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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

1とはずがたり:2014/05/04(日) 19:49:37
東欧・ギリシャ正教・中央アジア・旧ソ連諸国・シベリアなど

新疆とかは大中華スレとは棲み分け微妙な感じで場合によってはこちらにも。

前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/?q=%A5%A6%A5%AF%A5%E9%A5%A4%A5%CA

2027チバQ:2022/10/08(土) 10:45:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/17f79a08490415e3f535ac898264af2283781624
ロシア軍、司令官また解任 ウクライナ戦線劣勢の責任取らされたか
10/8(土) 8:40配信
 ロシアのニュースサイト「RBC」は7日、ロシア軍東部軍管区のチャイコ司令官が解任されたと報じた。3日には西部軍管区の司令官も交代している。ウクライナ戦線での劣勢の責任を取らされる形で、相次いで更迭された可能性がある。

 RBCによると、東部軍管区の新たな司令官にはムラドフ中将が任命された。この軍管区は通常は極東を拠点とするが、ウクライナ侵攻後は、多くの部隊がウクライナでの作戦に従事しているという。

 一方、英国防省は7日、侵攻開始以降、ウクライナ軍がロシア軍から主力戦車440両以上、装甲車約650両を奪取したとする分析結果を示した。ウクライナ軍が配備している戦車の半数以上が奪取したものである可能性があるという。同省は、ロシア軍が撤退や降伏の際に自軍の戦車などを破壊せずに置き去りにしていることは、兵士らの「訓練状態の悪さと戦闘規律の低さ」を反映していると指摘した。【ブリュッセル岩佐淳士】

2028チバQ:2022/10/08(土) 10:48:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ce534680c597427a010076428934ea13d7e129
プーチン氏、混乱で非認める 動員・軍の立て直し急務 ウクライナ4州併合1週間
10/7(金) 7:13配信
 ロシアのプーチン大統領が9月末、実効支配するウクライナ東・南部4州の「併合条約」に調印して7日で1週間となる。

 苦戦の中で目に見える「成果」を急いだ形だが、並行して国内で進めるのが軍の立て直しだ。「見切り発車」の動員令で反戦デモや国外退避が相次ぐなど混乱に陥っており、プーチン氏も珍しく国民の前で非を認めた。

 「多くの問題が生じている」。29日、最高意思決定機関である安全保障会議の冒頭、プーチン氏は調印式を翌日に控えた併合条約ではなく、喫緊の課題である動員問題を取り上げた。

 30万人動員が発表された21日、対象者は「経験豊富な予備役」とされた。しかし、各地では未経験の若者や重病患者、子育て中の女性にも招集令状が届いたと報告された。大統領令に「地方首長が動員を進める」と規定されており、プーチン氏の顔色をうかがう知事らが手当たり次第の「ノルマ達成」を急いだ結果とみられる。

 インターネット上には「訓練なしにウクライナに送られる」と告発する予備役の声や、ロシア軍の劣悪な住環境の映像が流出し、若者の徴兵忌避に拍車をかけた。こうした背景から、プーチン氏は29日、「過ちをすべて正し、繰り返してはならない」「追加訓練も行わなければならない」と厳重注意した。

 「20万人以上が集まった」。ショイグ国防相は4日の報告で招集が順調であるとアピールした。この日、米経済誌フォーブス(ロシア語版)は「動員令から2週間で約70万人が国外に脱出した」と伝えており、国内の動揺を抑える狙いがあるとみられる。

 ただ、目標通りの動員を進めたところで、欧米の武器支援を受けて反撃に出るウクライナ軍を前に、戦況を変えられる保証はない。ロシア軍が9月上旬に北東部ハリコフ州から撤退したことで、担当する西部軍管区トップ(大将)の更迭が報じられた。10月に入ると東部ドネツク州の拠点リマンを「併合後のロシア領」として初めて失い、やはり中央軍管区司令官が糾弾された。

 プロの軍人が責任を負わされる一方、出世しているのがプーチン氏に忠誠を誓う政治家だ。「核兵器使用」を主張する強硬派で、ノルマを超える動員を達成した南部チェチェン共和国の独裁者カディロフ首長は5日、「大将」の階級を受けたと明らかにした。

2029チバQ:2022/10/08(土) 11:26:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2370456bfedc4c9a7e7ad41165a77d93ec8f160
ロシア国民70万人出国か 国防相「予備役動員で20万人が入隊」
10/5(水) 9:34配信
ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領が導入した予備役を徴兵する「部分的動員」を巡り、ショイグ国防相は4日、軍高官らとのオンライン会議に出席し、現時点で20万人以上の招集兵が露軍に加わったと発表した。一方、米経済誌「フォーブス」のロシア版は同日、露大統領府筋の話として、9月21日の部分的動員の発表以降、60万〜70万人の露国民がロシアから出国したと伝えた。

部分的動員について、露国防省は30万人の予備役を招集すると説明。ロシアは招集兵を、併合を宣言したウクライナ東・南部4州の「防衛」に回すほか、各地の国境警備部隊やシリアなどに駐留している国外派遣部隊を前線に投入するための交代要員として活用するとの観測が出ている。

ショイグ氏は10月4日の会議で、招集兵は国内各地の演習場で訓練を受けた後に戦地に派遣すると説明。しかし米当局者は、訓練を1日受けただけの招集兵が前線に投入された事例があり、既に戦死者も出ているとの見方を示している。

招集兵は銃などの武器を除く医療用品などを自前で調達するよう命じられているとも伝えられ、露軍の統制の乱れが指摘されている。米シンクタンク「戦争研究所」は、練度と士気が低い招集兵を動員しても、露軍が劣勢を打開できる保証はないと分析している。

動員を逃れようとする露国民の出国も続いている。フォーブス・ロシア版は4日、露国民の主な出国先は欧州連合(EU)圏のフィンランドやエストニア、南カフカス地方のジョージア(グルジア)、中央アジアのカザフスタン、モンゴルなどだと指摘した。

カザフ内務省は4日、9月21日以降に露国民約20万人が入国し、うち14万7000人が既に出国したと発表した。タス通信が伝えた。

2030チバQ:2022/10/08(土) 11:27:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/c64953a59f91025cd55e6d36d97fb82539700310
旧ソ連諸国で衝突相次ぐ 背景にロシアの威信低下か
10/3(月) 20:57配信



南カフカス地方と中央アジアの旧ソ連構成国の間で9月中旬、相次いで大規模な衝突が発生した。旧ソ連圏の盟主を自任するロシアは地域の不安定化を危惧し、情勢の正常化を呼び掛けたが、緊張は現在も続く。ロシアがウクライナ侵攻に苦戦し、威信を低下させたことが相次ぐ衝突の要因となった可能性がある。

南カフカスのアゼルバイジャンとアルメニアは9月13日未明、双方が国境地帯での相手側からの攻撃を発表。タス通信によると、アルメニアは19日、民間人5人を含む207人の死者・行方不明者が出たと報じた。アゼルバイジャンは同国軍人80人が死亡したと表明。衝突は数日後に沈静化に向かったが、9月末にもアルメニアがアゼルバイジャンからの攻撃で自国兵3人が死亡したと発表した。

両国間では2020年に係争地ナゴルノカラバフ自治州を巡る大規模紛争が発生。停戦合意の成立後も散発的に衝突が起きてきた。

9月中旬の衝突を巡っては、20年の紛争で優勢を得ながらロシアの仲介でやむなく停戦に応じたアゼルバイジャンが、ウクライナ侵攻に追われるロシアの隙を突いたものだとの観測が出ている。アゼルバイジャンは今年3月にもナゴルノカラバフのアルメニア側支配地域に進軍したとされる。

中央アジアのキルギスとタジキスタンの国境地帯でも9月14日、治安当局間の銃撃戦が発生。戦闘は17日まで続いた。キルギスは19日、59人の死者を発表。タジクは41人が死亡したとした。両国間では民族対立などで過去にも衝突が起きてきたが、今回の衝突は近年で最大規模となった。

プーチン露大統領は、同時期のウズベキスタンでの上海協力機構(SCO)首脳会議などを通じ、衝突した4カ国の首脳と協議。対話での解決を求めつつも、中立的な立場に終始した。

ロシアは自身が主導する「集団安全保障条約機構」(CSTO)を通じてアルメニア、キルギス、タジクと同盟を結ぶ一方、アゼルバイジャンとも友好関係にある。紛争当事国の一方に肩入れするのは避けたいのが本音だ。ウクライナ侵攻に追われ、介入する余力にも乏しい。事実、アルメニアは今回の衝突でCSTOに介入を求めたが、CSTOは事実上拒否した。

タスによると、同国では18日、CSTO脱退を求めるデモが発生。ロシアの求心力の低下が浮き彫りになった。

一方、ブリンケン米国務長官は19日、アルメニア、アゼルバイジャン両外相とニューヨークで会談した。露メディアからは「米国はロシアの代わりに調停を主導し、ロシアの影響力をそごうとしている」と警戒する見方も出ている。

2031とはずがたり:2022/10/08(土) 18:10:51
プーチン露大統領、70歳誕生日にCIS会合開き「祝福」を演出
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b45fb409d5be1774ef89d1484bf3be63d2f173d
10/7(金) 17:49配信
産経新聞

ロシアのプーチン大統領は7日、70歳の誕生日を迎えた。ロシアは同日、旧ソ連構成国でつくる「独立国家共同体(CIS)」の非公式首脳会合を開催。ウクライナを侵略して4州の併合を宣言したロシアに対し、友好国とされてきた各国の間でも距離を置く動きが広がる中、ロシアは旧ソ連諸国の指導者からプーチン氏が祝福される光景を演出し、国際的に孤立したとの印象を払拭する狙いだ。

プーチン氏は例年、各国の指導者から誕生日を祝福されてきた。昨年は中国の習近平国家主席から祝電を受け取ったほか、岸田文雄首相やトルコのエルドアン大統領らからも電話で祝福された。ペスコフ露大統領報道官は当時、「プーチン氏は一日中、受話器を手放せなかった」と述べた。

タス通信によると、ペスコフ氏は6日、今年も「一連の国際電話」が予定されていると説明。中央アジア・カザフスタンで14日に予定されるCIS首脳会議に先立ち、非公式の首脳会合を7日に露北西部サンクトペテルブルクで開催するとも明らかにしていた。

ロシアが国際社会との連帯を強調する背景には、ウクライナでの軍事作戦や4州併合が各国の理解を得られていないことへの危機感がある。併合を巡り、ロシアと良好な関係を持つトルコやイランも不支持を表明。中国も明確な意思表示を避けている。露メディアによると、現時点で支持したのは北朝鮮だけという。

先に開かれた露主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」や、中露主導の「上海協力機構」の首脳会議でも、プーチン氏は作戦への支持を集められなかった。

プーチン氏は7日のCIS首脳会合を通じ、作戦や併合を巡るロシアの立場への理解を改めて求めるとみられるが、各国の支持を得られる可能性は低い。

2032とはずがたり:2022/10/08(土) 18:11:54
クリミアとロシア南部結ぶ「クリミア大橋」で大火災
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221008/k10013852981000.html
2022年10月8日 17時00分

8年前、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部のクリミアとロシア南部を結ぶ「クリミア大橋」で8日、大きな火災が起きました。
現地からの映像や写真では、橋から大きな炎が上がっている様子が分かります。

ロシアの治安機関などでつくる「国家反テロ委員会」は「トラックが爆発して、列車の燃料タンクに引火した」と指摘していて、ロシア大統領府のペスコフ報道官によりますと、プーチン大統領は政府委員会を設置し、原因究明を急ぐよう指示を出したということです。

「クリミア大橋」は4年前に完成し、クリミアを一方的に併合したロシアにとって、戦略的に最も重要なインフラの一つとされています。
ウクライナのポドリャク大統領府顧問は8日「クリミア大橋」で火災が発生したあと、ツイッターに「違法なものはすべて破壊されなければならない。盗まれたものはすべてウクライナに返還されなければならない」と投稿しました。

その一方で、火災にウクライナ側が直接、関与したかどうかは明らかにしていません。

2033とはずがたり:2022/10/08(土) 18:12:19
2022年10月8日4:28 午後2時間前更新
クリミアとロシア結ぶ橋で爆発か、ウクライナ「違法物は破壊」
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-crimea-idJPKBN2R304H
ロイター編集

1 分で読む
 ロシアが2014年に併合したウクライナ南部のクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で10月8日早朝、火災が発生した。ロシア通信(RIA)は燃料輸送列車が炎上したと報じたが、ウクライナメディアは爆発があったと伝えた。写真は火の手が上がる橋の様子。(ロイター 2022年)

[キーウ(キエフ) 8日 ロイター] - ロシアが2014年に併合したウクライナ南部のクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で8日早朝、火災が発生した。ロシア通信(RIA)は燃料輸送列車が炎上したと報じたが、ウクライナメディアは爆発があったと伝えた。

ウクライナの大統領顧問は直接の関与には言及せず、これは「始まり」で「違法な物は全て破壊する必要がある」などとツイッターで表明した。

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この橋はクリミアをロシアにつなぐ自動車と鉄道の専用橋で2018年に開通した。火災を受けて通行できない状態だという。

報道によると、現地当局は燃料輸送タンクが燃えていると話したが、原因には触れていない。

2034とはずがたり:2022/10/08(土) 21:54:23

すげえわ,ウクライナ。

クリミア橋火災、犯罪捜査を開始 ロシア当局
https://www.afpbb.com/articles/-/3427922
2022年10月8日 17:28 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]

【10月8日 AFP】(更新、写真追加)ロシア当局は8日、2014年にウクライナから併合したクリミア(Crimea)半島とロシア本土を結ぶ自動車・鉄道橋のクリミア橋(Crimean Bridge)で自動車爆弾による火災が発生したと発表した。

 国内メディアは国家テロ対策委員会の話として、「本日(8日)午前6時7分(日本時間同午後0時7分)にクリミア橋の道路側で自動車爆弾が爆発し、クリミア行きの燃料輸送列車7両で火災が発生した」と報じた。

 ロシアの捜査委員会は同日、クリミア橋での「トラック爆破」事件に関する犯罪捜査を開始したと発表。

「これまでに入ってきた情報によると、けさ、(ロシア南部)タマン(Taman)半島側からのクリミア橋の道路部分でトラックが爆破され、クリミア行きの燃料輸送列車7両で火災が発生」し、「2車線の一部が崩落した」と明らかにした。

 ソーシャルメディアに投稿された動画には、巨大な橋が炎上し、一部が海に落下する様子が捉えられている。

 捜査委員会は、現場に捜査官を派遣し、「事件のあらゆる状況を調べ、犯罪に関与した人物の特定に努める」考えを表明した。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の肝煎りで建設されたクリミア橋は2018年に開通し、特にウクライナ南部で戦闘中のロシア兵への物資や部隊の輸送に活用されていた。

 ロシアは、クリミア橋が攻撃された場合はウクライナに報復すると警告していた。(c)AFP

2035チバQ:2022/10/08(土) 21:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8522f7bcf73dca9bc971a2d8a062cad4e365c17
クリミア橋の爆発、一部崩れ落ちる ウクライナが工作仕掛けたか
10/8(土) 20:30配信

朝日新聞デジタル
クリミア半島の東部とロシア本土を結ぶクリミア橋で8日、炎があがった=ロイター

 2014年にロシアが一方的に併合し、実効支配を続けるウクライナ南部クリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア橋」で8日早朝、大きな爆発が起きた。橋は閉鎖され、プーチン大統領が原因について調査委員会の設立を命令した。複数のウクライナ・メディアは、ウクライナの治安機関が工作を仕掛け、爆発させたと伝えている。

 ロシア国営ノーボスチ通信によると、同国の連邦捜査委員会は同日、爆発で3人が死亡したと発表した。

 クリミア半島はロシアが併合後、軍備を増強。2月からのウクライナ侵攻ではウクライナ南部を占領したロシア軍に兵員、兵器を補給する重要拠点になってきた。クリミア橋はロシア本土と結ぶ唯一の橋で、通行が不可能になれば、南部でウクライナ軍の反転攻勢にさらされているロシア軍は大きな打撃を受ける。

 ノーボスチ通信が伝えた捜査委員会の発表では、橋を通行中のトラックが突然爆発。併設された鉄道で、貨物列車が運搬中の七つの燃料タンクに爆発の炎が燃え移ったという。橋の道路は一部崩れ落ちた。

朝日新聞社

2036チバQ:2022/10/08(土) 21:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/022bd613ee681bc04224645cd2a23bc00cd04e1f
プーチン政権内部で陰口「ウクライナへの執着強すぎる」、直接異議唱える側近も…米メディア
10/8(土) 20:45配信

読売新聞オンライン
プーチン露大統領(ロイター)

 米紙ワシントン・ポストは7日、ロシアのプーチン大統領に対し、側近の一人がウクライナ侵略の進め方について直接異議を唱えたとする情報を米情報機関が入手したと報じた。露大統領報道官は情報の内容自体は否定しつつ、政権内に「見解の相違がある」と認めた。ウクライナ軍の反転攻勢により露軍は劣勢で、米バイデン政権は「政権中枢の混乱を示す兆候」として注視しているという。


 この側近が侵略作戦の進め方についてプーチン氏に直接、不満を伝えたのはここ数週間の出来事という。バイデン米大統領には、側近の実名も伝えられたという。

 欧州の高官が同紙に語ったところによると、プーチン氏のウクライナへの執着が強すぎることに対する陰口も政権内部で増えているという。プーチン氏を政権から引きずり降ろす兆しは確認されていないという。

 政権の動向に詳しいカーネギー財団のタチアナ・スタノバヤ研究員は最近、米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」で、プーチン氏が「核の脅し」を強め、兵員補充のため部分的動員を発令したことで、政権内部や露社会で「どこまでプーチン氏についていくべきか」という問いかけが始まっているとの見方を示した。

 露有力紙RBCなどによると、ウクライナ侵略作戦に参加している露軍東部軍管区の司令官が解任され、ルスタム・ムラドフ中将に交代した。東部ハルキウ州などでウクライナ軍に占領地を奪われた責任を問われたとみられる。

 侵略に参加している露軍西部軍管区の司令官も最近、更迭されている。

2037チバQ:2022/10/10(月) 21:01:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/71742bc46368cc858e688656b7d02955031519d5
ロシアで報復求める声が強まる…誕生日翌日の大橋爆発にプーチン氏はメンツ失う
10/10(月) 8:47配信


読売新聞オンライン
8日、ウクライナ首都キーウで、火が上がるクリミア大橋を描いた作品を背に写真を撮る人々=ロイター

 ウクライナ南部クリミア半島とロシア本土をつなぐ「クリミア大橋」で8日に発生した爆発を巡り、ロシア国内ではウクライナへの報復を求める声が強まっている。タス通信によると、露大統領報道官は9日、プーチン大統領が安全保障会議を10日に開催することを明らかにした。対応を本格的に検討するとみられる。


◆守りを強化
 露下院のレオニード・スルツキー国際問題委員長は8日、SNSで「ウクライナによる攻撃と確認されれば、対応は強烈でなければならない」と述べた。野党「公正ロシア」のセルゲイ・ミロノフ党首も「特殊軍事作戦」と称する侵略を「戦争状態」に切り替えるべきだと主張し「退路はない。報復の時だ」と訴えた。


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(写真:読売新聞)

 メドベージェフ前大統領も7月、クリミア大橋を攻撃されれば核兵器で報復する可能性を示唆していた。

 プーチン氏は8日、情報機関に大橋の安全確保を命じる大統領令に署名した。大橋を安全保障上の重要施設と位置付け、「連邦保安局」(FSB)に警備を徹底させるという守りの強化の意味合いが強い。露本土からクリミアに向かう送電線や天然ガスのパイプラインの警備強化の指示も、併せて盛り込まれた。

◆誕生日翌日
 クリミア大橋を巡っては、ウクライナ側は再三、攻撃する可能性を示唆。露メディアは5月、上空や海中など約20種の方法で警戒態勢を敷いているため、攻撃は「不可能だ」と強調していた。プーチン氏の肝いりで建設された大橋の爆発は、70歳の誕生日の翌日に起きた。プーチン氏としてはメンツを失った格好だ。

 それでも目に付く慎重姿勢には、クリミア大橋が被害を受けたという防衛上の失態、戦況への影響を内外で過大視されたくないとの思惑があるようだ。安全確保の命を受けたのは、露軍ではなく、テロ対策を担うFSBだ。鉄道橋と自動車道の通行再開も、見切り発車の印象は否めない。鉄道は旅客車両が先行し、自動車道も軍の重装備を輸送するトラックの通行は認められていない。露軍の補給は鉄道への依存度が高いとされており、英国防省は9日、クリミア大橋の輸送量は「大幅に減少する」と指摘した。

 クリミア大橋の損傷は、ウクライナ軍の反転攻勢で南部ヘルソン州の占領地を奪還されている露軍にとって中長期的な痛手になる公算が大きい。露軍としては、補給路遮断を重視するウクライナ側が今後もクリミア大橋を標的とすることへの強い警戒感もあるようだ。

2038チバQ:2022/10/10(月) 21:35:11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_europe_7E37GKXHFFL25LRVITMMLLG7P4.html
「象徴」の橋爆発 プーチン氏威厳に傷も 治安機関に対策の全権
2022/10/09 22:08産経新聞

「象徴」の橋爆発 プーチン氏威厳に傷も 治安機関に対策の全権

(産経新聞)

ロシアのプーチン大統領は8日、ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島と露本土を結ぶ「クリミア橋」での爆発を受け、治安機関の連邦保安局(FSB)に橋が架かるケルチ海峡の通行安全の確保を命じる大統領令に署名した。同橋はロシアにとり安全保障上の重要インフラであり、橋を喪失して軍事的・政治的に打撃を受ける事態を警戒しているとみられる。

FSBにはケルチ海峡間の輸送路や電力・ガス供給網の安全強化に必要な措置を講じる全権を与えた。露政府にも必要な対応を取るよう命じた。プーチン氏はこれに先立ち、爆発に関する調査委員会の設置も政府に指示している。

タス通信によると、クリミア橋ではトラックが爆発し、3人が死亡。当局はトラック所有者を露南部在住の男だと特定し、捜査を開始した。橋は片側車線が部分的に崩落したが、8日中には無傷だった車線を使って通行が再開。鉄道橋で列車の運行も再開した。

クリミア橋は、2014年にクリミアを併合したプーチン政権が本土との間の物資輸送を担ってきたフェリーの代替として19年までに建設。全長は約19キロ。ロシアはウクライナ侵攻後、露本土とクリミアをつなぐ陸上の回廊を確保したが、橋は依然、南部に展開する部隊の主要な増援・補給路となっているとされる。

露軍はこのため橋を失えば、南部戦線でさらに苦戦を迫られる可能性がある。英国防省は9日、橋の通行が一部再開しても、輸送力への影響は「深刻」との分析を公表した。

橋は8月にウクライナがクリミアの露軍拠点を相次いで攻撃した際、地元住民の露本土への避難路ともなった。クリミアで物資不足が進み、住民が不満を強める可能性もある。

一方、ウクライナ国防省は橋の爆発について、4月に同国軍の攻撃を受け沈没した露黒海艦隊旗艦「モスクワ」を引き合いに「クリミアでのロシアの悪名高い力の象徴『モスクワ』とケルチ橋(クリミア橋)が破壊された。次は何だ?」と投稿。ウクライナのメディアは同国治安機関「ウクライナ保安庁」による特殊作戦による爆破との情報があるとも報じた。

露政権は爆発の原因について調査中だとしてコメントを避けている。クリミア橋はプーチン氏の肝煎りで建設されただけに、戦闘で劣勢を強いられる中、爆破がウクライナ側の攻撃によるものとなれば、プーチン氏の威厳はさらに傷つくことになりそうだ。

2039チバQ:2022/10/11(火) 22:29:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/61af094323045158255a3df23fe4cefc2981b257
ロシア軍の「報復」続く、連日のミサイル攻撃…ウクライナほぼ全土で空襲警報
10/11(火) 21:27配信


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読売新聞オンライン
10日、ロシア軍による攻撃を受けたキーウ市内で、炎上する車両(ロイター)

 【キーウ=川上大介】ウクライナ軍参謀本部などによると、ロシア軍は10日、ウクライナの首都キーウなど全土の20か所以上に80発以上のミサイル攻撃や無人機による空爆を行った。11日も西部リビウなどにミサイルを発射した。プーチン露大統領は、「クリミア大橋」で8日に起きた爆発への「報復」と主張している。

【動画】キーウ市内に露軍ミサイルが着弾し爆発、炎上

10日、ロシア軍による攻撃を受けたキーウ市内で、炎上する車両(ロイター)

 反転攻勢を強めるウクライナ軍に対し、劣勢の露軍が対抗措置を示したもので、戦闘激化で民間人の犠牲者が増加する恐れがある。

 露国防省は11日、「高精度の長距離兵器」を使用し、ウクライナ国内のエネルギーや軍事関連の施設への攻撃を続行したと発表した。ウクライナでは11日朝からほぼ全土で空襲警報が作動した。西部リビウの市長は11日、露軍のミサイル攻撃の影響で市内の約30%が停電していると明らかにした。南部ザポリージャでも集合住宅などが標的になった。

 ウクライナ大統領府によると、露軍の10日の攻撃では、少なくとも23人が死亡し、100人が負傷した。

 キーウは10日、今年6月下旬以来となるミサイル攻撃に見舞われた。市当局などによると、市内4地区にミサイルが着弾し、集合住宅45棟、教育関連施設6棟など計約70棟が損壊。7人が死亡、49人がけがをした。

 ウクライナの情報機関の保安局(SBU)本部の近くや、ドイツ大使館の領事部門がある建物などにもミサイルが着弾した。

 プーチン氏は10日の安全保障会議で、クリミア大橋の爆発が「ウクライナの情報機関によるテロ行為だ」と指摘し、報復開始を宣言。「我々の領土へのテロ攻撃を継続すれば、ロシアの反応は自国への脅威のレベルに応じて厳しくなる」とも語り、攻撃激化を警告した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は10日のビデオ演説で、「ウクライナを脅すことはできない」と述べ、露軍に屈しない考えを強調した。

 米ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報調整官は10日、米CNNに対し、クリミア大橋の爆発が起きる前から、ロシアが今回の攻撃の準備をしていたとの見方を示した。

2040とはずがたり:2022/10/12(水) 08:42:11
プーチン政権内部で陰口「ウクライナへの執着強すぎる」、直接異議唱える側近も…米メディア
2022年10月8日 20時45分
https://news.livedoor.com/article/detail/22992050/
読売新聞オンライン
プーチン露大統領(ロイター)

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 米紙ワシントン・ポストは7日、ロシアのプーチン大統領に対し、側近の一人がウクライナ侵略の進め方について直接異議を唱えたとする情報を米情報機関が入手したと報じた。

 露大統領報道官は情報の内容自体は否定しつつ、政権内に「見解の相違がある」と認めた。ウクライナ軍の反転攻勢により露軍は劣勢で、米バイデン政権は「政権中枢の混乱を示す兆候」として注視しているという。

 この側近が侵略作戦の進め方についてプーチン氏に直接、不満を伝えたのはここ数週間の出来事という。バイデン米大統領には、側近の実名も伝えられたという。

 欧州の高官が同紙に語ったところによると、プーチン氏のウクライナへの執着が強すぎることに対する陰口も政権内部で増えているという。プーチン氏を政権から引きずり降ろす兆しは確認されていないという。

 政権の動向に詳しいカーネギー財団のタチアナ・スタノバヤ研究員は最近、米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」で、プーチン氏が「核の脅し」を強め、兵員補充のため部分的動員を発令したことで、政権内部や露社会で「どこまでプーチン氏についていくべきか」という問いかけが始まっているとの見方を示した。

 露有力紙RBCなどによると、ウクライナ侵略作戦に参加している露軍東部軍管区の司令官が解任され、ルスタム・ムラドフ中将に交代した。東部ハルキウ州などでウクライナ軍に占領地を奪われた責任を問われたとみられる。

 侵略に参加している露軍西部軍管区の司令官も最近、更迭されている。

2041とはずがたり:2022/10/12(水) 08:45:30

ウズベキスタンの北朝鮮レストラン、総責任者も脱北
2022年10月08日
https://dailynk.jp/archives/150289

中央アジアのウズベキスタンの首都・タシュケントにある北朝鮮レストラン「ネゴヒャン」の女性従業員ら5人が脱北したが、その中にはレストランの総責任者も含まれていたと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
(参考記事:ウズベキスタンの北朝鮮レストラン女性従業員5人が脱北)

5人のうち、1人は5月、もう1人は6月、残りの3人は8月に脱北したとされる。タシュケント在住の複数の韓国人の証言によると、最後に発った3人に総責任者が含まれていたとのことだ。

ネゴヒャンでは、ホールでサービングする従業員が5人、厨房で働く従業員が2?3人いたが、総責任者はサービングも兼ねていた。

現地在住の韓国人は、「総責任者は5月と6月に従業員らが脱北してしまったことで、責任を問われるのを恐れている様子だった」とし、「8月に(北朝鮮に)帰国することになりそうだ」「帰国すれば取り調べが待っている」という話を、複数の韓国人にしていたと伝えた。

また、脱北事件がきっかけとなり、保衛部(秘密警察)の監視を受けていたとも伝えた。ただし、監視は恒常的なものではなかったようだ。通常、脱北事件が起きれば、責任者らは早急に帰国させられる。しかし北朝鮮は現在、国境を封鎖し、自国民でも帰国を許していないため、現地に留め置かれた。これが結果的に残り3人の脱北につながった。

2042チバQ:2022/10/15(土) 16:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c811f6740a598d8a8325f2d222e836742a52b10
国民動員ほぼ完了 ウクライナと対話用意 ロシア大統領
10/14(金) 22:29配信



時事通信
14日、アスタナで記者会見するロシアのプーチン大統領(EPA時事)

 ロシアのプーチン大統領は14日、カザフスタンの首都アスタナでの記者会見で、ウクライナ侵攻のための国民の予備役動員がほぼ完了しつつあるという認識を明らかにした。


 9月21日の部分動員令が徴兵忌避や反戦デモを引き起こしたことを受け、国内の混乱を収束させる狙いとみられる。

 プーチン氏は「(目標の)30万人のうち22万2000人が既に動員済みだ」と説明。今後2週間で完了するとの見通しを示した。さらに「追加動員は計画されていない」とも述べ、事実上の総動員ではないかと疑う見方を否定した。

 さらに、ロシア軍が苦戦する中、ウクライナとの対話に「われわれは常にオープンだ」と強調。プーチン氏との対話の可能性を否定するゼレンスキー政権に交渉に応じるよう訴えた。「ウクライナを破壊することを(軍事作戦の)目標に掲げていない」とも主張した。

 11月のインドネシア・バリ島での20カ国・地域首脳会議(G20サミット)について、プーチン氏は出席を示唆しつつ「まだ最終決定していない」と表明。米ロ首脳会談の可能性を問われると「(バイデン米大統領に)質問しなければならない。私は必要があるとは思わない」と語った。バイデン氏も先に「会談する正当な理由はない」と慎重な姿勢を示している。

2043チバQ:2022/10/15(土) 16:33:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b57adf8ef5db9ee1ad6b1a8076eb8191eddd42c2
訓練なく2週間で戦死 予備役「無言の帰郷」 ロシア
10/15(土) 7:18配信
 ウクライナ侵攻で苦戦するロシア軍を支えるべく、プーチン大統領が9月21日に予備役の部分動員令を出してから3週間余りが過ぎた。

【図解】ウクライナとロシアの戦力比較

 目標とする30万人のうち「20万人以上が集まった」(ショイグ国防相)とされる。一方で、動員からわずか約2週間で「無言の帰郷」を遂げる若者らの例が伝えられており、十分な訓練を受けないまま戦地に送られている実態が明らかになりつつある。

 「残念ながら徴兵事務所が5人の死亡を確認した」。中部チェリャビンスク州は13日、地元メディアにこう説明。「1人当たり追加の弔慰金100万ルーブル(約230万円)が支払われる」とも述べた。

 英BBC放送はうち3人を特定。知人らに取材したところ、訓練なしに前線に配置された疑いのあることが分かった。9月26〜29日に招集された後、早くも今月3日にウクライナ東部ルガンスク州に。その後、南部のヘルソン、ザポロジエ両州に送られ、9日に家族が死亡告知書を受け取った。動員に伴う死者の「公式発表」はこれが初めてという。

 一方、当局が不都合と見なして隠蔽(いんぺい)を図るケースもあるようだ。ロシア中部スベルドロフスク州の28歳男性は9月28日に招集され、数日後にウクライナに派遣。今月10日に戦死し、インターネット交流サイト(SNS)で情報が伝えられた。徴兵事務所は母親に「生きている」と説明したが、妻がSNSで事実と確認した。

 「訓練なしに送られる」という告発は以前からあり、プーチン氏は9月29日の時点で「追加訓練も行わなければならない」と厳命した。ただ、その頃に招集された予備役が約2週間で死亡していることに鑑みると、命令は守られていない可能性が極めて高い。ロシア軍の人員補充が「待ったなし」であることの裏返しとも言える。

 SNSには、第2の都市サンクトペテルブルクの弁護士や28歳のモスクワ市職員も戦死したと投稿された。

 独立系メディアは12日、ロシア当局の内部情報として、侵攻が始まった2月下旬以降のロシア軍の損害が、死傷者と行方不明者を合わせて計9万人以上に上るとみられると報じている。

2044チバQ:2022/10/16(日) 16:12:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/939e021c0931a8854f763966f04655fe0d0307d5
ウクライナ南部州都、近く奪還か ロシア「大敗北」も、動員急ぐ
10/16(日) 7:06配信
 ロシアのプーチン政権がウクライナ侵攻で「併合」を宣言した南部ヘルソン州をめぐる戦闘が、今月に入って激しさを増している。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は14日、欧米の国防当局者の見通しとして「ウクライナ軍が(早ければ今月後半にも)州都ヘルソン市を奪還する可能性がある」と報道。ロシアにとって「大敗北」(米国防総省)になるという見方もある。

 「指導部に支援を求めたい」。ヘルソン州を支配する親ロシア派幹部は13日、ウクライナ軍の反撃が続いているとして、希望する住民にロシア本土への避難を呼び掛けるとともに、プーチン政権に協力を要請した。訴えはロシア国営テレビでも放映された。

 現地でロシア軍が劣勢であると暗に認めた格好。FTがウクライナ軍による早期奪還の可能性を伝えたのはそのためだ。折しも、ロシア本土と2014年に併合したウクライナ南部クリミア半島を結ぶ橋が今月8日に爆破され、地続きであるヘルソン州へのロシア軍の補給ルートが損害を被ったと指摘されている。

 プーチン大統領は9月末、東・南部4州の「併合条約」に調印し、うちヘルソン州全域は「ロシア領」という立場。東部ドネツク、ルガンスク両州の州都は14年から親ロシア派を通じて実効支配。残る南部ザポロジエ州の州都はウクライナ軍が死守しており、今年2月からの侵攻の結果、ロシア軍が「戦果」として制圧している州都はヘルソン市だけだ。

 ヘルソン市を失えば、プーチン氏にとっては苦戦どころか、敗北の象徴となる。9月21日の部分動員令で予備役30万人を大急ぎで招集し、その一部を訓練が不十分なままヘルソン州などに投入する背景には、こうした切羽詰まった事情があるとみられる。

 併合に至る前に米紙ニューヨーク・タイムズは、プーチン氏がロシア軍幹部から進言されたヘルソン州からの撤退を拒否したと報道。「ロシア領」に併合したのはトップ判断で、ウクライナ軍の奪還を許せば、責任論に発展しかねない。ロシアの著名ジャーナリストは政権にとって「決戦」を意味すると通信アプリで警告している。

2045とはずがたり:2022/10/16(日) 22:23:28
タジク大統領「属国扱いやめよ」 異例のロシア批判
2022/10/15 08:53
https://www.sankei.com/article/20221015-WDNHMJBTAVMK3KHRTY45ZORMDI/

中央アジアの旧ソ連構成国、タジキスタンのラフモン大統領は14日、カザフスタンの首都アスタナで開かれたロシアと中央アジア5カ国の首脳会議で、プーチン露大統領に対し、「旧ソ連時代のように中央アジア諸国を扱わないでほしい」と述べ、タジクは属国扱いではない対等な国家関係を望んでいると表明した。会議の公開部分の発言をタジクメディアが伝えた。

ロシアが「勢力圏」とみなす旧ソ連諸国の首脳が、公の場でロシアに批判的な発言をするのは異例。ウクライナ侵略を受け、旧ソ連諸国の多くがロシアから一定の距離を置こうとする動きを強めており、ラフモン氏の発言はそうした傾向の表れである可能性がある。

ラフモン氏は「旧ソ連時代、中央アジアの小国は(ソ連指導部から)関心を向けられていなかった」と指摘。「ロシアはタジクを食糧面や貿易面で支援してくれているが、その半面、対等な態度も示していない」と述べた。「多額の資金援助はいらない。われわれを尊重してほしい」と語り、ロシアは旧ソ連時代のような小国軽視の政策をとるべきではないと訴えた。

会議ではカザフのトカエフ大統領も、旧ソ連圏での国境問題は「平和的手段で解決されるべきだ」と述べ、ウクライナ侵略に否定的な考えを示した。

ロシアと中央アジア5カ国の首脳会議は、14日にアスタナで開かれた旧ソ連構成国でつくる独立国家共同体(CIS)の首脳会議に合わせて実施された。

2046チバQ:2022/10/18(火) 17:17:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbecac4f5ffe9b510342474f2a84169c03d8e1f3
タジク大統領、プーチン氏に注文 最貧国が「名演説」 「物乞いではない」
10/18(火) 13:31配信


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時事通信
ロシアのプーチン大統領(左)とタジキスタンのラフモン大統領=2018年9月、ドゥシャンベ(AFP時事)

 旧ソ連圏の関係を巡り、中央アジアのタジキスタン首脳が、ロシアのプーチン大統領に注文を付けた「名演説」が話題となっている。

【図解】中央アジア

 ウクライナ侵攻で、プーチン氏がイエスマンに囲まれているのではないかと懸念が浮き彫りになる中、歯に衣(きぬ)を着せぬ直言はロシアでも注目を集めた。独立系メディアは珍しく演説の全文を紹介した。

 「小さな民族だが、歴史も文化もある。尊重してほしい」「われわれは物乞いではない」。発言の主はタジクのラフモン大統領。14日にカザフスタンの首都アスタナで開かれた第1回ロシア・中央アジア首脳会議で、優しい語り口ながらも約8分間、プーチン氏に耳を傾けさせた。

 ラフモン氏は、プーチン氏と同じ1952年10月生まれの70歳。タジク内戦中の94年から大統領を務め、国家指導者としてはプーチン氏の先輩だ。中央アジアの他の4カ国は近年、大統領が交代したばかりで、ソ連共産党活動を経験している「たたき上げ」の大物はラフモン氏だけという事情もある。

 タジクは旧ソ連を構成した15カ国の中で最貧国のままだ。演説では、ソ連時代に中央アジアが経済発展から取り残されたことを挙げ「そのような政策を取ってほしくないというのがわれわれの願いだ」と訴えた。ウクライナ領の占領地を一方的に「併合」するなど、他国軽視が目立つロシアに、あくまで対等な関係を求めたものとみられる。

 くしくも今月15日、ロシアのウクライナ国境近くの軍演習場で乱射が発生し、タジク人が容疑者と伝えられた。旧ソ連圏の民族共存はプーチン政権の課題だ。

 5月9日の対ドイツ戦勝記念行事は近年、ウクライナ危機や新型コロナウイルス禍で、来賓は少ないが、ラフモン氏は2021年に参加してロシアの顔を立てた。この年参加した外国首脳はラフモン氏ただ一人で、今年はゼロ。今のところこの行事に参加した「最後の外国賓客」だ。「小さな民族」とはいえ、プーチン氏も一目置くリーダーとして存在感を示している。

2047チバQ:2022/10/22(土) 09:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/41631d593c606b33a90a634d9b407f4b30ba1cf4ウクライナ「ヘルソン州88集落解放」 州都攻防迫る
10/22(土) 9:22配信


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産経新聞
ウクライナ国旗

ウクライナ軍は21日、ロシアが一方的に併合を宣言した南部ヘルソン州でこれまでに計88カ所の集落をロシア軍から奪還し、住民約1万2千人を解放したと発表した。ウクライナメディアが伝えた。ゼレンスキー大統領は同日のビデオ声明で、南部や東部で激戦が続いているが、「われわれが主導権を保持している」と反攻の進展を強調した。

【写真】19日、ウクライナ・ヘルソン州で、避難のために集まった住民ら

ヘルソン州でウクライナ軍は、州内を流れるドニエプル川に架かる橋を米高機動ロケット砲システム「ハイマース」で破壊。州都ヘルソン市など同川西岸地域では最大2万5千人の露軍部隊が補給を断たれ、孤立しているとされる。露軍のスロビキン総司令官は同川西岸地域を放棄する可能性を示唆。同州の親露派勢力も住民や行政機関を同川東岸地域に退避させた。今後、ヘルソン市を巡る攻防が本格化する見通しだ。

ヘルソン市はロシアが併合を宣言した東・南部4州の州都のうち、ウクライナ侵略の開始後に露軍が制圧した唯一の都市。同市を喪失した場合、併合の稚拙さが浮き彫りとなり、プーチン政権への打撃は必至だ。

一方、ロシアの同盟国でウクライナの北方に位置するベラルーシがウクライナ侵略への参戦を示唆している問題で、英国防省は21日、現時点でロシアとベラルーシにウクライナ北部に侵攻する戦力はなく、ウクライナ軍の注意を北方にひきつけて戦力の分散を狙った陽動戦術の可能性が高いとする分析を公表した。米シンクタンク「戦争研究所」も20日、同様の見方を示し、「ロシアがウクライナ北部に再侵攻する可能性は低い」と指摘した。

これに対し、ウクライナ軍参謀本部高官は20日、「北方での再侵攻の脅威は残っている」と指摘し、警戒を続ける考えを示した。同国メディアが伝えた。

2048チバQ:2022/10/30(日) 20:14:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1a13f783abf641c21ebd2cf80ad970f9baa0628ウクライナ4州併合から1カ月 ロシア「同化」に躍起も既に綻び
10/30(日) 18:59配信


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産経新聞
ロシアによるウクライナ4州の一方的な併合宣言から30日で1カ月となった。「併合後も状況は何も変わっていない」との住民の不満も聞こえる中、プーチン露政権は4州の「同化政策」を進めて併合の既成事実化を急ぐとともに、4州に戒厳令を導入して「防衛力」を強化する構えだ。だが、領土奪還を目指すウクライナ軍の攻勢が続いており、併合には既に綻(ほころ)びも見え始めている。

ロシアが併合を宣言したのは、2014年から親露派勢力が主要部を実効支配してきたドネツク、ルガンスクの東部2州と、今年2月の侵略開始後に占領下に置いたヘルソン、ザポロジエの南部2州の支配地域。

「住民は併合後すぐに生活が良くなると期待していたが、現実は違った。ロシアの銀行ATMが増えたくらいだ」。ドネツク州に住む女性は27日、電話取材にそう述べた。自宅に水が供給されるのは併合前と変わらず2〜3日に1回、数時間のみ。例年なら既に稼働している住宅用の暖房もほとんど切れているという。

この女性によると、住民らは同州の州都ドネツクを「女性の王国」と揶揄(やゆ)している。男性住民の多くが軍に動員され、残った男性も動員を避けるために外出を控えたり、他の地域に脱出したりし、路上に姿がないためだという。

ロシアは今後、住民に利益を実感させることで、併合の正当化を図る思惑だとみられる。併合宣言後、ロシアは中央省庁や国営メディアの支部を4州に設置。住民への露旅券の配布▽ロシア産天然ガスの供給▽ウクライナ・フリブナから露ルーブルへの通貨転換▽露年金制度の導入▽4州と露国内の教育制度の統合▽道路・住宅の再建-などの施策を相次いで発表した。

その一方で、ウクライナ軍の反撃を背景に、ロシアは4州に20日から戒厳令を導入。移動や通信の自由など住民の私権を制限し、行政権を軍に移管した。志願住民でつくるとうたう民兵組織「領土防衛隊」の創設も発表し、4州が奪還される事態を防ぐ構えだ。

ただ、ロシアは併合宣言直後、ドネツク州の要衝リマンをウクライナに奪還された。東部2州で今後、露軍の劣勢が続くとの観測が強い。ヘルソン州でもロシアは10月、州都ヘルソンなどドニエプル川西岸地域から行政機関や住民を東岸地域に退避させた。今後もロシアによる4州の支配が維持されるかは不透明だ。

2049チバQ:2022/11/06(日) 21:08:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/8252803680d44fef9ed0003faff9c2ac4af06809
ロシア軍、前線兵士の離脱防ぐ「阻止部隊」も配備か…予備役動員は「継続」
11/6(日) 12:04配信

読売新聞オンライン
部分的動員で動員されたロシアの予備役兵(10月31日、露ロストフ州で)=ロイター

 ロシアのプーチン大統領は4日、ウクライナ侵略への兵員を補充するため発令した予備役の部分的動員で31万8000人を動員したことを明らかにした。30万人の目標に到達したとして動員の「完了」を宣言した10月末から1万8000人を上積みした計算となる。動員が目立たない形で継続していると指摘される。


 プーチン氏がモスクワで開かれたボランティアとの懇談で明かした。上積みの理由に「志願兵の増加」を挙げ、約4万9000人がウクライナで戦闘任務に就いているとも説明した。

 ロシアの独立系ネットメディア「BAZA」は2日、中部ウファの住民が今月17日に徴兵事務所へ出頭するよう命じた招集令状を受け取ったと報じた。露大統領報道官は1日、「第2波はない」と再度の動員を否定したが、年内か来年3月にも第2波が始まる兆候が相次いで伝えられている。

 別の独立系メディアによると、露当局が運営する動員に関する電話相談は2日、相談者に対し「動員完了には大統領令が必要」との見解を示したという。プーチン氏は動員完了に必要な大統領令を出していない。意図的に「口約束」にとどめ、世論の反発を招かずに動員を続けようとしているとの見方が強まっている。

 4日には、志願兵を正規軍の兵士と同等に扱う改正法と、強盗や殺人など重大犯罪で服役中の受刑者の動員を可能にする改正法がそれぞれ成立した。

 一方、英国防省は4日、露軍が前線の自軍兵士の後退や離脱を防ぐため、後方で銃を構えて監視する「阻止部隊」の配備を始めたとの分析を示した。旧ソ連の独裁者スターリンが、第2次世界大戦のナチス・ドイツとの戦闘で「一歩もひくな」をスローガンに導入した手法として知られる。前線での士気低下が一段と深刻化している模様だ。

 プーチン氏は4日、一方的に併合した南部ヘルソン州の州都ヘルソン一帯の情勢に関し「住民は最も危険な戦闘地帯から避難する必要がある」と述べ、苦戦を自ら認めた。ウクライナ軍は、露軍が市街戦に持ち込もうとしている可能性を警戒しており、ヘルソンを放棄するのかどうか引き続き慎重に見極める構えだ。

2050チバQ:2022/11/08(火) 16:08:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/48401d345c4c1cd9aeef4d25d4e1bdf4f647c992
ロシア軍の戦死者、同士打ちが「全体の60%」…指揮命令系統の混乱で頻発か
11/7(月) 22:38配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 ロシアのウクライナ侵略作戦に露軍側で参戦している東部ドネツク州の部隊幹部は5日、今年5月中旬以降の戦死者の多くが同士打ちが原因との見方をSNSで示した。露軍部隊は様々な勢力で構成されており、米政策研究機関「戦争研究所」は5日、相互の連携不足と司令官の相次ぐ交代に伴う指揮命令系統の混乱が、同士打ちを頻発させているとの分析を明らかにした。


 この幹部はロシアが9月末にドネツク州を一方的に併合する前から露軍と共闘してきた。幹部は、移動ルートに別の部隊が埋設した地雷を踏んで複数の戦死者が出た例を挙げた。9月中旬には東部ルハンスク州で、露軍部隊同士が銃撃戦となり21人が死亡し、50人超が負傷したと伝えられている。

 米CBSニュースによると、米軍の第2次世界大戦とベトナム戦争での同士打ちによる戦死者数は全体の最大約14%とされ、戦場での同士打ちは珍しくない。ただ、この幹部は、ウクライナ侵略での露軍側の同士打ちは「全体の60%と言う人もいる」とし、はるかに高い可能性を指摘した。

 露国防省は9月下旬、戦死者「5937人」と発表し、露軍の戦死や負傷などによる戦闘不能者は「9万人超」に達していると指摘される。露軍は同士打ちについて言及していない。

 露軍の指揮命令系統は、揺らぎ続けているようだ。英国防省は6日、侵略作戦の主要な司令官の一人だった露軍中央軍管区のアレクサンドル・ラピン司令官が解任され、アレクサンドル・リンコフ少将が司令官代行に任命された可能性があると指摘した。

 一方、プーチン露大統領が9月21日に発令した予備役の部分的動員に基づいて、招集された動員兵の犠牲も目立ち始めている。

 ロシアの独立系メディアによると、露南西部ボロネジの予備役で編成された1個大隊約570人が11月初めにルハンスク州の最前線に投入され、ウクライナ軍の砲撃などで500人超が死亡した。

 動員兵は投入後、塹壕(ざんごう)を掘るよう指示されたが、スコップが数えるほどしかなく素手で掘ったという。大隊はほぼ全滅したものの将校は砲撃開始後に後方に退却した。

2051チバQ:2022/11/09(水) 17:33:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/871e8d50c5af4d9f6a98bcbb9e4ca26b85634e5d
ロシア「戦略的撤退」検討か ウクライナ南部、米は交渉視野
11/9(水) 7:12配信

時事通信
ウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン=5月20日(AFP時事)

 ロシアが一方的に「併合」したウクライナ南部ヘルソン州で、ロシア軍の州都撤退が近いと言われる中、米ロ双方が今後の現実的なシナリオを検討し始めたもようだ。



 ロシア側は「戦略的撤退」のアピールを早くも模索。ウクライナを支援する米側は、停戦交渉を排除すべきでないとゼレンスキー政権に働き掛けているとみられる。

 「(約300年前の大北方戦争で)ピョートル大帝はいったん撤退したが、最終的にスウェーデンに勝利した」。独立系メディア「メドゥーザ」が7日に伝えたところでは、ロシア大統領府はこの歴史観に焦点を当てて報道するようメディアに通達を出した。

 政権に近い学者は最近、プーチン大統領との会合で、歴史上の撤退について力説。ウクライナでの劣勢に重ね合わせたとささやかれた。

 メドゥーザによると、大統領府が報道管制を強めているのは、州都ヘルソンからの撤退が現実味を帯びていることが背景にある。政権高官がかねて「ロシアは永遠にここにいる」と吹聴していたこともあり、国民に「敗北」と見なされれば、プーチン氏への批判につながりかねない。

 世論対策としては、戦略的撤退と人命尊重の二つを強調し、軟着陸を図る考え。大統領府関係者は「撤退は好ましくないが、十分あり得る」と認識しているという。

 一方、バイデン米政権は、ウクライナ南部情勢を節目の一つと捉えているもようだ。イタリア紙レプブリカは、米国と北大西洋条約機構(NATO)当局者が「ヘルソン解放」後に停戦交渉のチャンスが生まれるとみていると伝えた。

 米紙ワシントン・ポストも今月初旬、米側がゼレンスキー政権に対し、ロシアと交渉に臨む「用意」だけでも対外的に示すよう水面下で打診していると報じた。ただ、ウクライナ側は民間人への攻撃を受け、態度を硬化させている。

2052チバQ:2022/11/10(木) 22:09:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/3df312ed2a85695da5c8128827675f51ea0872b7
ヘルソン撤退は補給線の維持断念が理由、ロシア軍司令官
11/10(木) 19:35配信


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CNN.co.jp
ヘルソン州北部の前線を巡回するウクライナ軍兵士=7日

(CNN) ウクライナ侵攻作戦を仕切るロシア軍のスロビキン総司令官は9日、ウクライナ南部ヘルソン州を流れるドニプロ川西岸からのロシア軍撤退に関連し、「ヘルソン市や隣接する複数の集落が現在陥っている戦況では十分な補給や必要な機能維持などが見込めない」ことが理由になったとの見解を示した。

【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開

ロシア国防省が明らかにした。ドニプロ川東岸への撤退命令はロシアのショイグ国防相とスロビキン総司令官がモスクワで持った会談で下されたとした。

同省によると、総司令官はウクライナ軍はヘルソンの学校、病院や民間人に攻撃を加えていると主張。その上でロシア軍はヘルソン市へ向かう方面でのウクライナ軍の攻勢の試みの阻止に成功していたとも言い添えた。

スロビキン氏は総司令官に任命された際、困難な選択肢が求められるであろうとも予想していた。

総司令官は「ウクライナ軍が今年8月から10月にかけてヘルソンで失った兵員は9500人以上」とも説明。ロシア側の損失より7〜8倍多いとも付け加えたが、この主張の独自の立証はあり得ない状況となっている。

ウクライナ軍はヘルソン州への反攻でドニプロ川に架かる橋の機能を奪い、ロシア軍の補給線を攻撃するなどの戦術を展開。このため西岸地域に位置するロシアの占領地の防御は一層困難になっていた。

ウクライナ軍は最近、2カ所の前線で突破を果たし、ヘルソン市へにじり寄ってもいた。これに対しロシア軍は同川東岸にある陣地の強化を始めていた。

2053チバQ:2022/11/11(金) 11:58:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e3a2bdad03ca86a12489f99433c48e0898e88a3
「防衛強化」か「敗北」か ロシアがヘルソン撤退決定 ウクライナ情勢、今後に影響
11/11(金) 7:07配信


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時事通信
ロシア軍のウクライナ侵攻を統括するスロビキン総司令官(左)とプーチン大統領=2017年12月、モスクワ(EPA時事)

 ロシアが一方的に「併合」したウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市から、プーチン政権が9日、ロシア軍を撤退させると決めた。

 表向きの理由は、州を分断するドニエプル川まで後退した上での「防衛の強化」。ただ、9月上旬の北東部ハリコフ州の要衝イジュム撤退に匹敵する「敗北」で、今後の情勢に影響を与えそうだ。

 プーチン大統領は9月下旬、欧米の武器支援を受けるウクライナ軍を前にロシア軍が苦戦する中、「偽の住民投票」(欧米)を経て、ヘルソン州を含む東・南部4州の併合を宣言。ロシアの「歴史的領土」と呼んで防衛を命じるとともに、多大な戦死者を埋め合わせるため、予備役30万人を動員していた。

 国際社会は認めていないが、プーチン政権としては「ロシア領」を失った格好。その点が強調されれば、ロシア国民の支持を失いかねない。独立系メディアによると、大統領府は撤退の「見せ方」を研究し、国内メディアに対して「戦略的撤退」と「人命尊重」の双方をアピールするよう通達を出していた。

 もっとも、ヘルソン市からの撤退は、州全域からの撤退は意味しない。併合前に米紙ニューヨーク・タイムズが伝えたところでは、プーチン氏はヘルソン市からの撤退を進言された際、拒否していた。ヘルソン州は、ロシアが支配するクリミア半島への「玄関口」に当たる。ヘルソン市を失った後、いずれヘルソン州全域が欠けることになれば、東・南部のアゾフ海沿岸の「陸の回廊」が機能しなくなる。

 撤退を進言したスロビキン総司令官は、軍を立て直すため10月上旬に任命された。ドニエプル川に架かる橋をウクライナ軍が次々と破壊する中、両岸を支配するのは困難。今回は「河岸を防衛線とするのが最も合理的」として戦略的撤退を提案しており、狙いは残るヘルソン州の大半の防衛態勢の強化だ。

 戦闘員を派遣する強硬派もこの態勢を支持している。民間軍事会社「ワグネル」創設者プリゴジン氏は「責任ある決定」、南部チェチェン共和国のカディロフ首長は「正しい選択」と称賛した。

 やはりロシアが併合した東部ドネツク州の港湾都市マリウポリ市でも、似たような動きがある。英国防省は8日の戦況報告で、ロシアがウクライナ軍からの攻撃に備え、市を囲うように「竜の歯」と呼ばれる戦車用の障害物を構築していると説明した。冬季に万全の防衛態勢を整えるとともに、陸の回廊を死守する構えのようだ。

2054チバQ:2022/11/11(金) 11:59:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f06ae5a3f5441f8b5f4faa477f88ec736547eba2
南部ヘルソン「焦土作戦」か ロシア軍、撤退でインフラ破壊
11/11(金) 7:18配信


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時事通信
かつてロシア軍に占領されていたウクライナ南部ヘルソン州の村=3日、アルハンゲリスコエ(AFP時事)

 ロシアが一方的に「併合」したウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市で、9日に撤退命令を受けたロシア軍が、電気や暖房などのインフラを破壊した疑いがあることが分かった。

 地元メディアが10日、住民の話として伝えた。

 ウクライナ軍が奪還してもインフラを利用できないようにする「焦土作戦」を行っている可能性がある。撤退に伴い、地雷を敷設しているとの情報も出ている。

2055とはずがたり:2022/11/11(金) 18:14:29
こういう神秘的な世界がソ連を生き抜いたのは或る種感慨深いが,まあロシア正教は地獄に落ちるべきではないか。ギリシャ正教の正統派はウクライナ正教会が継げば良い。

プーチン大統領が首席エクソシストに任命される キリル総主教「ウクライナがサタンの支配下に」
東スポWEB / 2022年10月28日 15時36分
https://news.infoseek.co.jp/article/tospo_958615714928377856/?tpgnr=world

ロシア正教会のキリル総主教がプーチン大統領を「首席エクソシスト」に任命し、「反キリストに対する闘士」と呼んだ。複数の欧米メディアが28日までに報じている。

英エクスプレス紙によると、キリル総主教がプーチン大統領を首席エクソシストに任命したと声明を出したという。この声明は、「ウクライナがサタンの支配下にあり、キリスト教を放棄した。だから、悪魔払いのためにプーチン大統領がウクライナと戦っている」として、宗教的な面で戦争を正当化しようというわけだ。

エクソシストは映画の世界のオカルト話ではない。実際にキリスト教、特にカトリック教会では、悪魔に憑りつかれた人から悪魔を追い出すエクソシストという役職が過去から現在に至るまで存在する。他宗教からキリスト教に改宗した人などがメンタルをおかしく際、悪魔払いという儀式を行うことで不安を取り去るというカウンセリング的な意味があるという説もある。

また、ロシア安全保障会議のアレクセイ・パブロフ氏は「ウクライナ人はロシア正教を放棄し、サタン教など何百もの悪魔の宗教を信じている。これは悪魔に憑りつかれているからだ。特殊軍事作戦の継続によって、ウクライナを〝脱サタン化〟しなければならない」と主張し、宗教を持ち出し、ウクライナ侵攻を正当化しようとしている。

もちろん、デイリー・メール紙は「ウクライナに悪魔を支持する何百もの宗教が存在する証拠はありません」と報じている。

ロシア人の7割がロシア正教を信仰しているといわれている。ロシア国内では、部分的動員令への反発からプーチン批判が出始めている。プーチン氏にエクソシストの肩書をつけることで、ウクライナ侵攻を〝聖戦〟と定義し、戦争を正当化しようというわけだ。

2056チバQ:2022/11/14(月) 11:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c90df5b33f2740f0217ef797c94267c442b3d855
ロシア、唯一占領の州都「放棄」 プーチン氏、求心力低下も
11/12(土) 7:10配信


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時事通信
前線付近で軍用車両に乗るウクライナの兵士=7日、ウクライナ南部ヘルソン州(EPA時事)

 【ワルシャワ時事】ウクライナ南部ヘルソンは、2月の軍事侵攻開始以降、ロシア軍が占領できた唯一の州都だった。

 プーチン政権は9月にヘルソン州を含む東・南部4州の「併合」を一方的に宣言したが、その後は東部ドネツク州リマンを奪還されるなど敗戦続き。ヘルソンまで「放棄」を余儀なくされたことで、国内におけるプーチン大統領の求心力低下につながる可能性がある。

 ロシア国防省がヘルソンからの撤退完了を発表した後、インターネットには「ロシアは永遠にここにいる」と記された看板をヘルソン市民が取り壊す動画が出回った。

 ヘルソンは、ロシアが2014年に併合したクリミア半島の北西に位置する。ロシア軍は侵攻開始から1週間足らずでヘルソンを制圧。それ以降は南部戦線の拠点としていた。

 プーチン氏の元顧問セルゲイ・マルコフ氏は通信アプリ「テレグラム」で「ヘルソンの放棄はソ連崩壊以降、ロシアにとって最大の敗北だ」と批判。「この大敗の政治的影響は非常に大きい」と語った。

 ウクライナ側にとって、ヘルソン奪還が大きな戦果であるのは間違いない。ただ、ロシア軍がドニエプル川東岸に防衛線を敷けば、川を越えて攻め込むのは容易ではない。ロシアは西岸のヘルソン市を失っても、ヘルソン州の大半とアゾフ海に面する海岸線を支配下に置き続けることになる。

2057チバQ:2022/11/20(日) 20:33:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d0b8b92ad050878106c3c60812931b0ee40ff0
カザフで20日に大統領選 現職トカエフ氏が基盤強化へ
11/19(土) 20:33配信
 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンで20日、前倒しの大統領選が行われる。

 2019年に初代のナザルバエフ前大統領から権力を継承した現職トカエフ氏は本来、任期が24年までだった。今年1月の反政府デモの混乱の中でナザルバエフ派を一掃しており、当選は揺るぎない情勢だ。改めて国民の信任を得ることで、権力基盤の強化を図るもようだ。

 トカエフ氏以外に5人が立候補しているが、自由な選挙は演出にすぎず、実質は「馬1頭のレース」(米政府系放送局)とみられている。トカエフ氏は9月、憲法改正に伴って任期制限を修正する大統領令に署名し、連続2期10年を1期7年に変えた。ただ、適用はこれからで、自身は再出馬できると見なした。

 中ロに挟まれた地政学上の要衝であるカザフは、ロシアと緊密な関係を築きつつ、ウクライナ侵攻については批判的だ。トカエフ氏は6月のサンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、ロシアのプーチン大統領を前に、ウクライナ東部ドンバス地方の「独立」を認めないと発言。9月からの徴兵忌避でロシア国民がカザフに逃げ込むと「身の安全を保証する」とかばった。

 一方、ロシアとバランスを取るべく、中国が主導する経済圏構想「一帯一路」を支持している。トカエフ氏は旧ソ連外務省の中国語研修組出身。中国もカザフを重視し、習近平国家主席は9月、新型コロナウイルスの世界的大流行後初の外遊先としてカザフを訪れた。

2058チバQ:2022/11/21(月) 14:43:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/0648850ae540d95ba079012fa04781ff9e73b5c0
現職トカエフ氏、圧勝確実 反政府デモ拘束者も カザフ大統領選
11/21(月) 13:34配信


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時事通信
20日、カザフスタン南部アルマトイで拘束されるデモ参加者(AFP時事)

 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンの大統領選は20日に投票が締め切られ、21日未明に発表された出口調査によると、現職のトカエフ氏(69)が得票率約80%以上で圧勝が確実になった。

 投票率は暫定結果で約70%。

 米政府系メディアによると、カザフ各地で反政権デモが起きて約30人が拘束されたほか、最大都市の南部アルマトイで「公正な選挙」を訴えた10人も拘束された。

 トカエフ氏は本来、任期が2024年までだった。今年1月、ソ連崩壊後から政権の座にあったナザルバエフ前大統領を含む一派を失脚させており、自身の権力基盤の強化を図ろうと、選挙を前倒しした。

 今回、任期制限を連続2期10年から1期7年に修正した。過去の任期はリセットされるという理屈で再出馬し、他の5人の候補と大統領の座を争った。

 トカエフ氏の新たな任期は29年まで。20日に投票後、記者団に「権力の独占は禁止される。21年間に大統領3人が誕生する」と述べた。ただ、カザフでは政権が都合よく憲法を解釈したり改正したりしており、トカエフ政権も長期化する可能性がある。

2059チバQ:2022/11/21(月) 19:52:05
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20221121k0000m030204000c.html
トカエフ・カザフスタン大統領が再選 中国・欧米との関係拡大へ
2022/11/21 18:13毎日新聞

トカエフ・カザフスタン大統領が再選 中国・欧米との関係拡大へ

大統領選で1票を投じるトカエフ大統領=カザフスタンの首都アスタナで2022年11月20日、カザフスタン大統領府提供・AP

(毎日新聞)

 中央アジアのカザフスタンで20日、大統領選が投開票され、トカエフ大統領(69)が再選を決めた。カザフスタンは旧宗主国のロシアと関係を維持してきたが、ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、対露関係を冷却化させている。トカエフ政権は2期目で従来以上に中国や欧米諸国などとの関係拡大を進める構えとみられる。

 大統領選には6人が出馬。中央選挙管理委員会は21日、トカエフ氏が得票率81%に達し、再選されたと発表した。

 トカエフ氏は外交官出身。首相や上院議長などを経て2019年に初代大統領ナザルバエフ氏の退任に伴い大統領に就任した。当初は実権を持たない存在と目された。だが今年1月に国内で起きた暴動を利用して、実力者のナザルバエフ氏を政界引退に追い込んだ。19年にナザルバエフ氏の功績をたたえて首都の名称を同氏の名前であるヌルスルタンに改称していたが、今年9月には以前の名称のアスタナに戻す動きも主導。権力基盤を強化している。

 ウクライナ侵攻では、トカエフ政権の対露姿勢に変化が生じた。ウクライナ戦線への派兵要請を拒んだと報じられ、6月にはプーチン大統領が同席した経済会合で、ウクライナ東部の親露派勢力が独立国を自称する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」について国家承認しないと明言。10月に開催された旧ソ連諸国の首脳会合ではウクライナ侵攻をめぐり「もっぱら平和的な手段で解決されるべきだ」と発言した。「トカエフ氏だけではなくカザフスタンの政治エリートもロシアと距離を取ろうと試みている」(西側外交筋)との分析が出ている。

 6月以降は、カザフスタンからロシア南部を経由する石油パイプラインが「技術上の理由」で一時的に利用できなくなった。ロシアがカザフスタンに圧力をかけたとの見方も出ている。ロシアのプーチン政権はカザフスタンで1月に暴動が起きた際、ロシアが主導する軍事機構「集団安全保障条約機構」の軍を送り、沈静化を手助けしていた。プーチン氏が、ウクライナ侵攻に加勢しないトカエフ氏に立腹した可能性がある。

 カザフスタンは前政権時代から豊富な地下資源の輸出を通じ、ロシアに加えて中国や欧米、日本との関係構築に取り組んできた。米中央情報局(CIA)の統計によると、19年の輸出先は上位から順に中国13%、イタリア12%、ロシア10%。輸入元はロシア34%、中国24%。トカエフ政権は今後、中国や欧州の国々との関係をさらに強化する方針だとみられている。

 トカエフ氏は9月、憲法改正によって2期10年だった大統領任期を1期7年に変更し、24年の予定だった大統領選を今年に繰り上げ実施することも決めた。事実上の「終身大統領」だったナザルバエフ政権による統治が弊害を及ぼした面もあったことから、改革をアピールする狙いがあった模様だ。【大前仁】

2060チバQ:2022/11/21(月) 19:53:07
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-221121X642.html現職トカエフ氏が圧勝=反政権デモで拘束者も―カザフ大統領選
2022/11/21 17:20時事通信

 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンで20日に実施された大統領選で、中央選管が21日に発表した暫定結果によると、現職のカシムジョマルト・トカエフ氏(69)が得票率81.31%で圧勝した。投票率は69.44%。

 米政府系メディアによると、カザフ各地で反政権デモが起きて数十人が拘束されたほか、最大都市の南部アルマトイで「公正な選挙」を訴えた10人も拘束された。

 トカエフ氏は本来、任期が2024年までだった。今年1月、ソ連崩壊後から政権の座にあったナザルバエフ前大統領を含む一派を失脚させており、自身の権力基盤の強化を図ろうと、選挙を前倒しした。

 今回、任期制限を連続2期10年から1期7年に修正した。過去の任期はリセットされるという理屈で再出馬し、他の5人の候補と大統領の座を争った。

 トカエフ氏の新たな任期は29年まで。20日に投票後、記者団に「権力の独占は禁止される。21年間に大統領3人が誕生する」と述べた。ただ、カザフでは政権が都合よく憲法を解釈したり改正したりしており、トカエフ政権も長期化する可能性がある。 

カザフスタン

2061とはずがたり:2022/11/25(金) 16:34:00
ロシア、ヘルソン州からの撤退に反対していた親露派幹部を「謀殺」か 不審な点が多く…ウクライナ側はFSBの関与を指摘1/1ページ
2022.11/11 15:30
https://www.zakzak.co.jp/article/20221111-ICCWLPQEW5MUTMJDFNWTMHZQFM/
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ストレモウソフ氏
ストレモウソフ氏

ロシア軍が撤退命令を出したウクライナ南部ヘルソン州で、親露派「行政府」幹部、ストレモウソフ氏が9日に死亡した「事故」が波紋を広げている。当局は「交通事故」と発表したが、撤退に反対していたストレモウソフ氏の死には不審な点が多く、ロシアの諜報機関が絡んだ「謀殺説」まで流れている。

親露派幹部は9日の事故についてSNSで「ストレモウソフ氏の乗った車が危険な運転をしていたトラックを避けるのに失敗し、事故を起こした」と書き込んだ。

しかし、事故現場とされる画像では、ストレモウソフ氏が乗っていたとされる装甲車両が爆破されたかのように大破しており、ただの事故なのか、疑問視する見解もSNSで上がった。

また、暫定知事のサリド氏がストレモウソフ氏に弔意を示した動画が、「事故」に関するニュースの2時間前に収録されていたとの指摘もある。

ヘルソン州をめぐってはロシアのショイグ国防相は9日、同州のドニエプル川の西岸地域から軍を撤退させる命令を出した。


SNS上で戦況などを発信していたストレモウソフ氏は、以前からヘルソン撤退に猛反対していることで知られた。同日朝にも「状況はロシア軍の完全な制御下にある」と述べ、撤退命令を批判していた。



ウクライナ側の幹部はSNS、ロシアの諜報機関、連邦保安庁(FSB)が事故に見せかけてストレモウソフ氏を殺害したとの見方を示した。

2063チバQ:2022/11/28(月) 19:53:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/e488b9ad35cff6a33cc38c5e2f071059096dc0ef
インフラ攻撃激化で被害甚大 厳寒、ウクライナ軍に有利か
11/28(月) 19:52配信


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時事通信
ウクライナのゼレンスキー大統領=26日、キーウ(キエフ)(EPA時事)

 【ロンドン時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は27日夜のビデオ演説で、ロシア軍が「新たな攻撃を計画している」と警告した。

 具体的には触れていないが、ロシアは発電施設などを標的に執拗(しつよう)に攻撃を続け、ウクライナ全土で電気や暖房の供給不足が深刻化。厳しい冷え込みが予想される中、インフラ攻撃が一段と激化すれば、住民生活への甚大な影響は避けられない。

 ゼレンスキー氏は「テロリスト(ロシア軍)が新たな攻撃を計画しているのは確実だ。彼らはミサイルを手にしている限り、残念だが(攻撃を)やめない」と指摘。「(寒さが厳しくなる)来る週はこれまでと同様に厳しいものになる」とし、互いに支え合って団結するよう促した。

 首都キーウ(キエフ)では27日、降雪があり、気温も氷点下前後まで低下。今週半ばからは最高気温が0度以下の日が当面続くという予報だ。そうした中、前線で苦戦するロシアは、ミサイル攻撃によるインフラ破壊を通じて電力危機を意図的に引き起こす「冬の兵器化」を続行。住民らは十分な暖房のない生活を強いられており、攻撃強化で状況のさらなる悪化が懸念される。

 一方、戦況に関しては、冬の寒さはウクライナ側に有利に働くとの見方もある。英軍事専門家マイケル・クラーク氏は27日、スカイニューズ・テレビとのインタビューで「氷点下の気温が続き、地面が凍る。塹壕(ざんごう)にいる兵士には凍死者も出る」とする一方、「(西側の支援で)より良い装備を持ち、ロジ面も充実し、良い食料を得られる」ウクライナ部隊の方が、これらに乏しいロシア軍より善戦する可能性が高いと予想した。

2064チバQ:2022/11/28(月) 20:04:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/762970/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑤ 工藤氏、経済界から推薦
11/19 05:00
 直近2回の函館市長交代は、市役所出身の現職に元部下が挑んだ選挙で起こった。次の選挙はどうか。情勢を組織、政策、戦術の三つの「S」から読み解く。

 まずは組織から。大泉潤・元函館市保健福祉部長の後援会長には佐々木馨・道教育大名誉教授が就いた。「函館の歴史的風土を守る会」会長など複数の文化団体の代表を務める。後援会の幹事には函館視覚障害者福祉協議会の島信一朗理事長と五島軒(函館)の若山豪社長が名を連ねた。

 39歳の若山氏は「函館・道南の未来を考える若手経営者の会」を4月に立ち上げ、発足式では菅義偉前首相があいさつした。同会の9月例会には大泉氏も姿を見せており、大泉氏支援を明言する会員もいる。後援会の構成からは「文化」「福祉」「若手経営者」のキーワードが浮かび上がる。

 工藤寿樹市長の後援会は室田晴康会長(整骨院経営)、成沢茂幹事長(成沢機器社長)ら、早稲田大や函館ラ・サール高の同窓生が中心だ。10月の市政報告会には函館商工会議所の久保俊幸会頭、函館建設業協会の森川基嗣会長ら約500人が出席し、組織力を示した。

 工藤氏と大泉氏は共に函館商工会議所の政治団体「日本商工連盟函館地区連盟」に推薦を依頼。同連盟は今月1日、工藤氏の推薦を決めた。記者会見で久保会頭は「外国人観光客が年間50万人来る原動力になった」と工藤氏をたたえ、「立候補しないならあおるつもりはないが、するならわれわれも一生懸命やる。年齢のことを言う人もいるが、感性が若い」と話した。

 函館建設業協会も、工藤氏に推薦を出した。大泉氏へは理容や飲食などの業界団体が推薦を決めている。



 次回は2人と政党の関係に着目します。全編はこちらで読めます。

2065チバQ:2022/11/29(火) 11:47:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bc7a821dbe62d1c130812fb4b9811b1009c67e2
ベラルーシ外相は心臓発作 地元紙が死因報道
11/28(月) 18:27配信
共同通信
23日、アルメニア・エレバンでロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構」の関連会合に出席したベラルーシのマケイ外相(タス=共同)

 ベラルーシ紙「ナーシャ・ニーワ」電子版は28日までに、26日に64歳で急死した同国のマケイ外相の死因は心臓発作とみられると報じた。同紙によるとマケイ氏は、首都ミンスク郊外の自宅で心筋梗塞を起こしたが、深刻に受け止めず、医師に連絡を取らなかったため命を落としたという。

 マケイ氏は2012年8月から外相を務めていた。国営ベルタ通信によると、ルカシェンコ大統領は26日、遺族に哀悼の意を表した。ベラルーシ外務省は27日、マケイ氏の告別式が29日に営まれると発表した。

2066チバQ:2022/12/07(水) 15:12:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a0e6e49669a349cbffa02e6f93ec16fc0c39a6e
ウクライナ無人機攻撃で露本土被害、プーチン政権に衝撃…「防空網に不備」批判も
12/7(水) 6:53配信

ロシア南部サラトフ州のエンゲルス軍用飛行場の衛星画像(4日)=(c)Maxar Technologies、ロイター

 ロシアの首都モスクワの南東約200キロ・メートルに位置するリャザン州と、南部サラトフ州の飛行場が、ウクライナの無人機(ドローン)によるとみられる攻撃を受けたことは、プーチン政権に大きな衝撃を与えた。露軍は5日、報復としてウクライナのエネルギー施設などにミサイル攻撃を展開したが、露国内では防空網の不備への批判も出ている。


 これまでウクライナ軍による露領内への越境攻撃は、国境付近や港湾などにとどまっていた。露西部カルーガ州の軍用飛行場で10月7日、無人機の墜落が伝えられたが、ウクライナの関与はわかっていない。

 今回の攻撃について、ウクライナ政府の公式な発表はないが、米政策研究機関「戦争研究所」は5日、両軍用飛行場への攻撃について「ウクライナ軍による攻撃だった可能性が高い」との見方を示した。

 ウクライナ政府高官は5日、米紙ニューヨーク・タイムズに、無人機はウクライナ領内から離陸し、ロシアに潜入した特殊部隊の協力も得たと語った。

 攻撃を受けたリャザン州のジャーギレボ軍用飛行場はウクライナの最前線から約500キロ・メートル離れ、サラトフ州のエンゲルス軍用飛行場は最前線から約700キロ・メートルの距離がある。

 ウクライナ軍が使っているトルコ製攻撃型無人機「TB2」の航続距離は約150キロ・メートルとされ、届かない距離だ。露国防省は旧ソ連の無人機を改造した無人機が攻撃に使われたと指摘しており、旧ソ連の偵察用無人機「Tu(ツポレフ)141」の誘導機能を強化し、攻撃用に改造したとの見方が出ている。

 ウクライナの国営兵器輸出企業は4日、最大航続距離1000キロ・メートルの攻撃型無人機の開発が最終段階にあることを明らかにしており、ウクライナ軍は無人機に注力しているとみられる。

 今回、攻撃を受けた軍用飛行場はウクライナのエネルギー施設などをミサイル攻撃する戦略爆撃機の拠点で、ウクライナの大統領府顧問は5日、無人機を「未確認飛行物体(UFO)」に例え、「他国に向けて(ミサイルを)発射すれば、UFOが発射地点に戻ってくる」とSNSに投稿した。
 露本土の軍事施設が攻撃を受けたことはロシアにとって大きな脅威で、露大統領府は6日、プーチン大統領が安全保障会議を招集したと発表した。

 露元国防省当局者らが運営する軍事SNS「Rybar」は無人機による攻撃について、「通常の防空システムが機能すれば防げたはずだ」と問題視しており、露軍やプーチン政権への批判が強まる可能性がある。

2067チバQ:2022/12/13(火) 17:07:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/402570f98634b8fb40de485c0b568519e014f877
逃げ腰のプーチン氏、行事の中止・延期相次ぐ 侵攻苦戦、説明できず
12/13(火) 8:00配信

朝日新聞デジタル
モスクワで2021年12月23日、「大記者会見」に出席するロシアのプーチン大統領=ロシア大統領府提供

 ロシアのプーチン大統領が今年、年末恒例の「大記者会見」を中止することになった。ウクライナ侵攻の苦戦が目立つ中、国内外に政策を示すための恒例行事がいくつも中止されたり実施時期が不透明となったりしており、説明責任から逃げている形だ。ただ、今後も状況を打開できる見通しはなく、苦しい立場が続く可能性が高い。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は12日、大記者会見について、「新年まではない」と述べ、今年は見送る方針を示した。

 大記者会見は、ロシアの地方メディアや外国メディアも参加し、プーチン氏が数時間かけて質問に答える「名物行事」。中止は過去10年で初めてとなる。

 ペスコフ氏は「大統領は外国訪問時などに(報道陣と)話をしている」と釈明したが、詳しい理由は明らかにしなかった。

 プーチン氏の恒例行事では、国民の質問に答える「直接対話」もまだ実施されていない。昨年は6月に開かれた。ペスコフ氏は今年5月、年内に行うと述べていたが、中止となる公算が大きい。やはり年内に実施するとしていた大統領が政策の方針を示す年次教書演説も、いまだに日程が決まっていない。

朝日新聞社

2068チバQ:2022/12/22(木) 16:34:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/afb54f5329e0bfe64f9dde33294fd27413841af6
ロシア元副首相が負傷 ウクライナ軍が東部ドネツクのホテル砲撃
12/22(木) 15:57配信

毎日新聞
ロシアのウクライナ侵攻が続く中、破壊された家屋=東部ドネツク州で2022年12月20日、ロイター

 ロシアが侵攻を続けるウクライナ東部ドネツク州ドネツクで、ロシアのロゴジン元副首相と、同州の一部を実効支配する親露派武装勢力「ドネツク人民共和国」のホツェンコ首相が21日、ウクライナ軍による砲撃で負傷した。ロイター通信がロシアメディアを引用して報じた。

 ロイターによると、2人はウクライナ軍がドネツク郊外のホテルを砲撃した際に負傷。ホツェンコ氏の詳しい容体は伝えられていないが、ロゴジン氏の命に別条はないという。ロゴジン氏は親露派支配地域に軍事的な助言を行うためウクライナ入りしていたとみられる。【畠山哲郎】

2069OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 16:48:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8447b0d6ba456959d5139df58248db0a8abc7da
燃料争奪、あえぐ小国[世界秩序の行方]第1部 攻防経済<3> 
1/5(木) 13:14配信
読売新聞オンライン
 資源大国ロシアによるウクライナ侵略で、世界のエネルギー秩序は再構築を迫られている。

脱ロシア依存、なりふり構わぬ調達先開拓
 海上輸送の大動脈・北海に面したドイツ北部ウィルヘルムスハーフェンで昨年12月、ドイツ初の液化天然ガス(LNG)受け入れ基地が完成した。整備表明からわずか10か月。基地近くまで近づいた遊覧船で記者会見したショルツ首相は「我々の安全保障にとり、相当に重要な貢献になる。これがドイツの新しいスピード感だ」と笑顔を見せた。

 ドイツはこれまで、ガス輸入の55%を陸続きで安価なロシア産に依存していた。だが、対露制裁を機にロシアからガス供給を絞られ、脱露産ガスにかじを切った。

 中東・カタールから年200万トンのLNGを15年輸入する長期契約を交わすなど調達先の掘り起こしに奔走する。なりふりかまわぬドイツの調達は世界的なエネルギー争奪戦に拍車をかけ、ガス価格高騰の一因とも指摘される。

まき備蓄…小国に深刻な電気代高騰
電気代を節約するため、まきを買いだめしたアゴン・ウクシニさん(2022年12月16日、北マケドニア北部クマノボで)=笹子美奈子撮影

 東欧の小国・北マケドニアでは、「脱電力」の動きが広がる。

 北部クマノボのアゴン・ウクシニさん(28)の自宅の庭には、昨年夏に買いだめした6立方メートルのまきが山と積まれていた。まき代は前年の2.5倍にはね上がったが、3歳の娘はこの冬4度も風邪を引き、暖房は欠かせない。

 まきを燃料にするのは、エアコンより費用負担が小さいためだ。電気代はこの1年で1.5倍に急騰した。ウクライナ危機でロシアから欧州に供給されるガスの量が絞られた影響が直撃している。

 出稼ぎ先のドイツは欧州一の経済力を背景に、電気・ガス代に上限を設けるなど総合的なエネルギー料金対策に2000億ユーロ(約28兆円)の財政出動を決めた。北マケドニアの財政は乏しく、エネルギー危機対応の支援は生活弱者が主な対象だ。「資本主義の世界だからしょうがない。我々のような小国は身を守るすべがない」。ウクシニさんはため息をついた。

 イタリアのエネルギー調査会社のダビデ・タバレリ氏は「東欧・バルカン諸国のエネルギー危機はEU(欧州連合)主要国よりかなり深刻だ。経済が脆弱で、地理的に近いロシアのガスに依存する国が多い」と指摘する。燃料が不足しても、大国のように代替輸入先を確保するのも難しい。小国や途上国にしわ寄せがいく構図だ。

痛い「誤算」…脱炭素でガス調達削減
 中東に大きく依存し、欧州に比べればロシアへの依存度が比較的少ない日本も、エネルギー戦略の見直しが急務となっている。

 経済産業省幹部は「調達するガス全体の半分をロシアから買うような会社がいつの間にかできていた」と語り、ロシア依存のリスクを軽視していたことを認める。広島ガスが約5割、東邦ガスは約2割のLNGをロシア産に依存するようになっていたのだ。

 エネルギー調達の難しさは、脱炭素も複雑に絡む。東京電力と中部電力が折半出資するJERAは、年間500万トン超のLNGをカタールから調達する契約を2021年末に打ち切った。脱炭素化で需要減が進むと判断したためだが、「誤算」を悔やむ声もある。

 資源小国の日本は、ロシアからの供給途絶リスクにさらされる一方、一気に脱露産ガスにかじを切れないジレンマを抱える。

2070OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:41:54
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224235?rct=world
ロシアの一方的な「クリスマス停戦」が終了 「防衛」名目で砲撃続行、ウクライナに責任転嫁の恐れ
2023年1月8日 19時56分
正教のクリスマスに当たる7日、礼拝に参加するプーチン氏(右)=モスクワで(AP)
正教のクリスマスに当たる7日、礼拝に参加するプーチン氏(右)=モスクワで(AP)

 ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が、正教のクリスマスに合わせて一方的に定めた36時間の停戦期間が8日午前零時(日本時間同日午前6時)に終わった。停戦は実現しないまま、ロシア側は「防衛」と称して砲撃を継続。「ウクライナ政府が停戦を破った」と糾弾しており、戦火拡大の責任を転嫁する恐れがある。(ヨーロッパ総局)
 ロシア軍は8日、「停戦期間」の満了を受け、南部ザポロジエ州や東部ハリコフ州などで大規模な砲撃を実施。東部ドネツク州クラマトルスクでウクライナ軍兵舎を破壊し「600人以上を殺害した」と主張した。ウクライナ軍が先月31日、同州マケエフカでロシア軍兵舎を破壊したことに対する報復の「成功」を示す狙いとみられるが、ウクライナ側の実際の被害状況は不明。
 タス通信によると政権の実力者、キリエンコ大統領府第1副長官は8日、「プーチン大統領より与えられた任務は達成される。勝利は必然的だ」と語った。
 ロシア国防省は「停戦期間」に、ドネツク州や南部ヘルソン州でウクライナ軍から攻撃を受けたため「撃退した」と主張し、ロシア軍は停戦を続けているとの見解を示していた。ただウクライナ政府によると、ドネツク州バフムトなどではロシア軍の砲撃で2人の死者も出ており「停戦と言って攻撃する姿勢はロシアの本質」(ポドリャク大統領府長官顧問)との批判が上がっている。
 プーチン氏は5日、ロシア正教会トップで盟友のキリル総主教の意向を受け、「クリスマス停戦」を発表。発効の見込みは当初からなく、西欧に倣って12月25日にクリスマスを祝うことを容認したウクライナ正教会への意趣返しとの見方も出ていた。
 一方、ウクライナ侵攻の拠点にもなっているベラルーシの国防省は6日、軍事同盟に基づきロシアから軍用車両が到着したと発表した。ルカシェンコ大統領も、ウクライナとポーランドに隣接する西部ブレスト州の演習場を視察した。ウクライナに対して軍事支援を続ける北大西洋条約機構(NATO)へのけん制とみられる。

2071OS5(旧チバQ):2023/01/11(水) 19:52:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023011001025&g=int
ウクライナ東部でロシア軍攻勢 激戦地近郊、大半支配か―英分析
2023年01月10日19時57分

ウクライナ東部ドネツク州ソレダルへの攻撃で立ち上る煙=5日、同州バフムトから撮影(ロイター時事)
ウクライナ東部ドネツク州ソレダルへの攻撃で立ち上る煙=5日、同州バフムトから撮影(ロイター時事)


 【ブリュッセル時事】英国防省は10日、ロシアによるウクライナ侵攻で激戦が続く同国東部ドネツク州のバフムト近郊ソレダルについて、ロシア軍と同国の民間軍事会社「ワグネル」が4日間にわたって侵攻し「大半を支配している公算が大きい」との分析を公表した。
 英国防省はツイッターで、ロシア側によるソレダル攻撃の目的を「バフムトを包囲し、ウクライナの通信網を寸断しようとしている可能性が高い」と強調。また、戦闘は使われなくなった岩塩坑のトンネルの入り口でも起きており、「双方とも、背後への侵入にトンネルが利用されることを懸念しているのだろう」と説明した。
 ウクライナのゼレンスキー大統領は9日の動画で、「ソレダルの近くでは、土地全体が占領者の死体と空爆の傷痕に覆われている」と述べ、同地での戦闘は「非常に困難な状況にある」との認識を示した。

2072OS5(旧チバQ):2023/01/11(水) 19:53:11

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023011001044&g=int
アルメニア、ロシア主導の軍事演習拒否 係争地巡る不満で
2023年01月10日20時19分
 アルメニアのパシニャン首相は10日、同国で今年予定されているロシア主導の集団安全保障条約機構(CSTO)の軍事演習を拒否する考えを示した。タス通信によると、記者会見で「現状で演習を行うことは不適切だとアルメニア国防省がCSTOに書面で通知した」と述べた。

 親ロシア国家のアルメニアは2020年、係争地ナゴルノカラバフを巡る隣国アゼルバイジャンとの紛争に敗北し、支配地域を喪失。最近もナゴルノカラバフと本土を結ぶ陸路「ラチン回廊」が封鎖されたと訴え、展開するロシア平和維持部隊が「機能していない」(パシニャン氏)と不満を募らせていた。

2073OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 13:45:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/69f6306b29e95e6b11d034d23b22f77b8a7a5565
ウクライナ侵攻、総司令官交代 東部激戦の中で「更迭説」も ロシア
1/12(木) 13:33配信
 ロシアのショイグ国防相は11日、ウクライナ侵攻を統括する総司令官のポストを格上げし、現職のスロビキン航空宇宙軍総司令官(上級大将)からゲラシモフ参謀総長(同)に移す人事を決めた。

 2月で開始から1年となる「特別軍事作戦」は今後、軍制服組トップが直接指揮する形となる。

 西側諸国の兵器支援を受けるウクライナ軍の強い抵抗で、戦況はこう着。昨年9月に一方的に「併合」を宣言したものの全域を制圧できていない東部ドネツク州では現在、拠点都市バフムトを巡る激戦が続いており、プーチン大統領は軍の態勢固めで局面転換を図る考えとみられる。

 もっとも、ロシア軍の作戦が順調なら総司令官の交代は不必要だったとも言える。昨年10月に任命されたスロビキン氏は今回、ゲラシモフ総司令官に次ぐナンバー2に降格されており、ウクライナのメディアは「プーチン氏がスロビキン氏を更迭した」という見出しで伝えた。

 ロシア国防省は声明で、指揮のレベルを上げるのは「解決すべき課題の規模の拡大や、軍内部の緊密な連携の必要性」などが理由と説明した。昨年秋からの劣勢で軍内部が混乱し、相対的に民間軍事会社「ワグネル」やチェチェン部隊の存在感が高まる中、ロシア軍の主導権を取り戻す狙いもあるもようだ。

 ワグネルは10日、単独でバフムト近郊の町ソレダルを「掌握した」(創設者のプリゴジン氏)と主張。しかし、国防省は11日、最精鋭の空挺(くうてい)部隊を投入したことを認めている。先の東方正教の「クリスマス停戦」は、部隊再編成の時間稼ぎに使われた可能性もある。

2074OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 19:44:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/65591324d0230229a1bc9bbf9c6f5edab26dc5af
ロシア軍、制服組トップが「特別軍事作戦」統括司令官に 異例の人事
1/12(木) 19:17配信


毎日新聞
ゲラシモフ参謀総長=モスクワで2022年12月21日、ロイター

 ロシア国防省は11日、ゲラシモフ参謀総長をウクライナへの攻撃を続ける「特別軍事作戦」の統括司令官に任命したことを発表した。軍を統括する制服組トップが、個別作戦の責任者を兼ねる異例の人事といえる。ウクライナでの軍事作戦の総司令官は頻繁に交代して、好転しない戦況が反映されている形だ。

 露国防省は特別軍事作戦を担当する副司令官3人も発表し、このうち一人にスロビキン前司令官を充てた。声明で「特別軍事作戦における指導部の増強は任務の拡大、部隊間で密接に連絡を取る必要性、部隊を管轄する際の質と効率の向上に関係している」と言明。総員体制を敷いて軍事作戦を継続する姿勢を鮮明にしている。

 スロビキン氏は10月に司令官に就いてから約3カ月で、形の上では降格となった。ロシアメディアでは今回の発表に先立ち、10月に解任されたラピン元司令官も近く特別軍事作戦で地上軍を統括する司令官に就くと報じられていた。ウクライナの前線で苦戦が続く中、ロシア軍はどのような指揮体制が機能するのかを模索し続けている模様だ。

 ウクライナ東部ドネツク州マケエフカでは今月1日未明、同地に駐留するロシア軍部隊の兵舎が砲撃されて、公式発表で83人が死亡。この際には大量の弾薬が保管されている施設の近くに駐留していたことが判明するなど、軍の不手際が問題視された。一部では制服組トップのゲラシモフ氏の責任を問う声も上がっていた。だが今回、プーチン政権は軍の指導部を維持することを優先したとみられる。

2075OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 18:32:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a64e5df2c78d851cb2792bc6ff4e59025c3bd670
東部戦線で重大局面 ロシア包囲、ウクライナは抵抗 「侵攻」総司令官交代
1/13(金) 7:07配信


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時事通信
ウクライナ東部ドネツク州バフムトから眺めた黒煙を上げる近郊の町ソレダル=5日(ロイター時事)

 ロシアが一方的に「併合」を宣言したウクライナ東部ドネツク州の拠点都市バフムトを巡り、両国軍の戦闘が重大局面を迎えている。

【地図で見る】ウクライナ戦況マップ

 半年近く攻防戦が展開されたが、ここ数日間で戦況が急変。ロシア国防省は11日、バフムト近郊の町ソレダルを南北から包囲したと主張した。ウクライナは「戦闘は続いている」(ゼレンスキー大統領)と抵抗の構えを崩さないが、陥落は時間の問題という見方もある。

 ロシア軍がソレダルを攻略すれば、バフムトの戦いが激化するのは必至。欧米の追加兵器支援を待つウクライナ軍が、多大な人的損害を被る恐れもありそうだ。

 プーチン政権は昨年7月、東部2州のうちルガンスク州全域を制圧。残るドネツク州に戦力を集中させたが、バフムト周辺の前線がこう着し、これより西方に進軍できなかった。先にはウクライナ軍が死守する事実上の州都クラマトルスクがある。バフムト攻防戦は東部戦線の行方を決定付けることから、両国軍とも重視していた。

 「プーチンのシェフ」の異名を取る実業家プリゴジン氏は10日、自身が創設した民間軍事会社「ワグネル」が「自力でソレダル全域を掌握した」と主張。一方、ロシア国防省は11日、精鋭の空挺(くうてい)部隊が主力になっていると指摘した。米シンクタンクの戦争研究所は9日、プリゴジン氏の意図について「戦果を繰り返しアピールし、国内でワグネルの評価を高めようとしている」と分析した。

 こうした中、ショイグ国防相は11日、ウクライナ侵攻を統括してきたスロビキン総司令官の交代を決定。制服組トップのゲラシモフ参謀総長が新たな総司令官として「特別軍事作戦」を指揮することになった。劣勢でワグネルなどの存在感が高まる中、ロシア軍が主導権を取り戻した上で「決戦」に備える意図があるとみられる。

2076OS5(旧チバQ):2023/01/16(月) 07:50:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e99ed9df1b73d4402b7ccb37022319434d83e4c9
「我々は見捨てられた」 ソレダルのウクライナ軍兵士、厳しい状況語る
1/13(金) 17:11配信
(CNN) ウクライナ東部の激戦地ソレダルで戦うウクライナ軍兵士の男性が12日、CNNの取材に応じ、現地の厳しい状況を伝えた上で「我々は見捨てられた」との心境を吐露した。


CNNは安全上の理由からこの兵士の身元を明かさない。

この兵士は「我々は撤退しようとしたが、ロシア人は既にそこにいる。今日撤退命令が出なければ、引き上げる猶予はなくなりそうだ」と述べ、「撤退する予定だと告げられていたが、我々は今見捨てられた」と語った。

この男性によると、食料は尽き、水は残りわずか。弾薬はまだあるが、負傷兵がいるという。

「最後に退避があったのは3日前だった」「最後まで持ちこたえろとの命令を受けた。戦闘音から判断すると、近くにいた我々の部隊は撤退したか、撤退を命令された」

「我々はできる限り長く持ちこたえる。だが、誰でも疲労し、いつかは限界が来る。これほど長い期間、高い士気を保って耐えるのは不可能だ」

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」はソレダル全域を掌握したと主張した。SNS「テレグラム」に投稿されCNNが位置を確認した動画には、ソレダル北端にいるワグネルの部隊が映っている。

一方、ウクライナの第46独立空中強襲旅団は12日、ソレダルで「反撃中」だと主張。「ここ数日後退していたが、わずかながら前進した」「鉄道の駅や鉱山は我々のものだ。支援を待っている。ソレダルはウクライナの町だ」と述べた。

2077OS5:2023/01/18(水) 20:43:39
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1L61Y6R1LUHBI01K.html
キーウ近郊でヘリ墜落、内務相や幼児ら15人死亡 現場近くに幼稚園
2023/01/18 18:38朝日新聞

キーウ近郊でヘリ墜落、内務相や幼児ら15人死亡 現場近くに幼稚園

ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で2023年1月18日、ヘリコプターが墜落した現場=ロイター

(朝日新聞)

 ウクライナの首都キーウ近郊で18日朝、非常事態庁のヘリコプターが墜落し、炎上した。警察当局によると、ヘリに搭乗していたモナスティルスキー内相や内務省第1次官ら同省幹部が死亡。墜落現場近くには幼稚園があり、園児3人も亡くなった。死者は巻き込まれた幼稚園関係者も含め、少なくとも15人にのぼるという。ウクライナ当局は、墜落は事故との見方を強めている。

 警察当局の発表によると、ヘリが墜落したのはキーウ市の東の境界に接するブロバリ市の住宅地。内相を含め計9人が搭乗しており、全員が死亡したという。墜落後、広範囲で火災が広がった。

 キーウ市周辺では、17日夜から霧が広がっていた。ヘリは墜落直前、きわめて低い高度で飛行しているのが目撃されていた。現場からのSNSでは、墜落直後に燃え上がる幼稚園の建物の映像も伝えられた。(キーウ=喜田尚)

2078とはずがたり:2023/01/22(日) 18:22:44
ロシア前大統領、軍需企業に警告 国の注文に応じなければ「刑事責任」…
https://www.sankei.com/article/20230111-JIWP67TISVK2XPSHKEV6M2DXFI/
2023/1/11 07:19

ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は10日、北西部サンクトペテルブルクの戦車修理工場を視察した。侵攻したウクライナでの軍事作戦を念頭に、軍に必要な兵器を早急に供給するよう求め、要求に応えられなかった場合は刑事罰が科されると警告した。タス通信が伝えた。

ロシア通信によると、プーチン大統領は昨年9月、国防に関する国との契約に違反した場合は最高で懲役10年を科す刑法改正に署名した。

メドベージェフ氏は、欧米がウクライナへの軍事支援を強化していると指摘。「われわれはもっと早く、粘り強く、より効果的に対応しなければならない」と強調した。

その上で、国が要求した期限までに注文に応じられない事態が繰り返されれば「刑事責任を問われることを警告しておく」と述べた。(共同)

2079とはずがたり:2023/01/22(日) 18:23:11
露前大統領、岸田首相に「切腹」要求
https://www.sankei.com/article/20230114-AN2EPNVEVRKGJL6GMWRZG33O7U/
2023/1/14 19:40

ロシア前大統領のメドベージェフ安全保障会議副議長は14日、ウクライナでのロシアの核使用は「人類に対する敵対行為」になると警告した岸田文雄首相とバイデン米大統領の共同声明について「とてつもない恥で、コメントすらできない妄想」と非難した。恥をそそぐには岸田氏が「閣議で切腹するしかない」と述べ、強く反発した。

通信アプリの投稿でメドベージェフ氏は、核兵器を使用した唯一の国は米国であり、その被害を受けたのが日本であることを岸田氏は「完全に無視し、米大統領に謝罪を求めることもしなかった」と指摘した。(共同)

2080OS5:2023/01/22(日) 21:23:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f563b3962757f98ebf20a9af771824f5391f304b
南部ザポロジエ州でも攻防激化 親露派「前線ほぼ全域で戦闘」
1/21(土) 9:48配信


産経新聞
ロシア国旗

ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ南部ザポロジエ州の親露派武装勢力幹部、ロゴフ氏は20日、「州内で戦闘の激しさが急激に高まっている」と交流サイト(SNS)上で指摘した。また、露軍が州内の4集落を制圧したとも主張。露軍が全域の制圧を狙う東部ドネツク州に加え、南部でも戦闘が激化しているとみられる。

【写真】ウクライナ軍の攻撃で破壊されたとするロシア軍陣地

ザポロジエ州は現在、露軍が面積の6割超を占領下に置く一方、州都ザポロジエはウクライナ軍が保持。ここ数カ月間、両国軍は前線での砲撃の応酬を続けているが、ともに目立った前進は達成していない。

国営ロシア通信によると、ロゴフ氏は20日、「州内の前線のほぼ全域で戦闘が起きている。こうしたことは過去になかった」と指摘。「昨秋まで高かったウクライナ軍の士気が低下している」とも述べ、ウクライナ軍の防衛線が「破綻し始めている」と主張した。

一方、ウクライナ大統領府長官顧問を辞職したアレストビッチ氏は20日、ユーチューブ番組で、ザポロジエ州での露軍の攻勢は限定的だと指摘。露軍の狙いはウクライナ軍を後退させて自身の陣地を守ることだとし、「ザポロジエ市が陥落する恐れはない」との見通しを示した。

露軍は最終的にザポロジエ州全域の制圧を目指しているとされる。ウクライナ軍は同州の要衝メリトポリを奪還し、露軍の支配下にあるドニエプル川東岸地域への進出路を確保する戦略だとみられている。

2081OS5:2023/01/22(日) 21:23:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8e38ca2178f6f081f827d9ae2669ee461025db5
ウクライナ支援会合 ドイツ、戦車見送り 「装備点検する」
1/21(土) 9:43配信

産経新聞
【パリ=三井美奈】ドイツ政府は20日、ウクライナへの軍事支援をめぐり駐ドイツ米空軍基地で行われた支援国会合で、焦点となっていた主力戦車レオパルト2の供与を見送った。米国も、主力戦車エイブラムスの供与には踏み切らなかった。

ピストリウス独国防相はレオパルト2供与の是非について、記者団に「いつ決めるかは今日は言えない」と述べた。提供可能な車両を調べるため、再点検を指示したと明かした。ドイツに対しては、ウクライナのほか、英国やポーランドがレオパルト2供与を決めるよう強く要求していたが、ピストリウス氏は、戦車供与は同盟国の合意に至っていないと強調した。

ポーランドのラウ外相は「ウクライナ人の血が流れる。ドイツのためらいの代償だ。いま行動することが必要だ」と、ツイッターでドイツを批判した。ポーランドは自国が保有するレオパルト2を供与する意欲を示していたが、戦車の外国移転には製造国であるドイツの承認が必要なため、当面は実現できなくなった。

会合を主催したオースティン米国防長官は記者会見で、参加国が相次いで支援強化を表明したと述べ、「ウクライナ支援への決意のあらわれ」と成果を強調した。ドイツは戦車供与について、米国と歩調を合わせたい姿勢を示していた。

ドイツ国内ではレオパルト2供与への不安が強く、先週の世論調査では、46%が供与に反対し、賛成(42%)を上回っている。

2082OS5:2023/01/24(火) 10:45:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/d272c8d27040985926c64d3870ce42bff03c9ac4
「露軍、東部で近く大規模攻勢も」 ウクライナ軍高官
1/24(火) 9:54配信
ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー少将は、最激戦地である東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)で「露軍が2月か3月に大規模な攻勢をかける」との観測を示した。同氏は根拠として、ドンバスで露軍に部隊を再編成している兆候があることに加え、露軍の総司令官に新たに任命されたゲラシモフ参謀総長がプーチン露大統領から3月までにドンバス全域の制圧を命じられているとする諜報結果を挙げた。

スキビツキー氏のインタビューでの発言をウクライナメディアが23日伝えた。同氏はまた、露軍が戦術を変更しているとも指摘。露軍は侵攻開始当初、600〜800人の大隊戦術群(BTG)単位で行動していたが、現在はより機能的な140〜160人単位で行動していると説明した。囚人らで構成される露民間軍事会社(PMC)「ワグネル」部隊が損害も顧みずに突入を繰り返していることも顕著だとした。

ワグネル部隊は東部ドネツク州の要衝バフムト方面に投入され、近郊のソレダルを制圧したと主張。ただ、損害も大きいとされ、米シンクタンク「戦争研究所」は22日、ワグネルはバフムトの制圧には失敗したとの分析を示した。

ワグネルを巡り、囚人らを支援する露人権団体は23日までに、囚人5万人が参加したが、現在、前線にいるのは1万人に過ぎず、残りは戦死や負傷、逃亡、投降したとの見方を示した。

一方、ウクライナの治安機関「ウクライナ保安庁」(SBU)は23日、昨秋にロシアがウクライナ東・南部4州で一方的に実施した露併合への賛否を問う「住民投票」で「選挙管理委員」を務めたとして、敵への協力罪に問われた南部ヘルソン州の住民に対し、ウクライナの裁判所が禁錮5年の実刑判決を言い渡したと発表した。ウクライナメディアによると、「住民投票」を巡ての初の判決。

2083OS5:2023/01/25(水) 18:18:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/73e723408bae009ff3fea11027ae38886a27b2fd
ブルガリア、4月に総選挙 2年間で5回目
1/25(水) 11:08配信

時事通信
投票するブルガリアの有権者=2022年10月、ソフィア(AFP時事)

 【ソフィアAFP時事】ブルガリアのラデフ大統領は24日、総選挙の投票日を4月2日に決めたと発表した。

 記者団を前に「2月3日に国会を解散する」と述べた。

 ブルガリアは昨年10月に総選挙を行ったばかり。過去2年間で5回目となる。連立政権の樹立失敗と崩壊を繰り返してきたが、4月の総選挙後も同じことになり、秋にまた総選挙だと言われている。

2084OS5:2023/01/26(木) 10:17:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/f685aa6fd536a730c3300e923a1e9bf8c515f5e0
侵攻下、覚悟の更迭 汚職脱却と信頼回復を優先 ウクライナ
1/26(木) 7:05配信
 ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシアによる侵攻下、大規模な政権人事に踏み切った。

 実態は、対策道半ばの汚職問題を背景とした更迭劇。弱さをさらけ出すことは「敵国を利する」と疑問視する声もある中、欧州連合(EU)加盟候補国として旧態依然の体質から脱却する覚悟を示した形だ。

 焦点の主力戦車など、西側諸国の支援を継続的に受けるためにも、信頼回復が最優先と見なした可能性がある。

 ロシア独立系メディア「メドゥーザ」によると、解任されたのは11人で、そのうち多くは不祥事で足をすくわれた。

 中でも注目は、兵士向け食材調達で「小売価格の2〜3倍」(現地メディア)という不自然な契約を結んだとされる国防省。巨額の「差額」の行方は不明だ。兵士が命懸けで戦う中、高官が私腹を肥やす印象を抱かれ、シャポワロフ国防次官が辞任に追い込まれた。

 国防省の信頼が低下すれば、士気に影響しかねない。ゼレンスキー氏は「聖域」なくメスを入れた格好で、汚職疑惑を暴いた調査報道にも謝意を示した。ただ「トカゲの尻尾切り」の懸念は残っている。

 また、動員令で男性が原則出国できない中、「戦争犯罪」捜査を担う最高検ナンバー2のシモネンコ氏は、スペインで休暇を過ごしたと報じられ、更迭された。

 政権中枢では、ティモシェンコ大統領府副長官の「高級車」趣味が批判された。昨年、米国から人道支援用に供与されたスポーツ用多目的車(SUV)で「マイカー通勤」。戦時下の首都キーウ(キエフ)でドイツのポルシェを運転していたと伝えられ、24日の解任につながった。

 「不祥事を問題視している場合かと反論する人には、今はポルシェを乗り回している場合かと問い直してほしい」。現地メディア「ウクラインスカ・プラウダ」記者はこう訴えていた。

2085とはずがたり:2023/01/26(木) 21:20:44
森サン一流の嗅覚がそっち側に何かを嗅ぎつけてるという一点に意味があるな〜。どんな情報が入ってきてるのかは興味ある。

森元首相、日本のウクライナ支援「こんなに力入れちゃっていいのか」
https://mainichi.jp/articles/20230125/k00/00m/030/267000c
毎日新聞 2023/1/25 19:52(最終更新 1/26 02:59) 273文字

 森喜朗元首相は25日夜、東京都内の会合で、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの日本政府の支援について、「こんなに力入れちゃっていいのか」と懸念を示した。政府はロシアの侵攻を「国際秩序の根幹を揺るがす暴挙」(岸田文雄首相)と位置付け、ウクライナ支援や対露制裁に取り組んでおり、森氏の発言は物議を醸す可能性がある。

 森氏は戦況について「ロシアが負けるということは、まず考えられない」と指摘。「(ロシアとの関係を)せっかくここまで積み立ててきているのに」とも述べた。森氏はプーチン露大統領と親交があり、日露関係の改善・強化に長年取り組んできた。【李舜】

2086OS5:2023/01/27(金) 08:52:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee3293aa3fbc77f5e2a4c9af15514e5df7b0ecb8
戦車供与、地上戦激化へ ロシア反発、背景に独ソ戦 ウクライナ侵攻
1/27(金) 7:12配信
 ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、米国とドイツが主力戦車を供与すると発表し、西側諸国の兵器支援は新たな段階に入った。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は歓迎する一方、ロシアのプーチン政権は「極めて危険な決定」(ネチャエフ駐ドイツ大使)と反発。多大な死傷者を出している地上戦は、さらに激しさを増しそうだ。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、兵器支援は「紛争への直接関与」と警告。一方で「特別軍事作戦」という位置付けは変えず、西側諸国との全面戦争を避けたい考えもにじませた。

 ドイツとロシアは第2次大戦の独ソ戦で、史上最悪の地上戦を繰り広げ、市民を含む双方の計約3000万人が死亡。ロシアは19世紀のナポレオン戦争(祖国戦争)に続く「大祖国戦争」と位置付けており、戦車供与を巡るドイツの慎重姿勢にも影響した。

 くしくもロシアは、ウクライナ侵攻の理由について「非武装化」「中立化」から「祖国防衛」にすり替えを図り、長期戦に布石を打った。プーチン大統領は18日、80年前のレニングラード包囲戦で「多くの欧州諸国が封鎖に参加し、罪を犯した」と独自の歴史観を披露。今回の侵攻も「(西側諸国が仕掛けた)戦争を終わらせるためだ」と主張した。

 一方、主力戦車として「最も成功したモデル」(英シンクタンク)とされるドイツの「レオパルト2」を前に、ロシアが最新の兵器で応じられるかは不透明だ。

 プーチン政権は戦意高揚の「プロパガンダ」(英国防省)を狙い、初の実戦として少数のT14主力戦車の展開を検討中とされている。ただ、英国防省は25日の戦況報告で、T14の「不十分な状態」を理由にロシアは投入に迷いがあるようだと分析した。

 東部ドネツク州では激しい攻防が続く中、ロシアの「頼みの綱」は民間軍事会社「ワグネル」だ。戦車戦ではなく、捨て身の突撃作戦で、重要拠点バフムト近郊の製塩業の町ソレダルを制圧した。独立系メディアによると、元受刑者の戦闘員約5万人のうち残る兵力は約1万人とされ、人的損害は甚大だ。

 米CNNテレビは24日、ロシアが20万人の追加動員を検討中だと報じた。ペスコフ氏は否定に追われたが、人数が伏せられた昨年9月の動員令が今も有効だという見解を表明している。

2087OS5:2023/01/28(土) 08:30:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4391722a35bc26ed1af814b8c30ce04739ac90b
ワグネルより正規軍、ロシアが精鋭「空挺軍」集中投入…総司令官交代で積極攻勢に
1/28(土) 7:23配信 ロシア軍が年明け以降、精鋭の空挺(くうてい)軍を、ウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトなど激戦地に投入している。制服組トップのワレリー・ゲラシモフ参謀総長の総司令官就任を機に、戦況を好転させるための集中投入のようだ。これまでの主戦力だった露民間軍事会社「ワグネル」の雇い兵に代わり、正規軍を再び重視し始めたとの指摘も出ている。

【動画】道路に置かれた地雷に気づかなかった?…ロシア軍の戦車が爆発

ワグネル依存 転換
(写真:読売新聞)

 バフムト防衛にあたるウクライナ軍部隊の報道官は25日、露軍がバフムト市内に侵入しようと試みており、1日に40回近い戦闘があったと指摘した。露軍はここへ来て、バフムト攻防戦での積極攻勢が目立つ。

 その背景にあるのが、空挺軍の投入とみられている。地元ニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」は今月下旬、「1月2日に空挺軍の兵士がバフムトに入ってから砲撃の質が一変した」と伝え、露軍の戦法が効率的になったと指摘した。

 露軍はドネツク州の全域制圧への足がかりをつかむため、バフムト攻略を約半年前から試みてきた。本来はパラシュート降下などによる緊急展開が専門である空挺軍を歩兵として、カギとなる戦闘に従事させているとみられる。空挺軍は陸海空軍から独立した存在で、侵略前は4万5000人規模とされてきた。陥落させたばかりの近郊ソレダルの攻略にも加わり、投入は効力を発揮している模様だ。

 米政策研究機関「戦争研究所」は25日、露軍指導部が、兵員補充のため依存してきたワグネルよりも正規軍を重視した用兵を進めていると指摘。今月11日に総司令官にゲラシモフ氏が就任したことが関係しているとの分析を明らかにした。

 露軍は、ドネツク州との州境に近くウクライナ軍が領土奪還を目指すルハンスク州クレミンナの戦線にも最近、空挺軍の兵士を派遣している。重要な戦場には空挺軍を投入する方針を鮮明にしているようだ。

 ゲラシモフ氏の就任と同時の、セルゲイ・スロビキン前総司令官ら3人の副司令官の任命は大規模攻撃に向けた布陣とみられている中、戦争研究所は露軍の大規模攻撃はドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)の制圧を最優先するとの見方を示している。
 ただ、空挺軍主体の用兵が今後も効果を上げるかどうかは不透明だ。英国防省は24日、空挺軍で経験豊富なミハイル・テプリンスキー司令官が最近、解任されたとする分析を明らかにした。空挺軍の展開を巡るゲラシモフ氏との意見対立が原因とみられている。

 露軍では、昨年秋に実施した予備役の部分的動員で招集した30万人超のうち、約15万人は最前線に未投入とされている。ただ、露軍は兵員と装備の不足で侵略当初のような大隊戦術グループ(BTG=推計900人規模)を中心とした大規模な攻撃は不可能になっている。空挺軍の集中投入も効果は限定的とみられる。

2088チバQ:2023/01/28(土) 21:45:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/450a045bfd36171e3a56dd48d6a18da1f4cee132
ドネツク州で激戦続く ロシア軍、損害度外視で攻勢か
1/28(土) 9:15配信
ウクライナ軍東部方面部隊のチェレバティ報道官は27日、最前線である東部ドネツク州の要衝バフムトや同州西部の小都市ウグレダルで、両市の制圧を狙うロシア軍と防衛するウクライナ軍の戦闘が続いていると発表した。ウクライナ国防省は、露軍が3月までに同州全域の制圧をプーチン大統領から命じられ、損害を度外視して攻勢を強めているとの観測を示している。

ウクライナのゼレンスキー大統領は同日のビデオ声明で、ウグレダルとバフムト周辺の戦況は「特に深刻だ」と指摘。「露軍を止められるのは力だけだ」と述べ、国際社会による軍事支援の重要性を強調した。

チェレバティ氏によると、ウグレダル周辺で露軍は過去24時間に322回の砲撃を実施。58回の近接戦闘が起き、ウクライナ軍が露軍兵約300人を死傷させ、戦車と歩兵戦闘車計7両を破壊したとした。バフムト方面でも露軍を撃退し続けているとした。

一方、同州の親露派武装勢力幹部は27日、露国営テレビで「ウグレダルの一角を露軍が占拠した」と主張した。タス通信が伝えた。

英国防省は27日の戦況分析で、露軍がウグレダル方面で実質的な前進を遂げた可能性は極めて低いと指摘。ロシア側は優勢を強調するために戦果を誇張している可能性があるとした。

ウグレダルは露本土とウクライナ南部クリミア半島を結ぶ回廊の北方に位置。露軍は同市を掌握することで、支配下に置く回廊の安全性を高める思惑だとみられている。

2089OS5:2023/01/30(月) 00:33:23
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1Y6WRHR1YUHBI01K.html
ロシアの「ワグネル」戦闘員、4千人以上が死亡か 米シンクタンク
2023/01/29 21:02朝日新聞

ロシアの「ワグネル」戦闘員、4千人以上が死亡か 米シンクタンク

ロシア・サンクトペテルブルクに開設した拠点の「ワグネルセンター」で2022年11月4日、記念撮影する訪問者たち=ロイター

(朝日新聞)

 米シンクタンク「戦争研究所」(ISW)は28日の戦況分析で、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が疲弊しているとの見方を示した。ワグネルは、今月までのウクライナ東部ドネツク州ソレダルの制圧戦で、中心を担ったとされる。

 ISWは、ワグネルの戦闘員が昨年11月下旬〜12月上旬にソレダルに近い同州バフムート近郊で亡くなった1千人を含む、計4千人以上が死亡、1万人以上が負傷したとする米政府関係者の話にふれ、ソレダルの制圧後は特段成果をあげていないことからワグネルが「疲弊」しているとみる。攻防が続いているバフムート付近には、ロシア軍が投入されているとも分析した。

2090OS5:2023/02/01(水) 09:51:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed606d01190de094606ea01c0c145765757f6f4f
脱出したワグネル元指揮官、前線での過酷な扱いを振り返る CNN単独インタビュー
1/31(火) 20:09配信
(CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルの傭兵(ようへい)だったアンドレイ・メドベージェフ氏(26)が30日、CNNの単独インタビューに応じ、ウクライナで傭兵への過酷な扱いを目の当たりにしたことで最終的に脱出を決意したと明らかにした。

ノルウェーの首都オスロからインタビューに応じたメドベージェフ氏は、ワグネルの戦闘員はほぼ何も指示を与えられず戦闘に投入されることが多く、消極的な新兵に対する扱いは容赦ないものだったと振り返った。

メドベージェフ氏はロシアから北極圏の国境を越えてノルウェー入りし、現在はノルウェーで亡命を求めている。

メドベージェフ氏は「ワグネルは戦いたくない者を1カ所に集め、新人の目の前で射殺した」と証言。「戦闘を拒んだ囚人2人を連れてきて皆の前で射殺し、研修生が掘った塹壕(ざんごう)に埋めたこともある」と明らかにした。

CNNはメドベージェフ氏の証言について独自に確認できていない。ワグネルにコメントを求めたものの、返答はない。

以前にロシア軍で軍務に服した経験があるというメドベージェフ氏は、自ら志願してワグネルに加入。昨年7月の契約から10日足らずでウクライナに入り、ドネツク州の前線の街バフムートで従軍した。

ワグネルでは創設者ドミトリー・ウトキン氏とオリガルヒ(新興財閥)エフゲニー・プリゴジン氏の2人に直接報告する立場にあったという。

メドベージェフ氏はプリゴジン氏のことを「悪魔」と形容。「もし彼がロシアの英雄なら、自ら銃を取って兵士と共に走っていただろう」と指摘した。

プリゴジン氏は先日、メドベージェフ氏がワグネルの一員として従軍したことを確認し、「囚人を不適切に扱おうとした罪で訴追されるべきだった」と述べていた。

メドベージェフ氏はCNNに対し、ウクライナでの戦闘中、自分が何をしていたかには触れたくないと語った。

ワグネルには戦術が乏しく、兵士たちはその場その場で計画を立てている状況だった。「本当の意味での戦術は皆無で、敵の位置について指示を受けただけだった。どう行動すべきか明確な命令はなかった」

思い切って脱出し国境を越えた時のことについては、「少なくとも10回」にわたり拘束の手を逃れ、ロシア軍の銃弾をかわしながら逃げたと説明。白の迷彩で周囲の風景に溶け込み、凍った湖の上を通ってノルウェー入りしたと振り返った。

兵士らが「大砲の餌」にされる様子を目の当たりにし、派遣後6日目にはもう二度と出征したくないという気持ちになっていたと、メドベージェフ氏は振り返る。

当初の部下は10人だったが、囚人の動員が始まると、その数は増えていった。「死者が増え、さらに多くの人員が投入された。最終的には多数の要員を指揮することになった。人数を数えるのは不可能だった。絶えず入れ替わりがあった。死者が出ると新たな囚人が投入され、死者が増えるにつれ、さらに多くの囚人が投入された」(メドベージェフ氏)

自身の体験を証言する気になった理由については、プリゴジン氏とロシアのプーチン大統領を裁きにかける助けになりたいからだと言い添えた。

やはりワグネルから脱出し、カメラの前で撲殺されたエフゲニー・ヌージン氏と同じ運命になるのが怖くないのかとの質問には、ヌージン氏の死で脱出への思いが強まったと説明。

「私に言えるのは、あの件で脱出への思いが一段と強まったということだけだ」と語った。

2091OS5:2023/02/01(水) 09:52:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8e255615822d0a533ba874a43e889277e742e54
ロシア・ウクライナ、節目巡り心理戦 大規模攻勢「2月24日説」
2/1(水) 7:09配信

時事通信
戦死したウクライナ兵を悼む人々=1月30日、東部ドネツク州スラビャンスク(AFP時事)

 【キーウ時事】ロシアのウクライナ侵攻は2月に差し掛かり、24日の丸1年の節目が間近に迫る。


 プーチン政権が一方的に「併合」した東・南部の戦闘と並行し、双方のどちらが戦争の長期化に耐え得るかを巡る心理戦が展開されている。ロシア軍による都市部への空爆や砲撃が続き、民間人の死傷にも歯止めがかからない状況だ。

 「プーチン政権は新たな大規模攻勢を準備し、2〜3月にも踏み切る可能性がある」。米ブルームバーグ通信は1月27日、クレムリン(大統領府)関係者の話を伝えた。昨年秋から劣勢と撤退が続く中、戦局の主導権をウクライナから取り戻すのが狙いという。

 侵攻1年の節目に攻勢があるとウクライナ側で警戒されてきたが、今回の報道は「クレムリンが認めた」という点で異例だ。ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記も2月24日説について「彼らが言う通りで、秘密でも何でもない」と指摘した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、敵軍撤退を柱とする10項目の和平案を国際社会に提示。実現に向け、国連本部での「平和サミット」開催を目指すが、ロシア包囲網の強化が目的なのは明らかだ。ロシア側が攻勢の準備をほのめかす背景には、ウクライナの計画を頓挫させる思惑もありそうだ。

 「ロシアは長期化させ、われわれの戦力を消耗させようとしている」。ゼレンスキー氏は1月29日の動画でこう述べ、西側諸国の兵器支援を急ぐよう訴えた。本命視するドイツ製の主力戦車「レオパルト2」は保有国から順次引き渡される予定だが、運用が難しい米国の主力戦車「エイブラムス」は今年中に間に合わない可能性もあると伝えられている。

2092OS5:2023/02/01(水) 09:52:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1de09ec900faec80c96be3721310ffc079367e3
ロシアの狙いは「消耗戦」 支援加速を要請 ウクライナ大統領
1/30(月) 7:11配信


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時事通信
ウクライナのゼレンスキー大統領=29日、キーウ(キエフ)(ウクライナ大統領府提供・AFP時事)

 ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、「ロシアは(東部ドネツク州などで)戦争を長期化させ、われわれの戦力を消耗させようとしている」と警鐘を鳴らした。

 米独両政府が25日に主力戦車供与を決定したことを踏まえ、西側諸国は兵器支援を加速させる必要があると主張した。動画メッセージで語った。

 英国防省の発表によると、主力戦車「チャレンジャー2」の供与を決めている英国に29日、ウクライナ戦車部隊の要員が必要な訓練を受けるため到着した。ロシア軍が近く仕掛ける恐れがあるとされる大規模な攻勢への備えを急ぐ。

2093とはずがたり:2023/02/02(木) 14:20:15
ウクライナ東部で激戦続く 露側「集落制圧」と主張
産経ニュース / 2023年1月20日 19時47分
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein__world_europe_4XS4DJGASVKF7BGDJBSP23WWPE/?tpgnr=world

ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ軍参謀本部は20日、東部ドネツク州の要衝バフムトや近郊の都市ソレダルで露軍を撃退したと発表した。一方、タス通信によると、露軍側で参戦している露民間軍事会社(PMC)「ワグネル」トップのプリゴジン氏は19日、ソレダルに続いてバフムト近郊の集落クレシチェエフカを同社部隊が制圧したと主張した。ウクライナ側はソレダルやクレシチェエフカの陥落を認めておらず、情報が錯綜(さくそう)しているが、激戦が続いているもようだ。

一方、ロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領は19日、首都ミンスクでラブロフ露外相と会談した。ベラルーシ国営ベルタ通信によると、ルカシェンコ氏は、米欧がウクライナを利用し、ロシアだけでなくベラルーシにも圧力をかけようとしていると主張した一方で、「私にとってうれしい驚きは、ウクライナが(米欧の意図に)抵抗していることだ。ウクライナはベラルーシを挑発していない」と述べた。



ルカシェンコ氏は従来、ベラルーシの対ウクライナ参戦を否定する一方、「挑発」を受けた場合は対処すると表明。ウクライナや米欧は、ロシアが政治的圧力やウクライナからの攻撃をでっち上げる「偽旗作戦」を用い、ベラルーシを参戦させる恐れがあると警戒してきた。ルカシェンコ氏の発言は、ロシアからの参戦圧力をかわす意図に基づくものである可能性がある。

一方、複数の露メディアは19日、首都モスクワにある露国防省や商業施設などの屋上に防空システム「パンツィーリ(鎧)」が設置されたとする複数の写真や動画が交流サイト(SNS)上に投稿されたと報じた。ウクライナ側による攻撃に備えたものである可能性があるが、真偽は現時点で不明。

2094とはずがたり:2023/02/02(木) 14:20:48
「ロシアに安全地帯なくなる」 ウクライナ、報復攻撃強化を示唆
https://www.sankei.com/article/20221208-SPE6WTQFMZI3NBBUANWBFRTMRU/
2022/12/8 12:00

ウクライナ政府顧問は、ロシア内陸の空軍基地への無人機(ドローン)攻撃に絡み「ロシアに安全地帯はなくなるだろう」と警告し、ロシアからインフラ施設への攻撃を繰り返し受ける中、遠隔攻撃での報復を強化する可能性を示唆した。7日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)が伝えた。

政府顧問は「攻撃は繰り返し行える。距離に制限はなく、近くシベリアを含むあらゆるロシア内部の標的を攻撃できるようになる」と強調した。

ウクライナ側はロシアの空軍基地への攻撃を正式には表明していないが、ポドリャク大統領府長官顧問が関与をにおわせていた。

ウクライナから遠く離れたロシア本土が攻撃されたことについて、西側の防衛関係者は「ロシア軍は自信を喪失し、どう安全を確保するかを考えざるを得ないだろう」と指摘した。


ロシアはミサイルやドローンを使って、ウクライナの電力インフラなどへの攻撃を続けている。(共同)

2095とはずがたり:2023/02/02(木) 14:21:38
ウクライナで広がるロシア語離れ 「敵国、占領者の言葉」は嫌だ
https://www.sankei.com/article/20230201-SDRTRRMRV5LYROKZ5MC3MHQMOQ/?ownedutm_source=owned%20site&ownedutm_medium=referral&ownedutm_campaign=ranking&ownedutm_content=%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%A7%E5%BA%83%E3%81%8C%E3%82%8B%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%AA%9E%E9%9B%A2%E3%82%8C%E3%80%80%E3%80%8C%E6%95%B5%E5%9B%BD%E3%80%81%E5%8D%A0%E9%A0%98%E8%80%85%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%91%89%E3%80%8D%E3%81%AF%E5%AB%8C%E3%81%A0
2023/2/1 17:00
佐藤 貴生

ロシア語が得意なウクライナ人の間で、ウクライナ語の学習熱が高まっている。帝政時代からロシアの支配下に置かれたウクライナでは2カ国語が共存し、日常的にロシア語を話す人も少なくない。しかし、侵略を受けて「敵国の言葉は話したくない」と考える人が増えている。宗教や歴史認識など多方面で進む「脱露」の動きの一環だ。

講師「どんな時にロシア語が出てきてしまうのですか」

生徒「たとえば子供を叱るときです」

2096とはずがたり:2023/02/02(木) 14:22:08

ロシア大統領府、軍とワグネルの対立否定
https://www.afpbb.com/articles/-/3447303?cx_part=related_yahoo
2023年1月17日 9:32 発信地:モスクワ/ロシア [ ウクライナ ロシア・CIS ]

【1月17日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は16日、同国軍と民間軍事会社ワグネル(Wagner)が、ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州ソレダル(Soledar)制圧をめぐる功名争いで対立しているとの臆測を否定した。

 ペスコフ氏は記者団に対し、そうした見方はメディアや軍事ブロガーによるでっち上げだと一蹴。ロシア軍もワグネルも「祖国のために戦っている」と述べた。


 ロシア軍とワグネルの反目がことさらに取り沙汰されるようになったのは、同社の創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏が11日、同社の部隊がソレダル全域を制圧したと主張して以降。

 国防省は直ちに同氏の主張を否定し、13日にソレダル「解放」を発表。これに対しプリゴジン氏は、国防省がワグネルから勝利を奪おうとしていると反発していた。(c)AFP

2097OS5:2023/02/06(月) 21:52:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/445c17f0d7de4b30df9b1697084edcf39cdb5c1e
ウクライナ国防相、近く交代へ 汚職対策アピールか
2/6(月) 18:16配信
産経新聞
ウクライナのゼレンスキー大統領の政権与党「国民のしもべ」幹部のアルハミア氏は5日、米欧諸国との兵器供与交渉に携わってきたレズニコフ国防相を近く交代させると交流サイト(SNS)で発表した。アルハミア氏は「(ロシアとの)戦争が人事を決定する。時間と情勢は(人事の)強化と再編成を必要としている」と説明した。

ウクライナ国防省を巡っては最近、軍需品の納品などに関する汚職疑惑が相次いで浮上し、国防次官らが辞任する事態に発展していた。ゼレンスキー政権は、軍事支援の継続と将来的な欧州連合(EU)加盟に向け、米欧側から求められている汚職対策の進展を示したい考えだとみられる。

アルハミア氏によると、レズニコフ氏は戦略産業相として閣内にとどまり、後任の国防相に国防省のブダノフ情報総局長を就ける案が検討されている。

レズニコフ氏は5日、「人事は大統領の専権事項だが、何の提案も受け取っていない」と述べ、自身の人事情報が独り歩きしていることに不快感を表明。戦略産業相としての必要知識がないとし、指名されても拒否する考えを示した。同国メディアが伝えた。

2098OS5:2023/02/06(月) 21:54:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf2fe742a5aa81da526fef7fe50f9c3b9e5c1170
ウクライナ国防相辞任へ 汚職で引責、士気に影響も
2/6(月) 7:17配信


時事通信
5日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)で記者会見するレズニコフ国防相(AFP時事)

 ウクライナ国防省の汚職疑惑に絡み、レズニコフ国防相が引責辞任し、後任に同省情報総局のブダノフ長官が就く見通しとなった。


 現地メディアが5日、与党議員らの情報として伝えた。報道に先立ち、レズニコフ氏本人は同日の記者会見で「永遠に居座る者はいない。人事を決めるのはゼレンスキー大統領だ」と辞任を示唆していた。

 ロシアの侵攻を受ける中、ウクライナ国防省は最近、兵士向け食材調達で小売価格の2〜3倍という不自然な契約を結んだ疑惑が報じられ、国防次官が更迭されていた。省内の混乱が現場の部隊に波及すれば、士気や戦況に微妙な影響を及ぼす可能性もある。

 一方、レズニコフ氏は記者会見で、米政府が供与する長距離ロケット弾について「ロシア(本土)への攻撃に使わないとパートナー国に説明している。標的は占領地域のロシア軍のみだ」と述べた。ロシアが実効支配する南部クリミア半島への攻撃は排除していないもようだ。

 ロシアは核兵器による威嚇を継続。クリミア半島に長距離ロケット弾が撃ち込まれれば「ウクライナ全域が炎上する」(メドベージェフ前大統領)と報復を警告するなど反発している。

2099OS5:2023/02/07(火) 08:01:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/3944b76b0278aa232ab68d791801b3c4b714a92a
ウクライナ国防相辞任へ 汚職疑惑で引責 撲滅難しく
2/6(月) 19:28配信
毎日新聞
ウクライナ国旗=ゲッティ

 ロシアの侵攻を受けるウクライナのレズニコフ国防相が近く辞任し、後任に軍情報部門トップのブダノフ氏が就く見通しとなった。ウクライナでは1月下旬に軍の食料調達に関する汚職疑惑が発覚し、国防省のシャポワロフ次官らが解任された。レズニコフ氏の辞任はこの問題での引責とみられる。戦況への直接的な影響はない模様だが、ウクライナで汚職撲滅が進まない状況を浮き彫りにしている。

 国防相交代の観測については、政権与党「人民のしもべ」の幹部、アラハミア最高会議議員が5日、通信アプリ「テレグラム」への投稿で明かした。

 弁護士出身のレズニコフ氏は2021年11月に国防相に就任。ロシアの侵攻開始後は、兵器支援を受ける米国や欧州諸国との交渉の最前線に立ってきた。ただし、国防相を辞任してもゼレンスキー大統領の信頼を失うことはないとみられる。アラハミア氏は投稿で、レズニコフ氏が戦略産業相に転じると記した。内相や治安局トップも交代する見通しだという。

 1991年にソ連から独立して以来、ウクライナ国内では汚職の広がりが深刻な社会問題となってきた。23年1月下旬には人道支援用の自動車を流用したとして批判されていたティモシェンコ大統領府副長官が辞任に追い込まれ、汚職容疑で逮捕されていたロジンスキー副地域領土インフラ開発相も解任された。【モスクワ大前仁】

2100OS5:2023/02/11(土) 22:26:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d0a82d5017c005e601a16077fc9e519c2dda8cc
モルドバ政府が総辞職 親欧米派大統領、国民不満解消図る
2/11(土) 9:56配信


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産経新聞
ロイター通信などによると、東欧の旧ソ連構成国モルドバのガブリリツァ首相は10日、辞意を表明した。親欧米派のサンドゥ大統領も辞任を承認し、内閣の総辞職が決まった。サンドゥ氏は後任の首相にレチャン元内相を指名した。同国ではロシアによるウクライナ侵略を背景としたインフレの加速などに国民の不満が高まっており、サンドゥ氏は政府を刷新して求心力の回復を図りたい構えだ。

ガブリリツァ氏は同日の記者会見で、政府の功績としてモルドバが昨年6月に欧州連合(EU)から「加盟候補国」に認められたことを挙げた。その上で「モルドバを欧州の国とするために国民は団結すべきだ」と呼び掛けた。レチャン氏は「欧州との統合プロセスを推進する」と表明した。

サンドゥ氏は2020年の大統領選で、親露派のドドン前大統領に勝利。盟友であるガブリリツァ氏は21年8月に首相に就任した。

モルドバは国内にロシア系住民が実効支配する親露分離派地域「沿ドニエストル」を抱えるほか、議会内にも親露派勢力が存在。モルドバのEU入りを阻もうとするロシアと連携し、サンドゥ政権に圧力を掛けているとされる。

2101OS5:2023/02/11(土) 22:29:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f95f3254aef254e883fd9741ee274e18587651dd
プーチン大統領、21日に年次報告 侵攻開始から1年控え
2/11(土) 17:34配信


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毎日新聞
ロシアのプーチン大統領

 ロシアメディアによると、ペスコフ露大統領報道官は10日、プーチン大統領が21日に議会上下両院で年次報告に臨むことを明らかにした。経済紙RBK(電子版)はプーチン氏が翌22日にモスクワ市内の競技場で支持者集会を開く見通しだとも報道。ウクライナへの侵攻開始から1年となる24日を控え、プーチン政権は国民の幅広い層に向け、軍事作戦継続への支持を訴える模様だ。

【写真特集】記者が見た戦禍の日常

 ロシア大統領は毎年、年次報告するように義務づけられているが、プーチン氏は2022年に報告に臨まなかった。ウクライナ侵攻で苦戦が続くことから避けたとみられるが、侵攻開始から1年の節目を迎え、国民に現状を報告し、士気を高揚させる狙いとみられる。

 プーチン政権はしばしばモスクワの競技場で集会を開き、重要な問題に関して、国民に支持を訴えてきた。ウクライナ侵攻を始めた直後の22年3月には、この競技場でウクライナ南部のクリミアを一方的に併合してから8年を祝う集会を開いていた。

 ロシアでは2月23日が「国防の日」という休日であるほか、今年は24日が振り替え休日となっている。政権は直前の21、22両日に政治日程を設定して、侵攻開始から1年に臨む構えのようだ。【モスクワ大前仁】

2102OS5:2023/02/12(日) 21:33:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad356d5f25dc052c20b49de73ba2f43012182d47
モルドバ首相辞任 破壊工作警告の中、内閣崩壊
2/11(土) 23:44配信

時事通信
辞意を表明したモルドバのガブリリツァ首相=1月27日、キシナウ(EPA時事)

 【キシナウAFP時事】モルドバのガブリリツァ首相は10日、辞意を表明した。

 サンドゥ大統領は辞表を受理し、レチャン元内相を後任に指名した。国会で近く承認手続きが行われる。情報機関がロシアによる破壊工作を警告する中での内閣崩壊となった。

 ガブリリツァ氏は「支持と信頼」の欠如を辞任の理由に挙げたが、詳細には口をつぐんだ。サンドゥ氏は「多くの困難がある中で自己を犠牲にして内閣を率いてくれた」とねぎらった。

2103OS5:2023/02/14(火) 11:33:26
https://www.iza.ne.jp/article/20230120-CYLIJ7DGTFO6HMORYJJVJDFRGE/?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
プーチン氏「引退説」現実味、追放恐れ後継者指名か 「とどまればクーデターのリスク、八方塞がり」 〝ポスト・プーチン〟「結局プリゴジン氏では」専門家
2023/1/20 11:25
ウクライナ侵攻で国内外の批判が高まるロシアのウラジーミル・プーチン大統領(70)をめぐり、「引退」情報が西側メディアで飛び交っている。権力の座から追放されることを恐れて2024年3月の大統領選に出馬せず、後継者を指名する計画があるというのだ。プーチン氏が出馬するとの報道もあるが、どちらを選ぶのか。

ペスコフ大統領報道官は19日、プーチン氏がロシア正教の「主の洗礼祭」に当たる同日未明、モスクワ郊外で水浴をしたと明らかにした。例年、映像や写真を公開しているが、今年は公開の予定はないという。


露有力紙コメルサント(電子版)は13日、プーチン氏が大統領選に向けて立候補準備を進めていると報じた。しかし、クレムリン(大統領府)の元スピーチライターで、イスラエルに亡命しているアッバス・ガリャモフ氏の見方は全く異なる。

ガリャモフ氏の証言を報じた英紙デイリー・ミラー(電子版)などによると、プーチン氏は、軍事的敗北や人気急落で追放されるリスクを冒すよりも、後継者を選び、自身は黒海沿岸のリゾート地にある「宮殿」で終身上院議員として過ごす計画を立てているという。



政権中枢では民間軍事会社「ワグネル」を率いるエフゲニー・プリゴジン氏の台頭が警戒されているとした。

こうした情報について「信憑(しんぴょう)性のある話だ」と話すのは、筑波大学の中村逸郎名誉教授。プーチン政権の現状について「経済畑からも軍事畑からも、『もはやプーチン氏を支えられない』という空気が流れている。プーチン氏は20年以上も権力を掌握してきた分、悪事や内実を暴露されるリスクがあり、政権を降りることを恐れている。だが、とどまればクーデターのリスクもあり、八方塞がりだ」との見方を示す。

「ポスト・プーチン」としてこれまで有力視されてきたのは、プリゴジン氏ら強硬派勢力のほか、ドミトリー・メドベージェフ前大統領や、セルゲイ・キリエンコ大統領府第1副長官らだ。


だが、前出のガリャモフ氏は、プーチン氏は後継者として、モスクワ市のセルゲイ・ソビャニン市長や、ミハイル・ミシュスチン首相ら「忠実な部下」を指名する可能性が高いと指摘する。

プーチン氏は00年から08年まで大統領を2期務めた後、いったん首相に就き、12年に再び大統領に就いた。現在は、憲法改正で6年となった任期の2期目だが、24年の大統領選に出馬して勝てば、さらに2期12年務めることも可能だ。

「ポスト・プーチン」について中村氏は次のように予測した。



「プーチン氏が身の安全を確保するため、先手を打ってプリゴジン氏を後継者に指名する可能性もある。キリエンコ氏は行政手腕もあり、最もプーチン氏に近いが、プリゴジン氏に対抗できるほどの力があるかは不透明だ。いずれにしてもプーチン氏自身は『弱体化するロシア』の象徴的存在になりつつあることは間違いない」

2104OS5:2023/02/14(火) 21:49:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/9034e31b2001c83b23d2d35d9eb63b85a9c9b636
モルドバ大統領「ロシアがクーデター計画」…ウクライナとの類似性指摘も
2/14(火) 11:08配信


読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 ウクライナの隣国モルドバのマイア・サンドゥ大統領は13日、ロシアがモルドバでクーデターを計画していると指摘した。


 サンドゥ氏は記者会見で、軍事訓練を受けたロシア、ベラルーシ、セルビアなどの外国人が非武装の市民を装って政府機関の建物を攻撃して人質を取り、ロシアが支配する非合法政府に体制を転換する計画をロシアが企てていると述べた。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9日の欧州連合(EU)首脳会議で、ロシアの情報機関によるモルドバ破壊計画を傍受したと語っていた。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は13日、「深く懸念している。ロシアならやりかねない」と述べた。

 旧ソ連のモルドバは2020年12月にサンドゥ氏が大統領に就任後、親欧米路線を加速している。昨年5月には、親露派のイーゴリ・ドドン前大統領が国家反逆容疑で自宅軟禁を受けるなど、両派の対立が続いており、ウクライナとの類似性を指摘する見方もある。

2105とはずがたり:2023/02/15(水) 21:00:38
2022年9月14日3:39 午後5ヶ月前更新
キルギス・タジク国境で衝突、2人死亡 ロシア調停の用意表明
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/kyrgyzstan-tajikistan-border-idJPKBN2QF0EY

[ビシュケク 14日 ロイター] - 中央アジアの旧ソ連構成国、キルギスとタジキスタンの国境警備隊が14日衝突し、双方の当局者によると少なくとも2人が死亡した。

両国はロシアの同盟国で国内にロシア軍の基地を持つ。ただ国境問題を巡って頻繁に衝突しており、昨年は全面戦争寸前まで緊張が高まった。

タジキスタンは、キルギスの国境警備隊が先に前哨基地に発砲・砲撃したと主張。治安当局によると、国境のタジキスタン側で国境警備隊員少なくとも2人が死亡し、民間人5人を含む11人が負傷した。

キルギスの当局者によると、少なくとも兵士2人と民間人2人が負傷。ウズベキスタン、およびタジキスタンと国境を接する南部のバトケン州の2カ所で交戦があったと明らかにした。

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2106OS5:2023/02/24(金) 13:03:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/89e0721b78900b5795c1e41fd3e379f7f82a3159
キーウ訪問に壁 「必ず行くんだ」焦る岸田首相
2/23(木) 14:18配信
 バイデン米大統領がウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問し、先進7カ国(G7)首脳でキーウ入りしていないのは岸田文雄首相だけとなった。日本政府は昨春から水面下で現地入りを模索してきたものの、警備や情報の秘匿などハードルは高く、実現に至っていない。G7議長国としての責務もあり、5月のG7広島サミット前に訪問できるか、官邸内には焦りの色がにじむ。

「つまらないプリンス」が首相就任会見で見せた「らしくない」顔

 「日本だとこうはいかないんだよな…」。20日夜、バイデン大統領の電撃訪問の一報を耳にした政府高官は、思わずうなった。

 昨年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻以降、G7首脳は次々とキーウ入りし、国際社会の連帯を誇示してきた。昨年4月に当時のジョンソン英首相が、同6月には仏独伊3カ国の首脳が相次いで現地入りするのを横目に、首相は度々、「日本の本気度が問われている。必ず行くんだ」と周囲に漏らしていた。

 ただ、情報管理が高いハードルとして立ちはだかった。首相や閣僚が国会開会中に海外出張する際、衆参両院の議院運営委員会に事前報告し、了承を得るのが慣例。衆院事務局によると、1958年の第30回国会から続く古いしきたりだが、この慣例が破られた例はほとんどないという。

 裏を返せば、国会閉会中は事前報告の必要がない。実際に首相は臨時国会を終えた昨年末の訪問を模索したが、極秘裏に進めた計画を一部報道機関がつかんだことで立ち消えになった。

 今回のバイデン大統領による訪問も、徹底した情報統制によって実現した。「メディアの協力が完全に得られない限り、キーウ訪問は成り立たない」と官邸幹部は神経をとがらせる。

 安全確保も難題だ。自衛隊法には、要人警護のために自衛隊を海外派遣する規定がない。友好国の協力を取り付ける案も検討したが、見通しは立っていない。

 ウクライナ情勢はG7広島サミットの最重要議題だけに、首相は今なお、サミット前のキーウ訪問に前のめりだ。首相側近も「実現すれば議長国としての責務を果たすだけでなく、『外交の岸田』も存分にアピールできる」と意気込む。

 首相腹心の木原誠二官房副長官は21日夜、報道番組でこう力を込めた。「率直に申し上げて、ハードルは高い。行くからには失敗は許されず、万全にやらなければならない」

 (岩谷瞬)

西日本新聞

2107OS5:2023/02/24(金) 23:02:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f0a1786ccd35547b2958bf7784e26927ed5a810長引く避難、自立できない 日本滞在 言葉と就職の壁
2/24(金) 21:58配信


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産経新聞
避難民らが集まったフォーラムで、就労環境について解説した避難民のウリバチョバ・イリーナさん(右)=18日、東京都新宿区(外崎晃彦撮影)

ロシアによる侵略から24日で1年がたち、ウクライナ避難民の日本滞在が長期化する中、いまなお「言葉」と「就職」の壁が立ちはだかり、生活の安定や今後の展望を見えづらくしている。仕事面では、祖国での資格や経験を生かせないミスマッチも顕在化。母親世代は子育てとの両立にも難渋しており、支援する自治体側には新たな対応が求められている。

【グラフで見る】避難民にとって言葉と就職の問題は…

ウクライナ北東部の街から昨年4月、千葉県に逃れてきたウリバチョバ・イリーナさん(40)はすぐに、異国で仕事を探すことが「そんなに簡単ではない」と痛感した。

避難民は「特定活動」の在留資格で就労が認められているが、日本で取得した資格が求められる職種も少なくない。祖国で弁護士資格を持ち、大学で法律を教えていたイリーナさんも、弁護士活動はできない。

得意の英語を生かせる職場を見つけようともしたが、「やはり日本語が使えないことには難しかった」。現在働く東京都内の国際法律事務所で、同胞の避難民の困りごとをサポートする業務に就くまでに、3カ月かかったという。

イリーナさんは「働かせてもらい本当にありがたい」と感謝し、今後を見据え、日本語を猛勉強している。ただ、在留資格の特例は戦況に左右される上、1年ごとに更新許可が必要になるなど課題は多く、「長期間の生活設計を立てることは難しい」と憂える。

出入国在留管理庁によると、日本に滞在するウクライナ避難民は2185人(今月15日時点)。昨年11月23日時点で1849人が特定活動の資格を持っているが、厚生労働省によると、就職したのは264人(14・3%)にとどまる。

日本財団が昨年11〜12月、18歳以上の避難民750人に行ったアンケートでも厳しい現実が浮かぶ。「働いている」と答えた293人(39・1%)のうち、233人(79・5%)が短時間のパートタイム。日常会話以上の日本語ができるのは130人(17・3%)に限られるという。

一方、戦争終結が見通せない中、「しばらく」と「できるだけ長く」を合わせ、日本滞在を望む避難民が491人(65・5%)を占め、就労と言葉の課題が重みを増している。深刻なのが、希望職種と紹介される仕事のミスマッチだ。

避難民の相談などに応じてきた日本YMCA同盟執行理事の横山由利亜さんは「祖国でのキャリアを生かせず、単純労働をあてがわれて悩む避難民は多い。仕事が安定しないため日本での生活に展望が見えず、不安を訴える避難民は少なくない」と打ち明ける。

サポートする自治体側の立場も苦しい。「日本語ができなければ、どうしても単純労働を紹介することしかできない」。避難民支援を行う東京都生活文化スポーツ局の小野由紀担当部長はこう話す。

女性が全体の7割以上、18歳未満が約2割という避難民特有の事情も抱え、子育てとの両立が就職の障壁になるケースもある。

東京都台東区の都営住宅に小学生のグレゴリー君(9)と暮らしているルブキナ・オクサナさん(50)は現在無職。日本語を流暢(りゅうちょう)に話せるが、それでも希望に合う職が見つからないという。

日本語がほとんど話せず、学校の友人も少ないグレゴリー君を放課後に一人にはできず、短時間・近所での仕事を探さざるを得ない。「自宅近くで探すと選択肢がほぼなくなる」とため息を漏らす。

昨年3月の来日後、紹介された電話応対の仕事は通勤時間などの折り合いがつかず、飲食店での皿洗いも長続きしなかった。「支援金に頼らずに自立したいが、全く見通しが立たない」と戸惑いを話す。

横山さんは「当初一律でよかった支援も、今は日本語レベル、子供や仕事の有無、年齢の違いなど課題が個別化し、それぞれに合う支援が求められる段階になってきた」と分析する。一方で「自国の戦禍と先行きの見えない生活の不安を抱えながら、環境に適応することの難しさは誰にも共通することを忘れてはならない」とも話している。(外崎晃彦、深津響)

2108OS5:2023/02/24(金) 23:03:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b181c20d208ba6f7508cf0071ab98376b927ade「早く終わって」「戦い続ける」 侵攻1年、祈り・憤るキーウ
2/24(金) 20:28配信

毎日新聞
ロシアによる侵攻開始から1年を迎えたウクライナの首都キーウ(キエフ)の朝。中心部にある独立広場周辺ではウクライナ軍兵士の姿も見られた=キーウで2023年2月24日、鈴木一生撮影

 徹底抗戦への決意を固める兵士。平和を祈る大学生――。ロシアによる軍事侵攻から1年を迎えた24日朝、ウクライナの首都キーウ(キエフ)では市民たちがそれぞれの思いを胸に、激動の1年を振り返った。


 キーウ中心部にある「独立広場」には、戦争で命を落とした兵士や民間人の名前が書かれた小さな国旗が並ぶ。その数は日を追うごとに増えている。「この1年を静かに振り返ろうと思って来た。困難な年だった」。早朝に1人で広場を訪れた大学生のルボフ・バフタルさん(19)は、そう話すと目に涙を浮かべた。

 バフタルさんは、侵攻が始まる直前に南部ヘルソン州からキーウに引っ越したという。同州はプーチン露大統領が昨年9月末に一方的に併合を宣言した4州の一つで、現地では激しい戦いが続く。「家族は無事だが、実家はもう無くなった。この戦争の結果、ウクライナ人がお互いを思いやるようになった。とにかく早く戦争が終わってほしい」と祈るように話した。

 この日を機に、ロシアが再び大規模な侵攻に踏み切るのではないかと懸念する人も多い。自営業のパブロ・サクンさん(43)は「子供の学校でも欠席する生徒が多いと聞いている」と声を落とす。侵攻1年の節目の意味について尋ねると「重要な日だが、ロシアの侵攻は(南部クリミア半島がロシアに「併合」された)2014年から続いている。1年ではない」と強調した。

 広場周辺では武装したウクライナ軍兵士の姿も見られた。ウクライナ東部ドネツク州の最激戦地バフムトで任務につくビタリさん(32)は無人航空機(ドローン)の訓練でキーウに滞在するが、訓練が終わればすぐにバフムトに戻るという。「ロシアに対しては今は憎しみしかない。家族、友人、文化、ウクライナの全てを守るために戦う」。戦争の見通しについては「今は何も考えないようにする。ロシアを追い出すまで戦い続けるだけだ」と語気を強めた。【キーウ鈴木一生】

2109OS5:2023/02/24(金) 23:03:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f4c62f9a725fbe3108139b2e621f6ec3c6726d8
「生きているのがやっと」 ロシア包囲の製鉄所で暮らした記憶
2/24(金) 17:00配信

朝日新聞デジタル
タチアナさん(右)と夫のイーホルさん=2023年2月18日、キーウ、牛尾梓撮影

 ウクライナ南東部の港湾都市マリウポリにある「アゾフスターリ製鉄所」はロシア軍に包囲され、300人を超える市民が2カ月間にわたって地下シェルターで生活した。電気も水道も断たれるなか、攻撃にさらされ続けた日々。いまもその過酷な記憶を抱えながら生きる人に、話を聞いた。


■キーウ、タチアナさん(26)

 昨年3月、住んでいたマリウポリのアパートに、ロシア軍のミサイルが着弾しました。リュックサック一つに入る荷物と毛布2枚だけを持ち、着の身着のまま製鉄所に逃げました。

 結婚式で使ったリングピローは、一針一針自分で縫った思い出の品なのでリュックに詰めました。でも、子どもの頃の写真など私の思い出のほぼ全てが焼けてなくなってしまいました。

 国連の関与による退避が始まり、5月1日、製鉄所から脱出できました。それまでの2カ月間は、思い出したくもない記憶です。

 市が用意した非常食は、最初は1人1日1個あったのが、3日で1個になり6日で1個になり。水でふやかして、おなかを満たしました。ボランティアを買って出て、製鉄所を抜け出して町の食料品店から缶詰などを取りに行ってくれる男性もいました。でも、食べ物を自分たちだけ独占してしまう人もいて、全員が生きているのがやっとでした。人間がそんな状態ですから、連れてきた2匹の犬のうち1匹は死にました。

朝日新聞社

2110OS5:2023/02/26(日) 23:57:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/13f60a5fa4c210a7e462f5773de40979eaf74dc1
「同一民族」、違い歴然 ロシア人とウクライナ人 失敗の裏にプーチン氏の誤解〔深層探訪〕
2/26(日) 7:00配信

時事通信
ロシアのプーチン大統領=22日、モスクワ(AFP時事)

 両国民は一つの民族―。ロシアのプーチン大統領は2021年7月、自国とウクライナの「歴史的一体性」に関する論文を発表した。これを下敷きに「口実」をこしらえ、昨年2月24日に踏み切ったのが、今回の侵略戦争だった。権力の座に20年間以上君臨し、自国のみならず隣国の民意もコントロールできると読み誤っていたことが、電撃作戦の「失敗の本質」ではないか。

【写真】民族衣装で団結(アテネで行進するウクライナ人女性ら)

 ◇動揺する侵略国
 プーチン政権は14年にウクライナ南部クリミア半島を併合し、ロシア人は愛国心を高揚させた。一方、領土を奪われたウクライナ人は8年間で強くなったと言われる。さらに侵攻で、苦難の1年間を経験した。

 ウクライナの首都キーウ(キエフ)ではもはや、空襲警報は日常茶飯事。今月20日のバイデン米大統領の訪問時も鳴り響いたほどだった。整然と地下鉄駅などに身を寄せる人、警報に慣れて避難しない人もいるが、共通してうかがえるのは「ロシアのファシスト」(キーウ市民)の脅しに屈しないという姿勢だ。

 プーチン氏が第2次大戦の「戦勝国」と今でも誇るロシアではどうか。22日朝、国内でラジオから耳慣れない音とメッセージが流れ、動揺が広がった。

 「注意、注意、ミサイル攻撃の恐れ」。西はウクライナ国境付近から東はシベリアまでの10都市。「空襲警報」はソーシャルメディアでロシア全土に拡散した。非常事態省はすぐさま「ラジオ局へのサイバー攻撃の結果、誤情報が流された」と発表。しかし、昨年12月に内陸奥深くの空軍基地がウクライナ軍の攻撃を受けており、ロシア国民は現実味を帯びる空爆の恐怖をかみしめた。

 ◇恐怖で操れるか
 スパイ出身で冷静沈着な印象もあったプーチン氏は、クリミア併合の「成功体験」で目が曇ったようだ。14年のロシアの軍事介入開始から「偽の住民投票」を経て併合に至るまで1カ月弱。今回の侵攻も楽観的なシナリオに依拠し、ゼレンスキー大統領が逃げれば、ウクライナ国民は自分になびくと信じていた節がある。

 ところが両国民は「一つの民族」ではなかった。プーチン氏が「歴史的領土」と言い張る南部ヘルソン市では昨年3月、占領軍を歓迎しない市民が抗議デモを展開。「ロシアは永遠にここにいる」と宣伝されたが、同11月にウクライナ軍が奪還し、市民は歓喜に沸いた。

 プーチン政権は国内で反体制派指導者に毒物を盛ったり、反戦デモを弾圧したりした結果、保守的で政治変革に無関心な多数派に「戦時大統領」を支持させることに成功した。ウクライナでも空爆で恐怖を味わわせれば、民心を操れると考えた可能性がある。

 ◇隣国の信頼失う
 モスクワの名所「雀(すずめ)が丘」では22日、防空兵器のレーダー稼働が伝えられた。この高台から眼下に見えるのはルジニキ競技場。ここで官製集会を開いたプーチン氏は、自分が誰よりも命を守られながら「国民全員が祖国の防衛者だ」と戦争協力を呼び掛けた。500ルーブル(約900円)の謝礼を受け取り、歓声を上げたロシア国民は何を考えたのか。

 ウクライナ人が選挙で政権交代できる社会を持つのは、ロシア人との決定的な差だと言われる。侵攻はあだとなり、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)に接近し、南部オデッサ市では都市の礎を築いたロシア皇帝エカテリーナ2世の銅像が撤去された。そして、プーチン氏は「隣人」の信頼を完全に失っている。(キーウ時事)

2111OS5:2023/02/28(火) 10:27:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf2d54cb291a716478f33bfa7265f6e833f1fb17
「偽情報」自撮りで撃退、ウクライナ「心守る戦い」[世界秩序の行方]第2部 侵略1年<3>
2/28(火) 5:03配信

読売新聞オンライン
 偽情報を流して敵の思考を混乱させ、情勢分析を誤らせて有利な状況を作り出そうとする「認知戦」。ロシアのウクライナ侵略によって、その戦いの一端が明るみに出た。


 昨年2月24日、ロシア軍が迫る首都キーウ近郊など各地に多数のドローン(無人機)が飛来した。兵士や住民のスマートフォンは、次々とメッセージを受信した。

 〈大統領は国外に出た。武器を捨て、家に帰れ〉

ロシアのウクライナ侵略が始まった翌日、首都キーウで撮影した動画に政府高官と共に映るゼレンスキー大統領(昨年2月25日)=ロイター

 ロシア軍がドローンを送信機に使って偽情報をばらまいたと、中立国オーストリア軍参謀本部でウクライナ情勢を分析するマルクス・ライスナー大佐(44)は語る。戦わずして敵の戦意を喪失させる狙いだ。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが拡散した偽情報に即応した。翌25日夜にキーウの大統領府外で、政権幹部5人そろって自撮りした動画をネットに投稿した。「首相も大統領も、ここにいる。我々は独立と国を守る」と訴えた。

 デジタル技術の普及で戦火の情報が瞬時に世界を駆けめぐる時代。情報で人々の心理に影響を与える認知をめぐる攻防は、戦局にも影響を与えている。

 ウクライナ軍は昨年9月、東部ハルキウ州の大半を短期間で奪還した。露軍の防衛線を戦車で突破後、後続の歩兵部隊を小集落に散らし、ウクライナ国旗を立てる動画を両軍兵士が使うSNSのテレグラムで次々に投稿した。露軍は、占領地から敗走した。

 ライスナー氏は「包囲されたかのような動画を見て、露軍はパニックに陥った」とみる。ウクライナ軍による巧みな「認知戦術」が効果を発揮した例だ。

 ロシアは2014年にウクライナ南部クリミアを併合した際、サイバー攻撃で混乱をつくり、SNSで偽情報を広める認知戦で優位に立った。その後も、ウクライナ国民の約3割を占めるロシア語の話者を狙い、ゼレンスキー政権が「ネオナチと薬物中毒者」に支配されているなどというプロパガンダを強めた。

 昨年2月の侵略直前、露情報機関の連邦保安局(FSB)は、ウクライナで住民の意識調査を行った。ゼレンスキー政権を信用しない人が67%、国のために戦わない人が40%だった。調査を入手した英王立防衛安全保障研究所(RUSI)の報告書は、「この結果からプーチン政権はウクライナの体制崩壊が可能と判断した」と分析する。

 プーチン氏は侵略から2日目の昨年2月25日、ウクライナ軍兵士に「権力を奪取せよ」と呼びかけ、クーデターをたきつけた。

 それから1年、高まったのは、露軍の残虐行為に直面したウクライナの人たちの「国を守る」という決意だ。ロシアは認知戦に敗北しつつある。

2112OS5:2023/02/28(火) 10:28:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ef2c10f70e7b5bb21ed2196c5549512e4da60c7
冷戦時代の対ソ最前線基地「売却は誤り」、ノルウェーで買い戻しの声…[世界秩序の行方]第2部 侵略1年<2>
2/26(日) 5:02配信
ロシアのウクライナ侵略で激変したのは、欧州の安全保障情勢だ。

【写真】ロシアがバレンツ海で行った極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の発射実験

(写真:読売新聞)

 冷戦時代に米ソ対立の最前線だった北極圏。ノルウェー北部トロムソ郊外で2月、海に面した高さ270メートルの岸壁に掘られた洞窟で、訓練中のオランダ軍輸送艦が出入りを繰り返していた。洞窟内に全長340メートルの艦船ドックがあり、アリの巣のように張り巡らされたトンネルに弾薬庫や司令室が並ぶ。

 1950年から本格的な建設が始まった洞窟の名称はオラフスバン基地。北大西洋条約機構(NATO)がソ連海軍の監視に使い、かつては存在自体が秘密だった。冷戦終結20年後の2009年にノルウェー政府は基地閉鎖を決め、民間に売却した。「ロシアの脅威は低減した」として売却を決断したのは当時のノルウェー首相で、現在はNATO事務総長のイェンス・ストルテンベルグ氏だった。

 ノルウェー国会ではロシアによるウクライナ侵略が始まって以降、「脅威を読み間違えた」と政府に基地の買い戻しを求める声が噴出している。ウクライナ危機以前から訓練場所として契約するオランダ軍以外にも、NATOとして基地を利用できるようにする可能性を探っている。

 「NATOは、我々の抗議にもかかわらず、着実に拡大している」

 ロシアのプーチン大統領は昨年2月のウクライナ侵攻直後の演説で、こう述べた。

 ウクライナの激しい抵抗で戦争は長期化し、プーチン氏の思惑に反してNATO加盟国はロシアの隣にまで迫っている。昨年5月に申請したフィンランドとスウェーデンの加盟が実現すれば、北極圏と接する8か国のうち7か国がNATO加盟国となる。

 ロシアは北極圏を「戦略的重要地域」とし、旧ソ連軍の基地の修復や砕氷船の増強に力を入れてきた。ロシア北方艦隊の本部はバレンツ海につながるコラ半島にあり、保有する核搭載可能な潜水艦11隻のうち8隻が拠点としているとされる。

 北欧2か国がNATO加盟を申請した後、露軍は北極海へとつながるバレンツ海で極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の発射実験を行った。核搭載が可能な無人原子力潜水艇「ポセイドン」の発射試験もちらつかせる。

 反対に冷戦終了後に北極圏への軍事的な投資を削減したNATO加盟国は、今になってロシア軍への対応を迫られている。米英や北欧諸国は潜水艦戦力とともに、ロシアの潜水艦を監視する哨戒機も増強する。

 ノルウェー海軍元中将のケテル・オルソン氏は「冷戦時代に伯仲した北極圏の軍事的優位性は今、ロシアにある。追いつくには3〜5年が必要だ」と指摘する。極寒の海の緊張が、再び高まっている。

2113OS5:2023/02/28(火) 10:29:06
旧東側 ロシア離れの30年

NATO加盟 脱・「緩衝地帯」
 ロシアにとって、西方からの脅威は特別な意味を持つ。19世紀前半にフランスのナポレオン、20世紀前半にナチス・ドイツの侵略で甚大な被害を受けたロシアは、西欧との間に影響力を行使できる「緩衝地帯」を求めたがる。

 ロシアのウクライナ侵略は、米欧各国による北大西洋条約機構(NATO)が緩衝地帯を越え、対ロシア包囲網を築いているという妄想で引き起こされた面がある。プーチン大統領の思惑に反し、ウクライナ危機でNATOの東方への拡大はさらに進んだ。

スロバキア中部レシュチに新設されたNATO即応部隊の拠点(昨年10月))=酒井圭吾撮影

 NATOは昨年、ロシアを刺激しないために部隊配置を避けていたブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、スロバキアの東欧4か国に前線展開する「即応部隊」の拠点を作った。

 昨年10月、スロバキア中部レシュチに新設された即応部隊の基地がメディアに公開された。ドイツ軍が主導し、米国とオランダ、チェコ、スロバキア軍など1100人が半年交代で展開する。地対空ミサイルシステム「パトリオット2」が5〜10基、配備されていた。

 冷戦時代にソ連軍兵舎として使われた施設は、NATO軍が実弾を使った銃撃戦の訓練所として使っている。スロバキア駐在ドイツ軍司令官のディルク・クラウゼ大佐は「東への抑止力を示すのが我々の任務だ」と述べた。

フィンランド東部イマトラで、静まりかえるロシア国境ゲート(13日)=酒井圭吾撮影

 冷戦時代、ソ連の隣国のフィンランドはNATOなどの軍事同盟に属さず、ソ連と一定の友好関係を保っていた。大国の意向に配慮して国家生存を図る小国の外交手法は「フィンランド化」と呼ばれた。

 そのフィンランドが伝統的な中立政策をかなぐり捨てた。昨年5月、隣国スウェーデンとともにNATO加盟を申請した。

 フィンランド東部イマトラ。今年2月、ロシアに通じる国境ゲートは静まりかえっていた。フィンランド国境警備隊によると、ロシアのウクライナ侵略開始前は、1日最大1万5000台の車両が入国した。反露姿勢に転じたフィンランドがビザ発給を制限し、今はわずか200台程度しか通過しない。

 今年春には、国境1300キロの一部に高さ3メートルのフェンス建設を始める。国境警備隊のカリ・ケンピネン隊長は「国民の安全を守るための措置」と説明した。

 冷戦終了後、ソ連は解体され、東西ドイツが統一した。ソ連の衛星国だった東欧各国は次々に西側との関係を強めた。

 NATOは東方へと拡大した。1999年にポーランド、チェコ、ハンガリーが加盟。2004年にはソ連の一部だったエストニアなどバルト3国までもが米欧との軍事同盟の一部となった。

2114OS5:2023/02/28(火) 10:29:22
プーチン氏 介入強める
 ソ連崩壊後のロシアは経済的に混乱したが、00年に大統領となったプーチン氏は資源輸出の拡大で国力を回復させた。プーチン氏はNATO拡大へのいらだちを隠さなくなった。

 07年のミュンヘン安全保障会議で、プーチン氏は声を荒らげた。

 「NATO拡大は、欧州の安全保障と無関係だ。相互信頼を損なう深刻な挑発行為だ」

 ロシアがNATO加盟を希望する旧ソ連から独立した国への介入を強めるようになったのは、この頃からだ。08年にはジョージアに軍事介入し、14年にはウクライナ南部クリミアを併合した。

 「事態がこのようになった今、ウクライナのNATO加盟は適切だ」

 国際政治学者でリアリストの代表格であるヘンリー・キッシンジャー元米国務長官(99)は今年1月、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)にオンラインで出席し、こう語った。勢力均衡を重視するキッシンジャー氏はかつて、ウクライナは中立的な緩衝地帯であるべきだと主張していた。

 ロシア軍とウクライナ軍の一進一退の攻防の行方は見えない。だが、NATOとロシアが対立する最前線は、着実に東へと動いている。

日本も連携 「台湾」見据え
 ロシアによるウクライナ侵略を契機に、日本にとって、中露への脅威認識を共有するNATOとの連携は重要性を増している。中国が覇権主義的な行動を強める中、日本政府は台湾有事も見据え、NATOのインド太平洋地域への関与拡大に向けて積極的に動いている。

 岸田首相は昨年6月、日本の首相として初めてNATO首脳会議に出席した。ウクライナ侵略を踏まえて「欧州とアジアの安全保障は不可分だ」と訴え、欧州と共にウクライナ支援や対露制裁の強化に取り組む決意を示した。

 首相を突き動かしたのは、台湾有事への危機感だ。台湾有事が発生し、紛争が長期化すれば、武器・弾薬など各国からの支援が必須となる。NATOの支援を得るため、関係強化は不可欠だとの認識がある。

 首相の思いに呼応するように、今年1月にはNATOのストルテンベルグ事務総長が来日した。首相と会談後の共同記者発表で、事務総長は「欧州で今日起こっていることは、アジアで起こりかねない」と指摘。NATOとしてインド太平洋地域への関与を強めていく姿勢を鮮明にした。

 価値観を共有する日NATOは、これまでの海洋安全保障などでの協力に加え、宇宙やサイバー空間を通じた偽情報の流布など、新たな領域に関わる協力でも利害が一致している。

 日本は欧州連合(EU)をはじめとする欧州各国とも安保協力を強化している。首相は1月の欧州歴訪で、日英伊3か国で戦闘機を共同開発していくことを確認したほか、英国とは、自衛隊と英軍の共同訓練をしやすくする「円滑化協定」(RAA)に署名した。日本の外務省幹部は「NATOとEU、2国関係をそれぞれ強化すれば、欧州との重層的な安保協力が可能になる」と強調している。

2115OS5:2023/02/28(火) 10:29:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/c79a1069a583591fdcc24383a94b1a2088c171e4
「露が戦場で核検討」、情報で一気に緊張…米は直接警告[世界秩序の行方]第2部 侵略1年<1>
2/25(土) 5:00配信
 ロシア軍によるウクライナ侵略から、24日で1年がたった。核兵器を持った大国ロシアの暴挙で、世界秩序はどう変わったか。第2部はウクライナ危機が世界に与えた影響を追う。

【動画】ウクライナ侵略から1年、隣国ポーランドで地元市民や避難民が抗議デモ

 <ロシア軍幹部がウクライナで小型の戦術核兵器を使う案を協議した>

 昨年10月中旬、こうした情報が米ホワイトハウスと国防総省を駆け巡った。ロシア軍が持つ戦術核兵器は広島型原爆の6倍以上の爆発威力を持つ。

 西側外交筋によると、ロシアが無人の北極海で威嚇のために使用するなどといった臆測はあったが、この時は「ウクライナの進軍を阻止するために戦場で使用を検討している」という具体的な情報もあった。一気に緊張が走った。

 これに先立つ9月、プーチン露大統領はウクライナ東・南部4州の「併合」を一方的に発表した。ウクライナ軍は10月に入ると、東部ドネツク州の要衝リマンを奪還するなど4州で反転攻勢を強めていた。

 ロシアの「軍事ドクトリン」は、通常兵器による攻撃であっても、自国の存続が脅かされる場合に核兵器の使用を認めている。「併合」された4州がロシア領土になったとみなしたプーチン氏が、核の使用に踏み切る「レッドライン」を越えたように見えた。

 米露間には、冷戦期から有事の際のホットラインがある。米国は危機の回避に向け、素早く動いた。

 オースティン国防長官は10月21、23の両日、セルゲイ・ショイグ露国防相と電話会談した。米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長も24日、露軍のワレリー・ゲラシモフ参謀総長と電話で話した。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、一連の会談で露側は軍事ドクトリンに触れたという。ホワイトハウスで対露政策に携わった複数の元政府高官は「ロシアが核を使えば、米国は通常兵器で軍事介入に踏み切るオプションを示したはずだ」と口をそろえる。

 ロシアの核をめぐる機密情報は、日本政府にも伝えられた。同盟国も巻き込んでロシアの核使用を封じる「包囲網」が必要との判断からだ。

 オーストラリアを訪問中だった岸田首相は10月22日の日豪首脳による共同記者発表で、事前に用意した原稿を大幅に修正した。

 「ロシアがウクライナでの核兵器使用を示唆していることは、極めて憂慮すべき事態だ。仮に核兵器が使用されれば、それは人類に対する敵対行為だ」

 <ウクライナでの核兵器使用>と限定したのは、核使用の兆候を日本も共有していたことを示す。

 その後、切迫した脅威は解消した。大きな理由は、プーチン氏が友好関係を保つ中国に配慮している点にあるとみられる。

 ウクライナ侵攻開始直前に会談した中国の習近平国家主席とプーチン氏は「無制限の友好」をうたった。中国は内政不干渉を理由に中立的な立場を取っていたが、核使用が現実味を帯びてから対応が変わった。

 11月4日に習氏は北京でドイツのショルツ首相と会談し、「国際社会は核兵器の使用や脅しに対し共に反対すべきだ」と発言した。その後も、中国要人が会談で「核の使用に反対」と繰り返し強調している。

 オバマ政権の国家安全保障会議(NSC)上級部長でロシアとの核軍縮交渉に関わったリン・ラステン氏は「習氏は水面下でもプーチン氏に伝えただろう。中国との関係に大きく依存するプーチン氏にはこたえたはずだ」と分析する。

 プーチン氏は、米露間の核軍縮枠組み「新戦略兵器削減条約(新START)」の履行停止を表明し、核戦力を増強する方針も示している。ウクライナとの攻防の行方次第では、核の使用を検討する可能性は消えない。その時に西側各国は再び、薄氷を踏むような対応を迫られることになる。

2116とはずがたり:2023/03/06(月) 20:42:11

親露派としてはムネオが突出しているけど森喜も負けちゃいないねぇ〜

森元首相、日本のウクライナ支援「こんなに力入れちゃっていいのか」
https://mainichi.jp/articles/20230125/k00/00m/030/267000c
毎日新聞 2023/1/25 19:52(最終更新 1/26 02:59) 有料記事 273文字

 森喜朗元首相は25日夜、東京都内の会合で、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの日本政府の支援について、「こんなに力入れちゃっていいのか」と懸念を示した。政府はロシアの侵攻を「国際秩序の根幹を揺るがす暴挙」(岸田文雄首相)と位置付け、ウクライナ支援や対露制裁に取り組んでおり、森氏の発言は物議を醸す可能…

2117OS5:2023/03/07(火) 14:32:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c602e000b60ec35db7b362b5c5af35f9da680f7
チハノフスカヤ氏に禁錮15年 ベラルーシ反政権派の象徴
3/7(火) 0:03配信

時事通信
スベトラーナ・チハノフスカヤ氏=1月17日、スイス・ダボス(EPA時事)

 ベラルーシの首都ミンスクの裁判所は6日、反政権派の象徴で、バルト3国の隣国リトアニアに脱出しているスベトラーナ・チハノフスカヤ氏(40)に対し、被告人不在のまま禁錮15年(求刑同19年)を言い渡した。

 国営ベルタ通信が伝えた。

 チハノフスカヤ氏は2020年の大統領選に反政権派の統一候補として出馬。ルカシェンコ大統領が一方的に当選を宣言したことを受け、選挙での不正を訴えたものの、投票の数日後に国外に逃れた。ベラルーシ当局は、抗議デモを呼び掛けて権力掌握を図ろうとした罪でチハノフスカヤ氏を起訴していた。

 チハノフスカヤ氏は判決後、ツイッターへの投稿で「自分の判決ではなく、無実のまま拘束、収監されている数千人のことを考えている」と表明。人々を解放するため、活動を継続する姿勢を示した。

2118OS5:2023/03/08(水) 21:33:11
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023030800202&g=int
大規模抗議デモ、警官が排除 「外国スパイ」法案巡り―ジョージア
2023年03月08日06時20分

7日、トビリシで、にらみ合うデモ隊とジョージア(グルジア)の警官隊(AFP時事)

 旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)議会は7日、外国から資金を受けた法人を規制する「外国エージェント(スパイ)」法案を第1読会(3段階審議の1番目)で可決した。これを受け、首都トビリシで抗議デモが膨れ上がり、一部が暴徒化、警官隊が催涙ガスなどで排除した。


 訪米中のズラビシビリ大統領は事態を重く見て、予定した会談などを中止。デモ隊に理解を示し、法案に拒否権を行使すると約束した。

2119OS5:2023/03/10(金) 07:22:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/eaa4b58b8fe7f61c0fdf186da166807643dba415
ジョージア与党、「外国スパイ法案」撤回 親欧米派はデモ継続
3/10(金) 0:12配信


時事通信
ジョージア(グルジア)の首都トビリシで、鉄柵が築かれた議会前=9日(AFP時事)

 旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)の首都トビリシで連日続くデモを巡り、与党「ジョージアの夢」などは9日、抗議の発端となった「外国エージェント(スパイ)」法案を撤回すると発表した。

 だが、親欧米派を中心としたデモ隊はかねて与党への不信感を募らせており、9日夜も議会前に集まるよう呼び掛けた。

 法案は外国から資金を受けた法人を公表する内容で、強権的なロシアのプーチン政権をまねたとされる。言論の自由を損ない、欧州連合(EU)加盟への道も閉ざすとして、親欧米派が猛反発していた。7日にズラビシビリ大統領が法案への拒否権行使を約束した後も、一度付いたデモの火は収まっていない。

2120OS5:2023/03/12(日) 17:06:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cc8364a00f41a59ec77247891250367867344de
「分断させているのは国家」 隣国の平和願うベラルーシ市民
3/11(土) 19:02配信

AFP=時事
ベラルーシ・ザスラブリの正教会の前を歩く人(2023年2月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ベラルーシの首都ミンスク郊外の静かな町。住民が冬の日差しの中、正教会の教会へと続く凍った道を慎重に歩いて行く。宗教的な祝日を前に、多くの人はロシアとウクライナという自分たちと関わりが深い隣国に平和が訪れるよう祈った。


 夫を新型コロナウイルスで亡くしたオリガ・フィリポビッチさん(35)は娘を見ながら「平和を祈っている」と話した。「この状況にはみんな心を痛めている」

 ロシアに経済的にも政治的にも依存するベラルーシでは、自国の兵士もウクライナに派遣されるのではないかと懸念する声がある。

 長年にわたり権力の座に就くアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は先に、脅威を感じたらウクライナへの攻撃に加わる構えはあると発言している。

 ベラルーシで取材したAFP記者は、一般市民はウクライナ・ロシア両国に同情的で、紛争に巻き込まれることを恐れている印象を受けた。

 無力に感じている人も多い。

 フィリポビッチさんは「私たちは小国で、大したことはできない」と話した。

 第2次世界大戦(World War II)を生き延びた祖母と一緒にニュースを見ることがある。「ロシアとウクライナの映像が流れると、祖母は涙を流す。それを見て私も泣いてしまう」

 ベラルーシ政府はウクライナ政府を批判し、ロシア政府を擁護している。だが、AFP記者には、ベラルーシ市民の間には、ロシア市民の間にあるような反ウクライナ感情は感じられなかった。

 ウクライナ侵攻はある意味、ルカシェンコ氏の権力を強化した。同国が平和なのは同氏のおかげだとの声も一部で上がっている。

 産休が明け職探しをしているユリヤ・スカチコさん(32)は「周りは大変なことになっているが、ここは安全だ」と話した。「政府のおかげで安心して暮らせる」

 ただ、ベラルーシが参戦し、ロシアのように動員が行われることを恐れている。「息子を戦争に送るために育てているのではないかと心配したくない。全てが良くなることを願っている」

2121OS5:2023/03/12(日) 17:06:39
■「そもそも起こるべきではなかった」
 ミンスクの公園で釣りをしていたエフゲニー・ペレステレフさん(64)は、ベラルーシ参戦について心配しているかと聞くと、「もちろん」と答えた。ウクライナ侵攻は「そもそも起こるべきではなかった」と言う。

 ペレステレフさんは旧ソ連時代に徴兵され、ウクライナのオデーサ(Odessa)港にいた。ウクライナに暮らす元同僚の兵士たちと今もつながりがある。「私たちは仲たがいなんかしていない。分断させているのは国家だ」と訴える。

 ベラルーシ南部はウクライナと1000キロ以上の国境を接している。その国境は、1年にわたり封鎖されている。

 だが、両国民の多くはもう片方の国に親戚がいる。この侵攻でベラルーシが担った役割について受け入れ難く思っている人も多い。

 16世紀に建造された町の教会前で、高齢女性2人が氷で滑らないよう支え合っていた。

 ワレンチナ・ラプコさん(72)は「(侵攻について)私に聞くべきではない」「私はウクライナ人だから」と明らかに動揺しながら言った。

 元会計士のラプコさんは19歳からベラルーシに住んでいる。

 ウクライナの首都キーウで暮らすきょうだいに毎日電話をかける。厳格な情報統制が敷かれているベラルーシでは情報の入手も楽ではない。

 ラプコさんの30年来の同僚で親友のエカテリーナ・ロコシナさんは数十年間ベラルーシに住んでいるが、ロシア出身だ。

「彼女はウクライナ人、私はロシア人。みんな心配している」とロコシナさん。「心配していない人なんて一人もいない」「みんな平和を望んでいる」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

2122OS5:2023/03/12(日) 17:07:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/73a15248797358a7295f5f45e9b3c1141c3e4fa0
ジョージア与党、法案撤回 「外国資金監視」巡りデモ拡大
3/10(金) 17:40配信
南カフカス地方の旧ソ連構成国、ジョージア(グルジア)で起きた大規模な抗議デモで、同国の政権与党「ジョージアの夢」は9日、デモの発端となった「外国の代理人」法案を撤回すると発表した。社会の安定の回復に向けた措置としている。ジョージア内務省も同日、デモで拘束した130人以上の全員を釈放すると表明した。タス通信などが伝えた。

デモを主導した野党側の要求を与党側が受け入れた形で、デモは収束に向かった。ただ、野党側は今後も前倒し議会選の実施などを求めていく方針を示しており、不安定化した政治情勢は尾を引く可能性がある。

法案は、外国から一定の運営資金を受け取っている団体やメディアを、スパイと同義の「外国の代理人」に指定し、国の監視下に置くとする内容。外国勢力の内政干渉を防ぐことが趣旨とされ、7日の議会審議で与党側の賛成多数により基本採択された。

しかし、外国の代理人法は、同様の法律が施行されているロシアでは政権に批判的な組織への弾圧に使われていることから、同じ事態がジョージアでも起きることを危惧した野党や国民らが反発。同法の成立で言論統制が強まれば、同国が目指す欧州連合(EU)加盟の障害になる可能性も指摘され、野党側は首都トビリシで7日から法案撤回を求めるデモを開始した。デモには少なくとも数千人以上が参加したとされる。

治安当局は放水などでデモの沈静化を図り、9日未明までにデモ隊130人以上を拘束した。デモ隊、当局側双方に負傷者が出た。

ジョージアではロシアによる軍事侵攻を受けた2008年以降、与野党とも親欧米路線を政治姿勢の基調としているが、欧米諸国との距離感を巡って見解の対立が起きている。

2123OS5:2023/03/13(月) 21:14:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/1385e524f003d94b9d24a010c2bf4f1ac349438b
ロシア国防省、ワグネルとの対立最高潮に 意図的に犠牲拡大か
3/13(月) 19:43配信

朝日新聞デジタル
ロシアのサンクトペテルブルク郊外の墓地で2022年12月24日、ウクライナへの侵攻で死亡した、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員の葬儀に出席するワグネルの創設者プリゴジン氏=AP

 米シンクタンク戦争研究所(ISW)は12日、ロシア国防省と同国の民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏の対立が最高潮に達しているとの分析を公表した。


 ワグネルは激戦が続くウクライナ東部バフムートで多大な死傷者を出しているとみられる。ISWは、ショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長ら軍の主流派が政権への影響力を強めようとするプリゴジン氏を警戒し、ワグネルへの弾薬の供給を制限することなどで意図的に犠牲を拡大させ、同氏の力をそごうとしている可能性があるとみている。

 ISWは「国防省はバフムートの戦場でワグネルの排除を優先しており、それが進軍ペースを低下させているとみられる」と指摘している。

朝日新聞社

2124チバQ:2023/03/15(水) 07:05:59
4642 OS5 2023/03/13(月) 12:40:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/12c572952cf53936adab1013155728d8605f03bc
モルドバで親ロ派数千人デモ 警官隊と衝突、54人拘束
3/13(月) 7:02配信


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時事通信
12日、モルドバの首都キシナウで、親ロシア派野党「ショル」が動員した抗議デモ(AFP時事)

 ウクライナに隣接する旧ソ連構成国モルドバの首都キシナウで12日、親ロシア派野党が数千人の抗議デモを動員し、参加者が警官隊と衝突した。

 モルドバ当局は「ロシアの情報機関がデモを通じ、状況を不安定化させようとしている」と指摘。現地からの報道によると、54人が拘束された。一部はナイフなどを所持していたという。

 サンドゥ大統領は2月、「モルドバ破壊工作」の情報がウクライナから寄せられたと確認し、詳細を公表。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官も今月10日、「ロシアはモルドバ政府を弱体化させようとしており、親ロ派政権の樹立が最終的な目的だ」と警鐘を鳴らした。懸念された事態が現実となった形だ。

 デモ参加者は12日、数十台のバスで組織的にキシナウに集結。警察が通行を阻んだところ、下車して徒歩で中心部へ移動した。ロシアの天然ガス供給削減に伴う苦境を背景に「冬の公共料金3カ月分の無償化」を要求。さらに、欧州連合(EU)加盟路線を加速させる親欧米派のサンドゥ政権退陣と、議会解散・総選挙まで迫った。

2125OS5:2023/03/16(木) 15:58:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/9606bc832b049d84eaa55861646b6102771cb2ef
ロシア離れ進む若者、夢はEU加盟 ジョージア
3/16(木) 14:08配信
AFP=時事
ジョージア・トビリシの議会近くで行われた抗議デモの参加者に放水する機動隊(2023年3月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】旧ソ連構成国ジョージアの首都トビリシで先週、「外国の代理人」法案に抗議する大規模デモが行われ、大勢の若者が参加した。一部が暴徒化し、機動隊が催涙ガスや放水銃を使用したがひるむことなくデモを続けた理由について、AFPの取材に応じた若者は、欧州との関係を強化すべきだという確固たる信念を挙げた。

【写真】「We are Europe」と書かれたプラカードを掲げたデモ隊

 議会は第1読会で7日、外国とつながりのあるメディアやNGOを「外国の代理人」に指定して登録義務を課す法案を可決。同様の法律がロシアで反体制派の取り締まりに利用されているとして抗議デモが広がった。

 こうした動きを受けて与党「ジョージアの夢」は10日、法案を正式に取り下げた。デモ隊は議会の外で歓声を上げ、「We are Europe(私たちは欧州)」と書かれたプラカードを掲げた。

 20歳の男子学生は、「法案成立が取り下げられ、国民が勝利し、欧州の未来のために闘い続けることができうれしい」と語った。「私たち世代は民主的で自由なジョージアで生まれ育った。平和と自由を守りたい」

 さらに、今回の抗議デモは特定政党への支持から起こったものではなく、市民社会が活発であることの表れだと主張した。「私たちの世代はあらゆる政党から距離を置こうとしている」という。

 ロシア政府は10日、外国勢力がジョージアで「クーデターを企てている」と非難した。

 しかし、若年層に親欧州派が多いジョージアで、ロシアの影響力は弱まっているようにみえる。

 収監中のミヘイル・サーカシビリ(Mikheil Saakashvili)元大統領は、法案成立を阻止したデモ隊を称賛した。

 欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)加盟の意思は憲法にも盛り込まれており、世論調査では国民の約80%が加盟を支持している。

「私たちは欧州に属していて、EU加盟国となるべく少しずつ進んでいる」とソーシャルワーカーの女性(32)は話した。

■「ロシアは監獄」
 デモ隊に漂う雰囲気は、2014年にウクライナの親ロシア派政権の崩壊を招いた「マイダン(Maidan)革命」時のキーウをほうふつとさせた。

 ジョージアは、巨大な隣国ロシアによる侵攻をたびたび受けてきた。

 ロシアは2008年、ジョージアに軍事介入した後、南オセチア(South Ossetia)とアブハジア(Abkhazia)の親ロシア派2地域の独立を承認し、軍を駐留させた。

 これにより、NATO加盟はジョージアにとって一層の緊急課題となった。

 昨年、ロシアがウクライナに侵攻した直後、同国、モルドバと共にジョージアはEU加盟申請を行った。しかし、国内の政治改革が優先されるべきだとして加盟候補国の認定は見送られた。

 ジョージアのEU加盟はロシアおよび旧ソ連時代の過去との決別であり、個人の自由と経済発展には不可欠と見なすデモ参加者も多い。

「欧州は自由。ロシアは監獄みたいだ」と、EUの旗に身を包んだ15歳の男子生徒は話した。

 ドイツ・ミュンヘン(Munich)でジョージア名誉領事の元秘書の女性(34)は、「私たちはロシアのものは一切受け入れない。ソ連に戻りたいとも思わない。それに尽きる」と話した。

「できるだけ早く、EUの加盟候補国として認めてもらいたい」 【翻訳編集】 AFPBB News

2126とはずがたり:2023/03/19(日) 00:16:38
>東部と南部からの攻撃を想定し、北部ベラルーシ側からの侵攻を想定していなかったウクライナ軍。
これなのに東部と南部は広大な土地を奪われキーウは死守出来たんだな。。

軍事侵攻あの日何が?重なった“想定外”とキーウ攻防の舞台裏
2023年2月21日 20時48分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230221/amp/k10013985891000.html

ロシア軍がウクライナに向けてミサイルを発射し、国境を越え始めた1年前の2月24日。欧米メディアは「首都キーウは72時間で陥落し、ウクライナは降伏するだろう」と盛んに報じていた。

しかし、ウクライナは持ちこたえる。いったいその時、何が起きていたのか?

今回、ゼレンスキー大統領を支える側近たちがNHKの取材に応じ、侵攻開始直後の緊迫した舞台裏を証言。危うい瞬間が幾度もあったことがわかってきた。

ウクライナ、そして世界を大きく揺るがすことになったこの戦争の原点に迫る。
(NHKスペシャル『ウクライナ大統領府 軍事侵攻・緊迫の72時間』取材班)

隣国ベラルーシからの想定外の侵攻
2月24日未明。

100発以上のミサイルがウクライナ各地に打ち込まれ、地上からは国境沿いに集結していた最大19万のロシア軍が、ウクライナに向けて侵攻を始めた。

ゼレンスキー大統領は、すぐさま自らの携帯電話から国民に向けて、「平静を保つように」とのメッセージを発信した。

しかし、実はこの時、ゼレンスキー大統領たちは想定外の事態に直面していた。

隣国ベラルーシからの攻撃だった。

実は侵攻の2日前、ベラルーシのフレニン国防相と電話で話をしていた。

侵攻前の2月10日から、ロシアとベラルーシの合同軍事演習がウクライナの国境近くで行われていた。

当初、演習は10日間の予定だったものの、その期間を過ぎても撤収の動きが見られなかったため、直接ベラルーシ側に意図を確認しようとしたのだ。

このときベラルーシの国防相が「ベラルーシ側からの侵略はありえない」と確約したこともあり、ウクライナ軍は首都防衛の部隊もふくめ、主力部隊のほとんどをロシアとの国境に近い東部や南部に送っていた。

ベラルーシ国境からキーウまでは直線距離で80キロ。

突如、キーウは陥落の危機に直面した。

首都陥落の危機
プーチン大統領の侵攻開始宣言からおよそ6時間後、ベラルーシからおよそ40機のロシア軍のヘリコプターが奇襲攻撃をかけてきた。

狙われたのは首都防衛の重要拠点「アントノフ空港」。

キーウ郊外にあり、ゼレンスキー大統領が執務をおこなう大統領府まではおよそ30キロ。
ちなみにここは、世界最大の輸送機「ムリーヤ」の母港であり、あらゆるサイズの航空機の受け入れが可能。

ここを奪われれば、ロシア軍の大型輸送機によって次々と部隊が送り込まれ、キーウの防衛は絶望的になる。

不意を突かれたウクライナ軍。

空港の監視カメラには、ロシア軍の攻撃に一方的にさらされ、ほとんど反撃できていない様子が記録されていた。

このとき空港を守っていたのは経験の浅い兵士ばかりだった。

一方、空港を奇襲したのはロシア軍の精鋭、空挺部隊だった。

彼らは空港の構造を調べ上げてきたようで、まっさきに管制塔を占拠した。

侵攻開始からおよそ11時間が経過した午後4時には、アントノフ空港はロシア軍の支配下に置かれた。


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