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商業・流通

1とはずがたり:2006/04/26(水) 23:23:08
スーパー,コンビニ,百貨店,中心商店街の衰退と活性化策など

リンク
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/commerce.html

2とはずがたり:2006/04/26(水) 23:23:52
コンビニ既存店低迷 新業態で生き残り模索 大手5社2月期決算
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/keizai/20060414/m20060414019.html?C=S
2006年 4月14日 (金) 02:31

 コンビニエンスストア大手五社の平成十八年二月期決算が十三日まとまった。チェーン全店売上高はサークルKサンクスを除き前年比プラスだったものの、既存店ベースでは全社マイナス。既存店の低迷を新規出店で埋め合わせているのが各社の実情だ。だが、店舗数は飽和状態といわれて久しく、コンビニを取り巻く環境は厳しい。少子高齢化や女性の社会進出など顧客のライフスタイルへの対応次第で、コンビニ業界地図が塗り替わる可能性もありそうだ。

 「人口の動態に合わせ、顧客も変わっている。現状のままでは売り上げは確保できない」

 サークルKサンクスの土方清社長は十三日の決算会見でこう語り、新業態の店舗開発を強化する考えを示した。

 同社はユニーと共同で取り組みを始めた生鮮食品を扱うコンビニの展開を前倒しで進めるほか、高齢者に対応した新しい店舗を年内に出店する。

 健康をキーワードにした商品をそろえた「ナチュラル・ローソン」、百円ショップの「ストア100」を展開するローソンは、ナチュラル・ローソンのフランチャイズチェーン(FC)を本格展開し、今期中に百五十店に増やす。

 ファミリーマートも、生鮮食品を扱ったコンビニを大都市圏で今期四百店舗に広げる。

 各社が相次いで新業態店舗の拡大に動くのは、顧客の生活スタイルの変化が急速に進んでいるためだ。小分けした生鮮品の販売では、買い物が面倒な高齢者や共働きの主婦などに人気だ。

 これに対し、最大手のセブン−イレブン・ジャパンの持ち株会社、セブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長は「フランチャイズチェーンである以上、オーナーを支援するのが先決」と新業態には慎重だ。

 同社は、弁当などの宅配事業やセブン銀行によるATM導入のように既存店でのサービスの充実を図ることで集客を確保する戦略に出ている。

3とはずがたり:2006/04/26(水) 23:24:40
生鮮100円コンビニ初登場 広島
http://news.goo.ne.jp/news/chugoku/chiiki/20060425/Tn200604250040.html?C=S
2006年 4月25日 (火)
(中国新聞)

 コンビニの「am/pm」を展開するエーエム・ピーエム・ジャパン(東京)は二十四日、広島市中区幟町に生鮮百円コンビニ「フードスタイル広島女学院前店」をオープンした。生鮮百円コンビニは関東などで広がり、中四国で初登場。

 入り口近くにネギ、タマネギなど百五円均一(消費税込み)の野菜や果物がずらりと並べられた。初日はメロンやカップラーメンのセールも。午前九時の開店直後から主婦や会社員が次々と訪れた。

 二十四時間営業で、野菜や肉など生鮮品のほか、加工食品や雑貨など約三千点を扱う。

 総合卸の白菱(西区)がエーエム・ピーエム・ジャパンと広島県内のフランチャイズ契約を締結。五月には市内に二店を出し、来春までに三十店体制を目指す。(山本洋子)

4荷主研究者:2006/05/02(火) 23:58:44

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20060218/ftu_____thk_____000.shtml
2006.02.18 中日新聞
松坂屋が地方店舗改装に着手 新年度に岡崎店など

 松坂屋は二〇〇六年度に、岡崎店(愛知県岡崎市)など地方店舗の改装に相次いで着手し、営業面の強化を加速する。投資額は業績回復を反映して各店とも十億円を超える見通しで、地方店としては大規模になる。全八店舗中、黒字を計上しているのは本店と静岡店だけという、いびつな収益構造の改善を目指す。

 岡崎店は、周辺住民の利用が中心なため、食品売り場に最も力を入れる予定だ。また、好調な製造業を背景に地域全体の購買力が高いとして、一階にブランド衣料を誘致するなど、客単価を高める工夫をする。

 静岡店(静岡市)は今秋から本格的な改装工事を始める予定で、詳細を詰めている。市街地近くに大型ショッピングセンターが進出して競争環境が厳しくなっており、買い物客を呼び戻す必要が生じた。三月末には西武百貨店静岡店が閉店するため、新たな得意客を獲得する好機との判断もある。

 〇四年に大阪、くずは両店が閉店して関西地区唯一の店舗となった高槻店(大阪府高槻市)は、昨年九月に先行して地下の食品売り場を大幅に改装した。その結果、集客力が向上しており、今春から衣料品売り場を充実させて売り上げ増につなげる。

 松坂屋は、ミッドランドスクエアなど建設中の超高層ビルが間近に立地する名古屋駅店(名古屋市中村区)も、オフィス通勤者を取り込むため売り場構成などを見直したい考えだ。しかし自社ビルではないため制約が多く、ビルオーナーと協議しながら可能な部分から段階的に進める。

 松坂屋は、高利益体質への脱皮などを目指す中期経営計画(〇五−〇七年度)の初年度に当たる〇五年度に、本店北館(名古屋市中区)と上野店(東京都台東区)で、計五十七億円を投じた抜本的な改装を実施。旗艦店の改装が一服したことから、二年目の来年度は地方店舗への本格的なテコ入れで、「本店依存」体質からの脱却を図る。

5荷主研究者:2006/05/03(水) 00:30:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2006/03/20060315t15029.htm
2006年03月14日火曜日 河北新報
仙台ミュージカル劇場 ヨドバシカメラ建設 仙台駅東口

 仙台商工会議所が進めてきたミュージカルなどの長期公演が可能な劇場整備構想で、家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)が仙台商議所の要請を受け、JR仙台駅東口隣接地に劇場を建設することが14日までに固まった。

 商議所が同日の「ミュージカルなどを行う劇場整備委員会」で明らかにした。官民が出資して設立する法人が、劇場を賃借し、運営などに当たる計画。2007年度の着工、09年秋の開業を目指す。

 仙台商議所によると、劇場は仙台駅東口の「ヨドバシカメラマルチメディア仙台」(宮城野区榴岡1丁目)を中心とする土地に建設する。ヨドバシカメラは現在の店舗と駐車場の敷地を利用するほか、隣接する民有地を新たに取得。計1万5840平方メートルの敷地に、新店舗と劇場を別棟で建設する計画だ。

 行政と民間が合わせて10億―12億円を出資し、06年度内に劇場の整備・運営を担当する法人を設立。劇場を賃借し、舞台設備や内装工事なども担う。

 仙台商議所は「ヨドバシカメラにプロジェクトを受け入れてもらった。建設地が決まったので、劇場整備を着実に進めたい」と説明。ヨドバシカメラは「現段階では、計画についてコメントできない」(本社広報)としている。

 仙台商議所が04年12月にまとめた基本構想によると、劇場は延べ床面積約5000平方メートル。客席数は1200席で、オーケストラピッドなどを備える。市民サポーターの協力も得るなどして、ローコスト型運営を目指す。

 仙台商議所は観客の利便性や将来的な発展性を考慮し、劇場候補地を仙台駅東口隣接地に絞りこんで、ヨドバシカメラなどに協力を要請していた。

6荷主研究者:2006/05/03(水) 01:20:53

【パルコ 売上高100億見込む 静岡西武の後継テナント】
http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20060331/ftu_____thk_____000.shtml
2006.03.31 中日新聞
パルコ 売上高100億見込む 静岡西武の後継テナント

 都市型商業施設を全国展開するパルコ(本社東京都豊島区)は三十日、静岡市葵区紺屋町に新店「静岡パルコ(仮称)」を二〇〇七年春に出店すると正式発表した。静岡県内への出店は初。三十一日に閉店する西武百貨店静岡店(静岡西武)の後継テナントとして、ビルを改装するなどして出店することで、物件を所有する不動産業「主婦の店」(葵区)と基本合意した。 

 地下一階、地上八階の既存ビル(延べ三万平方メートル)を大幅に改装。投資額は約三十億円で、年間約百億円の売り上げを見込む。

 パルコは若者向けの衣類や雑貨、身の回り品を扱うファッションビルのデベロッパー(開発事業者)として全国に十九店を展開。〇五年春からの経営計画で「政令指定都市を中心とした出店開発」の推進を決め、〇七年秋にさいたま市、〇八年には仙台市に出店を予定している。

 〇五年四月に政令市となった静岡市でも物件調査をしていたが、西武の突然の撤退によって中心街に空き店舗ができたことを受け、既存の計画に割り込む形でのスピード出店となった。出店理由には「静岡市の商業集積地としての魅力と好立地」を挙げている。

7荷主研究者:2006/05/03(水) 22:43:45

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/04/20060418t12030.htm
2006年04月17日月曜日 河北新報
パルコ、08年6月開業 仙台市に届け出

 JR仙台駅西口の再開発ビルに出店するファッションビルのパルコ(東京)が、2008年6月に開業を予定していることが17日、分かった。仙台市中心部の百貨店やファッションビルは若い女性に人気のパルコ進出に備え、売り場の改装などを進めている。開業時期が固まったことで、競争激化をにらんだ動きはますます加速しそうだ。

 青葉区中央1丁目に再開発ビルを建設する「中央1丁目第二地区市街地再開発組合」が、パルコ開業について、大規模小売店舗立地法に基づく届け出を仙台市に提出した。ビル建設は24日に着工する。

 再開発ビルは地上19階、地下2階で、高さ98メートル。ビル全体は08年8月に完成する計画だが、パルコは入居する9階から地下1階部分の完成に合わせ、6月に開業する。パルコは「ビル建設の進行状況によっては、開業をさらに前倒ししたい」と話している。

 届け出によると、再開発ビルの商業部分の店舗面積は1万8973平方メートル。1階の一部に地権者のテナントが入る以外は、パルコがテナントを選定して運営する。営業時間は午前10時―午後9時。駐車場は敷地内に126台、敷地外に190台分を備える。

 再開発ビルの10―19階(床面積約1万4400平方メートル)はオフィス向けで、地下2階は駐車場が計画されている。

8荷主研究者:2006/05/03(水) 22:44:20

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/04/20060418t62019.htm
2006年04月17日月曜日 河北新報
決断の裏流通再編の波 ベニマル、セブン&アイの完全子会社に

 食品スーパー大手のヨークベニマル(郡山市)が9月、イトーヨーカ堂やセブン―イレブン・ジャパンなどを傘下に置くセブン&アイ・ホールディングス(東京)の完全子会社となる。付き合いが長いグループ内の再編とはいえ、東北有数の上場企業の衝撃的な決断は、流通再編の荒波が押し寄せている現実を鮮明にした。(郡山支局・若林雅人)

<独立経営も模索>
 「5年後に200店舗、売上高5000億円、経常利益250億円を達成する」。7日に開かれたヨークベニマルグループの入社式で、大高善興社長は新入社員や同社幹部らを前に、こう宣言した。

 2006年2月期決算に比べ、売上高で1.6倍、経常利益で1.8倍。「かなり高いハードル」(同社幹部)と受け取られたが、4日後の完全子会社化発表で、裏付けが明らかになった。

 ヨーカ堂グループの持ち株会社セブン&アイが昨年9月に発足して以来、ベニマルは同社との関係強化を検討していた。ただ、子会社化には慎重で、今年1月にセブン&アイの幹部が完全子会社化の検討を示唆したと報道された際も、「そんな話はない」と打ち消した。
 清野真孝専務は「地場の商店として郡山で創業し、株主の4割は福島県内。セブン―イレブンなどグループ他社とは生い立ちが違い、従来通りの独立経営も一つの方法と考えていた」と明かす。

<強固な信頼関係>
 急展開したのは3月上旬。セブン&アイから「もう1度、子会社化を検討してほしい」と正式な申し入れがあった。
 1973年から続くヨーカ堂との業務提携で、グループとの信頼関係は強固。北関東へ進出し、さらに昨年、中国初の生鮮食品スーパーを北京に出店した。会社は、創業時の「大高家の個人商店」とは懸け離れた舞台に上がっている。「大きな市場で果敢に挑戦する時期が来た」と、3月下旬に子会社化を決断した。

 最近の大高社長は「グローバル化」を口にすることが多かったと、社内関係者が指摘する。入社式でも「ウォルマートが仙台に出店する」と、世界最大手を名指しして社員を鼓舞した。
 西友は6月、ダイエー泉店(仙台市泉区)跡地に、親会社ウォルマートのノウハウを取り入れたスーパーセンターを初出店する。食料品、衣料品から住宅用品まで並ぶスーパーセンターは、国内最大手のイオンが東北で出店を進めているが、ベニマルは未導入。国内外の大手が入り乱れた流通戦争が足元に及び始めたことで生じた強い危機感が、子会社化へと背中を押した。

<「一体化は脅威」>
 一方、セブン&アイにとっては、苦戦する食品スーパー部門の強化が急務だ。営業利益率4%前後と業界有数の高収益体質を誇るベニマルは、部門の中核にうってつけだ。セブン&アイは「マネジメントや商品開発、サービスなど多くの長所を共有化したい」と期待する。

 ベニマルは「北関東での(同一地区に集中出店する)ドミナント構築など、従来の経営方針に変更はない」と説明するが、東京近郊で展開しているセブン&アイ傘下のスーパー2社と連携・統合する可能性は高い。
 東北の他スーパー関係者は「セブン&アイとの一体化は脅威。ベニマルはどこに向かうのか」と、「食品スーパーの雄」の行く末を注視している。

9荷主研究者:2006/05/03(水) 22:50:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2006/04/20060428t12033.htm
2006年04月28日金曜日 河北新報
三越が来年出店決定 ダイヤモンドシティ仙台名取SC

 三越(東京)は28日までに、イオングループのデベロッパー、ダイヤモンドシティ(DC、東京)が名取市関下に建設し、2007年2月に開業を予定する「ダイヤモンドシティ仙台名取ショッピングセンター(仮称)」への出店を決めた。DC仙台名取は店舗面積が約5万500平方メートルと、東北最大級の規模のショッピングセンター(SC)。三越の出店で巨大SCの集客力が強まるのは確実で、仙台商圏の競争が一層激化しそうだ。

 DC仙台名取の百貨店部分の売り場面積は約1万1000平方メートルとなる見込み。三越は東北では、仙台市青葉区一番町に仙台店(店舗面積約2万2000平方メートル)を構えている。年配層に支持の厚い仙台店と、若い世代の来客が見込める名取店の2店舗体制とすることで、仙台圏での客層の拡大を図る。

 DC仙台名取は、ジャスコと百貨店を核店舗に、約150の専門店が入る「2核1モール」の店舗構成を目指してきた。三越は昨年11月、DC立川・武蔵村山(今年11月開店予定)への出店を決定。DCと東日本地区でSCの核店舗開発に共同で取り組むことに合意し、仙台名取についても交渉を進めてきた。

 DC仙台名取は、名取市関下土地区画整理地に建設される。敷地面積は15万8000平方メートルで、建物は地上3階(一部4階)。仙台空港アクセス鉄道の新駅「杜(もり)せきのした駅」と高架歩道で結ばれる。今月8日に着工し、総工費は約180億円。年間350億円の売上高を目標に掲げている。

11とはずがたり:2006/05/06(土) 11:29:46
首位 南西石油
2位 沖縄電力
3位 サンエー
4位 金秀商事
5位 琉球ジャスコ
6位 沖縄セルラー電話
7位 國場組
8位 日本トランスオーシャン航空
9位 りゅうせき
10位 沖縄ファミリーマート

南西石油、22年ぶり首位 2005年県内企業売上高ランキング
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060503-00000010-ryu-oki

 東京商工リサーチ沖縄支店は2日、2005年(1月―12月)の金融業をのぞく県内企業売上高ランキング上位100社を発表した。売上高合計は1兆7202億8千万円で、前年の1兆7370億700万円を167億2700万円下回り、過去最高だった03年から2年連続のマイナス成長となった。1位には1983年以来、22年ぶりに南西石油が返り咲いた。前年まで21年連続トップだった沖縄電力は2位だった。
 前年に対する総売上高の伸び率はマイナス1・0%で前年のマイナス0・3%から0・7ポイント低下した。前年にベストテン入りしていた県経済農業協同組合連合会(経済連)と沖縄石油が組織の合併・再編で対象外となったことが響いた。
 1位の南西石油は、原油価格高騰に伴う販売価格の上昇効果で、前年比24・4%増の約1390億円だった。100億円企業は50社で前年の52社から2社減少した。
 店舗の開店やリニューアルした遊技場が顕著に伸び、エネルギーは原油高騰分を価格に転嫁して売上高を伸ばした。軽自動車が好調な自動車も二けたの伸びとなった。ホテルは新設ホテルとの競合が響いて減収となった。
 2位の沖縄電力は1991年から1000億円台を維持。顧客数増加とモノレール等の電気需要増加から1・8%の増収だった。
 3位のサンエーは2カ所の食品館開設や「具志川メインシティ」の増床効果から増収を維持した。
 4位の金秀商事は4月にネーブルカデナ店を開設し、生鮮部門を強化したことでスーパー部門は善戦したが、県内ホームセンターの出店や県外大手家電量販店の県内進出の影響から家電・ホームセンター部門が苦戦して1・2%の減収だった。
 5位の琉球ジャスコは新規出店があったが既存店低迷でマイナス成長。6位の沖縄セルラー電話は、法人向け通話料割引サービス拡充や、携帯電話を通じた音楽配信サービス強化で県内契約累積シェア50%を確保した。
 7位は県内トップゼネコンの國場組、8位は日本トランスオーシャン航空、9位は前年の11位からベストテン入りしたりゅうせき。10位は初のベストテン入りした沖縄ファミリーマートで、店舗のスクラップアンドビルドで一店舗当たりの資産価値向上が増収に寄与した。ベストテン企業のうち、7社が増収、3社が減収だった。
(琉球新報) - 5月3日10時22分更新

12とはずがたり:2006/05/09(火) 04:04:55
団地のSC存続に暗雲 福島・蓬莱団地
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000605050003
2006年05月05日

 県内初の郊外型大規模団地「蓬莱団地」(福島市蓬莱町)で、団地内にあるショッピングセンター(SC)の存続をめぐり、運営主体の県住宅供給公社などが、対応策を検討している。利用客が低迷する中、同公社が3年後に解散を控え、その後の「受け皿」が決まっていないからだ。存続を願う住民やNPOらが受け皿づくりを模索しているが、決め手となる解決策はまだ見つかっていない。(立松真文)

 「人通りは最盛期の10分の1以下になった」。SCの開設当初から出店している商店主が、そうぼやいた。蓬莱SCは年、団地の中核施設として完成した。3階建てで店舗部分の面積は約4500平方メートル。食料品から電化製品まで「ここに来れば何でもそろう」(テナントの店主)SCで、団地住民の生活拠点として栄えた。

 ところが80年代に入って、団地近くの国道沿いに大型スーパーやホームセンターが進出。住民は団地外に買い物に出るようになり、テナントの撤退が相次いだ。かつて30以上あったテナントが、現在は半数以下に減っている。

 そうした状況に追い打ちをかけたのが、SCを所有する公社の解散だった。安価な住宅を県民に提供するという目的で設立された公社も、90年代に入って販売が落ち込み、売れ残りの資産を抱えるようになった。02年には「役割を終えた」として、全国に先駆けて廃止が決まった。

 公社は09年3月末までにすべての資産を整理する計画を進めており、蓬莱団地もその対象の一つになった。

 ■株式会社案が浮上
 衰退著しいSCだが、住民側には、存続を求める声が多い。住民グループ「福島南地区を考える会」が、04年に住民約870人に聞き取り調査したところ、9割近くから「SCは必要だ」との回答があった。丘陵に立ち「陸の孤島」と揶揄される同団地では、マイカーが使えなければ、買い物をする場所はSC以外にはなくなる。また、販売開始後30年が過ぎた今、入居者の高齢化が進みつつある。

 住民の声を踏まえて、公社は05年9月、NPO「循環型社会推進センター」(理事長、佐藤勝三・福島商工会議所会頭)に解散後の受け皿の青写真づくりを委託。NPOは住民の代表者やテナント、学識経験者を集めて「蓬莱中心施設調査研究会」(会長、清水修二・福島大学教授)を立ち上げ、今年3月に中間報告書をまとめた。

 報告書では、新しいSCのあり方として、専門店や飲食店だけでなく、福祉・健康施設、ギャラリーや休憩コーナーなども備えた「コミュニティー型SC」を提案。受け皿となる資産保有会社として、企業とNPO、福島市など自治体が出資して株式会社を設立する案を打ち出した。

 ■負担は白紙
 ただ、この株式会社案も、難問を抱えている。施設は老朽化が進み、活性化のためには、大規模な改修や建て替えが必要となるが、いずれの場合も公社の試算では、5〜6億円の費用がかかる。利用客が低迷する中で、新会社がこうした債務をどこまで背負いきれるかは未知数だ。

 さらに、だれが、どの程度、負担するかは全く白紙の状態。公社の鈴木精一事務局次長は「今後、受け皿法人が、将来的に安定した経営ができるような計画を住民と相談していきたい」と話すが、負担への対応については明らかにしていない。

 福島市も「中間報告に過ぎず、今後、県や公社の考えが具体的に示された段階で市の対応を考えたい」(市企画政策課)と静観の構えだ。このまま受け皿づくりが進まなければ、公社の解散時点で入札などで処分される可能性もある。「福島南地区を考える会」の高荒弘志さん(50)は「SCがなくなれば利便性だけでなく、地価も下がり、団地の衰退化も進む。地域の活力そのものが失われかねない」と不安を募らせている。

<キーワード>蓬莱団地
 福島市の中心市街地から南に7キロに位置する。県住宅供給公社が造成し、71年に販売を開始した県内初の大規模郊外型団地。現在は約4千世帯、1万3千人の人口を抱える。入居開始から30年以上が過ぎ、世代の入れ替わりも少ないため、少子高齢化が進みつつある。06年2月現在、65歳以上の人口は16・6%、歳未満は15・8%になっている。

14とはずがたり:2006/05/14(日) 01:38:56
能代に続き熊本もか・・。

イオン系大型店の進出を許可せず 熊本市
2006年05月10日20時23分
http://www.asahi.com/life/update/0510/010.html

 熊本市は10日、イオンモール(千葉市)が同市郊外で計画する九州最大級のショッピングセンター出店を不許可とする方針を固め、同社に通知した。郊外の大型店の出店を規制する「まちづくり3法」の改正案が今国会に提出されたが、市は都市計画法34条に基づき不許可を決めた。現行法で大型店の出店が規制されるのは全国的にも珍しく、同社は「承服できない。市へ不服申し立てをしたい」と反発している。

 同法は、市街化調整区域の開発行為は計画的な市街化を図るうえで支障がない場合に認められると規定。市は01年3月作成の「市都市マスタープラン」に盛り込んだ土地利用方針の趣旨にも沿わないと判断し、交通渋滞や地下水保全の観点からも進出を問題視した。幸山政史市長は「3法改正の動きは注視しているが、現行法で解釈した」と述べた。

 計画では、熊本空港に近い同市佐土原2、3丁目の約23万平方メートルの敷地に、5660台分の駐車場や専門店街やホームセンターなどを造る。イオン側は地権者122人と土地賃借の仮契約を済ませていた。

農振地域の指定解除せず/能代市がイオンに回答
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/1018

15とはずがたり:2006/05/17(水) 11:19:30
凄いねぇ〜。

ブックオフ、パート出身の橋本真由美常務が社長に
http://www.asahi.com/business/update/0516/154.html
2006年05月16日22時04分

 国内外の約860店で中古書籍を販売するブックオフコーポレーション(東証1部上場)は16日、パート出身の橋本真由美常務(57)が社長に昇格する人事を発表した。6月24日付。代表取締役会長に就く坂本孝社長(66)とともに、店舗運営に携わってきた実績を買われた。上場企業のトップにパート出身者が就くのは珍しい。

ブックオフの新社長、橋本真由美さん

 橋本さんは一宮女子短大卒業後、18年間は2児を育てながら専業主婦をしていた。41歳になった90年4月、「娘の学費の足しに」と思いブックオフ1号店(神奈川県相模原市)の開店に合わせパートに応募。時給600円で働き始めた。

 だれもが入りやすい店づくりを進める手腕を見込まれ、9カ月後にはパートのまま、売り上げが伸び悩んでいた2号店の店長に抜擢(ばってき)。91年8月に正社員になり、94年に取締役。03年に常務になったが、月に2〜3回は店のレジに立っている。

 正社員約600人、パート・アルバイト約5900人を率いることになった抱負は「社員がやりがいを持って働ける最強の現場をつくりたい。社長になってもレジには立ちます」。橋本さんは、ブックオフのCMに出ているタレントの清水国明さんの実姉。

16杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/05/23(火) 00:33:34
日頃目にするチラシを情報源にしたスキマビジネスは着眼点良かったと思います。

チラシレポート社長の澤田求さん死去
http://www.asahi.com/obituaries/update/0523/003.html
2006年05月23日00時14分

 澤田 求さん(さわだ・もとめ=チラシレポート社長)が3日、肺炎で死去、70歳。葬儀は近親者で済ませた。「お別れの会」は6月16日午後5時から東京都千代田区紀尾井町4の1のホテルニューオータニで開く。喪主は長男英(すぐる)さん。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

19とはずがたり:2006/05/31(水) 13:00:07
<経産省>「がんばる商店街77選」を公表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060530-00000143-mai-bus_all

 経済産業省は30日、ユニークな取り組みでにぎわいを生み出している商店街の事例集「がんばる商店街77選」を公表した。改正中心市街地活性化法が31日に成立する見通しで、空洞化に悩む全国の商店街関係者に参考にしてもらう。とげ抜き地蔵尊を中心に「お年寄りの原宿」として知られる東京・巣鴨などを紹介している。
(毎日新聞) - 5月30日23時12分更新

20小説吉田学校読者:2006/05/31(水) 22:50:17
>>19
せっかくだから、経産省の発表したリストを転載しましょうよ。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/shoutengai77sen/index.htm

惜しむらくは、NGO法人化した商店街が少ないこと。
この中で知っている商店街は郡山市中央商店街ですけれども、そんなに褒められるほどのことではないような気がするというのは、私だけでしょうか?

22杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/06/17(土) 23:33:45
mixiニュースから。百円ショップ行ったことあるけど、辞書やハウツー本まで100円で売られてるのにはビックリした。(゚Д゚;)

100円ショップ商法の曲がり角
(ゲンダイネット - 06月17日 10:00)

 100円ショップが変わり始めた。

「何でも100円のはずなのに、200円や300円の商品が目に付くようになった。“高額商品”のコーナーをつくっているところもありますね」(中年の男性ビジネスマン)

 100円ショップであって100円でない?

 都内にあるショップをのぞいたら驚いた。通常の紙コップやキッチン用品などこまごまとした雑貨のほかに、「199円」「299円」「399円」の商品が並んでいる。弁当である。さらにブタやトリの精肉がナント!「199円」。

 たしかに変化は起きている。大手のキャンドゥはこれまで一部店舗で実験的に行ってきた「300円」と「500円」の日用雑貨を扱う店をこれから本格展開する。値段だけじゃない。業界トップのダイソーは6月、「昭和の名曲CD集」(税込み525円)を販売。美空ひばりや古賀メロディー作品などを揃えた。

 100円ショップは急成長し、いまや1兆円市場とまでいわれる。が、曲がり角に来たのだろうか。その原因は急騰する原油価格のせいばかりじゃないようだ。

「原油高の影響はあります。しかし、小売価格を上げるところが出てきた本当の理由は、爆発的なヒット商品が出なくなったからです」

 流通幹部が真相をこう明かす。その背景には、大手コンビニの新規参入など競争の激化がある。モノがあふれすぎて消費者が驚かなくなっているという。

「売れる物を提供しようとしたら、もっと品揃えに幅を持たせる必要があります。だが、100円にこだわっていたらどうしても限界がある。そこで、価格を上げることにしたわけです」(前出の流通幹部)

 実は、イケイケのはずの100円ビジネスだが、昨年あたりから出店を抑える動きが顕著になっている。エーエム・ピーエム・ジャパンやスリーエフなどは今後の出店計画を見直すほど。もっとも前向きなところも。

「7月1日から、うな重を599円で売り出します」

 こう宣言するのは、生鮮コンビニ最大手の九九プラス。このうなぎは、中国にある同社の養鰻場で天然水を使い稚魚から育てたもので、養殖から加工まで品質・安全管理を徹底させたという。

 100円ショップ、恐るべしか。

【2006年6月14日掲載】

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

23荷主研究者:2006/06/26(月) 00:14:32

http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060425/lcl_____mie_____003.shtml
2006.04.25 中日新聞
JR桑名駅前の“顔”再出発 複合施設「サンファーレ」28日開館

28日にオープンするサンファーレ。駅前活性化の起爆剤となるか=桑名市桑栄町で

 JR桑名駅前で建設が進んでいた複合施設「サンファーレ」が二十八日にオープンする。建設地にあった商業施設「桑名ショッピングシティパル」閉鎖から九年。“駅前の顔”の再出発は、市が進める駅前再開発の第一弾でもあり、関係者は「中心市街地活性化の弾みに」と熱い期待を寄せる。しかしテナントにまだ空きがあり、本物の起爆剤となるかは、今後の運営にかかっている。 (境田 未緒)

 サンファーレの総事業費は五十五億八千万円。分譲マンション、コンビニ店、旅行代理店などが入る十八階建ての南館、行政窓口や立体駐車場などがある八階建ての北館がある。三交不動産(津市)が建設し、市が北館を十一億五千九百万円で買い取った。

 北館には土日も利用できる一時保育所があり、百三十一台の駐車場が整備される。南館のマンション九十五戸は完売したが、同館一階の商業フロアは十三区画のうち一区画の借り手が決まっていない。

 「駅前の評価がこれほど分かれるとは」と話すのは、同フロアに入る「総本家貝新」の水谷新左衛門社長(53)。パル時代のほかの地権者と共に新会社を作ってフロアを買い取り、出店を募った。「好立地」と即決した店もあれば、「一日四万人の乗降では少ない」と断る業者も相次いだ。

 パルは一九七二(昭和四十七)年、国が定めた再開発事業の第一号として建設された。全国から視察が相次ぎ、買い物客でにぎわったが運営会社が九七年に倒産。核テナントのジャスコも撤退し、専門店も閉鎖に追い込まれた。

 大型郊外店の影響もあって、中心市街地は衰退の一途。結局、住宅を中心とした複合施設に落ち着いた。市商工課は「住む人がいれば商業施設もでき、行政機関に人も集まる」と狙いを話す。

 同駅では来年度から、駅東西を通行できるようにする自由通路や三岐鉄道北勢線の西桑名駅をJR、近鉄駅近くに移設する工事が予定され、近鉄駅側の駅西の整備も始まる。再開発第一弾の成功の可否は、まず「多様で質のいい店が入ること」(市商工課)。今後、空き店舗対策を含めた運営管理を民間業者に委託し、集客に努めるという。

24荷主研究者:2006/06/26(月) 00:38:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2006/05/20060516t12032.htm
2006年05月16日火曜日 河北新報
富谷・名取に新商圏 郊外大型店の効果大 宮城

 宮城県は15日、2005年9月に実施した県内の消費購買動向調査(商圏調査)の結果を発表した。県内の商圏数は前回調査(02年)の17から16に減り、1978年の調査開始以来、最少を更新した。大型店の進出で吸引人口が大幅に増えた富谷、名取が新たに商圏として「独立」する一方、柴田、旧築館、鹿島台の3つが商圏の要件を満たさなくなった。仙台市近郊の新たな商圏出現の陰で、市中心部の吸引力は低下した。

 商圏で最も広範囲の「超広域型」は仙台青葉で、「広域型」は仙台太白、仙台泉、旧石巻、古川の四つ。
 地域内外からの購入者の数を示す吸引人口が2万人以上の「地域型」は気仙沼、名取、多賀城、旧迫、旧南方、大河原、利府の七つ、「地区型」は白石、角田、亘理、富谷の四つ。前回、地域型だった角田は消費者の移動が少ない地区型に格下げされた。

 吸引人口が前回比5%以上増えたのは、富谷(1531.9%増)名取(186.1%増)利府(12.3%増)旧迫(12.2%増)仙台太白(8.3%増)古川(8.2%増)の六つ。

 富谷は前回調査時に商圏はなかったが、イオン富谷ショッピングセンター(03年3月開店)の進出で大幅な伸びを示した。1997年に商圏が一時消滅した名取は、県道仙台館腰線の拡幅に伴いロードサイド出店が活発化した影響が大きい。

 逆に吸引人口が5%以上減ったのは、多賀城(29.3%減)角田(24.1%減)亘理(19.6%減)旧南方(17.7%減)仙台青葉(15.0%減)など七つ。隣接地域の大型店などに購入客を奪われた。

 商圏が消滅した柴田は、村田町からの購買客が仙台太白へと流れた。旧築館と鹿島台は地元消費者がそれぞれ古川、利府に吸引された。
 仙台市中心部(JR仙台駅前から一番町周辺)で買い物をすると答えた人の割合、地域支持率は県平均で7.4%。仙台太白や富谷、名取で商業集積が加速し、前々回(14.8%)前回(8.5%)に続く低下。吸引人口も2万6493人と14.5%ダウンした。

 購入先を立地場所でみると、衣料品や家電など「買回品」の場合、郊外店は43.6%で、中心商店街(34.6%)との差が6.3ポイント広がった。食料品など「最寄品」は中心商店街が31.2%、郊外店が30.7%だった。

[商圏調査]1978年から3年ごとに実施し、今回が10回目。県内の公立小学校3年生の保護者2万1941世帯が対象で、回答率は80.5%。商圏の条件は、「買回品」について(1)商圏人口(域内人口)を基に算出した地元購買率が30%以上ある(2)他の市区町村からの15%を超える購買流入が1カ所以上ある―の2点。

25荷主研究者:2006/06/26(月) 00:39:47

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/05/20060516t12027.htm
2006年05月16日火曜日 河北新報
多賀城駅北にビル2棟 2012年完成目指す

 宮城県多賀城市中心部のJR仙石線高架化に伴う駅周辺区画整理事業で、多賀城駅北側に、再開発ビル2棟の建設が計画されていることが15日分かった。地権者らが東北で初めてとなる再開発会社を設立し、2012年の完成を目指す。多賀城の新たな玄関口のシンボルとなりそうだ。

 建設予定地は、高架化事業で誕生する駅北口広場を挟む東西2カ所。都心居住を核とした「持続可能なへそづくり」をコンセプトに据え、2棟とも上層部はマンションにする構想だ。

 西側のビルは敷地面積約4400平方メートルで、最大9階。中層部は公的な施設や保育所、診療所の入居を想定する。東側は約2100平方メートルで、最大5階。高齢者の介護施設など「福祉・健康センター」の機能を持たせる。1階部分はともに商業施設の予定。駅南側にあり、02年に閉店した旧長崎屋多賀城店の空き店舗活用策の行方によって、どのような業種の店舗になるか決まるとみられる。

 事業主体は、住民と市などの地権者6者と今後公募する総合建設業者などでつくる「多賀城駅北再開発株式会社」(仮称)。再開発会社は02年の都市再開発法改正で創設された方式で、東北では初の事例になる見通し。地権者だけで構成する組合方式と違い、計画準備段階から、ノウハウや資金力のあるゼネコンなどが参画できる長所がある。

 地権者は4月下旬、設立準備会(大平康司代表)を発足。10月までに再開発ビルの骨格を詰め、来年3月、再開発会社を設立し、09年の着工を目指す。大平代表は「新たに生まれ変わる多賀城の『へそ』として、市民が憩える再開発ビルにしたい」と話している。

 同準備会は再開発会社に参加を希望する総合建設業者を6月8日まで公募する。詳細は今月18日以降、特設ホームページに掲示される。アドレスはhttp://www.geocities.jp/tagajo_ekikita/

26荷主研究者:2006/06/26(月) 00:40:58

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/05/20060516t42017.htm
2006年05月15日月曜日 河北新報
新顔続々焦る既存ホテル 秋田市中心部で競争激化

 秋田市中心部に、全国展開のホテルチェーンの進出が相次いでいる。今年夏には3施設が開業する予定で、市内のホテル客室数は5年前より約1500室も増加する。「飽和状態」「過当競争」と既存施設の大半が危機感を抱くのに対し、新規参入組は「まだまだニーズはある」と、市場拡大を狙う。近年にないホテル進出ラッシュは、旧来の商慣行を崩しつつある。(秋田総局・相原研也)

<「飽和」と危機感>
 「サービスに工夫がなく、どこもあぐらをかいて商売をしている」。ある進出ホテルの30代の担当者はここ数カ月、市内の主要なホテルに宿泊して状況を調べ、こんな結論に至った、という。

 裸になって浴室のシャワーのお湯を出したら水が十分間延々と流れてきた。愛想のない接客態度と縦割りの業務。宴会会場の対応優先で、宿泊客の接客がないがしろになっている…。「これで過当競争だ、と言っているようではまだまだ甘い」と言い切る。

 県の調べでは、市内には現在、20数店舗のシティーホテル、ビジネスホテルがある。客室総数は四千数百室に上り、新規3店舗が開業すると約5000室に膨らむ。
 地元で約40年ビジネスホテルを経営する社長によると、人口を100で割った数字が適性客室数のラインだという。「つまり、経営が十分安定する数字」。この計算でいくと、秋田市内では約3300室が適正規模。社長は「既に飽和状態なのに」と危機感を募らせる。

<ビジネス客狙う>
 2001年以降、市建築指導課に出された宿泊施設の建築確認申請は7件。これまでにないハイペースという。特に03年、「ホテルアルファーワン秋田」と「東横イン秋田駅東口」が、それぞれJR秋田駅そばに開業した後、申請が増え、昨年度は4件出された。

 「客室の数は確かに多いかもしれないが、掘り起こせば需要はある」。既に営業を始め、「非常に好調」と語る中央のホテルチェーン幹部は、その理由として安定したビジネス需要を挙げる。高速交通網が整備された影響で、秋田市に営業所を置いていた企業が、拠点を仙台市や盛岡市などに移すケースが相次ぎ、出張のビジネス客が増えている、という。

 温泉や広い間取り、キッチン付きの個室…。新規ホテルには、既存施設には見られないこれら個性的なハード面の工夫が目立ち、ソフト面でも、チェーンならではの広いネットワークときめ細かな接客対応がうかがえる。

<1000円前後値下げ>
 既存のホテルは、増改築などで装いを新たにする努力が見られるものの、一様に老朽化が目立ち、価格競争に活路を見いだそうとしている。実際、この1年で、宿泊価格を一泊1000円前後引き下げたケースがある。
 「もはや価格のみでは多くの集客は期待できない」。新規参入ホテルの幹部たちの意見はこの点でほぼ一致している。

 一方、地元で価格競争を引っ張ってきたホテルの幹部はこうつぶやく。「われわれは確かに長い間、地元で安穏としてきたのかもしれない…」と。
 時に「殿様商売」ともやゆされてきた地元の商慣行がどう変わっていくのか。


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