他には、前横浜市議の太田正孝(75)、元内閣府副大臣の福田峰之(57)、水産仲卸会社社長の坪倉良和(70)が立候補している。公職選挙法は、最多得票者が有効投票総数の4分の1以上の票を得られない場合の再選挙を規定している。ここまで有力な候補者が乱立すると、再選挙となる可能性もある。

いずれにせよ、その結果が政権の命運にも影響を与える選挙だけに、永田町は固唾をのんで行方を見守っているのだ。

取材・文:岩崎大輔

FRIDAYデジタル

1260とはずがたり:2021/08/13(金) 12:24:11
スクープ! 医療崩壊目前の「横浜」/菅首相が担ぐ「小此木危うし」/「総裁選不出馬」もあり得る?
号外速報(8月12日 08:35)
https://facta.co.jp/article/202108043.html
2021年8月号 POLITICS [号外速報]

1261チバQ:2021/08/14(土) 10:09:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/911566a564bb64b704da818d74b010d5d5c66576
なりふり構わぬ「全力で戦闘モード」の首相、負ければ致命傷も…横浜市長選
8/14(土) 6:48配信

読売新聞オンライン
支持低迷、負ければ致命傷
菅首相

 候補者8人が乱立する横浜市長選(22日投開票)は、地元選出の菅首相が全面介入に踏み切ったことで、政権の命運を左右する大一番の様相を呈している。内閣支持率が低迷する中、反転攻勢を図りたい首相にとっては、負ければ致命傷になりかねない「もろ刃の剣」でもある。(政治部 佐藤竜一、北村友啓、横浜支局 田ノ上達也)

【写真】金のしゃちほこにかじりつくようなポーズを取る河村市長

 「横浜のカジノを含む統合型リゾート(IR)は、完全に取りやめます」

 13日午後、小雨が降る横浜市緑区のJR鴨居駅前。連日の街頭演説で真っ黒に日焼けした小此木八郎氏が力を込めたのは、IRの横浜への誘致取りやめだ。演説もそこそこに通行人に声をかけ、グータッチを交わす。自民党衆院議員として8回の当選を重ねてきたベテランが、1票の積み上げに懸命になっている。

 自民党はこれまでIR誘致を推進してきたが、小此木氏は「市民の理解が十分得られていない」として反対にかじを切った。自民横浜市連は誘致の賛否を巡って分裂し、自主投票になった。8日の告示日を除き、党幹部の来援はほとんどない。自民市連の対応を踏まえ、公明党も自主投票を決め、県議や市議は小此木氏を「自主的支援」する。

 そんな陣営を全面的に支えるのは、皮肉にも、IRの旗振り役だった党総裁の菅首相だ。首相は、小此木氏の父で衆院議員だった彦三郎氏の秘書として政界入りした。盟友の小此木氏がお膝元で苦杯をなめれば、支持率低迷にあえぐ首相の求心力がさらに低下するのは容易に想像できた。

 地元で「チーム菅」と呼ばれる秘書出身の市議や県議がフル稼働し、陣営を切り盛りする。11日の街頭演説会には、新田章文・首相秘書官(政務担当)まで姿を見せた。新田氏は、陣営スタッフと同じ水色のポロシャツを着て、ビラ配りにも加わった。

 首相自身も連日、新型コロナウイルス対応の合間を縫って電話をかける。

 「市長選を頼みます。小此木をお願いします」

 約10年ぶりに首相から電話を受けた後援会員は、一地方選への首相の力の入れ方に驚き、「分かりました」と即答した。「全力で戦闘モードでやる」と宣言し、なりふり構わず支持を呼びかける首相の姿に、周辺は「当選回数が少なかった頃の自分の選挙並みの入れ込みようだ」と目を丸くする。



 だが、陣営幹部の一人は「IRでの食い違いも攻撃されるし、支持率の低い首相を前面に出しても勝てない。マイナス効果だ」と戸惑いを隠さない。小此木氏のチラシは「無所属」の文字を目立たせている。

 一方、これまで首相と二人三脚でIRを推進してきた現職の林文子氏は今回、「はしごを外された」(陣営幹部)形となった。

 林氏は7月15日の出馬表明前、首相に電話を入れ、「IRは横浜の将来に必要です。実現させるためにも立候補します」と伝えた。多選や健康不安などを理由に、自民からは引退を促されていたが、林氏は首相の支援に期待していた。

 ところが、首相は「そんなことは関係ない」と林氏を突き放した。首相に近い自民市議が、IR推進の立場から林氏支援に回ると伝えた時も、首相は「俺は八郎だから。徹底的にやる」とすごんでみせた。

 こうした経緯に、林氏は告示日の第一声で「観光振興のためにIRに手を挙げ、自民も公明も一緒にやろうと言ってくれたのに、突然やらないということになった。どう理解していいか分からない」と恨み節をにじませた。13日には、港北区の東急東横線綱島駅前商店街で「公営ギャンブルがあることで、医療や子育てにお金が回る」とIR誘致に理解を求めた。

 現職としてコロナ対応を優先せざるを得ず、街頭に立つ時間が限られる中、頼みの綱は3期12年の知名度と経済界のIR推進派、一部自民市議の支援だ。

1262チバQ:2021/08/14(土) 10:10:29
政府コロナ対応も争点
 立憲民主党が推薦する山中竹春氏の陣営は、首相への攻撃に力を注ぐ。

 「音頭を取って進めてきた首相が、カジノを取りやめるという小此木氏を全面的に支援し、訳がわからない。恥を知らない」

 立民の江田憲司代表代行は13日、港北区の東急東横線日吉駅前で首相をこき下ろした。「首相はコロナの素人なのに、専門家の意見を無視する」とコロナ対応にも矛先を向けた。

 コロナ対策は陣営の大きな武器でもある。山中氏は横浜市大教授時代にコロナ関連の研究で注目された。山中氏を含め、候補者8人のうち6人がIR反対を唱える中で、「唯一のコロナ専門家」として差別化を図る戦略だ。

 江田氏に先立ち、マイクを握った山中氏は「専門性がある人間にコロナ対策を任せてください。そうしないと感染爆発が進み、医療崩壊が進む」と訴えた。

 次期衆院選での立民との共闘を見据え、共産党も山中氏を自主的に支援する。12日には神奈川を地盤とする立民の山崎誠、共産の畑野君枝両衆院議員が戸塚区のJR戸塚駅前で並び立ち、共闘をアピールした。

横浜市長選の候補者

太田正孝 75 無新 (元)市議

田中康夫 65 無新 (元)長野県知事

小此木八郎 56 無新 (元)国家公安委員長

坪倉良和 70 無新 水産仲卸業

福田峰之 57 無新 (元)衆院議員

山中竹春 48 無新 (元)横浜市大教授[立]

林文子 75 無現 市長

松沢成文 63 無新 (元)神奈川県知事

(届け出順、[]は推薦政党。(元)は前職を含む)

1263チバQ:2021/08/14(土) 10:10:52
政府コロナ対応も争点
 立憲民主党が推薦する山中竹春氏の陣営は、首相への攻撃に力を注ぐ。

 「音頭を取って進めてきた首相が、カジノを取りやめるという小此木氏を全面的に支援し、訳がわからない。恥を知らない」

 立民の江田憲司代表代行は13日、港北区の東急東横線日吉駅前で首相をこき下ろした。「首相はコロナの素人なのに、専門家の意見を無視する」とコロナ対応にも矛先を向けた。

 コロナ対策は陣営の大きな武器でもある。山中氏は横浜市大教授時代にコロナ関連の研究で注目された。山中氏を含め、候補者8人のうち6人がIR反対を唱える中で、「唯一のコロナ専門家」として差別化を図る戦略だ。

 江田氏に先立ち、マイクを握った山中氏は「専門性がある人間にコロナ対策を任せてください。そうしないと感染爆発が進み、医療崩壊が進む」と訴えた。

 次期衆院選での立民との共闘を見据え、共産党も山中氏を自主的に支援する。12日には神奈川を地盤とする立民の山崎誠、共産の畑野君枝両衆院議員が戸塚区のJR戸塚駅前で並び立ち、共闘をアピールした。

横浜市長選の候補者

太田正孝 75 無新 (元)市議

田中康夫 65 無新 (元)長野県知事

小此木八郎 56 無新 (元)国家公安委員長

坪倉良和 70 無新 水産仲卸業

福田峰之 57 無新 (元)衆院議員

山中竹春 48 無新 (元)横浜市大教授[立]

林文子 75 無現 市長

松沢成文 63 無新 (元)神奈川県知事

(届け出順、[]は推薦政党。(元)は前職を含む)

1264チバQ:2021/08/15(日) 18:03:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b807eb632dc4d86b4a4cd9b9b16799a0d056855

山中氏と小此木氏が競り合う 横浜市長選挙tvk情勢調査

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8/14(土)��21:16配信

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8月22日に投票と開票が行われる横浜市長選挙について、tvkは情勢調査を実施しました。 横浜市長選挙に立候補しているのは、届け出順に、 元横浜市議の太田正孝氏、 元長野県知事の田中康夫氏、 前の国家公安委員長の小此木八郎氏、 水産仲卸会社社長の坪倉良和氏、 元衆議院議員の福田峰之氏、 元横浜市立大学教授の山中竹春氏、 現職で3期目の林文子氏、 前の神奈川県知事の松沢成文氏、 いずれも無所属です。 調査は電話で、13日と14日に実施し、あわせて1107人の有効回答を得ました。 それとこれまでの取材をあわせた情勢では、 山中氏と小此木氏が激しく競り合い、林氏、松沢氏、田中氏が追う展開となっています。 太田氏、坪倉氏、福田氏の支持は広がっていません。 ただ、投票先を決めていない人が4割以上いて、今後、情勢は変わる可能性があります。 投票する際に最も重視する政策は、およそ4割を占めた「カジノを含む統合型リゾート施設の誘致」が一番多く、 誘致に賛成の人は20%、反対は73%となっています。 投票先を答えた人でみると、 反対の人のうち、5割近くが山中氏、3割近くが小此木氏となっている一方、 賛成の人は5割近くが林氏、3割近くが小此木氏となりました。 同じく投票先を答えた人でみると、 自民支持層の6割と公明支持層の8割近くが小此木氏、 立憲民主支持層の8割と共産支持層の7割近くが山中氏となっていて、 無党派層は、山中氏、林氏、小此木氏の順となっています。 今回の選挙への関心は、「大いにある」「どちらかといえばある」をあわせると91%に上りました。 横浜市長選挙は、8月22日に投票と開票が行われます。

tvkニュース(テレビ神奈川)

1265チバQ:2021/08/15(日) 18:04:43
https://www.nikkansports.com/general/news/202108140001018.html

【横浜市長選】山中、小此木氏が横一線、法定得票数届かず再選挙可能性も

[2021年08月14日21時36分]

22日投開票の横浜市長選は終盤戦に入り、立憲民主党推薦の横浜市立大元教授山中竹春氏(48)と前国家公安委員長小此木八郎氏(56)の両新人が横一線で激しく競り合い、4選を目指す現職林文子氏(75)が追う展開となっている。いずれも無所属。過去最多の8人が立候補し、当選に必要な法定得票数に届く候補がおらず再選挙となる可能性も指摘されている。
山中氏は共産、社民両党に加え、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)反対派の市民団体や港湾関係者の支援を得て「真のIR反対候補」を掲げる。政府の新型コロナウイルス対策にも矛先を向け、政権批判票を取り込む作戦で浸透を図っている。
小此木氏は自民、公明両党の組織票に期待し、菅義偉首相の全面支援も受ける。ただIR誘致中止を打ち出したことで自民市連は自主投票となり、離反者も出た。一部の組織票は林氏に流れているとみて、支持固めを徹底する方針だ。
林氏は、IR誘致推進で一致する一部自民市議や地元経済界の後押しを受け、現職の知名度と3期12年の実績をアピールする。前神奈川県知事松沢成文氏(63)と元長野県知事田中康夫氏(65)は伸び悩んでいる。
元市議太田正孝氏(75)と水産仲卸会社社長坪倉良和氏(70)、元衆院議員福田峰之氏(57)は厳しい。(共同)

1266チバQ:2021/08/15(日) 18:06:12
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20210814-OYT1T50230/
山中氏・小此木氏・林氏が横一線、松沢氏が追う…横浜市長選の読売情勢調査

2021/08/15 05:00

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 読売新聞社は、22日投開票の横浜市長選について、電話による世論調査と取材を基に情勢を分析した。立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)、前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)、4選を目指す林文子氏(75)が横一線で競り合い、前神奈川県知事の松沢成文氏(63)が追う展開だ。ただ、3割強の有権者は態度を明らかにしておらず、情勢は流動的。有力候補乱立で再選挙の可能性も取りざたされている。

����横浜市役所
 選挙では、菅首相や自民党の地元議員の大多数が小此木氏を支援。秋に自民党総裁選や衆院選が控える中、政権の命運を左右する戦いの様相を呈している。
 政党支持層への浸透を見ると、山中氏は立民の5割強から支持を集めている。小此木氏は自民の3割強を固めた。前回選で自公の推薦を受けた林氏は、自民の3割弱に食い込んでいる。
 有権者全体の半数近くを占める無党派層の支持は割れている。山中氏が2割弱、林氏、小此木氏、松沢氏、元長野県知事の田中康夫氏(65)がそれぞれ1割前後となっている。
 争点となっているカジノを含む統合型リゾート(IR)の横浜誘致については、反対(73%)が賛成(18%)を大きく上回った。林氏ら2人が推進、山中、小此木、松沢、田中氏ら6人が反対を掲げている。
 調査は12〜14日、横浜市を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1374世帯の中から784人の回答を得た。回答率57%。
横浜市長選の候補者
太田 正孝 75 無新 (元)市議
田中 康夫 65 無新 (元)長野県知事
小此木八郎 56 無新 (元)国家公安委員長
坪倉 良和 70 無新 水産仲卸業
福田 峰之 57 無新 (元)衆院議員
山中 竹春 48 無新 (元)横浜市大教授[立]
林  文子 75 無現 市長
松沢 成文 63 無新 (元)神奈川県知事
(届け出順、[]内は推薦政党。(元)は前職を含む)

1267チバQ:2021/08/15(日) 18:07:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb46e3a2ba56db24315b23d6c1f34b957bf385f7
【横浜市長選】本紙世論調査:山中氏が先行、追う小此木氏 林・松沢・田中氏らが続く 2割が態度未定

8/14(土) 20:11配信

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横浜市長選に出馬した8候補。左上から下段に太田氏、田中氏、小此木氏、坪倉氏、福田氏、山中氏、林氏、松沢氏=いずれも8日、横浜市内

 任期満了に伴う横浜市長選(22日投開票)で、神奈川新聞社は13、14の両日、市内の有権者を対象に電話世論調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。 ��【写真】横浜市長選:候補者が訴える政策と横顔  過去最多の8人が立候補する中、元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主党推薦=が先行し、前国家公安委員長で元衆院議員の小此木八郎氏(56)が追う展開。現職の林文子氏(75)、前神奈川県知事で元参院議員の松沢成文氏(63)、元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)が続いている。  約2割が態度を決めておらず、今後の各陣営の活動によっては情勢が変わる可能性もある。  カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致に「断固反対」の立場を取る山中氏は、推薦を受けた立憲民主党支持層の約7割を固め、自主的支援を表明した共産党支持層にも浸透しているほか、無党派層の2割強からも支持を獲得。IR反対派にも浸透し、年代を問わず幅広く支持を得ている。  IRの横浜誘致「取りやめ」や、災害に強い都市づくりを訴える小此木氏は、自民党支持層の半数を固めたほか、自主的支援を表明している公明党支持層の約6割から支持を得ている。元閣僚としての実績などを基に支援を呼び掛けているが、無党派層からの支持は約1割にとどまっている。  IRの誘致推進を掲げ、4期目を目指す林氏は、自民党支持層の1割強から支持を得た。3期12年の実績と知名度を武器に無党派層の1割から支持を得ているほか、IR誘致賛成派にも支持を広げている。  松沢氏は、離党した日本維新の会支持層の約3割から支持を獲得。高い知名度を誇るが、無党派層からの支持は1割に届いていない。田中氏は、知事時代の実績や知名度を基に支持を呼び掛けているが、無党派層からの支持も1割未満にとどまっており、浸透しきれていない。  元横浜市議の太田正孝氏(75)、水産仲卸業社長の坪倉良和氏(70)、元衆院議員の福田峰之氏(57)は支持の広がりが見られず、厳しい戦いとなっている。  ◆調査の方法 横浜市内の有権者を対象に13、14の両日、コンピューターで無作為に発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。質問・回答は自動音声システムを活用。市内全18区の1107人から回答を得た。

神奈川新聞社

1268チバQ:2021/08/16(月) 15:14:17
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210814-567-OYT1T50256.html
ゴム手袋外すと汗びっしょり、密避け訴え反応いまひとつ…「コロナ・お盆・暑さ」の横浜市長選
2021/08/16 08:44読売新聞

ゴム手袋外すと汗びっしょり、密避け訴え反応いまひとつ…「コロナ・お盆・暑さ」の横浜市長選

聴衆の一人(右)と、使い捨て手袋をはめた手で「グータッチ」をする候補者(横浜市で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 22日投開票の横浜市長選は14日、告示から1週間がたった。コロナ禍で行われる市内初の選挙戦。人を集めての街頭演説などこれまでの「定石」を使えないため、各陣営は感染対策に腐心しながら、接触を最小限に抑えたりインターネットを積極活用したりして、手探りで支持を呼びかけている。

 「コロナ、お盆、暑さの三重苦だよ」

 11日午後、JR東神奈川駅でビラ配りをしていたある陣営スタッフの男性がつぶやいた。コロナ禍でも有権者に受け取ってもらおうとゴム手袋をはめているが、中は汗でびっしょり。「外した瞬間にしぶきが飛ぶ」と顔をしかめる。

 密を避けるため応援演説も頼まず、地道にビラ配りで候補者をPRするが、手応えは今ひとつ。男性は「どう戦えばいいか。いい知恵があったら教えてほしい」とため息をつく。

 別の陣営も、日中の街頭活動は場所や時間の事前告知をしていない。コロナ禍で外出を控える有権者も多いとみて、選挙カーで走りながら人通りの多い場所を探してはビラを配るなどしている。

 この陣営のスタッフは全員、抗原検査を3日に1回は受け、感染をいち早く把握する仕組みを取り入れている。費用はかさむが、関係者は「クラスター(感染集団)が起きる方が怖い。何が功を奏すか分からないが手探りでやっている」と話す。

 こうしたなか、インターネットを活用する動きが目立つ。ある候補者は12日夜、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」による「オンライン演説会」を開いた。約30人を前に、デジタル都市をテーマに約30分間演説。その後、チャット機能で寄せられた質問に答えた。参加者からは「今まで選挙演説を聞いたことはなかったが、オンラインだから参加してみようと思えた」など、好意的な感想も寄せられた。

 選挙戦を前に急きょ、ツイッターのアカウントを取得した候補者もいる。IR(カジノを含む統合型リゾート)誘致に関する考えや選挙戦の様子を動画で見られるようにしているほか、サヨナラ勝ちした横浜高校の甲子園初戦突破をたたえるなど、親しみやすさもアピールする。陣営関係者は「投稿を見て、街頭演説に来てくれた有権者もいる」と手応えを感じている。

 突然の大雨など、天候が安定しない夏の戦いにも各陣営は頭を悩ませている。天気予報をこまめにチェックし、雨の中でも訴えを聞いてもらおうと、屋根がある駅前で通勤・帰宅時の有権者を狙って朝夕に活動するなど工夫をこらしている。

1269チバQ:2021/08/17(火) 16:34:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a0f60b3fb0599b49c247afe701098db56752f20
自民党で現実味を帯びてきた菅退陣とポスト菅 横浜市長選で野党候補がまさかのリード〈dot.〉
8/17(火) 12:34配信

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菅義偉首相(C)朝日新聞社

 8月22日に投開票が行われる横浜市長選がとんでもない展開になってきた。8人の候補者が出馬しているが、菅義偉首相の「盟友」、小此木八郎前国家公安委員長(56)と立憲民主党が推薦する横浜市立大学教授だった山中竹春氏(48)の一騎打ちの様相となってきた。

【写真】「ポスト菅」の筆頭候補とされるまさかの人物はこちら

 当初、菅首相のお膝元でもある横浜市で圧倒的な知名度、強固な地盤を誇る小此木氏が楽勝かと誰もがみていた。しかし、マスコミなどの世論調査、期日前投票の出口調査では、山中氏が先行。小此木氏が追う展開になっている。

「まったくの想定外の展開だ」

 小此木氏の支援に入った自民党の国会議員はこう愚痴る。世論調査や期日前投票の出口調査をみると、なんと菅首相の地盤である衆院神奈川2区(横浜市)でも小此木氏が苦戦。現職の林文子氏(75)、山中氏が優勢という数字が出たという。

 菅首相は7月下旬に地元の横浜市内で配布されたタウン誌で小此木氏支援を表明。市長選レベルで首相が支持を明確にするのは異例中の異例。さらに菅首相は有権者に「衆議院議員 菅義偉」の名義で小此木氏を支持する文書を送付する力の入れようだった。

「小此木氏は自民党支持層をまだまだ固められていないようです。菅首相の地盤でもリードされていると聞き、本人はイライラし、居ても立ってもいられない様子です。自分が前面に出て応援に駆け付ければ、勝てるといまだに思い込んでいるようです。このこと自体、世論の空気を読めていない証左だと思います。横浜市長選で負けたら首相は本当にヤバい。期日前投票で山中さんが上回っているのはやむを得ないとしても、自民党支持層を固められないというのは、自民党の伝統的な集票機能が不全状態に陥っている裏返しです。秋の衆院選を見据えると深刻な事態と思います」(政府関係者)

 横浜市長選の最大の争点はIR誘致の賛否だった。しかし、東京五輪が終わり、お祭りムードが消えると市民の関心事は新型コロナウイルスの感染拡大に移行。自民党の横浜市議がこう言う。

「新型コロナウイルスの新規感染者数が増えたと毎日、報道があるたびに小此木氏は反比例するかのように、票を減らすという展開だ。最大の争点、IR誘致のことに有権者はあまり関心がなく『コロナはいつ収束するのか』とばかり聞かれる」

 自民党の焦りは相当なものだという。横浜市のある会社経営者がこう証言する。

「ほとんど面識がない小此木氏からいきなり『お世話になっております。小此木です』と電話が入ってびっくりした。うちのような小さな会社に大臣にまでなった人が、選挙をよろしくなんて驚いた」

 しかし、菅首相はコロナの感染拡大に歯止めをかける対策がまったく打てず、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の延長を繰り返しているだけ。神奈川県内でのコロナ感染拡大も小此木氏に重くのしかかっているようだ。

1270チバQ:2021/08/17(火) 16:35:00
「コロナは感染後、5日から最大で20日後に発症する。東京五輪の期間中に感染した人の数字が反映されるのは、8月22日の横浜市長選の投開票日の前後とされる。そのあたりでまた感染爆発が起きれば、小此木氏はますます厳しくなる」(前出・自民党の国会議員)

 ピンチの自民党の頼みの綱は、集票マシ-ンとされる公明党だ。菅首相は独自のルートで公明党に支援を要請したが、動きはにぶいという。

 それには理由がある。緊急事態宣言中に銀座で飲み歩いていたのがバレて、議員辞職に追い込まれた公明党の前衆院議員・遠山清彦氏の地盤だったのが、神奈川6区(横浜市)だ。そこでも小此木氏は苦戦しているという。

 遠山氏は8月4日、元秘書らが日本政策金融公庫からの融資を無登録で仲介したとされる貸金業法違反の容疑で東京地検特捜部から自宅や事務所(千代田区)の家宅捜索を受けた。捜査は元秘書らの新しい勤め先だった現職の公明党衆院議員らの議員会館の事務所まで及んだ。遠山氏は公明党議員としては珍しく、IR誘致に積極的で、議員辞職後は香港のIR関連会社の顧問も務めていた。元東京地検特捜部検事の落合洋司弁護士がこう話す。

「東京地検特捜部が議員会館にまでガサに入ったとなれば、過去の例から1か月前後で次の動きがあります。遠山氏は本人が議員辞職しているので、選挙とも関係がないので捜査がやりやすいと思う。捜査のターゲットが本当に遠山氏だけなのか? 自民党など他の国会議員に波及する可能性も考えられる」

 横浜市長選の直前に、東京地検特捜部が動くことも考えられるという。

「横浜市長選で小此木氏が負け、東京地検特捜部の捜査が動けば、ダブルパンチとなり、菅おろしが始まって政局になる。菅首相は自分の派閥がないので、ピンチとなれば、ついてくる議員はあまりいない。それどころか、側近だと言っていた議員も『自分の選挙がありますから。一緒じゃ負けてしまう』と急に菅首相と距離を置き始めている。遠山氏絡みの捜査があるので、公明党は何もできません。横浜市長選に負ければ、首相は9月の自民党総裁選にも出馬できず、退陣するしか道はない」(自民党幹部)

 永田町では早くも「ポスト菅」探しが始まっているという。安倍晋三前首相の「再々登板」もささやかれている。前出の国会議員がこういう。

「安倍前首相とのツーショットポスターをSNSに何度か投稿したら、すごく反応がいい。菅首相ではなく安倍前首相との二連ポスターに張り替えると、こちらも評判は上々。菅首相の地元でもある横浜市長選で小此木氏が負けるようなことになれば、解散総選挙でどんな結果が出るか。言わずもがなです。それを回避するには、人気が高い安倍前首相にもう1度、先頭に立って引っ張ってもらうしかないという話が党内では出ています。このまま何もせずに菅首相で解散総選挙をすれば、政権交代にもなりかねない。もしくは、公明党に加え、日本維新の会まで巻き込んでの連立という面倒な状況に追い込まれる」

 だが、安倍前首相には桜を見る会の「前夜祭」の不起訴不当という問題が尾を引いている。

「安倍前首相が率いる派閥・清和会所属の議員は、96人いる。盟友の麻生副総理兼財務相の派閥・志公会は59人。2派閥が組めば総裁選の大勢が決まる。安倍前首相が再々登板を見合わせても、下村博文政調会長、河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄元外相ら候補はたくさんいる。菅首相の次に困ることはない」(前出の自民党幹部)

 横浜市長選の結果次第で「ポスト菅」をめぐる争いが一気に加速しそうだ。
(AERAdot.編集部 今西憲之)

1271チバQ:2021/08/17(火) 16:40:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab1e56b764297938979bdc1e3f38e76c3786240
【横浜市長選】山中氏先行に与党衝撃 勢いづく野党も知名度アップに苦悩
8/17(火) 5:01配信

カナロコ by 神奈川新聞
横浜市長選に出馬した8候補。左上から下段に太田氏、田中氏、小此木氏、坪倉氏、福田氏、山中氏、林氏、松沢氏=いずれも8日、横浜市内

 任期満了に伴う横浜市長選(22日投開票)についての神奈川新聞社などが実施した情勢調査で、立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授・山中竹春氏の先行や優勢が報じられ与党や官邸に衝撃が広がっている。野党は勢いづくが、大規模集会など知名度アップ策がコロナ禍でやりづらい現状に苦悩する。

 「山中氏先行」との見立ては自民党の支援先が、元衆院議員・小此木八郎氏と現職・林文子氏とに分裂していることが背景。衆院選の準備を進める党本部は、選挙区支部長差し替えの可能性まで持ち出し大票田・横浜の引き締めに躍起だ。

 「こんなにも厳しいのか…」。側近によると14日付のウェブサイト「カナロコ」、15日付の神奈川新聞1面の「山中氏先行、追う小此木氏」の報に、小此木氏を支援する菅義偉首相(衆院神奈川2区)は危機感をあらわにしたという。

神奈川新聞社

1272チバQ:2021/08/19(木) 20:26:09
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20210819ddlk08010127000c.html
<’21茨城知事選><’21茨城知事選>きょう告示 17日間の舌戦開始 あすから緊急事態 異例の状況下で /茨城
2021/08/19 05:19毎日新聞

 任期満了に伴う知事選は19日、告示される。いずれも無所属で現職の大井川和彦氏(57)と、新人で茨城大名誉教授の田中重博氏(74)が立候補の準備を進めている。新型コロナウイルスの第5波により、20日から県内に国の緊急事態宣言が発令される異例の状況で、17日間の舌戦がスタートする。投開票は9月5日。【韮澤琴音、小林杏花】

 大井川氏は選挙期間中、全ての街頭演説と集会の中止を決めている。19日午前9時から水戸市宮町2の水戸東照宮で必勝祈願後、SNS(ネット交流サービス)を通じ、メッセージを配信する予定。

 田中氏は同日午後4時から、同市桜川1の水戸駅南口さくら東公園で第一声。1日5〜6回の街頭演説を短時間ずつ実施する方針で、動画サイトを使って政策演説を配信することも検討している。

 18日現在の選挙人名簿登録者数は242万1423人(男120万7529人、女121万3894人)。2017年の前回選の告示日前日から3万3136人減少した。

1273チバQ:2021/08/19(木) 20:27:47
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-125474.html
坂井官房副長官が横浜市長選で連日の応援 菅首相の支援候補、加藤官房長官は「不要不急ではない」
2021/08/19 18:05東京新聞

坂井官房副長官が横浜市長選で連日の応援 菅首相の支援候補、加藤官房長官は「不要不急ではない」

坂井官房副長官が横浜市長選で連日の応援 菅首相の支援候補、加藤官房長官は「不要不急ではない」

(東京新聞)

 加藤勝信官房長官は19日の記者会見で、坂井学官房副長官が横浜市長選(22日投開票)の候補者の支援活動を行っていることについて「選挙は民主主義の根幹だ。選挙活動は必ずしも不要不急ではない」と語り、問題視しない考えを示した。(清水俊介)

 官房副長官は官房長官を補佐する立場。新型コロナ感染症対策も担当する。選挙活動のため、再三外出すれば、首相官邸での執務に影響しかねない。

 坂井氏は自民党の横浜市連会長を務め、同市長選に出馬した自民党元衆院議員の小此木八郎氏を支援。坂井氏は連日、自身のツイッターに横浜市内での選挙活動の様子を投稿している。

 坂井氏は今年4月、菅義偉首相を支持する自民党の無派閥議員十数人と官邸で食事を伴う会合を開き、公私混同との批判を浴びた。

 横浜が地元の首相は市長選の告示直前、地域情報誌の意見広告で小此木氏全面支援を表明した。首相が続投を目指す総裁選と衆院の任期満了を目前に、「小此木氏が負ければ政局に発展する」との見方が広がる。

1274チバQ:2021/08/21(土) 01:05:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb74099c26a3b47f12b6a95ac27b7dd5f06616bf
横浜市長選、政権の行方占う激戦に
8/20(金) 20:17配信

産経新聞
横浜市役所=横浜市中区(高橋天地撮影)

任期満了に伴う横浜市長選は22日、投開票される。過去最多の8人が立候補し、立憲民主推薦の元横浜市大教授、山中竹春氏(48)と前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)が激しく競り合う展開。地元の菅義偉首相は小此木氏を全面支援しており、自民党総裁選や次期衆院選を控え、政権の行方を占う戦いとなっている。

選挙戦は、市が進めてきたカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の是非が最大の争点。4選を目指す現職の林文子氏(75)ら2人を除く6人が誘致に反対している。

事前の投票動向調査などによると、共産、社民の支援も受ける山中氏と、自民、公明の組織票に期待する小此木氏が激しく競り合う展開。林氏が自民の一部市議の支持を得て追う中、元長野県知事の田中康夫氏(65)、元神奈川県知事の松沢成文氏(63)も支持拡大を狙う。

候補者が多数に上るだけに、票が分散することで最多得票者が法定得票数を満たせず、再選挙になる可能性も指摘された。公職選挙法によると、最多得票数が有効投票数の4分の1以上とならなかった場合、再選挙となる。異議申立期間の後、50日以内に再選挙を行わなければならない。

総務省によると、首長選の再選挙は全国で、昭和54年の千葉県富津市長選や平成29年の同県市川市長選など6例しかない。

再選挙になった場合、政令市としては15年の札幌市長選以来、18年ぶりとなるが、各陣営とも最終局面で必死のてこ入れを図るもようで、予断を許さない状況が続いている。



【横浜市長選立候補者(届け出順)】 元市議の太田正孝氏(75)▽元長野県知事の田中康夫氏(65)▽前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)▽水産仲卸会社役員の坪倉良和氏(70)▽元衆院議員の福田峰之氏(57)▽元横浜市大教授の山中竹春氏(48)=立民推薦▽現職の林文子氏(75)▽元神奈川県知事の松沢成文氏(63)

1275チバQ:2021/08/21(土) 23:40:54
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20210819-OYT1T50368/
横浜市長選、再選挙なら最長10月末までトップ不在…支持分散で誰も法定得票に届かぬ可能性
2021/08/21 12:39
横浜市役所
 現職、新人の計8人が立候補している横浜市長選(22日投開票)で、得票が足りずに当選者が決まらず、再選挙となる可能性が取りざたされている。市長の任期は29日までで、再選挙の場合、最長で10月末までトップ不在となる。副市長が職務代理者を務めるものの、感染拡大が続く新型コロナウイルス対策の指揮や国への予算要望など課題は山積しており、市政の停滞を危惧する声も上がっている。


 市長選には現職のほか、知事や国会議員経験者ら過去最多の8人が立候補。高い知名度や実績がある候補者が多いことから支持が分散し、誰も法定得票(有効投票総数の4分の1以上)に届かない可能性が指摘されている。再選挙となった場合、14日間の異議申し出期間を経て50日以内に実施することになっており、次期市長の誕生が10月末までずれこむ可能性もある。

 市長の不在に備えて、市はあらかじめ副市長4人の職務代理順位を定めている。

 市によると、職務代行者は市長の「長としての身分・資格」が要件とされる市議会の解散や副市長の任免など一部を除き、すべての職務権限を行使できる。

 しかし、コロナ患者激増で市内の各区役所が担う健康観察などの業務は増大の一途をたどっており、市は不急の業務を休止して職員をコロナ対策に充てるなど、全庁的な対応をとっている。さらに行政サービスを制限する長期的な感染対策を打ち出すには、民意で選ばれた市長が不可欠だ。

 また、市は毎年11月に国に次年度の予算要望を行っており、重要な要望は市長をトップとする経営会議で決められる。大まかな内容は10月中に固め、予算化に向けて市長自ら各府省の政務三役と折衝するのが通例だ。ある市幹部は「市長がいなければ、かなりの影響が出ることは避けられない」と話す。

 候補者の多くが反対しているIR(カジノを含む統合型リゾート)の誘致。仮に、再選挙後も誘致を進める場合でも、事業者決定が大幅に遅れてスケジュールに影響する可能性がある。職務代理者による決定も法的には可能だが、複数の市幹部は「選挙で争点となっている問題を副市長が判断することはできない」と話す。

 市の事務方は現在、決定した事業者と共同で区域整備計画を策定し、来年1月の市議会の議決を経て国に申請したい考えだが、「事業者決定が遅れれば、日程は非常に厳しくなる」としている。

1276チバQ:2021/08/21(土) 23:48:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/58b644321ad54f8ac3b4b12fd3e273d103d4ed9d
横浜市長選「20時当確」めぐる最終攻防 菅首相が全面支援の小此木陣営は大差に半ば諦めムード
8/21(土) 13:02配信

日刊ゲンダイDIGITAL
「次の首相」トップの石破元幹事長も応援演説(C)日刊ゲンダイ

 菅政権の命運を左右する横浜市長選の投開票が22日に迫った。史上最多の8人が立候補する大混戦の中、菅首相(衆院神奈川2区)が全力支援する側近の小此木八郎前国家公安委員長が苦戦。立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授の山中竹春氏にリードを広げられている。

菅首相に9.7退陣説…「緊急事態宣言」延長で解散できず“再選戦略”も吹き飛ぶ

 衆院選の前哨戦と位置付けられるお膝元での戦いで、菅はトドメを刺されるのか。

 IR(カジノを含む統合型リゾート施設)誘致の是非が争点の市長選は、反対派が乱立。国家公安委員長としてカジノ管理委員会を所管してきた小此木氏は「IR取りやめ」に宗旨変えして立ち、立憲に担がれた山中氏も反対を掲げて出馬。IRを推し進める現職の林文子市長との三つ巴だったが、林氏の脱落で小此木氏と山中氏の一騎打ちとなっている。

「自民党は市議36人のうち30人、市内に地盤を持つすべての国会議員と県議が小此木氏を支援する総力体制で選挙戦に臨んでいますが、あらゆる情勢調査で劣勢で、投開票日が近づくにつれ、山中氏との差が開いています。小此木氏は菅総理の地盤の港南区をはじめ、港北区、都筑区、金沢区でも大差をつけられ、リードしているのは神奈川区だけ。小此木陣営は〈この流れじゃ20時当確だ〉と半ば諦めムードです」(自民党関係者)

■自民は市内の全議員が駆けずり回る

 諦めきれないのが、往生際の悪い菅首相だ。「衆院議員菅義偉」の名で小此木氏支持を訴える手紙をバラまき。懐刀の和泉洋人首相補佐官がゼネコン各社に「小此木さんをよろしく」と電話攻勢をかけていると報じられた。菅首相の側近で、党市連会長の坂井学官房副長官(衆院神奈川5区)は地元にベタ張り。連日、ビラ配りに精を出している。

「県議も週後半の勉強会などをリスケし、市内で駆けずり回っています」(県政関係者)

 一方、勝利が目前とみられる山中陣営は一枚岩かというと、そうでもない。共産党や社民党などに加え過去3回は林氏を支援した連合神奈川も支援に回っている。

「衆院選に向けた野党共闘は連合の共産アレルギーで店ざらし状態なのに、市長選については勝ち馬に乗れと言わんばかり。機を見るに敏というか、調子がいいというか。もっとも、市会は自民系が過半数を占めるので、山中氏が勝っても市政運営は困難を極めるんじゃないか」(市政関係者)

 有権者310万人が下す審判はいかに。

1277チバQ:2021/08/21(土) 23:51:40
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202108190000023.html
2021年8月19日7時25分
【政界地獄耳】政局を左右するのは間違いない 混戦の横浜市長選
★政界は首相・菅義偉のお膝元、横浜市長選挙の結果が政局に直結することから市長選の世論調査のデータが飛び交っている。22日の投開票を待たずに、その後の政局見通しで持ち切りだ。当初、首相はIR賛成の現職市長の林文子、IR反対の前国家公安委員長・小此木八郎のいずれかが当選すれば御の字と考えていたようだが、データ上はおぼつかない。世論調査のデータに各陣営は一喜一憂だが、横浜の有権者は300万人。各調査はおおむねサンプル1000程度。この混戦は調査だけでは計り知れない。

★立憲などが推す山中竹春が優勢と伝えられるが、山中を口説き落とした立憲民主党代表代行・江田憲司は自身のフェイスブックに「あのね、メディアの皆さん! 自民党が小此木氏と林氏と分裂しているから『山中先行』? おかしいでしょ! (中略)たかだかご高齢で多選の林さんが出たからと、それが分裂で山中先行というのは、山中候補に失礼千万だと思いますよ! 自民党の『言い訳』をそのまま垂れ流すのはやめてください!」などとずいぶんと強気の発言をしている。

★神奈川の政界関係者が言う。「17日には小此木の応援で元幹事長・石破茂が入った。聴衆は集まったが次期総裁選挙の候補者である石破を見に来たという雰囲気。石破が帰ると人も明らかに減った」。オレンジをシンボルカラーに「IRを実現できるのは現職市長だけ」と訴える林も勢いがあるとも言えない。「横一線」と評するメディアもあるが、それならば元長野県知事・田中康夫も愚直につじ説法を繰り返しているし、元神奈川県知事・松沢成文も市内をくまなく動いている。また、この選挙は今後のコロナ禍や緊急事態宣言下の地域での選挙の実現性も考えさせる。政局を左右することだけは間違いない。(K)※敬称略

1278とはずがたり:2021/08/22(日) 20:22:26

横浜市長選 山中竹春氏が当選確実 立憲民主党が推薦
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210822/1000069259.html?s=09
08月22日 20時00分

過去最多の8人が立候補した横浜市長選挙は、立憲民主党が推薦した元横浜市立大学教授の山中竹春氏の初めての当選が確実になりました。
菅総理大臣が支援した元国家公安委員長の小此木八郎氏や4期目を目指した現職の林文子氏らは及びませんでした。

横浜市長選挙の投票は、午後8時で締め切られ、9時すぎから開票が始まります。
NHKの事前の情勢取材や、22日投票した有権者を対象にした出口調査では、立憲民主党が推薦し、共産党と社民党が支援した元横浜市立大学教授の山中竹春氏が、元国家公安委員長の小此木八郎氏や現職の林文子氏らを大きく引き離して極めて優勢です。
また、21日までに期日前投票をした人に行った出口調査でも山中氏が上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、山中氏の初めての当選が確実になりました。
山中氏は、埼玉県出身の48歳。
横浜市立大学の医学部の教授として新型コロナウイルスのワクチンの有効性などに関する研究を行いました。
今回の選挙戦は、神奈川県内に緊急事態宣言が出される中で、過去最多の8人が立候補し、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の横浜市への誘致計画や、感染の急拡大が進む新型コロナウイルス対策などを争点に論戦が交わされました。
その結果、IRの誘致計画に反対し、新型コロナのデータ分析などにあたってきた経験をアピールした山中氏が、立憲民主党の支持層からおよそ70%の支持を、無党派層の40%台半ばの支持を集めました。
一方、閣僚を辞任して立候補した小此木氏も、IR誘致計画への反対を打ち出し地元選出の菅総理大臣や自民党の多くの市議会議員、それに公明党の支援を受けて組織戦を展開しました。
しかし、自民党支持層からはおよそ40%の支持に、また、無党派層からの支持はおよそ10%にとどまっています。
菅総理大臣が支援した小此木氏が及ばなかったことで、衆議院選挙などを控え菅総理大臣の政権運営に影響を与えることも予想されます。
また、自民党の一部の市議会議員の支援を受け、4期目を目指した現職の林文子氏も、IRの誘致計画の推進などを訴えましたが届きませんでした。

横浜市長選 立民推薦の山中竹春氏 当選確実 小此木氏ら及ばず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210822/k10013216971000.html
2021年8月22日 20時00分

過去最多の8人が立候補した横浜市長選挙は、立憲民主党が推薦した元横浜市立大学教授の山中竹春氏の初めての当選が確実になりました。菅総理大臣が支援した元国家公安委員長の小此木八郎氏や4期目を目指した現職の林文子氏らは及びませんでした。

横浜市長選挙の投票は、午後8時で締め切られ、9時すぎから開票が始まります。

NHKの事前の情勢取材や、22日投票した有権者を対象にした出口調査では、立憲民主党が推薦し、共産党と社民党が支援した元横浜市立大学教授の山中竹春氏が、元国家公安委員長の小此木八郎氏や現職の林文子氏らを大きく引き離して極めて優勢です。

また、21日までに期日前投票をした人に行った出口調査でも山中氏が上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、山中氏の初めての当選が確実になりました。

山中氏は、埼玉県出身の48歳。
横浜市立大学の医学部の教授として新型コロナウイルスのワクチンの有効性などに関する研究を行いました。

今回の選挙戦は、神奈川県内に緊急事態宣言が出される中で、過去最多の8人が立候補し、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の横浜市への誘致計画や、感染の急拡大が進む新型コロナウイルス対策などを争点に論戦が交わされました。

その結果、IRの誘致計画に反対し、新型コロナのデータ分析などにあたってきた経験をアピールした山中氏が、立憲民主党の支持層からおよそ70%の支持を、無党派層の40%台半ばの支持を集めました。

一方、閣僚を辞任して立候補した小此木氏も、IR誘致計画への反対を打ち出し地元選出の菅総理大臣や自民党の多くの市議会議員、それに公明党の支援を受けて組織戦を展開しました。

しかし、自民党支持層からはおよそ40%の支持に、また、無党派層からの支持はおよそ10%にとどまっています。

菅総理大臣が支援した小此木氏が及ばなかったことで衆議院選挙などを控え菅総理大臣の政権運営に影響を与えることも予想されます。

また、自民党の一部の市議会議員の支援を受け、4期目を目指した現職の林文子氏も、IRの誘致計画の推進などを訴えましたが届きませんでした。

1279チバQ:2021/08/22(日) 20:23:11
>>1276 ゲンダイのゼロうち当たったか!

https://news.yahoo.co.jp/articles/939e79ad394fa4eefaebbec40d7c1da1dc6c6d0b
横浜市長に立憲推薦・山中竹春氏 菅首相支援の小此木氏ら破る
8/22(日) 20:00配信

毎日新聞
山中竹春氏

 任期満了に伴う横浜市長選は22日に投開票され、元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主党推薦=が、前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)や4選を目指した現職の林文子氏(75)ら7人を破っての初当選を確実にした。カジノを含む統合型リゾート(IR)の市内への誘致反対や新型コロナウイルス対策の充実を訴え、地元選出の菅義偉首相や政権への批判票を取り込んだ。全面支援した小此木氏の敗北で菅氏の求心力低下は避けられず、自民党総裁選や次期衆院選にも影響しそうだ。


 インターネット調査と情勢取材を加味して判断した。

 立憲が擁立した山中氏は共産、社民両党の支援や連合神奈川の推薦を取り付け、事実上の野党統一候補としてアピール。菅政権が推進するIR事業の誘致に反対する考えを前面に打ち出した。臨床統計学を専門とする医学部教授として新型コロナの抗体に関する研究に携わった立場から「候補者の中で唯一のコロナ専門家」と強調。立候補の表明は6月下旬と遅かったが、徐々に浸透し、無党派層にも支持を広げた。

 地元出身の小此木氏は安倍、菅両政権で入閣し自民党神奈川県連会長なども歴任。6月下旬に立候補を表明し、IR誘致の取りやめを主張した。自民党市連は自主投票となったが、自民系会派の市議36人のうち30人から支援を受けた。菅氏も自ら電話などで有権者に支援を依頼。自主投票の公明党も実質的に支援した。だが支援の効果は限定的だった。

 現職の林氏は、自身が決めたIR誘致など市政の継続を訴えた。誘致推進を求める地元経済界が支援したが、自民の分裂選挙により支持を伸ばせなかった。【樋口淳也】

1280チバQ:2021/08/22(日) 20:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/147a0160392991ba5c420004742f83683f4dde82
横浜市長に野党系新人 首相、支援候補敗れ打撃 勝利の山中氏、IR反対
8/22(日) 20:17配信

時事通信
山中竹春氏

 任期満了に伴う横浜市長選は22日に投開票が行われ、無所属新人で元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主推薦=が、現職と新人の計7人を破り、初当選を確実にした。

 市選出の菅義偉首相にとって、側近で自身が支援した前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)が野党系候補に敗れたことは打撃となる。衆院選を前に、自民党内で「選挙の顔」となることに疑問の声が広がりそうだ。

 過去最多の8人が争った選挙戦で、林文子市長(75)が進めてきたカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致をめぐって論戦が交わされ、山中氏ら6人の新人が反対や取りやめを訴えた。また、首相が小此木氏の支援に動いたことで、感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルスへの対応を含めた政権運営の是非も争点に浮上した。

 山中氏は、立民の推薦に加え、共産、社民両党の支援を得た「カジノ反対の野党統一候補」として選挙戦に臨んだ。データ分析の専門家としてコロナ対策に取り組んできた経歴もアピール。政権批判票を幅広く取り込んだ。

 小此木氏は「IR取りやめ」を明言。自民党の大半の市議と公明党から実質的な支援を受けた。しかし、衆院議員として所属した自民は、市議会で林市長と二人三脚でIR誘致を進めてきた経緯があり、取りやめ方針への理解が広がらなかった。林氏は地元経済界と一部の自民市議の支援を得て、3期12年の実績を訴えたが及ばなかった。

 知名度が高い元長野県知事の田中康夫氏(65)、前神奈川県知事の松沢成文氏(63)らもIR反対を主張したが、浸透しなかった。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/296576e5d32833a923a377f554513158d2a4df5a
菅首相「選挙の顔」として致命傷、小此木氏敗北で自民党総裁選など影響必至
8/22(日) 20:13配信

日刊スポーツ
小此木八郎氏(20年12月14日)

過去最多の8人が立候補した横浜市長選の投開票が22日、行われ、立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)が4選を目指した林文子氏(75)らを破り、初当選することが確実となった。

横浜がお膝元の菅義偉首相(72)が全面支援した前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)が敗れたことで、菅首相は「選挙の顔」として致命的なダメージを負った。9月末に任期満了を迎える自民党総裁選や、10月に任期満了となる衆院の解散・総選挙の行方に影響を与えるのは必至で、政局は流動化しそうだ。

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致の是非が争点となった市長選で、小此木氏はIRを推進する菅内閣の閣僚でありながら「誘致取りやめ」を掲げて出馬。36人いる自民党系市議は小此木支持派とIRを推進する林支持派に分裂し、菅氏の秘書出身の5人の市議も小此木氏支持3人、林氏支持2人と二分する事態になった。

故小此木彦三郎元通産相の秘書出身で小此木氏とは45年以上の交友がある菅首相は7月29日、小此木氏を「全面的かつ全力で応援する」と表明。8月3日の自民党役員会でも「小此木をやる」と述べ、党を挙げての支援を求めていた。しかし、IRを国家的プロジェクトとしてきた菅首相が「取りやめ」を公約とする小此木を支援する分かりづらさ。小此木氏が「どうせ菅さんと結託して、当選してほとぼりがさめたら、(IRを)1回やり直すんだろうと、4割の方が疑いの目で見ている」とぼやく状態になっていた。

さらに新型コロナの新規感染者の急拡大で、コロナ対策が争点化。菅内閣のコロナ対策への批判票、不満票が「コロナ専門家」をうたう山中氏に取り込まれる形になった。菅内閣の支持率は時事通信、朝日新聞、NHKの調査で、危険水域の20%台になっている。4月の衆参の補選、再選挙で3連敗。7月の都議選でも惨敗したのに続き、地元でも敗れたことで、「選挙の顔足り得るか」と問う声がさらに大きくなりそうだ。【中嶋文明】

1281チバQ:2021/08/22(日) 20:50:08
NHK出口調査の数字だと
山中 38%
小此木21%
林  13%
田中 12%
松沢 10%
ってとこですかね

1282とはずがたり:2021/08/22(日) 20:50:40

首相のおひざ元でも敗北、求心力低下は必至 横浜市長選
横浜市長選挙
https://www.asahi.com/articles/ASP8Q5GY0P8QUTFK001.html

 横浜市長選は22日投開票され、新顔で元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主推薦=が、新顔で元国家公安委員長の小此木八郎氏(56)や現職の林文子氏(75)らを破り、初当選を確実にした。

 菅義偉首相が支援した小此木八郎元国家公安委員長が敗北の見通しとなったことで、政局は一気に流動化しかねない情勢だ。現下のコロナ感染の収束が見通せず、衆院議員の任期満了まで2カ月を切る中、首相が思惑通りに解散権を行使できない可能性もある。

 横浜は首相のおひざ元でありながら、自民党をまとめきれずに分裂選挙に至ったほか、あえて支援した小此木氏を押し上げられなかったことは、求心力低下に直結する。

 首相の自民党総裁任期は9月30日に迫り、総裁選は9月17日告示、29日投開票の日程を軸に調整が進む。首相はすでに再選への意欲を示し、二階俊博幹事長や安倍晋三前首相らが再選支持を表明している。

 しかし、「全敗」した4月の衆参3選挙や、過去2番目に少ない議席に低迷した7月の東京都議選に続く地元での敗北で、次期衆院選を控える党内からは「選挙の顔」として疑問視する声が高まっている。

 首相が当初描いたとされる総裁選前の衆院解散や、総裁選での無投票再選には反対論が根強く、首相交代や執行部刷新を求める声に押され、衆院選前の総裁選実施と対立候補を擁立する動きが本格化しそうだ。情勢次第では事実上の任期満了選挙に追い込まれる可能性もある。

 一方、「菅政権が問われる選挙」と位置づけた野党側は、4月の衆参3選挙に続く「野党共闘」での勝利となったことを受け、次期衆院選に向けた共闘戦略の構築を急ぐ構えだ。(岡村夏樹、北見英城)

1283名無しさん:2021/08/23(月) 00:44:10
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210822/k10013217741000.html
横浜市長選 出口調査 支持政党やIRの賛否は
2021年8月22日 21時52分
NHKは、22日有権者の投票行動や政治意識を探るため、出口調査を行いました。調査は市内32の投票所で投票を終えた有権者4607人を対象に行い、66.1%にあたる3044人から回答を得ました。
一方、21日までに有権者のおよそ13%が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。

支持政党の内訳は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210822/K10013217741_2108222142_2108222149_01_03.jpg
出口調査では、投票した人にふだん支持している政党について尋ねました。

▼自民党が33%、▼立憲民主党が15%、▼公明党が4%、▼共産党が4%、▼日本維新の会が2%、▼国民民主党が1%、▼特に支持している政党はない、いわゆる無党派層が38%でした。

無所属の新人の山中さんは、▼立憲民主党や、共産党の支持層のおよそ70%を固めました。▼また、無党派層からも最も多い40%台半ばの支持を集めました。▼自民党や公明党の支持層も1割余りが山中さんを支持しました。

無所属の新人の小此木さんは、▼公明党の支持層の60%台後半を固めましたが、自民党の支持層からの支持は30%台後半にとどまりました。▼無党派層からの支持はおよそ10%にとどまりました。

無所属の現職の林さんは、▼自民党の支持層の20%あまりから支持を得ました。

IRの賛否は
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210822/K10013217741_2108222129_2108222149_01_02.jpg
出口調査ではカジノを含むIR=統合型リゾート施設の横浜市への誘致についても尋ねました。

▼「賛成」が12%、▼「どちらかといえば賛成」が14%、▼「どちらかといえば反対」が21%、▼「反対」が54%でした。

どちらかといえばを含め反対と答えた人がおよそ4分の3を占めました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210822/K10013217741_2108222129_2108222149_01_04.jpg
「どちらかといえばを含め賛成」と答えた人に、IR賛成の理由を尋ねました。

▼「経済が活性化するから」が44%、▼「市の税収が増えるから」が35%、▼「観光振興につながるから」が14%、▼「市民が楽しめるから」が2%、▼「横浜のイメージアップになるから」が2%、▼「その他」が3%でした。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210822/K10013217741_2108222129_2108222149_01_05.jpg
「どちらかといえばを含め反対」と答えた人に、IR反対の理由を尋ねました。

▼「他に優先すべき課題があるから」が31%、▼「治安が悪化するから」が28%、▼「ギャンブル依存症の人が増えるから」が22%、▼「横浜のイメージに合わないから」が11%、▼「財政負担が増え、経済が衰退するから」が5%、▼「その他」が4%でした。
▼「どちらかといえば反対」と答えた人の30%台半ばが山中さんに投票し、20%台半ばは小此木さんに投票しました。

▼「反対」と答えた人のおよそ50%は山中さんに投票しました。

一方、▼「どちらかといえば賛成」と答えた人の20%台後半と、「賛成」と答えた人の50%台半ばは林さんに投票しました。

1284チバQ:2021/08/23(月) 08:27:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c85f132f610db15b8c4e39498358f8a9904470e
横浜市長選、小此木八郎氏惨敗で政界引退…求心力低下「菅降ろし」加速
8/23(月) 6:00配信

スポーツ報知
落選を受け事務所で陣営に向け頭を下げる小此木八郎氏

 任期満了に伴う横浜市長選は22日に投開票され、立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)が、前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)ら7人を破り、初当選した。投票率は49・05%で、前回2017年を11・84ポイント上回った。当初は混戦も予想されたが、投票が締め切られた午後8時と同時に当選確実が出る圧勝。小此木氏を全面支援した菅義偉首相にとっては大打撃で、秋に行われる自民党総裁選、次期衆院選を前に求心力の低下は必至だ。

 史上最多の8人が乱立し、告示前にはどの候補も法定得票数(有効投票総数の4分の1)に届かない再選挙もうわさされていた横浜市長選は、あっけない“電撃決着”に終わった。

 早々に敗北が決定した小此木氏は、午後8時16分に事務所に姿を見せ「すみませんでした」と深々と頭を下げた。「みなさんありがとうございました。感謝の言葉しかございません」と「感謝」の2文字を何度も口にした。今後の政治活動については「もう選挙には立候補しない。どのような形で横浜に貢献できるのか考えたい」と語り、政界引退を表明した。

 最有力候補とみられながら票を伸ばせなかったのは、新型コロナウイルスの爆発的感染拡大が原因とみられる。組織力に勝る陣営は、告示前は情勢を楽観視。だが、告示日以降に神奈川県、横浜市の新規感染者数は急増し、有権者の目はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の是非から「コロナ対策をどうするか」に向けられた。

政府への不満逆風 政府のコロナ対策への不信感が高まる中、菅氏の支援を受けることでかえって政府への不満が小此木氏にも向けられ、首相の介入は裏目に出た。小此木氏によると、菅氏にショートメールで「ありがとうございます」と伝えたところ、「ご苦労さまです」との返事が来たという。

 その菅氏にとっては、昨年9月の首相就任以降に行われた与野党対決の知事選や4月の衆参3選挙、議席数を伸ばせなかった7月の東京都議選に続く敗北。しかも、地元の「負けてはいけない選挙」で惨敗したダメージは大きい。

 選挙に弱いことを露呈したことで、衆院選を菅氏で戦えるのかとの声が既に自民党内では噴き出している。中堅からは「衆院選の『顔』としてダメ出しされた。先に総裁選を行って、党をアピールしないと衆院選を戦えない」との悲観論も出た。

 菅氏はもともと、衆院を解散して選挙を戦った後、総裁選で無投票再選を果たすシナリオを描いていたが、緊急事態宣言の延長で日程的に「解散先行」は困難に。加えて、この日の敗北により総裁選での「菅降ろし」の動きも活発化しそうで、週明けから政局は一気に混迷の度を増しそうだ。

報知新聞社

1285チバQ:2021/08/23(月) 14:19:28
https://www.tokyo-np.co.jp/article/126121?rct=yokohamashicho2021
横浜市長選 野党系の山中氏が当選 菅首相支援の小此木氏は18万票差の大敗、衆院選前に政権打撃 
2021年8月23日 01時57分

 任期満了に伴う横浜市長選は22日投開票され、無所属新人で元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主党推薦=が、元国家公安委員長の新人小此木八郎氏(56)や現職の林文子氏(75)、元神奈川県知事の松沢成文氏(63)、元長野県知事の田中康夫(65)ら7人を破り、初当選した。横浜がお膝元の菅義偉首相が全面支援した小此木氏が山中氏に18万票差の大差で敗れたことで、秋の自民党総裁選や衆院選への影響は避けられない情勢となった。投票率は49・05%(前回37・21%)。(丸山耀平、志村彰太)
 新型コロナウイルス感染が首都圏を中心に全国で急拡大する中、有効な対策を打ち出せない政権への批判票が集まったとみられる。
 最大の争点は、林氏が進めてきたカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致の是非だった。山中氏は選挙戦で、誘致の「断固反対、即時撤回」を掲げた。これまで市は資格審査を通過した2グループから、夏ごろに事業者を選定し、来年4月までに国へ認定申請をする予定だったが、方向転換する見通し。
 山中氏は当選確実となった22日夜、支援者が集まる市内の会場に姿を見せ、「市民の大きな期待をいただいた結果だ。IRを誘致しないという宣言を早期に行う」と語った。
 山中氏は立民のほか共産、社民両党、昨年にIR誘致の是非を問う住民投票を目指して署名活動した市民団体のメンバーから支援を受けた。新型コロナウイルスの研究者であることもアピールし、コロナ対策の拡充などを訴えた。
 これまで林氏とともに誘致を進めてきた自民は、小此木氏がIR誘致「取りやめ」を掲げたことで自主投票を決め、分裂選挙となった。小此木氏は自民の大半や公明党から支援を受け、衆院議員としての経験を生かした国や県との連携強化などアピールしたが及ばなかった。
 林氏は自民市議の一部やIR誘致を望む地元経済界からの支援を受けた。3期12年の実績を訴えて4選を目指したが、山中氏に大差をつけられた。
◆横浜市長選(開票率100%)
山中竹春    50万6392票
小此木八郎   32万5947票
林文子     19万6926票
田中康夫    19万4713票
松沢成文    16万2206票
福田峰之     6万2455票
太田正孝     3万9802票
坪倉良和     1万9113票

1286チバQ:2021/08/24(火) 09:41:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7648952214a046ac62127d2970890329f0b872d
勝っても足並みそろわぬ野党 立憲手応え、共産は不満 横浜市長選
8/23(月) 21:18配信

毎日新聞
横浜市長選で当選確実となり、支援者から花束を受け取る山中竹春氏(左)=横浜市中区で2021年8月22日午後8時32分、長谷川直亮撮影

 22日の横浜市長選で、立憲民主党が擁立し、共産党や社民党などの支援を受けた山中竹春氏が当選したことを受け、立憲などの野党からは23日、共闘の成果を強調する発言が相次いだ。ただ、共闘のあり方をめぐって共産が不満を漏らすなど、次期衆院選への足並みはなおそろわない。


 「野党の結束は、大きな固まりになれば地滑り的勝利を起こすと立証できた」。立憲の安住淳国対委員長は23日、横浜市長選での共闘の手応えを記者団に語った。立憲の推薦を受けた山中氏は、事実上の野党統一候補として共産、社民や市民団体などが支援。与野党系の候補者が乱立する中、「新型コロナウイルス対策の専門家」として支持を広げた。

 安住氏は、衆院選での野党共闘についても「『この(横浜の)枠を離れてばらばらに戦おう』ということにはならない。この道は正しかったと思う人は非常に増える」と語った。

 一方、共産の小池晃書記局長は記者会見で「共闘の大きな勝利だ」と強調したが、同時に「大きな課題」があったとも指摘した。山中氏から推薦依頼がなかったため共産は自主的支援にとどまり、小池氏は「一律に推薦しないといけないと言うつもりはないが、自主的支援は対等・平等とは違う」と問題視。「横浜市長選は国政選挙(衆院選)のひな型にはならない」と他の野党にクギを刺した。

 菅政権への批判を野党への支持にどうつなげるかという課題も残る。野党は4月の衆参3選挙で「全勝」し、東京都議選でも議席を増やした。立憲幹部は、報道各社の調査で山中氏が無党派層の約4割に浸透したことを念頭に「無党派層はほとんど野党支持層だ」と強調。しかし内閣支持率の低迷にもかかわらず、野党各党の支持率は伸び悩んでおり、衆院選で躍進できるかには不透明感もある。【宮原健太、佐野格】

1287チバQ:2021/08/24(火) 09:43:50
https://mainichi.jp/articles/20210822/k00/00m/010/229000c
横浜市長に立憲推薦・山中竹春氏 菅首相支援の小此木氏ら破る

毎日新聞 2021/8/22 20:00(最終更新 8/23 00:15) 730文字

 任期満了に伴う横浜市長選は22日に投開票され、元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)=立憲民主党推薦=が、前国家公安委員長の小此木八郎氏(56)や4選を目指した現職の林文子氏(75)ら7人を破って初当選した。カジノを含む統合型リゾート(IR)の市内への誘致反対や新型コロナウイルス対策の充実を訴え、地元選出の菅義偉首相や政権への批判票を取り込んだ。全面支援した小此木氏の敗北で菅氏の求心力低下は避けられず、自民党総裁選や次期衆院選にも影響しそうだ。投票率は49・05%で、前回の37・21%を11・84ポイント上回った。


 山中氏は22日夜、報道陣の質問に答えて「カジノ、IRは横浜に誘致はしない」と明言した。

 立憲が擁立した山中氏は共産、社民両党の支援や連合神奈川の推薦を取り付け、事実上の野党統一候補としてアピール。菅政権が推進するIR事業の誘致に反対する考えを前面に打ち出した。臨床統計学を専門とする医学部教授として新型コロナの抗体に関する研究に携わった立場から「候補者の中で唯一のコロナ専門家」と強調。立候補の表明は6月下旬と遅かったが、徐々に浸透し、無党派層にも支持を広げた。

1288チバQ:2021/08/24(火) 15:51:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f54f2520e1d48f66435dba79e9aa5169414c69ca
【横浜市長選】山中氏、得票率は33・59% 鶴見区除く17区でトップ
8/24(火) 6:01配信

カナロコ by 神奈川新聞

 22日投開票の横浜市長選で初当選した山中竹春氏は、市内全18区で計50万6392票を獲得した。得票率は33・59%で、小此木八郎氏や4選を目指した林文子氏らを退けた。

【表で見る】横浜市長選、全18区の候補者別得票数

 山中氏は、鶴見区を除く17区で得票率トップで、いずれも30%以上を確保。最も高かったのは栄区の37・17%で、青葉区36・87%、金沢区36・50%と続いた。

 鶴見区で首位に立ったのは小此木氏で、山中氏より1・43ポイント多い31・32%を得た。一方、小此木氏が衆院議員時代に地盤とした衆院3区(鶴見・神奈川区)のうち、神奈川区は山中氏(30・75%)が2・27ポイント上回った。

 林氏は全体で3位につけたものの、市内7区で4位の田中康夫氏を下回った。青葉区では5位の松沢成文氏にも及ばず、5番手だった。

神奈川新聞社

1289とはずがたり:2021/08/24(火) 17:23:24
【詳報】山中竹春氏IR中止宣言「可及的速やかに検討」
8/22(日) 20:16配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cf974f831eba6c0928ad4d04b4f384847b1cb9a
朝日新聞デジタル

 横浜市長選が22日、投開票日を迎えました。同市長選としては最多の8人が立候補し、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非や、新型コロナウイルス対策などをめぐって論戦が交わされました。投票は午後8時で締め切られ、午後9時15分から、市内18カ所の開票所で即日開票されます。有権者はどう判断したのか、タイムラインで詳報します。

■山中氏、緊張の面持ちで当選証書を受け取る[15:00]

 「身の引き締まる思い」。横浜市長に初当選した山中竹春氏(48)は23日午後、横浜市役所を訪れ、緊張した面持ちで当選証書を受け取った。

 その後、報道陣の取材に応じた山中氏は「横浜市を全力をもってよくする。市民が本当に住んでよかったと思える横浜市をなんとしても作るという強い責任感でいっぱいだ」と抱負を述べた。

 IR誘致中止については「可及的速やかに宣言を出したい」と改めて表明。「IR推進室の機能を停止する。推進の看板は取り下げることになる」として、誘致撤回に必要な手続きを順次進める方針を述べた。

 また、「医療供給体制の確保を可及的速やかに進めていく」と述べ、新型コロナワクチン接種のスピードを上げ、PCR検査を拡大する方針を明らかにした。

 山中氏は30日に初登庁し、公務をスタートする。

■川崎市長「市政、国政にコロナ禍の不満が爆発した」[15:00]

 「今の(横浜)市政、国政に対し、コロナ禍での様々な不満が爆発した」。川崎市の福田紀彦市長は23日午後3時ごろ、報道陣の取材に応じ、横浜市長選で立憲民主が推薦した新顔の山中竹春氏が大差で当選したことについて、こう分析した。

 「これは横浜だけの問題ではなく川崎市政に対しても同じだ」とも述べ、感染対策やワクチン接種の計画などで、市民に丁寧な説明をして理解を求めることが必要だとの考えを示した。

 山中氏が、「敬老パス」や小児医療費の無料化などを公約したことについては「どうやって実現するのか、財源対策はなかなか厳しい」と指摘。横浜市営地下鉄ブルーラインの新百合ケ丘駅(川崎市麻生区)までの延伸計画などについて「両市で合意しているプロジェクトは、これからも計画通りに進めると理解している」と話した。

■山中氏「378万人の市民の皆様を幸せにする」[14:00 立憲・神奈川県連事務所]

 山中竹春氏(48)は23日午後2時すぎ、立憲民主党神奈川県連事務所で行われた県連常任幹事会に出席した。立憲民主の推薦を受けて市長選を戦った山中氏。「責任の重さに身の引き締まる思いです」と選挙での支援に感謝を述べた。

 山中氏はあいさつの中で「横浜市をもっと魅力的な都市にする。378万人の市民の皆様を幸せにする。その目標に全力を尽くしたい」などと話した。

 立憲民主党所属の花上喜代志・横浜市議は「山中新市長いよいよ船出。県連全体で支えていきたい」と話した。午後3時からの当選証書受け取りに向け、出発する山中氏を県連役員らが拍手で送り出した。

■大阪・松井一郎市長「横浜がどういう判断しようと」[13:45]

 横浜市長選でカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致反対を訴えた山中竹春氏が当選したことを受け、IR誘致を目指している大阪市の松井一郎市長は23日、「横浜市がどういう判断をしようと、我々は世界最大のエンターテインメントの拠点を大阪につくっていく。観光立国日本の中心となるのが大阪だと捉えている」と記者団に語った。

 松井市長は「IR(の見方)は非常に厳しい部分があるかもしれない」とした上で、自身は市長選などで「エンターテインメントは大阪の武器だ」と説明してきたと主張。「(横浜市では)林(文子)市長時代に理解を得るプロセスをしっかり踏んでいなかったのではないか」とも語った。

■神奈川・黒岩知事「IR問題は基礎自治体がお決めになること」[13:00]

 神奈川県の黒岩祐治知事は23日午後、県庁で記者団から横浜市長選の受け止めを問われ、「IRやコロナの問題が大きな論点になった。IRに対する横浜市民のみなさんの強い反対、反発の声が非常に大きかったのかなと思った」と述べた。

1290とはずがたり:2021/08/24(火) 17:23:34

 選挙戦の最中に新型コロナ感染者が急増したことに触れ「みなさんにとっては不安もあるだろうし、度重なる要請が続くことに対する不満もあったと思う。そういったものが政権に向いている可能性は十分あるんじゃないか」と指摘。山中竹春氏の当選について「山中さんならコロナに向き合ってくれるかなという期待感が集まったことが圧勝につながったのかなと受け止めている」と話した。

 IRについては「われわれは一貫して、IRの問題は基礎自治体がお決めになることで、基礎自治体の判断に対して全面的にサポートしていきたいと言ってきた。山中新市長がIRをやめるとおっしゃるなら、その方針のもとにしっかりと連携していきたい」とした。

 敗れた林文子氏については「3期12年、立派に横浜市を引っ張ってこられた。活躍する女性のシンボル的な存在でもあった」と持ち上げ、「本当に残念だと思うが、まだ任期がありますから、最後までつとめあげて」と述べた。

■菅首相の出身地、秋田の佐竹知事「あれが現状でしょう」[13:00]

 菅義偉首相が支援した小此木八郎・元国家公安委員長が大差で敗北した横浜市長選について、菅首相の出身地・秋田県の佐竹敬久知事は23日、「あれが現状でしょう」などと述べた。

 定例記者会見で佐竹知事は、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非やコロナ対策、自民党への批判が投票行動に表れたと指摘。「相当厳しい選挙と想定したが、その通りになった」と話した。

 今後控える衆院選についても、「非常に自民党には厳しい選挙になると思う」と予想。「今までの安倍晋三総理からの桜を見る会、森友問題、ワクチン供給の途中の経緯、様々な菅総理の言い間違い、全部ひっくるめて、相当政府に対して国民が信頼を失っている状況と思う」と見解を語った。

 また、24日に開幕する東京パラリンピックで、1都3県の小中学生らに観戦してもらう「学校連携観戦プログラム」をめぐっては、「(スポーツによる)感動はテレビで見ても十分。(子どもたちを)パラをこの状態でやることを正当化する『だし』にしてしまっている感じがする」と話した。

■官房長官「示された民意、しっかり受け止める」[11:30]

 菅義偉首相が支援した小此木八郎元国家公安委員長が大差で敗北した横浜市長選について、加藤勝信官房長官は23日の記者会見で、「示された民意、特に新型コロナウイルス対策等に対する高い関心、それに対する様々なご意見もあった。しっかりと受けとめる」と話した。

 22日に投開票された横浜市長選では横浜港へのカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致も争点となり、誘致反対を掲げた新顔で元横浜市立大教授の山中竹春氏=立憲民主推薦=が、小此木氏や現職の林文子氏らを破って初当選を決めた。IRは首相が官房長官当時から旗振り役を務めた。市長選で、小此木氏はIRの誘致とりやめを主張したが、首相は小此木氏を全面支援した。

 市長選での首相の対応をめぐり、IRを進める政府の姿勢との矛盾などを記者団から問われた加藤氏は「総理が小此木候補を応援されたのは、たぶん色んな事情がある、あるいは色んなことを考えて応援されたんだと思う」と説明。「日本全体でIRをやるかやらないかが議論されたわけではなく、横浜市においてIRをやるかやらないかが議論されたということだ」と述べた。

■当選の山中氏、一夜明け「実感わいてきた」[10:05]

 横浜市長選から一夜明けた23日午前10時すぎ、当選した山中竹春氏(48)が横浜市中区の事務所で報道陣の取材に応じ、「改めて当選させていただいた実感がわいてきた」と話した。

 選挙期間中に一貫して「断固反対、即時撤回」を主張してきたカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致については「早い段階で『横浜市として(国に)申請は行わない』という宣言をし、必要な手続きを進めて参りたい」と改めて話した。宣言の具体的な時期については「可及的速やかに検討する」と述べ、明言を避けた。

 また、市が進めるIR事業者の選定作業についても「ストップすることになる」と語った。

 この日は午前5時半ごろに起床し、支援者や以前の勤務先である横浜市立大学の同僚らから多くのお祝いのメールなどが届いていたという。

■首相、総裁選には変わらぬ意欲[09:00]

 菅義偉首相は23日、自らが支援した小此木八郎元国家公安委員長が18万票の大差で敗北した横浜市長選について、「大変残念な結果だが、市政が抱えているコロナ問題とか、様々な課題についてご判断をされたわけであり、謙虚に受けとめたい」と述べた。首相官邸で記者団の取材に応じた。

 22日に投開票された横浜市長選では新型コロナウイルスへの対応や横浜港へのカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致などが争点となり、新顔で元横浜市立大教授の山中竹春氏=立憲民主推薦=が、小此木氏や現職の林文子氏らを破って初当選を決めた。

1291とはずがたり:2021/08/24(火) 17:23:45

 9月末の自民党総裁任期満了に伴う総裁選をめぐり、記者団から「市長選の結果を受けても出馬の意思は変わらないのか」と問われると、首相は「時期がくれば出馬させて頂くのは当然という趣旨の話をさせて頂いた。その考え方に変わりありません」と述べ、改めて再選に向けた立候補に意欲を示した。

 一方、野党が臨時国会の開会を求めていることや、新型コロナへの対応で、専門家から個人の行動制限に関する法的枠組みの整備を求める声が上がっていることを記者団から問われ、首相はコロナ対策最優先で取り組む考えを強調した上で、「かつての日常を一日も早く取り戻せるように全力で取り組んでいくことが一番大事なことだ」と述べた。

 横浜市長選では、小此木氏は首相が官房長官当時から旗振り役を務めたIRについて、誘致とりやめを訴えて立候補。首相は小此木氏を全面支援したが、首相の選挙区である衆院神奈川2区(横浜市西区、南区、港南区)の各区でも山中氏の得票が小此木氏を上回る結果となった。

■林氏支援の市議、IR推進室に力不足わびる[08:55]

 横浜市長選で現職の林文子氏(75)を支援した自民党の横浜市議、渋谷健氏(62)が23日午前、横浜市役所の都市整備局IR推進室を訪れた。渋谷氏は菅義偉首相の元秘書で、選挙戦では他の5人の市議とともに林氏を支援していた。

 市職員を前に、渋谷市議は林氏の落選について「申しわけございませんでした」と力不足をわびたという。同室を訪れた後、朝日新聞の取材に「(職員は)みんな悔しいだろうな。先週まで一生懸命やっていたんだから。(事業者選定の)最終段階まで来ていたのに」と残念がった。

■投票率は49.05% [21:51]

 横浜市選挙管理委員会は22日午後9時51分、横浜市長選の投票率が確定したと発表した。投票率は49・05%で、前回2017年の37・21%を上回った。

■18区で開票始まる[21:15]

 横浜市長選の開票作業は22日午後9時15分から、市内全18区の開票所で始まった。新型コロナ感染が急拡大する中で行われた今回の市長選。開票所の一部では職員同士が座る位置を互い違いにして距離を保ったほか、市内630カ所の投票所では初めて使い捨ての鉛筆を用意するなど、感染対策を徹底した。

■菅首相から小此木氏にメール[21:11]

 一度選挙事務所を離れた小此木八郎氏(56)が午後9時10分ごろ、選挙事務所に戻り、報道陣の取材に応じた。午後8時を回ってから、菅義偉首相に「ありがとうございました」と伝えたところ、「ご苦労さま」という返事がメールであったという。「お互い忙しかったので、時間がたったときにきちんとお会いして、お話をしようと思います」と話した。

 小此木氏は「もう選挙には立候補いたしません。どのような形で生まれた街、横浜に貢献できるか、地域のために貢献できるか、考えたい」とも語った。

■田中氏が選挙戦振り返る[20:40]

 「選挙戦を通じ、立候補してくれてありがとう、と言われた。これまでには無かったことで、閉塞(へいそく)感に覆われた心の叫びだと感じた」。田中康夫氏(65)は報道陣を前に、こう選挙戦を振り返った。

 駅前などに立ち、12の政策が記された選挙ビラを片手に、1時間前後かけて聴衆に語りかけるスタイル。長野県知事時代の実績を交え、中学校完全給食の実現や米軍上瀬谷通信施設跡地のレスキュー拠点建設などの説明に熱弁をふるった。

■立憲・福山幹事長「菅内閣のコロナ対応に厳しい評価」[20:30]

 横浜市長選で立憲民主党が推薦する山中竹春氏(48)が当選を確実にしたことを受け、立憲の福山哲郎幹事長は22日夜、朝日新聞の取材に対し、「カジノへの不信、コロナへの不安。こういった横浜市民の気持ちが結集した結果だ」と語った。

 福山氏は「菅義偉首相のおひざ元であるにもかかわらず、このような結果になったことは、菅内閣のコロナ対応に関しても極めて厳しい評価が下されたということだろう」と指摘。「この結果を受け止め、まずは国会を開き、与野党でともにコロナ対応に万全を期すべきだ」と述べた。

 野党系で支援した山中竹春氏の当選確実を受け、共産党の小池晃書記局長は自身のツイッターで、「菅義偉首相のおひざ元で、菅政権に対する痛烈な審判が下った。民意を無視したカジノ誘致をはじめとする横浜市政の転換を求める市民の意思が示される結果となり、市民と野党の共闘の力が発揮された」と投稿した。

1292とはずがたり:2021/08/24(火) 17:24:32
>>1278-1282
■小此木氏が支援者にあいさつ[20:21]

 小此木八郎氏(56)の事務所では、坂井学官房副長官、上田勇公明党神奈川県本部代表のあいさつに続き、小此木氏がマイクを握った。

 「どうもありがとうございました。感謝の言葉しかありません」と切り出した後、「結果はすべてが出てからしっかりと受け止めなければならない。政治の世界に手をあげて28年。選挙のたびに名前を書いて頂くこと自体がありがたい」と述べた。

■ハマのドンが首相に一言[20:20]

 横浜市長選で当選確実となった山中竹春氏の陣営の開票センターで、山中氏を支援した横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長は「菅(義偉首相)も今日あたりやめるんじゃないの? やめないとしょうがないだろう」と話し、山中氏の支援者らを沸かせた。

 「ハマのドン」と呼ばれ、横浜の政財界に影響力を持つ藤木氏。菅氏や、山中氏と市長選を争った小此木八郎氏との関係が深い。ただ、カジノを含む統合型リゾート(IR)の横浜誘致に反対する立場から、山中氏を支援していた。

 藤木氏は「(菅氏から)電話がかかってきたら『(首相を)やめろ』と言う」と続けた。それを受け、立憲民主党の青柳陽一郎衆院議員は「やめるのは衆院選のあとでいいって言っておいて」と応じ、会場の笑いを誘っていた。

■松沢氏、敗戦の弁[20:16]

 松沢成文氏(63)は22日午後8時16分、横浜市神奈川区の選挙事務所に入り、支持者ら約20人に拍手で迎えられた。「多くのスタッフ、支援者、支持者の献身的なサポートを受けて戦えた。敗因の最大のものは、私の実力不足。これに尽きる。私の横浜再生に向けた政策を、市民に届けられなかった」などと語った。

 松沢氏は8候補のうち一番遅い7月20日に立候補の意向を表明。8日の第一声では小林節・慶応大名誉教授と共にカジノ禁止条例の制定を訴えた。 コロナ禍での「巣ごもり選挙」(松沢氏)を想定してSNSを多用。IRの代わりに「横浜開港英語テーマパーク」の誘致や中学校全員給食実現を訴える漫画、松沢氏が横浜市内の坂を全力で走る動画をネットで配信し、無党派層の取り込みを図った。

■山中氏「本当にうれしく思います」[20:05]

 横浜市長選で当選を確実にした山中竹春氏(48)は午後8時すぎ、集まった支援者を前に「初めての選挙戦で慣れないことばかりでしたが、このような結果をみなさまと共有することができ、本当にうれしく思います」と述べた。

 「コロナの感染爆発は政治の問題だ」。8候補者のうち「唯一のコロナ専門家」を自負する山中氏(48)は、選挙戦でそう訴えてきた。市内の新規感染者数が1千人を超える中、現職や政権のコロナ対策に批判的な層の受け皿になることをめざした。

■林氏「IR、お伝えできなかった」 [20:02]

 山中竹春氏(48)の当選確実の一報が流れた後、林文子氏(75)は22日午後8時2分に選挙事務所に姿を見せた。支援者に深々とお辞儀をし「至らず申し訳なかった」と述べた。

 推進してきたIR誘致について報道陣に「想像していたより懸念、反対が多かった。私が中心になって市民にIRをお伝えできなかったということをおわびしたい」と述べた。

■坂井官房副長官「これが民意」[20:00]

 小此木八郎氏(56)の選挙事務所に集まった支援者たちは、山中竹春氏(48)が当選を確実にしたとのニュース速報を無言で受け止めた。テレビのインタビューに応じた坂井学官房副長官は「大変厳しい結果となった。これが民意。謙虚に受け止めていかないといけない。自民党で小此木候補で推薦を出すことができなかった。まとめきれなかったということだ」と答えた。

 選挙戦で小此木氏は、「密」回避のために集会は避け、街頭での訴えが中心となった。「IRとりやめ」に加え、脱炭素社会の実現に向けた新しい街作りへの挑戦を掲げた。

 終盤は「コロナ対策」を前面にワクチン接種の体制整備の必要性などを主張した。選挙ポスターも「災害級のコロナ危機 前防災担当大臣が横浜を守る」という内容に貼り替えた。 自民党県連会長だった6月にIRとりやめを掲げて立候補を表明。同党横浜市連に支援を求めたが、IRを推進してきた一部市議が強く反発。自主投票となり市議の対応は割れた。公明党も自主投票となったが市議全員が支援に回った。

朝日新聞社

1293とはずがたり:2021/08/24(火) 23:48:47


【横浜市議補選】立憲民主党神奈川県連が候補者擁立へ
8/24(火) 12:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/adae403373d3ed6b6bc4959dcd2d15c6d0b0be5c
カナロコ by 神奈川新聞
(写真:神奈川新聞社)

 立憲民主党神奈川県連は23日の常任幹事会で、9月26日に投開票される横浜市磯子区の市議補欠選挙(欠員1)について、候補者を擁立する方針を固めた。今後、神奈川1区総支部を中心に候補者を選定していく。

 磯子区選出の市議は定数4人。そのうち1人が8月22日投開票された市長選に出馬、欠員が生じていた。

神奈川新聞社


https://twitter.com/ota_yokohama/status/1429993996269490186
太田正孝
@ota_yokohama
私は9月17日告示の磯子区補欠選挙への準備を始めました
近々、最終決断をします

山中市長のご意見番に
なります

前向きなご意見ください
そして応援願います
午前11:28 ・ 2021年8月24日・

1294チバQ:2021/08/25(水) 18:46:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba6a6206e04a249265a00c4970c06fc64a6a4db9
菅首相“側近” 横浜市副市長がカジノIR業者から高級料亭で61万円接待
8/25(水) 16:12配信

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文春オンライン
平原副市長(横浜市ホームページより)

 横浜市の副市長を務める平原敏英氏(62)が、カジノIR構想への参入を狙う業者から、2016年当時、度々高級料亭で接待を受けていたことが森功氏(ノンフィクション作家)の取材で分かった。森氏は業者側が後に参入計画を巡ってトラブルになり民事調停を行った際の資料を入手。そこには接待の詳細な記録や、費用を負担した際の領収書、その場で副市長から渡されたペーパーなどが含まれていた。それらをもとに取材した結果、容積率などに関する公表前の機密情報が漏洩されていた疑いが浮上した。

【画像】業者が接待費を支払った領収証

 業者から判明しているだけで計4回、総額61万円の接待を受けていた平原氏は、当時、林文子市長の下で、カジノIR構想を取り仕切っていた。4人いる副市長の筆頭格であり、当時官房長官だった菅義偉首相とも携帯電話で直に連絡を取り合うホットラインを持つ人物だ。横浜市のプロパー職員で一貫して都市整備畑を歩み、課長時代に菅氏に見出され、“菅人事”により2016年4月に副市長に昇りつめたとされる。

 業者側資料には2016年の春から秋にかけて少なくとも4回、高級料亭で平原氏を接待していたことが明記されている。

〈2016年3月2日、 計5人、170969円2016年6月24日、 計6名、244252円2016年9月6日、 計4名、90293円2016年10月24日、計4名、104895円〉

 特に6月の接待については、機密情報の漏洩が強く疑われる。業者側資料によると、ホテル計画に対する容積率の緩和措置によって、容積率が400%から1.5倍の600%まで緩和可能となることや、高さ制限60mが100mに緩和予定であることが伝えられたという。

 平原氏を直撃すると、当初は「ぜんぜん覚えてない。会ったかもしれないけど」などと語っていたが、料亭の具体名をあげ、何度も接待を受けていたことをぶつけると表情を一変させた。

飲食代は「それなりの金を払っています」
「あ、そう、4回会っているの? ぜんぜん記憶ないな」

――そこで容積率の規制緩和の話までしている。

「俺が? そんなこと言ってないよー。だって都市計画ってそう簡単に変えられるものじゃないよ。横浜市の制度を紹介することはあっても、そこで容積率を緩和しますから、なんて軽々しく約束できるわけないじゃん」

――飲食代は払ったのか。

「当然私もそれなりの金を払っています」

 平原氏と業者側の橋渡しをしたキーマンが2人いる。一人は在日韓国人実業家の河本善鎬氏。河本氏は横浜市内でパチンコ店を経営して財を成し、菅氏のタニマチとしてこれまで幾度もその名が取り沙汰されてきた。菅氏が代表を務める自民党神奈川県第二選挙区支部の事務所費問題が取り沙汰された2007年には、菅氏が所有するそのビルを買い上げてオーナーとなったことでも有名だ。過去には違法献金疑惑などを報じられたこともある。

 もう一人は、元公明党横浜市議で菅氏が議員秘書時代から親交がある。

 菅氏と関係の深いこの2人の橋渡しによって、業者側は何度も副市長の平原氏を接待し、機密情報の入手を企図していた。

 業者側幹部は当初、「話せないんですよ」と言いながらも、しぶしぶ「(料亭で)容積率の説明を確かに受けました」などと事実関係を認めた。河本氏は取材に答えなかった。なお、平原氏は会費として「2万円くらい」を元公明党市議に渡したと取材に語ったが、業者側は受け取っていない。ちなみに、この元市議は昨夏、急逝している。

 元検事の弁護士、落合洋司氏が解説する。

「カジノIR計画に職務権限のある副市長が関連業者から接待という賄賂を受けていれば、単純収賄に該当しうる。さらに機密情報を漏えいしたのが公務員としての不正行為と判断されれば、より罪が重い加重収賄になる可能性があります。加重収賄の時効は最長で10年なので、このケースは時効にもかからない。捜査の対象になりえます」 

 8月25日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」および、8月26日(木)発売の「週刊文春」では、接待や機密情報漏えいの詳細、菅首相と河本氏の深い関係、菅首相の最側近で首相補佐官の和泉洋人氏もこの業者側幹部と会っていたことなど、横浜市長選敗北を機に噴き出す「政権の闇」を合計8ページにわたって詳報している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年9月2日号


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1295チバQ:2021/08/25(水) 18:48:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/18e3575f79020e8cd1a395316afce245e519812d
二階最側近・林幹雄幹事長代理の長男県議が100万円不記載
8/25(水) 16:12配信

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文春オンライン
今期限りで身を退くはずが…… ©共同通信社

 二階俊博幹事長の最側近として知られる林幹雄・幹事長代理(74)。その林氏の長男で、後継者と目される林幹人・千葉県議(47)が、林氏からの寄附金100万円を政治資金収支報告書に記載していないことが、「週刊文春」の取材でわかった。幹人氏は収支報告書を修正する考えだという。

【画像】「大樹会」収支報告書の献金部分

 1993年に初当選した林氏。経産相などを歴任し、現在9期目のベテランだ。

「二階氏の会見や会食には必ず付き従っています。先日も与党幹部の5人会食が批判されましたが、本来は自公の幹事長、国対委員長4人の会談だった。ところが二階氏には“通訳”代わりの林氏が必要だったため、5人になってしまったのです」(政治部記者)

 実は、林氏は今期限りで政界を引退し、次期衆院選は幹人氏が出馬する方向で調整が進んでいた。

「実際、幹人氏は6月頃から辻立ちを始め、7月下旬にも『親父は引退する』と言っていました。人脈はもちろん、政治資金の面でも、世襲政治家である幹人氏は父親の力を借りています」(県連関係者)

 例えば、林氏が代表を務める政治団体「大樹会」の2019年分収支報告書によれば、同会は2019年1月21日、幹人氏が代表を務める「自由民主党千葉県成田市第三支部」あてに100万円の寄附金を拠出している。だが、「自由民主党千葉県成田市第三支部」の2019年分収支報告書には、この寄附金の収入の記載がない。

 政治資金規正法に詳しい神戸学院大の上脇博之教授が指摘する。

「政治資金規正法違反の『不記載罪』にあたります。世襲政治家が経済的に恵まれていることなどへの批判も高まっているだけに、父親の政治団体からの寄附金処理を巡っては、より一層の透明性確保が求められます」

 幹人氏は以下のように回答した。

「収支報告書を確認したところ、記載漏れになっていることがわかりましたので、早急に修正いたします」

 だが、幹人氏を巡る問題はこれだけではない。

 後援会関係者が明かす。

「林氏には引退したくても、できない理由があるのです。それは、幹人氏の不倫疑惑。後援会幹部から『幹人氏の国政転身は応援できない』と追い詰められているのです」

 不倫については「事実ではない」と否定した幹人氏。だが、後援会幹部の依頼を受け、彼の行動を探偵が調査した「不倫報告書」が、父親の林氏に突き付けられていた――。

 8月25日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び8月26日(木)発売の「週刊文春」では、幹人氏に関する「不倫報告書」の詳細や、林氏が後援会幹部から追及される2時間に及ぶ会合の音声、二階氏の次男・直哉氏の銀座での「酩酊写真」、安倍晋三前首相や麻生太郎副総理、二階氏らが挙って菅義偉首相の再選を支持する背景など、「噴き出す政権の闇」を総力特集している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年9月2日号

1296チバQ:2021/08/25(水) 21:24:59
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-126610.html
<横浜市長選>逆風強めた 菅氏「全面支援」 小此木さん大敗 自民読み違い 組織票固めできず/陣営内部ちぐはぐ
2021/08/25 07:06東京新聞

 接戦が予想された横浜市長選は、大臣経験者で菅義偉首相はじめ自民党の多くが支援した小此木八郎さん(56)が、立憲民主党が推薦したものの政治経験ゼロの山中竹春さん(48)に十八万票差で敗れる結果に終わった。自民党内では「誰が責任を取るのか」と「総括」を求める声が出ている。(丸山耀平)

 敗因の一つが、自民が分裂選挙となったこと。小此木さんがカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致「取りやめ」を表明したのが原因だった。表明前、市連幹部は「判断を待ってほしい」と先送りを求めたが、小此木さんは譲らず、一部市議は現職の林文子さん(75)を支援した。

 このため小此木さんは「組織票固め」が課題となった。告示直前の七月末のタウン紙で菅氏が小此木さんの「全面支援」を表明したが、ある市議は「自民は小此木支援だと印象づけて支援者の票をまとめる狙いがあった」と話す。しかし、新型コロナウイルス感染拡大とともに政権批判が強まり、別の市議は「終盤に向けてかえって逆風が強まった」と読み違いを認める。

 「組織票を固められていない」と感じた市議と県議は選挙戦中盤で、街頭活動から支援者への電話作戦に戦略を変えた。しかし共同通信の出口調査によると、自民支持層のうち小此木さんに投票したのは四割にとどまり、結実しなかった。

 新型コロナへの有権者の不安への対応も遅れた。選挙戦序盤は「IR誘致取りやめ」を中心に訴え、新型コロナに力点を切り替えたのは選挙戦後半。「災害級のコロナ危機 前防災担当大臣が横浜を守る」と書かれたポスターに貼り替えたのは投票日数日前だった。早くから新型コロナ対策を訴えてきた山中さんと対照的だった。

 陣営内部はちぐはぐさが目立った。選挙対策の中心は、小此木さんと坂井学官房副長官の両事務所のスタッフ。小此木さんが地盤とする鶴見、神奈川両区の市議と県議に困惑が広がり、「地元のことが分かる地方議員が選挙戦略を練るべきなのに」と不満を口にする市議もいた。

 落選が伝えられた後、市連会長でもある坂井氏は「私の実力不足もあったが、自民党で推薦を出すことができなかった。まとめきれなかった」と反省を述べた。ある市議は「二〇〇九年の政権交代の時と同じ雰囲気を感じる。こちらではどうすることもできない」と肩を落とした。

1297チバQ:2021/08/25(水) 21:27:05
https://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-126612.html
<横浜市長選>SNS生かした戦略が奏功 地盤ない田中さん、林さんに迫る
2021/08/25 07:06東京新聞

 横浜市長選では、元長野県知事の田中康夫さん(65)が、政党や団体の支援はなく、まとまった地盤のない中、得票数三位だった現職の林文子さんに二千二百十三票差に迫り、一定の支持を集めた。専門家は、SNSごとの特性を生かして使い分けた戦略が功を奏したと分析する。

 田中さんはツイッターでは、自らを応援したり選挙活動や政策を紹介したりするアカウントを数多くリツイート(転載)した。写真が主体のインスタグラムでは選挙ポスターの写真を十二枚に分割し、画面いっぱいに表示される構成にした。また、ネット利用の多い夜の時間帯に「WEB車座集会」と銘打ち、新型コロナワクチンなどについて考えを語り、集まった質問に答える動画を配信した。

 国政選挙や地方選挙で「インターネット選挙参謀」として活動する永野護さん(46)はツイッターについて「自らを応援してくれる内容のツイートが広がることで、属性の違う人に情報が周知され、幅広い支持につながる」と指摘する。インスタグラムの活用方法は「もたらすインパクトが大きい。ユーチューバーや芸能人がやっている」と話し、「選挙に持ち込んだのは初めてかも」とも述べた。

 永野さんは「ネット戦略をちゃんとやれば票は確実に伸びるし、コロナ禍でその重要性は増している」と指摘。「有権者がどんな状況でネットを利用するか想像し、意志と目的を持って使いこなす必要がある」と話した。(杉戸祐子)

1298チバQ:2021/08/25(水) 21:31:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20210825ddlk13010001000c.html
<選挙>武蔵野市長選 鹿野氏出馬表明 自民推薦の新人 /東京
2021/08/25 02:00毎日新聞

 任期満了に伴う武蔵野市長選(9月26日告示、10月3日投開票)で24日、新人で医師の鹿野晃氏(48)が市内で記者会見し、無所属での立候補を表明した。鹿野氏は自民党の推薦が決まっており、公明党などにも近く推薦を依頼するという。

 会見で鹿野氏は医師としての経験を生かした新型コロナウイルス対策を進めると強調。コロナ対応に特化した救急クリニックを新設する考えを示し、「市民を非常事態から救う思いで挑戦したい」と述べた。鹿野氏は富山県高岡市出身。都内の病院などに勤務し、現在は埼玉県にある救急病院の理事長を務める。過去3回の衆院選では日本維新の会などの公認候補として出馬している。【李英浩】

〔多摩版〕

1299名無しさん:2021/08/25(水) 22:40:11
2017年10月22日 2017年10月10日 第48回衆議院議員選挙 東京20区/比例・東京ブロック
2014年12月14日 2014年12月2日 第47回衆議院議員選挙 東京22区/比例・東京ブロック
2012年12月16日 2012年12月4日 第46回衆議院議員選挙 東京22区/比例・東京ブロック


武蔵野市内(東京18区)で選挙を経験したことはありませんが、近隣地区でポスターを
よく見かけていたため武蔵野市においても一定の知名度はある人です
その分「維新から出ていた人」という印象も色濃いです

1300チバQ:2021/08/27(金) 23:44:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c5f953b22808a459608efb249965342c03cee9f
茨城県議補選常総市・八千代町区 飯田氏が無投票で4回目の当選
8/27(金) 17:49配信

茨城新聞クロスアイ
飯田智男氏

茨城県議選の常総市・八千代町区(欠員1)の補選は27日、告示され、元職の飯田智男氏(61)が無投票で4回目の当選を決めた。昨年6月、常総市長選へ出馬するため一度は県議を辞職したが、再び県議に返り咲いた。これまでの政治経験を「県民のために生かしたい」と強調する。

告示日の27日は、感染状況を踏まえ出陣式は自粛。午後5時に無投票当選が決まり、同市本石下の事務所には臼井平八郎県議ら支持者約30人が駆け付けた。

飯田氏は「県民の最大の関心事は新型コロナ。感染防止に向けた県と地元の橋渡しをしっかりしていきたい」と力を込めた。

【飯田智男(いいだ・としお)氏の略歴】当選4回。【元】衆院議員秘書。日大法学部卒。本石下

茨城新聞社

1301チバQ:2021/08/29(日) 00:04:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7a3412b2ae802ac9d8f4284524dceb4724e1835
四街道市長が男性市民提訴 名誉毀損で1150万円 金銭やり取り百条委証言で 双方「断固として戦う」 千葉
8/28(土) 19:38配信

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千葉日報オンライン
佐渡斉市長

 四街道市の佐渡斉市長が、次期ごみ処理施設を巡る市議会の調査特別委員会(百条委)で、自身と業者との金銭のやりとりについて証言した男性市民(72)に名誉を傷つけられたとして、男性を相手取り1150万円などの損害賠償を求めて民事訴訟を起こしていたことが27日までに、分かった。第1回口頭弁論が19日に千葉地裁であった。被告の男性は「事実を言っているだけ。断固として戦う」と棄却を求めて争う姿勢を示した。

 同百条委では、市議の一人が反社会的勢力や同施設計画地の埋め立てを請け負った業者と関係があったとする告発書の真偽を調査。告発書の内容を事実と認定し、同市議に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決した。男性は全議員宛てに告発書を送った人物。

 裁判資料などによると、市長は、昨年7月8日の百条委の証人尋問で男性が「2014年の市長選への選挙資金名目で業者の役員が元市幹部職員に800万円渡した」と証言したことは内容虚偽の事実と主張。名誉毀損に当たるとして、今年6月1日付で訴状を千葉地裁に提出。昨年9月議会の一般質問でも授受を否定していた。

 市長は市秘書課を通じ「違法な名誉毀損行為を受けたので、民事訴訟を提起した。裁判所の判断を待ちたいが、名誉毀損行為に対しては、断固として戦っていく」とコメントした。男性は千葉日報社の取材に対し「確実なつながりの人物から聞いた。潔白を証明する自信はある」と答えた。

1302チバQ:2021/08/29(日) 23:06:29




811: チバQ :2020/12/18(金) 14:11:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/384203b6d5979c8accbda2b002dffa07972ef26a
四街道市議会 反社勢力と関与 市議に辞職勧告を決議
12/18(金) 13:05配信
 四街道市議会は17日、反社会勢力との交際があったとされる山本裕嗣市議に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決しました。

 四街道市議会は山本市議と反社会勢力との関わりを指摘する告発文を受け、今年3月に百条委員会を設置し、反社会勢力と2017年頃まで交際があったことを事実と判断するとした報告書が提出されました。

 それを踏まえて17日の議会では、山本市議に対する辞職勧告決議案が発議され、関根登志夫市議は「市民に信頼される議会運営の実現を妨げるものであり、断じて許されない」などと提案理由を述べました。その後採決が行われ、辞職勧告決議案は全会一致で可決されました。

 この決議には法的拘束力はありませんが、閉会後山本市議はチバテレの取材に対し、市議の職を辞する意向を示しました。

山本裕嗣 市議会議員
「真摯に受け止めて、早急に結論を出します。辞職の方向で考えています。次の定例議会に出席することはありません」

 なお具体的な辞職の時期については「家族や支援者と相談したい」と述べました。
チバテレ(千葉テレビ放送)

1303チバQ:2021/09/02(木) 16:10:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/15553056634f5543e4b41133a3129bfc6966ecb3
千葉県柏市長選に柏市議 出馬表明「新しい価値を創造していける街に」
9/2(木) 10:24配信
チバテレ

チバテレ(千葉テレビ放送)

 2021年11月の千葉県柏市長選挙に、40代の男性市議が立候補する意向を表明しました。

 山下洋輔柏市議は1日、柏市役所で記者会見し、11月7日投開票の柏市長選挙に無所属で立候補する意向を表明しました。

 山下市議は大阪府出身の43歳で、高校教師を経て2011年の柏市議選挙で初当選し、連続3期務めています。

 12年間の秋山市政について、教育に力を入れていた点を高く評価した一方で、市立病院の建て替えや柏駅前の再開発などは「進展がない」と指摘しました。

 そして「これからは、健康・医療・環境・教育を中心にした新しい価値を創造していけるような街にしていかなければならない」と意気込みを語りました。

 柏市長選挙に出馬を表明したのは、山下市議が初めてです。

 柏市長選挙の投開票日は、次期衆議院議員選挙の日程によっては、前回同様、衆院選と同じ日になる可能性があります。

チバテレ(千葉テレビ放送)

1304チバQ:2021/09/02(木) 16:21:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a7a8da00aea1d9370dd473000e8544f9e34e73b
嫌がらせか、ポスターに貼り紙 西川県議、被害届提出へ
9/2(木) 9:06配信

下野新聞SOON
政治活動用ポスターに貼られた紙=8月31日、宇都宮市内

 自民党の西川鎭央(にしかわやすお)栃木県議(49)=さくら市・塩谷郡選挙区、1期=が宇都宮市内に掲示した政治活動用ポスターに、嫌がらせとみられる紙が貼られる被害が相次いだことが1日、分かった。同氏の後援会は宇都宮東署に被害届を提出する方針。

 後援会によると、8月31日、同市内のポスターに「県議としての選挙区外で違反。すぐ警察へ」などと書かれた貼り紙を見つけた。同市の上河内、河内の両地区の幹線道路沿いを中心に、約30件発見し、うち6枚を同署も確認したという。ポスターは同29日に貼り始めたばかりだった。

 県選挙管理委員会によると、政治活動用ポスターの掲示に地域的な制限はない。

1305チバQ:2021/09/02(木) 16:22:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa2bf1284a4e1142e15bfe8405d2663618b0b76
幻の「横浜IR」 あふれる謝辞に込められた前市長の不満と皮肉
9/1(水) 22:11配信

カナロコ by 神奈川新聞
現職として横浜市長選に挑んだ林文子氏(左から4人目)と、支援した自民党市議6人=8月22日午後8時半ごろ、横浜市中区の事務所

 敗れてもなお、その表情はすがすがしかった。横浜市長選の大勢が決した8月22日夜。現職として4選に挑んだ林文子(75)は、同市中区の事務所で支援者約30人に語り掛けた。

 「皆さまには感謝しかない」

 その視線は、会場の一角にいた6人の自民党市議に向いた。「先生方には胸を打たれた」。言葉は次第に熱を帯びていく。「感銘を受け、全力で戦い抜けた」「結果的には負けたが、心が響き合った」「この経験は宝物」…。

 次々とあふれ出す謝辞の根底にはしかし、自身の境遇に対する不満がにじみ出ていた。それは、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)が争点の一つとなった市長選で、旗印とした誘致推進という政策への「背信」に起因している。

◆「情緒的」

 IRに前向きな発言をしていた林は、前回2017年の市長選を前にトーンダウン。「白紙」を掲げ3選したが19年8月に一転、誘致を表明した。以来、市会の最大会派「自民党・無所属の会」や公明党と連携、「横浜IR」の実現にひた走ってきた。

 だが今回、自民党市議36人のうち30人は、横浜への「誘致取りやめ」をうたう前国家公安委員長小此木八郎(56)の応援に回った。さらに、IR政策の旗振り役を担う地元選出の首相菅義偉(72)までもが小此木支援を表明。自民党の変節は顕著となった。

 だから林は、誘致推進という信念を貫き、選挙戦を支えてくれた同党市議を「6人の侍」と呼び、感謝を重ねたのだ。支援者へのあいさつを終えた林は、報道陣からIR誘致を巡る一連の経緯を問われると、皮肉を込めて言い放った。

 「菅総理が小此木さんを支援したのは義理人情でしょう。そうでないと説明がつかない。政治の世界は情緒的だな、と。IRは横浜の将来にとって必要な経済政策なのに」

 市長選投開票日はくしくも、林がIR誘致を発表した2年前と同じ8月22日。=敬称略

神奈川新聞社


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