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インド・天竺・中洋スレ

600チバQ:2020/11/02(月) 13:55:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0e64c0525993ce4be65d1d43db9b48e4d67020e
インド・経済成長のウラで…ゴミのように扱われる「下層カースト」の過酷な現実
11/2(月) 8:01配信
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写真:現代ビジネス
 2015年に経済成長率7.9%を記録し、2027年には人口世界一を予想される「経済成長を続ける国・インド」。しかし、特派員として3年8ヵ月にわたってニューデリーに赴任した共同通信社外信部記者の佐藤大介記者は「違和感」がある、と語る。

 折しも刊行されたインド出身の女性作家による児童文学『橋の上の子どもたち』(著:パドマ・ヴェンカトラマン、訳:田中 奈津子)をテキストとして、佐藤記者がインド経済成長の実態を明かすーー。
「経済成長」は本当のインドの姿なのか

Photo by iStock
 日本に暮らしている人で「インド」という国を知らない人は、まずいないだろう。
そこからイメージされる言葉は「カレー」「ガンジー」「ヨガ」「貧乏旅行」など、人によってさまざまだ。

 最近では、インドの人口が2027年には中国を抜いて世界一になるとの予想から、企業や投資関係者らを中心に「経済成長を続ける国」とも言われてきた。

 インドは13億を超える人口のうち、30歳未満が過半数を占めている。少子高齢化の問題に直面している日本にとって、若年層が多いインド市場が魅力的に映るのは当然のこととも言える。

 カレーのおいしいインドも、スピリチュアルなインドも、そして経済成長が著しいインドも、すべて間違いではない。だが、それはあくまでも、インドという国の一側面にすぎない。

 とりわけ、経済成長というキーワードでインドを語られるときには、いつも違和感を覚えていた。国内総生産(GDP)の成長率といった数字から見ると、インドが経済成長を遂げていることに疑いはない。

 しかし、それが本当のインドの姿なのだろうか。
高級ホテルの横にスラム街

ムンバイ中心部に広がるスラムと、その奥にそびえ立つ高層ビル。このコントラストが、歪な格差を象徴している(撮影/佐藤大介)
 2016年9月から3年8ヵ月、特派員として首都ニューデリーに滞在し、インド各地を訪れた。街中を歩き、人々の暮らしに接する中で感じたのは、「経済成長」という言葉との大きなズレだった。

 きらびやかなショッピングモールや高級ホテルが建設される一方で、すぐ傍にはスラム街が広がる。交差点に行けば、物乞いの親子が停車中の車に施しを求めて回る姿が日常化していた。

 世界銀行が2015年に行った調査では、インドでは人口の約13%が1日1.9ドル(約200円)未満の極貧状態での生活を強いられている。貧しい暮らしを送る人たちにとって、インドの経済成長など無縁の話に過ぎない。

インドにおける子どもの貧困
 そうした現実を描いているのが『橋の上の子どもたち』だ。

 ここでの主人公は11歳の少女ヴィジと、障害を持った1つ年上の姉ラク。2人の母がタミル語でお祈りをしていたとの記述から、舞台はタミルナドゥ州などの南インドだと考えられる。

 ヴィジは暴力をふるう父親と、それを甘んじて受け入れている母親との生活に見切りをつけ、ラクとともに逃避行の旅に出る。

 そうした設定自体は決して珍しいものではない。だが、物語の中には、現在のインドが抱えているさまざまな問題が随所にちりばめられている。

 そうした観点で読み進めていくと、この作品が「児童文学」であるとともに、れっきとした「ノンフィクション」でもあることに気づかされる。


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