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非自民非民主系保守

1とはずがたり:2007/10/09(火) 01:03:59

国民新党
http://www.kokumin.or.jp/

そうぞう
http://www.souzo.gr.jp/

新党大地
http://www.muneo.gr.jp/

中村喜四郎とか平沼とか江田憲司とかも此処で。

7097名無しさん:2015/09/08(火) 20:13:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000054-mai-pol
<維新の党>党員数5万人と発表 代表選延期で党費返還も
毎日新聞 9月8日(火)18時4分配信

 維新の党の柿沢未途幹事長は8日の記者会見で、党代表選に向けて大幅拡大を目指してきた党員数は現時点で5万2696人になったと発表した。複数議員が「7万人」と説明していたが、精査し、集計した。当初は代表選に合わせて党員を上積みする方針だったが、同党が事実上の分裂状態になったため、11月1日実施予定だった代表選は延期し、希望者には党費返還と党員資格の返上に応じるとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000570-san-pol
維新、8月までの新規党員4万6千人 代表選延期で希望者には党費返金
産経新聞 9月8日(火)17時44分配信

 維新の党は8日、8月末で締め切った新規の党員数を4万6724人と発表した。従来の党員との合計は5万2696人となった。同党は10月1日告示の党代表選に向け一般党員も国会議員らと同じ「1人1票」とすることで積極的に党員を獲得したが、分裂騒動を受けて代表選を延期した。希望者には党員資格を残した上で党費2千円を返金する。党関係者は一時、党員数を約7万人としていた。

7098名無しさん:2015/09/08(火) 20:18:04
>>7093

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000095-jij-pol
維新、大阪系幹部を排除=「分裂」受け執行部刷新
時事通信 9月8日(火)17時16分配信

 維新の党の松野頼久代表は8日、柿沢未途幹事長、馬場伸幸国対委員長、片山虎之助総務会長を解任した。
 馬場、片山両氏は、維新を離党した橋下徹大阪市長が旗揚げする新党に参加する意向。松野氏は執行部から大阪系を排除する一方、維新に残る柿沢氏も同時に辞めさせることでバランスを取り、党内の理解を得たい考えだ。
 後任の幹事長に今井雅人政調会長、国対委員長に牧義夫元厚生労働副大臣、総務会長に小野次郎幹事長代理をそれぞれ起用。今井氏の後任には井坂信彦政調会長代理を充てた。松野氏はこうした人事を8日夕の党執行役員会で報告した。民主党との合流を軸に野党再編を目指す松野氏らの意向で、新執行部は非大阪系で固めた。
 これに先立つ執行役員会で、今井、小野両氏ら非大阪系の7人は「10月1日以降は別の党に行くと明らかにしている人が執行部を形成するのは難しい」などと主張し、馬場、片山両氏の解任を要求。松野氏はこの後、馬場氏ら3人に個別に辞任を迫った。
 松野氏は記者会見し、執行部刷新の理由について「安全保障関連法案や内閣不信任決議案のヤマ場を乗り切るため、一枚岩でいける体制を組んだ」と説明した。
 これに対し、橋下氏の新党に参加する松井一郎大阪府知事は府庁で記者団に「今国会が閉じるまでは安保法制の対応をみんなでやっていくべきだ」と述べ、松野氏の対応を批判。馬場氏は国会内で大阪系議員と協議した後、不信任決議案への賛否について記者団に「27日(の会期末)までは党のルールに従って行動する」と述べ、離党までは党議に従う意向を示した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000564-san-pol
維新分裂 後任幹事長に今井政調会長
産経新聞 9月8日(火)16時49分配信

 維新の党の松野頼久代表は8日、解任した柿沢未途幹事長の後任に今井雅人政調会長を当てる方針を固めた。同日中に開く執行役員会で決定する見通し。柿沢氏は山形市長選の応援をめぐり党内に辞任論が出ていた。松野氏は柿沢氏を解任すると同時に、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が結成する新党に参加することを公言している馬場伸幸国対委員長と片山虎之助総務会長も更迭した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000078-jij-pol
柿沢、馬場、片山各氏を「解任」=維新代表、分裂騒動受け
時事通信 9月8日(火)15時16分配信

 維新の党の松野頼久代表は8日、柿沢未途幹事長、馬場伸幸国対委員長、片山虎之助総務会長の党幹部3人に対し、それぞれ役職を辞任するよう通告し、3氏とも受け入れた。
 党の分裂騒動に伴う事実上の解任。馬場、片山両氏は、維新を離党した橋下徹大阪市長が旗揚げする新党に参加する意向で、党内に辞任を求める意見があった。柿沢氏も同時に辞めさせることで党内対立の拡大を防ぎたい考えとみられる。
 これに先立つ8日の党執行役員会では、非大阪系議員7人が「10月1日以降は別の党に行くと明らかにしている人が執行部を形成するのは難しい。代表の人事権で決断を下してほしい」などと主張し、馬場、片山両氏の解任を要求。この後、松野氏が幹部3人に個別に辞任するよう伝えた。
 松野氏は後任の人事を急ぐ考えで、8日中に改めて執行役員会を開くなどして協議する。ただ、橋下氏に近い馬場氏の解任には大阪系議員の反発も予想され、党内の混乱が続くのは必至だ。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000551-san-pol
維新分裂 松野代表 馬場国対委員長と片山総務会長、柿沢幹事長に解任通告
産経新聞 9月8日(火)15時7分配信

 維新の党の松野頼久代表は8日、同党の馬場伸幸国対委員長と片山虎之助総務会長が大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が結成する新党に参加することを公言しているとして、役職の解任を通告した。松野氏は、山形市長選の応援をめぐり辞任論が出ていた柿沢未途幹事長にも解任を伝えた。

 馬場、片山両氏は記者会見などで新党に参加する意向を表明していた。これに対し、8日午前に開かれた執行役員会で、維新に残留する幹部から両氏の辞任を求める意見が複数上がっていた。

 松野氏は、新党参加組が辞任を求めていた柿沢氏も合わせて解任することで決着を図る方針。後任は、新党への参加を明言していない議員から早期に選ぶ見通しだ。

 橋下氏は10月に新党を結成する意向だが、大阪選出の議員を中心とする新党参加者には、安全保障関連法案の対応など今月27日までの国会開会中は維新にとどまるよう求めていた。だが、馬場、片山氏両氏の解任により、分裂が加速するのは必至の情勢だ。

7099名無しさん:2015/09/08(火) 20:19:37
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150908-00000024-pseven-soci
真の改革進めるには「大阪流の野党」必要 本音の勝負に期待
NEWS ポストセブン 9月8日(火)16時6分配信

 橋下徹大阪市長や松井一郎大阪府知事は大阪維新の会を軸に新党を立ち上げる構えだ。これには「大阪の名前を掲げて国政で勝負できるか」という声がある。

 私の見方はまったく逆だ。「大阪」という言葉にこそ意味がある。大阪に住んだこともない私が言うのも気が引けるが、敢えて言おう。日本の政治がダメなのは、かなりの部分、格好ばかりを気にする東京の建前論に引きずられているからではないか。

 たとえば新国立競技場問題はなぜ、あんなにゴタついたのか。カネもないのに「世界に2つとない立派な施設を」と見栄を張った部分がある。最初から普通の競技場で十分だった。

 大阪市や府、あるいは大阪のテレビ局で政策の議論をしてみると、東京とはまったく違う感性に気付かされる。ガチンコの本音で勝負しなければ相手にされないのだ。カブキのような国会論議をぶち壊し、真の改革を進めるためには、そんな「大阪流の野党」こそ必要である。

 それは地域活性化にも役立つだろう。全国どこを訪れても、多くの人が心の底で東京への憧れを抱いている。「東京なんてたいしたことあらへん」という大阪の気概が国政で爆発すれば、必ず他の地域を勇気づけるはずだ。

 だから、私はぜひ新党には「大阪」の名前を掲げてほしい。大阪の名で永田町や霞が関、虎ノ門のばかばかしさを思いきり笑い飛ばしてもらいたい。

 いまの日本には、そんな破天荒さこそが必要なのだ。

■文・長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ):東京新聞・中日新聞論説副主幹。1953年生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学大学院卒。規制改革会議委員。近著に『2020年新聞は生き残れるか』(講談社)

※週刊ポスト2015年9月18日号

7100名無しさん:2015/09/08(火) 21:45:24
>>7098

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150908-00000442-fnn-pol
維新・松野代表、混乱の原因となった柿沢幹事長ら3人を更迭
フジテレビ系(FNN) 9月8日(火)21時20分配信
維新の党の松野代表は、8日に開かれた執行役員委員会で、橋下大阪市長の新党への合流を表明した馬場国対委員長と、片山総務会長に加え、党の混乱の原因となった柿沢幹事長の3人を更迭することを決めた。
橋下氏の新党へ合流する議員が役員を続けていることに、批判の声が相次いだためで、松野氏は、分裂の発端となった柿沢氏もあわせて更迭することで、事態の幕引きを図りたい考え。
松野氏は、柿沢氏の後任の幹事長に、今井政調会長を充てる人事を固めた。
最終更新:9月8日(火)21時20分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00050141-yom-pol
維新、党幹部3人を交代…橋下氏に近い議員ら
読売新聞 9月8日(火)21時7分配信

 維新の党の松野代表は8日、国会内で臨時の党執行役員会を開き、党幹部3人を交代させる人事を報告した。

 橋下徹大阪市長に近い議員を執行部から排除し、民主、維新両党を軸とする野党再編路線の支持者で脇を固める狙いがあり、事実上の解任とみられる。

 交代したのは柿沢幹事長、馬場伸幸国会対策委員長、片山虎之助総務会長の3人。新たな幹事長には今井雅人政調会長を起用し、国対委員長と総務会長の後任には牧義夫衆院議員、小野次郎幹事長代理をそれぞれ充てた。新政調会長には井坂信彦政調会長代理が就任した。

 馬場、片山両氏は「橋下新党」への参加を表明しており、松野氏は両氏の交代理由について「安全保障関連法案の採決や内閣不信任決議案への対応がある中、一枚岩となる態勢を組んだ」と記者会見で説明した。柿沢氏については、橋下氏に近い議員から「山形市長選で特定候補の応援に入り、党分裂の原因を作った」との批判があり、馬場、片山両氏と同時の交代でバランスを取ったとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000092-mai-pol
<維新の党>松野代表が幹事長、総務会長、国対委員長を解任
毎日新聞 9月8日(火)20時46分配信

 維新の党の松野頼久代表は8日、柿沢未途幹事長と片山虎之助総務会長、馬場伸幸国対委員長の3氏を解任した。片山、馬場両氏は、橋下徹大阪市長が設立を目指す新党に参加する意向を示していた。一方、柿沢氏は党分裂の原因となった。いずれも事実上の更迭とみられ、分裂に陥った執行部を刷新するのが狙いだ。

 松野氏は8日夕の臨時執行役員会で、後任人事を報告。幹事長に今井雅人政調会長(民主出身)、国対委員長に牧義夫副幹事長(同)、総務会長に小野次郎幹事長代理(旧結い出身)をそれぞれ充てる。今井氏の幹事長就任に伴い、政調会長には井坂信彦政調会長代理(同)を昇格させる。

 だが、後任がすべて非大阪系だったことから、大阪系議員は「恐怖政治だ」(馬場氏)と強く反発、国会内で対応を協議した。松野氏の任命責任を問うため、党内所属議員の3分の1(17人)の署名を集め、両院議員総会の開催を求めることなどを検討している。大阪側は松野氏に辞任を迫る方向で、維新の分裂に向けた動きはさらに早まりそうだ。

 松野氏は執行役員役員会後の記者会見で、「更迭の意味合いではない。安保関連法案の採決など国会の山場を乗り切るため、執行部を一枚岩にするための対応だ」と説明。大阪系が執行部に残れば、野党連携・再編に向けた動きで党決定が困難になるとの判断を示した。

 一方、馬場氏は今国会の会期中は党内にとどまる考えを示した上で「我々の方が“母屋”出て行くのは向こうだ」と対決姿勢を鮮明にした。同党は9日に全議員が出席した会合を開いて意見交換するが、双方の対立と混乱は一層深まっている。【福岡静哉、松本晃】

7101名無しさん:2015/09/08(火) 22:15:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000064-dal-ent
塩村都議 恋人に慰謝料請求発言を釈明「言ったのは事実だけど…」
デイリースポーツ 9月8日(火)20時42分配信

 昨年6月、東京都議会で「セクハラやじ」を受けた塩村文夏・都議会議員(37)が8日、日本テレビ系で放送された「踊る!さんま御殿!!」に出演。タレント時代にテレビ出演した際、恋人と別れる時に慰謝料として、お金を請求すると豪語していたことについて「言ったのは事実だけど…」と釈明した。

 19歳から芸能活動を始めていた塩村氏は、さんまが司会を務めていた「恋のから騒ぎ」の14期生。当時、番組では、「有名歌手」などとの豊富な男性遍歴を披露したほか、男とはタダでは別れない主義であることを明かし「今まで付き合った人は慰謝料くれたから。いくら?1500万円」などと自慢していた。

 セクハラやじ騒動がきっかけで注目を浴び、この発言も掘り起こされたことに「ネットで広がって」と不満を口に。政治家に転身する前には放送作家の経験もあることから「私は放送作家ですから、話を5倍にも10倍にも100倍にも膨らませます。言ったのは事実だけど、内容としてはものすごく語弊がある」と苦しい釈明。男性ゲスト陣からブーイングを浴びた。

 また、「から騒ぎ」の「1500万円」発言時にもゲスト出演していた泉谷しげるが「いたんだ、俺は(その番組に)。この詐欺女!このやろー!」とお怒りモードになると、塩村氏は「ひどい、ひどい、ひどいの」と釈明に躍起になっていた。

7102とはずがたり:2015/09/08(火) 22:35:12
柿沢、馬場、片山各氏を「解任」=維新代表、分裂騒動受け
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%9F%BF%E6%B2%A2%E3%80%81%E9%A6%AC%E5%A0%B4%E3%80%81%E7%89%87%E5%B1%B1%E5%90%84%E6%B0%8F%E3%82%92%E3%80%8C%E8%A7%A3%E4%BB%BB%E3%80%8D%EF%BC%9D%E7%B6%AD%E6%96%B0%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%80%81%E5%88%86%E8%A3%82%E9%A8%92%E5%8B%95%E5%8F%97%E3%81%91/ar-AAe3xoH
時事通信 5 時間前

 維新の党の松野頼久代表は8日、柿沢未途幹事長、馬場伸幸国対委員長、片山虎之助総務会長の党幹部3人に対し、それぞれ役職を辞任するよう通告し、3氏とも受け入れた。党の分裂騒動に伴う事実上の解任。馬場、片山両氏は、維新を離党した橋下徹大阪市長が旗揚げする新党に参加する意向で、党内に辞任を求める意見があった。柿沢氏も同時に辞めさせることで党内対立の拡大を防ぎたい考えとみられる。

 これに先立つ8日の党執行役員会では、非大阪系議員7人が「10月1日以降は別の党に行くと明らかにしている人が執行部を形成するのは難しい。代表の人事権で決断を下してほしい」などと主張し、馬場、片山両氏の解任を要求。この後、松野氏が幹部3人に個別に辞任するよう伝えた。

 松野氏は後任の人事を急ぐ考えで、8日中に改めて執行役員会を開くなどして協議する。ただ、橋下氏に近い馬場氏の解任には大阪系議員の反発も予想され、党内の混乱が続くのは必至だ。

維新、大阪系幹部を排除=「分裂」受け執行部刷新
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%B6%AD%E6%96%B0%E3%80%81%E5%A4%A7%E9%98%AA%E7%B3%BB%E5%B9%B9%E9%83%A8%E3%82%92%E6%8E%92%E9%99%A4%EF%BC%9D%E3%80%8C%E5%88%86%E8%A3%82%E3%80%8D%E5%8F%97%E3%81%91%E5%9F%B7%E8%A1%8C%E9%83%A8%E5%88%B7%E6%96%B0/ar-AAe3L2H
時事通信 3 時間前

 維新の党の松野頼久代表は8日、柿沢未途幹事長、馬場伸幸国対委員長、片山虎之助総務会長を解任した。馬場、片山両氏は、維新を離党した橋下徹大阪市長が旗揚げする新党に参加する意向。松野氏は執行部から大阪系を排除する一方、維新に残る柿沢氏も同時に辞めさせることでバランスを取り、党内の理解を得たい考えだ。

 後任の幹事長に今井雅人政調会長、国対委員長に牧義夫元厚生労働副大臣、総務会長に小野次郎幹事長代理をそれぞれ起用。今井氏の後任には井坂信彦政調会長代理を充てた。松野氏はこうした人事を8日夕の党執行役員会で報告した。民主党との合流を軸に野党再編を目指す松野氏らの意向で、新執行部は非大阪系で固めた。

 これに先立つ執行役員会で、今井、小野両氏ら非大阪系の7人は「10月1日以降は別の党に行くと明らかにしている人が執行部を形成するのは難しい」などと主張し、馬場、片山両氏の解任を要求。松野氏はこの後、馬場氏ら3人に個別に辞任を迫った。

 これに対し、馬場氏ら大阪系は国会内に集まり対応を協議。橋下氏の新党に参加する松井一郎大阪府知事は府庁で記者団に「今国会が閉じるまでは安全保障法制への対応をみんなでやっていくべきだ」と述べ、松野氏らを批判した。

7103名無しさん:2015/09/09(水) 19:37:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150909-00000004-sasahi-pol
分裂「維新の党」 激化する中間派10人の争奪戦〈週刊朝日〉
dot. 9月9日(水)7時8分配信

 橋下徹大阪市長の突然のブチ切れと新党結成の表明で、分裂が決定的となっている維新の党(衆院40人、参院11人)。10月1日に華々しくスタートするはずだった党代表選は当然ながら延期され、「大阪系」と「非大阪系」の対立も日に日に激化している。

 9月4日、衆参両院の国会議員が集まっての緊急会合では、醜い罵り合いが展開された。まず、口火を切ったのが大阪系の足立康史衆院議員。民主党の岡田克也代表をはじめ、野党党首と頻繁に会談する松野頼久代表に「なぜ野党にスリ寄るんだ」と痛烈に批判。さらに別の議員も「そもそも今回の元凶は、山形市長選の応援に行った柿沢未途幹事長だ」と声を張り上げた。

 一方、非大阪系も黙っていない。若手の井出庸生衆院議員は、橋下新党入りを表明した片山虎之助参院議員会長に対し「反党行為だ。今すぐ役職を返上すべき」と詰め寄った。

 あいまいな回答をする片山氏に、波状攻撃を仕掛ける非大阪系。会合は約1時間も続き、大半の時間が相手陣営への攻撃に費やされた。

 一部始終を見ていた関係者はこう嘆く。

「つい2週間前までは、それなりに仲良くやっていたんですがねえ。もはや同じ党にいるのが不思議なくらいです。党が崩壊するときは、どこもこんな有り様でしょうか」

 そんな両陣営が最も力を入れているのが、「中間派」の獲得だ。10月下旬にも発足する橋下新党への参加を決めているのは、馬場伸幸国対委員長ら大阪を地盤とする大阪系12人と九州などを地盤とする8人。かたや党内に残り、民主党などとの野党再編を目指すのが松野代表や江田憲司前代表ら21人。大接戦となっている。残る10人が態度未定だ。

 政党に所属する議員1人あたり、年間平均約4500万円の政党交付金が支給されるだけに、両陣営は中間派議員に頻繁に面会するなど、獲得に躍起だ。大阪系の衆院議員は言う。

「ウチの決めゼリフは『未来は明るい』やで。橋下新党の発足で、11月の大阪府知事選と市長選の勝利は確実。橋下さんは一度引退するが、いずれ復帰しよる。人気は健在やし、参院選も衆院選も安泰。とにかくついて来たほうがトク。中間派議員もかなり熱心に聞いてくれますわ」

 一方、非大阪系の口説き文句は「民主党との新党発足」だ。仮にこのまま維新の党に残っても民主党に吸収されてしまうのでは、と不安がる中間派は多い。

 そのため、民主党の岡田代表と親しい江田前代表が「安心して下さい。必ず新党はできます」とふれ回っているという。

 大阪系は「大ボラだ」「民主党が解党するはずない」と否定するが、岡田代表に近い民主党議員からも「岡田さんは安倍政権の数の横暴を目の当たりにし、100人規模の新党結成に舵を切った。(生活の党の)小沢一郎さんとも会って、新党に関する助言を受けているようだ。今はまだ党内の新党反対派に配慮して黙っているが、いずれ発表する。年内の解党、新党発足は確実」との声も聞かれた。

 民主と維新、それに生活の党まで巻き込んでの新党結成──。ある中間派議員は「数も多いし魅力的」と胸中を明かす。

「非大阪系からだけでなく、民主党議員からも『新党はできる』と電話がかかってきます。内容は具体的。信じつつあります」

 仁義なき中間派争奪戦。維新の党の松野代表は、ちかく内閣不信任決議案を民主党などと共同提出する。これに賛成すれば残留、反対なら大阪へ行けと、中間派に踏み絵を迫る格好だ。

 大阪系vs.非大阪系の第1ラウンド。軍配はどちらに。

※週刊朝日 2015年9月18日号

7104名無しさん:2015/09/09(水) 19:38:54
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150909-00010002-jisin-pol
将来の世襲候補?維新の党・松野代表次女がミス日本候補に
女性自身 9月9日(水)6時0分配信

「お前の足を引っ張ってはいけないから、プロフィール欄に書く父親の職業は『会社社長』にでもしておきなさい」

 ミス日本コンテスト応募の際、愛娘にこうアドバイスしたのは、党分裂問題で揺れる維新の党・松野頼久代表(54)。橋下徹大阪市長(46)、松井一郎大阪府知事(51)から三行半をつきつけられ、松野氏は結党以来、最大の危機を迎えている。

 こんな非常事態を予測していたのか、冒頭の助言が功を奏し、次女で慶応大学文学部2年の松野未佳さん(20)が、第48回ミス日本コンテストのファイナリストに“当選”。彼女は応募1,500人のなかから、激戦区といわれる東日本地区代表に見事選ばれた。

 前田敦子似の端正な顔立ちのエキゾチック美女で、163センチ、B87W61H87と抜群のプロポーション。得意な料理は煮物という家庭的な一面もしっかりアピールし、審査員のハートをがっちり掴んだようだ。

「将来は人や社会の役に立つ仕事がしたい。政治には少し興味があります。父のカッコいい姿を見て育ったので」と、親思いなコメント。

 将来の世襲候補として、父親はほくそ笑んでいるに違いない。ミス日本コンテストの最終選考は来年1月25日。めでたくトップ当選となるか!?

(週刊FLASH9月22日号)

7105名無しさん:2015/09/09(水) 19:42:00
>>7100
>>7102

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150909-00000007-jnn-pol
維新の党、馬場国対委員長ら幹部3人を更迭
TBS系(JNN) 9月9日(水)5時45分配信
 分裂騒動に揺れる維新の党の松野代表は、執行部が一枚岩になる必要があるとして、馬場国会対策委員長など幹部3人を一気に更迭する人事を決定しました。

 「代表と国対委員長が全く、不信任案の対応について、違う意見を述べることは、普通の政党はなかなかない。そういうことを踏まえて、一枚岩でいける体制ということ」(維新の党・松野頼久代表)

 松野代表は、橋下大阪市長が結成を目指す新党に参加する意向の馬場国対委員長と片山総務会長の更迭を決め、臨時に開いた執行役員会で了承されました。

 また、党が分裂する原因になった柿沢幹事長も「総合的な判断」として併せて更迭。後任人事では、党の5役から「大阪系」の議員を一掃した形です。

 一方、更迭された馬場国対委員長は、松野氏の対応を「恐怖政治だ」などと厳しく批判しています。(08日21:57)
最終更新:9月9日(水)5時45分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150909-00000474-fnn-pol
維新の党、更迭された柿沢幹事長らの後任を発表する緊急執行役員会
フジテレビ系(FNN) 9月9日(水)0時20分配信
維新の党は8日、更迭された柿沢幹事長らの後任を発表する緊急の執行役員会を開き、松野氏は、幹事長に今井政調会長、国対委員長に牧元厚労副大臣、総務会長に小野幹事長代理、政調会長に井坂政調会長代理を充てることを伝えた。
執行部の刷新は、橋下大阪市長の新党に合流する議員が役員を続けていることに、批判が相次いでいたことを受けてのもので、更迭された馬場前国対委員長は、「恐怖政治だ」、「出ていくとしたら、向こうだ」と批判した。
最終更新:9月9日(水)0時20分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150909-00000001-ann-pol
維新の党 “大阪系議員”執行部の役員から解任
テレビ朝日系(ANN) 9月9日(水)0時5分配信
 維新の党の松野代表は、10月に橋下大阪市長が立ち上げる新党に参加する執行部の役員を解任することを決めました。

 解任されたのは、橋下氏の新党に参加する意向を示している馬場国対委員長と片山総務会長です。柿沢幹事長も交代させます。いわゆる大阪系議員を執行部から排除した格好で、松野氏は「一枚岩で執行体制を行うという判断だ」と説明しています。ただ、大阪系の議員は反発を強めています。
 維新の党・馬場前国対委員長:「我々が母屋の人間なんでね。出て行かれるとしたら向こうじゃないですか」
 今回の解任劇を受けて、党の分裂が一気に加速する可能性も出てきました。
最終更新:9月9日(水)0時5分

7106名無しさん:2015/09/09(水) 19:42:10
>>7105

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150908-00000083-nnn-pol
維新・松野氏「一枚岩の執行部を」3人解任
日本テレビ系(NNN) 9月8日(火)23時15分配信
 分裂が決定的となっている維新の党で、松野代表は8日、「一枚岩の執行部を作る」として柿沢幹事長や馬場国対委員長らを解任した。

 維新の党・松野代表「これから安保(関連法案)の採決、そして内閣不信任案への対応等が出てくると言われてる中で、一枚岩で執行体制の中で行っていかなければいけないという判断です」

 解任されたのは柿沢幹事長と馬場国対委員長、それに片山総務会長の3人。この内、馬場氏と片山氏は橋下大阪市長が来月にも立ち上げる新党に合流する考え。松野代表は「党を出て行く人が執行部にとどまるのはどうかとの意見が多数寄せられた」などと解任の理由を説明した。

 国対委員長を解任された馬場衆院議員「恐怖政治ですよね、こういうのは」

 また、今月行われる山形市長選挙への対応を巡って馬場氏などから辞任を要求されていた柿沢幹事長も解任された。同時に解任する事で党内のバランスに配慮した形。

 松野代表は、新しい幹事長に今井政調会長を起用するなど、3人の後任にはいずれも自らに近い議員をあてた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000095-jij-pol
維新、大阪系幹部を排除=「分裂」受け執行部刷新
時事通信 9月8日(火)17時16分配信

 維新の党の松野頼久代表は8日、柿沢未途幹事長、馬場伸幸国対委員長、片山虎之助総務会長を解任した。
 馬場、片山両氏は、維新を離党した橋下徹大阪市長が旗揚げする新党に参加する意向。松野氏は執行部から大阪系を排除する一方、維新に残る柿沢氏も同時に辞めさせることでバランスを取り、党内の理解を得たい考えだ。
 後任の幹事長に今井雅人政調会長、国対委員長に牧義夫元厚生労働副大臣、総務会長に小野次郎幹事長代理をそれぞれ起用。今井氏の後任には井坂信彦政調会長代理を充てた。松野氏はこうした人事を8日夕の党執行役員会で報告した。民主党との合流を軸に野党再編を目指す松野氏らの意向で、新執行部は非大阪系で固めた。
 これに先立つ執行役員会で、今井、小野両氏ら非大阪系の7人は「10月1日以降は別の党に行くと明らかにしている人が執行部を形成するのは難しい」などと主張し、馬場、片山両氏の解任を要求。松野氏はこの後、馬場氏ら3人に個別に辞任を迫った。
 松野氏は記者会見し、執行部刷新の理由について「安全保障関連法案や内閣不信任決議案のヤマ場を乗り切るため、一枚岩でいける体制を組んだ」と説明した。
 これに対し、橋下氏の新党に参加する松井一郎大阪府知事は府庁で記者団に「今国会が閉じるまでは安保法制の対応をみんなでやっていくべきだ」と述べ、松野氏の対応を批判。馬場氏は国会内で大阪系議員と協議した後、不信任決議案への賛否について記者団に「27日(の会期末)までは党のルールに従って行動する」と述べ、離党までは党議に従う意向を示した。

7107名無しさん:2015/09/09(水) 19:43:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150908-00000081-dal-ent
橋下市長 ついに政界復帰に含み「引退後…公約でない」
デイリースポーツ 9月8日(火)22時55分配信

 今年12月18日の任期満了を持って政治家引退を表明している大阪市の橋下徹市長(46)=大阪維新の会代表=が8日、自身のツイッターに「政治家が引退した後の人生について、こんなこといちいち国民に約束する話ではないし公約でもない」と投稿。これまで否定していた将来の政界復帰に含みを持たせた。「嫌なら選挙で落とせばいいだけ」とも記した。

 5月17日に大阪都構想が住民投票で否決され「僕の人生の中で政治家は終わりです」と引退宣言した橋下氏。以降も、来年の参院選出馬など近い将来の政界復帰説に対しても「ないです」と否定してきたが、この日のツイッターでは「私人のときの出馬するかしないかや、政治家が引退した後の人生について、こんなこといちいち国民に約束する話ではないし公約でもない。嫌なら選挙で落とせばいいだけ」と“公約外”であることを強調した。

 一方で、橋下氏は、今月3日の会見で「僕は国民に約束したことは、すべてやってきたつもりだ」と語っており、この日のツイッターでも「政治家は有権者に約束したこを守る、実行することが使命」「政治家は公約には完全に縛られる。公約を実行するためにありとあらゆる手段を執る。僕は人の良い道徳家ではないが、公約は実行する」と記した。

 橋下氏の将来的な国政進出については、安倍晋三首相が6日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」で、「可能性はあるのではないか」と述べ、期待感を示していた。番組は安倍首相が大阪を訪問した4日に収録されていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000001-asahi-pol
橋下氏「私人の出馬、公約ではない」 ツイートに臆測も
朝日新聞デジタル 9月9日(水)0時2分配信

 12月での政界引退を表明している橋下徹大阪市長が8日、自身のツイッターに「私人のときの出馬するかしないかや、政治家が引退した後の人生について、こんなこといちいち国民に約束する話ではないし公約でもない」と書き込んだ。維新の党を離党した橋下氏の新党結成宣言を受け、政界では「将来は国政に進出するのでは」との見方が出ており、波紋を広げそうだ。

 橋下氏は3日の記者会見で将来の政界復帰を「ないです」と繰り返し否定したが、ツイッターに「嫌なら選挙で落とせばいいだけ」とも書き込んだ。さらに自身の発言で「明確な?(うそ)は私人のときの知事不出馬発言だけ」と分析。政界進出を果たした2008年の大阪府知事選で「2万%ない」と宣言しながら、直後に立候補表明したことを指しているとみられる。

朝日新聞社

7108とはずがたり:2015/09/09(水) 19:53:41
>>7107
(国政選挙への出馬が既定路線とは云え)今から云っちゃうなんて中間派の取り込み狙いですかね〜。

7109名無しさん:2015/09/09(水) 20:02:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000079-san-pol
維新分裂顕在化 幹部交代、民主と連携 公党としての体なさず
産経新聞 9月9日(水)7時55分配信

 維新の党の松野頼久代表が8日、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が結成する新党に参加する幹部を解任した。民主党などとの野党連携に完全にかじを切った形だが、大詰めを迎える国会会期末を前にした相次ぐ混乱で、同党はすでに公党としての体をなさない状態に陥っている。

                   ◇

 ◆新党参加組から異論

 松野氏は8日夕、緊急に開いた執行役員会で「安全保障法制をしっかり乗り切るための判断だ」と述べ、新人事に理解を求めた。

 これに対し新党参加組から異論が噴出した。大阪選出の谷畑孝副代表は「アホみたいや」と途中退席。別の大阪系の議員は、馬場伸幸氏ら新党参加組の幹部の解任を「急すぎる。恐怖政治や」と批判し、維新に残る中堅議員は「党から出て行くやつが役職にいるのはおかしいだろ」と新党参加組を糾弾した。

 ◆松野氏を突き上げ

 突然にみえる解任劇には伏線があった。民主党寄りの松野氏はこれまで大阪系の批判の的となっていた。一方で、維新に残る議員からも突き上げを受けていた。

 馬場氏らは党が実際に分裂する前から新党参加を表明し、大阪維新の会を中心に新党の具体名の検討や綱領の作成にも着手している。残留組の幹部は「なぜ放置しているのか」と松野氏を追及していた。松野氏は7日夜、都内で自身に近い議員と会談。8日午前の執行役員会で馬場氏らの解任の声を上げた議員も参加していた。

 松野氏は人事の刷新により、野党連携を強める考えだ。今回の解任は、安全保障関連法案などの対応で民主党との連携を強化するメッセージともなる。とはいえ、馬場氏は会期中の離党を否定しており、内紛はなお続く見通しだ。馬場氏は記者団にこう言い放った。

 「われわれが母屋の人間だ。出て行かれるのは向こうじゃないですか?」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000078-san-pol
維新、分裂が顕在化 新党参加組と柿沢氏解任
産経新聞 9月9日(水)7時55分配信

 維新の党の松野頼久代表は8日、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が10月に結成する新党への参加を公言している馬場伸幸国対委員長と片山虎之助総務会長を解任した。新党参加組が辞任を求めていた柿沢未途幹事長も解任した。後任は新党参加組を外しており、今月27日の国会会期末を前に党の分裂が顕在化した。

 松野氏は安全保障関連法案に反対しており、民主党など他の野党と連携して内閣不信任決議案を提出する意向を示している。不信任案提出に反対する新党参加者を幹部から排除し、民主党などとの合流に向けて環境を整備する狙いがある。

 後任の幹事長には今井雅人政調会長、総務会長は小野次郎幹事長代理、政調会長には井坂信彦政調会長代理、国対委員長は牧義夫元厚生労働副大臣をそれぞれ充てた。人事は8日夕の臨時執行役員会で了承した。

 松野氏は臨時執行役員会後、記者団に「ごたごたしていた状態が続いていたので人事異動を行った。安保関連法案や不信任案などのヤマ場を執行部として一枚岩で乗り切れる態勢を組んだ」と意義を強調した。

 大阪選出の馬場氏は記者会見などで他の大阪系の11人とともに新党に参加する意向を示していた。片山氏は橋下氏から直接、新党への参加を要請され、受け入れる考えを示していた。8日午前の執行役員会では、維新に残留する今井氏らから馬場、片山両氏の辞任を求める声が上がっていた。

 柿沢氏は、8月中旬に党の対応が未定だった山形市長選(今月13日投開票)で特定の候補予定者を現地で応援。これに反発した橋下氏と松井一郎大阪府知事が維新を離党し、新党結成を表明して党の分裂状態を招くきっかけとなっていた。松野氏は柿沢氏を擁護してきたが、大阪系が辞任を強く要求。双方の対立が深まる中、馬場、片山両氏の解任による不公平感を和らげるため幹事長交代を決めた。

 松井氏は府庁で記者団に対し、松野氏が不信任案提出に前向きなことを挙げ、「安保関連法案を議論している最中に不信任だ何だと言うのがおかしい」と批判した。

7110名無しさん:2015/09/09(水) 20:21:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000064-mai-pol
<維新の党>両院議員懇談会で大阪系議員ら人事に反発
毎日新聞 9月9日(水)18時53分配信

 維新の党は9日、国会内で両院議員懇談会を開いた。松野頼久代表は執行部を刷新した8日の人事について説明し、安全保障関連法案の採決や内閣不信任決議案への対応で結束を求めた。

 しかし、大阪系議員は、片山虎之助前総務会長や馬場伸幸前国対委員長を執行部から排除したことに反発。「代表が解党して新党をつくると発言しているのは問題だ」などと松野氏を批判した。

 会合後、馬場氏は内閣不信任案提出について「十分納得できない」と記者団に語った。【松本晃】

7111名無しさん:2015/09/09(水) 20:21:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000116-jij-pol
民主との共闘確認=維新の新役員が各党回り
時事通信 9月9日(水)18時59分配信

 維新の党の今井雅人幹事長、牧義夫国対委員長ら新役員は9日、野党各党の幹部へのあいさつ回りを行った。
 民主党とは国会対応などで共闘していく方針を確認。今井氏が「切れ目なく対応したい」と述べたのに対し、民主党の枝野幸男幹事長は「重要な局面にあるので、しっかり連携を取りたい」と応じた。
 今井氏らはこの後、共産、生活両党なども訪問。この中で牧氏は、橋下徹大阪市長に近い「大阪系」を排除した人事について「今までは外から見ると、どういうスタンスなのか分かりづらい部分もあったが、これですっきりした」と強調した。

7112名無しさん:2015/09/09(水) 20:27:55
>>7107-7108

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000029-dal-ent
橋下氏、ついに政界復帰匂わせるツイート…ネット上は賛否割れる
デイリースポーツ 9月9日(水)7時32分配信

 今年12月の任期満了を持って政治家引退を表明している、大阪市の橋下徹市長(46)=大阪維新の会代表=が8日、自身のツイッターに、将来の政界復帰の可能性を匂わせる文面を投稿した。

 橋下氏は「私人のときの出馬するかしないかや、政治家が引退した後の人生について、こんなこといちいち国民に約束する話ではないし公約でもない」と、これまで否定してきた政界復帰について初めて含みを持たせた。「嫌なら選挙で落とせばいいだけ」と復帰する場合の可否は有権者の判断との認識も示した。

 5月17日に大阪都構想が住民投票で否決され「僕の人生の中で政治家は終わりです」と引退宣言を行った橋下氏。以降も、来年の参院選出馬や民間人としての入閣説までささやかれる中、3日に開いた会見でも「ないです」と否定していた。

 この日のツイッターでは、あくまで「政治家は有権者に約束したことを守る、実行することが使命。僕は人の良い道徳家ではないが、公約は実行する。明確な嘘は私人のときの(07年の2万%ないとの)知事不出馬発言だけ」と記した。

 一方で、「目的を達成するためには、時の状況によってはルート・手段を変えることもある。当たり前だ」「公約を実行するためにありとあらゆる手段を執る」と、現在の新党結成に向けた動きや、引退後の復帰の有無は“公約外”だと主張した。

 橋下氏のツイートに、ネット上では「引退はもったいない」「期待してます」と歓迎する意見や、「言葉が軽い」「公約でないなら守らないの?」との批判的な意見もあり、賛否が割れている。

 11月の大阪W選挙を前に、今回の橋下氏の投稿は、対立する大阪自民なども反発を強めそうだが、橋下氏の将来的な国政進出については、安倍晋三首相が6日放送の読売テレビの番組で「可能性はあるのではないか」と述べ、期待感を示している。

7113名無しさん:2015/09/09(水) 22:32:59
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150909-00078149-diamond-soci
なぜ橋下徹は「最後の賭け」に出たのか?迷走維新が狙う無風自民の対抗軸(上)
ダイヤモンド・オンライン 9月9日(水)8時0分配信

● 安倍総理が無投票再選する一方、 橋下徹はなぜ「維新」を割ったのか? 

 永田町が騒々しい――。発端となった場所は、山形市だった。

 9月13日投開票の山形市長選挙をめぐり、維新の党の柿沢未途幹事長が、民主党・共産党が支援する候補者を応援に行ったことが党内で問題視されたのだ。党の方針が定まらない中で幹事長が独走したことに対して、批判の声が高まった。

 しかし、維新の党執行部が柿沢衆院議員を幹事長に留任することを決定。これが火に油を注ぎ、「維新純化」路線を志向する「橋下徹」派と、民主党との合流により二大政党の一翼になることを目指しているのではと噂される「政界再編」派とで党は真っ二つに。9月8日には松野頼久代表が柿沢幹事長と馬場伸幸国対委員長、片山虎之助総務会長に解任を通告し、維新はさらに迷走しているように見える。

 そんな混乱する野党を後目に、同日自民党総裁選が静かに告示され、安倍総理の無投票再選が決まった。

 「またか。政局はもううんざりだ」

 民主党政権が崩壊し、みんなの党が瓦解し、日本維新の会から次世代の党が飛び出して、また維新の党が分裂する――。ここ数年、毎年のように野党が合従連衡を繰り返す姿を見れば、そんな声が聞こえてくるのも頷ける。野党に対する風当たりはますます厳しくなり、次の選挙の投票率はもっと下がってしまうかもしれない。

 しかし、ちょっと待ってほしい。

 日本では政党政治が行われている以上、政党の動きを理解することは投票するにあたって極めて重要だ。しかも最近、何万人もの人が「安保法制反対」を叫び国会議事堂の前に集まっているが、代議制民主主義においては、まず与党の政策に文句があるなら野党に期待せざるを得ない仕組みとなっている。デモなどを通じて直接政治に働きかける前に、間接民主制における代弁者である野党の動きに目を配ることは、我々有権者にとって最も大切なことではなかろうか。

 もし、国会の前に集まった数万人の方々が、各選挙区の選挙の手伝いに来てくれれば、「お金のかからない選挙」を実現することも容易い。自分の政治信条を実現するための正しいエネルギーの使い方を理解するには、政党政治・代議制民主主義を理解することが不可欠であろう。

 安倍自民党が思うままに強権を振るうなか、かつて政界再編の台風の目の一角と目された維新の党が分裂した今、果たして日本に二大政党が根づく見通しはあるのだろうか。今後、自民党に拮抗し得る野党勢力は生まれるのか。

7114名無しさん:2015/09/09(水) 22:34:46
>>7113

 そもそも、なぜ橋下徹市長は今「おおさか維新の会(仮)」を創ろうとしているのか。維新の本家である橋下徹市長が「離党」するというのも、奇妙な話だ。そして、混乱を続ける足もとの政局において、有権者にとっての「選択のポイント」とは何なのか。

 維新の分裂を単なる政局劇で終わらせないため、今回は「維新のお家騒動」を中心にして、政党政治の病理を解決する方策を建設的に考察したい。

● 「党費を返せ」はごもっとも?  維新の党が1年も経たずに消えるとは

 維新の党は、今からおよそ1年前、2014年9月21日に大阪で結党大会が開かれ、正式に発足した。石原慎太郎率いる次世代の党が分離して残された「日本維新の会」の議員たちと、みんなの党から分離した「結いの党」の議員たちが合流して出来上がった。そんな「維新の党」だが、結党から1年も経たず、まして昨年12月の衆院選からはわずか9ヵ月間という短期間で、事実上崩壊することとなった。

 そもそも維新の凋落は、今年5月に大阪市で行われた「大阪都」を問う住民投票で維新側が僅差で敗北し、橋下徹市長が引退を表明したことに端を発する。下がり続ける支持率の中で、残された国会議員たちが「生き残る」ための手段を、模索せねばならなくなった。

 橋下市長にも色々事情や思料はあるのだろうが、昨年12月に「維新の党」に投票した有権者たちの想いはどこへやればいいのか。4月の統一地方選で維新の党の地方議会議員も誕生したが、果たしてその公約は守られるのだろうか。代表選で党員にも1人1票を認める、という言葉を売り文句に党員を集めておいて、代表選の実施も危うい状況では、詐欺と言われてもおかしくない。

 そもそも、橋下徹市長は「党を割るつもりはない」「政界を引退する」と言っていなかったか。あの言葉はどこへ行ってしまったのだろう。なんにせよ、橋下徹のいなくなった「維新の党」に対して、1000人以上もの党員が「党費を返せ」とクレームの電話をかけてくるのも、当然のように思える。

7115名無しさん:2015/09/09(水) 22:35:44
>>7114

● 当選できなきゃ意味がない?  「政界再編」派の言い分は是か非か

 確かに、日本で政党政治が行われている以上、議員は少数政党に所属していても政策を実現するのは難しい。政策の異なる「烏合の衆」になっても仕方がないという意見もわかるが、大多数を説得することが難しい以上、ある程度妥協した上で、党内でバーター取引をせざるを得ないのが、民主主義の現実でもある。

 今回維新の党内の「政界再編」派が民主党への合流を目指した理由は、そういった大人の事情があるからだ。「安保法制」に反対する声の高まりや、東京五輪に関連する一連のお粗末な対応を与党攻撃の好機と捉え、野党が結集して対決姿勢を示そうというのは的を射ているし、自民党に対しても一定の脅威を与えるだろう。

 だが、もともと維新の党の国会議員たちの中に「元民主党」の議員が多いことにも注目しておかねばならない。たとえば、代表の松野頼久衆議院議員も元民主党の議員である。かつては細川護煕元総理の秘書として働き、1990年代以降の野党再編を支えてきた人物でもある。民主党政権末期、当時人気が急上昇していた維新に鞍替えして見事に再選した。

 今回の争いの発端をつくった柿沢未途幹事長も、東京都議会議員時代は民主党だった。だが、飲酒運転で事故を起こしてしまい、議員辞職の上、民主党を離党した。このとき、警察が来る前に飲酒していることを誤魔化そうと「雪を食べた」として話題になった。さらに、出家して臨済宗の寺で修行することで「みそぎ」を済ませたことになっているようだ。

 その後、みんなの党から国会議員になるも、渡辺喜美代表と仲違いし、「出て行ってくれ」と言われて離党。その後、結いの党を経て維新の党幹事長に就任するも、今回の事件を引き起こした。トラブルメーカーながら、野党を渡り歩きつつ議員であり続け、もし民主党へ合流することになれば、古巣へ戻ることになる。

 また、幹事長代理である室井邦彦参議院議員はもともと自民党から民主党へ鞍替えしている。そして、民主党の支持率が落ちるやいなや今度は維新へ移り、全国比例で当選した。

7116名無しさん:2015/09/09(水) 22:37:28
>>7115

 このように、維新の党の国会議員はフタを開ければ「元民主党」だらけである。要は、維新の党の中にはもともと「政党を渡り歩くことで身分を守り続け」てきた議員が多いと見ることができ、今回の結果も十分予期できた当然のものとも言えよう。その意味では、橋下徹市長の「任命責任=人を見る目」も疑わざるを得ないかもしれない。

 「政界再編」などとカッコよく表現してみたところで、実は保身のために「勝てそうな看板」を求めるだけの「政党渡り鳥」の集まりだったとしたら、「烏合の衆」と批判されても文句は言えまい。彼らが信念を持って政党を移ったのか、単なる保身だったのかは知らないが。

 旧日本維新の会はかつて「維新政治塾」を設立し、国政選挙の候補者を探そうとした。だが、フタを開ければ結局塾生出身の議員などほとんどいない。再び政治塾を設立し、参議院議員選挙の候補者を発掘する、と息巻いたところで、前回の実績がこれでは次の選考も期待できない。

 「当選しなけりゃ意味がない」というのはわかるが、「当選しても意味がない」議員になってしまったら、元も子もないのではなかろうか。

● 大阪集中を謳う一方で国政政党化?  「おおさか維新の会(仮)」の目的

 おおさか維新の会(仮)側の言い分としては、「しがらみのなさ」をウリにする維新の党が、労働組合などを支持母体とする民主党へ吸収されてしまうのは我慢ならなかったということだろう。橋下徹市長は維新の党を離党する際、「永田町病にかかっている」と厳しく批判した。

 だが、前述のように既存議員を取り込んでいる時点で、この程度のことは予見し得る結果であり、橋下徹市長の真意は他にあると考えた方がよかろう。今回の山形市長選をめぐる事件は、かつて方広寺の鐘に「国家安康」と刻んだことに「家康の名前を分断した」と因縁をつけ、徳川幕府が豊臣家を滅ぼす口実にしたのと同じように見える。つまり、維新の党側が民主党との合流をどこまで具体的に考えていたかはわからないが、あくまで分裂の「きっかけ」を狙っていただけで、もはや真実などどうでもよかったように見えるということだ。

 この分裂劇は、たしかに短期的に見ればよい効果をもたらしただろう。たとえば,「おおさか維新の会(仮)」は大阪に限定すれば、よい「にぎやかし」になったに違いない。実際、27日に橋下徹市長が離党を表明してすぐに行われた8月30日投開票の枚方市長選挙では、大阪維新の会公認候補が勝利した。住民投票敗北から存在感を失いつつある維新が、復権したかのような印象を与えた。

【お詫びと訂正】
記事初出時、「また、維新の党副代表・代議士会長の谷畑孝衆議院議員は、社会党から民主党を経て維新に入党している。」との記述がありましたが、正確な事実関係は「社会党から自民党を経て維新に入党」でした。関係者各位にお詫びいたしますとともに、記述を削除・訂正させていただきます。(2015年9月9日13:20 ダイヤモンド・オンライン編集部)
 >>後編『なぜ橋下徹は「最後の賭け」に出たのか? 迷走維新が狙う無風自民の対抗軸(下)』に続きます。

松井雅博

7117名無しさん:2015/09/09(水) 22:38:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150909-00010002-shincho-pol
舌の根も乾かぬうちに分裂工作! 「大阪都構想」大復活? 「橋下徹」大阪市長のデマから生まれた「野党再編」の近未来〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月9日(水)8時2分配信

 嘘つきは泥棒の始まりというが、ならば「大嘘つき」はどんな末路を辿ることになるのだろうか――。「党は割らない」と言った舌の根も乾かぬうちに、新党を作ると豹変した橋下徹大阪市長(46)。稀代のデマゴーグによって火がつけられた、野党再編の近未来図を探る。

 ***

 8月28日夜、大阪府内。前日に指定暴力団「山口組」の内紛騒動が明るみに出たばかりのこの日、橋下氏は自身に近い議員たちを集めて「密議」を行っていた。その場で、彼はこう述べた。

「(地域政党の)大阪維新の会の名前で国政政党化する。やるなら、政党交付金をもらうために、年内いっぱいにやらないと」

 とどのつまり、気になるところはカネ。今回の維新分裂騒動の底の浅さが窺(うかが)い知れる発言だった――。

「今、党が割れるようなことはしない」

 同月27日、維新の党の所属国会議員に、こうメールを送っていた橋下氏。ところがその翌日に、彼は維新を割り、新党を立ち上げると宣言したのだ。「嘘その1」である。

 しかも、11月22日の大阪府知事、市長のダブル選では、またぞろ都構想を旗印に掲げるというのだ。橋下氏は2012年8月、「(住民投票で)過半数を取れるまで(都構想の)区割りを変えまくる」

 こう述べ、都構想を実現させるまで何度でも住民投票を行うと強気の姿勢を見せていた。しかし今年5月、住民投票を目前に控え、旗色が悪くなってくると、

「何度もやるものではない。1回限りだ」

 と、「悲壮感」を漂わせて退路を断つ「演出」を行い、同情を買う作戦に出てみせた。この時点で「嘘その2」だが、さらに今回、この言を翻(ひるがえ)し、再び都構想を持ち出してきたのだ。「嘘その3」である。

 短期間にこれだけの嘘を並べ立てる政治家を、どう信用すればいいのか知っている人がいたら教えてほしいが、政治アナリストの伊藤惇夫氏が、「嘘その1」から「嘘その3」までを踏まえた上で、至極もっともな解説をする。

「橋下さんの言動は、いかがなものでしょうか。政治家とは、何か物を作ったり、売ったりする職業ではありません。自身の発言を理解してもらい、それによって信頼を得ることで政治を良くしていく。つまり、言葉が全てなんです。わずか一日で言葉をひっくり返してしまう人を、政治家として信用できるはずもない。彼は政治家としての資質に欠けていると言わざるを得ません」

7118名無しさん:2015/09/09(水) 22:39:15
>>7117

■「仁義なき戦い」
 また、大阪市民で帝塚山学院大学教授の薬師院仁志氏は、「嘘その2」および「嘘その3」についてこう呆れる。

「橋下さんの常套句は『対案を出せ』ですが、重ねて都構想を持ち出すということは、彼にはそれ以外の政策がなく、都構想を繰り返し持ち出すしか生きていく道がないことを物語っています。橋下さん自身に、都構想以外の『対案』がないわけですね。そもそも大阪市民には厭戦気分が漂っています。一度敗れたのに性懲りもなく都構想か、大阪市の町内会や商店会の対立をもう煽らないでくれ、という感じです」

 そして、

「橋下さんは、8月30日に行われた枚方(ひらかた)市長選(大阪府)に今回の騒動をぶつけてきたに過ぎない。今年に入って吹田市長選(同前)、住民投票と、橋下維新は大きな戦いで敗北を喫してきた。今度の枚方市長選でも負けてしまえば、11月のダブル選での苦戦は必至です。そこで、どうしても落とせない選挙の前に、『話題作り』として新党話をぶち上げた。案の定と言うべきか、枚方市長選では2355票の僅差で橋下維新の候補が勝ちました」(同)

 さらに、5月に住民投票で橋下維新と対決した、自民党大阪府連会長の竹本直一衆議院議員もこう吐き捨てる。

「橋下さんが都構想に熱中する一方で、その間に、大阪府のひとりあたりの県民所得が下がるなど経済は悪化。いま、大阪に必要なのは都構想云々(うんぬん)ではなく、経済の立て直しなんです。それに、一事不再理という原則もあるわけですから、住民投票でノーがつきつけられた矢先に、続けて都構想とは理解に苦しみます」

 こうして多くの人が戸惑い、呆然とする、「橋下劇場」の経緯を改めて振り返っておく。

 8月14日、維新の柿沢未途幹事長が山形市長選(9月13日投開票)の立候補予定者を応援すると、民主党、共産党が支援している人物を後押しするとはけしからんとして、橋下氏(維新の党最高顧問)と松井一郎・大阪府知事(同党顧問)が攻撃を開始。責任を取って柿沢氏が幹事長を辞任するか、自分たちが最高顧問と顧問を辞めて党を去るかのどちらかを選ぶしかない、さあ、どうする――と、ヤクザ顔負けの「落とし前」を迫ったが、維新の松野頼久代表は柿沢氏を庇(かば)い続けた。

 その結果、橋下・松井両氏を中心とする「橋下組」と、松野・柿沢両氏らで構成される「松野組」の両陣営は「仁義なき戦い」へと突入したのだった。

「もともと、橋下組と松野組は反りが合わなかった」

 と、政治部記者が振り返る。

「前者は大阪を基盤とし、与党志向。後者は九州や東京など関西以外が地元で、野党志向。端(はな)から水が合わず、内紛の火種を抱えた状態が続いていました。それが、柿沢問題で火を噴いた形です」

 結局、柿沢氏が続投の意思を変えない、すなわち松野氏が譲らないと見た橋下・松井両氏は、自分たち2人だけが離党する道を選んだ。それが27日のメールである。

 しかし、結果は先に触れた通りで「嘘その1」となり、橋下氏ら2人だけでなく、橋下組のメンバーら20人程度を引き連れて党を割り、10月下旬に新党を結成する運びとなった。

7119名無しさん:2015/09/09(水) 22:40:42
>>7118

■「いっちょかみ」
 このように、血みどろの抗争を繰り広げる両陣営だが、橋下組の一員である国会議員が松野組への不満をぶちまける。

「27日の時点で、橋下さんと松野さんの間では折り合いがついとった。橋下さんと松井さんの2人だけが離党するということで。せやけど、松野さんが『上手くいった』『むしろ、これで党はすっきりした』なんて言い回っているという話が伝わってきた。橋下さんと松井さんにしてみれば、自分たちが潔く身を退(ひ)いてやったのに、感謝の言葉もないどころか、逆にせいせいしたと言わんばかりの松野さんの態度に我慢できんくなって、仕方なく新党を立ち上げることになった」

 一方、松野組から聞こえてくる話は異なる。

「今回の騒動は、松野代表たちが橋下さんと松井さんに因縁(いんねん)をつけられたってことです」

 と、松野氏に近い国会議員は愚痴る。

「だって、言っちゃ何ですが、たかが山形市長選の話ですよ。しかも、まだ選挙も始まっていない段階なのに、それを理由に幹事長を辞めろだなんて、イチャモン以外の何物でもないでしょう。つまり、松野代表たちに維新を主導されるのがイヤで、何かケチをつけることができないか、向こうさん(橋下組)はずっと強請(ゆす)りのネタを探していたわけです」

 因縁、イチャモン、強請り……。まさにヤクザ、いやチンピラの抗争を髣髴(ほうふつ)させるが、橋下ウォッチを続けてきた在阪ジャーナリストの吉富有治氏はこう突き放す。

「橋下さんはかつて、『政権政党に対抗できる新たな勢力を作らないといけない』と公言していました。したがって、松野さんが進めようとしている野党再編に文句を言うのは筋違い。つまり橋下さんはね、大阪弁で言うところの『いっちょかみ』なんですよ。いっちょかみとは、とにかく何にでも首を突っ込む人のことです」

 今回の維新分裂騒動から透けて見える橋下氏のケンカ殺法、そしてそれによって世間の注目を集めようとする打算。それは冒頭で紹介した「密議」の場での発言に如実に表れている。維新関係者によれば、その場で橋下氏は他にもこんな話を披露したという。

「(今後の選挙では)どちらが本物かを問う。維新の党と、(国政新党の)大阪維新の対決だ」

「(10月1日告示の維新の党の)代表選には、こちらから候補者を出さないほうがいい。代表選で負けて新党というのは格好悪い。ダブル選は、絶対に勝たないといけない」

 新党結成どころか、松野組を潰すのだという「狂気」と同時に、先に薬師院氏が言及した通り、ダブル選に向けた話題作りの匂いがプンプンと伝わってくる。なお、この場に同席していた松井氏も、

「(新党)大阪維新の略称は『大維』。全国で大維と言い倒して、向こうは偽物だとアピールする」

 こう加勢し、喧嘩の火に油を注いだのだった。

7120名無しさん:2015/09/09(水) 22:42:24
>>7119

■松野氏その人が壁
 もはや、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの域に入っている感が漂う橋下組と松野組のドンパチ。しかし、国民を徒(いたずら)に振り回した今回の分裂騒動の「副産物」として、中央政界の見取り図がすっきりする側面があるという。

 前出の伊藤氏が説明する。

「維新の分裂により、『与党組』と『野党組』の色分けがはっきりするでしょう。前者は自民党、公明党の現政権与党に加えて、安倍自民に擦り寄っていくであろう橋下さんの大阪維新。ここに、次世代の党や日本を元気にする会といった、与(よ)党と野(や)党の間を放浪している“ゆ党”が参加する。後者には、民主党に松野さんたちの維新の党が加勢し、社民、共産、生活の各党も対与党で連携。与野党の対立構図がより明確になるはずです」

 だが、すんなり野党再編とはいかない。

「維新の党の衆議院議員は、ほとんどが比例復活当選組です。そのため政党間の移動が禁じられていて、すぐには合流できません」(同)

 なにしろ、松野氏自身が比例復活当選組なのだから、何をかいわんやである。加えて、

「江田さん(憲司・前維新の党代表)などは、みんなの党出身ですから、彼らを受け入れることに対して民主党内に抵抗はない。でも、民主党出身議員となると話は別です。彼らは、民主党が政権を失う直前に、このまま残っていては自分の政治生命が危ないと、民主党を見限って離党していった面々です。素直に、また一緒にやろうとはいきません。実際、枝野さん(幸男・民主党幹事長)はオフレコで、『(松野組との連携について)党内に、アレルギーを持っている人がいるのは事実』と漏らしています」(前出の記者)

 野党の連携を阻む「民主党裏切りの怨念」というハードル。この障害を作り出している当事者も、12年の「民主党政権陥落総選挙」の直前に民主党を逃げ出した松野氏なのである。

 野党再編を目指して、橋下氏と袂を分かったはずの「松野組長」その人が、野党再編の壁になっているとは何たる皮肉か。

 一方、橋下氏の今後の見通しを、政治評論家の浅川博忠氏はこう見る。

「新党を作り、与党志向を強めることで、かねて噂されてきた民間閣僚の芽が再び出てくる可能性があります。参院でも安保法案の強行採決をすれば、安倍内閣の支持率は確実にまた下がる。そうした状況で、橋下さんが政権に加わることになれば、内閣の目玉として安倍総理の心強い味方になるでしょうからね」

 ダブル選に向けた話題作り、さらには自身の入閣の可能性をも高めることに成功した橋下氏。つまるところ、

「今回の維新分裂劇は、橋下さんの私利私欲を満たすための茶番劇に過ぎません」(同)

「大嘘つき」の橋下氏の猿芝居に踊らされてきた「我ら衆愚」。しかし、「オオカミ少年」の結末は決まっている。結局、誰からも信じてもらえなくなり……。

「特集 舌の根も乾かぬうちに分裂工作! ついでに『大阪都構想』大復活? 『橋下徹』大阪市長のデマから生まれた『野党再編』の近未来」より
※「週刊新潮」2015年9月10日号

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7121名無しさん:2015/09/09(水) 23:02:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000569-san-pol
「九州維新の会」月内にも旗揚げへ 松野氏と距離 橋下氏との連携図る
産経新聞 9月9日(水)21時46分配信

 維新の党に所属する九州選出の地方議員らが、月内にも地域政党「九州維新の会」(仮称)を旗揚げする方向で検討していることが9日、分かった。野党再編を目指す松野頼久代表(比例九州)とは距離を置き、大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)が結成する新党との連携を図る。(村上智博)

 「九州維新」には大分県の桑原宏史県議や福岡、北九州両市の維新系会派の市議らが参加予定。少なくとも10人程度で発足する見通しとなっている。国会議員では、河野正美衆院議員(比例九州)が参加するとみられる。

 背景にあるのは、合流も視野に、民主党との連携を急ぐ松野氏への不信感だ。

 維新を設立した橋下氏は、民主党の支持母体である労働組合、特に自治労批判を繰り広げてきた。維新系地方議員の多くは、橋下氏の論調に賛同し、それぞれの選挙を戦っただけに、民主党との連携・合流は、容認しがたい。

 また、橋下氏が、維新の候補者養成を目的に設立した「維新政治塾」の出身者も多い。こうした心情的に橋下氏に近い地方議員が、定期的に会合を重ねながら「九州全体でまとまるべきだ」との意思を確認した。

 松野氏が8日、維新の党執行部を刷新し、橋下氏の新党参加組を排除したことへの反発も広がり、地域新党結成へ傾いた。

 九州では福岡、熊本、大分、鹿児島の4県を除き、維新の県総支部がない。こうした空白県では、旧「みんなの党」出身者らにも参加を促す。

 九州のある維新系議員は「松野氏抜きで、大阪維新と連携協定を結べる受け皿を九州に作らないと、生き残れない。橋下氏の新党の中でも、九州としての一定の発言権を確保すべきで、事前にまとまっておくべきだ」と語った。

 一方、松野氏は孤立を深める。民主党政権時代、鳩山由紀夫元首相の側近だったが、平成24年に離党届を提出し、日本維新の会(当時)結成に参加した。民主党は離党届を受理せず、除名処分にした。

 こうした経緯があるだけに、松野氏がぶち上げる「各野党が解党した上での新党結成」構想には、民主党内にも冷ややかな声が上がる。

 松野氏周辺は「地元九州で孤立するのは怖い。うちは民主党寄りともいわれるが、民主の支持母体の連合とも近からず、遠からずでどっちつかずの関係だけに今後が心配だ」と危機感をあらわにする。思い描く野党再編への道筋がひらけず、地元・九州の“離反”もあり、松野氏は行き場を失いつつある。

7122チバQ:2015/09/09(水) 23:12:31
http://www.sankei.com/west/news/150909/wst1509090110-n1.html
【from社会部】
維新に問われる「都構想」「橋下氏」2大看板からの自立






街頭演説する橋下徹代表=大阪府枚方市
 「鉄の結束」「維新スピリッツ」。大阪維新の会を表現するとき、そんな“体育会系”を思わせる言葉が使われる。だが11月の大阪府知事、大阪市長のダブル選を前に、そう単純化できない市議らの悩みも垣間見えてきた。

 「橋下さんは大阪市議団を軽く考えているのか」。ある市議は、怒気を押し殺すように話した。

 大阪維新の会代表の橋下徹市長が8月27日、「ダブル選に候補者を立てる」と表明した直後のことだ。

 市長選で実動部隊となる市議団への連絡は直前に一斉送信されたメールだけ。だが、市議の苦悩は連絡が遅かったからではない。

 市議団内では大阪都構想について「反対」が多数を占めた5月の住民投票結果を踏まえ、「都構想が目指す改革をいかに実質的に進めるか」が課題になり、維新の議席が半数に満たない市議会で他会派と意思疎通できる土壌作りという難しい道を迫られている。橋下氏が住民投票後、市長選に独自候補擁立見送りの可能性も示唆していたためだ。

 ところが、橋下氏はほとんど調整もなく、擁立と都構想再挑戦を打ち出した。「誰もが想像できないことをやるのがトップの役割」(橋下氏)ということだろうが、市議からすれば、はしごを外された形だった。

 市議は「これまでと違って都構想への夢だけでなく現実も踏まえなければ」と話す。市長選に勝利しても市議会で過半数を占めていない以上、維新だけで議案などは通らないからだ。

 ただ、一方で維新の「鉄の結束」も息づく。8月30日投開票の枚方市長選では、市外の大阪市議や堺市議らが連日応援に入った。

 大阪維新の会発足から5年。都構想に「ノー」を突きつけられた住民投票を経たうえでのダブル選。橋下氏は政界を引退すると明言している。4年の任期が残る維新の市議たちは結束力を求められるのはもちろんだが、「橋下氏」と「都構想」二大看板から、いかに自立するかということも問われている。(今村義丈)

7123とはずがたり:2015/09/10(木) 20:11:09
2015.9.10 17:39
【維新分裂】
大阪系の谷畑副代表が役職辞任
http://www.sankei.com/politics/news/150910/plt1509100029-n1.html

 維新の党の谷畑孝副代表兼代議士会長(衆院大阪14区)が10日、今井雅人幹事長に役職の辞任を申し入れた。理由について、松野頼久代表が馬場伸幸前国対委員長や片山虎之助前総務会長らを解任し、「松野氏の党内対立の引き金を引く行動を看過できない」としている。谷畑氏は、馬場氏らとともに大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が10月中の結成を目指す新党に参加するとみられている。

7124チバQ:2015/09/10(木) 21:34:17
http://www.sankei.com/politics/news/150910/plt1509100007-n1.html
2015.9.10 06:00
【維新分裂】
残留組vs新党組 「衆院22人」めぐる攻防激化 委員会理事の獲得ライン 共産上回る「野党第2党」確保が目安

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両院議員懇談会に臨む松野頼久代表。後ろは今井雅人幹事長(左)と牧義夫国対委員長=9日午前、国会内(酒巻俊介撮影)
 分裂が確実な維新の党で、松野頼久代表ら「残留組」と大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が結成する「新党組」の野党第2党の座をめぐる所属議員の引き抜き合戦が過熱している。衆院議員数が共産党の21人を上回らなければ、各委員会に理事を送り込む権利を失うからだ。国会運営に深く関与できる体制を維持するため、「22人確保」が目安になりそうだ。

 「安全保障関連法案が重要な局面だ。しっかり連携したい」

 民主党の枝野幸男幹事長は9日、就任のあいさつに訪れた同党出身で維新の今井雅人幹事長らを歓待した。大阪選出の馬場伸幸前国対委員長が民主党との連携に後ろ向きだったことから、同席した同党の安住淳国対委員長代理も「これからは(民主党の部屋に)毎日来てもらわないといけない」と上機嫌。和やかな雰囲気は維新執行部の「民主党化」を印象づけるのに十分だった。

 今井氏らのあいさつ回りに先立ち、維新は両院議員懇談会を開き、松野氏が「新党組」を排除した8日の執行部人事に理解を求めた。ただ、大阪系を中心に国会終盤の人事刷新などへの批判が続出。松野氏の辞任要求こそ出なかったものの、足立康史衆院議員は記者団に「松野氏こそ辞任に値する」と訴えるなど、攻防は激しさを増している。

 火花を散らす残留組と新党組が強く意識しているのが「22人の確保」だ。維新の衆院議員は現在40人で、民主党に次ぐ野党第2党。各委員会に議事運営に関わる理事を出している。ところが、分裂で残留組と新党組が「20人対20人」となれば、21人の共産党が野党第2党に“躍進”し、理事枠を獲得できる。

 残留組か新党組のいずれかが22人以上を確保すれば野党第2党を維持できる。一方、18人以下になった方は野党第4党に転落し、理事を出すこともできない。態度を決めていない「中間派」が別の新党設立や無所属の道を選択すれば、残留組も新党組も「22人獲得」のハードルは上がる。維新分裂の行方を固唾をのんで注視しているのは、共産党かもしれない。

。(内藤慎二)

7125名無しさん:2015/09/12(土) 12:33:47
古い記事だと思いますが日付なし。

http://ironna.jp/article/1966
片山虎之助が断言「ポスト安倍は橋下徹しかいない」

 自民党の総裁選では、党内7つ全ての派閥が安倍首相の支持を表明した。いま、政界も自民党内も「一強多弱」。安倍さんだけが強くて対抗勢力がいない一強状態。自民党内の派閥の力が弱くなっており、その理由が派閥に資金が集まらないことだ。かつて自民党はそれぞれの派閥がかなりの集金力を持っていたが、政治資金制度が変わって、派閥単位で資金を集めていたがそれが難しくなり、党の執行部中心になった。

 派閥の力が弱まったもう1つの理由は、1994年の公職選挙法の改正で1選挙区から1名を選ぶ小選挙区とブロック比例になり、参議院もだんだん1人区が増えて小選挙区に近くなった。同じ政党の候補者同士が争うことから派閥の力が大きかった中選挙区制と違い、小選挙区制では執行部が公認を決めるので、執行部に逆らうと、なかなか公認してもらえない。自民党の評判がいい時は自民党、民主党に風が吹く時は民主党が当選して、国会議員に相応しくなくても公認した人が通ってしまう。まさに派閥が弱くなって議員もスケールの大きい人が育たず小粒になり、劣化していく。長期政権になればさらに執行部が強くなっていくだろう。

 かつて三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫が佐藤栄作総理の後継を争った「三角大福」の頃の派閥抗争は、いまの制度の下では難しいでしょうね。

 さらによくないのは政治家と政党。政治家も努力せず、政党もいい人を育てられない。ただし、議員を選ぶのは国民。文句を言うだけでなく、まず、ちゃんとしたいい人を選ぶべき。定見がないメディアもよくない。ポピュリズムで、人気取りをする人をおだてている。インターネット・ポリティクスとも言われている。政治がだんだん悪くなっているのは、みんなの責任だ。

7126名無しさん:2015/09/12(土) 12:33:58
>>7125

一強多弱を崩す2大政党制

 政界の「一強多弱」は日本にとっていいことではない。強い党や人が驕って緊張感がなくなり、緩んでしまう。強力な対抗馬がいて、お互い競争し、切磋琢磨することが必要だ。一強多弱を解消するには、野党がまとまる、または自民党と似たような強い党ができることだ。ただ、野党がかたまるといっても、政策抜きでまとまるのは「野合」であり、これではくっついても、すぐバラバラになってしまう。本当は、自民党のような党がもう1つあって、政策が多くの点で一致し、明らかに違う点もあるという「第1自民党」と「第2自民党」が政権交代していく形がいい。

 たとえば、アメリカの民主党と共和党、イギリスの保守党と労働党、名前はだいぶ違うが、安全保障など基本的な政策でそんなに大きな違いはない。オバマは民主党だけれど、その前のブッシュは共和党だったし、政権交代している。イギリスは保守党と労働党が交代、長期政権のサッチャーは保守党だった。日本もそういう風になったらいい。一つは自民党だが、もう一つがない。民主党はこれまでの実績からみて適当でない。維新をもう一つの党にするのが我々の考え。現実的な安定した政策を掲げて大胆な改革を進め、自民党と交代できるようになったらいいと思う。良い人材が集まるような政党を目指し、われわれの党を2大政党の一つにして行きたい。これからも色々実験的なことをしていきたい。

 自民党は昭和30年にできたから、60年の歴史がある。そう考えると、他の党は若い。歴史や伝統もないし、政党文化もできていない。人を集めたり育てたりするきちっとした仕組みもない。これからわれわれを中心にして2大政党制にみんなが努力していかなければならないし、国民の皆さんも応援してくれると有難い。

 安倍首相が再選したら6年というたいへんな長期政権になる。安保法制の見直しもあるが、国民の生活に直結しているのは景気。4月〜6月期の国内総生産(GDP)を見ると、3四半期ぶりにマイナスだった。いま、中国の経済がおかしくなって、アメリカの公定歩合の引上げにも不透明感があって、世界的に景気がおかしくなっており、株安でこれからどうなるのかという不安もある。所得が一番暮らしに直結しているので、景気が悪くなると、安倍政権の支持率も下がる。今後も決して安倍首相にとって平坦な道ではない。

 自民党内には、安倍首相にすぐ代わる人はいないのが現実。党外でみれば、「ポスト安倍」は「大阪維新の会」の橋下徹大阪市長しかいない。

 橋下さんがえらいのは、実行力があること。色んなアイデアも斬新だが、そのアイデアを実行する力がある。もう1つは発信する力、みんなに説明して納得させる能力がある。そして、統率力。人が集まってきて、あの人が言うことに従おうという、慕われるところもある。橋下さんは政治家に向いているし、得難いリーダーとしての力がある。

 本人は政界引退を言っているけれども、それこそ天が許さない。「国政に出るべきだ」と私は橋下さんに強く言っているんです。橋下市長は出るとは言わないけど、出ないとも言わなかった。私は「たちあがれ日本」という政党から旧日本維新の会に合流したが、2012年の衆院選であっという間に維新が54議席を獲得したのは驚いた。その手腕やこれまで知事や市長としての実績はみんな知っているからね。若いし、資質十分だからこれから国政に出てもらって、がんばったら総理になれる潜在的な力があると私は思っています。
(聞き手 iRONNA編集部 川畑希望)

かたやま・とらのすけ 昭和10年、岡山県出身。東大法学部卒。岡山県副知事を経て平成元年参院選に出馬し、初当選。総務相や参院自民党幹事長、維新の党総務会長などを歴任。当選4回。

7127名無しさん:2015/09/12(土) 14:53:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150912-00000537-san-pol
解党無しの野党再編「魅力がない」 維新・松野代表
産経新聞 9月12日(土)13時18分配信

 維新の党の松野頼久代表は12日のテレビ東京の番組で、民主党と維新などがそれぞれ解党した上で新党のもとに結集すべきだとの考えを改めて訴えた。

 松野氏は新党構想に関して「過去のしがらみを引きずったまま両党がくっついても魅力がない」と強調した。また、馬場伸幸前国対委員長ら大阪系幹部を解任した人事の狙いには、「一枚岩で内閣不信任決議案や、安全保障関連法案の採決を迎えられる態勢を組むということだ。少なくとも執行部は一枚岩になる」と説明した。 

 一方、民主党の岡田克也代表は11日の記者会見で、野党再編に関し「名前を変えれば党の支持率が上がるという安易な考えは国民の不信を招く」と述べており、先行きは不透明だ。

7128名無しさん:2015/09/12(土) 14:59:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150911-00000028-jij-pol
地方議員、党員も1票=松井氏、新党代表選で―大阪維新の会
時事通信 9月11日(金)8時12分配信

 【ミラノ時事】地域政党「大阪維新の会」の松井一郎幹事長(大阪府知事)は10日、同会を母体として発足させる国政政党の代表選に関し、「地方議員と国会議員は対等の関係だ。党員も1票だ」と述べ、有権者には等しく1票を与える考えを示した。
 訪問先のイタリアで記者団に語った。
 松井氏が離党した維新の党では、執行部が代表選について国会議員は1人1票、地方議員は5人で1票とする案を検討。これに松井氏や大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が反発した経緯がある。

7129名無しさん:2015/09/12(土) 14:59:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150911-00000076-san-pol
安保法案 割れる維新、埋もれる対案 松野氏は内閣不信任案に意欲
産経新聞 9月11日(金)7時55分配信

 維新の党は10日、国会内で自民、公明両党と安全保障関連法案の対案に関する修正協議を行ったが、平行線に終わった。協議は継続するものの修正合意は困難で、松野頼久代表は同日も内閣不信任決議案を提出する意向を表明。民主党などとの連携を強める松野氏が「反民主党系幹部」を排除する中、維新の看板だった対案路線は埋没している。

 協議では、法案の柱である集団的自衛権行使の要件をめぐり、自国防衛の目的を明確にした「武力攻撃危機事態」の新設を訴える維新と与党の溝は埋まらなかった。自民党の高村正彦副総裁は記者団に協議を「神学論争」と指摘。公明党の北側一雄副代表も「修正は容易ではない」と語った。

 3党は15日にも協議することを確認したが、政府・与党は16〜18日の法案成立を目指しており、合意に至る可能性は低い。松野氏は10日の記者会見で「(与党に)われわれの案が全く入れられない場合」と前置きした上で「違憲の法案を強行採決で国会を通過させるということだから当然不信任に値する」と強調した。

 ただ、与党との修正合意は内容の違い以外にも物理的に困難だった。対案8本を準備した維新が最初の5本を提出したのは、参院で法案が審議入りしてから1カ月以上も経過した8月20日。残り3本を出し終えたのは今月4日で、残された時間は限られていた。

 党創業者の橋下徹大阪市長は「何でも反対」路線を戒めてきたが、橋下氏は8月末に離党し、新党結成を表明。分裂が決定的になり、松野氏が野党再編にかじを切ったことで、対案路線は影を潜めた。

 こうした中、大阪選出の谷畑孝副代表兼代議士会長は10日、今井雅人幹事長に役職辞任を申し入れた。谷畑氏は大阪系の幹部を解任した松野氏を「看過できない」と批判しており、内部抗争は収まる気配もない。

7130名無しさん:2015/09/12(土) 15:20:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000075-san-pol
「分裂」維新、「衆院22人」争奪戦 委員会理事枠…野党第2党譲れず
産経新聞 9月10日(木)7時55分配信

 分裂が確実な維新の党で、松野頼久代表ら「残留組」と大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が結成する「新党組」の野党第2党の座をめぐる所属議員の引き抜き合戦が過熱している。衆院議員数が共産党の21人を上回らなければ、各委員会に理事を送り込む権利を失うからだ。国会運営に深く関与できる体制を維持するため、「22人確保」が目安になりそうだ。

 「安全保障関連法案が重要な局面だ。しっかり連携したい」

 民主党の枝野幸男幹事長は9日、就任のあいさつに訪れた同党出身で維新の今井雅人幹事長らを歓待した。大阪選出の馬場伸幸前国対委員長が民主党との連携に後ろ向きだったことから、同席した同党の安住淳国対委員長代理も「これからは(民主党の部屋に)毎日来てもらわないといけない」と上機嫌。和やかな雰囲気は維新執行部の「民主党化」を印象づけるのに十分だった。

 今井氏らのあいさつ回りに先立ち、維新は両院議員懇談会を開き、松野氏が「新党組」を排除した8日の執行部人事に理解を求めた。ただ、大阪系を中心に国会終盤の人事刷新などへの批判が続出。松野氏の辞任要求こそ出なかったものの、足立康史衆院議員は記者団に「松野氏こそ辞任に値する」と訴えるなど、攻防は激しさを増している。

 火花を散らす残留組と新党組が強く意識しているのが「22人の確保」だ。維新の衆院議員は現在40人で、民主党に次ぐ野党第2党。各委員会に議事運営に関わる理事を出している。ところが、分裂で残留組と新党組が「20人対20人」となれば、21人の共産党が野党第2党に“躍進”し、理事枠を獲得できる。

 残留組か新党組のいずれかが22人以上を確保すれば野党第2党を維持できる。一方、18人以下になった方は野党第4党に転落し、理事を出すこともできない。態度を決めていない「中間派」が別の新党設立や無所属の道を選択すれば、残留組も新党組も「22人獲得」のハードルは上がる。維新分裂の行方を固唾をのんで注視しているのは、共産党かもしれない。(内藤慎二)

7131名無しさん:2015/09/12(土) 15:23:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000051-asahi-pol
維新・谷畑副代表、辞任申し出 松野代表に抗議
朝日新聞デジタル 9月10日(木)19時3分配信

 維新の党の谷畑孝副代表(大阪14区)は10日、松野頼久代表が執行部3人を解任したことに抗議し、今井雅人幹事長に副代表と代議士会長の辞任を申し出た。谷畑氏は記者団に、「代表は党がまとまるように努力するのが筋道だ」と述べ、松野氏を批判した。

 松野氏は8日、橋下徹・大阪市長に近い馬場伸幸前国対委員長、片山虎之助前総務会長らを解任。野党再編に積極的な民主党出身の議員らを後任に充てた。これに対し谷畑氏は、両院議員懇談会などで「認められない」と抗議していた。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000558-san-pol
維新分裂 大阪系の谷畑副代表が役職辞任
産経新聞 9月10日(木)17時42分配信

 維新の党の谷畑孝副代表兼代議士会長(衆院大阪14区)が10日、今井雅人幹事長に役職の辞任を申し入れた。理由について、松野頼久代表が馬場伸幸前国対委員長や片山虎之助前総務会長らを解任し、「松野氏の党内対立の引き金を引く行動を看過できない」としている。谷畑氏は、馬場氏らとともに大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が10月中の結成を目指す新党に参加するとみられている。

7132名無しさん:2015/09/12(土) 15:23:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000130-mai-pol
<維新の党>追い込まれる大阪系 発言力低下、造反難しく
毎日新聞 9月10日(木)22時22分配信

 事実上分裂した維新の党で、新党参加を決めながら党に残り続けている大阪系が苦境に立っている。代表格の馬場伸幸国対委員長の解任で、安全保障関連法案や内閣不信任決議案での党方針決定に対する発言力が弱まる一方、造反すれば除名されかねないためだ。「母屋を取られた」という不満は積もっているが、離党した橋下徹大阪市長とは裏腹に、慎重な行動を強いられている。

 大阪系の谷畑孝副代表は10日、馬場氏らの解任に抗議し、副代表と代議士会長の辞任を申し出た。大阪系にとっては解任は「寝耳に水」。党の意思決定機関である執行役員会に残る大阪系国会議員は東徹総務会長代行ら3人に減り、党方針を事実上決定する党五役も民主、旧結い系が占めた。

 特に国対委員長が民主出身の牧義夫衆院議員に交代したことで、執行部が安保関連法案や不信任案の対応で民主と足並みをそろえようとしていることが明確になった。

 大阪系は政権寄りの新党の性格を踏まえ、松野頼久代表が前向きな姿勢を示している不信任案の民主との共同提出に反発している。松野氏は10日の記者会見で、「政党政治だから一般論ではすべての法案に党議拘束がかかる。特に首班指名、内閣不信任、予算の順に重い」と述べ、大阪系をけん制した。

 しかし、大阪系からは表立った反論は少ない。大阪系は当初、造反に含みを持たせていたが、大阪系議員の一人は「飛んで火に入る夏の虫になるわけにはいかない」と話す。造反すれば非大阪系が握る執行部がこれ幸いとばかりに除名処分をしてくると恐れているためだ。

 党内に残ったまま、露骨に政権寄りの行動をとれば、世論の批判を受ける恐れもある。橋下氏の意向もあり、国会閉会までは新党参加議員は動くに動けない状況になっている。

 こうしたなか、馬場氏は今週に入り、中間派議員らとひんぱんに会合を開き、多数派工作を活発化している。数の力を背景に、集団離党ではなく、執行部と協議して政党交付金を分割できる分党を要求する構えを見せている。ただ、争奪戦の対象になっている中間派議員からは「民主一辺倒の執行部とも官邸に近い大阪系とも一緒にはなれない」として、双方から距離を置こうとする動きも出ている。【福岡静哉、念佛明奈】

7133名無しさん:2015/09/12(土) 15:24:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00050025-yom-pol
維新「大阪切り」、松野・江田の「2頭体制」に
読売新聞 9月10日(木)10時49分配信

 維新の党の松野代表は9日の両院議員懇談会で、新執行部人事を説明し、内閣不信任決議案などの対応で一致した行動を取るよう呼びかけた。

 大阪系議員を排除した執行部は、松野氏と江田憲司前代表による事実上の「2頭体制」となったことが特徴だ。

 新執行部人事では、離党した橋下徹大阪市長が表明した新党への参加意向を示す馬場伸幸前国会対策委員長や片山虎之助前総務会長を排除する「大阪切り」が行われた。今後、党運営の中心に座るのは、民主党出身の松野氏ら12議員(衆院11人、参院1人)と、旧結いの党の江田氏ら10議員(衆院5人、参院5人)の2勢力だ。

 松野氏は、橋下氏らとたもとを分かった後も、将来的な野党連携も視野に執行部から大阪系を排除する人事を見合わせてきた。しかし、橋下新党に参加意向の議員が執行部にとどまり、国会対応などで混乱を来している状況に業を煮やしたのが江田氏だ。

7134名無しさん:2015/09/12(土) 15:39:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150910-00000609-san-pol
安保法案 石原氏、国会デモを一刀両断!「やがて雲散霧消。全く無意味」
産経新聞 9月10日(木)23時27分配信

 作家で元東京都知事の石原慎太郎氏は10日夜のBSフジ番組で、8月30日に国会周辺で行われた安全保障関連法案に反対する大規模集会について「やがて雲散霧消する集団でしかないね」と切り捨てた。

 石原氏は集会について「非常に全く無意味な感じだ。なんの力もない。デモそのものは空気の結晶だ」と指摘。主催者が参加者を12万人と発表したことについては「嘘だ。勘定したらいい」と述べた。警察当局は3万3千人としている。

 石原氏はまた、かつて日本維新の会でともに共同代表を務めた橋下徹大阪市長と8月末に会談し、政界引退を撤回するよう慰留したことを明らかにした。

 新党結成表明直後に会談したという石原氏は「君は絶対に政治家をやめちゃいけないぞ。必ず(政界に)帰ってきてくれ」と訴えた。だが、橋下氏は「もう政治家はやらない。私は法律家が似合っている」と断言したという。

 一方、日本維新で一緒だった維新の党の松野頼久代表については「松野君なんていうのは、民主党が泥舟になって沈む寸前に船から真っ先に逃げたネズミじゃないか。僕は、そんな人間は信用できない」と語った。

7135名無しさん:2015/09/12(土) 16:07:13
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091200219
民主以外も結集を=松野維新代表

 維新の党の松野頼久代表は12日、テレビ東京の番組に出演し、年内の実現を目指す野党再編について「民主党と維新だけではなく、無所属の人も、いろんな思いを一つにする人も入ってきてほしい」と述べた。衆参両院の無所属議員や生活の党、日本を元気にする会に結集を呼び掛けた発言だ。
 松野氏は「過去のしがらみを引きずったまま民主党とくっついても魅力がない」と語り、維新と民主双方が解党した上で新党を結成する必要性を改めて訴えた。 (2015/09/12-14:56)

7136名無しさん:2015/09/12(土) 16:09:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091200206
橋下新党伸び悩み=維新残留は半数うかがう

 分裂状態に陥った維新の党の国会議員51人のうち、離党した橋下徹大阪市長が結成する新党に参加する意思を固めたのは12日現在で17人前後にとどまっていることが時事通信の取材で分かった。野党再編を志向して維新残留を希望しているのは20〜25人程度。両勢力は態度未定の約10人の獲得を目指すが、中間派議員の中には「第三の道」を探る動きもある。
 維新の現有勢力は衆院40人、参院11人。橋下新党への参加組は馬場伸幸前国対委員長ら大阪を地盤とする12人が中心だ。このほか、関西出身議員や片山虎之助前総務会長ら計5人程度が加わる見込みだ。馬場氏らは「20人超」を目標にしているが、達成の見通しは立っていない。
 中間派議員が橋下新党入りに二の足を踏んでいる要因はさまざまだ。大阪に縁のない議員は、新党名として「おおさか維新の会」が有力で、松井一郎大阪府知事や大阪系議員らが党運営を主導する「純化路線」が濃厚なことを敬遠。一方、引退表明したとはいえ知名度抜群の橋下氏に期待する議員は「橋下氏の国政進出の保証がない限り参加は難しい」と様子見だ。
 政党交付金をめぐる事情も橋下新党参加者の上積みを鈍らせている。橋下系勢力は維新執行部に対し、交付金を議員数に応じて配分できるよう維新の「分割」を求める考えだが、執行部側は応じない構え。松野頼久代表が8日に執行部から大阪系を排除する人事を行ったのもその布石と言える。維新に残留する江田憲司前代表は11日の会合で「協議離婚は絶対にさせない」と断言し、分割を拒否する意向を示した。
 こうした中、中間派のうち旧日本維新の会などの出身者で橋下氏に比較的近いとされる複数の議員は、当面は独自会派を結成して活動し、11月22日の大阪府・市ダブル首長選の結果を見極めてから進路を決めることも検討している。
 維新残留組は民主党や旧結いの党の出身者が中心。松野氏らは民主党との合流を視野に野党再編に前のめりの姿勢を示しているため、選挙区事情などから民主党と折り合いの悪い中間派議員は残留をためらっている。(2015/09/12-14:14)

7137チバQ:2015/09/13(日) 10:31:11
http://www.sankei.com/politics/news/150912/plt1509120017-n1.html
2015.9.12 17:00
【内藤慎二の野党ウオッチ】
維新は現代の新選組? 「ケジメつけろ!」「絶対に引くな!」 党分裂の裏に松井、江田両氏の対立





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維新の党の江田憲司前代表(右)と松野頼久代表=9月3日、衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
 維新の党の分裂を方向づけたのは、柿沢未途前幹事長の処遇をめぐる重鎮同士のいがみあいだった。山形市長選(13日投開票)で特定の候補予定者を応援した柿沢氏の辞任を求めた松井一郎前顧問に対し、江田憲司前代表が反発。結局、江田氏の働き掛けで松野頼久代表が続投を決めた直後、松井氏と橋下徹前最高顧問は離党と10月の新党設立に踏み切った。幹部間の対立が組織を割る構図は、どこか幕末の新選組と似ている。

 「完全に永田町病だ。言ったことに責任をとらない。ケジメをつけない」

 維新の大阪選出国会議員を束ねる松井氏は、松野氏が「柿沢氏続投」を決めた8月27日、大阪府庁で記者団に不満をぶちまけた。

 側近議員によると、松井氏は柿沢氏が山形に応援に入る直前の8月半ば、取りやめるよう電話で直接説得した。柿沢氏は聞き入れなかったが、松井氏は会話の内容から「辞任覚悟」で敢行したと受け止めた。

 ところが、柿沢氏は「こんなことで辞めるわけにはいかない」と辞任を拒否。松井氏は柿沢氏に加えて柿沢氏の行動に寛容な維新執行部に嫌気がさし、自ら創業した党を飛び出した。 

 こわもての松井氏に柿沢氏が強気の姿勢を貫けたのは、みんなの党や結いの党の時代から行動を共にする江田氏の存在があったとされる。

 松野氏に近い党幹部によると、柿沢氏の安易な言動に不満を抱きつつも辞任するまでには至らないと考えた江田氏は「絶対に引くな! 引けば負けだ! 大阪のメチャクチャな主張に屈するな!」などと松野氏らを鼓舞し続けた。

 結党時から主流派として幅を利かせる大阪系の要求を安易に飲めば、自身が代表就任を強く推した非大阪系の松野氏が今後も「大阪の呪縛」に苦しみ続けるとの懸念があったようだ。

 ただ、皮肉にもその松井氏と江田氏は6月29日夜に都内で会食し、報道陣を前に親密ぶりをアピールしていた。維新が安全保障関連法案の対案づくりを決めたことについて、松井氏は「江田さんの言う通りで、独自案がまとまれば国会に提出し、国民が分かりにくいところをしっかり説明するのが維新の役割だ」と強調。江田氏は「松井さんとは完全に一致した。これで党をしっかりと運営していける」と呼応し、がっちり握手をしてみせた。

 しかし、考えの違いはこの夜に早くも露見していたとの指摘もある。複数の党関係者によると、菅義偉官房長官と親しい松井氏は会食中に「政府との閣外協力」の可能性に言及。野党再編路線を志向する江田氏は内心穏やかではなかったとされる。

 橋下氏と松井氏が率いた日本維新の会と、江田氏と柿沢氏らが立ち上げた結いの党の合流で誕生した維新の党からは、大阪系の国会議員を中心に「橋下新党」入りが相次ぐ流れだ。

 この分裂を目の当たりにして、頭に浮かんだのは新選組から独立した伊東甲子太郎(かしたろう)とその仲間たちだった。

 能力を買われ局長の近藤勇から参謀として招かれた伊東。しかし、松井氏と江田氏と同様、育った環境が異なる両雄が並び立つことはなく、近藤と伊東の価値観の違いが表面化して伊東一派は新選組とは別の道を選んだ。ただし、分裂後もしこりは残り、伊東が京の夜道で新選組に謀殺されるなど結末は悲惨だった。

 今回の分裂劇は命こそ奪われないが、「新党組」と「残留組」の間に感情的な対立を生んでいる。ある維新メンバーは「次の選挙では対抗馬を立てて一人でも多く落としたる」と息巻いており、“政治生命の危機”は意識せざるを得なくなりそうだ。

7138名無しさん:2015/09/13(日) 22:08:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150913-00000508-san-pol
維新を壊したのは、あの“壊し屋”だった… 狙いは参院選での野党統一戦線?
産経新聞 9月13日(日)16時0分配信

 これを「子供の喧嘩(けんか)」と言ったら子供たちに失礼であろう。内輪もめの末に分裂が決定的となった維新の党。結党からわずか1年で、破壊への道をたどった背景には何があったのか-。関係者の証言によれば、政界での存在感がとみに薄くなった、あの「壊し屋」の影がまたぞろ見え隠れする。

 指定暴力団・六代目山口組(本部・神戸市)の内部抗争が表面化した8月27日。くしくも同じ関西でヤクザ顔負けの「もう一つの内紛」の狼煙が上げられた。

 維新の党の「創業者」たる橋下徹大阪市長は同日、松井一郎大阪府知事とともに離党する一方、党分裂を回避する考えを示していた。ところが翌28日、一転して10月に国政新党を結成する方針を表明した。

 当然、橋下氏にコバンザメのようにくっついている維新内の「大阪系」はこれに合流するわけで、松野頼久代表を中心とする「非大阪系」との分裂は既定路線となった。

 もともと首相官邸の方を向いている大阪系と、民主党との連携はじめ野党共闘を目指す松野氏ら非大阪系との間には大きな「溝」があった。それが一気に分裂へと加速させる“大義”となったのが、9月13日投開票の山形市長選だった。

 維新は山形市長選を事実上の自主投票としていたが、非大阪系の柿沢未途幹事長(当時)が8月14日、民主党や共産党が推す候補者を勝手に応援演説したとして大阪系が激怒し、柿沢氏に辞任を迫った。

 大阪系には党の金庫を握る幹事長ポストを手中に収め、当初11月に予定されていた党代表選で主導権を握る思惑もあった。しかし松野氏が公然と突っぱねたため、双方の対立は抜き差しならぬものとなった。

 新聞やテレビが報じる分裂劇の背景は、おおむね以上のようなストーリーだ。だが要因はそれにとどまらない。舞台裏で「影の主役」となった人物がいたというのだ。

 それは、生活の党の小沢一郎共同代表である。

 小沢氏といえば、少なくとも数年前までは政党の離合集散で常に中心にいて、政党をつくっては壊し、壊してはつくるを繰り返してきた。その「壊し屋」が維新を壊すことにもからんでいた。

 維新は6月、来る代表選で党員と所属国会議員の「一票の格差」をなくし、同等に扱う方針を決めた。これも党員拡大に自信をもつ大阪系の主導だった。狙いは言うまでなく代表選を制することにあった。

 維新の議員たちは代表選の投票権をウリに党員拡大に奔走した。その結果、6月上旬で約8000人だった党員は8月末時点で8倍以上の約7万人となった。

7139名無しさん:2015/09/13(日) 22:08:18
>>7138

 そこで「剛腕」の出番である。打ち明けるのは、小沢氏に近い維新関係者だ。

 「小沢氏自身が維新の党員集めに動き、生活の党の現職議員や次期参院選・衆院選に出馬を予定する元議員らに一人200〜300のノルマを課したほど。思惑は代表選で松野氏を勝たせることだった」

 来年夏の参院選に向け野党の「統一戦線」を張る必要性を強く訴えている小沢氏にとって、民主党など野党の共闘路線を説く松野氏が「望ましい維新代表」である。民主党幹部時代から松野氏との関係も良好だ。これに対し、労働組合の支持を仰ぐ民主党とは絶対に手を組まないと公言する橋下氏率いる大阪系とは肌が合わない。

 「小沢氏の狙いはそれこそ、野党としての維新の『純化路線』だ。小沢氏にすれば、裏で官邸・自民党と通底する大阪系は邪魔者であり敵でしかない。代表選に向けて松野氏を援護射撃することで維新の分裂を仕掛けた。維新の分裂はもともと時間の問題とみられていたが、小沢氏の動きで少し早まった」(小沢氏に近い維新関係者)

 「数の力」をなおも信奉する小沢氏の戦略は維新内の“小沢分子”にも浸透していたようだ。別の維新関係者によると、維新の党員集めで蓋をあけてみたら、かつて小沢氏の側近だった松木謙公幹事長代行が一人で約1万人を集めたほか、牧義夫国対委員長は約1000人を確保した。松野氏も3000人集めたという。党員が支払う党費は1人2000円。松木氏はざっと約2000万円を党の金庫に入れた形だ。

 言葉は悪いが、かつての自民党総裁選よろしく、集められた党員にはネコやイヌも相当数含まれているという見方がある。とはいえ「小沢系」の攻勢に橋下氏ら大阪系がたじろぎ、水面下での小沢氏による松野氏支援の動きを嗅ぎ取ったことは言うまでもない。

 「小沢氏の力を買いかぶりかもしれないが、『小沢ファクター』も維新分裂を誘発する一つの要因になったことは間違いない。結局、橋下氏は代表選で大阪系が負ける前に先手を打つ形で党を割って飛び出す決断に至ったようだ」(維新関係者)

 ここ数年、小沢氏の思い通りに物事は進まず、政治力も確実に低下しているが、こと「壊す」ことにかけては面目躍如といったところか。

 「小沢氏のもとには民主党時代の部下だった側近幹部職員がいまも日参している。小沢氏は岡田克也代表への助言をこの幹部職員に託し、それを伝え聞く岡田氏も『その方法があったのかぁ〜』と感激し、党運営に反映させることはしばしば。野党再編に向け小沢、岡田両氏の良好な関係が構築されつつある」

 ある民主党幹部はそう打ち明ける。

 山本太郎参院議員たる“異分子”を含めて小沢氏の手勢はわずか5人にすぎない。その神通力には明らかに陰りが見えているが、はたして野党再編に向けて本当の“出番”はあるのか。

 とまれ、「政界引退」を表明しながら一向に政治から離れる気配をみせない橋下氏に、とっくに「お役御免」とみられながら、なおもただでは死ねないとばかりに動く小沢氏。どちらが先に“退場”するか見物ではある。(政治部編集委員 高木桂一)

7140名無しさん:2015/09/13(日) 22:11:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150913-00050024-yom-pol
悩み深い維新中間派…大阪系、残留組両方に疑心
読売新聞 9月13日(日)12時18分配信

 分裂状態の維新の党で、橋下徹大阪市長が旗揚げする新党に参加するか、残留して松野代表が目指す野党再編にかけるか、決断しきれない議員が悩みを深めている。

 大阪系は「橋下氏の国政復帰」を誘い文句に、残留組は「民主党を含む再編」を旗印に取り込みを図るが、いずれも空手形に終わる可能性があり、中間派議員の中には「第3の道」を探る動きも出ている。

 維新の党の国会議員51人の内訳は、大阪系が12人、民主党出身が12人、旧結いの党出身が10人など。大阪系は橋下新党へ移り、民主・旧結い系の多くは残留する意向で、いずれにも属さない中間派議員の動向が注目を集めている。

 中間派のうち、重徳和彦衆院議員(愛知12区)や村岡敏英衆院議員(比例東北)らは、橋下氏に共感し、国政を目指した維新の党の前身「日本維新の会」出身者だが、橋下新党入りに二の足を踏んでいる。政界引退を表明した橋下氏が本当に国政復帰するかどうかを見極めているためだ。大阪府の松井一郎知事は、橋下氏が「いずれ政治に戻る」と繰り返しているが、中間派からは「国政進出する保証がない」との声が上がる。

7141名無しさん:2015/09/13(日) 22:13:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150912-00000078-jij-pol
松野維新代表、民主以外も結集を=岡田氏は解党に慎重
時事通信 9月12日(土)14時49分配信

 維新の党の松野頼久代表は12日、テレビ東京の番組に出演し、年内の実現を目指す野党再編について「民主党と維新だけではなく、無所属の人も、いろんな思いを一つにする人も入ってきてほしい」と述べた。
 衆参両院の無所属議員や生活の党、日本を元気にする会に結集を呼び掛けた発言だ。
 松野氏は「過去のしがらみを引きずったまま民主党とくっついても魅力がない」と語り、維新と民主双方が解党した上で新党を結成する必要性を改めて訴えた。
 これに対し、民主党の岡田克也代表は同日、甲府市内で記者団に、「(重要なのは)解党や手続き論の話ではない。形を取ったから信頼が戻るという問題ではない」と語り、解党に慎重な姿勢を示した。

7142名無しさん:2015/09/14(月) 22:14:23
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150914-00053573-playboyz-pol
維新分裂は橋下市長が仕掛けたサバイバル戦略。求める見返りは…
週プレNEWS 9月14日(月)6時0分配信

新党立ち上げが決まった橋下市長。

安倍政権に対して恩を売り、生き残るつもりだと『週刊プレイボーイ』本誌でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は推測する。

***
「維新の党」の分裂が決定的となった。8月27日に離党した橋下大阪市長が、10月中旬にも地域政党の「大阪維新の会」を母体とする新しい国政新党を立ち上げることになったのだ。

この新党には、維新の党に所属する51人の国会議員のうち22名ほどが合流すると目されている。事実上の分党である。

離党にあたり、橋下市長は子飼いの大阪系議員らを引き連れて党を割るようなことはしないと明言した。ところが翌日になると前言を翻(ひるがえ)し、国政新党の設立を宣言してしまった。いつものパターンだが、この政治家の言葉はあまりにも軽い。

報道を見ると、野党再編の動きに関心が集まっているが、今後最も注目すべきは安保法案の採決の行方だ。安倍政権は安保法案の参院での採決を大型連休前の9月18日までに取る方針だ。

しかし現在の審議ペースだと、18日までには目安とされた100時間の審議に達せず、野党に採決に応じてもらうのは難しい。そこで安倍政権は「60日ルール」(*)を適用するのではないかと目されていた。

(*)60日ルール……衆院で可決して参院に回された法案が60日以内に採決されないと否決とみなし、衆院で再議決。3分の2以上の賛成により法案が成立する。安保法案の衆院通過は7月16日。その60日後である9月14日から、このルールを適用できる

だが、60日ルールを使って法案が衆院に差し戻された場合、野党は態度を硬化させ、与党は7月中旬の衆院採決のような強行採決を再びすることになってしまう。そうなれば強引な国会運営に対する批判で、内閣支持率がさらに下がる恐れがある。

それを避けるために安倍政権はなんとかして参院で野党出席のもと、採決に持ち込みたいと考えた。そこで最も期待をしたのが、維新の協力だった。



8月中旬、橋下市長と松井一郎大阪府知事は安倍首相、菅官房長官と4人だけで食事をした。下旬には松井―菅会談もあった。維新の党に採決に応じてほしいという官邸の意向は、橋下市長にもしっかりと伝わったはずだ。

ただ、維新の党は一枚岩ではない。安倍首相と近い橋下・大阪維新系は安保法案に賛成だが、民主党や結いの党出身議員らは反対の構えを崩していない。

橋下市長としては、採決に協力して安倍政権に恩を売りたい。しかし、維新の党における大阪系(橋下系)の議員は12名程度で少数派だ。さらに、11月の代表選に向けての一般党員獲得競争でも、実は大阪系以外の議員が党員を大量に獲得したという情報が入ってきた。このままでは旧民主系と旧結いの党系の議員らに安倍政権との対決路線で押し切られてしまう。

そこで橋下市長が考えたのが、今回の党分裂劇だったーーこれにはふたつの意味がある。党内中間派に対しては「橋下なしの維新に残って、選挙ができるのか」と脅す。その効果はてきめんで、合流希望者が22名程度まで膨らんだ。

そして新党に参加したい、という議員に対して「入党したければ安保法案採決に協力しろ」と突きつける。

安保法案採決の際に維新の党の対応が割れ、親・橋下市長の議員らが採決に応じれば、与党は「野党との審議は尽くした」というアピールにつながる。安倍政権にとっては、十分にありがたい話だろう。

こう見てくると、今回の騒ぎは11月22日の大阪W選挙向けのパフォーマンス以上に、安倍政権に恩を売って大阪系議員と自らの生き残りをかける橋下氏の戦略という側面が強い。

その心は、見返りとして来年の参院選で自民に非公式の選挙協力をしてもらうこと。橋下市長はその先に政界復活、安倍政権下での入閣も視野に入れていると私は見ている。

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元幹部官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して2011年退官。著書『日本中枢の崩壊』(講談社)がベストセラーに。著著に『国家の暴走』(角川oneテーマ21)

(撮影/山形健司)

7143名無しさん:2015/09/15(火) 19:52:11
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150915-00010000-kinyobi-soci
総裁選は無投票再選でも、強行採決回避の思惑は外れる――安倍政権の“維新工作”頓挫
週刊金曜日 9月15日(火)10時26分配信

 谷垣禎一幹事長ら自民党執行部は総裁選を「9月8日告示・20日投開票」に正式決定、安倍晋三首相の無投票再選の見通しが強まっている。永田町ウォッチャーは「20人の推薦人確保の目途が立っていない野田聖子・元総務会長が水面下で賛同者を募り、一気に出馬表明をすれば、安保法制成立は危うくなる。事前に漏れると潰されるので極秘に進めている可能性はゼロではない」と語る。

 一方、安倍政権が意欲を示していた「維新の党との修正協議」は頓挫する見通しだ。当初は、衆院段階では合意に至らなかったものの、参院でも維新独自案(対案)の早期提出を呼びかけ、与党協議の再開にも意欲的だった。これを受けて維新は8月20日に8本の対案のうち5本を提出、与党協議も28日に再開したが、一転して高村正彦副総裁は27日、「(維新との)話し合いには真摯に対応するが、維新が一本にまとまってくれるか慎重に見ないといけない」と述べ、消極的な姿勢となった。「安倍政権は、修正協議で参院での強行採決は回避したいと考えていた。しかし維新分裂が決定的となり、執行部が政権対決姿勢を強めることが確実なため、自民党の思惑が外れた」(永田町ウォッチャー)。

 安倍政権の“維新工作”頓挫は、党内闘争で大阪組が執行部に敗北したことを意味する。山形市長選の野党系候補を支援した柿沢未途幹事長辞任を強く求めた松井一郎・大阪府知事(維新の党顧問、当時)は、25日に菅義偉官房長官と面談。この頃、後任幹事長として大阪組の馬場伸幸国対委員長の名前も挙がっており、安保法制の修正協議を左右する幹事長ポスト争奪戦の様相を呈していた。

 柿沢幹事長は、小林節・慶應義塾大学名誉教授らから「合憲」の評価を得た独自案作成に尽力した中心人物。与党協議についても「独自案のつまみ食いは許さない」と自民党に強い姿勢を示していた。結局、「党のルール違反をしたわけではない。辞任する必要はない」(松野頼久維新の党代表)とする党執行部の意向は固く、「幹事長ポストを奪取して修正協議で安倍政権と妥協する」というシナリオが実現することはなかった。

 一連の経過を辿ると、29日の橋下徹市長(維新の党最高顧問、当時)の「大阪維新の会」の新党結成宣言は、「官邸別動隊」「第二自民党(与党補完勢力)」と呼ぶのがぴったりの大阪組が本性を露呈したといえる。本来なら橋下氏は「維新独自案を丸呑みすべき。違憲法案を強行採決なら安倍政権を打倒する」と訴えて執行部を後押しするのが普通なのに、実際には天下分け目の決戦を前に“御家騒動”を引き起こし、安倍政権から法案根幹部分の修正(違憲法案を合憲法案に変更)を勝ち取ろうとする執行部の足を引っ張った。

「国民の奴隷ではない」(大阪都構想投開票日の会見)と断言した橋下氏だが、「安倍政権の“下僕”(補完勢力)にはなる」と勘繰られても仕方がないだろう。

【「非自民」の受け皿なるか】

 すでに維新非大阪組の間では分裂を見越した動きも始まっていた。

 8月24日の区市町村議員団研修会で、かつて橋下氏のブレーンで、今は「フォーラム4」を設立した元経産官僚の古賀茂明氏が講演。「『改革はしないが戦争はする自民党』に対決するには、『改革はするが戦争はしない』という第四象限(フォーラム4)の政党が不可欠。維新も民主もこの立場の政党になるといい」と助言した。「安倍政権と対決するのか接近するのか分からない曖昧政党から脱却すれば、非自民党の受け皿になる」という考え方である。質疑応答では、「橋下氏は安倍政権に接近、『公武合体(幕藩体制の再編強化)』をしようとしている。『維新』を名乗っているのに進む方向が正反対」といった批判が次々と飛び出し、古賀氏に賛同する声も相次いだ。

 橋下氏の新党結成宣言で、非大阪組の維新が民主党に接近、安保法制反対の野党共闘が進むのは確実。非自民の受け皿作りが一気に加速する可能性が出てきたといえるのだ。

(横田一・ジャーナリスト、9月4日号)

最終更新:9月15日(火)10時26分

7144名無しさん:2015/09/15(火) 19:55:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150915-00084444-toyo-bus_all
維新、「内閣不信任案」が決める大阪系の運命
東洋経済オンライン 9月15日(火)9時5分配信

 東京からでは維新の党の本当の動きが見えにくい。それは、その大部分がまさに大阪で動いているからだろう。「大阪には大阪の論理がある」と維新の党関係者は語る。

 たとえば「党を割らない」と言いながら、その直後に維新の党を離党し、新党結成を表明した橋下徹大阪市長の言動だ。2008年の大阪府知事選で、橋下氏が「2万パーセント出馬はない」と言明しながら出馬した経緯から、「またか」との声もある。しかしその背景には、橋下氏の気まぐれではない、もっと複雑な事情があるようだ。

■ 橋下市長と松井知事は一枚岩ではない

 「橋下市長と松井一郎大阪府知事は決して一枚岩ではなく、その思惑は全く異なるものだ。それが2人の離党に繋がった」

 ある維新の党の議員から聞いたのは、こんな謎のような言葉だ。では橋下氏の思惑とは何か。松井氏の思惑とはどう異なるのか。橋下氏らと近い関係にある大阪の地方議員経験者に、その関係を尋ねてみた。

 「橋下氏が目指すのは地方ではなく中央政界。最終的には総理大臣のポストを狙っている。維新の党なんぞ、どうでもいい。だから大阪市長を辞めて大阪から手を引くために、政界引退をほのめかした。これからしばらく、テレビなどで活動することになるだろう。実際に某局から、週あたり200万円のギャラでレギュラー出演の依頼が来ていると聞いている」

 一方の松井知事は立場が全く異なっている。

 松井知事を支えているのは、あくまで橋下人気だ。

 「松井氏らは橋下氏あってこそのもの。橋下氏がいるから選挙で当選できるし、政治力を駆使できる。だから橋下氏を政治的に引退させたくない。橋下氏と一緒に大阪維新の会を作った松井氏には、まずは自分が府知事選で当選し、さらに仲間も当選させる責任がある。だから『党を割らない』と言った橋下氏を松井氏が説得して、2人の離党と新党結成宣言に至った」

 すなわち、新党結成で橋下氏を留め置くというやり方だ。そしてこれ以降、橋下氏は政界復帰を匂わす発言が散見されるようになる。

■ 橋下氏は中央政界に打って出る? 

 まずは9月3日の定例会見だ。橋下氏は来夏の参院選出馬の可能性について問われた際、「将来のことを言うのは止める、自由にする」と含みを持たせた。

 実はそれ以前にも、橋下氏は微妙な発言をしているのだ。枚方市長選の投開票前々日の8月28日午後、伏見隆候補の応援のために橋下氏が大丸ピーコックの前にやってきた時だ。大阪での橋下人気は変わりなく、この時も約1100名の住民が集まった。

 「一度死なせて下さいよ」

 女性ファンから「辞めないで!」との歓声が飛ぶと、橋下氏は嬉しそうにこう言ったという。「これは一度辞めてまた戻ってくるという意味。政界を永遠に去るつもりなら、こういうことはまず言わないはずだ」と、その場にいた関係者は感じたという。

 だが新党結成で、果たして大阪系の議員たちは救われるのだろうか。さらにいえば11月に行われる大阪府知事選・大阪市長選で、松井氏らが勝つことができるのか。

 「彼らの計算違いだったかもしれない」と述べるのは、前出の大阪の地方議員経験者だ。「年内に新党を結成したとしても、維新の党を分党しなければ政党助成金の分け前にあずかれない。今のところ、分け前にあずかれない可能性が大きい」と分析する。

7145名無しさん:2015/09/15(火) 19:57:11
>>7144

 分党とはいわば「協議離婚」。それどころではなく、松野頼久同党代表らによる逆襲が始まるかもしれない。大阪系は、強制的に家を追い出されるかもしれないのだ。

 争点になるのが、参院で審議されている安保関連法案だ。同法案に関しては、15日に参院で中央公聴会、16日には神奈川で地方公聴会が開かれる。そして17日には委員会採決が行われ、18日には本会議にかけられて成立する予定だ。

 民主党など野党は同法案が可決されれば、内閣不信任案を提出するつもりだが、これについて維新の党の内部では意見が分かれている。松野氏らは賛成だが、大阪系の国会議員の筆頭といえる馬場伸幸前国対委員長は役職を解任される前の9月2日に開かれた会見で、「会期末になれば内閣不信任案が出されるのは悪しき習慣」とこれを一蹴している。

 それでは内閣不信任案が出され、大阪系の議員たちが反対するとどうなるか。

 「維新の党の執行部は、大阪系の議員たちへの除名処分が可能になる。そうなれば党の政党助成金など財産を分割する必要はなく、大阪系はいわば“裸で追い出される”形。果たして資金もなく、11月のダブル選を戦えるのか。兵糧攻めになることは明らかだ。松野氏らが大阪系の議員たちの生殺与奪の権を持ったということだ」(前出の地方議員経験者)。

 実際に松野氏は9月10日の定例会見で、「内閣不信任案への投票には党議拘束をかけるのが普通だ。国会議員として最も重要なのは首班指名での投票で、その次が不信任案への投票だ」と述べ、不信任案に反対した議員を処罰する可能性を示唆している。

■ 「松野体制」の向かう先は? 

 情勢は松野氏に有利になっているようだ。今年5月に急きょ代表を辞任した江田憲司氏に代わって代表に就任した時、江田氏の意向で柿沢未途氏を幹事長に任命したが、これは江田氏からの強い「推し」があったためで、もともと柿沢氏と肌が合うわけではない。その柿沢氏を馬場氏や片山虎之助氏とともに更迭し、ようやく自分好みの執行部を実現した。これからが本当の松野体制が始まるといえる。

 権謀術数に長けたために「ズル平」とあだ名が付けられた故・松野鶴平氏を祖父に持ち、父は「佐藤派5奉行」と言われ、細川護煕元首相や小泉純一郎元首相の「指南役」を自任した故・松野頼三氏。そのDNAを受け継ぐ3代目の松野氏は、どのような政治的手腕を見せるのか。橋下氏ら大阪系との本当の闘いは、これから始まる。

安積 明子

7146名無しさん:2015/09/15(火) 20:01:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000138-jij-pol
橋下氏は「ちょっと休憩」=資金パーティーで―大阪維新・松井氏
時事通信 9月15日(火)19時37分配信

 地域政党「大阪維新の会」は15日、大阪市内で政治資金パーティーを開いた。
 松井一郎幹事長(大阪府知事)はあいさつで、12月18日の市長任期満了で政界引退を表明している橋下徹代表(大阪市長)に関し、「ちょっとの間、休憩します。ずっと全力疾走では倒れてしまう」と述べた上で、「日本の政治の舞台に必要な政治家であることは間違いない」と将来の政界復帰に期待感を示した。
 松井氏は、橋下氏による新党立ち上げなどを念頭に、「政治に興味と関心を全て失えば、これだけ世間を大騒ぎさせるようなことをやりません」と語った。

7147名無しさん:2015/09/15(火) 20:10:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000563-san-pol
橋下氏引退は「少しの休憩」と松井氏 大阪維新の政治資金パーティーで
産経新聞 9月15日(火)20時2分配信

 15日開かれた橋下徹大阪市長が代表の地域政党「大阪維新の会」の政治資金パーティー「大阪維新の会感謝祭」。冒頭の松井一郎幹事長(大阪府知事)は、任期満了(12月18日)での政界引退を表明している橋下徹大阪市長について「日本の政治に必要な政治家だ。ちょっとの間、休憩する」と述べ、将来的に復帰するとの見通しを示した。

 橋下氏については「政治に興味と関心を失えば、12月までと決まっている中で、大騒ぎさせることはない。世間が大騒ぎする政治課題を打ち上げている。政治に興味と関心があるということ」と述べ、将来的な政界復帰を示唆した。

 さらに「全力疾走では倒れてしまう。(大阪府立北野高校で)ラグビーをやっていたころのようにはいかない」と、ラグビーにたとえて“休憩”の意味を説明した。

7148名無しさん:2015/09/15(火) 20:14:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091500875
大阪系、不信任めぐりジレンマ=「信念」かカネか-維新

 維新の党の大阪系議員が安倍内閣不信任決議案への対応に苦慮している。安倍政権との連携を重視する本来の路線を貫けば、民主党主導の不信任案に賛成票を投じる選択肢はあり得ない。一方、造反して不信任案に反対すれば、除名などの処分を受け、政党交付金を分け合う「分割」協議が不可能になるためだ。
 民主党との合流構想に前向きな維新執行部は不信任案に賛成する方針。党分裂を招いた責任は大阪系にあるとの思いから、松野頼久代表は「党議拘束をかける。従わなければ処罰に当たる」とけん制している。
 これに対し、橋下徹大阪市長が来月旗揚げする新党への参加を決めている馬場伸幸前国対委員長ら大阪系は「維新に残るか、追い出されるかを迫る踏み絵だ」と反発する。非大阪系の松木謙公幹事長代行は15日、顔を合わせた大阪系議員に「不信任案に反対して離党すれば、筋が通っていい」と弱みを突いた。
 事が単純でないのは、交付金の行方が絡むからだ。維新に支給される今年の交付金は27億円弱で、半分が未交付。大阪系は、議員数に応じて新党にも分配される分割手続きを執行部に申し入れる考えだが、けんか別れの形で党を出てしまえば、そもそも分割の交渉に入れない。
 「取れるものは取らないといけないが…」。揺れる大阪系は16日、不信任案への対応をめぐり協議する予定だ。(2015/09/15-19:54)

7149チバQ:2015/09/15(火) 21:41:42
http://mainichi.jp/select/news/20150916k0000m010092000c.html
和田政宗議員:公聴会で「チベットで抗議なら射殺される」
毎日新聞 2015年09月15日 21時30分

 「永田町近辺にも住居がある。小さな子を持つ方は寝かしつけるのも大変だったのではないか」

 次世代の党の和田政宗参院議員は15日の参院平和安全法制特別委員会の中央公聴会で質問に立ち、14日夜に国会議事堂周辺で行われた安保関連法案への抗議集会に関し、こんな感想を口にした。

 次世代は法案に賛成の立場。和田氏は抗議活動について「憲法上認められた権利だ。国会議員は当然、許容しなければならない」とも述べたが、午後9時以降も太鼓の音や大声が聞こえてきたことに触れ、「平穏なデモ、抗議活動ができないものだろうか」と指摘。「日本は良い国だ。中国のウイグルやチベットで抗議活動をすると、銃を乱射されて射殺される」とも述べた。

 14日夜の抗議集会は市民団体が主催。主催者発表では、約4万5000人が参加したという。【青木純】

7150とはずがたり:2015/09/15(火) 23:57:40
折角大阪維新に有利な様に代表選の規定決めたのだから大阪系の誰か担いで勝負すればいいのに,離党するとかどういう戦略なんでしょうかねぇ。
勝ち目ないのかな?
気に入らないから出て行く的な純化戦略はかつて小沢がやって大失敗したような。。
まあ小沢もそうだったけど純化戦略の先には自民党入りと云う明確な目的があるから安倍-菅が仕切ってる内に自民入り,松井らにとっては自民回帰しないとタイミング逃すんかな。

7151名無しさん:2015/09/16(水) 07:28:23
>>7150
>>7138-7139>>7142を見ると、
非大阪系も党員獲得で頑張っていたようです。

橋下の思惑がはっきりしないので何とも言えないですが、
橋下は松井の行動にお付き合いしているだけなら、
ただの松井の保身ですよね。

7152とはずがたり:2015/09/16(水) 10:32:41
ありがとうございます。
新進党は確かやってたし,民主もやったんでしたっけ?
党員の代表選一人一票参加ってのは日本ではなんか議員が支持者掻き集める感じになってそれがなんだか泥仕合みたいになりますが,イギリスとかどうなんでしょうかねぇ・・
イギリスでは今回,左派の候補者が圧勝した様ですが。(ブレア以来のニューレイバー路線に飽きが来ていた?)

7153旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/09/16(水) 20:32:17
何かホントに10人くらいになりそうな。。。

橋下氏、維新の分割求めず=新党名は「おおさか維新の会」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015091600802
 維新の党を離党した橋下徹大阪市長は16日の記者会見で、自らが10月に結成する国政新党と維新との分裂に関し、「お金はいらない。分党とかしょぼいことを言わずに、全部向こうに渡したらいい」と述べ、維新に対する今年の政党交付金の未支給分の一部が受け取り可能となる、維新の「分割」を求めない意向を明らかにした。
 橋下氏は新党の名称について、有力案になっていた「おおさか維新の会」を採用する考えを表明。新党に参加する国会議員数に関しては「絶対に逃げないメンバーが10人集まれば何とかなる」と語った。 (2015/09/16-18:51)

不信任案で造反せず=維新・大阪系
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015091600861
 維新の党の大阪系国会議員は16日、衆院議員会館で会合を開き、党執行部が安倍内閣不信任決議案への賛成方針を決めた場合、これに従うことを確認した。造反すれば、除名処分となる可能性が大きいことや、維新を離党した橋下徹大阪市長から「党の決定に従ってほしい」と自重を求められたことを考慮した。 (2015/09/16-20:00)

7154名無しさん:2015/09/16(水) 20:35:50
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150916-00000005-nnn-pol
橋下代表 改めて“都構想”実現目指す考え
日本テレビ系(NNN) 9月16日(水)1時55分配信
 大阪維新の会の橋下代表は、「維新の政治はきょうから第2ステージ」として、改めて大阪都構想の実現を目指す考えを示した。

 大阪維新の会が政治資金パーティーを開き、橋下代表と松井幹事長は、大阪都構想の実現を改めて目指すことを支援者らに宣言した。橋下代表は、「維新の政治はきょうから第2ステージに入る」と話したという。

 松井幹事長「第2ステージというのは、新たに(“大阪都構想”の)設計図を作り直させてほしいということです。彼(橋下代表)は第2ステージを、皆さんと一緒に頑張っていきたいと」

 大阪維新の会・松浪健太衆院議員「政治家を引退する人の言葉とは思えない、未来に対する抱負のように聞こえましたね」

 維新の会は、11月に行われるダブル選挙で勝利した場合、次の知事・市長の任期中に住民投票実施を目指すとしている。5月に否決された都構想の設計図については、市民の意見を聞きながら区割りや区の名称などを修正する意向。

7155名無しさん:2015/09/16(水) 20:36:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000139-mai-pol
<大阪維新の会>松井氏「橋下氏引退表明はちょっと休憩」
毎日新聞 9月15日(火)23時26分配信

 地域政党「大阪維新の会」は15日、大阪市内で政治資金パーティーを開いた。代表の橋下徹大阪市長は10月に設立を目指す新党への国会議員の合流について、「大阪という名前が嫌なら来なくていい」と述べ、大阪維新の純化路線を目指す姿勢を強調した。

 橋下氏はあいさつで「今日から大阪維新の会の第2ステージ。大阪再生のためにもう一度大阪都構想の賛否を問い、政治力を持った国政政党にしたい」と語った。新党の名称について「地方から政治を動かしていく象徴的な言葉として大阪という言葉を使い、全国に広めていく」とこだわりを見せた。

 一方、幹事長の松井一郎大阪府知事は11月22日投開票の知事、大阪市長のダブル選で都構想を公約に掲げると宣言。記者団に対し、いずれかで敗れた場合は「(都構想の)設計図は作れない」と述べ、実現は困難との見方を示した。さらに市長の任期満了での政界引退を表明している橋下氏について「ちょっとの間休憩する。日本に必要な政治家であることは間違いない」と述べ、将来の復帰に含みを持たせた。【熊谷豪、念佛明奈、松井聡】

7156名無しさん:2015/09/16(水) 20:37:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000568-san-pol
維新分裂 政界復帰に含み?橋下氏「第2ステージ」発言
産経新聞 9月15日(火)21時40分配信

 15日夕、大阪市内のホテルで開かれた地域政党「大阪維新の会」の政治資金パーティー。代表の橋下徹大阪市長は壇上に立ち、「大阪維新の会はこれから第2ステージに入る」と宣言した。橋下氏はこれまで、12月の市長任期満了での政界引退に繰り返し言及。しかし、「第2ステージ」発言で、集まった支持者の間には政界復帰への期待感が広がった。

 パーティーでの橋下氏のあいさつは非公開。出席者らによると、橋下氏は、強権的ともいえる手法で取り組んできたこれまでの改革を「いけるとこまで膿を出してやれとやったのが第1ステージだった」と位置づけた。

 今年5月17日の大阪都構想の住民投票で僅差で反対多数となり、都構想は廃案となったが、「あんなに血湧き肉躍る感覚は味わえない」と住民投票の運動を振り返り、「政治家冥利に尽きる。市民、府民は分かってくれると希望が見えた。大阪維新の会の政治方針を曲げることなく、第2ステージに進む」と述べた。

 その上で、自民党などが都構想に代わる会議体として提唱した大阪戦略調整会議(大阪会議)を念頭に、「第2ステージは、大大阪実現のために役所を作り替えるのか、それとも大阪ポンコツ会議がいいのか比較してもらう」と発言。「今までは進むのに歩いていったが、自転車に乗るのが大阪都構想」などと語り、都構想実現に再挑戦する考えを改めて表明したという。

7157名無しさん:2015/09/16(水) 20:58:28
http://news.livedoor.com/article/detail/10595649/
自民、来年参院選で山田宏氏擁立検討
2015年9月16日 7時13分 産経新聞

 自民党が来夏の参院選で、山田宏・元次世代の党幹事長を比例代表の公認候補として擁立する方向で検討していることが15日、分かった。

 自民党関係者が明らかにした。山田氏は昨年12月の衆院選で落選したが、歴史観の近い安倍晋三首相や自民党幹部が水面下で参院選出馬を要請していた。

 山田氏は昨年2月の衆院予算委員会で慰安婦募集の強制性を認めた河野洋平官房長官談話の問題を取り上げ、政府が談話の作成過程を検証し、朝日新聞が慰安婦関連の記事の過ちを認めるきっかけをつくった。

 山田氏は産経新聞の取材に「コメントできない」と答えた。

https://www.facebook.com/inuhide/posts/932561650162066
犬伏 秀一
13時間前 ・ Twitter ・
唖然!山田宏元次世代の党幹事長が自民党から参議院比例区で出馬する可能性があるそうです。山田さんとは統一地方選公認候補選定委員会正副委員長の立場でご一緒に仕事をしました。バッチがなければ発言が出来ない、しかし次世代では、当選できない、ジレンマの末の結論でしょうか。?#?次世代の党?

これは本当ですか?離党ですか!?
いいね! ・ 返信 ・ 1 ・ 7時間前

犬伏 秀一 離党は、確か7月にされています。
いいね! ・ 返信 ・ 1 ・ 7時間前

7158名無しさん:2015/09/16(水) 21:12:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000600-san-pol
大阪W選 橋下氏、知事選候補に松井氏指名 市長選も意中の人物
産経新聞 9月16日(水)20時51分配信

 11月22日投開票の大阪府知事、大阪市長のダブル選挙をめぐり、大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は16日、候補者選定について「一任取り付けで、僕が預かっている」と述べた上で、府知事候補は現職の松井一郎幹事長がふさわしいとの考えを示した。市長候補とともに9月中に正式決定するが、事実上、府知事候補は確定した格好だ。

 市長候補についても「悩んだってしようがない」と述べ、意中の人物を決めていることを明かした。本人に打診はしていない。橋下氏自身の再選出馬は「やらない」と重ねて否定した。

 市長候補を選ぶ基準については「言えば誰か分かってしまう」と語らなかったが、これまでも「地方議員やその出身者が王道」と繰り返し述べており、大阪維新所属で大阪市議出身の井上英孝氏=大阪1区、吉村洋文氏=比例近畿=の両衆院議員や、現職市議らが念頭にあるとみられる。

 また、ダブル選の争点について、大阪都構想の設計図を修正する議論を続けるか▽都構想は完全に終わらせるのか-になると主張。5月の住民投票での反対多数から半年で再び都構想を掲げる理由について、自民党が主導した大阪戦略調整会議(大阪会議)での政策調整や総合区導入の議論が「進んでいない」ことを挙げた。

 都構想への再挑戦の争点化について「自民に大阪会議や総合区の議論を進めさせるカウンター(対抗策)としても意義がある」と持論を展開した。

 都構想に反対の立場で知事選への出馬の準備を進める前大阪市長の平松邦夫氏についても、「争点が明確になってよい」と立候補を歓迎する考えを示した。

7159名無しさん:2015/09/16(水) 21:17:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000145-nksports-pol
橋下氏「持ち帰って怒られた」上西氏セクシー自叙伝
日刊スポーツ 9月16日(水)20時43分配信

 10月に新党結成を目指す大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長(46)は16日、大阪市役所で定例会見を行い、除名処分した“浪速のエリカ様”こと衆院議員の上西小百合氏(32)が議員辞職を拒んだ際の“急変ぶり”について語った。

 上西氏のフォト自叙伝「小百合」(双葉社)を購入し、すでに古紙回収に出しことを明かした橋下氏は「彼女に対して僕の立場で、ああだこうだということではないが」とした上で「辞めてもらった理由は書いてある事実とは違う」と反論した。

 自叙伝で上西氏は国会ズル休み疑惑の際、維新の党からは処分を前提に話が進んでいたと説明していることに橋下氏は「彼女は政治家として信義則違反をした。最後は代表一任だったので、1回はチャンスは与えた」と明かした。

 挽回のチャンスは会見を開き、負のイメージを振り払うこと。4月に開いた3時間以上に及ぶ会見で橋下氏は「僕も全力でフォローするところはフォローした。残念なことにマイナスをカバーしたとは思えなかったから『1回引いてくれ』と言った」と処分ありきではなかったとした。

 橋下氏からの“辞職勧告”に「(上西氏は)『自分は国のために頑張る』とか言いだして、(辞職勧告に)『そんなの関係ねぇ』と小島よしおさんみたいになっちゃった。それまでしおらしかったのに、すごかったですよ」と緊迫の場面を振り返り、その表情が一変したことに驚いたという。

 自叙伝では胸元が大きく開いたワンピース姿の大胆なショットも掲載している。自宅のリビングで読んだ橋下氏は「自宅に持ち帰って怒られましたよ」と明かし、すぐに古い新聞と一緒に廃品回収に出したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000158-sph-soci
橋下氏、購入した上西議員の写真集を妻にとがめられ即古紙回収へ
スポーツ報知 9月16日(水)19時46分配信

 12月の任期満了での政界引退を表明している大阪維新の会代表・橋下徹大阪市長(46)は16日、市役所で定例会見を行い、幹事長の松井一郎大阪府知事(51)が「(橋下氏は)ちょっと休憩」と将来的な政界復帰を示唆したことについて「僕の『ちょっと』は50年」と早期の復帰は笑って否定した。「50年後は?」と聞かれると笑みを浮かべ「96(歳)じゃないですか。戻ってこない休憩もある」と話した。

 橋下氏は、11月22日投開票の大阪府知事選に平松邦夫前大阪市長(66)が立候補を検討していることにも触れ「ぜひ立候補していただければ。(争点が)分かりやすい選挙になる」と歓迎。同日投開票の大阪市長選については、維新の候補者選びを一任されていることを明かしたが、具体名は出さなかった。

 自身の後継となる市長選候補に関して、橋下氏は以前に「地方議員出身でやっていきたい。これが王道ですよ」と言及。現在は元大阪市議の維新の党・井上英孝衆院議員(大阪1区)などが取りざたされている。また橋下氏は、維新の党の「大阪系」国会議員らと10月に結成する新党の名称を「おおさか維新の会」とすると明言した。

 会見では、橋下氏が維新の党最高顧問だった4月に党を除名された上西小百合衆院議員(32)が、8月に出版したフォト自叙伝「小百合」も話題に。みずから購入した橋下氏は、自宅リビングで目を通していたというが「(夫人に)怒られましたよ。すぐ古紙回収の方に行っちゃいました。即日」と明かし、笑いを誘った。

7160名無しさん:2015/09/16(水) 21:17:26
>>7159

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000031-tospoweb-ent
橋下徹氏 上西小百合議員「フォト自叙伝」を古紙回収に
東スポWeb 9月16日(水)18時33分配信

 橋下徹大阪市長(46)が16日、大阪市役所内で定例会見を開き、維新の党を除名処分となった上西小百合衆院議員(32)のフォト自叙伝「小百合」を古紙回収に出したことを明かした。

「小百合」を買うと“公約”し、実際に購入した橋下氏。「彼女に対して、あーだこーだ言う立場じゃない」としながらも、「辞めてもらった理由は、そこに書いてあったのとは違います。彼女は政治家としての信義則違反をした」と話した。

 自叙伝では上西氏の国会ズル休み疑惑の際、橋下氏が「一旦、議員を辞めてもらえませんか? また、次の衆院議員選挙のときに維新で公認しますから」と発言したとされた。

 これについても橋下氏は反論。「会見をしてマイナスイメージの挽回に僕も全力で努めるから、最後は僕に判断を一任させてくれと言った。残念なことにマイナスをカバーしたとは思えなかったから『1回、引いてくれ』と言った。そしたら(上西氏は)『そんなの関係ねぇ』と小島よしおさんみたいになっちゃった。それまでしおらしかったのに、すごかったですよ」と議員辞職を拒否した上西氏の豹変ぶりを暴露した。

 また、50枚のセクシー撮り下ろし写真については「文章見たら目に入ります。印象的な写真? ないです。家に持って帰ったら怒られましたよ」と苦笑い。リビングで見たというが「即日、古紙の方にいっちゃいましたよ。丁寧に古紙のところに置きました」とすでにリサイクル処分したことを明言した。

 上西氏はフォト自叙伝で「本当の私を伝えたい」としていたが、残念ながら橋下氏には伝わらなかったようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000068-dal-ent
橋下氏、上西氏セクシー本を古紙回収に 「自宅で怒られて」内容は反論
デイリースポーツ 9月16日(水)17時32分配信

 大阪市の橋下徹市長(46)=大阪維新の会代表=が16日、大阪市役所で定例会見を開き、自費購入した上西小百合衆院議員(32)のフォト自叙伝「小百合」の“品評会”に応じた。

 上西氏が同書で、3月の国会病欠騒動を巡り、処分ありきで維新から除名処分を受けた旨の説明を記していることに、橋下氏は「辞めてもらった理由は書いてある事実と違う。政治家としての信義則違反だ」と反論。一方で上西氏のセクシーショットが並ぶ写真集を自宅に持ち帰って「怒られた」と、丁重に古紙回収に出したことを明かした。

 橋下氏は、4月に上西氏が開いた3時間に及ぶ釈明会見に同席したうえで除名処分を下したことに「即刻処分の声もあったが、人の身分に関わることは強権的にやるのはダメで、ルールに基づいてやるべきで、会見を入れた」と説明。「彼女が選挙(統一地方選)に対して振りまいたマイナスイメージを挽回できれば除名をしないという話だった。僕もフェアにやったつもり。(会見で)フォローする部分は徹底してフォローし、弁護もやったつもりだ」とした。

 その上で、代表一任で判断することになったが「代表一任は重かったが、残念なことに全部を挽回したとは思えず」処分を下したが、上西氏は辞職を拒否。その際の上西氏の様子を「それまでしおらしかったのに、すごかったねえ。小島よしおさんみたいに“そんなの関係ねえ”ってなって、終わっちゃった」と振り返った。

 また上西氏が次回選挙の公認を条件に辞職を迫られたと記していることに「一から勉強して、皆に認められたら公認するからということです」と無条件公認の打診も否定した。

 一方で、上西氏の50枚に及ぶセクシーショットは見たか?と問われると「文章を読んでいたら、目には入ってきますけど…」と頭をかいたが、印象的なショットを聞かれると「ないです!」と苦笑いした。

 購入した写真集は自宅のリビングで読んだそうだが「家に持って帰って怒られましたよ。だから事実だけ確認して、すぐ古紙のあっちのほうに即日、いっちゃいました」と明かした。ただ「そうやって古新聞に入れたとかおもしろおかしく書かれそうなので、ちゃんと“丁寧に”古紙回収に回しましたから。丁寧に!」と付け加えていた。

7161名無しさん:2015/09/16(水) 21:20:12
>>7153

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000072-mai-pol
<維新の党>橋下氏「分派」が望ましい
毎日新聞 9月16日(水)20時6分配信

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は16日の定例記者会見で、10月設立を目指す新党の結成方法について、大阪系の国会議員らが維新の党から離脱する「分派」が望ましいとの考えを示した。未支給の今年分の政党交付金は新党に配分されなくなるが、「しょぼいこと言わずに、金なんか全部向こうに渡しておけばいい」と述べた。

 政党の分裂には、政党をいったん解散して別々に新党を作る「分割」と、元の政党を存続したままで離脱した議員が新党を作る「分派」がある。分割の場合、維新の党が受け取る今年の政党交付金26億6500万円のうち、今後支給される約13億円が所属議員数に応じて配分される。

 維新の党執行部と分割で合意する見通しは立っておらず、橋下氏は「金のことでお願いするなんて一番かっこ悪い。がめつくしたら、後で絶対に地獄を見る」と交付金にこだわらない姿勢を強調した。

 また、橋下氏は新党の名称を「おおさか維新の会」にすると明言。「最初の芯が重要だ。絶対に逃げないコアなメンバーで固める」と語った。【念佛明奈】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000552-san-pol
維新大阪系新党名は「おおさか維新の会」
産経新聞 9月16日(水)17時22分配信

 橋下徹大阪市長は16日、松井一郎大阪府知事や、維新の党の「大阪系」国会議員らと10月に結成する新党の名称を「おおさか維新の会」とすると明言した。市役所で記者団に語った。

7162名無しさん:2015/09/16(水) 21:24:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000050-mbsnewsv-l27
橋下代表「都構想をもう一度」はなぜ?
毎日放送 9月16日(水)19時14分配信

 15日の政治資金パーティで「大阪都構想第二ステージ」を掲げた橋下代表。

 16日の会見では発言の真意、そして政治家復帰についても質問が飛びました。

 午後の定例会見に臨んだ橋下代表。

 記者からはなぜ再び「大阪都構想」を掲げるのか、質問があがりました。

 というのも・・。

「本当に大阪がひとつになる、ひとつになるラストチャンス」

「反対されたらもう終わりです。二度とやりません。できません」(住民投票前の演説)

 確かに「二度とやらない」と言っていました。

Q.これが最後と何度も言ってたのにもう一度と言うからには説明をしてください

「大阪会議と総合区が全然進んでいない。もう1回大阪都構想の議論を継続しますかと問題設定をすれば、野党としてはいやおうなしに、総合区や大阪会議の案を出さざるを得なくなる」(大阪維新の会 橋下徹代表)

 野党が改革を進めないため「仕方なく」都構想を持ち出したと釈明しました。

 W選挙の候補者はまだ発表されていませんが、市長の後継候補は、橋下氏に一任されていると言います。

Q.議員経験があるとか若いとか女性とか?

「そういうことを言えばわかっちゃう」

Q.知事は松井一郎さんに?

「やってほしいと思います」(大阪維新の会 橋下徹代表)

 一方、国政・維新の党。安保関連法案の採決前に野党が出そうとしている内閣不信任決議案に維新の大阪系議員が従わない可能性があることについて橋下氏はこう話しました。

「維新の党で決まったことに関して、大阪の議員はいろんな思いがあると思うが、ここはやっぱり従う。そうしないと自分たちが組織を作った時、例外を認めることになる」(大阪維新の会橋下徹代表)

 15日夜、大阪維新の会の政治資金パーティではこんな話も。

「橋下代表はちょっとの間休憩をします」(大阪維新の会 松井一郎幹事長)

 政治家・橋下徹の復帰をにおわせました。

「ちょっとって50年ですよ、僕のちょっとは50年」

Q.50年後には政治家復帰?

「96歳じゃないですか」(大阪維新の会 橋下徹代表)

毎日放送

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000011-mbsnewsv-soci
橋下代表、維新のパーティーで都構想をダブル選で争点に
毎日放送 9月16日(水)8時17分配信

 大阪維新の会は15日夜、政治資金パーティーを開き橋下徹代表は11月の知事・市長のダブル選挙で都構想を公約に掲げ今後、再度賛否を問う考えを示しました。

 大阪維新の会の橋下代表はパーティーで支持者らに対し「維新の会の活動は第2ステージに入った」として都構想を11月のダブル選挙の争点にし再び住民投票で賛否を問う考えを示しました。

 橋下代表は、5月の住民投票で敗れたものの大阪を東京と並ぶ2極にするには都構想の実現が必要だと訴えたということです。

「(橋下代表は)政治に興味と関心が薄れたわけではないということだけははっきりしています、『第2ステージを皆さんと一緒に頑張っていきたい』とこう言ってましたから」(大阪維新の会 松井一郎幹事長) 

 松井幹事長は「橋下代表は一旦休憩する」と今後の政界復帰に含みを持たせました。

 15日夜のパーティーではダブル選挙の維新の候補者は明らかにされず改めて9月中には決定するとしています。

毎日放送

7163名無しさん:2015/09/16(水) 21:28:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000049-jij-pol
与党、今夜にも採決=元気など3野党賛成へ―民主は対決、攻防ヤマ場・安保法案
時事通信 9月16日(水)10時27分配信

 参院平和安全法制特別委員会は16日夕、安全保障関連法案の締めくくり質疑を行う。
 18日までの法案成立を目指す与党は、質疑終了後にも採決に踏み切る構え。これに対し、職権での特別委開催に反発する民主党などは全面対決の姿勢で、与野党の攻防はヤマ場を迎えた。
 特別委は16日午後1時から2時間半、横浜市で地方公聴会を開催。各委員が国会に戻るのを待ち、同6時から安倍晋三首相も出席して、2時間の締めくくり質疑を行う予定だ。与党は野党の出方をにらみつつ、質疑後の16日夜か17日に特別委で採決、同日中に参院本会議で採決、成立させる日程を描く。
 自民、公明両党の幹事長は16日午前、東京都内のホテルで会談し、法案の週内成立方針を確認した。これに対し、民主、維新、共産各党は午前、国会内で締めくくり質疑への対応を個別に協議。維新は質疑に応じる方向だ。共産党も出席する。民主党の岡田克也代表はこの後の党の会合で「締めくくり質疑などとんでもない。力を合わせ阻止しよう」と呼び掛けた。
 一方、首相と公明党の山口那津男代表は同日午前、元気、次世代、改革3党の党首と国会内で会談し、自衛隊を海外派遣する際の国会関与の強化で正式合意。3党は安保法案に賛成する。首相はこの後、首相官邸で記者団に「これで自衛隊がスムーズに活動できるようになる。民主的な統制が取れることは重要だ」と合意を歓迎。元気の松田公太代表は「少数政党がこのような役割を果たせたことには大きな意味がある」と語った。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000009-mai-pol
<安保関連法案>参院特別委16日にも採決 野党3党賛成へ
毎日新聞 9月16日(水)10時0分配信

 自民・公明両党は安全保障関連法案について16日にも参院平和安全法制特別委員会で採決する方針を固めた。15日の特別委理事会で、16日に締めくくりの質疑を行うことを鴻池祥肇委員長(自民)の職権で決定。与党は、民主党など野党の対応を見極めた上で、16日中の採決に踏み切るか、17日に先送りするかを最終判断する。一方、与党は日本を元気にする会、次世代の党、新党改革の3党の修正要求を一部受け入れ、国会関与を強める閣議決定などを行うことで合意。3党は採決で賛成に回る。

 特別委は16日午後1時から2時間半、横浜市で地方公聴会を開く。与党は15日の特別委理事懇談会で、地方公聴会終了後の16日午後6時から、安倍晋三首相が出席する締めくくりの質疑を2時間行うことを提案。野党は「27日の会期末まで時間があるのに、なぜ質疑を打ち切るのか」と反発したが、鴻池委員長が職権で日程を決めた。

 与党側は16日に採決するか明らかにしていないが、自民党国対幹部は「野党に審議拒否の動きがあれば、そのまま採決に踏み切ることになるだろう」と語る。参院での審議時間は16日で100時間を超える見通しで、与党は採決の環境は整ったと強調している。

 与党は16日の特別委に先立ち、参院の自民、民主両党の国対委員長会談を開き、野党の対応を確認したうえで、採決方針を最終決定する考え。18日中の法案成立を目指しているが、野党は衆院で内閣不信任決議案の提出、参院で首相や閣僚への問責決議案を提出し廃案に追い込みたい考えだ。

 一方、与党と3党の修正協議では、中東・ホルムズ海峡での機雷掃海を念頭に、日本への武力攻撃に直接結びつかない武力の行使については「例外なく事前承認を求める」ことなどを国会で付帯決議として採択。そのうえで、政府が「付帯決議の趣旨を尊重して適切に対処する」ことを閣議決定することで合意した。法案そのものの修正は行わない。

 計15議席を持つ元気など野党3党が法案に賛成し、与党単独での強行採決とはならない見通しとなったことを与党は歓迎。公明党の北側一雄副代表は「幅広く合意することになり、国民の理解を深める意味では前進だ」と記者団に語った。自民党国対幹部は「強行色が薄まる」と語る。

 維新の党と与党の修正協議は決裂。維新は集団的自衛権の行使ではなく、個別的自衛権を事実上拡大する修正を求めていた。維新は採決で反対する。

 一方、特別委は15日、公述人6人を招き、法案採決の前提となる中央公聴会を開いた。反対運動を展開する学生団体「SEALDs(シールズ)」のメンバーら野党推薦の4人が法案に反対。与党推薦の国際政治学者ら2人は賛成した。【高橋克哉、佐藤慶】

7164名無しさん:2015/09/16(水) 21:29:03
>>7163

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000074-san-pol
安保法案 参院本会議で18日にも可決・成立 国会関与で合意 野党3党賛成へ
産経新聞 9月16日(水)7時55分配信

 参院平和安全法制特別委員会は15日の理事会で、安全保障関連法案について16日午後の地方公聴会後に、締めくくり総括質疑を行うことを鴻池祥肇委員長の職権で決めた。同委の採決は17日が有力で、参院本会議での可決・成立は18日になる可能性が高い。また与党は、新党改革など野党3党との修正協議で、自衛隊の海外派遣に関する国会関与の強化などを閣議決定する方針を伝えた。3党は法案に賛成する意向を表明した。

 自民・公明両党幹部と菅義偉(すが・よしひで)官房長官らは15日の政府与党協議会で、法案を今週中に成立させる方針で一致。自民党の谷垣禎一幹事長は「今週の採決・成立に向け大詰めなので、政府、与党が結束し、緊張感を持ってほしい」と強調した。

 特別委は15日、採決の前提となる中央公聴会を実施。与党は同日の理事懇で、16日の締めくくり総括質疑を求めた。野党は「国民の理解が進んでいない」として拒否した。

 ただ与党は「成立が土曜日の19日まで遅れるのは避けたい」(自民党幹部)との立場で、17日中の同委での採決は譲らない方針。野党は首相問責決議案などを連発し、成立を遅らせる意向だ。このため成立は18日までずれ込む見通し。

 与野党は15日に国対委員長会談を開き、野党側は憲法59条に基づき衆院3分の2以上の賛成で再可決する「60日ルール」を適用しないよう要求。自民党の佐藤勉国対委員長は同意した。

 一方、与党は15日、改革と次世代の党、日本を元気にする会との協議で、派遣に関する国会関与の強化方針などを閣議決定することで合意。核兵器の運搬を禁止することでも一致した。16日に与党と3党による党首会談を開いて正式合意し、法案の付帯決議に盛り込む。与党は15日、維新の党とも協議したが、対立点が多く協議を打ち切った。

7165名無しさん:2015/09/16(水) 22:42:14
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00010000-shincho-pol
10キロ痩せて出直しが始まった「渡辺喜美」の「借金」「夫人」「橋下徹」〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月16日(水)8時1分配信

「政界再編」の議論が喧(かまびす)しい昨今。しかし、以前その中心にあった彼の名は、今では口の端(は)にも上らなくなった。渡辺喜美・元金融担当大臣(63)。昨年、8億円にも上る借金問題が発覚し、総選挙で落選に追い込まれた喜美氏は、この9月5日、BSでひっそりと失職後初のテレビ出演を果たしていた。以下は、出直しを始めたご本人に改めて聞く「借金」「夫人」「橋下徹」――。

 ***

 以前、石原パパ(=慎太郎)がしみじみと言ってましたよ。「喜美くんなぁ、橋下くんは俺たちと違うんだよな。俺たちは人生かけて政治をやろうとしているじゃないか。だけど、橋下くんはいつ辞めちゃうかわかんねえんだよ」と。

 維新の党は分裂しかけていますが、私はいずれこうなると思っていたんです。橋下さんは、政治生命をかけて大阪都構想を実現しようとした。でも、住民投票であえなく負けた。それを復活させるには、首相官邸を動かすのが手っ取り早いと考えているのでしょう。

 でも、松野(頼久)さんや江田(憲司)さんは、次の選挙が大事なのかわかりませんが、「安倍政権なんてとんでもない」「民主党と連携するんだ」と言う。

 実はこれ、「みんなの党」が通ってきた道と同じなんです。「みんな」がキャスティングボートを握って以降、私はそれをもって安倍政権をテコの原理で動かし、政策を実現させようとしてきました。もともと金融緩和、積極財政だって、私が昔から言ってきたこと。怒られるかもしれませんが、「アベノミクス」は、実は「ナベノミクス」なんです。しかし、松野さんや江田さんは自民は反対、民主はOK。で、「みんな」は分裂した。

 橋下さんたちは、私とまったく同じ「純化路線」を取ろうとしているんでしょう。それはそれで結構ですが、問題は本気度。石原パパの言うように、彼がどこまで政治に本気であるかは、今ひとつわからないんです。

 かく言う私も今は「天下の素浪人」の身。それでも、戸別訪問をすることはありませんが、地元・栃木で冠婚葬祭に出たり、呼ばれれば講演にも伺ったりしているので、暇で困っているというわけではありません。

 ただ、議員時代と比べれば時間はある。で、落選してからダイエットを始めました。最初は歩くだけでしたが、後に筋トレと食事制限も始めてね。そうしたら、80キロあったのが8カ月で70キロ。ズボンのベルトは余り、サスペンダーで吊らないと落ちてしまう。自前ライザップに成功しました。主治医も血液検査の値がすべて正常値になったと驚いていましたよ。

 おかげさまで、妻ともホントに仲良くやっています。政治家の家庭って普通じゃない。365日、何かしら用事が入っています。落選して気が付いたのは、「カミさんには迷惑をかけてきたな」ということ。亭主の面倒を見て、3人の子どもの面倒も見て、並みのストレスじゃないですよ。片手では数えきれないくらい病気も持っていましたから。

 だから、今は少しは楽をさせてあげたいと、時には食事も作るし、買い物にも自分で行くようになりました。そうすると、今まで気付かなかったこともわかるようになったんです。例えば、ビールなんて糖質ゼロ、プリン体ゼロ、カロリーゼ口といろいろな種類があって、それが6本で575円とか、非常に安い。消費者は価格でモノを選ぶということがよくわかりました。消費税を上げてはいけないとあれほど言ってきたのは正しかったんですね。

7166名無しさん:2015/09/16(水) 22:42:39
>>7165

■大反省は…
 やはり政治には先立つものが必要です。そのために、私は(DHCの)吉田(嘉明)会長からお金を借りて、それが大問題になった。

 でも、私は一貫して「法令に違反することはしていない」と述べてきましたし、そこはまったく変わっていません。検察も「みんなの党」の第三者検証委員会も、「パンツの中まで見せろ」と言わんばかりに、預金通帳はじめありとあらゆるものを持っていった。それでも、不起訴、法令違反はなしという結論になったんです。

 数十名の候補者を立てるとなれば、供託金だけでも相当な額になります。でも、「天は二物を与えず」で、政策能力があって見てくれや弁舌が爽やかでも、金はないというのが世の常です。全部自前で用意しろ、となれば良い候補者は集まりません。いい弾を集めようとすればお金がかかります。その調達はすべて私。それが吉田会長からの8億円の借金でした。

 そうした性質の金でしたし、検察も第三者委員会も問題なしと言っている。だからこれは決着が付いた話だと思っています。ただ、政治的には有権者から「落選」というレッドカードで退場を命じられてしまいましたね。

 それと大反省は、「熊手」。使途を問われて咄嗟に答えてしまったけど、あんなこと言わなきゃ良かった。もう熊手の店には行きませんよ。

 今でも、支援者の方々は全国にいます。「うちの地域から国政に出ませんか?」みたいな話もある。手前味噌ですが、熱烈な支持者が結構いらっしゃるんです。

 ただ昨年、私が落選した最大の原因は「みんなの党」がなくなったこと。国政選挙で無所属は難しい。政党中心の仕組みである以上、プラットフォームを作らないと、先に行けないんです。

 ですから、今はまずそのための研究をしているところ。とは言え、もちろん政界は一寸先は闇で、いつ何時、何が起こるかはわかりません。チャンスが来れば確実にそれをゲットする。そうした心構えだけは、常に持ち続けているのです。

「ワイド特集 復活の日」より
※「週刊新潮」2015年9月17日号

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7167チバQ:2015/09/16(水) 23:31:14
http://www.47news.jp/47topics/e/269116.php
【橋下新党の行方】大阪重視に困惑も 都構想、ダブル選最優先 
 10月の新党結成を目指す橋下徹大阪市長は、政治団体である「大阪維新の会」を国政政党化すると表明、名称や運営ルールにも大阪重視を色濃く打ち出す意向だ。維新の党内の非「大阪系」議員だけでなく、近隣の地方議員も戸惑うが、11月の市長・府知事の大阪ダブル選勝利を最優先に異論を振り切る構えだ。

 「関西維新でどうか」。8月28日夜、大阪維新の幹部会合。橋下氏は新党結成の意向を初めて明かし、党名案も披露した。「関西以外への配慮が必要」と声が上がると「では大阪維新の会で」。ますます配慮を欠く展開にあぜんとする出席者もいたが、橋下氏はこの後、全所属議員対象の会合で「大阪維新をブランド化する」と言い切った。

 党名に「おおさか維新の会」が有力案として検討され、新党の代表に有力視される大阪維新幹事長の松井一郎大阪府知事は、政治理念を共有できない議員の排除を宣言。
 規約も執行部の重要ポストを大阪系議員か大阪の地方議員に限定し、他の議員と区別する案を軸に検討が進む。綱領素案には、大阪維新がダブル選で再挑戦する「大阪都構想」が盛り込まれた。

 橋下氏は、新党の目標として、大阪を東京に並ぶ「二極」に成長させると前面に打ち出す考えだが、これには内部にも「あまり大阪にこだわりすぎると孤立主義と解釈されてしまう」との懸念がある。

 実際、新党に合流するとみられた維新の党の「中間派」議員に新党とは別のグループ結成を模索する動きも出ている。地方議員も同様で、奈良県の議員は「党名に大阪が入ると、加わりにくくなる」。「もう少しビジョンが見えてから」と京都府の議員も様子を見る。

 なりふり構わぬ大阪重視の姿勢について、大阪維新幹部は「ダブル選前に大阪維新の名前を変えるデメリットの方が大きいから」と語る。別の幹部も「ダブル選後に党名を変更する考え方もある」と割り切りも示している。
 (共同通信)
2015/09/16 11:10

7168名無しさん:2015/09/17(木) 06:39:48
>>7164

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091600370
与党と野党3党の合意骨子=安保法案

 自民、公明両党と元気、次世代、改革の野党3党が合意した安全保障関連法案に関する合意の骨子は次の通り。
 一、存立危機事態に該当するが、武力攻撃事態等に該当しない防衛出動は、例外なく国会が事前承認
 一、重要影響事態では、国民の生死に関わる場合を除き国会が事前承認
 一、自衛隊活動を180日ごとに国会報告
 一、非核三原則を堅持し、大量破壊兵器は輸送しない
 一、自衛隊活動の継続中や終了後、常時監視や事後検証のため所管委員会等で審査(2015/09/16-12:15)

7169名無しさん:2015/09/17(木) 06:45:49
>>7168

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015091501014
野党分断に成功=「強行」薄める狙い-与党

 自民、公明両党は15日、日本を元気にする会など3野党と安全保障関連法案の修正協議で大筋合意し、採決への協力を取り付けた。民主党など主要野党が法案成立阻止へ共闘を進める中、野党陣営の分断に成功したことで、採決の「強行」色を薄めることを狙う。
 与党と合意に達したのは、元気、次世代、新党改革の3党。このうち元気は先週、安倍内閣不信任決議案などをめぐり協議した6野党党首会談に参加していた。参院の会派勢力は、元気7人、次世代5人、改革2人と小さいが、これらが賛成に回れば、与党単独での採決は回避できる。
 元気幹部は同日、記者団に「0点で負けるより1点でもゴールを決めよう」と、修正の意義を強調。今後は民主党などとの協議に加わらない意向を示した。改革の荒井広幸代表も協議後、「シビリアンコントロール(文民統制)をしっかり担保する現実の政治を決断した」と語った。
 与党は当初、維新の党を取り込むことを目指し、修正協議を行ったが、内容面の隔たりに加え、同党の分裂騒動も響いて決裂した。民主党幹部は与党と合意した3野党について「もともと与党みたいな人たちだから」と冷ややかに語った。(2015/09/15-23:01)

7170とはずがたり:2015/09/17(木) 12:24:58
<維新の党>橋下氏「分派」が望ましい
毎日新聞社 2015年9月16日 20時06分 (2015年9月16日 22時24分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150916/Mainichi_20150917k0000m010057000c.html

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は16日の定例記者会見で、10月設立を目指す新党の結成方法について、大阪系の国会議員らが維新の党から離脱する「分派」が望ましいとの考えを示した。未支給の今年分の政党交付金は新党に配分されなくなるが、「しょぼいこと言わずに、金なんか全部向こうに渡しておけばいい」と述べた。

 政党の分裂には、政党をいったん解散して別々に新党を作る「分割」と、元の政党を存続したままで離脱した議員が新党を作る「分派」がある。分割の場合、維新の党が受け取る今年の政党交付金26億6500万円のうち、今後支給される約13億円が所属議員数に応じて配分される。

 維新の党執行部と分割で合意する見通しは立っておらず、橋下氏は「金のことでお願いするなんて一番かっこ悪い。がめつくしたら、後で絶対に地獄を見る」と交付金にこだわらない姿勢を強調した。

 また、橋下氏は新党の名称を「おおさか維新の会」にすると明言。「最初の芯が重要だ。絶対に逃げないコアなメンバーで固める」と語った。【念佛明奈】

7171名無しさん:2015/09/17(木) 20:15:46
>>7157関連の古い記事

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141227/plt1412271000001-n1.htm
【山田宏 俺がやらねば】次世代、敗因は「幅」の不足 比例141万票は党勢拡大への発射台 (1/2ページ)
2014.12.27

 衆院選で次世代の党は、19あった議席が2に減るという大惨敗を喫した。応援していただいた方々の期待に応えることができず、幹事長として責任を痛感している。

 多くの方から「選挙結果を見て残念に思った」といった声も届いており、日本の国益を政策の中心に据えたわが党の理念が、完全に否定されたわけではないと考えている。敗北の原因から目をそらさず、来春の統一地方選、次期衆院選に向けて研鑽を積みたい。

 反省点としては、まず、政策の「幅」の不足が挙げられる。

 慰安婦問題に風穴をあけ、生活保護をはじめとする在日外国人への過剰な配慮に切り込んだわが党の姿勢に対しては、有権者の反応は非常によかった。ただ、歴史問題や安全保障に主張が偏るあまり、医療や介護、教育など、国民の暮らしに直結する政策課題に関するアピールが弱かったことは否めない。

 地方議員の少なさも克服すべき課題だ。地域単位での草の根の組織を作っていかなければ、今後の国政選挙でも「風頼み」の戦いを強いられることになるだろう。

 インターネット戦略も十分ではなかった。ネット上の政党支持率調査では、次世代の党が自民党に次いで高いというものもあったが、こうした支持層を実際の投票行動に向かわせるためには、より綿密な戦略が必要だ。

 さて、わが党が追及してきた朝日新聞の慰安婦報道をめぐる、第三者委員会の報告書が今月22日にまとまった。一連の報道についての指摘は、私も大方違和感なく受け止めることができるが、それらを生んできた朝日の「体質」への切り込みは弱いといわざるをえない。

7172名無しさん:2015/09/17(木) 20:16:07
>>7171

 事実を著しくねじ曲げた記事が生み出された背景には、「日本をおとしめるのはよいことだ」という、あらかじめ定められた方向性のもとに取材や執筆が行われていたという事情がある。こうした朝日特有のバイアスの存在を指摘し、「廃刊して立て直すべし」くらいのことを提言しない限り、朝日は痛くもかゆくもないのではないか。

 慰安婦問題を通じて朝日と真正面から対峙してきた政党は、次世代の党だけだ。自民党にも同じ考えの議員はいるが、党内のリベラル派や連立を組む公明党への配慮から、声をあげにくい状況にある。

 慰安婦問題をはじめ、中国・韓国に対する日本政府のふがいなさなど、わが党が指摘してきた一連の問題については、国民の間でも怒りが高まっている。比例代表で獲得した約141万票は、今後の党勢拡大への発射台だ。

 永田町をいったん離れることになったため、本連載の執筆は今回までとなる。来たるべき国政選挙に向けて党の基盤を強化し、「国家としての日本を再構築する」という志を再び有権者に問いたい。 (次世代の党前幹事長)

7173名無しさん:2015/09/17(木) 20:16:46
>>7171

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141223/plt1412231011002-n1.htm
「誰が慰安婦を聞くの?」次世代、存続の危機…政権運営にも影 (1/2ページ)
2014.12.23

 次世代の党が、衆院選大敗により結党からわずか4カ月で存続の危機に直面している。衆院の勢力は選挙前の19から平沼赳夫党首と園田博之顧問の2にまで激減し、発信力に優れた石原慎太郎最高顧問は政界を引退、離党の動きも出ている。政権とは「是々非々」で臨んできた次世代の後退は、安倍晋三首相の政権運営や憲法改正にも影響しそうだ。(内藤慎二)

 「全国で応援したが、力が足らず、皆さま方につらい思いをさせてしまった。心から反省している」

 19日、国会内で開かれた党選対本部総括会議の冒頭、平沼氏は沈痛な面持ちで、こう語った。会議は重苦しい空気に包まれ、ある落選議員は終了後、石原氏の手を握りながら「選挙区まで応援に来ていただいたのに申し訳ありません」と謝罪の言葉を口にした。

 次世代は、比例代表で2.65%を獲得、「2%以上」という政党要件を満たしたこともあり、平沼氏は会議で党を存続させる考えを示した。

 だが、投票2日前の12日、アントニオ猪木参院議員は離党届を提出した。園田氏は古巣・自民党への復党を希望し、「実現性は低くない」(次世代幹部)とみられる。

 山田宏幹事長や中田宏国対委員長ら党幹部が軒並み落選した。後任の幹事長に、衆院解散後に入党した参院議員の松沢成文副党首の名前が挙がっている。

7174名無しさん:2015/09/17(木) 20:17:20
>>7173

 野党の弱体化は本来、安倍政権には大歓迎に違いない。ところが、次世代の後退は悩ましい問題だ。

 山田氏は2月の通常国会で、慰安婦募集の強制性を認めた河野洋平官房長官談話の欺瞞(ぎまん)性を取り上げた。これを受けて安倍政権は談話作成過程の検証に着手。有識者チームが「いわゆる『強制連行』は確認できない」との報告書をまとめた。朝日新聞が慰安婦問題に関する32年前の誤報を認めることにもつながった。

 慰安婦問題は首相が重視してきた課題だが、足下の自民党では大きなテーマにはならなかった。首相と次世代は「保守」という共通理念の下、与野党の立場を超えて役割分担してきたといえる。首相が目指す憲法改正でも、足並みをそろえたいところだった。次世代の後退は、政権にとって野党からの側面支援を失うことになりかねない。

 落選した次世代幹部は寂しげにこうつぶやいた。

 「いったいだれが国会で慰安婦問題を聞くの? これから安倍政権は漂流していくよ」

7175名無しさん:2015/09/17(木) 22:32:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091700901
「反対、ただのアピール」=松田元気代表

 安全保障関連法案の賛成に回った日本を元気にする会の松田公太代表は17日、取材に対し、「反対、反対と叫んでも、ただのアピールにしかならない。国会議員は結果を出さなければならない」と述べ、抵抗戦術を取った民主党などを批判した。与党と国会関与強化で修正合意したことについては「国民が一番心配しているところで歯止めをかけることができた」と語った。 (2015/09/17-20:58)

7176名無しさん:2015/09/17(木) 22:43:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000601-san-pol
安保法案 「あれは『8時だョ!全員集合』だ」維新・馬場氏が民主党の抗議批判
産経新聞 9月17日(木)20時17分配信

 維新の党の馬場伸幸前国対委員長は17日、参院平和安全法制特別委員会の理事会室前通路を大人数で占拠した民主党など一部野党の抗議活動について、「あれは『8時だョ!全員集合』だ。国民から見ても非常に理解しにくい」と突き放した。国会内で記者団に答えた。馬場氏は大阪系所属議員のリーダー格。

 一連の抗議活動を“コメディー”と受け止めた馬場氏は「今日も明日も明後日もやればいいのだが、潮が引くようにやめていく。国民から見れば茶番劇だ」と強調した。

 混乱の最中に行われた特別委における法案採決に関しては「非常に緊張感がある状況だったので、与党側だけが悪いわけではない」と述べた。

 ただ、維新の対案が採決されなかったことについて、「白黒がつかない形で審議が終結してしまったことは、内閣不信任決議案や首相問責決議案を提出する原因になる」と指摘。提出に前向きな党執行部に理解を示した。

7177名無しさん:2015/09/17(木) 22:45:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000042-asahi-pol
「議会のルールをまったく無視」 維新・松野代表
朝日新聞デジタル 9月17日(木)18時55分配信

■松野頼久・維新の党代表

 そもそも何で、いきなり(安全保障関連法案を)採決したのかまったくわからない。(鴻池・参院特別委員長の)解任決議案を処理している間に、本来なら締めくくりの総括質疑をちゃんとやってから採決という話だったが、いきなりの採決は言語道断だと思う。議会のルールをまったく無視して、今までの約束を守っていない状況ですから、これからどういう形になるかわかりませんが、しっかり政府与党に対してものを言っていきたいと思います。(国会内で記者団に)

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000574-san-pol
安保法案 首相や防衛相、外相の問責決議案、維新・松野氏「共同提案をしていく」
産経新聞 9月17日(木)15時36分配信

 維新の党の松野頼久代表は17日午後の記者会見で、与党が週内の成立を目指す安全保障関連法案への対応について「法案にからむ例えば首相、防衛相、外相。また、法案の運営に携わっている委員会の委員長など含め、そういうモノ(問責決議案、解任決議案など)が出たときは共同提案をしていく」と述べ、成立阻止に向け野党共闘で臨む方針を強調した。

7178名無しさん:2015/09/17(木) 22:46:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000055-nksports-pol
橋下市長が安倍首相の思い代弁「議員辞めても」
日刊スポーツ 9月17日(木)10時21分配信

 橋下徹大阪市長(46)が16日、市役所で定例会見を行い、親交を重ねる安倍晋三首相の安保関連法案への「思い」を代弁した。

 「安倍首相をなんとか思いとどまらせようとメディアが騒いでいるが、絶対に無理」と断言した上で「安倍首相はこの総裁任期中にすべて解決しようと思っている。これ(安保関連法案)をやるために総理になった。次は考えていない。議員なんて辞めたっていいと考えている」と語った。6月に都内で安倍首相と会談した橋下氏は「そういう話を総理とされたのか?」の質問に「してません。推測です」と“肉声”は否定した。また、維新の党の「大阪系」国会議員らと10月に結成する新党の名称を「おおさか維新の会」とすると明言した。

7179名無しさん:2015/09/17(木) 22:57:54
>>7150-7151

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00010001-shincho-pol
「橋下徹」大阪市長が「松井一郎」大阪府知事を買いかぶりすぎている!〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月17日(木)8時1分配信

「党首は松井知事、どう考えたって」――。分裂秒読みの「維新の党」。その一方の橋下徹・大阪市長が、次のトップに指名したのが、松井一郎・大阪府知事(51)である。しかし、彼の来し方を振り返ると、どう考えたって、橋下市長の買いかぶり。国政政党の党首の器とは、とても思えない人物なのだ。

 ***

 橋下氏が冒頭の発言を行ったのは、9月3日の記者会見でのこと。

「あの2人はまさに兄弟という感じで、他の人が入り込む余地はありません」

 と言うのは、維新のさる幹部である。

「例えば昨年の総選挙で、うちの小沢鋭仁代議士が、選挙区から当選確実の近畿ブロックの比例1位に国替えしたことがありまして……」

 利己的な行動に党内は非難囂々。その声は橋下氏にも届いたという。しかし、

「橋下さんは“あれは松井さんの案件。ひっくり返すと松井さんが困るからこのままにしてくれ”と、知事をかばって黙認したんです。今度の分裂騒動も主導は松井さん。野党再編を頭から否定する知事に橋下さんが引きずられた、というのが実際のところです」(同)

■中身は空っぽ
 その松井氏は、大阪府八尾市の生まれ。大阪工大高校から福岡工大附属高校へ転校。福岡工大を卒業して帰阪、実家の会社を手伝った後、父の後を継いで、自民党から府議会議員に出馬した。

 さる大阪府議によれば、

「お父さんは議長も務めた大物で、家業も競艇場の設備を請け負って儲かっていた。松井は後援会も資金も引き継いで、何の苦労もせずに当選したというわけです」

 自民党と橋下知事(当時)の間に対立が生まれると、知事にくっつき、2010年、「大阪維新の会」を結成。翌年、橋下氏が市長に鞍替えしたのに伴い、後任の大阪府知事に当選するが、

「この時、維新の出馬候補の一番手は、頭脳明晰のエース、浅田均府議でした」

 とは、別の大阪府議。

「しかし、たまたま浅田さんは議長だった。知事と議長が同時に辞めるのはまずい、と代わりに名が出たのが松井さんだったのです」

 というから、府議の椅子も知事の座も、実力より「運」の産物だったと言えなくもない。そして就任後も、

「都構想に反対する府議に“答えてみいや!”と恫喝まがいの言動をしたり、議会の決定を差し戻す『再議』を7回も出したりと、府政運営は強引そのもの。その割には副知事のペーパーを棒読みする場面も目立ちます」(府政担当記者)

 と、散々の評価なのだ。

「筋は通す男やけどね」

 と言うのは、自民党大阪府連の会長も務めた谷川秀善・元参院幹事長。

「党を離れる時、松井クンはわざわざ私のところに来てね。“おやっさん、こんな奴らと一緒におれんから出ますわ。それでよろしいか?”と言ったんです。でも、中身は空っぽやな。政策音痴で、府の職員も“何もしていない”と言うてたよ。まぁ、横山ノックさんに毛が生えたようなもんやろ」

 4月には、地元・八尾市の市長選でも、「維新の推薦候補を落選させ、赤っ恥をかいた」(先の担当記者)という松井知事。橋下氏との蜜月だけが取り柄の“小物党首”の誕生では、ジリ貧の維新「復活の日」は、夢のまた夢と言えそうなのである。

「ワイド特集 復活の日」より
※「週刊新潮」2015年9月17日号

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7180名無しさん:2015/09/17(木) 23:02:45
>>7177

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000590-san-pol
安保法案 維新・松野代表「いきなりの採決は言語道断」
産経新聞 9月17日(木)19時10分配信

 維新の党の松野頼久代表は17日、参院平和安全法制特別委員会における安保法案採決について「質疑をちゃんとやってからの採決という話だった。いきなりの採決は言語道断だ」と批判した。「維新も(これまでに)対案を出して答弁席に座っていながら、こんな採決をされるのは許し難い」とも述べた。国会内で記者団に答えた。

7181名無しさん:2015/09/17(木) 23:08:09
>>7170

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00050144-yom-pol
維新から新党合流、「分派」が望ましい…橋下氏
読売新聞 9月17日(木)7時39分配信

 地域政党・大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は16日の記者会見で、10月に結成を目指す新党には、維新の党から大阪系議員らが離党する「分派」で合流することが望ましいとの考えを表明した。

 橋下氏は「金のことでお願いするのは格好悪い。持っていくなら全部持っていけと思っている」と述べ、政党交付金が分割される「分党」は不要との認識を示した。ただ、大阪系議員の間には、党執行部との円満な分党を求める声もある。

7182名無しさん:2015/09/17(木) 23:09:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000002-mai-pol
<大阪ダブル選>橋下氏「2勝」が条件 都構想再挑戦
毎日新聞 9月17日(木)0時9分配信

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は16日の定例記者会見で、11月22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選について「両方取らないと『大阪都構想』の議論が続かなくなる」と述べ、都構想の再挑戦には「2勝」が条件との考えを示した。維新の市長選候補者選定は自身に一任され、既に決めていることも明かした。

 橋下氏はダブル選の争点について「都構想の議論を完全に終結するのか、それとも議論を継続して設計図を修正していくかを選ぶものだ」と主張。都構想の制度案の見直しには府市の共同部署の設置が不可欠とし、知事と市長の両方を維新が占める必要があると訴えた。

 この日の記者会見がダブル選前では最後の定例会見となった。行政の政治的中立性を確保するため、市長選直前の市長の広報活動を制限する市条例に基づく措置。今後は当面、市職員が関与しない形で政治団体代表として取材に応じるとしている。【念佛明奈】

7183名無しさん:2015/09/17(木) 23:11:43
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00045291-gendaibiz-bus_all
橋下徹は本気で「総理」を狙っているらしい 好きな人も、嫌いな人も、信じられないでしょうが……
現代ビジネス 9月17日(木)11時1分配信

「安倍の下」はイヤだ
 「一度政治家になって、権力の蜜の味を知った人間が、あっさり引退するなんてあり得ない。来年7月の選挙が衆参ダブルになるかどうかは分からないが、橋下が国政に来れば、数が欲しい安倍総理が彼を頼るのは確実です。

 形としては、自・公・橋下新党の連立か、あるいは橋下が『公明とは組まない』と言い出せば、閣外協力になるかもしれない。橋下自身は閣僚になりたくないでしょう。入閣すれば安倍総理の指揮下に入らざるを得ず、自由に動けなくなるから」

 こう語るのは、ある官邸スタッフだ。

 自ら作った維新の党を離党し、新党「おおさか維新の会」を作ると宣言した橋下徹大阪市長。崩壊した維新の党内部はもとより、お膝元である大阪市民の間でも、混乱は収まらない。中には、「もう愛想が尽きた」と漏らす有権者も出始めた。

 「大阪都構想がダメやったとき、『引退する』と言ったのは偉いと思いましたよ。さすが橋下やと。ダメなら身を引くのは、僕ら会社員も同じですから。でも、今回離党したのはよう分からん。個人的には、まだ応援したいですけど」(40代の男性)

 「私は維新ができた時からずっと応援してきました。でも、今回のは納得がいきません。この人はウソつきなんやな、もう信用でけんなって思いました」(30代の女性)

 大阪の人々、いや、日本国民は今、「橋下徹という男は本当に信用できるのか」そして「彼は一体、いつまで、どこまでやる気なのか」を見極めようとしている。

 多くの視線が自分に集まっていることを知っていながら、橋下氏はあえて自身の今後を語ろうとしない。あくまで新党の代表は松井一郎大阪府知事であり、自分は市長の任期が切れる12月18日、政治家として「いったん死ぬ」のだと言う。

 しかしながら、冒頭の官邸スタッフも言うように、橋下氏がこのまま大人しく消えてゆくわけがない。ある維新の党国会議員が語る。

 「良くも悪くも橋下さんには、『日本をこんな国にしたい』といった思いはない。自分の才覚だけでのし上がってきた彼は、基本的に社会を恨んでいて、『こんな世の中ひっくり返してやる』という思いが原動力になっているんです。だから、中途半端な立場では満足できない。しかも、どうやったらのし上がれるか、すべて計算ずくで動くから恐ろしいんですよ。あんな人、絶対に敵に回しとうないですわ」

 橋下氏が欲しいのは、大阪のトップの座でも、ちっぽけな閣僚ポストでもない。これらはすべて通過点にすぎないのだ。彼は最初から、総理という「てっぺん」だけを狙っているのだから――。

 今回の分裂騒動も、そうした橋下氏の「計画」の一部であると考えれば、腑に落ちるところが多い。

 第一の目的が、維新という勢力の「純化」と、選挙資金に充てるための政党助成金の獲得である。

 そもそも、'14年9月に江田憲司氏ら旧結いの党の国会議員たちと合流した時点から、橋下氏と松井氏は、肌合いの違う彼らを「使い捨てる」ことだけ考えていた。大阪維新の会所属の府議が言う。

 「結いの党と一緒になった時、松井さんは『考え方とか政策なんかどうでもええ。カネや。選挙費用が必要やから組むんや。そうせんと、大阪都構想の住民投票もできん』と言うてましたから。分裂するのは、最初から分かってたことです」

 '12年の総選挙直前、石原慎太郎氏率いる「太陽の党」と合流し「日本維新の会」を作ったのも、石原氏に心酔したわけではなく、ただ国政に打って出るための踏み台として「使える」と判断したからだ。事実、橋下氏は、1年半後の'14年5月に石原氏とあっさり袂を分かった。

 第二の目的は、11月22日に投開票が行われる大阪府知事・市長のダブル選挙で、確実な勝利を収めることだ。

 「この先、橋下氏と松井氏が同時に大阪の首長を退くことになれば、大阪維新そのものが足掛かりを失くしてしまう。だから、ここで『もう一度大阪に集中する』と宣言する必要があったわけです。

 また、今回の分裂騒動で実際に動いたのは、橋下氏ではなく松井氏。橋下氏は市長を辞めてもタレントとして食っていけますが、松井氏には府知事再選しか道がない。橋下氏は当面ダブル選挙に注力し、松井氏を救ってやろうと考えたのでしょう」(全国紙在阪記者)

 ゆくゆくは国政の中枢へ食い込むためにも、大阪という地盤は何としても維持しなければならない。民主党のような「終わった」政党と組んで、国会で腐ってゆくよりも、橋下氏はそちらの道を選んだのだ。

7184名無しさん:2015/09/17(木) 23:12:25
>>7183

再び「旋風」を起こす
 そして第三の目的が、あえて一度政治家でなくなることによって、自らの社会的影響力を最大限に高めるということだ。

 「橋下さんは再三、『政治家には責任があるから下手なことは言えない』と口にしていました。裏を返せば『政治家を辞めた暁には、何でも言ってやる』ということです。

 市長を辞めてテレビに出るようになった時が、一番怖いですよ。コメンテーターとして言いたい放題言うでしょう。その時、必ず『やっぱり橋下が国政に出ないと、この国は二度と変われないんじゃないか』という思いが日本中に充満する。

 『安倍総理に懇願されたから出る。しかし自民党からではない』という形で衆院選に出るのが、橋下さんにとってはベストのシナリオです」(維新の党・大阪系国会議員)

 今年の年末から来年にかけて、お茶の間に「橋下旋風」が再び吹き荒れるだろう。そして、期待値が最も大きくなったタイミングを狙いすまして、勝負をかける――。それが橋下氏の計算だというのだ。

 橋下徹は嘘をつく。だが一方で、彼は「本当にやりたいこと」を決して諦めようとしない。橋下氏は本気で「総理の椅子」に座ろうとしている。

 「週刊現代」2015年9月19日号より

週刊現代

7185名無しさん:2015/09/17(木) 23:14:41
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00010002-shincho-pol
夏草やポンコツ維新が夢のあと 悲鳴も上がる「橋下徹」vs.「松野頼久」の花いちもんめ〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月17日(木)20時1分配信

 結党から僅か1年。衆参51人の議員を擁して永田町の第三極を目指した「維新の党」も、内紛勃発で今やポンコツ同然。対立が決定的な橋下徹前最高顧問(46)と松野頼久代表(54)は分裂を控えて、中間派議員の取り込みを巡り、「花いちもんめ」に明け暮れている。

 ***

 永田町の「花いちもんめ」は、子どものそれとは決定的な違いがある。誘い文句は「カネ」と「悪口」と「恫喝」なのだ。

 もはや分裂が不可避となった維新の党は、目下、大阪系と非大阪系とに分かれ、そのどちらにも属さない「中間派」の取り込みに躍起。連日のように、手練手管を駆使した仁義なき多数派工作を展開中である。

 維新の党には衆院40人、参院11人の合計51人の国会議員が在籍しており、橋下氏に従う大阪系は“橋下氏の番頭”と言われる馬場伸幸国対委員長を始めとする衆院議員が12人。それに片山虎之助総務会長ら6人の参院議員を加えた計18人という。

 一方の非大阪系は、松野氏を筆頭に柿沢未途氏、江田憲司前代表ら衆院議員が18人。参院議員は小野次郎氏、川田龍平氏など5人で、総勢23人と見られている。

 大阪系と非大阪系との2つのグループが、「♪あの子が欲しい」と“草刈り場”にしているのが、「中間派」と呼ばれる10人の衆院議員。ある者はひっきりなしに鳴り続ける携帯電話の呼び出し音に頭を悩ませ、ある者は高級レストランの個室に呼び出されて、いかついメンツに囲まれ、料理に一度も手を付けられない緊張感あふれる時を過ごしているのである。

 彼らの鬼気迫る迫力に魂を抜かれたのか、中間派議員の口は一様に重い。やっと口を開いた中間派の1人、吉田豊史衆議院議員(45)は複雑な心境を吐露する。

「私は『七人のサムライ会』という維新の党内にある当選1回生の会のメンバーです。内訳は中間派が4人、大阪系が3人、非大阪系が1人ですが、9月5日に両院議員懇談会が開かれた時には会の総意として、松野代表に“党がまとまるために動いて頂きたい”と伝えたばかり。党が壊れたら、執行部が組織を維持できなかったということになる」

 と、期せずして自身を見舞った状況に戸惑った様子。

「冷静に分析したら、橋下さんについて行けば安心かと言えば、言うことがコロコロ変わったり不確定なことが多くて疑問が残る。かと言って松野さんについて行っても、民主党には見下されている気がするし、良いように刈り取られてしまうだけではないか」

 大阪系か、非大阪系か――。進むも地獄、退くも地獄という状況に吉田氏は悲鳴にも似た懸念を口にした。が、これは、今の中間派議員の全てに共通する思いのはずである。野党担当記者が解説する。

「大阪系が勧誘の時に相手に与えるアメは橋下市長の政界復帰で、殺し文句は“いずれ橋下さんは政界に戻って来るぞ”。将来的に橋下市長が国政選挙に打って出た時に永田町に与えるインパクトや、再び大きなムーブメントが起こった時に選挙応援が及ぼす影響力を滔々と語り聞かせています。その一方で、相手によっては“松野の下では比例復活はないぞ”、“向こうに行くなら対立候補を立てざるを得ない”などと、半ば脅しに近い言い方までしている」

 橋下氏に“来年夏の参議院議員選挙に出馬するのではないか”との観測があるのは事実だが、

「実現するかどうかは全くの未知数。仮に出たとしても、一度は“政界復帰は絶対にない”と明言していますから、かつてのような熱狂的な支持を集められるかどうかは分かりませんよ」

7186名無しさん:2015/09/17(木) 23:15:59
>>7185

■画餅と空手形
 人数で遅れを取る大阪系は巻き返しに必死だ。政治部デスクの解説。

「9月3日の夜には11人が赤坂の中華料理店に集まり、情勢の分析と今後の多数派工作のあり方について意見を交わしました。説得する材料や、いかに非大阪系に接触させないようにするかなど、具体的な意見が交換されたと聞いています」

 対する非大阪系も対策に余念がないのは同じである。

「幹事長代行の松木謙公さんが司令塔となって、次々と中間派議員との面会を取り付けている。松野代表も積極的に彼らのパーティに足を運んで直談判している姿が目撃されています。執行部の1人は“すでに全員と話ができた”と自信を深めていました」

 さらに続けて、

「彼が言うには“切り札は民主党との新党構想。民主党との交渉はかなり進んでいるということになっている”とか。加えて“新党は大阪人にあらずんば人にあらずだ”とか“あっちは大阪出身でないと役員になれない”などと、大阪系へのネガティブキャンペーンも忘れていません」

 ネックは前回総選挙で比例復活した議員の場合、公選法の規定によって、そのまま民主党に合流できないこと。つまり、民主党が一旦、解党した上で新党を設立しないと合流できないのだ。しかし、実のところ民主党が解党して、松野氏らと新党を立ち上げる可能性は極めて低い。

「かつて民主党に所属していた松野代表は、野田政権が解散に追い込まれつつあった2012年9月に離党した。野田さんは今もそれを根に持っていて、松野さんとの合流に難色を示している。民主党には衆参合わせて130人の議員が所属していますが、その多くが野田さんと似たような意識。解党に前向きなのは僅か5〜6人しかいません」

 大阪系は「橋下さんは政界に復帰する」との画餅を掲げ、対する非大阪系は「必ず民主党は新党を設立する」との空手形を乱発する。その姿は、資産の運用に興味を持ち始めた素人投資家を相手に、根も葉もない投資話を持ちかける詐欺師のようでもある。高級スーツに身を包み、議員バッジをつけた選良たちが、永田町を舞台に目の色を変えて獲物を物色しているのである。

 在阪記者によると、2つのグループがここまで中間派の取り込みに必死なのは、

「引き続き安倍政権の補完勢力を目指す大阪系にしても、今後も民主党との合流に意欲を燃やす非大阪系にしても、1人でも所属議員が多い方が存在感をアピールできます。加えて資金面の問題があります。橋下市長と松野代表による交渉はこれからですが、2人の念頭には、近く交付される政党助成金の存在があるのでしょう」

 政党助成法によると、政党が分裂する際、「分割」か「分派」かによって政党助成金の扱いは変わってくる。

7187名無しさん:2015/09/17(木) 23:17:41
>>7186

■カネの話
「橋下新党が政党助成金を受け取るには、維新の党が解党された上で、松野、橋下両氏がそれぞれ新党を届け出る“分割”手続きを取る必要があります。しかし、松野代表ら執行部があくまで橋下市長らを離党扱いにするならば、“分派”となって全額が残留する松野代表らに支給されます」

 政党助成金は、毎年4回に分けて交付される。今年度の維新の党への助成額は26億6400万円で、単純に計算すると次の支給月の10月には6億6600万円が支給される。先の野党担当記者によると、

「非大阪系は、“勝手に党を出て行く人たちに助成金を渡す必要はない”との意見で一致しています」

 ところが、松野氏に近い議員に聞くと、

「うーん、そこは難しいところでね。夫婦の離婚の時も、一番揉めるのはカネの話でしょ。タダでさえ、松野さんは借金があるとか評判が悪いし、何せ育ちはボンボンで性格は八方美人。海千山千のタレント弁護士の橋下さんを前にしたら、あっさり“分かりました”って言っちゃいそうだよ」

 というわけで、松野氏が党の分割に応じた場合、大阪系は約2億3490万円を得ることになる。非大阪系の取り分は約3億15万円と、実に6割近くも減額になる。中間派の持ち分は約1億3050万円だから、1人当たり約1300万円。政治資金の面でも、中間派の取り込みは重要というわけである。

 さて、中間派の議員たちもいつまでも結論を先送りできるわけではない。野党担当デスクによると、近いうちに決断のタイミングは2つ訪れるという。

「1回目は、9月14日以降に松野氏が提出を示唆している内閣不信任案に賛成するかどうか。大阪系は“出す理屈がない”と反発を強めていますから、ここでの賛否がその後の身の振り方を左右しますね」

 松野氏は9月3日の会見で内閣不信任案の提出に触れた際、“(党議拘束は)当たり前”と明言。合わせて造反者の処分を示唆した。

「ただ、抜け道がないわけではありません。採決を欠席するか、退席して棄権するのです。大阪系が反対票を投じるでしょうが、そんな明白な反党行為と比べて棄権はまだマシです。実質的に、処分は下されない可能性が高いと思います」

 2回目は、10月1日に橋下氏が新党を発表した時だ。

「橋下氏は松野氏の会見と同じ3日に、未だ新党への対応を明らかにしていない議員を念頭に“いらない。そんな人は”と冷たく突き放しました。これは“早く決断してうちに来い”“後から来ても冷遇するぞ”とのメッセージが込められているとの見方が大勢です」

 政治評論家の浅川博忠氏もすっかり呆れ顔。

「分裂必至という誰もが追い込まれた状況下にあって、大阪系と非大阪系が争うのは、どっちの『維新』が本家なのかというメンツのためです。橋下さんは“大阪で生まれた党なんだから出て行くべきは松野たちだ”と言いたいし、松野さんにすれば“代表も幹事長も大阪系にはいないから、党の主軸は自分たちにある”と主張したい。そこで双方とも中間派に目を付けた。数で相手を上回れば本家争いに決着をつけて、その上で“離婚協議”を有利に進められると踏んだんですよ」

 コップの中の争いは、まだまだ続くのだ。

※「週刊新潮」2015年9月17日号

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7188とはずがたり:2015/09/18(金) 09:11:50
>>7179
>この時、維新の出馬候補の一番手は、頭脳明晰のエース、浅田均府議でした

合流議員「50人規模の可能性」 維新の会・政調会長が表明
http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012090501001460.html

 大阪維新の会政調会長の浅田均大阪府議会議長は5日、大阪市で開かれた共同通信のきさらぎ会で講演し、新党結成に向け9日に開く公開討論会に出席する合流希望議員に関し「10人前後から50人くらいになる可能性もある。核になるのは十数人ではないか」との見通しを示した。
 同時に次期衆院選公約「維新八策」について「数値目標などを入れたもう少し具体化した政策集を出すつもりだ」と表明した。
 浅田氏は、同会が環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を公約に掲げていることなどを挙げ「維新八策で示された理念や基本方針に賛同できない人は仲間になれない」と強調した。
2012/09/05 13:52 【共同通信】

7189とはずがたり:2015/09/18(金) 16:41:57
2015.9.18 13:38
【緊迫・安保法案】
維新大阪系議員 苦渋の決断 〝橋下新党〟目指し執行部に従う
http://www.sankei.com/west/news/150918/wst1509180045-n1.html

 安倍晋三政権との連携を重視する維新の党の大阪系議員は、参院に提出された首相の問責決議案への対応に苦渋の決断を迫られることになる。これまで、内閣不信任決議案も含め、提出に難色を示していたためだ。

 民主党や維新など野党5党は18日午前、党首会談を開き、衆院に内閣不信任決議案と、参院に安倍晋三首相への問責決議案を繰り出す方針を決め、「成立阻止」に向けて共闘を確認した。

 両案の提出をめぐっては、維新の大阪系議員を束ねる馬場伸幸前国対委員長が17日夜、維新が提出した安保法案の対案が参院平和安全法制特別委員会で採決されなかったことを理由に、内閣不信任決議案と問責決議案の提出を容認。その上で「党執行役員会でルール通りに決められたのであれば従う」と述べた。

 大阪系議員は、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が10月に結成する新党への参加が確実視され、その際、政党交付金を議員数に応じて分割する「分党」を目指しているとされる。安倍内閣との連携を重視する大阪系議員がいったん、ほこを収めた形だが、今回の対応の背景にあるのは、執行部との関係悪化を避けるためとみられる。

 参院に提出された問責決議案に続き、野党5党による内閣不信任決議案も提出されれば、採決は同日午後になる見通しだ。

7190名無しさん:2015/09/19(土) 07:11:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00050013-yom-pol
維新大阪系、「不信任」賛成へ…安保法案攻防
読売新聞 9月18日(金)8時50分配信

 維新の党の大阪系議員は17日、内閣不信任決議案や閣僚の問責決議案が今国会に提出されれば、党執行部の方針に従って賛成する方針を明言した。

 橋下徹大阪市長が10月に結成する新党への参加をにらみ、政党交付金を議員数に応じて分割する「分党」を目指しており、維新の党執行部との関係悪化を避けるためだ。ただ、橋下氏は集団離党する「分派」で構わないとの立場で、分党協議の先行きは見通せないままだ。

 橋下新党に参加する馬場伸幸衆院議員は17日、内閣不信任決議案の対応について、「維新の党執行役員会でルール通りに決められたのであれば従う」と述べ、賛成する考えを示した。安倍内閣との連携を重視する大阪系は、決議案賛成にためらいがあるが、「分党で政党交付金を受け取ることが重要だ」と判断した。

7191名無しさん:2015/09/19(土) 07:12:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00000051-jij-pol
議長不信任の参院本会議欠席=維新
時事通信 9月18日(金)10時24分配信

 維新の党は、山崎正昭参院議長の不信任決議案を処理した18日の本会議を欠席した。
 維新は問責決議案や不信任決議案への対応で、責任を問う対象を安全保障法制の審議に関わった閣僚らに限定する方針を決めており、民主党と一線を画した形だ。

7192名無しさん:2015/09/19(土) 07:14:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00000557-san-pol
安保法案 松井知事「民主党は反対、反対だけ。強行でも何でもない」とバッサリ
産経新聞 9月18日(金)14時46分配信

 大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事が18日、安全保障関連法案をめぐる国会のドタバタ劇に関して、記者団に語った発言の要旨は次の通り。

 ◇ 

 --安保法案が参院特別委で可決された。野党が提出方針の安倍晋三内閣不信任決議案について、どう考えるか

 松井氏「野党の内閣不信任案というのは、もうまさに自分たちの存在意義のアピール。パフォーマンスでしかないと思います。だって通らないんですから。

 僕も今の政府案は反対です。幅が広すぎる。もっと幅を狭めるべきだ。だから維新の党案を対案として提案したわけです。今の幅広の安保法制を絞り込むためには、次の総選挙で現在の与党を過半数割れに追い込むしか方法はありません。

 ここまでくれば、国会の議論の中で、維新対案もしっかり調整して、少しでも政府案を維新案に近づけてくるのが、維新の国会議員の仕事だった。それができなかった。できなければ、それは法律を成立させた政府・与党の責任ですから、それをもって次の選挙で、有権者の皆さんがどう判断をするかということです。

 国会は会期が終わるたびに、野党が不信任をだすセレモニーになっているのは、時間と経費の、経費といっても国民の税ですから、無駄づかいだと思います」

 --安倍内閣の今回の審議の進め方は不信任にあたらないか

 松井氏「あたりません」

 --17日の特別委の強行採決とみるか

 松井氏「強行でもなんでもないでしょ。衆院で可決成立したあと、参院のね。まあ、答えありきでしたけど、十分な時間はとって審議はされたと思います。中身が国民の皆さんに伝わらないのは、民主党が対案も何も出さなかったからだ。民主党は、どうするんや、というのがないんです。単に政府案に反対、反対だけで。だから中身が分からない。

 2つを並べて『どちらにしますか?』と問わないとなかなか中身について国民の理解は深まりません。今回、維新案を政府案と比べて『どちらなんですか?』と、もっと話すべきだった。国対政治の中で、維新案の中身を十分に議論できなかった。メディアの皆さんに取り上げられなかった。このことが国民の皆さんに理解が深まらなかった原因だと思う」

7193名無しさん:2015/09/19(土) 07:16:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00000041-asahi-pol
「安倍政権は対案求める資格ない」 井坂・維新政調会長
朝日新聞デジタル 9月18日(金)17時15分配信

■井坂信彦・維新の党政調会長

 (17日に)安全保障関連法案の採決が参院特別委員会で行われたが、我々の独自案は採決すらされなかった。安倍政権は再三、維新の党に対して対案(の提出)を求め、対案が出てきたら真摯(しんし)に検討するということを約束していた。それを受けて維新の党は、総合的な独自案を提出した。

 しかし、与党協議を経て法文修正は一切なし。ゼロ回答。それだけならまだ協議の結果として理解できるが、採決すらしていただけなかった。安倍政権は今後、野党に対して対案を出せという資格は一切ない。強く抗議したい。

 さらに、だまし討ちのようなタイミングで突然採決をして、総理の締めくくりの総括(質疑)をなぜ逃げたのか。全く理解できない。「これからは建設的な議論は受けない」と言っているに近い暴挙だ。(記者会見で)

朝日新聞社

7194名無しさん:2015/09/19(土) 08:13:02
古い記事。

http://dot.asahi.com/wa/2014112500102.html
引退騒動の石原慎太郎 党より心配な子の将来
(更新 2014/11/26 07:00)

「第三極」ともてはやされた時代は今や昔。果てしない離合集散を繰り返してきた野党各党が低支持率にあえいでいる。メディア露出がめっきり減り、存在感が薄れつつある石原慎太郎最高顧問の次世代の党も、厳しい戦いを強いられている。

 政党支持率も0%(11月8、9日、朝日新聞社)。党としての知名度がなかなか浸透せず、いまだ石原氏の人気頼み、という悩みを抱えているようだ。

 そんな中で持ち上がった一大事が、「頼みの綱」である石原氏の引退騒動だ。11月14日、報道陣に「老兵は死なず。消えていくのみだよ」と語り、突如、引退を示唆したのである。

「石原さんは2012年の衆院選挙後、2度も脳梗塞を患い、体調は今も70%しか戻っていない。冬場にまた無理して、風邪でも引いたら命にかかわりかねない」(次世代の党議員)

 東京都知事として長きにわたり君臨し、一説に100万票の比例票を持つと言われる石原氏の発言に、党内は大わらわ。平沼党首や藤井孝男総務会長ら幹部が連日、説得に当たり、当選1回の若手議員が連名で「出馬願」を手渡すなど、党を挙げて必死の引き留め工作が行われた。

 次世代の党関係者がこう話す。

「最近お見かけしたときも足がフラフラしていたり、すり足で歩いていたりと大変そうに見えた。本人も『迷惑をかけちゃいけない。肉体的にきつい』と話していたから、以前から引退を考えていたんでしょう。ただ、若手のことは気にかけていて、ある若手議員が『まだいろいろ勉強させてほしい』と懇願したのが決め手になったと言われています」

 説得のかいあってようやく18日に「出ます。出るからには必ず比例区で候補者を通す」と出馬表明したものの、そこには隠れたある“思惑”も存在する、という指摘もある。

「石原さんは自民党の議員2人の父親でもある。長男・伸晃氏の東京8区では、杉並区長をしていた次世代の山田宏氏が出馬したがっていたが、何とかして抑えたい。東京3区で民主党の松原仁氏と戦う三男の宏高氏もピンチと言われており、次世代から誰か出馬させて松原氏の票を食わせようという声もある。息子たちを当選させるためにも、党で影響力を失いたくないのでは」(前出の関係者) 

 満身創痍の老兵は、まだまだ戦場を去らせてもらえそうにない。

(本誌取材班=一原知之、小泉耕平、牧野めぐみ/今西憲之)

※週刊朝日 2014年12月5日号より抜粋

7195名無しさん:2015/09/19(土) 08:14:00
古い記事。

http://dot.asahi.com/wa/2014121600097.html
晩節を汚した石原慎太郎 次世代より息子を優先
(更新 2014/12/17 07:00)

 こういう事態を、次世代の党の若手議員たちは想像していただろうか。

 議席数は19から2へと激減した。党首の平沼赳夫氏(75)は開票の結果を受け、ホテルニューオータニ東京の一室で渋い顔で言った。

「お相撲さんの世界を見ても、最初はぶつかり稽古で地面にたたかれても、そこから成長があります。われわれもそこからです」

 党幹事長の山田宏氏(56=東京19区)は落選。「打倒公明党」を掲げ、太田昭宏前代表のいる東京12区から出馬した目玉候補、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(66)もあっけなく落ちた。

「私も空軍ですので一度飛び上がったら燃料がなくなるまで飛び続けるしかない」

 と、田母神氏。

 そんな危機的状況だが、最高顧問の石原慎太郎氏(82)は開票日、姿を現さなかった。選挙戦初日、JR新宿駅前での街頭演説では、

「みんなで本当に次世代、子や孫のために頑張ろうな」

 と、熱く力強く聴衆に呼びかけたが、選挙戦早々に政界引退を示唆した。

 党関係者は不満げだ。

「石原さんを推す人の票も『やる気がないのなら……』と離れてしまった。せめて、引退示唆は選挙後にしてほしかった。積極的にもっと応援に来てくれたら変わった気がするのに」

 石原氏は最終日、山田氏の応援に駆けつけた。山田氏は以前、東京8区である杉並区長を務めており、同区での人気は高い。だが、石原氏の長男・伸晃氏(57)の選挙区のため、同区からの出馬に石原氏が反対したという。

「山田さんの応援に来たのは、後ろめたさがあったからでしょう」(同)

 だが、その応援では、自らの政治生活について話し、

「一番したいことはシナと戦争をして勝つこと」

 などと語り、大きな拍手を浴びた。さながら個人演説会だった。

 また、伸晃氏と三男・宏高氏(50)の当選には、公明党の後ろ盾が不可欠。仲がよい田母神氏の応援に訪れなかったのは、このためと言われている。公明党の太田氏の応援には、伸晃氏が訪れていた。

 一方、党首の平沼氏は当選。ただ、寒空の下、コートも羽織らず直立する姿はさすがの風格だが、手すりを両手でつかまないと選挙カーの階段を下りられない。

「平沼さんまで引退したら党の顔がいなくなってしまう。次を担える人材が育っていないのに……」(同)

 石原氏は党の次世代(後継者)より石原家の次世代(息子)が大事だったのか。

※週刊朝日 2014年12月26日号

7196名無しさん:2015/09/19(土) 09:05:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000520-san-pol
安保法成立 元気・松田公太代表「運用上の歯止め、大きな成果」
産経新聞 9月19日(土)8時48分配信

 日本を元気にする会・松田公太代表

 「11本の束ね法案は間違っている。バラバラにして出し直すべきだった。なんとか歯止めをかけたいと思い、修正案の協議に作戦を変えた。法令上では、まだ問題がある。ただ運用上の歯止めをかけることで、勝手に政府があれもこれも存立危機事態と言って、自衛隊を海外派遣することを止めることができたのは大きな成果だ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000016-asahi-pol
「賛成したが欠陥多い法案」 元気・松田代表
朝日新聞デジタル 9月19日(土)7時45分配信

■松田公太・日本を元気にする会代表

 最後は(安全保障関連法案に)賛成したが、正直言って問題が多い法案、欠陥が多い法案だと思っている。いまだに。じゃあなんで賛成したんだということだが、この問題が多い法案を少しでもよくするために修正協議をやってきた。修正に持ち込むためには、最終的に賛成する条件があるわけだから。断腸の思いで飲んだ。

 批判は覚悟の上でやってきた。「裏切り者」だとか「最後までなぜ反対で貫き通さないのか」と言われる。そうした批判は甘んじて受けようと協議してきた。数の上では圧倒的に負けているから、どうしたって通されてしまうのはわかる。だったら、何か違うことで歯止めをかける、何とか少しでも危険を減らすことが必要だろうと思ったわけだから、私は全く裏切り行為だと思っていない。(国会内で記者団に)

朝日新聞社


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