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非自民非民主系保守

7118名無しさん:2015/09/09(水) 22:39:15
>>7117

■「仁義なき戦い」
 また、大阪市民で帝塚山学院大学教授の薬師院仁志氏は、「嘘その2」および「嘘その3」についてこう呆れる。

「橋下さんの常套句は『対案を出せ』ですが、重ねて都構想を持ち出すということは、彼にはそれ以外の政策がなく、都構想を繰り返し持ち出すしか生きていく道がないことを物語っています。橋下さん自身に、都構想以外の『対案』がないわけですね。そもそも大阪市民には厭戦気分が漂っています。一度敗れたのに性懲りもなく都構想か、大阪市の町内会や商店会の対立をもう煽らないでくれ、という感じです」

 そして、

「橋下さんは、8月30日に行われた枚方(ひらかた)市長選(大阪府)に今回の騒動をぶつけてきたに過ぎない。今年に入って吹田市長選(同前)、住民投票と、橋下維新は大きな戦いで敗北を喫してきた。今度の枚方市長選でも負けてしまえば、11月のダブル選での苦戦は必至です。そこで、どうしても落とせない選挙の前に、『話題作り』として新党話をぶち上げた。案の定と言うべきか、枚方市長選では2355票の僅差で橋下維新の候補が勝ちました」(同)

 さらに、5月に住民投票で橋下維新と対決した、自民党大阪府連会長の竹本直一衆議院議員もこう吐き捨てる。

「橋下さんが都構想に熱中する一方で、その間に、大阪府のひとりあたりの県民所得が下がるなど経済は悪化。いま、大阪に必要なのは都構想云々(うんぬん)ではなく、経済の立て直しなんです。それに、一事不再理という原則もあるわけですから、住民投票でノーがつきつけられた矢先に、続けて都構想とは理解に苦しみます」

 こうして多くの人が戸惑い、呆然とする、「橋下劇場」の経緯を改めて振り返っておく。

 8月14日、維新の柿沢未途幹事長が山形市長選(9月13日投開票)の立候補予定者を応援すると、民主党、共産党が支援している人物を後押しするとはけしからんとして、橋下氏(維新の党最高顧問)と松井一郎・大阪府知事(同党顧問)が攻撃を開始。責任を取って柿沢氏が幹事長を辞任するか、自分たちが最高顧問と顧問を辞めて党を去るかのどちらかを選ぶしかない、さあ、どうする――と、ヤクザ顔負けの「落とし前」を迫ったが、維新の松野頼久代表は柿沢氏を庇(かば)い続けた。

 その結果、橋下・松井両氏を中心とする「橋下組」と、松野・柿沢両氏らで構成される「松野組」の両陣営は「仁義なき戦い」へと突入したのだった。

「もともと、橋下組と松野組は反りが合わなかった」

 と、政治部記者が振り返る。

「前者は大阪を基盤とし、与党志向。後者は九州や東京など関西以外が地元で、野党志向。端(はな)から水が合わず、内紛の火種を抱えた状態が続いていました。それが、柿沢問題で火を噴いた形です」

 結局、柿沢氏が続投の意思を変えない、すなわち松野氏が譲らないと見た橋下・松井両氏は、自分たち2人だけが離党する道を選んだ。それが27日のメールである。

 しかし、結果は先に触れた通りで「嘘その1」となり、橋下氏ら2人だけでなく、橋下組のメンバーら20人程度を引き連れて党を割り、10月下旬に新党を結成する運びとなった。


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