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非自民非民主系保守

7187名無しさん:2015/09/17(木) 23:17:41
>>7186

■カネの話
「橋下新党が政党助成金を受け取るには、維新の党が解党された上で、松野、橋下両氏がそれぞれ新党を届け出る“分割”手続きを取る必要があります。しかし、松野代表ら執行部があくまで橋下市長らを離党扱いにするならば、“分派”となって全額が残留する松野代表らに支給されます」

 政党助成金は、毎年4回に分けて交付される。今年度の維新の党への助成額は26億6400万円で、単純に計算すると次の支給月の10月には6億6600万円が支給される。先の野党担当記者によると、

「非大阪系は、“勝手に党を出て行く人たちに助成金を渡す必要はない”との意見で一致しています」

 ところが、松野氏に近い議員に聞くと、

「うーん、そこは難しいところでね。夫婦の離婚の時も、一番揉めるのはカネの話でしょ。タダでさえ、松野さんは借金があるとか評判が悪いし、何せ育ちはボンボンで性格は八方美人。海千山千のタレント弁護士の橋下さんを前にしたら、あっさり“分かりました”って言っちゃいそうだよ」

 というわけで、松野氏が党の分割に応じた場合、大阪系は約2億3490万円を得ることになる。非大阪系の取り分は約3億15万円と、実に6割近くも減額になる。中間派の持ち分は約1億3050万円だから、1人当たり約1300万円。政治資金の面でも、中間派の取り込みは重要というわけである。

 さて、中間派の議員たちもいつまでも結論を先送りできるわけではない。野党担当デスクによると、近いうちに決断のタイミングは2つ訪れるという。

「1回目は、9月14日以降に松野氏が提出を示唆している内閣不信任案に賛成するかどうか。大阪系は“出す理屈がない”と反発を強めていますから、ここでの賛否がその後の身の振り方を左右しますね」

 松野氏は9月3日の会見で内閣不信任案の提出に触れた際、“(党議拘束は)当たり前”と明言。合わせて造反者の処分を示唆した。

「ただ、抜け道がないわけではありません。採決を欠席するか、退席して棄権するのです。大阪系が反対票を投じるでしょうが、そんな明白な反党行為と比べて棄権はまだマシです。実質的に、処分は下されない可能性が高いと思います」

 2回目は、10月1日に橋下氏が新党を発表した時だ。

「橋下氏は松野氏の会見と同じ3日に、未だ新党への対応を明らかにしていない議員を念頭に“いらない。そんな人は”と冷たく突き放しました。これは“早く決断してうちに来い”“後から来ても冷遇するぞ”とのメッセージが込められているとの見方が大勢です」

 政治評論家の浅川博忠氏もすっかり呆れ顔。

「分裂必至という誰もが追い込まれた状況下にあって、大阪系と非大阪系が争うのは、どっちの『維新』が本家なのかというメンツのためです。橋下さんは“大阪で生まれた党なんだから出て行くべきは松野たちだ”と言いたいし、松野さんにすれば“代表も幹事長も大阪系にはいないから、党の主軸は自分たちにある”と主張したい。そこで双方とも中間派に目を付けた。数で相手を上回れば本家争いに決着をつけて、その上で“離婚協議”を有利に進められると踏んだんですよ」

 コップの中の争いは、まだまだ続くのだ。

※「週刊新潮」2015年9月17日号

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