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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

2320チバQ:2017/07/27(木) 10:31:15
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170726-00528249-shincho-pol
「今井絵理子」の略奪不倫 妻子ある地方議員と“お泊り”3日間
7/26(水) 17:00配信 デイリー新潮
「今井絵理子」の略奪不倫 妻子ある地方議員と“お泊り”3日間
車内で眠り込む今井議員と橋本議員
 昨年の参院選で安倍チルドレンとして当選を果たした、元「SPEED」の今井絵理子・参議院議員(33)。聴覚障害のある息子を育てるシングルマザーでもある彼女が熱愛中の相手は、妻子ある地方議員だった。

【動画】今井議員の「略奪不倫」現場

 ***

 写真は、7月16日、東京方面へ向かう新幹線の車内で眠りこける今井議員とその相手である。彼女を覆うタオルケットの下に男性の手がもぐりこんでいるが、何が行われているかは定かではない。この前々日には今井議員がセカンドハウスとして使うマンションで、そして前日には大阪府内のホテルで“お泊り”をした姿が確認されている。

 男性の正体について、

「橋本健という、自民党の神戸市議会議員です」

 と明かすのは、今井議員とごく親しい芸能関係者だ。橋本議員には妻と2人の子がおり、妻とは別居状態にあるというが、離婚は成立していない。今井議員とは不倫関係に当たる。

「週刊新潮」の取材に、橋本議員は「恋愛感情もありませんよ」と交際を否定。一方、今井議員は好意を持っていることは認めながらも「男女の関係はありません」と回答。 “お泊り”については「深夜まで一緒に(講演)原稿を書いていたんです」と苦しい言い訳に終始したが……。

 ***

 7月27日発売の「週刊新潮」では、手を握り合う2人、同宿するホテルでの今井議員のパジャマ姿をグラビアにて掲載するとともに、3日間にわたった熱愛の模様を報じる。また、時間差でホテルを出る2人の動画も配信中。

「週刊新潮」2017年8月3日号 掲載

https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20170726010.html
神戸市議、政活費で今井絵理子氏“応援” 自民市議団返還へ
07月26日 22:01神戸新聞

神戸市議、政活費で今井絵理子氏“応援” 自民市議団返還へ
今井絵理子参院議員と橋本健神戸市議の対談を掲載した神戸市会自民党市議団の市政報告
(神戸新聞)
 神戸市会自民党市議団の橋本健市議(37)が、今井絵理子参院議員(33)との対談を掲載した市政報告を政務活動費(政活費)で制作し、昨夏の参院選公示前日に配布していたことが26日、分かった。市議団は「税金で選挙応援をしたとの誤解を招く」として、2016年度政活費収支報告書を修正するとともに、印刷費や郵送代など約30万円の返還を申し出た。

 今井議員は女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーとして活動。昨夏の参院選に自民党公認で立候補し、初当選した。修正前の神戸市議会の政活費収支報告によると、市政報告は同年6月に2万部制作され、橋本市議の選挙区である神戸市中央区内などで配布。郵送は参院選公示前日の同月21日付だった。

 今井議員の経歴を「自由民主党参議院比例区(全国区)支部長」とし、聴覚障害者の息子がいることも紹介。「息子のように情報を得ることが困難な人たちが生きやすい環境を整えることは重要」などの発言も記載していた。

 神戸市議会では、政活費による市政報告は市政にかかわる会派活動が対象とされ、「議員の個人的活動や選挙活動などには支出できない」と定めている。同市議団の安達和彦団長は「選挙応援目的ではないと思うが、時期が時期だけに、市民に疑念を抱かせかねない」と話している。

 27日発売の「週刊新潮」で、今井議員と橋本市議の不倫疑惑が報じられることが分かり、事務局が政活費の支出を再確認する中で判明した。(若林幹夫、森本尚樹)

2321チバQ:2017/07/27(木) 14:41:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00000055-mai-pol

<今井絵理子参院議員>「心から反省」週刊誌の報道で


7/27(木) 13:52配信

毎日新聞







<今井絵理子参院議員>「心から反省」週刊誌の報道で


今井絵理子・参院議員


 自民党の今井絵理子参院議員は27日、同日発売の「週刊新潮」の自身を巡る報道について、党本部で記者団に「心から反省しております。お騒がせして本当に申し訳ありません。党が大変な中、私事で足を引っ張るような形を取ってしまったことも重ねておわびしたい」と語った。報道内容に関しては、同日夕方までにコメントを発表するとした。

2322チバQ:2017/07/27(木) 23:00:00
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170727-567-OYT1T50124.html
稲田防衛相、辞任の意向…PKO日報問題で引責
21:01読売新聞

稲田防衛相、辞任の意向…PKO日報問題で引責
報道陣に囲まれながら防衛省を出る稲田防衛相(27日午後8時8分)=冨田大介撮影 【読売新聞社】
(読売新聞)
 稲田朋美防衛相(58)は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報を巡る問題で混乱した責任を取り、辞任する意向を固めた。

 複数の政府関係者が27日、明らかにした。

 日報問題を巡っては、28日に防衛省の防衛監察本部による特別防衛監察の結果が処分と合わせて公表される。

 稲田氏は25日の参院予算委員会の閉会中審査で陸自が「廃棄した」としながら保管していた問題について、「 隠蔽 いんぺいや非公表を指示することはあり得ない」と述べ、関与を否定した。ただ、陸自側は「稲田氏に報告した」としており、一方的に責任を押しつけられることに反発。北朝鮮情勢が緊迫する中、稲田氏が防衛省内を統率するのが困難な状況となっていた。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK7W6JR4K7WPTIL02Y.html
稲田氏地元「内閣改造直前になぜ」 「遅すぎる」の声も
21:13朝日新聞

稲田氏地元「内閣改造直前になぜ」 「遅すぎる」の声も
大勢の報道陣に囲まれながら防衛省を後にする稲田朋美防衛相=27日午後8時8分、東京都新宿区、鬼室黎撮影
(朝日新聞)
 稲田氏(衆院福井1区)の地元・福井県の自民党関係者や、自衛官らからは、内閣改造直前での辞意をいぶかしむ声が上がった。

 「8月3日に内閣改造が予定されているのに、なぜいま、辞任なのか」。自民党福井県連の斉藤新緑幹事長(県議)は話した。「ここ何日かの中央の政治の動きは不可解で分かりにくい」と語る一方、「防衛省という、経験のない部署で気苦労もあったと思う」とねぎらった。

 一方、福井県の別の自民県議は「遅すぎる。(3月に)森友学園問題をめぐり、うそをついたと言われても仕方のない答弁をして謝罪したが、あのときに辞めるべきだった」と話した。「選挙に勝てばいいというだけでない。謙虚に周りの人の意見を聞いて判断する姿勢がなかったのではないか」との見方を示し、「ここまで長引いたことで本人にとっても傷がついた」と語った。

2323チバQ:2017/07/27(木) 23:02:12
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170728k0000m010115000c.html
<稲田防衛相辞任へ>事実上の更迭 首相、政権への打撃懸念
22:34毎日新聞

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報を巡る問題で稲田朋美防衛相が辞任の意向を固めた背景には、内閣支持率が落ち込む中、政権へのダメージが広がることを懸念した安倍晋三首相の意向があった。当初、首相は来月3日の内閣改造で稲田氏を交代させ逃げ切る構えだったが、陸上自衛隊で見つかった日報電子データの対応を巡り、稲田氏と陸上自衛隊幹部の見解が真っ向から対立。防衛省を統率できない防衛相を任命した首相の任命責任が問われ、事実上の更迭と言える事態に発展した。

 首相は27日午後、首相官邸で稲田氏と日報問題の防衛特別監察を指揮した北村道夫防衛監察監と面会し、監察結果の報告を受けた。その後、稲田氏は記者団に「特別監察の報告書について説明をしてきた」と述べるにとどめたが、北村氏を外した場で稲田氏の進退について協議したものとみられる。

 陸自で今年1月に見つかったとされる日報電子データについて、陸自側は稲田氏に2月13日と15日に報告したと主張したのに対し、稲田氏は国会答弁でも記者会見でも繰り返し「報告を受けた認識はない」と隠蔽(いんぺい)疑惑を明確に否定してきた。ただ、陸自が13日に行った稲田氏への報告に関しては、一部メディアが陸自側の手書きの面会記録メモの存在を報じるなど、稲田氏の発言の信ぴょう性が揺らぎ、与党からも辞任を促す声が出ていた。

 衆参両院では、この問題に関する閉会中審査を来週前半に開催する方向で話が進んでおり、稲田氏が出席した場合は、混乱に拍車をかけ政権の求心力がさらに低下しかねなかった。事態を憂慮した首相官邸が、事務方トップの黒江哲郎事務次官と陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長を更迭したうえで、稲田氏を辞任させ、事態の収束を図るシナリオを描いた。ただ、真相が不明なまま稲田氏の辞任を認めたことは「疑惑隠し」と批判される可能性が高く、官邸が狙う幕引きとなる保証はない。

 首相は、稲田氏に加え、学校法人「加計学園」獣医学部新設問題で釈明に追われた松野博一文部科学相、萩生田光一官房副長官、学園側からのパーティー券購入問題で野党に追及された下村博文自民党幹事長代行ら自らに近い議員の交代を検討。獣医学部新設の担当閣僚の山本幸三地方創生担当相も交代させる意向だ。ただ、内閣改造で、イメージ一新が果たせるかは不透明だ。稲田氏辞任については「今さら辞任してもあまり意味はないのでは」(同党細田派幹部)と首相に近い筋からも冷ややかな声が漏れる。【村尾哲、木下訓明】

2324さきたま:2017/07/28(金) 01:48:24
>>2317
豊田の元政策秘書は高速逆走については完全否定してますね。


豊田真由子「そこ目立つから私のも…」 元秘書が明かす「ポスター事件」
政治週刊新潮 2017年7月13日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/07180800/?all=1
「豊田真由子」代議士のヤメ秘書匿名座談会(2)

豊田真由子代議士(42)の事務所を辞した秘書たちが明かす、そのパワハラ被害の実態の数々。「豊田問題」を受け、自民党4役のひとりであり、彼女が所属してきた細田派の会長でもある細田博之総務会長は記者会見で、
「(豊田氏が政策秘書を)怒ったら、高速道路を逆に入って走り直した。生命に危険のあることだから、非常に恐れて、高速道路を逆走した場合、人が死ぬじゃないか、といって始まったやり取りだったというのが、本人(豊田氏)の説明だ」
 こう政策秘書の「責任」を追及した。

 当の政策秘書は、本誌(「週刊新潮」)のこれまでの取材に対し、こう語っている。
「そもそも、豊田代議士に暴行された5月19、20、21日のいずれも高速道路を走っておらず、私が高速道路を逆走した事実はありません。豊田氏が細田氏に虚偽報告した可能性も疑われます」
 ***
法律もお構いなし
ヤメ秘書A:私は、彼女は子どものままなんだと思いますね。豊田が東京の会合に出席していて、その後に、地元(埼玉4区)の有権者のお通夜にも顔を出すかもしれないと彼女に言われて、地元で秘書が待機していたことがありました。しかし、「やっぱり行けない」との連絡が来たので、その秘書は帰宅した。すると、彼女は私に電話してきて、「今から何とかしろ!」と。私はその日の運転担当じゃなかったので、もう家でお酒を飲んでしまっていた。当然、車で迎えに行けるわけがない。でも、とにかく「何とかしろ!」の一点張り。子どもが、頭の上を飛んでいる飛行機を見て、あれに乗りたいと言っても無理じゃないですか。でも豊田は、それと同じようなダダをこねるんです。
ヤメ秘書B:秘書だったら、「いざ」に備えて待機しているべきだったと思う人がいるかもしれませんが、そもそも彼女の指示自体がハチャメチャだから、やってられないんですよね。
ヤメ秘書C:例えば、会合に出席した際、突然、豊田が写真を撮りたくなって、私がすぐ側に居なかったので、「なんで、議員のすぐ後ろに付いてないの!」と怒鳴られたことがありました。その指示に従って、次から彼女に寄り添うようにしたら、「付いてこないでよっ‼」。言ってることがコロコロ変わる。言われるまでもなく、誰も豊田に付いていきたくありませんけどね。
B:自分以外はバカで、自分の言ってることは全て正しいと思っているから、無茶が生じるんです。だから、一方通行の道路をUターンしろなどと、法律もお構いなしのことを言いだす。

ポスター事件
ヤメ秘書D:ある時、空き店舗の前の目立つ場所に、民進党の候補者のポスターが貼ってあった。すると豊田は、「あそこ目立つから、私のも貼っておいてもいいかも。場合によっては、大家さんの許可をとらなくても」と指示してきた。それって、「貼れ!」ってことですよね。仕方なくポスターを貼ると、そこの大家さんは民進党の候補者の関係者で、「勝手に貼るな」と抗議されてしまいました。当然ですよね。でも、それを知った豊田は、「まさか、本当に貼るとは思わなかった」と。やっぱり、やってられません。
A:だいたい、秘書がコロコロ入れ替わって、仕事の引き継ぎ自体がまともに行われないから、事務所はいつも混乱の極み。この混乱を補うために、残った秘書たちは、人手不足を補う意味もあって、睡眠時間、3、4時間で頑張ったりする。無論、混乱の原因は、秘書をイビって辞めさせる豊田にあるわけですが、彼女は「秘書がバカだから」で片付ける。
B:今回、「週刊新潮」に告発した政策秘書についても、怒られても仕方ないみたいな意見が一部でありますが、豊田事務所の実態を知らないから言えるんです。可哀そうですよね。
C:豊田に、「今、お前が辞めたら、健康保険が使えなくなって、お前の子どもが熱出した時に困るだろ。だけど、今辞めろ」と言い放たれた秘書もいます。
B:怒られるのは自業自得と言われても、ちょっと待ってくれって話です。自殺者が出ないのが不思議なほど。
 ***
(3)へつづく

2325チバQ:2017/07/28(金) 19:57:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00000125-mai-pol
<稲田防衛相辞任へ>自民から厳しい声 国民の命預けられぬ
7/27(木) 22:52配信 毎日新聞
<稲田防衛相辞任へ>自民から厳しい声 国民の命預けられぬ
記者らに囲まれながら防衛省を後にする稲田朋美防衛相(中央)=東京都新宿区で2017年7月27日午後8時9分、小川昌宏撮影
 安倍晋三首相の「秘蔵っ子」と呼ばれ、要職に起用されてきた稲田朋美防衛相が辞任の意向を固めた。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題だけでなく、応援演説が東京都議選の惨敗につながるなど、閣僚としての資質が何度も疑問視されていた。身内の自民党からも厳しい声が上がった。

 問題となったPKOの日報を情報公開請求したジャーナリスト、布施祐仁氏は「もっと早く安倍首相が罷免すべきだった。防衛大臣として組織を文民統制できていないため、辞任は当然だ」と語る。その上で「日報問題の隠蔽(いんぺい)に関与したことを認めた上での辞任ではなく、今後は国会の場で関係者を証人喚問し、稲田氏の関与の有無を明らかにしなければ、防衛省や自衛隊に大きな禍根を残すことになる」と述べた。

 稲田氏は6月27日、都議選の自民候補の応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛相としてもお願いしたい」と述べた。公職選挙法は公務員の地位を利用した選挙運動を禁じており、発言を撤回して謝罪と釈明に追われた。

 応援演説を受けた現職候補は落選。選対幹部を務めた男性は「辞めてくれて良かった。演説のせいで逆風に見舞われ、議席を失った。言動が防衛相らしからず、1億2000万人の国民の命を預ける安心感がない。残念なのは、辞めるのが遅すぎたことだ」と語った。

 稲田氏は弁護士出身。2005年衆院選の際、幹事長代理だった安倍首相の目に留まって政界入り。首相が12年に政権に返り咲くと行政改革担当相、自民党政調会長、防衛相と要職に起用されていた。【奥山はるな、森健太郎】

2326チバQ:2017/07/28(金) 19:58:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000038-asahi-pol
稲田氏辞任、後任は岸田外相が兼務 首相「責任は私に」
7/28(金) 11:49配信 朝日新聞デジタル
記者会見する稲田朋美防衛相=28日午前10時46分、東京都新宿区の防衛省、仙波理撮影
 稲田朋美防衛相は28日の閣議後会見で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐる日報問題の監督責任をとり、辞任すると表明した。稲田氏は会見に先立ち、安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。稲田氏の後任は当面、岸田文雄外相が兼務する。

 稲田氏は日報問題をめぐる特別防衛監察の結果公表に合わせて辞任を発表した。結果について、「大変厳しい反省すべき結果が出た」と述べ、内容を説明。日報の開示をめぐり情報公開法や自衛隊法への違反行為があったとし、自らも含め黒江哲郎防衛事務次官ら関係者を処分したことを明らかにした。

 一連の問題について稲田氏は「陸上自衛隊の情報公開の対応が不適切だっただけでなく、防衛省・自衛隊の情報公開に対する疑念を抱かせ、内部からの情報流出をにおわせる報道が相次ぎ、ガバナンス(統制)自体も信頼を損ないかねない印象を与えた」と説明。「極めて重大かつ深刻」と認め、「指揮監督する責任を痛感し、職を辞することとした」と語った。

http://www.asahi.com/articles/ASK7W6G7DK7WUTFK04V.html?ref=yahoo
稲田氏、辞任の舞台裏 悪循環の末、内閣改造までもたず
2017年7月28日05時06分
 就任から約1年、言動が問題視され続けてきた稲田朋美防衛相が辞任の意向を固めた。

稲田防衛相、辞任の意向 陸自部隊の日報問題で引責
 27日午後、首相官邸。稲田氏は国家安全保障会議(NSC)の前に首相執務室に足を運んだ。面会時間は約30分。その後、官邸を出る際には記者団に「(防衛監察本部の)報告書の説明をしてきた」とだけ説明。記者団から自身の進退について問われても、無言を貫いた。

 だが、政府関係者によると、稲田氏はこの場で、安倍首相に引責辞任する意向を伝えたという。狭まる包囲網に耐えきれず、8月3日に予定している内閣改造までたどりつかない幕切れだった。

 首相周辺によると、首相は内閣改造で稲田氏を交代させ、「重要閣僚の更迭」という政権への打撃を少しでも軽減する戦略を描いていた。だが、南スーダンPKOに派遣された陸上自衛隊部隊が作成した日報が「廃棄した」とされた後に陸自内で見つかった問題で、「組織的な隠蔽(いんぺい)」疑惑が浮上。稲田氏の関与が取り沙汰される事態に発展した。

 稲田氏は国会や記者会見で自ら…

2327チバQ:2017/07/28(金) 20:01:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000069-san-pol
首相が発掘、要職歴任の厚遇 “後継”稲田氏の失墜、痛手
7/28(金) 7:55配信 産経新聞
首相が発掘、要職歴任の厚遇 “後継”稲田氏の失墜、痛手
大勢の記者に囲まれ、防衛省に入る稲田朋美防衛相=27日午後、東京・防衛省(川口良介撮影)(写真:産経新聞)
 8月3日の内閣改造を前に辞意を固めた稲田朋美防衛相は安倍晋三首相と思想的に共鳴し、「将来の首相候補」として重用されてきた。それだけに、稲田氏の失墜は安倍政権にとっても痛手となる。

 稲田氏は平成17年の衆院選に、保守派弁護士としての活躍に目をつけた当時自民党幹事長代理の安倍首相にスカウトされて、出馬した。当選後は保守系の議員連盟「伝統と創造の会」を立ち上げ、自ら会長に就任。定期的に靖国神社を参拝するなど、安倍首相に近い存在として注目された。

 頭角を現したのは21年9月に始まった民主党政権時代だった。

 国会審議で野田佳彦前首相の資金管理団体が在日韓国人男性から献金を受け取っていた問題などを厳しく追及し、民主党政権が模索していた外国人参政権や女性宮家創設などに関しても保守政治家の立場で徹底抗戦した。これが保守派のホープとして認知されるきっかけとなった。

 自民党が政権に返り咲き第2次安倍政権が発足すると、行政改革担当相、党政調会長の要職を歴任した。そこまで厚遇を受けたのは「女性議員の星にしたい」という安倍首相の意向があったからだ。稲田氏の調整力不足などを理由に重用を控えるよう促す首相周辺もいたが、安倍首相は昨年8月の内閣改造で防衛相に抜擢(ばってき)した。

 ところが、防衛相に就任してからは答弁につまずく場面が目立ち、雲行きが怪しくなった。今年2月の衆院予算委員会で共産党議員の質問に長々と答弁し、浜田靖一委員長から「だから長い! 大臣、簡潔に願います!」と、6回もたしなめられている。

 追い打ちをかけたのが、6月に都議選の自民党候補の応援演説で「自衛隊としてもお願いしたい」と発言したことだった。自衛隊は政治的中立性に敏感なだけに、内部からの批判も強まった。稲田氏の「生命線」ともいえる保守層からも急速に支持を失い始めていた。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が今月22、23の両日に実施した合同世論調査では、内閣改造で「代えたほうがよい閣僚」で稲田氏と答えた人は断トツの63・1%にも上った。安倍首相にとって、稲田氏の辞任は政権と後継者育成の両面でダメージを受けることになる。

2328チバQ:2017/07/28(金) 20:02:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000013-jij-pol
安倍首相、追い込まれ観念=稲田防衛相辞任、政権にダメージ
7/28(金) 7:05配信 時事通信
 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐる混乱の末、稲田朋美防衛相が辞任する事態に追い込まれた。

 支持率が急落する中でも安倍晋三首相は「秘蔵っ子」の稲田氏を擁護し続けたが、世論の辞任を求める声に抗し切れなかったとみられる。任命責任が厳しく問われそうで、政権運営は一段と厳しさを増している。

 「遅すぎる。もっと早く辞めさせるべきだった。稲田氏は歴代で一番ひどい」。自民党の防衛相経験者は27日、吐き捨てるようにこう語った。

 2005年8月15日に靖国神社を参拝中の稲田氏に、電話で「郵政解散」に伴う衆院選への出馬を打診したのは首相だ。思想・信条が首相と近く、12年の第2次政権以降、規制改革担当相、自民党政調会長を歴任。防衛相にも抜てきされた。

 だが、先の東京都議選の応援演説で「自衛隊としてもお願いする」と発言。与野党から閣僚としての資質を問う声が相次いだ。日報問題でも、稲田氏が隠蔽(いんぺい)に関与した疑いが浮上。稲田氏への風当たりは強まっていた。

 このため、首相は来月の内閣改造で交代させる方向で検討。それがこのタイミングでの辞任になったのは、防衛省の黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長が日報問題の責任を取り辞任する方向となる中、渦中の稲田氏だけ無傷ではいられないとの判断があるとみられる。自民党関係者は「次官も陸幕長も辞める。流れができていた」と語った。

 稲田氏の辞任は、政権にとって痛手だ。首相周辺は「都議選で失言したときに辞めさせておけばよかった」と語る。ただ、公明党幹部は「辞めるとしても、稲田氏にはちゃんと説明してもらわないといけない」と指摘した。

 野党は、首相の任命責任の追及を強める構え。民進党の大串博志政調会長は27日のBSフジの番組で「真実を隠蔽(いんぺい)するための究極のとかげのしっぽ切りだ」と厳しく批判した。

2330チバQ:2017/07/28(金) 23:40:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000153-jij-pol
稲田氏関与、残る疑念=文民統制に課題―特別監察
7/28(金) 20:25配信 時事通信
 防衛省は28日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報を陸上自衛隊が廃棄したと説明しながら保管していた問題で、防衛監察本部による特別防衛監察の報告書を公表した。

 保管されていた日報が非公表となった経緯に関し、稲田朋美防衛相が了承した事実はないと結論付けたが、稲田氏が報告を受けた可能性は認め、疑念を残す結果となった。また、陸自の主張に沿うような情報が公表前に漏れ、シビリアンコントロール(文民統制)の面で課題を露呈した。

 稲田氏は28日、観察結果を公表した記者会見で「大変厳しい、反省すべき結果が示された。極めて遺憾だ」と述べた。ただ、陸自からの報告に関しては「受けたという認識は今でもない。あれば必ず公表するよう指導したはずだ」と強調した。

 監察結果を受け、防衛省は黒江哲郎事務次官や岡部俊哉陸上幕僚長ら5人を懲戒処分にした。黒江氏は28日付、岡部氏は来月8日付で退任。稲田氏も監督責任を取るとして辞任した。

 報告書によると、2月13日と15日に、陸自幹部が稲田氏に日報について説明。だが、陸自に日報データが保管されていた事実に関しては「何らかの発言があった可能性は否定できない」とあいまいな表現にとどめた。これについて監察本部は、陸自側と稲田氏の主張が一致しなかったためと説明した。

 報告書では、日報の非公表は黒江氏の判断と認定。陸自内にあった日報データの取り扱いについて、黒江氏が岡部氏に「個人データであり、対外説明する必要はない」との方針を示した。

2331チバQ:2017/07/30(日) 00:05:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000058-jij-pol
若手・女性の起用焦点=安倍首相、新味演出に腐心―内閣改造
7/29(土) 15:05配信 時事通信
 来月3日に予定される内閣改造では、安倍晋三首相が政権の骨格を維持しつつ、いかに新味を演出するかに注目が集まる。

 若手や女性の積極起用でイメージアップを狙う手法もあるが、自民党内には重厚な布陣で今の危機的状況を抜け出すしかないとの意見もあり、首相は難しい判断を迫られそうだ。

 首相は改造について、「骨格はころころ変えるべきではない」とし、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官は続投させる方針だ。一方、「人心を一新する」と語り、他の閣僚の大幅な入れ替えを示唆している。

 自民党内で目玉人事としてささやかれるのが、小泉進次郎農林部会長の抜てきだ。衆院当選3回の若手のホープで高い知名度を誇り、政権の再浮揚にはうってつけというわけだ。

 ただ、入閣しても行政手腕は未知数。起用の意図を見透かされ、野党から「人寄せパンダ」とやゆされる可能性がある。当選回数を重ねた入閣待機組を飛び越えて登用されれば、身内から足を引っ張られかねない。今のところ小泉氏は入閣に消極的との見方がもっぱらで、党幹部は「首相が入閣を要請しても受けないだろう」と予想する。

 女性の登用についても簡単ではない。今回の改造では、土屋品子、橋本聖子、三原じゅん子各氏らの初入閣も取り沙汰されるが、「決め手に欠ける」との見方が強い。

 首相と距離を置く野田聖子元総務会長について、「お友達内閣」との批判をかわす狙いから推す声もある。ただ、「首相に取り込まれた」とのイメージが付きかねず、実現性は不透明だ。

 民間人として、日本維新の会法律顧問で、首相とのパイプを持つ橋下徹前大阪市長の名も上がるが、首相周辺は「ないだろう」と語る。

 党関係者は、「『ポスト安倍』の総裁候補も入れて、仕事をする内閣にすべきだ。奇をてらっては駄目だ」と指摘した。

2332チバQ:2017/07/30(日) 00:05:56
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170729-00088857-playboyz-pol
安倍政権で深刻化する女性不人気――内閣改造の“マドンナ大臣”で目玉はあの人?
7/29(土) 6:00配信 週プレNEWS
安倍政権で深刻化する女性不人気――内閣改造の“マドンナ大臣”で目玉はあの人?
大穴として保守系ジャーナリスト、櫻井よしこ氏の名前も。女性人気を回復できるとは思えないが……
誰か、いい女はいないのか〜!?

8月3日前後といわれる内閣改造を間近に控えた安倍政権内で、そんな悲鳴が上がっている。全国紙政治部記者が説明する。

「女性有権者の“安倍離れ”が深刻なんです。例えば読売新聞が7月初旬に行なった全国世論調査では、男性の内閣支持率45%に対して、女性は28%。6月の調査からマイナス18ポイントというすさまじい下落ぶりです。これは首相自身の人気低迷もさることながら、稲田朋美防衛大臣の失言、豊田(とよた)真由子衆院議員の暴言騒動と、安倍チルドレンといわれる女性議員の相次ぐ失態がかなり尾を引いているといわれています」

そこで首相周辺は、次の内閣改造で新たな女性閣僚のサプライズ起用を検討しているのだという。

「新鮮なイメージの女性閣僚を起用し、“女性活躍内閣”をアピールする狙いです。ところが、いくら探しても今の自民党にはこれといった人材がいない。首相周辺は頭を抱えています」(政治部記者)

政治評論家の有馬晴海(ありま・はるみ)氏もこううなずく。

「自民党の女性議員は衆参合わせて43人。ただ、大臣にふさわしい力量があるのは当選8回の野田聖子元郵政大臣くらい。しかも野田氏は安倍執行部に批判的で、入閣の可能性は低い。そこで現状では、三原じゅん子参院議員の起用が囁(ささや)かれています」

確かに元タレントの三原氏は知名度バツグン。だが、党内からは不安の声も…。

「安倍首相は三原さんを入閣させたがっているらしいけど、彼女のファンは男性で、女性からはむしろ嫌われているんだよね。だから、閣僚に起用しても支持率はそれほどアップしない。しかも彼女は参院でまだ当選2回。大臣答弁をこなせる力はない。へたに起用したら失言を連発し、新内閣の爆弾にもなりかねないよ」(自民党関係者)

同じく知名度なら、小泉チルドレン組の片山さつき参院議員、佐藤ゆかり衆院議員も高そうだが……。

「うん、本人たちはやる気マンマンで首相周辺にアピールしてるよ。ただ、いかんせん人望がない。首相も起用する気はないみたい」

前出の有馬氏はこう語る。

「あまりにも人材がいないので、民間からジャーナリストの櫻井よしこ氏を起用しようとの声もあるほど。それでも、どうしても党内から“マドンナ大臣”を登用したいのなら、筆頭候補は橋本聖子参院議員かもしれません。当選4回でスポーツ行政の実績も十分ですし、東京五輪に向けた五輪担当相ならありでしょう」

首相公邸の階段で記念撮影に臨むのは誰だ?

(写真/時事通信社)

2333チバQ:2017/07/30(日) 00:06:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000035-mai-pol
<北朝鮮ミサイル>岸田外相、早速対応に追われ 防衛相兼務
7/29(土) 11:29配信 毎日新聞
<北朝鮮ミサイル>岸田外相、早速対応に追われ 防衛相兼務
岸田文雄外相兼防衛相
 28日深夜の北朝鮮の弾道ミサイル発射で、同日から防衛相の兼務を始めたばかりの岸田文雄外相が早速対応に追われる展開となった。辞任した稲田朋美前防衛相に代わって、岸田氏が8月3日の内閣改造まで外務、防衛両省を束ねる状態が続くことに対し、野党は「危機管理の対応が遅れかねない」と懸念を強める。岸田氏は29日未明、外務省で記者団に「空白や支障は生じていない」と語った。

 ミサイル発射を受け、岸田氏はまず首相官邸で午前0時44分から開かれた国家安全保障会議(NSC)閣僚会合に駆け付けた。その後、同1時10分過ぎに防衛省に到着し、同省幹部から報告を受けた。同3時過ぎに防衛省を出た岸田氏が外務省に着いたのは同3時20分ごろだった。

 兼務に問題がないかを記者団に問われた岸田氏は「私自身は両省を移動しているが、その間も両省幹部は緊密に連携している。一体となって対応した」と説明した。菅義偉官房長官も29日未明の会見で「岸田外相は日米2プラス2(外務・防衛担当閣僚会合)に出席し、NSCメンバーでもある。首相が適材適所で判断された」と述べ、稲田氏の後任の人選として、防衛分野の知識の有無や継続性を重要視したとの考えを示した。一方、民進党幹部は「やはり(専任の)防衛相がいないのはまずい」と指摘した。【加藤明子】

2334チバQ:2017/07/30(日) 00:25:37
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280052-n1.html
2017.7.28 22:49
【稲田朋美防衛相辞任】
最悪の時期のトップ交代 統幕長人事で火種も
 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の混乱を受け、防衛省、背広組、陸上自衛隊のトップ3人の交代が決まった。防衛相を辞任した稲田朋美氏の後任は岸田文雄外相が兼務する非常事態。背広組、制服組ともに組織の立て直しを迫られるが、陸自は「水陸機動団」の創設を来年3月末に控えるなど歴史的な節目を迎える時期でもあるだけに、関係者の危機感は強い。

 岸田氏は28日夕、防衛省に足を運び、幹部らを前に「俺も忙しくなるな」と苦笑いした。兼務は来月3日の内閣改造までの見通しだが、北朝鮮の弾道ミサイル発射に警戒が強まる中、外務、防衛両省を1人の閣僚が担当するのは異例だ。

 日報問題の特別防衛監察では、制服組と背広組の意思疎通不足が背景にあったとも指摘された。次期陸幕長の山崎幸二北部方面総監は、自衛隊官舎の家賃値上げ問題で背広組や他省庁と折衝を重ねるなど「調整能力は抜群」(陸自OB)との評価が高い。28日に事務次官に就任した豊田硬(かたし)氏も制服組との連携強化に意欲を示している。

 ただ、懲戒処分対象者5人のうち3人を占める陸自にとって、最悪の時期のトップ交代となった。今年度中に水陸機動団のほか、全国の陸自部隊を一元的に指揮する陸上総隊司令部を新設する。岡部俊哉陸上幕僚長が急遽(きゅうきょ)辞任を余儀なくされ、影響は免れない。

 人事上の懸念もある。制服組トップの統合幕僚長は陸海空の幕僚長経験者が順番に務める慣例だ。海自出身の河野克俊統合幕僚長の任期は来年5月まで。次は陸の順番だが、陸を飛ばして空になる可能性もあり、そうなれば海空にも混乱は及ぶ。統幕長人事で禍根が残れば、新たな組織内対立の火種となる恐れもある。

2335チバQ:2017/07/30(日) 00:26:51
http://www.sankei.com/politics/news/170728/plt1707280051-n1.html
2017.7.28 22:48
【稲田朋美防衛相辞任】
首相の情けが将来の芽も摘んだ 何度も更迭の機会ありながら逸した
 稲田朋美防衛相が陸自「日報」問題で引責辞任したが、遅きに失した感がある。安倍晋三首相は「保守政治家のホープ」として稲田氏を行革担当相、自民党政調会長、防衛相と重用してきたが、ついに期待に応えることができなかった。過去に何度も更迭の機会がありながら、これを逸した首相の非も否めない。

 「稲田氏から防衛省のトップとしてけじめをつけたいと強い申し出があった。その意思を尊重し、辞表を受理することとした」

 首相は28日午前、首相官邸で記者団にこう語り、更迭を否定した。稲田氏の政治生命が絶たれるのを避けたいとの思いがにじむ。

 首相は、野党時代に舌鋒(ぜっぽう)鋭く民主党政権を追い詰めた稲田氏の功績を高く評価し、平成24年の第2次安倍内閣で当選3回ながら行革担当相に抜擢(ばってき)した。

 さしたる成果はなかったが、26年9月には政調会長に起用した。首相自らも当選3回で幹事長に抜擢された経験を持つ。自らの手で女性首相候補を育てたいとの思いがあったのだろう。

 だが、力量不足は明らかで農協改革など重要政策では立ち往生した。最後は首相や二階俊博総務会長(当時)に泣きつくことが多く、党内の信望を失った。財政政策では財務省のシナリオ通りに動くことが多く、甘利明経済再生担当相(当時)らを怒らせた。

 稲田氏の風評は首相の耳にも届き、首相は政調会長交代を決断するが、28年8月の内閣改造では防衛相に起用した。周囲は反対したが、首相は「彼女に安保・防衛を学ばせたい」と耳を貸さなかったという。

 防衛政策に疎い稲田氏は野党の格好の標的となった。8月15日の全国戦没者追悼式に欠席したことを民進党の辻元清美衆院議員に批判され、涙ぐんだこともある。昨年暮れには、安倍首相の米ハワイ・真珠湾慰霊に同行した直後に靖国神社を参拝し、周囲を困惑させた。

 学校法人「森友学園」の問題では、代理人として訴訟に出廷したことが分かり、国会が紛糾。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題に関する答弁でも失点を重ねた。

 中でも6月27日に東京都議選の応援演説で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」という失言は決定打だといえる。都議会自民党惨敗の一因となっただけに、与党内にも辞任を求める声が上がったが、稲田氏にその気はなく、首相も「内閣改造で交代させればよい」と判断した。

 だが、これがさらに稲田氏を追い詰めることになった。稲田氏交代を求める声は日に日に高まり、内閣改造を6日後に控えながらの辞任劇となった。首相の期待と温情は、稲田氏の将来の芽も摘んでしまった。

(田北真樹子)

2336チバQ:2017/07/30(日) 00:35:54
https://mainichi.jp/articles/20170729/k00/00m/010/095000c
稲田防衛相辞任

それでも、かばい続けた安倍首相のなぜ

毎日新聞2017年7月28日 21時18分(最終更新 7月29日 00時48分)
自民党幹部「今村氏との差は…『かわいいから』しかない」
 稲田朋美防衛相が、いわゆる日報隠蔽(いんぺい)問題で辞任した。来月3日予定の内閣改造までもたなかった。過去に何度も行動や発言が問題視され、防衛トップや政治家としての資質に疑問符がついている。安倍晋三首相はそれでも稲田氏を重用し、かばい続けたあげくに破綻した。【佐藤丈一、福永方人】

 「現場の気持ちが分かっていたとは思えない。辞めて当然だ」

 ある陸上自衛隊幹部は険しい表情で言った。ハイヒールで潜水艦を視察するなど、批判を浴びる行動も目立っていた。「視察の回数も歴代で少なかったように感じる。派遣された隊員の大変さを分かっていたのか」

 北朝鮮が数日前から弾道ミサイル発射の動きを見せ、28日に発射した。別の自衛隊幹部は「首相にかわいがられてきたのだろうが、この時期の辞職とは最後まで人騒がせだ」。別の幹部も「とにかく閉鎖的で取り巻きの職員以外と交わろうとしない人だった」とため息をついた。

 稲田氏は靖国神社参拝へのこだわりや、教育勅語の評価など、タカ派的な言動で注目されてきた。2005年の「郵政選挙」で自民党幹事長代理だった安倍首相に誘われ初当選。野党時代の11年、月刊誌「正論」3月号での対談で「長期的には日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべきではないか」などと述べていた。

 第2次安倍内閣では行政改革担当相として初入閣。14年に当選3回で党政調会長に抜てきされた。首相は「彼女はホープだから」と周辺に語っていた。昨年、内閣改造の「サプライズ人事」で防衛相に起用された。

 稲田氏起用について自民党関係者は「本気で首相候補に育てようとして、経験を積ませるためだった」と指摘する。ベテラン議員の一人は「首相は稲田氏と丸川珠代五輪担当相をかわいがり、2人を競わせている」と語る。

 防衛相として数々の批判を乗り越えてきた稲田氏。東日本大震災を巡る失言で即日更迭された今村雅弘前復興相の例を挙げ、自民党幹部は「スパッと首を切られた今村氏との差は何なのか。『かわいいから』しかない」と言う。稲田氏が属する「細田派」は首相の出身派閥だ。首相周辺は「自派閥だからこそ、もっと早く切るべきだった」と語った。

 軍事評論家の前田哲男さんは「数々の失言や情勢の把握不足で当初から不適格の判定が下されていた」と評する。最も問題視するのは、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報に表記された「戦闘」を「法的な戦闘行為ではなく衝突」と説明したこと。「現地から本省への報告を上が握りつぶす説明をしたことになる。次から正しい報告が入ってこなくなる。どんな報告でも受け止める度量に欠け、指揮官として最悪です」

 そんな稲田氏を安倍首相はなぜ守り続けたのか。「防衛行政や政策に暗く、首相のお気に入りで用いられた面がある。支え続けた責任は重い」と前田さんは批判している。

2337チバQ:2017/07/30(日) 18:47:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000032-jij-pol
晴れぬ疑念、遠い収束=首相、丁寧な説明「不発」-険しい政権再浮揚〔深層探訪〕
7/29(土) 8:24配信 時事通信
 内閣支持率急落で政権の足元が揺らぐ中、安倍晋三首相が出席した24日の衆院予算委員会。自身の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画について、関与を完全否定し、「身の潔白」をアピール。だが、同日の審議を通じて疑念が全て晴れたとは言い難く、首相が目指す政権の再浮揚は険しそうだ。


 ◇低姿勢に一変
 「李下(りか)に冠を正さずとの言葉がある。私の友人が関わることだから、国民から疑念の目が向けられるのはもっともなことだ」
 首相は答弁でこう繰り返し、疑惑の存在を素直に認めた。「今までの答弁で足らざる点があったことは率直に認めなければならない」とも指摘。普段なら色をなして野党議員に「印象操作だ」と反論していたが、それも封印した。与党幹部は「丁寧に答えていた」と語った。

 そうした演出は態度にも表れた。これまでは足を組んでふんぞり返るような姿も目に付いたが、この日は背筋をまっすぐ伸ばして着席。一転して低姿勢に終始した。

 政府関係者によると、予算委審議に当たり、首相官邸では、丁寧に対応することや、やじがあっても反応しないことを首相と確認。質疑のシミュレーションも行い、万全の準備を整えて臨んだという。「げっぷが出るまで説明する」。首相は周辺にこう意気込みも語っていた。

 東京都議選で歴史的惨敗を喫し、仙台市長選も敗北。報道各社の内閣支持率には、政権運営の「危険水域」とされる2割台に落ち込む調査結果も出始めた。それだけに首相は24、25両日の衆参予算委を、「加計ありき」との国民の疑念を晴らし、政権再浮揚への足掛かりの舞台とするはずだった。だが、結果的には「不発」に終わった印象が否めない。

 ◇「にわかに信じられぬ」
 首相は答弁で、加計学園の国家戦略特区申請を知ったのは、1月20日の国家戦略特区諮問会議だと説明。ただ、首相と加計学園理事長は長年の友人で、会食やゴルフを重ねる親しい間柄。民進党の野田佳彦幹事長は24日の記者会見で「そこまで知らなかったとは、にわかに信じることができない」と疑問を呈した。日本維新の会からも「説明に厳しい面があった」(幹部)との声が上がった。

 与党は、野党側が加計問題の「キーマン」とにらむ和泉洋人首相補佐官の招致に応じたが、前川喜平前文部科学事務次官と主張が対立。野党は前川、和泉両氏について、偽証罪が適用される証人喚問を要求しており、幕引きには程遠い空気だ。

 与党内でも見方は割れる。自民党の竹下亘国対委員長は予算委終了後、「(説明責任を)果たしたと感じている」と記者団に強調したが、公明党幹部は「一度の説明では終わらない」と語った。

 ◇「V字回復は無理」
 政権が抱えるのは加計問題だけではない。南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題では、稲田朋美防衛相の関与をめぐる疑惑が横たわる。25日の参院予算委では大きく取り上げられる可能性もある。

 首相は、衆参予算委を乗り切った上、来月3日の内閣改造・自民党役員人事による「人心一新」で政権を立て直したい考えだが、思惑通りに進む保証はない。「V字回復は無理だ」。自民党の若手はこうつぶやいた。

2338チバQ:2017/07/30(日) 18:54:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072801293&g=cyr
対応遅れ傷口広がる=後継人事、改造の焦点に-稲田防衛相辞任


 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で、稲田朋美防衛相は28日、引責辞任に追い込まれた。安倍晋三首相が野党の罷免要求を拒否し、稲田氏をかばい続けたことが、かえって傷口を広げた形だ。文民統制(シビリアンコントロール)が揺らぐ事態に至っただけに、8月3日の内閣改造では、後継人事が焦点の一つとなる。

 ◇狂ったシナリオ
 「こうした結果となったことについて、改めておわびしたい」。首相は28日、首相官邸で記者団に対し、自らの任命責任を認め、稲田氏辞任を陳謝した。
 稲田氏は防衛相就任以来、閣僚としての資質を問われ続けてきた。東京都議選の応援演説では、自衛隊の政治利用と受け取られかねない発言をして、与野党から厳しい批判を浴びたが、首相は稲田氏を擁護。内閣改造に合わせて交代させ、事態の収拾を図る考えだった。
 政府関係者は「首相は辞めさせるリスクを悩んでいた」と振り返る。首相は第2次政権発足以来、思想・信条が近い稲田氏を閣僚や自民党要職で重用し、先の内閣改造では党内のやっかみを振り切って防衛相に抜てきした。稲田氏更迭となれば、任命判断が誤りだったと自ら認めることになりかねず、野党に格好の追及材料を与える。
 しかし、日報問題をめぐり稲田氏と陸上自衛隊の対立は先鋭化。非公表とした判断に稲田氏が関与したか否かについて、防衛省・自衛隊内の見解の相違が露呈するなど混乱が拡大した。稲田氏は27日、特別防衛監察を報告するため首相と会談した際、「私、もう辞めます」と伝え、首相も受け入れた。
 「今思えば、都議選の時に辞めさせておけばよかった」。政府関係者は狂ったシナリオをこう悔やんだ。
 ◇安定感重視
 防衛政策に明るいとは言えない稲田氏の登用は、自衛隊との信頼関係を大きく動揺させた。後任の人選について、首相周辺は「安定感が重要だ」と指摘。自民党内では「次の防衛相はエキスパート起用しかない」(中堅)との声が上がり、防衛相経験者である小野寺五典、中谷元、浜田靖一各衆院議員や林芳正参院議員の名前が取り沙汰されている。
 石破茂前地方創生担当相も経験者の一人だが、首相の政権運営に批判的な発言を繰り返している。同党内では「石破氏は入閣要請があっても受けないのではないか」(別の中堅)との見方が出ている。
 ◇「火だるま政権」
 首相は稲田氏辞任で日報問題に一区切りを付け、内閣改造・自民党役員人事で政権の再浮揚を図りたい考えだ。しかし、野党は日報問題でも衆参両院で首相と稲田氏の出席を求めて閉会中審査を行うよう要求、政権への攻勢を強める構えだ。学校法人「加計学園」の獣医学部新設の問題も収束には程遠く、改造後もこれら難題への対応を迫られるのは必至だ。
 かつて首相は、稲田氏を英仏百年戦争でフランスの救世主となったジャンヌ・ダルクと称したことがある。これを踏まえ、自民党中堅は「ジャンヌ・ダルクは最後、火あぶりの刑になった」と冷ややかに語った。同党ベテランは、政権の現状について「まさに火だるまだ」と評した。(2017/07/28-19:50)

2339チバQ:2017/07/31(月) 14:47:57
>>2335
産経がここまで批判するとは予想外ですね

2340チバQ:2017/07/31(月) 15:31:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170731-00000057-san-pol
入閣待機組60人超 改造迫るが堅実優先、諦めムードも
7/31(月) 7:55配信 産経新聞
入閣待機組60人超 改造迫るが堅実優先、諦めムードも
自民党入閣待機組(写真:産経新聞)
 安倍晋三首相が8月3日に断行する内閣改造で、当選回数を重ねながら閣僚経験「ゼロ」の待機組の処遇が注目されている。内閣支持率急落に苦しむ首相は政権浮揚を図るため、閣僚経験者で固める堅実な布陣を優先するとみられる。不祥事などで政権弱体化につながる危険がある待機組には「狭き門」になりそうだが、淡い期待を抱くその胸中は複雑だ。(清宮真一)

                  ◇

 自民党で当選が衆院5回以上、参院3回以上(両院在職期間が13年以上を含む)で、閣僚未経験の議員は60人を超える。待機組を閣僚に起用しなければ、党内の不満が噴出する可能性もあり、これまでも一定の処遇をしてきた。

 しかし、第3次安倍再改造内閣で当選7回で初入閣した今村雅弘氏は東日本大震災をめぐる失言で復興相を辞任した。衆院当選3回(参院2回)の金田勝年法相は不安定な答弁が野党の標的となった。待機組の入閣が政権のマイナスイメージになる例は少なくない。

 それでも人事の季節になると、派閥領袖(りょうしゅう)は待機組の入閣を念頭に猟官運動にうごめく。岸田派会長の岸田文雄外相兼防衛相は27日の派閥会合で「遠慮せずポジション取りに精励してもらいたい」と訴え、額賀派会長の額賀福志郎元財務相も記者団に「(派内には)閣僚をこなせる人材がたくさんいる。首相は配慮してほしい」とアピールした。

 二階派幹部は「改造で国民の期待に応えるだけではダメだ。待機組60人の期待もある」と注文をつける。合流で第2派閥に躍進した麻生派も数の力を背景に閣僚ポスト増を求める。自粛気味なのは、稲田朋美、豊田真由子、中川俊直各氏ら所属議員の不祥事が続出した細田派ぐらいだ。

 そんな中、当の待機組には諦めムードも漂う。「誰だって閣僚になりたい…」と本音を漏らす待機組の一人は「支持率下落の厳しい局面で首相が人選に慎重になるのは仕方ない」とこぼす。別の待機組は「全ては首相の腹一つだ。なるようにしかならない」と過剰な期待を自制しており、待機組には肌寒い「夏」となりそうだ。

2341チバQ:2017/07/31(月) 17:52:25
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170731/soc1707310007-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
“裏切り者”石破氏の党内評価急落…「ポスト安倍」争い、岸田氏が逆転リード (1/3ページ)
2017.7.31


ポスト安倍として評価急上昇の岸田外相。石破氏と火花を散らす ポスト安倍として評価急上昇の岸田外相。石破氏と火花を散らす

 稲田朋美防衛相の辞任に絡み、安倍晋三首相の後継をめぐる「ポスト安倍」争いに異変が生じている。世論調査では、石破茂元幹事長がリードしていたが、党内的には岸田文雄外相の評価が急上昇しているのだ。外相と防衛相を兼務して存在感を高める岸田氏と、過去の「裏切り者」のレッテルが復活しつつある石破氏。8月3日の内閣改造・自民党役員人事をにらみながら、党内序列も激変しそうだ。

 「閣僚(稲田氏)が辞任することについて、国民のみなさまに心からおわび申し上げる。安全保障には一刻の空白も許されない。岸田外相に防衛相を兼務してもらう。北朝鮮の『核・ミサイル』開発が深刻さを増すなか、高度な警戒態勢を維持し、国民の安全を確保するため、万全を期す」

 安倍首相は28日、官邸で記者団にこう語った。

 防衛相辞任という“政治的空白”を突いてきたのか、北朝鮮は同日深夜にICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射した。

 この奇襲的ミサイル発射に対し、政府の対応は素早かった。安倍首相や菅義偉官房長官らは官邸にすぐに駆けつけ、国家安全保障会議(NSC)の関係閣僚会合を開催し、対応を協議した。

 岸田氏は翌29日未明に官邸から防衛省に移り、自衛隊に対し、米韓と連携しながら情報収集や高度の警戒態勢の維持などを指示した。

 その後、岸田氏は記者団の取材に対し、「首相から『安全保障に一刻の空白もあってはならない』という意向が示され、私は防衛相を兼ねて務めている。(今回の事態に)防衛省、外務省、一体となって全力で取り組んだ。空白があったというようなことはない」と自信満々に語った。

 防衛相兼任初日から、危機管理対応に追われた岸田氏だが、その手腕の確かさを示すことにもなった。

 安倍首相は当初、防衛相の兼務を、麻生太郎副総理兼財務相に打診したが、都合が付かずに断念し、岸田氏を抜擢(ばってき)したとされる。内閣改造までの一時的措置だが、安倍首相の狙いはドンピシャリだった。

 官邸関係者は「通常、外相と防衛相の兼務は考えられない。米国なら、ティラーソン国務長官とマティス国防相の役割を1人でこなすことだ。短期間だが、多大な責任と権限を手にする。これは安倍首相が岸田氏に『絶対的な信頼』を寄せている証拠だ。麻生氏に先に打診したとすれば、当然、麻生氏の『岸田氏でいい』という了解も得ている。今回の兼務は、岸田氏が『ポスト安倍』で大きく先行したことを意味する」と語った。

 これまで、自民党内では「ポスト安倍」について、「岸田氏と石破氏が競い合い、非常時の緊急避難としては麻生氏」(中堅)とみられてきた。だが、「森友・加計学園」問題や、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報問題を経て、党内の評価は変わった。

 官邸関係者は「政府与党の危機に、岸田氏は『一致結束して安倍政権を支える』と公言している。これに対し、石破氏はメディアに登場して政権批判を繰り返し、後ろから鉄砲を撃っている。石破氏はかつて自民党を離党し、あの小沢一郎氏(現・自由党代表)と行動をともにした。また、『先祖返り』しているのではないか」と語る。

2342名無しさん:2017/07/31(月) 17:52:38
 実際、石破氏の側近である鴨下一郎元環境相は28日のTBS番組収録で、稲田氏をめぐる安倍首相の対応について「かばいすぎのそしりは免れない」と批判した。

 石破氏は、自民党が下野するきっかけになった1993年6月の宮沢喜一内閣に対する内閣不信任案に賛成した。解散総選挙後に成立した細川護煕内閣が、同年11月に提出した小選挙区制の導入などを柱とした「政治改革4法案」にも賛成し、役職停止処分などを受けた。当時の自民党幹事長は森喜朗元首相。その後、自民党を離党し、小沢氏らの新進党の結成に参画した。

 自民党ベテラン秘書は「石破氏は自民党が野党のときに出ていき、与党のときに戻ってきた。つまり『裏切り者』だ。ドイツの哲学者ヘーゲルは『歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は茶番として』と言ったが、安倍首相の苦境、自民党の危機を利用して、けしからぬことを考えている可能性がある。世論調査と正反対で、石破氏の党内評価は急落している。今の動きが『茶番』にならなければよいが…」と分析した。

 「ポスト安倍」を勝ち取るには、岸田氏や石破氏は将来、自民党総裁選で勝利しなければならない。現在、自民党は衆参で約400人いるが、安倍首相の出身派閥・細田派(96人)と、麻生派(59人)、岸田派(45人)を合わせると200人。一方、石破派は19人である。


 政治評論家の伊藤達美氏は「安倍首相は、岸田氏を副総理格で処遇すべきだ」といい、続けた。

 「現在、首相不在の際の臨時代理の順位は、1位が麻生氏、2位が菅義偉官房長官だが、岸田氏を2位にすべきだろう。政治家にとって貸し借りは大事で、岸田氏は今回、安倍首相に大きな貸しを作った。岸田氏率いる宏池会の創設者、池田勇人元首相は、安倍首相の祖父、岸信介元首相の後に総理の座を射止めた。岸田氏は、この事実を冷静に振り返り、安倍首相をしっかり支えて、この難局を乗り越えるべきだろう」

2343名無しさん:2017/07/31(月) 17:54:51
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170730/plt17073008000001-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
稲田氏“醜態”辞任会見 自衛隊に大危機、後任難航で安倍首相の「ライバル」「天敵」急浮上
2017.7.30 08:00
 稲田朋美防衛相は28日、南スーダンPKO(国連平和維持活動)部隊の日報隠蔽問題をめぐり、防衛省・自衛隊の混乱を招いた責任を取り、辞任した。

 ただ、同日公表された特別防衛監察結果は、稲田氏が陸上自衛隊側から「日報のデータ保管の報告を受けた可能性は否定できない」としながらも、「非公表とする方針を了承した事実はない」という玉虫色の内容だった。陸自側の反乱もあり「ブチ切れの女王」は防衛省を去るが、日本の安全を守る「実力組織」が負った傷はあまりにも大きい。

 「(日報問題の特別防衛監察結果は)防衛省・自衛隊に関し、極めて厳しい反省すべき結果が示された。極めて遺憾だ」「自衛隊員の士気を低下させかねない重大かつ深刻なものだ」「指揮監督する防衛相として責任を痛感し、職を辞することとした。先ほど安倍晋三首相に辞表を提出し、了承された」

 稲田氏は28日午前の記者会見で、こう語った。ただ、日報のデータ保管の報告については、「私自身、報告を受けたという認識は今でもないが、監察の結果は率直に受け入れる」と述べた。

 この会見に合わせるように、安倍首相も官邸で記者団の取材に応じ、次のように語った。

 「稲田氏は自らの責任で、日報問題の特別防衛監察を行い、全容解明を行ったうえで、再発防止策を講じた。そのうえで、『監督責任を取りたい』という強い申し出があった。閣僚の任命責任はすべて私にある。国民のみなさまに心からおわび申し上げたい」

 事実上の更迭となる稲田氏の辞任に合わせて、黒江哲郎事務次官、岡部俊哉陸上幕僚長の事務方、陸自両トップも辞任した。1954年の自衛隊発足以来、最大の危機といえる。

 稲田氏の後任だが、8月3日に実施する内閣改造まで、岸田文雄外相が兼務する。内閣改造では、省内を落ち着かせるため、防衛相経験者の起用が検討されている。石破茂元幹事長や林芳正参院議員など、安倍首相の「ライバル」「天敵」まで後任候補に挙がっている。

 稲田氏は昨年8月の防衛相就任以来、省内に混乱を引き起こし続けた。外遊時に派手なサングラスと野球帽というリゾートルックで現れたり、部隊視察時のハイヒールなど、奇抜で場違いな服装だけではない。

 森本敏元防衛相ら防衛相政策参与3人が昨年末、そろって辞任した。いずれも日米防衛当局の信頼が厚い人物だったが、「稲田氏が煙たがった」(防衛省関係者)とされる。

 弁護士としての自負が強く、報告では法的根拠の説明を求めた。部下にすぐ激高して、「あなたたちは司法試験にも受かっていない」と言い放たれた幹部もいた。「最悪の防衛相」「最も上司にしたくない女性」と吐き捨てる幹部もいた。

 安倍政権が「日米同盟の強化・深化」を進めるなか、ジェームズ・マティス米国防相が今年2月に来日したが、まったく会話が成り立たなかったという。稲田氏主催の夕食会に、安倍首相が途中から飛び入り参加して、「彼女は信頼する閣僚だ」と保証せざるを得ない場面もあった。

 こうしたなか、日報隠蔽問題が発生した。

 特別防衛監察の焦点は、衆院予算委員会で日報問題をめぐる集中審議が行われた2月14日を挟み、防衛官僚や陸自側と稲田氏の間で交わされた同13日と15日のやりとりだ。

2344チバQ:2017/07/31(月) 17:55:25
 政府関係者への取材で、「陸自側から稲田氏にデータの存在が報告された」「稲田氏が了承した」といった複数の証言が確認されている。

 ところが、防衛監察本部は、この両日とも陸自内の日報データの存在について、出席者から「何らかの発言があった可能性は否定できない」と指摘するだけで、稲田氏については「公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった」と結論付けた。

 フジテレビは25日、稲田氏にデータ保管の事実が伝えられた際のやり取りを記した「手書きメモ」の存在について、映像付きでスクープしているのにである。メモには、稲田氏が国会対応を念頭に「明日、何て答えよう」と出席者らに確認していたことも記されていたという。

 こうしたメモが、防衛省・自衛隊の情報流出だとすれば、極めて問題である。稲田氏のクビを狙った「事実上の反乱」といえ、シビリアン・コントロール(文民統制)が効かない、異常事態といえる。

 今回の中途半端な監察結果で、混乱は収まるのか。

 防衛庁・自衛隊OBである評論家の潮匡人氏は「稲田氏はいつも威張って、周囲を怒鳴り散らしていたと聞く。これは日報隠蔽問題というよりも、『稲田朋美問題』というべきだ」といい、続けた。

 「陸自側としては『稲田氏に報告して、了承を得た』と認識していたが、先週末に公表予定だった報告書は『稲田氏の関与や了承はなかった』という結論だった。現場から『トカゲの尻尾切りではおかしい』『公平にすべきだ』という声がわき起こったのだろう。今回の混乱で、稲田氏は政治家として相当厳しくなったはずだ。稲田氏が防衛省を去って、国民・省内から信頼される後任防衛相が着任すれば、とりあえず混乱は収拾される。ただ、停滞している幹部人事など問題は山積している」

 国会での決着という問題もある。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「日報隠蔽問題の事前報告に関し、稲田氏は了承したのかどうか。この問題について、来週にも国会の閉会中審査が開かれるが、与党は稲田氏の参考人招致を断るだろう。だが、真相を解明するために、稲田氏は国会で説明する責任がある。稲田氏を出すのと出さないので、どちらが安倍政権にとってマイナスになるのか。よく考えるべきだ」と語っている。

2345チバQ:2017/07/31(月) 18:09:36
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170712/soc1707120014-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsRelated
平成版「角福戦争」か、石破氏が倒閣始動 額賀派との大連合構想ウラに外相有力視・茂木氏への「強烈アレルギー」 (1/3ページ)
2017.7.12
 自民党の東京都議選での歴史的惨敗と、安倍晋三内閣の支持率急落を受け、石破茂元幹事長の言動が注目されている。メディアで連日、激しい政権批判を展開しているのだ。こうしたなか、石破派(水月会)と、額賀派(平成研究会)による「大連合構想」がささやかれはじめた。平成研の一部に、石破氏を担ごうという動きがあるという。平成研の源流は「今太閤」と呼ばれた田中角栄元首相にさかのぼる。一方、安倍首相の出身派閥、細田派(清和政策研究会)は、田中氏の宿敵、福田赳夫元首相が創設した。平成版「角福戦争」に発展するのか。 

安倍内閣 都議選
 「(内閣支持率は)自然現象で下がったのではない。理由があるから下がっている」「(安倍首相らの)立ち居振る舞いが国民の共感を呼ばなかったなど、要素はいろんなものがある」

 石破氏は10日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、こう政権批判を展開した。

 永田町的には「後ろから鉄砲撃つ」ような発言だが、石破氏は都議選(2日投開票)中から突出していた。

 6日の石破派の会合では、「都議会の責任というより、自民党に対する反感があった」「要は『誰の方を向いて仕事しているのか』『本当に国民、都民の方を向いてやっているのか』だ」「言うべきことを言うべき時に言うか、言わないか。『キジも鳴かずば撃たれまい』と言っていると、みんな一緒に運命をともにし、日本がつぶれてしまう」とも述べた。

 自民党はいま、「政局の夏」を迎えている。これまで党内では、国政選挙で4連勝し、衆院の解散権と党の公認権という絶大な力を握る安倍首相への批判・不満は出にくいムードがあった。

 だが、都議選惨敗と内閣支持率急落は、安倍首相と近い人物の疑惑や、細田派出身の閣僚や議員の失言・暴言が直撃したものだ。党内からは「安倍一強」による「おごり」「ゆるみ」への猛烈な批判が出始めている。

 前出の派閥会合でも、石破氏の発言に、所属する議員からは賛同する声が多く上がったという。

 石破派と額賀派の「大連合構想」は、こうした背景で浮上した。

 永田町関係者は「小渕恵三元首相以降、平成研は総理・総裁を輩出していない。そこで、参院を中心に『石破氏を担いではどうか』という意見が出ている。この動きに、今も派内に影響力を持つ青木幹雄元参院幹事長が理解を示している。青木氏は、石破氏を高く評価している。青木氏の息のかかった参院から、一気に機運が盛り上がる可能性がある」と語った。

 前身の田中派以来、「鉄の団結」を誇り、自民党最大派閥として権勢をふるった額賀派だが、2007年に第2派閥に転落した。4日には麻生氏率いる「新麻生派」の結成で、第3派閥にまで落ち込んだ。

 額賀派には「将来の女性総理候補」としての小渕優子元経産相がいたが、14年に「政治とカネ」の問題で経産相を辞任した。それ以降、同派には明確な「ポスト安倍」候補はいない。

 安倍首相は国民に「反省の姿勢」を示し、悲願の憲法改正を成し遂げるために、8月初旬に内閣改造・党幹部人事に踏み切る意向を固めた。

 麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官という「政権の柱」は留任させながらも、「お友達」と揶揄(やゆ)された稲田朋美防衛相、塩崎恭久厚労相らは交代となる見通しだ。岸田文雄外相は党要職で起用し、後任の外相には、茂木敏充政調会長の抜擢(ばってき)が有力視されている。

2346チバQ:2017/07/31(月) 18:09:57

 実は、茂木氏は平成研の幹部の1人である。これまで、経産相や金融担当相、政調会長を歴任しており、次に外相を務めれば「ポスト安倍」候補となるはずだ。

 だが、前出の永田町関係者は「茂木氏は頭脳明晰(めいせき)で政策にも精通し、安倍首相との関係もいい。だが、人望面でやや欠ける。自身は額賀福志郎会長から派閥を受け継ぎ、派閥をまとめたいと願っているようだが、派内には強烈な『茂木アレルギー』がある」と語った。

 石破派と額賀派の大連合の根底には、こうした派内事情もある。

 平成研の「事実上のオーナー」は現在でも青木氏で、「石破氏も、議員を引退した青木氏を大切にしている」(別の永田町関係者)という。

 昨年夏の参院選では、石破氏は「鳥取・島根合区」で、青木氏の長男である一彦氏を全力で応援した。お互いの利害は一致しているのだ。

 大連合の可能性はどのくらいあるのか。

 永田町関係者は「派閥の現状打開のために、『石破氏を担ぐべきだ』という意見はあるが、離党経験があり、何度も派閥を変えた石破氏を『アイツは裏切り者だ』と唾棄する議員も多い。ただ、派内には、小泉純一郎元首相ら清和会による『平成研潰し』を恨みに思っている面々もいる。大連合は、清和会の天下に終止符を打つチャンスだ。憲法改正論議が大詰めを迎えるなか、『ハト派の平成研』と『タカ派の清和会』という対立構図も描ける。国民にも意義のあることだ」と語っている。

2347チバQ:2017/07/31(月) 18:10:47
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170727/soc1707270005-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsRelated
内閣改造に“隠し玉” 外相に「反安倍」急先鋒の石破氏起用か、拒否すれば「倒閣に舵」 (1/3ページ)
2017.7.27
 安倍晋三首相は、衆参予算委員会での閉会中審査を終え、8月3日に断行する内閣改造・自民党役員人事に本格的に着手した。内閣支持率が30%未満の「危険水域」に突入するなか、挙党態勢を築き、緊迫する東アジア情勢に対応する人選が注目される。お友達人事を排し、「重厚な内閣」を立ち上げるため、「ポスト安倍」を狙う石破茂元幹事長に重要閣僚での起用を打診する案が浮上している。石破氏は、自民党や日本のために火中のクリを拾うのか。

安倍内閣
 「そう遠くない日に必ず選挙がある。立ち遅れは許されない」

 自民党の二階俊博幹事長は25日、大阪市で開いた二階派研修会の講演で、こう語った。今年秋の「電撃解散」を示唆したのか。安倍首相と緊密に連絡を取り合っている党重鎮の言葉だけに、意味深長だ。

 安倍首相は今回の内閣改造について、誰が見ても文句が付けられない「重厚な内閣」を目指している。党役員人事も含めて、国民が「やはり、政権を担えるのは自民党しかない」と納得するような布陣を敷き、局面打開の解散も模索しているとされる。ただ、現状の内閣支持率は厳しい。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が22、23両日に実施した合同世論調査で、支持率は34・7%(前回比12・9ポイント減)、不支持率は56・1%(同13・2ポイント増)となり、2012年12月の第2次安倍内閣発足後、支持は最低、不支持は最高を記録した。

 安倍首相は、内閣支持率の下落について、「国民の声であると真摯(しんし)に受け止めたい」と語っているが、この世論調査の中に党勢回復のヒントがあった。

 「いま首相にふさわしい人物」を聞いたところ、1位は安倍政権にメディアで苦言を呈している石破氏で20・4%。安倍首相は19・7%で2位だったのだ。

 永田町関係者は「石破氏を重要閣僚で起用する案が浮上している」といい、続けた。

 「『反安倍』の急先鋒(せんぽう)である石破氏を入閣させられれば、『お友達』色は払拭できるうえ、国民に『安倍首相は変わった。苦言にも耳を傾ける』と印象付けることができる。昨年8月の内閣改造の際、石破氏は『財務相か外相なら受ける』と語ったという。当時、ロシア外交もあり、麻生太郎副総理兼財務相と岸田文雄外相は外せなかったが、岸田氏は今回、党務復帰も希望している。石破氏が『自民党の危機』に立ち上がって内閣支持率が上がれば、『ポスト安倍』の最右翼に躍り出る。石破氏の外相起用はあり得るのではないか」

 森喜朗元首相も「安倍首相にアドバイスするとすれば、嫌いな人、縁遠い人ほど近くに置くべきだと言いたい。遠い人を入れれば、遠い人の周辺にいる人も味方に引き込めるからだ」と語り、石破氏にも入閣要請すべきだと指摘する。

 石破氏は衆院当選10回、党幹事長や政調会長、農水相、防衛相、地方創生相などを歴任してきた。ただ、財務相や外相、経産相などの重要閣僚は経験していない。

 田中角栄元首相はかつて、「首相になる条件」として、党三役に加えて、「外務、通産(現経産)、大蔵(現財務)の3つの大臣ポストで成功すること」と語った。厳しい国際環境で政権運営をするには、3閣僚の経験は重要といえる。石破氏にとって、角栄氏は「政治の師」である。

 安倍首相にとっては、悲願である憲法改正や、拉致問題の解決を成し遂げるため、石破氏に党勢回復の起爆剤を期待することになる。

 ただ、安倍首相の入閣打診を、石破氏が断る可能性もある。

2348チバQ:2017/07/31(月) 18:11:19
 前出の永田町関係者は「党の危機に、重要閣僚を打診されて入閣拒否すれば、党内は『石破氏は倒閣に舵を切った』と受け止める。『また自民党を飛び出して、小池百合子都知事と救国政権でもつくる気ではないか』と疑う向きも出てくるかもしれない。現在、細田派(96人)を筆頭に、麻生派(59人)、額賀派(55人)、岸田派(45人)、二階派(44人)が『安倍首相支持』を打ち出している。石破派(19人)だけが反対に回れば、石破氏の『ポスト安倍』狙いは難しくなる」と語った。

 安倍首相は、石破氏とは距離を置いているが、石破氏の最側近、山本有二衆院議員を農水相に起用するなど、石破派を突き放してはいない。

 石破氏を重要閣僚で起用する案を、永田町の識者はどう考えるか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「石破氏にとって『入閣=取り込まれる』だ。来年秋の党総裁に出馬するために、石破氏は派閥を立ち上げ、閣外に去ったはずだ」といい、続けた。

 「安倍首相の意を受け入れて入閣したら、派閥の領袖としての資質が問われる。もし入閣要請が来たら、自身ではなく、派閥の若手に譲るべきだ。そのうえで、自身は外から政権に苦言を呈し、もの申すスタンスに徹すべきではないか」

 違う意見もある。

 政治評論家の森田実氏は「今は『安倍政権の危機』というより、『自民党の危機』だ。安倍首相は石破氏に協力を要請し、石破氏も素直に応じ、懐の深さを示すべきだ」といい、解説した。

 「『加計問題』などで、安倍首相や自民党に批判が集中している。この事態を甘く見てはいけない。石破氏は次期党総裁選をにらみ、閣外に留まろうとするかもしれない。だが、そうした私利私欲を捨てて、愛党精神で『党の団結』に一肌脱ごうとすれば、男の株が上がる。今は党内抗争をするタイミングではない。結束が大事だ」

 安倍首相と石破氏は連携できるのか。

2349チバQ:2017/08/01(火) 09:22:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000061-san-pol

茂木・小野寺氏を重要閣僚に 3日内閣改造 参院から松山氏


8/1(火) 7:55配信

産経新聞







茂木・小野寺氏を重要閣僚に 3日内閣改造 参院から松山氏


茂木敏充氏(写真:産経新聞)


 3日の内閣改造・自民党役員人事を控え、安倍晋三首相は31日、茂木敏充政調会長と小野寺五典元防衛相を重要ポストで入閣させる方針を固めた。麻生太郎副総理兼財務相、岸田文雄外相、菅義偉官房長官、世耕弘成経済産業相は留任する見通し。二階俊博幹事長、竹下亘国対委員長にも留任を求める。公明党の石井啓一国土交通相は留任が内定した。

 参院からは世耕氏のほか、松山政司参院自民党国対委員長が入閣するとみられる。

 加計(かけ)学園問題などによる内閣支持率急落を受け、首相は一時大幅改造を検討したが、政権の安定運営には、内閣の「骨格」を維持させねばならないと考え直したという。

 麻生氏は引き続き日米経済対話を、世耕氏は日露交渉の実務をそれぞれ担当する。

 首相は当面の課題としてアベノミクスのさらなる加速を掲げており、着実に成果を出すためベテラン勢の総動員を検討している。このため「閣僚待機組」の初入閣は少数にとどめ、閣僚経験者の再入閣が増える見通し。「身内びいき」批判を避けるため、出身派閥の細田派(清和政策研究会)からの入閣は最小限となるとみられる。

 焦点となるのは文部科学相と防衛相。文部科学省は加計学園問題で内部文書流出が続いただけに、閣僚や党要職を歴任した大物議員の起用を検討している。「日報」問題で揺れた防衛省も、安保・防衛問題に造詣の深い人を起用し、体制の立て直しを図る。

 党役員では政調会長、総務会長の人事が焦点となる。首相は秋以降に憲法改正論議を加速させる方針を崩しておらず、党内の意見集約に技量が問われるポストとなる。

 一方、首相は31日午後、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談した。山口氏が石井国交相の留任を求めると、首相は「承りました」と応じた。首相が「骨格を変えないで人心一新を図りたい」と述べると、山口氏は「改造を機に内閣支持率を回復させ、国民の信頼を取り戻せるように頑張りましょう」と応じ、自公両党の結束を確認した。
.

2350チバQ:2017/08/01(火) 09:47:59
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170801-00528219-shincho-pol

内閣改造でどうなる? 「岸田」「甘利」「小泉」の処遇


8/1(火) 8:00配信

デイリー新潮







内閣改造でどうなる? 「岸田」「甘利」「小泉」の処遇


岸田文雄外相


 8月3日に予定されている安倍内閣改造では、2人の重鎮の処遇もポイントの一つである。

 政治部デスクによると、

「そのうちの1人は、岸田文雄外相です。ポスト安倍の最右翼ですが、ここで一気に舵を切って来年9月の総裁選で安倍総理に挑むような思い切った行動に出るタイプではない。だから、外相留任の可能性もまだ残っていますが、周囲には“長くやればいいってもんじゃないよね”と閣外に出る意向を示している。なおかつ、所属する派閥からも安倍総理と距離を置き、総裁選に備えるべきという声が上がってきています」
.

 もし、留任を断られても、安倍総理は岸田外相に反旗を翻されないようにするため、政調会長に取り立てることを検討しているという。

「代わりに、茂木敏充政調会長が外相ポストに就くと予想されている。茂木さん自身、やる気満々。ただ、東大卒業後、米ハーバード大にも留学した超エリートですが、霞が関での評判がすこぶる悪い。経産大臣のときには、しばしば役人を怒鳴りつける声が大臣室に響いた。外務副大臣時代も同じようにパワハラ体質だったから外務省の役人からも嫌われているのです」(同)
.





内閣改造でどうなる? 「岸田」「甘利」「小泉」の処遇


甘利前経済再生相、稲田前防衛相


甘利前経済再生相、稲田前防衛相

 もう1人は、安倍政権の屋台骨を支えるキーマンだったものの、スキャンダルで失脚した甘利明前経済再生相である。

「都議選で惨敗を喫した7月2日の夜、四谷のフレンチレストランで、安倍、菅、麻生、甘利の4人でテーブルを囲んでいる。安倍さんが4人の協力体制の立て直しのために開いた会でした。スキャンダルのほとぼりも冷めてきたし、甘利さんを再び要職にという意見もあったのですが、さすがに大臣や党三役への起用は見送られたようです。今後、加計問題で追及を受ける下村博文幹事長代行の後任という見方が有力です」(同)

 一方、女性初の総理候補と持て囃された稲田前防衛相だが、見る影もなくその座を追われた。

「同僚議員に“閣僚はお休みだね。でも、党でもやる仕事がない”と、落ち込んだ様子で話していたそうです。党務ではすでに政調会長を経験しているから残るは幹事長か総務会長しかない。稲田さんにそんな大役がまわってくるはずもないので、しばらくは無役。後任は、中谷元前防衛相の公算が大です。都議選惨敗の要因を“THIS IS 敗因”と表現し、政権批判を繰り返す彼を閣内に取り込み、“お友だち内閣”との批難をかわすとともに、中谷さんの口を封じたいという安倍総理の思惑も見え隠れしています」(同)

小泉進次郎の起用は

 それともう1人、忘れてはいけない人物がいる。内閣改造のたびにその名が取り沙汰されるのが、自民党人気ナンバーワンの小泉進次郎衆院議員だが、その起用はあり得るのか。

 ノンフィクションライターの常井健一氏に聞くと、

「6月25日に投開票の行われた横須賀市長選で、進次郎さんが推したタレントの上地雄輔の実父が大差で現職を退けました。この際、地方選としては異例なことに党本部の全面バックアップ体制が取られた。そのため、進次郎さんは党本部に借りができ、入閣の打診があったら断れないのではないかという憶測が流れました」

 しかし、都議選の応援に駆け付けたことで、借りをチャラにしたという。

「アベノミクスの効果や安保法制の審議の仕方も疑問視していた進次郎さんは、安倍総理とは政治的な立ち位置が異っています。それに比べ、石破茂前地方創生相とは気脈の通じているところがある。安倍さんと石破さんが争った前々回の総裁選で、進次郎さんが1票を投じたのは石破さんでした。次の総裁選に石破さんの出馬が確実視されるなか、安倍さんからの入閣要請には応えないのではないでしょうか」(同)

 つまり、安倍総理は政権浮揚の最大の起爆剤を手に入れられないようなのである。

 だとしても、内閣支持率急落の元凶は、安倍総理その人に向けられた不信感にほかならない。いくら小手先の人事で国民の目を誤魔化しても、ハリボテ内閣に変わりはないのだ。

「週刊新潮」2017年7月27日号 掲載

2351チバQ:2017/08/01(火) 10:09:43
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170801-00000002-pseven-soci

首相が反主流派に大臣手形バラ撒き 政権失った10年前酷似


8/1(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン







首相が反主流派に大臣手形バラ撒き 政権失った10年前酷似


政権維持のためにはなりふり構わず?


「溺れる者は藁をもつかむ」というが、安倍晋三首相は政権維持のためになりふり構わぬ“抱きつき作戦”に出た、という情報が永田町を駆け巡っている。
.

 安倍批判の急先鋒の村上誠一郎・元規制改革相をはじめ、中谷元・元防衛相など反主流派の有力議員に様々なルートで「入閣候補に挙げられている」との情報が伝えられ、“大臣手形”がバラ撒かれているというのである。
.

 村上氏といえば首相の人事を「お友だちか、同じ思想を持っている人か、イエスマンの3パターンしかない」と批判し、中谷氏は首相の加計疑惑対応を「権力者は『あいうえお』だ。焦らず、威張らず、浮かれず、えこひいきせず、驕らず、それを戒めないと信頼を得られない」とこき下ろして反主流派の“喝采”を浴びた人物だ。
.

「いくら倒閣の芽を摘みたいからといっても、これでは反主流派総活躍内閣じゃないか」
.

 見え見えの懐柔策に、党内からはそんな声が挙がっている。
.

 安倍首相が「一強」と呼ばれてイエスマンしか入閣させなかった時は歯牙にもかけなかった顔ぶれだけに、入閣候補に名前が上がること自体、首相の尻に火が付いていることを物語っている。しかし、入閣情報で目先の党内の反乱は防げたとしても、“空手形”に終われば反主流派の不満は倍増して政権にはね返る。
.

 まさに改造人事の失敗から政権を失った10年前とそっくりな道だ。第1次安倍政権は、閣僚の失言が原因で支持率が急落して参院選に大敗。党内から退陣要求があがると、安倍首相は、「改革を前に進めるために続投する」と退陣を拒否して内閣改造に取りかかった。
.

 目玉は官僚を掌握できずに「官邸崩壊の原因」とされた当時の塩崎恭久・官房長官を交代させ、後任に菅義偉・総務相を据える人事構想だった。ところが、改造前日、菅氏の事務所費問題が報道され、官房長官就任は土壇場で白紙になった。
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「安倍政権の凋落は霞が関の反乱から始まる。加計疑惑は文科省の文書流出で火が付き、稲田(朋美)防衛相が辞任に追い込まれたので防衛省・自衛隊が震源地だ。10年前の菅スキャンダルも官僚に批判的だった菅さんを政権中枢から外すための霞が関のリークだった」(閣僚経験者)


 人事構想が狂った安倍首相は官房長官に与謝野馨氏(故人)を起用し、閣僚に伊吹文明氏、額賀福志郎氏など、首相に批判的だった派閥領袖級の重鎮を並べて総主流派体制を敷いた(8月27日)。
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 その結果、改造直後こそ“ご祝儀相場”で支持率が一時的に回復(NNN調査は16.2ポイントアップ)したものの、閣内の統制を失ってわずか30日後の9月26日に退陣を表明したのである。
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 霞が関を統制できず、人事にも失敗して党内を掌握できず、国家の統治能力を失ったのが原因だ。まさに今の安倍政権が置かれている状況と重なるではないか。
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「内閣改造をするほど総理の権力は下がり、解散するほど上がる」
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 そう語ったのは安倍首相の大叔父で、戦後最長の首相在任記録を持つ故・佐藤栄作首相だった。「人事の佐藤」と呼ばれ、党内の不満を見事に沈静化させる人事の妙で、内閣改造のたびに政権の求心力を盛り返して見せた人物だからこその言葉だろう。
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 安倍首相は大叔父とは真逆の改造人事で文字通り政権の命運を尽き果たそうとしている。安倍政権の崩壊前夜、最後の“悪あがき”は実に見苦しい。
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※週刊ポスト2017年8月11日号

2352チバQ:2017/08/01(火) 10:35:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000010-mai-pol

<内閣改造>防衛相に経験者検討 首相、国交相留任を了承


8/1(火) 6:30配信

毎日新聞







<内閣改造>防衛相に経験者検討 首相、国交相留任を了承


石井啓一氏=川田雅浩撮影


 安倍晋三首相は8月3日に予定している内閣改造・自民党役員人事で、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題に揺れる防衛省のトップに、過去の防衛相経験者を充てる検討に入った。経験不足を露呈した稲田朋美前防衛相の後任は即戦力が望ましいとの判断があるとみられる。また首相は31日、官邸で公明党の山口那津男代表と約30分間会談し、同党の石井啓一国土交通相の留任を受け入れる意向を示した。人事は8月3日と明言した。

【表でわかりやすく】問題視された稲田防衛相の主な行動、発言

 山口氏は会談の中で防衛相人事に言及。「北朝鮮のミサイル発射の事態も受け、防衛を任せられる適材をお願いしたい」と求め、首相も「当然それは考えている」と答えた。防衛省では前事務次官が辞任し、陸上幕僚長も8月8日付で辞任する。新任の防衛相が不手際を示せば政権への打撃が深まる。自民党幹部は「最近の経験者が無難だ」と語り、党内では小野寺五典▽林芳正▽浜田靖一▽中谷元の各氏の名前が出ている。

 首相は山口氏との会談で、人事方針として「骨格を替えないで、人心一新を図りたい」と述べた。麻生太郎副総理兼財務相らを留任させ、新鮮さをアピールできる陣容を検討する。山口氏は「内閣支持率を回復し、国民の信頼を取り戻せるよう頑張ろう」と応じた。【高橋恵子、高橋克哉】

2353チバQ:2017/08/01(火) 12:36:28
>>2349
外務、財務、経産留任で重要閣僚とは?
防衛、厚労あたりをイメージ?

2354チバQ:2017/08/01(火) 14:37:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000048-asahi-pol

茂木敏充氏、入閣へ 河井克行補佐官の起用も検討


8/1(火) 13:35配信

朝日新聞デジタル







茂木敏充氏、入閣へ 河井克行補佐官の起用も検討


茂木敏充氏


 安倍晋三首相は3日の内閣改造で、茂木敏充・自民党政調会長を入閣させる意向を固めた。内閣支持率が急落するなか、党内で政策の意見集約を担い閣僚経験もある茂木氏を起用し、政権基盤を安定させたい考えだ。また首相は、河井克行首相補佐官を初入閣させる方向で検討に入った。

 茂木氏は沖縄北方相や金融・行革相などを経て、2012年末からの第2次安倍内閣で経済産業相を務めた。経済政策に明るく、茂木氏の起用で重要政策を着実に進める姿勢を示す。河井氏は昨秋、トランプ米大統領の当選を受け政権移行チームから情報収集を行うなど、外交面で首相を支えた。当選6回の54歳で、首相が掲げる「若手」登用の方針にも合う格好だ。

 首相は麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、岸田文雄外相の留任を固め、政権の「骨格」を維持。公明党の石井啓一国土交通相も続投させる。

2355チバQ:2017/08/01(火) 16:35:13
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170801X798.html
茂木、小野寺氏、入閣の方向=安倍首相、一任取り付け―内閣改造
11:54時事通信

安倍首相、一任取り付け
安倍晋三首相(自民党総裁)は1日午前の党役員会で、3日に内閣改造・自民党役員人事を行うと言明、一任を取り付けた。写真は役員会に臨む安倍首相(中央)、高村正彦副総裁(中央右)、二階俊博幹事長(同左)ら。【時事通信社】
(時事通信)
 安倍晋三首相(自民党総裁)は1日午前の党役員会で、3日に内閣改造・自民党役員人事を行うと言明、一任を取り付けた。内閣改造では、茂木敏充政調会長(61)と小野寺五典政調会長代理(57)が入閣する方向となった。首相は内閣支持率が下落する中、体制を刷新して政権の立て直しにつなげたい考えだ。一方、党運営の要の二階俊博幹事長(78)の続投が内定した。

 首相は党役員会で「人心一新を図り、3日に内閣改造と自民党役員人事を行いたい」と表明。この後の閣僚懇談会でも「新しい布陣の下、国民とともに各般の政策をさらに力強く前に進めたい」と語った。

 首相は政権の骨格を維持し、内閣では麻生太郎副総理兼財務相(76)と菅義偉官房長官(68)を留任させる考え。二階氏は1日の記者会見で、首相から続投の打診があったことを明らかにし、応じる考えを示した。高村正彦副総裁(75)も留任の見通しだ。焦点の岸田文雄外相兼防衛相(60)は党三役への起用を調整している。

 党内では、茂木氏のポストについて経済閣僚が取り沙汰されている。防衛相経験者の小野寺氏には、「日報」問題で混乱した防衛省の立て直しを期待する声がある。

 改造ではこれまでに、公明党から入閣している石井啓一国土交通相(59)の留任が内定。金田勝年法相、高市早苗総務相は交代する方向となっている。

2356チバQ:2017/08/01(火) 16:44:48
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1708010022.html
【内閣改造】二階俊博幹事長に続投打診 安倍晋三首相「人心一新を図りたい」3日の内閣改造・党役員人事実施を正式表明 
11:54産経新聞

 安倍晋三首相(自民党総裁)は1日の党役員会で、「現在の役員の態勢となって一年を迎える。人心一新を図り、内閣改造と党役員人事を行いたい。人事については一任をお願いしたい」と述べ、今月3日に内閣改造・党役員人事を行うと正式表明した。二階俊博幹事長は「人事については総裁に一任したい」と了承した。高村正彦副総裁も「適材適所で思い切った人事をやっていただきたい」と賛同した。

 二階氏は役員会後の記者会見で、首相から幹事長続投の打診があったことを明らかにした。

 今後の党運営については「さらに緊張感を持って対応していくことが大事だ」と強調。公明党との連立体制強化の必要性も指摘した。

 また、二階氏は衆院の解散・総選挙について「首相の判断に従いたい。常在戦場という言葉だけではなく、選挙に勝てる態勢をつくっていくことが党として最大の重要事項だ」と語った。

2357チバQ:2017/08/01(火) 17:26:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201708/CK2017080102000255.html
3日に内閣改造 二階幹事長、高村副総裁続投

2017年8月1日 夕刊


 安倍晋三首相は一日の自民党役員会で「三日に内閣改造と党役員人事を行う」と明言し、人事について一任を取り付けた。二階俊博幹事長はその後の記者会見で、首相から幹事長続投の打診を受けたと明らかにし、続投が確実となった。高村正彦副総裁も続投する方針。
 首相は閣僚懇談会でも三日に内閣改造を行うとした上で「新たな布陣の下、国民と共に各般の政策をさらに力強く前に進めていく」と述べた。東京都議選の惨敗や内閣支持率急落を受け、「人心一新」(首相)で政権浮揚を図る。首相は役員会後、岸田文雄外相と官邸で会談した。
 首相は政権の「骨格」を維持する考えを示しており、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉(すがよしひで)官房長官を留任させる考えを示している。連立を組む公明党から入閣している石井啓一国土交通相も、山口那津男代表の要請を受けて続投させる。
 防衛相は、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題で稲田朋美氏が辞任し、岸田外相が兼任している。政府・与党内には、混乱した防衛省・自衛隊を統括するため、次期防衛相には、防衛相経験者ら防衛政策に詳しい人物の起用を求める声が強い。
 金田勝年法相は、交代させる方向だ。

2358チバQ:2017/08/01(火) 17:27:43
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170801/soc1708010008-n1.html
党内実力者がズラリ!永田町に流れる内閣改造「脱お友達・重厚閣僚候補」リスト (1/3ページ)
2017.8.1
 安倍晋三首相は8月3日に断行する内閣改造・自民党役員人事で、「脱お友達」を決断した。30%未満の「危険水域」前後まで下落した内閣支持率に歯止めをかけ、悲願の憲法改正や拉致問題解決に前進するためにも、「重厚な布陣」を目指している。北朝鮮が2回目のICBM(大陸間弾道ミサイル)発射を強行したことを受け、次期防衛相には、朝鮮半島有事に対応でき、日報隠蔽問題で混乱した防衛省・自衛隊を立て直せる能力と人望のある防衛相経験者の起用を固めた。夕刊フジでは、永田町関係者への取材を通じて「脱お友達」の閣僚候補と、その起用ポストを予想した。

都議選
 「自公推薦の現職候補が圧倒的な差をつけて勝利する状況にホッとしている」

 菅義偉官房長官は7月30日夜、地元・横浜市の市長選で、自民、公明両党が推薦する現職の林文子氏が3選を確実にし、東京都議選、仙台市長選の連敗をストップさせたことを受け、記者団にこう語った。局面転換を目指す内閣改造の追い風も期待したようだ。

 安倍首相は同日、公邸にこもって人事構想を練った。今回の人事では、「脱お友達」が重要なポイントとなる。

 南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の日報隠蔽問題で、防衛省・自衛隊を混乱させた稲田朋美前防衛相や、「加計問題」で名前が挙がった萩生田光一官房副長官らは、安倍首相に近い。国民の信頼を取り戻すには、安倍首相にも苦言を呈する、閣僚経験者や党重鎮の起用が不可欠だ。

 永田町に流れる「脱お友達・重厚閣僚候補」は別表の通り。党内実力者がズラリと並んでいる。

 まず注目は、伊吹文明元衆院議長だ。衆院当選11回という重鎮中の重鎮で、所属する二階俊博幹事長率いる二階派でも重きをなす。

 伊吹氏は先月25日の派閥研修会で、「テレビのバラエティー番組が国会の中に入ってきたような気がしてならない」「国民のために、やらなければならないものが山積している。そこに力を注がなければいけない」と、後輩議員に活を入れた。

 前川喜平前文科事務次官に代表されるように、文科省は現在、岩盤規制や天下りを守る側となり、倒閣目的と思える情報がだだ漏れしている。

 政治評論家の森田実氏は「伊吹氏が文科相を受けてくれれば、今のガタガタした空気は一瞬で変わるだろう」と太鼓判を押し、「重鎮を口説くには、安倍首相が三顧の礼を尽くすべきだ」とアドバイスした。

2359チバQ:2017/08/01(火) 17:28:06
 稲田氏は28日、日報問題に関する特別防衛監察の結果を公表し、防衛省・自衛隊混乱の責任を取って辞任した。稲田氏に反発した自衛隊から「手書きメモ」などが流出した可能性が指摘される。

 安倍首相は、朝鮮半島有事が現実味を帯びるなか、自衛隊のシビリアンコントロール(文民統制)が効かなくなっている危険性を重視し、次期防衛相には混乱を収拾し、未曾有の事態に対応できる防衛相経験者を起用する方針を固めた。

 林芳正参院議員や、中谷元(げん)衆院議員、小野寺五典衆院議員らが有力視されている。

 森田氏は「次期防衛相には、安定感のある人物が必要だ。背広組、自衛官の気持ちが分かる人物が来れば、すぐに防衛省・自衛隊の規律・統制は整うだろう」と語った。

 「反安倍」の急先鋒(せんぽう)である石破茂元幹事長を、重要閣僚で起用するとの情報もある。石破氏を入閣させられれば「お友達」色を払拭できるうえ、国民に「安倍首相は変わった」と印象付けることができる。

 森喜朗元首相も、産経新聞7月27日朝刊掲載のインタビューで、「石破さんは、こういう政局になると後ろから弓を引くような発言ばかりして愚かだなと思うけど、安倍首相はこれを逆手に取って『大変な状況なので、ぜひ入閣してほしい』と国民に見えるように頭を下げたらいいんだよ。それでも『受けない』と言うならば大っぴらに批判すればいい。『あの人は国のことより自分のことが優先なんですね』とね」と語っている。

 石破氏は同日昼の派閥会合で、「巷間(こうかん)言われる人事についても、何のために、何をやるべくして人事をやるのか、国民にはっきり示すことが大事だ。今は本当にわが党は危機的な状況だ。二階幹事長がグループの研修会で『選挙は間近だ』という話をしたが、それはまったく、その通りだ」と語った。

 このほか、重厚閣僚候補には、ひと癖もふた癖もあるが、永田町にも霞が関にもにらみが利く面々が挙がっている。

 森田氏は「今、霞が関が大きく揺れている。この動揺を抑えるには、安定感・存在感のある重鎮が必要だ」といい、続けた。

 「私は、年内に衆院解散・総選挙があると思っている。安倍首相はこの戦いに勝ち、悲願の憲法改正や拉致問題解決を成し遂げようとするだろう。自身の政治生命や、日本の命運をかけた大勝負となる。今回の人事のポイントは、選挙に耐え得る態勢を築けるかどうかだ。党の重鎮を要所要所に配置し、誰にも文句が言えない陣容が整えられるかどうかだ」

2360チバQ:2017/08/01(火) 18:32:03
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210534
安定感重視は表向き 8・3改造“ベテラン起用”本当の狙い
2017年7月31日
 稲田前防衛相の辞任でますますボロボロの安倍政権。8月3日に迫った内閣改造は苦境がにじみ出る陣容となりそうだ。森友・加計疑惑によるイメージダウンからの局面打開とされた当初の目的はすっかり吹っ飛び、今や「これ以上、支持率が下がらないための安定感」を重視。そのため、閣僚経験者が多めに登用されそうなのだ。

「稲田さんを筆頭に金田法相もそうですが、『シロウト大臣ではダメだ』というのが厳しい世論の見方です。それを払拭するためには、経験者にやってもらうのが一番いい。もっとも、それは表向きの理由で、ベテラン起用の本当の狙いは、党内の“反乱分子”の封じ込めのようです」(自民党関係者)

 安倍首相は「ポスト安倍」のひとり、岸田外相を早々に取り込んだ。2人きりで会談し、留任や閣内横滑り、もしくは党三役就任で話がついたとされる。岸田派の議員をポストに就けるなどの要望も聞き入れるとみられる。

 問題は「ポスト安倍」のもうひとり、石破茂氏だ。安倍首相は政権批判を強めている石破氏を何としても取り込みたいと考えているらしい。

「入閣要請を受けたら、石破さんに『次』の目はなくなる。しかし、安倍首相から『党再生のために頼む』などと言われたら、もともと『党人派』の石破さんのことですから、断りにくいでしょう。断ったら、党員からも『党の危機に石破は自分のことしか考えていない』と批判されかねませんしね。外相や防衛相などの重要ポストを打診されたら、受けてしまいかねません」(石破氏に近い自民党議員)

 反乱分子としては他に、野田聖子氏や中谷元氏の入閣も検討されているという。女性の適任者がいないとされる中で、野田氏ならちょうどいいというわけだ。

「とにかく今回の改造は、挙党体制の演出がカギになってきている。各派閥にも最大限の配慮をして、派閥推薦の入閣待機組も受け入れざるを得なくなるんじゃないか」(前出の自民党関係者)

 封じ込め作戦は成功するのかどうか。“天敵”取り込みに失敗すれば、安倍首相はますます追い詰められることになる。

2361チバQ:2017/08/01(火) 18:47:04
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170801-00000990-fnn-pol
伊吹元議長が文科相就任を固辞
8/1(火) 16:03配信
8月3日に行われる内閣改造をめぐり、安倍首相が7月31日、伊吹元衆議院議長に対して、文部科学相への就任を打診し、伊吹氏が固辞したことが、FNNの取材でわかった。
関係者によると、安倍首相と伊吹元議長は31日、首相公邸で非公式に会談し、安倍首相は伊吹氏に対して、文部科学相への就任を打診した。
これに対して、伊吹氏は、衆議院議長を務めたことを理由に、固辞した。
文部科学相の人事をめぐっては、松野大臣は交代する方向で調整が進められていたが、伊吹氏が就任を固辞したことで、今後の調整が難航する可能性もある。

最終更新:8/1(火) 16:03

2362チバQ:2017/08/01(火) 19:35:51
https://mainichi.jp/articles/20170801/k00/00e/010/276000c
内閣改造

茂木・小野寺氏入閣へ 参院・松山氏も起用検討

毎日新聞2017年8月1日 11時29分(最終更新 8月1日 12時52分)
 安倍晋三首相は3日に行う内閣改造で、茂木敏充政調会長(61)と小野寺五典元防衛相(57)を入閣させる方針を固めた。茂木氏は調整力に定評があり、小野寺氏も安定した答弁に党内の評価が高いことから、それぞれ重要閣僚で処遇する考えだ。また参院自民党が入閣を求めている松山政司参院国対委員長(58)の起用を検討している。一方、自民党の二階俊博幹事長(78)は1日午前の記者会見で、首相から続投を打診されたと明らかにした。

 首相は1日午前の自民党役員会と閣議後の閣僚懇談会で、3日に内閣改造・党役員人事を行うと正式に表明。「(昨年8月の改造から)1年がたつので人心を一新したい。人事は一任してほしい」と伝え、了承された。

 首相は政権の「骨格」を維持する考えを既に示しており、麻生太郎副総理兼財務相(76)と菅義偉官房長官(68)、自民党の二階氏、高村正彦副総裁(75)を続投させる方針を固めている。公明党の山口那津男代表の要請を受け、石井啓一国土交通相(59)の留任も了承。世耕弘成経済産業相(54)も留任させるとみられる。

 一方、首相が政調会長などで抜てきしてきた稲田朋美前防衛相の失言や、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画への批判などから、内閣支持率は低下。自民党は先月2日の東京都議選で惨敗した。首相は党内外に「お友達優遇」と反発が高まっていることを踏まえ、自身に近い高市早苗総務相と第1次政権で官房長官に起用した塩崎恭久厚生労働相、下村博文幹事長代行は交代させる意向だ。

 加計学園問題を担当する松野博一文部科学相と山本幸三地方創生担当相の交代も検討。通常国会で不安定な答弁が目立った金田勝年法相と「参院枠」の鶴保庸介沖縄・北方担当相は交代させる。【村尾哲、遠藤修平】

2363チバQ:2017/08/01(火) 19:36:52
岸田文雄外相は
>>2349産経:留任 >>2355時事:党三役への起用を調整
 >>2354朝日:留任
で割れてますね

岸田留任なら、茂木は経済財政相あたり?
岸田が三役転出なら、茂木か(大穴で石破)が外務
防衛は小野寺五典▽林芳正▽浜田靖一▽中谷元の各氏の名前 >>2352
ってところですかね

2364とはずがたり:2017/08/01(火) 22:34:34
内部告発問題で激震の“ヤンキー先生”義家弘介文部科学副大臣、過去の「ツッコミどころ」が噴出する!?
日刊サイゾー 2017年6月20日 23時30分 (2017年6月22日 07時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170620/Cyzo_201706_post_21963.html

 加計学園の獣医学部新設計画を巡る内部文書について、ヤンキー先生こと義家弘介文部科学副大臣が「職員が内部告発した場合、国家公務員法(守秘義務)違反に問われる可能性がある」と述べたことで、大きな反発を買っている。

 これには、法解釈の専門家からも「違反に該当しない」「告発者への圧力だ」とする反論が噴出、世間からも「すっかり政権の犬になってしまった」と落胆の声も多い。オカルト系タレントの江原啓之には「正義を貫く義家先生の姿にかえっていただきたい」とまで言われてしまっている。

 この状況で一部では「ヤンキー先生」にあったネガティブな話が蒸し返されるのではないか、ともささやかれる。義家副大臣は「言動の矛盾」や「問題発言」が多く指摘されていた過去があるからだ。

「交際していた女生徒に注意した担任の頭に火をつけて燃やした」

「高校時代の野球部で監督を殴って中退になった」

 本人が過去に語ったとされる、こういった不良だったエピソードは事実であればトンデモない話だが、さらに「教師時代に高校1年生の女子生徒と交際、妊娠となり結婚したと言っていたが、教育委員になると『女子生徒が学校を中退してから交際を始めた』と発言に変化した」とか、「貧しい生徒のために基金を設立したとするが、学校にそんな基金があったという話が見当たらない」などといった発言の信ぴょう性を疑う声が多数あった。

「著書で母が会いにきた話を書いているが、雑誌では当時、すでに母が死んでいた話をしている」

「父に復讐するため、空手を10年習ったというが、流派や写真ひとつ公表していない」

「殴りかかってきた生徒を退学させないために先に殴った、という話をする一方で、ほかでは『生徒を殴るわけにはいかないから机を殴って手を骨折した』と話している」

「教え子がくれたネクタイピンを常に身に着けているという話をしていたが、ほかではそれが金のネックレスになっていた」

「ノストラダムスの大予言は携帯でネットができるようになって子どもが大人を信用しなくなったことだとしながら、自身は有料の携帯サイトを教師時代から運営していた」

「横浜市教育委員であるのに、家庭教師派遣業者のCMに出演していた」

 こういった疑いの数々を個別に検証はしていないが、議員になる前は「元不良の教師」というキャラを強調してメディア出演を増やしていた人物でもあり、いくらか誇張があったとしてもおかしくはないかもしれない。ある政治記者は「そもそも義家に期待する方がおかしい」とまで言っている。

「義家を担ぎ出したのは、2007年の参院選候補にした第一次の安倍自民党で、だから最近になって“安倍政権の犬”になったわけではなく、最初から安倍(晋三)首相に飼われた犬だったんですよ。安倍首相は教育改革を大義名分とした教育のビジネス化を進めていたから。その後の学園問題も、その延長線上にあるわけです。義家はもともと政治家になりたくて仕方なかった人物で、日本テレビの情報番組に出ていたときに共演の政治学者、福岡政行に『誰でもいいから政治家を紹介してください』としつこく頼んでいましたよ」(同)

 議員になってからの義家副大臣は、週刊誌に高級風俗店通いや元共産党員の経歴を報じられ、兼業禁止の公設秘書に芸能プロ幹部を使っていたという話もあったから、江原の言うような「正義を貫く先生」という話自体も疑わしくなる。

「怪しい経歴や言動に突っ込みどころがたくさんありそうな人物だから、今回の問題で世間を敵に回すと掘り起こされちゃうかもしれませんよ。本人は大臣のイスまであと一歩と思ってやっているんでしょうけど、下手すれば次の選挙が危ないのでは」(同)

 過去の発言問題は横に置いても、ネット上では「政治家になってからのヤンキー先生の人相がどんどん悪くなっている」というようなアンチが増えつつあり、そのイメージダウンは決して小さくはなさそうだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

2365とはずがたり:2017/08/01(火) 22:36:05
中川議員の不倫謝罪会見にくらたま激怒!「頭丸めて涙流して、そこでそんな嘘つく?」 キャリコネ 2017年8月1日 18時44分 (2017年8月1日 22時31分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170801/Careerconnection_6813.html

不倫問題で自民党を離党した中川俊直衆議院議員が7月29日、謝罪会見を行った。31日放送の「ばらいろダンディ」(TOKYO MX)ではこの謝罪会見を受け、「不倫で辞職すべき?しなくていい?」というテーマでの討論が行われ、漫画家の倉田真由美さんが「毎回辞職すべき、とは思っていないが、この人は辞職した方がいい」と主張した。

■「芸能人の不倫会見とはワケが違う。嘘としか思えないから責任取れ」


中川議員は今年4月、週刊誌で「ハワイでの重婚ウェディング」などが報じられ、経済産業政務官を辞任し自民党を離党。以来公式な発言はなかったが、3か月以上の沈黙を破り、頭を丸めた姿で会見に現れた。

会見では謝罪後、涙ながらに「生き恥を晒してでも郷土のために役に立ちたい」と今後も政治活動を続けることを表明した。

倉田さんは「頭丸めて涙流して『心機一転頑張ります!』って言って、ああそっかって思ったけど、でもさもう一個の不倫疑惑に関しては全く口をつぐんだよね」

中川議員は「重婚ウェディング」の相手以外にも、前川恵衆議院議員との不倫疑惑が出ていた。会見では否定したものの、倉田さんは信ぴょう性がないといい「もし本当に違うのであれば、訴えるべき。それくらいして身の潔白を晴らさないといけない」と熱弁をふるい、


「芸能人の不倫会見とはワケが違うんですよ。議員の言葉っていうのは例え不倫だろうがなんだろうが、公で話す議員の言葉はめちゃくちゃ重い。頭丸めて涙流して、でもそこでそんな嘘つく?って思っちゃう。嘘としか思えないから『お前ちょっと責任取れよ』って思う」

とヒートアップ。不倫そのものより中川議員の対応に信用がならない、と感じているのだろう。

■今井絵理子参院議員に対しても「『一線を超えてません』って誰が信じるっていう話」

スタジオの鈴木淳也弁護士も概ね同意見で、「弁解が不合理。そういったところに国会議員としての資質が見いだせないから『辞めるべきだ』という人が多いのでは」と分析したが、倉田さんの怒りは収まらなかった。

「本当の事全部晒したのなら、ちょっとかもしれないけど『一から頑張れば?』って応援してくれる人もいると思うんですよ。絶対信じられないもの」

同じく不倫報道の出た今井絵理子参院議員に関しても「なんでそこで一点だけしょうもない嘘つくの? 全部話しますって顔して『一線を超えてません』って誰が信じるっていう話」と最後まで語調を荒げて発言をしていた。

2366とはずがたり:2017/08/01(火) 22:36:46
「ハゲ暴言」豊田真由子が新たに政策秘書を雇い議員を辞める気ナシ!の裏事情
アサ芸プラス 2017年7月31日 17時58分 (2017年8月1日 22時30分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170731/Asagei_85887.html

「このハゲー!」と自身の秘書を罵倒し、その暴力行為が暴露され、世間から猛バッシングを浴びた豊田真由子衆院議員。一連の問題言動が6月22日、「週刊新潮」に報じられた同日、自民党に離党届を提出した。以来、“精神的に不安定”を理由に、入院。以来、1カ月以上が経過しても、いまだに雲隠れを決め込んでいる。
“政界に戻るのはムリ”と、有権者のほとんどは思っていたに違いない。
 しかし、ここにきて日刊ゲンダイは「辞職の意向なし」と報じた。その理由として、衆院議員の公設秘書の経験がある現職の地方議員の男性が、豊田氏の政策秘書に内定したからという。
 これに対し有権者からは「政治家には品格も必要だから早く議員辞職して欲しい。この瞬間にも多額の歳費が払われてると思ったら嫌になる」「どのツラ下げて公の場に出るの?」「即刻、議員辞職」「まずは、会見しろ!」など、厳しい意見が殺到した。
 政治部の記者は「豊田議員については離党届を出したとはいえ、けじめをつけさせないと、防衛大臣を辞任するにいたった稲田朋美議員の問題以上に、自民党の痛手になるでしょうね」
 としたうえでこう話す。
「永田町筋によると、豊田氏の離党届は保留のまま。もし議員辞職して補欠選挙になれば、自民党は勝てる候補を出せず、議席数を減らしたくないとの理由から離党させるのをためらっているんです。もしかするとそういう党の状況を見越して、豊田氏は、議員は続けられると踏んで新たに政策秘書を雇ったのでは?と勘ぐりたくなるほどです。でもこのまま放置しておくほうがダメージは大きいですよ。それにしても安倍総理は、稲田、豊田、今井絵理子議員といい、つくづく女縁が悪いというか、見る目がないとしか言えません」
 もはや安倍政権には、豊田氏に、国民が納得するような「身の処し方」を決めさせる力も残っていないようだ。

2367とはずがたり:2017/08/01(火) 22:40:40
(i)
リテラ > 社会 > 政治 > 萩生田の答弁は嘘、安倍、加計とBBQ
萩生田官房副長官が集中審議で「安倍首相と加計氏の友人関係、最近知った」! でもブログに3人仲良くバーベキューの写真
http://lite-ra.com/2017/06/post-3251.html
2017.06.16

2368チバQ:2017/08/02(水) 02:23:54
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170801-00000077-nnn-pol
内閣改造 防衛相に小野寺元防衛相が内定
8/1(火) 22:28配信
 内閣改造を3日に控え調整が本格化している。日報問題で混乱した防衛省の立て直しに向けて小野寺元防衛相の防衛相への起用が内定した。

 防衛省は南スーダンに派遣されていた自衛隊の日報問題をめぐり隠蔽(いんぺい)体質が指摘されたほか、情報の内部リークが相次ぐなど閣僚によるシビリアンコントロールが利いているのか疑われる事態に陥っていた。そうした状態から組織を立て直すため安倍首相は第二次安倍内閣で防衛相を勤めた小野寺元防衛相を再び防衛相に起用する方針を固めた。

 また、安倍首相はこれまでに茂木政調会長を重要閣僚で起用する方針を固めている。

 一方、挙党態勢を構築するため、前回の総裁選挙で出馬を目指すなど安倍首相と距離を置いてきた野田聖子元総務会長の起用も検討している。また、参議院の松山国会対策委員長の入閣も固まった。吉野復興担当相は留任する方向。

http://www.news24.jp/articles/2017/08/01/04368564.html
サプライズある?“内閣改造”注目の3人は
2017年8月1日 18:58

 支持率回復に向けてサプライズ人事はあるのか。3日に行われる内閣改造に向けた調整が本格化している。起用が注目されている議員たちを追った。


■小泉進次郎氏 要職への抜てきあるか?

 2009年に衆議院議員に初当選した小泉議員は、現在当選3回。今回の人事では先輩議員を飛び越して、要職への抜てきはあるのだろうか。

 先週、東京大学で行われたイベントに参加していた小泉議員。中学生や高校生に交じってスマートフォンのアプリを作るためのプログラミングを学んでいた。

 小泉議員「みんなね、大人になってからも『さ・し・す・せ・そ』は大事だよ」

 小泉議員が口にした「さ・し・す・せ・そ」は、モテるための会話テクニックのこと。「さすが!」「知らなかった!」「すごい!」「センスいい!」「そうなんだ!」という5つの言葉をかけることが、人から愛されるために大事だという。

 小泉議員「先輩と話すでしょ、国会で。『さすがですね!』(小泉君これはこうなっているんだよ。知ってる?)『知らなかった!』」「もうね、あの『さ・し・す・せ・そ』があれば生きていける(会場大爆笑)」

 まずは先輩を立てるのが大事だと語った小泉議員。本人はどう感じているのか。

 小泉議員「(Q:内閣改造が近いですが)もうね…」「メディアの皆さんはこういう質問をしなければいけないプログラム、アルゴリズムがありますから…」

 プログラミングイベントにかけて、質問をうまくかわした。


■野田聖子氏 打診あれば応じる構えも

 元総務会長の野田聖子議員の処遇も注目されている。野田議員は3年前に総務会長を辞任して以来、閣僚や党役員の職からは遠ざかっている。

 野田議員は2年前、安倍首相に対抗して総裁選の出馬を目指すなど、安倍政権とは距離を置いてきた。しかし安倍政権がこれまでいわゆる“お友達”を優遇してきたとの批判をかわすため、今回は安倍首相の「トモダチ」ではない野田議員を“あえて”起用することも検討されている。安倍首相からオファーはないのだろうか。

 野田議員「(Q:ぶっちゃけ打診は)ないです。噂だけ」「(Q:もし打診があったら)本当答えようがなくて、答えはない。ただ(自民党に逆風の)こういう時だから、みんなで力を合わせなきゃいけないなって」

 仮に打診があった場合には応じる可能性も示唆した。一方で、もし安倍内閣のメンバーになった場合、ポスト安倍を目指す上で障害にならないのか聞くと―

 野田議員「(Q:入閣と次の総裁選出馬は矛盾しないか)しないでしょ。むしろフェアじゃない。突然、寝返ったり裏切ったりするわけじゃないから」


■岸田外相 “ポスト安倍”見据えた次の一手は?

 “総理大臣”の座を目指す岸田外相の処遇も焦点だ。稲田前防衛相の辞任で、外相・防衛相を兼務しているが、1日、安倍首相と会談した後には―

 岸田外相「(Q:総理からは)いろいろと、はい。『引き続きがんばってくれ』と」「(Q:引き続きというのは外相留任ですか?)ちがうちがう(笑)。少なくとも、きょう明日は引き続きこの兼務をがんばります」

 4年にわたって続けた外相のポストに留まることになるのか。岸田氏に近いベテラン議員は「ポスト安倍を見据えて自民党の要職について欲しい」と、今回は外相を退いて、自民党内に足場を築く方が将来のためになると語った。

     ◇

 内閣改造に向けて、水面下では様々な思惑が飛び交っている。

2369チバQ:2017/08/02(水) 02:24:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000115-mai-pol
<内閣改造>初の「守り」に 「安定」「人心一新」に腐心
8/1(火) 22:12配信 毎日新聞
 安倍内閣の支持率が急落する中、安倍晋三首相は3日の内閣改造で「守り」の人事を強いられている。これまで入閣待機組を積極的に登用して求心力を高めてきたが、今回は閣僚経験者を手堅く要所に配するのではないかという見方が大勢だ。2007年参院選の惨敗を受けた第1次内閣の改造時と状況が似ており、首相は政権再浮揚へ「安定」と「人心一新」の両立に腐心している。

 菅義偉官房長官は1日の記者会見で「引き続き経済再生を最優先に、国民の安全と平和な暮らしに万全を期す。安倍政権の政策を前に進める内閣だ」と改造の狙いを説明した。首相は政権のバランスを崩さないよう内閣の骨格を維持する方針で、菅氏と麻生太郎副総理兼財務相を留任させる。

 現内閣では、初入閣だった今村雅弘前復興相が失言で辞任し、金田勝年法相は国会答弁で不安を露呈した。改造後も不祥事や失言が続けば、人事刷新効果どころか、政権は窮地に陥る。首相が自民党の茂木敏充政調会長や小野寺五典元防衛相らを重要閣僚で処遇するのは「安全運転」の象徴といえる。

 ただ、組織的な天下りあっせん問題や学校法人「加計学園」の問題を抱える文部科学相の人事は難航している。自民党関係者によると、首相は第1次内閣で文科相を務めた伊吹文明元衆院議長に就任を打診したが、同氏は固辞したという。

 再入閣が増えれば、その分、入閣待機組の処遇は難しくなる。自民党で衆院当選5回以上、参院当選3回以上の待機組は約60人。こうした議員が「冷遇」されると各派閥の不満が募り、挙党態勢がほころぶ可能性がある。「女性活躍」を掲げる首相が積極的に進めてきた女性議員の起用も、今回は人選の余裕がないのが実情だ。

 一方、首相は出身派閥の自民党細田派からの入閣を控える方針。稲田朋美前防衛相は辞任に追い込まれ、萩生田光一官房副長官や同党の下村博文幹事長代行は加計学園問題で野党から追及された。特に「秘蔵っ子」の稲田氏をかばい続けた首相には党内外から批判の矛先が向けられており、同派幹部は「今回は自粛だ」と明言する。

 毎日新聞の7月の全国世論調査で内閣支持率は26%。第1次内閣の改造前も22%だった。当時、首相は主要閣僚を大幅に入れ替えたが、それでも支持率は33%止まり。しかも初入閣の閣僚に「政治とカネ」の問題が相次ぎ、改造から約2週間後に首相は辞任を表明した。今回、首相が慎重になっている背景には、こうした事情がある。【小山由宇】

2370チバQ:2017/08/02(水) 02:25:02
https://mainichi.jp/articles/20170802/k00/00m/010/062000c?inb=ys
岸田氏
奔走の外相・防衛相 兼務で済むポストなのか

毎日新聞2017年8月1日 20時24分(最終更新 8月1日 23時44分)
外相と防衛相は「分刻みのスケジュールで動く多忙なポスト」
 北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した問題で、岸田文雄外相兼防衛相が対応に奔走している。「地球儀俯瞰(ふかん)外交」を掲げる安倍晋三首相は外交・安全保障を重視してきたが、兼務で済むほど防衛相は軽いポストなのか。【佐藤丈一、加藤明子】

 岸田氏は稲田朋美前防衛相の「日報」問題での辞任を受け、7月28日昼に防衛相に就任。同日深夜のミサイル発射で29日午前0時半過ぎに首相官邸に駆け付け、そのまま防衛省で軌道など分析結果の報告を受けた。ようやく外務省に入ったのは午前3時20分ごろ。外務省幹部は「それまで省内で待機せざるを得なかった」と語る。


北朝鮮のICBMを巡る岸田外相兼防衛相の発言
 外相と防衛相はもともと「分刻みのスケジュールで動く多忙なポスト」(政府関係者)だ。岸田氏は両省の秘書官を伴い、5キロ以上離れた東京・霞が関の外務省と市谷の防衛省を何度も車で行き来している。場面に合わせて大臣車も乗り換えている。

 29日は議員宿舎に午前4時ごろ帰り、午前9時半ごろに外務省で米国のティラーソン国務長官と電話で協議。その後に防衛省に向かった。外相としての他国との協議は外務省内の専用電話を使う必要があるためで、同省幹部は「さすがに大変そうだ」と気遣う。

 一方、防衛省内は歓迎一色だ。前任の稲田氏と違い、岸田氏の手堅さは閣僚でも折り紙付きで、幹部は「やっと記者会見の質疑がかみ合うようになった」と喜ぶ。3日の内閣改造に向けても「防衛相で残ってくれないか」と留任への待望論まで出ている。

    ◇

 岸田氏は2012年末の第2次政権発足時に外相に就任し、13年12月にスタートした国家安全保障会議(NSC)でも安全保障政策に密接に関わってきた。岸田氏の兼務は、首相官邸の「経緯を熟知した岸田氏がふさわしい」(幹部)という判断が働いた。

 ただ、多国間の協力態勢を作る外交と、実力組織の自衛隊を動かす防衛の機能はあくまで別だ。兼務も内閣改造で解消されることが確実視される。

 岸田氏は1日の記者会見で外相として「米韓と協力しながら中国に責任ある行動を働きかける」と外交努力を続ける考えを強調。同時に、防衛相としては7月30日に行った日米の軍用機による朝鮮半島沖での共同訓練を巡り「今後の具体的な対応は手の内を明かすことになる」と圧力を強める考えを示した。

 こうした現状について、東大の牧原出教授(行政学)は「対外的に緊急対応が必要な場合、相手国とは外相、防衛相それぞれのチャンネルで話し合う。兼務は非常に難しいのではないか」とみる。実際、1日には東シナ海の日中中間線付近で中国がガス田開発の新たな試掘を行っている可能性も浮上した。

 安倍内閣は「万全の危機管理」をうたってきたが、稲田氏の辞任が決まった27日時点で北朝鮮のミサイル発射の兆候が出ていた。牧原教授は「そもそも日報問題を抱えた稲田氏を改造直前まで引っ張ったことが問題」と指摘。「危機管理より党内事情を優先したのは否定しがたいのではないか」と批判した。

2371とはずがたり:2017/08/02(水) 07:22:03

また力率が出てきたよ(;´Д`)
節電にはならないけど電気代は節約出来るのか!
スマートメーターとかでも?

第14回:高級なDCモーター扇風機と、安いACモーター扇風機の違いは何?
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/fujilabo/548667.html

2372チバQ:2017/08/02(水) 09:41:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000007-mai-pol
<内閣改造>防衛相に小野寺氏 丸川五輪相は交代へ 


8/2(水) 8:00配信

 安倍晋三首相は3日の内閣改造で、岸田文雄外相(60)が兼務する防衛相に小野寺五典元防衛相(57)を起用する方針を固めた。環境相を含めて2015年から閣内にいる丸川珠代五輪担当相は交代させる方針。自民党役員人事では、竹下亘国対委員長(70)の総務会長か選対委員長への起用を検討している。

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題や東京都議選中の失言で稲田朋美前防衛相が辞任したため、首相は防衛相経験者から人選を進めていた。小野寺氏は第2次安倍内閣で12年12月から14年9月まで防衛相を務めた。

 さらに首相は挙党態勢を築くため、政権と距離を置く自民党の野田聖子元総務会長(56)の起用を探っている。

 ロシアとの経済分野の交渉を担う世耕弘成経済産業相(54)、今村雅弘前復興相の失言による辞任を受けて4月末に就任したばかりの吉野正芳復興相(68)、公明党の石井啓一国土交通相(59)は留任の方向。自民党の茂木敏充政調会長(61)を重要閣僚として処遇する方針だ。松山政司参院国対委員長(58)の起用も検討している。岸田氏の処遇が今後の焦点になる。

 自民党役員人事では、二階俊博幹事長(78)と高村正彦副総裁(75)の留任がすでに固まった。竹下氏の後任の国対委員長には森山裕元農相(72)や浜田靖一元防衛相(61)が浮上している。

 一方、首相は自身に近い高市早苗総務相や塩崎恭久厚生労働相らを交代させ、「人心一新」を図る。学校法人「加計学園」の問題で注目された国家戦略特区を担当する山本幸三地方創生担当相、「共謀罪」法を巡って不安定な国会答弁が目立った金田勝年法相、「参院枠」の鶴保庸介沖縄・北方担当相も交代の方向だ。

 首相は3日午前に自民党役員人事を行い、与党党首会談を経て、同日午後に内閣を改造する。【水脇友輔、田中裕之】


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000079-san-pol

伊吹氏、文科相就任を固辞 切り札失い首相痛手


8/2(水) 7:55配信

産経新聞



 内閣支持率の急落に苦しむ安倍晋三首相にとって、伊吹文明元衆院議長の文部科学相起用は内閣改造の目玉であり、切り札でもあった。これを固辞された打撃は大きく、人事構想はギリギリの段階で大幅な修正を迫られた。

 首相が、伊吹氏という大ベテランに白羽の矢を立てたのは、政権の求心力を回復するには、加計学園の獣医学部新設をめぐり、首相官邸に対する「反乱軍」と化した文科省の「平定」が急務だと考えたからだ。もし文科相人事に失敗すれば、官邸への反乱が他省庁に飛び火することもあり得る。

 伊吹氏は旧大蔵省出身で官僚機構に精通している上、第1次安倍政権で文科相を務めるなど文部行政にも明るい。党幹事長なども歴任し、党内の不満を押さえ込む実力を有する。それだけに首相の後見役である森喜朗元首相も、伊吹氏の起用を首相に助言していた。だが、伊吹氏は首を縦に振らなかった。国権の最高機関の長である衆院議長経験者が、行政府の閣僚を務めるのは「筋が通らない」と考えたようだ。

 ただ、参院議長を務めた江田五月氏が、民主党政権で法相に就任するなど前例がないわけではない。閣内に入れば政治資金などの問題を野党・メディアに細かく詮索され、晩節を汚すリスクを負いかねないという計算も働いたとみられる。

 切り札を失ったことで内閣改造は新味に欠けることになる公算は大きい。裏を返せば自民党の人材不足が深刻化していることの証左ともいえる。(酒井充)

2373チバQ:2017/08/02(水) 09:42:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000078-san-pol

あす内閣改造 防衛相に小野寺氏 経済再生相は茂木氏
8/2(水) 7:55配信

産経新聞

 内閣改造・自民党役員人事を3日に控え、安倍晋三首相は1日、茂木敏充政調会長を経済再生担当相に、小野寺五典元防衛相を防衛相にそれぞれ起用する方向で最終調整に入った。学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題を受け、党幹事長や文部科学相などを歴任した伊吹文明元衆院議長に文科相就任を打診したが、伊吹氏は固辞した。

 麻生太郎副総理兼財務相、岸田文雄外相、菅義偉官房長官、世耕弘成経済産業相、石井啓一国土交通相は留任の方向で固まった。二階俊博幹事長も留任を承諾し、政権の骨格は維持されることになった。

 首相は1日の党役員会で「人心一新したい」と述べ、3日に行う内閣改造・党役員人事の一任を取り付けた。その後の閣僚懇談会では「新たな布陣の下、国民の皆さまとともに各般の政策をさらに力強く前に進めていく」と述べた。

 菅氏は1日の記者会見で、新内閣の布陣について「引き続き経済再生を最優先に国民の安全と平和な暮らしに万全を期すなど、政権の掲げる政策を前に進める内閣になる」と語った。

 首相は政権の信頼回復に向け、閣僚経験者を多数起用し、閣僚待機組の初入閣は少数に抑える意向だ。

2374チバQ:2017/08/02(水) 11:56:24
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170802-00000023-nnn-pol
 内閣改造を3日に控え、顔ぶれが徐々に固まってきている。焦点だった防衛相に小野寺元防衛相を再び起用することが内定した。

 安倍首相は、これまでに第二次安倍内閣で防衛相を務めた小野寺元防衛相を再び防衛相に起用する方針を固めた。稲田前防衛相の辞任を受けた防衛相を巡っては、自衛隊の日報問題を巡り防衛省自衛隊内の確執が取りざたされるなど混乱した状態を立て直すため防衛相経験者から人選を進めていた。また、安倍首相は茂木政調会長を重要閣僚で起用する方針を固めている。

 一方、挙党態勢を構築するため、前回の総裁選挙で出馬を目指すなど安倍首相と距離を置いてきた野田聖子元総務会長の重要閣僚での抜てきを検討している。また、参議院の松山国会対策委員長の入閣も固まった。吉野復興担当相は留任する方向。

2375チバQ:2017/08/02(水) 12:33:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000050-jij-pol
政調・岸田氏、総務・竹下氏=安倍首相、自民三役を内定―野田聖子、松山氏入閣へ


8/2(水) 11:34配信
 安倍晋三首相は、内閣改造・自民党役員人事を3日に控え、党政調会長に岸田文雄外相兼防衛相(60)、党総務会長に竹下亘国対委員長(70)の起用を固めた。


 世耕弘成経済産業相(54)、吉野正芳復興相(68)は留任の方向。松山政司参院国対委員長(58)の初入閣が固まり、野田聖子元総務会長(56)も入閣を調整している。

 岸田氏は2012年12月の第2次安倍政権発足時から外相を務め、党三役入りは岸田氏の意向だった。岸田派内にもかねて「ポスト安倍」レースに備えるため、いったん閣外に出るのが望ましいとの声があり、首相も岸田氏に配慮した。

 安倍政権と距離を置く野田氏の起用方針には、内閣支持率が下がって求心力が弱まる中、挙党態勢を築く姿勢を示す狙いがあるとみられる。

 ロシア経済分野協力担当を兼ねる世耕氏と、4月に就任したばかりの吉野氏は、外交・復興行政の継続性を重視する形だ。

 閣僚ポストでは、防衛相に経験者の小野寺五典政調会長代理(57)の再起用が有力。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で揺れる防衛省の立て直しが急務で、この分野に精通する人物でなければ務まらないとの見方が強い。茂木敏充政調会長(61)の入閣も固まり、経済再生担当相への起用が取り沙汰されている。丸川珠代五輪担当相は交代の方向となった。

 党役員人事では、二階俊博幹事長(78)と高村正彦副総裁(75)の留任が既に内定している。 

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170802-00000029-nnn-pol
内閣改造 石破氏、小泉氏は入閣見送りへ


8/2(水) 11:55配信
 内閣改造を3日に控え、顔ぶれが徐々に固まってきている。焦点だった防衛相に小野寺元防衛相を再び起用することが内定した。

 日報問題をめぐって混乱した防衛省を立て直すため、安倍首相は防衛相経験者で安定した国会答弁で評価が高い小野寺氏を再び起用することを決断した。3日の改造について、安倍首相は政権の骨格は変えないことを明言しており、政権の要である麻生財務相や菅官房長官のほか、自民党の二階幹事長と高村副総裁を留任させる方針を固めている。

 また稲田前防衛相の辞任で焦点だった防衛相に経験者である小野寺元防衛相をあてることを内定したほか、加計学園の問題などへの対応に当たる文部科学相にベテランの起用を検討するなど、安定感を重視した顔ぶれになる見通し。

 一方、挙党態勢をアピールするため前回の総裁選挙で出馬を目指すなど政権と距離を置いてきた野田聖子元総務会長の重要閣僚での抜てきを検討している。ただ、石破前地方創生担当相や小泉進次郎農林部会長は入閣しない見通し。

 閣議政権幹部は、「すごく良い体制ができる」と自信をのぞかせている。しかし、自民党内からも安定感を重視するあまり目新しさに欠けるのではとの声が出ていて、政権浮揚につながるかは不透明。

2376チバQ:2017/08/02(水) 12:39:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000034-asahi-pol

岸田氏、自民党政調会長に起用へ 外相続投方針を変更


8/2(水) 12:16配信

朝日新聞デジタル







岸田氏、自民党政調会長に起用へ 外相続投方針を変更


岸田文雄氏


 安倍晋三首相は3日に行う内閣改造と自民党役員人事で、岸田文雄外相を党政務調査会長に起用する方針を固めた。

 首相は当初、岸田氏の安定感などを評価し、外相として続投させる方針だった。だが、岸田氏が党務に関わることを強く望んだことなどを踏まえ、政調会長に起用することにした。
.
朝日新聞社
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084421000.html


自民党役員人事 政調会長に岸田氏 総務会長に竹下氏

8月2日 12時04分



安倍総理大臣は、内閣改造に合わせて3日に行う自民党の役員人事で、新たに政務調査会長に岸田文雄外務大臣を、総務会長に竹下亘国会対策委員長を起用することを内定しました。




安倍総理大臣は3日に第3次安倍内閣が発足してから3回目となる内閣改造とともに、自民党の役員人事を行う方針で、調整を本格化させています。

こうした中、安倍総理大臣は新たに自民党の茂木政務調査会長の後任に、岸田外務大臣を充てることを内定しました。岸田氏は、衆議院広島1区選出の当選8回で、60歳。銀行員などを経て、平成5年の衆議院選挙で初当選しました。その後、沖縄・北方担当大臣や、党の国会対策委員長などを歴任し、第2次安倍政権発足以降、4年半余りにわたって、外務大臣を務めてきました。

また、細田総務会長の後任には、竹下国会対策委員長を起用することを内定しました。竹下氏は、衆議院島根2区選出の当選6回で、70歳。竹下登・元総理大臣の弟で、NHKの記者を経て、平成12年の衆議院選挙で初当選しました。第2次安倍改造内閣で復興大臣として初入閣し、東日本大震災で被災した人たちの生活再建など、復興の加速化に尽力しました。そして、去年8月の党役員人事で党の国会対策委員長に起用され、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法などの成立に向けて、野党側との調整にあたりました。

自民党の役員人事をめぐって、安倍総理大臣はすでに党運営の要となる二階幹事長に加えて、高村副総裁を続投させる方針を固めていて、安倍総理大臣は今後、内閣改造に向けて最終的な調整を進めるものと見られます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084451000.html?utm_int=all_contents_just-in_001


内閣改造 経済再生相に茂木敏充氏 人づくり革命も担当

8月2日 12時28分



3日行われる内閣改造で、経済再生担当大臣に自民党の政務調査会長で、額賀派の茂木敏充氏の起用が内定しました。また、茂木氏は、安倍総理大臣が重視する人づくり革命も担当することになりました。

2377名無しさん:2017/08/02(水) 15:27:05
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170802-00000030-ann-pol

内閣改造 文部科学大臣に林芳正元農水大臣が内定


8/2(水) 14:57配信

テレ朝 news






All Nippon NewsNetwork(ANN)

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 内閣改造を3日に控え、文部科学大臣には元農林水産大臣の林芳正氏が内定しました。

2378名無しさん:2017/08/02(水) 16:07:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000040-asahi-pol

塩谷・元文科相、選対委員長に起用へ 自民党役員人事


8/2(水) 14:17配信

朝日新聞デジタル







塩谷・元文科相、選対委員長に起用へ 自民党役員人事


塩谷立氏


 安倍晋三首相は3日に行う自民党役員人事で、塩谷立・元文部科学相を選挙対策委員長に起用する方針を決めた。

2379片言丸:2017/08/02(水) 18:47:56
総理大臣 安倍晋 【留任
財務金融 麻生太 【留任(麻生)
総務大臣 高市早→
法務大臣 金田勝→
外務大臣 岸田文→
文科大臣 松野博→林芳正(岸田)
厚労大臣 塩崎恭→
農水大臣 山本有
経産大臣 世耕弘 【留任(細田)
国交大臣 石井啓 【留任
環境大臣 山本公
防衛大臣 稲/岸→小野寺(岸田)
官房長官 菅義偉 【留任(無)
復興大臣 吉野正 【留任(細田)
公安消費 松本純
科技北沖 鶴保庸→江崎鉄(二階)
経済財政 石原伸→茂木敏(額賀)
一億男女 加藤勝
地方創生 山本幸→
五輪大臣 丸川珠→

官房副長 萩生田→西村康(細田)
官房副長 野上浩 【留任

幹事長  二階俊 【留任(二階)
総務会長 細田博→竹下亘(額賀)
政調会長 茂木敏→岸田文(岸田)
選対委長 古屋圭→塩谷立(細田)
国対委長 竹下亘→森山裕(石原)
幹事代行 下村博→萩生田(細田)

◎ 松山政(岸田)、中川雅(細田)
◯ 野田聖(無)、田中和(麻生)

§予想§
松山政→
中川雅→五輪?
野田聖→
田中和→環境?

2380チバQ:2017/08/02(水) 18:55:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000052-mai-pol

<内閣改造>自民政調会長に岸田氏 野田聖子氏の入閣検討


8/2(水) 15:00配信

毎日新聞







<内閣改造>自民政調会長に岸田氏 野田聖子氏の入閣検討


岸田文雄氏=川田雅浩撮影


 安倍晋三首相は3日の内閣改造・自民党役員人事で、政調会長に岸田文雄外相(60)を起用することを決めた。総務会長には竹下亘国対委員長(70)が内定した。また、首相は自身と距離のある野田聖子元総務会長(56)と林芳正元農相(56)の入閣を検討している。最近の野田氏は政権と距離を置き、来年9月の党総裁選への出馬の意欲を示すが、野田氏起用が挙党態勢構築に役立つとみているようだ。世耕弘成経済産業相(54)は続投させる。【田中裕之、水脇友輔】

 ◇総務会長は竹下氏

 岸田氏は2012年末の第2次安倍内閣発足から4年7カ月にわたり外相を務め続けていた。「ポスト安倍」の一人と目され、岸田派内では、党三役に移って力を蓄えるべきだとの意見が強かった。

 首相の出身派閥・細田派会長の細田博之総務会長は交代させ、他派閥に譲って配慮を示す。国対委員長には森山裕前農相(72)らの名前があがっている。首相は新たに田中和徳・党国際局長(68)の初入閣も検討している。

 野田氏は郵政相、消費者行政担当相などを歴任。7月末の毎日新聞のインタビューで「来年9月(の総裁選)に向かっているつもり」と語る一方、党内にある野田氏入閣論について「そう言ってもらえればうれしいが、それこそ首相の腹一つだ」と述べ、応じる可能性も示していた。

 内閣支持率低下に苦しむ首相は「身内優遇」と受け取られかねない人事を行わない方針だ。細田派の丸川珠代五輪担当相は15年に環境相に抜てきされ、昨年の改造で五輪担当相に横滑りしたが、今回は交代させる。一方、側近の世耕氏は「ロシア経済分野協力担当相」を兼務しており、首相が重視する日露関係の推進のため留任させる。

 岸田氏が兼務中の防衛相の後任には、小野寺五典元防衛相(57)を再登板させる。失言した今村雅弘前復興相の辞任で4月末に就任したばかりの吉野正芳復興相(68)は留任の方向だ。

 首相は政権の「骨格」として、麻生太郎副総理兼財務相(76)、菅義偉官房長官(68)、自民党の二階俊博幹事長(78)、高村正彦副総裁(75)を続投させる考え。公明党出身の石井啓一国土交通相(59)の留任も了承した。入閣する茂木敏充政調会長(61)は経済再生担当相での起用を検討している。

 首相は3日午前の自民党臨時総務会で新役員を正式に決める。その後の臨時閣議で閣僚の辞表をとりまとめたうえで組閣し、同日中に改造内閣を発足させる。

2381チバQ:2017/08/02(水) 19:43:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084561000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_022
自民党役員人事 国対委員長に森山裕氏が内定
8月2日 14時40分
自民党の国会対策委員長に、前の農林水産大臣で石原派の森山裕氏の起用が内定しました。
森山氏は、衆議院鹿児島5区選出の当選5回で、72歳。鹿児島市議会議員などを経て、平成10年の参議院選挙で当選して、参議院議員を1期務め、平成16年の衆議院鹿児島5区の補欠選挙で当選しました。平成17年の衆議院選挙では、郵政民営化関連法の成立に反対したため、自民党の公認を得られず、無所属で立候補して当選し、翌年、自民党に復党しました。

森山氏は、農林水産大臣や衆議院農林水産委員長などを歴任するなど、農業政策に詳しいことで知られています。また、衆議院予算委員会の筆頭理事など国会対策の経験も豊富で、与野党に幅広い人脈を持つことから、国会対策委員長への起用が決まりました。

自民党の役員人事をめぐっては、二階幹事長と高村副総裁が再任され、新たな政務調査会長に岸田外務大臣、総務会長に竹下国会対策委員長、選挙対策委員長に塩谷元文部科学大臣が起用されることが固まっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084531000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_024
自民党役員人事 選対委員長に塩谷立氏が内定
8月2日 13時54分
自民党の選挙対策委員長に、元文部科学大臣で細田派の塩谷立氏の起用が内定しました。
塩谷氏は、衆議院静岡8区選出の当選8回で67歳。財団法人で青少年の国際交流に携わった後、衆議院議員だった父親の後継として平成2年の衆議院選挙に立候補して初当選しました。これまでに文部科学大臣や官房副長官、それに党の総務会長などを歴任しています。

安倍総理大臣としては、塩谷氏の閣僚や党幹部を務めた豊富な政治経験を評価するとともに、党内最大派閥の細田派幹部の塩谷氏を起用することで、政権基盤を安定させる狙いもあるものと見られます。

これによって、自民党の役員人事は、二階幹事長が再任されるほか、新たな政務調査会長に岸田外務大臣、総務会長に竹下国会対策委員長、それに選挙対策委員長に塩谷氏が起用されることになり、党4役の顔ぶれが固まりました。



http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084421000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_023
自民党役員人事 政調会長に岸田氏 総務会長に竹下氏
8月2日 13時57分
安倍総理大臣は、内閣改造に合わせて3日に行う自民党の役員人事で、新たに政務調査会長に岸田文雄外務大臣を、総務会長に竹下亘国会対策委員長を起用することを内定しました。
安倍総理大臣は3日に第3次安倍内閣が発足してから3回目となる内閣改造とともに、自民党の役員人事を行う方針で、調整を本格化させています。

こうした中、安倍総理大臣は新たに自民党の茂木政務調査会長の後任に、岸田外務大臣を充てることを内定しました。岸田氏は、衆議院広島1区選出の当選8回で、60歳。銀行員などを経て、平成5年の衆議院選挙で初当選しました。その後、沖縄・北方担当大臣や、党の国会対策委員長などを歴任し、第2次安倍政権発足以降、4年半余りにわたって、外務大臣を務めてきました。

また、細田総務会長の後任には、竹下国会対策委員長を起用することを内定しました。竹下氏は、衆議院島根2区選出の当選6回で、70歳。竹下登・元総理大臣の弟で、NHKの記者を経て、平成12年の衆議院選挙で初当選しました。第2次安倍改造内閣で復興大臣として初入閣し、東日本大震災で被災した人たちの生活再建など、復興の加速化に尽力しました。そして、去年8月の党役員人事で党の国会対策委員長に起用され、「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法などの成立に向けて、野党側との調整にあたりました。

自民党の役員人事をめぐって、安倍総理大臣はすでに党運営の要となる二階幹事長に加えて、高村副総裁を続投させる方針を固めていて、安倍総理大臣は今後、内閣改造に向けて最終的な調整を進めるものと見られます。
岸田氏「正式発表待ちたい」
岸田外務大臣は防衛省で記者団に対し、「報道は承知しているが、人事に関しては正式な発表がある前に私のほうから何か申し上げるのは控えさせて頂いている。引き続き正式な発表を待ちたい」と述べました。

2382チバQ:2017/08/02(水) 19:44:47
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011085071000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_007
内閣改造 河野太郎氏の入閣内定
8月2日 18時49分
3日に行われる内閣改造で、前の国家公安委員長で自民党麻生派の河野太郎氏の入閣が内定しました。
河野氏は、衆議院神奈川15区選出の当選7回で54歳。元衆議院議長で自民党総裁を務めた河野洋平氏の長男で、民間企業での勤務を経て、平成8年の衆議院選挙で初当選しました。平成21年に自民党が野党に転じた後の総裁選挙に立候補したほか、おととしの内閣改造で、国家公安委員長兼行政改革担当大臣、防災担当大臣として初入閣しました。

河野氏は、党の行政改革推進本部長として、国の予算にむだがないか厳しく検証してきた実績もあり、安倍総理大臣としては、知名度が高く発信力のある河野氏を再び閣僚に起用することで、行政改革などに取り組む姿勢をアピールする狙いもあるものと見られます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084721000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
あす内閣改造 文科相に林氏 防衛相に小野寺氏など内定
8月2日 19時15分
安倍総理大臣は3日に行う内閣改造で、自民党の元総務会長で、無派閥の野田聖子氏の入閣を内定しました。また新しい文部科学大臣に林芳正元農林水産大臣、防衛大臣に自民党の小野寺五典政務調査会長代理、経済再生担当大臣に茂木敏充政務調査会長の起用を内定しました。
安倍総理大臣は3日午前、自民党役員人事を行った後、臨時閣議を開き、閣僚の辞表を取りまとめたうえで、午後、組閣本部を設置し、内閣改造を行うことにしています。

こうした中、安倍総理大臣は内閣改造で、新しい文部科学大臣に林芳正元農林水産大臣の起用を内定しました。安倍総理大臣は、閣僚経験が豊富な林氏を文部科学大臣に起用することで、天下り問題で幹部が処分され、国家戦略特区での獣医学部の新設をめぐって組織内が混乱した文部科学省の立て直しを図る狙いがあるものと見られます。
また、防衛大臣には、元防衛大臣で自民党の小野寺五典政務調査会長代理の起用が内定しました。安倍総理大臣としては、PKO部隊の日報問題をめぐって大臣や事務次官らが辞任する事態となった防衛省の体制を早期に立て直すためには、安全保障政策に精通している小野寺氏の手腕が必要だと判断したものと見られます。
さらに、経済再生担当大臣に自民党の茂木敏充政務調査会長の起用が内定しました。茂木氏は、安倍総理大臣が重視する人づくり革命も担当します。安倍総理大臣としては、幅広い政策に精通し、実務能力にもたけた茂木氏を、経済再生担当大臣とともに、人づくり革命の担当に起用することで、政策推進の姿勢をアピールする狙いもあるものと見られます。
また、世耕弘成・経済産業大臣の留任が内定し、世耕氏は兼務してきたロシア経済分野協力担当大臣も引き続き務めることになりました。安倍総理大臣としては、みずからに近い世耕氏を経済産業大臣に留任させ、引き続きロシア経済分野協力担当大臣も兼務させることで、重視する対ロシア外交を推進する狙いがあるものと見られます。
そして、沖縄・北方担当大臣に江崎鉄磨元国土交通副大臣の起用が内定しました。安倍総理大臣としては、二階幹事長に近い江崎氏を起用することで、政権基盤の強化につなげる狙いもあるものと見られます。
さらに吉野正芳復興大臣の留任が固まりました。安倍総理大臣としては、福島県選出の吉野氏を留任させることで、東日本大震災からの復興に全力で取り組む姿勢を示す狙いがあるものと見られます。
また安倍総理大臣は、政権と距離を置いてきた自民党の野田聖子元総務会長の入閣を内定しました。さらに、齋藤健農林水産副大臣、上川陽子元法務大臣、河野太郎前国家公安委員長、鈴木俊一元環境大臣、松山政司参議院国会対策委員長、中川雅治・参議院議員副会長の入閣が内定しました。
このほか、党の幹事長代行に起用される萩生田官房副長官の後任に、党の総裁特別補佐を務める西村康稔・元内閣府副大臣が内定しました。

安倍総理大臣は、第2次安倍内閣発足当初から政権を支えてきた麻生副総理兼財務大臣、菅官房長官の2人を留任させ、政権の骨格は維持することにしています。
首相「しっかり考える」
安倍総理大臣は2日夜、総理大臣官邸を出る際に、記者団が内閣改造に向けた決意を質問したのに対し、「しっかり考えていきたいと思います」と述べました。

2383チバQ:2017/08/02(水) 19:53:52
野田聖子と河野太郎になにやらせる?
野田聖子外務とか!?

2384片言丸:2017/08/02(水) 21:30:51
総理大臣 安倍晋 【留任
財務金融 麻生太 【留任(麻生)
総務大臣 高市早→
法務大臣 金田勝→
外務大臣 岸田文→
文科大臣 松野博→林芳正(岸田)
厚労大臣 塩崎恭→
農水大臣 山本有→
経産大臣 世耕弘 【留任(細田)
国交大臣 石井啓 【留任
環境大臣 山本公→
防衛大臣 稲/岸→小野寺(岸田)
官房長官 菅義偉 【留任(無)
復興大臣 吉野正 【留任(細田)
公安消費 松本純→小此木(無)
科技北沖 鶴保庸→江崎鉄(二階)
経済財政 石原伸→茂木敏(額賀)
一億男女 加藤勝 【留任(額賀)
地方創生 山本幸→
五輪大臣 丸川珠→

官房副長 萩生田→西村康(細田)
官房副長 野上浩 【留任

幹事長  二階俊 【留任(二階)
総務会長 細田博→竹下亘(額賀)
政調会長 茂木敏→岸田文(岸田)
選対委長 古屋圭→塩谷立(細田)
国対委長 竹下亘→森山裕(石原)
幹事代行 下村博→萩生田(細田)

◎ 松山政(岸田)、中川雅(細田)、野田聖(無)、齋藤健(石破)、河野太(麻生)、梶山弘(無)、上川陽(岸田)、鈴木俊(麻生)

§勝手な予想§
松山政→農水
中川雅→五輪
野田聖→厚労
齋藤健→環境
河野太→法務
梶山弘→地方
上川陽→総務
鈴木俊→外務

2385名無しさん:2017/08/03(木) 06:11:28
【総理】安倍晋三
【副総理・財務】麻生太郎(留・麻生派)
【総務】 野田聖子(無派閥)
【法務】上川陽子(岸田派)
【外務】河野太郎(麻生派)
【文科】林芳正(参・岸田派)
【厚労】加藤勝信(額賀派)
【農水】斎藤健(初・石破派)
【経産】世耕弘成(留・参・細田派)
【国交】石井啓一(留・公明党)
【環境】中川雅治(初・参・細田派)
【防衛】小野寺五典(岸田派)
【官房】菅義偉(留・無派閥)
【復興】吉野正芳(留・細田派)
【公安】小此木八郎(初・無派閥)
【沖北】江崎鐵磨(初・二階派)
【経済】茂木敏充(額賀派)
【一億】松山政司(初・参・岸田派)
【地方】梶山弘志(初・無派閥)
【五輪】鈴木俊一(麻生派)
【官房副長官】西村康稔(細田派)野上浩太郎(参・細田派)

党役員
【副総裁】高村正彦(麻生派)
【幹事長】二階俊博(二階派)
【政調会長】岸田文雄(岸田派)
【総務会長】竹下亘(額賀派)
【選対委員長】塩谷立(細田派)
【国対委員長】森山裕(石原派)
【幹事長代行】萩生田光一(細田派)

2386名無しさん:2017/08/03(木) 06:18:47
内閣発足時の大臣+党役員(四役+副総裁+国会対策委員長)
細田派 4+1=5→3+1=4
麻生派 2+1=3→3+1=4
額賀派 2+2=4→2+1=3
岸田派 2+0=2→4+1=5
二階派 2+1=3→1+1=2
石破派 1+0=1→1+0=1
石原派 1+0=1→0+1=1
谷垣団 1+0=1→0+0=0
無派閥 3+1=4→4+0=4

2387チバQ:2017/08/03(木) 12:39:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000005-mai-pol
内閣改造>岸田氏 高まる存在感 「ポスト安倍」へ足場

8/3(木) 8:30配信��
1252

岸田外相の主な発言

 3日に行われる内閣改造・自民党役員人事では、岸田文雄外相が希望していた党三役ポストを手にし、閣僚ポストも岸田派が要所を押さえる。加計学園問題などで内閣支持率の急落した安倍晋三首相が政権維持のため岸田派の協力を必要とした結果、政権内で岸田氏の存在感が急上昇し、「ポスト安倍」へ向け足場を築く形になった。首相の出身派閥・細田派は自重し、他派閥を立てることによって挙党態勢づくりに腐心した「脱1強」人事と言えそうだ。

【疑惑隠し?】国会での証言が実現していない人たち

 自民党政調会長に内定した岸田氏は2日、首相官邸で記者団に「宏池会(岸田派)として政権を支える」と述べ、安倍首相を支える主流派閥としての存在感をアピールした。

 2012年末の第2次安倍内閣発足当初から外相を務める岸田氏は、オバマ前米大統領の広島訪問実現など成果を上げる一方、首相の掲げる「地球儀俯瞰(ふかん)外交」の黒衣役に埋没しがちでもあった。岸田派内には不満も募り、岸田氏自身も「党要職を経験して力をつけたい」と漏らしていた。

 東京都議選(7月2日投開票)での自民党惨敗が状況を一変させた。それまでは、来年9月の自民党総裁選で安倍首相が21年までの総裁任期を得るのが当然視され、岸田氏はその後の「禅譲」を狙う戦略とみられていた。その見通しが急速に流動化し、岸田派内からは「『安倍首相のあとは安倍』と言われていたが、状況がガラリと変わった。次の首相に一番近いのは岸田外相だ」(盛山正仁副法相)との主戦論も飛び出すようになった。

 首相側には「外相も重要な政権の骨格であり、閣内で首相を支えてほしい」(政府高官)と外相続投への期待感が強かった。だが、昨年の内閣改造で入閣を拒んだ石破茂前地方創生担当相のように、閣外に去った岸田氏が「反安倍」に転じれば、政権の先行きがさらに不安定になりかねない。

 首相は7月20日に東京都内で岸田氏と約2時間会談するなど、政権運営への協力を強く求めた。その代償として、岸田氏の望む党三役ポストへの起用を受け入れ、ポスト安倍候補としての足場づくりを容認せざるを得なくなった。岸田派幹部は「今の政権の体力では、岸田氏を無役にするのには耐えられなかったのだろう」とほくそ笑む。

 首相は内閣改造でも岸田派に大きく配慮することになった。改造前の同派の閣僚ポストは岸田氏と山本幸三地方創生担当相の2人だったが、今回は林芳正、小野寺五典、上川陽子、松山政司の4氏が入閣する。

 「保守本流」を自任する岸田派には実績のある閣僚経験者も多く、閣僚の不祥事や失言の相次いだ政権の立て直しへ向け「岸田派頼み」の側面も否めない。特に林氏には加計学園問題で内部文書の流出が続いた文部科学省、小野寺氏には南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の日報問題で揺れた防衛省の混乱収拾へ期待がかかる。

 ただ、岸田氏が安倍後継への動きを強めれば、首相の政権運営の障害にもなり得る。岸田氏は最近の講演で、首相が意欲を示す憲法改正について「今は9条の改正は考えない」と急がない立場を表明した。アベノミクスに対しても「今の経済政策における格差といった負の側面に適切に対応することが重要だ」と語るなど、独自色を鮮明にし始めている。【高橋恵子、加藤明子】

2388チバQ:2017/08/03(木) 12:46:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000519-san-pol
内閣改造 自民党四役、正式に決定 岸田氏は政策立案の要・政調会長に 第3次安倍第3次改造内閣、今夕発足
8/3(木) 11:33配信 産経新聞
 安倍晋三首相(自民党総裁)は3日午前、党本部で臨時総務会を開き、新たな党四役を正式に決定した。党運営を仕切る二階俊博幹事長を続投させて、処遇が注目された岸田文雄外相兼防衛相を政策立案の要となる政調会長に起用した。同日午後には第3次安倍第3次改造内閣が発足する。麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を留任させるなど骨格を維持し、外相に河野太郎前行政改革担当相を起用する。

 首相は臨時総務会の冒頭、急落する内閣支持率を念頭に「内閣と自民党に対し、国民の厳しい目が注がれている。私自身深く反省している。新たな気持ちで結果を出していくことで、国民の信頼を勝ち得て責任を果たしたい」と強調し、人心一新で信頼回復に努める考えを示した。

 党役員人事は二階、岸田両氏に加え、今後の憲法改正論議で中心的な役割を担う高村正彦副総裁が続投し、党の意思決定機関を束ねる総務会長には竹下亘国対委員長が就任した。10月の愛媛3区と青森4区の衆院補欠選挙や次期衆院選を指揮する選対委員長には塩谷立元文部科学相が就いた。国会運営を仕切る国対委員長に森山裕前農林水産相、幹事長代行には首相に近い萩生田光一官房副長官を充てた。

 内閣改造では閣僚経験者を多く起用し「安定」を重視した。外相に内定している河野氏のほか、総務相兼女性活躍担当相に郵政相を務めた野田聖子元総務会長、文部科学相には林芳正元防衛相を起用する。

 首相は3日昼過ぎ、公明党の山口那津男代表と官邸で会談し、組閣本部を立ち上げる。皇居での認証式を経て同日夕、第3次安倍第3次改造内閣が発足する運びだ。

2389チバQ:2017/08/03(木) 12:47:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00050023-yom-pol
筆頭副幹事長に小泉進次郎氏、補佐官に薗浦氏
8/3(木) 10:15配信 読売新聞
筆頭副幹事長に小泉進次郎氏、補佐官に薗浦氏
小泉進次郎氏
 安倍首相は、3日の内閣改造・自民党役員人事に合わせ、萩生田光一官房副長官(53)の後任に西村康稔・自民党総裁特別補佐(54)を起用する方針を決めた。

 野上浩太郎官房副長官(50)、杉田和博官房副長官(76)は留任する。

 また、首相補佐官には、宮腰光寛・元農林水産副大臣(66)、薗浦健太郎外務副大臣(45)をそれぞれ起用する。宮腰氏は農政、薗浦氏は安全保障政策を中心に担当する。

 一方、自民党役員人事では、萩生田氏が幹事長代行、小泉進次郎衆院議員(36)が筆頭副幹事長、柴山昌彦首相補佐官(51)が総裁特別補佐と筆頭副幹事長を兼務する。

 また、衆院議院運営委員長には古屋圭司・自民党選挙対策委員長(64)、衆院予算委員長には河村建夫・元官房長官(74)の起用が固まった。

2390チバQ:2017/08/03(木) 12:47:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000009-mai-pol
<内閣改造>「脱1強」細田派は自重し挙党体制狙う
8/3(木) 9:30配信 毎日新聞
 内閣改造・自民党役員人事では、岸田文雄外相が党三役ポストを手にし、閣僚ポストも岸田派が要所を押さえる。他方、首相の出身派閥・細田派は自重し、他派閥を立てることによって挙党態勢づくりに腐心した「脱1強」人事と言えそうだ。

         ◇

 「今回は交代をお願いします」。安倍首相は1日午前、自民党本部で開いた役員会で人事の一任を取り付けた後、出身派閥・細田派会長の細田博之総務会長を呼び止めて交代を伝えた。

 2012年末の第2次安倍内閣発足以降、党内最大派閥の細田派は常に党三役(幹事長・総務会長・政調会長)の一角を占めてきた。しかし、首相は今回の党役員人事で同派からの党三役起用をあえて見送ることにより「安倍1強」の強権イメージを薄め、挙党態勢の構築を優先した。

 細田派の関係では、防衛省の日報問題で辞任した稲田朋美前防衛相の言動や、豊田真由子氏の秘書への暴言・暴行などの問題が自民党の都議選惨敗と内閣支持率急落につながったとの批判が党内にある。同派からは事務総長の塩谷立氏を党選対委員長、首相側近の萩生田光一官房副長官を幹事長代行に配したが、派内には「なぜ派閥全体で自粛しないといけないのか」(若手)との不満もくすぶる。

 党三役で一人続投するのが二階俊博幹事長だ。1日の記者会見で「首相の方針を素直に、率直にお聞きした」と続投要請を受けたことを明かした。

 党の政治資金を握り、自身の派閥拡大に熱心な二階氏には、高齢もあって「幹事長が二階氏のままでは次期衆院選は戦えない」との声も上がる。それでも留任させる理由を党中堅議員は「重用しているわけではなく、支持率が急落する中、来年の総裁選を見据えて二階氏を抱え込む必要があるからだ」と分析する。

 首相の配慮は総務会長に額賀派の竹下亘国対委員長を起用する人事にも表れた。党内第3派閥の同派には総裁選へ向けた有力な候補がいない。一方で同派は歴史的に参院自民党の中枢を握り、吉田博美参院幹事長らを中心に党運営に強い影響力を持つ。揺らぐ政権基盤を安定させ、総裁選の3選戦略を描くうえで同派の協力は欠かせない。

 内閣改造では麻生派から河野太郎氏を外相に起用し、政権ナンバー2の麻生太郎副総理兼財務相にも気を配る。首相に批判的な野田聖子氏ら無派閥議員や、石破派からも斎藤健氏を閣内に取り込み、挙党態勢づくりに腐心していることをうかがわせた。【西田進一郎、村尾哲】

2391チバQ:2017/08/03(木) 12:48:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000076-san-pol
改造内閣きょう発足 外相に河野太郎氏 総務相・野田氏 文科相・林氏
8/3(木) 7:55配信 産経新聞
 ■法相・上川氏 五輪相・鈴木氏

 安倍晋三首相(自民党総裁)は3日に発足させる第3次安倍第3次改造内閣の閣僚19人全員の陣容を固めた。外相に河野太郎前行政改革担当相を起用する。文部科学相に林芳正元防衛相、総務相兼女性活躍担当相に野田聖子元総務会長、厚生労働相兼拉致問題担当相に加藤勝信1億総活躍担当相を内定した。茂木敏充政調会長は経済再生担当相と人づくり革命担当相を兼務する。党役員人事では政調会長に岸田文雄外相、総務会長に竹下亘国対委員長を内定した。内閣支持率の急落を受けて首相は幅広く人材を登用し、挙党態勢の構築を図る。

 首相は内閣改造で安定を重視し、平成24年に発足した第2次安倍内閣で閣内にいた林、茂木両氏、防衛相に就く小野寺五典政調会長代理を再登用する。学校法人「加計学園」問題で揺れる文科省と、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で混乱する防衛省の立て直しには閣僚経験者が適任と判断した。

 首相は「お友達内閣」といった批判を避けるため、自身と距離を置く勢力からも起用を検討してきた。27年9月の党総裁選で首相の対抗馬として立候補を模索した野田氏の総務相での再入閣は、挙党態勢をアピールする狙いがあるとみられる。

 鈴木俊一元環境相は五輪相で再入閣する。上川陽子元法相を再起用し、吉野正芳復興相は留任する。

 初入閣では、斎藤健農林水産副大臣を農水相、江崎鉄磨元国土交通副大臣を沖縄北方担当相、小此木八郎国対委員長代理を国家公安委員長兼防災担当相、梶山弘志元国交副大臣を地方創生担当相にそれぞれ充てる。参院側では、松山政司参院国対委員長が1億総活躍担当相、中川雅治参院議員副会長が環境相に内定した。

 衆院の官房副長官には西村康稔党総裁特別補佐を起用し、参院の野上浩太郎官房副長官は続投する。

 首相は今回の内閣改造で「安定感と改革突破力を備えた態勢の整備」を目指した。麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の留任を早々と決め、世耕弘成経済産業相、公明党の石井啓一国交相の続投も固めた。

 首相は3日昼過ぎ、公明党の山口那津男代表と党首会談を行い、組閣本部を設置。皇居での認証式を経て同日夕、第3次安倍第3次改造内閣が発足する。その後、首相は記者会見で新内閣の狙いなどを説明する。

2392チバQ:2017/08/03(木) 12:50:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080200605&g=pol
外相に河野太郎氏=文科・林氏、防衛・小野寺氏-全陣容固まる・3日に内閣改造


文部科学相に内定した林芳正氏
 安倍晋三首相は3日、内閣改造・自民党役員人事を行う。岸田文雄外相兼防衛相(60)の党政調会長内定に伴い、焦点となっていた外相ポストに河野太郎前行政改革担当相(54)を起用。文部科学相に林芳正元農林水産相(56)、防衛相に経験者の小野寺五典政調会長代理(57)をそれぞれ内定した。世耕弘成経済産業相(54)は留任。首相と距離を置いてきた野田聖子元総務会長(56)の総務相での入閣も決まった。19ポストすべての陣容が固まった。
〔写真特集〕宰相の系譜〜明治・大正から現在〜

 内閣支持率の急落を受け、首相は今回の人事で党内の実力者や政策通の閣僚経験者を起用し、安定感のある布陣で態勢立て直しを図る考えだ。
 外相に抜てきされた河野氏は、情報発信力や改革姿勢が評価されている。外相や衆院議長を歴任した父洋平氏はハト派で知られ、首相は太郎氏起用で中韓両国との関係改善を図るメッセージとする狙いもありそうだ。
 林氏は学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐる混乱の収拾に当たる。第2次安倍内閣で防衛相を務めた小野寺氏は、南スーダン国連平和維持活動(PKO)日報問題の国会対応や北朝鮮核・ミサイルへの警戒が課題となる。
 政権の骨格である麻生太郎副総理兼財務相(76)と菅義偉官房長官(68)は留任。4月に就任した吉野正芳復興相(68)、公明党の石井啓一国土交通相(59)も続投する。経済再生担当相には茂木敏充政調会長(61)を充て、新たな看板政策「人づくり革命」も担当させる。

防衛相に内定した小野寺五典氏
 沖縄・北方担当相に江崎鉄磨元国交副大臣(73)、国家公安委員長兼防災担当相に小此木八郎自民党国対委員長代理(52)、環境相に中川雅治参院議員(70)、1億総活躍担当相に松山政司参院国対委員長(58)、農水相に斎藤健農水副大臣(58)が内定。上川陽子元法相(64)を法相に再起用し、加藤勝信1億総活躍担当相(61)は厚生労働相として閣内に残留する。
 また、地方創生担当相に梶山弘志元国交副大臣(61)、五輪担当相に鈴木俊一元環境相(64)が内定した。初入閣は江崎、小此木、中川、松山、斎藤、梶山各氏の6人。女性閣僚は野田、上川両氏の2人。
 自民党人事では、総務会長に竹下亘国対委員長(70)、政調会長に岸田氏、選対委員長に塩谷立元文科相(67)、国対委員長に森山裕前農水相(72)、幹事長代行に萩生田光一官房副長官(53)が内定した。高村正彦副総裁(75)と二階俊博幹事長(78)は留任する。衆院予算委員長には河村建夫元官房長官(74)、衆院議院運営委員長に古屋圭司選対委員長(64)が内定した。
 萩生田氏の後任となる官房副長官に西村康稔自民党総裁特別補佐(54)、西村氏の後任に柴山昌彦首相補佐官(51)が内定した。(2017/08/03-00:53) 関連ニュース

2393チバQ:2017/08/03(木) 12:51:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080300142&g=pol
外相に河野氏、総務は野田氏=安倍首相「国民の信頼勝ち得る」-改造内閣が今夕発足


 第3次安倍第3次改造内閣が3日夕、発足する。安倍晋三首相は、麻生太郎副総理兼財務相(76)と菅義偉官房長官(68)を留任させるなど政権の骨格を維持する一方、外相に河野太郎前行政改革担当相(54)を抜てき、政権と距離を置いてきた野田聖子元総務会長(56)も総務相として入閣させ、挙党態勢の構築を図る。処遇が注目された岸田文雄外相兼防衛相(60)は自民党政調会長に就任。内閣支持率が下落する中、閣僚経験者を手堅く配置し、政権の再浮揚を目指す。
【図解】内閣支持率の推移

 自民党は3日午前の臨時総務会で新執行部人事を正式決定。首相はあいさつで「反省すべき点は反省しながら、新たな気持ちで結果を残し、国民の信頼を勝ち得る。そのことで責任を果たしていきたい」と強調した。
 内閣改造では、防衛相に小野寺五典政調会長代理(57)、文部科学相には林芳正元農林水産相(56)を起用。それぞれ南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題、学校法人「加計学園」の問題で揺れた組織の立て直しに当たる。
 経済再生担当相には茂木敏充政調会長(61)が就く。加藤勝信1億総活躍担当相(61)は厚生労働相に横滑りし、世耕弘成経済産業相(54)、吉野正芳復興相(68)、公明党の石井啓一国土交通相(59)は続投。上川陽子元法相(64)は法相に再登板する。五輪担当相には鈴木俊一元環境相(64)が起用される。
 初入閣は6人で、農水相に斎藤健農水副大臣(58)、環境相に中川雅治参院議員(70)、国家公安委員長兼防災担当相に小此木八郎自民党国対委員長代理(52)、沖縄・北方担当相に江崎鉄磨元国交副大臣(73)、1億総活躍担当相に松山政司参院国対委員長(58)、地方創生担当相に梶山弘志元国交副大臣(61)が内定した。
 首相は午前11時半からの臨時閣議で辞表を取りまとめた上で、公明党の山口那津男代表との与党党首会談を開催。その後、組閣本部を設置し、菅長官が閣僚名簿を発表。皇居での認証式を経て、第3次安倍第3次改造内閣が発足する。首相は3日夜、首相官邸で記者会見に臨み、今後の政権運営方針について説明する。
 自民党役員人事で、高村正彦副総裁(75)と二階俊博幹事長(78)は留任。政調会長に岸田氏、総務会長に竹下亘国対委員長(70)、選対委員長に塩谷立元文科相(67)が就任した。(2017/08/03-10:57)

2394チバQ:2017/08/03(木) 16:27:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170803X143.html
官房副長官に西村氏=首相補佐官に薗浦、宮腰両氏
16:12時事通信

 安倍晋三首相は3日の内閣改造に伴い、政務担当の衆院の官房副長官に自民党総裁特別補佐を務めた西村康稔氏を起用した。参院の野上浩太郎官房副長官と事務担当の杉田和博官房副長官、横畠裕介内閣法制局長官は続投する。

 首相補佐官には、薗浦健太郎前外務副大臣と宮腰光寛元農林水産副大臣が新たに就任。衛藤晟一、和泉洋人、長谷川栄一の3補佐官は留任した。 

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1708030047.html
【内閣発足】「大臣の名称に革命とは…」「人造人間?」人づくり革命担当大臣にツイッター民が動揺
15:39産経新聞

 第3次安倍改造内閣が発足した3日、新大臣の顔ぶれが明らかになると、ツイッター上では新設された「人づくり革命担当大臣」の名称が話題となった。

 耳慣れない言葉に違和感を指摘する有識者がいる一方、「何をするの?」「なんて英訳されるんだろ?」と動揺する声や、漫画に登場する人造人間を連想する人もいた。

 政治学者の岩田温さんは「多くの人は創価学会の池田大作氏の『人間革命』を想像したのではないだろうか」と指摘。「僕は大臣の名称に『革命』が付くことに反対だ。『行政』が『革命』をするのは、恐ろしいことだと思う。」とツイートした。

 芥川賞作家の平野啓一郎さんも「『維新』とか、『革命』とか、政治家がよく平気で使うよな。(中略)言葉の意味、知ってるのかな?」とし、「本当にrevolutionとか翻訳されるのかな」と不快感を示した。

 聞き慣れない言葉に「なんて英訳されるんだろ?」「略すときはぜひ革命相でいってほしい」といった声があったほか、「何するの?」「全ての大臣を一から教育し直しする大臣なのかな?」などと担当業務の分かりにくさを指摘する声もあった。

 このほか、ネーミングのインパクトから、漫画に登場する人造人間やクローンを連想してイラストを投稿する人なども相次いだ。

 人づくり革命は、働き方改革とともに政府が来年度の看板政策と位置づけているもの。幼児教育などの無償化や大学改革、社会人の学び直しなどを推進するとしている。

 安倍晋三首相は通常国会閉会を受けた6月の会見で「人づくりこそ次なる時代を切り開く原動力であります。これまでの画一的な発想にとらわれない人づくり革命を断行し、日本が誰にでもチャンスがあふれる国に変えていく」としている。

                         (WEB編集チーム)

2395チバQ:2017/08/03(木) 16:29:08
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK823SPMK82UTFK00X.html
首相の「お友達」どうなった? 塩崎氏、高市氏は…
13:59朝日新聞

首相の「お友達」どうなった? 塩崎氏、高市氏は…
塩崎恭久氏
(朝日新聞)
 稲田朋美防衛相、塩崎恭久厚生労働相、高市早苗総務相、世耕弘成経済産業相、加藤勝信1億総活躍担当相、萩生田光一官房副長官、古屋圭司・自民党選対委員長、下村博文・党幹事長代行――。内閣支持率が急落して安倍晋三首相の「1強」体制が揺らぎ、自民党内では首相に近い人がずらりと並ぶ陣容に「お友達優遇だ」との批判もくすぶっていた。今回の内閣改造・党役員人事でどうなったのか。

 首相が「将来のリーダー候補」として第2次安倍政権発足以降、一貫して重用してきた稲田氏。南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の「監督責任」をとり、改造直前の7月末に辞任した。今回の人事で閣僚に起用されることはなく、党要職にも入らなかった。

 党総裁特別補佐や官房副長官といった、首相の側近中の側近ポストを歴任してきた萩生田氏。学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる問題で関与が取りざたされる中、今回の人事では首相官邸を離れる。今後は党幹事長代行として、党側から首相を支える役回りを担う格好だ。

 塩崎氏や高市氏ら首相に近い閣僚も、閣外に去る。古屋、下村両氏も交代することになった。ただ第2次安倍政権発足直後、官房副長官として首相を近くから支えた加藤、世耕両氏は、重要閣僚として引き続き閣内に残った

2396チバQ:2017/08/03(木) 19:42:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000542-san-pol
内閣改造 革命政党が「人づくり革命」に不快感!?「軽々しく使わないでほしい」
8/3(木) 17:17配信 産経新聞
内閣改造 革命政党が「人づくり革命」に不快感!?「軽々しく使わないでほしい」
共産党の小池晃書記局長(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)
 共産党の小池晃書記局長は3日の記者会見で、第3次安倍第3次改造内閣が新設した「人づくり革命」担当相について「『革命』という言葉を軽々しく使わないでほしい」と不快感を示した。「『革命』とは、ある階級からある階級に政治権力が変わるような、社会科学の用語としても重い言葉だ」とも強調した。

 綱領に「革命」を掲げる共産党としては、政権のキャッチフレーズに用いられることが腹に据えかねたようだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000079-jij-pol
3次改造内閣、平均年齢61.6歳=経験重視、岸田派最多
8/3(木) 16:52配信 時事通信
 第3次安倍第3次改造内閣の閣僚の平均年齢は安倍晋三首相を含め61.6歳で、第3次安倍再改造内閣発足時の60.8歳を約1歳上回った。

 最年長は麻生太郎副総理兼財務相の76歳、最年少は小此木八郎国家公安委員長の52歳だった。

 閣僚19人のうち、横滑りした加藤勝信厚生労働相を含め14人が入れ替わる大幅改造。ただ、初入閣は6人にとどまり、第2次安倍内閣以降の改造では最少だった。経験重視の人事となり、上川陽子法相と小野寺五典防衛相は、同じポストでの再入閣。初入閣組でも斎藤健農林水産相は副大臣からの昇格、中川雅治環境相は元環境事務次官だ。民間からの登用はなかった。

 自民党の派閥別に見ると、最多は岸田派と無派閥の各4人。岸田派は改造前の2人から倍増しており、同派への配慮がうかがえる。次いで首相の出身派閥の細田派と麻生派が3人ずつ、額賀派2人、二階派1人の順。首相と距離を置く石破茂元幹事長率いる石破派からも斎藤氏を抜てきした。石原派と谷垣グループはともにゼロとなった。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000529-san-pol
岸田政調会長「宏池会が高く評価された」
8/3(木) 14:38配信 産経新聞
 自民党政調会長に就任した岸田派(宏池会)の岸田文雄会長は3日の派閥会合で、今回の内閣改造で同派から4人が入閣したことについて「宏池会が全体として高く評価されたと感じている」と「戦果」を誇ってみせた。

 岸田氏は「安倍(晋三)政権をしっかり支えていこうというわれわれの思いを首相もしっかりと受け止めてくれ、人事でいろいろと考えてくれた」と評価した。その上で「安倍政権や自民党は大変厳しい批判の中にある。大事なときだからこそ、心を一つにして努力を続けたい」と派の結束を呼び掛けた。

 岸田派からは林芳正氏が文部科学相、小野寺五典氏が防衛相、上川陽子氏が法相、松山政司氏が1億総活躍担当相としてそれぞれ入閣した。

2397チバQ:2017/08/03(木) 21:35:07
http://www.sankei.com/politics/news/170803/plt1708030062-n1.html
2017.8.3 18:10
【内閣改造】
塩崎恭久氏が厚労相外れて受動喫煙対策進展か 自民主導なら骨抜きも
 厚生労働省と自民党との調整が付かずに足踏み状態だった受動喫煙対策は、原則屋内禁煙にこだわり党と対立した塩崎恭久氏が厚労相から退いたことで進展する可能性が出てきた。一方で、党主導で調整が進めば規制が骨抜きになるとみられる。

 安倍晋三首相は1月の施政方針演説で「受動喫煙対策の徹底」を明言した。外国人旅行客が増える2020年東京五輪・パラリンピックまでに規制を強化するため、政府は秋に想定する臨時国会で健康増進法の改正を目指す。

 最大の焦点は飲食店の取り扱いだ。原則屋内禁煙を掲げた厚労省に対し、党側は分煙や喫煙の選択も認めるべきだと主張。最終的には一部の店舗で喫煙を認めるところまで歩み寄ったが、対象店舗の面積で折り合わず交渉は決裂した。今後の調整でも面積基準が主要な論点になる。

 受動喫煙が原因とみられる死者は年間1万5千人に上る。がん患者の団体や医療界からは厚労省案を支持する意見が強く、塩崎氏留任を求める声も出ていた。

http://www.sankei.com/politics/news/170803/plt1708030064-n1.html
2017.8.3 18:19
【内閣改造】
五輪相はスポーツになじみが薄い鈴木俊一氏 新国立や警備など課題山積で大丈夫か

 開催まで約3年の東京五輪・パラリンピックに向け、五輪相は司令塔的な役割を求められる。鈴木俊一氏はスポーツになじみが薄く、東京都の小池百合子知事や大会組織委員会の森喜朗会長との連携が鍵を握る。新国立競技場の後利用計画、テロなどの警備、輸送問題、暑さ対策や公共施設のバリアフリー化など本格化する大会運営の準備で課題は山積する。

 開閉会式や陸上競技の舞台となる新国立競技場は、大会後に約8万人収容の球技専用競技場に生まれ変わる見通しだが、年間24億円と試算される維持管理費を確保する方法など決まっていない部分も多い。酷暑が予想される大会では選手だけでなく、9万人以上を想定するボランティアや、暑さに慣れていない外国人の観客に対する熱中症の救急医療体制を整備しなければならない。

 パラリンピックでは特にホテルの客室でバリアフリー化の必要性を指摘されている。ドーピング取り締まりのための法整備も重要となる。

2398チバQ:2017/08/03(木) 21:37:37
http://www.sankei.com/politics/news/170803/plt1708030079-n1.html
2017.8.3 20:09
【内閣改造】
江崎鉄磨沖縄北方相、一度は入閣を固辞も…激怒した二階俊博幹事長が説得
 3日の内閣改造で初入閣した江崎鉄磨沖縄北方担当相(73)が、安倍晋三首相から改造前日の2日に入閣を打診され、一度固辞したことが分かった。江崎氏が所属する二階派会長の二階俊博幹事長が経過を知り、激怒した二階氏が翻意を強く促した。二階派関係者が明らかにした。

 江崎氏は3日の二階派会合で、高齢を理由に「私は『その任にあらず』と二階氏に話したら、叱られた」と明かした。二階氏からは「君は俺より4つも若いじゃないか」と強く説得されたという。

http://www.sankei.com/politics/news/170803/plt1708030086-n1.html
2017.8.3 20:13
【内閣改造】
「石破茂氏は露骨にはじかれた。総裁選にらみ思惑も」と政治評論家の小林吉弥氏
政治評論家の小林吉弥氏の話

 「挙党一致で『守り』を重視するため、それなりの経験者や実力者を登用したが、結果的に自民党の人材不足を露呈した形だ。サプライズは特になく、屋台骨が麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官のままではイメージ刷新には程遠い。支持率の回復は期待できないとみる。新閣僚や党執行部の顔触れで特徴的なのは、安倍晋三首相にとって総裁選の対抗馬とみられる岸田文雄氏を取り込み、石破茂氏が露骨にはじかれたことだ。これが今回改造人事の『本筋』で、来年9月の総裁選3選をにらんだ思惑が見えてくる」

http://www.sankei.com/politics/news/170803/plt1708030091-n1.html
2017.8.3 21:19
【内閣改造】
“古巣”に復帰の野田聖子総務相 情報通信進展、新たな課題も山積、問われる手腕

 野田聖子氏の総務相就任は、平成11年に郵政相を退任して以来、18年ぶりの“古巣”への復帰となる。当時を知る旧郵政省系の総務省幹部らは「情報通信や郵政の分野に詳しく、安定感があった」と歓迎する。しかし、この間に郵政は民営化され、情報通信は進展、マイナンバー制度も導入され、新たな課題も多い。

 野田氏は郵政相時代、学校のインターネット環境整備や地上デジタル放送の整備に注力した。当時、課長補佐として支えた幹部は「若かったが、安定感があった。今後も社会的弱者への配慮を意識した情報通信政策を打ち出すのでは」と期待する。

 郵政分野の幹部は「全国一律の提供を義務付けられた『ユニバーサルサービス』の確保に力を入れるのでは」と指摘。高市早苗前総務相も3日の記者会見で「ユニバーサルサービス維持」を引き継ぎ事項に挙げた。自民党の郵政関係議員も「郵政行政を立て直してほしい。現状では民営化の方向性が中途半端だ」と注文を付ける。

 ただ、総務省は旧郵政省だけでなく、旧自治省、旧総務庁を統合しており、郵政相時代には縁のなかった地方行財政なども担当することになる。今回は、マイナンバー制度担当相としても、伸び悩むマイナンバーカードの普及などにも取り組まなければならない。

 野田氏には、古巣といってあぐらをかくことは許されず、その手腕に注目が集まることは間違いない。

(大坪玲央)

2399チバQ:2017/08/03(木) 21:40:11
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170803/Gendai_406851.html
ネタは岸田派への“過剰配慮”のみ 目玉不足にメディア困惑 日刊ゲンダイDIGITAL 2017年8月3日 14時59分 (2017年8月3日 21時30分 更新)


宏池会を語る会での様子(C)日刊ゲンダイ
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 朝刊の締め切りまでに改造人事の顔触れは出そろったが、斬新な若手議員の抜擢はなし。女性議員の登用も少なめで、民間から意外な人物を引っ張ってもこれない……。「目玉」ゼロの布陣に大新聞各社も特に書くことがないのだろう。党政調会長に転出する岸田文雄外相に対する安倍首相の厚遇ぶりばかり伝えている。

 ポスト安倍を狙う岸田氏が率いる「宏池会」は、党内第4派閥に過ぎないが、所属議員4人の入閣が固まり、無派閥と並んで最も多い。その伏線を「ブリュッセルの誓い」と報じたのは、3日の読売新聞。それによると、先月5、6日の欧州EPA交渉の際、宿泊先のベルギーのホテルで安倍首相と向き合った岸田氏は「どのような立場になっても、安倍政権を支えていきます」と誓ったという。

 帰国後の同20日には赤坂の日本料理店で再び安倍首相と会食し、「外相は外してほしい」と暗に党三役を求めた。安倍首相が希望を受け入れたのは、岸田氏の離反を恐れたから。岸田氏が閣外に出て政権批判の受け皿になれば一気に党内は流動化し、「安倍おろし」に動きかねない。

 大新聞が伝える政権の内幕もすべて「永田町の論理」。国民目線が欠けた内向き人事では、政権浮揚は望めっこない。

2401チバQ:2017/08/03(木) 21:41:33
http://news.livedoor.com/article/detail/13423218/
岸田氏“ポスト安倍”準備 政調会長内定、外相続投より党要職

2017年8月3日 7時0分 スポニチアネックス
 内閣支持率の下落が続く安倍晋三首相(自民党総裁)は、3日に内閣改造・党役員人事を実施し、同日午後に第3次安倍第3次改造内閣を発足させる。焦点となっていた岸田文雄外相兼防衛相の扱いは、党の政策立案を取り仕切る政調会長に充てる方針。閣外に出ることを望んでいた岸田氏は「ポスト安倍」レースに備えて党内で求心力を高めていくことになる。

 岸田氏は一時、外相続投が有力視されたが、党要職を自ら望んだとされる。今後は、「ポスト安倍」の有力候補として来秋の総裁選への準備を進めるために政調会長の立場で存在感を発揮したい考え。2日、記者団に心境を問われると「宏池会として政権を支えていく」と繰り返した。

 支持率回復で政権立て直しを図る首相は、挙党態勢を構築するために同氏の意向を最大限に尊重。これまで「ポスト安倍」候補を閣内に封じ込め、政敵の力をそぐ従来の戦略を転換させた。

 93年の衆院初当選同期であり、共に直近に父を亡くし、跡を継いだ。岸田氏との縁は深いとはいえ、信頼関係だけで希望をかなえたわけではなさそうだ。岸田氏側の要求に折れた背景には、支持率下落による「安倍1強」の陰りが透ける。

 岸田氏は石破茂元幹事長らと並び、衆目の一致するポスト安倍候補だ。閣僚の場合、首相と異なる姿勢を示せば「閣内不一致」と批判されるため言動が制限される。首相が岸田氏を4年半にわたって外相に据え、石破氏を14年9月から約2年間、地方創生担当相に置いたのも、ライバルの勢力拡大を阻む狙いがあったからだ。

 支持率急落の憂き目に遭う首相に、かつての余裕はない。この局面で首相を支えてきた岸田氏が反旗を翻せば、政局は一気に流動化しかねない。

 岸田派からは林芳正元農相が文部科学相に内定。小野寺五典政調会長代理が防衛相に再登板する。いずれも前任者は首相の出身派閥で最大の細田派だった。岸田派からは前回改造から倍増となる4人が入閣し、優遇したのは明らか。首相は岸田氏や岸田派を取り込んで政権の安定化を図る狙いがあるとみられるが、閣僚経験者は「党内力学は確実に変化する。首相にとってプラスかマイナスかを見極めるのはこれからだ」と語った。

2402チバQ:2017/08/03(木) 21:42:52
https://www.houdoukyoku.jp/posts/16078
第3次安倍「再々改造内閣」に見られる、5つの特徴
第3次安倍内閣の特徴を分析
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6 hours ago by Yamamoto Shu Reporter
3 Lines Summary

・自民党総裁選出馬経験者が多数
・1993年総選挙初当選組も多く、同期の絆が?
・留学経験者を揃え、国際性の強さも
政権立て直しのための内閣改造。ちょっと変わった角度から内閣・党5役人事を分析してみると…。

(1)実力者の証?自民党総裁選に出馬した経験がある人たち
安倍晋三首相、麻生太郎副総理は当然として、ほかに河野太郎外相、林芳正文科相、西村康稔官房副長官、高村正彦副総裁が総裁選出馬経験がある。さらに野田聖子総務相は前回総裁選で手を挙げかけた。
(2)同期の絆?安倍総理と同じ1993年総選挙での初当選組は5人
野田聖子総務相、小此木八郎国家公安委員長、江崎鉄磨沖縄北方相(新生党で当選)、石井啓一国交相(公明党)、岸田文雄政調会長。

(3)ウエットな関係?安倍政権の「骨格」と関係が深い人たち
鈴木俊一五輪相は麻生太郎副総理と義兄弟(麻生氏の妻は鈴木氏の姉)。小此木、梶山両氏は菅官房長官がかつて世話になった政治家の息子たち。小此木氏は菅氏が秘書として仕えた故小此木彦三郎元通産相の三男。梶山氏は、菅長官が『政治の師』としている故梶山静六元幹事長の長男。

なお、加藤勝信厚労相の義父である故加藤六月元政調会長は、安倍首相の父・故安倍晋太郎氏を支えた「四天王」のひとりだった。

(4)国際派?「米ハーバード大学大学院」留学経験者が多い
上川陽子法相、林芳正文科相、斎藤健農水相、茂木敏充経済再生相の4人。なお河野太郎外相は「米ジョージタウン大」卒業。

(5)実の親子での外相就任は初めて
河野太郎外相は河野洋平元外相の長男。義父も外相(岸信介氏と安倍晋太郎氏)、祖父も外相(吉田茂氏と麻生太郎氏)という例はある。

なお、親族に政治家が「いない」人は数少ない。また官僚出身の大臣が19閣僚中4人と比較的少ないように感じるが、最近の傾向ではある。

前の内閣では思わぬ人が失言したり、答弁が滅茶苦茶だったりしたが、奇を衒わすに、地道に仕事をしてほしい。

2403チバQ:2017/08/03(木) 23:12:35
ポスト安倍は
本命 岸田60歳(8)
対抗 石破60歳(10)
になった感じですね

ポストポスト安倍は
額賀派 茂木敏充61(8)
岸田派 林芳正56(参4) 
無派閥 野田聖子56(8)
大穴で石原伸晃60(9)  小渕優子43(6)
ってところかな?

2404チバQ:2017/08/04(金) 08:43:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000006-asahi-pol

本命に断られ…文科相「なんで俺?」 内閣人事の舞台裏


8/4(金) 1:55配信

朝日新聞デジタル







本命に断られ…文科相「なんで俺?」 内閣人事の舞台裏


改造内閣の特徴は……


 安倍晋三首相が政権浮揚をかけた内閣改造・自民党役員人事。自ら「結果本位の仕事人内閣」と称した閣僚名簿だが、悩み苦しんだ末の跡がにじむ。問題を抱えるポストにはことごとく経験者を起用。来年の総裁選への思惑も絡み、局面打開とはほど遠いものとなった。

【動画】新内閣は「結果本位の仕事人内閣」と語る安倍首相


 「閣僚として入ってもらいたい。ポストは後で伝える」

 2日夕、自民党の河野太郎衆院議員に安倍晋三首相から電話が入った。報道各社が内定した閣僚の顔ぶれを次々と伝え始めていた時間帯だった。結局、「外相」の連絡を受けたのは深夜だった。

 当初想定していた岸田文雄氏の留任構想が狂い、外相選びは最後まで難航し、首相側近の加藤勝信氏の起用説も飛び交った。閣僚経験のあるベテランは「外相なんて一番最初に決まっていないといけない。珍しい改造の流れだな」と首をひねった。

 加計学園問題をめぐって国会で追及を受け続けた末、東京都議選で惨敗。南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐる日報問題では稲田朋美氏が防衛相を辞任。政権にとっては下落が続く支持率を下げ止め、「落ち着かせる」(首相周辺)のが当座の目標。首相にとって失敗できない人事だった。ところが、水面下の調整は首相の思惑通りには進まず、「遠心力」を印象づけるものだった。

 加計学園の獣医学部新設を認可するかを審査する文部科学相は、人事の焦点の一つ。そこで首相は7月31日、大臣経験者の伊吹文明・元衆院議長とひそかに会談し、就任を打診。だが、固辞された。

 理論派でならしてきた79歳の伊吹氏。「三権の長」経験者として首相の「下僚」である一閣僚に座ることなど我慢がならなかったようだ。2日のBS番組に出演した伊吹氏は、打診について最後まで明かさなかったが、「非常に危機的だから、安倍さんにはどんなことでもしてあげたい。だが、もし頼まれても、『ちょっとできないな』と答えるだろう」と語った。

 結局、2年前に「政治とカネ」の問題で農林水産相を辞任した西川公也氏に代わり、「緊急登板」させたことのある林芳正氏を今回も起用した。

 林氏が所属する岸田派の若手は「困ったときの林大臣。大本命に断られて時間がない中で、ふさわしい人がいなかったのだろう」と解説。林氏本人も周囲に「なんで俺なんだろう」と漏らしたという。党幹部の一人はこの経緯について、「断るような人のところに要請してはいけない。内閣の威厳にかかわる」と苦言を呈する。
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朝日新聞社

2405チバQ:2017/08/04(金) 08:43:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000005-mai-pol

<内閣改造>「1強」崩れ安定優先 ポスト安倍、動き加速


8/4(金) 7:30配信

毎日新聞



 安倍晋三首相は3日の内閣改造・自民党役員人事を、国民に向けて「反省」を示し、安倍政権として「経済最優先」の原点に戻る機会と位置付けた。首相への異論を抑え込んできた「安倍1強」体制が崩れ、党内有力派閥に配慮した安定重視の布陣には、来年9月の党総裁選で連続3選を狙う首相の思惑もにじむ。岸田文雄政調会長は政権中枢で足場を固め、石破茂元幹事長は非主流派の立場から「ポスト安倍」をうかがう構図で、3者の駆け引きが加速している。【高山祐、高橋恵子、小田中大】

 ◇首相、「反省」迫られ

 「まず改めて深く反省し、おわび申し上げたい」

 安倍首相は3日の内閣改造後の記者会見冒頭、こう述べてから約8秒間、頭を下げた。2012年末の第2次内閣発足から4年半を経た長期政権はそのおごりと緩みが批判を浴び、内閣支持率の急落によって政権構造の抜本的な立て直しを迫られることになった。

 第3次安倍第3次改造内閣では、「骨格」とされる麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を含む5人が留任した。そのほか、8ポストで閣僚経験者を登用。従来の組閣・改造では10人近く初入閣者をそろえて清新さをアピールするケースが多かったが、今回の初入閣は6人にとどまった。

 「ベテランから若手まで幅広い人材を登用し、結果重視、仕事第一、実力本位の布陣を整えた」として首相が名付けた「仕事人内閣」。その背景には、未知数の人材を登用して失敗する余裕のなくなった政権の窮状がある。

 改造前は首相が重用してきた稲田朋美元防衛相の言動が政権の足を引っ張った。森友学園への国有地売却や加計学園の獣医学部新設問題では「首相の意向」をそんたくする政府・与党内の「1強」ムードが疑惑に拍車をかけた。新たな陣容は「お友だち」優遇の色合いが薄まり、首相が党内融和重視へとかじを切ったことをうかがわせた。

 特に際立つのは麻生、額賀、岸田3派への配慮だ。麻生派からは麻生氏留任のほか河野太郎元国家公安委員長を外相に起用。額賀派からは茂木敏充前政調会長を経済再生担当相、加藤勝信前1億総活躍担当相を厚生労働相に抜てきした。岸田派は首相と距離のある林芳正元農相を含む4人が入閣。岸田派幹部は「首相一人で政権運営ができるわけではない」と語った。

 首相が守勢に回ったのは自民党が東京都議選で惨敗を喫した7月2日からだ。首相は同日夜、麻生、菅両氏と都内で会談し、政権運営への協力継続の確約を得た。「安倍降ろし」を警戒する首相はさらに同日、額賀、岸田派に影響力を持つ重鎮の青木幹雄元参院議員会長、古賀誠元幹事長にも周辺を通じてひそかに接触し、協力を求めた。

 翌3日の党役員会では、青木氏に近い吉田博美参院幹事長が「結束」を呼びかけ、岸田氏も記者団に「国民の信頼回復に向け努力する」と首相を支える考えを表明した。首相が「耳の痛いことも直言してくれる」と評価した野田聖子総務相も古賀氏に近い。3派の協力に対する「返礼」の側面も否めない人事となった。

 首相は今後、「人づくり革命」や働き方改革などで成果を上げ、内閣支持率を回復軌道に乗せたい考えだ。菅氏に近い小此木八郎、梶山弘志両氏の初入閣も実現。求心力の低下する中で身内にも細心の注意を払い、総裁3選への道筋をつけようと腐心している。

 「謙虚に丁寧に国民の負託に応える」。首相は会見でそう強調したが、憲法改正など「安倍カラー」を薄める方向で妥協すれば、保守層の離反を招きかねないジレンマも抱える。

2406チバQ:2017/08/04(金) 08:44:57
 ◇岸田氏、党務で備え

 「将来の日本を中心で背負っていく人材でもある。党の政策責任者として政策を前に進めてもらいたいと期待している」

 安倍首相は3日の記者会見で、4年半にわたり外相として安倍外交を支えてくれた岸田氏に「感謝している」と述べたうえで、岸田政調会長に対する評価と期待を強調してみせた。

 「議院内閣制で内閣と与党は車の両輪だ。もう一つの車輪である与党でしっかり仕事をし、安倍内閣をしっかり支えていく」

 岸田氏も同日、就任後初の記者会見で安倍政権を支える姿勢を鮮明にした。

 首相と岸田氏は今後、政権の立て直しに手を携えていく蜜月関係にある。ただ、それだけであれば、首相側の望んでいた外相留任の選択でも良かった。

 岸田氏があえて党の要職を選んだのは、来年9月の自民党総裁選へ向けた準備に入るためだ。岸田派(宏池会)内には「外交だけでは幅が広がらない」との不満も募っていた。総裁選で勝つには全国の国会議員、地方議員、党員からの幅広い支持が必要となる。

 内閣改造で4人が入閣し、岸田氏の求心力が高まった派内には「総裁選に出ない選択肢はない」(中堅)との主戦論も広がる。

 岸田氏は総裁選で首相と対決する覚悟なのか。周辺には「(昨年の内閣改造で閣外に出て首相に批判的な立場を取る)石破氏の二番煎じでは意味がない」と漏らす。首相からの「禅譲」を期待しつつ、安倍後継への布石を進める戦略だ。岸田派議員の一人は「これからの1年、岸田氏自身の力が試される」と語り、期待と不安をのぞかせた。

 ◇石破氏、「受け皿」狙う

 「私どものグループは、自民党が野党の時の気持ちをもう一度思い出して、党が信頼を取り戻すことができるように、自己満足ではなくやっていきたい」

 石破氏は3日昼、内閣改造の動きを尻目に石破派の会合を開き、派閥としての政策作りを進める考えを示した。直接的な批判は避けたが、謙虚さを欠き、支持率急落に直面する安倍首相をけん制する発言だった。

 今回の人事に当たり、挙党態勢を目指す首相周辺と、独自色を強める石破派との間で神経戦が繰り広げられた。支持率をV字回復させる秘策として石破氏に入閣を求め「オール自民党」を演出する案が首相周辺にくすぶっていたからだ。

 石破氏は総裁選まで首相と距離を置き、政権批判の「受け皿」となる戦略を描く。仮に首相から入閣を打診された場合、どう対応するかに頭を悩ませていた。「断れば『自民党の危機に協力しないなんてひどい』と言われかねない」(同派議員)との懸念もあった。

 2日夜、「石破抜き」の改造人事が固まり、石破氏は「ほっとした」と漏らした。石破派から斎藤健農相が起用されたことには同派の切り崩しとの見方もある。石破氏と親しい小此木氏らも入閣し、同派のある議員は「(石破氏を孤立させたい首相の)意図がよく分かるな」とつぶやいた。

 「人事のさまざまな過程については、発言は控えさせていただきたい」

 首相は会見で、石破氏を要職に起用しなかった理由を問われ、言葉を濁した。

2407チバQ:2017/08/04(金) 09:10:07
http://www.sankei.com/economy/news/170803/ecn1708030027-n1.html
2017.8.3 20:33
【内閣改造】
目玉閣僚なく期待外れ 市場、立て直し求める声


 改造内閣の顔ぶれに、市場では安心できる堅実な陣容だという見方の一方、「イメージを一新する目玉閣僚がいない」(ニッセイ基礎研究所の櫨浩一専務理事)と辛口の評価が目立ち、期待感は乏しい。新内閣には政権運営を一刻も早く立て直すよう求める声が聞かれた。

 3日の東京株式市場は小動きで、日経平均株価の終値は前日比50円安。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長は「内閣改造の市場へのインパクトは弱かった」と説明。「閣僚が不規則発言をしたり国会の答弁につまったりして内閣支持率が一段と下がるリスクは減ったが、政策への期待は薄い」と語った。今後、支持率を回復できないままでは安倍晋三首相の求心力が低下して政権運営が滞り、株価にも悪影響が及ぶ恐れがあるとした。

 小野寺五典防衛相の再登板に対し、藤戸氏は「北朝鮮情勢が緊迫する中、信頼感があり、安全保障の面でプラスだ」と評価した。

2408チバQ:2017/08/04(金) 09:58:49
https://mainichi.jp/articles/20170804/k00/00m/010/125000c
内閣改造

河野外相に自民驚き 麻生派の総裁候補の芽も

毎日新聞2017年8月3日 21時46分(最終更新 8月4日 00時41分)
 内閣改造の狙いを「人心一新」と繰り返してきた安倍晋三首相は、言葉と裏腹の守りの人事を強いられ、いかに新味を出すかに腐心した。その答えが、自民党内で「異端児」と呼ばれてきた河野太郎氏の外相への抜てきと、「ポスト安倍」をうかがう野田聖子氏の入閣だった。

 岸田文雄前外相の交代が固まった時点で、外相ポストは内閣改造の大きな焦点になった。自民党内では加藤勝信氏や茂木敏充氏の名前が取りざたされたが、安倍首相が選んだのは、これまで行政改革で売ってきた河野太郎氏。これが今回の人事の「サプライズ」になった。

 河野氏は3日の就任記者会見で「外務省の組織の中で仕事をするのは初めて。岸田氏の後を引き継ぐことになり、気合を入れて頑張る」と切り出した。

 しかし、河野氏がこれまで外交に無縁だったわけではない。米ジョージタウン大出身で米国内に独自の人脈を持っており、首相は3日の記者会見で「再三、米国に出かけて友人を作り、議員交流もしている。日米同盟を強固にするという認識で職に当たってくれる」と期待をかけた。

 しかも父の洋平氏は外相や自民党総裁、衆院議長を歴任した「ハト派」の代表格だ。このため外務省内では「中国や韓国の受けはいいのではないか」という見方が出ている。

 ただ、河野氏の政治姿勢は必ずしも父と重ならない。洋平氏は官房長官時代の1993年、慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた「河野談話」を発表したが、会見で評価を問われた河野氏は「わが国の立場は安倍内閣の戦後70年談話と日韓合意に尽きる」と無難にかわし、2015年合意の着実な履行を韓国に促した。

 野党時代に自民党の長老議員を批判するなど歯に衣(きぬ)着せない物言いが身上の河野氏だが、安倍内閣の行革担当相在任中は持論の「脱原発」を封印するなど、柔軟な面もある。こうしたことから、首相は外相起用に支障はないと判断したようだ。

 それでも、河野氏の発信力は安倍政権にとって両刃の剣といえる。南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された部隊の日報問題では、防衛省が「廃棄済み」を理由に不開示決定した日報を捜すよう迫り、同省が存在を認める発端になった。

 外務省に対しても、政府開発援助(ODA)のあり方を巡ってブログで「害務省」と糾弾するなど、厳しく追及してきた経緯がある。外相就任が決まると河野氏は周囲に「自分がダメ出ししたものに自分で対応することになるとは思ってもみなかった」と語った。

 3日の会見ではODAについて「省内でしっかり議論していきたい。納税者の理解をきちんと得ることが大事だ」と表明。同省幹部は「無駄削減など予算面で厳しく指摘されるかもしれない」と戦々恐々だ。

 河野氏の外相就任は自民党内にも波紋を広げている。「花形」ポストに就いたことで、河野氏は同党麻生派の総裁候補と目される可能性が出てきた。会長の麻生太郎副総理兼財務相は76歳で、後継は固まっていない。岸田派を含む「大宏池会構想」のめどが立っていないことも「河野氏後継」説を後押しする。

 ぎりぎりまで調整が続いた外相人事。2日深夜、「河野氏が外相」の情報が流れると、閣僚経験者は「それは大変だ」と驚きを隠さなかった。【加藤明子、梅田啓祐】

2409チバQ:2017/08/04(金) 10:01:09
http://www.sankei.com/politics/news/170803/plt1708030108-n1.html
2017.8.3 22:05
【内閣改造】
茂木敏充氏入閣「次は総理」 地元に期待の声、「地方の課題、手腕を」


プッシュ通知 (1/2ページ)【内閣改造】
会見する茂木敏充経済再生相=3日午後、首相官邸(佐藤徳昭撮影)
会見する茂木敏充経済再生相=3日午後、首相官邸(佐藤徳昭撮影)
 第3次安倍第3次改造内閣で経済再生担当相兼人づくり革命担当相として入閣した茂木敏充氏(61)=衆院栃木5区=の地元で3日、支持者や関係者から期待の声が上がった。栃木県政界でも経済政策への手腕に期待する声が大きいが、野党側は「小手先の改造」と、学校法人加計学園をめぐる問題などを引き合いに安倍晋三首相への批判を強めている。

 茂木氏の地元、栃木県足利市などの関係者からは今後の活躍に期待を寄せる声が相次いだ。足利商工会議所の早川慶治郎会頭は「経済再生、地方創生など地方に直結する課題解決に向け、大臣就任を機にさらなる活躍を期待したい」と述べ、足利市の和泉聡市長は「地元の市長として非常に心強く思っている。市の取り組むまちづくりに大きな弾みとなる。活躍を期待したい」とコメント。隣接する同県佐野市の岡部正英市長も「初代の人づくり革命担当相として、これまでの経験と政治的手腕、高い見識を生かし、リーダーシップを振るってほしい」とした。

 茂木氏の後援会婦人部長の堀江サトさん(85)は「地方はまだ経済が停滞しているだけに地元・足利、栃木県のために思いきり頑張ってほしい。実績を積み重ねて、ゆくゆくは首相を狙ってもらいたい」と夢を膨らませた。

 県政界からは、政権の信頼回復に向けて閣僚経験者を多数起用したことに「安定感のある内閣」と評価する声が上がる。自民党県連の木村好文幹事長は、茂木氏の起用に期待感を示した上で「各分野で経験、実力を備えた安定感のある内閣だ。経済・外交・社会保障など一つ一つ成果を挙げ、国民の期待に応えてもらいたい」とコメント。公明党県本部の山口恒夫代表も政権の安定性を重視した上で「一つ一つの課題に結果を出し、丁寧な説明責任を果たしていくため適材適所な内閣だ」と政治課題の着実な遂行を求めた。

 一方で野党側は、加計学園問題や南スーダン国連平和維持活動(PKO)日報問題などを「隠蔽」する目的の内閣改造だと批判を展開。民進党県連の福田昭夫代表は「一連の疑惑で不都合な真実を隠蔽(いんぺい)するための姑息(こそく)な自己防衛手段にすぎない」と批判。共産党県委員会の小林年治委員長は「(安倍首相の)強引な政治手法では、国民の信頼と支持を取り戻すことではできない」と改造の効果に否定的な見解を示した。

 福田富一栃木県知事は3日、茂木氏について、「経済・財政政策の司令塔として、地方創生に重要な人づくり政策の推進役として、活躍を期待する」とコメント。改造内閣については「地域を担う人材の育成・確保が急務であり、地方と連携・協力して実効ある施策を講じ、地方創生のさらなる深化につながることを期待する」とした。

2410チバQ:2017/08/04(金) 10:04:00
http://www.sankei.com/politics/news/170803/plt1708030125-n1.html
2017.8.3 23:59
【内閣改造】
稲田朋美氏とここが違う 防衛相再起用の小野寺五典氏の省内評は?
 南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題をめぐる混乱で稲田朋美元防衛相が辞任に追い込まれたことを受け、防衛相に再起用された小野寺五典氏。省内では「安定感のある実務家タイプで、失言の恐れも少ない」と歓迎する声が多い。

 日報問題では内局の背広組と陸上自衛隊の制服組との根深い対立が浮き彫りになるなど、シビリアン・コントロール(文民統制)やガバナンス(統治)への不安を露呈。文科省同様に組織の立て直しが急務で、小野寺氏は3日夜の会見で「隊員の士気を低下させかねない。抜本的な対策を講じたい」と語った。

 背広組幹部は「防衛相に何より求められているのは職員が安心して仕事に取り組むことができる環境づくりで、(小野寺氏は)適任だ」と話す。弁護士としての自負が強い稲田氏は法律論で職員を批判することが多かったのに対し、小野寺氏はじっくり耳を傾けるタイプで、「風通しの良い組織に戻してほしい」(背広組幹部)と期待される。

 小野寺氏が初めて防衛相を務め、平成26年9月の離任式で感極まり涙を流したことを鮮明に記憶している職員も多い。制服組幹部は「全力で大臣職を務めた達成感と、緊張状態からの解放感があったのだろう」と指摘し、国民と自衛官の命を預かる重責を十分に理解していると信頼を寄せる。

 土日返上で部隊を視察することも多く、「自衛官は準備に追われたが、うれしい悲鳴だった」といい、北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返す中、その経験を生かした適切な判断も求められる。

 ただ、前回の在任中はいわば平時で、今回は日報問題で稲田氏に加え事務次官と陸上幕僚長も辞任するという有事にあたる。政治家としての力量が試されそうだ。

2411チバQ:2017/08/04(金) 10:07:06
http://www.sankei.com/economy/news/170803/ecn1708030042-n1.html
2017.8.3 22:16
【内閣改造】
通商 経産省OBの斎藤健農水相、日欧EPAなど市場開放に競争力強化


プッシュ通知
会見する斎藤健農水相=3日午後、首相官邸(佐藤徳昭撮影)
会見する斎藤健農水相=3日午後、首相官邸(佐藤徳昭撮影)
 改造内閣の通商政策は、多国間の巨大自由貿易協定(メガFTA)の機運が高まる中での“攻めの農政”への転換が課題だ。市場開放を求める海外勢と戦える農業を目指すには、生産性を向上させ、経営感覚を持った農家を増やすことで、国内農業の競争力を強化する必要がある。経済産業省出身の斎藤健農林水産相の手腕への期待は大きい。

 7月に大枠合意をした欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)では、今秋にも影響試算がまとめられる。安価で質の高い豚肉やチーズが流入し、打撃を受ける畜産農家、酪農家を中心に国内対策の具体化が急務となる。

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)では、政府は離脱を表明した米国を除く11カ国で早期に合意し、米国の復帰を待つシナリオを描く。一方で、米国は2国間での自由貿易協定(FTA)に意欲をみせる。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は「農業の市場拡大は日本が第一の標的」とTPP以上の譲歩を迫る懸念があり、農業をめぐって厳しい駆け引きが続く可能性も高い。

 海外からの市場開放の要求に対抗するには、国外に販路を求め、攻めに転じるしかない。政府は平成31年までに農林水産物・食品の輸出額を1兆円にまで増やす目標を掲げる。ただ、28年は約7500億円と過去最高を更新したものの、伸びは鈍化している。輸出増に向けたてこ入れ策が、日本の農業が生き残るカギとなるだろう。(高木克聡)

2412チバQ:2017/08/04(金) 15:24:04
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170804-00528728-shincho-pol
自民党政調会長って外務大臣よりもエラいの? いまさら聞けない肩書の基礎知識
8/4(金) 13:10配信 デイリー新潮
自民党政調会長って外務大臣よりもエラいの? いまさら聞けない肩書の基礎知識
自民党政調会長に就任した岸田文雄氏(右)
 安倍首相にとって正念場とも言える内閣改造と党人事の刷新が行なわれた。

 今回の人事で大きな注目を集めたのが、「ポスト安倍」の1人とされる岸田外務大臣の処遇である。朝日新聞などは早い段階で「外相留任」と報じたのだが、結果的には誤報になってしまった。岸田氏は自民党政調会長に就任することとなったからだ。これは本人の強い希望によるもの、と伝えられている。

 一般的に外務大臣と言えば、内閣の最重要ポスト。

 それを蹴ってまで党の役職を求めたということだとすると、こんな疑問がわく方もいるのではないか。

「政調会長ってそんなに偉いの?」

 政党以外では聞かない肩書だけに、なかなか一般には馴染みがない。しかし、いまさら「政調会長ってナニ?」というのも気後れする――という方のために、基礎知識をおさらいしておこう。テキストとするのは、政官財の肩書を網羅的に解説した『出世と肩書』(藤澤志穂子・著)だ。(以下、同書より抜粋、引用)

 ***

自民党政調会長って外務大臣よりもエラいの? いまさら聞けない肩書の基礎知識
政、官、民、外資から勲章まで網羅した肩書入門完全版。社長とCEO、どっちが偉い?etc…  『出世と肩書』藤澤志穂子[著]
多くの首相が経験
「政務調査会」は政策の調査研究と企画立案を担当し、傘下に国会議員をはじめとする党員や有識者、学識者で構成する部会、調査会、特別委員会を束ねる。その会長が「政調会長」だ。

 後の首相経験者ではこれまでに福田赳夫氏、田中角栄氏、三木武夫氏、大平正芳氏、森喜朗氏、麻生太郎氏らが在任。

 2012年に初の女性会長に高市早苗氏が就任、後任の稲田朋美氏が2014年から16年にかけて会長の座にあり、2代続けて女性が登用された。

 部会は「総務」「法務」「外交」「財務金融」「国土交通」「農林」など衆参両院の委員会に準ずる内容で置かれている。調査会では「税制」「金融」「司法制度」「情報通信戦略」「資源・エネルギー戦略」など個別テーマに分かれ、特別委員会では「超伝導リニア鉄道」「外国人労働者」「捕鯨対策」「人口減少社会対策」などさらに細分化され随時、東京・永田町の自民党本部ほかで会合を行なっている。

 部会は公明党や民進党など他党も設けているが、自民党の数は圧倒的に多く、与党の中枢にある以上、権限も大きい。

党三役はエラい
 要は自民党が与党である限り、政府の政策立案にも強い影響力を持つのが政調会長ということになる。

 この政調会長に加えて、選挙対策など全ての実務を仕切る幹事長、議決機関である総務会の会長の3つのポストを総称して「自民党三役」という。

 これらポストは、ある意味で大臣よりも重要だと見られている。

 なかでも幹事長(今回は二階氏が留任)の権限は絶大だ。かつて小泉純一郎政権で幹事長を務めた武部勤氏は、首相執務室にいるときに「官房長官室に行ってきます」と言ったところ、「幹事長が行くものではない。いまここに呼ぶ」と言われたという。少なくとも、その頃までは官房長官よりも幹事長のほうが格上だったということだ。

今回はまったく蚊帳の外だったとはいえ、「ポスト安倍」の対抗馬、石破茂代議士は、幹事長や政調会長をすでに経験している。それだけに岸田氏としては、三役を今のうちに経験したいと考えたのだろうか。

デイリー新潮編集部

2017年8月4日 掲載

2413チバQ:2017/08/04(金) 18:52:03
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170804-567-OYT1T50062.html
河野外相、次期総裁選出馬に含み…野田氏も意欲
18:24読売新聞

 河野外相は4日の閣議後の記者会見で、来年9月に予定される自民党総裁選について、「一歩一歩、歩きながら考えていきたい」と語り、出馬に含みを持たせた。

 河野氏は内閣改造の「目玉人事」として外相に抜てきされた。外交で存在感を示すことができれば、「『ポスト安倍』レースに出場できる有資格者となる」(自民党幹部)との見方も出ている。

 一方、野田総務相も記者会見で、「(首相と初当選)同期だが、この25年の国会議員としての歩みは全く違う。おのずと政策の違いも出てくる。(総裁選で)そういったものをお示しできればいい」と述べ、総裁選出馬に改めて意欲を示した。

 安倍首相は4日の日本テレビの番組で、野田氏の出馬意欲について「そういう志を持っていることをはっきりと示したことは、むしろ党内の活性化には良いのではないか」と述べ、理解を示した。

https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1708040013.html
主要ポスト断った!?進次郎氏、評価ガタ落ち危機 永田町関係者「突出するのを嫌ったよう」
17:05夕刊フジ

主要ポスト断った!?進次郎氏、評価ガタ落ち危機 永田町関係者「突出するのを嫌ったよう」
小泉進次郎農林部会長
(夕刊フジ)
 自民党は2日、小泉進次郎農林部会長と、柴山昌彦首相補佐官の2人を筆頭副幹事長に充てる人事を内定した。安倍晋三首相は今回の内閣改造・党役員人事で、局面転換を狙っている。目玉の1つが、進次郎氏を「官房副長官」など、内閣の主要ポストで起用することだった。党内では、進次郎氏が引き受けるのをためらったとの“噂”も飛び交っている。

 「進次郎氏は突出するのを嫌ったようだ。主要ポストで失敗した場合、自身のキャリアに傷が付いてしまう。そこを恐れたのではないか」

 永田町関係者は語った。

 安倍首相は今回、閣僚に経験者を配置して安定感を示すとともに、「目玉」として進次郎氏の官房副長官での起用なども検討していたようだ。

 官房副長官は、中堅・若手政治家の登竜門とされ、重要政策に関する省庁間の調整や、首相の外遊同行など幅広い役割が期待されている。

 安倍首相は当選3回で、小泉純一郎元首相に抜擢され、その後、頭角を現した。進次郎氏も当選3回。官房副長官ポストが打診されたか否かは不明だが、事前に「突出したくない」との声が官邸に届いていたのは間違いない。

 自民党の危機に、泥を被るのを嫌ったとすれば、進次郎氏の評価はガタ落ちしかねない。

 ただ、官邸に近い若手議員は「進次郎氏は幼児教育・保育の早期無償化に関し、『こども保険』案を掲げた際、財務省がすり寄ってきた。官僚に取り込まれる可能性を懸念したのかもしれない」との分析もある。

 新たな陣容が整ったことで解散総選挙も近づいてきたとの見方もある。進次郎氏は「演説の名手」として知られるが、街頭演説などで党内評価を挽回できるか。

2414チバQ:2017/08/04(金) 18:52:26
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1708040012.html
朝鮮半島緊迫…再登板の小野寺氏、防衛省立て直しへ 研究家「ここ十数年で最も評判のいい大臣」
17:05夕刊フジ

朝鮮半島緊迫…再登板の小野寺氏、防衛省立て直しへ 研究家「ここ十数年で最も評判のいい大臣」
前回の防衛相時には省内の評判もよかったという小野寺氏=2014年4月
(夕刊フジ)
 安倍晋三首相は、内閣改造の焦点の1つだった新防衛相に、小野寺五典元防衛相の起用を決断した。南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の日報問題をめぐり、防衛省・自衛隊は「戦後最大の危機」に直面した。朝鮮半島情勢が再び緊迫度を増すなか、小野寺氏は、国民の生命と財産を守る「実力組織」を立て直せるのか。

 「日本はここまで厳しい安全保障環境を経験したことがない。万が一のときは同盟国を巻き込んで力を借りないと、日本の領土と国民を守れない」

 小野寺氏は1日、千葉市のホテルで講演し、こう語った。北朝鮮が2回目のICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射し、ドナルド・トランプ米大統領が戦争の可能性を示唆するなか、外交・安保政策に精通する小野寺氏らしい現状認識といえる。

 今回の改造人事では、指揮管理能力の欠如が指摘された稲田朋美前防衛相と対立し、シビリアン・コントロール(文民統制)への不安が露呈した防衛省・自衛隊の立て直しは急務だ。

 安倍首相が熟慮して決断した人事を専門家はどう見るか。

 防衛問題研究家の桜林美佐氏は「小野寺氏の防衛相復帰に、防衛省・自衛隊は安心し、歓迎していると思う。ここ十数年の間で、小野寺氏は最も評判のいい大臣だった」といい、続けた。

 「自民党が政権奪還した2012年12月、小野寺氏は初めて防衛相に就任した。その後、土日などを利用して全国各地の部隊を視察して回った。通常は回らない、僻地(へきち)のレーダーサイトまで足を運んだ。迎える自衛隊は大変だったが、自衛官の士気は上がった。そうした信頼関係は残っている。防衛省・自衛隊の士気はまた高まるのではないか」

 小野寺氏が回った自衛隊の現場は150カ所以上とされる。民主党政権が壊した「日米同盟の絆」を修復するため、米軍関係者ともほぼ毎日連絡を取り合い、信頼を勝ち得たという。

 東日本大震災時の陸幕長だった火箱芳文(ひばこ・よしふみ)氏は当時、被災地・宮城選出の小野寺氏とも連絡を取り合い、対応に当たった。

 今回の抜擢(ばってき)について、「一連の問題で『制服組』と『背広組』、防衛省・自衛隊の現場が混乱したが、小野寺氏は現場にも中央にも精通しており、しっかり立て直してくれるだろう。PKOについても本質的な議論を再度、提起してほしい。朝鮮半島情勢が緊迫している。一瞬の隙も許されない。小野寺氏の手腕に期待したい」と語った。

2415チバQ:2017/08/04(金) 18:52:54
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1708040008.html
「仕事師」ズラリ!“改造暗闘”舞台裏 中韓懐柔で河野外相起用、「石破潰し」へ側近入閣で“分断”
17:05夕刊フジ

「仕事師」ズラリ!“改造暗闘”舞台裏 中韓懐柔で河野外相起用、「石破潰し」へ側近入閣で“分断”
初閣議後の記念撮影に臨む安倍首相と閣僚=3日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
(夕刊フジ)
 安倍晋三首相が3日に第3次安倍第3次改造内閣を発足させた。内閣支持率が下落するなか、閣僚19人のうち入閣経験者11人で安定感と改革断行の姿勢を示し、自身と距離のある河野太郎前行革担当相を外相、野田聖子元総務会長を総務相兼女性活躍担当相、林芳正元防衛相を文科相に起用するなど「脱お友達」で挙党一致を目指した。「ポスト安倍」では、岸田文雄外相兼防衛相を自民党政調会長に抜擢(ばってき)して重用する一方、「反安倍」の急先鋒(せんぽう)である石破茂元幹事長の側近・周辺議員を閣内に取り込むなど、「石破潰し」ともいえる側面も見せた。

 「内閣と自民党に対し、国民の厳しい目が注がれている。私自身深く反省している。新たな気持ちで結果を出していくことによって、国民の信頼を勝ち得て、責任を果たしていきたい」

 安倍首相(自民党総裁)は3日午前、臨時総務会を党本部で開き、新体制で信頼回復に全力を挙げる考えを示した。確かに、今回の改造人事には、首相の「絶対に失敗できない」という危機感が現れていた。

 支持率下落の原因は、強引な国会運営や、未熟な閣僚による答弁がもたらした政治不信だ。閣僚の半分以上を経験者で固めたうえ、混乱が続く防衛省や文科省には、小野寺五典元防衛相や林氏といった、霞が関での評価の高い「仕事師」を置いた。6人を初入閣させ、60人を超えていた「入閣待機組」の不満も吸収した。検討された、大物民間人の起用は見送った。

 失言や暴言で自民党に多大なダメージを与えた、稲田朋美前防衛相や豊田真由子衆院議員の反省を示すため、安倍首相の出身派閥でもある細田派からの閣僚起用は極力控え、岸田派や麻生派にポストを振り分けた。

 「政権の骨格」となる麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官は続投する。

 こうしたなか、巧妙な人事手腕も見せている。

 河野氏の外相起用は、今回の内閣改造で最大のサプライズといえる。

 英語が堪能で、衆院外務委員長も経験し、議員外交にも熱心な河野氏は有資格者といえる。ただ、河野氏は「党内左派の首相候補」とみられており、保守の安倍首相とは政治理念で距離があった。

 河野氏を重要閣僚に抜擢した理由について、官邸周辺は次のように分析する。

 「行革担当相時代、内閣の方針には従うなど、まず『政治家・河野太郎』を信頼している。後ろから鉄砲を撃つ石破氏とは違う。河野氏の父は『親中派』『親韓派』として有名な河野洋平元外相であり、東アジア情勢が緊迫化するなか、中国や韓国を懐柔し、党内左派も落ち着かせる効果がある。保守派は批判するだろうが、河野氏としては、中韓が仕掛ける『歴史戦』の最前線に立ち、日本の名誉を守る重い責任を負うことになる」

 河野氏は3日朝、「政権というのは国民の未来を明るくするためにしっかり頑張るものだ。支持率は、それができていればついてくる」と語った。河野氏が外相として実績を残せば、岸田氏の次の世代のホープに浮上する。石破氏には「世代交代」を感じさせる人事といえる。

 「反安倍の女性闘士」とみられた野田氏の起用も、巧妙だ。

 安倍首相と野田氏は1993年初当選の同期だが、「保守とリベラル」という政治理念の違いもあり、対立してきた。ただ、昨年11月、同期当選組が集まった席で、野田氏が「これからは『安倍・野田連合vs石破』でやっていこう」と、安倍首相に呼びかけたと伝えられる。

 「安倍首相としては、来年秋の党総裁選を見据えて、『反安倍』の石破-野田連合が構築されるのを防ぐ狙いもあったのでは。一種の分割統治ではないか」(官邸周辺)

 石破氏の側近・周辺議員も閣内に取り込んだ。

 農水相に決まった斎藤健農水副大臣は、石破氏率いる「水月会」の主要メンバー。国家公安委員長兼防災担当相の小此木八郎国対委員長代理と、地方創生担当相の梶山弘志元国交副大臣は、石破氏が立ち上げた「無派閥連絡会」に所属していた。

 安倍首相は追い込まれたなかでも、考え抜いた配置をしている。

 永田町関係者は「今回の内閣改造で、官邸は支持率が急上昇するとは思っていない。手堅く、一歩一歩、政策を実行していく構えだ。一方で、ドナルド・トランプ米大統領が北朝鮮攻撃も示唆するなか、日本は戦後最大の試練を迎える可能性がある。『政権の安定は不可欠』と考えており、幅広い人々に支持される人材を選んだ。『有事対応内閣』という側面もある」と語っている。

2416チバQ:2017/08/04(金) 18:54:05
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-183352.html
安倍改造内閣、「反対勢力分断」も「やぶ蛇」か 岸田氏重用、石破氏孤立も「総裁3選」不透明に
16:00東洋経済オンライン

安倍改造内閣、「反対勢力分断」も「やぶ蛇」か 岸田氏重用、石破氏孤立も「総裁3選」不透明に
安倍改造内閣、「反対勢力分断」も「やぶ蛇」か
(東洋経済オンライン)
「結果本位の仕事人内閣」をキャッチフレーズとする第3次安倍第3次改造内閣が3日午後、発足した。"1強"を背景とした独善的な政権運営を批判された安倍晋三首相が「初心に戻って」組み直した新布陣。いわゆる「お友達」を排除し、党内の批判勢力も取り込んだ、「"脱1強"による出直し」人事で、失った国民の信頼を取り戻そうというものだ。

首相は悲願の憲法改正への動きをギアダウンし、"道半ば"が常態化したアベノミクスの完遂を目指す。「経済最優先でデフレ脱却」に専念することで、態勢立て直しを狙う。その一方で党・内閣人事での「岸田氏重用」と「石破氏孤立化」でポスト安倍の構図を変容させたが、既定路線化していた「総裁3選」への道筋も不透明になったことは否めない。

「様々な問題が指摘され、国民から大きな不信を招く結果となった。改めて深く反省し、お詫び申し上げたい」

3日午後6時過ぎ、皇居での閣僚認証式を終えて記者会見した首相は、冒頭に神妙な表情で謝罪の言葉を述べた後、7〜8秒間じっと頭を垂れた。経営破たんや不祥事を起こした企業トップらの謝罪会見では見慣れた光景だが、一国のリーダーがテレビ中継を通じて国民に頭を下げるシーンは極めて異例で、自らの言動で追い詰められた首相の孤立感と焦燥感を際立たせた。国民の批判を意識して「高姿勢で不寛容」だった政治姿勢を「低姿勢で寛容」といった風に軌道修正してみせた首相。だが、人事工作の過程では「計算高く強かな権力者」(首相経験者)という実像も垣間見せた。

「いやがらせみたいな人事」と石破氏周辺
今回の人事の最大の焦点はポスト安倍の有力候補とされる岸田文雄外相の処遇だった。

党内タカ派の頂点にいる首相と、党内リベラル勢力の牙城とされる「宏池会(岸田派)」領袖の岸田氏。政治信条や政治家としての立ち位置は大きく異なるが、当選同期の友人として4年7か月余りを外相として安倍外交の黒子役に徹してきた岸田氏を、首相は自民党の政策決定の最高責任者となる政調会長に起用した。

岸田氏周辺は「これで(総理総裁への)最後のピースが埋まった」(側近)と喜び、首相周辺は「"安倍・岸田同盟"で総裁3選への道筋が固まった」(同)とほくそ笑む。

その一方で首相は、これまでポスト安倍の一番手とされてきた石破茂元地方創生担当相には入閣打診もせず、石破氏側近でまだ当選3回の斎藤健農林水産副大臣を"一本釣り"の形で農林水産相に昇格させた。加えて、石破親衛隊とみられながら2015年9月の石破派(水月会)旗揚げには参画しなかった小此木八郎・党国会対策委員長代理を国家公安委員長・防災担当相に抜擢した。石破氏周辺は「いやがらせみたいな人事」と顔をしかめる。

さらに首相は、石破氏と並んで反安倍勢力の中心人物と目されていた野田聖子元総務会長を、重要閣僚の総務相兼女性活躍相に起用した。野田氏は2015年秋の前回総裁選で出馬を模索し、首相サイドの切り崩しに悔し涙を流した経緯がある。今回、首相は「批判派を取り込む場合は当選同期で個人的には交流が深い野田氏しかいない」と入閣を打診。野田氏は「やりたいのは総務相」と注文を付け、首相もそれを受け入れたという。野田氏は「義をみてせざるは勇無きなり」と"男前"の気質をアピールする一方、首相の入閣要請を「君子豹変」と評し、就任会見で次期総裁選についても「次は必ず出る」と出馬宣言した。

野田氏は石破氏とも親密で、前回総裁選も石破氏擁立に動いたが、石破氏が出馬を断念したことで「代わりに挑戦しようとした」(周辺)とされ、石破氏は野田氏の入閣について周辺に「まさか受けるとは…」と苦笑したという。

「細田派抜き・新3役」の狙いは「反安倍勢力分断」
首相は自民党3役人事では岸田政調会長とともに、国会対策委員長として国会運営を仕切っていた竹下亘氏(額賀派)を総務会長に昇格させた。「政権の骨格」として続投する二階俊博幹事長も合わせた新3役体制であえて首相の出身派閥の細田派を外した背景には、「反安倍勢力の分断」(自民長老)の思惑があるとされる。

2417チバQ:2017/08/04(金) 18:54:34
竹下氏は額賀派の次期領袖候補で、「近い将来、派閥を受け継いで竹下派を再興する」(額賀派幹部)とみられている。宏池会のプリンスの岸田氏と旧田中派の流れをくむ竹下氏と、それに旧田中派で頭角を現した二階氏の新3役体制は「田中角栄内閣や大平正芳・鈴木善幸内閣をつくった"大角連合"パワー」(首相経験者)を想起させる。「保守本流の系譜」(同)であり、政治史からみれば、岸信介、福田赳夫両元首相(故人)の流れを汲む安倍首相にとっての対立勢力だ。その二階、岸田、竹下3氏が「首相支持」の立場を表明したことで「派閥単位でみれば、石破派の孤立」(自民幹部)が明確になった。

人事に当たって、首相と岸田氏が数回にわたり、「突っ込んだ話」(首相周辺)をした際「首相は『ポスト安倍での岸田氏支持』を、岸田氏は『安倍政権が続く限り首相支持』をそれぞれ確認し合った」(同)という。これが事実なら、ポスト安倍の構図は「本命石破、対抗岸田」から「禅譲路線で本命岸田」に塗り替わることになる。その陰には首相の盟友として岸田派も含めた「大宏池会」構想を進める麻生太郎副総理兼財務相の「キングメーカー戦略」も絡んでいることは間違いない。

その一方で首相は改造人事で「ポスト安倍以降」のリーダー候補も浮上させた。永田町的視点で「サプライズ人事」とされた河野太郎氏の外相抜擢だ。父親の河野洋平氏は外相、自民党総裁、衆院議長を務め、宏池会に所属したこともあるリベラル勢力の実力者だ。過去に首相が厳しく批判した従軍慰安婦に関する「河野談話」の当事者でもある。

しかも、河野太郎氏自身も「自他共に認める異端児」で原発反対など安倍政権の政策批判も展開してきた。ただ、安倍内閣の大番頭として留任した菅義偉官房長官はかねてから「河野氏は将来の総理総裁候補」と高く買っており、首相に河野氏入閣を勧めたのも菅氏とされる。

河野氏は持論を封印? 小泉氏は「弾よけ」役
河野氏は第2次安倍改造内閣で行革担当相に抜擢された時も話題になった。ただ、それまで自ら公式サイト「ごまめの歯ぎしり」に書き込んできた独自の政策論を封印し「内閣の方針尊重が閣僚の責務」という姿勢を堅持した。だからこそ首相も「河野氏は外相にしても私の方針を尊重する」と起用したのだ。

河野氏以上に「ポスト安倍以降」の総理総裁候補と目されている小泉進次郎氏については、首相は党農林部会長を卒業させ筆頭副幹事長に起用した。当選3回での筆頭への起用は異例だが「幹事長会見では必ず後ろに立つのが筆頭副幹事長」(党幹事長室)だけに「強面(こわもて)の二階幹事長の後ろに小泉氏が映れば、国民からの批判の弾よけになる」(自民幹部)との"小泉効果"を期待する向きが多い。

こうした首相の人事戦略は「低下した求心力を高め、来年の総裁3選を確実にするための権謀術数」(自民長老)に基づくものだ。ただ野田氏の「次期総裁選出馬宣言」が"安倍3選戦略"を不透明にした側面もある。首相が「挙党体制の象徴」として取り込んだ野田氏が現職閣僚でも総裁選に出馬する意思を明確にしたことで、岸田氏も「党3役なら次期総裁選出馬は問題ない」(側近)ということになる。

出馬が当然視される石破氏に加え、岸田、野田両氏が来年9月に名乗りをあげれば、「多数派工作が極めて流動化する」(自民幹部)ことは避けられない。さらに、総裁選出馬経験がありこれまでも出馬の意欲を隠さずに来た河野氏も推薦人確保に動く可能性がある。そうなれば「石破氏を孤立化させ、『安倍vs.石破』に持ち込んで圧勝する」(細田派幹部)という当初の戦略は破たんする。このため安倍陣営からは「野田氏や河野氏の起用は『藪(やぶ)をつついて蛇を出した』のでは」(同)との不安の声も出る。

支持率アップ難しく、改憲スケジュールも断念
そもそも今回の「出直し人事」は「危険水域」に入った内閣支持率の下落に歯止めをかけるのが主目的だったはずだ。その意味では骨格維持で経験者を優先起用した実務的布陣は「新味に欠け、支持率アップにはつながりにくい」(首相周辺)ことは間違いない。だからこそ首相も「結果を出すことで国民の信頼回復に結び付ける」と頭を下げたのだ。ただ、直前に辞任した稲田朋美元防衛相も含めて"問題閣僚"と"お友達閣僚"をほぼ一掃したことで「5割を超えて急上昇した内閣不支持率」をある程度低下させる効果は見込めそうだ。

首相は記者会見で憲法改正についても「日程ありきではない。これからは党でしっかり議論し、国会での議論が深まっていくことを期待する」と語った。これは、5月3日の憲法記念日に明言した「安倍改憲」のスケジュールの事実上の断念を意味する。改憲案の党内とりまとめを託されている高村正彦副総裁が「慎重論」を述べたこととも連動している。

2418チバQ:2017/08/04(金) 18:55:09
首相は衆院解散については「全く白紙だ」と述べた。これは首相の常套句だが、党内では「早期改憲実現のためには衆院での改憲勢力3分の2が前提となり、それが首相の解散権を縛る形になってきたが、その前提が変わればいつでも解散ができる」(自民幹部)との受け止めが大勢だ。

9月1日の代表選実施を決めた野党第1党の民進党も早期解散への怯えを隠さない。人事に当たっての自公党首会談で首相と協議した山口那津男公明党代表は「来年秋という相場観は変わった。常在戦場だ」と明言した。永田町では9月下旬に召集予定の臨時国会冒頭で解散し、衆院2補選が予定された10月22日を投開票日とするという「秋口解散説」もささやかれ、多くの衆院議員は「夏休み返上での田の草取り」に精を出す構えだ。

「秋口解散」は"疑惑"解明が大前提に
ただ、解散も含めて首相が1強としての政局の主導権を回復するためには、支持率急落の原因となった「森友・加計両学園の疑惑」や「南スーダンPKO日報隠蔽問題」にケリを付ける必要がある。

自民、民進両党は4日午前、PKO日報問題についての衆参両院での閉会中審査を10日に実施することで合意した。首相も出席して「丁寧に説明」することで批判をかわすのが目的だが、「当事者の稲田氏や辞職した防衛省最高幹部が出席してきちんと答弁しない限り、疑惑は晴れない」(民進党幹部)ことは間違いない。さらに「森友・加計両疑惑」も閉会中審査で「真正面から疑惑解明に取り組む姿勢を示す」(自民幹部)ことが必要だ。「うやむやにしたまま衆院解散ですべてをチャラにしようとすれば自民党は大敗し、首相も退陣に追い込まれる」(首相経験者)からだ。

人事から一夜明けた4日午前、首相は記者団に「今日から新しいスタートです。謙虚に丁寧に結果を出すことで国民の信頼を回復したい」と淡々とした表情で語った。今後の政局を左右する「8・3出直し人事」だったが、4日朝のワイドショーなどでは有名女優の不倫問題など芸能ニュースが優先された。かつてない政治不信の高まりの中で、1強を誇って政権運営を続けてきた首相が、人事を境にどう変身するのか。それが今後の政局を占う最大のポイントとなりそうだ。

2419チバQ:2017/08/04(金) 19:00:14
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-183271.html
安倍内閣に集まった寝首を掻きかねない面々 支持率浮揚を狙って異例の抜擢をしたが…
11:30東洋経済オンライン

安倍内閣に集まった寝首を掻きかねない面々 支持率浮揚を狙って異例の抜擢をしたが…
安倍内閣に集まった寝首を掻きかねない面々
(東洋経済オンライン)
「先の国会では森友学園への国有地売却の件、加計学園による獣医学部の新設、防衛省の日報問題など様々な問題が指摘され、国民の皆様から大きな不審を招く結果となった。そのことにつき、冒頭まず深く反省し、国民の皆様にお詫び申し上げたいと思う」

ここ最近の内閣支持率の下落など、やはり「政権最大の危機」と感じていたのだろうか。第3次安倍第3次改造内閣の閣僚名簿が発表された8月3日、安倍晋三首相は会見の冒頭で国民に謝罪した。

これまで口にしたくなかった「森友」と「加計」の名前。それをわざわざ言ってみせたのは、みずから「結果本位の仕事人内閣」と名付けた人事で支持率回復を図りたいためだ。

初入閣は6人
再起をかけて任命した19名の閣僚のうち、初入閣は齋藤健農林水産相、中川雅治環境相、小此木八郎国家公安委員長、江崎鉄磨沖縄及び北方領土担当相、松山政司一億総活躍等担当相と梶山弘志地方創生等担当相の6人だ。このうち斎藤大臣は当選3回の大抜擢だが、改造前の山本有二農水相と同じく、“石破派からの一本釣り”という意味もある。

特徴のひとつは宏池会(岸田派)からの抜擢だ。同派からは上川陽子法務相、林芳正文部科学相、小野寺五典防衛相と松山大臣の4人が選任され、改造前(岸田文雄外務相兼防衛相と山本幸三地方創生等担当相の2人)と比べて倍増したことになる。当初は「岸田派からは1人増加の3人」と言われていただけに、同派をおもんぱかる姿勢は明白だ。

岸田氏は今回、自民党政調会長に就任して党務に携わることになった。岸田派からの登用を手厚くしたのは、岸田氏への“禅譲”に安倍首相が過分なほど配慮したためだろう。

また菅義偉官房長官のほか、河野太郎外務相と小此木大臣の3人が自民党神奈川県連に所属している点も注目だ。菅長官は政治家になる前に小此木大臣の父である故・小此木彦三郎元通産相の秘書を務めていたという関係もある。

もっとも菅長官が国政に進出した時、小此木家は決して好意的ではなかったという。また河野大臣は菅長官の閣内ライバルである麻生太郎副総理兼財務相の“志公会”のメンバーだ。

しかしながら、一部ではこの人事は菅長官の意向が反映されたといわれている。それが本当なら菅長官も“ポスト安倍”を狙おうと、神奈川県連を固めるために置いた布石かもしれない。

野田氏は来年の総裁選出馬に意欲
総務相が高市早苗氏から野田聖子氏に代えられたのも興味深い。同学年の2人は互いに「ライバル」と見なされてきた。第2次安倍政権が発足した2012年12月、安倍首相は高市氏を政調会長、野田氏を総務会長に抜擢し、ある意味で2人を競わせている。

しかし2014年9月3日の内閣改造では、安倍首相に近い高市氏が総務相に抜擢された一方で、この日に54歳の誕生日を迎えた野田氏に安倍首相からバースディプレゼントは贈られなかった。


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