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左翼・革新・護憲 斗争スレ

1とはずがたり:2014/01/21(火) 22:00:10
日本共産党・社会民主党・沖縄社会大衆党・新社会党・その他新左翼諸党派
社会主義思想なんかも

左翼運動の細分化に被せるように本掲示板でも分裂気味だったので思い切って統合

161名無しさん:2015/09/20(日) 10:58:01
21年前に自民党の早期政権復帰に協力したあなたに責任の一端があるでしょと言いたくもなる。

http://www.jiji.com/jc/zc?g=pol&k=201509%2F2015091900218
「戦後国会史上初の暴挙」=安保法成立を批判-村山元首相

 村山富市元首相は19日、大分市内で記者会見し、安全保障関連法の成立に関し、「憲法違反の法律を、憲法を守らないといけない閣僚や国会議員が堂々と議論したのは戦後の国会史上初めての暴挙だ」と述べ、世論が割れる中で採決を急いだ政府・与党を厳しく批判した。
 村山氏は安倍晋三首相の姿勢について「(国民の声を)素直に聞く耳を持っていない」と指摘。野党各党に対し、「これを機会に今の間違った安倍政権の流れをどう断ち切るかに集中し、皆が結束して立ち上がっていくことが大事だ」と共闘を求めた。 (2015/09/19-15:45)

162名無しさん:2015/09/21(月) 20:10:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150921-00000521-san-pol
共産党が「国民連合政府」構想 参院選での統一戦線呼びかけ 野党再編加速か?
産経新聞 9月21日(月)16時18分配信

 共産党の志位和夫委員長は安保関連法制廃止に向け、「国民連合政府」構想をぶち上げた。来夏の参院選では独自候補擁立にこだわらず、民主党などと統一戦線を張り、安倍晋三政権を退陣に追い込む構え。民主党の岡田克也代表は「かなり思い切った提案で注目している」と早くも前向きな姿勢を示しており、近く党首会談が行われる見通し。だが、民主党支持層に共産党アレルギーは根強く、“民共協力”の動きが加速すれば、新たな野党再編の火種となる可能性が大きい。

 共産党は19日午後、東京都内の党本部で第4回中央委員会総会を開き、来夏の参院選へ向けた戦略を議論した。中央委総会は党大会に次ぐ意思決定機関で1月以来の開催となる。志位氏は安保法制反対で野党共闘を組んだ今国会の取り組みを説明。「『戦争法廃止の国民連合政府』で一致する野党が国政選挙で選挙協力を行おう」とする提案を確認した。

 志位氏はこの後の記者会見で「全選挙区に候補者を立てる方針だが、他の野党と選挙協力で合意できれば調整する」と述べ、安倍政権を退陣に追い込むため、安保法制で共闘した民主、社民など5党1会派に選挙協力を呼びかける考えを示した。その上で国民連合政府構想に触れ、「まず戦争法を廃止して立憲主義を取り戻す政治的合意が必要だ。その合意を実行するために連合政権を一緒に作ろうという政権合意も必要だ」と述べた。

 志位氏の国民連合政府構想を受け、野党各党は色めきだった。

 民主党の岡田克也代表は20日、秋田市内で記者団の取材に応じ、「かなり思い切った提案で、注目している。選挙区で競合を避けるのは重要だが、政策をどうするかなど、さまざまな議論をしないといけない。提案の中身についてよく話を聞きたい」と語った。

 辻元清美政調会長代理も20日のNHK番組で「(安保法に反対する)国民の声を受け止める大きな受け皿がいる」と前向きな考えを示した。菅直人元首相も21日、自らのブログに「1人区では安保法制廃止の野党統一候補を擁立すべきだ」と書き込んだ。

 社民党の吉川元政審会長は「他の野党と一緒に(安保法制の)廃止法案を出す。選挙協力も進めていく」と断じた。

 一方、維新の党の井坂信彦政調会長も「ここに至った一つの原因は野党側が弱小でばらばらだったからだと反省している。建設的な提案ができる大きな強い野党を作っていく必要がある」と述べ、選挙協力に含みを持たせた。

 ただ、民主党には共産党アレルギーは根強い。

 来夏の参院選で改選を迎える金子洋一参院議員は20、21両日、「共産党などとの協力には大反対だ。根本的な考え方が違う」「決して共産党などとの連携をしてはいけません」などとツイッターに書き込んだ。

 長島昭久元防衛副大臣も19日、ツイッターに「民主執行部はこの呼びかけにも応ずるのだろうか? いろんな意味で共産党の方が上手だな」とつぶやいた。

 民主党最大の支持母体である連合傘下の組合でも共産党への警戒感は強く、共産党との連携の動きは、民主党内の亀裂をさらに広げる可能性が大きい。

163名無しさん:2015/09/22(火) 04:28:38
    _, ,_
  :.(;゚д゚):.  ν即+から来ましたが、どうすればいいんですか?
   :.レV):.
    :.<<:.

164名無しさん:2015/09/22(火) 04:44:52
>ニュー速+板など書き込み回数に制限ができたので転載・周知など宜しくお願いします。

165とはずがたり:2015/09/23(水) 18:06:07
安保と原発再稼働への反対で国民の野党共闘出来そうなもんだけど完全に左派っぽくなってしまうよなぁ。。
安保法案の代わりに個別自衛権の範囲で国際貢献出来る範囲の明示や原発動かさないで安価なエネルギー供給出来る政策を提示しなければならない。

安保法と原発再稼働に反対する集会
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150923/k10010245291000.html
9月23日 17時22分

今月19日に成立した安全保障関連法と、原発の再稼働に反対する集会が東京都内で開かれ、作家や若者などが抗議の声を上げ続けようと訴えました。
この集会は、ノーベル賞作家の大江健三郎さんや作家の落合恵子さんなどの呼びかけで開かれ、東京・渋谷区の代々木公園には主催者の発表でおよそ2万5000人が集まりました。
この中で大江さんは、「憲法の下で70年間、平和が持続してきたが、今最も危険な転換期にある。この危機に抵抗して生きていこう」と述べました。また落合さんは、「政権から私たちの民主主義を取り戻すために、生存権と人格権を懸けてもう一度闘いましょう。福島第一原発の事故の収束を何一つ見ないままでの再稼働も認められない」と訴えました。さらに安全保障関連法に反対する若者などのグループ「SEALDs」の奥田愛基さんは、「今こそ戦争反対、憲法を守れと言わなければならない。世代を超えてともに闘っていきましょう」と呼びかけました。
このあと参加者たちは渋谷の繁華街でデモ行進を行い、安全保障関連法や原発の再稼働への反対を訴えていました。参加した40代の会社員の男性は、「憲法9条を大切にしてきた国の形を変える法律に憤りを感じて参加しました。これからも声を上げ続け、選挙でも意思を示したい」と話していました。

166名無しさん:2015/09/24(木) 22:42:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00050106-yom-pol
志位氏、松野氏に「清水の舞台から飛び降りた」
読売新聞 9月24日(木)20時27分配信

 清水の舞台から飛び降りたので協力を――。

 共産党の志位委員長は24日、国会内で鉢合わせした維新の党の松野代表にこう語りかけ、共産党が提案した野党共闘に加わるよう求めた。同党はこれまで、国政選ではほぼ全選挙区で候補を擁立してきたが、共闘呼びかけでは候補取り下げも辞さない方針を示しており、身を削って他党に歩み寄る姿勢を強調したかったようだ。

 ただ、維新内には共産への拒否感の強い保守系議員も多い。清水の舞台がある京都府を地盤とする共産の穀田恵二国会対策委員長が「一緒に清水から飛び降りましょう」とたたみかけたが、松野氏は笑顔で握手に応じただけだった。

167名無しさん:2015/09/26(土) 14:22:07
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-09-26/2015092604_01_0.html
2015年9月26日(土)
日本共産党国会議員団総会での志位委員長のあいさつ

 日本共産党の志位和夫委員長が、25日の党国会議員団総会で行ったあいさつを紹介します。

通常国会での奮闘――新しい国民運動が日本の未来に希望を開いた

 この通常国会は245日間という長期の国会でしたが、まず、みなさんが元気いっぱいに奮闘されたことに対して、心からの敬意を申し上げたいと思います。(拍手)

 そして、9月19日、安倍自公政権が国民の多数の声を踏みつけにし、憲法を踏みつけにして戦争法案の採決を強行したことに対して、みなさんとともに満身の怒りを込めて、糾弾するものです。(「そうだ」の声、拍手)

 同時にたたかいを通じて、私たちは、大きな希望を得ることができたと思っております。

 何よりも主権者である国民が、一人ひとりの意思で、「今声をあげなければ」と、全国津々浦々で、そして国会を取り巻いて、新しい大きな国民運動が起こっている、そのなかでとりわけ若い方々が素晴らしい役割を果たしている、これは日本の未来にとって大きな希望といえるのではないでしょうか。この国民の歩みを止めることは誰にもできないということを、私は強調したいと思います。(「そうだ」の声、大きな拍手)

 いま一つ、国民の声、国民の運動にこたえて、野党が結束して、戦争法案阻止のために最後までたたかったことも大きな意義をもつと思います。この国会では衆議院(での審議の)段階で2回、参議院段階で4回の野党の党首会談が行われました。一国会でこれだけ野党の党首会談がもたれたことは近年にないことであります。そして、9月18日の野党党首会談では、内閣不信任決議案と問責決議案の提出を決めるとともに、「どんな事態になっても、今後とも憲法の平和主義、立憲主義、民主主義を守るために協力をしていこう」ということを確認したことも、今後につながる大事な意義をもつものとなったと考えております。(「そうだ」の声、拍手)

168名無しさん:2015/09/26(土) 14:22:28
>>167

「国民連合政府」――「提案」の一番の要は、この政権構想の提案

 そういう到達点を踏まえまして、わが党として、19日に、第4回中央委員会総会を開き、その議論と確認を経て、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の「提案」を発表いたしました。

 すでにこの「提案」に対して、多くの団体・個人の方々から歓迎、賛同、激励の声が寄せられているのは、うれしい限りであります。私は、そういう声を寄せていただいているすべての方々に心からの感謝を申し上げるとともに、その期待にこたえる奮闘をやりぬいていく決意を申し上げたいと思います。(「よし」の声、拍手)

 私たちの「提案」に対して、メディアでは、「選挙協力」という角度からの報道が多いのですが、この「提案」というのは単なる選挙協力の呼びかけではありません。「戦争法廃止の国民連合政府をつくろう」という政権構想をお示ししたというところに、私たちの「提案」の一番の要があるということを強調したいと思うのであります。

 なぜ政府をつくる必要があるのか。二つのことを強調したいと思います。

 一つは、本気になって戦争法を廃止し、わが国の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すという課題を実行するためには、衆議院と参議院の選挙で「戦争法反対」の勢力が多数を占めて、「戦争法廃止法案」を提起して衆参で可決することがもとより必要です。

 しかしそれだけでは足りません。それだけでは、昨年7月1日に、安倍政権が強行した集団的自衛権行使容認の「閣議決定」が残るわけです。この「閣議決定」が残れば、自衛隊の海外での武力行使をすすめる大きな火種が残ったままです。そして、立憲主義が踏みにじられた異常事態がつづくわけです。この根っこまで断たないと問題は解決しない。「閣議決定」を撤回させる、そしてここまでゆがめられた政府の憲法解釈を、少なくとも元に戻す、これをやらなければ問題は解決しない。

 この二つの仕事――戦争法の廃止と「閣議決定」の撤回をやりきるためには、安倍政権を退陣させて、そうした課題を実行する政府をつくることが、どうしても必要になってくることを強調したいと思います。

 いま一つ、そこまで腹をくくっての協力が確認できてこそ、野党間の選挙協力も本当に力のあるものになるということを、私は強調したいと思います。

 選挙に勝って安倍政権を倒すことは、もとより簡単なことではありません。多くの国民のみなさんに、野党は本気だ、本気で安倍政権を倒し、戦争法を廃止し、立憲主義を回復するという大仕事をやる覚悟と意志を持っている――この真剣な意気込みが伝わってこそ、衆院選でも参院選でも自公を打ち倒して、勝利することができるのではないでしょうか。

 そして、安倍政権打倒という場合、打倒した後にどういう政権をつくるのかの展望を示してこそ、そういう展望のもとに選挙協力をやってこそ、本当に力のあるものになるのではないでしょうか。

 たしかに野党間には政策上の違いがありますが、この間の野党共闘の到達点にたてば、「戦争法の廃止、立憲主義を取り戻す」という点で合意しうる基礎があると、私は考えます。そして、立憲主義の回復という課題は、日本の政治の根幹、土台をしっかり立て直すという仕事なのです。あれこれの政策課題の問題ではない。そういう次元の問題ではなく、もっと根本的な、政治の根幹、土台を立て直すという、ほんとうに大きな国民的意義を持つ仕事です。

 この問題で合意ができれば、当面する国政のその他の問題は、一致点で協力し、相違点は横に置くという原則で、私は解決できると考えています。国民のみなさんに責任を持った政権を構成できると思います。安倍政権打倒という点では、内閣不信任案を共同して提出したわけですから、暴走を止めるという点でいろいろな一致点も見いだせるのではないでしょうか。

 ただ同時に、この政府は、「戦争法廃止、立憲主義を取り戻す」という一点で一致する政党、団体、個人による連合政府ですから、その性格は、当然、暫定的なものになります。私たちの「提案」でもそのことは率直に書いてあります。国民に約束したこの仕事を、この政府がしっかりと達成したら、解散・総選挙によって、その先の日本の進路についての審判を仰ぐということになると考えております。

 これがいま日本の政治の前途を考えた場合、一番、合理的かつ現実的な政権構想だと、私は確信をもって言いたいと思います。(大きな拍手)

169名無しさん:2015/09/26(土) 14:22:38
>>168

国民の願いに応え、野党が責任を果たすべき歴史的局面

 今回の「提案」は、わが党にとっても歴史上初めてのことであり、新しい踏み切りです。私たちが、なぜこの「提案」に踏み切ったかについて、2点ほど強調しておきたいと思います。

 第一に、何といっても私たちが国民の運動に参加し、国会前で、全国で、国民の中に飛び込んで、そのなかで私たちにぶつけられた声、たくさんの願い、これを真剣に受けとめなければならない、ということを痛切に感じたということが、この「提案」にいたる経過で大きな要素になりました。

 「戦争法をつぶしてほしい」「安倍政権を倒してほしい」という声とともに、いま私たちに寄せられているのは「野党はバラバラではなく、結束してほしい」という声であります。本当に痛切な声であります。そのときに野党が、この痛切な声に応えなければ、「日本の現状をよくしよう」「こんな間違った政治は何としてもただそう」と立ち上がりつつある人々の思い、さらにもっと広く今の日本の政治の前途を憂うる人々の思い、こうした思いを裏切ることになりかねません。ですから、そこは思い切った決断が必要だと思いを定めまして、この「提案」を行いました。

 第二は、いまの日本の政治は非常事態にあるという認識です。安倍政権の暴挙によって、日本の平和主義、立憲主義、民主主義が、根底から脅かされる非常事態に、日本の政治は立ち至っている。その時に、わが党が従来の枠組みの対応にとどまっていては、政党としての責任を果たすことはできません。

 昨日、維新の党の松野(頼久)代表とばったり(国会の)渡り廊下でお会いしました。「今回の『提案』は、清水の舞台から飛び降りる覚悟でつくりました」と先方にお話をし、握手をしました。穀田(恵二)国対委員長も一緒だったのですが、穀田さんは、「一緒に飛び降りましょう」という話もしていましたが(笑い)、まさに思い切って責任を果たすべき歴史的局面にあるということを、私は、強調したいと思います。(「そうだ」の声、拍手)

 この「提案」は、一党一派の利害得失に立ったものではありません。いまお話ししたように、国民の声に応え、日本の政治の非常事態を打開して、まともな政治をつくっていく――そういう国民的大義にたったものだということを、私は訴えたいと思います。(「よし」の声、大きな拍手)

憲法の立憲主義、平和主義、民主主義を貫く新しい政治をつくろう

 提案したからには、何としても、実らせたいと決意しております。本日(25日)午後、民主党の岡田(克也)代表とお会いします。月曜日(28日)にも社民党の吉田(忠智)党首、生活の党の小沢(一郎)代表とお会いすることを調整しております。まずは、私たちの考えを先方に丁寧にお伝えするところから始めたいと思います。合意を目指して一歩一歩進んでいけたらと願っています。

 いろいろと難しい問題もあるでしょう。しかし、「戦争法の廃止」と「立憲主義の回復」という国民的大義のために、過去を乗り越え、未来に向けて、連携が図れればと心から願うものであります。

 また、私たちの「提案」というのは、政党とともに、団体、個人に対する呼びかけであります。この政府をつくるうえでは、政党が大事な仕事を果たすことになることはもとよりですが、多くの団体・個人の方々と一緒につくる、まさに「国民連合政府」であります。

 これまで一緒にたたかってきた多くの方々、さらに今の日本の前途を憂うる多くの方々に、この「提案」をお伝えし、語り合い、国民的な流れをつくっていくために、力をつくしていきたいと決意しております。

 まさに、この「提案」の成否は、何よりも国民の世論と運動にかかっています。そのために、この場をお借りして、国民のみなさん、どうか応援していただきたい、ともにたたかおうということを、心から呼びかけたいと思います。(大きな拍手)

 今日は、(事実上の)国会の閉会日なのですが、「閉会」という感じがしない、新たなたたかいが始まった日だと、つくづく思います。

 戦後最悪の安倍政権を一刻も早く打ち倒そうではありませんか。(「よし」「そうだ」の声、大きな拍手)

 そのために、政治的立場の違いを超え、思想・信条の違いを超えて、力をあわせて、日本国憲法の立憲主義、平和主義、民主主義を貫く新しい日本をつくろうではありませんか。

 以上をもって、私のあいさつといたします。頑張りましょう。(大きな拍手)

170名無しさん:2015/09/27(日) 14:22:56
面白い。。。

http://greens-tokai.jp/original/greenstokai/2015-6-20%E3%80%80%E7%B7%91%E3%81%AE%E5%85%9A%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9C%AC%E9%83%A8%E3%80%80%E5%85%A8%E5%93%A1%E9%9B%86%E4%BC%9A%E3%80%80%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E9%8C%B2/
2015.6.20 緑の党東海本部 全員集会 会議録

投稿日:2015年06月27日 カテゴリ:緑の党・東海の活動
場所:名古屋市教育館

時間;1時半〜5時

参加者:(共同代表)辻、(運営委員)小林、小森、田中、岸、鬼松

会員・サポーター9人

司会に小森を選出、辻共同代表が開会の挨拶をした。その後、意見交換を行った。



1.2016参議院選挙についてのみなさんの意見



・候補者として小出裕章さんは交渉できないか。

・「虹と緑の500人リスト」時代、目標は地方議員が500名、一人2000票で100万票を 集めるという構想を聞いた。今は、議員100名ではどうしようもない。

・候補者擁立難しい。今は、選挙というより、街宣活動をして「緑の党」の名前をもっと名前を売ったらどうか。

・半年前にサポーターとなり初めて参加した。緑の党のHPには、財政報告がないが収入は何か?(会員・サポーター・一般の個人からの寄付金だけと回答した)。緑の党は党の顔がみえないので、わかりにくい。

・無所属統一候補の9項目の基本政策のうち、③の「競争とさよならし、スロー・スモール・シンプルに生きる」は反対。生活困窮やフリーターの若者に響かないのではないか。緑の党は、資本主義体制のもとで、「公正」をめざす政党であることを訴えるべき。

・共産党の原則全選挙区における候補者の擁立により、他の当選可能性のある野党候補の落選を招き、結果として自民党を利していると緑の党自身が批判しているわけであるから、その緑の党自身も選挙区における候補者擁立の追求を止めて、そうした批判を受けないように留意すべき。

・緑の党としては、比例代表では社民党を全面的に応援し、吉田党首と福島副党首が落選することがないようにするべきである。中でも市民派の福島氏は絶対に落選させてはならない。

・21世紀は環境の世紀、これまで環境に関心が高くずっと緑を応援してきた。

・欧州で社会インターナショナルは、原発推進であり、支持できない。原発反対しているのは緑の党だけ。菅直人は候補者にならないか?環境保護で一致する幅広い勢力を結集すべき。

・比例区では社民との協力は欠かせないだろう。

・緑の党は、憲法、安全保障のあり方についてこれまで議論をしてこなかった。9条以外は、憲法改正すべき点もある。憲法改正反対と叫ぶのは共産党と同じ、なんら緑らしくない。平和、エネルギーについて、いろんな勢力と政策議論すべきだ。

・今日は、愛知県豊川市から参加した。今、地元では設楽ダム建設問題があるが、緑の党は、ローカル政党として、地方ごとの問題に取り組めばいいのではないか。

・日本の現行の選挙制度は問題あるが、現実として受け止めねばならない。いま我々がなすべき現実的な選択は、民主党の左派・リベラルな勢力と協力していくことではないか。選挙は、保守党に負けないくらいドブ板選挙をやらない限り勝てない、市民派だ、ネットだといってもはじまらない。党員サポーターには、政党に対する「自己犠牲」のけじめをつけている人は少なく、今緑の党は、市民運動団体レベルだ。

・ある会員から「政党助成金」について提案があった。政党助成金は、国民ひとりあたり250円支払っているが、共産党以外は受け取っている、緑の党の考えはどうか。(政党育成の趣旨から反対ではなく、国会議員が誕生したら受け取る予定である。ただし、現行の金額や配分方法は問題あるのでないか  中山均共同代表より電話聴取)

・政党助成金に対するスタンスを明確にして、国政選挙に臨むべきではないか。

・前回の参議院選挙は、緑の党東海として尾形候補を押して選挙運動に取り組み、盛り上がったが、今度は、候補者は立てないのか。愛知選挙区では、定数3について自民・民主に続く3番目の席に、早くも共産党が候補を決定した。前回、参議院選挙のあと、「政治を考える市民の会 愛知」の会で緑の党を含む幅広い民主的な勢力を結集した候補擁立を考えてきたが、無視された形になっている。共産党は、そういう政党である。



<まとめ>

臨時党大会で決議する方針への明確な回答はでなかったが、現状を踏まえると、候補者擁立にこだわる必要はなく、選挙を通じて動くことで、緑の党の宣伝をすることに徹するべきではないか。

171名無しさん:2015/09/27(日) 14:23:06
>>170

2.会員拡大キャンペーンについてのみなさんの意見



・会費の納入は、本部からも東海本部からくるので、わかりにくい。(東海本部に一本化する方向で検討すると回答)

・緑の党、東海本部のHPのアクセス数は把握されているか。総会時などの資料で開示してほしい。

・自分が緑の党に参加したのは、「環境問題」の勉強会がきっけだった。階級闘争と労働者の解放を目指す共産党路線や、そのもの現代資本主義に根ざす自民党路線は限界であり、緑の党の先見性は明らか、環境政党であることを全面的に打ち出して欲しい。

・日本中が行き詰まっている中、その解決策として脱経済成長を全面に押し出してほしい。

・緑の党の機関紙みたいなものがあれば、図書館へ寄贈したらどうか。多くのひとに存在をアピールできる。赤旗、社会新報、聖教新聞なども利用している。費用対効果は高いと思う。

・こうした東海本部の集まりを多くして、その会に新しい人を参加してもらうようにすべきだ。



以上

172名無しさん:2015/09/27(日) 14:36:05
http://www.tanteifile.com/diary/2015/08/28_02/
●更新日 08/28●
社民党・党首を悩ます福島瑞穂のゴーマン

安保法制の審議が佳境を迎える中、同法案を「戦争法案」と断じて、自民党から「レッテル張り」だと非難を浴びた福島瑞穂「社民党」副党首が再び“問題発言”をして物議を醸している。
24日に行われた参院予算委員会で、安倍晋三首相の戦後70年談話に絡み、「何百年たとうが謝らなければならないことはありますよ!」と追及したのだ。ネットでは非難囂々だが、ご本人はいっこうに気にしていないという。一人気を吐く福島氏だが、身内の社民党からも冷たい視線を注がれている。

「問題になっているのは来年の参院選挙です。社民党は比例区で当選した吉田忠智・党首と福島氏が再選をかけて闘います。ただ、社民党は比例区で2001年に3議席を得て以降は、04年、07年、10年と2議席に減り、13年の参院選では1議席に後退しました。来年の参院選も1議席しか獲得できないでしょう」(永田町を取材する政治ジャーナリスト)

そうすると、あおりを受けるのが吉田党首だ。吉田党首が2010年に当選した順位は比例区48議席中、最下位の48番目だ。このままだと、知名度抜群の福島氏のみが当選して、吉田党首は落選の憂き目にあいかねない。そこで、社民党は福島氏に、自身が県連代表を務める神奈川選挙区からの出馬を打診したというが、けんもほろろに断られた。

「当選の見込みがないからでしょう。福島氏は党首を蹴落としてでも、自分だけ当選しようと考えている節があります」(前出ジャーナリスト)

前代未聞の党首落選によって社民党が党存亡の危機に立たされようが、おかまいなしということか。いやはや、福島センセイのツラの皮は、“浪速のエリカ様”上西小百合・議員並みに、厚いようだ。

173名無しさん:2015/09/27(日) 14:51:30
国会前から中に入ったシールズリーダー 野党各党が“青田買い”?
2015年09月17日 06時30分
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/447346/

安保法制審議で15日、参院の平和安全法制特別委員会の公聴会が開かれ、
国会前デモを主宰する学生グループ「SEALDs(シールズ)」のリーダー格である明治学院大学4年奥田愛基氏(23)が、
公述人として出席した。この奥田氏をめぐり、リベラル、左派勢力が新世代の旗手として、目の色を変えている。

友人から借りたというリクルートスーツで、金髪から黒髪にした奥田氏の“国会内第一声”は
「寝ている人がたくさんいるんで、話を聞いてください!!」。居眠り議員への強烈パンチを見舞った。

シールズは安保法制に反対する学生グループで、8月30日には3万人(警察発表)のデモを主催。
代表を置いていないが、奥田氏は事実上のトップで「憲法読めない総理はいらない」とヒップホップ調のマイクで注目を集め、
各メディアに取り上げられれば、中年女性からは黄色い声援を送られる人気ぶりだ。

野党も熱視線を送る。奥田氏の意見陳述に「すごく胸に響きました」(民主党・蓮舫代表代行)、
「勇気ある発言と行動に感動を覚えました」(社民党・又市征治幹事長)とべた褒め。
学者や元最高裁判事が公述人で立ち並んだ中、奥田氏の異例となる出席も民主党の推薦だった。

「奥田氏は無党派をうたい、中立の立場をとっているが、野党は“将来の顔”と若手リーダーの登場に興奮気味。
共産だけでなく、民主や社民、維新らの議員が取り込もうと“青田買い”していますよ」(永田町関係者)

奥田氏が衆院選への立候補資格(満25歳)を満たす前に、ツバをつけようというわけだ。

奥田氏は「政治家になりたいとは思わないですね。寝ている政治家もかなり疲れているんだろうなと」と否定的だが、
「政治がネガティブに語られるのを変えたい」と含みも持たせる。

今後は大学院に進学し、安保法案が成立したとしても来年の参院選へ向け、打倒・安倍政権を掲げ、シールズの活動も続行する。
“ドラフト解禁日”まであと2年。今は時の人だが、“賞味期限”がどこまで続くかも注目される。

174名無しさん:2015/09/27(日) 20:23:21
>>137
あなたが偏見で見てるだけでしたねえ
そもそも共産党員は増えている
アンチ共産党で有名な高木なんて安易に信用するなって

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:ZHtx_UNvEwwJ:www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140813000149/print+&amp;cd=1&amp;hl=ja&amp;ct=clnk&amp;gl=jp

共産、入党者が急増 2カ月半で若者ら5100人
.
「これだけ早いペースで増えるのは過去に例がなく、閣議決定の影響とみて間違いない」。政府が7月1日に集団的自衛権の行使容認を閣議決定して以降、急に入党者が増えたという共産党。
特に若者から支持を集めているといい、1990年後半にみせた「上げ潮ムードの再来」と期待する声も。
次の本番は来春の統一地方選だが、果たして勢いをつけられるか、真価が試される。

今年5月15日から7月末までを「躍進月間」と位置づけ、全国で集中的に勧誘活動を実施。
その結果、2カ月半で5100人の入党があり、閣議決定以降は3000人以上に上ったという。
京都府委員会も300人近くを新たに迎えた。

党によると、入党者のうち39歳以下が3割を占めるなど若者が多く、
集団的自衛権だけでなく、ブラック企業や原発、消費税など、党の主張が幅広い世代に支持されているとみている。

組織強化を担当する中井作太郎書記局次長(元京都府委員長)は「90年代後半の党が躍進した状況と似ている」と語り、
98年参院選で躍進し、翌99年の統一地方選でも史上最高の地方議席数を獲得した「上げ潮」時代を思い描く。

ただ、「当時と比べると地力は足りない」とも分析し、「(反自民の)受け皿がなくなっている。
今が新しい時代を迎えられるチャンス」と10月からの党幹部による全国遊説で支持の拡大を目指す。

175チバQ:2015/09/28(月) 02:04:37
http://ji-sedai.jp/series/research/036.html
「なんかSEALDs感じ悪いよね」の理由を考える ──中国や台湾の学生運動との比較から──
安田峰俊
2015年09月24日 更新
 今年9月19日未明、安全保障関連法が参議院で可決され、成立した。それに先立ち、同法の廃案を求める抗議行動(以下、反安保デモ)が大規模に展開されてきたことも記憶に新しい。今回の抗議行動は、脱原発関連デモをはじめ2010年代に盛り上がりを見せてきたリベラル系の社会運動の集大成といった観があった。

 反安保デモの特色のひとつは、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)という学生組織が盛んにメディアに登場した点だ。日本では実に1996年の薬害エイズ問題抗議運動以来、ほぼ20年ぶりに学生運動が政治の第一線に登場した事件だった。

 この手の原稿を書く際のマナーとして、不粋を承知で自分の立場を先に述べておこう。まず、私は中国国家や軍部の安定性を基本的に信用していないので、日米同盟を強化する防衛政策の方向性にはおおむね賛成だ。現在、中国の軍事的なターゲットは南シナ海で、リスクに見合わない東シナ海への進出はポーズに過ぎないはずだが、仮に習近平が暗殺でもされてガバナンスのタガが外れれば、彼らが何をやるかはわからない。もちろん、有事の際にアメリカが本気で日本と一緒に戦ってくれるかも全然信用できない(これは安保法を成立させても同様だ)ものの、同盟の強化はアメリカの行動を多少なりとも裏付け、中国への抑止力を作り出すはずだろう。

 ただし、私は今回の安保法が改憲という手続きを踏まず、実質的にかなりグレーな憲法解釈を通じて成立した点には大きな問題があったと感じている。また余計な理屈は抜きで、日本が自衛隊員の血を流す選択肢を本質的に是認できる国家へと変わっていく未来にも、少なからぬ心理的抵抗感がある。仮に安保法が廃案になっていれば、それはそれでホッとしただろうと思う。

 つまり、私の立場はあくまでも消極的賛成に過ぎない。これに「安保法には反対だが中国は怖い」という「消極的反対」の人も加えると、おそらく日本の世論の最多数派を占めるのではなかろうか。本件を前にした日本人の多くは、賛成にも反対にもどこか釈然としない感情がある「動揺層」だっただろうと思われてならない。

 ところで、そんな「動揺層」の一人であるはずの私は、SEALDsやそのシンパたちの活動についてはまったく支持する気になれなかった。不支持の理由は、彼らの動機(=日本の国家方針の転換に対する反発)よりも、活動の具体的なありかたやその言説への違和感が大きい。以下、私が従来の仕事のなかで触れてきた中華圏の複数の学生運動との比較から、その理由を考察してみることにしよう。

(中略)

176チバQ:2015/09/28(月) 02:05:11
敗軍の将、兵を語る

 そんな王丹氏は、1994年に日本の月刊誌に寄稿した手記(『現代』‘94年7月号。伊藤正氏が編訳)のなかで、天安門の運動が失敗した原因について興味深い考察を残している。王丹氏が述べた「天安門版、失敗の本質」は、大別して以下の4点にまとめられる。



1:思想的基礎の欠如

一人一人の参加者が「民主や民主運動について明確な概念」を欠いていた(つまり、民主主義が何なのかはっきりわからないままデモをおこなっていた)。結果、明確なイシューを打ち出せないまま天安門広場の占拠が長期化。時間とともに運動方針が混乱していった。

2:組織的基礎の欠如

参加者に対するしっかりした指導の中心や指揮系統が存在しないせいで、途中から運動が四分五裂に陥った。

3:大衆的基礎の欠如

学生と知識人だけで盛り上がってしまい、一般国民(労働者や農民)への参加の呼びかけを怠った。また、政府内に存在するはずの改革派と「暗黙の連合」を組む姿勢をとることもできなかった。

4:運動の戦略・戦術の失敗

運動を政治目的を達成するための手段として使うという意識が薄かった。デモ参加者たちは学生運動の“純粋性”をひたすら強調し、当局側への妥協や一時後退といった柔軟な戦術を一貫して否定。結果、ろくな目的もないまま天安門広場の占拠を長期間続け、弾圧を招くことになった。

 わかりやすくまとめれば、天安門の学生運動は国民全体から見ればごく狭い範囲の支持者たち(と言っても全国で何百万人もいたが)だけが内輪で盛り上がっていた運動に過ぎず、ノンポリの一般庶民を相手に問題を訴えかけることや、シンパ以外の人々と幅広く連帯することを最初から想定していなかった。また、「ピュアな若者の運動」というイメージで自分たちを縛ってしまい、「汚い大人」である当局を相手とするしたたかな交渉戦略を否定してしまった──。

 だから1989年の学生運動は失敗したというわけである。世界の歴史に名を残した事件の当事者の弁だけに、王丹氏の指摘は重い。



雨傘革命はなぜ失敗したのか

 六四天安門事件に限らず、最終的に失敗した学生運動は、この「失敗の本質」に当てはまるケースが多いようだ。

 例えば昨年9月に香港で発生した雨傘革命もそうだ。もともと中国当局相手の戦いは勝ち目が薄いものとはいえ、運動が掲げた香港の独自性の強調や行政長官選挙の健全化というテーマ自体は、少なからぬ「動揺層」の市民の支持を得られるはずの主張だった。だが、最終的に雨傘革命は瓦解し、複数の当事者が「何の成果もなかった」と敗戦の弁を述べるほど、実質的にはいかなる政治的目標も達成できないまま終わってしまった。

 事実、雨傘革命を客観的に分析してみると、特に「王丹の法則」の②・③・④にかなり合致することがわかる。



1:思想的基礎の欠如

行政長官(大統領)選出をめぐる平等健全な普通選挙制度の実現、というワンイシューのテーマを掲げた。ただし、運動の長期化とともに香港独立などの別のイデオロギーが混じったり、既存政党のPRの場として使われるようになり、主張は混乱していった。

2:組織的基礎の欠如

全体を統括する明確なトップが存在しなかった。有名な学生リーダーのジョシュア・ウォンも、参加した学生団体のひとつのトップにすぎず、絶対的なリーダーではなかった。結果、運動は分裂し、特に各占拠地域(金鐘・銅鑼湾・旺角)の連携は最後までうまくいかなかった。

3:大衆的基礎の欠如

学生を中心に盛り上がり、若者層以外に支持が広がらなかった。むしろ、市街地占拠を通じて一般の商店主を敵に回し、デモ隊側も彼らの抗議に冷淡な姿勢をとったことで、少なくない市民からは静観どころか明確な嫌悪感を持たれてしまった。

4:運動の戦略・戦術の失敗

戦略的な妥協や撤退を決断できず、市街地の占拠状態をズルズルと目的もなく引き延ばしたことで分裂が加速。最後はなし崩し的に崩壊した。

 雨傘革命の発生当時、日本をはじめ世界中で熱烈なシンパが生まれたことは記憶に新しい。だが、これは王丹氏の表現を借りて言えば、「学生運動の“純粋性”」ゆえに生まれた現象だった。このピュアすぎる立場は、やがて学生たちが採るべき戦略や戦術の幅を狭め、自縄自縛のなかで運動を失敗に導く最大の原因となってしまう。

 もちろん、中国共産党の周縁地域(各少数民族自治区や香港)への支配の限界性を明らかにした点で、雨傘革命の歴史的意義は非常に大きい。だが、彼らが25年前の「失敗の本質」を超えられなかったことも、やはり確かなのである。

177チバQ:2015/09/28(月) 02:05:50
「失敗の本質」を克服した台湾

 一方、近年の学生運動のなかで王丹の法則を克服できたレアケースも紹介しておきたい。それは台湾のヒマワリ学運だ。すなわち、昨年3月23日、現地の馬英九政権が進めていた対中貿易協定(服貿協定)の批准に反対する学生団体が立法院(国会議事堂)を占拠し、同月30日には市内で数十万人規模のデモを組織。最終的に服貿協定を凍結状態に追い込むことに成功した事件である。

 以下、その特徴を見ていこう。



1:思想的基礎(主張内容の整理と明確化)

あいまいな目標を掲げたり複数の論点を出したりせず、主張を誰にでもわかりやすい服貿協定の撤回だけに絞った。リーダーたちは緑陣営(民進党系、台湾自立派)に近い立場にもかかわらず、「台湾独立」「馬英九退陣」「新自由主義反対」といった他のイデオロギーをほとんど持ち出さなかった。

2:組織的基礎(運動の分裂傾向の克服)

林飛帆・陳為廷の2人が絶対的なリーダーとして君臨し、指導部が分裂しなかった。また、既存政党や政治団体(過激な台湾独立派団体も含む)、NGOなどの協力を受け入れつつも、運動を乗っ取られることなく、指導部が最後まで全体の決定権を保持し続けた。

3:大衆的基礎(内輪だけの盛り上がりの克服)

過激だったりイデオロギー色が強かったりする言葉や、支持者にしか理解できない飛躍した論理をほとんど使わなかった。結果、与党支持層の一部を含む、世論の過半数の支持を獲得するに至った。当時、私が取材したリーダーの陳為廷は、「(過激な表現は)『イヤな感じ』がするよね」「穏健な主張をした方が、一般の人々が支持してくれることを体験的に知っているんだ」と話している。

4:戦略と戦術(「学生運動の“純粋性”」の克服)

リーダーたちは与党・国民党それ自体の批判はおこなわず、むしろ水面下で与党側としたたかに交渉した。結果、国民党内の反主流派で馬英九総統の政敵である大物政治家・王金平の協力を得ることに成功。服貿協定の事実上の凍結を与党政治家に宣言させることで、デモの政治目的を達成した。


 加えて、私が取材中に個人的に感じたヒマワリ学運の特徴も、4点ほど追記しておこう。



Ⅰ:運動側からの具体的な解決策の提示

それまでに決まっていた服貿協定の枠組みをひとまず承認したうえで、「協定の内容を監督する法案の追加成立を求める」という、具体的で実現可能な対案を示した(結果、政権与党側がこの対案の受け入れを表明し、ヒマワリ学運は勝利している)。

Ⅱ:広報の重視、「客観的な第三者」の視点への意識

学生グループはプレス専門の翻訳局を設置し、留学経験者や外語専攻の学生を総動員して、英語・日本語・韓国語・フランス語・アラビア語など多言語で取材を受け入れた。また、私が取材中によく受けた質問は「僕たちの運動は外国人の目にはどう見えますか?」だった。

Ⅲ:異論の容認と既存イデオロギーの抑制

ネットや既存メディアからの中傷に対して、当事者やシンパたちが即座にヒステリックな反応を示すことは(皆無ではないにせよ)少なかった。デモ現場では年配層の多い過激な台湾独立派系政治団体を一か所に封じ込め、大部分の場所では一般学生が主役となった。3月30日の街頭デモの現場でも、既存政党や政治団体のノボリ旗や横断幕は皆無だった。

Ⅳ:支持者の幅の広さ、一般市民性

リーダー層は本来、自由貿易体制それ自体に批判的なリベラル派なのだが、運動のなかでは主張をワンイシューに絞ったことで「自由貿易には賛成だがこの法案にだけは反対」という新自由主義者や与党支持層をかなり多く取り込んだ。

 正直なところ、私は仕事柄(雨傘革命や反安保デモを含めた)国内外の政治運動には常に第三者的に眺める立場なのだが、大きな例外としてヒマワリ学運についてだけは明確に好意的だ。もちろん、一因には台湾という国に対する日本人に独特の情緒(著書『境界の民』参照)もあるのだが、何よりも彼らの運動手法があまりにも見事に垢抜けていた点が、自分の好感の大きな源泉になっている。

 事実、これは私だけの話ではない。取材中、もとは国民党支持層だった台湾人の友人や、現地の国内政治に是々非々の立場を示していた日本人記者たちが、次々とヒマワリの大ファンになっていく光景を多く目にした。巨大与党が決めた自国の将来の方向性を根本的に吹き飛ばせるほどのパワーを持つ社会運動とは、政治的に対立する人間や無関係な外国人までも味方につけてしまうほどの柔軟性と、懐の深さを持っているということだ。

178チバQ:2015/09/28(月) 02:06:18
「なんかSEALDs感じ悪いよね」

 さて、近ごろツイッターなどを見る限り、日本におけるSEALDsやそのシンパには「ヒマワリ学運を評価する人間が反安保デモを評価しないのはダブルスタンダードだ」といった言説を好む向きも多いようである。それが本当に「ダブスタ」であるのか否かは、本稿で指摘したヒマワリ学運の特徴と、SEALDs運動の特徴を比較した上でよく考えて下さい、と答えるしかない。

 ただし、台湾の服貿協定は「中国の覇権を容認する法案」、日本の安保法は「(実質的に)中国の覇権に備える法案」であるという根本的な性質の差異こそあるものの、当該の国家が「国のかたち」を変貌させる分水嶺に直面した際に勃発したリベラル派の抵抗運動――という点では、実のところヒマワリ学運とSEALDs運動の構図はかなりよく似ている。

 では、なぜヒマワリ学運が「動揺層」を味方につけて抵抗運動を成功させて、SEALDs運動が「動揺層」を取り込めずに政治目的を達成できなかったのか? 下記に両者の主要なスローガンを引用することで答えの一端をお察しいただき、本稿を終えることにしよう。

179とはずがたり:2015/09/28(月) 09:05:04
>>175-179

<ヒマワリ学運>
台湾に天祐あれ、民主主義を守り抜け。:天祐台湾、桿衛民主
密室協議に反対する、服貿協定を撤回せよ。:反対黒箱、退回服貿
私たちに色はない、既存政党の指図は受けない。:我イ門無顔色、不受政党桿控
自分の国家は自分で救う。:自己国家自己救

<SEALDs>
戦争法案絶対反対。
アベ政治を許さない。
I say 憲法、you say 守れ。
なんか自民党感じ悪いよね。
戦争したくなくてふるえる。

180とはずがたり:2015/09/28(月) 09:07:46
>>175-179
興味深いっす。
日本の場合,経済政策で(一応)期待されてる安倍政権に対して馬はどうだったんでしたっけ?
安倍・菅の与党内支配が完璧で与党内部に手を突っ込める状況に日本は全くならなかったけど。

181名無しさん:2015/09/28(月) 22:21:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00010000-shincho-soci
「国会デモ」の新聞全面広告の代金は誰が出した?〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月28日(月)8時1分配信

〈強行採決反対! 戦争法案廃案! 安倍政権退陣!〉

 新聞に躍る大きな文字にギョッとした方も多いのではないか。9月13日、朝日、毎日、東京新聞の3紙に掲載された全面広告だが、これを出したのは〈戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会〉なる組織である。

「この“総がかり行動”は、『戦争をさせない1000人委員会』と『解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会』と『戦争をする国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター』の3団体の合同体として、昨年12月に発足しています」

 と、公安関係者は話す。

「ちなみに『1000人委員会』は旧社会党系の組織で、中心になっているのは自治労出身の人物。『共同センター』は共産党系の組織で、中心になっているのは全労連出身の人物です」

“総がかり行動”は、9月13日の分を含めて、最近1カ月で3回、前述の3紙に全面広告を出しているが、

「朝日に全面広告を1回出すだけでも数千万円かかる。他紙の分も含めて3回ですから、総額では1億円以上かかっているでしょう」(広告に詳しい関係者)

 一体、そんな大金をどうやって捻出したというのか。“総がかり行動”の中心メンバーである高田健氏の話。

「全面広告費を出せるくらいカンパが集まっているんです。広告に郵便振替口座と銀行口座を記している場合もあるし、集会でもカンパを募ります。ただ、何億円も集まっているわけではないです」

 にわかには信じがたい集金力だが、先の公安関係者によると、

「主にカンパで金を集めているのは事実のようです。傘下の労組だけで億単位の金を集めるのは不可能で、大口の人も含めて、一般の人からのカンパもかなり集まっていると見ています」

 警察関係者が指摘する。

「金が集まりやすくなっているのは、“△△委員会”といった形で運動を展開し、党派色を消すのに成功していることも大きい」

 振り込め詐欺団の裏には、暴力団が隠れているが、“△△委員会”の裏にも必ず誰かが隠れているのだ。

【特集】「『安保法案』7つの疑問」より
※「週刊新潮」2015年9月24日菊咲月増大号

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182チバQ:2015/09/28(月) 23:03:08
1998 :チバQ:2015/09/28(月) 23:02:28
http://www.sankei.com/politics/news/150928/plt1509280033-n1.html
2015.9.28 20:04

小沢氏、共産「連合政府」構想に賛意 志位氏も「全面合意」強調

ブログに書く1




 共産党の志位和夫委員長は28日、国会内で生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表と会談し、安全保障関連法廃止を目指す野党による連立政権「国民連合政府」構想の必要性で一致した。志位氏は社民党の吉田忠智党首とも会談し、両氏は前向きに協議を進めることを確認した。

 小沢氏は会談で、志位氏の提案について「理解を同じくする。目的達成のために選挙協力を行うことは従来の方針の大転換であり、決断を高く評価する」と述べた。志位氏は会談後の記者会見で「小沢氏と全面的な合意に達した。大変うれしい。心強い結果だ」と強調した。

 吉田氏は会談後の記者会見で「提案を前向きに受け止め、選挙協力を進めていきたい」と述べた。同時に「政権を担う以上、他の課題についてもある程度合意は必要だ」とも語った。

http://www.asahi.com/articles/ASH9X4QNDH9XUTFK00G.html
共産との選挙協力、社民と生活が一定の理解 党首会談
2015年9月28日21時21分

 共産党の志位和夫委員長は28日、社民党の吉田忠智党首、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表と国会内で相次いで会談し、将来の連立政権を念頭に次の衆参両院選での選挙協力を呼びかけた。吉田、小沢両氏はともに一定の理解を示した。

 志位氏は吉田氏に対し、参院選について「共産党が1人区で候補者を決めてあっても、選挙協力の合意が達成されれば調整するのは当然だ」と明言し、公認候補の擁立を見送る可能性を伝えた。

 これに対して吉田氏は、志位氏が安全保障関連法の廃止という一点に絞って協力を呼びかけていることについて、「他の課題もある」と指摘。会談後の記者会見では「脱原発、消費税引き上げ反対、格差是正などの政策課題を共有するならば、積極的に選挙協力を進める必要がある」と注文をつけた。連立政権については「方向性としては理解した」と語った。

 小沢氏は会談で「基本的には理解する」と応じた。会談後の会見で、選挙協力について「共産党が候補者を立てず野党で統一して候補者を立てれば、自公に勝つ」と強調。「安全保障関連法の廃止は大きな大義の旗だ」とも語った。ただ、連立政権については「野党が力を合わせて多数をとった上で考えることだ」と述べるにとどめた。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150928/k10010250861000.html
共産の選挙協力提案 社民と生活が前向きに検討
9月28日 18時07分

共産の選挙協力提案 社民と生活が前向きに検討
共産党の志位委員長は、社民党の吉田党首、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢代表と相次いで会談して、安全保障関連法の廃止を目指した政権合意を結ぶことを前提に国政選挙での協力を提案したのに対し、吉田氏と小沢氏は前向きに検討する考えを示しました。
共産党の志位委員長は28日、まず社民党の吉田党首と会談し、安全保障関連法の廃止を目指した政権合意を結ぶことを前提に、来年夏の参議院選挙などの国政選挙で、選挙区の候補者調整などを行うことを提案しました。
これに対し吉田氏は、安全保障関連法の廃止や、憲法を守ることなどの政策課題を共有できるならば、積極的に協力を進めたいとして、共産党との選挙協力を前向きに検討する考えを示し、今後、両党で協議していくことを確認しました。
会談のあと、吉田氏は記者団に対し、「『戦争法』の廃止や、安倍政権を1日も早く倒さなければならないという点は一致しているので、前向きに受け止めて、野党間の選挙協力を進めていきたい」と述べました。
志位氏は続いて、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢代表と会談し、小沢氏は「安倍政権を倒すためには、野党が結集していくことが必要だ」と述べて、共産党との選挙協力を進めたいという考えを示しました。
小沢氏は記者団に対し、「共産党がすべての選挙区に候補者を立てるという従来の方針を転換したことは評価すべきことだ。安倍政権を倒すためにも大義の旗を立てて選挙を戦っていくべきだ」と述べました。
一連の会談のあと、志位氏は記者会見で、「『戦争法』に反対した野党とできるだけ一緒にやっていきたいので、今後も真剣な話し合いをしていきたい」と述べました。

183名無しさん:2015/09/29(火) 06:33:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00000001-nksports-pol
SEALDs奥田愛基氏ツイッターで殺害予告受ける
日刊スポーツ 9月29日(火)0時20分配信

 安全保障関連法に反対し、国会前などで抗議活動をしてきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の主要メンバー、奥田愛基(あき)氏は28日、ツイッター上で、自身と家族に殺害予告が寄せられていることを明かした。

 奥田氏は、「僕だけならまだしも、なんで家族に対してもそうなるのか」「何か、意見を言うだけで殺されたりするのは嫌なので、一応身の回りに用心して学校行ったりしてます」ともつづった。すでに被害届も提出したとみられる。

 奥田氏は、今月19日に参議院で安保法が成立した後も精力的に活動を続けており、25日には、テレビ朝日系の討論番組「朝まで生テレビ」にも出演し、持論を展開した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000051-asahi-soci
SEALDsの奥田さんに殺害予告届く 大学に書面
朝日新聞デジタル 9月28日(月)20時2分配信

 安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)が28日、自身と家族に対する殺害予告の書面が届いていたことをツイッターで明らかにした。奥田さんは、神奈川県警港北署に被害届を提出したという。

 奥田さんによると、「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面1枚が入った封書が24日、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。同大広報課は「調査中」とし、詳細を明らかにしていない。

 奥田さんは、国会前などで学生が主催した抗議行動の中心メンバー。参院特別委員会が今月15日に開いた中央公聴会に公述人として出席し、「国会を9月末まで延ばし、国民の理解を得られなかったのだから、廃案にするしかない」などと述べていた。

朝日新聞社

184名無しさん:2015/09/29(火) 06:51:58
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150914-00010000-kinyobi-soci
自民党副幹事長、義家弘介氏が顧問の協会代表――SEALDs琉球にデマか
週刊金曜日 9月14日(月)17時59分配信

 沖縄県内の「自由と民主主義のための学生緊急行動」(シールズ琉球)をめぐる怪情報がインターネット上で飛び交っている。手登根安則氏(日本文化チャンネル桜沖縄支局キャスター)によるSNSへの書き込みが発信源の一例だ。

 シールズ琉球は8月23日、米軍嘉手納基地近くの美浜多目的広場で「戦争法案に反対する緊急アピール」を実施し、約500人(主催者発表)が参加した。手登根氏は24日、自身のフェイスブックへ「エイサー(編集部注:祭祀芸能)をする、という理由で借りたようですが内容は反政府、反基地、反安全保障法案」と書いた。また、北谷町が定める「使用基準」「利用規約」関連の使用制限事項に「特定の政治団体、宗教団体及び個人等の利益になる活動(例:特定の政治団体の選挙活動、特定の宗教団体の勧誘活動等)」があるとし、「公共機関が政治団体に場所を貸し広報」などと記した。不特定多数の利用者が閲覧可能で、9月1日時点で668人が「いいね」(賛同)を押し、33人が転載している。

 だがシールズ琉球は「エイサーは間近で決まり追加したもの。当初からアピールを目的に申請した」と説明する。同町企画財政課は「集会と演舞で最終的に受理しています。総務大臣等へ届け出のある政治団体に該当せず、憲法21条等の観点からも無闇に制限されるべきでないと考える」と回答した。

 手登根氏は本誌に「知人からの伝聞を基にしたあの書き込みはシード(問題提起)です。真実が明らかになれば伝えるが、情報をどう判断するかは皆さん」と言う。

 沖縄教育オンブズマン協会代表(義家弘介自民党副幹事長が顧問)など複数肩書きがある手登根氏は、東京都内で8月7日開催の「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民

・国民の会」集会でゲストとして司会を担当。「ウソを平気で書いて(中略)実証されぬまま(中略)歴史に刻まれているのがたくさんある」などと訴えたが、自身はどうか。同会の名誉顧問は中山成彬氏(次世代の党両院議員総会長)で、集会当日は百田尚樹氏らも出席した。

 手登根氏の周辺・関連記事として、ネット情報サイト『リテラ』は〈「基地反対派がハーフ女児暴行」は右派のデマ攻撃だった! 元国会議員も関与〉(15年4月7日、梶田陽介氏執筆)を報じている。

(内原英聡・編集部、9月4日号)

最終更新:9月14日(月)17時59分

185とはずがたり:2015/09/29(火) 08:20:39
>>174
情報提供有り難うございます。
1998年頃の躍進時にはこんなにも増えてなかったって事で前回とは違うって認識ですかね?(で,序でにいうと俺がサンケイ新聞を信用してるという認識なんですね〜。^^;)

民主と維新の新党結成で右寄りの野党第一党が出来たりすると党勢拡大の流れを維持出来るのかも知れませんが,このままだと前回同様の尻つぼみだと俺は思ってます。

186名無しさん:2015/09/29(火) 19:50:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150929-00000003-pseven-soci
落選運動 安倍首相、菅官房長官、鴻池氏、ヒゲの隊長ら標的
NEWS ポストセブン 9月29日(火)7時6分配信

 国会前のデモなどで安保法案に反対してきた人々からは、法案に賛成した議員に対して落選運動を起こそうという声が上がり注目を集めている。

 では、安保法案反対派が落選運動の標的にするのはどんな顔ぶれだろうか。政治評論家の浅川博忠氏はこう見る。

「安保法案強行の責任者の筆頭はいうまでもなく安倍晋三・首相、次に担当閣僚である中谷元・防衛相と岸田文雄・外相、菅義偉・官房長官も同格です。法案の閣議決定に署名した大臣たちも当然、連帯責任を負っている。

 自民党では解釈改憲を主導した高村正彦・副総裁が一番で、谷垣禎一・幹事長、稲田朋美・政調会長、二階俊博・総務会長の党3役も同等でしょう。参院側は安保特別委員会の鴻池祥肇・委員長と“ヒゲの隊長”こと佐藤正久氏ら与党理事たち。さらに解釈改憲に反対しながら法案賛成に回った公明党でいえば山口那津男・代表と与党の法案協議の責任者だった北側一雄・副代表が重い責任を負っている」

 すでにネットでは来年の参院選をにらんで、安保法案に賛成した自民、公明、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革5党の参院議員全員の名前が「安保法案戦犯リスト」などの見出しで掲載されている。『安全保障関連法案に反対する学者の会』の呼びかけ人で憲法学者の小林節・慶応大学名誉教授はこういう。

「安保法案反対運動は違憲訴訟と選挙の両面から今の政権を交代させる活動に移っていくでしょう。落選運動はその一環。参院選では与野党対決となる1人区を中心に自民党の対立候補を応援することになるだろう。

 さらに衆院解散に追い込んで次の総選挙でも落選運動は継続される。ただし、政権を代えるといっても、あくまで間違った憲法解釈や安保法制を改めさせるのが目的ですから、特定の政党や労働組合などの組織と結びつくのは危ない。学生や学者、弁護士、市民グループなどが緩やかに連携する形で運動を展開していくことになると思う」

※週刊ポスト2015年10月9日号

187名無しさん:2015/09/29(火) 19:54:50
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150929-00000017-pseven-soci
安保デモ参加者 安倍氏落選狙い10万人の山口4区移住提言
NEWS ポストセブン 9月29日(火)16時6分配信

 安保法案が可決されたが、その直後から「賛成した議員に落選運動を仕掛けよう」という声が反対派の市民から出始めている。ネット上にもそういった声が多数書き込まれた。落選運動の標的としては、まず安倍晋三・首相、次に担当閣僚である中谷元・防衛相と岸田文雄・外相、菅義偉・官房長官、自民党では解釈改憲を主導した高村正彦・副総裁や、谷垣禎一・幹事長、稲田朋美・政調会長などの名前が取り沙汰されている。

 そうはいっても、安保法案の責任者として名前があがっている有力政治家の多くは固い地盤を誇り、選挙に強い議員たちだ。

 衆院山口4区の安倍首相の場合、昨年12月の総選挙で約10万票を獲得し、次点の共産党候補(約1万7000票)に6倍近い8万票以上の差をつけて楽々当選している。山口1区の高村氏も次点の維新の党候補に8万票以上の差で当選した。

「落選運動」といっても、この2人のように解釈改憲の象徴ともいえる議員たちを追い詰めるくらいの選挙戦にならなければ政治を変えることは難しいはずだ。

 果たして反対派に“安倍首相落選”への成算はあるのだろうか。選挙・政治制度論が専門の湯浅墾道(はるみち)・情報セキュリティ大学院大学教授は「可能性はある」と、米国の州議会選挙などの落選運動で使われているボート・スワッピング(投票交換)の手法をあげる。

「東京都民が安倍首相を落選させたい場合、ネットで山口4区の人に“安倍首相に入れないで”と依頼し、それに応じた山口4区の人は東京で誰に投票しないでほしいと依頼して投票行動を交換する。落選運動は主にネットで広がるため、効果は大都市の選挙区であるほど大きく出る傾向がある」

 これならば、“長年、自民党支持者だったが、安倍首相には反対、でも自民党以外に投票するのも気がすすまない”というジレンマを抱えている有権者も動きやすくなる。

 とりわけ参院選であれば、選挙区と全国比例の候補者の投票を交換するといった多様な交換条件が考えられる。かなり有効だろう。ただし、衆院選の場合、ガチガチの「安倍支持者」が多い首相の選挙区で8万票もの大差を覆すほどの有権者が票の交換に応じるかは疑問がある。

 安保法案反対派の中から「究極の秘策」として浮上しているのは、もっとストレートなやり方だ。

「8月30日に全国300か所以上で行なわれた安保反対デモに参加した人は1日で数十万人にのぼった。デモ参加者を中心に“絶対に安倍さんを落選させたい”という人に呼びかけて山口4区に移ってもらう。10万人規模の有権者が住民票を移せば、現職総理を落選させることも可能だ」(デモ参加者)

 現実にはハードルが高いが、もしそんな規模の有権者が行動すれば、どんなに選挙に強い政治家でも心胆を寒からしめることができるはずだ。

※週刊ポスト2015年10月9日号

188名無しさん:2015/09/29(火) 21:23:25
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00078953-diamond-soci
学校教育に洗脳されなかった シールズ奥田愛基の野生
ダイヤモンド・オンライン 9月28日(月)8時0分配信

 奥田愛基はいま、注目の23歳である。私は何度か国会前の安保法制という名の戦争法案反対集会で一緒になったが、むしろ、静かな印象を与える若者だった。もちろん、「安倍はやめろ」とラップ調でコールする声は激しい。しかし、たとえば9月15日の参議院特別委員会の中央公聴会では公述人として次のように切り出している。

 「大学生の奥田愛基と言います。シールズという学生団体で活動しています。こんなことを言うのは非常に申しわけないが、先ほどから寝ている方がたくさんいるので、もしよろしければ話を聞いてほしい。僕も2日間くらい緊張して寝られなかったので。僕も帰って早く寝たいと思っているのでよろしくお願いします」

 奥田にメモを渡して、こう発言するよう促したのは、やはりシールズのメンバーで、同じ明治学院大4年生の牛田悦正だった。

 シールズとは、Students Emergency Action for Liberal Dmocracy-sの略で日本語に訳せば「自由と民主主義のための学生緊急行動」となる。

 奥田によれば、特定の支持政党を持たない無党派の集まりで、保守、革新、あるいは改憲、護憲の垣根を越えてつながっている。

 最初はたった数十人で、立憲主義の危機や民主主義の問題を真剣に考え、5月から行動を開始した。その後、デモや勉強会、街宣活動などを通じて、自分たちの考える国のあるべき姿や未来について社会に問いかけてきたつもりだという。

 シールズに対しては「騒ぎたいだけだ」とか、「若気の至り」などの非難の声も投げつけられたが、私の接した奥田は、浮わついたところのない好青年である。

● 「家にマザー・テレサがいたらウザくないですか? 」

 どうして、こういう若者が育ったのか?  その秘密を尋ねて1冊の本に行き当たった。高橋源一郎×SEALDs著『民主主義ってなんだ? 』(河出書房新社)である。

 作家の高橋は明治学院大学国際学部の教授でもあるが、奥田と牛田はそのゼミ生らしい。

 大学の入試で高橋は奥田を面接し、奥田のつくるカレーの話になって盛り上がったという。それまでの学校教育に“洗脳”されて、受験生はほとんどおとなしいのに、奥田はとびぬけて野性的だった。

 高橋の「言語表現法」という文章を書く授業でも異彩を放ち、高橋はしばしば、奥田の書いたものを題材にした。高橋の奥田評を引こう。

189名無しさん:2015/09/29(火) 21:24:14
>>188

 「惚れ惚れするような、変な、文章を書いてくるんだ。どこに向かっているのかわからない、無鉄砲なところもよかった。文章も奥田君も。それから、奥田君は、突然姿を消したり、いきなりゼミにやって来て、ゼミ長みたいに振る舞ったり、またいなくなったりした」

 奥田の父親の知志は北九州で貧困者やホームレスの支援をしている有名な牧師である。でなければ、愛を基になどという名前を息子につけないだろう。しかし、奥田にとって、このことはけっこう重かった。

 たとえば放火で服役していて出所して、また放火した人を親は引き受けるという。緊急家族会議が開かれ、「うちが火つけられない? 大丈夫? 」といった話になる。

 結局、引き受けたのだが、朝起きると、知らないおじさんがいるのも日常茶飯事だった。

 「この人は新しい家族だから」と父親は平気な顔で言う。

 とまどいながらも奥田は、「パン、何枚食べますか?  あ、2枚っすか」といった応対をしていた。

 「すごい教育受けてるね」と高橋も合いの手を入れているが、奥田は小学校まではそれが普通だと思っていた。他の家とは違うことがわかっていなかったのである。

 酔っぱらった勢いで、一度、父親に「なんでそんなことやってんの? 」と尋ねた。返ってきた答は、「僕な、人間が好きなんよな」だった。自分の父親は「ヤバいぞ」と奥田は思ったという。

 「いいお父さんだね」と言われて、奥田は胸の中で呟く。「よく想像してみてくださいよ。家にマザー・テレサがいたらウザくないですか? 」

● 飼いならされていない野性が大人を惹きつける

 奥田は語る。

 「そういう親父のもとに育って、中学で家を出ました。北九州にいたときは不登校とかいろいろあって、というか家と世俗の価値観があまりにも合わなすぎて(笑)。だから九州を出て、八重山諸島の鳩間島っていう、ディズニーランドよりも小さい周囲4キロくらいの島に行って、そこで中学生生活をおくりました。卒業して、島根県の浅利町という人口が千人くらいしかいない所の高校に行って、そして今に至るという感じですね」

190名無しさん:2015/09/29(火) 21:26:25
>>189

 海が好きな奥田が鳩間島を選んだのはグーグルで検索した結果である。最初は海外に行こうとか、国内で一番遠い北海道に行こうかと考えていた。しかし、北海道は寒いなと思って沖縄にしたのである。

 奥田が入った島根の全寮制の高校は3学年で50人。1学年が20人足らずだった。

 奥田の飼いならされていない野生が育まれた背景である。

 そんな奥田も、自民党を離党せざるをえなくなった武藤貴也が、シールズの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という利己的な考えに基づくと発言し、「どう思いますか」と何度も訊かれた時は辛かったという。

 バカな発言をまともに取り上げるメディアにうんざりしたのだろう。

 しかし、そんな大人ばかりではなかった。自発的に慶大名誉教授の小林節がやって来たのである。マイクを渡すと小林は口を開いた。

 「こんなひどい雨の中で集団的自衛権に反対していると聞いて多少なりとも応援にと来ました」

 神奈川新聞「時代の正体」取材班『時代の正体』(現代思潮新社)によれば、奥田はこの時のことをツイッターでこう振り返っている。

 「小林節さん片手が少し不自由だから、マイク持ったら傘持てないんだよね。それ初め分からなくて、マイク持ってもらったらめっちゃ濡れちゃって。けど全く動じず話し出して、スピーチして。超堂々としてた。動画見たら分かるけど、メガネに水滴が垂れるぐらい雨降ってた中でだよ」

 生まれつき左手の指がない小林は、いじめられ、したたかに孤独を味わってきた。その小林の言葉を引きながら、奥田はさらにつぶやく。

 「疲れてるのもあるけど、もうこれ電車の中でボロ泣き。『君たちはひとりじゃない。エネルギーは正しい方向に向かっているよ、と励ましたかった。僕がひとりで闘ってきたから、余計にそう思うのかな』先生、俺マジで頑張ります」

佐高 信

191名無しさん:2015/09/29(火) 21:27:12
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00084830-toyo-bus_all
安保法案、「デモの熱気」が官邸を焦らせた
東洋経済オンライン 9月17日(木)8時0分配信

 孫子の兵法に「その無備を攻め、その不意に出ず」というのがある。簡単にいえば、敵が考えもしないところに注目し、意表を突けということ。自民党の今回の動きは、この兵法そのものだ。9月15日午後、参院議員会館で取材していたところ、たまたま会った自民党関係者から「与党は安保関連法案を明日通すらしい」と聞いた。

安倍首相は待ちぼうけ

 同法案に関しては、「16日に地方公聴会が開かれ、17日に参院平和安全法制特別委員会で採決され、18日には本会議にかけられ成立する見込み」とのスケジュールが報道されていた。それが「16日に本会議が開かれ、そのまま『休憩』。午後の横浜での地方公聴会の後、鴻池委員長と他委員が国会に戻ってきて委員会を開催。採決の後、本会議で通す」(同関係者)というのだから、スケジュールが大きく早まったことになる。急ぐ理由は何かと聞くと、同関係者は「どうも官邸から『早めたい』と言ってきたようだ。昨日の国会デモがショックだったらしい」と説明した。

■ デモの盛り上がりに焦った

 「昨日の国会デモ」とは、14日の夕方に4万5000人(主催者発表)が国会周辺を取り囲んだ件だ。参加者は口ぐちに、「戦争をさせない」「9条を守れ」と安保関連法案の廃案を訴え、岡田克也民主党代表と志位和夫共産党委員長、吉田忠智社民党党首など野党の党首も政府の対応を批判する演説を行った。その他、共産党から市田忠義前書記局長と小池晃政策委員長、社民党から福島みずほ前党首、生活の党と山本太郎となかまたちからは玉城デニ―国対委員長も参加している。

 「19日からのシルバーウイークに入ってしまうと、確実に全国各地で多くの反政府デモが開催される。その前に片づけておいて、熱を冷ましたいのだろう」(同関係者)

 だがそうするにしても、自民党としては「強行採決」というイメージはなんとか避けたい。

 そこで新党改革、次世代の党、日本を元気にする会の3党と修正協議を行い、彼らが主張する自衛隊をホルムズ海峡に派遣する場合に国会の事前承認を要件にすることなどを受け入れた。

 ただし条文に手を加えず、閣議決定して付帯決議として盛り込むことにした。衆院で再度審議することを避けるためで、自民党としては可能な妥協だ。3党の議員14名を味方にすることで、「強行採決」の汚名を阻止できた。ただし維新の党との修正協議は決裂しており、民主党や共産党などとも対立したままだ。

 そのため、15日に理事懇を開いても、16日の日程がまとまらなかった。鴻池祥肇委員長が職権で「16日午後6時」に平和安全法制特別委員会の開催を決定したが、これには「採決」が含まれていない。しかし民主党など野党には「一気に採決までもっていき、本会議で成立させるらしい」との情報が広がった。これに、どのように抗うか。「野党は第1委員会室にバリケードを作って審議を阻止するらしい」「鴻池委員長を地方公聴会の会場に閉じ込め、国会に戻れなくするらしい」「国会に帰ってきたところで、委員会室に入れないように閉じ込めるらしい」などの噂が流れた。

 確かに鴻池委員長に対する「妨害行為」はあった。地方公聴会が終わった後、会場から出る車を群衆がブロックし、中にはその前に身を投げ出して動きを阻止する人もいた。だがこうした事態は予想されていたため、鴻池氏はいち早く会場を脱出し、午後6時前には参議院に到着している。一方、混乱に巻き込まれて予定の新幹線に乗り遅れた民主党の北澤芳美元防衛相や福山哲郎元官房副長官も、午後6時半に第1理事会室に入った。

■ 理事会室の前では怒号

 第1理事会室と第1委員会室は数メートルしか離れていないが、その空間には多数の与野党議員や記者、カメラマンがひしめいた。人の熱気に加えてカメラの照明で、そのスポットだけは気温が30度を超えていた。さらに「実力行使なんて、恥ずかしいだろう!」「ここは言論の府だからな!」など理事会室の前では怒号が飛び交い、委員会室の前で与党側の議員が「民主党なんて全員議員辞職してしまえ」と叫んでいた。

 さらに首にピンクのリボンを巻いた女性議員がこれに加わった。民主党の神本美恵子参院議員、郡和子衆院議員、西村智奈美衆院議員の呼びかけで集まった民主党と共産党の女性議員たちは、「公聴会の公述人に女性がいない。安倍政権の『輝く女性』政策に逆行しているのではないか」と理事会室前で訴え、「女性の声を聞け!」とコールを繰り返した。

192名無しさん:2015/09/29(火) 21:27:32
>>191

 このような喧騒の中、理事会は何度か休憩をはさみつつ行われた。時折、憔悴しきった様子の鴻池委員長が衛視数名に警護され、理事会室から出てきた。

 16日午後7時には安倍晋三首相が国会に入り、2階にある内閣総理大臣室で待機した。そして午後9時前に参院第1委員会室に入って岸田文雄外相と中谷元防衛相とともに席につき、委員会が開かれるのを待っていた。だが動く様子は全くなく、日付けが変わった翌17日午前0時10分に、委員長職権で再度、委員会が立てられた。

■ 野党は「時間稼ぎ」で最後の抵抗

 その後、17日の午前8時50分から理事会、午前9時から委員会が開かれることが決まり、不正常な緊張状態は解かれることになった。だがすでに野党は16日午後5時の党首会談で、採決の絶対阻止と強行採決の場合は内閣不信任案や問責決議案で対抗することを決めている。

 また平和安全法制特別委員会の冒頭で鴻池委員長の門責決議案が出される、との話もある。それを処理した後で、参院外交防衛委員長、参院議運委員長への問責決議案、外相や防衛相の問責決議案と続き、最終的には内閣不信任案が提出されると見られている。時間稼ぎの常とう手段である。それを見越してすでに衆院では議員運営委員会理事会の予定が立てられており、対応の準備は済んでいる。

 これらが15時間から18時間かけて行われる一方で、安保関連法案が委員会で可決され、本会議で通ることになるだろう。同法案成立に向けた最後の山場が迫っている。

安積 明子

193名無しさん:2015/09/29(火) 21:31:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000005-jct-soci
SEALDsの政治戦略に触れ、思わぬ「炎上」 為末大、「正論なのに...」と擁護の声も
J-CASTニュース 9月28日(月)19時27分配信

 元陸上競技選手でスポーツコメンテーターの為末大さん(37)が、安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」についての分析記事にツイッターでコメントしたところ、思わぬ波紋を広げてしまった。

 為末さんの意見については「正論」とする声も多かったのだが、ツイッターユーザーらとのやりとりを通じ、最終的には自身の「認識違い」だったとして反省の弁を口にした。

■「純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」

 為末さんが触れたのは、SEALDsの運動を過去に起きた海外の学生運動の失敗例・成功例と比較する形で分析した記事だ。

 筆者であるノンフィクション作家の安田峰俊さんは、1989年に中国で起きた六四天安門事件の学生運動指導者・王丹氏が自ら考察した同運動の失敗原因を紹介。その一つに「運動の戦略・戦術の失敗」があり、記事中ではこれを、

  「『ピュアな若者の運動』というイメージで自分たちを縛ってしまい、『汚い大人』である当局を相手とするしたたかな交渉戦略を否定してしまった」

と解説していた。

 安田さんは、香港の雨傘革命(14年9月)も同様の理由を原因に失敗した側面があると指摘。一方で、台湾のひまわり学生運動(14年3月)では学生運動の「純粋性」を克服し、戦略的な交渉を行ったことなどが成功につながったとの見方を示した。SEALDsについては具体的な分析を控えたが、「成功例」であるひまわり学生運動と彼らのスローガンを併載することで、SEALDsが政治目標を達成できなかった理由の一端を暗に示した。

 戦略の重要性については為末さんも深く共感したようで、2015年9月26日には、記事を引用して「これだと思う。純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」とツイートした。

 あるユーザーから、このコメントだけでは主張が分かりにくいとする声が届くと、

  「僕らの世界ではチームが負けた時に、何が敗因だったか、次はどうすれば勝てるのかを、分析し総括して、次につなげるのがいい監督だと言われていて、試合にどんな純粋な気持ちで挑んだかは評価とは関係がないです」

と、スポーツの勝負の世界になぞらえて自身の見解を説明した。

194名無しさん:2015/09/29(火) 21:32:21
>>193

目標は廃案ではなく意見表明?
 すると為末さんのもとには、さまざまな反論や批判が寄せられることとなった。SEALDs支持者とみられる人々からは、

  「ご自分の目で現地で見てください。為末さんにはガッカリです」
  「SEADLsがハイセンスだったから感じるヒガミ」
  「ご自分の言葉で、建設的な批判をしましょう」

といった厳しい声が寄せられた。

 為末さんはこうした意見を一つ一つ拾い「丁寧」に返信していたのだが、そのほかの人々からも、「SEALDsは『SNSを利用してゆるくつながる、組織を作らない、リーダーを立てない』という組織であり『勝つ』という考え方をしていないのでは」といった意見や「スポーツの勝ち負けと今回のデモは違うのでは」といった具体的な反論が届いた。

 安田さんの記事は、「廃案」が目標であることを前提に書かれており、為末さんも同じ認識で話を進めていたようだが、「成果のありなしは参加者それぞれ」だとする声や「参加者は次の選挙等を見据えており、廃案がゴールではなかったのでは」といった指摘がくると、

  「例えばメダル獲得が目的なのか、それとも競技に注目を集めるのが目的なのかによって手段が違うし評価も違うのですが、僕が勝手に安保を止めるのが目的だと思っていたので、その認識間違いがあったみたいです。すいません」

と謝罪。「廃案を目指すのではなくて、声を出して意見表明をすること自体が目標だったのだと認識しました」と改めた。

 さらに、日頃の発言が賛否を呼ぶことについても触れて、

  「結局僕が炎上する時の一番の要因は、みんなそんなに一番になったり絶対目標を達成したいわけじゃないのに、そういう前提でつき詰めて話しすぎることじゃないかと思って、反省しております」「僕は勝敗や目的達成にこだわりすぎる」

と述べた。

「叩いてる奴は全員読解力のないアホ」「為末の言うとおり」
 SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)は「自由で民主的な日本を守るため」にできた組織であり、活動目的は安保法案廃案に限定しているわけではない。

 ただ国会前等での反対デモにおいては、「本当に止める」をキャッチフレーズに、「戦争法案、絶対廃案」と声高に叫んできた。そのため、安保反対デモにおいては為末さんのように「廃案が目標」と受け止めるのも無理はないだろう。

 また為末さんのツイートは、SEALDsを真っ向から否定したわけではなく、「廃案」という目標があるのなら分析や総括を通して戦略を立てるべきと主張したに過ぎなかった。そのため今回の「炎上」に対しては、

  「これに関しては為末さんの言うとおり」
  「言葉を選ばず言うと、今回は為末氏叩いてる奴は全員読解力のないアホ」
  「ぐうの音が出ないほどの正論なのに」
  「社会運動はなんらかの成果を得るためにやってる訳で、それを『成果が得られたかどうかは参加者それぞれ』言われたら混乱するだろね」

といった擁護の声も多く上がっている。

195名無しさん:2015/09/30(水) 20:47:22
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00000000-sasahi-pol
共産まさかの柔軟路線 永田町勢力図に“革命”か〈週刊朝日〉
dot. 9月30日(水)7時4分配信

 安倍1強時代が終わるかもしれない。9月19日、共産党の志位和夫委員長が、「国民連合政府」構想をぶち上げたのだ。

 共産はほぼすべての選挙区に独自候補を擁立してきた。それが今回、安保関連法廃止に向けた暫定政権をつくるために他の野党と選挙協力をするというのだ。志位氏は「党の歴史でも初めて」と胸を張った。

「内閣不信任案提出前の野党5党の党首会談でも、志位氏は『不信任案は、このメンバーで政権をつくるという意味ですよ』と発破をかけていた。『確かな野党』じゃないのかよ!と、他党幹部も度肝を抜かれたそうです」(維新の党関係者)

 すでに選挙協力の議論を始めた民主党と維新に、共産までもが加わるとなると、その影響は絶大だ。

 例えば来夏で改選になる議員を選んだ2010年7月の参院選では、29の1人区のうち21区で自民党が勝利していた。このとき、共産党を含む野党共闘が実現していたと仮定して計算すると、山形、栃木、徳島、長崎、熊本、沖縄の6県で野党が逆転勝利。ほかにも4県で1万票差程度の接戦になる。勝敗がひっくり返りかねないのだ。

 今回の決断の理由について「野党がまとまってほしいという国民の声を受け止めた」と志位氏。実際、国会前デモから連なる世論のうねりがある。23日に横浜市内で民主党の枝野幸男幹事長が街頭演説をした際には、「民主党は国民連合政府に協力を!」「民共共闘」などと書かれたプラカードを持った聴衆が多数集結。握手に回る枝野氏に「野党共闘お願いします」などと声をかける人も多く、他の議員の演説中には「野党は連帯!」というコールも起きた。こうした異例の現象が、選挙協力の後押しになる可能性はある。

 とはいえ、道のりは険しい。25日には民主・共産の党首会談が行われたが、民主の岡田克也代表は会見で「共産党と政府をともにするというのはかなりハードルが高い」と硬い表情。維新の松野頼久代表も24日に国会内で志位氏らとバッタリ鉢合わせ、「清水の舞台から一緒に飛び降りましょう」と声をかけられたが、苦笑するのみだった。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏がこう解説する。

「民主や維新の議員や支持者には“共産党アレルギー”も根強く、票が逃げる可能性もあるので全面的な協力は難しい。ただ、共産が一部の選挙区に独自候補を立てず、党員に他の野党への投票を呼びかけるなど、部分的な協力は成立し得るのでは。衆院小選挙区あたり平均約2万票を持つ共産が動く意味は大きい」

“ウルトラ志位(C)”はなるか。

※週刊朝日 2015年10月9日号

196名無しさん:2015/10/01(木) 20:39:38
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151001-00005483-sbunshun-pol
「国民連合政府」で大攻勢 共産党強気の背後にあの男
週刊文春 10月1日(木)18時6分配信

 共産党が連立政権入りを前提とした野党勢力による「国民連合政府」構想や選挙協力をぶち上げ、“野党政局”を主導している。“仰天プラン”の威力は十分で、共産党の固定票が欲しい野党第1党の民主党は振りまわされっ放しだ。

 9月19日未明、大混乱の末、安全保障関連法が成立した。防衛省の内部文書をすっぱ抜くなど、国会論戦をリードしてきた共産党の反射神経は抜群だった。成立から11時間後、第4回中央委員会総会を緊急開催すると、志位和夫委員長(61)が記者会見を行ったのだ。

 志位氏は、(1)「戦争法」を廃止する(2)そのために安倍政権を打倒し、国民連合政府をつくる(3)本気で政府をつくるなら野党間で選挙協力が必要――との主張を展開した。徹夜明けの記者たちは、突然の提案に寝ぼけ眼をこすって「あわてて記事を書いた」(政治部記者)というほど、電光石火の動き。同じ頃東京・銀座で新味のない街頭演説を繰り返していた民主党の岡田克也代表とは対照的だった。

 攻勢はその後も続き、25日には志位氏が岡田氏と会談。共産党が呼びかける党首会談は稀で、永田町関係者を驚かせた。会談で岡田氏は連合政府には否定的だったものの、与党に対抗するための選挙協力には意欲を見せ、志位氏は「大変良いスタートが切れた」とご満悦だった。

 野党第3党とは思えぬ存在感を見せる共産党の強気の背景には近年の党勢拡大があるが、加えて心強い援軍の存在も大きい。生活の党の小沢一郎共同代表である。

 小沢氏は、かねてから共産党が国政選挙で全選挙区への候補者擁立の基本方針を転換し、野党が候補者を1人に絞りこめば、選挙の帰趨を制する1人区で自民党に勝てるというのが持論だ。

 両氏は急速に距離を縮めており、「共産党の政治家は、他党の人間とのサシの飲食は禁じられていると言われているが、8月に2人きりで酒を飲んだとの情報も飛び交っている」(野党関係者)。

 小沢氏は、共産党の提案を受けて「頭の切り替えと素早い行動だった。これは他の野党も見習わなきゃいけないね」と手放しで絶賛。これを志位氏は「嬉しい評価」とツイートし、28日には会談するなど両者の息はピッタリだ。

 民主党の存在感は見えず、維新は分裂前夜。創立93年の老舗革命政党が、野党の覇権を握るか。


<週刊文春2015年10月8日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

197名無しさん:2015/10/03(土) 09:16:38
http://mainichi.jp/select/news/20151001k0000m040079000c.html
姫路市:「政権批判理由に催し中止は違憲」主催者に謝罪
毎日新聞 2015年09月30日 21時10分

 兵庫県姫路市は30日、安倍政権を批判したビラや発言を理由にJR姫路駅前の広場で7月にあった催しを中止させたことについて「集会や表現の自由を保障した憲法に違反した行為だった」と認め、主催者側に謝罪した。

 催しは西播地域労働組合総連合(西播労連)の主催で7月24日、市管理の「姫路駅北にぎわい交流広場」で開かれた「駅前文化祭」。政権批判のビラを掲示したり、寸劇などで「安倍政権はノー」と訴えたりした。市は「公共の広場の利用趣旨に合わない」などとして催しの途中で広場の使用許可を取り消し、催しは2時間で打ち切られた。労連側は8月、「中止させた行為は違憲」として、損害賠償など約220万円を求めて神戸地裁姫路支部に提訴していた。

 市は30日、西播労連側に市役所で直接謝罪。松本孝明・都市拠点整備本部副本部長は「庁内で検証したが、当日のビラや発言は中止するほどの内容ではなかった。今後は中止する際のマニュアル作りを進め、二度と過ちを起こさないようにしたい」と話した。西播労連は市の対応を受け入れて訴訟を取り下げ、谷口善弘議長は「同様の催しを再度、同じ広場で開きたい」と述べた。【加藤敦久】

198名無しさん:2015/10/03(土) 11:09:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000051-asahi-soci
SEALDsの奥田さんに殺害予告届く 大学に書面
朝日新聞デジタル 9月28日(月)20時2分配信

 安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)が28日、自身と家族に対する殺害予告の書面が届いていたことをツイッターで明らかにした。奥田さんは、神奈川県警港北署に被害届を提出したという。

 奥田さんによると、「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面1枚が入った封書が24日、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。同大広報課は「調査中」とし、詳細を明らかにしていない。

 奥田さんは、国会前などで学生が主催した抗議行動の中心メンバー。参院特別委員会が今月15日に開いた中央公聴会に公述人として出席し、「国会を9月末まで延ばし、国民の理解を得られなかったのだから、廃案にするしかない」などと述べていた。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00050055-yom-soci
シールズ・奥田さんらの殺害予告、大学に届く
読売新聞 9月29日(火)11時51分配信

 安全保障関連法案の反対運動を行ってきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー奥田愛基(あき)さんと家族に対する殺害予告が、奥田さんが在籍する明治学院大に届いていたことが29日、わかった。

 同大広報課によると、殺害予告があったことは24日に把握し、26日に文書で同大白金キャンパス(東京都港区)に届いた。同課は「詳細な経緯を確認中。警察に相談している」としている。

最終更新:9月29日(火)12時6分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00000005-jct-soci
SEALDs・奥田氏への殺害予告 犯人は「明治学院大」でなく「明治大学」に誤送していた
J-CASTニュース 9月29日(火)18時38分配信

 安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで、明治学院大4年生の奥田愛基(あき)さんとその家族に対する殺害予告は明学大でなく、奥田さんと無関係の明治大学に届いていた。J-CASTニュースの取材で分かった。

 殺害予告の「実物」は、明大から送付される形で明学大に渡っていた。

■殺害予告はシルバーウイーク明けの24日に明大へ届けられた

 奥田さんは2015年9月28日、自分と家族に対する殺害予告が「明治学院」に来たとツイッターで明かし、「僕だけならまだしも、なんで家族に対してもそうなるのか...。何か意見を言うだけで、殺されたりするのは嫌なので、一応身の回りに用心して、学校行ったりしてます」と複雑な心境を語った。報道によると、殺害予告は「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面1枚が入った封書。奥田さんは神奈川県警港北署に被害届を提出したものの、送り主は依然見つかっていない。

 ただ、殺害予告は初めから明学大に届けられたわけではない。シルバーウイーク明けの24日、書面を受け取ったのは明学大と2文字違いの明治大学だった。明大広報課によると、受け取った後は速やかに所轄の警察署へ通報し、明学大に送付したという。

 一方の明学大は24日、明大から連絡を受けて事態を把握する。明大の送付した書面が届いたのは、それから2日後の26日だったという。なお、書面の詳しい内容は「大学からは回答できない」(同大広報課)としている。

ツイッターには「明治大学の奥田さん」の書き込み
 殺害予告が誤って明治大学に送付されていた事実は、奥田さん本人も把握していたらしい。SEALDsとともに国会前でデモを行っていたとされる男性が15年9月29日未明、「本人から聞いた」話として殺害予告の「誤送」をツイッターで明かしていた。

 安保法案に反対する国会前デモを通じて知名度を上げたSEALDs。奥田さんはマスコミ取材に応じる機会も多く、その度に在籍する大学の名前が報じられた。しかし、送り主と同じ「勘違い」をしている人は少なくなかったようだ。ツイッターには、

  「奥田って人は明治大学らしい」
  「明治大学の奥田さん凄いな」

といった書き込みを多く見つけられる。それ以外に、奥田さんが明治大学大学院に在籍している、という「事実誤認」も確認できた。

199名無しさん:2015/10/03(土) 11:09:22
>>198

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000005-jct-soci
「我が母校の知名度の低さが...」 SEALDs奥田氏殺害予告「誤送」で明治学院OBらがまたも嘆き節
J-CASTニュース 9月30日(水)19時7分配信

 「我が母校の知名度の低さがつらい...」――ツイッターでこんな声が相次いでいる。安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで、明治学院大4年生の奥田愛基さんに対する殺害予告が奥田さんと無関係の「明治大学」へ届いた一件を受け、明治学院大卒業生らが母校名の「間違われやすさ」を嘆いているのだ。

 明治大と名前を間違えられる、というエピソードは、ネットでも「明学あるある」ネタの1つに数えられるほど、昔から関係者には馴染み深いものだった。

■合コンで何百回も「明治大ではなく明治学院大です」と訂正

 殺害予告はシルバーウイーク明けの2015年9月24日、奥田さんとは無関係の「明治大学」に届いた。

 SEALDsの名は安保法案に反対する国会前デモで広く知られるようになり、奥田さんも数々のマスコミ取材に応じた。奥田さんが在籍する大学の名前は今まで何度も報じられている。しかし、ツイッターには、奥田さんが明治大学や明治大学「大学院」に在籍している、との事実誤認の書き込みが依然多い。

 確かに、明治学院大の名前は明治大とよく間違われる。9月29日、殺害予告「誤送」がJ-CASTニュースに報じられると、明治学院大の卒業生はツイッターで、自分も同じ経験した過去を吐露する一方、

  「我が母校の知名度の低さがつらい...」
  「(違うと)否定するのもめんどくさい」

と嘆く声が相次いだ。中には「合コン」などの場を含めて過去何百回も「いえ明治大ではなく明治学院大です」と説明した、という苦労話(?)を明かす卒業生もいた。

最古のミッションスクール「ヘボン塾」が起源
 「明学生と話すときに知っておきたいこと」「明学あるある」といった明治学院大の学生が共感するエピソードなどを集めたまとめサイトには、高い割合で「明治大と間違われる」という記述が見られる。

 明治学院大OBで東京都内に住むサラリーマンの男性もJ-CASTニュースの取材に対し、「確かに間違われることが多かったです」と語る。

 そして、「早稲田大学を目指す予備校の早稲田学院(埼玉県蕨市)を念頭に、『明治学院は明治大を目指す予備校』などと自虐的に語る学生もいました」「外部の人からは、明治薬科大学(東京都清瀬市)も含めた(架空の)『明治グループ』に属する大学と誤解されることもありました」と在学中のエピソードを話してくれた。

 ちなみに、明治大と明治学院大の間に系列関係や沿革における共通点はない。学校法人明治大学の運営する明治大は明治時代に設立された法律学校を前身とし、「東京六大学」にも名を連ねる。一方の明治学院大は学校法人明治学院が運営し、日本最古のミッションスクール「ヘボン塾」を起源としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00004176-kana-l14
シールズ・奥田さんが被害届 戸塚署受理、脅迫容疑で捜査
カナロコ by 神奈川新聞 10月3日(土)7時3分配信

 安全保障関連法に反対する大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)の殺害を予告する脅迫状が届いた事件で、奥田さんは2日までに、戸塚署に被害届を提出した。同署は受理し、脅迫容疑で調べている。

 奥田さんは1日午前、弁護士とともに同署を訪れて被害届を提出した。

 脅迫状は、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。奥田さんは9月28日のツイッターで、自身と家族に対する殺害予告が届いたことを明かした上で、「何か意見を言うだけで、殺されたりするのは嫌なので、一応身の回りに用心して、学校行ったりしてます」と発信していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000567-san-soci
「言論の自由に対して許しがたい」シールズ・奥田さん殺害予告で明治学院大がコメント
産経新聞 9月30日(水)19時59分配信

 安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生グループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基(あき)さんと家族が殺害予告を受けている問題で、奥田さんが在籍する明治学院大学は29日、「言論の自由に対して許しがたいこととして認識しております」などとするコメントを発表した。同大は警察に相談すると共に今後、学生らの安全に配慮した対応をとるとしている。

200名無しさん:2015/10/03(土) 11:09:59
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151002-00010000-jisin-pol
安保法制反対デモを陰で盛り上げる「シールズの母」
女性自身 10月2日(金)6時1分配信

 安保法制の国会審議が大詰めを迎えた9月15日、毎週金曜日に国会前でデモを行っていた学生グループ「シールズ」の中心メンバー、奥田愛基(あき)さん(23)が、参議院「特別委員会」の中央公聴会に公述人として出席。

 安倍政権が強引にすすめる安保法制について、堂々と反対の意見陳述を行い、スピーチの終盤、こう語った。

「ある金沢の主婦の方がフェイスブックに書いた国会答弁の文字起こしは、瞬く間に1万人もの人にシェアされました。ただの国会答弁です。ふだんなら見ないようなその書き起こしを、みんなが読みたがりました。なぜなら、(安保法制に)不安だったからです」

 この言葉を聞くなり、あふれる涙を抑えきれず、何度もハンカチで目頭を押さえる女性の姿が傍聴席にあった。小原美由紀さん(50)。この女性こそが、奥田さんがスピーチで言及した“金沢の主婦”であり、メンバーから「シールズの公認お母さん」と呼ばれている人物だ。小原さんは、安保法制に反対するデモを、ここまで盛り上げた立役者の1人といっても過言ではない。

「デモで僕に話しかけてくる人のほとんどが、『小原さんの投稿を見て来たんですけど』って、言うんですよ(笑)」

 奥田さんも、冗談まじりに話すほど影響力を持っている。彼女は、学生たちが、秘密保護法に反対するデモを始めた昨年2月ごろからインターネットの動画配信サイトで彼らの国会前スピーチをチェック、その内容を書き起こし、フェイスブックに投稿することで彼らの主張を広めてきた。

 その努力が、大きく実を結んだのが今年の5月27日。奥田さんの意見陳述に引用された国会答弁が行われた日だ。なぜ、国会答弁まで書き起こそうと思ったのか――。

「安保法制の矛盾を、わかりやすく指摘する野党議員に対して、安倍総理の答えは、あまりにも意味不明だったからです。多くの人に、この答弁の内容を編集せず知らせることが、法案を止める近道かもと思って」

 この時期から、確実に世論が変わり始める。それまで、毎週金曜日の国会前デモに訪れていた人は2,000人ほどだったが、週を追うごとに4,000人、1万人、10万人と膨らみ、強行採決されてしまった現在でも、各地でデモは続いている。

 小原さんは、22歳、17歳、15歳の男のコの母親。シールズを応援し始めた動機をこう話す。

「自分の子どものような彼らが、顔も名前もさらけ出して、安保法制反対の声を上げてくれている。相当風当たりもきついと思います。だから私も、戦争できる国にしないために、自分ができることをして応援したい。そう思って彼らのアクションを紹介し始めたんです。これなら、1人でも、金沢にいても、できるから」

 小原さんのこうした地道な活動は、実は最近始まったことではない。

「金沢に30年続く『平和サークルむぎわらぼうし』という市民グループがあって、20代後半から参加しています。地元の被爆者の方の体験をお聞きしたり、原爆や戦争をテーマにした朗読劇を毎年開催したり。子どもが小さい間も、この活動だけは続けていたので社会的な関心を持ち続けることができました」

 9月15日、奥田さんが出席した公聴会終了後、メンバーと面会した小原さんから返ってきたのは、冷静な答え。「忙しそうだったから、金沢土産を渡して帰ってきました」。しかし、奥田さんらと話して、今後に対して決意も新たにしていた。

「私はこれからも、先輩方から受け取った平和への思いを未来の世代へと引き継いでいきたい。そのために、自分らしいやりかたで、その役割を果たしていきます」

201名無しさん:2015/10/03(土) 11:21:54
>>200

https://www.facebook.com/miyuki.kohara.7/posts/1098788013468827
小原 美由紀さんが新しい写真2枚を追加しました
5月28日 ・ 編集済み ・
『俺別に共産党に特に肩入れないし、むしろあんまり近づきたくないぐらい思ってるけど、今日の国会答弁の志位さんの力強さったらもう涙でるてか、人居なくて国会見てたら叫びそうなぐらい素晴らしい。総理は議論が出来てない。』
とか
『国会中継みながら悔し泣き。戦争法案が通りそうだから泣いてるんじゃない。こんなに重要な法案をこんなにとんちんかんなうわっつらの言葉でごまかして平気な顔してる人間を、みなが結果的に放置して好きなようにさせてることに絶望するわ…。』
とか、大事な人たちがつぶやいてるもんだから、
私ったら、私ったら、
<一部だけ、書き起こしました>
後方支援= 兵站 ・・へいたん・・(ロジスティックス)
新ガイドラインでも、全部「ロジスティックス」になっています。前方とか
後方とかという概念はありません。(後方支援と言ってるのは、日本だけ)
〜〜〜〜〜〜
<志位議員>
これは、米海兵隊がつくった「海兵隊教本」でございます。
現在使われているものであります。
「兵站はいかに重要か。
兵站は軍事作戦のいかなる実施の試みに置いても不可欠な部分である。
兵站なしには計画的で組織的な活動としての戦争は不可能である。
兵站なしには、部隊は戦場にたどり着けない。
兵站がなければ、武器は弾薬なしになり、
装備は故障し、動かないままとなり、
病人や傷病兵は治療のないままになり、
前線部隊は食料や避難所や医療なしに過ごさなければならない。」
兵站の重要性について 非常にわかりやすく書かれています。
次にですね「兵站と戦争」、という項があります
「兵站は戦争の一機能であるがゆえに
兵站システムとそのシステムを作動させる部隊および要員は、
暴力および危険の対象となる。
兵站の部隊、設備、施設は、
軍事攻撃の格好の目標であることを認識することが重要である。」
先ほど総理はですね、
「兵站は安全なところでやるのが常識なんだ」、と言われましたが、
しかし、海兵隊教本には別のことが書いてあるんですよ。
戦闘部隊はいろんなところに動ける。だから柔軟性がある。
兵站というのは計画的に動かなくてはいけない。
より、軍事攻撃の格好の目標になる。
軍事の常識がはっきり述べられています。
そして、結論です。
「兵站は戦争と一体不可分である。
兵站が軍事行為の不可欠の一部である
兵站は、いかなる、すべての戦争の中心構成要素である。」
非常に明瞭であります。
総理に伺います。総理は昨日本会議での私の質問に関して
「我が国が行う後方支援は他国の武力の行使と一体化しないように行うも
のである。このようなことから、武力行使と一体不可分であるというご指摘は当たりません」
と答弁されました。
総理がなんと言おうと、
自衛隊が支援する米軍が
「兵站は武力行使と一体不可分であり、
兵站が戦闘行為の不可欠の一部であり、
兵站は、戦争の中心構成要素だ」、
ここまでいっているんですよ。
相手はこういってるんですよ。
これが兵站の本質ではないですか?

202名無しさん:2015/10/03(土) 11:22:06
>>201

<安倍総理>
たしかにですね 今、志位委員がご紹介されたように
兵站というのは重要なんですよ。
重要だからこそ、安全を確保しなければいけない。
つまり、兵站の安全が確保できないようなであれば、作戦行動は成り立たないわけなんです。
ですから、われわれが支援するのは、しっかりと兵站の安全が確保されている場所において、いわば後方支援をするわけであります。
食料等々を届けていく。攻撃されて奪われてしまったら、相手に渡るわけですから。だからこそですね
また、後方支援をしている間は攻撃に対しては脆弱である、という考え
方のもとに しかし、これもちゃんと、安全を確保しましょう、という
考え方でもあるんだろうと思いますよ。
えー、後方支援に際しては危険を回避し、安全を確保することは当然でありまして むしろ、軍事的に合理性があると、思います。
これは同時に、後方支援を充分に行うためにも、ま、必要なことでありまして
危険な まさに、場所にですね、物資をたくさん届けるというのは
敵に届けてしまうようなことになってしまうわけでありますから、
そういうところで、いわば後方支援をしないということは、
むしろ常識であるということは、
繰り返し申し上げてきたわけですが、
あえてまた繰り返し 申し上げたいと思うわけであります。
先ほど来、答弁させていただいていますように、
戦闘現場ではない場所、そして安全を十分に確保できるということについてですね、 
しっかりと見極めながら活動をおこなっていくことに、区域を設定していくことになるわけであります。
<志位議員>
総理はね、これだけ議論したのにまた、同じ事を繰り返す。
「安全を確保します」、と。
しかしね、議論してきたじゃないですか。
これまで「非戦闘地域」でしかやっていけないという歯止めがあった、
これを廃止する。
戦闘現場でなければ。これまで政府が戦闘地域と呼んで行ったところま
で自衛隊が出かけて活動することになる。
攻撃される可能性がある。これをお認めになりました。
攻撃されたら武器の使用をする。これもお認めになりました。
戦闘になるんじゃないか
ということを私は提起してまいりました。
まさにこれ 議論を通じて、
自衛隊のやる後方支援は、戦闘になるということがはっきりしました。
これがこの議論の到達点なんですよ。
そしてですね、兵站というのは、いま、海兵隊の教本を示しましたが、
戦争行為の不可欠の一部であり
武力の行使と一体不可分のものです。
だから軍事攻撃の目標にされる。
これが世界の常識であり、軍事の常識です。
武力の行使と一体でない後方支援など
世界でおよそ、通用するものではありません。
なお、
1986年のニカラグア事件に関する国際司法裁判所の判決は
兵器または兵站もしくはその他の支援の供与について、
「武力による威嚇、または武力の行使」とみなされることもあり
うる、と書いている
あらゆる兵站がすべて武力の行使でなないということがありえないとい
うことは国際司法裁判所も明記していることであります。
しかもこれまでは「非戦闘地域に限る」
「弾薬を運ばない」とか言う歯止めがありましたが、
今回の法案は外してしまっているではないですか。
武力の行使と一体ではない「後方支援」というごまかしは、
いよいよ通用するものではありません。
今日の質疑を通じて
政府の法案が 武力の行使を禁止した
憲法九条一項に反する違憲立法であることは、明瞭になったと思います。
絶対に、認めるわけにはまいりません。
***
▼動画はこちら
=========
戦争法案 志位和夫議員の質問
https://www.youtube.com/watch?v=0AxtxAeVc3c&amp;feature=youtu.be

203名無しさん:2015/10/03(土) 11:23:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151002-00010000-fsight-int
「ひまわり」「雨傘」と「SEALDs」の共通点と相違点
新潮社 フォーサイト 10月2日(金)17時18分配信

 安全保障関連法案をめぐる反対運動のなかで、最も鮮烈に光っていたのは学生たちが毎週末に行った国会前などでのデモであり、その核心を担ったのは学生グループ「SEALDs(シールズ)」だった。若者のデモによる政治的アピールがこの数年、米国ウォール街デモ、アラブの春、台湾ひまわり運動、香港の雨傘運動と世界各地に広がっているが、今回の反安保法デモをそれらと比較する議論は、日本以上に海外で関心が高いようだ。

■「影響は受けた」

 9月16日に行われた外国特派員協会での会見で、シールズの中核メンバーで明治学院大生の奥田愛基さんは、こんな話をした。

「台湾や香港の学生たちのようにできているかどうかは分からない。でも、できることを自分たちのできる範囲でやっている。革命を起こそうとか考えていない。普通に大学に行って、毎日の状況の中でできることをしています」

 この話に反応した海外メディアが質疑応答で「米国でのウォールストリート占拠や台湾のひまわり運動から影響を受けましたか」と聞いた。

 奥田さんは「影響は受けたと思う。それらの動きをインターネット、SNSでリアルタイムで見ていました。台湾、香港でもデモクラシーがイシューとしてありました。(彼らと)互いに留学という形での交流もあったし、留学生とアジアのデモクラシーはどうあるべきかで話し合ったこともあります」と述べ、最後にまた「影響は受けていると思う」と繰り返した。

 この話からすれば、「共闘」と言えるレベルではないが、精神的にはつながっていた、と見ることが可能だ。実際、動画などインターネットを活用した多様な発信方法、徹底した非暴力、参加者も楽しめる運動の娯楽性を重視するなどのスタイルは、シールズとひまわり、雨傘などの共通項と言えるだろう。スタイルによって、ヘルメットにゲバ棒という伝統的な学生運動と一線を画することを若者が指向するのは自然の流れでもある。

■牽強付会的なの批判も

 この発言に対して台湾のメディアは早速反応し、「ひまわりに刺激された日本の反安保法学生運動」(『聯合』報)という記事を配信した。

http://udn.com/news/story/6809/1192238-%E5%A4%AA%E9%99%BD%E8%8A%B1%E5%95%9F%E7%99%BC-%E6%97%A5%E5%AD%B8%E9%81%8B%E5%8F%8D%E5%AE%89%E4%BF%9D%E6%B3%95

 一方、反学生運動の立場を取る香港の週刊誌『亞洲週刊』は最新号の無記名コラムで、日本の学生運動が高い世論の支持を受けながら平和憲法の遵守を安倍政権に求めたことは、「植民地的心理からの脱却を示したという点で、香港や台湾の学生運動に一撃を加えた」という趣旨の記事を掲載した。

http://www.yzzk.com/cfm/content_archive.cfm?id=1442463036429&amp;docissue=2015-38

 日本の読者からすると分かりにくいかも知れないが、香港の雨傘運動では英国統治への郷愁を、台湾のひまわり運動では日本統治時代への郷愁を、それぞれ運動参加者が見せたと同誌のコラムが指摘し、「植民地的心理」を持っているとみなした。同誌が掲げる中華ナショナリズム的立場から、日本の学生運動と比較し、批判を加えているのである。

 意表をつくような他者の思考法を知ることの意味は小さくないが、日本の学生たちと香港、台湾の学生たちの共通項は現代的スタイルによる政府への直接的な意思表明であり、植民地うんぬんはいささか牽強付会に思える。

204名無しさん:2015/10/03(土) 11:23:33
>>203

■アジアにさらに伝播するか

 総じて、中国や韓国では、反安倍政権の立場から、学生の反対運動を好意的に紹介する報道が多かった。しかし、かの地でも鋭敏な政治家ならば、その矛先がいつ自らに向けられるか分からない予感に襲われたかもしれない。その意味からも、シールズのなかにグローバルな抗議行動の連鎖をたぐれるかどうかの切り口の記事が、日本メディアの報道にもっとあっても良かった。

 ただ、シールズの活躍は安倍政権を批判したい「大人」を喜ばせはしたが、ひまわりや雨傘ほど、広範な若者には届かなかった、というイメージが私の中にはある。その問題とも微妙に関係するのだが、香港や台湾の若者は反強権主義=反中国というスタンスが根底にあったのに対して、日本では、中国脅威論の立場を取っている安保法案に反対するという「ねじれ」があり、理論的にもひまわりや雨傘との連携は難しいところがある。これは伝統的に親中的なスタンスを取る日本のリベラル勢力が、本質的に同じリベラルな運動であるひまわりや雨傘への共感を今ひとつクリアに打ち出せなかった問題にも通じる。

 いずれにせよ、今回の日本の学生デモが、米国、中東、台湾、香港と続いた「既存の政治権力に対する若者による直接的異議申し立て」への熱情を受け継ぐものかどうか、そして、この動きがアジアにさらに伝播していくのかどうか、今後も観察する必要があることは言うまでもない。

ジャーナリスト・野嶋剛

Foresight(フォーサイト)|国際情報サイト
http://www.fsight.jp/

205名無しさん:2015/10/04(日) 09:38:57
http://blogos.com/article/137274/
上脇博之2015年10月02日 20:28
安保関連法案(戦争法案)に賛成した国会議員を落選させる運動を開始し、その運動を法的に支援します!

私の宣言

安保関連法案(戦争法案)に賛成した政党(自民党、公明党、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革)の国会議員を落選させる運動を開始し、その運動を法的に支援します!

(1)安保関連法案がアメリカの要求に応える戦争法案であること、同法案は憲法違反であること、主権者国民の多数が成立に反対していることなどについては、すでにこのブログで指摘してきました。

上脇博之・神戸学院大学教授のブログ「ある憲法研究者の情報発信の場」の紹介・・・「解釈改憲」問題

憲法研究者声明賛同人は230名(2015年6月16日11時現在)

「安保関連法案の強行採決に抗議するとともに、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」

全国憲法研究者有志「統合幕僚監部の内部文書に関して国会の厳正なる対応を求める緊急声明」の紹介

上脇博之・神戸学院大学教授の戦争法案問題の講演レジュメの紹介

自衛隊と安保関連法案についてのNHKアンケートへの回答

憲法改悪ストップ兵庫県共同センター「2015年10月 憲法宣伝スポット」

(2)安倍政権・与党も、「専守防衛」のためではない安保関連法案が戦争法案であること、同法案は憲法違反であること、主権者国民の多数が成立に反対していることなどについては十分わかっていました。

中谷防衛大臣の「正直な」答弁が国民に教えた自民党の安保関連法案”違憲”認識

しかし、にもかかわらず、安倍政権・与党は、同法案の採決を強行しました。
同法案は、9月19日未明、参議院本会議で自民、公明両党と次世代の党、日本を元気にする会、新党改革の賛成多数で可決されました。
言い換えれば、
戦争法案に賛成した衆参の国会議員は、日本国憲法の平和主義を蹂躙し、平和的生存権を侵害しようとしており、国民主権・民主主義を実質的には否定したのです。

そもそも国会議員は憲法が課している尊重擁護義務を果たさないどころか、立憲主義を否定したのです。

(3)このような国会議員をこのまま次の国政選挙で当選させてはなりません。

これまで戦争法案の成立に反対し、その反対運動を行ってきた様々な団体や個々の市民は、戦争法案の成立に賛成した議員を落選させようと呼びかけ、抗議行動・運動を継続しておられます。

そこで、私も、戦争法案に賛成した政党(自民党、公明党、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革)の国会議員を落選させる運動を開始し、その運動を支援すると宣言いたします。

その場合、後述するように私のこれまでの市民運動の手法を活かして落選運動を展開し、支援もしようと決意いました。

(4)ところで、落選運動は、公職選挙法上、いわゆる選挙運動ではありません。

同法にいう「選挙運動」とは、
「特定の選挙について、特定の候補者の当選を目的として、投票を得又は得させるために、直接又は間接に必要かつ有利な行為」
と定義されています(選挙制度研究会編『実務と研修のためのわかりやすい公職選挙法[第15次改訂版』ぎょうせい・2014年174頁)

つまり、「特定の候補者の当選を目的」としていない落選運動は、そもそも選挙運動ではないのです。

ですから、今から落選運動を開始しても、公選法が禁止している事前運動は該当しないのです。

この点につき、阪口徳雄弁護士は、10年以上前に、落選運動の可能性を探るために、日本の法律を調べておられます。

http://kabuombu2.sakura.ne.jp/archives/seiji-rakusen.htm

そして、先日、「インタネットの部分以外は今でも変わりがない」とされ、落選運動は選挙運動ではないと解説されたうえで、運動のあり方の注意点を書いておられます。

2015年09月19日 安保法制賛成議員の落選運動を法的に支援する
基本は安保法制に賛成した議員の落選運動に特化する限り選挙活動には該当しないが、別の野党議員を当選させることを目的にすると選挙運動(事前運動)と混同される危険性があるので要注意。(落選運動母体と仮に野党議員当選を目指す母体とは区別した方が良いだろう)

206名無しさん:2015/10/04(日) 09:39:07
>>205


(5)そして、阪口弁護士は、落選運動を法的に支援するとして、弁護士らしい独自の運動のあり方を、具体的に書いておられますので、その部分を紹介いたします。
落選運動のニーウバージョンは後日HPに作成予定である。

政治資金オンブズマン(弁護士、研究者、公認会計士などの専門家達)が、国会議員の政治とカネ問題で、多くの刑事告発するなどの経験(最近では猪瀬元知事の告発などttp://homepage2.nifty.com/~matsuyama/)があるので、シールズや様々な団体の要請に応えるべく準備を開始した。

当面、来年の7月の参議院選挙に立候補予定で安保法制に賛成した「選挙区」の議員を落選運動の対象議員にまず絞り調査することを落選運動団体に呼びかけたい。

(中略)

具体的な最初の取り組みとしては

① 下記記載の賛成議員(来年の7月の参議院選挙に立候補予定者と思われる)が所属する政党からの寄付金(政策推進費、交付金)などの調査、及び彼らが代表を務める政党支部や資金管理団体、後援会の各収支報告書の収入と支出、及びそれに添付している領収書類のコピーの調査。(調べ方などはHPに公表するが同時に、落選運動団体に弁護士などを無料で派遣することを検討中)

② そこから違法事実が判明すれば、どんな小さな金額でも政治資金規正法違反、公職選挙法違反などで告発することのアドバイス、告発状の作成なども無料で行うことも検討中。(なお政治とカネ問題だけでなく、どこかの議員のように未公開株式などの問題や不祥事などの行為も法的なアドバイスも行う)

③ 仮に違法でなくても、不当、不透明な収入や支出などが判明すればその情報をHPなどに公表して、落選運動に拡散することで寄与する。

(賛成議員の氏名を含め以下略)

(6)阪口弁護士の落選運動における独自の取り組み案については、私も基本的には賛成です。

「政治資金オンブズマン」がこれまでやってきた政治家らの刑事告発をはじめ、「政治とカネ」等についての問題点を指摘することを通じて、私も落選運動を行い、また、落選運動を法的に支援したいと決意しました。

207名無しさん:2015/10/05(月) 21:59:17
古い記事です。

http://www.j-cast.com/2013/07/27180295.html
次期党首は山本太郎か菅直人?大穴は小沢一郎! 社民、党勢復活「仰天プラン」はあるのか
2013/7/27 08:00

福島瑞穂氏の党首辞任でますます退潮ムードの社民党に、復活への「仰天プラン」がささやかれている。次期トップに「脱原発男」山本太郎氏、あるいは民主党を追い出されかかっている菅直人元首相を担ぎ、「リベラル」総結集を図るという奇策だ。

これに生活の党・小沢一郎代表、鳩山由紀夫元首相も加わって「オールスター」大集合、なんて話も。現時点ではネットなどで語られるヨタ話だが、あるいはひょっとすれば、ひょっとするのか?

社民は山本太郎との連携すでに模索

社民党は今回の参院選で議席をさらに減らし、衆院2、参院3という「政党」としてのがけっぷちにまで追い込まれた。責任を取り福島瑞穂氏は2013年7月25日、10年にわたって務めた党首職を辞任したが、もはや福島氏に代わり「党の顔」になれる人材もなく、又市征治幹事長が「党首代行」として指揮を取るまさに「存亡の危機」に陥っている。

そんな中、社民が「救世主」として熱視線を注ぐのが、参院選に当選したばかりの山本太郎氏だ。山本氏と社民とは政策も近く、今回の参院選でも社民党は山本氏を支援している。

福島氏も25日の会見で、「入党という話まではしていませんが」としつつ、山本氏に対し統一会派の結成を持ちかけたことを明らかにした。山本氏は即答を避けたようだが、「脱原発」を掲げ市民活動との連携を目指す社民党にとって、まさに山本氏はかっこうの「顔」で、ネット上では「もはや山本太郎しかないのでは」「いきなり党首就任もありうる」といった話が大真面目に語られている。

もう1人、社民党の次期党首候補として話題の人物がいる。なんと、民主党の菅直人元首相だ。菅元首相は今回の参院選、党執行部の方針にそむき東京選挙区で無所属の大河原雅子氏を支援して民主「共倒れ」の事態を招き、一時は党「除籍」直前にまで追い込まれた。

結局は党員資格停止3か月に落ち着いたものの、民主党ではすっかり居場所を失った状態だ。思えば菅元首相も元々は市民活動出身、政策も脱原発を旗印に掲げ、社民との距離は比較的近い。そこでツイッターなどでは、「社民党次期党首、山本太郎じゃないだろう。菅直人だ!!それがいい」「菅直人氏チャーンス!!」などと、まさかの菅元首相「擁立論」が冗談混じりながらかなりの数飛び交う。

山口二郎教授「社民と小沢G結集すれば…」

意外な「大穴」が、生活・小沢一郎代表だ。すでに生活の党と社民党は共闘を続けているが、これを一歩進めて両党を合併させる――という壮大なプランで、政治学者の山口二郎・北海道大学教授もツイッターで、

「社民党の最大の資産は、衰えたりとはいえ地方組織を持っていること。これを基盤に、環境運動系や小沢グループなどとの結集を図れば、まだ日本の政党政治の中に居場所を見つけられるのではないか」
と発言している。実際に福島氏も辞任会見で、自民党内のハト派も含めたリベラル結集の必要性を力説しており、ここからネット上ではいっそ鳩山由紀夫元首相、民主の有田芳生参院議員らをみんな社民党に集めてしまえ、などといった暴論も飛び出すほどだ。

さて、山本氏らの社民党合流、あるいはリベラル結集の可能性はあるのだろうか。政治評論家の有馬晴海氏は、細野豪志幹事長らが進める民・み・維結集などをめぐり民主党が分裂した場合、その人数次第で、政党交付金などを受け取るための数合わせとして、山本氏や菅元首相、社民党などがそれぞれ一時的に手を組むというシナリオを指摘する。もっともその実現性には、かなり否定的だ。

「組んだところで多数になれるわけでもありませんし、組めばそれだけ自分の意見を殺さなければならなくなる。今の民主党もそうですが、意見が違うのに一緒になるから党内が割れるわけですから」
なお山本太郎氏については、特に合流などせずとも、知名度などを生かして活動していけるのではないか、と見ているという。社民党は、「原発反対などで、独自にやっていくでしょう」。

208名無しさん:2015/10/07(水) 23:24:29
次世代の党にも同じことを言えたら感心するけど。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151006-00010003-shincho-pol
「社民党の意見に意味はあるのか」 百田尚樹氏の大胆な問題提起
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月6日(火)12時23分配信

 安保法案成立後、野党は次の参議院選挙に向けて選挙協力や連立についての協議を始めている。共産党との共闘について、現時点では民主党はさすがに積極的ではないようだが、社民党などは前のめりだとも伝えられている。果たしてこの動きが、あらたな政権交代の呼び水となるかどうかは不明だが、「そもそも得票数2%程度の政党の意見にどれほどの意味があるのか」と大胆な問題提起をしているのが、作家の百田尚樹氏である。

 百田氏は、新著『大放言』の中で、「少数意見を取り上げるべきか?」という項を設けて、この問題を論じている。「少数意見を無視するな!弾圧だ!」と反発する前に、百田氏の意見に耳を傾けてみていただきたい(以下、『大放言』より)。

 ***

■得票率2パーセントの政党の存在意義
 国会で「政党」として認められるのは、所属議員の数が5人以上か、直近の国政選挙で得票率が2パーセント以上ある政治団体という決まりがある。つまり議員が4人以下で得票率が2パーセントに満たない場合は政党としては認められないのだ。私はこれはまっとうな規則であると思う。

 世の中には「少数意見を大切にしろ」という意見がある。一見、非常にもっともな意見のように聞こえるが、はたしてそうだろうか。

 たとえば社民党という政党がある。昔は「社会党」と言った。人権のない旧ソビエト連邦を理想的な国家とし、人民を奴隷化して金日成主席の絶対王政とも言える北朝鮮と友好関係を結び、長年、かの国による日本人拉致事件はでっちあげであると主張してきた政党であるが、さすがに積年の嘘と売国的主張により、国民の支持を失い、最近では得票率はぎりぎり2パーセントを超えるくらいで、議員数も最低ラインだ。それでも党首は「少数意見を取り上げろ」と主張するが、私は「ちょっと待ってくれ」と言いたい。

 得票率2パーセントの意見というのは、はたして少数意見なのだろうか。

■50人に1人のバカ

 たとえば中学校のクラスに50人いたら(今は少子化でこんな大勢のクラスはないが)、2パーセントというのは、そのうちのたった1人である。

 みなさんも中学時代を思い返してもらいたいのだが、いつの時代でも50人に1人くらいむちゃくちゃな意見を言うバカがいたはずだ。他の49人がうんざりして、「また、こいつがむちゃくちゃ言い出した」という存在だ。町内会でも50人にひとりくらいは、どうにも対処のしようがない厄介者がいる。2パーセントというのは、そういう数字なのである。

 たしかに「少数意見」ではあるが、98パーセントが「納得できない」という意見は、切り捨てていい意見だと思う。

 私は少数意見として取り上げる価値のあるものは10パーセント、少なくとも5パーセントの支持くらいは必要だと思う。つまり50人のクラスなら、その意見を持っている人間が2人くらいは必要という計算になる。

 こんなことを言えば、「弱者を切り捨てるのか!」と怒鳴る人が出てくるのは目に見えている。

209名無しさん:2015/10/07(水) 23:24:39
>>208

■多数の人は「少数切り捨て」を望んでいない

 前にある野党議員とこの話題をしたとき、彼は顔を真っ赤にしてこう言った。

「もし障碍者に優しい社会を作りたいと考えても、彼らが国民全体の2パーセント以下なら、彼らに対しての政策はやらなくていいということか!」と。

 こういう意見こそ、屁理屈というべきである。

 障碍者に優しい社会を作りたいと考えているのは2パーセント以下の障碍者ではない。私も含めてそれ以外の多数の健常者だってそう考えている。つまり、その意見は決して2パーセントの少数意見ではない。

 私が言っているのは、「2パーセント以下の人しか賛意を得られない意見は無視していいのではないか」ということだ。何度も言うが、これは少数意見の切り捨てではない。

 50人に1人しか理解できない意見というものは、本来は耳を傾ける意見ではない。これはほとんどノイズと言えるものである。

 こんなことを言うと、「絶対多数が常に正しいと言えるのか!」、「少数意見を弾圧したかつてのナチスドイツはどうなんだ!」と言う人がいる。だから少数意見を侮るなかれという理屈だ。

 実はナチスに関しては多くの人が誤解している。ナチスが政権を取った1932年の選挙では得票率は37・3パーセントだった。彼らが恐ろしいのは、非常に狡猾で悪辣な方法でもって、その他の62・7パーセントの意見を封じてしまったことにある。しかしナチス以外のすべての政党を潰してから行われた1933年11月の選挙でも、ナチスの得票率は92・2パーセントだった。ナチスの例は実は民主主義の弱点を示唆しているのだが、ここでそれに踏み込むと、本一冊あっても足りないので、ここで措く。

■全員が納得する政策などない

 話を戻すと、「少数意見を大切に」という言葉は、正しく美しい言葉に見える。それだけに危険な面を含んでいる。

 100パーセントの人が満足できる政策や施策など、この世に存在しない。そんなものを目指せば、あらゆる議論が前に進まない。しかし現実には、たったの2パーセント、いやときには1パーセント以下の反対で、物事が前に進まないということが多くある。

 私は弱者切り捨てを主張しているわけではない。新しい政策で損をする人を助けるべきだという意見が5〜10パーセント以上あれば、その意見には真剣に耳を傾けるべきであると思う。しかし2パーセント前後しかない超少数の意見は、厳しいようだが無視してもいいと思う。

 誤解しないでもらいたいのだが、「少数意見を切り捨てる」ということと「大多数の意見を通す」ということは同じではない。それはまったく違う次元のものだ。(後略)

 ***

 これを「大放言、いや暴言だ」と思うか、「いや正論だ」と思うかは人それぞれである。もっとも、「少数意見を大切にせよ」という人たちならば、百田氏の意見にもきっと何らかの意味を見出すことだろう。

SHINCHOSHA All Rights Reserved.

210とはずがたり:2015/10/08(木) 18:17:17
又市社民幹事長、胃がん手術へ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015100800458&amp;rel=m

 社民党の又市征治幹事長は8日の記者会見で、自身が胃がんを患い、14日に切除手術を受けることを明らかにした。12日から都内の病院に2週間程度入院する。休養中は吉川元政審会長が幹事長職を代行する。 (2015/10/08-12:51)

211名無しさん:2015/10/09(金) 00:06:45
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151008-00000006-sundaym-pol
<青い空白い雲>いま、国民平和連合に「浅沼稲次郎」的存在を求む!
mainichibooks.com 10月8日(木)16時15分配信

 ◇牧太郎の青い空白い雲 連載541

当時、高校1年生だったが、55年前の浅沼稲次郎暗殺事件は鮮明に覚えている。

 日本を争乱の渦に巻き込んだ60年安保。岸信介内閣が倒れ、1960年7月、池田勇人内閣が誕生した。国民の怒りを一身に集めた前内閣からイメージチェンジを図ろうと、池田首相は低姿勢路線。「寛容と忍耐」というキャッチで、中山マサ女史を厚生大臣に起用、日本初の女性閣僚を誕生させてみせた。論争となりそうな課題は極力避け、ただただ「所得倍増」。経済重視を打ち出した。

 55年後の2015年、安倍晋三内閣が、安保法案を強行採決した後「名目GDPを600兆円にする」と大見得(おおみえ)を切ったのと似ている。安倍さんは「論争」を避けるため、秋の臨時国会を取りやめる!という噂(うわさ)まである。まさに「手本は池田勇人」である。

    ×  ×  ×

 池田内閣が誕生してから3カ月。10月12日、日比谷公会堂で自民党・社会党・民社党3党首の立会演説会。午後3時ごろ、社会党委員長の浅沼稲次郎が「議会主義の擁護」を訴える演説を始めた。今、反安倍陣営が「立憲主義を守れ!」と叫んでいるのとまったく同じ構図だったのだろう。

 浅沼委員長が「選挙のさいは国民に評判の悪いものは全部捨てておいて、選挙で多数を占むると......」と話した瞬間、一人の若者が壇上に駆け登り、刃渡り33センチの銃剣で浅沼の胸を2度突き刺した。

 よろめきながら二、三歩動いたところで彼は倒れた。出血はなかったが、巨漢で傷口が脂肪で塞がれていたのだろう、一撃目の左側胸部に受けた刺し傷が、大動脈を切断。内出血で、ほぼ即死状態だった。

 浅沼の眼鏡が宙に浮く瞬間を毎日新聞社のカメラマンが写していた。テロリスト、山口二矢(おとや)はその場で逮捕されたが、11月2日夜、東京少年鑑別所の独房の壁に、白い歯磨き粉を溶いた液で「七生報国 天皇陛下万才」と書き、自殺した。

212名無しさん:2015/10/09(金) 00:07:03
>>211

    ×  ×  ×

 浅沼は筋金入りの社会主義者だった。早稲田大学の学生だった時も官憲と闘い続けた。「私の履歴書」(日本経済新聞社)でこう書く。

〈大隈侯銅像前で学生大会が開かれ、私が「自由の学府早稲田大学が軍閥官僚に利用されてはいけない」との決議文を朗読したまではよかったが、雄弁会幹事戸叶武君が演説を始めようとすると、突如、相撲部、柔道部の部員が襲いかかってきたので、会場は一大修羅場と化した。また校外より「縦横クラブ」一派の壮士も侵入し、打つ、ける、なぐるの乱暴の限りをつくした。この間、暴力学生側では糞尿を入れたビンを投げ、会場は徹底的に蹂躙(じゆうりん)された。われらは悲憤の涙にくれ、五月十二日を忘れるなと叫び、この日を"流血の金曜日"と名づけたものである〉(青空文庫参照)

 まさに"筋金入り"だった。

 戦後は貧乏政治家として人気者だった。 東京下町・深川のアパートに住み、いつもヨレヨレの背広。声はガラガラだが、「人間機関車」と言われるほどエネルギッシュ。実は、早稲田の私の同級生が浅沼の娘さんと結婚した関係で、その人となりを聞いたが、カツ丼をいつも二つ食べる大食漢。革命のスターにふさわしい個性だった。彼を追悼するデモは60年安保デモを上回る40万人にも達した。

    ×  ×  ×

 今年も10月1日、「浅沼稲次郎さんを追悼し未来を語る集会―日本の民主主義の危機を考える」が暗殺現場、日比谷公会堂で行われた。当時の事件映像が上映された。

 なぜ、浅沼さんは暗殺されたのか?が話題になった。当時、国交のなかった中国を訪問し「アメリカ帝国主義は日中共同の敵」と発言したことが原因と言われるが、真相は分からない。ただ言えることは、浅沼稲次郎を失ったことで、反安保の運動は力を失ったことだ。

 来年の参院選で反安倍勢力が勝たなければ、安保法を廃止にすることはできない。そのためには、国民的規模の平和連合の結集が必要だろう。

 最近、一部メディアが「小沢一郎が動く」と書いているが、これは陰謀としか思えない。小沢一郎と聞いただけで、ソッポを向く人がたくさんいる。

 手あかのついた政治家では......今こそ、清廉な「人間機関車」を探さなければなるまい。

 ◆太郎の青空スポット 今すぐ! 自然遺産の紅葉

 原始林に囲まれた知床五湖は湖面に知床連山の紅葉を映す。全長800メートルの高架木道から楽しめる。電話0152―24―3323(知床五湖フィールドハウス)。世界最大級のブナ林の白神山地も10月下旬まで黄色に染まる。電話0172―85―3021(アクアグリーンビレッジANMON)。「秋」を歩こう。

213名無しさん:2015/10/09(金) 00:08:32
>>210

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00000055-asahi-pol
社民・又市幹事長、胃がんで入院へ 14日に手術
朝日新聞デジタル 10月8日(木)18時31分配信

 社民党の又市征治幹事長は8日の記者会見で、胃がんのため12日から入院し、14日に手術を受けることを明らかにした。約1カ月の休養を取る。通常国会閉会後に健康診断を受けたところ、発覚したという。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00050079-yom-pol
社民・又市幹事長14日に胃がん手術、半分切除
読売新聞 10月8日(木)17時29分配信

 社民党の又市幹事長は8日の記者会見で、胃がんの手術を受けることを明らかにした。12日から東京都内の病院に入院し、14日に手術を受けて胃を半分切除する。

 復帰には約1か月かかり、この間の幹事長職は吉川元政審会長が代行する。

最終更新:10月8日(木)17時30分

214名無しさん:2015/10/09(金) 22:16:09
http://news.livedoor.com/article/detail/10671254/
激突3秒前! 橋下対SEALDs 新党「おおさか維新の会」潰しへ総動員(1)
2015年10月5日 17時0分 週刊実話

 維新の党からの離脱と新党結成を宣言したばかりの橋下徹大阪市長が、反安保学生団体『SEALDs』の動向に神経を尖らせている。加えて、自民党も同団体について徹底調査を開始。そんなピリピリ感漂う政界裏事情を追った。

 そもそも、『SEALDs』とは何者なのか。
 全国紙記者が解説する。
 「『自由と民主主義のための学生緊急行動』(Students Emergency Action for Liberal Democracys)の頭文字を取って『SEALDs』。明治学院大学4年生の奥田愛基氏が中心となり、一昨年、国会で通過した特定秘密保護法勉強会仲間の学生らが安保法制法案反対のため今年5月に結成され、日本全国で300人前後の無党派層学生の団体と言われる。ツイッターなどSNSとラップ調での訴えを駆使し、無党派層に呼びかけるのが特徴」

 そんな素人無党派学生集団に、日本の政治を牽引する橋下氏や自民党はなぜ敏感になっているのか。
 「8月初め、自民党の武藤貴也衆院議員(無所属)が『SEALDs』のデモに対しツイッターで『戦争に行きたくない人たちがデモをしている。自分中心で極端な利己的考え』と書き込んだ際、橋下市長は武藤議員を批判していましたが、当時は気にはなるものの五月蠅程度と思っていた。その空気が一変したのは、『SEALDs』主催のデモに1万5000人や3万人、10万人という数字が踊り、共産党の志位委員長、民主党の岡田代表が国会前デモに駆け付けた頃からです」(橋下氏周辺関係者)
 橋下氏は表向き『SEALDs』を直接批判しないまでも、彼らのデモを「日本の有権者は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセント? こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザン(オールスターズ)のコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」と揶揄し始めた。

 その後、橋下氏らの神経をさらに尖らせる出来事が起きる。
 「テレビは面白がって盛んに奥田氏らを引っ張り出し、それを追いかけるように新聞や夕刊紙も取り上げ始めた。そんな矢先、9月15日に民主党が安保法案を審議する参院特別委員会の中央公聴会の公述人として、法律家や学者らに加えて奥田氏を呼んだことから、俄然注目を浴び始めたのです」(同)

 公聴会に出席した奥田氏は、国会議員らに「寝ている議員は起きてください」とガツンと最初にカツを入れた上で、「国会前で10万人、全国では130万人もの人が路上に出て反対の声を上げている」、「その状況を作ったのは『SEALDs』ではなく、与党の人たちの国会での理解しがたい答弁に国民が不安を感じているからだ」、「だから、ある金沢の主婦の方がフェイスブックに書いた国会答弁の文字おこしは、瞬く間に1万人もの人にシェアされた」といった旨の発言をし、最後はこう締めくくった。
 「困難な時代にこそ希望があることを信じて、私は自由で民主的な社会を望み、この安全保障関連法案に反対します」

 学生とは思えない堂々とした発言。民主党の蓮舫氏などは「今日の奥田君の公述は胸に響きました」とツイートしたほどだ。
 「この模様の一部は、テレビやユーチューブで瞬く間に日本全国、世界に発信された。もちろん批判もあったが、それを上回る賛同と感動したという声が続々と寄せられました。さらに奥田氏ら『SEALDs』メンバー3人が外国特派員協会でも会見し法案反対宣言。こちらも世界に発信され、“Okuda”の名は知れ渡ったのです。この状況に橋下氏などは、それまでの政治的ヤジ馬程度と見ていた『SEALDs』が、とてつもなく大きな影響を持つ政治集団に変質する可能性を感じ始め、綿密な調査を始めたといいます」(全国紙政治部記者)

215名無しさん:2015/10/10(土) 23:15:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000002-wordleaf-pol
国際NGO職員が国会前デモに参加して感じた「違和感」とは
THE PAGE 10月10日(土)15時0分配信

 9月19日、安保関連法が参議院本会議で成立した。法案審議中の国会前では連日反対派のデモが繰り広げられ、法案に反対する学生団体「SEALDs」の活動も注目を集めた。

 そんな中、アメリカなど国内外で社会変革運動に取り組んできた国際NGO職員の日本人男性も国会前デモに参加したが、その方法に違和感を覚えたという。長年海外で市民による社会変革運動を支援してきた男性が感じた「違和感」とは何か。その「違和感」から、日本の「市民運動」が抱える根本的な問題が見えてきた。

抗議活動の「対話しない姿勢」に強い違和感
 神奈川県在住の国際NGO職員、鈴木洋一さん(29)は大学卒業以来、世界90カ国以上で活動する国際NGOのスタッフとして日本やアメリカなど各国で働いてきた。途上国の貧困問題の解決のため、学生や一般市民の署名運動や市民を巻き込むキャンペーンなどを展開。市民運動を盛り上げることで、先進国の政府や国際機関の政策決定者に働きかけ、政策提言に関わってきた。

 「安全保障上の重要性は理解できるが、(改憲という)正しい手順を踏まない今回の法案は許せなかった」との立場から、今回の安保関連法案には反対だった鈴木さん。自らプラカードを作り、国会前の抗議に参加した。しかし実際に国会前の抗議に参加してみると、「憲法守れ」というコールには賛同できても「安倍辞めろ」と言うコールには同調できず、強い違和感を覚えたという。

 「安倍首相を支持している訳ではありません。でも、この法案に対する抗議で言うことではないと思ったんです」。抗議参加後、鈴木さんが開いたNGOのイベントで出会った年配の男性が「あいつら無礼だよね」とつぶやいた。この言葉に、鈴木さんは共感したという。

 鈴木さんが違和感を持った理由は、国際NGOのスタッフとして多くの国の社会運動を見ていくうちに、社会変革には中道派を動かすことが不可欠だと知ったからだという。「国際協力のイベントに参加する学生の多くが、『デモが怖い』とか『デモをして意味があるのかな』と言っている。こうしたデモに参加しない人達に対するアプローチを考えないと、勝てるものも勝てないのではないか」と指摘する。

 「問題は、安保法案反対派が対話を求めていないところです。安倍政権が対話しない姿勢だからといって、自分も対話しない姿勢で良いのでしょうか。そのような姿勢で、公明党穏健派や自民党内にいる穏健派を、どのように切り崩すつもりなのだろうかと疑問に思った」

216名無しさん:2015/10/10(土) 23:16:18
>>215

「政府と話したら負け」という日本の市民運動
 欧米の国際NGOによる社会変革運動と、日本の「市民運動」の大きな違いは、「政府と対話すること」に対する態度の違いだと鈴木さんは分析する。欧米の国際NGOは「何十年もアフリカを支援して貧困が劇的に改善されない状況で、問題を解決するには、先進国政府の政策や国際ルールなどの構造を変えなくてはならないという姿勢に変化してきた」という。

 欧米の国際NGOの姿勢と日本の「市民運動」の違いは、「武器貿易条約」の成立過程によく現れた。1990年代に入り、冷戦後の旧東側諸国から自動小銃や弾薬などが大量にアフリカなどの途上国に流れ、紛争が多発したことを受けて、アムネスティなどの国際NGOは「コントロール・アームス(武器管理)」というキャンペーンを展開。国際機関・各国政府に対して、武器輸出そのものを否定するのではなく、武器輸出を管理する規制をつくることで、闇市場や人権侵害国への武器流出を阻止するよう働きかけてきた。その20年にわたる運動の結果、2014年「武器貿易条約」が発効した。

 一方で、国際NGOが日本で「コントロール・アームス」運動を行おうとした際に、日本の国際協力団体・平和活動家と防衛関係者・安全保障研究者の両者間の対話が、当初進まなかったという。武器貿易の規制について防衛関係者と話し合うということに、日本の平和活動家側が抵抗を感じていたことが理由だ。そのため、当事者やNGOが話し合う「場」を作ることから運動を始めなければならなかった。

 なぜここまで、日本の市民活動家は対話を拒むのか。鈴木さんは、日本の市民活動家の多くが政府や政治が嫌いなアナーキスト(無政府主義者)で、政策決定者に働きかけるのではなく、例えば政府が関与しない「寄付運動」などの活動に邁進してしまいがちだと指摘する。「政府の人と話すことすら、悪徳なのではないか、交渉したら負けなのではないか、と思っている。ですが、政府と市民の間に立って双方の利益を調整し、交渉を進めることこそ、社会変革のために必要なことです」

217名無しさん:2015/10/10(土) 23:17:00
>>216

「人権が普遍的であれば、中国大使館前にも行くべきだ」
 鈴木さんは原発の問題や安保関連法案に対する抗議活動に参加すること自体は、肯定的に評価する。「それでも私はSEALDsをはじめとして、行動することには肯定的です。『怖い』という感情を感じて行動するのは、それでよいと思います。どんなことであれ、意見を言うことはよいことです。私は『怖い』と思わせた側に、説明する責任があると考えています。その意味で、今回の安倍政権は説明責任を果たしていません。デモが起きるのも当然です」

 一方で、安倍首相への嫌悪・憎悪の気持ちを隠さない抗議の姿勢は、対話につながらないと疑問を呈す。「異なる意見に対しては、対話をする前に遮断する、ブロックする。そのような姿勢は、社会の分断が進むだけではないでしょうか。アメリカではもっと異なる意見を持つ人同士が議論する。市民レベルの対話を進めるべきです」

 鈴木さんは、安保関連法に反対する人が「人権や民主主義の侵害」を主張するなら、シリアや中国で起きている人権侵害の問題に対しても同じように活動すべきなのではないかと問いかける。「もし、一部の陰謀論好きの人が言うように、安保法案が中国の不利益になるから反対しているのではないのならば、中国大使館前にも抗議に行くべきなのです。人権が普遍的であれば、人権侵害の主体者がどの色であろうと行動すべきです」
(中野宏一/THE EAST TIMES)

218名無しさん:2015/10/11(日) 12:55:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00050022-yom-pol
社民党の新旧党首改選、募る危機感…前回1議席
読売新聞 10月11日(日)11時19分配信

 社民党が来年夏の参院選で、改選2議席を維持できるかどうかで危機感を募らせている。

 吉田党首と福島瑞穂前党首の新旧党首が改選を迎えるが、前回2013年は1議席しか獲得できていないためだ。

 社民党は参院比例選で、1998年には約437万票で4議席を獲得したが、その後党勢は低迷し、得票・獲得議席とも下降傾向にある。2013年は、過去最低の約125万票で1議席にとどまった。

 吉田党首は来年夏の参院選を「正念場の戦い」と位置づけ、比例選では250万票、2議席の獲得目標を掲げる。しかし、野党共闘を模索する中、野党間で独自性を訴え、前回より倍の票を得るのは相当大変だと受け止められている。「新旧党首のうち1人しか当選しなければ、党の存亡が問われる」(党幹部)と危惧する声もある。

最終更新:10月11日(日)11時21分

219名無しさん:2015/10/11(日) 12:56:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151011-00045726-gendaibiz-pol
共産党が提唱「国民連合政府」の賛否〜あの党との共闘はどれほど現実的なのか
現代ビジネス 10月11日(日)11時1分配信

共産党が提唱「国民連合政府」
アリか、ナシか
 ?

 共産党が唱え始めた「国民連合政府」構想は、安保法廃案を主眼に野党共闘を呼び掛ける。これを野合と批判する声もあるが、一方で「未来の政治」の始まりとの声も。どう考えるのが正しいか。

 政治学の理論で、デュベルジェの法則がある。経済学のゲーム理論でも緻密に扱われていて、一つの選挙区でn人の議員を選ぶ制度の場合、n+1の政党しか長期的には存続し得ないというものだ。

 たとえばn=1の小選挙区制で候補者が3人の場合。有権者の支持率が2番目の候補者は、ちょっとしたきっかけで1番目に勝てるかもしれないが、3番目の候補者の当選確率は他の2人に比べてがたんと落ちる。一番手でもなく二番手でもない第三極の政党は、もともと小選挙区制では存続するのは難しいというロジックである。

 もっとも、現在の日本の小選挙区制は完全ではなく、小選挙区比例代表並立制なので、第三極の余地はある。それを踏まえるとあり得る政党のパターンは三つ。

 第一に政権可能性のある自民党と民主党のような二大政党、第二に公明党のような自民党の連立パートナータイプ、第三に共産党のような比例区狙いタイプである。こうした政治理論からみれば、共産党が比例区狙いの小規模政党から、政権をとりうる民主党の連立パートナータイプに変わろうとしていることになる。

 最近の共産党は、自民党が圧勝する中で、左派系の票を集めて躍進。が、その先鋭的な意見ゆえに、そろそろ頭打ちになっている。左翼の中で幅を広げたくて、安保法案で歩調の合った民主党に秋波を送っているわけだ。

日米安保のスタンスは真逆
 一方、これで困ったのが民主党だ。共産党は筋金入りの左派。今まで政権とはまったく別のところで政党活動をしてきたので、基本思想は前時代的で一般人には怖いものである。

 警察庁の広報誌「焦点」の'04年9月2日に発行された269号は、「警備警察50年現行警察法施行50周年記念特集号」。その中に「暴力革命の方針を堅持する日本共産党」という項目があり、共産党がかつて暴力的破壊活動を展開してきたことが書かれている。

 具体的には、'04年1月の第23回党大会で党綱領改定を行ったが、「二段階革命論、統一戦線戦術といった現綱領の基本路線に変更はなく、不破議長も、改定案提案時、『綱領の基本路線は、42年間の政治的実践によって試されずみ』として、路線の正しさを強調しました」と記述。さらに、「警察としては、引き続き日本共産党の動向に重大な関心を払っています」と書いている。

 共産党は、日米安保を否定している。暫定政権に参加するときには、安保問題を凍結するというが、根っこでは日米安保は廃棄である。

 一方の民主党は、日米安保を認めている。岡田代表がかつて集団的自衛権の行使を認めていたとの国会議論もあった。集団的自衛権は日米安保による日米同盟の前提なので、民主党のスタンスはふらふらしているが、日米安保廃棄、集団的自衛権否定の共産党は、まったくぶれていない。

 日米安保条約でもこれほど意見が違う両党が選挙協力、連立まで共闘できるのなら、「野合」であるが、同時にそれは「未来の政治」の始まりともいえるだろう。

 『週刊現代」2015年10月17日号より

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ドクターZ

220名無しさん:2015/10/11(日) 13:20:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151011-00045722-gendaibiz-soci
「2015年安保」、最大の成果とは?〜デモ参加者たちが新たな民主主義を切り拓いた 連帯、相互扶助、そしてレジスタンス
現代ビジネス 10月11日(日)11時1分配信

「'15年安保」を忘れない

 国会前を連日うろつき回るうち、忘れかけていた言葉をいくつか思い出した。連帯、相互扶助、そしてレジスタンス―。いずれも、デモや集会に明け暮れた青春時代の夢と希望が詰まった、懐かしい言葉である。思いだすきっかけになったのは、安保法案成立直前の9月18日夜に見た光景だった。

 国会正門から少し離れた歩道の脇で若い女性が小さな椅子に腰をかけていた。彼女は「新横浜シットインでカギアイフォン(=パスワードロックのかかったiphone)を落とされた方」と記したプラカードを顔の前に掲げていた。

 新横浜シットインとは2日前、横浜市港北区で開かれた地方公聴会で行われた抗議行動のことだ。公聴会を終えて参院に戻る与党議員らの車の行く手を阻むため、大勢の男女が会場前の路上に寝そべり、警察に排除された。

 プラカードの女性はその現場でアイフォンを拾い、何とかして落とし主に渡したいと思ったのだろう。ふだんなら警察に届ければいいのだが、そうすると、落とし主の個人情報を公安警察に渡すことになりかねない。

 そこで彼女はこう考えたらしい。新横浜シットインに参加した人なら国会前デモにも来るはずだと。だが、何時間待っても落とし主は現れない。それでも彼女はプラカードを掲げつづける。法案が成立した19日未明になっても、である。

 私は傍で見ていて彼女の根気強さに呆れた。何が彼女をそこまでさせるのだろうか。おそらくは、身を挺して法案成立を阻もうとした、見ず知らずの人に対する深い共感からだろう。

 同種の光景は、数万人規模に膨れ上がったデモの至る所で見られた。冷たい雨の中、温かいスープを配る女性グループがいた。「お握りとお菓子は要りませんか」と呼びかける女性もいた。人の手から手へと、飴の入った袋のリレーも行われた。

 「スマホやガラケー、充電できます」という「給電所」もあった。給水所が置かれ、医療班が急病人を救護した。過剰警備を監視する「見守り弁護団」も結成された。彼らは誰かの指示で動いているのではない。法案成立阻止のため自分にできることをやっているだけだ。

 何よりありがたかったのは、国会正門のはす向かいにある憲政記念館の粋な計らいだ。ふだんは夕方に閉める記念公園(北庭)を夜遅くまで開放した。おかげでトイレを利用でき、疲れた体をベンチで休められた人が私も含めて何千人もいた。

 デモに参加する人も参加できない人も、無言のうちに互いを支え合う。そんな空気が国会周辺に漂っていた。3年前の反原発デモで芽吹いた連帯の精神が浸透したのだろう。それが'15年安保の最大の成果だと思う。

221名無しさん:2015/10/11(日) 13:21:49
>>220

母親も政治家も学者も・・・すべてのデモ参加者があの空気を作った
 国会周辺には子供たちもたくさんいた。中にはベビーカーに乗った赤ん坊もいた。デモの最前列にでも行かない限り、事故が起きる恐れは皆無に近い。と言っても、幼子を連れてデモに参加するのは相当な思い切りが必要だったにちがいない。

 18日夜、「安保関連法案に反対するママの会」の町田ひろみさんがスピーチ台に立った。彼女は3歳と16歳の娘を持つ保育士である。

 「私は言いたい。戦争に行かせるため私は子供たちを育てているんじゃない。おかしいですよね。こんな時間に子供を連れてママたちが来てるのは。でもママたちがおかしいんじゃない。そうせざるを得ない気持ちにさせる安倍首相が悪いんです」

 今、全国で母親たちが立ち上がっている。ママたちは足を震わせながら国会議員や地方議員たちに要請を行い、緊張しながら街頭で訴えている。

 町田さんがそう言って「この行動は止まりません。だって子供らを守ると決めたママたちは強いのです」と叫ぶと、歓声の嵐が起きた。彼女らの怒りが'15年安保の真の原動力だったのだと今更ながら思う。

 この声に応えて国会内で野党議員らの抵抗がつづいた。彼らの演説が正門近くのスピーカーから流れてくる。「野党、頑張れ!」「野党、負けるな!」。いまだかって聞いたことのないコールが雨模様の夜空に響く。

 野党の踏ん張りは私の予想を超えた。単なる時間稼ぎではない、中身の濃い演説がいくつもあった。なかでも枝野幸男・民主党幹事長の1時間44分に及ぶ演説が光彩を放った。

 「奇しくも本日9月18日は満州事変が勃発をした日です。安倍総理が『取り戻す』と称している日本は、このころの、つまり満州事変から日華事変、日米戦争へと至る昭和初期の暴走していた時代の日本ではないのでしょうか。この暴走を止める責任が私たちにはあります!」

 彼の言葉は理路整然としていている。私は彼に政治指導者としての風格を感じた。民意のうねりが政治家を育てた。それもまた'15年安保の収穫だろう。

 夜が更けて、参院での法案可決の瞬間が刻々と近づいてくる。正門前のスピーチ台に立ったのは小熊英二・慶大教授。戦後社会思想史研究の旗手である。

 「思いだしてください。原発事故の前、日本では天地がひっくり返っても国会周辺がデモで埋まることはありえないと考えられていた。しかし5年間で社会は確実に変わった。私たちは今(終わりでなく)始まりの中にいます。これからプラスの可能性もマイナスの可能性も大きく開かれている。私たちはそれを少しでもプラスの方向に引っ張っていかなければならない」

 小熊教授は未来を楽観も悲観もしていない。なぜなら、ここで生まれた連帯と相互扶助の精神が、社会の隅々に根をおろすかどうか、すべてはそこにかかっているからだろう。

 「柄ではありませんが」と教授は断わって最後にSEALDsとともにコールを始めた。
「民主主義って何だ!」「これだ!」「民主主義って何だ!」「これだ!」・・・・・・その声を聴きながら思った。夢でもいい。この国の未来を信じたい。

 『週刊現代』2015年10月10日号より

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魚住 昭

222名無しさん:2015/10/11(日) 22:20:24
http://www.asagei.com/excerpt/15200
社会Posted on 2013年8月27日 9:56 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(1)社民党は何でも反対っていうイメージがある

◆ゲスト:福島瑞穂(ふくしま・みずほ)。1955年生まれ。宮崎県出身。東京大学法学部卒業後、弁護士を経て、98年社会民主党から参議院比例第1位で当選。03年より社民党党首を務めた。09年発足の鳩山内閣では内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画担当)として入閣を果たす。13年7月の第23回参議院選挙において、社民党が惨敗したことを受け、党首を辞任した。

 7月21日の参議院選挙で大敗北を喫し、10年間務めた社民党の党首を辞任した福島瑞穂議員。政治家へ転身する前の弁護士時代から、テレビで激論を交わしていた天才テリーとは久々の対面となったが、社民党の弱点を次々と指摘するテリーに、福島議員も負けじと応戦する──。

テリー 7月27日に記者会見を開いて、社民党の党首を辞任したわけだけど、辞めるって、いったいいつ決めたの?

福島 参議院選挙の投票結果が出た当日、7月21日ですね。実は12月の衆議院選挙の時点で、これはとてつもない敗北だから責任を取るべきだと思ったんですが、もう7月の参議院選挙まであまり時間がないわけですよ。しかも、その時点で候補者に比例区で出てほしいというのを要請している最中だったので、自分が党首を辞めますとなると、次の選挙の話がむちゃくちゃになるから、参議院選挙は全力投球で頑張ろうと。

テリー そして、社民党の結果は全国で1名が当選‥‥福島さんは、今回の敗北をどう総括してるの。

福島 もっと魅力的な運動をやらなくちゃいけないと思っています。党員としてやっている方も、見てる方も、両方が楽しくなるようなことを。

テリー 社民党の主張に関して、俺は一つおかしいなと思っていることがあるんだけどさ。よく「大企業ばかり儲けさせてどうするんだ」って批判するよね。でも、大企業にとりあえず儲けさせないと、その下請けの中小企業も儲からないじゃない。

福島 大企業がけしからんというわけじゃなくて、小泉構造改革の時にそうだったけれど、大企業が潤っても、富裕層が富むだけで、それ以外の層まで恩恵がなかった。

テリー でも、アベノミクスが展開されたことによって、現実として、日本の経済は豊かになってる部分もある。日本のいろんな財界の人たちが、いい結果が出たと分析しているのも事実だと思うんだ。

福島 アベノミクスに関しては、とりわけ雇用について問題は多いんです。例えばアベノミクス戦略の一つ「限定正社員制度の導入」。これは企業側にとって労働者を解雇しやすくなる一面がある。他にも「派遣は原則自由にしよう」なんていう議論がまた出てきています。

テリー でもね、「大企業が全て悪だ」っていう主張に聞こえちゃうんだよね。

福島 いやいや、そんな感じではないです。大企業は儲かっていいんです。ただ、儲かったものを独占しないで、地域、中小企業、働く人たちにちゃんと振り分けましょうと。

テリー そこのところで、何かきちんと上手な言い方をしないと、下請け会社の人たちは「社民党は何を言っているの。大企業を儲けさせなかったら、下請けの俺のところは外注がこないよ」って反発する人もいると思うんだよね。社民党って何でも反対っていうイメージがあるじゃないですか、実は。

福島 そうかなあ。

テリー 残念ながらあるんですよ。人に夢を与えることを提案していかないと。ポジティブな政策の言い方をするって大事だと思う。

福島 だから「中小企業を応援します」と言ったほうがいいのかもしれない。

テリー そう。そうしないと。俺はテレビの番組を作っているでしょう。一般の人って、ものすごく毎日が大変ですよ。じゃあ、その時に政治がどうだとか、殺人事件がどうだとかっていうのばっかりテレビで流していても「そんなのもういいよ」と。「そんなことより、こんなに毎日、自分は大変な思いをしてるんだから楽しいものを見せてほしい」って言われるんですよ。

福島 ポジティブさは大事ですよね。

223名無しさん:2015/10/11(日) 22:22:59
>>222

http://www.asagei.com/excerpt/15201
社会Posted on 2013年8月27日 9:57 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(2)雇用問題に関する主張を重視

テリー 社民党はいろんな政策があると思うけど、いちばん譲れない点は何ですか。

福島 まずは雇用。その次は憲法です。

テリー 雇用問題に取り組むのはいいよね。だったら雇用に関する主張に徹したら?

福島 そうなんです。憲法と脱原発ももちろん大事だけど、この2つの主張については内容をわかっていただきやすい。だから雇用問題に関する主張を実際に重視しています。雇用はそれぞれの世代によって、それぞれの形で関係しますから。

テリー 確かに。全ての人の生活と直結して、イメージしやすいから伝わりやすいしね。

福島 特に現代の若者や子供たちは大変です。今ね、20代の若者の死因の半分は自殺なんですよ。

テリー そうなんだよなあ‥‥。

福島 ワタミの社員で自殺したお嬢さんのご両親に会って要望書をもらったことがあるんですけど、「若い人が大事にされる働き方が実現できるよう、全力でやってください」って。ほんとにそうですよ。

テリー 30代の死因の1位も自殺なんだよね。

福島 そう。私の事務所のボランティア・スタッフが「会社を辞めたい」と言うと、私も最初は「勤めて半年で辞めるってどういうこと。世の中甘くないのよ」と諭していたんです。でも微に入り細に入り聞いていくと、これってブラック企業じゃないかとわかってくる。ですから、私も怒るべきとこは怒りますけど、高度経済成長期の感覚で「甘ったれてるんじゃないか」と感じるのとはまったく違う現実を、彼らは生きてるんだと思います。

テリー なるほどね。じゃあ、これからの社民党の売りは、やっぱり雇用でいこう、雇用で。

福島 はい。非正規雇用、障害者、女性、シングルマザーやシングルファーザーの働き方についてなど、いろいろとありますから。

テリー そうだよな。ところで社民党は、ビジネスを動かすという点に関してはどうなの。金儲けっていうと言葉は悪いけど、例えば安倍さんは海外に行く時に財界の人たちを連れて、日本企業をよろしくお願いしますって売り込んでいるじゃない。ああいうことも大切じゃないですか。

福島 でも、それで原発とか売るのは問題だと思いますよ。

テリー 原発はともかく、そういうビジネスもできる政治家もいないとダメなんじゃないの。日本企業の売り込みができる人。

福島 代替エネルギー技術の売り込みは可能性があると思いますよ。アイスランドの地熱発電は日本製なんです。例えば大分県は、地熱発電とかバイオマス発電で電気の4分の1を自然エネルギーで賄ってるんですよ。そういう技術を日本はこれからガンガン売っていくべきじゃないかと。

テリー じゃあ、雇用の他にも、自然エネルギーの推進についても、社民党としてもっともっと特化していったほうがいいよね。

福島 作戦としてね。

224名無しさん:2015/10/11(日) 22:26:43
>>223

http://www.asagei.com/excerpt/15202
社会Posted on 2013年8月27日 9:58 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(3)山本太郎と社民党は連携という形でやれる

テリー 東京選挙区で4位に入った山本太郎は「脱原発」の主張一つでしょう。

福島 山本太郎さんと社民党は、3.11以降、いろんなところで連携しながらやってきたという感じなんです。11年5月23日、文部科学省の中庭で「年間被曝量の上限が20ミリとはおかしい、1ミリ以下を目指すべきだ」と、市民団体や社民党などが集まって要請行動をやった時、山本さんも駆けつけてくれました。「社民党から出てほしい」という要請もしました。

テリー でも、結果は無所属で出た。

福島 はい。だからこそ、党は応援に回ったんです。東京で社民党の公認を立てると、脱原発でぶつかる人が1人増えるだけですから、それよりは応援したほうがいいと。

テリー 脱原発の他に反TPP、憲法で一致もしているしね。

福島 はい。山本さんは無所属だから、「統一会派で今後やりませんか」と提案をしています。もちろん、党に来てくれればベストですが、そういう形じゃなくても、連携はやれるんじゃないかと思ってるんですよ。

テリー なるほどね。今、社民党の国会議員は何人。

福島 衆議院議員が2人、参議院議員が3人ですね。

テリー もう、インディーズの弱小プロレス団体みたいなもんだな。

福島 ハハハ(笑)。だから、これからもり立てて、AKB48じゃないけど、新しいアイドルも入れて頑張りたいと思います。自治体議員に心優しいセンスのいい子はいます。候補者の魅力は、社民党は強いと思っているんですよ。

テリー 例えば?

福島 非正規雇用のことをやっている鴨桃代さん。たった1人でも労働ユニオンに入れるという「全国コミュニティ・ユニオン連合会」の会長で、08年から09年の派遣村の時からずっと一緒にやってきた女性です。あとは、沖縄基地の撤廃に向けて活動している山城博治さん(沖縄平和運動センター事務局長)も、熱血漢で力強い。それぞれの自治体には、個人的にも魅力的で、信念を持ってやっている人がいる。ただ、彼女たちを国政に送り込むだけの力が社民党になくなってきている。

テリー 党としての力が不足しているということだよね。共産党も政策的には社民党と近いじゃない。でも、共産党は今回の選挙で伸びたでしょう。両者の違いは何だろう。

福島 共産党は伸びましたね。今回、いわゆる「中道リベラル」のような党が敗北したんですよ。それは社民党、生活の党、みどりの風のことですね。生活の党とみどりの風はもともと民主党だった。社民党も過去に連立政権を組んで、民主党と近い部分もあるから、何となく「民主党グループ」であったということが逆風にあったと思ってるんですね。

テリー なるほどね。福島さんが辞めたあとの党首枠はどうなっているの。

福島 欠員のままになっていて、幹事長が党首代行を務めています。党首選挙をやるか、全国代表者会議をやってその中で決めるか、これから議論して、恐らく9月末ぐらいには選出方法が決まるはずです。

テリー 福島さん自身は、今後どうするの?

福島 私自身は議員であることは変わりないし、党首を辞めたことをむしろ生かして、もう少し自由な立場で働きたいです。

テリー 党首が土井たか子さんから代わってから、10年なんだよね。

福島 はい。あっという間の10年でしたね。

225名無しさん:2015/10/11(日) 22:27:34
>>224

http://www.asagei.com/excerpt/15203
社会Posted on 2013年8月28日 9:58 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(4)10年間も同じ党首なんて不健康

テリー 福島さんがまだ弁護士の時、俺も一緒にテレビの討論番組に出ていたもんね。

福島 議員になる前は天真爛漫な、ノーテンキな明るい人でしたよ(笑)。

テリー よく覚えてますよ(笑)。「ええっ、福島さん、政治家になっちゃうの?」って当時驚いたから。

福島 あの頃はお世話になりました。実は政治家になってからは今年が15周年なんですよ。党首は10年やって、その前に幹事長を2年やって、その前は広報委員長をやっていました。新人時代がほとんどなくて、いきなり幹事長、いきなり党首。

テリー そうだね。エリート街道だよな。

福島 う〜ん、エリートとはちょっと違うかなぁ。09年に連立政権を作って、大臣になったものの、普天間基地移設の署名を拒否して罷免になったり、いろいろありました。

テリー 連立政権を離脱した時、辻元清美さんは離脱に反対したじゃないですか。俺は辻元さんの主張のほうが筋が通ってた気がするんですよ。

福島 いや、もしあの時、連立政権に乗っていたら、社民党の背骨がなくなっていたと思う。きっと今日まで残っていなかった。

テリー そんなことを言ったら、96年に社会党が自民党と組んで村山政権を作った時に、すでに終わっていた部分もあるわけじゃない。それでも残って続いたんだから。与党に残って主張することに意味や発言力があるんじゃないの。10年に福島さんが連立から離脱した次の日から、社民党の記事が全然新聞に載らなくなったでしょう。すごくもったいないんだよね。

福島 沖縄基地については、社民党にとっては1丁目1番地の問題です。テリーさんがおっしゃることももちろんわかりますよ。確かにいろいろ折り合いをつけながら、辛抱しなくちゃいけないところは辛抱しなきゃいけない。

テリー うん。

福島 しかし、あの時点で私が署名していたら、沖縄は社民党から離脱するだろうし、社民党の戦う部分がなくなる。政治って自分の100の思いが100実現するわけではないので、政治は妥協の芸術というか、自分の思いをどうやって織り交ぜて実現していくかだというのは理解しています。それでも私は、魂を売ったら生きていけないと思うんですよ。

テリー でも、連立を外れたら意見が言えなくなるわけじゃない。民主党としてはこれ幸いと思ったかもわかんない。だから、よりひどくなっていく時にこそ与党にいたほうが、社民党の存在価値が出てきたような気がするんだけどね。

福島 いることで歯止めになった部分はあるかもしれないけど、裏切り者っていう烙印を押された状態で政治はできないですよ。

テリー うーん。

福島 ただ、自社さ連立政権で政権に入ったことで、社民党は野党と与党の経験を積んだことは強みだと思います。例えば私は大臣の時に、障害者基本法の改正法案を作り、それが総合支援法になった。それから、認可保育園を設立するために国有地を貸与してもらう手続きも踏んだ。

テリー 障害者政策はよかったよね。あと、世田谷と横浜に保育園をたくさん作るための基礎を作ったことも、すごく大きいことだったね。

福島 それと、365日24時間、女性への暴力、外国人、セクシャルマイノリティ(性的少数者=同性愛者や両性愛者、自分の性別で悩んでいる人などのこと)などの相談を受ける「パープル・ホットライン」を作った。今はどんな相談も受ける「よりそいホットライン」もできてるんです。

テリー 与党時代に新しくできた実績がいろいろあるってことだよね。

福島 はい。私自身は、政策を提案して、少しずつこの社会を住みよいものにしていくことが喜びでしたし、政治はそういうことがとても必要だと思っています。

テリー 1人で10年も党首やっていたんだもんなぁ。それもまた不健康だと思うけど(笑)。

福島 すみません(笑)。だから今回のことで区切りを一度つけて、初心に戻って、もう1回、人々の現場の中で意見を聞きながらやっていきます。

◆テリーからひと言 秋元康さんみたいなプロデューサーが社民党には必要だよね。政策もいいし、候補者もいいとすれば、あとは世間へのアピール方法をもっと考えてみてよ。

226名無しさん:2015/10/12(月) 12:29:23
http://sp.mainichi.jp/opinion/news/20131026ddg041070007000c.html
憂楽帳:社民党

 11月1日の社民党全国代表者会議で吉田忠智参院議員(57)が党首に就任する。党勢は弱体化の一途。吉田氏の所属する大分県連の内田淳一代表(73)は「重い荷を負わせる気持ちだ」と思いやる。

 大分県は、7月の参院選比例代表の同党得票率(全国平均2・36%)が9・99%という「社民大国」だ。強さの理由として内田さんは、自治労と日教組が社民支持で一枚岩になっていることを挙げる。では、なぜそれができたのか。内田さんは記憶の糸をたぐるように17年前の経験を語り始めた。

 1996年の旧民主党結成を巡り、鳩山由紀夫氏らが武村正義元蔵相や大分県出身の村山富市元首相らを拒否。鳩山氏らの姿勢は「排除の論理」と呼ばれ、この年の「新語・流行語大賞」にもなった。

 当時、内田さんは県議2期目で、いまの吉田氏と同年代。「現場では『なにくそ』という思いが漂っていた。結束が強まったことを覚えている」

 党の状況は当時より厳しい。吉田氏に対し、内田さんは「我々には思い付かない、思い切ったことをやってほしい」とエールを送る。【鈴木直】

2013年10月26日

227名無しさん:2015/10/13(火) 23:39:29
http://www.rodojoho.org/archives_tatakai/~2013/tatakai776.html
第21回全労協大会開催される
 全労協初の組織内議員・服部良一さんも参加

 全労協第21回定期大会はさる9月24〜25の両日にわたり熱海にて開催された。
 冒頭、藤崎良三議長は「民意による政権交代・新政府樹立は、日本近代政治史上初の出来事」と指摘し「働く者が報われる社会」の実現へ向けた新たな闘いの始まりであることを押さえて、更なる闘いを進めていかなければならないと訴え、また、「年越し派遣村」の教訓から社会的運動を担える労働運動の前進、重要期に入った国鉄闘争を始めあらゆる争議の支援・連帯闘争の強化を訴えた。
 大会は各争議の報告から始まり、「労働審判員」の各地全労協への拡大の声や、国労高崎の代議員からは、企業内運動からの脱皮、地域ユニオンとしての運動領域拡大と、その中から問題になっている八ッ場ダム問題は、利権の巣と化し声を圧殺されようとする反対する住民の立場に立ち、ダム建設は白紙と断言した前原国土交通相の方針を断固支持すると発言があった。
 大会発言は26名に及び、中には東京総行動の節目には全国結集も掛けるべきとの声もあった。  関心が持たれたのは、大阪全労協の元幹事で昭和起重機の委員長だった服部良一君が社民党近畿ブロック比例で当選し、全労協としては組織内議員の誕生と成ったことで、一日目の交流会に出席しその挨拶は全体の拍手をあびた。
 新人事は、副議長の交代や新常任幹事の登場もあったが、藤崎議長の再任で新体制が発足する事になった。  あえて述べるとすれば、歴史的政治変化をどのように位置づけるかについて代議員全体としては戸惑いがあったように感じた。
(協同センター・労働情報代表 前田裕晤)

228名無しさん:2015/10/14(水) 20:44:54
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151014-00054902-playboyz-pol
難民受け入れ問題をスルーしたら、日本のリベラルは終わり
週プレNEWS 10月14日(水)9時0分配信

『週刊プレイボーイ』本誌で「モーリー・ロバートソンの挑発的ニッポン革命計画」を連載中のマルチな異才・モーリー・ロバートソンが語る。

***

シリアなどからの難民受け入れ問題が世界的なトピックになっていますが、先日、元国連難民高等弁務官の緒方貞子(さだこ)さんが日本政府に苦言を呈していました(『朝日新聞』9月24日付朝刊)。緒方さんはこう言います。

「難民の受け入れくらいは積極性を見いださなければ、積極的平和主義というものがあるとは思えない」

ご存じのように安倍政権は“積極的平和主義”をうたっていますが、こと難民認定に関していえば、日本政府はおよそ先進国とは思えないほど消極的な姿勢を続けている。緒方さんは「(難民高等弁務官を務めていた1991年から2000年)当時からその状況は変わっていない」と、現状を嘆いています。

今からちょうど20年前の1995年――映画『ホテル・ルワンダ』でも描かれたルワンダ大虐殺の翌年――緒方さんは国連本部で素晴らしい演説をされており、その中に次のような一節があります。

「難民は慈善を求め、絶望の声を上げるだけの存在ではありません。彼らは社会に変化をもたらし、文化を相互に融合させる使者となり、活気をもたらすのです」

ともすれば厄介者扱いされがちな難民こそが、社会の閉塞(へいそく)感を打ち破る力になる。そう訴えたのです。この演説はルワンダ問題に関して消極的だったアメリカに対する「この状況を無視できるのか」というメッセージでもありました。今回も緒方さんは日本に国際的な貢献を求めているわけです。

しかし、日本の世論はどうでしょう。「難民なんか入れたら、国がめちゃくちゃになる」などとレイシズム同然の発言を堂々とする人も少なくない。あるいは、難民や移民の受け入れには賛成といいつつ、日本人より低い立場の“下働き”をあてがえばいいという考え方も目立つ。


実際、農業分野における外国人技能実習制度などは“奴隷労働”の温床(おんしょう)と化している。チャンスを公平に与えず、彼らを経済的に追い詰めておきながら、一部の外国人が犯罪に走ると一気に排斥の機運が高まる…。

難民の受け入れ拒否は国際社会の信用を大きく損なう一方、この日本社会の不正義を野放しにしたままで受け入れてもうまくいかないのは目に見えている。つまり、いかに彼らを受け入れるかを今すぐにでも考える必要があるんです。

こうした議論や運動は本来、リベラルを自任する人々が取り組むべきことです。国会前で【#Refugeeswelcome(難民歓迎)】と書いたプラカードを掲げなきゃおかしい。「日本だけは戦争に巻き込まれたくない」という内向きのデモばかりで、中国の人権問題も難民問題もスルーする“自称リベラル”を、僕はリベラルとは呼びたくない。

安倍首相は9月30日、国連総会で難民支援拡充を表明しました。今はまだ金銭面にとどまっていますが、もし本格的に「受け入れ」へと舵(かじ)を切れば、自民党内外のレイシストを排除すると同時に無党派層を大きく取り込むことになるでしょう。

その時、野党はどうする? 「日本人の賃金が下がる」などと反対すれば、日本のリベラルは終わりです。この問題に全力で、しかも安倍政権より早く取り組むことこそが、烏合(うごう)の衆による「安保法制ハンタイ」より、はるかに強い風を生むはずです。

●モーリー・ロバートソン(Morley Robertson)
1963年生まれ、米ニューヨーク出身。国際ジャーナリスト、ミュージシャン、ラジオDJなど多方面で活躍。現在のレギュラーは『NEWSザップ!』(BSスカパー!)、『モーリー・ロバートソン チャンネル』(ニコ生)、『Morley RobertsonShow』(block.fm)、『所さん!大変ですよ』(NHK)など

229名無しさん:2015/10/15(木) 22:58:46
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151015-00054944-playboyz-pol
海外メディアも驚いた安保法案抗議デモ。だが「日本のメディアは大幅に弱体化。朝日新聞も、ましてやNHKは…」
週プレNEWS 10月15日(木)10時0分配信

戦後70年を迎え、大きな問題が山積する日本の姿を海外メディアはどのように見つめ、報道しているのか?  

「週プレ外国人記者クラブ」第4回は、英紙『エコノミスト』や『インディペンデント』などに寄稿するデイビッド・マックニール氏に、安保法案への抗議で盛り上がった市民デモについて聞いた。

***

―「安全保障関連法案」がようやく成立しました。衆参両院での審議やそれを取り巻く一連の出来事を見て、どのように感じましたか?

マックニール 印象的だったのは、国会で審議が進み、政府が安保法案について説明すればするほど、逆に法案の具体的な目的や意味がわからなくなったことです。でも、私がそれ以上に驚いたのは、デモなどを通じてこの法案に反対し、抗議する動きが想像を遥かに上回る規模に広まったことでした。

それまで日本では右翼のほうが活発だと思われていて、例えば在特会の嫌韓デモなどに行くと200人規模のデモが頻繁(ひんぱん)に行なわれていましたが、安保法案に抗議する動きでは、それこそ数千人、数万人規模の学生や主婦、普通のサラリーマンらが集まった…。私は日本に住んで今年で15年目になりますが、日本人がこれほど積極的に政治に対して意思表示をするなどとは夢にも思っていなかったし、それは多くの海外メディア関係者に共通する感想でしょう。

―何が日本人にそうした変化をもたらしたのでしょう?

マックニール 政府の説明に対する「不信感」や「透明性の欠如」という要素が大きいと思います。先ほど言ったように、この法案について安倍政権が説明すればするほど多くの矛盾が浮かび上がり、政府は本当の意図を隠している、自分たちから白紙委任状を取ろうとしているのだ…という懐疑的な気持ちが人々の中で広がったことで、デモなどの抗議が拡大したのだと思います。

実は先月、SEALDsのリーダーである奥田さんにインタビューする機会があったのですが、「どうやってここまできたの?」という質問に対して、彼が答えたのは、まず反原発のデモがあって、その次に「秘密保護法」に反対する運動があって、そして今回の「安保法制」と、一連の出来事を通して、一歩ずつ運動が拡大してきたのだということでした。その意味では安保法制の前から「変化」が既に起きていたとも言えるでしょう。

―実際に安保法案に反対するデモを見て、どんな印象を持ちましたか?

マックニール まず強調したいのは、彼らのデモが非常に平和的、紳士的だということ。60年代や70年代の学生運動にみられたような暴力性は全くなく、ある意味「保守的」だとすら言える。彼らは「革命」ではなく、現行の政治システムの中でこの国を変えていきたいと考えているという点です。

ただし、世論調査では国民の多くが反対しているにもかかわらず、彼らのデモは「原発再稼働」も「秘密保護法」も、今回の「安保法案」も最終的に阻止することができなかった。当然、この国の民主主義がまともに機能していないという意識や、それに伴うフラストレーションは相当に膨らんでいるはずで、それが今後、彼らの運動にどのような変化をもたらすのかにも注目しています。

―他の国々、例えばイギリスでは、こうしたデモは珍しくないのでしょうか?

マックニール 最近のデモで最も大規模だったのは2002年にロンドンで行なわれたイラク戦争に反対するデモで、この時は政府側の発表では100万人、主催者発表では200万人が集まったと言われています。

この時の状況は今の日本に似ていて、世論調査では国民の70〜80%がイラク戦争に反対していたのですが、当時のイギリス首相だったトニー・ブレアはそうした「民意」を無視する形でアメリカのイラク戦争を支持し、イギリス軍の部隊を戦地に送り、戦死者まで出してしまった。

あれから13年を経た今、こうした「民意」が実は正しかったことが証明され、人々はトニー・ブレアへの怒りを忘れていません。彼の言葉はもう誰も信用しないし、道を歩いているだけで彼を「犯罪者として捕まえろ!」という人たちも、いまだに後を絶ちません。

230名無しさん:2015/10/15(木) 22:58:56
>>229

―対象的に、日本ではアメリカの「大義なき」イラク戦争を支持した小泉純一郎首相の責任を追及しようという動きはほとんどありませんでした。また、日本人は一般的に「熱しやすく冷めやすい」ところがありますが…。

マックニール 安保法案は成立しましたが、この先も沖縄県辺野古の米軍基地問題など多くの課題が残されており、政府にとっては危険な状況が続くでしょう。中でも沖縄の問題は非常に重要で、翁長知事が埋め立て承認を取り消したことで、法廷での争いも含めて、安倍政権との全面的な対立となる可能性は非常に高い。

もちろん、この問題に関するメディアの扱い方にもよりますが、最近では辺野古の基地の問題について沖縄県内だけでなく、本土の人たちの関心も高まっているだけに、今後の動き次第では、沖縄の問題がより大きな問題へと発展する可能性もあると考えています。

―そのメディアですが、ここ数年で「権力の監視」という機能が大幅に弱まってしまい、NHKなどはまるで「政府の広報機関」のようです。こうしたメディアの弱体化、あるいは安倍政権による「コントロール」の強化が、ようやく芽生えた学生や市民の活動に影響を与える可能性はありませんか?

マックニール 確かに安倍政権成立後、メディアは大幅に弱体化され、日本の代表的なリベラル紙だった朝日新聞も慰安婦問題の「誤報」騒ぎで叩かれてからすっかりおとなしくなってしまった。もちろんTVも同様で、NHKについては言うまでもありません…。

また、これは今に始まったことではありませんが、記者クラブ制度の弊害によって、記者会見でも政府はあらかじめ準備された質問に答えるだけで、メディアの側から厳しい質問が飛ぶことはほぼない。政府の言い分をそのまま伝えるだけというのが、この国のメディアの偽らざる現状です。

ただし、あの3・11の原発事故をきっかけに、日本の人たちは大手メディアの報道に対して以前よりもずっと懐疑的になっていて、「TVや新聞が本当のことを報じていない」と考える人は増えている。インターネットを含めて、市民が情報を集める手段は以前よりも遥かに多様化しているので、大手メディアの影響力は以前ほど強くないというのは確かだと思いますね。

●デイビッド・マックニール
アイルランド出身。東京大学大学院に留学した後、2000年に再来日し、英紙『エコノミスト』や『インディペンデント』に寄稿している

(取材・文/川喜田 研)

231名無しさん:2015/10/17(土) 16:17:58
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036554230/963

963 名前:名無しさん[] 投稿日:2015/10/17(土) 16:17:39
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151014/k10010269471000.html
ツイッターにうそ 投稿者の情報開示命令
10月14日 15時36分

ツイッター上に幼い娘の写真を無断で転用されたうえ、安全保障関連法が成立する前の反対デモに参加して死亡したなどとうその書き込みをされたとして、新潟市の両親が東京地方裁判所に投稿者の情報の開示を求め、認められたことが分かりました。弁護士によりますと、こうしたケースで情報の開示が認められるのは異例だということです。
申し立てをしていたのは新潟市の大嶋陽さんとその妻で、14日、弁護士同席の下、会見を開きました。それによりますと、ことし7月、ツイッター上に生まれたばかりの娘の写真が無断で転用されたうえ、安全保障関連法が成立する前の反対デモに無理やり連れて行かれ、熱中症で死亡したなどとうその書き込みをされたということです。
去年8月、大嶋さんが別のデモに参加した時の投稿写真が転用され、娘の名前は架空のものでしたが、ツイートが拡散したため、大嶋さんはことし8月、肖像権の侵害に当たるとして、東京地方裁判所に投稿者の情報の開示を求める仮処分の申請をしました。
その結果、先月、運営するツイッター社に情報の開示を命じる決定が出され、会社側も応じたということです。弁護士によりますと、ネット上でなりすましの被害が相次ぐなか、顔写真の無断転用で裁判所が投稿者の情報の開示を命じるのは異例だということです。開示されたのはネット上の住所に当たるIPアドレスで、弁護士は今後、投稿者の特定を進めたいとしています。大嶋さんは、「娘を守る親としてきぜんとした行動を取ることが必要だと考えた」と話しています。

232名無しさん:2015/10/17(土) 16:41:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000001-jct-soci
SEALDs女性が誹謗者を「クズ」呼ばわり 「社会の最底辺さまよってるようなクズ」
J-CASTニュース 10月15日(木)17時34分配信

 安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の女性メンバーが、周囲の人物に対してネット上で誹謗中傷が投稿されていることに「こんな社会の最底辺彷徨(編注:さまよ)ってるようなクズに(以下略)」とツイッターに書き込み、物議をかもしている。

 中傷されていることに対し同情する声がある一方、SEALDs関係者からも過去に暴言が飛び出していたことから、「そんな風に言うから」「自業自得」と反発する意見も相次いでいる。

■同情的な声もあるが...

 物議をかもす投稿をしたのは、SEALDsメンバーの女性だ。彼女は、朝日新聞や日刊ゲンダイなどで取り上げられたことがある。2015年10月14日、

  「なぜわたしが大事に思ってる女の子たちがこんな社会の最底辺彷徨ってるようなクズに毎日毎日罵詈雑言投げつけられて苦しまなきゃいけないのか。こんなに言われると人でも殺したのかと思うけどデモやっただけだからね アホかよ」

とツイッターに書き込んだ。

 具体的にどんな「罵詈雑言」があったのか明らかにしていないが、10月13日にツイッター上で、何者かがこの女性の知人女性の写真を添付し、性的なひやかしや侮辱的な書き込みを行ったことが背景にあるようだ。

 この女性本人に対しても、「日本から出て行って欲しい」「バカ学生」といった誹謗中傷がツイッター上でたびたび行われている。引用に耐えない下品な表現のつぶやきも多い。

 今回の女性の投稿に対しては、「(知人らへの中傷は)許せないですね」と同情的な意見もあるが、「社会の最底辺」とこき下ろしたことに反発する声もある。

  「社会の最底辺という表現のほうが罵詈雑言でしょう」
  「そんな風に言うから、言われるのさ」
  「『社会最底辺』とか勝手な決めつけで罵詈雑言書くから敵を増やしてるんだよ」

と女性のツイッターにメッセージが寄せられている。

233名無しさん:2015/10/17(土) 16:42:20
>>232

これまでも「バカかお前は」「五寸釘ぶち込むぞ」
 SEALDs関係者の発言が「暴言」だとして注目を集めたのは、今回が初めてではない。

 中心メンバーの奥田愛基さんは8月23日の国会前での集会で安倍首相に対し、「バカかお前は」と発言。別の女性メンバーは7月31日、デモを批判した衆院議員の武藤貴也氏にツイッターで「お前の方が自己中だし利己的だわ。ふざけんなよ。てめーの体のすべての穴に五寸釘ぶち込むぞ」(すでに削除)とメッセージを飛ばした。

 こうした発言が出るたびにツイッターなどには

  「ほんと口悪いな。なにが平和だ。言葉の暴力はいいのかよ」
  「この団体の方々は、どうしてこんなに口が悪い人が多いの?」

とあきれるような書き込みが出ている。

(2015年10月16日19時追記)女性メンバーの名前は匿名にしました。

234とはずがたり:2015/10/18(日) 18:17:36
息子3人を東大理IIIに合格させた凄腕「プロママ」ご亭主は選挙で3連敗〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151016-00010005-shincho-soci
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月16日(金)8時1分配信

佐藤さんの近著『受験は母親が9割』(朝日新聞出版)には、ご主人の佐藤真理(まさみち)氏が、奈良市で弁護士をやっているとある。だが、教育はほとんど彼女任せだったとして、あまり登場してこない。実際、彼女はこう書く。

〈我が家では、子どもの教育は、私が100%の責任を持っています。主人は仕事が大好きで、生きがいを持って働いていましたから、私は子どもの教育を頑張ろうと。〉

 やったのは車での送り迎えぐらいで、妻ほど貢献していないというわけだが、知人によると仕事一途の庶民派弁護士なのだとか。

「佐藤弁護士は東大文学部のインド哲学科から司法試験を通った変わり種。面白い人で、年末に弁護士会の懇親会があるのですが、リクエストもしていないのに、渥美清の真似をしてみせたこともありました。寅さんそっくりで感心しましたよ」

「亭主元気で留守がいい」の典型例かと思ったら、この人、総選挙に3回もチャレンジした政治好きでもある。それも日本共産党からの出馬だ。

■ノーベル賞を取って欲しい
 佐藤氏が立候補したのは1996年(比例)と、2000年(小選挙区)、03年(小選挙区)だが、残念ながらいずれも当選圏内からは遠い得票数だった。

 元共産党議員の秘書で政治評論家の兵本達吉氏が言う。

「そもそも弁護士には共産党系が多いのです。私が現役の党員だったころ(90年代)は、日弁連に登録している弁護士のうち17%が共産党系でした。また、共産党本部が彼らを選挙に立てたがるのは労働者の代表よりも、中流層の票が取れるからです」

 そこで、ご本人の事務所を訪ねると、

「こんな風に超エリート教育をしていたのが話題になったら、もう共産党から立候補なんて出来ないよね」

 と笑顔で登場。

「政治には中学高校から興味があったのですが、共産党に入ったのは30歳の頃でした。当時、妻には入党したことも話していません。子供たちからも“親父と考え方は違う”と言われています。最初に選挙に出たのは急な解散があって追加公認の話があったから。2回目からは5回連続当選した議員の後継という形で出馬しました。しかし、小選挙区制というのは厳しい。街宣もやったし、家内も宣伝カーに乗ってくれましたが、事務所にも迷惑をかけられないので国政選挙は3回で止めにしました」

235名無しさん:2015/10/20(火) 23:15:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151019-00000059-asahi-pol
暫定政権で安保法廃止目指す 共産・志位氏インタビュー
朝日新聞デジタル 10月19日(月)23時49分配信

 共産党の志位和夫委員長は19日、朝日新聞のインタビューに応じ、安全保障関連法廃止に向けて提唱する「国民連合政府」を実現するため、次期首相指名で民主党代表を推す可能性に言及した。これまでは選挙結果に関係なく、自党の党首を指名する独自路線を原則としてきたが、安保法廃止に向けて野党の結集を最重視する考えを示した。


 志位氏は、提唱する国民連合政府について、安保法廃止と集団的自衛権の行使容認を決めた昨年7月の閣議決定撤回の二つに目標を絞った「暫定政権」だと説明した。民主党など他の野党との連立政権を念頭に、首相指名についても、「一般論」としつつ「第1党が首班を担うことが一般的だ」と指摘。民主党代表が首相になることも容認する考えを示した。

 共産党は野党共闘の一環として、1998年の国会での首相指名投票で民主党代表だった菅直人氏を推した。だが今回の発言は焦点を絞って政権への参加を前提にしたもので、従来の姿勢から一歩踏み出した。

 連立政権への関与についても「閣外協力もありうる。そのときの状況を見てベストの選択肢を採る」との姿勢を示した。政策については、すでに暫定政権下では「日米安全保障条約の廃棄」「自衛隊の解消」などについて党の方針を「凍結」する考えを示したことに加え、消費増税など各党間で意見が異なる課題についても「欲張りすぎない」と言及。安保法廃止など2大目標以外は、柔軟に対応する考えを強調した。

 そのうえで「(暫定政権の)目的を達成したら、その先の針路は国民に問うて決めることが基本だ」とし、安保法廃止と立憲主義の回復後はただちに衆院選を行い、改めて国民に信を問うべきだと述べた。

 一方、2005年と07年に「たしかな野党」のスローガンを掲げるなど、他党との選挙協力を避けてきた点について「政党である以上、政府(政権)をめざす必要があるとの意見もあった」と述べ、「非常事態」として方針転換するとした。

 安倍政権に対抗するため、本格的な野党間の選挙協力が不可欠と改めて強調。「(来夏の)参院選が衆院選より先にあった場合、参院選が非常に大事になってくる」と指摘した。野党共闘で参院選に勝利し、参院で野党が与党の議席を上回る「衆参ねじれ」の状態に持ち込み、政権を衆院解散に追い込んでいきたいとの考えを示した。

朝日新聞社

236名無しさん:2015/10/24(土) 01:26:31
http://www.sankei.com/politics/news/151022/plt1510220032-n1.html
2015.10.22 19:43
社民党が12月に党首選 吉田忠智党首、出馬に意欲

 社民党は22日、東京都内で全国幹事長会議を開き、任期満了に伴う党首選を12月4日告示、19、20両日投票、21日開票で実施する日程を報告した。吉田忠智党首は会議後、記者団に「党の再建は道半ばという思いだ」と述べ、出馬に意欲を示した。

 次期党首の任期は平成30年2月まで。近く元国会議員らでつくる実施本部を設置し、日程を正式決定する。

 幹事長会議で吉田氏は来年夏の参院選に関し「比例代表で250万票、2議席以上獲得」との目標を掲げた。比例では吉田氏と福島瑞穂副党首を公認している。

237名無しさん:2015/10/24(土) 15:16:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151022-00001182-chosun-kr
(朝鮮日報日本語版) 日本共産党・志位委員長に聞く「衆参で与党過半数、民意の反映では?」
朝鮮日報日本語版 10月22日(木)10時13分配信

 「安倍政権がうまくいっているように見えるのは、日本人の大多数がその政策に賛成しているからではない。日本の野党が分裂しているため、安倍政権への反対票を結集できなかったからだ」

 韓国を訪問している日本共産党の志位和夫委員長は21日、ソウル市内のホテルで行ったインタビューで「民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党の野党5党が、来年7月の参議院議員選挙で『反安倍』を旗印とする『国民連合政府』構想について盛んに論議している」として、冒頭のように述べた。志位氏は戦後70周年と、韓日国交正常化50周年に合わせ、22日に建国大学で講演を行うため来韓した。

 今年で結党から93年を迎える日本共産党は現在、衆議院と参議院を合わせて21議席を確保し、野党としては民主党、維新の党に次いで3番目に多い。結党以来、侵略戦争や植民地支配を一貫して批判してきた。北朝鮮の朝鮮労働党とは、北朝鮮がビルマ(現ミャンマー)のラングーン(現ヤンゴン)で起こした爆弾テロ(1983年)など反人道的な行為を理由に、80年代に関係を断絶している。

―安倍政権が衆参両議院で過半数を占めているため、民意が政治に反映されているのではないのか。
 「そうではない。昨年12月の衆議院議員総選挙を分析すると、安倍晋三首相が属する自民党は有権者全体の票の25%しか獲得できなかったにもかかわらず、全議席の4分の3を占めた。一方、最大野党の民主党は、有権者全体の票の23%を獲得しながら、議席は13%にとどまった。1つの選挙区で一人の議員を選出することにより、勝者の独占現象が起こりやすい小選挙区制の下、自民党には支持票が結集した一方、野党側は票が分散したためだ。現在も世論調査を行えば、安全保障関連法案の強行採決に反対する国民が50-60%を占め、原子力発電所の再稼働に反対する人も50-60%に達している」
―現在の状況に至ったのは誰の責任なのか。
 「野党の責任が最も大きい。ばらばらの状態になっているため、国民が政治を変えられるという希望を持てなくなっている。野党が結束すれば、これまで投票しなかった人や、特に支持政党がない人たちも考えが変わるだろう。現在、安倍政権の参議院に占める議席の比率は55%だ。ひとまず、参議院だけでも野党側が過半数を占めれば、安倍政権が新たな法案を通すのが難しくなり、その後の政権崩壊につながる可能性もある」

―「国民連合政府」に対するほかの野党4党との協議はどれだけ進展しているのか。
 「最近、民主党の岡田克也、社民党の吉田忠智、生活の党の小沢一郎の各代表と順次会談した。社民党や生活の党とは大枠で合意ができている。岡田代表も来年7月の参議院議員選挙で野党の選挙協力が切実だという点では意見が一致している」

―安倍政権に対する見通しは。
 「安倍政権は来年7月の参議院議員選挙までの間、多くの難題を抱えることになる。南スーダンに自衛隊が派遣されることになっているが、自衛隊の活動が拡大すれば、交戦状態に陥る危険性が高い。そうなれば日本社会の反発が本格化する可能性がある。沖縄の米軍基地移設も大きな問題だ。安倍首相が掲げる経済政策「アベノミクス」も最近、日本のGDP(国内総生産)成長率がマイナスに転じたことで、危機に瀕している」

238名無しさん:2015/10/24(土) 18:32:35
>>236

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151022/k10010279201000.html
社民 12月に党首選 吉田党首再選に意欲
10月22日 20時36分

社民党の吉田党首は、国会内で記者団に対し、みずからの任期満了に伴う党首選挙をことし12月に行う方針を明らかにしたうえで、「党の再生・再建は道半ばだ」と述べ、引き続き、党首として党運営を担うことに意欲を示しました。
この中で、社民党の吉田党首は、22日開かれた党の常任幹事会で、みずからの任期満了に伴う党首選挙をことし12月に行う方針を示したことを明らかにしました。そのうえで、吉田氏は「党所属の国会議員と相談して、党首選挙についての態度を決めたいと思っているが、党改革を断行しているさなかであり、党の再生・再建は道半ばという思いだ」と述べ、引き続き党首として党運営を担うことに意欲を示しました。
社民党は、今後、党首選挙の実施本部を設置して、選挙の日程などを正式に決めることにしています。
また、吉田氏は来年夏の参議院選挙について、党勢の拡大に向けて定員が3人以上の選挙区に公認候補を擁立したいという考えを示しました。

239名無しさん:2015/10/25(日) 08:43:20
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-17/2015101715_01_1.html
2015年10月17日(土)
自衛隊が車内広告占拠

首都圏JR、私鉄に観艦式広報

乗客「そら恐ろしい」

 「部隊(隊員等)の士気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールする」目的で18日に神奈川県横須賀沖で開催される自衛隊観艦式の広報ポスターが、JR東日本や首都圏の大手私鉄車両の中づり広告を貸し切り状態で占拠しています。イージス艦や潜水艦の勇ましい写真と合わせて描かれた、「誰かを助けたいという気持ちに国境なんてない」などのキャッチフレーズに、乗客からは「早くも『戦争法』が動きだした」との不安の声が聞かれました。 (野村説)

 観艦式は、防衛省によれば「明治元年、天皇陛下をお迎えして実施された」のが始まりで、「最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することにより、国際親善や防衛交流を促進すること」が目的とされ、「一般の方々が大迫力の護衛艦クルーズを体感」できることなどをうたい文句にしています。今回で28回目。

 広報ポスターは、東京都港区に本社を置く大手私鉄・京急電鉄のブルースカイトレインやJR東日本中央総武線の各駅停車車両、横浜市営地下鉄ブルーラインの鉄道車両で1日以降、順次姿を現しました。1編成すべてが自衛隊の広報ポスター(10両編成なら140枚)で乗客の頭上が占拠されている状況も生まれています。

 乗客からは、「そら恐ろしい」(70代女性)、「ともかく、ぞっとした」(男性・世田谷区在住)などの感想が相次いでいます。

 同様の広告はJR東日本の横須賀駅や横浜駅構内などにも張りだされているのに加え、「ハチ公」で知られる渋谷駅前交差点の大型電光掲示板でも放映されています。

 防衛省海上幕僚監部の広報室は、ポスターは計1760枚刷り、車両の選定にあたってはイベント開催地を考慮したと話します。しかし、ポスターなどの製作経費や広告代については「申し上げられない」と回答しませんでした。

240名無しさん:2015/10/25(日) 18:49:03
公明党・創価学会スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1378196174/153

153 名前:名無しさん[] 投稿日:2015/10/25(日) 18:48:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151025-00000527-san-pol
公明党、共産党のバトル勃発 石田氏「安保廃棄を脇に置いた野党協力は変」 小池氏「安倍政権を倒すため団結する」
産経新聞 10月25日(日)13時33分配信

 「50年も60年も自衛隊は違憲とか、日米安保廃棄と言っていたのを脇に置いて選挙で一緒にやりましょうというのはおかしい」。25日朝のNHK番組で公明党の石田祝稔政調会長が、共産党が呼びかける野党連携をめぐり、同党の小池晃政策委員長に食ってかかる場面があった。

 共産党の志位和夫委員長は、安全保障関連法廃止を目指す野党の連立政権「国民連合政府」構想が実現した場合、党綱領で掲げる日米安保条約廃棄は求めない考えを示している。

 小池氏はこの日、「今は意見の違いは脇に置いて、安倍政権を倒すために野党は力を合わせるときだ」と述べ、同席した民主党の細野豪志政調会長らに「ぜひ選挙の協力もしようじゃないか」と秋波を送った。

 これに対し石田氏は「脇に置いて、というものじゃないでしょ」と論難し、小池氏が「憲法を守らない政権を倒すためには緊急課題で団結するのが政党の責任だ」と反論する間も、「おかしい、おかしい」とたたみかけた。これに先立つ米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐる議論でも、石田氏は日米安保条約廃棄を前面に出さない小池氏をただしていた。

 最後は、自民党の小野寺五典政調会長代理が「野党の存在というのは重要だ」と慌ててフォローし、火消しをする形に。共産党への敵意を隠さない公明党だが、石田氏はこの日が同番組の“デビュー戦”で、張り切りすぎた面もあったようだ。

241チバQ:2015/10/25(日) 20:27:59
>>239
どこの記事かと思えば赤旗か

242とはずがたり:2015/10/27(火) 12:56:42
昔,京大の敷地でも学生の運動団体がなんか似たようなことやってた。見苦しいだけで実害は無いんだから見逃したれよ,と思う様では官僚なんぞやってられないんだろうな。。

「脱原発」テントに立ち退き命令、土地使用料3200万円支払いも
TBS News i 2015年10月26日 18時52分 (2015年10月26日 23時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20151026/Tbs_news_44487.html

 経済産業省の敷地内に設置された「脱原発」テントについて、東京高裁は、市民団体側に立ち退きとともに、土地の使用料およそ3200万円の支払いを命じました。
 東京・霞が関の経産省の敷地内に設置された「脱原発を訴えるテント」は、市民団体が4年前から「脱原発運動」の拠点としていて、国が立ち退きを求めています。

 26日の判決で東京高裁は、「長期にわたる占有は、表現の自由として許容される範囲を超えている」と指摘し、一審と同じく、テントの撤去とこれまでの土地の使用料として、総額およそ3200万円の支払いを命じました。

 「脱原発が政府その他によって きっちり方向性が示されるならば、いつだって引き上げてもいい。そういうことがないかぎり、簡単に引き下がるわけにはいかない」(市民団体の男性)

 判決で、国はテントを撤去する強制執行が可能となりますが、団体側は、「執行停止を申し立て、最高裁まで争いたい」としています。(26日17:04)

243名無しさん:2015/10/28(水) 22:10:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000564-san-pol
宮城県議選で共産倍増「志位委員長」歓喜のツイート…でも政党支持率はわずか4%
産経新聞 10月26日(月)18時55分配信

 宮城県議選で倍増の8議席に伸ばした共産党は、躍進に歓喜している。志位和夫委員長は結果判明直後の26日未明、ツイッターに「『戦争法廃止の国民連合政府』実現に向けての大事な一歩」と投稿。来年夏の参院選に向け、野党各党を主導することに意気込んだが、産経新聞社とFNNの合同世論調査では同党の支持率は4・5%止まりで、世論は冷ややかな視線を送っているともいえそうだ。

 共産党の山下芳生書記局長も26日の記者会見で「安倍晋三政権の暴走に強い怒りが示された」と手応えを語った。共産党は4月の統一地方選でも伸長。国政では維新の党(51人)の分裂に伴い、相対的に衆参両院ともに野党第2党に“躍進”する見通しだ。

 志位氏は安全保障関連法が成立した9月19日、同法廃止を目指す野党各党による国民連合政府構想を発表。他の不一致の政策は「横に置く」(志位氏)という暫定的連立政権で、合意を前提に野党間で選挙協力を行うことに意欲的だ。

 志位氏は党綱領に掲げる日米安保条約廃棄すら棚上げする意向だが、消費税増税や原発再稼働などで方針が異なる各党がこうした違いを「横に置く」のは容易ではない。有権者の関心は安保政策以外にも向いている。合同世論調査では、参院選でどの政策を投票の判断材料とするかを個別に尋ねたところ、「判断材料とする」の割合が最多だったのは社会保障の89・1%。安全保障法制は74・4%で、経済・景気対策の89・1%に続き3番目だった。

 さらに各党の政党支持率では、共産党は前回調査から0・2ポイント増の4・5%で、自民党(33・9%)や民主党(11・2%)に依然大きく水をあけられている。民主、維新両党は国民連合構想に否定的で、共産党の思惑通りの共闘が描ける見通しは立っていない。

244名無しさん:2015/10/31(土) 16:28:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010284991000.html
共産 参院選に向け対決姿勢アピールへ
10月28日 5時40分

共産党は、宮城県議会議員選挙で議席を倍増させた勢いを来年夏の参議院選挙につなげるため、志位委員長ら幹部による地方での遊説活動を本格化させ、安倍政権と対じする党の姿勢をアピールして支持の拡大を図りたい考えです。
共産党は、今月25日に投票が行われた宮城県議会議員選挙で、選挙前の4議席を倍増させて、これまでで最も多い8議席を獲得し、第2党になりました。
これについて、志位委員長は27日、「安倍政権の国民の民意そっちのけの暴走に対する怒りは大きいと感じた」と述べました。
共産党はこうした勢いを来年夏の参議院選挙につなげるため、来月1日に志位委員長が横浜市で地方遊説をスタートさせるなど、全国各地で党幹部による遊説や講演活動を本格化させ、民主党などとの候補者調整を念頭に、安全保障関連法の廃止を目指す野党勢力による、「国民連合政府」の実現などを訴えることにしています。
共産党としては、参議院選挙の比例代表で前回の510万票余りを大きく上回る850万票の獲得を目標に、安倍政権と対じする党の姿勢をアピールして、支持の拡大を図りたい考えです。

245名無しさん:2015/11/03(火) 12:56:20
http://mainichi.jp/shimen/news/20151103ddm005010128000c.html
社民党:70歳、土俵際 来夏参院選、政党要件クリア苦戦
毎日新聞 2015年11月03日 東京朝刊

 社民党の前身の日本社会党の設立から2日で70年を迎えた。1996年に社民党に党名変更したが党勢の低迷が続き、来夏の参院選では、政党要件の一つである「国会議員5人以上」を割り込む可能性が高い。老舗の護憲政党は土俵際まで追い込まれている。

 「憲法を守らない史上最悪の安倍政権を一日も早く倒さないとならない」。吉田忠智党首は10月30日、東京都内での来夏の参院選に向けた出陣式で、約80人の支援者を前に危機感をにじませた。

 旧社会党は終戦直後の45年に結党。現行憲法で初の47年衆院選で第1党となり、当時委員長だった片山哲内閣が発足した。

 その後、左右両派の分裂を経て55年に再統一。「60年安保」直前の59年には衆参両院で約250人の議員を擁した。

 党名変更した96年は国会議員99人(会派)の中堅政党だったが、現在の国会議員は吉田氏ら5人のみ。94年に自社さ政権入りして基本政策を「自衛隊合憲」に転換したことを境に、低迷に歯止めがかかっていない。

 政党要件は2013年参院選で必要な2%超の得票率をクリアしたため、19年まで維持できる。だが、来年の参院選で改選となる吉田氏と福島瑞穂前党首の2人当選は容易ではない。

 党関係者は「党首が落選して国会議員が5人を割れば解散論が強まる。生き残りをかけた戦いだ」と語る。

 社民党は参院選に向け、「戦争法制(安全保障関連法)を許さない」と護憲色を強調。日本の戦争責任を認めた「村山富市首相談話」を踏まえ、安倍晋三首相の戦後70年談話を「大きな後退」(吉田氏)と批判し、政権批判の受け皿となりたい考えだ。

 ただ、党員の減少や高齢化がネックとなる。党内の一部では、民主党との合流や野党連携のための解党も議論されているが、長年党を支えた地方組織を説得するのは容易ではなさそうだ。【飼手勇介】

246チバQ:2015/11/03(火) 15:46:46
http://www.47news.jp/47topics/e/270578.php
社民、護憲強調も低迷 旧社会党結党から70年 来夏参院選は「命運懸けた闘い」
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 社民党は2日、前身の旧社会党結党から70年を 迎えた。 安全保障関連法の成立を強行した安倍政権への反対世論を追い風に、老舗の「護憲政党」として存在感をアピールするが、支持者の高齢化などで党勢低迷に歯止めはかかっていない。吉田忠智党首、福島瑞穂副党首が改選となる来年夏の参院選を「党の命運を懸けた闘い」と位置付け、背水の陣で挑む。

 「憲法を守らない安倍内閣が続くと、日本の政治は大変なことになる。政権打倒のため、党首として党再建の足掛かりを築き、戦い抜く」。吉田氏は10月30日、東京都内で開かれた会合で支援者約80人を前に、安保法を成立させた安倍晋三首相を批判するとともに参院選への決意を訴えた。

 旧社会党時代は野党第1党として衆参両院で最大約250人を擁し、自民党と 対峙 (たいじ) した。党分裂などを経て現在は衆院2人、参院3人の計5人にとどまる。

 この間、自社さ連立政権で村山富市首相を出したほか、細川政権や鳩山政権でも連立の一翼を担った。独自色を発揮した時期もあったが、政権の中で埋没する事態も少なくなく、幹部は「結果的に補完勢力で終わってしまった」と振り返る。

 危機感を強める吉田氏ら執行部は、参院選での目標を「比例代表で250万票、2議席以上獲得」と掲げる。護憲や格差是正などこれまでの理念を前面に出す一方、民主、共産両党などとの選挙協力にも前向きな構えを見せる。

 ただ、選挙でフル稼働を期待する党員は約1万6千人に減少し、支持者の高齢化も進む。足元の組織力低下は否めず、党内からは「このままでは二枚看板の吉田、福島両氏の議席維持さえ危うい」との声も漏れている。

(共同通信)

247名無しさん:2015/11/04(水) 06:26:34
http://www.sankei.com/politics/news/151029/plt1510290031-n1.html
2015.10.29 17:50
社民・又市幹事長が退院 胃がん手術

 社民党は29日、東京都内の病院で胃がんの手術を受けた又市征治幹事長が28日に退院したと明らかにした。当面は富山市の自宅で静養し、11月下旬をめどに党務に復帰するという。

 又市氏は今月8日の記者会見で胃がんを公表した。12日に入院し、14日に手術を受けた。復帰までの間は吉川元・政審会長が幹事長職を代行する。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/244289
社民、吉田党首の比例区選対発足
県内2万6000票目標
2015年10月29日 09時57分

 社民党佐賀県連と支持労組は28日、来年夏の参院選に向けて吉田忠智党首の比例区選挙対策本部を発足させた。前回2013年は比例1議席しか獲得できなかったが、今回は吉田党首と福島瑞穂前党首の2議席が改選を迎える。選対では吉田党首個人の得票を積み上げていく方針を確認した。

 選対本部長に原口郁哉支持労組団体会議議長、事務局長に徳光清孝県連幹事長が就き、自治労や佐教組、全水道などの支持団体の役員らで組織する。

 佐賀市の自治労会館で開いた会議には九州ブロック選対本部長の中島隆利元衆院議員が出席し、参院選の方針を説明。13年の比例選は約125万票で1議席にとどまったため、来年夏は倍増の250万票、改選の現有2議席の死守を目標に掲げた。佐賀県の目標は前回約1万2600票から倍増の2万6千票とした。共産党が呼び掛けている野党間協力も前向きに進める。

 徳光幹事長は「先日、民主党県連の大串博志代表と2人で協議し、選挙区は勝てる候補で戦うことを確認した。社民県連としては比例区に集中し、反安倍政権のうねりを広げていこう」と呼び掛けた。11月7日に吉田党首が佐賀市で政治セミナーを開く。

248チバQ:2015/11/04(水) 21:39:43
7658 :チバQ :2015/11/04(水) 21:38:59
http://www.sankei.com/politics/news/151104/plt1511040027-n1.html
2015.11.4 21:27

維新分裂余波 共産が衆参で野党第2会派に“躍進” 維新は衆院会派届け出行わず「呉越同舟」で閉中審査へ

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 維新の党の分裂に伴い、共産党が衆参両院で野党第2会派に“躍進”することになった。ただ、維新の党は参院では新党「おおさか維新の会」系と党存続派で分かれたが、衆院は40人の会派を維持。法廷闘争に発展した分裂騒動の影響で、党存続派は会派の人数変更の届け出を当面先送りする考えで、10日以降の国会審議は新党組と存続派が共存する“呉越同舟”の異例の事態となる見通しだ。

 参院で11人だった維新の党は分裂に伴い、おおさか維新系6人と存続派5人に二分した。この影響で11人の共産党が相対的に単独で野党第2会派となった。

 共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で「選挙で議席が増えたわけではなく、特に感想はない」と述べるにとどめたが、参院での単独野党第2会派は平成21年の通常国会以来、約6年ぶり。国政・地方選で躍進する同党の勢いを示している。

 共産党は衆院でも維新の党(存続派)と並び21人で、21年の衆院選前以来の野党第2会派となる。

 だが、維新の党は存続派が新党組を除籍し、新党側も設立届を済ませた現在も衆院への会派変更の届け出を行っていない。存続派の松野頼久氏と維新の解党を目指す馬場伸幸氏の「2人の代表」が存在する混乱した事態にあるからだ。

 予算委員会の各党の質問時間は会派人数に応じ配分されるのが原則。10日予定の衆院予算委では、維新が「40人」分の時間枠で質疑を行うことになりそうだ。

249名無しさん:2015/11/04(水) 22:16:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000100-jij-pol
野党共闘、引き続き重視=第2党浮上も「変化なし」―共産・穀田氏
時事通信 11月4日(水)16時57分配信

 共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で、同党が維新の分裂に伴い野党第2党に浮上することについて「国会の勢力図が少し変わっても(方針に)何ほどの変化もない」と述べ、引き続き野党間の連携を重視する考えを示した。

250名無しさん:2015/11/04(水) 22:32:25
>>249

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2015110400706
野党共闘、引き続き重視=第2党浮上も「変化なし」-共産・穀田氏

 共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で、同党が維新の分裂に伴い野党第2党に浮上することについて「国会の勢力図が少し変わっても(方針に)何ほどの変化もない」と述べ、引き続き野党間の連携を重視する考えを示した。 
 51人の衆参両院議員を抱えていた維新は、松野頼久代表ら残留組、橋下徹大阪市長が率いる「おおさか維新の会」と無所属に3分裂。32人の共産党が民主党に次ぐ勢力になることが確定した。
 共産党は民主、維新両党などに国政選挙での協力を呼び掛けているが、両党には共産党が「1人勝ち」することへの警戒感も強い。穀田氏は会見で「安全保障法制反対の取り組みを一層強めるために(各野党と)努力したい」と訴えた。(2015/11/04-16:58)

251名無しさん:2015/11/05(木) 22:51:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000079-san-pol
共産、野党第2会派に“躍進” 維新、会派届け出せず…衆院は「呉越同舟」
産経新聞 11月5日(木)7時55分配信

 維新の党の分裂に伴い、共産党が衆参両院で野党第2会派に“躍進”することになった。ただ、維新の党は参院では新党「おおさか維新の会」系と党存続派で分かれたが、衆院は40人の会派を維持。法廷闘争に発展した分裂騒動の影響で、党存続派は会派の人数変更の届け出を当面先送りする考えで、10日以降の国会審議は新党組と存続派が共存する“呉越同舟”の異例の事態となる見通しだ。

 参院で11人だった維新の党は分裂に伴い、おおさか維新系6人と存続派5人に二分した。この影響で11人の共産党が相対的に単独で野党第2会派となった。

 共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で「選挙で議席が増えたわけではなく、特に感想はない」と述べるにとどめたが、参院での単独野党第2会派は平成21年の通常国会以来、約6年ぶり。国政・地方選で躍進する同党の勢いを示している。

 共産党は衆院でも維新の党(存続派)と並び21人で、21年の衆院選前以来の野党第2会派となる。

 だが、維新の党は存続派が新党組を除籍し、新党側も設立届を済ませた現在も衆院への会派変更の届け出を行っていない。存続派の松野頼久氏と維新の解党を目指す馬場伸幸氏の「2人の代表」が存在する混乱した事態にあるからだ。

 予算委員会の各党の質問時間は会派人数に応じ配分されるのが原則。10日予定の衆院予算委では、維新が「40人」分の時間枠で質疑を行うことになりそうだ。

252名無しさん:2015/11/05(木) 23:15:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015110500809
安保廃止法案、共同提出目指す=共産・志位氏

 共産党の志位和夫委員長は5日の記者会見で、先に成立した安全保障関連法を廃止する法案について「通常国会で野党の足並みがそろえば、当然協力して対応すべきだ」と述べ、民主党など他の野党と共同で、来年の通常国会への提出を目指す考えを示した。
 共産党が安保法の全面的廃止を主張しているのに対し、民主党の岡田克也代表は「憲法違反の部分の白紙化」を唱えており、共同提案にこぎ着けられるかどうかは不透明だ。(2015/11/05-18:28)

253名無しさん:2015/11/05(木) 23:15:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2015110500926
慰安婦解決「日本の責任」=村山元首相

 村山富市元首相は5日、東京都内の会合であいさつし、日韓両国首脳がいわゆる従軍慰安婦問題の交渉加速で一致したことに関し、「安倍政権は(強制性に関する)証拠がないと言うが、調べようがない。日本に責任はあるわけだから、日本の責任で早く解決した方がいい」と述べ、日本側が主体的に解決策を示すよう求めた。(2015/11/05-20:42)

254名無しさん:2015/11/07(土) 12:57:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151106/k10010296451000.html
SEALDs“国は地方自治などないがしろに”
11月6日 14時02分

安全保障関連法に反対し、国会前などで集会を続けてきた、大学生ら若者のグループ「SEALDs(シールズ)」のメンバーが、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡る国と沖縄県の対立について、東京都内で会見し、国は地方自治や民主主義をないがしろにしているなどと訴えました。
会見には、東京や兵庫、それに沖縄の大学に通うSEALDsの4人が出席しました。
この中で、名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消した沖縄県の翁長知事に対し、国が代執行の手続きなどを進めている現状について、「沖縄県の民意を受けた翁長知事の決定を、国が不公正な手段で退けようとしており、憲法が掲げる地方自治と民主主義をないがしろにしている」と訴えました。
会見では、沖縄県出身で東京都内の大学に通う元山仁士郎さん(23)が、「戦中も戦後も、返還後も、沖縄は犠牲や負担を強いられてきた。沖縄は私たち一人一人の行動を問うている」と述べました。また、名護市の大学に通う玉城愛さん(21)は、「民意が政治に反映されていないおかしさを、日本中の人たちと共有したい」と述べました。

255名無しさん:2015/11/07(土) 14:44:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000519-san-pol
共産・志位委員長、大阪ダブル選での自民共闘「矛盾なし」「住民自治優先」と強調
産経新聞 11月7日(土)13時4分配信

 共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京番組に出演し、府知事・市長の大阪ダブル選で自民党推薦候補を支援していることについて「大阪の民主主義と住民自治を取り戻すことが最優先だ。その大義で協力することは矛盾でもなんでもない」と述べ、国政で対峙する自民党との共闘で大阪維新の会の公認候補と対決することに問題はないとの認識を示した。

256チバQ:2015/11/08(日) 00:01:21
http://www.sankei.com/politics/news/151107/plt1511070011-n1.html
2015.11.7 13:30

共産・志位委員長「中国、北朝鮮にリアルな危険ない」

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志位和夫委員長=東京・千駄ケ谷(栗橋隆悦撮影)
 共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京番組で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮と南シナ海で軍事的挑発を続ける中国について「北朝鮮、中国にリアルの危険があるのではなく、実際の危険は中東・アフリカにまで自衛隊が出て行き一緒に戦争をやることだ」と述べた。

 志位氏は、共産党が「戦争法」と呼ぶ安全保障関連法について「一番具体的な危険はIS(イスラム国)に対し米軍が軍事的行動をエスカレートさせ、日本が兵站で支援し、実体上は戦争に協力していくことだ」と強調。アフガニスタンに展開する米軍の治安部隊についても「実際は戦争だ」と指摘した。

 その上で、「実際の危険はアフガニスタンであり、ISであり、(自衛隊による)南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の任務の拡大だ」と語り、中国や北朝鮮の軍事的脅威に言及することはなかった。

257名無しさん:2015/11/08(日) 10:14:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&amp;k=2015110700224
野党連立、閣外協力も=共産・志位氏

 共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京の番組で、同党が野党各党に提唱した「国民連合政府」構想に関し、「(共産党として)閣内協力でなければいけないとは言っていない。その時の状況に即してベストの選択を取る」と述べ、各党の意向など状況に応じて閣外協力にとどめる可能性に言及した。 (2015/11/07-16:30)

258名無しさん:2015/11/08(日) 13:40:40
公明VS共産、「平和の党」めぐりバトル再燃 志位氏のツイッター攻撃に山口氏が応戦「9条反対したのはどの政党だ?」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1378196174/155-156

259名無しさん:2015/11/12(木) 20:56:09
http://www.labornetjp.org/news/2015/1447210872530staff01
斎藤美奈子のコラム : スカッとする「新9条論」批判

佐々木です。

スカッとする「新9条論」批判です。

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2015年11月11日東京新聞

本音のコラム<敵に送る塩?> 斎藤美奈子

 東京新聞(十月十四日)に続いて、朝日新聞(十一月十日)が「新9条」を記事にした
。「平和のための新9条論」(東京)、「憲法論議に第三の視点」(朝日)だそうである


 ま、議論だけなら、いくらでもおやりになればいい。だけど私が官邸の関係者なら「し
めしめ」と思いますね。「東京も朝日も『つぶさなあかん』と思っていたが、意外と使え
ますよ、総理」「だな。改憲OKの気分がまず必要だからな」

 新九条論者の意見は、二項「陸海軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は
、これを認めない」の改正を意味する。専守防衛に徹する、集団的自衛権の行使を禁じる
、国連中心主義にする、外国の基地使用を許可しない…。

 いちいちごもっともである。でも「みなさまロマンチストだなあ」の思いも禁じえない
。現行の条文でも「地球の裏側まで自衛隊を派遣できる」と解釈する人たちだ。条文を変
えたら、おとなしく従うってか。新九条とはつまり、安保法論議の過程での禅問答に疲れ
、「憲法を現実に近づけませんか」って話でしょ。それは保守政治家がくり返してきた論
法だ。

 このタイミングで、あの政権下で、改憲論を出す。彼らはウハウハである。「あとは新
九条論者と護憲論者の対立を煽るだけですよ、総理」「だな。もう新聞も味方だからな」
   (文芸評論家)

260名無しさん:2015/11/12(木) 20:57:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015101402000132.html
平和のための新9条論
2015年10月14日

 ノーベル平和賞の有力候補とうわさされた「憲法九条を保持している日本国民」と「九条の会」は受賞を逃した。だが、集団的自衛権の行使も容認する九条の惨状に思いをいたせば、そもそも平和賞に値するのか。安倍政権の暴走に憤る人たちの間からは、新九条の制定を求める声が上がり始めた。戦後日本が平和国家のあるべき姿として受け入れてきた「専守防衛の自衛隊」を明確に位置づける。解釈でも明文でも、安倍流の改憲を許さないための新九条である。 (中山洋子、池田悌一、佐藤圭)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015102102000120.html
「政権交代へ野党結集を」 9条めぐり公開討論会
2015年10月21日 朝刊

 解釈の余地のない新たな憲法9条を制定し、自衛隊の活動拡大に歯止めをかける考え方について意見を交わす公開討論会が20日、東京都千代田区の参院議員会館で開かれた。学識者らが、安倍政権による集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更や、安全保障関連法の制定を批判し激論を交わした。 (荘加卓嗣)
 参加したのは慶応大の小林節名誉教授、評論家の佐高信(さたかまこと)氏、作家の落合恵子氏、東京外語大大学院の伊勢崎賢治教授。
 伊勢崎氏は、他国から攻撃を受けた際、国内に限定して武力に訴える個別的自衛権の行使と、その場合の交戦権を新たに認める一方、自衛隊だけでなく在日米軍についても海外での武力行使を禁じる新九条の制定を提唱し、「(米軍駐留に関する)日米地位協定も同時に改定しないと意味が無い」と説明した。
 これに対し小林氏は「政権交代して安保法を廃止すれば、現行の九条は生きる」と主張。落合氏も「護憲派が分かれてしまう。現政権を代えることを使命にするしかない」と慎重な考えを示した。
 また、安保法の廃止を目的とした連立政権の樹立を共産党が呼び掛けていることに、民主党内から否定的な意見が出ていることに対し、野党勢力の結集を求める意見が相次いだ。


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