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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

2146とはずがたり:2017/04/24(月) 10:10:54
現職議員が警察からストーカー登録…辞任・中川政務官「女性問題」の中身
http://www.excite.co.jp/News/society_clm/20170419/TokyoSports_676458.html
東スポWeb 2017年4月19日 17時00分 (2017年4月19日 21時11分 更新)

 政府は18日、中川俊直経済産業政務官(46)が辞任し、後任に大串正樹衆院議員(51)を充てると発表した。

 中川氏は同日、自身のフェイスブックで「家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです」などと表明した。

 中川氏は今年3月、写真週刊誌で、自民党の前川恵衆院議員(41)と深夜に都内マンションで“密会”していたことが報じられた。

「中川氏と前川氏の出会いは3年前。前川氏が衆院選で初当選したころ。前川氏は、報道陣から憲法改正について聞かれた時に『わからな〜い』と答えた。憲法改正は、自民党の基本方針。前川氏は、党内から『なぜ答えられないんだ』と批判された。落ち込んでいた前川氏に急接近して励ましたのが中川氏だった」(永田町関係者)

 さらに20日発売の「週刊新潮」で報じられる新たなスキャンダルを受けての辞任となったようだ。新潮のツイッターは「“重婚ウエディング”までした愛人と揉め、現職議員が警察に『ストーカー登録』されてしまったという前代未聞です」と伝えている。

 事情を知る関係者によれば「中川氏は結婚しているが、長らく交際していた女性に『妻とは離婚するからさ』として関係を続け、“結婚詐欺”のような状態になったと聞きます。相当、粘着質だったようで、相手の女性からは『家に来ないで』とストーカー扱いされ、警察にも届け出されたようです」と言う。

 永田町関係者は「先月の前川議員との密会疑惑に続き、今回はストーカー騒動で“警察沙汰”になり、言い逃れはできなかったのでしょう」と明かす。

 中川氏は官房長官や自民党幹事長を務めた中川秀直氏(73)の次男で、長らく父の秘書も務めていた。当選2回ながらも昨年、経産政務官に抜てきされた。

「親の七光議員ですが、党を背負う幹部候補生だったことは間違いありません。父親がスキャンダルにまみれて、失脚していったのを見ていたのに血は争えないのだろうか…」(党関係者)

 今回のスキャンダルは政治生命の危機となりそうだ。

2147とはずがたり:2017/04/25(火) 11:46:27

“若手”の不祥事相次ぐ自民、議員の海外出張に「待った」
TBS News i 2017年4月25日 05時34分 (2017年4月25日 07時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170425/Tbs_news_89390.html

 中川前政務官の離党など若手議員の不祥事が相次ぐ自民党で、執行部がゴールデンウイーク中の議員の海外出張に関して、異例の「待った」をかけました。
 「海外出張を許可する人、あるいは今回は遠慮していただく人、それぞれ執行部でもう一度再検討する」(自民党 二階俊博 幹事長)

 自民党によれば、24日の段階で55人の国会議員からゴールデンウイーク期間の海外出張の届け出があり、その中には、2回連続で小選挙区で敗れ比例復活した若手議員や、夏の都議選を主導する東京都選出の国会議員が多数含まれているということです。

 しかし、中川前政務官が女性問題で離党したことなどを受け、執行部からは若手への引き締めを求める声が上がったことから、25日の幹部会合で海外出張に関する党の基準を決める予定です。(25日01:05)

2148チバQ:2017/04/25(火) 18:24:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704250023.html
自民・二階俊博幹事長がGW海外出張「禁止令」 比例復活と東京都選出議員対象 選挙区と都議選のテコ入れ「必勝態勢へ必要」
11:54産経新聞

 自民党は25日の役員連絡会で、4月下旬からの大型連休中の国会議員の海外出張について、比例復活当選と東京都選出の議員は原則禁止する方針を決めた。選挙区のテコ入れや都議選に向けた活動を最優先させるべきだと判断した。

 二階俊博幹事長は記者会見で「党としても本人にとっても、必勝態勢構築のために必要な措置と考えている」と述べた。古屋圭司選対委員長が24日の役員会で、海外出張を予定している比例復活議員が6人いると説明し、自粛するよう提案していた。

2149チバQ:2017/04/25(火) 20:44:02
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1704240004.html
【政界徒然草】イブキングの「ご講話」がアツい! あいつもこいつもバサバサと切り捨てる長老の怪気炎
04月24日 01:04産経新聞

【政界徒然草】イブキングの「ご講話」がアツい! あいつもこいつもバサバサと切り捨てる長老の怪気炎
「イブキング」こと伊吹文明元衆院議長(伴龍二撮影)
(産経新聞)
 政治家は言葉が命などといわれるが、毎週のように、ひそかに教養あふれる「ご講話」を披露している長老議員がいる。自民党の伊吹文明元衆院議長(79)。最高顧問を務める二階派の例会で、その時々に話題となっている時事ネタを憲法や日本の伝統文化といった大所高所の観点から、斬りまくっているのだ。

 自民党の二階俊博幹事長が会長を務める二階派(志帥会)の例会は、原則として毎週木曜日、東京・平河町にある砂防会館別館3階の派閥事務所で開かれ、冒頭の幹部のあいさつがマスコミに公開されている。司会を当選回数の浅い若手議員が務め、会長代行の河村建夫元官房長官、二階氏、会長代行の中曽根弘文元外相があいさつ、そして伊吹氏の講話-というのが基本的な流れだ。

 以前は司会が「伊吹最高顧問からごあいさつを…」と促していたが、衆院議長を経て派閥に復帰した伊吹氏が「私はあいさつはしない。みなさん(派閥所属議員)に役に立つ講話する」と宣言して以降、「伊吹最高顧問からご講話をお願いいたします」とするのが慣例となった。

 王者の風格を漂わせる格調高い言動で、議長時代から「イブキング」との称号をほしいままにしてきた伊吹氏。その舌鋒は、“自由の身”となった現在でも、誰かに対する遠慮などみじんもない。

 例えば政界で「1強」といわれる安倍晋三首相にも容赦しない。

 「保育園落ちた。日本死ね」とのブログをめぐる論争が盛んだった平成28年2月、首相が衆院予算委員会で山尾志桜里氏の質問に「匿名である以上、実際起こっているか確認しようがない」と答えて、野党から「冷たい」とブーイングを浴びた。首相はその後「待機児童の受け皿作りは、政権交代前の倍のスピードで進めている。保育士の待遇改善に取り組みたい」と丁寧に説明する方針に転換したのだが、伊吹氏は同3月の派閥例会で、「最初からパッとやっておけばトラブルは起こらない。後先を見極める能力を身につけてほしい」とバッサリ。

 今国会のホットトピックとなった学校法人「森友学園」(大阪市)の国有地取得問題と学園の籠池泰典氏の証人喚問では、伊吹氏は安倍首相の昭恵夫人について「昭恵さんは、行為については、批判や意見があると思う」と堂々と皮肉った。その一方で「バラエティー番組みたいなことを国会がやっていては、どうしようもない。非常に恥ずかしい」と述べ、「籠池さんは不動産の取得の当事者で、特捜が入ることになった。昭恵さんは法律の話ではない。次元が違う」と整理してみせた。

 東京都政に関しては、舛添要一前知事を「日本の道徳」、小池百合子知事を「民主主義と衆愚政治」の切り口から論評した。

 舛添氏は政治資金の使途について、違法性よりも公私混同が批判された。

 伊吹氏は「法律で許されても、やってはいけないことがある。伝統的な定めや道徳というものだ。これをしっかり持っていないと、人から後ろ指を指されたり、法律で罰せられないが『お天道様の下を歩けない』などと言われることになる」と指摘。「記載義務を課されているから、人の目に映る。『セコいやつだ』とかいろいろ言われると困るから、自分に厳しく判断すべきだ。今回は違った。自分に厳しくない人が権力を持った組織は非常に怖いことになる」と述べ、舛添氏が急速に都民や国民の支持を失った原因を解説した。

 小池氏に関しては、古代ギリシャ時代のから民主主義の弱点として語られている「衆愚政治」と絡めて危うさを指摘した。

 今年1月、トランプ米大統領就任に当たっては「目先のことではなく少し将来を見据えて、自分のことではなく全体のことを考えながら多数決を行使しないと、こいつが悪いんだという国民の感情をあおりたてながら権力を握ろうという政治家が出てくると、民主主義は衆愚政治の製造機械になり果てる」と述べた。そのうえで、「それが欧州、米国、東京都知事選でも起きた」と語り、自民党東京都連を敵に見立て支持を集める小池氏をトランプ氏に重ねた。

 この日は伊吹氏はさらに、「米国という国は、原住民の生活と土地を奪い取って作られた移民国家だ。それがいまや、最初の移民が次の移民に苦しめられている」と米国の成り立ちと現状の皮肉ぶりを紹介。「市場経済、競争原理も自己抑制と矜恃を持って動かさないと、結局、勝った者が偉い、もうけた人が良いんだという仕組みになる」と経済のあり方にまで警鐘を鳴らした。

2150チバQ:2017/04/25(火) 20:44:44
憲法論と三権分立による整理も伊吹氏はよく用いる。

 昨年10月、山本有二農林水産相が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案をについて「強行採決するかどうかは議院運営委員長が決める」と述べて野党が反発した際には「憲法」を盾にこう反論した。

 「強行採決をしませんね、ということを、予算委員会で首相に聞くのはどうにかしている。採決するかは国会が決める。安倍首相が決めるのではない。議運委員長、国会役員が決めるのは、憲法の法理から言えば当たり前のことだ」

 野党だけでなく、政府にも矛先は向かう。テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の国会審議をめぐり「法案提出後に議論すべきだ」とする法務省による報道機関向けの文書について、国会議員の国政調査権を規定した憲法62条と国務大臣による国会出席義務を規定した憲法63条を根拠に、「憲法の規定によれば、法律が出ていなくても、あるいは予算と関係なくても聞かれたことには答えなければならない」と解説。「法務委員会で法案が出たあと質疑をしてくれなどということを文書にして出すと、これはやっぱり憲法上の問題になってくる」と述べた。

 天皇陛下の譲位をめぐっては、憲法にある「国民の総意」をもとに、国会での各党の合意形成を早くから提言していた。

 時には伊吹氏が10分を超えて話し派閥幹部がウトウトする場面もあるが、若手議員にはよい教訓になっている。(政治部 沢田大典)

2151チバQ:2017/04/26(水) 10:25:42
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704260005.html
【復興相辞任】二階派用意のひのき舞台で失言、パーティー暗転 二階俊博幹事長の面目つぶす
00:19産経新聞

【復興相辞任】二階派用意のひのき舞台で失言、パーティー暗転 二階俊博幹事長の面目つぶす
乾杯する自民党二階派の代議士ら。自民党の二階俊博幹事長(前列左から2人目)から離れた場所で乾杯する今村雅弘復興相(右から2人目)=25日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
(産経新聞)
 今村雅弘復興相辞任への引き金となった発言は、所属する自民党二階派が25日に開いたパーティーで飛び出した。東京電力福島第1原発事故をめぐる失言で窮地に陥った今村氏の「名誉挽回のチャンス」として、二階派が用意したひのき舞台がかえってあだに。同派を率いる二階俊博幹事長の面目も潰れ、年に1度の華々しいパーティーは一気に暗転した。

 今村氏は、二階派所属の鶴保庸介沖縄北方相とともに、パーティーの行事として講演に臨んだ。演題は「荒海を航(い)く! 強いニッポンを創ろう」。二階派の配慮に対し、勇んで約20分間、復興や防災への取り組みを語った今村氏だが、その中で東日本大震災の被害に関し「東北で良かった」と語ったのだった。

 事態は直後に急変した。講演後の懇親会に駆け付けた安倍晋三首相があいさつの冒頭で今村氏の発言を陳謝したのだ。パーティーでの異例の首相の発言に会場の空気が凍った。

 今村氏の辞任は国会にも影響を与えている。26日は衆参で各委員会が開催される予定だが、自民党の竹下亘国対委員長は25日夜、記者団に「少なくとも朝から衆院の全ての委員会の開会を遠慮する」と明言した。

 復興相経験者の竹下氏は「被災地の皆さんの気持ちを思うと怒りに近い感情を覚えた」と激怒。26日朝から各党への謝罪行脚を行うが、野党が反発を強めれば国会は全面的に空転しかねない。

 今回ばかりは連立を組む公明党も厳しい姿勢を見せた。大口善徳国対委員長は今村氏の発言直後、記者団に「言語道断で許し難い。今村氏は政治家として自らの出処進退についてよく考えるべきだ」と述べ、自発的な辞任を求めた。

 二階派のパーティーには約4500人が参加し、新たに吉川貴盛衆院議員の入会が決まった。勢力を42人に拡大し、本来ならば盛会に終わるはずだった。

 首相は「二階幹事長はじめ、志帥会(二階派)には自民党の屋台骨として安倍内閣を支えていただいている。志帥会あっての安倍内閣といってもいいぐらいだ」と持ち上げたが、それも後の祭りだった。

 二階氏はパーティー後、記者団に今村氏が辞任の意向を固めたことを明らかにし、「誠に残念だ」とした上で、こう力なく語った。

 「深い反省の上に国民の皆さまにおわびを申し上げたい心境だ」

2152とはずがたり:2017/04/27(木) 09:34:56
とんでもない子分飼ってて申し訳御座いません,だろーが( ゜д゜)、 Peッ

自民党の二階幹事長、今村復興相の暴言辞任になぜか「『すぐ首を取れ』となるマスコミは排除しなきゃ」と報道批判
BUZZAP! 2017年4月26日 16時05分 (2017年4月27日 08時22分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170426/Buzzap_42417.html

2153とはずがたり:2017/04/27(木) 09:59:13

小泉、長崎氏公認を明言=「文句あれば追い出してみろ」―自民幹事長
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E3%80%81%E9%95%B7%E5%B4%8E%E6%B0%8F%E5%85%AC%E8%AA%8D%E3%82%92%E6%98%8E%E8%A8%80%EF%BC%9D%E3%80%8C%E6%96%87%E5%8F%A5%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%B0%E8%BF%BD%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8D%E3%80%8D%E2%80%95%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%B9%B9%E4%BA%8B%E9%95%B7/ar-BBAobE1
時事通信
14 時間前

 自民党の二階俊博幹事長は26日、無所属の衆院議員で同党二階派特別会員の小泉龍司(埼玉11区)、長崎幸太郎(山梨2区)両氏の次期衆院選での処遇について、「私の方針は揺るぎない。(復党させ)公認する決意だ」と明言した。東京都内で講演し、質疑応答の際に語った。

 小泉、長崎両氏をめぐっては、二階氏がかねて復党に意欲を示しているが、競合相手が所属する細田派や岸田派の反発を招きそうだ。二階氏は「文句があったら私を自民党幹事長の席から追い出してみろということだ」とも述べた。

2154とはずがたり:2017/04/27(木) 10:23:30
なんで中国比例に回ったんだっけ?
避難者がいる東京や北関東や南関東に移れば良かったのに。

復興相辞任「東北で良かった」…東京の皆さんの本音ではありませんか?
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/170426/evt17042623190031-n1.html
2017.4.26 23:19

 米国のジャーナリスト、マイケル・キンズリーは「失言とは政治家が本音を話すこと」と語っている。

 今村雅弘前復興相の「(東日本大震災は)東北で良かった」は本音が出た。「中央は東北をさげすんでいる」と改めて思い知る。

 石原慎太郎元東京都知事の「震災は天罰」発言と似ている。「天罰を受けたのがなぜ石原氏でなく、東北の人なのか」という問いに答えがなく、被災者は東北蔑視の臭いをかぎ取った。

 〈被災地に寄り添い(中略)復興事業を進める〉

 復興庁のホームページにはこうある。その組織のトップは正反対の言葉で被災者を突き放した。

 復興庁ができて5年。この間に大臣が6人代わった。全員が初入閣。「入閣適齢期」を過ぎた議員の「滞貨一掃」で用意された椅子にしか見えない。

 今村氏の後任に吉野正芳衆院議員が充てられた。被災地選挙区の選出で「東北を見下す言動はないだろう」と言われる。だが、彼が平成24年の衆院選で、被災地から離れた比例中国に「国替え」して当選した事実は忘れられない。

 日本は先の大戦で敗れ、体制を軍国主義から民主主義に百八十度転換した。オイルショックでは世界一の省エネ国にモデルチェンジする。日本人は危機に直面すると、国の形を大胆に変えて乗り切ってきた。

 震災ではどうか。東京は相変わらず埋め立て開発に突き進んでいるし、下町の防火対策も進んでいない。

 日本は大震災時代の真っただ中にいる。平成期に起き、気象庁が命名した大地震は14回。これほどの地震活性期は有史以来数えるほどしかない。しかも、活性期は首都直下地震と南海トラフ地震の発生を待たないと終わりを見ない。

 それでも、この国は災害に強い国に生まれ変わろうとしない。お上の防災対策は不十分で、国民の危機意識も高まらない。

 それは震災があっても、中央が国の危機と受け止めていないからだ。阪神大震災で神戸が火の海になっても。東日本大震災で1万8500人が犠牲になっても。中央にとって結局「人ごと」で、復興相の言う通り「あっちの方」の出来事でしかない。この国は東京が痛い目に遭わないと目を覚まさない。

 今回の失言を政治家個人の責任で終わらせてはならない。被災地以外の国民の本音を映し出している。

 東京の人に聞きたい。

 あなたも「東北で良かった」と思っていませんか。

(東北特派員 伊藤寿行)

2155チバQ:2017/04/27(木) 19:05:22
http://www.sankei.com/politics/news/170427/plt1704270022-n1.html
2017.4.27 18:21

麻生派、今国会での合流方針を了承 山東派+谷垣Gの一部
 自民党麻生派(44人)は27日の会合で、山東派(11人)に加え、谷垣グループ(中核メンバー約10人)の一部議員と今国会中の合流を目指す方針を全会一致で了承した。5月にも3者の代表が会談し、合流時期や新派閥の名称などを協議する。麻生派幹部によると、谷垣グループの一部議員は離脱して新グループの結成を検討しているという。山東派や谷垣グループには早期合流に慎重論もある。

2156チバQ:2017/04/27(木) 19:06:02
http://www.sankei.com/politics/news/170427/plt1704270020-n1.html
2017.4.27 15:28
【復興相辞任】
伊吹文明元衆院議長、失言回避へ6つの「た」 二階派例会で訓示
 「東北でよかった」発言で復興相を更迭された今村雅弘衆院議員が所属する自民党二階派の27日の例会で、幹部から関連する発言が相次いだ。最高顧問を務める伊吹文明元衆院議長は失言を避けるために留意すべき6つの「た」を所属議員に訓示した。今村氏は欠席した。

 一連の経緯について伊吹氏は「非常に残念だ」と述べ、(1)立場をわきまえること(2)正しいと思っていることを話すとき(3)多人数の場で話すとき(4)旅先で話すとき(5)他人の批判をするとき(6)例え話をするとき-の頭文字が「た」となる6つの注意点を列挙し「ちょっと一呼吸入れて考えれば、そうおかしなことは起こらない」と述べた。

 伊吹氏は「立場をわきまえる。みなさんが失敗したら、応援してくれた有権者に大変な恥をかかせる。正しいと思っていることを言うときに、よほど注意しなければいけない。政治の世界では、何が『公平』や『平等』か、人によって判断が違う。多人数のときは、自分の価値観と違う人もたくさん来ている」と前半の3つを解説した。

 後半3つについても「旅先では、笑いを取って、楽しく話してあげないといけないと思うから、ついつい舌が滑る。他人を批判するときは、よほど注意しないと、自分にもう一度戻ってくる。例え話。これは非常に危険だ。例え話をすると誤解されるから」とまくしたてた。

 会長の二階俊博幹事長は「いろんなことはあったが…」と意味深長な前置きをし、7月の東京都議選を挙げ「気を引き締めて次なる戦いにチャレンジしていく」と述べた。

 会長代行の河村建夫元官房長官は「いわゆる言葉足らずということだが、言葉の持つ影響は大きい。残念だが、結果も致し方なかった」と今村氏辞任劇を振り返った。そのうえで「公職にある方は、例えばテレビなら、記者だけでなく、その後ろに多くの方々がいるということをいつも意識しておかなければならない」と注意を促した。

2157とはずがたり:2017/04/27(木) 20:02:00

二階幹事長の「メディア批判」発言、自民党内からも苦言
TBS News i 2017年4月27日 18時35分 (2017年4月27日 19時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170427/Tbs_news_89664.html

 今村復興大臣の辞任から一夜明けましたが、自民党内にはその「余波」が広がっています。26日、二階幹事長がメディアの姿勢を批判する発言をしたことについて、自民党内からも苦言が呈されています。
 「大変申し訳ない。深く反省をしております」(今村雅弘 前復興相)

 東日本大震災について「東北でよかった」などと発言して、事実上更迭された今村復興大臣。今村氏は27日午前、自らが所属する自民党二階派幹部らが集まる会合に参加。「ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と謝罪したということです。その後、総会には今村氏は姿を見せませんでした。

 派閥会長の二階幹事長は・・・
「いろいろな事はありましたが、我々気を引き締めて次なる戦いにチャレンジしていく」(自民党 二階俊博幹事長)

 「いろいろな事」。二階氏は自らの発言を念頭に置いていたのでしょうか。
 「マスコミが余すところなくきっちりと記録をとって、その中で一行悪いところがあったら『これはけしからん、首を取れ』と。そんな人は初めから排除して入れないようにしなきゃダメ」(自民党 二階俊博幹事長)

 この発言に野党側は猛反発です。

 「一番反省をしなきゃならない人がマスコミに責任を転嫁して、ああいう発言をする。言語道断ですよ」(共産党 志位和夫委員長)

 「巨大与党の幹事長であればそうした言葉をすれば、メディアが忖度するとでも思っておられるとしたら、それは大きな間違いである」(民進党 蓮舫代表)

 二階氏の発言に対しては、身内の自民党内からも苦言が呈されました。

「『一部だけ切り取られたんだ』『真意はそうじゃないんだ』と言っても、それは言い訳にしかすぎない」(石破茂 前地方創生相)

 「“発言の端々を取り上げてとんでもない”と二階さんが言ってるという話も出ていたけど、“あっち”というひと言が非常に話を東北の人の怒りを買う元になった言葉ですよ」(麻生太郎 副総理兼財務相)

 「二階さんの発言は踏み込みすぎだね。内輪の会ならまだしも、公の場で言うことではないよね」(自民党派閥幹部)

 一方、今村氏の後任となった吉野復興大臣は、27日国会で、大臣としての所信表明を行いました。

 「被災者に寄り添いつつ、復興の司令塔としての機能をしっかり果たしながら、復興をさらに加速化させてまいります」(吉野正芳 復興相)

 被災者に寄り添い復興を加速化させると強調した吉野大臣。しかし、公明党の重鎮・漆原氏は被災地福島出身の吉野氏に期待したいとしながらも、このように警鐘を鳴らします。
 「特にこの復興大臣については、被災者に寄り添うという言葉をよく皆さん使うが、言葉だけが上滑りしているような、単なる形容詞になっているような気がしてならないんです」(公明党 漆原良夫中央幹事会会長)

 二階氏に対する批判や苦言を知ってか知らでか、27日午後、こんな場面がありました。

 中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表と会談した二階氏・・・
 「通訳はいらないです。いらないって言ったら悪いけれどね」(自民党 二階俊博幹事長)
 「『いらない」は失言だよ。それは失言」(中国 武大偉朝鮮半島問題特別代表)
 「失言は毎日仕事だから」(自民党 二階俊博幹事長)
(27日17:16)

2158とはずがたり:2017/04/28(金) 12:53:20
【復興相辞任】朝日新聞と自民党・二階俊博幹事長が“バトル” 「重ねて尋ねる」と朝日が追及 二階氏は「物足りない人は…」とイライラ
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1704280020.html
12:49産経新聞

 自民党の二階俊博幹事長は28日午前の役員連絡会後の記者会見で、東日本大震災について「東北でよかった」と発言して安倍晋三首相の意向で復興相を更迭された今村雅弘衆院議員やその後の自身による「首を切るまで張り切らなくても」といったマスコミ批判に関する質問の連打を受け、イライラを隠せなかった。「何回も何回もぶり返す必要ない」「意見がある人は来て」などと述べた。特に朝日新聞が強い問題意識を持ち、二階氏を追及した。二階氏と記者団の主なやり取りは以下の通り。

朝日「今村前復興相の辞任や発言について、役員連絡会で意見交換はあったのでしょうか」

二階氏「特別なご意見はなかったように思います」

朝日「関連しまして、務台俊介政務官や中川俊直政務官の問題では、その都度、役連や役員会などで幹事長や政府から発言があったと思います。今回はより深刻な事態かと思うのですが、党内でご議論がないというのは、どういったご判断でしょうか」

二階氏「その立場にある人が辞表を出してですね、そういう、一定のけじめ、処分を行っているわけですから、毎日毎日、そのことを議論する必要はないんじゃないですか」

時事通信「幹事長の先日の講演で、今村前復興相について、メディアのあり方を問われたと思うが、それについて野党側から言論封殺との批判があるが、野党の指摘については」

二階氏「野党の人は野党の人として、ご意見を述べられたことはたいへん立派なことかと思いますが、特別、話をこっちに持ってきたわけではないわけですから、『新聞にしゃべっておいたから読んどけ』と言っている程度でしょ。だから、立派な発言だというふうにね、こっちは理解をしております」

朝日「同じ講演の中で、『首を取るところまで張り切っていかなくてもいいんじゃないか』と話されました。辞任は必要がなかったとお考えなんでしょうか」

二階氏「私の真意はね、やっぱり本人にも発言の機会があってもいいんじゃないか、と。私はかれこれの思いでこう言った、と。ここが言葉が足らなかった、ここは言葉が過ぎた、とか。あるでしょう?その話も聞いてあげてもいいんじゃないか、という思いがあったから申し上げただけのことであります」

読売新聞「先ほどの『首を取りにいかなくてもいい』という真意だが、首相官邸に対してではないのか」

二階氏「いきなりですよ、いきなり。ね。それは当たり前のことじゃありませんか。もう、これ以上、言いませんがね。いまの時節に、こんなことで、せっかく本人がああいうふうに辞めている話を、何回も何回もぶり返す必要はないじゃないですか」

フジテレビ「マスコミへの言葉を撤回する考えは」

二階氏「撤回を要求してきているわけではありません。それじゃあ、日常、野党がまた何か言ったときにですね、われわれがいちいち発言に撤回を要求すると。こんなことを、われわれはしたことない。しかも、そそのかすようなことがね、誰も言ってませんがね、あったとしても、そのとき考えればいいんじゃないですか。これ以上、何かありますか」

朝日「先ほど、今村大臣の話、『ぶり返す必要はない』とおっしゃいました。お言葉ですけれども、復興大臣の発言は、安倍政権の復興政策そのものへの信用にかかわる極めて重大な問題だと思っていますのでわれわれも、重ねてお尋ねしています」

二階氏「はい。じゃ、これからもまた、毎回やりましょう」

朝日「はい。おうかがいしなければいけないと思っています」

二階氏「はい、どうぞどうぞ。はい」

朝日「いきなり首を切ったのはおかしい、という問題意識を示されましたけれども、今回いきなり首を切ったのはメディアではなくて安倍総理がすぐに決断をされたように承知をしております。安倍総理の決断のあり方に対して疑問を示されていると、そういうふうに受け止めてよろしいんでしょうか」

二階氏「いやいや。本人がこれからも政治活動をやっていくわけですから、注意してがんばっていくと、こういうことだからそれでいいんじゃないかと思っています。意見のある人、物足りない人は、どうぞ、きてくれたら結構です」

朝日「はい、よろしくお願いします」

二階氏「よろしいか。ありがとう」

2159とはずがたり:2017/04/29(土) 07:37:21
二階もその内更迭やね。

今村氏更迭「いきなりですよ」=自民・二階氏、首相に不満?
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%BB%8A%E6%9D%91%E6%B0%8F%E6%9B%B4%E8%BF%AD%E3%80%8C%E3%81%84%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%A7%E3%81%99%E3%82%88%E3%80%8D%EF%BC%9D%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%83%BB%E4%BA%8C%E9%9A%8E%E6%B0%8F%E3%80%81%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%AB%E4%B8%8D%E6%BA%80%EF%BC%9F/ar-BBAsTiE
時事通信
18 時間前

 自民党の二階俊博幹事長は28日午前の記者会見で、今村雅弘衆院議員が東日本大震災に関する発言を受け、復興相を直ちに更迭されたことについて、「いきなりですよ、いきなり」と述べ、安倍晋三首相の手法に不満をにじませた。

 二階氏は記者団から「首相の決断の在り方に疑問を呈しているのか」と問われると「いやいや」と否定。一方、「本人に発言の機会があっていい。この言葉が足らなかった、言葉が過ぎたという話を聞いてあげてもいい」と述べた。

2160とはずがたり:2017/04/30(日) 17:15:58
基本二階が自分の子分に対して護るぞと怒ってるフリして見せただけなんだとは思うんだけど。

安倍首相と二階幹事長の関係が悪化 揺らぐ安倍一強
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170428/asahi_2017042800009.html
dot. 2017年4月28日 10時11分 (2017年4月30日 10時52分 更新)

 安倍政権に新たな火種が勃発した。

 自民党の“大番頭”二階俊博幹事長と安倍晋三首相との関係が「急速に悪化している」(与党関係者)からだ。

 両氏の確執が表面化したのは、安倍首相が二階派のパーティーに出席した4月25日夜、その場で“舌禍事件”を起こした今村雅弘前復興相を“更迭”したことに起因する。

 二階幹事長は翌26日の講演でいら立たしげにこう不満をぶち上げた。

「内閣総理大臣・安倍晋三先生がわざわざお越しになってお詫びを言ってくれる。いきなりそういうことで大騒ぎです」

 前出の与党関係者のこう解説する。

「二階幹事長は今村氏更迭に猛烈に反対していた。森友問題では党が一丸となって首相夫妻を守ったのに、失言で首はあんまりではないかと。今村発言を取り上げたマスコミ批判を展開したのも今村氏を切った安倍官邸に対する不満からです。更迭直後の講演で、郵政選挙(2005年)で離党した無所属の長崎幸太郎衆院議員らの復党、公認候補とすることを言明したのも、『官邸が勝手にやるんだったら、党も勝手にやらせてもらう』という二階氏の怒りの現れからです。二階氏が今村更迭を強く首相に進言した菅義偉官房長官を電話で怒鳴りつけたという噂も漏れ伝わっています」

 二階氏は昨年8月、当時の谷垣禎一幹事長の自転車事故で総務会長から横滑りで急きょ、起用され、「党の重石として、官邸とある程度うまくやってきた」(自民党議員)とみられてきた。二階氏は来年9月の総裁選で「安倍3選」を早々に表明し、あくまで黒子として安倍首相を支える姿勢を示していた。

 しかし、自民党内で「安倍首相と二階幹事長の政治姿勢は水と油、対極に位置している」(幹部)ことはよく知られている。

 自民党関係者は「安倍首相は親中派の二階氏の朝貢外交を内心、嫌っている。二階氏も媚中派扱いされ、過去に安倍シンパ議員に肝いりの人権保護法案を潰されたことに対し、未だに恨みをもっている。先日の小池百合子東京都知事らを交えた会合で反安倍急先鋒(せんぽう)の山崎拓元副総裁が同席したのも、安倍首相へのけん制と見るべきです」との見解を示す。

 政府関係者は「一連の安倍一強の緩みは政権中枢でも極めて重く受けとめていることは事実。得意の外交でカバーするにも限界があり、当初、今秋を想定していた内閣改造が早まる可能性が出てきた。これ以上、安倍と二階両氏の確執が悪化すれば、幹事長交代もあるかもしれない。その場合、二階氏の盟友、古賀誠元幹事長が名誉会長を務める岸田派の岸田文雄外相禅譲論が浮上し、総裁3選を目指す首相にとって悩ましい事態に陥ることにもなる」と見立てる。

 政権に近い政治評論家、鈴木棟一氏ですら、こんな厳しい見方を語る。

「二階氏にとって、年に一回の大祝賀会がお葬式になってしまったのは喜劇としか言い様がない。与野党共に政治家の劣化が甚だしい。今村氏に続いて、失言が相次いでいる稲田朋美防衛相、山本幸三地方創生相、金田勝年法相など辞任予備軍が連鎖していけば、政権は危険水域に入る」

 安倍一強がいよいよ崩れるのか。(本誌・村上新太郎)

※週刊朝日オンライン限定記事

2162とはずがたり:2017/05/08(月) 22:56:19
二階の恫喝は本気というより譲歩引き出す為のフェイクだと思う。安倍が勘違いして幹事長更迭とかしない限り落とし所はあるだろうな。

自民党に亀裂 「籠池逮捕」でも安倍一強は自壊?
https://dot.asahi.com/wa/2017050800063.html
(更新 2017/5/ 8 16:00)

 国民の目には、森友問題はいまだにモヤモヤしており、国会でも真相が解明されぬまま、疑惑が山積みとなっている。

 森友問題に関する情報を積極的に発信している神戸学院大学法学部の上脇博之教授はこう語る。

「権力の横暴をまざまざと見せつけられる思いです」

 数ある疑惑の中でも、特に上脇氏が問題視しているのが、安倍首相夫人の昭恵氏が瑞穂の國記念小學院の名誉校長に就任したことだ。

「昭恵氏は行政の長である内閣総理大臣の夫人の立場で、民間の学校の名誉校長に決して就いてはならなかった。これから学校を作ろうとしている場合は、特に問題です。どうしたって設置者の森友側と一体化してしまい利益相反します。単なる名義貸しではないことは、(塚本)幼稚園で3回も講演していることからも明らかです。名実ともに森友側の人間として、官庁や自治体に政治力が発揮された」(上脇氏)

 森友学園の籠池氏が3月23日、証人喚問で昭恵氏から「安倍首相からの寄付100万円」を手渡されたと発言したことに対しても、安倍首相は否定するばかり。野党の求める昭恵氏の証人喚問に応じる素振りもまったくない。

 国有地がなぜ、9割近くも値引きされて売却されたのか。その疑問を解くために行政文書の検証が不可欠だ。しかし、財務省は森友学園との交渉記録は売買契約後に廃棄したと説明。削除されたパソコンの電子データも復元は不可能と言い切る始末だ。

「公文書管理法」に詳しい獨協大学名誉教授の右崎正博氏が怒る。

「後々問題が生じた場合、検証可能な形で文書が残されていることが重要なのですが、こんなことがまかり通るなら財務省は国有財産の管理なんかできません。もはや、証拠を残さない、隠蔽しようとの故意を感じざるを得ません」

 政府と官庁が示し合わすように証拠となる文書を隠してしまえば、真相は闇の中だ。安倍首相や政府の目論見どおり、森友問題はこのまま幕引きとなってしまうのか。国会で問題を追及している宮本岳志衆院議員(共産)はこう指摘する。

「(音声データで籠池氏とのやり取りを暴露された)財務省の田村室長を議員会館へ呼んでいろいろと問いただすと、谷氏が首相夫人付と名乗り森友学園の件を問い合わせてきたことは認めたが、ゴミの埋め戻しについては言葉を濁した。安倍首相夫妻、松井(一郎・大阪府)知事も、もともと森友学園の小学校設置を応援してきた。彼らが具体的にどう関与したのかが明らかになれば、安倍政権にとって致命的となるはずです」

 昭恵氏や夫人付職員に対して国家公務員法違反容疑で告発する動きも、活発化してきた。すでに大阪地検などに複数、告発状が提出されているが、受理されれば、国会での答弁が「係争中」を理由に行われなくなる懸念もあり、幾つかの市民団体は告発状の提出を見合わせている状態という。

 攻勢は外部ばかりではない。ここにきて政権内部にも亀裂が生じてきた。

 確執が表面化したのは、安倍首相が二階派のパーティーに出席した4月25日夜、その場で“舌禍事件”を起こした今村雅弘前復興相を“更迭”したことに起因する。与党関係者の解説。

「二階俊博幹事長は自派閥の今村氏更迭に猛烈に反対していた。森友問題では党が一丸となって首相夫妻を守ったのに、失言でいきなりクビはあんまりではないかと。今村発言を取り上げたマスコミ批判を展開したのも今村氏を切った安倍官邸に対する不満からで、『官邸が勝手にやるんだったら、党も勝手にやらせてもらう』という怒りの表れです」

 当初、今秋を想定していた内閣改造が早まる可能性が出ており、安倍、二階両氏の確執が悪化すれば、幹事長交代もあるかもしれないという。

「その場合、宏池会系の岸田派の岸田文雄外相禅譲論が浮上し、総裁3選を目指す首相にとって悩ましい事態に陥ることになる」(自民党議員)

 安倍一強といわれた政権に亀裂が生じれば、内部から森友問題を追及する声があがる可能性もある。(本誌・亀井洋志、村上新太郎)

※週刊朝日  2017年5月19日号

2163チバQ:2017/05/09(火) 02:03:55
http://www.sankei.com/premium/news/170508/prm1705080006-n1.html
2017.5.8 01:00
【政界徒然草】
再登板? いえ、ど真ん中で支えます―。自民党麻生派の拡大路線をめぐり神経戦も 実現するか「2大派閥」態勢

反応 プッシュ通知

反応


(1/3ページ)
自民党麻生派パーティーで挨拶に臨む麻生太郎副総理兼財務相。安倍晋三首相の政権運営を支える自負を強調した=4月12日午後、東京都港区のホテル(宮崎瑞穂撮影)
自民党麻生派パーティーで挨拶に臨む麻生太郎副総理兼財務相。安倍晋三首相の政権運営を支える自負を強調した=4月12日午後、東京都港区のホテル(宮崎瑞穂撮影)

 自民党の麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(為公会、44人)を中心とした山東派(番町政策研究所、11人)、谷垣グループ(有隣会、中核メンバー約10人)離脱組の合流協議が加速しそうだ。大型連休明けに幹部らが会談し、合流時期などを調整。今国会会期末の6月18日までの合流を目指す。今秋の党役員改選や内閣改造を前に存在感を高めておきたいところだが、それぞれの思惑にズレもあり、新たな派閥結成は曲折も予想される。

 「『ポスト安倍』狙いだという変な噂が出回って迷惑している」。麻生派幹部は4月27日の同派定例会合後、記者団にそう不満を漏らした。この日、麻生氏が派閥メンバーに合流方針を伝え、全会一致で了承されたばかりだった。

 「変な噂」とは、永田町でささやかれる「麻生氏が安倍晋三首相の次の再登板を狙っている」という話だ。

 これに先立つ4月12日、都内で開いた麻生派パーティーで、麻生氏は「いよいよ麻生は安倍を引き下ろしにかかったと、そういうことを書きたい人がいると思うが、そういう話をしているのではない」と火消しに走っていた。「4年前に安倍晋三をわれわれが(総裁選に)推して勝ち、衆院選も参院選も勝って安定した政権を作り上げた。そのど真ん中にいると自負する奴が足を引っ張ってもしようがない」とも強調している。

 それでも、麻生派に対する党内の警戒感はなかなか消えない。

 無理もない。麻生氏は昨年来、岸田派(宏池会、45人)の会長を務める岸田文雄外相と会食を重ねるなどしており、かつて同じ派閥だった岸田、麻生両派と谷垣グループが結集する「大宏池会」構想が再燃。今年2月には「かなりインパクトがあった」(ベテラン議員)といわれる甘利明前経済再生担当相ら5人の麻生派入りを実現させた。他派閥と比べて派閥の勢いの差は歴然としている。

 麻生氏自身も、通商交渉や為替問題などトランプ米政権との経済分野での厳しいかじ取りを安倍首相から全面的に任され、閣内での存在感が高まっている。党内有力派閥の幹部は「首相への返り咲きは無理だろうが、『ポスト安倍』のキングメーカーの座を狙っているのは間違いない」と分析する。

 ただ、麻生派の“破竹の勢い”が今後も続くかは見通せない。

 麻生派は今後、山東昭子元参院副議長が会長を務める山東派との合流協議を加速させる方針だが、「麻生氏と山東氏の相性はよくない」(関係者)とされる。麻生、山東両派の合流話は3年以上も前から浮上しているのに実現していない一因といわれている。

 また、麻生派は山東派、谷垣グループ離脱組との合流について「あくまで1対1対1の対等なもの」(関係者)としている。しかし、実際は山東派の4倍の勢力を誇る麻生派による“吸収合併”の側面は否めず、山東派には派閥創設から50年以上の歴史が失われるとの懸念が根強い。合流しても閣僚や党要職で希望のポストが回ってこなければ、メリットは少ない。

2164チバQ:2017/05/09(火) 02:04:27
さらに、谷垣グループの大半は麻生派との合流に慎重で、積極派は数人にとどまるとみられる。麻生派は当初、谷垣グループ全体と合流することを目指した。「麻生氏と谷垣氏は前から理念を共有してきた仲間」(麻生派幹部)だったことから、麻生氏が入院中の谷垣氏に手紙を送り、合流に直接理解を求めた。

 だが、谷垣氏は「もう一度、私自身が同志の顔を見て、議論をしながら方向を定めていく必要がある」と早期合流を事実上拒否。結果的に谷垣グループの分裂を招いた。谷垣グループ幹部は「リハビリ中の谷垣氏の不在を狙ったかのような合流には賛同できない」と戸惑いを隠さない。

 麻生氏は吉田茂元首相を祖父にもち、自身も首相を経験した。数々の派閥の浮き沈みと2度の野党転落などを含め、日本の戦後政治と自民党の変遷を最も肌身で知る政治家だ。その麻生氏だからこそ、政権交代可能な「二大政党制」ではなく、政権を担う自民党の中に互いに切磋琢磨する「2大派閥」をつくることが、政治の安定と国益に寄与するとの確信を得ている。

 安倍首相は先進7カ国(G7)首脳の中でもメルケル独首相に次ぐ長期安定政権を築き、諸外国から注目されている。党内にも「ポスト安倍」有力候補は見当たらず、来年9月の党総裁選での3選が既定路線となっている。麻生氏は最大派閥の細田派(清和政策研究会、97人)と並ぶ派閥の確立を急ぐが、他派閥との摩擦が増し、きしみが激しくなれば、逆に安倍首相の政権運営の足かせにもなりかねない。

 麻生派所属議員にとって、派閥が大きくなっても山東派、谷垣グループ離脱組など“外様”ばかり厚遇されたら、面白いはずがない。実際、甘利氏の入会には「これから甘利氏ばかり注目されかねない」との声が出ている。麻生派の拡大路線は結束力が緩みかねないという「諸刃の剣」でもあるのだ。

 「保守の中で大きな政策集団をつくり、世界に対し、日本の政治のあり方、こういう民主主義のほうが政治は安定すると堂々と言えるようになる」。麻生氏が目指す世界に誇れる安定した政治は実現するか―。今後の麻生氏の動きから目が離せない。
(政治部 小川真由美)

2165とはずがたり:2017/05/10(水) 12:46:56

麻生・山東派が合流へ=今国会閉幕後、谷垣グループからも―自民
時事通信社 2017年5月10日 11時44分 (2017年5月10日 12時36分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170510/Jiji_20170510X913.html

 自民党の麻生、山東両派が合流することになった。山東派会長の山東昭子元参院副議長が10日午前、東京都内で記者団に「私どもは一緒になる気持ちを固めた」と明らかにした。合流の時期は、6月18日が会期末の今国会終了後に詰める。谷垣グループからも一部議員が参加する見通しだ。
 麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と山東氏は今月15日に都内で会談し、合流を確認する。谷垣グループの佐藤勉衆院議院運営委員長も同席する。
 麻生派は44人、山東派は11人で、合流すれば計55人となる。さらに谷垣グループから加われば額賀派を抜き、党内第2派閥となる。

2166チバQ:2017/05/10(水) 14:54:34
http://www.sankei.com/politics/news/170509/plt1705090051-n1.html
2017.5.9 23:44

ツキに見放される石破茂氏 「反安倍」強め総裁選意欲 憲法改正で首相批判も 本会議より派閥パーティー優先


プッシュ通知 (1/3ページ)【憲法施行70年】
自民党石破派のパーティーで講演する石破茂前地方創生担当相=9日午後、東京都千代田区(納冨康撮影)
自民党石破派のパーティーで講演する石破茂前地方創生担当相=9日午後、東京都千代田区(納冨康撮影)
 自民党の石破茂前地方創生担当相が来年9月の党総裁選を視野に安倍晋三首相との対決姿勢を強めている。首相が表明した憲法9条改正と2020(平成32)年の新憲法施行に“待った”をかけ、総裁選で憲法改正を対立軸とする構えだ。ただ、会長を務める石破派が開いた9日のパーティーは衆院本会議と時間帯が重なる悲運に。石破氏は本会議を一部欠席してパーティーを優先し、後味の悪さを残した。(清宮真一)

 「長い年月と膨大な努力の積み重ねで改正草案がある。『こだわらない』と言われても、今までやってきたことは何だったのかとなる。通りっこないというのは敗北主義だ」

 石破氏は9日夜、都内のホテルで開いた石破派のパーティー後、記者団にこう訴えた。自民党が野党時代の平成24年に公表した憲法改正草案にこだわらず柔軟に対応する考えを示した首相を強く批判したのだ。

 草案の起草委員も務めた石破氏がこだわるのは9条改正だ。首相は戦争放棄などをうたった9条1項と2項を残しつつ、自衛隊の存在を明記する条文の追加を目指す。石破氏は、戦力の不保持を規定した2項との矛盾が解消できないとの立場で真っ向から対立する。

 石破氏はパーティーのあいさつで「未来永劫続く政権は絶対にない。そのとき、自分はその任にあらずと言うのは自己保身だ」と述べ、重ねて次期総裁選への出馬に意欲を表明。総裁選では改憲を争点にするとみられる。

 昨年の内閣改造で閣内残留を拒んだ石破氏と、首相の相違はこれまでもあった。27年成立の安全保障関連法では、石破氏の本音は集団的自衛権の行使容認を明記した抜本的な「国家安全保障基本法」の制定だった。天皇陛下の譲位をめぐっても、石破氏は恒久制度化を主張。原理原則にこだわる石破氏と、結果を重視する首相との政治スタンスの違いともいえる。

 首相との対決色を鮮明にしつつある石破氏だが、パーティーではミソもついた。石破氏はパーティーの第1部で、約2200人の聴衆を前に講演した。だが、同じころ、国会では鈴木淳司衆院法務委員長解任決議案を扱った衆院本会議が開かれていた。与野党の調整で本会議は想定外の時間帯での開催となり、石破氏はパーティーを優先。石破氏は第2部の懇親会冒頭には出ずに国会に駆け付け、採決には間に合った。

 石破氏不在の間、“名代”としてマイクを握ったのはジャーナリストの田原総一朗氏。田原氏は、首相の改憲表明を「明らかに憲法審査会に対する裏切りだ」と猛批判。一方で、「今の自民党で安倍さんに対して文句を言えるのは石破茂だけだ」と持ち上げた。

 本会議を終えて石破氏が再び会場に現れたのは懇親会開始から約30分後。結局、20人の石破派のうち、石破氏を除く衆院議員18人も晴れの舞台に大幅に遅れて参加する展開となり、石破氏はこうつぶやいた。

 「世の中、何が起こるか分からない。こんなはずではなかったのだが…」

2167チバQ:2017/05/10(水) 21:21:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000131-mai-pol
<石破氏>「受け皿」狙う 「1強」への異論にじませる
毎日新聞 5/9(火) 21:26配信

<石破氏>「受け皿」狙う 「1強」への異論にじませる
派閥のセミナーで講演する自民党の石破茂元幹事長=東京都内のホテルで2017年5月9日午後6時9分、和田大典撮影
 ◇自身の派閥パーティーで18年の党総裁選への意欲を改めて

 自民党の石破茂元幹事長は9日、東京都内のホテルで自身の派閥「水月会」のパーティーを開き、2018年の党総裁選への意欲を改めてにじませた。最近の石破氏は、憲法改正問題などで安倍晋三首相への異論がにじむ発言が多くなり、首相に批判的な議員の「受け皿」となることを目指す。ただ、「安倍1強」の党内からは冷ややかな視線も注がれ、党内基盤の拡大は進んでいない。【高橋恵子】

 「己の利益を捨てて言わねばならない時に言わねばならないことを言う。勇気とまごころをもって真実を語りたい」

 石破氏はパーティーの前の講演を「石破節」で締めくくり、「1強」にすくむ党内の状況で異論を提起する覚悟を示した。ただ、9日夕のパーティーは、急きょ開かれた衆院本会議と重なり、石破派衆院議員は本会議を優先。石破派議員は参院議員1人での開会となった。本会議を終え会場に戻った石破氏はあいさつで、田中角栄元首相から「首相はなろうと思ってなれるものではない。天命だ」と教えられたと紹介。「その時に『自分はその任にあらず』というのは自己保身だ」と述べて総裁への意欲を示し、会場をわかせた。パーティー後には記者団に対し、「私のように多くの役職、閣僚をやってきた人間が『任にあらず』と言うのは責任放棄だ」とさらに踏み込んだ。

 ただ、安倍首相は国会日程やマクロン次期仏大統領との電話協議もあってかパーティーを欠席。首相が出席してきた他派パーティーとの違いが出てしまった。二階俊博幹事長のあいさつも石破氏の人柄に触れない短いもので、党中枢との「距離感」がにじんだ。一方、石破氏と同様に「ポスト安倍」を目指す岸田文雄外相は「心から尊敬する大先輩。お酒を飲む際も話が合う。個人的には大変親近感を感じている」と親しさをアピールした。

 石破氏は防衛相、農相、党幹事長などの要職を歴任してきたが、昨年8月に閣外に出て以来、党の常設最高意思決定機関の総務会での発言や、テレビ番組発言で発信力を維持しようと苦心している。

 総裁任期延長には「今やるべき事の優先順位を間違えてはいけない」と消極論を唱え、天皇陛下の退位を巡る問題でも「党内議論が尽くされていない」と主張。憲法9条の1、2項を維持したまま自衛隊を明記するという首相の9条改正構想には「党内ではこういう議論は一回もしていない」と異論を唱える。

 ただ、その「発信」が基盤拡大につながってはいない。12年総裁選では1回目の投票で石破氏が地方票の過半数の165票を獲得したが、2回目の国会議員による投票では108票対89票で安倍氏に敗北。その後、党幹事長に就いたが、議員の支持の広がりは今ひとつ。石破派は石破氏を含め20人で、総裁選立候補に必要な推薦人20人を集めるには、自派以外から1人確保することが必要な状況だ。

 党内では「民進党より強力な野党」と皮肉る声もあれば、石破氏が総務会で発言を控えた際は「珍しく総務会が早く終わった」との嫌みも出る。派閥議員は「ものを言わなくなったら石破さんじゃない」とかばうが、首相への道筋は見通せない。

2168とはずがたり:2017/05/11(木) 17:43:13
佐藤、棚橋氏が離脱へ=谷垣グループ―派閥合流前に新集団
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170511X083.html
17:01時事通信

 自民党谷垣グループは11日、党本部で会合を開き、代表世話人の逢沢一郎元国対委員長が10日に棚橋泰文元科学技術担当相から「近く佐藤勉衆院議院運営委員長を代表とする新しい政治集団を立ち上げる」と伝えられたことを報告した。佐藤、棚橋両氏は同グループを離れ、麻生、山東両派の合流に参加する見通し。逢沢氏は「いささか残念なことと言わざるを得ない」と述べた。

 佐藤、棚橋両氏は合流前に新たな集団「天元会(仮称)」を結成する。12日に設立総会を開く。

 麻生、山東両派に佐藤、棚橋両氏が加われば計57人となり、55人の額賀派を抜いて党内第2派閥となる。

女心と秋の空…今度こそ 麻生派+山東派+谷垣グループ離脱組=自民党第2派閥 11日に離脱組が新政治団体立ち上げを表明
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705110005
07:19産経新聞

 自民党の麻生派(44人)と山東派(11人)が合流する見通しとなった。山東派会長の山東昭子元参院副議長が10日、合流する意向を明言した。谷垣禎一前幹事長率いる谷垣グループの一部議員も11日に新しい政策集団を立ち上げ、合流に加わる。「対等合併」による新派閥は60人規模となり、党内第2派閥に躍進する。ただ、合流時期について麻生、山東両派に温度差があり、曲折も予想される。

■自民第2派閥に

 「私たちは一緒になる気持ちを固めた」。これまで合流に慎重だった山東氏は国会内で記者団にこう明らかにした。谷垣グループの佐藤勉衆院議院運営委員長と棚橋泰文前幹事長代理は11日、記者会見を開き合流に向けた政策集団発足を発表する。両氏を含め数人が谷垣グループを離脱し、参加する見通しだ。

 麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と山東、佐藤両氏らは15日に会談し、合流に正式合意する。麻生、山東両派は解散し、新派閥を結成する運び。会長に麻生氏、座長は山東氏が就任する案が浮上している。新派閥は額賀派(55人)を抜き、最大派閥の細田派(96人)に次ぐ勢力となる。

■合流時期で温度差

 しかし、山東氏は10日、合流時期について「国内外のさまざまな揺れ動く状況に加え、国会も重要法案が残っている。合流に力を注ぐことは適当ではない」と述べ、今国会(会期末6月18日)の閉会後が望ましいとの認識を示した。山東派には「急ぐ必要はない」との声がくすぶる。

 一方、麻生派は今国会中の合流を目指す。9月に想定される内閣改造・党役員人事をにらみ、一刻も早く発言力を強めておきたい考えだ。合流を先送りさせないため、15日の会談で新派閥の結成日まで決めることを狙う。

■吸収× 対等合併○

 麻生、山東両派の合流構想は、山東派が高村正彦現副総裁率いる高村派だった平成24年に始動したが、同派を継いだ大島理森現衆院議長と、山東氏は消極的で協議は停滞していた。党内最小派閥のため合流は事実上の“吸収”となり、埋没するとの懸念からだった。

 しびれを切らした派内の合流推進派が3月末に山東氏に直談判し、山東氏も押し切られる形で容認した。そんな山東氏は27年5月の麻生派パーティーでこう挨拶している。「われわれは恋人同士。『女心と秋の空』ということがないよう愛を育んでいきたい」。6年越しの「長い春」はようやく成就しそうだ。(岡田浩明)

2169チバQ:2017/05/11(木) 19:46:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170511-00050030-yom-pol
麻生派拡大で岸田氏ら「ポスト安倍」戦略見直し
読売新聞 5/11(木) 17:54配信

麻生派拡大で岸田氏ら「ポスト安倍」戦略見直し
(写真:読売新聞)
 自民党の麻生派(44人)と山東派(11人)が合流する見通しとなったことで、「ポスト安倍」に意欲を示す岸田文雄外相(59)と石破茂・前地方創生相(60)は、総裁選に向けた戦略の見直しを迫られそうだ。

 合流後の新派閥は最大派閥の細田派(96人)に次ぐ勢力になり、麻生派を率いる麻生太郎副総理(76)の総裁選への影響力が増すとみられるためだ。

 「為公会(麻生派)との合流について、一緒になるという気持ちは固めた」

 山東派会長の山東昭子・元参院副議長(74)は10日、国会内で記者団にこう述べ、麻生派と合流する方針を明らかにした。合流時期は、通常国会閉会後が望ましいとの考えを示した。谷垣禎一・前幹事長を中心とするグループから佐藤勉衆院議院運営委員長(64)らも加わる方向で、第2派閥の額賀派(55人)と第3派閥の岸田派(宏池会、46人)を抜き、党内の勢力図が大きく変わる見通しだ。

 麻生派も谷垣グループも宏池会の流れをくむことから、麻生氏は将来的に岸田派とも合流する「大宏池会」構想を念頭に置いている。しかし、岸田派内には「60年の歴史を誇る宏池会の本流は自分たちの派閥だ」との思いが強く、麻生氏主導で合流が進む構想に慎重な意見が根強い。ただ、岸田氏が総裁選で勝利するには他派閥からの支援が不可欠で、勢いを増す麻生派の存在を意識せざるを得ない。このため、岸田派内からも「将来を考えて麻生氏と連携を深めるべきだ」(幹部)との声が出始めている。

 一方、石破氏が率いる石破派は20人にとどまり、党内の支持拡大が喫緊の課題だ。石破氏はかつて所属した額賀派との連携を水面下で模索するが、額賀派は否定的で、勢力拡大の道筋は見えない。麻生派と山東派が合流することで、石破派内では「派閥が埋没してしまう」と懸念する声も出ている。

 来年の総裁選は、安倍首相(党総裁)の3選が有力視される。岸田、石破両氏とも来年の総裁選への出馬については明言していない。

2170チバQ:2017/05/11(木) 20:56:49
http://www.sankei.com/politics/news/170511/plt1705110005-n1.html
2017.5.11 07:13

女心と秋の空…今度こそ 麻生派+山東派+谷垣グループ離脱組=自民党第2派閥 11日に離脱組が新政治団体立ち上げを表明 

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 自民党の麻生派(44人)と山東派(11人)が合流する見通しとなった。山東派会長の山東昭子元参院副議長が10日、合流する意向を明言した。谷垣禎一前幹事長率いる谷垣グループの一部議員も11日に新しい政策集団を立ち上げ、合流に加わる。「対等合併」による新派閥は60人規模となり、党内第2派閥に躍進する。ただ、合流時期について麻生、山東両派に温度差があり、曲折も予想される。

■自民第2派閥に

 「私たちは一緒になる気持ちを固めた」。これまで合流に慎重だった山東氏は国会内で記者団にこう明らかにした。谷垣グループの佐藤勉衆院議院運営委員長と棚橋泰文前幹事長代理は11日、記者会見を開き合流に向けた政策集団発足を発表する。両氏を含め数人が谷垣グループを離脱し、参加する見通しだ。

 麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と山東、佐藤両氏らは15日に会談し、合流に正式合意する。麻生、山東両派は解散し、新派閥を結成する運び。会長に麻生氏、座長は山東氏が就任する案が浮上している。新派閥は額賀派(55人)を抜き、最大派閥の細田派(96人)に次ぐ勢力となる。

■合流時期で温度差

 しかし、山東氏は10日、合流時期について「国内外のさまざまな揺れ動く状況に加え、国会も重要法案が残っている。合流に力を注ぐことは適当ではない」と述べ、今国会(会期末6月18日)の閉会後が望ましいとの認識を示した。山東派には「急ぐ必要はない」との声がくすぶる。

 一方、麻生派は今国会中の合流を目指す。9月に想定される内閣改造・党役員人事をにらみ、一刻も早く発言力を強めておきたい考えだ。合流を先送りさせないため、15日の会談で新派閥の結成日まで決めることを狙う。

■吸収× 対等合併○

 麻生、山東両派の合流構想は、山東派が高村正彦現副総裁率いる高村派だった平成24年に始動したが、同派を継いだ大島理森現衆院議長と、山東氏は消極的で協議は停滞していた。党内最小派閥のため合流は事実上の“吸収”となり、埋没するとの懸念からだった。

 しびれを切らした派内の合流推進派が3月末に山東氏に直談判し、山東氏も押し切られる形で容認した。そんな山東氏は27年5月の麻生派パーティーでこう挨拶している。「われわれは恋人同士。『女心と秋の空』ということがないよう愛を育んでいきたい」。6年越しの「長い春」はようやく成就しそうだ。(岡田浩明)

2171チバQ:2017/05/11(木) 21:01:41
http://www.sankei.com/politics/news/170511/plt1705110035-n1.html
2017.5.11 20:44

麻生・山東派合流 慣例で離脱中の高村正彦副総裁「私も連れてって…」と笑い誘う


 自民党の高村正彦副総裁は11日夜、都内のホテルで開かれた山東昭子元参院副議長のパーティーであいさつし、麻生派と山東派が合流して結成する新派閥について「それが本当なら私も連れていってほしい」と述べ、会場を沸かせた。高村氏は山東派所属だが、副総裁としての慣例に従い、形式上は離脱している。

 山東氏が率いる山東派(番町政策研究所、11人)は、麻生太郎副総理兼財務相が会長を務める麻生派(44人)と、谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループを離脱した佐藤勉衆院議院運営委員長らとともに新派閥を結成する意向だ。

 平成9〜24年に高村派として番町政策研究所の会長を務めていた高村氏は「麻生さんと一緒になり、党内第2の派閥をつくることになれば、必ずや山東派は全員一致して行動すると確信している」とも語った。

 また、高村氏は、山東氏が委員長を務める党紀委員会が与謝野馨元官房長官の復党を了承したことに関し「山東先生が自ら動いて『この人を帰したい』と党内全体をあっという間にまとめ、復党を認めた。大変な指導力を発揮された」と持ち上げた。

2172チバQ:2017/05/12(金) 11:48:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20170512-567-OYT1T50037.html
谷垣グループ、事実上分裂…佐藤勉氏ら離脱へ
08:42読売新聞

 自民党の谷垣禎一・前自民党幹事長を中心とするグループ(約30人)は11日、党本部で会合を開き、逢沢一郎代表世話人が、佐藤勉衆院議院運営委員長や棚橋泰文衆院国家基本政策委員長がグループを離脱する考えであることを明らかにした。

 佐藤氏らは麻生派(44人)と山東派(11人)の合流に参加する方針で、谷垣グループは事実上分裂する。

 佐藤氏らは両派との合流準備のため、新たな集団「天元会」(仮称)を結成する予定で、12日に設立総会を開く。総会には佐藤、棚橋両氏のほか、谷垣グループの議員や無派閥議員ら数人が参加する見通し。

2173チバQ:2017/05/12(金) 18:13:36
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170512X259.html
谷垣グループが分裂=佐藤、棚橋氏ら4人離脱―自民
17:17時事通信

 自民党の佐藤勉衆院議院運営委員長、棚橋泰文元科学技術担当相らは12日、谷垣グループから離脱し、新たな集団「天元会」の設立総会を衆院議員会館で開いた。参加メンバーは、谷垣グループの佐藤、棚橋、阿部俊子、安藤裕各衆院議員と園田修光参院議員の5人に、無派閥の御法川信英衆院議員を加えた計6人。

 佐藤、棚橋、阿部、安藤各氏は谷垣グループを離脱するが、園田氏は同グループを抜けず、掛け持ちして活動する。オブザーバーとして無所属の渡辺美知太郎参院議員が入会する。谷垣グループは26人となった。

 佐藤氏らは麻生・山東両派の合流に参加する予定。谷垣禎一前幹事長はかねて難色を示しているが、佐藤氏は記者会見で、グループ離脱について「2大派閥を立ち上げるという谷垣禎一先生の意思に沿った行動だ。派閥強化のため合流を進めていく」と主張した。 

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051100657&g=pol
佐藤、棚橋氏が離脱へ=谷垣グループ-派閥合流前に新集団

 自民党谷垣グループは11日、党本部で会合を開き、代表世話人の逢沢一郎元国対委員長が10日に棚橋泰文元科学技術担当相から「近く佐藤勉衆院議院運営委員長を代表とする新しい政治集団を立ち上げる」と伝えられたことを報告した。佐藤、棚橋両氏は同グループを離れ、麻生、山東両派の合流に参加する見通し。逢沢氏は「いささか残念なことと言わざるを得ない」と述べた。
 佐藤、棚橋両氏は合流前に新たな集団「天元会(仮称)」を結成する。12日に設立総会を開く。
 麻生、山東両派に佐藤、棚橋両氏が加われば計57人となり、55人の額賀派を抜いて党内第2派閥となる。(2017/05/11-17:02)

2174チバQ:2017/05/12(金) 23:29:26
http://www.sankei.com/politics/news/170512/plt1705120034-n1.html
2017.5.12 20:01

谷垣グループを離脱した佐藤勉氏らが新派閥「天元会」を設立 衆参6人が参加
 自民党の谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループ(有隣会)を離脱した佐藤勉衆院議院運営委員長と棚橋泰文前幹事長代理らが12日、国会内で新たな派閥「天元会」の設立総会を開いた。衆参両院議員の6人が参加し、佐藤氏が会長を務める。近く麻生、山東両派と合流し、新たな派閥を結成する方針だ。

 メンバーは佐藤、棚橋両氏のほか谷垣グループの阿部俊子、安藤裕両衆院議員と園田修光参院議員、無派閥の御法川信英衆院財務金融委員長の計6人。園田氏は谷垣グループと掛け持ちで活動する。無所属の渡辺美知太郎参院議員もオブザーバーとして加わった。

 佐藤氏は記者会見で「麻生派から対等合併を呼びかけられたので派閥をつくった」と説明。谷垣氏は3派の早期合流に難色を示したとされるが、佐藤氏は「谷垣氏の意思は、2大政党制がダメなら党内に2大派閥を立ち上げることとうかがっている。谷垣氏の意思に沿った行動だ」と述べた。

2175チバQ:2017/05/15(月) 23:20:09
7420: チバQ :2017/05/15(月) 21:16:46
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12180-550577/
大宏池会と細田派の2大派閥体制覆す動き、大田中派が復活
2017年05月15日 07時00分 NEWSポストセブン
大宏池会と細田派の2大派閥体制覆す動き、大田中派が復活
大田中派が復活へ(田中角栄。写真・時事通信フォト)
「安倍一強」といわれる自民党で派閥大再編の地殻変動が始まった。台風の目と見られているのは麻生太郎・副総理兼財務相だ。

「自民党の中で大きな政策集団が切磋琢磨する方が政治として安定する」

 麻生氏は自派パーティ(4月12日)でそうぶちあげて意欲的に派閥合併を推進。甘利グループを吸収して所属議員を44人に拡大し、さらに谷垣グループ、山東派とも合併協議を進め、最終的には岸田派を合わせて名門派閥・宏池会を再結集する「大宏池会」構想を掲げている。

 大宏池会(新・麻生派)が実現すれば100人規模となり、安倍首相の出身派閥で議員数最大の細田派(96人)に匹敵する勢力が生まれる。

「大宏池会と細田派の2大派閥から交互に総理・総裁を出すことで、党内で政権交代が可能な仕組みをつくる」というのが麻生構想の骨格だ。安倍首相と麻生副総理による自民党の分割統治体制といってもいい。

 しかし、そうした思惑を根底から覆す動きがひそかに進んでいる。かつて「鉄の結束」で政界を動かした「田中派」の復活である。

 仕掛け人は「田中派DNAの最後の継承者」(自民党ベテラン)といわれる二階俊博・幹事長だ。田中派―竹下派出身の二階氏は1993年の政変で小沢一郎氏らとともに自民党を離党したが、2003年に復党した。その政治手法は「数は力」という田中派の論理に貫かれている。

 二階氏は復党後に保守新党出身議員や小泉チルドレンを中心に新派閥(新しい波)を結成したものの、2009年の総選挙で本人以外の衆院議員が全員落選して派閥は潰滅状態に陥った。

 そこから本領を発揮する。自派の残った参院議員2人を連れて伊吹派に合流したかと思うと、会長の伊吹文明氏の衆院議長就任を機にいきなり後任の派閥会長に就任したのだ。党内では「伊吹派を乗っ取った」(細田派議員)と驚かれた。それでも会長になるや民主党離党者や保守系無所属議員を次々に取り込んで麻生氏と競うように派閥勢力を急拡大させて主流派の一角に食い込み、さらに石原派との合流も仕掛けている。

 自民党での役職も総務会長から幹事長と出世し、ベテラン議員は「いまや業界団体の陳情も霞が関の役人の相談も二階幹事長のところに集まり、利害調整を一手に仕切っている。まさに田中派のDNAそのもの」と舌を巻く。

 その二階氏が派閥拡張とともに力を入れているのが自民党離党に追い込まれた田中派―竹下派OBの復権だ。昨年6月には野中広務・元幹事長、同11月には綿貫民輔・元衆院議長という田中派出身の大物2人を自民党に復党させ、竹下派幹部だった鈴木宗男氏の長女で民主党を離党した貴子氏も自民党会派入りさせた。

 野中氏、綿貫氏、宗男氏はいずれも小泉政権時代の“竹下派弱体化工作”というべき党内抗争で引退や離党、失脚に追い込まれた人物たちだ。政治ジャーナリストの野上忠興氏が指摘する。

「二階氏が3人を復権させたのは引退議員の名誉回復というだけではなく、田中派―竹下派の持っていた政治基盤を復活させる狙いが見て取れる。野中氏は農業土木事業を取り仕切る全国土地改良事業団体連合会(全土連)の前会長で、農業票に力を持つ。綿貫氏は田中角栄がつくった全国治水砂防協会の現会長でダムや災害復旧などの公共事業に影響力がある。宗男氏は今も北海道の建設・農業票をしっかり握っている」

※週刊ポスト2017年5月26日号

2176チバQ:2017/05/16(火) 00:05:05
http://www.asahi.com/articles/ASK5H5S30K5HUTFK00N.html
自民派閥3派の合流決定 会長は麻生氏、党内第2勢力に
寺本大蔵2017年5月15日21時42分
 自民党の麻生太郎副総理、山東昭子・元参院副議長、佐藤勉・衆院議院運営委員長が15日、東京都内のホテルで会談し、3者がそれぞれ率いる派閥・グループの合流を正式に決めた。合流時期は都議選投開票(7月2日)後で一致。新派閥会長は麻生氏、会長代行に山東氏、会長代理に佐藤氏が就くことも決めた。

 新派閥は60人前後となる見通しで、額賀派(55人)を抜き、安倍晋三首相出身の細田派(96人)に次ぐ第2派閥となる。

 合流は、政権安定のためには自民党内に、2大派閥による「疑似政権交代」が必要だと考える麻生氏が主導。今回の合流を、旧宮沢派(宏池会)の流れをくむ岸田派と麻生派、谷垣グループが合流する「大宏池会」構想の先駆けとしたい考えだ。

 会合後の記者会見で、麻生氏は「小さな派閥が乱立するより大きな派閥。政権安定、国益のためだ」と述べた。山東氏は「1、2年生議員が大きな風で当選し、たまにおごりが見える。原点に返るため、力を合わせるべきだ」と強調した。

 佐藤氏は、けがで療養中の谷垣禎一前幹事長が率いる谷垣グループから離脱し新グループを結成。「谷垣先生の状況を踏まえると悩ましかったが、意思を受けとめ、合流に進んだ」と述べた。(寺本大蔵)

2177チバQ:2017/05/16(火) 18:37:39
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170516k0000m010146000c.html」<安倍首相>細田派に「四天王を作りたい」
01:23毎日新聞

<安倍首相>細田派に「四天王を作りたい」
(左から)稲田朋美氏、松野博一氏、下村博文氏
(毎日新聞)
 ◇稲田防衛相、松野文科相、下村博文氏の3人の名前挙げる

 安倍晋三首相は15日夜、東京都内で父の故晋太郎元外相をしのぶ会に出席した。出席者によると、首相は自らの出身派閥・細田派に関し「『四天王』を作りたい」と述べ、稲田朋美防衛相、松野博一文部科学相、自民党の下村博文幹事長代行の3人の名前を自ら挙げた。自らに続く同派の実力者の育成に意欲を示した形だ。

 同派は晋太郎氏が領袖(りょうしゅう)時代、森喜朗元首相、三塚博元蔵相、塩川正十郎元財務相、加藤六月元農相の4人の実力者で「安倍派四天王」を構成した。【遠藤修平】

2178チバQ:2017/05/16(火) 18:41:22
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170516-00000007-pseven-soci
「大田中派」結成へ 二階俊博氏と鈴木宗男氏の接近に注目
NEWS ポストセブン 5/16(火) 7:00配信

「大田中派」結成へ 二階俊博氏と鈴木宗男氏の接近に注目
娘の貴子氏は自民からの出馬が決まった
 かつて「鉄の結束」で政界を動かした自民党「田中派」(田中角栄の派閥)の復活がひそかに進んでいる。仕掛け人は「田中派DNAの最後の継承者」(自民党ベテラン)といわれる二階俊博・幹事長だ。二階氏が派閥拡張とともに力を入れているのが自民党離党に追い込まれた田中派―竹下派OBの復権だ。昨年6月には野中広務・元幹事長、同11月には綿貫民輔・元衆院議長という田中派出身の大物2人を自民党に復党させ、竹下派幹部だった鈴木宗男氏の長女で民主党を離党した貴子氏も自民党会派入りさせた。

 とくに注目すべきは二階氏と宗男氏の接近だろう。

 貴子氏の対立候補は二階派の伊東良孝・元農水副大臣で本来なら貴子氏の会派入りに反対する立場だったが、2人は二階氏と宗男氏の了承の上で「次の選挙では協力する」という確認書を交わし、次の選挙で貴子氏が自民党から出馬することが決まった。

 折しも、宗男氏自身もこの4月30日に実刑判決確定に伴う5年間の公民権停止期間を終え、政界復帰に意欲を見せている。

「二階氏と宗男氏は当選同期で新人時代はともに“竹下派のドン”金丸信・副総裁に近く気心は通じています。加えて宗男氏は自民党時代に派閥横断的な『ムネムネ会』を主宰して党内に独自の勢力を築いていたから、当選5回生クラスの中堅議員にいまだ影響力があり、娘の貴子議員の披露宴に当時の子分達が勢ぞろいしていました。次期衆院選で政界復帰を果たして、実力者の二階幹事長と手を組めば強力なタッグになるのは間違いない」(政治ジャーナリスト・藤本順一氏)

 さらに注目すべきは二階派と田中派の「本家筋」にあたる額賀派との急接近だ。さる3月下旬、二階派と額賀派の若手議員たちが初めて会合を開いた。

「額賀派は副会長の竹下亘・国対委員長、二階派も副会長の林幹雄・前経産相がそれぞれ派内の若手に声をかけた派閥公認の懇親会だった。当然、両派のトップの意向だ。額賀派にはこれまで派閥を出ていった二階さんに距離を置く空気が強かったが、今後は両派の交流を深めることになった」(出席者)

 自民党の地下水脈で、二階氏と宗男氏を軸に額賀派(55人)、二階派(41人)、石原派(14人)が結びつこうとしている。3派を合わせた「大田中派」が結成されれば所属議員110人を超え、安倍首相の出身派閥である細田派(96人)も大宏池会(新・麻生派100人程度)も上回る最大派閥が誕生する。

※週刊ポスト2017年5月26日号

2179チバQ:2017/05/16(火) 19:45:14
http://www.sankei.com/politics/news/170516/plt1705160025-n1.html
2017.5.16 12:51

自民・下村博文幹事長代行、安倍晋三首相の「清和研四天王」指名に破顔 「ありがたい。役に立ちたい」

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反応


下村博文幹事長代行
下村博文幹事長代行

 自民党の下村博文幹事長代行は16日午前の記者会見で、安倍晋三首相(党総裁)が、下村氏を所属する最大派閥・細田派(清和政策研究会、96人)を背負う四天王の一角に挙げたことについて「ありがたい」と述べ、破顔した。

 清和研では首相の父・安倍晋太郎元外相が領袖時代、森喜朗元首相、三塚博元蔵相、塩川正十郎元財務相、加藤六月元農水相の実力者が「安倍派四天王」と呼ばれた。首相は15日夜、東京都内で晋太郎元外相をしのぶ会に出席。出席者によると首相は、下村氏のほかに稲田朋美防衛相、松野博一文部科学相を挙げ「(清和研の)四天王を作りたい」と語ったという。

 下村氏は会見で「清和研は多士済々の、これから伸びゆく人材がたくさんいる。私は若手ではないが、総裁もこれからの人材を育成しようという視点から言っていると思う。本来、派閥は人材育成だ。私も役に立つよう、仲間とともにしっかり総裁を支えたい」と述べた。

 四天王の残りの一名については、15日の会合では確定しなかったという。四人目を狙う自薦・他薦が話題になりそうだ。

2180とはずがたり:2017/05/16(火) 22:42:33
>稲田防衛相、松野文科相、下村博文氏の3人
むぅ,絶望的な軽量感だな。

<安倍首相>細田派に「四天王を作りたい」
毎日新聞社 2017年5月16日 01時23分 (2017年5月16日 09時24分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170516/Mainichi_20170516k0000m010146000c.html

 ◇稲田防衛相、松野文科相、下村博文氏の3人の名前挙げる

 安倍晋三首相は15日夜、東京都内で父の故晋太郎元外相をしのぶ会に出席した。出席者によると、首相は自らの出身派閥・細田派に関し「『四天王』を作りたい」と述べ、稲田朋美防衛相、松野博一文部科学相、自民党の下村博文幹事長代行の3人の名前を自ら挙げた。自らに続く同派の実力者の育成に意欲を示した形だ。

 同派は晋太郎氏が領袖(りょうしゅう)時代、森喜朗元首相、三塚博元蔵相、塩川正十郎元財務相、加藤六月元農相の4人の実力者で「安倍派四天王」を構成した。【遠藤修平】

2181チバQ:2017/05/17(水) 23:37:56
http://www.sankei.com/politics/news/170514/plt1705140003-n1.html
2017.5.14 16:00
【政界徒然草】
女性問題で経済産業政務官を辞任した中川俊直衆院議員と“密会”女性議員のあきれた議員生活 ネットでも話題に

 「自民党 未来のホープ!」の文字に安倍晋三首相とのツーショット写真-。中川俊直衆院議員(47)=広島4区=のホームページに現在もこう書かれている。そして「経済産業政務官 自由民主党衆院議員」とも。だが、これは偽りだ。妻子ある中川氏は4月、週刊新潮で女性との不倫や“ストーカー行為”を暴かれ、経産政務官の辞任にとどまらず、自民党も離党した。ホームページの写真の笑顔はそのままに…。

 中川氏の辞任と離党は、不倫による議員辞職や金銭トラブルによる離党、そして失言など数々の不祥事を起こしてきた自民党初当選同期の「魔の2回生」のマイナスイメージに拍車をかけた。中川氏以外の同僚議員はいずれも記者会見などで自ら釈明してきた。

 しかし、中川氏は今も記者会見を開いていない。説明は全てフェイスブックだ。不倫が報道されることが発覚した4月18日、新潮発売日の19日、そして28日と3回投稿があった。

 18日は「心よりお詫び申し上げます」と切り出し、「家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すべて私の不徳の致すところであり、言い訳のしようがありません」と釈明した。

 19日は「刑事事件に係ることについては弁明させていただければと思います」と記し、「重婚罪にあたることはしておりません」「ストーカー登録をされたかのような報道がされていますが、そのような事実は一切ございません」と反論した。確か新潮はハワイで結婚式を挙げたような写真は掲載したが、「重婚罪」とは断定していなかったように思うが…。

 そして28日は、「中川事務所」が「ご報告」として、「中川俊直は、病院での診断の結果、心因反応で、不眠、不安、身体症状が認められ、しばらくの間、休養が必要な状況です」と“代打ち”投稿している。

 中川氏の不祥事を縷々紹介したのは、ゲスな話に興味があるわけではない。中川氏は政務官辞任後に開かれた4月18日、21日、28日、5月9日、11日の衆院本会議を全て欠席している。議員の務めを放棄したわけだ。

 衆院議員の歳費は、期末手当や文書通信交通滞在費を含め年間約3200万円にのぼる。もちろん原資は税金だ。中川氏は議員の仕事をしていない。これでは税金泥棒と言われても仕方あるまい。

 中川氏が週刊誌で取り上げられたのは今回が初めてではなかった。3月に写真週刊誌「FRIDAY」で自民党の前川恵衆院議員(41)=比例東京=との深夜の“密会”が報じられたのだ。中川氏は同誌の取材に不倫を否定した。しかし、新潮では、前川氏は「元カノ」として登場している。

 前川氏はホームページで、新潮とFRIDAYの報道について「内容は虚偽であり事実ではございません。中川俊直代議士とは、仕事上で関わることはありますが、それ以外の関係はございません」と全面的に否定している。中川氏の政務官辞任直後も、記者団に「事実ではございません」と語り、中川氏から「関係のない前川議員を巻き込んでしまい、申し訳ない」との謝罪があったことも明らかにした。

2182チバQ:2017/05/17(水) 23:38:24
 その前川氏とはどのような議員か。平成26年12月の衆院選で比例東京の名簿下位で当選した1回生議員で、衆院議員になる前は料理研究家だった。ホームページによると、「食育による地方創生、農林水産業における女性の進出を推進すること等、食の分野を中心に多くの政策を発信している」という。

 週刊誌報道への反論がひときわ目立つホームページで、どれだけ「政策を発信」しているのか見てみた。「お知らせ」には日々の活動が掲載されている。しかし、視察や会合出席などの写真ばかりで、活動を説明する文章は見当たらない。いまどきの国会議員の大半が行っているフェイスブックやツイッターのリンクも見当たらない。

 実は前川氏、ちまたでは以前から、ちょっとした有名人だった。27年1月の初登院の日、民放のインタビューでアベノミクスや自民党の定数削減方針への見解などを問われ、笑いながら「どうしよう、わかんない」「自民党の方針ってどうでしたっけ」と回答している。インターネット上では「ひどすぎる」「アホ議員」というありがたくない称号を得ている。

 国民に選挙された国会議員たるもの、立候補するにあたり政治のことは熟知し、勉強もしているはず-などという杓子定規なことを言うつもりはない。無縁な世界から政界に入り、ひょんなことから初当選した直後にマスコミに直撃されれば、こういう回答が出ることもあるだろう。望ましいことではないが…。

 では、前川氏はその後、反省を生かして成長したのかどうか。

 ここに一つの興味深いデータがある。前川氏ら26年衆院選で初当選した自民党1回生議員14人の国会の委員会での質問登場回数だ。国会議事録を元に27年1月から今年4月末までの回数を調べた。

 前川氏以外の13人は全て27年6月までに委員会で初質問を実現させていた。最多は木村弥生議員=比例北関東=と、谷川とむ議員=比例近畿=の10回。9回の加藤鮎子議員=山形3区=は、国会の花形である予算委員会で安倍首相と直接論戦を交わしている。

 前川氏をのぞく13人の中で最も少ない古田圭一議員=比例中国=は4回で、13人の質問登場回数は平均7・3回だった。

 前振りがくどくなったが、前川氏は1回しかない。しかも“デビュー戦”は今年3月29日の農林水産委員会で、わずか13分間の登場だった。随分と遅咲きの新人だ。

 ちなみに、昨年4月の衆院北海道5区補欠選挙で初当選した和田義明議員は約1年間で5回、昨年7月の参院選で初当選したSPEEDの今井絵理子参院議員は、すでに2回質問を行っている。データでみると、前川氏には何か特別な事情があるとしか思えない。

 破廉恥な不祥事を起こしても説明責任や国会議員としての仕事を果たさず、議員辞職もしない「魔の2回生」と、2年4カ月の議員生活で国会で1回しか質問していない1回生。くどいようだが、衆院議員の歳費などは税金で年間約3200万円支払われている。そして、その2人が不倫を取り沙汰された。有権者の審判は次期衆院選で行われるだろうが、国会議員は随分と暇で楽な仕事のようだ。
(政治部 酒井充)

2183チバQ:2017/05/18(木) 20:36:18
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170517/plt1705171530001-n1.htm
自民党「麻生派」拡大のワケ 狙いは「ポスト安倍」か「キングメーカー」か 派閥抗争に火をつける可能性も (1/2ページ)
2017.05.17
 麻生太郎副総理兼財務相率いる「麻生派」が、自民党第2派閥に躍り出る。麻生氏と山東昭子元参院副議長、佐藤勉衆院議院運営委員長が15日夜、都内ホテルで会談し、7月上旬にも新派閥を立ち上げることで合意したのだ。事実上、麻生派による吸収合併だ。麻生氏は、安倍晋三首相の盟友でもあり、後見役でもある。麻生氏は何を狙っているのか?

 「単なる数合わせじゃない」「党内でいたずらに対立をあおるつもりはない」

 麻生氏は15日夜、会談後の記者会見で、こう強調した。自民党内には麻生氏の勢力拡大を懸念する声があり、それを打ち消そうとしたのだ。

 新派閥は、麻生派(44人)と山東派(11人)、佐藤グループ(6人)が参加し、60人規模となる。これで額賀派(55人)を抜き、安倍首相の出身派閥で、党内最大の細田派(96人)に次ぐ勢力になる。

 会長には麻生氏が、会長代行に山東氏、会長代理に佐藤氏が就任する。安倍首相を支えながら、自民党内に「新たな保守本流の受け皿」を目指す。自派から総裁候補を出すことや若手の育成も確認した。

 勢力拡大の狙いについて、麻生氏は「きちんとした政策を立案できる政策集団として研鑽(けんさん)していかなければならない」と説明したが、これを額面通り受け取る向きは少ない。
 ある自民党関係者は「麻生氏は『もう一度、総理をやりたい』という思いを隠せなくなったのだろう」と語り、「ポスト安倍」をにらんだ動きと分析した。

 ポスト安倍をめぐっては、岸田文雄外相や石破茂元幹事長が動き始めている。両氏とも安倍首相が掲げた憲法改正論に異論を挟むなど、独自色を示した。別の自民党関係者は「総理の座を狙うのであれば、今から仕掛けていかなければならない」と述べ、闘争心をあらわにした。

 麻生派の勢力拡大が、党内の派閥抗争に火をつける可能性もある。

 麻生氏の狙いは何か。

 政治評論家の伊藤達美氏は「麻生氏はキングメーカーを狙っているのではないか。麻生氏が『ポスト安倍』を狙うという“野心”を持っているわけではないだろう。中堅、若手議員にポストが回ってくるためメリットがある。麻生氏の影響力は格段に大きくなる」

2184チバQ:2017/05/18(木) 22:42:47
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20170518/plt1705181100003-n1.htm
自民総裁選で菅官房長官vs安倍首相、平成の角福戦争か (1/2ページ)
2017.05.18
 来年9月に安倍晋三首相は自民党総裁任期を迎える。党内では今のところ「安倍三選は確実」との見方が強いが、派閥再編の動きによって情勢は大きく変わる。

 安倍一強といっても、それを支える最大派閥の細田派は自民党議員の4分の1を占めているに過ぎない。党内が細田派、大宏池会(新・麻生派)、そして二階俊博幹事長と鈴木宗男氏を軸に額賀派(55人)、二階派(41人)、石原派(14人)が結集する大田中派、の3派閥に収斂していく“自民党三国志”状況の中で駆け引きが展開される可能性も出てきたからだ。

 政治ジャーナリストの藤本順一氏は「カギを握るのは長老グループの動向」と指摘する。

 「派閥再編となれば各派は前会長の意向を無視できない。とくに岸田派名誉会長の古賀誠氏が反安倍の急先鋒で麻生太郎氏主導の大宏池会構想に難色を示していますし、むしろ安倍首相と距離がある旧竹下派オーナーの青木幹雄・元官房長官や二階、鈴木宗男両氏とパイプが太い。

 二階-宗男連合を中心に二階派と額賀派、それに岸田派が結集すれば安倍包囲網ができる。かつての田中派と大平派の大角連合で福田派を破った“角福戦争”と同じ構図です」

 実は、額賀派と岸田派は永田町の同じビルに派閥事務所を置き、すでに若手議員が定期的に会合を開く親密な関係にある。額賀派をブリッジに3派(二階派、岸田派)の若手交流が進んでいる構図だ。

 焦点は二階氏が安倍三選阻止のために誰を対抗馬に擁立するか。二階氏周辺からはこんな構想が浮上している。

 「78歳の二階さんは派閥を託せる後継者を探している。霞が関に睨みが利き、各業界を束ねて利害調整するという田中派のDNAを受け継げる意中の人物は自民党内を見渡しても1人しかいない。

 竹下派出身で“七奉行”の1人、梶山静六氏の側近だった菅義偉・官房長官だ。二階さんはいずれ菅さんに跡を継いでもらいたいと考えている」

 菅氏は、現在は無派閥だが、急死した鳩山邦夫氏の派閥横断グループ・きさらぎ会の顧問に迎えられた。その鳩山氏の跡を継いだ二郎氏は二階派に入会し、きさらぎ会にも二階派や旧ムネムネ会のメンバーが多い。人脈的にも実力的にも大田中派の盟主としての資格は十分だ。

 そうなれば、自民党は安倍首相と菅氏が党を二分して戦う“平成の角福戦争”の大激震に見舞われる。

 ※週刊ポスト2017年5月26日号

2185チバQ:2017/05/21(日) 11:39:31
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170521-00002542-bunshun-pol
自民党「麻生派」拡大で渦巻く、それぞれの思惑と打算
文春オンライン 5/21(日) 7:00配信

自民党「麻生派」拡大で渦巻く、それぞれの思惑と打算
六本木のバーで怪気炎 ©共同通信社
 山東派が麻生派との合流を決め、一気に動き出した自民党の派閥再編。特に、谷垣グループは分裂状態に陥った。佐藤勉元総務相(64)、棚橋泰文元内閣府特命相(54)らが谷垣グループを離脱し、「天元会」を結成したのだ。麻生派、山東派、天元会が対等合併し、新麻生派につなげる狙いだ。

 キングメーカーを狙う麻生太郎氏にとっては「大宏池会」への一歩だが、参加者には打算が渦巻いている。

 佐藤氏は、もとはといえば故加藤紘一元幹事長の直系だった。小選挙区が導入された1996年衆院選に初出馬し、新進党の小沢一郎党首(当時)の側近だった山岡賢次氏と栃木4区で相まみえた。

「加藤さんは宿敵・小沢氏の側近を蹴落とそうと、佐藤氏に猛烈なてこ入れをした。加藤事務所からも人が送り込まれ、当選を果たした」(自民党のベテラン秘書)

 以来当選7回、国対委員長在任期間は党の歴代3位になるほど汗をかきながら、閣僚経験は1回きり。

「昨年の改造でも本人は意欲を見せていましたが見送られ、谷垣禎一氏が推していた山本公一氏が初入閣を果たした。佐藤氏は、当選同期の菅義偉官房長官と気脈を通じていたが、それも役に立たなかった。佐藤氏が大臣になったのは麻生政権。谷垣さんに見切りをつけたのでしょう」(同前)

 もうひとりの中心人物、棚橋氏はかつて小渕派に属し、小渕恵三元首相が目をかけたスター候補だった。当選3回で初入閣し、総裁選出馬に意欲を見せるなど順調に出世したが、評判は急降下。

「東大法卒で弁護士資格も持ち、頭はいいが、人望がゼロ。派閥を飛び出して、谷垣グループに加わり、谷垣幹事長の下で幹事長代理を務めるなど重用されていましたが、グループの重鎮から不満の声があがっていました。昨年、谷垣さんが入院すると、今度は麻生派との合流に走った」(谷垣グループ関係者)

 棚橋氏も、閣僚経験は最初の1回だけで、もう10年以上も大臣になっていない。

「麻生さんに『経産大臣にして下さい』と懇願したそうです。父は元事務次官で、本人も6年在籍した。思い入れがあるのでしょう」(同前)

 一方の山東派は、領袖の山東昭子元参院副議長が「どうしても参院議長になりたい人」とささやかれる。

 大派閥になったはいいが、麻生氏はさっそく約束手形の決済に忙しくなりそうだ。

2186チバQ:2017/05/22(月) 15:23:20
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6240561
大西議員 がん患者「働かなければいい」
日本テレビ系(NNN) 5/22(月) 12:15配信
 受動喫煙対策について話し合った自民党の会合で大西英男衆議院議員が、がん患者について「働かなければいい」と発言し患者団体などが反発している。

 出席者によると、三原じゅん子参議院議員が飲食店での受動喫煙対策の徹底を求めて、「働きながら治療するがん患者は店を選べない」と訴えた際に大西議員が「働かなければいい」と発言したという。大西議員はホームページで「指摘されたような趣旨の発言ではない」「誤解を招き不徳の致すところだ」などと説明している。

 しかし、がん患者の団体は「患者の尊厳を否定しかねない」などと反発している。

 また、民進党の野田幹事長は「議員の資格なしというより人間失格だ」と厳しく批判した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000090-sph-ent
小倉智昭氏、三原じゅん子議員へのがん患者は「働かなくていい」ヤジに激怒
スポーツ報知 5/22(月) 9:08配信

小倉智昭氏、三原じゅん子議員へのがん患者は「働かなくていい」ヤジに激怒
三原じゅん子参院議員
 22日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)では、受動喫煙防止対策をめぐり、厚労省案と自民党の対案について議論が行われた今月15日の自民党厚生労働部会で、がん患者の立場を考慮した対策を求めた三原じゅん子参院議員(52)に対し、「(がん患者は)働かなくていい」という趣旨のやじが飛んだことについて特集を組んだ。

 三原氏は、子宮頸(けい)がんを克服した経験を持つ。番組では、このやじを飛ばしたのは、過去にもやじや失言が取りざたされた大西英男衆院議員(70)であると指摘。出席者によると、三原氏は部会で、がん患者の就労支援の重要性や、がん患者が望まない受動喫煙への配慮を訴えた。大西議員のやじが飛んだのは、この直後だったという。

 三原氏は部会後、自身のブログに「怒り!」と題した文章を掲載。「様々な意見があって当たり前です」とした上で、「何を言ってもいいということとは違います」「残念ながらあまりにも心ないやじに、私は心底怒りで震えました」と、怒りの思いをつづっていた。

 小倉智昭キャスター(69)は、大西議員が自身のホームページで「そういう趣旨の発言ではなかった」などと釈明している点について「何なんですかね? どんな言い訳しても認められない。どんな趣旨(での発言)でもダメでしょ」とバッサリ。

 大西議員が過去、上西小百合議員へのセクハラ・ヤジや「一部マスコミを懲らしめたい」発言など、数々の失言を繰り返してきたことを指摘した上で「この人、いろんなヤジを飛ばしてきて…。なんで、これが無くならないんですかね」と疑問を呈していた。

2187チバQ:2017/05/22(月) 16:34:54
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK5Q4JHQK5QULBJ00K.html
がん患者「働かなければいいんだ」 大西議員が発言謝罪
15:05朝日新聞

がん患者「働かなければいいんだ」 大西議員が発言謝罪
自民党厚生労働部会での発言について、頭を下げて謝罪する大西英男衆院議員=東京・永田町の自民党本部
(朝日新聞)
 受動喫煙防止対策の強化策を議論した15日の自民党厚生労働部会で、大西英男衆院議員が「(がん患者は)働かなければいいんだよ」と発言していたことがわかった。大西議員は22日、取材に「がん患者や元がん患者の皆様のお気持ちを傷つけたことをおわび申し上げます」と謝罪した。

 部会は非公開。朝日新聞の取材によると、飲食店の客や従業員の受動喫煙をどう防ぐかを議論する流れで、三原じゅん子参院議員が「患者側は店や仕事場を選べない。弱い立場のことをぜひ知ってほしい」などと述べた。それらに対し、「働かなければいいんだよ」というヤジのような発言があった。

 大西議員は、発言が自身のものと認めたうえで「私は限定的に小規模飲食店の喫煙を認める考え。『働かなくていいのではないか』というのは、ごくごく少数の喫煙可能の店でのことについてだ。がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」と主張した。発言の撤回はしないという。

 この発言を知った、がん患者でつくる全国がん患者団体連合会は18日付で、「がん患者の生活や希望を否定するものとなりかねない」と抗議する文章を公表。同連合会などは22日、屋内を原則禁煙とする受動喫煙対策の徹底を求める会見を厚労省内で開いた。天野慎介・同連合会理事長は「がん治療と職業、生活の両立が政策として実行されてきた中で、逆行につながりかねない危機感をもっている。怒りというよりも悲しい」と話した。

 大西議員は、昨年3月には「巫女(みこ)さんのくせになんだ」と発言。2014年には衆院総務委員会で女性議員に「まず自分が子どもを産まないとダメ」などと話すなど、失言騒動を繰り返している。

2188チバQ:2017/05/22(月) 18:15:32
http://www.sankei.com/politics/news/170522/plt1705220001-n1.html
2017.5.22 01:00
【政界徒然草】
「ポスト安倍」で首相に対決姿勢の石破茂氏「憲法改正で妥協しない!」 吉と出るのか それとも
 自民党の石破茂前地方創生担当相(60)が憲法改正をめぐり、安倍晋三首相(自民党総裁)との対決姿勢を強めている。国防軍の保持を明記した平成24年の党憲法改正草案にこだわらず自衛隊を位置づけ、2020(平成32)年の改正憲法施行を目指すという首相を「敗北主義」と痛烈に批判。「妥協していいとは思わない」と一歩も引かない構えだ。党執行部は、首相が指示した党改憲原案の取りまとめに向けて議論を加速させる方針だが、独り正論を吐く石破氏は「ポスト安倍」の一人とされるだけに、党内政局を巻き起こす“台風の目”になれるか。

 「独立国家にふさわしい憲法をつくるというのが自民党結党の原点だ。ここの議論を粗略にして、憲法改正ができるなんて私は全く思っていない」

 石破氏は5月11日、会長を務める石破派(水月会)の会合で、首相が意欲を示す9条への自衛隊明記を念頭に、性急な議論にくぎを刺した。

 自民党は結党時の昭和30年、「現行憲法の自主的改正」を掲げ、平成17年と22年に公表した各綱領にも新憲法の制定を明記している。さらに野党時代だった24年には、当時の谷垣禎一総裁のもとで党改憲草案を策定した。

 その起草委員会のメンバーとして、9条改正構想に関わったのが石破氏だった。

2189チバQ:2017/05/22(月) 19:23:04
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK5Q4JHQK5QULBJ00K.html
がん患者「働かなければいいんだ」 大西議員が発言謝罪
15:05朝日新聞

がん患者「働かなければいいんだ」 大西議員が発言謝罪
自民党厚生労働部会での発言について、頭を下げて謝罪する大西英男衆院議員=東京・永田町の自民党本部
(朝日新聞)
 受動喫煙防止対策の強化策を議論した15日の自民党厚生労働部会で、大西英男衆院議員が「(がん患者は)働かなければいいんだよ」と発言していたことがわかった。大西議員は22日、取材に「がん患者や元がん患者の皆様のお気持ちを傷つけたことをおわび申し上げます」と謝罪した。

 部会は非公開。朝日新聞の取材によると、飲食店の客や従業員の受動喫煙をどう防ぐかを議論する流れで、三原じゅん子参院議員が「患者側は店や仕事場を選べない。弱い立場のことをぜひ知ってほしい」などと述べた。それらに対し、「働かなければいいんだよ」というヤジのような発言があった。

 大西議員は、発言が自身のものと認めたうえで「私は限定的に小規模飲食店の喫煙を認める考え。『働かなくていいのではないか』というのは、ごくごく少数の喫煙可能の店でのことについてだ。がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」と主張した。発言の撤回はしないという。

 この発言を知った、がん患者でつくる全国がん患者団体連合会は18日付で、「がん患者の生活や希望を否定するものとなりかねない」と抗議する文章を公表。同連合会などは22日、屋内を原則禁煙とする受動喫煙対策の徹底を求める会見を厚労省内で開いた。天野慎介・同連合会理事長は「がん治療と職業、生活の両立が政策として実行されてきた中で、逆行につながりかねない危機感をもっている。怒りというよりも悲しい」と話した。

 大西議員は、昨年3月には「巫女(みこ)さんのくせになんだ」と発言。2014年には衆院総務委員会で女性議員に「まず自分が子どもを産まないとダメ」などと話すなど、失言騒動を繰り返している。

2190チバQ:2017/05/23(火) 00:35:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000065-mai-soci
<がん患者たばこヤジ>大西議員、謝罪するも発言撤回せず
毎日新聞 5/22(月) 19:40配信

<がん患者たばこヤジ>大西議員、謝罪するも発言撤回せず
大西英男衆院議員
 ◇発言趣旨「喫煙可能の店で無理して働かなくていいのでは」と

 受動喫煙対策を議論した自民党厚生労働部会で「(がん患者は)働かなくていい」という趣旨のやじがあった問題で、大西英男衆院議員(東京16区)は22日記者会見し、自らの発言で誤解を与えたことを認め「(がん患者らの)気持ちを傷つけた」として謝罪した。しかし、発言は撤回せず「『喫煙可能の店で無理して働かなくていいのではないか』との趣旨だ」と釈明した。

 やじは、15日に開かれた部会で、三原じゅん子参院議員が、職場でたばこの煙に苦しむがん患者の立場を訴えた際に飛んだ。大西氏は会見で「飲食店での従業員の受動喫煙を議論する中での発言で、(広く一般の)がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」と強調した。

 一方、がん患者団体や支援団体は22日、会見を開き、大西氏の発言について「政府が治療と仕事の両立を支援する政策を進めている中で、逆行する発言」と批判した。

 がんと分かると離職を求められるなど、働きたくても働けない現状もある。全国がん患者団体連合会(東京都世田谷区)の天野慎介理事長は「がん患者の就労はまだまだ厳しい中、危機感を持っている。患者らからも怒りや悲しいという声が寄せられている」と述べた。就労支援に取り組む患者団体は「病気を隠して働く患者も多く、喫煙のある職場環境に声を出せない人もいる」と指摘した。

 国は2012年策定の第2期がん対策推進基本計画に基づき、治療と仕事の両立支援を打ち出すとともに、昨年成立した改正がん対策基本法でも、患者が仕事を続けられるよう企業に配慮を求める施策を柱とした。3月にまとまった政府の働き方改革の実行計画でも、治療と仕事の両立を支援するコーディネーターの配置が盛り込まれるなど、支援策の拡充が進められている。

 菅義偉官房長官は22日の会見で「がん患者をはじめ病気を抱える方の就労支援は重要」と政府の考え方を説明した。

 大西氏は15年に党の勉強会で「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと発言し、党から厳重注意を受けた。昨年3月には「『みこさんのくせになんだ』と思った」との女性蔑視とも受け取られかねない発言で批判を浴び、謝罪するなど失言が問題化している。【山田泰蔵、下桐実雅子】

2191チバQ:2017/05/23(火) 00:47:33
>>2186
野田も下品でセンスのない批判だな
言われた三原の方がよほど大人なコメントしてるじゃんか

2192チバQ:2017/05/23(火) 14:15:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170523-00000044-asahi-pol
大西議員、自民都連副会長辞任へ がん患者巡る発言で
朝日新聞デジタル 5/23(火) 11:45配信

 自民党厚生労働部会で「(がん患者は)働かなければいいんだよ」と発言した大西英男衆院議員は23日、党東京都連副会長を辞任する考えを、下村博文党都連会長に伝えた。大西氏は辞任の理由について「私の発言が来たるべき都議選にご迷惑をかけてもいけない」と記者団に語った。

2193チバQ:2017/05/23(火) 19:15:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705220050.html
自民“魔の2回生”失言 「がん患者働かなくていい」の大西英男衆院議員 「マスコミ懲らしめる」「巫女さんのくせに」に次いで3度目の謝罪
05月22日 21:29産経新聞

自民“魔の2回生”失言 「がん患者働かなくていい」の大西英男衆院議員 「マスコミ懲らしめる」「巫女さんのくせに」に次いで3度目の謝罪
「(がん患者は)働かなくていい」との自身の発言について謝罪会見を行った自民党の大西英男衆院議員=22日、東京・永田町(丸山汎撮影)
(産経新聞)
 自民党の“魔の2回生”が、またも失態を演じた。大西英男衆院議員=衆院東京16区、当選2回=が22日、がん患者について「働かなくていい」とした自身の発言について「患者の気持ちを深く傷つけた。おわびする」と謝罪した。

 発端は、受動喫煙防止対策を盛り込む健康増進法改正案を議論した15日の党厚生労働部会だった。がん患者に寄り添うよう求めた三原じゅん子参院議員の発言中、大西氏は「働かなくていい」とやじを飛ばした。三原氏は同日のブログで、大西氏の名を出さず「心底怒りで震えた」と記した。

 法案は飲食店の扱いが焦点となっており、原則として全店禁煙を目指す厚生労働省案と、小規模飲食店には例外を認めるべきだとの自民党案が対立している。

 大西氏は22日、記者団に「『働かなくていい』というのは、ごくごく少数の喫煙可能の店でのことだ」と説明。「がん患者が働かなくてもいいという趣旨ではない」とも述べた。

 ただ、大西氏は「働かなくていい」との発言の確認には明確に答えず、発言を撤回する考えは「ない」と明言。その一方で「率直に失言だ」とも述べるなど、歯切れの悪い説明に終始した。

 大西氏の失言は初めてではない。平成27年6月に「マスコミを懲らしめる」、昨年3月には「巫(み)女(こ)さんのくせになんだ」と発言し、その度に「心より反省する」と謝罪してきた。

 下村博文幹事長代行は大西氏に口頭で厳重注意したが、民進党の野田佳彦幹事長は記者会見で「人間失格だ」と痛烈に批判した。

 大西氏ら“魔の2回生”に相次ぐ不祥事は、次期衆院選や7月の東京都議選で自民党のマイナス材料となる。二階俊博幹事長は記者会見で「反省させることが大事だ」と不快感をにじませた。(沢田大典)

2194チバQ:2017/05/24(水) 10:19:30
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705230041.html
パーティー大盛況も失態続出 砂上の細田派 「ポスト安倍」不在も課題
05月23日 22:09産経新聞

パーティー大盛況も失態続出 砂上の細田派 「ポスト安倍」不在も課題
自民党細田派、清和政策研究会が開いたパーティーで、あいさつする麻生太郎氏(中央)=23日午後、東京都港区の東京プリンスホテル(飯田英男撮影)
(産経新聞)
 安倍晋三首相の出身派閥である自民党細田派(清和政策研究会、96人)の若手議員に不祥事が相次いでいる。最大派閥の地位は盤石ながら、続出する失態は人材難の裏返しともいえる。大所帯ゆえに他派閥に比べ結束力を不安視する向きもあり、“砂上の楼閣”となりかねない危うさもはらんでいる。(沢田大典)

 「家に帰ってきたような気持ちになる。勢いのある会場を目の当たりにし、本当にうれしくなっているところだ」。首相は23日、細田派が都内のホテルで開いたパーティーでこう語り、約5500人で埋まった会場の笑いを誘った。会長の細田博之総務会長も「われわれは首相を支える政策集団だ」と胸を張った。

 細田派は安倍政権同様「1強」といえる。閣僚は稲田朋美防衛相ら党内8派の中で最多の5人、党執行部にも細田氏や橋本聖子参院議員会長、下村博文幹事長代行らを輩出する。二階俊博幹事長はパーティーで「党で最も頼りになる、最も実力のあるのが清和研だ」と持ち上げた。

 麻生太郎副総理兼財務相らが7月にも結成する新派閥は約60人の第2派閥に躍り出るが、細田派の3分の2で、麻生氏が唱える「二大派閥による切磋琢磨(せっさたくま)」にはほど遠い。

 しかし、華々しいパーティーで、麻生派に合流する山東派の山東昭子会長が「大きいからと言って、おごらず謙虚にしていくことを期待する」と牽制(けんせい)したように、ここへきて細田派内の実態が露呈している。

 大西英男衆院議員=東京16区、当選2回=は23日、がん患者は「働かなくていい」との発言の責任を取り都連副会長を辞任。事実上の更迭だった。4月に不倫問題で経済産業政務官を辞任し、離党した中川俊直衆院議員も細田派の2回生だ。選挙基盤の弱い若手も多い。同派の衆院当選1、2回生は32人で、次期衆院選での当落が派の勢力に直結する。公認しないよう地元から党本部に要請が届いた議員も少なくとも2人いるほどだ。

 派内の「ポスト安倍」も見当たらない。首相が女性初の首相候補に挙げる稲田氏は経験不足を指摘される。首相の実弟の岸信夫外務副大臣を推す声もあるが、党幹部・閣僚とも未経験だ。

 こうした中、首相が出席した15日の知人との会合では、新たな「四天王」結成が話題に出た。父・晋太郎氏が領袖(りょうしゅう)時代に活躍した森喜朗元首相、三塚博元蔵相、塩川正十郎元財務相、加藤六月元農水相は「四天王」と呼ばれた。首相も、退任後に派閥に戻って影響力を発揮する場合や、その先を見据えた人材育成の必要性を感じているようだ。

 清和研は創設者の福田赳夫元首相が田中角栄元首相との「角福戦争」に敗れ、平成12年に森氏が首相に就くまで非主流派の時期が長かった。派内でも晋太郎氏の後継を三塚、加藤両氏が争った「三六戦争」、小泉純一郎元首相の後継をめぐる首相と福田康夫元首相の対立などの暗闘を繰り広げた歴史もある。一寸先は闇の政界で主流派で居続けるためには、派内の「ポスト安倍」の確立こそが求められているのかもしれない。

2195チバQ:2017/05/25(木) 11:19:07
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170524-00000062-jnn-pol
自民・石原派退会の平沢氏、二階派入りへ
TBS系(JNN) 5/24(水) 16:51配信
 今年2月に自民党の石原派を退会した平沢勝栄衆議院議員が、二階幹事長が会長を務める二階派に、25日加わることが分かりました。

 「これからも石原さんは応援しますけれども、石原先生のところから、ちょっと距離を置いて、都議会議員選挙、全力で戦いたい」(自民党 平沢勝栄 衆院議員)

 7月に行われる都議選を前にして、東京選出の平沢議員は「もっとフリーな立場に立って戦いたい」と述べました。(24日16:05)
最終更新:5/24(水) 19:28

2196チバQ:2017/05/26(金) 01:20:43
http://www.sankei.com/politics/news/170526/plt1705260001-n1.html
2017.5.26 01:00
【政界徒然草】
自民・谷垣グループが分裂…離脱、残留それぞれが「谷垣先生のご意思だ!」 パーティー開催をめぐっても対立

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反応


(1/3ページ)
合流して新派閥を立ち上げることで合意した自民党の(左から)山東昭子元参院副議長、麻生太郎副総理兼財務相、佐藤勉衆院議院運営委員長=5月15日、東京都内のホテル
合流して新派閥を立ち上げることで合意した自民党の(左から)山東昭子元参院副議長、麻生太郎副総理兼財務相、佐藤勉衆院議院運営委員長=5月15日、東京都内のホテル

 自民党の谷垣禎一前幹事長(72)が顧問を務める谷垣グループ(有隣会=ゆうりんかい)が分裂した。幹部の佐藤勉衆院議院運営委員長(64)と棚橋泰文前幹事長代理(54)らが近く麻生派、山東派と合流するためグループを離脱し、新たな政策集団「天元会(てんげんかい)」を立ち上げたのだ。グループに残るメンバーと佐藤氏ら双方は、自転車事故で長期療養中の谷垣氏の「ご意思」を忖度し、互いに自らの正当性を主張。6月に開催するグループの政治資金パーティーをめぐっても対立が浮き彫りとなり、谷垣氏不在のまま分裂へと至った。

 「谷垣先生の状況も踏まえると非常に悩ましかったが、やはり谷垣先生のご意志をしっかり受けとめさせていただいた上で、その方向に進ませていただいた」

 佐藤氏は5月15日、東京都内のホテルで開いた麻生派、山東派、天元会の合流を発表する記者会見で、合流は谷垣氏の意思だと強調した。これに先立つ12日の天元会設立総会後の記者会見でも佐藤氏は「谷垣先生のご意思」を何度も口にした。

 「谷垣先生のご意思として私どもは天元会を立ち上げた」「谷垣先生のご意思にそった行動であると認識している」「谷垣先生も必ずやご理解いただける」…

 負傷する前の谷垣氏と麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相(76)は月1回程度の会合を重ね、二大政党制がうまく機能していない今、政権与党の自民党に2大派閥をつくり、党内での「政権交代」を可能にしていくことが国政の安定につながるとの考えで一致していたという。

 麻生氏が会長に就く3派合流後の新派閥は60人規模となり、党内最大勢力の細田派(96人)に次ぐ第2派閥に躍り出る。佐藤氏らにしてみれば、自分たちこそが谷垣氏の意向に沿って動いているというのだ。

 一方で、グループに残るメンバーは当面グループを存続させた上で、谷垣氏の復帰を待つ構えだ。「(麻生派などとの)早期合流に否定的なのが谷垣先生の意思だ」と主張する。

 麻生派との合流をめぐっては、麻生氏は4月6日、合流に理解を求める手紙を谷垣氏に送っている。この手紙に対する返信の中で、谷垣氏は「自民党内に振り子の論理があるとすれば、為公会(麻生派)ともしっかりと提携しながら進んでいく必要があると思う。ただ今までの枠を超えて、派閥再編に向かうというところまでは麻生先生との間で十分に議論をしていなかったと思う」とした上で「もう一度、私自身が同志の顔を見て、いろいろな議論しながら方向を定めていく必要がある」との考えを示している。

 4月13日に谷垣氏の返信内容を公表したグループ代表世話人の1人、逢沢一郎元外務副大臣(62)は「谷垣先生の基本的な立場が改めて示されたので、そのことを全体としてしっかり受け止めて努力したい」と述べ、早期合流に前向きな佐藤氏らを牽制していた。

 グループの分裂が決定的となった5月11日にも逢沢氏は「復帰の後、これからのあり方についてみんなで膝を合わせて話し、間違いない方向を決めていこうという(谷垣氏の)考えが明らかになったことを考えると、いささか残念なことといわざるをえない」とし、佐藤、棚橋両氏の離脱は谷垣氏の意思に背くものだとして不快感を口にした。

2197チバQ:2017/05/26(金) 01:21:04
グループ分裂の大きな要因になったのは政治資金パーティーをめぐる意見の対立だ。グループは今年3月、パーティーを6月16日に開くことを決めた。谷垣氏もパーティーの代表発起人となり、開催経費も応分負担する意向を示したという。

 しかし、パーティー開催に異を唱えたのが当時、代表世話人の1人だった棚橋氏だった。麻生、山東両派との合流に向け、昨年末から両派幹部と頻繁に会合を重ね、交渉を進めていた。そうした中で、グループの運営資金を集めるパーティーを開くことは「必ずしも誠実ではない」というのが反対理由だった。

 谷垣氏と30年以上、政治行動を共にしてきた逢沢氏や川崎二郎元厚生労働相(69)、遠藤利明前五輪相(67)らは、谷垣氏復帰前の合流に慎重だったため、パーティーの開催にこだわり、グループ内の溝は深まった。

 棚橋氏は、こうした経緯を天元会設立総会後の記者会見で暴露し、不信感をあらわにした。その上で、麻生派との合流について「(谷垣氏の)秘書を通じて谷垣氏の意向をうかがったところ、有隣会のメンバーに丁寧に説明しながらも、適切なタイミングで『結婚』を考えてよろしいというような趣旨のメッセージをいただいた」と説明。「粛々と丁寧に(合流話を)進めていた中で、急遽パーティーが決まった。かつ代表世話人3人のうち2人が反対のまま決められた」と訴えた。

 グループに残ったメンバーからは「何で谷垣先生の復帰を待てないのか」「けじめもつけないで勝手に出ていった」といった恨み節が聞こえてくる。

(政治部 小沢慶太)

2198チバQ:2017/05/29(月) 20:43:30
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705280030.html
「ポスト安倍」中途半端な岸田文雄外相 宏池会60年「原点の地」で意欲も対決回避 
05月28日 21:09産経新聞

「ポスト安倍」中途半端な岸田文雄外相 宏池会60年「原点の地」で意欲も対決回避 
宏池会を創設した池田勇人元首相の銅像前で記念撮影する岸田文雄外相(前列中央)ら自民党岸田派の議員たち=28日午前、広島市
(産経新聞)
 安倍晋三首相の次の自民党総裁の座をめぐり、岸田派(宏池会)会長の岸田文雄外相が首相につかず離れずの姿勢を見せている。“禅譲”を狙う向きもある一方、憲法9条改正を訴える首相とは距離を置く。派閥再編の動きも当面は静観の構えだ。「ポスト安倍」の戦略はまだ見えてこない。(小沢慶太)

 6月に創設60周年を迎える宏池会は28日、岸田氏の地元・広島市にある創設者・池田勇人元首相の銅像近くで記念植樹を行った。銅像は、広島出身の池田氏が昭和34年、首相を目指して「所得倍増論」を最初にぶち上げた演説場所に近い。「宏池会の原点」に立った岸田氏は「改めて歴史の重みを感じる」と語ると、こう呼び掛けた。

 「未来に向け日本の政治で何をすべきなのか。しっかりと役割を果たそう」

 同席した広島県の湯崎英彦知事からは「5代目の宏池会首相として岸田先生にぜひご就任いただきたい」との声も飛び、大きな拍手がわいた。

 しかし、岸田氏は煮え切らない。植樹後、記者団に「安倍首相は卓越したリーダーだが、いつまでも一人に頼り続けるということではならない」と述べた一方、来年の党総裁選については「今の時点では何もない」とそっけなかった。

 岸田氏には、3選が確実視される首相と対決する来年の総裁選出馬は見送り、4年後を見据えたいとの思いがある。周辺には「焦る必要はない」と漏らす。

 ただ、最近は首相との違いも出てきた。首相が表明した自衛隊の存在を明記する憲法9条改正に関し「今すぐに改正することは考えない」と述べた。首相に批判的な岸田派名誉会長の古賀誠元幹事長さえ「一定の評価に値する」と容認しているにもかかわらずだ。

 将来に向け首相との対立軸を鮮明にする狙いもうかがえるが、中途半端な対応は孤立を招く可能性もある。麻生派と山東派などの新派閥が7月に発足すると、岸田派は第3派閥から第4派閥に転落する。それでも岸田氏は、派閥再編の動きについて、記者団に「宏池会の結束を確認することがまず何よりも大事だ」と述べるにとどめた。

 「未来に向けた政治」の姿が曖昧な岸田氏は、次の党役員人事・内閣改造でどう動くか。岸田派内は「もう閣外に出るべきだ」との声が大半になっている。

2199チバQ:2017/05/31(水) 18:52:58
173: チバQ :2017/05/31(水) 18:52:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170531-00000088-jij-pol
自民・若狭氏が離党届提出=二階氏「預かって相談」
時事通信 5/31(水) 16:34配信

 自民党の若狭勝衆院議員(東京10区)は31日、党本部で二階俊博幹事長と会い、離党届を提出した。

 若狭氏によると、二階氏は「預かって相談する」と述べた。若狭氏は会談後、7月の東京都議選に触れ、「都民ファーストの会(の候補者)が多く当選することに力を尽くしたい」と記者団に強調した。

 若狭氏は29日に進退伺を提出しているが、31日は二階氏に「けじめをつけて都議選を戦うことが必要だと思った」と離党の理由を伝えた。二階氏からは、再考を促されたという。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170531-00000533-san-pol
若狭勝衆院議員が自民に離党届 「総合的に判断した」
産経新聞 5/31(水) 17:35配信

若狭勝衆院議員が自民に離党届 「総合的に判断した」
若狭勝氏(写真:産経新聞)
 自民党の若狭勝衆院議員=東京10区=が31日、二階俊博幹事長に離党届を提出した。

 若狭氏は小池百合子東京都知事が代表に就く地域政党「都民ファーストの会」を7月の都議選で応援するため進退伺を提出していたが、二階氏には「けじめをつけて都議選を戦うことが必要だ」と説明した。二階氏は「預かる」と述べるにとどめた。

 若狭氏は記者団に、都民ファーストの役職就任や議員辞職は否定した。若狭氏は5月29日に進退伺を提出したばかり。舌の根も乾かぬうちの離党届提出には党内から批判も出ている。若狭氏は「先輩らから進退伺というあいまいな形は、『卑怯(ひきょう)だ』とか『ごまかしている』との指摘を受けた。総合的に判断した」と述べた。

http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170529/plt17052919430025-n1.html?utm_source=yahoo%20news%20feed&utm_medium=referral&utm_campaign=related_link
若狭勝氏が進退伺 二階幹事長「大幹部なら別だが…進退は自分で決めろ」
2017.5.29 19:43
プッシュ通知

 自民党の二階俊博幹事長は29日の記者会見で、同党の若狭勝衆院議員(東京10区)が進退伺を提出したことについて「大幹部の場合なら別だが、一議員の進退をいちいち委ねられても執行部としては扱いに困る。進退は自分で決めていただきたい」と述べ、処分を党に委ねるとした若狭氏を突き放した。

 若狭氏は29日、東京都議選(7月2日投開票)で、小池百合子都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」を「とことん応援する」などとして進退伺を提出した。離党届は出さなかったが、「除名も想定の範囲内だ」と語った。

 二階氏は、若狭氏の行動について「感想を申し上げるに及ばない。どうぞご随意に」と切り捨てた。その上で、昨年10月の衆院東京10区補欠選挙で、二階氏をはじめ党幹部が若狭氏を応援したことなどを念頭に「若狭氏が窮地に陥ったときにも、われわれは常に応援の手を差し伸べてきたが、今日のことは直接何も聞いていない」と強調。「本気で辞めていくなら、私のところに来るのが本当でしょう」と不快感をあらわにした。

2200チバQ:2017/06/02(金) 18:53:55
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1706020001.html
重婚疑惑の中川俊直氏、次はSM写真流出の“醜聞”炸裂 丸刈りも反省の色なし
17:05夕刊フジ

重婚疑惑の中川俊直氏、次はSM写真流出の“醜聞”炸裂 丸刈りも反省の色なし
丸刈りにしたという中川氏だが…
(夕刊フジ)
 不倫女性に絡む「ストーカー登録」「重婚」疑惑を報じられ、自民党を離党した中川俊直前経済産業政務官(47)に、新たな“醜聞”が炸裂(さくれつ)した。1日発売の『週刊新潮』が「『中川俊直』頭を丸めた 重婚ストーカーのSM緊縛写真」という記事を写真付きで掲載したのだ。「心因反応」で休養中の中川氏だが、“政界復帰”への道はまた遠のいたようだ。

 衝撃的な写真だ。縄で縛られた女性の脇で、中川氏は弾けんばかりの満面の笑みで映っているのだ。同誌によると、東京・銀座の高級クラブで、昨秋撮影されたという。中川氏は「オレ、SM縛りが上手いんだ」と語っていたという。広島の有権者はどう感じるだろう。

 中川氏は一連の疑惑が報じられてから、表に出てきていない。

 永田町関係者は「中川氏は確かに頭を丸めた」といい、近況を語った。

 「頭を丸めたのは『自分は反省しています』というアピールではないか。表向きだけ何とか取り繕えばいいと考えているのだろう。中川氏はあれ以降、地元にも帰らず、都内の高級ホテルを転々としている。『心因反応』というが、外見は元気に見える。反省しているようにも見えない」

2201チバQ:2017/06/02(金) 18:58:17
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1706020004.html
【政界徒然草】安倍晋三首相が育てたい派閥「四天王」 4人目は誰だ?! 噂される濃い〜面々とは
01:04産経新聞

【政界徒然草】安倍晋三首相が育てたい派閥「四天王」 4人目は誰だ?! 噂される濃い〜面々とは
自民党細田派の新「四天王」の4人目として有力視される萩生田光一官房副長官 
(産経新聞)
 国会議事堂の中央広間には板垣退助、大隈重信、伊藤博文という3人の政治家の銅像がある。日本の議会制民主主義の基礎を作った功績によるものだが、4つ目の台座は空席だ。このことは「政治に完成はない、未完の象徴」ともいわれる一方で、歴代の政治家が“4人目”を目指し切磋琢磨する動機付けにもなっているとか。さて、最近は安倍晋三首相(62)の出身派閥である自民党細田派で新たな四天王が話題となり、3人まで名前が挙がった。こうなると、「4人目は誰だ」と噂するのが、永田町スズメの習性というもので-。

 きっかけは5月15日、安倍首相が出席した父・晋太郎元外相をしのぶ会だった。ここで、細田派の新たな「四天王」結成が話題に出た。出席者によると、下村博文幹事長代行(63)=衆院東京11区、当選7回=と松野博一文部科学相(54)=衆院千葉3区、同6回、稲田朋美防衛相(58)=衆院福井1区、同4回=の名前が挙がり、4人目は決まらなかったという。首相が「1人は女性を入れないと」と語ったと明かす出席者もいた。

 首相は同月23日、東京都内のホテルで細田派が開いた政治資金パーティーであいさつし、「私のおやじの番記者だった方々が、昔のことを懐かしく話しながら名前が、私からではなくて、そこにいた昔の記者から名前が出た」と種明かしした。そのうえで、細田派所属議員について「多士済々、みんな大変な能力を持っている」と述べた。

 細田派は正式名称「清和政策研究会」(清和研)で、5月2日現在で96人が所属する党内最大派閥だ。福田赳夫元首相(1905〜95年)が昭和37年に立ち上げた「党風刷新連盟」を源流とし、党内ではタカ派で通してきた。かつて首相の父・晋太郎外相が領袖を務めていた安倍派時代は、森喜朗元首相(79)、三塚博元蔵相(故人)、塩川正十郎元財務相(同)、加藤六月元農林水産相(同)という4人の実力者が「四天王」を形成した。

 これが今回の「四天王」が話題となった背景にある。首相も退任後に派閥に戻ってキングメーカーとして影響力を発揮する場合や、その先を見据えて、人材育成の必要性を感じているようだ。4人目が決まらなかったのも、競争をあおることで有力議員の底上げを促す狙いがあると見る向きもある。

 「有資格者」としては、少なくとも人望や人脈を含む政策実現能力、選挙の強さ、ある程度の資金力が必要だろう。関係者から挙がる議員をみると、前述の3人に劣らず、なかなかに濃いメンツだ。

 いの一番に挙げる関係者が多かったのが、萩生田光一官房副長官(53)=衆院東京24区、当選4回=だ。市議、都議のたたき上げで、第2次安倍政権発足後、党総裁特別補佐、官房副長官を務め、首相側近として頭角を現している。

2202チバQ:2017/06/02(金) 18:58:25
一昨年には、首相に近い議員がつくった勉強会「文化芸術懇話会」(会長・木原稔衆院議員)を陰で主導するなど忠誠心が高い。民主党に政権が移った平成21年の政権交代選挙で落選したため、選挙に課題を残すが、「浪人時代に苦労して一皮むけた」(若手)との評もある。

 西村康稔総裁特別補佐(54)=衆院兵庫9区、当選5回=を推す声もある。経済産業省の官僚を経て、内閣府副大臣を経験し、9月にも想定される内閣改造で入閣候補ともいわれる。首相が党総裁として提案した憲法改正の「2020(平成32)年施行」「9条改正」をめぐっては、5月25日に党憲法改正推進本部の「事務局長代理」に新たに就任した。森氏にも近く、党総裁選に出馬経験もある。中堅議員は「支える子分をどれだけ作れるかが課題だ」と語った。

 首相の実弟である岸信夫外務副大臣(58)=衆院山口2区、当選参院2回・衆院2回=は、党幹部・閣僚とも未経験ながら「ポスト安倍」の呼び声もある。今後の役職次第で急浮上する場面もありそうだ。高木毅元復興相(61)=衆院福井2区、当選6回=の名前も挙がる。国対族として党人派のキャリアを積み、閣僚も経験済みだ。スキャンダル報道があったのがネックだが高木氏は報道を否定しており、ある若手は「選挙でみそぎが済めば…」と語った。

 馳浩前文科相(58)=衆院石川1区、当選参院1回・衆院6回=や柴山昌彦(51)=衆院埼玉8区、当選5回=も年齢や当選回数から適齢といわれる。

 参院では、世耕弘成経産相(54)=和歌山選挙区、当選4回=が筆頭格といえそうだ。24年の野党自民党の総裁選で、いちはやく安倍首相支持を打ち上げ、官房副長官、経産相のポストを射止めた。細田派参院議員でつくる「清風会」の会長も務めている。ただ、野党時代の参院議員会長選で参院を仕切る細田派、額賀派、岸田派の三派連合に反旗を翻したことがあり、二階俊博幹事長(78)が影響力を発揮している和歌山県内では衆院くら替えの噂が絶えない。この“闘争心”が吉と出るか凶と出るか。

 このほか、野党時代に当時の前原誠司外相(55)の外国人からの違法献金疑惑を国会の質問で暴き「爆弾男」といわれた西田昌司参院国対委員長代理(58)=京都選挙区、当選2回、岡田直樹参院幹事長代理(54)=石川選挙区、当選3回=を推す声もある。

 細田派はいまでこそ最大派閥だが、かつては田中角栄元首相(1918〜93年)と福田氏の「角福戦争」に代表される田中派との争いに敗れ、12年4月に森氏が首相に就任するまで非主流派としての時期が長かった。最近では大西英男衆院議員(70)ががん患者について「働かなくていい」と失言したほか、中川俊直衆院議員(47)は不倫疑惑が浮上し離党に追い込まれるなど緩みが目立つ。

 派閥勢力の拡大に注力し、細田派と麻生派による2大派閥体制を目指す麻生太郎副総理兼財務相(76)は5月23日の細田派パーティーで、所属議員について「品はいまひとつかもしれないが、迫力満点の方がそろっている」と皮肉とも取れる評価を下した。

 現在、首相は「安倍1強」といわれるほど党内基盤は揺るぎない。だが、出身派閥の細田派はもともと福田氏が立ち上げた派閥ということもあって、ある中堅議員は「次の細田派有力者は、福田康夫元首相を父に持つ当選2回の達夫衆院議員ということにもなりかねない」と指摘する。

 「新・四天王」に限らず誰が抜け出すか、注目だ。

(政治部 沢田大典)

2203チバQ:2017/06/02(金) 18:58:57
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1706010052.html
麻生、山東両派ら「新派閥」議員60人が会合 新派閥の7月3日設立、安倍政権支持を確認 
06月01日 21:44産経新聞

麻生、山東両派ら「新派閥」議員60人が会合 新派閥の7月3日設立、安倍政権支持を確認 
麻生太郎副総理兼財務相(斎藤良雄撮影)
(産経新聞)
 自民党の麻生太郎副総理兼財務相、山東昭子元参院副議長、佐藤勉衆院議院運営委員長がそれぞれ率いる3派に所属する議員約60人が1日夜、東京都内で会合を開き、新派閥を7月3日に設立する方針を確認した。

 新派閥の会長に就任予定の麻生氏は会合で、佐藤氏が離脱した谷垣グループを率いる谷垣禎一前幹事長や、山東派出身の高村正彦副総裁との間で「海外でも先進7カ国で日本が一番政権が安定し、間違いなく、経済政策がうまくいっているのは日本だ」と話してきたと紹介した。

 その上で「皆で一致団結して安倍晋三内閣を支えることで自民党が政治的に安定し、日本が安定する。結果として国家が繁栄していく」と述べ、新派閥としても安倍政権を支える考えを強調した。60人規模となる見通しの新派閥は、細田派(96人)に次いで党内第2派閥となる。

2204とはずがたり:2017/06/06(火) 10:40:03

中谷前防衛相、加計学園問題めぐり政権の対応に苦言
TBS News i 2017年6月5日 18時49分 (2017年6月5日 23時30分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20170605/Tbs_news_93024.html

 加計学園問題をめぐり安倍政権への批判が強まるなか、1年前まで安倍内閣の閣僚だったこの人も政権の対応に苦言を呈しました。
 「もりそば(森友問題)、かけそば(加計問題)、“忖度したのか”という問題があるが、しっかり政府が答えを出すべきだ」(中谷前防衛相)

 中谷前防衛大臣が、3日、自らの後援会でこう語っていたことがわかりました。

 さらに中谷氏は安倍総理について、こう述べたといいます。

 「安倍晋三首相にあいうえおの5文字を贈りたい。『あせらず、いばらず、うかれず、えこひいきをせず、おごらず』。政治の公正性、中立性、そうしたものを確保しなくてはならない」(中谷前防衛相)
(05日17:26)

2205チバQ:2017/06/09(金) 23:08:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170609-00000560-san-pol
譲位特例法成立 付帯決議で反対の自民・有村治子氏「制裁を受けるのは当然」 党役職の辞表を提出
6/9(金) 14:35配信 産経新聞
譲位特例法成立 付帯決議で反対の自民・有村治子氏「制裁を受けるのは当然」 党役職の辞表を提出
自民党の有村治子氏=平成28年10月撮影(写真:産経新聞)
 自民党の有村治子前少子化担当相は9日、天皇陛下の譲位を可能にする特例法案の付帯決議の採択で反対したことについて「与野党の合意に結果的に加われなかったことに対しての制裁を受けるのは当然のことだ」と釈明し、8日に参院政審会長代理などの党役職の辞表を提出したことを明らかにした。反対した理由については明言を避けた。国会内で記者団に語った。

 有村氏は7日の参院特別委員会で特例法案に賛成したが、その後に採択された「女性宮家の創設等」の検討を政府に求める内容の付帯決議に反対した。9日の本会議での法案採決では賛成した。

 有村氏は2日に自身のホームページで「女性宮家の創設等」と明記した付帯決議案に反対の意向を示し、いったん就任した特別委の理事を辞任していた。

 一方、特別委の委員を務める野党議員に宛てた付帯決議への反対を謝罪する手紙の中では、「法案に賛成するということだけで頭の中がいっぱいになっており、何を考えていたのか、附帯決議の採決があるという当然のことを、すっかり放念しており、突然腰が上がらない事態に陥ってしまいました」と説明していた。

2206とはずがたり:2017/06/10(土) 09:59:31

前川氏招致に言及=自民幹事長
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170609-00000162-jij-pol
6/9(金) 21:07配信 時事通信

 自民党の二階俊博幹事長は9日、BS朝日の番組収録で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画に絡み、野党が求めている前川喜平前文部科学事務次官の証人喚問について、「証人喚問がいいかどうかは別だが、それに匹敵する形で問いただす、国会の中でそんな議論はある」と述べ、国会招致の可能性に言及した。

 
 二階氏は、安倍晋三首相が指示した獣医学部新設計画をめぐる内部文書の再調査を踏まえ、「その結果、判断すればいいのではないか」とも語った。

 この後、記者団に「何もなかったように包んでしまおうというのに対し、もっと明確にしなさいと言われている時だ。(野党の要求を)一考してみる必要がある」と述べた。

2207チバQ:2017/06/15(木) 22:26:19
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK6H4HBNK6HUTFK00P.html
自民40人が「脱アベノミクス」勉強会 経済政策を懸念
20:59朝日新聞

 自民党内で安倍晋三首相に距離を置く議員を中心に結成した「脱アベノミクス」を考える勉強会が15日、国会内であり、石破茂、野田聖子両氏ら来秋の総裁選をにらむ議員も出席した。経済政策で首相への対抗軸を打ち立てる勢力に広がるかが注目される。

 「財政・金融・社会保障制度に関する勉強会」と名付け、会長には消費増税の延期をめぐり首相と対立した野田毅・前党税制調査会長が就任。5月16日の初回会合に続き、この日は2回目の会合。主催者発表で40人の国会議員が出席し、異次元の金融緩和に対する懸念をぶつけ合った。

 あいさつで野田毅氏は「企業レベルでも個人レベルでも、将来への不安が世の中に充満している」と指摘。講師に招いた元日本銀行理事の早川英男氏は、日銀のマイナス金利政策を「限界に来ている」と批判した。出席議員からは「物価上昇率2%という目標が高すぎるのでは」との声のほか、財政規律に関する政府の目標設定を疑問視する意見が出た。

 勉強会を仕掛けたメンバーには、村上誠一郎・元行革相、中谷元・前防衛相ら、首相が消費増税を2度にわたって先送りしたことに批判的な立場を取る議員が多い。村上氏は加計学園問題でも首相に厳しい指摘を繰り返している。

 野田聖子氏の呼びかけに応じて初めて出席した石破氏は会合後、「これから日本が迎える状況は極めて危機的だ」と強調。「言うべきことを言わないのは、自分の取るべきやり方ではない」と記者団に語った。

 ただ、首相出身派閥である細田派の塩谷立・元文部科学相や額賀派会長の額賀福志郎・元財務相も出席するなど勉強会は必ずしも「非安倍」一色とはいえず、首相への対抗軸につながる動きになるかは未知数だ。(藤原慎一、古賀大己)

2208チバQ:2017/06/20(火) 21:19:22
http://www.sankei.com/politics/news/170619/plt1706190016-n1.html
2017.6.19 14:30

谷垣グループ存続へ岐路 引き抜き不安、合流も
 自民党の政策グループ「有隣会」(約10人)が存続の岐路を迎えている。中心の谷垣禎一前幹事長は昨年7月の自転車事故以降、公の場に1年近く姿を見せず、一部メンバーは離脱して新派閥参加に動いた。新たな引き抜きへの不安が広がり、他派閥との合流論も依然くすぶる。

 谷垣氏は東京都内で16日に開かれたグループの政治資金パーティーに「退院の時期をにらみながらリハビリに専念し、一日も早い復帰に向けて準備している」との手紙を寄せた。周辺は「8〜9月の退院も見えてきた」と話す。

 事故以来、家族や一部の友人以外は面会できていない。谷垣氏の意向が正確に伝わらないまま、他派閥との合流を推す佐藤勉衆院議院運営委員長らと、川崎二郎元厚生労働相ら慎重派が対立。佐藤氏ら4人は5月にグループを離脱した。

 佐藤氏らは麻生、山東両派と7月に新派閥を結成し、谷垣グループの追加合流に秋波を送る。若手は「今後も離脱や他派閥からの引き抜きが続く恐れがある」と焦りを隠せない。

2209チバQ:2017/06/21(水) 11:11:19
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170621-00000003-pseven-soci

谷垣禎一氏の政界復帰、安倍官邸にとっては両刃の剣に


6/21(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン







谷垣禎一氏の政界復帰、安倍官邸にとっては両刃の剣に


政界復帰は近い?(写真:時事通信フォト)


 自民党の谷垣禎一・前幹事長がサイクリング中の転倒事故で入院してはや1年近く。本誌・週刊ポストはそのリハビリの様子をキャッチした。東京都内のリハビリ専門病院で食事をする姿を捉えた。食事の介助はなく、30分ほどかけて食事を終えた。表情にはリハビリに励む強い意志が宿り、「政界復帰は近い」との印象を受けた。
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 ここに来て内閣改造を控えた官邸筋から仰天人事情報が流れ出した。次の内閣改造で谷垣氏を副総理に起用する案が検討されているというのだ。
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 その背景にあるのが、ライバル不在の安倍晋三首相の前に立ち塞がるように存在感を強めている麻生太郎・副総理兼財務相の動向だ。
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 今年5月には麻生派と山東派、谷垣派の一部が合流することで合意し、7月の都議選後に約60人の新派閥を立ちあげる。最終的には、もともと谷垣氏が所属していた宏池会(岸田派)と合併して分裂している保守本流派閥・宏池会を再結集し、100人規模の「大宏池会」を作って安倍首相の出身派閥である細田派(96人)に対抗する構想だ。
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 それに対して、合流に慎重な谷垣氏を副総理として重用し、麻生氏を牽制しようというのが狙いとされる。
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 しかし、安倍官邸にとって谷垣氏の政界復帰は“両刃の剣”でもある。もともと谷垣氏は自民党リベラル派の“大将格”で、タカ派の安倍首相とは政治思想が対極に位置する。
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 党内で加計疑惑の文科省文書を「再調査すべき」と最初に声をあげ、「あせらず、いばらず、うかれず、えこひいきをせず、おごらずの“あいうえお”の5文字を贈りたい」と安倍首相を批判した中谷元・元防衛庁長官は谷垣側近で、派内には安倍批判派が多い。ジャーナリスト・藤本順一氏はこう見る。
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「加藤紘一さんが亡くなった今、保守本流の宏池会の正嫡は谷垣さんしかいない。谷垣さんが麻生派との合流に慎重なのは、自分が入院中に話が進められたからです。宏池会の再結集には反対ではない。政権への風向きが強まる中、ソフトでリベラルな谷垣さんが車椅子で登場すれば人気が高まるでしょう。安倍首相が谷垣さんを取り込むつもりで入閣させても、逆に復活した谷垣さんを中心に岸田派やかつての盟友派閥の額賀派と手を組み、ポスト安倍に担ぎ出される可能性もある」

2210チバQ:2017/06/21(水) 11:11:35

 党内大乱のきっかけは憲法改正だという。
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「谷垣さんは総裁時代、護憲リベラルでありながら石破茂氏ら改憲派とギリギリの妥協をして自民党の改憲草案を作った。それを安倍さんは完全にぶち壊して新たな改正案を作ろうとしている。これは党内の改憲派もリベラル勢力も巻き込んで反旗を翻す大義名分になります」(同前)
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 安倍首相は副総理から追い出す麻生氏と、新たに閣内に加えた谷垣氏と、政権の外と内に敵を抱え込む事態になりかねない。
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 実は、さる4月10日、谷垣氏は病院から麻生氏に手紙を出している。谷垣派の逢沢一郎・代表世話人が発表した内容はこうだ。
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〈自民党内に振り子の論理というものがあるとすれば、われわれとしてもそれに備える必要はあると認識している。そのときには、われわれ有隣会(谷垣派)は為公会(麻生派)ともしっかりと提携しながら進んでいく必要があると思います。ただ今までの枠を超えて、派閥再編に向かうというところまでは谷垣と麻生先生との間で、そこまでは十分に議論をしていなかったというふうに思います〉
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〈もう一度私自身が同志の顔を見て、いろいろな話し合いを、いろいろな議論をしながら方向を定めていく必要があるのではないか。現在の段階ではそのように認識をしております〉
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 谷垣氏が復帰する日が、「安倍一強」の終わりの始まりになるかもしれない。
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※週刊ポスト2017年6月30日号

2211チバQ:2017/06/21(水) 11:14:25
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170620-00000005-pseven-soci

安倍官邸が谷垣氏を副総理で重用か 布石となる動き発生


6/20(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン







安倍官邸が谷垣氏を副総理で重用か 布石となる動き発生


谷垣氏の政界復帰は間近か(写真:時事通信フォト)


 自民党の谷垣禎一・前幹事長がサイクリング中の転倒事故で入院してはや1年近くが経つ。当初は「軽傷」と発表されたが、「頸髄損傷」で手術を受け、入院が長引くにつれて党内では「政界復帰は絶望的ではないか」という見方が広がったこともある。その矢先、内閣改造を控えた官邸筋から仰天人事情報が流れ出した。次の内閣改造で谷垣氏を副総理に起用する案が検討されているというのだ。
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 本誌・週刊ポストはそのリハビリの様子をキャッチした。東京都内のリハビリ専門病院で食事をする姿を捉えた。食事の介助はなく、30分ほどかけて食事を終えた。表情にはリハビリに励む強い意志が宿り、確かに「政界復帰は近い」との印象を受けた。
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「安倍一強」と言われる現在の自民党で、谷垣氏ほど“華麗な経歴”を誇る政治家は他にいない。
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 橋本内閣の科学技術庁長官として初入閣(1997年)、小渕・森両内閣で金融再生委員長(国務大臣)として金融危機乗り切りの先頭に立ち、小泉内閣では財務相を3期務めるなど閣僚経験は7回を数える。野党に転落した民主党政権時代は自民党総裁として党の立て直しに尽力した後、第2次安倍内閣の法相、さらに自民党幹事長としてこの20年近く政権と党の中枢で腕を振るってきた。
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 だが、谷垣氏が入院中に党内の情勢は大きく変わった。ライバル不在の安倍首相の前に立ち塞がるように存在感を強めているのが麻生太郎・副総理兼財務相だ。財務相として予算編成権を持つ麻生氏は、外交でも米国のペンス副大統領との間で「日米経済対話」を主宰。いまや外交・内政両面で政権の主導権を握っている。
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 今年5月には麻生派と山東派、谷垣派の一部が合流することで合意し、7月の都議選後に約60人の新派閥を立ちあげる。最終的には、もともと谷垣氏が所属していた宏池会(岸田派)と合併して分裂している保守本流派閥・宏池会を再結集し、100人規模の「大宏池会」を作って安倍首相の出身派閥である細田派(96人)に対抗する構想だ。麻生氏は派閥合流を決めた会見(5月15日)でこう語っている。

「同じ政党の中でいろいろ意見が違うのは当たり前の話。かつて(安保重視の)岸信介内閣があって、(経済重視の)池田勇人内閣ができたり、自民党の中で大きく方向を変えてきている。そういった形を今残したい」
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 自民党はタカ派政権が行き詰まればハト派の総理に交代する、“振り子の論理”と呼ばれる党内の疑似政権交代で長期政権を維持した。2大派閥体制を作ることで、細田派の安倍首相の次は、新・麻生派(大宏池会)から首相を出すという“政権奪還宣言”といっていい。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が語る。
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「安倍首相や菅義偉・官房長官は森友学園と加計学園疑惑によって、政権の足元に火がついているタイミングで露骨な派閥拡大を進める麻生さんの動きに神経を尖らせている。谷垣さんはもともとその麻生派との合流に慎重な考えだった。官邸は谷垣さんを政界復帰させて副総理で重用することで、麻生氏を牽制しようと考えているのではないか」
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 仮に、谷垣氏が政界に復帰し、「車椅子の副総理」となれば、当然、麻生氏は副総理から外される。その布石に見える動きもあった。
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 新聞各紙が麻生氏の派閥合流を報じた5月中旬頃、与党を担当する記者クラブ(平河クラブ)の告知板に、安倍首相が週末に谷垣氏が入院する病院(貼り紙には病院名も記されていた)を視察するという日程が掲示された。大手紙政治部記者が語る。
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「総理があの病院をわざわざ視察するというのは、安倍―谷垣会談が行なわれるという意味以外ない。谷垣さんが派閥合併に反対していることはよく知られているから、大宏池会構想の“対策会議”が開かれるのではないか、との声もあった。同行記者も募集され、すでに総理に近い記者が参加することが内定していた」
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 この“ニュース”は番記者から麻生副総理サイドにもすぐ伝わって衝撃を与えたという。ところが、なぜか視察日程はその日のうちに取り消された。「麻生氏に対する官邸のブラフだった」とも、「谷垣氏側との日程調整がうまくいかなかった」との見方もあるが、谷垣氏の復帰をめぐって官邸中枢の安倍―菅ラインと麻生副総理の間で水面下の激しい情報戦が展開されていることを物語っている。
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※週刊ポスト2017年6月30日号

2212チバQ:2017/06/21(水) 21:49:28
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170621-00522881-shincho-pol
安倍チルドレン「豊田真由子」代議士の“絶叫暴行”を秘書が告発
6/21(水) 17:00配信 デイリー新潮
安倍チルドレン「豊田真由子」代議士の“絶叫暴行”を秘書が告発
豊田真由子代議士(42)
 2012年の選挙で初当選し、現在2期目を務める自民党の豊田真由子代議士(42)。安倍チルドレンの1人でもある彼女は、秘書に罵声を浴びせた上に暴行を加える、前代未聞の振る舞いをしていた。

[音声]秘書への“絶叫暴言&暴行傷害”音声

 ***

 豊田代議士の暴行を告発するのは、彼女の事務所で政策秘書を務めていた男性(55)である。殴る蹴るハンガーで叩くといった暴行は断続的に行われ、男性には「顔面打撲傷」「左上腕挫傷」等の診断書が出されている。

 男性は通常国会会期末の6月18日付で秘書を辞したが、

「最初に暴力を振るわれた5月19日、私は彼女から『鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか!』『お前の娘にも危害が及ぶ』とも告げられていました。言い知れぬ恐怖を覚え、翌日から万が一に備えて車内の様子をICレコーダーで録音することにしたのです」(秘書男性)

「週刊新潮」編集部は、その40分超の音声を入手。そこには、車を運転する男性への、豊田代議士の大絶叫と暴行の証拠が記録されていた。

〈豊田代議士:この、ハゲーーーーーっ! 

豊田代議士:ちーがーう(違う)だろーーっ! 

(ボコッという打撲音)

 男性:すいません、ちょっ、運転中でもあるので……。

 豊田代議士:違うだろーーーーーーーっ!!! 〉

 音声にはほかに「うん、死ねば? 生きてる価値ないだろ、もうお前とか」といった暴言、秘書の娘が強姦通り魔に遭ったらというたとえ話、さらには“ミュージカル調”で秘書を罵るという常軌を逸した様子までおさめられている。秘書男性は、警察に被害届を出すという。

 取材に対し、豊田代議士の事務所は暴行について〈手をあげてしまった〉と認め、〈お見舞金〉という金銭での解決を目指しているとした上で“通り魔”等一部の録音内容については否定した。

 ***

 6月22日発売の「週刊新潮」では、豊田代議士による「絶叫暴言」「暴行傷害」の具体的な中身について詳しく報じる。また「週刊新潮Twitter」、「デイリー新潮」にて音声の一部を公開する。

「週刊新潮」2017年6月29日号 掲載

2213チバQ:2017/06/22(木) 21:33:26
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170622X734.html
自民・豊田氏が離党届=秘書への暴行で

20:09

自民党の豊田真由子衆院議員は22日、自身の政策秘書(当時)に暴行を加えたことの責任を取り、事務所を通じて離党届を同党に提出した。党執行部は受理する方向。【時事通信社】

(時事通信)

 自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=は22日、自身の政策秘書(当時)に暴行を加えたことの責任を取り、事務所を通じて離党届を同党に提出した。党執行部は受理する方向。東京都議選への影響を考慮し、早期収拾を図った。

 下村博文幹事長代行は同日、安倍晋三首相と首相官邸で会い、豊田氏の離党届提出について報告。首相は「やむを得ない」と述べた。菅義偉官房長官は記者会見で、「国会議員は有権者から選ばれており、自らの行動や言動に責任を持つのは当たり前だ。そういう中での判断だろう」と語った。

 豊田氏による秘書への暴行は、22日発売の週刊新潮で表面化。それによると、豊田氏は今年5月、運転中の男性秘書の頭などを殴ったり、「死ねば」「はげ」などと暴言を吐いたりした。

 豊田氏の事務所関係者は取材に対し、暴行や暴言の事実を大筋で認め、「誠心誠意おわびすることに徹する」と述べた。被害者の秘書は既に退職したという。

 豊田氏は東大法学部卒で厚生労働省の元官僚。2012年の衆院選で初当選し現在2期目で、文部科学政務官などを務めた。豊田氏は暴行に関して取材に応じていない。下村氏は記者団に「本人は精神的に混乱しており、入院した」と述べた。

 自民党では、大勝した12年衆院選で初当選した若手議員の不祥事による議員辞職や離党などが相次いでいる。

2214とはずがたり:2017/06/22(木) 21:59:22
豊田真由子議員、自民に離党届 秘書への暴行疑惑報道
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK6Q41NDK6QUTFK008.html
16:31朝日新聞

 自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=が22日、離党届を提出した。同日発売の週刊新潮が、豊田氏の秘書に対する暴行や暴言疑惑を報じ、党幹部と所属する細田派幹部が何らかのけじめが必要と判断、本人に離党を促した。同派閥出身の安倍晋三首相も首相官邸で会談した下村博文幹事長代行に「離党はやむを得ない」と語った。

 週刊新潮は、豊田氏が車で移動中、運転中の秘書に「お前は頭がおかしいよ」などと暴言を浴びせたり、殴ったりしたと報じた。ICレコーダーに録音されたとする音源は、テレビ番組でも報道され、自民党内にも波紋が広がっている。

 細田博之総務会長や下村氏ら細田派幹部が同日午後、党本部で対応を協議。23日告示の東京都議選への影響を考慮し、豊田氏の離党は不可避と判断した。

 豊田氏は厚生労働省課長補佐を経て、2012年衆院選で初当選。当選2回。文部科学政務官などを歴任している。

2215チバQ:2017/06/22(木) 22:25:44
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/20170622-134-OHT1T50121.html
秘書への絶叫暴言、暴行の豊田議員が過去に起こした「バレンタインデー」と「園遊会」の2大騒動とは?

14:36

「直撃LIVEグッディ」MCの安藤優子 【報知新聞社】

(スポーツ報知)

 22日放送のフジテレビ系「直撃LIVEグッディ」(月��金曜・後1時45分)で同日発売の週刊新潮が報じた自民党の豊田真由子衆院議員(42)の秘書への暴言、暴行疑惑を特集した。

 番組では過去の豊田議員にまつわる騒動を紹介。ひとつめが「バレンタインデーおつかい騒動」でバレンタインデーを前に秘書に200人分の高級チョコレートを買ってこいと指示。総額40万円のお金を立て替えろと要求したところ、秘書が現金を持っていないと伝えると「カード持ってないの!」と激怒したという。

 2つめが「園遊会騒動」で2014年4月の園遊会で豊田議員は、母親を同伴して入場しようとすると受付で「招待された方以外入れません」と母親の入場を拒否されたという。配偶者の入場は認められていることから母親を「配偶者よ!」と言い切り、強行突破したという。

 豊田議員は桜蔭高校から東大法学部へ進み、厚生省に入省し2012年の総選挙に埼玉4区から出馬し当選した。番組では今回の問題について自民党幹部の「音声が出てしまったらフォローしきれない」とのコメントも報じていた。

2216チバQ:2017/06/23(金) 17:32:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1706220053.html
豊田氏「暴行」報道】またも自民党「魔の2回生」 離党届の豊田真由子議員は「ピンクモンスター」の異名も 口癖は「悪事は絶対にバレる」とか

06月22日 23:39

(産経新聞)

 自民党の時限爆弾が爆発した。秘書への暴行、暴言が明らかになり、自民党に22日、離党届を提出した豊田真由子衆院議員。「魔の2回生」といわれる同党の衆院当選2回生の中で、次に不祥事が露見する最有力候補とみられていた。初当選したときから激情型の性格は永田町で広く知られ、ピンク色の服装が多かったことから「ピンクモンスター」の異名もあるほどだった。

 「けじめをつけるように。(今後は)ないようにして」。安倍晋三首相(自民党総裁)は22日、下村博文幹事長代行にこう告げ、不祥事の再発防止を指示した。

 豊田氏が当時の男性秘書を「この、ハゲーっ!」「ちーがーうだーろーっ!」と罵る奇妙な音声データがインターネットやテレビで一斉に流れると、党内には「人として危険だ」との衝撃と同時に「やはり」というムードが広がった。

 有名女子校の桜蔭高、東大法学部、キャリア官僚という輝かしい経歴を持つ一方で、型破りな行状は有名だった。

 平成26年4月の園遊会で、入場が認められない母親を連れて訪れ、警備との押し問答の末に入場した。このため、宮内庁が衆院にルールの周知徹底を求める事態となった。

 先輩議員に誕生日の贈り物をする気遣いを見せる半面、秘書へのパワハラまがいの言動は枚挙にいとまがない。今回被害を受けた男性とは別の元秘書によると、地元の会合で秘書に不手際があったことを理由に大勢の前で土下座を強いたという。国会の委員会中に秘書を怒鳴る姿も目撃されている。

 ある元秘書は「秘書に電話で別の秘書を叱責するよう命じ、豊田氏が横で録音していることもあった。家族を殺し合わせる洗脳現場のようだった。叱るときの常套句は『悪事は絶対にバレる』だった」と証言した。豊田氏の事務所は「アルバイトも含め100人は辞めた」と認め、党の閣僚経験者は「秘書が頻繁に入れ替わる議員は信用できない」と指摘する。

 党執行部は離党届を受理するとみられるが、結論は東京都議選(23日告示、7月2日投開票)後に先送りする方針だ。

 学校法人「加計学園」(岡山市)をめぐる文書問題に加え、衆院2回生でまたも発覚した不祥事に、都選出の衆院議員は「都議選じゃなく内閣不信任選挙になる」と頭を抱えた。(沢田大典

2217チバQ:2017/06/23(金) 17:46:06
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASK6Q5FX5K6QUTNB00L.html
豊田氏支持者「忠実な人求める面強い」 地元埼玉に動揺

07:37

2016年の衆院本会議初日に、晴れ着で議席に座る豊田真由子氏(中央)=2016年1月4日、国会内

(朝日新聞)

 自民党の豊田(とよた)真由子衆院議員(42)が秘書への暴行疑惑報道を受けて離党届を出した22日、地元の衆院埼玉4区(朝霞、志木、和光、新座)では動揺が広がった。

 この日夕、埼玉県新座市東北2丁目の豊田氏の事務所のドアは閉まり、室内では電話が鳴り続けていた。

 豊田氏の選挙を手伝ってきた小池秀夫・新座市議は「本人は頑張り屋でよく地元を回る。秘書がついてこられないのかもしれないが、暴言はひどい。離党は当人の責任で仕方がないが残念」と話した。自民を支持しているという同市の会社社長(58)は「子育てもあるからストレスがたまったのかな」と思いやり、事務所の近くに住む女性(78)は「私たちを裏切ったという思い」と話した。

 豊田氏は千葉県出身で元キャリア官僚。2012年衆院選で自民県連の公募に応じて立候補し当選した。

 元選挙事務局長の男性は「明るくておもしろい性格だが、厳しい人で秘書からは怖がられてはいた。私も『そんなことではいけない』と言ってきたが、忠実な人を求める面が強かった」と話し、「(豊田氏は)憔悴(しょうすい)している。今後のことはまだわからない。反省して態度を改めて欲しい」と語った。

 自民の鈴木聖二県連幹事長(県議)は「能力はある人だったが暴力は絶対に許されない。エリートとして選挙に出たが、人の情が欠けていたかもしれない。党として引き締めていかないといけない」。県連会長の新藤義孝衆院議員は「誠に痛恨の極みだ。党本部と連絡を取りながら対応したい」とコメントを出した。(大脇和明、金子智彦、斯波祥)

2218チバQ:2017/06/23(金) 22:25:51
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1706230041.html
【豊田氏「暴行」報道】「議員辞職を求めます」地元事務所に落書き ピンクのカーテン閉ざされたまま…有権者は「雲隠れだ」「まるで女ヤクザみたい」

17:29

豊田真由子氏の事務所=23日、埼玉県新座市(飯嶋彩希撮影)

(産経新聞)

 暴行問題で自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員(42、埼玉4区、当選2回)の地元事務所(埼玉県新座市)の入り口に23日、「議員辞職を求めます」との落書きがされているのが確認された。ただ、事務所の窓はピンク色のカーテンで閉ざされ、電話の着信音が時折、鳴るほかはひっそりとした様子。通りかかった有権者たちは、体調を崩し入院した豊田氏に対し「説明責任を果たしてほしい」「都議選への影響があるのでは」と不満を口にしていた。

 同市内のオフィスビルの2階にある豊田氏の事務所のドアの横には、茶色の粘着テープが張られ、その上に「とよた代議士! 議員辞職を求めます 新座市民」と黒いペンで走り書きされていた。その豊田氏は前日から体調不良を理由に入院したままだ。

 これに対し、新座市の住職の男性(65)は「入院するのは雲隠れしたとも捉えられる。国民に対して説明責任を果たさなくてはならない」と厳しく指摘。事務所の近くを通りかかった同市の主婦(54)は「今日から都議選が始まったが、投票に行く気がなくなってしまう人もいるのでは」と危惧した。

 また、元政策秘書が録音した音声を報道で聞いた同市の無職男性(77)は「まるで女のヤクザみたいだ。そんな乱暴な言葉を表に出る人が使うのは適切ではないと思う」。一方で、「秘書に対して厳しい指導をすることも政治の世界ではままあることなのでは。豊田さんに限ったことではない気がする」(83歳無職女性)という声もあった。

2219とはずがたり:2017/06/24(土) 14:50:19
お気に入りだった白いシガーソケットハブ(電圧計・電流計・温度計・USBハブ付)だったが,先日より電流計が6A,60w超を示してて可怪しいなあと思ってたんだけど,電流計の故障かと勝手に解釈したけどショートだったみたい。。
先程煙を吐いて(見たのは息子で俺はバチッと音を聞いただけ)逝った。。気に入ってただけにショックだが多分中国製だし仕方が無いなあ・・。。

2220チバQ:2017/06/24(土) 15:53:41
https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20170624058.html
今井絵理子議員「批判なき政治」ツイートで炎上!「あなたの政党は…」ツッコミ殺到

13:41

今井絵理子議員

(デイリースポーツ)

 東京都議選が告示された23日に今井絵理子参院議員(33)がツイートした「『批判なき選挙、批判なき政治』を目指して」のフレーズに対し、「批判がないのは独裁」「民主主義が分かってない」と突っ込むコメントが殺到している。

 今井氏は都議選の応援演説を展開しており、23日に笑顔の写真とともに「今日から都議会議員選挙が始まります!『批判なき選挙、批判なき政治』を目指して、子どもたちに堂々と胸を張って見せられるような選挙応援をします」とツイートした。

 ただ、政権与党議員が発した「批判なき政治」には引っかかりがあったようで、この投稿にコメントが殺到。「意味が分からない」「批判は受け止めるのが議員の仕事」「あなたの所属政党は批判されるべき」「それってファシズム」「言論弾圧か」「政治批判はだめなのか」と厳しい意見が相次いでいる。

 一方で「純真な気持ちなんだろう」「日本語がおかしいのでは」「批判されないような政治ってことだろう」と解釈する投稿も。

 この炎上モードに早速、上西小百合衆院議員(34)が食いつき、ツイッターで今井氏の投稿を引用した上で「相手の悪口ばかり言わないで、お互いの主張をしっかり言いましょう。との意味だと思います。そう思っている都民の方は多いんじゃないかな。今井さんは口下手だから通訳してみました」と投稿した。ただし今井氏をほめ殺すかのような投稿も行っており、善意の援護射撃ではない模様だ。

2221とはずがたり:2017/06/24(土) 21:34:30
本村弁護士 暴言・豊田議員は「犯罪の疑い相当高い」ワイド!スクランブルで見解
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E6%9C%AC%E6%9D%91%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB-%E6%9A%B4%E8%A8%80%E3%83%BB%E8%B1%8A%E7%94%B0%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%AF%E3%80%8C%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E3%81%AE%E7%96%91%E3%81%84%E7%9B%B8%E5%BD%93%E9%AB%98%E3%81%84%E3%80%8D%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%89%EF%BC%81%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%A7%E8%A6%8B%E8%A7%A3/ar-BBD0UQ6
デイリースポーツ/神戸新聞社
2日前

 弁護士の本村健太郎氏が22日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」で、この日発売の週刊新潮が報じた自民党・豊田真由子議員の元秘書に対する暴言、暴行について、豊田議員が発したと思われる音声データを聞き「パワハラには当然なる」と見解を語った。

 番組では週刊新潮が報じた豊田議員の元秘書への暴行、暴言について特集。豊田議員が発したといわれる音声データなども放送した。

本村健太郎弁護士c デイリースポーツ/神戸新聞社 本村健太郎弁護士
 「このハゲーッ!」など口汚く罵る声に、コメンテーターとして出演した医師でタレントの友利新は「常軌を逸している」「この音声を聞いていたら、怖くて何をされるか分からない」と怯え顔。

 MCも橋本大二郎から「世間では働き方改革だとか、パワハラ防止だとか言われてますが、そういう次元を越えてる話ですよね?」と質問。これに本村弁護士は「違法な暴言であることは間違いない。パワハラには当然なる」とコメント。「更に犯罪の疑いも相当高い。診断書があるということですから傷害罪で告訴できますから。脅迫になるかならないかは微妙なケースですが、なんにしろ捜査は必要」とも語った。

2222とはずがたり:2017/06/24(土) 21:38:28
こんなこともあったようで。

自民党は支援するが、浄化の選挙でもありたい
2014-12-01 | 日記
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/d655d18631391d1e4bf66ea96ad798c4

豊田真由子が園遊会でルール違反!!恫喝と強行突破も「誤解」か!?

「サンデー毎日」5月11日・18日合併号は、自民党の豊田真由子衆院議員が春の園遊会にて招待されていない母親を無理やり入場させていたと報じている。園遊会に参加できるのは両陛下から招待を受けた本人とその配偶者のみとなっているのだが、豊田議員は出席が認められない母親を連れてきたとのこと。

名簿を確認した宮内庁職員が、母親と来場した豊田議員に「招待されていない方の入場はできません」と告げたところ、豊田議員は「入れなさい」などと声を荒らげた揚げ句、職員が持っていた「配偶者」の札を取り上げ、母親の胸につけて強引に会場内に入ってしまったという。
 職員は豊田議員の後を追いかけ、母親は入れないことを繰り返し伝えたが、豊田議員は「私の配偶者だ」と言い張り、“強行突破”したという。

(『サンデー毎日』5月11日・18日合併号「前代未聞!園遊会に「勝手に母親同伴したエリート先生の言い分」より)

2223チバQ:2017/06/26(月) 22:15:36
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-soc1706260007.html
このハゲ!豊田議員さらに深まる恐怖の“パワハラ無間地獄” ミスは秘書のせい、家族にも魔の手…他事務所では“天使”の顔
17:05夕刊フジ

このハゲ!豊田議員さらに深まる恐怖の“パワハラ無間地獄” ミスは秘書のせい、家族にも魔の手…他事務所では“天使”の顔
あな、おそろしや
(夕刊フジ)
 「このハゲーーーっ!」などの暴言を政策秘書に浴びせ、暴力を振るったとして、自民党を離党した豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=の凶悪なパワハラは、どうやら“無間地獄”だったようだ。次から次へと出てくる悪行の数々。「国民の代表」としてあるまじき行為であり、決して許してはならない。

 「私は『暴言ミュージカル』を受けたことはない。ただ豊田氏は事務所に戻るか、戻らないかを言わずに外出し、その間、秘書はエンドレスで待つよう求められた。ブラック企業の典型のような事務所だった」

 豊田氏の国会事務所の内情を元秘書は明かす。

 この元秘書は「私も殴られたことがある。豊田氏本人の手違いで起こったミスも、すべて秘書のせい。連日、『お前が永田町にいられないようにしてやる!』などとののしられた」と恐怖の体験をつまびらかにした。

 今回、週刊誌報道では豊田氏は後部座席から「このハゲーーーっ!」「ちーがーう(違う)だーろーーーっ!」などと運転中の秘書を罵倒し、頭や顔を数回殴り、ケガを負わせた。

 さらには、ミュージカル調で「お前の娘がひき殺されて〜」などと秘書の家族にまで攻撃は及んだ。豊田氏による日常的で、凶暴なパワハラの一部が明らかになったわけだが、実はこれだけに留まっていなかった。

 一方、豊田氏は他の事務所の秘書には「天使」のように優しく接していたという。悪魔のような“裏の顔”を隠すための工作だったのか。

2224チバQ:2017/06/27(火) 11:28:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1706270002.html
自民党が120万党員確保へ強権発動 党員獲得のノルマ未達議員は名前を公表へ 近く正式決定し支持基盤固めを狙う

05:04

党員1000人獲得ノルマ未達議員への罰則

(産経新聞)

 自民党が、所属国会議員に課している党員1000人獲得のノルマを達成できなかった場合、名前を公表する方針を固めたことが26日、分かった。「魔の2回生」と呼ばれる若手を中心に“緩み”が指摘されるだけに、強権を発動してでも支持基盤の強化を急ぐ必要があると判断した。目標の党員120万人の早期達成を目指し、27日の党総務会で正式決定する運びだ。

トップは1万人確保

 自民党の党員数は回復基調にあり、昨年は8年ぶりに100万人を突破して104万人となった。ただ想定より回復ペースは遅い。執行部は、来年末までに衆院選があることも踏まえ一層の取り組みを促すため、今年末時点で党員1000人に満たない議員の名前を来年春にも公表することにした。

 自民党は平成24年の政権復帰後、党勢回復を目指して26年から「120万党員獲得運動」をスタート。全議員に新規と継続を合わせた党員を1000人以上確保するよう指示した。未達の場合は不足党員1人につき2000円の罰金を命じている。

 関係者によると、昨年のトップは武田良太衆院議員(福岡11区)で、1万人を超えた。一方、410人以上いる党所属議員のうち約150人がノルマを達成できていない。最下位の議員の獲得党員数は、わずか2人だった。未達議員は若手が多いが、「超大物」議員もいるという。

 党員獲得運動の指揮をとる山口泰明組織運動本部長は「罰則について曖昧にしてきた面もあるが、今後は厳格に行う。党員獲得数と選挙での強さは比例するだけに、組織固めは喫緊の課題だ」と語る。

 二階俊博幹事長も運動を強く推進している。党本部の幹事長室には最新の党員数を表示するノートパソコンを置き、来客に見せながら「ぜひご協力を」と呼び掛けている。党職員は「二階氏が率先して取り組んでいるから、他の議員も文句がつけられない」と解説する。

候補差し替えも示唆

 氏名公表には「不協和音を招く」と慎重論もある。だが、二階氏は「当選するのに10万票を集めようという議員が、1000人の党員を集められなくてどうする」と意に介さない。未達議員に対しては「次の公認について考えないといけないという声が党内にある」と選挙での候補差し替えも示唆する。逆に優秀者は人事での希望を考慮したり、比例代表の場合は名簿登載順位を優遇したりするなど、信賞必罰を明確にする考えだ。

 若宮健嗣防衛副大臣(衆院東京5区、当選3回)は27年の党員獲得数が19人で最少だった。罰金196万2000円も支払った。党に申告する時期を勘違いしたミスだったが、「最下位は若宮氏」と報道された。若宮氏は「恥ずかしさと悔しさでいっぱいだったが、数字は事実だ。次はきっちり達成しようと誓った」と振り返る。昨年はノルマを達成し、「政治家ができなかったことに責任を取るのは当然だ。罰金も名前の公表もあってしかるべきだ」と語る。

 牧原秀樹衆院議員(比例北関東、当選3回)も27年は未達だったが、昨年は「党青年局長(当時)がノルマ未達成では示しがつかない」と半ば泣きつきながら1000人を確保したという。牧原氏は「党員にまでなってくれた人は選挙で強固な基礎票になる。今だから言えるが、1000人は必死になれば無理な数ではない」と述べた。

 秘書への暴行、暴言で離党届を提出した豊田真由子衆院議員ら不祥事の絶えない「魔の2回生」にこの声は届いているか��。

(石鍋圭)

2225チバQ:2017/06/27(火) 19:40:44
http://www.sankei.com/politics/news/170627/plt1706270029-n1.html
2017.6.27 18:18
【豊田氏「暴行」報道】
魔の2回生「個別の問題」「何の関係もない」 自民幹部、沈静化を急ぐ
 自民党の細田博之総務会長は27日の記者会見で、豊田真由子衆院議員が男性秘書(退職)に対する暴言・暴行問題で自民党に離党届を提出した問題について「いろんな事情がある」とかばった。細田氏は豊田氏が所属する細田派会長だ。

 細田氏は、豊田氏による説明として「(秘書の運転する自動車が)高速道路をひとつ早く出て(豊田氏が)怒ったら逆に入った。『人の命を何だと思っているんだ』と、(暴行に至るまでの)やり取りが始まっている」と述べた。

 豊田氏を含め、平成24年の衆院選で初当選した自民党の衆院2回生は、不祥事が連発していることから「魔の2回生」といわれる。細田氏は会見で「個別に起きた問題を、十把一からげに取り上げるのは良くない」と指摘した。二階俊博幹事長も会見で「他の2回生には何の関係もない」と述べ、事態を沈静化させたい思いをにじませた。

2226チバQ:2017/06/27(火) 22:50:20
>現時点で党員を2人しか集めていない現職閣僚もいるといい、
だれだよ・・・
http://www.asahi.com/articles/ASK6W4VLZK6WUTFK00R.html
党員獲得、少なすぎる議員公表 ノルマ1千人掲げる自民
2017年6月27日18時39分

自民党本部

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 自民党は27日、党所属国会議員に課した「党員1千人獲得」のノルマについて、極端に獲得党員数が少ない議員の氏名を公表する方針を決めた。次期衆院選に向けた準備のほか、獲得数に差が出ていることへの党内の不公平感を抑える狙いがあるようだ。

 自民は党全体で党員120万人の獲得を掲げる。この日の総務会で、山口泰明・党組織運動本部長は「今後、著しく未達成の者は氏名の公表などを検討し、厳しく対応する」との方針を示し、了承された。今年末時点で、継続と新規獲得の党員数が1千人を大きく下回る議員については早ければ来春にも氏名の公表に踏み切るという。

 党員ノルマをめぐっては、すでに未達成分1人につき2千円を党に納入するペナルティーを科している。だが、現時点で党員を2人しか集めていない現職閣僚もいるといい、ノルマを達成した議員からは不満の声が上がっていた。

2227とはずがたり:2017/06/28(水) 14:58:43
パワハラ豊田真由子議員、桜蔭・東大の同級生が語る秘密「精神的DVを受けていた」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170627-00010009-jprime-soci
6/27(火) 17:00配信 週刊女性PRIME

豊田議員の選挙区には彼女のポスターがいたるところに貼ってある
「支援者は“何をしてくれたんだ”という思いだよ。事務所前のお宅なんか、代々の自民党支援者でお偉い先生たちも挨拶に来る有力者だからね。彼女はまだ“新任”でしょう!?  ここはずっと自民と民主(現・民進党)が選挙で争っていてね。支援者連中は“誰のおかげで議員に”って怒っているんじゃない!?」

 そう話すのは、衆議院選挙埼玉県第4区の新座市にある豊田真由子事務所近くに住む男性だ。この4区は'00年以降、自民党と旧民主党が交互に議席をとっていた激戦区だ。そこに'12年、'14年と2期連続で当選してみせたのが“安倍チルドレン”の豊田代議士だった。

 ところが『週刊新潮』6月29日号で彼女の“凶暴”な素顔が暴かれた。5月中旬、政策秘書を務めていた男性が彼女を乗せ運転していたところ「このハゲー!!」などの暴言を吐かれ暴行を加えられた。『顔面打撲傷』と診断された秘書が、このときのやりとりをICレコーダーに証拠として録音していたのである。

「お前の娘をひき殺しても〜、そんなつもりはなかったんですぅ〜って、言われているのと同じ〜♪」

 秘書の仕事の不手際をミュージカル風の歌に乗せて罵るさまは、およそ国民の代表とは思えない品格。いくら部下のミスをとがめてのこととはいえ、パワハラ、いや、それ以上の行為だともいえる。

「男性秘書は被害届の提出を検討しているようです。仮に傷害罪となれば15年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。豊田代議士は謝罪しているといいますが、過去にも秘書が立て続けに辞めていることから“前科”がありそう。たとえ和解したとしても、これだけ悪評が広がっては議員を続けるのは難しいのでは」(全国紙記者)

『新潮』が報じた6月22日に即、自民党に離党届を提出した。翌23日に告示された東京都議会議員選挙を見据えたかのような素早い対応だった。が、体調を崩して入院中とされるだけに進退はいまだ語られていない。

 彼女の地元である新座市を訪ねた。支援者、そして有権者が今回の騒動には一様に驚きの声をあげる。

「すごくサッパリした方で、仕事もバリバリできる雰囲気。お見かけすれば握手を求められますし、高圧的な感じはいっさいしません。ニュースを見たときは“同じ人?”って、ビックリ」(住民女性)

「ご本人はいらしたことはありませんが、秘書の方はよく花を買いにいらっしゃいました。その(暴行された)方かはわかりませんが、問題を抱えているようには見えませんでしたね」(生花店員)

「支援者の奥さん方とはとくに仲よくしていたみたいですよ。お子さんがいらっしゃるんでしょう? 学校もあるだろうし、ちょっとかわいそうだよね」(別の住民男性)

2228とはずがたり:2017/06/28(水) 14:59:08
>>2227-2228
 夫と子ども2人の4人家族。事務所から徒歩5分ほどの場所にある自宅マンションは、間取りは2LDKで地元の不動産店によると3000万円以上。賃貸で15万円と、この辺りでは優良物件とのこと。しかし周囲では本人はおれども家族の姿は認知されておらず、主婦でもあるはずなのだが近隣スーパーに通っている姿は見えてこなかった。冒頭の事務所近隣住民によると、

「あの人は選挙と地域の催し物のときくらいしかこっちには来ないよ。近くにマンションがあるの? 選挙のためじゃないの?」

 自身は国会議員で夫は国土交通省のキャリア官僚。たしかにもっと“相応”な物件はありそうだ。やはり政治的“別宅”なのだろうか。

 話を聞いて回った結果、物腰は柔らかく人前で声を荒らげることはなかったという。事務所からも暴言などの大きな声は漏れ聞こえていないようだ。ところが、こんな姿が目撃されていた。

「志木駅前でよく演説をしているんですけど、前にひとりでぽつんと立っていたことがあったんです。誰かを待っていたのか、すごく怖い顔でイライラしているように見えました。ちょっと嫌だな、とは思っていたんですが」(住民女性)

 このとき待っていたのが例の秘書だったかは定かではないが、彼女が見せてしまった一瞬の“隙”だったのかもしれない。

 彼女の“素顔”をよく知る人物に話を聞くことができた。同じ私立中高校、東京大学法学部を卒業した田中絵里緒さんだ。

 中学3年で同じクラスになった2人は「楽しく生きたいね」と、ときには羽目もはずす、よき友人だったという。

 当時は「何か自分が目立ちたい、有名になりたい、カッコよくいたい思いが強い人」だったものの、まだ政治家になるビジョンはなかったようだ。そしてある日、田中さんは“秘密”を打ち明けられた。

「お母さまがDV(ドメスティックバイオレンス)を受けているという話をおっしゃっていました。詳細は語らなかったんですけども、そばで見ているだけでも子どもにとってはショックな出来事だったでしょう。

 お父さまも立場のある人だと聞いていましたし体面を考えているためか、真由子さんの身体にアザができることはありませんでしたから、どちらかというと精神的な虐待だと思います」

 なんと、母親が父親から家庭内暴力を受けていたという。直接的な暴力ではないものの、彼女もまた暴言を浴びせられていたのかもしれない。

「少なからず暴力がある家庭に育って、本人も自分で自覚はしていたと思うんです。暴力を身近で見てきた人は暴力の恐ろしさを知っていますし、カッとなると自分も抑えられないのだと。“キレる自分って怖いよね”って、そういうふうにならないようにすごく気をつけていたとは思うのです」(田中さん)

 そして今回の騒動を「異常な精神状態にあったのでは」ととらえ「またやさしい豊田さんに戻ってほしい」と気遣った。報道後、主を失った新座市内の事務所からは絶えることなく電話が鳴り響いていた。ノックをして数分後、「ごめんなさいね」と女性スタッフが対応。

「少なくとも私には(議員からのパワハラは)ありませんでした。現状をテレビで見るくらいで連絡がとれないんです。彼女の精神状態が落ち着くまでは……、退院したらきちんと会見など対応できるとは思います。しなくてはいけないと思っています。(議員辞職は)何も聞いておりません。(自宅マンションは)プライベートはまったく知らないんですよ。マンションがあることも知りませんでした。(DVについて)聞いたこともありません」

 事務所の扉には《とよた代議士! 議員辞職を求めます 新座市民》と落書きがあった。本人からの一刻も早い説明が求められている。

2229チバQ:2017/06/29(木) 11:13:05
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1706290006.html
【ピンクモンスターと呼ばれた政治家】「この、ハゲ〜っ!」罵声の豊田真由子衆院議員とは何者だ!複数の元秘書が明かす「被害録」
07:04産経新聞

【ピンクモンスターと呼ばれた政治家】「この、ハゲ〜っ!」罵声の豊田真由子衆院議員とは何者だ!複数の元秘書が明かす「被害録」
和装振興議員連盟のメンバーとして和服で国会に登院した豊田真由子衆院議員=平成26年1月24日(酒巻俊介撮影)
(産経新聞)
 「自分のしたことは必ず返ってくる」。自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=が、秘書を叱責するときの常套句だそうだ。なるほど、秘書に対する暴言と暴行で自民党離党に追い込まれた御仁の発言だけあって説得力がある。豊田氏の所業に耐えかねたのか、100人超のスタッフが彼女のもとを去った。そうした豊田事務所の“同窓生”に話を聞くと「ピンクモンスター」と呼ばれるその特異性が浮き彫りになってくる。

 「この、ハゲ〜っ!」「ち〜が〜う〜だ〜ろ〜!」。もはや説明不要の豊田氏の暴言と暴行は、6月22日発売の週刊新潮が報じ、テレビやインターネットを通じて音声とともに日本列島を駆け巡った。

 自民党はその日のうちに豊田氏に離党届を提出させて、早期幕引きを図ったが、党のイメージダウンは大きい。7月2日投開票の東京都議選で、街頭演説をしている自民党幹部にトラックから「このハゲ」というやじが浴びせられたほどだ。

 6月29日発売の週刊新潮最新号でも、豊田氏を乗せて乗用車を運転していた秘書が道を間違った上に口答えをしたとして、豊田氏が「ふざけやがって!!」「豊田真由子様に向かって、お前のやってることは違うと、言うわけ?」と罵倒する場面など、続報が掲載されている。この秘書は豊田氏の傷害罪や脅迫罪などで刑事告発を検討しており、刑事事件に発展すれば、議員辞職は避けられないというのが永田町の見方だ。

 千葉県船橋市で学習塾を経営する家庭に育った豊田氏は、中高一貫女子校の名門・桜蔭中・高から東大法学部を経て厚生労働省のキャリア官僚となった。永田町でいう「ピカピカの履歴書」をひっさげて平成24年衆院選に落下傘候補として挑み、初当選した。東大在学中には民放のクイズ番組に出演したこともあり、上昇志向と自己顕示欲は強かったようだ。国土交通省に務める夫とは2人の子供がおり、公私ともうらやむばかりのスーパーエリートだ。

 自民党若手になかなか出番が回ってこない国会質問では、「人は誰しも幸せになる権利がございます」「たくさんの思いやりや優しさが、わが国にとっての大きな希望の光が広がっていくことを切にお願いいたしたい」「働く側の方を幸せにしていくことが、これからの日本の社会保障の一つの重要なポイントであると考えております」と、ここぞとばかりに穏やかな表情で高邁な理想を語っていた。

 子供の教育をめぐっては「人間関係が複雑化する中で、いじめや不登校などの深刻な問題も出てきております」といじめ問題を取り上げていた。よくもまぁ、ここまで見事に自分のことを棚に上げたものだ、と言わざるを得まい。

 先輩への気配りも欠かさなかった。ある元秘書によると、毎年バレンタインデーになると300個ほどのチョコレートを購入し、臨時アルバイトを雇って台車で先輩や同僚の事務所に配り歩かせた。自民、公明両党のほぼ全議員の誕生日を記録し、誕生日に贈り物をしたこともあるという。

 しかし、豊田氏が永田町で一躍有名となったのは、26年4月の園遊会での問題行動だった。本来は入場が認められない母親を、本来の入場予定者である「配偶者」と言い張り、警備との押し問答の末に入場した。宮内庁が衆院にルールの周知徹底を求める事態となった。

 「上にへつらい、下に厳しい」(自民党若手議員)と、サラリーマン社会なら最も忌み嫌われるたぐいの評判は、永田町で早くから広がっていた。自民党の閣僚経験者は「秘書がしょっちゅう入れ替わる議員は信用できない」と断罪するが、豊田事務所によると「アルバイトも含め100人は辞めた」という。

 週刊誌報道とは別の元秘書によると、地元の会合で秘書に不手際があったことを理由に衆人環視のもと土下座を強いたことがあった。衆院の委員会が開かれている中、議員席付近で秘書を怒鳴りつける姿が目撃されたこともある。理由は、指示になかった印刷物を持参しなかったという理不尽なものだった。政務官時代には、秘書官の交代を求め、「やり過ぎだ」と担当閣僚に叱責されて涙したこともあるという。

2230チバQ:2017/06/29(木) 11:13:19
別の元秘書は「秘書に電話で別の秘書をしかるよう命じ、豊田氏が横で録音していることもあった。家族を殺し合わせる洗脳現場のようだった。秘書をしかるときのパターンは、前職を持ち出して『あなたの評判は聞いている。使えないから辞めさせられたんでしょ。ここ以外、行くところはない』と言って追い詰める。『自分がしたことは必ず返ってくる』『悪事は絶対にバレる』が口癖だった」と証言した。民進党も真っ青のブーメラン発言といえよう。

 豊田事務所の元事務局長は「子供のときから頭がよかったから、勘違いしたんじゃないか」と、豊田氏の行状の原因を推測した一方で、「あんなに仕事を熱心にする人はいないよ」と仕事面では高評価だ。しかし民間に再就職した自民党議員の元秘書は「果たしてそうなのか」と首をかしげ、続けた。

 「町村信孝元衆院議長の意向で、医療系の議員連盟を立ち上げる計画があり、厚労省出身の豊田氏と、看護連盟出身でベテランの女性元議員に声をかけた。しかし、元議員から『豊田が挨拶しない。無視をする。一緒にはできない』とクレームが入り、議連は頓挫した。その後、私は豊田事務所に誘われたが、断った」

 官僚が得手とするはずの根回しもしなかったのだろうか。

 自民党の危機感は薄かった。河村建夫元官房長官は22日、豊田氏について「かわいそうだ。男性の衆院議員なら、あんなのはいっぱいいる。気持ちは分かる」と擁護し、後にフェイスブックで撤回している。

 豊田氏が所属する細田派会長の細田博之総務会長は27日の記者会見で「いろんな事情がある」と豊田氏をかばった。細田氏は、豊田氏による説明として「(秘書の運転する自動車が)高速道路をひとつ早く出て(豊田氏が)怒ったら逆に入った。『人の命を何だと思っているんだ』と、やり取りが始まっている」と述べた。だからといって、殴っていい理由にはなるまい。

 豊田氏の同期の自民党衆院2回生は、女性へのストーカー行為疑惑で離党した中川俊直氏や、不倫問題で議員辞職した宮崎謙介氏など不祥事が絶えないことから「魔の2回生」といわれる。選対幹部は「次期衆院選で、各選挙区で自民党2回生がそうした色眼鏡でみられる。ただでさえ強くない選挙基盤が、ますます弱くなった」と頭を抱えた。

 二階俊博幹事長や古屋圭司選対委員長は次期衆院選に向け、選挙に弱い現職の差し替えも辞さないらしいが、豊田氏や中川氏は選挙区で連続当選している。選挙に強いか弱いかだけでなく、選良たる器を持つ者かどうか、有権者の審判に委ねるだけでなく、自民党自らが全国を総ざらいする必要があるのではないだろうか。

(政治部 沢田大典)

2231チバQ:2017/06/29(木) 20:25:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00000110-jij-pol
自民・山東派、最後の例会=老舗派閥の歴史に幕
6/29(木) 18:32配信 時事通信
 自民党山東派(番町政策研究所)は29日、麻生派などとの合流を7月3日に控え、最後の例会を衆院議員会館で開いた。

 自民党結党直後の1956年に三木武夫元首相と松村謙三元文相が立ち上げた「政策研究会」にルーツを持ち、海部俊樹元首相も輩出した老舗派閥は60年余の歴史に幕を下ろす。

 山東昭子元参院副議長は、合流後の新派閥の在り方について「安倍晋三首相をしっかり支えていかなければならない」と強調。「若い人とベテランがフランクに話し合える風通しの良い派閥をつくりたい」とも語った。

2232とはずがたり:2017/07/01(土) 00:05:20

「落とすなら落としてみろ」 二階氏、相次ぐ問題発言
http://www.asahi.com/articles/ASK6Z624BK6ZUTFK01N.html?iref=com_alist_8_01
2017年6月30日21時31分

 自民党の二階俊博幹事長は30日、東京都議選の応援演説で、自らの差別的な表現が報道されたことなどを念頭に「言葉ひとつ間違えたらすぐ話になる。私らを落とすなら落としてみろ。マスコミの人だけが選挙を左右するなんて思ったら大間違いだ」と述べた。問題発言や不祥事が続けて報じられ、都議選が自民逆風となっていることへの責任を報道機関に転嫁する政権幹部の発言が続いている。

「お金払って(新聞を)買ってんだよ」 二階氏発言要旨
 二階氏は29日の応援演説で、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮を「きちがいみたいな国」と表現した。精神障害者に対する差別的な表現で、直後に記者団に「表現として必ずしも適切でないものが一部あった。注意したい」と釈明。一部メディアがこの発言を報じた。

 稲田朋美防衛相も27日の応援演説で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」と発言し、30日午前の閣議後会見で撤回とおわびに追い込まれた。二階氏は同日夕の国分寺市の演説で、自身を含む政権中枢の発言を伝えている報道機関に矛先を向け、「マスコミは偉いには違いないが、偉いと言っても限度がある。あんたらどういうつもりで書いているのか知らんが、我々はお金を払って(新聞を)買ってんだよ。買ってもらっていることを、やっぱり忘れちゃダメじゃないか」と述べた。

 安倍晋三首相も30日夜、小金井市での応援演説で「色々な報道によって、政策がなかなか届かなくなってしまっている」と報道への不満を漏らした。

2233チバQ:2017/07/01(土) 11:18:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170630-00000114-mai-pol
<自民>二階氏「落とすなら落としてみろ」 メディアを批判
6/30(金) 23:12配信 毎日新聞
<自民>二階氏「落とすなら落としてみろ」 メディアを批判
自民党の二階俊博幹事長
 ◇都議選の応援演説で

 自民党の二階俊博幹事長は30日、東京都国分寺市での都議選の応援演説で「どういうつもりで書いているか知らないが、我々はお金を払って(新聞などを)買っている。そのことを忘れてはだめだ」とメディアを批判した。「落とすなら落としてみろ。マスコミが選挙を左右すると思ったら大間違いだ」とも述べた。

 政権に批判的な報道への圧力ともとれる発言は、厳しい選挙情勢に対するいらだちの裏返しといえそうだ。二階氏は選挙に対する自身の心構えを紹介し、「万一のこと(落選)になった場合はしょうがない。おれもルンペン、あなた方もルンペンだ。だから頑張る以外にない」と自民党候補への支持を訴えた。

 二階氏は29日、弾道ミサイル発射などを続ける北朝鮮を精神障害者に対する差別的な言葉で批判し、直後に「表現として必ずしも適切でないものが一部あった。今後、注意していきたい」と述べたばかりだった。【水脇友輔】

2234チバQ:2017/07/03(月) 18:51:31
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170703X098.html
新麻生派「志公会」が発足=59人、自民第2派閥に
16:43時事通信

 自民党麻生派、山東派などの合流による新派閥の設立総会が3日、東京都内のホテルで開かれた。会長に就任した麻生太郎副総理兼財務相は新派閥名を「志公会(しこうかい)」と発表。所属議員は衆参両院合わせて59人となり、額賀派(55人)を抜き、細田派(96人)に次ぐ党内第2派閥となった。

 メンバーの出身派閥別内訳は、麻生派44人、山東派10人、佐藤勉衆院議院運営委員長らの政策集団「天元会」5人。

 この後の記者会見で、麻生氏は「新しい政治の形として、(党内で)大きな政策集団二つというものを考えていく」と述べ、疑似政権交代が可能な2大派閥を目指す意向を表明。安倍政権を支える考えも強調した。

2235チバQ:2017/07/03(月) 19:52:51
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1707030011.html
【都議選投開票】惨敗・自民 安倍晋三首相が麻生太郎、菅義偉両氏らと仏料理店で会談 内閣改造・自民党役員人事へ
00:24産経新聞

 東京都議選の自民党惨敗を受け、安倍晋三首相は、8月中にも内閣改造・党役員人事を断行する方針を固めた。内閣支持率も下落傾向にあり、党内にくすぶる不満を押さえ込むには態勢を一新させる必要があると判断した。首相は自民党の憲法改正案を秋の臨時国会に提出する考えを表明しているが、支持率低迷が今後も続けば政局が流動化する可能性もある。

 首相は2日夜、都内のフランス料理店で、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明前経済再生担当相と会談し、今後の対応を協議した。都議選の結果については「謙虚に受け止めなければいけない」との認識で一致した。

 党東京都連の下村博文会長は3日未明、党本部で記者団に対し「自民党23議席という大惨敗だ。責任を取って都連会長を辞めたい」と表明した。

 下村氏は敗因について「国政で大変な逆風が吹いた」と語り、国会議員の失言や通常国会終盤の状況が影響したとの見方を示した。二階俊博幹事長は記者団に「厳粛に受け止め、反省すべき点は大いに反省し、党勢回復に全力を尽くしたい」と語った。

 都議選惨敗を受け、自民党の憲法改正案の議論をめぐり、今後、反主流派が結集する可能性は否定できない。石破茂前地方創生担当相は2日のラジオ番組で「憲法改正にエネルギーを注ぎ込むのは優先順位としてどうか。9条1項、2項をそのままに自衛隊を明記するのはアンビシャス(野心的)な試みであり、賛成できない」と述べた。

 これに対し、主流派の領袖(りょうしゅう)らは足並みをそろえて、党内に広がる動揺を押さえ込む構えを見せている。

 首相の出身派閥である最大派閥の細田派や、二階氏が率いる二階派は「首相支持」を早急に打ち出し、一致結束を呼びかける見通しだ。

 麻生氏も3日の麻生、山東両派などの合流を機に「安倍政権をど真ん中で支える」と改めて表明する考えだという。参院自民党も吉田博美参院幹事長らが3日にも首相支持を打ち出す方向となっている。

 だが、麻生、山東両派の合流で派閥再編が加速し、派閥同士の軋轢(あつれき)は以前より強まることが予想される。

 また、今回の都議選は、連立政権を組む自民党と公明党の関係にも影を落とした。公明党は、「国政と都政は別だ」と説明するが、次期衆院選に向けて自民党との選挙協力をめぐって、しこりが残るのは確実だ。加えて公明党は憲法改正に消極的で、秋以降に本格化する改憲論議が両党の溝をさらに広げる可能性もある。

2236チバQ:2017/07/03(月) 20:04:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070200377&g=pol
政局流動化も=内閣改造で立て直しへ-都議選



東京都議選の開票速報を受け、厳しい表情を見せる自民党都連の下村博文会長(中央)ら=2日夜、東京・永田町の同党本部
 東京都議選で自民党が過去最低の議席となったことで、安倍晋三首相の政権運営は不透明さを増し、政局の流動化は避けられそうもない。首相は局面を打開するため、8月上旬にも内閣改造・自民党役員人事を行い、体制刷新を図る方針。しかし、自民党内の「安倍1強」への不満が一気に顕在化し、首相の思惑通りに進まない可能性もある。

 首相は2日夜、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、甘利明前経済再生担当相と東京都内で約2時間会談。選挙結果を真摯(しんし)に受け止め、政権の立て直しに当たる方針を確認した。二階俊博幹事長は党本部で記者団に「都民の審判を厳粛に受け止め、反省し、党勢回復に全力を尽くす」と語った。
 自民党は選挙戦で、首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題を追及され、終始守勢を強いられた。首相側近の下村博文幹事長代行や萩生田光一官房副長官にも加計学園に関する「疑惑」が浮上。首相が重用してきた稲田朋美防衛相の失言も重なるなど、首相と関係が深い議員が足を引っ張った形だ。
 選挙結果を受けて、野党は攻勢を強める。自民、公明両党は臨時国会の早期召集に応じない方針だが、下村氏は2日夜のNHK番組で閉会中審査について「必要に応じてそれぞれの委員会で対応を考えてほしい」と述べた。
 今後、自民党内に鬱積(うっせき)していた首相への不満が噴出することも予想される。首相は年内に自民党の憲法改正案を国会に提出し、2020年の改正憲法施行を目指す意向を示している。衆院議員の任期満了は18年12月で、次期衆院選と改憲の国民投票の同時実施も取り沙汰されている。
 18年秋の党総裁3選を前提とした改憲スケジュールだが、首相方針に異論を唱える石破茂前地方創生担当相らの勢いが増せば、こうした日程に狂いが生じかねない。党憲法改正推進本部の船田元・本部長代行は取材に「自民党案を押し付けることは国民の反発を招く」と述べ、慎重な議論を求めた。
 首相は内閣改造で求心力の維持を図りたい考えだ。党内には国民的人気の高い小泉進次郎衆院議員らの起用に期待する声がある。ただ、新閣僚に失言や不祥事などの問題が生じれば、さらなる打撃となる。
 一方、都議選で小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が第1党となり、自民党内では今後の国政進出を警戒する声が強まりそうだ。(2017/07/03-00:44) 関連ニュース

2237とはずがたり:2017/07/03(月) 22:06:42
新麻生派「志公会」が発足=59人、自民第2派閥に
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-170703X098.html
16:43時事通信

 自民党麻生派、山東派などの合流による新派閥の設立総会が3日、東京都内のホテルで開かれた。会長に就任した麻生太郎副総理兼財務相は新派閥名を「志公会(しこうかい)」と発表。所属議員は衆参両院合わせて59人となり、額賀派(55人)を抜き、細田派(96人)に次ぐ党内第2派閥となった。

 メンバーの出身派閥別内訳は、麻生派44人、山東派10人、佐藤勉衆院議院運営委員長らの政策集団「天元会」5人。

 この後の記者会見で、麻生氏は「新しい政治の形として、(党内で)大きな政策集団二つというものを考えていく」と述べ、疑似政権交代が可能な2大派閥を目指す意向を表明。安倍政権を支える考えも強調した。

2238とはずがたり:2017/07/03(月) 22:08:21
総裁派閥の没落、新麻生派「志公会」が発足、加計や女性宮家めぐって官邸と火種も
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2017070300088
16:39AERA dot.

 7・2の東京都議選では森友・加計疑惑に加え、T(豊田真由子)&H(萩生田光一)&I(稲田朋美)&S(下村博文)(THIS)各氏ら総裁派閥(細田派)のお仲間の失態が敗因となり、”爆死”した安倍自民党。

 党内では「THIS is 敗因」と総括されているという。

 そんな総裁派閥を横目に3日午後、首相とは畏友関係とされる麻生太郎財務相が、山東派などを吸収合併した新派閥「志公会」を正式に発足させた。

「新しく政策集団として立ち上げたが、今の安倍政権をど真ん中で支えていくということには一点の乱れもない」と会長に就任した麻生氏が挨拶。高村正彦副総裁や山東昭子元参院副議長、甘利明前経済再生担当相、佐藤勉衆院議院運営委員長ら衆参国会議員59人が参加し、額賀派(55人)を抜き、細田派(95人)に次ぐ第2派閥となった。

 安倍首相は都議選で歴史的大惨敗が確定した2日夜、都内のレストランで、麻生、甘利両氏、菅義偉官房長官と会談し、今後の政権運営を相談。

 しかし、麻生氏と首相をめぐっては、加計学園の獣医学部新設に対する不満から最近は「すきま風が吹き始めた」(同)とされる。だが、2人に生じた亀裂は他にもあるというのだ。

 自民党関係者がこう解説する。

「天皇退位法案をめぐり確執があったと聞いている。安倍首相は男系に固執しているが、妹の信子さんが寬仁親王に嫁ぎ、2人の皇女を姪に持つ麻生氏は女性宮家創設派でした。女性宮家を認めれば麻生氏の親族から第1号が出る可能性もあるからです。実際、麻生氏は最側近の鴻池祥肇・元防災相を参院の皇室典範特例法案特別委員会の委員に密使として送り込んでいた。自身の再登板も見据えた麻生氏の複雑な首相への思いが派閥拡大へ動いた最大の理由とみるべきです。麻生氏はいずれ、志公会と(岸田文雄外相率いる)岸田派を合併させ、大宏池会を結成し、数で総裁派閥の細田派を上回ることを目指しています」

 本誌の取材に対し、麻生氏から回答はなかったが、「改憲を優先し、消費増税の3度目の延期も視野に入れる首相への対抗馬として財務省が後ろ盾になっている」(前出の閣僚経験者)のは間違いない。

 内閣改造の最大の焦点とみられるのは、麻生氏と近く、ポスト安倍の筆頭候補とされる岸田外相の処遇だ。政治ジャーナリスト、角谷浩一氏は言う。

「岸田氏は幹事長になりたいが、周囲には『政調会長でもいい』と言っています。その場合、茂木敏充政調会長がバーターで外相就任の線もあるのでは」

 反主流派議員は語る。

「麻生派、額賀派や二階派、岸田派らの事務総長クラスがポスト安倍に岸田氏を念頭に置いた会合を重ねています。岸田氏はくみしやすく、話ができる。反安倍で挙党態勢が築ける。最近の安倍首相の言動に大いに不満を抱く二階氏は表では安倍続投と言い、裏では岸田擁立で絵を描いている」

 細田派の古参議員はこう本音を吐露する。

「支持率はもう二度と元には戻らないだろう。安倍1強はもう終わった。次の総裁選は総裁派閥・細田派だけで仕切れないだろう……」

 今後、政局のキャスティングボードを握るのは麻生氏かもしれない。(本誌 村上新太郎)

※週刊朝日 2017年7月14日号より抜粋、加筆

2239とはずがたり:2017/07/03(月) 22:23:00
「大宏池会」結成へ “麻生の乱”が起こる日
https://dot.asahi.com/wa/2017052300010.html
by 村上新太郎 (更新 2017/5/23 11:30)

 ある閣僚経験者が4月下旬、官邸で安倍首相にこう尋ねた。

 「首相は信頼しているようですが、この人(麻生氏)、大丈夫ですか」

 安倍首相は笑顔でこう断言したという。

「1割、(再登板の)気持ちはあっても、それ以上ではないよ」

 だが、安倍首相の読みは外れつつある。

「小さな派閥が乱立するより大きな派閥が必要だ」

 副総理でもある麻生太郎財務相は5月15日、自ら率いる麻生派が山東派などを事実上吸収合併することで合意した意義をこう強調した。

 都議選後の7月に約60人の新派閥を結成する段取りで、最大派閥、細田派(96人)に次ぐ勢力になる。安倍一強が続き、久しくなかった派閥再編がにわかに慌ただしくなった。

 翌16日、「反主流派結集」と注目を集めた勉強会が発足した。約20人の自民党議員が集まり、野田毅・前党税制調査会長や村上誠一郎・元行革相ら政権と距離を置くベテラン議員が中心で、野田聖子・元総務会長の姿も見られた。

 村上氏は本誌に勉強会立ち上げの趣旨を憤りを込めこう語る。

「改憲より政治的に喫緊(きっきん)の課題は財政や金融政策、社会保障の立て直しです。日銀保有の国債に値が付かないぐらい危ない状態で、アベノミクスは完全に破たんしている。財政再建に全精力を注ぐべきなのに、厚生労働省は年金マネーである年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)でクラスター爆弾をつくる米企業に株式投資している。首相の優先順位は明らかにおかしい。出口が見えない財政・金融再建に大変な危惧を感じている」

 集まった議員に共通しているのは「2度先送りした消費増税への不満の受け皿になる」(村上氏)こと。 あるベテラン議員はこう見立てる。

「野田毅、村上らは経済産業省主導の官邸に不満が大きい財務省の意向を受け、首相が3たび消費増税見送りをしないよう釘を刺した形だ。裏で自身の再登板を視野に政局含みで麻生氏がシナリオを描いているのは間違いない」

 一時期、河野グループで麻生氏と親交を深め、現在は細田派の最高顧問を務める衛藤征士郎・元衆院副議長は本誌に対し、「政党力強化のために派閥パワー拡大を図ったことは評価したい」とこう語る。

「麻生さんは首相に対抗して『アソノミクス』をやりたいのでしょう。ずばり、総裁選で岸田文雄外相を担ぐのではなく、麻生さん自ら打って出ると思うよ」

 政治評論家、小林吉弥氏も同様の見方を示す。

「麻生氏は党内の安倍一強への不満が充満している状況を十分わかっており、一強がこの先、続くとは思っていない。本人としては再登板したいはずです。無理ならば、ポスト安倍を睨み、キングメーカーとして君臨すればいい。犬猿の仲とされる古賀誠元幹事長とも手を組んで、岸田派を含む大宏池会を次の総裁選までに実現させたい考えだ」

2240とはずがたり:2017/07/03(月) 22:23:20
>>2239-2240
 政府関係者は解説する。

「麻生さんは首相と一体化している菅義偉官房長官・今井尚哉筆頭首相秘書官ラインに対する反発が強い。経産省主導の官邸に押され続ける財務省の看板を背負い、政策立案にかかわる影響力低下の払しょくを図り、権力構造を変化させたい狙いがある。政治は数が全て。奇麗ごとではない」

 こうした見方に対し、首相の出身派閥・細田派幹部はこう本音を言う。

「安倍、麻生両氏の畏友(いゆう)関係がクローズアップされるが、首相は麻生氏に対して警戒感を持っている。政権を支える菅、党をまとめる二階(俊博)幹事長への信頼感とは決定的に相違がある」

 この言葉どおり、首相は15日、父の故晋太郎元外相をしのぶ会で「(細田派で)四天王を作りたい」と発言。自らに続く後継者育成に意欲を示してみせた。

 これには麻生氏の動きに加え、党の大番頭・二階氏の安倍官邸への不信感も背景にある。

 中国で習近平国家主席と会談し、帰国した二階氏と17日夜、会食した作家、大下英治氏はその胸中をこう慮(おもんばか)る。

「二階派の今村雅弘前復興相を更迭したことについて、親分である二階さんとしては、自分に責任を取らせる形を取ってほしかったと不満のようでした。『せっかく、新しく派閥に入る人の晴れの場(派閥パーティー)なのに、安倍首相のあの発言(今村失言を陳謝)は……』と言っていました」

 ポスト安倍をめぐっては、石破茂元幹事長が本誌に改めて、「未来永劫続く政権はない」と戦闘宣言。

 周辺によると、石破氏は政調会長就任時に脱会した額賀派の事実上のオーナー、青木幹雄・元参院議員会長の事務所へ定期的に顔を出しているという。

 禅譲狙いとされる岸田氏も4月に行われた宏池会結成60周年パーティーでポスト安倍に意欲を示した。

「もうすぐ行われる内閣改造は極めて重要な意味を持つ。岸田氏の動きを封じ込めるため、幹事長含め三役に充て、二階氏を副総裁に格上げし、麻生氏と同格の政権ナンバー2で処遇する。あるいは、霞が関に影響力を持ちすぎた菅氏を幹事長に据える腹案など官邸サイドはさまざまな選択肢で頭の体操をしている」(官邸関係者)

 本誌の取材に対し、麻生事務所はこう回答した。

「『麻生も安倍を引き下ろしにかかったな』と書きたい人がいるような気がしますが、間違いなく安定政権を作り上げた、そのど真ん中に我々はいる自負があり、その自負がある奴が足を引っ張ったってしょうがないと考えています」(本誌・村上新太郎)

※週刊朝日  2017年6月2日号

2241とはずがたり:2017/07/03(月) 22:30:13
加計疑惑の“しくじり先生” 「怪文書だ」と強弁してきた菅官房長官の命運
https://dot.asahi.com/wa/2017062000014.html
by 村上新太郎 (更新 2017/6/20 16:00)

「怪文書だ」と強弁してきた加計文書について、菅義偉官房長官は16日、ついに「現在の認識ではない」と撤回に追い込まれた。「菅路線の破たん」(自民党幹部)と自民党内から交代論が公然と語られ始める一方、麻生太郎財務相を軸にポスト安倍の蠢きが活発化してきた。

 国会が閉会し、安倍首相のもう一つの頭痛の種だった森友学園の籠池泰典氏に危機が迫っている。補助金不正問題で大阪地検が強制捜査に乗り出すというのだ。安倍政権に都合の悪い証言を繰り返してきた人物だけに、「国策捜査」と騒がれかねないリスクをはらむ。

 そして加計問題では強引な国会運営ばかりが目立った。

「菅さんの加計問題の高飛車な発言や捜査当局への立件圧力などは都議選の結果に大きく影響を与えるだろう。都議選に大敗したら、次の内閣改造で菅さんは交代するべきではないか」

 自民党本部で開かれた副幹事長会議で、首相側近の自民党幹部からこんな過激な発言も飛び出した。

 文部科学省でも火の手があがった。松野博一文科相は前言を撤回し、文科省が内閣府から「総理のご意向」などと言われたと記された文書が見つかったと15日に発表。

 さらに首相の側近、萩生田光一・官房副長官が内閣府に加計学園しか実質的に応募できない要件を追加修正せよ、と指示したとされるメールまで暴露した。

 萩生田官房副長官は慌てて全面否定、山本幸三地方創生相が「私の指示」とかぶり、安倍首相は「調査に時間がかかったことを率直に反省したい」と苦しい答弁を強いられた。

 政府関係者は言う。

「役職上、内閣人事局長は萩生田氏だが、人事を現実的に差配しているのは菅さんです。霞が関全体に睨みを利かせ官僚を牛耳ってきた。政権寄りの読売新聞に前川喜平前文科事務次官の出会い系バーへの出入りをリークするなど、冷静沈着を装いながら力ずくで走る菅路線の完全な失策です。黙殺・拒否戦術がすべて裏目に出ましたね。首相が菅さんに声を荒らげたほどで、次の内閣改造で交代させる可能性もある」

 菅官房長官に代わり、存在感を増しているのが麻生財務相だ。

 7月3日には山東派などを吸収した60人規模の新麻生派を正式発足させる。

 最大派閥、細田派(96人)に次ぐ第2勢力となり、長らく続く細田派支配への対抗軸構築が狙いだ。麻生氏と親しいベテラン議員は、「今後の政局を占う最大のキーマンは麻生さんです。来年9月の総裁選では総裁派閥(細田派)と麻生グループから候補者が出るだろう。安倍首相や細田博之総務会長は相当な警戒感を感じているはずです」

 皮肉にも菅氏と麻生氏との確執は、文科省から流出した8枚の加計文書で表面化した。自民党獣医師問題議連会長でもある麻生氏が、<獣医学部新設に強く反対している><(麻生氏は)総理から本件関係で何も言われていない。だからもう(やらない方向で)決着したのだと思ってたくらいだ>と。そして松野文科相や萩生田官房副長官も<衆院福岡6区補選を終えた後に動くべきではないか>と発言したと記されていた。

 これは昨年10月23日に投開票があった衆院福岡6区補選のことで、菅氏が推した鳩山二郎氏と、麻生氏が推した蔵内謙氏が激突。鳩山氏が大差で勝利したが、前川氏は本誌の取材に対し、こう証言した。

「菅氏と麻生氏と、どっちの政治力が強いかを見定める試金石であったと思います。鳩山二郎さんの圧勝で官邸側の勢いが、また強まるだろうと感じました」

2242チバQ:2017/07/03(月) 22:33:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170704k0000m010074000c.html
<自民党>「麻生派」発足 麻生・山東両派などが「志公会」
20:50毎日新聞

<自民党>「麻生派」発足 麻生・山東両派などが「志公会」
派閥名を「志公会」と発表し、記念撮影する自民党の麻生太郎副総理兼財務相(前列中央)、山東昭子参院議員(同右)、佐藤勉衆院議員(同左)=東京都内のホテルで2017年7月3日、和田大典撮影
(毎日新聞)
 自民党の麻生・山東両派などは3日、東京都内で合併式典を開き、新派閥「志公会」を発足させた。会長には麻生太郎副総理兼財務相が就き、山東昭子元参院副議長は会長代行に回った。所属議員は59人と額賀派(55人)を抜き、党内の第2派閥に躍り出た。東京都議選の惨敗で安倍政権が正念場を迎える中、麻生氏はさらに存在感を高めそうだ。

 新派閥には佐藤勉衆院議院運営委員長のグループも加わった。麻生氏は記者会見で「安倍政権をど真ん中で支える点は一点の乱れもない」と述べ、首相を支える姿勢を強調。首相とは菅義偉官房長官らを交えて2日夜に会食しており、首相から「ぜひ(新派閥に)期待している」と激励されたことも明かした。

 ただ政府・自民党内では、来年9月の党総裁選を見据え「麻生氏が色気を出すのではないか」(党関係者)との見方は絶えない。麻生派幹部は「麻生氏は自分からやる気はない」と火消しに走るが、派内には「首相に緊急事態があれば、準備はできている」との声も漏れる。

 麻生氏は会見で「大きな政策集団二つを考えていく」と述べ、首相の出身派閥・細田派(96人)と並ぶ党内2大派閥を目指す考えも示した。都議選の惨敗で首相の求心力低下は必至。石破茂元幹事長らも「ポスト安倍」へ活動を始めており、新しい麻生派の誕生は、党内の多数派工作や派閥再編を活発化させる可能性がある。【小田中大】

 ◇旧麻生、山東両派など合流の新派閥を「麻生派」と表記

 自民党旧麻生、山東両派などが合流した新派閥は3日、麻生太郎副総理兼財務相を新会長に決めたため、毎日新聞は同派を「麻生派」と表記します。

2243とはずがたり:2017/07/03(月) 22:37:07
>>2241-2242

 自民党関係者も言う。

「福岡という地元で負けられない麻生さんは、犬猿の仲の古賀誠元幹事長に頭を下げてまで必勝態勢をとったが、結果はトリプルスコアで大敗。いい面汚しになってしまったことで相当、菅氏に恨みを抱いた」

 その加計疑惑でこけた菅氏を尻目に麻生氏の勢いは増すばかりだ。

「財務省が改憲に夢中になる安倍首相のままでは『3度目の延期で、消費税が上げられなくなる』と必死に麻生さんをあおっている。麻生さんはいずれ、新麻生派と(岸田文雄外相率いる)岸田派を合併させ、大宏池会を結成し、数で総裁派閥の細田派を上回ることを目指している。最近の動きは目まぐるしく、二階(俊博幹事長)さんや古賀さんと極秘に会食を重ねています。安倍首相から岸田さんに禅譲させるか、もしくは自分が再登板することも視野に入れています」(自民党幹部)

 反主流派の動きも活発だ。麻生財務相の“別動隊”ともいわれる村上誠一郎・元行革相、野田毅・前党税制調査会長らベテラン議員40人が15日、徹夜国会明けにもかかわらず集結し、首相の看板経済政策「アベノミクス」について、「限界にきている」と異を唱え、消費増税の必要性を訴えた。

 会合は5月に続いて2回目だが、今回はポスト安倍をうかがう野田聖子・元総務会長に加え、次の総裁選に出馬意欲をみせる石破茂・元幹事長も出席した。

 その前日夜、都内のホテルで開催された村上氏のパーティーにはわざわざ二階幹事長、細田氏に加え、岸田外相までもが挨拶に立った。

「安倍批判を繰り返し、長く冷や飯を食ってきた村上さんのパーティーとは思えないほど豪華な顔ぶれだった。気をよくした村上さんは『前川氏の命をかけ身を挺した発言を無視する安倍官邸が続けば、日本の民主主義は吹っ飛ぶ。為政者が立法府である国会のトップは自分だと言いだし、関係が近い人を最高裁判事に充てるなど、三権分立がひっくり返っている』と大声を張り上げ、共謀罪や9条改憲などについても批判的な論陣を張りました」(出席した自民党議員)

 麻生氏のさらなる追い風は、永田町で流れる安倍首相の健康不安説だ。

 別の政府関係者によると、「首相は6月9、10両日、慶応病院の主治医の診察を受けています。『毎月1回の定期診察』と官邸中枢は予防線を張ってますが、持病の潰瘍性大腸炎が加計疑惑で悪化。長年服用している『アサコール』の副作用も懸念されています」

 政治家にとって健康問題は「政治生命」にかかわる極めてデリケートな事案であり、「真相は首相本人が知るのみ」(同)。

 細田氏は本誌に対し、「毎週、役員会などでお目にかかるが、意気軒高そのもの。病状悪化については一切聞いていない」と語る。

 その一方で、さまざまな臆測が自民党内で流れている。

「共謀罪の強行採決であそこまで無理をし、国会を強引に閉じたことも含めて、健康に不安があり、焦りがあるのではないか。19日に加計疑惑で会見する以外、安倍首相の日程はほとんど入っていないのも不可思議です」(自民党関係者)

 自民党内では都議選後の内閣改造への猟官運動が活発化している。前出のベテラン議員はこう語る。

「外形的には安倍政権は死に体だ。金田勝年法相や稲田朋美防衛相とあわせ、人事刷新の美名の下、斬新な内閣を国民に見せつけるため、菅氏の更迭、加藤勝信・1億総活躍相の横滑りの可能性もある。前川氏の蜂の一刺しは効いた。さぞかし、麻生さんは高笑いしているでしょう」
 
 いよいよ自民党内の権力闘争に火がつきそうだ。(本誌・村上新太郎)

※週刊朝日 2017年6月30日号

2244とはずがたり:2017/07/04(火) 16:06:38
豊田真由子議員の両親を直撃! 淡々と話す父、それにイラだち激しい口調で割り込む母
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170703/Jprime_10054.html
週刊女性PRIME 2017年7月3日 23時30分 (2017年7月4日 15時13分 更新)

 暴言劇場はまだ終わっていなかった……。豊田真由子衆院議員の「このハゲぇーーっ!」という怒声には度肝を抜かれたが、さらに衝撃的な音声が公開されたのだ。

「運転中に道を間違えた秘書に対して“豊田真由子様に向かって、お前のやっていることは違うっていうわけ!?”と激怒。自分の名前に“様”をつけて威嚇していたことが明らかになりました。 “死ねば? 生きてる価値ないだろ”と耳を疑う暴言も」(ワイドショースタッフ)

 報道以来、すっかり行方をくらましている豊田議員。選挙区(埼玉県新座市)にあるマンションには寄りつかず、住んでいるのは湾岸地区のタワーマンションだという。

「いつもピンクのスーツを着ているから目立つんですが、騒動からは見かけていませんね。2人いるお子さんはとても優秀で、上の子は模擬試験でトップクラスだそうですよ」(マンションの住人)

 取材を進めていくと、どうやら彼女は、現在のマンションでも住人とトラブルを起こしていたようだ。

「マンションの前でお母さんたちが日焼け止めのスプレーを使っていたんですが、近づいてくるなり“におうし、煙たいからやめなさいよ!”と怒鳴られたんです。周りのお母さんたちも驚いていましたね。近くの薬局で偶然見かけたときも、リップクリームを買おうとしていたのですが“陳列がわかりにくい”とキツい口調でクレームをつけていました……」(前出・住人)

 明らかに常軌を逸しているが、そもそも豊田議員の両親は、この騒動をどのようにとらえているのだろうか。…

彼女が生まれ育った千葉県内の実家を訪ねてみた。

千葉県内の実家。木々が伸び放題で家屋はほとんど見えない
 午後4時を過ぎたころ、車で両親が帰ってきたため「娘さんの件で……」と父親を直撃すると、記者の声をさえぎるように話し始めた。

「その件はいま話しても意味はないでしょう。君たちは結論が決まっとるから。いずれ山ほど話すことはあるよ。約束はできないけど……」

 白髪でヒゲをたくわえており、話し方は落ち着いている。

─娘さんがこのようになる兆候は、小さいころからありましたか?

「君に幼い娘がいたとして、今の段階でそういった兆候が見えると思うかい? 見えないだろう。子どもというのはそういうものだ」

─暴言を吐いたときは機嫌が悪かったんでしょうか?

「なにか事情があったんだと思いますよ」

 娘の心情を必死に理解しようとするあたり、父親としては何があっても信じてあげたいのだろう。ここで母親が現れ、苛立った様子で割り込んできた。

「マスコミは相手にしませんので…」

 続けて激しい口調で、「もう、いいから早く家に入んな!」と夫にまくしたてると、こちらの取材には答えてくれなかった。所作や話し方が豊田議員とそっくりだ。

 近所の住民によると、

「あの家は父親が東大、母親が東京外語大出で、娘3人も高学歴。長女は医者、三女は弁護士だから、次女の豊田議員も東大卒とはいえ、四方八方からプレッシャーを感じながら育ったんでしょうね」

 父は“山ほど話すことがある”と語っていたが、その中身が明らかになることは、この先あるのだろうか……。

2245チバQ:2017/07/04(火) 19:36:29
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASK723C6QK72UTFK003.html
石破氏・岸田氏…露出に苦戦? 「ポスト安倍」の懐事情
13:18朝日新聞

石破氏・岸田氏…露出に苦戦? 「ポスト安倍」の懐事情
「ポスト安倍」の懐事情は…?
(朝日新聞)
 高い内閣支持率を背景に「安倍1強」が続いた2016年。安倍晋三首相の動向に注目が集まる一方、自民党内で「ポスト安倍」と目される議員がメディアなどでの露出に苦戦を強いられた様子が、3日に公開された16年分の所得報告書から浮かび上がった。

 出演料や講演料、印税などが含まれ、政治家の露出度を測るバロメーターとなる「雑所得」。顕著な変化があったのが、石破茂・前地方創生相だ。雑所得は原稿料や講演料、出演料など548万円で、14年の829万円、15年の1280万円を大きく割り込んだ。それでも全議員中6位と高い水準を保つ。

 昨夏の内閣改造で閣外へ。来秋の総裁選への立候補を視野に入れ、「言うべきことは言う」姿勢で安倍首相と距離を置く。こうした立ち位置が影響した可能性があるが、石破氏の事務所は朝日新聞の取材に、「各項目の詳細はお答えを差し控える」と回答した。

 ほかの「ポスト安倍」の面々も露出は控えめ。岸田文雄外相は「出演料」として13万円を計上したのみ。知名度の高い小泉進次郎衆院議員は雑所得ゼロだった。一方、安倍首相に重用されながら東京都知事選の選挙応援での不適切な発言が批判を浴びた稲田朋美防衛相は「講演料など」として379万円を計上した。(笹川翔平)


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