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第48回衆議院議員総選挙(任期満了2018年)スレ

1チバQ:2014/12/24(水) 21:08:02
ちゃっちゃと、立てちゃいます。

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

5509名無しさん:2017/11/16(木) 17:48:29
>>5508
おにぎり本部長こと松本文明も年貢の納め時か
自民支持層しか固められず無党派層には嫌われてるからなぁ
残当だわ

5510チバQ:2017/11/16(木) 18:41:59
http://news.livedoor.com/article/detail/13893862/
今井絵理子のせいで……立ち消えになった藤原紀香、高橋みなみらの“衆院選自民候補”

2017年11月15日 12時0分 日刊サイゾー
元AKB48の高橋みなみ
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 10月の衆議院選挙で自民党の「タレント候補者」として事前に数名がリストアップされていたという話があるのだが、その中に女優の藤原紀香や、元AKB48の高橋みなみの名前が挙がっていたという。衆院解散のウワサが流れだした6月ごろ、ある選挙対策関係者の書類に、ハッキリ記されていたというのだ。

 信頼できる自民党関係者からこの話を聞いたというフリーの政治記者によると「出馬の交渉があったわけではなく、こういった方々に交渉をしてみてはどうかという案の段階だったようだけど、このような提案から実際に出馬となったのが昨年の参院選に出た今井絵理子だから、あながち可能性がゼロではない話だったと思う」という。

 リストが作成された6月には、官邸とパイプのある日本維新の会の代表、松井一郎・大阪府知事が、自民大阪府連との対立から衆院選を強く意識、同市内で開かれた維新衆院議員のパーティーでハッキリ「年内に解散がある」と予言していた。

 7月になると、民進党の幹事長だった野田佳彦が解散に備え、党代表選の日程を前倒しする考えを示すなど、次第に騒がしくなっていた。当然、この頃には自民党の選対関係者がタレント議員の擁立に動いていてもおかしくはなかっただろう。

「いつも名前が挙がる、おなじみタレントのDAIGOの名前もあったそうだよ」と記者。

 DAIGOといえば、昨年の参院選でも出馬のウワサが立った政界の血筋。祖父が竹下登元首相とあって、かねてから竹下派の流れをくむ額賀派が目を付けていた“隠し玉”といわれる。“参議院のドン”と呼ばれる青木幹雄が、そのサポートに全力で動くという話もあった。ただ、芸能関係者によると「当のDAIGOにその気がなく、所属事務所も乗り気じゃない」という。

「逆に、政界に出る可能性が何度か持ち上がったのが、藤原紀香。DAIGOは大手バーニング系の事務所所属だけど、そのバーニングのボス、周防郁雄社長が、かつて紀香を政界に進出させようと狙っていたなんてウワサもあったほど。最近はその周防社長との関係に足並みがそろっていないともいわれる紀香だけど、一時は『ポスト扇千景(元女優の元国交大臣)に』なんて声もあった。ただ、政界の連中は芸能界の事情をわかってないから、DAIGOや紀香の名前を出すのは恒例行事みたいなものでもある」(同)

 一方、リストに名前があった中でも意外なのが、元AKB48の高橋みなみだ。

「ある国会議員の私設秘書になる仰天プランを、AKB側が提案したというウワサがあった。AKB総選挙に出たタレントを本物の選挙に――っていうのは、いかにも運営が考えそうなこと。グループ脱退後の活動がパッとしないので、本人がやる気になったら実現すると思う」(同)

 一方、メディア関係者の間では、女優・菊川怜の出馬説もささやかれていたのだが、こちらは関係者が入手にしたリストには名前がなかったという。結局は前述のタレントたちは誰も出馬することはなかったわけだが、記者によると「その原因は今井絵理子にもある」という。

「参院選ではタレント出身議員の山東昭子が後見人として今井を全面バックアップしたんだけど、応援演説で『平和な日本を作っていく担い手として今井絵理子がいる!』とまで叫んでいた。副総裁の高村正彦も、今井を『ヤングデモクラシーの旗手。頭脳明晰で、100人に1人の政治家』なんて持ち上げていた。でも、今井当人はろくに勉強もせず無知丸出しのまま、あげく不倫騒動をやらかして自民党の支持を下げるありさまだったから、党内でも大ヒンシュクを買った。当然、持ち上げた連中は、みんな後で恥をかいた形。その影響で、タレント候補を立てようとした連中も、すっかり声を上げられなくなっていた」(同)

 近年、タレントの政治家転身は、高給など待遇だけが目当ての“就職先”とも揶揄されているだけに、結果としては無駄なタレント議員が生まれなくてよかったかもしれない。そこは今井が成し遂げた唯一の仕事と言えなくもない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

5511チバQ:2017/11/16(木) 21:19:09
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171109/ddm/005/010/045000c
小池劇場の役者たち
落選を語る/上 「なんで希望に行くんや」 「排除」後、馬淵氏に逆風

毎日新聞2017年11月9日 東京朝刊
 衆院解散から間もない9月30日、奈良市内に開設されたばかりの馬淵澄夫元国土交通相(57)の事務所では、抗議の電話が鳴りやまなかった。「なんで希望の党に行くんや」「馬淵さんは無所属やないんか」

 その前日、希望の党の小池百合子代表は記者会見で、民進党からの合流問題について「排除いたします。というか取捨……絞らせていただくということであります」と笑みを浮かべながら表明。「排除」発言は瞬く間に広まった。衆院奈良1区で5期14年、議席を守り続けた馬淵氏は、このときを境にかつてない逆風にさらされる。

 公示を翌日に控えた10月9日、馬淵氏は、2000年に衆院選に初挑戦(落選)したとき以来の後援者、綿谷稔さん(81)の自宅を訪ね、希望の党を選んだ理由を「民進党として決めたことに従います」と弁明した。綿谷さんには「分かった」と理解してもらったが、同様に支援者を説得して回るには時間が少なすぎた。

 抗議は電話だけではない。馬淵氏を応援した民進党奈良県連幹事長(現代表)の藤野良次県議(54)は選挙中、街頭で女性支持者から「なんで馬淵さん、小池さんの希望の党やねん」と詰め寄られた。馬淵氏の選対事務局長を務めた藤澤唯史さん(56)は「前半戦は釈明ばかりだった」と悔やむ。

 落選後、馬淵氏は「希望の党から出たからだ」という声を何度も聞いた。無所属での立候補を促す意見は陣営内にもあったのに、「政権交代を果たすには塊で勝負するしかない」とこだわったのはほかならぬ馬淵氏だった。綿谷さんは「選挙区内で広く理解してもらうのは難しかっただろう」と振り返る。

 それでも馬淵氏は、当選した自民党の小林茂樹衆院議員に2476票差まで迫る8万8082票を得た。惜敗率97・2%は落選した希望の党候補の中で最も高い。ところが、もう一つ壁があった。

 希望の党は比例代表近畿ブロックで、小池氏に近い樽床伸二元総務相を比例単独で名簿順位の1位に据えた。第1次安倍内閣時代、首相補佐官だった小池氏に仕えた元防衛官僚の井上一徳氏(京都5区)が2位。井上氏以外の小選挙区との重複立候補者22人は全員3位で競わされた。希望の党は近畿で振るわず、比例はわずか3議席。馬淵氏は次点で涙をのんだ。

 比例復活した井上氏の惜敗率は32・4%。「身内優遇」と小池氏に不満が出るのは当然だった。同氏側近の若狭勝元衆院議員は選挙後、フジテレビの番組で「(小池氏が)総合的に考えて井上氏を2位にしたのではないか」と述べつつ、「(惜敗率が)そんなに伸びないのは分かっているので、そういう意味では優遇だとは思う」と認めた。

 馬淵氏の陣営幹部は「ふに落ちない」と今も憤る。一方、馬淵氏は選挙後、取材に一切応じていないが、支援者に宛てた10月30日のメールで思いの一端を吐露した。「真に国政に必要とされているのかを改めて自問してまいります」【松倉佑輔】

     ◇

 一時は衆院選で政権交代を目指した希望の党だが、結果は50議席の第3党にとどまった。同党の選挙とは何だったのか。落選者の視点で考える。

惜敗率が高かった希望の党の落選者(敬称略)
(1)馬淵澄夫(奈良1区)  97.2%

(2)野間健(鹿児島3区)  88.0%

(3)村岡敏英(秋田3区)  87.2%

(4)緒方林太郎(福岡9区) 86.3%

(5)近藤洋介(山形2区)  83.7%

5512チバQ:2017/11/16(木) 21:20:00
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171110/ddm/005/010/133000c
小池劇場の役者たち 落選を語る/中 「国替え」票伸びず 福田氏、自民離党裏目に

毎日新聞2017年11月10日 東京朝刊
 福田峰之元副内閣相(53)は思案した末、自民党を離れる決意を固め、新党を準備していた若狭勝元衆院議員(60)に「一緒にやりましょう」と電話で告げた。9月23日。永田町は迫る衆院解散へと慌ただしさを増していた。

 翌朝、横浜市緑区の事務所に秘書を集め、「いろいろ考えた結果、新党に行く」と宣言。そのまま東京に向かい、若狭氏と一緒に記者会見した。所属する麻生派の麻生太郎副総理兼財務相にも地元後援会にも離党を報告していなかった。

 福田氏は20歳で自民党に入党。横浜市議を経て2005年衆院選から連続4回、神奈川8区から立候補したが、いずれも江田憲司衆院議員(現在は無所属)に敗れた。09年を除く3回の当選は比例代表での復活。自民党の大勝に救われた議員バッジともいえた。

 その自民党を飛び出したのには理由がある。同党は15年、小選挙区で連続して落選した議員に次の選挙で比例代表との重複立候補を認めない方針を決定。14年衆院選から2年になる昨年暮れごろから対象者はそわそわし始め、福田氏も例外ではなかった。若狭氏から新党に誘われたのは8月半ば。まさに渡りに船だった。

 ただ、自民党の見方はやや違う。党神奈川県連は今回も福田氏を党本部に公認申請する予定だった。重複立候補禁止のルールについて、党幹部は「相手は強い。福田氏への適用は考えていなかった」と明かす。

 福田氏が会見した翌9月25日、小池百合子東京都知事は希望の党の結成と代表就任を表明し、一躍、衆院選の台風の目になった。

 小池氏の地元・東京での候補者擁立を最優先する同党の戦略で、福田氏には小学3年まで住んでいた東京5区が割り当てられた。同様に、もともと山梨県が地盤の小沢鋭仁元環境相は東京25区に「国替え」した。

 公示日には小池氏が福田氏の応援に駆けつけ、「改革の旗を揚げるために離党してくれた。私の一番の右腕だ」と持ち上げた。しかし、自民党のような組織選挙は望むべくもない。連合は立憲民主党の候補についた。街頭演説中、高齢の男性から「ずっと横浜で票を入れてきたのに裏切った」とののしられたこともある。

 結果は4万5737票。当選した自民党の若宮健嗣衆院議員の半分にも届かなかった。東京10区の若狭氏も、小沢氏も落選。都内の小選挙区で希望の党候補は「1勝22敗」に終わった。

 一方、神奈川8区では自民党が福田氏の代わりに立てた元職の三谷英弘氏が比例復活で返り咲いた。皮肉なことに、12年と14年の衆院選では東京5区が三谷氏の選挙区だった。

 10月31日、福田氏は横浜市の事務所を黙々と片付けていた。今後は東京5区に拠点を移し、再起を期す。「結果論だから」と小池氏への恨み節や後悔は口にしないが、手伝いにきた支援者の女性から「やる気は十分なのにね」と励まされたときには、少しだけ表情が緩んだ。【竹内望】

「国替え」で落選した主な希望の党候補
        前回    今回

小沢鋭仁(前) 比例近畿 →東京25区

大熊利昭(元) 東京2区 →茨城4区

櫛渕万里(元) 東京23区→千葉3区

長安豊(元)  大阪19区→兵庫11区

 ※敬称略。前=前職、元=元職。前回は2014年衆院選

5513チバQ:2017/11/16(木) 21:22:00
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171114/ddm/005/010/125000c
小池劇場の役者たち 落選を語る/下 民進の応援なく 官房長官地元、落下傘散る

毎日新聞2017年11月14日 東京朝刊
 衆院選公示の10月10日夜、神奈川2区で初日を終えた希望の党の新人、橋本久美氏(48)は民進党神奈川県連職員に電話で怒りをぶつけた。「全面的に支援してくれるはずじゃなかったんですか」

 数日前、横浜市の県連事務所をあいさつに訪れた橋本氏は快く迎えられた。ところが、公示第一声に駆けつけたのは浦道健一県議(48)だけ。2区に地盤のある別の県議と市議は立憲民主党候補についた。県連からの支援といえば、橋本氏が用意した供託金300万円を代わりに納めてもらった程度だった。

 「どの候補を応援するか議員それぞれが判断することになったんです」。電話口の職員の釈明に、はしごを外されたことに気づいた。

 橋本氏は9月16日、若狭勝元衆院議員(60)が主宰する「輝照塾(きしょうじゅく)」に参加。このとき小池百合子東京都知事はまだ新党結成を表明していなかったが、昨年の東京都知事選でポスター張りを手伝い、「小池旋風」を肌で感じていた。豊島区議を経て、日本未来の党(当時)から出た2012年衆院選では東京11区で惨敗。今回、若狭氏に立候補を打診されると、すぐに応じた。

 ただ、希望の党から提示されたのは東京11区ではなく、神奈川17区。千代田区在住の橋本氏が育児を理由に「自宅から1時間半の範囲で」と難色を示すと、公示1週間前、神奈川2区をあてがわれた。自民党の菅義偉官房長官と同じ選挙区だ。

 そこからは苦労の連続。地元の不動産会社には「菅さんとの付き合いがあるから」と選挙事務所用の物件紹介を何度も断られた。

 民進党県連に支持者名簿の提供を頼んでものれんに腕押しで、はがきを出すことすらままならない。それもそのはず。同党が9月28日の常任幹事会で決めた「衆院選に候補者を擁立せず、希望の党を全力で支援する」という方針は、希望の党への合流を巡る混乱ですでに有名無実化していた。2万8635票での落選は当然の結果といえた。

 同じ輝照塾出身で千葉7区から立候補した新人の波多野里奈氏(44)も公示前から不満を募らせていた。

 希望の党は比例代表南関東ブロックで、小選挙区との重複立候補者29人を全員、名簿1位に並べた。波多野氏はほかの新人候補らと「本来の希望の党のメンバーを上位にしてもらえませんか」と若狭氏に掛け合ったが、応じてもらえなかった。

 過去に青森県で旧民主党などから国政選挙に3回挑戦した波多野氏。小池氏への期待は「民進党とくっついたのは間違いだった」という落胆に変わった。

 希望の党の124人の新人候補のうち、小選挙区で勝ったのは長崎1区の西岡秀子氏のみ。落選した若狭氏は政界を引退するが、輝照塾生には「引き続き勉強したい」という声がある。橋本、波多野両氏もそうだ。

 「小池劇場」が終わり、希望の党では玉木雄一郎衆院議員が共同代表に就任した。小池氏は「基本的に国政はお任せしていきたい」と語っている。【遠藤修平】

輝照塾出身の主な落選者
北海道4区 高橋美穂 (52) 30.6

茨城3区  樋口舞  (44) 45.1

千葉7区  波多野里奈(44) 25.6

神奈川2区 橋本久美 (48) 23.2

奈良2区  松本昌之 (34) 42.0

広島4区  上野寛治 (35) 25.8

 ※敬称略。数字は小選挙区での惜敗率

5514チバQ:2017/11/16(木) 21:24:35
https://mainichi.jp/articles/20171115/ddl/k01/010/065000c
衆院選 落選の前職 敗因を語る /北海道

毎日新聞2017年11月15日 地方版
 10月22日に投開票された衆院選で、道内では第1党の自民党は全国での圧勝とは裏腹に前職4人が落選し、後退した。民進党が分裂して立憲民主党は躍進したが、希望の党は当初の期待感を維持できず、道内では唯一の前職が落選した。今回落選した自民前職で当選回数が最多の7回のベテラン、今津寛氏(71)=6区=と希望の党前職の松木謙公氏(58)=2区=に、敗因と今後への展望を聞いた。

野党共闘の壁破れず 今津寛氏 自民・6区
 --今回の選挙の敗因は。

 ◆街頭演説やあいさつ回りで強い声援を受け、集会に人が集まるなど前回より手応えがあり、勝つ確信はなかったが、最後まで負けると思わなかった。負けたことは真摯(しんし)に受け止めたい。今は毎日数十軒歩き、おわびしながら意見を聞いている。

 敗因は立憲民主、共産両党の野党共闘の壁を破れなかったことに尽きる。政策の違う両党が組むことへの批判がほとんどなかったのは誤算だった。昨夏の台風被害復興に力を入れただけに勝てると期待した被災地でも有権者に届かず、選挙戦が進むにつれ、相手に風が吹いた。

 --過去に比べ安倍政権への支持の違いはありましたか。

 ◆大票田の旭川市を中心に、高齢者や女性は安倍さんに厳しかった。高齢者が多い後援会の中には、個人演説会をなかなか開けなかった所もあった。防衛族だから北朝鮮情勢や憲法改正問題に触れないわけにはいかないが、それよりも消費税引き上げへの関心が高かったのだろう。

 --選挙戦を振り返ると。

 ◆一騎打ちでも政治的立場が違い、白黒はっきり付くので戦いにくさはなかった。個人的には立憲民主と戦っているより共産と戦っている感覚だった。立憲民主と共産の共闘は今も間違っていると思うし、有権者も今後気づくはずだ。(首相らの応援がなかったこと自体は)受け入れや動員が大変で良いかどうか分からないので、気にしないようにした。ただ、重点区の指定を途中で外したのは酷だ。終盤に追い上げている手応えがあっただけに、現場の士気が上がらなくなる。

 --「閣僚候補」と繰り返し言われて落選。今後の進退はどうしますか。

 閣僚はやりたかったが、やはり選挙区で勝たないといけなかった。党安全保障調査会長として取り組んできた北朝鮮など安全保障問題が焦点になる中で議論に参画できないのは残念で、落選を思い知らされている。進退は自分の中で考えは固まっているので、今月中には明らかにしたい。【聞き手・横田信行】

5515チバQ:2017/11/16(木) 21:24:57

小池氏の発言が響く 松木謙公氏 希望・2区
 --選挙戦を振り返ってください。

 ◆(落選後に)「立憲民主党に行けば良かった」と言われたし、道内では共産党と手を組んだ方がプラスなのは誰でも分かる。当選だけを考えればその通りだが、生活改善運動に過ぎない野党活動にどれだけの意味や価値があるのか。

 民進党のままなら道内や東北以外で大幅に負け、全国で40議席程度になっただろう。権力は腐敗するから、政権交代可能な2大勢力が必要だと考え、希望の党に入った。ただ、小池百合子代表(当時)の「排除する」との発言は良くなかったし、民進側も落ち着いてその真意を見極めたら良かった。

 --道内では民進から希望に移った松木氏ら3人の選挙区で共産が候補を擁立し、立憲と共産のすみ分けも可能になりました。

 ◆民進党の時に、道内の候補者すみ分けについて共産の穀田恵二選対委員長と話した。共産が候補を擁立したい選挙区のうち、1区も3区も降りる考えはなく、2区しかないから皆の当選のために僕が降りることでほぼ決まっていたが、希望の党合流で変わった。

 道内の立憲民主の選挙区に希望候補が立たないよう僕なりに努力したが、立憲民主側は共産党に対し我々を「売った」ような形で残念だった。

 --自民党の藤波孝生元官房長官秘書から始まり、自由、民主、新党大地、維新、民進各党を経験しました。

 ◆秘書時代、政治家として全員は幸せにできなくても、その土台作りはできると知った。小沢一郎も本気で政権を作ろうとする本当の政治家だ。政党を渡り歩かざるを得なかったが、極端な右や左でなく中道を歩んできたつもりだ。民進内でも選挙がなければ自民のように党内でうまく物事を決める仕組みを導入したかったし、JR北海道の路線維持もこれからが重要だ。

 --今後、国政選挙に再挑戦しますか。

 ◆選挙のたびに「落ちたら終わりだ」と思うが、半年か1年の冷却期間を置いて幅広く物事を見つめ直したい。自分なりの生意気な理想がある。国民ファーストの国会議員が必要だ。【聞き手・日下部元美】

 ■人物略歴

いまず・ひろし
旭川市議、道議を経て、「旭川の一心太助」をキャッチフレーズに1990年、旧2区で初当選。防衛庁副長官や党安保調査会長、額賀派事務総長を歴任。中大卒。

 ■人物略歴

まつき・けんこう
2003年に12区で民主党から立候補し、比例復活で初当選。小沢一郎氏の側近で、9月の民進党代表選では前原誠司前代表を支援し、希望の党入りした。当選4回。

5516チバQ:2017/11/17(金) 16:34:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000516-san-pol

候補氏名も連絡先も間違いだらけ…事務能力もお粗末だった「希望の党」 この政党も急造→雲散霧消か


11/17(金) 9:49配信

産経新聞







候補氏名も連絡先も間違いだらけ…事務能力もお粗末だった「希望の党」 この政党も急造→雲散霧消か


希望の党の両院議員総会で代表辞任を表明した後、取材に応じる小池百合子東京都知事=11月14日、東京・永田町の衆院第1議員会館(桐山弘太撮影)(写真:産経新聞)


 「希望の党」創設者の小池百合子東京都知事(65)が党代表を退いた。電撃的な結党、急失速と衆院選惨敗、選挙後の内紛など、何かと常識破りの出来事が続く政党だ。筆者は衆院選の期間中、候補者の経歴を記した名鑑の作成や情勢調査など、もっぱら事務的な作業を担当しながら選挙戦の取材にかかわったが、バックヤードの視点からも希望の党は常識外れだったことは記しておきたい。

 「選挙区と比例代表をあわせて(過半数の)233を目指す」。小池氏らがそう宣言し、希望の党に対する世間の期待感もまだまだ高かったころ、政界やメディアの関心は「誰が希望の党から出馬するのか」に集中していた。そんな9月末、第1次公認候補の「原案」という名簿が、関係者の間を駆けめぐった。

 名簿には候補者の氏名と選挙区が記されていたが、あちこちに伏せ字の「●」が入った不完全な代物だった。「岡野●」のように、氏名にまで伏せ字があり、前職だった長島昭久氏(55)の氏名は「長島明久」と誤記されていた。

 およそ表に出すクオリティの名簿ではなく、メモ書きのような資料が流出したことは容易に推察がつく。伏せ字が多数の中途半端なリストが出回るのは、公党として。いかにもみっともない。「撹乱(かくらん)作戦じゃないのか」という見方も出たほどだ。ほどなく正式な1次公認名簿が発表されたが、その際も正式発表されたリストとは別に、同じ書式でごく一部の内容が異なるバージョンが関係者の間で出回っており、混乱の種となった。

 極めつけは公示当日の10月10日に発表された、比例代表の単独立候補者を記した5次公認名簿だ。公示当日に名簿を発表すること自体、メディアにとっては迷惑千万。早ければ当日の夕刊から経歴を掲載するため、全く出馬経験がなく素性の分からない新人を含む候補者側と急いで連絡をとり、経歴を確認したり写真を入手したりしなければいけないからだ。比例代表の登載順位を公示当日に発表することはあるが、候補者を当日に発表した政党は他に思い当たらない。

 この名簿にも致命的なミスがあった。候補者の連絡先として掲載されていた携帯電話の番号が間違っており、無関係の一般人にメディアの問い合わせが殺到した。電話番号の確認を徹底するのは基本中の基本であり、いかに事務方の態勢が脆弱だとしても、言い訳のできない失態というほかない。

 にわか仕立ての政党をめぐるドタバタには既視感がある。平成24年11月末、衆院解散の1週間前に嘉田由紀子・滋賀県知事(当時)を代表として立ち上がった「日本未来の党」だ。

 日本未来の党は衆院選の公示当日、総務省への比例代表候補者名簿の届け出が大幅に遅れ、総務省が深夜まで審査に追われるという異例の事態になった。書類に不備がないかを調べる事前審査を受けていなかったことや、審査が始まった後にも内容を変更したことが原因だった。そんな体たらくでまともに選挙が戦えるわけはなく、擁立した候補者121人のうち、当選者はわずか9人という大惨敗を喫した。

 日本未来の党は選挙後に内紛が勃発。所属議員の多数を占めた小沢一郎・現自由党代表(75)に連なるグループにより嘉田氏は事実上、党から追い出される格好になり、党名も「生活の党」に改められた。希望の党が同じような経過をたどっているのには苦笑を禁じ得ない。 (政治部 千葉倫之)

5517チバQ:2017/11/17(金) 17:31:44

5771 :チバQ :2017/11/17(金) 17:13:53 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00000036-kyt-l25

小西元衆院議員が出馬表明 滋賀・近江八幡市長選


11/16(木) 23:00配信

京都新聞







小西元衆院議員が出馬表明 滋賀・近江八幡市長選


小西理氏


 任期満了に伴う滋賀県近江八幡市長選(来年4月8日告示、15日投開票)に、元衆院議員で住民グループ「市民が考える庁舎の会」代表の小西理氏(59)が16日、無所属で立候補すると表明した。
 同市内で会見した小西氏は、同市が建設費91億円をかけて2020年度完成を目指す市庁舎整備計画について「建設資金に回すため福祉や産業振興の金額が削られている。市民が巨大豪華庁舎を望むのかを問うことなしに市政は前に進まない」と述べた。
 市が点在する庁舎を一本化し、にぎわい交流機能も想定しているのに対し、「庁舎は行政機能に特化、既存のものも利用して50億円程度に押さえ込む」と主張。同整備計画の白紙化や医療・介護の充実など8項目の政策協定を、労働組合や共産党でつくる政治団体「住みよい近江八幡市をつくる会」と結んだ。
 小西氏は同市出身。東京大卒。実兄の小西哲衆院議員の死去に伴う2001年の衆院滋賀2区補選では自民党公認で初当選、05年まで2期務めた。近江八幡市武佐町。
 同市長選で立候補を表明したのは小西氏が初めて。


6442: チバQ :2017/11/16(木) 15:38:37 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00005395-gifuweb-l21
民進県連「寝耳に水」 吉田氏が岐阜市長選出馬表明
11/16(木) 8:33配信 岐阜新聞Web
 先月の衆院選で岐阜1区から無所属で立候補し落選した前民進党県連副代表の吉田里江氏(51)が突如岐阜市長選への出馬を表明した15日、民進県連や、衆院選で吉田氏を推薦した連合岐阜の関係者に衝撃が走った。民進県連幹部からは「全く何も聞いていない」と憤りの声が上がった。立候補を表明したのは5人目で、市長選に向けて状況は混沌(こんとん)としてきた。
 この日の出馬会見で吉田氏は「党籍は残っているが無所属。民進県連には相談していない」と説明。国政挑戦からの急転換に「岐阜市を良くするという意味で何のぶれもない」と強調した。
 民進県連の幹部は「デマだと思った。党員ならば党に相談するもの」と驚き、別の幹部は「寝耳に水」と憤った。連合岐阜にも事前に連絡や相談はなく、幹部は「憤りさえ感じるというのが偽らざる心境」と語った。
 一方、連合岐阜は先月、元民主党衆院議員の柴橋正直氏(38)の推薦を決めた。幹部の一人は「柴橋氏の選挙が大変になる。一気に情勢が変わる」と票が分散することを懸念した。
 衆院選で吉田氏との選挙協力のため候補者擁立を取りやめた共産党の議員の一人は「無節操。政治家ならなんでもいいのか。せっかく衆院選で支持したのに」とあきれた。
 菓子メーカー社長の中西謙司氏(56)を推薦している自民党の市支部幹部は「乱立となれば党の組織力がより生かせる。歓迎だ」と受け止め、民進県連幹部は「自民を利するだけ」と吉田氏を批判した。

岐阜新聞社

5518チバQ:2017/11/17(金) 19:28:13
http://www.sankei.com/region/news/171114/rgn1711140026-n1.html
2017.11.14 07:03

「福岡維新の会」河野代表が辞任へ
 日本維新の会の福岡県総支部にあたる「福岡維新の会」の河野正美元衆院議員(56)が、同会代表を近く、辞任する。河野氏は10月の衆院選で落選し、馬場伸幸幹事長に先週、辞意を伝えた。

 新しい代表は、沖縄県総支部顧問の下地幹郎衆院議員(56)=比例九州・沖縄ブロック=が兼務し、福岡市議の富永周行(ひろゆき)氏(43)が代表代行に就く見通し。

https://mainichi.jp/articles/20171116/ddl/k40/010/361000c
維新・河野前衆院議員
政界引退を表明 地域医療に専念 /福岡

会員限定有料記事 毎日新聞2017年11月16日 地方版
 日本維新の会の前衆院議員、河野正美氏(56)が15日、県庁で記者会見し、政界を引退すると表明した。3カ月後をめどに離党し、精神科医として地域医療に専念するという。

 河野氏は2012年に福岡4区から立候補し、比例復活で初当選後、2期務めた。先月の衆院選で落選した。務めていた福岡、大分、宮崎の3県の各…

5519チバQ:2017/11/17(金) 22:11:43
橋本久美って12年に未来から出馬してたのか!!!
話題にさえなってなかったような、、、
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/profile/ya13011012.htm

5520パリ行最終便:2017/11/17(金) 22:14:06
>>5508
>>5509
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000162-jij-pol
比例復活連続で重複認めず=自民
11/17(金) 21:24配信

時事通信

 自民党は17日、衆院小選挙区で敗北し比例代表での復活当選が2回以上続いている現職議員について、次期衆院選では小選挙区と比例の重複立候補を原則として認めない方針を固めた。

 安倍晋三首相(党総裁)と塩谷立選対委員長が同日、首相官邸で会い、大筋合意した。22日の総務会で決定する見通しだ。

 比例復活が連続2回以上の同党衆院議員は20人余り。党内には「はなから比例を当てにして小選挙区での活動をおろそかにしている人がいる」との指摘があり、重複を認めないことで退路を断つ形にする。日常活動や党員獲得などで著しい実績が認められる場合には重複を可能とする例外規定も設ける方向だ。

5521チバQ:2017/11/17(金) 22:22:39
>>5516
わたしはもっと前から、希望の党=未来の党説を唱えてました!!!笑

5522名無しさん:2017/11/17(金) 22:38:11
>>5502

チバさんいつもありがとうございます
(´・ω・`)

年齢的に小沢氏引退後の岩手の情勢も気になるところですね

5523チバQ:2017/11/17(金) 23:19:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171117-00000162-jij-pol
比例復活連続で重複認めず=自民
11/17(金) 21:24配信 時事通信
 自民党は17日、衆院小選挙区で敗北し比例代表での復活当選が2回以上続いている現職議員について、次期衆院選では小選挙区と比例の重複立候補を原則として認めない方針を固めた。

 安倍晋三首相(党総裁)と塩谷立選対委員長が同日、首相官邸で会い、大筋合意した。22日の総務会で決定する見通しだ。

 比例復活が連続2回以上の同党衆院議員は20人余り。党内には「はなから比例を当てにして小選挙区での活動をおろそかにしている人がいる」との指摘があり、重複を認めないことで退路を断つ形にする。日常活動や党員獲得などで著しい実績が認められる場合には重複を可能とする例外規定も設ける方向だ。

5524チバQ:2017/11/18(土) 01:10:29
>>1286
無茶 古新聞ですが・・・
自由党:衆院選京都5区を差し替え - 毎日新聞
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170531/k00/00m/010/159000c
2017/05/30 - 自由党は30日、次期衆院選京都5区で公認候補に内定していた河上満栄氏(46)が辞退したため、新人で経営コンサルタントの鈴木麻理子氏(32)に差し替えたと発表した。(共同)

5525チバQ:2017/11/18(土) 01:50:01
ふと思ったので2012年に未来の党から出馬した皆さんの状況
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/7199
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/7328
■2017年
◎希望から出馬・当選
埼玉7区☆小宮山泰子(比例復活)
愛知4区 牧義夫  (比例復活)

◎希望から出馬・落選
岩手2区☆畑浩治   14年は生活比例復活
秋田1区 高松和夫  17年は比例下位
福島2区 太田和美  14年は千葉8区維新比例復活 17年は千葉8区
茨城3区 小泉俊明  17年は比例東京下位
千葉6区 白石純子  17年は比例下位 
千葉7区 内山晃   17年は岡山3区
東京9区 木内孝胤  14年は維新比例復活 17年は8区  チャーターメンバー
東京10 多ケ谷亮  17年は千葉11区
東京11 橋本久美  17年は神奈川2区
神奈川18樋高剛   17年は千葉12区
愛知1区 佐藤夕子
愛知6区 水野智彦  17年は千葉13区
愛知9区 井桁亮   17年は山梨2区
長崎4区 末次精一  17年は長崎3区
宮崎1区 外山斎

◎立憲から出馬・当選
群馬3区 長谷川嘉一 比例復活
千葉3区 岡島一正  比例復活
東京16 初鹿明博  比例復活
神奈川7 山崎誠   東北比例下位
神奈川12☆阿部知子 
静岡6区 日吉雄太  17年は静岡6区 比例復活
大阪6区☆村上史好 

◎他から出馬
岩手4区☆小沢一郎  当選:無所属-自由党(17年は新3区)
東京14 木村剛司  落選:維新東京比例単独
沖縄3区☆玉城デニー 当選:無所属-自由党

◎引退 出馬断念
神奈川3 岡本英子  民進公認得る(神奈川2区) 「一身上の都合」で断念 
静岡7区 野末修治  自由党出馬模索も断念
愛知14☆鈴木克昌  民進公認だったが引退
千葉9区 河上満栄  自由党公認辞退(京都5区)
広島6区☆亀井静香  引退

■2016年参院選
◎当選
東京12区☆青木愛  生活比例
比北関東  石井章  維新比例
 
◎落選
北海道8 北出美翔  生活比例
茨城1区 武藤優子  維新茨城
千葉8区 姫井由美子 生活比例
岐阜2区 橋本勉   国民の怒り比例
愛知13 小林興起  国民の怒り比例
奈良2区 中村哲治  民進佐賀

■地方選
◎当選
福島1区 石原洋三郎 15年福島市議選当選
東京18 杉村康之  15年府中市議選当選
新潟1区 内山航   15年新潟市議選当選
石川1区 熊野盛夫  15年金沢市議選当選
愛知10 高橋一   15年一宮市議選当選

◎落選
青森1区 横山北斗  16青森市長選落選
青森2区 中野渡詔子 14年衆院選(維新)落選 15年県議選落選
千葉11 金子健一  14年衆院選(生活)落選 16年一宮町長選落選
長野4区 三浦茂樹  15年県議選落選
岐阜1区 笠原多見子 15年県議選落選
愛知12 都築譲   13年西尾市長選落選
兵庫6区 松崎克彦  15年伊丹市議選落選

■2014年出馬・落選(2017年出馬せず)
埼玉10 松崎哲久  14年は生活比例単独
神奈川5 河野敏久  14年は次世代
東京7区 岡本幸三  14年は生活・神奈川2区
静岡8区 太田真平  14年は生活比例単独
愛知8区 増田成美  14年は減税愛知3区
京都4区 豊田潤多郎 14年は生活比例単独
大阪7区 渡辺義彦  14年は生活比例単独(東海)
大阪17 辻恵    14年は無所属・大阪9区
比例東京 川島智太郎 14年は生活比例単独 16年都知事選鳥越の事務総長

5526チバQ:2017/11/18(土) 01:50:27
2012年に未来の党から出馬した皆さんの状況 続き

■2013年参院選
栃木4区 山岡賢次  生活比例落選
埼玉5区 藤島利久  無所属大阪落選
千葉4区 三宅雪子  生活比例落選
東京5区 丸子安子  みどりの風東京落選
東京15 東祥三   生活比例落選
神奈川17露木順一  みどりの風神奈川落選
大阪2区 萩原仁   大地比例落選

■行方知れず
青森3区 山内卓
岩手1区 達増陽子   達増拓也知事の妻
岩手3区 佐藤奈保美
宮城1区 横田匡人
宮城2区 斎藤恭紀
宮城5区 阿部信子
秋田3区 京野公子
福島5区 松本喜一
茨城6区 栗山天心
群馬1区 後藤新
埼玉8区 西川浩
埼玉9区 松浦武志
埼玉15 小高真由美
千葉2区 黒田雄   自由党所属
千葉5区 相原史乃
千葉12 中後淳
東京1区 野沢哲夫  自由党所属
東京3区 池田剛久
東京13 本田正樹
東京19 渡辺浩一郎 自由党所属
東京21 藤田祐司
東京23 石井貴士
東京25 真砂太郎
長野5区 加藤学
静岡4区 小林正枝
岐阜3区 木村周二
愛知2区 真野哲
愛知3区 磯浦東
愛知5区 前田雄吉
愛知7区 正木裕美
京都5区 沼田憲男
大阪1区 熊田篤嗣
大阪15 大谷啓
大阪18 中川治
兵庫3区 三橋真記
広島1区 菅川洋
山口1区 飯田哲也
愛媛2区 友近聡朗
福岡2区 小谷学
福岡4区 古賀敬章
福岡5区 浜武振一
長崎3区 山田正彦
熊本2区 福嶋健一郎
大分1区 小手川裕市
鹿児島1 渡辺信一郎
比例東北 菊池長右エ門  
比例東北 川口民一
比北関東 駒井実
比南関東 大山昌
比例東海 三輪信昭
比例近畿 熊谷貞俊
比例近畿 福田衣里
比例四国 鷲野陽子

5527とはずがたり:2017/11/18(土) 02:00:00
懐かしいっす。

数年後にチバさんがあん時の希望の党出馬者の身の振り特集するのかもw

5528パリ行最終便:2017/11/18(土) 08:45:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171118-00005405-gifuweb-l21

民進、吉田氏除名へ 1区総支部「相談なし、裏切り」
11/18(土) 8:23配信
岐阜新聞Web

 民進党岐阜1区総支部は17日、緊急常任幹事会を開き、岐阜市長選(来年1月21日告示、28日投開票)に無所属で立候補することを党に無断で表明した前民進党県連副代表の吉田里江氏(51)を除名処分とする方針を決めた。18日に開く県連幹事会で正式に決まる。
 1区総支部の幹部は除名の理由を「総支部長でありながら党に相談しないのは党への裏切りで、反党行為。党として、早急にけじめをつけるのが良い」と説明した。18日の県連幹事会に吉田氏が出席した場合は、立候補を取りやめるよう説得するという。
 吉田氏は県連への事前連絡や相談をせず、15日に急きょ立候補を表明した。除名の方針に「既に離党届を出しているのに除名とは、よく分からない。問題はない」と話している。
 吉田氏は2013年参院選岐阜選挙区、14年衆院選岐阜1区にいずれも旧民主党公認で立候補し、落選した。先月の衆院選では岐阜1区で希望の党の公認が得られず民進系無所属として立候補し、落選した。
.
岐阜新聞社

5529パリ行最終便:2017/11/18(土) 08:55:02
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171118-00010008-agora-pol
「無所属の会」は決して無所属ではない。民進党と名乗るべきだ --- 鷲尾 英一郎
11/18(土) 7:32配信

先般行われた総選挙で、私は公示日に離党届けにサインし、無所属で戦った。その私が奇妙と感じざるを得ない国会の会派「無所属の会」について申し上げたい。

私も、選挙後に無所属で塊をつくる、としてお誘いを受けたが即座にお断り申し上げた。理由としては、「無所属の会」は無所属で出馬したけれども民進党に籍のある議員の会派であり、色々な思惑が隠されていると感じたからだ。ちなみに岡田氏は他の野党との結節点となることを明言している。私は事前にそういう説明は受けていない。

しかも、無所属の会の中には、民進党の役職を受けたメンバーもいる。今後も民進党から政党交付金を受け取って政治活動をされると聞いた。

選挙に際して退路を断つと主張し、無所属で出馬した者が、実は民進党の党籍を持ったまま民進党からお金を受け取って活動することを、どれだけの有権者が正しく理解できるであろうか。

確かに民進党員であるから、論理的には政党交付金をもらって活動してもよいのかもしれない。しかし、民進党の政党交付金で政治活動し、民進党の役職を受けているメンバーが会派をつくっているのであれば、会派の名称は「無所属の会」ではなく、まさに「民進党」がふさわしいではないか。

私は完全に無所属である。無所属の会と誤認されるのは正直嫌だ。もし無所属と敢えて名乗っているとしたら、それは有権者に対して説明が必要だ。説明を敢えてしないとしたら騙しになりかねない。もちろん、無所属で出馬しても民進党に戻って構わないという民意もあるだろう。ただ私は、退路を断って無所属で戦うと訴えた以上、民進党員のまま民進党のお金で政治活動をしながら、表面上無所属と取り繕うのは、余りにも無理がある。

ここで、私が離党した経緯についても触れたい。総選挙に無所属で出馬したのは、もちろん希望の党から「排除」されたのではなく、新潟5区の補欠選挙で候補者擁立の責任者であったからだ。

(詳しくはこちらをお読みください。「無所属での立候補。-鷲尾英一郎の日記」(http://washioeiichirou.hatenadiary.jp/entry/2017/10/08/002158))

解散当日、民進党両院議員総会で前原提案は熱狂的な拍手をもって迎えられていた。その後の記者会見でも総選挙後に議論という留保はあったにせよ、参議院、地方組織を希望の党へ合流させることを多分に含んでいた。そのような前原提案に対して、熱狂の中、私は憮然としたまま腕組みをして拍手承認することを拒否したひとりだ。党の決定に敢えて従わない以上、離党届けを出す以外の選択肢はなかった。巷間言われていることと異なり、前原提案は決して満場一致ではなかったのだ。その後、無所属で立候補する公示日までの間に、様々な圧力を受けたことも指摘しておきたい。それに屈さなかったことも。だからこそ今、完全無所属でいる。

私は寡聞にして無所属の会の方々が離党届を出したことを聞かない(菊田真紀子議員を除く)。無所属の会のメンバーが、なぜ敢えて誤解を与えかねない「無所属の会」という名称を使うのか?隠された意図は何なのか?

無所属の会などと名乗らず、会派の名称を堂々と「民進党」に変更し、有権者と向き合うことが誠実な態度であると考える。


編集部より:この記事は、衆議院議員の鷲尾英一郎氏(無所属、新潟2区)の公式ブログ 2017年11月17日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は鷲尾英一郎の日記(http://washioeiichirou.hatenadiary.jp/)をご覧ください。
.
鷲尾 英一郎

5530チバQ:2017/11/18(土) 09:46:25
>>5527
235人もいるので大変ですね、、、

5531チバQ:2017/11/18(土) 11:45:13
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171103-00532094-shincho-pol
盟友「前原」地獄に落ちて「辻元清美」が昇った天国への階段
11/3(金) 5:57配信 デイリー新潮
盟友「前原」地獄に落ちて「辻元清美」が昇った天国への階段
蓮舫氏も応援に来た
 民進党の「死」で、閻魔さまの裁きを受けた2人のその後は対照的だ。代表辞任の意向を明らかにした前原誠司氏(55)は、地獄に落ちた心持ち。そんな蜘蛛の糸を待つ盟友を他所に、天国への階段を昇ったのは立憲民主党の辻元清美政調会長(57)。彼女の地元・大阪10区を訪ねれば、その身の処し方が見えてくるのだ。

 ***

 この土地ではこんなジンクスがあるという。勝った候補は次の選挙で負けて比例になる――事実、1996年以降、連続当選した候補者はゼロ。約17年もの間、投票率は府下1位で無党派層が多く、その時々の「風」に左右される。そのため、夜8時に当確を打てるメディアはない激戦区で、辻元氏は2005年以降、現在は維新の松浪健太氏(46)と争ってきた。

 ところが、である。

「今回は開票直後に当確が出て、松浪氏に勝った。これで初めて連続当選を達成。ジンクスを打ち破りました」(在阪記者)

 勝因は、彼女が前原氏の誘いを断り、筋を通したこと。そう盛んに報じられてはいるが、地元・高槻のベテラン市議はこんな意見だ。

「確かに、判官贔屓の同情票が集まったけど、選挙中に彼女が胸を張る実績といえば、国交副大臣時代の話。尖閣警備のため、海保最大級のドデカい巡視艇を導入したとか、関空・伊丹の黒字化を達成したとかね」

 言うまでもなく、この時の彼女のボスは、国交相だった前原氏その人である。

 政治部デスクによれば、

「当時、前原氏の下でコンビを組んだ辻元氏は、後に民主入りを果たすきっかけを得た。先の代表選後は前原氏体制の下で執行部入りも果たしますが、希望との合流で盟友関係は破綻したのです」

 つまりは、小池氏の「排除」の論理で地獄に落ちかけた辻元氏に、前原氏は救いの手を差し伸べることはできなかった。その後、枝野氏の新党にいち早く合流して天と地が逆転したのだ。

「前原さんもツライ」
 彼女の“変わり身”の早さを知る別の市議が言う。

「最近だと、山尾志桜里さんが人気の時にはツーショットのポスターを貼り、前原さんが代表になったら2人で写っているモノに貼り替えた。風がどこに吹いているか、機を見るに敏な部分を持ち合わせていますね」

 で、当確後に事務所にいた彼女を直撃すると、

「前原さんもツライと思う。苦労を共にしてきた仲間やから、私自身もツライ。勝ち馬に乗ったなんてつもりはありません。早く当確決まったけど、嬉しい反面、責任も重いですよ」

 と、殊勝な言葉でかつての盟友を慮る余裕も見せる。“エダノン”もポスターを貼り替えられたらご注意あれ! 

「週刊新潮」2017年11月2日号 掲載

5532パリ行最終便:2017/11/19(日) 19:29:31
https://news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-201711193400-2017.html
維新、県総支部の解散決める

18:00UTYニュース

衆院選の結果を受けた政治の動きです。
日本維新の会の山梨県総支部は組織を解散する事を決めました。
日本維新の会山梨県総支部はきょう役員会を開き、代表を務めていた小沢鋭仁さんが先月の衆院選、希望の党から出馬して落選した事などから、支部を解散する事を決めました。
選挙管理委員会への手続きを経て今月末で解散し、所属する4人の市議会議員は離党して無所属で活動します。
また、小沢さんは自らの事務所を今月閉鎖し、今後については「しばらくは充電期間にあてて進路を考えたい」としています。
なお、4人の市議は来月、勉強会などを行う任意団体を立ち上げ、小沢さんが政治活動を続ける場合は受け皿になりたいとしています。

5533パリ行最終便:2017/11/20(月) 13:57:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171120-00000003-khks-pol
民進東北、中ぶらりん 野党再編見通し立たず各県連に焦燥感
11/20(月) 10:44配信


 民進党を取り巻く野党再編の見通しが立たず、東北の各県連に焦燥感が漂っている。地方組織の存続は決まったが、希望の党や立憲民主党、無所属議員との連携は宙に浮いたまま。2019年の統一地方選や今後の国政選挙に向けた足場固めに不安を募らせる。
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 「希望が現れ、戦いは混迷を深めた。小池百合子代表でなければ勝てた」。13日、山形市であった非自民系の無所属参院議員の政治資金パーティー。民進山形県連の吉村和武幹事長は小池氏を痛烈に批判した。
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 10月の衆院選で、希望から立候補した山形2区の前議員近藤洋介氏が議席を失い、県内は民進系衆院議員が不在となった。近藤氏の処遇は党本部の決定待ち。吉村氏は「既存の組織を強化するしかない」と話す。
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 青森は1〜3区に希望から立った全員が落選した。民進県連内には復党を促す声があるものの、奈良祥孝幹事長は「希望で戦った候補がすぐ民進に戻るのは有権者に説明がつかない」と苦しい胸の内を明かす。
.

 田名部定男代表は総支部長の擁立を探るが、「今の民進に新たな候補が来る保障はない。希望との合流でイメージは悪化し、人材が奪われた」と漏らす。
.

 秋田県連は10月末、沼谷純代表が離党する意向を表明。「選挙結果が思わしくないから党を存続すると言っても理解は得られない。筋を通したい」と言う。
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 希望で比例復活した緑川貴士氏は、月内にも地盤の大館市に支部を設置する構えだ。民進の秋田市議は「希望との対立は避けたい」と戸惑いを見せる。
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 「どのような形で総支部を立て直せばいいか分からない」と吐露するのは、岩手県連の佐々木朋和幹事長。3日の常任幹事会は岩手1区から希望で5選した前県連副代表階猛氏の穴埋め人事を先送りした。希望、立民との連携の在り方を示すガイドラインの策定を党本部に求める。
.

 福島県連は今月上旬、無所属で9選した玄葉光一郎氏(福島3区)が代表辞任を表明。県連は24日の会合で後任人事を協議する。亀岡義尚幹事長は「地方議員を中心とした体制の在り方を含め、話し合いを進める」と述べ、希望、無所属議員との連携も模索する。
.

 宮城は東北で唯一、立民から立候補した岡本章子氏が比例復活した。地方組織発足の見通しが立たず、民進仙台市議の事務所を間借りする状態が続く。
.

 民進県連の地方議員は共同歩調を取る考えを確認しているが、立民への合流を探る動きもある。村上一彦幹事長は「一人でも飛び出すと組織が崩壊する。行動を共にすることを優先したい」とけん制する。

5534パリ行最終便:2017/11/20(月) 14:35:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171120-00000504-san-pol

世論調査によると、18〜29歳の支持層の占める割合が高いのは希望の党(17・9%)、自民党(15・6%)、公明党(12・2%)、立憲民主党(10・5%)の順だった。

 18〜29歳に限定した政党支持率を見ると、立憲民主党支持層の高齢化はさらに明瞭となる。自民党は43・4%で、同党全体の支持率38・5%を上回ったのに対し、立憲民主党は全体の支持率15・3%を下回る11・5%にとどまった。

 自民党が若者層に支持されていることがうかがえるが、60歳以上の支持率では全体の支持率以下の36・0%だった。これに対し、立憲民主党は20・4%と同党の全体の支持率を上回っており、やはり高齢層に支えられていると言えそうだ。(千田恒弥)

5535パリ行最終便:2017/11/20(月) 15:07:49
>>5508 >>5509>>5520
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171118/k10011227611000.html

自民 支部長の差し替え毎年検討も 衆院選へ新基本方針案

11月18日 4時43分

自民党は、衆議院選挙の公認候補予定者となる支部長について、毎年、差し替えも検討するほか、2回以上続けて比例代表で復活当選した議員は、次の選挙では原則として比例代表への重複立候補を認めない方向とするなどとした、新たな基本方針案をまとめました。

自民党は安定した政権運営を継続していくためには、衆議院選挙で当選できる力のある候補者を擁立する必要があるとして、次の選挙の公認候補予定者となる支部長の選任の在り方を見直す新たな基本方針案をまとめました。

それによりますと、まず、各選挙区の支部長について、毎年、選挙区内の党員の獲得状況などを踏まえて差し替えも検討するとしています。また、2回以上続けて小選挙区で議席を得られず、比例代表で復活当選した議員は、次の選挙では原則として比例代表への重複立候補を認めない方向とするとしています。

さらに、先月の衆議院選挙で落選した候補者は、これまでの選挙結果などを踏まえて、次の選挙で比例代表への重複立候補を認めるかどうかや、名簿の順位などを検討するとしています。一方で、すべての措置について「特別の事情がある場合は、党本部で戦略的な判断に基づいて選任できる」として、例外を認める余地も残しています。自民党は来週の総務会で、新たな基本方針案を正式に了承することにしています。

5536チバQ:2017/11/23(木) 20:24:24
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171122X825.html
比例復活連続で重複禁止=小選挙区勝利へ発奮促す―自民

11月22日 19:43

 自民党は22日の臨時総務会で、次期衆院選の公認に関し、小選挙区で敗北し比例代表での復活当選が2回以上続いている現職議員の重複立候補を原則として認めない方針を決めた。小選挙区での勝利に向け発奮を促す狙いがある。

 新方針の対象者は20人余り。党員獲得や日常活動で顕著な実績が認められる場合には、例外的に重複立候補に道を開くことにしており、公認決定時に最終判断する。塩谷立選対委員長は席上、「選挙区事情を十分に考えた上で判断する」と説明した。

5537チバQ:2017/11/24(金) 08:35:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000001-asahik-soci
自民議員側、14市議へ現金 衆院選前、大阪の選挙区内


11/24(金) 5:30配信
自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員(68)=比例近畿ブロック=側が、衆院の解散が決まった直後の9月末ごろ、自らの選挙区内にある大阪府和泉(いずみ)市と岸和田市の市議計14人に、現金計約200万円を配っていたことがわかった。神谷氏は朝日新聞の取材に、趣旨は「政治活動費」で、自民党の市議へ20万円、その他の市議に10万円を渡したと認めた。公職選挙法違反(買収申し込み)の恐れもある。▼27面=議会で手渡し

 ■神谷氏「問題ない」
 神谷氏は10月22日投開票の衆院選で、和泉市と岸和田市を含む大阪18区から立候補。……



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000010-asahi-soci
現金封筒「なんやこれ」 自民議員側、議会で堂々手渡し


11/24(金) 8:04配信

「なんやこれ」。衆院の解散総選挙が決まった直後の9月下旬、自民党の神谷(かみたに)昇衆院議員(68)側から地元市議に、現金が配られていた。大阪府和泉市では、市役所4階にある市議会の会派控室が現場に。「選挙前に堂々と議会で現金を配るとは」。ある市議はあきれたように、振り返る。

【写真】衆院選の期間中、有権者を前に演説する神谷昇氏。参加者の動員には地元市議が関わった。この市議にも神谷氏側から現金が渡されたが、後に返したという=10月20日夜、大阪府岸和田市


 神谷氏と秘書が和泉市議会を訪れた時、市議会では会議があり、会派の控室で多くの市議が慌ただしくしていた。そのさなか、神谷氏が控室に突然現れ、立ったまま一人ひとりに、現金入り封筒を短時間で配り、去っていったという。

 複数の市議によると、現金を渡される際、神谷氏や秘書は「(神谷氏が話す)演説会も、各先生方のところで開いて下さい」と話したという。市議11人が手にした封筒には、1万円札の束と、「自民党大阪府第18選挙区支部」の宛名が記された領収書が入っていた。

 「まさか、そんなものを持ってくるとは思わなかったので、なんやこれと」

 市議会の最大会派「明政会」(7人)の自民系市議は、公職選挙法の買収にあたらないかという、当時の不審の念を語る。控室では「『20万円や』『わしは10万円や』と声が上がった」。自民系市議4人には各20万円、他の市議には各10万円が配られていた。

 この市議は「これまで、神谷氏側から寄付を受けたことはない。選挙前に『お願いします』と言われたら、選挙で一生懸命応援してください、と受け止めるしかない」と話した。

 神谷氏や秘書からは「政治団体への寄付なので、受け取っても大丈夫。領収書を書いて下さい」などと説明があったという。しかし、別の市議は「選挙の時は神経質になるはずなのに、みんなの前でわざわざ大丈夫だと説明されると、グレーだと言われているようで、危険だと思った」。

 現金は、自民系市議がいない「五月(さつき)会」(4人)にも渡った。この会派の市議の一人は「応援するわけがないのに、現金を配られても迷惑」「もらう理由がなく、こんな時にもらうとどうなるかわからない」と、口々に当時の戸惑いを語った。和泉市議11人は数日内に現金を返したという。
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朝日新聞社

5538チバQ:2017/11/24(金) 19:43:15

辞職したら湯峯理之@自民和歌山県連職員が繰上げ


https://www.jiji.com/jc/article?k=2017112400942&g=pol
自民・神谷氏が現金配布=与野党から説明求める声

 自民党の神谷昇衆院議員(比例代表近畿ブロック)が衆院解散前後の9月下旬、自身が支部長を務めていた選挙区内の同党市議ら計14人に、現金を渡していたことが24日分かった。神谷氏は法律違反に当たらないと主張。これに対し与野党からは、「買収の疑いがある」などとして説明を求める声が相次いだ。


 神谷氏によると、現金を渡したのは、大阪府和泉、岸和田両市の市議。このうち、自民党や同党系の7人には20万円ずつ、それ以外の7人には10万円ずつ配布した。総額は210万円で全員が返還したという。
 神谷氏は、自らの選挙区支部から各市議の後援会への政治活動費の提供だったとして「政治団体から政治団体への寄付行為は政治資金規正法で認められている」と説明。「何らやましいことはない」と強調した。
 一方、自民系会派の市議は24日、神谷氏の行動について「時期が時期だけに選挙目的と感じた」と語った。
 自民党の二階俊博幹事長は記者会見で「疑惑を持たれたらしっかり説明することが大事だ」と述べた。共産党の笠井亮政策委員長は会見で「事実なら選挙前に票の取りまとめを依頼する買収の疑いになる」と指摘した。(2017/11/24-18:37) 関連ニュース

5539パリ行最終便:2017/11/25(土) 13:23:31
4214 :パリ行最終便 :2017/11/25(土) 13:20:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171125-00000013-khks-pol
鎌田さゆり氏、年内民進離党 立憲民主党入り検討

11/25(土) 12:10配信


 民進党宮城2区総支部長の元県議鎌田さゆり氏(52)は24日、12月16日の民進県連大会後に離党届を提出し、来年1月にも立憲民主党への入党手続きをする意向を明らかにした。後援会幹部への説明は既に終えているという。
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 鎌田氏は河北新報社の取材に「弱者の視点に立ち、暮らしと憲法を守る信念を貫くため決断した。軸足を明確にし、政治活動を充実させたい」と話した。
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 鎌田氏は10月の衆院選で2区から立候補し、自民党公認の秋葉賢也氏(55)に1316票差で惜敗した。選挙前に民進が分裂して結党した立民への合流を模索したが、無所属で戦った。
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 県内では民進県議の一部でも立民入りを目指す動きがあり、25日に東京で県議ら中心の「立憲民主党を話し合う自治体議員の会」が設立される。

5540チバQ:2017/11/27(月) 00:16:56
4224 :チバQ :2017/11/27(月) 00:16:22
http://www.sankei.com/region/news/171126/rgn1711260029-n1.html
2017.11.26 07:04

立民の群馬地方組織 年明けにも設立

 10月の衆院選比例で初当選を果たした立憲民主党の堀越啓仁氏が25日、政治活動報告会を行い、招かれた長妻昭代表代行が講演した。長妻氏は民進党県総支部とは別に、立民の地方組織を年明けに設立する見通しを明らかにした。

 長妻氏は取材に対し、「おそらく群馬においては年明けに県連(の設立)という形になるのではないか」とし、時期については来年4月までに「めどをつける」とした。

 また、衆院選2区内の玉村町に住む堀越氏について長妻氏は「検討事項の段階だが、比例単独で次もやっていこうとは思っていない」とし、2区からの出馬については「当然有力」とした。堀越氏は、「地元でしっかりやれという声もいただいている」とし、党本部と調整しながら12月上旬には本格的な検討を始めると前向きな姿勢を示した。

5541チバQ:2017/11/28(火) 18:57:26
http://www.sankei.com/politics/news/171128/plt1711280035-n1.html
2017.11.28 18:04
【衆院予算委員会】
「選挙で落ちそうで落ちない」… 維新・下地幹郎氏が比例復活の“自虐ネタ”披露


 「いつも落ちそうで落ちない」-。日本維新の会の下地幹郎国会議員団政調会長は28日午後の衆院予算委員会で、先の衆院選での比例復活当選確定が投票日翌日の夕方までずれ込んだ“自虐ネタ”を披露し、与野党議員の笑いを誘った。

 下地氏は衆院沖縄1区で共産党の赤嶺政賢氏に敗れた。投票日から一夜明けた10月23日の午後5時前、重複立候補していた比例九州ブロックで維新が議席を獲得することが確定し、「首の皮0.0001ミリで」(下地氏)復活当選が決まった。

 下地氏は予算委で、当選決定後に高校生が地元の事務所を訪ねてきたことを明かした。

 「事務所に来て『下地さん、握手しよう』って言うんですよ。『どうして?』って言ったら、『来年受験なんだ。下地さん、いつも選挙で落ちそうで落ちない。縁起がいいから握手しよう』って…」

 続く言葉で下地氏は「最下位ではあるけど、自分に与えられた意味みたいなものはあるなと思いましたよ」と語り、エピソードを締めくくった。

5542チバQ:2017/11/28(火) 19:34:14
北海道1区 船橋利実
(12年完全落選 14年比例復活)
北海道8区  前田一男
(12年比例復活 14年完全落選)
みたいなパターンは対象外なのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171128-00010000-senkyocom-pol&p=1
自民党の厳しい掟!選挙区で2連敗したら重複禁止へ。現職では23名ががけっぷち!
11/28(火) 7:00配信 選挙ドットコム
自民党の厳しい掟!選挙区で2連敗したら重複禁止へ。現職では23名ががけっぷち!
自民党は次期衆院選の公認について、小選挙区で敗退し比例での復活当選が2回以上続いている現職議員の重複立候補を原則認めない方針を決めました。

今回の第48回衆議院議員総選挙は解散が急だったため、適用が見送られましたが、小選挙区で勝てる議員を増やすため、若手議員の奮起を促すことを目的として、次回の総選挙から導入される予定です。ただし、一部候補者については「党員確保状況などを総合的に勘案し、対象から除外する」という例外措置を検討しています。

今回(2017年)と前回(2014年)の衆議院議員総選挙で、小選挙区で敗退し、比例復活した自民党の現職議員は23人存在します。この23人が、「重複立候補禁止」となる可能性の高い政治家です。

あなたのお住いの地域の方はいるでしょうか? 対象となる23人の選挙区は自民党以外の政党が強い地域であったり、当選回数を重ねている大物議員がいる地域などということでもあります。地域ごとに見ていきましょう。

岩手1区 高橋比奈子氏(59歳)当選3回
岩手1区
2017年57,381票(選挙区当選は階猛氏(希望の党) 惜敗率65.55%)
2014年46,409票(選挙区当選は階猛氏(民主党) 惜敗率60.43%)

岩手3区 藤原崇氏(34歳)当選3回
※2014年 岩手4区 2017年岩手3区
2017年96,571票(選挙区当選は小沢一郎氏(無所属) 惜敗率74.15%)
2014年57,824票(選挙区当選は小沢一郎氏(生活の党) 惜敗率76.79%)

茨城7区 永岡桂子氏(63歳)当選5回
茨城7区
2017年62,617票(選挙区当選は中村喜四郎氏(無所属) 惜敗率80.56%)
2014年65,638票(選挙区当選は中村喜四郎氏(無所属) 惜敗率74.25%)

埼玉5区 牧原秀樹氏(46歳)当選4回
埼玉5区
2017年 77,023票(選挙区当選は枝野幸男氏(立憲民主党) 惜敗率64.67%)
2014年 86,636票(選挙区当選は枝野幸男氏(民主党) 惜敗率96.23%)

埼玉6区 中根一幸氏(48歳)当選4回
埼玉6区
2017年92,222票(選挙区当選は大島敦氏(希望の党) 惜敗率86.63%)
2014年94,303票(選挙区当選は大島敦氏(民主党) 惜敗率90.74%)

5543チバQ:2017/11/28(火) 19:36:25
東京都7区 松本文明氏(68歳)当選4回
東京都7区
2017年 85,305票(選挙区当選は長妻昭氏(立憲民主党) 惜敗率72.83%)
2014年 83,476票(選挙区当選は長妻昭氏(民主党) 惜敗率79.94%)


神奈川4区 山本朋広氏(42歳)当選4回
神奈川4区
2017年 55,700票(選挙区当選は早稲田夕季氏(立憲民主党) 惜敗率83.10%)
2014年 61,479票(選挙区当選は浅尾慶一郎氏(無所属) 惜敗率67.51%)


神奈川9区 中山展宏氏(49歳)当選3回
神奈川9区
2017年 70,819票(選挙区当選は笠浩史氏(希望の党) 惜敗率97.63%)
2014年 59,991票(選挙区当選は笠浩史氏(民主党) 惜敗率92.96%)


新潟3区 斎藤洋明氏(40歳)当選3回
新潟3区
2017年 95,594票(選挙区当選は黒岩宇洋氏(無所属) 惜敗率99.94%)
2014年 74,319票(選挙区当選は黒岩宇洋氏(民主党) 惜敗率89.95%)


静岡6区 勝俣孝明氏(41歳)当選3回
静岡6区
2017年 108,157票(選挙区当選は渡辺周氏(希望の党) 惜敗率99.41%)
2014年 102,714票(選挙区当選は渡辺周氏(民主党) 惜敗率89.97%)


愛知3区 池田佳隆氏(51歳)当選3回
愛知3区
2017年 76,220票(選挙区当選は近藤昭一氏(立憲民主党) 惜敗率77.30%)
2014年 72,353票(選挙区当選は近藤昭一氏(民主党) 惜敗率87.78%)


愛知5区 神田憲次氏(54歳)当選3回
愛知5区
2017年 72,651票(選挙区当選は赤松広隆氏(立憲民主党) 惜敗率79.76%)
2014年 71,616票(選挙区当選は赤松広隆氏(民主党) 惜敗率85.02%)


愛知7区 鈴木淳司氏(59歳)当選5回
愛知7区
2017年 127,329票(選挙区当選は山尾志桜里氏(無所属) 惜敗率99.34%)
2014年 108,151票(選挙区当選は山尾志桜里氏(民主党) 惜敗率95.30%)

愛知11区 八木哲也氏(70歳)当選3回
愛知11区
2017年 96,978票(選挙区当選は古本伸一郎氏(希望の党) 惜敗率71.99%)
2014年 97,167票(選挙区当選は古本伸一郎氏(民主党) 惜敗率76.81%)


愛知13区 大見正氏(59歳)当選3回
愛知13区
2017年 109,581票(選挙区当選は大西健介氏(希望の党) 惜敗率94.08%)
2014年 101,144票(選挙区当選は大西健介氏(民主党) 惜敗率86.70%)

5544チバQ:2017/11/28(火) 19:38:18
大阪10区 大隈和英氏(48歳)当選2回
大阪10区
2017年 56,483票(選挙区当選は辻元清美氏(立憲民主党) 惜敗率74.52%)
2014年 53,160票(選挙区当選は辻元清美氏(民主党) 惜敗率86.12%)


大阪17区 岡下昌平氏(42歳)当選2回
大阪17区
2017年 58,534票(選挙区当選は馬場伸幸氏(日本維新の会) 惜敗率89.46%)
2014年 63,219票(選挙区当選は馬場伸幸氏(維新の党) 惜敗率90.06%)


大阪18区 神谷昇氏(68歳)当選2回
大阪18区
2017年 80,198票(選挙区当選は遠藤敬氏(日本維新の会) 惜敗率92.10%)
2014年 82,460票(選挙区当選は遠藤敬氏(維新の党) 惜敗率93.03%)


大阪19区 谷川とむ氏(41歳)当選2回
大阪19区
2017年 57,833票(選挙区当選は丸山穂高氏(日本維新の会) 惜敗率86.69%)
2014年 51,223票(選挙区当選は丸山穂高氏(維新の党) 惜敗率91.27%)


和歌山1区 門博文氏(52歳)当選3回
和歌山1区
2017年 57,111票(選挙区当選は岸本周平氏(希望の党) 惜敗率78.75%)
2014年 59,937票(選挙区当選は岸本周平氏(民主党) 惜敗率88.48%)


小島敏文氏(67歳)当選3回
広島6区
2017年 69,209票(選挙区当選は佐藤公治氏(希望の党) 惜敗率80.83%)
2014年 65,494票(選挙区当選は亀井静香氏(無所属) 惜敗率72.96%)


佐賀1区 岩田和親氏(44歳)当選3回
佐賀1区
2017年 78,972票(選挙区当選は原口一博氏(無所属) 惜敗率74.86%)
2014年 83,421票(選挙区当選は原口一博氏(民主党) 惜敗率97.11%)


沖縄1区 國場幸之助氏(44歳)当選3回
沖縄1区
2017年 54,468票(選挙区当選は赤嶺政賢氏(日本共産党) 惜敗率89.87%)
2014年 53,241票(選挙区当選は赤嶺政賢氏(日本共産党) 惜敗率91.89%)

5545とはずがたり:2017/12/01(金) 08:28:39
>>515>>3228>>3867
>今井氏は昨夏の参院選富山選挙区で擁立される予定だったが、民進が野党共闘に合意したため衆院選にくら替え。衆院選では野党4党の政党間協議の末、自由の元職が出馬を取り下げたため、一度は今井氏を野党統一候補とすることが決まったが、直後に民進が希望の党に合流することに。今井氏も希望の党に公認申請していた。
2019年の参院選候補は今井氏かねえ。寧ろ富山1区の野党統一候補か。

連合富山的には希望は可成り連合の顔に泥を塗ってるね〜。
社民・自由の希望ブロック(希望の会の方w)が富山では強固の様だが,民進から立民が出てこの力関係がどう変わるかな?

立民現職が誰か居れば中央の枝野の渋面尻目に社民自由寄りに動けそう(愛知の赤松みたいに)だが,当事者不在では動きにくいかな。

2017衆院選
富山1区 今井氏が立候補断念 希望の公認から外れ決断 /富山
https://mainichi.jp/articles/20171006/ddl/k16/010/248000c
毎日新聞2017年10月6日 地方版

 衆院選(10日公示、22日投開票)の富山1区に立候補を表明し、民進を離党して希望の党からの出馬を目指していた今井基之氏(49)は5日、立候補断念を表明した。希望の党の第1〜3次の公認から外れ、「これ以上多くの人を待たせ、混乱させるべきはないと思い決断した」と説明した。維新を除く4党の野党共闘が崩れ、混迷していた1区の構図がようやく固まった。【古川宗、鶴見泰寿】

 今井氏は民進県連の寺崎孝洋幹事長とともに富山市内で記者会見。断念の理由について寺崎幹事長は「民進党の方針に沿ってがんばってきたが、希望の党の公認リストに名前がなく、残り時間などを総合的に判断した」と険しい表情で説明した。

 今井氏は「断腸の思い。(公認されなかったのは)私の思いが届かなかった。全ては私の責任」と沈痛な表情で述べた。国替えや立憲民主党からの出馬については「1区からの出馬にこだわってきた。政権交代を成し遂げるため(希望の党からの出馬を)決断したわけだから今更信念をぶれさせるわけにはいかない」と否定した。

 希望の党と維新の会の間では、東京と大阪で候補者をすみ分ける選挙協力を発表しているが、今井氏は1区で出馬予定の維新前職の吉田豊史氏(47)を「支援するつもりはない」と断言した。

 今井氏は昨夏の参院選富山選挙区で擁立される予定だったが、民進が野党共闘に合意したため衆院選にくら替え。衆院選では野党4党の政党間協議の末、自由の元職(>>1264>>1277)が出馬を取り下げた(>>2398)ため、一度は今井氏を野党統一候補(>>1298だと民進はまず協議を拒否。自由は社民と連携して広野擁立を決めたっぽい。>>1494 >>3865)とすることが決まったが、直後に民進が希望の党に合流することに。今井氏も希望の党に公認申請していた。

 一方、民進県連の支持母体、連合富山の尾谷康弘会長は、希望の党が富山3区の擁立する立候補予定者について「推薦はありえない」と明言。「今回の衆院選では連合富山として推薦候補者がいなくなり、非常に残念だ。選挙区も比例代表も個別労組の対応に委ねる」と述べた。

5546チバQ:2017/12/01(金) 17:46:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000552-san-pol

元国会議員がLGBT告白「小池百合子代表の了解は得たが…」選挙でカミングアウトできなかったワケ


12/1(金) 15:30配信

産経新聞







元国会議員がLGBT告白「小池百合子代表の了解は得たが…」選挙でカミングアウトできなかったワケ


インタビューに応じる松浦大悟氏=11月8日、秋田市(写真:産経新聞)


 10月の衆院選で、秋田1区から希望の党公認で出馬し、落選した元参議院議員の松浦大悟氏(48)。性的少数者(LGBT)である松浦氏が産経新聞のインタビューに応じ、自身が同性愛者であるとして、衆院選では「カミングアウト(LGBTを公表)して戦いたいと小池百合子代表(当時)の了解も得たが、秋田(の選挙区)ではできなかった」と打ち明けた。

 ■集票狙いを牽制(けんせい)

 松浦氏はもとは秋田放送のアナウンサーで、参院議員を1期務めた後、2回落選している。衆院選にくら替えして出馬した動機について、「LGBTにとって住みやすい地域作りを政治の立場からしていきたい。当事者として当選できたら、強力に政策を推進できる」と説明する。

 「新聞や雑誌でじっくりインタビューしてもらえれば(LGBT問題が)伝わると考えた」とも語り、衆院選の直前には、LGBTに好意的とされる雑誌や、インターネットサイトなど複数のメディアにインタビューを打診したという。

 だが、反応は良くなかった。衆院選の公示前に、特定の候補者を取り上げにくいという事情もあったとみられるが、松浦氏は「LGBTに関心を持つのはリベラル系のメディアが多く、『保守政党(希望の党)にLGBT問題を利用される』と思った(のを嫌った)のでは」と分析する。

 LGBTと政治では、こんなこともあった。5月の大型連休中に東京・渋谷で開かれている日本最大のLGBTイベント「東京レインボープライド」のパレードに昨年、自民党政調会長だった稲田朋美氏が参加した。その際、「リベラル系の票田とみて『保守派がLGBTを(政治)利用しようとしている』との声が出た」。平成26年に、安倍晋三首相夫人の昭恵さんがパレードに参加した際にも、同じ批判が出たという。

「保守VSリベラル」の構図だが、松浦氏は「保守層を取り込まなければ、LGBT運動は前に一歩も進めない。保守層にも共感を持ってもらうことが大事」と強調する。

 ■秋田では難しく?

 松浦氏がそう考えるようになったきっかけは25年、LGBTをテーマに、米国務省が日本から参加者数人を選抜して主催した「インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラム(IVLP)」で、米国の現場を視察したことだった。

 「米国では共和党も民主党も、地方を含め、LGBTを支援する議員をいかに増やすか努力している。当選後のLGBT支援を条件とした選挙資金援助も、寄付を原資に行われていた。研修も充実しており、日本でも党派に関係なく進めるべきだと思う」

 しかし、衆院選では、LGBTは武器にはできなかった。

 「車社会の秋田での街頭演説は、走っている車に向かって一方的にしゃべるようなもの。車中の人に伝わるのは名前くらいで、演説の中身までは聞こえない。『松浦はLGBT』とだけ伝わると、変に解釈されて反発されてしまう。SNSで広めようにも、高齢者は使っていない人が多く、小池代表のOKは出たもののカミングアウトしようにも伝える方法がなかった」という。

 秋田ではLGBTへの理解を得るのは難しいと判断し、希望の党の風に乗ってとにかく議席を得ることを優先したが、同党の失速で果たせなかった。

5547名無しさん:2017/12/01(金) 17:46:52
 ■19年には時期尚早

 松浦氏は広島県出身。ゲイであることは小学生の頃から自覚していた。「自我の芽生えた頃から、『なよなよしている』といじめにあっていた。女子の友達が多く、球技などスポーツ全般が苦手で、一般の男子とは違うと」。神戸学院大卒業後に秋田放送にアナウンサーとして入社。同社では、LGBT問題を取り上げる番組も制作するなどしてきた。

 19年の参院選で、秋田選挙区から無所属で立候補し、初当選。その後、民主党入りした。当時の小沢一郎・党代表にカミングアウトを打診するが、「地方では時期尚早」との判断で止められたという。

 国会でLGBT問題に取り組み、22年10月の参院決算委員会では、「国勢調査の項目に同性カップルも含めるべきだ」と質問し、当時の片山善博総務相から、「今後検討していきたい」との答弁を引き出した。

 「東日本大震災では、LGBTが『気持ち悪い』といわれて避難所で排除されたり、ホルモン注射を処方してもらえなかったりといった問題が表面化した。秋田市内では、悩んで自殺した人もいる。人口減少に歯止めをかけるためにも、東北地方と秋田をLGBTが住みやすい地域にしたい」。思いは募るが、25年の参院選で民主党、28年の参院選も、民進党の秋田県支部代表で野党統一候補として出馬しながら落選。今回は、希望の党の衆院議員だった若狭勝氏の政治塾に参加し、「ダイバーシティ社会をうたい、LGBTの法的保証に取り組む政策を掲げていて、私の取り組みと合致した」と希望の党からのリベンジを決断。細野豪志衆院議員を介し、小池代表から、秋田1区の公認でLGBTをカミングアウトして出馬する内諾まで得たが、実らなかった。

 ■都市と地方の“格差”

 LGBTの理解を広げる運動を続ける認定NPO法人「グッド・エイジング・エールズ」(東京)の専任代表、松中権氏は、地方におけるLGBTの「生き辛さ」を指摘する。松中氏は、松浦氏と一緒に米国のIVLPに参加したメンバーだ。

 松中氏は「外国人を含め、多様な人が混在する首都圏では、大手企業によるダイバーシティの取り組みも功を奏し、LGBTが『隣に普通にいる人』として理解度が高まりつつある。しかし、保守層の多い地方ではまだ難しい。選挙戦におけるカミングアウトは、偏見を持たれるリスクと隣り合わせで、首都圏以上に地方の状況は厳しいはず」と説明。その上で、「7月に東京で発足したLGBT自治体議員連盟も、50代の文京区議が当選5回目にして初めてカミングアウトした」と明かす。

 松中氏は、日本では「保守層とリベラル層の対立という以前に、LGBT支援の議論が正に始まったばかり。存在すらないものとされていたLGBTに対し、理解を示す人が保守層へも少しずつ広がり始めている」と、政治の立場を超えた議論の高まりに期待する。(秋田支局長 藤沢志穂子)

5548名無しさん:2017/12/02(土) 09:03:47
新潟4区支部長に金子氏充てず
https://www.ohbsn.com/news/detail/kennai20171201_9056375.php

衆院選小選挙区の自民党支部長選任で、党本部が新潟4区について、10月の衆院選で落選した金子恵美元衆院議員を充てずに「白紙」と党県連に打診したことが、分かった。
県連は対応を留保した。通例、支部長は公認候補を兼ねることから再任されなければ金子氏は今後、4区からの出馬が難しくなる

5550名無しさん:2017/12/03(日) 22:15:58
自民・今津氏 政界引退へ
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/148589?rct=n_hokkaido

5551とはずがたり:2017/12/03(日) 22:40:32
>>5550
リンク先めっちゃでかフォントでびびったw

5552名無しさん:2017/12/03(日) 23:00:54
>>5551

((((;゜Д゜))))

5553パリ行最終便:2017/12/04(月) 05:07:41
http://www.todaishimbun.org/election20171108/
衆院選×東大生 5割以上が自民党に

5554チバQ:2017/12/04(月) 14:47:34
http://biz-journal.jp/2017/12/post_21567.html
2017.12.03
連載
永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報
実は永田町で評判最悪の国会議員…「棚ぼた当選」なのに党への忠誠心や感謝ゼロ
文=神澤志万/国会議員秘書

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/12/post_21567.html
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 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 11月25日、希望の党と共同会派を組むと噂されている日本維新の会の臨時党大会の開催が報じられました。松井一郎・大阪府知事の代表続投が再確認されたようです。
 維新といえば、橋下徹さんがツイッターで丸山穂高議員を「口のきき方も知らない」「ボケ」「金で公認を得ている」と攻撃して炎上したことは記憶に新しいですが、これについて、こんな声があがっています。
「橋下さんが攻撃しないといけないのは、別の議員だろう」
 維新議員の秘書をしている先輩が嘆いていました。丸山議員は若いので確かに未熟な部分もあるかもしれませんが、東京大学経済学部卒業後に経済産業省入省、松下政経塾を経て維新から立候補し、当選3回(大阪19区)という、なかなかの経歴です。
 先輩秘書によれば、丸山議員の政策立案能力は非常に高く、維新の政務調査会になくてはならない存在だそうです。「熱心に政策立案や法案づくりに取り組んでいた」とも聞いています。
 そもそも、維新にはお金で公認を与えるような制度なんてありません。それは、創設者である橋下さん自身が一番よくわかっているはずで、先輩秘書は「橋下さんの真意がわからない」とも言っていました。
“お友達”で固めた公設秘書の評判が最悪?


 先輩秘書によれば、丸山議員よりも問題なのは、南関東比例ブロックで当選した串田誠一議員(神奈川6区)のほうです。なぜなら、串田議員は“棚ぼた”で当選したにもかかわらず、党への忠誠心や感謝の気持ちが表れていないからだそうです。
 串田議員は選挙区では2万4424票と惨敗(当選した青柳陽一郎議員は8万6291票)で、惜敗率もたったの28.3%でした。ちなみに、総理大臣補佐官や国土交通大臣を歴任した馬淵澄夫さん(希望の党/近畿ブロック)が落選したことが話題になりましたが、馬渕さんは8万8082票で惜敗率は97.2%です。
 つまり、串田議員が実力で衆議院議員になれたわけでないことは明らかなのですが、さらに維新が推薦したベテラン秘書の受け入れを拒否し、自分の“お友達関係”で3人の公設秘書を決めてしまったそうです。
 しかも、そもそも約2万票しか獲れていないのですから、本来であれば地元の活動に力を入れるべきにもかかわらず、公設秘書の3人はすべて議員会館勤務なのだとか。
 さらにさらに、その公設秘書たちも“珍獣”ぞろいで、党職員も「話が通じない」と頭を悩ませているそうです。維新議員の秘書たちからの評判も「謙虚さがなく不愉快」と最悪です。
大阪では評価されている維新の「身を切る改革」


 なぜ橋下さんは、こういう議員のことは攻撃しないのでしょうか。丸山議員ほど知名度がないからでしょうか。いやむしろ、橋下さんは丸山議員に対して「お前の知名度を上げてやったぞ!」とでも思っているのでしょうか。
 総選挙で議席を14から11に減らしてしまった日本維新の会ですが、実は大阪では、実現してきた数々の「身を切る改革」が高く評価されています。その舵を最初に切ったのは、ほかならぬ橋下さんです。

 神澤は、個人的には「『おおさか維新の会』という名称のままのほうがよかったのでは?」と思っています。維新の改革は、まだ大阪でしか実現できていませんからね。
 でも、大阪の改革を見習って東京都も高校の無償化を進めていますし、追随する自治体が増えているのも事実です。「所属議員の数は少なくても存在意義は高い」のが日本維新の会という政党であり、やはり“党の顔”は橋下さんしかいないような気がします。
 政界復帰を求める待望論があるのも確かですし、ぜひ復帰して、串田議員のような“間違って当選した議員”を叱ってほしいと思います。
(文=神澤志万/国会議員秘書)

ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/12/post_21567_2.html
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5555チバQ:2017/12/06(水) 00:37:06
https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/845650/
落選者から悲鳴「正月の餠代も出ない」野党の厳しい懐事情
2017年12月01日 17時00分

 野党(立憲民主党、希望の党、民進党、無所属の会)が「正月の餠代も出ない…」と厳しい懐事情に青ざめている。

 小池百合子都知事(65)が顧問に就任した希望の党(玉木雄一郎代表)は30日、永田町で衆院選で落選した惜敗者と意見交換会を開いた。参加したのは29、30日の2日間で76人。“小池旋風”に期待し、政治家転身を目指したが、公示前に小池氏の「排除の論理」など、野党分裂のドタバタ劇の影響をもろに受けた。

「もう一度、次の衆院選で政治家を目指したい」と再チャレンジの意向を持つ惜敗者が多いが、厳しい現実が突きつけられている。「落選して食べていけない。希望の党は生活面をどこまで面倒をみてくれるのか」(官僚出身のある惜敗者)と悲惨な意見が出たという。

 会見した同党選対委員長の大西健介衆院議員(46)は「惜敗者は次の選挙に向け、希望の総支部長になれるかは難しい状況だ。希望はまだできたばかりの党。これからの党運営のためには、新たな職員を採用しないといけない。惜敗者にどれぐらいお金が使えるか、まだ決まってない」と頭を抱えている。

 永田町では「希望の党は年末に向け、立憲民主党と合流すれば、国会議員が増え、来年1月に支給される政党助成金(交付金)が増える」と合流の可能性がささやかれてもいる。

 野党再編に向けた動きに大西氏は「相手(立憲)があってのこと。選挙区の調整は難しい。相手が我々と一緒にやる気がないのに、こちらから行く気はない。(合流するには)時間がかかる」と話した。

 この日、総務省は2016年分の政治資金収支報告書を公開。野党で参院議員が最も多い民進党(大塚耕平代表)は「一連の選挙の結果等により、党の財政はさらに厳しい状況を迎えており、経費節減に努める一方、財政基盤の拡充を進めることが引き続き課題になっている」との談話を出した。

 同党の参院議員からは「財政面は、正月の餠代が出ないほど厳しい。国会では迫力不足が指摘され、埋没している」と不安の声が上がっている。

5556名無しさん:2017/12/06(水) 13:08:06
長いのでリンクのみ

http://blogos.com/article/259228/
2017年11月20日 10:08
中村喜四郎という男―オレと選挙と中村喜四郎と“選挙の鬼”との12年戦争(1)

http://blogos.com/article/259257/
2017年11月21日 09:54
“報道陣立入禁止”の個人演説会の中身は?―オレと選挙と中村喜四郎と “選挙の鬼”との12年戦争(2

http://blogos.com/article/259433/
2017年11月22日 10:16
自公連立の”番外地”茨城7区の現状―オレと選挙と中村喜四郎と “選挙の鬼”との12年戦争(3)

5557チバQ:2017/12/06(水) 19:10:42
http://www.sankei.com/politics/news/171206/plt1712060022-n1.html
2017.12.6 17:18

共産・赤嶺政賢衆院議員を公選法違反罪で告発へ 沖縄県民有志 「沖縄では慣例的」の開き直り発言が波紋

 沖縄県民有志でつくる民間団体「沖縄県選挙監視委員会」の小木(こぎ)貴之委員長(38)=沖縄市=は6日、県庁で記者会見し、先の衆院選で公職選挙法が禁止する事前運動などを行ったとして、沖縄1区で当選した共産党の赤嶺政賢衆院議員(69)を公選法違反の罪で那覇地検に告発すると発表した。赤嶺氏をめぐっては民放テレビの取材に対し自ら公選法違反行為を認め、開き直る発言をした映像が全国に放送され、波紋を呼んだ経緯がある。同監視委のメンバー、5人が12日に告発する予定で、那覇地検の対応が注目される。(那覇支局 高木桂一)

 提出予定の告発状などによると、赤嶺氏は衆院選公示前の10月8日午前9時〜午後5時ごろまでの間、選挙区内で自動車に乗って拡声器で投票を呼びかけたほか、「あかみね」と記されたのぼり旗を掲げるなど事前運動を行ったとしている。

 また、投開票日の22日夜から23日未明にかけてテレビ東京系列が放送した特別番組「池上彰の総選挙ライブ」で事前運動を行っている映像が流され、番組スタッフの指摘に対し「沖縄では慣例的に私だけでなく他党の候補もやっている」と発言したことを指摘。「本人も事前運動を認めている。これを野放しにすることは沖縄の恥だ」として那覇地検に対して立件を求めるとしている。

 記者会見で小木委員長は「沖縄2、3、4区でも違法なポスターやのぼり旗が確認されたが、1区の赤嶺氏の違法行為は地上波で全国に放送された。県民として看過できない」と強調。「今回の告発をきっかけに『公選法特区』と言われる沖縄県の異常な選挙の正常化に向けて公選法が県民に広く周知され、全候補者のコンプライアンスの向上につなげたい」と述べた。

 先の衆院選で赤嶺氏は、共産党全国唯一の選挙区の議席を守ったが、公選法違反は“やりたい放題”だったようだ。

 現に記者も、赤嶺陣営による事前運動の数々を目撃していた。衆院が解散された9月28日以降、公示前であるのに、那覇市内で共産党の街宣車が赤嶺氏の名を連呼して市民らに支持を呼びかける光景は何度も目に入った。

 また、同市内の選挙事務所の窓ガラスには、志位和夫委員長や小池晃書記局長が公示後に応援弁士として選挙区入りする日程を告知するチラシを外に見えるよう貼り付けPRしていた。これも公選法に触れる。

 公示後も那覇市選挙管理委員会が市内の方々に設置した公営ポスター掲示板の傍らには、応援団たる翁長雄志(おながたけし)知事と城間幹子那覇市長に赤嶺氏が囲まれた「3連ポスター」が、施設や道路の管理者に許可をとらず立て掛けられていた。ポスターの違法掲示だ。

 しかし案の定、沖縄県警が公選法違反の立件に腰が重いため、県内で違反行為を監視してきた沖縄県選挙監視委員会のメンバーが那覇地検に告発することになった。

5558チバQ:2017/12/23(土) 11:12:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1712220004.html
【関西の議論】投票箱が届かない 衆院選・市長選を台風が直撃…混乱の中で当日開票実施した和歌山・新宮市の決断
12月22日 06:34産経新聞

【関西の議論】投票箱が届かない 衆院選・市長選を台風が直撃…混乱の中で当日開票実施した和歌山・新宮市の決断

三重県経由でようやく開票所に届けられた投票箱。到着は午後11時を過ぎていた=和歌山県新宮市

(産経新聞)

 衆院選の投開票日となった10月22日はおりしも台風21号が猛威をふるい、開票作業が遅れたり、即日開票ができず翌日に開票作業を持ち越した自治体も多かった。市長選と同日選となった和歌山県新宮市も開票作業が大幅に遅れる事態に。激しい雨によって幹線道路の国道168号が通行止めとなり、投票箱が開票所に届けられなくなったためだ。そうしたなかでも、何とか当日の開票にこぎつけた裏には市の“決断”があった。混乱の舞台裏を振り返る。(中村宏二)

投票箱届かず

 同市では投開票日まで長らく悪天候が続いていた。台風21号は22日夜には本州に接近。市内も強い雨が降り続き、道路冠水なども至る所で発生した。新宮の降水量は48時間で888・5ミリと観測史上1位の値を更新するなど、平成23年の紀伊半島豪雨を上回る猛烈な雨となっていた。

 市立総合体育館での開票作業は午後8時20分から予定されていた。しかし、市選管から「国道168号で道路の冠水があり、(同市)熊野川町の投票所の投票箱が運べない」と説明があり、集まった報道関係者からも驚きの声が上がった。「いずれにしろ、全ての投票箱がそろわないと開票は始められない。見通しもまったく立っていない」と市選管。まもなく開票開始時刻が過ぎた。

ほかの自治体では翌日開票も

 台風21号による選挙への影響は各地に及び、翌日開票を行う自治体も相次いだ。三重県鳥羽市では市内数カ所の道路冠水によって、投票箱が開票所へ届けられない状況が続いた。兵庫県篠山市では開票所が停電するというトラブルに見舞われた。「午後7時すぎに停電し、復旧したのは翌朝。まさか、こんなことになるとは夢にも思っていなかった」と同市選管の担当者は振り返る。

 総務省によると、翌日開票となったのは、ほかに松山市や山口県萩市、沖縄県うるま市などで、計8県の12自治体。「国政選挙で即日開票が見送られるのは異例」(総務省担当者)という。

三重経由で

 刻一刻と時間が進むなか、新宮市ではなお投票箱を届けるルートを模索。当初は田辺方面経由も検討されたが、通行止めの情報が早くから入っていた三重県内は土砂崩れなどによる通行止めではなく、大雨に備えてのもので、走行は可能であることが判明した。

 投票箱を載せ、市熊野川行政局を出発した車は激しい雨の中、国道311号から三重県道などを開票所目指して走行した。午後11時すぎに投票箱は開票所に無事到着。会場では早速、開票作業に取りかかり、雨の後の暴風も吹きすさぶなか、未明に開票は終了した。

 開票を翌日に回した自治体もあるなか、新宮市が当日の開票を決断したのは、翌日の台風被害への対応を考えた結果でもあった。市選管は「翌日開票とし、職員を開票作業に回すことは市民に迷惑をかけることになると判断した」と説明する。

 台風21号は紀伊半島の熊野地方でも多くの被害をもたらし、新宮市では11月29日時点で、家屋の床上浸水が617棟、床下浸水が506棟など計1222棟が被災。浸水した店舗などを含めると計1494棟の被害が判明している。

 開票当日に一時的に運ぶことができなくなった投票箱は、いずれも投票終了時刻が午後6時の投票所のもので、同じ熊野川町でも午後4時が投票終了だった投票所の投票箱は届いていた。市選管は「今回の台風では、当日に投票時間の繰り上げを決めた自治体もあった。そうした対応も今後の課題だ」としている。

5559チバQ:2017/12/23(土) 11:41:35
http://www.sankei.com/region/news/171222/rgn1712220059-n1.html
2017.12.22 07:06
【記者ノート】
自民大勝の衆院選 風に翻弄された与野党 神奈川
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 県内18選挙区のうち自民党が13議席を獲得して圧勝した衆院選(10月10日公示、22日投開票)。予期せぬ解散に伴う野党第一党「民進党」の分裂、小池百合子東京都知事の人気を背景に膨らんだ新党「希望の党」への期待と失速、終盤に息を吹き返したリベラル新党「立憲民主党」の躍進と、めまぐるしく変化する政局の行方に翻弄された選挙戦だったが、最終的に笑ったのは“主役”の座を奪われたはずの自民だった。

 「自民党がいいといった体感は全くなかった」。投開票から一夜明けた同23日、自民県連の選対幹部はこう心境を吐露した。最終盤に立民への追い風が吹き、「投票日があと3日先だったら、相当の痛手をこうむっていたかもしれない」と厳しい表情を崩さなかった。

 ■ぎりぎりで逃げ切り

 どうやら「ぎりぎりで逃げ切った」というのが実情のようだ。「いつかは景気の下降局面が訪れる」(自民県議)と、すでに逆風が吹くことも想定に入れ、「野党の声にも耳を傾けなければいけない」(小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長)、「積極的に支持された体感はないが、(国のかじ取りを)託す先は自民しかないと思ったのではないか。“風”が吹いても戦える力をつけないといけない」(自民県連の竹内英明幹事長)との慎重な発言も相次いだ。

 自民の分析によると、逆風が吹いた場合、選挙区で敗れた4人に加えて数人が落選する危険性をはらみ、野党候補が一本化した場合には約半数が落選する可能性を指摘している。政権維持に向けては、さらなる足腰の強化は必須だ。

 “託す先”として存在感を示した与党と終盤の追い風に込められた野党への期待。次なる戦いは1年半後の統一地方選だ。

 ■新党ブームに危機感

 「政権交代の再現かもしれない」。自民の危機感が最高潮に達したのが、小池氏らが9月27日に開いた希望の党の結党記者会見だった。

 民進党県連代表を務めていた後藤祐一氏(比例南関東ブロック)▽元文部科学副大臣の笠浩史氏(9区)▽8区で自民から出馬を予定しながらも、内閣府副大臣を辞任して希望に合流した福田峰之氏-という3人が希望の立ち上げメンバーとして小池氏とともに会見に臨んでいた。その様子を「自宅でテレビの画面を食い入るように見つめていた」という保守系のベテラン市議はこう振り返る。

 「県内有権者は新党が大好き。ここで踏ん張らないと、ブームが全国に飛び火してしまう。これは本当にまずいと思った」

 市議が指摘する県内有権者の「新党好き」。その発言を裏付けるように、昭和50年代に保守政治の刷新を掲げて新党ブームを巻き起こした「新自由クラブ」や、脱官僚を訴え、政界の第三局として存在感を発揮しながらも3年前に解党した「みんなの党」は、いずれも政界再編を目指した新党で県内発祥とされる。

 市議の脳裏には、自民と新党勢力が激闘を繰り広げ、保守層を分断された苦い記憶が蘇ったのだ。小池氏の「排除」発言をきっかけに有権者の期待は急速にしぼみ、市議の懸念は杞憂(きゆう)に終わった。

 希望は政治経験の少ない“素人”を次々と擁立し、支持団体ですら候補者との連絡がとれない状況になるなど、その様子は政党が“安売り”されたようでもあった。

5560チバQ:2017/12/23(土) 11:41:48
 ■保守を共産が応援

 「排除の論理」に反発して立ち上げた立民が、共産党の協力を得ながら支持を伸ばしたのは「全くの想定外だった」(自民県議)。リベラル勢力が一定の地盤を築く県内では、3選挙区で議席を獲得した。

 立民の“風”をもろに受けたのが8選を目指した公明の上田勇氏が地盤とする6区だ。

 自公連立政権の「象徴的な選挙区」で小泉氏や菅義偉官房長官らが連日応援に駆けつけたものの、約3500票差で立民現職の青柳陽一郎氏に競り負けた。公明党の小選挙区候補が落選するのは民主党から政権を奪還した平成24年以降初で、衝撃が走った。

 青柳氏が立民入りを決めたのは公示2日前の10月8日。政治スタンスは「明らかな保守系」(民進党県連関係者)である青柳氏を共産党が応援する構図に対し、上田氏も「政策や基本的スタンスがバラバラ。責任ある政党として評価できるのか」と疑問を呈したが、予測ができない組み合わせから、「敵がなかなか見えにくかった」(公明関係者)のも事実。不意を突いた選挙戦略に翻弄された結果だった。

 選挙から2カ月、自民大勝の熱気はすでに薄れた。一方、民進党県連は、党分裂のダメージから代表が不在のままで、地方組織の存在意義すら問われる事態だ。「党本部の方向性が定まっていないから」と説明するが、このままでは有権者に向けて政策を語ることすらできないだろう。政策を置き去りにすることがないよう、各党には覚悟が求められている。(川上朝栄)

                   ◇

 ■県内の衆院選結果 今年10月実施の衆院選では全18選挙区のうち、13選挙区を自民党が獲得。4、6、12区は立憲民主党が、8区は無所属、9区は希望の党が議席を獲得した。自民は選挙区で敗れた候補者も比例復活しており、3回連続で全候補者が当選を果たした。

5561チバQ:2017/12/24(日) 20:49:07
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017122100023.html
元AERA記者でジャーナリスト 「金ナシ、準備ナシ、経験ナシ」それでも総選挙に出た理由

12月23日 11:30

街頭演説はボランティアがツイッターで実況中継。ツイキャス数は安倍首相に次ぐ候補者4位。5位の河野太郎氏を上回った(撮影/今村拓馬)

(AERA dot.)

 イタリア政治に新風を吹き込んだ五つ星運動。指導者は「強みはカネがないこと」という。 元AERA記者で、ジャーナリストの山田厚史氏も10月の総選挙に出て、そう感じた。 

*  *  *
 五つ星運動は2013年の総選挙で第2党に躍進、ローマやトリノで市長を当選させ、いまやイタリアで支持率トップの政党になった。政治をプロの政治家に任せてきた結果、イタリアは汚職と腐敗が蔓延(まんえん)した。未熟でも真っ当な市民が参加することで政治を健全なものにする運動だ。守り抜く価値として発展、水資源、環境主義、持続可能な交通、インターネット社会の五つを挙げる。��

「反移民・反EU」を主張したことで、ポピュリストと見られがちだが、来日したリカルド・フラカーロ・伊下院議員は「市民の声を反映する政治を恐れる者が我々をポピュリストと呼ぶ」と言う。��

「市民は間違えることもあるが、間違いを自らの責任で引き受け、修正する力もある」��

 そう語るフラカーロ氏は政治とカネについてこう述べた。��
「政治を育むのは市民の思いがこもった小さなおカネです。誰がカネを出すかで、政策の方向が決まる」��

 米国のトランプ大統領は、エルサレムをイスラエルの首都と認定した。中東紛争の火に油を注ぐこの決定を支持したのは、ユダヤ人の大富豪アデルソン氏だと新聞は伝えた。カジノ王のアデルソン氏はトランプ氏の選挙戦に億ドル単位の寄付をし、選挙対策委員長を務めた。��

 13年の総選挙で70万ユーロの寄付が五つ星に集まったが、使ったのは40万ユーロ。残り30万ユーロは地震で壊れた学校の再建に充てたという。��

 10月の総選挙で私は衆院千葉5区から立候補した。スローガンは「政治を市民の手に」。今の政権は誰のために仕事をしているのか。与党は首相官邸に気遣い、安倍晋三首相はアメリカ大統領にべったり。こんな政治を子や孫に残すのでは残念と思ったからだ。��

 立憲民主党から推され、「市民と立憲野党の共同候補」として戦った。6万2894票集めたが落選。比例区では党の名簿で次点となった。��

「カネは大丈夫か」。心配する友人からよく聞かれる。落選すると借金だらけ、という話はよく聞く。私も心配だった。

 直前まで、選挙に出るなど考えたこともなかった。残りの人生をジャーナリストとして燃焼させるつもりでいたからだ。

 9月30日、千葉県浦安市の自宅を市民連合の関係者が訪れた。希望の党の小池百合子代表(当時)が「排除します」と発言した翌日のことだ。��

「千葉5区(浦安市・市川市中南部)から立候補してほしい」

 市民連合は、小選挙区で野党が候補者を一本化して自公連立に対抗しようとする市民運動。政治学者の山口二郎法政大学教授を中心に全国で展開している。

「選挙に私が? 冗談でしょ」��

 そう受け流したが、民進党の瓦解(がかい)は気になっていた。自民、公明、維新、希望の改憲大連合ができそう。対峙するのは共産党だけ。絶望的状況の中で枝野幸男氏ら6人が旗揚げした。「彼らを見殺しにはできない」とその時思った。��
 金ナシ、準備ナシ、経験ナシ。断る理由はいくらでもある。だが、ここで逃げたら後で悔やむことになるかもしれない。5日間考え、決心した。

「資金はどうするのですか」��

 と新聞記者に聞かれ、「それを考えたら出ていないよ」と答えるしかなかった。立候補の表明は公示5日前。「どれくらいかかるの?」と市民連合の人に聞いたのはその後だ。��

「1千万円くらいですかね」。みな選挙の素人。カネのことは後で考えることにした。

 真っ先に必要となったのが600万円(選挙区300万円、比例区で300万円)の供託金だ。立憲民主党本部に掛け合い、比例区は党が負担することになった。選挙区はこちら持ち。預金を取り崩した。得票が有効投票数の10%を超えないと戻ってこない。供託金は挑戦する市民に立ちはだかる高い壁だと感じた。��

 市民連合の仲介で5党(共産、社民、みどり、新社会、市民ネットワークちば)共同候補となった。共産党は予定した候補を下ろし、民進党は県議、市議が応援に駆け付けた。(ジャーナリスト・山田厚史)��

※AERA 2017年12月25日号より抜粋

5562チバQ:2017/12/24(日) 20:50:47
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017122100022.html
「敵は安倍政権ではない」山田厚史氏が選挙で感じた「最大の障害」とは?

12月23日 11:30

街頭演説はボランティアがツイッターで実況中継。ツイキャス数は安倍首相に次ぐ候補者4位。5位の河野太郎氏を上回った(撮影/今村拓馬)

(AERA dot.)

 草の根民主主義によってイタリア政界で影響力を持つようになった五つ星運動。所属するリカルド・フラカーロ下院議員が来日するなど、日本でも注目度が高まっている。元AERA記者でジャーナリストの山田厚史氏は、10月の総選挙に出馬することで身をもって体験。その実態や課題などをレポートする。

*  *  *
 選挙に出るためにまず、山のような種類の書類作りに4日間忙殺され、やっと動き始めたのは公示の前日。政策協定の調印式を兼ねた決起集会を新浦安駅前のホテルで開いた。会場費は18万円。資金集めが狙いだったが、「カンパを集めても会場費にもならないのでは」と心配だった。ところが会場費の倍の寄付が集まった。有権者の意識に変化が起きていると感じた。

 選挙事務所は決まっていなかった。目抜き通りにドンと出したいが、賃料が高い。手ごろな物件を探しているうちに公示日を迎えた。自宅を事務所にしたが、団地なので看板さえ出せない。訪れる支援者は玄関の靴を見て帰ってしまう。思い切って駅近くのビルの部屋を借りた。公示から3日後、選挙事務所が店開き、エンジンがやっとかかったのは残り1週間ほどになってから。インターネットでカンパを募り、選挙ボランティアを呼びかけた。予想以上の反応だった。��

 政治を放っておけない──。私と同じ思いを抱く人がこんなにいるのか、とうれしかった。選挙事務所を訪れ、ビラやポスターの証紙貼り、電話掛けなどを黙々とこなす。固定電話の架設は間に合わなかったが、スマホの「かけ放題」が威力を発揮した。ボランティアは自分のスマホで「でんわ勝手連」のシステムにログインする。データ化した電話帳が共有され、掛けた有権者に網目がかかる。反応やコメントを書き込み、再度お願いする相手がわかる優れモノだ。市民ボランティアが開発したもので、在宅でも参加できる。��

 候補者は選挙カーで動き、人の集まる場所で街頭演説する。選挙ビラを配れるのはスピーカーの声が届く範囲だけ。法が定める選挙運動は「点と線」でしかない。その限界を破ったのが「ツイキャス部隊」。候補者の動きをネットで中継する。応援弁士が来たら椅子を並べ、即席の青空座談会を配信する。リアルの演説に接することができるのは一握りの人だが、選挙区を超えて全国に流れた。カナダやミャンマーからも応援メッセージが来た。選挙権はなくても千葉5区の知人を探し、1票を頼んでくれる。��

「参加して社会を変えることの面白さを市民が感じることが変化を促す」(フラカーロ氏)��

 自由参加、ネット活用、安上がり。これが私の選挙戦だった。組織の縛りや義務はない。面白くなければ来ない。手ごたえがあるから次の日も来る。

 政党や後援会組織に頼る従来型の選挙は、組織力と資金力で勝負する。選挙通によると、事前運動を含め、選挙でカネがかかるのは人件費だという。戦術指導や書類作り、ポスター貼りも業者がやるケースが少なくない。人を雇えば誰かがカネを払う。カネを当てにせず集まる人でやる選挙は安くて強い。今回はあまりにも時間がなかったが、公示日にほぼ無名だった私が6万票を超える票を得たことは「市民選挙」の強さの証明だと思う。��

 人件費ゼロの選挙で、かかった費用は供託金を除いて200万円ほど。うち120万円は、本来は公費で負担してもらえるポスターなどの印刷代と選挙はがきの郵送費。制度を知らず、届け出が間に合わなくて自己負担になった。差し引けば、100万円足らずで済む。集まった寄付は約300万円。残金をどうするか、五つ星同様の課題が残った。��

 選挙を通じて感じたことは敵は安倍政権ではない、ということ。有権者の無関心、政治不信こそ市民選挙が戦う最大の障害だと思った。駅頭で呼びかけても、目に入っていないかのように通り過ぎる人の群れ。政治を必要としない幸せな日々を送っている人なのか。いや世の中の歪(ひず)みを一身に受ける人たちが、そもそも政治に期待していないのだ。��

 千葉5区の投票率は49%。残り半分から「社会を変える面白さ」に気がつく人をどれだけ集められるか。市民選挙の課題はここにある、と思った。(ジャーナリスト・山田厚史)��

※AERA 2017年12月25日号より抜粋

5563チバQ:2017/12/24(日) 20:54:13
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017122402000019.html
<2017みえ回顧>(3) 衆院選の新区割り

05:00

自民党は新区割りの候補者調整が難航し7月下旬に決着。8月1日に党本部で(左から)島田佳和、田村憲久、三ツ矢憲生、川崎二郎各氏がどの選挙区から出馬するか二階俊博幹事長(右)と確認書を取り交わした=東京・永田町で

(中日新聞プラス)

 衆議院の一票の格差是正のため、県内の選挙区を五から四に減らす新区割りが四月に明らかになった。七月に新区割りが施行され、九月には衆院が解散。長年の選挙区を分断された候補者らは、新選挙区で十分な政治活動ができないまま、選挙に突入した。
 「津と松阪だ」。四月十九日午後五時半すぎ、東京・永田町の衆院議員会館の松田直久氏の事務所で秘書が叫んだ。この日、衆院選挙区画定審議会が、安倍晋三首相に新区割りを勧告し、新選挙区の線引きが事実上決まった。松田氏の地盤の津市は、松阪市と共に新1区となった。
 二〇一五年国勢調査の結果から三重など六県で選挙区一減が決まり、新区割りについて県政界では二つの可能性がささやかれていた。実際の新区割りとなった多気郡以南を4区、津市、松阪市を1区とする案のほか、松阪市以南全体を4区、津、伊賀、名張市を新1区とする「大4区」案も有力視されていた。
 各議員はどこに線が引かれるかで、地盤がどれだけ守れるか状況が大きく変わる。事前に大4区案が有力と報じられたこともあり、決定直前は各議員事務所にもこの見方が広がっていた。
 だがこの場合、過疎地が多い4区が県の面積の半分を超える。地域の声が国政に届きにくくなるとの懸念から、南部の県議は「防災などで国の援助が必要な地域なのに地方の切り捨てだ」と批判。昨年十一月に審議会に意見を求められた鈴木英敬知事も、南部の首長の多くが多気郡以南を新4区にすることを求めていると回答した。
 こうした声が反映され大4区は回避された。この結果が自民党に大きな影響を与えた。大4区の場合、松阪市が地盤の田村憲久氏と伊勢市などが地盤の三ツ矢憲生氏が新4区を奪い合うことになる。勧告直前、三ツ矢氏の事務所は「一切取材には応じられない」とピリピリした空気だったが、旧5区がほぼそのまま新4区になると分かった勧告後は、秘書が「これからも南部のために仕事ができる」とほっとした表情に変わった。
 一方、旧1区の川崎二郎氏は、大4区なら津市と伊賀地区からなる新1区で、ほぼ従来の地盤のまま戦えるはずだったが、現実は旧1区は真っ二つに裂かれ、出身の伊賀地区と鈴鹿市などの新2区に。秘書は「ひどい区割りだ」と憤った。
 対する民進党側はどの区割りでも現職三人の選挙区は区割り発表時点でほぼ決まっていた。
 新区割り施行から三カ月後の十月二十二日に衆院選が投開票に。三ツ矢氏は新4区で無難に勝利したが、2区に回った川崎氏は鈴鹿市などに十分浸透できず敗北。線引きが当落に直結した結果となった。
 (森耕一)

5564チバQ:2017/12/24(日) 20:58:48
長崎
https://news.goo.ne.jp/article/nagasaki/region/nagasaki-105506070.html
衆院選 野党、自民の独占阻む

10:15

長崎新聞

(長崎新聞)

 激動の衆院選だった。9月25日、「国難突破」を大義名分に安倍晋三首相が唐突に解散を表明すると、小池百合子東京都知事が狙い澄ましたように新党「希望の党」を設立。野党第1党だった民進党は公認候補全員を希望に移す“捨て身戦法”で挑んだ。当初躍進が予想されたが、候補者を選別する小池氏の「排除」発言などで失速。民進は立憲民主党や無所属にも分裂し、結果として自民党が圧勝した。
 長崎県内も自民が3議席を守ったが、長崎1区だけは、民進から希望に移った新人、西岡秀子氏(53)に敗北。自民の4小選挙区独占状態は崩れた。
 その冨岡勉氏(69)は比例復活したものの、1万票以上、西岡氏に水をあけられた投票結果が陣営に少なからず衝撃を与えた。長崎市内で4日あった反省会。医師不足解消や藻場再生への奔走ぶりが評価されながらも、支持団体幹部は「いまだ実績がよく知られていない」と問題視。当の冨岡氏は次回に雪辱を期すが、地元での活動の少なさや県市議を含めた組織力の弱さという課題は残ったままだ。
 西岡氏も結果を楽観していない。開票日の夜、「当選確実」に沸く選挙事務所で、周囲に促されても万歳をしなかった。支援者から「クール過ぎる」との苦言もあったが、西岡氏は「そんな気持ちにはなれなかった」と打ち明ける。
 当選後、同じく万歳を拒んだ国会議員に2人会ったという。共通点は野党、新人、そして女性��。与党の強引な政権運営に対し、野党も存在感を発揮しきれない状況で、これらの要素が有権者の共感を得たと考えている。「1強政治」に歯止めをかけ、少数者や弱者の声を国政に届ける議席。「責任を重く受け止めなくてはならない」。長崎県で初めて三権の長まで上り詰め、亡くなった父武夫氏の背中を追い掛ける。
 西岡氏を支えた民進も、手放しで喜ぶ余裕はなかった。結果を残せず、前原誠司氏が党代表を引責辞任。後を大塚耕平氏が継いだが再生議論はまとまらず、解党含みの混乱が続いている。
 西岡氏にバトンタッチし国会を離れた高木義明元文科相(72)は今も県連代表を続け、「野党が政局に明け暮れている現状に、じくじたる思いがある」と嘆く。ある党市議は「2019年には統一地方選があるのに、自分たちはどうなるのか」と焦りを隠さない。
 地方組織を持たない希望と、長崎県内の所属国会議員がいなくなった民進にとって、互いの連携は必要不可欠。西岡氏は「民進県連とは一体の気持ちでいる」、県連の渡辺敏勝幹事長も「希望とは“兄弟党”としてやっていく」としている。だが、中央の政局は流動的で先行きは見通せず、間近に迫った知事選でも存在感を示せずにいる。

5565チバQ:2017/12/25(月) 14:12:08
http://www.sankei.com/politics/news/171225/plt1712250010-n1.html
2017.12.25 10:35
【年の瀬記者ノート】
群馬・衆院選で火種残した自民1区 “地元”自任の候補者3氏が当選…争いは始まっている

 短期決戦となった10月の衆院選は「自民大勝」という形で幕を下ろした。それを象徴するのが、1区を取り巻く候補者3氏の当選だった。

 野党の比例復活も許さず、自民県連幹部が「予想以上だった」と胸をなで下ろすほどの完勝。だが同時に、1区を“地元”とする現職国会議員が3人になるという大きな火種を残した。

 「この地が私の地元でございます。末永く頑張っていきたい」

 投開票当日の10月22日午後9時ごろ、尾身朝子氏の事務所で行われた当選式。集まった支持者に尾身氏はこう声を張り上げた。

 他候補者が出馬をにおわせても「やることをやるだけ」と淡々と準備をし、選挙戦に臨んだ尾身氏だったが、2期目のスタートとなったこの日ばかりは、1区は譲らないとの決意がにじんでいた。

 一方、同日午後11時ごろ。比例代表の中曽根康隆氏の事務所は、35歳の若き「サラブレッド議員」の誕生を祝し、熱気に包まれていた。

 今年の衆院選は、集会を開けば2千人超の支持者が集まる中曽根氏が、どんな形で出馬するか次第で候補者の勝敗が左右される構図だったのは間違いない。

 もともと争いが激しかった1区。尾身氏の公認が出た後も、中曽根氏や前職の佐田玄一郎氏は出馬意向を強く示した。

 中でも、「康弘大勲位の孫」「小泉進次郎氏の同期」という華やかな経歴の中曽根氏は世間からの注目度も高く、公示前に前橋市内で辻立ちをするたび、記者も「無所属で出るのか」と内心思いながら、ついて回る日々が続いた。

 結局、本部の再三の説得で比例に回ったが、中曽根氏は自民関係者にあいさつを済ませて出馬表明の会見会場に向かう途中、こうも漏らしたという。

 「やっぱり、1区で出ますって言っていいですかね」

 それほど選挙区にこだわり、「中曽根康隆に票を入れたいと思われるようになりたい」と訴える姿からは取材を通しても強い意志を感じた。特に、嘆かれている若者の政治離れに「誰がなっても同じといわれる政治を変えたい」と繰り返していたのが印象に残る。

 本人は次の衆院選について「白紙状態」としているが、周辺では「次は小選挙区で」と期待する声も根強い。

 そして、前回衆院選で次点だった上野宏史氏は、尾身氏の選対に入って比例南関東にノミネート。8議席中8番目で滑り込み、再び国会議員の座を手にした。

 こうして1区を中心に活動してきた3人の現職国会議員が誕生した。選挙という“祭り”は終わったが、自民県連幹部は「これからが大変だ」と喜びもつかの間。次期公認候補の戦いは既に始まっている。気が抜けない取材が続きそうだ。(久保まりな)

5566名無しさん:2017/12/25(月) 19:41:37
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171222-00010000-jisin-pol

豊田真由子前議員「間違っていた…」実父明かした悔恨の胸中
12/22(金) 6:04配信

女性自身
豊田真由子前議員「間違っていた…」実父明かした悔恨の胸中
(写真:アフロ)
「このハゲ〜!」「ちーがーうーだーろー!」

'17年、はたしてどれほどの日本人が豊田真由子前衆議院議員(43)の真似をしたことだろうか。

政策秘書だった男性への暴言や暴行が報じられた豊田氏。10月の衆議院議員選挙では無所属で立候補したもの、5人中最下位で落選。その後、公の場から姿を消した。豊田氏の実家は千葉県内にある。彼女と同じく東京大学卒業の父に取材を申し込むと、言葉を選びながら語ってくれた。

「私は進学塾を経営していました。一時は教師を40人近く雇って、300人ほどの生徒を抱えていたこともあります。生徒たちの面倒を見るのに忙しかったこともあり、真由子の子育てや教育については放任主義になっていたというか。ほとんど気にかけていなかったことは確かです」

父の言葉からは、娘の教育に失敗したという悔恨がにじみ出ていた。

「しかし娘が衆議院議員になったとき、一度だけアドバイスしたこともあります。『これから10年くらいは先輩議員を見習って、修行をしなさい』と……。自民党の公募で当選したわけですが、秘書などもみんな党が用意してくれて。政治家としてのスタートは、ある意味恵まれ過ぎていたのかもしれません。大きな権限を持ったことで、本人もいつの間にか勘違いするようになっていたのだと思います」

娘の過ちを認めるのはつらいところだろうが、贖罪のように父は語り続けた。

「上に立つものとして秘書やスタッフ、さらにその家族にもっと気遣うようにと私やほかの誰かが教えてやらねばならなかったのです。(真由子が持っていた)自分が休みなく働いているのだから、秘書も同じように働くべきという考え方も間違っていたと思います」

豊田氏が療養中、2人の子供の世話は実家でみていたという。

「孫たちはしばらくこの家に滞在していましたが、いまは(真由子と)いっしょに生活しています。実は最近、真由子に会ったのですが、相当に落ち込んでいて、憔悴していて、心配になるほどでした。今後娘がどうするかですか?それは本人にもまだめどがたっていないと思います。でも彼女はまだ40代。再スタートは可能だと思いますし、父親として応援し続けたいと思います……」

父の願いが叶い、豊田氏が再起する日は、はたしていつのことだろうか。

5567チバQ:2017/12/27(水) 17:53:54
埼玉
http://www.sankei.com/region/news/171227/rgn1712270060-n1.html
2017.12.27 07:04
【年の瀬記者ノート】
民進候補者のドタバタ劇 衆院選、問われた政治家の一貫性

 野党候補者が乱立し、自民の圧勝で終わった衆院選。今回初めて県政担当記者として取材したが、政治の世界が「一寸先は闇」ということをいやと言うほど思い知らされた。特に民進党候補者のドタバタぶりを目の当たりにして、政治家とはどうあるべきなのか深く考えさせられた。

 ◆踏み絵

 「一時は政権交代の可能性もあったのに、選挙で逆風にさらされ、分裂の憂き目に遭うとは」。民進から希望に合流した候補者の1人は、衆院選を振り返りこう嘆いた。

 公示日の約2週間前に希望への合流を決めた民進。その候補者たちは希望から公認を受けるか、無所属で出馬するかの二者択一を迫られた。政権交代の機運が高まる中、県内では代表代行の枝野幸男氏と幹事長の大島敦氏を除く9人が希望の公認を求めた。だが、希望は憲法改正支持など10項目からなる「政策協定書」を踏み絵とし、署名を求めた。

 「選挙までの時間がなく、協定書にサインするしかなかった」とある候補者は明かす。自らの政策や理念を曲げ、サインした候補者は少なくなかった。

 裏で希望とつながり、希望の1次公認リストに名前があった民進候補者もいた。出所不明のブラックリストが出回り、多くの候補者が公認を得られるか不安を募らせていた。

 そんな中、希望の“排除”のターゲットとなった議員らに合流を拒否する動きが生まれ、枝野氏が公示日の1週間前に立憲民主党を設立。「仲間が無所属、理念の異なる(希望の)党から出馬させないと言われている」とたった1人で記者会見に臨んだ。その鬼気迫る表情は忘れられない。

 県内の民進候補者12人は最終的に10人が希望の公認を受け、5区の枝野氏と3区の新人、山川百合子氏が立民から出馬した。

 ◆逆風

 当初勢いがあった希望は、小池百合子代表(当時)の排除発言で失速。合流組は逆風にさらされる。逆に、理念を曲げなかった立民はツイッターなどを活用し支持を広げた。

 結局、希望は県内全15選挙区で候補者を擁立したものの、12人が落選。6期務めた1区の武正公一氏をはじめ前職3人が敗れた。武正氏は希望からの出馬により、長年の支持者が離れていった。

 立民は枝野氏が選挙区で勝利。「信念に従って(入党を)決断した」という山川氏も比例で当選した。

 選挙終盤に有権者を裏切るような行為もあった。10区の前職、坂本祐之輔氏は投開票日2日前に地元市民グループと「憲法改悪の阻止」や「安保法制の白紙化」を盛り込んだ政策協定を締結した。党綱領に“造反”してリベラル票を取り込もうとしたが落選した。

 一方、12区の希望新人、森田俊和氏は自民候補に約500票差の接戦で敗れたが、比例代表で当選。2度の落選を経験していた森田氏が「5年間の浪人生活で地域を細かく歩いてきた」と話すように、地道な活動が実を結んだ格好だ。

 ◆信念

 民進出身で当選した顔ぶれを見ると、自らの理念や政策を曲げず、地元で積極的に活動してきた候補者ばかりだ。立民の躍進が好例で、自らの理念や信念を曲げない姿勢が共感を呼んだ。逆に、自らの信念を曲げ、小池氏にすり寄った合流組には厳しい目が向けられた。

 風に頼らず、どんなに厳しい状況でも、自らの信念を貫く姿勢が政治家としての器を示す。信念を曲げた候補者たちが有権者の信頼をどうやって取り戻していくのか注目している。(黄金崎元)

5568チバQ:2017/12/28(木) 18:09:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201712/20171228_11013.html
<回顧17みやぎ>(13)衆院選で民進分裂/一時代の終わり痛感


8選を果たし、花束を手にする安住氏。野党共闘路線の立役者は、無所属からの出直しを模索する=10月22日、石巻市

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 「まさに『政治の一寸先は闇』。年の瀬の国会に無所属で臨むとは」。民進党県連代表だった安住淳衆院議員(宮城5区)は東日本大震災で被災した地元を歩きながら、冷たい海風に独り、身を置いていた。
 衆院選(10月10日公示、22日投開票)は自民党が1強の足元を固めた一方で、多弱とされた野党の勢力図を一気に書き換えた。
 突然の解散風を受け、慌てて安住氏の携帯電話を鳴らしたのは9月18日。「仙台の2議席を必ず取る。野党が共闘できれば間違いない」。空白だった1、2区の候補擁立を明かした安住氏の自信に満ちた声に、身震いしたのを思い出す。
 昨年の参院選で共産、社民両党から選挙協力を取り付け、全国初の野党共闘路線をけん引した安住氏。衆院選で共闘を再現し、2009年の政権交代以来となる「仙台2議席独占」のシナリオを描いた。
 「先行きが見えない」。強気一辺倒の安住氏が言葉を濁したのは、1週間後だった。民進の前原誠司・前代表が、小池百合子東京都知事が旗揚げした希望の党への合流を表明。共産、社民は憲法改正を容認する希望を「自民の補完勢力」と批判し、共闘は破綻した。
 直後に安住氏は県連代表を辞し、地元の石巻市に戻って無所属での立候補を表明した。「バラバラで戦って勝てるほど自公政権は甘くない」と警鐘を鳴らした通り、県内では5区を除いて自民候補に敗れた。
 「淡い小池ブームに乗っかって共闘を壊し、党は四分五裂となった。自民に感謝されるような選挙をした野党は後にも先にもない」。安住氏が漏らした悔恨の言葉が、今も重く響く。
 選挙後、民進の混乱は落ち着くどころか、収束の兆しが全く見えない。新党結成や党名変更による「解党的出直し」も浮上。県内では立憲民主党入りを模索する動きも出始め、崩壊に向けた足音が聞こえる。
 12月16日の県連大会。冒頭、3月に死去した元参院議員岡崎トミ子さんに全員で黙とうをささげた。会場には、県内で「民主王国」の礎を共に築いた安住氏の姿もなかった。岡崎さんの死は、一時代が終わる予兆だったのかもしれない。
(報道部・桐生薫子)

[メモ]衆院選は民進が希望と立民、無所属に分裂。政権批判票の分散で、自民と公明の与党が310議席を獲得する地滑り的な圧勝を収めた。県内6小選挙区では自民が5議席を維持し、野党は民進系無所属として戦った安住氏の1議席にとどまった。


関連ページ: 宮城 政治・行政.

2017年12月28日木曜日

5569チバQ:2017/12/29(金) 10:20:16
千葉
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171229-00000029-san-l12
【年の瀬記者ノート】衆院選 3週間の人間ドラマに感慨
12/29(金) 7:55配信 産経新聞
 10月23日未明。千葉市中央区にある産経新聞千葉総局で、22日に投票が行われた衆院選の開票結果を見守っていると、会社すぐそばの自民党・門山宏哲氏の事務所から当選を祝う万歳の声が聞こえてきた。過去2回、対抗馬の希望の党・田嶋要氏に辛酸をなめた末の悲願の勝利の祝砲が、台風の強風をかき消す歓声として響いてきた。

 安倍晋三首相が記者会見で衆院解散を宣言した9月25日から各陣営が急ピッチで準備を進め、28日の解散から実質約3週間の秋の選挙戦に突入。小池百合子都知事による新党・希望の党の設立と民進党の公認候補擁立見送り、小池氏に反発した新党・立憲民主党の設立と激動が続いた。県内でも、民進の候補者らが希望、立民に分かれたり、希望の落下傘候補が相次いで登場したりと予想外の事態が続き、秋の空のように激しく移り変わる情勢を必死で追いかけた。

 結果的には候補者全員が議席を得る自民の大勝に終わった。だが、有権者にとっては自民の勝利というより、小池氏の選別路線や、当選のために民進から従来の主張とは違う政策を掲げる希望に合流する候補者らに対する不信感などが募った結果、野党が敗北したという印象が強かったのではないかと思う。

 くら替えをする候補者が相次ぐ中、印象に残ったのは、4区の前首相・野田佳彦氏の無所属出馬だった。

 9月下旬、報道陣に囲まれ無所属での出馬について質問された際には、「それはそうですよ。一人で自民党に挑みます」と笑みを浮かべ、10月上旬の出馬会見で「新党に合流するつもりはない。希望とは一線を画したい。岩肌に爪を立てて、血を流してでもはい上がる気持ちで臨む」と断言し裸一貫での立候補を宣言。政党名のないたすきをかけて駅頭に立ち支持を訴える背中に、3年前の衆院選での姿が重なった。

 入社1年目で初めて迎えた平成26年の衆院選。12月の寒空の夜、船橋市の駅前に立ち有権者に支持を訴える野田氏を取材した。前首相といえど選挙では一候補者として、白い息を吐きながら有権者に握手を求める姿は、新人記者の目に新鮮に映った。当時から政治情勢が大きく変わり、めまぐるしく候補者が主張や政党を変える中、信念を貫くために無所属の出馬を選ぶ姿は当時から一切ぶれていないようだった。野田氏はその後、県内で唯一、自民以外で選挙区での当選を果たした。

 門山氏のように悲願を果たした候補者もいれば、反安倍政権への受け皿として台頭した立民との接戦を強いられた自民陣営もあった。党のごたつきに振り回された希望の候補者が支持獲得のために駆け回ったり、惨敗の選挙結果に涙を流したりと、悲喜こもごもの人間ドラマが交錯した約3週間だった。

 選挙が終わると、連日の辻立ちや選挙カーでの街宣もなくなり、当時の慌ただしさが嘘のように思える。だが、議員が本当に忙しくなるのは選挙後のはずだ。

 「先生、千葉のためによろしくお願い致します」。選挙後の町中では、当選した議員らに県民からそんな声が頻繁に向けられた。先生たちは“師走”の今、県民のために走り回る年の瀬を過ごしているだろうか。(中辻健太郎)

5570チバQ:2017/12/29(金) 10:26:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171228-00000002-kyt-l26
衆院選出馬の中山前市長を除名方針 自民京都府連
12/28(木) 6:00配信 京都新聞
 自民党京都府連の党紀委員会が27日までに、10月の衆院選京都5区に党公認候補がいたにもかかわらず、無所属で立候補し落選した前京丹後市長の中山泰氏を除名処分に、中山氏を支援した綾部市議ら2人を離党勧告処分にする方針を決めた。中山氏を支援した地方議員はほかにも複数おり、府連は年明けにも処分を検討する。来年1月に綾部市長選、4月に知事選を控える中、党内に混乱を招く可能性がある。
 関係者によると、処分されるのは中山氏のほか、前党綾部支部長で綾部市議会議長の安藤和明氏と同支部前幹事長の梅原哲史氏。
 京都5区では、谷垣禎一前党幹事長の政界引退を受け、府連が候補者を公募し、宮津市・与謝郡選挙区の府議だった本田太郎氏を選んだ。これに対し、同じく公募に応じていた綾部市の四方源太郎府議を推した地方議員らが「選考過程が不透明で、本田氏ありきだった」などと反発。綾部市の自民市議全員と京丹後市の自民市議の約半数が中山氏を支援した。中山氏も選挙期間中、候補者の選考について疑問を呈し、府連を批判していた。
 関係者によると、府連は26日に党紀委員会を開き、3人から面談や文書で聴取した上で処分を決めた。安藤氏と梅原氏は今月初旬、府連に離党届を提出したが、府連は受理していなかったという。処分決定を受け、受理するとみられる。府連関係者は「離党届を出したからといって処分を甘くすることはできない。適正な処分だ」と話した。
 一方、離党勧告処分を受けることになった安藤氏は「処分は甘んじて受け入れるが、5区の候補者の選考過程には今も納得していない」としている。

5571チバQ:2018/01/04(木) 03:27:49
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14099067/
希望の党落選者の現在 家庭教師をして月収5万円「ほんとにきつい」

29日放送の「バイキング・ザ・ゴールデン」(フジテレビ系)で、先の衆議院議員選挙で希望の党から出馬し落選した井桁亮氏が、現在の暮らしぶりを明かした。

この日は、10月の第48回衆議院議員総選挙で落選した人物をゲストに呼び、落選の理由や近況に関するトークを展開した。

井桁氏は、希望の党から公認を受けて山梨2区に擁立されるも落選。番組では、落選後の様子をVTRで紹介した。井桁氏は「家庭教師。プロ家庭教師やってる」と現在の仕事を明かした。

スマートフォンを使って家庭教師の募集情報を探し「週に2回、3回、生徒に教えて」と事情を説明する。また、その中には元旦と2日に入る依頼もあるようで、井桁氏は「喜んでやらせてもらいます!」と笑顔で承諾していた。

そういったわけで、年始も仕事だという井桁氏の月収は約5万円とのことで、ワイプ越しにスタジオから「えー!」という驚きの声が上がる。井桁氏は「きついですよね、もうほんとにきつい、大変ですよ」と心境を吐露したのだった。

なお、スタジオにいる井桁氏によると、選挙の際に公認料400万円を希望の党に振り込んだが、そのお金も「車(を)売って現金作ってます」と選挙前から金策に奔走していたと告白していた。

5572チバQ:2018/01/12(金) 09:12:49
日々是決戦!そりゃ準備が必要でしょう
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-180111X415.html
もう衆院選?支部長選任急ぐ=山梨、福岡などで調整難航―自民
01月11日 19:53時事通信

 自民党は今月下旬から、これまで未定の衆院小選挙区支部長の選任を急ぐ。衆院選は当面ないとみられているが、来年予定される統一地方選や参院選をにらみ、早期に態勢固めを図るのが狙いだ。ただ、昨年の衆院選で勝ちきれなかったり、しこりが残ったりした選挙区では、調整が難航しそうだ。

 自民党は全289選挙区のうち258で既に支部長を置いた。公明党に譲っている9選挙区を除くと、残りは22選挙区。この中には、比例代表での復活当選を含め現職がいるにもかかわらず、支部長が空席の選挙区も存在する。

 山梨1区は宮川典子、中谷真一両氏が選挙区と比例で選挙ごとに入れ替わる「コスタリカ方式」を採用してきたが、導入後の過去2回の選挙ではいずれも比例復活にとどまった。比例の当選枠が奪われることに南関東ブロックの他県連の反発は大きく、同方式の解消論も出ている。

 福岡6区は、鳩山二郎氏が2016年10月の補選で県連が公認申請した候補を破って初当選。しかし、その経緯から県連内の一部に反発が根強く、支部長に就任できていない。最近は鳩山氏の秘書による国税庁への説明要求問題も発覚。党関係者は「なかなか進展しない」とため息をつく。

 保岡興治元法相の長男宏武氏が落選した鹿児島1区も、比例単独で当選した宮路拓馬氏が意欲を見せており、調整は容易ではなさそうだ。

 ◇魔よけに妙手なし

 新人登用も課題となる。自民党では昨年の衆院選前、「魔の2回生」という呼称も出るほど若手による問題発言や不祥事が相次いだ。このため、党内では「公募制に批判が向いている」(関係者)という。地域支部の推薦状を要件とするなどの対策も講じられているが、有効な手だては見当たらず、選考に慎重を期すほど選任手続きは長引きそうだ。

 ◇自民党の主な衆院支部長調整区

 【埼玉11区】

 昨年の衆院選で党推薦候補を破り、追加公認された小泉龍司氏の就任に県連内で不満

 【山梨1区】

 宮川典子、中谷真一両氏の「コスタリカ方式」に解消論、導入後いずれも小選挙区敗北の経緯

 【愛知5区】

 地元活動不足を指摘される神田憲次氏(比例復活)の就任を県連が拒否

 【福岡6区】

 16年秋の補選で県連が公認申請した候補を破り、追加公認された鳩山二郎氏の就任に県連内で不満

 【鹿児島1区】

 昨年の衆院選で保岡興治元法相の長男宏武氏が落選、比例単独で当選の宮路拓馬氏が就任に意欲。

5573チバQ:2018/01/21(日) 21:58:52
三重3区
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2018011902000011.html
自民・島田氏が3区支部長退任へ 「選挙戦える環境ない」
01月19日 05:00中日新聞プラス

自民・島田氏が3区支部長退任へ 「選挙戦える環境ない」

島田佳和氏

(中日新聞プラス)

 昨年の衆院選に3区で立候補し落選した自民党元職の島田佳和氏(47)が、党の3区支部長を辞任する意向を固めたことが十八日分かった。3区は民進党の岡田克也氏の強固な地盤で、島田氏は本紙取材に「人材面、資金面を考え選挙を戦える環境にない」と述べた。次期衆院選の自民の3区候補は事実上白紙となる。
 島田氏は神奈川県出身で、みんなの党から同県議選に出馬し落選後、自民党三重県連の公募で鈴鹿、亀山市と四日市市南部の旧2区候補者に。二度出馬し、いずれも比例復活した。だが、県内選挙区が一減で四となり、従来の選挙区の大半を含む新2区は元厚労相の川崎二郎氏に譲り、新3区に移らざるを得なかった。
 昨年の選挙では自民の候補者調整が遅れ、島田氏が3区で活動を始めたのは解散直前。八万票の大差で岡田氏に敗北し、比例復活もできなかった。
 支部長退任は今月初旬に決断し、現在はすでに関東で個人事業主として生活しているという。一方で「政治家を引退するとまでは言えない。チャンスがあれば政治の道も考えたい」と説明する。
 県連幹部の県議は「本人が決断したのだから仕方ない。3区は岡田さんが強く、誰が出ても厳しい」と決断に理解を示す。県連は二十日の役員会で島田氏の支部長退任を承認する見通し。
 現3区とほぼ同じ区域の旧3区で自民は、二〇一四年の衆院選で嶋田幸司氏(43)が出馬して落選し、区割りが変わるまで支部長を務めていた。
 嶋田氏は現在も県内で政治活動を続けるが、県連幹部は「3区支部長は当分空席。すぐ嶋田氏に交代というほど単純ではない」と話している。

5574チバQ:2018/02/05(月) 21:09:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00050062-yom-soci
衆院選の白票、市選管職員が数百票水増し
2/5(月) 21:06配信 読売新聞
 滋賀県甲賀市選挙管理委員会は5日、昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で、開票事務に従事した市選管書記ら3人の職員が白票を不正に数百票増やしていたと発表した。

 投票総数よりも開票所で数えた票数が少なかったため、無効票となる白票を水増しし、つじつまを合わせたという。県選管は「選挙結果に影響はないものの、公職選挙法に抵触する恐れがある」としている。

 県選管によると、昨年10月22〜23日の開票作業中、投票数が数百票足らないことに気付き、未使用の投票用紙を無効票に紛れ込ませて水増しし、23日午前2時5分に確定処理した。その後、投票箱を片づける際、未開封の投票箱を発見したが、作業が終了していたため、投票箱の投票用紙をそのまま廃棄したという。

5575チバQ:2018/02/06(火) 20:26:04
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20180206-567-OYT1T50011.html
発見の投票用紙、幹部ら焼却…困惑と怒りの声
08:45読売新聞

発見の投票用紙、幹部ら焼却…困惑と怒りの声

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 民主主義の根幹をなす選挙で、自治体による投票の不正処理が行われた。

 5日、滋賀県甲賀市で明らかになった昨年の衆院選での白票水増し問題。見つかった投票用紙を焼却するなど、不正には選挙事務のトップらが関わっていたことも判明し、関係者からは困惑と怒りの声が上がった。

 「一報を聞いた時は、がくぜんとし、頭が整理できなかった。まだ分からないことばかりで、説明できない」。甲賀市役所で、説明にあたった呉竹弘一・市長公室長は苦渋の表情を浮かべた。

 呉竹市長公室長らによると、開票作業は昨年10月22日午後9時30分から、市内の甲南情報交流センターで始まった。その後、票の不足が判明。職員らは、投票所などに未開封の投票箱が残されている可能性があると考え、捜し回った。

 しかし、投票箱は見つからず、不正が行われることに。関わったとされるのは、選挙管理委員会事務局長を兼務する市総務部長、同部次長、同部の課長級職員の計3人。さらに開票結果が確定した後には、職員がセンター内で未開封の投票箱を発見したが、課長級職員が箱の中の票を自宅に持ち帰って焼却したという。

5576チバQ:2018/02/06(火) 20:30:34
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL256HPGL25PTIL01Z.html
足りない数百票、勝手に白票扱い 甲賀市、衆院選で不正
01:08朝日新聞

 滋賀県選挙管理委員会は5日、昨年10月の衆院選滋賀4区の甲賀市の開票作業で不正があったと発表した。投票総数に対して開票数が数百票足りないことが分かり、市選挙管理委員会の事務局職員が白票扱いで処理。その後に未開封の投票箱が見つかり、投票済み用紙を処分したという。当落への影響はないとしている。

 県選管などによると、投票総数と開票数の不一致が判明した際、市選管職員が未開封の投票箱を捜したが見つからなかった。そこで、開票の遅れを避けようと数百票を白票として処理したという。同市の小選挙区の確定は23日午前2時5分で県内で最も遅かった。

 同日、投票箱を片付けている際に未開封の投票箱が見つかったが、開票が終了していたため、市選管職員は箱内の投票済み用紙を処分したという。

 今月1日に同市長あてに情報提供があり、市が調べて発覚。市選挙管理委員長は、関与したとみられる職員3人は公職選挙法などに抵触する恐れがあるとみている。職員3人は5日に滋賀県警甲賀署に経緯を届け出たという。

 甲賀市の投票総数は4万7851票で、うち無効投票は県内で最多だった大津市の2490票に次ぐ2063票。白票は1236票だったという。県選管は「残念でならない。あってはならないことだ」としている。(真田嶺)

5577チバQ:2018/02/12(月) 18:22:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180212-00000040-kyt-l25
職員「大量の票失い動揺」 白票水増し、開票遅れで重圧
2/12(月) 8:01配信 京都新聞
職員「大量の票失い動揺」 白票水増し、開票遅れで重圧
昨年10月に衆院選と市議選の開票作業が行われた甲南情報交流センター(甲賀市甲南町竜法師)
 滋賀県甲賀市選挙管理委員会の幹部3人が、昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で白票を不正に水増しした問題は、12日で発覚から1週間。市選管の調査に、3人は動機を「開票の遅延を防ぐため」と語った。不正の背景には、未経験だった市議選とのダブル選に加え、台風接近で開票作業の人員が削られる中、時間通りに開票を終わらせようとするプレッシャーがあったとみられる。
 「大量の票が失われて動揺した。あせった」。市選管の聴取に、選管事務局長だった前市総務部長(57)、前総務部次長(56)、前総務課長(55)の3人は動機を語り、関与を認めたという。
 開票作業中、投票数より開票数が数百票少なくなったことが不正の発端だった。3人は未開封の投票箱を探すよう指示したが見つからなかったため、未使用の投票用紙を白票の中に混ぜ込んで帳尻を合わせた。だが翌日、開票済みの投票箱を保管する部屋で未開封の投票箱を別の職員が発見。報告を受けた3人のうちの1人が、中身を自宅に持ち帰り焼却したという。
 甲賀市の小選挙区の結了時間は、投開票日から日付が変わった23日午前2時5分。前回よりも2時間半以上遅れ、県内19市町でも最も遅かった。松山仁市選管委員長は「(早期開票に)かなりプレッシャーがあったと思う」と推し量る。
 他自治体の選管でも、開票作業には常に重圧があるという。甲賀市と同じくダブル選となった野洲市選管は「市議選も一緒だと、観覧する有権者が増える。早く結果を知りたいというプレッシャーはより感じる」と話す。
 甲賀市では、合併後、初めて国政選挙と市議選の投開票日が重なった。使った投票箱は過去最多の400箱。投票箱を開票場所に保管することができず、別室を使うなど従来とレイアウトを変更したため、職員の動線も大きく変わった。開票は市議選と平行して進めたため作業量も増えていた。
 台風の接近も重なった。22日午後9時半の開票開始時点で、市内の一部に避難勧告が発令されていた。防災対応もあり、開票所の人員は当初より12人少ない160人に変更された。
 会場の立会人(78)は「台風が近づき焦っているようには思えたが、不審な動きは全く確認できなかった」と語る。これまで何度も立会人を務めた男性も「開票作業はいつも通りで、投票箱を捜索していたのも全然気づかなかった」とし、「全員できちんと探していれば絶対に見つかったはず。公正な選挙のために立会人制度がある。自分も共犯者のような気分」と不快感を表した。
 甲賀市の投票総数は4万7851、白票は1236票だった。市選管は、水増しされた白票の数は「数百票」とする。滋賀4区の当選者と次点の差は1万5497票。市選管は「惜敗率も含め、選挙の結果に影響はない」とする。だが市内の60代男性は「結果が変わらなければいいのか。数百人の有権者の意思が無視されたということに変わりはない」と憤る。
 滋賀県警は公選法違反の疑いがあるとみて、前市総務部長ら3人のほか関係職員を任意で聴取するなど捜査を続けている。

5578名無しさん:2018/03/17(土) 14:51:07
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180313000185

滋賀県甲賀市選挙管理委員会の幹部らが昨年10月の衆院選滋賀4区の開票作業で白票を水増しした問題で、滋賀県警は公選法違反(投票増減)の疑いで、不正に関与した当時の市選管事務局長の前総務部長(57)ら4人を書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 他に書類送検するのは、いずれも市選管書記だった前総務部次長(56)と前総務課長(55)、前総務課長補佐(50)。

 捜査関係者や市選管によると、昨年10月22〜23日、甲賀市の甲南情報交流センターであった開票作業中、投票総数よりも開票数が約400票少なかったため、未使用の投票用紙を白票として加えて集計。結了後に見つかった未開封の投票箱の投票用紙を集計しなかった疑いがある。

 市選管などによると、未集計の投票用紙は前総務課長が自宅に持ち帰って焼却処分したという。4人は不正を認めた上で、動機について「開票の遅延を防ごうと思った」「大量の票が見つからず気が動転した」などと話しているという。市選管は、選挙の結果には影響ないとしている。

 一連の問題は今年2月、甲賀市の岩永裕貴市長への内部通報で発覚。市は今月9日、県警に公選法違反容疑で刑事告発していた。

【 2018年03月13日 23時11分 】

5579名無しさん:2018/03/18(日) 08:06:57
http://www.sankei.com/west/news/180317/wst1803170047-n1.html

甲賀市開票不正、公選法違反容疑で4人書類送検 滋賀県警
2018.3.17 12:57

衆院選で投票所の1つとなった滋賀県甲賀市の「神山ふれあい会館」。約400票が開票されず、焼却された=同市信楽町神山1/1枚
 昨年10月の衆院滋賀4区の開票作業で、滋賀県甲賀(こうか)市選挙管理委員会の幹部らが未使用の投票用紙を使い無効票を水増しするなどした問題で、滋賀県警は公選法違反(投票増減)容疑で、選管事務局長を兼ねていた保井達也・元総務部長(57)ら4人を書類送検した。

 他に書類送検されたのは、いずれも選管書記を兼ねていた、杉田洋典・元総務部次長(56)、沢田邦広・元総務課長(55)、谷口敬・元総務課長補佐(50)の3人。

 捜査関係者などによると、4人は昨年10月22日夜〜23日未明の開票作業中、投票総数(4万7851票)より開票数が約400票不足していることに気づき、未使用の投票用紙を無効票として集計、つじつまを合わせたという。

 開票作業終了後の23日朝、行方が分からなくなっていた投票済みの投票用紙約400枚が見つかったが、不正の発覚を防ぐためすべて持ち帰って焼却処分していた。

 2月1日、岩永裕貴市長に通報があり不正が発覚。選管が保井元総務部長、杉田元総務部次長、沢田元総務課長に事情を聴いたところ、不正を認めたという。

 3人はその後、県警に不正について説明。県警は開票作業を行った職員らから任意で事情聴取し、その過程で谷口元総務課長補佐の関与も明らかになった。市は4人を総務部付などに異動させるとともに、今月9日に同法違反の罪で県警に刑事告発していた。

5580チバQ:2018/03/22(木) 02:00:14
>立憲民主から比例立候補を打診されたが辞退した。

https://mainichi.jp/articles/20180303/ddl/k18/010/184000c
野田県議
民進に離党届 立憲民主の県内組織設立へ /福井
毎日新聞2018年3月3日 地方版
 民進党県連副代表の野田富久氏(70)が2日、県庁で記者会見し、県連に離党届を提出したと述べた。政治信条が近い立憲民主党の県内組織を今月中にも設立する意向も明らかにした。県内で立憲民主への合流の動きが表面化するのは初めて。

 野田氏は福井市選出の県議で現在6期目。民進党県連(民主党県連も含む)では幹事長や選挙対策委員長を務めた。昨年10月の衆院選では福井1区に立候補表明したが、希望の党公認への候補一本化を求める意見を受け入れる形で断念。立憲民主から比例立候補を打診されたが辞退した。

 野田氏は離党届を1日夕に提出した。支持母体の自治労県本部にも自身の考えを伝えており、県内の一部市議らにも同調する動きがあるという。

 野田氏は会見で、民進党本部に対して「目指すのは立憲民主党と一緒なのに、基本政策が乖離(かいり)する希望の党と連携しようとしている」と不満を吐露。「県内でリベラル勢力の潮流を作るため最大限努力したい」と述べた。その一方で、今後も民進党県連とは連携し、県議会の会派「民進・みらい」には残るという。

 民進党県連の山本正雄代表は「非常に残念。野田氏を慰留し、離党届は受理していない。県連の幹事会で対応を話し合う」と述べた。【岸川弘明】

5581チバQ:2018/04/03(火) 11:53:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180403-00000012-jij-soci

安倍首相第一声でおにぎり配布=福島市議聴取、公選法違反容疑―福島県警


4/3(火) 7:03配信

時事通信



 昨年10月の衆院選公示日に安倍晋三首相が福島市で第一声となる演説をした際、福島市議が集まった有権者らにおにぎりを配布したとして、福島県警が公職選挙法違反の疑いで市議から任意で事情聴取したことが2日、捜査関係者への取材で分かった。

 公選法はお茶や菓子などを除き、陣営などが飲食物を提供することを禁止しており、県警は書類送検を視野に関係者の聴取を進めている。

 事情聴取を受けたのは宍戸一照市議。

 首相は昨年10月10日の衆院選公示日、自民党の亀岡偉民衆院議員(比例代表東北ブロック)の応援に駆け付け、福島市の田園地帯で演説した。その場で、福島県産米で作られたおにぎりを試食した。

 宍戸氏は演説後、集まった聴衆に「皆さまにおにぎりを準備しときましたから、もらってってください。安倍総理と食べたおにぎりを。好きなようにどうぞ」と呼び掛けた。少なくともおにぎり数十個を配ったとみられる。

 宍戸氏は取材に対し、「陣営関係者に配って余ったものを配布しただけだ。悪気はなかった」と説明している。

5582チバQ:2018/04/17(火) 23:02:38
今更見つけた記事
http://www.mutusinpou.co.jp/index.php?cat=167
’17衆院選 青森 底流
2017/10/24 火曜日


 自民党が小選挙区の議席を独占した今回の衆院選。希望、共産の野党各党は議席獲得を果たせなかった。各党が選挙戦をどのように戦ったのか振り返る。

自民=上




自民候補の当確が報じられるたび喜びに沸いた自民陣営=22日夜、弘前市
 「みんながスクラムを組んで協力し合い、努力した結果だろう。候補者が一番汗を流したでしょうし、それ以上に県議、市議、党の各支部、県連役員が努力した。そういうチーム力の差だと思う」。自民党県連の江渡聡徳会長は衆院選を振り返り総合力を強調した。
 比例も含めた県内の同党候補者4人が当選確実と報道されたのは、投票が終了した午後8時とほぼ同時。対立候補を寄せ付けない圧勝に、陣営内には想定通りに戦い抜いたという充実感が漂った。
 県内で最も厳しいとされたのは公選法改正に伴う区割り改定の影響を強く受けた1区。津軽半島から下北半島までの広いエリアとなったほか、小選挙区の定数1減に伴う候補者調整が確定するまでの間、1区に出馬した津島淳氏は本格的な活動を控え、陣営からは「2周3周遅れだ」と焦りの声も上がった。
 しかし確定後は旧67市町村の時代から残る自民党支部が始動し、今回は比例に回った江渡氏とも連携。首長や議員の支援も大きく、むつ地区の後援会長を引き受けた宮下宗一郎むつ市長を中心に上北・下北地域で津島氏を支援する市町村連合が結成されたほか、小野寺晃彦青森市長も選挙戦最終日の21日に青森市内22カ所の演説すべてに同行するなど選挙期間中を通じて街頭演説の先頭に立った。
 神山久志県連幹事長は特に党支部の動きを勝因に挙げ「これが自民党の組織力最後には血管の隅々まで血が通った」と胸を張った
 2、3区は県連幹部が「不安なく(戦えた)」と太鼓判を押す盤石ぶり。2区はベテラン大島理森氏が長年築いてきた組織力で圧倒し、3区は故木村太郎衆院議員の地盤を引き継いだ実弟次郎氏が新人ながら序盤戦からのリードを保った。3区の陣営関係者は「次郎さんは木村のサラブレッド。“木村流”の足を使う厳しい選挙が教えられずともできた。仮に野党共闘の状態で選挙戦に突入しても、負けなかったと考えている」と満足げに“初陣”を振り返った。
 ただ今回の勝利は昨年の参院選で脅威となった野党共闘が実現せず、希望の党に逆風が吹いたことも大きい。加えて極めて短期決戦だったこともあり、組織の総合力で乗り切ったが、選挙区が変わった地域からは「1回や2回の選挙では名前は浸透しない」という声も。今後の活動で、いかに地域に根を張っていくかが問われる。
 また候補者調整が決着するまでは各国会議員の後援会や支持団体の思いが交錯し、不協和音も少なからずあった。最終的に小選挙区と比例の候補を選挙のたびに入れ替える「コスタリカ方式」を1区に導入することで決着したが、コスタリカ方式で2人の国会議員をともに押し上げ、4人の当選を維持していくには県内の各組織が連携し、状況に応じて柔軟に対応できる態勢が必要。当事者でもある江渡氏は「これからじっくり皆さんと話し合う。共にスクラムを組んで頑張りたい」とし、ある県議は「常勝自民党、日々是(これ)決戦の態勢でいかないと」と今後を見据えた。

5583チバQ:2018/04/17(火) 23:02:57
野党=下・完
2017/10/25 水曜日





自民候補の当確が早々と報じられ、厳しい表情を見せる希望と民進県連の関係者ら=22日夜、青森市
 「全国的に希望の党がこれほど低調な雰囲気になるとは予想もしなかった」。22日夜、八戸市。民進党県連の田名部定男代表は、自民党の議席が積み上がる様子を報じるテレビ画面へ視線を移した。
 同党県連と希望にとって、今回の衆院選は厳しい戦いだった。希望への“追い風”を期待した民進と希望の合流だったが、希望の小池百合子代表が安全保障関連法や改憲の政策で「踏み絵」を迫ったことなどから“逆風”に。共産、社民との野党連携が破綻したことも痛手となった。
 升田世喜男(1区)、工藤武司(2区)山内崇(3区)の3氏が民進から希望へ足並みをそろえた10月2日は、立憲民主党の結成日。比例復活の可能性を残すために希望を選択したが、山内氏は政策が完全に一致しない状態に。升田氏の支持者からは立憲民主から出馬して野党連携すべき―との不満も上がった。
 ただ結果をみると、希望、共産の票を足しても自民の得票には届かず。野党の合計得票率が最も高い1区でも45・07%で自民に9・86%及ばず、野党連携が実現しても小選挙区での勝利は難しい。
 「区割り変更で新たな市町村が組み込まれた。組織力の差も出たのだろう」と民進党県連選対本部長を務めた田名部匡代参院議員。希望への逆風を認めつつ、民主党時代から課題のぜい弱な組織体制が今回の大敗の要因だったと分析した。
 衆院選は常在戦場でその時の“風”に動じない強固な組織づくりが必要―と匡代氏。「選挙で(野党が)何か一緒にできれば国民の期待も高まる。旧民主党のように1党でも有権者の大きな期待を受ければ政権交代が可能だった。まずは組織力をつけることが大事なのではないか」
 安倍政権への審判を焦点に選挙戦に臨んだ共産党。憲法観から自民と希望を同一視、対決軸を鮮明にした。比例票を念頭に「空前の躍進ができるのでは」(陣営幹部)との声も漏れたが、有権者の期待や激励を支持票として集め切れなかった。
 「力不足を直視しなければいけない」と畑中孝之党県委員長。野党が苦戦する中、立憲民主党が本県でも躍進しており、共産が無党派層から獲得した票は「前回選の半分ぐらいでは」と分析する。
 目標の東北2議席獲得はならなかったが、県内の比例得票率は2000年以降2番目に高い8・31%で「踏ん張れた」。今後は県内自治体の4割にしかいない地方議員の増加に力を注ぐとし「それが国政選挙を戦う力となる」と語った。
 小選挙区は反自民への自主投票とし、候補擁立で比例票の上積みを図った社民党。獲得した比例票は1万1755票と前回選比92票減にとどまり、齋藤憲雄幹事長は「選挙まで短期間だったが支持団体や党員らが頑張り、前回選とほぼ変わらない。(リベラル派中心に)立憲民主党が票を伸ばしたことを考慮してもある程度評価できる」と分析した。「今回は(県内得票数全体の)約2%だったが、4%が当落ラインと思う。そこまで増やすことが課題」と語った。

5584チバQ:2018/04/19(木) 22:55:24
自民新潟って候補者選考でなんか揉めたんでしたっけ?
6691 チバQ 2018/04/19(木) 10:24:11
https://www.asahi.com/articles/ASL4L5CTSL4LUTFK01K.html

 候補者擁立をめぐっては、与党内でさっそく現役官僚や元国会議員らの名前が挙がっている。ただ、昨年秋の衆院選候補者選びで自民党本部と新潟県連が対立し、しこりも残っており、候補者の選定に手間取る可能性もある。

5585片言丸:2018/04/21(土) 00:49:43
>>5584
>>1644-1677
あと、金子恵美の件。

5586チバQ:2018/04/23(月) 21:06:26
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201804/0011190837.shtml
2018/4/23 18:15神戸新聞NEXT

川西市選管事務局長を書類送検 衆院選で過労運転命じた疑い
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兵庫県警川西警察署=川西市丸の内町1
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兵庫県警川西警察署=川西市丸の内町1
 昨年10月の衆院選投開票日の前日、兵庫県川西市選挙管理委員会の男性職員(52)=休職中=が運転する公用車が軽乗用車と衝突し女性2人が死傷した事故で、この職員に過労運転をさせたとして、兵庫県警交通捜査課と川西署は23日、道路交通法違反(過労運転下命)の疑いで、上司だった同市選管の当時の男性事務局長(55)を書類送検した。

 当時の事務局長の送検容疑は、昨年10月21日午後4時〜4時半ごろ、同市選管事務局内で、男性職員が過労状態にあると知りながら運転を命じた疑い。

 事故は同日夕、川西市大和西1の国道173号で発生。軽乗用車を運転していた大阪市東淀川区の無職女性=当時(66)=が死亡し、同乗の女性(59)も骨盤骨折などの重傷を負った。職員にけがはなかった。

 川西市や捜査関係者によると、同市は昨秋の衆院選で小選挙区の区割りが変更され、市選管の業務が増加。この職員は事故までの約1カ月間に休みが1日もなく、残業が200時間を超えていたことが判明した。

 県警は23日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、事故を起こした職員も書類送検した。

 同市選管の宮路尊士委員長は「再発防止に向けて事務の見直しなどに取り組んでいきたい」とのコメントを出した。

5587チバQ:2018/04/26(木) 22:41:08
こっちだ
8115 チバQ sage 2018/04/26(木) 22:40:00
長崎幸太郎の名前もあるのか
77 チバQ 2018/04/26(木) 19:50:05
8114 :チバQ :2018/04/26(木) 19:49:42
2013年当選
http://www.news24.jp/nnn/news88812879.html
県知事選に向け森屋宏参院議員の擁立求める
(山梨県)
 年明けに予定される県知事選に向け、自民党山梨県連の25の地域支部が森屋宏参院議員の擁立を求める要請書を26日、県連に提出した。
 自民党県連都留支部の杉山肇支部長ら県議3人が自民党県連を訪れ、皆川巌会長代行に要請書を手渡した。
 要請書は森屋氏に対し出馬を求めると同時に県連に対して森屋氏の擁立を求める内容で衆院山梨2区の地域支部29支部のうちの25支部が合同で提出した。
 要請に対し皆川県連会長代行は「現在、行っている検証作業が終了した後、検討したい」と述べた。
 一方、杉山県議は取材に対し「地元の要請が強くこの時期の提出に至った」と説明した。
 森屋氏は「県連が現県政の検証を進めている重要な時期なのでコメントは控えたい」としている。
 知事選を巡っては、前回衆議院選挙の山梨2区で、堀内詔子氏と自民党の分裂選挙を展開して敗れた長崎幸太郎氏の名前も挙がっている。
 今回の要請では、山梨2区の地域支部が一斉に動いたことから、自民党県議の1人は、「長崎氏を支援することはないという意思表示や、けん制の意味合いが強い」との見方を示している。
[ 4/26 18:37 山梨放送]

5588名無しさん:2018/05/07(月) 20:13:39
https://mainichi.jp/articles/20180508/k00/00m/010/059000c

国民民主党62人参加 「野党第1党」に届かず
毎日新聞 2018年5月7日 19時49分(最終更新 5月7日 19時55分)

国民民主党参加者

(衆院39人、参院23人)

▽希望の党(36人)

<衆院>青山大人、浅野哲、泉健太、伊藤俊輔、稲富修二、今井雅人、大島敦、大西健介、岡本充功、奥野総一郎、小熊慎司、城井崇、岸本周平、吉良州司、源馬謙太郎、後藤祐一、小宮山泰子、近藤和也、斉木武志、階猛、下条みつ、白石洋一、関健一郎、玉木雄一郎、津村啓介、西岡秀子、古川元久、古本伸一郎、前原誠司、牧義夫、緑川貴士、森田俊和、山岡達丸、山井和則、柚木道義、渡辺周

▽民進党(26人)

<衆院>篠原孝、原口一博、平野博文

<参院>足立信也、石上俊雄、礒崎哲史、伊藤孝恵、大島九州男、大塚耕平、大野元裕、川合孝典、古賀之士、小林正夫、桜井充、榛葉賀津也、田名部匡代、徳永エリ、長浜博行、羽田雄一郎、浜口誠、浜野喜史、藤田幸久、増子輝彦、森本真治、矢田稚子、柳田稔

■不参加者(衆院24人、参院21人)

▽希望の党(13人)

<衆院>大串博志、小川淳也、井出庸生、柿沢未途、佐藤公治、田嶋要、樽床伸二、寺田学、長島昭久、細野豪志、松原仁、本村賢太郎、笠浩史

▽民進党(27人)

<衆院>安住淳、江田憲司、岡田克也、金子恵美、玄葉光一郎、重徳和彦、中川正春、野田佳彦、○福田昭夫

<参院>○相原久美子、○石橋通宏、小川勝也、○小川敏夫、○神本美恵子、郡司彰、小西洋之、斎藤嘉隆、△芝博一、○那谷屋正義、○難波奨二、野田国義、白真勲、○鉢呂吉雄、○牧山ひろえ、真山勇一、宮沢由佳、○吉川沙織

▽分党「希望の党」を結成へ(5人)

<衆院>井上一徳、中山成彬

<参院>行田邦子、中山恭子、松沢成文

(敬称略。名前の前に「○」が付く10人は立憲民主党に入党希望。「△」は立憲との統一会派を検討)

5589チバQ:2018/06/01(金) 00:03:39
>嘉田由紀子氏は、枝野氏からの新党参加の要請を断ったことを明らかにした。
しらんかった
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171003000049
嘉田前知事は「立憲民主党」参加拒否 民進分裂に関係者「残念」印刷用画面を開く
 民進党の枝野幸男代表代行が2日、リベラル系の新党「立憲民主党」を設立する方針を明らかにし、民進の分裂が決まった。京都と滋賀の民進関係者からは「残念」「やむを得ない」といった反応が聞かれた。

 京都府内では民進の前原誠司代表(衆院京都2区)以外の前職3人がいずれも希望の党に公認を申請している。

 京都3区前職の泉健太民進府連会長は、「行動を共にできない仲間がいるのは残念だが、安倍政権打倒に向け連携はしていきたい」と述べた。4区前職の北神圭朗氏は新党設立について「やむを得ないと思う。むしろ、右と左がはっきり分かれた方が国民のためにもなると思う」と淡々と話した。6区前職の山井和則氏は自身の対応について「支持者からさまざまな声が寄せられており、検討中」とした。

 枝野氏と近い関係にある民進選対委員長代理の福山哲郎参院議員(京都選挙区)は、新党に参加するかどうかを「熟慮する」とした。衆院選では「京都の仲間を応援したい」と話した。

 民進滋賀県連の今江政彦幹事長は「これまで一緒に活動してきた仲間が別の道を選ぶのは残念だ」とした上で、「県内から希望への公認を申請している3人は、枝野さんの新党に移ることはない」と述べた。滋賀1区から無所属での立候補を表明した前滋賀県知事の嘉田由紀子氏は、枝野氏からの新党参加の要請を断ったことを明らかにした。

【 2017年10月03日 12時11分

5590とはずがたり:2018/06/01(金) 14:57:28
>>5589
前原主導で擁立して(けど小池に断られて無所属だけど・・)枝野の誘いには乗らなかったイメージがあります

5591チバQ:2018/06/12(火) 21:28:46
http://www.sanyonews.jp/article/608690
岡山3区 分裂保守「背水の陣」 希望、共産交え激戦必至の衆院選


朝の通勤時間帯に街頭に立ち、政策を訴える立候補予定者(右)=津山市

 自民党の候補者調整が難航していた衆院選岡山3区で6日、同党に公認申請していた前職と新人の2人は無所属で出馬することが正式に決まり、10年余りにわたって保守層がねじれてきた地盤で生き残りを懸けて対決することになった。両陣営とも比例復活がなく、背水の陣で選挙準備を一気に加速。これに対し、公示直前になって参戦した希望の党元職、共産党新人も保守の分裂選挙に割って入る構えで、激戦の度合いが高まっている。

 6日朝、前職の阿部俊子氏(58)=比例中国=は津山市内の街頭で党の政策をアピール。昼前の党本部決定を受け、記者団の取材に「4期の実績が認められなかったのは残念だが、支援者としっかり前に進む」と力を込めた。

 新人で平沼赳夫元経済産業相の次男正二郎氏(37)は同日午後、赤磐市内の企業などであいさつ回りをこなした。無所属での戦いを踏まえて「厳しい戦いとなるが、父の志を引き継ぐ」と一人一人と握手を交わして支援を求めた。

■比例復活なし

 2005年の「郵政選挙」で、郵政民営化関連法案に反対した赳夫氏が自民の公認を得られず、対立候補として阿部氏が立って以来、保守分裂選挙が続く岡山3区。過去4度と大きく異なるのは、両者がともに比例では復活できない無所属同士で相まみえる点だ。当選すれば同党は追加公認する方針で、名実ともに自民が一本化される。

 過去4度、いずれも赳夫氏に小選挙区で敗れ、比例復活した阿部氏。次点となった14年の前回は1万6千票差まで迫り、陣営幹部は「選挙を重ねるごとに平沼氏との差は縮まっており、4期の実績を強調して支持を広げる」と説明。党推薦も味方に形勢逆転を狙う。

 05、09年と2度の選挙で赳夫氏が無所属で戦った経験を持つ平沼氏の陣営。世代交代したとはいえ、旧41市町村単位の後援会組織を引き継ぐ。幹部は「後援会組織をフル活用するとともに、正二郎氏の若さを武器に新たな票の上積みを図りたい」と戦略を描く。

 保守層のねじれ解消に向け対決姿勢を強める両陣営。ただ、候補者調整で一本化されなかったことに、足元を支える自民党県議は難しい判断を迫られる。

 同区内を地盤とする大半の県議は支持層に阿部氏、平沼氏の支援者が混在する。ある県議は「両陣営から支援要請が強まるだろうが、自分の選挙を考えるとどう対応するか態度を決めにくい」と打ち明ける。

 同区内の県議は近く会合を持ち、衆院選の対応を協議する予定にしているが、既に「統一した動きはできないだろう」との声も漏れている。

■“未知の戦い”

 保守が票を激しく奪い合う展開が見込まれる選挙戦。野党陣営はそれぞれの立場から、支持を取り付ける考えだ。

 前日に希望の党の公認が決まった内山晃氏(63)は6日に地元の千葉県から岡山入りして記者会見し「日本も政権交代が可能な二大政党制にしなければならない」と述べ、非自民の受け皿になることを強調した。街頭演説中心の活動を展開する予定。

 一方、共産の尾崎宏子氏(61)の陣営幹部は、希望の党が憲法改正や安全保障関連法を容認する立場を念頭に「憲法改正反対や安保法廃止などをしっかりと訴えて、他の3候補との違いを明確にしたい」とし、対立軸を鮮明にして戦う方針だ。

 自民党にとって結党以来、岡山県内で行われた衆院選で公認候補を立てないのは今回が初のケース。“未知の戦い”は間もなく幕を開ける。
(2017年10月07日 00時28分 更新)

5592チバQ:2018/06/12(火) 21:29:41
http://www.sanyonews.jp/article/616128/1/?rct=shuin2017
衆院選岡山3区で平沼さん敗れる 「力不足」父の議席引き継げず


厳しい表情で敗戦の弁を述べる平沼氏

 22日投開票された衆院選で、岡山3区に立候補した無所属新人の平沼正二郎氏(37)は、知名度で勝る前職に敗れた。公示直前の出馬表明という出遅れが響き、政界を引退する父の赳夫氏(78)が長年守った議席を引き継げなかった。

 平沼氏は午後10時半ごろ、津山市大田の事務所に姿を見せ、支持者を前に「完全に私の力不足。申し訳なさでいっぱいです」と述べて深々と一礼。「心から感謝申し上げる。心機一転、自分を見詰め直し、今後について考えたい」と話した。

 衆院議員を12期務めた父の志を継ぎ、立候補。自民党の公認が得られず比例復活のない中、憲法改正や子育て支援充実などを訴えたが、及ばなかった。
(2017年10月23日 02時11分 更新)

5593名無しさん:2018/06/20(水) 20:15:02
8194 :チバQ :2018/06/20(水) 20:14:00
中村喜四郎

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/3713
衆院選挙中
中村氏は、後援会「喜友会」の強力なネットワークを維持する。無所属で保守層から政権批判層まで幅広い集票を狙う。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1474100634/2508
衆院会派「無所属の会」は10日、無所属の中村喜四郎元建設相(68)の入会を衆院事務局に届け出た。


https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/6792-6796
小泉純一郎と野党の脱原発連合を演出した「角栄の愛弟子」
>「新潟県知事選で野党が勝てば、現政権はもたなくなる」


https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/8189
自民県政クは、自民県連に対抗する中村喜四郎衆院議員(茨城7区、無所属)を応援したとして、2002年に同党を除名された県議らで発足。中村氏系として長年活動するが、昨年の衆院選で中村氏から応援を拒まれるなど関係が微妙になっている。自民県政クの関係者は「中村氏が親族を県議選に出す動きもある。全員復党できるなら自民と連携する可能性はある」としている。

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/8191
県議会で中村喜四郎衆院議員系とされてきた「自民県政クラブ」(5人)が揺れている。年末の県議選に向け、中村氏の親族が会派の現職がいる選挙区から立候補の動きを見せているためだ。

5594チバQ:2018/06/27(水) 21:02:47
>>6修正


○:満たす、×:満たさない、-:政党が存在しないor選挙不参加

政党名、2013年参院選、2016参院選、2017衆院選、所属議員5名
立憲:-、-、○、74 (wikiによる)
国民:○、○、-、62 (wikiによる)13参は民主党、16参は民進党 17衆は多くの議員が希望の党に離党して出馬
維新:-、○、○ 22
自由:×、×、-、6
希望:-、-、-、5
社民:○、○、×、4
=↑満たす、↓満たさない========
ココロ :-、×、×、1

維新:衆:11人  参:11人
希望:衆:中山成彬・井上一徳 19改選:行田邦子、中山恭子、松沢成文
自由:衆:小沢一郎・玉城デニー 19改選:山本太郎、22改選:森裕子・木戸口英司・青木愛
社民:衆:照屋寛徳・吉川元 19改選:又市征治、22改選:福島瑞穂

日本のこころは2017衆院選で要件満たさず(中野正志 のみ)

5595チバQ:2018/06/27(水) 21:03:56
いいスレが浮かばないので・・・
https://www.sankei.com/politics/news/180616/plt1806160010-n1.html
2018.6.16 13:00
【平成30年史 政界再編(1)】
黒い「利権トライアングル」 全ての始まりはリクルートだった
 昭和の終焉(しゅうえん)が近づいていた60年代のある日、記者は東京・歌舞伎町のスナックにいた。待ち合わせていた相手は東京地検特捜部が内偵中の贈収賄事件の参考人で、特捜検事の事情聴取を終えて自宅に帰る途中だった。カウンター席が8席の小さな店内ではサラリーマン風の男性客が2人、マイクを片手に声をからしていた。

 壁際の席に腰を下ろした男は、グラスのビールをのどに流し込む。そして背中を丸めながら、周囲を気にするようにつぶやいた。

 「今度の事件は捜査次第で日本は潰れるかもしれないよ」

 聞き耳を立てる記者に、記憶を確認するように金銭授受の一部始終を再現してみせた。大物政治家の名前も口にした。

 「検事は何と…」

 「メモをとっていたが、別れ際、誰にも言うなとクギを刺された」

 結局、この事件は表面化しなかったが、特捜部は昭和60年代から平成にかけ、旧平和相互銀行事件やリクルート事件、東京佐川急便事件など、矢継ぎ早に政界汚職に切り込んだ。特にリクルート事件は、利権体質を支え合う「鉄のトライアングル(三角関係)」と称された政界、官界、財界の3者をのみ込む大型疑獄事件へと拡大した。

                
■ ■ ■

 リクルート社の創業者、江副浩正は昭和59年12月から60年4月にかけ、リクルートコスモス社の未公開株を政治家や関係官庁幹部、産業界の有力者らに低廉な価格で譲渡していた。

 未公開株は店頭公開後の株価高騰が確実視されており、売却益を見越した「裏献金」ともいえるものだった。この未公開株問題は63年6月、川崎市助役への譲渡が発覚したことで一気に表面化する。

 前首相の中曽根康弘や自民党幹事長の安倍晋太郎、蔵相の宮沢喜一らが秘書名義で譲渡を受けていたと報じられると、マスコミ各社の取材合戦も激しくなり、有力政治家の名前が続々と白日の下にさらされた。自民党だけでなく野党も、そして官界も財界も「リクルート汚染」一色に包まれていった。

 特捜部は年号が平成に変わった2月、江副を贈賄容疑で逮捕する。対象者の多さから、捜査は株や現金の流れによって、政界ルート▽文部省(現文部科学省)ルート▽労働省(現厚生労働省)ルート▽NTTルート-の4つに分かれて展開された。

 延べ1万9321人の捜査員を260日にわたり動員。事情聴取した参考人は610人に達し、家宅捜索は80カ所、押収物は約7900点に上った。その結果、19人を逮捕し、21人を起訴した。

 当時の検察関係者によると、政界ルートでは、特捜部は「江副と中曽根の関係はかなり濃密」と判断していた。中曽根の秘書ら3人に計2万9千株の未公開株が渡り、およそ6千万円の利益を得ていたことをつかんでいた。検察でいう「射程圏内にあった」とされるが、職務権限と結びつかず立件は見送られたという。

 公明党衆院議員、池田克也と自民党の元官房長官、藤波孝生が未公開株と現金供与を受けたとして在宅起訴されたほか、議員秘書ら4人が略式起訴されただけだった。事件の真相はやぶの中ということか。

                
■ ■ ■

 人事権を握る政治家は官僚に強く、許認可権をもつ官僚は業者に強い。そして金と票をもつ業者は政治家に強い-。この「トライアングル」は補完し合うことで力を増していた。業者は政治家を通して官僚への食い込みを図る。リクルート事件も同じ構図だった。

 政界の腐敗摘発を使命とする特捜検察は、常に「政・官・業(財界)」の三角関係に睨(にら)みをきかせてきた。それだけに、自民党と緊張関係にあった。捜査を牽制(けんせい)するようなさまざまな「雑音」が直接、あるいは間接的に入ってきたという。

 捜査関係者は「自民党の有力議員から『検察も国家の機関なら予算の成立を優先に考えて捜査をやるべきだ』『特捜部は関東軍だ』と横やりが入ったこともある」と振り返る。別の検察関係者も「(NTT初代社長の)真藤恒を逮捕した際には、検察OBの弁護士が『なぜ逮捕する。検察は経済取引を犯罪だとねじ曲げている』と怒鳴り込んできた」と話した。

5596チバQ:2018/06/27(水) 21:04:31
 当時の検察幹部はこう語った。「国政を考えると立件するのは氷山の一角にならざるを得ないこともある。だが、政治家が暴走すると一罰百戒でお灸(きゅう)を据える材料はある。立件は見送ったが、尻尾をつかんでいるというメッセージは伝わっている」

 ■「権力闘争」の行き着いた先は

 リクルート事件は、特捜部が過去に摘発した造船疑獄事件やロッキード事件と肩を並べる政界、官界、財界を巻き込んだ大疑獄事件となったが、その背景には当時が「金権政治」の全盛期だったことがある。

 「マージャンをやっていたら過熱してレートが高くなりすぎた。ゼロをひとつ取ったが、それでも100万円単位だった」

 「(大物政治家の)自宅に行ったら金庫が2つ置いてあり、3千万円ずつ現金が入っていた」

 永田町ではそんな話がゴロゴロしていた。膨らんだカネの出どころは不確かなことが多かった。

 昭和36年7月、自民党の政治資金団体「国民政治協会」が発足し、財界が自民党の大スポンサーになった。当時を知る財界関係者によると、財界大物がカネの力にものをいわせ自民党総裁選の裏で動いたこともあったという。


 51年に発覚したロッキード事件など「政治とカネ」の問題が起きるたびに政治資金規正法が改正され、政治家は自力で資金を集めなければならなくなった。

 その一方で、選挙にかけるカネは増え続けた。中選挙区制で、政策に違いがない自民党議員同士が激しい選挙戦を繰り広げるため、資金力や利益誘導などで競うようになったからだ。その結果、金銭感覚はさらにまひした。

 産業界も官僚主導の政策決定や中央官庁の許認可に関与するには自民党の有力な「族議員」を押さえておけばよかったが、幅広く手を打たなければ政策決定などをコントロールできなくなっていった。実際、リクルート社も職務権限がない国会議員にまで未公開株をばらまく“じゅうたん爆撃”を仕掛けていた。

 政・官・業の「癒着」が微妙に変化していく中で起きたリクルート事件。特捜部の検事は多かれ少なかれ、ベテラン議員や大企業トップら「大物を挙げてこそ」という意気込みがあるというが、事件は当初の広がりからすれば首をかしげるような結末に着地した。ただ、検察は捜査力と存在意義を世に知らしめ、「政治とカネ」の問題を国民に強く問いかけた。

                
■ ■ ■

 特捜部がリクルート事件に続いて手がけたのが、東京佐川急便事件だった。平成4年8月、東京佐川急便の元社長から自民党副総裁、金丸信への5億円献金問題が表面化した。元幹事長の小沢一郎は首相、宮沢喜一に「恣意(しい)的な権力の執行はよろしくない」と訴えたが、約1カ月後、金丸は政治資金規正法違反の罪で略式起訴される。

 金丸が率いる自民党最大派閥の竹下派(経世会)は当時、全国に張り巡らした支持組織や地方議員のネットワークを武器に、政・官・業のトライアングルの中心に君臨していた。その「本丸」に特捜部は切り込んだ。

 小沢は、これまで国会議員が政治団体のことで直接刑事責任を問われることはなかったのに今回はなぜ刑事責任を問うのか、と釈然としないでいた。

 リクルート事件で大物政治家たちは軒並み立件をまぬがれ、国民の「政治不信」は高まっていた。それだけに、特捜部は東京佐川急便事件では、捜査を牽制(けんせい)する永田町からの「雑音」を避けるため、国民世論を味方につけようと動いていた。

 小沢は徹底抗戦の戦略を描いたが、党国対委員長の梶山静六ら反小沢系の竹下派有力議員はさっさとけりをつけた方がよいと考え、特捜部の動きを黙認した。派内の主導権争い、権力闘争に検察捜査を利用したという構図だった。

 小沢は後年、「権力闘争的な面もあった」と周囲に語っている。行き着いた先は竹下派分裂だった。それは自民党下野、55年体制崩壊の引き金となり、今も続く政界流動化につながっていく。(敬称略、肩書は当時)

5597チバQ:2018/06/27(水) 21:05:19
https://www.sankei.com/politics/news/180617/plt1806170012-n1.html
2018.6.17 10:50
【平成30年史 政界再編(2)】
金丸氏跡目争いで「小沢氏VS反小沢氏」で鉄の結束瓦解 参院平成研「鉄の岩盤」は健在
 青天(せいてん)の霹靂(へきれき)-。誰もがそう思った。

 平成4年8月27日、東京・永田町の自民党本部。記者会見した党副総裁、金丸信は、東京佐川急便の元社長からの5億円の献金受領をあっさり認めた。「私の不徳の点が多々あった。責任をとるべきだと思う」。そう語ると、副総裁と竹下派(経世会)会長の辞任を表明した。

 当時の経世会は「鉄の結束」を誇る自民党最大派閥。党内だけでなく、政・官・業に圧倒的な影響力を持ち「経世会支配」と言われていた。トップに立つ金丸は「政界のドン」と呼ばれ、時の首相、宮沢喜一も金丸の“ツルの一声”で誕生したとされるほどだった。

 その金丸が多額献金を認めた。「同志への陣中見舞いと認識した」。何か意図があるのか、権力者の慢心か-。さまざまな観測が広がったが、この会見こそが、今も続く政界再編の動きが始まった瞬間だった。

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 その4日後、神奈川県箱根町で行われた経世会の議員研修会。自民党総務局長、野中広務が挙手し、発言を求めた。派閥事務局長の船田元が許可すると、野中はおもむろにこう訴えた。

 「わが派のなかで不穏な動きがある。経世会として一致団結してきた流れから見て由々しき問題だ」

 会場は騒然とし、出席議員の表情はこわばった。金丸の寵愛(ちょうあい)を受けた会長代行、小沢一郎を公然と批判したと受け止めたからだ。小沢系と反小沢系の対立は決定的となった。

 この時、野中は、金丸の辞任情報を小沢の側近、熊谷弘が外部に流していたとの確信していた。だが、実際は反小沢系の議員が流していた。野中は後年、人を介して熊谷に「あれは間違えていた。訂正しようか」と謝罪したという。

 とはいえ、誤情報に基づく発言がなくても、経世会は分裂が避けられない運命にあった。「権力闘争、政治手法、選挙制度…。そういう考え方で全部、対立していた」(当時の経世会議員)からだ。

 いったんは「金丸-小沢」態勢を維持することでまとまったものの、金丸が10月14日、議員辞職願を衆院議長に提出。経世会オーナーの元首相、竹下登はリクルート事件の影響で表舞台から身を引いていたため、小沢系と反小沢系による「跡目争い」が本格化する。

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 迎えた10月21日。この日は竹下派の後継会長選びの決着期限だった。

 これに先立つ20日の最高幹部会。反小沢系の橋本龍太郎は「小渕恵三を推薦したい」と発言した。船田は小沢を推したが、小沢は「時期尚早だ」として拒み、「羽田孜を推薦したい」と語った。

 事前の打ち合わせで「小沢推薦」のシナリオができていたため、船田は目を丸くし、小沢系の佐藤守良と顔を見合わせた。だが、小沢の発言は「絶対」。羽田VS小渕の構図が固まった。

 小沢系は多数派工作を進めており、経世会の衆院議員67人のうち36人の署名を集めていた。

 小沢「羽田を推薦する」

 橋本「羽田は閣僚(蔵相)だ。国事優先だ」

 21日の午前10時に始まった最高幹部会は双方がつばぜり合いを演じ、決着にはほど遠いまま。日付が変わった頃、幹部会座長の派閥顧問、原田憲が突如、幹部会を中座し、記者団に「会長は小渕君が適任と考える」と見解を表明した。

 小沢は「座長としての職務放棄だ」と反発。幹部会を飛び出すと午前2時45分過ぎ、小沢系議員らと記者会見を開き、座長見解の白紙撤回を要求した。だが、中立を装っていた参院議員42人が「座長見解」支持で結束。22日の最高幹部会は小沢らが欠席する中で「小渕会長」が決まる。

 船田はその時のことを、こう振り返る。「わが派は昔から参院が強い。『参院の岩盤』という力を竹下さんが利用しないはずはない」。文字通り、小沢も認める権力争いだった。

 今国会が召集された3日後のことだった。1月25日昼、自民党額賀派(平成研究会)の党本部近くにある派閥事務所は異様な雰囲気に包まれていた。定例会合に、派閥所属の参院議員で構成する「参院平成研」メンバーの21人が一人も現れていなかったからだった。あちらこちらに目立つ空席。幹部は出席者に前方に詰めて座るよう促した。

5598チバQ:2018/06/27(水) 21:05:56
 欠席した21人は定例会合の直前に、国会内の一室に集まっていた。参院自民党幹事長で参院平成研会長の吉田博美が「ケンカは勝たなければ意味がない」と声を張り上げ、定例会合を集団ボイコットすることを決めていた。

 ケンカとは額賀福志郎の平成研会長辞任を求める「額賀おろし」を意味していた。吉田は1月11日、額賀に直接、「月内に辞任を決断してほしい」と迫った。吉田の念頭にあったのは党総務会長、竹下亘(わたる)への会長交代だが、額賀は「私には失うものはない」などと反論し、会長にとどまろうとしていた。

 平成研の前身は竹下の兄、竹下登が立ち上げた竹下派(経世会)。毎週木曜の昼に定例会合を開き、所属議員が弁当を食べて結束を固めたことから「一致団結・箱弁当」という言葉も生まれた。力の源泉はカネと組織力。なかでも参院平成研の結束は平成研副会長、船田元が「鉄の岩盤」と評するほどだったが、さらに吉田らを強気にさせたのは「連判状」の存在もあった。

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 昨年12月。平成研の参院議員は、議員会館の事務所に届いた巻紙に驚いた。くるくると紙を広げると、一言、こう書かれていた。

 「今後の対応は吉田博美会長に一任します」

 言葉の横には、参院平成研の所属議員の名前が手書きで並び、それぞれ母印も押してあった。この参院議員は即座に理解した。

 「吉田が額賀の辞任を求め、応じないなら集団離脱も辞さない気だ」

 連判状は、吉田の意向をくんだ参院議員、石井準一と青木一彦が集めた代物だった。「額賀おろし」の準備は1カ月以上前から進められていたわけだ。 

 竹下登の秘書を長く務め、参院議員会長経験者の青木幹雄も背後で動いていた。青木は28年10月頃から額賀に派閥の会長職を退くよう水面下で打診したが、額賀は参院のドンといわれた青木に対しても「そのうち」とかわし続けた。

 「党総裁になろうという欲のない竹下亘に円満にバトンタッチし、派として、ちゃんとした総裁候補を育てられるかどうかだ」。そう周辺に語っていた青木が思い描いていたのは、強い「竹下派」の復活だった。

 衆参の力関係を知る衆院議員も「経世会時代を考えれば、『竹下派』に戻っていくのは自然」と考える者は多く、吉田ら参院側の意向に従い、会長交代の声を次々と上げ始めた。

 船田は2月上旬、平成研の衆院幹部が集まった会合で「参院側の要求を受け入れ、会長を竹下亘に譲るべきだ」と訴えた。経世会分裂を経験した船田が、分裂回避を主張しただけに反論する幹部はいなかった。

 そして、4月19日の派閥臨時総会で正式に「竹下派」が復活する。仲間の結束力を武器に政敵を力ずくで動かし、闘争心と行動力で派内を統率する-。その行動様式を、田中派、旧竹下派の系譜を受け継ぐ平成研が忘れているはずはなかった。

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 用意周到に会長辞任を画策され、なすすべがなかった額賀。分裂しても党内で影響力が下がるだけという事情もあった。吉田は派閥の定例会合で末席に座り、にらみをきかせている。しかし、かつての「竹下派七奉行」と呼ばれるようなリーダーも育っていない。

 もっとも、強いリーダーの不在は竹下派だけではなく、党最大派閥の清和政策研究会(細田派)にも見当たらない。それだけに引退した元首相、森喜朗の発言力はいまだ健在だ。宏池会(岸田派)も政界を引退した元党幹事長、古賀誠が影響力を保っており、それを党政調会長、岸田文雄の弱さととらえる見方もある。

 竹下派の新会長、竹下亘は「七奉行」の存在の大きさを実感している。

 兄の竹下登が首相として消費税導入を進めた際も「七奉行といわれる人たちが、党内で反乱が起きないように十何人ずつ抑えてくれた」と述懐している。

 七奉行の一人、橋本龍太郎は晩年、周囲にこう語っていたという。

 「小選挙区制に変わったことで、派閥の時代は終わったんだ。議員は一国一城の主(あるじ)なんだから…」(敬称略、肩書は当時)

5599チバQ:2018/06/27(水) 21:06:56
https://www.sankei.com/politics/news/180618/plt1806180002-n1.html
2018.6.18 05:00
【平成30年史 政界再編(3)】
細川政権263日で退陣…「小沢一郎氏VS武村正義氏」今なお残る怨念 税率7%の腰だめ発言、細川護煕氏「これはまずい」
 芝生の緑が映える首相官邸中庭に、モーニングやドレス姿の閣僚たちがさんざめきながら姿を現した。手には日本酒の注がれたシャンパングラス。平成5年8月9日午後に発足した細川護煕内閣の閣僚たちの表情は晴れやかだった。

 官邸内の階段ではなく、中庭での記念撮影という慣例を破る演出も、政権交代を盛り上げていた。非自民8党会派の連立をまとめ上げた新生党代表幹事の小沢一郎はこの日、国会内で「自民党はまだ信じられなくてぼうっとしているんじゃないか」と記者団に軽口をたたいた。だが、細川政権はこの時の高揚感とは異なり、順風満帆な政権運営とはいかなかった。

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 暮れも押し詰まった同年12月16日夜、小沢はひそかに首相公邸を訪れた。呼び出した細川が用件を切り出すより先に、小沢が口にしたのは官房長官、武村正義の更迭だった。

 「自民党に通じている武村が政権内にいては政治改革はできない。そんな人物をそばに置いて、やっていけるのか。返事があるまで自分は休ませてもらう」

 細川は翻意を促したが、小沢は不機嫌に席を立ち、その後1週間ちかく連絡を絶った。

 この時期、小沢と武村は6年度予算案を年内編成するか、越年させるかで対立していた。国民生活への影響を懸念し、年内編成を主張する武村。小沢は細川政権が「政治改革政権」を標榜する以上、政治改革を優先すべきだと考えた。

 細川と小沢は5年12月26日の再会談で、政治改革の優先を確認し、その後に内閣改造と武村更迭、与党会派の合流などの段取りも話し合われたとされる。しかし、政権内は合流どころか、それぞれが好きな方向に駆ける「八頭立ての馬車」などと揶揄されるほど結束とは程遠い状態に陥っていた。

 産経新聞は6年2月14日付の朝刊1面で「首相 予算編成後に内閣改造を決意」と報じた。武村は記者団に否定してみせたが、細川は翌15日の閣僚懇談会で改造検討を表明。武村には「外相に回っていただくのはどうか」と打診した。武村の率いるさきがけは猛反発。即座に「改造すれば閣外離脱」の方針を決定した。改造問題は3月に入って細川が断念を表明するまで尾をひいた。このとき武村は「細川さんとの関係が決定的におかしくなった」と感じた。

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 高い内閣支持率を誇った細川政権がわずか263日で退陣することになったのは、政府と与党との連携不足によるところが大きい。「小沢VS武村」の対立劇はその象徴だった。

 細川の首相特別補佐を務めた田中秀征は細川政権を「2つの点(焦点)がある楕円形だった」と評している。楕円形のボールは転がすと、どこへ行くのか予測しにくい。

 首相という中心点1つにまとまらず、内部抗争がやまなかったのは21〜24年の民主党政権も同様だった。鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の3人が首相を務めたが、民主党に合流していた小沢は官邸に入ることはなく、消費税増税などの課題で対立を深めて分裂、下野した。

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 小沢は周辺にこう漏らしているという。

 「民主党政権もそうだったが、幹部連中がそれぞれの役割と責任を理解していなかった。武村君も筋違いだった。官房長官は各省庁の政策的な調整をすべきであって、国会運営に顔を出してヘラヘラする仕事じゃない。これは筋論なんだ」

 一方の武村も当時の不快感を今もありありとよみがえらせた。

 「小沢さんたちから『自民党と内通している』という批判は受けましたわ。僕は自民党を飛び出した後も首相経験者の竹下登さんや(自民党元幹事長の)梶山静六さんのところに出入りしてましたからね。それに小沢さんは違和感を抱いたのでしょう」

 細川政権樹立のきっかけとなった宮沢喜一内閣不信任決議案の採決で、小沢らのグループは賛成票を投じて自民党に決別したのに対し、武村らは反対票を投じた。「スリッパを脱ぎ散らかして出ていくようなまねはしなかった」(鳩山)というさきがけと、竹下派内の権力闘争の末に反旗を翻し離党した小沢とは自民党に対する距離感、敵愾心の強さは違っていた。

 24年に民主党が下野した後、小沢が政局を主導する場面はなく、野党勢力の再編もまた縮小再生産の一途だ。武村は「野党は糾合せざるをえない」と言いつつも、小沢に対しては痛烈な言葉を放った。

 「長い間ご苦労さんでした、よく頑張られました。もうおやめになったほうがいいんじゃないですか」

5600チバQ:2018/06/27(水) 21:07:53
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 細川護煕政権はそれほど長く持たないかもしれないと予感させた出来事が国民福祉税をめぐる迷走劇だった。細川にとって首相在任中で「最も悔いが残る」という案件だ。

 国民福祉税の発表は平成6年2月3日午前0時50分から行われた。準備不足が否めず、7%の税率の根拠を問われて細川は「腰だめの数字」と口走ってしまったのだ。

 細川は振り返る。「直後にリアクションは大きいと思いましたよ。これは、まずいとね」

 細川は税制改革の検討は与党や大蔵省幹部に任せていたが、国民福祉税という名称や税率7%という大蔵案の詳細な説明を受けたのは記者会見の数時間前。しかも新年度予算編成や日米首脳会談などの日程を逆算し、即日発表するという慌ただしいものだった。

 細川政権の官房長官、武村正義は当時について「唐突に浮上した。細川さんがまさかOKするとは思っていなかった。夜11時ごろ記者会見することになったと連絡があり、『えーっ』となった」と話す。

 ただ、首相ら政権中枢が発表直前まで税制改革の詳細を知らないということがあるのだろうか。官房副長官を務めていた石原信雄は大蔵省は税制改革について経過報告に来ていたことを覚えている。「官房長官が聞きたくないと言っても内閣の大番頭にはしっかり理解してもらえ、と大蔵省に言っていたんですが」と語る。

 新生党代表幹事だった小沢一郎もその後、側近らに「首相に内緒ではやらないさ。うまくいかなかったから『直前に聞いた』というし、うまくいってたら『最初から賛成していた』と話すよ。それが世の中の常だ」と解説した。

 結局、国民福祉税構想は撤回を余儀なくされた。政治改革関連法を成立させたことで、次の目標を設定できずにまとまりを欠く政権に対し、自民党は佐川急便グループからの資金提供問題をテコに細川を連日責め立てた。

 細川は当時の心境についてこう語る。

 「辞めたいという気持ちに拍車がかかった。権力に対する欲がないので、やることをやったら辞めたいという気持ちは一貫して持っていましたし」

 その後、羽田孜政権が成立したが、新統一会派「改新」問題で社会党は連立を離脱。自民党は政権奪取に向け本腰を入れた。

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 「決選投票の結果、村山富市さんを内閣総理大臣に指名することが決まりました」

 6年6月29日の衆院本会議。女性初の衆院議長、土井たか子の声が朗々と響き、村山は「大変なことになった」と思いながら周囲に促されて立ち上がり、一礼した。

 55年体制で対峙した自民党と社会党が連立を組む-。しかも首班は、閣僚経験のない社会党の委員長。社会党は日米安全保障条約や自衛隊を認めず、消費税や国連平和維持活動(PKO)協力法にも反対していた。その衝撃は細川連立政権の比ではなかった。

 さきがけを率いた武村は述懐する。「自民党は自社さを足せば過半数を取れる。村山だろうが、だれだろうが担いで政権に戻ろうという意欲が強かった。自民党は非常に柔軟、大胆な発想でした」

 自民党で政調会長も務めていた亀井静香も自社さ連立の立役者の一人だ。亀井は都内の小料理屋で、旧知の社会党国対委員長の野坂浩賢をけしかけた。

 「お前のような社会党左派の大物が、小沢の子分になって満足なのか。新しい政権で手を握らないか」

 「やろうじゃないか」

 野坂は即座に頷いた。非自民で結束したという興奮状態が冷め、野坂や村山ら社会党議員は政権内で異質な存在となっていたことも背中を押した。

 孤立する社会党と、連立主流派から外れたさきがけ。ともに、政権奪還を急ぐ自民党と手を握る素地は生まれていたのだ。

 とはいえ、自民党でも議員総会で異論が噴き出すなど悶着は起きた。

 衆院本会議で村山首班が決まり、後に村山の後継首相となる橋本龍太郎が村山にささやきかけた。

 「だいぶもめたよ。最後は(村山と同じ選挙区だった)衛藤晟一が『村山さんが首相になって一番困るのは私だ。その私が了解しているんだからいいじゃないか』と発言した。これが効いたよ」

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 1年で覆された小沢主導の政権交代。新党請負人の異名を持つ政治アナリスト、伊藤惇夫は「自民党は分裂したら政権を失うという教訓を強烈に抱いた」と分析し、野党の再編はあっても「今後は大きな政界再編は起きない」とみている。だが、小沢は今もなお鼻息が荒い。

 「絶対、政権を取る。来年夏の参院選で勝つのさ」

(敬称略、肩書は当時)

5601チバQ:2018/06/27(水) 21:09:21
https://www.sankei.com/politics/news/180621/plt1806210005-n1.html
2018.6.21 04:59
【平成30年史 政界再編(4)】
「密室」は破壊され「劇場」へ 小渕氏後継「森さんでいい」
 平成12年4月2日朝-。東京・麹町の参議院宿舎で、自民党参院議員会長、村上正邦の部屋の内線電話が鳴った。電話の主は小渕恵三政権の官房長官、青木幹雄だった。

 同じ宿舎内から慌ただしくやってきた青木は顔色を変えており、パジャマ姿の村上に言った。

 「大変なことが起きた。小渕が倒れた」

 すぐさま自民党政調会長の亀井静香、党幹事長代理の野中広務と連絡を取り合い、対応を協議することになった。

 同日午後1時すぎに国会近くの旧赤坂プリンスホテルのスイートルームに顔をそろえたのは村上、青木、亀井、野中に、党幹事長の森喜朗。のちに「5人組」と指弾されるメンバーだった。青木の報告を受け、野中が言った。

 「公表のタイミングが大事ですよ」

 村上は即座に事務方に「記者会見まで入院の事実は伏せるように」と命じた。5人の念頭にあったのは元幹事長、加藤紘一の存在だった。加藤はその前年の9月の総裁選で小渕に戦いを挑んだだけに、不穏な動きをさせないように「情報統制」を敷いたのだった。

 その後、入院した小渕の容体が厳しいと分かると、村上が口火を切った。

 「次は森さん、あなたしかいないんじゃないか」

 指名された森は野党時代の総裁、河野洋平を推した。重ねて村上が「森さんでいい」と繰り返すと、森は神妙な表情で「私で良ければ、お役に立たせてもらいます」と応じた。小渕後継が森に決まったのはこのときだった。

 小渕が倒れた原因は脳梗塞だった。持病も持っていたが、自由党党首、小沢一郎らと会談し、自由党との連立解消を決断した直後に体調を崩したことから、心労がたたったとみられている。

 このころ小沢は自民、自由両党を再結集させるべきだと小渕に主張し、この意見に村上は共感していた。一方で、小沢と同じ自民党経世会出身の野中や青木は、小沢ら自由党と組む以前から公明党と水面下で手を握り、「小沢斬り」もやむなしと進言していた。小渕は党内で板挟みになっていた。

 4月1日の自民、自由、公明の3党首会談は物別れに終わり、小渕の「小沢さんと2人だけで」という希望で、約20分間別室で行われたサシの協議も決裂した。席を外した公明党代表の神崎武法は「どんなやりとりだったか、翌朝にでも小渕さんにたずねようと思っていた」と悔やむが、その詳細は今も不明だ。

 ただ、村上は「当時私が事前に連絡を取った限りでは、小渕さんは必ずしも自自合流に後ろ向きではなかった。だから小沢にも好感触だと伝えていた」と明かす。

 連立解消の報を聞き自由党本部に駆けつけた村上は、激怒する小沢に「話が違うじゃないか」と怒鳴りつけられたという。村上は今「経世会が分裂したしこりが残っていたんだろうな。だから野中、青木は合流に否定的だったんだよ」と振り返る。
 小渕後継を森と定めた5人組は「密室政治」の象徴として批判され、森内閣は発足直後からつまづいた。だが、それまで自民党では次のトップが水面下で決まるのは珍しいことではなかった。

 古くは昭和49年の党副総裁、椎名悦三郎による「椎名裁定」。田中角栄の首相退陣表明を受け、福田赳夫、大平正芳、中曽根康弘らを前に三木武夫の名を挙げた。

 7人の首相に官房副長官として仕えた石原信雄も、退陣表明後の竹下登から「きみは引き続き宇野(宗佑)君を手伝うようにと言われた」と証言する。宇野は約2カ月で首相を辞め、次の海部俊樹政権の流れを作ったのも竹下の意向だった。

5602チバQ:2018/06/27(水) 21:10:39
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 派閥領袖らの協議で流れが決まっていたリーダー選びが変質するのは小泉純一郎を選出した平成13年4月24日の党総裁選からだ。総裁選のしくみも変わり、派閥の力だけでは通用しなくなった。小泉は「自民党をぶっこわす」とほえ、脱派閥政治を掲げて無党派層を引きつけた。常に話題を作り、世論を味方に政権運営する姿は「劇場型政治」の始まりだ。このスタイルをもっとも濃く引き継いだのが東京都知事、小池百合子だった。

 「健康ファーストを実現したい」

 小池は6月8日の定例記者会見で、都の政策を熱っぽく語った。質問が東京都目黒区のアパートで女児が死亡した事件に及ぶと、沈痛な表情で「何とかならなかったのかという思いでいっぱいだ。児童相談体制の強化を図りたい」とも語った。

 都知事としてほぼ毎週のように記者会見し、ネットでの発信もかかさないが、昨年11月に希望の党の代表を退いてからは政局がらみのやりとりは少なく、小池の発言が政治ニュースのトップを飾ることもなくなっている。

 しかし、平成28年7月の都知事選からの1年間は、小池は一身にスポットライトを集め、時に首相の安倍晋三をもはるかにしのぐ台風の目であり続けた。

 知事当選から3カ月後の28年10月、小池はJR池袋駅近くの帝京平成大のホールの演壇に上がった。小池の表情は高揚していた。

 自身が立ち上げた政治塾「希望の塾」の開講セレモニーに参加した塾生は1・6倍の応募から選抜された約2900人。ハワイから駆けつけた参加者もおり、ホールに収容できず4回に分けて参加させた。小池は「不公平があってはいけないので同じジョークを4度、繰り返さないといけません」と上機嫌だった。

 希望の塾は新党を興し、政界再編を興す足がかりにする仕掛けと喧伝(けんでん)された。小池自身は当時、「新党結成がいかに大変なことか、よく知っている」といなしたが、その手法は小池の出自である日本新党に似ていた。若く、弁が立ち、政治経験が少ない候補を公募し、既成勢力と対峙(たいじ)して議席を確保し、それを足がかりに政界再編をめざす-。

 小池は29年2月の千代田区長選で、自民党都連と対決して圧勝。同年7月の都議選では、地域政党「都民ファーストの会」を率い、6議席から49議席と躍進し、都議会第一党の座を占めた。小池の勢いは止まらず、安倍が衆院解散を決断した後、「希望の党」結党でピークを迎えた。

 「リセット」「しがらみのない政治」

 小池は、郵政選挙で大勝した小泉を彷彿させるワンスレーズを連呼した。小池にとって郵政選挙は刺客を志願して勝利し、自民党内での存在感を印象づけた成功体験だ。このまま小池の快進撃は続くかと思われた。

5603チバQ:2018/06/27(水) 21:11:00

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 昨年9月28日の衆院解散から十数分後の国会内では、奇妙な現象が起きていた。抜き打ち解散で先手を打ったはずの安倍や自民党幹部の表情は厳しく、後手の民進党内は、希望への合流という見通しに沸き返り、楽観的な雰囲気に包まれていたのだ。

 このころの心境を東京選出の自民党幹事長代行、萩生田光一は「緑の台風のようで勢いがあって、止めきれないという危機感があった」と振り返る。

 一方の国民民主党の元厚生労働副大臣、牧義夫は「小池さんには勢いと突破力があり、安倍1強態勢を崩す起爆剤になると思った。首相指名選挙で(自民党の反安倍勢力と連携することで)自民党を分裂させることができるという思いもあった」と話す。

 事実、希望が自民党元幹事長、石破茂らと連携して政界再編を狙うとの臆測がささやかれたり、小池の国政転出も取り沙汰されたりもしていた。

 だが、解散翌日の小池自身の「排除」発言で減速する。この時からの小池は誤算続きとなった。

 安全保障法制などの政策面で、民進党と希望との違いも浮き彫りとなり、政策そっちのけとの印象を与えた。「排除」発言をてこに元官房長官、枝野幸男らの立憲民主党が同情と支持を集めた。原発政策で政権に批判的な小泉や元首相の細川護煕からの支援も得られず、自民党から連携する動きもなかった。

 牧は語る。「選挙期間中、有権者の反応が変わった。自分の選挙目当てで小池にひれ伏したと…。毎日毎日、票が減るのを肌で感じた。とにかく早く投票日が来ないかなという気持ちだった」。結果、牧は比例で議席を得たが、衆院愛知4区では落選した。

 小池旋風を失速させた「排除の論理」。元首相の鳩山由紀夫が旧民主党立ち上げの際に、新党さきがけ代表だった武村正義らの参加を拒んだキーワードだった。このため鳩山は小池の「排除」にやや同情的だ。

 「まず何をやりたいのかを掲げて、この指止まれ方式で1人ずつ集まるべきだ。でなければ政策の見えない集団になり、国民の期待は得られない」

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 衆院選後、希望の党は民進党と合流し、国民民主党を結成した。元民主党代表の岡田克也や「排除」対象とされた元首相の野田佳彦らは民進党を離党し、無所属のままだ。立民、国民、無所属の3分裂状態は続く。

 ただ、政策がバラバラな野党が選挙前に結集しても、党内でいさかいの絶えなかった「選挙互助会」と揶揄(やゆ)された民主党の二の舞になるのは目に見ている。(敬称略、肩書は当時)

5604チバQ:2018/06/27(水) 21:12:11
https://www.sankei.com/politics/news/180622/plt1806220004-n1.html
2018.6.22 09:00
【平成30年史 政界再編(5)】
野党の枠組みに与さぬ異端の存在…共産党 綱領改定で現実政治に接近
 日本国憲法施行から71年となった5月3日、憲法改正に反対する市民団体が都内で開いた集会。共産党委員長の志位和夫は、立憲民主党代表の枝野幸男ら野党党首と同じ壇上に並んでいた。

 「安倍晋三政権による9条改憲は許さない。この1点で力を合わせ、市民と野党の共闘を発展させて安倍政権もろとも9条改憲のたくらみを葬り去ろうじゃございませんか!」

 こう呼び掛けた志位は枝野らとがっちり握手を交わした。他の野党とともに志位が政権批判を叫ぶ光景は今では日常となっている。しかし平成に改元した頃は違った。政界再編がめまぐるしかった平成において共産党は唯一、分裂も合流とも無縁だった。独立独歩といえば聞こえはいいが、他の野党も距離を置く異端の存在だった。

 
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 約30年前、「共産党をのぞく野党」は常套句だった。自民党と社会党などの野党が敵対する構図は今も昔も同じだが、共産党はその「野党」の枠組みからも外れていた。平成5年発足の非自民の細川護煕連立政権しかり、21年誕生の民主党政権も「非共産」だった。

 党綱領で自衛隊の解散と日米安全保障条約の廃棄を要求し、16年まで「天皇制」の廃止を意味する「君主制の廃止」をうたっていた共産党は、左派系の他の野党さえ敬遠する存在だった。

 転機は安全保障関連法の制定だった。同法が未明に成立した27年9月19日午後、共産党は緊急の第4回中央委員会総会(4中総)を開き、「国民連合政府」構想を提唱。志位らは「一緒に清水の舞台から飛び降りましょう」と他の野党に選挙協力を呼び掛けた。以後、市民団体も交えた街頭での活動が定着している。

 昭和57年以降、党委員長、議長を長く務め、現在も党に多大な影響力を誇る党社会科学研究所所長の不破哲三は昨年7月19日の党創立95年記念講演会で、感慨深そうにこう語った。
 「安保法制反対の闘争は『共産党を除く』(という)壁を全国的な規模で一挙に打ち砕きました。こうして生まれた市民と野党の共闘は、まさに戦後政治の歴史を画する壮挙だと言わなければなりません」

 
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 平成28年夏の参院選で共産党は国政選挙で初めて他党の候補を全国的に推薦した。国対委員長を20年以上務める穀田恵二は「私たち自身も変わらなければと思ってやった。従来では考えられない方向転換だった。うちは常に除かれる方で…」と感慨深そうに振り返る。

 不破も山梨で共産党公認ではない野党統一候補の応援のため街頭演説に立った。32の1人区全てで実現した野党統一候補は自民党公認候補の当選を21にとどめた。共産党が擁立した統一候補は香川のみで敗れはしたが、25年の参院選で自民党が31の1人区(当時)で29勝したことと比べれば野党の大健闘だった。

 勢いをそのままに29年1月の第27回共産党大会には、自由党代表の小沢一郎ら初めて他の野党幹部が勢ぞろいした。かつて自民党幹事長を務めた小沢の登場に歓喜する古参党員もいた。「時代は変わった」と。

 しかし、旧民進党幹事長として共産党と安保法制で共闘し、現在は野党第一党の代表を務める枝野は一貫して「共産党と連立政権をともにすることはない」と強調する。共産党には、30年たっても変わらない大きな壁が依然立ちはだかっている。

5605チバQ:2018/06/27(水) 21:13:32
 「人権抑圧と侵略戦争を推進 天皇が死去」

 「新元号『平成』の使用を国民に強制するな」

 1989年1月8日、すなわち昭和天皇が崩御された翌日の共産党機関紙「赤旗」(現しんぶん赤旗)の1面には、こんな見出しと記事が並んだ。戦後においても「対米従属の国家体制の『象徴』」とし、読者投稿欄やテレビ・ラジオ欄も含め16ページ全てに昭和天皇批判の記事を満載した。

 非難は連日続き、10日付では議長の宮本顕治がインタビュー形式で登場。「日本歴史上最大の惨禍もたらした人物」と罵り、「民主主義日本のためには、天皇制という合理的でない制度をなくさなければなりません」と明確に訴えた。

 
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 27年後の平成28年1月、共産党は天皇陛下ご臨席の国会の開会式に事実上初めて出席した。赤旗は昨年4月、昭和から平成への改元を機にやめていた元号の併記を復活させた。

 開会式出席について、党中央委員で広報部長の植木俊雄は天皇陛下のお言葉について「政治的な面」がなくなったからと説明する。昭和26年10月11日の開会式で、昭和天皇は「全国民とともに熱望してきた平和条約の調印がようやく終わったことは、諸君とともに誠に喜びに堪えない」と述べられた。ソ連などを除いたサンフランシスコ平和条約の調印(26年9月8日)に共産党は反発していた。

 しかし少なくとも平成以降は、類似のお言葉はなく、共産党が2年前から開会式に出席したことの合理的な説明にはならない。赤旗の元号併記も植木は「読者の要望があった」と説明するが、この時期に要望が急増した形跡もうかがえない。むしろ野党共闘の障害を取り除くためと解釈するのが自然だが、共産党は決して認めようとしない。

 
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 安全保障法制をめぐる野党共闘や開会式出席といった共産党の転換の理由を探ると、平成16年1月の第23回党大会で決定した綱領の改定に行き当たる。昭和36年以来の全面的な改定だった。

 綱領にはそれまで「君主制を廃止」や「人民革命」などといったおどろおどろしい言葉が躍っていた。しかし、宮本もこだわっていた「君主制を廃止」が削除されたことで皇室の容認に転じ、「革命」についても抑制的な表現となった。植木は「現状に則し、一般の国民にも分かるようにいかに具体化するかということで、より現実政治に近づけて提示した」と説明する。

 しかし、かつて共産党政策委員長を務め、平成17年に離党した筆坂秀世は、綱領改定で皇室の容認に転じたことについて「国民への迎合路線だ」と切り捨てる。開会式出席についても「野党共闘の話が進み始めた。非常にタイミングがよかった」とし、こう続けた。

 「立憲民主党などの他の野党がみんな小さくなり、自分たちだけでは何もできない。だから共産党も仲間に入れてもらえるようになったというだけだ」

 共産党は現在の綱領でも自衛隊の解消や日米安全保障条約の廃棄を明記している。自衛隊への党見解は「憲法違反」とする一方で、将来国民の合意で自衛隊がなくても安全だという環境ができるまでは存続を認めるという立場で、実に分かりにくい。

 立憲民主党など他の野党でこれに同調する動きはない。共産党提唱の「国民連合政府」による連立政権が仮に誕生した際、共産党綱領にどう対応するかという協議は野党間で一向に行われないまま、ひたすら「安倍晋三政権打倒」を叫んでいる。

 
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 共産党国対委員長の穀田恵二によると、最近は雇用や長時間労働の問題などを理由に「共産党の主張に賛同する若者が増えている」という。しかし、党員は確実に減少している。

 2年の党員数は約50万人、赤旗の部数は日刊紙、日曜版合わせ約300万部だった。それが29年は党員約30万人、赤旗は113万部に激減した。共産党は政党助成金制度に頼らず赤旗などの発行が収入の85%を占めるだけに、台所事情は苦しい。

 筆坂は「昔はロシア革命に続け、と具体的な課題が目の前にあったから若者が命がけで党に入った。しかし、それが今はない。若者を引きつける力もないということだ」と語る。

 綱領に現在も「共産主義への前進」を明記する共産党は党名変更を検討の俎上に載せていない。委員長の志位和夫は「私たちは資本主義という社会で人類は終わりではないという根本的な考えを持っている。党の名前に理想を隠さないで堂々と書いている」と説明する。次の30年、共産党はどう変わるのか、それとも変わらないのか。(敬称略)

 =第10部おわり

 

 

 この企画は宮本雅史、坂井広志、酒井充、大谷次郎、水内茂幸、大島悠亮が担当しました。

5606 チバQ:2018/09/13(木) 23:30:36
>>4481
774 とはずがたり 2018/09/13(木) 17:12:29
>>773
 ここで言う「中核派・全学連」とは、中核派の傘下団体として全学連という意味である。 

 中核派・全学連委員長は最近まで元法政大の斎藤郁真氏(30歳)が7年ほどつとめていた。昨年、衆議院議員選挙で東京8区から立候補しており、社会運動の関係者のあいだでは知られた存在ではある。その斎藤氏に代わって、高原氏が就任する。

 これまで、中核派の全学連委員長といえば退学処分を受けた、何回も逮捕歴があるなど、「歴戦の強者」感があったが、高原氏は東大にまじめに通い、逮捕されたことはない。
 
 中核派はこれまでの活動から反社会的集団と見なされてきた。そのとおりだろう。彼らはむかしと変わらず、暴力革命を起こそうとしているのだろうか。中核派・全学連の新しいリーダー、高原氏に話を聞いてみた。

――中核派に入ったきっかけは何ですか。
 
 2015年に東大入学後、すぐに駒場の自治会活動をはじめます。そのころから学生運動を再建しなければならない、運動をもっと盛り上げていこうと思っていました。翌年、中核派・全学連メンバーから話を聞くようになり、中核派のこれまでのバカ正直な闘い方に魅力を感じるようになりました。彼らが運営する「前進チャンネル」や駒場で撒かれたビラのクオリティーの向上をみて、中核派が「本気でやっている」と感じたことが大きい。わたし自身、革命をめざしており、党派として原理原則を貫く中核派の姿は正しいと思ったからです。自分にとって中核派の活動がしっくりきました。

――東大ではどのような活動を起こしていたのですか。
 
 たとえば、16年、駒場キャンパスでスポーツ先端科学研究拠点をつくることになり、これは大学のオリンピック協力につながるとして反対し、自分1人でビラを撒き、ポスターを作るなどの運動をしていました。政府による大学支配、大学自治解体の反対を訴えるためです。大学は学問の自由を守るべきであり、産学連携を進めるべきではないという立場です。教養学部自治会でやりたかったのですが、それはできなかった。文部科学省と闘うためには、自分1人の活動ではむずかしい、そんなとき、中核派と出会い、昨年、全学連に結集したわけです。

――暴力革命、武装闘争を否定しない中核派に反発する声が多くあります。
 
 国家権力は暴力である。わたしは、中核派に入る前から、カール・シュミット、マックス・ウェーバーなどを読んで、国家権力のあり方を考えてきました。国家権力に対抗するためには暴力しかない、ということです。その上で、中核派が大学や街頭で火炎ビンを投げたような闘争を、いますべきかといえば、そんな時期ではない。このような武装蜂起は、幅広い労働者階級の支援がなければやれるものではない。広範に支持されない闘争はすべきではない。一方、国会での議論はペテンである。そこで、わたしたちはゼネストを打って革命をめざす。そういう理解のされ方でいいと思います。ただ、いまの安倍政権を見て、むかし中核派がやっていたヤバイことをしなければ体制は変えられない、という声も出ている。それは一理あるでしょうね。

(以下略)

5607名無しさん:2018/09/17(月) 07:44:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000002-utyv-l19

自民党・長崎元衆院議員が山梨知事選出馬の意向
9/15(土) 19:00配信

UTYテレビ山梨
自民党・長崎元衆院議員が山梨知事選出馬の意向
写真:UTYテレビ山梨
年明けの知事選に長崎幸太郎元衆院議員が立候補する意向を周囲に伝えていたことが分かりました。
関係者によりますと、自民党の長崎幸太郎元衆院議員はきょうまでに一部の支援者に対し来年の知事選に出馬する意向を伝えたということです。
自民党県連の委員会は県連会長の森屋宏参院議員に立候補を要請していますが、固辞する意向とされ、一部の地域支部が長崎さんの擁立を求めていました。
長崎さんを巡っては、過去の衆院選で対立した経緯から党内で反発もあり、県連は分裂が避けられない状況となっています。




[UTYテレビ山梨]

5608 チバQ:2018/10/04(木) 11:15:12
いちおー
8332 チバQ 2018/10/03(水) 18:21:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181002-00000658-san-pol
山梨県知事選、自民・宮川典子衆院議員「出馬しない」
10/2(火) 20:39配信 産経新聞
 年明けの知事選に向け、自民党の県議18人から出馬要請を受けていた宮川典子衆院議員(比例南関東)は2日、取材に対し「知事選には出ない」と述べた。すでに18人に文書で伝えたという。

 宮川氏は「後援会の幹部全員から『受けるべきでない。国政に邁進すべき』といわれた。私も国政で頑張るつもりだ」と理由を説明した。

 出馬を求めてきた県連の皆川巌会長代行は「勝てる候補は宮川さんしかいなかった。残念の極み」と述べた。3日に県連で今後の対応を協議する。

 皆川氏に出馬を望む声があることについては、「自分一人では決められない。みなさんと協議する」と述べるにとどめた。

 県連内では、臼井成夫幹事長らが長崎幸太郎・元衆院議員を推す動きもあり、宮川氏の擁立を期待していた複数の県議は「長崎氏では今のところ県連として挙党態勢では臨めない」としている。


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