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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

6125とはずがたり:2017/05/12(金) 21:18:56

福岡空港、運営権の争奪戦激しく 三菱地所やオリックス、住友商事…大手企業も入札検討
https://news.goo.ne.jp/article/qbiz/business/qbiz-20170512142203132.html
15:00qBiz 西日本新聞経済電子版

 2019年4月予定の福岡空港民営化を巡り、三菱地所やオリックス、住友商事など複数の大手企業が、運営企業を選ぶ入札に参加を検討していることが分かった。アジアに近い福岡空港は、滑走路の増設も控えて高い成長が見込まれており、九州電力や西日本鉄道を中心とする「地場連合」を含めて、運営権の争奪戦は激しさを増しそうだ。

 入札を検討する主な大手企業は、地場連合と共同で参加予定の三菱商事のほか、三菱地所▽オリックス▽住友商事▽伊藤忠商事▽東京急行電鉄?など。

 福岡空港の発着回数と旅客数は現在、ともに国内4位で、25年には2本目の滑走路が完成する。訪日客の増加も見込まれる中、各社ともこれまで培った航空関連事業や商業施設の運営ノウハウを生かす考えだ。

 三菱地所の吉田淳一社長は11日、都内で開いた記者会見で「チャレンジしていく可能性がある」と意欲を示し、「魅力や集客力を高めるまちづくりの醍醐味(だいごみ)が生かせる」と話した。

 オリックスは、フランスの空港運営会社バンシ・エアポートと連合で関西・大阪両空港を運営しており、神戸空港の運営権も取得する見通し。ただ福岡空港では、バンシとは別の企業と組む方向で検討している。

 住友商事はアジアの空港内で保安システムやモノレールの整備を手掛けた実績もあり、ドイツの空港運営会社と連合を組むことを検討中。昨年7月に民営化した仙台空港を運営する東京急行電鉄や、伊藤忠商事も「関心を持っている」として情報収集している。

 地場連合は九電や西鉄に加え、ANAホールディングスや日本航空などが出資する「福岡エアポートホールディングス」が中核となり、三菱商事やシンガポールの空港運営会社チャンギ・エアポート・グループとの連合で入札に臨む。厳しい競争が見込まれるが、地場企業幹部は「入札で提案する事業計画の質を高める作業を淡々と進めたい」と話した。

 国土交通省は5月中に、運営権の最低入札価格を1610億円とするなどの募集要項を公表し、公募を開始。活性化策などを総合評価して、18年5月に運営企業を決める予定だ。

空港民営化

 国や自治体が管理する空港の運営を民間企業に委託すること。福岡空港は2019年4月に民営化予定で、30年間の運営権を入札で落札した事業者が滑走路とターミナルビルを一体経営する。ビル運営の収益で着陸料を値下げするなど柔軟な経営で路線や利用者を拡大して空港を活性化させる狙い。国内では16年に関西・大阪、仙台空港が民営化され、高松や広島、熊本空港などでも計画されている。

6126チバQ:2017/05/16(火) 18:38:37
https://news.goo.ne.jp/article/qbiz/business/qbiz-20170516142029626.html
福岡、北九州空港の一体経営もOK 国交省が「特例」 相互補完で活性化期待
15:00qBiz 西日本新聞経済電子版

福岡、北九州空港の一体経営もOK 国交省が「特例」 相互補完で活性化期待
民営化の動きが進む福岡空港=2017年3月28日
(qBiz 西日本新聞経済電子版)
 国土交通省は北九州空港の民営化を見据え、2019年4月に民営化する福岡空港の運営企業が北九州空港の運営権を取得、一体経営することも認める方針を決めた。民営化が先行する国管理空港では、運営会社の他空港経営は原則禁止だが、混雑が続く福岡空港と24時間運用の北九州空港は、一体運営による相互補完でより活性化できると判断した。

 国交省が近く公表する、福岡空港運営企業の選定基準も判明、最低価格を1610億円とした運営権対価の配点を全体の3割と、先行空港より大きくした。入札価格を重視した格好で、募集要項とともに企業側に示し、公募を始める。

 既に民営化された仙台空港と手続きが先行する高松空港では経営安定のため、別の空港の運営など他事業との兼業は認めていない。

 福岡空港は街中にあり利便性は高いものの、離着陸の時間が制限され混雑が慢性化。一方で海上の北九州は九州唯一の24時間空港で、一体運用により路線誘致などで相乗効果が期待できると判断し、一体経営の容認を募集要項に盛り込む。

 国は空港活性化に向け、各地で民営化を推進しており、北九州空港は北九州市などの意向を受けて判断する方針。福岡空港との一体経営には、北九州空港が民営化され、運営権を入札で獲得する必要がある。

 福岡空港運営企業の選定基準は、着陸料の設定や路線誘致策、北九州空港との連携策などに重点を置く。運営権対価の配点は1次、2次審査ともに3割で、1〜2割だった仙台、高松両空港より高い。アジアに近く滑走路も増設される福岡空港には多くの大企業が関心を示しており、落札額が高騰するとの見方もある。

 企業選定の審査委員会は8人で構成。委員長は一橋大大学院の山内弘隆教授で、地元からは福岡県の江口勝副知事と福岡市の中園政直副市長が入る。

6127とはずがたり:2017/05/16(火) 19:18:02
トランプ政権の入国制限で乗客急減。エミレーツがアメリカ路線を減便
https://www.businessinsider.jp/post-32999?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=201705
Benjamin Zhang
Apr. 20, 2017, 02:00 PM1655

エミレーツ航空は4月19日水曜日(現地時間)、トランプ政権による入国制限で乗客が減ったため、米国への路線を削減すると発表した。
アラブ首長国連邦のドバイに本拠地を置くエミレーツ航空は5月以降、運航しているアメリカ12都市のうち5都市へのフライトを減便する。
5月1日から、毎日運航していたフロリダ州フォート・ローダーデール空港へのフライトを週5便に削減。5月23日からは、フロリダ州オーランド空港へのフライトも同様に週5便に削減する。
6月1日と2日には、それぞれシアトル空港行き、そしてボストン空港行きのフライトが1日2便から1便へ削減される。そして7月1日からは、ロサンゼルス空港行きのフライトが1日2便から1便へ削減される。
エミレーツ航空の担当者はBusiness Insiderに対し、「アメリカ政府による最近の入国ビザ発給規制、セキュリティ審査の強化や、機内持ち込みの電子機器の制限などが、アメリカ旅行に対する興味と需要に打撃を与えている。アメリカへの旅行者の減少を受け、今回の減便を決定した」と語った。
エミレーツ航空によると、アメリカ線はトランプ大統領の就任前まで順調に成長してきたが、ここ過去3カ月で予約が大幅に減少した。トランプ政権による主要なイスラムの国々(アラブ首長国連邦は対象外)からの入国制限、厳しいビザ規制や、複数の中東や北アフリカ路線でのノートパソコンなど電子機器の機内持ち込み制限などが導入され、米国路線への需要は落ち込んだ。
エミレーツ航空のフライト削減のニュースは、アメリカの主要3航空会社にとっては朗報だろう。2015年から、アメリカン航空、デルタ航空、そしてユナイテッド航空は、中東拠点の3航空会社であるエミレーツ航空、エティハド航空そしてカタール航空の台頭に苦言を呈してきた。
アメリカの3社は、「中東3航空会社はそれぞれの政府の援助と、過去10年で約500億ドル(約5兆4000億円)の補助金により成長し、国際市場を飽和させ、米国航空業界の雇用安定を脅かしてきた」と主張している。また、アメリカとアラブ首長国連邦やカタールを含む世界の120カ国の間で結ばれているオープンスカイ協定にも中東3社が抵触していると訴えている。

6128とはずがたり:2017/05/17(水) 08:59:07

福岡、北九州空港の一体経営もOK 国交省が「特例」 相互補完で活性化期待
https://news.goo.ne.jp/article/qbiz/business/qbiz-20170516142029626.html
05月16日 15:00qBiz 西日本新聞経済電子版

 国土交通省は北九州空港の民営化を見据え、2019年4月に民営化する福岡空港の運営企業が北九州空港の運営権を取得、一体経営することも認める方針を決めた。民営化が先行する国管理空港では、運営会社の他空港経営は原則禁止だが、混雑が続く福岡空港と24時間運用の北九州空港は、一体運営による相互補完でより活性化できると判断した。

 国交省が近く公表する、福岡空港運営企業の選定基準も判明、最低価格を1610億円とした運営権対価の配点を全体の3割と、先行空港より大きくした。入札価格を重視した格好で、募集要項とともに企業側に示し、公募を始める。

 既に民営化された仙台空港と手続きが先行する高松空港では経営安定のため、別の空港の運営など他事業との兼業は認めていない。

 福岡空港は街中にあり利便性は高いものの、離着陸の時間が制限され混雑が慢性化。一方で海上の北九州は九州唯一の24時間空港で、一体運用により路線誘致などで相乗効果が期待できると判断し、一体経営の容認を募集要項に盛り込む。

 国は空港活性化に向け、各地で民営化を推進しており、北九州空港は北九州市などの意向を受けて判断する方針。福岡空港との一体経営には、北九州空港が民営化され、運営権を入札で獲得する必要がある。

 福岡空港運営企業の選定基準は、着陸料の設定や路線誘致策、北九州空港との連携策などに重点を置く。運営権対価の配点は1次、2次審査ともに3割で、1?2割だった仙台、高松両空港より高い。アジアに近く滑走路も増設される福岡空港には多くの大企業が関心を示しており、落札額が高騰するとの見方もある。

 企業選定の審査委員会は8人で構成。委員長は一橋大大学院の山内弘隆教授で、地元からは福岡県の江口勝副知事と福岡市の中園政直副市長が入る。

6129チバQ:2017/05/17(水) 11:06:07
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1705170024.html
【経済裏読み】ムチャぶり?文在寅氏の鶴の一声で「仁川国際空港の非正規1万人を正規雇用に」 ロボット導入で合理化方針が一転 
09:29産経新聞

 仁川(インチョン)国際空港を訪れた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「任期内に公共部門『非正規雇用ゼロ』時代を切り開く」と宣言したことが、空港の運営に動揺を与えそうだ。同空港の評価は高く、サービス面や乗り継ぎ面では常に世界トップ級という。今年から清掃・案内ロボットの試験導入を始め、将来的には保安・警備を担当するロボット導入も検討する。業務効率アップを目指す取り組みなのだが、文氏の宣言を受けて空港公社の鄭日永(チョン・イルヨン)社長は非正規1万人を年内に正規雇用に切り替えると発言。「ロボット導入で人員削減」の合理化方針が一転してしまったわけだ。性急な制度変更は各方面に軋轢(あつれき)を産む。早くも新大統領のムチャぶりが始まった?

 最高の乗り継ぎ部門で5年連続1位なのだが…

 仁川国際空港の国際的な評価はすこぶる良い。韓国紙、朝鮮日報(日本語電子版)によれば、国際空港協議会(ACI)の調査で職員の親切さなどのサービス面で12年連続のトップだったという。

 また、聯合ニュース(日本語電子版)は、英国の世界的な航空調査会社スカイトラックスによる「2017ワールドエアポートアワード」で仁川空港が「最高の乗り継ぎ空港」部門で5年連続1位に選ばれたと報じた。日本人旅行者にとっても利便性がよく、仁川経由で欧米などに向かう人も多い。いわゆるアジアの“ハブ空港”として機能しているのである。

 一方で2001年の開港から3年で黒字転換できたのは、「外部委託」を中心とする運営が一役買っていたという指摘があるのも事実だ。空港で働く人全員が正規雇用となるのは理想的なのだが、清掃や事務補助といった周辺業務は外注化されていることが多く、世界中の空港で非正規雇用は存在する。

 だが、新大統領の文在寅氏はその空港に目をつけたのである。韓国では空港に限らず、正規雇用の職員に比べて非正規雇用者の賃金は極端に低く、労働環境も劣悪で社会問題になっている。空港を皮切りに、文氏は新政権が率先して非正規雇用の問題に取り組むことで民間企業への波及をも狙っているかのようだ。

 仁川空港は非正規雇用を量産する機関か

 朝鮮日報によると、文氏は就任直後の5月12日に仁川空港を訪問した際、「任期内に公共部門『非正規雇用ゼロ』時代を切り開く」と宣言した。これを受け、仁川空港公社の鄭日永社長は「私が先頭に立ち、今年末までに1万人の関連会社従業員全員を正規雇用に切り替えたい」と述べたという。そして、8月から非正規雇用の職員全員を正規雇用とする方針を明らかにした。

 同紙によると、同空港公社の関連会社の従業員(非正規雇用)は、正社員(1284人)の約5・3倍となる6831人(昨年10月現在)にのぼる。今年末に第2ターミナルが開業すれば、関連会社の従業員数は1万人近くに増える見通しという。このため、共に民主党や国民の党などは「仁川空港は過度の外部委託により非正規雇用を量産している機関だ」と批判の的にしてきた。文氏が初の訪問先を同空港に決めたのも、こうしたことを考慮したためだとみられる。

 そうした中、同紙は5月15日付の社説(日本語電子版)で「非正規雇用問題が韓国社会における大きな課題であることは誰もが認めるが、一方でこの非正規雇用という制度もそれなりの事情や理由があって存在するものだ。その事情を解消せず、最初から非正規雇用を全て正規雇用にしてしまうと、この問題は思わぬ方向に進んでしまうだろう」と、文氏の宣言の性急さを懸念したのである。

6130チバQ:2017/05/17(水) 11:06:50
 いっそ法律で『非正規職の廃止』を定めては…

 文氏が今回の宣言を出す前、空港公社社長の鄭氏は昨年の国政監査などで「関連会社の従業員が多いのは事実だが、テロ対策や消防などの『中核人材』は直接雇用に切り替え始めた。サービス関連従業員の平均給与も年間3600万ウォン(約360万円)と高い方だ」と述べていた。また、同空港は今年から清掃・案内ロボットの試験導入を開始、2022年までに保安・警備業務などを担当するロボットも導入して人材を削減する方針だった。

 それが、5月12日に文氏が訪問したことで、空港公社側が約1万人の非正規雇用人材を全員正規雇用に切り替えるとし、「ロボット導入による人員削減」の方針を180度転換させてしまったわけである。

 文氏のように、半ば“強圧的”に非正規雇用問題を解決しようとする場合、最も問題となるのは「お金」である。すべて例外なく一律に非正規雇用を正規雇用とするには、膨張する人件費を企業だけでまかなうのは不可能だ。最終的に国民の税金で埋め合わせるしかないと場面も出てくる可能性さえある。本当にそうするつもりなら、朝鮮日報が指摘するように、文氏は国民にその事情を説明すべきなのかもしれない。圧勝した大統領選の選挙戦のように国民受けする政策ばかりを訴えているだけではいけないのだ。

 そうした意味で同紙の社説は皮肉ともとれる。

 「もし非正規雇用をなくすことがそれほど簡単なことであれば、歴代の大統領は直ちにそれを実行したはずだ。あるいは最初から非正規雇用そのものを違法とする法律を制定してもよかっただろう」と、暗に文氏に「法律で『非正規職の廃止』を定めてはどうか」とささやいた。

 ムチャぶりとも思える文氏の鶴の一声の行く末は…

6131チバQ:2017/05/17(水) 11:10:48
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASK5J51XYK5JOBJB007.html
中部空港、混雑期に駐車場が大幅不足へ 新ビル工事で
00:07朝日新聞

 中部空港会社は16日、お盆や年末年始などの混雑期に空港内の駐車場が大幅に不足すると発表した。格安航空会社(LCC)向け新ターミナルビル建設の関連工事で、混雑期用の臨時駐車場4300台分が段階的に使えなくなるため。空港会社は公共交通機関の利用のほか、混雑期の駐車場利用は必ず予約をするように呼びかけている。

 駐車場は立体駐車場5800台分と合わせて1万100台分あり、ピーク時には約1万台の利用がある。だが、今年度内は新たに設ける650台分の臨時駐車場を含め、混雑期でも最大8650台分、来春以降は最大6450台分しか使えないという。

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6132とはずがたり:2017/05/19(金) 22:30:42
すげえw

オランダ国王
副操縦士として21年間乗務 月に2度
https://mainichi.jp/articles/20170518/k00/00e/030/236000c
毎日新聞2017年5月18日 10時02分(最終更新 5月18日 10時35分)

 【ブリュッセル八田浩輔】オランダのウィレム・アレクサンダー国王(50)が、月に2度のペースで商用旅客機の副操縦士として21年間乗務を続けていたことを明らかにした。17日付のオランダ紙テレグラフのインタビューで語った。

<国王死去でタイ人パイロットの手助け>
<英王室お墨付き「ナニー」に学ぶ英国流子育てのコツ>
 パイロットの資格を持つ国王は、KLMオランダ航空で「ゲスト操縦士」として運航にかかわることは知られていたが、詳細は明らかにされていなかった。

 同紙によると国王は同航空子会社の特定の小型ジェット機で、制服に身を包み副操縦士として運航にかかわってきたという。機内アナウンスすることもあったが身分は明かさず、理由について「機長やクルーを代表して搭乗への感謝を伝えるので名前を名乗る必要はなかった。どちらにしてもほとんどの乗客は聞いていないだろう」と語った。

 国王即位後も搭乗を続けていたが、同機の引退に伴い操縦を一時的に停止する。今後は後を継ぐ小型ジェット機ボーイング737の訓練を始め、将来的に搭乗を続ける意向という。

 ウィレム・アレクサンダー国王は13年4月、ベアトリックス前女王の高齢などを理由にした退位に伴い新国王に即位した。

6133とはずがたり:2017/05/19(金) 22:43:28
トランプ政権の入国制限で乗客急減。エミレーツがアメリカ路線を減便
https://www.businessinsider.jp/post-32999?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=201705
Benjamin Zhang
Apr. 20, 2017, 02:00 PM2208

6134チバQ:2017/05/20(土) 02:13:21
http://www.sankei.com/west/news/161117/wst1611170067-n1.html
2016.11.17 22:39

高松空港の運営事業者は?…大成と三菱地所が名乗り 地元企業も参戦か
 民営化される高松空港の運営事業者に、ゼネコン大手の大成建設と不動産大手の三菱地所が名乗りを上げることが17日、分かった。国土交通省が事業者を募集しており、共同で応募する検討に入った。

 インフラ整備や再開発などの経験を生かし、着陸料の引き下げや商業施設の増設などで空港の収益力を高める計画をアピールするとみられる。地元の穴吹興産や別の建設会社もそれぞれ運営権の取得を検討しており、複数の企業連合による争奪戦になりそうだ。

 募集締め切りは12月9日で、有識者委員会が審査し、平成29年8月に事業者を選ぶ。

 運営事業者は地元自治体とともに新会社を設立する。高松空港を管理している国は、施設を保有したまま運営権を新会社に譲り渡す。新会社は空港とターミナルビルの運営を30年4月に始める。運営期間は15年間。最長で55年間まで延長できる。

 国が直接管理する空港の民営化は今年7月の仙台空港に続いて2例目。仙台空港の運営には東京急行電鉄など7社が携わっている。福岡空港も31年4月ごろの民営化を目指している。4月にオリックスなどに運営権が移った関西空港と大阪(伊丹)空港は、国が全額出資した企業が管理していた。

 日本を訪れる外国人旅行者は今年、2千万人を超えた。自然や伝統文化を楽しむため地方を観光する旅行者も増えており、拠点となる空港の強化は地域活性化の焦点にもなっている。政府は地元の理解を得ながら全国で民営化を進める方針だ。

https://www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2016120802
高松空港民営化、穴吹興産が名乗り 動画 space
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2年後に民営化される高松空港の運営事業者に穴吹興産を中心とした地元企業の連合が応募する方向で最終調整に入った事がわかりました。
穴吹興産側は正式にコメントできないとしていますが、複数の関係者によりますと名乗りをあげるのは地場大手の穴吹興産のほか高松琴平電気鉄道や県内の金融機関などと見られ、国土交通省が事業者の募集を締め切る今月9日までに応募する予定だと言う事です。
民営化に向けた高松空港の運営事業者を巡っては東京に本社を置くゼネコン大手の大成建設と不動産大手の三菱地所など、複数の企業連合が既に名乗りをあげています。
地場連合といえるグループは系列会社でホテル運営や複数の公共施設管理などする穴吹興産を中心に、地元色を強く出すとともに、各社独自の強みを生かして空港の成長と地域活性化に繋げる狙いがあると見られます。
国土交通省によりますと、運営の開始予定は再来年の4月で、期間は最長55年。
空港を始め、ターミナルビルや駐車場などの運営も一括して請け負う事業者の選定は来年8月の見通しで、運営権を目指した争奪戦が始まります。

6136チバQ:2017/05/20(土) 02:15:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0398624.html
空港民営化 三菱地所、道内の運営参入に意欲 競争本格化へ
05/12 07:00

 新千歳など道内7空港の運営を一括で民間委託する空港民営化について三菱地所の吉田淳一社長は11日、東京都内で開いた記者会見で「チャレンジしていく予定だ」と述べ、運営権取得に意欲を示した。道内空港の民営化を巡っては、同社のほかにも複数の企業による運営権取得の動きが見込まれており、競争が今後本格化しそうだ。

 吉田氏は2019年度に民営化予定の福岡空港の運営にも意欲を示し「集客施設として街づくりの経験が生かせる分野だ」と狙いを説明。ただ、「検討はしているが、入札に向けた企業連合の枠組みなどは未定」(同社広報部)という。

 同社は昨年7月に民営化され、東急電鉄などが参入した仙台空港運営の審査に応募したほか、来年度に民営化される高松空港の運営にも名乗りを上げている。

6137チバQ:2017/05/24(水) 10:55:01
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-173090.html
飛べない「エアアジアジャパン」で深まる混迷 井手会長が経営の一線から退き、再び増資も
05:00東洋経済オンライン

飛べない「エアアジアジャパン」で深まる混迷 井手会長が経営の一線から退き、再び増資も
飛べない「エアアジアジャパン」で深まる混迷
(東洋経済オンライン)
いつになったら離陸できるのか――。

マレーシアを拠点とするアジア最大のLCC(格安航空会社)、エアアジアが日本に設立したエアアジア・ジャパン。楽天、アルペン、ノエビアホールディングスなどの出資も受け設立されたのが2014年。だが、いまだに就航は実現していない。

中部国際空港(セントレア)を拠点空港とすることを決め、2015年10月に国土交通省から航空運送事業許可を受けた。中部―新千歳(札幌)、中部―台北の2路線を計画しているが、これまで4回就航時期が延期され、現在は未定となっている。

スカイマーク出身会長が取締役を退任
代表取締役を退任した井手隆司氏。スカイマーク出身、就任当初は強気の計画を公言していた(撮影:大澤誠)

そしてこの5月、経営体制の変更が明らかになった。5月15日付けのエアアジア・ジャパンの法人登記によれば、3月末で井手隆司会長の代表権が外れ、取締役から退任。会社側は「健康上の理由」としており、現在は会長にとどまったまま、執行役員に就いているという。

井手氏は2015年9月までスカイマークの会長を務め、2015年12月にエアアジア・ジャパンの代表取締役会長に就任した。年が明けた2016年2月には、中部空港関係者を集めた講演会で2016年夏の運航開始を宣言。将来的にはアジアだけでなく、ホノルルや米国西海岸への就航も示唆し、株式上場の計画までブチ上げていた。

壮大な野望を掲げていた張本人が経営の一線から退いたことの意味は、小さくない。井手氏の取締役退任により、代表取締役は秦修社長のみとなった。秦氏は米デルの日本法人出身で、航空業界に精通しているわけではない。エアアジア・ジャパンの取締役会からは、日本の大手航空会社での実務経験者が1人もいなくなってしまった。

実際、業界関係者の間では「今のエアアジア・ジャパンには、(就航に欠かせない)国交省航空局とまともに交渉できる人材がいない」との声が飛び交う。井手氏が会長に就任する以前、設立当初からエアアジア・ジャパンを率いていたのが全日本空輸(ANA)出身の小田切義憲・前社長だった。

小田切氏はANAとエアアジアの合弁による旧エアアジア・ジャパンが設立された際、同社へと転じ、両社の合弁解消後も新生エアアジア・ジャパンにとどまり社長に就いた。

ただ、事業許可を得た後、就航準備に時間を掛ける小田切氏とエアアジア幹部の間には深い確執が生まれ、小田切氏は辞任。そして井手氏と、同じくスカイマーク出身の有森正和・現CFO(最高財務責任者)が招聘された。

その後の航空局とのやりとりは停滞した。事業許可が下りてから実際に運航を開始するには、航空局による多くの検査を経なければならないのだが、マレーシア本社では事業許可が出ればすぐ飛行できると考えていた節がある。

国交省の検査がクリアできない
航空局による検査にはさまざまなものがある。関係者によれば、エアアジア・ジャパンは、航空機の運航管理・整備や乗員の訓練に必要となる基本的な施設の検査のほか、航空局職員が立ち会う以前の通常飛行の試験すら終わっていない状況だという。「今夏の就航も厳しいのではないか」との声も聞かれる。

運航ができなければ、当然収入もない。航空機のリース料や駐機料、施設の賃借料、そして人件費など、多額の費用を垂れ流すばかりだ。収入がないと銀行も融資に応じない。頼みの綱は増資しかない。

5月15日付の登記簿からは、この4月に3度目となる増資が行われたことがわかった。金額は約16億円。どの株主が応じたかは「開示していない」(広報)という。昨年3月には約30億円、12月にも約10億円の増資が行われた。増資はすべて無議決権株式だ。本国のエアアジアが普通株式で増資に応じると、航空法が定める外資の議決権の上限3分の1を超えることを考慮しているとみられる。

すべての株主がいつまでも増資に応じるとは限らない。本国のエアアジアも、現在中国やベトナムで新たな航空会社を立ち上げようとしている。日本だけに構っている余裕はないだろう。就航に向けた検査を乗り切れるだけの人材を確保することが急務といえる。

6138チバQ:2017/05/24(水) 10:55:47
https://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20170523063001.html
昨年度の那覇空港旅客数、2000万人突破 予測超える大幅増 LCCが押し上げ
05月23日 06:30琉球新報

昨年度の那覇空港旅客数、2000万人突破 予測超える大幅増 LCCが押し上げ
琉球新報
(琉球新報)


 国土交通省大阪航空局がまとめた2016年度の那覇空港の旅客数(速報値)が前年度比8・0%増の2003万6318人となり、5年連続の増加で初めて2千万人を突破したことが22日、分かった。入域観光客の好調な推移や格安航空会社(LCC)の就航増が押し上げた。那覇空港の第2滑走路増設事業の環境影響評価書は、最大の利用を見込んだ上位ケースで2030年度に1928万人に達する需要予測を前提としているが、実績は予測を大きく上回る推移を見せている。 那覇空港を利用した旅客数は、国内線が5・7%増の1695万4819人、国際線が23・2%増の308万1499人となり、国内、国際線ともに増加した。特に国際線の旅客数は09年度に30万3046人だったのが、7年で10倍と急増している。

 貨物の取扱量も4・4%増の約41万7077トンとなり、過去最高を更新。内訳は国内線が0・7%減の22万472トン、国際線が10・6%増の19万6604トンだった。国際貨物は、全日空の国際物流事業が始まる前の08年度は1809トンにすぎなかったのが、100倍の規模に拡大している。

 一方、沖縄総合事務局と大阪航空局が13年に策定した環境影響評価書では、将来の航空旅客数について上位・中位・下位にケース分けして需要を予測。2010年度の1423万人を起点に、2020年度に最少1575万〜最大1748万人、2030年度に最少1605万〜最大1928万人の結果を示していた。

 国土交通省は那覇空港に2本目の滑走路が完成した後の処理容量(滑走路に発着できる能力)は年18万5千回になると試算しているが、発着回数の実績値も15年度で約15万7千回まで増加している。

 経済界には、今後も那覇空港の利用が拡大を続けると、増設後の早いうちに滑走路発着が飽和状態に陥りかねないといった指摘があり、増加する航空需要に対応した那覇空港の機能強化を求める議論に拍車が掛かりそうだ。(与那嶺松一郎)

6139とはずがたり:2017/05/24(水) 12:46:07

【香港】キャセイ、従業員2百人を追加削減か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170524-00000002-nna_kyodo-cn
NNA 5/24(水) 11:30配信

 香港の航空大手、キャセイパシフィック航空が、年内に従業員200人を追加で削減するとの観測が浮上している。同社は22日、香港の本社で働く従業員約600人の削減を発表したばかり。23日付サウスチャイナ・モーニングポストなどが伝えた。
 消息筋によると、新たに職務等級の低い従業員200人を削減する可能性があるという。キャセイ航空の広報担当者は22日時点で、追加リストラについてのコメントを控えている。
 従業員600人の削減計画では地上職、パイロット、客室乗務員(CA)などは対象外。ただ23日付スタンダードによると、CAの間でもリストラに対する懸念は広がっているという。キャセイは向こう1カ月内に解雇の旨を通知し、年内にリストラを完了する計画だ。
 ■リストラ効果限定的か
 従業員600人の削減を受け、人件費は年約5億HKドル(約71億4,200万円)程度減る見通し。ただ人件費全体でみると6%程度にすぎず、3月に目標として掲げていた30%削減にはほど遠い規模となっている。
 スイス金融大手のクレディ・スイスは、高級・中級管理層の削減により、管理層での意思決定のスピードが早くなると利点を指摘。ただ、解雇となる従業員への補償などにコストがかさむため、今年度の赤字額の大幅な削減にはつながらないとみている。
 業界内では、キャセイ航空の2017年12月期の赤字額が9億HKドル規模に達するとの見方が広がっている。

最終更新:5/24(水) 11:30

6140チバQ:2017/05/27(土) 07:43:34
https://news.goo.ne.jp/article/kumanichi/region/kumanichi-20170526094820.html
熊本空港の運営どこに 民間委託、選定幕開け

05月26日 09:43

民間委託に向けた国の手続きが本格化する熊本空港=4月13日、益城町

(熊本日日新聞)


 県が熊本地震からの「創造的復興のシンボル」と位置付ける、熊本空港(益城町)の民間委託に向け、運営企業の“選定レース”が幕を開けた。国土交通省は今夏にも基本的な枠組み案を公表する見通しで、県内外の企業に参加意欲を尋ねる調査にも着手する。民間委託は、ビジネスチャンスとなるか��。県内企業も情報収集に動きだした。

 18日、熊本経済同友会が熊本市で開いた「阿蘇くまもと空港コンセッション委員会」の第1回勉強会。県の担当者が熊本空港の利用状況や委託のメリット、今後の手続きなどを説明し、会員約80人が熱心に耳を傾けた。

 終了後、参加者からは「民間委託はチャンス。何ができるか検討したい」(九州産業交通ホールディングス)と前向きな意見が出た一方、「地元がどう関われるのか、現時点で正直分からない」(地場デベロッパー)と様子見の声も漏れた。

●高い自由度

 熊本空港の民間委託は昨年12月、蒲島郁夫知事が国に要望した。国内線と国際線のターミナルビルを新築・一体化する構想で、設計段階から民間委託するのは全国初。県は、官にはない発想の活性化策を期待し、ビル建設費の民間負担で公費支出を抑える“一石二鳥”を狙う。

 運営企業にとっても、新ビル設計から携わる自由度の高さは魅力だ。しかも、熊本空港利用者は年間300万人前後。損益分岐点の200万��250万人を上回り、2015年度の経常損益は約5億円の黒字だった。慶応大の加藤一誠教授(交通経済)は「九州は観光資源が豊富で、アジアにも近い。民間の工夫次第で利用客をさらに増やせる可能性がある」とみる。

●単独は困難

 注目は応募企業の顔触れだが、空港の機能は多岐にわたり、ノウハウを持つ大企業の協力が欠かせない。18日の勉強会で、みずほ総合研究所の阿部純哉上席主任研究員も「地元単独で運営するのは難しい」と指摘した。

 実際、国内第1号の仙台空港は、東急電鉄を代表とした県外企業のみのグループが運営権を取得。先行する福岡空港は九州電力や西日本鉄道などの地元有力企業が出資する新会社などが意欲を示す。

 一方、運営権は30��50年の長期間となり、地元住民との良好な関係が成功の鍵を握る。三井住友トラスト基礎研究所の福島隆則主席研究員は「地元企業が参画すれば、運営が円滑に進む可能性もある」と指摘する。

●2年後にも

 国交省は、委託期間や業務の範囲などを示した基本枠組み案を示した上で、早ければ17年度中に公募手続きを始めるとみられる。応募企業の提案内容審査を経て、19年度にも運営権者が決まる見通しだ。新ビルについても国は完成目標を「22年度めど」と設定した。

 国の枠組み案には、自治体の出資や県内企業の関与の仕方も盛り込まれる予定で、県内企業の動きが活発化する可能性もある。今後、同空港の開発が県内投資への呼び水となるのは確実。県交通政策課は「一つでも多くの企業に関心を持ってほしい」としている。(田上一平、宮崎達也)

6141とはずがたり:2017/05/29(月) 16:25:34
BAシステム障害 「何の説明もない」といらだつ乗客
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170529-10001827-bbcv-int
BBC News 5/29(月) 16:00配信
大規模なシステム障害による英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の混乱は、発生から3日目の29日にも短距離フライトが欠航するなど、影響が続く見通しとなっている。28日の空港内には、振り替え便の予約を取り直そうとする乗客で長蛇の列ができた。出発を待つ乗客のために、一部の会議室も開放された。

(c) BBC News
最終更新:5/29(月) 16:00

6142チバQ:2017/05/30(火) 22:25:27
https://zuuonline.com/archives/154571
羽田発着枠拡大などの影響

茨城、静岡など首都圏周辺「地方空港」大ピンチ、国際便が相次いで流出
日本を訪れる外国人観光客が増える中、地方空港で国際線の撤退が相次いでいる。大都市圏の拠点空港が発着枠を拡大したことにより、格安航空会社(LCC)などがシフトしているためで、首都圏に近い茨城県の茨城空港や静岡県の静岡空港は国際線の運航本数が大幅に減少した。

大都市圏から離れた空港では、新路線の就航にこぎつけた例もあるが、LCCを含めた外国航空会社の誘致競争は激しさを増す一方。国土交通省は全国から約20の地方空港を選び、国際便就航を後押しする方針を打ち出している。

茨城空港は中国、台湾の新規路線が壊滅

東京国際空港ターミナルによると、東京・羽田空港に発着する国際旅客便は5月のダイヤで出発、到着とも1日当たり約110便。同社は「発着枠の拡大により、前年5月の100?105便に比べて5?10便増えた」と説明している。

千葉県の成田空港、大阪府の関西空港、北海道の新千歳空港、愛知県の中部国際空港など大都市圏の拠点空港もそろって増便や新規就航が相次いでいる。その影響をもろに受けたのが、大都市圏の近くにある地方空港だ。

2010年に開港した茨城空港は、早くから中国のLCC・春秋航空の上海便が運航していたが、中国南方航空が2015年、訪日中国人観光客の増加に合わせて深セン便を就航させたのをはじめ、中国国際空港の杭州便、台湾のLCC・Vエアの台北便、春秋航空の成都・揚州便が相次いで就航、一時は国際便が週に19便発着していた。

座席利用率はいずれも6?7割を維持していたとみられる。LCCの採算ラインとされる80%には及ばないが、通常の国際便としてはそれほど悪くない。しかし、これら新規路線は2016年4?9月に次々に撤退した。各社は茨城県に対し「機材繰りのため」と説明したという。現在は上海便が水曜日を除く毎日1便運航しているだけだ。

中国などの航空会社は羽田など拠点空港の発着枠を確保できなかったことから、セカンドベストの選択で地方空港に就航した。訪日観光客の増加に伴い、全国の地方空港で中国や台湾との定期路線が相次いで就航し、運賃の値下げ競争に入る中、少しでも高い座席利用率を確保しようと考え、拠点空港の発着枠が拡大するとシフトしている。

茨城空港は北関東唯一の空港としてだけでなく、首都圏の拠点空港を補完する役割を担おうと、国際旅客便の誘致に力を入れてきた。茨城県空港対策課は「常磐道へのアクセス改善などを進め、地道にPRしていくしかない」と対応に苦慮している。

静岡空港も中国便撤退で、国際線搭乗客が大幅減に
苦境に立たされているのは、静岡空港も同じだ。2016年に韓国のLCC・エアソウルがソウル便の運航を始めたものの、羽田空港や中部国際空港にシフトする中国便の撤退が続いている。

就航から1年間着陸料無料やチャーター1便当たり100万円の補助など、静岡県は至れり尽くせりのサービスで誘致を続け、ピークの2015年秋には、中国本土を結ぶ路線が13路線、週39往復を数えたが、現在は4路線、週15往復に落ち込んでいる。2016年度には南京便、温州便などが撤退、2017年度も北京首都航空の瀋陽便が5月で運休した。

静岡県によると、2016年度の静岡空港搭乗客は前年度比12%減の61万人。2009年度の開港以来、2番目に高い数字だが、国際便の搭乗客数が前年度比29%減の28万人に落ち込んだことから、国内、国際便合わせて70万人の中期目標に及ばなかった。

エアソウルのソウル便が7月から週1便増えて週6便になるなど明るい材料もあるが、首都圏、中部圏の拠点空港に比較的近いだけに、拠点空港発着枠拡大の影響は大きい。

6143チバQ:2017/05/30(火) 22:25:47
国交省は全国約20の地方空港を重点支援する方針
これに対し、拠点空港から比較的距離がある地方空港では、競争を勝ち抜いて国際便の就航にこぎつける例もある。青森県の青森空港がその1つで、5月から中国奥凱航空の天津便が就航した。大韓航空のソウル便は運航しているが、中国本土への定期便は初めてになる。

宮城県の仙台空港や新千歳空港という北日本の拠点空港から一定の距離があるため、影響を受けにくかったとみられる。青森県交通政策課は「新路線の座席利用率は5月21日までで78.8%と順調。中国で青森の知名度を高め、さらに路線拡大を目指したい」と意気込む。

国交省は地方空港での国際便就航を推進するため、重点支援する「訪日誘客支援空港」を募集している。指定を受ければ新規就航や増便にかかる着陸料の軽減、施設整備への補助などが講じられる。

指定空港は20カ所程度とする見込み。国交省航空戦略課は「夏ごろまでに指定空港を決め、そのあとで支援措置に対する補助申請を受け付けたい」としている。

人口減少と高齢化の進行に苦しむ地方は、増加の一途をたどる訪日外国人観光客の誘致に力を入れている。定期便が就航すればその分、地元に落ちる金も増えることから、路線の激しい争奪戦が続いている。

この競争を勝ち抜くためには、地域の魅力をどうやってアピールするか、県を挙げて考える必要があるだろう。特に拠点空港の発着枠が広がっている大都市圏周辺では、思い切った対策を講じなければ、時代の波に飲み込まれることにもなりかねない。

高田泰 政治ジャーナリスト この筆者の記事一覧
関西学院大卒。地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員として年間企画記事、子供新聞などを担当。2015年に独立し、フリージャーナリストとしてウェブニュースサイトなどで執筆中。マンション管理士としても活動している。

6144とはずがたり:2017/05/31(水) 10:02:54

反対派「団結小屋」撤去=跡地は誘導路に―成田空港
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-170531X706.html
09:42時事通信

 成田国際空港会社は31日、空港用地内の反対派拠点「団結小屋」が強制撤去されたと発表した。強制撤去は2015年2月以来で、空港関連用地内の反対派拠点は6カ所となった。空港会社は跡地を誘導路として整備する。

 撤去された団結小屋は「横堀現地闘争本部」。1982年に建てられ、三里塚芝山連合空港反対同盟・熱田派(柳川秀夫代表)が活動拠点としていたが、昨年7月の最高裁決定で撤去が認められていた。

6145チバQ:2017/05/31(水) 14:46:55
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705310020.html
成田空港機能強化 夜間飛行制限緩和を一部見直し NAA「住民の理解最優先」
12:24産経新聞

成田空港機能強化 夜間飛行制限緩和を一部見直し NAA「住民の理解最優先」
成田空港の発着機が中心市街地の上空を飛ぶ千葉県横芝光町を視察した森田健作知事(右から2人目)
(産経新聞)
 第3滑走路新設を柱とする機能強化の協議が始まった成田空港だが、騒音拡大を心配する住民の反発で、スケジュールにめどが立たない状況が続く。焦点は、成田国際空港会社(NAA)が示した夜間飛行制限の時間帯を短縮する緩和案。睡眠障害を懸念する声もあれば、地域発展のため容認する意見もあり、賛否それぞれの立場で住民団体の設立が相次ぐ。国際空港間競争の中で速やかに強化を進めたいNAAだが「住民の理解」を最優先に掲げて先週、緩和案一部見直しを表明した。スピードアップと慎重さの狭間で、空の表玄関が揺れている。

ジレンマ

 夜間飛行制限の緩和案は、原則午前6時〜午後11時としてきた発着時間を午前5時〜翌午前1時に拡大することで、航空会社が求めるダイヤ設定の柔軟性や航空貨物の速達性を高める狙いがある。

 だが、昭和53(1978)年の開港当初から守られてきた運行時間の約束を変えることに騒音下住民が反発。こうした声を受け、千葉県成田市など9市町でつくる成田空港圏自治体連絡協議会は5月11日、国やNAAに見直しを要望した。

 その後、夏目誠NAA社長が「地域の理解をいただけるような見直し案を提示したい」と緩和案の一部見直しを表明。具体的内容や公表時期については「国、県と協力しながらスピード感を持って検討する」と述べるにとどまった。

 また、夏目社長は「住民の理解は一番大事だが、空港間の競争が日を増して厳しくなっているのも事実。可能な限り早くご理解をいただくように努力したい」と述べ、ジレンマを抱える苦しさを覗かせた。

相次ぐ団体の設立

 空港機能強化策の影響を受ける地域では、賛否それぞれの立場で活動する住民団体の設立が相次ぐ。第3滑走路県設予定地に隣接する同県多古町喜多区では「空港と共に栄える隣接地域の会」を13日に設立。地域発展のため「NAAと前向きで建設的な意見交換をしたい」との趣旨で、住民の要望などをまとめている。

 同県芝山町ではA・B両滑走路の騒音影響を受ける地域の住民らが「空港機能強化案から生活を守る会」を27日に立ち上げた。緩和案の撤回を求める陳情活動などを行うとしている。

 意見や要望は地域事情によりさまざま。受け皿となる地元自治体や、移転補償の対象となる区域の「線引き」を行う県にとって、根気強い対応が求められる。

知事が現地初視察

 こうした中、同県の森田健作知事は30日、空港の騒音地域などを視察した。森田知事が騒音地域の現地を視察するのは今回が初めて。森田知事は「以前から早く現地を見たいと事務方に指示していた。いろいろな情勢にかんがみて、今日になった」と経緯を語った。

 この日の視察で訪れた地域は、航空機からの落下物が多発している成田市荒海地区と、第3滑走路の騒音直下となる横芝光町の中心市街地の2カ所。森田知事は実際の航空機騒音を体感したほか、住民代表らと意見を交わした。視察後、森田知事は「地域の皆さんが空港の機能強化、発展に対して『反対ではない』と言ってくれたことがうれしい。だからこそ、問題について真摯(しんし)に対応しなければならない」と述べた。

6146チバQ:2017/05/31(水) 18:38:36
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170530-00173903-toyo-bus_all
新幹線vs.航空「30年戦争」の勝者はどちらか
東洋経済オンライン 5/30(火) 6:00配信

新幹線vs.航空「30年戦争」の勝者はどちらか
新幹線が「4時間の壁」を切ると航空機から新幹線の旅客シフトが始まる(撮影:尾形文繁、梅谷秀司)
 新幹線など鉄道を使って4時間以内で行けるようになると、鉄道が航空路線に比べて優位に立つようになる。このことを示す有名な言葉が「4時間の壁」である。東海道新幹線を例に取るとわかりやすい。東京駅から4時間以内の岡山までは圧倒的に新幹線のシェアが高く、東京―広島では新幹線と航空路線のシェアが拮抗し、博多へは飛行機のシェアが高くなっている。

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■上越新幹線開業で羽田―新潟線が運休へ

 新幹線の開業は航空業界に大きな影響を与えてきた。1980年以降では、82年の東北新幹線の盛岡開業後には航空路線の羽田―仙台・花巻線が、同年の上越新幹線の新潟開業後は羽田―新潟線などが運休の憂き目を見た。新幹線で2〜3時間でアクセスできるようになったことで、競合する航空路線をそれまで利用していた人が新幹線に完全にシフトした結果だ。

 今では新幹線「はやぶさ」で東京―仙台間の所要時間は最速1時間31分、東京―盛岡間は2時間11分。東京―新潟間も最速列車で1時間37分となっている。これらの路線に飛行機が飛んでいたことを知らない世代も多くなっている。

 だが、その後の新幹線開業では変化が生じている。たとえば山形新幹線は92年に山形駅まで開業し、99年には新庄駅まで延伸。2002年にはANA(全日本空輸)の羽田―山形線が運休となったが、翌2003年に旧JAS(日本エアシステム)が1日1往復での運航を開始した。その後、JASはJAL(日本航空)と合併し、羽田―山形便はJAL便となった。

 さらに、航空会社の自助努力のみでは維持・充実が困難な路線で、地域と航空会社による共同提案によって優れた路線に羽田空港の発着枠を配分する国土交通省実施の「羽田発着枠政策コンテスト」があり、2014年3月からこの路線では1日2往復が実現した。2014年度の旅客数は前年度に比べ約2.6倍の7万4687人を記録、2015年度以降も引き続き増加している。

北陸・北海道新幹線開業の影響は?
 この2往復化が定着した要因はいくつかある。空港サポーター組織「おいしい山形空港サポーターズクラブ」を創設して会員専用の無料ラウンジを設置。ビジネス客を取り込んだほか、最寄りの山形新幹線さくらんぼ東根駅までのワンコイン(500円)タクシーや山形駅を結ぶシャトルバスを充実させた。羽田空港での乗り継ぎを活用した外国人誘致、さらには季節に応じて山形県内の特産品を到着客にプレゼントするキャンペーンも実施するなど、自治体と航空会社の連携が数字に結び付いている。

 2便化して羽田発、山形発ともに朝便と夜便が設定されたことで、ビジネス客の姿が多く見られるようになったことも、利用者数を押し上げることになった。

 2015年3月に北陸新幹線、2016年3月には北海道新幹線が開業したが、ともに競合する航空路線の廃止には至らなかった。北陸新幹線の長野―金沢間開業で東京から富山駅まで最速2時間8分、金沢駅まで最速2時間28分でレールが結ぶことになったが、航空は減便や機材の小型化で約4割の乗客減となったものの、17年2月現在でも羽田―小松線はANAが1日4往復・JALが6往復の合計10往復、羽田―富山線はANAが4往復を飛ばしている。

■運転本数や割引運賃の違いで航空機も存続

 航空路線存続の理由はいくつかある。まずは北陸新幹線の運転本数。1時間に6〜7本はある東海道新幹線「のぞみ」と違って、おおむね1時間に2本程度の運転間隔となっている。また、大宮駅発車後に長野駅と富山駅のみ停車する速達タイプの全車指定席「かがやき」は、利用者の多い朝と夕方以降の時間帯が中心。日中の時間帯は長野駅から金沢駅間のほとんどの新幹線停車駅に止まる「はくたか」が主体で、東京駅から金沢駅までの所要時間は約3時間に伸びる。そうなると、羽田空港から小松空港へANAとJAL便合わせて10往復を運航する飛行機と所要時間では大きく変わらない。

 また、北陸新幹線には大きな割引運賃がないことも影響している。航空は1カ月以上前の購入で片道1万円以下で利用できるANAの「旅割」やJALの「先得割引」などの事前購入型割引運賃や、往復航空券とホテルがセットになったパッケージの活用で、新幹線よりも安く利用できる。

 JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」でも、東北新幹線や上越新幹線などでは14日前までの購入(13日前の午前1時40分まで)で特定列車が最大35%割引になる割引運賃「お先にトクだ値」を設定しているが、北陸新幹線の長野以遠においては、前日(乗車当日の午前1時40分)まで購入可能な「えきねっとトクだ値」の10%割引のみ(東京―金沢間は1万2700円)。

6147チバQ:2017/05/31(水) 18:39:09
空港アクセスも大きな要因
 また長年、羽田線を飛ばしていた経験が今でも生きているのが空港アクセス。フライトに合わせて小松空港は金沢駅・福井駅に、富山空港は富山駅などへのバスが運行しているが、利用者を長く待たせることなくスムーズに移動できる。さらに両空港とも高速道路のインターに近く(小松空港、富山空港ともに10分以内)、駐車場も小松空港では普通車1日最大500円、富山空港では無料で駐車できるため、飛行機のほうが便利という声もよく聞かれる。

 富山県では県庁職員の東京出張は飛行機を積極的に利用させ、東京へ飛行機出張をする地元企業に対して空港ラウンジの無料利用の特典を設けるなど、現行便数を維持するために努力をしている。

■九州新幹線が変えた九州内の移動スタイル

 また、出張者を中心に聞かれるのが、新幹線は長野から糸魚川までの区間をはじめ携帯電話がつながらない区間が多く、通信が安定しないため車内で仕事ができないという声だ。

 他方、JALは羽田―小松線の全便で機内Wi-Fiサービスを完備し、今年2、8月は無料で利用できるキャンペーンを実施する。中途半端につながったりつながらなかったりするくらいなら、電波が入らない機内でゆっくり眠りたいというビジネスパーソンも多い。

 北海道新幹線開業の影響がほぼなかったのが羽田―函館線。東京駅から新函館北斗駅まで最速列車でも4時間2分かかるため、「4時間の壁」の言葉どおり、羽田―函館線の航空路線の利用者に大きな変化がなかった。新函館北斗駅から函館駅までは在来線の快速「はこだてライナー」でさらに15分以上要することから、飛行機からの利用シフトは限定的であった。北海道新幹線開業はむしろ新規の旅行需要を創出することになった。メディアなどが函館を取り上げることが増え、訪れる観光客数が伸びたためだ。

 その一部は飛行機を使っている。往路は北海道新幹線で青函トンネルを使って函館入りし、復路は函館空港もしくは周遊して新千歳空港から羽田へ戻るといったルートで旅行している人も多い。羽田―函館線はANAが5往復(エア・ドゥ運航の共同運航便を含む)、JALが3往復を運航し、さらに2月からはLCC(格安航空会社)のバニラエアが成田―函館線を就航させた。やはり「4時間の壁」という言葉は今も健在である。

 東日本大震災の翌日となる11年3月12日に、九州新幹線が全線開業した。かつては特急列車で4時間弱かかっていた博多駅と鹿児島中央駅が最速1時間17分で結ばれた。空路の福岡―鹿児島線は1日最大13往復の時代もあったが、新幹線開業によって大きく減便されて現在では1日1往復のみ。鹿児島空港から奄美大島や屋久島など県内離島路線への乗り継ぎがメインとなっている。それ以外にも影響が出たのが大阪―熊本線。新幹線開業で新大阪駅から熊本駅までを最速3時間1分で結ぶことになり、航空客の一定数が新幹線にシフトし、利用者が減少することになった。

観光への取り組みも大きく影響
 九州新幹線開通では、思わぬ航空路線にも影響が出た。飛行機1機のみで運航している地域航空会社の天草エアライン(熊本県)が運航する福岡―天草線である。ほかの離島と大きく異なり、天草の島々は「天草五橋」で結ばれており、時間はかかるが福岡から陸路でも行ける場所だ。以前は在来線特急に乗って熊本駅からバスを使うと4時間近くかかっていたのが、九州新幹線の開業によって博多―熊本間が最速33分で結ばれたことにより、約3時間で博多駅から天草へ移動することができるようになった。

 もちろん所要時間だけをみれば、1日3往復を運航している天草エアラインを使えばわずか35分で移動可能だが、料金での差は圧倒的。天草―福岡間は新幹線とバスの組み合わせが6850円、天草エアラインは1万3200円と陸上ルートの倍もかかる。

 そこで天草エアラインが考えたのが、「観光」での集客に力を入れること。天草には観光スポットが数多くあり、グルメも堪能できる。地域の交通手段にとどまらず、観光の交通手段としての価値を高めていく戦略だ。機体は親子イルカを描いたかわいらしいデザインにしたほか、観光での集客のためにパッケージツアーの商品を強化。往復航空券に地元グルメのランチをつけたプランを8500円で売り出すなどした結果、観光客の取り込みに成功した。

 ここ数年、新幹線開業後も減便や機材の小型化(ダウンサイジング)はあっても航空便が運休にならないのは、乗り継ぎ需要があることが大きい。特に羽田発着路線にその傾向が強い。

6148チバQ:2017/05/31(水) 18:39:29
■乗り継ぎが利用を後押し

 乗り継ぎは、国内線・国際線双方に一定の需要がある。地方空港から羽田に到着した乗客は必ずしも東京が目的地ではなく、羽田空港から国際線に乗り継いで海外へ行く人、また国内線に乗り継いで地方空港から直行便が就航していない都市へ乗り継ぐ人も多い。特にこの5年で羽田空港発着の国際線が拡充し、国内線と国際線との乗り継ぎが増えたことも追い風となっている。乗り継ぎ客は新幹線で東京や品川で乗り換えるよりは、飛行機同士を乗り継いだほうが楽だ。

 ANA、JALでは、国際線乗り継ぎの国内線を片道5000円で利用できるなど運賃面のメリットも多く、インバウンド(訪日旅行客)増加にも寄与している。その象徴が羽田―中部線。新幹線を使えば東京―名古屋間は1時間40分程度だが、羽田空港からの国際線増加でJALが2往復、ANAが1往復を運航しており、安定した搭乗率を記録している。

災害時は臨時便が
 新幹線開業後も、災害などによって新幹線が数日以上運転できない際は、新幹線開業によって運休した航空路線および既存路線の臨時便が運航される場合が多い。11年の東日本大震災時においては、ANA、JALの両社が羽田―仙台・福島・山形・花巻などへの臨時便が運航された。

 中越地震の際には羽田―新潟、熊本地震の際には福岡―鹿児島などの臨時便が運航された。新幹線では1〜2時間で行ける場所であっても、新幹線や高速道路が遮断されると陸上ルートで最大半日近く時間を要してしまう可能性もある。そんな場合も、到着地の空港が閉鎖されていなければ飛行機で移動することが可能になり、飛行機の存在感が増すことになる。

■リニア開業で羽田―伊丹はどうなる? 

 将来的に航空路線に大きく影響を与える可能性があるのがリニア中央新幹線(以下リニア)。2027年に開業予定の品川―名古屋間は40分、 大阪まで全線開業すると品川―大阪間は67分で結ばれるようになる。現在、ANA、JALともに1時間に1本を運航する羽田―伊丹線は、2027年のリニア名古屋開業段階で減便される可能性も十分に考えられる。

 ただ、前述した乗り継ぎ需要に加えて、名古屋でのリニア新幹線(地下ホーム)から東海道新幹線(地上ホーム)への乗り換えには15分かかるという想定で、荷物を持って移動しなければならない。時間が短縮されるとはいうものの、大阪まで乗り換えなしに行ける現状の東海道新幹線「のぞみ」と比べて手間もかかる点などを考慮して、リニア開業後も航空路線には一定の需要があると考えられる。

 それでもさすがに2045年予定の新大阪駅開業の暁には、品川―新大阪間の所要時間が67分になることで、リニアに旅客需要は完全にシフトするだろう。その際は、羽田―伊丹線は、羽田での国際線乗り継ぎ目的の一部便のみになる可能性が高い。今後もリニアを中心に新幹線が開業するたびに、航空路線には減便・機材の小型化、さらには路線撤退といった影響を及ぼすことになるだろう。

鳥海 高太朗

6149チバQ:2017/06/01(木) 21:56:27
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/412369
未明の強制執行 NAA「誘導路用地に」 反対派拠点を撤去
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2017年6月1日 10:06 | 無料公開


撤去作業が始まった横堀現地闘争本部=31日未明、成田空港(共同)

千葉地裁の執行官の指示を受け、雑草の生い茂った小屋内から作業員らが次々と荷物を運び出した(写真は一部加工してあります)
 成田空港の敷地内に三里塚・芝山連合空港反対同盟が1982年に建て、83年の同盟分裂後に熱田派(柳川秀夫代表)が空港反対闘争の拠点とした団結小屋「横堀現地闘争本部」が31日未明、東京高裁の確定判決に基づき強制撤去された。

 成田国際空港会社(NAA)によると、団結小屋は鉄骨平屋建て約50平方メートル。NAAは撤去後、「空港の機能強化が求められている中、誘導路用地として土地を活用し空港機能を拡充していきたい」とのコメントを発表した。

 団結小屋を巡っては、NAAの請求を認め、熱田派に小屋の撤去と土地の明け渡しを命じた東京高裁判決が確定。千葉地裁の執行官が強制執行した。団結小屋は残り6棟となった。

 NAAは2014年、千葉地裁に提訴。昨年7月、最高裁が熱田派側の上告を退け、判決が確定した。

6150チバQ:2017/06/01(木) 21:57:04
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201706/CK2017060102000199.html
成田空港 団結小屋は残り6棟に 「横堀」を強制撤去

2017年6月1日


重機で団結小屋の撤去を進める作業員ら=成田空港で
写真
 成田空港用地内にある、三里塚芝山連合空港反対同盟熱田派の団結小屋「横堀現地闘争本部」が三十一日未明、取り壊された。熱田派に団結小屋の撤去などを命じた東京高裁判決の確定に基づく強制執行で、空港用地内や保安用地に残る団結小屋は六棟となった。熱田派代表の柳川秀夫さん(69)は「成田空港問題は話し合いで解決するとした、かつての合意は何だったのか。寂しさを感じる」と語った。
 撤去された団結小屋は、第二ターミナル東側の誘導路内の緑地にあり、軽量鉄骨平屋建て五十三平方メートル。成田国際空港会社(NAA)によると、同盟が一九八二年に建て、八三年に北原派と熱田派に分裂後は、熱田派が空港反対闘争の拠点として、九八年まで使っていた。
 三十日午後十一時半ごろ、作業員が集まり始め、鉄板で覆われた団結小屋が投光器で照らされた。約三十分後から重機のエンジン音が響き、鉄板の一部が壊された。作業員が続々と中に入り、荷物などをトラックに積み込んだ後、小屋は取り壊され、作業は午前三時すぎに終わった。
 柳川さんは「裁判所から連絡もなく、直接現場を確認していないので、何とも言えない」と戸惑った。一九九〇年代に熱田派と国などが協議し、空港問題は話し合いで解決することで合意した経緯があり、「NAAには(今回の強制執行について)話し合いをしようという姿勢が見えなかった」と話した。
 団結小屋を巡っては、NAAの請求を認め、熱田派に団結小屋の撤去と土地の明け渡しを命じた東京高裁判決が二〇一六年七月に確定。千葉地裁の執行官が強制執行した。NAAは跡地に誘導路を建設する方針。 (渡辺陽太郎)

6151とはずがたり:2017/06/03(土) 08:31:39

地方航空会社の協業策、国交省が報告書 経営統合も検討
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170602-00000087-asahi-bus_all
6/2(金) 19:10配信 朝日新聞デジタル

 離島などを結ぶ地方の航空会社の経営改善策を検討していた国土交通省の研究会は2日、機体の共同保有などの検討を航空会社に求める報告書をまとめた。経営統合や合併も将来の課題として明記。対象の各社に提案し、検討を促す。

 対象は、日本航空系の日本エアコミューター(鹿児島県)、北海道エアシステム(北海道)、天草エアライン(熊本県)と、ANAホールディングス系のオリエンタルエアブリッジ(長崎県)、ANAウイングス(東京都)の計5社。いずれも人口減などで利用者数が減少傾向にある。

 国交省は昨秋、日航とANAに系列を超えた地方航空会社の協業を提案。合わせて昨年6月に設けた研究会で、具体策の検討を進めていた。機体の共同保有や経営統合は、経費の削減や経営基盤の強化につながる。この日の研究会の会合で、座長の竹内健蔵・東京女子大学現代教養学部教授は「事業者に協力をお願いしながら、研究会で具体策の検討を続けたい」と話した。(森田岳穂)


■地方航空の経営改善策

【早めに実行すべきもの】

・日本航空系の日本エアコミューターと天草エアラインで機体を共通化

・日航とANAホールディングスのマイルを両系列の航空会社で使えるようにする

【検討を続けるもの】

・経営統合や合併

・パイロットや整備士の融通

・系列を超えた共同運航

・離島路線への補助金拡充

朝日新聞社

6152とはずがたり:2017/06/03(土) 08:32:15

地域航空を支援、機体共有検討へ 国交省
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12952651.html?rm=150
2017年5月24日05時00分

 九州の離島や、北海道内各地などを結ぶ地域航空会社の経営を支えるため、機体を共同で保有する構想が浮上している。地方の人口減少が進む中、国土交通省の研究会が来月にもまとめる中間報告で、検討方向として示す方針だ。

 対象となるのは、主に30〜70人乗りのプロペラ機で運航する路線をもつ航空会社5社程度。独ログイン前の続き立系の天草エアライン(熊本県)、日本航空系列の日本エアコミューター(鹿児島県)や北海道エアシステム、ANAホールディングス系列で地方路線を担うANAウイングスや、オリエンタルエアブリッジ(長崎県)など。経営が苦しい第三セクターも多い。

 研究会が昨年から議論を重ねてきた。構想では、地域航空を抱える自治体や日航、ANAなどの官民が出資して新組織をつくる。新組織は機体を購入し保有。各運航会社に貸し付け、リース料を受け取る。機体整備の管理業務も新組織が担うことで、各社はコストや人員を抑えられる。

 新組織の立ち上げ時期や具体的な形態は未定だが、議決権の配分を出資比率とは別に平等にできる合同会社にして、社債を地方銀行などに買ってもらう方法も想定している。中間報告では将来的には運航や人員の組織の統一も選択肢として打ち出す考えだ。

 (湯地正裕)

6153チバQ:2017/06/04(日) 10:57:17
http://www.afpbb.com/articles/-/3129135
西安にも一帯一路の風、「空のシルクロード」開通
2017年05月29日 19:23 発信地:中国

経済 中国ニュース
【5月29日 CNS】中国で開催された海南航空現代物流グループ設立大会で18日、海南航空グループ(HNA Group)傘下の揚子江航空(Yangtze River Airlines)が、「西安(Xian)-アムステルダム(Amsterdam)」、「西安-上海(Shanghai)-アンカレッジ(Anchorage)-シカゴ(Chicago)」の貨物航路を正式に開通したことを発表した。

 中国政府の「一帯一路(One Belt One Road)」提案の推進に伴い、中国西部内陸の対外開放と、陝西(Shanxi)省の「空のシルクロード」の建設に新しいチャンスが巡ってきた。都市発展の重要な推進力として、商流、物流、資金と情報が集まる航空物流業は、ますます注目されている。


 欧州や米国との重要貨物航路として、上述2つの国際航路はすでにそれぞれ4月13日、4月14日に試運航が開始された。輸送貨物は生鮮類製品、半導体電子部品、医薬製品、設備部品など高付加価値の輸出貨物で、これまで計15フライト、総輸送量1367トンの貨物を輸送した。

 海南航空現代物流グループ有限公司の張偉亮(Zhang Weiliang)董事長兼CEOは、「近い将来、海南航空現代物流は西安をグローバルな貨物航運の中枢、基幹航路に成長させたい。同時に、各地域の航路貨物支線ラインも開拓する。ソウル(Seoul)、ドバイ(Dubai)、イスタンブール(Istanbul)、香港(Hong Kong)、東京、シンガポール、バンコク(Bangkok)等などの貨物も当日運べるようになる」と述べた。

 西安咸陽(Xianyang)国際空港の統計によると、2017年1月〜4月の累計貨物フライトは10万1000便、旅客数1323万人、貨物郵送量7万8000トンと、それぞれ前年比10.3%、14.3%、6.9%の伸び率を見せた。(c)CNS/JCM/AFPBB News

この記事は、CNS(China News Service、中国新聞社)のニュースを日本文華伝媒(株)(JCM)が日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

6154とはずがたり:2017/06/05(月) 23:48:43
さあどうするカタール。

2017年 06月 5日 23:34 JST
サウジアラビア航空、カタール便すべて運航停止
http://jp.reuters.com/article/gulf-qatar-airlines-saudi-idJPKBN18W17P

[ドバイ 5日 ロイター] - サウジアラビア航空は5日、カタール行きの全便を運航停止にするとツイッター上で発表した。詳細は明らかにしていない。

エミレーツ航空やエティハド航空、エア・アラビアなど他の航空会社も同様の措置を発表している。一方、カタール航空はサウジアラビア便の運航を停止している。

カタールを巡っては、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンが5日、テロを支援しているとして国交を断絶すると発表した。


サウジ民間航空総局(GACA)は、カタールのすべての航空機に対し、サウジ国内への着陸および領空の通過を禁止したほか、国内の商業・民間航空会社に対し、カタールへの運航禁止を命じた。

ある専門家は、特にカタール航空はサウジの広範な空域が利用できなくなったことで、欧州・北米便が経路変更を余儀なくされ、周辺空域の混雑も予想されると述べた。

6155チバQ:2017/06/06(火) 20:54:30
https://news.goo.ne.jp/article/ibaraki/region/ibaraki-89001410.html
茨城空港、61万人超利用 16年度、過去最多
11:18茨城新聞

茨城空港、61万人超利用 16年度、過去最多
茨城新聞
(茨城新聞)
累計300万人突破 国内線けん引
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  茨城空港(小美玉市)の2016年度の利用者は61万2316人で、過去最多を更新したことが、5日までに分かった。前年度比で5万7966人増えた。国際線利用者は路線減の影響で減ったものの、経営破綻から回復途上にあるスカイマークの国内線が旅客を大きく伸ばした。開港(2010年3月)からの利用者の累計は300万4634人となり、300万人を突破した。
  国土交通省東京航空局が茨城空港の発着便を利用した年間旅客数として集計した確定値。国内線は46万2871人で前年度比5万9171人増えて過去最多。国際線は14万9445人で同1205人減り、過去最多だった前年度からわずかに減少した。
 国内線は全てスカイマーク便で、前年度に続いて札幌と神戸、福岡、那覇の4路線が1日最大6往復運航。那覇線1便が直行便となり、一時1日2便に増便されたことなどが利用者の増加につながった。
 国際線は、中国の深セン(しんせん)、杭州(こうしゅう)、揚州・成都線と台湾の計5路線が相次いで運航を停止し、下半期は週6往復の春秋航空(中国)上海線1路線のみとなった。路線の減少は、運航する格安航空会社(LCC)の機材繰りや経営状況の影響とみられる。
 チャーター便は、国内線が稚内、久米島・宮古島の計10便(片道ベース)、国際線が韓国、ベトナムの計16便(同)だった。
 県は、駐機場を歩いて搭乗する際の雨天や日差しが強い日の対策として、屋根付き通路「可動式エプロンルーフ」を7月2日から導入するなど、利便性の向上による利用者増を狙う。チャーター便の運航日に歓迎セレモニーを行うなど「おもてなし」にも力を入れている。
 また、台湾のLCC、タイガーエア台湾が7月2日から10月25日の日曜、水曜の週2往復、台湾を結ぶプログラムチャーター便を運航する。韓国のLCC、ジンエアーは7月15、17の両日、済州へのチャーター便を運航する。
 空港ターミナルビルの来場者数は16年度、138万6700人で、前年度より1万5600人減少した。国際線が上半期まで多く就航していた影響で、イベント開催は48件で、前年度に比べて半減したのが影響した。来場者は同年11月に累計800万人を達成した。
 県空港対策課は「国内線は搭乗率が高く、旅客数増加のけん引役となった。上海線も高い搭乗率が続いている」としており、チャーター便の定期便化を働き掛けていく。
  (黒崎哲夫)

6156チバQ:2017/06/07(水) 22:29:21
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170607/mcb1706070500022-n1.htm
最大被害者はカタール航空 国交断絶で収益30%失う可能性
2017.6.7 05:00
 サウジアラビアなど中東4カ国が5日にカタールとの外交関係を断絶した件で、最大の被害者はカタール航空となると指摘されている。

 サウジアラビア、バーレーン、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)によるカタールとの断交を受け、航空業界調査会社のOAGは1日当たり約76便が欠航し、うち52便がカタール航空のものだと発表した。

 米調査会社フロスト&サリバンの航空担当ディレクター、ディオゲニス・パピオマイティス氏によると、カタールを発着する全便の10%超が断交した4カ国との間の便だ。またそれらの利用客は、カタール航空が収益の大半を得ている長距離フライトへの乗り継ぎ客でもある。

 同氏の試算では、カタール航空は収益の約30%を失う可能性がある。4カ国への直行便が欠航となるほか、領空を通過できないので迂回(うかい)する費用が発生するためだ。比較的裕福な国からの断交による高価格帯航空券の予約の大幅減少、レジャー目的での利用の落ち込みも予想される。

 ドバイに本社を置くマーティン・コンサルティングの代表マーク・マーティン氏は、「限られた空間を迂回すれば、燃料代は高くつき、フライト時間は伸びる。カタール航空がアフリカ行きやインド洋の上空を通るフライトを運航し続けるのは難しいのではないか」と指摘する。

 今回の断交は、低い原油価格による地域経済の成長鈍化や、米国当局による米国発着便でのノート型パソコン機内持ち込み禁止を受け、すでに利益が圧迫されていた同社に追い打ちをかけている。パピオマイティス氏によると、UAEのエティハド航空やエミレーツ航空も最大で収益が15%減る可能性がある。(ブルームバーグ Deena Kamel)

6157チバQ:2017/06/09(金) 21:44:46
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170608-OYTNT50022.html
空港一括民営化 道、運営会社出資へ含み
2017年06月08日
知事ら国交相と会談

 道内7空港の一括民営化を巡り、高橋はるみ知事は7日、旭川、帯広両市長と共に国土交通省を訪れ、石井国交相と会談した。会談で4者は、政府の「未来投資会議」が求めた空港民営化に関する「5原則」に基づき民営化を進めることで一致した。ただ、運営を受託する特別目的会社(SPC)への自治体出資を認めないとする原則については、条件付きで了承し、道による出資の可能生も残した。


 「未来投資会議」は、民営化5原則のうちの5番目として「(運営者を)選ぶ側と選ばれる側の立場の混同につながる」として、現在の空港管理者である国や道、市の出資は行わないことを求めている。

 会談で高橋知事は、5原則を受け入れるとしつつも、5番目について「第1から第4までの原則が確実に担保されることを条件としたい」と強調。会談後に「政策手段の自由度は常に確保しておく必要がある」と話し、SPCへ出資する可能生が残っていることを示唆した。

 一括民営化の対象となっているのは、国管理の新千歳、稚内、釧路、函館、道管理の女満別、市管理の旭川、帯広の計7空港。道内の空港民営化について同会議は、〈1〉7空港の枠組みの維持〈2〉公平な入札〈3〉条件が守られない場合の契約解除の仕組み作り〈4〉黒字空港から赤字空港への補填ほてんは行わない〈5〉現管理者の国、道、市の出資は原則行わない――の5原則を求めている。

2017年06月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6158チバQ:2017/06/09(金) 21:45:16
https://www.nnn.co.jp/news/170609/20170609058.html
米子空港→安来駅直行 割引タクシー試験運行
 安来市観光協会は、市内タクシー会社2社と米子空港ビルの協力を得て、米子鬼太郎空港(鳥取県境港市佐斐神町)からJR安来駅(島根県安来市安来町)までの片道直行タクシーを7月1日から試験運行する。観光客の利便性向上を図り、市内での滞在時間を増やすのが目的で、タクシー料金は最大半額を同協会が補助する。9月30日まで。

 安来市の観光立ち寄り先は、大半が足立美術館に集中。米子空港から同美術館への移動は通常、空港からバスを利用してJR米子駅経由で安来駅から美術館の無料シャトルバスを利用する。空港-安来駅間の所要時間は1時間〜1時間半で、タクシーを利用すれば20〜50分の短縮となる。

 直行タクシーは乗り換えの必要がなく、短時間で安来市を訪れてもらうとともに、拡大する滞在時間を駅周辺や清水寺や月山富田城跡など市内の他の観光地への周遊に結び付ける狙いもある。

 米子空港から安来駅までのタクシー料金は通常7500〜8千円。直行タクシーは利用客の人数に応じて4千〜4500円を支払ってもらい、残額はタクシー会社の請求に基づき市観光協会が負担する。利用は午後2時までの同空港到着便利用者に限り、前日正午までにタクシー会社へ電話予約が必要。

 安来市観光協会は「利用状況や利用者へのアンケート結果を見て、来年度も継続するか判断したい」としている。(酒井建治)

6159チバQ:2017/06/09(金) 21:53:42
http://jp.reuters.com/article/arab-rift-airlines-idJPKBN18Z0GK?rpc=135
2017年 06月 9日 10:49 JST 関連トピックス: ビジネス, トップニュース
焦点:中東の航空業界に暗雲、サウジなどのカタール断交で

[カンクン(メキシコ) 8日 ロイター] - カタールとサウジアラビアなどアラブ主要国のいさかいは、中東地域の航空会社の経営に打撃を与え、乗り換え中継地としての位置付けを目指す湾岸地域の先行きに暗い影を落としている。

サウジアラビアなどがカタールとの国交を断絶したことで、カタール航空は予期せぬ周辺空域の閉鎖という事態に直面し、カタール国民は空路の移動ができなくなった。その結果、行き場に困った旅行客があふれ、カタール航空の首脳は国際航空運送協会(IATA)の年次総会の開催地であるメキシコからのトンボ帰りを強いられた。

IATAのトップ、アレクサンドル・ド・ジュニアック氏は総会後、「われわれ全員にとって、全くの驚きだった」と振り返った。


カタール航空にとって、こうした外交上のトラブルはここ3年で2回目に当たり、イラン上空を経由するよう多くの飛行ルートの見直しを迫られた。

飛ぶ鳥を落とす勢いとされ、ジェット旅客機に大量の資金を投じ、米国勢と熾烈な戦いを繰り広げたカタール航空を巡る状況は一変した。

英国の航空コンサルタント、ジョン・ストリックランド氏は「(カタール航空は)空路ハブを構築することに基づいたビジネスモデルで、空港や最新の航空機へ投資してきた。しかし、主な集客源である地域の主要市場からの人の流れを失っている」と指摘。「上空通過の禁止が問題なのは、飛行ルートの見直しという点からだけでなく、遠回りするために飛行距離が長くなるからでもある。時間もコストも余計に必要になり、乗り継ぎスケジュールもめちゃくちゃになる」と付け加えた。

ストリックランド氏によると、需要の一部が他の航空会社へと流れる可能性もあるという。IATA総会の参加者からは、欧州勢やトルコ航空のほか、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空やエティハド航空に追い風になる可能性があるとの声が聞かれた。

航空産業の専門家の中には、湾岸諸国の混乱は、西洋と東洋とを行き来する際の乗り換え拠点を目指す同地域一帯の政治的な複雑さを露呈させ、脆弱(ぜいじゃく)な印象を与えることになるとの見方も出ている。

IATAは先週、米国と英国が中東や北アフリカ路線の一部でラップトップ・パソコンなどの電子機器の機内持ち込みを禁止したことを受け、湾岸地域の航空会社の4月の利用が減少したとも発表しており、マイナス要因がいくつも重なりかねない状況だ。

航空機リース大手エアキャップ・ホールディングス(AER.N)のケリー最高経営責任者(CEO)は「短期的な出来事を大きく解釈しすぎだ」とし、「国際的な旅行というものの回復力は強い。われわれは過去10年を見ても、ロシアやブラジル、トルコ、ユーロ圏での危機をくぐり抜けてきた」と大げさに考えるべきでないと指摘。ただ、湾岸地域が抱える輸送能力は大きく拡大しており、今後、エアバスやボーイングによる大型機材の納入時期は遅れる可能性があるとも述べた。

湾岸地域での力学の変化は、イラン航空トップがIATAの役員に選出されたことにも映し出されている。これは少なくとも1979年のイラン革命以前からなかったことだ。

カタールは、サウジなどの隣国よりもイランと関係が近い。航空業界の専門家は、サウジとイランとの緊張関係の緩和が湾岸地域の安定化の鍵を握っているとみており、航空旅客需要にも影響を及ぼすと指摘している。

シンガポールのBOCアビエーション2588.HKXのトップ、ロバート・マーティン氏は「イランが仲間として復帰する機会があることが初めて明確になっており、そのことも中東地域に新たな緊張を生み出している背景の一つだ」と話している。

(Tim Hepher記者、Victoria Bryan記者)

6160チバQ:2017/06/09(金) 23:15:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170609-00000014-jij-pol
6時間の「静音」確保=発着制限緩和で―成田空港
6/9(金) 7:05配信 時事通信
 成田空港の航空機発着容量を増やす機能強化計画をめぐり、国と成田国際空港会社(NAA)が、深夜・早朝に6時間の「静音時間」を設ける方針を固めたことが8日、分かった。

 国とNAAは発着制限時間を短縮する案を示していたが、地元の千葉県や成田市など空港周辺9市町が難色を示したため、見直しを進めていた。近く関係自治体に示す。

 機能強化計画は(1)第3滑走路の新設(2)B滑走路の延伸(3)深夜・早朝発着制限の緩和―が柱。現在同空港はA、Bの2滑走路で運用しており、午後11時〜午前6時(7時間)の発着制限を設けている。国とNAAは、第3滑走路が運用される前の措置として、2滑走路の発着制限を、2020年東京五輪・パラリンピックまでに午前0〜6時の6時間に短縮する。

 第3滑走路ができた後は、3本の滑走路の発着制限時間をずらす「スライド運用」を導入。3滑走路で航空機が全く飛ばない時間帯は午前0時30分〜5時(4時間30分)に縮めるが、騒音の影響を受ける地域は滑走路ごとに違うため、各地の住民の「静音時間」は6時間ずつ確保できる。

 国とNAAは昨年9月、発着制限を午前1〜5時の4時間に一律短縮する案を示したが、周辺住民の反発を背景に、9市町が見直しを求めていた。

6161チバQ:2017/06/10(土) 22:02:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170610ddlk12010291000c.html
成田空港>夜間飛行制限緩和 国とNAA、1時間延長案で調整 「3時間」見直し /千葉

14:33

 成田空港の機能強化策である夜間飛行制限の緩和を検討している国と成田国際空港会社(NAA)は、発着時間を3時間延長する当初案を見直し、当面は午前6時��午前0時とする1時間延長案で調整していることが、関係者への取材で分かった。3本目の滑走路整備後は、午前5時��午前0時半まで現行から2時間半延長する方針。二段構えで延長した場合、当初案からの見直し幅は30分で、周辺住民の理解を得られるかは不透明だ。近く開かれる国、県、NAA、周辺9市町の四者協議会で提案する。

 NAAは昨年9月の四者協議会で夜間飛行制限を緩和し、発着時間について現行の午前6時��午後11時を3時間延長して、午前5時��翌午前1時とする案を提示した。しかし、住民説明会では「睡眠時間が4時間しかない」と批判が相次ぎ、県と9市町が5月、見直しを国土交通省とNAAに要望していた。

 見直し案では、2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、開催までに夜間飛行制限の緩和をA滑走路で先行実施。発着時間を現行から1時間延長し、午前6時��午前0時にする。一方、3本目の滑走路整備後は「午前5時��午後11時」と「午前6時半��午前0時半」の2通りの発着時間を設定。滑走路ごとに発着時間をスライドさせることで、飛行機が飛ばない時間を6時間確保するという。

 周辺自治体関係者は「睡眠時間6時間は確保する一方で、騒音自体はほとんど変わらない。住民理解を得るには補償の充実が必要」と話している。【北川仁士】

6162チバQ:2017/06/12(月) 13:56:08
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/life/toyokeizai-175527.html
カタール断交」は空の便に巨大影響を与える 飛行制限で中東系エアラインに異変も

06月11日 06:00

「カタール断交」は空の便に巨大影響を与える

(東洋経済オンライン)

日本からの欧州への足として存在感が高まっている中東系航空会社。なかでもカタール航空は過去数年、破竹の勢いで世界中にネットワークを広げてきたが、周辺国との外交関係の断絶を受け、かつてないピンチに立たされている。

カタールはこれまで、自国を国際的な航空ハブとして整備し、世界各国の航空需要を取り込む政策を推し進めてきた。はたして、カタール航空はこの危機をどう乗り越えていくのだろうか。

あの「ドーハの悲劇」の舞台

カタールはアラビア湾に面した半島からなる国で、陸側の付け根はサウジアラビアとつながっている。日本人には「カタール」という国名よりも、「首都ドーハ」と言うほうがイメージが湧くかもしれない。24年前の1993年、サッカーワールドカップ(W杯)アメリカ大会への出場をかけた最終予選で、日本代表がイラクに終了間際のロスタイムで同点に追いつかれ敗退が決まった、あの「ドーハの悲劇」の舞台だからだ。

6月5日、サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)、イエメン、バーレーン及びエジプトの5カ国は「カタールがテロ集団を支援し、地域の安定を脅かしている」として断交を表明。これらの国々はカタールとの直接の出入国を拒否。サウジアラビアは陸路国境を封鎖したほか、カタールとこれらの国々を結ぶ直行便の運航を停止しただけでなく、カタール機の上空通過も禁止する措置を取っている。

その結果、カタール航空をはじめとするドーハ発着便は、バーレーンの管制空域にある限られた飛行ルートを使っての出入りを強いられている。

6163チバQ:2017/06/12(月) 13:56:20
改めてカタール航空とはどんな会社なのか。簡単に説明してみよう。

カタール航空A380の上層階にあるファーストクラス。ゆったりしたスペースに驚かされる(パリ航空ショー2015にて、筆者撮影)

社史を見ると、創業は1993年と比較的新しい。当初はエアバス「A310」2機を使い、周辺国へのフライトを飛ばしていたが、1995年にANAが使っていたボーイング「747」2機を導入するなどして業容を拡大。現在は、2階建ての「A380」をはじめ、「787ドリームライナー」を使用しているほか、2015年には「A350」を世界で初めて営業路線に投入している。つまり世界でも有数の新鋭機をそろえた航空会社と言えるだろう。

就航都市は、周辺国との断交直前の時点で150を超えていた。カタールの首都・ドーハとニュージーランドのオークランドを結ぶ便は現時点で世界最長距離を飛ぶフライトで、約1万4500キロメートルを17時間30分余りかけて飛ぶ。そのほか、米国西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコへの直行フライトもあり、いずれも16時間近い長丁場となる。

日本へは目下、成田と羽田に乗り入れている。東京への便に先立つ2005年に関西空港便が就航したが、2016年3月末をもって同区間は運休となった。「西日本からトルコやエジプト、そして欧州各地に行くのに便利」と好評だっただけになくなってしまったのが惜しまれる。

周辺国の空域からの締め出しが大きな痛手

中東は地理的に見て、欧州とアジア・オセアニアの中間に当たることから、旅客や貨物の中継地点としての存在意義がますます高まっている。

カタール航空A380の上層階には、上級クラス乗客のためのバーカウンターが設けられている(パリ航空ショー2015にて、筆者撮影)

カタール航空をはじめ、UAEのエミレーツ航空、エティハド航空といった中東系航空会社が積極的にネットワークを広げたおかげで、日本から欧州に安価で行けるようになったほか、アフリカへの旅行が身近になった。さらに南米に向かうのに中東経由というルートも開拓されている。2階建て超大型機「A380」に乗れるのも中東系航空会社の楽しみといえるだろう。シャワーがあったり、個室対応だったりといった超豪華仕様の上級クラスも話題になっている。

ところがカタール航空は、周辺国との断交を受け、最適ルートを飛ぶことができなくなった。飛行ルートをチェックできるサイトを見ると、カタールからイランを結ぶ経路上に、同社の飛行機がびっちり並んで飛んでいるのがわかる。どこに向かうにも、このルートを通ってアラビア半島から離れて行くしかないからだ。

6164チバQ:2017/06/12(月) 13:57:57
特にアフリカ方面行きは真南に向かえばよかったものが、いったん真北に向かい、東側に大きく迂回してから南下するというルートを取らされる。

迂回を強いられる結果、飛行距離・時間が延び、燃料代をはじめとするさまざまな固定費がかさむが、その増加分の費用を利用者に転嫁するわけにもいかない。

中東地域の航空事情に詳しいアナリストのアラン・ピアフォード氏は、「競合のエミレーツ航空は、今回の断交騒動でカタール航空から利用者が逃げると見越し、すでに欧州―アジア間のチケット代を上げてきている」としながらも、「カタール航空が市場シェアを維持するため、思い切って値段を下げてくる可能性も否めない」と説明。カタール航空は今後、コスト拡大が見込まれる中、安く売ってでも搭乗率を上げて生き抜く戦略に出ることになるという見方を示している。

今回の断交を経て、同社のUAE便やサウジ便など1日当たり55便前後がタイムテーブルから消滅。アナリストの間では、同社が運航していた中東地域への近距離便がなくなる分を他の長距離便への需要で補うことは難しいことから「前年比で10%以上の減収は避けられない」との声も出ている。

主要客層の「メッカ巡礼団」が運べない

カタール航空にとってのさらに大きな痛手は、サウジアラビアへの「メッカ巡礼団」が運べなくなることだ。統計調査会社statistaの資料によると、同社の全供給座席数のうちサウジ便は約6%を占めているという。

メッカへの巡礼(ハッジ)はイスラム教徒(ムスリム)が一生のうち1度は果たすべき義務とされる。サウジは基本的に観光客を迎え入れていないことから、日本人にはイメージが湧きにくいかもしれないが、中東系をはじめ、ムスリムが多く住む国の航空会社にとってサウジへの航空需要は大切な客源となっている。巡礼団は中東だけでなく、世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアをはじめマレーシアやインド、バングラデシュなどアジア各国、さらに欧州やアフリカからもやって来る。

カタール航空としては、巡礼団の需要が離れたら、ムスリムの多い国々との便を減らす対応に迫られるだろう。たとえばインドネシアの首都・ジャカルタへは現在1日3往復も飛んでいるが、巡礼団がいなければ供給過剰になることは避けられない。

英国の航空業界専門家のひとり、ジョン・ストリックランド氏は「欧州―アジア間の座席供給はダブつきぎみ。それに加え、各社間の競争が価格の下降圧力になっている」と解説、「今回の断交のあおりで、中東への需要の一部が別の会社に流れる可能性が大きい」と述べている。各社が乗り入れ都市や運航便数の見直しを図ることは必至だ

6165チバQ:2017/06/12(月) 13:58:49
カタールは前述のように、陸ではサウジアラビアとのみつながっており、断交前は食料品、日用品をはじめ、あらゆる物資をサウジ経由で調達していた。断交を機に、カタールの商店では買い付け騒ぎが起きたほか、物資の調達は今後、空路と海路に頼らざるをえない状況となっており、物価の上昇は避けられない。

カタール・ドーハのハマド国際空港。昼夜を問わず乗り継ぎ客でにぎわう(筆者撮影)

ドーハの諸物価はもともと高く、空港での乗り継ぎ中に何かを食べるにもその値段の高さに二の足を踏む状況だった。今後、物資の供給不足などでその価格がさらに上がることだろう。

カタールでは2022年にサッカーW杯の開催が決まっているが、「建築資材が調達できないなどの理由で施設建設が間に合わないのでは」という懸念も高まっている。外国人観光客数は2013年から毎年2割近くの増加と右肩上がりで伸びており、2022年には370万人と昨年の2倍強という目標を立てているが、この数字の達成も危ぶまれている。

「乗り継ぎ需要」で経営を成り立たせてきたが…

中東の航空会社は、自国を目的地としない旅行客も積極的に取り込み「乗り継ぎ需要」で経営を成り立たせてきたという経緯がある。ドバイとエミレーツ航空のコンビネーションはその好例と言えるだろう。

ドバイは観光開発を進める一方、「乗り継ぎのついでに街にも滞在を」とエミレーツ航空は無料あるいは格安価格で宿泊プランを提供。「すぐに乗り継がないでドバイに泊まる客」がついでに観光を楽しむという図式が確立、それにより航空会社の利用客も増えるという好循環を生んできた。

しかし、今回のような急激な状況変化に耐えるには相当な体力が必要そうだ。前述の専門家、ストリックランド氏はカタールについて「世界有数のハブを構築するため、豪華な空港や最新鋭の機材をそろえるための投資を進めていた」と指摘。「しかし、断交により上空通過が禁止されたことにより、ルート変更で飛行時間が延びるだけでなく、スケジュールが狂ってシームレスな乗り継ぎができなくなる」とビジネスモデルの崩壊を懸念する。

中東経由のルートは日本の旅行客にとって、よりお得に欧州やアフリカに飛べる手段となっている。遠い国での外交問題が引き金となり、日本からの渡航コストがふくらむのは困りものだ。一時的な問題として解決するのか、それとも長期化するのか。今後の展開を見守りたい。

6166チバQ:2017/06/13(火) 21:20:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20170613ddlk01020239000c.html
<空港民営化>「道全体の発展に」 合意報告に道経連会長 /北海道
10:56毎日新聞

 道内7空港の運営を一括して民間委託する「空港民営化」について、道は12日、国や関係自治体と正式合意したことを経済4団体に報告した。道経済連合会の高橋賢友会長は「民間委託を道全体の経済発展につなげてほしい」と話した。

 民営化にあたっては、国が「黒字空港から赤字補填(ほてん)しない」「運営会社への自治体出資は原則認めない」などとする5原則を提示。国と道、旭川市、帯広市の4管理者は7日の協議で5原則を確認し、一括民営化に正式合意していた。

 これを受けて高橋はるみ知事は、民営化について提言してきた道経連▽道商工会議所連合会▽道経済同友会▽道観光振興機構の4団体に報告。意見交換では「鉄道やバスを含む道内全体の交通体系を考慮すべきだ」「地元の声を反映させる仕組みが必要」などの声もあがった。【藤渕志保】

6167チバQ:2017/06/14(水) 19:59:19
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201706/CK2017061402000195.html
成田空港運用1時間延長案 県や周辺首長ほぼ評価

2017年6月14日


見直し案について、今月中に住民に説明する方針を示した成田市の小泉一成市長(中)=12日、富里市で
写真
 成田国際空港会社(NAA)が十二日の四者協議会で示した、当面の間、航空機の発着時間を現行より一時間延長する見直し案。県や空港周辺の九市町の首長からは、おおむね評価する声が上がったが、地域振興策のほか、騒音被害、落下物対策の本格的な検討はこれからだ。 (渡辺陽太郎)
 現在、二本の滑走路で運用している成田空港の発着時間は原則、午前六時〜午後十一時。見直し案によると、二〇二〇年東京五輪・パラリンピックまでに、A滑走路の発着時間を午前六時〜翌午前零時に変更。第三滑走路(C滑走路)の供用開始後は、三つの滑走路とも発着時間を午前五時〜翌午前零時半とする。最終的には、空港全体の発着時間は現行より計二時間半延長される。
 昨年九月、NAAが示した午前五時〜翌午前一時の当初案を巡っては、住民が「四時間しか眠れない」などと強く反発。九市町や県が見直しを求めていた。
 今回の見直し案では、三つの滑走路の運用開始後も、滑走路ごとに運用時間をスライドさせ、航空機が飛ばない時間を六時間確保するとした。NAAの夏目誠社長は「成田の競争力と住民の生活環境保全が両立できる提案ができた」と自信を見せた。
 騒音対策を巡っては、移転対象となる騒特法の区域設定を行う県が、集落の分断を避けるため、集落の定義を「組・班」から「区」に拡大。条件次第では集落の一部が区域外にあっても、全体で移転できるよう検討する。
 落下物対策では、現状では被害が出た場合、航空会社が分担する保険などから、賠償金が支払われるだけだったが、落下物被害を受けた人が移転を希望する場合、県と九市町、NAAは、移転費用を補償する独自対策を創設する。過去十年に被害が出た地域などを対象に検討を進めるとしている。
◆横芝光町長「地域振興策を」
 見直し案について、成田市の小泉一成市長は「非常によく考えていただいた案だと思う。月内にも住民に説明したい」と評価した。
 第三滑走路の建設予定地となる芝山町の相川勝重町長は「騒音や移転対策をどのようにしていくのかまだ決まっていない。地域の未来予想図を描けないと住民の理解は得られない」と指摘した。一方で、横芝光町の佐藤晴彦町長は「具体的な地域振興策が示されていない。機能強化で町にどのような恩恵があるかを速やかに示してほしい」と訴えた。
 成田市芦田の農業加藤茂さん(66)は「見直し案でも開港時の約束である現在の発着時間が守られていない。簡単に受け入れることなどできない」と憤った。

6168チバQ:2017/06/19(月) 23:55:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170619-00000524-san-soci
バニラ・エアが旅客誤誘導 10人入国審査受けず、国交省が処分検討
6/19(月) 14:23配信 産経新聞
 格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県成田市)は19日、香港から18日夜に成田に到着した乗客168人のうち34人の誘導を誤り、入国手続きをせずに入国させたと発表した。国土交通省は19日、五島勝也社長を呼んで厳重注意。同社は昨年も同様のミスで厳重注意を受けており、国交省は処分を検討する。

 34人のうち10人が入国手続きを受けておらず、国交省は同社に対し、10人の手続きに責任を持って対応するよう指示したほか、23日までに原因究明と再発防止策を報告するよう求めた。同社によると、10人とは連絡が取れている。

 同社によると、駐機場から3台のバスで乗客をターミナルに運ぶ際、34人を乗せた1台が誤って国内線の到着口に向かった。一部の乗客が空港カウンターで手続きを受けていないと申告して発覚。同社はアナウンスで呼び出すなどし、24人は入国審査、税関、検疫の手続きを受けた。バス運転手が国内線と勘違いしたことが原因だという。

 同社の五島社長とバス会社「東京空港交通」の増井健人社長が19日、国交省で会見。五島社長は「2回目で責任を感じている。申し訳ない」と謝罪した。

6169チバQ:2017/06/21(水) 11:06:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170620-00010007-norimono-bus_all

国内線の機内ネット接続、この先ずっと無料に JAL


6/20(火) 16:55配信

乗りものニュース







国内線の機内ネット接続、この先ずっと無料に JAL


国内線の機内Wi-Fiサービスが、ずっと無料に。写真はイメージ(画像:JAL)。


現在も無料キャンペーンを実施中

 JAL(日本航空)は2017年6月20日(火)、国内線の機内Wi-Fiサービスを、この先期間を限定せず、無料で提供すると発表しました。

【写真】機体の「こぶ」にあるアンテナで衛星と通信している

 同社は2014年7月から国内線で、衛星を介した機内インターネットサービス(有料)を導入。現在は、8月31日(木)までの期間限定で、接続時間無制限の無料キャンペーンを実施しています。

 この先ずっと無料とされるのは、JALとJTA(日本トランスオーシャン航空)の国内線で、機内Wi-Fiサービスに対応しているボーイング777-300型機、777-200型機、767-300型機、737-800型機で運航されるすべての便です。

 離陸の約5分後から着陸の約5分前まで(JTAで運航する機材は出発から到着まで)、手持ちのスマートフォンやタブレットなどのWi-Fi対応端末で、時間制限なく、インターネットを無料で利用できます。

 なお、機内Wi-Fiサービスのプロバイダーは「Gogo」です。JALによると、サービスは衛星を介して提供されるため、飛行エリアや時間帯によっては接続が中断したり、不安定になったりすることがあるといいます。また、アクセスが集中するとつながりにくい場合もあるといいます。

 JALは「お客さまに便利で快適な空の旅をお楽しみいただけるよう、今後も新たな価値を創造し、日本の空の旅の変革に挑戦してまいります」としています。
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乗りものニュース編集部

6170とはずがたり:2017/06/22(木) 11:36:08

平昌五輪にも悪影響、韓国仁川空港の新ターミナルが開港延期の危機
レコードチャイナ 2017年6月22日 09時20分 (2017年6月22日 11時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170622/Recordchina_20170622012.html

20日、韓国メディアによると、韓国の仁川空港公社が今年末に予定されていた仁川空港第2旅客ターミナルの開港を来年の平昌冬季五輪(2月9〜25日)以降に延期することを進めていることが分かった。写真は仁川空港。(Record China)


2017年6月20日、韓国・中央日報によると、韓国の仁川空港公社が今年末に予定されていた仁川空港第2旅客ターミナルの開港を来年の平昌冬季五輪(2月9〜25日)以降に延期することを進めていることが分かった。延期された場合、五輪選手団や観光客の入国に大きな不便が生じるとみられている。

仁川空港公社関係者は20日、「第2旅客ターミナルの免税店事業者の選定が予定より遅れ、年末までにターミナル内の免税店の造成工事を終えることが難しい状況」とし、「ターミナル開港日の延期について国土交通部と協議している」と明らかにした。第2旅客ターミナルの開港時期については「主要航空会社の夏季の運航スケジュールが3月から始まる点を考慮し、平昌五輪が終わった後の3月が適切と考えている」と述べた。

また、空港公社は非正規職員を年内に正規職に転換する作業も開港時期を遅らせなければならない要因と主張した。現在、航空公社は第2旅客ターミナル開港のため、約3000人を新たに採用するという協力会社の計画を全面的に中断させた状態だ。

しかし、国土交通部は「平昌五輪に備えるためにも開港の延期は認められない」との立場を示している。同部関係者は「非正規職員の正規職への転換問題は航空公社が計画どおりに進めればよいことであり、そのために開港を延期するのは理解できない」とし、「年末、遅くとも来年の1月中には開港し、平昌五輪の時に外国人訪問客らが快適に利用できるようにするというのが政府の方針」と強調した。さらに、同関係者は「高高度防衛ミサイル(THAAD)問題の影響で中国人観光客が減少しているものの、仁川空港の全体の利用客数は増加しているという点も予定どおりに開港しなければならない理由」と説明した。

また、一部では「第2旅客ターミナルの開港を延期しようという仁川空港の主張は、これまで見せていた姿と相反する」と批判する声も出ている。空港公社はこれまで、免税店の選定権をめぐり関税庁と対立した時など、問題が生じるたびに「円満に解決されなければ平昌五輪の準備に支障をきたす」と主張してきた。そのため、航空業界では仁川空港の経営陣が無理に非正規職員の年内の正規職転換を約束したものの、実現が難しくなったために開港時期を遅らせて時間を稼ごうとしているのではないか」と指摘する声も上がっている。

専門家らは開港が延期された場合の平昌五輪に及ぼす悪影響を懸念している。韓国航空大学経営学部のユン・ムンギル教授は「第2旅客ターミナルの開港が延期されれば、平昌五輪のために韓国を訪れた外国人が空港から出るのに60〜70%の時間を余計に費やすことになる」と説明した。また、国策研究所の博士は「仁川空港は平昌五輪の選手団と観光客の大部分が入国する関門。空港は韓国の第一印象のためにも万全の準備をしなければならないのに、免税店工事の遅延という納得しがたい理由で第2旅客ターミナルの開港を延期するというのは問題だ」と指摘した。

6171チバQ:2017/06/22(木) 23:01:40
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASK5Q347KK5QTIPE003.html
「命の翼」視界は不良 病院支える地域航空の厳しい経営

06月21日 22:32

天草エアラインでは月1回、吉村孝司社長ら社員が早朝出勤して機体を洗う。経費削減の一環だ(同社提供)

(朝日新聞)

 九州の熊本県本土から島々を橋で渡り継いで、たどりつく天草下島(しもしま)。島南端にある牛深(うしぶか)市民病院へ、内科担当の医師青山貴子(47)は月1回ほど、島北部の天草空港を発着する航空会社の天草エアラインを利用して通う。自宅がある京都市から福岡空港を経由して日曜に入り、金曜夜に帰る。

 同病院の常勤医は4人だけ。宿直体制を維持するにも医師の数が必要だ。だが、熊本市から車で3時間かかり、確保はやっと。天草エアなら福岡空港から30分。青山のように空路で福岡や関東などから通勤する非常勤医が約7人いる。

 天草市長の中村五木は、「だから天草エアは市民にとって『命の翼』なのだ」と話す。病院存続はこの航空会社のおかげという。

 天草エアは2000年、熊本県などの第三セクターとして運航を始めた。天草―福岡のほか、熊本、大阪(伊丹)を結ぶ。保有機はプロペラ機一つで、日本一小さな航空会社だ。天草―福岡の普通運賃は1万3千円強。16年度まで8年連続で純損益では黒字だが、地元自治体が1億��3億円の整備費を肩代わりしているためだ。「実力ではない」と社長の吉村孝司は話す。

 一番の悩みは、1機でやりくりしているので故障や定期整備のたびに欠航が相次ぐ点だ。昨年度の欠航率は7%強。また、昨年は老朽化していた機体を初めて更新した。約20億円の新型機の購入費の大半を天草市が負担した。今回は合併特例債を充ててしのいだが、15年後の更新は中村も「非常に厳しい」と話す。

6172チバQ:2017/06/26(月) 19:50:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201706/CK2017062502000153.html?ref=rank
成田発着時間 見直し案 「空港側の押しつけ」住民から厳しい意見

2017年6月25日


見直し案について「空港側の都合だ」と意見を述べる住民=成田市役所で
写真
 成田空港の発着時間延長の見直し案を示している成田国際空港会社(NAA)は二十三日、成田市役所で県、国土交通省と地元騒音下住民でつくる「成田空港騒音対策地域連絡協議会」(騒対協)への説明を行った。住民からは「受け入れられない」など、厳しい意見が相次いだ。
 見直し案ではまず、A滑走路の運用時間を「午前六時〜翌午前零時」に延長する。第三滑走路(C滑走路)供用後は「午前五時〜午後十一時」と「午前六時半〜翌午前零時半」の二通りの運用時間を設定し、スライド運用。空港運用時間は「午前五時〜翌午前零時半」となるが、飛行経路下の静かな時間は、六時間確保するとしている。
 見直し案は十二日の四者協議会で、空港周辺九市町の首長らからおおむね、評価を得ていた。だがこの日の説明会では「六時間では不十分」「すべて空港側の都合を押しつけている」などの意見が出た。NAAは「現行の運用時間では、海外空港との競争に勝ち抜けない」と従来通りの説明をしていた。
 航空機からの落下物対策についても住民から「航空機からと確定できなければ、泣き寝入りか。そのようなことがないよう検討してもらいたい」とさらなる充実を求める意見が出た。
 騒対協の成尾政美会長は見直し案について「完璧ではないが、ある程度評価できる。ただ、さまざまな意見があるので、各地区でどんな意見が出るか見ていきたい」と話した。 (渡辺陽太郎)

6173とはずがたり:2017/06/27(火) 20:16:58

バニラ・エアに業務改善勧告 乗客を2度誤誘導
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/nation/nhknews-10011032211_20170627.html
17:55NHKニュース&スポーツ

格安航空会社のバニラ・エアが、成田空港で2度にわたって外国から到着した乗客を誤って国内線の到着口に誘導して審査を受けずに入国させた問題で、国土交通省は「1度目のミスのあとに講じた再発防止策が徹底されていなかった」として、バニラ・エアに対し業務の改善を勧告しました。

バニラ・エアは、今月18日、香港から成田に到着した乗客168人のうち外国人を含む34人をバスで誤って国内線の到着口に誘導し、10人が審査を受けずに入国しました。

バニラ・エアは去年4月にも同じミスをしていて、国土交通省は、今月19日に文書で厳重注意したのに続き、27日、航空事業者に対する行政指導としてはより厳しい、業務の改善を勧告しました。

勧告文書では、会社側が2度のミスを繰り返したことについて、「1度目のミスのあとに講じた再発防止策が徹底されておらず、旅客の誘導体制が適切に機能していない」と厳しく指摘しています。

文書を受け取ったバニラ・エアの五島勝也社長は「厳粛に受け止め、再発防止を徹底します」と述べ、改めて陳謝しました。
この問題で、バニラ・エアは今月23日、国際線の到着口に職員を新たに配置し、乗客が全員到着しているか確認を行うなどとする、新たな再発防止策をまとめています。

6174とはずがたり:2017/06/28(水) 18:29:23
iPhone発売10年=薄れる革新、揺らぐ優位―日本で根強い人気
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170628X440.html
16:21時事通信

 【シリコンバレー時事】米アップルがスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を発売してから米国時間29日で10年。アイフォーンはスマホ市場に革命を巻き起こし、日本などで高いシェアを誇る。ただ、市場の成熟とともにアップルの優位は揺らぎ、消費者が期待する革新性は薄れている。

 「アップルは電話を『再発明』する」。2007年1月、当時のスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は、デジタル音楽プレーヤーとインターネット端末、携帯電話の機能を統合した新製品の発表会でこう切り出した。

 今では当たり前になったタッチパネル式画面は、直感的な操作をもたらした。使いやすさとキーボードを取り払った洗練されたデザインで、ジョブズ氏の言葉通りスマホ市場の景色を一変させた。

 今なお根強い人気を誇るのは日本市場だ。調査会社MM総研によると、16年度のメーカー別のスマホ出荷台数でアップルは52.7%を占め、2位のソニー(15.2%)を大きく上回った。

 日本の電子部品メーカーにとっても重要な収益源で、液晶大手のジャパンディスプレイ(JDI)は連結売上高の5割以上をアップルから稼ぐ。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林真一郎氏は「アイフォーンによる電子部品生産の押し上げ効果は大きい」と指摘する。

 ただ、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」の台頭で、同OSを搭載する韓国サムスン電子製スマホなどとの競争が激化。11年にはアイフォーン生みの親であるカリスマ経営者ジョブズ氏が死去した。

 累計販売は16年7月に10億台を記録したものの、真骨頂である革新性は薄れたと言われて久しい。今秋発表するとみられる新モデルで復活ののろしを上げることができるか。世界中が見守っている。

6175とはずがたり:2017/06/28(水) 18:32:46
これは酷いな。

車いす男性に自力で階段上らせる…バニラ・エア
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20170628-567-OYT1T50042.html
17:22読売新聞

 鹿児島県奄美市の奄美空港で今月5日、格安航空会社(LCC)の「バニラ・エア」が運航する旅客機に搭乗しようとした車いすの男性(44)が、タラップを腕の力を使って自力で上っていたことが、同社への取材でわかった。

 多くの空港では、乗客が車いすに乗ったままタラップを昇降できる機材が備えられているが、奄美空港にはなかったという。

 同社は「不快な思いをさせた」として男性に謝罪。今月14日から、車いす利用者がタラップを昇降できるようにする機材を導入した。

 同社によると、男性は今月5日、関西空港行きの便に搭乗するため、奄美空港を訪れた。この際、同社から業務を委託されている空港職員は、同社の内規に基づき、「車いすを担いだり、抱きかかえてタラップを昇降したりすることはできない」と説明した。

6176とはずがたり:2017/06/28(水) 18:34:03

ニュース 社会 車椅子男性、自力でタラップ上る=バニラエア機で
車椅子男性、自力でタラップ上る=バニラエア機で
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-170628X409
12:37時事通信

 格安航空会社バニラ・エアの奄美―関西線で、車椅子の半身不随の40代男性が自力でタラップを上っていたことが28日、分かった。バニラ社は車椅子でもタラップを乗降できる設備の導入を前倒しすることを決めた。

 同社によると、鹿児島県の奄美空港で5日、男性を同行者4、5人が車椅子ごと担いでタラップを上ろうとしたところ、地上業務委託先の社員が制止。男性は腕で手すりをつかみ、下半身を引きずって自力で上ることになったという。

 同社は、車椅子ごと担いだり人を抱きかかえたりしてのタラップ乗降を禁止している。既に男性へ謝罪し、7月末に予定していた同空港での車椅子昇降機の導入を今月29日に前倒しした。

6177チバQ:2017/06/28(水) 20:03:39
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1706280030.html
茨城空港利用、最多61万人 28年度 国内線が好調
18:49産経新聞

茨城空港利用、最多61万人 28年度 国内線が好調
キャリーバッグを手にバスの到着を待つ茨城空港の利用者ら=27日午後、小美玉市与沢(峯匡孝撮影)
(産経新聞)
 茨城空港(小美玉市与沢)の平成28年度の旅客数が61万2316人で、22年の開港以来最多となったことが、県空港対策課のまとめで分かった。国際線の定期便が相次いで運航を停止した一方、国内線が好調だった。県は夏休みシーズンの到来を前に、搭乗客が移動する通路「可動式エプロンルーフ」を導入するなど、さらなる利用促進を目指す。(上村茉由)

 同空港の28年度の旅客数は、国際線が前年度より1205人減って14万9445人。一方で国内線は5万9171人増えて46万2871人だった。開港以来の旅客数は300万4634人となり、300万人の大台を突破した。

 ◆札幌便など利便性向上

 国際線は28年度、台湾の台北や中国の深セン、杭州などと結ばれていた定期便が相次いで運航を停止したことが影響した。現在定期便は茨城-上海の週6便のみとなっている。チャーター便では28年度、韓国とベトナムとの間で16便が運航した。今年度は5月のゴールデンウイークに茨城-台北間で運航したほか、7月15、17日には韓国・済州との間で運航する。

 同課の担当者は、国内線が好調な理由について「徐々に茨城空港の認知度が上がってきた」と分析する。今年度から札幌便を1日1便から2便に増やし、那覇便は直行便になるなど利便性が向上した。無料の駐車場や、JR東京駅まで片道500円で利用できるバスも好評だ。

 繰り返し利用する人に対するサービスも充実させている。「IBRマイエアポートクラブ」の会員になると、同空港発着便1回の利用で1ポイント付与され、10ポイントで1万円のキャッシュバックと県特産品がプレゼントされる。今年度は、誕生月にはポイントが2倍になる。

 ◆エプロンルーフを導入

 また、県は7月2日から可動式エプロンルーフを導入する。格安航空会社(LCC)対応の空港として整備された同空港では、搭乗橋がなく、乗客は屋外を歩いて移動している。エプロンルーフがあれば、乗客は雨風や日差しを避けて乗り降りができるようになる。

 同課の担当者は「茨城空港はコンパクトで、すぐに搭乗できる。札幌や那覇は、特に夏休みにはいい場所だと思うので、ぜひ茨城空港から行ってほしい」と話している。

6178チバQ:2017/06/28(水) 20:13:30
ネットの情報含めての推測だけど
https://togetter.com/li/1124519
・事前に連絡があれば対応ができる というのがバニラのルールだった様

「コストを削減するために障碍者の搭乗させない」は許されないけど
「コストを削減するために障碍者に事前連絡を求める」はあってしかるべきだと思う

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASK6H4HCWK6HPPTB004.html
車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エア謝罪
05:11朝日新聞

車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エア謝罪
木島さんがタラップを上ったときのイメージ
(朝日新聞)
 鹿児島県奄美市の奄美空港で今月5日、格安航空会社(LCC)バニラ・エア(本社・成田空港)の関西空港行きの便を利用した半身不随で車いすの男性が、階段式のタラップを腕の力で自力で上らされる事態になっていたことがわかった。バニラ・エアは「不快にさせた」と謝罪。車いすでも搭乗できるように設備を整える。

 男性は大阪府豊中市のバリアフリー研究所代表、木島英登(ひでとう)さん(44)。高校時代にラグビーの練習中に脊椎(せきつい)を損傷し、車いすで生活している。木島さんは6月3日に知人5人との旅行のため、車いすで関空に向かった。木島さんとバニラ・エアによると、搭乗便はジェット機で、関空には搭乗ブリッジがあるが、奄美空港では降機がタラップになるとして、木島さんは関空の搭乗カウンターでタラップの写真を見せられ、「歩けない人は乗れない」と言われた。木島さんは「同行者の手助けで上り下りする」と伝え、奄美では同行者が車いすの木島さんを担いで、タラップを下りた。

 同5日、今度は関空行きの便に搭乗する際、バニラ・エアから業務委託されている空港職員に「往路で車いすを担いで(タラップを)下りたのは(同社の規則)違反だった」と言われた。その後、「同行者の手伝いのもと、自力で階段昇降をできるなら搭乗できる」と説明された。

 同行者が往路と同様に車いすごと担ごうとしたが、空港職員が制止。木島さんは車いすを降り、階段を背にして17段のタラップの一番下の段に座り、腕の力を使って一段ずつずり上がった。空港職員が「それもだめです」と言ったが、3〜4分かけて上り切ったという。

 木島さんは旅行好きで158カ国を訪れ、多くの空港を利用してきたが、連絡なく車いすで行ったり、施設の整っていない空港だったりしても「歩けないことを理由に搭乗を拒否されることはなかった」と話す。

 バニラ・エアはANAホールディングスの傘下で、国内線と国際線各7路線で運航する。奄美空港だけ車いすを持ち上げる施設や階段昇降機がなく、車いすを担いだり、おんぶしたりして上り下りするのは危険なので同社の規則で認めていなかったという。バニラ・エアは奄美空港でアシストストレッチャー(座った状態で運ぶ担架)を14日から使用、階段昇降機も29日から導入する。

 同社の松原玲人(あきひと)人事・総務部長は「やり取りする中でお客様が自力で上ることになり、職員は見守るしかなかった。こんな形での搭乗はやるべきでなく、本意ではなかった」とし、同社は木島さんに謝罪。木島さんは「車いすでも心配なく利用できるようにしてほしい」と話している。(永井啓吾)

6179チバQ:2017/06/28(水) 20:20:09
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1706290004.html
【ビジネスの裏側】アジアLCCで好調の関空、死角は欧米にあり
06月27日 05:34産経新聞

【ビジネスの裏側】アジアLCCで好調の関空、死角は欧米にあり
関西国際空港のアジア重視を打ち出す関西エアポートの山谷佳之社長(左)とエマヌエル・ムノント副社長=5月31日、関空
(産経新聞)
 関西国際空港を運営する関西エアポートがさらなるアジア重視を打ち出した。関西は中国や東南アジアからの旅行者が急増していることに加え、ビジネスでもアジア志向を強めていることが背景にある。課題の欧米便は相次ぐテロの影響で増加の兆しが見えず、強化を一時棚上げする方針だ。ただ、アジア偏重は国際空港としての存在意義が問われるため、波紋も広がっている。(藤原直樹)

ビジネス埋まらず、お手上げ

 関西エアの山谷佳之社長は運営開始から1年間の連結業績を発表した5月31日の記者会見で、「ライフサイエンス(生命科学)や食、スポーツなど関西が重視する産業の市場はすべてアジアだ。関空もそれに寄り添う空港でないといけない」と明言。アジア重視を鮮明にする関西財界や自治体と歩調を合わせる考えを明らかにした。

 関空国際線の現行の夏季ダイヤ(10月28日まで)では、旅客便の就航便数が開港以来最多の週1126便となったものの、欧米便は週82便で全体の7%程度だった。一方で、ほとんどがアジア向けの格安航空会社(LCC)は週378便で全体の34%に上っている。

 テロが多発する欧州方面は前年同期の週33便から26便に減少し、不振は深刻だ。関西エアは、航行距離3千キロ以上の新規路線は初年度の着陸料を無料にするなど長距離便の優遇策を打ち出すが、欧米便の新規就航の見通しは厳しい。

 山谷社長は「関空発着では(航空会社にとって高収益の)欧米便のビジネスクラスの座席は埋まらない。急に需要が増えることはないだろう」と“お手上げ”の状況を説明した。

好調な1年目業績

 関西エアがアジア重視を明確にしたのは、運営1年目が順調に進んだことが大きい。

 関西エアの1年間の連結業績では、関空の旅客便拡大に加え、免税店や飲食店の売り上げも好調で、売上高にあたる営業収益は1802億円、最終利益は169億円となり、初めての通期決算で黒字を確保した。

 昨年3月まで関空と伊丹空港を運営していた新関西国際空港会社の決算と単純に比較することはできないが、関西エアの試算では営業収益で前年を3・2%上回ったという。

 関西エアはこの1年で、LCC専用新ターミナルへの投資を増額して最新の保安設備や回遊型の免税店を設置。関空内で働く人の子供たちのために保育所を開設し、深夜早朝便の利用客向けコンパクトホテル「ファーストキャビン」を誘致するなど、一定の成果を出した。

 山谷社長は「世の中の動きに合わせて、引き継いだ予算に入っていなかったことにも臨機応変で対応した。好調な業績となったことで、関西エアとしての経営の方向性を示すことができた」と自信をみせる。

一丸になれるか

 しかし、アジア偏重に対して旅行業界を中心に懸念も出ている。欧州向けツアーはリピーターが多いのが特徴で、旅程にはある程度の日数が必要なため1人当たりの単価が高く旅行会社にとっては主力商品だ。

 大手旅行会社幹部は「関空で欧州線が減り続けると、東京経由のツアーを増やすしかなくなる」と嘆く。経済界からも「東京への一極集中が進む」との不安が高まっている。

 関西エアに出資する仏空港運営大手バンシ・エアポートの手腕にも疑問の声が出始めている。バンシは路線開設のための専門チームを擁しており、緻密なマーケティングで需要予測を導き出して、航空会社に的確な提案を行うことを得意とする。

 しかし、現状では欧米便で結果を出せていない。関西エア社内で、バンシ出身者と新関空会社から移ってきた社員との融合が進んでいないとの指摘もある。山谷社長は社内に摩擦があることを認めた上で、「よりよい組織に変わるために踏ん張って前に進んでいくしかない」と強調した。

 アジア重視の戦略が吉と出るか凶と出るか。運営2年目以降の業績で判断されることになる。

6180チバQ:2017/06/29(木) 21:31:22
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2017062902000044.html
小松空港 福井に狙い 利用促進へ「2県共用」
05:00中日新聞プラス

小松空港 福井に狙い 利用促進へ「2県共用」
福井県民の取り込みに力を入れる小松空港(手前は福井県内の観光バス)=石川県小松市で
(中日新聞プラス)
 小松空港(石川県小松市)の活性化に向け、石川、福井の両県が、福井県の客層の掘り起こしを進めている。石川県は福井県民へのPRに力を入れ、福井県は空港利用への新たな助成制度を開始。両県議会も国際定期便誘致に共同で取り組むなど、「2県共用の空港」という意識が高まっている。(太田博泰)
新幹線延伸見据えPRや助成制度
 小松空港は二〇一五年三月の北陸新幹線金沢開業を受け、国内線利用者が一四年度から一五年度にかけて約三割減り、主力の羽田便は35%を超える落ち込みで打撃を受けた。現在は回復の兆しもみられるが、羽田便の便数が維持されるかなど不安定要素も残る。
 そこで新規客層として期待するのが、航空定期便を持つ空港がない隣の福井県。小松空港協議会が実施したアンケートによると、福井県民の利用者は一五年十一月に九千人だったが、一六年十一月には一万九百人と大きく増えた。
 石川、福井両県の共通の懸念が、北陸新幹線の金沢以西への延伸だ。石川県空港企画課担当者は「延伸した時の影響は読めない。少なくとも延伸に備え、金沢開業の影響を持ち直しておかなければ」と話す。
 石川県は本年度、福井県内の公共交通に広告を出しPRするほか、福井県民が羽田便で東京へ行くモニターツアーを企画。「魅力の認知が第一。どこまでのびしろがあるか分からないので、働きかけを強めたい」(同担当者)と意気込む。
 福井県も活性化策をスタート。国際線では、本年度から小松空港の国際定期便を利用する県内団体に一人五千円を補助する制度を始め、ビジネスや文化などで国際交流する団体に小松空港の利用を働きかけている。国内線でも、商工会議所などを通じ企業に出張の際の活用を呼び掛けている。
 「利用者が減り小松の航空便がなくなると、交通手段の選択の幅が狭まってしまう」(福井県交通まちづくり課担当者)。自ら需要を創出し、便数維持につなげる考えだ。
 両県議会も動きだした。福井県では昨年十二月に小松空港の国際化推進議連が誕生。五月には石川県の議連と初の合同研修をし、十一月にはタイと香港へ合同で誘致活動を予定する。厳しさが予想される国内線に対し、インバウンドの取り込みが期待される国際線強化に共同歩調をとる。
 「新幹線延伸を前に、何とか手を打たなければ」(同担当者)。金沢-敦賀の開業予定は二二年度末。残された時間に両県で連携して臨む。

6181チバQ:2017/06/30(金) 09:58:16
>>6178
事前連絡をしても実質的に断ってたようですね。
炎上商法というやりかたは問題あるにしても、バニラももっと早い対応ができましたね(この事件が起きたら、すぐ対応できるってのはカッコ悪い)

6182チバQ:2017/06/30(金) 22:48:18
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170630/bsd1706302235011-n1.htm
仙台空港民営化1年 LCC誘致成功 全国の地方空港で活発に
2017.6.30 22:35
 仙台空港(宮城県)は7月1日、国管理空港として初めてとなる民営化から1年を迎える。東京急行電鉄など7社が設立した運営会社の仙台国際空港は着陸料の引き下げや施設サービス拡充などの施策を次々と打ち出し、格安航空会社(LCC)などの誘致が加速して国際線の旅客数が約1.7倍に膨らんだ。仙台空港の成果を受け、全国で空港民営化を目指す動きが活発化しており、地方活性化の効果が期待されている。

 「国際線の新規就航などが図れた。今後とも誘致に全力を注ぐ」。仙台国際空港の岩井卓也社長は30日、仙台市内で会見を開き、1年間の成果を強調した。

 仙台空港は民営化後、観光地などと結ぶ高速バス路線を開設、駐車場予約サービスも始めるなどアクセスを強化。ターミナルビルで利用客が快適に過ごせるよう大手カフェチェーンの店舗を誘致し、地元物産品の販売所の充実も図った。

 旅客数などに応じて着陸料が割引される制度も導入。昨年6月からは台湾のLCC・タイガーエア台湾が週4便を運航するほか、7月1日にはスカイマークも神戸線を再開させる。LCC専用棟の整備も計画しており、震災で落ち込んだ年間旅客数を5年間で約90万人増やす目標を掲げる。

 仙台空港の民営化後、高松や福岡に加え、北海道でも7空港を一括して民営化することが正式に決まった。熊本、広島の両空港も民営化の方針で、国土交通省は30日、熊本空港(熊本県益城町など)を平成32年4月に民営化することを盛り込んだ制度案を公表した。

 熊本県は民営化で復興が加速することを期待しており、石井啓一国交相はこの日の記者会見で「先行事例の仙台空港が順調にいっていることで(空港民営化が)積極的に動いている」と評価した。

6183チバQ:2017/06/30(金) 22:49:15
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201706/0010328665.shtml
2017/6/30 11:45神戸新聞NEXT

神戸空港の運営権売却 オリックス陣営が入札書類
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神戸空港の運営権売却で、神戸市の担当者(右)に入札書類を手渡すオリックス社員=30日午前、神戸市役所(撮影・若林幹夫)
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神戸空港の運営権売却で、神戸市の担当者(右)に入札書類を手渡すオリックス社員=30日午前、神戸市役所(撮影・若林幹夫)
 神戸市が進める神戸空港の運営権売却(コンセッション)で、運営業者の選定手続きに唯一残るオリックスなどの3社連合が30日、事業計画など提案内容を盛り込んだ入札書類を市に提出した。

 オリックスと仏バンシ・エアポート、両社が大株主となって関西、大阪(伊丹)両空港を運営する関西エアポートの3社で構成。

 2018年度から42年間、空港は市が所有したまま、民間事業者が運営を担う仕組み。提案には事業者が支払う対価、関西、大阪両空港との一体運営の方策、神戸空港の活性化策などを盛り込んだ。市の最低基準価格176億7千万円に上積みした金額を提案したとみられる。

 この日が提出期限。午前10時にオリックスの社員4人が書類を市役所に持参した。市の選定委員会は7月に開かれ、8月に事業者を決める。来年4月から民間運営に移行する予定。(長尾亮太)

6184チバQ:2017/06/30(金) 22:49:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017063000987&g=eco
熊本空港、20年春民営化=市場調査開始-国交省


 国土交通省は30日、国が管理する熊本空港の民営化に向けた市場調査を始めた。委託期間を最長58年間などとする参入条件の案を示し、運営を希望する民間企業から意見を聴く。8月25日まで意見を受け付け、制度設計に反映。公募、選定を経て2020年4月ごろの民営化を目指す。(2017/06/30-16:49)

6185チバQ:2017/07/05(水) 16:56:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-00000077-mai-soci
<顔認証>羽田で導入 10月から、帰国の日本人対象
7/4(火) 21:08配信 毎日新聞
<顔認証>羽田で導入 10月から、帰国の日本人対象
顔認証のしくみ
 法務省は4日、日本人の出入国管理を効率化するため、「顔認証」の自動化ゲートを10月中旬に羽田空港の帰国手続きで導入すると発表した。来年度は出国手続きや成田、関西、中部空港などの主要空港での導入も目指す。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて訪日外国人の増加が見込まれており、審査官を外国人の審査に多く充て、審査の円滑化とテロ対策の強化を図る。

 顔認証はパスポートの集積回路(IC)チップに記録された本人の顔の画像データと、審査場で撮影した顔写真を照合し、同一人物か判断する仕組み。羽田空港の上陸審査場に「顔認証ゲート」を3台設置する。

 パスポートを読み取り機にかざした後、顔写真が撮影され、問題がなければ、入国審査官から帰国の証印を得なくてもゲートを通過できる。事前手続きは必要なく、確認が終わると顔写真のデータは消去されるという。

 自動化ゲートは指紋認証タイプが07年11月に導入され、成田、羽田、関西、中部の各空港に設置されている。日本人のほか中長期の在留外国人なども利用できるが、指紋登録などの事前手続きが必要で、昨年の日本人の利用者は約250万人で利用率は約8%にとどまっている。

 訪日外国人旅行者数は急増しており、昨年は約2404万人だった。政府は20年に4000万人、30年に6000万人を目標としている。法務省は、顔認証による自動化ゲートの導入にあたって、5日から8月3日まで一般から意見を公募する。【鈴木一生】

6186チバQ:2017/07/05(水) 17:40:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170705-00000009-ibaraki-l08
茨城空港、着陸料事実上ゼロに 県「観光地もアピール」
7/5(水) 10:00配信 茨城新聞クロスアイ
茨城空港(小美玉市)が国土交通省から「訪日誘客支援空港」に選ばれたことについて、県は「インバウンド(訪日外国人旅行)の弾みになる。茨城空港は観光資源までの距離が近く、県内観光地の潜在力や魅力をアピールしたい」と歓迎する。

県空港対策課によると、国際線の就航実績や官民挙げた利用拡大の取り組みが評価され、同空港は「拡大支援型」に認定された。国際線の着陸料が最大3年間、半額以上割り引かれる。同空港に航空会社が支払う従量制の着陸料は、180席クラスの機体で約9万円弱。新規就航分の国庫補助(2分の1)制度を合わせると、着陸料は事実上ゼロになると同課は期待する。

このほか国交省が、チケットカウンターの設置や地上支援業務など新規就航経費の支援にも乗り出すことから、同課は利用拡大に向けたアイデアを打ち出す方針。

茨城空港は2010年から春秋航空(中国)の上海線が定着し、ここ数年の国際線旅客数は12万〜15万人で推移。法務省のまとめによると、このうち外国人の入国者は14年が4万170人、15年5万8072人、16年6万6555人と増加傾向にある。

国管理で航空自衛隊との共用空港の同空港は、格安航空会社(LCC)に特化した空港として発展。搭乗橋がないなどコンパクトで低コストなのが特徴。着陸料とは別に航空会社が支払う施設利用料も、国際線で乗客1人当たり520円(国内線は100円)と低く抑えられている。

LCCのシェアは全国的に増えており、同課は「航空需要掘り起こしにつながっている。茨城空港はその流れに乗っている」と説明している。 (黒崎哲夫)

6187チバQ:2017/07/06(木) 20:01:55
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170706/bsd1707060500007-n1.htm
「訪日誘客支援」選定、活性化に期待 地方空港LCC誘致に弾み
2017.7.6 05:46
地方に外国人旅行者を呼び込もうと、国が着陸料軽減などの取り組みを後押しする「訪日誘客支援空港」に選ばれた全国32の地方空港が格安航空会社(LCC)の誘致に向けた動きを加速させている。地域活性化につなげる狙い。

 32空港のうち、訪日客誘致の高い実績がある「拡大支援型」に認定された青森など24空港は着陸料軽減のほか、出入国管理施設の整備などで国の補助を受けることができる。

 青森空港の担当者は「国際線の利用者は増加傾向で、将来性が評価された。手狭になった空港ビルの拡張などに取り組みたい」と述べた。

 一定の底上げ効果が期待できる「継続支援型」とされた6空港(花巻、福島、長崎、大分、宮崎、那覇)は、既存の着陸料割引に加え、国が交通アクセス改善などの施設整備費を補助する。福島空港の担当者は「東日本大震災後、国際定期便がゼロになるなど厳しい経営が続いている」と述べ、新規路線の誘致に向け、LCCが支払う施設使用料も支援対象とするように求めた。

 地元の意欲が高いと評価された「育成支援型」の松本、下地島の2空港も、継続型とほぼ同じ支援メニューだ。沖縄県は企業に用地を貸し出し、下地島空港の国際線ターミナルを建設する計画。担当者は「来年10月の開業に向け、チャーター便やLCC誘致を進めたい」と意気込んだ。

6188チバQ:2017/07/06(木) 20:02:52
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20170703-OYTNT50074.html
民営化 手応えの1年…仙台空港
2017年07月01日
LCC増便やビル改修も


改修工事を終え、4月にカフェなどがオープンした空港ビル1階の到着エリア(30日)
改修工事を終え、4月にカフェなどがオープンした空港ビル1階の到着エリア(30日)

 仙台空港(名取市、岩沼市)が国管理空港の中で全国で初めて完全民営化されてから、7月1日で1年となった。運営会社「仙台国際空港」(名取市)は、民間のノウハウを生かして、新規路線の就航や空港ビルの改修などを推し進め、県や経済団体も官民一体で支援を続けている。同社の岩井卓也社長は30日の記者会見で「東北の空を、世界の空へとすべく頑張りたい」と意気込みを語った。

 仙台空港は、土地や施設の持ち主は国のままで、滑走路や空港ビルの運営を民間の仙台国際空港が担っている。同社は、民営化前の2015年度と比べ、約30年後の44年度に年間旅客数を1・76倍の550万人、貨物量を4・16倍の2万5000トンとする目標を掲げる。

 施設の利便性向上などで、格安航空会社(LCC)を中心に路線・便数の拡大や、国内外の観光客の呼び込みにつなげる狙いがある。岩井社長は会見で「各論で反省はあるが、民間が一体でやっていく方が絶対にうまくいくという手応えはある」と1年を振り返った。

 民営化の効果で、台湾便や韓国便などの国際線は週10往復から19往復に増えた。台北便については、「エバー航空」とLCC「タイガーエア台湾」が計週8往復運航し、今年9月には国内LCC「ピーチ・アビエーション」が週4往復の路線を開設するため、毎日の運航が実現する。空港では、LCC向けの搭乗施設(ピア棟)の新設工事も今夏に着工予定で、さらなるLCCの新規就航を狙う。

 また、今年4月からは、航空会社の空港使用料金を変更し、旅客数によって料金が変わる「連動料金」の割合を増やした。岩井社長は「固定料金を下げ、変動リスクを考慮することでエアラインが飛びやすくなった」と狙いを語る。

 民営化前から課題とされていた一つが、空港や駅などから観光地へ向かう「2次交通」だ。観光地へ直行する高速バスは民営化前はゼロだったが、この1年で「酒田・鶴岡」「山形」「松島・平泉」「福島・会津若松」の計4路線が運行を開始した。

 空港とJR仙台駅が直結する仙台空港アクセス線は、今年3月のダイヤ改正で1日40往復から、早朝を中心に同43往復に運行本数が増えた。早朝の航空便が利用しやすくなったほか、同アクセス線の利用客も07年の開業以降最多となった。

 空港ビルの改修やにぎわいの創出も進んだ。従来有料だった屋上展望デッキを無料開放。今月9日までは屋上でのビアガーデンも開催中だ。ビル1階の到着エリアでは、観光案内所やカフェなどの店舗やサービス施設が営業を開始し、今後数年をかけ、搭乗エリアのある2〜3階の改修も計画する。

 一方で、要望の声が根強いのが空港の運用時間の拡大だ。現在の運用は午前7時半〜午後9時半。LCCを中心に、航空会社からは早朝や深夜での離着陸を求める要望があり、県は延長した場合の周辺地域への騒音の影響などの調査を進めている。村井知事は「LCCを中心にニーズがある。国土交通省と交渉し、地元に理解いただけるよう、運用時間の拡大に向け努力したい」と前向きだ。

2017年07月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6189チバQ:2017/07/06(木) 20:02:53
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20170703-OYTNT50074.html
民営化 手応えの1年…仙台空港
2017年07月01日
LCC増便やビル改修も


改修工事を終え、4月にカフェなどがオープンした空港ビル1階の到着エリア(30日)
改修工事を終え、4月にカフェなどがオープンした空港ビル1階の到着エリア(30日)

 仙台空港(名取市、岩沼市)が国管理空港の中で全国で初めて完全民営化されてから、7月1日で1年となった。運営会社「仙台国際空港」(名取市)は、民間のノウハウを生かして、新規路線の就航や空港ビルの改修などを推し進め、県や経済団体も官民一体で支援を続けている。同社の岩井卓也社長は30日の記者会見で「東北の空を、世界の空へとすべく頑張りたい」と意気込みを語った。

 仙台空港は、土地や施設の持ち主は国のままで、滑走路や空港ビルの運営を民間の仙台国際空港が担っている。同社は、民営化前の2015年度と比べ、約30年後の44年度に年間旅客数を1・76倍の550万人、貨物量を4・16倍の2万5000トンとする目標を掲げる。

 施設の利便性向上などで、格安航空会社(LCC)を中心に路線・便数の拡大や、国内外の観光客の呼び込みにつなげる狙いがある。岩井社長は会見で「各論で反省はあるが、民間が一体でやっていく方が絶対にうまくいくという手応えはある」と1年を振り返った。

 民営化の効果で、台湾便や韓国便などの国際線は週10往復から19往復に増えた。台北便については、「エバー航空」とLCC「タイガーエア台湾」が計週8往復運航し、今年9月には国内LCC「ピーチ・アビエーション」が週4往復の路線を開設するため、毎日の運航が実現する。空港では、LCC向けの搭乗施設(ピア棟)の新設工事も今夏に着工予定で、さらなるLCCの新規就航を狙う。

 また、今年4月からは、航空会社の空港使用料金を変更し、旅客数によって料金が変わる「連動料金」の割合を増やした。岩井社長は「固定料金を下げ、変動リスクを考慮することでエアラインが飛びやすくなった」と狙いを語る。

 民営化前から課題とされていた一つが、空港や駅などから観光地へ向かう「2次交通」だ。観光地へ直行する高速バスは民営化前はゼロだったが、この1年で「酒田・鶴岡」「山形」「松島・平泉」「福島・会津若松」の計4路線が運行を開始した。

 空港とJR仙台駅が直結する仙台空港アクセス線は、今年3月のダイヤ改正で1日40往復から、早朝を中心に同43往復に運行本数が増えた。早朝の航空便が利用しやすくなったほか、同アクセス線の利用客も07年の開業以降最多となった。

 空港ビルの改修やにぎわいの創出も進んだ。従来有料だった屋上展望デッキを無料開放。今月9日までは屋上でのビアガーデンも開催中だ。ビル1階の到着エリアでは、観光案内所やカフェなどの店舗やサービス施設が営業を開始し、今後数年をかけ、搭乗エリアのある2〜3階の改修も計画する。

 一方で、要望の声が根強いのが空港の運用時間の拡大だ。現在の運用は午前7時半〜午後9時半。LCCを中心に、航空会社からは早朝や深夜での離着陸を求める要望があり、県は延長した場合の周辺地域への騒音の影響などの調査を進めている。村井知事は「LCCを中心にニーズがある。国土交通省と交渉し、地元に理解いただけるよう、運用時間の拡大に向け努力したい」と前向きだ。

2017年07月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6190チバQ:2017/07/06(木) 23:12:04
>>6187
要は地方空港に補助金ばらまくだけやんケー

6191とはずがたり:2017/07/09(日) 22:57:45
神戸ー仙台便が帰ってきた! 1年8カ月ぶり、スカイマークが1日2往復
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/business/kobe-20170701013.html
07月01日 22:51神戸新聞

神戸ー仙台便が帰ってきた! 1年8カ月ぶり、スカイマークが1日2往復
仙台からの便で到着した乗客を歓迎する神戸空港の関係者=神戸空港
(神戸新聞)
 神戸空港(神戸市中央区)と仙台空港(宮城県名取市、岩沼市)を結ぶ空の便が1日、1年8カ月ぶりに再開した。スカイマークが就航させ、約1時間20分で結び、1日2往復する。神戸空港の到着ロビーでは、神戸市のキャラクター「コーベアー」や親善大使「スマイル神戸」らが、仙台からの初便で訪れた乗客約170人を歓迎した。(村上晃宏)

 神戸?仙台線は、神戸空港開港の2006年から日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)が就航させていたが、JALは07年、ANAは09年に廃止。14年にスカイマークが復活させたが、民事再生法の適用で15年10月に休止していた。

 だが、観光やビジネス目的の需要から、スカイマーク便の搭乗率は7割を超える月もあり、市内の企業や自治体でつくる神戸空港利用推進協議会が再開を働き掛けていた。

 今回、神戸からの出発は午前7時20分と午後5時35分、仙台からの最終便は午後7時35分発で、日帰りでの利用がしやすくなった。料金は最安5千円から販売しているという。

 再開初日、午前中の両空港発の便は満席状態。神戸空港に降りた乗客たちは、関係者から記念グッズを手渡されるなど歓迎を受けた。仙台市の専門学校2年の男性(20)は「飛行機の窓から見えた明石海峡大橋が印象深かった。安くて早いので、東北と神戸を行き交う人が多くなると思う」と話した。

6192チバQ:2017/07/09(日) 22:59:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170709-00010004-norimono-bus_all
旅客機「ビジネスクラス」のナゾ なぜシートクラスの呼称が「ビジネス」なのか
7/9(日) 15:10配信 乗りものニュース
旅客機「ビジネスクラス」のナゾ なぜシートクラスの呼称が「ビジネス」なのか
国際線旅客機のシートは一般的に、「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「エコノミークラス」の3クラス。写真はイメージ(画像:idealphotographer/123RF)。
「1等」と「節約」のあいだに
 国際線旅客機の座席ランクの呼称は各社さまざまですが、一般的に「ファーストクラス」「ビジネスクラス」「エコノミークラス」の順に大別することができます。ファーストクラスとエコノミークラスとのあいだに位置するビジネスクラスは、エコノミークラスよりワンランク上のサービスを受けられます。

【写真】JALのビジネスクラスシート「JAL SKY SUITE III」

 しかし、そもそも「ビジネス」とは「事業」や「業務」、「取引」といった意味合いの言葉です。にもかかわらず、「エコノミーの上」あるいは「ファーストの次」として、なぜ「ビジネス」という呼称が使われているのでしょうか。

 そのためには、第二次世界大戦前からの旅客機事情を振り返る必要があるようです。航空科学博物館(千葉県山武郡)のスタッフは、「戦前の旅客機の多くはファーストクラスのみで、戦中の1940年代にエコノミークラスのみの旅客機が登場。エコノミークラスとファーストクラスの2クラスをそなえた仕様が増え始めたのは1950年代になってからだといわれています」と話します。

旅客機「ビジネスクラス」のナゾ なぜシートクラスの呼称が「ビジネス」なのか
ANAのビジネスクラス「ANA BUSINESS STAGGERED」。「スタッガード」はたがいちがいといったニュアンスで、全席が通路に面する(画像:全日本空輸)。
「1970年代にはボーイング747型機など、機材の大型化で供給過多が発生、空席が増加することになりました。そういった状況を改善すべく、エコノミークラスの通常料金を割引したチケットが登場しましたが、これによりエコノミークラスとファーストクラスとの料金格差はさらに開いてしまい、その結果、中間クラスとしてのビジネスクラスが誕生したといわれています」(航空科学博物館)

 ANA(全日空)もビジネスクラス誕生の経緯について、1970年代に登場した大型旅客機による大量輸送時代がもたらした海外旅行の大衆化と、これにともない「団体割引運賃」をはじめとする手ごろな価格の座席が増えたことが背景ではないか、と話します。

旅客機「ビジネスクラス」のナゾ なぜシートクラスの呼称が「ビジネス」なのか
ANAのビジネスクラスで提供される、ヨーロッパ路線向けの機内食(画像:全日本空輸)。
最初は「ビジネス」ではなかった
 では、最初にビジネスクラスを導入したのはどこなのでしょうか。ANAは「最初に導入したのは、当時アメリカを代表する航空会社だったパンアメリカン航空だとされています」といいます。

「当初の呼称はビジネスクラスではなく、『クリッパークラス(Clipper Class)』と呼ばれていたそうです」(ANA)

「クリッパークラス」からビジネスクラスへ呼称が変化していった背景については、諸説あると断った上で、「おもに出張や社用(ビジネス)で『通常料金のエコノミークラス』を利用する、比較的運賃の負担力がある顧客に向けたことから、『ビジネス』といった呼称になったようです」と話します。

 ANAは1986(昭和61)年7月の成田〜ロサンゼルス便就航にあわせて「ス-パ-エグゼクティブクラス」の呼称でビジネスクラスを導入。その後、1991(平成3)年3月に「CLUB ANA」と改称しました。2010年2月からは、ロゴなどを「ビジネスクラス」に統一し、「ANA BUSINESS STAGGERED」などの商品名でサービスを提供しています。

 一方、JAL(日本航空)がビジネスクラスの呼称を明確に使い始めたのは、全クラスに新シートを採用した機体「スカイスイート 777」を導入した2013年1月からで、それまでは「『エグゼクティブクラス』と呼称していました」(JAL)といいます。

 ちなみに、ビジネスクラスの航空券にはビジネスの「B」ではなく、「C」とクレジットされています。その理由について、ANAとJALはともに「『クリッパークラス』の頭文字からとったという説が有力です」としています。

乗りものニュース編集部

6193チバQ:2017/07/09(日) 23:46:17
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20170707009.html
淡路島と関空の航路復活 10年ぶり、9日から
07月07日 21:42神戸新聞

淡路島と関空の航路復活 10年ぶり、9日から
航路開設の許可証を受け取り、会見する淡路関空ラインの吉村淳一社長(左)ら=神戸市中央区、神戸運輸監理部
(神戸新聞)
 兵庫県の淡路島・洲本市と関西空港を結ぶ定期航路の10年ぶりの復活が7日、正式に決まった。国土交通省神戸運輸監理部が航路開設を許可、9日から運航が開始される。

 旅客船運航会社「淡路関空ライン」(洲本市)が、定員217人の船を1日5往復させる。所要時間は65分。

 同航路はかつて、洲本市などが出資する第三セクターが運営していたが、明石海峡大橋の開通に伴うバスとの競争に敗れ、廃止になった。近年は入国ビザの要件緩和や格安航空会社(LCC)の積極投資などを背景に、関西空港を使うインバウンド(訪日外国人客)が増加。同社は船便による効率的なアクセスの提供で淡路島へのインバウンドの呼び込みを目指す。年間利用者数は9万人を見込む。

 会見した同社の吉村淳一社長は「関空から淡路島、四国、瀬戸内へとつながる観光の新たな『ゴールデンルート』を提案したい」と意欲を見せ「将来的には、関空と島内の他の港とを結ぶ航路開設も検討したい」と話した。

 運賃は大人片道2800円(往復5300円)、子ども同1400円(同2700円)。

(西井由比子)

6194チバQ:2017/07/11(火) 19:56:28
http://www.zakzak.co.jp/eco/news/170711/eco1707110014-n1.html
貯金もできない!低賃金・長時間労働…空港検査員の人員確保難題 東京五輪へ不安も (1/2ページ)
2017.7.11
 2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、国内の主要空港で手荷物検査などを担う保安検査員の人材確保が課題となっている。検査員はテロなどを防ぐ水際対策の要だが、賃金水準が低い上、労働時間も長く離職率が高い。危機感を抱く国や空港会社は、航空各社による委託から空港会社主導の契約への切り替えを検討するなど待遇改善に動き始めた。

 ◆1年で4分の1離職

 「やりがいはあるが、子供との時間は取れず貯金もできない」。成田空港の検査員として5年目となる20代前半の男性がため息を漏らした。月給は、残業代や妻子の家族手当を含めても手取りで20万円程度。シフト制の勤務時間は最大15時間半に及び、繁忙期には休日出勤もある。厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、30人以上の事業所で昨年度、検査員を含む警備業の月給は平均約23万5000円。全産業平均に比べて約12万7000円低く、1カ月の実労働時間も約168時間と19時間以上長い。

 離職率は高く、成田国際空港会社(NAA)の調査によると、昨年4月に約940人いた同空港の検査員のうち、4分の1以上の約240人が1年後に辞めていた。他空港も似た状況とされる。

 賃金が低く抑えられる一因は、航空会社が検査会社に業務委託をしている構図にある。国内の主要空港では受注競争が激しく、落札額は下落傾向で、賃金にも影響を及ぼしているという。

 ◆受注競争、落札額下落

 ある検査会社の幹部は「待遇を改善して辞める人を減らしたいが、自社だけではどうにもならない。空港全体で検査員の重要性を再認識してほしい」と話す。

 訪日外国人が急増する中、空の安全に直結する検査員確保は国にとっても重要課題だ。国土交通省は昨年秋、離職の実態把握や労働環境の改善に向けた聞き取りを開始。安倍晋三首相も5月の衆院予算委員会で「航空会社に速やかな確保を指導している」と答弁した。

 空港会社が航空会社に代わり、検査会社と直接契約を進める動きも。関西空港を運営する関西エアポートは、17年度中の契約に向けて調整中。NAAも19年度中に実現するめどをつけた。

 NAAは待遇改善の第一歩と位置付けるが、担当者は「どういう環境が整えば、離職が止まるかはまだ分からない。知恵を出し合い、できることから進めたい」と話す。

6195チバQ:2017/07/12(水) 15:08:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3134079
北京新空港が着工、東方航空が132億元投資
2017年07月10日 01:00
【7月10日 CNS】中国東方航空(China Eastern Airlines)が総額132億元(約2183億円)を投じる北京新空港建設プロジェクトが6月29日、正式に着工した。

 将来は東方航空の主要ターミナルとして、新たに開港する北京新空港の一部となり、年間3000万人を超える旅客数が予想される。

 北京新空港プロジェクトは、世界からも注目されている民間機用空港の建設計画だ。計画では、北京新空港は大型国際空港の要となり、北京(Beijing)市、天津(Tianjin)市、河北(Hebei)省エリアの交通の中枢となる。「一帯一路(One Belt One Road)」をこの3市・省の協力のもとに進め、今年末にはターミナルビルの基本構造が出来上がる予定だという。

 東方航空は新空港に150機〜200機の大型機と小型機を運航する予定で、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、韓国、東南アジア、香港(Hong Kong)、マカオ(Macau)、台湾など現行路線に新たな便を追加する。2万人近くのスタッフを投入し、世界で最も便利な空の玄関口を目指す。

 中国東方航空グループは上海(Shanghai)に本社を置き、世界177の国・地域の1062都市を結び、年間は旅客量1億人を超える世界で7番目に大きい航空会社である。(c)CNS/JCM/AFPBB News

6197チバQ:2017/07/17(月) 18:56:42
http://www.sankei.com/premium/news/170714/prm1707140003-n1.html
2017.7.14 08:00
【2018平昌五輪】
五輪のために整備した仁川空港第2ターミナル、開港は五輪後!? 中央日報の衝撃特ダネにネットユーザーは…

 2018年2月に開催される平昌五輪(2月9日〜25日)に合わせて17年12月に予定する仁川空港第2旅客ターミナルの開港が、平昌五輪後になる公算が大きくなったと中央日報が報じた。米国の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備に猛反発する中国が報復措置として敢行した韓国への団体旅行禁止によって、売上高の大幅減少を懸念した免税店事業者の選定が難航、計画より遅延しているためだという。これには韓国のネットユーザーも「免税店のための空港なのか」とあきれているようだ。

 航空ネットワークの中核となるハブ空港の役割を担って2001年3月に開港した仁川空港。16年は5776万人が利用し、最近は年間5400万人という収容能力を超える飽和状態になっている。国際的なスポーツイベントの平昌五輪や利便性向上などを見据えて第2ターミナルを整備し、17年12月のオープンを計画していた。

 中央日報は特ダネとして6月20日付で、仁川空港第2ターミナルの主にファッションや雑貨などの免税店が入るフロアの入札に応じる事業者がなくて6回も流れ、計画より遅れていることから年末までにターミナル内の免税店造成工事が完了しにくい状況だと報じた。免税店の関係者の話として、ファッションや雑貨の店舗は内装工事などの開店準備期間として最低6カ月ほど必要で、7月に事業者が選定されても年末までに開店準備を終えるのは容易ではないとした。

 このフロアは3つあるエリアの中で最も広く、当初は入札競争が激化すると予想されていたという。ところが、THAADによる中国の報復措置で免税店の売上高と収益が減少し、仁川空港の高い賃貸料が負担になるとみられている。

 16年の全免税店の売上高は12兆2757億ウォン(約1兆2275億円)と過去最高額を記録し、中国人観光客が64%を占めた。実際、減少の懸念は現実化し、17年3月の仁川空港免税店の中国人の売り上げは前年同月比27%減の455億ウォンとなった。韓国免税店協会はこうした傾向が続けば、今年だけで最大5兆ウォン(約5000億円)の売り上げの減少になると予測した。

 しかし、中国人観光客は減少したものの、韓国・関税庁がまとめた4月の免税店の売り上げは1兆63億ウォン(約1006億円)で前年同月比0.3%増えた。個人旅行者の中でも微博(ウェイボー)などを通じて直接販売するケースの売り上げが増えたためとみられている。さらに、韓国旅行禁止令が出された3月15日以降の2カ月間で仁川空港の国際線旅客は前年同期比7.5%と増加した。

 仁川空港第2ターミナルが平昌五輪の開幕前に開港しなければ、五輪に悪影響を及ぼすと懸念されている。平昌五輪には冬季五輪で過去最大規模の95カ国、6500人の選手が参加。海外からの観光客は約200万人が予想されている。すでに仁川空港は受け入れ能力をオーバーしており、韓国航空大の教授は第2ターミナル開港が遅延した場合、五輪時、外国人が空港を出るには従来の60〜70%ほどの時間が余計にかかると推測している。

 また、シンクタンクの国策研究所の関係者は、空港が外国人にとって第一印象となる場所だけに「万全の準備をすべきなのに、免税店工事の遅延など納得するのが容易でない理由で開港を延期するというのは問題だ」と批判した。

 中央日報では、韓国の国土交通省が遅くとも来年1月中には開港させるのが「政府の方針」であることも合わせて伝えている。

 しかし、韓国のネットユーザーからは「なぜ免税店に合わせるのか」「大事なことは何か全く分かっていない」などと批判の書き込みが相次いでいる。

6198チバQ:2017/07/24(月) 19:46:09
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170724/bsd1707240500002-n1.htm
【ビジネスのつぼ】「行き先は不明」 日本航空「どこかにマイル」、航空業界の常識覆した新サービス (1/4ページ)
2017.7.24 06:19
 ■行き先「おまかせ」のわくわく旅

 人が旅行に行こうとするとき、目的地はどの時点で決まるのだろうか。最初から決まっている場合も多いが、「何か面白い場所はないのか」と“新天地”を模索する人もいるのではないか-。

 航空機の搭乗などでたまる航空会社のポイント「マイレージ」の交換商品として、日本航空と野村総合研究所が開発したサービスは、通常の半分以下のポイント(6000マイル)で航空券を取得できる代わりに、行き先はネットに表示された4候補地から決まる。航空業界の常識を覆した異色のサービス誕生は「そもそも論」への立ち返りから始まった。

 ITで革新的サービス

 「お前に任せたい案件があるが忙しいか?」。2014年6月ごろ、日航のマイレージ事業部で電話を取った馬場宗吾アシスタントマネジャーの耳に、聞き慣れた上司の声が飛び込んだ。野村総研とマイレージを活用した新サービスの研究会を立ち上げたから、担当者として出席してほしいという。

 もともと、この研究会はIT(情報技術)を使った革新的サービスを目指して結成された。当時、日航のマイレージ会員は約3000万人、マイレージがたまるクレジットカード「JALカード」の会員数も300万人に拡大しており、新たな需要創出ができれば大きな効果が見込めた。
 馬場氏は当時、秋からのキャンペーン企画に頭をひねっていたが「月に1、2回なら」と考え、研究会の参加を決めた。

 「行き先不明な、ミステリーツアー的な特典航空券はできないんですか?」

 同年7月に初めて研究会に参加した馬場氏は、野村総研側から切り出されて面食らった。「特典航空券は行き先が決まっていてこそマイルをためる目的になる」という思いに加え、空席を押しつけるような印象をマイレージ会員に与えてはいけないという懸念もあった。

 だが、野村総研側には勝算があった。旅行客にとって、マイレージをためて航空券と交換するのは一苦労。かたや、国内線の航空便は平均3割の空席が使われていないといい、本来なら有効活用をしたいはずだ。野村総研の新井朗上席システムコンサルタントは「双方のニーズを結びつけることは可能と考えた」と振り返った。

 また、新井氏は「旅行は最初、漠然とどこかに行きたいと思うところから始まる」と感じていた。こうした感覚は翌月に行ったマイレージ利用者への聞き取り調査で裏付けられた。集まった利用者のうち、スーツ姿のビジネスマンは「行き先が分からないなんて駄目」と言い放つ一方、独身女性や年配男性は「ぜひ、使ってみたいです」と目を輝かせた。

 気軽に旅行したいというニーズの高まりを感じた馬場氏も「きらりと光るプログラムにできるかもしれない」と思い直す。間もなく日航内に「どこかにマイル」のプロジェクトチームが立ち上げられた。

6199チバQ:2017/07/24(月) 19:46:37
 それから約2年を要したシステム構築の中で馬場氏がこだわったのが、行き先確定までの舞台回しだ。わくわく感を生み出すためのランダム性は維持しながらも、「会員が納得して選んでもらえる仕組みでないとサービスが成り立たない」(馬場氏)ためだ。

 意見をぶつける中、生み出されたのが羽田発着の34路線のうち、ランダムで選ばれた4路線を候補地として提示し、利用会員が4都市のどこに行っても構わないと納得したうえで申し込むシステムだ。画面には、4都市の風景やグルメスポットの写真がふんだんに盛り込まれ、「まだ見ぬ土地への魅力に引き込まれるようにした」(新井氏)。

 もともと、航空会社の社員は仕事上、どの地方にも魅力があることを知っており、馬場氏もこの頃にはサービスの成功を確信する。役員向けのプレゼンテーション後、「本音で成功すると思っているのか?」と耳打ちした役員の一人に、馬場氏はきっぱりと答えた。

 「もちろんです」

 地方創生にも貢献

 16年12月12日、異色のマイレージサービス「どこかにマイル」が誕生した。

 トラブル警戒のためにモニターを見ていた馬場氏と新井氏は受付開始の午前11時過ぎ、一気に予約が入るのを見て、がっちり握手を交わした。1週間後も勢いは衰えず、その後は「『どこかにマイル』で行ってきました」といった利用者のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)投稿が連日ネット上をかけ巡った。

 今年6月の日航の株主総会。出席した株主から「選んでもらえる何かわくわくするサービスはないか」という質問が出た。マイクを引き継いだ植木義晴社長は声に力を込めた。「最近では、『どこかにマイル』があります。若い社員が自由な発想で考えてくれた」

 5月に馬場氏から担当を引き継いだ堀切輝一主任は「地方創生というテーマに航空会社が貢献できる商品としてサービスを育てたい」と述べ、さらなるサービス向上を目指している。(佐久間修志)

 ≪企業NOW≫

 ■金属探知機に反応しない木製車いす

 日本航空は福祉機器メーカーのキョウワコーポレーション(広島市)と共同で木製の車いすを開発。2018年度までに日航路線のある国内の全空港に配備することを目指している。車いす利用者が乗ったまま保安検査場で金属探知機のゲートをくぐれるのが特徴で、20年東京五輪・パラリンピックに向けてのバリアフリー化に対応する。

 開発した木製車いすは、フレームなどの部材に、丈夫でぬくもりを感じる白樺の木を取り入れ、留め具は樹脂製を使用することで金属部品を完全に排除。金属探知機に反応しないようにした。ウレタン製の座面形状やハイヒール対応の足置きなど、快適な座り心地にもこだわった。

 近く羽田や大阪(伊丹)などの主要36空港に80台を設置、その他の空港にも順次導入する計画。最終的には250台を配備する。7月の会見でJALの植木義晴社長は「車いすの利用者に快適な体験を提供したい」と述べた。

 金属部品を用いた従来の車いすは、座ったまま保安検査場の金属探知機を通過できないため係員による接触検査を受ける必要があり、利用者から改善要望が出ていた。日航は11年から、空港で世界初となる竹製車いすを一部空港へ導入していたが加工がしづらく大量生産が難しかった。量産可能な木製車いすの開発によって多くの空港に非金属製の配備を可能とした。

                  ◇

 ■日本航空

 【創業】1951年8月

 【本社】東京都品川区東品川2-4-11 野村不動産天王洲ビル

 【資本金】3558億4500万円

 【従業員数】3万2753人(2017年7月現在)

6200とはずがたり:2017/07/26(水) 08:36:23

2017/7/26 06:29神戸新聞NEXT
神戸空港民営化 3社連合、旅客増へ商業エリア拡充
https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201707/0010404741.shtml

 神戸空港の運営権売却(コンセッション)で優先交渉権者となったオリックスなど3社連合の事業計画。「関西全体で新たな航空需要を生み出す」という神戸市が掲げたテーマに対し、関西、大阪(伊丹)両空港と重複する路線の調整や大型機誘致によって「カンニバリゼーション(需要の食い合い)を抑える」と3空港一体運営の効果を強調した。空港施設では手荷物検査の時間を短縮し、空いた時間を買い物や飲食に充ててもらい収益を増やす事業モデルを描く。

 3社連合の提案は、1日30往復便の発着枠▽午前7〜午後10時の運用時間▽国内線限定-など現行の運航規制を前提にしている。

 重複する路線の調整について、神戸と大阪両空港で同じ路線を同じ時間帯に運航している場合、運航時間をずらしたり、路線を付け替えたりすることで、新たな需要を生み出すという。

 また、これまで航空機の重量に応じて固定されていた着陸料の柔軟な引き下げやインセンティブ制度で、大型機の誘致を図る。航空機の大型化は旅客数の増加だけでなく、貨物の取り扱いの復活が期待できるという。

 それらの結果、2022年度の旅客数は16年度(約272万人)より10%多い約300万人を目指す。

 着陸料の引き下げは空港収益の減少要因となりかねないが、旅客数を増やし、消費の受け皿となる商業機能を強化して全体の収益増に結びつける考えだ。神戸空港の物販・飲食施設の現状について「店舗数が少なく、旅客にアピールできる配置になっていない」と課題を挙げる。商業エリアを大幅に広げ、店舗を旅客の動線を意識した配置に変えて入店割合を引き上げる。関西、大阪両空港の人気店や、知名度の高い商品を扱う店舗を導入する。

 空港の利便性向上の切り札と位置付けるのが、複数の旅客が同時に手荷物検査を受けられる保安検査機「スマートレーン」の導入だ。1月に国内で初めて導入した関西空港第2ターミナルでは検査時間が30%短縮したという。神戸でも出発便が集中する午前7時台の混雑緩和に期待がかかる。

 運営会社の人事面からも3空港の一体運営を図る。関西、大阪両空港を運営する関西エアポートと、神戸空港を運営するために設立する関西エア子会社の間では、社長や副社長をはじめ取締役が兼任する。現場の人材も3空港で育成し、配置も積極的に動かす。

 ターミナルビルの改修など、運営期間の42年で予定する設備投資の総額は325億円。旅客の増加に応じて駐機場や、到着時に旅客が手荷物を受け取るコンベヤーも増設する。また、関西空港と同様に水素ステーションの誘致も検討する。(長尾亮太)

6201とはずがたり:2017/07/26(水) 08:37:29
第二京阪と神戸空港が関西の二大十分活用されてないインフラやな。

2017/7/13 05:30神戸新聞NEXT
関経連会長「3空港懇」再開意向 神戸の規制緩和議論へ
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201707/0010365710.shtml

 関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は12日までに神戸新聞社のインタビューに応じ、関西、大阪(伊丹)、神戸各空港の在り方を検討する「関西3空港懇談会」を再開させる意向を明らかにした。神戸市が2018年春の民営化を目指す神戸空港の運用規制の緩和が議題になる見通し。松本会長は「(市が8月に選定する)運営会社の考えをよく聞き、有効活用策をまとめる必要がある」と述べた。(内田尚典)

 3空港懇は、各空港の役割分担を地元自治体や経済団体間で調整するのが目的で、関経連が事務局を担う。10年を最後に開かれていなかったが、兵庫県の井戸敏三知事が今春、森詳介会長(当時)に開催を申し入れたほか、大阪府の松井一郎知事も6月28日の会見で「3空港懇にこだわらないが、議論のテーブルはつくるべき」と言及していた。

 神戸市は16年9月、神戸空港の運営権売却(コンセッション)の実施方針を発表。関空、大阪を運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)などの3社連合のみが入札書類を提出し、3空港が一体運用される可能性が強まっている。これを機に市や神戸の経済界は、国内線のみで発着回数を1日60回(30便)まで、運用時間を15時間(午前7時〜午後10時)とする規制の緩和に期待している。

 松本会長は、神戸の運用について「国を挙げて拡大を図っている訪日外国人客(インバウンド)を関西で迎えるため、いまある施設を徹底的に活用することが重要だ」と指摘。一方で「深夜の騒音被害や、関空など他空港の就航便とのニアミス(異常接近)が起きてはならない」とも述べ、環境や安全性の観点から専門家の意見も踏まえて、慎重に議論すべきとの考えを示した。

 3空港の役割分担を巡っては、多額の債務を抱える関空の活性化を優先するため、大阪側から一時、神戸の廃止論が出たこともあった。その後、インバウンドの増加で関空、大阪とも旅客数が堅調に推移している。25年万博の大阪誘致などを通じて一層の観光客増を目指す中、神戸も含めた受け入れ能力の拡大が課題となっている。

6202チバQ:2017/07/27(木) 10:52:26
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170727-00182076-toyo-bus_all
JALとANA、熱帯びる「ベトナムの空」争奪戦
7/27(木) 6:00配信 東洋経済オンライン
JALとANA、熱帯びる「ベトナムの空」争奪戦
日本航空(JAL、上写真)とベトジェット・エア(下)はコードシェアを含めた包括提携に乗り出す(上写真撮影:尾形文繁、下写真:Flickr/Joolsgriff)
 航空会社が入り乱れる東南アジアの空に、また一つ新たな”連合”が生まれた。

 日本航空(JAL)は7月25日、ベトナムのLCC(格安航空会社)最大手、ベトジェット・エアと包括的な業務提携に向けた覚書を締結した。JALが運航する日本とベトナムを結ぶ路線や日本の国内線、ベトジェットが運航するベトナム国内線やベトナム発着のアジア路線でコードシェア(共同運航)を実施する。ベトナム・ホーチミンで記者会見した藤田直志副社長は「早ければ2018年から始めたい」と語った。

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 両社はそのほか、マイレージプログラム、空港でのハンドリング業務、旅客サービス、機体整備などの分野での連携を今後模索していく。

■フルサービスなのにLCCとコードシェア

 2020年までの中期経営計画で「フルサービスキャリア(FSC)事業を磨き上げる」ことを強調するJALが今回手を組んだのは、LCCだった。

 ただ今回コードシェアの対象となるのは、ベトジェットの上級クラス「スカイボス」のみとなる予定だ。スカイボスの乗客は、座席指定や手荷物預けが無料となるほか、機内食、ゲートから飛行機までの専用車による送迎、さらに空港ラウンジのサービスもつくという。

 たとえばJALの便名で成田空港からベトナムの地方都市まで向かう場合、JALが運航する成田―ハノイ線に乗り、ハノイでベトジェットが運航するコードシェア便に乗り継ぎ、スカイボスの座席で最終目的地へ向かうといった旅程になる(実際のコードシェア路線は未定)。

 ベトジェットのサービス品質を疑問視する声もある。ホーチミン在住の30代女性は「私の経験ではベトジェットは遅延が多かったし、サービスもよくない。JALとの提携で改善されることを望む」と語った。ベトジェットの定時運航率は直近1〜3月で87.7%(日系の国内線平均は2016年度で89%)まで上昇しているが、LCCならではのイメージが消費者には残っているようだ。

6203チバQ:2017/07/27(木) 10:52:47
 「FSCとLCCが組む流れは今後も加速するだろう」。日系航空会社幹部はそう語る。需要の大きい国際幹線はFSCが飛び、国内線や周辺国への乗り継ぎはLCCが担うという構図だ。実際日本でも、「JALやANA、外国航空会社で成田まで来て、その先の国内線は自分でLCCを手配して安く済ませる観光客は増えている」(同)という。

 FSC側は、LCCで価格競争に陥っている路線を無理に運航したくない。一方でLCCとしては、自前で国際線を拡大するのには限界がある。互いに補完し合える関係になりつつあるのだ。

■ベトナムはアジアで最も熱い航空市場

 ベトナムの航空需要は近年急拡大している。IATA(国際航空運送協会)によれば、ベトナム発着の国際線や国内線を利用した乗客数は昨年28.3%増えた。この伸び率はアジア太平洋の国々の中で最も高い。

 日本からの路線も、日本企業のベトナム進出などを受け増加傾向だ。昨年全日本空輸(ANA)は成田―ホーチミン線を、国営ベトナム航空が中部・福岡―ホーチミン両線を増便した。

 LCCではバニラエアが昨年9月に成田―台北―ホーチミン線の運航を開始。今年9月にはベトナム航空傘下のジェットスターパシフィックが関西―ハノイ・ダナンの両線を就航する。

 当然JALもこの成長を取り込んでいくつもりで、もともとベトナム航空と提携を結んでいた。しかし昨年、その戦略の軌道修正を迫られた。引き金はANAだった。

 ANAホールディングスは昨年5月、ベトナム航空と業務・資本提携契約を締結。ベトナムの国営企業改革の一環で進められた株式売却にANAが応じ、ベトナム航空の株式約8.8%を約120億円で取得した。両社が冬期ダイヤからコードシェアやマイレージ提携などを始めたことに伴い、JALはベトナム航空との提携を解消したのだった。

 残るベトナムの航空大手は、実質的にベトジェットしかなかった。今回の提携は必然だったといえる。

 ベトジェットは2011年、ベトナム初の民間航空会社としてハノイを拠点に国内線の運航を開始。現在は国内、国際合わせて63路線を持つ。国内線シェアは40%超にまで拡大し、ベトナム航空を超えたとの現地報道もある。搭乗率も2013年以降、一貫して88%超という高水準を維持している。

 勢いに乗ったベトジェットは今年2月、ホーチミン証券取引所に株式上場した。上場初日はストップ高となり、わずか1週間後には時価総額でベトナム航空を超えた。

■ビキニ姿のパフォーマンスが話題に

 同社が大きく注目を集めるきっかけとなったのが、ビキニ姿の客室乗務員による機内での派手なパフォーマンスだ。赤を基調とした機体やカジュアルな制服とともに、賛否両論が噴出しながらも話題を集めた。「ビキニエアライン」との異名もついたほどだ。

 こうした急成長の立役者が、創業者のグエン・ティ・フオン・タオCEO。米フォーブス誌の「アジアで影響力のある女性50人」や「世界で最も影響力のある女性100人」に選ばれている、注目の女性経営者だ。ロシア留学時代にアジアから仕入れた消費財の販売で財を成し、ベトナムで夫と複合企業を設立後、ベトジェットを立ち上げた。

 そんなベトジェットでも実現できていないのが、日本路線の就航だ。関空や成田、茨城や北九州などへのチャーター便の実績はあるが、定期便はいまだ飛ばせていない。来年、関空に乗り入れるともうわさされている。

 ANA・ベトナム航空連合は、日本とベトナム間の路線規模が大きい。ANAが1日3便、ベトナム航空が1日11便を運航している。ANAと同じく1日3便を運航するJALとしても、コードシェア便で規模を拡大したいところだろう。

 東南アジアの他国と同様、ベトナムの空は混戦模様だ。日越大手が組んだ2つの連合のどちらに、軍配が上がるのだろうか。

中川 雅博 :東洋経済 記者

6204チバQ:2017/07/27(木) 10:53:24
http://toyokeizai.net/articles/-/178258?utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
ANAはなぜロサンゼルスに1日3便飛ばすのか
成田を本当の「ハブ空港」にするための戦略
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中川 雅博 :東洋経済 記者 2017年06月28日

米国西海岸最大の都市、ロサンゼルス。毎年30万人強の日本人が訪れる人気の観光地として知られるほか、多くの日本企業が米国事業の拠点を置く。

訪れる人の足となる航空路線も多く、現在日系では全日本空輸(ANA)が成田と羽田から、日本航空(JAL)が成田と関西からそれぞれ1日1便ずつ飛ばしている。このほか米国系ではデルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、アジア系ではシンガポール航空も首都圏から運航する。日米路線の中では、ニューヨーク線と並ぶ”ドル箱”だ。

この路線でANAが攻勢をかける。同社は6月28日、今秋から成田―ロサンゼルス線を1日1便増やし、ロサンゼルス線を1日3便体制にすることを発表した。運航開始は10月29日で、機材は既存路線と同様のボーイング「777-300ER」を用いる。

盛況が続くロサンゼルス線

既存のロサンゼルス線の搭乗率はここ数年、成田発着が87%前後、羽田発着が90%前後と、実質満席の状態が続いていた。日本人の観光客やビジネス客の往来が活発だったためだ。


ロサンゼルス国際空港は空港コードである「LAX」がそのまま愛称になっている(写真:Flickr/Philips Communications)
だが、今回の増便には、日本人需要の取り込み以上に重要な役割がある。「アジアと北米を往来する乗り継ぎ客」の獲得だ。直行便を含むアジア・北米間の流動はここ数年、年7.5%のペースで成長し、2016年は3000万人強に達した。

この市場では、従来米国系航空会社が強かった。近年は中国系や中東系の勢いが増している。一方、ANAとJALを合わせた日系のシェアは8%ほどにとどまる(数値はすべてANAの推計)。

日本の人口が減少の一途をたどれば、当然航空需要も減退する。今ANAもJALも注力するのが、外国人客への販促だ。直近で大きく成長した訪日需要に加え、三国間を移動する乗り継ぎ需要が肝になるというわけだ。

特に重視するのが、成田でのアジア路線と北米路線の接続。「アジアの成長を取り込むためのハブ」(ANAマーケティング室ネットワーク部の林寛之マネジャー)と位置づけ、近年は東南アジアを中心に路線網を広げてきた。

だが三国間の乗り継ぎ客を取り込みたい一方で、「北米側の座席に空きがなかった」(林氏)。成田とアジアを結ぶ路線の平均搭乗率は80%前後で多少の余裕がある。そこでANAは日米路線拡張の検討を始めた。

なぜロサンゼルスだったのか。ANAの推計によれば、ロサンゼルスは東南アジアからの渡航客数が1日あたり約1800人(片道)と米国主要都市で最も多い。フィリピンやベトナムなどからの移民が多いためだ。「これで一気にアジア路線の客を北米へと送ることができる」と林氏は期待を込める。

乗り継ぎ拠点とするには、利便性の高いダイヤも考えなければならない。成田には「バンク」と呼ばれる、乗り継ぎしやすいように路線の発着をまとめた時間帯を夕方に設けている。

たとえばANAの場合、15時頃にアジアからの便が到着し、17時〜18時頃に出発する米国行きの便に乗り継げる。逆もしかりで、15時〜16時過ぎに米国からの便が到着し、17時〜18時頃に出発するアジア行きの便に接続できる。

成田の夕方はひっきりなしに米国便が出発

今回加わる新たなロサンゼルス線は、成田発が16時。既存路線は17時05分発だ。長距離国際線において、同じ時間帯に同じ地点の路線を設けるのは異例だといえる。それだけアジア路線との接続が重要なのだ。


ちなみに成田ではANAが提携するユナイテッド航空も17時05分発のロサンゼルス便を飛ばしている。だがユナイテッド側の需給も逼迫しており、「増便に対する反対はなかった」(前出の林氏)という。

ここ数年、世界の全方面に路線網を大きく広げてきたANAだが、今年は「足場固めの年」と位置づけ、目立った新路線はなく既存路線の増便などで供給を伸ばす程度だ。ロサンゼルス線にかかる期待は小さくない。

視界には当然JALの姿もあるだろう。JALも今年度から始まった4カ年の中期経営計画において、「北米と東南アジア間のネットワーク強化」を中心に据えた。ただ今のところ米国本土や東南アジアの新路線の発表はない。ANAとしては差を付けておきたいタイミングだといえる。

実際の増便から4カ月も前に発表し、販売期間を長く取ったANAのロサンゼルス線。今まで以上に、客の顔ぶれは多様になるかもしれない。

6205チバQ:2017/07/27(木) 11:06:16
http://toyokeizai.net/articles/-/175292
ホノルルだけじゃない!「ハワイの空」で激戦
日本航空が7年ぶりにハワイ島コナ線を復活
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中川 雅博 :東洋経済 記者 2017年06月11日
楽園ハワイの空が、ますます混戦の様相を帯びている。日本から直行便を飛ばす航空会社の戦いの場は、今やホノルルだけではない。

日本航空(JAL)は今年9月15日、成田空港からハワイ島コナへの直行便を7年ぶりに復活させる。1日1便の運航だ。

以前は「コナだけでは集客が難しかったため」(JAL広報)、成田―コナ―ホノルル―成田という三角運航だった。当時はボーイングの「747-400」機、いわゆるジャンボ機だったことが大きい。

旅行客はオアフ島以外にも向いてきた

ハワイを訪れる日本人観光客は年間150万人前後。ハワイ州観光局によれば、そのうち6割ほどがリピーターだ。ハワイの主要な島は8つ。ホノルルのあるオアフ島だけでなく、他の島を旅したいという需要は小さくない。ハワイ島は州最大の島で、キラウエア火山など豊富な自然で知られる。直行便のなかった昨年でも、同島には年間14万人の日本人が訪れた。


成田空港を離陸するJALの航空機。成田からホノルルへ1日に4便運航している(撮影:尾形文繁)
JALにとってハワイ路線は1954年に羽田―ホノルル―サンフランシスコ線を就航して以来、伝統のある「牙城」だ。傘下の旅行会社ジャルパックが家族旅行の需要を作ったほか、ホノルルマラソンへの協賛で閑散期の需要喚起にも取り組んできた。

特にホノルル線は現在でも、成田から1日4便、関西国際空港、中部国際空港からそれぞれ1日1便を運航している。2017年夏期ダイヤではこれらに加え、繁忙期に成田、関空からそれぞれ1日1便を増便する気合いの入れようだ。

2010年に経営破綻したJALは公的資金の注入を受け再建。これが全日本空輸(ANA)との競争環境をゆがめたとして、国土交通省は2012年、当時再上場を控えていたJALの新規投資や路線開設を制限する指針、通称「8.10ペーパー」を出していた。

このペーパーが今年3月末に期限を迎え、JALは新規路線の開設が可能になった。4月1日の羽田―ニューヨーク線を皮切りに、9月1日からは成田―メルボルン(オーストラリア)線、そしてコナ線を就航する。

JALのコナ進出を迎え撃つのが、米ハワイアン航空だ。同社は昨年12月、羽田―コナ線を週3便で就航している。


ハワイアン航空のマーク・ダンカリーCEO(撮影:梅谷秀司)
「特に驚きはない」。東洋経済の取材に応えた同社のマーク・ダンカリーCEOには、焦りは見られない。「われわれはこの7年間で日本からのハワイ線において第2のプレイヤーになった。これまでもJALとは競争してきたし、コナでもJALと張り合う自信がある」。

ハワイアンは2010年、日本に初進出。羽田空港における深夜早朝の発着枠が拡大した際に羽田―ホノルル線(週7便)を就航した。昨年夏には成田―ホノルル線(週7便)、12月には羽田での米国線発着枠拡大を受け、先述のコナ線を新規就航。ホノルル線も週4便分増やした。この1年で座席供給量を一気に拡大したのである。このほか新千歳や関西国際空港からも運航中だ。

6206チバQ:2017/07/27(木) 11:06:37
コナ線はホノルル線より搭乗率が低い

「ハワイアンが就航して以来、マーケットの成長を刺激している」とダンカリーCEOは言う。ただ、ホノルル線の平均搭乗率が80%台後半に達しているのに対し、コナ線は平均70%台にとどまる。

さらに9月からはJALが成田ーコナ線に週7便運航で参入する。航空業界関係者からは「それだけの需要があるのか」といった疑問の声が聞かれる。羽田空港発着の場合、国内線の乗り継ぎを使った需要を期待できるのに対し、成田の場合は大半を首都圏の客で埋めなければならないからだ。

JALが運航する飛行機はボーイング「767」で、座席数は199。ハワイアンのエアバス「A330」の278席より小さいものの、デイリー運航だと規模は相当に大きくなる。

ハワイアンの拡大もここで打ち止めになるわけではない。「日本路線はもっと増やしたいという野望がある」とダンカリーCEOは語気を強める。「ただ今年はこれ以上増やせない」。米国本土向けの「A321neo」機が今年後半に入ってくれば、現在本土に飛ばしているA330を来年には日本へと回せるようになるという。

JALやハワイアンを含む各社のホノルル線は、成田・羽田だけでなく、中部、関西、福岡の各空港発着の便でも80〜90%ほどの高い搭乗率を維持している。日本全体で増便の余地はまだありそうだ。

ANAの大型機に他社はどう対抗するか

2019年、ANAは超大型機「A380」3機の導入をホノルル線で予定する。地方から首都圏へ旅客を集め、500を超える席を埋める算段だ。

これに対抗するJALやハワイアンの戦略として考えられるのが、「地方空港からのハワイへの直行便だ」(国内航空会社幹部)。ANAが首都圏へと呼び込む前に、地方から直接ハワイへ運んでしまうわけだ。JALは過去に福岡や新千歳、新潟から、ハワイアンは福岡、仙台からホノルルへ運航していたが撤退。こうした路線が復活する可能性もあろう。

テロが多発する欧州は渡航者数が低迷しており、気候が安定し治安も良いハワイは観光需要の頼みの綱だ。今月末にはエアアジアXが関空から、LCC(格安航空会社)として初めてホノルル線に参入する。一部報道によれば、シンガポールのLCC、スクートも関空からの就航を検討中だという。

ハワイの空をめぐる争いは、まだまだ収まりそうもない。

6207チバQ:2017/07/27(木) 11:09:22
http://toyokeizai.net/articles/-/181310

成田空港「LCC活況」を手放しで喜べないワケ
就航5年で定着進んだが、課題も山積
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鳥海 高太朗 :航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師 2017年07月26日
成田国際空港の第3ターミナル。バニラエアやジェットスター・ジャパン、春秋航空(Spring Japan)などのLCC(格安航空会社)専用として2年前の2015年春から運営されている。夏休みを迎えた今の時期、利用客で終日ごった返すほどのにぎわいを見せている。

2014年春に羽田空港で国際線が大幅に増便されたのをきっかけに、成田空港の存在感低下が懸念されたが、旅客数は右肩上がりで増えている。2016年度(2016年4月〜2017年3月)の旅客数は3962万人。5年前(2011年度・2885万人)から1000万人以上増え、3割超の伸びを見せている。

成田空港の旅客増を牽引しているLCC

成田空港の国際線就航都市数は羽田の3倍以上。訪日外国人の増加はもちろん要因の1つながら、成田空港の国内線利用客数を見ると2011年度が192万人だったのに対し、2016年度は721万人。成田空港におけるこの5年間の旅客増の半分程度を占める。その牽引役となっているのがLCCだ。

バニラエアでは、過去1年間(2016年6月〜2017年5月)の月間搭乗率が82.1〜91.3%で推移。ジェットスター・ジャパンも同時期の平均搭乗率が85.5%と過去最高を記録した。両社ともに閑散期であっても80%以上の搭乗率を確保している。


ジェットスター・ジャパン就航式典
ここに至るまでの道のりは平坦ではなかった。

成田空港で国内線のLCCが本格的に就航したのは、今から5年前の2012年7月3日。この日に成田空港を拠点にジェットスター・ジャパンの札幌行き初便が飛び立った。8月には旧エアアジア・ジャパン(現在はバニラエア)が就航した。

ところが、就航初日から機材繰りや出発手続きに時間を要し、大幅な遅延や欠航が相次いだ。LCCは他社便への振替もコストを抑えるために原則行わないため、予約した人がその日のうちに目的地に移動できなかったというニュースが駆け巡った。結果的に「LCC=遅延する乗り物」というイメージが付いた。

それだけでなく、預ける手荷物や座席指定が有料だったり、チェックインの締め切り時間が大手航空会社よりも早かったりなど、LCC特有のルールに利用者自身も戸惑った。飛行機に対して全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)などの大手航空会社のサービスに慣れていて、それを基準としていたことも少なからず影響しただろう。ジェットスター・ジャパンや旧エアアジア・ジャパンの搭乗率が低迷する時期が続いた。


第3ターミナル(写真:筆者撮影)
その後、旧エアアジア・ジャパンは撤退。ANAホールディングスの全額出資による出直しで、2013年12月に就航したバニラエアは、就航から5カ月後の2014年4月に過去最低の月間平均搭乗率51.8%を記録した。

当時の状況をバニラエアの石井知祥会長(当時は社長)に聞くと、「当初、LCCは安かろう、悪かろうというイメージを持たれていた。ターゲットにしていた大学生自体が乗らなかった。大学生へのアンケートには『親がLCCには乗るなっていうから乗らない』というコメントもあった」と話す。

LCC各社は悪いイメージを払拭するべく努力を続けた。Webチェックインや自動チェックイン機を導入。運賃体系をわかりやすくし、新規就航都市を広げ、各路線の便数を増やした。これでLCCの認知度が上がり、リピーターが増えていった。訪日外国人の増加も追い風となった。

6208チバQ:2017/07/27(木) 11:09:42
累計搭乗者数が2000万人を突破

ジェットスター・ジャパンは今年7月8日に累計搭乗者数2000万人を突破した。過去の推移を見ると、同500万人を突破するまでに2年を要したが、2014年夏以降は年間500万人程度のペースで利用者が増えている。ジェットスター・ジャパンの片岡優会長は「5年前に比べるとお客様がLCCをどのように考えているのかが大きく変わった。今ではLCCが身近な乗り物として捉えていただけるようになった」と話す。ジェットスター・ジャパンは就航4年目で初めて黒字化した。


ジェットスター・ジャパンの片岡会長
しかしながら、成田空港におけるLCCのさらなる発展には課題も山積だ。第3ターミナルはオープンから2年ですでに人であふれている。出発が重なる時間になるとチェックインカウンターには長蛇の列ができ、チェックインまでにかなりの時間を要することも珍しくない。LCCの航空会社関係者に聞くと、「チェックインカウンターが手狭で現状ではこれ以上広げることができない」とお手上げ状態になっている。

またスポット(ゲート)も足りなくなり、前の便が定刻に出発しないと、到着便が着陸してもゲートに入れないことも頻繁に発生している。「混雑については1社だけでは解決できないことも多く、私たちの運航自体も厳しくなり、お客様にも迷惑をかけている。空港会社を含めての解決策を考えていかなければならない」とジェットスター・ジャパンの片岡会長は話す。第3ターミナルオープン時から利用者が不満点として挙げていた、駐車場や一般車の車寄せがない点なども解消していない。

交通アクセス、宿泊施設にも課題が

夜23時以降の成田空港から都心への交通アクセスにも課題が残る。成田空港は騒音対策の観点から朝6時〜夜23時までしか滑走路が使えず、最後の到着便も現状では22時20分着のスケジュールになっているが、天候要因などで遅延の場合は条件付きで24時まで離着陸が可能で、23時台に到着する便が発生することもある。

そのときに東京方面へ行ける最終便の京成バス「東京シャトル」東京駅行きは、23時10分に第3ターミナルを発車する。このバスに乗れないと東京方面へ公共交通機関で戻ることができない。夕方時点で遅延が見込まれる場合には臨時バスを出すこともあるが、急な遅れの場合には臨時便を出せないこともあるようだ。23時台に成田空港へ到着した後、都心方面へ戻れずに空港内で翌朝の始発列車を待つというケースもときどき発生しているという話も関係者から聞こえてくる。

宿泊施設の整備も課題といえる。現在、ターミナルに直結している宿泊施設はカプセルホテル「ナインアワーズ」しかない。羽田空港や関西国際空港などのように成田空港内のホテルが充実していれば、もっと早朝便の集客が可能になるが、物理的に難しい。

成田でLCCが就航した当初は、朝6時台の便が多く運航されていたが、交通アクセスやホテルの問題などもあり、バニラエアは朝6時台の便の運航を取りやめているほか、ジェットスター・ジャパンも週末以外は朝6時台の出発便がない。LCCの強みである1機あたり稼働時間を長くさせる為に、ジェットスター・ジャパンではマニラ・台北・上海、バニラエアでは香港・台北線を夜に成田を出発させて、朝成田に戻ってくる機体運用をするなどの工夫をしている。

成田空港が使いにくいという理由で、LCCを利用してみたくても躊躇している人がいるのも事実である。LCC各社、成田空港会社も含めて利用者が不満に思っていることを1つずつ解決していくことが求められるだろう。

6209チバQ:2017/07/28(金) 20:11:51
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20170727-OYO1T50003.html
関空国際線旅客数、1000万人突破…上半期初
2017年07月27日
 関西エアポートは26日、2017年上半期(1〜6月)の関西国際空港の国際線旅客数が、前年同期比9%増の1001万人だったと発表した。4年連続で上半期の最高を更新し、1994年の開港以来、上半期としては初めて1000万人の大台を突破した。


 国際線の旅客数のうち、外国人は12%増の678万人に達した。格安航空会社(LCC)を中心にアジア方面の便数が増えていることが大きい。韓国線の便数は6月の1か月間だけで、前年同月より212便増え、香港線も118便増加した。国内線を含む上半期の総旅客数は8%増の1331万人で、3年連続で最高を更新した。

 大阪(伊丹)空港の国内線の旅客数も、6%増の744万人と好調だった。

2017年07月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6210チバQ:2017/08/01(火) 19:52:37
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/347614/
ロシアがビザ緩和のサイト開設 ウラジオ、慎重意見も
2017年08月01日 18時31分

 【ウラジオストク共同】ロシア外務省は1日、極東ウラジオストクを訪れる日本や中国、北朝鮮など18カ国の観光客らを対象に、入国査証(ビザ)取得を簡素化するため、ビザ申請用のウェブサイトを開設した。今後受け付けを開始する。

 サイトで「電子ビザ」を申請して登録すれば、ウラジオストクの空港や港から入国し、現地に最大8日間滞在できる。

 地元政府の当局者は、日本と中国からの観光客の増加に期待していると強調。だが手続きミスなどで入国できないリスクも否定できず、極東への団体旅行を扱う日本の代理店の担当者は、顧客に従来の手続きでビザを取得するよう推奨している。

6211チバQ:2017/08/07(月) 22:03:02
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201708/0010441843.shtml
2017/8/7 15:07神戸新聞NEXT

神戸空港民営化 3社連合と基本協定、準備本格化
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 神戸空港の運営権売却(コンセッション)で、神戸市は7日、売却先に内定したオリックスなど3社連合と、正式契約に向けた基本協定を結んだ。3社連合は2億7千万円を出資して神戸空港の運営会社の設立に着手するなど、来年4月の民営化に向けた準備を本格化させる。

 3社連合は、オリックスと仏バンシ・エアポート、両社が大株主となって関西、大阪(伊丹)両空港を運営する関西エアポートで構成される。

 基本協定では、3社連合が運営権の売却先に内定したことを正式に確認。その上で、3社連合が新たに設立する運営会社と神戸市が、10月ごろに運営権の取得額などに関する契約を結ぶことを定めた。

 神戸空港の運営会社は関西エアが100%出資し、関西エアの社長と副社長がそれぞれ社長、副社長を兼ねる。ほかに専任の執行役員なども配置する。

 3社連合は運営権の取得額191億4千万円に加え、営業収益のうち20億円を超えた部分の3%を負担金として支払うことを提案している。(長尾亮太)

6212とはずがたり:2017/08/07(月) 22:28:23

あわや「史上最悪の事故」誘導路にカナダ機降下
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00050027-yom-int
8/4(金) 10:56配信 読売新聞

 【サンフランシスコ=田原徳容】米国家運輸安全委員会(NTSB)は、サンフランシスコ国際空港でエア・カナダ機(エアバス320型機)が今年7月の深夜、目測を誤り、旅客機4機が待機中の誘導路に着陸しようとするトラブルがあったと発表した。

 カナダ機は地上すれすれの高度約18メートルにまで降下後、2機目の目前で上昇したが、激突していれば直後の2機も巻き込まれていた可能性が高く、米メディアは「史上最悪の航空機事故になるところだった」(CNNテレビ)などと伝えた。

 NTSBの2日の発表によると、トラブルがあったのは7月7日。トロント発のエア・カナダ759便は着陸のため降下中、滑走路と並行する誘導路上の灯火に気付いて管制官に確認を求めたが、「着陸を許可する」としか返信がなかったため、そのまま進路を変えなかったという。

6213チバQ:2017/08/08(火) 21:05:55
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/170808/mcb1708080500013-n1.htm
LCCの中長距離便の就航相次ぐ 近距離路線で競争激化、需要開拓へ (1/2ページ)
2017.8.8 05:00
 格安航空会社(LCC)がアジアを舞台に、運航時間が4時間を超える中長距離路線を就航させる動きが相次いでいる。LCCが主力とする近距離路線で競争が激化する中、他社とすみ分けられ、収益性が高い中長距離路線に乗り出すことで需要開拓を目指す。

 航空調査会社のCAPAによると、近距離路線が多い東南アジアでは、LCCが航空の供給座席数に占める割合が56%(昨年6月時点)で、地域別で圧倒的な首位だ。そこでLCC各社は燃費性能が優れ、採算性を確保しやすい米ボーイング787などの中型機を使って中長距離路線に挑む。

 マレーシアのエアアジアは傘下企業を通じ、日本と人気保養地を結ぶ路線を相次いで開設。成田空港とインドネシアのバリ島デンパサールを結ぶ路線が5月25日、関西空港-米ハワイ・ホノルル線が6月28日、それぞれ運航を始め、欧州エアバスの中型機A330を使う。

 エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者は共同通信の取材に「中部空港(愛知県)を拠点とする日本法人エアアジア・ジャパンの運航開始を控え、路線開設は日本でブランドを確立する大きなチャンスになる」と意気込んだ。

シンガポール航空傘下のスクートは、同社初の欧州便となるギリシャの首都アテネとシンガポールを結ぶ路線を6月20日に週4往復で就航。使用機材のボーイング787は座席の前後間隔が約78.7センチの標準エコノミークラス、同約86.4センチに広げた席、上級席など「長時間のフライトを楽しく快適に過ごしてもらえるようさまざまな選択肢を用意した」(同社)という。

 同社は、さらに長距離1路線と中短距離4路線を就航させると表明。関西空港経由のホノルル-シンガポール線の開設を計画していると報じられている。

 一方、経済成長が著しいベトナムとつなぐ直行便の運航を5月に始めたのが、オーストラリアのカンタス航空傘下のジェットスター航空だ。ボーイング787を使い、ベトナムの大都市ホーチミンとオーストラリアのメルボルン、シドニーをそれぞれ結ぶ路線を設けた。

6214チバQ:2017/08/08(火) 22:59:45
出典がどこかわからんけど
868 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ bb76-GEst) 2017/08/07(月) 12:08:26.01 ID:nIS3buA30
【旅客収入ランキング】    ( )内は前年度の数字です

1位 全日空 6,675億円 (6,749億円)
2位 日本航空 4,337億円 (4,331億円)
3位 スカイマーク 709億円 (703億円)
4位 ジェットスター 369億円 (391億円)
5位 日本トランスオーシャン 339億円 (343億円)
6位 エアドゥ 294億円 (280億円)
7位 ソラシドエア 247億円 (240億円)
8位 ピーチ 240億円 (230億円)
9位 スターフライヤー 231億円 (219億円)
10位 バニラ・エア 82億円 (78億円)
11位 春秋航空日本 27億円 (22億円)
計 1兆3,556億円 (1兆3,591億円)




【輸送人員あたり旅客収入ランキング】

1位 スターフライヤー 16,300円 (16,600円)
2位 日本航空 15,600円 (15,900円)
3位 全日空 15,500円 (15,800円)
4位 エアドゥ 14,100円 (15,400円)
4位 ソラシドエア 14,100円 (14,500円)
6位 日本トランスオーシャン 12,100円 (12,600円)
7位 スカイマーク 10,500円 (11,700円)
8位 ジェットスター 8,100円 (8,000円)
9位 バニラ・エア 7,700円 (8,100円)
10位 ピーチ 7,400円 (7,300円)
11位 春秋航空日本 6,100円 (6,600円)
平均 14,300円 (14,600円)

【輸送人キロあたり旅客収入ランキング】

1位 全日空 17.3円(17.5円)
2位 スターフライヤー 17.0円(17.4円)
3位 日本航空 16.9円(17.1円)
4位 エアドゥ 15.1円(16.5円)
5位 ソラシドエア 13.5円(13.8円)
6位 日本トランスオーシャン 12.8円(13.4円)
7位 スカイマーク 10.0円(11.2円)
8位 ピーチ 7.8円(8.0円)
9位 ジェットスター 7.7円(7.7円)
10位 バニラ・エア 6.7円(7.0円)
11位 春秋日本 6.4円(6.8円)
平均 15.3円 15.7円

6215チバQ:2017/08/08(火) 23:04:42

それぞれ並び替えてみる

【旅客収入ランキング】    ( )内は前年度の数字です
1位 全日空 6,675億円 (6,749億円)
2位 日本航空 4,337億円 (4,331億円)
5位 日本トランスオーシャン 339億円 (343億円)

3位 スカイマーク 709億円 (703億円)
6位 エアドゥ 294億円 (280億円)
7位 ソラシドエア 247億円 (240億円)
9位 スターフライヤー 231億円 (219億円)

4位 ジェットスター 369億円 (391億円)
8位 ピーチ 240億円 (230億円)
10位 バニラ・エア 82億円 (78億円)
11位 春秋航空日本 27億円 (22億円)



【輸送人員あたり旅客収入ランキング】
2位 日本航空 15,600円 (15,900円)
3位 全日空 15,500円 (15,800円)
6位 日本トランスオーシャン 12,100円 (12,600円)

1位 スターフライヤー 16,300円 (16,600円)
4位 エアドゥ 14,100円 (15,400円)
4位 ソラシドエア 14,100円 (14,500円)
7位 スカイマーク 10,500円 (11,700円)

8位 ジェットスター 8,100円 (8,000円)
9位 バニラ・エア 7,700円 (8,100円)
10位 ピーチ 7,400円 (7,300円)
11位 春秋航空日本 6,100円 (6,600円)


【輸送人キロあたり旅客収入ランキング】
1位 全日空 17.3円(17.5円)
3位 日本航空 16.9円(17.1円)
6位 日本トランスオーシャン 12.8円(13.4円)

2位 スターフライヤー 17.0円(17.4円)
4位 エアドゥ 15.1円(16.5円)
5位 ソラシドエア 13.5円(13.8円)
7位 スカイマーク 10.0円(11.2円)

8位 ピーチ 7.8円(8.0円)
9位 ジェットスター 7.7円(7.7円)
10位 バニラ・エア 6.7円(7.0円)
11位 春秋日本 6.4円(6.8円)

6216とはずがたり:2017/08/09(水) 18:37:01
航空会社のCA、日本は女性ばかり 専門家「ここまで男性なしは異常」、ANAとJALの求める人材とは…
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170808-00000003-withnews-bus_all
8/9(水) 7:00配信 withnews

 海外系の航空会社では、男性のキャビンアテンダント(CA)が普通にいますが、全日空(ANA)や日本航空(JAL)は女性ばかり。ジェンダー法学の専門家は「男性がここまでいないのは異常」と評します。男性は採用していないのでしょうか? 各航空会社を取材しました。

ANAもJALも、「女性のみ」ではないが…
 7月上旬。ANAとJALの新卒CA採用試験の最終面接が、羽田空港内でありました。会場に向かうのは女子学生ばかり。JALを受けた女子学生(21)によると、「2人の男子学生がいました」という。一方、ANAを受けた女子学生(21)は「50人くらいましたが、男子はいませんでした。2次のときは2人いたんですけど……」と話しました。

 ANAもJALも、採用の段階で「女性のみ」という項目はありません。

 なのに、ANAは、前身の日ペリ航空が1955年に女性CA6人を初採用して以来、合併(58年)で全日空となってからも、男性をCAとして採用したことは1度もありません。ANA広報部は「CAとして活躍していただける方を選考した結果、現時点では日本人のCAとして採用したのは女性のみ」と説明します。

 ANAの広報担当者によると、CAとして求める人物像は、「1日約1千便あるフライトで、チームメンバーと力を会わせて、国籍も年齢も目的も異なる一人一人のお客さまに安全で快適な空の旅を提供できる役割を担える人」。今年の就職戦線でも、CAの採用はすべて女性だったそうです。

 ANAには現在、約7800人のCAがいるうち、男性は数十人。海外拠点の外国人男性や、総合職(現グローバルスタッフ職)で採用された社員が経験を積むために配置転換された人がいる程度です。

 JALには以前から日本人の男性CAがいます。CA採用を始めた1951年の2年後に男性CAを10人採用。その後も採用を続けています。JALの広報担当者によると、求める人物像は「素直な心を大切にし、次もJALに乗りたいと思っていただけるサービスのできる人」だそうです。

 かつては客室乗務員とは別に、総合職の客室系として募集があり、主に男性が受けていたそうです。応募が少ないため募集はなくなり、現在はCAに統一されました。今春、男性1人がCAとして採用されるなど、現在、世界にいる約5500人のうち、男性は外国人約60人を含め約70人。それでも、全体の約1%です。

「客層、変わっているのに」
 今年5月、成田発ロサンゼルス行きのANA機で、泥酔した米国人男性客が暴れ、女性CAが止めに入る映像がBBCを通じて世界に流れました。女性CAの毅然とした態度が称賛されましたが、一方で指摘されたのが、「なぜ女性CAが対応しているの?」でした。海外の人からすると、こういう時こそ男性CAの出番、と見えるのでしょう。

 女性CAばかりの状況について、ジェンダー法学が専門の三成美保・奈良女子大副学長は「男性がここまでいないのは異常です。CA職の基本は保安要員なのに、保安業務はめったに起こらないから、サービス業務が主に見えてしまうのです」と話します。

 「客層のあり方も今は変わっていて、ビジネスの女性客も多く、家族連れも増えました。かつてのような男性客を想定した女性のCAという対応関係はもはや成り立っていません」と話したうえで、「問題は女性がやると必ず賃金が下がるのです。そこが大きな問題です」と指摘します。

エールフランスは3人に1人男性
 公表されている昨年度のANAのCA職の初任給は月額17万7319円で、グローバルスタッフ職の月額21万6444円より低くなっています。JALも、CA職の月額は18万3千円で、業務企画職の22万3千円を下回っています。

 CAの3人に1人が男性なのがエールフランスです。世界にいるCA職約1万4千人のうち男性が約4600人。キャリア10年の男性CA、ルノー・フォクトさん(32)は「お客様が快適に過せるようにお世話をすること、お客様が望んでいることを感じ取り、ご希望をきちんとお伺いすること。状況にすばやく対応すること。これらは男性でも女性でも変わりありません」と話します。

「保安と権威を保つためには男女両方いた方がいい」
 日本人男性でCAになりたい、と思う人もいます。

 2013年にANAのCA職を受けたが書類選考で不合格となり、格安航空会社(LCC)の春秋航空日本でCAとなった日本人男性(23)は「ANAの男性CA職採用第1号になれたらという思いはありました。サービス面、安全面を考えたら、1フライトに1人は男性がいた方がいいと思います。日本のエアラインはなるチャンスが少ないのが残念」と話します。

 元JALの国際線チーフパーサーで航空評論家の秀島一生さんも「機内の保安と権威を保つためには男女両方いた方がいい」と指摘しています。

6217とはずがたり:2017/08/09(水) 18:39:47
米ユナイテッド航空強制降機事件で注目集める新興企業―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/b175378-s0-c20.html
Record china配信日時:2017年4月17日(月) 6時30分

2017年4月16日、北米華字メディア・世界日報によると、米ユナイテッド航空が中西部イリノイ州シカゴの空港で乗客を強制的に引きずり降ろした問題を受け、欠航、遅延、過剰予約(オーバーブッキング)など航空会社とのトラブルに巻き込まれた旅行者を手助けする新興企業が注目を集めている。

ユナイテッド航空の乗客の男性が、警察官らによって強制的に機内から引きずり降ろされる様子を映した映像が公開された10日(現地時間)以降、AirHelpのサイト上の情報「オーバーブッキングに関するあなたの権利」にアクセスした人は約11万人に上っている。同社によると、補償を求める人が64%増加しており、特にユナイテッドの顧客からの請求が急増している。ユナイテッド、デルタ、アメリカンの米3大航空会社に対し、補償を求める人の割合はほぼ均等だった。それが11日には、すべての補償請求の50%がユナイテッドの顧客からのものだった。

AirHelpによると、同社はこれまでにオーバーブッキングに見舞われた数千人もの乗客の補償を手助けしてきたという。平均回収金額は800ドル(約8万7000円)だ。共同設立者のHenrik Zillmer氏は「乗客は旅行券を受け入れてはいけない。現金ならより多く得ることができる」と語っている。(翻訳・編集/柳川)

6218とはずがたり:2017/08/11(金) 16:34:11
「アンカレッジ」なぜ聞かなくなった? 日本に縁深かった空路の要所、その「いま」
2016.11.20 宮下裕子(航空&旅ライター)
https://trafficnews.jp/post/60231/

実は縁深い「アンカレッジ」と日本
 2016年11月12日(土)、JAL(日本航空)の「東京〜ニューヨーク線」が開設50周年を迎えました。1966(昭和41)年11月12日に開設された同路線は当時、JALが1960(昭和35)年に日本で初めて導入したジェット旅客機、ダグラスDC-8型機による運航で、東京〜ニューヨーク間を、ホノルルとサンフランシスコの2地点を経由して結ぶルートでした。

 その後、JALの「東京〜ニューヨーク線」は1968(昭和43)年にサンフランシスコのみの経由となり、1972(昭和47)年には米・アラスカ州南部のアンカレッジへと経由地を移行。1977(昭和52)年からは、DC-8型機の後継機であるDC-10型機が就航します。そしてJALは1983(昭和58)年、当時の新型エンジンが搭載され、燃料タンクも増設されたボーイング747-200LR型機を投入し、ニューヨーク線は直行便で運航されるようになりました。

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ニューヨークのJFK国際空港へ着陸する日本航空のボーイング787型機(写真出典:zhukovsky/123RF)。
 この直行便が誕生するころまで、特に1970年代初頭から1980年代半ばにかけては、ニューヨークに限らず日本から欧米へ行く旅は、前述のアンカレッジ国際空港、正式には「テッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港」経由が主流でした。これは、「日本の航空会社が運航する国際線定期便」をJALが独占していた時代であり、日本の年間出入国者が100万人を突破した1980(昭和55)年前後、大多数の日本人にとって海外旅行が少しずつ身近なものになり始めた時期と重なります。

 それゆえ、たとえばある程度の年齢以上である日本人にとって、「アンカレッジ」という地名はとてもなじみ深いもののようですが、最近あまり聞かなくなったとも。実際、それよりも年下の世代になると、さほど耳にする地名ではなく、まさに「世代間の隔絶」ともいえるでしょう。

経由するにも、なぜ「アンカレッジ」なのか
 時代をさかのぼって1950(昭和25)年ごろ、日本と欧州をつなぐ空路は、領空の制限によりソビエト連邦(当時)の上空を通るシベリアルートが使用できず、アジアを経由していく南回りルートに加え、北極圏を通る北回りルートが使われていました。これらのルートは遠回りで時間がかかるうえ、当時の航空機は航続距離が十分なものではありませんでした。

 JALが1966(昭和41)当時、ニューヨーク線で運航していたDC-8型機で見ると、その航続距離は8700km。現在、同じ路線で運航されている777-300ER型機の1万4340kmと比べ、その差は歴然です。当時のように航空機の航続距離が長くなかった時代、日本から欧米へ向かう旅客便は、一度アンカレッジ国際空港に寄港し、燃料補給を行なってから北極圏を通過するルートをとっていたのです。
その後、日本とソビエト連邦とのあいだで行われた航空交渉の結果、1972(昭和47)年よりJALがシベリアルートの運航を徐々に開始。1990年代初頭に冷戦が終結すると、旧ソ連政府は「領空通航料」を外国機から徴収するため、シベリアルートを積極的に開放するようになります。JALもまた、1991(平成3)年には、アンカレッジ経由の北回り欧州線を完全に廃止しました。

 このような事情から、1990年代初頭に至るまでは、アンカレッジ経由便が数多く運航されていました。同空港で乗機が燃料の補給中、その旅客はいったん降機し、ターミナル内の免税店やレストランなどで2時間ほど過ごすスケジュールでしたが、これが面倒だったという人もいれば、実は楽しみだったという声もちらほら聞こえ、いまでもそんな当時を懐かしむ人さえいます。利用の多かった日本人客のためか、片言でも日本語を話す従業員が多く見られ、お世辞にも美味しいとはいえないうどんなどの和食メニューでも、長時間のフライトのあいだについつい手を伸ばしてしまった、という話も聞きました。

 現在は、旅客機の技術やエンジン性能の向上によって航続距離が伸び、世界中のほとんどの主要都市へ直行便が運航されています。こうして、日本において「アンカレッジ」という地名は、あまり聞かれなくなっていきました。

6219チバQ:2017/08/16(水) 19:01:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170815-00000128-jij-eurp
独エアベルリンが破産申請=運航は継続
8/15(火) 22:30配信 時事通信
 【フランクフルト時事】経営不振に陥っていたドイツ航空2位のエアベルリンは15日、破産手続きを申請した。

 DPA通信によると、筆頭株主であるアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空が、支援の継続を断念したためで、当面はドイツ政府が事業資金を支援し、運航を継続する方針。また、一部事業の引き継ぎについて同国最大手のルフトハンザと協議中という。

 エアベルリンは、ベルリン・テーゲル空港とデュッセルドルフ空港が拠点で、日本には成田と中部にも就航している。

6220チバQ:2017/08/17(木) 14:45:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170817-00000003-mai-bus_all
<成田空港>50億円で客用トイレ全改修 20年3月までに
8/17(木) 9:09配信 毎日新聞
<成田空港>50億円で客用トイレ全改修 20年3月までに
オープンした「デザイントイレ」。個室が広くなり、大きな鏡を備えたパウダースペース(左側)なども設けられた=成田空港第2旅客ターミナルビルで
 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、成田国際空港会社は三つの旅客ターミナルビルにある客用トイレ全147カ所について、老朽化などを理由に改修を始めた。9日には第1弾として、第2旅客ターミナルビルの到着ロビーなど2カ所で、広い個室などを備えた「デザイントイレ」が改修を終え、使用できるようになった。

【写真特集】ぜいたく&美麗なトイレが拡大中

 「デザイントイレ」は第1、2ビルで特に利用者の多い到着、出発ロビーなど計11カ所に設置予定。個室は従来の約1.5倍の広さで大きな手荷物を持ち込むことができ、着替えや化粧用に使う更衣台やパウダースペースも設けられている。車いす利用者などが使う多機能トイレも複数備えた。

 同社はバリアフリーに配慮し、「デザイントイレ」を含め改修するすべてのトイレにL型手すりや音声案内、聴覚障害者に火災発生などを知らせる光警報設備などを設ける。約50億円をかけて20年3月までに改修を終える計画だ。【近藤浩之】

6221とはずがたり:2017/08/19(土) 21:12:43
エロいいやん,大歓迎と個人的には思うけど女性が見たらまあいやだろうね。。

キャビンアテンダント風の女性が裸でアピールする動画⇒"炎上"後すぐに男性版も公開
http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/13/chocotravel-pr_n_17747554.html
HuffPost Japan | 執筆者: 南 麻理江
投稿日: 2017年08月14日 13時13分 JST 更新: 2017年08月14日 13時13分 JST

裸のキャビンアテンダント……?

中央アジアの国・カザフスタンの旅行会社「Chocotravel」が投稿したPR動画が"炎上"している。8月2日にYouTubeへ投稿された動画は8月14日時点で再生回数130万回を超えた。

動画には、キャビンアテンダントらしき女性たちが帽子とスカーフをまとって登場。

choco

女性たちは「手数料が要求される航空券をあなたは買いますか?それともこちらを買いますか?」と問いかける。

その後、カメラはだんだんとズームアウトすると、彼女たちがヌードであることがわかる。

choco

バストの部分は飛行機の予約画面で隠され、先ほど脱いだ帽子が股間に当てられている。

choco

最後に7人は声を揃えて「私たちの航空券はすべて、手数料なしで買えます」とアピールする。

キャビンアテンダントが「何も身につけない」という演出によって、同社のチケット予約サービスでは手数料を取らないというセールスポイントを強調したかったとみられるが、YouTubeのコメント欄には、動画公開直後から"センスが悪い"、"不愉快だ"、という声が相次いだ。

■翌日には「男性版」も公開

動画に批判の声が集まることを想定していたのかもしれない。Chochotravel社は、上述の動画を公開した翌日の8月3日、出演者が男性であること以外は全く同じ構成で作られた動画をYouTubeに公開した。

”女性蔑視"という批判に対応したものと見られている。

choco

BBCによると、Chocotravel社のサービス担当者のニコライ・マゼンスフ氏は、自身のFacebookページで「確かにこの動画は大胆でびっくりするような動画だが、誰かを攻撃するつもりは一切ありません」と弁明したという。

彼は「海辺やプールで見る姿より露出度の高いものではないでしょう?ミニスカートのような水着を身につけた女の子を攻撃しますか?」ともコメントしたという。

また、グループ会社である「Chocofamily」社のナーケン・リザリエフ氏は、同じく自身のFacebookページで動画は女性差別的だという非難に反論した。

「断言しますが、女性蔑視のメッセージではありません。賛否は分かれましたが、航空券予約で(消費者が普段)高い手数料を取られているという問題点に注目を当てることができたことに違いありません」



翌日に男性版を公開したり、手数料ビジネスへの批判精神を貫いたりするなどの姿勢が功を奏したのだろうか。Chocotravel社のFacebookページには「素晴らしい」「よくやった」などの一部のコメントも見られた。

6222チバQ:2017/08/20(日) 00:47:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170819-00010004-norimono-bus_all
1日たった2往復! 但馬空港、「空き時間」は何してる? 納得の活用で利用客増へ
8/19(土) 16:10配信 乗りものニュース
1日たった2往復! 但馬空港、「空き時間」は何してる? 納得の活用で利用客増へ
個人向け見学ツアーでは、運が良ければ滑走路に立てることも(画像:但馬空港ターミナル)。
昼間7時間半は定期便の発着なし
 兵庫県北部の但馬(たじま)地方に位置する但馬空港が、あの手この手で活性化のイベントを企画。利用者の増加につなげようと奮闘しています。

【地図】伊丹から近い? 遠い? 但馬空港の位置

 但馬空港は1994(平成6)年に開港。現在はJALグループの日本エアコミューターが、伊丹〜但馬線を運航しています。しかし便数は1日たったの2往復。午前10時10分に伊丹行きが出発してから、夕方の17時40分に伊丹発の便が到着するまで、昼間の7時間半にわたり但馬空港では定期便の発着がありません。

 そこで空港を運営する但馬空港ターミナルは、空き時間を活用し、空港の活性化につなげようと個人向けの「1日1組限定! 但馬空港まるごと見せちゃいます企画」や、団体向け「1日1台限定! 但馬空港マイクロバスごと案内しちゃいます 団体様向け見学ツアー」などのイベントを開催しています。

 期間限定で2016年11月から始めた個人向けツアーは、滑走路横から定期便の離陸を間近に見ることができたり、対空通信室(いわゆる管制塔)や格納庫などを見学できたりするなど、通常は立入禁止のエリアを見ることが可能です。このような企画は、どのような人が参加しているのでしょうか。但馬空港ターミナルに聞きました。

1日たった2往復! 但馬空港、「空き時間」は何してる? 納得の活用で利用客増へ
見学で回る際は、空港のパトロールカーを使用(画像:但馬空港ターミナル)。
旅の目的にもなる空港見学ツアー
――空港内見学ツアーなどはどのような目的で実施しているのでしょうか?

 ひとつ目は但馬発着の航空便利用者を増やすこと、ふたつ目は但馬空港の知名度をアップさせること、3つ目は地元の方々へアピールすることです。

――どのような方が参加されているのでしょうか?

 2016年11月から3月までの期間は、41組83人が個人向けツアーに参加されました。このうち半分が、但馬発着の定期便を利用してお越しいただいております。県別では、兵庫27人(但馬地方7人)と大阪22人が多く、遠くですと福岡から来られた方もいらっしゃいました。また、54%が30〜40代、59%が男性です。

 但馬地方は城崎温泉をはじめカニやスキーなど観光資源もありますが、空港見学ツアーの参加者は、見学ツアーそのものを目的に来られる方が多いですね。平日は航空マニアの方、土休日は家族連れの方が多い印象です。

――参加者の評判はどのようなものでしょうか?

 個人向けツアーの料金は大人5000円(土休日7000円)、小学生2500円(土休日3500円)ですが、「来てみたら思っていたより良かった」と言ってくださる方が多いです。乗ってきた飛行機の離陸を間近で見られることや、本物の滑走路に実際に入れることで、皆さん自然とテンションが上がりますね。私どもも、航空マニアの方には詳しく、初心者の方には分かりやすく説明するよう心掛けています。

 団体向けツアーは、どちらかというと地元向きです。社会科見学に組み込んでいただくことなどを想定しております。

目標は羽田直行便! 利用者数も着々と
――今年の個人向けツアーは変更点があるのでしょうか?

 今年から但馬牛ステーキランチ(3500円)をオプションで追加できるようにしました。すでに33組105人中、およそ3分の1の方がこのオプションを選択しています。

※ ※ ※

 個人向けツアー「1日1組限定! 但馬空港まるごと見せちゃいます企画」の夏の部は、9月30日(土)まで実施予定。1日1組(最大6人)限定で、ツアーの所要時間は約2時間です。

 このような地道な取り組みや、伊丹発着の日帰りカニツアーの発売などによって、但馬空港の定期便利用者は概ね増加傾向にあり、2016年度は初めて3万人を突破し、3万660人を記録しました。但馬空港ターミナルの担当者は、運賃の助成を使って安く利用できることをアピールするなどして、当面の目標である羽田直行便の就航実現に向け、さらなる利用者増につなげていきたいと話します。

 なお、但馬空港の年間発着回数はおよそ2000回。このうち定期便は約600回で、このほかスカイダイビングをするための「スカイダイビング関西」の小型機(約600回)の運航が多いそうです。

6223とはずがたり:2017/08/22(火) 08:35:56
スカイマーク、路線拡大へ 業績回復で3機発注
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170822-00000006-asahi-bus_all
8/22(火) 7:13配信 朝日新聞デジタル

 航空会社のスカイマークが7月、新たに機材を3機発注したことがわかった。市江正彦社長が、朝日新聞の取材に明らかにした。路線網の拡大に向け、2020年3月期までに最大で29機態勢にする計画だ。経営破綻(はたん)から約2年半。再建から成長へと、かじを切り始めた。

 15年1月に経営破綻した後、新機材を入れるのは初めて。米ボーイング製の小型機737―800を19年3月期に1機、20年3月期に2機受け取る契約を、7月に海外のリース会社と結んだ。リース料は1機当たり年間で数億円だという。

 いま保有するのはすべて737―800で26機。いずれもリース契約している。一部は20年3月期にリース期間を終えるが、延長する方向だ。

 市江社長は「単一機材で30機近く持てば、スケールメリットが出る」と話す。737―800は生産の終了が見込まれているため、21年3月期以降に別の機種を調達する検討も始めた。ボーイングが後継機種として開発中の737MAXが軸になるという。

 攻勢の背景にあるのは、業績の回復だ。15年3月期に170億円の赤字だった営業損益は、16年3月期に15億円の黒字に転換。17年3月期も67億円の黒字だった。不採算路線から撤退し、エアバス製の機材を手放して機種を一本化したことで、運航や整備の効率がよくなった。燃油安も追い風になった。

 この2年間で、定時出発率は約83%から大手並みの約90%まで改善。座席利用率も6割台から85%近くまで上がった。20年までを目標にする株式再上場も「18年中にできる可能性はある」(幹部)と、想定を上回る好調ぶりに自信を深めている。

朝日新聞社

6224チバQ:2017/08/22(火) 15:04:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170822-00000006-asahi-bus_all
スカイマーク、路線拡大へ 業績回復で3機発注
8/22(火) 7:13配信 朝日新聞デジタル
スカイマーク、路線拡大へ 業績回復で3機発注
スカイマークが3機を発注したボーイング737―800(スカイマーク提供)
 航空会社のスカイマークが7月、新たに機材を3機発注したことがわかった。市江正彦社長が、朝日新聞の取材に明らかにした。路線網の拡大に向け、2020年3月期までに最大で29機態勢にする計画だ。経営破綻(はたん)から約2年半。再建から成長へと、かじを切り始めた。

【写真】スカイマークの業績


 15年1月に経営破綻した後、新機材を入れるのは初めて。米ボーイング製の小型機737―800を19年3月期に1機、20年3月期に2機受け取る契約を、7月に海外のリース会社と結んだ。リース料は1機当たり年間で数億円だという。

 いま保有するのはすべて737―800で26機。いずれもリース契約している。一部は20年3月期にリース期間を終えるが、延長する方向だ。

 市江社長は「単一機材で30機近く持てば、スケールメリットが出る」と話す。737―800は生産の終了が見込まれているため、21年3月期以降に別の機種を調達する検討も始めた。ボーイングが後継機種として開発中の737MAXが軸になるという。

 攻勢の背景にあるのは、業績の回復だ。15年3月期に170億円の赤字だった営業損益は、16年3月期に15億円の黒字に転換。17年3月期も67億円の黒字だった。不採算路線から撤退し、エアバス製の機材を手放して機種を一本化したことで、運航や整備の効率がよくなった。燃油安も追い風になった。

 この2年間で、定時出発率は約83%から大手並みの約90%まで改善。座席利用率も6割台から85%近くまで上がった。20年までを目標にする株式再上場も「18年中にできる可能性はある」(幹部)と、想定を上回る好調ぶりに自信を深めている。

朝日新聞社


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