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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

3053チバQ:2018/07/09(月) 19:14:28
>>3046の記事に対して産経さんの御意見を聞きたいですね

https://www.sankei.com/politics/news/180709/plt1807090010-n1.html
2018.7.9 16:36
【西日本豪雨】
自民・竹下亘総務会長「どんな非難も受ける。これだけの災害になるとは予想せず…」

 自民党の竹下亘総務会長は9日午後の記者会見で、西日本豪雨の初期段階にあたる5日夜に自身や安倍晋三首相を含む自民党議員数十人が懇談していたことについて「どのような非難も受ける。正直言って、これだけすごい災害になるという予想は私自身はしていなかった」と述べた。

 5日夜の懇談は、自民党の中堅・若手議員が党幹部や閣僚と東京・赤坂の衆院議員宿舎内で懇談する「赤坂自民亭」。危機管理の面で問題があるとして野党の一部から批判の声が上がっている。


https://mainichi.jp/articles/20180710/k00/00m/040/025000c
懇談会
豪雨迫る夜 首相出席「赤坂自民亭」ネットで議論
会員限定有料記事 毎日新聞2018年7月9日 17時52分(最終更新 7月9日 18時21分)
衆院赤坂議員宿舎で50人出席 ツイッターでは批判と擁護
 西日本を中心とする豪雨災害が迫った5日夜、自民党の中堅・若手国会議員らが安倍晋三首相を招いて東京都港区の衆院赤坂議員宿舎で開いた懇談会「赤坂自民亭」が、ネット上で議論を呼んでいる。【統合デジタル取材センター】

 赤坂自民亭は2000年衆院選の初当選組を中心に始まった。若手議員と党幹部や閣僚の交流を目的としており、5日は27回目だった。一方、気象庁は同日午後、緊急に記者会見を開いて「記録的な大雨になるおそれがある」と警戒を呼びかけた。雨は激しさを増し、毎日新聞の集計では6日午前0時までに計約15万人に避難指示が出た。

 出席者によると、懇談会は5日夜に予定通り開かれ、約50人が出席。首相も初めて顔を出した。毎日新聞の…

http://news.livedoor.com/article/detail/14981530/
宴会に寿司。記録的豪雨が西日本を襲う中、安倍首相や被害の大きい地域選出の議員たちの行動が物議
2018年7月8日 15時53分 HARBOR BUSINESS Online
片山さつき議員のTwitterより
写真拡大

 今、こうしている間にも救助を待つ人たちがいて、行方不明になっている人たちの捜索が急がれますが、菅義偉官房長官は記者会見で「先手、先手を打つ」と公言しました。

 ところが、今回の記録的豪雨では、明らかに政府の初動が遅く、人命救助の人手が足りず、被害が拡大しています。本来なら一発レッドカードになる案件ですが、今は安倍政権の責任を問うより人命救助の方が優先です。もう初動の遅れを取り戻すことはできませんが、今からでも全力で人命救助にできる最善を尽くしてもらいたいと思います。

 今回、初動が遅くなってしまった最大の原因は「赤坂自民亭」なる若手議員との親睦会だと、僕は考えています。
 総裁選3選目を目指し、若手議員との親睦を深めたかった安倍総理ですが、東京がそんなに雨が降っていなかったもので、西日本の広いエリアで大変なことになっていることを想像もできなかったのかもしれません。宴会するのは構いませんが、すでに西日本では避難者も多数出ているときに、わざわざSNSにアップすることでしょうか。

 あの酒盛りをしていた時間にも西日本では避難している人たちはたくさんいましたが、安倍晋三総理や上川陽子法務大臣(衆・静岡1区)などは楽しそうに記念写真を撮影していました。その結果、これほど大事な時に安倍晋三総理は二日酔いとしか思えないむくんだ顔で15分ほど対策会議をした後、私邸に帰りました。呆れた話ですが、甚大な被害が出ているエリアの国会議員がちゃんと仕事をしているのかを調べてみると、安倍晋三総理に負けず劣らずろくすっぽ仕事をしていないように見える議員が見つかりました。

 岡山1区選出の自民党の国会議員・逢沢一郎議員です。

3054チバQ:2018/07/09(月) 19:15:05
◆食べるものに困る被災者が出る中、寿司の写真をアップした逢沢議員

 今回、岡山県では非常に深刻な被害が出ています。今なお救助を求める声もありますし、行方不明になっている人もいるので心配です。そんな中、岡山1区選出の自民党の国会議員・逢沢一郎さんは何をしていたのかと言うと、富山に行って、ご覧の観光気分でした。
“JR西日本「Belles montagnes et mer〜 #べるもんた 〜」です。JR高岡駅です。橘慶一郎衆議院議員らと乗ってみました。べるもんたは城端線 氷見線を走ります。車窓から自然豊かな富山を満喫できます。素朴な散居村 山々を、そして美しい海外を。観光客にも好評。海外からもわざわざ。いいね。”

“「べるもんた」は一両編成。車内はこんな感じ。食事が出来る。酒も飲める。お土産も買える。駅に着くと大歓迎の横断幕が。 #夏野修砺波市長 が出迎えて下さいました。感激 恐縮です。様々な創意工夫です。知恵を出して地域振興です。そこにしかない地元の資産を活かしたい。そして おもてなし。”

 ツイートしているのは、まさに岡山が大変なことになっている真っ最中と言える7月7日17時56分、18時06分です。一応は「視察」ということになっているんでしょうが、これは災害の人命救助より優先してやらなければならないことなのでしょうか。今こそすべての予定をキャンセルして、待機している自衛隊を岡山に派遣してもらうべく、安倍晋三総理を叩き起こし、ベテラン議員の力を見せつける時ではないでしょうか。しかし、今となっては削除されてしまったのですが、逢沢一郎さんは寿司の写真を載せ、こんなツイートもしていました。

“7日「べるもんた」車内でお昼ご飯。「とまや鮨」。いや、実に美味しい。素晴らしい。軽井沢からわざわざ富山まで新幹線で鮨を食べに行く人が居る、という話を聞いた事がある。頷ける感じ。富山の人は、高岡の人は海の幸山の幸に恵まれている。普段から美味しいものを食べてるんですね。いいね。”

 メシを食う余裕もなく屋根の上で救助を待っている人たちがいるのに、車内で食った寿司をアップして「実に美味しい」だそうです。このツイートはすぐさま批判され、そういえば岡山県が大変になっていることをやっと思い出したのか、このツイートの約1時間後に、こんなツイートをしています。

“今日7日午前防衛省官房長官に電話。岡山県各地の豪雨被害への対応を要請しました。「岡山県津山市 奈義町の陸上自衛隊日本原駐屯地の隊員に加えて愛知県の部隊から隊員を岡山に投入する」との回答を頂きまさた。緊急度の高い地域を優先です。二次災害に気をつけながら、全力で救助 救援です。”

 ぜひとも注目していただきたいワードは「全力」という言葉です。復興や復旧に「全力」とおっしゃっているのですが、逢沢一郎先生は何に全力を尽くしたのでしょうか。寿司を食うことでしょうか。逢沢一郎先生が寿司を食うと劇的に復興が進むシステムなのでしょうか。アホでしょうか。とりあえず「全力を尽くす」と言っておけば何とかなると思って適当に言っているとしか思えません。こんなことなら軽々しく「全力」とか言わないでいただきたいです。

◆他の議員の動きは?

 もちろん、自民党議員でも理想的な動きをしていた人もいます。

 実は、最も理想的な動きをしているのは自民党の参議院岡山選挙区の参院議員、小野田紀美さんでした。普段はネトウヨをこじらせ気味なところがあるのですが、7月5日19時52分の段階で岡山県全県で警報が出ていると注意を呼びかけ、7月6日15時17分には瀬戸内市の市内全域に避難準備・高齢者等避難開始が発令されたと呼びかけ。岡山県が発信している情報をさらに拡散しようという姿勢が見え、大変素晴らしいです。その後もさまざまな情報を提供し、倉敷市のオフィシャルな情報を拡散。道が通れるのかどうかがわからない時に便利な「通れたマップ」などを紹介しており、岡山県選出の議員の中では、最もSNSを活用し、県民のために動いている議員であるということになりました。

 岡山4区の橋本岳さんも7月7日17時04分に、今回の大雨被害に関する最初のツイートをしています。そこからは、いろんな所からの救援情報に「ありがとうござます!(※原文ママ)」と反応し、少しずつ大雨に関する情報を共有するようになりました。しかし、岡山4区こそ最も大きな被害が出ている場所であり、誰よりも動かなければならないはずなのに、動くのがあまりにも遅すぎまる感は否めません。ただ、更新していない自民党議員は多々いますし、一応、遅れを取り戻すかのように積極的にSNSを活用して情報を発信しているので、寿司をSNSにアップしているのに比べると幾分かはマシです。

 ほかは、山下貴司(自民党・岡山2区)、阿部俊子(自民党・岡山3区)の両議員は発信がなし。むろん現場で動いてらっしゃるのかもしれませんが、もう少し積極的に活用してもいいのではないでしょうか。

3055チバQ:2018/07/09(月) 19:15:23
 また、高度プロフェッショナル制度をゴリゴリに進めた加藤勝信厚生労働大臣は岡山5区選出ですが、なんと、Twitterのアカウントが存在しません。Twitterをやっていないということは、地元の人たちの救助の声をリアルタイムで知ることができないということなので(秘書などから報告があるかもしれませんが)、今、何が起こっているのかを把握する能力にも欠けるということだと思います。高度プロフェッショナル制度について、国民がどのように思っているのかを知ることもできない人物が厚生労働大臣をやっていていいのでしょうか。

 野党では、立憲民主党・岡山1区比例復活の高井崇志さんも、7月6日10時07分に、大雨が予想されるので警戒するように呼びかけ、地元秘書と連絡を取りながら対応にあたると宣言。7月7日8時02分に立憲民主党の岡山県連合の決起集会の延期を報告。その後は活動報告や渋滞情報などをFacebookで展開。SNSを十分に活用できているわけではありませんが、きちんと対応に当たっている様子は伝わってきます。

 国民民主党・岡山4区比例復活の柚木道義さんも、7月6日19時47分に「避難勧告」が出ているため、厳重に警戒するように呼びかけ。7月7日14時06分に道路の冠水や道路の流出などが各所で発生しているので警戒を呼びかけるとともに、事務所スタッフと連携して災害対応にあたっていると報告。倉敷市役所や早島町役場とも情報を共有し、国への要請など必要な対応を随時行う状況であるとしています。ツイートはこの2つだけですが、早い段階から地元の人たちに注意を呼びかけており、悪くはありません。

 ただ、同じ国民民主党岡山2区比例復活の津村啓さんは甚大な被害が明らかになった7月7日、「宮澤喜一bot」なるアカウントをリツイート。しかも、一刻も早く人命救助を進めなければならない時に「簡単には進まないからいい」という内容の名言をリツイートしている脳天気さで呆れてしまいます。


◆安倍晋三総理が動かない

 つい先日、過労死遺族たちの悲痛な叫びを笑い、高度プロフェッショナル制度を強行採決した安倍晋三総理でしたが、土曜の昼から自宅に帰り、そこから来客もなく、このタイミングで自宅でゆっくりされておられました。こんな時こそ総理大臣が先頭に立って陣頭指揮を執るものだと思いましたが、オウム真理教の死刑囚たちの死刑を執行したから内閣支持率は上がるだろうとでも思っているのでしょうか。この記事を書いている時点で45人以上が死亡し、70人以上が行方不明になっているため、東日本大震災以来の深刻な災害であるにもかかわらず、総理大臣が自宅に引きこもって出てこないのです。7月11日からはベルギーやフランスなど4カ国を外遊する予定となっていますが、今のところ、予定通りに外遊に行くようです。

 自民党の国会議員は、日頃から「日本を守る」とおっしゃっているのですから、こんな時こそ迅速に対応していただかないと困るのですが、しっかり対応できていると感じられるのは小野田紀美議員ぐらいなもので、辛うじて橋本岳議員が遅れて対応しているという感じでした。

<取材・文・写真/選挙ウォッチャーちだい(Twitter ID:@chidaisan>
ちだい●選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材活動を行う。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどをTwitterやnote「チダイズム」を中心に公開中。立候補する方、当選させたい議員がいる方は、すべてのレポートが必見。

3056チバQ:2018/07/09(月) 23:56:31
https://www.sankei.com/politics/news/180709/plt1807090025-n1.html
8.7.9 21:04
【自民党総裁選】
「2人の番頭」 安倍晋三首相3選へ連携
 安倍晋三首相(自民党総裁)を支える両輪の菅義偉(すが・よしひで)官房長官と二階俊博同党幹事長が、9月の総裁選に向けて連携を強めている。和歌山市で8日に開かれた党県連セミナーでは、二階氏に謝意を示す菅氏のメッセージが読み上げられ、県連会長を務める二階氏は、会場で首相の連続3選を支持する署名集めを進めた。首相の「2人の番頭」は共通の目標を見据え、歩調を合わせている。(大島悠亮)

 「二階県連会長には幹事長として党を差配し、政府・与党が一体となって政治を前に進める態勢を作っていただくなど、安倍政権の中枢を担っていただいています」

 セミナーで読み上げられた菅氏のメッセージには、二階氏への敬意がにじみ出ていた。

 菅氏は当初、セミナーの特別ゲストとして約15分講演する予定だった。二階氏側近の林幹雄幹事長代理が「政府の要(菅氏)と党の要(二階氏)がそろったらインパクトがある」と発案し、菅氏が快諾した。菅氏は西日本豪雨の対応で出席はかなわなかったものの、和歌山で2人がそろい踏みして、首相の総裁連続3選を既定路線のものと印象付ける狙いだった。

 2人は、二階氏が幹事長に就任した平成28年直後に国会運営などをめぐって不仲がささやかれることもあったが、現在は頻繁に食事をしながら意見交換している。二階氏の今年2月の誕生日には、菅氏が党本部の幹事長室を訪れた。二階氏も周囲に「いろいろ相談を受けるが、それを実行に移そうと努力している」と菅氏を評価している。

 また2人は、ともに「たたき上げの地方議員出身者」であり、世襲議員にはない苦労を経験してきた。二階派(志帥会、44人)には菅氏が関係するグループなどに所属する議員も少なくない。

 「安倍総裁が3選を果たせるよう皆さんのメッセージを色紙に託したい」

 8日の県連パーティーでは、二階氏の意向でテーブルに色紙が配られ、出席者が続々と署名した。色紙は近く、県連幹部が首相官邸に届ける予定だ。

3057チバQ:2018/07/10(火) 22:09:25
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/politics/bunshun-8079.html
「安倍三選」を左右する“唯一のリスク要因”小泉進次郎の動向
07:00文春オンライン

「選挙っていうのはね、勝つと負けるとでは大きな違いなんですよ。勝ったのは大きいですね」

 6月20日夜、客単価4万円は下らないという東京・銀座のステーキ店「かわむら」で、最高級の肉をほおばりながら、首相の安倍晋三は、饒舌に語った。「選挙」とは、10日前に投開票された新潟県知事選のこと。与党が推す候補が初当選した。

 席を並べたのは、財務相の麻生太郎、自民党幹事長・二階俊博ら、秋の総裁選で三選を目指す安倍を支える麻生派と二階派の幹部たち。安倍の出身派閥の細田派を加えたこの三派には、降ってわいた知事選の前後で、永田町の景色が、全く違って見えていた。

安倍が「選挙の顔」になり得るかの試金石
 前新潟県知事の米山隆一が週刊文春による「買春」報道で4月18日に辞任を表明。自民は二階の運輸相時代に秘書官だった前海上保安庁次長の花角英世を擁立。かたや野党は女性県議を立て、与野党対決型の選挙戦になった。

 安倍自身や妻・昭恵に端を発した森友学園や加計学園の問題で内閣支持率が低落傾向にあるさなかだったこともあって、国会会期末が迫る6月10日に設定された知事選は、政権にとっての中間選挙の様相を帯びた。特に来夏に改選を迎える参院議員にとって、傷ついた安倍が、それでも「選挙の顔」になり得るかの試金石だった。


総裁選三選を目指す安倍首相 ©文藝春秋
 実際、この間、参院側には不穏な動きがあった。加計学園をめぐる愛媛県の文書の国会提出を野党が求めたのに対し、参院自民は、あっさり受け入れた。提出された文書には、安倍が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と語ったとされる記述があり、その後、安倍は国会答弁で苦しんだ。総裁三選に向けて野党の追及を避けたい安倍や官房長官の菅義偉が早期の国会閉会をもくろむ中、定数を6増する参院選挙制度改革案を唐突に打ち出し、国会延長を主導したのも参院自民だった。

 参院自民の中核は竹下派だ。裏には引退して、なお影響力が残る元党参院議員会長の青木幹雄がいる。青木と一心同体ともいえる党総務会長の竹下亘は、安倍のライバルである元幹事長・石破茂とも関係が深い。その竹下は「安倍さんが引き続き総理になるか。『はい、その通り』とは即答しかねる」と繰り返す。「知事選で負ければ、参院側が反安倍で動き出しかねない」との疑心暗鬼が広がっていた。

 果たして結果は自民が推す花角が当選。決め手は、大票田の新潟市内で約1万8000票の大差をつけたことだ。党職員は言う。「二階派秘書軍団のローラー作戦が大きい。国政の補選の比ではなかった」。二階の政治の師である元首相の田中角栄のおひざ元で繰り広げた、角栄さながらの人海戦術の勝利だった。

「これで安倍三選は決まった」。三選に期待する議員の間では、すでに総裁選の勝負は決したかのような空気が広がる。ステーキ店の宴は、安倍にとっては、中間選挙をまとめてくれた二階に対する慰労の場にもなった。

安倍は岸田に激怒した
 安倍は国政選挙になると、どんなに圧勝の情勢調査が流れても、自ら名簿を取り寄せ、街頭演説の合間の移動中、各地の経営者や県議に携帯電話で支持を呼びかける。自らが「火の玉」になって動くのは、総裁選も同じだ。

 6月18日夜。安倍は自民党政調会長の岸田文雄と、東京・赤坂の日本料理店「古母里」へ赴いた。しゃぶしゃぶやすき焼きが売りの同店だが、安倍は「肉はやめよう」と魚料理を選び、約2時間、濃密な時間を過ごした。

 48人を擁する党内第四派閥・岸田派の領袖を誘ったのは安倍のほうだった。国会議員票の過半数に迫る細田、麻生、二階の三派を、まず固める。次に、旗幟を鮮明にしない他の派閥に支持を広げていく。それが安倍の基本戦略だ。2012年末の第二次安倍政権発足以降、政権の中枢で安倍を支えてきた岸田だが、総裁選での対応をいまだに明言していない。

 二人はビールの後、日本酒に移った。熱燗を楽しみ、店を出た岸田は記者団に「北朝鮮と終盤国会、もちろん総裁選挙の話もあった。内容はノーコメント」と語った。

3058チバQ:2018/07/10(火) 22:10:00
 このニュースに、ネット上は荒れた。

「今日のような日でも総裁選」

「地震があった晩でも総裁選の話をしながら日本料理店で会食か」

 震度6弱の揺れが大阪をおそった当日の夜だった。実は、この日、岸田は大地震発生を理由に、延期を模索。だが安倍側の意向で会食は強行された。

 批判されるのが目に見えているのに会食を延期しなかったのは、安倍に内心、余裕がないからではないか、と思わせるエピソードがある。

 冬にまで、さかのぼる。1月25日夜、安倍と岸田は二人きりで会食した。この日はフグ。ビールの後はひれ酒を安倍が一杯、岸田が二杯楽しんだ。この日、安倍は能弁に語っていた。「今回の総裁選は、党総裁としての権限を最大限に使うつもりだ」。一方、岸田はこの2時間の会食で、総裁選への対応に踏み込まなかった。

 3週間後の2月16日、岸田は、安倍最側近の党幹事長代行・萩生田光一のパーティーで言った。

「来年は事多き1年だ。安倍総理も来年に向けて、力を蓄え、この大切な年を迎えなければならない」

 岸田の言葉は、来年2019年の統一地方選や参院選は、安倍首相で戦う、つまり、今年の総裁選では岸田自らは立候補せず、安倍を支持する、と受け止められた。そうした見方が一斉に報じられもした。だが3日後、岸田は「総裁選への対応とは別次元の話。強引にこじつけた報道は実態とは違う」と釈明、不出馬報道を打ち消した。

 実はこの時、安倍は激怒したという。「俺を支持するようなことを一度言ったのに。早く、俺を支持するって言えよ!」。森友・加計学園の問題が再燃する前だったが、安倍は焦っていた。

石破の地方票を崩すため、閣僚会議誘致の陳情を利用
 焦りの淵源は、石破の存在にある。

 2012年総裁選。1回目の投票では地方票300票の半数を大きく超える165票を奪った石破に対し、安倍は87票。国会議員だけによる決選投票で逆転し、総裁再登板を果たしたが、2015年に無投票で総裁に再選されるまでの3年間は、党員の圧倒的な支持を受けた石破に、陰に陽に配慮せざるを得ない屈辱があった。

 だからこそ、三選後の3年間に思い通りの政権運営をするためには、今回こそ、石破を屈服させなければならない。地方票でも石破を圧倒することは、この6年間の政権運営の評価にもつながる。安倍は圧倒的三選に向けて、岸田に語った通り、総理総裁として権限を最大限に活用している。3月前半には党の各県連幹部を務める議員や県幹部、地方議員が次々と首相官邸に安倍を訪ねた。岡山、愛知、愛媛、北海道、長野、茨城。2019年に大阪で開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせた関係閣僚会議の誘致のためだ。中堅議員は「これも総裁選対策だ」と解説する。萩生田ら安倍側近は、石破の地方票を崩すため、安倍の地方行脚を、と考えるが、公務で忙しく、そう簡単ではない。だからこそ、閣僚会議誘致の陳情を利用しようというわけだ。

 そして時間を見つけては、地方に直接、出向く。6月2日には滋賀県連大会に出席。地方組織の定例大会に総理総裁が出席するのは異例だが、首相が出席できる日に合わせるため、官房副長官の西村康稔らが動き、別の日に設定されていた大会を2日に動かすという念の入れようだった。石破は親しい知人にこうぼやいた。

「俺が強いところに、総理が狙い撃ちしている。こんなに器が小さいとは驚くばかりだ」

3059チバQ:2018/07/10(火) 22:10:37
首脳会談で拉致問題の前進があったと記者団に強調
 首相として向かい合っている北朝鮮問題も、安倍や周辺は三選への追い風とすべく、利用しようと躍起だ。

「金委員長は、この問題は解決済みと公の席で言ってきたが、そういう反応はなかった。大きな前進だ」

 米大統領のトランプと、北朝鮮朝鮮労働党委員長の金正恩による米朝首脳会談があった翌日の6月13日、萩生田は、安倍から聞いた話を紹介し、首脳会談で拉致問題の前進があったと記者団に強調した。「トランプ、金のパフォーマンス合戦で中身がなかった」との見方が広がる中、国内の世論をつなぎとめようとの思惑が垣間見えた。

 一方で国内の期待を高めすぎないようにもしている。14日付の読売新聞朝刊一面で、日朝首脳会談について「8・9月で調整」と報じられると、官房副長官の西村は17日のテレビで「8月や9月は、そう簡単に成果を出すのは難しい」と火消しに走った。期待値の調整で、「安倍でしか拉致問題は解決できない」「総裁選が終われば日朝会談。安倍を代えるべきではない」と、総裁選に向けた世論操作をしているとの見方が永田町では強い。

そっぽを向いた小泉進次郎
 新潟県知事選のハードルを越え、主要派閥を固め、党員票にも触手を伸ばし、北朝鮮問題も利用する。「権限をフル稼働し、首相としての実績を訴えれば、最終的には党員票でも石破に勝つことができる」(安倍に近い党幹部)との空気が醸成されつつある中、安倍三選の流れを逆流させかねない唯一のリスク要因は、小泉進次郎だ。

 小泉は24日、総裁選について「誰が出るかも出ないかも分からない。最後までしっかり考える」と述べるにとどめた。そもそも小泉は2012年総裁選では事前の支持表明こそしなかったが、最終的に石破に投票したことを明言。森友・加計問題で政権の対応を批判する言動が目立ち、「総裁選では石破を推すのでは」との見方がくすぶっている。各社の世論調査で安倍を超えて「次の総理」に選ばれることが多い小泉。政界随一の人気を誇る小泉が事前に石破を支持すれば、父・純一郎が地滑り的に大勝した2001年総裁選のように、世論の力で石破に票が流れかねない。

 安倍にとっての天王山だった新潟県知事選での小泉の振る舞いも、そうした見方に拍車をかけた。知事選前の副幹事長会議。二階側近の幹事長代理・林幹雄が「副幹事長も一回は知事選に応援に行くように」と要請したが、林の隣に座る筆頭副幹事長の小泉は返事をするどころか、そっぽを向いて聞き流した。結局再三再四の応援要請にもかかわらず、新潟入りしなかった。

 一方、小泉は時折、複雑な心境ものぞかせる。飲み友だちには「政権を批判しすぎると石破さんと同じように浮いてしまう」と語ったこともある。

 その小泉が最近強く主張するのが党改革だ。「組織の集約や議員の専門性向上」を打ち出し、党部会での資料のペーパーレス化や、官僚による法案の趣旨説明を各省の副大臣や政務官に行わせる、などの提言をする。だが一方であまりに細かい“改革”には疑問を呈する向きもある。例えば小泉は党職員に「民間企業みたいに名札を付けるべきだ。党職員と記者の区別がつかない」と指摘。これには、職員の顔と名前を覚える気はないのかと首をかしげる者もいる。また昨年来、経産省が各課の部屋に鍵をかけて、記者の取材を制限したことを引き合いに、「同様にして記者を党の部屋まで入れないようにすべき」と話すこともあるが、経産省の措置には、「あまり好ましくない」(山本公一環境相)、「閉鎖社会を作るようなイメージであるなら、もう少し検討を」(山本有二農水相)などと当時の閣僚から異論が相次ぎ、他省庁に広まらなかったのは周知の通りだ。

 こうした小手先の改革よりもむしろ、時折みせる安倍への苦言を総裁選で大々的にぶち上げ、逆境に挑めば、誰もが彼の真の成長を認めるだろう。だがここにきて「小泉は総裁選の期間、外遊に出る」との情報も飛び交う。小泉が大勝負に出れば、安倍の刃は石破ではなく、小泉に向けられることになるのだが果たして――。

(文中敬称略)

(赤坂 太郎)

3060チバQ:2018/07/10(火) 22:17:48
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1807100032.html
【自民党総裁選】相次ぐ派閥研修会 岸田派の対応が焦点、二階派はソウルへ
21:19産経新聞

【自民党総裁選】相次ぐ派閥研修会 岸田派の対応が焦点、二階派はソウルへ

ガンバローコールで気勢を上げる二階氏(中央)ら=和歌山市

(産経新聞)

 9月の自民党総裁選を控え、自民党の各派閥が実施する夏季研修会の動向が焦点となっている。総裁選への対応を決めるための意見集約の場とする派閥が多いからだ。ただ、多くの派閥が国会会期の大幅延長で日程変更を余儀なくされた。さらに、西日本豪雨の影響で、竹下派(平成研究会、55人)は延期。石破派(水月会、20人)が中止を決めるなど、当初の目算が狂ったケースも多い。

 「ポスト安倍」をうかがう岸田文雄政調会長が率いる岸田派(宏池会、48人)は、今月26、27両日に山梨県富士吉田市で研修会を予定している。連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)の出馬表明時期と前後することが予想され、岸田氏の言動が注目される。

 派内では、岸田氏に出馬を促す主戦論が主流になりつつある。岸田氏は、総裁選以降も一致結束できる態勢をどう整えるか、細心の注意を払っているという。研修会で派内のさまざまな声を聞き、最終判断につなげる意向だ。

 石破派は16、17両日に神奈川県小田原市で研修会を計画していた。講演を4回開くなど細かいスケジュールを組み、石破茂元幹事長が総裁選に挑むため、政策の最終的なすり合わせを行うはずだった。それだけに、中止の影響は大きい。

 一方、安倍首相を支える主要3派で、とりわけ注目されるのが、31日〜8月2日にソウルで研修会を開く二階派(志帥会、44人)だ。韓国で最新の北朝鮮情勢を学ぶことを目的としており、韓国高官との意見交換も調整。派として首相の連続3選を支持する考えを正式に表明する意向だ。

 党内最大の細田派(清和政策研究会、94人)は8月5、6両日に長野県軽井沢町で開く。首相の出身派閥として、研修会を連続3選への弾みとしたい考えだ。

 第2派閥の麻生派(志公会、59人)は、横浜市で今月26、27両日に開く研修会で、政策づくりを進める。会長の麻生太郎副総理兼財務相は首相の支持を鮮明にしており、研修会でまとめた政策は総裁選で支持する候補に提言する。

 石原派(近未来政治研究会、12人)は今月24、25両日に長野県大町市で開く。

3063チバQ:2018/07/12(木) 20:04:49
https://www.sankei.com/premium/news/180711/prm1807110002-n1.html
018.7.11 07:00
【政界徒然草】
自民党総裁選 地方票の比重アップで「石破茂氏有利説」は本当か
 9月の自民党総裁選で注目されるのが地方の党員票の行方だ。これまで300票に固定されていたが、総裁公選規程が改正され、今回は国会議員票と同数の405票(現時点)が配分される。党員の意向をより反映させる狙いがあり、一部には知名度の高い石破茂元幹事長(61)に有利との観測もあるが、本当だろうか。改正ポイントを精査すると、国会議員票で圧倒的優位に立つ現職の安倍晋三首相(63)の牙城が崩れるかといえば疑問符がつく。

 改正は石破氏が幹事長だった平成26年に行われた。下野して党員が激減した教訓を踏まえ、総裁選の地方票の重みを強めて党員獲得の一助にする狙いがあった。同年の総裁選で適用されたが、首相の無投票再選だったため、新制度での投票は行われなかった。

地方票見直し

 新たな規程では、1回目の投票で過半数に達した候補がいない場合に行われる上位2人の決選投票にも都道府県各1票の計47票が加算される。これまでは国会議員のみの投票だった。

 さらに注目されるのは、地方票の集計方法も見直されたことだ。都道府県連ごとの集計から党本部の一括集計に変え、得票数に応じて地方票を比例配分する「ドント方式」に改めた。

 地方票はこれまで各都道府県連の規模に応じて持ち分が配分され、24年総裁選の場合は4〜16票とばらつきがあった。例えば当時6票配分された山口県連は同県選出の首相が5票、林芳正文部科学相(57)が1票を獲得した。一括集計ならば24年総裁選に出馬して敗れた石破氏への票も「死に票」にならず、全党員の意思を反映しやすくなる。

 制度改正前と比べ地方票は105票増え、地域ごとの票の偏在も是正される。決選投票にも新たに影響が及ぶ-。一見すると地方票の重みが増し、勝敗の行方を左右するかにみえる。

 24年総裁選は石破氏が地方票で165票を獲得。87票の首相を圧倒し、議員票も加えた1回目の投票で首位に立った。ただ、仮に石破氏が6年前並みの地方票を獲得しても決して有利とは言い難い。6年前は野党・自民党の国会議員の数が少なかったからだ。

 当時の内訳は国会議員票198、地方票300だったが、今回は国会議員票も地方票も各405票で、議員票の比重はむしろ増した。しかも首相は出身派閥の細田派(清和政策研究会、94人)と第2派閥の麻生派(志公会、59人)、二階俊博幹事長(79)率いる二階派(志帥会、44人)の支持を盤石にしている。

 さらに無派閥議員約70人のうち、菅義偉官房長官(69)に近い議員を中心に過半数が首相の支持に回る見通しだ。単純計算でも首相はすでに国会議員票の過半数である230人以上の支持を集めている。

 他方、石破氏が率いる石破派(水月会)は石破氏を含めても20人にとどまる。石破氏の側近は「他派や無派閥を含め、議員50人以上の支持を得たい」と意気込むが、差は歴然だ。

 石破氏は24年総裁選で地方票の55%を集めた。石破氏が今回、地方票を前回と同じ比率(今回にあてはめれば約220票)で獲得し、国会議員票で目標を上回る60票を得たとしても、首相が地方票で60票(全体の約15%)程度を得れば届かない計算となる。

3064チバQ:2018/07/12(木) 20:05:50
ブームの可能性

 もっとも、地方票は世論の流れを反映する傾向があり、時の政治情勢によっては特定の候補に票が集中する「ブーム」が起きる可能性はある。13年総裁選では、小泉純一郎元首相(76)が地方票で123票を獲得し、圧倒的優位とされた橋本龍太郎元首相の15票を大きく上回って「小泉旋風」を起こし、勝利した。
 逆に24年総裁選に出馬した5人中最多の議員票58票を集めた石原伸晃氏(61)の地方票は3位の38票にとどまった。石原氏は当時幹事長ながら、出馬準備を進めていた谷垣禎一総裁(73)よりも先に立候補を表明。党分裂を回避すべく谷垣氏は出馬を断念し、石原氏は「平成の明智光秀」などと批判され、票の伸び悩みにつながったとされる。

 当時石原陣営にいた党重鎮は「支持する議員数の割合を考えれば、間違いなく地方票も首位か2位になると想定したが、想像以上に世論の動向を受けることに驚いた」と振り返る。

 石破氏は長年、町長選の出陣式まで顔を出すほどまめな全国行脚を続け、地方で一定の支持層を持つ。「出会った人の数、握手した人の数しか票は出ない」が口癖だ。では今回、地方票を起爆剤に大逆転劇は起きるのか-と考えても石破氏の足下はおぼつかない。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が6月16、17両日に行った合同世論調査で、次期自民党総裁にふさわしい人物として石破氏は24・1%となり、首相の25・2%とほぼ肩を並べた。ただ、自民党支持層に限ると首相は49・1%で、石破氏の13・9%を圧倒した。

 安倍内閣は財務省の決裁文書改竄(かいざん)などで支持率を下げたが、6月以降は新潟県知事選の勝利や激変する北朝鮮情勢を受けて首相の外交手腕に期待する声が高まったこともあり、回復基調にある。

 何が起きるか分からないのが永田町だ。総裁選の行方は岸田文雄政調会長(60)や小泉進次郎筆頭副幹事長(37)らの動向によっても左右される。とはいえ、石破氏が奇跡を起こすには、想定外の出来事が幾重に重ならない限り難しい情勢であるのは間違いない。 
(政治部 水内茂幸)

3065チバQ:2018/07/12(木) 22:14:44
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180712-00008142-bunshun-pol
「本当に変わった政治家」と安倍首相も驚く男・岸田文雄氏の煮え切らなさ
7/12(木) 7:00配信 文春オンライン
「本当に変わった政治家」と安倍首相も驚く男・岸田文雄氏の煮え切らなさ
進むも地獄、退くも地獄? ©文藝春秋
 9月の自民党総裁選に向け、未だ煮え切らないのが岸田文雄政調会長(60)。

「先月の新潟県知事選で自民系候補が勝利し、3選を狙う安倍首相が目下優勢です。ライバル石破茂氏に圧勝することを目指す首相は、寸暇を惜しんで地方の党員集会に駆け付け、党内第4派閥を率いる岸田氏の動向にも神経を尖らせています」(政治部デスク)

 岸田氏も積極的に地方を行脚。6月11日には、大阪で講演会に臨んだ。首相が大阪維新の会との関係を重視してきたことから自民党大阪府連には首相への不信感が根強い。岸田氏にとってはチャンスだったが、府連幹部の評は芳しくない。

「フツーのええおっちゃんやな。リーダーシップに欠ける。講演は新聞に書いてある話ばかりで4割ぐらいが寝とった」

 首相は6月18日、岸田氏を誘い2時間半にわたり2人きりで会食。ところが岸田氏はここでも首相を呆れさせたという。

「この時期にこの2人がサシで会う意味は重い。出馬の仁義を切るか、3選支持を明言か。いずれかの意思表示があるに違いないと思って臨んだ首相に対し、岸田さんは、自派閥には主戦論が結構多くて……などと状況説明に終始。首相は会食後『本当に変わった政治家だね』と皮肉交じりに漏らしていました」(首相周辺)

 7月2日には主戦論を唱える1、2回生と意見交換会を開いた。

「岸田会長は、『(落選して)みんなが干されたら申し訳ない。それでも俺が出て問題ないのか?』と繰り返し尋ねてこられました」(出席者)

 7月下旬に同派の研修会を控え、決断のときは刻一刻と近づいているが、岸田派幹部はクールに本音を明かす。

「会長に『出るべきか?』と聞かれたら、若手は『出るべきです』と答えるしかないでしょ。真面目すぎる会長は、後輩らの声に後押しされ、出馬に傾いているようです。でも各種の調査で人気もなく、勝てるわけがないし、正直、派の実態は厭戦ムード。ただ、安倍支持でもその後に禅譲される保証はないし、次の次には河野太郎外相や小泉進次郎氏が控えていて世代交代の流れには抗えないでしょ」(同前)

 最近の講演では、サッカー日本代表にかこつけて「人生はやってみないと分からないという教訓を与えてくれた」と語る岸田氏だが、果たして番狂わせを起こせるのか。

「週刊文春」編集部

3066チバQ:2018/07/12(木) 22:16:11
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180707-00056455-gendaibiz-pol
「安倍3選」を前に、早くもウワサが漂うこんな閣僚サプライズ
7/7(土) 10:00配信 現代ビジネス
「安倍3選」を前に、早くもウワサが漂うこんな閣僚サプライズ
写真:現代ビジネス
目標は「石破の政治生命を絶つ」
 安倍晋三首相(党総裁)は今、通常国会会期中ながらも、9月の自民党総裁選に向けて地方行脚に全力投球している。

 7月4日に埼玉県に入り、さいたま市内のホテルで開かれた自民党県連主催のタウンミーティングではサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で「西野ジャパン」が大健闘したことから地元のJ1浦和レッズをネタに聴衆の笑いを取った。

 安倍首相は22日の国会会期末までの7日に鹿児島県、8日に宮崎県、そして21日には兵庫県を訪れる。

 4月の大阪府、5月の北海道、6月の滋賀県を含めて埼玉、鹿児島、宮崎、兵庫県は、6年前の2012年9月に行われた総裁選では「党員票」得票数で石破茂元幹事長に敗れた地方である。

 党内衆参院議員からの支持に広がりがないものの、依然として地方党員の間で人気が高い石破氏を強く意識しているからに他ならない。

 安倍首相の総裁選戦略を一言で言えば、石破氏との一騎打ちで大差をつけて圧勝し、石破氏の政治生命を事実上、断つことである。そのためには405票の党員票の過半数を制することが絶対必要条件である。

 同じく405票の国会議員票については、党内最大派閥の細田派(清和会)94人、第2派閥の麻生派(志公会)59人、第5派閥の二階派(志帥会)44人がすでに「安倍3選」支持を表明している。

 こうした中で、注目されるのは岸田派(宏池会)48人を率いる岸田文雄政調長と無派閥の野田聖子総務相の動向である。

野田・岸田「不出馬」で3選は安泰だが…
 出馬の意思を明らかにしている野田氏は総裁選出馬に必要な国会議員20人の推薦人確保に難航、前々回同様に出馬断念を余儀なくされると見られている。

 一方、国会閉会ギリギリまで自らの判断を明かさない岸田氏だが、派内若手・中堅に主戦論が少なくないものの、最終的に不出馬を決断する可能性が高い。安倍政権の主要閣僚は過日、筆者に対し「出馬はない」と断じた。

 となると、安倍、石破両氏のガチンコ勝負になるわけで、ますます安倍氏にとって党員票の持つ重みが大きくなる。何故ならば、両氏の一騎打ちになると、地方の党員・党友の投票に当たって日本人のメンタリティである”判官贔屓”が作用して形勢不利な石破氏に票が流れるとの指摘があるからだ。

 それでも「安倍3選」は揺るがない。まず、党内第3派閥である竹下派(平成研究会)55人が、34人の衆院議員から何人かが石破支持に回ることがあっても、安倍氏支持で結束することになるはずだ。

注目は総裁選後の「閣僚人事」へ
 加えて、もう一つの焦点である無派閥議員73人の動向である。この間、この無派閥の衆参院議員と菅義偉官房長官の関係について新聞各紙の報道が際立っている。

 「朝日新聞」連載の「自民党2018総裁選-派閥の現在地<中>」(7月5日付朝刊)は「広がる『菅派』 無派閥掌握―首相3選へ『隙間』埋める」と題して、記事中に「菅派」の衆参院議員の実名とグループ名を挙げている。

 永田町ではこれまでにも事実上の「菅派」の存在が囁かれていた。そして「次の次」の総裁選では菅氏が、河野太郎外相という有力総裁候補を掌中にして「キングメーカー」になるのではないかとの見方が根強い。

 それはともかく、永田町ウォッチャーの関心事は早くも総裁選後の内閣改造・党役員人事に移っている。注目されるのは、二階俊博幹事長の去就と、麻生太郎副総理・財務相が財務相の座に留まるのかどうかの2点である。

 「安倍3選」をほぼ確実なものとした新潟県事選の与党候補勝利に貢献した二階氏の続投は確定的である。他方、麻生氏が一連の財務省不祥事を理由に引責辞任した場合の後任財務相人事も注目を集めている。

 政策通であり麻生派重鎮の甘利明元経済再生相が有力視される一方で、財務省再生の観点からクリーンで、かつ財政再建派の小渕優子政務調査会財政構造のあり方検討小委員長(元経済産業相)起用のサプライズもあり得る。

 ただ、ハッキリしていることは、現閣僚は国会答弁なども安定しているので強いて代える理由が見当たらないため、内閣改造があるとしても小幅である。「安倍1強」の骨格は変わらないということだ。

歳川 隆雄

3067チバQ:2018/07/13(金) 19:35:19
https://mainichi.jp/articles/20180713/ddm/005/010/056000c
動く2018
自民党総裁選キーパーソン/3 「政権ど真ん中」自負 首相支え、その次は? 麻生太郎・副総理兼財務相(77)
毎日新聞2018年7月13日 東京朝刊
 麻生太郎副総理兼財務相、自民党の二階俊博幹事長、河村建夫元官房長官らが6月20日夜、東京・銀座のステーキ店「かわむら」で安倍晋三首相を囲んだ。9月の党総裁選に向けて麻生、二階両派の結束をアピールする会合だった。

 出席者によると、総裁選を巡って生臭い話はなかったが、麻生氏が「私のときには推薦人を貸し借りしていましたよ」と振り返ると、それまであまり口をはさまなかった首相が乗ってきた。

 「今の時代はそうはいかないんじゃないか。選挙に相当強くないとね」

 麻生氏が2001年、06年、07年の総裁選に出た際には、小派閥で「本命」でもなかったため20人の推薦人確保に苦労した。今回立候補に意欲を示す石破茂元幹事長や野田聖子総務相も似た状況だ。

 麻生派幹部は「次の政権で冷や飯を食う覚悟がなければ、負ける候補の推薦人にはなれない」と語り、首相の発言は石破氏らを支持する自民党議員へのけん制だと受け止めた。実際、首相が無投票再選した15年総裁選では、野田氏は推薦人を切り崩され、立候補を断念した経緯がある。

 12年末の第2次安倍内閣発足以来、麻生氏は政権ナンバー2の座を占めてきた。昨年7月に山東派などと合流し、59人に膨らんだ麻生派は今や自民党の第2派閥だ。麻生氏はことあるごとに「ど真ん中で政権を支える」と自負をのぞかせる。「2大派閥が競い合う疑似政権交代」という麻生氏の理想にも、数の上では近づいた。

 しかし、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざんと、財務事務次官(当時)のセクハラ問題では、麻生氏の政治責任を問う声が野党だけでなく公明党からも上がった。麻生氏は安倍政権のバランスを崩さないために閣僚にとどまったが、毎日新聞の5月の世論調査では麻生氏が「辞任すべきだ」が52%に上った。その判断は必ずしも支持されていない。

 しかも、前次官のセクハラ問題を巡って「セクハラ罪という罪はない」と強弁するなど、麻生氏の言動はしばしば物議を醸し、政権の不安材料になってきた。麻生派には一時、麻生氏の首相再登板への期待があったが、現実にはそう簡単ではない。

 安倍首相の総裁3選が実現すれば、その次は世代交代が進む可能性が強い。これまで首相を支えてきたキーマンは、影響力を維持するために「ポスト安倍」候補を探すことになるだろう。

 昨年8月の内閣改造で麻生派から河野太郎氏が外相に抜てきされた。麻生氏にとって河野氏は有力なカードだ。ただ、「キングメーカー」争いでも麻生氏が優位に立てるかどうかは、まだ見えない。【田中裕之】=つづく

麻生氏 総裁選語録
・「清和会(細田派)と志公会(麻生派)が手を組んで安倍政権のど真ん中で支えていきたい」(5月22日の自民党細田派パーティー)

・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を挙げ「2人の間に入って、トランプさんに(意見を)言える人は誰かいるのか。安倍晋三1人だけだ」(6月24日、新潟県新発田市で)

3068名無しさん:2018/07/13(金) 20:41:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180713-00000075-mai-pol
<自民党>国会議員の世襲制限 具体策は軒並み見送り
7/13(金) 20:00配信 毎日新聞
 自民党の党・政治制度改革実行本部(塩崎恭久本部長)は13日、党本部で総会を開き、党改革に関する提言案をまとめた。国会議員の世襲制限に関しては、当初検討された世襲制限の具体策は軒並み見送りとなった。

 実行本部は近く、安倍晋三首相に申し入れる。提言案では、世襲について「配偶者及び3親等以内の親族が同一の選挙区で当選したことがある」と定義。当初案では現職議員が親族を後継にする場合、引退表明の時期を「任期満了の2年前」と記していたが、「必要かつ十分な時間を確保しなければならない」との表現にとどめた。当初案には衆院小選挙区の世襲候補が比例代表に重複立候補することを認めない方針も盛り込まれていたが、提言案では見送った。一方で、公募による候補者選考の原則を徹底する方針は示した。

 現職議員の公認の可否を判断する際に世論調査を実施するとの方針も当初案から削除。選挙公約に関しては、衆院議員の任期満了の2年前から党内議論を開始させることを求めた。【竹内望】

3069名無しさん:2018/07/13(金) 22:10:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180714k0000m010108000c.html
<自民党>岸田氏に総裁選対応一任 17日に派閥臨時総会
21:04毎日新聞

<自民党>岸田氏に総裁選対応一任 17日に派閥臨時総会

自民党の岸田文雄政調会長=和田大典撮影

(毎日新聞)

 自民党岸田派は17日に臨時総会を開き、9月の総裁選について、同派会長の岸田文雄政調会長に対応を一任する。同派関係者が明らかにした。

 岸田派は総裁選を巡って、幹部が6〜7月に当選回数別の懇談会を開いて意見を聴取したが、出馬すべきだとの意見が大勢を占めた。一方、ベテラン議員を中心に慎重意見があり、岸田氏に対応を委ねることになった。

 岸田氏は13日のTBS番組収録で、対応を決定する時期について、「(西日本豪雨への)災害対応に全力を尽くすべきだ。そこから先については、まだ控えるべきだと思う」と述べるにとどめた。【小田中大】

3070とはずがたり:2018/07/16(月) 10:42:11
片山さつき議員のツイッター荒れ放題…大雨降る5日に「赤坂自民亭」記念写真
 片山さつき氏 1枚
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 自民党の片山さつき参院議員のツイッターが荒れ放題となっている。片山氏は、西日本で大雨が降り続いたさなかの5日夜に「赤坂自民亭」と呼ばれる衆院議員宿舎で行われた自民党議員の飲み会に出席し、同日に安倍晋三首相とともに乾杯している写真をツイッターに掲載。このツイッターには「非常識極まりない」などの返信が多くあった。片山氏は7日以降のツイッターでは豪雨対策に奔走する様子をツイート。8日に岡山県倉敷市役所を訪ね地元の災害担当者と撮った写真を掲載すると、「記念写真撮る神経が分かりません」などの指摘があった。

 5日のツイッターで片山氏は「今日は27回目の赤坂自民亭」「安倍総理初のご参加で大変な盛り上がり」と料理と酒が並び、親指を突き上げて記念撮影をしている写真を掲載した。この頃、京都市は8万人以上に避難を指示。気象庁は昼に緊急会見して警戒を呼びかけていた。

 5日の片山氏のツイッターに多くの批判的な返信が寄せられた。「国会議員の職務って何でしょうか?国民のために、あなたは何を成し遂げてくれたのでしょうか?あなたを含め、この宴会にいた人達は国会議員に相応しくない!議員の通信簿つけられるなら、0点ですね(笑)」「この方たちのお給料を返してもらって財源の一部にした方が国のためになると思います」「議員の このツイートには本当に驚きました」などの声があった。

 片山氏は7日以降、豪雨対策に奔走している様子をツイートし、8日は「自民党も豪雨被害対策本部設置。私も急きょ岡山入りし、伊原木知事と最新の状況把握」「岡山県として数十年ぶりの甚大な被害、政府に早期の激甚指定を」として写真を掲載した。返信には「現場の人間の邪魔をする それだけはやめよう」「5日の14時に気象庁が緊急記者会見開いてたんで予想出来ましたよね?5日の夜に酒盛りはあり得ないのでは」と厳しい声があった。

 10日も片山氏は「雨量の前提を見直し、木が生い茂りヌートリア住みついて穴だらけの河床と低い堤防、緊急に強靱化へ動きます」と懸命に取り組んでいることを真摯(しんし)に訴えた。返信として「被災地への支援・援助よろしくお願いします」と片山氏の活動に期待する声がある一方、「お疲れだったでしょう」として飲み会の写真を掲載する返信もあった。

3071とはずがたり:2018/07/16(月) 10:42:29

片山さつき議員のツイッター荒れ放題…大雨降る5日に「赤坂自民亭」記念写真
https://www.daily.co.jp/gossip/2018/07/10/0011433163.shtml

 自民党の片山さつき参院議員のツイッターが荒れ放題となっている。片山氏は、西日本で大雨が降り続いたさなかの5日夜に「赤坂自民亭」と呼ばれる衆院議員宿舎で行われた自民党議員の飲み会に出席し、同日に安倍晋三首相とともに乾杯している写真をツイッターに掲載。このツイッターには「非常識極まりない」などの返信が多くあった。片山氏は7日以降のツイッターでは豪雨対策に奔走する様子をツイート。8日に岡山県倉敷市役所を訪ね地元の災害担当者と撮った写真を掲載すると、「記念写真撮る神経が分かりません」などの指摘があった。

 5日のツイッターで片山氏は「今日は27回目の赤坂自民亭」「安倍総理初のご参加で大変な盛り上がり」と料理と酒が並び、親指を突き上げて記念撮影をしている写真を掲載した。この頃、京都市は8万人以上に避難を指示。気象庁は昼に緊急会見して警戒を呼びかけていた。

 5日の片山氏のツイッターに多くの批判的な返信が寄せられた。「国会議員の職務って何でしょうか?国民のために、あなたは何を成し遂げてくれたのでしょうか?あなたを含め、この宴会にいた人達は国会議員に相応しくない!議員の通信簿つけられるなら、0点ですね(笑)」「この方たちのお給料を返してもらって財源の一部にした方が国のためになると思います」「議員の このツイートには本当に驚きました」などの声があった。

 片山氏は7日以降、豪雨対策に奔走している様子をツイートし、8日は「自民党も豪雨被害対策本部設置。私も急きょ岡山入りし、伊原木知事と最新の状況把握」「岡山県として数十年ぶりの甚大な被害、政府に早期の激甚指定を」として写真を掲載した。返信には「現場の人間の邪魔をする それだけはやめよう」「5日の14時に気象庁が緊急記者会見開いてたんで予想出来ましたよね?5日の夜に酒盛りはあり得ないのでは」と厳しい声があった。

 10日も片山氏は「雨量の前提を見直し、木が生い茂りヌートリア住みついて穴だらけの河床と低い堤防、緊急に強靱化へ動きます」と懸命に取り組んでいることを真摯(しんし)に訴えた。返信として「被災地への支援・援助よろしくお願いします」と片山氏の活動に期待する声がある一方、「お疲れだったでしょう」として飲み会の写真を掲載する返信もあった。

3073名無しさん:2018/07/16(月) 22:49:01
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1807160015.html
【自民党総裁選】カギ握る無派閥議員 菅義偉氏は着々と若手囲い込み 石破茂氏は「別動隊」に期待も… 進次郎氏の動向も焦点
21:29産経新聞

【自民党総裁選】カギ握る無派閥議員 菅義偉氏は着々と若手囲い込み 石破茂氏は「別動隊」に期待も… 進次郎氏の動向も焦点

菅義偉官房長官

(産経新聞)

 9月の自民党総裁選に影響を与えるのが、73人の無派閥議員の動向だ。党内では最大派閥の細田派(清和政策研究会、94人)に次ぐ規模だが、総裁選への対応が不透明な議員が多い。国会議員の支持拡大へ石破茂元幹事長が取り込みを狙う。一方、連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)を支える菅義偉官房長官も重層的にグループを作り、石破陣営への流出を防いでいる。

 無派閥議員のグループのうち、首相に距離を置くベテラン議員が目立つのは、浜田靖一元防衛相が会長を務める「無派閥有志の会」(21人)だ。

 石破氏の側近が無派閥議員の情報交換を目的に作った勉強会「無派閥連絡会」(解散)を母体にしている。メンバーのうち、浜田氏と小此木八郎防災担当相、梶山弘志地方創生担当相らは平成24年の総裁選で石破氏を支持した。総裁選の出馬に意欲を示す野田聖子総務相も在籍する。

 石破氏は、総裁選の支持基盤となる石破派(水月会、20人)の人数が少ないため、有志の会に「別動隊」の役割を期待する。

 しかし、有志の会は一枚岩ではない。野田氏に近い議員や、菅氏に近い議員もいる。「(当選しそうな候補に)高く売りたい」との声もあり、思惑はバラバラだ。石破派幹部は「石破氏には仲間集めのため無派閥有志の会のメンバーと酒を飲みにいってほしいが、石破氏の腰は重い」ともどかしげに語る。

 一方、菅氏は総裁選を念頭に着々と若手を囲い込んでいる。当選4回以下の無所属衆院議員ら十数人が「ガネーシャの会」(会長・坂井学総務副大臣)をつくり、首相と4月26日に東京都内で会食した。菅氏に近い参院議員十数人も首相と6月に会合をもっている。

 菅氏は6月27日の記者会見で「いろんな方と会うのは政治家として当然だ」とけむに巻いたが、無派閥議員の「菅グループ」は30人を超える。首相を支持する細田派と麻生派(志公会、59人)、二階派(志帥会、44人)に菅グループを加えれば、党所属議員の半数を上回る。

 首相に近い河井克行総裁外交特別補佐も、無派閥議員ら13人でグループ「向日葵会」を結成。6月27日夜に東京・新橋で首相とお好み焼きを食べた。

 無派閥議員では、小泉進次郎筆頭副幹事長の動向も焦点だ。小泉氏の知名度を目当てに接近する議員も多い。小泉氏は従来の派閥の枠にとらわれない形で勉強会を次々につくっている。

 小泉氏は24年の総裁選で石破氏に投票した。石破氏は、無派閥議員に影響力を持つ小泉氏から支持を得ることで、国会議員の支持拡大を狙う。

(奥原慎平、沢田大典)

3074チバQ:2018/07/17(火) 19:56:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180717-00000111-jij-pol
6増案採決棄権へ=自民・船田氏
7/17(火) 19:12配信 時事通信
 自民党の船田元・衆院議員総会長は17日、参院定数を6増やす同党提出の公職選挙法改正案の衆院本会議採決を棄権する意向を明らかにした。

 取材に答えた。事実上の造反とみられる。

 船田氏は「これまでの選挙制度改革も定数減でやってきた。国民の理解が得られない」と説明。同氏はこれに先立ち、二階俊博幹事長宛てに衆院議員総会長の辞職願を提出した。

3075チバQ:2018/07/17(火) 20:52:09
https://www.sankei.com/politics/news/180717/plt1807170020-n1.html
2018.7.17 12:05

自民党の古屋圭司衆院議運委員長 「過少報告はなかった」パーティー収入めぐる一部報道を否定
 自民党の古屋圭司衆院議院運営委員長は17日午前、政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書で過少に記載していたとする一部報道について、国会内で記者団に「報告書と入金状況を確認させたが、ほとんど差がなかった。過少報告はなかったと認識している」と述べ、報道内容を否定した。

 自民党の萩生田光一幹事長代行は同日午前の記者会見で「間接的に説明を受けたが、本人(古屋氏)は問題がないとのことだった。本人が説明責任を果たすべきで、今後明らかになってくるのではないか」と語った。

3076チバQ:2018/07/17(火) 20:54:27
https://www.sankei.com/politics/news/180717/plt1807170001-n1.html
2018.7.17 01:00
【政界徒然草】
小泉進次郎氏は“変革の志士”か 「国会改革に風穴を」と提言も実現に懐疑的な声
 自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長(37)が持論とする国会改革の早期実現に向けてフル稼働している。6月末に党内の若手勉強会で党首討論の夜開催の定例化などを求める政策提言を発表するや、間髪入れず国民民主党や日本維新の会などの野党も巻き込んで超党派の議員連盟を立ち上げ、勉強会と同様の提言をまとめた。若手ならではの行動力を評価する意見があがる一方、既存の政策立案過程の枠外から自身の発信力を武器に世論の注目という「外圧」を駆使する手法には懐疑的な声も漏れる。

 小泉氏が事務局長を務める超党派議連「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」(会長・浜田靖一元防衛相=自民)は12日の会合で、国会改革の提言を大筋了承した。

 議連は来年4月30日で終わる「平成」の間に成し遂げる改革として(1)夜間の党首討論の定例開催(2)タブレット端末の活用による国会審議のIT化推進(3)妊娠や出産時の女性議員の代理投票を認める-を掲げた。党首討論はテーマを決めて2週間に1回、国民が視聴しやすい夜間に開催。IT化は、国会審議の効率化や意思決定の透明性向上を図る狙いがある。

 小泉氏は会合後の記者会見で「与野党の利害を超えて、一つでもいいから国会改革の風穴を開けることがコンセンサスだ」と提言の早期実現を訴えた。

 特に国会審議のIT化は野党の抵抗も予想される。政府・与党ペースの審議を遅らせたい野党にとって、2〜3時間の印刷時間を要する内閣不信任決議案などの提出は常套手段だが、IT化によってこれが封印されることになるからだ。

 小泉氏が野党も巻き込んだ超党派の議連でこうした提言を盛り込んだことは、野党の同意も得て円滑に物事を前に進めようとする思惑が透けて見える。

 これに先立ち、小泉氏は6月27日、自身が主導する自民党の若手勉強会「2020年以降の経済社会構想会議」(会長・橘慶一郎衆院議員)でも党首討論の夜間開催やペーパーレス化の推進を求めた国会改革案をまとめ、二階俊博幹事長(79)に提出していた。

 その翌日に立ち上げたのが超党派議連だった。小泉氏自ら無所属の細野豪志元環境相(46)や立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(59)ら野党議員にも協力を求め、水面下での呼びかけから1カ月足らずで100人以上が参加して設立された。

3077チバQ:2018/07/17(火) 20:55:12
 小泉氏のこうした行動には、自民党の先輩議員から「人を引きつける天性の魅力に加え、行動力もあるなあ」などと賛意が寄せられる。小泉氏に触発されたのか、国民民主党の関健一郎衆院議員(39)ら昨年秋の衆院選で初当選した当選1回生は党派を超えて同期の衆院議員全56人に声をかけ、国会改革の必要性を確かめるアンケートを敢行した。

 ただ、小泉氏の手法や提言の実現を疑問視する意見もある。12日の超党派議連の会合後の記者会見では、小泉氏に対し国会改革をどう実現するのかについての質問が出た。改革を実現するためには、その決定権を持つ常任委員会の衆院議院運営委員会で全会一致による決定を得ることが原則だからだ。

 ところが、小泉氏が協力を求めた野党第一党の立憲民主党は、所属議員の議連への参加を拒否した。枝野幸男代表(54)が小泉氏らの取り組みを「全く意味のないパフォーマンスだ」と批判したからだ。与党と敵対し、同じ野党の国民民主党ともそりが合わない立憲民主党は現在45分間の党首討論を2時間程度とするなどの独自の国会改革案をまとめる方針だ。

 小泉氏は質問に対し「共有した熱意を高めていくことが決定権のある組織が動く上で不可欠だ。『今の国会、おかしい』と思っている声が、変えていく大きな力になる」と強調したが、立憲民主党などの理解を得られるかは不透明なままだ。

 しかも国会改革は古くて新しい問題でもある。例えば、平成12年から導入された党首討論は当初、週1回の開催を原則としたが、なし崩しで実行されない事態が続いた。26年5月には自民党や旧民主党など与野党7党が「月1回開催」を申し合わせたが、これも守られず、昨年に至っては年間で1回も開催されなかった。自分たちが決めたルールさえ守ることができていない国会議員が今度こそ改革を実現させる具体的な保証は何もない。

 小泉氏に対しては自民党内に冷ややかな声もある。小泉氏は自身の発信力を背景に改革の機運を高め、「いい意味での外圧」(小泉氏)として改革の実現を後押しする作戦を描く。ただ、超党派議連も自民党の勉強会も、政調会などの正規のルートに基づく提言ではない。そのため「自分は国対などの現場で実現のために汗をかかずに、外から発信ばかりしている」(党幹部)との批判が出ている。

 自民党に人脈を持つ野党幹部も「超党派議連を立ち上げたことで自民党執行部がガチガチに堅くなっている。本来、国会改革を前に進めたいのならば、幹事長周辺や国対に対して働きかけていくべきなのに、やっていることが真逆ではないか」と語る。

 小泉氏は果たしてこうした批判や懸念を払拭できるのか。その実行力が問われている。 
(政治部 奥原慎平)

3078チバQ:2018/07/17(火) 21:29:18
https://www.fnn.jp/posts/00336931HDK
「安倍三選」を支えるステルス軍団“菅グループ”の深層【自民党総裁選】

千田淳一
カテゴリ:国内
2018年7月17日 火曜 午前6:30党内第2勢力?無派閥議員に影響力持つ菅官房長官
国会が最終盤を迎え、秋の総裁選挙に向けた動きが活発になりつつある自民党。その総裁選のカギを握るのは、以前ほどの力はないとはいえ、やはり派閥だ。

現在、自民党の派閥勢力は、安倍首相の出身派閥である最大勢力の細田派(94人)を筆頭に、麻生派(59人)、竹下派(55人)、岸田派(48人)、二階派(44人)、石破派(20人)、石原派(12人)の順となっている。

細田派に続く党内第2派閥は麻生派だが、実は党内にはその麻生派をしのぐ数の“勢力”がある。

いわゆる無派閥の73人の議員だ。

しかし、彼らがまったくの無色かというと、決してそんなことはない。その無派閥議員の半数近い30人ほどに対し、大きな影響力を持っているのが、安倍総理の女房役で、自らも無派閥である菅義偉官房長官だ。

菅氏に近い無派閥議員らの集団は、ここにきて「菅グループ」と称され、総裁選に向けた重要な要素となっている。


菅グループの正体は複数の会の集まり
この「菅グループ」は、派閥のように1つの会として成立しているというわけではなく、ステルス的な複数の会の集合体として位置づけられている。

まず、菅長官を慕う無派閥の中堅・若手衆院議員10数人が作る「ガネーシャの会」という集団がある。この会は、自民党の各派閥が毎週会合を開いているのと同時間である木曜日の昼にこっそりと会合を重ね、結束を強めている。

さらに他派閥の議員も交えた菅氏を囲む勉強会「偉駄天の会」がある。

ちなみに「ガネーシャの会」の「ガネーシャ」とはヒンズー教の知恵の神の名前、「偉駄天の会」の由来は、バラモン教の守護神「韋駄天」と菅氏の名前「義偉」をかけたものだ。知恵を駆使し、安倍政権の守護神として君臨する菅氏の姿にヒントを得た命名とみられる。

さらに参議院の当選1期目の議員らによる菅氏を囲む会もある。
この会合に出席している無派閥の参院議員に聞いてみると、開口一番「私は基本的に菅グループですよ」と“菅グループ”という言葉が飛び出した。

別の参院議員は「会の名前はないですね、会合があるときは予定に“官房長官の会”とか書いています。実体のない“ふわっとした会”なんですよ」と語った。
会合が開かれるのは1〜2か月に一度。議員たちはいずれも当選直後に菅長官側から「飯を食おう」と声をかけられ、以来、定期的に会合に出席しているという。



菅グループならではの特別待遇
その菅グループのメンバーは、特別な恩恵にあずかっているようだ。6月25日に開かれた菅氏と参院議員の会の様子について、参加した議員はこう振り返る。

「1次会は“菅グループ”の定例会で、そのメンバーで2次会と言う形で総理公邸に行ったんです。毎回総理と会える時は菅さんが設定してくれます。総理と会食なんて…そんなことは菅さんしかできませんが(笑)」

この日の出席者は菅長官を囲むにとどまらず、首相公邸で安倍首相との会食という機会を得ていたのだ。菅氏の力を示すような、特別扱いだといえる。
首相との会食では、総裁選の話は出なかったというものの、「選挙は勝ってこそ」などという安倍首相の選挙をめぐる話にみんなで耳を傾け、菅官房長官は、下座に座って幹事のようにふるまっていたという。



菅長官が自ら語る「菅グループ」とは
では菅長官自身は、この「菅グループ」についてどう捉えているのだろうか。6月27日午前の定例会見で、記者から質問が飛んだ。

記者:菅長官は、派閥に入っていない若手議員との会合を重ねている。これは総裁選に向けた支持固めと見る向きもあるが、この会の目的や狙いは

菅長官:若手に関わらず議員の方々、よくいろんな方とお会いしています

記者:いわゆる菅グループについて、党内からは長官は自分の派閥をつくろうとしているのではないかと警戒する声も上がっている、そもそも実体として菅グループは存在するのか

菅長官:この場所は、政府見解を申し上げる場所なので、そこは控えたいと思いますけども、いろんな方と会うのは政治家としてある意味、大事なことではないでしょうか

“菅グループ”の存在については言葉を濁しつつ、会合の重要性に言及した菅長官。質問に苦笑いもこぼれたが、まんざらでもないとも見える表情だった。

3079チバQ:2018/07/17(火) 21:29:39
総裁選での安倍三選支持の先兵に
では菅グループは、自民党総裁選に向け今後どう動くのか。

安倍首相にとって、今回の総裁選は、議員票、地方票共に圧勝することが三選後の求心力にもつながってくるため、支える菅氏としても圧勝への道筋を作るのが責務だ。

現状では、すでに細田派、麻生派、二階派の3派が安倍三選支持を打ち出し、国会議員の半数をおさえている。そこに一定数の無派閥議員が加われば安倍三選支持勢力は、議員票の半数を大きく超えることになるため、菅長官としては、菅グループの力で、安倍圧勝を固めたいところだろう。

先ほどの菅グループの参院議員は、次のように語り、総裁選でも菅氏と行動を共にすることを明言している。

「無派閥の人たちはよりどころがないが、その面倒を官房長官が見てくれるなんて感謝しかない。よく派閥に属している人は安倍総理を支持するかどうかの判断は様子見だとか、そういう話を聞くが、菅派はそんなことはない。総理を最も信頼し、総理から信頼されている。そういう人の話を聞くだけで私たちは満足なんです。菅長官は総裁選で安倍総理を支持しようなんて私たちには決して口にはしないと思います。でも、そんな菅長官を私たちも自然と支持します。だから総裁選は安倍総理です」

菅長官は「派閥の立ち上げ」には否定的だが、結束力を強めている“菅派”の勢いが安倍総理三選の大きなカギを握るのは間違いない。
そしてその数の力は、総裁選後の政局においても、菅氏が派閥領袖並み…いやそれ以上の力をふるうための、大きな源泉になっていく可能性を秘めている。

(政治部 官邸担当 千田淳一)

3080チバQ:2018/07/17(火) 21:30:09
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018071701002447.html
岸田氏に総裁選出馬判断を一任 派閥総会で決定

2018年7月17日 21時14分


 自民党の岸田文雄政調会長が率いる岸田派(宏池会、48人)は17日、東京都内で臨時総会を開き、9月の党総裁選を巡り、立候補するかどうかの判断を岸田氏に一任することを決定した。岸田氏は総会後、記者団に決断のタイミングについて「国会閉会後に自ら判断したい」と述べるにとどめた。党内情勢や派閥内の意見を踏まえて最終判断するとみられる。

 岸田派内では総裁選対応に関し、6〜7月に当選回数別に懇談会を開催した。幹部が意見を聴取したが、立候補を求める「主戦論」が大勢を占めた。一方、ベテラン議員を中心に慎重意見も根強く残っている。

(共同)

3081とはずがたり:2018/07/17(火) 23:30:39
自民・船田氏が定数増案で造反へ「国民に理解されない」
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL7K3DK8L7KUTFK00L
13:37朝日新聞

 参院定数を6増する自民党の公職選挙法改正案について、同党の船田元・党衆院議員総会長は17日、衆院本会議での採決で棄権する意向を表明した。同日午前、萩生田光一・党幹事長代行に伝え、総会長を辞任する考えも伝えた。

 船田氏は朝日新聞などの取材に「身を切る改革を約束して進める消費税引き上げを前に、定数増は国民に理解されない」と造反する理由を語った。

3082チバQ:2018/07/17(火) 23:47:07
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1807170042.html
【自民党総裁選】岸田文雄会長「徳川家康の生き方に共感」 岸田派、対応一任も「決められない男」に危惧
21:04産経新聞

【自民党総裁選】岸田文雄会長「徳川家康の生き方に共感」 岸田派、対応一任も「決められない男」に危惧

派閥の会合を終え記者団の質問に答える自民党・岸田文雄政調会長=17日午後、東京・永田町(春名中撮影)

(産経新聞)

 自民党岸田派(宏池会、48人)は17日、臨時総会を開き、9月の総裁選の対応について同派会長の岸田文雄政調会長に一任することを決めた。岸田氏は西日本豪雨の災害対応を優先させるため、出馬するかどうかの態度表明を先送りする考えを示している。ただ派内には、決断が遅れると「『決められない男』のイメージが強くなる」(中堅)と心配する声も出ている。(長嶋雅子)

 「通常国会閉会後に自らの判断をしたい。どんな判断が出たとしても、宏池会は政策集団として一致結束し、対応していく」

 岸田氏は臨時総会後、記者団にこう述べ、今国会の会期末となる22日以後に総裁選への出馬の有無を判断する考えを表明した。

 岸田氏は当初、今回の総裁選には出馬せず、安倍晋三首相(党総裁)の「禅譲」を狙っていた。

 しかし、6月以降になると、岸田派では「出馬すべし」と出馬を求める声が相次ぐようになった。

 出馬を求める派の若手は「禅譲なんてあり得ない。次回につなげるためにも今回出て名前を売るべきだ」と訴える。一方で慎重論もある。中堅の一人は、連続3選を目指す安倍首相と岸田氏の良好な関係を維持し「今回は恩を売った方がいい」と語る。

 岸田氏は、6月18日夜に首相と会食した際には「派内に主戦論が多い。出るか出ないか決めていない」と述べた。派の臨時総会で対応の一任を取り付けたのは、派の結束を乱さないための手続きだったが、決断が遅いという不満は、派内だけでなく首相に近い陣営からも出ている。

 総裁選をめぐっては、首相のほか石破茂元幹事長が出馬を準備し、野田聖子総務相も出馬に必要な20人の推薦人集めを進める。

 岸田氏は、出馬を決断するにしても、決断が遅れるほど総裁選に不利になる可能性が高い。岸田派では、総裁選の政策作りや地方票を獲得するための活動が活発とは言い難い。知名度の低い岸田氏を短期間で地方の党員に浸透させるのも簡単ではない。

 臨時総会に先立ち、岸田氏は名古屋市で講演し、愛知県ゆかりの戦国時代の三武将を取り上げ「若い頃は織田信長、豊臣秀吉が好きだった。年を取るにしたがって徳川家康の生き方に共感を覚える」と述べた。

 待ちと忍耐で天下を取った家康に立場を重ねているようだが、岸田氏に「待ち」の時間があるかどうかは別問題だ。

3083チバQ:2018/07/18(水) 11:21:50
https://mainichi.jp/articles/20180718/ddm/005/010/075000c
動く2018
自民党総裁選キーパーソン/5止 無派閥束ね存在感 将来の「菅派」党内に臆測 菅義偉官房長官(69)
毎日新聞2018年7月18日 東京朝刊
 菅義偉官房長官が自民党の無派閥議員と頻繁に会合を重ねてきたことは関係者の間でよく知られている。しかし、中心的なメンバーが誰なのかはこれまでほとんど表に出ていなかった。

 この「隠密行動」を菅氏が自ら破ったのは4月26日夜のこと。東京・紀尾井町のホテル内にある和食店に無派閥の衆院議員15人を集め、安倍晋三首相を招待した。外交の裏話などで盛り上がり、議員は口々に「総裁選では首相の3選のために頑張ります」とあいさつした。

 15人は当選4回以下の議員で作る「ガネーシャの会」の面々。菅氏と同じ神奈川県に選挙区のある坂井学氏が会長を務める。落選中に菅氏から「おれも浪人した。2、3年は耐えろ」と激励された議員もいて、菅氏と個人的なつながりが強い。ガネーシャは現世利益をもたらすヒンズー教の神。選挙から普段の政治活動まで面倒をみる菅氏を会の名称に重ねた。

 細田派、麻生派、二階派に無派閥議員の一部が加わると、首相支持は自民党国会議員の半数を超える。学校法人「加計学園」「森友学園」の問題などで安倍内閣の支持率が急落する中、菅氏は会の存在をあえて公にすることで党内の動揺を抑えようとしたのだ。

 これに先立つ4月10日には、当選1回の朝日健太郎氏ら菅氏に近い無派閥の参院議員11人と首相が会食した。菅氏は地道な「勧誘」を通じて、73人の無派閥議員のうち30人近くをすでに首相支持で固めたとされる。

 このころ、菅氏は坂井氏を通じてガネーシャの会に「総裁選は地方票が大事だ。首相だけでは回りきれないから私も行く。場を設けてほしい」と伝えた。会には大串正樹経済産業政務官(衆院兵庫6区)ら神奈川県以外の議員も少なくない。

 自民党が野党だった2012年総裁選で、菅氏は安倍氏を「あなたしかいない」と説得し、総裁再登板を実現させたが、地方の党員票では石破茂元幹事長の後塵(こうじん)を拝した。今回、菅氏は無派閥議員を起点に地方に運動を広げ、国会議員票と地方票の両方で首相を圧勝させようともくろむ。

 09年総裁選では、菅氏は当時の古賀派(現岸田派)を退会し、「長老支配」を批判した河野太郎氏(現外相)を支援した。以来、派閥と一定の距離を置く。

 ただ、一連の菅氏の動きは、自民党内で「菅氏は安倍政権後を見据えて、派閥作りに着手したのではないか」という臆測を呼ぶ。12年末の第2次安倍内閣発足以来、官房長官を務めてきた菅氏が総裁選後、仮に自民党の要職に転じたら、こうした見方はさらに広がるだろう。

 今や無派閥議員は第2派閥の麻生派より多い。周囲が警戒すればするほど、派閥に属さない菅氏の存在感は増す。【高橋克哉】=おわり

菅氏 総裁選語録
・「菅グループ」について「自民党内で警戒する声がある」と質問され「いろんな方と会うことは政治家としてある意味、当然ではないでしょうか」(6月27日の記者会見)

・高校の同級生らを前に「みなさんに会って、これでもう1年は十分にエネルギーをもらったので、全力で頑張っていきたい」(1日、秋田県湯沢市の会合で)

3084チバQ:2018/07/18(水) 11:22:27
https://mainichi.jp/articles/20180714/ddm/005/010/098000c
動く2018
自民党総裁選キーパーソン/4 参院選の顔、見極め 名門派閥「鉄の結束」遠く 竹下亘総務会長(71)
毎日新聞2018年7月14日 東京朝刊
 自民党の派閥「平成研究会」は4月、会長が額賀福志郎元財務相から竹下亘総務会長に交代した。安倍晋三首相支持を鮮明にしていた額賀氏と対照的に、竹下氏は就任早々、9月の党総裁選で石破茂元幹事長や岸田文雄政調会長を推す可能性をにおわせた。

 竹下派は55人の党内第3派閥。単独で総裁選の流れを作る力はないが、岸田派(48人)や石破派(20人)と組めば、首相に批判的な勢力の結集軸にはなる。総裁選への対応を明言しないことで存在感を高める狙いが竹下氏にはあった。

 ところが、与党系候補が勝利した新潟県知事選から3日後の6月13日、竹下氏の想定外のことが起きた。自民党の山口泰明組織運動本部長が、東京都内で開いた政治資金パーティーで「総裁選で自ら3選を勝ち取り、盤石な体制で日朝交渉に臨んでもらいたい」と首相にエールを送ったのだ。山口氏は竹下派事務総長。竹下氏は傍らで苦笑いを浮かべるしかなかった。

 竹下派には、茂木敏充経済再生担当相や加藤勝信厚生労働相ら首相シンパが少なくない。山口氏は菅義偉官房長官や茂木氏から事前に発言の了解を得ていた。竹下氏が方針を決める前に幹部が首相支持を打ち出せば、派として「反安倍」にかじを切りにくくなると計算したからだ。

 パーティーでの山口氏の発言を聞いた首相は「表で言ってくれることが大事だ」と喜んだという。

 竹下派は4割近い21人を参院議員が占める。そのうち10人が来年の参院選で改選を迎えるため、誰が「選挙の顔」にふさわしいかは総裁選の重要な判断基準だ。

 参院側を仕切る吉田博美参院幹事長は山口県出身で首相と良好な関係にある。ただ、吉田氏の背後にはかつて「参院のドン」と呼ばれた青木幹雄元参院議員会長が控える。竹下派の参院議員がどう動くかは青木氏の考え一つにかかっている。

 竹下氏は、竹下派を各陣営の草刈り場にさせないため、自主投票にはしない方針だ。派内では「会長は首相支持に傾きつつある」との見方が広がるが、以前は平成研の同志だった石破氏に近い議員もいる。竹下氏の兄、竹下登元首相が創設した旧経世会時代の「鉄の結束」は望むべくもない。

 6月20日、竹下派の小渕優子元経済産業相が都内で政治資金パーティーを開いた。2014年に「政治とカネ」の問題で経産相を辞任した小渕氏の4年ぶりの表舞台だった。竹下氏には、いずれ派閥を小渕氏に継がせたいという思いがある。

 「安倍さんがベストではないが、派閥を壊さないためには安倍さんだ」。竹下派のある参院議員の解説は「名門」復活の険しさを物語る。【松倉佑輔、高橋恵子】=つづく

竹下氏 総裁選語録
・自民党竹下派会長の就任翌日に「政策的に一番近いのは岸田(文雄政調会長)さんのグループかなと感じている。石破(茂元幹事長)さんはかつて同じグループに所属していた。非常に近い人の一人だ」(4月20日のインタビュー)

・「国会が終わった段階で派として意思の統一を図りたい。草刈り場にしてはいけない」(6月21日、記者団に)

3085チバQ:2018/07/18(水) 11:23:00
https://mainichi.jp/articles/20180713/ddm/005/010/056000c
動く2018
自民党総裁選キーパーソン/3 「政権ど真ん中」自負 首相支え、その次は? 麻生太郎・副総理兼財務相(77)
毎日新聞2018年7月13日 東京朝刊
 麻生太郎副総理兼財務相、自民党の二階俊博幹事長、河村建夫元官房長官らが6月20日夜、東京・銀座のステーキ店「かわむら」で安倍晋三首相を囲んだ。9月の党総裁選に向けて麻生、二階両派の結束をアピールする会合だった。

 出席者によると、総裁選を巡って生臭い話はなかったが、麻生氏が「私のときには推薦人を貸し借りしていましたよ」と振り返ると、それまであまり口をはさまなかった首相が乗ってきた。

 「今の時代はそうはいかないんじゃないか。選挙に相当強くないとね」

 麻生氏が2001年、06年、07年の総裁選に出た際には、小派閥で「本命」でもなかったため20人の推薦人確保に苦労した。今回立候補に意欲を示す石破茂元幹事長や野田聖子総務相も似た状況だ。

 麻生派幹部は「次の政権で冷や飯を食う覚悟がなければ、負ける候補の推薦人にはなれない」と語り、首相の発言は石破氏らを支持する自民党議員へのけん制だと受け止めた。実際、首相が無投票再選した15年総裁選では、野田氏は推薦人を切り崩され、立候補を断念した経緯がある。

 12年末の第2次安倍内閣発足以来、麻生氏は政権ナンバー2の座を占めてきた。昨年7月に山東派などと合流し、59人に膨らんだ麻生派は今や自民党の第2派閥だ。麻生氏はことあるごとに「ど真ん中で政権を支える」と自負をのぞかせる。「2大派閥が競い合う疑似政権交代」という麻生氏の理想にも、数の上では近づいた。

 しかし、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざんと、財務事務次官(当時)のセクハラ問題では、麻生氏の政治責任を問う声が野党だけでなく公明党からも上がった。麻生氏は安倍政権のバランスを崩さないために閣僚にとどまったが、毎日新聞の5月の世論調査では麻生氏が「辞任すべきだ」が52%に上った。その判断は必ずしも支持されていない。

 しかも、前次官のセクハラ問題を巡って「セクハラ罪という罪はない」と強弁するなど、麻生氏の言動はしばしば物議を醸し、政権の不安材料になってきた。麻生派には一時、麻生氏の首相再登板への期待があったが、現実にはそう簡単ではない。

 安倍首相の総裁3選が実現すれば、その次は世代交代が進む可能性が強い。これまで首相を支えてきたキーマンは、影響力を維持するために「ポスト安倍」候補を探すことになるだろう。

 昨年8月の内閣改造で麻生派から河野太郎氏が外相に抜てきされた。麻生氏にとって河野氏は有力なカードだ。ただ、「キングメーカー」争いでも麻生氏が優位に立てるかどうかは、まだ見えない。【田中裕之】=つづく

麻生氏 総裁選語録
・「清和会(細田派)と志公会(麻生派)が手を組んで安倍政権のど真ん中で支えていきたい」(5月22日の自民党細田派パーティー)

・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を挙げ「2人の間に入って、トランプさんに(意見を)言える人は誰かいるのか。安倍晋三1人だけだ」(6月24日、新潟県新発田市で)

3086チバQ:2018/07/18(水) 11:24:31
https://mainichi.jp/articles/20180712/ddm/005/010/059000c
動く2018
自民党総裁選キーパーソン/2 「普通のイエスマン」 首相と持ちつ持たれつ 二階俊博・幹事長(79)
会員限定有料記事 毎日新聞2018年7月12日 東京朝刊
 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書を財務省が改ざんした疑いが3月初旬に浮上し、安倍内閣の支持率は急落した。同月27日にはこの問題で佐川宣寿前国税庁長官が証人喚問された。

 2日後、二階俊博幹事長ら自民党幹部とロシア政府高官が東京都内の日本料理店に集まった。場がなごんだころ、高官が不意に切り出した。「国会でいろいろ追及されているようだが、安倍政権は大丈夫ですか」

 同席者は驚いたが、二階氏は顔色一つ変えなかった。「まったく問題ない。総理は続投です。まだまだ続けま…

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https://mainichi.jp/articles/20180711/ddm/005/010/043000c
動く2018
自民党総裁選キーパーソン/1 「人気者」誰を推す? 小泉進次郎・筆頭副幹事長(37)
会員限定有料記事 毎日新聞2018年7月11日 東京朝刊
政権に苦言、各派が接近
 参院選挙制度改革案を審議する自民党選挙制度調査会などの合同会議が6月6日、党本部で開かれた。結論を急ぐ参院自民党に配慮し、出席者から定数「6増」に賛成意見が相次ぐ中、小泉進次郎筆頭副幹事長は公然と異を唱えた。

 「心配なのは国民にどう映るかだ。森友・加計問題に結論が出せない中で、こういうことにはしっかりと結論を出そうとしている。国民をなめてはいけない」

 総裁選を前に、小泉氏の言動への注目度は高い。本人は「誰が出るか、出ないか分からない。最後までしっか…

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3087チバQ:2018/07/18(水) 18:44:14
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-229837.html
国会会期末に炸裂した「朝日砲」の巨大衝撃 本人は「二重帳簿疑惑」を否定しているが…
06:00東洋経済オンライン

国会会期末に炸裂した「朝日砲」の巨大衝撃 本人は「二重帳簿疑惑」を否定しているが…

国会会期末に炸裂した「朝日砲」の巨大衝撃

(東洋経済オンライン)

通常国会を7月22日まで延長したのは、IR法案や参議院定数を6増させる公職選挙法改正案などを今国会で通すためだった。なかでも、IR法案は安倍政権が特に成立に力を入れている案件だ。また公職選挙法改正案は2019年の参議院選挙に間に合わせるために、ぜひとも今国会で成立させようと考えている事案である。

西日本を広域に襲った「平成30年7月豪雨」の対策と“同等以上”に扱っているようにみえ、それが野党からはかっこうの批判対象になっている。しかし、安倍政権が通常国会延長を決断したそもそもの理由を鑑みれば、それも致し方がないことだった。

パーティー券収入をめぐる疑惑
その様相が一気に変わった。会期の最終週に入った7月17日、朝日新聞が朝刊で古屋圭司・衆議院議院運営委員長のパーティー券収入をめぐる疑惑を報じたのだ。

これを受けて、17日の衆議院は混乱に陥った。議院運営委員長は国会の運営を取り仕切る重要な役割を担っている。その当人が渦中の人となった以上は本会議を開くことができない。同日午前に衆議院政治倫理・公職選挙法改正特別委員会で強行可決された参議院の定数を6増する自民党の公職選挙法改正案は、午後の本会議に緊急上程されて成立するはずだったが、翌日以降に持ち越されることになった。

朝日新聞が報じたのは「二重帳簿疑惑」だ。同紙が入手した古屋事務所のパーティー券販売状況を記載した手書きノートのコピーによれば、古屋氏が代表を務める政治資金管理団体「政圭会」が2016年7月25日に開いた「政経フォーラム」の収入は1188万円で、218の企業・団体などが594枚のチケットを購入したことになる。

7月17日のメインイベントは、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)署名式となるはずだった(写真:首相官邸/ロイター)

だが公開されている収支報告書には642万円しか記載がなく、その差が「裏金」とされた可能性がある。朝日新聞はノートに記載された企業にもパーティー券購入の事実と購入枚数を問い合わせて確認しており、ノートの記載内容で実態は間違いないとの自信をのぞかせる。

なお時効にかからない過去5年分の報告書には計22回のパーティーで1億2572万円の収入があったことが記載されており、単独のパーティーで収入が1000万円を超えるのは2015年7月に安倍晋三首相を招いて盛大に開かれた「在職25周年記念パーティー」の1件のみだ。

もしその他のパーティーでも同じような手口が使われていたとすると、虚偽記載の金額はいっそう巨額になりうる。

本人は「二重帳簿疑惑」を否定
古屋氏は同日午前に国会内でぶら下がり会見に応じ「過少申告はない」と述べ、「二重帳簿疑惑」を否定した。

しかし、野党は「ぶら下がりでは足りない」と書面での説明を要求。国民民主党は本会議が開かれないことが決定されたにもかかわらず、同日夕方に代議士会を緊急に開いて古屋氏を痛烈に批判した。

「被災地は復興にむかって頑張っている。そういう時に全国から衆議院議員を集めて、この状況(本会議が開かれない)だ。古屋委員長ひとりの都合で、全部の日程が狂ってしまった」(泉健太同党国対委員長)

怒りや混乱が渦巻いたのは野党だけではない。自民党内でも古屋氏に関する報道によって混乱が起きた。

ある自民党の議員秘書は「午後3時のニュースで本日の本会議が流れたと言っていた。それなのに党の国対に聞いても『まだ決まっていない』と言うんだ。でもニュースですでに確定的に流れてしまっている。そんな状態で東京で時間を潰すわけにはいかないから、代議士には地元に帰ってもらった。やらなくてはいけないことがいっぱいあるからね」と、いかにも迷惑そうに話した。

3088チバQ:2018/07/18(水) 18:44:32
古屋氏は故・安倍晋太郎元外相の秘書
野党筆頭である立憲民主党の辻元清美国対委員長は「またアベ友ではないかという気持ちがある」と、豪雨迫りくる中「赤坂自民亭」の様子をSNSで拡散して顰蹙をかった西村康稔官房副長官の例をほのめかしつつ、うんざりした様子で記者団に語っている。

古屋氏は安倍首相より2歳上で、同じ成蹊大学出身。故・安倍晋太郎元外相の秘書も務めたこともあり、両者の縁は極めて深い。古屋氏は第2次安倍内閣で国家公安委員会委員長兼防災担当相兼拉致問題・国土強靭化担当相として初入閣を果たしており、思想信条的に最も安倍首相に近いひとりでもある。

「今回の件は立法府の要(かなめ)である議運委員長が泥沼にいたということが明らかになり、非常にショックだ。何よりも先に大島理森議長も自民党も古屋委員長に説明を求めるべきだが、明日の本会議は古屋委員長の職権でたてられている。果たしてこのままの状態で、大島議長は(本会議開会の)ベルを押せるのか」(辻元氏)

野党からの指摘を待つまでもなく、この問題は極めて深刻である。これについてさすがに政府与党もかばいきれない様子で、菅義偉官房長官は17日午後の会見で「議員がご自身で説明されるべき」と述べ、自民党の二階俊博幹事長も「本人が説明する」と言及。公明党の山口那津男代表も「説明責任を尽くすことが大事だ」と指摘している。

加計学園問題、日大アメフト問題など、「当事者がいかに誠実に説明するか」が問われる事件が相次いで起きている。古屋氏は自民党の幹部議員として、手本を示すべきだろう。

著者:安積 明子

3089チバQ:2018/07/18(水) 18:49:56
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180718-00008193-bunshun-pol
「進次郎狂い」「くたばれよ」安倍チルドレンが美人前議員にストーカーメール1日200通
7/18(水) 16:00配信 文春オンライン
「進次郎狂い」「くたばれよ」安倍チルドレンが美人前議員にストーカーメール1日200通
昨年7月、頭を丸めて不倫謝罪会見を開いた中川氏 ©共同通信社
 西日本豪雨の被災地を精力的に視察し、フェイスブックで発信している前衆議院議員の中川俊直氏(48)が、かつての同僚であった前川恵前衆議院議員(42)に、〈死ね〉〈バカ野郎〉〈くたばれ〉といった嫌がらせメールを現在も大量に送り続けていることがわかった。

【動画】中川俊直氏を事務所前で直撃

「実は、前川先生は2年8カ月以上にわたって中川先生から酷いメールをほぼ毎日のように送りつけられているんです。日に200通を超える日も多く、昼夜問わず届いている状態」(事務所関係者)

 当時、農林部会に所属していた前川氏が、関連イベントに農林部会会長であった小泉進次郎議員と一緒に参加した際には、こんなメールが届いた。

〈進次郎、進次郎、進次郎、進次郎……。くたばれ。進次郎狂いのきちがい。死ね。お前も進次郎も何のために政治家になったんだろう?〉(2016年10月2日)

 前川氏はストレスにより体調不良に陥った。

「1日200通程度の人格を否定するようなメールが来ている。それに基づいて身体に不調を来しているというような場合には傷害罪にあたる可能性があります。傷害罪にあたると、罪としては15年以下の懲役、または50万円以下の罰金となります」(ネットストーカーに詳しい清水陽平弁護士)

 7月14日、東広島市にある事務所の前で中川氏を直撃すると、「もう今は全然連絡を取ってないです」と関与を否定。その後、ファクスでも「質問において摘示されている事実はありません」と回答した。

 一方の前川氏は、メールで「メッセージは来ていました。仕事に影響のないよう、気持ちを切り替えるようにしていました。もちろん中川氏とは仕事のみの関係です」と回答。

 前川氏は警察への被害届提出も検討しているという。

 祖父・俊思氏、父・秀直氏に続く三世議員の中川氏。広島四区の地盤を引き継ぎ、2012年に初当選した悪名高き119人の安倍チルドレンの一人だ。しかし、昨年10月の衆議院選では自らの愛人スキャンダルから自民党の公認を受けられず、出馬を断念。謝罪会見を行い、「愚か者がどういうふうに這い上がっていくかが、人間の真価が問われる部分。猛省して成長したい」と国政復帰への意欲を示していた。

 7月19日(木)発売の「週刊文春」では、中川氏が送った罵詈雑言だらけの複数のメールなど、現在も続く被害の実情を詳報。「 週刊文春デジタル 」では、中川氏への直撃取材の模様などを含めた《完全版》動画を同日朝5時に公開する。

「週刊文春」編集部

3090チバQ:2018/07/19(木) 09:03:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00000006-mai-pol

<小泉元首相>中村元建設相と会談 脱原発で意見交換


7/19(木) 7:00配信

毎日新聞







<小泉元首相>中村元建設相と会談 脱原発で意見交換


小泉純一郎元首相


 小泉純一郎元首相は18日夜、東京・赤坂の日本料理店で衆院会派「無所属の会」の中村喜四郎元建設相と会談した。山崎拓元自民党副総裁も同席。原発問題を軸とする連携を巡り意見交換した。

 出席者によると、会談は中村氏が呼びかけた。中村氏は会談で野党連携への協力を要請した。小泉氏はこれまで野党が来年の参院選で脱原発を争点にすべきだとの考えを示している。【木下訓明】

3091とはずがたり:2018/07/19(木) 23:01:08
自民・船田氏が定数増案で造反へ「国民に理解されない」
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL7K3DK8L7KUTFK00L
07月17日 13:37朝日新聞

 参院定数を6増する自民党の公職選挙法改正案について、同党の船田元・党衆院議員総会長は17日、衆院本会議での採決で棄権する意向を表明した。同日午前、萩生田光一・党幹事長代行に伝え、総会長を辞任する考えも伝えた。

 船田氏は朝日新聞などの取材に「身を切る改革を約束して進める消費税引き上げを前に、定数増は国民に理解されない」と造反する理由を語った。

3092チバQ:2018/07/23(月) 09:57:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00000513-san-pol
幹事長続投か、それとも…安倍首相3選に道開いた二階俊博氏 気になる総裁選後の動向
7/21(土) 8:57配信 産経新聞
幹事長続投か、それとも…安倍首相3選に道開いた二階俊博氏 気になる総裁選後の動向
6月、産経新聞のインタビューに答える自民党の二階俊博幹事長。その去就が注目されている=東京・永田町の党本部(斎藤良雄撮影)
 働き方改革関連法など重要法案が成立した第196通常国会が22日に閉会する。閉会後、自民党内は9月の党総裁選に向けたムードがより一層高まる見通しだ。安倍晋三首相(党総裁、63)の連続3選か、あるいは対立候補筆頭の石破茂元幹事長(61)が待望の総裁の座を手に入れるのか。岸田文雄政調会長(60)の出馬の有無は-。さまざまな動向に注目が集まるが、同時に党関係者の大きな関心を集めているのが総裁選後の党役員人事、とりわけ二階俊博幹事長(79)が続投するかどうかだ。

 「安倍首相の連続3選が着実にレールに乗っている。これを押していけばいいわけだから、3選に何の疑いも持っていません」。二階氏は6月の産経新聞のインタビューでこう断言し、首相への支持を重ねて明確に示した。

 二階氏は今回の総裁選に関し、早い段階から報道番組などで「安倍首相の後は安倍首相だ」と述べている。その考えは揺らぐことはなく、7月8日に地元・和歌山で開かれた県連のセミナーでは、こうした二階氏の意向を踏まえて県連が参加者に安倍首相の連続3選支持の署名を行った。10日には県連幹部が上京し、首相官邸で色紙約50枚分の署名を首相に手渡した。

 出席者によると、首相は「こんなことは初めてです。頑張ります」と喜んだ様子だったという。自民党関係者は「モリ・カケ問題などさまざまな疑惑も浮上していたが、支持率は依然高い。長年培ってきた政治的な直感で首相支持を判断したのだろう」と説明。「二階さんのすばやい行動力、実行力はさすが」と舌を巻いた。

 そもそも、首相の連続3選の道を切り開いたのは二階氏だった。幹事長に就任した直後の平成28年8月の記者会見で、二階氏はそれまで「最長連続2期6年まで」と党則で規定されていた党総裁任期の延長を検討すると表明。その後の議論を主導し、29年3月の党大会で「連続3期9年」が可能となる規約を正式に決定した。

 二階氏の側近は「総裁任期の延長がなければ、安倍政権はもうすでにレームダック(死に体)になっている。安倍さんは二階さんには頭が上がらないはずだ」と語る。

 ただ、首相が連続3選を果たしたとしても、二階氏が幹事長続投となるかどうかは見方が分かれている。その大きな要因は高齢であることへの懸念だ。

 幹事長は党内外のさまざまな会合への出席が求められ、連日多くの来客が陳情などに詰めかけるなど非常に激務だ。二階氏の就任時の年齢は77歳5カ月で、歴代の自民党幹事長の中で最高齢だった。二階派の林幹雄幹事長代理(71)らを中心に二階氏の負担軽減のためにサポートしているが、時折疲れた表情を浮かべるときもある。

 実際、7月4日と11日には、公明党幹部と原則週1回のペースで開いている定例の朝の会合に2回連続で欠席。4日に欠席した際には森山裕国対委員長(73)が「(二階氏が)少しお疲れのようなので、今日そんなに無理して来られなくても大丈夫だと伝えた」と欠席理由を記者団に明かしている。

 一方で「他にふさわしい人物がいない」との声も上がっている。二階派の議員の一人は、これまで沖縄県内の市長選で与党側に相次いで勝利をもたらし、自公と野党6党派の一騎打ちとなった6月の新潟県知事選を接戦で勝ち取った実績を強調。その上で「これから11月の沖縄県知事選や来年の統一地方選、参院選があるのに、代えるメリットがどこにあるのか。他に誰か仕切れる人がいるなら教えてほしいぐらいだ」と二階氏の続投を訴えた。

 「幹事長職というのは大変な仕事だよ。だから、そんなに長くやっていたいとか、引き続きやりたいとかそんなことは思っていない」

 6月の産経新聞のインタビューに二階氏はこう答えている。細かいところまで気遣いながら党内をコントロールする政治手腕と、連立与党を組む公明党と良好な関係を築き上げるなど、その実績は誰もが認めるところだ。新たに総裁となった人物が二階氏を一体どのように処遇するか。この点も今後の大きな注目点となる。 (政治部 大島悠亮)

3093チバQ:2018/07/23(月) 10:41:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180723-00050007-yom-pol
「防災省」争点に…石破氏主張、岸田氏ら消極的
7/23(月) 7:48配信 読売新聞
「防災省」争点に…石破氏主張、岸田氏ら消極的
(写真:読売新聞)
 9月の自民党総裁選で、災害対応に特化した省庁の設置の是非が、争点に浮上しつつある。西日本豪雨を受け、出馬に意欲を示す石破茂・元幹事長が「防災省」創設の持論を前面に打ち出しているためだ。党幹部から賛同する声も出ている。

 石破氏は21日の富山県南砺市での講演で、「災害大国の日本で専任の大臣がいなくていいのか」と述べ、防災省設置の必要性を強調した。

 現行の防災相は他の閣僚ポストと兼務するのが通例で、小此木防災相は国家公安委員長も兼ねている。防災や災害対応は、内閣府や国土交通省など複数の府省庁にまたがっている。

 石破氏は、現状では内閣府などの担当職員の経験が蓄積されにくいとして、約3年前から防災省設置を唱えてきた。今回の豪雨発生後はほとんどの講演や会合の場で言及している。防災省は「安倍首相との違いをアピールできるテーマの一つ」(石破氏周辺)との事情もあり、総裁選でも主要政策に位置づける意向だ。

 援軍も現れた。竹下総務会長は16日、京都府内で被災地を視察後、「防災庁」設置の必要性に言及した。竹下氏が率いる第3派閥の竹下派は総裁選の対応を表明しておらず、石破氏との接近と見る向きもある。

 一方、ほかの「ポスト安倍」候補は消極的だ。

 岸田政調会長は21日、山形市で記者団に、自治体や消防などの具体的な連携が必要だと指摘した上で「組織をつくるかどうかは落ち着いて考えるべきだ」と述べた。野田総務相も「役所を作ったから自然災害が減じられるという単純な話ではない」と冷ややかだ。

 政府の危機管理を巡る関係副大臣会合は2015年3月、新たな防災組織は「積極的な必要性は直ちに見いだしがたい」とする報告書をまとめた。首相の連続3選へ動く菅官房長官は、17日の記者会見で報告書の内容を引用し、否定的な見解を示した。

 首相周辺は、防災省設置を巡る議論が、今回の政府の災害対応が不十分だとの批判につながることを警戒している。首相に近い議員からは「石破氏は聞こえのいいことを言って改革姿勢を強調しているだけだ」と批判する声も漏れている。

3094チバQ:2018/07/23(月) 10:43:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00000073-jij-pol
総裁選候補、早速地方へ=党員票争奪戦が本格化
7/21(土) 17:26配信 時事通信
 事実上の国会閉幕後、初めての週末を迎えた21日、9月の自民党総裁選で候補者と目される安倍晋三首相や岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長が地方での動きを活発化させた。

 野田聖子総務相も22日に女性会議で講演を予定。いずれも出馬表明はしていないものの、地方での党員票争奪戦が本格的にスタートした。

 首相は21日、西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県を訪問。呉市で記者団に「今後とも被災者の目線に立って先手先手で、できることは全てやる」と述べ、災害対応に全力を尽くす姿勢を強調した。当初は党兵庫県連の会合に出席する予定だったが、右脚の付け根の痛みを理由に延期した広島視察を優先させた。

 岸田氏は山形市で、岸田派所属の若手参院議員の会合に出席して講演。安倍政権の政治手法を念頭に「最近は官僚が萎縮しているのではないか。トップダウンとボトムアップを賢く使い分けることが大事だ」と指摘した。岸田氏は出馬の意思を曖昧にしており、この日も記者団に「適切な時期に判断したい」と述べるにとどめた。

 石破氏も名古屋市と富山県南砺市で講演。2012年総裁選で首相を大きく上回る党員票を獲得した石破氏は「いつの時代も国を変えるのは都ではなく地方からだ」と訴え、生命線となる党員票確保のため地方行脚を重ねている。経済政策も地方創生を柱に据える方針だ。

 野田氏は22日に東京都内で開かれる「国際女性ビジネス会議」に出席する。女性活躍担当相を兼務する野田氏は「女性の生の声を聞いて、政策に生かしていく」と語っており、「ポスト安倍」で唯一の女性候補として独自色発揮に躍起だ。

3095チバQ:2018/07/23(月) 10:44:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00000030-jij-pol
安倍首相、求心力維持へ圧勝狙う=モリカケ疑惑拭えず不安-自民総裁選〔深層探訪〕
7/21(土) 8:32配信 時事通信
 9月の自民党総裁選で3選を目指す安倍晋三首相(63)は求心力確保に向けて圧勝を狙う。ただ、森友・加計学園問題などをめぐる疑惑を払拭(ふっしょく)できておらず、不安を抱えての選挙戦となる。石破茂元幹事長(61)は根強い地方人気を背景に活路を模索。岸田文雄政調会長(60)や野田聖子総務相(57)の動きも絡み、総裁選の行方には不透明要素もある。

 事実上の国会閉幕を迎えた20日の党代議士会。首相は「働き方改革」関連法など今国会の「成果」を並べ、「来年は統一地方選や参院選がある。今後も皆さんと共に日本のために汗を流したい」と3選に強い意欲を示した。

 首相は、出身派閥で最大勢力の細田派と、麻生、二階両派の支持を固めている。3派に所属する議員の合計は197人で、議員票(405)の半数に迫る。側近の菅義偉官房長官も無派閥議員の囲い込みを進め、優位な状況だ。二階派会長の二階俊博幹事長は20日、記者団に「首相支持は1ミリも変わらない」と改めて強調した。

 ◇露骨な地方接触
 首相は地方票の掘り起こしにも余念がない。4月に大阪へ足を運んだのを皮切りに北海道、滋賀、埼玉を相次ぎ訪問。いずれも2012年総裁選で石破氏に後れを取った地域だ。首相は訪問先で各道府県連の会合などに出席したり、県議らを首相公邸に招いたりしている。

 地方組織への露骨ともいえる接触の背景には、3選後も求心力を保つためには「地方票を含め総裁選での大勝が不可欠」(党幹部)との事情がある。

 森友・加計疑惑などについて首相周辺は「乗り切った」と強気だが、急落した内閣支持率は以前の水準までは回復せず、不支持が支持を上回ったままの調査結果も少なくない。アベノミクスの先行きを不安視する声や、都市と地方の格差拡大を指摘する向きもある。

 首相は当面、西日本豪雨の被災地を訪問する考えで、21日は広島入りする。避難指示も出ていた中で自民党有志の議員懇親会「赤坂自民亭」に出席し、世論の厳しい批判を浴びたことから、復旧に全力を挙げる姿勢をアピールするとみられる。そのため、正式な立候補表明は8月下旬以降となる見通しだ。

 ◇参院選の顔問う
 石破氏は20日、内閣不信任決議案が否決された後、記者団に「森友・加計問題や官僚の(不祥事)問題の対応にもっと工夫(の仕方)があったんじゃないか」と指摘した。

 首相との対決姿勢を強める石破氏は21日、愛知、富山両県を訪れる。12年総裁選では首相の2倍近い地方票を獲得しており、今後も丹念に地方行脚を重ね、再び大量得票につなげたい考えだ。

 13日には香川県観音寺市の大平正芳元首相の記念館を訪れた。旧大平派の流れをくむ岸田派に秋波を送った形で、かつて所属した竹下派の支援も期待する。石破派幹部は「国民は首相に飽きている。来年の参院選でどちらが党の顔になるのかを問う」と話している。

 ◇なお定まらぬ2人
 岸田氏は依然、総裁選への態度を明確にしていない。20日も記者団に「さまざまな要素を総合的に判断しなければならない」と述べるにとどめた。

 岸田派内に主戦論と首相からの禅譲論が交錯する中、どちらの道を選んでも結束を維持するため、派閥の所属議員から一任を取り付けた。地方を回って存在感の向上に努めつつ、豪雨災害からの復旧状況や他候補の動きをにらみながら最終判断する。

 初の女性宰相を目指す野田氏は、総裁選公約となる政策集を近く公表する予定。ただ、無登録で仮想通貨交換業を手掛けた企画会社に便宜を図った疑いが浮上し、出馬を断念した15年総裁選と同様に20人の推薦人集めが難航する可能性がある。若手らに直接電話をかけるなどして依頼を始めているが、「確保したのは10人に満たない」(首相周辺)との見方もある。

3096チバQ:2018/07/23(月) 10:45:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00000024-asahi-pol
リハビリ中の谷垣氏、議員らと面談 復帰待望論に本人は
7/20(金) 10:10配信 朝日新聞デジタル
 自民党の谷垣グループ(有隣会)が19日、国会近くの東京・隼町に事務所を開設した。2年前の自転車の転倒事故以降、公の場に姿を見せない谷垣禎一・前自民党総裁(73)は、この日も欠席。グループには来年の参院選出馬という復帰待望論もくすぶる。

 代表世話人の逢沢一郎氏は新事務所での初の例会で、「ここを拠点に谷垣先生が色々な意味で広く政治に関与をして頂く願いを込めた」とあいさつ。谷垣氏復帰への期待感を示した。秋の総裁選に立候補予定の石破茂・元幹事長の石破派も事務所開設に合わせて観葉植物を贈った。

 谷垣氏は幹事長だった2016年7月に事故で負傷。昨年秋の衆院選に立候補せず、政界引退を表明した。自宅でリハビリを続けながら、グループ議員らと面談を重ねている。

 先月11日に開かれたグループの政治資金パーティーには「時には外出を楽しみ、着実に体調が回復していることを実感している。早く元気な姿をお見せしたいが、もう少しお時間をちょうだいしたい」というメッセージを寄せた。

 グループに後継リーダーが見当たらず、今も通称は谷垣グループのまま。リーダー不在の約20人のグループには「秋の総裁選で草刈り場になる恐れがある」(幹部)と存続を危ぶむ声も上がる中、持ち上がっているのが19年参院選での谷垣氏の国政復帰だ。

 ある幹部は今年に入り、谷垣氏に立候補を促したが、本人は森喜朗元首相、青木幹雄元参院議員会長、古賀誠元幹事長らの名を挙げ、「引退したのに口を出すようなことはしたくない」と消極的だったという。引退後も党に影響力を持つOBたちを、反面教師ととらえているようだ。(南彰)

3097チバQ:2018/07/23(月) 10:45:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00273970-nksports-soci
野田聖子事務所が金融庁に圧力?党内には懸念の声
7/20(金) 9:49配信 日刊スポーツ
野田聖子事務所が金融庁に圧力?党内には懸念の声
野田聖子氏(2018年4月撮影)
 野田聖子総務相の事務所の秘書が今年1月末、金融庁から無登録営業の疑いで調査されていた仮想通貨関連会社の関係者を同席させた上で、金融庁の担当者から仮想通貨の販売規制に関する説明を受けていたことが19日、分かった。

【写真】小泉進次郎氏と野田聖子総務相が初ツーショット披露

 野田氏は取材に、秘書らが金融庁から説明を受けたことは認めた。一方で、説明内容については「一般的な説明」とし、「指摘されたような金融庁の調査への圧力には当たらない」と主張。

 秘書と同席した関係者は「秘書の知り合い」といい、金融庁が、同社に法令違反の疑いがあると通告していたことは知らなかったと説明。また、同社との間で政治献金を受けるなどの利害関係はないと述べた。

 金融庁は今年1月、無登録での営業が資金決済法に抵触している疑いがあると、同社に通告。秘書が金融庁に説明を求めたのは、通告が出た数日後だった。秘書は関係者を同席させて、議員会館で金融庁の担当者と面会。野田氏自身は同席していないという。

 関係者によると、この会社は昨年秋ごろから、独自の仮想通貨を販売。著名な芸能人が「広告塔」となり、投資家の関心を集めていた。この芸能人は「私の友人」(野田氏)という。

 金融庁は今年2月、仮想通貨の販売を中止するよう同社に行政指導している。野田氏は「無用な心配をかけた。今後はより一層慎重な対応を心がけたい」と述べたが、9月の自民党総裁選への出馬に強い意欲を示すさなかの疑惑浮上。党内では、総裁選への影響を懸念する声も出ている。

3098チバQ:2018/07/23(月) 11:12:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180723-00000521-san-pol
自民党無派閥に広がる「菅グループ」 安倍首相3選当確目指す官房長官の深謀遠慮
7/23(月) 10:30配信 産経新聞
自民党無派閥に広がる「菅グループ」 安倍首相3選当確目指す官房長官の深謀遠慮
菅義偉官房長官を慕う議員グループは広がりつつある=7月5日(春名中撮影)
 菅義偉(すが・よしひで)官房長官(69)が、自民党内で自らと同様に特定の派閥に所属しない無派閥議員を糾合しつつある。「菅グループ」は構成員が異なる複数の集団があり、党内に73人いる派閥議員のうち計30人を超えている。多くは9月の自民党総裁選で連続3選を目指す安倍晋三首相(63)にとって強力な援軍となるが、党内には将来の「菅派」との警戒感も広がっている。

 X議員「派閥を作りましょう」

 菅氏「今は作らない」

 複数の「X議員」がこのように菅氏に打診しては、派閥結成を断られているという。菅氏を慕う議員やグループは別々に行動し、菅氏を中心に緩やかな連合体を形成している。最も表だって活動しているといえるのが若手衆院議員十数人で作る「ガネーシャの会」だ。

 会長は坂井学総務副大臣(52)が務める。派閥横断的に菅氏に近い議員が集まった「偉駄天(いだてん)の会」という集まりもあり、そのうち無派閥で衆院当選4回以下に絞って「純化」したのが「ガネーシャの会」だ。

 謎のネーミングの語源だが、「偉駄天」はインド古代の宗教であるバラモン教の守護神「韋駄天」の「葦」を、菅氏の名前「義偉」の「偉」に置き換えた。「ガネーシャ」は「韋駄天」の兄弟とされる「歓喜天」の別名だ。政権の守護神としての菅氏のイメージを表現している。

 その「ガネーシャの会」のメンバーは4月26日、東京都内で首相と会食した。このとき、所属議員が順にあいさつし「首相の3選を目指し支えたい」などの発言が相次いだという。

 菅氏に近い参院当選1回生十数人の集まりもある。こちらに特定の名前はまだない。菅氏の地元である神奈川選挙区選出の島村大参院議員(57)が事務局を担い、会合を重ねている。首相とも4月と6月に会合をもった。

 菅氏との若手議員との会合では、菅氏が選挙について「地元をしっかり回れ」などと厳しく指導する場面もある。ある議員は「若手で、比例復活当選や選挙にあまり強くない人が多い。菅氏はよく面倒をみてくれる。菅派だと思っている」と明言した。近く衆参両院の「菅グループ」の初会合を開く構想もあるという。

 今後グループ化が進むのであれば、菅氏を支える中堅以上の側近が不可欠だ。若手には菅氏が「政治の師」とあおぐ梶山静六元官房長官を父に持つ梶山弘志地方創生担当相(62)や菅原一秀元財務副大臣(56)らの名前を挙げる向きがある。どちらも第1次安倍政権づくりのために菅氏が主導的な役割を果たした派閥横断の議員グループ「再チャレンジ支援議員連盟」に参画した。

 このとき、菅氏が幹事長、梶山氏が事務総長、菅原氏が事務局長として執行部を形成した。梶山、菅原両氏は菅氏とこまめにコミュニケーションを取り、菅氏と若手を仲介する役割を果たしている。

 総裁選を見据えれば、菅氏の重みは増すばかりだ。衆参両院議長を除く自民党所属国会議員は405人。最大派閥の細田派(清和政治研究会、94人)に加え第2派閥の麻生派(志公会、59人)と第5派閥の二階派(志帥会、44人)がすでに首相支持を表明しており、菅氏が無派閥のうち30人を固めれば、党所属議員の過半数となるからだ。

 こうした自民党内の動きについて、菅氏は6月27日の記者会見で「いろんな方と会うのは政治家として当然だ」とけむに巻いたが文字通り受け止める向きはない。菅氏は二階俊博幹事長(79)とも関係を強化している。7月8日に二階氏の地元の和歌山市で開かれた党県連セミナーでこんなメッセージを寄せた。

 「二階県連会長には幹事長として党を差配し、政府・与党が一体となって政治を前に進める態勢を作っていただくなど、安倍政権の中枢を担っていただいています」

 本来はゲストとして会場を訪れてスピーチし、首相の総裁3選を既定路線のものと印象付ける狙いがあったが、西日本豪雨を受けて断念した。国会議員を親に持たないたたき上げの二階、菅両氏だが、政治手法では違いも目立ち、一時は不仲をささやかれたこともある。自民党中堅議員は「首相3選以上に、ポスト安倍も見据えても連携していこうということではないか」と解説した。(政治部 沢田大典)

3099チバQ:2018/07/23(月) 14:53:34
911 :チバQ :2018/07/23(月) 14:52:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180723-00010003-bfj-pol
「LGBTは生産性がない」自民・杉田水脈議員の寄稿文に、当事者団体が抗議
7/23(月) 13:28配信 BuzzFeed Japan
「LGBTは生産性がない」自民・杉田水脈議員の寄稿文に、当事者団体が抗議
自民党の杉田水脈・衆議院議員
「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題して持論を展開した自民党・杉田水脈衆議院議員の寄稿文が、批判を浴びている。性的マイノリティを支援する全国団体「LGBT法連合会」は7月23日、声明を発表。杉田議員の主張は事実誤認が多く、「困難を抱えている当事者に対して侮辱的・屈辱的とも取れる内容であり、許容することができない」と強く抗議した。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】

【写真】90年代のプライド・パレード。力強いメッセージが込められた写真たち

「LGBTは生産性がない」自民・杉田水脈議員の寄稿文に、当事者団体が抗議
自民党の杉田水脈・衆議院議員
「国会議員としての資質疑う」
問題となった寄稿文は、月刊誌「新潮45」2018年8月号(新潮社)に掲載された「日本を不幸にする『朝日新聞』」という特集の一環。

「朝日新聞や毎日新聞といったリベラルなメディアはLGBTの権利を認め、彼らを支援する動きを報道することが好きなようですが、違和感を覚えざるをえません」と書き出されている。

LGBT法連合会は、声明で「当事者の人権を侵害するだけでなく、現実に存在する『性の多様性』を無視し、与野党や各種団体が進めている施策の実施に反し、国会議員としての資質に疑問を抱かざるを得ない」と、杉田議員を強く非難。

同会が声明で問題視した杉田議員の主張は、大きく次の3点だ。

1.「LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか」
「最近の報道の背後にうかがわれるのは、彼ら彼女らの権利を守ることに加えて、LGBTへの差別をなくし、その生きづらさを解消してあげよう、そして多様な生き方を認めてあげようという考え方です」

「しかし、LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか。もし自分の男友達がゲイだったり、女友達がレズビアンだったりしても、私自身は気にせず付き合えます」(『新潮45』P.57〜58より)

LGBTはそんなに差別を受けていないのではないか、と主張する杉田議員に対し、連合会は、内閣府が昨年10月に実施した「人権擁護に関する世論調査」で、同性愛者や両性愛者に対してどのような人権問題が起きていると思うかという問いに、49.0%が「差別的な言動をされること」と回答していることを指摘。

調査では、「職場、学校等で嫌がらせやいじめを受けること」(35.0%)、「じろじろ見られたり、避けられたりすること」(31.7%)、「就職・職場で不利な扱いを受けること」(29.1%)などの回答が続いている。

さらに、自民党がまとめた基本方針でも「(性的マイノリティ)当事者の方が抱える困難の解消をまず目指すべきであること」と明記されていることから、党の方針にも反していると指摘した。

3100チバQ:2018/07/23(月) 14:53:50

912 :チバQ :2018/07/23(月) 14:53:01
2. 「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」
「例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります」

「しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」(『新潮45』P.58〜59より)

LGBTの当事者は子供を持たない、その結果『生産性がない』と二重に断定した上で、「生産性がない者」に対して税金を投入することに疑義を唱える杉田議員の主張は、LGBTに限らず、広く人権の観点から問題があると反論。

また、仮に「生産性」について論ずるとしても、経団連が2017年5月に「LGBTを含め多様性を尊重する社内風土が醸成され、個々人の能力を最大限発揮できる環境が整備されることで、生産性が向上する」と掲げた提言を出していることを指摘した。

3.「不幸な人を増やすことにつながりかねません」
「LGBは、性的嗜好の話です。以前にも書いたことがありますが、私は中高一貫の女子高で、まわりに男性がいませんでした。女子高では、同級生や先輩といった女性が疑似恋愛の対象になります」

「ただ、それは一過性のもので、成長するにつれ、みんな男性と恋愛して、普通に結婚していきました。マスメディアが『多様性の時代だから、女性(男性)が女性(男性)を好きになっても当然』と報道することがいいことなのかどうか」

「普通に恋愛して結婚出来る人まで、『これ(同性愛)でいいんだ」と、不幸な人を増やすことにつながりかねません」(『新潮45』P.59より)

「『常識』や『普通であること』を見失っていく社会は、『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません。私は日本をそうした社会にしたくありません」(『新潮45』P.60より)

杉田議員の主張では、LGBT当事者は自身の性的指向や性自認を自由に選ぶことができるかのように述べた上で、同性愛は「常識」や「普通であること」から外れているとされている。

こうした主張は、杉田議員が所属する自民党の考えとも異なっていることを指摘。

党の特命委員会の資料に、「性的指向・性自認とも本人の意思の問題ではなく、本人にも選択できるものではない」「さまざまな侮蔑的な表現や『〜であることが普通』といっ た表現により人知れず傷つくことが多い」と明記されていると反論した。

杉田議員は23日、自身のTwitterに「ゲイだと名乗る人物から殺人予告のメールが届いたため、LGBTに関連するツイートは全て削除した」と投稿している。

伊吹早織

3101チバQ:2018/07/23(月) 14:54:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180723-00000529-san-pol
自民・杉田水脈衆院議員に殺害予告 被害届を提出 寄稿論文と関係か
7/23(月) 13:08配信 産経新聞
自民・杉田水脈衆院議員に殺害予告 被害届を提出 寄稿論文と関係か
杉田水脈衆院議員(小林宏之撮影)
 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(51)に対し、ゲイを自称する人物から殺害を予告するメールが届いていたことが23日、分かった。杉田氏は23日、警視庁に被害届を提出し、自身のツイッターで殺害予告があったことを明らかにした。殺害予告は、杉田氏が月刊誌に寄稿したLGBT(性的少数者)に関する論文と関係している可能性がある。

 杉田氏のツイッターによると、「先日、自分はゲイだと名乗る人間」から、杉田氏の事務所に「お前を殺してやる!絶対に殺してやる!」と書かれたメールが届いた。これを受けて杉田氏は23日、赤坂警察署(東京都港区)に被害届を出した。

 杉田氏は18日発売の月刊誌「新潮45」(8月号)に寄稿した論文で、LGBTをめぐる報道に関して持論を述べたが、杉田氏の主張は批判を招き、ネット上は“炎上”した。

 また、杉田氏の論文をめぐっては、立憲民主党の尾辻かな子衆院議員が18日、自身のツイッターで、新潮45の記事の写真計3枚を掲載して取り上げていた。

 関係者によると、殺害予告メールが届いたのは、19日以降だという。

3102チバQ:2018/07/23(月) 17:45:19
http://www.sankei.com/politics/news/180722/plt1807220006-n1.html
2018.7.22 15:09
【自民党総裁選】
竹下氏と岸田氏が笑顔で握手 竹下氏「岸田氏は出るか出ないか、私は誰を支持するか」
 自民党の竹下亘総務会長は22日、岸田文雄政調会長とともに出席した山形市内のパーティーで「岸田会長は次の総裁選挙に出るか出ないかで注目されている。私は誰を支持するか、なかなか言わないことで注目されている」と述べた。総裁選をめぐるそれぞれの立場を、ユーモアを交えて説明したものだ。

 その後、あいさつを聞いていた岸田氏に「ちょっと上がって一緒に握手して」と壇上に上がるよう促し、岸田氏も笑顔で応じた。2人が並んで握手を交わすと、会場は大きな拍手と笑いに包まれた。

 竹下氏の後にあいさつに立った岸田氏も「どう受け止められるかは別として、結果的にこの会を盛り上げることができたらうれしい」と語った。

 総裁選をめぐっては、岸田派(宏池会、48人)の会長を務める岸田氏は態度表明の時期を明確にしておらず、竹下派(平成研究会、55人)を率いる竹下氏はどの候補予定者を支持するのか決めていない。

3104チバQ:2018/07/23(月) 18:07:17
https://www.asahi.com/articles/ASL7M52VML7MUTFK00N.html
リハビリ中の谷垣氏、議員らと面談 復帰待望論に本人は
南彰2018年7月20日10時10分
自民党の谷垣グループ(有隣会)が19日、国会近くの東京・隼町に事務所を開設した。2年前の自転車の転倒事故以降、公の場に姿を見せない谷垣禎一・前自民党総裁(73)は、この日も欠席。グループには来年の参院選出馬という復帰待望論もくすぶる。

 代表世話人の逢沢一郎氏は新事務所での初の例会で、「ここを拠点に谷垣先生が色々な意味で広く政治に関与をして頂く願いを込めた」とあいさつ。谷垣氏復帰への期待感を示した。秋の総裁選に立候補予定の石破茂・元幹事長の石破派も事務所開設に合わせて観葉植物を贈った。

 谷垣氏は幹事長だった2016年7月に事故で負傷。昨年秋の衆院選に立候補せず、政界引退を表明した。自宅でリハビリを続けながら、グループ議員らと面談を重ねている。

 先月11日に開かれたグループの政治資金パーティーには「時には外出を楽しみ、着実に体調が回復していることを実感している。早く元気な姿をお見せしたいが、もう少しお時間をちょうだいしたい」というメッセージを寄せた。

 グループに後継リーダーが見当たらず、今も通称は谷垣グループのまま。リーダー不在の約20人のグループには「秋の総裁選で草刈り場になる恐れがある」(幹部)と存続を危ぶむ声も上がる中、持ち上がっているのが19年参院選での谷垣氏の国政復帰だ。

 ある幹部は今年に入り、谷垣氏に立候補を促したが、本人は森喜朗元首相、青木幹雄元参院議員会長、古賀誠元幹事長らの名を挙げ、「引退したのに口を出すようなことはしたくない」と消極的だったという。引退後も党に影響力を持つOBたちを、反面教師ととらえているようだ。(南彰)

3105チバQ:2018/07/24(火) 20:58:18
>>3099>>3101
炎上商法にのかってるようでイヤだけど・・・
https://news.goo.ne.jp/article/president/bizskills/president_25408.html
張が"打倒左翼"しかない"オタサーの姫"
07月23日 11:20プレジデントオンライン

主張が"打倒左翼"しかない"オタサーの姫"

画/ぼうごなつこ

(プレジデントオンライン)

PRESIDENT Online 掲載

市役所職員を18年勤めた後、2012年の「維新ブーム」で衆院議員に初当選。14年に落選するも、17年衆院選で自民党から出馬して当選した杉田水脈氏。文筆家の古谷経衡氏は「『打倒左翼』という言葉をさけぶばかりで、体系的な主張や世界観が何一つない」という。そんな杉田氏が「オタサーの姫」としてネット右翼から熱狂的な支持を獲得した背景とは――。
※本稿は、古谷経衡『女政治家の通信簿』(小学館新書)の一部を再編集したものです。

■定義が曖昧で、呪詛の対象も定義も判然としない
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杉田水脈 衆院議員
1967年生まれ。神戸市出身。鳥取大学農学部卒業後、積水ハウス木造を経て、西宮市役所職員に。2012年衆院選に、日本維新の会より出馬し(兵庫6区)、比例近畿ブロックにて復活当選。17年衆院選では自民党から出馬し、当選(比例中国ブロック)。国連に影響力を及ぼす日本の左派団体を批判し、保守層の支持を得る。
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杉田水脈(みお)がその著書で開陳する世界観がまったくよく分からない。なぜなら杉田の世界観には、ひたすら「打倒左翼」という言葉しか無いからである。

体系的な主張や世界観が何一つ無い。たとえば代表的な女性保守政治家であり、杉田と同じ次世代の党に所属していたこともある中山恭子(希望の党)が「戦後シンドロームからの脱却」というスローガンを主張し、その元凶が教育にあると言い切るのに対して、杉田のそれは曖昧すぎてその呪詛の対象も定義も判然としない。

杉田水脈は、元来兵庫県西宮市の市役所職員を18年勤めた地方公務員であったが、2012年衆院選挙における「維新ブーム」の中で一挙に代議士として国政に登場した。そののち、日本維新の会が分党して「次世代の党」を作ったときこれに参加。2014年12月の衆院選挙で落選して以来、珍しく一貫して自民党に入党せずに「ゲリラ戦」を続けてきた。

■2014年の落選以降、知名度が加速度的に上昇した
落選した後の杉田は、精力的にネット右翼への訴求に傾注した。右派系雑誌(隔月)『JAPANISM』(青林堂)の常連寄稿者となり、現在までに杉田水脈の名で刊行されている4冊の著書の内、2冊が同社を版元とした出版である(『なでしこ復活 ─女性政治家ができること─』『なぜ私は左翼と戦うのか』)。

また杉田はネット右翼に人気のあるYouTube番組やCS番組にも積極的に出演し、対談や討論、オピニオン開陳を行う他、SNSアカウントでも頻繁な投稿を繰り返している(2018年5月現在、そのフォロワーは約10万人)。このように、杉田は維新の会で第一期の代議士をやっていた時代よりも、むしろ2014年に落選以降、知名度が加速度的に上昇しているとみた方が良い。

杉田はその著書、『なぜ私は左翼と戦うのか』にあるように、一貫して「反左翼」の保守系女性言論人としてネット右翼に圧倒的な知名度を獲得するに至る。しかし杉田の仇敵という「左翼」が、何を指し示すものなのかは、一向にその正体が判然としないのである。

■「人道主義」がなぜ「左翼」とイコールなのか
試しに前掲書を読むと、杉田の言う「左翼」とは、日本共産党、中国、韓国、既存の大手マスメディア(NHK、朝日新聞、毎日新聞、TBSなど)、国際連合、はてはLGBTへと対象を広げ、これらをひとくくりにして「人道主義」として「左翼」と定義し、批判の対象としているのである。

普通、「左翼」とは、人間の理知や理性に誤謬が無く、過去から未来に向かって急進的かつ計画的に社会が進歩し得ること(進歩史観)を信じる価値観を指す。

その意味で日本共産党は冷戦時代が終わってしばらくまで、政治用語的に「革新」と定義されてきた。が、天賦人権を肯定するものとして、「保革」の区別無く近代以降是認されてきた「人道主義」がなぜ「左翼」とイコールなのかの説明は一切無い。杉田は漠然とこれらの勢力や国家や組織を「左翼」と定義しているが、つまりは自身の道徳観や世界観と相容れず、嫌悪するに値するものを一括して「左翼」と称しているだけで、その呼称も「反日左翼」とか「サヨク」などと移ろいでいる。

3106チバQ:2018/07/24(火) 20:58:59
■「左翼」「革新」「保守」を理解していないのではないか
私は杉田を批判しているのでは無い。杉田の熱心な支持層であるネット右翼の間にある「左翼」像と杉田の想定する「左翼」像が、ほとんど同じものであるだろうことを指摘しているに過ぎない。「左翼」の定義がこのように曖昧であると、対置される「保守」の方への認識もおそらく推して知るべしであろう。

「保守」とは本来、人間の不確実性・不完全性を認識しつつ、であるからこそ歴史的経験や慣習に照らし合わせて漸次的に社会を改良する価値観を指す。そのような意味では「保守」とか「保守主義」とは、中国や韓国、朝日新聞やLGBTへの嫌悪とは全く関係の無い立ち位置なのだが、ネット右翼のほとんどがそうであるように、杉田自身が「左翼」も「革新」も「保守」も、その本質をよく理解していないのではないかと疑いたくなるのである。

■日本軍の従軍慰安婦問題に積極的に関与
さて、代議士で無くなった浪人中の杉田の動静を注視していた私は、杉田がこのまま女性活動家として各方面で定着し、議員に復帰するつもりはないのだろうと踏んでいた。というのも杉田は落選してから、元女性代議士として日本軍の従軍慰安婦問題に積極的に関与しており、「日本軍による(慰安婦の)強制連行は無かった」「(慰安婦が)性奴隷であったという事実は無かった」というオピニオンを、国内のみならず海外に向かって積極的に発信する活動をやり始めたからである。

ちなみに従軍慰安婦問題については、男性側が「無かった」というよりも、女性側が「無かった」として同性が同性への陵辱を否定することが保守界隈の傾向として強い。確かに、一般的に性暴力の加害者である男性が従軍慰安婦の強制性を否定するよりかは、被害者である女性がその強制性を否定する方が、「なんとなく」説得力があるかのように思える。

なぜ説得力があるかというと、脂ぎったオッサン活動家が従軍慰安婦を「無かった」というよりも、被害者の同性側、つまり女性から否定された方が、より男性的には得心の度が強まるからだ。要するに男からすると、「女がそう言っているのだからそうに違いない」と溜飲を下げられる。ネット右翼が3:1の割合で男性に著しく偏重しているのは私の調査だが、私の観るところ杉田のファンには男性が多い。

■男性的価値観への無批判な追従
本人の無意識か意識的かは分からないが、女性側から男性の自尊心やプライドをくすぐる事を言うことで、杉田はネット右翼から熱狂的な支持を獲得してきた。それは男性的価値観への無批判な追従であり、要するに男性寡占世界に於いての男へのヨイショと「媚び」なのである。これを現代風に言えば、男性寡占社会の中に紅一点の女性が入り込み、彼らの自尊心をくすぐる事(あるいはくすぐり続ける事)で歓心を買う「オタサーの姫」と相似形である。繰り返すように私はこれを杉田が意図的にやっているかどうかまでは断定していない。ただその構造を指摘しているだけだ。

であるから、主にアメリカにおいて在米韓国人団体などが慰安婦像を建立していることに対して、反対の前衛に立ってネット右翼から注目を得ているのは男性ではなく女性活動家であり、その象徴的な例が、山本優美子氏を代表する日本の女性市民団体『なでしこアクション』なのである。

ところが少し立ち止まって考えてみると、一般的に性暴力の被害者である女性の側が、同性への性被害を「無かった」として擁護するのは国際潮流に反した奇観なのではないか。ハリウッドでの女優やモデルらの告発にはじまったいわゆる「#MeToo」問題にしても、被害者と同じ「性」であり、その苦衷を想像できるはずの女性が「そんなものはない」と批判し、加害者側に加担し、男性側に同化する現象を私は観たことが無い。

3107チバQ:2018/07/24(火) 21:00:01
■「性奴隷」と形容するかは、表現のギミックにすぎない
私は、女性が日本軍の慰安婦問題に関わるべきでは無い、といっているのでは無いが、日本軍の慰安婦問題は秦郁彦氏を中心とする実証史学の分野ですでに結論が出そろっており、性に関係なく、この問題を歴史家では無い政治活動家が俎上に載せても、国際世論への公論惹起にはつながらないのではないかと思う。

実際に日本政府は、公式に従軍慰安婦の存在を認め、そこに日本軍の関与を認めるばかりか、村山・河野の談話において公式的立場として謝罪と賠償の意味での基金設立を行っている。2015年に安倍晋三・朴槿恵両首脳で合意されたいわゆる「慰安婦合意」でも、日本は公的に韓国(朝鮮)出身の慰安婦の供出と管理に、日本軍が関与していることを認めた上で、「最終的かつ不可逆的に」と結論してこの問題の最終解決が合意されたものである。

論点はこれを「性奴隷」と形容することがふさわしいか否かであるが、それは史学での検証と言うよりも表現のギミックの範疇に入ると思う。

■従軍慰安婦に支払われた給与は「紙切れ」になった
ちなみに私は従軍慰安婦に対して、その出身地が日本、朝鮮、台湾を問わず「性奴隷」という表現は適当では無いと考えている。

また同時に「従軍慰安婦の待遇が優遇されていた」事を以て、従軍慰安婦への日本軍の関与を正当化するつもりも無い。多くの場合、従軍慰安婦に支払われた給与は軍票であり、出金に制限があった。そしてたとえどんなに高給をもらっていたとしても、日本の敗戦と共にその軍票は無価値の紙切れになった。

日本人が歴史の一面の加害者として痛切に理解しなければならないのは、軍の関与や強制性云々では無く、こちらの方だと個人的には思う。

ともあれ、こういった下野中の杉田のゲリラ的政治活動が自民党に認められたのだろう。杉田は2017年衆院選挙で自民党比例中国ブロックから立候補し、約3年ぶりに代議士に復帰した。旧次世代の党が壊滅して以来、ほとんど全ての代議士は日和見的に自民党に復党するのが常であったが、そういった日和見態度に出ず、地道なネット宣伝活動を3年間続けた上で、自民党に入党した例は杉田水脈ただ一人である。こういった意味で、杉田の実直さはネット世論から厚い信頼を受けるに至っている。

ちなみに現在、杉田がそのオピニオン発信の主戦場のひとつとしているツイッターのヘッダ絵は、「そうだ難民しよう!」というシリア難民を揶揄するイラストを投稿して国際的顰蹙と抗議が殺到した、イラストレーター・はすみとしこ氏による、日章旗を背景にした自画像である。(文中敬称略)

(文筆家 古谷 経衡)

3108チバQ:2018/07/24(火) 21:01:36
毎日と産経での表現の仕方が全然違う
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1807240014.html
自民・二階俊博幹事長「多様性を受け入れる社会の実現が大事」 杉田水脈氏のLGBT関連の寄稿で
12:19産経新聞

自民・二階俊博幹事長「多様性を受け入れる社会の実現が大事」 杉田水脈氏のLGBT関連の寄稿で

自民党の二階俊博幹事長

(産経新聞)

 自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、同党の杉田水脈(みお)衆院議員が18日発売の月刊誌に、性的少数者(LGBT)への行政支援に疑問を呈する内容を寄稿した件に関し、「(LGBTの人が)社会、職場、学校の場でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ。今後も努力していきたい」と述べた。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180725k0000m010033000c.html
<杉田氏寄稿>「自民は右から左まで…」二階氏は問題視せず
18:43毎日新聞

 自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で、同党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌で性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」と評したことについて「右から左まで各方面の人が集まって自民党は成り立っている。別に大きな驚きを持っているわけではない」と述べた。「そういう発言だと理解をしていく」とも述べ、党として問題視しない姿勢を示した。【竹内望】

3109チバQ:2018/07/24(火) 21:03:13
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL7S4VPBL7SUTFK01B.html
杉田氏寄稿、自民内からも批判 元閣僚「馬鹿な発言」
17:32朝日新聞

杉田氏寄稿、自民内からも批判 元閣僚「馬鹿な発言」

杉田水脈氏

(朝日新聞)

 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張した問題で、自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で「人それぞれ政治的立場、色んな人生観もある」と述べ、問題視しない考えを示した。党としての責任を問う声が強まっている。

 二階氏は会見で「当事者の方が社会、職場、学校でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ」と指摘し、杉田氏と党の立場は異なることを強調。そのうえで「自民党は右から左まで各方面の人が集まって成り立っている」などとして、杉田氏の主張を容認した。

 これに対し、国民民主党の玉木雄一郎共同代表は同日の記者会見で「問題の重要性を分かっていない。いっそう当事者を傷つける発言だ」とし、「党として謝罪や釈明をすべきだ」と訴えた。共産党の小池晃書記局長も23日の記者会見で、「個人の尊厳を根本から否定する妄言だ。比例代表で公認した自民党の責任が問われる」と批判。「こういうことを放置していたら、自民党は基本的人権について語る資格のない政党だとなる」と党としての厳しい対応を求めた。

 杉田氏は昨年の衆院選で自民党の公認を得る以前から、同様の発言を繰り返していた。

 自民党内からも厳しい意見が続く。閣僚経験者は「論外」「なぜ、あんな馬鹿な発言をするのか」と憤り、吉田博美参院幹事長は24日の記者会見で「(性的少数者の)皆さんの人権も、しっかりと大事にした発言をすることが必要じゃないか」と苦言を呈した。

 菅義偉官房長官は同日の記者会見で「国会議員の一つひとつ(の発言)に、政府の立場でコメントすることは控えたい」とした。記者から「政府としてLGBTについて理解増進を進めていく方針に変わりないか」と問われると、「今まで申し上げてきた通り」と述べるにとどめた。

 加藤勝信厚生労働相は同日の閣議後会見で、「個々の発言についてコメントすることは差し控える」としながらも、「厚労省は様々な環境にいる方々が、それぞれの希望と思いを実現できるよう施策を推進している。引き続き、そうした観点に立って施策を進めてきたい」と語った。

 政府は2016年から骨太の方針などで、自民党は参院選公約などで、性的少数者をめぐる理解増進を図る方針を掲げている。

3110チバQ:2018/07/24(火) 21:03:15
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL7S4VPBL7SUTFK01B.html
杉田氏寄稿、自民内からも批判 元閣僚「馬鹿な発言」
17:32朝日新聞

杉田氏寄稿、自民内からも批判 元閣僚「馬鹿な発言」

杉田水脈氏

(朝日新聞)

 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」などと主張した問題で、自民党の二階俊博幹事長は24日の記者会見で「人それぞれ政治的立場、色んな人生観もある」と述べ、問題視しない考えを示した。党としての責任を問う声が強まっている。

 二階氏は会見で「当事者の方が社会、職場、学校でつらい思いや不利益を被ることがないよう、多様性を受け入れる社会の実現を図ることが大事だ」と指摘し、杉田氏と党の立場は異なることを強調。そのうえで「自民党は右から左まで各方面の人が集まって成り立っている」などとして、杉田氏の主張を容認した。

 これに対し、国民民主党の玉木雄一郎共同代表は同日の記者会見で「問題の重要性を分かっていない。いっそう当事者を傷つける発言だ」とし、「党として謝罪や釈明をすべきだ」と訴えた。共産党の小池晃書記局長も23日の記者会見で、「個人の尊厳を根本から否定する妄言だ。比例代表で公認した自民党の責任が問われる」と批判。「こういうことを放置していたら、自民党は基本的人権について語る資格のない政党だとなる」と党としての厳しい対応を求めた。

 杉田氏は昨年の衆院選で自民党の公認を得る以前から、同様の発言を繰り返していた。

 自民党内からも厳しい意見が続く。閣僚経験者は「論外」「なぜ、あんな馬鹿な発言をするのか」と憤り、吉田博美参院幹事長は24日の記者会見で「(性的少数者の)皆さんの人権も、しっかりと大事にした発言をすることが必要じゃないか」と苦言を呈した。

 菅義偉官房長官は同日の記者会見で「国会議員の一つひとつ(の発言)に、政府の立場でコメントすることは控えたい」とした。記者から「政府としてLGBTについて理解増進を進めていく方針に変わりないか」と問われると、「今まで申し上げてきた通り」と述べるにとどめた。

 加藤勝信厚生労働相は同日の閣議後会見で、「個々の発言についてコメントすることは差し控える」としながらも、「厚労省は様々な環境にいる方々が、それぞれの希望と思いを実現できるよう施策を推進している。引き続き、そうした観点に立って施策を進めてきたい」と語った。

 政府は2016年から骨太の方針などで、自民党は参院選公約などで、性的少数者をめぐる理解増進を図る方針を掲げている。

3111チバQ:2018/07/24(火) 21:05:54
まぁ、負け戦よりは良いのでは?
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20180724-567-OYT1T50074.html
岸田氏、自民総裁選出馬断念…安倍氏3選を支持
20:13読売新聞

岸田氏、自民総裁選出馬断念…安倍氏3選を支持

自民党総裁選への不出馬を表明する岸田政調会長(中央)(24日午後5時58分、東京都千代田区で)=青山謙太郎撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党の岸田文雄政調会長(60)は24日、東京都内で記者会見し、9月の党総裁選に立候補しない考えを表明した。総裁選では、安倍晋三首相(63)が連続3選を目指しているほか、石破茂・元幹事長(61)が出馬に向けて準備を進めており、6年ぶりの選挙戦は両氏による事実上の一騎打ちとなる見通しだ。

 岸田氏は記者会見で、地元の広島県などを襲った西日本豪雨への対応や外交課題などを挙げ、「出馬せずに、首相を中心に様々な政治課題に取り組み、貢献していくことが適切な対応ではないかと判断した」と述べ、首相を支持する考えを明らかにした。首相にはこの日、電話で不出馬の意向を伝えた。

 岸田氏が会長を務める党内第4派閥の岸田派(48人)には、首相を支えて後を継ぐ「禅譲路線」を求める声があった一方で、若手を中心に総裁選出馬を促す主戦論も根強かった。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072400760&g=pol
自民総裁選、岸田氏が不出馬表明=安倍首相3選を支持-石破氏と「一騎打ち」も

安倍首相 参院選


記者会見して9月の自民党総裁選への不出馬を表明する岸田文雄政調会長=24日午後、東京・永田町

 自民党の岸田文雄政調会長(60)は24日、東京都内の岸田派事務所で記者会見し、9月の自民党総裁選に出馬せず、3選が懸かる安倍晋三首相(63)を支持する方針を表明した。岸田氏は「今回は出馬することはせず、首相を中心にさまざまな政治課題に取り組み、貢献していくことが適切だ」と述べた。これにより、首相は国会議員票で一段と優位に立つ。党内では首相と石破茂元幹事長(61)の事実上の一騎打ちになるとの見方が強まっている。

 岸田氏は不出馬の理由について、西日本豪雨災害と対北朝鮮・対米外交、来夏の参院選などを挙げ、首相の続投が望ましいとの判断に至ったと説明。23日に首相と会談し、自身が目指す政治の在り方や首相の政権運営をめぐり意見を交わしたほか、24日の会見前に電話で不出馬方針を伝えたことを明らかにした。
 一連の首相との協議では「人事のやりとりや密約は全くない」と言明。「ポスト安倍」を目指すかどうかについては、「一つ一つ目の前の政治課題に真剣に取り組むことが未来につながる」と改めて意欲を示した。
 岸田氏は今回の総裁選について態度を明らかにしてこなかった。派内には立候補を求める主戦論と、首相から将来の禅譲を期待する意見が交錯。岸田氏は結束維持を最優先に意見集約を図り、17日に開いた臨時総会で出馬するか否かについて一任を取り付けていた。
 総裁選をめぐっては、首相の出身派閥で党内最大の細田派(94人)、第2派閥の麻生派(59人)、第5派閥の二階派(44人)が首相支持を表明済み。これら3派に第4派閥の岸田派(48人)が加わると党所属国会議員405人の60%に達する。今後は第3派閥で態度未定の竹下派(55人)の対応が焦点になる。(2018/07/24-20:21)

3112チバQ:2018/07/24(火) 21:21:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1807240032.html
【自民党総裁選】支持未表明の竹下派 竹下亘会長「今日明日に決めることではない」
19:54産経新聞

【自民党総裁選】支持未表明の竹下派 竹下亘会長「今日明日に決めることではない」

自民党の竹下亘総務会長(田中一世撮影)

(産経新聞)

 自民党竹下派(平成研究会、55人)会長の竹下亘総務会長は24日夕、岸田文雄政調会長の党総裁選への不出馬表明を受けた派の対応について「総裁選まで2カ月ある。今日、明日に決めなければならないことではない」と述べた。東京都内で記者団の取材に答えた。竹下派は党内第3派閥で、主要派閥の中では唯一、総裁選で誰を支持するか表明していない。

 竹下氏は「総裁選の構図が変わってきた」とも述べ、所属議員の意見を25日以降に順次聴取した上で判断する考えを示した。竹下氏によれば、24日午後3時半頃に岸田氏に電話で不出馬を伝えられ、「熟慮の上の決断だろうから素直に受け止める」と応じたという。

3113チバQ:2018/07/24(火) 21:28:05
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1807210007.html
【自由民主党総裁選キーマン】野田聖子総務相、ステルス作戦で“推薦人の壁”突破なるか
07月21日 17:05夕刊フジ

【自由民主党総裁選キーマン】野田聖子総務相、ステルス作戦で“推薦人の壁”突破なるか

野田氏は「永田町の壁」を突破できるのか

(夕刊フジ)

★(3)野田聖子総務相

 野田聖子総務相と先日、東京・永田町の議員会館の廊下で偶然すれ違った。私(鈴木)はぶしつけとは思いつつ、これはチャンスとばかり、総裁選について聞いた。

 「頑張っていますよ。でもねえ…」

 いったん間を置いて、本音を話してくれた。

 「やっぱり、推薦人のところかなあ」

 「日本初の女性首相」を目指す野田氏の総裁選出馬には、各方面からの期待も大きい。だが、出馬には推薦人20人が必要など、男性社会が色濃い永田町の権力闘争の中で多くの壁がある。

 ただ、八方塞がりに手をこまねいているわけではない。取材していくと、野田氏は戦略を描きながら、ひそかに動いていることが分かった。

 野田氏をよく知る自民党ベテラン議員によると、野田氏は6月から7月にかけて、重要人物数人に一対一で会い、総裁選への意思を示し、仁義を切り、タフな交渉をしているという。

 「重要人物とは、安倍晋三首相と、古賀誠元幹事長、安倍首相の有力側近だ。安倍首相には『総裁選に出るつもりです』と伝えた。現在の任命権者なので、きちんと筋を通した。古賀氏の方は戦略です。前回の総裁選で、古賀氏は裏で野田氏の推薦人を探した応援団。岸田派の後見人でもあるが、『今回、岸田文雄政調会長は出馬すべきではない』と考えているという話も入ってきた。野田氏はすぐに会いに行き、『推薦人確保で力を貸してほしい』と話したようです」

 そして、最大のポイントは、安倍首相の有力側近に会ったことだ。

 「3選を目指す首相周辺で、この側近は『石破茂元幹事長との一騎打ちは避けた方がいい』という考えなんです。一騎打ちは、ひっくり返るリスクもある。『できれば、3人以上で戦った方がいい』と。そこで、野田氏の推薦人が足りないなら、貸してもいいとなる」(ベテラン議員)

 野田氏がこの有力側近を訪ねたのは、そうした事情も見据えてのこと。

 ベテラン議員は「野田氏の『政局観』と『勝負どころでの動き』は、なかなかのものだ」と話す。

 私が野田氏で印象に残っているのは、野党時代に自民党内で女性勉強会を結成し、代表に就いたときのことだ。年上の女性議員らを一人ずつ回り「世代交代ではない。姉さんがいなければ成り立たない」とひざ詰めで口説いて、会を成功に導いた。行動力と一対一の説得力は、今回もいかんなく発揮しつつある。

 野田氏は記者会見で「(推薦人集めは)最後までステルスでやる。私はもともと、派閥を否定して一人で活動してきた」と話した。

 推薦人の壁をどう乗り越えるか-、22日の国会閉会後には、一層水面下の動きを活発化させる。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)、『戦争を知っている最後の政治家-中曽根康弘の言葉』(ブックマン社)、『石破茂の「頭の中」』(同)など。

3114チバQ:2018/07/24(火) 21:28:43
昨日の記事なのに もう古新聞に
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1807230006.html
【自由民主党総裁選キーマン】岸田文雄政調会長は出馬するのか? 「主戦論か禅譲論か」派閥内まとまらず
07月23日 17:05夕刊フジ

【自由民主党総裁選キーマン】岸田文雄政調会長は出馬するのか? 「主戦論か禅譲論か」派閥内まとまらず

岸田氏は出陣するのか

(夕刊フジ)

★(4)岸田文雄政調会長

 7月に入って岸田派幹部がこう漏らした。

 「本人が出るつもりなのか、そうでないのか…。それ以上に、実は派閥の中で意見がまとまっていない。主戦論も禅譲論も同じだけある」

 「ポスト安倍」として名前が挙がる岸田文雄政調会長。しかし、これまで一貫して、出馬への踏み込んだ発言は控えている。

 さらに、「平成30年7月豪雨」の被災地を視察した後、「政治としてやるべきことに取り組む。そのうえで、次のことを考えるのが順番だ」と、さらに表明を先にすることを示唆した。結局、派閥としても意見集約できず、岸田派は17日、臨時総会を開いて出馬の判断を岸田氏に一任することを決めた。

 岸田氏は「温和な性格。自分の考えを押し付けることもなく、議論を尽くしまとめていくタイプ」(同派議員)だ。ただ、そこから先の評価は、2つに分かれていく。

 「ぐいぐい引っ張っていくリーダーシップに欠ける」(自民党中堅議員)と、逆に「和を以って治めるタイプ。安定感がある」(自民党ベテラン議員)である。

 安倍晋三政権では長く外相を務めたが、それについても外務省OBは2つの政治家像を当てはめて振り返る。

 「安倍政権の実質的な外相は安倍首相本人だ。『外交は自分がやる』ということ。岸田氏はその下働きだった。自分を通したのは、広島にオバマ前大統領を招いたことぐらいだろう。つまり、岸田氏の外相としての評価は『安倍首相のおぜん立てしかできなかった』という酷評と、『黙々とレールを敷いた』という好評価が相まっている」

 岸田氏は、昨年8月の内閣改造で外相を退き、珍しく「安倍首相に政調会長ポストを求めた」とされる。内閣から距離を置き、政調会長として政権構想を練るという「総裁選出馬への準備」かとみられた。

 その後、安倍首相とは二度にわたって、2人で長時間食事をしている。

 これらの席で「安倍首相は、次期総裁選での支援を頼み、次は禅譲と話したが、岸田氏は『派閥のみんなとも話さなければ…』と、どのようにもとれる反応だった」(首相周辺)という。やはり岸田氏の心は見えない。

 岸田派若手議員は「派内では『禅譲』という意見がベテランに多いが、安倍首相の次は世代交代論が出て、小泉進次郎筆頭副幹事長が注目される。いまは『大宏池会構想』などと言っている麻生派も、河野太郎外相を立てるかもしれない。禅譲なんてあてにならない。安倍首相は3選しても3年続くか分からない。岸田氏は出れば次の展開も開ける。岸田氏が言い出して、12日に竹下派の竹下亘総務会長と会ったのは、『岸田・竹下連合』で出馬できるかの模索だと信じたい」

 岸田氏が同派の若手議員と懇談した際には、「(出馬の)気持ちがあると言葉の節々で感じた」(同)というが、別の中堅議員は次のように語った。

 「宏池会という保守本流の会長。負ける戦はできない。それを背負っての判断になるだろう」

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)、『戦争を知っている最後の政治家-中曽根康弘の言葉』(ブックマン社)、『石破茂の「頭の中」』(同)など。

3115チバQ:2018/07/24(火) 21:29:32
まちがえたあ
4555: チバQ :2018/07/24(火) 21:26:46
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1807180007.html
【自由民主党総裁選キーマン】安倍晋三首相、外交武器に“3選”有力も「2つのリスク」
07月18日 17:05夕刊フジ

【自由民主党総裁選キーマン】安倍晋三首相、外交武器に“3選”有力も「2つのリスク」

安倍首相は「3選」に近づいている

(夕刊フジ)

★(1)安倍晋三首相

 「我慢と外交だ」

 安倍晋三首相を、官邸の外で支えるベテラン議員はこの春、モリカケや財務省問題で支持率が下がった際に、厳しい表情でそう話していた。

 7月に入って、このベテラン議員を再び直撃した。この2、3カ月で大きく動いたのは予言通り外交だ。

 ドナルド・トランプ米大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の米朝首相会談(6月12日)が世界で注目されるなか、安倍首相は、中東訪問(4月29日〜5月3日)、日中韓首脳会談(5月9日)、日露首脳会談(5月26日)と、戦略的外交を展開した。

 「長期政権は緩みも生むが、外交の舞台では最古参となれば発言力も増しメリットがある」(外務省OB)。安倍首相の最大の武器になった。

 「マスコミの世論調査も、支持が不支持を上回ってきた。世界情勢が混とんとするなか、北朝鮮にしろ、トランプ氏との関係にしろ、『外交は、安倍首相以外にはやれない』という国民のイメージは強い」(前出のベテラン議員)

 このほか、安倍首相が「3選」のために始動したのは国会議員票固めだ。出身派閥の細田派(94人)のほか、麻生派(59人)と、二階派(44人)は支持を取りつけているが、より確実にするための新たなターゲットが岸田派(48人)だ。

 「岸田派を率いるのは総裁候補の1人、岸田文雄総務会長だ。安倍首相は6月19日、4月に続き、2度目のサシの食事をした。中身は漏れていないが、間違いなく安倍首相は自らへの支持を頼んだはず。条件は自分の後の禅譲や、岸田氏が望むポストと聞いている」(細田派議員)

 ただ、この会合後、安倍首相が「岸田さんはこっち」と周辺に漏らしたとの情報が岸田氏の耳に入り、岸田氏が気分を害したとの話もある。

 「派閥単位で言えば、総裁選でキャスチングボートを握りたい竹下派(55人)の動向もあり、最後までどこが支持してくれるか丁寧に接しなければならない」(同)

 このほか、最大のライバルである石破茂元幹事長が根を張る地方票に対しても、時間を捻出して「異例」の地方県連大会回りを行うなど、切り崩しを図っている。

 こうした多数派工作に、安倍首相は自信を深め、「(石破氏と)一騎打ちになってもいける」と、ごく近い周辺に話しているという。

 しかし、官邸の有力側近の1人は「一騎打ちは、何がきっかけでどう転ぶか分からないし、終わった後の溝が深く、残り政権の不安定材料になりかねない」と周囲に話し、あえて推薦人など手当てしてでも「3人目の候補者」を出すように動いているという。

 冒頭のベテラン議員も「リスクが2つ」と引き締める。

 「まずは、首相周辺の危機管理だ。安倍首相が『(予算委員会の集中審議は)勘弁してくれ』と言ったと口にしたり、気象庁が豪雨について厳重な警戒を呼び掛けた5日夜の懇談会の写真をツイッターに上げたり、軽はずみの言動は足を引っ張る。もう1つは、小泉進次郎筆頭副幹事長の言動。モリカケなど、政府・自民党の対応を批判し、世論は好感している。進次郎氏が誰を推すか発言すれば、流れは変わりかねない」

 「3選」へ、まだまだ油断は禁物だ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)、『戦争を知っている最後の政治家-中曽根康弘の言葉』(ブックマン社)、『石破茂の「頭の中」』(同)など。

3116チバQ:2018/07/24(火) 21:30:00
4556: チバQ :2018/07/24(火) 21:27:13
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1807190003.html
【自由民主党総裁選キーマン】石破元幹事長、地方人気は高いが…「最大のカギ」は国会議員の多数派工作 進次郎氏とも連携めざす
07月19日 17:05夕刊フジ

【自由民主党総裁選キーマン】石破元幹事長、地方人気は高いが…「最大のカギ」は国会議員の多数派工作 進次郎氏とも連携めざす

石破氏(写真)は、進次郎氏と連携して、国会議員票の多数派工作を狙う

(夕刊フジ)

★(2)石破茂元幹事長

 明らかに顔つきが違い、語気の強さが違った。

 石破茂元幹事長は今月8日、地元・鳥取県で国政報告会を行った。安倍晋三首相の「1強」体制が続いてきた永田町がアウェイなら、ここはホームだ。支援者たちの熱気を受けて、「総裁選出馬」について、次のような言葉を発した。

 「正論を言うと評価を頂くが、(『後ろから鉄砲を撃つ』などと)風当たりは強い。『出るくいは打たれる』というが、出るくいが抜かれることもある。でも、みんなが大勢に従い、誰も本当のことを言わない世の中は、決していい世の中だとは思わない」

 地元を預かり、最後にあいさつに立った桂子夫人はこう言い切った。

 「この後、大きな闘いが待っていると思います」

 石破氏は、総裁選への正式な態度は国会閉幕(22日)後に示すことにこだわっている。与党の一員である以上、国会審議などに影響が出るのは良くないという考えだ。

 ただ、これに対して、「逆に、もっと意思表示すべきだ」という声もある。ある会合で、たまたま居合わせた亀井静香元建設相には「いまの政治じゃダメだから自分が出ると言え!」と迫られるシーンもあった。

 自民党ベテラン議員も「要は権力闘争。政権が弱っているときには声を上げるべきだ」と話す。

 石破氏の地方人気は高く、「地方創生に力を入れ、地方行脚、選挙応援を続けて築いてきた。地方票獲得は前々回のように期待できる」(自民党幹部職員)と予想する。

 逆に、安倍首相にリードされるのは国会議員の支持だ。議員票への働きかけについて、石破氏は私(鈴木)に「これからも(会合を)やっていく」と話すが、石破派幹部らも動いている。

 まずは派閥単位だ。

 石破氏に近いベテラン議員は「1つは『ポスト安倍』のライバルである岸田文雄政調会長率いる岸田派との接触だ。どちらが先に首相になるかで、連携できないか模索している。次に、竹下派。今回の総裁選でキャスチングボートを握り、派閥の復権を目指しているが、石破氏はもともと旧竹下派。同派が来年必勝を目指す参院選でも、全力を挙げることを約束して接触している」

 石破氏は7月に入って、田中角栄、大平正芳両元首相の墓参をした。石破氏側近が解説する。

 「大平氏は宏池会、つまり岸田派だし、自ら『政治の師』と仰ぐ角栄氏は現在の竹下派だ。石破氏がいま、岸田氏や竹下氏と直接会ってお願いするのは時期尚早で生々しいが、墓参りを通じて『自分の政治家としての本流はそこです』と両派への気持ちを見せたことにもなる」

 そして、小泉進次郎筆頭副幹事長。社会保障から原発政策に至るまで、政策をすり合わせて、石破支持に持っていきたいと、「石破氏側近が動いている」(前出のベテラン議員)という。

 国会議員票での多数派工作が奏功するか-。石破氏の「最大のカギ」はそこにありそうだ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)、『戦争を知っている最後の政治家-中曽根康弘の言葉』(ブックマン社)、『石破茂の「頭の中」』(同)など。

3117チバQ:2018/07/24(火) 22:30:02
https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/24/inada-sugita-lgbt_a_23488393/
LGBTをめぐる議論、自民・稲田朋美氏がTwitter初期アカで急きょ参戦
「私は多様性を認め、寛容な社会をつくることが『保守』の役割だと信じる」
笹川かおり
自民・杉田水脈議員の「LGBTは生産性がない」発言が、Twitterで批判を浴びている。そんな中、自民党の稲田朋美議員が7月24日午後5時すぎになって、Twitterの初期アカウントを作成、「私は多様性を認め、寛容な社会をつくることが『保守』の役割だと信じる」とツイートした。

稲田氏は「LGBTの方々が自分らしく、人として尊重され、活躍できる社会を実現するため」に、自身が自民党の政調会長だった2016年2月に特命委員会を立ち上げたと振り返った。そして「今、この委員会ではLGBTの理解増進のための議員立法の作業中だ」と現状を報告した。

稲田氏は保守的な論客として知られるが、LGBTの祭典「東京レインボープライド」のパレードに参加したり、性の多様性についての理解促進のための取り組みを進めていたりすることでも知られる。杉田氏の発言に直接言及してはいないが、タイミング・内容からして、それを意識した発信とみられる。

午後8時40分の時点で、このTwitterアカウント(@iP3TqoHWEmoDFNf)は、公式マーク(認証バッジ)や顔写真、プロフィールなども登録されていない。ただ、ハフポストが稲田氏の秘書に確認したところ、確かに本人が開設したもので間違いないという。

アカウントを開設した経緯について、秘書は次のように説明した。

「稲田は最近では保守の集会でも多様性の大切さを語っています。最近、東京で500人以上を集めた政治パーティを開きましたが、そこでも1番重要な話として最後にLGBTへの取り組みに触れていました。今回はツィッターを始めた記念すべき最初の投稿にLGBTへの取り組みを選び、自身や自民党の立場を明確にしたかったのだと思います」

初期アカウントで始めた理由については、Twitterは初心者だが、とにかく始めてみることにしたと説明した。

▪️杉田水脈氏の寄稿文が物議醸す

以下省略

3118チバQ:2018/07/24(火) 23:04:46
http://mainichi.jp/articles/20180725/k00/00m/010/123000c
自民党総裁選
岸田氏、禅譲に望み 2位見込めず「撤退」
毎日新聞2018年7月24日 21時45分(最終更新 7月24日 22時51分)
 自民党の岸田文雄政調会長は24日の記者会見で、9月の党総裁選への立候補を見送った理由として、西日本豪雨への対応や外交課題で安倍晋三首相を支えることを挙げた。しかし、実態は国会議員票と地方の党員票の両方で支持の広がりが見込めないための「撤退」に近い。岸田氏は首相からの禅譲に期待をつなぐが、これで「次の次」が保証されたわけではない。

 岸田氏が会長を務める自民党岸田派は禅譲論と主戦論に分かれ、17日に岸田氏に対応を一任していた。岸田氏は24日の記者会見で、今回の自身の判断を受けて「一致結束してもらえると信じている」と述べた。

 岸田氏は総裁選に立候補したことがなく、報道各社の世論調査でも「総裁にふさわしい人」として、首相や石破茂元幹事長らに認知度で大きく後れをとっている。

 細田、麻生、二階3派に無派閥議員の一部を加えた首相支持勢力は、党所属国会議員の半数を超えている。党員票も首相と石破氏の争いになる可能性が高く、岸田氏は当初から立候補に慎重だった。岸田氏周辺は「出るなら最低限、石破氏を超えて2位にならなければいけないが、難しい」と認めた。

 岸田氏は首相と良好な関係を築いてきた。総裁選で首相を支持すれば、選挙後の党役員と閣僚人事で岸田派が一定の処遇を受け、岸田氏が「次」に備えて求心力を維持できるという期待も透ける。

 岸田氏の不出馬を党内は織り込み済みだった。細田派の下村博文事務総長は「岸田派は安倍支持一本で応援してもらえるのではないか。首相3選に弾みがつく」と歓迎した。

 岸田派が首相を支持すれば、国会議員票では首相が圧倒的に優位になる。立候補の準備を進める石破氏は24日、「選挙はやってみないと分からない。実際にそれぞれの議員がどう判断するかだ」と記者団に語った。石破派は、首相と石破氏の一騎打ちになった場合には、党員票に活路を見いだそうとしている。

 野田聖子総務相は、岸田氏の判断について「影響はあまり考えていない。少しでもオープンな自民党を作っていけるよう取り組みたい」と記者団に語った。ただ、野田氏は立候補に必要な20人の推薦人確保のめどが立っていない。

 総裁選への態度を決めていない竹下派会長の竹下亘総務会長は「総裁選の構図が変わってきたという感じはするが、派としてどうするかはまだ決めていない」と述べた。しかし、同派には茂木敏充経済再生担当相や加藤勝信厚生労働相ら首相を支持する議員がおり、「反安倍」でまとまる可能性は低い。【小田中大、田中裕之、高橋恵子】

3119チバQ:2018/07/25(水) 08:29:12
https://www.asahi.com/articles/ASL7S5DZLL7SUTFK01R.html
「敗れたら冷や飯」転落恐れたか 岸田氏、不出馬の背景
今野忍 岩尾真宏2018年7月24日21時40分
 自民党第4派閥の岸田派(48人)を率いる岸田文雄政調会長が総裁選への立候補を断念した。背景には、勝算がないままの見切り発車では、政権内で「非主流派」に転落しかねないとの判断があった。

 岸田氏は23日に安倍晋三首相と会談し、自らは出馬を断念し、首相を支持する意向を伝えた。24日には、地元・広島の支援者らに電話で経緯を説明し、その後の記者会見で「災害対応をはじめ、切迫した様々な課題にどういった体制で臨むのが多くの国民にとって幸せなのか、安定した対応ができるのかが(判断には)重要だった」と述べた。

 岸田派は、若手を中心に岸田氏の立候補を求める主戦論とベテラン勢の慎重論に割れた。対応次第では派の結束が乱れかねず、岸田氏は17日に派閥から対応一任を取り付けた。ただ、首相が党内主流派を固め、石破茂元幹事長が地方行脚に力を入れるなか、勝機を見いだせずにいた。

 一任を取り付けた17日に岸田…

https://www.sankei.com/politics/news/180725/plt1807250008-n1.html
2018.7.25 05:30
【自民党総裁選】
迷った岸田氏、何も得ず 首相は不信感、宏池会冷遇も
 9月の自民党総裁選への不出馬を表明した岸田文雄政調会長は、悩みに悩んだ末に安倍晋三首相(党総裁)支持を決めた。岸田氏は自身が率いる岸田派(宏池会、48人)で、首相支持に回り3年後に首相からの「禅譲」を狙うべきだという意見と、9月の総裁選に出馬を促す「主戦論」が交錯する中、所属議員の意見を丁寧に聞いてきた。しかし、早期に支持を得たかった首相の不信感が最高潮に達した後では岸田氏が得るものは乏しく、遅きに失した判断となった。

 「私はどうしたらいいのでしょうか」

 6月18日夜、首相と2人だけで会食した岸田氏は冒頭、こう語り、首相をあきれさせた。初当選同期で、第2次安倍政権では外相を4年7カ月も務めた岸田氏に対する首相の信頼はもともと厚い。首相は昨年8月の内閣改造・党役員人事で岸田氏の外相続投を検討していたが、岸田氏の意向を尊重し、党政調会長への起用を決めた。

 だが、総裁選をめぐる岸田氏の対応は首相の期待を裏切る形となった。森友、加計学園問題で内閣支持率が低下する中、細田派(清和政策研究会、94人)や麻生派(志公会、59人)、二階派(志帥会、44人)は次々と首相支持に傾いた。一方、第4派閥の岸田派は沈黙を貫いた。

 6月の会食後、首相は周囲に「今さら支持するといわれても遅い」と岸田氏への不快感を隠さず、石破茂元幹事長との総裁選一騎打ちを避けるため「岸田さんに出てもらった方がいい」と語るようになった。岸田派幹部は「政権が苦しいときに支持を打ち出しておけばよかった」と振り返る。

 今年に入り、岸田氏は地方行脚を重ね、知名度の向上に努めてきた。しかし、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による7月21、22両日の世論調査で、次の党総裁にふさわしい人物として首相は自民党支持層で49・1%だった。岸田氏は3・8%で、石破氏(16・9%)にも大きく水をあけられた。

 丁寧に物事を進める岸田氏の持ち味が結果的にあだとなった格好だ。「決められない男」との印象だけが残り、禅譲はおろか、総裁選後の党役員人事や内閣改造で岸田派は冷遇される可能性もある。24日の記者会見で3年後の総裁選への対応を問われた岸田氏は「気の早い話だ」と述べるにとどめた。9月の総裁選で岸田派を首相支持でまとめ、首相との信頼関係を回復させなければ次が見えてくるはずもない。

(長嶋雅子)

3120チバQ:2018/07/25(水) 14:25:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-00000103-mai-pol
<総裁選>岸田氏、勝算なく「撤退」 禅譲にかすかな望み
7/24(火) 21:45配信 毎日新聞
<総裁選>岸田氏、勝算なく「撤退」 禅譲にかすかな望み
自民党総裁選への出馬を見送る方針を固めたと発表し、厳しい表情で記者会見を終える岸田文雄政調会長=東京都千代田区で2018年7月24日午後5時59分、竹内紀臣撮影
 自民党の岸田文雄政調会長は24日、9月の党総裁選に立候補せず安倍晋三首相を支えると表明した。西日本豪雨への対応や外交課題を勘案したという理由だが、実態は、国会議員票と地方の党員票の両方で支持の広がりが見込めない中での「撤退」だ。首相からの禅譲に期待をつなぐ岸田氏に「次の次」が保証されたわけではない。【小田中大、田中裕之、高橋恵子】

 岸田氏は2012年末の第2次安倍内閣発足後、長く外相として首相を支え、昨年は自ら望んで政調会長に転じた。総裁選で首相と対決する道を選ばなかった背景には、00年の「加藤の乱」のトラウマがある。

 宏池会(現岸田派)の会長だった加藤紘一元幹事長(16年死去)は森喜朗内閣に対する野党の不信任決議案に同調しようとして失敗し、首相への道を断たれた。

 党内第4派閥の岸田派は他派の協力なしには政権を狙えない。岸田氏は安倍首相と良好な関係を築くことで、総裁の座が回ってくるのを待とうとした。

 しかし、総裁選に立候補したことがない岸田氏は、報道各社の世論調査で「総裁にふさわしい人」として首相や石破茂元幹事長らに大きく後れをとっている。自民党の三役経験者は「過去にも禅譲の例はない」と冷ややかに語る。

 岸田氏が迷う間に、首相の総裁3選の流れは加速した。細田、麻生、二階3派に無派閥の一部を加えた首相支持勢力は、党所属国会議員の半数を超えている。党員票も首相と石破氏の争いになる可能性が高く、岸田氏周辺は「出るなら最低でも石破氏を抑えて2位にならなければいけないが、難しい」と認めた。

 岸田氏の不出馬を織り込み済みだった他派は冷静だ。二階派幹部は「早めに表明したのは総裁選後の内閣改造・党役員人事を見越してのことだろう」と指摘。党幹部は「扉が閉まる前に飛び込んだ」と解説した。首相との23日の会談でどんなやり取りがあったのかについて、岸田氏は24日の記者会見で「具体的には控える」と明らかにしなかった。

 一方、石破氏は24日、「選挙はやってみなければ分からない。実際にそれぞれの議員がどう判断するかだ」と記者団に語った。石破派は12年の総裁選で石破氏が首相を上回った党員票に活路を見いだそうとしている。

 野田聖子総務相は岸田氏が立候補しない影響について「あまり考えていない」と述べた。ただ、自身は推薦人20人を確保できるめどが立っていない。

 首相は24日夕、岸田氏の決断に関する記者団の問いかけに直接答えず、笑顔で首相官邸を後にした。

3121チバQ:2018/07/25(水) 14:26:15
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180725-00000019-sasahi-pol
側近も欺いた岸田政調会長の総裁選不出馬 野田総務相も消え、官邸が用意する意外な「かませ犬」〈週刊朝日〉
7/25(水) 11:34配信 AERA dot.
側近も欺いた岸田政調会長の総裁選不出馬 野田総務相も消え、官邸が用意する意外な「かませ犬」〈週刊朝日〉
自民党総裁選への不出馬を会見で表明した岸田文雄政調会長 (c)朝日新聞社
 9月の自民党総裁選に立候補が取り沙汰されていた、岸田派の岸田文雄政調会長が24日、出馬を見送ることを表明した。

「まさか、こんなタイミングで断念するとはね…」と驚きを隠せないのは、岸田派の若手議員。

 岸田氏は、出馬見送りを表明する前日の夜、東京都内で行われた自派閥の若手議員の飲み会に顔を出していた。

 普段は、派閥の会合でも自らが語ることは少ないという岸田氏だが、この日は違った。

「岸田先生から、積極的に政治とは、自民党とはなど、派閥の親分にふさわしい、天下国家を語るシーンもあった。先だっての派閥の会合でも、若手議員からは『ぜひ出馬を』と要請されていたこともあって、『これで腹を決めた』『ついに決起だ』とみんな思い、派閥内にそんな情報が駆け巡っていたのです」(岸田派の若手議員)

 岸田氏が若手との飲み会から抜けたのは夜8時前だったという。

 その後、君子豹変する出来事があったという。

「岸田氏はその後に急きょ、安倍(晋三)首相に連絡をとったようだ。

 その場で、9月の総裁選で安倍首相の支持を伝え、今後も支えていくつもりだと伝えた。安倍首相も岸田氏が出馬となれば地方票が割れて、どうなるかわからないと危惧していただけに、感謝の意を伝えたそうだ」(自民党幹部)

 そして、岸田氏は最後に岸田派名誉会長(宏池会名誉会長)の古賀誠元幹事長と連絡をとり、出馬しない意向を伝えたという。

「古賀氏は主戦論を唱えていたが、岸田氏はかつて自分の親分だった加藤紘一氏の“加藤の乱”の失敗を目の当たりにしたトラウマから最後まで決断できなかった」(自民党幹部)

 しかし、岸田氏の豹変を知らぬ岸田派の一部は“主戦論”で盛り上がっていた。

 そこに、テレビが速報で岸田氏が出馬見送り会見を伝えたので、「どうなっているんだと、騒ぎになった」(岸田派の若手議員)。

 これまで、態度を明確にしなかった岸田派には、主戦論と安倍首相支持で割れていた。その調整をさばいていたのが、岸田派幹部たちだ。

 24日に東北地方に視察に出かけていたある前日の若手との懇談の盛り上がりを聞いていた幹部は、竹下亘総務会長と出くわし、「うちの岸田をぜひ、よろしく」と頭を下げたという。

 その後、ニュース速報で岸田氏の出馬見送りを知ったという。

「事前に何の連絡もなく、ニュースで岸田氏の出馬見送りを知った幹部は慌てて東京に戻ってきたそうだ。向こうで昼食をとる予定までキャンセルして帰ってたとか。『どうなってんだ』とぶぜんとしていた」(自民党幹部)

 すでに、安倍首相の派閥、細田派に、麻生財務相の麻生派、二階幹事長の二階派が安倍支持を表明。そこへ岸田派が加わると、国会議員の数では3分の2近くになる。

 石破茂元幹事長が出馬するとみられ、一騎打ちになるのではないかとの見方が強い。

3122チバQ:2018/07/25(水) 14:26:33
 野田聖子総務相も、かねてから、出馬に強い意向を見せてはいるが、仮想通貨ビジネスに関連し、その運営会社の担当者と金融庁との面談をセットして、自身の秘書を同席させた疑いが浮上している。

「仮想通貨取引をするには、仮想通貨交換業の認可を受ける必要がある。

 しかし、その運営会社は金融庁から認可を受けていなかったため、野田大臣の威光をバックに、金融庁に圧力をかけたという疑いも生じる」(自民党幹部)

 これまで、安倍首相は9月の自民党総裁選で「石破氏との一騎打ちは避けたい。ガチンコだとしこりが残る」(細田派の国会議員)といい、第3の候補を模索していた。

 総裁選出馬には、20人の国会議員の推薦人が必要だ。

 それを安倍首相、いわば官邸で用意して、出馬させることも視野に入れていた。その筆頭格が野田総務相だったが、今回のスキャンダル報道で「野田氏は推薦人を集められないだろう」という声が党内で出ている。

 当初は、同じ細田派の西村康稔官房副長官も候補だったというが、西日本豪雨災害の際に「赤坂自民亭」の飲み会写真をSNSにアップしたことでこちらも消えた。

 前回、石破氏は地方票で安倍首相を上回り、国会議員の票で逆転という薄氷の勝利だったこともあって「安倍首相はできれば、無投票で続けたい意向もあるようだ。だが、反安倍側には無投票になれば、憲法改正などを白紙委任することになり、安倍首相が好き勝手にやっているという思いが強い。

 そこで、官邸サイドで推薦人を集めて、河野太郎外相を推してはという話が浮上している。河野氏が出れば、地方票に強い石破氏の票が割れてこちらに有利だ」(自民党中堅議員)

 だが、こういう見方をする自民党のベテラン議員もいる。

「岸田氏が不出馬を決め、古賀氏が動きやすくなった。前回の総裁選でも、野田氏を擁立しようと動いていた。今回も古賀氏が動けば、新たな流れが出るかもしれない。古賀氏は『総裁選が無投票で安倍氏に何のハードルもなく、好きにやられている』と総裁選すべきと常々、語っているのでなにか策があるのかもしれない」

 9月の総裁選が八百長試合のようにならないことを祈るばかりだ。(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事

3123チバQ:2018/07/25(水) 14:27:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-00000041-mai-pol
<自民>菅氏「将来の総裁候補は河野外相と小泉進次郎氏」
7/24(火) 17:07配信 毎日新聞
 ◇都内で講演 21年総裁選へ立候補「全く考えていない」

 菅義偉官房長官は24日、東京都内で講演し、将来の自民党総裁候補として河野太郎外相と小泉進次郎筆頭副幹事長を挙げ「自民党と日本にとって極めて大事な政治家だ」と述べた。2021年総裁選への菅氏自身の立候補に関しては「まったく考えていない」と否定した。

 菅氏は23日のBSフジの番組でも、小泉氏を「末恐ろしいくらいしっかりしている。いろんな発信をして、批判を受けて、経験を積んだ方がいい」と評価していた。【高橋克哉】

3124チバQ:2018/07/26(木) 15:20:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180725-00000566-san-pol
野田聖子氏、絶体絶命 推薦人確保困難、情報公開請求漏洩が追い打ち
7/25(水) 21:53配信 産経新聞
野田聖子氏、絶体絶命 推薦人確保困難、情報公開請求漏洩が追い打ち
全国市長会長の立谷秀清相馬市長(左)から豪雨災害に関する要請書を受ける野田聖子総務相=25日午後、東京・霞が関の総務省(酒巻俊介撮影)
 自民党の岸田文雄政調会長が9月の総裁選への立候補を見送ったことで安倍晋三首相(党総裁)の連続3選が濃厚となり、出馬に意欲をみせてきた野田聖子総務相(無派閥)が絶体絶命の危機に陥っている。出馬に必要な20人の推薦人の確保がさらに厳しくなりそうな上、事務所が金融庁へ説明要求したことに絡む情報公開請求の内容を漏洩(ろうえい)した問題が直撃したからで、周囲からは早期撤退論が出始めている。(笠原健)

 「総務省も一緒にやっていきたい」

 野田氏は25日、同省で全国市長会の立谷(たちや)秀清会長(福島県相馬市長)らと面会し、西日本豪雨や大阪北部地震の被災地を積極的に支援する考えを示した。

 総務相の仕事は着実にこなしながらも、目標とする総裁選のスタートラインにはなかなか立てずにいる。

 野田氏は前回の平成27年の総裁選でも、出馬を模索したが推薦人が確保できなかった。今回は「最後までステルスでやる。途中経過はお伝えしない」と語り、告示直前まで奔走する姿勢をみせる。

 今月29日には党大阪府連女性局の会合で講演を予定し、8月上旬に事実上の総裁選公約となる政策集を出版する。野田氏周辺は出版を「総裁選へのキックオフとなる」と意気込んできた。

 野田氏は同じ無派閥の浜田靖一元防衛相や小此木(おこのぎ)八郎防災担当相に支援を求めるだけでなく、親しい女性議員らにも手当たり次第に協力を呼びかけている。

 しかし、推薦人の確保は前回より難航しているようだ。党内では細田派(清和政策研究会、94人)や麻生派(志公会、59人)、二階派(志帥会、44人)に加えて岸田派(宏池会、48人)も首相支持に回ったことで、国会議員票の約7割を首相が押さえる構図が固まった。野田氏と親しい議員でも同氏を支援しづらいのが実情だ。

 また、情報公開制度は総務相の所管である。野田氏が自身に関係する情報公開請求の内容を開示決定前に把握し、第三者に伝えた問題について、共産党の穀田恵二国対委員長は25日の記者会見で「国会の閉会中審査を行い、野田氏の責任と真相を究明すべきだ」と述べた。

 「傷が深くなる前に撤退すべきだ。仲間が集まって説得することもあり得る」

 野田氏の推薦人集めに協力してきた議員からは、こんな声も漏れている。

 ■情報公開請求漏洩問題 野田聖子総務相の事務所秘書が今年1月末、金融庁から無登録営業の疑いで調査を受けていた仮想通貨関連会社の関係者を同席させて、同庁担当者に説明を要求した。朝日新聞が金融庁に対し、野田氏側との面会記録の公開を請求。開示決定前に請求の内容が同庁から総務省担当者を通じて野田氏に伝わった。野田氏は記者会見で、5月下旬に行った女性記者との懇親会で情報公開請求があったことを漏らしたと認め、「慎重さを欠いたと反省している」と謝罪した。

3125チバQ:2018/07/26(木) 15:31:47
https://www.asahi.com/articles/ASL7T4J94L7TUTFK00N.html
竹下派、総裁選で首相支持へ傾く 野党「安倍一色の党」
南彰2018年7月26日07時49分
自民党の岸田文雄政調会長の総裁選出馬見送りを受け、同党第3派閥の竹下派(55人)も、連続3選を目指す安倍晋三首相支持に傾いている。優位に立つ首相に派閥がなびいてゆく展開に、野党からは「安倍首相一色の自民党」と皮肉まじりの声も上がる。

 竹下派を率いる竹下亘総務会長は25日、派の後見人的な存在である青木幹雄・元参院議員会長と東京都内で会談した。その後、党本部であった講演では、「お盆ぐらいまでに派の対応を決めれば良いと思っていたが、世の中の動きのテンポが少し速まった」と述べ、派として誰を支持するかの態度決定を早める考えを示した。

 竹下氏はこれまで、総裁選の候補に挙がった首相と岸田氏、石破茂元幹事長をそれぞれ評価。「政策的に一番近いのは岸田氏」と述べる一方、森友・加計学園問題をめぐる首相の対応に苦言を呈することもあった。同派は、吉田博美・参院幹事長ら派閥幹部が改選を迎える来夏の参院選を重視。首相や周辺の関与が指摘された森友・加計問題の影響を懸念していた。

 しかし、この日の約40分間の…

3126チバQ:2018/07/28(土) 18:13:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00000626-san-pol
自民党総裁選 麻生太郎氏、「大宏池会」へ意欲 総裁戦後、岸田派に触手も 「党内で政策競争を」と2大派閥化狙う
7/26(木) 22:50配信 産経新聞
自民党総裁選 麻生太郎氏、「大宏池会」へ意欲 総裁戦後、岸田派に触手も 「党内で政策競争を」と2大派閥化狙う
志公会(麻生派)夏期研修会で講演する麻生太郎副総理兼財務相=26日午後、横浜市(酒巻俊介撮影)
 麻生太郎副総理兼財務相率いる自民党麻生派(志公会、59人)は26日、横浜市で党内7派の先陣を切って夏季研修会を開いた。9月の総裁選で安倍晋三首相(党総裁)3選を支持している麻生氏が狙うのは、岸田派(宏池会、48人)を含む「大宏池会」の実現だ。同派会長の岸田文雄政調会長の総裁選不出馬を受け、麻生氏が選挙後に触手を伸ばすとの見方も消えない。

 「世界中で政権の不安定が続くが、日本は第2次安倍政権発足以来、5年半にわたり安定した政権が続いている。特筆すべきものだ」

 麻生氏は研修会でこう述べ、安倍政権継続の重要性を切々と説いた。複数の派閥が西日本豪雨を考慮して研修会を延期した中、麻生派は総裁選向けの政策を議論する場だとして予定通り開催した。「『日本の底力』の解放」と題した政策提言案をまとめ、今後、総裁候補に届ける。

 首相を支える麻生氏だが、持論は自民党内で2大派閥が切磋琢磨(せっさたくま)し「疑似政権交代」を続けること。研修会でも、野党が乱立している現状を挙げ「自民党内で政策競争が起こるような形にせないかん。それがわれわれに与えられた大きな責任だ」と訴えた。

 その手始めが昨年7月、旧麻生派と旧山東派などによる第2派閥、麻生派の結成だった。麻生氏がさらに先を見据えているのは間違いない。かつて宏池会に所属した麻生氏は、分裂した宏池会を再結集する「大宏池会構想」を念頭に岸田派にも合流を打診してきた。

 岸田派では主導権を奪われかねないと警戒が強く、構想は実現していない。ただ、岸田氏は総裁選不出馬を表明した。知名度不足が否めず、挑戦しても勝敗は明らかだった。それだけに麻生派幹部は「岸田氏が『大宏池会構想』に参加して麻生氏をバックにつけていれば立派な総裁候補だった可能性もある」と語る。

 今後、岸田氏が「ポスト安倍」を目指すには、首相だけでなく麻生氏の協力が不可欠となる。麻生氏が総裁選後、細田派(清和政策研究会、94人)に匹敵する存在として「大宏池会」の完成に動くとの見方は強い。(今仲信博)

3127チバQ:2018/07/28(土) 18:26:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000123-jij-pol
野田氏出馬、厳しさ増す=推薦人難航、漏出問題が追い打ち―自民総裁選
7/27(金) 18:32配信 時事通信
 9月の自民党総裁選への出馬を目指す野田聖子総務相を取り巻く状況が厳しさを増している。

 立候補に必要な20人の推薦人集めが難航していることに加え、朝日新聞の情報公開請求の内容を、金融庁から開示決定前に伝えられた問題が発覚したことも追い打ちをかけている。

 「民主主義に対する熱い思いを持つ人たちの賛同を得られるよう日々研さんしたい」。野田氏は27日の閣議後の記者会見で、改めて総裁選出馬へ意気込みを示してみせた。

 野田氏を支えるのは、当選同期で親交の厚い浜田靖一元防衛相や小此木八郎国家公安委員長だ。小此木氏は既に野田氏支持を安倍晋三首相に伝えた。野田氏の地元、岐阜選出の参院議員や若手女性議員らも推薦人に名を連ねるとみられる。

 岸田派若手も支援に名乗りを上げており、野田氏は首相支持を表明した同派会長の岸田文雄政調会長の了解を取り付けたい考えだ。8月上旬には政策集を出版する運びで、動きに衰えは見えない。

 ただ、支持は広がりを欠いている。周辺によると現時点で確保した推薦人は「6〜7人」。負ければ陣営が「冷や飯食い」の立場になるのは避けられず、関係者は「頼もうにもメリットがない」と依頼に二の足を踏む状態だ。

 さらに漏出問題で状況は悪化している。27日の会見では関連質問が集中し、野田氏は「反省している」と口にしたが党内の視線は冷ややかだ。ある若手は「支援すれば支持者から批判されかねない」と語り、依頼があっても断るという。

 24日に首相と面会した党岐阜県連幹部は首相支持を伝え、野田氏については記者団に「出られないと思う」と語った。地元も固めきれないほどの状態に、周囲からは早期撤退論も漏れる。

3128チバQ:2018/07/28(土) 18:27:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180728-00000037-mai-pol
<自民>竹下派の参院議員に石破氏支援の動き浮上
7/28(土) 17:41配信 毎日新聞
<自民>竹下派の参院議員に石破氏支援の動き浮上
竹下亘氏=川田雅浩撮影
 自民党竹下派の参院議員に9月の総裁選で石破茂元幹事長を支援する動きが浮上した。同派は8月8日に方針を決める予定だが、派内が安倍晋三首相支持と石破氏支持で分かれる可能性が出てきた。

 竹下派幹部によると、同派に影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長が、吉田博美参院幹事長に石破氏を支持するよう求めた。首相に近い吉田氏は難色を示したが、派内では「吉田氏は青木氏の意向に逆らわない」との見方が強い。同派の参院議員は28日、「参院は石破氏支持の方向になっていくだろう」と語った。竹下派は55人の国会議員のうち参院が21人を占める。【松倉佑輔】

3129 チバQ:2018/07/29(日) 12:54:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201807/CK2018072902000127.html
 九月の自民党総裁選では、「将来の首相候補」とされる小泉進次郎筆頭副幹事長の動向が注目されている。執行部のメンバーながら安倍政権への批判や苦言を繰り返しているからだ。自民支持層内でも高い人気を誇り、地方票に大きな影響力を持つ小泉氏の判断が、総裁選の流れを左右する可能性もある。 (中根政人)

 「長い政権運営の中で今の私たちのありようが、このまま皆さんに認めていただけるものとは思えない。応援したくなる政党に変えたい」。小泉氏は昨年秋の衆院選では各地で、党への不満を隠さず訴えた。

 党幹部の一人だが、「安倍一強」の政権のあり方には疑問を抱く。森友・加計(かけ)学園問題を巡っては、安倍晋三首相らの説明に「納得している人が圧倒的に少ないのは明らかだ」と指摘し、疑惑の払拭(ふっしょく)を強く求めた。自民党が法案を提出し、先の通常国会で成立した参院定数を六増する改正公職選挙法に関しても、世論が厳しく見ていることを訴えた。

 総裁選は、首相と石破茂元幹事長の一騎打ちの様相が強まっている。首相は、国会議員票の七割近くを押さえ、有利な情勢。変わる可能性があるとすれば、総裁選の全得票の残り半分を占める党員・党友投票による地方票の行方だ。そこで注目されるのが、各種世論調査で次期総裁として常にトップかそれに近い支持を集める小泉氏だ。

 石破氏は、小泉氏の父・純一郎氏の首相時代に防衛庁長官に抜てきされたエピソードをたびたび披露。進次郎氏についても高く評価し二十三日のテレビ東京番組で「小泉さんのみならず、一人でも多く応援してもらいたい」と秋波を送った。

 小泉氏は二〇一二年総裁選で投票後に「石破氏支持」を明らかにしたが、特別に石破氏と親しい関係ではない。首相ともつかず離れずだ。

 首相周辺や党幹部からは「小泉氏は調子にのっていると、党内で浮き上がってしまうぞ」とけん制する声もあり、小泉氏も圧力を気にかける。二十日には、記者団から総裁選で誰を支持するかと問われ「首相を選ぶ大切な選挙だから、最後までしっかりと考える」と明言を避けた。

3130 チバQ:2018/07/29(日) 13:05:27
https://www.sankei.com/smp/politics/news/180728/plt1807280005-s1.html
参院竹下派は石破元幹事長を支持 議員50人前後固める 衆院議員の大半は安倍首相支持自民党総裁選2018.7.28 06:57



 9月の自民党総裁選をめぐり、党内第3派閥の竹下派(平成研究会、55人)の参院議員(21人)が石破茂元幹事長の支持に回ることが27日、分かった。同派衆院議員の大半は連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)を支持する方針だ。総裁選は岸田文雄政調会長の不出馬表明に伴い首相と石破氏の事実上の一騎打ちとなる公算が大きく、石破氏は石破派(水月会、20人)を含め党所属国会議員(405人)のうち50人前後を固めたことになる。


 複数の党幹部の証言によると、政界引退後も存在感を示す青木幹雄元参院議員会長が、竹下派会長代行の吉田博美参院幹事長に対し「石破氏でいけ」と参院議員21人全員をまとめるように指示。吉田氏は派内に首相に近い議員が多いことから抵抗したが、最終的に受け入れた。

 これを受け、派閥会長の竹下亘総務会長らは派内調整を加速させる。派閥としての対応は所属議員から意見聴取した上で、8月9日に長野市内で行う派閥会合で決定する予定だが、スケジュールが早まる可能性もある。

 青木氏はもともと派閥を飛び出した石破氏に冷淡だったが、長男の青木一彦参院議員の島根選挙区が石破氏の地盤である鳥取選挙区と合区されたことをきっかけに関係を修復。青木氏は石原派(近未来政治研究会、12人)最高顧問の山崎拓元副総裁にも石破氏支持を伝えているという。

3131チバQ:2018/07/30(月) 00:26:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000533-san-pol
二階幹事長は続投なるか 31日から韓国で派閥研修 安倍首相3選支持正式表明へ
7/29(日) 22:15配信 産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長(79)率いる二階派(志帥会、44人)は31日から3日間の日程で韓国で研修会を開き、9月の党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)の支持を正式に表明する。首相もビデオメッセージを寄せることにしており、「二人三脚」ぶりをアピールする。ただ、首相が連続3選した後に行われる党人事では二階氏が幹事長を続投するかどうかが最大の焦点。一部党内にある「副総裁に」という声に二階派は強く反発している。

 二階氏は、韓国での研修会について周辺に「韓国は近いのだから、われわれがもっと行き来した方が国民は安心する。政治家の責務でもある」と説明している。このほかに3つの意図や狙いがあるという。

 1つ目は、南北軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)の視察や韓国の李洛淵(イナギョン)首相らとの会談を予定しており、韓国とのパイプの太さを示す。2つ目は、自民党で第5派閥ながらも経済界関係者らも含めた計約300人の態勢で訪韓することで、二階派の影響力が党内外にあることをみせつける。もう1つは、首相の続投を海外に認知、支持させることだ。

 二階氏は、首相への支持を「1ミリも動かない」と語り、総裁選に向けて早くから「安倍の後は安倍」と公言する。連続2期6年までだった党総裁任期を「連続3期9年」に延長する党則改正を主導した。

 昨年の衆院選に続き、今年2月の沖縄県名護市長選や6月の新潟県知事選などで勝利し、選挙に強い幹事長をみせた。首相も「二階さんはありがたい」と頭を下げる。

 首相に代わって党の人事や運営を取り仕切る幹事長の力は絶大だ。また、来年は統一地方選と参院選が相次ぎ実施され、幹事長の力量が求められる。二階派では二階氏の幹事長続投を希望する声が大勢だ。

 一方で、幹事長ポストを虎視眈々(たんたん)と狙う派閥もあり、高齢を問題視して「副総裁への横滑りはどうか」という指摘もある。これに対し、二階派は「『中二階』に棚上げされるだけだ」(中堅)と副総裁案に反発する。

 首相には、政策を推進する党内の求心力を保つために二階氏の機嫌を損ねてはならないとの計算も働く。首相は二階派の「入閣待機組」も含めて二階氏の処遇を総合的に検討するとみられるが、まずは総裁選を圧勝に持ち込むことが二階氏とともに当面の課題になる。(大島悠亮)

3132チバQ:2018/07/30(月) 00:31:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000501-san-pol
自民党総裁選 石破茂氏、参院竹下派加勢で息吹き返す
7/29(日) 0:58配信 産経新聞
自民党総裁選 石破茂氏、参院竹下派加勢で息吹き返す
竹下亘総務会長=6月11日午後、国会内(春名中撮影)
 9月の自民党総裁選をめぐり、立候補を正式表明する前から劣勢が伝わる石破茂元幹事長の陣営に活気が戻ってきた。竹下派(平成研究会、55人)の参院議員(21人)が石破氏支持に回る見通しとなったからだ。安倍晋三首相(党総裁)の優位は変わらないが、石破氏が一定の票を確保すれば、今回の総裁選で敗れても「ポスト安倍」の芽を残す可能性が出てくる。

 「どんなに批判されても言うべきことをきちんと言った政治家がこの国にはいた。一歩でも近づきたい」

 石破氏は28日、兵庫県豊岡市の斎藤隆夫記念館を訪問。斎藤の足跡をたどる展示を丹念に見学後、記者団にこう感想を漏らした。

 斎藤は昭和15年、帝国議会で満州事変後の軍部の政治介入を徹底批判した「反軍演説」などで知られる元衆院議員。同年に衆院を除名されたが、17年の衆院選で軍部の妨害をはねのけ、議員に返り咲いた。

 党内のさまざまな圧力にめげず、信念を貫けば圧倒的に不利な状況も打破できる-。自身の境遇を斎藤に重ね合わせ、反骨精神をアピールしてみせた。

 党内では、石破派(水月会、20人)以外で「石破氏支持」を公言する議員は数人にとどまっていた。今回の総裁選は国会議員票(405票)と党員らの投票を基に算出される党員票(405票)の計810票で争われるが、「石破氏の議員票は多くて30票程度」(党幹部)ともされた。

 そうした中で、政界引退後も参院竹下派に影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長が、同派を束ねる吉田博美参院幹事長に「石破氏支持」でまとめるよう指示した。若手議員は「石破氏には違和感があるが、吉田氏に頼まれれば全員が従うだろう」と語る。

 石破氏は28日、兵庫県豊岡市で記者団に「最終的に公になるまで論評することではない」と述べるにとどめた。ただ、参院竹下派の加勢で、50票前後の国会議員票を確保する見通しが立ち、石破派幹部は「政治生命をつなぐ戦いができる」と胸をなで下ろした。

 石破派は今回、党員票の比率が議員票と同数になったことも追い風と受け止めている。「出馬表明前でも、それぞれが地元で選挙活動を始めよう」。26日の石破派幹部会では、前倒しで党員票集めを進めることを申し合わせた。西日本豪雨の復興を見極めつつ8月の早い段階で正式に出馬表明する方向で調整が進む。

 石破氏も22日の通常国会閉会直後から群馬、愛知など各県に足を運び、講演などをこなしてきた。大阪府や富山県では地方議員を中心に石破氏の支援組織も立ち上がった。

 一方、竹下派は創設者の竹下登元首相の弟、竹下亘総務会長が4月に会長に就き、総裁選を「鉄の結束」を取り戻す場とする意向だった。ところが、石破氏支持で動き出した参院側に対し、衆院側は首相を支持する議員が圧倒的に多い。衆参が分裂した対応をとれば、党内の影響力低下は避けられない。

 衆院側は複数の議員が連絡を取り合い「衆院は首相支持しかない」と確認し合ったが、総裁選後の内閣改造・党役員人事への影響が懸念される。(奥原慎平、田中一世)

3133チバQ:2018/07/30(月) 00:44:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180728-00000070-jij-pol
参院竹下派、石破氏支持へ調整=自民総裁選、無派閥に影響も
7/28(土) 19:12配信 時事通信
 自民党竹下派の参院議員団(21人)は9月の党総裁選で石破茂元幹事長を支持する方向で調整に入った。

 複数の関係者が28日、明らかにした。安倍晋三首相が優位に立つ中、参院竹下派の動きは態度を明らかにしていない無派閥議員らの動向にも影響を与えるとみられる。

 竹下派は衆参55人で党内第3派閥。これまで総裁選への対応は明確にしてこなかったものの、同派の衆院側は首相に近い茂木敏充経済再生担当相らを中心に「首相支持は7〜8割に上る」(同派幹部)との見方もある。もともと参院竹下派は独自色が強いが、衆参で対応が割れる可能性があり、会長の竹下亘総務会長の判断が注目される。

 同派は来週から所属議員の意向を幹部が聴取した上で、8月9日の会合で決定する予定。参院側も来週、会合を別途開き、最終的な態度を決める。

 参院竹下派には、首相と距離があるOBの青木幹雄元参院議員会長が強い影響力を持つ。島根県が地盤だった青木氏は派閥を離脱した鳥取県選出の石破氏と疎遠になっていたが、両県が合区された前回参院選で青木氏の長男一彦氏の当選を石破氏が全面支援したことを機に再接近。参院側を仕切る吉田博美参院幹事長は首相と近いが、今回の判断には、今後の石破氏との協力を見据えた青木氏の意向が背景にあるとみられる。

 総裁選は首相と石破氏の事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。ただ、細田、麻生、岸田、二階の各派の支持を得る首相が優勢だ。参院竹下派幹部によると、石破氏に一定の票を回すことで「ポスト安倍」の芽を残すとともに、3選後の首相の党運営ににらみを利かす狙いがあるという。

 無派閥議員70人余りのうち、20人程度は態度未定か石破氏支持とみられる。これに関連し、首相支持を打ち出している麻生太郎副総理兼財務相と二階俊博幹事長らは27日に会談。「竹下派をはじめ党内の動向を注視していく必要がある」との認識で一致した。

3134チバQ:2018/07/30(月) 14:38:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201807/CK2018073002000115.html
自民党総裁選 首相支持、議員の7割超 共同通信調査 3選が有力に

2018年7月30日 朝刊


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 九月の自民党総裁選に向け、共同通信社は二十九日までに所属国会議員四百五人の支持動向を直接取材などを通じて探った。約76%に当たる三百十人が連続三選を目指す安倍晋三首相を支持した。立候補を準備する石破茂元幹事長は石破派を中心に二十四人、野田聖子総務相は本人を含めて二人だった。国会議員票(四百五票)での首相の大きなリードは党員・党友による地方票(四百五票)の行方に影響を及ぼすのは必至だ。首相の三選が有力となった。

 首相は細田、麻生、岸田、二階の四派閥(計二百四十五人)の支持に加え、無派閥(七十三人)の半数を超える三十八人と、態度未定の竹下派(五十五人)の二十二人、石原派(十二人)の五人を取り込んだ。石原派は首相支持の公算が大きい。竹下派は意見が割れ、現時点で首相を支持すると答えた人も変わる可能性がある。

 支持の理由は、対米関係を軸とした外交手腕や、経済指標を好転させたアベノミクスの実績が大多数を占めた。「代える理由がない」「所属派閥が支持を決めているから」との意見も目立った。細田派の下村博文事務総長は「着実に実績を上げている。次の総裁も安倍首相しかいない」と理由を説明した。

 石破氏は、石破派(二十人)のほか竹下派二人と無派閥の二人が推す。石破派の赤沢亮正政策委員長は「人口減少による国内総生産(GDP)縮小を見据えた経済政策に取り組みたい」と首相側との対立軸を訴える。

 竹下派の参院側(二十一人)が石破氏支持を調整しており、実現すれば国会議員票が四十五人前後に積み上がる。ただ、二十一人のうち十一人は「派閥の指示に従う」との意向で、竹下亘会長(党総務会長)や参院側を率いる吉田博美会長代行(党参院幹事長)の判断に左右されそうだ。

 自分の派閥を持たない野田氏は現職閣僚や岸田派の若手議員らも支援を検討するが、立候補に必要な二十人の推薦人確保は難航している。無回答や「派閥の指示に従う」を含む態度未定は六十八人。うち竹下派が三十人だった。「首相以外」との答えが一人いた。

 総裁選は国会議員票と、地方票の計八百十票で争われ、過半数を獲得した候補が勝利する。「九月七日告示-二十日投開票」の日程が想定されている。

<自民党総裁選の仕組み> 党所属国会議員20人の推薦を得た国会議員が立候補できる。党員・党友による地方票と所属国会議員票の合計で争われ、過半数を獲得すれば当選が決まる。過半数に達する候補がいない場合は、上位2人で決選投票を行う。地方票は国会議員と同数の405票をドント方式で換算する。決選投票でも都道府県ごとに1票ずつ配分し、各都道府県でより多くの党員・党友票を得た候補が票を獲得する。

3135チバQ:2018/07/30(月) 14:39:34
https://mainichi.jp/articles/20180727/k00/00m/010/124000c
自民総裁選
石破氏「間違っても同志さげすむな」
毎日新聞2018年7月26日 21時34分(最終更新 7月27日 09時49分)
 自民党の石破茂元幹事長は26日、東京都内で講演し、総裁選について「全ての人に公正な政策や条件づくりに努めているかが問われる総裁選でなければならない。間違っても同じ党の同志をさげすむ党であってはならない」と述べた。安倍晋三首相の総裁3選を支持する議員には、石破氏の森友・加計学園問題批判に反発する声もあり、そうした勢力に反論した形だ。

 また石破氏は「総裁選にあたり、自分の損得とか保身とかは捨象しなければならない」と述べ、改めて出馬に意欲を示した。岸田文雄政調会長の不出馬に関連して「『人事で徹底的に干せ』という自民党であってはならない」とも語った。【高橋恵子】

3136チバQ:2018/07/31(火) 20:57:24
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/213926?rct=n_politics
自民党総裁選 竹下派「鉄の結束」今は昔 首相か石破氏か二分
07/31 05:00
自民党総裁選 竹下派「鉄の結束」今は昔 首相か石破氏か二分
 9月の自民党総裁選を巡り、かつて「鉄の結束」を誇った竹下派(55人)が揺れている。衆院議員(34人)を中心に一時は安倍晋三首相支持の流れが強まったが、ここに来て参院議員(21人)が石破茂元幹事長支持で調整に入ったためだ。同派は「橋本派」だった2003年の総裁選で当時現職の小泉純一郎氏への支持を巡り対応が分かれた経緯があり、再度迎えた派閥分断の局面を乗り越えられるか、竹下亘会長の指導力が問われている。

 「自民党は総裁選が終わった後、(総裁に)なった人を一丸となって支えなければならない」。竹下氏は30日、北九州市内で講演したが、最後まで首相や石破氏の名前に触れなかった。

 竹下氏は今年4月に兄の竹下登元首相が創設した「経世会」の流れをくむ同派会長に就任。かつてうたわれた同派の団結力「一致結束箱弁当」を再び体現しようと今回は意思統一して臨む考えを強調しており、総裁選後の党・閣僚人事を見据え「竹下氏は首相支持を打ち出す」(派閥幹部)との見方が大勢だった。

 そんな中、参院側で石破氏支持の動きが急浮上した背景には、引退後も強い影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長の存在がある。参院も首相支持に傾きかけたが、首相に距離を置く青木氏は石破氏支持とみられ、ベテラン議員は「青木氏が『石破に入れろ』と言われれば従う。それが参院平成研(竹下派)だ」と言い切る。

 「安倍1強」への不満もくすぶる。総裁選の出馬が取り沙汰された岸田文雄政調会長は首相と2人きりの会合を重ねた末、今月24日に不出馬と首相支持を表明した。別の参院議員は「ポスト安倍」の芽を摘み、なりふり構わず連続3選に突き進む首相を「次のリーダーを育てようともせず、自分の権力維持だけに目を向けている」と批判する。

 派内の亀裂が深刻さを増す状況は、03年の総裁選と重なる。当時「反小泉」急先鋒(せんぽう)だった野中広務元幹事長は独自候補擁立を主張したが、青木氏らは小泉氏を支持。野中氏は青木氏らを名指しで「(ポストという)毒まんじゅうを食った」と批判した。派内のしこりは残り、会長だった橋本龍太郎元首相の求心力低下に拍車がかかった。

 竹下派は8月7日までに衆参両議員の意見を聴取し、8日の役員会で方針を決める見通しだが、03年の経緯を知る衆院議員は「『鉄の結束』など昔の話」と、今回も派内の対応は割れるとみる。(藤本卓郎)

3137チバQ:2018/07/31(火) 22:21:09
https://www.asahi.com/articles/ASL7056HSL70UTFK00S.html
法曹界の護憲派を「新興宗教」 稲田氏が投稿、後に削除
2018年7月31日19時26分
 自民党の稲田朋美元防衛相が、法曹界の護憲派を「憲法教という新興宗教」と批判するコメントを自身のツイッターに投稿し、その後、削除していたことがわかった。

 稲田氏は29日、改憲団体「日本会議」の東京都中野支部の集会に参加。同日、支部長の弁護士について「法曹界にありながら憲法教という新興宗教に毒されず安倍総理を応援してくださっていることに感謝!」と投稿していた。

 削除した理由について、稲田氏は31日、朝日新聞の取材に「『憲法を変えさえしなければ平和というのは違う』と書いたつもりだったが、投稿後に読み直して表現がきついと思い、自発的に削除した」と語った。

3138チバQ:2018/08/01(水) 01:37:04
>>3131

>幹事長ポストを虎視眈々(たんたん)と狙う派閥もあり、
麻生派でしょうねエ


http://home.a07.itscom.net/kazoo/seizi/jimin/habatsu_giinmei.htm
細田 派 96人  総幹分離の原則からしてナイでしょう
麻生 派 59人  麻生財務の退任の引き換えに甘利幹事長狙いか?選挙の顔として河野幹事長?
竹下 派 55人  参院側との分裂選挙で まぁ無理でしょう。適任者も居ないし
岸田 派 48人  岸田幹事長の可能性も無くは無いか
二階 派 44人
以下略

と考えると、麻生-二階-菅の微妙なバランスを崩さない=二階留任の線が定石にはなりますね。

3139チバQ:2018/08/01(水) 11:55:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00000010-jij-pol
参院竹下派、安倍首相追従に不安=来夏にらみ石破氏を選択―自民総裁選
8/1(水) 7:21配信 時事通信
 9月の自民党総裁選をめぐり、参院竹下派が石破茂元幹事長を支持する方向となったのは、来年夏の参院選への危機感からだ。

 森友・加計学園問題を抱える安倍晋三首相への国民の不信は根強く、安易に「安倍1強」に追従することへの不安がある。一方、首相支持が大勢の衆院側とは亀裂が深まりそうだ。

 同派参院幹部は31日の協議で吉田博美参院幹事長に対応を一任し、石破氏支持の方向を確認した。会合後、出席者の一人は「参院選にいかに良い状況で臨むかが第一だ」と指摘した。

 同派参院議員21人のうち、10人が来年の参院選で改選を迎える。一連の疑惑・不祥事を受けて安倍内閣の不支持率は高止まりしており、参院幹部は「党全体が国民から批判に鈍感だと受け止められれば、参院選は相当厳しい」と語る。

 参院側の最終的な判断には、政界引退後も竹下派に影響力を保つ青木幹雄元参院議員会長の意向が働いたようだ。吉田氏は25日に青木氏と会談、石破氏支援の方針を伝えられていた。

 島根出身の青木氏と鳥取選出の石破氏は「お隣さん」の関係。前回参院選で合区された「鳥取・島根」で石破氏は党鳥取県連会長として青木氏の長男、一彦氏の再選に尽力した。青木氏には石破氏支援の見返りに、一彦氏の選挙基盤を固める思惑もあるとみられる。

 これに対し衆院側からは不満の声も漏れる。中堅議員は「OBの口出しで方向が決まるのは時世に合わない」と顔をしかめた。竹下亘会長は31日、竹下派の衆院議員パーティーで「これからきちんと集約していかないといけない」と述べた。

 石破氏は大阪市で講演し、加計問題などを念頭に「政策は全ての人に公平でなければいけない。国民はそう評価しているか」と述べ、参院側の懸念に同調してみせた。

3140チバQ:2018/08/01(水) 11:55:47
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180731-00000019-sasahi-pol
自民党総裁選 第3の候補は小泉親子潰しで河野外相?〈週刊朝日〉
8/1(水) 7:00配信 AERA dot.
自民党総裁選 第3の候補は小泉親子潰しで河野外相?〈週刊朝日〉
安倍晋三首相と野田聖子総務相 (c)朝日新聞社
 9月の自民党総裁選への出馬に意欲を示していた候補者たちが苦境に立たされている。野田聖子総務相は金融庁への圧力問題で揺れる。すでに不出馬を表明した岸田文雄政調会長には、身内の岸田派からも厳しい声が相次ぐ。

【写真】第3の候補として急浮上なのは…?

「派閥の若手は主戦論でまとまりつつあったのに、安倍(晋三)陣営に脅されて降りるなんてヘタレすぎる……」(岸田派若手議員)

 石破茂元幹事長はそんな岸田氏をこうかばった。

「岸田さんが出馬を見送られたことはものすごい苦悩があったと思う。かつて、中川一郎先生が総裁選にお出になった後、自ら命を絶たれたことがあった。新聞報道でしか私は存じませんが『今さら何だ』『岸田派なんて人事で徹底的に干せ』と。何ですかこの自民党は」(7月26日発言)

 3選を目指す安倍陣営のターゲットは、石破氏に絞られた。

「安倍さんは無投票にしたいという思いがあるようです。石破氏の周辺にいて立ち位置が明確でない議員に、アメとムチでプレッシャーをかけています。アメは党内でのポストや次期選挙での優遇など議員によって使い分けている。一部、切り崩されている議員もいて『急に、電話に出なくなった』と石破陣営が嘆いている。だが、圧倒的に優勢とされる安倍陣営のこういう手法に、反発も少なくない。党内では『安倍さんを前回の総裁選で無投票で信任したら、手法が強引になった。今回は選挙をしたほうがいい』という意見も多い。安倍さん、石破さんのほかに候補が出てくるのではないか」(自民党幹部)

 取り沙汰される第3の候補だが、野田総務相は推薦人集めで苦戦し、ほぼ「消えた」という。

「金融庁への圧力に加え、後ろ盾になってもらった小池百合子さんが失速したのが痛い。総裁選に出るには20人の推薦人がいるが、野田氏は前回、18人まで集めた。うち8、9人は小池さんが声をかけた人だった。残りが宏池会(岸田派)前会長の古賀誠さんで、野田さんが自力で集めたのは数人。今回も野田さんを応援したいというのは、同じ岐阜選出の議員ぐらい。岸田さんが出なくなったことで古賀さんは動きやすくなったが、野田さんのために動くのは九州の議員数人だろう。野田さんは消えたよ」(細田派の中堅議員)

 安倍陣営は2012年総裁選で地方票で完敗した石破氏との一騎打ちは避けたい意向だという。そして「石破氏の地方票を奪う〝かませ犬〟的な第3の候補を模索している」(同)という。

 急浮上しているのが河野太郎外相だ。

「総裁選に立候補することには変わりはない。どの総裁選を目指すかは、これから慎重に考えていきたい」と発言するなど、本人もまんざらでもない様子。

「『次の次でいい』と河野さんは周囲に話しているが、09年総裁選には出ており内心は意欲満々。派閥の親分の麻生(太郎財務相)さんがOKすれば、河野さんの推薦人になってもいいという議員は多い。石破氏と近いとみられる小泉純一郎、進次郎親子を封じ込めるため、脱原発派だった河野氏をあえてぶつけてもいいんじゃないかと官邸でも推す声もある。河野さんが手をあげたら、推薦人が集まる可能性は高い」(前出の自民党幹部)

 受けて立つ安倍首相は総裁選の準備を着々と進めている。

「安倍さんは議員票だけでなく、地方票でも石破氏に圧勝したい。内閣情報調査室を使って情報収集にも余念がなく、自民党系の団体を押さえるなど票の確保に躍起です。圧勝の可能性もある」(官邸筋)

(今西憲之)

3141チバQ:2018/08/01(水) 12:50:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000649-san-pol
菅義偉官房長官が「ハゲの会」参加 拉致問題と西日本豪雨で若手と意見交換
7/31(火) 23:44配信 産経新聞
 菅義偉官房長官は31日夜、自民党の衆院当選3回生議員らで作る議連「日本を明るくする会」(会長・八木哲也衆院議員)のメンバーと東京都内で会食し、西日本豪雨の被災地の状況や北朝鮮による日本人拉致問題をめぐり意見交換した。9月の党総裁選に関する話題は出なかった。同会名誉顧問の衛藤征士郎元衆院副議長が取材に明らかにした。

 同会は薄毛の議員が多数参加しており、通称「ハゲの会」と呼ばれる。名誉総裁を務める菅氏の参加は昨年末以来だという。

3142チバQ:2018/08/01(水) 12:50:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000640-san-pol
本来は安倍首相支持… 義理と人情の狭間で苦悩 吉田博美参院幹事長
7/31(火) 23:12配信 産経新聞
本来は安倍首相支持… 義理と人情の狭間で苦悩 吉田博美参院幹事長
吉田博美氏=30日午後、国会内(春名中撮影)
 9月の自民党総裁選で、竹下派(平成研究会、55人)の参院側21人を束ねる吉田博美参院幹事長が、石破茂元幹事長の支持の取りまとめに動き出した。政治の師と仰ぐ青木幹雄元参院議員会長の要望を受けた判断だが、吉田氏は連続3選を狙う安倍晋三首相(総裁)の信頼も厚い。心情的には首相支持なのに「親分」を裏切れず、義理と人情の板挟みに苦悩している。(田中一世)

 首相が勝利しても、引き続き安倍政権を支えていく-。31日朝、都内で開かれた竹下派参院幹部の会合で、総裁選の対応を一任された吉田氏はこういう意向を示したという。総裁選では石破氏を支持することになるが、首相との関係を変えたくない意向がにじむ。

 吉田氏は半年以上にわたり「平成研は衆参結束して首相支持」という流れを作ろうと腐心した。それは青木氏対策でもあった。青木氏は「長老」が主導する派閥政治を嫌う首相とソリが合わなかったからだ。

 参院側は今年1月、8年以上も同派会長を続けた額賀福志郎元財務相に、吉田氏を中心に集団離脱する構えまで見せて退任を要求。4月に竹下亘総務会長への交代を実現した。竹下会長の誕生を誰よりも望んでいたのが青木氏だった。竹下登元首相の秘書として仕えた経緯から「兄貴が作った派閥だから弟に会長をやらせたい」と語っていた。

 吉田氏はさらに、先の通常国会で、参院定数を6増し、比例代表に「特定枠」を導入する改正公職選挙法の成立にこだわった。

 青木氏は、選挙区の合区の導入に強い危機感を抱いていた。長男の一彦参院議員の地盤である島根選挙区が、前回の参院選で鳥取と合区になったことが背景にある。吉田氏は青木氏に「安倍首相の協力なくしてあの選挙制度改革はできなかった」と伝えた。

 それでも、青木氏は翻意しなかった。石破氏は、青木氏が首相に不満を持つのを推し量るかのように、昨年から都内の同氏の事務所をたびたび訪問。党内で首相への対抗軸が欲しかった青木氏は石破氏との関係を深めていった。

 青木氏は通常国会閉幕後の7月25日、吉田氏に「参院側は石破氏を支持してほしい」と伝えた。吉田氏は「竹下会長ときちんと話をしなければならない」と即答を避けたが、青木氏の考えは変わらないと確信し、参院竹下派を石破氏支持で固める方針を決めた。

 首相は、参院自民党の運営全般を吉田氏に任せてきた。通常国会では改正公選法の成立を認め、国会会期の延長をめぐっては、学校法人「森友学園」「加計学園」などの問題から短期間を望んでいたが、吉田氏が求めた32日間の大幅延長を受け入れた。昨夏の内閣改造では吉田氏が推す参院議員2人を入閣させた。

 吉田氏も、首相が苦境に立つたびに参院として「首相を支える」と表明してきたが、最近は周囲にこんな思いを漏らした。

 「親分を裏切ったら、一生人を裏切る人間とみられる。心情的には安倍首相を支持したいが、私にはできない」


最終更新:7/31(火) 23:12

3143チバQ:2018/08/01(水) 12:51:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000113-asahi-pol
二階派が韓国で派閥研修 人事見据え、パイプ役アピール
7/31(火) 22:54配信 朝日新聞デジタル
二階派が韓国で派閥研修 人事見据え、パイプ役アピール
二階派研修会での安倍首相のビデオメッセージ=31日、韓国・ソウル
 自民党二階派(44人)の研修会が31日、韓国・ソウルで始まった。海外で派閥研修会を開くのは異例。要人との会談などで韓国とのパイプ役をアピールし、党総裁選での安倍晋三首相支持を内外に示すことで、総裁選後の人事も視野に派の存在感を高める狙いだ。

 派閥を率いる二階俊博幹事長は研修会の講演で「安倍総理への絶対の支持を表明する。国民が真のリーダーシップを託すことかできるのは、安倍総理をおいて他にいない」と述べ、首相の3選支持を表明した。

 二階氏は2015年の総裁選前にも、派閥研修会で首相支持の署名を所属議員から集め、首相官邸に提出。無投票再選の流れをつくった。翌年、幹事長に起用されると、総裁任期を「連続2期6年」から「3期9年」に延長する党則改正を主導。森友・加計問題などで内閣支持率が低迷して以降も、首相支持の立場を堅持してきた。

朝日新聞社

3144名無しさん:2018/08/01(水) 20:51:01
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASL815FV3L81UTFK01C.html
同性愛「趣味みたいなもの」 ネット番組で自民・谷川氏
19:05朝日新聞
同性愛「趣味みたいなもの」 ネット番組で自民・谷川氏
19:05朝日新聞

同性愛「趣味みたいなもの」 ネット番組で自民・谷川氏

谷川とむ氏

(朝日新聞)

 自民党の谷川とむ・青年局次長(42)=衆院比例近畿=が7月29日のインターネット放送で、同性婚のための法整備は不要との見解を示す中で、同性愛を念頭に「『趣味』みたいなもの」と発言した。同性カップルをめぐる杉田水脈(みお)衆院議員の主張に批判が高まるなか、同性愛者への無理解な発言が続いた形だ。

 谷川氏が出演したのはネットテレビ「Abema(アベマ)TV」の討論番組。作家の乙武洋匡さんが同性婚や夫婦別姓を認めない政府に疑問を呈したのに対し、谷川氏は「多様性を認めないわけではないが、法律化する必要はない。『趣味』みたいなもので」と述べた。

 自民党は2016年作成の党内啓発用のパンフレットで、性的少数者について「本人の意思や趣味・嗜好(しこう)の問題との誤解が広まっている」と注意している。

 谷川氏はさらに、異性間だけに婚姻制度がある理由について「『伝統的な家族』のあり方は、男が女と結婚し、子を授かって、家族ができ、大昔から同じようなことをして、国を衰退させないように、国が滅びないようにしてきた」とも主張した。続けて「男が男だけ、女が女だけ好きになるとなったら、多分この国は……」と言いかける場面もあった。

 共演していたSEALDs(シールズ)元メンバーの諏訪原健さんは取材に対し、「国家の維持や繁栄に必要ないものに対し、政治は何もしなくてよいという発想。子どもをつくらない同性カップルは生産性がない、と主張した杉田氏の価値観に通じている」と批判した。

 谷川氏は1日、7月31日の朝日新聞の取材に書面で回答。「LGBTの方々を差別するつもりもなく、多様性を認めていないわけでもありません」とした上で、「申し上げたかったのは、憲法24条により現状では同性婚の容認は困難であるということ」と釈明した。朝日新聞は、党見解との食い違いや、杉田氏の寄稿との価値観の共通性について質問したが、それへの回答はなかった。(二階堂友紀)
同性愛「趣味みたいなもの」 ネット番組で自民・谷川氏

谷川とむ氏

(朝日新聞)

 自民党の谷川とむ・青年局次長(42)=衆院比例近畿=が7月29日のインターネット放送で、同性婚のための法整備は不要との見解を示す中で、同性愛を念頭に「『趣味』みたいなもの」と発言した。同性カップルをめぐる杉田水脈(みお)衆院議員の主張に批判が高まるなか、同性愛者への無理解な発言が続いた形だ。

 谷川氏が出演したのはネットテレビ「Abema(アベマ)TV」の討論番組。作家の乙武洋匡さんが同性婚や夫婦別姓を認めない政府に疑問を呈したのに対し、谷川氏は「多様性を認めないわけではないが、法律化する必要はない。『趣味』みたいなもので」と述べた。

 自民党は2016年作成の党内啓発用のパンフレットで、性的少数者について「本人の意思や趣味・嗜好(しこう)の問題との誤解が広まっている」と注意している。

 谷川氏はさらに、異性間だけに婚姻制度がある理由について「『伝統的な家族』のあり方は、男が女と結婚し、子を授かって、家族ができ、大昔から同じようなことをして、国を衰退させないように、国が滅びないようにしてきた」とも主張した。続けて「男が男だけ、女が女だけ好きになるとなったら、多分この国は……」と言いかける場面もあった。

 共演していたSEALDs(シールズ)元メンバーの諏訪原健さんは取材に対し、「国家の維持や繁栄に必要ないものに対し、政治は何もしなくてよいという発想。子どもをつくらない同性カップルは生産性がない、と主張した杉田氏の価値観に通じている」と批判した。

 谷川氏は1日、7月31日の朝日新聞の取材に書面で回答。「LGBTの方々を差別するつもりもなく、多様性を認めていないわけでもありません」とした上で、「申し上げたかったのは、憲法24条により現状では同性婚の容認は困難であるということ」と釈明した。朝日新聞は、党見解との食い違いや、杉田氏の寄稿との価値観の共通性について質問したが、それへの回答はなかった。(二階堂友紀)

3145チバQ:2018/08/01(水) 21:25:59
https://mainichi.jp/articles/20180802/k00/00m/010/076000c
杉田議員問題
稲田氏「少数派を思いやるのが本当の保守」
毎日新聞2018年8月1日 19時43分(最終更新 8月1日 20時01分
 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌「新潮45」への寄稿で、性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」などと主張した問題で、同党の稲田朋美元政調会長が毎日新聞のインタビューに応じた。同じ保守派の稲田氏は、寄稿が問題化してすぐに自身のツイッターで「多様性を認め、寛容な社会をつくることが『保守』の役割だ」と指摘。インタビューでは「少数派を思いやるのが本当の保守だ」と語った。

 寄稿を巡っては、二階俊博幹事長は問題視しない考えを示したが、「『生産性がない』なんて言ってはいけない」(石破茂元幹事長)、「あれはあり得ない」(小泉進次郎筆頭副幹事長)など厳しい批判が出ている。LGBTを巡る問題は9月の党総裁選でも議論されることになりそうだ。

 主な一問一答は以下の通り。

「特命委、首相にも相談し設置」
 --LGBTについてツイッターで発言した。

 ◆多様性を認め、寛容な社会をつくることが保守の役割だと信じている。2016年には党政調会長として「性的指向・性自認に関する特命委員会」を設置した。今秋の臨時国会に向け、LGBTへの理解を増進する法案を作っていこうという矢先でもある。批判するということでなく、明確に自分の考えを述べておくべきだと考えた。

 --なぜ特命委を設置したのか。

 ◆LGBTに関心を持ったきっかけは息子の友人が当事者だったから。15年秋に米ワシントンの講演でLGBTの人権問題を取り上げたら、当事者の方々から反応があった。「LGBT問題に取り組みたい」と言ったら、自民党を応援している保守系から「どうして」という声が起きたが、保守派で論客の古屋圭司衆院議員に特命委の委員長になっていただいた。もちろん党総裁の安倍晋三首相に相談し、了承をいただいている。

 --特命委で検討する「理解を増進する法案」とは。

 ◆LGBTのカップルに税金を投入することを考えているわけではない。理解を進めていくことに財政措置することができるというもので、LGBT当事者を特権的な存在として扱うとか優遇するということではない。

 --首相の出身派閥の細田派に杉田氏と共に所属している。「保守」をどう考えるか。

 ◆「保守」の役割は、他者を尊重し、寛容な社会、共に支え合える社会をつくることだと思っている。人が人として尊重される。自分らしく生きるには他者が自分らしく生きることに寛容であるべきだ。

 --LGBTに批判的な人は家族の形にこだわる。

 ◆私も保守政治家として家族を大切に考えている。しかし、「人生100年時代」で、家族の在り方も柔軟に考えていい。子供のいない家庭もあるし、シングルマザーやシングルファーザーの家庭もある。いろんな形の家庭、いろんな対応があっていいのではないか。

 --杉田氏の発言はLGBTの人たちの立場をなくすのではないか。

 ◆障害があってもなくても、子供がいてもいなくても、また、性別に関わりなく、人が人として尊重されるべきだ。少数派を思いやることができるのが本当の意味での保守だ。

 --党総裁選でも議論のテーマになるか。

 ◆議論されたらいいと思う。首相も理解されてますから。【聞き手・田中裕之】

杉田水脈衆院議員の「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題した寄稿の抜粋
 「しかし、LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか」

 「例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要綱を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです」

3146名無しさん:2018/08/02(木) 06:49:21
杉田議員問題:首相の考えは? 事務所「回答は控える」
https://mainichi.jp/articles/20180802/k00/00m/010/021000c

 自民党の杉田水脈衆院議員が月刊誌への寄稿で、性的少数者(LGBTなど)を「生産性がない」とあからさまに否定した問題。自民党内でも擁護と批判が交錯しているが、肝心の自民党総裁である安倍晋三首相はどう考えているのか。【宇多川はるか】

 この問題で杉田氏本人はツイッターに<大臣クラスの方々>から励まされたと投稿(後に削除)。二階俊博幹事長も問題視しない姿勢を示した。一方、自民党の武井俊輔衆院議員(宮崎1区)は<単なるヘイト>と投稿。石破茂元幹事長も28日の講演で批判した。

 杉田氏の議員辞職を求める市民の抗議集会も党本部前で開かれる中、自民党トップの安倍氏の発言はない。

 杉田氏は昨年10月の衆院選で日本のこころから自民党にくら替えし、比例中国ブロックの単独1位で立候補した。実はこの経緯について、ジャーナリストの桜井よしこ氏が昨年9月、ネット上の番組の対談で「安倍さんが『杉田さんはすばらしい』と言うので萩生田さん(光一党幹事長代行)が一生懸命にお誘いした」と語った。

 自民党のトップとして杉田氏の主張や議員としての資質をどう考えているのか。また、桜井氏の話は事実か。毎日新聞は安倍氏の事務所に取材を申し込んだが、「この種の問題についての回答は控える」と断られた。念のため桜井氏にも取材を申し込んだが「夏風邪で体調不良。また、多忙のため時間が取れない」と断りの電子メールが寄せられた。

    ◇

 政治学者の中島岳志東京工業大教授は、杉田氏について「家父長的な家族観に強いこだわりを持つ保守系団体『日本会議』に近い人物だ。今回の発言は個人の発想というより日本会議の発想に連なるものだろう」と指摘。「日本会議のイデオロギーに近い安倍首相が杉田氏を選んで立候補させたということを忘れてはならない。安倍氏も潜在的に同じ発想を持っている可能性がある」と話す。

 今回の問題で中島さんは、石原慎太郎氏が東京都知事だった2001年に「女性が生殖能力を失っても生きているというのは無駄で罪」などと発言し、批判を浴びたケースを想起したという。

 中島さんは言う。「石原氏は後年、インタビューで脳梗塞(こうそく)の後遺症の悩みを打ち明けた。自身に迫る肉体的な衰えにおびえ、繰り返し『怖い』と語った。『不要なもの』とみなしてきた存在に自らがなろうとし、自身の思想に自らが殺されているように見えた。人は誰もが少数者や弱者になり得る。誰かを『不要』と断じることは、未来の自分を殺すことでもある」

 その上で「石原氏のような存在に『ざまあみろ』という言葉を投げては暴力的な発想を加速させる。僕らの社会は彼らも救いながら自己責任論の悪循環を避けていかなければならない」と強調した。

3147チバQ:2018/08/02(木) 21:42:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000560-san-pol
自民・二階俊博幹事長、LGBT疑義の杉田水脈議員に「この程度の発言があったからといって…」
8/2(木) 17:29配信 産経新聞
自民・二階俊博幹事長、LGBT疑義の杉田水脈議員に「この程度の発言があったからといって…」
自民党の二階俊博幹事長(斎藤良雄撮影)
 【ソウル=大島悠亮】自民党の二階俊博幹事長は2日、LGBT(性的少数者)をめぐる月刊誌への寄稿が「配慮を欠いた」として、党が杉田水脈衆院議員を指導したことについて「こういうことは大げさに騒がない方がいい。この程度の発言があったからといって、帰国してからどうだっていう話ではない」と述べた。訪問先のソウルで記者団に語った。

 二階氏は党の指導について「まだ内容は何も聞いていない」と述べるにとどめた。今後の対応は「帰国して私が党本部に出向いて、何かしようというような話でもない」とした上で「発言者そのものも、そういった影響力がある方かどうか、もっと静かに考えてみる必要がある」と語った。

3148チバQ:2018/08/02(木) 22:03:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00010000-fnnprimev-pol
飛ばない男…不出馬の舞台裏と新たな悩み【自民党総裁選】
8/2(木) 6:30配信 FNN PRIME
飛ばない男…不出馬の舞台裏と新たな悩み【自民党総裁選】
(画像:FNN PRIME)
電撃不出馬表明はなぜこのタイミングだったのか
7月24日の午後5時30分、自民党の岸田政調会長が率いる岸田派(=宏池会)事務所には、関係者や報道陣100人近くが集まった。

【画像】岸田派から入閣した面々

文字通り足の踏み場もないほどの状態の中、設置された10台ほどのカメラを前に、横一列に並んだ岸田派の幹部たち。
その中央に座った岸田氏は、無数のフラッシュを浴びながら、やや険しい表情で語った。

「私としては、今回の自民党総裁選挙には出馬することはせず、安倍総理を中心に様々な政治課題に取り組んでいく。
そうした取り組みに貢献をしていくことが適切な対応ではないか」
自らの総裁選挙への不出馬と、安倍首相の三選支持を表明した岸田氏。
では通常国会閉会から2日後の不出馬表明というタイミングはなぜだったのか。
岸田派幹部は「安倍支持を明確にしていない派閥ができるだけ残っているうちに、なるべく早く支持を表明することが重要なんだ」と話した。

早めの三選支持でポスト確保狙い
確かに、安倍首相の出身派閥の細田派と、以前から安倍支持を明確にしてきた麻生派や二階派を除いた中で、安倍三選支持を表明したのは、岸田派が最初となったが、狙いはズバリ、総裁選後の人事だ。

現在、岸田派からは、岸田氏が党三役の一角である政調会長に起用され、林文部科学相、上川法務相、小野寺防衛相、松山一億総活躍担当相の4人が入閣するなど厚遇されている。

しかし、この総裁選で安倍首相サイドの心象を損なえば、岸田派は次の人事で一気に冷遇されてしまう恐れがある。

出馬するとなれば話は別だが、どうせ不出馬ならば態度を明確にしない他の派閥よりも先に安倍支持を打ち出すことが、安倍首相サイドに、自分を最も高く売ることになるというわけだ。

会見で岸田氏は、総理と人事に関するやり取りがあったかと質問され、「全くない」と答えたが、岸田氏周辺は「安倍総理へはすでにポストに関する希望は伝えた。決定権は総理にあるのだから、こちらは待つだけだ」と人事をめぐる水面下の折衝を認めている。

悩んだ結果の不出馬だが、出馬はありえたのか
今年4月、自ら「私も飛ばない男だとか、飛べない男などと言われるが、いざというときは我々はやるんだ」と言った岸田氏だったが、結局、飛ぶことを諦めた。
ただ、直前まで飛ぶ可能性が囁かれていたことも事実だ。
岸田派は5月以降、派閥内の会合を頻繁に開いてきた。6月に入ると派閥内の主戦論が強まり、最終的に総裁選への対応は岸田氏に一任されることとなった。
そしてその頃から岸田氏は、「派閥が一致結束して、荷崩れしないようにすることが大切だ」という言葉を何度も繰り返すようになり、周囲からは、総裁選を戦い抜くための結束固めのようにも映った。

幹部の懸念「切り崩されたらうちの派閥はもたない・・・」
しかし、安倍首相側もその動きを黙って見ているわけではなかった。

4月に行われた総理の出身派閥である細田派と岸田派の会食。細田派からの提案で開かれ、大いに盛り上がったというが、そのお返しにと、6月に岸田派側から再び細田派との会食を提案した際は、なぜか会食そのものを断られたという。

その後、岸田氏周辺に対して、総理側が出馬を警戒しているということが伝わり、安倍首相側が「負けた派閥は、冷遇を覚悟すべきだ」と語ったという情報も駆け巡った。

3149チバQ:2018/08/02(木) 22:03:57
こうした動きの中で岸田派中堅はこう語った。

「出馬するってことは、総理はどんなことをしても岸田派を崩しにくるってこと。
総裁選は国政選挙とは違う。つまり魅力的なポストを約束したり、お金をばら撒いたり何でもありなんだよ。
そうなったらうちの派閥はもたないだろう。それは岸田会長が一番よく分かっている」

つまり、安倍総理と戦うことは結果的に派閥を分断される危険性があるというわけだ。
また、岸田派の名誉会長である古賀誠元幹事長も周囲に対して「戦うにはそれ相応の代償を払う覚悟が必要だ。とにかく派閥が割れることだけは避けるべきだ」と語っていたという。

このような情勢を受けての不出馬は苦渋の決断だったと言える。
しかし、党内からは岸田氏について「ここで勝負できなかったらもう終わりだ」などと、厳しい声も出ている。

岸田氏に浮上した新たな悩み
一方で、岸田氏は不出馬により新たな悩みを抱えることとなった。

不出馬会見の2日後、岸田氏は、岸田派議員20人ほどを前に、次のように述べた。
「ひとつの方針のもとに一致結束、共に努力をしていきたい。皆様のご理解ご協力をお願いします」
改めて派閥の結束を呼びかけた岸田氏。
安倍首相支持を掲げた以上、次の課題は、総裁選において岸田派議員48人全員が揃って安倍総理に投票することだ。

この足並みが崩れるようなことがあると、岸田氏の求心力が問われ、結果的に安倍総理からの信頼も損ないかねない。

政策の違う安倍首相への支持に造反票も?
しかし、岸田氏自らも会見で「安倍総理と私は政治理念とか政策についても異なる部分があるわけだが」と話したように、派閥内にも安倍首相の政策を、あるいは安倍首相の三選を是としない考えが存在することは確かだ。

派内には「岸田会長の判断で一任を取ったんだ。一任ということはどんな判断でも皆ついていくということだ」と、結束して安倍首相に投票できると言い切る議員がいる一方で、「もちろん一任には賛成したさ。でも実際会長が出ないとなると…」と言葉を濁す議員もいる。
総裁選での議員の投票は無記名なので、派の方針に反して安倍首相以外の候補に投票しても、それが明らかになることはない。
しかし、安倍首相への投票が予想より少なければ、岸田派内の造反が疑われる可能性も否定できず、その場合は、人事にも影響しかねない。

岸田氏は派内で丁寧な説明を続けていくというが、今後も別の意味で悩ましい日々が続きそうだ。

3150チバQ:2018/08/04(土) 03:47:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000638-san-pol
河野外相就任1年「ポスト安倍」へ存在感 ハイペース外遊、得意の英語で独自外交 持論は封印、父・洋平氏の影響懸念つきまとう
8/2(木) 23:30配信 産経新聞
 河野太郎外相は3日で就任から丸1年を迎える。得意の英語を生かしてハイペースで海外出張をこなし、かつての“異端児”は「ポスト安倍」の一人と目されるまで存在感を高めている。河野氏も将来的な自民党総裁選への出馬を明言するが、国家観などへの言及はない。まずは外相として具体的な成果を出すことができるか。今後その真価が問われる。(シンガポール 小川真由美)

 「今回参加している各国外相のほとんどと複数回の会合を重ね、個人的に信頼関係を築くことができた。これまでの努力は多少なりとも実りつつある」

 河野氏は2日、日・東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議などに出席するため訪れたシンガポールで記者団にこう強調し、1年間の取り組みを自賛した。

 昨年8月3日の内閣改造で外相に就いた河野氏の外国訪問は44カ国・地域(延べ59カ国・地域)に及び、4年7カ月務めた前任の岸田文雄自民党政調会長の51カ国・地域(同93カ国・地域)を猛追する。外相としてモザンビーク、バーレーン、モルディブ、ブータンを初訪問したほか、オマーンは27年ぶり、スリランカは15年ぶりと日本の外相の足が遠のいていた国への訪問が目立つ。

 河野氏は会談で各国外相と通訳を入れずに英語で話すことも多く、「会談の中身はこれまでの外相の倍以上ある」(外交筋)という。

 河野氏は頻繁に海外に出られない安倍晋三首相に代わり、国際社会での北朝鮮包囲網の構築に奔走。訪問先では必ず北朝鮮問題を取り上げ、非核化の重要性を訴えてきた。河野氏によれば「北朝鮮がこんな話をした」と伝える海外要人もいて、重みは増している。

 欧米と一線を画した独自外交も進める。トランプ米大統領が親イスラエル政策を打ち出す中、河野氏は中東を3度訪問し、中東和平協議への関与を表明した。イスラム教徒少数民族ロヒンギャ難民問題で孤立するミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相に対しては難民帰還に向けた支援を打ち出した。

 「一度決めたら最後まで徹底的に支援する」(河野氏)という日本への高い信頼を武器に、巨額の経済支援で途上国への影響力を増す中国に対抗する狙いだ。

 ただ、積極的な外国訪問のしわ寄せが出始めている。海外出張の急増で旅費が膨らみ、昨年末には予算が底をつく寸前まで追い込まれた。

 外務省は同行職員数を絞った上で航空機をビジネスクラスからエコノミークラスへ変更するなどの経費節減でやりくりするが、閣僚の旅費は全省庁で総額が決まっており、今後も予算の大幅増は見込めない。業務の抜本見直しが進まなければ、河野氏の思惑とは逆に職員の負担が増すおそれがある。

 河野氏の姿勢は国会軽視との批判も招いた。河野氏は答弁がほとんどない7時間の予算委員会出席など、国会運営のあり方に不満を募らせる。2月にはツイッターに「腕を組んで目を瞑(つぶ)る暇に仕事させてほしい!」と投稿した。自民党国対幹部は「国会は民主主義の根幹だ。謙虚さが足りない」と苦言を呈する。

 そんな脇の甘さもあるが、将来の首相を目指す河野氏にとって、父の河野洋平元衆院議長の「壁」を乗り越えられるかどうかも課題となる。洋平氏は外交や憲法改正で首相と真っ向から意見が異なり、引退後も政権批判を繰り返す。河野氏は「父親とは違う」と話すが、河野氏を知る関係者は「父親を尊敬し、親子の仲もいい」と語る。洋平氏の影響を懸念する声は根強い。

 歯にきぬ着せぬ発言が特徴的だった河野氏は外相就任後、反原発などの持論を封印した。憲法改正や歴史認識などへの言及もほとんどない。このまま「優等生」として、国家観を明らかにしなければ「仮面をかぶっている」との疑念はつきまとう。

3151チバQ:2018/08/04(土) 07:15:21
https://www.sankei.com/politics/news/180803/plt1808030002-n1.html
2018.8.3 05:00
【自民党総裁選】
悩める竹下亘氏、石破氏に傾くも竹下派衆院は首相支持多数 いぶかる安倍首相
 9月の自民党総裁選をめぐり、竹下派(平成研究会、55人)会長の竹下亘総務会長が揺れている。参院(21人)が石破茂元幹事長の支持に動き、竹下氏も石破氏の支持に傾くが、2日の同派会合では衆院議員(34人)から安倍晋三首相(党総裁)を支持する声が相次いだからだ。竹下氏を重用してきた首相は不信感を募らせており、竹下氏が石破氏支持で敗れれば、総裁選後の内閣改造・党役員人事の処遇に影響が出かねない。

 「知恵を出していきたいが、総裁選で一番重要なのは誰を日本のリーダーにするかだ」

首相包囲網作り? 小泉純一郎元首相、山崎拓元副総裁らと会食 小池百合子知事も
 竹下派会長代行で首相に近い茂木敏充経済再生担当相は会合でこう述べ、拙速に対応を決めないよう念を押した。竹下氏を含め衆院議員21人が出席した会合では、首相を支持する意見が続出した。木原稔衆院議員は「トランプ米大統領と対等に話ができる首相を代え、また『初めまして』からやるのか」と主張した。

 総裁選は主要4派が首相支持に回り、連続3選が濃厚だ。「衆参一致して対応すべきだ」との声が上がった一方、石破氏を支持すれば「次の総裁任期の3年間で派が苦しむ」との懸念も出た。


 竹下派議員によると、一部の衆院幹部は会合前、出席者に「首相支持」を打ち出すよう根回しした。それでも派内には「竹下氏が石破氏支持と判断する可能性がある」との見方が広がる。衆参で一致すれば数の力を示せる上、「ポスト安倍」を決める3年後の総裁選で主導権を握ることができるとの見方もある。竹下氏は会合で、具体的な方向性は示さずに「3年後は、わが派の中からしっかり総理・総裁候補を出したい」と語った。

 竹下氏は4月の会長就任後、公の場で首相の手腕を高く評価してきたが、参院側が石破氏支持に回ることが表面化した後は発言が変化し始めた。7月30日の講演で「堂々と戦い、結果が出たら全員一致で(新総裁を)支える」と石破氏を推す可能性を示唆した。

 平成11年の総裁選では、再選した小渕恵三首相が対抗馬の加藤紘一元幹事長を「私を追い落とそうとした」と徹底的に冷遇した。首相も同じく、自らが閣僚や党三役へ起用したにもかかわらず、言葉を濁す竹下氏に不信感を募らせている。首相は周囲にこう漏らした。

 「総裁選で現職に挑むというのは単なる政策論争ではない。権力闘争だ。そこまでの覚悟はあるのか?」(田中一世)

3152チバQ:2018/08/06(月) 14:27:54
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180805-00000002-pseven-soci
小泉進次郎氏に自民総裁選出馬説「反逆の政界再編チーム」も
8/5(日) 7:00配信 NEWS ポストセブン
小泉進次郎氏に自民総裁選出馬説「反逆の政界再編チーム」も
「次の総理」への期待は高まる
 9月下旬に迫った自民党総裁選。出馬が予想されているのは、現職の安倍晋三首相と石破茂氏の2人で、下馬評では安倍首相の圧倒的有利。このままいけば安倍首相が3選し、自民党政権が倒れない限り、2021年まで総理の座につくことになる。

 そんななか、政治情報サイト「選挙ドットコム」が7月27日に発表した調査結果(約1万人対象)では、次の総裁に「誰がふさわしいか」の問いに、安倍首相と答えたのは29.5%、石破氏は29%。そして、この2人を上回ったのが、小泉進次郎氏(37才)の29.8%だった。それほどまでに「進次郎待望論」が高まっている。

◆政界再編チームをつくる気じゃないか

 進次郎氏が「将来の総理候補」であることは間違いないが、それは「もっと先」のことだと思われてきた。しかし、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう話す。

「私はかねてから『2021年進次郎決起説』を唱えてきました。進次郎は2011年、私に“東日本大震災で負った傷やこの閉塞感には、10年で区切りをつけたい”と言っていた。また、2020年の東京五輪後に日本は五輪特需の終わりで景気が後退するといわれています。その時に中心世代となる進次郎が新政権構想を掲げて決起するという説です。しかし、最近の動きを見ると、彼は決起のタイミングを前倒しにしている感じがする。すでに動き始めているのではないか」

 今年3月、進次郎氏は自民党の若手議員らおよそ30人で有志の勉強会「2020年以降の経済社会構想会議」を立ち上げ、会長代行に就任した。さらに7月5日には超党派で国会改革に取り組む「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」を開催し、これには野党からも中堅・若手議員が参加し、その数は約100人にも膨れ上がった。

 また、6月の新潟県知事選では、自民党候補の応援に行かなかったことでも注目を浴びた。

「一連の行動から、安倍首相の周辺は“9月の総裁選を睨んで反逆の政界再編チームをつくる気じゃないか”と警戒感を強めています」(全国紙政治部記者)

 父である小泉純一郎元首相(76才)もまた、最近急速に「安倍批判」に舵をきっている。『週刊朝日』(4月27日号)のインタビューでは「(安倍首相は)引き際だ」「本当ならとっくに辞めてなきゃいけないはず。バレている嘘をぬけぬけと今も言ってるなぁとあきれているんだよ、国民は」と厳しい口調で批判。さらに安倍首相とは別の派閥の人間と会食をするなど急接近している。

「純一郎さんと進次郎さんが同時に動き出したことは不可解。総裁選を前に2人の動きが加速しているのは、もしかすると“進次郎出馬”の布石なのかもしれない」(前出・記者)

 さまざまな“状況証拠”が、進次郎氏の総裁選出馬を後押ししているようにも見える。

「進次郎氏はお父さん同様、空気を読むのに非常に長けている。総裁選直前になり“本当に2021年まで安倍政権でいいのか?”という空気が国民に広がれば、9月出馬の最後の一手になる可能性もある。彼が出れば安倍首相にとって強力なライバルとなり、一気に形勢逆転となることも充分あり得る」(自民党関係者)

 7月29日の日曜日、小泉家の地元・横須賀にある神社で恒例の夏祭りが行われた。台風が通過した後の雲ひとつない空の下、毎年、神輿の休憩所となっている小泉家の玄関前には、祭りの法被を着た大勢の地元住民が集まり、活気に満ちていた。

 進次郎氏は朝方、地元の法被を着て30分だけ顔を出すと、「今日は他にもいろいろ回らないといけなくて」と慌ただしく外出してしまったといい、本誌記者が訪れた時には生憎その姿はなし。だが、記者に気づいた地元の人たちは、

「進さんの取材? よく書いてね!!」「未来の総理よ!」「安倍さんにはもうこりごり。今から進さんでいい!」と一様に声をかけてきた。

※女性セブン2018年8月16日号


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