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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

2とはずがたり:2008/06/05(木) 12:06:01

駅前は田んぼのまま? 地下鉄東西線・荒井駅
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080605t13034.htm

周辺図
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/city_planning/20080605m10.jpg

 仙台市の地下鉄東西線「荒井駅」(若林区)北側の市街地開発が行き詰まっている。市が2007年5月に地権者の説得を断念したのに続き、駅南側の地権者らもことし5月末、南側のみの土地区画整理事業組合設立へとかじを切った。市が東西線の東の交通結節拠点と位置付ける荒井駅は、北側に農地を残したまま15年度の開業を迎える可能性が一層高まった。(報道部・門田一徳)

<同意率は6割>
 北側区域は約18ヘクタールで、地権者は48人。約200メートル北に都市計画道路が東西方向に走り、東には仙台東部道路の仙台東インターチェンジがある。市は06年作製の東西線のパンフレットで荒井駅北側に駅前広場を描くなど、北側の開発を重視していた。

 荒井駅周辺の区画整理事業は06年6月、約60ヘクタールでの組合設立に動きだした。しかし、北側地権者のうち、農業の継続を望む地権者らの反発で説得は難航。市は駅と車両基地用地を直接買収する方針に転換し、同意率の高い南側地権者らに北側を分離して組合を設立することを求めた。

 南側地権者らは、市が断念した後も粘り強く説得を続けた。それだけに、地権者の男性は「われわればかりが努力して、市は説得に協力してくれなかった」と市への不信感を口にする。
 区画整理など開発が可能になる市街化区域への編入には、90%以上の同意率が必要だ。同意率の高い南側が抜けたため、北側単独では60%程度に落ち込んでいる。

 このため、次回の10年の県都市計画区域マスタープランで、北側が市街化区域に編入されるのは「容易ではない状況」(市都市計画課)。マスタープランの変更はおおむね6年ごとで、次回を逃せば、北側は開業時の市街地形成がほぼ不可能になる。

<積極関与せず>
 開業から21年が経過した地下鉄南北線。南の起終点、富沢駅(太白区)では6月中旬、駅の東口と西口の新設を含む改修工事が始まる。
 富沢駅周辺の区画整理事業が始まったのは、南北線開業の7年後の1994年。事業が進むにつれて駅利用者も増え、北側出入り口だけで対応できなくなったという。

 総事業費は6億4000万円に上る。市幹部は「初めから駅と区画整理が連動していれば、改修の必要はなかった」と指摘する。
 荒井駅の北側について、市街地形成を支援する市区画整理課は「南側の事業をまず進める」と強調。市交通局も「東西線工事を開業に間に合わせることを最優先する」と説明するなど、市は開発に積極的に関与しない方針だ。

 民間シンクタンク・都市構造研究センター(仙台市)の南部繁樹代表は「駅北側の開発を含めた完成形を明確に示さないと、富沢駅のような非効率的な事態がまた発生する」と、警鐘を鳴らしている。
2008年06月05日木曜日

3荷主研究者:2008/06/05(木) 23:35:27
>>1
これまでの各スレッドに散りばめられた膨大な仙台(都市圏)及び東北ネタの蓄積を考えると、新たな仙台スレの立ち上げには躊躇せざるを得なかっただけぇが。
まぁ、でも、スレ立て乙。

4荷主研究者:2008/06/05(木) 23:36:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080420t13022.htm
2008年04月20日日曜日 河北新報
名取エアリ アクセス線利用来店者の1割未満

 東北最大級のショッピングセンター、イオンモール名取エアリ(宮城県名取市)の来店者のうち、店舗に直結する仙台空港アクセス線「杜せきのした駅」を利用した人の割合は1割にも満たないことが、東北運輸局の調べで分かった。

 調査は昨年12―今年1月に実施。エアリ内で聞き取りや直接記入で回答を得た。有効回答者は計1561人。来店の交通手段は、自動車の割合が圧倒的で平日88.0%、休日91.9%。アクセス線利用は平日で5.4%。休日はさらに下がって3.8%だった。

 運輸局は調査後、記入用紙に住所の記載があったマイカー利用者に、各世帯3枚ずつアクセス線の体験乗車券を送付。

 送った体験乗車券のうち、使われたのは5.6%(延べ68人)にとどまったが、体験乗車した人の67%がアンケートに「今後アクセス線を利用したい」と答えた。

 鉄道利用が極めて低調だった調査結果について運輸局は「もともと東北はマイカー依存が強い。衝撃的な数値とは思っていない」と分析。「まずは1度乗車して利便性を実感してほしい」としている。

5荷主研究者:2008/06/05(木) 23:57:31
ビバ半田屋!!

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080422t32005.htm
2008年04月21日月曜日 河北新報
東北自動車道・滝沢PAに半田屋が26日開店

 「大衆食堂 半田屋」を展開する半田屋(仙台市)は26日、岩手県滝沢村の東北自動車道滝沢パーキングエリア(PA)上下線に、「半田屋滝沢ハイウェイ食堂」をオープンさせる。高速道路への進出は初めて。

 上下線ともにフランチャイズ店舗で、既存の建物を改装して活用する。客席数は上り線が24席、下り線が25席。既存店で採用しているカフェテリア方式と異なり、利用客は券売機で定食の食券を購入する。

 滝沢PAはトラックドライバーらの立ち寄りが多く、食事目的の利用客は1日当たり約240人に上る。「ハイウェイ食堂」では土産物なども取り扱い、2店合わせて年間約1億6000万円の売り上げを見込む。

 半田屋は「客層を考慮して、ご飯のボリュームを多くする。成功すれば、サービスエリアにも進出したい」と話している。

6荷主研究者:2008/06/06(金) 00:00:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080424t12028.htm
2008年04月24日木曜日 河北新報
仙台ホテル所有のオリックス不動産 隣接ビル買収

オリックス不動産に買収された「GSビル」=仙台市青葉区中央1丁目

 パチンコ店経営の大成商事(山形市)グループが所有する、仙台市青葉区のJR仙台駅前の「GSビル」の土地と建物が、オリックス不動産(東京)に買収されたことが23日、関係者の話で分かった。ビルに隣接する仙台ホテルの土地、建物の所有会社も2007年2月にオリックス不動産が買収。同社は一体的な開発も検討しているとされ、杜の都の玄関口が大きく様変わりする可能性がある。

 関係者によると、売買契約が結ばれたのは17日。買収額は数十億円とみられる。引き渡しは11月で、それまでビルに入居する店の営業は継続される見通し。
 GSビルは地上6階、地下2階で、敷地面積は約1030平方メートル。旧「日乃出興業ビル」で、大成商事が03年に買収した。現在はパチンコ店、飲食店、カラオケ店などが入居している。大成商事は山形を拠点に宮城、新潟、北海道でパチンコ店「ベガスベガス」などを運営している。

 隣接する仙台ホテルの敷地面積は、約2740平方メートル。オリックス不動産は今回の買収で、駅正面に位置するブロックの北西側一帯の土地約3770平方メートルを占めることになる。仙台ホテルの営業は12月以降も当面、継続される方向で調整が進められているという。

 オリックス不動産は「詳細はお話しできない」、大成商事も「担当者が不在で対応できない」と話している。
 市中心部では、商業ビルや老舗ホテルが東京資本や外資系ファンドに買収される動きが相次いでいる。アーケード街にある佐々重ビルは、07年10月に東京の平和不動産が買収。市が仙台駅前に建設した高層ビル「アエル」も同月、東京の不動産投資会社セキュアード・キャピタル・ジャパン系の特定目的会社に売却された。

7荷主研究者:2008/06/06(金) 00:07:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080426t12043.htm
2008年04月26日土曜日 河北新報
東西線「一番町駅」商業ビル前進 2年越し用地取得

地下鉄東西線一番町駅の出入り口を兼ねた商業ビルの立地計画が進む区域=青葉区一番町2丁目

 仙台市地下鉄東西線の「一番町駅」(青葉区)出入り口と一体化した商業ビルの建設計画が動きだす。計画区域にある5つのビル所有者でつくる「再生事業協議会」が用地を取得。東西線開通予定の2年前の2013年にも、サンモール一番町商店街の新たな玄関口としてビルをオープンさせる方針だ。

 ビル予定地は、青葉通と東一番丁通が交差する一番町2丁目の約1700平方メートル。協議会は14日、地権者との間で不動産売買契約を結んだ。

 予定地の一部は既に仙台市が取得しており、商業ビルは地下鉄駅の連絡通路を兼ねる計画。5月中旬に、ビルの規模やテナントなど具体的プランの検討に入る。

 協議会の山下晴也会長は、地下鉄南北線・勾当台公園駅(青葉区)出入り口のある「ファッションビル141」がモデルと説明。「サンモール一番町に人を呼び込むベストの方法を選びたい」と意欲を示す。

 商業ビル構想は06年3月、市が一番町駅出入り口の用地を取得した直後に浮上。周辺のビルは、いずれも築30年以上で老朽化していたため、ビル所有者が同年7月に協議会を発足させた。

 地権者との交渉は難航したが、サンモール一番町商店街振興組合の後押しを受け、2年越しでようやく、用地取得にこぎ着けた。

 協議会発足時には地上6階、地下2階の構想を描いた。しかし、ビル所有者から地権者に立場が変わったことなどから、あらためて計画を練り直す。

 協議会の用地取得を受け、市東西線沿線まちづくり課も、駅の機能を生かした商業ビル開発を支援する方針。08年度中に、税制面での優遇がある「市街地再開発事業区域」と、容積率の緩和が受けられる「高度利用地区」の都市計画決定を目指し、協議会と話し合いを進める。

8荷主研究者:2008/06/06(金) 00:19:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080429t15013.htm
2008年04月28日月曜日 河北新報
東北大基金を創設 寄付の10億円原資に

 東北大は28日までに、東北大研究教育振興財団から寄付を受けた10億円を原資に、東北大基金を創設した。運用益は公的資金を補う大学独自の財源として活用する。

 財団は創立100周年記念事業として募金活動を展開。寄付金37億6000万円と物品9000万円分、半導体研究所の資産24億円相当の寄贈を受け、10月開館予定の「百周年記念会館(仮称)」建設資金などを除く10億円を大学に寄付した。

 大学は基金を運用し、教育研究環境の整備、企業・社会との連携、国際交流促進、学生支援などに充てる。5月にも学内外のメンバー約20人による基金運営委員会を設ける。

 同大の井上明久総長は運営費交付金、授業料、科学研究費補助金に次ぐ第4の財源として、独自の裁量で使える基金の創設を100周年記念事業の柱としてきた。

 28日、仙台市青葉区の片平キャンパスで目録贈呈式があり、財団の西澤潤一理事長が井上総長に目録を手渡した。井上総長は「世界リーディング・ユニバーシティーを目指し、発展するための財源として活用する」とあいさつ。西澤理事長は「大いなる成果を挙げてほしい」と述べた。

 井上総長は半導体研究所の寄贈に対し、名誉所長である西澤氏に感謝状を贈った。

9とはずがたり:2008/06/06(金) 01:22:51
>>3-8
早速のレス,乙。
過去の蓄積はこんな風↓にリンクはっても良いけどレス投下時に関連スレを単発リンクすると繋がりが判って良いかも。

都市計画スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/?KEYWORD=%C0%E7%C2%E6
鉄道スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/?KEYWORD=%C0%E7%C2%E6
商業スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/?KEYWORD=%C0%E7%C2%E6
不動産スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/?KEYWORD=%C0%E7%C2%E6

10とはずがたり:2008/06/06(金) 01:25:19
>>9
間違えた・・。
×関連スレ
○関連レス
だ。まぁ面倒ではあるがね。

11やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/06(金) 02:58:39
宮城系コテハンとして、記念レスをつけさせてもらいます。

12とはずがたり:2008/06/06(金) 03:31:12
記念レス歓迎〜っすヽ(´ー`)/
またなんか地元情報でもありました日にはよろぴくす。

13とはずがたり:2008/06/15(日) 20:26:38
地震の報はこちら↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105324388/129-130

岩手・宮城地震:工場、相次ぎ操業再開 一部で遅れも 
http://mainichi.jp/select/today/news/20080616k0000m020037000c.html

 岩手・宮城内陸地震の発生から一夜明けた15日、被害を受けた企業の工場や店舗で、生産再開などの動きが出始めた。ただ、再開のめどが立たない施設も少なくない。

 操業を停止していた日立製作所子会社の電子部品工場(岩手県奥州市)は15日、設備に異常がないことを確認し通常通りに操業を開始した。松下電器産業のDVDレコーダー部品工場(宮城県名取市)も復旧作業を終えて生産を再開。イオンは、食料品の販売だけにとどめていた両県内の3店舗で15日、全面営業を始めた。

 トヨタ自動車系の関東自動車工業は、岩手工場(岩手県金ケ崎町)で組み立て中の車体が落下するなどの被害が出たが、通常生産のめどがつき、16日から通常通り稼働させる。伊藤ハムのデイリー東北工場(宮城県栗原市)は地震発生直後から操業を停止して設備の点検などに当たり、普段は休業日の15日から操業を再開した。

 塩野義製薬は、医薬品製造ラインの配管などに損傷が見つかった金ケ崎工場(金ケ崎町)で修復作業を終え、16日にも生産を再開する。サッポロビール仙台工場(名取市)も亀裂が入ったタンクの修繕を終了し、休業明けの17日から操業する。

 一方、製造装置が損傷した富士通半導体子会社の岩手工場(金ケ崎町)や、停電に見舞われたソニー子会社の録画・録音装置部品工場(栗原市)は、操業再開のめどが立っていない。東芝子会社の半導体工場(岩手県北上市)も15日に操業を再開したが装置の調整に手間取り、完全復旧には至っていない。【小倉祥徳、宮島寛、宇都宮裕一】

14小説吉田学校読者:2008/06/16(月) 07:16:18
私も東北系住民として、参加いたしますぞ。あぶく〜〜ま川の〜〜流れに沿って〜〜♪
白星で応援。ファンよ市民よ住民よ地震になんか負けるな。しかし、見たことしか書いていないのに、冒頭部分、実にいい文章書くね、この記者は。

楽天・岩隈、被災地へ届けた完封勝利 「地震に負けない」10勝一番乗り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080615-00000955-san-spo

 まっ青な空に向かって、無数の白いジェット風船が舞い上がる。岩手・宮城内陸地震の犠牲者に1分間の黙祷(もくとう)をささげて始まった試合。14日は震度5強の激しい揺れに襲われたKスタ宮城に、ファンの勝ちどきがこだました。巨人に3−0で完勝。楽天が連敗を「3」でストップした。
 エースの岩隈がゲームを支配した。最速150キロのストレートと、140キロ近いフォークボールのコンビネーション。7安打されてもタイムリーは許さない。8奪三振で今季2度目の無四球完封。広島のルイスと並び10勝に一番乗りした。
 「けがなくやれば10勝はできると思っていたけど、こんなに早くとは…」。2ケタ勝利は15勝した近鉄時代の2004年以来。過去3年は不本意なシーズンだっただけに「うれしい」の言葉に実感がこもった。
 『俺達は地震になんか負けない』。スタンドの横断幕に応える力投でもあった。地震が起きたとき、岩隈は自宅で朝食をとっていた。あわてて長女を抱き寄せた右腕にとって、被害は人ごとではない。「球場にこれだけ多くの人(2万449人)が来てくれた。少しでも勇気を与えられる試合をしたかった」。八回終了時の球数は118球だったが、「最後まで行きます」。一人で9回を投げ切った。
 これで交流戦は無傷の4連勝。チームが交流戦で優勝すればMVPの最有力候補にも挙げられる。「岩隈でなければ危ない試合だった。ますますエースらしくなってきたよ」。今年『エースの品格』を著した野村監督も最大級の賛辞を贈っていた。(佐藤正弘)

15とはずがたり:2008/06/16(月) 19:11:13
【野蒜築港】
東北スレと云えば此は外せない。新スレ記念特集レス
明治の極めて早い時期に着手されているのは戊辰戦争での特に奥羽越の人心の分裂を収拾し東北地方を一体化して明治体制下に組み込もうとする意図か。
地震ではなく台風にやられて抛棄されてしまったのは非常に勿体なくある。その代わりに貴重な遺構が残ることになったようである。

野蒜築港資料室
http://park3.wakwak.com/~chikko/
明治三大築港の紹介

■所在地
  三国港  福井県 坂井市三国町
  野蒜港  宮城県 東松島市
  三角港  熊本県 宇城市三角町
■三つの港の共通点
 1.明治の極めて早い時期の事業 ex.横浜港着手=明治22年
     着手  三国・野蒜=明治11年  三角=17年
     竣工  野蒜=明治15年  三国=18年  三角=20年
 2.オランダ人が設計施工に関与
      三国  エッセル、デ・レーケ、デフォス、アルンスト
      野蒜  ファン・ドールン、マストレクト、アルンスト、ウィール
      三角  ムルドル
 3.地域開発の拠点の位置づけ
■事業主体
    三国  豪商6人の発起で始まり、15年から内務省直轄
    野蒜  内務省直轄
    三角  熊本県

野蒜築港
土木学会選奨土木遺産
宮城県桃生郡鳴瀬町、矢本町、宮城県石巻市
日本で初めての近代港湾計画
http://www.gijyutu.com/ooki/tanken/tanken2003/nobiru/nobiru.htm

 東北地方の開発のために、明治政府は宮城県桃生郡野蒜村(現在の宮城県桃生郡鳴瀬町)を拠点とした近代的な港湾計画と、運河による交通網の整備を計画しました。石巻湾に注ぐ鳴瀬川の河口に内港をつくり小型船舶の繋留地とし、野蒜と宮戸島の間の入江を外港とする大型船舶の停泊地を設ける計画でした。また、北上川から内港へ通じる運河と、内港から松島湾へ通じる運河をつくり、阿武隈川とも結ぶことによって、野蒜港を拠点とした東北地方の岩手県、宮城県、福島県、山形県を経済圏としてまとめようとする構想でした。

近現代スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043132013/34-35
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043132013/41

16とはずがたり:2008/06/18(水) 18:16:49
農産業の打撃は特に切ないですねぇ。。岩手の農家は糞玉沢の基盤であったといえばあったのだけれども。

高原の名産、実り無念 イチゴ・イワナの出荷断念
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080618t13032.htm

 岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市栗駒の耕英地区で盛んなイチゴ栽培やイワナ養殖は、道路が寸断され孤立した上、住民が全員避難したため、壊滅的打撃を受けそうだ。「再起は難しい」「いつかまた」。住民の胸には、絶望と、かすかな希望が交互に去来した。

<見通し立たぬ>
 イチゴを栽培する長いハウス。高床式のうねが地震の衝撃で落下し、無残な姿をさらす。真っ赤に実ったイチゴは「収穫されず、このまま腐るだけ」という。外には、きれいにイチゴを並べた箱が出荷のめどなく山積みにされたままだった。

 いったんは両親とともに、地区にとどまることを決めたイチゴ農家千葉雄喜さん(34)は17日、山を下りることを決断した。復旧に必要な発電機や資材の搬入の可能性を探ったが、結局見通しが立たなかったからだ。

 ケーキなどに載せるイチゴ「雷峰」を家族らとハウス栽培する。ハウスは12棟、計6500平方メートル。父孝喜さん(60)が5年前、2億円かけて造った。独自に販路を持ち、毎年5000万円以上を売り上げていた。

 「今年の収入は30分の1、40分の1になるかも」と千葉さん。「この土地でもう1度やるか、やらないかという話になるだろう」と言いつつ、自分を奮い立たせるように言葉を続けた。「(冷涼な)耕英地区はイチゴを作るには最高の場所。またここでやりたい」

 夏場だけ耕英地区でイチゴやダイコンを栽培する小山忠三さん(79)。畑1.3ヘクタールを耕す。地震でけがをし、これからイチゴの収穫の最盛期というところで山を下りた。「畑が気掛かりだけど、もうあきらめるしかない」。言葉に力はない。

<お客見込めず>
 栗駒山のすそ野の冷涼な高原を切り開いた耕英地区。イチゴ、高原大根、レタス…。担い手が去った農産物の見通しは暗い。渓流魚の代表格イワナの養殖も状況は厳しい。

 養殖池に白い腹を見せたイワナが1匹浮かぶ。耕英地区の数又貞男さん(57)の養殖場。水は白く濁り、底は見えない。

 稚魚8万匹、成魚2万匹。避難中の市街地から17日、一時帰宅した数又さんは「稚魚はこのまま全滅ですね」と力なく話す。成魚は底に沈んでいる死骸(しがい)を含めたら何匹死んだか分からない。壊滅的被害だ。

 数又さん方はイワナを主に近所の旅館に卸していた。ガソリン高による宿泊客の減少に伴って、だんだん魚の出荷量が減少していた。そんな中の大地震。「もう商売は難しい」。妻の八千代さん(56)は途方に暮れた。

 父の故一夫さんが1967年に国内で初めて成功したイワナの養殖を引き継いだ。「またやりたいとは思うけど…」と数又さんは自信なさげだ。
 道路が寸断され、観光客は見込めない。「お客さんが来てくれるかが心配」。復旧しても、余震が長期化すれば、その分ダメージも長引く。

 もう1人のイワナ養殖業の男性も山を下りた。今後のことは「分からない」とだけ答え、口を真一文字に結んだ。
(報道部・肘井大祐、藤本貴裕)
2008年06月18日水曜日

17とはずがたり:2008/06/18(水) 18:19:08
今回の地震は民家破壊型ではなくて土砂崩れや用水路破壊型ですね。

水田に無数の亀裂 農家絶句「干上がる」
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080618t13026.htm

 岩手・宮城内陸地震の影響で、宮城県栗原市栗駒、花山の山あいに点在する水田が、「生命線」の水を絶たれて日増しに干上がっている。コンクリートの用水路が損壊し、農業用水が届かなくなった水田や、地震で亀裂が走り水が地中に流れ出した水田が、無残な姿をさらす。用水路の復旧は容易でなく、生活用水も事欠く中、農業用水を確保する見通しは立たない。連日照りつける強い日差しを浴びながら、農家は途方に暮れている。

 「ひどい。大変なことになった」。栗原市栗駒で水田1ヘクタールを所有する農業渡辺正さん(70)は17日、用水路の惨状を目の当たりにして言葉を失った。

 1キロ先の水田まで農業用水を運ぶ用水路が地震による土砂崩れの直撃を受け、コンクリート製のU字溝が寸断されていた。折れた先からは、貴重な水が滝のように流れ出している。

 田植えから約1カ月。約30センチまで育った青い稲を襲った突然の試練。「1週間程度なら水不足に耐えられるが時間はない。用水路は簡単には復旧できないだろう」。渡辺さんの焦りが募る。

 花山でも状況は同じだ。37戸のほとんどがコメ農家の花山沢地区。用水路が壊れたり、落石でせき止められたりし、斜面の水田に水の供給が止まった。乾いた水田の表面が、ところどころで痛々しくひび割れを始めている。

 同地区で4.4ヘクタールの水田を耕す専業農家の千葉純さん(56)は「稲の根が活着するため、今は最も水が必要な時期。代わりの水は用意できないし、雨が降っても一時しのぎにしかならない」とため息をついた。

 例年ならみずみずしい光景が広がる時期だが、既に半分以上が干上がり始めている。「今年は駄目だ。もう取り返しがつかない」。千葉さんは肩を落とした。

 宮城県によると17日現在、水田被害の金額は判明分だけで8億円を超え、8割以上が栗原市に集中している。市は幹線用水路などの調査を急いでいるが、「現状では手が回らない。今は地域にまかせるしかない」(産業経済部)と、対策にすら乗り出せずにいる。
2008年06月18日水曜日

18とはずがたり:2008/06/18(水) 19:14:25

岩手・宮城内陸地震、被災状況 原材料や設備被害深刻
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080618t13013.htm

 岩手・宮城内陸地震の被災地で、中小企業の被災状況が少しずつ明らかになってきた。耐震設備を備え、被害も比較的少なかった大手メーカーの工場とは違い、町工場などでは建物や生産設備の損壊、原材料の被害が目立つ。地元の商工関係者は「経営に与えるダメージの深刻さは、大手の比ではない」と言う。

 宮城県栗原市栗駒にある菓子製造会社では、原材料の小麦粉、砂糖、小豆などを入れて積み上げていた段ボールが地震で崩れ落ち、中身が床にばらまかれた。「ほとんどすべてが駄目になった」。経営者(65)は悔しそうに語る。

 被害は広範囲にわたった。加工に使う重油ボイラーは部品が破損し、二つのうち一つが使えなくなった。配電設備も壊れ、工場の壁や天井には亀裂が走る。
 14日の地震直後から、20人の従業員が総出で後片付けし16日、生産再開にこぎ着けた。

 だが経営者の表情は晴れない。工場新設のローンが残っているのに、復旧費用は1000万円を超えそうだ。「すまないが、夏のボーナスは出せない」。経営者は、工場再開に頑張ってくれた従業員に頭を下げるしかなかった。

 「大企業ばかりに話題がいくが、こういうときに本当に大変なのは、ぎりぎりの経営をしている中小企業だ」。経営者はいらだちもみせる。

 同じ栗駒地区にある従業員25人の漬物・総菜製造会社。漬物を真空包装する機械が倒れ、壊れた。工場の屋根は半分崩れ落ち、倉庫兼事務所も大きく傾いた。建て替えが必要という。

 会社の役員(43)は「地震保険には入っていない。2億円の借金があり、影響は大きい」と肩を落とす。観光客向けの商品も多く、「(地震の影響で)観光客が来なくなるのも心配だ」と不安は尽きない。

 電子機械など大手・中堅メーカーは工場を耐震や免震構造にし、緊急地震速報を使った地震防災システムを完備するところもある。今回の地震でも、生産ラインの点検を終えると多くは通常体制に戻った。

 栗原市によると17日現在、市内で58社が何らかの被害を受けた。大部分が中小・零細企業。一関市でも被災企業は30社に上る。栗原市産業経済部は「操業の全面停止は少ない。だが地域経済にじわじわと影響が出てくるかもしれない」と不安な表情を見せた。(報道部・宮田建)
2008年06月18日水曜日

19荷主研究者:2008/06/19(木) 23:38:24

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2008/05/20080514t12048.htm
2008年05月14日水曜日 河北新報
迫るパルコ仙台上陸 既存店迎撃、共存共栄も期待
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パルコが入るJR仙台駅前の地上19階の複合ビル。建設が着々と進む

 東北一の商業集積を誇る仙台市のJR仙台駅前で工事が進められているファッションビル「仙台パルコ」。今秋開業を目前に、徐々に威容を見せ始めた。パルコ(東京)の東北進出は初めて。同駅前への大型店出店は2003年末の仙台ロフト以来、約5年ぶりとなる。迎え撃つ中心部の大型店は、早くも対抗策を打ち出す。一方で中心部の店にとっては、郊外店に対抗する強力な援軍との見方もある。商業地図を一変させる可能性をはらむ「パルコ上陸」の波紋を追う。

◎既存店、売り場拡大 価格や年齢層で差別化

 市中心部で、商業関係者が注目する2つの建設工事が急ピッチで進む。仙台パルコが入るビルと、駅からアーケード街を西に約500メートル進んだ仙台ファーストタワー商業棟だ。来年完成のこのビルには、地元の老舗百貨店、藤崎が入居。海外ブランドなどを入れ、周辺の既存3館と合わせ、パルコ対策の布石とする。
 「市中心部に大きな変化がなかった今までと同じ、というわけにはいかない。競争がなければ進歩はない」と藤崎の田中昌志専務。新ビルも含めた商品展開は、価格帯や狙う年齢層でパルコとの差別化を図る。
 仙台パルコは、地下2階、地上19階のビルのうち、地下1階から地上9階までを占める。延べ床面積は2万4000平方メートル。詳細はまだ不明だが、他都市のパルコ同様、ブランドや話題のショップが多数入るとみられる。

 パルコは3月末からホームページを通じ、特典付きカード会員の募集を開始。5月初めまでに100人近くが応募した。同社は「首都圏での出店時と同じペース。東北での知名度を考えれば上々だ」と手応えを語る。
 パルコの強みは「20―30代女性向けファッションのセンスの良さ」(同業他社)。今では大型店で一般的になったテナントを集合させる手法はパルコが発祥だ。既存店は「強敵」と認め、全容が見える前から対抗策を打ち出し始めた。

 客層が最も重なると言われるファッションビルのフォーラス仙台店は「店の特色をはっきり出していく」(佐藤雄一館長)と、強みの「個性的なファッション」に磨きをかける。入り口の大幅改装にも着手し、イメージの刷新も図る。
 三越仙台店は、伊勢丹との経営統合効果を生かし、品ぞろえを増やす。隣接する大型ファッションビル141を一括して賃借する予定で、東北一となる売り場面積の拡大を武器にする。
 宮城県百貨店協会によると、仙台地区の百貨店(3社4店)の昨年の売り上げは約1213億円と、郊外店の攻勢で11年連続の下落を記録した。
 縮小するパイに参戦するパルコがもたらすのは、市中心部のたたき合いか、郊外から客を奪い返す果実の共有か。同業者の間には「ふたを開けてみなければ分からない」と、近年にない緊張感が漂っている。

20荷主研究者:2008/06/19(木) 23:39:08
>>19 続き

◎中心部復権を期待 相乗効果狙い店づくり

 仙台市のJR仙台駅前に今秋開業する「仙台パルコ」への対抗策を打ち出し始めた市中心部の既存大型店。だが郊外に同時期新設されるアウトレットモールへの警戒感は、それをしのぐ。「商圏を東北全域に設定するらしい」「その年の在庫品を次々販売すると聞いた」。そんな話が乱れ飛び、施設の巨大さが波紋を広げている。
 宮城野区の仙台港背後地に三井不動産(東京)が開発する「仙台港アウトレットパーク」(仮称)は9月に開業。衣料などのショップ約100店が入る。泉区に今秋オープンするチェルシージャパン(東京)の「仙台泉プレミアム・アウトレット」は約80店の予定だ。
 ブランドと安さを売りにする店がずらりと並ぶ真新しい「商店街」が一気に2つ、市郊外に生まれる。中心部の警戒は「アウトレットに行く客は、そこで一日過ごし、都心に寄らない」(百貨店幹部)からだ。

 昨年は、東北最大級のショッピングセンター(SC)イオンモール名取エアリが仙台市に隣接する名取市にできた。
 イオン(千葉市)は3月、人口の伸びを予測して泉区に仙台泉大沢SCを開店。1キロ余り北にある既存のイオン富谷SCと「相乗効果で集客力を高める」という、同業者の度肝を抜く出店戦略を実現した。
 100万都市の小売り戦争は、「中心部VS郊外」に加え「郊外VS郊外」の様相も強めている。
 仙台商工会議所などが行う歩行者の通行量調査では、週末の中心部の漸減傾向が止まらない。昨年5月末の日曜日の中心部17地点の平均通行量は約3万9000人と、前年比2.8%減。消費者の「中心部から郊外へ」の流れは続いたままだ。

 新たな話題性や規模の巨大さで、客を引き付け続ける郊外店。中心部の小売業関係者の間には、仙台パルコをライバルと見ると同時に、「都心復権」の援軍と期待する見方もある。
 「この絶好の機会を生かしたい」。ギャル系で知られる仙台駅前のファッションビル「イービーンズ」の海野俊館長代理は言い切る。同店はショップ6店を入れ替え「パルコ効果」の受け皿づくりを着々と進めている。
 パルコに近接する仙台駅北側2階に19店が入る「S―PAL(エスパル)Ⅱ」も6月、オープン。エスパルも相乗効果に期待し、本年度の売り上げを既存店と合わせ12%増とはじく。
 駅前と一番町をつなぐアーケード街も「パルコ大歓迎。通りの魅力を高めたい」(名掛丁商店街振興組合)と「共存共栄」の夢を膨らませる。
 だが「パルコ効果に過剰な期待はできない」と冷静な見方もある。
 中心市街地の活性化策に詳しい東北学院大の柳井雅也教授(経済地理)は「パルコの客層は若者が中心。中心部全体の売り上げアップにつながるかは疑問。(今こそ)購買力のあるファミリー層などが訪れる魅力ある中心部づくりに、商店街や各店が一体で取り組むべきだ」と指摘する。
(報道部・松田佐世子)


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