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仙台・宮城・陸奥

19荷主研究者:2008/06/19(木) 23:38:24

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2008/05/20080514t12048.htm
2008年05月14日水曜日 河北新報
迫るパルコ仙台上陸 既存店迎撃、共存共栄も期待
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パルコが入るJR仙台駅前の地上19階の複合ビル。建設が着々と進む

 東北一の商業集積を誇る仙台市のJR仙台駅前で工事が進められているファッションビル「仙台パルコ」。今秋開業を目前に、徐々に威容を見せ始めた。パルコ(東京)の東北進出は初めて。同駅前への大型店出店は2003年末の仙台ロフト以来、約5年ぶりとなる。迎え撃つ中心部の大型店は、早くも対抗策を打ち出す。一方で中心部の店にとっては、郊外店に対抗する強力な援軍との見方もある。商業地図を一変させる可能性をはらむ「パルコ上陸」の波紋を追う。

◎既存店、売り場拡大 価格や年齢層で差別化

 市中心部で、商業関係者が注目する2つの建設工事が急ピッチで進む。仙台パルコが入るビルと、駅からアーケード街を西に約500メートル進んだ仙台ファーストタワー商業棟だ。来年完成のこのビルには、地元の老舗百貨店、藤崎が入居。海外ブランドなどを入れ、周辺の既存3館と合わせ、パルコ対策の布石とする。
 「市中心部に大きな変化がなかった今までと同じ、というわけにはいかない。競争がなければ進歩はない」と藤崎の田中昌志専務。新ビルも含めた商品展開は、価格帯や狙う年齢層でパルコとの差別化を図る。
 仙台パルコは、地下2階、地上19階のビルのうち、地下1階から地上9階までを占める。延べ床面積は2万4000平方メートル。詳細はまだ不明だが、他都市のパルコ同様、ブランドや話題のショップが多数入るとみられる。

 パルコは3月末からホームページを通じ、特典付きカード会員の募集を開始。5月初めまでに100人近くが応募した。同社は「首都圏での出店時と同じペース。東北での知名度を考えれば上々だ」と手応えを語る。
 パルコの強みは「20―30代女性向けファッションのセンスの良さ」(同業他社)。今では大型店で一般的になったテナントを集合させる手法はパルコが発祥だ。既存店は「強敵」と認め、全容が見える前から対抗策を打ち出し始めた。

 客層が最も重なると言われるファッションビルのフォーラス仙台店は「店の特色をはっきり出していく」(佐藤雄一館長)と、強みの「個性的なファッション」に磨きをかける。入り口の大幅改装にも着手し、イメージの刷新も図る。
 三越仙台店は、伊勢丹との経営統合効果を生かし、品ぞろえを増やす。隣接する大型ファッションビル141を一括して賃借する予定で、東北一となる売り場面積の拡大を武器にする。
 宮城県百貨店協会によると、仙台地区の百貨店(3社4店)の昨年の売り上げは約1213億円と、郊外店の攻勢で11年連続の下落を記録した。
 縮小するパイに参戦するパルコがもたらすのは、市中心部のたたき合いか、郊外から客を奪い返す果実の共有か。同業者の間には「ふたを開けてみなければ分からない」と、近年にない緊張感が漂っている。


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