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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

6609名無しさん:2012/11/28(水) 20:52:41
http://news.ibc.co.jp/item_18613.html
日本維新の会 橋下代表が盛岡で街頭演説 (2012年11月28日 16:03 更新)

「日本維新の会」の橋下徹代表代行がきょう県内で初めての街頭演説を行い、政策と支持を訴えました。

橋下代表代行は、全国を回る遊説の一環として東北を訪れていて、きょう午後に岩手入りし盛岡駅前で街頭演説を行いました。

橋下代表代行は演説のなかで、県内のがれき処理や復興公営住宅の着工の遅れなどを例に上げて政府の復興対策を批判し、「大阪府知事、大阪市長として改革を進めた」と自らの実行力をアピールしました。

日本維新の会からは来月4日公示の衆院選に全国の小選挙区でおよそ150人が立候補する予定ですが、県内での候補擁立は断念する方針です。

6610チバQ:2012/11/28(水) 20:56:43
>みどりの風の山崎誠前衆院議員は日本未来の候補として、「7区と比例南関東に重複立候補する方向で考えている」と話した。
8区から神奈川7区に国替えの方向


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211280015/
12神奈川衆院選:日本未来の党、県内6人参加や賛同 民主や維新の集票に影響か/神奈川
2012年11月28日
 嘉田由紀子滋賀県知事が新党「日本未来の党」設立の意向を表明した27日、県内からは6人が早速、参加や賛同の意向を示した。他党からは、民主党や日本維新の会の集票に影響が出るといった見方が出ている。

 社民党に離党届を出し、脱原発で結集を呼び掛けてきた阿部知子前衆院議員(比例南関東)は藤沢市内で会見し、日本未来に入党する意向を明らかにした。

 嘉田知事に加え、みどりの風、国民の生活が第一などと連携を探ってきた阿部氏。「国民が脱原発を明確に選べるようにしたい。その思いが嘉田さんと同じだった。他党にも脱原発で合流してもらいたい」と期待感を示した。

 小沢一郎氏が代表の生活も日本未来への合流を決定した。岡本英子前衆院議員(3区)は「(新党が乱立し)有権者に分かりにくいと言われていた。政策で結束した方が見えやすくなる」。樋高剛前衆院議員(18区)も「脱原発はもちろん、女性や子育てなどの政策が(合流前より)強化される。歓迎すべきこと」と合流の効果を口にした。

 同様に合流を決めた「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」の公認を得ている新人の河野敏久氏は「党の決定に従う」、露木順一前開成町長も「橋下維新の極ではない日本をつくる流れの大同団結には基本的に賛同」との認識を示した。みどりの風の山崎誠前衆院議員は日本未来の候補として、「7区と比例南関東に重複立候補する方向で考えている」と話した。

 一方、民主党県連の本村賢太郎代表代行(14区)は「訴えは分かりやすいが、選挙は迫っており、どこまで浸透するか分からない」。自民党県連の菅義偉会長(2区)は「選挙目当て。当選するために右往左往している」と批判し、「脱原発を掲げている以上、民主党に影響するのでは。第三極同士で維新とも食い合いになると思う」と推定した。

 脱原発などで政策が重なる、みんなの党の浅尾慶一郎政調会長(比例南関東)は「新党がはっきりと主義主張を打ち出すのは非常にいいこと。(政策の重複部分は)切磋(せっさ)琢(たく)磨(ま)していく」と述べ、日本維新の会の水戸将史選対委員長(参院神奈川選挙区)は「一つの争点を明確にしたことは、いいことだと思う。無党派の気持ちをどうつかむかだが、現政権や第三極が影響を受けるのではないか」との見通しを語った。

 社民党の福島瑞穂党首(参院比例)は「脱原発をともに目指すので連携するが、合流はない。選挙の争点には憲法改正もあり、社民としてしっかり訴える」と述べた。

6612チバQ:2012/11/28(水) 22:01:04
>>6606
北海道6区 安住太伸:旭川市長選出馬落選
 福島5区 菅本和雅:10年参院選出馬落選

6613チバQ:2012/11/28(水) 22:04:31
>>6189>>6538

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20121128-OYS1T00767.htm
福岡1区の自民候補差し替えへ、安倍総裁判断で

 衆院福岡1区(福岡市博多区、東区)の公認候補について、自民党が、新人の福岡県議・井上貴博氏(50)を擁立する方向で調整していることが28日、わかった。党県連は、新人の古賀誠元幹事長秘書・新開裕司氏(44)を党本部に公認申請していたが、安倍総裁の判断で差し替えられる見通しとなった。

 同選挙区の候補者選定を巡っては、党県博多区支部が推薦する井上氏と、同東区支部が推す新開氏が名乗りを上げていた。県連が両氏の面接を行い、21日、新開氏の擁立を発表。党本部に公認申請した。

 関係者によると、井上氏に近い麻生太郎元首相が、選考過程に異を唱え、24日に福岡市のホテルで、石破幹事長、県連の武田良太会長らと会談。27日に開かれた党本部の選対会議で、安倍総裁に一任することになったという。県連の今林久幹事長は「何の報告、説明もなく、納得できない」とし、井上氏に決まった場合は、抗議も辞さないという。新開氏の陣営は「何も聞いていない。支持者回りを続けるだけだ」と話している。

(2012年11月28日 読売新聞)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121125/elc12112502060014-n1.htm
自民県連 1区、総裁裁定へ
2012.11.25 02:05 [福岡県]
 ■麻生氏VS武田氏 溝埋まらず

 自民党福岡県連(武田良太会長)が衆院福岡1区の公認候補に元衆院議員秘書、新開裕司氏(44)を決定したことに対し、井上貴博県議(50)を推す麻生太郎元首相らが異議を唱えた。これを受け、石破茂幹事長は24日朝、極秘で福岡入りし、関係者から聞き取り調査を行った。武田、麻生両氏の溝は埋まっておらず、同区の公認候補は、安倍晋三総裁の裁定により、最終決定する運びとなった。

                   ◇

 福岡県連は21日、新開氏を福岡1区の公認候補に決め、党本部に申請した。ところが、麻生氏らが「決定は県連の総意ではない」として異議を唱えたことから、安倍氏は22日、石破氏に現地調査を命じた。

 関係者によると、石破氏の聞き取り調査は24日朝、福岡市博多区内のホテルで約1時間行われ、武田、麻生両氏と今林久県連幹事長らが出席した。武田氏は「県連の決定に瑕疵はない」と主張したが、麻生氏は一つ一つに反証を挙げ、公認決定プロセスの問題点などを指摘したという。

 安倍氏がいずれを公認候補に決めても、麻生、武田両氏の軋轢は決定的となった。

 同県連では、福岡6区の公認候補も決まっておらず、他の国会議員や県議を巻き込み、内紛が拡大する公算が大きい。

6614チバQ:2012/11/28(水) 22:05:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/kiji/fukuoka/20121128/20121128_0002.shtml
井上氏 逆転公認へ 自民福岡1区
2012年11月28日 10:04  自民党は27日、衆院選の福岡1区の公認候補として、新人で福岡県議の井上貴博氏(50)を擁立する方向で調整に入った。党県連は古賀誠元幹事長秘書の新開裕司氏(44)を党本部に公認申請し、内諾も得ていたが、安倍晋三総裁が最終段階で覆した。井上氏は、9月の党総裁選で安倍氏を全面的に支援した麻生太郎元首相が推していた。

 関係者によると、福岡1区の公認は27日朝の党選対会議で、安倍氏に判断を一任することになった。安倍氏は同日夜、井上氏の公認を決断して周囲に伝えた。

 同区の公認は麻生氏が推す井上氏と古賀氏が推す新開氏が争い、県連は21日、新開氏に決定していた。これに対し、麻生氏は反発、安倍氏に差し替えを迫っていた。

 安倍氏は、総裁選で支援を受けた麻生氏に配慮する必要があると判断したとみられる。



=2012/11/28付 西日本新聞朝刊=

6615チバQ:2012/11/28(水) 22:06:16
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/kiji/fukuoka/20121127/20121127_0001.shtml
復党棚上げ「分裂」選挙に
2012年11月27日 09:53  「おわび」の言葉で始まる異例のあいさつだった。24日、久留米市中心部に約300人の支援者を集めた無所属前職、鳩山邦夫(64)の事務所開き。「皆さま方に相談することもなく自民党を勝手に離党して大変なご心痛、ご迷惑をおかけし、不信感までお与えしたことを心からおわび申し上げます」。鳩山は沈痛な面持ちで深々と2度頭を下げた。

 地元経済界などに請われて2005年に東京18区から福岡6区に移り、自民公認で2度当選した鳩山。しかし、10年3月に「自民党は賞味期限切れだ」と言い放って離党。昨年末に党本部に復党願を出したものの、元首相の麻生太郎や元幹事長の古賀誠の反対もあって結論は宙に浮き、無所属のままで事実上の選挙戦を迎えている。

 その「空白」を突き、出馬を表明したのが久留米市選出の県議で、無所属新人の江口善明(38)。「福岡6区には自民党の衆院議員が絶対必要だという思いで決断した」と言い切り、自民の公認を求める。江口をめぐっては「古賀らの意を受けた“刺客”」との見方もささやかれ、鳩山を支援する自民県議、久留米市議らは「前回の逆風選挙よりもっと厳しい選挙になる」と組織の引き締めを図る。

 鳩山はすでに公明との選挙協力を取り付けるなど、事実上の「自民候補」として態勢を整えつつあるが、事務所開きでのおわびは「2度目の離党への批判の声が予想以上に強く、江口の出馬に危機感を抱いているためではないか」と出席者には映っている。

 一方、前回選挙で吹いた「政権交代への風」を取り込めずに鳩山に敗れ、05年に続いて比例復活で議席を守った民主前職の古賀一成(65)。24日朝、主要な支持団体である連合福岡北筑後地域協議会の清掃活動に参加し、あいさつで「雇用と社会保障を重視することと、郷土愛はぶれない。働く皆さんの力添えをする」と訴えた。

 前回選挙後、元事務所長の解雇や後援会長の辞任などを経て組織体制を一新。連合系労組の支援を受け、社民系市議との連携も模索している。しかし、民主政権への逆風に加え、県内有数の農業地帯を選挙区に抱えながら首相の野田佳彦が環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加に前向きという悩みもある。

 「票が減るのは覚悟しているが、どれだけ抑えられるか。まず従来の支持者にきっちり応援してもらうことが大事」と陣営幹部。地元出身をアピールし「一成党」とも呼ばれる中選挙区時代からの支持者固めに奔走。1日20件前後のあいさつ回りを地道にこなす。

 共産新人の金子睦美(51)は連日、ミニ集会や街頭での演説を重ね「原発ゼロ」「消費増税反対」を訴えている。(敬称略)


 ◇立候補予定者◇

  古賀一成 65 民前
  金子睦美 51 共新
  鳩山邦夫 64 無前
  江口善明 38 無新

 ▼前回(2009年)
当 鳩山邦夫 自前  138327
◇ 古賀一成 民前  119481
  佐藤浩 諸新    4429

 ▼前々回(2005年)
当 鳩山邦夫 自前  131946
◇ 古賀一成 民前  109826
  中西和也 共新   11623

◇は比例代表で復活当選

=2012/11/27付 西日本新聞朝刊=

6616チバQ:2012/11/28(水) 22:09:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/rensai/rensai1/20121124/20121124_0005.shtml
鹿児島3区読めぬ筋書き 維新新人出馬へ 補選構図崩れる
2012年11月26日 17:15
衆院鹿児島3区での立候補の意思を表明する日本維新の会の福留大士氏(右)=19日午後3時半ごろ、鹿児島県庁 10月の補選で与野党候補が激しく争った衆院鹿児島3区。1カ月もたたぬ間に始まった「第2幕」は、同じ顔触れでの再演と思われたが、日本維新の会という新たな役者が加わった。筋書きはどう変わり、どんな結末を迎えるのか。

 「補選では『政権奪還』や『世代交代』と叫ぶばかり。政策論争がないのはおかしいと思った」。19日、鹿児島県庁で記者会見した維新新人の福留大士(ひろし)氏(36)は立候補の動機をこう語った。

 3区は、自民を離党した国民新の故松下忠洋氏と、自民の宮路和明氏(71)が激しく競り合ってきた。金融・郵政民営化担当相在職中だった松下氏の突然の死去に伴う補選では宮路氏が返り咲いたが、松下氏の後継の国民新新人、野間健氏(54)と政策に大きな違いはなく、「与党対野党」というより「松下党対宮路党」の色が濃かった。

 福留氏は選挙区内の日置市出身で、現在は都内で会社を経営。会見で「保守地盤が強く(党本部からは)厳しいと言われたが、一石を投じるだけでもいい」と、自ら志願しての立候補であることを強調してみせた。

 補選を戦った4陣営の反応はさまざまだ。

 「維新は脅威」。野間氏陣営は率直に認める。補選では「弔い合戦」を強調するとともに「世代交代」を訴えたが、宮路氏に約5600票差で敗れた。無党派層の6割は野間氏に投票したとの出口調査結果もあるだけに、陣営は「維新の名前に浮動票が引っ張られるかもしれない」と危ぶむ。

 宮路氏陣営は、安倍晋三総裁の来援など党を挙げての補選で辛勝だったことに危機感が強い。維新については「宮路の支持層は固く、影響は限定的」と、非自民票が割れることを期待する。

 共産新人の大倉野由美子氏(62)陣営は「維新も自民党型政治をどう変えるか示せない」と切り捨て、政治団体「幸福実現党」新人の松沢力(いさお)氏(30)陣営は政策の違いを訴える方針だ。

 一方、維新の参入に対する有権者の見方も割れる。補選で野間氏に投票したという鹿児島市のタクシー運転手二俣勝さん(60)は「維新であれば、誰であろうと投票する。躍進させて発言力を持たせたい」と期待。これに対し、南さつま市の農業西野利治さん(73)は「この地域ではなじみのない人には投票しない。農家の支持を変えるのは難しい」と語るなど維新の苦戦を予想する声も。

 補選は棄権した同市の山元政昭さん(65)は「選択肢の一つとして興味はある」と話しており、補選では前回より16・35ポイントも低い56・60%だった投票率にも影響しそうだ。

6617チバQ:2012/11/28(水) 22:10:16
>>5296
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/rensai/rensai1/20121127/20121127_0001.shtml
「牙城」維持へ、大分社民懸命 「第三極」台頭に埋没感
2012年11月27日 10:00
選対会議であいさつする社民新人の吉川元氏を見守る村山富市元首相(左)=22日、大分県臼杵市 かつて村山富市首相を生んだ大分社民が、衆院議席を死守しようと懸命になっている。前回衆院選で勝利した大分2区は、立候補を予定していた重野安正党幹事長が病に倒れ、出馬を断念。一時は擁立見送りもささやかれたが、「有権者に脱原発、消費増税反対の選択肢を示す」と重野氏の秘書を後継に決めた。ただ、民主、自民、第三極の攻防に注目が集まる中、埋没感は否めず、苦しい戦いが続く。

 「投票まで短い期間だが、重野幹事長の思いを引き継いで戦いたい」。26日、大分県臼杵市。大分2区に立候補予定の社民新人、吉川元氏(46)は地元労組の大会で声を張り上げた。擁立が決まったのはわずか5日前。硬い表情には決意がにじむ。

 社民党大分県連合は、重野氏の擁立断念を発表した18日以降、後継探しに奔走した。大分県出身の参院議員などの名前が挙がったが、いずれも不調。「不戦敗」の文字が県連合幹部の頭をよぎった。

 大分社民は、旧社会党時代から比例復活を含めれば一度も議席を失ったことがない。「社民の灯を消すわけにはいかない」。ようやく決定したのが重野氏の政策秘書を務めていた吉川氏だった。

 ただ、社民党を取り巻く環境は厳しさを増している。同党が、旧社会党時代の衆院選で獲得した最高議席が1958年の166。その後、小選挙区制の導入などで議席は激減。2009年の前回は7に落ち込んだ。

 さらに、今回は第三極が有権者の注目を集め、社民党などの小規模野党は影が薄くなりがちだ。

 「路線が一貫して変わらないのはわが党しかない」。村山元首相はこう力を込めるが、知名度不足の新人を短期間にどうやって浸透させるか、不安はなお残る。「残された時間はわずか」。県連合幹部の顔には焦りの色が浮かんだ。

=2012/11/27付 西日本新聞朝刊=

6618チバQ:2012/11/28(水) 23:19:31
http://www.asahi.com/area/tochigi/articles/MTW1211280900001.html
2012年11月28日11時45分
安倍氏・渡辺氏、かつての盟友が3区で舌戦
 衆院選の公示まで1週間と迫った27日、栃木3区で、自民党総裁の安倍晋三氏とみんなの党代表の渡辺喜美氏が、同じ時間にマイクを握った。安倍総裁は3区に立候補する簗和生氏の応援で街頭演説。渡辺代表は自身の選挙に向けて事務所開きを行った。事実上の一騎打ちとみられる中、かつて首相と大臣として行動をともにした「盟友」が、互いに野党の党首となって舌戦を繰り広げた。

 「この選挙区は、おそらく数ある中でも注目されています。そして最も困難な選挙区なんですよ」。27日午前10時、大田原市中心部の交差点で簗氏の応援演説に立った安倍氏は、聴衆約1200人を前にこう訴えた。演説の終わりには「(簗氏の)当選はあと一歩まできた。この選挙区で日本を取り戻そうじゃないですか」と声を張り上げた。

 簗氏は「国会議員の役割は地域の声を国会に届ける。そして政策としてこの地域に持って帰ってくる。その当たり前の行為がなされていなかった」と、渡辺氏を批判した。

 それとほぼ同時刻、渡辺氏は那須塩原市内で事務所開きを行った。後援会関係者ら約130人を前に環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐり、「自民党はあたかも交渉参加に反対と言っているように聞こえますが、そうではありません。これがまやかしの政治。自民党が政権とったら交渉に参加するに決まっている」と、自民党に矛先を向けた。

 2人はかつて、安倍内閣で渡辺氏が行政改革担当相として入閣した旧知の間柄だ。渡辺氏は今年9月の報道陣の取材に、自民党総裁選で2度目の当選を果たした安倍氏について「非常にやりやすくなった。公務員制度改革をやってきた仲間」と語っていた。

 この日の事務所開きでも、渡辺氏は2、3日前に安倍氏から携帯電話に連絡があったことを明かし、「どうぞ遠慮なく、がんがんやってください。私も遠慮なくやらせてもらいます。これは武士の戦いですよ」という趣旨の話をしたという。

 その安倍氏が、渡辺氏の強固な地盤に乗り込んで展開した舌戦。互いに名指しでの批判こそしなかったが、県議補選での支援候補の落選や系列議員の離反など、渡辺氏の足元が揺れる現状を表す印象を周囲に残した。

 安倍氏に先立って演説した党県連代表の茂木敏充氏は、「(公示前は)安倍総裁は大切な、勝てる選挙区しか応援に入らない。それがこの3区に応援に入った。勝てる選挙なんです」と簗氏が追い上げていると強調。一方、渡辺氏の後援会総連合会長の臼井亮平氏は「食うか食われるかの戦い」と危機感を訴えた。

6619チバQ:2012/11/28(水) 23:23:54
>>6484>>6581
http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW1211282400001.html
2012年11月28日09時33分
労組本丸 覚悟の出馬

●11区 自民、豊田市議擁立


 衆院選の公示が1週間後に迫った27日、自民党がようやく愛知11区に豊田市議の八木哲也氏(65)の擁立を決めた。豊田市(稲武地区を除く)とみよし市が区域の選挙区。トヨタ自動車系の労組票が堅く、小選挙区制導入後、民主系が5連勝中だ。自民の擁立は難航していた。


 八木氏は同日、豊田市議会の自民クラブ総会で「戦う以上、勝つ選挙をやらないといけない。先頭に立って戦い抜く」と決意表明した。取材に「誰かが責任を果たさない限り、今までと同じになると思った」と意思を固めた理由を話した。近年の4回の衆院選で自民は1回、不戦敗を味わった。3回は党本部主導の落下傘候補。「地元を知り、文化を愛してきた人間で戦ってみたい」と述べた。

 24日に締め切った2度目の公募でも候補者が決まらず、11区支部幹部会は26日、同会メンバーの1人であり、「どうしても出さないといけない」と主張する八木氏に立候補を要請。本人は「青天のへきれきだった」が、1日で決断した。

 同支部幹事長の岩月幸雄市議は、擁立が遅れた理由を「労組がバカ強く、みんなが尻込みをしてきた。八木さんは使命感から受けたのだろう。全力で臨みたい」と話した。

 11区には民主前職の古本伸一郎氏(47)、共産新顔の渡辺裕氏(32)、諸派新顔の中根裕美氏(38)が立候補を表明している。


●杉田元衆院議員、15区出馬へ

 今月11日の豊橋市長選で落選した元衆院議員の杉田元司氏(61)が、次期衆院選で愛知15区に立候補する意向を27日、表明した。現在は無所属だが、いずれかの政党から申し出があれば、公認を得ることを検討するという。

 市役所での記者会見で、杉田氏は「市長選で5万6千人に近い有権者に支援を頂き、熱い思いを受けている。地方から国を変えたい。社会保障などで安心を得られる政策を打ち出したい」と語り、脱原発や消費増税凍結、TPP反対を主張する方針を示した。

 杉田氏は、豊橋市選出の県議を経て2005年、愛知14区から自民党公認で立候補。比例東海ブロック選出の衆院議員として1期務めた。市長選では、現職の佐原光一氏に約7千票差で敗れた。

 15区には、前職の民主森本和義氏(46)のほか、いずれも新顔で自民根本幸典氏(47)、維新近藤剛氏(47)、共産串田真吾氏(36)、社民豊田八千代氏(63)が立候補を表明している。


●全15区の候補 共産が固める

 共産党県委員会は27日、次期衆院選の愛知11、12、13区と比例単独の計4人の候補者を発表した。同党は県内15選挙区すべての候補者が決まった。

 11区は民青県副委員長の渡辺裕氏(32)、12区は党西三河地区委員の若山晴史氏(64)、13区は党西三河地区委員の宮地勲氏(58)が立候補する予定。また、3人目の比例東海ブロックの候補に党県常任委員の江上博之氏(57)を擁立する。…

6620チバQ:2012/11/28(水) 23:35:35
熊本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/kiji/kumamoto/20121128/20121128_0001.shtml
2区 風の行方いまだ見えず
2012年11月28日 00:46  26日朝、熊本駅前のホテルの一室。自民前職の野田、比例で立候補予定の林田彪、前熊本市長の三角保之、元県議会議長の村上寅美をはじめ、自民系の県議ら十数人が集まった。

 「これまで以上のことをやらないと、野田先生といえども厳しい」

 前回、比例と小選挙区で交互に立候補するコスタリカ方式で比例に回った野田。2区で戦うのは7年ぶりだ。地区後援会は高齢化し、世話役が亡くなった所もある。自らも71歳。当選13回のベテランの危機感は強い。

 ホテルでの議題は野田と林田の選挙協力態勢。今回、党本部がコスタリカを認めない中、林田を比例名簿の上位に載せるため、3夜連続で林田の決起大会に野田が参加することを確認した。2人の「たけし」の協調は、野田にとって自らの票の掘り起こしでもある。

 「実現できるか分からんようなことを掲げて、何が政策論ですか」。27日朝、熊本市西区の事務所開きで、野田はマイクを握った。約250人を前に景気対策や雇用創出などを訴える中で、批判したのは脱原発を掲げる「第三極」だ。

 「多選批判というより有権者の『飽き』が怖い。熊本県民ってわさもん(新しいもの)好きだから」「相手には若さがある。あなどれん」。陣営幹部は「風」の行方に気をもんでいる。

 2区で長年、野田を支持してきた自民元県議の事務所。敷地内にはみんなの党の新人、本田の看板が立つ。

 「民主党もダメだった。自民党には戻りたくない。そう思っても、決して政治をあきらめないでください!」。本田は街頭で声を張り上げ、「第三の選択肢」としての党の存在を訴える。

 前回の衆院選は政権交代の追い風に乗り、民主が初めて議席を獲得した2区。今回は第三極から2人が立候補を予定。再び「風」は吹くのか。

 本田は2010年7月の参院選熊本選挙区で、落選したものの党への追い風もあり、10万票余りを獲得。その後の活動で、参院議員だった父の支持者や薬剤師仲間が中心だった支援者は広がりを見せる。荒尾・玉名地区でポスターが貼ってある家は、民主支持のはずの労組関係者宅も目立つ。

 ただ、新党は乱立。27日は嘉田由紀子・滋賀県知事が脱原発を掲げ、「日本未来の党」結成を表明した。09年に旗揚げした「元祖・第三極」の存在はかすみがち。「第三極や党への風頼みでなく、本田個人としての風を吹かせなければならない」と陣営幹部は戒める。

 前回、民主で初当選した福嶋は所属する「国民の生活が第一」が嘉田新党への合流方針を決め、脱原発などを主張して立候補予定。民主は元県議の浜田が「有権者には政権与党の候補を落とす権利もある」と逆風下の出馬を決意。共産新人の松山も街頭で「原発即時ゼロ」や消費増税阻止を訴える。(敬称略)

=2012/11/28付 西日本新聞朝刊=

6621旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/11/28(水) 23:37:54
日本未来の党結成に伴う両院の政党別勢力(未来の党は見込み,みどりは諸派へ)
(衆議院)
民主231,自民118,未来61,公明21,維新11,共産9,みん8,社民5,大地3,国民2,日本1,諸派1,無所属8
 無所属は長尾敬,土肥隆一,瑞慶覧長敏,中村喜四郎,小泉龍司,中島政希,鳩山邦夫,与謝野馨
(参議院)
民主87,自民82,公明19,未来12,みん8,維新7,共産6,社民4,国民3,大地2,改革2,諸派5,無所属5
 無所属は尾辻秀久,平田健二,大江康弘,長谷川大紋,米長晴信
(両院)
民主318,自民200,未来73,公明40,維新18,みん16,共産15,社民9,国民5,大地5,改革2,日本1,諸派6,無所属13

6622チバQ:2012/11/28(水) 23:43:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121128/elc12112814190043-n1.htm
「また変わっちゃって」 二転三転の挙げ句“未来”…翻弄される生活・脱原発候補ら
2012.11.28 14:16 (1/3ページ)
 滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が立ち上げた「日本未来の党」。小沢一郎氏が代表を務める「国民の生活が第一」と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党(脱原発)」も27日中に合流を表明し、一夜明けた28日、両党からの立候補予定者らは、朝から「新たな看板」の掛け替え作業に追われた。解散後、何度目かの移籍となる候補も少なくないが、一様に「状況は良くなる…」期待の表情。生き残りに向けた“しぶとさ”も感じられた。

■未来なら選挙区ダメでも…

 大阪6区に立候補予定の生活前職、村上好史氏(60)は28日、事務所移転作業に追われた。移転は当初からの予定だったが、党名変更で看板設置は数日遅れそう。だが、村上氏は「嘉田氏が党首となることで柔らかいイメージが加わり、相乗効果が生まれるのでは」と歓迎ムードだ。

 「また、ちょっと、状況が変わっちゃって…」と話すのは、大阪1区から立候補予定の脱原発前職、熊田篤嗣氏(41)。10月に民主を離党して以来、減税日本→脱原発→日本未来と目まぐるしく所属先が変わった。「いつどうなるか分からないから」と、ポスターは民主のロゴをシールで隠して貼っていたが、大阪市阿倍野区の事務所はまた修正作業に追われた。

 民主は対抗馬に寝屋川市議の吉羽美華氏(32)を擁立。これまで支えられた労組票はもう期待できない。脱原発では近畿ブロック唯一の公認候補で、比例復活も厳しい見通しだったが、「日本未来なら、小選挙区で落選しても可能性がある」との計算も働く。「人気のある嘉田新党に加われば、状況はよくなる。これから『卒原発』でがんばります」とこちらも表情は明るい。

■こんな直前で党が変わるなんて

 大阪18区の生活前職、中川治氏(61)は今月15日に民主に離党届を提出、26日に生活の公認が決まったばかり。街宣車の看板を27日夜に修正、この日朝からポスター発注などに追われた。担当者は「事務的にはバタバタだが、同じ理念を共有した政党での選挙は戦いやすい。嘉田氏が旗印となれば、女性支持も増えるだろう」と話した。

 大阪15区の生活前職、大谷啓氏(41)の事務所は徹夜でビラを作り替え、朝から早速新党名のビラを配布。「こんな直前に党が変わるなんて聞いたことがない。やることが多すぎてどうしたらいいかわからない」と困惑顔の男性職員に対し、大谷氏は「後援会は政党ではなく『大谷』でやってきた」と強調、「今はやるしかない」と話した。

 29日に事務所開きを予定する大阪2区の生活前職、萩原仁氏(45)の陣営もポスターや看板の党名変更の作業で大わらわ。萩原氏自ら「政策の内容は同じ。党名だけ生活と言わないように気をつけて」と、街宣用テープを収録し直すスタッフに指示した。

 この日朝から、大阪府吹田市の駅前でマイクを握った大阪7区の生活前職、渡辺義彦氏(56)は「わざわざ戻ってきて話を聞いてくれる人もおり、注目されていると肌で感じた」。新党には批判の声があるが、渡部氏は「合流に驚いたが、政策や理念的にはほぼ一緒で、いわゆる“野合”にはあたらない」と強調した。

■選挙のために集まっているだけ

 政治評論家の有馬晴海氏の話 「政党とは、本来党員がいて同じ考えの同志が集まって代表を国会に送り出すものだが、今は選挙のために集まっているだけなので、党名もころころ変わるような事態が起こる。有権者も小選挙区など選挙制度の在り方を考えるいい機会だ」

6623旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/11/28(水) 23:53:17
小選挙区 立候補予定勝手にまとめ(出馬予想も含む 11/28現在,みらいは見込み)
政党別
 民主 262  自民 290  未来 91  公明 9  維新 150
 みん 66  共産 298  社民 23  国民 3  大地 7
 改革 0  新日 1  諸派 25  無所 35
経歴別
 官僚108 地方議員336 首長29 参院経験者30 メディア・ジャーナリスト63
 タレント・スポーツ・文芸23 二世(世襲でない者も含む)153
 法曹職37 松下政経塾54 労働組合75

6624旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/11/28(水) 23:54:31
比例単独 立候補予定勝手にまとめ(出馬予想も含む 11/28現在,みらいは見込み)
政党別
 民主 7  自民 6  未来 11  公明 45  維新 6
 みん 1  共産 23  社民 8  国民 0  大地 0
 改革 2  新日 0  諸派 42
経歴別
 官僚4 地方議員21 首長7 参院経験者10 メディア・ジャーナリスト2
 タレント・スポーツ・文芸4 二世(世襲でない者も含む)5
 法曹職6 松下政経塾1 労働組合10

6625チバQ:2012/11/28(水) 23:57:08
>>6338>>6379
体調不良のため、出馬を断念

http://www.tokyo-np.co.jp/article/shuin2012/tokyo/CK2012112702000089.html
11区で出馬予定 土屋都議が断念
 来月四日に公示される衆議院選挙に東京11区から日本維新の会公認で立候補を予定していた都議の土屋敬之氏(60)は二十六日、体調不良のため、出馬を断念した。陣営が明らかにした。

6626チバQ:2012/11/28(水) 23:58:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121125/elc12112523320025-n1.htm
【「振り子」の政治】
(上)チルドレンの限界 政権選択の「落とし子」
2012.11.25 23:25 (1/3ページ)[衆院選]

 万歳三唱の後、「またここで会おう」と議員同士が握手を交わした。衆院が解散した今月16日、熱気を帯びる議場の様子を、元衆院議員、杉村太蔵氏(33)は東京都内の自宅のテレビで見つめていた。「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)、脱原発、消費税…。国民にとってはまた、難しい選択になるな」との思いを巡らせた。

 民主党が政権交代を果たす直前の平成21年7月までの約4年間、「小泉チルドレン」として議員バッジをつけた。タレント活動を続ける傍ら、今でも政治への関心は持っている。だが、衆院議員として何ができたのか、何が求められていたのか。答えは出ていない。

 小泉純一郎元首相(70)が対立候補へ「刺客」を送り、郵政民営化の是非を争点とした17年9月の「郵政選挙」。公募締め切り2日前に「小泉さんへのファンレター」(杉村氏)のつもりで出した論文が党幹部の目に留まり、比例単独で出馬した。投開票日翌日の同月12日には、朝から勤務先で会議を入れていた程度の「覚悟」だった。

 このため当選直後から戸惑いの連続だった。「早く行ってみたいですよ、料亭に」などの失言で猛烈なバッシングも受けた。皮肉にも郵政民営化関連法案は翌10月、スピード成立する。

 「選挙の争点は1つだった。その法案があっけなく成立した。あれ? これで終わっちゃった…」

ふわっとした民意


 郵政選挙で初当選を果たした「小泉チルドレン」と呼ばれる自民党新人議員は83人。「郵政民営化関連法はタウンページ6冊くらいの分厚さ。有権者で読んだ人はいないでしょう。小泉さんなら何かをしてくれるという、ふわっとした期待感があった」というのが杉村氏が感じた民意だ。

 選挙プランナーの野沢高一氏(53)は小泉氏の手法を「『応援』から『選択』に選挙の質を変えた。郵政と言いながら、実際は直接首相を選ぶ公選制に近かった」と振り返る。

 選挙翌年以降、首相が次々と交代したことで、杉村氏の疑問はさらに膨らんだ。麻生太郎元首相(72)が21年、国民に1万2千〜2万円を配布した定額給付金は、杉村氏の目には「バラマキが復活し、変わったはずの政治が元に戻った」と映ったという。

 チルドレンも変質した。しがらみのなさが特権だったはずが、生みの親を失ってから半数以上が派閥入り。杉村氏自身も議員としての「存在理由」を見失っていった。杉村氏はチルドレンを「派閥政治の草刈り場」と表現し、郵政選挙をこう総括した。

 「政治の核とはいえない政策1点だけが争点になった。本当に国民のためになったのか。自己否定になるが、郵政選挙のようなやり方は禁じ手。二度とあってはいけないと思う」

劇場型選挙の末に


 21年8月の前回衆院選。民主党は「郵政民営化」を「政権選択」に置き換え、刺客戦法も取り入れ、小泉氏さながらの劇場型選挙に持ち込んだ。その結果、元民主党代表で「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)が選挙の“世話役”となった「小沢チルドレン・ガールズ」と呼ばれる民主党議員が143人も誕生した。小泉チルドレンは83人中、わずか10人しか再選しなかった。

 政治評論家の小林吉弥氏(71)は「将来を託せる可能性がある人はゼロではない」としながらも、「チルドレンは頭数に過ぎず、結局は政権選択選挙の落とし子。党もそれ以上の“使い方”が見つからないのだろう」と断じた。

 自らも小泉チルドレンでチルドレン紹介本「UBUDAS(うぶだす)」の編集幹事を務めた赤池誠章元衆院議員(51)は自戒を込めて言う。「取り組むべき問題は多様化した。『白か黒か』だけでは選べない。選挙が相手をつぶすためだけの道具になってはいけない」





 大きく揺れ動く「振り子」のように、勢力図が一変する近年の選挙戦。振れ幅を決める民意の「風」とは何か。その行方を探る。

6627チバQ:2012/11/29(木) 00:00:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121127/elc12112711290040-n1.htm
【「振り子」の政治】
(中)無党派層の系譜 生まれては消える「ガールズ」「チルドレン」
2012.11.27 11:27 (1/3ページ)[選挙]

 「小泉チルドレン」「小沢ガールズ」の源流に「マドンナ議員」と呼ばれた女性議員たちがいた。

 平成元(1989)年の参院選で初当選し、1期で終わった乾晴美さん(78)もその一人。徳島県の小中高校で教師を務め、政治とは全く無縁の2児の母だった。

 「台所の声を国政に」。当時の社会党の土井たか子委員長(83)から口説かれ、主婦の代表として出馬した。この年はリクルート事件で竹下登内閣が総辞職し、消費税導入に反発が強まっていた。その波に乗って乾さんらが当選を果たし、過去最多となる22人の女性議員が生まれた。

 「けれども、台所感覚だけでは政治はできなかった。勉強不足を痛感した」

 国会では困惑ばかりだった。税金問題の会合で直接税と間接税の比率を尋ね、失笑を買った。育児休業法を議員立法で作ろうとしたときは最終的に政府提出法案となり、政治力の限界を感じたという。

 現在の政治状況について、乾さんは「混沌としているとしか言いようがない。これでは有権者の多くもしらけてしまい、どの政党へ政治を託していいか分からなくなっているのではないか」と語る。

 そんな彼女たちを「赤じゅうたん」へ押し上げたのも、特定の支持政党を持たない有権者「無党派層」だった。「山が動いた」。党を躍進させた土井氏の言葉は、無党派層が与党から野党に振れたことを印象づけた。

 無党派層の研究で知られる桜美林大の橋本晃和客員教授(71)=民意政治学=の計量分析によると、昭和40年代半ばまでは有権者の大半が支持政党を持っていた。高度経済成長で都市に人口が流入し、地縁・血縁に縛られない有権者が増えてきた40年代後半、都市部を中心に無党派層が台頭し始めた。

 平成元年の参院選以降、民意は当時の政権党である自民党支持層と、ときには非政権党へも投票する無党派層に二分された。

 橋本教授は「昭和40年代以降、いつの世にも無党派層は存在した。彼らが時の政治に抱く不信や不満を吸収した先が、マドンナであり、チルドレンだった」と指摘した上で、「そうした不満は増税や年金、雇用対策などその時々で異なる」と分析する。

 「山が動いた」場面はその後も続く。平成5年の衆院選で昭和30年以来初めて自民党が下野し、日本新党代表だった細川護煕氏(74)を首相とする政権が生まれたときもそうだ。

 効果的だったのが1つの言葉で二者択一を迫る「ワンフレーズポリティクス」だった。国民の生活が第一の小沢一郎代表(70)は、リクルート事件に端を発する政治・選挙制度改革で自民党を「守旧派」と呼び、自らを「改革派」と称して非自民連立の細川政権誕生の立役者となった。17年の郵政選挙で圧勝した小泉純一郎元首相(70)も「改革なくして成長なし」「聖域なき構造改革」を標榜した。

 この流れは前回の「政権交代」を経て、今回の衆院選でも続いている。野田佳彦首相(55)は衆院解散時の会見で「古い政治に戻るのか、前に進むのか」と7回連呼した。日本維新の会を率いる橋下徹大阪市長(43)は「日本国を変える」と叫び始めた。

 政治家の言葉で振り子のように揺さぶられる民意の波間に、マドンナやチルドレンも生まれては消える。

 「無党派層は宝の山だ」

 小泉氏は郵政選挙で圧勝した後、小泉チルドレン83人を前にこう訓示した。有権者はこの言葉をどう受け止めるべきなのか。





 ■無党派層の動向 産経新聞社とFNNの合同世論調査によると、平成7(1995)年以降、無党派層を示す「支持政党なし」の割合が最も低かったのは21年9月の鳩山由紀夫内閣発足直後で21%。最高は今年7月の消費税増税法案の衆院通過直後で55%。政治への期待が膨らむと政党支持が増えて無党派層が減り、逆に政治不信が極まると政党離れが起きて無党派層が増える「振り子現象」がみられる。

6628チバQ:2012/11/29(木) 00:00:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121128/elc12112808160030-n1.htm
【「振り子」の政治】
(下)有権者の責任 「AKB48総選挙」とは違う
2012.11.28 08:14 (1/3ページ)[衆院選]

 「石原さん、橋下さんとともに頑張ります!」

 駅頭に、日本維新の会の石原慎太郎代表(80)と橋下徹代表代行(43)の顔写真が入ったのぼりが翻る。27日朝、東京都江戸川区のJR小岩駅。維新公認で衆院選へ出馬する葛飾区の小林等区議(39)は、ハンドマイクを手に人波に向かって声をからしていた。

 民主党衆院議員の秘書を経て平成17年、区議に初当選した。2期目の昨年6月に民主党を離党。今年3月、橋下氏が率いる維新政治塾へ参加し、都内初の公認候補の一人に選ばれた。

 「選挙のためだけに政党を移る方々とは違うことを分かっていただきたい」

 維新は、全国の都市部を中心に候補を立てる方針を掲げる。都市部は無党派層が多く、橋下氏の語る「ふわっとした民意」を受け止めやすいためだ。大阪発の政党ながら、東京は最重点区の一つとなる。

 小林氏に、「風頼みの選挙」と言われていることについて、また、当選すれば「橋下ベイビーズ」と呼ばれる可能性があることについて問うと、こう答えた。

 「何と言われようとも行動が全て。小泉チルドレンも有権者の審判で大半が淘汰されたが、生き残る人は生き残っている。行動を見てもらうしかない」

 前回衆院選の「風」は民主党に吹いた。慶応大の小林良彰客員教授(57)=政治学=は「有権者の気持ちは『民主党に投票したい』ではなく『自民党に投票したくない』だった。自民党政権への『懲罰投票』となった」と振り返る。

 こうした民意の「振り子」が増幅された形で議席へ反映されるのが、現行の「小選挙区比例代表並立制」だ。17年の「郵政選挙」の小選挙区では自民党が過半数を下回る48%の得票率で73%の議席を獲得。前回(21年)の小選挙区では民主党が47%の得票率で74%の議席を得た。

 慶応大の曽根泰教教授(64)=政治学=は小選挙区制について、多数議席を強制的に製造する制度と位置づけ、「政権党が失政を重ねれば、政権交代により、新たな政府ができる。それを議会内の政党の分裂や合併ではなく、国民の直接投票で実現することが最大の特徴だ」と補足する。

 政治が「風」に左右される一因に、有権者が抱く政治への閉塞感もある。前回衆院選は自民党長期政権への閉塞感から、変化を求めた投票行動が民主党へ大きく振れた。

 今回は政党の乱立、分裂や合併が際立つ。27日には滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が「卒原発」を掲げて新党結成を表明した。日本維新の会を軸とした勢力とは一線を画した第三極を目指すとしている。

 曽根教授は現在の状況について、民主党の政権運営の未熟さに加え、マニフェスト(政権公約)破りや沖縄県の普天間飛行場移設問題、尖閣諸島をめぐる問題などの失政のために閉塞感が広がっていると指摘。「かといって、二大政党の一方の自民党にも失望感が残り、第三極が存在感を示している」と分析する。

 京都大の藤井聡教授(44)=公共政策論=は「『劇場型選挙』というと聞こえはいいが、国政選挙は『AKB48の総選挙』とはわけが違う。選ばれた政治家たちには、われわれの行く末が委ねられている」と述べ、こう続けた。

 「有権者は、投票の結果が自らの身に跳ね返ってくるということに、そろそろ気づくべきだ。政策と候補者をじっくりと吟味し、真贋を見極めてほしい。『劇場の観客』ではいけない」

 ■衆院の選挙制度 大正14年の普通選挙制度施行以来、戦後の一時期を除き平成5年までは、1つの選挙区で3〜5人の議員を選ぶ「中選挙区制」だった。8年の衆院選からは、選挙区ごとに1人の議員を選ぶ小選挙区制と、政党の得票率に応じて議席を配分する比例代表制を並立して行う「小選挙区比例代表並立制」が導入された。有権者は小選挙区では候補者名を、比例代表では政党名を書いて投票する。

6629チバQ:2012/11/29(木) 00:06:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000075-mailo-l09
’12衆院選・とちぎ冬の陣:第1部 各党の戦略/上 死守か、奪還か−−民主、自民の場合 /栃木
毎日新聞 11月27日(火)12時11分配信

 ◇嵐収めて反転攻勢へ 全選挙区勝利、目指す
 ◆離党者が続出
 「率直に言って上昇気流の民主党ではない。厳しい状況の中で、どう立て直すか」。就任から約1週間。25日の党県4区総支部芳賀支部の設立集会で、県連の谷博之代表(参院議員)は出席者に訴えかけ、こう続けた。「去っていく人については、多くを申すことはいたしません」
 3小選挙区での勝利で「保守王国」の構図を塗り替えた前回(09年)から3年。離党者続出の「嵐」で取り巻く環境は一変した。
 消費増税法案の採決に反対票を投じた山岡賢次前衆院議員(4区)が離党し「国民の生活が第一」に参画したのが7月。石森久嗣氏(1区)、福田昭夫氏(2区)の両前衆院議員は、離党はしなかったものの同法案の採決を棄権しており、党県連との微妙な距離を生んだ。
 衆院解散前日の15日には5区から立候補を予定していた県連代表の富岡芳忠前衆院議員が離党届を提出した。「残念というより情けない」。松井正一幹事長は切り捨てたが、現状を憂う時間はない。
 ただ、21日に「重点選挙区」と位置づける4区で、比例北海道ブロックから転出する工藤仁美前衆院議員の公認が決まった。嵐を収めて反転攻勢に出たいところだ。
 ◆「王国」復活へ
 「王国」復権を期す自民党は追い風に乗ろうとしている。「失ったものは必ず奪還したい。自分の選挙だけでなく、全体で勝てるようにする」。解散当日の16日、那須塩原市で県議補選の党推薦候補者の応援に駆けつけた茂木敏充・県連会長(5区)が言い切った。09年は自身が富岡氏との接戦を制した以外は、党が立てた候補者が全敗。議席を取り戻すだけでなく、前回擁立しなかった3区も簗和生氏を立て、全小選挙区の勝利を目指す。
 18日の県議補選では、党が推薦するなどした候補者が2選挙区でともにみんなの党系の候補に勝利。衆院選の「試金石」で結果を残した。
 解散が取りざたされるようになった11月上旬。知事選で選対幹部を務めた党のベテラン県議は一様に「次は自分たちの選挙だ」と話した。知事選後、選出区にいる立候補予定者をスムーズに応援できるよう、衆院選を見据えていた。
 船田元氏、西川公也氏ら元職の1、2区、小選挙区での返り咲きを目指す佐藤勉前衆院議員の4区に加え、党を離れた渡辺喜美・みんなの党代表が絶大な力を持つ3区でも、区内の県議は「選挙は以前よりしやすくなった」と話している。【岩壁峻】
   ×  ×
 衆院選公示まで1週間。冬の短期決戦に備える各党の現状と攻略を探った。
11月27日朝刊

6630チバQ:2012/11/29(木) 00:06:14

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000102-mailo-l09
’12衆院選・とちぎ冬の陣:第1部 各党の戦略/下 勢力拡大へ−−非民主・自民勢力 /栃木
毎日新聞 11月28日(水)12時29分配信

 ◇みんな「粛々と戦う」 4区、第三極が流動的
 ◆代表が陣頭指揮
 みんなの党は09年8月に結成し、昨年は初の統一地方選に挑んだ。県議選では自民党議員が過半数を占める県議会で「キャスチングボートを握る」(渡辺喜美代表)ことを目標に、計13選挙区で民主党を上回る候補者17人を擁立。議席数を5から13に伸ばし、県議会第2党となった。
 だが今年9月、大田原、小山市議が相次いで集団離党。11月の県議補選では2選挙区とも自民党系候補に敗れた。
 一方で、11月上旬に民主党を離党した前職の富岡芳忠氏がみんな入りを決意。「逆風」の中でも全5小選挙区に候補者を擁立する体制が整った。約1週間後の記者会見で渡辺代表を伴い「みんなの党は私の考えを一貫して主張してきた党だ」と胸を張った。県議補選の結果について渡辺代表は「いつまで嘆いていても仕方ない。国政は国政と切り替えが大事だ。我々はみんなのアジェンダ(政策課題)を掲げて粛々と戦うだけ」と話す。
 27日朝には、那須塩原市下永田での事務所開きに姿を見せた渡辺代表。「みんなの党は、ぶれない、曲げない、崩れない。信念をまっとうする皆さんのお力を与えてください」と意気軒高に語った。
 ◆維新が難色…
 候補者擁立に積極的な姿勢を示すみんなの党とは対照的に、その他の第三極は県内では鳴りを潜めている。
 前回、悲願の小選挙区勝利を挙げながら今夏に民主党を離党して挑む4区の山岡賢次氏。9月初旬には既に「国民の生活が第一」の公認を得て臨戦態勢だった。結果的に県内で生活の公認を得て立候補することになっていたのは山岡氏だけだった。
 その4区には、前回無所属で立候補し敗れた植竹哲也氏が、日本維新の会の公認を得た上での雪辱をもくろんでいた。だが、同区に立候補予定者がいるみんなと第三極間での連携を画策する維新側から難色を示され小選挙区を断念。方針転換し、比例北関東の維新公認候補として立候補する意向を固めている。
 ◆共産は「愚直」に
 前回1区のみの擁立に終わった共産党は、全5小選挙区で候補予定者を立てた。11月の知事選期間中は、党公認候補だった野村節子氏の遊説先に各予定者を同行させ知名度向上に努めてきた。消費増税反対に脱原発。知事選で訴えたことは、衆院選の党の選挙公約にも重なる。知事選で一騎打ちを演じた福田富一氏陣営の幹部からは「共産の主張を言っているだけ」と揶揄(やゆ)されたが、愚直なほど一貫した訴えが有権者にどこまで響くかに注目が集まる。【中津成美、柴田光二、岩壁峻】
11月28日朝刊

6631チバQ:2012/11/29(木) 00:09:41
>>6258
■埼玉1区
武正公一 51 財務副大臣   民前<4>
村井英樹 32 (元)財務省職員  自新
青柳伸二 64 (元)さいたま市議 共新
日色隆善 47 (元)証券会社員  み新
川上康正 47 (元)国会議員秘書 社新

■埼玉2区
石田勝之 57 (元)内閣府副大臣 民前<4>
新藤義孝 54 (元)経産副大臣  自前<4>
奥田智子 43 (元)鳩ケ谷市議  共新
松本佳和 47 (元)県議     み新

■埼玉3区
細川律夫 69 (元)厚生労働相  民前<7>
黄川田仁志 42 (元)財団研究員  自新
広瀬伸一 56 党地区委員長  共新
宮瀬英治 35 (元)会社員    み新

■埼玉4区
神風英男 51 (元)安全保障委員長 民前<3>
豊田真由子 38 (元)厚労省課長補佐 自新
桜井晴子 56 (元)志木市議   共新
青柳仁士 34 (元)国連勤務   維新

6632チバQ:2012/11/29(木) 00:10:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20121126/CK2012112602000115.html
2012衆院選 各小選挙区情勢<2>
2012年11月26日

※敬称略

■5区 枝野、牧原が3度激突
 ◆さいたま市西・北・大宮・中央区
枝野幸男 48 経済産業相 民前<6>
牧原秀樹 41 (元)党青年局次長 自元<1>
大石豊 52 (元)岩槻市議 共新

 知名度抜群の枝野に、牧原が三度目の決戦を挑む。七選を目指す枝野は行政刷新相と官房長官、経済産業相を歴任。民主の顔として逆風をもろに受けるが、選挙戦では「組織を固めるのではなく、やることは同じ」と、今まで通りビラ配りや辻立ち演説に徹する。

 牧原は前々回に比例復活で初当選。前回は大差で敗れ復活当選も果たせなかったが、落選の翌日から毎朝、駅頭に立ち、地元回りも重ねてきた。インターネットのフェイスブックなども活用し、新たな支持層を開拓してきた。

 衆院選初挑戦の大石は消費税増税反対や「即時原発ゼロ」を訴え、支持拡大を目指している。

■6区 大島と中根、三たび
 ◆鴻巣(旧鴻巣市、吹上町)・上尾・桶川・北本市、伊奈町
大島敦 55 総務副大臣 民前<4>
中根一幸 43 (元)党青年局次長 自元<1>
戸口佐一 62 党地区委員 共新
山崎泰 51 税理士法人理事長 維新
院田浩利 45 幸福実現党県役員 諸新

 五期目を狙う大島と、小選挙区での初勝利を目指す中根の対決は三回目となる。

 大島は前回は十八万票の大量得票をした。駅立ちや行事で総務省と内閣府の副大臣としての実績を訴え、支持者の維持を図る。

 中根は、接戦だった前々回は比例で復活当選したが、前回は大敗した。地方議員へのあいさつや自転車での街頭運動で、自民支持層への浸透を狙う。

 戸口は国政には初出馬で、組織票の積み上げを目指す。出馬が決まったばかりの山崎は選挙準備を急いでいる。

■7区 生活前職に4人挑戦
 ◆川越・富士見・ふじみ野市(旧上福岡市)
島田智哉子 50 (元)参院議員 民新
神山佐市 58 (元)県議 自新
小宮山泰子 47 (元)農林水産委員長 生前<3>
長沼チネ 62 党地区委員長 共新
矢口健一 40 団体役員 維新

 民主を離党した生活・小宮山への刺客として、民主は前参院議員の島田を擁立した。島田は子育て経験を前面に出す。小宮山は、元郵政相の父親(故人)から引き継いだ後援会組織と個人票で迎え撃つ。

 県議から転身の神山は、これまで足場のなかった川越市で、後援会組織を着実に増やしている。二度目の挑戦となる長沼は、遊説と辻立ち中心で支持を訴える。二十一日に公認が決まった矢口は道州制実現などを訴え、出遅れ挽回を図る。

■8区 民自対決に維新参入
 ◆所沢・ふじみ野市(旧大井町)、三芳町
小野塚勝俊 40 党政調会長補佐 民前<1>
柴山昌彦 46 (元)外務政務官 自前<3>
辻源巳 41 党地区常任委員 共新
並木正芳 63 (元)内閣府政務官 維元<2>

 小野塚と柴山の前職二人の争いに、元職の並木が参入、前哨戦はいっそう激しくなった。

 前回小選挙区を制した小野塚は、一変した環境に危機感を募らせる。毎朝のように駅頭演説を繰り返しつつ、八十回を超えるミニ集会を開催。政権交代の意義を訴え、党への批判にも耳を傾ける。

 前回比例復活の柴山は、党勢復活の勢いをかって議席奪還を志す。民主の政権運営に対して「外交スタンスが定まらず、迷走している」などと批判を強める。

 維新からの出馬が決まったばかりの並木は、市議、県議、衆院議員時代の人脈を生かした選挙戦を目指す。辻は消費税増税中止や原発ゼロを主張する。

6633チバQ:2012/11/29(木) 00:11:46
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20121127/CK2012112702000143.html
2012衆院選 各小選挙区情勢<3>
2012年11月27日

※敬称略

■9区 民主に生活が「刺客」
 ◆飯能・狭山・入間・日高市、毛呂山・越生町
五十嵐文彦 64 (元)財務金融委員長 民前<4>
大塚拓 39 (元)党国際局次長 自元<1>
松浦武志 49 (元)衆院議員秘書 生新
工藤武 48 (元)名栗村議 共新
浦沢将 45 (元)会社役員 維新

 財務副大臣として消費税増税を推進した五十嵐に、議席奪取を目指す大塚が挑む。

 逆風を受ける五十嵐の危機感は強い。街宣車での政策主張を控え、支援者をこまめに回って社会保障と税の一体改革の必要性などを説いている。大塚は前々回に比例東京で初当選し、前回から埼玉9区に転戦。経済再生や外交の立て直しを掲げ、支援者回りにも余念がない。元衆院議員大野松茂を選対本部長に迎え、保守票固めを図る。

 消費税増税阻止や国の特別会計見直しを訴える松浦は、五十嵐への事実上の刺客。浦沢は国の統治機構見直しをアピールする。工藤は原発ゼロなどを旗印にしている。

■10区 県内有数の激戦区に
 ◆東松山・坂戸・鶴ケ島市、比企郡
弓削勇人 39 美容専門学校長 民新
山口泰明 64 (元)内閣府副大臣 自元<4>
松崎哲久 62 党副幹事長 生前<2>
梅沢永治 63 (元)東松山市議 共新
坂本祐之輔 57 (元)東松山市長 維新

 予断を許さない県内有数の激戦区。

 返り咲きを目指す山口は駅立ち、つじ立ちに加えて選挙区内三市七町の首長、議員で選対組織をつくり、万全を期す。景気回復を第一に訴える。三月の出馬表明以来、毎日の駅立ちを続けてきた坂本は、今月に維新の公認を得たことで、選挙区全体での票の上積みを狙う。

 松崎は今回は組合の支援を期待できないが脱原発を中心に訴え、新たな支持層開拓を狙う。民主は松崎に対する刺客として、元参院選候補の弓削擁立を決め、選挙準備を急ぐ。梅沢は前々回以来の二度目の挑戦となる。

■11区 小泉対自民、3度目
 ◆熊谷(旧江南町)・秩父・本庄・深谷市、寄居町、秩父・児玉郡
今野智博 37 弁護士 自新
柴岡祐真 28 党地区副委員長 共新
小泉龍司 60 (元)青少年特委理事 無前<3>
 郵政民営化に反対して二〇〇五年に自民を離党した小泉は、三回続けて自民候補と対決する。民主は、前回に続いて独自候補を擁立しない見込み。

 小泉は前回は連合埼玉の推薦も受けて返り咲き、一時は民主入りがささやかれた。昨年には衆院会派「自民党・無所属の会」に入ったが、自民は、県連の公募で選ばれた今野を公認候補に決めた。

 小泉は国会活動を通じた自民党本部とのパイプをアピールし、衆院選後の復党も示唆する。これに対し、今野陣営は「自民は筋を通す党だ」と復党のうわさを否定。今野は地元・深谷市の自民県議らとともに、知名度向上を図っている。

 柴岡は「子育て世代」と若さを強調し、消費税増税反対などで支持拡大を狙う。

■12区 自民系分裂、混戦に
 ◆熊谷(旧熊谷市、大里・妻沼町)・行田・加須・羽生・鴻巣市(旧川里町)
本多平直 47 経済産業政務官 民前<2>
野中厚 36 (元)県議 自新
大野辰男 59 党県常任委員 共新
永沼宏之 44 (元)行田市議 み新
滝沢明 50 (元)衆院議員秘書 減新
森田俊和 38 (元)県議 無新

 本多に挑む自民系が分裂し、政党の争いに地域間対立もからむ。前回、出馬三回目で小選挙区で初勝利した本多は浮動票の流出を抑えようと、駅立ちなどで支持を訴える。

 野中と森田は自民公認を争い、野中に決まると、森田は無所属での出馬を決めた。加須市が地盤の野中は「公認候補」をアピールし、森田は、出身地の熊谷市で市長などの支援も受ける。永沼は地元の行田市のほか、幅広い地域で無党派層への浸透を図る。脱原発は滝沢の擁立を決めた。国政初挑戦の大野は農村部も意識し、反TPPなどを掲げる。

6634チバQ:2012/11/29(木) 00:12:52
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20121128/CK2012112802000154.html
2012衆院選 各小選挙区情勢<4>
2012年11月28日
※敬称略
■13区 維新とみんなが競合
 ◆春日部(旧春日部市)・久喜(旧久喜市、旧菖蒲町)・蓮田・白岡市、宮代町
森岡洋一郎 37 党企業団体副委長 民前<1>
土屋品子 60 (元)環境副大臣  自元<4>
並木敏恵 52 (元)春日部市議  共新
北角嘉幸 49 (元)衆院議員秘書 み新
中村匡志 35 事業経営    維新

 民、自を軸に「第三極」の維新とみんな、共産が争う構図。

 逆風を受ける森岡は「今回は個人戦。信頼に足る人間かどうか、人間性が問われる選挙」と、精力的に地域を回って支持を呼び掛ける。土屋は前知事の父の地盤や従来の後援会に加え、栄養士の資格を生かした講演活動などを通じ、女性票を掘り起こしてきた。「逆風下の前回で八万五千票。これに上積みを図る」と捲土(けんど)重来を期す。

 維新が中村を急きょ擁立し、「第三極」は分裂状態に。北角は地元の高校時代の人脈をもとに知名度アップに懸命。政策秘書としての経験をアピールし、自民支持層へも食い込みを図る。並木は消費税増税反対や原発の即時停止などを訴える。

■14区 民・自・維新の争い
 ◆春日部(旧庄和町)・久喜(旧栗橋・旧鷲宮町)・八潮・三郷・幸手・吉川市、杉戸・松伏町
中野譲 45 (元)外務政務官  民前<2>
三ツ林裕巳 57 日本歯科大教授 自新
苗村光雄 56 党地区副委員長 共新
鈴木義弘 50 (元)県議     維新

 公認争いで自民を離れた元県議の鈴木が維新から出馬表明。自民新顔の三ツ林と、三選を目指す中野による三つどもえの様相。

 三ツ林は祖父からの地盤を受け継ぎ、自民支持層への浸透を図っている。鈴木は地元の三郷市などを中心に、無党派層の上積みもにらむ。中野は外務政務官も務めたこれまでの政治実績をもとに、街頭などで支持を訴える。苗村は原発の即時廃止などを訴えている。

■15区 5党擁立で混戦模様
 ◆15区 さいたま市桜・南区、蕨・戸田市
高山智司 42 環境政務官   民前<3>
田中良生 49 (元)党青年局次長 自元<1>
小高真由美 48 NPO役員   生新
小久保剛志 37 党県委員    共新
斉藤裕康 43 明大事務職員  み新
山口節生 63 不動産鑑定士  無新
 三度目となる高山、田中の対決を軸に、みんなと生活、共産が参戦して混戦模様だ。

 四選を目指す高山は前々回は田中に敗れたが、前回で雪辱を果たした。環境政務官として福島第一原発事故対応などにかかわり、「何としても震災復興をやり遂げたい」と訴えている。

 田中は前回は比例復活もできなかったが、落選直後から地元をくまなく歩いて支持固めを徹底。「大胆な金融政策でデフレ脱却を」と主張している。

 初挑戦の斉藤は、消費税増税反対や子育て支援の拡充を強調。小久保は原発ゼロを掲げ、支持拡大を狙う。生活からの出馬が急きょ決まった小高も、脱原発や消費税増税反対を訴える。

6635チバQ:2012/11/29(木) 00:17:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121125-00000142-mailo-l42
’12走る!!ながさき:衆院選の構図 1区 「民」「自」追い風が反転 /長崎
毎日新聞 11月25日(日)12時41分配信

 「この国が沈んでいかないよう今、手を着けなければならないことに着実に取り組んでいく」。民主前職の高木義明氏は21日午前7時、出身の三菱重工労組長崎造船支部の労働会館前で、解散後初めて街頭遊説した。少子化対策など与党としての成果を強調した。
 8回連続当選を目指す高木氏だが、党への逆風はすさまじく、「これまでで一番厳しい」。政権交代を果たした09年は、自民に4万票以上の差をつけ圧勝したが「今回は約8000票差まで迫られた郵政選挙の05年より厳しい」という。
 選対幹部は「短期決戦。新たな票の掘り起こしより、離れていく票をつなぎ止めたい」。長船支部(組合員約6000人)や連合傘下の労組などが組織固めを急ぎ、民主党の県議、市議らが支持者回りを続ける。労組幹部は「身内の組合員にすら『民主党は何や』と批判される。だが、『政権交代以降の流れを止めてはならない』と地道に訴えていくしかない」と語る。
 自民元職の冨岡勉氏は05年、09年と選挙区で2連敗し、今回を「最後の戦い」と位置づける。後援会事務所を本籍地近くの住吉地区に移転。「ホームグラウンド」を拠点に比例復活当選した05年以来の返り咲きを目指す。
 医師だけに「先進医療を日本の戦略産業に育て上げ、その拠点を長崎に」などと持論を訴える。
 陣営は逆風にあえいだ09年の8万7000票を「基礎票」とみて、出身の医師会など支援組織の組織固めを急いでいる。幹部は「前回のような逆風はないが、高木さんは自民が大勝した05年でも11万票を得票。その底力はすごい」と、自民への追い風ムードを引き締める。
 圧倒的な票の掘り起こしが勝利への絶対条件となるが、幹部は「特異な戦法はない」。推薦を得た公明党が早くから年内総選挙を想定し、活発に動いているのは好材料という。一方、懸念は自民県連の県議3人の除名処分問題だ。陣営は影響を心配する。
 連日、街頭遊説を精力的に展開しているのは、共産新人の牧山隆氏。1日約10カ所で街頭演説し、消費税増税反対や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加反対、「原発即時ゼロ」などの政策を訴えている。
 小売業者や中小業者との意見交換では、「消費税が上がったら商売を続けられない」という切実な声を聞いた。また、病院勤務や長崎市議を務めた経験から、国民健康保険税の引き下げなども訴えている。【阿部義正、樋口岳大】
  ◇   ◇
 12月4日公示・16日投開票の衆院選で、県内は4選挙区に14人(24日現在)が立候補の動きを見せ、激しい前哨戦を繰り広げている。前回09年は民主党が4選挙区で全勝し、政権交代の原動力になった。今回はその一翼を担った民主前職2人が除籍されるなど、解散早々から波乱含みの展開となっている。各選挙区の構図を探った。
………………………………………………………………………………………………………
 ■立候補予定者■
=敬称略
高木義明 66 民前(7)
冨岡勉  64 自元(1)
牧山隆  55 共新
〔長崎版〕
11月25日朝刊

6636チバQ:2012/11/29(木) 00:18:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000194-mailo-l42
’12走る!!ながさき:衆院選の構図 2区 保守分裂、乱立の様相 /長崎
毎日新聞 11月28日(水)15時52分配信

 09年衆院選で、民主新人だった福田衣里子氏が自民のベテラン、久間章生元防衛相を破ったことで政権交代の象徴となった長崎2区。解散した16日、福田氏が民主離党(後に除籍)を表明し、新党「みどりの風」から比例代表転出の意向を示したことで対決構図が一変した。保守分裂など乱立し、福田氏が地盤とした諫早市を中心にしのぎを削っている。
  ◇   ◇
 「2区での私の力はないに等しい」。23日、長崎市内のホテルで出馬記者会見した民主前職の川越孝洋氏は2区との関わりの薄さを認め、苦しげな表情を浮かべた。
 前回、九州比例で初当選し、1期での引退を表明していた。福田氏離党後、県連代表として候補調整に奔走。だが、若手の擁立はできず、自らが立候補した形だ。
 「改革を続けるのか、バラマキ政治に戻すのか」。27日午前7時半から約70分間、長崎自動車道諫早インター近くの交差点で初めて街頭演説。課題の浮動票獲得に向け、動き始めた。
 党への逆風に高齢、準備不足が重なる「三重苦」だが、三菱電機労組出身で組織の信頼が厚いのは強みだ。
 自民新人、加藤寛治氏は解散後初の日曜日だった18日、諫早市の小学校であったミニバレーボール大会を地元県議と訪ね、あいさつした。主催した男性役員は「こんな小さな大会に来てくれるとは」と感激した。
 県議選島原市区で当選8回だが、衆院2区は約10倍広い。JA組合長としても島原半島を地盤としてきたが、諫早市などへの浸透が課題だ。自民2区支部長就任後、2区内の自民県議7人の「七奉行」の案内で地域を回っている。
 2区支部長を争った久間氏の元秘書で雲仙市長、奥村慎太郎氏の立候補表明で、保守分裂に。加藤氏は「相手は気にしない」とするが、陣営には真意を疑う声もあり、混乱は隠せない。
 無所属新人、奥村氏は26日に立候補を表明。「時間も組織も金もない草の根選挙」(陣営)。県議4期、市長2期で築いた後援会が原動力になる。
 来夏の参院選長崎選挙区で自民の公募に他薦で応じていたが、福田氏離党をきっかけに2区出馬を決意した。自民側からは批判されるが「自分こそ今の政治を変えられる」とはね返す。
 自民との保守分裂となったが、久間氏の支持者らの取り込みにも力を注ぐ。だが、久間氏本人が動くことはないとされる。
 比例での復活当選がない無所属の立候補で退路を断った。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加反対など政策だけでなく、選挙に臨む姿勢まで、浸透させたい考えだ。
 共産新人の矢崎勝己氏は27日、諫早市内で事務所開き。約50人の支持者を前に「消費税がいかに天下の悪税か訴える」とあいさつした。TPP参加反対、脱原発などを掲げる。【古賀亮至、大場伸也】=おわり
………………………………………………………………………………………………………
 ■立候補予定者■
=敬称略
川越孝洋  69 民前(1)
加藤寛治  66 自新
矢崎勝己  62 共新
奥村慎太郎 58 無新
〔長崎版〕
11月28日朝刊

6637チバQ:2012/11/29(木) 00:18:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000246-mailo-l42
’12走る!!ながさき:衆院選の構図 3区 前職2人、4度目対決へ /長崎
毎日新聞 11月27日(火)16時3分配信

 「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)を阻止することについては、私も変わらない」。解散翌日の17日、対馬農協合併40周年記念式典で、自民前職、谷川弥一氏は懸命に訴えた。隣には山田正彦氏。4度目の対決となるが、「反TPP」でメディアへの露出が増えた山田氏への警戒感は強く「自民への追い風が肩透かしになっている」と陣営幹部は引き締める。
 「財政再建ができない民主には任せられない」と政権奪回に意欲を見せる。今月、党離島振興特別委員長に就任したことを前面に打ち出し、離島対策もアピールする。
 谷川、山田両氏とも離島の地盤は固く、過去の選挙でも差はわずか。それだけに陣営幹部は「大村市の得票が明暗を分ける」。自民党系の同市議15人で市議団を結成するなど態勢を整え、支持拡大に懸命だ。
 共産は、過去2回、3区に公認候補を立てなかったが、新人の石丸完治氏の擁立を19日に発表した。今度の選挙を「民・自・公プラス第三極対共産の戦い」と位置づけ、街頭での活動や集会を精力的にこなす。
 新党「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(「脱原発」)の前職、山田正彦氏。大村市で24日、集会を開き「今の民主党のやり方でやっていけなかった。初心に戻り、弱い者、地方のための政治を力の限り頑張ってみようと思う」。
 民主を離党(除籍)し、19日に亀井静香・前国民新党代表と新党を結成。さらに3日後には河村たかし名古屋市長が代表を務めた減税日本と合流し「脱原発」を結成した。陣営幹部は「これまでも新進、自由と党を変え、長崎3区で戦ってきた。特に驚かない」。
 民主は「刺客」を擁立せず、3区総支部は25日に大村市で開いた総支部常任幹事会で、山田氏の「支持」を決めた。総支部長代行の山田博司県議は「党への貢献などを勘案した」と語った。連合長崎も自主投票。前回同様、自民の谷川氏との対決が軸となる。【武内靖広、下原知広】
………………………………………………………………………………………………………
 ■立候補予定者■
=敬称略
谷川弥一 71 自前(3)
石丸完治 63 共新
山田正彦 70 脱前(5)
〔長崎版〕
11月27日朝刊

6638チバQ:2012/11/29(木) 00:18:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121126-00000209-mailo-l42
’12走る!!ながさき:衆院選の構図 4区 「風」弱く、大票田がカギ /長崎
毎日新聞 11月26日(月)15時27分配信

 佐世保市の国道35号沿い。壁に「ふるさと 大すき!」の大きなポスターが張られたビルで24日、民主前職の宮島大典氏の事務所開きがあった。支援者約300人を前に厳しい表情で「今の政治を前に進めるのか、古い昔の政治に戻してしまうのかが問われる選挙だ」と訴えた。
 再選を目指すが、前回09年とは党の状況も自身の立場も全く異なる。「政権交代」への風が吹いた前回は、9年間の浪人後の勝負の場だった。今回は党に逆風が吹くが、一方では与党の前職として、党副幹事長や防衛政務官の要職を経験したのが強みだ。党への信頼感が薄れ、前回反自民で共闘した社民は自主投票になった。だが、前回三つだった後援会は35に増え、組織力は増した。
 陣営幹部は「逆風は感じるが、後援会が増えたのは強み」と、支持固めを図る。
 自民前職の北村誠吾氏は25日朝、佐世保市内の公民館まつりで参加者にあいさつを続けた。「今度はしっかり勝たせてください」
 宮島氏に00年と05年に勝利したが、09年は逆風の中で、約4500票差まで詰め寄って比例九州で復活当選した。03年を除き、4度目の対決。風は自民に有利とされるが、陣営は「宮島氏も元は自民。4区で追い風は感じない」と引き締める。
 前回は佐世保で約9000票負けたことが、敗因となった。最終的には有権者約21万人を抱える大票田・佐世保決戦とみる。
 自民党批判の声も依然根強いと陣営は感じており、北村氏も「反省が足りないと言われる。自民も厳しい」と地域回りに重点を置く。陣営は「実働部隊が不足している」とこぼすが、「多く回った方が最後は勝つ」と、風を意識しない選挙戦を徹底する。
 生活新人の末次精一氏は小沢一郎代表の元私設秘書。00年の衆院選東京7区に自由党公認で立候補したが落選、07年の県議選で佐世保市区から無所属で立候補し初当選した。
 県議2期目で、連立会派の一角を担う「新生ながさき」の代表。県議として矛盾を感じた国と地方の二重行政の解消を訴えていきたいという。
 民主党政権を「官僚主導の政治だった」と批判。消費増税反対や地方分権、脱原発を主張する。「第三極」として、民主・自民批判の受け皿を目指す。
 立候補を表明したのは10月。解散した16日、地元であった記者会見では「年内解散は想定していなかった。時間がないので『草の根選挙』で一人でも多く訴えたい」と驚いた様子だったが、その後、後援会を中心に電話で支持拡大を図っている。今週からはつじ立ちも始め、前哨戦を本格化させる。
 共産新人の石川悟氏が強く訴えるのは、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加と消費税増税の反対、そして、脱原発だ。さらに、地元の課題として、石木ダム事業を「無駄だ」と批判する。
 支援者を中心に回りながら、街頭遊説も精力的にこなす。TPP反対を訴える農業関係者、医師会などの組織にも協力を求めているという。「これまで少し遠かった諸団体にもあいさつに行きたい」と、支持層の拡大を図る構えだ。【井上和也、柳瀬成一郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ■立候補予定者■
=敬称略
宮島大典 49 民前(2)
北村誠吾 65 自前(4)
末次精一 49 生新
石川悟  60 共新
〔長崎版〕
11月26日朝刊

6639名無しさん:2012/11/29(木) 00:20:26
>>6623
社民支持さんありがとうございますデータ活用させてもらってます

6640チバQ:2012/11/29(木) 00:25:22
解散直後の記事
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50051&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第1部】激動(上)1区
(2012年11月18日付)

■第三極の風どう影響 既成政党受け止め淡々

 「合流できてよかった。九州から攻め上がりたい」。太陽の党からの立候補を表明していた元職の中山成彬(69)。同党が橋下徹大阪市長率いる日本維新の会と合流することが決まった17日、こう意気込みを語った。常々「TPP(環太平洋連携協定)参加には反対だが、橋下氏の発信、突破力は評価している」と語っており、落選した前回2009年の雪辱を期す。

 民主、自民、公明の3党合意で進んだ消費増税に反発して民主を離党した新人で国民の生活が第一の参院議員外山斎(36)。衆院解散が決まった16日に空路、最終便で帰郷した。「新しい枠組みをつくり直すきっかけになる」と解散を歓迎し、「第三極としてTPPの断固阻止など選択肢を県民に示したい」と既成政党批判の受け皿となる決意を語った。

 民主、自民両党など既成政党への失望感から全国的に注目される第三極。衆院解散を前後して、宮崎1区でも2人が相次いで立候補することになった。


   ■     ■

 対する既成政党からの立候補予定者は、2人の参戦をどうとらえているのか。

 09年の政権交代後、迷走を続けた民主政権に対する批判の中で選挙戦に臨むことになった民主前職の川村秀三郎(63)。外山表明について「一緒に戦ってきた仲間だから残念だが、候補者としてお互い頑張らないといけない。第三極を含めていろんな候補者が出るのは当然」と意に介さない様子で語った。

 前回は保守が分裂し、本県小選挙区で初めて非自民に議席を明け渡した自民は、新人の武井俊輔(37)を擁して議席奪還を狙う。17日に農家を回って支持を訴えた武井は、「中山氏がTPP賛成の日本維新の会に合流すれば、論点がはっきりするから戦いやすい」と真っ向から受けて立つ構えだ。


   ■     ■

 第三極の看板を背負った2人の登場を淡々と受け止める川村と武井。県内の政党関係者の間から「橋下が宮崎に演説に来たら、雰囲気が少し変わるかもしれない」と「風」を警戒する声は聞かれるが、懐疑的な見方は多い。

 自民県連幹部の一人は「地方交付税の廃止など橋下氏の政策は地方では受け入れられない」と政策面を問題視。民主県連の幹部も「中山氏はカラーが付きすぎている。維新に風が吹いたとして、どれだけ支持を受けられるのか」と首をかしげる。外山については「自分に当選の可能性がある方に動いている。県民もそれを見抜いている」(公明党関係者)と手厳しい声もある。

 共産新人の松本隆(51)は街頭活動や集会の回数を増やし「日本の閉塞(へいそく)感を打開する」と訴えて知名度アップを図っている。


   ×    ×

 衆院が解散され、12月16日の投開票日まで約1カ月に及ぶ戦いが幕を開けた。目まぐるしく動き始めた県内各選挙区の情勢を追う。(敬称略)

6641チバQ:2012/11/29(木) 00:25:46
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50053&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第1部】激動(下)2区、3区

(2012年11月19日付)

■自民陣営引き締めへ 民主前職組織化に遅れ

 衆院解散翌日の17日、JR門川駅周辺の住宅街に、肩から拡声器を提げた民主前職・道休誠一郎(59)の姿があった。数十メートル歩いては立ち止まり、東九州道や細島港整備など出馬する2区内での実績を訴える。「改革の流れを戻してはいけない」。力を込めた演説は5時間に及んだ。

 地道な活動の一方で、陣営幹部は「今の態勢で広大な2区をカバーするのは難しい」と漏らす。比例復活で議席を獲得して3年、「党本部のごたごたも影響し、組織化を進められなかった」。加えて、社民との協力態勢が築けていない今回は、前回選挙で共闘に基づき山間部をカバーした各市町村職労の支援も望めない。18日の選対本部初会合では、都市部から重点的に回る戦略が確認された。

 4選を狙う自民前職の江藤拓(52)は、日向市で27日に事務所開きを予定するなど準備は着々。20日には同市で選挙対策会議を開き、江藤自身が選挙区内を回る日程などを協議する。

 これまでのところ、前回のような民主への風は考えにくく、台風の目となりそうな第三極の動きもない。しかし一方で「どこまで緊張を保てるか」と懸念する声も。気を抜けば「反江藤」票が対立候補に流れることや、年末選挙による投票率低下も予想されることから陣営幹部は引き締めに躍起。江藤も「(国会に)戻れる確証はかけらもない。今は非常に緊張した気持ちでいる」と自らを戒める。


   ■     ■

 小林市野尻町の道の駅「ゆーぱるのじり」に18日、自民党県連の女性部員が集まった。3区で4選を目指す自民党前職の古川禎久(47)は、その前で約20分間にわたって演説。「日本は危険な局面にあるが、政権が安定すればまた元気になる」と力を込めた。隣には、来年の参院選宮崎選挙区に同党公認で出馬する都城市長の長峯誠(43)が座り、「古川氏の圧勝を祈念する」と全面協力を表明した。

 両者の協力関係は、この日投開票日を迎えた都城市長選でもうかがえた。古川は長峯の事実上の後継候補への支援を早々に表明。両者が協調して戦い、古川陣営からは「衆院選のいい予行練習になった」との声も聞かれた。

 しかし、古川陣営にも不安材料がないわけではない。党副幹事長として「石破茂幹事長の日程をつくっている。体が一つでは足りない」(古川)ため、選挙期間中、地元滞在は半分になりそうだ。古川の市長選介入に不快感を示す一部保守勢力もあり、古川の後援会は22日、緊急役員会を開いて引き締めを図る。

 現在、3区では唯一の対立候補となっている共産新人来住一人(67)。環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加や消費増税の反対、原発ゼロなどを訴えてきたが、解散を受けて、集会の回数を増やしていく方針だ。また、18日には来住自身も参加して3区の党関係者が選挙対策を協議。「有権者との対話を重ねる」(来住)ことを確認した。
   (敬称略)

6642チバQ:2012/11/29(木) 00:44:17
>>6534
http://www.minyu-net.com/osusume/election2012/news/121127/news4.html
「復興枠」前向き検討 自民の比例東北で党本部

 東京の自民党本部で平出孝朗県連幹事長と河村建夫党選対局長とが会った26日の会談で、党本部側は、県連が強く求めた衆院選比例東北ブロックで本県関係者を優遇する「原子力事故復興枠」の設置について前向きに検討していることを県連側に伝えた。
 県連は、福島5区に同選挙区支部長の元職坂本剛二氏(68)を公認申請し、比例東北前職の吉野正芳氏(64)については復興枠で処遇するよう党本部に要請している。
 会談後、平出幹事長は復興枠について「安倍晋三総裁、石破茂幹事長ともに県連の認識を共有していると感じた」と党本部の検討状況を評価した。
 平出幹事長は会談で河村選対局長に対し、県連が再三求めた5区公認候補の早期決定について、党本部側が回答を出さない現状に強い懸念を示した。平出幹事長は報道陣に「復興が最も必要な福島5区の候補者が決まらないことは、自民党の不信感につながりかねないと伝えた」と語った。
(2012年11月27日 福島民友衆院選ニュース)
http://www.minyu-net.com/osusume/election2012/news/121128/news3.html
吉野氏の今後不透明 坂本氏陣営は安堵

 27日にようやく決着がついた衆院選福島5区の自民党公認問題。公認を得た元職の坂本剛二氏の陣営からは安堵(あんど)する声が聞こえてくる一方、党公認で5区からの出馬を目指していた比例東北前職の吉野正芳氏は今後が不透明となっている。
 坂本氏に公認の連絡が入ったのは、後援会の事務所開きが行われる約1時間前の同日午前9時ごろ。自民党県連の岩城光英会長から携帯電話に連絡があると、坂本氏は「一生懸命頑張ります」と答えた。いわき市の事務所に続々と集まった支持者らも情報を知ると喜びの表情を浮かべ、坂本氏と握手する姿が見られた。事務所開きで大平良夫連合後援会長は「(公認が決まり)気持ちが引き締まった。総力を挙げて頑張ろう」と呼び掛けた。
 ただ、陣営からは公認が遅れたことで組織固めをする時間の不足を心配する声も聞かれた。
 一方で、吉野氏の事務所には支持者からの問い合わせの電話が相次いだ。吉野氏は同日夕方、自民党県連の平出孝朗幹事長といわき市で会談し、公認が決まった経緯を聞いた。その後、公開討論会に出席、質問に対して熱弁を振るった。党本部決定について、福島民友新聞社の取材に対し「勝てる候補を立てるべきと思っていたので残念だ」と語った。
(2012年11月28日 福島民友衆院選ニュース)

6643チバQ:2012/11/29(木) 00:48:29
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2012/siwasu/siwasu01.htm
12衆院選 師走決戦へ

青森3区 5度目の“八戸戦争”
(2012/11/20)
 「政治を前に進めるためにも、野田首相の言うように畳をかきむしってでも国会に戻りたい」
 18日朝、八戸市内で開かれた民主党前職、田名部匡代(43)の選対本部の会合。鬼気迫る形相で訴える田名部の決意表明は、厳しい選挙戦の幕開けを物語っていた。
 元参院議員の父・匡省の代から、自民党前職の大島理森(66)と選挙区を二分する激烈な〝八戸戦争〟を繰り広げてきた。今回は5度目の対決となる。
 民主が政権を奪った2009年の衆院選では367票の僅差で敗北し、比例東北ブロックで復活当選。追い風に乗り切れず、詰めの甘さが指摘された。
 それでも、与党の一員として過ごした3年余、農水政務官など重要ポストを担い、党を挙げて国民に寄り添う政策を進めてきた、という自負がある。19日朝、市内の街頭で解散後初めてマイクを握り、「次の時代に責任を持てるのは私です」と声を張り上げた。
 一方、解散当日に地元に戻った大島は、翌17日に市内で開かれた自民県議の会合に来賓として招かれた。
 「タイミングがいいですね」と照れ笑いを浮かべつつ話を切り出し、「日本の信頼、政治の信頼、経済の将来に対する信頼をことごとく破壊された」と民主政権を批判した。
 党の下野後、幹事長、副総裁の要職を歴任。与党時代の国対委員長を合わせると約6年間、政党間の調整役を務めた。10選を目指す今回は、党派閥の高村派を受け継いだ大島派の領袖(りょうしゅう)として臨む戦いだ。
 19日には選対本部を設置。衆院解散前から日程に組み込んでいた自身の政治資金パーティーを急きょ総決起大会に切り替え、支持者と気勢を上げた。
 国民に政治不信が渦巻く中、既成政党に対しては殊更厳しい視線が注がれている。「議員バッジを外した瞬間から選挙は始まっている。初心に帰って正々堂々と戦う」と大島は表情を引き締める。
 国民の生活が第一からの参戦が19日に正式決定した新人の山内卓(34)は、09年衆院選で田名部の選対本部長を務めた元県議山内正孝の長男。
 「しがらみのようなものではなく、政策の違いを見てほしい」。民主、自民が進めようとしている消費税増税や、環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加への反対姿勢を打ち出し、二大勢力に割って入る構えだ。
 5度目の挑戦となる共産新人の松橋三夫(63)も「国民に悪政を押し付けている」と二大政党を徹底的に批判。党の主張をアピールするべく、市内を中心に街頭での訴えを続けている。(文中敬称略)

6644チバQ:2012/11/29(木) 00:49:04
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2012/siwasu/siwasu02.htm
12衆院選 師走決戦へ

青森2区 前回圧勝 組織力の自民
(2012/11/21)
 解散翌日の17日、野辺地町で開かれた自民党青森2区の緊急支部長・幹事長会議。非公開の会合を終えた自民前職の江渡聡徳(57)は「(陣営の)緩みが一番、怖い」と表情を引き締め、足早に会場を後にした。
 票田・十和田市に地盤を置く4人が名乗りを上げている青森2区。江渡は逆風と言われた前回衆院選、次点だった当時民主の中野渡詔子(41)に2万2千票以上の差をつけ、組織力を見せつけた。陣営幹部は「日ごろから支持者回りなど、しっかりとした組織づくりを進めてきた。いつも通りにやるだけ」と自信を見せる。
 ただ、不安材料がないわけではない。今後は党副幹事長として応援に出向き、選挙区を空ける日も出てきそうだ。江渡は陣営の楽観ムードを戒めるように、「短期決戦なので自分一人では回り切ることができない。各支部の絶大な支援が必要」と強調した。
 組織の引き締めに躍起な江渡とは対照的なのが、国民の生活が第一の前職中野渡。17日は早速、おいらせ町で街頭に立ち、消費税増税反対など党の政策を前面に出し「この2区を政治で豊かにしたい」と声を張り上げた。
 18日には佐井村などで街頭演説や支持者回りに奔走。今後は市内でもハンドマイクを握る。
 もともと組織力が課題とされていたが、今回は民主から離れ、地方議員からの支援も多くは望めない状況になった。ただ、与党時代の活動が評価され、十和田湖畔地区などでは一定の支持を集め、中野渡も「頼りにしている」と信頼を寄せる。草の根の姿勢に徹し、支持拡大を狙う構えだ。
 一方、中野渡に去られた民主は、元十和田市長の次男で県議も務めた中村友信(57)を擁立。選挙区はもとより比例の上積みを期待し、市内での知名度が高い中村に託した。
 急な解散で、出馬に必要な事務処理と並行して支持者回りを続ける中村。「出遅れの意識はない。政治の世界は、一寸先は闇。明日のことさえ分からないのだから」と言い切る。
 19日からは事務所のスタッフも整い、活動を本格化。後援会長の白浜浩一は「会員の高齢化などは気掛かりだが、出るからには(全力で)やるよ」と自らを奮い立たせた。
 4人の中で最後に出馬表明した共産の小笠原良子(63)。住民運動に積極的で、地方選挙に2度出馬した経験を持つ。党県委員会書記長の吉俣洋は19日の会見で「行動がぶれない。筋を通す最高の候補」と持ち上げ、「遅れは挽回できる」と続けた。
 小笠原も「(比例東北ブロックから出馬する前職の)高橋千鶴子さんは命綱。高橋さんと一緒に国会へ行くつもりで頑張る」と、〝二人三脚〟で活動する構えを見せる。(文中敬称略)

6645チバQ:2012/11/29(木) 00:49:39
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2012/siwasu/siwasu03.htm
12衆院選 師走決戦へ

青森1区 生・民 分裂の影響懸念
(2012/11/22)
 「消費税が上がり、環太平洋連携協定(TPP)に参加すると、青森は壊滅する」。21日、青森市内での農業委員大会。あいさつに立った国民の生活が第一の前職、横山北斗(49)が激しい批判を浴びせた相手は、5カ月前まで籍を置いた古巣の民主党だった。
 1区は前回、民主から出馬の横山が10万票余りを獲得し、初めて制した。今回は2度目の対決となる自民党の津島淳(46)、かつての同志である民主の波多野里奈(39)、勢いに乗る日本維新の会の升田世喜男(55)、共産党の斎藤美緒(32)という4新人を迎え撃つ。
 3期目を狙う横山は7月に消費増税などに反発して民主を離党。〝三くだり半〟をたたきつけられた民主は、横山との共倒れを懸念する声を振り切り、県連代表の田名部匡代が主導して波多野を擁立した。2010年の参院選では国政初挑戦の波多野を、県連代表だった横山が支えた関係だ。
 「やりにくいのは当然だが、割り切るしかない」と波多野。解散直前の出馬表明という慌ただしさだが、街頭演説では働く女性としての立場を前面に出し、子育て支援の強化などを訴える。
 一方の横山はいつも通りの「ステルス」戦略だ。街頭での露出よりも地道な支持者回りを徹底。自民県議は「姿が見えないが、それで着実に地盤を広げてきた」と不気味がる。
 生活、民主両陣営にとって共通の懸念は支持層の分裂。いったんは民主を離れ、再び戻った支持者は「生活と民主の綱引きになって互いに大変だ」とこぼす。「2人出るのは自民を利するだけなのに…」との声は消えない。

 一方、民主の支持低迷と分裂を好機としたい自民の津島。「何としても雪辱する」と気合を入れる。父雄二の引退を受けて初出馬した前回は世襲を理由に党本部から公認を得られず、「県連公認」で挑んだ。結果は3万票余りの大差で敗れた。
 今回はすんなりと公認。ただ、民主は世襲制限を争点の一つとする構えで、再び批判にさらされる可能性も。雄二が築いた後援会組織の弱体化や、自民組織の結束に懸念を抱く声もあり、決して順風ばかりではない。
 「やっと望んでいた体制になった」。升田は、所属した太陽の党が維新に合流したことを手放しで喜ぶ。二大政党のはざまで存在感を示せず、長年もがき続けてきた。第三極の結集によってようやく脚光を浴びた。
 元県議で、出身の北津軽郡や五所川原市にはもともと固い地盤がある。県議2人も味方に付けた。後は「維新の風」で都市部の無党派層をつかむ―。陣営はそうもくろむ。
 共産の斎藤は党県委員会の職員で、選挙は初挑戦。32歳という若さをアピールし、従来の党支持層だけでなく、若年層への浸透も図る。比例票の獲得にも全力を挙げる。(文中敬称略)

6646チバQ:2012/11/29(木) 00:50:17
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2012/siwasu/siwasu04.htm
12衆院選 師走決戦へ

青森4区 民主、与党実績強調/自民、圧勝へ鼻息
(2012/11/23)
 「相手には組織も風もない。圧勝してケリをつけてやる」。自民前職、木村太郎(47)の陣営幹部は鼻息も荒くつぶやいた。
 民主前職の津島恭一(58)とは、衆院選4度目の対決となる。過去3回はいずれも強固な組織力で勝利を収めたものの、2009年の前回は自民批判の逆風に、1万5千票差まで詰め寄られた。その結果、津島の復活当選を許してしまった。
 幹部の発言の背景には、4区に圧倒的な勢力を誇る木村陣営の、強烈な意地とプライドがある。
 木村にとって、自民県連会長として初の衆院選でもある。「自分の選挙はもちろん、1人でも多くの当選を期すために汗をかかなければ」。陣営からは、自民が政権奪還し、木村が6選すれば、いよいよ閣僚ポスト―との期待も高まる。
 課題は組織の緩み。さらに陣営内には、民主への逆風は単純に自民の追い風になっていないと、民意を冷静に見る声もある。
 解散から一夜明けた17日、弘前市での4区支部協議会。おそらく陣営を引き締める意味もあったのだろう。木村の選対本部長を務める黒石市長、鳴海広道が強い口調で語った。
 「民主への批判がなぜ自民に返ってこないのか。素直な気持ちで受け止め、反省しなければならない」

 一方の津島。「民主党だからできたことがある。それを訴えていく選挙になる」と、政権与党で国土交通政務官の要職を担ってきた実績を強調する。
 11年には天間林道路が事業採択。大雪で自治体が除雪費の工面に苦しんだ昨冬は、国の社会基盤整備総合交付金を除雪費用の支援に充てるなどの措置を講じた。「全体として青森県にしっかり対応した」。与党としての責務を果たしたとの自負がある。
 09年は政権交代の風に乗り、9万7千票を獲得。木村には届かなかったものの、比例で復活した。
 しかし、この3年半で状況は様変わり。もともと4区は民主勢力の支持層が厚くないのに加え、前回、選対本部長を務めた元県議の三上隆雄が「国民の生活が第一」の支援に回るなど支持基盤は分裂している。
 厳しい状況の中、鍵になるのは11年知事選に出馬した元県議の山内崇の協力。また、かつて郵政民営化反対を訴え国民新党に所属した経緯から、郵政政策研究会の支援も足掛かりにしたい考えだ。
 共産党新人の千葉浩規(51)は、街頭演説を繰り返し、比例票の上積みも視野に浸透を図る。
 共産は前回、4区で擁立を見送っており、選挙区の候補は7年ぶり。陣営の一人は「やはり選挙区で候補がいると盛り上がる」と力を込めた。(文中敬称略)

6647チバQ:2012/11/29(木) 00:50:48
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2012/siwasu/siwasu05.htm
12衆院選 師走決戦へ

岩手2区 議席死守目指す生活/自民元職雪辱期す
(2012/11/24)
 「復興なくして国民の生活の立て直しはできないし、日本再生もない。被災地、地域、経済の三つの復興をしっかり訴える」。国民の生活が第一の前職の畑浩治(49)は衆院解散翌日の17日、地元久慈市の事務所で開いた会見で思いを語り、師走決戦へ走りだした。
 前回の初当選時に公認を得た民主党を離党し、元同党代表の小沢一郎が結党した生活からの出馬となる。「民主党政権の理念は正しかったが、ある時から変質してしまった。目指す方向と真逆となっている。理念をしっかり堅持し、政治の信頼を取り戻す」と表情を引き締めた。
 「時間が限られているので効率良くあいさつ回りを行い、街頭演説を中心に一人でも多くの人に訴えを届けたい」と語る畑。短期決戦を意識し、1期目の実績と復興を前面に押し出し、支持拡大による議席死守を目指す。
 前回、畑に約2万票差で惜敗した自民党県連会長の元職鈴木俊一(59)。首相を務めた父の故・鈴木善幸の後を受け継ぎ中選挙区時代から6期連続当選を果たしたが、前回は政権交代の波にのまれ、県内で自民唯一の議席を失う屈辱を味わった。
 21日は野田村内であいさつ回りやミニ街頭集会を精力的にこなし、さながら選挙本番の動きを見せる鈴木の姿があった。「浪人生活中の経験を生かし、国会に戻り岩手復興のために働きたい。私の使命だ」。政治生命を懸けた戦いと自ら位置付ける。
 民主分裂や野田政権の支持率低迷などを背景に、自民への追い風が吹いているかに見える。ただ、2区は畑が生活へ移っており、前回の「自・民対決」とは情勢が一変した。
 自民県連幹部は「国政は民主党政権への批判が高まっているが、2区は同じ野党が相手という意識を忘れてはいけない」と自らを戒める。「違いをどう出していくかだ。危機感を持っている方が良い結果を生む」と強調する。
 20日に出馬表明したばかりの共産の新人久慈茂雄(63)も、被災地の復興を第一に掲げる。会見に同席した同党県委員会委員長の菅原則勝は「震災復興の問題は、日本の政治の在り方が問われている」とし、比例と連動した戦いを唱える。
 今月11日に空白区となる岩手2区にも候補者を擁立する方針を打ち出した民主は、人選が難航している。公示が目前に迫る中、選対本部長の平野達男は23日の会見で、擁立に向け努力を続ける考えを示した。社民も擁立に向けて検討を続けている。
 (文中敬称略)

6648チバQ:2012/11/29(木) 00:52:26
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/tiiki_tokuho/2012s_election/news/news2012/ac121124b.htm
2012衆院選

連合青森、1区対応でまたも一枚岩なれず
(2012/11/24)
 衆院選の青森1区で、毎回のように構成労組の支持が民主、社民で割れる連合青森。今回、社民が候補擁立を断念したにもかかわらず、またも一枚岩で民主を支援できない状況となった。核燃料サイクル維持方針に反発し、核燃反対の自治労青森県本部などが、民主候補の推薦見送りを決定した。民主から「国民の生活が第一」に入党した候補の支持に流れる労組もあり、逆風の中、少しでも支持を広げたい民主にとって痛手となりそうだ。
 連合青森は電力や情報、交通など幅広い産業の労組から構成される。本来は民主支持が基軸だが、核燃施設を抱える青森特有の事情から、傘下最大組織の自治労は核燃反対を掲げる社民を支持している。
 1区では毎回、社民が候補を擁立してきたことから、連合青森の〝また裂き〟状態が際立っていた。社民が擁立を断念した今回、民主県連内には自治労からの支援を期待する声も上がっていた。
 しかし、自治労県本部は民主を推薦しない方針を決めた。背景にあるのは、政府が新エネルギー・環境戦略で打ち出したサイクル維持だ。
 内村隆志中央執行委員長は、取材に「長年の不一致課題があり、簡単に『協力します』とは言えない。脱原発の方針も曖昧だ」と指摘。消費増税や環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を進めようとする姿勢も推薦しない理由に挙げた。
 これに加えて今回、JR総連県協議会が衆院選1区で初めて、民主ではなく、生活の候補を支援する方向で検討中だ。
 理由について、木村剛議長は「(1区の生活候補は)民主にいたときから、われわれの運動に協力してくれた。政党ではなく、候補者個人を応援する」と述べた。

 一方、連合青森は4選挙区で民主候補推薦を決め、23日には4候補予定者と政策協定を結んだ。石田隆志会長は、支持分裂について「構成組織の事情だ。認めざるを得ない。やれる組織で最大限努力していく」と無念さをにじませる。
 民主県連の松尾和彦幹事長は「不一致課題がある。それぞれの組織の立場もある」と述べる一方、「どの政党を支援するのが現実的か。われわれとしてもしっかり訴えていく」と、影響を否定するのだが…。(齋藤桂)

6649チバQ:2012/11/29(木) 00:53:19
>>6643
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/tiiki_tokuho/2012s_election/news/news2012/ac121122a.htm
“八戸戦争”3区、非自民票争奪戦の様相
(2012/11/22)
 長年、大島対田名部による〝八戸戦争〟が続いてきた衆院青森3区に、国民の生活が第一は新人の会社役員山内卓氏(34)を擁立した。山内氏は、かつて田名部派の議員として活動した元県議正孝氏(61)の長男。「(二大保守勢力の)しがらみを断ち切り、政策で戦う」を前面に、来年改選期を迎える生活の平山幸司参院議員と連動した選挙戦を描く。非自民票の争奪戦が予想されるものの、田名部陣営は「票はあまり流れない」との見方を示し、かつての〝同志〟を迎え撃つ構えだ。(衆院選取材班)
 
 「2009年夏の衆院選で、私も民主党のマニフェストに期待し、1票を投じ候補者を支援してきた」
 20日午後、八戸市内で初の街頭に立った山内氏。民主のマニフェスト違反を批判し、消費増税や環太平洋連携協定(TPP)への反対など党の政策を訴えた。
 生活の小沢一郎代表の政治塾8期生で、競走馬を育てる山内牧場の取締役。曽祖父の亮氏は衆院議員と第5代八戸市長を務めた。
 正孝氏は09年衆院選で民主前職の田名部匡代氏(43)の選対本部長だったが、11年4月の県議選で落選後、田名部派と距離を置き、民主を離党した。
 長男の出馬には「本人が決めたこと」としながらも、「市内でも大島、田名部両氏への批判票はある。浮動票を取り込んでいく」と鼻息は荒い。
 小沢塾の先輩で、街頭で一緒にマイクを握った平山参院議員は「可能な限り一緒に回る」と強調。「しがらみからの脱却、一歩進めるかどうかが今回の選挙。政策で選ぶことが重要だ」と訴える。
 これに対し、八戸市選出のある民主県議は「来年夏の参院選を見据え、田名部系の組織頼みだった県南地域の強化を図っているのだろう」と推測。市議は「山内陣営への反感もあり、(田名部陣営の)結束がより強まったのではないか」と受けて立つ構えだ。
 小選挙区制の導入以降、3区は自民前職の大島理森氏(66)が5連勝と牙城を築く。選対本部長の滝沢求県議は「誰が出ても緩みのないよう戦い抜く。3区は政党ではなく個人の戦いだ」と大島対田名部の構図は変わらないと説明する。
 保守3党に対し、共産は新人の松橋三夫氏(63)を擁立、“自民党型政治”からの脱却を訴える。

6650アーバン:2012/11/29(木) 01:43:39
まさかないとは思いますが
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121128/elc12112822360050-n1.htm
【衆院選】
鳩山元首相、議員生活に未練 日本未来の党からの出馬に色気?
2012.11.28 22:33 [鳩山由紀夫]

記者会見で政界引退を表明する鳩山元首相=21日夕、北海道苫小牧市
 鳩山由紀夫元首相は28日夜、東京都内で開かれた新党「日本未来の党」に加わる初鹿明博前衆院議員の総決起集会に出席し、議員生活継続への未練をにじませた。

 鳩山氏は「日本未来の党の考え方こそ本来の民主党の原点の発想だ」と絶賛。「なぜ鳩山も新しい流れに合流しないんだと思いますよね」と聴衆に語りかけると、大きな拍手がわき起こり「拍手をいただくと、その誘惑はたいへん強い」と述べ、衆院選出馬への意欲を見せた。鳩山氏は12月4日公示の衆院選への不出馬を決めている。

 さらに、民主党が初鹿氏の選挙区に対抗馬を擁立したことに触れた上で、「私は今日、輿石東幹事長に応援に行かせてもらうと申し上げてからうかがった」と明かし、「それで結構だ」と輿石氏が述べたとも暴露し、他党の応援を容認されたと胸を張った。

6651名無しさん:2012/11/29(木) 09:54:04
http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW1211290700003.html
民主、4区擁立断念
●渡部氏後継、調整進まず

 民主党の福島4区総支部は28日、常任幹事会を開き、衆院選への候補者擁立を断念することを決めた。民主党県連は29日の常任幹事会で決定し、党本部に報告する。

 4区は民主前職の渡部恒三氏が引退を表明。同氏の後援会と党総支部が後継候補を探してきた。参院選の立候補経験者や県議の名前が挙がったが、調整は進まず、時間切れを迎えた。

 会津若松市で開かれた常任幹事会では、総支部長代行の渡部譲県議が28日で公認候補の擁立作業を終えることを報告し、了承された。渡部県議は「有権者の皆さんに選択肢を与えられないことを深くおわびしたい」と述べた。

 渡部県議は「最終的には現職県議で擁立すべきだということで3人で話し合ったが、不調に終わった。党が最初から主導できず、前衆院議員の後援会に委ねてきたということにも責任を感じている」と話した。

 県連の宗方保幹事長は「4区の有権者の皆さんに選択肢を示すことができず大変残念だ」と話した。

6652名無しさん:2012/11/29(木) 09:56:54
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121129/plt1211290708002-n1.htm
【12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る】真紀子氏に落選の黄信号 三つどもえのデスマッチか 新潟5区 2012.11.29

「今太閤」と呼ばれた父、田中角栄元首相の威光で、過去の選挙は圧勝だった田中真紀子文科相。今回、落選の黄信号が点滅している。

 自民党の情勢調査や報道機関の世論調査で、自民党の長島忠美前衆院議員に頭1つ、リードを許している。真紀子氏も逆風を自覚しており、選挙最優先の日程を組んでいる。

 「前回の選挙で、推薦返上までした連合新潟に、真紀子氏が自ら頭を下げて、推薦を願い出たことでも苦しいのは歴然だ」(県議会関係者)

 しかし、頼みの「連合」も推薦を見送り、支持のみ。また、真紀子氏当選の原動力となってきた無党派層離れも著しい。

 「今まで、真紀子氏は『凡人、軍人、変人』など、歯にきぬ着せぬ発言で笑いを取り、聴衆をひき付けたが、3・11以降、空気は変わった。真紀子氏の他人を傷つける発言に、有権者は笑えなくなっている」(同)

 さらに足を引っ張ったのが夫、直紀氏の防衛相就任だ。

 安全保障や防衛政策の基礎も理解しておらず、秘書官同席で国会答弁を行い、「腹話術をやめろ」と批判された。委員長の了解なく予算委員会室から抜け出し、議員食堂でコーヒーを飲んでいて、「もうコーヒーは飲まない」と釈明するなど、無能ぶりを露呈。問責決議を可決された。

 その後、真紀子氏が文科相に就任したが、来春開校予定の3大学の設置申請を不認可として、大混乱を引き起こした。夫婦揃い踏みの「ハク付け大臣就任」が逆効果になったのだ。苦しい真紀子氏は今回、16年ぶりに比例と重複立候補の布石を打っている。

 一方、自民党の長島氏は、新潟県中越地震の際、山古志村長として住民避難や生活再建に取り組み、知名度や人気が高い。後援会長には、角栄元首相の最強後援会「越山会」の元青年部長という星野伊佐夫県議が座る。

 「星野氏は選挙の裏の裏まで熟知している。早い段階から動き、真紀子氏の支援者をオセロゲームのようにひっくり返している。長島氏の母校、長岡高校同窓生が奔走しているのも強い」(長岡市議)

 前職2人の激突に割って入ったのが、地元出身の医師兼弁護士で、「日本維新の会(維新)」の米山隆一氏だ。過去2度の選挙は、自民党から出馬して、真紀子氏をギリギリまで追い詰めた。

 「長島氏と二人三脚でやってきた米山氏が対立候補となった。長島氏と支持者が重なるが、維新は無党派層に強いため、真紀子氏の票を食う可能性もある。正直読めない」(自民党県連幹部)

 三つどもえのデスマッチか。(ジャーナリスト・田村建雄) 

【新潟5区(長岡市など)主な立候補予定者】
▲田中真紀子68 民主前
△長島 忠美61 自民前
 服部 耕一43 共産新
▲米山 隆一45 維新新
(記号は夕刊フジの分析。△=やや優勢、▲=やや苦戦)

6653名無しさん:2012/11/29(木) 10:00:23
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20121129b
秋田3区の推薦見送り、県農政連 1、2区は自民候補

 県内JAグループの政治団体「県農協政治連盟」(県農政連)は28日、衆院選秋田1、2区でそれぞれ自民党候補を推薦することを決めた。3区は5支部の推薦候補が3人に割れ、県農政連としての推薦を見送った。比例代表は推薦政党を決めず、初めて自主投票とした。

 秋田市の県JAビルで開いた県農政連の支部長・委員合同会議で決めた。1区は新あきた支部(秋田市)が推した自民党新人の冨樫博之氏、2区は全9支部が上申した自民党前職の金田勝年氏を推薦。会議後に会見した県農政連の木村一男会長(JA秋田中央会長)は「2氏は環太平洋連携協定(TPP)への反対姿勢が明確で、本県農業の振興にも意欲的だと判断した」と語った。

 3区では、秋田しんせい支部(由利本荘市)が日本維新の会新人の村岡敏英氏、秋田おばこ(大仙市)、秋田ふるさと(横手市)両支部が自民党元職の御法川信英氏の推薦を上申。こまち支部(湯沢市)は「国民の生活が第一」から新党「日本未来の党」に合流する前職の京野公子氏を推した。うご支部(羽後町)は自主投票の意向を伝えた。

 木村会長は3区について「地域対決の様相を呈しており、一本化できなかった。所属政党の政策の違いも不鮮明だった」と述べ、「各支部の意見を尊重する」とした。

(2012/11/29 08:46 更新)

6654名無しさん:2012/11/29(木) 10:03:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012112902000094.html
比例競合なし 復党可能 みどりから未来合流 前議員3人 当選後は
2012年11月29日 朝刊

 滋賀県の嘉田由紀子知事が旗揚げした「日本未来の党」。「みどりの風」は党所属国会議員七人のうち、参院議員四人は残留し、前衆院議員三人は新党に合流することを決めた。三人は未来の党で衆院選を戦うが、当選した場合、みどりの風は復党させる意向を示している。法的に可能なのか。 (中根政人)

 Q みどりの風は、前衆院議員三人が未来の党に合流することで四人になってしまうが。

 A 法律上、政党として認められるには、国会議員五人以上が所属するか、直近の国政選挙で2%以上の得票−のいずれかを満たす必要がある。みどりの風は前回の参院選や衆院選の時は結党されていなかったため、国会議員が四人になると、政治団体の扱いになる。

 Q 未来の党に合流する前衆院議員三人が、衆院選で当選した後に復党することはできるのか。

 A 可能だ。そもそも小選挙区で当選した場合は、政党間の移動を禁じる法律がないため復党できる。比例代表でも、公職選挙法は議席を争った政党でなければ政党間の移動を禁止していない。

 Q 未来の党とみどりの風は比例で議席を争わない。

 A 確かにみどりの風は衆院選に候補者を擁立しない方針だ。しかも、公の場で、脱原発を目指すために未来の党と連携する考えを示している。そのため、総務省は「比例代表で未来の党と競合しなければ、三人が当選後にみどりの風に戻ることは可能だ」という解釈を示している。

 Q それでは、みどりの風に籍を残したまま、未来の党にも所属する「二重党籍」は可能なのか。

 A 政党助成法は、二つの政党への所属は、政党交付金の「二重取り」になるため禁止している。だが、みどりの風が政党要件を満たさず、政党として届けなければ、政治団体となるため、総務省は「二重党籍に該当しない」との見解だ。

6655名無しさん:2012/11/29(木) 10:05:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20121129/CK2012112902000111.html
【東京】
2012衆院選とうきょう 国替え
2012年11月29日

 多くの新党が旗揚げした今回の衆院選は“国替え”の立候補予定者も目立つ。前回とは異なる選挙区で、いかに政策などを浸透させるか。国民の生活が第一は、新党「日本未来の党」への合流を決め、党名も変わりそう。年の瀬が押し迫る師走の選挙。時間との闘いを強いられる立候補予定者は多い。

◆15区 江東区 恩師側近と全面対決
 民主党の前職田中美絵子氏(36)は二十八日朝、豊洲駅前で政策チラシを配り、マイクを握った。「民主党に政権が代わり、教育予算の拡充や子育て支援にも光を当てることができた」。地域に多い子育て世代に向け、党の実績を強調する。

 政権交代への期待を背に二〇〇九年の衆院選は石川2区で森喜朗元首相に挑み、比例で復活当選。当時、民主党で選挙を取り仕切った小沢一郎氏が放った「小沢ガールズ」としても注目された。

 しかし、週刊誌の報道で批判され、選挙区の決まらぬまま解散した直後に国替えが決まった。前回とは対照的に小沢氏側近の選挙区で全面対決する。演説ではそのことに直接言及せず「総選挙は個人対個人の戦いではなく、重たい党の看板を背負って戦うもの」と繰り返す。「無名の新人という状態。私が移ってきたことを知ってもらい、取り組みたい政策を愚直に訴える」と気を引き締める。

 ほかに秋元司(41)=自新、東祥三(61)=生前、吉田年男(64)=共新、柿沢未途(41)=み前=の各氏が出馬を予定している。

◆18区 武蔵野・府中・小金井市 前首相の「刺客」自任
 「前首相に政界から退場していただくため、ここに来た」と無所属の前職、横粂勝仁氏(31)は話す。民主党員だった昨年六月、内閣不信任案に賛成し、党から除籍された。翌月、民主の前職、菅直人氏(66)の地元選挙区にくら替えを宣言。菅氏が出馬を予定する選挙区で、地道に支持拡大を進めてきた。

 国民の期待に応えられなかった人が次に何をできるのか、という思いが強い。東日本大震災という一大事に際しても、党利党略を優先したと感じる政界に、疑問を抱く。

 前回総選挙は神奈川11区から出馬し、小泉進次郎氏に大敗するも比例で復活。党を離れるなら議員辞職すべきだという批判に「私は本筋を通した。党がずれてきたから飛び出した」と説明する。

 自転車で毎日五十キロ、選挙区を巡り、若さと行動力をアピールする。二十八日も早朝から府中市内の駅頭で「真っすぐな政治改革」を連呼した。

 ほかに土屋正忠(70)=自元、杉村康之(43)=生新、柳孝義(51)=共新、五十嵐勝哉(45)=維新=の各氏が出馬を予定している。

◆19区 小平・国分寺・国立・西東京市 出戻り「政策で勝負」
 西武新宿線東伏見駅前で二十七日、演説を終えた国民の生活が第一の前職、渡辺浩一郎氏(68)に男性が歩み寄ると、渡辺氏は懐かしそうに声を弾ませた。「こっちへ戻ってきたんですよ」

 中選挙区制だった一九九三年の衆院選で、日本新党から立候補し旧東京7区で初当選。新進、自由党時代の九六年と二〇〇〇年は東京19区、民主党時代の〇三、〇五年は東京11区(板橋区)から衆院選に挑んだ。前回の〇九年は比例東京ブロックから立った。

 経験から「国替えはそれまでかけた時間や費用、人材を全部捨てること」と話す。今回、公認発表は今月十九日。短期決戦だ。選対が組めないのではという懸念の半面、かつての支援者から連絡も寄せられている。

 「空中戦でやるしかない。脱原発、脱増税という政策を訴えたい」と、二十八日も国立市や国分寺市の駅前などに立ち、通行人らに声を張り上げた。

 ほかに、末松義規(55)=民前、松本洋平(39)=自元、井手重美津子(48)=共新、山田宏(54)=維元=の各氏が出馬を予定している。

6656名無しさん:2012/11/29(木) 10:12:09
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211290003/
12神奈川衆院選:7区と比例南関東で山崎氏が重複立候補へ、日本未来から出馬
2012年11月29日

 衆院選で「日本未来の党」(代表・嘉田由紀子滋賀県知事)から出馬する山崎誠前衆院議員が7区(横浜市港北、都筑区)と比例南関東に重複立候補する意向であることが28日、分かった。

 山崎氏は15日に民主党に離党届を提出し、「みどりの風」に合流。27日に嘉田知事が日本未来の結成を表明したことに伴い、みどりの風の谷岡郁子共同代表らが対応を協議した結果、所属する山崎氏ら3人の前衆院議員が日本未来から出馬することを決めた。

 山崎氏は2009年の衆院選では民主党公認で8区(同市緑、青葉区)から立候補し、比例復活で初当選。今回、7区から出馬する理由を「8区で支援してくれた関係者に迷惑を掛けられない。7区で脱原発の訴えを広げたい」としている。

6657名無しさん:2012/11/29(木) 10:14:06
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/11/29/4.html
2012年11月29日(木)
選挙区は等距離対応 横内知事 
首長新党に否定的見方


 横内正明知事は28日、衆院選山梨選挙区対応について、特定の候補者は支援せず、等距離で臨む考えを示した。新党が相次いで誕生している現状については「『決められない政治』が続いていることに対する国民の不満を反映している」との見方を示した。

6658名無しさん:2012/11/29(木) 10:19:21
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=26916
行政・政治 : 衆院選前哨戦にネット活用 長野5区立候補予定者
更新:2012-11-29 6:01  衆院選が12月4日に公示されるのを前に、ブログやツイッター、フェイスブックなど、インターネットを活用する動きが長野5区の立候補予定者にも広がっている。公職選挙法は公示後のネットでの選挙活動を禁じているため期間は限定されるが、立候補予定者らは公示直前まで活動報告や予定、主張などを積極的に発信し、有権者にアピールする考えだ。一方、「直接有権者に訴えたい」としてネットを活用しない予定者もおり、対応が分かれている。

 「力強い激励の言葉を頂きました。勇気百倍。国政復帰をめざし頑張ります」。

 前回選で落選した自民党元職の宮下一郎氏(54)は、連日地域で有権者に接し浸透を図っている。ブログ上でこうした様子をほぼ毎日、写真を添えて紹介。移動の車内で携帯端末から書き込んでいる。「報道では削られる部分がどうしてもある。生の声をそのまま伝えられるのは大きな利点」。9月から始めたフェイスブックでは、これまでつながりの少なかった若い世代と”友達”になり、日ごろの思いを知ることができたと効果を強調する。

 「日本未来の党」から立候補する前職の加藤学氏(43)もブログやツイッターを活用し、議員活動や地元での取り組みを発信してきた。7月の民主党離党時には「消費税増税阻止のために、一貫して戦っていきます」とツイート。今月28日には新党への合流を報告し、「脱原発に向け、国民の願いを結集させていきたい」と決意を示した。ポスター張りなどを手伝う支援者も募集。「手伝いたい」との返信が寄せられたという。加藤氏は「一緒に世の中を変えていくための、能動的な活動を喚起できれば」と期待する。

 党本部職員を経て25日に立候補を表明した民主党新人の花岡明久氏(33)は、3年前からフェイスブックで党の政策や自身の考えを書き続けている。「議論を深める場にもなる」と指摘。選挙戦の出遅れも指摘されるが、「短期間に政策や思いを伝える手段として、フェイスブックやツイッターは有効な手段。名前も顔も覚えられていないので、積極的に情報発信したい」と意気込む。

 「候補者の考えや行動を、若い人に知ってもらえれば」と社民党新人の池田幸代氏(40)。主にツイッターに反貧困や脱原発などについて書き込んでいる。「街宣をやっていると、あっという間に1日が過ぎる」など、最近は選挙に関する記述も増えてきた。「選挙区が広い比例区にネット配信は有効だが、小選挙区では顔が見えた方がいいのかも」とも話す。

 一方、共産党新人の三沢好夫氏(68)の陣営は「政策や人柄を知ってもらうには有権者と直接会うことが大事」と消極的。「主張に対する有権者の反応や気持ちを知るためにも、対話による選挙戦を大切にしたい」と話している。

 公選法によるネット活用の規制について、加藤氏は「公示後も利用できる体制をつくるべき」と法改正の必要性を主張。宮下氏も「候補者のデータや政見放送、演説会の日程など、誰もが候補者の生の声や情報にアクセスできる状況が必要だ」と話している。

6659名無しさん:2012/11/29(木) 10:26:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20121128-OYT8T01232.htm
[衆院選]農政連、3区一本化断念  各JAが独自推薦

 JAグループの政治団体である県農協政治連盟(県農政連)は28日、秋田市の県JAビルで県内15JAの支部長を集めて会議を開き、次期衆院選の秋田1区と同2区で、自民党候補を推薦することを決定した。同3区では、5JAで推薦を求める立候補予定者が3人に割れた。県農政連はこれを踏まえ、誰を推薦するのか、各JAに判断を委ねた。この結果、JA秋田しんせいは、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に前向きな日本維新の会の新人を推薦することが決まった。

 県農政連は、比例選について「TPP交渉参加反対の政党」への自主投票と決めた。現行の衆院選の制度が導入された1994年以来、比例選で自民党推薦でなく、自主投票としたのは初めて。

 県内15JAはそれぞれ、県農政連にどの候補の推薦を求めるのか事前に協議して決め、会議に持ち寄った。会議は非公開で約45分間開かれ、議論は組合員が選挙区の有権者の約4分の1を占める3区が中心となった。

 3区の5JAのうち、最大の組合員数を持つJA秋田おばことJA秋田ふるさとは、大仙市が地盤の自民党元議員の御法川信英氏(48)の推薦を求めた。JAこまちは、湯沢市を地盤とし、日本未来の党に合流予定の「国民の生活が第一」前議員の京野公子氏(62)。JA秋田しんせいは、維新の会新人で、地元・由利本荘市出身の村岡敏英氏(52)の推薦を求めた。JAうごは自主投票とした。

 このため、県農政連は3区について「各JAの意向を尊重したい」と推薦候補の一本化を断念し、各JAが独自に推薦することとした。

 村岡氏を推したJA秋田しんせいの畠山勝一組合長(71)は会議後、取材に対し、「(村岡氏の父、村岡兼造・元官房長官の落選以来)地元から9年間も国会議員が出ていない。地域農家の意見を国に届けたい」と推薦理由を説明。維新の会がTPP肯定派である点について、「党の方針を阻止するために党内部で活動してもらう。村岡氏とともにTPP反対を断固訴えていく」とした。

 一方、御法川氏と決めたJA秋田ふるさとは「御法川、京野両氏で割れたが、(政権与党になる可能性があり)TPP反対を国政に反映できる候補者を選んだ」とし、JAこまちは京野氏の理由を「TPPに最も強硬に反対している」とした。

 1区はJA新あきたが「TPP反対の姿勢が明確」として自民党新人の冨樫博之氏(57)、2区は全9JAが同党前議員の金田勝年氏(63)とそれぞれ決めていた。

 JA秋田中央会会長でもある県農政連の木村一男会長(64)は、3区について記者会見で、「各候補の政策の違いが不鮮明で、各JAの判断材料が『地元優先』になり、合意に至らなかった」と述べた。

 比例選については「大政党はTPPへの対応が曖昧。反対政党も多すぎて推薦を一つにするのは難しい」と自主投票にした理由を述べた。

 ◆JA組合員数 有権者の16% 

 県農政連によると、全15JAの組合員数(今年3月末現在)は計14万9508人で、県内の有権者数の約16%を占める。自民党支持が基調で、2009年の前回衆院選でも全3選挙区で同党候補を推薦したが、一昨年の参院選では「国政へJAの政策を反映するには全方位の連携が必要」として、秋田選挙区、比例選ともに自主投票だった。

 県農政連は、TPPへの反対姿勢を重要視し、20日に県内全3選挙区の立候補予定者全13人に交渉参加の是非を問う公開質問状を送った。県農政連が28日に公表した回答によると、1区の民主党前議員の寺田学氏(36)と、日本維新の会新人の村岡敏英氏(52)がともに賛成で、ほか11人は「関税自主権放棄は認められない」「平成の不平等条約だ」などと反対の立場を示した。

(2012年11月29日 読売新聞)

6660名無しさん:2012/11/29(木) 10:30:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20121128-OYT8T01341.htm
民主、5区擁立断念発表

 来月4日公示、16日投開票の衆院選について、民主党県連は28日、鹿児島5区への候補擁立を断念すると発表した。5区は与党候補の空白区となる。県連は「1〜4区の公認・推薦候補の当選と、比例選での支持拡大に力を尽くす」としている。

 県連の打越明司代表が記者会見し、明らかにした。打越代表は「急な“国替え”があり、候補を探すのは時間的に厳しかった。党本部に擁立をお願いしたが、安住淳・幹事長代行から『難しい』との回答があり、27日に擁立断念を決めた。支援団体へのおわびを進めている」と述べた。

 5区では衆院解散直後の17日、同党の網屋信介前議員(55)が首都圏の選挙区への国替えを発表。その後、神奈川18区に同党から立候補することが決まった。

 5区の支援団体の投票行動について、打越代表は「候補者を立てない以上、コメントする立場にない。比例選での支持を訴えるのみ」と話した。支援団体から網屋前議員への強い反発の声が出ていることについては、「一人ひとりの政治家の責任。選挙後に説明やおわびに回るように言っており、本人もそうしたいと話している」と述べた。

 5区には、自民前議員の森山裕氏(67)と、共産新人の野口寛氏(67)の2人が立候補を表明している。

(2012年11月29日 読売新聞)

6661名無しさん:2012/11/29(木) 10:31:47
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121129/nar12112902220004-n1.htm
【衆院選2012 奈良】
2区 複雑な経歴 政党・支持基盤入り乱れ
2012.11.29 02:22
 「後継者です」

 天理市の朝の商店街。今期限りで引退を表明した民主、滝実に付き添われ、百武威は元気よく通行人に自己紹介した。

 滝の「後継者」を公言する百武は、「滝まことが見つけました」と書かれたのぼりも掲げる。

 滝は、平成8年の初当選時は自民の公認を受けていた。しかし17年の衆院選で、郵政民営化に反対し離党。新党日本を経て“宿敵”民主に入党した。

 ただ、滝が政党移籍を繰り返しても、自民時代からの個人的つながりで応援を続ける支援者も依然多い。そのため自民支持者からも、引退する滝に「お疲れ様でした」と気軽に声が掛かる。

 支援者の男性は「滝さんが自民の時から支援している。政党ではいろいろあったが個人として支えたい」と言い切る。

 県内最多の5人が立候補する見通しの奈良2区。複雑な政治遍歴は、滝だけではない。

 消費税増税などをめぐって民主を離れ、生活に移籍した中村哲治も、その1人だ。

 中村の陣営関係者は「民主が組織的に相手候補を応援するのは仕方ないが、従来の支援者から個人的に支援を受ける可能性はある」と話す。その言葉通り、中村は民主時代に支援を受けた関係者にも精力的に足を運び、持論を訴える。

 27日には、その生活が滋賀県知事、嘉田由紀子の旗揚げした「日本未来の党」への合流を決めた。

 ただ、急転直下で決まったことで、陣営関係者は「ポスターやチラシの刷り直しから始めないと…」と慌ただしい。

 自民、高市早苗も、過去に政党移籍や国替えを経験している。

 高市は郵政民営化を争点にした17年の衆院選で本来の奈良1区を去り、滝の“刺客”として2区から立候補した。

 自民の総裁選では、安倍晋三を全面支援して一気に主流派入り。いまは党広報本部長を務める。

 忙しい党務の合間を縫って地元に戻り、自民支持層をまとめるため、あいさつ回りに余念がない。

 高市の陣営関係者は「他の陣営になく、うちにあるのは、確固とした支援組織や友好団体。その足場固めを最重要課題にしたい」と話す。

 政党や支持基盤が入り乱れる中、大混戦に拍車をかけるのが、維新の元外務省職員、並河健だ。

 維新が頼る支援組織は少なく、陣営の組織力も乏しいが、それでも地元市議の協力などを得て徐々に支援の輪を広げる。

 並河は「確固とした地盤や支援者がいるわけではない。自分にできる方法で政策を訴えていきたい」と力説する。

 こうした政党・支持基盤の混乱模様を横目に、共産、中野明美は県議を3期12年務めた実績をアピール。街頭で雇用確保や消費増税反対などを訴え、党の一貫した主義・主張を繰り返し強調する。(敬称略)

                   ◇

 ■奈良2区の立候補予定者

 百武  威 37 医師     民 新

 高市 早苗 51 元科学技術相 自 前

 中村 哲治 41 参院議員   未 元

 中野 明美 64 元県議    共 新

 並河  健 33 元外務省職員 維 新

6662名無しさん:2012/11/29(木) 10:33:14
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121129/kyt12112902100003-n1.htm
【衆院選2012 京都】
3区 8人の大混戦 激戦区の構図
2012.11.29 02:10
 ■無党派層支持は

 首相補佐官として野田内閣を支える民主の北神圭朗と、国民の生活が第一から滋賀県知事の嘉田由紀子が立ち上げた日本未来の党への合流を決めた豊田潤多郎の前職2人に対し、自民は田中英之、共産は吉田幸一、みんなの党は石田哲雄、日本維新の会も畑本久仁枝とそれぞれ新人を擁立。無所属では、元職の中川泰宏が国政への返り咲きを目指している。8人が乱立する全国でも珍しい選挙区となり、無党派層の支持の行方が注目される。

 前回圧勝した北神は経済、外交・安全保障政策に明るく、野田内閣で要職を歴任。今回、与党として初の選挙戦を迎える。自党への逆風が懸念される中、街頭演説の手応えは「悪くない」と感じている。

 「至らないところはあるが、民主党政権の改革はまだ道半ば。『継続は力』を訴えていきたい」と話す。

 「地方からの挑戦」を掲げる自民の田中は、4期務めた元京都市議としての経験を最大限に生かして国政選挙に挑む。「約3年半に及んだ民主政権の失政を正せるのは自民党」と言い切る。

 「地方政治の場で経験したことをしっかり有権者の皆さんに訴える」と毎朝、駅前で声をからす。

 豊田は前回、比例近畿ブロックで当選、13年ぶりの国政復帰を果たした。昨年12月には野田内閣が打ち出した増税案に反対して民主を離党。新党きづなを経て、衆院解散前に生活に合流していた。

 増税反対と、平成34年までに脱原発することが政策の2本柱。消費税については「総選挙後の国会で『消費増税廃止法案』を成立させ、増税を一旦白紙に戻す」と強調する。

 共産の吉田は「民主旋風」に埋没した前回の反省をバネに、選挙区内を精力的に回り、焦点となる原発政策では他候補者と一線を画す「即時原発ゼロ」を訴え、支持拡大をはかる。

 政府が進める消費増税には「断固反対」の立場。非正規雇用者の待遇改善などを訴える。

 みんなからは、石田が国政に初挑戦。昨年4月の統一地方選では、府議選(西京区)に立候補し、敗れたものの約7千票を得た。

 税理士や居酒屋のオーナーを務めた経験を生かし、中小零細企業対策が政策の軸。「増税の前にまずは景気回復。国の統治機構を変え、地方から日本を元気にする」と意気込む。

 みんなとの連携交渉が暗礁に乗り上げている日本維新が擁立したのは、会社役員で、府内の公認では唯一の女性となる畑本。立候補表明は出遅れたが、畑本は「国民が未来を確保していくという意識の総意を築く」と息巻く。

 教育改革を政策の軸に据える構えで、「日本人が日本を愛せる国づくりが急務」と訴える。

 幸福の和田は党が掲げる国防、安全保障政策の充実が訴えの中心。「有権者も高い関心を抱いている。民主政権では日本を守れない」と述べる。

 無所属の中川は解散後、農業関係者を前に開かれたJA府大会で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加について「TPP反対だけが農業の生き残る道ではない。農業は世界との競争に耐え抜く時期に来ている」などと基調講演。

 1期約4年、身を置いた国政についても触れ、「解散を迫るだけの野党、延命をはかるだけの与党が日本の国力を弱めた」と訴えた。=敬称略(矢田幸己)

                   ◇

 ▽4区(8人)

 北神 圭朗 45 首相補佐官  民 前

 田中 英之 42 元京都市議  自 新

 豊田潤多郎 63 元財金委理事 未 前

 吉田 幸一 38 党府委員   共 新

 石田 哲雄 62 税理士    み 新

 畑本久仁枝 58 会社役員   維 新

 和田 美奈 30 HS政経塾生 幸 新

 中川 泰宏 61 JA京都会長 無 元

                   ◇

【4区】

 ▽平成21年(前回)開票結果

 当 109865☆北神 圭朗 民 前

    89257 田中 英夫 無 元

    35314☆中川 泰宏 自 前

    30410 吉田 幸一 共 新

     1541 出野 博志 幸 新

 ▽17年(前々回)開票結果

 当  75192☆中川 泰宏 自 新

    75036 田中 英夫 無 前

 比  73550☆北神 圭朗 民 新

    35705 成宮真理子 共 新

 ※「比」は比例復活当選者

 ☆は重複立候補者

6663名無しさん:2012/11/29(木) 10:34:45
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121129/ehm12112902100000-n1.htm
【衆院選2012 愛媛】
「未来」候補で友近氏出馬へ
2012.11.29 02:09
 12月4日公示、同16日投開票の衆院選で愛媛2区からの出馬を表明している友近聡朗参院議員は28日、松山市内のホテルで記者会見し、「生活」が新党「日本未来の党」に合流したことを報告。「同じ志を持つ仲間として戦っていきたい」と、自身も「未来」の候補として選挙戦に臨む方針を示した。

 「未来」の政策については「原発政策など、(私たちが)訴えてきたことと目指す道は同じ」と指摘。比例区については、「未来」から公認を受けたうえで、従来の方針通り小選挙区と重複して出馬する意向を示した。

 さらに社民党とはすでに連絡を取るなどしており、今後できる限り選挙協力していくと表明した。

6664名無しさん:2012/11/29(木) 10:36:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20121128-OYT8T01470.htm
[衆院選]維新 政治未経験4人「象徴的」

 12月16日投開票の衆院選で県内に4人の候補擁立を発表した日本維新の会は28日、県庁で記者会見し、政治経験のない新人がそろった県内について、古い政治からの脱却を目指す同党の象徴的な選挙戦の場と位置づけ、同党の大阪、堺の両市議らが応援に入る考えを示した。

 会見には、1区の海老沢由紀氏と7区の筒井洋介氏が出席。いずれも堺市議で、同党北関東ブロック担当の西林克敏氏と県内担当の黒田征樹氏も同席した。

 西林氏は「統治機構改革や社会保障制度などで、民主、自民との違いをきちんと示している。古い政治ではなく、新しい発想、新しい感覚でやっていきたい」と刷新を強調した。

 短期決戦の中で、事務所開設の準備や選挙スタッフの確保など陣営固めに追われる立候補予定者らについて、「政治経験のない方達がチャレンジをする。維新の旗の下に自分の職を投げて集まった方ばかり。我々も力を注いでいきたい」と支援する方針を示した。

(2012年11月29日 読売新聞)

6665名無しさん:2012/11/29(木) 10:43:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20121129/CK2012112902000143.html
【茨城】
2012衆院選いばらき 各選挙区 予想の顔ぶれ
2012年11月29日

◆3区 民主空白 4氏が混戦
葉梨 康弘 53 (元)党国対副委員長 自元<2>

小林 恭子 62 農民連常任委員  共新

前田 善成 45 (元)みなかみ町議  維新

小泉 俊明 55 (元)国土交通政務官 減前<3>

 前回の民主と自民による事実上の一騎打ちから一変した。県内小選挙区唯一の民主空白区となり、日本未来の党へ合流する減税日本・反TPP・脱原発を実現する党前職、自民元職、共産新人、日本維新の会新人の四氏による混戦の様相を呈している。

 前回、民主で当選した小泉俊明氏はその後、減税日本、脱原発に移り、第三極再編で未来へ。支持団体も連合茨城からJA傘下の県農協政治連盟に変わり、農村部の保守層と都市部の無党派層を標的にする。

 復活を目指す自民元職の葉梨康弘氏は前回から三年余り、選挙区内を地道に歩いている。党支部や系列議員団、後援会をまとめて前回取りこぼした都市部の票固めを目指す。

 県南農民組合で二十四年間農業に関わった共産新人の小林恭子氏は、TPP(環太平洋連携協定)参加反対やJA中央の脱原発宣言を追い風にする。農村部の保守層や都市部の女性層に支持拡大を図る。

 群馬県みなかみ町議を辞職して挑み、「落下傘候補」を自認する維新新人の前田善成氏は、街宣車や選挙事務所は確保したが準備不足は否めない。追い風も地方では読み切れていないが、水面下で一部保守勢力が支持する動きがある。 (坂入基之)

◆4区 民自前職に共産挑む
高野  守 53 党常任幹事    民<前><1>

梶山 弘志 57 (元)国土交通政務官 自前<4>

宇野 周治 62 党地区委員    共新

 前回、県内小選挙区で自民が瓦解(がかい)する中、梶山弘志氏が民主の高野守氏に約七千票の僅差で勝ち、唯一の議席を守った。今回、その両氏に共産の宇野周治氏が初挑戦する。

 父静六氏からの強固な地盤を引き継ぐ梶山氏だが、野党で臨む選挙は初めて。「第三極への期待もあり、今までの常識が通じない」と警戒する。東日本大震災や津波で壊れた港湾などの復旧のスピードアップを訴え、原発については「安全基準に基づき、いくつかは再稼働すべきだ」と主張する。世襲批判には「能力がなければ淘汰(とうた)される」と反論する。

 高野氏は民主への厳しい逆風に「有権者と信頼関係を築くには三年は短すぎた」と苦戦を覚悟する。二〇三〇年代の原発ゼロと原発の廃炉技術の確立、TPP参加反対を強調し、梶山氏を世襲批判でけん制する。

 宇野氏は十月以降、三百五十回の街頭演説を重ねてきた。脱原発、TPP参加反対を公約に掲げ、自公民政治を「財界と米国の言いなり」と批判する。 (林容史)

(注)並べ方は衆院解散時の各党勢力の順。<>内数字は当選回数。<前>は比例代表前職。

6666名無しさん:2012/11/29(木) 10:57:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20121129/CK2012112902000136.html
【埼玉】
’総選挙 混迷<1> 民主 「地方軽視」の代償は
2012年11月29日

連合埼玉の会合で、衆院選への意気込みを述べる民主党の立候補予定者たち=さいたま市浦和区で

 衆院解散から一夜明けた十七日。経済産業相で民主前職の枝野幸男は、地元・さいたま市大宮区のビルの一室で、陣営の選対メンバーたちと顔を突き合わせていた。

 「今回の選挙は大変だから、大臣、『チャリ』やりませんか」。メンバーの一人が、公示後の選挙運動に自転車での遊説を取り入れては、と勧めた。枝野は「うーん」と腕組みをした後、「自転車、いいよね」。自身初の「自転車作戦」実行が決まった。

 埼玉5区で七選を目指す枝野。政権交代後には行政刷新相と官房長官も務めて知名度は群を抜くが、「今回は最も厳しい」(選対関係者)。これまでの選挙戦では選挙区内を歩いて支持を訴えることが多かったが、今回はより広範囲を回り、もっと多くの人にアピールしなければ−。小選挙区で五連勝を誇る枝野にも、かつてない逆風が吹き付ける。

    ■  ■

 「消費税増税は、前の選挙では『やりません』と言っていた。言っていることと違うことをやられたら、信用はがた落ち。本当にがっかりしている」

 同じ十七日、さいたま市内で開かれた党本部主催の「政策進捗(しんちょく)報告会」。党員や一般の有権者ら約百五十人が参加し、馬淵澄夫政調会長代理に厳しい批判をぶつけた。

 前回衆院選で政権交代を実現させたものの、党の支持率は低下の一途をたどってきた。県内の地方議員は今年三月の時点で九十三人いたが、落選や離党が相次ぎ、今月には七十九人に減った。

 民主は前回衆院選で、県内十五の小選挙区のうち11区を除いて候補者を擁立し、十四人全員が勝利した。だがある市議は「今回は小選挙区で(国会に)帰れるのは、最悪一人か二人かも」。

    ■  ■

 一方で、党関係者が「党浮上の芽」と期待する動きも少しずつ出始めている。

 別の市議の一人は、党の組織について「地方議員が力を持ちすぎて身動きが取れない自民党の轍(てつ)を踏まないようにと、民主党の意思決定はトップダウン型になった」と解説する。だがその代償は大きかった。

 普段から有権者と接しているのは地方議員だ。ただトップダウンゆえに、国会議員や党本部に地方議員や一般党員の声は届きにくい。前回のマニフェストには、地方の声を反映させるプロセスがまったくなかった。

 そこで県連所属の地方議員十五人が「次期マニフェストへの提言」をまとめ、今月八日に細野豪志政調会長に提出した。地方自治体への税源移譲といった地域主権改革や医師不足、待機児童の解消などを提案している。

 「地方の声を聞かなかったから、大勢の有権者に見放されてしまった」。こう話すさいたま市議の一人は「逆風はむしろ好機。選挙でふるいに掛けられて残った人が地方と一枚岩になれば、党は再生できる」と希望を捨てていない。 

     ◇

 政権交代から三年半。景気は今も低迷し、東日本大震災からの復興の道筋も見えない。有権者の政治への信頼が揺らぐ中、主要政党や「第三極」は間近に迫った衆院選をどう戦うのか。県内各党の動きを追った。 (敬称略)

6667名無しさん:2012/11/29(木) 11:01:04
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121129t51014.htm
「ミスター自民」東根市長 民主2区候補、再び支援

鈴木氏の事務所開きであいさつする土田市長

 衆院選山形2区の自民党新人鈴木憲和氏(30)の事務所開きが28日、東根市であり、元自民党県連幹事長の土田正剛東根市長(69)が、対立候補となる民主党前議員近藤洋介氏(47)を前回に続き支援すると表明した。一方、「比例は自民党」と比例代表では対応を使い分けることも明かした。「2人当選が目標」との説明だが、かつて県内で「ミスター自民党」と言われた実力者の発言はどこまで影響力があるか。

 「前職(近藤氏)に世話になっているので選挙区では(鈴木氏を)応援できない」。事務所開きで土田氏は、鈴木氏と支援者40人を前に遠慮する様子もなく明言した。

 急に凍り付いた事務所内の空気を意に介さず、「比例は堂々と自民でやる。どちらが選挙区で当選しても、どちらかが比例で救われ、2区から2人の国会議員が誕生するだろう」と言い切った。

 土田氏が近藤氏を支援するのは慶大の同窓生であることに加え、リーマンショック後の2009年、近藤氏の支援者の働き掛けで東根市内に製造関連企業が進出し、数百人の雇用が確保されたためという。土田氏は近藤氏の個人演説会への出席も予定する。

 土田氏は根っからの中選挙区制復活論者で、前回も「比例は自民」と訴えた。「2区から複数候補が当選し、中選挙区のような結果になればいい」との独自の論法だ。

 自民党には「比例だけでも市長の支援はプラス」と受け止める声がある一方、土田氏の影響力低下もささやかれる。

 東根市内では前回、近藤氏が自民候補に約9000票の大差をつけたが、やはり土田氏が民主候補を支援した10年参院選山形選挙区では、自民候補に約2000票の差をつけられた。自民党関係者は「土田氏の神通力は落ちている」とみる。

 今回と違い土田氏は前回、自民候補の事務所開きなどに一切出席していない。ある自民党県議は「前回はワンサイドだったが、今回は民主と自民が競っているとみているのだろう」と、土田氏のしたたかさを読み取った。

 党の大先輩から手荒な洗礼を受けた鈴木氏は「将来のことまで考える政治家が必要という考えだろう。かえって頑張ろうと思った」と述べた。

2012年11月29日木曜日

6668名無しさん:2012/11/29(木) 11:04:24
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/29/kiji/K20121129004662960.html
副大臣の余裕!?民主・長島氏「じたばたしない」
衆院選ルポ

 民主・長島氏は「こういう注目のされ方には、正直困惑する部分もある」と心境を語る。佐々木氏について「候補者同士、正々堂々フェアに戦うだけ」と多くを語らずも、「政策中心の取り上げ方ならば大歓迎だが、イロモノってのは不本意です」とチクリ。「今回の選挙戦のモットーは、逃げず、ブレず、おもねらず。私は人気を取ろうったって取れるキャラじゃないし、じたばたしません」と副大臣の余裕を見せた。

 自民党の新人小田原潔氏(48)は、事務所開き以降毎日の朝立ちを敢行。証券マンの経験を生かし経済対策に重点を置いた主張を展開する。佐々木氏については「相手を問わず自然体」とこちらも冷静。共産党の新人吉岡正史氏(38)は「佐々木氏はじめ維新には裏付けや対案が乏しい。われわれは対案ある改革を主張していく」と、宣伝カーで精力的に選挙区をまわっている。
.[ 2012年11月29日 06:00 ]

6669名無しさん:2012/11/29(木) 11:06:43
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/politics/648282.html
民主党の藤井最高顧問引退へ 野田首相の後見人

(2012年11月29日午前10時44分)
. 民主党最高顧問の藤井裕久前衆院議員が(80)が来月の衆院選に出馬せず、政界を引退する意向を固めたことが29日分かった。関係者が明らかにした。30日にも記者会見する。野田佳彦首相の後見人的存在として、消費税増税などに取り組んだ。

 旧大蔵省出身。1977年、自民党から参院選で初当選し、2期目の途中で衆院2にくら替えし、7期務めた。

 93年に小沢一郎氏らとともに新生党結成に参画し、細川、羽田両政権で蔵相に就任。その後、自由党などを経て民主党入りし、幹事長や税調会長を歴任した。

6670名無しさん:2012/11/29(木) 11:08:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121129/elc12112910500040-n1.htm
【衆院選】
民主・藤井最高顧問が政界引退へ 4日公示の衆院選に出馬せず
2012.11.29 10:49

民主党の藤井裕久最高顧問(酒巻俊介撮影)

 民主党最高顧問の藤井裕久前衆院議員が(80)が12月4日公示の衆院選に出馬せずに政界を引退する意向を固めたことが29日、分かった。同氏周辺が明らかにした。30日に記者会見する。

 野田佳彦首相の後見人的存在として、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法成立に党税調会長として尽力した。

 旧大蔵省出身。昭和52年、自民党から参院選で初当選し、2期目の途中で衆院にくら替えして7期務めた。

 平成5年に新生党結成に参画し、細川、羽田両政権で蔵相に就任。その後、自由党などを経て民主党入りした。

6671名無しさん:2012/11/29(木) 11:09:45
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20121129ddlk06010019000c.html

2012衆院選:「小選挙区は民主、比例は自民に」 2区の自民・鈴木氏事務所開き 東根市長が支援使い分け /山形
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 衆院選山形2区を巡り、前回選で民主候補を支援した東根市の土田正剛市長が28日、自民公認で立候補予定の鈴木憲和氏(30)の同市事務所開きに出席した。土田市長は、小選挙区については前回通り民主前職の近藤洋介氏(47)を支援すると表明したが、比例代表では「自民」支援を明言した。前回は比例の支援先を明らかにしていなかった。土田市長は自民県連元幹事長で、前回の09年衆院選では小選挙区で近藤氏、10年参院選でも民主の候補者を支援した。

 土田市長は事務所開き冒頭にあいさつし、近藤氏支援の理由を「地元の雇用を守ってもらうなど世話になっており小選挙区で(鈴木氏を)応援できない」と説明。一方で「鈴木氏はキャリア官僚をなげうち立候補する決断力があり、日本を背負って立つ政治家に大成する。当選の栄誉を勝ち取ってほしい」とも述べ、近藤、鈴木両氏が国会議員になることを期待した。

 鈴木氏は取材に「関係があった近藤さんを個人として推すのは当たり前の判断」としながらも、「比例が自民なのは少なくとも民主政権がだめという考えだと思うが、支援する近藤さんは民主なのでよくわからない部分もある」と複雑な胸中を明かした。土田市長は近藤氏の個人演説会には参加するが、鈴木氏の個人演説会には参加しないという。【浅妻博之】

6672名無しさん:2012/11/29(木) 11:12:04
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20121129ddlk06010003000c.html
12年衆院選・対決の構図:/上 1区 政権交代の功罪問われ 鹿野、遠藤氏、8回目の戦い /山形
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 衆院選の公示が5日後に迫った。既成政党に「第三極」を唱える新党が加わり、原子力政策などを中心に政策論戦が熱を帯びてきている。県内の3小選挙区には民主党、自民党をはじめ日本維新の会、共産党、社民党、無所属の12人が立候補を予定する。各選挙区の対決の構図を探った。

 山形1区は、09年の前回衆院選で政権交代を求める風にも乗り11回目の当選を果たした民主前職の鹿野道彦氏と、比例代表東北ブロックで復活当選した自民前職、遠藤利明氏の戦いが中心になりそうだ。

 2人の対決は中選挙区時代を含めれば今回で8回目。96年の小選挙区制導入以降は鹿野氏が3勝2敗だ。2人は激しく争いながらも、それぞれキャリアを積み重ねてきた。

 「3年数カ月を一言でいうと申し訳ないという気持ち。経験不足、政権運営の稚拙さを反省しないといけない」。解散から2日後に鹿野氏陣営が支持者ら約400人を山形市に集めて開催した会合。鹿野氏はあいさつを謝罪から始めた。

 今年6月まで1年9カ月、農相を務めた。農政通として手堅く仕事を進めた一方で、選挙準備は不安がある。地元事務所は団体や企業回りを日常的にしてきたが、鹿野氏本人は山形に戻る時間が限られ、後援会関係者も「年内解散はないとみていた。出足が遅れたことは否めない」と認める。週末に各地区の後援会の国政報告会を開くなど活動が本格化したのは今月からだ。

 自身2度目の立候補となった今年9月の党代表選では、地元支援者からは「代表に選ばれるのは難しいが、せめて解散・総選挙に向けて鹿野自身の知名度アップにつながれば」との声が聞かれた。民主党政権に逆風が吹く中で、鹿野氏個人への応援に期待を込める。

 一方の遠藤氏は、幹事長代理として谷垣禎一自民党前総裁に仕え党務を担った。「谷垣さんはつぶれかけた会社の社長を引き受けたようなもの。本当は谷垣総裁のもとで衆院選を戦いたかった」と悔しさをにじませる。野党の悔しさも味わった。「東日本大震災の復興、復旧も自分たちならうまくやれたという思いがある。物事が決められないのが民主党政権の欠点だった」

 一方で、選挙準備には手応えを感じている。前回選では逆風下ながら鹿野氏に1291差まで迫る力を見せた。「前回は回っていても手でバツを出されたこともあった。今回は『やっぱり民主党だめだったね。もう1回がんばってけらっしゃい』と言ってもらえる」と自信を見せる。

 公明党との選挙協力も継続する。遠藤氏は17日の党県連での会議後、「ここ十数年選挙協力をし、野党になっても信頼関係は作ってきた。1区、2区、3区とも選挙協力をお願いしたいという話をして、(自民の)皆さんからも了解をもらった」と語り、自身も公明の推薦を得ている。

 共産新人の石川渉氏は両氏が激しく争う構図に風穴を開けることを目指す。03、05年に続く3度目の挑戦。18日の演説会では「有権者から『政権が民主から自公に移っても何も変わらない』と応援をもらった」と前向きだ。【安藤龍朗、浅妻博之、鈴木健太】

==============

 ◇1区の立候補予定者◇
鹿野道彦 70 [元]農相  (11)民前

遠藤利明 62 [元]副文科相 (5)自前

石川渉  38 党県委員       共新

 ※カッコ内数字は当選回数

6673名無しさん:2012/11/29(木) 11:25:40
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20121129ddlk03010014000c.html
2012衆院選:地域政党いわて「特定政党への推薦、支援はしない」 /岩手
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 地域政党いわて(飯沢匡代表)は28日、衆院選の対応について「特定政党への推薦、支援はしない」とする方針を発表した。

 飯沢代表は「結党解党が繰り返されている状況などをみると責任を持って特定政党を推薦し、共に選挙を戦う状況にはない」と述べた。ただ、2区の自民元職、鈴木俊一氏とは所属議員の後援会が一部重複することから「支援などを行うことを排除しない」とした。

 また、及川敦幹事長は日本維新の会からの出馬要請を固辞したことを明らかにした上で「公約の中身も二転三転しており、我々として連携するということにはならない。維新からの出馬は100%ない」と話した。【金寿英】

6674名無しさん:2012/11/29(木) 11:28:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20121129/CK2012112902000134.html
【埼玉】
自民が4人除名処分 県議ら 維新などから出馬で
2012年11月29日

 自民党県連は二十八日の党紀委員会で、衆院選に出馬予定で離党届を提出していた県議ら四人について、最も重い除名処分にすることを決めた。

 四人は、「日本維新の会」の公認を受けて出馬予定の県議谷古宇(やこう)勘司氏、元衆院議員の並木正芳氏、元県議の鈴木義弘氏と、無所属で出馬予定の元県議森田俊和氏。

 県連によると、いずれも離党届を既に提出していたが、四人が衆院選に出馬する態度を明らかにしたため、「自民に敵対する行為」として処分したという。

6675名無しさん:2012/11/29(木) 11:30:29
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20121129000140
香川1区に元兵庫県議・今西氏擁立/日本維新の会
2012/11/29 09:33

 日本維新の会は28日、衆院選香川1区の党公認候補として、元兵庫県議で大阪保健医療大顧問の今西永児氏(66)=兵庫県西宮市=を擁立すると発表した。

 四国新聞の取材に応じた今西氏は「日本を立て直さなければとの思いから、出馬要請を受けた。橋下徹代表代行の代理として香川に根付くつもりだ」と意気込みを語った。香川にゆかりはないものの、近く香川県内に転居を予定している。

 今西氏は兵庫県出身。関西学院大を卒業後、商社勤務を経て西宮市議を3期、1983年から兵庫県議を3期務めた。96年衆院選では新進党から兵庫7区に立候補し、落選した。

 香川1区には、民主前職の小川淳也(41)と自民前職の平井卓也(54)、共産新人の河村整(53)の3氏が出馬を予定。日本維新の会は21日、横浜市の男性(54)を香川1区の党公認候補として擁立すると発表したが、男性が出馬を辞退したため公認を取り消していた。

6676名無しさん:2012/11/29(木) 11:45:29
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20121129ddlk04010295000c.html
12衆院選・選挙区事情:1区/2区 /宮城
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 16日の国会解散以降、事実上の選挙戦に突入した衆院10+件選。民主、自民の2大政党に加え、県内でも続々と乱立する新党から候補者擁立の動きが続いているが、12月4日の公示まで1週間を切り、立候補者の顔ぶれはほぼ固まりつつある。県内6選挙区の構図を3回に分けて報告する。

 ◇7政党の乱戦模様に−−1区
 民主、自民の2大政党対決にみんなの党が参戦する構図が予想されていたが、10月に国民の生活が第一(現・日本未来の党)、公示直前の今月24日に日本維新の会と、新党が続々と候補者を擁立。共産、社民も含め、一気に7政党による乱戦模様の見込みとなった。

 前回は「政権交代」の風に乗り、自民元職・土井亨氏に約6万票差で圧勝した民主前職・郡和子氏。今回は逆風下の選挙を強いられ、「前回とは雲泥の差」と嘆く。街頭演説では「既成政党が皆さんの信頼を揺るがす事態を反省し、おわびしたい」と陳謝しながら再選への支持を訴える。

 だが、土井氏に追い風が吹くかは未知数。懸念材料は乱立する新党だ。陣営は「前回の政権交代で『失敗』し、(第三極には)だまされないという有権者は自民を支持してくれるのでは」と期待と不安をにじませる。

 その第三極。みんなと維新は選挙協力も模索されたが、維新の擁立で立ち消え。維新新人の榎秀隆氏は同党の石原慎太郎、橋下徹両氏と街頭演説し、みんな新人の林宙紀氏は仙台市中心部で連日の街宣を続け、ともに知名度アップを狙う。

 生活から未来に合流した新人・横田匡人氏は脱原発や消費増税廃止などを掲げる。共産は新人・角野達也氏が3度目の挑戦。社民は33歳の桑島崇史氏で党の若返りを狙う。【宇多川はるか】

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 ◆予想される顔ぶれ◆

 ◇1区=仙台市青葉・太白区
郡和子  55 内閣政務官   (2)民 前

土井亨  54 [元]県議   (1)自 元

横田匡人 47 [元]仙台市議    未 新

榎秀隆  47 新宿区議       維 新

角野達也 53 党県委員       共 新

林宙紀  35 [元]キャスター   み 新

桑島崇史 33 党県職員       社 新

6677名無しさん:2012/11/29(木) 11:47:10
>>6676

 ◇無党派層がカギ握る−−2区

 前回選で民主が勝利した2区は6人が立候補を表明する乱戦に。民主元職の今野東氏と自民前職の秋葉賢也氏は、それぞれの党を離党した前職、元職と争う構図となり、重複する支持団体の票を奪い合う。維新とみんなもぶつかり、無党派層の票の行方も鍵を握る。

 今野氏は参院議員からのくら替えで、2区での知名度向上に全力を挙げるが、副復興相の公務を続けながらの選挙。「(自民党の)古い政治に戻してはならない」と訴える。

 一方の秋葉氏。街頭演説に力を入れ「強い日本、強い経済を取り戻す」と呼びかける。「追い風はないが逆風もない。話を聞いてもらえる」と前回選に比べ手応えを感じる。

 未来前職の斎藤恭紀氏は前回は民主で初当選。脱原発や消費増税廃止など「政策は一貫している」。合流による政党名の変更が続き、党名浸透に力を尽くす。

 同じく党名変更が続いた維新元職、中野正志氏は自民時代、秋葉氏と交互に2区から立候補。支持団体を固めつつ、維新の知名度で無党派層にも期待。

 みんなの新人、菊地文博氏は自民、民主で県議を務めた。維新との連携は断念し、各党との票の取り合いになるが、県議時代の実績を基に支持拡大を図る。

 共産の新人、福島一恵氏は元仙台市議の経験を訴える。【金森崇之】

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 ◆予想される顔ぶれ◆

 ◇2区=宮城野区、若林区、泉区
今野東  64 副復興相     (2)民 元

秋葉賢也 50 [元]総務政務官 (3)自 前

斎藤恭紀 43 気象予報士    (1)未 前

中野正志 64 [元]副経産相  (3)維 元

福島一恵 52 [元]仙台市議     共 新

6678名無しさん:2012/11/29(木) 11:52:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012112900367
社民、公認6人を発表【12衆院選】

 社民党は29日の常任幹事会で、衆院選の公認候補6人を決定した。内訳は小選挙区1人と比例代表5人で、前職の服部良一氏(比例代表近畿ブロック)を除きいずれも新人。これにより、同党の公認候補は小選挙区23人、比例代表10人の計33人となった。

 服部氏以外の候補者は次の通り。(敬称略)

 〔小選挙区〕宮崎1区 松村秀利

 〔比例〕北関東 松沢悦子▽南関東 上田恵子▽東京 横田昌三▽北信越 桝口敏行(2012/11/29-11:35)

6679名無しさん:2012/11/29(木) 11:59:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012112900382
三たび引退表明へ=民主・藤井氏【12衆院選】

 民主党の藤井裕久税制調査会長(80)は12月の衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を固めた。30日に都内で記者会見する。藤井氏の引退表明は3回目。

 藤井氏は2005年の衆院選で落選後、高齢を理由に引退を表明。だが、この選挙で比例代表南関東ブロックで当選した長浜博行環境相が参院選に転出したため、次点の藤井氏が繰り上げ当選した。09年衆院選に際しても引退表明したが、「経験のある人が必要だ」という執行部の判断で同ブロックの比例名簿に登載された。 (2012/11/29-11:44)

6680名無しさん:2012/11/29(木) 12:07:16
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20121129ddlk12010196000c.html
2012衆院選:県内選挙区の情勢/5 /千葉
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 ◆10区

 ◇民主・自民の前職が激突
 民主党前職の谷田川元氏と自民党前職の林幹雄氏は、4回連続の対決。谷田川氏は前回、政権交代ムードに乗って初当選。林氏が比例で復活した。

 党内で野田佳彦首相と同じグループに所属し、「首相側近」を自任する谷田川氏は、津波や液状化など東日本大震災の被災地となった地元で復興に尽力した実績をアピール。「放射能被害で出荷停止になった県産農産物のすべてが、東京電力の補償対象になった」と強調する。

 一方、7期目を目指す林氏は「私も安倍晋三総裁も、聖域なき関税撤廃前提のTPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加には絶対反対」と訴える。TPP参加を争点に掲げる野田首相、谷田川氏との対決姿勢をあらわにして、選挙区内に広がる農村地帯の票を奪う作戦だ。

 谷田川氏も県議時代は保守系で、2人の支持基盤は大きく重なる。週末は各地の祭り会場を回る2人が、あちこちで鉢合わせする光景が当たり前のように見られる。

 共産党は、党県北部地区委員長の笠原正実氏を擁立。TPP阻止、脱原発、消費税の増税中止を主張の3本柱に掲げ、団体回りを中心に支持の広がりを目指す。

 ◆11区

 ◇自民、未来、共産3人の争い
 8期目に挑む自民前職の森英介氏、前回比例で復活当選したが、今年7月、民主を離党し国民の生活が第一の結党に参加、さらに生活が合流を決めた日本未来の党に移った金子健一氏、共産新人の椎名史明氏の3人の争い。

 森氏は3代続く強い後援会組織に支えられているが、前回、民主に流れた農協、漁協や、商工・観光業界など支持組織の再構築を図る。党への追い風もあり「(政権奪還に向けて)野党を味わった3年間は無駄にしない」と動きも精力的だ。

 一方、金子氏は小沢一郎代表の生活に移り、10月にあらためて地元後援会組織を設立した。民主時代からの支持者へのあいさつを続けてきたが、27日になって生活の未来への合流が決まり、ポスター手直しなど対応に追われている。

 共産新人の椎名氏は知名度アップへ選挙区内を走り回る。「原発ゼロ」「消費増税ストップ」を強く訴え、JR駅前などで地道な街頭活動を続けている。【衆院選取材班】=つづく

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 ◆予想される顔ぶれ

 ◇10区=09[民]05[自]
谷田川元 49 [元]県議   (1)民前

林幹雄  65 [元]防災担当相(6)自前

笠原正実 58 党地区委員長     共新

有田恵子 59 介護施設経営     諸新

 ◇11区=09[自]05[自]
森英介  64 [元]法相   (7)自前

金子健一 55 [元]一宮町議 (1)未前

椎名史明 55 党地区委員長     共新

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 ◆顔ぶれは毎日新聞社調べ。引退表明した人を除く前職と、党が発表した立候補予定者、立候補表明した人など。公認調整中を含む。

 ◆氏名、年齢、職業・肩書、当選回数、政党名、前職・元職・新人の区別。肩書の[元]は前職を含む。

 ◆小選挙区名の末尾は前回の09年、前々回の05年衆院選当選者の政党名。

 ◆政党名は、民=民主党、自=自民党、未=日本未来の党、維=日本維新の会、共=共産党、み=みんなの党、社=社民党、諸=諸派、無=無所属。(いずれも28日夕現在)

6681名無しさん:2012/11/29(木) 12:10:31
http://www.asahi.com/area/iwate/articles/MTW1211290300002.html
総選挙いわて/1区さらに混迷も

 県都の1区で構図が固まらないまま衆院選の公示まで1週間を切った。27日には、国民の生活が第一(生活)の小沢一郎代表が、「卒原発」を掲げる嘉田由紀子・滋賀県知事の「日本未来の党」に合流を表明する事態になった。未来が擁立する候補者次第では、情勢が大きく変わる可能性もある。

■新党合流の影響は

 民主前職の階猛氏の陣営は、突然の小沢氏の新党合流に、様子見の構えだ。

 28日夜、盛岡市内で行われた決起集会で、階氏は小沢氏について一言も触れなかった。応援にかけつけた民主党の細野豪志政調会長も、小沢氏について「恩を忘れてはいけないが、階氏も一本立ちしなければ」。嘉田知事の「卒原発」については「考えは近いが、(民主は)現実的に道筋をつけて歩む」と、批判を避けた。

 階氏にとって今回の選挙は、民主への逆風と、地盤を引き継いだ達増拓也知事と敵対関係になってしまったという二重の厳しさがある。選挙を前に、後援会が事実上解散してしまった所もある。ただ、無党派層が多い盛岡市で、生活の支持も伸びていなかったことは救いだった。

 それが、生活と嘉田知事との合流で、無党派層にどう影響するか。

 階陣営幹部は「県内では、嘉田知事の知名度は低い」と不安視していない。

 しかし、小沢氏の有力支援者の見方は違う。「表では、新党のクリーンなイメージを売って支持を伸ばすことができる。裏では、小沢氏や達増知事の後援会で組織票を固めていく」。今後、擁立される候補者は、その両方から集票できるというわけだ。

■票割れなら自民有利?

 この日、盛岡駅前では日本維新の会(維新)の橋下徹代表代行が街頭に立った。「今の政治で重要なのは実行。役所を動かさないといけない。それができるのは維新だけ」と、官僚政治の打破を訴える小沢氏のお株を奪う演説に、多くの人が足を止めた。演説を聞いた一関市の自営業、小野寺茂さん(61)は「橋下さんなら政治を変えてくれるんじゃないか」と期待を寄せた。

 ただ、「全都道府県の1区に候補を擁立」の目標を掲げていた維新の候補者の擁立の動きは、岩手県内では見えず、他陣営は「見送りでは」と見ている。

 雪辱を期す自民新顔の高橋比奈子氏は、小沢氏の新党合流について「選挙に勝つための戦略」と批判するが、陣営は「有力な人物を擁立すれば階氏と票が割れる」とし、高橋氏に有利になると見る。前回の衆院選は、階氏11万6425票、高橋氏5万585票。陣営は、民主と、生活が合流を決めた未来の候補者が競り合うと「当選ラインは7万票程度に下がるのでは」との見立てだ。

 反原発の老舗として反転攻勢を狙っていた社民と共産は、未来の「卒原発」のかげに隠れてしまうのを警戒する。

 社民新顔の伊沢昌弘氏は「政策一つもって解党するなんて有権者に無責任」と批判するが、選対幹部は「このままでは比例票も持っていかれる」と危機感を強める。共産の佐久間正行・1区選対本部長は、「原発だけでなく、TPPや消費税増税、外交などあらゆる課題がある。候補者が誰だろうと、やることは変わらない」と静観している。 (岩井建樹、野津彩子)


■1区の立候補予定者


階 猛46 (民)(2)


高橋 比奈子 54(自)


八幡 志乃 30(共)


伊沢 昌弘 65(社)


※敬称略。数字は当選回数

6682名無しさん:2012/11/29(木) 12:14:18
http://getnews.jp/archives/275741
菅直人前首相 応援演説のお呼びかからず、ビール箱で辻立ち
2012.11.29 10:15:17

 民主党の壊滅的敗北と予測され、大物議員の落選危機説が囁かれるなど、“大波乱”が予想される今回の衆院選。総理経験者であっても、危ない立場だという。

 原発事故への対応ミスから、評判を著しく落とした菅直人前首相(東京18区)。野党時代から10回連続当選、30年間負けなしと、選挙では抜群の強さを誇ってきたが、今回はかなり際どいという。

「自民党から出る土屋正忠さん(70才)は、2005年まで地元の武蔵野市長を6期22年も務め、相当強い支持基盤を持っています。前回は落選しましたが、雪辱に向けて3年間、着々と準備を重ねてきたので、菅さんはかなり危ない」

 と、政治ジャーナリストの細川珠生さん。菅前首相はここ数回の選挙はほとんど夫人に任せきりで、地元に入るのは数える程度だった。ところが今回は、地元の夏祭りの盆踊りや青空市、小中学校の学芸会や運動会などにも積極的に参加。そこには、こんな裏事情もあるようだ。選挙分析の第一人者で政治ジャーナリストの野上忠興さんは、こう分析する。

「普通なら、前の総理は応援で他の選挙区を回らなくてはいけないのに、まったくお呼びがかからない(苦笑)。ビール箱でつくった手作りの台に立ち、“原発ゼロ”と書いて必死に辻立ち演説をしているようですが、落選の危機にあることは間違いない」

※女性セブン2012年12月13日号

6683名無しさん:2012/11/29(木) 12:18:24
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20121129ddlk28010312000c.html
2012衆院選兵庫:政党の事情/上 民主 逆風でも隠れるな /兵庫
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 ◇“身内”の連合から苦言も
 「政権交代からの3年間、できなかったこと、ご批判を受けることがたくさんあった。今日、神戸にお伺いして、もっと皆さんにつらく当たられるんじゃないか……と思っていましたが、神戸の皆さんはとても温かい」

 3連休の中日の11月24日、民主党の福山哲郎・元官房副長官が1区前職の応援演説で神戸市中心部の街頭に立ち、熱弁を振るった。だが足を止めて演説を聞く聴衆は皆無に等しい。チラシはほとんど受け取られず、一度受け取ってからわざわざ返しに来る人もいた。その中で、ごくわずかに手を振る人に福山氏が返した言葉が、3年前の政権交代の熱気から一転、民主がさらされている「逆風」の激しさを感じさせた。

  ■   ■

 政権交代から3年。今回の衆院選、民主党の立候補予定者は異口同音に「あのマニフェストは、風呂敷を広げすぎた」「党内の混乱ばかりがメディアに取り上げられ、ガバナンス不足を印象付けた」と反省を語る。

 一方で「マニフェストの中には着実に実行できたものもある。高校無償化で中退率は大幅に下がった」「自殺者は15年ぶりに3万人を切りそうだ。『コンクリートから人へ』の成果だ」と強調。1区前職は「確かに風はアゲンスト。でも、3年間で『政治は前に進んだ』ということを地道に訴えていくしかない」と決意を語る。

 だが、今回の「逆風」は民主の支持基盤にも影を落としている。最大の支持団体である連合との関係だ。前回は県内の民主公認候補全員を推薦して大勝、政権交代に大きく貢献した、いわば“身内”だ。あれから3年。連合兵庫幹部は「普通の有権者のような考えの組織もある。民主党の政権運営には落胆、失望というのが正直なところだ」と厳しい目を向けている。

 事実、連合兵庫は前回は推薦した前職を1、4、5、6区でいまだに推薦を出していない。連合兵庫幹部は「日ごろから国政報告などきちんと付き合いをしてきたかどうかだ。特に3年前の『風』で初当選した人は、それを理解していない人が多い。我々は自動的に応援しているわけではない」と苦言を呈する。

 もともと結党時から自民党に比べて地方組織が弱く、「労組票頼み」からの脱却が長年の課題だった。浮沈を繰り返しながら無党派層に支持を広げ07年参院選で足掛かりをつくり、09年衆院選で「風」に乗って一気に政権交代を果たした。その余勢を駆って地方組織も拡充させるのが理想のシナリオだった。

 だが、その後の米軍普天間飛行場移設問題など政権運営批判や、10年参院選の敗北による「ねじれ国会」で、民主への「風」はやんだ。11年統一地方選でもくろんだ地方議員増は果たせず、逆に前回衆院選時の県議21人、神戸市議17人から、今回は県議20人、同市議13人と目減りした。

 そこに日本維新の会の台頭が加わり、民主に動揺を与えた。今年2月、維新が主宰する「維新政治塾」に4区前職が応募したことは「官公労たたきをしている維新に行くなんて言語道断だ」と連合兵庫を激怒させた。前職は4区担当の「責任産別」だった電機連合に「維新の政策を知りたかっただけだ」と釈明し、他の産別には電機連合幹部が同行して「おわび行脚」をすることで事なきを得た。

 連合兵庫幹部は「政権交代によって、連合が求めた有期労働者の雇用安定や高齢者の雇用確保、派遣労働者保護などの法改正は進んだ。今回も、なんとか(民主公認候補に)推薦を出したいが……」としたうえで、注文をつける。「東京も大事だろうが、逆風の中で物を言うのは、根を張った支持者を日常的にどうつかんでいるかだ。逆風でも隠れず、罵声を浴びても前に出てきてほしい」【錦織祐一】

  ■   ■

 衆院選(12月4日公示、16日投開票)が近づいてきた。今回は既成政党に加え「第三極」勢力が、有権者の選択肢として広がる。選挙戦に向け、それぞれの思惑が絡み合う「政党の事情」を探る。

〔神戸版〕

6684名無しさん:2012/11/29(木) 12:22:54
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20121129ddlk21010055000c.html
衆院選:減税日本ギフ、3区と5区で擁立を検討 立候補予定者説明会 /岐阜
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 衆院選(12月4日公示、同16日投開票)の立候補予定者説明会が28日、県庁であった。新党「日本未来の党」に合流した「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」の協力団体「減税日本ギフ」の関係者が出席し、3区と5区で出馬を検討するため、選挙活動の注意事項などが記された資料を受け取った。

 減税日本ギフの岸上あおい代表は「擁立に向けた準備を進めている。党本部の役員などが決まっておらず、今後、協議して最終的に判断したい」と話した。

 ほかには1〜5区で立候補を表明している20陣営が出席した。【三上剛輝】

6685名無しさん:2012/11/29(木) 12:27:50
http://www.asahi.com/politics/update/1129/TKY201211281000.html
みどりから未来に合流、当選したら復党 前3議員が方針

 みどりの風は初鹿明博(43)、福田衣里子(32)、山崎誠(50)の前衆院議員3人を「日本未来の党」に合流させ、当選すれば、みどりの風に復党させる方針を示している。総選挙後、政党要件の「所属国会議員5人以上」を維持するためとみられ、この3人は「二重党籍で選挙を戦ってもらう」(谷岡郁子みどりの風共同代表)という。法的には可能なやり方だが、「選挙互助会」批判は免れない。

 衆院の比例区は政党名で投票する。国会法上、比例区で当選した国会議員が別の政党に移ることは原則禁止されている。「選挙で対立関係にあった政党に移るのは、有権者の意思に反する」(衆院企画調整課)という理由だ。

 ただ、同じ比例ブロックに候補を擁立していない政党へなら、移ることが認められている。みどりの風は今回、比例区も含め独自候補は立てない方針のため、このケースに当てはまる。

6686名無しさん:2012/11/29(木) 12:29:36
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121129/stt12112912200005-n1.htm
自民、鳩山邦夫氏ら推薦決定
2012.11.29 12:18

 自民党は29日午前、衆院選の小選挙区候補2人と比例代表候補2人の公認に加え、民主党を離党した長尾敬前衆院議員と自民党を離党し復党願を出している鳩山邦夫元総務相の無所属候補2人の推薦を発表した。自民党は300選挙区のうち公明党が候補者を立てる選挙区や自主投票とする熊本4区をのぞく全選挙区での対応が決定した。発表は以下の通り。

 【公認】愛知11区=八木哲也▽福岡1区=井上貴博▽比例中国=吉野正芳▽比例九州=新開裕司

 【推薦】大阪14区=長尾敬▽福岡6区=鳩山邦夫(敬称略)

6687名無しさん:2012/11/29(木) 12:32:45
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121129_01.htm
決戦の焦点(3)岩手/生活、未来合流で混迷

 民主党と国民の生活が第一の分裂で、前回2009年に民主党が独占した県内4選挙区は両党が2議席ずつを分け合う形になった。生活は解党して、嘉田由紀子滋賀県知事が結成する「日本未来の党」へ合流した。生活を率いてきた小沢一郎氏が今後も、強力な求心力を発揮できるかどうかが注目される。

<影響力低下露呈>
 岩手は前回衆院選後、県内の衆参両院国会議員9人全員を民主党が擁し、「小沢王国」と呼ばれた。消費税増税法案をめぐる分裂で、このうち3人が小沢氏と決別。23人いた県議も過半数の13人が残留するなど小沢氏の影響力低下が露呈した。
 その兆候は最近の各種選挙にも表れていた。民主党は10年の参院選岩手選挙区(改選数1)の議席こそ維持したが、比例代表で当時の県連代表が落選。11年の県議選(定数48)では単独過半数の維持に失敗、逆に自民党に1議席増を許した。
 日本未来の党(旧生活)は2、4区に前議員、3区に新人を立てた。1区でも候補擁立を目指す。十分に岩手に戻れない小沢氏に代わり、選挙の顔になりつつあるのが達増拓也知事。11年知事選で43万8000票を得て大勝し、浸透している。陣営の後援会会合に出席したり、ポスターに登場したりと奔走する。
 達増氏が衆院議員時代に4期務めた1区。小沢氏は1996年衆院選で達増氏を初当選させて盛岡市を押さえ、地縁の薄かった県北など県全域で影響力を増すきっかけをつくったとされる。小沢氏は「特に1区は大勝利をしなくてはいけない」と宣言している。
 分裂で「小沢離れ」をした民主党は、政権への逆風の中、擁立は1、3区の前議員にとどめる見込み。2議席の死守に全力を挙げる。

<副総理てこ入れ>
 未来新人との対決となる3区には24日、相手の地盤・一関市に岡田克也副総理が入り、てこ入れを図った。民主党時代に知事に転身した達増氏の後継となった1区の前議員は、達増氏と重なっていた後援会が分裂状態となっており、つなぎ留めへ精力的に動いている。
 両前議員ともセーフティーネットの拡充や復旧・復興施策の実績を訴え「政局優先の小沢時代とは違う」と強調。中道路線をアピールし自民党との差別化も図る。選対本部長の平野達男復興相は「選挙は戦い。復興優先だが、選挙もしっかりやる」と力を込める。

<自民2区に重点>
 自民党公認は2区が通算7選を目指す元議員、1、3、4区は新人。最重点区は2区で、2005年の2万票差を逆転された前回、県内唯一の議席を失った。元首相の父の後を継いだ元議員は浪人中、支援者回りを続け、陣営は「やっと一皮むけた」と自信を深める。
 1区は中選挙区時代に小沢氏の地盤ではなく、自民党支持が根強い。今回は民主、自民、未来の三つどもえが有力視され、当選ライン次第では自民新人にも勝機があるとみる。千葉伝幹事長は「自民にかつてない期待が寄せられている」と認めながらも、「小沢氏の存在は岩手ではまだ大きい」と冷静だ。
 公明党は比例代表で東北2議席目の獲得を目指し、県内で前回より約6000票多い6万票台を目標に設定する。小野寺好党県本部代表は「過去最高の5万8000票を突破し、目標を達成したい」と力を込める。
 前回2、3区で候補を擁立しなかった共産党は今回、全選挙区で新人を立てた。比例票の上積みを狙う。菅原則勝党県委員長は「二大政党制の崩壊で、無党派層が増える。攻めの選挙になる」と意気込む。
 社民党は1区に新人を擁立。豊巻浩也党県連総合選対代表代行は「小選挙区は厳しい。比例で東北の1議席を死守したい」と表情を引き締める。

◇小選挙区立候補予定者
 【1区】
階猛    46 元総務政務官 民   前(2)
高橋比奈子 54 元県議    自(大)新
八幡志乃  30 党准地区委員 共   新
伊沢昌弘  65 党県代表   社   新

 【2区】
鈴木俊一  59 元環境相   自(岸)元(6)
畑浩治   49 党幹事長補佐 生   前(1)
久慈茂雄  64 党地区委員  共   新

 【3区】
黄川田徹  59 復興副大臣  民   前(4)
橋本英教  45 会社役員   自   新
佐藤奈保美 46 温泉旅館経営 生   新
菊池幸夫  53 党県常任委員 共   新

 【4区】
藤原崇   29 弁護士    自   新
小沢一郎  70 党代表    生   前(14)
高橋綱記  64 党県委員   共   新
(略歴の肩書、所属政党は27日現在)

6688名無しさん:2012/11/29(木) 12:35:42
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20121128011100001.html
激戦の構図(2)
■3区 札幌市白石区・豊平区・清田区
■自民新顔、奪回狙う

 1996年の総選挙以来、民主・荒井聰氏と自民・石崎岳氏が長年争ってきた激戦区だ。石崎氏が引退し、道議だった高木宏寿氏が挑む。

 「今までで一番厳しい戦いだが、国民の生命と財産を守る役をもう一度やらせてください」。党原発事故収束対策プロジェクトチームなどの座長を務めた荒井氏は25日、事務所開きで脱原発を中心にこう訴えた。

 民主への逆風に加えて自らの事務所経費問題も発覚し、「かつてない危機」と9月1日、早々に選対本部を立ち上げた。陣営によると、街頭演説ではリーフレットをほとんど受け取ってもらえない日々があったが、解散後は少しずつ手応えを感じているという。

 自民の高木氏は25日の政経セミナーで、「政権交代の3年間、数々の失政で国益を失った」と民主を批判。「美しい日本の領土と国民生活を守れるのは自民党しかない」と訴えた。銀行マンの経験を生かし、景気対策や社会保障政策の充実などを主張する。

 地元豊平区では、高木氏の父繁光氏と岩本允氏の自民大物道議2人が長年激しく競ってきた。両氏系列の後援会関係者には今も確執が残るとの見方もあるが、陣営は「それは全くない。追い風の自民が一体となって議席を奪回する」。

 共産の森英士氏は25日に事務所開き。街頭演説などで消費増税に頼らない社会保障の充実などを訴える。維新の小和田康文氏は26日の出馬表明の会見で、地方分権の推進などを強調した。23日に出馬表明した新党大地・真民主の町川順子氏は、予防医療の推進による歳出削減を掲げている。(石間敦)


■3区 立候補予定者
荒井  聰66民前 〈元〉国家戦略相
高木 宏寿52自新 〈元〉道議
森  英士34共新 〈元〉赤旗記者
小和田康文42維新 〈元〉内閣府職員
町川 順子53大新 党女性局長

6689名無しさん:2012/11/29(木) 12:36:42
>>6688

■4区 札幌市手稲区・小樽市など
■鉢呂氏に3氏挑む

 民主の鉢呂吉雄氏は10月から党の選対委員長を務め、衆院解散後、初の地元入りは23日夕だった。事務所で報道陣に囲まれ、「私どもも反省点はある」。マニフェストと現実との隔たりを認めた上で、「基本的な理念と政策は間違っていない」と述べた。24日は小樽市内で街頭演説をし、イベント会場を回るなどして夜には東京に戻った。

 当選7回、4区へ国替えして3期。知名度は十分だが、陣営の危機感は2005年の郵政選挙より強い。選対委員長に就く前は、毎週のように地元に戻り、支持者をこまめに回っていた。事務所開きで民主党北海道の幹部は「4区で議席を落とすようなことがあれば、民主党北海道は壊滅する」と悲壮感を漂わせた。

 自民は後志選出の道議だった中村裕之氏が初めて挑む。選挙強さを誇ってきた鉢呂氏への対抗馬探しは難航し、擁立決定は道内選挙区で最後の19日。「地元を熟知している最適の候補者」と、支部幹部はアピールする。中村氏は20日の記者会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)について「北海道の農山漁村が荒れ果ててしまう。絶対反対」と繰り返した。手稲区も含めた浸透度がかぎを握りそうだ。

 共産の菊地葉子氏は、地元小樽だけでなく後志管内の町村や手稲区で街頭演説や集会を重ね、「原発即時ゼロ」などを訴える。

 新党大地・真民主の苫米地英人氏の出馬表明は23日で、事務所開きは29日の予定。知名度不足は否めないが、民主、自民への批判票取り込みをめざす。
(武沢昌英)


■4区 立候補予定者
鉢呂 吉雄64民前 〈元〉経産相
中村 裕之51自新 〈元〉道議
菊地 葉子61共新 〈元〉小樽市議
苫米地英人53大新 民間研究所代表

6690名無しさん:2012/11/29(木) 12:38:21
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121129_06.htm
流転 東北・迫る衆院選−政党編(2)苦境/首相強気、地方と差

厳しい逆風の中、党への支持を訴える副総理の岡田。党の支持率は低迷し、有効な打開策は見いだせない=24日、仙台市内

 なりふり構わず危機感をあおる演説に、会場は静まり返った。
 「民主党や自民党を選ぶ選挙ではない。どちらが地域代表にふさわしいかだ。組織や団体をフル活動して勝利する」

<同志、次々離党>
 衆院選宮城4区で再選を目指す民主党前議員石山敬貴(42)の陣営が27日夜、大崎市で開いた総決起集会。選対本部長の参院議員桜井充が持ち出したのは、政党対決の否定だった。
 石山は消費税増税法案の採決で反対票を投じ、党員資格停止3カ月の処分を受けた。首相野田佳彦が意欲を示す環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加にも慎重姿勢だ。
 意見が近い同志は次々と離党。石山も「離党予備軍」とされたが、「TPPを阻止しようと思えば(逆に)党から出てはいけない」ととどまった。地元で待ち受けていたのは猛烈な逆風だ。
 前回2009年は11万9000票を獲得。親譲りの強固な地盤を持つ自民党元議員の伊藤信太郎(59)を下した。今回も4選を狙う伊藤との戦い。無党派層を狙う日本維新の会の新人も参戦し、不利な要素が増えた。
 「この風圧をはね返す力が自分にあるかどうかが試されている」。石山は自分に言い聞かせるように語る。

<抗争の末、分裂>
 民主党は前回、東北25選挙区のうち19選挙区を制した。いま残る議席は13。東日本大震災を挟んだ党内抗争の末、元代表の小沢一郎らが大量離脱して党は分裂した。
 衆院選は公示まで5日。首相野田は争点化を狙い脱原発、金融政策、世襲などで自民党と応酬を繰り返すが、戦いの最前線には違和感も広がる。
 「首相とその周辺だけが活気づいているようだ。『戻れる人だけ戻れ』とでも言いたげな純化路線に映る」。宮城県連の幹部の一人は党の現状をこう読み解く。
 溶解状態で突入した事実上の選挙戦で直面しているのは、候補探しにすら困るという現実だ。

<「何が残るか」>
 「ぜひ出馬してほしい。君しかいないんだ」
 解散から4日が過ぎた20日午後、福島市の自宅にいた元市議大場秀樹(43)は携帯電話の声に耳を疑った。相手は民主党県連代表の増子輝彦。福島1区への公認候補としての立候補要請だった。
 増子は19日の記者会見で比例東北前議員渡部一夫(64)の擁立へ「最終調整を行う」と発表したばかりだった。渡部は20日、「被災地議員として求めた比例東北名簿上位登載を断られた」との談話を出し、立候補を拒否。白羽の矢が立ったのが大場だった。
 前回、福島1区で初当選した石原洋三郎(39)は国民の生活が第一に移った。自民党は元議員の亀岡偉民(57)を立て、議席奪還に全力を挙げる。花の1区で政権党がさらけ出したドタバタ劇。増子は「3年前なら多くの人が名乗りを上げたはず」と話すのが精いっぱいだった。
 「反省はあるが、新しい政治を進めるか、古い政治に戻すのかという選択をする大事な選挙だ」。24日、仙台市青葉区の繁華街で副総理の岡田克也がマイクを握り、反転攻勢を訴えた。
 地方組織が弱体化する一方で、強気ばかりが際立つ野田戦略。疑念を持つ宮城県連幹部は言う。「戦いが終わった荒野に何が残るのか。恐ろしくなるので、考えないことにしている」(敬称略)

2012年11月29日木曜日

6691名無しさん:2012/11/29(木) 12:40:17
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20121129-OYS1T00279.htm
啓発標語に「未来」、新党設立で頭抱える選管

 「日本未来の党」が28日に設立されたことを受け、衆院選の啓発標語に「未来」を盛り込んでいた選挙管理委員会が頭を抱えている。「特定の政党を想起させる」として、標語を載せた啓発ポスターの刷り直しなどの動きが相次ぐ一方、作り直しなどの対応が間に合わないケースも。担当者からは「『生活』や『みんな』などは避けていたのだが……」とため息が漏れた。

 鹿児島県選管は「わたしの一票 未来をひらく」という県内統一の標語を掲載したポスター6000枚を印刷。28日に各市町村に発送予定だったが、急きょ刷り直すことを決めた。標語は県選管が考案し、10月28日投開票の衆院鹿児島3区補選でも使用。今回の啓発費は1550万円だが、刷り直しなどで足りなくなる可能性もあるという。

 同県鹿屋市選管は、統一標語を印刷した啓発チラシに加え、投票案内状(投票所入場券)にも「未来をつくる、あなたの一票!」と記載。案内状は特殊な印刷のため作り直しが間に合わず、そのまま使用するという。担当者は「公示直前に新党ができると対応は難しい」と困惑していた。

(2012年11月29日 読売新聞)

6692名無しさん:2012/11/29(木) 12:46:00
http://mainichi.jp/area/mie/news/20121129ddlk24010149000c.html
2012衆院選:2区の情勢 5期連続の民主に3新人 自民、若さアピール /三重
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 民主前職の中川正春氏が5連勝中の牙城に自民、共産、日本維新の会の3新人が挑む。

 中川氏は、過去4回の選挙で、他候補に対し、比例復活を許さない大差をつけてきた。逆風の今回は、「我々が取り組んできた政策を説明していくだけだ」と話し、民主党政権の実績と文部科学相などを歴任した豊富な経験を訴える。守りの選挙戦となるが、陣営関係者は「これまで十分に集会を重ねてきた」と自信を見せる。

 自民は、前回選挙で中川氏に敗れた鈴木英敬氏の知事転身に伴い、公募で島田佳和氏を擁立。地縁のない候補だが、陣営幹部は「若さを押し出したい」とし、子育て中の父親であることをアピールする。また、北勢バイパスなどの幹線道路工事の進捗(しんちょく)度が低いことを指摘し、民主10+件の「コンクリートから人へ」の政策を批判している。

 維新の会の珍道直人氏は津市出身。21日に公認候補として発表され、26日にようやく事務所の態勢が整った。同級生や維新の会支持者らにボランティアでの活動支援を要請し、草の根運動を展開。民主の政権担当能力や自民の政局優先の姿勢を批判し、脱中央集権や既得権益の打破などを訴えている。

 共産の中野武史氏は05年、09年に続く3度目の挑戦。支持者との意見交換会などで「米国の言いなり、財界中心の古い政治が日本をゆがませている」として、消費増税や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加、沖縄へのオスプレイ配備などへの反対を訴え、支持拡大を図っている。【谷口拓未、田中功一】

==============

[元]防災担当相 中川正春 62=[民]前(5)

[元]飲料会社員 島田佳和 42=[自]新

党准中央委員   中野武史 38=[共]新

[元]JR社員  珍道直人 45=[維]新

〔三重版〕

6693名無しさん:2012/11/29(木) 12:48:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000131-mailo-l09
’12衆院選・とちぎ師走の乱:第2部 戦いの構図/上 石森氏、議席死守に全力/政治生命かける船田氏 /栃木
毎日新聞 11月29日(木)12時41分配信

 前回09年に初当選した民主前職・石森久嗣氏に、雪辱を期す自民元職・船田元氏、共産新人・田部明男氏、みんな新人・荒木大樹氏が挑む。大票田である県都・宇都宮市でどれだけ支持を浸透できるかが鍵になりそうだ。
.   □   ■
 迎え撃つ側という、前回とは全く違う立場にあることより、民主が置かれている厳しい現状を実感する石森氏。小沢一郎元代表らの離党を招いた6月の消費増税法案採決では、棄権はしたものの党にとどまった。「多くの同志を失った」。解散翌日の17日の1区総支部幹事会で声を震わせた。
 今は「改革の針を止めてはいけない。党の理念は間違っていない。手順を間違っていただけだ」と強調する。
 医師の立場から、医療改革に取り組んできたこの3年。脳卒中対策の法整備をはじめ「やり残したことはいっぱいある」。思いを政策に反映させるために、地元に根を張った活動を繰り広げる。
   □   ■
 「絶対に甘い気持ちでやってはいけない。崖っぷちの選挙を死に物狂いで頑張ります」。解散した16日、後援会の緊急会議で船田氏は決意を述べた。
 「政界のプリンス」も59歳。10度目の当選を目指した前回は2度目の落選を喫した。今回の宇都宮市長選で佐藤栄一氏の選対本部長を務め、市民と触れ合った。「地域の人と議論し、何に一番困っているのか吸収した。どんな仕事も下から積み上げる丁寧さを学んだ」と話す。
 政治生命をかけた衆院選。「できるだけ多くの人と会いたい。もう一度、国会の場に立てたなら、政治を立て直したい」。悲壮感と使命感が隣り合う戦いが続く。
   □   ■
 荒木氏は、JR宇都宮駅前を中心とした街頭演説に力を入れ、景気対策や社会保障を訴える。10年参院選では知名度の低さに泣き落選。失意の中、渡辺喜美代表に「次の選挙に向けて準備はしておけ」と言われ、連日のつじ立ちを決意。次第に顔を覚えられ、街頭に立たない日が続いた時は、心配してくれる人も。参院選より「根っこをはり、戦う準備はできている」と自信をみせる。
   □   ■
 田部氏は知事選を戦った野村節子氏に同行し、宇都宮市内を中心に政策を訴えた。脱原発やTPP(環太平洋パートナーシップ協定)反対、増税反対を訴え、「政治を大きく変えていきたい」と意気込み、ミニ集会などを精力的にこなす。【岩壁峻、長田舞子、中津成美】
   ×  ×
 政権交代を経ての衆院選。民主は逆風をどう抑えるか、他党は追い風とすることができるか。各選挙区の対決の構図を探った。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇1区
 ◆前回(09年)衆院選の得票数
.石森久嗣(民主) 14万5702票
船田元 (自民) 11万1455票
小池一徳(共産)    8883票
河内宏之(諸派)    3836票
 ◆立候補予定者
石森久嗣 50 医師       (1)民前
船田元  59 [元]経企庁長官 (9)自元
田部明男 57 党県委員        共新
荒木大樹 41 石材会社社長      み新
11月29日朝刊

6694名無しさん:2012/11/29(木) 12:51:09
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20121129ddlk30010438000c.html
選択:’12衆院選の構図/中 2区 /和歌山
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 ◇民主「義理、人情裏切られ」
 ◇自民「追い風?油断禁物」
 ◇維新「批判、賛同の声半々」
 ◇共産「若い政治家、国政に」
 突然の離党騒ぎに揺れた民主。党県連代表だった前職の阪口直人氏(49)が衆院解散後に日本維新の会へのくら替えを発表し、その公設第1秘書だった坂口親宏氏(52)が27日、民主新人として立候補することが正式に決まったばかりだ。和歌山2区はこの2人と、元海南市長で5選を目指す自民前職の石田真敏氏(60)、共産新人の吉田雅哉氏(37)の計4人が対決する構図がほぼ固まった。

 坂口氏は27日の出馬記者会見で「私は紀の川筋の橋本市出身。ここの人たちは口は悪いが、義理や人情を大切にしてくれる。それが裏切られたままでいいのか」と語った。政治経験については「たった3カ月半の秘書経験しかない」と話しながらも、県立橋本高校同窓生を中心に後援会が結成され、橋本市に事務所を構えた。28日に坂口氏の推薦上申を決めた連合和歌山幹部は「1区に力を注ぐべきだという意見もあったが、今回の阪口さんの行動は許せなかった」と明かした。

 自民の石田氏は着々と支持基盤を固める。前回09年衆院選では、阪口氏に約1万8000票差で負け、比例での復活当選だった。石田氏は敗因に「毎週地元に帰ってはいても『姿が見えない』と言われたことがあった」と指摘し、月平均2回、解散後はほぼ毎朝夕、街頭演説しているという。支持団体、企業などの集会を重ね、解散後2日間で選挙区内の全市町を回った。陣営幹部は「自民に追い風が吹いているわけではない。油断は禁物」と引き締める。

 維新の阪口氏は、公認発表の翌22日から、届いたばかりの党の旗を掲げ、自身のスタイルである自転車での街宣活動を始めた。並行して、くら替えの経緯を支援者らに説明して回っている。陣営は「批判と賛同の声は半々」と説明するものの、海南市に構えたばかりの事務所には、くら替えを非難する人の姿も。それでも、阪口氏は「街頭での反応はよい」と話す。維新から人手や資金などの支援はなく、「原点に戻った手作りの選挙」で浮動票の取り込みを図る。

 前回衆院選では県内の候補者は1区だけだった共産。今選挙のため、昨年末から2区でも候補者選びを始めた。吉田氏の陣営幹部は「和歌山から若い政治家を送り出したい」とし、吉田氏は、解散時期が明言された14日から集中的に街頭活動を行い、スーパーや駅などで「みなさんの声を国政に」と声を枯らす。原発即時ゼロや憲法改正反対などを訴え、他党の主張との違いを訴えながら支持拡大に努めている。

6695名無しさん:2012/11/29(木) 13:11:09
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20121129ddlk40010321000c.html
’12衆院選ふくおか:福岡1区、介護会社代表が無所属で出馬へ /福岡
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 12月4日公示の衆院選で介護会社代表、犬丸勝子氏(57)が28日、福岡1区から無所属で出馬すると表明した。県庁で記者会見し「反原発やTPP(環太平洋パートナーシップ協定)反対などを訴え、国民不在の政治への批判票を集めたい」としている。

 犬丸氏は嘉麻市(旧碓井町)出身。小学校教諭や学習塾経営などを経て現職。今後、日本未来の党に推薦を求めるという。

〔福岡都市圏版〕

6696名無しさん:2012/11/29(木) 13:14:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121129ddlk20010010000c.html
冬の乱戦:衆院選直前/3 自民、公明 「全面協力」の動き鈍く /長野
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 「候補者本人が死に物狂いでやれば、必ず栄光の道は切り開かれる。自民党が『変わった』と思われるよう、私も全力を尽くす」

 自民県連の吉田博美会長(63)=参院県区=は10月26日、県都・長野市を抱える1区に医師で新人の小松裕氏(50)を擁立し、議席奪還に気合を入れた。

 自民は前回09年、県内5選挙区全てで現職3人を含む計5人が落選した。1区は政治家一族・小坂家の本拠地だったが、元文部科学相の小坂憲次氏(66)が落選した。だが、10年参院選比例代表で当選し、参院議員として名門の伝統をつないだ。

 巻き返しを狙う県連は、小坂氏の衆院くら替え出馬に期待したが、今夏ごろ、小坂氏が固辞。県連は10月に候補者を公募し、過去に一度、公募で選ばれ、病気療養を理由に辞退していた小松氏の再登板を決めた。

 小松氏は4区内の諏訪市出身。最近まで東京都でスポーツドクターを務め、1区には縁が薄い。陣営には吉田会長が後援会長、小坂氏が選対本部長と国会議員が名を連ね「党営選挙」を前面に押し出す。

 他の2〜5区でも「追い風が吹いているわけでもない」と自民関係者は気を引き締める。前回涙をのんだ元職が挑む4、5区でも楽観ムードはない。

 5区(飯田市など)の元職、宮下一郎氏(54)=当選2回=は、この3年間、まめに地元の集会に顔を出したと振り返る。「いろいろな人の声を聞き『応援するよ』と言われることが多くなった。しかし、無党派が4〜5割もある中、ブームが起きれば、一夜にして結果は変わる」と、第三極などの動向を警戒した。

    ◇

 3年前の政権交代まで長年、自民と政権与党を組んだ公明。県内小選挙区には公認候補を擁立していないが、比例代表の北陸信越ブロック(定数11)で、前職の漆原良夫氏(68)の6回目の当選を目指す。

 公明関係者は、県内各小選挙区に「党支持者の票が2万はある」と見立てる。選挙協力を狙う自民県連は、公明支持者に小選挙区では自民候補を応援してもらおうと期待する。吉田会長は「自民の勝利に、公明との協力は不可欠」と認めるが、28日現在、公明党の推薦を受けたのは4区の自民元職の後藤茂之氏(56)だけだ。

 公明県本部幹部によると、吉田会長から選挙協力を打診されたのは解散(16日)から1週間後の23日。太田昌孝・公明県代表は「選挙区ごとに調整しましょう」と全面協力の即答を避けたという。

 公明幹部は「打診が遅い。もちろん、基本は自公協力の姿勢だが、こちらが得られるものが肝心だ。自民候補への推薦は各選挙区で、でこぼこが出るだろう」と気を許さない。公明としては、自民から比例代表への支援の確約がなければ、簡単には応じられない。選挙区によっては自民候補を推薦しない場合も示唆した。

 自衛隊を国防軍にする憲法改正などをうたう自民党公約に対し、「平和の党」を掲げる公明党内には異論も多い。そもそも主張に隔たりがある自民と公明。両党の生き残りをかけた戦いも熾烈(しれつ)を極めている。【衆院選取材班】=つづく

6697名無しさん:2012/11/29(木) 13:50:18
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20121129ddlk15010117000c.html
2012衆院選:生活の参院秘書・内山氏、未来に合流へ−−1区出馬予定 /新潟
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 「国民の生活が第一」が解党し、「日本未来の党」に合流することが決まったことを受け、衆院選の新潟1区で生活から立候補を予定していた参院議員秘書、内山航氏(31)は28日、毎日新聞の取材に対し「脱原発でクリーンエネルギーを導入していくという主張を訴えやすくなる」として「未来」への合流を肯定的に捉えた。内山氏自身も新党に合流する見通し。

 ただ内山氏は、生活が解党を決めた27日に新潟市中央区に設けた事務所開きをしたばかり。陣営は、急きょ生活の党名が入った印刷物の発行をストップした。今後、看板などの掛け替えが必要になるうえ、有権者への周知が必要で、忙しさに拍車を掛けることが予想される。【宮地佳那子】

6698名無しさん:2012/11/29(木) 13:54:57
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/29/kiji/K20121129004664640.html
日本維新 北陸信越に中田宏氏擁立へ

 日本維新の会は29日、衆院選で前横浜市長の中田宏氏(48)を、北陸信越ブロックの比例単独候補として擁立する方針を固めた。名簿順位は1位とする。幹部が明らかにした。中田氏は同日夕、大阪市特別顧問の辞職を申し出る。

 中田氏は1993年衆院選で日本新党から出馬し初当選し、衆院議員3期を務めた。2002年からは横浜市長を2期目途中まで務めた。12年に日本維新代表代行の橋下徹大阪市長に請われ、特別顧問として区政改革に関わった。

 維新幹部によると、中田氏は橋下氏とともに12月2日、金沢、福井両市で街頭演説する。
.[ 2012年11月29日 13:41 ]

6699名無しさん:2012/11/29(木) 14:00:55
比例、自民28.6%維新13.8%民主7.8%止まり 北日本新聞
ソースあればヨロ

6700名無しさん:2012/11/29(木) 14:01:43
http://news.ibc.co.jp/item_18616.html
達増知事 日本未来の党の「賛同者」に (2012年11月29日 13:36 更新)

自らが支持してきた政党「国民の生活が第一」が解党し、「日本未来の党」に合流を決めたことについて知事は、きょうの会見で日本未来の党の「賛同者を名乗る」と話しました。

「心の中で連帯して賛同者を名乗っていきたいと思っています」

小沢一郎氏が代表を務める「国民の生活が第一」は滋賀県の嘉田知事が結成した「日本未来の党」への合流を決めています。

達増知事は、「脱原発という背骨をすえることで他の政策の前進も可能になる」と話し合流に期待感を示しました。

自らを「日本未来の党の」賛同者とした知事は具体的な支援の形について「どうすればいいのか考えながら自由に対応していきたい」と明言を避けたものの岩手1区からの出馬については「私の頭のなかにはありません」と否定しました。

6701名無しさん:2012/11/29(木) 14:28:29
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20121129-OYS1T00890.htm
福岡6区 鳩山氏自民推薦に、江口氏は無所属出馬意向

 福岡6区(福岡県久留米市など)では、無所属前議員・鳩山邦夫氏(64)の自民党推薦が決まった。鳩山氏は2010年3月に同党を離党し、昨年末に復党願を提出。しかし、党内の反発が根強く結論を持ち越し、党公認にはならなかった。

 同選挙区では、新人の福岡県議・江口善明氏(38)も、鳩山氏の復党に反対する党議員らの支援を受け、党公認を目指していた。江口氏は無所属で出馬する意向で、自民分裂の様相となりそうだ。

 このほか、民主党前議員・古賀一成氏(65)、共産党新人・金子睦美氏(51)、日本維新の会新人・内野雅晴氏(36)が立候補を予定している。

(2012年11月29日 読売新聞)

6702名無しさん:2012/11/29(木) 14:29:31
>>6699

92 名前:名無しさん 投稿日: 2012/11/29(木) 14:26:04

比例、自民28.6%民主7.8%止まり 衆院選本社世論調査
http://webun.jp/news

6703名無しさん:2012/11/29(木) 14:35:52
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121129-OHT1T00150.htm
維新、比例北陸信越に中田氏擁立

 日本維新の会は29日、衆院選で前横浜市長の中田宏氏(48)を、北陸信越ブロックの比例単独候補として擁立する方針を固めた。名簿順位は1位とする。幹部が明らかにした。中田氏は同日夕、大阪市特別顧問の辞職を申し出る。

 中田氏は1993年衆院選で日本新党から出馬し、連続3回当選。2002年からは横浜市長を2期目途中まで務めた。12年に日本維新代表代行の橋下徹大阪市長に請われ、特別顧問として区政改革に関わった。

 維新幹部によると、中田氏は橋下氏とともに12月2日、金沢、福井両市で街頭演説する。

(2012年11月29日14時28分 スポーツ報知)

6704名無しさん:2012/11/29(木) 14:46:58
>>6699
>>6702

富山


比例、自民28.6%民主7.8%止まり 衆院選本社世論調査
一般公開で +1 しました 取り消す
北日本新聞 (会員登録)-12 時間前
比例、自民28.6%民主7.8%止まり 衆院選本社世論調査 ... 12月4日の衆院選公示を前に、北日本新聞社が行った世論調査で、県内有権者が比例代表北陸信越ブロックで投票するとした ... 調査は県内市町村の選挙人名簿から男女3千人を無作為に抽出。

6705名無しさん:2012/11/29(木) 14:55:05
>>6702
ありがと

6706名無しさん:2012/11/29(木) 15:09:27
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20121129ddlk33010450000c.html
2012衆院選おかやま:3区 維新前職に挑む民自共 県議ら、対応に“濃淡” /岡山
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 3区は、たちあがれ日本から太陽の党を経て日本維新の会に合流した前職に、民主新人、自民前職、共産新人の3人が挑む。自民支持層にも根強く浸透している維新前職には、自民県議らの対応にも濃淡があり、有権者の心情も複雑だ。

 民主の西村啓聡氏(36)は前回、追い風に乗り2位となったが陣営は「今回の風はアゲンスト」と危機感を募らせる。「この3年間、地元で支持を固めてきた。自民に政権を戻すことはできない。維新の主張はよく分からない。民主の若手にチャンスを与えてほしい」と地元市議は話す。

 過去2回、比例中国ブロックの名簿1位で復活当選した自民の阿部俊子氏(53)は「第三極に任すことはできない」と選挙区での勝利を誓い、公明党や看護連盟などの支援も得る。自民党県連は「県内全議席を確保する」として、維新との対決姿勢を強調するが、選挙区内の県議、市議らの心情は複雑だ。阿部氏は「応援に強弱があります」と打ち明ける。

 11期目を目指す維新の平沼赳夫氏(73)は郵政民営化に反対して自民党を離党し前々回、前回は無所属で議席を守った。維新合流について、平沼氏は「憲法改正、原発の対応、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に対する考え方が一致している。強力な第三極で難局を打破すると決断した」と話す。後援会組織は強固で、支持者の多くが「平沼さんが考えたことだから」と理解を示す。

 無所属で立候補した過去2回では、自民党県議らの応援も受けた。平沼氏の後援会幹部は「『地元を悩ませてはいけない』と指示を受けている」と話し、地元の地方議員には応援を求めないという。

 こうした状況について、西村氏の後援会幹部は「3区には『平沼自民党』と「阿部自民党』がある」と指摘する。JA系の政治団体「県農政連盟」は自民党支持だが、3区では、阿部氏と平沼氏の2人とも推薦し、県農政連盟幹部は「今回は特例」と説明した。

 共産の古松国昭氏(67)は消費増税反対、TPP反対などを訴え、「今こそ古い自民党型の政治に終止符を打つ」と選挙区を3巡して支持を広げている。【小園長治】

==============

 ◆予想される顔ぶれ

西村啓聡 36 民新    弁護士

阿部俊子 53 自前(2) 党国対副委員長

平沼赳夫 73 維前(10)元経産相

古松国昭 67 共新    党3区国政対策委員長

6707名無しさん:2012/11/29(木) 15:31:44
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20121129ddlk35010397000c.html
2012衆院選やまぐち:篠田氏「時間なかった」 1区から維新撤退、党には突き放す声も /山口
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 日本維新の会が今衆院選で山口1区の公認候補として擁立する予定だった篠田誠司氏(56)が突如、立候補撤回を表明した。資金難や選挙態勢を築けないことなどが理由で、党も「本人の問題」と“自己責任”を前面に出す。「長州から維新を」と言う篠田氏は、次の衆院選で改めて同党公認を得て同区から立候補する意向だが、党関係者からは「党の名誉を傷つけた。次の公認などない」と突き放す声も出ている。

 篠田氏は27日に県庁であった立候補予定者説明会に出席する意向だったが、直前にキャンセル。その頃、党関係者に電話で立候補断念を伝えていた。

 28日、京都市内で毎日新聞の取材に応じた篠田氏は、立候補を次期衆院選に先送りした理由を▽選挙態勢が整っていない▽来年以降であれば党に政党交付金が入り、金銭的な支援を期待できる−−などとした。

 篠田氏は「選挙まで時間がなかった。期待した有権者に申し訳ない」と釈明。今後は居住する京都市と山口県を往復して街宣活動をするというが、篠田氏を支えてきたある大阪市議は「党支部長の解任は間違いない。次などもうない」と切り捨てた。【吉川雄策】

〔山口版〕

6708名無しさん:2012/11/29(木) 15:34:27
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20121129ddlk35010396000c.html
2012衆院選やまぐち:3区情勢 盤石の自民に「さざ波」 /山口
毎日新聞 2012年11月29日 地方版

 中選挙区時代(旧山口1区)を含め、自民前職の河村建夫元官房長官(70)が連続して議席を確保している山口3区。今回は河村氏に、比例九州から転進した民主前職の中屋大介・党県副代表(34)と、共産新人の五十嵐仁美・党県委員(51)が挑む。保守が強く河村氏にとって盤石ともいえる選挙区だが、今回は、同氏の正式公認直前まで林芳正参院議員(51)のくら替えの動きがあり、自民支持層にさざ波が残る。

 「前回は民主党の風に悩まされた。今回はくら替え問題の逆風があった。萩が一枚岩でない、と山陽側から見られている。そうでないことを前回以上の得票で証明したい」

 22日、萩市で行われた河村氏の選対本部事務所開き。本部長代理の田中文夫県議はそう決意を語り、参加者から拍手を浴びた。

 陣営は目標得票数を、逆風が吹いた09年より5600票上乗せして12万1400票と設定。党選対局長で不在がちな河村氏の留守を守る夫人・隆子さん(64)は「河村は『決まった通りに水は流れる。党内でのごたごたは一番いかん。政権を奪還して新しい自民党を作る』と張り切っている」と話した。

 林氏のくら替えを求め、県連幹部や3区の商工会議所会頭らは今夏以降、相次いで党本部に足を運んだ。しかし党本部は認めず、衆院が解散された16日に河村氏の公認を発表。県議らから「無所属でも出馬を」と迫られた林氏は最後、党本部と対立する道を避けた。

 「県連の少人数がきめたから、すべて県連の意向だという。山口県はちょっと閉鎖的過ぎる」。河村氏は県連の一連の対応に不満を隠さない。だが、林氏本人から直接「ご迷惑をおかけしました」との謝罪を聞き、地元県議らとも「手打ち」を済ませたという。

 ただ、陣営にはなお「支部の組織力が低下している」(元山陽小野田市議)との不安の声がある。選挙事務所幹部は「河村ファミリーも早く動いてもらいたい」と漏らす。

 一方、民主も「お家の事情」を抱える。今選挙では宇部市出身の中屋氏を公認。前回選挙で3区から出馬、落選したものの同党衆院議員の辞職で7月に繰り上げ当選した三浦昇氏を「次回は3区で公認する」との約束で比例単独候補とする「コスタリカ方式」とした。

 同市内では三浦氏のポスターが目立つが、16年ぶりに帰郷した中屋氏の知名度は十分とはいえない。「三浦さんと間違われるのでは」。中屋氏の朝立ちを見守っていた支援者の主婦は不安そうに語った。

 だが、34歳と若い中屋氏は「がむしゃらに回るしかない」と意気込む。労組や企業回りのほか、中高校の同級生、郵便局長や局長OBで作る政治団体にも支援を求めている。

 一方、共産の五十嵐氏は、地元・萩でミニ集会を開き、若い母親たちへの支持拡大を図る一方、大票田の宇部市では労組や新日本婦人の会などの組織戦を挑む。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)問題もあり、JAなども積極的に回り、支持を求めている。【後藤俊介、川上敏文】

==============

 ◇立候補予定者(敬称略)
中屋大介  34 党県副代表   民前

河村建夫  70 [元]官房長官 自前

五十嵐仁美 51 党県委員    共新

〔山口版〕


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