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仙台・宮城・陸奥

17とはずがたり:2008/06/18(水) 18:19:08
今回の地震は民家破壊型ではなくて土砂崩れや用水路破壊型ですね。

水田に無数の亀裂 農家絶句「干上がる」
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080618t13026.htm

 岩手・宮城内陸地震の影響で、宮城県栗原市栗駒、花山の山あいに点在する水田が、「生命線」の水を絶たれて日増しに干上がっている。コンクリートの用水路が損壊し、農業用水が届かなくなった水田や、地震で亀裂が走り水が地中に流れ出した水田が、無残な姿をさらす。用水路の復旧は容易でなく、生活用水も事欠く中、農業用水を確保する見通しは立たない。連日照りつける強い日差しを浴びながら、農家は途方に暮れている。

 「ひどい。大変なことになった」。栗原市栗駒で水田1ヘクタールを所有する農業渡辺正さん(70)は17日、用水路の惨状を目の当たりにして言葉を失った。

 1キロ先の水田まで農業用水を運ぶ用水路が地震による土砂崩れの直撃を受け、コンクリート製のU字溝が寸断されていた。折れた先からは、貴重な水が滝のように流れ出している。

 田植えから約1カ月。約30センチまで育った青い稲を襲った突然の試練。「1週間程度なら水不足に耐えられるが時間はない。用水路は簡単には復旧できないだろう」。渡辺さんの焦りが募る。

 花山でも状況は同じだ。37戸のほとんどがコメ農家の花山沢地区。用水路が壊れたり、落石でせき止められたりし、斜面の水田に水の供給が止まった。乾いた水田の表面が、ところどころで痛々しくひび割れを始めている。

 同地区で4.4ヘクタールの水田を耕す専業農家の千葉純さん(56)は「稲の根が活着するため、今は最も水が必要な時期。代わりの水は用意できないし、雨が降っても一時しのぎにしかならない」とため息をついた。

 例年ならみずみずしい光景が広がる時期だが、既に半分以上が干上がり始めている。「今年は駄目だ。もう取り返しがつかない」。千葉さんは肩を落とした。

 宮城県によると17日現在、水田被害の金額は判明分だけで8億円を超え、8割以上が栗原市に集中している。市は幹線用水路などの調査を急いでいるが、「現状では手が回らない。今は地域にまかせるしかない」(産業経済部)と、対策にすら乗り出せずにいる。
2008年06月18日水曜日


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