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民主党政権綜合スレ
1
:
とはずがたり
:2009/09/02(水) 13:18:36
綜合スレだから何でも歓迎けど今の時点ではこのスレでは政策を中心にして政党間協議などは政権交替検討スレ等を引き続いて活用出来ればと考えてます。
連立の組み替えや中途参加があるかもしれないので民主以外の名前は省略w
1372
:
名無しさん
:2009/11/06(金) 23:58:30
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091106/biz0911061335008-n1.htm
大型船舶向けの港湾整備重視
2009.11.6 13:35
前原誠司・国土交通相 6日午前の参院予算委員会で、前原誠司国土交通相は今後の公共事業に関し、これまで着岸できなかった大型船舶が利用できる港湾整備に予算配分を行う考えを示した。
前原国交相は「公共事業の予算を制約していく中で選択と集中をしていくことが大事」と主張。新たな高速道路整備やダム建設の予算を見直す方針を改めて強調した。
また、公共事業の圧縮理由について(1)人口減少社会(2)少子高齢化(3)長期債務をあげ、予算削減に理解を求めた。
1373
:
名無しさん
:2009/11/06(金) 23:58:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110600765
普天間、嘉手納統合に反対=社民・照屋氏
社民党の照屋寛徳衆院議員と山内徳信参院議員は6日、沖縄県嘉手納町の宮城篤実町長と那覇市内で会い、岡田克也外相が模索している米軍普天間飛行場(宜野湾市)の嘉手納基地への統合案について「反対の立場は町長と共通している」と伝えた。宮城町長は「力を貸してほしい」と要請した。
照屋氏は「(統合による)騒音でこれ以上住民が苦しむのは容認できない。連立与党の一員だが、社民党として統合は容認できない」と強調した。(2009/11/06-17:05)
1374
:
名無しさん
:2009/11/06(金) 23:59:26
>>1371
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00166146.html
事業仕分けメンバー、外務省のJICA本部と関連施設を訪れ事業内容など視察
政府の行政刷新会議のもとに置かれた「事業仕分け」の作業チームのメンバーが6日午後、外務省のJICA(国際協力機構)の本部と、関連施設を訪れ、事業内容などを視察した。
尾立源幸参議院議員は「もっと合理化をして、整理・統合が、わたしはあるべき方向だと思っております」と述べた。
菊田 真紀子衆議院議員は「1つひとつのものに、とてもお金がかかっているなと、そういう印象を持ちました」と述べた。
行政刷新会議は、すでに外務省のJICAへの運営費交付金などを「事業仕分け」の対象とする方針を固めており、メンバーはJICAの本部で財務内容についてのヒアリングを行ったあと、施設を視察した。
視察を終えた尾立参議院議員は、財務内容についての資料の提示をJICA側に求めた際、当初、資料がすべて提示されなかったことを明らかにしたうえで、「一種の情報隠しで、非常に憤りを感じている」と不快感をあらわにした。
作業チームは8日も現場視察を行い、最終的に仕分けの対象を220程度の事業に絞り込む方針。
(11/06 23:02)
1375
:
チバQ
:2009/11/07(土) 00:22:19
>>624
平野博文官房長官
>>642
長妻昭厚生労働相
>>759
福島瑞穂消費者・少子化担当相
>>810
直嶋正行経産相
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091022/plc0910222130012-n1.htm
【大臣解剖】川端達夫文部科学相 脱「解説委員」がカギ (1/2ページ)
2009.10.22 21:24
これまで党の文教行政にはほとんどかかわっていないにもかかわらず文科相に就任した。就任直後は「(研究者出身なので)科学技術はよく分かってるんやけど」と“本音”もこぼれた。
だが、気心の知れた中堅を副大臣、政務官に指名し、即座に視察や事業見直しに着手。マニフェスト(政権公約)の目玉、高校の授業料無償化や、「アニメの殿堂」とやり玉にあがっていた「国立メディア芸術総合センター」の建設中止などを打ち出し、滑り出しは「まずまず」(党幹部)のようだ。
生家は、宝永4(1707)年から続く滋賀県近江八幡市の「薬屋五兵衛」。代々当主は五兵衛を名乗る老舗だ。小学生のころ、店の一角で、父が亜鉛と硫酸を反応させて水素ガスを作った。販促用のゴム風船が宙に浮かぶのをみて衝撃を受け、理系に進んだ。「自然科学のおもしろさ、楽しさを小さい子供に分かってもらえるよう、きっかけづくりをしたい」と話し、子供の理科離れ対策にも熱がこもる。
かつて、政界きってのマンガ通で知られた麻生太郎前首相とマンガやゲームソフトについて対談したことがあるが、一歩もひけをとらなかった「戦歴」もある。
民社党、新進党などを経て民主党入り。党内で起きる路線対立やもめごとに首を突っ込むことが多い。平成11年の党代表選では当時の菅直人代表の対抗馬として幹事長代理だった鳩山由紀夫氏を支援し、鳩山氏当選後は体制固めに奔走した「4人組」(川端氏のほか、仙谷由人行政刷新担当相、熊谷弘元官房長官、佐藤敬夫元国対委員長)の一人。
小沢一郎幹事長とは新進党時代から距離を置いていた。しかし、19年11月、大連立騒動などで党内から辞任を求める動きが起きると、小沢氏批判を強める中堅・若手を水面下でなだめて歩いた。
そうした「活躍」に加えて、国対委員長、幹事長、副代表と党要職も務めてきたが、そのわりには、あまり強烈な印象はないのは、プレーヤーとして前面に出て目立つ行為を避ける傾向があるからだ。一歩後ろに下がって解説役、助言役に徹することが多く、党内ではひそかに「解説委員」と呼ぶ関係者もいるほどだ。川端氏自身も「ホントは前に出るのがイヤな性格」と言い、「自分でもようやっとると思う」と語る。だが、閣僚になった以上、これまでのように解説専門というわけにはいかない。(佐々木美恵)
かわばた・たつお 昭和20年生まれ。京大大学院修了、工学博士。東レ研究開発部門勤務。61年の衆院選で民社党から初当選、8期。民主党国対委員長、幹事長。妻と3男。
1376
:
チバQ
:2009/11/07(土) 00:23:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091017/stt0910170808001-n1.htm
【鳩山内閣 大臣解剖】千葉景子法相 (1/2ページ)
2009.10.17 08:05
■拉致犯釈放嘆願 反省も…
「お姉さんみたいな感じ。『千葉法相』なんて言ったらトチ狂っちゃう」
9月30日午後の法務大臣室。千葉景子法相と会談した社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は、親しみを込めて呼びかけた。
千葉、福島両氏は女性弁護士の先輩、後輩として旧知の間柄だ。選択的夫婦別姓制度導入のための民法改正など、左派・リベラル色の強い政策で歩調も合う。
「死刑の問題は法相の職責を踏まえながら、慎重に考えていきたい」
千葉氏は、死刑制度には反対の立場ながら、法相就任以降の記者会見では死刑への見解を問われても慎重な言い回しに終始している。同じく死刑反対派の杉浦正健元法相が就任直後、執行命令書に「サインしない」と言い切って物議を醸したのとは対照的だ。
大臣経験者が少なく行政手腕が不安視されがちな鳩山内閣にあって、老獪(ろうかい)な印象もある。法務省関係者は「自民党議員より自民党らしい安定感がある」と評価する。
市民派弁護士として厚木基地騒音訴訟などを担当し、政治家人生は旧社会党参院議員としてスタートした。永住外国人への地方選挙権付与法案を推進する議員連盟の呼びかけ人で、北朝鮮との幅広い交流の促進を目指す議連「朝鮮半島問題研究会」の発起人。国旗を「日の丸」、国歌を「君が代」と定める国旗国歌法案には反対票を投じた。
平成19年、安倍晋三首相(当時)が施政方針演説で「子供は国の宝」とうたったことに対し、「子供は国のために生まれるという発想がある」と批判した。実は、民主党は18年に小児医療の充実を図る法案を提出した際、ホームページでその目的を「『子供は国の宝』という視点から」と説明しており、これは“勇み足”だったようだ。
原敕晁(ただあき)さんらを拉致した実行犯である辛光洙(シン・ガンス)・元死刑囚の釈放嘆願書に対し、平成元年に署名していた問題については、就任後のインタビューで「うかつだった。どういう状況の中で署名したか、経緯は調べている」と反省してみせた。
だが、千葉氏は署名に先立つ昭和63年3月26日、警察庁の城内康光警備局長が辛元死刑囚について「恐らく不法に侵入した北朝鮮の工作員だろう」と答弁した参院予算委員会に出席していた。「うかつ」で済むような話なのかどうか。
ともあれ、千葉氏は今後とも、政策面での同志である福島氏とタッグを組み、国籍法改正や慰安婦問題などで、大暴れしそうな注目閣僚だ。千葉氏らの動きが物議を醸す日がそのうちやってくるかもしれない。(杉本康士)
◇
【プロフィル】千葉景子
ちば・けいこ 昭和23年生まれ。中央大卒。弁護士を経て、昭和61年の参院選に旧社会党(現社民党)から立候補し初当選。平成9年に社民党を離党し、民主党入党。母と2人暮らし。
1377
:
チバQ
:2009/11/07(土) 00:24:27
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/091021/env0910211752001-n1.htm
【大臣解剖】小沢鋭仁環境相 頭脳と強運 指導力は? (1/2ページ)
2009.10.21 17:48
麻生太郎前政権が今春に追加経済対策として打ち出したエコポイント制度をめぐり、「他の省がやらなくてもやりたい」と鳩山由紀夫政権でも継続する姿勢を打ち出し、慎重論の直嶋正行経済産業相と綱引きを演じた。
九州電力の川内(せんだい)原子力発電所3号機(鹿児島県薩摩川内市)増設計画では、温室効果ガス排出抑制のために、同原発を最大限活用することを求めた意見書を直嶋氏に提出。「脱原発」を掲げる社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相にかみつかれた。
衆院環境委員長を務め、環境問題には精通している。東大を卒業後、経済学者の野口悠紀雄、榊原英資両氏の共同研究室で経済政策を学んだため経済通でもある。他の閣僚との軋轢(あつれき)は、政策では誰にも負けないという強い自負から生まれたのかもしれない。
平野博文官房長官、松野頼久官房副長官とともに「鳩山側近3人衆」の一人として知られ、就任直後の職員へのあいさつでは、「現政権では鳩山首相に最も近い人間だと自負している」とアピールしたほどだ。
弁も立つことから、周囲からは当初、「小沢官房長官」説や財務相、経済産業相候補にも名前が挙がったが、9月15日夜、首相から告げられたポストは環境相。民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ「温室効果ガス排出量25%削減」について、就任直後の鳩山首相が国際会議でも公約したことで、脚光を浴びるポジションとなった。25%削減は実現が疑問視され、経済界からも批判の声があがる難事業。しかし、「実行できなければ国民の批判を浴びる」。だからこそ、鳩山首相も最側近にこのポストを任せたのだろう。
「強運の持ち主」でもある。小沢氏が日本新党公認で山梨選挙区で初当選した平成5年7月の衆院選。中選挙区制のもと、選挙区には自民党の金丸信元副総裁、堀内光雄元総務会長、中尾栄一元建設相らそうそうたる面々が地盤を維持していた。ところが、5年3月に金丸氏は所得税法違反(脱税)容疑で逮捕され、出馬断念。8年に小選挙区比例代表並立制が導入されてから最大の敵となった中尾氏は、12年の衆院選で落選後、受託収賄容疑で逮捕される。気づいてみれば、強敵はいなくなっていた。
「気さくで明るく、人がいい」というのが党内の評判。だが、最近は「人がよすぎて官僚に丸め込まれてしまうのでは」と不安視する声も。頭脳と強運の次に求められるのは強力なリーダーシップかもしれない。(坂井広志)
おざわ・さきひと 昭和29年生まれ。東大卒。東京銀行に入行し外国為替部門に従事。平成5年の衆院選で初当選。6期目。妻と2男。
1378
:
チバQ
:2009/11/07(土) 00:25:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091020/plc0910202126016-n1.htm
【大臣解剖】仙谷由人行政刷新担当相 発信力強く軋轢も (1/2ページ)
2009.10.20 21:25
思い切った発言が多く、鳩山内閣の中でも、対外的な発信力が強い閣僚の一人である。だが、それがかえって閣内を揺さぶり、無用な軋轢(あつれき)を生んでいる面もある。
例えば、厚労省の3分割案をぶちあげたり、概算要求額の3兆円削減を明示したり…。ある意味で大活躍だが、閣内でのコンセンサスがないままの意見表明に対して、民主党内からは、「仙谷さんはもっと意見調整してからマスコミに話すべきだ。スタンドプレーが目立つ」(党中堅)との批判も聞こえてくる。
行政刷新会議と国家戦略室は鳩山内閣の「車の両輪」として期待されていたが、国家戦略室が開店休業状態気味であるため、仙谷氏の突出ぶりがよけいに目立っている。
弁護士出身であり、野党時代から論客として定評がある。衝突を恐れない強さも持ち合わせている。約1カ月にも及んだ平成21年度の補正予算の見直し作業では、平野博文官房長官との主導権争いを演じた。
以前は、民主党内で「反小沢」議員の代表格ともみられていた。
平成19年秋、当時の小沢一郎代表が主導した自民党との大連立構想に対しては、「大政翼賛体制を生む」「手法が古い」と、舌鋒(ぜっぽう)鋭く批判した。ところが、今夏の衆院選後、批判が聞かれなくなった。小沢氏と言えば、非自民連立の細川護煕政権でも閣内に入らずに新生党代表幹事の立場で圧倒的な存在感を示した。だが、小沢氏の存在こそが「二重権力構造」を生み、政権崩壊を早めたとも言われる。鳩山政権でも入閣せずに民主党幹事長となったが、仙谷氏は、今回の小沢氏について、「細川政権のときの立ち居振る舞いとは明らかに違う」と、なぜか高く評価する。その理由は判然としないが、仙谷氏が小沢氏との距離を縮めつつあるのは事実だ。
労組関連の裁判を通して政治に目覚め平成2年、旧社会党から初当選し、民主党移籍後は政調会長を2度務めた。14年には胃がんを克服した。そのころから、吹っ切れたような芯の強さが出てきたと言われる。
地方公務員や社会保険庁の労組で構成する自治労の「協力国会議員」という顔も持つ。行政の「無駄」を洗い出す立場だが、労組側は「むちゃなことはやらないだろう」(官公労関係者)と安心感を抱いている。労組が擁護する公務員の特権に切り込まなければならなくなったときに、仙谷氏の真価が問われる。(比護義則)
◇
せんごく・よしと 昭和21年生まれ。東大中退。弁護士。平成2年、旧社会党から初当選。8年の旧民主党結成に参画。党政調会長など歴任。当選6回。妻と1男2女。
1379
:
チバQ
:2009/11/07(土) 00:26:15
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091019/fnc0910192033019-n1.htm
【大臣解剖】藤井裕久財務相 「過去官僚」の閣内最長老 (1/2ページ)
2009.10.19 20:33
「藤井、WHO?」と言われたのが平成5年の初入閣時。このときも当時の蔵相だった。それから16年、今度は満を持しての入閣となった。世論への発信力では亀井静香郵政改革・金融担当相や前原誠司国土交通相らに及ばないが、閣内ではジワリと存在感を出してきている。
15日まで作業が続いた平成21年度補正予算の執行停止や22年度予算概算要求をめぐって、藤井氏の知恵を借りたいと相談を持ちかける閣僚が相次いだ。14日夜も1時間ほどの間に、仙谷由人行政刷新担当相や平野博文官房長官、川端達夫文部科学相らからの電話が鳴り続けた。
鳩山内閣では、閣僚の多くが初入閣だ。「政治主導」と格好良いことを言っても政府の仕組みを知らないために、省内で右往左往したり、いつの間にか官僚に洗脳されたりして予算の切り込みに躊躇(ちゆうちよ)する閣僚もいる。
そこで、「野党のときの気持ちを忘れるな」「ガンガンやれ」と叱咤(しつた)し続けた。国の財政を預かる立場からだけでなく、旧大蔵官僚や官房長官秘書官としての経験から政府の仕事や「官僚の抵抗」を熟知している自信が背景にある。
それでも、22年度予算概算要求は過去最大の95兆円となってしまった。しかし、「ゼロからやり直す。新しいことをやるなら、今までのものをもっと切っていく」とさらに切り込む姿勢を強調。そうしないと、民主党の政権公約(マニフェスト)の一部撤回か、増税や国債増発という手段をとらざるを得ないからだ。
小沢一郎・民主党幹事長の側近と長く言われてきたが、鳩山家とも不思議な因縁がある。
官僚から政界に転身した際には「政治の世界も役所も年功序列だ。政治家になる気があれば遅くてはだめだ」と、鳩山由紀夫首相の父で旧大蔵省の先輩、鳩山威一郎元外相に誘われた。今回の衆院選では、当初、出馬するつもりはなかったが、由紀夫氏が「私に預けてほしい」と翻意させた。
夫人とは結婚時に「酩酊(めいてい)しないこと。政治家にならないこと」を約束していたが、2つ目は、鳩山親子の熱心な誘いで2度も破ることになった。最近は「ハトさんが政治に導いたんだな」というせりふを口にすることが多い。
民主党内から「『過去官僚』が目立ちすぎだ」との不満や「財務省復権」との警戒感がある。財務省を預かる立場であり、「過去官僚」の最長老格として、党内に文句を言わせない実績を残さなければならない。
(今堀守通)
◇
ふじい・ひろひさ 昭和7年生まれ。東大卒。旧大蔵省に入り、主計官を経て、52年の参院選で初当選。その後、衆院にくら替え。蔵相や自由、民主両党幹事長歴任。衆院7回、参院2回。妻と1男1女。
1380
:
ももだぬき
:2009/11/07(土) 14:06:55
アイドリングストップ装置を全車両に取り付け義務化し、マイカーなども速度抑制装置を取り付け義務化すべき。
1381
:
チバQ
:2009/11/07(土) 22:26:04
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200911070335.html
テレビ出演、省内改革 長妻厚労相が反転攻勢 '09/11/7
--------------------------------------------------------------------------------
野党当時の年金記録問題での鋭い追及ぶりから「ミスター年金」と呼ばれた長妻昭厚生労働相だが、閣僚就任後は一転して慎重な発言が続き、霞が関の官僚から「ミスター検討中」という不名誉なあだ名を付けられた。だが、ここにきてテレビ番組出演や街頭演説を再開。年末の来年度予算編成、税制改正作業をにらみ、省内改革などの実績と元気ぶりをアピールし、反転攻勢を狙う。
▽「元気です」
「適正体重になって最近、元気になりました」。今月初めのテレビ番組で、体重減と疲労を気遣う司会者に、長妻氏は笑顔で答えた。衆院選まではテレビに頻繁に出演していたが、閣僚就任後は職務を優先し、自身の発言が及ぼす影響の大きさも考えて出演を控えていた。10月下旬から解禁し、立て続けに4回出演した。
テレビ行脚の再開には理由があった。
民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた年金、医療両制度改革に向けた本格論議はこれから。子ども手当を来年度に創設するための予算確保も今後の課題。これらの「目玉政策」で大きな前進はない。
一部の官僚は「年金のことしか分からず、政策の具体的な成果がない」と批判し、民主党議員は「野党当時の長所だった攻撃性が消えて、おとなしくなりすぎだ」と苦言を呈していた。
こうした中、マニフェストに盛り込まれた生活保護の母子加算復活が、10月下旬の閣議で正式決定した。長妻氏は、厚労分野の公約実現第1号をテレビでPRし“汚名返上”を狙ったのだ。官邸筋も「なかなかしたたかでいいじゃないか」と好意的に受け止める。
10月25日に投開票された参院神奈川、静岡選挙区両補選では民主党候補の応援演説に駆けつけ、年金記録問題への取り組みなどをアピールした。
▽長妻流
長妻氏ならではの省内改革も進めている。「厚労省を、真に国民に奉仕する組織に生まれ変わらせたい」と、10月から新たな人事評価基準を導入した。期末手当や昇進に反映される業績評価で「コスト意識・ムダ排除」「制度改善」「情報収集・公開」の視点を重視するよう号令した。
得意分野の年金では、社会保険事務所などの相談窓口にいる職員が、訪問者に必ず名刺を手渡すようにした。民間企業での営業マン経験もある長妻氏が「民間なら当たり前」と提案し、渋る社保庁を押し切った。長妻氏は「課長の仕事をやっている」と冗談めかして語るが、年金記録改ざんなど不祥事が相次いだ社保庁職員の意識改革につなげたい考えだ。
▽直球勝負
こうした省内改革の取り組みに、幹部からは「ちょっと張り切りすぎ。いくら働いてもきりがない。いいかげんにしてほしい」との声も。
長妻氏は、省内会合の議題を直前に変更し、開始や終了の時間が遅れることもしばしば。「付き合いきれない」と突き放す職員も多い。厚労官僚の「面従腹背」を許さずがっちり掌握できるか、正念場を迎えている。
民主党幹部は、長妻氏にこう助言する。「官僚と直球で勝負しない長妻氏なんて、国民は見たくない。持ち前のパワーを封印したら、霞が関なんか変えられるはずないじゃないか」
1382
:
ももだぬき
:2009/11/07(土) 22:38:49
軽犯罪法に歩きタバコ禁止を入れるべき。エレベーターでの喫煙は消防法で禁止し、違反者は罰金刑に処するべき。
1383
:
名無しさん
:2009/11/07(土) 23:16:23
ももだぬきさん
議論も起きていないことを「すべき」と語るならここではなく、自分のblogでやったら?
1384
:
ぐらもん
:2009/11/08(日) 00:43:04
遅々として進まない景気対策に業を煮やしたカツマーが署名を集め菅に直談判。
カツマーの教祖Vs菅副総理 デフレ対策で通貨大量発行?
菅直人副総理・国家戦略担当相と経済評論家の勝間和代氏が5日、今後の財政政策などに
ついて議論を戦わせた。勝間氏は「若年層の失業対策と財政再建の特効薬はデフレを止め
ることだ」と主張し、日銀による金融緩和策を断行し大量の通貨を発行することを提案したが、菅
氏は難色を示し、約1時間に及んだ論争は物別れに終わった。
2人が対面したのは、菅氏がエコノミストから専門的な意見を聞く「マーケットアイミーティング」。
勝間氏は冒頭、愛用する“つぶやき型”のミニブログ「ツイッター」で、事前に菅氏との面会を告知し、
「菅氏にデフレ脱却対策を求める」ことへの署名が丸1日で約2500人集まったと披露。デフレ脱却
策として日銀による金融緩和政策誘導を提唱し、「政府が応援すれば日銀はやる。もし菅氏が(日銀に)
行くなら、私も横にいて応援しますから」と決断を迫った。
菅氏が「どうすればいいのか」と尋ねると、勝間氏は「紙幣をたくさん刷って、借金にして政府がばら
まく。国債発行は悪くない。実際は投資であり、将来の税収なり投資した資産で賄えばいい」と大胆に
たたみかけた。これに対し、菅氏は「勝間氏の話は極めて魅力的だ」と持ち上げつつ、「日銀がやって
くれるなら明日にでも言おうかという気はあるが、どこかのお金を持ってきて一時的に使っても、結局
どこかのお金が使えなくなって返さなければいけなくなる」と消極的な様子。働く女性らにカリスマ的
な人気を誇り、“カツマー”現象まで起こしている勝間氏も、菅氏の心は動かせなかったようだ。
(11月5日WEB版 産経新聞)
菅は民主党の上層部の中でリフレ派に理解がある方ではある。(代表時代の03年に検討)ただ、小沢一郎
や岡田や藤井は強硬なリフレ反対派(デフレはグローバル化で必然という考え、もしくは「よいデフレ」論者)
なので菅じゃなかったらリフレの話は一蹴されたかもしれない。小沢鋭仁のようなリフレ派は私が確認する限り
党内で7人程度なのでカツマーは話を聞いてもらえただけ御の字かもしれません。
1385
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 01:23:52
>>1384
これですね。
菅国家戦略担当相:経済財政の検討会を次々と開く
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091106k0000m010060000c.html
菅直人副総理兼国家戦略担当相が、経済財政に関する検討会を次々と開いている。9月下旬に発足させた「予算編成のあり方検討会」、市場関係者の話を聞く10月からの「マーケット・アイ・ミーティング」に続き、同月末には「財政に対する市場の信認確保に関する検討会」を始めた。今後の政策に生かす方針だが、「菅さん向け勉強会」(民主党議員)を通じて市場に情報発信することで、野党などからの「マクロ経済政策が見えない」との批判をかわす狙いもありそうだ。
5日の「第6回マーケット・アイ・ミーティング」。エコノミストの勝間和代氏らを講師に招き、デフレ克服などについて意見を聞いた。勝間氏は「財政再建の特効薬はデフレを止めること。そのために日銀と共通目標を立てて、物価コントロールをお願いしたい」などと指摘した。
この会合は、雇用や景気の現状を聞き、経済政策の参考にするのが目的だ。財政政策については、予算のあり方検討会で、予算執行状況を10年度予算からネットで公開するなどの改革をまとめた。11年度以降の複数年度予算導入にも一定の方向を示した。経済財政諮問会議の休止(来年度に廃止)で不足していた日銀との対話も始める方向だ。
しかし、国債増発が避けられない中、財政再建目標の策定が不可欠とみられるが、菅氏は、当面は先送りする考えだ。検討会を開くことで、市場に安心感を与えようとの思惑のようだが、経済財政運営の司令塔としての菅氏の手腕は依然として未知数のようだ。【秋本裕子】
1386
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 01:24:57
>>1384-1385
勝間和代さんのデフレ退治策、菅直人副総理は納得せず
2009年11月06日
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/k-info/2009/11/post-44.html
菅直人副総理・国家戦略担当相がエコノミストから意見を聞く「マーケット・アイ・ミーティング」に5日、勝間和代さんが登場。「まず、デフレを止めよう」と題したプレゼンテーションを行い、通貨の大量発行などの大胆なデフレ退治策を求めたが、菅担当相の納得は得られなかった。
SANY0100.jpg
勝間さんはプレゼンの中で、「日銀の白川総裁はデフレスパイラルではないという認識だが、現状はデフレスパイラルだ」と政府・日銀の認識の甘さを指摘。若年層の雇用の厳しさ、自殺率の高さに表れる社会不安などを挙げながら、「デフレは百害あって一利なし」と強調した。そしてデフレ対策として、政府と日銀が政策合意を結び、インフレターゲット政策などを行うことを提案した。
その後の意見交換で、「具体的にどうすればいいのか」と聞く菅担当相に対して、勝間さんは「通貨発行量をふやすのがいちばん簡単」「要は中央銀行のお金を大量に刷って、それを借金として政府がばらまく」と回答。菅担当相が「簡単に言えば、国債を50兆なり70兆なり出して、日銀に買い取らせるということか」と聞くと、勝間さんは「そういうことです」と答え、「国債の発行が悪いことのように国民は教育されているが、将来への投資と考えるべき」と主張した。
それに対して菅担当相は、「国債の発行は投資というが、これまでそうなってこなかった。官僚主導の権力構造を変え、財政の中身を根本から変えることが必要」との見解を示した。SANY0105.jpg
菅担当相は「デフレを退治し、若年雇用を大きく改善するという勝間さんの案は極めて魅力的」「日銀に言えばやってくれるのならば明日にでも言いたい」と述べつつも、実際にはその有効性に疑問の様子。勝間さんが「現在の税収のなかで財政を見直してもどうしてもお金が足りない」とさらに迫るのに対して、菅担当相は「カネがないのではなく知恵がないのだと私は言っている。カネを使わないで需要がふえる方法を考えたい」と最後まで距離を置いた。
1387
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 01:28:25
>>1384-1386
>>1384
の引用元。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091105/fnc0911052250019-n1.htm
勝間和代本人のブログ。
November 06, 2009
国家戦略室への提言「まず、デフレを止めよう〜若年失業と財政再建の問題解決に向けて」
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2009/11/post-288b.html
個人的には、民主党がリフレ政策を採って景気回復に成功すれば長期政権も夢じゃないと思っていたり。
リフレによる名目所得向上と雇用回復は「国民の生活が第一」という民主党のスローガンとも合致しますしね。
1388
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 17:04:00
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091108-OYT1T00537.htm
民主・細野氏「政府・与党一元化こだわり過ぎ」
民主党の細野豪志組織・企業団体委員長は8日、フジテレビの報道番組で、議員立法を制限する党の方針について、「政府・与党一元化にこだわり過ぎて、そこに議論が集中している面はある」と述べ、一元化に固執するのは好ましくないとの認識を示した。
また、同党の蓮舫参院議員は同じ番組で、鳩山首相の資金管理団体の偽装献金問題について、「情報公開が十分かというと、我々が(政治とカネの問題で)野党時代に言っていたことを考えると、十分ではない。今後、積極的に公開してもらいたい」と述べた。
細野氏は「万が一、事件が進展することがあれば、首相は新たな説明責任を求められる」と語った。
(2009年11月8日16時17分 読売新聞)
1389
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 18:25:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009110702000083.html
普天間結論は先送り 米も容認姿勢
2009年11月7日 朝刊
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、鳩山首相は六日の参院予算委員会で、十二日のオバマ米大統領の来日までに結論を出す考えがないことを重ねて強調した。米政府も首脳同士が直接ぶつかり合うのを避けるため、日本の先送り方針を容認する構えだ。
普天間問題に関する首相の発言は揺れ続けているが、当初から「大統領の来日までに結論を出すつもりはない」との認識だけは一貫している。
先月下旬に来日したゲーツ米国防長官は岡田克也外相と会談した際、大統領の訪日までにキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設する現行計画を受け入れるよう迫った。それでも首相は微動だにしなかった。
このため、米側も大統領の訪日までに決着するのは困難と判断。米国務省のケリー報道官は四日の記者会見で「ゲーツ氏と矛盾したことは言いたくないが、われわれが期限を設定してきたとは思わない」と柔軟姿勢に転じた。
とはいえ、米側が早期決着を求めていることに変わりはない。六日の参院予算委員会では、岡田氏や北沢俊美防衛相が年内決着を目指す意向を強調する一方、首相は「(日米首脳会談で)『日を区切って結論を出す』と言うつもりはない」と明言した。
首相は同日夜、官邸で記者団に、日米首脳会談について「日米同盟を深化させるチャンスだ。何としてもこれを成功させたい」と力を込めたが、首脳会談を乗り切ったとしても、普天間問題は袋小路に迷い込んだままだ。 (佐藤圭)
1390
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 18:26:55
>>1361
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009110802000087.html
11日から『事業仕分け』 完全公開 抵抗封じ
2009年11月8日 朝刊
政府の行政刷新会議は十一日、税金の無駄遣いを洗い出す事業仕分けに着手する。二〇一〇年度予算の概算要求から約二百十件の事業を抽出し、十一月下旬まで集中的に精査する。事業の廃止や見直しで、歳出圧縮につなげる狙いだ。予算を獲得したい省庁の抵抗を排除するため、要不要をめぐる議論や判定はすべて公開の場で行う。 (政治部・生島章弘)
事業仕分けは、既存の行政サービスの必要性を外部の目で検証する取り組み。行政刷新会議事務局長の加藤秀樹氏が代表を務める民間のシンクタンク「構想日本」が提唱し、〇二年から地方自治体を中心に実施されている。政府が手掛けるのは初めてだ。
一〇年度予算の概算要求で過去最高の約九十五兆円となった一般会計を、仙谷由人行政刷新担当相は九十二兆円程度に圧縮する意向を示し、鳩山由紀夫首相は「もっと削減する。当然、努力は求めたい」と表明した。
刷新会議は事業仕分けを担当する「切り込み部隊」として、民主党の枝野幸男元政調会長ら衆参議員七人と民間人でつくるワーキンググループ(WG)を編成。WGが先月末から財務省や省庁からの聞き取り調査を行い、三千とされる国の事業から俎上(そじょう)に載せる候補の約二百四十事業を選んだ。刷新会議は九日夕に第二回会合を開き、この中から二百十程度の事業を仕分け対象として決定する運びだ。
仕分けの対象事業として、国が自治体に配分する地方交付税や独立行政法人の運営経費、政府開発援助(ODA)などが固まっている。
事業仕分けは、十一〜十七日(土、日曜日を除く)と、二十四〜二十七日の計九日間、東京都内の国立印刷局市ケ谷センターで行われる。
「仕分け人」はWGのほか、刷新会議担当の内閣府と財務の両政務官。各十人程度の三班に分かれ、要不要を判定する。一日八時間の長丁場になる。
一事業当たりの所要時間は一時間。要求側の省庁と査定側の財務省からそれぞれ事業の説明を受け、目的の是非や政策の有効性、財政支出の緊急性などを議論。要不要の判定結果をその場で発表する。意見が一致しなければ、多数決で決める。
一連の過程は会場で傍聴でき、インターネットでも同時中継される。行政刷新会議はすべてを公開することで、官僚の根回しや業界団体の圧力など、政策をゆがめる要因を取り除きたい意向だ。
判定に法的な拘束力はないものの、政府は予算編成に最大限反映させる方針だ。
1391
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 18:27:10
>>1390
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/images/PK2009110802100026_size0.jpg
1394
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 18:33:13
http://www.asahi.com/national/update/1108/SEB200911080002.html
普天間の県内移設「反対」、沖縄県民大会に2万1千人(1/2ページ)2009年11月8日17時15分
会場を埋めた参加者たちが一斉に「がんばろう」と気勢を上げた=8日午後3時31分、沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園、藤脇正真撮影
米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への移設計画など、県内移設に反対する県民大会が8日、同県宜野湾市の宜野湾海浜公園であった。主催者発表で約2万1千人が参加。「米軍基地の整理・縮小・撤去は県民の願い」として、県内移設に反対する決議を採択。鳩山政権に対し「米側の圧力に屈せず、県民の声を堂々と主張すべきだ」と訴えた。
県内の民主、社民、共産、国民新や、沖縄社会大衆、そうぞうの各党と労働組合、市民団体などでつくる実行委員会が主催。県政与党の自民、公明両党は政府の方針が明確ではないなどとして参加は見送り、訪米中の仲井真弘多知事も、実行委から求められたメッセージ送付に応じなかった。
ただ、共同代表には民主県連代表の喜納昌吉参院議員らとともに、仲井真知事と歩調を合わせてきた翁長雄志那覇市長が名を連ねた。
翁長市長はまず「私は保守系の政治家だが、保守・革新の枠を飛び越えて一歩を踏み出した。沖縄県民は戦後長い間、米軍基地をはさんで『経済だ、平和だ』と白黒闘争を続けてきた。しかし、本日、県民の心は基地の整理・縮小という一点で一つになることができる。」と述べ、大会出席に至った心境を説明。その上で「民主党は選挙中、県民に県外移設を公約したが、鳩山政権の国会での答弁は、県外(移設)についての検証が全くなされていない。(県内移設で合意した)日米合意の重さについても、県民は、鳩山政権にそれを乗り越える政治力を期待したのだ」と語り、政府に県外移設を進めるよう求めた。
普天間飛行場を抱える宜野湾市の伊波洋一市長は「(普天間飛行場の)返還合意から13年がすぎる今でも、住宅地や市街地の上空を低空で、ジェット戦闘機や米軍ヘリがとびかい、常に墜落事故が起きうる危険な状況が続いている。鳩山首相は『戦後64年間も米軍基地の負担を押しつけられてきた沖縄県民は、もうこれ以上の新基地はいらない』と(来日する)オバマ米大統領に伝えていただきたい」と強い調子で呼びかけた。
普天間飛行場の返還は、95年の少女暴行事件をきっかけに96年に日米が合意した。移設先は当初から沖縄県内とされ、02年に国、県、市が合意した名護市辺野古沖の埋め立て案は住民の反対で頓挫。04年には普天間飛行場に隣接する大学にヘリが墜落する事故も起き、日米両政府は06年に辺野古沿岸を埋め立てる現計画をまとめた。「県外移設」を掲げてきた民主党が政権についたことで、沖縄ではその実現への期待感が高まっている一方、政権の迷走ぶりに反発する声も強まりつつある。
1395
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 18:36:28
>>1394
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110800152
県内移設「断じて認めず」=与党沖縄議員
社民党の照屋寛徳衆院議員は8日午後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設を求める県民大会であいさつし、「海兵隊のために膨大な税金を使って辺野古に新基地を造ることも、ますます基地機能が強化する嘉手納へ統合することも、私たち社民党は断じて認めるわけにはいかない」と述べ、県外移設を目指す同党の方針を強調した。
大会に出席した民主党の喜納昌吉参院議員も、記者団に「そもそも鳩山政権が県外、国外とはっきり申し上げたのだから、(沖縄の)民意以前の問題で考えるべきだ」と語り、民主党が従来主張していた県外・国外移設の方向で進めるべきだとの考えを改めて示した。(2009/11/08-18:14)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110800073
普天間問題で県民大会=県内移設反対訴え−沖縄
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設反対を訴える県民大会が8日、同市の宜野湾海浜公園で開かれ、翁長雄志那覇市長や伊波洋一宜野湾市長らが参加した。
県民大会は、オバマ米大統領の来日を前に県民の意思を示すとして、社民党などの県議らが呼び掛けた。
しかし、訪米中の仲井真弘多知事は要請されていた大会へのメッセージを寄せず、自民党政権時に日米間で合意した普天間飛行場の移転先とされた名護市の島袋吉和市長も出席しなかった。
大会では「新政権は米側の圧力に屈せず、対等な日米交渉で県民の声を堂々と主張すべきだ。小さな島沖縄にこれ以上基地はいらない」とした決議を採択する。(2009/11/08-14:29)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110800062
普天間結論、越年も=日米首脳会談では踏み込まず−岡田外相
岡田克也外相は8日、テレビ朝日の番組で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「来年度予算にどういうものを計上するかということだから12月いっぱいが一つの区切りだが、それを越えることもあるかもしれない」と述べ、移設先の決定が来年になる可能性を示唆した。外相は「沖縄も含めておおむねこれで納得ができるという形をつくり上げないといけない。決めるのは簡単だが頓挫してはいけない」と指摘した。
また、外相は13日に来日予定のオバマ米大統領と鳩山由紀夫首相の首脳会談に関し、「まだ決まっていないことをトップ同士の場に持ち出しても決まらない。そういう愚は避けようということはお互い合意し合っていると思う」と述べ、普天間移設問題で踏み込んだ協議は行われないとの見通しを示した。 (2009/11/08-12:44)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110700314
「裏切りだ」「許せない」=普天間統合案抗議で大会−沖縄・嘉手納
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として、岡田克也外相が米軍嘉手納基地(嘉手納町など)への統合案に言及していることに対し、嘉手納町などは7日午後、統合案反対を表明する町民大会を開いた。大会には、町民ら約2500人(主催者発表)が参加した。
同町の宮城篤実町長は「いかなる理由、いかなる説明があっても、この話には絶対乗らない。不退転の決意で今回の統合案を粉砕しよう」と訴えた。
同町屋良の池原菊江さん(68)は、これまで沖縄県の米軍基地負担の軽減を訴える鳩山政権に「非常に期待していた」。だが、突然の岡田外相の統合案検討の発言には、「嘉手納への裏切り。絶対許せない」と憤った。(2009/11/07-19:00)
1396
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 18:36:38
>>1395
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110700238
普天間年内決着求め米に焦燥感=上院、グアム移転費190億円削減
【ワシントン時事】米上院は7日までに、2010会計年度の軍事施設建設に関する予算法案から、在沖縄海兵隊8000人のグアムへの移転経費を2億1100万ドル(約190億円)削減する修正案を策定した。ホワイトハウスは3億7900万ドル(約340億円)を要求したが、その約6割近くが減額されたことになる。国防総省は、予算を上積みするよう議会を説得するには、年内に日本政府が合意履行を明確にすることが必要と判断しており、焦燥感を強めている。
海兵隊のグアム移転は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設とセットになっており、日米合意に基づく移設の見通しが立たないことを踏まえ、議会が慎重になっているとみられる。
日米政府筋によると、上院はグアム移転費の政府要求額うち、1億6800万ドル分だけを認めた。下院は要求額より4000万ドル少ない3億3900万ドルを盛り込んでいる。今後、上下両院協議会で修正される可能性はあるが、議会はクリスマス休暇前の12月中旬の採決を目指しており、「それまでに合意履行を確認する必要がある」(国防総省筋)という。
ゲーツ国防長官も10月の訪日の際、「普天間飛行場の移設が現実に進展しなければ、グアム移転予算について、議会の理解を得ることは難しくなる」と述べていた。
行政管理予算局は5日付で、「削減は2月に日米が署名したグアム移転協定に悪影響を与える」と再考を求める声明を出した。グアム移転経費をめぐっては、10月に予算の大枠を決める国防権限法案で、3億ドル以上が認められている。
訪米中の松沢成文神奈川県知事は6日、ワシントン市内で会見し、「米国の予算スケジュールを考慮して年内に日本政府が方向性を出さないと、普天間移設とグアム移転ともに厳しい状況になる恐れがある」と述べた。(2009/11/07-15:08)
1397
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 18:39:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110700204
機密費「上納」疑惑を調査=外務副大臣
福山哲郎外務副大臣は7日午前、TBSのテレビ番組に出演し、外務省が外交機密費の一部を官房機密費(内閣官房報償費)に「上納」していたとされる疑惑について「自民党政権下で、その事実があったらしいということをまず明らかにしたい」と述べ、省内で調査する方針を示した。政府はこれまで同疑惑を否定している。(2009/11/07-12:40)
1398
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 18:40:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110700193
社民党首、機密費の透明性向上を=共産・小池氏、非公開を批判
社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)は7日午前、TBSのテレビ番組に出演し、平野博文官房長官が官房機密費(内閣官房報償費)の使途を公開しない考えを示したことについて「(支出の)項目だけでも、何らかの形で少しは透明性を高めてもいいのではないか」と述べた。
また、共産党の小池晃政策委員長は同番組で、鳩山由紀夫首相が機密費の非公開を容認したことに関し「(過去に)公開を迫っておきながら、非常に無責任だ」と批判。自民党の柴山昌彦衆院議員は機密費の使途について「後で検証可能な仕組みをつくっておくことが必要だ」と指摘した。
一方、福山哲郎外務副大臣は「本当に国家的に必要なものに使っている」と述べ、非公開とする方針に理解を求めた。(2009/11/07-12:11)
1399
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 18:40:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110700347
4次勧告後「地域主権戦略会議」設置へ=民主・逢坂氏が明らかに
政府は7日までに、地方分権改革推進委員会(委員長・丹羽宇一郎伊藤忠商事会長)の後継組織として鳩山由紀夫首相がトップを務める「地域主権戦略会議」(仮称)を、同委員会が9日に行う予定の第4次勧告後、速やかに設置する方針を固めた。原口一博総務相の下で地域主権確立への企画・立案に携わる民主党の逢坂誠二衆院議員が同日夕、札幌市内で記者団に明らかにした。
逢坂氏によると、同会議の事務局機能を担う「地域主権戦略局」(仮称)を内閣府に設置する方針で、来年の通常国会への法案提出を目指している。それまでのつなぎの組織として「地域主権戦略室」を月内にも設ける予定で、室長には逢坂氏が就任する予定だ。(2009/11/07-20:40)
1400
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 19:04:37
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200911070335.html
テレビ出演、省内改革 長妻厚労相が反転攻勢 '09/11/7
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野党当時の年金記録問題での鋭い追及ぶりから「ミスター年金」と呼ばれた長妻昭厚生労働相だが、閣僚就任後は一転して慎重な発言が続き、霞が関の官僚から「ミスター検討中」という不名誉なあだ名を付けられた。だが、ここにきてテレビ番組出演や街頭演説を再開。年末の来年度予算編成、税制改正作業をにらみ、省内改革などの実績と元気ぶりをアピールし、反転攻勢を狙う。
▽「元気です」
「適正体重になって最近、元気になりました」。今月初めのテレビ番組で、体重減と疲労を気遣う司会者に、長妻氏は笑顔で答えた。衆院選まではテレビに頻繁に出演していたが、閣僚就任後は職務を優先し、自身の発言が及ぼす影響の大きさも考えて出演を控えていた。10月下旬から解禁し、立て続けに4回出演した。
テレビ行脚の再開には理由があった。
民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた年金、医療両制度改革に向けた本格論議はこれから。子ども手当を来年度に創設するための予算確保も今後の課題。これらの「目玉政策」で大きな前進はない。
一部の官僚は「年金のことしか分からず、政策の具体的な成果がない」と批判し、民主党議員は「野党当時の長所だった攻撃性が消えて、おとなしくなりすぎだ」と苦言を呈していた。
こうした中、マニフェストに盛り込まれた生活保護の母子加算復活が、10月下旬の閣議で正式決定した。長妻氏は、厚労分野の公約実現第1号をテレビでPRし“汚名返上”を狙ったのだ。官邸筋も「なかなかしたたかでいいじゃないか」と好意的に受け止める。
10月25日に投開票された参院神奈川、静岡選挙区両補選では民主党候補の応援演説に駆けつけ、年金記録問題への取り組みなどをアピールした。
▽長妻流
長妻氏ならではの省内改革も進めている。「厚労省を、真に国民に奉仕する組織に生まれ変わらせたい」と、10月から新たな人事評価基準を導入した。期末手当や昇進に反映される業績評価で「コスト意識・ムダ排除」「制度改善」「情報収集・公開」の視点を重視するよう号令した。
得意分野の年金では、社会保険事務所などの相談窓口にいる職員が、訪問者に必ず名刺を手渡すようにした。民間企業での営業マン経験もある長妻氏が「民間なら当たり前」と提案し、渋る社保庁を押し切った。長妻氏は「課長の仕事をやっている」と冗談めかして語るが、年金記録改ざんなど不祥事が相次いだ社保庁職員の意識改革につなげたい考えだ。
▽直球勝負
こうした省内改革の取り組みに、幹部からは「ちょっと張り切りすぎ。いくら働いてもきりがない。いいかげんにしてほしい」との声も。
長妻氏は、省内会合の議題を直前に変更し、開始や終了の時間が遅れることもしばしば。「付き合いきれない」と突き放す職員も多い。厚労官僚の「面従腹背」を許さずがっちり掌握できるか、正念場を迎えている。
民主党幹部は、長妻氏にこう助言する。「官僚と直球で勝負しない長妻氏なんて、国民は見たくない。持ち前のパワーを封印したら、霞が関なんか変えられるはずないじゃないか」
1401
:
名無しさん
:2009/11/08(日) 19:11:05
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110801000364.html
民主議員が先進事例を現地視察 行政刷新会議、事業仕分けへ
鳩山内閣の行政刷新会議で「事業仕分け」を実施する作業グループ(WG)の民主党議員は8日、国の補助金行政に頼らない「先進事例」などを視察、11日からの仕分け作業に向けた準備を進めた。
国土交通省を担当する第1WGの津川祥吾衆院議員らは独自の行財政改革に取り組む長野県下条村を訪問し、伊藤喜平村長から説明を受けた。住民自ら村道や農道を整備したり、多額の事業費がかかる公共下水道ではなく安価な合併浄化槽の設置を選択している。
津川氏は視察後、記者団に「道路整備や下水道事業の在り方について示唆を得た。国の補助金行政の見直しを考えたい」と述べた。
第3WGの蓮舫参院議員らも農林水産省の補助金にほとんど頼らずに経営しているという水戸市の農業生産法人「水戸菜園」を訪れた。蓮舫氏は記者団に「本当に今の農業に手厚く補助金を出すことが良いことなのか」と指摘した。
第2WGの尾立源幸参院議員も大阪府茨木市と神戸市にそれぞれある国際協力機構(JICA)の施設を視察した。
2009/11/08 18:56 【共同通信】
1402
:
チバQ
:2009/11/08(日) 21:43:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009110702000069.html
たばこ増税厚労VS財務 『一気に600円に』『法改正必要』
2009年11月7日 朝刊
政府税制調査会(会長・藤井裕久財務相)は六日、各省庁から税制改正要望の聞き取り調査を続け、鳩山首相が「増税ありうべし」とするたばこ増税が議論になった。健康増進の観点から欧米並みの大幅増税を求める厚生労働省に対し、財務省などは法改正を含む抜本改革が必要だとして、来年度からの増税には難色を示した。
長浜博行厚労副大臣は「思い切った措置を」と、いったん一箱六百円程度に上げ、さらに段階的に上げる私案を示した。
これに対し、財務省の古本伸一郎政務官は、同省所管の「たばこ事業法」に基づいて、たばこ産業を育成し、財源物資にしてきた経緯があるため、大幅に課税するには同法の改廃が必要だと主張。ただ、緩やかな増税には選択の余地を残した。
このほか、タバコ農家など関係業者への周知期間が必要だという指摘もあった。藤井財務相ら幹部も交え、今後も議論を続けることになった。
1403
:
ももだぬき
:2009/11/08(日) 22:36:39
今日の朝日新聞の社説にも、タバコ税増税歓迎とありました。
1404
:
とはずがたり
:2009/11/09(月) 09:59:17
>>1382-1383
ももだぬきさんの芸風といえばそれまでなんですけど,気になる人もいらっしゃるようなので発言させて頂きますと,コンセンサスが得られてないことに「べき」を使うのは嗜好や思想の強制となりかねず,つまり大袈裟に言えばファシズムに繋がりかねないので慎重にすべきかと個人的には思ってます。
この文章の様に少なくともコンセンサスがとれてないと思われる事柄には理由なりその前提なりを明記しないと言いっぱなしの押しつけに成りかねないと思います。
理由を述べるか,〜すべきではなく〜と(自分は)思うとするだけで随分読み手への印象は違ってくるのではないでしょうかね?
1405
:
とはずがたり
:2009/11/09(月) 09:59:39
>>1388
小沢に登用された細野が云ったと云う点に価値がありますね。
1406
:
とはずがたり
:2009/11/09(月) 10:06:39
>>1384-1387
民主党内のリフレ派って誰なんですかね?金子氏もそうでしたっけ?
>小沢鋭仁のようなリフレ派は私が確認する限り党内で7人程度
名目所得が向上して景気が恢復するってのは国民が名目と実質の間の錯覚を正しく認識しないアホだって云ってるような気がするんですけど,まあ貨幣錯覚は多少あるでしょうけど,どうなんでしょうかね?
デフレの一番の問題点は利子率の高騰(利子率の非負制約により利子率には下限が出来るので価格の伸縮性がその点では完全ではなくなる)だと思うので或る程度のインフレ誘導は必要かなぁと個人的な思いはあります。
直接日銀が国債引き受けてバンバン紙幣発行してどうなのか(ハイパーインフレが起きて経済崩壊しないか)って心配は多少有りますけど,通貨の番人は穏やかなインフレの発生への自信無いみたいですねー。
納税者としては,インフレ発生と実需発生の組み合わせの景気浮揚の結果借金が積み上がって将来の増税が嫌なんですけど。勝間はカネ稼いでるから平気なんかね?
日本に住むのをこよなく愛する自分としては逃げたい奴は海外逃げれば良いし,逃げる奴は今でも逃げてるので多少昔風の累進課税を一部復活させてもええんちゃうのと思ったりもしますが。
1407
:
とはずがたり
:2009/11/09(月) 10:08:03
>>1402
財務省も自分らのことになると抵抗勢力だなぁ。。
>財務省の古本伸一郎政務官は、同省所管の「たばこ事業法」に基づいて、たばこ産業を育成し、財源物資にしてきた経緯があるため、大幅に課税するには同法の改廃が必要だと主張。ただ、緩やかな増税には選択の余地を残した。
1408
:
ぐらもん
:2009/11/09(月) 17:39:19
>>1406
民主党リフレ派議員(賛同表明)
小沢鋭仁(環境相・リフレ研究会発起人)馬淵澄夫(国土交通副大臣・リフレ研究会発起人)大串博志(財務大臣政務官)
大西健介(元馬淵秘書)緒方林太郎(元外務官僚)金子洋一(生活カウンセリング協会理事長)
条件付賛同議員
菅直人(副総理・やるなら政策の整合性と日銀次第)小泉俊明(国土交通委員会理事・資産デフレへの対策のみ賛同)
反対表明議員
小沢一郎(幹事長・03年夕刊フジコラムで反対表明)岡田克也(外相・03年の菅のインタゲ案をつぶす)
中川正春(元ネクスト財務相・岡田に賛同)藤井裕久(財務相・03年から反対、円高容認派)仙谷由人(行革担当相・著書で反対)
岸本周平(財務金融委員・デフレはグローバル化で仕方ない)
大塚耕平(内閣府副大臣・野党時代から反対だが主張がリフレ派よりに変化しつつある)
長尾孝(厚生労働委員・デフレは時代の流れ)
1409
:
とはずがたり
:2009/11/09(月) 18:38:52
>>1408
有り難うございます。
自分の無知を晒すようで恥ずかしいんですけど,リフレの何が目新しいかよく判ってないんですけど,勝又女史の主張を理解するに,リフレってのはただ単に通貨刷ってインフレ起こせって訳でも,ただ単に財政出動して総需要の下支えしろと云う訳でもなく,財政出動してそれと通貨発行に伴うインフレに繋げてデフレと景気の一挙両得を狙おうと云う感じなんでしょうかね?
で,場合によってはインフレの制馭に失敗してハイパーインフレになってもそれで借金,特に国の借金がチャラになってもそれはそれでラッキー♪で一挙三得なんか?
其れは兎も角,資産デフレ対策のみ賛成って具体的にはどの部分を賛成なんですかね?
反対している人は財政出動に反対しているのか,インフレに反対しているのか?それともインフレを人為的に起こすのは無理と考えてるんでしょうかね?
デフレはグローバリゼーションの進展の結果で仕方がないって云ってる人はいるみたいだけど,デフレは世界経済の統合と発展の果実の部分であると前向きに評価すべきと云わないと外向きには発信力弱いのに自信が無いんですかねぇ。。
と云う感じで色んな人が色んな事云ってますけど未だ意見出し合ってる段階で議論そのものは余り噛み合ってない様な感じもするんですけど,俺の理解が浅いだけかも。
何か教えていただける点有りましたらお教え下さい。
1410
:
名無しさん
:2009/11/09(月) 19:11:40
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110901000528.html
「追い出し屋」対策で新法検討 前原国交相が表明
前原誠司国土交通相は9日の参院予算委員会で、賃貸住宅の家賃を滞納している人に対し、悪質な家賃の保証業者が強引に退去を迫る「追い出し屋」の被害が相次いでいることを受け、業者などの規制について「法制化できないか検討している」と述べ、新法を検討する考えを明らかにした。
馬淵澄夫国交副大臣は同日の記者会見で「家賃徴収を代行したり、家賃を債務保証する業者を(現在の法律では国が)監督できない。どのような形で対応するか検討している」と説明した。
国交省の社会資本整備審議会の部会は7月末、業者を許可制か登録制にして規制する新法制定を求める中間報告をまとめている。消費者団体などのヒアリングを経て、年度末までに最終報告を作成する方針。
2009/11/09 17:22 【共同通信】
1411
:
名無しさん
:2009/11/09(月) 19:18:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110900800
参院予算委の詳報
9日の参院予算委での質疑詳報は次の通り。
【政権公約】
桜井充氏(民主) マニフェスト(政権公約)には国民の期待感が強い。
鳩山由紀夫首相 (任期中の)4年目でできればいいと思っているわけではない。財政状況もあるが、経済、雇用状況も厳しい。社会保障の部分も急がなくてはいけない。できる限り一つ一つ丁寧に迅速に行いたい。
【中小企業担当相】
桜井氏 中小企業担当相を置くべきだ。
首相 必要性を感じている。総合的、一元的に働いてもらう大臣を、必要にかんがみて考えていきたい。
【政府開発援助(ODA)】
桜井氏 今後の方針は。
岡田克也外相 額ももっと増やさなければいけない。中身を精査し、日本の国際貢献という意味で一定の量的なものも確保したい。
【核不拡散】
藤末健三氏(民主) 唯一の被爆国として核廃絶に全力を尽くすべきだ。
首相 核廃絶に向けて日本の平和憲法の思いを伝える役割をぜひとも行いたい。(13日の日米首脳会談でも)核兵器廃絶の問題に関して大いに議論したい。
藤末氏 来年5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に出席すべきだ。
首相 国会日程もあるが、出席することを個人的には強く期待している。
【児童扶養手当】
島田智哉子氏(民主) 児童扶養手当を父子家庭にも支給する考えは。
首相 (予算額は)だいたい150億円程度ではないか。しっかりと予算が付くように、その決意でやりたい。
【財政再建】
平野達男氏(民主) 財政再建への何らかの目標が必要だ。
藤井裕久財務相 経済が不安定なときにいろんなものをつくっても、絵に描いたもちになる可能性が非常に高い。もう少し経済が安定したときにやらなければならない。
【政治とカネ】
木庭健太郎氏(公明) 首相の献金虚偽記載問題で、会計事務担当者だった元秘書が、鳩山家の資産管理会社から引き出した総額は。
首相 正確には分からないが、毎年数百万円、あるいは数百万円を超えていたかもしれない。年に何回か引き出すことに署名したのは覚えている。
木庭氏 記者会見で説明する考えはないか。
首相 調べれば分かる話なので、答えることはできると思う。今記者会見を考えていないが、もし新しい事実、私が知り得る状況が出てくれば、そのようにしたい。
木庭氏 会計責任者の罪が確定すれば、政治家も即座に公民権を停止される法改正をすべきだ。
首相 政治とカネの問題は、秘書の役割、特に会計責任者の役割が大変重い。十分に議論すべきテーマだ。まずは国会で大いに議論してほしい。
【肝炎対策基本法】
木庭氏 法案成立への決意は。
首相 各党で議論が進んでいる。今国会の中で成立させるべく努力したい。
【後期高齢者医療制度】
小池晃氏(共産) なぜすぐに廃止しないのか。
長妻昭厚生労働相 新制度に移行するが、その前の段階で、制度が抱える問題を極力解消する。診療報酬で75歳以上を差別しているものは、来年度に廃止する方向で実現したい。
【雇用対策】
近藤正道氏(社民) 失業者の増加にどう対応するか。
首相 年末年始にかけて非常に楽観が許されない状況だ。新たな財源措置を雇用対策に見いだしていくことも必要になってくる可能性がある。(2009/11/09-18:54)
1412
:
名無しさん
:2009/11/09(月) 19:24:26
みずほ、さすがですね。
>選択的夫婦別姓制度では首相は慎重論を展開したが、福島氏が答弁を求められていないにもかかわらず挙手。
>「ぜひ取り組んでいきたい」と述べた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091105/stt0911052234008-n1.htm
政権内の食い違い浮き彫り 自民、“左派色あぶり出し”成功? (1/2ページ)
2009.11.5 22:32
このニュースのトピックス:国会
鳩山由紀夫首相は5日の衆院予算委員会で、閣僚間の足並みの乱れを覆い隠そうとして慎重な答弁に終始した。だが、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相らが持論を展開して、かえって閣内の意見の隔たりが目立つ結果となった。自民党が閣内不一致を印象づけるために、国旗国歌や外国人参政権、選択的夫婦別姓などのテーマを集中的に突いた“左派色あぶり出し作戦”が奏功した形だ。
「宇宙ができて137億年、地球ができて46億年がたっている。地球はすべての生命体、ある意味では生命がないものに対しても存在している。どの国でも外国人が生活しているが、多くの意見があるのも事実。議論を煮詰めたい」
保守派の論客である自民党の稲田朋美氏が外国人への地方参政権付与についてただしたところ、首相は「前向きに考えている」と述べる一方、宇宙人的な答弁であいまいにかわした。
国政参政権についても鳩山首相は過去に容認していた事実を認めつつも、慎重な言い回しに終始した。
踏み込んだ答弁を避けたのは、連立与党内の意見が割れているからだ。また、自民党からの攻撃をあいまいにかわす思惑もある。だが、そんな思いとは裏腹に、亀井静香郵政改革・金融相は「慎重に考えるべきだ」と力強く否定的な見解を披露。賛成派の岡田克也外相や福島氏らとの溝が浮き彫りになった。
選択的夫婦別姓制度では首相は慎重論を展開したが、福島氏が答弁を求められていないにもかかわらず挙手。「ぜひ取り組んでいきたい」と述べた。
この日は、自民党のもう一人の保守派論客、下村博文氏も質問に立った。下村氏は平成11年8月成立の国旗国歌法に反対した菅直人副総理・国家戦略担当相、原口一博総務相、千葉景子法相、赤松広隆農水相、前原誠司国交相、小沢鋭仁環境相、福島氏の7閣僚を名指しし、「国旗を大臣室に掲揚しているか」と迫った。
福島氏は掲げていることを明言したが、加えて「個人の思想、良心に極めて属している問題だ。学校現場で思想、良心の自由を侵害する形で強制するのは許されない」と答弁。下村氏は「思想、信条の問題ではない。学習指導要領は法規だ」とかみついた。
衆院予算委における基本的質疑はこの日で幕を閉じたが、閣内の“不協和音”が印象づけられた。(坂井広志)
1413
:
ぐらもん
:2009/11/09(月) 19:59:13
>>1409
私も決して詳しいわけではないのですが、自分なりの理解をまとめます。
今のリフレ派の認識としては
①デフレが15年続いている。今はすでにデフレスパイラル状態。さらにリーマンショックで日本が最悪の被害。
②景気対策が重要。やれることは何でもやれ。若者が被害を蒙っていて、どうにもならなくなる。デフォルトの危険もある。
③財政と金融は一緒にやるから効果がある。国債を出し、インフレターゲットをし、通貨発行量を増やすことでデフレ解消と景気回復が見込める。
④ハイパーインフレにはならない。過剰なインフレを是正するために日銀がある。
⑤国債の利率は高い。デフレになればなるほど国債の価値が上がってしまうのでそのためにもインフレが必要。
⑥景気回復したら税収が上がるからそれから国債の償還や構造改革をするべき。
⑦アメリカなど欧米諸国は通貨発行を増やし上記の政策をして景気悪化を食い止めている実績がある。バーナンキを見習え。
⑧どうしても日銀がうんといわないなら政府が紙幣を作ってばらまけ。国会法でできる。
⑨日銀の独立性を過剰に解釈している。今の日銀は日銀法第4条違反。政策協定(アコード)を結び一体で景気対策せよ。
⑩構造改革は政府側を変えること。問題は消費者側、企業側なのでいまやってもダメ。
⑪経済成長が社会を良くする。15年低成長の先進国は日本だけ。
言ってることは自民の上げ潮派に近いと思います。なお、資産デフレ対策というのは「日本は土地が資産の基準になっているから土地価格の下落防止策をせよ」という意味です。
なお、⑨に関しては大塚が導入の検討を表明しています。
リフレ反対派としては
①インフレターゲットの有効性の疑問(小沢・インフレを抑えるためのものがデフレに利くのか?そもそも、インフレ、デフレを人為的にコントロール可能なのか?)
②財政タカ派(藤井)
③構造改革をすることで景気回復をすべき(岡田、中川)
④よいデフレ論(安く買い物ができて主婦にはいいじゃないか?)
⑤戦後清算論(戦後はバブルだった、今は調整過程にある)
⑥反インフレ論(戦後日本はインフレに苦しんできたからインフレなんてとんでもない)
⑦信憑性(森永卓郎のような人が言ってるから怪しい)
といったところでしょうか。何でもいいから景気回復してほしいというのが正直な気持ちですね。
ネットエコノミストの池田信夫のように「もう景気回復は無理で2030年までの日本の成長率は1%だから希望を捨てろ」というのは勘弁してもらいたいのですが。
1414
:
名無しさん
:2009/11/09(月) 20:15:44
>>898-899
>>930
良いことだと思うが「事項要求」。カネは足りるのか。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091110k0000m010054000c.html
児童扶養手当:来年度から父子家庭にも支給…鳩山首相
鳩山由紀夫首相は9日の参院予算委員会で、母子家庭だけに支給している児童扶養手当について、「父子家庭でも暮らしが厳しい家庭がたくさんある。(予算額は)150億円程度だが、しっかり予算をつける決意でやりたい」と述べ、来年度から父子家庭にも支給する意向を明らかにした。来年の通常国会に児童扶養手当法改正案を提出する。民主党の島田智哉子氏の質問に答えた。【坂口裕彦】
1415
:
名無しさん
:2009/11/09(月) 20:19:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110900845
「政治案件」が焦点に=別の場での決着求める声も−行政刷新会議
政府の行政刷新会議が9日示した予算の無駄を洗い出す「事業仕分け」の対象リストには、地方交付税のほか、医療費に影響を与える診療報酬、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)など、利害関係が絡み合う「政治案件」が並んだ。ただ、事業選定過程では民主党国会議員らのワーキンググループ(WG)内で、政治案件を対象から外し、会議とは別の場での政治決着を求める声も上がった。11日からの仕分け作業でどこまで税金の無駄遣いに切り込めるかが、鳩山政権の掲げる政治主導が試される正念場となる。
地方交付税は、2009年度当初予算ベースで約16兆円と、一般会計総額の2割程度を占める。医療費の国庫負担も約9兆円に達する上、少子高齢化を背景に増加が見込まれ、これらの増減は予算編成を大きく左右する。
選定過程では、「政治案件」をめぐり、WGや政府内で意見が分かれた。尾立源幸参院議員は「診療報酬や薬価も見直すところがあれば、提言したい」と述べ、後発医薬品の利用促進や、開業医、勤務医の報酬配分などを対象にすべきだとの考えを表明。地方交付税は、藤井裕久財務相が「対象になり得る」と働き掛けた。
しかし、WGのある議員は「政治的に一気に決める話だ」と話し、地方交付税の配分や診療報酬体系など制度の在り方にかかわる案件は、対象外とするよう主張。WG統括の枝野幸男元政調会長は「仕分けの手法になじまない」と指摘した。
仕分け作業では、事業ごとに「継続」「不要」「要改善」などと分類し、予算の無駄を指摘していく。政府は、95兆円に膨らんだ10年度予算の概算要求を、仕分け作業と財務省の査定で3兆円以上削減する方針だが、刷新会議が判断を先送りすれば、財務省の査定に丸投げとなりかねない。(2009/11/09-19:46)
1416
:
名無しさん
:2009/11/09(月) 20:25:31
>>1410
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110900846
「追い出し屋」規制の新法検討=前原国交相
前原誠司国土交通相は9日の参院予算委員会で、家賃債務保証業者が、家賃の支払いが滞った賃貸住宅入居者を強引に退去させる「追い出し屋」の被害が相次いでいることに関し、「(悪質行為への規制を)法制化できないか検討している」と述べた。藤末健三氏(民主)への答弁。
家賃債務保証は、入居者が事前に料金を支払えば、家賃を滞納した場合に保証業者が一時的に肩代わりする。短期間の滞納でも業者が無断で部屋の鍵を交換して入居者が入れないようにするなどのトラブルが続発しているが、現在は業者を直接規制する法律がない。国交省審議会の専門部会は7月にまとめた中間報告で、業者への許可制や登録制導入などを提案している。(2009/11/09-19:50)
1417
:
名無しさん
:2009/11/09(月) 21:23:58
http://www.nhk.or.jp/news/t10013669421000.html
NHK世調 内閣支持率65%
11月9日 19時40分
NHKの世論調査によりますと、鳩山内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査より5ポイント下がって65%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、3ポイント上がって21%でした。
NHKは、今月6日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行いました。調査の対象となったのは1719人で、このうちの64%にあたる1105人から回答を得ました。それによりますと、鳩山内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査より5ポイント下がって65%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、3ポイント上がって21%でした。鳩山内閣に最も期待することを尋ねたところ、「税金の無駄遣いの根絶」が28%、「年金や医療などの社会保障政策」が26%、「景気・雇用対策」が13%、「子育て支援や少子化対策」が9%などでした。そして、これまでの鳩山内閣の政権運営への評価を聞いたところ、「大いに評価する」が9%、「ある程度評価する」が56%、「あまり評価しない」が23%、「まったく評価しない」が5%でした。さらに、鳩山総理大臣が政権公約を修正してもよいかどうか、その是非を尋ねたところ、「修正すべきでない」が9%、「修正してもよい」が61%、「どちらともいえない」が25%でした。また、鳩山総理大臣が来年度予算案での国債発行額を今年度の44兆円以下に抑えるよう最大限努力したいとしていることに関連して、国債の発行額について聞いたところ、「今年度以下に抑えるべきだ」が41%、「今年度を上回ってもやむをえない」が21%、「どちらともいえない」が32%でした。一方、政府が小泉政権以来の郵政民営化の路線を見直すなどとした基本方針を決定したことへの評価を質問したところ、「大いに評価する」が10%、「ある程度評価する」が46%、「あまり評価しない」が25%、「まったく評価しない」が8%でした。さらに、日本郵政の新しい社長に旧大蔵省の元事務次官を務めた斎藤次郎氏が就任した人事の評価を尋ねたところ、「大いに評価する」が6%、「ある程度評価する」が30%、「あまり評価しない」が32%、「まったく評価しない」が21%でした。また、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって、鳩山総理大臣は、名護市に移設するとした日米合意をどうすべきか尋ねたところ、「日米合意を進めるべきだ」が23%、「日米合意を見直すべきだ」が35%、「どちらともいえない」が34%でした。一方、鳩山総理大臣が、みずからの個人献金をめぐる問題で検察の捜査に全面的に協力し、監督責任があるかどうかは捜査に委ねるとしている対応をどう思うか尋ねたところ、「妥当だ」が41%、「妥当ではない」が24%、「どちらともいえない」が28%でした。
http://www.nhk.or.jp/news/t10013669451000.html
NHK世論調査 各党の支持率
11月9日 19時40分
NHKの世論調査によりますと、各党の支持率は、▽民主党が先月より2ポイント下がって37.7%、▽自民党は2ポイント余り下がって14.1%、▽公明党は横ばいで3.8%、▽共産党は1ポイント余り下がって1.6%、▽社民党はやや上がって1.6%、▽国民新党は0.5%、▽みんなの党は0.3%、▽新党日本は0.2%、▽「特に支持している政党はない」は5ポイント近く上がって33.8%でした。
1418
:
チバQ
:2009/11/09(月) 21:56:25
http://www.asahi.com/politics/update/1109/TKY200911090251.html
張り付けお願いします
1419
:
とはずがたり
:2009/11/09(月) 23:30:55
>>1418-1419
行革スレの方に全文転載しときました〜。
やっぱもっと人員必要だよなぁ。。
電源立地地域対策交付金みたいな大物も含まれてますね。
事業仕分け対象 第2ワーキンググループ分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/2328-2331
2009年11月9日20時53分
1420
:
とはずがたり
:2009/11/10(火) 00:31:50
>>1413
御纏め感謝です。
なんで唐突に政府紙幣なんて話しが出てくるのかと思ってましたが,リフレ派の⑧より,インフレなんて操作できないんだからってゆー日銀のスタンスに業を煮やしてそんならと云う発言なんですな。
俺は財政規律論者にして経済成長論者なんでどうもこの問題に関しては自家撞着気味になります。。
リフレ派の④に関しては膨大な国債が積み上がってるので,いつ何時日本銀行券への信認が失われるかやや心配。
いつか議員板で議論したとき長期金利が安定しているから大丈夫みたいな事云ってる方が居ましたが,期待形成はジャンプするんで今落ち着いているからと云って大丈夫って云う主張はバブルの絶好調の時に今株は値上がりしているから大丈夫と云うに等しいんだけど財政出動派がそんな認識ではない事を祈りたい。亀井とかその程度の認識っぽいからなぁ。
リフレ派の⑤に関しては俺の
>>1406
と同じですね。
⑪は全くその通りで簡単に成長させられれば問題はないんですけど(´・ω・`)
リフレ反対派の④辺りは
>>1409
ですね。⑤はちょっと面白い見方だけどだからどうなのと云う感じですな。希望を棄てろってのは政治家も社会科学者も採るべきでなく希望を産むべく頑張るべきでしょうねぇ。
俺は反対派の③のスタンスに近かったんですけど,出来るなら其れに越したことないけど,世界経済がこけた状況ではそれだけではダメな気もするので先ずは極微小なインフレターゲットをしてみても良いんじゃないかと思ってます。
1421
:
ぐらもん
:2009/11/10(火) 01:39:17
>>1420
拙いまとめで申し訳ありません。
なお、リフレ派の④には円高対策の意味もあるようです。亀井は選挙で200兆の財政政策と言っていたので気にしてないのではないでしょうか。
ちなみに亀井は何でもありという意味でリフレ派に近い人ですが金融相就任と「モラトリアム法案」でリフレ派を混乱に陥れています。
中には「亀井は社会主義政権にしようとしている」という人もいます。ゲバラを尊敬していますし。
金融日記「みんな亀井静香を甘く見ない方がいい」
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51590683.html
また、反リフレ派の⑥は労組の人に多いようです。インフレになったら給料が目減りするという。
インフレに給料が追いつかなかったという歴史もありますし。
いずれにしても通貨発行量をこれまで以上に増やしてデフレを脱出し、それによって景気回復を図るというのが
リフレ派の考えです。
あと、面白い考えだなと思ったのは「日銀の目的に雇用の安定を加えよ」という主張です。
「民主党は日本銀行に雇用の安定を求めよ」
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090806
1422
:
とはずがたり
:2009/11/10(火) 02:31:01
>>1421
いえいえ網羅的ですのでベンチマークとして非常に有り難いお纏めであります。感謝。
俺の頭の中も整理されてませんけど,論者も各自或る程度適切なこと云って或る程度とんでもな事を云っててやはり整理が付いてない様な印象も受けます。
リフレ派ってゆーとなんか目新しいこと云ってるかの印象を与えるんですけど,財政出動して,インフレ起こしてってのは結局古くさいケインズ政策そのままやんけって気がして彼らはそれに対してなんて答えるんでしょうかね?
確かにケインズ派は総需要喚起の副作用としてインフレが発生してしまう,のに対して,インフレを積極的に起こすと云う発想の転換と云うか顛倒があるんですが,好景気→インフレは確かに有るにせよ,インフレ→好景気は必ずしも自明ではないのでその辺はデフレの副作用を抑えつつ結局ばらまきの総需要管理政策が景気対策って事になりそうです。
そもそもケインズ政策が否定されて新自由主義者の登場を許したのは,ケインズ政策が行き詰まったのがスタグフレーションで,これはインフレと不況の同時進行でありまして,リフレ政策実行してみたらスタグフレーションが起きただけと云う全然笑えない状況も考えられます。
そういう意味でリフレ策の導入をするにせよ反リフレ派の③辺りの見方は堅持すべきかと思います
また反リフレ派④の否定はブロック経済圏等保護貿易から大戦へと至った戦前の二の舞を起こしかねないのでその辺はリフレ派がいくらデフレを憎んでいても途上国からの安い製品の流入への寛大さは忘れないで居て欲しい所であります。
亀井は声でかくて五月蠅いし,参院選の勝敗ラインは社民党が切れる議席ではなくて国新党も切れる議席って事になりましょうね。
1423
:
とはずがたり
:2009/11/10(火) 14:50:41
<地方環境税>原口総務相が創設検討表明 地方側の提言受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091110-00000036-mai-pol
11月10日11時39分配信 毎日新聞
原口一博総務相は10日午前の閣議後会見で、新たな地方税として「地方環境税」の創設を政府税制調査会で検討する方針を明らかにした。地方環境税は、民主党がマニフェスト(政権公約)に盛り込んだガソリン税などの暫定税率廃止の代替財源として、全国知事会など地方側が新設を提言していた。原口氏は地方環境税の目的を「暫定税率廃止の穴埋めではなく、地球環境の回復を図るためだ」と説明した。
全国知事会が提言した地方環境税は、暫定税率廃止に伴う財源不足を穴埋めするため、ガソリンや軽油などの化石燃料に、炭素の含有量に応じて課税するもの。10年度の税制改正を前に10月、原口氏に要望していた。これを受けて原口氏は9日、小沢鋭仁環境相と協議し、地方環境税のあり方を検討することで一致した。
税制調査会は今後、全国知事会の提言などを参考にしながら、税目や税率などで議論を重ねる。暫定税率廃止に伴う地方自治体の財源不足分は、09年度ベースで8055億円に上る。【石川貴教】
1424
:
名無しさん
:2009/11/10(火) 17:31:29
国民や沖縄県民が国外移設を希望してるなら本気で言って見たら??
「アメリカよ、沖縄から出てってくれないか?」って。
その答えが返ってきたら、また考えればいいんだよ。
言わないでだまってるっていう態度が、弱いいじめられっ子みたいでやだね。
1425
:
名無しさん
:2009/11/10(火) 17:32:32
国民や沖縄県民が国外移設を希望してるなら本気で言って見たら??
「アメリカよ、沖縄から出てってくれないか?」って。
その答えが返ってきたら、また考えればいいんだよ。
言わないでだまってるっていう態度が、弱いいじめられっ子みたいでやだね。
1426
:
名無しさん
:2009/11/10(火) 18:50:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091110/plc0911101813016-n1.htm
ヒゲの隊長、岡田外相にかみつく「あなたが若葉マーク!」
2009.11.10 18:13
参院予算委員会で質問する自民党の佐藤正久氏=10日午前11時20分、国会・参院第一委員会室(酒巻俊介撮影) 「自衛隊は若葉マークだというが、あなたが若葉マークだ!」
イラク復興支援の「ヒゲの隊長」として知られる自民党の佐藤正久参院議員が10日の参院予算委員会で、岡田克也外相にこうかみついた。
岡田氏が9月のテレビ朝日の番組でアフガニスタン支援に絡み「若葉マークのついた自衛隊」と発言。佐藤氏は「どれだけの隊員が傷ついたか」とせまり、撤回を求めた。しかし、岡田氏は「表現の問題だ。普通の軍隊と違い武器の制約がある」と反論し、発言を撤回しなかった。
1427
:
名無しさん
:2009/11/10(火) 18:51:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111000886
自衛官派遣見送り=対テロ、日本の存在感に陰りも−アフガン支援
オバマ米大統領の初来日に向け政府が検討してきたアフガニスタン支援策が10日、まとまった。今後5年間で実施する50億ドル(約4500億円)の資金援助は、同国への支援としては米国に次ぐ規模。ただ、自衛隊の派遣は連立政権内の慎重論から見送りで決着した。来年1月にはインド洋で給油活動を続けてきた海上自衛隊が撤収、「テロとの戦い」での日本の存在感に陰りが出る懸念もある。
「喜ばれるような支援策を講じることが、アフガンをはじめとした国際的に評価される」。鳩山由紀夫首相は10日の参院予算委員会で、反政府勢力タリバン元兵士の社会復帰支援やカブールの都市開発、農業技術支援などを盛り込んだ日本の貢献策の意義を強調した。
日本は2001年以降、給油支援と並行して17.8億ドルに上るアフガン支援を行っているが、新たな支援策はこれを大幅に積み増した。321億ドルの資金援助を表明している米国には及ばないものの、日本の支援規模は英国を上回って世界2番目となる。
首相は13日の日米首脳会談で、民生支援を通じアフガン安定を図ることを大統領に説明し、理解を求める意向。外務省幹部は「アフガンでは日本の資金で病院、学校を整備してきた。目に見える形で復興に役立っており、(戦費を負担したが国際社会に評価されなかった)湾岸戦争のときとは違う」と自信を示す。ただ、新たな支援策には自衛隊による活動は盛り込まれなかった。アフガン本土に展開する国際治安支援部隊(ISAF)に「連絡調整官」として自衛官を派遣する案も浮上していたが、社民党の反対などで立ち消えになった。
政府が「単純延長はしない」としている給油活動に対しては、英国やパキスタンに継続を求める声が強い。10日の参院予算委では自民党の佐藤正久氏が給油打ち切り方針を批判。首相は「給油支援を受けた国々からの失望感というものはあると思う。国益のロスだと考えられる」と答弁、一定の影響を認めざるを得なかった。(2009/11/10-18:26)
1428
:
名無しさん
:2009/11/10(火) 19:40:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091110/stt0911101132006-n1.htm
閣僚から「事業仕分け」に疑問
2009.11.10 11:29
このニュースのトピックス:鳩山内閣
北沢俊美防衛相は10日午前の閣議後の記者会見で、政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)が行う平成22年度概算要求の無駄を削るために行う「事業仕分け」の対象に在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)を盛り込んだことに対し、「米国と取り決めをしているので、一義的には防衛省が米軍と話をし、きちんとした精査をして臨まないといけない。いきなり刷新会議が入ってきて『削る』という話はいささか乱暴だ」と述べ、慎重な対応を求めた。
一方、前原誠司国土交通相も閣議後会見で、事業仕分けの対象に直轄河川・ダムの維持管理や道路整備事業が挙げられたことに、「わが国交省の根幹にかかわる政策になっている。何をやられるのか」と疑問を呈した上で、「中身を精査していただくのは大歓迎だが、根幹にかかわるところは国交省が主体的にやらせていただく」と述べた。
1429
:
名無しさん
:2009/11/10(火) 21:03:53
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091109/stt0911092355014-n1.htm
省庁・地方は早くも反発 事業仕分けで“聖域なし”アピールも (1/2ページ)
2009.11.9 23:53
このニュースのトピックス:農林水産
政府の行政刷新会議が9日決めた447事業の「事業仕分け」リストには、地方交付税や政府開発援助(ODA)などの“大物案件”が並んだ。無駄な予算の象徴と位置づける天下り先の独立行政法人や重要政策に掲げる環境関連もやり玉に挙げ、“聖域なし”をアピールした。ただ、大物の切り込みには高度な政治判断が必要なうえ、各省庁や地方からの反発は必至で、実際にどれだけ予算を削れるかは不透明だ。
「大幅な税収減を勘案した歳出削減をできるようお願いしたい」
仙谷由人行政刷新担当相は9日の会議で、今後の作業に強い意気込みを見せた。だが、いずれの事業も、今後の紆余(うよ)曲折を予想させるものばかりだ。
地方交付税では総務省が平成22年度予算概算要求で1・1兆円の増額を要求し財務省が反対している。交付税の増額が見送りになれば、地方の反発は確実で、原口一博総務相は「間違っても地域主権の文脈から外れるような議論はないと(会議で)確認した」と牽制(けんせい)した。
対象になったODAの無償資金協力では外務省が1572億円を要求している。窓口となる独法の国際協力機構(JICA)に対しては「渡航費などが高すぎる」(会議メンバー)との批判が出されたが、国際社会での日本の存在感低下を招く恐れもあり、外務省の抵抗は必至だ。
食料安定供給特別会計や農山漁村振興基金など97事業と最も多かったのが農林水産省。「補助金行政の色彩がかなり濃い」(蓮舫参院議員)と判断したためで、農家への戸別所得補償に軸足を移す構えだ。
経済産業省では住宅への太陽光発電パネル設置への補助金が対象になった。家庭の太陽光発電の電気を電力会社に全量買い取らせる制度を導入することが根拠だが、経産省の担当者は「なくしてはいけない制度」と戸惑いをみせる。
地方では、関西国際空港会社への補給金や整備新幹線の未着工区間の調査費がリストに入った。関空会社では、発着便の拡大のため、補給金増額による着陸料の引き下げを検討していたが、「戦略が狂いかねない」(関係者)と危(き)惧(ぐ)している。
各方面からの反発に対し、加藤秀樹事務局長は「総理の判断でどう次に移すかが重要」としており、最終的には鳩山由紀夫首相の決断が焦点となる。
1430
:
名無しさん
:2009/11/10(火) 21:11:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009111002000094.html
<論戦2009>後期高齢者医療制度 “変節”民主苦しい弁明
2009年11月10日 紙面から
鳩山由紀夫首相らは九日の参院予算委員会で、後期高齢者医療制度をめぐり、野党時代に廃止法案を共同提出した共産党から「早く廃止すべきだ」と攻められ、苦しい弁明に終始した。鳩山政権は衆院選後、廃止時期を二〇一二年度以降に先送りする方針に転換したが、野党が過半数を占めていた参院で昨年、廃止法案を可決した経緯があるためだ。 (原田悟)
法案は今年三月末で制度を廃止し、従来の老人保健(老健)制度に戻す内容。
質問した共産党の小池晃政策委員長は、法案の共同提出者の一人で「自公政権が退場したから、後期高齢者の言葉も退場と思っていた。何で態度が変わったのか」と疑問をぶつけた。
首相は「すぐに廃止できると思っていたが、二年かかる」と答弁。
担当の長妻昭厚生労働相も「役所の資料をつぶさに見た。前の(老健)制度にも疑問がある」として、システムの改修など二年を要する作業内容を説明し、四年以内に新たな制度に移行する考えを示した。
しかし、小池氏は、廃止法案の審議で民主党議員が「とにかく老健制度に戻すことが重要だ」と主張していたことを指摘。「長妻さんの口から、そういう言葉が出てくるとは思わなかった。役人に言われて引き下がったのか」と繰り返し早期廃止を要求した。
首相と長妻氏は「七十五歳で人を区別するのは信じられない発想だ」「やめる前に、七十五歳以上の方々にはしっかりとした措置を取る」と、ひたすら理解を求めたが、明らかに劣勢だった。
「信じられない制度を続けるのが信じられない」「冷たい政治の象徴だ」と突っ込まれ続けた状況にも「ご理解願いたい」と頭を下げるしかなかった。
1431
:
名無しさん
:2009/11/10(火) 21:53:38
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4280204.html
「事業仕分けチーム」始動前に現場では
予算の無駄を洗い出す行政刷新会議の「事業仕分けチーム」が11日から始動します。仕分けの対象となるのは、447の事業ですが、果たして、どこまで適切な判断ができるのでしょうか。
東京・江戸川区の歯科医院。厚生労働省では、80歳で20本以上の歯を残そうと奨励する8020運動を推進しています。
いつまでも健康な歯を。1989年に厚生省と日本歯科医師会が提唱し、20年にわたり続けているのが8020運動、普及に向けて国から補助金が各都道府県に交付されていますが、そこに現れたのが・・・
「“必殺事業仕分け人”だという言い方もされている」(鳩山首相)
予算の無駄を洗い出す行政刷新会議の仕分けチーム。9日、来年度予算の概算要求に盛り込まれたおよそ3000の事業のうち、447事業を仕分けの対象とすることにしましたのですが、その中には、この8020運動も含まれていました。
「歯は生きる上で食べる源となる入り口でございますから、我々の事業というのはそのまま継続させていただきたい」(江戸川区歯科医師会・矢作眞大会長)
駅前で署名活動をするのは、国家公務員の宿舎建設に反対する市民団体。
「この自然をぜひ残したい。それが運動の原点であります」(朝霞基地跡地利用市民連絡会・大野良夫事務局長)
埼玉県の朝霞市に東京ドーム4個分の敷地が広がっています。かつて、アメリカ軍が使用していた土地が国側に返還されたものです。3年前、ここに突如、国家公務員を対象とした宿舎を建設する計画が浮上。13階建てのツインタワーが来年1月に着工予定ですが、こちらも事業仕分けの対象となりました。
「まとまった官僚が住む施設は戦後の住宅難ではありませんので。見直す、廃止も含めて見直す」(朝霞基地跡地利用市民連絡会・大野良夫事務局長)
市民団体は、宿舎工事が事業仕分けの対象となったことで建設計画をストップできるのではと期待します。ただ、この宿舎工事は既に建設業者との間で契約済みです。変更は容易ではありません。
宿舎の建設計画を受け入れ、公務員の大量入居による税収増を期待していた朝霞市側も困惑の表情を浮かべます。
「すでに事業がスタートしていますのでその辺がどういう形なのか。我々自治体としてはよく分かりません。不安といえば不安ですし、なぜ今更ということもある」(朝霞市・小澤隆副市長)
この宿舎の総工費は106億円。概算要求95兆円から3兆円分の無駄を洗い出しを目指す仕分けチームからすれば、決して大きな額ではありませんが、金額以上に大きな意味があるといいます。
「言いなりになっていると思われるのはよくないので“財務省”の事業にもきっちり目を付けてやりますからと(財務省に)通告してある」(事業仕分けメンバー)
国家公務員の宿舎は予算編成の権限を握る財務省が管轄しています。ある事業仕分けメンバーによりますと財務省が影で行政刷新会議を操っているのではとの指摘もあるだけに、財務省が管轄する事業に切り込むことで会議の独立性をアピールする狙いもあるといいます。
一方で、8020運動については民主党の支持団体となり得る日本歯科医師会が推進しているだけに、来年の参院選を前にしてどのような判断を下すのか、注目されます。
いよいよ11日動き出す事業仕分けチーム。その様子は報道陣だけでなく、インターネットを通じて中継されます。(10日19:18)
1432
:
チバQ
:2009/11/10(火) 22:57:17
8020運動はまあ良いとして それにどれだけの予算をかけてるんですかね。
小学生にポスター描かせて、歯医者と福祉施設に貼るくらいでしょ?
ポスターの印刷代くらいしか経費かからんとちゃう?
1433
:
ぐらもん
:2009/11/11(水) 02:02:56
>>1421
リフレ派を自任したり主張している人も新しい政策とは言っていませんね。むしろ、ケインズ政策そのままであると。
インタゲや金融政策の強調が目立つんですが。あと、日銀への批判ですね。
バブル対策で成功した「ゼロインフレ」をいつまでやっているのか?という。
あと、昨日書き忘れたのですが民主党の金融対策には「住専処理」と99年の「金融再生法」の影響が強いのではないか?と思っています。
要は失敗したからどうやって国民負担させずにやるのか?ということばかりが強調されているんですよね。
この頃から民主は日銀の肩を持つようになるのですが。(その最たるものは総裁人事でした。)
不思議なことにリフレ政策は財務省、日銀と民間の金融機関出身者がいやがる傾向があるので余計に嫌われる傾向があるのかもしれません。
民主でも小沢環境相以外は部外者なんですよね。(大串氏は金融庁、金子氏は経済企画庁出身)
ただ、最近網屋信介氏がリフレ政策に賛同したのに注目しています。前のリストを書いた時には気づかなかったのですが。
網屋氏は日本の金融業界の超大物の一人らしい(AERAより)のでもしかすると風向きが変わるきっかけの一つかもしれません。
あと影響力のある人といえば今井雅人氏がいいだせば大分風向きが変わるのでは。
ただ、二人とも1年生議員なので影響は見えないのですが。
1434
:
とはずがたり
:2009/11/11(水) 08:29:31
>>1433
金融機関がインフレ嫌がるのは実質貸し出し残高がマイナスに成ったりしかねないからでしょうかね?
専門家はインフレはだめなものという固定観念が強そうですからねぇ。基本的にインフレと経済成長は負の関係にあると云う事でコンセンサスも出来ていますので。
しかしこのコンセンサスも,ごく低いインフレ率の所でトービン効果みたいなのが出ている研究もありますし,計量経済に疎いので確たる事は云えないんですけど,ハイパーインフレーションで経済が機能しなくなるケースのサンプルに引っ張られてるんじゃないのかと云う気も致します。。
リフレ派がオールドケインジアンと同じだと自認してるなら話しは早くて,ケインジアンが嘗て浴びた批判にどの様に答えてゆくか,ですね。
まあその答えの一つが
>>1413
の①の不況というか半恐慌状態と云う認識なんでしょうけど,個人的には反リフレ派の③辺りの考えも考慮に入れていかないと失敗するのではないかと云う感じがしております。
1435
:
名無しさん
:2009/11/11(水) 09:26:14
下地幹夫議員のブログより
No.245 2009年11月10日
シリーズ「嘉手納統合案の真実」(全4回)
第1回「政府と沖縄県はなぜ13年間も普天間基地の辺野古移設で合意できないのか」
今月13日からアメリカのオバマ大統領が来日されます。オバマ大統領のアジア歴訪の最初の訪問地が日本であることからしても、アメリカが日米同盟の重要性を強くアピールしていることは間違いないでしょう。そのオバマ大統領と鳩山総理の日米首脳会談で、両首脳の心の中の最大の関心事が、米軍普天間飛行場の返還・移設問題ではないでしょうか。
下地ミキオのホームページでは、注目すべきオバマ大統領の来日を控え、今日から4回にわたって、「嘉手納統合案の真実」をお届けいたします。1回目の今回は、普天間飛行場の返還が決まってから今日までの13年という時間をたどってみたいと思います。
「政府と沖縄県はなぜ13年間も普天間基地の辺野古移設で合意できないのか」
アメリカ国務省のカート・キャンベル次官補はかつて、沖縄の姿を「Too many eggs in a basket(多くの卵が一つのかごに詰め込まれている)」と表現し、沖縄における米軍再編計画の難しさを物語りました。同じカゴの中で卵を入れ替えようとしても、卵はバランスを失って崩れてしまう、つまり、沖縄県内で移設をすることは困難だということであります。
この難しい米軍再編計画がスタートしたのは1996年4月12日午後8時、当時の橋本総理が、総理官邸で「普天間基地の全面返還」を発表してからであります。あれから13年が経過し、その間、総理大臣は8人、防衛大臣は16人、沖縄県知事と名護市長はそれぞれ3人というように、多くの政治家が沖縄県の米軍基地負担軽減のために努力されてきましたが、普天間基地の辺野古移設は実現しておりません。
その間の政治状況はといいますと、“政府は自民党”、“知事も自民系”、“県議会も自民系が過半数”、“名護市長も自民系”、“名護市議会も自民系が過半数”という、ある意味パーフェクトな状況で取り組んできたわけであります。しかし、何度も申し上げますが、日米両政府は合意しましたが、いまだ政府と沖縄県は合意していない。それが普天埋設問題の現実なのであります。
なぜ、このような政治状況の中においても合意できなかったのかということは、沖縄県と政府との間で“不一致”が起こっているからであります。ひとつめの“不一致”は、1996年4月12日、橋本総理と大田知事との間で起こりました。当初の普天間基地の全面返還が決まった際に、橋本総理は「普天間基地の返還と同時に、代替施設が必要だ」と大田知事に伝えたと言われておりますが、大田知事は「聞いていない」として意見の相違が生まれ、1998年2月6日、大田知事は、政府が提案した「撤去可能な海上ヘリポート案」を拒否いたしました。
ふたつめに、稲嶺知事が当選後3年という時間をかけて提案された「軍民共用2000メートル滑走路・使用期限15年案」であります。稲嶺知事の思いは、「米軍基地負担を永久に沖縄が背負うべきではない」という考えから、時限付きにするべきだということで、使用期限を条件にされました。しかし、日米両政府は、膨大な予算を投下し建設した2000メートル滑走路に15年の使用期限を設けることはできないと拒否いたしました。その結果、政府が提案した「L字案」に対して、稲嶺知事は合意しなかったのです。その後の2006年4月、突然、「L字案」が「V字案」に修正されたわけですが、その時も、島袋名護市長と政府は合意しましたが、稲嶺知事は「L字案」と同様に「V字案」に対しても、使用期限がないことを理由に合意に至らないまま、稲嶺知事は任期満了をもって知事職を退くことになりました。
みっつめは、仲井真知事が、日米両政府が合意した「V字案」に対して「V字案の沖合い移動修正案」を提案したことであります。しかし、これについても日米両政府は受け入れられないとして、今でも合意に至っておりません。なぜ、日米両政府が仲井真知事の「沖合移動案」を認めないかという理由として、「修正を認めるとパンドラの箱が開くことになる。それは、海兵隊が、現在の1500メートル滑走路の辺野古案について不満を持っており、この修正の機会に新たな要求を海兵隊が突きつけてくるのではないか。そうなれば、せっかく合意した日米両政府の案そのものも壊れてしまう」ということであります。そして、仲井真県政は今月で3年目を迎え、今もって合意できていないというのが現状であります。
これが「日米が合意しても、沖縄県と政府の間で合意がなければ進まない」という13年間の検証の結論なのであります。
*2回目の次回は、「米軍普天間飛行場辺野古移設決定に潜む5つの政治的リスク」をお届けします。
衆議院議員 下地幹郎
1436
:
名無しさん
:2009/11/11(水) 19:22:09
亀井を差し替えたい。
>国民新党の亀井代表は、「仕分け人のメンバーに外国人や市場原理主義者がメンバーに入っているのは問題だ」
>として差し替えを求め、国民新党所属の議員を新たに加えるよう求めました。
http://www.mbs.jp/news/jnn_4281073_zen.shtml
■ 「事業仕分け」スタート、初日の成果は
鳩山政権の目玉政策、予算の無駄を洗い出す「事業仕分け」が11日からスタートしました。初日の成果はどこまで上がったのでしょうか。
予算編成に潜む無駄、その洗い出しに向け、公開の場で議論を交わす事業仕分けは、開始からおよそ8時間がたった午後5時50分現在も続いています。
11日の仕分け対象は、国土交通省や厚生労働省、文部科学省などの50事業で、議論が白熱する一方で、平行線のままとなっている場面も見られました。
「私の話も聞いてください。そちらから一方的で、こちらが話そうとしていることを止められるというのは心外でございます」(文科省系独立法人 国立女性教育会館)
「いいですか、例えば女性会館の設立の目的については、ほぼ異論ないんですよ。質問が出ているのは、目的はいいけれども、効果としてつながるのかどうかというところが問題なので」(統括 枝野幸男衆院議員)
「就職率は、ものつくり大学が93.2%、20年度。総合大は98.9%であります」(厚労省系独立法人 雇用・能力開発機構)
「それはデータに誤りがございます。そういう説明しないでください。なんで98%なんですか」(尾立源幸参院議員)
これまでのところ、国交省、農水省、厚労省、文部科学省の7事業、およそ484億円が廃止と判定されたほか、予算要求の縮減や自治体、民間へ移行すべきとされた事業も出ました。
しかし、注目された診療報酬や薬価=薬の価格については見直しと判定されたものの、議論が深まるというよりは、意見の表明の場にとどまった感もありました。
一方で国民新党の亀井代表は、「仕分け人のメンバーに外国人や市場原理主義者がメンバーに入っているのは問題だ」として差し替えを求め、国民新党所属の議員を新たに加えるよう求めました。
これに対し、平野官房長官は仙谷行政刷新担当大臣に対し、亀井代表と協議するよう指示したということです。(11日17:52)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091111/stt0911111859016-n1.htm
【事業仕分け】外国人も参加、エコノミストや首長経験者も
2009.11.11 18:57
三つの作業グループに分かれて始まった「事業仕分け」作業。右側が傍聴者。テーブルの奥と左右が仕分け人、同手前が各省の説明者=11日午前、東京都新宿区 平成22年度予算の概算要求の要否を判断する行政刷新会議「事業仕分け」ワーキンググループ(WG)には、民主党議員のほか、民間からも56人が“仕分け人”として参加している。
民主党議員は、刷新会議を所管する仙谷由人行政刷新担当相と近い枝野幸男元政調会長が統括役で、菊田真紀子、田嶋要、津川祥吾(しょうご)、寺田学各衆院議員、蓮舫(れんほう)、尾立源幸(おだちもとゆき)両参院議員の7人。枝野氏を除く6人は2人ずつ3グループに分散して民間人とともに予算の無駄遣いを探す。
民間からは政府税制調査会会長などを務めた石弘光(いし・ひろみつ)放送大学学長や川本裕子早稲田大大学院教授、翁百合(おきな・ゆり)日本総合研究所理事ら経済、財政に詳しい著名な学者や米国人エコノミストらが名を連ねた。
このほか、首長経験者や地方公務員も加わった。民間人の人選は加藤氏が中心となって進めた。
1437
:
とはずがたり
:2009/11/11(水) 19:32:56
>>1436
小沢の専横は,まあ小泉チルみたいな4年後の惨めな惨敗を避けるべく選挙の鬼が早くも次を見据えて風に頼らない選挙を教え込んでいるんだと思える部分もありますけど,亀井に関しては,はよぉ来夏の参院選終われって感じですねw
1438
:
名無しさん
:2009/11/11(水) 19:42:12
>>1436
http://www.asahi.com/politics/update/1111/TKY200911110131.html
国土・景観形成調整費「廃止を」 事業仕分けスタート2009年11月11日13時16分
大勢の傍聴者が見守る中、行政刷新会議の「事業仕分け」が始まった=11日午前10時35分、東京都新宿区、鬼室黎撮影
インターネット中継も行われた行政刷新会議の「事業仕分け」=11日午前9時38分、東京都新宿区、鬼室黎撮影
来年度予算要求の無駄を洗い出す行政刷新会議の「事業仕分け」が11日、国立印刷局市ケ谷センター(東京都新宿区)で、一般公開されて始まった。午前の仕分けでは、宿泊・研修施設を運営する独立行政法人の地方移管や予算削減を求めたほか、事業環境が変わった場合に使う「国土・景観形成事業推進調整費」(概算要求額200億円)の「廃止」を結論づけるなど、厳しい判断が相次いだ。
国土交通省が所管する公共事業関連では、国が一部を補助する下水道事業(同約5188億円)を「自治体が判断する環境を整えるべきだ」として、「地方への移管」が必要と判断した。
国交省幹部は景観形成事業の廃止について、「大変厳しい評価をいただいたが、この場の判断が(鳩山政権としての)正式決定とは聞いてない」と、今後の復活に期待を示した。下水道事業の地方移管については「議論が消化不足だった。地方への移管は将来的な話だ」とした。
事業仕分けでは、全体で447事業を取り上げる。同じような事業をまとめて約200項目に整理して、1項目ずつ仕分けする。過去最大の約95兆円に膨らんだ概算要求をどこまで削減できるかが焦点。今後、財務省と各省庁は予算査定の作業を本格化させる。調整次第で、今回の事業仕分けの判断通りの見直しにはならない可能性もある。
鳩山由紀夫首相は同日朝、官邸で記者団に対し「国民のみなさんが一番期待していることだから、なんとしても、政府全体でやりあげなくてはいけない」と述べた。
会場となった同センターの体育館は三つのワーキンググループ(WG)の作業スペースに区切られた。朝から数百人の一般傍聴者と取材関係者が集まった。
第3WGでは、「青少年自然の家」など全国28カ所の研修・宿泊施設を運営する文科省所管の「国立青少年教育振興機構」など三つの独立行政法人を取り上げた。
文科省や施設側は「子どもに貴重な体験を提供できる」「利用者アンケートでは満足度が高い」などと主張した。だが、蓮舫参院議員や民間の仕分け人からは、「地方でも同じような施設がある」「宿泊費が安く民業圧迫ではないか」などの指摘が相次いだ。
約50分の議論の結果、半額または3分の1に予算額削減との意見が最も多く、施設運営については、「地方またはNPOへの移管」が適当と判断した。
仕分けの評価基準は、(1)事業が必要か(2)国が担わないといけないか(3)来年度予算に盛り込むべきか(4)事業内容や組織、制度などに改革の余地はあるか(5)予算額は妥当か、の5項目。
事業仕分けは17日までの平日の5日間と24〜27日の計9日間の日程で実施される。
1439
:
名無しさん
:2009/11/11(水) 19:43:00
>>1436-1438
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091111/stt0911111808014-n1.htm
亀井氏吠える 外国人や市場原理主義者を入れるな! 行政刷新会議の人選で国民新党が批判
2009.11.11 18:05
このニュースのトピックス:鳩山内閣
行政刷新会議の事業仕分けメンバーの人選をめぐり、国民新党内で11日、批判が噴出した。モルガン・スタンレー証券のロバート・フェルドマン経済調査部長や政府の経済財政諮問会議の元メンバーが含まれていたためだ。
亀井静香代表(郵政改革・金融相)は幹部会の席から平野博文官房長官に電話し、「強権をふるう刷新会議のシステムに国民新党や社民党が入らず、外国人や市場原理至上主義者を入れているのはおかしい!」とまくし立てた。
これに対し、平野氏は11日の記者会見で、「(仕分け人は)固定メンバーとは考えておらず、補強があっても問題はない」と述べ、メンバーの再調整もあり得るとの見方を示した。
平野氏は亀井氏の“物言い”について「不手際ではない」と釈明したが、メンバーの人選については民主党の小沢一郎幹事長への根回し不足でやり直したばかり。政府の調整不足が改めて露呈したかたちだ。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00166381.html
政府行政刷新会議、「事業仕分け」の対象に決めた447の事業や組織の仕分け作業開始へ
政府の行政刷新会議は、2010年度予算の概算要求から無駄遣いを洗い出す「事業仕分け」の対象に決めた447の事業や組織について、11日から作業チームによる公開の仕分け作業を始める。
民主党の枝野元政調会長は「皆さん、頑張ってやっていこうと」と述べた。
民主党の尾立参院議員は「相手が黙ったら、こちらの勝ちだと。そこまで頑張れと」と述べた。
作業チームのメンバーは10日夜、作業を前に意見交換を行い、統括役の枝野元政調会長が、「国民の期待に応えるよう頑張ってほしい」とげきを飛ばした。
仕分け作業は、都内の体育館で9日間にわたり行われる予定で、初日の11日は、診療報酬や薬価の国庫負担のほか、独立行政法人に対する運営費交付金などについて結論が出される。
(11/11 06:28)
1440
:
小説吉田学校読者
:2009/11/11(水) 20:32:16
>>1436-1437
>>1439
亀井の吠えは、国民新党もメンバーに入れろと言いたいだけだと思いましたが、そういう記事が出ましたね〜。
あと「相手が黙ったら、こちらの勝ち」とかそういう観点でやるんじゃないよ。口げんかとか我々ネット上の発言じゃなく、「政治家」の発言なんだから。まるで、「抵抗勢力」を作り上げて世論を盛り上げるのと同じ考え。せめて「これから官僚機構との戦いが始まる」とかそういう言い方はできないのか。
前も書きましたが、どうか政争化しないように。その尻尾を掴ませる軽口も慎んだ方がいい。そういう意味で非常に残念な尾立発言だと思います。
まあ、それはともあれ、仕分け作業が終わっても、これから「最終報告書作り」「与党各党内合意」「与党各党間合意」「閣議決定」とプロセスがあるわけで、ここのところで文章とか作るときに、「官僚的微修正」が入るかどうか、そこまで注視していきましょう。我ながらまとまりのない文章だw。
1441
:
名無しさん
:2009/11/11(水) 20:41:39
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091111ddm005010013000c.html
衆参予算委:質疑終了 政治主導、安全運転で 閣僚、答弁力に不安も
衆参両院の予算委員会は10日、計6日間の質疑を終えた。自民党政権では当たり前だった官僚答弁は大幅に減り、鳩山由紀夫首相ら閣僚が自らの言葉で答える姿は「政治主導」を改めて印象づけた。半面、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、閣僚の答弁が食い違うなど、政権初の本格論戦では各閣僚の答弁力に不安も残した。【坂口裕彦】
「現在、インド洋で活動している自衛艦の名前は何か」
陸上自衛隊OBの佐藤正久議員(自民)は10日の参院予算委で、北沢俊美防衛相に、通告なしの質問をぶつけた。鳩山政権が掲げる「脱官僚依存」を逆手にとり、閣僚の答弁能力を試す戦術だ。「正確な名前は存じ上げない」と答えた北沢氏に対し、佐藤氏は「自衛隊員の数は」「自衛隊の最高指揮官は」と基本的な質問を浴びせ続けた。
自公政権では存在感の薄かった副大臣や政務官の役割も一変した。9日の参院予算委では、インターネット選挙運動の解禁について、43歳の階猛総務政務官(衆院当選2回)が「まだ経験の短い若手だが」と前置きしながら答える場面もあった。政務三役と呼ばれる閣僚、副大臣、政務官の負担は増している。
それに反比例するように、国会論戦での官僚の存在感は低下した。前政権下の予算委では1日10人以上が呼ばれるのが常だったが、参院予算委の3日間で答弁した官僚は延べ8人。10日は内閣法制局長官ら官僚4人が答弁に立ったものの、衆院予算委ではゼロで、隔世の感が漂う。
ただし、鳩山政権が政治主導を演出できたのは、今国会に予算案を提出せず、重要法案を次期通常国会に先送りする安全運転に徹したためでもある。政府内にも「今回は、政治姿勢を問う話が多かったから対処できた。法案審議の細かい話までできるかは別問題だ」(首相周辺)と、通常国会の対応を懸念する声が聞こえる。
自民党の大島理森幹事長は10日の記者会見で、「鳩山政権は経済全体のグランドデザインがないし、外交・安保にも不安がある。政権の問題点を明らかにできた」と予算委を振り返った。同日夜には党国対に「政府・与党が衆院予算委で『政治とカネ』『外交・安保』の集中審議に応じない限り、こちらも給与法改正案と肝炎対策基本法案以外の審議に応じるな」と指示した。今国会でさらに政府を追及する構えだ。
年明けの通常国会は、冒頭から予算審議漬けとなる。新政権はマニフェスト(政権公約)との整合性など、より説明責任を問われる。
1442
:
名無しさん
:2009/11/11(水) 22:10:28
http://www.asahi.com/politics/update/1111/TKY200911110354.html
7項目500億円分に「廃止」 事業仕分け初日(1/2ページ)2009年11月11日21時42分
来年度予算要求の無駄を洗い出す行政刷新会議は11日、初日の「事業仕分け」を国立印刷局市ケ谷センター(東京都新宿区)で行った。対象の23項目のうち農道整備事業(概算要求額約168億円)や若年者雇用対策の「若者自立塾」(同約4億円)など計約500億円、7項目で「廃止」を打ち出した。地方移管や予算の大幅削減など全事業に見直しを求め、厳しい判断となった。
仕分けの結果、「廃止」と判断された事業の所管省庁からは、「結果は参考程度にしかならない」(政務三役の一人)などと反発の声もあがっている。
ただ、藤井裕久財務相は11日夕の記者会見で「事業仕分けで出た結論は、的確に査定するように(主計局に)指示した。元の木阿弥(もくあみ)にはしない」と、仕分け結果を尊重する方針を示した。鳩山由紀夫首相も同日夜、首相官邸で記者団に「徹底的に見直そうと非常に力が入っている。滑り出し好調、真剣になってるなとうれしく思う」と語った。
「廃止」と判断した事業には、100億円を超える大型公共事業が含まれる。国土交通省の国土・景観形成事業推進調整費は「予備費で対応可能」、農林水産省の農道整備事業は「歴史的使命を終えた」と判断。厚生労働省の健康増進対策費、若者自立塾、文部科学省の子どもの読書活動の推進事業と子どもゆめ基金、小学生への英語教育などソフト事業にも「政策効果が不透明だ」などと指摘した。
国交省の下水道事業や農水省の農業集落排水事業は、自治体の判断を重視すべきだとして「地方移管」となった。ともに今後、具体的な移管方法や時期をめぐり、地方側との調整が必要となる。
廃止や移管ではなく、来年度予算への計上を「見送り」と判断したのは、厚労省のレセプトオンライン導入のための機器整備補助。「オンライン化は必要であるという認識は変わりないが、やり方についてもっと慎重に吟味をして国税を投入すべきだ」(尾立源幸参院議員)とした。
政治判断の伴う厚労省の診療報酬については、仕分けにあたった16人全員が「見直し」と判断した。収入が高いとされる開業医と、勤務医との収入格差を是正すべきだとの意見が大勢を占めた。
刷新会議では計9日間の作業を通じて無駄を洗い出し、予算編成の査定作業に生かすデータをそろえる方針。統括役を務める民主党の枝野幸男元政調会長は11日、「公開の場で議論されるプロセスが重要だ。結果として予算のあり方が有権者に納得してもらえるのではないか」と話した。(松田京平)
1443
:
名無しさん
:2009/11/11(水) 22:45:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111101120
駆け足判定に反発も=省庁担当者「結果ありきだ」−事業仕分け
政府の行政刷新会議による「事業仕分け」は初日の11日から、有識者、専門家らで成る仕分け人が事業の廃止を次々と決めた。しかし、駆け足で行われる判定に「結果ありきだ」と、ぶ然とした表情で会場を後にする省庁担当者の姿も目立った。
「そもそも1時間で議論し尽くせる話なのか」。同日の仕分け項目で注目された診療報酬について、厚生労働省幹部の一人は指摘する。実際、仕分け人らの議論はかみ合わず、「病院勤務医の待遇改善、診療科間の格差是正」という判定も、厚労省の既存の審議会の方針をなぞるだけの内容だった。
厚労省所管の事業を担当するグループでは、就労できない若者を支援する「若者自立塾」事業を「廃止」としたことに、山井和則政務官が反発する場面も。「政務三役が決めた概算要求なのに、民間人が『要らない』というのはおかしい」と、「政治主導」との矛盾を指摘する省庁担当者もいた。
一方、「地方・民間に移管」と判定された事業も多いが、不採算施設・事業については、簡単に移管先が見つかるかどうかは不透明だ。
仕分け結果の実効性について、取りまとめ役を担った蓮舫参院議員は「(判定後に)どうするか提言する権限は持っていない」。仕分けは進むが、結果がどのように反映されるか、必ずしも明確ではないのが実情だ。(2009/11/11-22:22)
1444
:
とはずがたり
:2009/11/11(水) 23:06:36
>>1440
>まあ、それはともあれ、仕分け作業が終わっても、これから「最終報告書作り」「与党各党内合意」「与党各党間合意」「閣議決定」とプロセスがあるわけで
>>1443
>仕分け結果の実効性について、取りまとめ役を担った蓮舫参院議員は「(判定後に)どうするか提言する権限は持っていない」。仕分けは進むが、結果がどのように反映されるか、必ずしも明確ではないのが実情だ。
此処から鳩山の指導力が問われるわけですし大改革の本当の第一歩が始まる訳ですがどうなんでしょうかね。
改革の痛みが具体化すると抵抗もヨリ強くなりましょうし。。
尾辻は高揚感からでしょうけど,慎重に行かないとつまらぬ理由で潰されたりしかねないのでその辺考えて欲しいですね。
1445
:
チバQ
:2009/11/12(木) 00:32:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091111/stt0911112057026-n1.htm
【事業仕分け】「私の話も聞いて!」 飛び交う怒声、矢継ぎ早の質問に官僚も反撃 (1/2ページ)
2009.11.11 20:54
国の予算の無駄遣いを洗い出そうとする「仕分け人」と、虎の子の事業や組織を死守しようとする官僚たち。11日、完全公開で始まった政府の行政刷新会議による事業仕分け作業は、ときに怒声が飛び交う激しいやりとりが展開された。
聞こえません!
仕分け作業の会場となったのは、国立印刷局の体育館。普段はバレーボールやバスケットボールのコートなどとして使われている。約1600平方メートルの会場を、3つのワーキンググループ(GW)ごとに区切り、計300の傍聴席を設けた。
午前9時半、一斉に作業を開始。が、突然、第3作業グループを傍聴していた高齢の女性ら数人が「全然聞こえません!」と声を上げた。傍聴者にはレシーバーで聴いてもらう仕組みをとったが、レシーバーが行き渡らなかった傍聴者から不満の声が出たのだ。結局、同日午後には事務方が陳謝し、スピーカーでアナウンスする方式に変えた。
騒然とした雰囲気の中で始まった議論で、仕分け人は官僚側に「事業に成果はあるのか」「法人理事に役所のOBはいるのか」などと矢継ぎ早に質問した。
ただ、文部科学行政を判定するブースでは、興味ないのか、自分のパソコンでインターネットの書き込みに興じる仕分け人の姿もあった。
私の話も聞いて
その文部科学省の所管事業を担当した第3ワーキンググループ。国立青少年教育振興機構と教員研修センター、国立女性教育会館の3施設の予算が俎上(そじょう)に乗った。いずれも、自民党政権時代に整理合理化が検討されたものの、文教族の反対でうやむやになった施設だ。
口火を切ったのは財務省の主計官だ。
「教員研修センターは国が教員を1カ所に集める必要性は低下している。女性教育会館は議論を絞り込む必要がある」
蓮舫参院議員が「女性教育会館の稼働率は?」とたたみかけると、同館の女性理事長は「44%…」と小さな声で答えるやいなや反撃に転じ、「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外だ」と声を荒らげた。
仕分け人の統括役の枝野幸男衆院議員は「目的を話したい気持ちはわかるが、(事業としての)効果があるかどうかだ」と切り捨てた。結局、女性会館は予算削減、教員センターと青少年機構は「地方か民間へ委託」との結論になった。
“大物”めぐり攻防
事業評価手法の見直しにとどまった道路整備事業でも仕分け人側と所管する国交省担当者との間で熱い議論が繰り広げられた。
「無駄が多い」との批判がつきまとう道路整備事業は仕分けの対象事業の中でも“大物”だ。仕分け人の関心は事業評価の仕組みに集中した。仕分け人からは「継続中の事業においても事業評価を行うべきだ」「安全性などに配慮しすぎるあまりコストが高くなっていないか」「景観や環境への影響も評価に入れてはどうか」との厳しい質問が投げかけられた。
ただ、国交省側の担当者も打たれっぱなしではない。新規事業の凍結などで22年度予算の概算要求で道路整備費を前年度比約20%削減した実績を盾に反撃を開始。「今後は老朽化などで維持修繕費用が膨らむ」と訴え、「引き続き事後評価の厳格化やコスト縮減に取り組んでいく」との姿勢を強調して国交省ペースに引き込むなど、仕分け人の切り込み不足が露呈する場面もみられた。
1446
:
チバQ
:2009/11/12(木) 00:35:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091110/stt0911102000018-n1.htm
事業仕分けで閣僚らからさっそく異論
2009.11.10 20:00
北沢防衛相 平成22年度予算の概算要求の無駄を削る政府の行政刷新会議の「事業仕分け」の作業が11日から始まる。仕分けの対象となった447事業の選定をめぐり、10日の閣議後会見で閣僚から早くも異論が相次いだ。
在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)が対象となった防衛省。北沢俊美防衛相は「一義的には防衛省が米軍と話し、きちんとした精査をして臨まないといけない。いきなり刷新会議が入り『削る』という話はいささか乱暴だ」と不満を表明した。赤松広隆農水相は中山間地対策が対象となり「それがダメだと言われたら農政は成り立たない」と語気を強めた。
前原誠司国土交通相は直轄河川・ダムの維持管理が対象となることから、「わが省の根幹にかかわる。国交省が主体的にやらせていただく」と宣言。前原氏は国交、総務、財務、農水の4省政務官で構成する「直轄事業負担金制度に関するワーキングチーム(WT)」を近く立ち上げ、主導権を奪い返す意向だ。
仕分け作業は、民主党国会議員や民間有識者が3つのワーキンググループに分かれ、11〜27日の間の計9日間行われる。
1447
:
ぐらもん
:2009/11/12(木) 01:23:58
>1433
とはずがたりさんの言う通りだと思います。
もう一つ言われているのが「民間の金融機関はミクロ経済学ばかり重視している」という指摘です。
証券会社の関係者の経済関係の本を何冊か読んだことがあるのですがどれも「マクロ経済学は死んだ」「マクロ経済学はでたらめ」
というものでした。
先日張り付けた亀井に関するエントリのブログの作者もリフレ否定、マクロ経済学否定派です。
財務省の財政再建派と日銀はある種手を組んでいる感もあるのでこの辺を菅がどう変えるか注目したいと思います。
正直、民主が景気回復できないとなると過去の歴史から考えて政党否定論が出てくる可能性が高いと睨んでいます。
クーデター待望論とか出てきて「憲法改正で戦争で景気回復、中国、北朝鮮、韓国を討って資源収奪」とかいいだしかねないので。
>>1440
国新、社民で参加といってもふさわしい人がいない。
国新だと森田か亀井姫とか。バリバリの農林族の松下や自見、沖縄をかき回す下地だと困る。
社民だと保坂が当選してれば入っていたでしょう。入るとすれば阿部か山内なんでしょう。又市とかは確実に利害があるのでダメ。
1448
:
小説吉田学校読者
:2009/11/12(木) 06:43:57
>>1444
刷新会議の結論が政府の意見に反映される担保は、制度上、何もないわけですな。
まさに、鳩山の指導力が試されますねえ。
財務省復権の流れが見え隠れするのと、官僚イジメのような公開査問になりかねない点は気にかかるけれども、行革=人減らし、ではなく、行革=事業減らしから間接的に人件費減、という転換第一歩であります。これは行政史上、かなり重要なポイントになるのです。
刷新会議は、担保がなければないなりにもっと気軽に、どんどん無駄を指摘して、大いに各省の予算を引っ掻き回してくれ〜。
1449
:
とはずがたり
:2009/11/12(木) 09:36:38
>>1447
>マクロ経済学は死んだ
アカデミックな研究ベースでは嘗てのマクロ経済学であるケインズ経済学は死に絶えて,応用ミクロ経済学みたいになってる部分はありますね。
俺も嘗てのIS-LM等の分析は整合性のない体系だと云う理解です。
その上でケインズ経済学の分析しようとした現象をミクロ経済学の基礎付けで記述しようという流れもありますし,ミクロ経済学を重視するからと云って財政支出が全否定されることには成らないと思います。
俺は市場メカニズムを信奉してますが,一般の市場主義者どもは其れが機能するための極めて多くの前提条件の成立を安易に考えている部分が目立ちます。
なるほどね。確かに民主党の責任は重大だ。。
>正直、民主が景気回復できないとなると過去の歴史から考えて政党否定論が出てくる可能性が高いと睨んでいます。
>>1448
小気味良く削った所でgdgdでは輿論が収まらないでしょうから,期待したいところです。。
鳩山の指導力が結構頼りないので結構はらはらなんですけど(´・ω・`)
1450
:
チバQ
:2009/11/12(木) 18:58:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009111202000240.html
国民新議員を追加へ 社民見送り民間出身見直しせず
2009年11月12日 夕刊
仙谷由人行政刷新担当相は十二日、国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相が求めている行政刷新会議の事業仕分けの民間メンバー再考について記者団に対し「私の裁量の範囲内でやっていることだ」と述べ、拒否する考えを示した。
仕分け結果の扱いに関しては「機械的に予算が削られたり付け替えられるのではなく、政治的な判断が入る」と指摘。同時に「相当重要な参考にしなければいけない」との認識を示した。
亀井氏は、仕分け作業に小泉政権の経済政策を推進した学者が入っているなどと反発していた。
仙谷氏は十二日、国民新党の自見庄三郎幹事長らと会談し、亀井亜紀子参院議員を今月下旬から作業グループに加えることで一致した。
社民党の重野安正幹事長は記者会見で「作業が進んでいる中で参加しても、それに対する備えはない」として参加見送りを表明した。
1451
:
名無しさん
:2009/11/12(木) 19:45:40
政府の経済財政諮問会議の元メンバーって誰のこと?
1452
:
名無しさん
:2009/11/12(木) 21:32:43
http://jp.reuters.com/article/economicPolicies/idJPnTK032895720091112
インタビュー:鳩山政権に5つの不安材料、参院選で過半数割れなら政界は流動化=田中秀征氏
2009年 11月 12日 11:21 JST
[東京 12日 ロイター] 元衆議院議員の田中秀征氏(元経済企画庁長官・現福山大学客員教授)はロイターのインタビューに応じ、鳩山政権には5つの不安材料があると述べ、政権の根幹といえる行政改革や官僚改革で譲れば一気に失速すると警告した。政権交代前から抱いていた鳩山政権への不安は現実になりつつあるとし、こうした状況が続けば来夏の参院選での過半数割れの可能性も十分あると指摘。その場合には政界は流動化すると見通した。
田中氏が挙げる政権の不安材料は、1)経済の中期ビジョン策定が遅れたこと、2)行政改革・官僚改革の揺らぎ、3)米軍普天間基地移設問題での迷走と重要課題への対応スタンス、4)小沢一郎民主党幹事長が政権基盤を実質的に握る「小沢肩車内閣」であること、5)鳩山首相の献金問題──の5つ。「5つの暗雲が垂れこめている」と述べた。
田中氏は93年に自民党を離党し新党さきがけを結成。同年に誕生した非自民政権の細川護煕内閣で首相特別補佐を務めた。民主党中心の鳩山由紀夫政権は1955年の自民党結党以来2度目の非自民政権だが、圧倒的な支持を背景に長期安定政権となり得るか問題点を聞いた。インタビューは10日夕に行った。
インタビューの概要は以下の通り。
──鳩山政権の評価は。
「不安材料がいくつかある。第一が経済運営。中長期のビジョンが示されていないこと。経済の現状は『小春日和』で良いとは言えない。政府は回復基調にあるとしているが、それも歴史的な短期間に終わるのではないかと心配している。年末には息切れするのではないか。直接的には鳩山政権の責任ではないが『鳩山不況』と言われ政権を失速させる材料になる。
にもかかわらず、経済運営についてひとつの方向性を示して走っているという印象がない。早期に中長期のビジョンをパッケージにした『経済5カ年計画』をたてるべきだと言ってきた。10月に着手しておけば、年明けに中間答申が可能だった。早期に始めていれば、国家戦略局の立ち上げそのものが早まったし風が吹いた。もう遅い」
──2番目の不安材料は。
「行政改革と官僚改革に黄色信号というより、赤信号が灯っている。行政刷新会議がいまやっていることは『行政の無駄使いをなくす』ではなく、財政改革だ。行政の無駄使いとは即、国家公務員の総人件費の削減問題であり、公益法人に無駄な補助金が流れている問題で、行政改革とは人件費や行政経費など行政と政治のなかで使われるカネの無駄をなくすこと。そこに手がつかず、納税者に還元される政策費を削っている」
「問題は財務省と各省庁の力関係(の変化)。シーソーをイメージして欲しい。相手を国交省としよう。かつては財務省のほうが少し重かったが十分戦えた。なぜなら、国交省側に族議員・業界団体・自分の財布である特別会計の3つの重石がのっていたためで、これで均衡がとれた。今その3つの重石が取れ、財務省側が極端に重くなった。そして民主党全体が財務省の族議員になっている」
「しかし、行政改革や官僚改革となると財務省も患者だ。医者ではない。もっとも重症患者である。しかし、いまは財務省と鳩山政権が医者となって各省にメスを入れている。一緒に手を組んでやってきた医者の仲間にメスを向けられるのかという問題がある。その象徴が大蔵省の大物事務次官だった斉藤次郎氏の日本郵政社長人事だった」
1453
:
名無しさん
:2009/11/12(木) 21:32:53
>>1452
──斉藤元大蔵次官を日本郵政社長に充てた人事は、天下り根絶を掲げる民主党政権の主張と矛盾するが。
「天下り解禁宣言だ」
──財政運営はどうみるか。新規政策実現には無駄を排除して充てるとしながら、来年度予算の概算要求は過去最高に膨らんだ。財政規律に対するスタンスに甘さはないか。
「財政規律に対する甘さはあるが、それを財務省が許している。自らの権益にメスを入れないために許している」
──3番目の不安材料は。
「米軍普天間基地の移設問題。この問題で露呈した鳩山首相の対応・手法の問題だ。情勢をみて先送りしているうちに全ての選択肢を台無しにしてしまった。普天間問題では、1)自民党政権時代の合意である辺野古沖への移設、2)米軍嘉手納基地への統合、3)県外・国外移設、4)現行のまま──の4つの選択肢があったが、そのどれも出来なくなった。(鳩山首相は選挙中に県外移設を唱えていたが)県外というのであればメドをつけて言うべきである。民主党も政権をとる前になぜ、このような基本的な問題について意見のすり合わせと代替案を詰めないのかと思った。重要課題への対応について、どう決断するか決めていないことが問題で、迷っているうちに選択肢をなくしてしまった」
──他の不安材料は。
「小沢一郎問題。現政権は『小沢肩車内閣』といってよい。もうひとつ、私自信の関心は高くないが鳩山首相の献金問題」
──辛口の論評が続いたが鳩山政権は長期政権になりえるか。
「4年間、総選挙をやらなければいい。ただ、その間に、参院選で(与党が)過半数を割ることは十分考えられる。その場合は政界は流動化するだろう」
「鳩山さんには頑張ってもらわないといけないが、既に相当黄色信号が灯っている。辛口になるのは心配したことが現実になっているからで、日本郵政社長人事が拍車をかけた」
──内閣支持率は依然7割弱と高い。
「民主党に対する支持は広いが強くない。支持の『広さ』は投票結果や世論調査にもでるが、支持の『強さ』は出ない。政治を動かすのは支持の強さ。支持を強くするには、もっと明確で正しいメッセージを送らなければならない」
「小泉首相は支持が強かった。だから『人生いろいろ』と、とぼけたことを言っても支持が動かなかった。細川さんも支持が強かった。細川人気が圧倒的に強かったから、小沢氏率いる8党会派をコントロールする力を持っていた。しかし、鳩山首相個人の人気は低い」
「自民党の不人気に支えられている部分もあるが、鳩山政権が行政改革や官僚改革など基本的なところで譲ると政権は一気に失速する」
(ロイターニュース 吉川 裕子)
1454
:
名無しさん
:2009/11/12(木) 22:26:56
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091112/stt0911122055004-n1.htm
政府が連合と定期協議会を新設へ 政策面でも連携を強化
2009.11.12 20:54
政府は12日、雇用対策や社会保障政策などをめぐり、連合と定期的に意見交換する新たな政策協議会を設置する方針を決めた。平野博文官房長官と連合の南雲弘行事務局長が双方の責任者となり、来週にも初会合を開く。
政府はこれまで、首相が連合会長との間で「政労会見」を実施、政策要望を受けてきた。今回、トップレベルでの会談に加え、実務レベルの協議会も新設することで、来年夏の参院選に向け政策面での連携を強化する狙いがある。テーマによっては関係府省の副大臣らも加わる方向だ。
平野氏は同日の記者会見で「鳩山政権として連合のトップや事務局長レベルで連携し、政策や制度の協議をしていく」と述べた。
1455
:
名無しさん
:2009/11/12(木) 22:27:14
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091113k0000m010062000c.html
与党:「事業仕分け」で3党間の調整不足露呈
政府の行政刷新会議の下で進む「事業仕分け」を機に、連立3党間の調整不足が露呈した。仕分けの始まった11日、党所属議員が作業チームに入っていないことに国民新党が反発。仙谷由人行政刷新担当相は12日、同党の亀井亜紀子参院議員を加えると約束した。社民党は作業への参加を求めなかったが、重野安正幹事長が同日、平野博文官房長官を訪ねて3党間の意思疎通の欠如に抗議した。
「仕分け人」の選定を巡っては、民主党内でも当初、新人議員14人を加えたことに小沢一郎幹事長が不快感を示して大幅に体制を縮小する混乱があった。仙谷氏が民主党議員7人と民間人を任命してスタートしたが、社民、国民新両党には参加を呼びかけず、重野氏は12日の記者会見で「政府首脳に連立政権との認識がいささか欠けているのではないか」と怒りをあらわにした。【白戸圭一】
1456
:
名無しさん
:2009/11/12(木) 22:44:29
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091112/fnc0911121138019-n1.htm
【事業仕分け】国民新党も「仕分け人」に追加
2009.11.12 11:37
2日目を迎えた行政刷新会議の事業仕分け作業=12日午前、東京都新宿区 国民新党の自見庄三郎幹事長は12日午前、内閣府で仙谷由人行政刷新担当相と会談し、行政刷新会議の事業仕分け担当者に、国民新党が参加していないことなどについて抗議した。これを受け、仙石氏は国民新党の亀井亜紀子参院議員を新たに「仕分け人」に加える考えを伝えた。
自見氏は仕分け人に外国人や、国民新党が敵視してきた政府の経済財政諮問会議の元メンバーが入っていることにも「予算を削る公権力を使うところに、外国人を入れたり、市場原理主義者を入れたりするのは看過できない」と疑問を呈した。仙石氏は「仕事の内容をみて判断してもらいたい」と反論、メンバー差し替えを行わずに作業を進めることに理解を求めた。
また、仙谷氏は、自見氏から特別会計の「埋蔵金」の積極活用を要請され、行政刷新会議に特別会計の事業仕分けを行う組織の新設を検討する考えを示した。
一方、社民党の重野安正幹事長は記者会見で「作業が進んでいる中で参加しても、それに対する備えはない」と、参加見送りを表明した。
1457
:
チバQ
:2009/11/13(金) 00:26:32
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091112-OYT1T00050.htm
「1時間では無理」「いじめだ」…仕分けに苦言も
税金の無駄遣いを洗い出そうと11日から始まった行政刷新会議の事業仕分け。公開の場で「廃止」「見直し」など次々と結論が出されていく様子を、3人の識者はどう見たか――。
東京都新宿区内の会場では、五十嵐敬喜・法政大教授(65)(公共事業論)が、事業の必要性を訴える官僚側と、無駄がないか目を光らせる「仕分け人」のやりとりを見つめた。
所要時間は1事業につき原則、1時間以内。五十嵐教授は「いずれも専門的な内容で、本来ならじっくり時間をかけて結論を出すべき事柄。1時間で判断するのは無理がある」と指摘。仕分けの手法についても、「そもそも、どうやって今回の仕分け対象事業が選ばれたのかが不明。十分な事前調査をした形跡もなく、予算を削るプロセスとしては説得力に欠けているのではないか」と、疑問を投げかけた。
ただ、公開の場で作業を行った点については、「あきれるような無駄が続いていることを、国民がじかに知ることができた点で意義は大きい」と高く評価し、「仕分けの基準や議論の手続きを見直した上で続けてもらいたい」と話した。
インターネット中継で作業を見たファイナンシャルプランナーの畠中雅子さん(46)は、「民主党議員が発言を遮ったり、意見に取り合わなかったりする場面が目立った。発言者をいじめているみたいで、見ていてつらかった」。議論の内容にも「目先の財源確保ばかりに終始し、長期的視点が感じられなかった」と、厳しい意見をつけた。
かつて百貨店のカリスマバイヤーとして知られ、老舗靴下メーカーの再建も手がけた藤巻幸夫さん(49)は、「事業仕分けは、企業でいえば『棚卸し』に当たるもので、企業再生において基本中の基本。国の事業を総点検し、無駄を削る方向性は正しい」としたが、「仕分け人の数が多過ぎて、実質的な議論が出来ていないのでは」と指摘した。
(2009年11月12日11時05分 読売新聞)
1458
:
チバQ
:2009/11/13(金) 00:54:11
>>1445
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091112/plt0911121610004-n2.htm
蓮舫にキレた「私の話も聞いて!」オバちゃんの正体は?2009.11.12
「事業仕分け」初日に民主党の蓮舫参院議員(41)に強く抗議した独立行政法人「国立女性教育会館」の神田道子理事長(74)は長年、民間で男女共同参画を訴え、体現してきた論客だった。現代の“強い女性”を象徴する蓮舫氏とのバトル、皮肉というか…。
「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外だ」。同会館の事業について、自分が説明している途中に蓮舫氏に「稼働率は?」などと質問をかぶせられた神田氏は、こう声を荒らげた。
結局、同会館は予算削減と判定されたが、予算を削る側と守りたい側が衝突した場面として、テレビで繰り返し報じられた。
ただ、神田氏は民間あがりで、「天下り」ではない。新潟県出身で、お茶の水女子大を卒業後、まだ「女性学」という言葉すらない時代に、財団法人の研究員や大学の講師をするなかで、女子学生の職業意識などを研究。2000年には東洋大学初の女性学長に就任し、01年には政府の男女共同参画会議の議員も務めた。
著書には、「現代における婦人の地位と役割」など女性の社会参画にかかわるものが多数あり、「働く女性」の先駆者的存在だ。
神田氏はかつて「政策決定に女性が関与できなければ、共同参画ではなく、社会参加」と語っていたが、自身を苦しめる政策決定に携わる蓮舫氏を見て何を思うか。
1459
:
とはずがたり
:2009/11/13(金) 12:56:23
事業仕分け:原口総務相、財務省を批判 会場視察「怒り」
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091113k0000e020053000c.html
政府の行政刷新会議は13日、来年度予算の概算要求から無駄を公開で洗い出す「事業仕分け」の3日目の作業に入った。事業仕分けを巡っては、行政刷新会議メンバーの原口一博総務相が同日朝の閣議後会見で、財務省主導で議論が進むことを批判。その後、東京都新宿区の仕分け会場を視察した総務相は、「財務省の議論はとんでもない話。怒りにふるえた」と述べ、仕分け人側の財務省職員の説明を強く批判した。刷新会議メンバーでもある現職閣僚から仕分け作業への批判が出たことで、今後の作業に波紋が広がることも予想される。
総務相は会場で、「情報通信分野のベンチャー企業支援」など総務省所管の情報通信関連の4事業(計93億円)の仕分け作業を視察した。財務省が、情報通信技術が普及していることを指摘した議論を傍聴して、「間違った認識でとんでもない話」と記者団に述べた。総務相が「(自分がいると)議論に影響を与える」として会場を離れた後、4事業は評決が行われ、「目的が不明確」などとして2事業を廃止、残りを見送りと判定した。
また、午前中の議論では、官民で演算速度世界一のスーパーコンピューター開発を目指す文部科学省所管の「次世代スーパーコンピューティング技術の推進事業」(概算要求額267億円)を「プロジェクトを強行しても目標を達成することは困難」として、予算の大幅な縮減を決めた。厚生労働省所管の「両立支援レベルアップ助成金」(30億円)と「短時間労働者均衡待遇推進等助成金」(10億円)は、「見直し」とし、財団法人を通じて助成金を支給している現在の事業形態を改めるよう求めた。
この日の仕分け作業では、地方交付税交付金(総務省、概算要求額17兆円)など23項目の事業を対象に、事業の廃止や予算計上見送りなどを判断する。【坂井隆之】
毎日新聞 2009年11月13日 11時51分(最終更新 11月13日 12時22分)
1460
:
ぐらもん
:2009/11/13(金) 15:39:36
>>1459
どうも財務省のペースで物事が進んでいる模様。喜んでいるのは藤井だけ?
さらにエコノミストから財務省ぺースの事業仕訳に批判的な意見が。
大竹文雄氏(大阪大教授・労働経済学者)「大竹文雄のブログ」より
http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/
2009年11月12日 (木)「事業仕分けをみて思ったこと」
行政刷新会議の事業仕分けが始まった。
様子をネットやテレビで見ると、どこかのテレビ番組みたいで、面白いことは間違いない。「悪役」の官僚が説明をして、正義の味方が批判をして、多数決で判決が即座に言い渡される。
今まで、大きな利権のために、誰もが無駄だと思っていても、なかなか削減できなかった事業があぶりだされるという効果もあるに違いない。ただ、テレビ番組のようによくできたショー
を見ていて、心配になったこともある。
第一に、数多い事業のなかから対象事業がどうやって絞り込まれたかが不透明なことである。第二に、個別事業だけを判断することはより包括的な事業の効率性を歪める可能性があることだ。
それを感じたのは、大学関係の対象事業をみたからだ。以下にあげたものが大学関係で事業仕分けの対象にされている。
▽国立大学法人運営費交付金
▽大学教育・学生支援推進事業
▽グローバルCOEプログラム
▽グローバル30
▽組織的な大学院教育改革推進プログラム
▽戦略的大学支援プログラム
▽大学等奨学金
▽科学技術振興調整費(革新的技術推進費、先端融合領域イノベーション創出拠点の形成)
▽同(若手研究者養成システム改革)
▽科学研究費補助金(若手研究S〜B、特別研究員奨励費)
▽特別研究員事業
▽女性研究者支援(科学技術振興調整費「女性研究者支援システム改革」)
▽世界トップレベル研究拠点プログラム
ここに挙げられているものは全て、期限付きの競争的資金か独立行政法人への運営費交付金である。つまり、本来の事業が必要かどうか、という判断で対象が集められたというよりも、
「来年から募集をやめます」、とか「来年から運営費交付金をx%カットします」と言えば、それで実行が可能なものが集められているように思えるのである。
期限付きの競争的資金が増えてきたのは、組織に自動的にお金を配分するよりも、研究を活性化したり、若手研究者の自立性を高めたりすることが目的である。私学助成の在り方も含
めて、大学での教育・研究の仕組みの変更だったはずである。本来、そうした制度変更の効果があったのか否かをできる限りきちんと評価して、その制度変更の効果を検討すべきものだ。
新しい制度を始めるのはいいけれど、それを評価する仕組みができていないため、削減しやすい個別事業を取り上げて、効果がないと判断していくことにならないだろうか。
成果主義の導入で失敗した企業は、本当は賃金カットをしたかっただけなのに、まともな評価もしないで成果が足りないといって賃金をカットしたところが多かったのではないだろうか。
非正規雇用が雇用調整の対象になったり若年雇用が悪化したのは、既存正社員の働きぶりをきちんと評価していなかったり、働きぶりに応じた賃金や雇用調整ができていなかったことが
原因ではないだろうか。
もし、有効でない事業ではなく「止めやすい事業」がストップされやすいということであれば、役所のインセンティブは、つぎのようになるはずだ。今後の新規の事業はできるだけ、
いつ止められても問題ないものばかりにする。本当は無駄だけれども止めるのが面倒な既存の事業に比べて、もっと意味のないものを常に新規事業として用意する。
なんだか日本の非正規雇用が増えてきたこととそっくりだ。非正規が増えすぎて、企業の力が弱くなってしまったことと同じようなことが、国にも起こらなければよいのだが。中身
をきちんと評価して、本当に無駄なものをなくしていってほしい。
1461
:
とはずがたり
:2009/11/13(金) 17:01:31
>>1460
流石大竹先生的確な指摘であります。
この辺の高等教育・研究関係の仕分け結果がどの様なものになるのか個人的にも注目であります。
1462
:
ももだぬき
:2009/11/13(金) 20:25:30
読売新聞によると、外務省の貯蔵ワインの本数を7000本から削減することになりそうです。
1463
:
チバQ
:2009/11/13(金) 22:24:05
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091113/plt0911131220001-n2.htm
亀井Vs仙谷バトル勃発!?事業仕分けメンバーで遺恨2009.11.13
. 亀井静香金融・郵政担当相が、行政刷新会議の事業仕分け作業にかみついた。民間人メンバーに、仇敵である小泉純一郎元首相に極めて近いエコノミストらが含まれていたのだ。仙谷由人行政刷新相は人選再考の要求を突っぱねたが、この遺恨は新たな閣内バトルに発展するのか。
「私の裁量の範囲内でやっていることだ。仕事ぶりを見てほしい」
仙谷氏は12日、記者団にこう語った。亀井氏は前日、「弱肉強食の経済政策を推進した者が、堂々と入っているのは看過できない」と抗議したが、これを拒否したことになる。
亀井氏が問題視したのは、事業仕分け作業を担当するメンバーに、日本総合研究所の高橋進副理事長や、モルガン・スタンレー証券のロバート・フェルドマン経済調査部長らが入っていたこと。
高橋氏は、小泉内閣末期の2005年、内閣府政策統括官に起用された人物。政権交代後の10月5日、亀井氏が日本テレビ系「ウェークアップ! ぷらす」に出演した際、コメンテーターだった高橋氏はいわゆるモラトリアム法案にケチをつけていたところ、亀井氏は「何を浮世離れしたこと言ってるんだ!」と一喝している。
フェルドマン氏は、小泉改革を推進した竹中平蔵元総務相と懇意とされ、小泉内閣時代には「隠れ経済政策立案者」と噂されたことも。文芸春秋(07年6月号)では、小泉氏が長時間、四谷の料理屋でフェルドマン氏と会合を持った様子が描かれている。
小泉改革に反対して国民新党を立ち上げた亀井氏としては、仙谷氏が小泉改革の推進者を重用することは許せない。加えて、亀井、仙谷両氏は、民主党の小沢一郎幹事長をめぐり「親小沢」と「反小沢」と距離があるだけに、バトル勃発必至とみられるが、永田町事情通はこう語る。
「仙谷氏は拒否と同時に、国民新党の亀井亜紀子参院議員を作業グループに加えた。これがポイント。そもそも、亀井、仙谷両氏は『死刑廃止論者』で仲は悪くない。作業途中で、民間人メンバーを解任するとメディアはマイナス報道を始めるし、仙谷氏としては鳩山内閣に批判的なエコノミストも取り込む思惑もあったはず。うまく手打ちするだろう」
■主な仕分け人
学者:川本裕子(早稲田大大学院教授)、田近栄治(一橋大副学長)、富田俊基(中央大教授)、石弘光(放送大学長)、土居丈朗(慶応大教授)、松井孝典(東大名誉教授)
研究者・エコノミスト:中村桂子(JT生命誌研究館長)、高橋進(日本総研副理事長)、翁百合(日本総研理事)、原田泰(大和総研チーフエコノミスト)
市場アナリスト:ロバート・フェルドマン(モルガン・スタンレー証券)、市川真一(クレディ・スイス証券)、河野龍太郎(BNPパリバ証券)、高田創 (みずほ証券)
自治体関係:藤原和博(大阪府知事特別顧問)
1464
:
チバQ
:2009/11/13(金) 22:28:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009111302000049.html?ref=rank
<スコープ>天下り基金狙い撃ち 埋蔵金で成果次々
2009年11月13日 紙面から
政府の行政刷新会議による事業仕分けは二日目の十二日、各省所管の法人にたまった基金を狙い撃ちにし、次々に「国庫返納」と判定した。官僚OBが天下った法人に眠る「埋蔵金」を新規政策の財源に充てるためだ。その総額は四千億円を超えた。ただ、過去最高の九十五兆円に膨れた二〇一〇年度予算の概算要求とは別枠の資金で、目標の三兆円圧縮は、まだ遠くにかすんでいる。 (事業仕分け取材班)
「典型的な天下り財団だ。基金はゼロベースで見直す」。事業仕分け第二グループの尾立源幸参院議員は、こう言い放ち、厚生労働省所管の財団法人「こども未来財団」に国が補助金として拠出した基金三百億円余りの返納を宣言した。
国土交通、厚労、農林水産各省が所管する計十四の基金が俎上(そじょう)に載り、ほぼ全額が国庫への返還を求められた。仕分け人の蓮舫参院議員は「理事長の報酬はいくらなのか」「どこの出身の方なのか」と各省担当者を問い詰め、官僚OBが高額な年収を得ている実態を見せつけた。
これら基金に関し、各省は一〇年度の新規予算をほとんど要求していない。これまで国が支出してきた資金が積み立てられているからだ。つまり、基金をいくら国庫に戻させても、概算要求を圧縮したことにはならない。
二日目の事業仕分けで、廃止や計上見送りと判定された総額は百三十億円余り。初日の約七百億円を加えても、目標の三兆円と比べれば、微々たる額だ。
仙谷由人行政刷新担当相が一時、口にした目標額が独り歩きを始め、仕分け人も困惑している。統括の枝野幸男・元民主党政調会長は「国民が仕分け作業に大きな期待をしている。期待が大きすぎる」と漏らした。
十二日朝、事業仕分けの現場を視察した仙谷氏は「政治文化の革命的なことが今、起こりつつある」と述べ、予算編成の過程が国民の前に開示された成果を強調した。
ただ、この日夕の講演で、どの程度の額を圧縮できるのかを問われると「分からない。事業全体の九割は仕分けの対象にならない。仕分けの結果を参考にしながら、普遍化できるものはする。政治の力でやるべきことはやるとしか答えられない」と言葉を濁した。
1465
:
チバQ
:2009/11/13(金) 22:29:01
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009111202000080.html
<スコープ>性急姿勢 閣僚ら反発 刷新会議 『聖域』侵食に警戒感
2009年11月12日 紙面から
今後の事業仕分けでは、十一日の診療報酬や薬価に続き、制度や外交関係にかかわる「政治銘柄」が次々に対象となる。利害関係者との調整を経て、長年定着している事業の予算に、行政刷新会議が手を付けることに、各省で警戒感が広がっている。 (事業仕分け取材班)
原口一博総務相は十一日の全国町村議会議長会で、地方交付税が事業仕分けの対象になることに関連し「地方の財源に手を触れるつもりはない。事業仕分けすべきなのは地方の財源ではなく、これまでの中央政府の無責任な財政運営だ」と地方財源を確保する考えを強調した。
在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)のうち、基地内で働く従業員の人件費や基地周辺対策が対象になった北沢俊美防衛相も「いささか乱暴だ」と反発している。ほかに、文部科学省の義務教育費国庫負担金が「政治銘柄」に当たる。
事業官庁の官僚からも「たかだか一時間程度の議論で、仕分け人が『こんなの削れ』と言ったから、そのまま削るわけにもいかない」と、刷新会議の性急な姿勢を疑問視する声が上がっている。
政治銘柄に切り込むことには、対象事業を決めた九日の刷新会議でも賛否両論が出た。このため、鳩山由紀夫首相は「聖域なき予算の見直し」を誇示する一方で、慎重に取り扱う考えも強調するという矛盾した姿勢を余儀なくされている。
閣僚や事業官庁が反発を強めているのは、政治銘柄を俎上(そじょう)に載せた背後に、財務省の意図を読み取っているからだ。実際、財務省が十月中旬に刷新会議に提示した資料には、これらの予算がすべて含まれ、問題点や削減可能額も詳細に説明していた。刷新会議が財務省の提案に乗った格好だ。
ただ、刷新会議も具体的な予算削減額や制度改正案を示す考えはないし、踏み込めないのが実情だ。十一日も診療報酬や薬価について「見直し」としか判定しなかった。
1466
:
とはずがたり
:2009/11/14(土) 00:18:17
事業仕分け:まちづくり事業「移管」…2日目
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091112k0000e010036000c.html
政府の行政刷新会議は12日、来年度予算の概算要求から無駄を洗い出す「事業仕分け」の2日目の作業に入った。国土交通省や厚生労働省などが所管する24項目の事業を対象に仕分けを行い、事業の廃止や予算計上見送りなどを判断する。【平地修、小山由宇】
◇仙谷行政刷新担当相「金額より透明感」
午前中の仕分けでは、「まちづくり関連事業」(国交省、概算要求額1698億円)を「自治体・民間の判断に委ねる」として、地方自治体などへ移管すべきだと判定。「耕作放棄地再生利用緊急対策」(農林水産省、70億円)は「予算計上見送り」と決め、「農地集積対策」(同)では、担い手支援の積立金(828億円)の国庫返納などを求めた。
また、「こども未来財団」(厚労省)の事業について仕分けしたところ、基金(300億円)の返納を求めることになった。「医師確保や救急、周産期対策の補助金」(同、574億円)は、予算を半減すべきだと判定。「民間都市開発推進機構」(国交省)でも、基金の返納や一部予算の計上見送りなどを決めた。
同日の作業が始まる前には、仙谷由人行政刷新担当相が仕分け会場の国立印刷局市ケ谷センター(東京都新宿区)を訪問。「(削減の)金額うんぬんより、税金の使い道への透明感が一番大きい。最後は財務省査定があるが、(仕分け結果を)相当重要な参考資料にしないといけない」と決意を語った。
事業仕分けは210〜220項目447事業が対象。初日の11日は、23項目50事業を取り上げ、9事業約500億円の廃止を決定。そのほか、予算計上の見送り1事業(215億円)や、予算縮減、自治体への移管など、すべての事業で何らかの見直しを行うとする結果が出た。仕分け結果は、財務省が行う年末の予算査定で活用される。
◇国民新も参加へ
仙谷由人行政刷新担当相は12日午前、国民新党の自見庄三郎幹事長と下地幹郎政調会長と会談し、「事業仕分け」の作業グループに同党所属議員を加えることを決めた。24日から参加する。一方、社民党の重野安正幹事長は12日午前の記者会見で「参加しない」と述べた。【白戸圭一、念佛明奈】
毎日新聞 2009年11月12日 12時25分(最終更新 11月12日 14時02分)
1467
:
名無しさん
:2009/11/14(土) 00:41:01
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091113ddm002010035000c.html
事業仕分け:国民新の横やり?通った 所属議員、仕分け人に 社民は参加求めず
政府の行政刷新会議の下で進む「事業仕分け」を機に、連立3党間の調整不足が露呈した。仕分けの始まった11日、党所属議員が作業チームに入っていないことに国民新党が反発。仙谷由人行政刷新担当相は12日、同党の亀井亜紀子参院議員を加えると約束した。社民党は作業への参加を求めなかったが、重野安正幹事長が同日、平野博文官房長官を訪ねて3党間の意思疎通の欠如に抗議した。
「仕分け人」の選定を巡っては、民主党内でも当初、新人議員14人を加えたことに小沢一郎幹事長が不快感を示して大幅に体制を縮小。仙谷氏が民主党議員7人と民間人を任命してスタートしたが、社民、国民新両党には参加を呼びかけなかった。国民新党は「弱肉強食の経済政策を推進した学者」らの入れ替えも求めていたが、仙谷氏は「仕事ぶりを見てほしい」と拒否した。【白戸圭一】
1468
:
名無しさん
:2009/11/14(土) 00:41:37
http://www.asahi.com/politics/update/1112/TKY200911120476.html
蚊帳の外、不満の社・国 「予算でもっと協議を」2009年11月13日5時50分
連立与党の社民、国民新両党が、予算編成で「蚊帳の外だ」と不満を募らせている。国民新党が批判していた行政刷新会議の「事業仕分け人」の人選では、国民新党の亀井亜紀子参院議員が新たに加わることで一段落した。だが、両党は12日、年末にかけての来年度予算編成などに一層の関与を求め、相次いで首相官邸側に申し入れた。
国民新党の亀井静香代表は、菅直人副総理に電話。閣僚の福島瑞穂社民党党首と亀井氏、菅氏がメンバーの基本政策閣僚委員会での協議を求めたという。予算案について「できあがったものを渡されても(判断に)10日かかる」と記者団に語り、年内の予算編成に腐心する首相官邸を牽制(けんせい)した。
社民党は仕分け人への参加要請を取り下げたが、11日に社国両党を除く政府・民主党首脳会議が開かれたことに反発。重野安正幹事長が平野博文官房長官に、基本政策閣僚委の頻繁な開催を求めた。
1469
:
名無しさん
:2009/11/14(土) 00:45:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111300624
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20091113ax06g.jpg
http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20091113ax08g.jpg
内閣支持率、54.4%に低下=半数「政治主導と思わず」−時事世論調査
時事通信社が6〜9日にかけて実施した11月の世論調査によると、鳩山内閣の支持率は54.4%で、発足直後の前月調査から6.2ポイント減少した。不支持は前月比7.2ポイント増の22.8%だった。斎藤次郎元大蔵事務次官の日本郵政社長への起用など一連の「天下り人事」や、米軍普天間飛行場移設問題をめぐる閣内の混乱、鳩山由紀夫首相の献金虚偽記載問題などが影響したとみられる。調査は、全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は66.2%だった。
支持政党別に内閣支持率を見ると、民主支持層は90.2%(前月比3.0ポイント減)と9割台を維持。自民支持層は24.6%(同10.7ポイント減)、共産支持層は50.0%(同20.0ポイント減)と大幅に減少したが、公明支持層は32.3%(同8.9ポイント増)と増加した。無党派層は45.7%(同5.5ポイント減)。
支持する理由(複数回答)では、「政策が良い」18.1%、「首相を信頼」15.8%、「他に適当な人がいない」14.6%などの順。「リーダーシップがある」は5.4%と、前月からほぼ半減した。
鳩山内閣が「脱官僚」「政治主導」を実践できているか聞いたところ、46.9%が「そうは思わない」と回答、「そう思う」の28.6%を大きく上回った。
政党支持率は、民主が28.4%(同1.0ポイント減)、自民が15.3%(同2.4ポイント減)、公明が4.7%(同1.2ポイント増)。共産2.1%、社民0.9%、みんなの党0.5%、国民新0.2%で、支持政党なしは46.5%。来夏の参院選比例代表の投票先は、民主が33.6%、自民は15.6%だった。望ましい政権の形としては、「民主中心の連立」24.9%、「民主単独」18.6%、「自民中心の連立」12.0%、「自民単独」4.5%、「民主、自民の大連立」16.5%などだった。 (2009/11/13-16:14)
1470
:
とはずがたり
:2009/11/14(土) 21:35:20
菅副総理:国家戦略室チーム編成で小沢幹事長に協力要請
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091114k0000m010042000c.html
菅直人副総理兼国家戦略担当相は13日、国会内で民主党の小沢一郎幹事長と会い、政府の国家戦略室に党所属議員によるサポートチームを編成することへの協力を求めた。行政刷新会議の事業仕分けメンバーの人選が党側の反発で難航したことを受け、今回は事前に打診した。鳩山政権発足後、小沢氏と菅氏が2人で会うのは初めて。
毎日新聞 2009年11月13日 19時43分
1471
:
とはずがたり
:2009/11/14(土) 21:47:20
鳩山首相:オバマ米大統領滞在中、APECへ 異例の「首相不在」
http://mainichi.jp/select/seiji/administration/news/20091114ddm005010050000c.html
鳩山由紀夫首相は14日未明、来日中のオバマ米大統領を残したまま、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためシンガポールへ向け出発した。大統領の来日が予定より1日遅れた結果だが、首相不在の日本に他国の首脳が滞在する異例の事態となった。
オバマ大統領は14日、東京都内でアジア政策演説を予定。天皇陛下との昼食会に出席後、シンガポールに向かう。大統領の演説には菅直人副総理兼国家戦略担当相、岡田克也外相らが出席する。
平野博文官房長官は13日の記者会見で「(菅氏を首相の)臨時代理に任命している。政府としても万全の態勢をとる」と述べ、危機管理上の問題はないとの認識を強調した。「公式日程にはきちっと首相と関係閣僚が出席している。(外交上)失礼に当たるかどうかのコメントは差し控えたい」と述べた。【横田愛】
毎日新聞 2009年11月14日 東京朝刊
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