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自民党スレ

2182チバQ:2017/05/17(水) 23:38:24
 その前川氏とはどのような議員か。平成26年12月の衆院選で比例東京の名簿下位で当選した1回生議員で、衆院議員になる前は料理研究家だった。ホームページによると、「食育による地方創生、農林水産業における女性の進出を推進すること等、食の分野を中心に多くの政策を発信している」という。

 週刊誌報道への反論がひときわ目立つホームページで、どれだけ「政策を発信」しているのか見てみた。「お知らせ」には日々の活動が掲載されている。しかし、視察や会合出席などの写真ばかりで、活動を説明する文章は見当たらない。いまどきの国会議員の大半が行っているフェイスブックやツイッターのリンクも見当たらない。

 実は前川氏、ちまたでは以前から、ちょっとした有名人だった。27年1月の初登院の日、民放のインタビューでアベノミクスや自民党の定数削減方針への見解などを問われ、笑いながら「どうしよう、わかんない」「自民党の方針ってどうでしたっけ」と回答している。インターネット上では「ひどすぎる」「アホ議員」というありがたくない称号を得ている。

 国民に選挙された国会議員たるもの、立候補するにあたり政治のことは熟知し、勉強もしているはず-などという杓子定規なことを言うつもりはない。無縁な世界から政界に入り、ひょんなことから初当選した直後にマスコミに直撃されれば、こういう回答が出ることもあるだろう。望ましいことではないが…。

 では、前川氏はその後、反省を生かして成長したのかどうか。

 ここに一つの興味深いデータがある。前川氏ら26年衆院選で初当選した自民党1回生議員14人の国会の委員会での質問登場回数だ。国会議事録を元に27年1月から今年4月末までの回数を調べた。

 前川氏以外の13人は全て27年6月までに委員会で初質問を実現させていた。最多は木村弥生議員=比例北関東=と、谷川とむ議員=比例近畿=の10回。9回の加藤鮎子議員=山形3区=は、国会の花形である予算委員会で安倍首相と直接論戦を交わしている。

 前川氏をのぞく13人の中で最も少ない古田圭一議員=比例中国=は4回で、13人の質問登場回数は平均7・3回だった。

 前振りがくどくなったが、前川氏は1回しかない。しかも“デビュー戦”は今年3月29日の農林水産委員会で、わずか13分間の登場だった。随分と遅咲きの新人だ。

 ちなみに、昨年4月の衆院北海道5区補欠選挙で初当選した和田義明議員は約1年間で5回、昨年7月の参院選で初当選したSPEEDの今井絵理子参院議員は、すでに2回質問を行っている。データでみると、前川氏には何か特別な事情があるとしか思えない。

 破廉恥な不祥事を起こしても説明責任や国会議員としての仕事を果たさず、議員辞職もしない「魔の2回生」と、2年4カ月の議員生活で国会で1回しか質問していない1回生。くどいようだが、衆院議員の歳費などは税金で年間約3200万円支払われている。そして、その2人が不倫を取り沙汰された。有権者の審判は次期衆院選で行われるだろうが、国会議員は随分と暇で楽な仕事のようだ。
(政治部 酒井充)


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