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インド・天竺・中洋スレ

569チバQ:2020/05/10(日) 21:10:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae6cd4b8b1500abbbd759e956055337190a85ce9
ガス漏れ起きたLG化学工場、群衆が犠牲者の遺体担ぎ閉鎖要求 インド
5/10(日) 18:07配信

AFP=時事
インド・ビシャカパトナムの化学工場で、抗議を繰り広げる住民(2020年5月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】インドの化学工場から有毒ガスが漏れ、12人が死亡した事故を受け、工場の閉鎖を求める人々が9日、犠牲者の遺体を担いで工場に詰め掛けた。

 ガス漏れは7日未明、同国東岸の港湾都市ビシャカパトナム(Visakhapatnam)近郊にある韓国LG化学(LG Chem)所有の工場で発生。現場周辺から逃れようとした数百人が負傷し、多数が意識を失った。死者のうち少なくとも3人が子どもで、数十人が今も入院している。

 州政府当局は9日、現場の視察のため同工場を訪問。これに合わせ、300人ほどの群衆が警察や警備員を押しのけ、工場に詰め掛けた。

 犠牲者3人の遺体を乗せた担架を運ぶのを手伝う人々の姿もあり、遺体を覆う黒い布の下からは、犠牲者らの足が突き出ていた。

 群衆は、犠牲者への正義と工場の閉鎖を求めるスローガンを叫んだが、その後警備員によって押し返された。遺族らもそばに立ち、多くの人の目には涙が浮かんでいた。

 当局は、ガス漏れをめぐり過失致死容疑で捜査を開始。また同国で環境関連事件を管轄する裁判所はすでに、同社に対する仮処分として罰金620万ドル(約6億6000万円)の支払いを命じている。

 警察によると、同工場は新型コロナウイルスの感染拡大防止策としてインド全土で実施されていたロックダウン(都市封鎖)を受け放置状態にあった。放置されたタンク内のガスが過熱したのが、ガス漏れの原因だとの見方を示している。

 LG化学は、ロックダウンを受け操業を工場を停止していたことを認めているが、保守点検作業員は常駐していたと主張している。【翻訳編集】 AFPBB News

570チバQ:2020/05/11(月) 11:03:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-35153530-cnn-int

新型コロナ感染者、全世界で400万人突破 インドで鉄道再開の動き


5/11(月) 11:00配信

CNN.co.jp







新型コロナ感染者、全世界で400万人突破 インドで鉄道再開の動き


新型コロナウイルスの感染者が全世界で400万人を超えたことがわかった


(CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に広がるなか、新型コロナに感染した人の数が全世界で400万人を超えたことがわかった。米ジョンズ・ホプキンス大学が集計した。新型コロナウイルスによる死者数は少なくとも28万1000人。米国での感染者数は少なくとも132万人、死者数は少なくとも7万9000人。

写真特集:新型コロナ対策で外出制限、世界各地で人影消える

インドで鉄道の一部運行再開の動きが出ている。再開は12日から始まる見通し。鉄道省によれば、ニューデリーとムンバイを結ぶ区間など15の路線について、特別列車の運行を始める。他の路線についても、利用状況などに応じて追加される。有効な乗車券を持った乗客だけが駅に入ることができ、乗客はマスクの着用や出発時の検査などが義務付けられる。症状のない人だけが列車に乗ることができる。

一方、都市交通局(MTA)によれば、ニューヨーク市の乗客数は90%減少した。これは平日の利用者数が約50万人で、週末の利用者数はさらに少ないことを意味する。MTA幹部によれば、2000人以上が毎日、24時間態勢で、夜間の運休時も含めて、車両や駅の清掃や消毒を実施している。

夜間に地下鉄の運行を休止したことで、車両や駅の消毒といった作業がしっかりと実施できるようになったという。同幹部はまた、地下鉄の夜間運休を受けて、サービス拡充のために急行バスの増便を行っていると述べた。

571チバQ:2020/05/12(火) 18:55:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000579-san-asia

インド国鉄、一部で運行再開 モディ政権、感染者増でも経済再開目指す


5/12(火) 17:52配信

産経新聞



 【シンガポール=森浩】新型コロナウイルスの拡大阻止のためのロックダウン(都市封鎖)が続くインドで12日、中止されていた国鉄の運行が一部路線で再開された。モディ首相は経済活動や企業活動を通常に戻したい考えだが、国内ではロックダウンでも感染拡大に歯止めがかかっておらず、慎重意見も根強い。

 運行が再開されたのは、首都ニューデリーと西部ムンバイなどの大都市を結ぶ1日15本の列車。再開する路線を拡大したい方針で、モディ氏は「経済活動を活性化させるために必要だ」と意義を強調した。

 3月25日から始まったロックダウンは、2回延長されており、現在の期限は今月17日までとなっている。だが、経済活動の停止が日雇い労働者ら都市貧困層の失業につながり、徒歩で故郷を目指す人の列が社会問題化した。4月の新車販売台数がゼロになるなど国内産業への影響も大きく、地元格付け機関はロックダウンがインド全体で1日当たり約46億ドル(約5千億円)の損失を生んでいると試算している。

 こうした負の影響に危機感を募らせた政府は今月1日、感染の実態に合わせて3つの区分を設定し、感染状況を見ながら、地域ごとに段階的に規制を緩和していく方針を明らかにした。モディ氏は11日の国内各州の知事とのテレビ会議で、「感染率を下げることと、市民活動を増やすことを同時に行う」と説明した。

 一方、国内の感染者数は増え続けており、ロックダウン開始時の約600人が12日には7万人を超えている。早期の経済活動再開は感染拡大に拍車を掛けることにもなりかねず、印紙トリビューンは「経済活動の再開は、(感染者が)増加する曲線が平坦(へいたん)になることと並行して行われるべきだ」と指摘している。

572チバQ:2020/05/15(金) 18:10:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000024-jij_afp-int

検問所で男性射殺、抗議のデモ隊 軍と衝突 インド・カシミール


5/14(木) 15:59配信

AFP=時事







検問所で男性射殺、抗議のデモ隊 軍と衝突 インド・カシミール


インドのジャム・カシミール州バッジャンで、25歳の男性が検問所で兵士らに射殺されたことを受けて、射殺された男性の自宅に集まりシュプレヒコールを上げる親族や地域の住民ら(2020年5月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】インドとパキスタンが領有権を争うカシミール(Kashmir)地方のインド側で13日、男性(25)が検問所で兵士に射殺された。これを受け、多数のデモ参加者が怒りの声を上げ、印政府軍の兵士らと衝突した。当局と地元住民が明らかにした。

【写真】兵士に射殺された男性を悼む親族や住民ら

 インド政府は昨年8月、ヒマラヤ(Himalaya)地域にありイスラム教徒が多く住むジャム・カシミール(Jammu and Kashmir)州の自治権を剥奪した。ジャム・カシミール州は昨年10月31日にジャム・カシミールとラダック(Ladakh)の二つの連邦政府直轄地に分割され、ジャム・カシミールでは事態の沈静化を図るため夜間外出禁止令が出され、緊張が高まっていた。

 死亡した男性は、ジャム・カシミールの夏季の行政府所在地、スリナガル(Srinagar)郊外の検問所付近で車を運転していたところ、治安部隊の兵士らに銃撃された。警察は、「疑わしい状況」の中、検問所2か所で止まるよう指示したものの男性が無視したため、兵士らが車に向かって発砲したと述べた。

 目撃者はAFPに対し、男性は検問所で兵士らの質問に答えるため車から降り、その後車に戻ろうとした際に撃たれたと話している。

 男性死亡のニュースが広がると、多くの住民が通りに出て反インドデモに参加し、「インドは帰れ!」「自由をわれらに!」などと叫んだ。

 投石する覆面姿のデモ参加者らも見られ、軍はデモ隊を解散させるため催涙弾や散弾を発射した。衝突が激化したことを受け、同地域では携帯電話のサービスも停止された。【翻訳編集】 AFPBB News

573チバQ:2020/05/17(日) 17:57:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/298c66346a24bd7d44789e46c8b347fda82c4bca
インド、全土封鎖が期限に 一段と規制緩和進める方針
5/17(日) 15:19配信

共同通信
16日、インド・アーメダバードで、鉄道への乗車を待つ移民の労働者ら(ロイター=共同)

 【ニューデリー共同】インド政府が新型コロナウイルス対策として3月25日から続けている全土封鎖が17日、期限を迎えた。18日以降の措置について正式な発表はない。4月下旬から徐々に規制を緩めており、感染拡大が続く地域の封鎖を続ける一方、一段と緩和を進めていく方針とみられる。

 全土封鎖当初は生活必需品の買い出し以外、外出は厳しく制限された。州境を越える移動も原則禁止された。4月下旬からは感染者が少ない地方の工場の操業や出稼ぎ労働者の帰郷が認められ、今月には感染が続く地域でも、民間企業の事務所で従業員の3分の1まで出勤が可能となった。感染者は9万人超まで増えた。

574チバQ:2020/05/20(水) 10:59:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-00000011-jij_afp-int

ネパール新地図にインドとの係争地域、領土問題激化必至


5/20(水) 10:34配信

AFP=時事







ネパール新地図にインドとの係争地域、領土問題激化必至


ネパールの首都カトマンズで、インドの道路建設に反対するデモ隊(2020年5月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】ネパール政府は18日の閣議で、インドとの領有権問題の火種となっている地域を領土に含む新しい地図を発表することを決定した。政府関係者らは、新地図は戦略的に重要な領土を含んでいると述べている。

 シバ・マヤ・トゥンバーンヘ(Shiva Maya Tumbahangphe)法相がAFPに語ったところによると、新地図にはリプレク(Lipu Lekh)地域と、カラパニ(Kalapani)およびリンピヤドゥラ(Limpiyadhura)の一部地域が含まれている。これらの地域一帯は計300キロ平方メートル以上の広さで、インドおよび中国と国境を接する重要地域と考えられている。

 今月に入り、インドが北部ウッタラカンド(Uttarakhand)州でネパールとの係争地であるリプレク峠に至る全長80キロの道路を開通させて以降、ネパール各地では抗議デモが相次いでいる。

 ネパール側はカリ川(Kali River)に沿って国境を定めた1816年の条約に基づき、リプレク峠の領有権を主張しているが、両国はカリ川の水源について合意していないことから領土問題が生じている。

 トゥンバーンヘ法相は新地図の発表と平行し、「ネパールは国境問題を解決するために外交ルートを通じてインドとの対話を始める」と語った。

 リプレクと隣接するカラパニ地域には1962年のインドと中国による国境紛争以降、インド軍が配備されているが、ネパールはカラパニ地域の領有権を主張している。

 インドとネパールは両国そろってカラパニ地域とリプレクを自国の政治地図に含めてきたが、ネパールの地図にはこれまでリンピヤドゥラは含まれていなかった。

 国境問題専門家のブディ・ナラヤン・シュレスタ(Buddyhi Narayan Shrestha)氏は、「それはネパールが最初に地図を作成した1970年代に論争となった問題だが、その際、リンピヤドゥラ地域はインドとの協議の後に地図に含めるとの決定が下された」と述べる。

 ネパール側は、インドの新道路建設を「一方的な行為」と非難している。一方、インド側は新道路について、「完全にインドの領土内にある」と主張し続けている。

 ネパールはこれ以降、カラパニ付近に治安部隊を配備している。

 インド軍のM・M・ナラバニ(M.M. Naravane)陸軍参謀長は15日、ネパールの反応について「どこか他からの要請」を受けているのだろうと述べ、中国の関与をほのめかした。【翻訳編集】 AFPBB News

575チバQ:2020/05/21(木) 09:17:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200520-00000041-jij_afp-int

インド東部に「スーパーサイクロン」上陸、被害に警戒


5/20(水) 22:32配信

AFP=時事







インド東部に「スーパーサイクロン」上陸、被害に警戒


ベンガル湾を進むサイクロン「アンファン」。米航空宇宙局アース・オブザバトリー提供(2020年5月20日入手)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(図解追加)インド東部に20日夜、近年最強級のサイクロン「アンファン(Amphan)」が上陸した。同国と隣国バングラデシュでは住民数百万人が避難し、祈りをささげた。アンファンは最大瞬間風速約53メートルという猛烈な風を伴っており、広範囲に被害が出る恐れが懸念されている。


 バングラデシュの赤新月社(Red Crescent)はアンファンの上陸直前、1人の死亡を発表した。亡くなったのはボランティアで、村人たちを避難所に移動させていたところ、ボートが転覆し水死したという。

 当局は、サイクロンの被害が予想される進路沿いの低地の住民の避難を急いでいる。バングラデシュでは240万人、インドでは65万人超がすでに安全な場所に移動したとされるが、新型コロナウイルスの感染対策で課された予防措置に従う必要があることから、活動は難航している。

 ベンガル湾(Bay of Bengal)で「スーパーサイクロン」が発生するのは、1999年以来初めてで、観測史上でも2回目。

 猛烈な風に加え、数メートルの高潮も予想されている。高潮は、沿岸から内陸へ数キロの範囲まで被害をもたらす恐れがあり、サイクロンや台風、ハリケーンで死者が出る主な要因となっている。【翻訳編集】 AFPBB News

576チバQ:2020/05/31(日) 14:40:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e3fe9b64500a2ad8cffd56fdbb00469a21d7915
インドの全土封鎖、段階的に解除へ 感染拡大続く
5/31(日) 14:22配信

時事通信
 インド政府は30日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため3月末から実施している全土封鎖措置を31日で終了すると発表した。

 6月以降は段階的に解除する。インドでは4月下旬以降、封鎖による規制を徐々に緩和してきたものの、感染拡大傾向は続いており、封鎖解除により歯止めがかからなくなる恐れがある。

 インドでは30日までの24時間に約8000人が新たに感染。累計の感染者数は18万1000人超、死者は約5200人に上る。

577チバQ:2020/05/31(日) 15:57:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/1270ad43ed9572b5f218596bd2d1f1771368fc84
中国インド実効支配線付近で両軍殴り合い、投石 武器使わず深刻化避ける
5/30(土) 22:12配信

毎日新聞
 中国とインドの実効支配線付近で今月上旬以降、両軍が対峙(たいじ)している。インドメディアによると、両軍の兵士250人による殴り合いが発生したほか、双方が兵士5000人を増派した。沈静化のめどは立っていないが、両国は実効支配線付近で警備する兵士同士が衝突しても武器を使わないなど、本格的な戦闘を避けるための対策を講じており、対話を通じた事態打開の道を探っているとみられる。

 インドメディアによると、インド北部の連邦直轄地ラダックのパンゴン湖近くで5日、インドが進める道路建設を巡って両軍兵士が殴り合ったり、投石し合ったりして負傷者が出た。

 その後、他の複数の場所で中国側が兵士を増派し、インド側も対抗する形で兵力を増強した。インド側は「中国側が先に越境してきた」と主張している。9日にはインド北東部シッキム州の両国の国境でも兵士による殴り合いが起きた。

 両軍兵士による殴り合いなどはこれまでも度々発生してきた。核保有国の両国は、領土問題で緊張が過度に高まることは望んでおらず1993年、96年、2013年の計3回、国境防衛に関する合意を結び、本格的な戦闘を避ける対策を講じてきた。

 中印関係に詳しい印シンクタンク、オブザーバー研究財団のラジャゴパラン氏によると、両軍とも警備では重武装せず、兵士が衝突しても武器を使用しないことになっているという。

 ただ、それでも領土問題が絡むだけに17年にはインド、中国、ブータン3カ国の国境地帯で中印両軍が約2カ月にらみ合い、緊張が高まる事態も起きた。

 一方、今回の両軍の動きについて、中国外務省の趙立堅(ちょうりつけん)副報道局長は27日の定例記者会見で「中印国境地区の情勢は安定し、管理されている。中印両国は関連する問題を対話によって解決することができる」と強調した。

 中国紙「環球時報」は5月中旬、原因は「インド側の違法な防衛施設建設に対する必要な対抗措置だった」との人民解放軍関係者の主張を伝えていた。しかし、中国としては、香港問題などを巡り米国との関係が深刻化する中で、これ以上の中印関係の悪化は避けたい考えだとみられる。【松井聡、米村耕一】

578チバQ:2020/05/31(日) 23:38:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/e58d169e46ceff16294aa1461385862623a3e0e0
カースト最下層の若者6人、襲撃受け相次ぎ死亡 国連がネパールに調査要求
5/31(日) 23:17配信

AFP=時事
ネパールの首都カトマンズで、新憲法において平等の権利を求めて工期活動を繰り広げるダリットの活動家ら(2015年8月5日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ネパールで、カースト(身分制度)最下層の若者6人が殺害される事件があり、国連(UN)の人権高等弁務官が同国に調査を強く要求している。殺害された若者の中には12歳の少女も含まれており、ネパール国内では怒りの声が上がっていた。

 かつて「不可触民」として知られたカースト最下層のダリット(Dalit)は、ネパール人口の約13%を占めているものの、差別が正式に非合法化されてもなお、彼らに対する不当な扱いは根強く残っている。

 同国西部ルクム(Rukum)郡では先週、ダリットの若者たちの友人グループが村の暴徒らに追いかけられて襲われる事件が発生。暴徒らは、グループの少年の一人が異なるカースト出身の少女との結婚を計画していたことに激怒していた。

 若者たちは同郡を流れる川へやむなく飛び込み、警察や報道によると、少なくとも5人が水死。もう一人は現在も行方不明だという。

 警察はこれまでに20人を逮捕。地方政府の役人1人もこの事件に関与したとして逮捕された。

 同日には南部ルパンデヒ(Rupendehi)郡で、ダリット出身の少女(12)の遺体が木につるされているのが発見された。

 国連によると、少女は別のカースト出身のレイプ犯とみられる男との結婚を強制され、その後殺害されたという。

 国連のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)人権高等弁務官は、「憲法上保証されているにもかかわらず、カーストに基づく差別や暴力を処罰しないケースがネパールでは依然として多い」として、一連の殺害事件に対する独立調査の実施を要求した。【翻訳編集】 AFPBB News

579チバQ:2020/06/12(金) 17:17:48
http://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e9%a6%96%e9%83%bd%e3%80%81%e5%8c%bb%e7%99%82%e5%b4%a9%e5%a3%8a%e3%81%ae%e5%8d%b1%e6%a9%9f%ef%bc%9d%ef%bc%97%e6%9c%88%e6%9c%ab%e3%81%be%e3%81%a7%e3%81%ab%e6%84%9f%e6%9f%93%e8%80%85%ef%bc%91%ef%bc%97%e5%80%8d%e3%81%ae%e6%81%90%e3%82%8c%e2%80%95%e8%b2%ac%e4%bb%bb%e5%9b%9e%e9%81%bf%e3%81%ae%e4%b8%ad%e5%a4%ae%e6%94%bf%e5%ba%9c/ar-BB15mnpb?ocid=ientp

時事通信
インド首都、医療崩壊の危機=7月末までに感染者17倍の恐れ―責任回避の中央政府







2020/06/12 07:08





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8月後半にも衆院解散、岡田元外相


ベトナムの地球観測衛星「ロータスサット・ワン」のイメージ(NEC提供)

海外から衛星打ち上げ初受託 JAXA





新型コロナウイルス対策の全土封鎖措置が緩和され、海辺を歩くインドの人々=8日、ムンバイ(AFP時事)© 時事通信 提供新型コロナウイルス対策の全土封鎖措置が緩和され、海辺を歩くインドの人々=8日、ムンバイ(AFP時事)
 2800万人超の人口を抱えるインドの首都ニューデリーで、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化している。11日時点で3万2800人以上が感染し、980人超が死亡。当局は感染者数について、7月末までに現在の約17倍の累計55万人まで増えると予測している。中央政府が取ってきた厳しい封鎖措置を段階的に緩和しているため、感染拡大が加速した可能性があり、医療崩壊の危機が迫っている。

 ニューデリーを管轄するデリー首都圏政府の当局者は9日、首都の感染者数の予測を明らかにし、対応するには8万床のベッドが必要だと強調。現時点で約9000床しか用意できていないと危機感を示した。

 ケジリワル首都圏政府首相は7日、「他州からの患者が(首都の)病院に押し寄せてくる」として、首都の住民以外の利用を拒む方針を表明。批判を受け、10日にはツイッターで、他州の患者受け入れにも寛容な方針を示し、迷走を印象付けた。

 インドで感染者数が最も多いのは、商都ムンバイがある西部マハラシュトラ州だ。だが、地元紙フィナンシャル・エクスプレスによると、ニューデリーの1日当たりの感染者増加率は、マハラシュトラ州の3.4%を上回る5%に達する。

 インド政府は、3月25日に開始した厳格な外出禁止を伴う全土封鎖を段階的に緩和し、経済活動を許可してきた。国民の約6割を占めるとされる貧困層が封鎖で職を失い、生活が困難になったことが大きく影響している。

 ただ、4月20日の経済活動の一部容認から2週間ほどで、1000人台だった全土の1日当たりの新規感染者数は3000人を超え、現在は連日約1万人に達している。それにもかかわらず、中央政府は今月8日、ショッピングモールなど大勢の人が集まる施設の再開許可に踏み切った。

 感染者が増加する中で規制を緩和する背景には、経済低迷の責任を問われる事態を懸念するモディ首相の意向もあるとみられる。中央政府は5月30日の声明で「地方政府が独自に規制しない限り」一段の封鎖解除措置を取ると発表した。経済活動再開と感染防止対策のバランスを取った規制緩和の判断を地方政府に「丸投げ」したように映る。

 大きな責任を負わされた地方政府の中には、今月末までの封鎖延長を決めたところもある。ただ、経済の一大拠点である首都では緩和の流れにあらがうことは困難で、デリー首都圏政府は対応に苦慮している。

580チバQ:2020/06/16(火) 21:40:32
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN6J6GB9N6JUHBI01Z.html
中国とインド、国境周辺で衝突 殴り合いや投石で死者
2020/06/16 19:52朝日新聞

中国とインド、国境周辺で衝突 殴り合いや投石で死者

インドのモディ首相(手前)と中国の習近平国家主席(AP)

(朝日新聞)

 インド陸軍は16日、中国との国境が画定していないインド北部ラダック地方で中印両軍による衝突が15日夜に発生し、インド側の軍幹部や兵士の計3人が死亡したと発表した。1962年の国境紛争後、国境付近では両軍のにらみ合いが続発したが、死者が出るのは極めて異例だ。

 インドメディアによると、被害は殴り合いや投石などによるもので中国軍にも死者が出た模様だ。双方の軍幹部が事態の沈静化に向け、協議に入っている。

 中国外務省の趙立堅副報道局長も16日の定例会見で衝突があったことを認め、「インド部隊が2回境界を越え、中国側に向けて挑発や攻撃を行い、双方の肉体的衝突を招いた」と主張。インド側に「強烈な抗議」を伝えたことを明らかにした。死者の有無については触れなかった。

 インド軍関係者によると、両軍の間ではこれまでも衝突があり、インド北部の連邦直轄地ラダックのパンゴン湖近くなど2カ所では5月5日、両軍の兵士が殴り合ったり、投石し合ったりして双方に負傷者が出た。インド側が自国の支配地域内に道路を建設したことに中国が反発したことが背景にあるとされ、両軍とも数千人を増派してにらみ合いが続いていた。

581チバQ:2020/06/16(火) 21:41:54
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN6J6GB9N6JUHBI01Z.html
中国とインド、国境周辺で衝突 殴り合いや投石で死者
2020/06/16 19:52朝日新聞

中国とインド、国境周辺で衝突 殴り合いや投石で死者

インドのモディ首相(手前)と中国の習近平国家主席(AP)

(朝日新聞)

 インド陸軍は16日、中国との国境が画定していないインド北部ラダック地方で中印両軍による衝突が15日夜に発生し、インド側の軍幹部や兵士の計3人が死亡したと発表した。1962年の国境紛争後、国境付近では両軍のにらみ合いが続発したが、死者が出るのは極めて異例だ。

 インドメディアによると、被害は殴り合いや投石などによるもので中国軍にも死者が出た模様だ。双方の軍幹部が事態の沈静化に向け、協議に入っている。

 中国外務省の趙立堅副報道局長も16日の定例会見で衝突があったことを認め、「インド部隊が2回境界を越え、中国側に向けて挑発や攻撃を行い、双方の肉体的衝突を招いた」と主張。インド側に「強烈な抗議」を伝えたことを明らかにした。死者の有無については触れなかった。

 インド軍関係者によると、両軍の間ではこれまでも衝突があり、インド北部の連邦直轄地ラダックのパンゴン湖近くなど2カ所では5月5日、両軍の兵士が殴り合ったり、投石し合ったりして双方に負傷者が出た。インド側が自国の支配地域内に道路を建設したことに中国が反発したことが背景にあるとされ、両軍とも数千人を増派してにらみ合いが続いていた。

582チバQ:2020/06/17(水) 18:41:12
https://www.sankei.com/world/news/200617/wor2006170020-n1.html
中印衝突、インド軍20人が死亡 中国側にも死傷者か


2020.6.17 09:45|

【シンガポール=森浩】インド北部カシミール地方の係争地で中国軍とインド軍が衝突した問題で、インド陸軍は16日夜、インド側の死者が20人に達したと発表した。インドメディアは、中国側の死傷者も数十人に上ると報じた。

 インド陸軍によると、衝突は15日夜に発生し、数時間続いたという。現地はヒマラヤ山脈の一角の高地で、新たに死亡が確認された17人は衝突で重傷を負った後、氷点下の気温にさらされたことで死に至った。双方が棒や石によって攻撃し合い、銃器は使用されなかったという。

 インド外務省は16日夜の声明で、5月5日から始まった両軍の対峙(たいじ)の解消に向けた話し合いが行われていたが、「中国側が一方的に現状を変えようとした結果、激しい衝突が起こった」と非難した。中国は、インド側が2度にわたり越境してきたため衝突が発生したと説明している。

583チバQ:2020/06/25(木) 18:52:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac79e8be5fdf3e061e256c9a2d62c6d0a956cb10

中国が係争地の一部確保か、インドが軍事行動活発化




6/25(木) 15:02配信


AFP=時事







インドと中国の間にあるガルワン渓谷に設置された中国人民解放軍の駐屯地の衛星写真。米人工衛星企業マクサー提供(2020年5月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】中国がヒマラヤ(Himalaya)地域にある係争地の一部を確保したとされる事態を受けて、インド軍は24日、現地に軍用機を飛ばすなどして軍事行動を活発化させ、力を誇示した。

 インド軍筋がAFPに語ったところによると、ガルワン(Galwan)渓谷で6月15日に発生し、過去53年で最も多くの死者を出した印中両軍の衝突の後、中国軍は同渓谷の出入り口にある数平方キロの領域を確保し続けているという。


 中国だけでなくパキスタンとも接するこの地域でかつてインド陸軍の任務に就き、現在はこの地域の中心的な町レー(Leh)で暮らしているタシ・チェパル(Tashi Chhepal)退役大尉はAFPに対し、この種の軍事行動は今まで見たことがないと語った。


 インドと中国はいずれも、衝突後に現地から部隊を撤退させたと公言しているが、ガルワン渓谷周辺に部隊を残している。インドがより多くの部隊を展開し、軍事力を誇示しようとしている。


 標高約3500メートルに位置するレーでは24日、240キロ離れた山岳地帯の国境に向かって基地からインド軍機が定期的に飛び立った。レーから延びる幹線道路には複数の検問所が設けられ、インド軍はレー周辺で軍事行動を活発化させている。住民らは近くの道路で軍用トラックと火砲の長い列を見たと語った。


 あるインド軍北部司令部関係者は匿名を条件に、現在インド側はこの地域に十分な軍事的プレゼンスを展開しているとAFPに語った。


 中国外務省の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は24日、過去の二国間の合意を順守し、「中国と協力して具体的な措置を取り、国境地帯に平和と安定を取り戻そう」とインド側に呼び掛けた。


 米人工衛星企業マクサー(Maxar)が21日に撮影した写真には、衝突現場近くを流れる川沿いの野営地にトラックと小屋が写っていた。この野営地が印中どちらのものかは分かっていない。



■経済で互いに必要な中印
 インド軍筋によると、インド軍は同国領を「侵犯」した中国軍を排除するため出動したが、中国軍の待ち伏せ攻撃に遭い、尾根から落とされたという。両国間の取り決めにより銃器は使われなかったが、石やこん棒といった原始的な武器が使われ、衝突は激しいものとなった。


 中国側は、インド軍が2度にわたって実効支配線を越え、中国軍を挑発したと主張している。しかし、インドの警察の情報部門と軍の関係筋がAFPに語ったところによると、中国側は今回の衝突で確保したガルワン渓谷とその近くのパンゴン湖(Pangong Tso)付近の数平方キロの領域を保持し続けているとみられる。


 中国は現在、ガルワン渓谷を自国領と主張しているが、インドはこれを受け入れていない。


 インドのアナリストらは、緊張緩和、またはインドによるこの地域の奪還に懐疑的だ。ニューデリーのシンクタンク、オブザーバー・リサーチ・ファウンデーション(Observer Research Foundation)のハルシュ・パント(Harsh Pant)氏は、「いま中国が言っていることは、どれも額面通り受け取ることはできない。願わくば、今度こそインドが教訓を得ればいいのだが」と述べた。


 中国製品のボイコットを求める声が高まる中、メディアによると、インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)政権は中国企業の活動への制約を強める可能性があるという。しかしアナリストらは、中印には経済面で互いに相手国を必要とし合っているという認識があると指摘する。


 米マサチューセッツ工科大学(MIT)の安全保障専門家、ビピン・ナラン(Vipin Narang)氏は、「短期的にはインド国内で中国に対する反発はあるかもしれないが、インドではパキスタンの方がはるかに大きな脅威として認識されている」と指摘。「今回の危機の影響は、徐々に広がるとしても、インド国民の間ではあまり長く続かないのではないか」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

584チバQ:2020/06/26(金) 23:16:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/de257a83c97d6ff462b9b80dd6a36cdcd1032b2a
対中国、コロナ拡大、バッタ…三重苦のインド・モディ政権
6/26(金) 12:11配信

産経新聞
インド北部カシミール地方ラダックで、中印実効支配線へ向かう道路を拡張するインド軍関係者=2014年11月(岩田智雄撮影)

 【シンガポール=森浩】インドのモディ首相が“三重苦”ともいえる内憂外患に悩まされている。インド軍20人が死亡した北部カシミール地方ラダックでの中国軍との衝突をめぐり、対話の姿勢を打ち出す政権に対し、反中の機運が盛り上がる国内で批判も集まる。新型コロナウイルス感染拡大も収まらず、サバクトビバッタの襲来も頭痛の種だ。ヒンズー至上主義を掲げ、強い指導者像を打ち出してきたモディ氏だが、対応を間違えれば支持離れにつながりかねない状況だ。

【写真】市街地に襲来する「サバクトビバッタ」の群れ

 「中国がラダックで取った措置に、国全体が傷つき怒りを感じている」

 モディ氏は19日、全政党の代表を交えた会議で中国との衝突についてこう発言した。一方で「インドは平和と友好を望んでいる」とも付け加え、踏み込んだ中国批判は避けている。「モディ氏は外交的に解決できると考えているのだろう」と、中印関係に詳しい印ジンダル・グローバル大のスリパルナ・パサク准教授は分析する。

 インドは中印国境紛争(1962年)の敗北以降、中国との軍事面での対立を強く警戒する意向が働く。事実上の国境である実効支配線(LAC)付近では道路などのインフラ整備に差があり、軍の展開の速度や規模は中国に劣るという分析もある。

 ただ、45年ぶりに中国との衝突で死者が出たことで、国内では中国への反発が広がる。習近平国家主席の顔写真を燃やす抗議のほか、首都ニューデリー近郊にある中国スマートフォン大手「OPPO(オッポ)」の工場近くで不買を呼びかけるデモも起きた。ニューデリーの一部では中国人の宿泊拒否を宣言するホテルも登場している。モディ氏の姿勢は弱腰とも取られており、野党側は批判を強めている。

 内政面に目を向けると、国内の新型コロナの感染者は増加の一途で49万人を超え、米国、ブラジル、ロシアに次いで世界で4番目に多い。3月下旬にロックダウン(都市封鎖)を宣言した際の感染者は約600人で、爆発的な増加といえる。深刻なのが雇用への打撃で、民間調査によると5月のインド全体の失業率は23%に達している。モディ政権は経済活動の段階的な再開に乗り出しているが、衛生対策との両立に苦慮している。

 また、5月からは中東やアフリカで発生したサバクトビバッタが「過去26年で最悪の規模」(地元専門家)で襲来。農業が盛んな西部ラジャスタン州では広大な農地で作物に被害が出た。今後、雨期の作物の植え付けが本格化する時期で、影響が懸念されている。パサク氏は「コロナ以前からの経済低迷もあり、国内で不満は蓄積されている。中国に対しては『新型コロナを発生させた国』としての反発も強く、弱い姿勢を見せることは政権の強い逆風となって跳ね返ってくるだろう」と指摘している。

585チバQ:2020/07/06(月) 18:51:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9ecf4c32ea60b695ccf010ddcef9b2046a6e24d
インドの新規感染者、4日連続で2万人超え…世界3位の露に迫る勢い


7/6(月) 12:53配信
 インド政府によると、同国で6日、新型コロナウイルスの新規感染者が2万4248人を記録し、4日連続で2万人を超えた。米ジョンズ・ホプキンス大の集計では、日本時間の6日午後1時時点で、累計感染者は67万人を上回り、世界3位のロシアに迫る勢いだ。

 インドでは、感染者の増加傾向が続いており、感染ピークは11月になると分析する専門家もいる。

 危機感を強める政府は鉄道の通常運行再開を8月12日まで先送りし、旅客機の国際線受け入れも少なくとも7月末まで延期した。学校再開も見送った。全感染者の3割を占める西部マハラシュトラ州では、商都ムンバイの住民に自宅から2キロ以上の移動を禁じるなど、規制を強化する動きも出ている。

 政府は5月末、2か月以上続けた全土封鎖を解除し、経済活動の再開を本格化させた。感染拡大の背景には、検査体制の拡充で感染者の確認数が増えている側面もあるが、州境をまたぐ移動の活発化や飲食店の営業再開なども影響しているとみられる。

 ナレンドラ・モディ首相は、コロナ禍で国民の生活困窮に拍車がかかっている現状を踏まえ、11月まで食料の無償配給を続ける方針を示している。(ニューデリー支局 小峰翔)

586チバQ:2020/07/07(火) 21:17:24
https://mainichi.jp/articles/20200707/k00/00m/030/031000c
インドの感染者、70万人に迫る 米国、ブラジルに次ぐ3番目の多さ
毎日新聞2020年7月7日 09時22分(最終更新 7月7日 09時23分)
 インドの新型コロナウイルス感染者が6日、累計で69万7千人を超えた。ロシアを抑え、米国、ブラジルに次いで国別で3番目の多さになった。

 13億人超と世界2位の人口を抱えるインドでは、1日当たりの新規感染確認者が2万4千人を超えており、感染拡大を抑え込めていない。死者の累計は1万9千人余り。

 インド政府は3月下旬から5月末まで全土封鎖を実施したが、6月から段階的に解除。企業の事務所や大型ショッピングモール、国内線の運航などが再開されている。当局は宴会場にベッドを設置して臨時医療施設に転用するなど、対応に追われている。

(共同)

587とはずがたり:2020/07/12(日) 15:19:33


2020.07.06 コラム
ナンに親しみがあるのはインドより日本?現地以上にナンが日本で愛されている理由とは
https://delsole-nan-washoku.com/project/002/

インドやネパールなどの国で、カレーと共に食べられているイメージがあるナン。実際に日本に店をかまえる多くのインド・ネパール料理店が、手作りのナンをカレーとともに提供しています。
しかし、実は?本場インドでナンはあまり食べられていない”って皆さんご存知でしょうか?

今回はそんな、にわかには信じ難い噂の真相を探るべく、調査を実施してきました。

588チバQ:2020/07/12(日) 18:34:39
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071100406&g=intインドの感染80万人超える 保健相「市中感染なし」―新型コロナ
2020年07月11日15時13分

 インド政府は11日、新型コロナウイルス感染者が累計で82万人を超えたと発表した。死者も2万2000人を上回った。1日の新規感染者数は2万7000人を超えた。10日の発表で初めて24時間の感染者が2万6000人を超え、感染の勢いは衰えていない。

 政府は6月に入り、感染拡大防止のための全土封鎖を大幅に緩和した。ただ、貧困州の一つで人口2億人超の北部ウッタルプラデシュ州が、10〜13日の封鎖措置を導入するなど、地方政府による行動規制の流れは続いている。
 一方、バルダン保健・家族福祉相は9日、記者団に対し「局所的な流行にとどまっており、国内で市中感染は起きていない」と主張。「100万人当たりの感染者は、世界の平均が1453人なのに対し、インドでは538人にすぎない」と述べ、約13億6000万人の人口と感染者数を対比して考えるべきだと訴えた。

589とはずがたり:2020/07/13(月) 22:51:17
中国、ブータンで新たな領有権主張…インドに揺さぶりか
7/13(月) 18:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/958da91b296b1f25c5a488aa29ee88d5e5a55776
読売新聞オンライン
 中国が6月以降、ヒマラヤの小国ブータン東部の領有権を新たに主張している。ブータンと、その後ろ盾のインドは激しく反発する。中国の動きには、国境地帯で軍同士が衝突するインドに対し、揺さぶりをかける狙いがあるとの見方が強い。(中国総局 中川孝之、ニューデリー支局 小峰翔)

 中国が領有権を主張し始めたのは、途上国の環境保護を支援する国際基金「地球環境ファシリティー」の6月上旬のテレビ会議だった。議事録によると、ブータンが助成を申請した同国東部「サクテン野生生物保護区」を巡り、中国代表が「保護区は中国とブータンの国境画定協議で議題になっている紛争地域だ」として、異議を訴えた。

 これに対し、会議でブータンの利益を代弁する南アジア諸国代表は「保護区はブータン固有の領土。過去に中国側が領有権を主張したことはない」と反論した。

 中国とブータンは国交がない。中国外務省はブータンとの間で、国境画定協議を1984年から24回行ったとしているが、未画定のままだ。外交筋によれば、一連の協議で中国側が主張したのはブータン西部のドクラム地域と中部の領有権だけで、保護区のある東部については「提起したことがない」という。

 保護区は広さ650平方キロ・メートルで、ヒマラヤの生態系が残る自然豊かな高地だ。インドが実効支配し、中国も領有権を主張するアルナチャルプラデシュ州と隣接し、中印関係にとっても敏感な場所に位置する。ナレンドラ・モディ印首相は就任後の最初の外遊先にブータンを選ぶなど、中国との緩衝地帯であるブータンへの影響力強化を図ってきた。

 習近平(シージンピン)政権が領有権主張を拡大した狙いについて、インドの安全保障戦略の専門家バーラト・カルナード氏は「インドをけん制する狙いだ」と指摘する。

 米国のトランプ政権も中国の動きを問題視する。ポンペオ国務長官は8日の記者会見でこの問題に触れ、沖縄県・尖閣諸島やベトナム沖などとともに「中国は領有権争いを(各地で)あおっている。世界はこのいじめ行為を許すべきではない」と語った。

ドクラム地域 ブータンと中国の国境地帯に位置する高原。2017年に中国が道路建設を始めた際、ブータンの要請を受けたインドが派兵し、中印両軍が約70日間、至近距離でにらみ合った。ブータンとインドは友好条約で、互いの国益に関する事項で「緊密に協力する」と定めている。

590チバQ:2020/07/26(日) 18:41:57
>>589
中国、ブータン東部の領有主張 新たな争点化、インドけん制
7/26(日) 7:11配信

時事通信
インド北東部シッキム州の対中国境に立つ中印両国の兵士=2008年7月(AFP時事)

 【北京時事】中国がヒマラヤ山脈の隣国ブータン東部の領有権を主張し、反発を招いている。


 国交がない両国は2016年まで国境画定交渉を24回重ねているが、ブータン側によれば、東部が議題に上ったことはなかった。中国による新たな争点化は、ブータンと結び付きが強く、対中国境紛争が再燃しているインドをけん制する狙いもあるとみられている。

 中国がブータン東部「サクテン野生生物保護区」の領有権に言及したのは、6月初旬にオンラインで行われた国際機関「地球環境ファシリティー(GEF)」の会議。議事録によると、中国側代表は「ブータンとの係争地に位置し、両国の国境画定協議の議題になっている」と表明。ブータン側代表は「係争地として協議したことはない。中国の主張を完全に拒否する」と反発した。

 中国外務省の汪文斌副報道局長は今月21日の記者会見で「(ブータン)東部、中部、西部いずれも長らく未画定の係争地がある」と述べた。

 保護区の東はインドが実効支配するアルナチャルプラデシュ州に隣接し、中国は同州も「南チベット」と呼んで領有権を唱える。インドでは、中国のブータン東部をめぐる動きは「アルナチャルプラデシュ州への干渉を強める」(ヒンズー紙)狙いがあるとして、警戒感が高まっている。

 中印両軍は6月中旬、中国西部とインド北部ラダック地方の国境地帯で衝突。インド側は1967年の両軍衝突以降で最悪の死者20人、中国側も数は非公表だが死傷者が出た。撤退で合意後も双方の緊張は続く。

 一方、ブータン西部と中国の係争地ドクラム高地では17年、道路建設を始めた中国軍と、ブータンに駐留する後ろ盾のインド軍が約2カ月間、にらみ合った。オンライン誌ディプロマットは、ブータン国土の1割以上と広大な東部地域への中国の領有権主張はドクラムなど他地域での譲歩を迫る意図があり、「中国はインドとブータンの間にくさびを打とうとしている」と指摘した。

591とはずがたり:2020/07/28(火) 16:50:43
これ世界でもっとも仲の悪い2国の組み合わせの一つのインドパキスタン間での出来事。
息がぴったりで相当訓練もしてるようで感動する。

https://www.youtube.com/watch?v=l0F__jlLN6M&feature=youtu.be
0:17 / 8:37
ワーガ検問所フラッグセレモニー
21,783 回視聴?2019/01/11

インドとパキスタンの国境にあるワーガ検問所で毎日行われているフラッグセレモニーです。国際紛争の場を観光儀式に昇華させた取り組みは興味深いです。2018年10月17日に撮影しました。

https://www.youtube.com/watch?v=nNKYkktux08
Pakistan & India Border Flag lowering ceremony | 印パ国境・ワガのフラッグセレモニー
12,369 回視聴?2019/04/08

Everyday there is a flag lowering ceremony on Pakistan and India border, tourists always enjoy their presence to witness it.

https://twitter.com/makotopic/status/1287312143344259072
まことぴ
@makotopic
調べ物をしていて、偶然「インドとパキスタンの国境で毎日日没近くに行われている、両国の警備隊が互いに示威パフォーマンスをぶつけ合う国境閉鎖セレモニー」の存在を知ったのですが、絵力が強すぎて目が釘づけになってしまいました。

592チバQ:2020/08/03(月) 14:35:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3edf6c942c7b4dd862d5e5eca7222b33e9dd042
コロナ対策司令塔の大臣が感染、首相とは閣議で面会…インド
8/3(月) 14:16配信

 インドで新型コロナウイルス対策を担当するアミット・シャー内相は2日、自身のツイッターで、新型コロナウイルスの検査で陽性となったと明らかにした。シャー氏は、ナレンドラ・モディ首相の側近で、与党インド人民党の総裁を務めた有力者だ。

 シャー氏によると、健康状態は良好で、医師の助言で入院した。内務省は、行動制限や経済活動の再開の指針を決めるなど、新型コロナ対策の司令塔となっている。

 地元誌インディア・トゥデー(電子版)は、関係者の話として、シャー氏は先月29日の閣議でモディ氏らと会ったが、全員マスクを着け、社会的距離は保たれていたと報じた。

 累計感染者数が米国、ブラジルに次いで世界で3番目に多いインドでは、新規感染者数が2日、5万4000人超となり、感染拡大に歯止めがかからない。(ニューデリー支局 小峰翔)

593チバQ:2020/08/06(木) 16:55:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/089a3033ad0b8c45c85fe88fe41ef294fb515f8d
インド係争の聖地にヒンズー教寺院 モディ首相、式典出席
8/6(木) 10:56配信


(c)AFPBB News
【8月6日 AFP】インドで5日、ヒンズー教徒とイスラム教徒が対立していた聖地に建設されるヒンズー教寺院の定礎式が開かれ、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相(69)も出席した。同日には、イスラム教徒が多数を占めるジャム・カシミール(Jammu and Kashmir)州の自治権を政府が剥奪してから1年を迎え、モディ政権にとっては記念すべき日となった。

 北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州にある聖地アヨディヤ(Ayodhya)と、インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方は、インドの過去30年間における最大の係争地に数えられ、モディ首相は両方の問題に決着をつけようとしている。

 アヨディヤでは長年宗教的な争いが絶えず、同国史上最悪規模の暴力の火種となってきた。

 同地には数百年の歴史を持つモスク(イスラム礼拝所)があったが、ヒンズー教の重要なラーマ(Ram)神の生誕地であることを理由に、1992年にヒンズー教徒の暴徒らによって破壊された。これをきっかけに、ヒンズー教徒とイスラム教徒の間で暴動が起き、2000人が死亡。死者の大半がイスラム教徒だった。

 その後も法廷闘争が長く続いたが、最高裁は昨年11月、聖地をヒンズー教徒のものとする判断を示した。ヒンズー国家主義を掲げるモディ氏のインド人民党(BJP)にとって大きな勝利となり、今回の寺院の建設につながった。

 BJPは、ジャム・カシミール州の自治権についても歴史に照らして誤りとみなし、昨年8月5日にモディ氏がこれを剥奪した。

 一方カシミール地方のパキスタン側では、同国のイムラン・カーン(Imran Khan)首相が4日、カシミール全域がパキスタンの一部だとする新たな地図を公開。

 カーン首相は5日、「われわれもカシミール人も決して、インドによる違法行為やカシミール人弾圧を認めない」と強調した。

 映像は定礎式に出席したインドのモディ首相、5日撮影・提供。(c)AFPBB News

594チバQ:2020/08/06(木) 20:40:46
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020080601001282.html
スリランカ議会選、開票始まる 大統領派は勝利を楽観
2020/08/06 19:03共同通信

スリランカ議会選、開票始まる 大統領派は勝利を楽観

スリランカ議会選で投票締め切り後、投票箱を運ぶ選挙管理人ら=5日、コロンボ(ロイター=共同)

(共同通信)

 【ニューデリー共同】5日投票のスリランカ議会選(一院制、225議席)は6日、開票が始まった。昨年11月の大統領選で当選したラジャパクサ氏は憲法改正を可能にする3分の2の議席獲得を目指しており、地元メディアによると、兄で元大統領のマヒンダ・ラジャパクサ首相が楽観的な見方を示した。選挙は比例代表制で、大勢は7日にも判明する見通し。

 大統領は5日、新型コロナウイルス感染が懸念される中で投票率が71%近くになるとの見通しを示し「(政府の)努力に国民の信頼が示された」と表明した。改選前の議会では大統領選で対立候補を推した勢力が第1党だった。

595チバQ:2020/08/10(月) 14:17:08
3005 チバQ 2020/08/07(金) 20:43:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20200807k0000m030219000c.html
スリランカ議会選で大統領派が勝利 政権基盤固める
2020/08/07 20:31毎日新聞

スリランカ議会選で大統領派が勝利 政権基盤固める

スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ大統領=ニューデリーで2019年11月30日、松井聡撮影

(毎日新聞)

 インド洋の島国スリランカの議会選(1院制、225議席)が5日投票され、7日に開票結果が発表された。ラジャパクサ大統領派のスリランカ人民戦線(SLPP)が145議席を獲得して過半数を制し、勝利した。昨年11月の大統領選で初当選したラジャパクサ氏側は、これまでの議会第1党だった統一国民党(UNP)を破り、政権基盤を固めた。選管によると、2015年の前回選で106議席を獲得したUNPはわずか1議席にとどまった。

 スリランカでは昨年4月、日本人1人を含む250人以上が死亡するイスラム過激派のテロが発生。今回の議会選でも治安対策が主な争点になった。スリランカは中東とアジアを結ぶシーレーン(海上交通路)の要衝で、中国がインフラ支援を通じて影響力を拡大する一方、近年は中国を警戒するインドも関与を強めている。【松井聡】

596とはずがたり:2020/08/25(火) 21:44:40
大紀元だから眉に唾付けつつも

中国、ネパール国境を押し下げ不法占拠か=印報道
https://www.epochtimes.jp/p/2020/08/61337.html
2020年08月25日 18時14分

ネパール農業省調査局の報告によると、中国は国境を接する7つの地域で、ネパールの土地を違法に占拠している。報告によると、中国政府は侵入を速めており、ネパールの境界線をどんどん押している。

ネパールは北部を中国チベット自治区、南部をインドと接するヒマラヤ山脈麓の内陸国。インドの通信社ANIによると、ネパール共産党K・P・シャーマ・オリ政権は中国共産党の政策に融和傾向にある。また、北京の報復を恐れ、中国の「不法占拠」を容認しており、実際の状況は農業省の報告よりもさらに深刻である可能性がある。

中国の土地占拠の被害地区には、ドラカ(Dolakha)、ゴルカ(Gorkha)、ダチュラ(Darchula)、フムラ(Humla)、シンドゥパルチョーク(Sindhupalchowk)、サンクワサバ(Sankhuwasabha)、ラスワ(Rasuwa)などがある。

ネパール測量地図局によると、中国は国境をネパール側に1500メートル押し出したという。

ANI通信によると、中国側は国境について対話方法も示さず、ネパールに対して、紛争の解決と管理に関する両国間議定書にも署名しないようネパール政府に圧力をかけたという。

ネパール測量地図局はまた、中国はゴルカ地区とダチュラ地区のネパールの村を占領したと報告した。かつてネパールにあった多数の家屋が中国に接収され、中国領に同化されているという。

ネパール農業省は最近、中国による複数の土地収奪事件を取り上げた報告書を発表した。同省は、中国が少なくとも11カ所のネパールの土地を占領していると報告した。

6月、野党であるネパール国民会議の議員は、下院で決議案を提出し、中国によって侵略された同国の領土を回復するよう、ネパール政府に要請した。議員らは、中国が同国の64ヘクタールもの土地を侵害したと主張した。

また、ネパールと中国の間の1414kmの長い国境には、国境線を示す合計98本の境界柱があったが、ほとんどが「行方不明」になっており、存在する数本もネパール領土内へと移動させられたとしている。

ANI通信によると、駐ネパール中国大使は、ネパール共産党内の派閥争いに介入し、共産党に有利になるよう働きかけたと報じた。このため、中国のネパールに対する友好的な支援策は、「中国による拡大政策の推進」 であり、植民地政策の一部だと批判的に伝えた。

(翻訳編集・佐渡道世)

597チバQ:2020/08/31(月) 21:42:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020083000092&g=int
神聖な橋で裸の撮影 仏女性逮捕―インド
2020年08月30日12時56分

インド北部のガンジス川に架かる神聖な橋=2019年10月、リシケシュ(AFP時事)
インド北部のガンジス川に架かる神聖な橋=2019年10月、リシケシュ(AFP時事)


 【ニューデリーAFP時事】インド警察は29日、北部リシケシュのガンジス川に架かる神聖な橋で、裸になってビデオ撮影していたフランス人の女性(27)を逮捕したと発表した。「女はインターネット上でビーズのネックレスを売っており、販売促進のための撮影だったと供述した」と警察は説明している。

 騒ぎがあったのは27日。インドのネット規制法違反容疑で、最長で3年の禁錮刑となる。警察は「フランスでは犯罪ではないかもしれないが、ここはヒンズー教の神様がガンジス川を渡ったという神聖な橋なのだ」と強調した。

598とはずがたり:2020/09/05(土) 20:56:33
2020年8月31日 / 16:49 / 5日前
インド軍、係争地で「中国軍の挑発行為を阻止」 中国は否定
Reuters Staff
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https://jp.reuters.com/article/india-china-idJPKBN25R0SW?taid=5f4cf57c46b85b0001d054f9&utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

[ニューデリー 31日 ロイター] - インド軍は31日、中国人民解放軍が両国国境の係争地で現行の体制を変えようとしたが、未然に防いだと表明した。

インド軍は声明で「8月29-30日の夜にかけて、人民解放軍は東部ラダック地方の対立を巡る軍事・外交上の取り決めの過去の合意事項に違反し、現行の体制を変えるため、挑発的な軍事活動を行った」と表明。インド軍が「現場の事実を一方的に変更しようとする」人民解放軍の試みを阻止したと述べた。

インド軍関係者が匿名を条件にロイターに明らかにしたところによると、衝突には至らなかった。

ラダック地方では6月に両国軍が衝突し、インド側に20人の死者が出ている。

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インド軍は、両国軍の関係者が、今回の問題を解決するため、国境付近で協議を進めていることを明らかにした。

中国外務省の報道官は会見で「(人民解放軍は)実効支配線を常に厳格に順守している。実効支配線を超えたことは一度もない」として、インド側の主張を否定。両国が現地の情勢について連絡を取り合っていることを明らかにした。

*内容を追加しました。

599チバQ:2020/09/30(水) 19:28:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2de24cd2cb7e73848f0e8e9ccc13d81f187722eb
カースト最下層の19歳女性が集団レイプ死、インド全土に怒り
9/30(水) 11:56配信
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インド南部ベンガルールで、ろうそくをともし性的暴行の被害者に連帯を示す人々(2019年12月6日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】インドでカースト最下層のダリット(Dalit)の女性(19)が上位カーストの男たちに集団レイプされて死亡する事件が起き、人権活動家や政治家、インド映画界「ボリウッド(Bollywood)」のスターやクリケット選手らをはじめインド全土で怒りが巻き起こっている。

【写真】死刑執行人が心境語る「死刑がないと犯罪減らない」

 かつて「不可触民」として知られたカースト最下層のダリットは、インドに現在2億人いる。人権活動家らによると、長年はびこってきたダリットに対する差別や虐待は、ここへ来て新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響で増加している。

 遺族が警察に提出した告訴状によると、死亡した女性は北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で今月14日、男らに襲われ、首と背骨をけがして体がまひし、血まみれになって倒れているのを発見された。女性は発見されてすぐに地元の病院に搬送されたが、容体が悪化したため28日にニューデリーの病院へ移送され、翌29日、治療中に亡くなった。当局によると告訴された男4人がすでに逮捕されている。

 インドではカーストや社会階級にかかわらず、女性に対する性暴力が深刻で大きな問題となっている。2018年に全国で報告されたレイプは3万4000件近くに上っているが、被害者が恐れて名乗り出ないケースが多いため、報告数は氷山の一角と考えられている。

 今年3月には、2012年にニューデリーのバスの車内で起きた女子学生の集団レイプ殺害事件の死刑囚4人が絞首刑に処された。この事件は動画配信大手米ネットフリックス(Netflix)でドラマ化もされた。【翻訳編集】 AFPBB News

600チバQ:2020/11/02(月) 13:55:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0e64c0525993ce4be65d1d43db9b48e4d67020e
インド・経済成長のウラで…ゴミのように扱われる「下層カースト」の過酷な現実
11/2(月) 8:01配信
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写真:現代ビジネス
 2015年に経済成長率7.9%を記録し、2027年には人口世界一を予想される「経済成長を続ける国・インド」。しかし、特派員として3年8ヵ月にわたってニューデリーに赴任した共同通信社外信部記者の佐藤大介記者は「違和感」がある、と語る。

 折しも刊行されたインド出身の女性作家による児童文学『橋の上の子どもたち』(著:パドマ・ヴェンカトラマン、訳:田中 奈津子)をテキストとして、佐藤記者がインド経済成長の実態を明かすーー。
「経済成長」は本当のインドの姿なのか

Photo by iStock
 日本に暮らしている人で「インド」という国を知らない人は、まずいないだろう。
そこからイメージされる言葉は「カレー」「ガンジー」「ヨガ」「貧乏旅行」など、人によってさまざまだ。

 最近では、インドの人口が2027年には中国を抜いて世界一になるとの予想から、企業や投資関係者らを中心に「経済成長を続ける国」とも言われてきた。

 インドは13億を超える人口のうち、30歳未満が過半数を占めている。少子高齢化の問題に直面している日本にとって、若年層が多いインド市場が魅力的に映るのは当然のこととも言える。

 カレーのおいしいインドも、スピリチュアルなインドも、そして経済成長が著しいインドも、すべて間違いではない。だが、それはあくまでも、インドという国の一側面にすぎない。

 とりわけ、経済成長というキーワードでインドを語られるときには、いつも違和感を覚えていた。国内総生産(GDP)の成長率といった数字から見ると、インドが経済成長を遂げていることに疑いはない。

 しかし、それが本当のインドの姿なのだろうか。
高級ホテルの横にスラム街

ムンバイ中心部に広がるスラムと、その奥にそびえ立つ高層ビル。このコントラストが、歪な格差を象徴している(撮影/佐藤大介)
 2016年9月から3年8ヵ月、特派員として首都ニューデリーに滞在し、インド各地を訪れた。街中を歩き、人々の暮らしに接する中で感じたのは、「経済成長」という言葉との大きなズレだった。

 きらびやかなショッピングモールや高級ホテルが建設される一方で、すぐ傍にはスラム街が広がる。交差点に行けば、物乞いの親子が停車中の車に施しを求めて回る姿が日常化していた。

 世界銀行が2015年に行った調査では、インドでは人口の約13%が1日1.9ドル(約200円)未満の極貧状態での生活を強いられている。貧しい暮らしを送る人たちにとって、インドの経済成長など無縁の話に過ぎない。

インドにおける子どもの貧困
 そうした現実を描いているのが『橋の上の子どもたち』だ。

 ここでの主人公は11歳の少女ヴィジと、障害を持った1つ年上の姉ラク。2人の母がタミル語でお祈りをしていたとの記述から、舞台はタミルナドゥ州などの南インドだと考えられる。

 ヴィジは暴力をふるう父親と、それを甘んじて受け入れている母親との生活に見切りをつけ、ラクとともに逃避行の旅に出る。

 そうした設定自体は決して珍しいものではない。だが、物語の中には、現在のインドが抱えているさまざまな問題が随所にちりばめられている。

 そうした観点で読み進めていくと、この作品が「児童文学」であるとともに、れっきとした「ノンフィクション」でもあることに気づかされる。

601チバQ:2020/11/02(月) 13:55:58
貧困問題と表裏一体の「カースト制度」

インドムンバイのスラムで暮らす子供(Photo by gettyimages)
 物語を通して描かれているのが「カースト」の問題だ。

 長距離バスに乗って実家を脱出したヴィジとラクは、到着したバスターミナルで運転手の男性から声をかけられ、そのまま連れていかれそうになる。

 抵抗するヴィジに手を焼いた運転手が投げつけたのは「うすよごれた下層カーストのガキが!」という言葉だった。

 カーストという言葉そのものは日本でもよく知られている。

 「スクールカースト」など集団内での序列や格差を身分制度になぞらえた形だが、カーストとは生まれた時から与えられている世襲の「身分」として、上下関係を明確に示し、階層ごとに職業と結びついている。

 インドの憲法でカーストによる差別は禁じられているが、実際にはインド社会に深く根差した考え方だけに、差別が解消されるのは極めて難しい。とりわけ、農村部では今でも差別意識は強く残っている。

 カーストと貧困の問題と表裏一体なのだ。

 ヴィジとラクが、どういったカーストに属しているかは明示されていない。しかし、彼女らが下層カースト、あるいはカーストの外側にあり最下層に位置付けられている「不可触民」に属していることは間違いない。

 高いカーストにいる人たちは、そうした下層カーストの人たちに、特段の関心を払うことはない。2人が誘拐されそうになっても、顔にあざを作り、ぼろをまとって街中を歩いていても、そこに救いの手を差し伸べる人は少ない。

 それは、高位カーストにいて富を得ている人たちにとって、2人は「見えない存在」だからだ。

インド社会が生みだした「ひずみ」

Photo by iStock
 聡明で気丈なラクは、憐れんでカネを差し出そうとする人に「施しはいらない」と、申し出を拒否する。

 自分たちが哀れな存在ではなく、インド社会の生みだしたひずみとして直視してほしいと訴えているのだ。それは、ラクにとって世の中への精いっぱいの抵抗でもある。

 橋の上での生活をはじめた2人は、やはりそこで暮らす子供たちと知り合い、仲間になる。与えられた仕事は、ゴミの山を回って廃品回収業者が買い取ってくれそうなものを探すことだった。

 もちろん、病原菌の巣窟であるゴミの山に素足同然で入っていくことは、危険以外の何物でもない。だが、生きるためにほかの選択肢はないのだ。
危険な仕事に従事する不可触民
 インドでは下水管の清掃で、作業員が有毒ガスで意識をうしなった末に転落死するといった事故が後を絶たない。

 作業員は大部分が不可触民の人たちで、安全対策をとらないまま危険な作業に従事している実態が社会問題となっている。下層カーストの子供たちが、貧しさの中でゴミの山に向かうのも、同じ構図と言ってよい。

 物語の描写は、私が商都ムンバイのスラム街を訪れた時、近くのゴミの山でプラスチック片を必死に探す少年の姿と重なった。

 黒ずんだシャツと半ズボンに、サンダルなどの履物はない。目つきだけは鋭く、「別世界」にいる私を敵視しているようでもあった。

 スラム街のすぐ先には、高層ビルが立ち並び、世界の金融機関などがオフィスを構える。その「別世界」に、私もいると映ったのだろう。かける言葉もみつからないまま、少年は足早にゴミの山を駆けていった。
コロナ禍であらわになった「いびつな対応」

Photo by iStock
 ゴミの山での危険な作業を繰り返す中で、ヴィジとラク、そして仲間たちには病気の魔の手が襲い掛かる。だが、子どもたちにはなすすべがない。

 物語の中で、子どもたちに救いの手を差し伸べたのは、キリスト教の施設となっている。これは、現在のインドに対する強烈な皮肉だ。

 なぜなら、家もなくて学校にも通えず、死と隣り合わせた生活をしている貧しい子どもたちに、行政はまったくといっていいほど対応せず、宗教施設の慈悲に頼らざるを得ない現状を示しているからだ。

 「経済成長」を旗印に掲げているインド政府だが、優先しているのは一握りの人口が富んでいくことであり、貧困層への対応は後手に回っている。

 それを如実に示したのが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、3月にインド政府が全土を対象に実施したロックダウンだろう。

 ロックダウンによって企業活動も停止され、建設現場や工場の労働者として農村部から都市部に出稼ぎに来ていた労働者は仕事を失い、住む家さえもなくなった。家族とともに故郷へ帰ろうにも、交通機関はすべて停止されている。

 そうした数多くの人たちが、何百キロ先の故郷に向かうために選んだ手段は、徒歩だった。

 30度を超す炎天下の中を歩き続け、命を落とす人も続出した。そこには、子どもたちも含まれている。

602チバQ:2020/11/02(月) 13:56:18
 インド政府はロックダウンを行うにあたり、出稼ぎ労働者などの貧困層がどういった問題に直面するか考えていなかったのだろう。交通量の激減した道路を、荷物を背にした労働者が、幼い子どもの手を引きながら延々と歩き続ける姿は、インドの「経済成長」がいかにいびつであるかを、悲しく物語っていた。

インドが本当の「経済成長」を成し遂げる日
 バスに揺られて都会に出てきたヴィジとラクは、街中で多くの人たちとすれ違う。あざやかな色の服や安いサリーを売る店があり、花屋の前ではジャスミンの花輪を編んでいる2人の女の子がいた。

 物語で、ラクはこう語っている。

----------
「この短い時間で、今までの人生で会った人数よりたくさんの人々を見た。だけど、だれもあたしたちに気づかない。視界には入ってるんだろう。だけど、目に留まらないんだ。」
----------

 インドは確かに「経済成長」を果たしているかもしれない。

 しかし、その影には数多くの「目にはとまならない」人たちの存在がある。

 ヴィジとラクたちが「目にとまる」存在となり、決して「慈悲」ではなく、政府の責任として貧困から抜け出せる日。それが、インドにとって本当に「経済成長」を成し遂げた日なのだ。

 インドの街角で出会い、水やお菓子を買い与えて短い会話を交わした子どもたちの姿が、何度も目に浮かんだ。近い将来、そうした子どもたちが物語の中だけの存在になることを、願ってやまない。

 『橋の上の子どもたち』著者紹介

 パドマ・ヴェンカトラマン●インド、チェンナイ生まれ。母親の影響もあり若い時からCWC(The Concerned for Working Children)というNPO組織にかかわり、恵まれない子どもたちのために活動している。CWCは2012年、2013年、2014年にノーベル平和賞にノミネートされている。
19歳でアメリカへ渡り大学で海洋学を専攻。作家としてはYA作品を4冊出しており、そのうち”Climbing the Stairs”(『図書室からはじまる愛』白水社刊)は2009年全米図書館協会「ヤングアダルトのためのベストブックス」に選出されている。
佐藤 大介((株)ワードストライク代表)

603とはずがたり:2020/11/23(月) 14:36:57
2018年の記事

インドが日米豪との安全保障連携で直面するジレンマ
https://www.spf.org/iina/articles/nagao-india-dilemma.html
外交・防衛協力 インド 東南アジア
ハドソン研究所
長尾 賢

インドが発する複雑なメッセージ
 昨今、インドが、日本やアメリカ、オーストラリアとの連携を図ろうとしているは明白になっていている。2018年9月には米印間で外務・防衛閣僚が一堂に会する2+2協議が行われ、多くの合意がなされた。[1]10月にはインドのナレンドラ・モディ首相が来日し、日印間でも閣僚級2+2を開くことで合意した。[2]さらに、11月15日にはシンガポールにおいて、事務レベルによるインド太平洋地域に関する日米豪印4か国協議も実施された。[3]12月には、日米印の首脳会談も初めて開催された。

 このようなインドの実際の行動を見ると、日米豪との安全保障協力を進めることにかなり前向きなように見える。一方で、インドは日米豪と関係の安全保障の側面をできるだけ薄めようとしているようにもみえる。例えば2018年6月にシンガポールで行われたシャングリラ会議で登壇したモディ首相は、「インドの友好関係は封じ込めのための同盟ではない」と表現している。[4]実際には軍事色の強い協力関係が進めているにもかかわらず、軍事的ではないことを強調しているのである。なぜインドから発せられるメッセージは複雑なのだろうか。

 実は、インドは日米豪との連携に関してジレンマに直面している可能性がある。ジレンマとは、印中国境(実効支配線を含む)の防衛を考えた際に、長期的には日米豪との連携がインドの防衛力を高める方向に働くけれども、短期的には逆になる可能性があることだ。短期的に見ると、インドが日米豪との連携への反発により、現在、太平洋側に配備されている中国軍が印中国境に再展開してきて、かえってインドにとって不利な状況をつくってしまう可能性がある。インドは、このジレンマを解消する必要性がある。


日米豪との連携がインドに有利な点
 長期的にみて、日米豪との連携がインドの印中国境における防衛力を高めるとみられる点については、少なくとも3つの理由がある。第1に、印中国境において、中国軍の活動が強化され、インドにとって状況が悪化する方向性にあり、印中国境防衛力強化が急務であることだ。最近中国は、標高が高い印中国境地帯で運用できる戦車の開発など、明らかに印中国境を念頭に置いた武器開発を行っており[5]、戦略目的の道路などの建設も進んでいる。飛行場の数も6から15に増やしている。[6]

 そして、このような整備に並行して、中国軍の活動そのものも強化されている。2011年以降、中国軍によるインド側への侵入事件は毎年300-500件に達しており、中国空軍の演習も活発化してきている。さらに中国軍は、印パ両国が領有権を主張するカシミールのパキスタン側に、軍を駐留させてもいる。[7]このような状況から、印中国境における印中の軍事バランスは悪化傾向にある。だから、インドは印中国境における防衛力の強化に取り組む必要があり、日米豪との連携が必要となる。

 例えば、アメリカはすでに、印中国境防衛に必要な武器をインドに輸出し始めている。例えば、印中国境防衛の要になる部隊となる第17軍団は、9万人規模で、130万人もいるインド陸軍の規模から見ても大きな部隊であり、しかも、空中機動によってチベット方面に反撃に出るという、インドの対中戦略の要の部隊でもある。アメリカはこの部隊に多くの装備を供給しているのである。2010年代初頭から現在までに、アメリカは第17軍団関連装備として、C-17大型輸送機(10機発注+6機検討)、C-130中型輸送機(6機発注)、AH-64アパッチヘリコプター(空軍22機発注+陸軍39機検討)、CH-47大型輸送ヘリコプター(15機発注)、空輸可能なM777火砲(145門発注)などを輸出している。

 日本もまた印中国境の防衛につながる形で間接的にインドを支援している。日本は、インド北東部における道路建設に協力しており、[8]これは印中国境で双方が領有権を主張しているアルナチャル・プラデシュ州の外側ではあるものの、インド北東部におけるインフラ建設は、インド軍が印中国境に展開する際に重要である。

604とはずがたり:2020/11/23(月) 14:37:14
>>603
 第2に、中国の軍事行動の特徴から考えて、インドにとって日米豪との連携は、中国の行動を抑えるのに役立つものと考えられる。南シナ海の例を見ると、中国はこれまで「力の空白」を埋めるように勢力を拡大してきた。例えば1950年代には中国は西沙諸島の半分を占領したが、これはフランスがベトナムより撤退した直後のことであったし、1974年に中国は西沙諸島の残り半分も占領したが、これもアメリカ軍がベトナムから撤退した直後のことであった。1988年には中国は南沙諸島でベトナムから6つの環礁などを奪ったが、これもソ連がベトナムにおける駐留兵力を減らしたときであったし、1995年にはフィリピンが領有権を主張していたミスチーフ環礁を占領したのも、アメリカ軍がフィリピンから撤退した直後のことであった。[9]

 そのため、インドは中印国境において、「力の空白」を生じさせないように、軍事バランスを維持することが必要で、そのためには、インドが日米豪と連携することは効果的である。例えば、中国を東西から挟む形になる日本とインドの連携は、中国の国防費や空軍戦力を分散させることにつながる。中国が、東西に戦力を分散せざるを得ない状況となれば、日本にとっても、インドにとっても、軍事バランスの維持には好都合である。

 第3に、日米豪印の連携が印中国境における防衛に直接役立つ事例が出始めている。2017年6月から8月におきたドクラム危機である。この危機では印中両国が4000kmの国境で戦闘態勢のままにらみ合う事態に発展したが[10]、その際、アメリカはインドに、中国の軍の動きに関して情報を提供していた[11]。また、危機の最中、アメリカは空母、日本は「ヘリ空母」をインド洋に派遣して、インドが主催する共同演習(マラバール2017)を行い一定のけん制となった。この演習の時期はもともと予定されていたものではあるものの、中国メディアは演習を受けて、インドに対して「日米に期待するな」という記事を書いており、一定のプレッシャーを感じたものとみられる[12]。

 軍事支援以外にも、日本の平松賢司駐印日本大使が、力による現状変更を容認しないという、インド支持の声明をだした。[13]しかもドクラム危機は、インド国防相の訪日、安倍晋三首相の訪印直前に終わっている。中国が、危機を長引かせて日印関係をより強化させてしまうのを望まなかったふしがある。日本との連携が、印中国境防衛に一定の効果を上げた可能性は十分にある。こういった協力は、協力関係が深まっていくに連れて、効果を高めるから、長期的な視点にたてば、日米豪との協力の深化は、インドにとって利益になるはずだ。

日米豪との協力のマイナス面
 このように、インドが日米豪と連携することは、長期的に見て、印中国境におけるインドの防衛に一定程度効果的なのだが、インド政府が、この協力の軍事的側面を薄めようとしているのは短期的なリスクがあるからと考えられる。中国軍の主力は依然、日本方面や南シナ海方面に配備されている。インドが中国を刺激しすぎることがなければ、中国はインド方面には移動してこない。しかも、中国軍の主力がインド方面に移動してきた場合、ドクラム危機で日米豪が見せた程度の支援では、インドにとって不十分な状態にある。日米豪との連携は、インドから見れば、中国が実際に攻撃を開始したとき、日米豪がインド側にたって参戦してくれる。中国が日米豪と戦うことを恐れてインド攻撃を躊躇う。それくらいの確実な保障がなければ、十分とは言えない。だから、短期的には、あまりに日米豪に傾斜しすぎて中国軍の主力をインド方面に招いてしまう、そういう事態を避けることが、インドの国益になる。

 それゆえに、インドは長期的な利益と、短期的な利益の間のバランスをとる必要がある。つまり、短期的には、インドは中国を過度に刺激しないように活動しつつ、長期的には日米豪との連携を深める、こうした政策が採用されているとみられる。日本、アメリカ、オーストラリアにとっては、インドの印中国境防衛と長期戦略のジレンマを理解し、長期的な視点から協力を継続していく必要があるだろう。

  (2018/12/13)

605名無しさん:2020/12/06(日) 12:38:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2a895a79dba8d69a9d0a435915443c9b7100a2b
インド企業社会、今もはびこるカースト差別
12/6(日) 9:03配信

【AFP=時事】あるインド企業の広報担当幹部で、業界賞も受賞したことのあるスネハプー・パダバターンさん(35、仮名)は、出世の階段を駆け上がるべき人材だが、たった一つだけ問題があった。ヒンズー教の身分制度であるカーストで、パダバターンさんはダリット(Dalit)と呼ばれる最下層に属している。

 南部チェンナイ(Chennai)在住のパダバターンさんは、どこへ行っても付いて回る差別から逃れるために仕方なく転職を繰り返し、ストレス性の健康問題と闘っている。

 インドの人口13億人のうち6分の1を構成するダリットは、先祖代々社会的地位が低いために日ごろから暴力や虐待にさらされている。

 現大統領のラム・ナート・コビント(Ram Nath Kovind)氏やインド憲法起草者の故B・R・アンベードカル(B.R. Ambedkar)はダリットだが、今も企業社会にはカーストに付随する偏見がはびこっていると、研究者や人権活動家、企業の人事担当者らは明かす。

 何百年も続くカーストの弊害は、米シリコンバレー(Silicon Valley)にも及んでいる。米通信機器大手シスコシステムズ(Cisco Systems)はカーストに基づく差別があったとして、訴訟を起こされている。

 コミュニケーション学の修士号を持つパダバターンさんは2008年、国内で最も歴史あるコングロマリット(複合企業)の1社に入社。出世コースに乗ったように見えた。

 しかし、パダバターンさんがかつて「不可触民」といわれたダリットだと気付くや否や、上位カーストの同僚らによるあざけりが始まったという。

「インドはカーストと共に生きている。自分が気付くかどうかにかかわらず、カーストは誕生と同時に付いて回る」とパダバターンさんはAFPに語った。フォークを落としたことで先輩から「百姓」とからかわれ、伝統的に菜食主義が多い上位カースト、ブラフミン(バラモン)の同僚たちからは牛肉を食べることを非難された。

■上位カーストの支配
 上位カーストほど純潔だとみなす考えは、宗教的儀式や食習慣、差別的慣習を通じて長い間、ヒンズー教の中核を成してきた。ダリットは寺院や学校への立ち入りを禁止され、ごみ処理など「不浄な」仕事に就くことを強要されてきた。

 経済的機会における上位カーストの支配はいまだ根強い。2009年にインドと米国の研究者らが行った採用実験では、上位カーストの姓を持つ応募者は、ダリットの2倍近く面接に呼ばれる可能性が高いという結果が出た。

 カナダに拠点を置く研究者らが2012年に実施した調査では、インドの上位1000社の役員のうち93%が、人口全体では15%に満たない上位カーストに属することが明らかになった。

 さらに昨年の米国の調査では、インドの主要企業4005社の管理職約3万5000人のうち、ダリットなど下層カースト出身者はわずか3人だった。

 多国籍企業でさえ同じ問題を抱えていると、インドとフランスに拠点を持つソーシャルメディアのスマッシュボード(Smashboard)でカースト制に関する相談役を務めるクリスティーナ・ダナラージ(Christina Dhanaraj)氏は言う。

「こうした企業における多様性や包括性は、外国からの観点からしか語られないことが問題だ」とAFPに語った。

 多国籍企業は「ジェンダーと性のあり方には着目するが、カーストには着目しない」と指摘する。

 ダリットの多くは報復を恐れ、声を上げることをためらっている。AFP取材陣はダリットの有職者への取材を試みたが、ほぼ全員に断られた。【翻訳編集】 AFPBB News

606チバQ:2020/12/06(日) 21:30:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2a895a79dba8d69a9d0a435915443c9b7100a2b
インド企業社会、今もはびこるカースト差別
12/6(日) 9:03配信

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AFP=時事
インド・ベンガルールの企業の社屋(2019年7月31日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】あるインド企業の広報担当幹部で、業界賞も受賞したことのあるスネハプー・パダバターンさん(35、仮名)は、出世の階段を駆け上がるべき人材だが、たった一つだけ問題があった。ヒンズー教の身分制度であるカーストで、パダバターンさんはダリット(Dalit)と呼ばれる最下層に属している。

【写真】ダリットでインド憲法の起草者B・R・アンベードカルの像

 南部チェンナイ(Chennai)在住のパダバターンさんは、どこへ行っても付いて回る差別から逃れるために仕方なく転職を繰り返し、ストレス性の健康問題と闘っている。

 インドの人口13億人のうち6分の1を構成するダリットは、先祖代々社会的地位が低いために日ごろから暴力や虐待にさらされている。

 現大統領のラム・ナート・コビント(Ram Nath Kovind)氏やインド憲法起草者の故B・R・アンベードカル(B.R. Ambedkar)はダリットだが、今も企業社会にはカーストに付随する偏見がはびこっていると、研究者や人権活動家、企業の人事担当者らは明かす。

 何百年も続くカーストの弊害は、米シリコンバレー(Silicon Valley)にも及んでいる。米通信機器大手シスコシステムズ(Cisco Systems)はカーストに基づく差別があったとして、訴訟を起こされている。

 コミュニケーション学の修士号を持つパダバターンさんは2008年、国内で最も歴史あるコングロマリット(複合企業)の1社に入社。出世コースに乗ったように見えた。

 しかし、パダバターンさんがかつて「不可触民」といわれたダリットだと気付くや否や、上位カーストの同僚らによるあざけりが始まったという。

「インドはカーストと共に生きている。自分が気付くかどうかにかかわらず、カーストは誕生と同時に付いて回る」とパダバターンさんはAFPに語った。フォークを落としたことで先輩から「百姓」とからかわれ、伝統的に菜食主義が多い上位カースト、ブラフミン(バラモン)の同僚たちからは牛肉を食べることを非難された。

607チバQ:2020/12/06(日) 21:31:26
■上位カーストの支配
 上位カーストほど純潔だとみなす考えは、宗教的儀式や食習慣、差別的慣習を通じて長い間、ヒンズー教の中核を成してきた。ダリットは寺院や学校への立ち入りを禁止され、ごみ処理など「不浄な」仕事に就くことを強要されてきた。

 経済的機会における上位カーストの支配はいまだ根強い。2009年にインドと米国の研究者らが行った採用実験では、上位カーストの姓を持つ応募者は、ダリットの2倍近く面接に呼ばれる可能性が高いという結果が出た。

 カナダに拠点を置く研究者らが2012年に実施した調査では、インドの上位1000社の役員のうち93%が、人口全体では15%に満たない上位カーストに属することが明らかになった。

 さらに昨年の米国の調査では、インドの主要企業4005社の管理職約3万5000人のうち、ダリットなど下層カースト出身者はわずか3人だった。

 多国籍企業でさえ同じ問題を抱えていると、インドとフランスに拠点を持つソーシャルメディアのスマッシュボード(Smashboard)でカースト制に関する相談役を務めるクリスティーナ・ダナラージ(Christina Dhanaraj)氏は言う。

「こうした企業における多様性や包括性は、外国からの観点からしか語られないことが問題だ」とAFPに語った。

 多国籍企業は「ジェンダーと性のあり方には着目するが、カーストには着目しない」と指摘する。

 ダリットの多くは報復を恐れ、声を上げることをためらっている。AFP取材陣はダリットの有職者への取材を試みたが、ほぼ全員に断られた。【翻訳編集】 AFPBB News

608チバQ:2020/12/10(木) 23:14:17
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3320545.html
コロナで死去のイスラム教徒、教義に反して火葬に スリランカ
2020/12/10 11:48AFPBB News

コロナで死去のイスラム教徒、教義に反して火葬に スリランカ

スリランカ・コロンボの鉄道駅で、マスクを着用した乗客ら(2020年11月9日撮影、資料写真)。(c)LAKRUWAN WANNIARACHCHI / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】スリランカは9日、新型コロナウイルスに感染して死亡したイスラム教徒19人の遺体について、遺族の反対を押し切って火葬すると発表した。同国では新型ウイルスで死亡したイスラム教徒の火葬をめぐって論争が起きていた。

 スリランカでは今年10月から新型ウイルスの感染者数が8倍以上に急増しており、累計感染者数は2万9300人余り、死者は142人に上る。

 新型ウイルスによる死者の遺体は、遺族に引き取られた後、保健当局の厳しい監視下で火葬されることになっている。

 しかし、シャリア(イスラム法)が火葬を禁じていることから、新型ウイルスに感染して死亡したイスラム教徒19人の遺族は、主要都市コロンボにある遺体安置所からの遺体の引き取りを拒否した。

 これを受けて、ダプラ・デ・リベラ司法長官の報道官は、「遺族が引き取らなかった新型コロナウイルス感染症の犠牲者の遺体は、隔離規則の観点から言えば、火葬することができる」と述べ、19人の遺体を今週火葬すると明らかにした。

 警察によると、5人の遺体は9日に火葬された。

 イスラム教徒らはこのやり方に異議を申し立てており、市民社会団体と共同で最高裁に嘆願書12通を提出したが、最高裁は先週、理由を示すことなく嘆願を退けた。

 スリランカ・ムスリム会議は、新型ウイルスによる犠牲者の大半はイスラム教徒だと述べている。SLMCの広報によると、イスラム教徒らは火葬されたくがないために、新型ウイルス検査で陽性反応を示しても、病院で治療を受けたがらないという。

 影響力のある仏教僧らが土葬は地下水の汚染と新型ウイルスの感染拡大につながりかねないとの懸念を広める中、スリランカは4月、新型ウイルスによる死者の遺体について、火葬を義務付けていた。

 世界保健機関は、土葬と火葬の両方を認めている。 【翻訳編集】AFPBB News

609名無しさん:2021/03/15(月) 06:17:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/50eaa4f706361ec2b513a0028cc3d3d134127f73
スリランカ、「非急進化」目的の過激派拘束が可能に ブルカも禁止へ
3/14(日) 18:16配信
AFP=時事
【AFP=時事】スリランカ政府は13日、宗教的な過激主義者を取り締まり、「非急進化」を目的に被疑者を最長2年拘束できるテロ対策法の適用を発表した。また、2019年のイスラム過激派の犯行とみられる爆発事件以降、一時的に禁止されていたイスラム教徒の女性が着用するベール「ブルカ」の着用を正式に禁止する方針も明らかにした。

 ゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は、テロ対策法は「暴力行為や、宗教、人種、共同体間の不調和、異なる共同体間の憎悪や敵意」を引き起こす疑いのある者の拘束を認めるものだと説明した。

 サラス・ウィーラセケラ(Sarath Weerasekera)公安相は13日、コロンボ(Colombo)で記者団に対し、全身を覆うブルカは「わが国の安全保障に直接影響を及ぼすもの」であり、「最近になってスリランカに入ってきたもので、宗教的な過激思想の象徴だ」とコメント。ブルカ着用を禁止する文書に署名したと発表した。ただし法案の成立には、閣議と大統領支持派が3分の2を占める議会で承認を得る必要がある。

 スリランカでは2019年4月、三つの教会が標的となり、279人が死亡したイスラム過激派による連続爆破事件が発生。直後の非常事態宣言下でブルカの着用が一時的に禁止された。

 この事件以降、スリランカでは少数派のイスラム教徒と多数派の仏教徒間の緊張が再び高まり、観光業に依存する同国経済も深刻な打撃を受けた。【翻訳編集】 AFPBB News

610とはずがたり:2021/03/26(金) 16:42:45

魔女狩りの風習、なぜ続く 20年で3千人が殺された
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASP3T3JHJP38UHBI01H.html?ref=tw_asahi
インド北東部アッサム州=奈良部健
2021年3月26日 15時00分

 インドの農村部では、女性を「魔女」と名指しして殺害したり、村から追放したりする「魔女狩り」が後を絶たない。一部の州では近年、魔女狩りを禁じる法律が施行されたが、それでも事件は相次ぐ。背景には何があるのか。

 インド北東部、紅茶の栽培で知られるアッサム州にある村。トタンぶきの平屋の前に招かれると、キンマの葉が机の上に置かれた。「どうぞ」。かみたばこの原料の一つでビンロウの種と石灰を混ぜたものを、その葉でくるんでかむ。口の中に入れてかむと、渋柿のように苦く、舌がしびれた。

 村に暮らす主婦のアンジャリ・ハジョンさん(45)は、眉間にしわを寄せてのみ込む私の姿を見て笑った後、10年前の自らの身に起きた事件を話してくれた。

 「近所で買い物をしていたら突然、『こいつは魔女だ!』と6人の男が私に向かって叫びました。すると、他の男たちも集まってきて一斉に魔女だと叫び、私の服を切り、ネックレスを奪い、殴ったり蹴ったりしました。何が起こったのかわからず、誰も助けてくれなかった。私は意識を失い、気づいた時には病院にいました」。命は助かったが、12日間入院したという。

 事件の5年前に15歳年上の夫と死別したハジョンさんは、2人の娘と義母との4人で暮らしていた。真夜中に「シーシーシー」と口をならす音が戸外で聞こえ、義母が窓を開けると、走って逃げる音がした。その数日後、酒に酔った3人の村の男がやってきて、ハジョンさんに性行為を迫った。

 ハジョンさんは「私はすでに結婚している」と怒り、相手にしなかった。男は「お前をずっと見ているからな」と言い放ち、つきまといが3年ほど続いた。そして、事件は起こった。魔女だと叫んだのは、この男だった。

 男は、村の資産家だった。「俺の言うことを聞いていれば、痛い目にあわずに済んだ」。そう話していた、とハジョンさんは人づてに聞いた。周囲で一緒に魔女だと叫んだ男たちと、共謀していたとみられる。「警察はお金を受け取っていたらしく、まったく動いてくれなかった。『俺たちは何もしない。お前には神が一緒にいるから問題ないだろう』と私に向かって言うだけだった」と話す。

 男たちの多くは700戸ほどの小さな村に今も住む。ハジョンさんは言う。「怖いです。でもお金はなく、別の場所に引っ越すという選択肢はありませんでした」

口裏合わせる村人たち
 インドでは、こうした「魔女狩り」によって殺された人の数は、2000年から19年までに少なくとも2975人に上る。

 どんな時に起こるのか。魔女狩…

611チバQ:2021/03/28(日) 09:07:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/756e4f769747fa36597ebe1f42d4743a9fc76214
インドで「第2波」、感染急増 ワクチン世界供給に影響 変異株発見
3/28(日) 7:11配信

時事通信
インドの鉄道の駅で乗客に新型コロナウイルスの迅速抗原検査を実施する医療従事者=25日、ニューデリー(AFP時事)

 【ニューデリー時事】人口13億人超のインドで、新型コロナウイルスの新規感染者が急増し、「第2波」への懸念が高まっている。

 インドは、新型コロナワクチンを世界中に供給しており、感染急増により国内でのワクチン接種を急ぐため、世界保健機関(WHO)が主導するワクチン共同調達の国際枠組み「COVAX」などへの供給が遅れる見通しとなった。

 インド政府は27日、前日からの24時間の新規感染者が6万2000人を超えたと発表した。今年は2月末までは連日1万人台で推移してきたが、今月11日に2万人を上回ると、あっという間に感染者が増えた。

 モディ首相は17日の会議で「第2波をなんとしても食い止めなければならない」と檄(げき)を飛ばした。だが、新規感染者数は、「第1波」のピークだった昨年9月中旬(約10万人)に迫る勢いで増え続けている。

 インドでは既に、英国、南アフリカ、ブラジル型の変異株が見つかっている。加えて保健・家族福祉省は24日、新規感染者が特に多い西部マハラシュトラ州などで、二つの変異株の特徴を併せ持つ「二重変異ウイルス」が見つかったと発表した。最近の感染者急増と「直接的関係があるとはみていない」と説明したものの、不安が広がっている。

 また、今年1月からワクチン接種が始まったことで、市民からは異口同音に「安心して気が緩んだ」という声が上がる。街中でもマスクを着用しない人が目立つようになった。

 以前から世界のワクチンの約6割を供給してきたインドは、新型コロナに関しても英製薬大手アストラゼネカのワクチンをライセンス生産し、輸出している。だが、WHOとともにCOVAXを主導する国際組織「GAVIワクチンアライアンス」は今月25日、インドの「国内需要増加」を理由に、3〜4月のワクチン提供に遅れが出る見通しを示した。

612チバQ:2021/03/29(月) 13:16:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/756e4f769747fa36597ebe1f42d4743a9fc76214

インドで「第2波」、感染急増 ワクチン世界供給に影響 変異株発見
3/28(日) 7:11配信
 【ニューデリー時事】人口13億人超のインドで、新型コロナウイルスの新規感染者が急増し、「第2波」への懸念が高まっている。

 インドは、新型コロナワクチンを世界中に供給しており、感染急増により国内でのワクチン接種を急ぐため、世界保健機関(WHO)が主導するワクチン共同調達の国際枠組み「COVAX」などへの供給が遅れる見通しとなった。

 インド政府は27日、前日からの24時間の新規感染者が6万2000人を超えたと発表した。今年は2月末までは連日1万人台で推移してきたが、今月11日に2万人を上回ると、あっという間に感染者が増えた。

 モディ首相は17日の会議で「第2波をなんとしても食い止めなければならない」と檄(げき)を飛ばした。だが、新規感染者数は、「第1波」のピークだった昨年9月中旬(約10万人)に迫る勢いで増え続けている。

 インドでは既に、英国、南アフリカ、ブラジル型の変異株が見つかっている。加えて保健・家族福祉省は24日、新規感染者が特に多い西部マハラシュトラ州などで、二つの変異株の特徴を併せ持つ「二重変異ウイルス」が見つかったと発表した。最近の感染者急増と「直接的関係があるとはみていない」と説明したものの、不安が広がっている。

 また、今年1月からワクチン接種が始まったことで、市民からは異口同音に「安心して気が緩んだ」という声が上がる。街中でもマスクを着用しない人が目立つようになった。

 以前から世界のワクチンの約6割を供給してきたインドは、新型コロナに関しても英製薬大手アストラゼネカのワクチンをライセンス生産し、輸出している。だが、WHOとともにCOVAXを主導する国際組織「GAVIワクチンアライアンス」は今月25日、インドの「国内需要増加」を理由に、3〜4月のワクチン提供に遅れが出る見通しを示した。

613チバQ:2021/04/19(月) 20:03:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8a586fb4d1b42cfd3204b5583c03394cef8f3dd
インド首都、1週間の都市封鎖 新型コロナ感染再拡大で危機感
4/19(月) 18:09配信

時事通信
19日、ニューデリーでの都市封鎖に備え、酒屋で買い込んだビールを運ぶインド市民

 【ニューデリー時事】インドのニューデリー首都圏政府は19日、新型コロナウイルス感染の再拡大に伴い、同日午後10時から1週間の都市封鎖を行うと発表した。

 生活必需品の買い出しやワクチン接種などを除き、外出を禁止。首都での終日の外出規制は昨年3〜5月の全土封鎖以来で、地元当局は危機感を強めている。

 インド政府によると、19日午前8時までの24時間の新規感染者数は27万人を超え、死者も1600人を上回る。ニューデリーでは2万5000人以上が新たに感染。ケジリワル首都圏政府首相は記者会見で「医療システムは限界だ」と強調し、規制への理解を求めた。

 インドでは、1月中旬にワクチン接種が始まり、市民に気の緩みが生じた。また、ヒンズー教の春の祝祭「ホーリー」や、3年に1度の祭り「クンブメラ」で厳しい規制を取らなかったことも、感染再拡大の要因とみられる。

 インド各地では病床不足などが深刻化。1億人以上が1度目のワクチン接種を終えたものの、供給体制の不備から、希望者にワクチンが行き渡らない状態も続いている。

614チバQ:2021/04/22(木) 19:30:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/28e48654ffe2ddfe38559aa298996cd732115e66
高級ホテルで爆発、4人死亡 中国大使ら宿泊、無事 パキスタン
4/22(木) 18:29配信


時事通信
21日、パキスタン南西部バルチスタン州の州都クエッタで、爆発があった高級ホテルの駐車場(AFP時事)

 【クエッタ(パキスタン)AFP時事】パキスタン南西部バルチスタン州の州都クエッタにある高級ホテルで爆弾がさく裂し、少なくとも4人が死亡、12人が負傷した。

 パキスタンのシェイク・ラシッド内相が21日夜に明らかにした。ホテルは、駐パキスタン中国大使の宿泊先だった。

 爆発があったのは「セレナ・ホテル」の駐車場。内相は「テロ」との見方を示した。

 内相によれば「ホテルには、大使が率いる中国外交団の4人ほどが宿泊していた。爆発時、大使は会合のため外出していた」という。

615チバQ:2021/04/25(日) 22:39:45
インド、首都封鎖延長 酸素不足、危機続く 新型コロナ
4/25(日) 19:19配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb5b26d54a6abb9da44d5d37f1f7a5399b909746
時事通信
24日、インド南部チェンナイ郊外で、医療用酸素をボンベに注入するスタッフ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インドの首都ニューデリーを管轄するデリー首都圏政府のケジリワル首相は25日、「新型コロナウイルスによる大きな被害は続いている」と訴え、19日に始まった都市封鎖を5月3日まで延長すると発表した。

 封鎖は26日に終わる予定だった。インド政府によれば、25日午前8時までの24時間に全土で約35万人が新たに感染。首都でも2万4000人を超えている。

 ケジリワル氏は記者会見で「(この1週間で)36〜37%だった陽性率が、きょうは29%まで下がった。状況は改善しつつあるが、終わったわけではない」と主張。「封鎖(継続)には世論の支持もある」と訴えた。

 モディ首相は25日のラジオ演説で「中央政府は(デリー首都圏など)各自治体のコロナ対策を支援する」と強調。政府は、各地で不足している医療用酸素の配給を急ぎ、酸素の製造拠点を500カ所以上増設して供給安定を図る構えだ。

 病床や酸素の不足による医療崩壊の危機は続いている。インド紙インディアン・エクスプレス(電子版)は「あと2時間しか酸素が持たない。(酸素供給の)圧力が低下し始めた」と訴えるニューデリーの病院関係者の悲痛な声を伝えた。

616チバQ:2021/04/27(火) 16:53:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc9cd2088ee45249516003a2f61f011c6f12e245
途切れぬ炎、逼迫する火葬場 インド
4/27(火) 13:25配信

インドの首都ニューデリーにある新型コロナウイルスによる死者の火葬場(2021年4月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】インドは26日、1日当たりの新型コロナウイルスの新規感染者が35万2991人、死者が2812人と過去最多を記録した。インドは現在、新たな新型ウイルス流行の波に見舞われており、数週間前に宗教行事や選挙活動などの大規模集会を認めていた、ヒンズー教至上主義のナレンドラ・モディ(Narendra Modi)政権に批判が集まっている。

 医療現場は逼迫(ひっぱく)し、火葬場は休みなく稼働している。このような中、米国や英国など欧米各国が、ワクチン原料の提供など相次いで支援を表明している。【翻訳編集】 AFPBB News

617チバQ:2021/04/28(水) 09:46:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/e39e45b61e646010aec6611cf0ba0413ddc80b00
酸素残り2時間分、「譲って」涙の懇願 インド医療崩壊
4/27(火) 19:31配信


病院が受け入れを拒み、救急車の中で横たわるコロナ患者の女性。窓の奥には、閉ざされた病院の門が見える=24日、ニューデリー、奈良部健撮影
 首都ニューデリーの病院の前に止まった救急車の中で、高齢の女性が酸素吸入器を付け、体全体で息をしながら横たわっていた。

 「5分でいいから母を診てください」。息子のヒテンデルさん(52)が門の前で叫んだが、門は閉ざされたままだった。

 インドでは26日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が35万人を超え、死者も過去最多の2800人となった。いずれも4月初旬から約5〜6倍の爆発的な増加。累計の感染者数は約1700万人、死者数も約20万人にのぼる。現地の一部専門家は急拡大の一因として、感染力が強く、ワクチンが効きにくい変異株の存在を指摘する。インドでは「二重変異」が確認され、「三重変異」が見つかったという報道もある。医療用酸素や薬品の供給が追いつかず、医療崩壊を止められない。

 ヒテンデルさんは、四つの病院で診療を拒否され、この新型コロナの専門病院に来た。だが、全700床が埋まっており、2時間後、すでに断られた別の病院に行くよう告げられた。

 インドでは、新型コロナのワクチン接種が1億4千万回に達している。しかし、首都東部の病院では、大半の医師が2回接種したのに感染したという。医師は「医師や看護師の7割が感染し、残りも検査していないだけ。人が足りない」と首の汗をぬぐった。

 政権への批判もある。支持基盤のヒンドゥー教徒がガンジス川の聖地で、3月から行った宗教行事で数百万人が集まった。多くの人がマスクをせずに密集し、感染が広がった。

 首都最大の火葬場を訪れると、骨灰を流す川の岸辺にも燃やす場所を増やしていた。急ごしらえで公園や駐車場を火葬場にした地域もある。公衆衛生の専門家は「自宅で亡くなり、新型コロナと確認されない事例も多いはず。実際の死者は、政府発表よりもはるかに多いだろう」と話す。

    ◇

 記者は医療用マスクを着用し、こまめに手指を消毒。人との距離にも配慮して取材した。(ニューデリー=奈良部健)

618チバQ:2021/04/28(水) 09:46:49
■変異株とは

 新型コロナウイルスは一定の頻度で変異を続けていて、変異がいくつもあるのが一般的だ。感染力が強くなったり、既存の免疫が効きにくくなったりする可能性がある特徴的な変異をもつものを、各国が変異株として警戒している。

 インドで感染が広がっている変異株は昨年12月、インドで初めて報告された。ウイルス表面のたんぱく質に「L452R」と「E484Q」という二つの変異があるため、「二重変異」株と呼ばれる。ただし、このタイプに分類されるウイルスでも、「E484Q」の変異がないものも確認されている。

 L452Rの変異は、すでに獲得した免疫の能力の低下に関連する可能性が指摘されている。E484Qの変異がどういう影響があるかは、はっきりしていない。現時点では感染力など詳しいことは不明で、インドでの感染者の急増と、この変異ウイルスとの関係も明らかになっていない。


■首都圏の集中治療室、99.7%埋まる

 インドで新型コロナウイルスの感染者数が連日、過去最多を更新し、医療の状況が逼迫(ひっぱく)している。デリー首都圏政府によると、27日現在で圏内にある全4740床の集中治療室のうち、99・7%が埋まった。人口約2千万人の都市で、空きはわずか14床だ。

 ニューデリー東部の病院では、「医者がいない!」と叫んで、女性が病棟から飛び出してきた。妊娠6カ月の親族が呼吸困難になり、一時意識を失った。前日から病院をいくつも回った。12カ所目で応急措置だけはすると受け入れてもらったが、放置されているという。

 この病院には、わずか1分間で救急車が5台着いた。病院の許可が出るまで患者を救急車から院内に運び出すことができず、車内で数時間待つこともある。患者が病棟の外の床に寝ていた病院もあった。

 ニューデリーや商都ムンバイでは外出を禁止し、ホテルや寝台列車の車両を新型コロナ患者の療養施設として転用しているが、患者の増加スピードに追いつかない。

 特に深刻なのが患者が吸入する医療用酸素の不足。デリー首都圏政府のケジリワル首相は25日、「どんな方法でもいい。助けてほしい」と訴えた。前日、患者用の酸素が届くのが遅れた病院で、患者20人が死亡。病院から酸素を盗み出す事件も起きている。

 「病院も酸素も無くさまよっている。苦しみ続けるなら、父を自分の手で殺した方がいいですか」と、医師に詰め寄る男性も見た。

 街中のガス業者の前には、酸素を求める人が集まっていた。ネハさん(19)は「祖父のための酸素を譲ってください」と泣きながら頼んでいた。祖父が入院する病院の酸素保有量が残り2時間分しかないと伝えられ、自力で探さざるを得なくなったという。
朝日新聞社

619チバQ:2021/04/28(水) 17:26:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/9becba5af8a84f74dde652c3e0e33ba96d68243d
祭りで総崩れになったインドの地獄絵図…3日間で100万人コロナ感染
4/26(月) 10:12配信
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インドの国旗
インドが防疫の緩みと新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)変異株の拡大で、最近3日間で新規感染者が100万人を上回るなど新型コロナ大災難に陥った。医療施設不足で患者が十分に治療を受けることができず、最近4日間で死亡者は1万人に迫った。ドイツ・英国など世界各国はインド発旅行客の入国を禁じるか制限を設けている。

【写真】インド、コロナで一日に2700人死亡…火葬場の煙に包まれたニューデリー

25日、国際統計サイト「Worldometer」によると、インドの新型コロナの一日感染者は22日33万2503人、23日34万5147人、24日34万9313人と、最近3日間で102万6963人に達した。インドは連日一日感染者の世界記録(従来は米国今年1月8日30万7581人)を更新している。一日死亡者も21日以降2000人以上発生し、最近4日間の累積死亡者は9740人に達した。死亡者の急増により、インドでは各地でコロナ死亡者の遺体を燃やしている。Worldometerによると、25日基準でインドの累積感染者と死亡者はそれぞれ1700万人と19万人を超えている。

インドでは医療用酸素が不足し、コロナ患者が命を失っている。首都デリーのジャイプール・ゴールデン病院だけで酸素不足により、一日で20人が亡くなった。医療用酸素が不足して数人が酸素ボンベ1本を分けあいながら使っている一方で、医薬品が貴重なため闇取引まで行われている有様だ。酸素が不足しているため患者の家族が病院の倉庫に押し入って酸素ボンベを盗む事例も発生している。

AP通信は「デリー高裁は一部の地方当局が(自分たちものではない)酸素タンクを自分たちの地域病院に運んでいるという証拠をつかんだ」としながら「酸素タンクの供給を妨害する者は誰でも絞首刑に処すると警告した」と伝えた。スミット・レイ博士はBBCに対して「どこの病院もぎりぎりの瀬戸際状態だ」とし「酸素がなくなれば、患者の多くは数分以内に死んでしまう」と話した。

今年初めの時点でさえ、インドでは「コロナを克服した」という雰囲気が広がっていた。しかし、防疫態勢が緩んだ状況で今月初めに数百万人の巡礼者が集まった祭典「クンブメーラ」(巡礼者が神聖な川の水で沐浴して贖罪儀式を行うもの)によってコロナが急速に拡大した。クンブメーラはヒンズー教聖地4カ所をめぐるもので、12年に一度開かれるインド最大の巡礼行事だ。今年のクンブメーラには少なくとも500万人が集まったと推算される。相当数はマスクを着用しておらず、距離確保も守っていなかった。祭典組織委側はAFP通信に「祭りに人々が殺到したのは、ガンジス川で沐浴すれば神がコロナから守ってくれると信じていたためだ」と話した。

キリスト教医科大学ウイルス学者のガガンディープ・カン教授は「コロナ拡大を防ぐために結婚式や社会的・政治的集会など大規模な集会をやめる必要がある」と指摘した。

加えて感染力が従来のウイルスよりも強い変異株が拡大し、状況は最悪の状態に陥っている。インドでは変異株2種類が結合した二重変異株が拡大する中で、今月中旬には三重変異株まで見つかった。

ドイツは26日からインド発外国人旅行客の入国を禁じ、ドイツ人旅行客は離陸前に診断検査を受けた場合にのみ入国を可能にした。入国後は14日間自宅隔離に入らなければならない。これに先立ち、英国・カナダ・インドネシア・アラブ首長国連邦・クウェートなどもインド発の入国を遮断した。米国ユナイテッド航空は25日からインド発の路線運航を制限した。

620とはずがたり:2021/04/28(水) 22:24:20
>>619
韓国も新興宗教がクラスターになったし科学が宗教に打ち勝つことが必要だなあ。。

イスラム教はどうなんだろ。

621とはずがたり:2021/04/29(木) 00:07:13
コロナ危機のインド、富裕層がプライベートジェットで国外脱出
ドバイ行きの片道料金は最大約220万円
ブルームバーグ
2021/04/27 05:15
https://shikiho.jp/news/0/425381
新型コロナウイルス危機が深刻化したインドをプライベートジェット機で国外に脱出する動きが広がっている。実業界の大物にとどまらず、航空運賃を払う余裕のある人々が欧州や中東、インド洋諸国などに逃れようと、フライト予約を入れている。

622チバQ:2021/04/30(金) 20:48:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6abd1583d214cc250dc9c41545efb559d9aba066

インド西ベンガル州の1か月に及ぶ選挙、ついに最終日 数百万人が投票
4/30(金) 18:47配信

インド東部・西ベンガル州コルカタで、州議会議員選挙の投票に来た有権者(2021年4月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】インド国内の新型コロナウイルス感染者・死者が過去最多を更新する中、東部・西ベンガル(West Bengal)州で29日、約1か月にわたる州議会議員選挙が最終投票日を迎え、数百万人が投票した。


 気温が上昇する中、投票所には有権者の長い列ができた。

 農村部ではソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)を守っていない人が多い。マスクを着用している人もいたが、顎に引っ掛けている人や、耳からぶら下げている人もいた。

 いくつかの選挙区では、手製爆弾が投げ入れられたり、車両が破壊されたりするなど暴力行為も発生した。

 西ベンガル州では、政治絡みの暴力沙汰により過去数十年で数千人が死亡している。対立する政党間の衝突で死者が出たこともある。

 人口9000万人の西ベンガル州では、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相率いるインド人民党(BJP)が、10年間にわたって州政治を握ってきたマムタ・バナジー(Mamata Banerjee)州首相の追い落としを狙っている。同州での勝利は、BJPにとって大きな意味を持つ。

 今回の選挙は、3月27日から8回に分け投票が行われた。29日の8回目の投票は同州の有権者約850万人が対象だった。結果は5月2日に判明する予定。

 モディ首相は29日にツイッター(Twitter)で、「新型コロナの感染対策に従って投票し、民主主義の祭典を盛り上げてほしい」と呼びかけた。

 3月の投票開始前後から、新型コロナの感染者数が増加して集会が制限されるまで、モディ首相やバナジー氏、少数政党は選挙集会を多数開催していた。

 首都ニューデリーや西部の金融拠点ムンバイといった主要都市は現在、感染急拡大の中心となっているが、西ベンガル州と州都コルカタでも新型コロナの感染は急増している。【翻訳編集】 AFPBB News

623チバQ:2021/05/06(木) 22:31:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021050600915&g=int
新規感染、再び世界最多 検査に遅れ、南部で状況悪化―インド
2021年05月06日22時15分

6日、ニューデリーの病院で新型コロナウイルスワクチンの接種を待つ人々(AFP時事)
6日、ニューデリーの病院で新型コロナウイルスワクチンの接種を待つ人々(AFP時事)


 【ニューデリー時事】インド政府によると、6日朝までの24時間の新型コロナウイルスの新規感染者数は41万2262人で、1日に記録した世界最多を更新した。30万人超は15日連続で、40万人を上回るのは2度目。1日当たりの死者数も3980人とインドでは過去最多となった。


 2〜4日には3日連続で新規感染者が前日より減少したものの、5日から再び増加に転じた。3月中旬から続く感染の「第2波」が収まらない状況が続いている。
 首都ニューデリーをはじめ、各地で病床や医療用酸素、医薬品の不足により、患者が適切な治療を受けられない「医療崩壊」状態に陥っている。最近では、南部のIT拠点都市ベンガルールを抱えるカルナタカ州で感染者増加が目立つ。
 感染の有無を判定するPCR検査に関しても、受検や結果報告に遅れが生じている。政府系のインド医学研究評議会(ICMR)は4日、「州をまたいで移動する健康な人」への検査を免除すべきだと勧告。効率的に検査を実施する狙いだが、無症状感染者の州間移動を黙認する苦肉の策と言える。
 政府はワクチン接種の加速を目指す。5日までに1億6000万回以上の接種が終わり、政府は1日から接種対象を45歳以上から18歳以上に拡大した。
 しかし、ワクチン不足から希望者が接種を受けられない問題は解消されていない。首都を管轄するデリー首都圏政府のケジリワル首相は5日、「ワクチン生産が不足している。大規模な供給が必要だ」と訴えた。

624チバQ:2021/05/09(日) 23:10:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f718736fb0496460c721fa61a9da201985f492
インド首都の封鎖1週間延長 3週間経ても続く医療崩壊 医学誌、異例の批判
5/9(日) 18:55配信

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時事通信
8日、ニューデリー近郊で、酸素の投与を受ける新型コロナウイルス感染が疑われる患者(EPA時事)

 【ニューデリー時事】インドの首都ニューデリーを管轄するデリー首都圏政府は9日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月19日から実施中のロックダウン(都市封鎖)を17日まで1週間延長すると発表した。

 延長は3度目。3週間に及んだ封鎖でも「医療崩壊」状態を脱することができず、苦境が続く。

 インド政府によると、9日朝(日本時間同午前)までの24時間の全土での新規感染判明数は40万3738人。40万人を超えるのは4日連続。死者も2日続けて4000人を上回った。

 首都では、4月に1日2万5000人近かった新規感染者数が最近、2万人以下で推移する。これが数少ない希望となっている。

 デリー首都圏政府のケジリワル首相は9日、記者会見し「陽性率は下がっているが、依然、余裕を持つことはできない」と訴えた。間引き運転中の地下鉄を10日から運休し、より厳しい制限を導入する。

 首都以外の各州も次々に都市封鎖入りした。ただ、インド紙タイムズ・オブ・インディアは「封鎖前日の南部チェンナイでは、通りが混雑している」と写真入りで報じ、感染対策が徹底されていないと伝えた。

 モディ政権は、感染対策を地方政府に「丸投げ」している状態で、全土で統一した歩調が取れていない。8日付の英医学誌ランセットは論説で、モディ政権が十分な対策を取らず、支持母体のヒンズー教徒の宗教行事や、地方議会選での大規模な選挙運動を許し「自ら国民的大災害を招いた」と異例の批判を行った。「政府が失敗を素直に認め」対策を立て直すことが重要だと指摘した。

625チバQ:2021/05/09(日) 23:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f718736fb0496460c721fa61a9da201985f492
インド首都の封鎖1週間延長 3週間経ても続く医療崩壊 医学誌、異例の批判
5/9(日) 18:55配信

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8日、ニューデリー近郊で、酸素の投与を受ける新型コロナウイルス感染が疑われる患者(EPA時事)

 【ニューデリー時事】インドの首都ニューデリーを管轄するデリー首都圏政府は9日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月19日から実施中のロックダウン(都市封鎖)を17日まで1週間延長すると発表した。

 延長は3度目。3週間に及んだ封鎖でも「医療崩壊」状態を脱することができず、苦境が続く。

 インド政府によると、9日朝(日本時間同午前)までの24時間の全土での新規感染判明数は40万3738人。40万人を超えるのは4日連続。死者も2日続けて4000人を上回った。

 首都では、4月に1日2万5000人近かった新規感染者数が最近、2万人以下で推移する。これが数少ない希望となっている。

 デリー首都圏政府のケジリワル首相は9日、記者会見し「陽性率は下がっているが、依然、余裕を持つことはできない」と訴えた。間引き運転中の地下鉄を10日から運休し、より厳しい制限を導入する。

 首都以外の各州も次々に都市封鎖入りした。ただ、インド紙タイムズ・オブ・インディアは「封鎖前日の南部チェンナイでは、通りが混雑している」と写真入りで報じ、感染対策が徹底されていないと伝えた。

 モディ政権は、感染対策を地方政府に「丸投げ」している状態で、全土で統一した歩調が取れていない。8日付の英医学誌ランセットは論説で、モディ政権が十分な対策を取らず、支持母体のヒンズー教徒の宗教行事や、地方議会選での大規模な選挙運動を許し「自ら国民的大災害を招いた」と異例の批判を行った。「政府が失敗を素直に認め」対策を立て直すことが重要だと指摘した。

626チバQ:2021/05/09(日) 23:11:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f718736fb0496460c721fa61a9da201985f492
インド首都の封鎖1週間延長 3週間経ても続く医療崩壊 医学誌、異例の批判
5/9(日) 18:55配信

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8日、ニューデリー近郊で、酸素の投与を受ける新型コロナウイルス感染が疑われる患者(EPA時事)

 【ニューデリー時事】インドの首都ニューデリーを管轄するデリー首都圏政府は9日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月19日から実施中のロックダウン(都市封鎖)を17日まで1週間延長すると発表した。

 延長は3度目。3週間に及んだ封鎖でも「医療崩壊」状態を脱することができず、苦境が続く。

 インド政府によると、9日朝(日本時間同午前)までの24時間の全土での新規感染判明数は40万3738人。40万人を超えるのは4日連続。死者も2日続けて4000人を上回った。

 首都では、4月に1日2万5000人近かった新規感染者数が最近、2万人以下で推移する。これが数少ない希望となっている。

 デリー首都圏政府のケジリワル首相は9日、記者会見し「陽性率は下がっているが、依然、余裕を持つことはできない」と訴えた。間引き運転中の地下鉄を10日から運休し、より厳しい制限を導入する。

 首都以外の各州も次々に都市封鎖入りした。ただ、インド紙タイムズ・オブ・インディアは「封鎖前日の南部チェンナイでは、通りが混雑している」と写真入りで報じ、感染対策が徹底されていないと伝えた。

 モディ政権は、感染対策を地方政府に「丸投げ」している状態で、全土で統一した歩調が取れていない。8日付の英医学誌ランセットは論説で、モディ政権が十分な対策を取らず、支持母体のヒンズー教徒の宗教行事や、地方議会選での大規模な選挙運動を許し「自ら国民的大災害を招いた」と異例の批判を行った。「政府が失敗を素直に認め」対策を立て直すことが重要だと指摘した。

627チバQ:2021/05/11(火) 14:34:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9ec3948d26f0d678ebfcc14d01d7cdf0a74a75a
オリ首相を不信任 コロナ置き去りで政争 ネパール議会
5/10(月) 22:21配信

ネパールのオリ首相=2月23日、カトマンズ(EPA時事)
 【ニューデリー時事】ネパール下院は10日、オリ首相の信任投票を行い、反対票多数で不信任となった。

 政治の混迷は深まり、新型コロナウイルスによる市民の窮状を無視した政争が続く。

 地元紙カトマンズ・ポスト(電子版)によると、サプコタ議長は「(首相信任案の)動議は過半数に届かなかった」と不信任を宣言した。「次の議会は13日に開かれる」と述べている。

 地元有力紙記者は、今後について「オリ氏辞任の可能性がある。総選挙になるかもしれない」と語った。オリ首相は昨年12月、議会解散を決めたが、最高裁は2月、解散は違憲と判断。内紛続きの与党共産党は3月、解党状態に追い込まれた。

 カトマンズ・ポストは10日、国内で1日に約9000人が新たに新型コロナに感染したと報道。隣国インド同様、ネパールでも医療用酸素の不足などが問題となっている。

628とはずがたり:2021/05/11(火) 22:51:53
“感染爆発”のインド
駐在記者の想像絶する深刻さ
2021年5月7日
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-situation/detail/india_03.html

629とはずがたり:2021/05/14(金) 02:01:18

ガンジス川に約100体の遺体が漂流 インドのコロナ死者は1日4000人超、火葬追いつかず流したか?
https://www.tokyo-np.co.jp/article/103552
2021年5月11日 18時42分

 【バンコク=岩崎健太朗】新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないインドのガンジス川中流域で、数十体の遺体が漂流しているのが見つかった。地元メディアは、コロナで亡くなった人たちの火葬などが追いつかず「親族らが川に流したのではないか」と当局者の話を伝えている。
 東部ビハール、北部ウッタルプラデシュの州境の町で10日朝、40体ほどの遺体が川に浮かんでいるのが目撃された。両州は貧困層が多く、当局者は「上流で遺棄され、状況から5〜7日は水につかっていたようだ。(収容した遺体は)100体ほどあり、検査する必要がある」と話した。
 インドでは1日当たりの新規感染者が今月1日に40万人を超え、連日、4000人前後が亡くなっている。医療用酸素や病床の不足で医療体制は崩壊状態となり、全土の8割ほどの州や直轄地域が封鎖措置を講じている。
 世界保健機関(WHO)は10日、インドで見つかった変異株を「懸念される変異株(VOC)」に分類すると発表。英国、南アフリカ、ブラジル型に続く4番目となり、強い感染力があるとしている。

630チバQ:2021/05/14(金) 22:24:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/a527c91cf341f8be77812beba08addfd90939d7b
コロナ拡大のインド、モディ政権に逆風 宗教行事、選挙活動規制せず
5/14(金) 20:06配信

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産経新聞
 【シンガポール=森浩】新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るうインドで、モディ首相への批判が強まっている。宗教行事や選挙活動などで規制を怠ったとして、支持率は低下傾向にある。国産ワクチンの輸出で、国際社会での存在感向上を目指すモディ氏だが、国内の反発拡大が政権の基盤も揺るがしかねない事態になってきた。

 インドでは昨年9月ごろに感染「第1波」があり、いったん拡大を押さえ込んだかに見えたが、今年3月下旬から再び上昇に転じた。今月14日午前までの24時間に約34万人の新規感染を確認。死者数は26万人を超えた。火葬用の薪が高騰し遺体遺棄も続出。東部ビハール州のガンジス川で10日、71の遺体が浮かんでいるのが見つかった。

 こうした状況は高い人気を誇ったモディ氏への逆風になった。米調査会社「モーニング・コンサルト」によると、11日時点のモディ氏の支持率は63%。4月上旬と比べ、10ポイント程度、下落した。野党陣営や医療専門家はモディ政権が適切な感染防止対策を取っていないと批判を強めている。

 とりわけ非難が集中しているのが、人が密状態になる集会が容認されていたこと。4月にはガンジス川で身を清めるヒンズー教の祭典「クンブ・メーラ」が実施され、数百万人が参加した結果、大規模なクラスター(感染集団)発生につながった。モディ氏率いるインド人民党(BJP)はヒンズー教信者が支持層なだけに、重要な宗教行事で厳しい規制は難しかった。

 また、3〜4月には5州・地域で地方議会選が実施され、モディ氏らBJP幹部が現地入りし、各地で選挙集会も行われた。「(第1波の後)モディ政権は『インドは新型コロナを打ち負かした』と本気で信じていた」とシンガポール国立大学南アジア研究所のロノジョイ・セン氏は、その後の気の緩みを指摘した。

 批判の高まりに対し、モディ政権は会員制交流サイト(SNS)上での批判的なコメント削除を要請するなど“言論統制”に乗り出した。しかし、複数の批判投稿が削除された結果、さらに強い反発も招いた。

 BJPは2019年の総選挙で大勝し、全国的に支持層は厚い。ただ、地元紙ヒンドゥスタン・タイムズは、「国民の間に政策実行能力に不信感が生まれている。感染第2波は、モディ政権の負の遺産になるかもしれない」と分析した。

631チバQ:2021/05/14(金) 22:29:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0df9395b6f32bb5071f537e1cfac61d933d580a
チベット亡命政府首相にツェリン氏
5/14(金) 19:57配信

産経新聞
 インド北部ダラムサラに拠点を置くチベット亡命政府の選挙管理委員会は14日、任期満了を迎えるロブサン・センゲ首相(53)の後任に、元亡命政府議会議長、ペンパ・ツェリン氏(57)を選出したと発表した。

 ツェリン氏は今月下旬に就任する見通し。亡命政府は1959年に中国からインドへ亡命したダライ・ラマが樹立した。

 首相は世界各国の亡命チベット人による直接投票で選出され、今年4月に新人候補2人による決選投票が実施された。

 ダライ・ラマの後継をめぐっては、亡命チベット人代表らの会議が2019年、継承の方法やあり方に関する決定権はダライ・ラマ本人にあると決議しており、今回の新首相選出が与える影響はないとみられる。(シンガポール 森浩)

632チバQ:2021/05/14(金) 22:31:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7915264e1abdc357b2030a4db35199e9d5149257
チベット亡命政府の新首相に元議会議長 中国に「高度な自治」要求
5/14(金) 19:42配信


毎日新聞
ダラムサラ

 チベット亡命政府(インド北部ダラムサラ)の新首相に、亡命政府議会元議長のペンパ・ツェリン氏(57)が選出された。選挙管理委員会が14日、決選投票結果を発表した。任期は5年。

 決選投票は4月11日に実施された。有権者は世界約30カ国・地域の約8万3000人で投票率は約77%。ツェリン氏は約3万4000票を獲得し、非営利団体元幹部のケルサン・ドルジ・オーカツァン氏(52)を破った。

 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(85)は、2011年に政治的な実権を亡命政府に移譲。11年から2期首相を務めるロブサン・センゲ氏(53)は、3選が禁止されているため任期満了となる。

 ツェリン氏は、亡命2世でインド南部生まれ。インドの大学で経済を学び、11年から議会議長を務めた。ダライ・ラマ14世は中国に対して「高度な自治」を要求しており、ツェリン氏もこの路線を支持している。

 インドの亡命チベット人社会は若者を中心に海外流出が続き縮小傾向にある。ダライ・ラマ14世が高齢となる中、亡命社会や世界各地に散らばったチベット人の一体性をどう保つかは大きな課題だ。ダライ・ラマ14世の後継者選びに中国が介入する可能性もある。

 一方、米国と中国が対立する中、トランプ前米政権は20年11月にセンゲ首相を初めて公式にホワイトハウスに招待した。亡命政府関係者は取材に「中国の力が増す中、ツェリン氏にはバイデン米政権をはじめとした国際社会とより強く連携していくことが求められる」と語った。

 中国は1950年に軍をチベットに進駐させた。59年に軍に抵抗する「チベット動乱」が起きるとダライ・ラマ14世はインドに逃れ、亡命政府を樹立した。【松井聡】

633チバQ:2021/05/14(金) 23:40:27
>>627
https://www.sankei.com/world/news/210514/wor2105140008-n1.html
野党の連立工作失敗、不信任のオリ首相を再指名 ネパール
2021.5.14 08:27国際アジア

 ネパールのバンダリ大統領は13日、下院で10日に不信任とされたオリ首相について、下院第1党の指導者として改めて首相に指名した。政権交代を目指した野党が連立工作に失敗した。オリ氏は30日以内に再び下院の信任投票に臨まなければならず、政情混迷がさらに長引く可能性もある。

 オリ氏は自ら決断した信任投票で不信任となり、バンダリ氏が13日を期限に連立を組んで多数派を形成できる首相候補がいるかどうか探った。野党勢力は結集できず、オリ氏の再指名に至った。

 オリ氏は昨年12月、当時の与党ネパール共産党の共同議長だったダハル元首相との確執から下院を解散した。最高裁は今年2月、解散を違憲で無効と判断。ネパール共産党はその後、オリ氏の統一共産党とダハル氏派のネパール共産党毛沢東主義派に分かれていた。(共同)

634チバQ:2021/05/17(月) 15:43:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d92c1e9b1001ade1c6135d2926b5a484bbc66ab7
国民に「総ざんげ」求め波紋 インドの与党支持母体トップ
5/17(月) 6:53配信

時事通信
インドのヒンズー至上主義団体、民族奉仕団(RSS)トップのモハン・バグワト氏=3月19日、ベンガルール(EPA時事)

 【ニューデリー時事】新型コロナウイルスの感染「第2波」が続くインドで、与党インド人民党(BJP)の支持母体であるヒンズー至上主義団体、民族奉仕団(RSS)のトップが、国民に「総ざんげ」を求める主張を展開し、波紋を呼んでいる。

 
 RSSトップのモハン・バグワト氏は15日にインターネット上で行った支持者向け演説で、昨年9月がピークだった第1波の後、「政府や国民の怠慢」が「第2波」を招いたと批判した。国民の責任にも言及することで、コロナへの対応をめぐって強まっているモディ政権への風当たりを和らげる狙いがあると受け止められている。

 演説に対し、インターネット交流サイト(SNS)には、支持者からとみられる称賛のコメントが書き込まれた。一方で「同意できない。政治家が国を破綻させた」「モディ首相に直接電話で指導しろ」と反発する声も相次いでいる。

 インドのコロナ対策をめぐっては、モディ首相が1月下旬に「インドは世界で最も多くの人命を救うのに成功した国の一つだ」と自賛。閣僚らがコロナ封じ込めに成功したとアピールしたことも、人心の緩みにつながったと指摘されている。

 3月中旬に始まった「第2波」では、4月22日以降、1日当たりの新規感染者が30万人以上に及ぶ厳しい状況が続いており、首都ニューデリーでは17日に終了予定だった都市封鎖を24日まで延長することが決まった。延長は4度目。モディ政権は厳格な封鎖措置の導入に消極的で、地方政府に対応を丸投げし、医療用酸素や医薬品の供給を制御できずに「医療崩壊」を招いたことで、批判を浴びている。

635チバQ:2021/05/17(月) 15:46:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/e909374b437dfe6b31e6c350290914d4299b9896
ネパールでもコロナ感染広がる 「医療崩壊」深刻化
5/17(月) 14:49配信

時事通信
医療用酸素マスクを着けて救急病棟に運ばれる、ネパールの新型コロナ患者=13日、カトマンズ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インドで新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、国境を接し、インドと密接な関係を持つネパールでも感染が広がりつつある。

 もともと医療インフラの脆弱(ぜいじゃく)なネパールでは、インド同様に病床や医療用酸素の不足といった「医療崩壊」が深刻化。一方、政治家は政争に明け暮れ、有効な対策が打てていない。

 人口約3000万人のネパールでは15日の政府発表で、過去24時間の新規感染者が8000人超に達し、死者も187人だった。地元紙カトマンズ・ポスト(電子版)は15日、「新規感染者は驚くほどの増加を続けており、医療用酸素、集中治療室(ICU)、人工呼吸器が全土で不足している」と報じた。

 また、AFP通信は「首都カトマンズの酸素製造施設は24時間態勢で操業しているが、需要は供給能力をはるかに上回る」と嘆く酸素業者組合トップの話を伝えた。

 ネパールは生活物資の大半をインドからの輸入に頼っている。また、ネパールには労働人口を吸収できる産業がほとんどなく、ビザなしで入国できるインドに出稼ぎに行く人も多い。

 ネパール政府は今月1日までに、対インド国境検問35カ所のうち22カ所を閉鎖することを決めた。ただ、実際は検問所以外にも通行可能な場所はあり、実効性には疑問符が付く。

636チバQ:2021/05/23(日) 23:46:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e54c0ac5126883793888b46e4947d649b71d47d

インド首都、封鎖を延長 感染縮小、明るい兆し 新型コロナ
5/23(日) 17:11配信

時事通信
ロックダウン(都市封鎖)の中、日雇いの人々に行われているインドの炊き出し=20日、ニューデリー(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インドの首都ニューデリーを管轄するデリー首都圏政府のケジリワル首相は23日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月19日から実施中のロックダウン(都市封鎖)を今月31日まで1週間延長すると発表した。

 24日に終了予定だった。延長は5度目。

 インド政府の発表によれば、23日朝(日本時間同午前)までの24時間の全土の新規感染者数は24万842人だった。依然高水準だが減少傾向も表れている。首都でも新規感染者は「第2波」ピーク時の約10分の1の2260人で、明るい兆しがないわけではない。

 ケジリワル氏は23日、記者会見し、減少傾向が続けば31日から規制緩和があり得ることを示唆した。「全員が接種を受ければ『第3波』に襲われない可能性がある」と述べ、ワクチン接種加速計画を立案中と語った。

637チバQ:2021/05/24(月) 00:47:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052200436&g=int
ネパール、11月に総選挙 コロナ置き去り政争
2021年05月22日17時41分


 【ニューデリー時事】ネパールのバンダリ大統領は22日、「下院を解散し、11月12、19日の2度に分けて総選挙の投票を実施する」と発表した。旧与党勢力の内紛から、下院でオリ首相の不信任が決議されたものの、対抗勢力を含め、新たな組閣が行き詰まった。

 バンダリ大統領は昨年12月にも下院解散と総選挙実施を発表したが、最高裁は今年2月、解散を違憲と判断。その後もオリ首相の去就をめぐり、議会が紛糾していた。
 ネパールでは5月に入ってから、新型コロナウイルスの感染者が1日に9000人近い日が続いてきた。病床や医療用酸素が不足する「医療崩壊」に陥っている。迅速な対策が求められる中、国民を置き去りにした政争が続く。

638チバQ:2021/05/31(月) 17:09:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/02971680088262263c507658898e7df1738ec245
コロナ禍のインドに迫る新たな危機、貧困層に広がる飢餓
5/31(月) 15:44配信

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AFP=時事
インド・ニューデリーの道路沿いで、ボランティアによる炊き出しの列に並ぶ、新型コロナウイルス流行の中で仕事を失った日雇い労働者やホームレスの人々(2021年5月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】新型コロナウイルス流行の第2波に見舞われているインドで、数百万世帯が貧困に陥っている。専門家は、すでに昨年の最初のロックダウン(都市封鎖)で大打撃を被った貧困層に飢餓が広がっているとして、社会に迫る新たな危機に警鐘を鳴らしている。

【写真】炊き出しのカレーを受け取る失業中やホームレスの人々

 インドではこの8週間で16万人が死亡し、医療はひっ迫。多くの事業者が倒産した。インド経済モニタリングセンター(CMIE)は、今年4月だけで730万人以上が失業したとしている。

 南部ベンガルール(旧バンガロール、Bangalore)のアジム・プレムジ大学(Azim Premji University)の調査によると、流行が始まった昨年1年間で、約2億3000万人の国民が1日の生活費375ルピー(約570円)以下の貧困層に転落した。

 労働人口の90%以上が社会保障などセーフティーネットの対象から外れたインフォーマルセクターに属していることが、事態をさらに深刻にしている。政府の緊急食料支援を受けるために必要な配給カードを持っていない人は、推計1億人に上るとされる。【翻訳編集】 AFPBB News

639チバQ:2021/06/01(火) 16:45:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c90de3e494553254cb8891faaf1d31970cf51f3
2万8千人の新規感染者、40日後に946人に急減した首都…危機感の市民も対策徹底
5/31(月) 20:00配信

読売新聞オンライン
インドの首都ニューデリー

 インドの首都ニューデリーで新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が急減している。40日前は2万8000人を超えたが、5月31日の中央政府の発表では946人だった。4月中旬から行ったロックダウン(外出制限)の効果とみられ、首都圏政府は5月31日、製造業と建設業を再開させた。

 首都圏政府のアルビンド・ケジリワル首相は再開に先立ち、「感染から逃れた人を飢え死にさせてはならない」と述べ、収入源を失った労働者のため、段階的に制限を緩和していく考えを示した。

 インド全体では、1日の死者は今も3000人を超える。首都の感染者数が減ったのは、死者続出に危機感を抱いた市民が対策を取ったことも要因とみられる。4月以降、医療用酸素や集中治療室(ICU)、抗ウイルス薬などの不足に陥った病院の状況は少しずつ改善しているという。

 一方、インド医師会によると、第2波の3月以降、対応に当たって感染死した医師の数は513人にのぼっている。防護服や感染予防装備が行き渡っていないことが一因だという。(ニューデリー支局 小峰翔)

640チバQ:2021/06/06(日) 12:59:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cbe07243479f1e2ae9017dd23d41d75e8d236e7
ワクチン大国なのに不足・感染対策より選挙…「助けてくれない」インド首相に批判
6/6(日) 12:03配信

読売新聞オンライン
 インドのナレンドラ・モディ首相の支持率が下落している。新型コロナウイルス対策よりも選挙での党勢拡大を優先するなどしたため、世界最悪クラスの感染爆発を招いたうえ、ワクチンの製造大国なのにワクチン不足に陥ったからだ。国民の不満を解消するのは容易ではない。(ニューデリー支局 小峰翔)

支持率最低に 5月
無視

 「首相は助けてくれなかった」

 首都ニューデリーのシャンカル・ラルさん(32)は、4月に親族の男性(32)が入院できずに亡くなったことを振り返り、怒りをにじませた。

 ニューデリーは当時、1日の新規感染者数が約2万8000人とピークに達し、病院のベッドは満床続きで医療用の酸素が不足していた。そんな緊急時にモディ氏は首都を離れ、西ベンガル州の地方選を戦う与党・インド人民党の応援に出かけていた。

モディ首相(ロイター)

「拡散者」

(写真:読売新聞)

 インドのコンサルタント会社「オルマックス・メディア」によると、5月のモディ氏の支持率は48%で、昨年2月の調査開始以降で最低となった。最大の要因とみられるのは、3月からのコロナ第2波による感染爆発への対応のまずさだ。

 インド型(デルタ型)の変異ウイルスが流行し、5月には1日の新規感染者数が40万人を超えた。だが、モディ氏は抑え込みに有効なロックダウン(都市封鎖)に消極的で、地方政府には導入に慎重な判断を求めた。経済にさらなる打撃を与えることを恐れたとみられる。

 ヒンズー教の宗教行事への数百万人規模の訪問も規制せず、地方選対策で強行した選挙集会にはマスクを着けない支持者らが殺到し、モディ氏は「拡散者」(医師会副会長)などと批判を浴びた。

 追い打ちをかけたのが、ワクチン不足問題だ。ワクチンの製造大国として海外への供給を加速させたため、急増する国内需要に対処できなくなったのだ。現在、人口約13億人のうち1回目の接種が終了したのは1割強にとどまっている。

マイナス成長

 2019年5月に首相2期目をスタートさせたモディ氏は、人口の8割を占めるヒンズー教徒寄りの政策や経済改革に取り組み、国境問題で対立する中国への強硬姿勢を打ち出して支持を集めた。昨年6月に中国企業運営のアプリを禁止した後には、70%の最高支持率を記録した。

 今はコロナ対策の失敗による逆風に加え、昨年度に41年ぶりのマイナス成長となった経済の回復の遅れも重くのしかかる。ハイデラバード大学のタンウィール・ファザル教授(政治社会学)は、モディ政権が「ヒンズー教徒にいっそうの支持を訴える戦略をとることになるだろう」と予測。ヒンズー教寄りの政策がイスラム教などその他の宗教との対立を呼びかねないと危惧する。

641チバQ:2021/06/09(水) 20:37:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ac4998f1ec854adcd0e156fea15ce3c71501102
インド、感染者減で規制緩和着手 農村部での押さえ込み課題
6/9(水) 19:49配信
産経新聞
【シンガポール=森浩】新型コロナウイルスの感染が一時爆発的に拡大したインドで、新規感染者の減少傾向が続いている。厳格なロックダウン(都市封鎖)が奏功したとされ、8日には1日当たりの新規感染者が約2カ月ぶりに10万人を下回った。一部の都市は制限解除に乗り出したが、医療態勢が整っていない農村部の正確な感染状況が不明なだけに、手探りの緩和となりそうだ。

インドでは3月下旬から変異株流行などによって感染の「第2波」が押し寄せ、5月上旬には1日当たりの新規感染者が40万人を超えた。各都市が相次いで夜間外出禁止や商業施設閉鎖などの措置を含むロックダウンを実施したことなどを受け、今月8日発表の新規感染者は8万6498人にまで減少した。

首都ニューデリーでは7日から地下鉄の運行が再開されるなど規制が段階的に緩和されている。インドは新型コロナ流行の影響で、2020年度(20年4月〜21年3月)の国内総生産(GDP)成長率が前年度比7・3%減と約40年ぶりのマイナス成長を記録。政府は経済の足かせとなるロックダウンの長期化を警戒しており、正常化を急ぎたい考えだ。

ただ、農村では病院がない地域もあり、政府が全国の感染状況を正確に把握できているとは言い難い。コロナ禍で経済的打撃を受けた農村部の住民が職を得るために都市部に移動すれば、「第3波」につながる懸念もある。

政府は拡大防止の切り札としてワクチンの普及を急いでいるが、2回の接種が完了した人は約4700万人で人口の4%程度にとどまる。モディ政権は18歳以上の接種の無料化のほか、日本や米国など特定の国が承認したワクチンについて、国内での臨床試験(治験)を省略する方針を発表。ワクチン普及の速度を上げたい考えだ。

642チバQ:2021/06/18(金) 21:02:51
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021061500684&g=int
観光地へ客殺到 感染再拡大の懸念―インド
2021年06月15日20時32分

 【ニューデリー時事】新型コロナウイルスの感染「第2波」のピークを越えたインドで、ヒマラヤ山脈沿いの観光地を抱える北部ヒマチャルプラデシュ州当局が州越えの移動規制を緩和したところ、多数の観光客が押し寄せた。感染再拡大の懸念が出ている。

 同州では14日、州に入る際にPCR検査陰性証明の提示義務が撤廃されたが、民放NDTVは、州境に「約1キロの車列ができた」と報道。その多くは観光客の車で、36時間で5000台が通過した州境もあったという。
 越境には、コロナ禍での移動の必要性を示す許可証が必要。観光客は何らかの手段で許可証を取得しているもようだ。州内では夜間外出禁止令が出ており、現地警察当局は、マスク着用や社会的距離の維持といった規律ある行動を呼び掛けている。
 インドでは、北部アグラにある世界文化遺産「タージマハル廟(びょう)」も16日から約2カ月ぶりに再開予定。入場はオンライン予約のみで受け付ける。
 インド政府の15日の発表では、1日の新規感染者数は6万471人と第2波のピーク時の6分の1以下にまで減少。感染拡大防止のためのロックダウン(都市封鎖)は段階的に緩和されており、当局者らは「第3波」に向けワクチン接種加速などの必要性を訴えている。

643チバQ:2021/06/28(月) 21:10:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021062700385&g=int
労働者、大挙し首都脱出 デルタ株猛威、封鎖強化―バングラ
2021年06月27日20時54分

27日、ダッカ近郊ムンシガンジで、船に乗ろうとするバングラデシュの人々(AFP時事)
27日、ダッカ近郊ムンシガンジで、船に乗ろうとするバングラデシュの人々(AFP時事)

【図解】バングラデシュ

 【スリナガル(バングラデシュ)AFP時事】バングラデシュは、隣国インド由来のデルタ株の猛威で新型コロナウイルス感染者が増えているため、28日からロックダウン(都市封鎖)を強化し、住民の外出を禁止する。これを受け、首都ダッカからは27日、労働者数万人が大挙して脱出。すし詰めの船に乗って故郷の村へ向かった。


 警察高官は「定員オーバーの乗船はやめてほしい。しかし、誰も聞いてくれない」と嘆いた。ダッカ近郊スリナガルの船着き場で乗船を待っていた女性(60)は「仕事ができなければ、どう家賃を払うのか。村に帰るしかない」と話した。

644チバQ:2021/07/14(水) 10:18:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7b78ea8a8bf41bb1293bbcfd58260d16ec8d845
ネパール新首相を指名 デウバ氏、5度目の就任
7/13(火) 21:07配信

共同通信
ネパールの新首相に新首相に決まったデウバ氏(ロイター=共同)

 【ニューデリー共同】首相指名を巡って混乱が続くネパールで、下院第2党のネパール会議派を率いるデウバ前首相が新首相に決定した。最高裁の命令を踏まえて13日、バンダリ大統領が指名した。今回が5度目の首相就任。政権基盤は不安定で、下院で多数支持を得られなければ解散、総選挙となる公算が大きい。

 デウバ氏は首相指名後、直ちに組閣に着手する予定。首相を続けるには30日以内に下院の信任投票で過半数を獲得する必要がある。下院第1党の統一共産党(UML)の動向が今後の鍵を握る。

645チバQ:2021/07/20(火) 21:03:44
インドのコロナ死者数、当局発表の最大10倍 推計
2021/07/20 20:17AFPBB News

インドのコロナ死者数、当局発表の最大10倍 推計

インド南東部チェンナイの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療センターで酸素濃縮器を設置する医療従事者(2021年6月8日撮影、資料写真)。(c)Arun SANKAR / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】インドの実際の新型コロナウイルス死者数は、当局が報告した約41万4000人の最大10倍に上り、インド独立以来最悪の人道危機となっている可能性があるとする推計が20日、発表された。

 人口約13億人のインドでは、4、5月に広がった変異株「デルタ株」などの影響で感染が急拡大した。米シンクタンク「世界開発センター」が発表した今回の推計は、インドの新型ウイルス死者数についてこれまで出されたどの推計よりも高い数値となっている。

 CGDが流行初期から今年6月までのデータを分析した結果、340万〜470万人が新型ウイルスで死亡した可能性が示された。

 インド当局が報告した死者数は41万4000人以上で、米国の60万9000人、ブラジルの54万2000人に次いで世界で3番目に多い。

 CGDの報告は、平年を上回る死者数を示す「超過死亡」の推計に基づいている。

 専門家らは長らくインドの公式統計を疑問視しており、意図的に間違った報告をしているというよりも、医療体制が逼迫(ひっぱく)していることに原因があると指摘している。 【翻訳編集】AFPBB News

https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3357615.html

646チバQ:2021/07/25(日) 20:43:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a98f3354bd665be3e3fe5701c0dfd382d220ebb
豪雨災害で死者120人超 コロナ患者治療にも影響 インド
7/25(日) 15:31配信


時事通信
救助隊が捜索活動をする地滑り現場=18日、インド西部ムンバイ(EPA時事)

 【ニューデリー時事】インド西部で雨期の豪雨による地滑りや洪水などの災害が相次ぎ、AFP通信は25日、少なくとも124人が死亡、15万人近くが家を追われ、避難生活を送っていると報じた。


 特にここ数日は、商都ムンバイのあるマハラシュトラ州などで被害が広がっている。

 地元紙ヒンドゥスタン・タイムズは、マハラシュトラ州が「過去40年間で最大の豪雨」に見舞われたと報道。22日ごろから州内で地滑りが相次いでいるという。また、新型コロナウイルスに感染して治療中の患者に、豪雨の影響で医療用酸素が届けられず、死亡する例も続発した。

647チバQ:2021/07/29(木) 10:52:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/2022b528dbf9f7472aa810e73d31aa42912834ec
ブータン、対象者の9割にワクチン接種完了 迅速な対応に称賛の声
7/29(木) 8:24配信

CNN.co.jp
ブータンで2回目の接種が7月20日から始まり、対象者の9割が接種を終えた

(CNN) ヒマラヤ山脈の小国ブータンで、新型コロナウイルスワクチンの接種対象とされる成人の9割が1週間のうちに2回目の接種を完了し、迅速な動きに称賛の声が寄せられている。


同国の人口約77万人に対し、ワクチン接種の対象者は18歳以上の約53万人。国連児童基金(ユニセフ)ブータン事務所のウィル・パークス代表によると、2回目の接種は今月20日に始まり、27日までに約48万人が完了した。パンデミック中で最も早く進んだ一斉接種だったのではないかと、パークス氏は指摘する。

ブータン国民への1回目のワクチン接種は3月から4月にかけ、インドから寄付されたアストラゼネカ製ワクチン50万回分を使って実施された。ところがインドが変異株「デルタ」による爆発的な感染拡大で、ワクチンの輸出を中止。ブータンは他国からの寄付を呼び掛けた。

これに応えて、国際的なワクチン分配の枠組み「COVAX(コバックス)」を通し、米国からモデルナ製ワクチン50万回分が提供された。デンマークからはアストラゼネカ製25万回分、中国からもシノファーム製5万回分が寄せられた。さらに27日には、クロアチア、ブルガリアなど数カ国からアストラゼネカ製合わせて10万回分あまりが届く手はずとなった。

パークス氏は、ワクチン供給をめぐる国際的な連帯の表れだと称賛する。

険しい山岳地帯の村落までワクチンを届けるために、医療従事者2400人あまりと2万2000人のボランティアが活躍した。

同国の迅速な対応の背景には、首相と外相、保健相の指導力があった。3人とも医療の専門知識を持つ人材だ。さらにワンチュク国王も積極的に各地へ足を運び、ワクチンの啓発に一役買った。

648チバQ:2021/10/11(月) 09:53:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e6da014a019b8edce94db897bca798c024e610e
数々の疑惑、闇に消える カーン博士死去
10/11(月) 6:55配信


時事通信
10日死去したパキスタンのアブドルカディル・カーン博士=撮影日不明(EPA時事)

 10日に死去したパキスタンの「核開発の父」カーン博士は、現在も世界の大きな懸案となっている北朝鮮やイランの核問題の起点と疑われた人物だ。

 「核の闇市場」の中心人物は、数々の疑惑と共に闇に消えた。第2、第3のカーン博士を生まないため、世界は何ができるのか、答えは見つかっていない。

 カーン氏をめぐってはこれまで、核開発技術や関連部品の売買に絡んだ国際的なネットワークへの関与が指摘されてきた。中東や東・東南アジア、アフリカなどを舞台に、複数のブローカーを経由した取引が行われた疑いがある。

 ネットワークにより、北朝鮮やイラン、リビアに兵器向けの高濃縮ウラン製造機器やその部品などが渡った疑惑が取り沙汰されてきた。カーン氏が訪日時に核開発に使用する機器を購入したと報じられ、疑惑は日本とも無縁ではなかった。

 パキスタン政府はムシャラフ政権下の2004年、カーン氏を聴取。1986〜93年に核開発関連の機密を北朝鮮、イラン、リビアに漏らしたことを認めさせた。ただ、ムシャラフ大統領は「動機は金」と断定。カーン氏個人に責任を負わせた上で「国家に貢献した英雄で、進んで疑惑を認めた」として刑事罰を赦免、幕引きを図った。

 パキスタンをめぐっては、かねて核開発技術の国外移転や関連機器、部品の売買に関する疑惑が持たれてきた。カーン氏はその後、パキスタン政府による自宅軟禁や厳しい監視下に置かれたが、パキスタンにとっての「不都合な真実」がこれ以上外部へ漏れるのを阻止したい思惑が疑われた。

 カーン博士は08年、AFP通信のインタビューに「欧米はなぜイスラエルの核問題を取り上げようとしないのか」と自分ばかり核問題の元凶とされる扱いに不満を表明していた。疑惑の解明には背を向けたまま死去したことで「闇市場」の全容解明は一層困難となり、核拡散が世界に残された。

649とはずがたり:2021/10/12(火) 20:38:44
中印両軍が係争地で再び衝突
[2021/10/12 15:31]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000231706.html



 中国とインドがともに領有権を主張する国境の山岳地帯で、両軍の間で再び衝突が発生し、緊張が高まっています。

 インドメディアは8日、インド北東部の国境地帯で先月末「中国人の兵士約200人がインド側に入り、建物を破壊しようとしたため身柄を拘束した」と報じました。

 これに対し、中国人民解放軍は「部隊は反撃を行い、パトロールの任務を全うして帰還した」と主張して、衝突があった事実を認めました。

 また、今月10日に両軍の司令官級の会談が行われたと明らかにしたうえで、「インド側が非現実的な要求をしている」と批判しました。

 一方のインド側も「建設的な提案に中国側が合意しなかった」との声明を出しています。

 両軍は去年6月の激しい衝突で多数の死傷者が出たことを受け、事態の鎮静化に向けて協議を続けていました。

650とはずがたり:2021/10/15(金) 21:32:11

中国とブータンが国境交渉に関する覚書調印
https://www.afpbb.com/articles/-/3371045
2021年10月15日 17:04 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
新華社
weibo AFPBBNews

【10月15日 Xinhua News】中国政府代表の呉江浩(Wu Jianghao)外交部長助理(次官補)とブータン政府代表のタンディ・ドルジ外相は14日、両国の国境交渉加速「3段階」ロードマップに関する了解覚書にオンラインで調印した。

 呉氏は次のように表明した。両国は山河連なる友好的隣国で、両国人民の伝統的友情には長い歴史がある。今日の覚書調印が両国の国境交渉を加速させ、国交樹立プロセス推進に有意義な役割を果たすと信じている。


 ドルジ氏は次のように述べた。覚書調印には歴史的意義があり、双方の長年にわたる共同努力と誠実な協力の結果だ。中国と共に覚書を実行に移し、国境交渉を揺るぎなく推進し、両国関係の強化に尽力する。(c)Xinhua News/AFPBB News

651とはずがたり:2021/10/29(金) 10:33:14
中国、ブータンに接近 国境画定目指す覚書、インド揺さぶり図る
https://www.sankei.com/article/20211028-CWW67BNCYNMJJOO3UFJTZW7FQA/
2021/10/28 16:56
森 浩

【シンガポール=森浩】国境をめぐる対立が長年続いてきた中国とブータンが、国境画定交渉を加速させる覚書に署名した。中国はブータン接近を通じ、ヒマラヤ地域で対立が深まるインドに揺さぶりを掛ける狙いがある。インドは外交・安全保障面でブータンの後ろ盾であり、交渉の行方は座視できない状況といえそうだ。

中国とブータンは1984年以降、400キロ以上に及ぶ国境画定に向けた交渉を24回重ねたが合意に至っていない。両国には国交もなく、中国はインドの介入があると批判している。

そうした中、中国とブータンは今月14日、国境画定を実現するための3段階の行程を定めた覚書を交わした。覚書の詳細は不明だが、中国の呉江浩外務次官補は「国交樹立に向けても有意義な貢献をする」と称賛し、ブータン外務省も「国境交渉における前向きな進展だ」と歓迎する声明を発表した。

中国のブータン接近は、インド牽制(けんせい)が思惑にある。中印両軍は昨年、事実上の国境である実効支配線(LAC)付近で衝突し、中印関係は急速に冷え込んだ。インドにとってブータンはインド中央部と北東部をつなぐ戦略的要衝「シリグリ回廊」と近い。ブータンが〝親中化〟すれば国防に影響が出る可能性が高い。

ブータンには中国との関係を安定化させ、摩擦を軽減したい思考が働く。中国は近年、ブータン領内に無断で道路や集落を建設しており、昨年には東部の自然保護地区の領有権を主張する構えを見せた。いわば、中国の圧力が国境をめぐる交渉を前進させた形だ。

ブータンには長年の後ろ盾であるインド一辺倒ではなく、自力で安定を確保したいとの意識が強まっている。インドはヒマラヤ地域での軍事インフラ整備や軍隊の展開力で中国に遅れ、自国領での中国対応で手一杯ともいえる状況だ。「近年の状況は(ブータンに)安全保障面のインド依存には限界があると認識させた」と、印シンクタンク「オブザーバー研究財団」のマノジ・ジョシ研究員は分析した。


ブータンは輸出入の8割以上をインドが占めるなど経済的な結びつきも強く、簡単に中国になびく環境にはない。インド外務省は事態を注視する構えだが、ジョシ氏は「中国は(インドの影響力が強かった)ネパール、スリランカ、バングラデシュに食い込んだ。インドとブータンの特別な関係にも挑戦したいと考えている」と警戒感をあらわにしている。

652チバQ:2021/10/30(土) 07:44:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fb5bdde856657ecbba3b2defc48adc9f5d996f8
1日40万人感染していたインド、首都では抗体保有率97%に
10/29(金) 18:50配信

読売新聞オンライン
インド・ムンバイで新型コロナワクチンの接種を受ける人々(4月28日)=ロイター

 【ニューデリー=小峰翔】インドの首都ニューデリーで、新型コロナウイルスの抗体保有率が97%に上ったことが地元当局の調査でわかった。新規感染も激減しており、集団免疫に近い状態を獲得した可能性がある。感染を防ぐのに必要な抗体量がいつまで維持できるのかや、新たな変異型に効果があるかは不明だ。


 調査は9〜10月、デリー首都圏政府が2万8000人を対象に実施。1月の前回調査では約56%だったが、8か月で急上昇した。首都圏政府のサティエンダラ・ジェーン保健相は、「大部分は感染で、残りはワクチン接種によるものだ」との見解を示した。集団免疫を獲得したかどうかは、「専門家が判断する」とした。

 インドは4〜5月、感染拡大第2波に見舞われた。ピーク時の1日の新規感染者数は全国で40万人、首都では2万8000人に上り、首都圏政府はロックダウンを実施した。

 ロックダウン解除後もワクチン接種とマスク着用などの感染予防策は不十分だったが、7月以降は連日、首都の新規感染者が100人を下回っており、「集団免疫でしか説明がつかない」との見方も出ている。

 インドでは11月に大祭「ディワリ」が開かれる。再び感染拡大を招く恐れもあり、当局はマスク着用などを呼びかけている。

653チバQ:2021/11/27(土) 09:16:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/20ca51b485760d2478e9e3956f6acd9b00469e74
モディ印首相、異例の謝罪 農民反発で改正法撤廃
11/27(土) 7:13配信

時事通信
改正農業関連法撤廃の知らせを聞いて喜ぶインドの農民たち=19日、ウッタルプラデシュ州とデリーの境界(EPA時事)

 【ニューデリー時事】インドのモディ首相が、「肝煎り」だった農作物の売買自由化につながる改正農業関連法について、撤廃する意向を表明し、異例の謝罪に追い込まれた。

 改正法に反対する農民のデモが長期化し、混乱を招いていた。2022年には農業が盛んな主要州の議会選が予定されており、影響を懸念し方針を転換したとみられている。

 モディ氏は今月19日、国民向けのテレビ演説で、昨年9月に施行された改正法の撤廃を表明。「私たちの努力に、農民を納得させられないような何らかの不備があったに違いない。国民に謝罪する」と述べた。

 モディ氏は14年の首相就任後、高い支持率を背景に新自由主義的な経済政策を進めてきた。16年には汚職・不正蓄財対策で突如、高額紙幣廃止を断行。一時は経済の混乱を招いたものの、19年の総選挙では与党インド人民党(BJP)を圧勝に導くなど国民の評価を得てきた。

 しかし、改正農業関連法をめぐっては、昨年11月ごろから、取引自由化に伴う大企業の買いたたきを懸念し、北部パンジャブ州の農民を中心とするデモが断続的に続いている。今年1月には首都ニューデリーで警官隊との大規模な衝突に発展。野党やパンジャブ州に多いシーク教徒の独立派も運動を後押ししているとみられ、問題が複雑化した。

 いずれも北部で農業が盛んなパンジャブ州、人口2億人超の最大州ウッタルプラデシュ州では22年に州議会選が実施予定。ともにBJPの苦戦が伝えられている。

 モディ政権は、1日当たり最大40万人超の新規感染者を出した今年3〜5月の新型コロナウイルス感染「第2波」の対応をめぐり支持率が急落。ロイター通信は5月中旬、調査会社CVOTERの調査結果として、モディ氏の就任後初めて、政権に「不満」とする回答が「満足」を上回ったと報じた。改正法撤廃は、混乱でこれ以上支持を失いたくない政権の苦渋の決断と言えそうだ。

654チバQ:2021/12/07(火) 22:01:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/098c95f577bf28c1ce94f8b44c5e688411b87c6a
インドで軍が誤射、市民計14人死亡…内相「過激派と誤認」
12/7(火) 20:03配信
読売新聞オンライン
 【ニューデリー=小峰翔】インドのアミット・シャー内相は6日の議会で、北東部ナガランド州モンで軍がバスを誤射するなどして市民14人が犠牲になったことを認め、遺憾の意を表明した。「過激派と誤認した」という。

 シャー氏によると、軍が4日、過激派情報を得て待ち伏せしていたところ、通りかかったバスが制止に応じなかったため撃ち、炭鉱労働者6人が犠牲になった。軍は抗議に押し寄せた市民に対して「自衛のため」として発砲し、さらに7人が死亡した。5日も発砲で市民1人が死亡した。

 現地では分離・独立を求める反政府勢力が長年活動しており、政府は兵士に令状なしの発砲や逮捕を認め、起訴を免れられる特権を付与している。州首相は6日、特権の停止を要求した。

655チバQ:2021/12/20(月) 14:12:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a457b014ecfa86a4099dab36bd11fd0cacb5d4a
シーク教徒の暴行で男性死亡 黄金寺院で「冒涜」行為 インド北部
12/20(月) 11:58配信

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AFP=時事
インド北部パンジャブ州アムリツァルで、シーク教の総本山「黄金寺院」に祈りをささげる巡礼者(2021年12月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】インド北部パンジャブ(Punjab)州アムリツァル(Amritsar)で18日、シーク教の総本山「黄金寺院(Golden Temple)」で冒涜(ぼうとく)的な行為をしたとして、男性が殴り殺された。

【写真】「黄金寺院」の警備に当たる警察官

 地元メディアによると、男性は夕方の祈りの時間に寺院内の聖堂の柵を飛び越えた。男性の身元は分かっていない。

 民放NDTVは、男性はシーク教の聖典「グル・グラント・サーヒブ(Guru Granth Sahib)」の前に置かれていた剣を奪おうとして参拝者に制止され、殴り殺されたと伝えた。

 パンジャブ州のチャランジット・シン・チャンニ(Charanjit Singh Channi)首相は18日夜、ツイッター(Twitter)で「極めて不適切で、憎むべき行為」だと男性を非難した。

 聖典や聖堂を冒涜から守ることが、シーク教徒にとっては極めて重要となっている。

 首都ニューデリー郊外では10月、ある男性が聖典を冒涜したとして、シーク教徒の戦闘集団「ニハング(Nihang)」に拷問を受け死亡した。【翻訳編集】 AFPBB News

656チバQ:2021/12/30(木) 22:38:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea79925b0cfe5024508b541e87c6c65e32d50962
インド首都コロナ禍、邦人支え合う 確かな情報、必需品提供 ロックダウン乗り切る
12/30(木) 20:40配信
時事通信
新型コロナウイルス感染拡大を受け、ニューデリーで検問する治安要員=4月17日

 【ニューデリー時事】今年3〜5月に新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」が急拡大したインドでは、最も多い時で1日に感染者40万人、死者6000人以上が確認された。

【グラフ】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 病床や酸素が不足する「医療崩壊」で日本人も犠牲に。厳しいロックダウン(都市封鎖)の中、死の恐怖におびえた首都ニューデリー一帯の在留邦人を献身的に支えた人たちがいた。

 ◇到着直後に感染
 昨年秋から新規感染者が減り、今年春に日本企業駐在員が多数赴任していた中での再流行だった。首都に長期滞在する40代男性は、4月の到着直後にロックダウンに直面。自身も感染し、生活必需品購入のための外出も不可能になった。

 インドは昨年もロックダウンを経験し、オンライン診療、医薬品や食品などの宅配が充実している。だが、利用には現地の銀行口座が必要な場合がほとんどで、開設には時間がかかる。男性は「薬も食べ物も買えず、40度近い熱と肺炎に加え、栄養失調で死ぬところだった」と振り返る。

 ◇デマとの闘い
 男性を救ったのは、ニューデリーで不動産業を営み、邦人支援団体にも所属する水洗満美さん(45)=福岡市出身=。住居をあっせんした縁で食料を届け、男性の病状が悪化すると日本大使館担当者と連絡を取り、集中治療室(ICU)への入院を手助けした。

 インターネット交流サイト(SNS)の邦人向けグループを複数運営し、2007年から現地に暮らす「生き字引」でもあり、正しい情報が必要と痛感してきた。

 「マレーシアの発表を取り違え、インドでロックダウンが始まったと慌てる人や、日本への退避に必要なPCR検査の結果が不明でも空港で直談判すれば搭乗できるとデマを流した人がいた」という。実際に、空港に押し掛けた日本人が搭乗できないケースもあった。

 水洗さんは駐在する記者らと連携。当局発表や複数の地元報道から確認された情報を寝る間も惜しみ、SNSで発信した。病床やワクチン接種会場の空き状況、生活物資の情報は、在留邦人の心の支えになった。

 ◇「希望」届ける
 生活必需品を供給した人たちもいた。首都近郊で日本風のパンなどを販売する「iroha」店長の大森栄さん(59)=千葉県柏市出身=は、厳しい規制下でも店の営業を続け、州境を越えて商品を届けた。

 昨年との違いは感染者にも宅配したこと。「感染の怖さはもちろんあった」が、消毒を徹底し、感染者には玄関に商品を置いた後に時間差で受け取ってもらう、といった対策で乗り切った。

 首都の和食レストラン「愛味」の店長、歌丸理美さん(50)=横浜市出身=も「自分が感染を広げる側になってはいけない」と留意しつつ、弁当を単身者らに宅配して回った。スタッフに衛生管理を徹底させるため、配達に同行。「お代は後でいい。体力を落とさないようちゃんと食べて」と感染者を気遣った。

 「お客さんに希望の光と言われた。消すわけにいかない」(大森さん)、「ご飯の時ぐらいはほっとしてほしい」(歌丸さん)。2人に共通するのは、人を力づけたいという思いだった。

657チバQ:2022/01/10(月) 19:13:31
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220108X067.html
インド、新規感染15万人に迫る=週末外出禁止、首都閑散―新型コロナ
2022/01/08 21:18時事通信

 【ニューデリー時事】インド政府は8日、新型コロナウイルスの感染者が前日比で2割増加し、24時間で約14万2000人確認されたと発表した。変異株「オミクロン株」の影響が広がったためとみられている。軽症者が多いと報じられているが、首都ニューデリーは7日夜から、感染拡大防止のため週末は不要不急の外出を禁止した。

 首都では約2万人、商都ムンバイを抱える西部マハラシュトラ州では4万人以上の感染が新たに確認された。インド全国の新規感染者数は7日の発表では約11万7000人で、変異株「デルタ株」の影響で多くの死者が出ていた昨年6月以来の水準となっていた。

 インドの選管は8日、2〜3月に実施予定の主要州の議会選に関し、少なくとも今月15日までは対面形式での選挙活動の禁止を決定。また政府は7日、海外から到着した旅客全員に対し、7日間の自宅隔離を命じた。

 ニューデリーは8日、生活必需品の買い出しといった限られた目的の外出だけは許可されたものの、普段は買い物客でにぎわう週末の街は閑散とした。街角では警官が通行人に外出目的を確認していた。

658チバQ:2022/01/10(月) 19:13:55
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35181838.html
新型コロナの感染急増、アジア最大級のスラム街での拡大懸念 インド
2022/01/09 16:00CNN.co.jp

新型コロナの感染急増、アジア最大級のスラム街での拡大懸念 インド

新型コロナウイルスの検査を行う技術者/T. Narayan/Bloomberg /Getty Images

(CNN.co.jp)

(CNN) インド保健省は8日、新型コロナウイルスの新規感染者が同日、14万1986人と昨年5月31日以降で最多の水準に達したと報告した。同省のデータをCNNが集計して判明した。

ムンバイ市にありスラム街としてはアジアで最大規模の一つとされるダラビ地区では7日夕、150人が新たに感染し、最多記録を更新した。

CNNの取材に応じた同地区の行政責任者によると、地区内の住民数は推定で80万人。このうち約8割が手洗い所を共用し、混み合った居住空間で暮らしているため感染がさらに広がることへの懸念があるとした。

隔離対策が大きな課題となっているが、感染者の80〜90%は無症状のため組織的な隔離措置の必要性を説得することが難しいとも指摘。入院率も低いままで、現在の感染者588人のうち入院したのは147人で、残りは隔離下にあるとした。

無症状の住民が多いため、検査の実施が感染の度合いを探る唯一の手段となっている。同地区では少なくとも11カ所にある公衆衛生の拠点が住民に無料検査を提供している。7日にこれらの拠点で検査を受けたのは少なくとも1400人だったという。

感染例はムンバイやデリー首都圏でも急増。地元の公衆衛生当局によると、首都圏では7日夕、1万7335人の新たな感染がわかり、陽性率は17.73%となった。ムンバイでは2万971人の新規感染が報告され、6531人が入院を迫られた。

このなかで首都圏の有力病院は同日、入院を必要とする新型コロナの患者の増大が続いていることを受け、通常の病気を抱えている患者の入院や必要不可欠でない手術などを停止すると発表した。同病院では300人以上の医師が感染したという。

同国保健省が8日に公表したデータによると、国内の累計感染者数は3536万8372人で、死者は48万3463人。世界規模で猛威を振るうオミクロン変異株による感染者は3071人となっている。

659チバQ:2022/01/13(木) 11:05:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4e51ed4b558c7cf8f2e0b0e4350fcb9c8d6cbee
スリランカ、中国に返済再考を嘆願 債務のわな、コロナ追い打ち
1/13(木) 7:09配信

時事通信
スリランカのラジャパクサ大統領(左から2番目)と中国の王毅国務委員兼外相(中央)=9日、スリランカ・コロンボ(EPA時事)

 【ニューデリー、北京時事】巨大経済圏構想「一帯一路」の下で進出する中国への莫大(ばくだい)な債務を負ったスリランカが、中国に返済計画の再考を嘆願した。

 スリランカは行き詰まり、既に南部ハンバントタ港を中国国営企業に99年間租借させる事態に発展。海外拠点を築きたい中国の「債務のわな」にはまったと指摘されていた。

 スリランカのラジャパクサ大統領が9日、最大都市コロンボで中国の王毅国務委員兼外相と会談。大統領府の声明によると「新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済危機」を理由として、債務返済計画を再考してもらえれば「非常に安心する」と伝えたという。

 スリランカはもともと対外債務の返済に窮していた上、コロナ禍で主要産業の一つである観光業が大打撃を受けた。AFP通信によると、外貨準備高は昨年11月末で約15億ドル(約1700億円)で、輸入の1カ月分を賄う程度しかない。12月には、イラン産原油の代金約2億5000万ドル(約290億円)をスリランカ特産の紅茶で支払うことで合意した。

 ロイター通信によれば、スリランカが今年償還すべき対外債務は約45億ドル(約5200億円)。うち1割程度が対中債務とされる。外交筋によると、この額には中国国営企業への債務が含まれていない可能性があるといい、実際の財務状況はさらに「火の車」となっている恐れもある。

 中国外務省の汪文斌副報道局長は、12日の記者会見で「中国は可能な範囲でスリランカの経済・社会発展を援助しており、今後もそうだ」と強調。具体的な債務処理策への言及は避けた。

660チバQ:2022/02/04(金) 09:45:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/3aff37c66492c9907124168105ab92dd8a9a065f
インド上級外交官、北京五輪ボイコット 聖火リレー人選に反発
2/4(金) 5:26配信

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AFP=時事
ギリシャ南部にある古代オリンピア遺跡で行われた北京冬季五輪の聖火の採火式(2021年10月18日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】インド外務省は3日、2020年にヒマラヤ(Himalaya)の国境地帯で起きた中国軍とインド軍の衝突に関与した中国人兵士が北京冬季五輪の聖火リレーに参加したことを受け、北京駐在の上級外交官が大会をボイコットすると発表した。

【写真】ジャッキー・チェンさん登場 北京五輪聖火リレー、万里の長城へ

 両国の国境地域の山岳地帯にある係争地ガルワン(Galwan)渓谷で20年に起きた衝突で、人民解放軍連隊長の祁発宝(Qi Fabao)氏は負傷。中国の国営メディアは2日、祁氏を「英雄」と持ち上げ、同氏が1200人の聖火ランナーの一人に選ばれたと報じた。

 インドはこの人選に反発。印外務省のアリンダム・バグチ(Arindam Bagchi)報道官は、在中大使館の上級代表が開会式と閉会式を欠席するとし、「中国側が五輪のようなイベントを政治化しようと決めたのは実に遺憾だ」と述べた。この発表の直後、インドの公共放送局は、開閉会式の生中継を行わないと表明した。

 ガルワン渓谷の衝突では、両国の兵士が主に素手での戦闘となり、インド側20人、中国側4人が死亡。中国政府は、自国軍の犠牲者について8か月間公表しなかった。衝突後、両国は当該地域に数万人規模の増派を行い、昨年末には高官級協議も行われたが、緊張緩和には至らなかった。【翻訳編集】 AFPBB News

661チバQ:2022/02/24(木) 20:00:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/afd335fe96b03edf569affcb86d1ac39c9549104
インド、露と密接な関係…苦慮するモディ政権
2/24(木) 19:46配信

産経新聞
【シンガポール=森浩】インドは、ロシアのウクライナ侵攻について目立った批判を手控えている。自由主義陣営のメンバーとして日米豪との協力枠組み「クアッド」の一角を占める一方で、ロシアとも伝統的な友好関係を維持しているためだ。モディ政権はロシアへの対応でどこまで欧米諸国と歩調を合わせるか苦慮する局面を迎えそうだ。

【表でみる】緊迫度を高めてきたウクライナ情勢

インドは国連安全保障理事会の会合(現地時間23日)で、ティルムルティ国連大使がウクライナ情勢に関し「地域の平和と安全を損なう可能性があり、深い懸念を表明する」と発言したが、ロシアを名指ししての批判は避けた。

インドは旧ソ連時代から軍事面でロシアとの関係が特に密接だ。2016〜20年のインドの武器輸入の約半分をロシアが占める。18年には米国の反対を振り切ってロシア製地対空ミサイル「S400」の導入契約を結んだ。

印露首脳は昨年12月にニューデリーで会談し、軍事や科学技術など幅広い分野での連携強化で一致した。インドは中国との関係が悪化する中、軍備増強の重要性が急速に増している。ロシアとの関係が冷却化すれば装備品の調達に影響が出るとの警戒感が強い。

一方で、ロシアのウクライナ侵攻にまともに反応しなければ、欧米諸国からの風当たりが強まる可能性がある。印英字紙インディアン・エクスプレス(電子版)は「21世紀の新たな紛争が勃発する中、インドは戦略的に厳しい選択を迫られている」と指摘した。

662チバQ:2022/03/31(木) 11:35:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bfee68b5f51f7a57866ec53c84bd257f8d184d7
首相不信任の公算大 パキスタン、与党造反
3/30(水) 23:32配信

共同通信
 【イスラマバード共同】パキスタンのカーン首相の不信任案を巡り、野党連合が30日に記者会見し、カーン政権と連立を組む政党が不信任案への賛成を決め、「可決に必要な過半数を獲得した」と発表した。地元英字紙ドーンが報じた。造反により同案可決の公算が大きくなった。

 野党連合は今月、同国でガソリンや日用品などの物価が大きく上昇する中、カーン氏が有効なインフレ対策を打ち出せていないとして、下院に不信任案を提出した。28日に審議が始まり、ドーンによると、採決は4月3日とみられている。

663とはずがたり:2022/04/02(土) 23:39:48
スリランカ、非常事態宣言 経済危機でデモ暴徒化
https://www.afpbb.com/articles/-/3398413
2022年4月2日 6:04 発信地:コロンボ/スリランカ [ スリランカ アジア・オセアニア ]

【4月2日 AFP】スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は1日、過去最悪の経済危機に対する抗議デモの激化を受け、治安当局に広範な権限を与える非常事態宣言を発令した。前日に行われたデモでは、参加者数百人が大統領私邸への突入を試みる事態が起きていた。

 非常事態宣言により、軍隊は容疑者を逮捕し、裁判なしで長期間拘束することが可能となる。

 人口2200万人を抱えるスリランカは現在、1948年に英国から独立して以来最悪となる経済危機に見舞われており、物価高騰や生活必需品の深刻な不足、大規模な停電が発生。ラジャパクサ氏の退陣を求めるデモが全土に広がっている。

 最大都市コロンボ(Colombo)では先月31日、暴徒化したデモ隊が、ラジャパクサ氏の私邸への侵入を試みた。当局は同市に夜間外出禁止令を発出。夜間外出禁止令は翌1日、同市を含む西部州(Western Province)にも拡大された。(c)AFP/Amal JAYASINGHE

664チバQ:2022/04/04(月) 18:51:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee883132dfd8fcf9d7d37b0092939ab43792e65e
経済危機のスリランカ、閣僚26人と中銀総裁が辞意 批判やまず
4/4(月) 16:30配信

朝日新聞デジタル
スリランカの最大都市コロンボで4月3日、政府に抗議するデモ参加者たち=ロイター

 経済危機で抗議デモが拡大しているスリランカで、大統領と首相を除いた閣僚26人全員と中央銀行の総裁が4日までに辞意を表明した。事態の収拾を図る狙いがあるとみられるが、国民の反発は収まっていない。


 スリランカでは2019年の大統領選挙で、ゴタバヤ・ラジャパクサ氏が当選。2005年〜15年まで大統領の座にあった兄のマヒンダ氏が首相に就任するなど、ラジャパクサ一族による統治体制が強まった。

朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASQ4265Y7Q42UHBI010.html?oai=ASQ4456VWQ44UHBI01G&ref=yahoo
経済危機スリランカ、非常事態宣言 「停電10時間、もううんざり」
有料会員記事

ニューデリー=石原孝2022年4月2日 20時30分
 コロナ禍などで経済危機に直面しているスリランカのラジャパクサ大統領が1日夜、治安当局の権限を拡大する「公共に関する非常事態」を宣言した。外貨不足で燃料などを十分に調達できず、停電が頻発。市民の不満が高まり、政府への抗議デモが拡大していた。

 ラジャパクサ氏は声明で「公共の安全や秩序の維持、社会生活に不可欠な物品とサービスの提供を維持するためだ」と宣言の理由を説明した。2日午後6時から4日午前6時までの外出禁止令も出した。今後、デモ参加者や政府を批判するネット上の投稿などへの取り締まりが厳しくなるとみられている。

 地元メディアなどによると、2019年に250人以上が犠牲になった連続爆破テロで、主要産業の観光業が低迷。翌年からの新型コロナウイルスの流行で観光業に加え、中東などに出稼ぎに行った人からの送金も減り、外貨準備高も大幅に減少した。1、2カ月分の輸入がまかなえる程度しかなくなったという。

 こうした事態を受け、政府は…

665チバQ:2022/04/04(月) 19:07:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c868e4e0910999eeda9018be38eb7474a9615397
パキスタン総選挙へ 下院解散
4/3(日) 19:59配信

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産経新聞
パキスタンのカーン首相は3日、テレビ演説を行い、アルビ大統領に下院解散を進言したと明らかにした。アルビ氏は同日、進言を受けて下院を解散した。90日以内に総選挙が行われる。カーン氏は経済政策の失敗で野党の批判に直面しており、選挙に打って出て局面を打開したい考えだ。(シンガポール 森浩)

666チバQ:2022/04/05(火) 19:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c750bc3277bc02c2cc690d8a176bb2b76d0ada8
パキスタン首相の命運、最高裁の判断次第-総選挙か不信任案採決か
4/5(火) 12:07配信

Bloomberg
(ブルームバーグ): パキスタンのカーン首相が3日に下院での不信任案可決を回避するため、議会解散の意向を示したことが異例の政治危機を招いている。アルビ大統領は直ちに下院を解散したものの、野党側は強く反発。最高裁判所に申し立てを行っており、最高裁の判断に注目が集まっている。

カーン首相がテレビ演説で、総選挙実施の意向を表明する前、与党メンバーが外国からの干渉を理由に不信任案の採決を取りやめた。採決後に政権を樹立する方向だった野党勢力のシャバズ・シャリフ氏は、パキスタン憲法は不信任案の審議中に議会を解散することを禁じているとして、カーン首相を反逆罪で訴追すべきだと主張している。

最高裁はカーン首相が目指す総選挙を認めるか、不信任案の採決を実施すべきかを今後判断する。不信任案が可決されれば、選出された首相が議会によって退陣を余儀なくされるのは初めて。

カーン首相はここ数カ月、外交政策や経済に関する問題への対応で、政権維持で協力が必要な軍ともあつれきが生じているようだった。米国から武器を調達することもかつては多かったパキスタン軍は、武器を巡り強まる中国依存からよりバランスの取れた外交政策を探る一方、カーン首相は中国とロシアに接近。同首相はロシアによるウクライナ侵攻の数時間後にプーチン大統領とも会談した。

カーン首相は不信任案の採決回避の動きを正当化するため、米国からの干渉を繰り返し非難。バイデン政権はこれを否定しており、首相留任となれば対米関係の修復はより難しくなり、パキスタンが中ロに一段と接近する可能性がある。また、外貨準備の下支えやインフレ抑制に必要な資金を巡る国際通貨基金(IMF)との協議にも疑念が生じる。

原題:Imran Khan Bets Pakistan Drama Will Help Him Return to Power (2)(抜粋)

(c)2022 Bloomberg L.P.

667チバQ:2022/04/06(水) 21:13:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8733547e7d6981930c6b8972fef3d455e768d8b0親中スリランカ、経済危機深刻化 対中債務が財政圧迫
4/6(水) 20:28配信

産経新聞
【シンガポール=森浩】インド洋の島国スリランカが経済危機に陥り、国内の混乱が拡大している。物資不足や物価高に不満をためた市民が大統領官邸を襲撃する事件が発生した。対中債務が財政を圧迫する中、経済危機に対して中国とインドが支援を表明。シーレーン(海上交通路)の要衝スリランカをめぐる駆け引きが激しさを増している。

スリランカでは新型コロナウイルス禍で主要産業である観光業が大打撃を受けたことなどで、輸入代金の決済や対外債務支払いに使う外貨準備が減少した。ロイター通信によると、1月末時点の外貨準備高は約23億ドル(約2850億円)で、2年で7割減という異常事態に陥っている。

国内では特に燃料不足が深刻で、発電所の稼働が停滞し、3月31日には1日13時間の計画停電が行われた。ガソリンスタンド前の長蛇の列も常態化。3月上旬に最大都市コロンボで列に並んでいたプラディプさん(51)は「こんなことは内戦期(1983〜2009年)にもなかった。停電で冷房もかけられず、高齢者が続々と体調を崩している」と憤った。

国内ではゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の政権運営に不満を抱く市民によるデモが相次ぐ。3月31日に暴徒化した市民が大統領官邸を襲撃した。事態の収束を図るため、ゴタバヤ氏と実兄のマヒンダ・ラジャパクサ首相を除く全閣僚が辞任。今月5日にはアリ・サブリ新財務相が就任からわずか1日で辞意を表明するなど、政界の混乱も拡大している。

苦境のスリランカに追い打ちを掛けるのが、財政を圧迫する対中債務だ。全対外債務に占める割合は1割程度だが、政府発表に計上されない「隠れた債務」が問題視されている。

スリランカは近年、ラジャパクサ一族の主導で中国の融資を積極的に受け入れ、高速道路などのインフラ整備を続けた。一方で、債務や金利の返済が拡大し、2017年には南部ハンバントタ港の運営権を中国側に99年間貸与する事態に陥った。それでもスリランカは中国傾斜をやめず、コロンボでは中国資本による大規模開発事業「コロンボ・ポートシティ」の建設が進む。債務膨張は確実な状況だ。

ゴタバヤ氏は今年1月に中国の王毅(おう・き)国務委員兼外相と会談し、対中債務の支払いの条件緩和を求めた。経済危機に対し、中国は緊急融資や食料支援を決めたと報じられたが、債務の扱いは不明だ。

一方、近隣のインドも食料や医薬品の支援を決め、中国に対抗する構えを見せる。近年、中国接近が続いていたスリランカへの影響力拡大を狙っている。

スリランカの野党国会議員、ビジタ・ヘラス氏は産経新聞の取材に「ラジャパクサ一族は『戦略的に重要だ』と称して、中身を検討しないまま中国の事業を次々と推進してきた」と指摘。「経済危機に直面する中、政権は中国との密接な関係を見直すべきときだ」と語気を強めた。

668チバQ:2022/04/08(金) 15:37:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a5a9c6f6e964ba410c0f374f106cdbbbbdf70eb
パキスタン最高裁、下院解散は「違憲」 再び不信任案採決へ
4/8(金) 14:30配信

毎日新聞
最高裁の決定を聞き、喜ぶ野党の支持者ら=パキスタンのカラチで2022年4月7日、AP

 パキスタンの最高裁は7日、与党パキスタン正義運動(PTI)側によるカーン首相不信任決議案の採決阻止と、その後の下院解散を「違憲」と判断した。地元メディアが報じた。下院の解散は無効となり、9日に再び不信任案が採決される。

 不信任案は、野党勢力が3月、カーン氏の経済対策の失敗などを理由に下院に提出していた。賛成多数で可決される見通しだったが、カーン氏は野党勢力が外国と共謀して政権転覆を狙っていると主張。採決を阻止して議会の解散を求め、アルビ大統領が4月3日に下院を解散した。野党側はこれを「違憲」と訴え、最高裁に解散の無効を求めていた。【ニューデリー川上珠実】


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