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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4443チバQ:2015/05/11(月) 21:56:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150511-00000044-san-pol
大阪都構想住民投票 党存亡かけた維新・橋下氏に焦り
産経新聞 5月11日(月)7時55分配信

大阪都構想住民投票 党存亡かけた維新・橋下氏に焦り
橋下徹代表(写真:産経新聞)
 ■自民、共産・民主と「禁断の呉越同舟」

 「大阪都構想」実現に政治生命をかける大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は住民投票まで1週間となった10日も市内4カ所で街頭演説を行った。世論調査で反対が上回った状況を「力不足だ」としつつ、「あと1週間、まわりに声を掛けて賛同してほしい」と訴えた。一方、都構想反対で連携する自民、民主、共産各党の国会議員は合同街頭演説を開き、「禁断の呉越同舟」で反対を呼び掛けた。

 「大阪が変わるラストチャンスだ。17日の住民投票は賛成で大阪を前に進めてほしい」

 橋下氏は10日に大阪市此花区で行った街頭演説で、こう訴えた。橋下氏は自ら退路を断ち、都構想否決の場合の政界引退を公言している。維新の党にとって、否決されれば、党の掲げる重要政策の柱に加え、橋下氏という創業者も失う。党の存亡がかかった住民投票だけに、賛成が広がらない状況に焦りもにじむ。

 橋下氏は演説で、「大阪市役所がどれだけ税金を食い物にしてきたのか忘れたかと反対の人に聞きたい」と、反対派を厳しく批判。「少子・高齢化に向け未来を見据えたのが都構想だ。大阪の街をつぶすのではない。役所の仕組みをつくり変えるだけだ。住民サービスが極端に下がることはない」と強調した。

 これに対し、反対派の自民、共産両党は大阪・梅田で街宣車を並べた。

 自民党大阪府連会長の竹本直一衆院議員は「年2200億円が大阪市から大阪府に吸い上げられ、市民には大損だ」「住民サービスが不便になる」と気勢を上げた。安倍晋三政権批判の先頭に立つ民主党の辻元清美衆院議員も参戦し、「党派を超えて『大阪党』として立っている。ぜひ否決してほしい」と呼び掛けた。

 その後、辻元氏らと共産党の街宣車に乗り換えた自民党の柳本卓治参院議員は「兄弟分のような感じだ」と共産党を持ち上げ、同党の山下芳生書記局長も「120年の歴史を持つ大阪市を廃止するのが都構想の正体だ」と訴えた。

 安倍首相は都構想に一定の理解を示し「反対」明言を求める党大阪府連にも首を縦に振ってこなかった。今後の憲法改正を見据えれば、「憲法改正は必要だ」と主張する橋下氏ら維新の党との連携は欠かせない。そうした状況で、首相を敵視する辻元、山下両氏らと共闘する党大阪府連には「みっともない」(党幹部)との声も上がっている。

4444とはずがたり:2015/05/11(月) 22:05:38
個人的にはこれ
>大阪市は(横浜市よりも)人口が100万人少ないのに職員の数は1万5000人多い>>4441
に象徴されるように大阪の役人天国振りが苦々しく思ってるし,無駄な団体への補助金削減政策なんかは評価出来るので嫌いな橋下だけど都構想は賛成多数でもまあ良いかもお思ってるけど,最終的には
>「年2200億円が大阪市から大阪府に吸い上げられ、市民には大損だ」>>4443
の主張が一番効いて反対が上回る気がする。。

4445とはずがたり:2015/05/11(月) 22:13:00
佐賀でも安倍の録音電話攻勢で負けたしあんまやらない方が。。

橋下から虱潰しに録音電話で、迷惑!汚ねえ!電話代どっから出てるねん?!と大阪民から大ブーイング
http://togetter.com/li/818793

4446チバQ:2015/05/11(月) 22:13:10
http://www.sankei.com/politics/news/150511/plt1505110019-n1.html
2015.5.11 18:34

菅長官「全く理解できない」 都構想反対で民主、共産と共闘の自民大阪府連を批判 谷垣氏は「大きなシンパシー」と黙認

ブログに書く2




(1/2ページ)

記者の質問に答える菅官房長官=11日午後、首相官邸
 菅義偉官房長官は11日の記者会見で、17日に住民投票が行われる「大阪都構想」に反対する自民党大阪府連の国会議員が民主、共産両党と合同街頭演説を行ったことに関し「個人的には全く理解できない」と批判した。自民党の谷垣禎一幹事長は「(府連に)大きなシンパシーを持っている」と述べており、政府・与党内で見解の違いが浮き彫りになった。

 菅氏はこれまでも「二重行政の解消」の観点から都構想に理解を示してきたが、府連を批判するのは初めて。11日の記者会見では、人口約370万人の横浜市の職員が1万9千人なのに対し、人口約270万人の大阪市の職員が約3万5千人いると指摘。「(課題解決に向け)いろんな案が出ており、都構想もその一つだ」と語った。

 一方、谷垣氏は11日の記者会見で「同志が必死に戦っているのに、党本部は『知らん』と言っていていいのか」と府連に賛同。民主、共産両党との演説にも「都構想という極めて特殊な事案の問題だ」と述べ、黙認する考えを示した。

 都構想に関し産経新聞社が9、10両日に大阪市民に行った電話世論調査では、自民党支持層のうち反対は53.3%、賛成は36.6%で、前回4月の調査から反対が7.9ポイント減る一方、賛成は9.6ポイント増えている。

 国政で対立する自民、民主、共産3党は10日、それぞれ竹本直一府連会長、辻元清美政調会長代理、山下芳生書記局長らが大阪市の2カ所で合同街頭演説を行ったほか、公明党関係者や市民団体などとの反対集会も開いた。

 安倍晋三政権の「暴走ストップ」を掲げ国政・地方選で躍進を続ける共産党の山下氏は11日、党本部で記者団に「愛する大阪市が壊されようとしているときに自民党も共産党もない。力を合わせて守るのは当たり前だ」と語り、共闘に理解を求めた。

4447チバQ:2015/05/11(月) 22:14:07
http://www.sankei.com/west/news/150510/wst1505100060-n1.html
2015.5.10 23:48
【大阪都構想】
維新「劣勢」からの強さ恐れる反対派「まったく楽観できない」





【大阪都構想】

街頭演説で、大阪都構想に反対を訴える、(左から)共産党の山下芳生書記局長、民主党の辻元清美府連代表代行、自民党の柳本卓治参院議員=10日午後、大阪市
 産経新聞社が大阪市民を対象に行った大阪都構想に関する世論調査で、反対(47・8%)が賛成(39・5%)を8・3ポイント上回ったことについて、都構想を推進する大阪維新の会の今井豊副代表(大阪府議)は「厳しい数字だが射程範囲。ピッチを上げて、丁寧な説明を繰り返していく」と述べた。

 一方、反対派を主導する自民党の柳本顕市議は「圧倒的な差ではない」として、「これまで以上に私たちの主張をしっかり伝えていくことが重要」と気を引き締めた。

 公明党市議団の明石直樹幹事長も「全く楽観できない数字。あと1週間、どれだけの有権者のもとに足を運ぶかにかかっている」。

 民主党府連関係者は、維新が昨年末の衆院選で劣勢と伝えられながら、大阪府内の比例第1党の座を獲得した実績などを踏まえ、「10ポイント以上差が開いていないと安心できない。気を抜かずに『分からないなら反対を』と訴えていきたい」と話した。

 共産党市議団の山中智子幹事長は「維新は今後、橋下徹代表をより前面に押し出してくるだろう」と指摘、終盤に強い維新への警戒感をあらわにした。

4448チバQ:2015/05/11(月) 22:18:37
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150511ddlk28010277000c.html
選挙:加西市長選/加西市議選 告示 市長選、現新一騎打ち 市議選は19人立候補 /兵庫
毎日新聞 2015年05月11日 地方版

 任期満了に伴う加西市長・市議選が10日、告示された。市長選は新人で元副市長の東郷邦昭氏(64)=無所属=と、現職で再選を目指す西村和平氏(59)=同=の一騎打ちとなった。投開票日は両選挙とも17日。【姜弘修、川畑展之】

 市長選は当初、前職を含む三つどもえが予想されたが、前職の下で副市長を務めた東郷氏で現市政への対立候補を一本化。これで人口減対策を最大の争点に、東郷氏の批判を「5万人都市」を掲げる西村氏が受けて立つ構図となった。

 市議選は定数15に対し、現職13人、元職2人、新人4人の計19人が立候補した。党派別は公明、共産、諸派が1人ずつで、他は無所属。期日前投票は11〜16日に市役所1階、13〜16日にイオンモール加西北条2階で受け付ける。

 9日現在の選挙人名簿登録者数は3万7482人(男1万8070人、女1万9412人)。

 ◆市長選立候補者の第一声(届け出順)

 ◇北播ナンバーワン目指す 東郷邦昭氏(64)=無新
 加西市は停滞が続き元気がない。その象徴が人口問題だ。近隣市に比べて人口の減少幅が大きく、まさに一人負けの状況。「消滅可能性都市」というありがたくないレッテルも貼られている。このような状態に対し、現市長は何一つ有効な手立てが打てていない。この市政があと4年続けば消滅可能性都市という言葉が現実になる。今が大事な分かれ道だ。北播磨の中でのナンバーワンを、生き残りより勝ち残りを目指そう。今こそ加西市の方向を大きく転換する時だ。選挙戦を勝ち抜き、加西市を停滞から脱却させ、新たな成長軌道に乗せよう。

 ◇5万人都市絶対諦めない 西村和平氏(59)=無現
 加西市は住みやすく安全安心な地域。もっと住みやすさを上げていくことが人口増につながる。5万人都市は絶対に諦めない。播磨国風土記1300年祭のように、文化を新しく作る事業が全国で注目されている。鶉野(うずらの)飛行場を平和を祈念する公園として整備し資料館を作る。いくつものブランド力を高めることで、魅力を感じる加西市にしていく。大阪からでも東京からでも不便ではない。創造的なまちづくりをすることで、東京の若い人が住みたいと思うまちにして人口を大きく受け入れる。可能性豊かな加西市をもっと輝かせていこう。

東郷邦昭(とうごう・くにあき) 64 無新

 [元]副市長[歴]富士通ソフトウエア事業本部部長▽家電製造会社管理部長▽京大院

西村和平(にしむら・かずひら) 59 無現(1)

 全国市長会評議員▽北条鉄道社長[歴]市文化連盟理事▽市国保健康課長▽神戸大

==============

 ◆市議選立候補者(届け出順)

 ◇加西(定数15−19)
長田謙一 59 無現(1)[元]信用組合職員[歴]PTA役員

富永千〓 64 無新 [元]在田代表区長▽造園業従業員

森元清蔵 60 無現(6)市音楽協会長[歴]防犯協会支部長

衣笠利則 63 無現(1)[元]市代表農会長会会長[歴]会社員

深田真史 30 無現(1)[元]衆院議員秘書▽団体支部役員

井上芳弘 63 共現(7)党地区委員▽農業[歴]PTA会長

松尾幸宏 58 無現(1)加西商工会議所議員▽会社員

森田博美 59 無現(4)[元]近畿市議長会長[歴]市監査委員

塚原照一 70 諸新 [元]警察官▽会社員[歴]交番相談員

原田久夫 63 無新 網引町区長▽農業[歴]市消防長

小谷弘司 62 無新 [元]地域紙編集発行人[歴]印刷会社員

黒田秀一 63 無現(2)造園業[歴]自衛官▽市柔道協会長

中右憲利 56 無現(1)不動産会社役員[歴]PTA会長

三宅利弘 68 無現(3)[元]九会地区代表区長[歴]PTA会長

丸岡弘満 41 無元(1)[元]衆院議員秘書[歴]青年会議所理事

植田通孝 65 無現(1)[元]市参事[歴]地区子ども育成会長

土本昌幸 63 公現(3)党加西支部長[歴]三洋電機社員

織部徹 65 無現(1)[元]中学校長[歴]研修所長▽島町区長

西川正一 74 無元(6)1級建築士[歴]高校育友会長

==============

 ◇名鑑の見方
 氏名▽年齢▽党派▽現職、元職、新人の別▽丸囲み数字は当選回数▽職業・肩書▽[歴]以下は主な経歴

〔播磨・姫路版〕

4449チバQ:2015/05/12(火) 07:45:35
>>4276
http://www.sankei.com/west/news/150511/wst1505110080-n1.html
2015.5.11 22:25

落選候補の運動員逮捕、買収か 京都府議選で





 京都府警は11日、公選法違反(買収、事前運動)の疑いで、4月12日投開票の京都府議選で舞鶴市選挙区から無所属で出馬し落選した鴨田秋津氏(33)の運動員で会社員柏原正和容疑者(47)=舞鶴市引土=を逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は1月下旬〜3月上旬、少なくとも運動員3人に候補者のリーフレット計数万部を配布し「西舞鶴から府議を出さないといけない」などと選挙運動するよう依頼。報酬として現金約3万円ずつを手渡した疑い。

 鴨田氏は以前、警視庁に勤めていた。

4450とはずがたり:2015/05/12(火) 13:59:49
>>4447
前迄の民主もそうだったけど輿論調査で差を付けられてても投開票すると善戦ってケースは良くあって無党派がどんだけ動くかですね〜。

大阪通りがかると街宣車の声が常に遠くから聞こえている感じで政党は白熱してるけど有権者はどうなんかなぁ。。

4451名無しさん:2015/05/12(火) 19:10:45
去年維新は衆院選で底力を見せてるけど今回はさすがに負ける気がする
無党派層も反対が上回ってるし、維新の底力でも届かないだろうな

4452チバQ:2015/05/12(火) 20:04:43
>>4368
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015051200830
自民県議の事務所職員逮捕=ウグイス嬢買収容疑-兵庫県警


 4月12日投開票の兵庫県議選で、「ウグイス嬢」と呼ばれる車上運動員に法定額(1日1万5000円)を超える報酬を支払ったとして、県警捜査2課などは12日、公職選挙法違反(買収)容疑で、三田市選挙区で当選した野間洋志氏(70)=自民=の事務所職員、中田恵容疑者(63)=神戸市北区有野台=を逮捕した。
 逮捕容疑は、野間氏を当選させる目的で、50代女性らウグイス嬢数人に計数十万円を渡し、買収した疑い。(2015/05/12-18:10)

4453名無しさん:2015/05/13(水) 07:04:48
>>4450
無党派の支持がある場合はそうだけど今回はその無党派でダブルスコアに近い形で負けてるからねえ
関心が高まれば高まるほど反対のほうが上積みされている傾向にもあるし逆転は難しいかも
今回面白いのはたぶん投票に行くという層は賛成が上回っているが絶対行く層と行くかもしれない層は反対が上回ってるんだよね
投票率が低すぎてももちろん組織力で負けるが高すぎてもまずいということになるんだね

4454チバQ:2015/05/13(水) 22:12:14
http://www.sankei.com/politics/news/150513/plt1505130004-n1.html
2015.5.13 05:00

都構想、与野党に募る危機感 維新・松井氏、菅長官の“援護射撃”に涙 自民執行部、府連には冷淡

 大阪市を廃止して5つの特別区に分割する「大阪都構想」の住民投票(17日投開票)で賛否が拮抗(きっこう)している事態を受け、与野党の動きが慌ただしくなってきた。都構想に反対する自民党大阪府連が12日の党総務会で党幹部の緊急応援を直訴すれば、世論調査で「劣勢」が伝えられる維新の党は、14日から全国の党所属議員ら計1千人を現地に投入し、総力戦で勝利を目指す構えだ。

 「相手は全勢力を大阪に結集させる考えだ。早急に党の態度を表明してほしいし、党4役クラスの応援もお願いしたい」

 「賛否拮抗」に危機感を募らせる自民党の竹本直一大阪府連会長は総務会で、思い詰めたように直訴した。報道各社の世論調査では都構想「反対」が「賛成」を上回るが、いずれも僅差。維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長の巻き返しを考えれば、予断を許さない状況に変わりはない。

 谷垣禎一幹事長は、“鬼の血相”の竹本氏に「分かりました」と引き取ったものの、大阪への派遣を決めたのは田中和徳党組織運動本部長で、党4役は入らない見通しだ。二階俊博総務会長は12日の記者会見で「私自身、都構想に賛成や協力する気は毛頭ない」と断言した。ただ、総務会で「都構想反対」を機関決定することはなかった。

 党執行部の冷たい対応に、党府連関係者は「府連よりも橋下氏と近い菅義偉(すが・よしひで)官房長官に気を遣うのか」と憤るが、執行部の思惑はもう少し別にあるようだ。

 党幹部の1人は「党として過剰に反応すれば、橋下氏が『中央による大阪イジメ』と逆宣伝に利用しかねない」と打ち明ける。対立をいたずらにヒートアップさせず、「反対やや優勢」のまま投票日を迎えたいとの思いもあるという。

 一方、維新の党は12日、「大阪都構想対策本部」(松木謙公本部長)を立ち上げた。14日から17日の住民投票まで大阪市に連日、国会議員や地方議員、秘書ら1千人を目標に投入することも決めた。

 江田憲司代表は12日の両院議員懇談会で「絶対に勝ちぬかなければならない。都構想は維新の党の原点中の原点だ」と奮起を促した。都構想の成否が党の盛衰を左右するだけに、総力をあげて橋下氏らをバックアップする構えだ。

 維新は当初、住民投票への対応は大阪選出議員らにとどめていた。縁のない国会議員が前面に立てば、大阪市民の反感を買いかねないとの懸念があったからだ。だが、先週末の報道各社の世論調査の結果を受け、急遽(きゅうきょ)方針を転換した。

 中立を保ってきた菅氏が、民主、共産両党と都構想反対で合同街頭演説を行った自民党大阪府連を「全く理解できない」と批判したことも、維新は追い風と受け止める。松野頼久幹事長は12日の記者会見で「全く同感だ」と菅氏に賛同してみせた。大阪維新幹事長の松井一郎大阪府知事は11日、記者団に涙をにじませながら「ありがたい」と語った。   (酒井充、水内茂幸)

4455チバQ:2015/05/13(水) 22:21:49
http://www.sankei.com/west/news/150508/wst1505080008-n1.html
2015.5.9 15:00
【特別区の姿(1)】
北区 「敬老パス」なくならない?




(1/2ページ)

  大阪都構想が実現すれば誕生する5つの特別区のすがたをそれぞれ紹介する。図は大阪市発行のパンフレット「特別区設置協定書について」を基に作成。Q&Aは、市主催の住民説明会での出席者と橋下徹市長との質疑の一部を要約した。

 


 Q 大阪都構想のスケジュールは今後どうなるか?

 A 5月17日に住民投票が行われ、賛成多数なら平成29年4月に特別区が設置される。その間に法律が改正されると、名称が大阪府から大阪都になる。翌5月にも特別区長選挙と特別区議会議員選挙が行われる。

 Q 新北区は人口が約63万人、区議会議員の数が19人で、(人口約12万人の)富田林市の議員数と同じ。この人数では市民の声をきめ細かく聞くことは不可能ではないのか?

 A 新たに設置される5つの特別区の区議会議員の数を足すと、今の大阪市議会と同じ数。市役所の仕事を整理して、大阪全体に関わる仕事は府庁に渡すわけだから、市議会議員が今やっている仕事はぐっと減るので、人数はこれでいけるだろうという考え方だ。

 Q 南海トラフ巨大地震の備えが必要な時に、市をバラバラにするのは能天気だ。新北区には地下街、地下鉄、超高層ビルもある。

 A 防災対策については、役割分担をした方がいい。これまでは府庁と市役所がバラバラでやってきたが、防災対策は2つの側面がある。大金がかかるハード面は広域自治体である府庁が進め、ソフト面の避難対策は選挙で選ばれた特別区長が講じる。

 Q 大阪市営地下鉄が都(府)営地下鉄になれば「敬老パス」はなくなるのか?

 A なくならない。

 Q どこが敬老パスを発行するようになるのか?

 A 現在の敬老パスも、市営地下鉄が発行しているわけではない。70歳以上の高齢者が地下鉄に乗る際に敬老パスを使っているが、自己負担金を除いた額を一括で大阪市が税金でまかなっている。70歳以上の人の地下鉄運賃を20〜60代の人が肩代わりしている形だ。

 Q 特別区設置後、その特別区が敬老パス廃止を決めれば、なくなるのか?

 A 特別区の区長と区議会が決めればなくなる。ただ、それは今の市役所の市長と市議会でも同じで、今でもなくそうとすればなくなる。(自己負担を求める)敬老パス改革は20年間誰もできなかったが、初めて改革をやった。ただ(新たな)特別区長や区議会議員は選挙への影響を気にして、敬老パスの改革はなかなかできないと思う。

4456チバQ:2015/05/13(水) 22:22:13
http://www.sankei.com/west/news/150510/wst1505100003-n1.html
2015.5.10 15:00
【特別区の姿(2)】
湾岸区 「他区と比べて財源少ない?」





(1/3ページ)

 Q 市営住宅の賃料は上がるのか?

 A 税金や水道料金、市営住宅の賃料が高くなることはない。特別区になっても財源は確保するので、住民サービスは低下しない。今の区役所も、そのまま支所として残る。地域の行事もなくならない。

 Q 市営住宅の賃料は上がるのか?

 A 税金や水道料金、市営住宅の賃料が高くなることはない。特別区になっても財源は確保するので、住民サービスは低下しない。今の区役所も、そのまま支所として残る。地域の行事もなくならない。

 Q 大阪都構想が実現することによって想定されるデメリットを教えてほしい

 A (デメリットかどうかは)評価の仕方によるが、(特別区役所の新設など)初期投資に約600億円かかる。これを必要経費とみるか、無駄とみるかだ。都構想は、二重行政の解消と大阪の発展を達成するため、デメリットが出ないように設計されている。

 Q 特別区の財政推計は上向きだが、二重行政の解消でこうなるのか?それとも湾岸区の(夢洲に誘致を進めているカジノを含む)統合型リゾート開発を盛り込んだ数字なのか?

 A リゾートの誘致計画はあるが、その収益は推計には入っておらず、改革が進むことによるものだ。財政推計にはさまざまな意見があるが、都構想の(設計図である)「協定書」は府議会と大阪市議会で、賛成多数で可決されている。

 Q 湾岸区の財源は新北区や新中央区と比べて少ないのではないか?

 A 財源が湾岸区だけ減ることはない。「財政調整制度」を設けて各特別区に公平に配分される仕組みになっており、現在、大阪市が行っているサービスを提供するお金は確保できる。

 Q 今、住んでいる港区は約8万人だが、湾岸区のような広い土地に約?万人も住むようになれば、余計に住民と行政の距離は遠くなるのではないか?

4457チバQ:2015/05/13(水) 22:22:29
http://www.sankei.com/west/news/150511/wst1505110010-n1.html
2015.5.11 15:00
【特別区の姿(3)】
東区 「住民サービス低下しない?」






 Q 大阪市がこれまで使っていた税金が府に吸い上げられると、住民サービスは低下しないのか?

 A 府に吸い上げられるわけではなく、いったん府に入り、特別区間の差をなくして再配分するだけ。お金の一部は府に入るが、その分は府の仕事になる。

 Q 5区にする理由は?

 A 7つか5つかで議論したが5つが最適解。区長に予算編成権があるかが重要だ。24区すべてを特別区にすると財政上持たない。

 Q 市長では市民270万人の意見を聞くことができないというが、地域の声を聞いてもらうために市議を選んでいるのでは?

 A 市議と市長は全然違う。議員は役所に意見を伝えるだけで、物事を決められない。だから市長1人よりも選挙で選ばれた区長が5人に増えた方が丁寧だ。

 Q 住民投票の有権者は大阪市民だけだが、新東区に入る生野区には在日コリアンの方がたくさんいる。彼らは投票できるのか?

 A できない。今のルールでは参政権を持っている方だけになっている。

 Q 府と大阪市の借金を返し続けていく中で、財源的に鉄道や高速道路などを作っていくことは可能か?

 A 市の借金は徐々に減っており、府も国から押しつけられている借金を除けば減っているので可能だ。

 Q 市の事業を民営化すれば本当に良くなるのか?

 A ゴミ収集事業を民間業者が行っている自治体もある。地下鉄事業も職員が民間鉄道会社の社員になるだけで税金が節約できる。

 Q 大阪都構想が二重行政解消の見本になるのか?

 A 解決方法の一つが都構想。ほかにも地方自治法の改正に伴い、都道府県と政令市が連絡調整を行う会議を開いて協議していく方法がある。一から作り直すのか、話し合いで解決するのかということだ。

 Q 都構想がもし失敗しても元に戻れない?

 A 東京も72年前に東京府と東京市が一つになって東京都になったが、23区は破綻していない。今ある実例を見て判断してほしい。

 (大阪市主催の住民説明会での出席者と橋下徹市長との質疑の一部を要約)

4458チバQ:2015/05/13(水) 22:22:52
http://www.sankei.com/west/news/150512/wst1505120014-n1.html
2015.5.12 15:00
【特別区の姿(4)】
南区 「大阪都構想のリスクは?」





(1/2ページ)【大阪都構想】

 住民説明会の会場では特別区設置の初期コストが約600億円、毎年かかるランニングコストが約20億円に上る一方、行財政改革などにより平成29〜45年度の累計で2762億円の財源が生まれると説明された。

 Q 議会で調べたら(都構想の効果は)年間1億円しか出ない

 A 1億円というのは反対派が言っているが、(2762億円は)きちんと行政で計算した。

 Q 市長の考える都構想のリスクは?

 A 特別区を設置する29年4月にコンピューターシステムがうまくいくか。市の職員が府に行った場合、残りの職員だけでうまくいくのか、職員が新しい役所に配置換えをして対応できるかなどがあり、絶対何もないとは言えない。(二重行政の)問題を解決するために、どちらを重視するかだ。

 Q 住所変更に伴う土地の登記の書き換え費用は?

 A 住民に負担のない形で処理する。運転免許証もすぐに住所変更する必要はなく、更新時まで使ってもらえるように対応する。

 Q 阿倍野区のある中学校の校区は西成区にまたがっている。特別区になると今の西成区は新中央区に名称が変わる。今度は校区が新南区と新中央区にまたがることになるが、どちらの学校に通えばいいのか?

 A 原則は住んでいる特別区の区教育委員会が所管する学校に通う。(校区が2つの区にまたがる場合は)特別区間で協定を結び、受け入れについて協議してもらうことになる。

 Q 区長の権限が強くなれば、「保育所を作ってほしい」というようなお願いが届きやすくなるのか?

 A まさにその通りだ。

 Q 二重行政は全て悪なのか? 病院など、いい面もあるのではないのか?

 A 二重行政の解消について誤解がある。二重になっている施設をつぶすわけではない。病院も大学も残し都立(府立)にする。住吉市民病院は今のままだと医療レベルが中途半端なので、高度医療を提供できる府立病院を近くにつくる。

 (大阪市主催の住民説明会での出席者と橋下徹市長との質疑の一部を要約)

4459チバQ:2015/05/13(水) 22:23:21
http://www.sankei.com/west/news/150513/wst1505130016-n1.html
2015.5.13 15:00
【特別区の姿(5)】
中央区 「資産価値、低下しない?」





(1/2ページ)

 Q 天王寺区などで家を買った後で特別区に移行すれば、「新中央区」として西成区と一緒になるが、資産価値が下がったり、家賃が変動したりしないのか?

 A 今も市という枠の中に天王寺区があり、隣に西成区がある。その枠を変えるだけ。西成区に課題があるのは事実で、現状でも地価は低いが、新中央区になったからといって、天王寺区の地価が下がる理由が分からない。天王寺の地価は、天王寺の状況を見て決まる。特別区になっても、状況が変わることはない。

 Q 新中央区に入るJR天王寺駅周辺では、路上喫煙やたばこのポイ捨てが目立つが、何か手を打てないか?

 A (現状では路上喫煙禁止などの)ルールを決めようとすると、大阪市全体のルールにしないといけない。5つの特別区に選挙で選ばれた区長と区議が誕生すれば、区ごとにルールが決められる。市と区のどちらが地域の要望に素早く対応できるかということだ。

 Q 市営プールはどうなるのか?

 A (存廃は)特別区長と区議が判断していく。

 Q つまり特別区設置以降に決まるということか?

 A そうだ。各区ごとに必要、不要を決められる大阪を目指すのか、「1区1館」という従来の一律の大阪を目指すのか。必要なものと我慢するものを調整できる仕組みにしたい。

 Q 橋下市長は二重行政の象徴として、市の「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(同市住之江区)と府の「りんくうゲートタワービル」(泉佐野市)を挙げるが、政策の失敗にすぎないのでは?

 A 府内に同じものが建っていると二重行政だ。反対派は、過去は失敗したが、今後は絶対失敗しないという前提で「これからは議会や役所を信用してくれ」と言うが、僕は信用できないし、二度とこういうことが起こらないとは思えない。それならば役所をつくり直さないといけないというのが僕の考え方だ。

 Q 昭和18年の東京都制スタートと大阪都構想とはどういう関係があるのか?

 A 時代背景からすると、戦争に勝つために強力な東京をつくろうとして、東京府と東京市を合わせたが、僕の目的はあくまでも大阪の発展だ。二重行政をやめ、税金の無駄遣いをやめて、大阪に強力な都庁(府庁)をつくり、住民の声をしっかり調整できる特別区役所をつくりたい。

                        =おわり

4460チバQ:2015/05/13(水) 23:34:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015051300943
「都構想」めぐり各党過熱=維新、劣勢挽回へ総力戦-自・民「投票後」にらむ


 「大阪都」構想の賛否を問う住民投票が17日に迫る中、各党の動きが過熱してきた。報道各社の世論調査で反対が賛成を上回ったことを受け、構想実現を掲げる維新の党は14日から運動員「1000人」を投入、巻き返しを図る。自民党は反対を訴える地元の意向で党幹部を急きょ現地入りさせるが、首相官邸サイドが構想への共感を示すなど、内実は複雑。投票結果は今後の政局にも影響しそうだ。
 都構想は、大阪市を廃止して五つの特別区に再編することが柱で、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長(維新の党最高顧問)が推進してきた。連日街頭に立つ橋下氏は13日も同市内で「今、状況は反対派が優勢となっている。できるだけ賛成票を広げてほしい」と強調した。
 維新は当初、大阪以外の国会議員らは住民投票に関与してこなかったが、劣勢が伝えられ、執行部は総力戦に切り替えた。国会議員や地方議員がそれぞれ運動員を現地入りさせ、14日から投票日の17日までビラ配りなどでフル回転させる。
 一方、自民党の谷垣禎一幹事長は13日、首相官邸で安倍晋三首相と会談。住民投票について「結論がどうなるかによって、国会での維新の力関係に影響があるかもしれない」との見方を伝えるなど、意見を交わした。
 自民党本部はこれまで、都構想に反対する大阪府連の動きとは一線を画し、構想の是非について曖昧な姿勢を取ってきた。憲法改正で維新との連携に前向きな官邸側の意向に配慮したためだ。
 しかし、12日の党総務会では、近畿ブロック所属議員が態度を明確にするよう執行部を激しく突き上げ、党本部としての支援を決定。14日に田中和徳組織運動本部長を大阪市入りさせ、週末には木原稔青年局長も投入する方向だ。
 ただ、菅義偉官房長官は橋下氏に肩入れする姿勢を変えていない。13日の記者会見で菅氏は、二階俊博総務会長が都構想に反対姿勢を示したことに関し、「個人としての発言だろう」と意に介さず、改めて都構想への理解を示した。
 こうした中、民主党内では、住民投票後をにらんだ動きも出始めている。野党再編論者の前原誠司元外相は12日夜、維新の江田憲司代表と東京都内で会談。13日にも両党議員が会合を開き、都構想や今後の連携の在り方について意見交換した。民主党内では党再生をめぐって自主再建論と維新などとの再編論が混在しており、住民投票後に党内の路線対立が表面化する可能性もある。(2015/05/13-22:09)

4461チバQ:2015/05/13(水) 23:36:03
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/159746
「都構想勉強会」を開催 たむらけんじに透けて見えるスケベ心

2015年5月13日

13日夜に「大阪都構想勉強会LIVE」と題したイベントを開催するたむらけんじ(42)。17日に実施される「大阪都構想」の住民投票を前に、自身のツイッターで「都構想とは何なのか、大阪がどうなるのか辛坊治郎さんにめっちゃ教えてもらいます! 未来の大阪を背負う若者達一緒に勉強しよう! 無関心はかっこ悪いで!」とつぶやいて告知した。

 この「勉強会」は今年1月に開催を予告しており、ウワサされる政界進出についてはツイッターで「今は芸人楽しすぎるんで政治家はないです! 官僚にしてくれるんやったら考えますが、、、冗談です」と否定したが、たむけんは11年ごろから都構想を推進する橋下徹大阪府知事(現大阪市長=45)を擁護するつぶやきが急増。

 まず同年4月ごろに「(反対派の)平松さんはしがらみだらけで自分の本当にやりたい事なんて絶対に出来ないんでしょう! 古くさいダメな政治家!」とつぶやくと、11月には「たむらさんは大阪都構想について、肯定的ですか? 否定的ですか?」というファンからの質問に「やってみたらええと思ってます、ぼくは!」と返していたことも。

 さらに、12年ごろから橋下氏の秘書・奥下剛光氏とツイッター上で仲の良い会話を交わし、昨年4月には「金にしか興味のないクソ政治家よりはだいぶマシやわ、橋下さんわ。」と持ち上げまくっていた。とても“ニュートラル”とは思えない肩入れぶりだが、たむけんの“狙い”は何なのか。

 芸能リポーターの川内天子氏はこう分析する。

「これまでタレントや芸人で政界進出がささやかれた人はたくさんいますが、たむけんに関しては純粋な政治に対する興味というよりは自分の商売にプラスになるのでは……というスケベ心が透けて見えます。例えば、おなじ“たむら”のロンブー田村淳も政治家転身がウワサされていますが、彼はもともと政治に興味があり、ラジオやネット上で活動してきた実績がある。でもたむけんは都構想に関してのみに積極的に反応している。知事の座を狙うというより、まずは橋下さんに取り入って活動し、ゆくゆくは政治家になるつもりでは。経営者としても成功しているし、上に気に入られたり人脈を築くのは得意でしょうから、政治家としての適性がないわけではない。ただ、いくら売れていても関西人が政治家を志す芸人を見る目は意外とシビア。簡単にいくかどうか」

 とはいえ、横山ノックや西川きよしセンセイを輩出したお土地柄。“2万パーセント出ない”と言って出馬した橋下氏に倣うなら、たむけんの政界進出は“アリ”だろう。

4462チバQ:2015/05/13(水) 23:37:30
http://www.asahi.com/articles/ASH5C77CBH5CPTIL02F.html
大阪都構想めぐりCM合戦 各陣営悩みの種はその元手…
宮崎勇作、上田真由美、南彰2015年5月12日17時54分

 大阪市をなくして五つの特別区を設けるいわゆる「大阪都構想」の住民投票の投票日を17日に控え、賛成、反対両陣営の政党がテレビCMに力を入れている。有権者約211万人という過去最大規模の住民投票を勝ち抜くには、政治集会には出てこないような無党派層の取り込みがカギを握るとみているからだ。

 60秒。異例の長さのCMを9、10日の週末に仕掛けたのは賛成派の大阪維新の会だ。広告塔の橋下徹代表(大阪市長)がTシャツ姿で一人語りかける。

 「山あり、谷あり、地獄ありだった」

 ここまでの苦労を笑顔で振り返り、「大阪都構想で大阪の問題を解決して、子どもたちや孫たちにすばらしい大阪を引き渡していきたい。この住民投票で全てが決まります。大阪を変えられるのはこのワンチャンスだけ」と訴える。

 広報戦略に約4億円を投じる維新は、先月から計6本のCMを流し、「ラストメッセージ編」と題したこの長編が集大成だ。事前に放送時間を新聞広告で告知するとともに、橋下氏の肉声を録音した同じ内容のメッセージを、市内約100万件の電話番号にかける作戦も展開した。松井一郎幹事長は「賛否両論あるが、会えない人にちょっとでも説明をしたい」と話す。

 一方、都構想で市から府(都)に財源が移ると住民サービスが低下すると訴える自民党大阪府連は「大阪市民のおさいふクン」が主人公のアニメーションCMを10日から流し始めた。

 「おさいふクン」が泣いた後、がま口からお金が飛び散る。大阪市民のお金が市外で使われるとのイメージを印象づけて、「真実を知って必ず投票しましょう」と訴える。企画した宗清皇一衆院議員は「大阪市民が損をする制度であることを伝えたい」と語る。

 同じ反対派の民主党大阪府連は、大阪弁の女性や男性が登場する6編のCMを14日から流し始める。

 「大阪を変えようとしてくれているのはほんまありがたい。せやけど、大阪市をなくさんとほんまにあかんの?」などと都構想に疑問を投げかけ、「5月17日、投票に行ってや」と呼びかける。橋下氏の改革姿勢を評価する層も取り込む狙いだ。辻元清美府連代表代行の知人で著名なCMディレクターが作製にたずさわった。

 各陣営の悩みの種はCM代だ。自民府連の場合は「2500万円以上は集めなければ効果がない」(府議団幹部)として、府議が各50万円、国会議員が各100万円ずつを出し合い、支援団体からの寄付もかき集めた。憲法改正の国民投票の場合は、投票14日前から一定の制限がかかるが、今回は無制限。投票日当日まで放映が続く予定だ。(宮崎勇作、上田真由美、南彰)

4463チバQ:2015/05/13(水) 23:38:08
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0513/ym_150513_6637946309.html
近江県か琵琶湖県か…認知度最下位で変更議論
読売新聞5月13日(水)14時58分
 「滋賀県」か、「近江県」か、「琵琶湖県」か——。
 滋賀県で県名変更を巡る議論がにわかに巻き起こっている。改称は過去にも2度、県議会で提言され、実現はしていないが、今回の動きは、都道府県名の認知度が全国最下位という民間調査の結果を受けたもの。県は来月、県民3000人を対象に、その是非を問うアンケートを行うことを決めた。
 きっかけは2月の県議会の一般質問で、都道府県名の認知度などを調査した「地域ブランド戦略サーベイ2013」(日経リサーチ社)が取り上げられたこと。明治政府が1871年、それまでの藩を廃止して府県を置いた廃藩置県の翌年に決まった「滋賀」は、他の複数県と同率ながら最下位。一方、88の旧国名では「近江」が29位だった。

4464とはずがたり:2015/05/14(木) 15:48:27
アメリカ人は近所の人が失業すると景気後退,自分が失業すると不況と思うhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/1563そうだが,日本でも他人の利権が消滅するのはカイカクでも自分の利権が侵されそうになると権力の暴走と思うのであろう。
橋下にはその辺,信頼して任せておける感じは全くないしね。。

「大阪都構想」住民投票直前 特別企画
大阪市民も気づき始めた? 橋下徹が「都構想」で使った脅しと騙しのテクニックを検証!
http://lite-ra.com/2015/05/post-1091.html
2015.05.12

4465チバQ:2015/05/14(木) 22:18:06
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201505/0008025641.shtml
2015/5/14 18:36

笠谷氏が無所属で立候補表明 三田市長選
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笠谷圭司氏
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笠谷圭司氏
 7月19日告示、26日投開票の兵庫県の三田市長選で、自民党の同市議笠谷圭司氏(35)=同市藍本=が14日、無所属で立候補すると表明した。15日に市議の辞職願を提出する。

 笠谷氏は同市出身。東京大経済学部を卒業し、時事通信社記者を経て、2008年の市議選で初当選した。12年の市議選では、自民を離れて地域政党代表として立候補。再選したが、擁立したほかの3人は落選。自民に復党し、市議会の自民系会派に所属する。

 会見で「子育て先進都市を掲げつつ、堅実な財政運営をしてきた現市政を継承する」とした上で「高齢化に備える」とし、公共施設の再編を検討する考えを示した。

 市長選には、すでに元県議の芝野照久氏(63)が立候補の意向を示している。現職の竹内英昭市長(72)は引退を表明している。

(山岸洋介)

4466チバQ:2015/05/14(木) 22:18:48
http://www.nara-np.co.jp/20150514090959.html
正副議長選難航か - 会派調整に注目/県会14日開会
2015年5月14日 奈良新聞

 県議会(44人)は14日開会の臨時会で正副議長選挙などを行い、新しい議会運営体制が決まる。先の県議選で勢力図が変わり、議長選びも難航しそうだ。3会派に分かれた22人の自民党議員団が鍵を握るのは従来と同様だが、毎年の役員改選で約6年続いてきた自民党党最大会派と民主党の主導で進むかどうかは不透明。正副議長選は18日の臨時会最終日までもつれそうだ。

 県議会の自民党議員団の会派構成は、改選前は「自由民主党」12人、「自由民主党改革」8人の計20人。これが改選後には「自由民主党」11人、「自民党奈良」9人、「自民党絆」2人の計3会派22人に増えた。新人2人でつくった自民党絆は別として、他の2会派の顔触れはほぼ従来と変わらない…

4467チバQ:2015/05/14(木) 22:31:35
http://mainichi.jp/select/news/20150514k0000m010167000c.html
大阪都構想:橋下氏「想定外の最後の訴え」反対派ピリピリ
毎日新聞 2015年05月14日 06時00分(最終更新 05月14日 09時34分)
 「大阪都構想」の賛否を問う住民投票(17日)が迫る中、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長の「最後の訴え」に注目が集まっている。報道各社の世論調査で反対が賛成を上回り、情勢を打開する一手を打つと予想されるからだ。反対派は「想定外の演出を仕掛けてくる可能性がある」と警戒を強めている。

 「反対派が優勢です。都構想、お母さん方に不評なんですよ。意味が分からないって」。橋下市長は13日、街頭演説で自嘲気味に語った。そして、「大阪市がなくなって生活が悪くなることはない。少子高齢化時代を迎え、子育て世代の応援や高齢者のサポートのために都構想を提案したんです」と訴えた。

 前日の12日夜、維新は全体会議を開催した。関係者によると、女性の反対が多いとの分析を元に「優しい大阪」をアピールすることを確認。松井一郎幹事長は「『最後は逆転できる』なんて言っている議員がいるが、そんな保証はない。浮かれる状況ではない」と危機感をあらわにしたという。維新の党も14日以降、国会議員の秘書らを1000人規模で投入する。

 こうした中、維新が最終的に頼みにするのが橋下市長の演説能力だ。昨年12月の衆院選では、投票日前日の街頭演説で「自公に完敗した」と異例の発言をした。新聞やテレビでも報道され、話題を集めた。維新は事前の予想を覆し、府内で比例第1党を獲得した。

 反対派には、その時の「トラウマ」もある。議員の間では、「最後は聴衆の前で涙ながらに訴えるのでは」「テレビカメラがたくさん集まる場面で、注目を集めることをやる」とささやかれている。

 自民党大阪府連会長の竹本直一衆院議員は12日、府連の会議で「ありがたい数字が出ているが、決して安心できない」と引き締めを図った。同党市議団の柳本顕幹事長も同日、「事実上横一線の状況だ」と報道陣に述べ、自民支持層の薄い地域を中心に活動を強化する方針を明らかにした。

 今回の住民投票は通常の選挙と異なり、投票日も街頭で訴えることが可能だ。橋下市長の最後の演説場所はまだ決まっていない。【念佛明奈、小山由宇】

4468チバQ:2015/05/14(木) 22:33:43
http://www.asahi.com/articles/ASH5G53F0H5GUTFK007.html
「党本部・官邸から冷たい風が」自民・中山泰秀衆院議員
2015年5月14日16時49分

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■中山泰秀・自民党衆院議員(大阪4区)

 (「大阪都構想」の是非を問う住民投票で維新が作ったチラシについて)総理と菅官房長官の顔が入っていて、「私たちも都構想の意義を認めています」とある。いくら味方していないとはいえ、官邸の顔がこれだけ出ていて、どういう風に私たちは対処すれば良いのか。せめて、後ろからピストルの弾を後頭部に撃つのだけはやめてほしい。

 党本部、官邸から私たちに対して非常に冷たい風が流れてきている。沖縄の県知事選、佐賀の県知事選、そして今回の住民投票。地方の声を聞くはずの自民党が東京だけで、中央だけで政治が動いていくと思っているのだったら、自民党は地方からどんどん潰れていくと思う。(派閥の会合で)

4469チバQ:2015/05/14(木) 22:34:44
http://www.sankei.com/west/news/150514/wst1505140044-n1.html
2015.5.14 12:28
【大阪都構想】
対立陣営切り崩しに躍起 維新「首相も支持」VS自民「橋下人気に切り込む」

 大阪市を廃止し5つの特別区に分割する「大阪都構想」の住民投票が17日に迫り、賛成、反対両派が対立陣営の切り崩しに躍起になっている。都構想を推進する大阪維新の会が、自民党総裁の安倍晋三首相が都構想にエールを送るような発言を掲載したチラシを配布すれば、反都構想の急先鋒(せんぽう)である自民は教育政策に力を入れる維新を意識して若者に接近。大学周辺で街頭活動を展開し対抗する。

「ラストチャンス」

 「僕のことはキライでもいい。でも、大阪がひとつになるラストチャンスなんです」

 大阪市内で14日、全戸配布された新聞の折り込みチラシには、維新の橋下徹代表(大阪市長)の写真とともに、国民的アイドルグループ「AKB48」の元メンバーの言葉を連想させるキャッチコピーが載った。

 今回の住民投票で、維新は知名度の高い橋下氏を前面に押し出したPR作戦を展開するが、政治手法などには批判もある。チラシの目を引く言葉には反橋下層、反維新層にも理解を求めたい思いがのぞく。

 さらに、13日分のチラシには安倍首相や菅義偉(すが・よしひで)官房長官のイラストとともに都構想に関する2人の発言を掲載。首相が「二重行政の解消と住民自治の拡充を図ろうとするものであり、その目的は重要であると認識しています」と国会で答弁したことを紹介し、「安倍総理、菅官房長官も、都構想の意義を認めています」と強調。自民支持層の取り込みを図る。

 維新の松井一郎幹事長(大阪府知事)は13日、チラシの狙いについて記者団に「(対立陣営を)切り崩すのは当然だ」と述べた。

 こうした維新のPR戦術について、自民党大阪府連の関係者は「安倍総理が都構想自体を肯定した発言ではない上、住民投票とは関係がない」と憤慨する。

自民も維新を意識

 一方で、自民も維新を意識した活動を展開する。13日午後、府連所属の地方議員が大阪市住吉区の大阪市立大キャンパス周辺に集結。学生らの都構想に関する疑問にその場で回答し、問題点を指摘する「街角Q&Aブース」と銘打った街頭活動を繰り広げた。

 通りかかった女子学生が「市立大はなくなるんですか?」と尋ねると、議員は「都構想によって大阪府立大と統合する。大学は残るが、市立大という名前は消えるかもしれない」と回答。「それは嫌や」と反応する学生に、議員は「ブレーキをかけてほしいというのが、自民党の主張です」と語りかけた。

 今後も若者をターゲットにしたPR活動を続けていく予定で、府連幹部は「橋下氏は『改革者』のイメージがあり、若者たちの期待感が根強い。そこを何とか崩したい」と対抗心を燃やしている。

4470チバQ:2015/05/14(木) 22:35:06
http://www.sankei.com/west/news/150514/wst1505140025-n1.html
2015.5.14 09:43
【大阪都構想】
住民投票、賛成多数の場合、大阪市職員の移管先は…






 住民投票で賛成多数となり特別区設置が決まった場合、平成29年4月の移行時には大阪市の市長部局などに所属する職員1万3千人の大部分は特別区の職員となり、残りは成長戦略などを担う府の知事部局や特別区が共同で設置する一部事務組合に振り分けられる。

 市と同様に政策企画、財政、子育て支援などの部門を持つようになる特別区の職員数は「北区」が2400人▽「湾岸区」が1600人▽「東区」が2200人▽「南区」が2600人▽「中央区」が2100人。特別区には府の職員の一部も移る見込みだ。

 市の消防を担当する3400人や市立高校の教員1500人は府に、市立小中学校の教員1万人は特別区に移ることになる。

 市営地下鉄や水道、病院、ごみ収集などの業務については、民営化などを検討中。これらの部署の職員1万7500人の身分がどうなるかは、今の段階では固まっていない。

 例えば地下鉄の場合、特別区設置までに民営化しなければ府に移管されるため、所属の職員は府職員になる。

4471チバQ:2015/05/15(金) 07:28:48
http://www.sankei.com/west/news/150515/wst1505150017-n1.html
2015.5.15 06:00
【大阪都構想】
最終盤、国政からも本格参戦し「総力戦」 急遽の動きで一部混乱も






「大阪都」の特別区の姿カラー
 大阪市を廃止し5つの特別区に分割する「大阪都構想」の住民投票(17日投開票)は最終盤に入り、14日は賛成派の維新の党が全国から多数の応援部隊を集結。反対派の自民党は党本部役員も投入するなど、総力戦の様相を深めた。

 「今こそ維新の党の力を発揮する時だ」。同党の松野頼久幹事長は14日午前、大阪市内のビルで全国から集まった国会議員や地方議員、秘書らを激励した。関係者によると、午後にはさらに大阪入りしたメンバーもいたという。

 参加者はそろいのTシャツに着替え、ビラがつまった袋を手に市内24区に散らばった。ただ、急(きゅう)遽(きょ)の決定で「応援部隊の動きが入ってこない」と語る地元市議も。国会議員は国会出席のため東京に戻った後、再び大阪入りというあわただしさとなった。大阪維新の会代表の橋下徹市長や同幹事長の松井一郎大阪府知事も市内各地で精力的に説明会をこなし、都構想への理解を求めた。

 一方、自民党は神戸市やさいたま市など同党所属の政令市議らが応援に駆けつけ、市内各地で街頭演説を展開。同日正午からは大阪城公園(大阪市中央区)前で、大阪市議とともにマイクを握り、神戸市の安井俊彦市議は「政令市は日本のエンジンだ。橋下市長のマジックにかかり、解体してしまうことは国家の損失につながる」と政令市の利点を強調。さいたま市の島崎豊市議も「(大阪市の廃止は)1〜2カ月のような短期間で決める問題ではない。時期尚早だ」と有権者に慎重な判断を求めた。

 また、これまで住民投票に積極的に関与してこなかった党本部も同日、田中和徳・組織運動本部長を派遣した。

 公明、共産の両党も市議や府議が市内各地でビラまきや街頭演説を実施した。

4472チバQ:2015/05/15(金) 23:07:08
http://news.livedoor.com/article/detail/10114975/
【大阪都構想】特別区は? 東京都との違いは? 「進化している」VS「大金持ちの制度」

2015年5月15日 12時2分 産経新聞
「大阪都」の特別区の姿カラー
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 広域行政を大阪府に一元化し、住民に身近なサービスを特別区が担う役割分担や、特別区間の歳入格差を是正する大阪都構想の制度設計は、東京都と23区の「都区制度」をモデルに考えられたが、違いもある。

 「特別区長は知事の部下ではない。市長のつもりで仕事をしている」。12日夜、市内のホテルで開かれた大阪維新の会の説明会。東京の特別区長会会長でもある荒川区の西川太一郎区長は全区立小中学校生への授業用タブレット型端末配布などの施策を紹介し、「大阪市の24区ではできない」と胸を張った。

 維新代表の橋下徹市長は「荒川区は進んでいる」と絶賛、アピールにも余念がなかった。「都構想は東京よりも『進化』している」

より進化している

 東京23区では選挙で選ばれた区長と区議会のもと、住民サービスに特化した形で児童手当や生活保護の支給、小中学校の設置管理、防災対策といった身近な住民サービスを行う。一方で通常は市が持つ消防、上下水道、港の管理などの事務を東京都が担う。人や企業が密集した大都市の特殊性を考慮し、23区の域内では都市計画などの広域行政を一体的に行っている。

 橋下氏が「進化」の具体例として挙げるのが特別区の事務権限と財政調整制度だ。東京では都が児童相談所の設置権限や小中学校の教員の人事権、パスポートの交付事務を持つが、都構想では特別区が担う。児童虐待対策強化が叫ばれる中、東京では児童相談所の設置権限を区に移管するよう求める声が根強い。

 財政調整制度は特別区間の歳入格差是正を目的としており、東京都が特別区域内の法人住民税や固定資産税など3税を徴収して財政調整の財源とし、各特別区に交付金を支給する。

 この際、都が広域行政を行っていることを踏まえ、財源の45%が都の取り分に。一方、都構想の場合、府の取り分は約23%と試算されており、維新は東京に比べて特別区への配分割合が多いことを強調する。

「大金持ちの制度」

 しかし、反対派の見方は異なり、自民大阪府連幹部は「大金持ちの東京と同じ制度を導入すべきではない」と強調する。

 平成24年の事業所数は23区が約56万に対して、市は約20万。予算規模(24年度一般会計決算ベース)を比較しても、23区が計約2兆1377億円に上る一方、市は約8448億円にとどまる。

 反対派は「財政調整制度を導入しても財源の奪い合いになり、特別区はサービスが維持できなくなる懸念がある」と主張。また、東京の特別区の中には市への格上げを希望したり、権限拡充を求めたりしている区があると訴える。

4473チバQ:2015/05/15(金) 23:11:59
http://www.sankei.com/west/news/150515/wst1505150044-n1.html
2015.5.15 12:35
【大阪都構想】
実現なら大阪どうなる 〝ワントップ体制〟でダイナミックな発展? 反対派は「特別区は『村』以下に」 

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「大阪都構想」職員移管のイメージ
 大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う17日の住民投票で、賛成多数なら平成29年4月の特別区設置が決まる。高速道路などのインフラ整備や成長戦略といった広域行政は大阪府に一元化。従来の知事、市長のツートップから新府知事による〝ワントップ体制〟に切り替え、改革スピードを上げる狙いがあるが、市主催の住民説明会では特別区が担う行政サービスについて質問が集中するなど、市民の関心はいまひとつ高くない。大阪の未来図を描く司令塔の具体像は-。

新たに住民投票も…

 仮に住民投票で賛成多数となり特別区設置が決まっても、ただちに「大阪都」が実現するわけではない。「大阪府」からの名称変更には地方自治法などの改正か、新たな特別法の制定が必要だ。「都」の名称には反発する国会議員も少なくない上、特別法制定の場合は新たに住民投票を実施して過半数の賛成を得なければならず、ハードルがある。

 知事部局などの職員数は特別区設置時には、市から港湾や公園、大学などの事務が移されるのに伴い、現在の約8100人から約1万人に増加する。ただ、庁舎は引き続き本庁舎(同市中央区)や咲洲(さきしま)庁舎(同住之江区)などを使用し、府議会の定数も現行の88が維持されるなど、新庁舎建設や区長、区議選が不可欠な大阪市の激変ぶりとは対照的だ。

 初代の新府知事については、松井一郎知事(大阪維新の会幹事長)が「府知事が横滑りすることになる」と述べており、任期満了に伴い年内に行われる知事選での当選者が新府知事となりそうだ。

市立高→「府立」に

 大阪市営地下鉄・バスも29年4月までに民営化されなければ府に移管され、約5800人の市交通局職員も府職員となる。

 市が条例で延伸・新設を定めた地下鉄9路線のうち今里筋線の延伸など4路線計約23キロはまだ整備に着手しておらず、府に移った場合は「府議会で改めて条例を制定するのか、いったんすべてを白紙にするのかも含めて何も決まっていない」と府市大都市局の担当者は話す。

 市消防局も府消防庁(仮称)に衣替えし、約3400人の職員が府に移るほか、市立高校20校も府教委に移管されて「府立」となり、市立特別支援学校と合わせて約1500人の教職員は府職員となる。

未整備区間解消か

 成長戦略や広域インフラを府に一元化するメリットの具体例として、都構想を推進する維新は、高速道路の分断された未整備区間(ミッシングリンク)の解消を挙げる。

 大阪市北区-門真市間を結ぶ淀川左岸線延伸部(約9キロ)は9割超が大阪市内を通るため、総事業費3千億〜4千億円のうち、市は1千億円以上、府は数十億円をそれぞれ負担する見通し。巨額負担を求められる大阪市は、維新の橋下徹代表が市長に就任するまで、建設に消極的とみられていた。

 都構想が実現すれば、主な大型道路事業は府の所管となり、「合意が必要な市がなくなるため、府が国と合意すれば進められる」(府道路整備課)という。

 橋下氏は、広域行政が府に一元化されれば「大阪全体のダイナミックな発展を実現できる」と主張。一方、反対派は「一般市が持つ都市計画権限なども府に移譲され、(特別区は)『村』以下になる」と反論している。

4474チバQ:2015/05/15(金) 23:41:03
http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20150512-OYTNT50320.html
西村氏、初の女性県議長 全国2例目
2015年05月13日
 県議会(定数44)は12日、改選後初の本会議を開き、新しい議長に自民党県議団の西村久子氏(71)(彦根市・犬上郡、3期)を選出した。


 女性の議長就任は1879年の県議会設置以来初めて。全国都道府県議会議長会によると、2010年の福岡県議会に次いで、全国2例目とみられる。

 西村氏は議員全員による無記名投票で26票を集め、第95代議長に選ばれた。同県議団の21人のほか、良知会(3人)、公明党県議団(2人)が同調したとみられる。

 西村氏は「女性活躍推進の時代とうたわれており、県議会で職責をいただけることは、滋賀県女性にとっても大きな励みと思う」とあいさつした。

 副議長には自民党県議団の野田藤雄氏(69)(長浜市、3期)が選出された。

 いずれも任期は県議の任期満了までだが、慣例で1年交代となっている。

4475チバQ:2015/05/15(金) 23:47:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150515ddlk28010455000c.html
選挙:三田市長選 笠谷市議が出馬表明「10年先見据える」 /兵庫
毎日新聞 2015年05月15日 地方版

 任期満了に伴う三田市長選(7月19日告示、26日投開票)で14日、三田市議の笠谷圭司氏(35)が無所属で立候補すると表明した。記者会見した笠谷氏は「健全財政を維持しながら、急速な高齢化など10年先を見据えた戦略を持って取り組みたい」と語った。

 笠谷氏は東京大を卒業後、時事通信に入社。約1年間の記者生活を経て、2008年の三田市議選に無所属で立候補し初当選。12年の市議選では、自民党を離党して地域政党を旗揚げ。再選後に自民党へ復党した。

 笠谷氏は、学校や道路など維持管理が負担となる公共施設の再編成を目指すとし、「民間人の登用も視野に入れる」とした。15日に辞職願を提出する予定で、自民党に推薦を要請する方針。

 竹内英昭市長は引退を表明。他にも立候補の動きはあるが、出馬表明したのは笠谷氏が初めて。

 立候補予定者説明会は6月5日午前9時半から、市役所3階である。【粟飯原浩】

〔阪神版〕

4476チバQ:2015/05/15(金) 23:54:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015051501010
否決で橋下氏引退か=野党再編に影響必至-都構想投票ケーススタディー


 「大阪都」構想の成否を分ける住民投票が17日に行われる。結果は維新の党の盛衰や野党再編、さらには憲法改正で維新との連携をにらむ安倍晋三首相の政権運営にも影響しそうだ。ケーススタディーをまとめた。
 ◇民主は否決歓迎?
 投票は17日午前7時に始まり、午後8時に締め切られる。開票は同9時からスタートし、深夜には結果が判明する見通しだ。
 「最後は一歩を踏み出すかの判断だ。劣勢だが賛成票をできる限り集めていただきたい」。橋下徹大阪市長(維新の党最高顧問)は14日、同市内で街頭演説し、都構想への支持を訴えた。
 橋下氏は構想が否決されれば「政治家を辞める」と政界引退を公言。15日夜のBSフジ番組でも「(否決なら)市民の皆さんの感覚をくみ取れなかったということで、政治家失格だと思う」と語った。「(12月の)任期満了まではやる」と述べたが、国政転出は否定した。
 橋下氏が政治から身を引くことになれば、影響は甚大だ。維新は橋下氏という「推進力」を失い来夏の参院選での党勢拡大が見通せなくなる。一方、民主党内には、同党主導で野党再編が進むとの期待感がある。党中堅は「合流を持ち掛ければ、東京系がこちらへきて維新は分裂する」とみる。
 都構想に共感を示してきた首相ら官邸サイドは、改憲戦略の練り直しを迫られる。官邸は、改憲に前向きな維新の協力を得て、参院で改憲発議に必要な3分の2以上の勢力を確保し、衆参両院で発議の環境を整えたい考え。だが、維新がつまずけば思惑は外れる。政府関係者は「ここで負けられては困る」と本音を漏らす。
 もっとも、橋下氏の「政界引退」には懐疑的な見方も根強い。公明党の中堅は「橋下氏はかつて大阪府知事選への出馬を『2万パーセントない』と言って翻した。参院選には出てくるのではないか」と警戒は解いていない。
 ◇可決で改憲派に勢い
 逆に、維新が主要政党を敵に回して勝ちきれば、橋下氏の存在感が増すのは確実。維新内では橋下氏が党代表に復帰し、参院選出馬への期待も高まる。
 「維新勝利」は官邸サイドも歓迎だ。野党志向の江田憲司代表の影響力が相対的に低下し、維新が政権寄りのスタンスに傾斜、改憲に向けた連携も深められるとみる。民主党との距離も広がり、野党分断も図れると当て込む。
 ただ、「可決により、むしろ橋下氏は構想具体化のため市長の職務に専念せざるを得ず、当面は国政とは距離を置く」(維新若手)との見方もある。(2015/05/15-23:14)

4477チバQ:2015/05/16(土) 09:19:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000007-mai-pol
<首相>関西入り波紋 大阪都構想、住民投票直前に
毎日新聞 5月16日(土)8時1分配信

<首相>関西入り波紋 大阪都構想、住民投票直前に
安倍首相の写真入りで都構想反対を訴える自民府連のチラシ
 安倍晋三首相が「大阪都構想」の賛否を問う住民投票(17日)を前に16日から関西地方を視察することになり、自民党大阪府連と大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)がやきもきしている。首相は大阪を通過するだけで街頭演説などはなさそうだが、双方が首相との近さを競い合うだけに、一挙手一投足が気になるようだ。


 「安倍政権絶好調だから、官邸が言えば『そうしよう』と自民支援者は思う」。橋下氏は14日、記者団にこう語り、菅義偉官房長官が都構想について「二重行政を解消するのは当然」と理解を示した発言に電話で謝意を伝えたことを明らかにした。ただ、菅氏は15日の記者会見で「私自身の率直な気持ちを申し上げた。(お礼されるような発言との認識は)全くない」と踏み込むのは避けた。

 住民投票への賛否の訴えで、自民府連は首相の写真入りのチラシに「後悔しても元に戻せません」との言葉を付け、反対をアピール。維新は、都構想の意義を語る首相と菅氏の似顔絵入りの折り込みチラシを配布している。

 自民の大阪市議は「首相が来るならマイクを握らなくても『頑張れ』と激励してくれれば十分」と語る。報道各社の世論調査で自民支持層の2〜3割が「都構想賛成」と答えており、支持者を「反対」に引き戻したい考えだ。一方、維新の大阪府議も「ひょっとして維新の応援演説をしてくれるかも」と期待を隠さない。

 首相は16、17の両日、神戸市で阪神大震災の復興状況を視察、和歌山県の高野山、熊野古道なども視察する予定。官邸関係者は「大阪は素通りするだけ」と口をそろえている。【平川哲也、前田洋平】

4478チバQ:2015/05/16(土) 09:20:37
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/150515/plt15051521000015-n1.html
タレント復帰? 国政進出? 住民投票で橋下氏の進退は… 秘策は“敗北宣言”?
2015.5.15 21:00
 「大阪都構想」の是非を問う17日の住民投票は、維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)の今後を大きく左右する。反対が上回れば、橋下氏の政治的求心力は地に落ち、党の崩壊や分裂も現実味を帯びる。一方、都構想実現にこぎつけた場合、橋下氏はその実績を引っさげて来年夏の参院選に出馬し、党勢拡大を狙う可能性もある。

 「僕のことはキライでもいい。でも、大阪がひとつになるラストチャンスなんです」

 大阪市内に14日配布された折り込みチラシには、マイクを握る橋下氏の写真とともに、元AKB48の前田敦子の発言を想起させるこんなフレーズが記されていた。

 「反橋下層」にも懇願しなければならないほど情勢は厳しい。橋下氏は、住民投票で敗れれば市長の任期満了(今年12月)をもって政界を引退する考えを示しており、まさに背水の陣だ。

 政界引退後の身の振り方については、「やしきたかじんさん亡き後、関西のテレビ界は新しいスターを求めている。橋下氏はタレント弁護士に“復職”するのではないか」(自民党大阪府連関係者)との観測もある。

 ただ、維新にとって創業者である橋下氏は欠かせない存在だ。

 大阪府内選出の維新衆院議員は「橋下氏という看板がなければ党は立ちゆかない。民主党などに逃げ込む議員も出てくるだろう。党分裂だ。橋下氏が引退すると言っても『冷却期間を置こう』と慰留する」と話す。

 もっとも、慰留が成功しても党の失速は避けられず、野党再編の主導権を握るなど夢のまた夢だ。民主党閣僚経験者は「満身創痍(そうい)の維新が野党の中心になることはない。こちらが飲み込む」と言い切る。

 一方、賛成が上回れば、中央政界での維新の存在感は一気に高まる。

 橋下氏に近い維新幹部は「都構想に道筋をつけた後、橋下氏には『日本の統治機構を変えた』という実績を武器に参院選に出馬してほしい。比例代表なら、全国的に大幅な票の上積みが期待できる」と語る。

 目標である「民主党の非労組系との100人規模の新党結成」(橋下氏周辺)も視野に入る。

 前出の民主党閣僚経験者は「住民投票で勝てば、維新は一気に再編を仕掛けてくるはず。民主党でも選挙基盤の弱い議員が同調し、混乱は避けられない」と予測する。

 住民投票の結果次第で、橋下氏と維新の未来は大きく変わるが、劣勢が伝えられる橋下氏に逆転の秘策はあるのか。

 前出の自民党府連関係者が振り返る。

 「昨年末の衆院選投票前日、橋下氏は街頭演説で『維新は完敗』『負けました』と切り出し、判官びいきによる激励票を集めた。今回も最後に“敗北宣言”をかましてくるのではないか」

 橋下氏はどう出るか。

4479チバQ:2015/05/16(土) 10:30:11
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/400150/
「大阪都構想」反対の自民大阪府連に障害 安倍首相の不人気と大阪スルー
2015年05月16日 08時00分
 なぜスルーなのか…。「大阪都構想」の賛否を問う住民投票(17日)の決戦の日が近づいているが、ここまで来ても反対派の中核・自民党が一つにまとまっていない。

 賛成派の大阪維新の会は代表の橋下徹大阪市長(45)を中心に、全国の維新の党の国会議員や秘書などを動員。約4億円を投じてCMを流しまくるなど、党を挙げて都構想を推し進める。

 一方、反対派の主力の自民党は足元が危うい。自民の大阪市議らは「都構想は中身のない妄想だ」と主張し、批判を展開。民主党、共産党とも共闘しているが、安倍晋三首相(60)がさまざまなところで“障害”になっているという。

 自民の関係者は「反対派の中には安倍首相もついでに批判しようとする人も多い。反対派の集会で出席者に動画を勧められて見たら『橋下も安倍も辞めろ』という内容だった。悪気はなかったみたいだけど、リアクションが取れなかった…」と頭を抱える。

 また、安倍首相本人の行動にも肩を落としている。憲法改正などで維新の党と連携を図るため、都構想に一定の理解を示す安倍首相。16、17日には兵庫、和歌山県の視察を行い、阪神・淡路大震災からの復興状況確認、高野山や熊野古道を訪問する。その間に大阪で活動できそうだが「今のところ演説する予定はない。兵庫から和歌山に向かう予定なので大阪を通過しますが…」と自民担当者は無情な首相の大阪スルーを悲しそうに語った。

 10日には共産党の街宣車の上で自民、民主の国会議員が演説を行い「歴史的瞬間」と大阪の自民関係者は胸を張った。しかし、これを菅義偉官房長官(66)は「個人的には全く理解できない」とバッサリ。まるで維新のお株を奪うような東西分裂ぶりの自民だが「他力本願ではなく、自分たちで地道にやっていくしかない」(前出関係者)と悲壮な決意で前を向いていた。

4480チバQ:2015/05/17(日) 12:12:58
投票率はどんなもんなんでしょうね
外野からみると、大阪市解体しようがしまいが、かなーりどーでも良いけど....
大阪市民的にもあまり関係ない気がする

4481神奈川一区民:2015/05/17(日) 14:43:36

>>4480
かなり関心が高いです。
前回の大阪市長、大阪府知事W選の投票率を
越えると言われています。

因みに、14時現在、投票率は28.93%(期日前投票は含まず)
期日前投票は約37万人、投票率にすると約17%です。

4482名無しさん:2015/05/17(日) 16:32:19
かなり微妙だな
賛成が勝つか反対が勝つか正直読めない
もし賛成勝てば世論調査のやり方に疑問を持たないとダメだな

4483チバQ:2015/05/17(日) 20:02:35
NHKは拮抗らしいですね
関西テレビは反対優勢とのこと

2ch情報なので本当かはわかりませんが

4484チバQ:2015/05/17(日) 20:20:11
NHK
大阪住民投票 出口調査 賛成・反対ほぼ同じ
5月17日 20時04分

今の大阪市を廃止して5つの特別区を設ける、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は17日に投票が行われ、午後8時に締め切られました。NHKが投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査によりますと、「賛成」と「反対」の割合はほぼ同じとなっています。
この住民投票は、再来年(平成29年)4月に、今の大阪市を廃止して5つの特別区を設置する、いわゆる「大阪都構想」について、大阪市の有権者およそ211万人を対象に賛否を問うもので、投票は17日午後8時に締め切られました。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識をさぐるため、17日、大阪市内の40か所の投票所で、投票を終えた有権者4400人余りを対象に出口調査を行い、およそ67%に当たる2991人から回答を得ました。一方、16日までに有権者のおよそ17%に当たる35万9000人余りが期日前投票を済ませていますが、これらの有権者は調査の対象にはなっていません。
それによりますと、「賛成」「反対」のどちらに投票したか聞いたところ、「賛成」と「反対」の割合はほぼ同じとなっています。投票した人の支持政党を見てみますと、最も多かったのは自民党で25%、次いで「維新の党」・「大阪維新の会」が24%でした。一方、支持政党を持たないいわゆる「無党派層」は33%でした。
支持政党別に「賛成」「反対」のどちらに投票したかを見てみますと、自民党の支持層はおよそ60%が「反対」、40%近くが「賛成」に投票したと答えました。一方、「維新の党」・「大阪維新の会」の支持層は90%台後半が「賛成」に投票したと答えています。このほか、公明党支持層のおよそ80%、共産党支持層のおよそ90%、民主党支持層のおよそ70%が、それぞれ「反対」に投票したと答えています。いわゆる無党派層は、「賛成」と「反対」が並んでいます。
大阪市選挙管理委員会によりますと、午後7時現在の投票率は45.51%となっていて、先月の統一地方選挙で行われた大阪市議会議員選挙に比べて、10ポイント余り高くなっています。
投票率にかかわらず、結果は法的拘束力を持ち、賛成が反対を上回れば、今の大阪市の廃止と特別区の設置が決まり、反対が賛成を上回るか同数ならば、今の大阪市が存続することになります。開票は午後9時から始まります。

4485チバQ:2015/05/17(日) 20:25:01
産経
出口調査は「賛成51・7%」…せめぎ合う賛否、最終盤に賛成派追い上げ
大阪都構想2015.5.17 20:01

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 大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は17日午後8時、投票が締め切られた。産経新聞社が同日、投票所で投票を終えた有権者に実施した出口調査の結果は、賛成51・7%、反対48・3%。これまでの世論調査では、反対が賛成を上回る結果が出ており、午後9時から始まる開票作業では、賛否は拮抗(きっこう)するとみられる。

4486チバQ:2015/05/17(日) 20:28:58
時事
市廃止問う住民投票終了=夜に結果判明—大阪市
時事通信 5月17日 20時10分配信
 大阪市を廃止して5特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は17日午後8時に締め切られた。政令指定都市の廃止か存続かを市民が判断する初の住民投票。結果には法的拘束力があり、賛成多数なら2017年4月の大阪市廃止が決まる。即日開票で、深夜に結果が判明する見通し。
 時事通信社による当日の出口調査では、賛成が反対をやや上回っている。期日前投票分を含め接戦となりそうだ。
 有権者は日本国籍を持つ20歳以上の大阪市民で、市選挙管理委員会によると人数は約210万4000人。午後7時現在の投票率は45.41%で、大阪府知事選とのダブル選挙となった2011年の市長選(最終投票率60.92%)の同時刻46.01%を下回っている。期日前には有権者の約17%に当たる35万9203人が投票を済ませ、国政選挙や市長選など過去に大阪市内で行われた期日前投票で最多となった。
 住民投票では、市廃止後に新設される特別区の名称や庁舎の位置、府と特別区の事務分担などを記載した特別区設置協定書の内容に賛成か反対かが問われる。

4487旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/05/17(日) 20:37:00
男性47.30 女性49.88 当日投票率48.64
これに期日前の+17%が入ると,投票率は66%弱ってことか。

4488名無しさん:2015/05/17(日) 21:43:47
http://www.sankei.com/west/news/150517/wst1505170054-n1.html
2015.5.17 21:24更新
【大阪都構想】
最終投票率「66・83%」…“大阪ダブル選”大幅超え
大阪都構想の賛否を問う住民投票で、投じられる有権者の票=17日午前、大阪市福島区
 大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は17日、午後8時に投票が締め切られ、市選挙管理委員会は最終投票率が66・83%だったと発表した。史上最大規模の住民投票ということもあり、市選管によると、大阪府知事選との「ダブル選」となった平成23年の市長選の投票率(60・92%)を5・91ポイント上回った。

 住民投票は通常の選挙と異なり、投票日当日も午後8時まで街頭演説が可能。賛成、反対派双方のメンバーは投票所前などで、ぎりぎりまでそれぞれの主張をPRした。

 市選管によると、当日有権者数は約210万4千人。17%に当たる約35万9千人が期日前・不在者投票を済ませた。23年の市長選では約23万8千人だった。

4489チバQ:2015/05/17(日) 21:44:42
http://www.sankei.com/west/news/150517/wst1505170051-n1.html
2015.5.17 20:55更新
【大阪都構想】
出口調査分析…新「中央区」の西成、天王寺区は反対多数
 産経新聞社は大阪都構想の賛否を問う住民投票が行われた17日、大阪市内64カ所の投票所で有権者の動向を探る出口調査を実施した。調査によると、過半数の市民が賛成票を投じた。ただ、賛成の割合は地域によって大きく異なる。ベッドタウンを中心に反対の比率が高い行政区もあり、自治体の枠組みが変わることに不安を覚える住民が一定数いたことがうかがえる。

 顕著だったのが、西成、中央、西、浪速の各区と統合され、新「中央区」となる天王寺区だ。反対は約7割に達した。新「中央区」の官庁街として整備され、都構想による変革の象徴ともなっている西成区も反対が上回った。

 都構想の制度設計では税制格差を是正する財政調整を導入するとしている。住宅街や中小零細企業が多い旭区も7割近くが反対だった。ベッドタウンの住民を中心に、市中心部と切り離されることへの懸念が数字となって現れたといえる。

 対照的に、賛成が多かったのは、官公庁街や繁華街のキタを抱える北区だった。

 今回の調査で都構想の賛否を性別でみると、男性が賛成55・5%、反対44・5%と賛成が上回る一方、女性は賛成が48・0%、反対52・0%と賛否が逆転した。

 年代別では、20〜50代で賛成が5割を超える一方、60代は51・8%が反対、70歳以上は3分の2に当たる63・8%が反対に回っており、高齢者を中心に都構想に否定的な結果が出た。

 都構想が実現すれば、市独自の優待乗車証「敬老パス」などが維持できなくなる可能性があるとされているだけに、敬老パスに象徴される高齢者福祉などへの不安感が投影された可能性もある。



 投票で最も重視したのは、「行政の無駄が解消されるかどうか」で、賛成が上回った今回の結果は、橋下徹大阪市長が主張する「二重行政」解消への期待を如実に反映したといえる。2番目に多かったのは「思い切った改革が必要かどうか」で、このうち84・6%の市民が賛成に投じていた。行財政改革の断行を期待し、現状維持よりも変革を求める市民が多かったようだ。

 一方、住民投票に反対した人が最も重視した項目は「大阪都構想のメリットが明らかかどうか」だった。都構想の説明が不十分と感じている市民や、身近な行政サービスの先行きに不安を覚えている人が一定数いたことをうかがわせる。

     ◇

 調査は、共同通信社、毎日新聞社、毎日放送、関西テレビと協力して実施した。

4490チバQ:2015/05/17(日) 21:57:04
http://www.sankei.com/west/news/150517/wst1505170055-n1.html
2015.5.17 21:37更新
【大阪都構想】
過去10年で最高投票率…最終盤まで「市民の選択」拮抗、注目度上がる
 200万人を超す有権者を対象とした、大阪都構想をめぐる史上最大規模の住民投票。報道各社の事前の世論調査でも賛否が拮抗(きっこう)、予断を許さない状況が市民の注目度を押し上げ、66・83%という高投票率につながった。大阪市選管によると、同市内で実施されたここ10年の選挙と比較すると最高の投票率という。

 今回の住民投票にはそもそも投票率の規定がなく、賛成か反対か、どちらか1票でも多かった方が法的拘束力を持つ仕組み。

 たとえ都構想が嫌でも、一票を行使しなければ結果的に推進派を利することになり、反対派が危機感を持って「投票に行こう」と呼びかけていた。

 推進派にとっても、大阪市の廃止につながる選択が低い投票率で決まれば、大声で「信任を得た」とは言いにくい。同じ都構想を争点に、橋下徹氏が大阪府知事からくら替えした平成23年11月の市長選の投票率(60・92%)が一つの目安になるとみられていた。

 各地の住民投票では、沖縄県与那国町で2月に実施された陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票で85%超の投票率を記録。中学生や永住外国人にも投票資格が与えられたが、対象者は1500人に満たなかった。

 大規模なものでは、名古屋市議会解散をめぐり有権者約178万人を対象とした23年の住民投票が54・17%。海外では英国からの独立をテーマとしたスコットランドの住民投票で84%を超えた。

4491チバQ:2015/05/17(日) 22:28:01
NHK 67%で
賛成 474,976
反対 467,874

だけど、これから開くところはベッドタウンとかで
反対が多い地域だろうから
まだまだわからんなあ・・・

4492旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/05/17(日) 22:35:06
反対多数確実@NHK

4493チバQ:2015/05/17(日) 22:40:22
http://www.nhk.or.jp/knews/20150517/k10010082861000.html
大阪住民投票 反対多数確実 都構想実現せず

17日に投票が行われた、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は、「反対」が「賛成」を上回って多数となることが確実になりました。これによって、大阪市の橋下市長が掲げ、5年にわたり議論が行われてきた「大阪都構想」は実現せず、今の大阪市がそのまま存続することになります。

05/17 22:37

4494とはずがたり:2015/05/17(日) 22:40:31
おお,マジですか!

4495とはずがたり:2015/05/17(日) 22:43:39
次は橋下の身の振りですね〜。まずはスッパリと辞めるのかな?

4496チバQ:2015/05/17(日) 22:45:30
NHK 98%で
賛成 688,106
反対 688,044

4497とはずがたり:2015/05/17(日) 22:46:52
すげえ僅差。まさかの誤報・大逆転もあり??

4498チバQ:2015/05/17(日) 22:48:31
>>4497
選挙ウオッチャー的には、それ期待しちゃいますね。

4500チバQ:2015/05/17(日) 22:52:34
http://www.sankei.com/west/news/150517/wst1505170060-n1.html
2015.5.17 22:38更新
【大阪都構想】
反対多数が確実に 橋下氏、政界引退も…「維新」に大打撃
開票作業を行う職員ら=17日午後、大阪市淀川区の同区民センター(恵守乾撮影)
 大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」の住民投票は17日投開票され、反対多数となることが確実となった。政令指定都市として初めて存廃が問われた大阪市の存続が決まった。大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は、12月までの市長任期を全うした上で政界を引退する意向だ。市選管によると、当日有権者数は210万4076人で、投票率は66・83%だった。

 出口調査などによると、賛否は拮抗(きっこう)しており、結果は僅差になる見込み。変革を求める声が多かったことを踏まえ、維新以外の政党には大阪再生に向けた抜本的な改革案が求められる。

 橋下氏はこれまでに「都構想の住民投票はこれが最後」と表明しており、橋下氏が提唱してから5年余り続いた都構想の議論に終止符が打たれた。都構想実現を掲げて結党した大阪維新の会や、国政政党の「維新の党」は解体的出直しを迫られる可能性がある。

 一方、そろって反対した自民、公明、民主、共産の各党は今後、大阪府市両議会での連携を模索。大阪維新の会議員への切り崩し工作も行われるとみられ、両議会で主導権争いが激しくなりそうだ。半年後に実施される予定の知事、市長選の行方も注目される。

 住民投票は平成24年に成立した大都市地域特別区設置法に基づいて実施。大阪府との二重行政を解消し、住民に身近な行政を実現するとして都構想を掲げた橋下氏は先月27日の告示前に、市長として市主催の住民説明会を計39回実施。告示後も街頭演説をこまめに繰り返し、市民に理解を求めてきた。


 また維新の党との挙党態勢で、運動資金を大量投入したほか、賛成派の劣勢が伝えられた終盤には、全国から応援スタッフが大阪入りし、巻き返しを図った。

 他党は連携して都構想の必要性を否定し、市民団体や業界団体も加わって反対運動を展開。維新は形勢を逆転できなかった。

 投票率は、橋下氏が知事を辞職して出馬し、知事選とのダブル選となった23年11月の市長選(60・92%)を上回った。

4501チバQ:2015/05/17(日) 22:53:25
http://mainichi.jp/select/news/20150518k0000m040085000c.html
大阪都構想:反対多数が確実…住民投票、都構想否決
毎日新聞 2015年05月17日 22時45分(最終更新 05月17日 22時47分)

 大阪市を廃止し、五つの特別区に再編する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は17日、投開票された。反対票が賛成票を上回ることが確実となり、都構想は否決された。廃止されるかどうかで揺れていた大阪市は存続することになった。一方、都構想を提唱してきた橋下徹大阪市長は大一番の住民投票で敗北し、進退に発展する可能性がある。投票率は66.83%。

 都構想は、橋下市長が大阪府知事時代の2010年、大阪府と大阪市の二重行政解消を目指して打ち出した。都構想の実現を掲げる地域政党「大阪維新の会」を設立し、他党の反発を受けながらも5年かけて住民投票にまで持ち込んだ。「都構想が否決されれば、政治家を辞める」と退路を断って臨んだが、最終局面で市民の支持を得ることに失敗した。都構想の頓挫は維新に大きな打撃で、安倍晋三首相が目指す憲法改正論議や、野党再編など国政にも影響が出そうだ。

 住民投票は、3月に府と市の両議会で承認された特別区設置協定書(都構想の設計図)に賛成するか反対するかが問われた。12年に議員立法で成立した大都市地域特別区設置法に基づくもので、投票率にかかわらず結果には法的拘束力がある。有権者は大阪市に住む20歳以上の約210万人で、住民投票としては過去最大規模だった。

 協定書では、17年4月に人口約270万人の大阪市を人口34万〜69万人の「北区」「湾岸区」「東区」「南区」「中央区」に再編すると定めた。各特別区の区長は選挙で選ばれ、予算編成権を持ち、定数12〜23の区議会も置くとした。大阪市の仕事のうち、都市計画やインフラ整備といった広域行政は府へ移し、東京都のように都市戦略を一元化。小中学校や保健所、生活保護など住民に身近な行政サービスは特別区が引き継ぐ仕組みだった。現在の24区役所は支所となって窓口サービスを担うとしていた。

 維新は都構想の実現を掲げて11年の大阪府知事・大阪市長のダブル選を制し、府市に専門部署を設けて協定書作りに着手した。昨年7月、法定協議会で反対派の委員を排除して維新単独で協定書を作成したものの、同10月の両議会で否決された。しかし、同12月の衆院選で維新が府内で比例第1党を確保したことを受け、公明党が住民投票の実施容認に方針転換。市民の投票で決着をつけることになった。

 維新は昨年1月以降、府内でタウンミーティングを600回以上開催。

 一方、維新以外の府市両議会の各会派は「大阪市の権限と財源が府に奪われる」と軒並み反対を訴えた。【小林慎、牧野宏美】

4502チバQ:2015/05/17(日) 22:57:04
>>4496
NHK 99%で
賛成 692,801
反対 703,953

11,152票差

4503とはずがたり:2015/05/17(日) 23:00:26
11月のダブル選挙で松井はそのまま出るとして橋下後継候補が当選するかどうかって所すかねぇ??

だいたい府市統合したいならもっと他会派と話し合いを積み上げて,水道・大学なんかの統合や市営地下鉄の民営化なんかを通じて実績積んでくべきだったと思う。

4504チバQ:2015/05/17(日) 23:06:52
賛成多数:北区、都島、福島、中央、西区、浪速、東淀川、東成
反対多数:此花、港区、大正、天王寺、西淀川、淀川、生野、旭区、城東、阿倍野、住吉、東住吉、平野、西成
開票中 ;鶴見、住之江(反対が多い)

4505チバQ:2015/05/17(日) 23:11:12
>>4504
予想通りとはいえ都市部の金持ち区は賛成多数
貧乏区・ベッドタウン区は反対多数って感じですね

http://www.asahi.com/articles/ASH5J7X87H5JPTIL01M.html
20・30代は6割賛成 都構想 朝日・ABC出口調査
2015年5月17日22時59分
 今回の住民投票で、朝日新聞社と朝日放送(ABC)は17日、投票を済ませた有権者を対象に出口調査を実施した。賛成は20〜30代にとりわけ多く、反対は70歳以上に多かった。全体では男性の59%が賛成だった。賛否の理由として最も多かったのは、賛成が「行政の無駄減らし」、反対が「住民サービス」だった。

 年代別にみると、とくに賛成した人が多かったのは20代(61%)と30代(65%)。40代(59%)、50代(54%)、60代(52%)も賛成が過半数を占めた。一方、70歳以上は反対が61%で賛成を上回った。

 大阪市内での居住年数別では、賛成は5年以内(67%)、5年以上10年未満(69%)、10年以上15年未満(62%)、15年以上20年未満(61%)で6割を超えた。

 支持政党別でみると、維新支持層は賛成が97%に達した。「都構想」に反対していた各党のうち、自民支持層は反対が58%だったが、賛成が42%にのぼった。公明支持層は反対79%、賛成21%、共産支持層は反対88%、賛成12%。無党派層は反対が52%、賛成が48%と拮抗(きっこう)した。

 賛成に投票した人が挙げた理由で最も多かったのは「行政の無駄減らしの面」で41%を占めた。次に多かったのが「大阪の経済成長の面」で31%だった。

 一方、反対に投票した人が挙げた理由で最多は「住民サービスの面」で36%。次に「橋下市長の政策だから」が26%と続いた。橋下市長を「支持しない」と答えた人の94%が反対票を入れたことと合わせると、都構想に対する評価とともに、橋下市長への評価が投票行動を左右した様子が浮かんだ。

 調査は大阪市内60カ所の投票所で実施した。有効回答は2625人。

4506チバQ:2015/05/17(日) 23:20:58
155 無党派さん sage 2015/05/17(日) 23:11:15.61 ID:RFp9Xc/K
賛成比率
北区      0.59
西区      0.58
福島区    0.56
淀川区    0.56
中央区    0.54
都島区    0.53
浪速区    0.53
東淀川区  0.51
城東区    0.51
東成区    0.50
鶴見区    0.50 ※開票96.94%
阿倍野区  0.48
此花区    0.48
港区      0.48
東住吉区  0.48
住之江区  0.47 ※開票96.71%
天王寺区  0.47
西成区   0.47
生野区   0.47
住吉区   0.46
西淀川区  0.46
旭区    0.45
平野区   0.45
大正区   0.44

4507旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/05/17(日) 23:21:42
最終確定
 賛成694,844(49.4%) 反対705,595(50.2%) 無効他5,645(0.4%)

4508チバQ:2015/05/17(日) 23:22:55
>>4504
城東 淀川 間違えてた

4509旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/05/17(日) 23:24:17
間違えた。
最終確定
 賛成694,844(49.4%) 反対705,585(50.2%) 無効他5,655(0.4%)

4510チバQ:2015/05/17(日) 23:29:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015051700216
市廃止阻んだ維新包囲網=各政党が異例の協力-大阪
 大阪都構想をめぐる住民投票は反対が多数を占め、大阪市の廃止は見送られた。都構想を推進する大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)を、自民、民主、共産などの各党が異例の協力体制により築いた強固な包囲網が封じ込めた。市民団体や各種団体も反対に回るところが目についた。
 「大阪市をなくしたらアカン。力を合わせ頑張ろう」。投票1週間前、自民、民主、共産各党関係者は市内繁華街で同じ街宣車に乗り、都構想反対を訴えた。アピールのため、国政で厳しく対決する自民と共産が共闘するという「歴史的に例のないこと」(自民党大阪府連幹部)をやってのけた。
 大阪市選挙管理委員会の公報でも、自民、公明、民主系、共産の4会派が連名で反対を主張。市民団体が呼び掛けた集会でも、自民、民主、共産各党の議員がそろい、結束して反対を訴える場面が見られた。
 大阪府医師会など医療3団体は、自民、公明両党とともに開いた記者会見で「医療や介護、福祉について十分に議論されたか疑問が残る」と指摘。都構想への反対を表明した。
 こうした情勢下で、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は「自民党から共産党まで大組織で反対し、われわれの方が不利」と劣勢を認めていた。維新側は最終盤、国政政党「維新の党」所属の国会議員ら運動員を大量に投入したが、包囲網は破れなかった。 (2015/05/17-22:57)2015/05/17-22:57

4511チバQ:2015/05/17(日) 23:37:10
http://i.imgur.com/rMGpEbK.png

地域差くっきり

4512とはずがたり:2015/05/18(月) 00:02:26
>>4511
結論的には大阪を金持ちの大阪市北部と摂津・北河内で北大阪府と北大阪市,庶民派の大阪市南部と泉州で南大阪府と南大阪市に分割すれば良さそうですねw

4513とはずがたり:2015/05/18(月) 08:14:54
>>4503
多すぎる区も行政の無駄の源泉だし統廃合すべきだった。

まあ徹底的にやると府市統合の意味がなくなったかもしれないけど,そこで身近な行政課題には住民自治可能なより狭い行政区画というアジェンダが浮上して来て分割するのか問うのが筋だったのかもと思う。

いずれにせよ大阪の役人天国がこれで復活となったら目もあてられないなー。。

4514チバQ:2015/05/18(月) 12:56:52
http://livedoor.blogimg.jp/copipe_hozondojo/imgs/2/a/2a413fb9.png

2chから拾ったから真偽はわからんけど、傾向がありますね

4515チバQ:2015/05/18(月) 23:20:21
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201505/0008038425.shtml
2015/5/18 21:10


橋下氏引退表明 維新関係者に動揺と危機感 兵庫県内
ツイート  大阪都構想が住民投票で否決され、橋下徹大阪市長が政界引退を表明したことに対し、一夜明けた18日、兵庫県内の維新の党関係者に動揺が広がった。4月の神戸市議選などで議席を大幅に増やし、意気が上がった直後に訪れた“存続の危機”。議員らは今後の対応を急きょ話し合った。一方、都構想に反対した各党は、「維新の勢いには確実に影響が出る」と受け止める。

 「橋下さんに成り代わり、改革の精神を持って4年間頑張ろう」

 18日午後、神戸市中央区の維新の党兵庫県総支部。4月の同市議選で通った当選者10人による緊急会合で、唯一の現職北山順一市議が団結を呼び掛けた。

 県内の維新は、国政選挙で着実に支持層を広げ、4月の統一地方選では同市議選のほか、9人が議席を得た県議選など各選挙で躍進。だが、それからわずか1カ月での急転に、ある当選者は「『飛車角落ち』どころではない。『王』がいなくなるようなものだ」と漏らした。

 当選者には「維新政治塾」の修了生もおり、橋下市長の求心力は大きい。それだけに、「党が分裂するのではないか」との不安もあるが、党県総支部の役員は「身を切る改革と既得権の打破という根幹を、ぶれずに守り続けられるかどうかにかかっている」と強調する。

 これに対し、大阪の反対運動を支援するなどした県内の各党関係者には、安堵の声が広がった。

 県議会自民議員団の幹部は「(大阪の自民は)よく持ちこたえてくれた」と満足げ。ただ、賛否が拮抗した状況から「反対した以上、兵庫でも、県と神戸市の間で二重行政など見直すべき点を検討しないといけない」と気を引き締めた。

 民主や共産の地方議員らは「維新の勢いも今後は弱まるはず」などと指摘。公明の県議は「橋下市長や都構想という屋台骨を失った維新の地方議員が、何を政策として訴えるのか」とけん制した。

4516チバQ:2015/05/18(月) 23:21:12
http://news.livedoor.com/article/detail/10126191/
J-CASTニュース
大阪都構想は70代以上に止められた 「敬老パス」廃止に懸念抱く
ツイート 2015年5月18日 18時56分
大阪市の140万人が参加した都構想をめぐる住民投票はわずか、1万票ほどの差で否決された。各メディアの出口調査では投票者のうち20〜60代のほとんどが賛成優勢または拮抗だったが、70代以上は反対が大きく上回った。

大阪維新の会を中心に力説した都構想のメリットは高齢者に浸透せず、高齢者が選挙結果を左右する「シルバーデモクラシー」の現状が浮き彫りになった。

演説の人だかりは30〜50代が多くを占めた
新聞やテレビなど各メディアの出口調査によると、20〜50代で賛成優勢、60代が拮抗。70代以上は反対に大きく傾いたことが分かる。朝日新聞やNHKでは反対が上回ったのは70代以上だけという明確な傾向があらわれた。

高齢者の間で都構想への支持が広がらなかった理由の1つに、市独自の取り組みである「敬老パス」がなくなるという不安感があったようだ。敬老パスは70代以上の高齢者が対象(年間3000円の負担金が必要)で、バスや地下鉄など市営交通機関が無料で利用できるサービス。維新の会は市がなくなっても特別区に引き継がれるとしていたが、公選制の新区長の意向次第では廃止される恐れもあったためだ。

敬老パスを一例に、高齢者の間では住民サービスが低下するのではないかという懸念が広がっていたようだ。

また維新の会も、高齢者の支持が広がっていないことに対する動きが鈍かった。16日夜、17日昼の「最後のお願い」では、橋下徹市長と松井一郎知事はそろって、若者でにぎわう繁華街、難波で演説を行った。黒山の人だかりは30〜50代が多くを占め、「ファイト」「頑張れ」と書いたプラカードやうちわを手にする橋下ファンもこの世代が中心だ。

橋下氏の演説内容もムダの削減を前面に押し出し、

「今ここで手をつけておかないと、将来世代はどうなるのか」
「今を守るだけでは未来はない」
と未来志向が強かった。

若い世代は「シルバーデモクラシー」に反発
一方、反対派の自民党や共産党幹部らは各地で選挙戦を展開。また共産党をはじめ、運動員に高齢者が多かったのも印象的で、30〜50代が目立った大阪維新の会とは対照的だった。

選挙結果を受け、ツイッターなどネットでは若い世代と思われるユーザーを中心に「シルバーデモクラシー」を否定的にとらえる意見が多い。都構想に肯定的な東京都議の音喜多駿氏(31)は自身のブログで、

「年代による『人口の差』は埋めがたいものがありました」
と振り返る。現行制度下で行われた結果に文句は言えないとしながらも、「こんなにも、こんなにも残酷な・・・」と残念がった。

「少子高齢化が頂点にまで達した社会で、20年後、30年後のために変化を受け入れるのはこれほどまでに難しいものなのかと、改めてこの身に痛感せずにはいられません」
と危機感を募らせている。

4517チバQ:2015/05/18(月) 23:23:33
http://www.sankei.com/west/news/150518/wst1505180049-n1.html
2015.5.18 10:42更新
【橋下氏政界引退へ】
同調辞職?天王寺区長が辞意表明 「普通の市長のもとでしがみつきたくない」
大阪市天王寺区の水谷翔太区長(天王寺区のホームページより)
 大阪市天王寺区の公募区長、水谷翔太区長が18日、自らのフェイスブックで、辞職の意向を表明した。大阪都構想をめぐる住民投票で反対多数となり、橋下徹市長が任期いっぱいでの政界引退を表明したことを理由としている。

 水谷区長は、住民投票で反対多数の情勢となった後、フェイスブック上に書き込んだ。「橋下市長の掲げる市政改革に共鳴して、私は区長公募に応じました」「チャレンジをしない、容認しない全国によくいる『普通の市長』のもとで、ただ役職としての区長にしがみつくことはしたくありません」などと心情を記し、「仕事ができない、結果も出せないなら、区長としての存在意義はありません。私も区長の職を辞することとしたい」と意思を示した。辞職の時期については「当面は職務に没頭したい」とし、明確にはせず「追ってお伝させてください」としている。

 水谷区長は、大学卒業後、NHKに入局、記者を務めたのち、橋下市長の肝入り政策だった公募区長に応募。平成24年8月、区長に就任した。

4518チバQ:2015/05/18(月) 23:24:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150518ddlk28010319000c.html
選挙:加西市長選/加西市議選 市長、西村氏再選 「5万人都市」へ市政継続 /兵庫
毎日新聞 2015年05月18日 地方版

 任期満了に伴う加西市長・市議選が17日、投開票された。新人と現職の一騎打ちとなった市長選は、現職の西村和平氏(59)が再選を果たした。当日有権者数は3万7081人(男1万7857人、女1万9224人)で、投票率は市長選が65・96%、市議選は過去最低の65・95%だった。

 西村氏は2月、「5万人都市に向け、今後4年間でしっかりした流れを作りたい」と出馬を表明。前回掲げた「5万人都市の再生」を再び旗印にして市政継続を訴え、相手候補の批判をかわした。当選が決まると、下宮木町の事務所に集まった支持者らと万歳三唱をして喜び合った。

 元副市長の新人、東郷邦昭氏(64)は大手企業でのビジネス経験などを強みに市長選に初挑戦。人口問題を中心に市政の転換を訴えたが、届かなかった。【姜弘修、藤田宰司、川畑展之】

 ◇市議15人決まる
 市議選(定数15)は新議員の顔ぶれが決まった。現職13人、元職2人、新人4人の計19人が立候補し、激戦を繰り広げた。候補者が全員男性だったため、当選した女性議員がゼロとなるのは1991年選挙以来となる。

==============

 ◇加西市
西村和平(にしむら・かずひら) 59 無現(2)

 全国市長会評議員▽北条鉄道社長[歴]市文化連盟理事▽市国保健康課長▽神戸大

==============

 ◆開票結果

 ◇加西市=選管最終発表
当 14451 西村和平 59 無現

   9680 東郷邦昭 64 無新

==============

 ◆開票結果

 ◇加西市(定数15−19)=選管最終発表
当 2229 深田真史 30 無現

当 2091 土本昌幸 63 公現

当 1563 織部徹 65 無現

当 1541 森田博美 59 無現

当 1356 長田謙一 59 無現

当 1341 井上芳弘 63 共現

当 1326 原田久夫 63 無新

当 1306 中右憲利 56 無現

当 1298 松尾幸宏 58 無現

当 1277 三宅利弘 68 無現

当 1250 森元清蔵 60 無現

当 1235 衣笠利則 63 無現

当 1172 黒田秀一 63 無現

当 1157 丸岡弘満 41 無元

当  958 植田通孝 65 無現

   892 富永千〓 64 無新

   883 小谷弘司 62 無新

   855 西川正一 74 無元

   347 塚原照一 70 諸新

〔播磨・姫路版〕

4519チバQ:2015/05/18(月) 23:30:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000067-mai-soci
<明石市>ろうあ者の家根谷市議に手話通訳者 公費負担で
毎日新聞 5月18日(月)19時40分配信


 全国で初めて、耳が聞こえず言葉も話せないろうあ者の市議となった家根谷(やねたに)敦子氏(55)に対して、兵庫県明石市の議会事務局は18日、本会議や委員会などの議会活動に出席した場合、公費負担で手話通訳者を置く方針を明らかにした。今年度分の手話通訳者の報償費として400万円を予算要求する。

 市議会事務局が各会派や正副議長と協議し「確認事項」として公表した。家根谷市議も了承したという。議会閉会中に議員協議会などに出席する場合も、必要な人数の手話通訳者を配置する。議会事務局からの報告・説明の際には、手話通訳のできる市職員の活用も検討する。

 一方、市民からの要望聴取など独自の議員活動には、家根谷市議が自ら手話通訳者を手配するが、政務活動費(月8万円)から支出できるよう規約改正を検討する。

 家根谷市議は、統一地方選で実施された4月の明石市議選で初当選した。藤本一彦・議会事務局長は「初のケースであり、事務局として公費負担の基本的な考え方をまとめることが必要と考えた」と話す。【駒崎秀樹】

4520チバQ:2015/05/18(月) 23:34:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000030-asahi-pol
大阪都構想賛否、地域差くっきり 幻の北区は一丸で賛成
朝日新聞デジタル 5月18日(月)16時57分配信

17日に行われた大阪都構想の住民投票では「反対」が「賛成」を1万741票上回った。「市民を二分した論議」(自民党府連幹部)を受けた開票結果は、地域差が色濃く出た。

 24の行政区のうち賛成が上回ったのは11区、反対が上回ったのは13区だった。

 賛成多数になれば設置された5特別区のうち、区内のすべての行政区で賛成が上回ったのは「北区」だけ。この「北区」には大阪、新大阪、京橋と三つのターミナル駅があり、大阪府市大都市局が「大阪経済の中枢機能を担うビジネス都市」と位置づけていた。中でも繁華街「キタ」を含む北区は、24区で最高の59・03%が賛成した。

 一方で、すべての区で反対が上回ったのが、市西部の「湾岸区」と南部の「南区」の二つだった。

 「湾岸区」は大阪湾沿いの4区と住之江区の臨海部で構成。橋下徹大阪市長はカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致などを見据えて「世界標準のベイエリアに」と位置づけ、当初の「西区」案から名称を変えた経緯がある。

 だが、反対派は南海トラフ巨大地震の津波被害が特別区全域に及ぶ危険性を指摘。都構想反対を打ち出した地震学の専門家は街頭演説で「ここは大阪市の『津波防波堤区』」と呼んだ。

 「南区」は「歴史と新しいものが融合した定住魅力のある区」(大都市局)とされた。住吉大社や「あべのハルカス」があり、人口は政令指定市並みの69万人。歳出額は指定市の堺市に匹敵する規模になる見通しだった。一方、自主財源が少なく、府と特別区間の「財政調整頼み」(自民党大阪市議)が批判を浴びた。「南区」に含まれる平野区は市内で最も人口が多く、この区だけで反対票が賛成票を1万票余上回った。

4521チバQ:2015/05/18(月) 23:35:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000030-asahi-pol.view-000

4522チバQ:2015/05/18(月) 23:35:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000519-san-pol
都構想「否決」 地域差くっきり 大阪湾岸・南部で反対多数、市中心部では賛成が上回る
産経新聞 5月18日(月)8時50分配信

 大阪都構想の賛否を問う17日の住民投票では、大阪市内全24区のうち13区で反対が賛成を上回る一方、市中心部を含む11区では賛成が上回っており、地域によって賛否が分かれた形だ。

 中小零細企業が多い大正区では56・0%、住宅街が広がる平野区で55・3%、住吉区でも54・3%が反対に回った。町工場が多い地域や湾岸部、南部を中心に、市中心部と切り離され、自治体の枠組みが変わることに不安を覚えた住民が少なくなかったことがうかがえる。

 新「中央区」の官庁街として整備される方向で、都構想による変革の象徴ともなっていた西成区も反対が53・2%だった。

 これに対し、賛成が多かったのは、オフィス街や繁華街のキタを抱える北区で、59・0%に達した。キタに近い福島区も賛成が55・6%と上回った。

 ミナミの繁華街を抱え、多くの企業が集中する中央区も賛成が54・1%を占めた。市中心部で都構想実現を求める人たちが多かったとみられる。

4523チバQ:2015/05/18(月) 23:39:07
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20150518ddlk27010352000c.html
5・17決−大阪住民投票:市制126年、残った 反対13区、賛成11区(その1) 「大阪のかたち」激論の末 /大阪
毎日新聞 2015年05月18日 地方版

 ◇反対派「ノーサイド」
 「大阪都構想」の賛否を問う17日の住民投票で反対が賛成を上回り、市民は、今年で126年の歴史を誇る大阪市の存続を選択した。全24区のうち反対多数は13区、賛成多数は11区だった。大阪維新の会代表の橋下徹市長が都構想を提唱してから5年。「大阪のかたち」を巡り、市民を二分した論戦に終止符が打たれた。僅差の結果に反対派から「市民のためにこれでノーサイド」の声が出た。投票率は66・83%だった。【平川哲也、寺岡俊】

 自民党府連(大阪市中央区)では「反対多数」の報に「やった」と声が上がった。記者会見した府議団の花谷充愉幹事長は「住民投票は政党と政党の戦いではなく、市民運動と市民運動の戦いだった。『二重行政』は維新が一方的に言っていただけでつぶさに検証したい」と話した。

 大阪市天王寺区の共産党府委員会では、国会議員や市議が抱き合って喜びを表現。市議団の山中智子幹事長は「市民に閉そく感があることを重く受け止め、みんなの力で大阪市を変えていかないといけない」と語った。

 民主府連の尾立源幸(もとゆき)代表らは大阪市中央区の府連本部で記者会見した。尾立代表は「改革の必要性は共通している。今ある大阪市の権限、財源、自治を強化し、パワーアップさせたい」と話した。

 公明の佐藤茂樹・府本部代表は大阪市西区の府本部で記者会見を開き「住民投票で決着をつけようとの道を開いてきた党として、市民の選択を真摯(しんし)に尊重したい」と落ち着いた表情で述べた。

 ◇文化守った/このままでは駄目 府内首長
 府内の首長らも住民投票の結果に関心を示した。都構想に反対する市長らは大阪市民の決断を評価し、賛成派の市長らからは「残念だ」と声が上がった。

 都構想の手続きを定める大都市地域特別区設置法では、構想が実現した場合、大阪市に隣接する市は、市域を分割しないなら府議会とその市議会の議決で特別区に移行できる。橋下市長はこれまで「大都市・大阪の発展には周辺も『大阪都』に入る必要がある」と話していた。

(続き読めず)

4524チバQ:2015/05/18(月) 23:39:46
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20150518ddlk27010254000c.html
5・17決−大阪住民投票:市制126年、残った 反対13区、賛成11区(その2止) 橋下氏「悔いのない7年半」 /大阪
毎日新聞 2015年05月18日 地方版

 反対多数の結果を受けて、大阪市北区のホテルで記者会見した大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)。「提案したことが受け入れられなかったのは残念。だが、変革が求められなかったのは、世の中が安定していること」と、晴れやかな表情を見せた。今後については「悔いのない7年半の政治家生活だった。幸せだった」と、政界から引退することを明言した。

 都構想のメリットについて橋下氏は、大阪市役所を廃止し、二重行政を解消して府に成長戦略を一元化できることを強調してきた。告示後は、五つの特別区になることで医療・福祉・教育政策が充実することを訴えた。橋下氏は「僕自身への批判もある。都構想について、全部こちらの説明不足。それに尽きる」と振り返った。

 橋下氏とそろって会見した松井一郎幹事長(知事)は敗因について「(都構想移行について)女性は目の前の生活不安を感じた」と分析した。

 維新の今後について、橋下氏は「次のリーダーに引き渡していきたい」と語り、辞任して新代表を選ぶ考えを示した。【熊谷豪】

 ◇投票日当日も「お願い」応酬
 通常の選挙とは異なり、今回の住民投票では、投票日当日も街頭演説や運動が可能だった。市内365カ所の投票所周辺では、賛成派と反対派が最後まで訴えの応酬を繰り広げた。

 阿倍野区の市立常盤小に設置された「常盤西投票所」前には、「大阪維新の会」の支持者と、共産党系の市民団体「大阪市をよくする会」のメンバーが集まった。賛成派は「CHANGE OSAKA」(大阪を変えよう)と書かれたTシャツ姿で「賛成で明るい未来を残そう」と呼びかけた。一方、反対派は「反対と書いて下さい」と書かれたボードを掲げ「大阪市をつぶすと元には戻れない」と声を張り上げた。

 反対派が「伝統ある阿倍野区がつぶれてしまう」と訴えると賛成派が「伝統だけでは生きていけない」と大声で反論などヒートアップする一幕もあった。

 市選管によると「投票日に運動をしてもいいのか」という問い合わせが午後6時半までに約40件あった。【大久保昂、山本愛】

4525とはずがたり:2015/05/19(火) 10:55:12
こうなったら批判を受ける形で大阪市を残したまま府市の権限を統合してゆくのがいいでしょうね〜。先ずは何より区役所の建設やシステムに巨費が掛かると云う批判を回避出来る。

藤井あたりが喚いてた防災対策なんかは和歌山県・大阪府・大阪市・兵庫県・神戸市の人と権限を関西広域連合に移譲してトータルで立案してゆくのが良いかも。

区の合区はカネが掛かるし面倒だから総合区を導入するにしてもその際複数の連合総合区みたいなのを導入すれば良いかも。連合区ってのは今は無き連合村をイメージw

4526チバQ:2015/05/20(水) 00:31:48
http://news.ameba.jp/20150519-1143/
「高齢者の反乱」「南北格差」──大阪市住民投票の決着後も開票結果をめぐり様々な分析が飛び交う
2015年05月19日 22時00分
提供:ガジェット通信

「高齢者の反乱」「南北格差」──大阪市住民投票の決着後も開票結果をめぐり様々な分析が飛び交う
写真を拡大写真を拡大
ガジェット通信


5月17日に行われた大阪市の特別区設置、いわゆる『大阪都』構想の賛否を問う住民投票は反対(大阪市存続)多数で決着しましたが、結果の確定後も開票結果をめぐって様々な分析が飛び交っています。

かねてから橋下徹市長支持を表明しており、『大阪都』構想賛成(大阪市廃止)の代表的な論客の1人であったフリーアナウンサーの辛坊治郎氏は、翌18日早朝の読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』で各社の出口調査において70代以上の反対が過半数だったことに関連して「反対派は圧倒的に70代以上」と断言して不満をぶちまけていたのが代表的で、辛坊氏と同様の意見は『Twitter』でも多く見られました。
しかし、各社の出口調査を見ても70代以上の過半数が反対だったことこそ共通傾向であったとは言え、NHKでは30・40代より20代の反対(大阪市存続)が多めに出ているのに、他の調査ではこの3世代に余り有意の差が見られないことを挙げ、「期日前投票分や各区の人口比、年代別の投票率が反映されていない調査が多いため、この数値だけを見ても全体の傾向を把握するのは不可能に近い」との指摘も見られます。
また「仮に70代以上の投票率が100%で全員が反対票を投じたとしても賛成(大阪市廃止)が過半数となる」との試算を挙げ、「特に賛成票が多い傾向が見られた30・40代の棄権は70代より多く、この世代の棄権者に賛成票を投じさせるだけの説得力を持った協定書を作れなかったことが賛成側の敗因ではないか」とする分析も見られました。

この他、賛成(大阪市廃止)が過半数となった区が北区・福島区・淀川区など北部に集中しており、逆に生野区・西成区・住吉区など南部と大正区・港区・此花区など(新「湾岸区」となる予定だった)沿岸部では反対(大阪市存続)が過半数となった傾向を指摘して、「市内の南北で顕著にみられる所得格差と符合する」と言う分析もありました。しかし、東成区が22票差で賛成多数となったのを筆頭に、多くの区では賛否の割合が5ポイント差前後に収まっており、どちらかがダブルスコアで圧倒したような区は1つもありませんでした。
仮にアメリカ大統領選挙のような「勝者総獲り」方式だったとしてもトータルでは反対が13区・賛成が11区となり、人口比でも反対多数の区の合計の方が多いため、「1区1票」にしろ「区の有権者数に応じた選挙人総獲り」にしろ反対が僅差で多数となる結果に変わりは無かったことになります。

今回の投票結果に不満を持つ賛成(大阪市廃止)支持側の一部には「年金生活者や生活保護受給者の投票権を剥奪・制限すべきだ」と言う極論も飛び出していますが、そのような制限投票の実施は、明治時代に高額納税者の男性のみに選挙権を付与していた制限選挙から普通選挙への転換が図られた経緯や、憲法の趣旨に照らし合わせても問題と言わざるを得ません。

なお、一部の報道で今回の住民投票を「史上最大」と表現するものが見られましたが、厳密には「自治体の廃置分合を議題とした住民投票」として「史上最大」と言うべきです。「自治体の廃置分合」以外の議題を含めた場合に「史上最大」の住民投票だったのは1950年(昭和25年)4月22日に東京都で行われた首都建設法案の承認を求める投票で、この際は賛成が102万5792票・反対が67万6550票の賛成多数で承認されるという結果でした。

画像‥大阪市公式サイトより「大阪市における特別区の設置についての投票の開票結果」
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu240/sokuho/kaihyo_data_10.html

4527チバQ:2015/05/20(水) 00:44:37
http://mainichi.jp/select/news/20150519k0000e010222000c.html
維新:大阪市議団、喪失感 看板政策も消え「頭真っ白」
毎日新聞 2015年05月19日 15時30分(最終更新 05月19日 18時28分)
 大阪市の橋下徹市長の引退表明に、足元の大阪維新の会市議団が揺らいでいる。維新創成前から議員として活動していたメンバーが多い大阪府議団に比べ、市議団には橋下市長の改革姿勢に共感して他の業界から政治の世界に飛び込んだ若手がほとんどだ。「これから何を目指せばいいのか」。「大阪都構想」という看板政策を失い、喪失感は隠せない。

 「大阪になくてはならない政治家が去りゆく無念さは耐え難い」

 当選2回の今井篤市議(30)は、橋下市長の引退表明に肩を落とした。小学校の元教諭。2008年の大阪府知事選で、子どもの教育環境改善を訴える橋下氏の演説に感動し、政治家を志した。10年の大阪維新の会設立後、市議選の候補者公募に応募。仕事を辞め、私財をなげうって選挙資金に充てた。市議に転身後、都構想の成否を懸けた住民投票に全力を傾けたが、敗れた。「頭が真っ白になった。橋下市長から後を託されたと思い、頑張りたい」と声を絞り出した。

 4月の市議選で当選したばかりの新人11人にとっては、いきなり目標を見失った形だ。住職でもある上田智隆市議(53)は「都構想否決が決まった時は錯乱したような状態になった。議員辞職も一つの道と思った」と打ち明ける。ただ、支援者から激励され、議員の任期を全うすることを決めたという。「政治は一寸先は闇だと言われている。大阪をよくするという志を持って活動するしかない」

 当選2回の本田リエ市議(42)は18日付でブログを閉鎖した。設計事務所の所長。議員は続けるというが、「都構想推進にまい進してきたので、住民投票で反対多数が決まった時は力が抜けた。気持ちを切り替えるのは、なかなか難しい」と語る。

 幹部はピリピリムードだ。住民投票の投開票から一夜明けた18日、市議団の美延映夫(みのべてるお)幹事長(53)は不快感をあらわにした。2月の市議会本会議で、橋下市長が自民市議の代表質問に対して「住民投票の結果次第で、負けた方が辞めるという覚悟でやりましょう」と答弁したことに絡み、報道陣から「議員辞職する人はいるのか」と問われたためだ。美延幹事長は「明確に辞職を否定しておく。あり得ない話だ。市政改革は進める」と語気を強めた。

 一方、維新結成前から議員として活動していた維新市議も不安を隠さない。7人全員がかつて自民市議団に所属していた。同市議団から移ってきたある市議は「損得で考えれば、将来的には自民に戻りたい人が出てくるかもしれない」と離脱者が出ることを懸念する。ただ、自民市議の一人は「自分の当選が危ないから維新に移った人間ばかりだ。自民党への復帰に理解が得られるはずがない」と一蹴した。【念佛明奈、平川哲也】

4528チバQ:2015/05/20(水) 01:05:40
http://www.nara-np.co.jp/20150519090009.html
県会議長に中村氏 - 3会派主導終わる
2015年5月19日 奈良新聞


就任の抱負を述べる県議会の中村議長(左)と山本副議長=18日、県庁
 県議会(44人)は18日、臨時会を再開し正副議長選挙などを行った。議長には第2会派「自民党奈良」と「創生奈良」「維新の党」「自民党絆」の連携で自民党奈良の中村昭氏(70)=8期目、桜井市区選出=。副議長には創生奈良の山本進章氏(60)=5期目、橿原市・高市郡区選出=を選んだ。約6年続いた、最大会派「自由民主党」と「民主党」「公明党」の3会派主導による正副議長選びは終止符を打った。

 議長選の投票で、中村氏は21票を獲得。自民党奈良(9人)、創生奈良(5人)、維新の党(5人)、自民党絆(2人)が足並みをそろえたとみられる。副議長選も同じ4会派が投票したとみられ、山本氏が21票を得た…

4529チバQ:2015/05/20(水) 01:14:41
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/400879/
大阪都構想否決の立役者は次期市長候補“浪速の安倍晋三”
2015年05月18日 16時00分
 大阪都構想の住民投票で17日、反対多数になることが確定すると自民党大阪府連に勝利の雄たけびが響いた。集まった国会議員や地方議員は橋下徹大阪市長(45)の政界引退会見を見ながらボロクソ。「ホッとした表情しとるがな。これから弁護士で10億稼ぐで」「色がついちゃったからもうテレビは使わへん」。そんな会話から距離を置いていたのが、柳本顕大阪市議(41)だ。

「柳本が今回の住民投票の結果の立役者だよ。市議団をまとめて、府連を引っ張ってくれた」と大阪府議。柳本氏は市議団幹事長として、都構想反対の最前線に立ち、橋下氏にテレビ討論で対峙した。柳本氏だったからこそ討論がうまくいったと自民党関係者は声を揃える。

 柳本氏は「橋下氏は相手を怒らせてリングに上がらせる手法を取る。私は感情を表に出せないタイプなので、それに乗ることができない。その辺が、議論がかみ合ってなくても、冷静に議論ができているように見られたのかな」と自己分析した。

 橋下氏が次の大阪市長選に出ず、年内の政界引退を表明したことで、次の市長が誰になるかに注目が集まっている。柳本氏も候補の一人だ。「今回の住民投票で市民の間に対立の構図を作ってしまった。橋下氏が引退されたあと、調和と調整が大事。府議会も市議会も自民党がけん引する姿勢を果たしていかないといけない。他会派と調整して対応を協議していきたい」と柳本氏は前向きに語る。

 安倍晋三首相(60)ら官邸の面々は憲法改正をにらんで維新寄りだった。官邸や党本部の冷たい対応にも柳本氏を中心に府連がまとまった格好だ。「柳本は若いころの安倍首相に顔が似てるんだよな」(前出府議)。“浪速の安倍晋三”が橋下氏の後釜となるのか。

4530チバQ:2015/05/20(水) 07:27:20
http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2052973.html
マック赤坂氏、大阪市長選出馬へ
2015年5月18日

 政治活動家で「スマイル党」総裁のマック赤坂氏が18日、自身のツイッターを更新。きのう17日の住民投票で「大阪都構想」が否決され、政界引退する橋下徹・大阪市長の後任を決める市長選に出馬する意向を表明した。今年4月に肝硬変のため亡くなった故・羽柴誠三秀吉(本名・三上誠三)さん(享年65)への「弔い」としている。

 僅差で否決された住民投票の結果に触れ、マック氏は「これはマック出ろという神の思し召しだ!」と奮い立ち、「大阪市長選に出ます!」と出馬宣言。「大阪市議 大阪府議のみなさん!マック赤坂応援してください!」とさっそく支持を呼びかけ、出馬した2014年の前回市長選で「達成できんかったこと」として、「スマイルあふれる大阪!」「恋の町大阪!」「吉本との提携」などを挙げた。

 1999年の東京都知事選を皮切りに、2011年まで主要選挙に立候補し続け、“泡沫候補”の英雄ともされる羽柴さんが今年4月に死去。同じく“泡沫”の有名人であるマック氏は「ある意味では先日逝去された羽柴秀吉様に対する弔いです」と、市長選を羽柴さんに捧げる意向を表明。

 演説拠点には、かつて“本物”の秀吉が居城とした大阪城を選定し、羽柴さんの遺志を継ぐため、羽柴さんのトレードマークでもあった鎧兜のコスプレで選挙活動する考えも示した。

 「大阪都構想」の是非を問う橋下市長の出直し選として実施された前回市長選は、橋下市長の圧勝に終わり、マック氏は3位。橋下市長は今回の住民投票の結果を受け、次回市長選には立候補せず、12月の任期満了をもって政界引退する意向を見せている。

4531チバQ:2015/05/20(水) 07:35:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000124-mai-pol
<橋下市長>「総合区」設置検討 自公に歩み寄った形に
毎日新聞 5月19日(火)22時53分配信

大阪市役所に登庁した大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長=大阪市北区で2015年5月18日、大西岳彦撮影
 大阪市を五つの特別区に分割する「大阪都構想」が住民投票で否決されたことを受け、大阪市の橋下徹市長は19日、自民、公明両党の大阪市議団幹部と市役所内でそれぞれ会談し、政令市のまま区の権限を強化する「総合区」の設置に向けて検討を始めることで一致した。総合区制度は都構想への対案として両市議団が提案していたもので、橋下市長が両党に歩み寄った形だ。


 会談はいずれも非公開で行われた。出席した自民党市議団の柳本顕幹事長によると、橋下市長は会談の冒頭、都構想の是非を巡って激しく対立していた柳本幹事長らに「住民投票、お疲れさまでした」と手を差し出し、握手した。その後、橋下市長は総合区の導入について、「各会派の意見を聞いたうえで、進めていきたい」と話したという。

 柳本幹事長は終了後の記者会見で、「橋下市長と意見を交わし、他会派とも相談しながら方向性を探りたい」と述べた。

 また、橋下市長はこれに先立ち、公明党市議団幹部とも面談。同党市議団によると、橋下市長から「総合区について検討するよう職員に指示している」との話があり、市議団側は「我々も案を持っている。議論できる場をしっかり作りましょう」と応じたという。橋下市長はこの場でも自ら握手を求め、融和ムードを演出した。

 総合区は来年4月施行の改正地方自治法に基づき、政令市に置くことができる。行政区に替わるもので、総合区長(任期4年)は副市長のように議会の同意を得た特別職の職員が就く。総合区長には、一定の予算編成について市長に意見を述べる予算提案権も付与される。総務省によると、他の自治体で導入を検討している動きは把握していないという。

 総合区制度を巡っては、都構想が住民投票で否決されたことを受け、橋下市長が18日、市の幹部会議で職員に導入を検討するよう指示した。自民、公明両市議団は19日、プロジェクトチームを設置した。

 自民党市議団は来年4月にモデルとして2区、最終的には11区を総合区とする案を示しており、今秋をめどに政策提言をまとめる予定だ。公明も24区を人口20万人規模の総合区に再編する案を検討している。

 一方、自民党大阪府議団は19日、政令市を残したまま知事と市長、府市の議員が協議する「大阪戦略調整会議」の設置条例案を5月議会に提案することを決めた。早期の可決と施行を目指している。同府議団は昨年9月議会にもこの条例案を提案したが継続審査となり、今年4月の改選により廃案となっていた。【平川哲也、念佛明奈、山下貴史】

4532名無しさん:2015/05/20(水) 18:23:10
維新、水面下で繰り広げた工作は…大阪都構想

橋下徹大阪市長(維新の党最高顧問)が政治生命をかけて臨んだ「大阪都構想」の住民投票は、反対多数に終わった。
維新の党が水面下で繰り広げた工作と各党の対応を検証する。

◆企業詣で
「公明党支持層は、自主投票で変わりはありませんよね?」
維新の党幹部は、住民投票の告示(4月27日)から間もない5月初め、公明党の支持母体・創価学会幹部に電話をかけ、
同党支持層の動向に探りを入れた。「公明党本部が都構想『反対』にかじを切った」とのうわさが流れたためだ。
創価学会幹部は、自主投票に変わりがないことを伝える一方、「橋下氏は、自民、民主、公明、共産を一緒くたにして
抵抗勢力のように言っているが、それでは公明支持層は維新に反感を持つ」とくぎを刺した。
維新の党内では楽観論もあった。4月12日に行われた大阪市議選では、橋下氏が率いる地域政党・大阪維新の会が
第1党の座を維持した。「橋下氏の発信力は絶大だ。カネもかけている」という声もあった。
一方で、勝利を確信することは出来なかった。
5月上旬、片山虎之助・維新の党総務会長は、関西電力の経営陣に頭を下げ、都構想への理解を求めた。
橋下氏と関西電力は、原発再稼働をめぐって関係が悪化したことがあった。同社関係者は「維新は相当焦っているんだな」と漏らした。
同党国会議員による「有力企業詣で」は続いた。

◆世論調査に衝撃
維新の党に衝撃が走ったのは、5月11日の月曜だった。報道各社の世論調査で劣勢が伝えられたためだ。
同党幹部は「公明党支持層が自主投票のままでは負ける」と考え、
創価学会幹部に「5特別区のうち、いくつかの区長を公明党に譲ってもいい」と打診した。
都構想は、大阪市を廃止し、五つの特別区を新設するものだ。公明党が都構想に賛成した場合、見返りとして、
公選の区長ポストを譲るという案だ。だが、創価学会側はにべもなかった。支持層の「反維新」の思いは強まっていたためだ。
維新の党の江田代表は、劣勢であることが判明すると、松野幹事長に電話し、「負けたらおれも辞任する」と伝えた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150519-OYT1T50010.html
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20150519/20150519-OYT1I50001-L.jpg

4533チバQ:2015/05/20(水) 22:00:01
>>4528
http://www.nara-np.co.jp/20150520090616.html
運営体制が一変 - 自民第2会派主導権/県会
2015年5月20日 奈良新聞

 県議会(44人)の臨時会は18日夜、正副議長(中村昭議長、山本進章副議長)や議会運営、常任、特別の各委員会などの委員を選出して閉会した。4月の県議選で政党・会派の勢力図が様変わりしたことを受け、正副議長をはじめ議会運営体制が一変。理事者側と県議会の双方に、新たな緊張関係を生み出したとも言えそうだ。6月下旬に開会予定の定例議会での論戦も注目される。

 18日の臨時議会では、第96代議長に第2会派「自民党奈良」の中村氏、第103代副議長に無所属議員会派「創生奈良」の山本氏を選出した。正副議長選で両氏は自民党奈良(9人)、創生奈良(5人)、維新の党(5人)、自民党絆(2人)の連携で21票を得た…

4534チバQ:2015/05/20(水) 22:02:39
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201505/0008029748.shtml
2015/5/16 05:30

<検証 西宮市政>【上】 アサヒビール跡地活用問題
 16日で就任1年を迎える西宮市の今村岳司市長(42)。「しがらみのない市政」「市長と組合のなれ合い体質打破」を掲げ、約22年続いた職員出身の市長体制に終止符を打ち、戦後最年少の市長に就任した。市職員からは「意思決定のスピードが速くなった」と評価する声が聞かれる一方で、自らの発言やブログでの記述などをめぐり、市議会や報道関係者らと“摩擦”が続く。西宮市政は変わったのか。選挙時に今村氏が市民に示したマニフェスト(公約)とこの1年の活動を比較、検証した。(前川茂之)

◆「白紙撤回」持論崩さず 議会との落としどころ探り二転三転

 昨年4月の市長選で最大の争点となったのが、アサヒビール西宮工場跡地(津門大塚町)の活用問題だ。今村市長は河野昌弘前市長(69)の計画を「時代遅れの無駄遣い」と激しく批判。「民間の資金とアイデアで開発すべき」と訴え、初当選した。就任時は市の土地購入も否定していたが、議会の強い反発を受け、二転三転の末、市立中央病院と県立病院の統合を前提に、市の外郭団体に先行取得させた。

 当初の計画案は、約10ヘクタールの跡地のうち、3・8ヘクタールを市が取得し、老朽化が進む市立中央病院や体育館、消防署を移転する構想で、総事業費は9年間で262億円。選挙直前の昨年3月定例会で、関連議案が可決された。

   □  □

 白紙撤回を主張していた今村市長だが、就任直後から発言は揺れ始める。初登庁直後の会見で「(跡地を)別の用地として取得することはあり得る」と市の取得に含みを持たせ、約1カ月後の所信表明演説では「別の用途でも積極的に市が取得することは考えていない」と変遷する。

 反発する議会側は6月定例会で、「市の中心部にこれほど広大な土地は二度と出てこない」と、購入に向け、集中審議する特別委員会を設置した。

 これを受け、今村市長は外郭団体の「市都市整備公社」に2・6ヘクタールの土地を購入させると代替案を提示。「双方の落としどころを探った結果だ」と説明した。ただ、「公共施設は整備しない」との姿勢を堅持したため、土地所有者から「市と市議会の考えがまとまってない」として売却を拒否された。

   □  □

 “軌道修正”を余儀なくされた今村市長がひねり出したのが「市立中央病院と県立病院が統合した際の候補用地」として購入する案。別の外郭団体「市土地開発公社」が先行取得し、5年後の2020年3月末までに統合がまとまらない場合、所有者に同額で売却する特約を設け、議会の合意を取り付けた。

 跡地は今年2月27日、所有者との契約が締結され、同公社が約55億円で購入した。「市長に土地購入を承諾させた」とする議会側に対し、今村市長は「もともとあった計画をそのまま推進する以外の政策は、全て白紙撤回といえる」と強調し、あくまで公約を守ったとの立場を崩していない。

4535チバQ:2015/05/20(水) 22:03:01
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201505/0008036366.shtml
2015/5/18 05:30

<検証 西宮市政>【中】 マニフェスト点検 
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西宮市は全国でもトップクラスの「公務員厚遇天国」と批判した今村市長のマニフェスト
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西宮市は全国でもトップクラスの「公務員厚遇天国」と批判した今村市長のマニフェスト
西宮市立小学校の仮設教室数
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西宮市立小学校の仮設教室数
10年に一度の雨を想定し、雨水管の整備を進める作業員(西宮市提供)
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10年に一度の雨を想定し、雨水管の整備を進める作業員(西宮市提供)
「なんで選挙前に書いた政策をそのままやらないといけないのか。私は政治家としてどんどん成長していっているんです」。今年1月末、マニフェストについて、自身のブログにこう書き込んだ兵庫県西宮市の今村岳司市長。市長選で有権者に訴えたマニフェストは、この1年でどう変わったのか。主な内容について点検してみると…。(前川茂之)

■市役所改革 「就任した途端に身内意識」

【公約・公務員なれあい厚遇天国打破→現状・業務の民間委託進まず】

 「全国トップクラスの厚遇天国」「市長と労組のなれ合い打破」。今村市長がマニフェストで強調したのが、市役所改革だ。「20年以上続いた市役所出身の市長では絶対できない」と語気を強めた。

 昨年11月に行われた市当局と職員労組との団体交渉。当局側は給与表の平均2・5%引き下げを提示した。人事院勧告から0・5ポイント踏み込んだ下げ幅で、約2カ月の交渉の末、労組側も受け入れた。

 労組幹部は「提案や交渉手法は前市長時代と変わっていない。マニフェストが強烈だったので警戒はしていたが…」と振り返る。

 技能職の新規採用停止も行ったが、業務の民間委託などは進んでいない。担当者は「市長就任前から行革は進めてきた。さらに何ができるか。精査している段階」と説明する。

 職員にコスト意識を徹底させようと市役所を「わが社」、職員を「社員」と呼ぶ今村市長。ある市議は「議員時代、労組などを徹底攻撃していたのに、市長になった途端、態度を一変させ、身内になったつもりでいる。本当に市役所改革に切り込めるのか」と首をかしげる。

■教育・子育て 減らぬ小学校のプレハブ

【公約・校地取得で学校不足解消→現状・取得交渉予定校は1校のみ】

 「西宮市内の小学校はプレハブだらけ。市政の無策のつけを子どもたちが払わされている」。昨年4月の市長選の第一声。マイクを握った今村市長が、まず語ったのが子育て施策の充実だった。

 しかし、市内の小学校仮設教室数は、2015年度末見込みで計12校62教室。就任前と比べ、2校減ったものの、仮設教室数は一つ増え、ほぼ変化がない。また、児童1人当たりの運動場面積は9・71平方メートルと、全国平均30平方メートルを大きく下回る。

 今村市長は今年2月、校舎の改修・整備について、優先度の高い学校8校を選定。マニフェストには「校地取得で学校不足の解消を」と記され、校地拡大を期待した市民も少なくなかった。だが、調査の結果、校地取得の対象校は大社小1校のみ。ほかは校舎の増改築や校区変更などで対応できるとした。

 一方、市内で最多の九つの仮設教室がある香櫨園小は土地所有者との交渉が進まず、校地取得を断念。改築計画を前倒しし、2015年度から着手することを決めた。

■防災・安全 目標上回る配水管の整備率

【公約・市独自で防潮堤設置→現状・防潮堤整備は県任せ】

 昨年8月、県内に甚大な被害をもたらした台風11号は、西宮市山口町船坂に記録的な豪雨をもたらした。48時間の降水量は503ミリ。気象庁が規定する「50年に一度」(340ミリ)の雨量を大きく上回った。

 「住民の命を守るのが行政の責務」。マニフェストでゲリラ豪雨対策の充実を掲げた今村市長は、初めての本格予算編成となる2015年度当初予算で、雨水用の排水管整備費を前年度比7割増と大幅に増額した。

 同市では、6年に一度の大雨(時間降水量47ミリ)に対応した排水管整備はほぼ完了。10年度から、10年に一度の雨(同55ミリ)に対応する排水管に順次切り替えているが、整備率はまだ4・7%だ。市上下水道局は「市長判断で予算も重点化された。このまま行けば、18年度に12%という目標が早まる可能性もある」と期待する。

 一方で、南海トラフ巨大地震などを想定した津波対策として「市独自で防潮堤のかさ上げ」を主張していたが、「県が具体的な整備計画を示した」として昨年6月議会で撤回している。

4536チバQ:2015/05/20(水) 22:03:22
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201505/0008038947.shtml
2015/5/19 05:30

<検証 西宮市政>【下】ブログ発信摩擦生む
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今村岳司市長のブログに記載された主な内容
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今村岳司市長のブログに記載された主な内容
写真とコメントが無関係であることが判明したチラシ。今村岳司西宮市長が選挙前に配っていた(画像の一部を加工しています)
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写真とコメントが無関係であることが判明したチラシ。今村岳司西宮市長が選挙前に配っていた(画像の一部を加工しています)
テレビ局の取材を撮影したモザイク映像を公開する西宮市職員=今年3月、西宮市役所
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テレビ局の取材を撮影したモザイク映像を公開する西宮市職員=今年3月、西宮市役所
【対マスコミ根強い不信 取材の様子を録画】

 「日々の考え方や政策を、私ほど公開している政治家はいない」。情報発信に強いこだわりを見せる西宮市の今村岳司市長。一日の行動から政策理念に至るまで詳細に語るが、発信の場は、市議会でも市のホームページでもなく、主に自身のブログだ。見解が異なる市議やマスコミの報道内容に徹底反論、数々の“摩擦”を生んだが、その溝は埋まらないままの1年だった。(前川茂之)

■偏向報道発言

 「市が『偏向報道』とみなした報道機関には抗議し、改善されない場合、取材を一切拒否する」

 今年1月、今村市長が発表した報道対応指針は大きな波紋を呼んだ。報道機関や多くの法律学者から「表現の自由を侵害する恐れがある」との指摘を受け、3日後には「言葉の定義に配慮が足りなかった」として、「偏向報道」と「取材拒否」の文言を取り消した。

 市議時代からブログで、マスコミへの強い不信感を度々つづってきた今村市長。市長就任後のアサヒビール跡地問題には「(新聞は)とにかく憎まれ口を書かなければ気が済まない」と書き込み、偏向報道発言への批判には「いまどきマスコミが書くものを信用する人がどれだけいるでしょうか」と不満をあらわにしている。

 報道対応指針をめぐり、これまで市に寄せられた意見は計76件で、賛成が約4割、反対が6割。今村市長は「『よくやってくれた』という声も驚くほど多い」と評価するが、一方の市議会は今も続く、広報課員によるマスコミ取材への録画をやめるよう全会一致で決議した。しかし、今村市長は「市として対応は必要だと考えている。報道機関がちょっとヒステリックになりすぎている」との姿勢を崩していない。

■市議会との溝

 市議会では、これまで3分の2以上の現職市議が、今村市政との対決色を鮮明にしてきた。就任直後の昨年6月定例会を除き、同9、同12、今年3月の全ての定例会で市当局が提案した議案が修正される事態となった。

 今村市長は、こうした市議らをブログで「議場で泥団子を投げてくるような人たち」「いい加減にしろや、くだらねえ。そう思っていた」などと繰り返し批判。議員側も市長に対し「あなたがますます嫌いになった」「市長への不信感はますます増幅している」と非難し、関係性は悪化の一途をたどっている。

 現状打破を狙う今村市長は、4月の市議選で初当選した元私設秘書ら新人議員2人を出身会派に送り込み、「政策的に近い」とされる維新会派も誕生した。だが、過半数の市議が依然、今村市長と距離を置く状況は変わらない。

 14日の会見で議会との向き合い方について「もっと事前に相談するなど手順を踏めば、スムーズに進められたこともあった」と反省を口にした今村市長。正念場となる2年目の市政運営が始まる。

4537チバQ:2015/05/20(水) 22:42:05
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150519/plt1505191533006-n1.htm
橋下氏の足引っ張った? “問題議員”たちは都構想否決に何を思うのか… (1/2ページ)
2015.05.19
 住民投票による「大阪都構想」の否決を受けて政界引退を表明した維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長。身内からスキャンダルや不祥事が噴出したことが賛成票を減らしたとの見方もあるが、火ダネとなった人たちは都構想否決に何を思うのか。

 「優秀なメンバーがたくさんいる。かえって僕らがいなくなったほうが彼らが活躍する機会が増えるのでいいのでは」

 橋下氏は住民投票後の17日の会見で、政界引退した後の維新への懸念を問われると、残される身内をこう持ち上げたが、頭を悩まされ、足を引っ張った面々も実に多かった。

 昨年8月、無料通信アプリLINE(ライン)で、女子中学生らに威圧的なメッセージを送ったと報じられ、「LINE府議」と呼ばれた山本景前府議(35)はその1人だ。

 地域政党「大阪維新の会」は法や党の方針に反した行為ではなかったため除名処分を避けたが、山本氏からの離党届を受理。都構想実現に向け、過半数に満たない府議会で多数派工作を図ってきただけに、議席減は痛手となった。

 山本氏は4月の府議選に再選を目指し立候補したが落選。今月15日には地域紙に9月の地元の大阪府交野市議選への出馬観測を報じられ、ブログで否定しつつも「23日に後援会の総会を開いて改めて意見を頂戴する」としている。

 山本氏は夕刊フジの取材に、住民投票の結果について「都構想に賛成していたので残念だが市民の選択なので仕方ない」と回答。自身のスキャンダルについては「LINE問題は交野市教委が『問題ない』と認識していたことが公文書に残されている」と主張した。

 3月には橋下氏と早稲田大時代の同級生で府教育長だった中原徹氏(45)が、教育委員への発言を「パワーハラスメント」と認定されて辞職。中原氏は今月1日付で大手パチンコ・ゲーム会社の上席執行役員に就任しており、取材を申し込んだが、同社広報からは「今は民間企業の一役員でありコメントは控えたい」との回答があった。

 記憶に新しいのは、国会病欠騒動で批判にさらされた上西小百合衆院議員(32)。住民投票間近の4月1日に報道が出ると、記者に対する秘書の暴言と相まって注目を集め、2日後には橋下氏が同席して緊急釈明会見を開催。党は除籍処分で事態の収拾を図った。

 しかし、上西氏は投票前夜の16日、大阪市内で開かれたトークライブに出演。都構想に関する発言はなかったが、司会者から「(党への)恨みは?」と問われると「それはやっぱりあの…」と言葉を詰まらせた。

 上西氏は夕刊フジの取材に、コメントで「今回の民意を重んじながら府民の皆さんとの対話の中で大阪の発展のために尽力して参る所存です」と強調。政界引退を表明した橋下氏について「ひたむきな方ですから引退を覆されることはないのかもしれませんが、非常に稀有(けう)な政治家」としたが、住民投票へのスキャンダルの影響については触れなかった。

4538チバQ:2015/05/20(水) 23:25:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150519-00000004-kyt-l26
維新はや危機直面 京都で地歩築いた矢先、都構想否決
京都新聞 5月19日(火)9時4分配信

 「大阪都構想」が住民投票で否決され、維新の党の「顔」である橋下徹大阪市長が年内での政界引退を明言、江田憲司党代表も辞任を表明した。京都では4月の統一地方選で府議会や京都市議会に地歩を築いたばかりの維新だが、早速危機に直面した格好だ。
 維新は初めて挑んだ府議選で2議席、京都市議選では推薦の無所属1人を含めて5議席を獲得した。市議会では議会運営に深く関わる交渉会派(5人以上)を結成し、18日には初議会に臨んだ。
 そのタイミングでの都構想否決と橋下氏の政界引退表明。「いきなり踏ん張りどころが来た感じ。不安がないと言えばうそになる」。新人議員の胡内大輔市議は胸の内を明かす。動揺を抑えようと、維新会派団長の豊田貴志市議は本会議前の団会議で「浮足立つ必要はない。しっかり対応しよう」と結束を呼びかけた。
 同党府総支部の田坂幾太代表は今回の事態を「全国的に維新が根付いて来たところだけに、党への影響は大きい」と率直に認める。来年の京都市長選と参院選への対応については「都構想を可決し、勢いをつけたかった。統一地方選で得た支援をしぼませないように頑張る」と語った。
 安倍晋三首相と近い橋下氏が退くことで、野党再編が進む可能性も指摘される。民主党府連の田渕五十生幹事長は、政権交代を果たした後に消費税増税などで意見が分かれて党が分裂した反省から、「数だけ増えればいいわけではない。急ぎすぎて失敗することは二度と許されない」と、政策が一致しないままの性急な野党再編にくぎを刺す。
 一方、自民党は維新への警戒を緩めない。同党府連の近藤永太郎幹事長は「大阪市を解体するというむちゃな案でも僅差に持ち込んだ。橋下氏の政治生命が絶たれたとはいえない」と分析。「政治状況の変化があれば引退を撤回するかもしれず、維新の力が大幅低下するとみると大きな痛手をこうむる」と気を引き締めた。

4539チバQ:2015/05/20(水) 23:27:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150515-00000002-kyt-l26
京都市会の新議長に津田氏、副議長は大道氏
京都新聞 5月15日(金)8時53分配信

 京都市議会の新しい議長に自民党の津田大三氏(45)=4期、副議長に公明党の大道義知氏(60)=7期=が就任する人事が14日までに固まった。18日の市議会本会議で行う正副議長選で選出される見通し。議長については権限強化のため、任期を従来の1年間から2年間に伸ばす。
 市長与党会派の自民、公明、民主・都みらいが合意し、地域政党京都党も賛成する方針。共産党は独自の副議長候補を立てる。維新の党は対応を「検討中」としている。
 京都市議会の議長の任期は1995年の改選後に1年から2年に変更したが、2007年から再び1年交代に戻していた。しかし期間が短く「名誉職」の側面がぬぐえないため、最大会派で議長を出す自民などは任期を長くして権能や存在感を高めていく必要があると判断した。
 津田氏は中京区選出で、2003年に初当選。予算特別委員会委員長などを歴任した。
 大道氏は南区選出。1991年初当選で、財政総務常任委員会委員長などを務めた。

4540チバQ:2015/05/20(水) 23:45:54
http://www.sankei.com/west/news/150518/wst1505180106-n1.html
2015.5.18 21:21
【大阪都構想 戦いの後】
(上)敗北の橋下氏「議員から辞表集めておけば…」と冗談も 引退会見の隣室は“修羅場”に

 「悔いのない政治家としての7年半だった」。こわばったような冒頭の笑顔は、記者とのやり取りを重ねるうちに自然な表情へと変わった。これまでなら「答えません」と一蹴(いっしゅう)するような質問にも笑みで応じた。「大阪都構想」の住民投票に敗北した17日夜、大阪市内のホテルで大阪維新の会代表の橋下徹は吹っ切れたように政治家引退を宣言した。

 多数決による「決める政治」を信条とし、選挙を「究極の民主主義」と表現してきた橋下。住民投票に勝てば、いずれは堺市を大阪都構想に参画させるために市長候補になる可能性も周囲に話していたとされる。しかし「たたきつぶすと言って、こっちがたたきつぶされた」。橋下らしい引き際とも言えた。

 隣の部屋は修羅場のようだった。維新の党代表辞任の意向を固めた江田憲司の腕を、大阪府議の浅田均が「やめんといて」とつかんだ。江田は泣き、「トップは責任を取らないとダメだ」と譲らなかった。

 会見を終えた橋下が部屋に入り、メンバーに謝意を述べた。「やめるなんて言わんといてください」と叫ぶ衆院議員の馬場伸幸に向かって橋下は「そんな顔しないでください。家に帰って馬場さんの顔を思い出して、泣いてしまう」。馬場はおえつを漏らした。

 混乱ぶりは維新への打撃の大きさを物語っていた。

  ■  ■  ■

 公明党の翻意で住民投票実施の流れができた昨年末、維新は浮足だった。橋下は「今やったら勝つと思うが、そんなに甘くない」とクギを刺したが、その言葉は現実となった。

 「橋下、お前嫌いじゃー」。5月10日、大阪市北区の扇町公園で開かれた都構想の反対派の集会。司会者の絶叫に出席者の雄たけびが続いた。行政改革、選挙で対立してきた大阪の自民、民主、共産各党、官公労関係者が顔をそろえた。平成25年秋の堺市長選で維新候補を退けた市長の竹山修身の姿もあった。20年2月の知事就任以来、橋下が「ふわっとした民意」を背に切り込んだ相手が「打倒都構想」で結束した。

 反対派は大阪市分割がもたらす住民サービスの低下や財源の懸念を中心に批判を展開し、橋下は釈明に追われたが、橋下と対照的に周囲の危機感は高くなかった。選挙戦最終盤に追い上げる成功体験もあり、維新議員は「ちゃんと活動してたのは3分の1ぐらい」と打ち明ける。

 住民投票終盤の全体会議で松井が「われわれ自身が『最後に強い』なんて言ったらやっつけられる」と戒めたが、松井退出後の会議室では冗談が飛んだ。

 橋下は周囲に「覚悟を決めさせるために議員から辞表を集めておけばよかった」と冗談めかしたとされる。側近は「橋下独りが危機感を背負い込んできた」と思った。

  ■  ■  ■

 「よっしゃー」。17日夜、自民府連の幹部たちは反対多数のニュース速報に叫び声をあげ、両こぶしを突き上げた。

 カメラの前で手を取り合い、表情をほころばせる。ただ1人、自民市議団幹事長の柳本顕は険しい表情を崩さなかった。「賛成に投票した人がこの光景を見たら、いい気持ちはしない。この戦いに勝者や敗者を作ることは好ましくない」という理由だった。

 有効票数のうち賛成は49・62%、反対派50・38%で僅差だった。柳本は「私たちは51の方に立ったが、49の民意をくみとり、市政を調和でもって取り戻していきたい」と語る。

 投票箱が締め切られるまで、賛成派、反対派の双方が主張をぶつけあった。大阪市の存続は決まったが、街は二分された。18日には反対派に加わった市民団体が市役所近くで勝利集会を開き、橋下の即時辞職を求めた。調和への道は容易ではない。(敬称略)

     ◇

 橋下氏が5年余りかけて作り上げた「大阪再生」のプランは露と消え、街には戦いの「爪痕」が残った。対立から調和へ。新たな道へとかじを切った大阪政治の底力が試される。

4541チバQ:2015/05/20(水) 23:47:22
http://www.sankei.com/west/news/150519/wst1505190081-n1.html
2015.5.19 21:42
【大阪都構想 戦いの後】
(中)自民、握手しても拭えぬ橋下・維新への不信 「これからが本当の正念場」
 19日午後、自民党大阪市議団の新しい幹事団6人が決まり、市長室へと向かっていた。出迎えた大阪維新の会代表の橋下徹は1人ずつと握手を交しながら「お互いにお疲れ様でした」と声をかけ、市議団幹事長の柳本顕も笑顔で応じた。

 「次は市長選には出ません」。橋下が改めて自らの引退について言及すると、柳本も「今回の結果は僅差だ。反対の人も今のままでいいとは思っていない」と返したという。

 挨拶は約10分間。17日の住民投票直後に橋下は「ノーサイド」、柳本は「調和」と強調した。双方の思いを象徴するかのようなシーンではあったが、直後に開かれた自民市議団の記者会見では拭いきれない維新への不信感があった。

 「橋下さんがまだいるので、何がどう転ぶか分からない。自公で主要な役職を担い、安定した市政運営をする」。最大会派の維新に譲ることなく、議長、副議長といった議会の主要ポストを自公で取りに行くと宣言した。

一線超えた自民

 対外的な「調和」とは真逆の怒りが、自民内にはたまっている。橋下が府知事時代、府庁舎移転問題で自民府議団内がもめた際、当時自民府議だった松井一郎らが飛び出し、維新結党へとつながった。近親憎悪に似た感情が根底にある。

 それに加え、平成23年の統一選で橋下旋風のもとで誕生した若手議員も好戦的だった。市議の1人はブログで自民市議団を「もう死んでいる」「アリンコ達」とあざけり、住民投票の告示前に別の維新市議は自民中堅市議を「もう詰みましたわ」と挑発していた。

 住民投票で橋下政治に終止符を打つべく、自民は血眼になった。議会内での共産との共闘関係を街頭にも持ち込み、市民が見つめるパレードや集会などで蜜月ぶりをアピールした。自民府連内から「共産にアレルギーがある支持層が賛成に流れる」と懸念する声も出始めていたが、立ち止まることはできず、一線を越えることになる。

 「この車であいさつするのは初めてだが、非常に気持ちがいい。何か兄弟と一緒におるような」。10日午前、大阪・難波で自民党参院議員の柳本卓治は共産の街宣車に上った。街宣車は政治信条や政策を訴える、政治家にとって「特別なもの」(自民市議)。翌日には、官房長官の菅義偉に「個人的には全く理解できない」と切り捨てられた。

 市民の厳しい視線は、産経新聞が行った投票所での出口調査の結果にも表れた。自民支持層のうち賛成は42・7%。民主の22・3%、公明12・7%、共産10・4%と比較すると、その差は歴然だった。

「反対」の行く末

 「やった」「おつかれ」。都構想廃案が決まった後、自民府連の若手議員や中堅議員ら約80人が参加する無料通信アプリLINEのグループ画面には、歓喜のメッセージが次々と表示された。

 パンダのキャラクターがバンザイをするスタンプや、ニュース速報を伝えるテレビ画面の写真なども投稿され、関係者たちの興奮ぶりがうかがえる。

 だが、大阪自民の行く末は決してバラ色ではない。都構想反対派の中核として、大阪市の改革を引っ張っていく重責を担うことになったからだ。そして、その姿勢を住民投票で賛成票を投じた69万4844人が注視している。

 中堅議員の1人はラインを通じて浮かれる同僚議員たちにこうクギを刺した。「これからが本当の正念場だ」

      (敬称略)

4542チバQ:2015/05/20(水) 23:48:26
http://www.sankei.com/west/news/150520/wst1505200086-n1.html
2015.5.20 22:58
【大阪都構想 戦いの後】
(下)歩み寄るもなお火種 大阪市議会、根深い遺恨

 大阪維新の会代表、橋下徹の政界引退宣言の5カ月前、橋下を「牛若丸」、自らを「牛若丸にほれた弁慶」とたとえていた石原慎太郎が東京都内で記者会見を開き、政界を退くことを正式表明した。二人三脚で旧日本維新の会を率いた石原は会見で、昨年の衆院選前に何度も橋下に電話し、出馬を促したエピソードを披露した。

 「自分は風呂敷を広げすぎたから、たたまなくちゃいけない」。石原は、橋下にこう固辞されたとした上で補足説明した。「風呂敷が何かと言えば、大阪都構想ですよ」

 当時は大阪府、大阪市両議会で都構想関連議案が否決され、住民投票への道が開けていない状況だった。

 橋下がどのような意味を込め「風呂敷をたたむ」という表現を使ったかは分からないが、住民投票敗北後に開いた18日の市の幹部会議でも同様のフレーズを口にしている。

 その言葉通り、トップの大号令のもと、約2年前に都構想の制度設計を行うため府市が共同で設置した府市大都市局は、6月末での廃止方針が決まった。維新府議団も、団の正式名称である「大阪維新の会都構想推進府議団」から「都構想推進」の文字を削った。

 
「総合区」隔たりも

 20日、公明党市議団の控室に市職員たちが向かった。公明市議に対する「総合区制度」のレクチャーのためだった。

 ポスト都構想のプランとして浮上しているのが、政令市の区長の権限を強化する総合区制度と、道府県と政令市の二重行政を解消する「調整会議」の設置だ。

 総合区制度は自公が都構想の対案として提唱しており、橋下も住民投票後に幹部らに導入の検討を指示している。調整会議は改正地方自治法に基づき来年4月の設置が義務付けられているが、総合区制度は市長が条例案を提案し市議会で可決する必要がある。

 自民が来年4月をめどに24区のうち2区を総合区に格上げし、検証を経て11区まで増やす構想を持っているのに対して、公明は現在の24区の再編を進めた上で総合区に格上げするプランを描く。自公の間ですら隔たりがあるが、公明市議は住民投票が僅差だったことを踏まえ、こう強調する。

 「改革してほしいという市民の声は大きい。維新も話し合いに巻き込み、前に進めたい」

 
維新、対話路線に

 維新側にも大きな変化が生まれている。20日、維新市議団の幹事の改選が行われ、他党と没交渉だった強硬派の多くが外れた。

 維新内では以前から強硬派が団運営を主導することで市議団が孤立し、橋下提案の議案を成立させるために汗をかいていないとの不満がくすぶっていた。約1年前に市議の一部が市議団代表の解任に向け多数派工作を試みたこともあり、今回は党の危機的な状況下で多くの市議が対話路線を選んだとみられる。

 「他党とも話をしていく。ノックをしていきたい」。この日、代表に選ばれた改発康秀は就任会見で意気込みを語り、隣に座る幹事長の大内啓治も「市の枠組みを残したまま、都構想よりもベターな方法を探っていく」と語った。

 これまでの対立関係から脱しようとする市議会だが、長い間に培われた遺恨は根深い。この日も維新側が第一会派として新議長を決める議会の選挙に候補を出すと主張、自民が「選挙で対立するのではなく全会一致で決まるような候補者にすべきだ」と反発。結論は21日に持ち越された。

 年内には市長選、知事選も控えており、対立の火種はくすぶり続けている。(敬称略)

=住民投票取材班 



 
調整会議と総合区

 来年4月施行の改正地方自治法に盛り込まれた制度。調整会議は道府県と政令市が同じ事業を行う「二重行政」を解消するため双方が協議する場で、設置が義務付けられる。協議不調の場合は要請を受けた総務相が勧告を出す。総合区は行政区の権限強化を目的としており、区長に市長への予算提案権などを持たせる。区長は特別職で、市長が議会の同意を得て選任する。総合区導入の可否は各市が判断する。


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