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2007年参院選スレ

3420とはずがたり:2007/07/06(金) 16:48:20

>党本部が5月に実施した世論調査で、党公認の新人古川俊治の支持率が、各党候補を抑えてトップ。公明党現職の高野博師を大きく上回っていたという。過去参院選で自民党が議席を得られなかったのは、2人擁立して共倒れした1998年だけ。本来なら負ける勝負ではないという見方が関係者の共通認識だ。にもかかわらず、県連幹部らの危機感は強い。

>6月18日夜、浦和区内の県民健康センターで開かれた古川の総決起大会には、医師会をはじめとする自民党支持の団体幹部ら約600人が詰めかけた。…この場に姿を見せた「落選県議」はたった1人。田島敏包・前県会議長は「(議員)バッジのないヤツがでしゃばるべきではないでしょう」と仲間をかばった。が、ある県会議長経験者は「自民党の威光がきかずに敗れた。何もフォローしてくれない党のために参院選で汗をかく気はしない」と吐き捨てるように落選者の声を代弁する。

凄い逆風♪
>6月上旬以降、古川が駅頭に立って頭を下げる回数が増えた。「自民はダメだね」「民主から出れば良かったのに」「年金泥棒!」。通りかかる人から浴びせられる言葉は厳しいものばかりだ。
> 今月2日朝、約1時間の街頭活動で訴える内容の大半は年金問題だ。それでも足を止める人も少なければ、スタッフが手渡すビラを受け取る人も少ない。50歳代の会社員男性は、「今の自民党に入れる気がする? ビラなんて受け取る気もしないね」と嫌な顔を見せる。

07参院選 決戦の構図
≪1≫ 自民 逆風「引き算だらけ」(2007年7月5日) 讀賣埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/056/1.htm

 自民党が公明党と連立を組んで3回目となる参院選。両者は選挙を重ねるごとに関係を深めてきた。

 6月23日、さいたま市浦和区内で、自民党県連の大野松茂会長と深井明幹事長は、公明党県本部の西田実仁幹事長、山本晴造副代表らと向き合っていた。「少なくとも5万票分は協力を。(これまでの選挙での)“貸し”を返していただきたい」。西田らの言葉に大野は黙ってうなずいた。関係者は「協力はイコール後援会などの確実な名簿を渡すということだ」と解説する。

 この「協力」の動きが自民党県連に伝えられたのは6月6日のことだった。東京・永田町の自民党本部に呼び出された深井は中川秀直幹事長から「公明党には大人の対応をしてください」と要請された。具体的な話は無かったが、深井は即座に「公明党に票を回す」ことだと理解した。大野も中川からの電話で同じ話を聞かされていた。表面化すれば候補者や支持者らの反発は必至だ。2人はひそかに「協力」を進めるつもりだった。

 約1週間後、埼玉と愛知などで自民党と公明党が協力するとした与党協力区に関する「覚書」が明らかになった。県連幹部や支持者の間には「自分の選挙より公明党のほうが大事なのか」という不満が渦巻き、深井の懸念は的中する。

 党本部が5月に実施した世論調査で、党公認の新人古川俊治の支持率が、各党候補を抑えてトップ。公明党現職の高野博師を大きく上回っていたという。過去参院選で自民党が議席を得られなかったのは、2人擁立して共倒れした1998年だけ。本来なら負ける勝負ではないという見方が関係者の共通認識だ。にもかかわらず、県連幹部らの危機感は強い。

 埼玉では長年保守王国として県議会の3分の2近くの議席を維持してきた。しかし4月の県議選で改選前議席を11も下回る41議席しか獲得出来ず、議長経験者5人を含む現職19人が落選。強固な基盤は民主党支持層の侵食にさらされている。

3421とはずがたり:2007/07/06(金) 16:49:00
>>3420-3421

 6月18日夜、浦和区内の県民健康センターで開かれた古川の総決起大会には、医師会をはじめとする自民党支持の団体幹部ら約600人が詰めかけた。大野は「極めて厳しい戦いだ。連立与党として高野さんと古川の2人を当選させないといけない」と声を張り上げて、危機感をあおった。

 この場に姿を見せた「落選県議」はたった1人。田島敏包・前県会議長は「(議員)バッジのないヤツがでしゃばるべきではないでしょう」と仲間をかばった。が、ある県会議長経験者は「自民党の威光がきかずに敗れた。何もフォローしてくれない党のために参院選で汗をかく気はしない」と吐き捨てるように落選者の声を代弁する。

 「これ以上いじめないでください」
 さいたま市中央区の与野産業文化センターで6月19日、武部勤・前幹事長は古川への応援演説の最後で訴えた。約5000万件にのぼる年金納付の記録漏れ、松岡利勝農相(当時)の自殺――。有権者の自民党に対する目は厳しく、内閣支持率は下降の一途をたどっている。

 6月上旬以降、古川が駅頭に立って頭を下げる回数が増えた。「自民はダメだね」「民主から出れば良かったのに」「年金泥棒!」。通りかかる人から浴びせられる言葉は厳しいものばかりだ。

 今月2日朝、古川は今にも雨が降りそうな西武線所沢駅前で声をあげた。「抜本的な年金改革に取り組んでいます」。約1時間の街頭活動で訴える内容の大半は年金問題だ。それでも足を止める人も少なければ、スタッフが手渡すビラを受け取る人も少ない。50歳代の会社員男性は、「今の自民党に入れる気がする? ビラなんて受け取る気もしないね」と嫌な顔を見せる。3日には久間章生防衛相が「原爆投下」をめぐる発言で辞任。政権与党への逆風は強まるばかりだ。

 「今回の選挙は『引き算』だらけだな」。深井の言葉が自民党のジレンマを象徴している。(敬称略)

3422とはずがたり:2007/07/06(金) 16:49:29
> 「正直申し上げて、このままいくと落選する」「このまま1か月過ぎたら高野博師は勝てない」
> 6月25日夕、さいたま市浦和区のホテルで開かれた「高野博師事務所開き」。公明党の太田昭宏代表の絶叫がホールに響き渡ると、出席者の多くは威圧され、静まりかえった。
>太田の視線の先にいた自民党県連の大野松茂会長や深井明幹事長ら幹部も同様だった。
>「このまま」自民党の協力が無ければ「勝てない」――。関係者は太田の言葉をこう解き明かす。
>高野が前回2001年に得たのは約56万票。新進党(当時)で戦った初当選時より大きく減らしたものの、学会の基礎票に10万票余、上乗せしている。今回、公明党の照準はさらに上がり、目標は60万票。基礎票から約15万をどう上乗せするかが、勝敗の分かれ目だと判断している。
> 公明党の狙いは自民党だけではない。5月中旬、公明党の畠山清彦県議や田口邦雄・前さいたま市議らは、さいたま市役所で相川宗一市長と会い、2年前の市長選で公明党が推薦したことを引き合いに出し、選挙協力を依頼。その直後、市長の後援会「相川会」幹部に、「5000人分の名簿」提供を求めている。

≪2≫ 公明 推薦見返り 名簿要求(2007年7月6日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/056/2.htm

 「正直申し上げて、このままいくと落選する」「このまま1か月過ぎたら高野博師は勝てない」

 6月25日夕、さいたま市浦和区のホテルで開かれた「高野博師事務所開き」。公明党の太田昭宏代表の絶叫がホールに響き渡ると、出席者の多くは威圧され、静まりかえった。太田の視線の先にいた自民党県連の大野松茂会長や深井明幹事長ら幹部も同様だった。

 「このまま」自民党の協力が無ければ「勝てない」――。関係者は太田の言葉をこう解き明かす。会場で公明党市議は「自民にあそこまであからさまに圧力かけるのはどうかなぁ。でも、代表があそこまでやるのは珍しいよ」と苦笑した。

 公明党が過去10年間、国政選挙の比例選で獲得した県内の票は約41万〜47万。これが創価学会の集票力だと見られている。高野が前回2001年に得たのは約56万票。新進党(当時)で戦った初当選時より大きく減らしたものの、学会の基礎票に10万票余、上乗せしている。今回、公明党の照準はさらに上がり、目標は60万票。基礎票から約15万をどう上乗せするかが、勝敗の分かれ目だと判断している。

 「名簿3000人分をお願いします」
 6月15日、公明党の山本晴造県本部副代表は、自民党の金子善次郎衆院議員(比例北関東)の陣営幹部に電話ではっきりと選挙協力を迫った。金子陣営は3か月前から選挙区の埼玉1区(浦和区、緑区など)などの支持者の名前や電話番号が書かれた2000人分の名簿を準備。幹部の1人は「予想以上だったが、しっかり集めたから3500はあるんじゃないか」と語る。

 公明党の狙いは自民党だけではない。
 5月中旬、公明党の畠山清彦県議や田口邦雄・前さいたま市議らは、さいたま市役所で相川宗一市長と会い、2年前の市長選で公明党が推薦したことを引き合いに出し、選挙協力を依頼。その直後、市長の後援会「相川会」幹部に、「5000人分の名簿」提供を求めている。

 こうした公明党の動きに「まるでヤミ金の取り立てだ」と批判も強い。しかし、高野の選対本部長を務める公明党県本部の西田実仁幹事長はこう反発する。「次の選挙でうちが支援するかどうかの査定の意味もある。いつまでもこちらが協力するだけではない」。過去の選挙協力に対する“返礼”が無ければ、次回の選挙では支援できないというわけだ。

 創価学会の動きもいつも以上に激しい。6月26日、さいたま市桜区の埼玉文化会館。埼玉地区の創価学会会合に姿を見せた原田稔会長は「3000人収容のホールがいっぱい」(学会幹部)になるほど集まった学会員らを前に「勝利を決するのは自分だ」などと参院選での高野支援を鼓舞した。今春の統一地方選後、原田が県内に入るのは2回目。創価学会県事務局の幹部は「それだけ参院選は厳しいということだ」と説明する。

 関係者によれば、千葉など隣接県から多くの学会員が県内入りし、自民党から提供された名簿などを手に創価学会員以外の有権者を回る、いわゆる「F(フレンド)票」の獲得に躍起だという。

 “15万票”のハードルをどう越えるか。創価学会幹部はつぶやく。「うちは昔から会員が知り合いを回って支持を得てきた。その会員も今回は厳しいと実感している」(敬称略)

3423とはずがたり:2007/07/06(金) 17:05:41
埼玉特集>>3413-3423

いっつも疑問だが,自民後援会に載ってる名簿で公明から連絡が入ってはいじゃあ公明入れますなんて成らないと思うんだけど・・。それにしても公明党の埼玉での危機感は相当なもの。

>高野氏陣営は5万票の支援を期待しているが、逆風をまともに受ける自民党新人の古川陣営では「こちらも余裕がなく、とんでもない話」という幹部もいる。
>公明党の太田昭宏代表の言葉に、会場は静まり返った。6月25日夜、さいたま市内のホテルで開かれた現職、高野の事務所開きの席上だ。「正直に申し上げて、このまま(自民党の協力が無いままで)いくと落選します」。
> 6月23日、さいたま市浦和区内で、自民党県連の大野松茂会長と深井明幹事長は、公明党県本部の西田実仁幹事長、山本晴造副代表らと向き合っていた。「少なくとも5万票分は協力を。(これまでの選挙での)“貸し”を返していただきたい」。西田らの言葉に大野は黙ってうなずいた。関係者は「協力はイコール後援会などの確実な名簿を渡すということだ」と解説する。
> この「協力」の動きが自民党県連に伝えられたのは6月6日のことだった。東京・永田町の自民党本部に呼び出された深井は中川秀直幹事長から「公明党には大人の対応を」と要請された。深井は即座に「公明党に票を回す」ことだと理解した。大野も中川からの電話で同じ話を聞かされていた。表面化すれば候補者や支持者らの反発は必至だ。2人(大野会長と深井幹事長)はひそかに「協力」を進めるつもりだった。
> 約1週間後、埼玉と愛知などで自民党と公明党が協力するとした与党協力区に関する「覚書」が明らかになった。県連幹部や支持者の間には「自分の選挙より公明党のほうが大事なのか」という不満が渦巻き、深井の懸念は的中する。
> 「名簿3000人分をお願いします」 6月15日、公明党の山本晴造県本部副代表は、自民党の金子善次郎衆院議員の陣営幹部に電話ではっきりと選挙協力を迫った。金子陣営は3か月前から選挙区の埼玉1区(浦和区、緑区など)などの支持者の名前や電話番号が書かれた2000人分の名簿を準備。幹部の1人は「(公明党の要求は?)予想以上だったが、しっかり集めたから3500はあるんじゃないか」と語る。
> 公明党の狙いは自民党だけではない。5月中旬、公明党の畠山清彦県議や田口邦雄・前さいたま市議らは、さいたま市役所で相川宗一市長と会い、2年前の市長選で公明党が推薦したことを引き合いに出し、選挙協力を依頼。その直後、市長の後援会「相川会」幹部に、「5000人分の名簿」提供を求めている。
>こうした公明党の動きに「まるでヤミ金の取り立てだ」と批判も強い。

自民党の逆風や組織のがたがたぶりなどはなかなかのもの。
県議選に落選して拗ねる低俗で小せえ自民の政治屋も醜い。

>受付担当者の半数が駆け足でホール内へ消えていく。6月上旬から、県内各地で開催されている古川氏の大会でよく見られる光景だ。席の埋まらない集会は少なくない。

> 埼玉では長年保守王国として県議会の3分の2近くの議席を維持してきた。
>県議は選挙で実働部隊として働く。自民は4月の県議選で、議長経験者5人を含む現職19人落選という惨敗を喫した。その総括を巡って会派分裂騒動まで起こした、現職県議たちの「士気」の低下は深刻だ。

>古川氏や医師会への不満もくすぶる。これまで自民の参院候補は県議経験者から選ばれていた。しかし、古川氏は公募に準じた方式で選考されたものの、医師会が強く県連に推薦しており、党本部主導で決めた経緯がある。あるベテラン議員は「今までは身内だからみんなで支えた。古川氏は中央が決めた人。国会議員が支えるのが筋だし、業界の代表なら比例で出るべきだ」と突き放す。

>6月18日夜、浦和区内の県民健康センターで開かれた古川の総決起大会には、医師会をはじめとする自民党支持の団体幹部ら約600人が詰めかけた。…この場に姿を見せた「落選県議」はたった1人。田島敏包・前県会議長は仲間をかばったが、ある県会議長経験者は「自民党の威光がきかずに敗れた。何もフォローしてくれない党のために参院選で汗をかく気はしない」と吐き捨てるように落選者の声を代弁する。

>6月上旬以降、古川が駅頭に立って頭を下げる回数が増えた。「自民はダメだね」「民主から出れば良かったのに」「年金泥棒!」。
> 今月2日朝、約1時間の街頭活動で訴える内容の大半は年金問題だ。それでも足を止める人も少なければ、スタッフが手渡すビラを受け取る人も少ない。50歳代の会社員男性は、「今の自民党に入れる気がする? ビラなんて受け取る気もしないね」と嫌な顔を見せる。

3424名無しさん:2007/07/06(金) 17:20:29
中日新聞では、事前の予想外の埼玉愛知神奈川で民主2議席の可能性が出てきたと書いてあるけど

公明はやはり苦しそうですね。
これで公明が9議席だったら、荒井や松下の離脱も無意味になりかねない

3425とはずがたり:2007/07/06(金) 17:39:55
俺の事前の(希望的w)予想は愛知・埼玉は民主2議席行ける,でしたが,神奈川まで取れるとなると予想以上となりますが此処からの自公の組織固め・巻き返しと民主の無党派層へのアピールがどっちが優勢になるか,でしょうね。
なかなか知名度もある松が落選する状況は想像しにくいんですが,民主も地方選で随分支持されている事を示しましたしね。

【3議席の行方 07参院選】
自民の返礼 公明はまつ
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000120706280001
2007年06月28日

 同じ政権与党でありながら、今回の参院選は競争相手となる自民と公明。衆院選でも統一地方選でも自民候補に票を出したのだから、今回は返礼を――。公明から自民への働きかけが強まっている。
(渡辺丘、千葉卓朗)

 5月27日、小田急線本厚木駅前。太田昭宏代表を招き、公明の松あきら氏(59)の演説会が開かれていた。

 詰めかけた約800人の支持者らのなかに、昨年10月の衆院16区補選で初当選した自民の亀井善太郎氏がいた。松氏は演説カーの上から亀井氏の名前を紹介し、支持者に向けてこう呼びかけた。

 「みなさま、衆院16区補選はありがとうございました」
 父親の亀井善之・元農水相の死去に伴うこのときの選挙で、亀井氏は約3万票差で民主候補を破った。16区内の公明票は、同じ3万票とみられている。公明は、太田代表が選挙区入りするなど積極的に肩入れした。ある公明幹部は「うちの候補者並みの選挙をやった。通常の衆院選だと神奈川に18区あるので、これほどの力の入れ方は無理だが、ひとつの選挙だったからできた」と話す。

 支持者に松氏が発した16区補選のお礼の言葉は、あのときの恩義を忘れないようにという、亀井氏に向けたメッセージと受け取る人もいた。

 自民の小林温氏(43)の当選をめざす立場の亀井氏の陣営幹部は、こう漏らす。「補選で120%の支援を受けた以上、公明には頭が上がらない。派手には動けないが、まったくやらないわけにはいかない」

 今回参院選で、改選数3の「3人区」は、神奈川のほか4府県ある。自民、公明両党は、激戦が予想される選挙区として自民が2議席獲得をめざす千葉を「公明が自民に協力する」、自公が1人ずつ公認候補を立てる埼玉、愛知を「自民が公明に協力する」という選挙協力を結んだ。残る大阪と神奈川は「それぞれが自分の組織で全力を挙げれば、与党で2議席取れる選挙区」(自民幹部)との位置づけだ。

 だが、神奈川選挙区でも公明から自民への働きかけは強まるばかりだ。

 自民の衆院議員は今月半ば、公明の支持母体である創価学会の地元事務所で松氏への支援を迫られた。

 「自民をやらず、ほかの候補をやるのは無理」と拒む議員に、学会関係者は「衆院選であれだけやったんですから」とたたみかけた。
 議員「5千票ぐらいですか」
 学会関係者「よく分かりますね。そうです」
 公明が危機感を深めているのは、民主が2人を擁立したうえ、与党として年金問題の逆風にさらされているからだ。これまでは創価学会票を基盤に、宝塚歌劇団のトップスターだった松氏の抜群の知名度で無党派層を取り込んできたが、党関係者は「宝塚時代の松氏を知らない若い世代が増えている」とも懸念する。

 公明の関係者は「国会議員、県議会議員と自民にはいろいろ働きかけている」と認める。

 2年前の「郵政解散総選挙」で、自民は16人が当選した。だが、次の総選挙で追い風があるとは限らない。自民の若手衆院議員は、こう懸念する。「自民議員は全員、公明に借りがある。松氏が落ちるようなことになれば絶対にまずい。次の衆院選がやばくなる」

3426とはずがたり:2007/07/06(金) 17:42:51
熊本・鹿児島・群馬と同様の決着か。

【参院選】自公協力成立へ きょう両党で最終調整
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1183647600=11836835637312=1
大分選挙区
 参院選での自民党大分県連と公明党県本部の選挙協力が成立する見通しになった。六日に両党間で大分選挙区と比例代表でのそれぞれの協力内容を最終調整して決定するとみられる。
 自民党県連は同日、常任総務会を開き、公明党の参院比例現職の木庭健太郎氏(55)への対応を協議する。県連幹部によると、二日に木庭氏を「協力候補」と決めたが、九州の各県連が自公協力成立のため木庭氏を推薦の次に重い「支持」とする方向で検討しているため、より踏み込んだ表現に改める方向で再協議するという。
 公明党県本部はその決定内容を受けて支持団体と協議した上で、大分選挙区に出馬する自民党新人の礒崎陽輔氏(49)への支援を決める見通し。
 両党は二〇〇〇年衆院選以降の国政選挙で、自民党候補を公明党が支援する代わりに自民党が比例票を差し出す方式で選挙協力を維持してきた。
 しかし、今回の参院選では公明党が、自民党に復党した衛藤晟一元衆院議員(59)の比例出馬に反発して、礒崎氏への態度を保留していた。
 六日夜に大分市内で開かれる木庭氏の決起大会に公明党本部の北側一雄幹事長が出席する予定。一方、自民党は片山虎之助参院幹事長が礒崎氏の応援で来県する予定になっており、選挙協力が成立すれば片山氏も決起大会に出席。両党の幹部がそろって”協力実現”をアピールする場になりそうだ。

木庭氏(比例)を「協力候補」 自民党県連が公明に譲歩
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20070703/20070703_001.shtml
 参院選大分選挙区(改選数1)の自民、公明両党の選挙協力問題で、自民党県連(会長=衛藤征士郎衆院議員)は2日、常任総務会を開き、公明党公認で比例代表に立候補する木庭健太郎・党参院幹事長(55)を県連独自の「協力候補」とすることを決めた。連立与党とはいえ、比例代表で自民県連が公明の候補予定者支援を明文化するのは異例という。

 衛藤晟一・元厚生労働副大臣の比例代表出馬をめぐって公明党県本部が態度を硬化する中、自民県連が譲歩する形で関係修復を図る狙いがある。総務会後に会見した同県連の志村学幹事長によると、県連独自の「協力候補者」とすることについては党本部も了承済みといい、「今後は公明党がどう受け止めるかだが、(選挙協力に向けて)1つずつ議論を積み重ねる中のステップアップ」と述べた。

 一方、自民党県連から木庭氏を「協力候補」とする文書を受け取った公明党県本部の竹中万寿夫代表は「これまで自公で信頼関係をつくってきたのに、それを裂く発言をしている自民党候補者が現実にいる。それをどう整理していくかということだ」と述べ、なお慎重な姿勢を崩さなかった。

 自民党県連関係者によると、参院選は大分選挙区は同党公認の礒崎陽輔氏(49)を、比例代表は公明の木庭氏をそれぞれ両党県組織で支援することで詰めの協議が続いており、自民は公明に県内で3万票以上を出す方向という。

=2007/07/03付 西日本新聞朝刊=

2007年07月03日00時27分

3427名無しさん:2007/07/06(金) 19:23:16
国民新党 東京選挙区候補は中村慶一郎氏
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY200707060363.html

3428とはずがたり:2007/07/06(金) 19:50:20
八代はやっぱりへたれたか。転載しときます。
比例から東京へ回ったのか。俺政治評論家は加藤紘一ぐらいしか知らないんだけど,この人の知名度ってどんなもんなんですかね?丸川落とすのに必要な知名度と保守層への訴求力があれば十分なんですけど。

国民新党、比例の中村氏を東京選挙区に擁立
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY200707060363.html
2007年07月06日18時44分

 国民新党は6日、参院選比例区に公認していた政治評論家の中村慶一郎氏(73)を東京選挙区に擁立する、と発表した。同党は当初、東京選挙区にフジモリ元ペルー大統領の擁立を検討していたが、フジモリ氏を比例区で公認することになったため、中村氏を東京選挙区に変更した。

フジモリ氏のチリ出国働きかけを要請…亀井氏が麻生外相に
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070705i104.htm

 国民新党の亀井静香代表代行は5日午前、外務省で麻生外相に会い、参院比例選に同党が擁立したフジモリ元ペルー大統領のチリからの出国を可能にするため、日本政府がチリ政府に働きかけるよう要請した。

 外相は働きかけは難しいとの認識を示した。

 亀井氏によると、外相は「ペルーへの身柄引き渡しがチリで審理中なので、日本政府が『身柄を釈放して日本に帰れるように』とチリ政府に言うのは独立国家同士として無理がある」と否定的な見方を示したという。
(2007年7月5日12時34分 読売新聞)

3429とはずがたり:2007/07/06(金) 20:31:42
此処迄やるんならもっと選挙区での共闘考えればいいのに・・。社民党・9条ネット・新党日本でええやん。
>3日夜には、比例代表に出馬する社民党新人、上原公子・元国立市長とミニ集会を開催。2人で「護憲の目標は同じ」と今後の連携を約束した。

5議席争う:’07参院選・東京 与党、年金説明に必死 攻勢続ける野党 /東京
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokyo/news/20070705ddlk13010138000c.html

 ◇公示まで1週間

 参院選の公示が1週間後に迫り、東京選挙区(改選数5)では立候補を予定する各陣営の動きが本格化している。毎日新聞が今月初めに実施した世論調査などによると、年金記録漏れ問題が最大の争点になるとみられ、自民・公明は説明に追われる一方、民主・共産・社民は攻めの姿勢を続けている。諸派・無所属の陣営も無党派層を取り込もうと独自の戦いを展開する。全国一の激戦区を戦う主な11陣営の動きを追った。【中村牧生、夫彰子、木村健二】

 ■自民・公明

 3日夜、中野、杉並両区内で相次いで開かれた自民党関係者の講演会。同党現職の保坂三蔵氏(68)と同党新人の丸川珠代氏(36)の2人が続けてあいさつした。

 保坂氏は「丸川氏の手を取り、支援しなければいけない先輩の立場だが、頭の上のハエを追い払うので大変だ」と厳しい状況を率直に吐露。「年金は生活の命綱。『国民皆年金』という世界一の制度を守るため、安倍政権を支えたい」と訴えた。丸川氏も母親が年金暮らしであることを明かし、「年金だけで暮らせる社会を実現したい」と呼びかけた。

 年金問題の火の粉を振り払おうと、同党は「あなたの年金は消えたわけではありません」と記したビラを2種類作製。先月末から6人の比例代表の衆院議員が早朝の街頭に出て道ゆく人に配布。理解を得ようと必死だ。

 公明党現職の山口那津男氏(54)は、比例代表の重点候補、遠山清彦氏(38)とペアで遊説。渋谷区の温泉施設で起きた爆発事故の現場をいち早く訪れた「現場主義」の姿勢をアピールし、「安全・安心のための政策の実現」を主張する。

 ■民主・共産・社民

 「我々は年金制度を基礎から変える」。3日夕、JR荻窪駅前で開いた民主党現職、鈴木寛氏(43)の街頭演説で、応援に駆けつけた前原誠司・前代表は声を張り上げた。

 鈴木氏と、新人の大河原雅子氏(54)の2議席獲得を目指す同党は、年金問題で攻勢を強める。大河原氏は遊説中に「年金改革」と書いたたすきを着用。両陣営とも手応えを実感している。

 鈴木氏は「教育格差を助長している」と安倍政権を批判。大河原氏は「生活者の感覚」を前面に知名度アップを図る。

 共産党新人の田村智子氏(42)は街頭などで年金について、「受給できる住民の幅を広げ、最低の基礎年金も保障すべきだ」と主張。5日には築地市場の豊洲移転反対などを盛り込んだ「東京重点マニフェスト」を発表する。

 社民党新人の杉浦ひとみ氏(51)は「久間発言」や住民税増税を例に、護憲、格差是正を訴える。2日、新宿区内の選挙事務所開きに駆けつけた福島瑞穂党首は「自民と民主は同類」と社民党の存在意義を力説した。

 ■無所属・諸派

 無所属・諸派の候補予定者は、主要政党候補とひと味違う存在感をアピールする。

 新人の川田龍平氏(31)は薬害エイズ裁判に携わった経験から「憲法を守り、国民の命を大切にする政治」を訴える。友人や都内外の無所属議員らが運動に協力。知名度を生かし、都内有権者の半数と言われる無党派層への浸透を図る。3日夜には、比例代表に出馬する社民党新人、上原公子・元国立市長とミニ集会を開催。2人で「護憲の目標は同じ」と今後の連携を約束した。

 無所属新人の東條由布子氏(68)は都心部で演説を続ける。4日朝はJR渋谷駅前で、「久間発言」を「断じて許せない」と切り捨て、「子どもたちが日本人に生まれた誇りを持てる国家観を取り戻そう」と訴えた。

 共生新党新人の黒川紀章氏(73)は、党の態勢固めに全力を挙げる。マニフェスト「共生社会の実現へ」が完成し、「命をかけて政策で挑む」と意気込む。8日に初の党大会を開き、国政進出に向けて弾みをつける。

 無所属新人のドクター・中松氏(79)は、夜の居酒屋などへ足を運び、「あなたを幸せにする 改革百人力!」と書かれたビラを手渡しながら、「国、国民のために働けるのは私だけ」とユニークな選挙戦を展開する。

毎日新聞 2007年7月5日

3430とはずがたり:2007/07/06(金) 20:34:01
社民系候補?

’07参院選おかやま:市民団体会長・林氏が出馬表明 /岡山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/news/20070704ddlk33010357000c.html

 早島町早島の市民団体会長、林福治氏(69)が3日、県庁で記者会見し、12日公示、29日投開票の参院選岡山選挙区(改選数1)から無所属で立候補すると表明した。林氏は「放っておけば戦争をする国になってしまうという危機感から立候補を決意した」などと語った。【佐藤慶】

毎日新聞 2007年7月4日

3431とはずがたり:2007/07/06(金) 20:47:26
佐賀も大串問題の逆風はあれど陣内のこの行為で勝利は決まったんちゃうけ。

佐賀商工共済訴訟、陣内元法相が控訴 参院選へ影響か
2007年07月06日11時57分
http://www.asahi.com/national/update/0706/TKY200707060076.html

 粉飾決算を重ねて破綻(はたん)した佐賀商工共済協同組合(佐賀市)を巡り、経営責任を問われ、佐賀地裁から約10億3500万円の賠償支払いを命じられた元理事長で参院議員の陣内孝雄元法相が6日、判決を不服として福岡高裁に控訴した。参院佐賀選挙区の公認候補だった陣内氏は5月、自民党本部に全国で唯一差し替えられ、「後継」候補の立候補準備が進んでいる。今回の控訴で、12日に公示される参院選への影響はさけられないとする見方も地元の自民関係者の間で強まっている。

 陣内氏はこの日、朝日新聞社の取材に「真実をよく明らかにする必要がある。被害を受けられた方には本当に申し訳ないと思うが、裁判では事実の取り違えもあり、まだ主張すべき余地がある」と控訴理由を語った。

 先月22日あった佐賀地裁判決では、91年から96年まで理事長を務めた陣内氏について、粉飾決算を認識し、その事実を隠して組合員から掛け金の受け入れを続ける方針を決めたとして民法上の賠償責任を認定。元役員2人とともに、約10億3500万円の賠償支払いを命じた。一方、佐賀県については「破綻を知りながら見逃してきた」として、約5億5700万円を限度に支払いを命じている。

 約5億5700万円を限度に支払いを命じられた県は、すでに判決受け入れの方針を決定。今回の訴訟の原告に加え、その後訴えを起こした原告や提訴していない被害者ら計約3700人に、最大27億円を支払うことで被害者全体の早期救済を打ち出している。

 今回の陣内氏の控訴について、佐賀県の古川康知事は「できるだけ早い解決を目指したかったので、個人の判断とはいえ、率直に残念な気持ちだ」と話した。

 参院選への影響について、陣内氏は「これは私個人の問題」と話し、地元の自民党県連幹部は「陣内氏個人への反発は強まるだろうが、(後継の)候補者には関係ない話」としているが、別の幹部は「控訴は、これまで自民党にお世話になった恩をあだで返すようなもん。選挙にいいわけがない」と突き放した。

3432片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 20:53:09
九州ってああいうヤクザに寛容(というとニュアンス的に違うかもしれませんが、日常茶飯事?)な土地な気もするんですが、どうなんですかね。
隣県長崎でも県議会でヤクザ関係の騒ぎがあったり、現場商売とヤクザというもののかかわりが濃密な気がするんですが。
まぁ日本中どこもなのかもしれませんが。2chとかよりも一般人の受け取り方が問題だと思いますが。

3433とはずがたり:2007/07/06(金) 21:06:04
議員板より。
北海道・茨城・新潟・広島辺りで自民公認0だとお洒落だけどなぁ。

36 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/04(水) 22:19:37 ID:ZylHWl/X
溝手顕正の久間糾弾会見ってどうして半泣きだったの?
まさか世論調査の反応が良くない?

37 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/05(木) 12:12:21 ID:xtJNh4u6
広島、呉の大票田を、
自称「自民系無所属」に持って行かれているみたいね。
女性2名の戦いは、秋葉対大原第2弾と呼ばれているらしい。

38 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/05(木) 13:42:40 ID:l0CDXrA6
呉って宏池会地盤だと思ってたけど
その呉から溝手脅かす候補がどうして出てきたんだろ

3434とはずがたり:2007/07/06(金) 21:12:07
>>3432
俺も何となくそんな印象があります。どうなんでしょうかねぇ??
久間も昔暴力団とつながりで批判されてましたよね。

3435名無しさん:2007/07/06(金) 21:21:23
>>3428
90年代なら日本テレビの朝の情報番組のキャスターを務めていたのでそれなりに話題になったでしょう。
しかしここ数年はテレビに出ることもあまりなくなりましたのであの人は今状態でしょうね。

3436片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 21:26:13
>>3433
私も吉長ゆい氏に興味を持ったクチです。
だれか知ってる人いないのかなぁ。

3437とはずがたり:2007/07/06(金) 22:36:03
なんだか結局は良く判らん記事だな。

自民、参院選「比例は自民」通達へ
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070706ia21.htm

 自民党執行部は6日、参院比例選で自民党公認候補への投票を徹底するよう同党の各都道府県連に文書で近く通知する方針を固めた。


 熊本や鹿児島など九州地方の自民党県連で、1人区の候補への公明党からの支援を得る代わりに、比例選で、公明党候補を推薦・支持する動きが出ていることを受けた措置だ。

 ただ、中川幹事長は「選挙戦術上、県連レベルでの公明党支援は容認する」と明言しており、党内からは「これでは、熊本や鹿児島などの党員はどちらに投票していいのかわからない。ちぐはぐな対応だ」と戸惑う声も出ている。

 自民党熊本県連は5日、比例選で公明党の木庭健太郎参院幹事長を推薦することを決めた。6日には、鹿児島、大分の両県連も、木庭氏の支持を決めた。比例選で他党を支援するのは極めて異例だ。それでも、公明党支援に踏み切ったことについて、自民党関係者は「逆風をはね返し、九州地方の1人区で勝利するためには、公明党・創価学会の支持を取り付けることが不可欠だ」と説明する。
(2007年7月6日21時59分 読売新聞)

3438片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 22:40:54
>>3437
これはですね、各県連で相互推薦が活発化しており、それは党本部が容認した上でのものなんですけれども、あまりに公然とやりすぎていて世間体が悪いから、組織内の票をバーターする方向を促進させて、一般人に不躾に呼びかけるのは場所をわきまえよう・・・といったところでしょう。

3439名無しさん:2007/07/06(金) 22:55:42
自民が比例は公明に投票してくださいという選挙運動したら、本来比例で自民に入れる人が民主党に入れそうw

3440とはずがたり:2007/07/06(金) 23:20:48
>>3438
こっそりと身内で処理しましょうねぇ〜って事ですかね?
どの辺までが身内かって事になりますが,職域支部は比例をガンガンにやるでしょうし,上の埼玉の例だと県議連中も公明に票を渡すの嫌がって居るみたいだし県連執行部や選挙でお世話になった議員の後援会が票を回すという感じでしょうか?

3441名無しさん:2007/07/06(金) 23:34:57
消費税上げ焦点に 首相「上げないとは言ってない」
2007年07月06日23時22分
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY200707060425.html
 参院選公示を目前に控え、先送りされてきた消費税引き上げ論議に焦点が当たり始めた。安倍首相が5日、税率について「消費税を上げないとは言ってない」と発言したためだ。野党は早速、「上げるなら、選挙前に明示すべきだ」と反発を強め、首相側は火消しに躍起だ。6月からの住民税アップで重税感が広がっていることも重なり、選挙戦に影響を与える可能性も出てきた。

 「消費税を上げないとは一言も言ってない。一言も言ってませんね」。首相は5日夜、日本テレビの番組でこう語った。

 さらに首相は「小沢さん(民主党代表)は基礎年金全部を税金でと言っているのに消費税は1%も上げないと言っている。私たちは一線を画している」「税制改革は近いうちに信を問うことになる」とも強調。税率引き上げに前向きともとれる発言を繰り返した。

 これに対し、民主党の菅直人代表代行は6日の会見で「発言は極めて重大。上げるなら上げるときちんと選挙前に言うべきだ」と主張。同党は9日発表のマニフェストに財源を明記して反撃する構えだ。社民党の福島党首は「参院選が終わったら消費税を上げる宣言だ。国民の暮らしが分かっていない安倍首相の『ボクちゃんのボクちゃんによるボクちゃんのための政治』そのものだ」と批判した。

 首相は民主党が財源論から逃げているとして、その「いい加減さ」をたたく戦略だった。

 ところが、自民党も基礎年金の国庫負担引き上げ財源の不足分については、秋以降の抜本的な税制改革に先送り。税率据え置きを掲げる民主党を「非現実的」とたたけば、首相自身にも跳ね返るというわけだ。

 ジレンマに陥った首相側は火消しに走った。塩崎官房長官は6日の会見で「今までと変わったことを言っているわけではない」と強調。自民党の中川昭一政調会長も同日、「上げることだけを取り上げてイエスかノーかという議論は、まだ早い」。公明党の北側一雄幹事長は同日、大分市で記者団に「消費税問題から逃げるつもりはまったくない。論議すればいいが、今何%とか言える状況じゃない」と語った。

3442とはずがたり:2007/07/07(土) 00:52:55
愛知スレで。こういうジンクスもあったかw

547 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/07(土) 00:32:26 ID:ZBNwNoeM
民民公になったらどうする?

参議院出身の官房副長官は、落選確率が高いからな。群馬の上野といい、長崎の松谷といい。

3443とはずがたり:2007/07/07(土) 00:57:33
議員板で見かけた頼もしいレス。岡山は県北でどの程度平沼後援会が機能しないかが大きいのだが。

396 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/07(土) 00:35:04 ID:RtgzJN5G
>394
実際、津山あたりでも全く動いてないよ>平沼後援会
平沼を倒したのは自民という思いが強いから、本人も黙認している感じ。
「応援」は口だけだね。

3444おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/07(土) 02:44:05
そういえば「平沼系の議員の一部は裏で姫井支援に回っている」
とどこかの週刊誌に書いてあったなぁ…。
新潮・文春・ポスト・現代のどれか忘れたけどw

3445二階席:2007/07/07(土) 08:11:42
>3444

ポスト。だけど、片トラが落選ってありえるのかなぁ?

3446とはずがたり:2007/07/07(土) 12:00:07
繰り返し青木が過半数維持を勝敗ラインに表明しているのは最早組織の引き締めの為ではなく連立組み替えを視野に入れてるからに他ならないね。選挙期間等は過半数確保の為の激烈な権力闘争への準備期間でしかないであろう。

2007/07/06-20:54 与党で過半数が勝敗ライン=青木氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007070600977

 自民党の青木幹雄参院議員会長は6日午後、札幌市で開かれた同党参院選候補の会合であいさつし、「参院選は内閣と国の運命が懸かった選挙だ。公明党とスクラムを組んで(与党で)過半数を守れるかどうかが勝敗のラインになる」との認識を改めて示した。

3447とはずがたり:2007/07/07(土) 12:04:03
>>3444
情報提供感謝っす。しかし(自民本体もそうだけど)平沼系議員も県議は1人区で落とすし町村議は合併で減らすしで,結構すかすかの可能性もありますわな…。

>>3445
初めまして〜。
あり得るかあり得ないかと云ったらあり得るんじゃないですか?和歌山なんかとは違って既にそういう構図で報道されてる訳ですし。

3448とはずがたり:2007/07/07(土) 12:50:28
埼玉特集の続き>>3413-3423

>自公の選挙協力とは、自民が公明に支持者の名簿の一部を渡し、農家への働き掛けを黙認する、という程度の意味しかない。古川氏より、新進党にいた高野氏に親近感を持つ自民議員も多い。自民の足元の乱れが、一番の“選挙協力”になる

> 防戦に必死の自民県連は、県内の衆院議員十七人に対し、一人一回以上、古川氏の決起集会を開くことを義務づけた。決起集会に駆けつけた森喜朗元首相も「衆院議員の地元で、どれだけ票を出すかで次の公認が決まる」と“踏み絵”を突きつけた。古川氏の出身母体・県医師連盟は「(歯科医師会など)医療十団体のメンバー一人当たり百票のノルマ」を課している。

> 古参の自民県議は「県議選で現職県議が十九人落選した、惨敗の傷跡は大きい。落選した元県議が党支部長を続けるなど、体制はボロボロ。公明への協力なんて、ありえない」と投げやりに話した。

>引退する佐藤泰三氏の後継者を選ぶに当たり、県連幹部は慣例となっていた「県議枠」を無視し、公募で古川氏を選んだ。「選挙で一生懸命、汗をかいてきた県議をないがしろにした。古川氏を本気で応援する県議は、ほとんどいない」

’07参院選 票の行方<上> 大逆風で選挙協力は… 自民・公明 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20070707/CK2007070702030305.html
2007年7月7日

 「日本のために、埼玉のために、どうしても当選していかなければいけないのは、高野博師、ただ一人です」
 六月三十日。JR浦和駅西口で開催された街頭演説会で、太田昭宏公明党代表は支持者を前に強調した。自民公認の古川俊治氏の決起集会などで「自公の与党で二議席確保が至上命題」と、公明に配慮した発言を繰り返す、大野松茂自民県連会長とは対照的だ。

 両党は「公明が千葉で自民に協力する代わりに、埼玉、愛知では自民が公明に協力」という覚書を交わしている。連立を組んでから七年、与党候補者がぶつかりあう選挙区で両党が協力するのは初めての試み。しかし、大野会長が「これほど厳しい選挙はない」と話すように、年金記録問題などで大逆風の中、自民には公明に協力する余裕はない。

 十二年に一度、統一地方選と参院選が重なる「亥年(いどし)選挙」。実動部隊の自民県議が自分の選挙を終え、モチベーションが下がっていることに加え、候補者選考過程への不満もくすぶる。

 引退する佐藤泰三氏の後継者を選ぶに当たり、県連幹部は慣例となっていた「県議枠」を無視し、公募で古川氏を選んだ。「選挙で一生懸命、汗をかいてきた県議をないがしろにした。古川氏を本気で応援する県議は、ほとんどいない」と話す県議もいる。

 防戦に必死の自民県連は、県内の衆院議員十七人に対し、一人一回以上、古川氏の決起集会を開くことを義務づけた。深井明県連幹事長は「一人当たり計千人(の集会動員)以上がノルマ。五百人以下なら、やり直しをさせる」とハッパをかける。さいたま市岩槻区での決起集会に駆けつけた森喜朗元首相も「衆院議員の地元で、どれだけ票を出すかで次の公認が決まる」と“踏み絵”を突きつけた。古川氏の出身母体・県医師連盟は「(歯科医師会など)医療十団体のメンバー一人当たり百票のノルマ」を課している。

 古参の自民県議は「県議選で現職県議が十九人落選した、惨敗の傷跡は大きい。落選した元県議が党支部長を続けるなど、体制はボロボロ。公明への協力なんて、ありえない」と投げやりに話した。

 「当選には最低で六十万票は必要」と高野陣営の選対幹部。前回二〇〇一年の参院選で五十六万票だった高野陣営は、自民支持層の農業従事者や無党派層への食い込みで、票の上乗せを狙う。

 党県本部はすべての地方議員に対し、国政選挙で前例のない「駅立ち」を指示。五月から、後継者不足の解消などを訴えるチラシを農家に配布している。高野氏は六月十六日の記者会見で「自民は具体的な農業の政策ビジョンを示せていない」と選挙協力の相手を批判。「都市農業の拠点・埼玉から力を入れたい」と力を込めた。

 自民県議の一人は皮肉を込めて、こう解説する。
 「自公の選挙協力とは、自民が公明に支持者の名簿の一部を渡し、農家への働き掛けを黙認する、という程度の意味しかない。古川氏より、新進党にいた高野氏に親近感を持つ自民議員も多い。自民の足元の乱れが、一番の“選挙協力”になる」 

(藤原正樹)

3449とはずがたり:2007/07/07(土) 13:10:29
政治の現場:’07兵庫・参院選/1 鴻池氏、「非組織」戦術 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/archive/news/2007/06/30/20070630ddlk28010571000c.html
◇県医師連は辻氏推薦

 「医師会も生意気なんだよね。『当選させる力はないけど、落選させる力はある』と豪語してるんだ。やってみろ」

 今月9日、県庁2号館4階の新聞記者室。参院選を前に記者会見を開いた自民現職の鴻池祥肇(66)は、県医師会との関係を尋ねられ、そうたんかを切った。

 話は02年秋にさかのぼる。県医師会の政治団体「県医師連盟」(約6000人)に、鴻池事務所から電話が入った。「推薦はなかったことにしてほしい」。前年の参院選で連盟が鴻池に出した推薦の取り消しを求める内容。推薦料の200万円も送り返してきた。

 鴻池はこの年、構造改革特区担当相として初入閣し、小泉純一郎首相の指示でさまざまな規制緩和を推進した。中でも医師会を直撃したのが、株式会社の病院経営参入。推薦取り消しは、鴻池から県医師会への「絶縁宣言」だった。

 これに対し県医師連は、03年に鴻池が党県連会長に就くと、会員約2000人を離党させた。同年の県議選では、鴻池と2ショットのポスターを使った自民系候補者に「支援見送り」を通告。さらに今回、民主現職の辻泰弘(51)に初めて推薦を出し、完全にみこしを差し替えた。先月12日、辻の事務所開きで県医師連幹部は「圧倒的なトップ当選で国の方向性を正してほしい」と訴えた。

 こうした動きにも鴻池は「政治家はリーダー。おもねったり、こびを売る必要は全くない」と譲らない。鴻池は86年の衆院選初当選以来、後援会もなく、組織に頼らないで衆院2回、参院2回の当選を重ねてきた。秘書は「うちは8割が浮動票」と話す。業界団体代表を招いての事務所開きも行っていない。改選数2の兵庫選挙区が事実上、自民と民主の「指定席」になっていることが、しがらみにとらわれない言動の背景にある。

 首相主導で国会の会期延長が固まった20日、鴻池はメールマガジンで「苦労知らずの『仲良し官邸団』の諸君よ。参院は官邸の下請けと違うんや」と批判した。翌日、事務所には「よく言った」と賛同の電話が殺到し、ホームページへのアクセス数も1日数千件に跳ね上がったという。

 前回01年は小泉人気の下、約88万票を獲得して圧勝した鴻池。年金問題が自民に重くのしかかる今回、「浮動票」の風向きは変わりつつある。=敬称略、つづく
     ◇
 安倍政権の浮沈をかけた参院選(7月12日公示、29日投票)が迫ってきた。兵庫選挙区の水面下の動きを追う。

〔神戸版〕
毎日新聞 2007年6月30日

3450とはずがたり:2007/07/07(土) 13:10:53

政治の現場:’07兵庫・参院選/2 注目集める公明票 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/archive/news/2007/07/01/20070701ddlk28010066000c.html
 ◇自民と溝、自主投票も

 先月23日、神戸市中央区のホテルの宴会場で、自民党県連大会が開かれた。「比例代表は自由民主党に。兵庫選挙区は鴻池に。心からお願い申し上げます」。自民現職の鴻池祥肇(66)の言葉に、党員ら約1000人が沸いた。「兵庫でも公明と票のバーターになるのか」という懸念を、鴻池の一言がぬぐい去った。

 自公連立政権の発足から8年。自民の選挙区候補が公明の支援を受ける代わりに「比例は公明へ」と呼びかける票のバーターは全国で常態化している。だが、県内の両党は蜜月とは言えない。

 「鴻池は県本部に一度もあいさつに来たことがない」。公明党県本部は01年の参院選後、鴻池と距離を置き始めた。「選挙で支援したのに誠意がない」というのが理由だ。昨春からは「無所属、公明推薦」の独自候補の擁立をひそかに模索。ニュースキャスター、有名弁護士、大手派遣会社代表らに出馬を打診した。比例代表での協力を引き出すため鴻池に揺さぶりをかけた−−そんな見方も広がった。

 自公の駆け引きが続いていた先月11日。党本部の要請を受け、自民県連の幹部3人が、鴻池への推薦を依頼するため公明県本部を訪れた。応対した公明幹部は「明らかにしてほしいことがある」と、用意していた質問書を差し出した。

 (1)鴻池の郵政民営化法案反対への考え方と公認に至る経過(2)憲法9条への考え方(3)連立与党としての公明の政策への理解と協力−−の3項目だった。

 4日後、自民が返した回答は、各項目とも数行だけ。公明は「納得できない」と突き返したが、数時間後にファクス送信されてきた再回答も大差なかった。質問書は結果的に自公の溝を広げ、公明は鴻池の推薦を保留した。迎えた23日の自民県連大会。鴻池の発言で、溝はさらに広がった。

 「鴻池の発言で自公の関係をパーにしたくはない。選挙区の自主投票は避けたいが、鴻池に推薦を出すかどうかは自民の出方次第だ」と公明県本部の幹部は話す。創価学会の関係者は「もし自主投票になれば、公明・学会票は浮動票のように動くだろう」とみる。

 県内の公明票は約40万。その行方に各陣営の注目が集まる。=敬称略、つづく

〔神戸版〕
毎日新聞 2007年7月1日

3451とはずがたり:2007/07/07(土) 13:11:10

政治の現場:’07兵庫・参院選/4 動き鈍い自民地方議員 /兵庫
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hyogo/news/20070705ddlk28010635000c.html

 ◇鴻池スタイルに「距離」

 昨年1月、神戸市中央区のホテルで、同市議で自民党県連総務会長の要職にあった村岡功(69)が新年会を開いた。「鴻池議員を参院選の公認から外す」。集まった約1500人に村岡はそう宣言し、会場はざわめいた。

 村岡は05年衆院選で、兵庫1区の現職を公認から外して新人を当選させるなど、兵庫自民の「選挙の仕切り役」として力をふるった。郵政民営化法案に現職の鴻池祥肇(66)が反対すると、村岡は鴻池が失脚すると見越し、親しい神戸市議、安達和彦(53)を後釜に据えようと動いた。

 系列の地方議員を抱えようとせず、中央で教育改革や改憲問題などに没頭する鴻池。その独自の政治スタイルが、自民の地元議員に「地元軽視」「身勝手」と映っていたことも、安達擁立の背景にはあった。

 村岡は鴻池と犬猿の仲とされた党幹事長(当時)の武部勤(66)と県連の頭越しに接触。武部は村岡の要請を快諾し、東京の党本部で安達と並んで選挙用の写真に納まった。安達の公認は決まったかに見えた。

 だが昨春、村岡が汚職事件で逮捕され、事態は一変する。村岡という後ろ盾を失った安達の公認の可能性は消滅。県医師会が担ぐ元県幹部の後藤武(63)も公認申請していたが、知名度に欠けた。かといって「造反議員」の鴻池への一本化も進まない。

 結局、県連は支部の役員約100人を対象に「誰だったら当選すると思うか」という初のアンケートを昨年4月に実施。7割以上が「鴻池」と書いたことを受け、鴻池の公認がようやく決まった。

 ただし、公認決定後も県連や地方議員の動きは鈍かった。県連は得票目標すら設定せず、選挙戦略の重要データとなる世論調査の予定もない。

 今年5月末、鴻池は自民県議らに「応援依頼」の文書を配布した。出陣式や遊説日程を記したものだったが、多くの地方議員は形式的な依頼と受け止め、積極的な支援を控えている。鴻池陣営の選挙運動は、青年会議所(JC)OBのメンバーが主体になっている。

 鴻池の秘書は「動いていないわけではない。いま街頭に出ても年金問題で責められるだけ」と説明する。

 地方議員や衆院議員の個人後援会による支援を保証するはずの「自民公認」。しかし、あえて距離を置こうとする鴻池の選挙スタイルを、自民の地方議員たちは冷めた目でながめている。=敬称略、つづく

〔神戸版〕
毎日新聞 2007年7月5日

3452とはずがたり:2007/07/07(土) 13:12:54
>>3449->>3452
保守系無所属公明党・医師会推薦で誰か有力なの立てば鴻池を落とせそうなんだけどねぇ…。

3453とはずがたり:2007/07/07(土) 13:37:31
まぁ公明も自民から票を回して貰えると思っている云うよりも,自分らが自民支持層に支持を直接訴えることが出来ればそれで良しといった所か。

九州の亀裂修復に躍起 自公選挙協力
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/all/CK2007070702030343.html
2007年7月7日

 自民、公明両党は、参院選の選挙協力をめぐり九州で生じた亀裂の修復に躍起となっている。九州に7つある改選数1人区が参院選全体の勝敗のカギを握るとの見方が強まっており、与党間の足並みが乱れたままでは致命傷になりかねないと判断したためだ。 (渡辺隆治、東条仁史)

 自公両党は九州地区で、選挙区に候補者を擁立しない公明党が自民党の選挙区候補を支援し、その見返りに、自民党が公明党の比例代表九州地区の重点候補、木庭健太郎参院幹事長に票を回す協力を目指してきた。

 自民党は三月、安倍首相の強い意向で、衆院大分1区を地盤とする衛藤晟一元厚生労働副大臣を復党させた上で、比例代表への擁立を決定。

 自民党支持層の比例代表票が衛藤氏に流れれば、木庭氏の得票が減るため、公明党は反発したが、自民党が衛藤氏に、大分県外に住民票を移し、県内で活動しないなどとする誓約書を提出させたため、公明党も衛藤氏擁立を容認していた。

 ところが衛藤氏は五月二十七日に福岡で決起大会を開催。さらに、同氏の支援者が「なぜ衛藤氏だけが地元で選挙活動できないのか」とするチラシを大分県内でまいた。

 公明党は衛藤氏側の一連の行動に、態度を硬化させ、公示まで一週間を切った段階で、沖縄を除く九州七県で自民党候補の推薦を出さないという対抗手段をとる異常事態となっていた。

 自民党執行部は「大分が震源地となって、九州全体の自公協力が揺らいでいる」(参院幹部)と危機感を強め、幹部を九州に派遣して、公明党側と打開策を協議。

 その結果、自民党の大分、鹿児島両県連が木庭氏を支持、熊本県連が推薦することを決めた。自民党が県連レベルとはいえ、他党の比例代表候補を支持、推薦するのは異例だ。

 さらに、チラシ配布をめぐっては、笹川尭党紀委員長が衛藤氏に警告した上で、処分を検討する党紀委員会を九日に開くことを決めた。公明党の懸念を払しょくするため、「目に見える形」(参院幹部)で誠意を示したのだ。

 これを受け、公明党は六日、大分と鹿児島、熊本三選挙区で自民党公認候補の推薦を決定した。自民党幹部は「もう大丈夫。九州全体でうまくいく」と自信を示す。

 しかし、公明党の支持母体・創価学会に、自民党に対する感情的なしこりが残るのは避けられそうにない。

 自民党側にも「公明党に、そこまで頭を下げないといけないのか」との不満がたまっており、自公両党間の相互不信が解消できるかは不透明だ。

3454いなばやま:2007/07/07(土) 14:00:48
大分合同新聞より
「おお、民主左派の重鎮が矢野の応援かぁ」と吉良もなかなかやりおるなぁ
と思いきや・・・

【参院選】横路氏が来県「与野党逆転を」
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1183647600=11836834386972=1

支援を訴える横路氏
 横路孝弘衆院副議長(民主党出身)が六日、大分市を訪れ、労組員らに参院選での与野党逆転実現に向けた取り組みを強く訴えた。県教職員組合などが日教組出身の民主党比例代表現職を推薦しており、支援のための総決起集会に出席した。
 横路氏は「安倍晋三首相の言う『戦後レジームからの脱却』とは(憲法が定める)平和主義や労働者の権利などを変えていくこと。憲法を変えようとする動きに抵抗できる人を一人でも多く国会に送り出す必要がある」などと話した。
 集会に参加した労組・団体は、大分選挙区では、社民党推薦の松本文六氏(64)=無所属=を支援。集会には松本氏も出席し、支持を訴えた。

3455とはずがたり:2007/07/07(土) 14:28:57
ペマ・ギャルポと石原の関係は?まるたまは惨敗で見切ったのか個人的に親しい仲間なのかどっちだ?

石原都知事 参院選応援活動なし
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070707-OHT1T00086.htm

 東京都の石原慎太郎知事(74)が6日、参院選について「個人的に親しい仲間の応援には行く」としながらも、「今度の選挙について私に過大に期待するのは情けないし、筋違いじゃないか」と目立った応援活動はしない考えを述べた。一方、チベット出身で国民新党比例代表で出馬するペマ・ギャルポ氏の名を挙げ、「ああいう候補は応援に行きたい」と語った。

 また、都が招致を目指す2016年夏季五輪の開催地を決める09年秋の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、安倍首相に出席の了承を得ていることを明かしたが、「参院選次第じゃどう変わるか分からない政局の中で、政権が自民党から他の政党に変わるか分からんが」とも付け加えた。

3456とはずがたり:2007/07/07(土) 15:05:09
「ヒーロー」3党結束<上>
民主・小沢代表元愛媛FC友近氏口説く
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/015/6.htm

 7月12日の公示まであと2週間と迫った参院選。愛媛選挙区は、3選を目指す自民現職の関谷勝嗣(69)(公明推薦)に対し、共産県常任委員の田中克彦(40)、無所属で元サッカー選手の友近聡朗(としろう)(32)(民主、社民、国民新推薦)の両新人が立ち向かう三つどもえの戦いとなる見通しだ。3氏はすでに県内を活発に動き回って火花を散らしている。3陣営や各政党、支持団体の動きを追った。(敬称略)

 「一緒にやりましょう」

 2月8日、松山市宮田町の社民県連事務所。松山入りすると真っ先にここを訪れた民主代表の小沢一郎は、細い目を一段と細めて県連代表の村上要の手を取った。

 村上も応じた。「わかりました。一緒にやりたいですね」。集まっていた人たちの緊張でこわばった顔つきが一斉に緩んだ。民主、社民、国民新の3野党が歩調を合わせた瞬間だった。

 きっかけはサッカー愛媛FCの元主将、友近聡朗への出馬要請。1月、チームを引退し、その去就が注目されていた。社民県連事務所の訪問に先立つ2月5日、松山市内のホテルで小沢が友近を口説いた。

 「君の意志を通せ。今の政権を倒すのが最大の目的だ」

 小沢の言葉に「体中に電流が走った」という友近は同8日、無所属で立候補することを表明。愛媛FCのJ2入りに貢献した〈究極のローカルヒーロー〉の参戦に波紋が広がった。

 県内で野党が共闘して自民に挑むのは、今回が初めてではない。1989年7月の参院選。自民から立候補した桧垣徳太郎に、連合愛媛、社会、公明、民社などが推薦する新人池田治が挑み、桧垣に約8万票の大差を付ける39万票をもぎ取って勝利した。

 消費税導入や農産物自由化などの問題が争点となり、リクルート事件の影響で自民には逆風が吹いていたさなかの選挙だったものの、かつてない事態に県民への衝撃は大きかった。当時の新聞は「保守王国の一角が崩れ落ちた」と騒いだ。

 2004年の前回参院選で民主は、公認候補として党県連副代表(当時)の斉藤政光を擁立したが、知名度不足が響き、自民新人で元県議の山本順三に敗れた。さらに05年に行われた衆院選でも、民主は1〜4区すべてで惨敗。〈解体的出直し〉を迫られ、文字通り四つの区総支部を解散した。

 民主のある県議は言う。「結局、総支部は選挙のときだけの仮住まいのようなもの。地域の中で支部としての形になっていなかった」

 影響力の低下に悩み、壁にぶつかっていた連合愛媛や社民も、「友近」の旗の下に合流するのは自然な流れだった。

 「若さには、30年以上の議員経験に根ざした豊富な知識や人脈で対抗する」

 迎え撃つ自民現職、関谷勝嗣の陣営はこう語り、ベテランとしてのスタンスを崩さない。自民のある県議も「サッカーボールをけってきただけの人間に政治の世界で何ができるんか」と厳しい目を向ける。

 共産新人の田中克彦も「民主は自民以上に地方切り捨てに熱心。暮らしと地方を守れるのは共産しかない」などと対決姿勢を見せる。

 友近は「非自民勢力から期待の声はかなり頂いている。ただ、自民、民主というのではなく、私たちは『愛媛県民党』なんだと言いたい」と力を込める。

 民主県連幹事長の藤田光男は、89年の選挙を振り返り、こうつぶやいた。「『風』が吹いたと思えるのは、選挙が終わってから。池田先生のときはまったく『風』が吹いているなんて感じはなかった。だが結果として世間は変わった。今回の選挙も、当時とダブらせてみることがある」

3457とはずがたり:2007/07/07(土) 15:05:29

危機感隠さず奔走<中>
自民県議・公明と連携関谷氏
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/015/7.htm

「週刊誌の予想で、生まれて初めて黒をもらいました」
 今月3日、松山市の県民文化会館メーンホール。公明県本部の総決起大会に来賓として登壇した関谷勝嗣(69)は、ちょっとおどけた口調でこう語り、5階席まで埋め尽くした党員ら約3000人の笑いを誘った。会場の全員が手にした黄色いハンカチが大きく揺れた。

 〈小泉フィーバー〉が起こった前回の2001年は、「左うちわだった」と陣営はしみじみ懐かしむ。だが今回は違う。地元で人気のサッカー選手だった友近聡朗(32)の立候補表明を受け、かつてない危機感が陣営を襲う。

 一昨年夏の郵政民営化法案への賛成も尾を引いている。官房長官の塩崎恭久は5月下旬の集会で、「郵政相経験者の中で民営化に賛成票を投じたのは関谷先生だけ。真の改革派だ」と持ち上げた。

 だが、特定郵便局長OBでつくる「大樹」は、県内の大半の会員約3400人が国民新の郵政省OB参院議員、長谷川憲正の後援会「憲友会県支部」に流出。残った約50人も自主投票の方針を決めている。

 「憲友会」は、国民新の推薦決定を受け、友近の集票に奔走。幹部は「露骨に裏切られた郵政関係者は、とてもじゃないが関谷さんを応援できない。友近さんを議員にし、流れを変えたい」と力が入る。

 自民の発足は1955年の保守合同。1人区の参院選地方区・選挙区となった県内では、翌年に初めて候補者を立てて以来、86年まで実に11連勝。89年に1回、苦杯をなめたが、92年から6連勝を飾っている。

 衆院選でも、小選挙区制が導入された96年から4回連続で全4区で完勝。他政党は、中選挙区制度下でこそ付け入るすきがあったが、選挙区から1人を選ぶ選挙制度によって「自民王国」が盤石になった。

 県議会でも自民は圧倒的。自民党籍を持ちながら4月に無所属で当選した新人4人が最大会派「自民党」に入り、求心力を見せつけた。これにより、47議席中7割以上を占める34議席となり、改選前(33議席)を上回った。

 だがある県議は「『関谷さんは年とっているし、もうええんじゃないか』という飽きが、ちらほら聞こえる」と言い、もう一人の挑戦者である共産の田中克彦(40)も「『憲法を変えることが議員としての最後の仕事』という人物を当選させるな」と攻撃を強める。

 関谷は「会う10人のうち9人から『大変ですねえ』と言われる」と、周囲に危機感を隠さず、11回目となる国政選で初めての取り組みを次々と打ち出している。

 5月上旬から街頭に立ち、同下旬から、自民の県議と松山市議らに後援会会合を開いてもらって支持を呼びかけ、政治団体「美しく逞(たくま)しい国づくりの会」の街宣車を走らせる。

 「県内で11万6000票は確実にとれる」と自負する公明幹部も「連立政権維持のため、絶対に負けられない」と強調。合言葉は「選挙区は関谷へ。比例選は公明へ」で、「互いの信頼関係の中で票のやり取りをする」と戦略を練る。

 危機感のアピールにより、陣営や支持団体は引き締まりつつある。だが、「今までのような政治家との戦いではない。やりにくい」と漏らす関谷にとって、暗中模索の日々が続く。(敬称略)

3458とはずがたり:2007/07/07(土) 15:05:41

高齢化、平成の大合併変革の波<下>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/015/8.htm

 衝撃的な立候補表明から約2か月が過ぎた3月25日。友近聡朗(32)は、父で松山市議の正らとともに、愛南町に入った。母校・県立南宇和高の卒業生らへの初めてのあいさつ回りだ。

 同窓会の幹部宅を一軒ずつ訪ね、緊張した顔つきで自己紹介。その合間には少年サッカー大会の会場に立ち寄った。小中学生やその保護者から「友近や」「写真撮らせて」と次々に声を掛けられ、あっという間に人だかりとなった。

 リラックスした表情を見せた息子を、正は「聡朗がここの高校を出てなかったら、南予で勝負しようとはとても思えんかった」と見守る。

 農林水産業に携わる住民が多く、高齢化の進む南予は長年、濃密な人間関係を頼った選挙を地道に積み上げてきた自民の牙城(がじょう)。だが、その南予の自民関係者の間に、かつてない緊張感が漂っている。

 これまでの民主候補は、労組票を基礎に浮動票などを積み上げる戦略だった。愛媛FCの元主将として高い知名度を誇る友近の陣営は、従来の手法に加え、南宇和高人脈をたどりながら、〈南予出身〉をアピール。有権者の約半分が同校の卒業生とされる愛南町を手始めに固い自民地盤への食い込みを図っている。

 民主県連代表の土居一豊は「友近と関谷は、東予と中予では互角。南予での戦い次第で勝敗が決まる」とみる。

 南予の各市町議会の議員は、平成の大合併によって448人から208人に半減。それに伴って自民の足腰は弱っているともされる。だが、関谷勝嗣(69)の陣営も手をこまぬいているわけではない。

 本人が頻繁に南予入りし、30日には安倍首相がピンポイントで宇和島市を訪れる予定。南予選出の国会議員の後援会幹部は「首相に来ていただくからには、絶対に南予で負けられない」と表情を引き締める。

 自民とスクラムを組む公明も、比例選に立候補予定の山本博司が八幡浜市出身のため、南予を重視。9日には、太田代表が同市内で街頭演説に立った。

 一方、田中克彦(40)の陣営も、南予での支持拡大に照準を定める。共産県委員会副委員長の小倉誠一郎は「高齢化が進む南予では、みんなが医師不足に大きな不安を持って暮らしている。この点を争点にする」と言う。

 景気回復の立ち遅れが目立つ南予。官僚ら中央との強いパイプを持つ関谷に期待するか、新しい風を友近や田中に求めるか――。南予の住民らにとっても3人による論戦の意義は極めて大きい。

 宇和島市の女性旅館従業員(62)は「昔のことを思えば、団体などの推薦でなく、自分の頭で考えて投票する人が増えている。南予の活性化をどれだけ真剣に考えてくれているかで決めたい」と打ち明ける。

 鬼北町のガソリンスタンド男性店員(55)は「正直、これまでテレビ以外で国会議員の姿を見たことはなかった。今回こそ、自らの言葉で南予のことを語ってくれる姿を見てみたい」と期待する。

 元西海町長の県議、中田広は、4月の県議選南宇和郡選挙区に無所属新人で立ち、1万635票を獲得。約3000票差で自民現職の3選を阻んで当選した。「隠れた不満、不安は何なのか。住民の要望を徹底して聞き続けた」。勝利の理由をこう振り返った。

 年金問題などの要因が複雑に絡み合うなか、“南予決戦”の行方から目が離せない。(敬称略。この連載は、尾崎晃之、澤本浩二、山村英隆が担当しました)

3459午前様:2007/07/07(土) 17:23:14
>>3455
東京新聞の記事(ウェブに無い)では、ちょっと違うニュアンス。
「石原都知事『国民新党候補を応援したい』」という見出しで、
ペマ・ギャルポ氏の名前を挙げ「ああいう候補は応援に行きたい」と
述べた上で「彼のおかげでダライ・ラマと知り合って親しくなった」
と語り、中国の覇権主義批判の立場から手助けをしたいようです。

また「応援したい候補は何人かいる」とも述べ、その中でもペマ氏が
別格である、とのことのようです。

3460午前様:2007/07/07(土) 17:29:21
>>3459は日本語が変ですね。すいません。。。
ついでにもう1件。これで打ち止め?

参院比例代表に叶氏=民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070707-00000107-jij-pol
 民主党は7日の常任幹事会で、参院選の比例代表で帝京平成大教授の叶芳和氏(64)の公認を決めた。これにより同党の参院選公認候補は選挙区45人、比例代表35人となった。

3461とはずがたり:2007/07/07(土) 19:20:46
>>3460
鹿児島への賭ける意気込みは凄いですねぇ。

441 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/07(土) 17:14:57 ID:FohmjJYN
奄美市で知名度ある叶氏。横峯氏に続く鹿児島選挙区対策だろう。

参院比例代表に叶氏=民主

 民主党は7日の常任幹事会で、参院選の比例代表で帝京平成大教授の叶芳和氏(64)の公認を決めた。これにより同党の参院選公認候補は選挙区45人、比例代表35人となった。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070707-00000107-jij-pol

●奄美市長選得票(選管終了)2006年4月投開票
当14,961 平田隆義(無新)
 14,238 叶 芳和(無新)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/20060423/20060423_002.shtml

3462杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/07/07(土) 19:52:20
>>3460-3461
落ちたら、鹿児島2区で徳田毅と戦うことになるのか?打越元県議も民主入りしているのに、調整が難しそう。

3463とはずがたり:2007/07/07(土) 20:00:13
丸川珠代の後援会長 日立・古川社長への風当たり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070630-00000018-gen-ent
6月30日10時2分配信 日刊ゲンダイ

「なんで引き受けたんだろう」
 日立製作所・古川一夫社長の行動に疑問の声しきりだ。
 古川氏は、参院選東京選挙区に自民党公認で出馬する元テレ朝アナウンサー丸川珠代の後援会長に就任したのだ。先週行われた事務所開きで正式に挨拶もした。
 丸川事務所は、「もともと面識があった。保守候補なので企業・団体の応援体制が必要と考え、シンボルになる方にお願いした」と経緯を話す。日立の広報は、「あくまでも古川個人の立場で引き受けた。丸川さんの政治姿勢に共感した」と説明するが……。
「経済団体みんなで応援するというならまだしも一企業のトップがというのは驚き。当選後なら分かるが、普通、選挙の単独支援はやらない。特に一般消費者を相手にするメーカーは、変な色が付くのはマイナスですから」(経済ジャーナリスト)
 風当たりが強いのは、他にも原因がある。26日の株主総会で、古川社長は自らの夏の賞与をゼロにすると表明した。社長が経営責任を明確にしなければならないほど最近の日立は業績不振。「電機業界のお荷物」(前出の経済ジャーナリスト)と揶揄(やゆ)されるほどの状況なのに、後援会長なんてやっている場合か、というわけである。
 そこまで丸川に肩入れする理由は? さまざまな憶測が飛ぶ。
「上昇志向が強い丸川さんは、企業のイベントで司会をしたり、パーティーにも積極的に顔を出していた。“ジジ殺し”ですからね」(テレビ局関係者)
「丸川の出馬を口説いた安倍総裁や選挙を任されている石原伸晃幹事長代理、父親の石原都知事あたりが財界のボスに泣き付いたのではないか。古川社長は経団連副会長。意向を受けた御手洗会長(キヤノン)や奥田前会長(トヨタ)にでも頼まれた可能性はありますね」(財界関係者)
 確かに、個人として引き受けたはずの古川氏は事務所開きで「日立の古川」ではなく、「経団連広報委員長の古川」と挨拶したというから、理屈に合う。
 揚げ句の果てには、「日立は官公庁の仕事に強い。あの社保庁のシステムの開発に携わった一社でもある。他の企業が嫌がる役目を引き受ければ自民党に恩を売れる」(永田町関係者)という見方まで出る始末。
 最近出来上がったばかりの丸川のビラが企業に届いたが、多くは選挙に巻き込まれることに“迷惑顔”だとか。それなのに古川氏は何を考えているんだか。

最終更新:6月30日10時2分

3464とはずがたり:2007/07/07(土) 20:06:46
久間の失言は打撃であろうがこつこつ選挙区廻りしているなら脅威である。

小嶺氏「自民より個人」全県あいさつ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/07/06/01.html

 国会が5日会期末を迎え、与野党攻防の舞台はいよいよ参院選(12日公示、29日投開票)へ。年金記録不備問題で逆風を受ける安倍政権の運命は?注目候補者を追ったルポ第1弾は、長崎選挙区の元国見高校サッカー部総監督の小嶺忠敏氏(62=自民党)と、同党の比例候補で元陸上自衛隊イラク先遣隊の“ヒゲの隊長”佐藤正久氏(46)。知名度の高い2新人の戦いぶりは…。
 長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言した久間章生防衛相が3日、大臣を辞任した。その久間氏が「抜群の知名度で勝てる候補」と担ぎ出したのが元国見高サッカー部総監督、小嶺忠敏氏。小嶺氏は尊敬する先輩の辞任に「ご本人が決断されたことであり、これについて私が言える立場にはないが非常に残念だ。後は残された日数を粛々とやっていくだけです」と複雑な立場だ。

 5日、小嶺氏は6月7日に97歳で亡くなった母・ミツキさんら先祖が眠る島原市の墓に参り、必勝を祈願。ミツキさんは生前「今度はお前が皆さまのために働く番だ」と立候補に賛成した。

 だが、公示直前になっても小嶺候補を支える自民党県連の動きが鈍い。ある自民関係者は「大久保(潔重候補・民主新)さんに並ばれた選挙区もある。自民の市議、県議も動いているのですが」と話し、県連挙げての選挙活動の遅れを認める。実は4月の統一地方選で第1次産業ばかりの離島で自民は総崩れ、まだそのシコリが残っているのだ。

 東京の党本部が実施した世論調査では、両者の差が小さく「激戦区」に指定。それを受けて先月には安倍晋三首相が長崎入りし「小嶺さんを絶対に落としてはならない」と強く訴えた。

 しかし、年金問題に続く久間発言で「自民の名前を出さずに、小嶺個人を押し出す方が戦いやすい」と小嶺陣営。久間氏の応援を受けるかは陣営で慎重に検討している。

 そんな状況を知ってか知らずか、誠実な小嶺氏はひたすら離島など、全県にあいさつ回りを続けている。ただ、小嶺陣営にはブレーン格がおらず素人集団に近い。教師出身のため教育についての演説は滑らかだが、経済の話になると歯切れが悪い。

 「教育の後継者を育てるには国政の場が必要です。田舎で何を言っても、なんとかの遠吠えですから」と弔い合戦の心境で小嶺候補の行脚は続く。
[ 2007年07月06日付 紙面記事 ]

3465とはずがたり:2007/07/07(土) 20:53:19

◎抵抗勢力が流れ変える=国民新・綿貫民輔代表【党首インタビュー】
2007年07月07日14時12分
http://news.livedoor.com/article/detail/3225326/
http://news.livedoor.com/article/detail/3219442/

 −選挙戦で最も訴えたいことは。

 小泉、安倍内閣のすべてを総決算する選挙だ。(先の通常)国会みたいに議会を家来にして首相官邸主導で行う政治は見たことがない。ブレーキの利かない自動車だ。参院選は流れを変える選挙だ。抵抗勢力が流れを変える。

 −具体的には。

 一つはバランスのある政治。小泉、安倍内閣は競争主義という原理オンリーだが、やはり競争と共存(が必要だ)。また、安倍内閣になってから、盛りだくさんの実績、着物だけを作るファッション政治になった。魂も骨組みもない。バランスの欠けた政治、ブレーキのない政治、ファッション政治を直したい。

 −選挙結果に対する責任は。

 目標は党が主張し続けられるような核(をつくること)。崩れない数を確保したい。みんなで一生懸命やるだけで、責任ラインなんてない。

 −選挙後の自民党との連携は。

 内閣不信任決議案の採決退席を自民党に擦り寄る予備行動と言われたが、とんでもない。あれは崩れた議会に対するレジスタンスだ。わたしは自民党に戻らないと宣言している。連立もしない。第三極になり、国民のために何が一番いいかを考える。民主党と選挙協力し、それを踏み台にして自民党に行くという非人間的なことはしない。(続)

 −他党との連携はないのか。

 たとえば郵政民営化見直し法案をのんでもらえるなら、パーシャル(部分連合)をやってもいい。しかし、丸ごと一緒になることは考えていない。自主独立の考え方を持ってやっていく。一緒にならない方がよほどにらみが利く。真ん中にいるから、民主党にも自民党にも気兼ねしない。

 −政界再編の可能性を指摘する声もあるが。

 (参院選が)政界再編の導火線になるかもしれない。おごれるものは久しからずと言うが、与党の中からそういう動きが出るかもしれない。参院で与党が過半数を失えば、公明党は居場所がなくなる。今度はこっちにつえを貸してくれるかもしれない。

 −選挙後の参院議長選への対応は。

 できるだけ自民党じゃない人にやってもらいたい。(了)
[時事通信社]

3466名無しさん:2007/07/08(日) 08:17:02
>>3462 流石に、それは無いでしょう。そんな事をすれば打越氏の熱意を踏みにじる事になり、決してプラスにはならないと思います。それに年も年だから、虎雄の倅にぶつけても、世代交代を訴えられれば、即アウトでしょうね。更に、打越氏と叶氏が両方とも出ようとすれば、それこそ虎雄の倅の思うつぼでしょう。民主が分裂し、虎雄の倅が漁夫の利を得るだけでしょう。(更には、知名度があっても、年を食っているため落選した例は、結構ありますからね。折角、必死で口説いた打越氏を公認しない事は、道理に反しますし)

3467やおよろず:2007/07/08(日) 08:39:10
小沢一郎
参院で野党が過半数取れなければ、政界引退

3468とは:2007/07/08(日) 11:52:30
起きたら11:30で討論番組あんま見れなかったんですがどうだったんでしょう?

3469名無しさん:2007/07/08(日) 13:25:38
小沢っちの討論下手は相変わらずでしたけど、康夫がいいところで割り込みアシストしてたので大事にいたらず。一対一は避けた方がいいかも。野党5人対与党2人は小沢氏にとってはいい。報道20001の黒岩氏が最後に辞職宣言を評価。

3470とは:2007/07/08(日) 13:57:36
なるほど、そんな感じでしたか。崩壊寸前なものの新党日本があるのは改革票が分散するマイナスを考えてもプラスかも知れないっすねぇ。

赤城の件は国会閉幕中だし逃げ切れると踏んでるのかな?マスコミにヒステリックに追及して貰うしかないのかな?

3471いなばやま:2007/07/08(日) 14:45:37
党首討論3連発の感想

安倍 質問には答えず自分の実績自慢に持っていこうとする所はいつもどおり。
   それでいて「自分はいけている」と内心思っていそうなのがありあり。ちょっと痛い。
小沢 基本的には振られたときだけ答えていた。余裕ありありで安倍との貫禄が違った。
   また余裕からか笑顔が垣間見れて好印象
太田 公明は誰が出てきてもフォロー役。赤城の件はこれ以上やばい話が出てきたら見捨てるぞって感じ。
志位 自党の提案が受け入れられ与党の対策を一定評価するのは大人の印象。理詰めで安倍を攻める野党の先鋒という感じ。
福島 相変わらず田原には邪険に扱われ、安倍には感情的に反撃されていた。スローガン的表現にはやや辟易したが
   赤城問題への切り込みは弁護士の一面が垣間見れた。
綿貫 泰然自若とした老師の風格・・・といえば聞こえはいいがかほぼお地蔵さん状態。
田中 ねっとりとしたいやみが消え、以前ほど自説至上主義ではない。大人になった印象。

(全体的に)
>>3469さんのおっしゃるとおり野党の連携が効果的でしたね。今後もこの形でしょうから野党にはプラスかな。
あべちゃんは赤城問題では中途半端な数字を出して、問題ないといいながら領収書を出して赤木に説明させろといわれればだんまり。
核廃絶問題では「インドに核兵器廃絶を訴えるのか」と言われしどろもどろ。
余裕がなくなると早口でカツゼツが悪くなるし、人を馬鹿にした笑い顔は印象最悪でした。

3472とはずがたり:2007/07/08(日) 17:54:54
>>3471
解説感謝です。
小沢はディベート出来ない分,安定感を出して行き,他の細かい部分は志位・福島・田中にそれぞれの能力に応じてつついて貰うのが良い棲み分けなんでしょうね。

3473とはずがたり:2007/07/08(日) 23:33:03
07年 参院選<徳島県>
風をよむ/上 だましの世 怒りはどこへ
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000170707040001
2007年07月03日

 高校を卒業してから40年間、がむしゃらに働いてきた。薬品卸会社、運送会社を2社、リース会社……。独立してプレハブリース業を興して20年余り、徳島市の田中博さん(59)の元に昨春、社会保険庁から「年金加入記録のお知らせ」が届いた。

 「あれっ、抜けてるところがある」。リース業を始めてから、有限会社にするまでの6年間分、納めたはずの国民年金の保険料の記録がなかった。「でも、ちゃんと国に払ったんだから。60歳になったらもらえるだろう」と、さほど気にせずほっておいた。

 今年に入って5千万件の「宙に浮いた年金記録」が明らかになった。そういえば、パスポートの申請をした時、窓口の職員に、同じ生年月日の「タナカ ヒロシ」さんが全国にあと2人いると教えられたことがあった。「間違われたかも」

 徳島社会保険事務局によると、「名前と生年月日が同じ人が複数いる場合は、住所や職歴も比べて、個人を特定していくので、他人の記録と結合する心配はありません。窓口に来てもらえれば、すぐに手続きを済ませます」と説明する。

 しかし、今、県内3カ所の社会保険事務所は連日、相談者が絶えない。ピーク時の6月中旬には、1日で計800人に達し、待ち時間が2時間を超えたこともあった。田中さんは、列に並ぶのが嫌で、まだ相談には行っていない。
    ◇
 国会議員の年金未納が問題となった3年前の参院選。田中さんは「しょせん、政治家の内輪もめ。庶民には関係ない話に感じた」と冷めていた。だが、今回は違う。「責任を棚に上げ、証拠がなければ年金を払わないという国の態度は、まるで詐欺。政治がだらしないから、庶民が割を食う」

 参院選に立候補する民主新顔、中谷智司氏(38)は会社の近くの出身と聞いた。「いい加減な政治を変えるには、ショック療法に期待するしかない」。仕事帰りに、後援会事務所をのぞくこともある。

 徳島市の主婦小川泰子さん(69)は、夫と2人分の年金記録をすべて保管してきた。「いざというとき、国は頼りになりませんから。20年前から予感はありました」
 86年、「第3号被保険者」制度が導入され、専業主婦は保険料の支払いを免除されたが、それを知らず、数年間は納付を続けたという。「何の説明もないまま、あっという間に制度が変わった。いつかきっと払った、払わないの問題になると思った」
    ◇

3474とはずがたり:2007/07/08(日) 23:33:33

 6月16日、徳島市中央公民館にお年寄り約80人が集まった。来年から始まる「後期高齢者医療制度」の勉強会。あいさつに立った県高齢者運動連絡会の西木秀治会長(82)は「最近の年金問題を見ていて、一句できました」と言って詠み始めた。

 政治から 振り込め詐欺まで だましの世

 「今こそ老人パワーを結集して、きちんと怒らんといけん。選挙で怒りを伝えましょう。大きな声で言わないとわからない人もいるのです」。声を張り上げると、大きな拍手が起こった。

 有権者が怒ったといえば、1989年の参院選。消費税の導入が争点となり、社会党(当時)が自民党に圧勝し、「山が動いた」と言われた。徳島市の仏壇製造業、湊秀一さん(59)は「国が勝手に決めた悪税の片棒は担げない」と、以来18年間、消費税をとっていない。安い中国製などに押され、経営は苦しくなるばかり。少し上向いたのは95年の阪神大震災直後に修理の依頼が殺到した時ぐらいだ。

 雇っている職人2人は年金受給者。自身も来年から受け取るが、月々の手取りは10万円ぐらいしかなさそう。「それでどうやって生活できるのか。国民を不安にして、負担ばかり押しつける政治はダメだ」と、怒りがこみ上げてくる。参院選では、まず候補者の年金についての政策を見比べるつもりだ。

    ◆

 近づく参院選。年金問題を機に、有権者は抑えてきた怒りをあらわにし始めた。思い出すのは、89年の参院選。消費税、リクルート事件、連合型候補の登場……。多くの争点が政治への関心を高め、県内の投票率は65・59%に達した。今再び山は動くのか。
>>3473-3474
 ■18年前は・・・

 消費税の導入 「高齢化社会に備える安定財源」を目的に、89年4月から、あらゆる取引やサービスに一律3%が課税された。スーパーや小売店では、便乗値上げも相次ぎ、市民の不満が高まった。社会党(当時)など野党は、低所得者にとって重い負担になると猛反発し、同年夏の参院選最大の争点となった。与党・自民党は年金受給額アップの前倒しや、配偶者控除の拡大など、不満を和らげる政策を打ち出したが惨敗。その後再び、福祉に財源が必要との議論が起こり、97年4月、税率が現在の5%に引き上げられた。

3475とはずがたり:2007/07/08(日) 23:34:12

07年 参院選
風をよむ/中 結局、何もしてくれなかった
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000170707070001
2007年07月05日

 自民党の現職参議院議員、北岡秀二氏(51)の後援会美馬事務所には、「つくし会」という任意団体の事務局がある。会員は、議員の実弟、北岡眞文氏が会長を務める美馬市美馬町の建設会社「北岡組」の下請け業者を中心とした県内外の約80社。その実態は、選挙の「実動部隊」だ。

 同社には、約30年前に結成した下請け業者の親睦(しんぼく)団体「北友会」がある。ゴルフコンペや旅行、安全講習会などで結束力を強め、県西部では「入会すれば、食いっぱぐれることはない」と評判の会だった。

 県議だった北岡秀二氏が参院選に立候補した95年、北友会のメンバーは「地元の発展のため、北岡さんを当選させる必要があるんです」と、選挙運動に奔走した。「選挙で頑張れば、北岡組から工事がもらえるとみんな受け止めていた。いわば『形のない契約』だった」と、複数の業者が打ち明ける。
    ◇
 悠々と初当選を果たした北岡氏の1期目、下請け業者の間に「神話」が生まれた。徳島自動車道が徳島市から池田町(現・三好市)まで開通し、工事の一部を北岡組が担った。「やっぱり国会議員になれば、あんな大きな仕事が回ってくるんだ」

 北友会の有志が「2期目は、もっと応援しよう。建設・土木以外の他業種も含めて、支持基盤を県内全域に広げなくては」と呼びかけ、つくし会を発足させた。

 6年前の参院選。つくし会は「ローラー作戦」を受け持った。美馬市の建設会社役員Aさんは、当時を振り返る。

 票の多い徳島市と周辺を地区ごとに分け、3人1組で回る。1日に400枚近いビラをポストに入れ、さらに100軒以上の家を訪問。朝9時から夕方4時まで、「今度の選挙は、ぜひ、自民党の公認候補への投票をお願いします」と、ひたすら頭を下げ続けた。支給されるのは500円ほどの弁当だけで、高速代もガソリン代も自己負担だった。「なんでこんなことまでしないといかんのか」とも思ったが、仕事のためと割り切った。

 だが、公共工事が激減する中、北岡組と下請け業者のきずなは崩れていく。たたき合いの末、ぎりぎりまで低い額で受注した北岡組は、少しでも利益を増やそうと、安く引き受けてくれるのであれば、北友会やつくし会のメンバーでなくても、仕事を回した。同社幹部は「どの建設会社もやっていること」と説明するが、一部の会員は「ルール違反だ」と反発した。

3476とはずがたり:2007/07/08(日) 23:34:39
>>3475-3476

 さらに06年、美馬市内の県道工事をめぐる談合事件が摘発され、北岡組の副社長(当時)らの有罪判決が確定。指名停止の処分を受けた同社は、公共工事から完全に締め出された。
    ◇
 昨年12月、阿波市内の旅館で開かれたつくし会の定例総会には約40社が集まった。来賓として出席した北岡組の北岡会長は、参院選が翌年に迫ったことを話し、深々と頭を下げたという。

 今年3月、Aさんの事務所に、つくし会幹部が訪れた。「今年も選挙がありますので、前回のようにローラー作戦のご協力をお願いします」。Aさんは「わかりました」とだけ答えた。

 連休明けから、連日60人が参加したローラー作戦も、今回は開始が1カ月遅れた。数も会員の半分、40社ほどにとどまりそうだ。回る先で、談合事件や、松岡前農水相の自殺など、政治とカネの問題を持ち出されることも多い。

 Aさんは何かしらの理由をつけて、断るつもりでいる。「この6年で建設会社がどれだけ廃業したか。結局、何もしてくれなかった。もうあほらしくて応援なんかしてられん。お灸(きゅう)を据えてやらな」。自身の「怒りの1票」はだれに投じるか既に決めている。

 ■18年前は・・・

 リクルート事件 リクルート社のグループ企業の値上がり確実な未公開株が、政財官界にわいろとして譲渡されていたとして、東京地検特捜部は89年、同社の江副浩正元会長やNTT元会長、藤波孝生元官房長官ら12人を起訴した。立件されなかったが、当時の竹下登首相や宮沢喜一蔵相、森喜朗元文相ら大物政治家にも株が渡っていたことが判明。同年4月、竹下首相が退陣表明した。その翌日に、首相の「金庫番」と言われた元秘書が自殺するなど、「政治とカネ」に対する国民の不信が一気に高まり、自民は惨敗。結党以来初の参院過半数割れとなった。

3477とはずがたり:2007/07/08(日) 23:36:07

風をよむ/下 働く人のため何をしてくれる
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000707070003
2007年07月07日

 大工やとび職などの建設労働者約8700人が加盟している県建設労働組合(徳島建労)が6月1日、アスティとくしまで定期大会を開いた。上部団体、全建総連本部関係者に続いて、来賓としてあいさつしたのは、参院選の立候補予定者やその秘書だった。

 徳島建労の有志は、89年、92年の参院選などで共産党の公認候補の後援会を組織した。辻秀昭委員長(66)は「そんな過去から、うちを共産党系の労組と思っている人も多いが、今は違う。来る者拒まずだ」と話す。数年前から、現職議員がいる党すべてに集会などの案内状を出している。

 4月の知事選では、飯泉知事から推薦依頼を受けた。40人が出席した執行委員会では、「4年前は対立候補だった」「実績が十分ではない」と反対意見も出たが、無党派を掲げ、各政党と等距離を置く姿勢に、30人以上が推薦を認めた。県内各地の支部を通じて、知事の後援会の案内を配った。

 だが、今回の参院選では、どの陣営も応援しない。辻委員長は「労働組合は政党支援団体じゃない。選挙で動いても見返りがないし、利用されるのは嫌だ」と言い切る。「めざすのは、政治家が無視できないようなまとまった浮動票。政治に左右されるのではなく、左右して、労働者を守りたい」
    ◇
 1989年の参院選は、保守王国・四国で自民候補が全敗した。徳島では元教師、乾晴美さん(72)が「連合の会」から立候補、社会党、民社党の推薦を受け、自民現職に圧勝した。その選挙戦で陣頭指揮を取ったのが、半年後の連合徳島結成を前に意気上がる労組関係者だった。

 乾さんは「草の根運動を支えてくれたのは知人や教え子だったが、選挙は素人。遊説ルート、事務所の運営など、労組の人が一から教えてくれた」と振り返る。

 流行語にもなった「マドンナ候補」。講演会を開くと、どこも人が押し寄せた。労組関係者は、分刻みのスケジュールを管理し、遅れそうな時はマイクで絶叫して、到着まで熱気を保ってくれた。増刷を重ねたポスターは刷り上がった日に張られた。真っ黒に日焼けした顔に、手を合わせて感謝したという。

 だが、乾さんは「今の連合と民主党の間には、かつてほどの一体感はない」と言う。「護憲を貫いてきた社会党と違って、民主党は改憲に肯定的な人も多い。もやもやしたものを胸に抱えて応援している労組の人も多いのでは」

3478とはずがたり:2007/07/08(日) 23:36:36
>>3477-3478
    ◇
 組合員3万7千人の連合徳島は、6月29日の地方委員会で、新会長に自治労出身の川越敏良さん(55)を選んだ。続く参院選勝利総決起集会では、推薦する民主新顔、中谷智司氏(38)を招き、「政治に無関心であっても無関係ではいられない。セールスマン経験があって生活の現場を知る彼は本物だ」と紹介した。

 結束力を生かした労組の選挙運動は短期決戦向き。公示まで1カ月、民主県連と連合徳島は臨戦態勢に入った。2千人を集めた鳴門市の集会で講演した評論家の田原総一朗さんは「国民は怒っている。民主に追い風が吹いているのは間違いない。でも、投票日が延びたことで、風がやむかもしれない」と警告した。

 会に参加した40代の県職員労働組合員は、中谷氏のマニフェストを見てつぶやいた。「労働者の文字がひと言もない。働く人のために何をしてくれるのか書いていない」。精密機械会社の労組員(54)の家には、「親族や近所に配って」と渡された中谷氏のリーフレット20部が残っている。「人にお勧めするほどの『商品』か自信がない」

 決戦を前に、川越会長は連合結成当時、よく言われた合言葉を思い出す。
 「大事なのは、顔合わせ、心合わせ、力合わせ」

 安倍首相が来県して美馬市の集会で3千人を動員した2日後の3日、民主党の小沢一郎代表が連合徳島の事務所を訪れた。川越会長らが「政権交代が視野に入ってきたと期待している」と言うと、小沢代表は「今の政治の陰の部分、地方は切り捨てられている。中小の地場産業もそう」と答えた。

 事務所を出て、記者から「徳島のカギを握るのは連合か」と聞かれた小沢氏の顔から笑顔が消えた。「そりゃそうですよ。まあ、頑張らなきゃいけないのは連合だけじゃないけどね」

 ■18年前は・・・

 連合の誕生 「与野党逆転」をめざす全日本民間労組連合会は89年、政治団体「連合の会」をつくり、社会、公明、民社、社民連(いずれも当時)の野党4党と連携して、参院選12選挙区で候補を擁立、11勝1敗と圧勝した。同年11月、官民労組が統一した組合員800万人の日本労働組合総連合会が発足。徳島でも翌月、鉄鋼、製紙など35単産199労組が結集した「連合徳島」(3万5千人)が生まれた。92年の参院選には、連合徳島初代事務局長の加藤高明氏が立候補したが、国連平和維持活動協力法(PKO協力法)をめぐって、社会、民社両党の足並みが乱れたこともあって敗れた。

 (このシリーズは志村英司、加藤順子、柳沢敦子、岡村夏樹が担当しました)

3479とはずがたり:2007/07/08(日) 23:39:08
>>3473-3479
07年 参院選<徳島県>風をよむ

3480とはずがたり:2007/07/08(日) 23:46:45
>>3467
渡部氏迄。相当自信あるのかね??
民主が負けたら相当すっきりしそうだけどw

<渡部恒三氏>参院選敗北なら「政界引退」 小沢氏同様に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070708-00000039-mai-pol
7月8日19時47分配信 毎日新聞

 民主党の渡部恒三最高顧問は8日、秋田市で開かれた同党推薦の参院選候補予定者の決起集会で「小沢一郎代表のみならず、私も参院選で(野党が)自公を上回る議席を取れなかったら辞める」と述べ、与党を過半数割れに追い込めなかった場合は小沢氏同様に政界を引退する考えを明らかにした。同時に「勝てる自信があるから言っている」と強調した。【馬場直子】
最終更新:7月8日19時49分

3481やおよろず:2007/07/08(日) 23:52:53
>>3472
ディベートに勝ったから、票になるというもんでもないですしね

3482とはずがたり:2007/07/08(日) 23:58:07
07参院選やまぐち
【組織はいま】
<上>創価学会
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000310707060001
2007年07月06日

 「まだ交渉中なんだろうな」。創価学会側のある出席者はそう思った。
 学会と公明党双方の県内の幹部が6月下旬、山口市内の創価学会山口文化会館で開いた「連絡協議会」。同党県本部は参院選山口選挙区(改選数1)で3選をめざす自民現職、林芳正氏(46)の陣営から推薦依頼を受けているが、その件は話題に上らなかったからだ。

 国政で自民と公明が連立を組んで約8年。「選挙区は自民。比例区は公明」という「自公協力」が、この参院選でも全国各地で進む。

 公明は5日、参院選選挙区に自民公認で立候補する6人を追加推薦した。自民への推薦はこれで27道県の28人となった。だが、林氏の名はまだ挙がらない。

 公明は今回の参院選で、比例区の現有8議席の確保を目標に掲げる。県内でも、05年衆院選比例区で得た12万5千票を上回る過去最高得票をめざしている。

 そのための「条件」が整えば、林氏を推薦する方向だ。選挙協力の具体的な態勢を提示するよう自民側に求めているが、協力の形は定まらないまま、公示が近づく。

 県内の学会幹部は、自民には県内に縁のある比例区立候補予定者が2人いることが、自民側の姿勢の一因とみる。

 その一人(もう一人は佐藤信二の婿で宗教票をバックに立つ阿達雅志)、再選をめざす宇部市出身の福島啓史郎氏(61)は「山口県は最重要区」と明言する。選挙期間中はほぼずっと県内で運動する構えだ。

 公明県本部代表の桝屋敬悟衆院議員(56)は「総理のおひざ元ということもある。自民が『比例は公明』と言えるグラウンドではないだろう」と語る。

 林氏は01年の選挙で圧勝した。「尻に火がついた状況なら、もっと『回答』も早いのだろうが……」と公明県本部幹部。5月に遊説で山口市に入った公明の太田代表も「山口のことは山口で話し合ってもらう」と述べるにとどめた。

 しかし、「政治とカネ」「年金問題」「支持率低下」「閣僚交代」……。安倍政権への打撃となる事態が相次いでいる。連立を組む公明にも影響が及びかねない。

 「自民に推薦を出して、どれだけ見返りがあるのか」「山口では自公連立でうちの票が伸びた実感はない」。桝屋代表は周辺から、そんな冷めた声を聞くという。

 「選挙区はどうしたらいい」。県本部幹部は最近、支持者から尋ねられると、こう答えている。「与党で過半数を取ることが大事だ」
(清水謙司)
      ◇
 12日の参院選公示まで1週間を切った。林氏のほか民主新顔の戸倉多香子氏(48)と共産新顔の吉田貞好氏(54)が選挙区への立候補を予定する県内でも、与野党の攻防が激しさを増している。宗教団体、農協、労組……。政党の支持組織の「いま」を報告する。

3483とはずがたり:2007/07/08(日) 23:58:22

07参院選やまぐち
【組織はいま】
<中>農協・漁協
2007年07月07日
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000310707070001

  2枚のポスターが、悩みを物語る。

 下関市伊崎町1丁目の県漁業協同組合。参院選比例区に自民公認で立候補を予定する2人がそれぞれ、安倍首相と並ぶポスターが張られている。

 一人は宇部市出身の元農水省局長で再選をめざす福島啓史郎氏(61)。もう一人は全国漁業協同組合連合会(全漁連)の独自候補で新顔の丸一芳訓(まるいちよしのり)氏(56)。

 全漁連は01年参院選では福島氏の初当選を後押しした。全漁連も含め、農林水産業の自民党支持団体が農水官僚出身の候補者を統一的に支援する態勢の一環だった。その態勢が今回は崩れた。

 漁獲高は減り、燃料費の高騰が重なる。農業でも耕作放棄地が増え続けている。組合員の高齢化と担い手不足は、漁協、農協共通の悩みだ。この際、現場の苦しみを知る人を国政へ――。

 04年参院選で農水省OBが約12万票しか獲得できずに落選したのをきっかけに、候補者を独自に擁立する機運が農業、漁業両団体に芽生えた。全漁連が福島氏ではなく、兵庫県淡路島の漁師の家に生まれた丸一氏を擁立したのも、その流れだ。

 困ったのは県漁協。全漁連が丸一氏を擁立する前から、県内の農林水産団体は一体となって福島氏を支えることを決めていたからだ。福島氏は郷土の出身で、県漁協の活動にも理解があり、袖にするわけにはいかない。しかし、全漁連との関係を損なうこともできない……。

 「こんな板挟みのところはほかにないでしょう」。県漁協の幹部は「メーンは福島さん」と言い切るものの「難しい立場」「難しいところだ」とも繰り返す。

 農協の政治組織、全国農政連も昨年5月、全国農協中央会専務理事だった山田俊男氏(60)を自前候補として推薦した。

 県農協中央会は、県漁協と同様、その前から福島氏を推すことを決めていた。都道府県の農協組織で唯一、福島氏を支援する立場となった。

 県農協中央会の幹部は「46対1。厳しい戦いになるが、山口県の農家が一丸となって支える。投票日が1週間延びたのは幸いだ」と力を込める。一方で、組合員数の減少を不安材料に挙げる。記録が残る89年度、正組合員は12万人いたが、06年度は10万人になった。

 福島氏の陣営の得票目標は全国で20万票。うち10万票以上を県内で得ることが再選の条件とみる。

 4日夜、宇部市の福島氏の事務所。秘書が公示後の予定を黒板に書き込んでいた。12日の公示日は宇部市で出陣式。その後、周南、岩国、萩、山口、下関……。選挙区の候補者のような日程で「決起大会」の予定が組まれている。

 後援会の入会申込書には、こんな文句が躍る。「山口県の発展のため働きます」
 (島津洋一郎、清水謙司)

3484とはずがたり:2007/07/08(日) 23:59:45
>>3482-3484
>林氏の父義郎氏(80)が会長を務めるサンデン交通(下関市)の労組は連合山口傘下。「比例は民主」だが、幹部は「選挙区は芳正さん」と言い切る。同じく義郎氏が会長で連合傘下の山口合同ガス(同市)の労組は自主投票だ。
やれやれ・・。

07参院選やまぐち
【組織はいま】
<中>労働組合 人員減、政治離れ悩み
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/yamaguchi/SEB200707080041.html
2007年07月08日

 6月19日、山口市内のホテルで開かれた民主党と連合山口との意見交換会。民主の小沢代表があいさつした。「郡部の農林水産業、中小零細の地場の方々が、小泉・安倍政権の下で一番見捨てられた」

 山口でもそう思う人は多いはずだと言って、小沢氏は山口選挙区(改選数1)で立候補する新顔、戸倉多香子氏(48)と握手した。

 だが、県内の複数の労組幹部は苦笑いする。「同じ1人区でも、小沢氏の地元の岩手とは事情が違う」

 朝日新聞社が1日に実施した世論調査では、安倍内閣の支持率は28%、不支持は48%だった。民主に追い風が吹く。

 その風は、山口に入ると弱まるようだ。とりわけ下関市は同選挙区で3選をめざす自民党の現職、林芳正氏(46)の地元。祖父から3代続く政治家の知名度は抜群だ。

 林氏の父義郎氏(80)が会長を務めるサンデン交通(下関市)の労組は連合山口傘下。「比例は民主」だが、幹部は「選挙区は芳正さん」と言い切る。同じく義郎氏が会長で連合傘下の山口合同ガス(同市)の労組は自主投票だ。

 「下関では何をしても無駄」と、ある労組幹部。「会社が仕事を受けることで、労働者も恩恵に浴してきた。そういうことだ」

 一方、県東部の衆院山口2区では民主の平岡秀夫氏(53)=比例中国ブロック=が足場を固めつつある。05年衆院選では自民の福田良彦氏(37)に敗れたものの588票差。「平岡氏の努力と連合の力が合わされば自民が盤石とは限らない」と県東部の連合山口関係者は意気込む。

 ただ、非正規雇用が増え、労組員は全国的に減少している。県内では昨年6月末現在で約10万8000人。10年前と比べ4万人減った。連合山口も、発足した89年の傘下組合員数は約8万8000人だったが、現在は約6万8000人に減っている。

 「しかも」と、約500人の組合員を抱える連合系労組幹部は語る。「組合員といっても若者は選挙に行かない。とにかく選挙に行けと、選挙管理委員会みたいに啓発している」

 約1万2000人が加盟する県労連も事情は同じだ。県労連は「特定の党や候補者を支持することはない」とするが、共産党と主張が重なる点が多い。同党は新顔の吉田貞好氏(54)を山口選挙区に擁立する。

 6月26日の夜。山口市中央4丁目の県労連会館3階で、参院選向けの「選挙学校」が開かれた。

 平和や格差の問題への考え方を示し、組合員の政治参加を促そうと県労連が初めて企画した学習会。今月5日までに県内九つの地域労連単位で開いた。幹部は「政治に関心がないからと選挙に行かない組合員が増えている」と開催の趣旨を説明する。

 連合山口と県労連と。抱える悩みは共通している。

3485とはずがたり:2007/07/09(月) 12:24:50
流石の島根県民も影の薄いのよりも亀井のお姫様に一票投じてしまうんちゃうのん??

参院のドン青木王国も崩壊危機 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/09gendainet02032645/

 自民党への逆風がすさまじい参院選。ついに青木幹雄参院会長の地元・島根も「まさか」の展開になってきた。島根といえば、衆参の議席を自民が独占。保守の金城湯池だったが、現職の景山俊太郎参院議員(63=参院副幹事長)の3選に黄信号が点滅しているのだ。

「自民への逆風に加えて、国民新党の亀井久興幹事長の長女・亜紀子氏(42=民主推薦)の人気が急上昇中なんです。県西部の旧津和野藩主の家系で『お姫さま』と呼ばれていますが、愛称通りの華やかな雰囲気。学習院卒で通訳のキャリアもあり、4年間の政策秘書で経験も積んだ。演説も上手で、ビックリします。自民支援者からも『今回は亀井をやる』との声も出始め、陣営は『五分五分の戦い』と意気盛んです」(島根選挙事情通)

 先月30日には菅直人代表代行が島根入りして大票田の松江と出雲で街頭演説。「参院のドンの本丸を落とせば、自民敗北は必至。島根こそ天下分け目の参院選の象徴」と訴えて、島根を最重点区にすると宣言した。今後も大物国会議員を呼ぶ動きが活発になっている。

 景山は自殺した松岡農水相の姻戚関係というイメージダウンもある。自民がここを落とせば、政界地図はすべてオセロゲームのようにひっくり返る。

【2007年7月6日掲載記事】
[ 2007年7月9日10時00分 ]

3486いなばやま:2007/07/09(月) 13:46:36
7日(土)産経が全国的な情勢を書いていた、まぁ全国に特に九州に記者がいない新聞社
なので、共同か時事の受け売りか、もしくは政治ロゴ情報か、それにしても結構差をつけた書き方だったなぁ。

本日、「さおだけ」で有名になった山田氏の予想がアエラに
17年前から趣味で選挙予想をしてきて、的中率9割超!
といったいどんな予想をしているかと思いきや・・・正直がっかりです。
内容はともかく分析が・・・、この掲示板も見ているかもしれないのでこの辺で。

3487とはずがたり:2007/07/09(月) 13:58:51
自民優勢となってました?>産経

こんな所迄覗いてませんって(・∀・)。どんなんでした?>さおだけ屋
万が一来てて怒りの余り書き込んでくれるとか,ないかよね(笑)

3488いなばやま:2007/07/09(月) 17:32:16
>>3487
>自民優勢となってました?
んーなんとも言えないけど互角って感じかなぁ?

目を引いたのは東京が
保坂、山口、鈴木、丸川、大河原、川田、田村
の順番に書いてあったのと大分が
礒崎と矢野が接戦って言うところかな。
九州には拠点のない新聞社だからなぁ。

さおだけ屋は百聞は一見に如かずです。
トータルで見れば自民優勢の読みです。9割超の的中率ですから、はい。

3489名無しさん:2007/07/09(月) 18:01:30
サンデー毎日

■参院選で再編の幕が開く!!
週刊誌初! 「1万人」に電話大調査

「29」1人区は「自民当確5」の衝撃

▼「総理は辞めさせない」菅総務相は早くも官房長官気取り
▼山拓もソデにしていた小池防衛相の成り上がり力
▼新党日本〝解党騒動〟で田中康夫の次の一手
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/

三浦や森田や福岡や有馬あたりより信頼性がありそう

3490いなばやま:2007/07/09(月) 18:48:50
>>3489

サン毎入手、確かに宮川より信頼できるw

3491雑談居士@三浦と有馬はスルー:2007/07/09(月) 23:12:16
正確には「公明党・創価学会に土下座」でありましょう。情けねぇの一語に尽きますw
衛藤氏、10日に大分で自民、公明両党に謝罪
http://www.asahi.com/politics/update/TKY200707090410.html
参院選比例区に立候補する予定の自民党の衛藤晟一・前衆院議員が10日、党大分県連と公明党同県本部を訪ね、
謝罪と釈明をすることになった。自民党党紀委員会の笹川尭委員長が9日に明らかにした。
衛藤氏は3月、自民党復党にあたって出身地の大分県で活動しないとの確約書を党に提出していたにもかかわらず、
同氏の陣営が「公明党への配慮から足を踏み入れることを禁じられた」と訴える文書を同県内で配布したことに
公明党が反発していた。
衛藤氏は9日の自民党党紀委に「文章は勝手連が勝手に書き、(文章にある衛藤氏のサインは)転写したもの」
との弁明書を提出した。

3492名無しさん:2007/07/09(月) 23:30:10
<福本参院議員>広島選挙区から無所属出馬へ
7月9日22時26分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070709-00000133-mai-pol

 公明党に離党届を提出し、除名処分を受けた福本潤一参院議員(58)は9日、国会内で記者会見し、参院選広島選挙区から無所属で出馬する考えを表明した。「党を変えて比例代表で出馬するのは有権者から理解されない」と述べた。先月の離党会見では、民主党など野党から比例代表での出馬を検討する考えを示していた。

最終更新:7月9日22時26分

3493名無しさん:2007/07/10(火) 00:26:17
ニュース23
議席予測

毎日岸井 自民47±2 民主53±3 公明12±1 岸井は過半数維持ありうる。毎日新聞は過半数割れを見てる 

日経田勢 自民39 民主56 公明12

朝日の星 自民44±5 民主55±5(比例で相当とる。複数区健闘) 公明12(全部難しい)

岸井 今のままじゃ比例は相当差が開く

3494やおよろず:2007/07/10(火) 06:50:30
新党大地ムネオ代表「暴露発言?」岡山応援演説
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200707/10/soci207833.html

◆ 「平沼さんは姫井さんのことを心配している」 ◆

 新党大地の鈴木宗男代表(59)が9日、参院選岡山選挙区に出馬する民主党新人・姫井由美子氏(48)の応援に駆けつけ、同県和気町などで街頭演説した。

 松山千春の「大空と大地の中で」をバックミュージックに鈴木氏は、赤城農相の事務所費問題、久間前防衛相の「しょうがない」発言などにふれ「みんな役人上がりだからダメ。姫井さんような方が必要」と訴えた。

 岡山選挙区は自民現職で4選を目指す“参院のドン”片山虎之助氏(71)が優勢。
 自民党復党問題がこじれている無所属の平沼赳夫元経済産業相(67=衆院岡山3区)も片山氏を応援。
 姫井陣営は「姫の虎退治」というフレーズを前面に押し出して対抗している。

 しかし、鈴木氏はこの日の岡山入りについて「平沼さんから許可をもらって来た。姫井さんのことを大変心配しています」
 「平沼さんは“オレの腹は虎じゃない”と言っていました。“立場があるから、本心は言えないが”とも」などと有権者に説明した。

 これに対し、平沼氏の事務所は「ありえません。勝手に言われたこと。片山支持一本です」と否定したが、今後波紋を広げそうだ。

3495名無しさん:2007/07/10(火) 08:01:30
>長峯は、中山成彬の妻・恭子(首相補佐官)が比例選に出馬表明したことで、
>自民党から十分な支援が得られるか不透明になった公明党との選挙協力にも力を入れる。
>同党の木庭健太郎(比例選に出馬予定)に衆院3区で2万票を用意する代わりに、自分に協力してもらう算段だ。

長峯=公明ラインは機能するのかどうか?

<下>最後の戦い、政治生命かけ切々訴え
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/kikaku/074/3.htm

 6月30日夜、都城市で開かれた前参院議員の長峯基(66)の地元決起集会。衆院議員の中山成彬後援会幹部でもある都城市議が声を張り上げた。

 2001年の参院選で、県議だった小斉平敏文(57)(自民党現職)に自民党公認争いで敗れ、落選した長峯は「屈辱だった。悔しさは1日として忘れたことはない」と雪辱を誓い、今回が「最後の戦い」と出馬する。「保守系無所属」として当落の鍵を握るのが、自民票の取り込みだ。

 中山は小斉平の衆院1区選対本部長を務めるが、小斉平との間には隔たりがある。あるベテラン県議は「中山は、中選挙区時代に元衆院議員の小山長規(故人)と争った。小斉平は小山の秘書だったため、今もしこりが残っている。小斉平を担いだ前参院議員上杉光弘との関係も悪かった」と解説する。

 長峯は、1月の知事選で中山との距離が縮まった。自分と同じ都城市出身の自民党推薦候補ではなく、中山が擁立に動いたとされる元林野庁長官を支援したからだ。自民党推薦候補に肩入れした県議は「参院選で中山から支援を受ける貸し借りの構図ができていたはず」と話す。

 長峯は、中山成彬の妻・恭子(首相補佐官)が比例選に出馬表明したことで、自民党から十分な支援が得られるか不透明になった公明党との選挙協力にも力を入れる。同党の木庭健太郎(比例選に出馬予定)に衆院3区で2万票を用意する代わりに、自分に協力してもらう算段だ。

 「前回は小泉旋風に負けた。今回は年金問題の追い風が吹く。やれることはすべてやった」。長峯は自らを鼓舞する。

 「最後の戦い」に挑むのは長峯だけではない。6年前の参院選で17万票余りを得て次点だった元民放キャスターの東治男(62)も政治生命をかける。地元民放を退社して出馬した東は、落選後も後援会を解散せず、政治活動を続け、昨年7月から精力的に県内全域のあいさつ回りを始めた。

 「参院選に出る」。昨年11月中旬には、6年前に推薦を受けた民主、社民両党、連合宮崎に出馬する決意を伝えた。今回も推薦を得る保証はなかったため、「このままでは機を逸する」と、生き残りをかけての表明だった。

 連合宮崎などは結果的に、民主党県連前副代表の外山斎(31)を推薦。組織に頼らない選挙を戦うことになった東だが、逆に「しがらみのなさ」を強調し、草の根運動で支持の拡大を図る。念頭にあるのが、特定組織に頼らなかった東国原が、幅広い支持を集めて知事に当選した「東国原旋風」だ。陣営には東国原の選挙を手伝ったスタッフの顔ぶれも見られる。東は「東国原の県政を国政の場から支援したい」と力を込める。

 「弱肉強食の格差社会ではなく、共生の理念を根付かせたい」

 都知事選に出馬(落選)した建築家の黒川紀章が党首を務める共生新党から8日に公認を得た宮崎市の不動産会社社長・井野元裕(38)。出馬表明が6月29日と出遅れたが、独自の訴えで支持拡大を図る。

 政治生命をかけた必死の訴えを、有権者はどう受け止めるのか。戦いは12日に幕を開ける。(敬称略)

3496杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/07/10(火) 10:54:38
2chの諸派無所属スレで紹介されてたんですが・・・・・

http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/shijiritsu/20070707/q4-5.html
比例代表ではどの政党に投票する?

自民党          8.7%
民主党         34.6%
公明党          6.8%
共産党          5.0%
社民党          3.1%
国民新党        1.0%
新党日本        0.3%
維新政党・新風     0.1%
9条ネット        0.1%
共生新党        0.0%
女性党          1.1%
棄権する         0.6%
決めていない     13.2%
答えない・わからない 5.4%

女性党が国民新党上回ってるのKAYO!! Σ(゚ Д゚ ;) 「自公+国民新党」で過半数取れなきゃ女性党がキャスティングボード握るとかいう妄想が書き込まれてたけど、マジ現実になるんじゃ洒落にもなりゃしない。
#ハンセン病の宿泊拒否の落とし前つけろよな>女性党

3497とはずがたり:2007/07/10(火) 16:51:18
>>3496
自民党 28.7%ですよね。
まだ日本人自民党の支持率が10%を切る程には開明的ではないなw

北海道は大丈夫だ。

民主24%、好調を維持 比例投票先、自民17%(07/09 18:37)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/36967.html?_nva=16

 共同通信社は7、8日の両日、29日投開票の参院選に向けて有権者の意識動向を探るため、全国電話世論調査(第3回トレンド調査)を実施した。比例代表で投票する政党や候補者を民主党と回答した人は24・6%でトップ、第2回調査(6月30、7月1両日)に比べて0・1ポイント増で、民主党は好調を維持している。自民党は17・6%で前回調査より0・3ポイント減らし、両党の差はわずかながら広がった。

 安倍内閣の支持率は30・1%で、前回調査より1・9ポイント減らし、昨年9月の内閣発足以来の最低をさらに更新。不支持は0・7ポイント増の58・8%で過去最高となった。

 年金記録不備問題で政府の対応策が有権者の理解を十分得られていないことや、赤城徳彦農相の事務所費問題浮上で「政治とカネ」があらためてクローズアップされるなど、自民党や安倍政権への世論の風当たりが依然厳しいことが浮き彫りになった。

3498二階席:2007/07/10(火) 18:35:23
>>3497
>自民党 28.7%ですよね。
>まだ日本人自民党の支持率が10%を切る程には開明的ではないなw

だろうと思って反応しませんでした。。。
>>3496 杉山氏
自分も細かい間違いを良くしでかすのであまり言えないが、
8.7と28.7じゃあ違いすぎ(ToT)/~~~

北海道は大丈夫でしょう、きっと。

7/1公明が大通公園で騒いでましたが、花フェスタ最終日で
市民からは白い眼で見られていました。

国民新党の伊達さんが地味〜に、拡声器から出る声も小さめにして
有権者と握手する姿とは対照的でした。公明、はしゃぎすぎ。

民主の小川氏もいたけど、フェスタの邪魔にならない程度だったと
記憶しております。

大地の郡部ローラー作戦が功を奏せば、伊達陥落ということで。。。

3499名無しさん:2007/07/10(火) 22:05:57
サンデー毎日を見たがさまざま問題が出た後の調査と言う割には一人区で民主党が伸びていない印象だな
もう後一押し党自体に何か魅力があればいいのだが
今のところ与党優勢11、野党優勢6、互角12というところだがいくら比例区や三人区以上で優勢とはいえ半分は取らないと今後を考えるときつい

3500やおよろず:2007/07/11(水) 04:17:47
国民新、富山で野党候補推薦へ 民主との共闘強化
http://www.asahi.com/politics/update/0711/TKY200707100476.html

国民新党は10日、参院選富山選挙区で民主、社民両党が推薦する
無所属新顔の森田高氏(39)を推薦する方針を固めた。

3501やおよろず:2007/07/11(水) 04:28:35
首相はオタクの聖地・秋葉原=小沢氏は山村で−好対照の第一声・参院選公示日
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007071001036

 12日の参院選公示日に各党党首が第一声を上げる場所が10日、分かった。
 安倍晋三首相(自民党総裁)はアニメなど「オタク」文化の聖地の東京・秋葉原の街頭に立ち、民主党の小沢一郎代表は山間部の岡山県新庄村を選び、対照的な遊説のスタートとなる。
 年金問題や閣僚失言などで逆風にさらされる首相は、マルチメディア最先端の街でもある秋葉原に足を運び、若者に向けて支持を訴える。
 参院選のカギを握る無党派層の取り込みが狙いとみられる。
 対する小沢氏は、「選挙運動は川上(郡部)から」の持論通り、西日本の山村に飛び、地方重視の姿勢をアピールする。
 公明党の太田昭宏代表は名古屋駅前で演説する。
 愛知選挙区で同党公認候補が自民、民主両党の候補と激戦を演じているため、愛知入りを決めた。
 共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首はそれぞれJR新宿駅の西口と東南口。
 「自・民対決」で埋没が懸念される両党は、群衆が行き交う有数の繁華街で存在をアピールする。
 国民新党の綿貫民輔代表は東京・有楽町でのろしを上げる。
 新党日本の田中康夫代表も都内で行う方向で調整している。

=========

東京で街頭演説やる効果は薄いだろうな

3502とはずがたり:2007/07/11(水) 05:31:35
さあ参院選、道議地元へ 与党“酒気帯び”で失速 野党、思わぬ敵失に勢い(07/10 08:52)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/san-in2007/37033.html?_nva=6

 第2回定例道議会最終日の9日、自民党の伊達忠応(ただまさ)道議が正式に議員辞職し、伊達氏の酒気帯び運転問題は表向き決着した。ただ、12日公示の参院選を目前に、自民党道議らは完全に出ばなをくじかれた格好。逆に民主党など野党側は思わぬ「敵失」にほくそ笑む。定例会を終え、参院選応援のためにそれぞれの地元に散っていく道議たちの表情は、与野党でくっきりと明暗が分かれた。

 伊達氏が人目を避けるように道議会を訪れたのは九日午前八時前。自民党・道民会議の原田裕議員会長に付き添われ、議会事務局に辞職願を提出。同僚議員への謝罪のメッセージを原田氏に託すと、足早に立ち去った。

 「皆さまにご心配、ご迷惑をかけて、本当に申し訳ない」。会派の総会で、忠応氏に代わり謝罪したのは、参院選道選挙区で再選を目指す父、伊達忠一氏だった。選挙への協力要請を長々と展開する余裕はなく、わずか三分間のあいさつで退席。残された自民党道議の間には、しらけムードが漂った。

 自民党道連や忠一氏に対する突き上げはなかったが、ある有力道議は「話題にするのもばからしいからだ」と吐き捨てるように言った。それでなくても、統一地方選の選挙疲れから、道議や保守系市町村議の動きはもともと鈍い。古参道議の一人は「この不祥事が、地方議員の『サボり』を決め込む口実にならなければいいが」と、危機感をあらわにした。

 三選を目指す現職小川勝也氏を公認する民主党からは、忠一氏の監督責任を問う声が出た。ある中堅道議は「自身の公設秘書をやっていた時の不祥事で、『知らなかった』では済まされない」と断じる。

 ただ、ネガティブキャンペーンを大々的に展開することには慎重で、民主党北海道の佐野法充幹事長は「われわれは粛々と自分たちの選挙をやる」と静観の構え。小川陣営幹部は「自民党の自滅だ。攻撃するまでもなく、有権者はしかるべき判断をする」と、余裕の表情すら浮かべて語った。

 「極めて残念。政治家としてあってはならないことだ」。高橋はるみ知事は道議会終了後の記者会見で、忠応氏の酒気帯び運転について遺憾の意を示した。

 ただ、知事は、四月の知事選で、自民・公明両党の推薦を受けており、「忠一さんにはいろいろな面で北海道の立場で尽力いただいている。参院選では公務に支障が出ない限り応援したい」と明言。長男の不祥事を理由に応援を取りやめる考えはないことを強調した。

 一方、公明党も伊達氏を引き続き推薦していく考えだ。ただ、同党北海道本部の森成之幹事長は、参院選への影響について「忠応氏の辞職は当たり前のことで、自民党には少なからず悪い影響がある」との見通しを示した。

選挙:参院選 知事「自公候補要請あれば支援」 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070710ddlk01010250000c.html

 高橋はるみ知事は9日の会見で参院選への対応を問われたのに対し、自民党公認で道選挙区(改選数2)に立候補する現職の伊達忠一氏と、公明党から比例代表に立候補し道内と東北を中心に戦う現職の渡辺孝男氏を要請があれば支援する考えを示した。

 高橋知事は4月の知事選で自民と公明の推薦を受けて再選を果たしており、「お返しをしなければならない」と述べた。伊達氏については参院経済産業委員長を務めていることを挙げ、北海道の経済再建への期待を寄せた。【去石信一】
毎日新聞 2007年7月10日

3503とはずがたり:2007/07/11(水) 05:32:44
揺れる2人区:07参院選・北海道/上 強まる逆風 /北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20070710hog00m010007000c.html

 ◇身内の不祥事に焦り−−与党

 「私事ですが、ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」。参院選(29日投票)の公示を5日後に控えた7日、自民党現職の伊達忠一氏(68)は札幌市南区のホテルで開いた同区総決起集会で頭を下げると、慌ただしく別の集会へ移動した。

 4月の道議選で当選したばかりの長男忠応(ただまさ)氏(34)が昨年10月に酒気帯び運転で違反切符を切られていたことが発覚し辞職。年金記録漏れ問題などで与党に逆風が吹く中、身内の不祥事は伊達氏陣営に強い衝撃を与えた。

 忠応氏は検挙当時、伊達氏の公設秘書だった。先週末、札幌に戻って対応に追われた自民党町村派の町村信孝会長は「免停になったのは知っていたが、飲酒でつかまったとは聞いてなかった」と釈明する伊達氏を「何やってるんだ」と怒鳴りつけた。

■「無風」のはずが

 道選挙区は過去3回、自民、民主が1議席ずつ分け合う「指定席」化が進み、新党大地副代表の多原香里氏(34)が民主推薦の無所属で出馬することが決まっても「あおりを食うのは民主の現職」とみる余裕も自民党道連内にはあった。4月の知事選では与党の推した高橋はるみ知事が173万票の大量得票で圧勝。参院選も安泰と思っていただけに、情勢の一変に戸惑いと焦りが募る。

 伊達氏自身への不満も道連内にくすぶる。伊達氏が初当選した6年前に獲得した98万票は「小泉ブーム」の猛烈な追い風が吹いた結果。しかし、その後も全道的な後援会組織を育てられず、強固な支持団体も持たない伊達氏には地方の党員から「6年間、一度も顔を見ていない」など活動不足を批判する声が強い。統一地方選後、道経済界の一部が自民党の武部勤前幹事長に候補の差し替えを求める動きもあった。

 「もう伊達個人の選挙じゃない。北海道における自民党の命運をかけた戦いだ」。道連幹部は「党の危機」を訴え、引き締めを図る。

 5日朝に東京都内で開かれた道内選出国会議員による緊急代議士会では、衆院小選挙区の支部ごとに道議や市町村議をフル稼働させて組織選挙を展開することを確認した。ただ、4月の統一地方選で現職道議11人が落選。札幌市議会でも最大会派の座から転落するなど、自民党の足腰は弱っている。

■公明にも陳謝

 「選挙本番を前に、大変ご迷惑をおかけしました」。9日昼、道議会の公明党控え室を自民党道連の今津寛会長ら4人が訪ね、忠応氏の辞職問題で陳謝した。公明党は伊達氏を推薦しており、稲津久・道本部代表は「極めて遺憾」と苦言を呈しつつ「選挙はしっかり対応したい」と語った。

 道内30万といわれる公明党の支持母体・創価学会の組織票。伊達氏陣営の期待は大きいが、公明党は伊達氏支援とのバーターで比例代表の現職候補、渡辺孝男氏(57)への選挙協力を求める。しかし、自民党の支持団体は「建設業界も商工会議所もそれぞれ比例候補を抱え、きっちり票を回せるところがない」(経済団体幹部)のが実情。それでも公明党は「与野党逆転阻止」を掲げ協力態勢をとるが、学会からは忠応氏の問題などに不満の声も漏れる。【真野森作】
     ◇
 12日の参院選公示を前に、道選挙区の2議席を争う与野党の現状を報告する。

毎日新聞 2007年7月10日

3504とはずがたり:2007/07/11(水) 05:40:42
<4>影響力維持
動かぬ国民新、2陣営を翻弄 讀賣富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/129/4.htm

 「個人的には応援しているよ」。ほろ酔いで上機嫌の国民新党代表、綿貫民輔(80)がにこやかに言うと、国会議員、大学も後輩にあたる自民の参院議員野上浩太郎は、ひたすらかしこまっていた。

 2006年2月中旬、富山市桜木町の飲食店で開かれた、綿貫ら慶応大学OBの宴席に、同じくOBの野上が呼び出された。綿貫は前年の衆院選で、46年間在籍した自民を離党したばかり。参院選まで1年半あったが、綿貫は野上にこう言っていたという。

 綿貫はその後、公の場で「自民党にこれ以上力を付けさせる必要はない」と反自民の姿勢を明示する。こうした発言を、砺波地方のある市議は、「綿貫さんは心から自民党を憎んではいない。党人、公人としての態度」と解説する。

 私人と公人の両面を使い分けるやり方は、参院選富山選挙区(改選定数1)に立候補予定の野上と、国民新への支援要請をしている民主、社民推薦の森田高の両陣営を翻弄(ほんろう)する。

 森田陣営は、出馬表明から半年たっても、支援要請に回答がないことをいぶかしむが、綿貫の反自民発言を「ありがたい」(社民県議・菅沢裕明)と受け取る。

 逆に、野上陣営は、「いつ向こうに動いてもおかしくない」(自民県議)と警戒するが、森田支援と「反野上」を明確に表明しないことに安心している。

 国民新は、参院選後の政界再編に向け、決定権を握ろうとする思惑もある。「『カード』は切らないから効果がある。綿貫さんは、自分自身がカードと分かっている」

 県議の一人はこう指摘して、自民県連に決定的な決別をしない一方、国民新党代表として民主、社民にも配慮し、県内の与野党双方に影響力を維持し、いざというときに、どちらにも動ける戦略、と説明する。

 綿貫は、野上も森田も関係ない比例選では、党の議席増を狙い、国民新への投票を呼びかける。県西部の自民県議は、2005年衆院選の比例選で、国民新が県内で約11万票を得たことから、「5万票以上は固い」と見る。

 だが、綿貫が県内で積極的に比例選の活動をする様子は見られない。県内党員も約5000人いるとみられるが、組織も未発達で、27日に党本部で開かれた会見で、綿貫は、県内での比例獲得目標数も「分かりません」と言葉を濁した。

 綿貫が、建設大臣などの経歴を通じ、情熱を注いできた「東海北陸自動車道」が今年度、全線開通する。綿貫は「私の大きなモニュメントがまた一つできる」と笑うが、ある南砺市議は、「綿貫さんだって、自民に戻って開通式に臨みたいだろう」と推測する。

 さらに、「今回の参院選は、綿貫さんにとっても正念場」と語る。政局の読み間違えは、築き上げた地盤や信頼を揺るがすばかりか、今後の発言力に悪影響を及ぼしかねないからだ。

 政党、候補予定者、そしてベテラン政治家が、それぞれの思惑で動き始めている。(敬称略、おわり)
     ◇
 この連載は、米川丈士、柳沢亨之が担当しました。

3505とはずがたり:2007/07/11(水) 05:41:29
【参院選2007 富山ニュース】
民主、国民新が支持訴え 郵政労組砺波で大会 立候補予定者ら出席
2007年7月7日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/toyama/CK2007070702030364.html

 全日本郵政労働組合北陸地方本部の定期地方大会が六日、砺波市のホテルであり、参院選で同本部が推す民主党や同党推薦の無所属、国民新党の立候補予定者らがそれぞれ支持を訴えた。

 民主からは比例代表で再選を目指す現職広野允士氏(64)と富山選挙区で社民からも推薦を受ける無所属新人の森田高氏(39)が出席。

 村井宗明県連代表は「すべてを官から民に移すのは国民のためにならない。私たちは地域にとって大切な郵政事業を皆さんと一緒に守る」と語気を強め、「民主と国民新は(郵政事業を守るという同じ)信念を持っている。綿貫さんは同志」と国民新との連携を強調した。

 一方、国民新は綿貫民輔代表と同党比例代表の新人青山丘氏(66)が出席。綿貫氏は「与党は議会制民主主義を冒涜(ぼうとく)し、政治を間違った方向に変えようとしている」と批判。「郵政の末端のサービスはすでにおろそかになり、地方切り捨ての象徴になりつつある。私たちなら流れを変えられる」と訴えた。

 富山選挙区をめぐっては、民主と社民が森田氏への支援を国民新に求めているが、綿貫氏は「白紙」と繰り返している。

 この日も双方が会場で顔をそろえる場面はなかったが、森田氏を含む同本部推薦候補者五人のポスターを見ながら綿貫氏が「全部当選させていただきますように」と呼び掛ける一幕もあった。

3506とはずがたり:2007/07/11(水) 05:42:50
揺れる1 自民・公明
2007年07月04日 朝日富山
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000260707040001
組織固め着々と
「綿貫票」も気がかり

 6月30日午前9時すぎ。自民現職の野上浩太郎氏は、富山市内での国政報告会で参院選への決意を語っていた。約6時間前の同日午前2時46分に、改正国家公務員法が参院で可決、成立。その場にいた野上氏は午前6時50分羽田発、同7時50分富山着の飛行機で帰ってきた。ほとんど寝ていなかったが、疲れた様子を見せなかったという。

 国会での法案審議がすべて終わった先週末、立候補予定者の動きが本格化した。野上氏は同日と7月1日の2日間で、氷見市、富山市などの約40カ所を回り支持を訴えた。「後援会や支援団体など、要請があるところへは出来るだけ顔を出すよう、びっしりスケジュールを組んでいる」(陣営幹部)。

 野上氏は選挙期間中も、県議や地域の自治会長とともに支援者を訪れたり、企業へあいさつに回ったり、従来通りの票固めに奔走する。

 野上氏は国政選挙に初めて臨んだ01年、「小泉旋風」に乗って約34万票で圧勝した。だが今回は年金問題などで安倍内閣の支持率が低下し、逆風の中、「当然、前回のようにはいかない。厳しい選挙だ」と陣営は見る。

 県内に大きな影響力がある国民新党の綿貫民輔代表は選挙区で特定候補予定者の支持を明らかにしない。05年衆院選で自民の公認候補を抑え、約12万票を得た「綿貫票」はどう動くのかも、気がかりだ。

 富山県は自民の党員の組織率全国一を誇る。だからこそ「自民が負けるわけはないという気の緩みが怖い」(陣営幹部)という。野上氏の後援会事務所には、民主と社民の候補者の得票を合計すると、自民の候補者の得票を上回った04年の参院選結果を分析したチラシが置かれている。支持者らに危機感を持たせ、組織を引き締めるためだ。

 「綿貫票」が他の候補者に流れるのを防ぐ対策も立てた。衆院選で綿貫氏の選対本部長を務めた上田信雅県議を、今回、県西部の総括責任者にあてた。上田県議は「地区を預かる責任者になった。今回は野上さんを支援する」と言いきる。「綿貫さんは、衆院選のように地元をかき乱すようなことはもうしない。言わなくてもわかる」と話す。

 さらに、県内に約5万票を持つとされる公明からは推薦を得た。

 「選挙に変わった戦略や戦術はない」。県連の中川忠昭・政調会長は言う。「支援者に頼むしかない。その積み重ねが結果に出るんです」

  ◇  ◇  ◇
 12日に公示、29日に投開票される参院選。「年金」や「政治とカネ」の問題などが浮かび上がる中、各党は選挙戦をどう戦い、どう有権者に呼びかけるのか。各陣営の動きを追う。

3507とはずがたり:2007/07/11(水) 05:43:32
揺れる2 民主・社民
2007年07月05日 朝日富山
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000260707050001
「共闘」は組織が個別に
保守票掘り起こしに力

 国会で民主党と同じ会派に属する田中真紀子衆院議員の講演が終わり、民主党の広野允士参院議員と、社民党の又市征治幹事長の代理として湊谷道夫県議が登壇した。6月24日、射水市での「森田たかしを励ます集い」。広野氏と又市氏は今回、参院選比例区に立候補する。湊谷県議は「(森田さん、広野さん、又市さん)3人4脚で勝利を目指したい」と、共闘態勢をアピールした。その様子を聞いた、ある民主党県連幹部は「何を言っているんだ」と鼻で笑った。

 民主、社民の両党は「野党共闘」をかかげ、無所属の統一候補として森田高氏を擁立。森田陣営には、両党の県議らが名前を連ね、街頭演説や集会で肩を並べる。医師として、医療や介護の問題を訴える森田氏に「いい候補者。演説もうまくなってきた」と陣営幹部は目を細める。

 比例区は、広野氏のほかに連合傘下の各労組出身の候補を抱える民主と、又市氏の再選に全力をそそぐ社民。森田氏への支援は、それぞれの組織が個別に行っている。

 もともと民主内部には公認候補を望む声が少なくなかった。04年参院選では民主現職に対し、社民が現職県議を擁立。野党側の共倒れに終わった。「1本の矢にはなれない」という声もあがる。

 護憲を訴える社民に、民主は憲法改正自体は否定しないなど、大きな政策的違いもある。「党の政策ビラも使えない。訴える分野が限られる」「無所属候補では、年金問題の追い風が受け止められないのではないか」。民主幹部からはそんな不安がもれる。

   ■   ■ 
 「私ども国民新党も志を同じくする者として、死力を尽くして戦って参りたいと思います」。6月中旬の森田氏の事務所開きで、1通の祝電が読み上げられた。送り主は国民新党副幹事長の糸川正晃衆院議員。同党の綿貫民輔代表の名前はなかったが、陣営幹部は「(綿貫さんは)少なくとも、後ろ向きでないということ」とほほえんだ。

   ■   ■
 01年参院選で、民主は社民、自由の両党とともに、当時の連合富山事務局長を推薦したが、完敗した。今回、保守票の掘り起こしに力を入れる。そのためには国民新党の協力が必要だ。

 「推薦なり、支持なり(綿貫氏の)錦の御旗があれば、保守層の心がゆれる」。民主は再三、党本部に綿貫氏とのトップ会談で応援の約束を取り付けてほしいと要請。だが公示間近になっても、綿貫氏は態度を明らかにしない。

 ある陣営幹部は「こちらからは、綿貫さんに頑張っている様子を伝えるだけ。どう動くかは向こうの判断」と話す。

3508とはずがたり:2007/07/11(水) 05:44:22
揺れる3 国民新党
2007年07月06日 朝日富山
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000260707060001
選挙区さまよう郵政票
「以心伝心」と綿貫氏

 自民党県連の職種ごとの党員数をまとめた05年度の「職域支部党員数調」。「大樹呉西」の欄は「0」、「大樹の会呉東」は「103」。それぞれ04年度は「836」と「998」だった。

 「大樹呉西」「大樹の会呉東」はともに、全国特定郵便局長会OBらでつくる政治団体「大樹」の県レベルの組織だ。かつては自民党の有力な支援組織だったが、05年の郵政解散、総選挙を機に全国的に党員離れが進んだ。県内も同様で、06年12月31日現在の党員は100人だけになった。

   ◆   ◆   

 「郵政民営化に反対した。その恩義は忘れません」。自民党を離れた大樹呉西の本部長・上野徹さん(67)は言う。

 民営化は10月から始まる。集配局が再編され、無集配局の郵便局が増えれば、田舎の地域社会は崩壊するとの心配は今も残る。民営化は国民負担を強いることを、ぎりぎりまで主張したい。それを代弁してくれるのは、郵政民営化の見直しを公約に掲げる国民新党だと思っている。

 上野さんは、参院選でも国民新党を支援したい。同党代表の綿貫民輔衆院議員は6月10日、高岡市での講演で「比例は国民新党を」と呼びかけたが、選挙区は「以心伝心で投票に反映して頂ければありがたい」。

 選挙区はどうすればいいのか。悩むものの、党の代表である綿貫氏は全体のことを考える立場だと思う。「政治の世界の微妙な駆け引きもあるのだろう。うかつに地元のことに触れられないのも仕方ない」と考える。

   ◆   ◆   

 「国民新党がキャスチングボートを握ったら、今の自民党の暴走にブレーキをかけられる」

 6月27日夕方、綿貫氏の地元・南砺市井波。国民新党が全国を回って支援を求める横断リレーマラソンで、党公認の比例候補予定者が瑞泉寺へと続く石畳近くの広場に立ち、訴えた。

 綿貫氏の姿はない。それでも約100人が集まり、耳を傾けた。立ち止まる人が見られなかった同日の昼の富山市中心街とは大違いだ。

 「どれだけ来てくれるかと思ったけど、けっこう集まった」と綿貫氏の井波後援会長の山本秀夫さん(80)は言った。綿貫氏の秘書も「やっぱり井波」とつぶやいた。

 国民新党の県内組織は「県支部」と「衆院第3選挙区支部」の二つあり、党員は綿貫氏の後援会員らを中心に約7千人いる。その組織力は堅強だ。綿貫氏が選挙区での態度を鮮明にしなければ、どうなるのか。後援会幹部はいう。「比例区は国民新党を書き、選挙区は『以心伝心』という言葉を、それぞれが考えることでしょう」

3509とはずがたり:2007/07/11(水) 05:45:07
国民新党めぐり神経戦 参院選富山選挙区
2007年07月08日
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20070708/5834.html

 参院選富山選挙区は12日の公示に向けた秒読みが進む中、綿貫民輔代表率いる国民新党の動向をめぐる神経戦の要素も色濃くなってきた。7日には県東部で同党初の支部「婦中支部」が設立され、前日には砺波市内で開かれた民主支援労組の大会で無所属新人候補の支援をにおわす綿貫氏の発言が「リップサービス」「事実上の支援表明」と憶測を呼んだ。綿貫氏が地盤とする県西部への影響力は依然大きいとされ、関係者は同氏の言動に神経をとがらせる。

 富山選挙区は自民党現職の野上浩太郎氏(40)=富山市堀川町=、共産党新人の泉野和之氏(50)=立山町野沢=、民主、社民両党推薦の無所属新人、森田高氏(39)=富山市吉作=の三氏が出馬を表明。うち、自民支持層への影響を懸念する野上氏陣営と、国民新との共闘を目指す森田氏陣営が綿貫氏の動向を注視する。

 国民新は、十七年の衆院選比例代表で県内では自民、民主に次ぐ十一万千百三票を獲得。加えて両陣営の念頭にあるのが、十六年の参院選富山選挙区の結果。自民は衆院富山1区、2区に当たる県東部の合計得票で民主候補と接戦を演じ、自民候補の地元である県西部の富山3区のリードで逃げ切った。その3区は今回も自民支持で固まることができるのか、年金記録不備問題などで自民が逆風にさらされているだけに、両陣営幹部とも綿貫氏の動向が「勝敗の鍵」の一つとみる。

 綿貫氏の地元、南砺、砺波両市には、自民党員にも熱心な綿貫氏支持者が多く、自民第3区選対幹部は「党を強調するとかえって反発を受ける」と、両地域での企業回りなどは抑え気味だ。公示後の個人演説会も地元弁士を中心にするなど、地域事情を考慮した戦略を描く。

 国民新との共闘を目指す森田氏陣営は、民主党本部を通じて綿貫氏へ働き掛けている。六日の全日本郵政労働組合北陸地方本部の定期大会では、民主関係者が会場を去った後に参列した綿貫氏が、会場に張られたポスターを見やり「全員の当選を」と述べた。森田氏のポスターもあり、「実質的な支援表明」との声が上がる一方、国民新党代表代行の亀井静香氏(広島)や幹事長の亀井久興氏(島根)がそれぞれの地元で民主との共闘態勢を築く中、党代表として同一歩調を示すため、党内事情を考慮した発言との見方もささやかれた。国民新党婦中支部長に就いた中川尚孝氏は「今の自民に不満を持つ保守層が増えている」と〝自民王国〟とされた県内の現状を指摘する。中川氏は自民の旧婦中町議。旧町内にも保守層の新たな政治的受け皿が必要と感じ、参院選が一つのタイミングとみて支部設立を綿貫氏に申し出た。

 国民新党は現在県内に県支部(高岡市昭和町)と第三選挙区支部(同)があり、いずれも支部長は綿貫氏。婦中支部は、綿貫氏の支持基盤がベースの既存支部と異なり、初めて地元の自発的な動きで設立された。

 自民、民主のこうしたせめぎ合いを共産の泉野氏陣営幹部は「憲法九条の問題一つを取っても国民新は自民と違いがない。多くの国民が気付き始めている」と指摘する。

 国民新党をめぐる攻防は、次の衆院選富山3区の戦いにも影響があるとみられ、県政界の勢力図を見据えた戦いにもなっている。

3510とはずがたり:2007/07/11(水) 05:49:31

>>3495
公明に触手を伸ばしましたか。当選後の松下を伴っての自民入りは濃厚って事ですかねぇ?これで小斉平の得票が減って寧ろ外山の勝機が強まったのではないでしょうかね??

>>3498
おお,二階席さんは北海道っすか?てっきり和歌山かと思ってましたが,俊博とは無関係なんですね〜。
国民新ではなく自民の伊達っすよね?
>>3495みたいに大地が比例を立てないのは裏で比例は公明もありという戦略かとも思いましたが,>>3502-3503辺りによるとあんな息子がいても一応不承不承公明は伊達を応援するようですね。。内実はどうなんでしょう。か。

>>3499
輿論調査するといつも民主の候補へ投票するというのが低めに出る事が多いですのでそれ程悲観する程の事でもないのやもしれません。

>>3500
やっとっすね。>>3504-3509にちょいと前の記事。
> 「個人的には応援しているよ」。ほろ酔いで上機嫌の国民新党代表、綿貫民輔(80)がにこやかに言うと、国会議員、大学も後輩にあたる自民の参院議員野上浩太郎は、ひたすらかしこまっていた。
> 2006年2月中旬、富山市桜木町の飲食店で開かれた、綿貫ら慶応大学OBの宴席に、同じくOBの野上が呼び出された。綿貫は前年の衆院選で、46年間在籍した自民を離党したばかり。参院選まで1年半あったが、綿貫は野上にこう言っていたという。
此処迄個人的には伝えちゃってるとなかなか野党の支援は難しかったか。
国民新党の党首をしてこれだから平沼や野呂田に野党候補支援を表明させるのは難しいですなぁ。。

3511二階席:2007/07/11(水) 07:27:17
>>3510おお,二階席さんは北海道っすか?

ちゃいますよ。北海道は旅行で立ち寄りました。

>>3510国民新ではなく自民の伊達っすよね?

そうですそうです。ほーら、杉山氏に指摘したそばから自分で間違えた。
しかも声の小さい国民新党の方は伊東秀子さん(元弁護士で社民?)
でした。あーあ、エラーだエラー。

3512やおよろず@拉致:2007/07/11(水) 07:59:41
>>3510
水面下で長峯と公明の協力があれば、外山は3位以下に転落すると思うんですが

3513名無しさん:2007/07/11(水) 10:35:12
宮崎は東がぐんぐん伸びて当選最有力よ
なぜかマスコミは有力候補にすら挙げてないところが多いが
知事選といいマスコミは宮崎にまともな取材体制を取ってるのかね

3514名無しさん:2007/07/11(水) 13:15:04
論談記事だけど


記  者  倶  楽  部

平成19年07月11日

 参院選の最大関心事は与野党の逆転があるのかないのか、自民は大敗するのかどうかだが、いわゆるプロは、もう一つの “敗け” に注目している。

「 自民対民主の闘いで陰に隠れているが、公明党の負けも大いにある。 へたをすると二桁を割る可能性すらある。 いま、引き締めに躍起になっているが、13議席はまず無理。 ということは、自公共倒れ、民主の大勝利か 」 (国会担当記者)
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/index.html

3515とはずがたり:2007/07/11(水) 16:26:07
川上優勢!

街頭戦術、民主に勢い 直前情勢'07/7/11
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/07/News/En07071101.html

 民主党新人の川上義博が、年金問題などの逆風を受ける自民党現職の常田享詳を、やや上回る勢いで公示日を迎える。

 川上は「組織戦では勝てない」と、統一地方選終了後から連日二十―三十カ所で街頭演説を繰り返してきた。党や支援団体の連合鳥取、部落解放同盟や「川上党」と呼ばれる後援会とは別行動をとる。住宅街などで握手作戦も繰り広げ、前哨戦から本番さながらの活動を展開。「農政を語る会」なども開き、常田を推す農協の切り崩しにもかかる。

 常田陣営は、複数の幹部が「党の調査ではやや劣勢だ」と打ち明ける。国会開会中は有権者との接触が少なく、川上の地盤である県西部で苦戦している。二年前の衆院選で川上を破った赤沢亮正衆院議員(鳥取2区)が自身の選挙のように奮闘。県連会長の石破茂元防衛庁長官(鳥取1区)は県外への応援を原則辞退し、巻き返しに本腰を入れる。

 共産党新人の市谷尚三は、戦争で父を失った体験、改憲反対や格差是正などを訴え、有権者の心をつかむ作戦だ。(土井誠一)

国民新が急迫、混戦 直前情勢'07/7/11
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/07/News/En07071102.html

 組織力で勝る自民党現職の景山俊太郎がリードを保つが、国民新党新人の亀井亜紀子が推薦を受ける民主党などの支持層に浸透し始めて急追。混戦模様となっている。

 景山陣営は、党の調査で「亀井急追」の情勢が伝わった六月下旬から一気に緊迫感を高めた。「『まさかの坂』にかかってきた。もう差はないかもしれない」。自民県連の浅野俊雄幹事長は集会などで繰り返し危機感をあおる。自民県議が各選挙区で街頭演説に立つなど、近年の国政選挙では異例の総力戦で前哨戦の追い込みをかける。建設業界など党の集票を担ってきた組織の動きも、勝敗に影響しそうだ。

 亀井は、連合島根の三十七産別のうち、二十一から推薦状が届くなど労組支持をまとめつつある。特定郵便局長OBらでつくる大樹全国会議県本部の推薦も得た。立候補表明からまだ約一カ月だが、景山陣営に対抗できる足場を築きつつある。女性支持者の勝手連も結成され、草の根の広がりも狙う。社民党も含めた「野党共闘」が機能し、年金問題などを追い風にできるかが、焦点となる。

 共産党新人の後藤勝彦は党の支持層を固め、年金問題や増税阻止などを訴えて無党派層の取り込みも狙う。(城戸収)

自民現職に民主「総力戦」 直前情勢'07/7/11
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/07/News/En07071104.html

 知名度と経験を持つ自民党参院幹事長の現職片山虎之助を、民主党新人の姫井由美子が追う。これに共産党新人の植本完治が絡む。

 片山は国会閉会後、県北部を中心に街頭演説や集会を展開。「逆風の中での戦い」と位置付け、年金問題での政府の対応説明に時間を費やす。各地に張り巡らせた連絡事務所では、県選出国会議員や県議らが組織の引き締めを図っている。

 姫井は労組票固めを急ぐ一方、「与野党逆転で政治が変わる」と岡山、倉敷市を中心に無党派層への働き掛けも強める。今月に入って小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長が相次いで来援するなど、党として「総力戦」も印象づけている。

 植本は、改憲や定率減税廃止などへの批判を軸に訴えを展開。「改憲問題では自民も民主も違いがない」と主張し、存在感をアピールする。

 維新政党・新風新人の北川誠は自主憲法制定や道徳教育の充実など党の政策を強調。無所属新人の林福治は護憲を訴える。(加納優)

3516とはずがたり:2007/07/11(水) 16:45:42
三浦の東京選挙区の読みと同じようにあてにはならないだろうが。

安倍自民“橋本型”大敗…中村慶一郎氏“最後の予測”
ttp://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071103.html
「44議席がいいところ“宇野型”にならないだけマシ」

夕刊フジの当落予想記事に目をこらす中村氏(クリックで拡大)

 12日に公示される参院選で、国民新党公認で東京選挙区(改選5)から出馬する政治評論家、中村慶一郎氏(73)。古くは三木武夫元首相の秘書官を務めるなど、長年にわたり政治を見つめてきた目には、苦戦はまぬがれない自身の勝算はどう映っているのか。公示直前の10日、中村氏が評論家“最後の仕事”として、全国の選挙区情勢も含め徹底予測した。

 「今回は1998年の“橋本型”になる。つまり、自民は(当時の獲得議席である)44議席がいいところで、公明の13議席を合わせても与党過半数に届かない。89年の“宇野型”(36議席)にならないだけマシだ」

 中村氏は開口一番、「与党過半数割れ」と断言した。

 元読売新聞政治部記者で、三木元首相の秘書官、森喜朗内閣参与という経歴を持ち、その政局観には定評があっただけに、今回の出馬には「なぜ」の声がつきまとう。さらに当初、比例代表候補として発表されたが、急遽(きゅうきょ)、全国最激戦区ともいえる東京選挙区に変更。その理由をこう語る。

 「そもそも政界のイジメに堂々と対抗する心意気にほれ、昨年、国民新党に入党した。焦点を絞って本気で闘うには、東京選挙区こそ最高の戦場。比例の“その他大勢”は自分に合わない」

 自身の当落について水を向けると、10日発行の本紙予想を見ながら「私に印がついてないじゃない。私の実力を甘く見ちゃいかんよ」と笑顔でチクリ。「自民、民主とも2議席は無理。各1議席プラス公明で残り2議席。この争いは面白いよ」と自信ありげな表情をみせた。

 肝心の当落については明言しなかったものの、「川田さんの動きはどう?」と逆取材をかけるあたり、無所属新人の川田龍平氏(31)をライバルとみているのか。

 一方、全国の選挙区情勢だが、まず与野党の勝敗を決する29ある1人区については、「すべて小泉・安倍が置き去りにしてきた地方ばかり。小沢はそこをめがけて農業助成などのタマを投げ続けてきた」と分析し、「四国4県、福岡を除く九州全県は全滅でほかも厳しい。竹下・青木が築いた自民の牙城、島根ですら危ない。安泰なのは北陸3県(富山・石川・福井)だけ」。

 複数人区についても、「保守王国群馬で22日に行われる県知事選で自民推薦候補が敗れれば、自民崩壊の余波が大都市圏にも波及する」と見る。

 与野党の獲得議席数にもよるが、国民新党は参院選後のキャスチングボートを担う可能性があるといわれる。そのとき、議員として中村氏の名前はあるだろうか。

ZAKZAK 2007/07/11

3517やおよろず@予想:2007/07/11(水) 19:43:41
<1人区> 惜敗率ベース

民主系:■→岩手
民主系:●→三重・滋賀・奈良・沖縄
民主系:▲→山形・栃木・山梨・徳島・熊本・長崎・鹿児島
民主系:★→富山・石川・鳥取・島根・香川・高知・愛媛・佐賀
自民系:☆→秋田・岡山・大分
自民系:△→青森・福井・(宮崎=長峯)
自民系:○→和歌山・山口
自民系:◎→群馬

自民系:8(9)・民主系20


<複数区>

北海道:民自    静岡県:民自
宮城県:民自    愛知県:自民民
福島県:民自    岐阜県:自民
茨城県:自民    京都府:民共
新潟県:民民    大阪府:公民共
長野県:民自    兵庫県:民自
千葉県:民自民   広島県:民自
埼玉県:自民民   福岡県:民自
東京都:公民民自共
神奈川:自民公

自民15・民主23・公明3・共産3

<比例>

自民:13・民主:19・公明:8・共産:4・社民:2・日本:1・ 国民:1

自民36(37)・民主62・公明11・共産7・社民2・日本1・国民1

3518やおよろず:2007/07/11(水) 19:46:01
>>3516
徳島に三木系の人脈を持ってたりしないんですかね?

3519とはずがたり:2007/07/11(水) 21:44:11
>>3511
しっけい,寧ろ関西っすかね??
旅行で北海道いいっすね〜。

>>3512
外山には無党派と労組票と民主支持票が或る程度いくでしょから惨敗とはならないと思うんですけどどうでしょう?

>>3513
宮崎の方でしょうか?東が伸びてますか?県外にいるせいかあまりそういう実感はないですけど…。

>>3518
どうなんでしょうかね?国民新党から出てる時点で三木系とは接点が無くなってるのかも・・。

3520やおよろず:2007/07/11(水) 22:14:54
>>3519
中間情勢で2位を取ることが重要だと思いますね、宮崎の場合
2位の候補に反自民票が集中すると思いますから
2位をとったものが、1週間の票の動きで、本番で逆転すると見ています。

3521やおよろず:2007/07/12(木) 06:35:18
参院選きょう公示、国民新・大物続々青森入り
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/07/20070712t71027.htm

 参院選で国民新党は、元衆院議員で青森県津軽地域を地盤とする比例代表候補予定者の津島恭一氏(53)のてこ入れに懸命だ。
 公示前から党の大物議員が県内に応援に入り、支持を呼び掛ける。
 特定郵便局長OBらの政治団体「大樹」の動きも活発になっている。

 「地方が大変なんだと叫ぶことが日本を変える第一歩。政治に対する信頼が揺らいでおり、安倍晋三政権の政治に優しさはない」

 6月28日に行われた弘前市の事務所開きで、津島氏は声を張り上げた。
 2005年国会で郵政民営化関連法案に反対して自民党を離れ、直後の衆院選で落選。
 国政復帰への意欲は並々ならぬものがある。

 集まった約300人の中には、大樹の関係者が目立った。
 県内では大樹による後援会づくりが進んでおり、大樹青森県本部の岸智文本部長は「郵便局がなくなって困るという声は強く、勝算はある」と強調する。

 2月に行われた津島氏の新春を祝う会に綿貫民輔代表が出席しあいさつしたのをはじめ、亀井静香代表代行、亀井久興幹事長らも青森を訪れ、支持を訴えている。

 津島氏は「国民新党の(名前の)浸透度に不安は残るが、党勢拡大よりも自分の選挙という意識で進める」ときっぱり。
 青森県内だけで「20万票近く集めたい」と言う。

 秋田県からの支援もある。
 党秋田県支部は10日の常任委員会で、比例代表は津島氏を中心に支援することを決めた。
 県北、県中央に力点を置き、集会や電話作戦を展開する予定。
 国会で国民新党と同じ会派を組む元農相の野呂田芳成衆院議員(秋田2区)の支持者の動向も注目される。

 党本部が青森選挙区(改選数一)に立候補する民主党新人の平山幸司氏(37)の推薦を決めたことに、津島氏は「互いに協力できるかどうか、よく分からない」と語り戸惑いを見せる。
 国民新党は「自民よりも自民らしい性格の政党」(関係者)で、民主党にアレルギーを持つ支持者は少なくないからだ。

 民主党青森県連の今博幹事長は「国民新党から選挙区は平山、比例代表は津島で、と求められているが、民主も比例代表は組織候補がいるので、どれだけ(国民新党に)回るのかは分からない」と言葉を濁した。

2007年07月12日木曜日

3522とはずがたり:2007/07/12(木) 11:32:56
ポスター貼り報告:
午前11時前。茨城県つくば市妻木集落…ポスターは未だ自民と共産のみ。

>>3520
それはありそうですけど,公明に食い込むだけで長峯其処迄滲透しますかね?
結構公明って他党派を支援する場合最後の一週間に雪崩れ込む印象が強いんですけど。その方が高く売れて。

>>3521
野呂田も比例は津島ぐらいするんですかねぇ?

3523とはずがたり:2007/07/12(木) 11:44:43
ポイントは同じ日だって事のようです。

2007 年 07 月 11 日 18:06 現在
国民新党、森田氏を推薦
http://www2.knb.ne.jp/news/20070711_12103.htm

 12日公示される参議院選挙で、国民新党は富山選挙区に無所属で立候補する予定の新人、森田高さんを推薦することを決め先ほど午後5時半過ぎに発表しました。
 国民新党の綿貫民輔代表は参院選富山選挙区に民主・社民の推薦を受けて無所属で立候補する予定の新人、森田高さんを国民新党も推薦することを先ほど発表しました。
 国民新党は民主・社民からこれまでも再三推薦を要請されていましたが、綿貫代表は地元支援者に自民党員が多いことに配慮して、情勢を見極めたいと態度を明らかにしていませんでした。
 しかし、10日夜民主党の小沢一郎代表から改めて推薦要請を受け、綿貫代表は反自民の立場で共闘する方針を固め、森田さんの推薦を決めました。

 綿貫代表は、推薦を決めた理由について森田さんが地方重視と郵政民営化の見直しを訴えていることなどを挙げています。
 地元後援会の幹部には10日夜、推薦の方針を伝えていて、様々な反応があったということです。
 定数1の富山選挙区には森田さんのほか自民党現職で公明党が推薦する野上浩太郎さんと共産党新人の泉野和之さんが立候補を予定しています。

南砺市の「綿貫党」が動く、選挙区は野上氏支援  富山TUT
http://www.tulip-tv.co.jp/ref/index.php?module=Ref&amp;action=ShowNewsDetail&amp;eno=2973&amp;pm=pc

 参議院選挙の公示が目前となった10日、南砺市の「綿貫党」が動きました。参院選富山選挙区では、民主・社民両党推薦の新人・森田高氏について、綿貫民輔氏が代表を務める国民新党の対応が注目されていますが、10日、綿貫氏の南砺市後援会の幹部が集まり、選挙区では自民党公認の現職・野上浩太郎氏を支援することで一致しました。

 富山選挙区では、無所属新人で民主・社民の推薦を受ける森田氏の陣営が、国民新党の推薦を求めていますが、綿貫氏はまだ態度を明らかにしていません。しかし、地元の南砺市後援会が野上氏支持を決めたことで、国民新党としての対応が決まる前に、地元の「綿貫党」が動き出したことになります。比例区については、国民新党の支持拡大にむけ、結束して運動することを申し合わせました。

 一方、10日、森田氏の選挙事務所に激励に訪れた民主党の小沢一郎代表は、富山選挙区でも国民新党の協力をとりつけたい考えに、変わりがないことを強調し「東京で(綿貫氏と)じっくり話してみたい」と述べました。県西部に強い影響力を持つ綿貫氏だけに、後援会の票が自民に流れるのをなんとしても食い止めたいというのが、偽らざるところといえそうです。

 12日公示、29日投票の参院選・富山選挙区は、自民党・現職の野上浩太郎氏に、無所属・新人の森田高氏と共産党・新人の泉野和之氏が挑む構図となっています。

3524とはずがたり:2007/07/12(木) 11:45:59

結局殆どの選挙区で推薦が決まったんでしたっけ?

2007/07/11-16:05 参院兵庫で鴻池氏推薦=公明
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2007071100697

 公明党は11日の持ち回り中央幹事会で、参院選兵庫選挙区で自民党公認の現職、鴻池祥肇氏の推薦を決めた。これにより公明党推薦の自民党公認候補は計39人となった。

3525とはずがたり:2007/07/12(木) 11:47:34
民主,二議席採りに来る体制に。

多原氏、当選後の会派入り明言 民主が応援「全面解禁」 参院選(07/12 09:55)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/san-in2007/37443.html

 民主党北海道は十一日、参院選道選挙区(改選数二)に同党などの推薦を受けて出馬する無所属新人の多原香里氏(34)=新党大地副代表=に対する党所属道議の応援演説を「全面解禁」することを決め、道内の各総支部に文書で伝えた。多原氏が当選後の民主党会派入りを明言したことなどを受け、新たな支援強化策を打ち出した。

 民主党はこれまで、新党大地代表の鈴木宗男衆院議員の地盤である道7区(釧路、根室管内)、11区(十勝管内)、12区(網走、宗谷管内)に限って、各級議員による多原氏への支援活動を容認。そのほかの地域では、国会議員と新党大地の推薦を受けた道議、市町村議以外は応援演説などを行わないよう、活動を制限してきた。

 文書では「多原選対から応援弁士の要請があった場合、道議と党の機関役員はできる限りこれに応えること」とし、道議全員の応援演説を認めることを明文化した。

3526とはずがたり:2007/07/12(木) 12:35:47
>その後も持論を展開し続ける首相は質疑者がさえぎろうとすると、「ちょっと黙ってて。これはニュース性がある。国民はあなたより、私の話を聞きたいと思う」とムキになってしゃべり続けた。
安倍はバカちゃう?何様やねん。

安倍興奮多弁上滑り…7党首討論会で集中砲火
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071118.html

 参院選の公示を12日に控え、東京都内で11日午後、主要7政党の党首討論会(日本記者クラブ主催)が行われた。質疑応答では年金問題や赤城徳彦農水相の事務所費問題などについて安倍晋三首相が集中砲火を受けたが、首相は逆にここぞとばかりに持論をしゃべり続け、司会者に「もう時間が過ぎてますよ」と注意されるほどだった。

 各党首が持ち時間6分で、相手を指名しての質疑応答。まず、民主党の小沢一郎代表が年金問題について「(首相は)まだまだ国民の立場に立って対策をしていない。なぜ年金の加入通知を今ではなく、来年送るのか」と切り込んだ。

 これに対し首相は「打てる手段、政策はすべて打っている。小沢さんからも私たちの対策について具体的なお話は1つだけしかなかった」とチクリ。その後も政府の年金対策を延々と述べた。途中、司会者に「持ち時間が過ぎていますよ」と注意されたが、「簡潔に答えたいが、一度にたくさん質問されたので回答したい」と、さらに語り続ける始末。

 新党日本の田中康夫代表への答弁中も、田中氏が「それは違う」と口をはさもうとすると、「私はあなたが話しているときには口を出さない。私の話を聞いていてください。いいですね」とさえぎり、持論を展開。田中氏は「6分のうち4分は総理にお話しいただきました。光栄です」と皮肉った。

 最後に質問の順番が回ってきた首相は、小沢氏に矛先を向け「年金に対する民主党の案は間違っている」、「経済成長の案を示していない」、「財政のプライマリーバランスについて具体的に示していない」などと、質問というより猛批判を繰り返した。

 第2部では、各党首に対して、同記者クラブの代表から質問が行われたが、目立ったのは冷静さを失った首相のヒートアップぶり。

 赤城氏の事務所費問題について「(領収書などを)自主的に示せば、すむ話。なぜ説明できないのか」とただされると、「ルールは前もってみんなで決めてるから」とかわし、赤城氏擁護に終始。

 この問題を受け、自民党が内規で政治資金管理団体に資金の窓口を一本化する事を検討していることについて、質問者から「(先の国会で成立した)改正政治資金規正法では足りなかったことを認めるのか」と責め立てられると、「全く違う。批判のための批判だ」と顔を紅潮させて反論した。

 その後もまるで暴走列車のごとく持論を展開し続ける首相は質疑者がさえぎろうとすると、「ちょっと黙ってて。これはニュース性がある。国民はあなたより、私の話を聞きたいと思う」とムキになってしゃべり続けた。

ZAKZAK 2007/07/11

3527とはずがたり:2007/07/12(木) 17:40:46
ありったけ不協和音を挙げてみた記事ですなぁ。産経だから虎の引き締め策か?でも此読むと片山優勢の調査結果が多い中いやがおうにも期待度高まりますな〜。

【2007参院選】怨念渦巻く岡山 「姫のトラ退治」
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070712/skk070712005.htm

郵政総選挙から2年、色濃く残るつめ跡

 自民党が歴史的大勝を記録した郵政総選挙から2年。「郵政民営化に賛成か、反対か」の対立軸が、12日公示された参院選の選挙区にもつめ跡を残している。象徴的なのは、参院自民党のドン、片山虎之助参院幹事長(71)に民主新人の姫井由美子氏(48)が挑む岡山選挙区。片山陣営は、民営化に反対し自民を離党した平沼赳夫衆院議員(岡山3区)の陣営に協力を求める。が、離党後の仕打ちに“怨念(おんねん)”を募らせる平沼陣営には、姫井氏支援に走る動きも。生身の「感情」が交錯しながら、参院選が始まる。

復党への思い交錯…どう動く平沼陣営

 「平沼代議士は『鈴木さん、姫井さんに頼まれたら(演説に)行ってやってくれ。おれは“トラ”が嫌いだ』とはっきり言いました」

 公示を目前に控えた9日、平沼氏の地元、岡山県津山市内で、新党大地の鈴木宗男衆院議員が声を張り上げた。傍らには姫井氏の等身大パネル。拳をふりながら、200人を超す聴衆にムネオ節で語りかけた。

 平沼後援会幹部は「(鈴木氏の言う平沼発言は)ありえない」と即座に否定。だが、鈴木氏に津山市内での演説を打診したという平沼氏の支援者はご満悦だ。「宗男さんが平沼先生の本当の気持ちを代弁してくれた。平沼先生にひどい扱いをした自民や『トラ』に、おれは絶対に投票せん」

 「平沼陣営は片山のために動くのか」。岡山の参院選関係者は神経をとがらせる。

 平沼陣営はこれまで、参院選では片山氏の集票に協力してきた経緯がある。平沼氏自身は6月3日、同市内で開かれた後援会幹部の会合で「片山氏を応援するのは当然。絶大な支援をお願いする」と述べた。が、この発言を額面通りに受け止める向きは少なく、「大人の対応でしょ」(関係者)がもっぱらだ。



 平沼氏は平成17年、郵政民営化法案に反対票を投じて離党し、衆院選では無所属で出馬。その際、自民党執行部から阿部俊子衆院議員を対立候補として送り込まれた。

 さらに脳梗塞(こうそく)で闘病生活を送っていた時期に、岡山3区内のいたるところに、比例で復活当選した阿部氏と片山氏が笑顔で並ぶポスターが張り出された。「えげつないことだ」。平沼氏の後援会関係者は吐き捨てる。

 平沼後援会の土居通明幹事長は6月1日、片山氏の集会で、片山氏と握手せずにまっすぐ演壇に向かった。「平沼−片山の不協和音」を示す光景だったが、土居氏は「私は議員バッジをつけていないから、握手をしたら失礼と思った。会釈をした」と釈明した。しかし、平沼支援者は「よくやった」。片山支援者は「侮辱的な行為」。

 片山陣営は表面上、「平沼先生は信念を貫く政治家。その先生が片山支援を明言されたのだから、間違いない」(片山氏秘書)と静観の姿勢だ。しかし、ある後援会幹部は「開票したとき、3区でどれだけ得票しているかを見なければ」と不信感を募らせる。



 「姫のトラ退治」。姫井氏のもとには、鈴木氏のほか、国民新党の亀井静香衆院議員らが続々と応援に駆けつけ、そう連呼する。民主党の小沢一郎代表は公示日の第一声の場に、平沼氏のおひざ元の一つ、岡山県新庄村を選んだ。片山氏という大物に挑むこの選挙区を、いかに重視しているかが伝わってくる。

 知名度で圧倒的に後れを取る姫井氏は、「姫のトラ退治」のキャッチコピーを多用することで、片山氏の知名度に乗り、自らの名前を県内に浸透させる作戦だ。

 年金問題などの追い風に加え、姫井陣営は片山、平沼両陣営の“確執”につけこみたい考えだ。姫井選対本部は「平沼票を奪うチャンス」(江田洋一事務局長)と意欲を隠さない。実際、平沼氏の支援者らが作る「姫井由美子を育てる会」が今月初旬、津山市中心部に事務所を開設し、もくろみ通りの動きも出始めている。

 一方で平沼陣営は、参院選後に、片山氏が平沼氏の自民復党に尽力することを期待する。「平沼さんの復党を促進する」。片山氏は8日、津山市内の演説で、平沼陣営に配慮をみせたが、その場にはかつての“刺客”だった阿部氏も応援に駆けつけていた。

 「その瞬間、阿部さんの顔を直視できなかったな」。平沼陣営はニンマリ。“怨念”と“利害”があちこちで交錯する。

3528とはずがたり:2007/07/12(木) 17:49:08
<埼玉県>
高野も農村部では大根を手にしたポスター(都市部ではスーツ)で農政通をアピールなど必死の様だ。

>坂戸、鶴ヶ島両市で25人の歯科医が民主党を支持していると明かした。
凄いね。

≪4≫ 農業票 自民の牙城 各党食指(2007年7月10日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/056/5.htm

 6月24日、坂戸市内の聖天宮で、プロの俳優4人が麦わら帽子をかぶり、長靴を履いて急ごしらえの舞台に登場した。

 観客は約70人。結婚を控えた娘が「彼が会社を辞めて農業をやってくれると言うけど、父は反対なの」と語る。家業を継ぎたいという話に農家の父は「自民党は農家を切り捨てようとしている」と聞く耳を持たない。最後に「新郎新婦はどうなると思いますか。(参院選で)自民党を選んだら2人は農業をあきらめざるを得ない」とナレーションが入る。

 民主党企画の「全国キャラバン」は、農業票を狙った活動の一つだ。6月には農政に対する気持ちをつかもうと全国の農協(JA)にアンケートを配布。3年前からJA埼玉県中央会の呼びかけに応じ、年1回の勉強会を開いている。

 公明党も農家への接近を図る。県本部の号外ニュースにジーンズと長靴を履いた党公認の高野博師が両手に大根を持つ写真が掲載された。高野は県本部の農業活性化対策本部長としての実績をアピールし、「抜本的な対策を講じなくてはならない」と訴えている。

 農家などを対象とした全国農業者農政運動組織連盟と全国土地改良政治連盟の2団体は、これまで自民党支持で票を取りまとめてきた。

 両団体が推薦した職域候補が2001、04年の参院比例選で獲得した県内合計票はそれぞれ7147票、5198票。自民党の有力支持団体である日本医師連盟の7859票、5461票や全国建設業協会関連の6390票、4556票と比べても見劣りしない。

 自民党の牙城(がじょう)への接近について、公明党県本部の幹部は「自民党の農政はコメだけで、都市近郊の農業を無視してきた。侵出する余地が多い」と言う。県農協政治連盟の吉田力会長は「地元の市議らから『公明党をよろしく』と言われることが多い」と打ち明けた。県東部で稲作を営む兼業農家の男性(80)も「長年の農政でコメ農家には専業で取り組む力も後継者もなくなった」と民主党に期待を寄せる。

 自民党の内部文書によれば、県歯科医師連盟の党員は約1800人。医師連盟などに次いで3番目の規模だ。01年の参院比例選で職域候補が4653票を獲得した。しかし、前回は不正経理事件などで日本歯科医師連盟は比例選に候補擁立を見送った。県の選挙区選でも自民、民主両党候補で支持が割れた。

 県歯科医師連盟の岡野祐三理事長は「04年の選挙で(支持が)分裂したとは思っていない。今回は自民党公認の古川俊治支持でお願いしている」と一枚岩を強調する。その理由を「自民党を支持しないとこちらの訴えを政策に反映させていく足がかりがなくなる不安がある」と説明する。

 6月26日、坂戸市文化会館で行われた古川の後援会設立総会。後援会幹部らが古川の経歴を紹介し、「彼しかいない」と結束を求めた。出席した地元歯科医は3人だけ。いずれも県の連盟支部から求められてのものだった。男性歯科医(56)は「とりあえず出ただけだから、(自民党への)気持ちは動かなかった」と冷ややかだ。さらに、坂戸、鶴ヶ島両市で25人の歯科医が民主党を支持していると明かした。

 関係者の一人は「上田知事は元民主党。自民党に頼まなくても自分たちの要望は聞いてもらえる」と解説する。(敬称略)

3529とはずがたり:2007/07/12(木) 17:52:28
<埼玉県>
いやぁ前から指摘している様に古川の上滑りっぷりは結構逝くと思う。まぁ落選迄はなかなか考えにくいですがひょっとしないかなぁ。。

≪5≫ 業界団体 「集票マシン」 今は昔(2007年7月11日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/056/6.htm

 自民党県連の内部資料によると、各業界団体に所属する党員数は約1万5000人。選挙になると集票力を発揮した「業界」の党員数も下降線をたどり、2005年前後に一般の党員数を下回った。
 「北側一雄さん、冬柴鉄三さんの2人が続けて国土交通相になり、関係ができた。公明党の言うことは聞かないといけない」
 6月25日、さいたま市浦和区内のホテルで開かれた公明党公認の高野博師の会合。招待客の県建設産業団体連合会(県産連)の関根宏会長が「高野さんが落ちたら会長を辞める」とまで言い切ると、大きな拍手がわいた。

 県内の建設会社など約450社、1万5000人超が加盟する県建設業協会の政治活動を担う県建設政治連盟は3月、自民、民主、公明3党の公認4人の推薦を決定した。

 2004年の参院選に続いて3党に推薦を出すことについて、連盟の真下恵司会長の説明はこうだ。「衆院選に小選挙区制が導入され、自民党だけ支援するわけにはいかない」。業界の要望を実現するためには、民主党にも公明党にも「いい顔」をする必要があると言いたげだ。

 その一方で、財政改革などを受けて公共事業そのものが先細りしつつあり、業界内には「国から仕事をもらっていない」という不満が強いという。県産連幹部は「3党へ推薦するということはどこもやらないということだ。いま選挙に力を入れる余裕はない」と明かしてくれた。

 05年夏、小泉純一郎首相(当時)の郵政解散による衆院選をきっかけに自民党とたもとを分かった特定郵便局長OBらによる政治団体「大樹」。県本部の坂本公平本部長は6月10日の自民党県連の議員総会にいた。
 「よくまあ、案内状をよこしたと思う。正直、来る気はなかったけど、近くで用事があったのでついでに来た」
 ピーク時は家族なども含めて県内で6000人を擁した大樹。郵政解散を境として50人程度に減ったという。「自民党のために選挙を一生懸命やらせてもらったけど、その結果がこの有り様」と坂本は吐き捨てるように語る。今回選挙で大樹は国民新党を支援している。
 国民新党の長谷川憲正副幹事長の後援会県支部の細沼徳彦代表は「以前のように選挙を一生懸命やる気持ちにならない。国民新党へのなじみが薄いこともあって、会員の多くは“寝てしまう”だろう」とこぼす。10月には郵政民営化を控え、選挙どころではないというのが本音だ。

 〈睡眠第一 野菜や果物は毎食 毎日笑って免疫力を高めよう〉
 5月以降、「健康10か条」と書かれた名刺サイズのカードやポスターが、県内の約3300の医療機関や開業医などに計約120万枚届けられた。カードの裏には自民党公認の古川俊治の名前が書かれている。発案者で県医師会長兼県医師連盟委員長の吉原忠男は「トイレに張ったり、患者さんに渡したり……。1人100票獲得が目標だ」と強気だ。6月21日の「保健医療関連団体合同決起大会」では医師連盟だけでなく、歯科医師連盟など関連10団体にも協力を呼び掛けた。

 さいたま市内のある歯科医院。待合室にも診療室にも古川のポスターは見当たらない。男性歯科医(57)は「どこかその辺に積んであるんじゃないかな」と選挙への関心は薄い。
(敬称略、おわり)
      ◇
 この連載は、伊藤裕、早川悦朗、住友堅一が担当しました。

3530とはずがたり:2007/07/12(木) 17:55:08
石川好氏にはもう一度出て欲しかったなぁ。現行の民主の体制にも批判的なのかも知れぬが

<3>職域代表、揺れる足元 (07.06.15)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/election07/kikaku2/k2_07061501.htm

 「業界や団体の利益ばかりで、国益を考えない職域代表の議員なんかいらない」。作家の石川好さん(60)は一気にまくし立てた。
 政界再編を目指し、1995年の参院選神奈川選挙区に新党さきがけ公認で立候補した。落選したが、98年の参院選でも「選挙に行こう勢(ぜい)」と銘打った草の根運動を展開、市民に投票を呼びかけた。

 「参院改革を人一倍考えてきた」と自負するだけに、現状を憂う言葉が口をつく。「議員の眼力で法案を検討することが求められているのに、今の参院は本来の仕事をしていない」

 自民党は今回の比例選で医師、看護師、運輸、農業など、業界団体から推薦を受けた候補者を擁立する。こうした職域代表は長年、業界と省庁のパイプ役として出身母体の声を代弁してきた。石川さんの批判に、ある団体幹部は反論する。

 「議員が少し声を張り上げるだけで、役所はふつうは出さない資料も出してくる。業界の事情を知らない議員ばかりで国益が計れますか」
     ◇
 だが、業界団体の組織力の低下は著しい。
 2004年の比例選。全国農業協同組合中央会(JA全中)の政治組織「全国農政連」が推薦した元農水官僚は約11万8000票しか取れず落選した。24年前に別の推薦候補が得た票のわずか10分の1だった。
 危機感を抱いた全国農政連は昨年5月、県組織の幹部たちで候補を決める初の予備選を導入した。その結果に、自民党や業界に衝撃が走った。
 〈239票対57票〉
 再選を目指す現職の元農水官僚を、JA全中の元専務理事が大差で破り、元専務理事擁立が決まった。
 「2割も取れないとは……」。結果を聞いた自民党参院幹部は絶句した。
 小泉構造改革による規制緩和で、農産物の市場開放の流れは加速し、農水族は求心力を失いつつある。
 「この難局を乗り切るには、役所に依存していてはだめ。これからは組織の生き残りをかけ、身内から出す」。全国農政連幹事長代理の藤井義晴さん(58)はきっぱりと言う。
 全国農政連が組織内候補の擁立を進める理由がもう一つある。
 政党名か個人名で投票する非拘束名簿式(01年導入)は、政党内での個人名の得票順に当選が決まる。だが、有権者は政党名で投票することが多く、当選のために獲得しなければならない個人票は意外と少なくて済むからだ。
 今回初めて全国の漁協グループも組織内候補を立てる。全国漁業協同組合連合会(全漁連)幹部は「昔なら50万票必要だったが今は15万票でいい。我々の力でやれないことはない」と語る。
     ◇
 組織の弱体化は労組も同じで、民主党の足元も揺らいでいる。
 04年参院選で労組系候補の総得票は173万票。比例選候補19人中8人しか当選しなかった。
 こうした事態を受け、同党は4月、全国約800の農協にJA解体の是非を問うアンケートを行い、自民党の支持基盤である農村票の切り崩しにかかった。
 5月31日夕、東京・永田町の議員会館。民主党の農業政策を担う衆院議員山田正彦さん(65)(比例九州)は、真っ黒に日焼けした初老の男性たちを控室で出迎えた。
 「私の地元長崎の農家の人たちですよ。最近、農業関係者がよく来るので手応えを感じます」。山田さんは満足そうに語った。
     ◇
 弱まる組織票と、いまだにそれに群がる政党。石川さんは指摘する。
 「業界や政党に縛られる議員が参院で多数を占めれば、衆院に対するチェック機能は果たせない。選挙制度の見直しが必要な時期に来ている」

3531とはずがたり:2007/07/12(木) 18:01:03
広島の吉長は公明に食い込んでいるのか?
>「うちには公明支持者の応援もあり、全く影響がないとはいえない」。無所属新人の吉長ゆい氏(48)の陣営は、無党派層へのアピールを軸にした戦略に変更はないとしながらも、警戒感をにじませた。
吉長が伸びると河野にも吉長にも芽が出てくる様な気がする。

公示直前に戸惑う5陣営 参院選広島に福本氏名乗り'07/7/10
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/07/News/En07071002.html

 ▽公明県本部「自公の軸ぶれず」

 参院選広島選挙区(改選数二)に九日、六人目の立候補予定者が名乗りを上げた。六月に公明党を除名された現職の福本潤一氏(58)=比例代表=で、無所属での挑戦となる。「選挙戦にどんな影響が出てくるのか」。公示三日前の突然の参入に、既に事実上の選挙戦を展開している五陣営には戸惑いが広がった。

 公明が比例代表の「中四国ブロック候補」と位置づけ、二〇〇一年に再選された福本氏。広島市南区出身で、党副幹事長の要職も務めた。その現職が立候補を表明したとの情報は、またたく間に五陣営にも伝わった。

 四期目を目指す自民党現職の溝手顕正氏(64)は、十日にも連立を組む公明から推薦を受ける予定だ。選対本部長の岸田文雄衆院議員(広島1区)は「影響はどうなのか、至急分析をしたい」と情報収集を急ぐ構えをみせた。

 「うちには公明支持者の応援もあり、全く影響がないとはいえない」。無所属新人の吉長ゆい氏(48)の陣営は、無党派層へのアピールを軸にした戦略に変更はないとしながらも、警戒感をにじませた。

 福本氏が六年前、県内で獲得した個人名を記した票は十四万票余り。比例代表候補では県内トップだった。ただ、今回は無所属。公明の支持組織である創価学会のような団体のバックアップは期待できない。

 民主党新人の佐藤公治氏(47)の陣営は「情報が不足している。具体的にどう影響が出るかは想像できない」としながらも、「誰が出ても政策を愚直に訴え続けるだけ」とのスタンスだ。無所属新人の河野美代子氏(60)の陣営も「どんな人物かも分からない。これまで通り無党派層に呼び掛けていく」との姿勢をあらためて示した。

 「有権者にどんな政策や主張を訴えかけるのか見ていないので、分からない」。共産党新人の藤本聡志氏(52)の陣営もこう前置きし、党の政策を訴えていくとした。

 一方、中国地方五選挙区では比例代表に絞って参院選に臨む公明。党県本部の田辺直史代表代行は「自公連立の中心軸は変わらない」と強調する。同党は比例の中四国ブロック候補として、別の候補を擁立しており「党を除名された人に票が流れることは考えられないし、皆無と思う」との見解を示した。

3532とはずがたり:2007/07/12(木) 18:08:42
此処迄やっちゃうと学会票はびた一文入らんでしょうな。アンチ学会票もざわざわ福本には入れんでしょうし。却って学会票が引き締まって自民に集まってしまいそうな気配すらあるな。

2007年7月10日(火)「しんぶん赤旗」
「公明党支配を質す」
除名された福本議員
池田創価学会名誉会長に質問状
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-10/2007071015_03_0.html

 公明党を除名された福本潤一参院議員が池田大作創価学会名誉会長に、学会の公明党支配を質(ただ)す質問状を提出。九日、国会内で会見してその内容を明らかにしました。

 質問状で福本氏は、公明党国会議員候補の最終決定権は池田氏にあることや、同氏の政策秘書の葬儀が学会と対立する日蓮正宗で行われたのが公認はずしの理由だとされていることについて真偽を質しています。

 また、池田氏が外国の大学から受けた名誉称号が二百に達したさい、国会議員は半強制的に記念品を贈呈させられたこと、池田氏のために東大名誉教授をとれないかと打診されて断ったことを明らかにし、「名誉称号を集めて誇示するのは恥ずかしいこと」と指摘しています。

 福本氏は参院広島選挙区から無所属で出馬を予定していますが、学会側は二日、広島で会議を開き、秋谷栄之助前会長を最高責任者とする「中国最高会議」を設置。これは「裏切り者福本のせん滅体制」だとする情報が複数の学会幹部から寄せられているといいます。

 福本氏は七日に創価学会本部を訪れて同質問状を提出。学会側は学会施設の警備を担当する警備保障会社社長名で送り返しています。福本氏は今回の参院選で公認を外されて離党を表明したところ、除名処分になりました。

3533名無しさん:2007/07/12(木) 18:18:34
大分

矢野大和が一番演説上手 これは伸びてきそう。
磯崎は悪くないけど矢野には及ばず
松本は棒読み。伸びはないと思われ。

3534いなばやま:2007/07/12(木) 19:49:24
第一声の場所、間違えたんじゃない。さすがKYだな。

参院選、アキバ発で若者照準 安倍首相第一声
7月12日18時8分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000922-san-pol

 ■「美しい国づくりを進める」
 12日の公示で火ぶたを切った「天下分け目」の参院選。年金問題や閣僚の失言で「逆風」に見舞われる安倍晋三首相。対する民主党の小沢一郎代表は与野党逆転できなければ政界引退と「背水の陣」を敷く。自民、民主以外の各党は埋没回避に懸命だ。安倍首相は、日本を代表するITとオタクの街といわれる東京・秋葉原、「選挙は川上(郡部)から」が持論の小沢氏は岡山県の県道沿いから第一声。対照的なスタートを切った2人をルポした。
 安倍首相が第一声の場所に選んだのは、アニメなど「オタク文化」の聖地・秋葉原。午前11時にJR秋葉原駅前のロータリーで始まった街頭演説は異様な人だかりと熱気に包まれた。
 「私は美しい国をつくっていくと宣言してきた。今後も改革を進めていくことができるかどうか、これが争点だ」
 マイクを握った安倍首相の前に広がるのは、IT時代の象徴とも言える真新しいインテリジェントビルと世界有数の電気街。高層ビルの裏側には「マンガ喫茶」や「メード喫茶」の看板が並び、選挙カーの上で演説した首相の背後にある大型ビジョンにもアニメの美少女キャラが映し出され、アキバ特有の異彩を放った。
 「現代ニッポン」を象徴するかのようなこの街で、首相はさらに教育再生や公務員制度改革などの成果を強調。「私は負けるわけにはいかない。どうか力を与えてください」と訴え、約15分間熱弁を振るった。
 しかし、聴衆のほとんどは支持者やサラリーマン。制服姿の警察官やSPも周囲で目を光らせ、会場は熱気だけでなく物々しい雰囲気も。それとは対照的にメード服姿の女性やリュックを背負ったオタク風の若者たちが改札口を行き来したが、人だかりにちらりと目をやるだけ。「あっ本物だ」と首相に携帯電話のカメラを向ける姿もみられたが、演説には興味を示さず足早に立ち去った。
 年金問題や閣僚失言などで支持率が低下し、逆風にさらされる安倍首相。この街をあえて選挙戦の第一歩に選んだのは、選挙戦のカギを握る無党派層の取り込みが狙いとみられる。
 秋葉原は昨年9月の自民党総裁選でも、他の候補者とそろい踏みで街頭演説した。対立候補だった麻生太郎外相が得意のサブカルチャー論を展開し、「アキバ系」の熱狂的な支持を得ただけに首相も意識したのかもしれない。

 この日はちょうど、人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」シリーズの新作発売日で、普段より多くの若者たちが秋葉原に集まっていた。
 3日に1度はこの街を訪れるという日大3年の男子学生(22)は「税金の使いみちとか、すごくあやふやな気がする。政治家はどれも主張が似たりよったりで個性がない」とシラケ気味。フリーターの男性(32)も「演説でオタクについて触れてなかった」と不満そう。
 一方、エプロン姿でチラシを配っていた「メイド倶楽部」の「撫子」さん(21)は「首相はまじめそうでとっても素敵。またアキバに来てほしい」。メード喫茶「JAM AKIHABARA ヲタンコナス部」で働く「さゆ」さん(22)は「お店では政治がらみの話はまったくしない。現実を引きずりたくないし、みんなに楽しく過ごしてもらいたいから。政治家は目先のことばかりだし、ご主人さまとしてお仕えはできませんね」。(白岩賢太、宝田良平)

3535名無しさん:2007/07/12(木) 20:40:36
>>3532

除名された時点で公明票は1票も入りませんよ。それがカルトです。

3536とは:2007/07/12(木) 20:48:38
>>3534
KYって誰っすか?

3537いなばやま:2007/07/12(木) 21:00:51
>>3536

すいません。人名じゃないんですよ。
KY=空気読めない
と言う意味の言葉で10代で使われているそうです。

3538とは:2007/07/12(木) 21:16:30
おおっ、知りませんですた。一体誰の頭文字かと…orz。いなばやまさんもお若いっすね〜笑

3539片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/12(木) 21:36:57
7/22群馬知事選→給料日 だから、あと10日のうちに回復しないと厳しいよ。

3540とはずがたり:2007/07/13(金) 00:09:19
議員板をざっと見渡して来たけど,相変わらず安倍は勘違いだし,駄目駄目評価みたいだし10日で恢復へ持ち込むのは難しそうですな〜。

3541とはずがたり:2007/07/13(金) 00:57:50
’07参院選:対決の構図 1人区、25で激突 勝敗分水嶺、野党協力進み
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070712dde012010020000c.html
前半略

◇内閣支持率、どう影響? 「不支持5割」戦々恐々

 ◇過去例なく、自民支持率も低迷

 参院選を前に安倍晋三内閣の支持率は続落が続く。毎日新聞の全国世論調査では、昨年9月の発足直後には67%を記録したが、6月30日〜7月1日には32%。年金記録漏れ問題に加え、久間章生前防衛相の「原爆投下発言」、赤城徳彦農相の事務所費問題が相次ぎ、反転傾向は見られない。内閣支持率下落が自民党の獲得議席にどう影響するのか−−。党幹部は「逆風」に戦々恐々としながら公示を迎えた。

 過去の参院選を見ると、中曽根康弘首相(当時)が衆参同日選に打って出た86年、中曽根内閣の支持率は42%で自民党は史上最高の72議席を獲得している。その後、次いで自民党の獲得議席が多かったのは92年の宮沢喜一内閣の67議席。ところが、この時の支持率は21%という低さだった。

 小泉純一郎内閣は発足直後の01年、84%という高い支持率で選挙戦に臨んだ。「小泉ブーム」と呼ばれたが、自民党の獲得議席数は64で、宮沢内閣に及ばなかった。

 参院選結果が退陣につながったのは89年の宇野宗佑内閣と98年の橋本龍太郎内閣。宇野内閣が22%という支持率の中、自民党は大苦戦し36議席にとどまった。橋本内閣も27%の支持率で参院選を戦い、自民党は44議席しか獲得できなかった。

 小泉内閣と宮沢内閣の例から言えるように、支持率と自民党の獲得議席数は必ずしも比例していないが、宮沢内閣以外は支持率20%台の時は苦戦を強いられている。

 安倍内閣の場合、20%台という「危険水域」にはまだ入り込んでいないのだが、注目されるのは不支持率の高さだ。6月30日〜7月1日の調査では52%にのぼったが、不支持率が5割を超えたまま選挙戦に突入した例は過去20回の参院選で一度もない。不支持率の動向が選挙戦にどんな影響を及ぼすのかは全くの未知数だ。

 一方、自民党の支持率との相関関係も注目される。6月30日〜7月1日の自民党支持率は25%。20%台という低さで参院選を戦うのは過去には95年の村山富市内閣の時(27%)の1回しかないが、この時は46議席と振るわなかった。

 宇野内閣でも30%、橋本内閣でも36%あったことから、党内では「党の支持率が20%台だと選挙はきつい」(閣僚経験者)とされている。安倍内閣発足直後には42%あった自民党支持率はその後低下、今年に入ってからは20%台が続いている。同党が厳しい状況で迎える選挙戦となることを示すデータと言える。

毎日新聞 2007年7月12日 東京夕刊

3542とはずがたり:2007/07/13(金) 01:46:32
四国スレより。期待もてそ〜

640 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/13(金) 01:21:31 ID:qAxEfJH6
保守王国:愛媛は今まで以上に与党が力を入れていますが今回ばかりは難しいでしょう。
前回の参議院選でも自民32万・民主27万で競り合った印象でしたから
今回は保守王国の牙城が崩れると思います。
うちの年寄りは昔から自民支持でしたが今回だけは民主だと言ってたし。
過去の選挙では毎日誰かが自民に投票のお願いしてきたけど
今年は全然知り合いから自民の投票を頼まれなくなったので驚いたワ。どうなってんの?
庶民まで自民支援の話が伝わらない現状だけ見ても今の民意なんだろうなぁって思った。

641 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/13(金) 01:37:49 ID:cd+x0P2h
>640
>今年は全然知り合いから自民の投票を頼まれなくなったので驚いたワ。どうなってんの?

もしかして合併した市町村の人?
合併時に党員は減るわ、保守分裂の選挙で肩入れした
相手の陣営には逆恨みされるわで、実働部隊も減るわな

見えない敵と戦うって
厳しいよねーww
頑張れば頑張るほど盛り上がって投票率上がるのも
厳しいよねーww
引き締めれば引き締めるほど身内から嫌われるって
厳しいよねーww

642 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/13(金) 01:42:30 ID:jPr9sCn7
香川の西讃でミンスのポスター貼ってる店や民家多いな
数年前じゃ考えれん

3543雑談居士:2007/07/13(金) 02:17:48
自民党、1人区の情勢ますます悪化の一途ですね。トータルで40議席行けるかどうか・・
安倍がTVに出て喋るほど、票が減って行く気がします。

3544とはずがたり:2007/07/13(金) 02:24:05
テレビあんま見れてないんでその辺が判らないんですけど,安倍ちゃん良い感じで駄目駄目みたいっすねぇ〜。めっちゃ期待♪
しかもなんでも最近は世耕を遠ざけて片山さつきが広報を仕切ってる様ですね。何があったんでしょう。まぁ情勢は好転はしてないみたいですけどw

3545とはずがたり:2007/07/13(金) 02:28:12
なんか石川も偉く良い雰囲気♪
>「自民支持層で、矢田さんに投票すると答えた人は6割にとどまっている。その数字はどんどん下がっている」
>ある県議は「後援会への声かけなど“規定演技”はもちろんやるが、それ以上はやる気が起きない」と本音をもらす。
> 6月16日、馳の企業後援会の総会で、沓掛と矢田は報道陣のカメラの前で馳とともに両手で握手を交わした。くすぶっていた「火種」を完全に消し、挙党一致態勢を強調したい県連が設けた「和解の儀式」だった。 だが、退席する途中、沓掛は囲んでいた1人の記者の手を握ってみせ、言い放った。「私は求められれば誰とでもやり(握手し)ますよ」

〈結束の裏側:上〉自民 分裂騒動の「しこり」今も
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/ishikawa/OSK200707090047.html
2007年07月09日

 「自民支持層で、矢田さんに投票すると答えた人は6割にとどまっている。その数字はどんどん下がっている」

 3日夜に金沢市内で開かれた自民公認の矢田富郎を「励ます会」。矢田の選対本部長を務める馳浩は独自調査の結果を明らかにして、集まった約1000人に厳しい現状を訴えた。

 年金問題、松岡前農水相の自殺に続き、この日、広島、長崎への原爆投下を「しょうがない」とした発言で久間前防衛相が引責辞任した。他の県連幹部のあいさつからも「逆境」「逆風」という言葉が相次ぎ、支持を訴える声に熱がこもった。

 馳は「県議や地方議員は6月議会で忙しかったこともあり、まだ(県連として)足並みがそろっていない」と県内事情を説明する。年金問題など有権者が政府に抱く不信感に対して「説明責任を十分に果たしていない」という危機感を持っている馳は「総力をあげて信頼回復に努めるときが来た」と力を込める。
     ◆
 しかし、県連内の結束を危ぶむ声は消えない。一因は現職・沓掛哲男の出馬騒動だ。沓掛が現職への意欲から5月、無所属での立候補を検討。周囲が混乱した末の6月1日に断念した。「党内分裂」という最悪の事態は回避したが、「しこり」は今もくすぶる。

 地方議員や首長の中には、参院議員4期中に世話になった恩義や、高齢を理由に引退を余儀なくされたことへの同情を沓掛に感じる者も少なくない。沓掛が立候補に踏み切っていれば矢田に反旗を翻した県議は「10人ほどに増えたかもしれない」(県連幹部)。

 矢田陣営の一部は「沓掛派(の議員)が、矢田への支援に力点を移せるのか」と疑問視する。沓掛を支援するつもりだったある県議は「組織は一枚岩でも内側は空洞化している」と突き放す。

 いずれは国政の場へと思いをはせる県議の中には、同じ立場だった矢田が先んじて挑戦権を手にしたことを好ましく思わない者もいる。さらに、県議や地方議員の多くは4月に議員選を終えたばかり。全精力を使い切った疲弊感がいやが応でも漂う。

 ある県議は「後援会への声かけなど“規定演技”はもちろんやるが、それ以上はやる気が起きない」と本音をもらす。
     ◆
 矢田が正式に公認された1月から5月までは県連内に楽観ムードが支配的だった。不満を持つ者がいても、事実上の対抗馬である民主の擁立は遅れていた。01年、04年と10万票以上の差をつけて圧勝した実績もある。

 年金問題などで風向きが怪しくなっていた6月2日、金沢市内のホテルに「頑張ろう」のかけ声が響き渡った。県連大会に集まった約300人を前に、壇上で矢田が拳を突き上げ、森喜朗元首相や県連会長に就いた岡田直樹ら県選出の衆参議員が脇を固めた。だが、前日に不出馬会見をした沓掛の姿はなかった。

 6月16日、馳の企業後援会の総会で、沓掛と矢田は報道陣のカメラの前で馳とともに両手で握手を交わした。くすぶっていた「火種」を完全に消し、挙党一致態勢を強調したい県連が設けた「和解の儀式」だった。

 だが、退席する途中、沓掛は囲んでいた1人の記者の手を握ってみせ、言い放った。「私は求められれば誰とでもやり(握手し)ますよ」。=敬称略
     ◆
 悲願の議席獲得には支援組織の結束力がかぎを握る。公示目前、各党の内実を探った。

3546おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/13(金) 02:44:15
「比例選は民主」28%、「自民」との差広がる…読売調査
ttp://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070712it12.htm

 読売新聞社は10日から12日にかけて参院選に関する第4回継続世論調査
(電話方式)を実施した。

 有権者がどの政党に投票するかでは、比例選で民主党が前回(3〜5日)に
比べ3ポイント増の28%で、自民党21%(前回比2ポイント減)を引き離した。

 選挙区選でも民主党が27%(同5ポイント増)となり、自民党の22%
(同2ポイント減)を上回った。

 これまでの継続調査では、比例選は第1回(6月5〜7日)以降、民主党が
自民党を1〜3ポイント上回っていたが、今回はその差が7ポイントに広がった。

 選挙区選ではこれまで自民党と民主党が拮抗(きっこう)しており、前回は
自民党が1ポイント上回っていた。

 ただ、今回も選挙区選で33%、比例選でも34%の人が投票先を「決めて
いない」と答えた。比例選で公明党は5%、共産党は4%、社民党は2%だった。

 安倍内閣の支持率は1・8ポイント減の30・2%と前回に引き続き下落した。
不支持率は3・8ポイント増の57・7%だった。

 最も重視したい政策や争点では、「年金」が65%で1位。「消費税問題」
43%が2位だった。年金記録漏れ問題に対する政府の対策については、
「評価する」が前回比4ポイントの増の計31%、「評価しない」は
同1ポイント減の計60%だった。

 赤城農相の政治団体の事務所費問題について、とくに問題はないとした
安倍首相の説明に納得できるかどうかでは、「納得できない」が81%に
上った。

 民主党の小沢代表が、今回の参院選で野党が過半数を取れなかった場合、
政界を引退する考えを表明したことについては、「評価する」が計49%、
「評価しない」は計39%だった。

(2007年7月12日21時26分 読売新聞)

3547とはずがたり:2007/07/13(金) 02:53:46
頼もしいっすねぇ〜。

3548とはずがたり:2007/07/13(金) 03:12:44
自分の元秘書がと云う理由が良く判らんが結局不出馬。

魚住汎英参院議員が不出馬表明、政治活動は続行意向
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07071103.htm

 自民党の魚住汎英参院議員(67)(比例)は10日、熊本県庁で記者会見し、12日公示の参院選熊本選挙区に出馬しないことを明らかにした。

 熊本県出身の魚住氏は不出馬の理由について、参院選と同日選になる衆院熊本3区補選に自分の元秘書だった自民党県議が出馬することを挙げ、「私が熊本選挙区に出て補選を混乱させたくない」と語った。ただ、魚住氏は「チャンスがあれば次回の衆院選に出馬したい」とも述べ、今後も政治活動を続ける意向を示した。

 魚住氏は2001年の参院選で支援を受けた全国商工政治連盟の推薦を得られなかったため、比例選には自民党公認候補から漏れて出馬できず、熊本選挙区に無所属で出馬する可能性を模索していた。

 魚住氏は1986年の衆院選旧熊本1区で初当選。連続2期務めた後、00年の参院熊本選挙区補選、01年の参院選で当選した。

3549二階席:2007/07/13(金) 04:49:52
もうほとんど、今回の選挙の行く末は見えたのでは?
結局その後どうなるかに焦点は絞られる、と。

>>3519
>しっけい,寧ろ関西っすかね??
>旅行で北海道いいっすね〜。

えーと、北海道ではなく無風区の2人区です。
これじゃ、ますますどこだかわからないか(苦笑)。

>>3522
>ポスター貼り報告:
>午前11時前。茨城県つくば市妻木集落…ポスターは未だ自民と共産のみ。

「要」とか「大」辺りは?
ハッキリ言って妻木じゃあまだ「都会」過ぎる。
と言っても、選挙用掲示板より公明党の
ポスターの方が目立っていたりする・・・?

3550とは:2007/07/13(金) 05:25:12
うおっ、こちとら4月からの新参者なんで要はわかりますが大は知りまへんです。公明のポスターが特に他所より目立つってことはないっすね。前住んでた京都に見馴れているからか?

無風区の二人区となるとだいぶ絞られますよ〜
宮城、長野、静岡、岐阜、兵庫、福岡の6県っすかね。北海道に近いとなると宮城ですかな?

勝敗の帰趨が決したと確信が持てればいいんですけど箱が空くまでなかなか落ち着きませんな。

3551とは:2007/07/13(金) 05:28:52
福島もだ…orz>無風の二人区

3552とは:2007/07/13(金) 05:39:42
もし石津なんて泡沫と考える茨城県の人でしたら本日東京新橋でオフ会がありますので是非ご参加頂けたらと思いますw
(雑談スレ参照されたし)

3553二階席:2007/07/13(金) 07:40:50
勝敗の帰趨・・・・今のところ五分五分ですよ、まだ。

だけど、安倍ちゃんがしゃべればしゃべるほど、話がいいかげんになって
自分で逆風を巻き起こしているようなので、もう決まったな、と。

まさか、康夫ちゃんに皮肉を言われてまでしゃべり続けるとは。
内容はともかく焦りまくりなのが無党派にはよーく伝わったのでは?

3554杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/07/13(金) 11:31:06
自宅の近所のポスター掲示板見てみましたけど、武藤@共生だけが空白・あとは全員貼られてましたね。

3555とはずがたり:2007/07/13(金) 14:14:42

>>3553
このまま安倍には頑張って貰いたい所っすな。

>>3554
東大通沿いの掲示板には武藤@共生のポスターも貼ってありましたな。

3556名無しさん:2007/07/13(金) 15:58:04
紅林刑事も動き出したか。

07参院選おおいた:公示 “分裂”抱え17日間の船出(その1) /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070713-00000224-mailo-l44
 ◇5候補が街頭で第一声
(中略)
 ◆矢野候補
 ◇古里の再生を全力で
 矢野候補は大分市のガレリア竹町で第一声。得意の口演スタイルは封印し「地方が主役の時代を取り戻し、古里再生に全力で取り組む」と熱っぽく決意表明した。
 年金記録漏れなどの問題を挙げ「永田町、霞が関の常識は、一般とかけ離れている。正直な国民がばかをみる政権にはついていけない」と批判。「普通の人たちの怒りを国政にぶつけられるのは私だけだ」と述べた。
 選対本部長の吉良州司・民主県連代表は「国民無視の現政権にノーを突きつけよう」とエール。民主の足立信也参院議員、横光克彦衆院議員らも顔をそろえ「勝つぞ」コールで締めくくった。

3557とはずがたり:2007/07/13(金) 17:00:27
選挙区
自民23→22→22→20→18%
民主23→25→27→30→29%

20〜30代「安倍離れ」進む 連続ネット調査
http://www.asahi.com/politics/update/0612/TKY200706120393.html
2007年06月13日01時25分

 小泉前政権の高支持率を支えたとされる20〜30代の若者は参院選でどう動くか。朝日新聞社は5月中旬から、その世代を対象に5週連続でインターネット調査を行ってきた。安倍内閣に対しては当初から不支持が支持のほぼ倍あり、ここにきてさらに支持が低下。参院選の投票先も自民が下降、民主が上昇傾向だが、選挙結果の予測は「自民が勝つ」がなお54%で、民主は25%。政権への批判意識が選挙を左右する状況に至っていない現実が浮かぶ。

 20〜30代の有権者は05年小泉郵政総選挙で大量に自民支持に回ったとされ、自民党も、小泉政権末期まで他世代に比べ高支持率で突出していたこの層の動向が参院選のカギを握るとみる。しかもこの世代の民意は、固定電話や面接による調査ではとらえにくいため、今回初めてネット調査を行った。極端な結果がでやすいネット調査の特性を踏まえ、連続調査で傾向を分析した。

 内閣支持は1回目から28%と、不支持50%を大きく下回り、5回目で16%まで下落、不支持は67%に増えた。世論調査で堅調な支持率をみせた5月中旬段階からこの世代で「安倍離れ」が続き、年金や松岡前農林水産相問題を受けさらに支持を失ったことがわかる。

 参院選の投票先も、選挙区では自民23→22→22→20→18%、民主23→25→27→30→29%。比例区でも同様の傾向だ。

 参院選に「大いに関心がある」は1回目の16%から5回目の20%へ微増したが全体では低い。ただ、注目点は「大いに関心がある」層の反応。5回目の勝敗予想で、民主勝利が47%と、37%の自民を逆転した。

 「あなたの1票で政治が変わると思うか」には「変わる」が3割程度。「変わらない」が6割程度で動きがない。覚めた目で政治をみる様子が浮かぶが、参院選が関心を引きつける選挙になると「思う」が3回目から33→42→44%と上昇傾向だ。民主党が政権批判意識が濃厚なままこの世代を投票に連れ出せるか、自民党が対抗できるかが焦点となりそうだ。

 〈ネット調査の方法〉 調査はインテージ・インタラクティブ社に委託し、約63万人の登録モニターのうち20〜39歳を対象にした。4月中旬に内閣支持などを質問し、7万1814人の有効回答を得た。その回答者を全国の地域別や内閣支持率・政党支持率などで層別し、毎回1800人を選んで5月10日から毎週実施した。1回の調査期間は木曜午後4時〜月曜午前9時。各回の有効回答数は(1)1489(2)1471(3)1410(4)1414(5)1405。

3558とはずがたり:2007/07/13(金) 17:02:09
>>3556
矢野>松本がはっきりして動き出す算段がつきましたかねぇ。
矢野>松本がはっきりすれば元々自治労の矢野だし紅林も社民の中核支援組織の自治労も動きやすかったりするのではないでしょうか?

3559とはずがたり:2007/07/13(金) 17:03:16
「国民は私の話を聞きたい」 安倍首相の多弁とイライラ
2007/7/12
http://www.j-cast.com/2007/07/12009302.html

安倍首相の「イラつき」具合が加速している。党首討論会では、質疑者をさえぎってしゃべり続け、「国民は私の話を聞きたい」とまで言ってのける。さらに、持ち時間が過ぎているのに、それを半ば無視する形で、話し続ける。こんな調子で、安倍首相の声は、国民に届くのか。
質問に、政府の年金対策を延々アピール

東京MXテレビでは、討論会の様子をユーチューブで公開している

第21回参議院選挙は2007年7月12日公示され、17日間の選挙戦が始まった。安倍首相も「オタクの聖地」とも言われる秋葉原で第一声をあげた。
だが、首相の弁舌は、かなり「滑り気味」なのだ。特にこれが顕著だったのが、前日の7月11日に都内で開かれた主要7政党の党首討論会だ。

討論会は、各党首による冒頭発言があり、その後に各党首の持ち時間6分以内で相手を指名して質疑応答するスタイルだ。安倍首相がハッスルしたのは、この質疑応答の時間帯だ。

民主党の小沢一郎代表が年金問題などについて3つ質問をすると、政府の年金対策を延々アピール。司会者に「持ち時間が過ぎている。簡潔に」と指摘されても、「簡潔に答えたいが、一度に沢山質問されたので回答したい」と、指摘を半ば無視する形で、さらに話し続けた。

新党日本の田中康夫代表とのやりとりでも、安倍首相の答弁中に、田中氏が「それは違う」と言おうとすると、「私は、あなたが話している時には口を出さない。しばらくおとなしくしていてください」とさえぎり、持論を話し続けた。田中氏は「6分の持ち時間のうち、4分以上総理にお話しいただきました。光栄です」と皮肉った。
政治資金規正法の不備について指摘される

首相が質問する番が回ってきたときには、「年金に対する民主党案は間違っている」などと、猛批判を展開した。
会場との質疑応答になっても、先日閉会したばかりの国会で成立した政治資金規正法の不備について指摘され、質疑者は「正面から答えていない」と感じたようで、発言をさえぎろうとすると、
「ちょっと黙ってて。これはニュース性がある話なので、国民はあなたより、私の話を聞きたいと思っている」

と言い放った。

実際に首相の発言を国民は聞きたかったのか。この討論会、NHKで生中継されていたのだが、関東地区での視聴率は3.5%(ビデオリサーチ調べ)。裏番組の「ごきげんよう」(フジテレビ系)は8.5%で、いわば「惨敗」だ。政治自体への関心の低さが投影されているのかも知れないが、「安倍発言」への関心も高いとは言えなさそうだ。

3560おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/14(土) 04:28:03
町村部での投票先、民主が自民上回る…読売継続調査
ttp://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070713i217.htm?from=main2

参院選に関する読売新聞社の継続世論調査(電話方式)で、自民党の固い支持
基盤である町村部でも選挙区選の投票先に同党をあげる人が減り、急伸した
民主党に逆転されたことが分かった。

勝敗のカギを握る29の「1人区」は町村部を多く抱えており、自民党には
厳しい情勢だ。

これまでの計4回の調査で選挙区選での投票先の推移を見ると、第3回
(3〜5日実施)までは自民、民主両党が拮抗(きっこう)していたが、
第4回(10〜12日実施)では民主党(27%)が自民党(22%)を
5ポイント上回った。

これを都市規模別(5分類)で見ると、中核都市、中都市、小都市では両党に
大きな差はないが、大都市部は民主党31%、自民党16%、町村部では
民主党30%、自民党21%といずれも民主党が大きくリードした。

大都市部では第1回の調査時から民主党が優勢だったが、町村部では自民党が
37%→30%→31%→21%と当初から16ポイント減。一方、民主党は
22%→21%→15%→30%と推移、ここにきて自民党を離れた有権者を
取り込んでいると見られる。

公明、共産、社民の各党は大きな変化はなかった。

前回参院選時の継続世論調査では、町村部での選挙区選の投票先は、常に
自民党が民主党を上回っていた。民主党は今回、小沢代表が「地方重視」を
掲げて町村部での遊説を重ね、農家への戸別所得補償などを訴えており、
それが効果を表してきたとも言えそうだ。

ただ、今回の第4回調査でも、政党支持率は町村部で自民党が33%と、
民主党の24%を上回っている。

(2007年7月14日0時31分 読売新聞)

3561とりっこ:2007/07/14(土) 12:55:58
>>3560
おぉ!これはすごい!!第3回から今回までの一週間で、ここまで変わるとは…。
なにが一番の要因なんでしょうね??安倍ちゃんの裏目なテレビ出演か?

さて山陰でも初日から熱いです。
鳥取では、民主・川上の第一声に連合の高木会長が入り、午後には小沢が鳥取入り。
しかも演説した八頭町は、ごくごく普通の郡部の町で、そこに500人も!てな感じです。
自民は麻生が鳥取入り。ちなみに候補の常田は、第一声でも夕方の演説でも、感極まって涙ぐんでました…。
ちなみに自民の応援演説を聞いていた人が、「自民が、ここまで野党を攻撃するのを聞くのは初めてだ」と言ってました。
危機感は相当なもんでしょう。

島根でも、民主の岡田代表が応援に入れば、3年前の自分の選挙でもほとんど地元にいなかった
青木幹雄が初日から島根入り。こちらも面白くなってきてます。

 山陰中央新報 参院選「山陰が天王山」と大物続々
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=408086196

 ここが天王山−。年金問題や閣僚辞任の逆風で、自民党劣勢が伝えられる中で迎えた参院選。公示日の十二日、じりじりと戦線が後退する自民党の現状を物語るように、
強固な地盤を誇る山陰両県の「一人区」が、全国屈指の激戦地の様相を呈し始めた。与野党の天下分け目の戦いは、山陰を主戦場に幕を開けた。
「自民の牙城陥落」を狙う民主党は同日、鳥取に小沢一郎代表、島根に岡田克也元代表を投入。連合の高木剛会長も支援に駆け付けて攻勢を掛けた。
自民党も、鳥取には麻生太郎外相、島根は三年前の自身の選挙ですら県外の応援に回った青木幹雄参院議員会長が、初日に陣取る布陣で対抗。

 「鳥取、島根で勝つことは全国で勝つということ」と断言する小沢代表。鳥取空港でチャーター機を降り、向かった先は八頭町。
保守層を切り崩す戦術そのままに、自民の牙城・農山村に切り込んだ。
役場前で約五百人に「自公政権は自由競争一辺倒。野放しすれば弱肉強食、けだものの世界になる」。若桜谷に響く政権交代の声。
握手の順番を待って歩道に居並ぶ有権者。小沢氏迎撃とばかりに前夜、自民党員が周囲に張り付けた安倍首相の政党ポスターも、人だかりに埋没した。

 「小沢一郎が入ったんだって。だから来た」。夕方、JR鳥取駅そばに立ったのは麻生太郎外相。小沢氏に出身地へ乗り込まれた石破茂自民党県連会長の強い要請で、前日に急きょ来県を決めた。
麻生氏は「自民が完ぺきなんて言うつもりはない。欠点、失敗はいくつもある」と安倍内閣への批判をかわし、年金記録不備の失点を強調する民主党を非難。
「影響力のない野党を通してどうするんだ」と訴えた。
遊説先の県西部からJRでとんぼ返りの石破氏は「私の八頭に小沢さんが入った」とほおを紅潮させ
「無責任勢力から鳥取を守る」と語気を強めた。

 島根では、参院を仕切る青木幹雄参院議員会長が声を張り上げた。
「かつて自民党で外に出る人、政党を渡り歩く人がたくさん出て『失われた十年』という時期があった」
松江市内の午前の演説で念頭にあったのは、一九九三年に宮沢内閣不信任案に賛成し、自民党を割った小沢代表だ。
焦点の年金問題の解決には「政局の安定が一番。自公が一致結束し、過半数を守らないといけない」と繰り返した。
めったに相手の批判をしない青木氏が、「政界の壊し屋」との異名を取る小沢氏に、厳しい言葉を浴びせた。

 野党陣営も負けてはいない。自身が代表を務めた三年前の参院選では訪れることがなかった岡田克也元民主党代表が、
自民王国のおひざ元・斐川町で熱弁を振るった。
「竹下王国と言われ、公共事業を持ってきて潤ったが、それで県民全体が潤うことはない」。
緑資源機構などによる官製談合事件の舞台となった熊本から島根入り。「手応えあり」の思いを抱いたと締めくくった。
タッグを組む高木剛連合会長も「島根で議席が取れるなら、与野党逆転に向けて非常に大きなポイント」と訴えた。

3562とはずがたり:2007/07/14(土) 13:31:46
>>3560
いやぁ,潮目は民主が自民を引き離す方向に現れてるんちゃいますやろか。
前回調査の民主町村部15%がえらく低いですけどなんだったんでしょうかね?
それにしても37%から21%への自民の減少は凄い凄い♪

>>3561
参院両県の自民党の力の入れ様が民主のチャンスを物語ってますねぇ。両県ともにいける流れなんちゃうか。惜敗だったら口惜しすぎる。
鳥取は東部鳥取市での滲透が鍵になりそうですね。日野あたりの米子市の川上ではなく鳥取市の川上,八頭町を選ぶのもぬかりないですね。

3563やおよろず:2007/07/14(土) 15:08:20
転載

197 名前:無党派さん :2007/07/14(土) 15:04:27 ID:Pq3bG6iY

某マーケットリサーチ会社データ[平成19年7月14日12:00現在集計32.563]

北海道
民主42%新党大地22%自民18%公明3%共産2%国民新党1%社民1%
東北
民主39%自民19%公明2%共産2%国民新党1%
関東甲信越
民主36%自民20%公明4%共産3%国民新党1%新党日本1%
北陸東海
民主40%自民20%公明3%国民新党2%共産2%
近畿
民主39%自民16%公明6%共産2%国民新党1%
中国四国
民主39%自民18%公明3%国民新党3%共産1%
九州沖縄
民主40%自民19%公明2%共産1%国民新党1%社民1%

3564いなばやま:2007/07/14(土) 18:01:34
雨で憂鬱な気分。引きこもりな一日各党のCMチェックで暇つぶし

自民 サイトを開くといきなり中川(女)のメッセージかなりしょんぼりな気分になる。
   CMは私な好きな威風堂々に乗って総花的な公約の羅列、でもちゃっかり憲法は入ってます。
   「改革か逆行か」はさむーい感じ。

民主 国民の声バージョンが最新?当たり障りないねぇ。
公明 なんだか自民党と同じ感じ。
共産 かっこよくやろうとしても共産クォリティーだな、志位が浮いてる。
社民 アニメと写真構成ですか、字が小さいよ。
国民 ここが一番いい!正々堂々抵抗勢力、いいねぇ。
日本 一番うまく作れていると思うが、流す金があるのか?

3565とはずがたり:2007/07/14(土) 23:42:13
>>3564
今日お暇なんでしたら昨晩徹夜で付き合って貰えば良かったっす〜笑

さて,沖縄は颱風がどう影響しますか?

台風4号沖縄直撃「選挙どころじゃない」
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070714-226747.html

 大型で非常に強い台風4号は13日、沖縄の南を北上し、沖縄や奄美諸島の一部が風速25メートル以上の暴風域に入った。台風は沖縄、九州各地の選挙戦を直撃。7月としては観測史上最大の56・3メートルの瞬間最大風速を記録した沖縄では、選挙期間内では初めて選挙ポスターの掲示板が撤去され、外にも出られない状況となった。空の便も九州、沖縄で313便が欠航、党首級の遊説予定のキャンセルが相次いだ。

 気象庁が「7月の台風としては観測史上最強ではないか」と発表した台風4号は、那覇で観測史上最大の瞬間最大風速56・3メートルを記録。選挙どころではない暴風雨となった。自民党の西銘順志郎氏(57=公明党推薦)、野党統一候補の糸数慶子氏(59=民主党、共産党、社民党、国民新党推薦)の両陣営とも選挙カーも出せない状況で、糸数氏が沖縄市で予定していた総決起大会など全日程をキャンセルした。

 プレハブの糸数事務所は、前日のうちに窓にベニヤ板を張り付け、事務所を封鎖。この日はベニヤ板越しに響くごう音の中、約20人のスタッフのうち5人だけが雨が漏る事務所に詰めた。「自宅から事務所までの道路も電信柱や大きな木が倒れていて、車が通れない場所もある。外に出るのも危ない状態」(スタッフ)。ほかスタッフには自宅から電話作戦に徹するよう指示。糸数氏も自宅で待機し、電話作戦に加わった。

 この日は社民党の福島みずほ党首(51)が、比例代表候補の山内徳信氏(72)と糸数氏の応援に入る予定だったが、飛行機が欠航し中止。前日に沖縄入りの予定だった土井たか子前党首(78)もやはり現地入りできず、選挙戦序盤の目玉が台風につぶされた形だ。

 一方の西銘氏陣営も県北部の20〜30カ所を遊説予定だったが、すべてキャンセル。プレハブの事務所にスタッフ100人中、西銘氏と20人だけが集合し、電話作戦に徹した。事務所のスタッフは「橋も通行止め。遊説車は風で倒れる危険がある。電話も停電や断線でつながらない家もある」とぼうぜんとしながらも「遊説しても人がいない。つかの間の休息だね」と苦笑した。

 沖縄県内の多くの市町村選管は12日朝から選挙ポスターの掲示板を選挙期間中としては初めて撤去した。暴風が収まってから設置するが、那覇市選管では「385カ所の掲示板を再設置するには2日間はかかる」と話す。ポスターはまだ1枚も張られておらず、選挙期間中に3日間もポスターがない前代未聞の状況になりそうだ。【清水優】
[2007年7月14日7時35分 紙面から]

3566とはずがたり:2007/07/15(日) 00:07:06
丸は無視?それとも後回し?

慎太郎知事 保坂三蔵氏を恩返し応援
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070714-OHT1T00089.htm

石原慎太郎東京都知事(74)が、現職の保坂三蔵氏(68)=自民・東京選挙区=の応援のため、16日に八王子や府中に入ることが13日、分かった。
都知事は4月の都知事選などで、保坂氏から熱心な支援を受けた。一方、同じ東京選挙区の元テレビ朝日アナウンサー・丸川珠代さん(36)を、息子の伸晃氏、宏高氏の両衆院議員が全面バックアップしている。
両候補が支持層のすみ分けに苦しむなか、都知事の動きが注目されたが、まずは保坂氏を選んだ形。関係者は「順番は恩のある人から、という考えではないか」と分析。

3567とはずがたり:2007/07/15(日) 00:36:40
共同の記事。香川は民主鉄板の筈だが追い上げだと?四国新聞の糞が自民有利の情報流して自民の支援組織の液状化を防ごうとしてるなヽ(`Д´)ノ

自、民「南国決戦」へ 四国、九州1人区が鍵
http://www.47news.jp/CN/200707/CN2007071401000365.html
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007071401000365_Politics.html
 参院選は与野党が過半数を懸ける厳しい争いとなっているが、鍵を握る改選1人区のうち、激戦の四国、九州の計11選挙区(沖縄を含む)の結果が、与野党の勝敗に直結する構図となってきた。安倍晋三首相(自民党総裁)は16日の長崎入りを皮切りに、来週は四国、九州にほぼ張り付いての遊説を検討。一方、民主党の小沢一郎代表も四国に2日間程度入る見通しで、熱い「南国決戦」の様相だ。

 四国のうち、香川では5選を目指す自民党現職を、民主党の新人女性候補が追い上げ、愛媛でも自民党現職に民主、社民、国民新推薦の野党統一無所属候補の元Jリーガーが挑む。徳島、高知も自民党現職と民主党新人の事実上の一騎打ちだ。

 九州では、長崎で高校サッカー界で著名な自民党新人が、地元の久間章生前防衛相の原爆投下「しょうがない」発言で思わぬ逆風を受ける。熊本でも地元、松岡利勝前農相の自殺が、3選を狙う自民党現職の運動に影響し、ともに予断を許さない情勢だ。

2007/07/14 17:09 【共同通信】

3569とはずがたり:2007/07/15(日) 01:45:27
若尾当選で黒川落選だと笑うねぇ。

黒川紀章ドタバタ「カバンなくした」都庁前で第一声
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071211.html

 共生新党を立ち上げて参院選東京選挙区に挑む黒川紀章氏(73)は12日午前、4月の東京都知事選で惨敗を喫した東京・新宿にある東京都庁前を第一声の場に選んだ。しかし、都庁に到着するなり、「大事なカバンをなくした」と右往左往し、ややズッコケのスタートなった。

 比例区で出馬した妻の若尾文子氏(73)を横に第一声に臨んだ黒川氏は、都庁前を選んだ理由について、「3カ月前の苦い思い出だが、ゼロに戻って立ち向かいたいと思った」と話した。

 シックな出で立ちで微笑む若尾氏は当初、黒川氏の単なる話題作りとみる見方もあった。

 ところが、ふたを開けると、60−70歳の年配有権者層が予想以上に注目しており、特に地方の男性を中心とした往年の若尾ファンが熱烈に支持していることが判明した。

 古希を超えたものの、今も輝きを失わない美貌(びぼう)で、この日も道行く中高年男性の視線をくぎ付けにしていた。

 8日に都内ホテルで行われた初の党大会には約300人が集まったが、このうち100人ほどは若尾氏に会うため集まった新しい入党希望者だった。黒川氏と夫婦(めおと)対談を行った若尾氏は「夫と話をするうちに、残る人生を国のために役立てたいと考えるようになりました」と語っていた。

 今や黒川氏よりも若尾氏の方が永田町に近いとみられているだけに、「黒川党首」が今後、どんな“奇手”を繰り出してくるのか興味深い。

3570とはずがたり:2007/07/15(日) 04:46:01
参院選ネット調査:「自民に好感」の2割、民主に流れる
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070715k0000m010083000c.html
自民、民主両党の好感度推移

 毎日新聞は12〜13日、参院選に関する第2回ネットモニター調査を実施した。「自民、民主両党のどちらに好感を持っているか」を尋ねたところ、第1回調査(6月29〜30日)で民主党と回答した人の94%が今回も民主党を選ぶ一方、自民党と答えた人の20%が民主党に流れており、「自民離れ」が顕著に表れた。この結果、民主党が第1回比5ポイント増の71%、自民党が同5ポイント減の28%となり、両党の差が10ポイント広がった。【川上克己】

 世論調査とは違って同一モニターを対象にした継続調査で、意識の変化によって民意の傾向を把握するのが主目的。今回の回答者800人のうち第1回調査も参加したのは488人で、同一質問については全体の推移を見るとともに、この層の変化にも着目した。

 好感度に関する質問では、第1回調査で民主党と答えていた332人のうち、312人(94%)が再び民主党を選び、自民党は16人(5%)、無回答が4人(1%)だった。一方、自民党と答えていた150人は、自民党が118人(79%)、民主党が30人(20%)、無回答が2人(1%)という結果になった。

 参院選への関心は「ある」が83%(第1回比5ポイント増)で、「ない」が16%(同6ポイント減)。12日に公示されて選挙戦がスタートしたことを受け、有権者の関心が高まったことをうかがわせた。

 今回の調査には新たな質問も盛り込んだ。「安倍晋三首相と小沢一郎民主党代表のどちらが首相にふさわしいと考えるか」という質問には、小沢氏との回答が64%で、安倍氏の35%を大きく上回った。

 また、参院選の勝敗ラインについて、小沢氏が野党で過半数を獲得できなければ次期衆院選で政界引退の考えを明らかにしていることは「評価する」(53%)と「評価しない」(46%)に割れた。安倍氏が明確にしていないことには「評価しない」が75%に上った。

  ◇質問と回答◇
 ◆自民党と民主党のどちらに、より好感を持っていますか。
 自民党28(33)
 民主党71(66)
 ◆参院選に関心がありますか。
 ある83(78)
 ない16(22)
 ◆参院選後に政権の枠組みが変わることを期待しますか。
 期待する72(70)
 期待しない28(29)
 ◆民主党の小沢一郎代表は野党で過半数を獲得できなければ代表を退き、政界引退の考えです。この姿勢を評価しますか。
 評価する53
 評価しない46
 ◆安倍首相は勝敗ラインを明確にしていません。この姿勢を評価しますか。
 評価する25
 評価しない75
 ◆安倍首相と小沢代表のどちらが首相にふさわしいと考えますか。
 安倍首相35
 小沢代表64
 (注)数字は%。小数点以下四捨五入。カッコ内の数字は前回6月29、30日の調査結果。質問と回答は一部省略。

 <調査の方法>調査会社「ヤフーバリューインサイト」の登録モニターのうち20歳以上を無作為に抽出して調査を依頼。応募者のうち1500人を無作為に選んで「参院選モニター」を構成した。インターネットを通じて調査し、回収数は各回800人。
毎日新聞 2007年7月14日 23時44分 (最終更新時間 7月15日 0時02分)

3571やおよろず:2007/07/15(日) 08:59:26
【問1】あなたは次に行われる衆議院選挙では、どの党の候補者に投票したいですか。

自民党 16.6%(↓) 国民新党 0.4%(↑)
民主党 20.8%(↑) 新党日本 0.8%(↑)
公明党 4.4%(−) 無所属・その他 1.2%
共産党 2.6%(↓) 棄権する 0.4%
社民党 0.6%(↑) まだきめていない 52.2%

【問2】あなたは、安倍内閣を支持しますか。

支持する 28.6%(↓)
支持しない 62.2%(↑)
(その他・わからない) 9.2%

3572片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 13:30:03
最終手段を引き出す作戦でしょうね。私が公明党の人なら、この機会は自民党を食う絶好の機会として捉えます。もちろん政権低落についての危機感もあるでしょうが好機でもあります。

公明との共闘加速 自民・三浦陣営 比例で木庭氏全面支援  熊本
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070715000005

  参院選熊本選挙区で三選を目指す自民党現職・三浦一水氏(53)の陣営が公明党との共闘を加速させている。十四日には地元の鹿本郡市選対本部が、比例代表で公明党現職の木庭健太郎氏(55)の全面支援を決めた。

 自民党は比例代表に三十五人の公認候補を抱えるが、熊本選挙区でも年金記録不備問題などで逆風が吹き、予断を許さない状況となっている。このため三浦陣営や党県連は「推薦からさらに踏み込み、公明とより強固な協力態勢を構築する必要がある」と判断。一部地区の選対とはいえ「あえて他党候補一本に絞る非常手段」(陣営幹部)に出た格好だ。

 三浦氏の支持母体の県農政連は、比例代表に関し、自民党で全国農政連公認の山田俊男氏を推薦しているが、鹿本総支部に限っては山田氏から木庭氏への支援に切り替える。

 三浦、木庭の両候補については、参院選公示前の今月五日、自民党県連と公明党が相互推薦を決めた。選挙区に公認候補がいない公明党に対し、自民党は比例代表の公認候補と木庭氏が競合するため、党県連は木庭氏を「自民候補と同列に位置付ける」としていた。

 三浦陣営の地元選対による自公共闘強化について、自民党県連や県農政連の幹部は「絶対に負けられない戦い。公明の協力は不可欠で、(三浦氏の)地元の鹿本郡市だけでも木庭氏に一本化するのはやむを得ない」と話している。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年7月15日朝刊

3573名無しさん:2007/07/15(日) 15:17:36
>>3567
情勢は客観的に見ることが出来なきゃだめだよ
香川で民主が鉄板なんて見方はどの情報源でもない
自民やや優勢かせいぜい互角といったところ

3574とはずがたり:2007/07/15(日) 15:56:48
>>3572
おお,すげぇなぁ。。こう云うのが今後どの程度出てくるのか??

>>3573
勿論,三重ですら自民の新人が若いの出してきて民主が引き締めに躍起ですし鉄板と本気で大手をふって云えるのは岩手ぐらいしかないでしょうな。
まぁ戦争するには旗振るのが必要な時もあるんです。

3575とはずがたり:2007/07/15(日) 16:22:13
共倒れ批判が強そうであるし街宣車も貰えたしあとは本来の比例の票固めと云う業務に特化すると云うことなんでしょうかね?

街頭演説せず独自戦術/参院選青森・渡辺候補(2007/07/15)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2007/07/15/new0707151101.htm

 参院選公示後、初めての週末を迎えた青森選挙区(改選数一)。各候補が青森県内を回り、街頭活動を精力的にこなす中で、社民党公認で新人の渡辺英彦候補(66)だけが、青森市内の支持者回り中心の“独自戦術”を展開している。「自民批判票は民主党に流れつつある。いつもと同じ選挙運動をしても、浮動票の獲得は難しい」(同党県連幹部)として、旧社会党時代からの支持者囲い込みに軸足を置く。
 
 渡辺候補は、公示の十二日に同市内三カ所で街頭演説を行って以来、支持者回りに徹している。選挙カーにはほとんど乗らず、街頭も必要最小限。
 「選挙のときだけ、一夜漬けで街頭をやっても意味がない」と、市議、県議時代の選挙と同じ手法にこだわる。無党派層への浸透を図るため、毎日数十カ所での街頭をこなす他候補と好対照を見せている。だが、この戦術にはもう一つの狙いがある。比例代表での議席確保を主眼に、同党幹部が再選を目指す比例代表との連携を強めようというのだ。
 同党県連は、県内目標として比例の同党票を六万票、党幹部の個人票を二万票と設定。ポスターや選挙カーなどには、必ず党幹部の名前を併記し、渡辺候補自らも支持者に比例への支援を訴え、票の上積みに躍起だ。
 十四日夕、まだ選挙運動が許される午後八時前にもかかわらず、渡辺候補は青森市内のすし屋で開かれた高校の同期会に出席。「みんなで飲むと元気が出る。夕涼みをしながら交流を深めたい」と、あくまでマイペース。比例への応援要請も忘れなかった。
 きょう十五日は、三日ぶりに同市内で街頭演説を行う予定だ。

3576名無しさん:2007/07/15(日) 20:58:42
山形県選管が“アムロ”起用「選挙、いきまーす!!」
7月15日12時35分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070715-00000903-san-pol

 山形県選挙管理委員会は29日投開票の参院選の投票啓発キャンペーンに、機動戦士ガンダムの主人公、アムロ・レイのモノマネで知られるお笑いタレント、若井おさむさんを起用。ポスターやテレビ・ラジオで「選挙、いきまーす!!」を連発している。

 おなじみの地球連邦軍の制服姿で若井さんが登場するCMは公示日の12日から参院選用サイトで配信を開始。県選管は今回の起用について、「20代から40代くらいまでの幅広い層に認知されているアムロ・レイのものまねで、他の年代よりも投票率が低い傾向にある若年層をメインターゲットに選挙啓発を進める」と説明している。

3577いなばやま:2007/07/15(日) 21:32:55
>>3575
まぁどうせ選挙区当選は無理だし、知名度高くないおっさんの街頭演説なんて誰も聞かないだろうし
意外と良い戦略かも
ところで、まだ貼ってなかったので私がKYネタを一つ。
私がフジのスタッフなら「前日にでも一応仁義切ってくださいよ」と言うだろうな。
まぁ、丸珠側にしても「毎日おたくの選挙担当にはスケジュールをファックスしてる」と言うだろうけど

まるたまフジテレビ前で演説も収録中で大ブーイング
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070715-OHT1T00099.htm

 ◆第21回参院選(7月29日投開票) 元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民、東京選挙区=は14日、かつてのライバル局であるフジテレビ前で公示後初の週末をスタート。同局のイベント「ザ・冒険王」の来場者を狙っての遊説だったが、同じ時間にイベント内で番組収録を行っていた撮影スタッフから、猛クレームを浴びた。

 演説開始前から、街宣車の周辺は物騒なことに。フジの撮影スタッフらが「(演説するとは)聞いてない」「ここでやるなら自殺してやるくらいの覚悟だ」などと激怒。丸川陣営に詰め寄った。

 しかし、塩崎官房長官も駆けつけ演説がスタート。マイクを握る丸川氏には「は〜や〜く〜」のブーイングが飛び、腕を回して「巻き」を合図するテレビクルーも。丸川氏が「ご収録の皆様には大きな声でご迷惑をおかけしました」と締めくくると「ホントだよ!」と怒号が響いた。番組スタッフは「演説中は音声を止めた」と怒っていた。

3578片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/15(日) 21:58:09
>>3573-3574
とはずがたりさんの頭ン中では、数々の当確の鐘が鳴り響いているのです。とはずがたりさんは、民主党福音主義者なのです。

3579とはずがたり:2007/07/15(日) 22:48:46
>>3578
救済者イエスの心中も不安と疑心でいっぱいだったんすかねぇ?笑

3580とはずがたり:2007/07/15(日) 22:54:09
自民の節操ない刷りよりは気に入らんなぁ。嘉田を推薦できなかった民主も情けなかったが。。
保守政党はやっぱ森元首相みたいなスタンスでのぞまなあかんでしょうに。

嘉田人気にあやかれ
参院選 自民、民主は協調PR 共産冷ややか
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071400029&amp;genre=A2&amp;area=S00

 参院選滋賀選挙区で、昨年7月の県知事選で嘉田由紀子知事(57)が獲得した約21万票をめぐる攻防が熱を帯びている。自民党現職の山下英利候補(54)、民主党新人の徳永久志候補(44)の各事務所は、知事との協調路線を訴え、「嘉田人気」にあやかろうと画策する。一方、共産党新人の坪田五久男候補(48)の事務所は「知事を広告塔に使っている」と冷ややかだ。

 13日午後、山下候補が、高島市の県議後援会事務所前でマイクを握った。県議は、嘉田知事を支援する県議会会派「対話の会・びわこねっと」のメンバーだ。

 山下事務所は「対話の会」所属県議5人のうち3人を選対本部の名簿に連ね、知事との融和を演出している。

 自民党は4月の県議選で大敗し、「推進」だった新幹線新駅の方針を、知事の掲げる「凍結」に大きく転換した。先月には、環境問題に力を入れたい安倍晋三首相(52)と嘉田知事を県内で引き合わせ、山下候補と3人で写真におさまった。

 ところが、今月9日に森喜朗元首相(69)が、新駅凍結を掲げる嘉田知事について「女の方は視野が狭い」と発言。翌日には、県連の岩永峯一会長(65)が、県庁を訪れ、早々に釈明した。「みんな知事の言動に過敏になっている」。同党県議は打ち明けた。

 徳永候補は公示後、東近江市内で森元首相の発言を取り上げ、「森氏の発言は知事に対する侮辱であり、支援した県民への侮辱でもある」と知事を擁護した。

 公示直前の10日には、民主党の国会議員5人が県庁に嘉田知事を訪ね、「知事が目指す政治は、われわれが考える国づくりとほとんど同じ方向だ」と政策が近いことをアピールした。

 背景に、自民党が知事にすり寄ったことへの危機感が見える。ある国会議員は「嘉田票で勝負は決まる。知事選以降、県政を支えてきたわれわれとしては黙ってられない」と話した。

 一方、坪田候補は両候補とは一線を画す。

 党県委員会の川内卓書記長は「知事を広告塔のように扱い、人気にあやかりたいというのは、政策に自信がない表れ」と突き放す。公示日に、坪田候補とJR膳所駅前で演説した同党の県議も「首相と知事が一緒に写真を撮ったり、国会議員が支持を要請するなどは、選挙向けのパフォーマンス」と指摘した。
 当の嘉田知事は「超政党」の立場を繰り返し、どの政党、候補者も応援しないと明言している。公示日を挟んで11日から13日まで、熊本県に出張した。「昨夏の主人公」不在の中で、再び夏の決戦が始まった。

3581とはずがたり:2007/07/15(日) 23:09:47
誰だっけ,防災担当相?馘にせぇーやヽ(`Д´)ノ

137 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/15(日) 22:08:10 ID:1ACn5Nl5
>112
防災担当相がなぜかずっと地元にいるらしい
もうこんなポスト無くて良いんじゃね

3583とはずがたり:2007/07/15(日) 23:55:17
此処にもKYがw
自主投票とは云いながらも秋田の大樹は野党についてくれるのかな?
>自民党を過半数割れに追い込むのが私たちの基本方針

「大樹」は自主投票 「白票指示あり得ぬ」
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/akita/TKY200707120174.html
2007年07月12日

 国民新党県支部(石川錬治郎代表)が12日公示の参院選秋田選挙区(改選数1)で「白票」の投票を呼びかけたことに対し、特定郵便局長のOBらでつくる「大樹県本部」(福司満本部長)は11日、自主投票の方針を明らかにした。

 県内の大樹は、元々「自民党県大樹支部」として同党の職域支部だったが、05年の郵政解散・衆院選では、いわゆる「造反組」の支援にまわった。現在は「大樹県本部」の名称で国民新党を支持している。同本部によると、メンバーは約3000人いて、そのほとんどが国民新党の党員でもあるという。

 福司本部長は取材に対し「自民党を過半数割れに追い込むのが私たちの基本方針のため、白票はあり得ない」と話した。石川代表と食い違いが起きていることについては「それはやめた方が良いと進言してきた。今後のことについては今は分からない」という。

 一方、国民新党本部の亀井静香代表代行は同日、党本部での記者会見で「本部としては容認していない。みっともないことをみなさまに申し上げ、恥ずかしい限りだ。白票指示なんてありえない」と述べた。

3584午前様:2007/07/16(月) 00:14:13
誰のポスターかな〜?全然分からないや(棒w

<選挙妨害>「何年前の写真だ」と落書き、男逮捕 神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070715-00000043-mai-soci
 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎の路上で13日午後10時ごろ、参院選の掲示板に張られた候補者ポスターに落書きした男を警戒中の鎌倉署員が発見し、公職選挙法違反(自由妨害)容疑で現行犯逮捕した。
 県警捜査2課と同署の調べでは、男は同市稲村ガ崎4、会社員、毛馬内(けまない)道夫容疑者(59)。毛馬内容疑者はポスターに黒色マジックで「何年前の写真だ」と落書きした疑い。調べに「もっと年をとっているのに、こんな写真が選挙で許されるのかと腹が立った」と供述しているという。【野口由紀】

3585名無しさん:2007/07/16(月) 00:31:00
>>3583

亀井静香にしてはまともなことをいってる

3586おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/16(月) 03:52:03
比例投票先 民主30%、自民23% 本社連続世論調査
ttp://www.asahi.com/politics/update/0715/TKY200707150387.html

 朝日新聞社が14、15の両日実施した参院選の第10回連続世論調査(電話)で、「いま投票するとしたら」として聞いた比例区の投票先は、民主が30%(前回26%)と伸び、自民は23%(同22%)と横ばいだった。選挙区でも民主32%(同28%)、自民26%(同25%)と、民主が増加傾向だ。安倍内閣の支持率は30%(同31%)、不支持は55%(同51%)で、不支持は就任以来、最高を記録した。


比例区投票先の推移
安倍首相と小沢代表の印象
 参院選が公示され、投票先を明らかにする人が増えている。そのなかで民主の伸びが目立つ。

 5月12、13日の第1回調査の投票先は、比例区が自民28%、民主21%、選挙区が自民31%、民主22%と、自民がともに優位だった。比例区では第5回に民主が初めて自民を上回り、一度は互角となったものの、第8回以降再びリード。今回、大きな差をつけた。選挙区も第5〜8回は競り合っていたが、第9回で民主がやや上回り、今回さらに水をあけた。自民、民主以外の今回の比例区投票先は公明5%、共産4%、社民3%など。

 選挙の結果、与党と野党のどちらの議席が多数を占めてほしいかでは、「野党」が54%(前回48%)とこれまでで最多となった。「与党」は29%(同29%)だった。

 年金記録の問題で国民の怒りが「まだ続いている」と思う人は88%と依然として高い。自分の年金に対する不安が「解消していない」人も50%と半数にのぼる。「解消した」は11%、「もともと不安はない」は33%だった。

 赤城農水相の事務所費をめぐる政治資金問題で安倍首相の対応が「適切ではなかった」とみる人は71%に達した。「適切だった」は15%にとどまる。投票先を決めるとき「政治とカネ」の問題を「重視する」は68%にのぼる。


 ●首相の印象「悪化」45パーセント

 今回の世論調査では、「最近の発言や行動をみて安倍首相の印象がよくなったか」どうかを聞いた。「よくなった」が6%にとどまるのに対し、「悪くなった」が45%にのぼった。「変わらない」も45%。参院選では安倍首相を「選挙の顔」と押し立てる自民だが、有権者の首相を見る目は厳しいようだ。民主の小沢代表は「よくなった」が10%、「悪くなった」が14%で、「変わらない」が71%と最も多かった。

 安倍首相の印象が「悪くなった」は男性で47%、女性で43%。民主支持層では「よくなった」が3%、「悪くなった」が59%。無党派層でも「よくなった」は2%、「悪くなった」が49%だった。自民支持層で「悪くなった」が26%と、「よくなった」の15%を上回るのも目を引く。

 参院選公示前からメディアに積極的に登場するなど国民へのアピールを狙った安倍首相だが、いまのところ効果はあまり出ていない形だ。

 小沢代表の印象は「変わらない」が男女、年代を問わず圧倒的。無党派層でも「変わらない」が79%と多く、「よくなった」7%、「悪くなった」11%だった。


 〈調査方法〉全国の有権者を対象に「朝日RDD」方式で電話調査した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1118人、回答率は65%。連続調査は5月12、13日から毎週末に実施している。

3587おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/16(月) 03:55:59
>>3586
この結果はかなりうれしい!!

比例民主30%も連続調査中での最高値。自民との差7%もこれまでで最大。
それにしてもテレビ出演などでの発言によって、
安倍の印象が見事なまでに悪くなってますなぁ。

台風や第三者委員会での15件救済決定などもあったけど、
自民にやってきたのは潮目ではなく涙目でしたねw

3588とは:2007/07/16(月) 08:22:08
夜型生活が一巡りして昨日は早めに就寝出来、朝7時半に目が醒めて届いている朝日新聞に目を通して俺も朝から清々しい気分になりましたヽ(´ー`)ノ
この傾向が続くといいっすねぇ。潮目の変化は自民の不支持から民主に明確に支持が集まり出した形になったかな?

3589とはずがたり:2007/07/16(月) 09:18:13
古館に論破されたのにバカの一つ覚えみたいに未だいってんの??>JRの例

安倍首相、街頭演説で大間違い
2007年07月15日10時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/3233629/

 参院選が公示され、各党とも本格的な論戦が始まったが、安倍首相の街頭演説には見過ごせないくだりがある。例えば、栃木で行われた7日の演説。安倍首相は「社会保険庁を解体し、日本年金機構にすることによって年金財政は安定していく。JRは民営化してサービスが良くなった。社会保険庁も民営化すれば、サービスが良くなり、給付率が上がり、年金財政も安定します」と語っていた。

 しかし、これは大間違い。社会保険機構は解体されて、職員は非公務員化するが、JRのように民営化されて株式会社になるわけではない。形は特殊法人になるわけで、JRを例に出して、「給付率が上がる」「サービスが良くなる」という論法はとんでもないのだ。

「社会保険庁から衣替えする年金機構は、行政サービスを肩代わりする特殊法人になるのですから、JRの民営化とは根本的に違います。競争相手がいるわけでもないし、サービスが良くなる保証はありません。見過ごせないのは、それなのに職員の待遇は公務員時代より良くなる可能性があることです。特殊法人のトップの給料は平均で2276万円、理事でも1869万円です。国家公務員の給与と指数で比較すると、国家公務員(研究職を除く)の100に対し、特殊法人は128.9にもなる。これは国会でも取り上げられて、民主党の細野豪志衆院議員が質問しています」(ジャーナリスト・横田一氏)

 公務員ではなく、特殊法人になってしまえば、役所や国会のチェックもきかなくなる。どう考えても「年金機構」でサービスが良くなるとは思えないのだ。

「JRを例に出して、改革を強調する論法は、テレビによく出る有識者も使っている。官邸のプロパガンダとしか思えません」(横田一氏=前出)

 国民は安倍の説明をうのみにしたらダメだ。

【2007年7月12日掲載】

3590名無しさん:2007/07/16(月) 17:35:04
内閣支持率最低28% 投票先、民主27%自民18%
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707160322.html

 共同通信社は十四、十五両日、参院選に向けた有権者の動向を探るため、全国電話世論調査(第四回トレンド調査)を実施、安倍内閣の支持率は28・1%で、今月七、八両日の第三回調査よりさらに2・0ポイント下がった。昨年九月の内閣発足以来、支持率が初めて30%の大台を割り込んで最低を更新。十二日の公示後も、安倍政権への「逆風」が収まっていない現状をうかがわせた。

 また比例代表で投票する政党・候補者に関し、「民主党」と答えた人は27・2%で、前回調査に比べて2・6ポイント増えた。自民党も0・7ポイント増えて18・3%となったが、両党の差は8・9ポイントで前回(7・0ポイント差)からさらに拡大した。

 また重視する問題(二つまで回答)を尋ねると、「年金」は53・6%と前回調査より5ポイント近く減ったが、依然トップ。「政治とカネ」が4・2ポイント増えて23・7%になり、前回の四位から二位に急浮上した。これに「格差」(20・2%)、「教育」(19・6%)が続く。赤城徳彦農相の事務所費問題をきっかけに、「政治とカネ」問題への関心が再び高まっていることを裏付けた。

 参院選への関心度は、「大いに関心がある」「少しは関心がある」が計84・5%に達し、前回調査より6・3ポイント増えた。二○○四年参院選の投票日約二週間前のトレンド調査時点(71・0%)を大きく上回っており、有権者の関心は極めて高い。

 選挙区の投票先は、民主党が26・2%と前回調査より2・9ポイント増えたのに対し、自民党は18・6%と逆に1・2ポイント減り、両党の差は7・6ポイントに拡大。第一回(六月二十三、二十四両日)から四回の調査を通じて、両党の差は比例代表、選挙区の双方で最大となった。

 民主、自民両党以外の比例代表の投票先については、公明党5・0%、共産党4・3%、社民党0・9%、国民新党0・3%、新党日本0・5%、「まだ決めていない」が38・4%だった。

3591名無しさん:2007/07/16(月) 17:43:55
共同通信トレンド調査

比例区
2004
自民 **.*→21.6→21.5→**.*→**
民主 **.*→18.2→22.9→**.*→**

2007
自民 19.8→17.9→17.6→18.3→**
民主 22.1→24.5→24.6→27.2→**

選挙区
2004
自民 **.*→23.9→21.4→**.*→**
民主 **.*→17.4→20.9→**.*→**

2007
自民 21.4→19.2→19.8→18.6→**
民主 22.0→22.9→23.3→26.2→**

内閣支持率
2004
支持 **.*→47.4→45.2→**.*→44.4
不支 **.*→45.4→48.7→**.*→**.*

2007
支持 33.5→32.0→30.1→28.1→**.*
不支 57.7→58.1→58.8→**.*→**.*

3592雑談居士@期日前投票完了:2007/07/16(月) 20:51:15
台風4号・新潟県中越沖地震で感じる災害への不安と、与党への逆風・民主党候補の追い上げに加えて
地元建設会社の相次ぐ経営破綻による選挙への不安と苛立ちが爆発したような発言であります。
「美しい国」馬鹿にされた気がする 自民候補が首相批判
http://www.asahi.com/politics/update/0716/TKY200707160449.html
参院選高知選挙区(改選数1)で3選を目指す自民党現職の田村公平氏(60)=津島派=が16日、
高知市内で開いた演説会で、安倍首相が掲げるスローガン「美しい国」について
「意味がよく分からない。高知は明日の飯をどうやって食うかという追いつめられた状況にある。
絵に描いた「美しい国 日本」で、応援に来られて適当なことばかり言われたら、馬鹿にされたような
気がする 」と痛烈に批判した。
 田村氏は「美しい国って何でしょう」と前置き。「(首相が)私の選挙を心配するなら銭を持って来てほしい。
南海地震対策を政府の責任で5000億円ぐらいやったら、高知は地震や台風に耐えられる県になる 」と訴えた後、
首相のスローガンを批判し、「そういう思いをだれかが言わないといけない」と語った。
首相は1日、高知県香南市で開かれた田村氏の決起集会に出席した。

3593雑談居士@期日前投票完了:2007/07/16(月) 21:42:10
個人的に久しぶりの丸川ネタ、新宿区役所の選管職員も心の中で大爆笑ww
丸川氏 期日前投票できず 転入届を出し忘れ
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007071601000636.html
参院選東京選挙区から立候補した自民党の新人丸川珠代氏(36)が16日、期日前投票で訪れた東京・新宿区役所で、
住民票を公示前日の3ヶ月以上前に移していなかったことが分かり、投票できなかった。
丸川氏の事務所によると、民放アナウンサー時代に勤務していた米ニューヨークから2004年6月に帰国した際、
転入届を出し忘れていた。今年4月に届けを出し、本人は投票できると思い込んでいたという。
丸川氏は「わたしのミス。すみません」とコメントした。

3594とはずがたり:2007/07/16(月) 21:51:52
>>3593

4月頃に擁立の内々の打診があってやる気満々で転入届だしてたんですな。
その間は無届けだったんですかね?なんか道義的・法律的に問題はないのでしょうか??

3595雑談居士:2007/07/16(月) 23:15:34
>>3594
書き込み後にブックマークへ入れている政治系ブログをあちこち覗いていましたら、
とはさんと同じように疑問・指摘されているブロガーさんがいました。
2004年6月から今年4月までの2年10ヶ月間、住民票をアメリカ国内に置きっ放し。
つまり「この間の選挙は全て棄権」←道義的問題。(TVメディアに携わっていた者として致命傷)
「住民税などの税金を支払っていない」←法律的問題。(選挙に立候補した者として非常識)
可能性が高いわけで、丸川本人の意識の無さは勿論ですが、安倍内閣ではすっかりおなじみの
「身体検査」がここでも役立っていないことになります。
安倍自ら口説いたのであれば、より一層の身辺調査をしなければならないのですが・・
週刊誌や夕刊紙(ゲンダイ)がどう動くか、軽いお笑いネタが安倍と自民党にとって
新たな火種&逆風になるかもしれません。まっ、私から見れば自業自得ですがねw

3596とはずがたり:2007/07/16(月) 23:37:24
笑い話からマジネタに成る可能性もありますな。
住民税逃れしてたんなら非常に悪質であるし,投票もしてないとなると何が日本に生まれて良かっただっヽ(`Д´)ノ って感じですわな〜。
地震で暫く政治休戦みたいになるかもしれないけど,赤城・甘利・丸川の三本柱で最後の一週間はゲンダイをはじめとして徹底的に解明に尽くして欲しいっすねw

3597いなばやま:2007/07/16(月) 23:38:52
>>3595

転入後3ヶ月以上無届けなので住民基本台帳法違反で科料に処せられます。
実際は厳密な運用ではなく、自治体ごとに柔軟に対応していますが
大体1年くらいまでですね、許されるのは。

住民税の問題は、本当に払ってなかったのなら大問題ですが
丸川氏はテレ朝の社員な訳で源泉徴収だったはず
2005年の6月からは住民税が発生するはずでテレ朝の給与担当者がどうしていたのか?

まぁ、投票に行っていないのだけは間違いないな。事務所の士気に関わるよなぁ。
三浦氏の選挙戦略が裏目に出たね。

3598雑談居士:2007/07/17(火) 00:55:06
>>3596 >>3597
「日本人でよかった」のキャッチコピーは完全に潮目ならぬ裏目になりました。
住民税については、いなばやまさんがおっしゃる通り会社員=源泉徴収なんですが
毎月どうやって処理していたのか?・・問題がテレ朝にも飛び火しかねませんね。
投票に行っていない(棄権)のは候補者として完全に命取り。
対立候補(と、保坂陣営)の攻撃材料にされる可能性は高く、また地震報道が落ち着いて
本来の参院選モードに移った民放各局が、ワイドショー方面から切り込んでくることも
ある程度予想されます。(この場合、住民税問題への波及は確実)
事務所の体制もガタガタでしょう。街頭演説でなにかと野次られているのにさらに追い打ち・・
三浦氏は、運動員ともども陣営から逃げ出したい心境ですかね。

3599とはずがたり:2007/07/17(火) 01:17:04
誰が見ても正真正銘東京で働いているのに住民税払ってないとかあるんですかね?
竹中が課税対象の正月に海外に住民票を移して住民税を正々堂々と脱税してた事がありましたが,ああいう脱法がまかり通ってたんでしょうかね??テロ朝め,ちゃんと説明しん!笑

丸ちゃんにはそこそこ健闘して貰って保坂から票を削って共倒れを期待してたのにこのていたらくでは夢のまた夢だぁ・・。

3600とはずがたり:2007/07/17(火) 01:34:58
>>3591
調査の数字そのものは前回04年より民主に有利なんですかね?また怒られるかもしれないけど民主鉄板じゃね??笑
まぁ1人区,2人区,3・5人区別に発表して貰わないとあんまり議席との関連性は読み取れないんでしょうけど・・。

一方この記事は北海道。多原,伊達に追いつけるか?

参院選道選挙区 小川氏、幅広い支持 追う伊達氏、多原氏 全道調査(07/17 00:18)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/san-in2007/38274.html

 二十九日投開票の参院選に向け、北海道新聞社は、道内有権者を対象に世論調査を行い、公示後の情勢を探った。道選挙区(改選数二)では、民主党現職の小川勝也候補が幅広い層から支持を集めて先行し、これを自民党現職の伊達忠一候補=公明党推薦=と、無所属新人の多原香里候補=民主党、国民新党、新党大地推薦=が追う展開になっている。比例代表で投票する政党では、民主党が自民党を大きくリードし、好調さを持続している。ただ、投票までまだ二週間近くを残しており、選挙区、比例代表とも今後、情勢が変化する可能性もある。(関連記事2、4面に)

 小川候補は、三週間前に行った前回調査よりも支持を減らしているものの、なお民主党支持層の六割を固め、「支持政党なし」の無党派層からも三割近い支持を得て優位に戦いを進める。年代別では四十代から六十代、職業別で事務職や専業主婦などに浸透している。

 伊達候補は、自民、公明両党支持層の七割前後を固め、手堅さをみせる。ただ、無党派層の取り込みに苦戦するなど、全体の支持動向では前回調査時点と大きな変化はみられない。年代別で七十代、職業別で自営業などで八候補中最多の支持を得ている。

 多原候補は、民主党支持層からの支持が、前回調査の一割以下から二割以上に急伸。公示直前に「当選後は民主党会派入りする」との考えを表明した効果が数字に表れている。無党派層からの支持も二割を超える。年代別では二十代と三十代に浸透している。

 共産党新人の畠山和也候補は、同党支持層の八割を固め、札幌市内でも浸透を図る。

 無所属新人の羽柴秀吉候補は、農林漁業で約二割の支持を得ている。社民党新人の浅野隆雄候補は、同党支持層の約六割を固めた。

 無所属新人の荒川昌之候補、諸派新人の千代信人候補はいずれも伸び悩んでいる。

 一方、比例代表で投票する政党では、前回調査と同様、民主党が同党支持層に加えて無党派層も取り込み、四割強となり、二割台の自民党を大きく引き離している。これに公明党、共産党などが続く展開だ。

 今回参院選で問われる課題(二つまで回答)では、前回調査と同様、約八割の人が「年金・福祉など社会保障」を挙げており、依然、年金をめぐる問題が最大の争点になっていることが分かった。

3601午前様:2007/07/17(火) 01:41:02
>>3601
その記事で一番ツボに入った注目ポイントはコレ▼でした
> 無所属新人の羽柴秀吉候補は、農林漁業で約二割の支持を得ている

秀吉公はもう泡沫と呼べなくなりましたね。つか、秀吉の後に出てくる社民w

3602とはずがたり:2007/07/17(火) 01:43:07
おお,気付きませんでした(・∀・)>羽柴
夕張で男を上げましたかねぇ??

3603じゃがポックリ:2007/07/17(火) 01:48:45
多原は04年の参院選と比べても良い勝負をしていると思います
(04年の情勢は全紙「中川、峰候補が広い支持を集める。鈴木が懸命に追い上げ」でした)

伊達さんは息子の交通事故がありますから無党派層の票を伸ばすのは厳しいと思います
自民党の票を固めきれるかどうかってところでは?

民主票を半々に割ること出来れば普通に当選しそうなんですけどね。

3604とはずがたり:2007/07/17(火) 01:49:39
>>3599
しゃーない,友愛には保坂をやらせて選挙後民主へ引き抜こう。公民民民無とかになるぞw

490 :無党派さん:2007/07/16(月) 07:21:31 ID:5sDyBbRZ
保坂って根っからの保守みたいな顔しているが、今日の毎日新聞の
「焦点の候補者横顔」を見たら、学生時代は学生運動に明け暮れ、
卒業後も就職先で労組副委員長もやってたそうだ。びっくり。

683 :無党派さん:2007/07/17(火) 01:13:24 ID:oq26OE6A
>490
保坂のやっていた労組は全日産労連。御用組合として名高い旧同盟(旧民社党)系労組。

3605とはずがたり:2007/07/17(火) 01:54:51
>>3603
じゃがポックリさん,始めまして。北海道の方でしょうかね??
民主党北海道は組織がしっかりしているので,多原の当選したら民主会派入り表明で組織動かして票割り出来る体制に成ってきましたよね。楽しみです。

3606午前様:2007/07/17(火) 01:59:34
>>3602(3601のアンカーは3600の間違いでした。すみません。)
言われるとおり羽柴氏は夕張で男を上げましたね。これで今後どこで出ようがマスコミは泡沫扱いする訳にいかなくなりそうです。

戦いの「本線」では「小川が前回より支持を減らし」「多原が急伸」「伊達大きな変化見られず」で大体の帰趨が見えたような。
しかし鉢呂戦略みごとだ。あとは「票割巧者の連合北海道」がきっちりと仕事するでしょう。
結果だけみれば当初一般に言われていた意味とは「逆の意味での無風区」になる可能性すらあるかも。

3607とはずがたり:2007/07/17(火) 02:18:51
羽柴や社民が一定数とってしまうのが気がかりっすね。泡沫を脱した秀吉が当選者を決定づける役割まで果たすかも。
社民と競ってるくらいだから10〜20万のオーダーで取るってことっすよねぇ・・。
また本来不祥事嫌う筈の公明ももう自民ならなんでも良いんですねぇ…。

http://www.senkyo.janjan.jp/election/2004/99/002006/00002006_9525.html

3608じゃがポックリ:2007/07/17(火) 02:33:40
はじめまして。札幌市民です!
これから、よろしくお願いしますね。

道新によると期日前投票は29.5%増となっていて
投票率もupが見込めそうだし、
鉢路さんの選挙戦略、道議選・札幌市議選での積極的な擁立は
上手く行きましたからね。期待大ですよ

3609じゃがポックリ:2007/07/17(火) 02:39:40
追加
羽柴さんは農林漁業の層に強いようですが
http://www2.asahi.com/senkyo2005/special/TKY200509040165.htmlをみても
分かると思いますが、やはり農林漁業者層は自民党支持が高いので、
自民の票を奪ってくれるのではないかなとちょっと期待しています(笑)

3610いなばやま:2007/07/17(火) 02:41:43
某掲示板からの転載。少なくとも脱税はなさそうです、丸川。


496 無党派さん sage 2007/07/17(火) 02:31:52 ID:RXnZvpER
住民税については、給料取りの場合、給料天引きになる場合がほとんどだろうけどね。

本人が会社に申し出ている住所地の役場に、会社が「給与支払い報告書」というものを提出する。
「給与支払い報告書」は「源泉徴収票」と中身は一緒。
役場はそれをもとに住民税を計算し、会社に月々の天引きの額を通知する。
会社は本人の給与から天引きしてその役場に納付する。(特別徴収という)

住民票がない人間でも、1月1日にその市町村に実際に住んでいれば、その市町村には課税権が
あるので、住登外課税といって、住民登録がなくても税金をかける。

3611雑談居士:2007/07/17(火) 02:52:50
>>3599
丸川は落選しても最後の切り札(白○御曹司の彼氏への)「永久就職」があるそうですが、
これもアテが外れたらシャレにならないわけでww

民主党が道東地域の所属地方議員による多原氏全面支援を決めたそうですね。
宗男先生もこれを受けてか、岡山に乗り込んで姫の虎退治に助太刀するだけでなく
平沼後援会の一部による陰の姫井支援まで明らかにする豪快な大活躍ぶり。
郵政選挙でも揺るがなかった民主党北海道&新党大地、恐るべき道産子パワーです。

3612名無しさん:2007/07/17(火) 02:59:36
04年のムネオ、今回の多原ともに若年層の支持が高いのが面白い。
(ムネオは中盤情勢では20代で支持1位だった)

3613雑談居士:2007/07/17(火) 03:00:06
>>3610
いなばやまさん、ありがとうございます。住民税についてはなんとか乗り切れそう・・ですかね。
三浦氏には「天然ボケのまるたま」で玉砕覚悟のコミ戦を仕掛けていただきたいものですw

3614名無しさん:2007/07/17(火) 03:46:49
ずるいぜ竿だけ屋wそれなら俺でも当たる

http://plaza.rakuten.co.jp/kaikeishi/diary/200707120000/
2007年07月12日 選挙予想のカラクリ [ カテゴリ未分類 ]
昨日のブログのこぼれ話なのですが、
「AERA」で語った「当落の的中率は9割」というのにはちょっとしたカラクリがあります。

1.通常は投票日の1週間ぐらい前に準備を始めて、当日の午後8時直前に予想を確定させるから。
2.「的中率が9割」ということは、1割は外します。
  衆院選だと30選挙区、参院選だと4選挙区は外してしまうのです。

というわけで、さほどたいしたことでもなかったりするのです。あしからず。

3615名無しさん:2007/07/17(火) 04:10:35
>>3614

ブログコメントに「それは予想じゃないだろアホ」と突っ込みたいw

3616名無しさん:2007/07/17(火) 04:18:43
>>3613
都知事選で都内に住民票がない浅野候補に「東京に対する郷土愛がまったく感じられない」と偉そうに非難した選挙参謀さんがいたような気がしたが、一体だれだっけwww

3617いなばやま:2007/07/17(火) 08:15:12
>>3614
と言うことは各紙の情勢を見てから予想してんのか。あんなずさんな読みでよく9割当たるなと思ってた。
と言うことで河北新報の序盤情勢です。

秋田は松浦、金田氏互角 参院選東北6選挙区序盤情勢
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/07/20070717t71025.htm

 29日投票の参院選で、河北新報社は16日、東北6選挙区(改選8議席)について、秋田、山形で実施した電話調査と本社取材網の分析を加え、序盤情勢をまとめた。民主党は改選数2の宮城、福島の各1議席と岩手(改選数一)を固めつつあり、山形(同)でも先行し、4議席をうかがう勢い。秋田(同)では推薦した無所属新人が自民現職と互角の戦いを展開している。自民党は宮城、福島で2議席を固めつつある。1人区では青森で現職がやや先行している。

 青森選挙区は、自民現職の山崎氏を民主新人の平山氏が追う展開。山崎氏は組織の引き締めに懸命だ。知名度不足の平山氏は党の追い風を生かす作戦。共産新人の高柳氏は5万以上の得票が目標。社民新人の渡辺氏は支持拡大に余念がない。

 岩手選挙区は、民主現職の平野氏が高い知名度と党の組織力をバックに、全県で安定した戦い。自民新人の千田氏は出身地の県南を中心に、県議や国会議員と連動して追い上げる。共産新人の若山氏、社民新人の伊沢氏は支持拡大に懸命。

 宮城選挙区は、民主現職の岡崎氏が知名度を生かし、全域に浸透。連合宮城も回転しトップをうかがう。自民現職の愛知氏は党組織の支援を受けて追う。仙台市中心の後援会組織がかみ合ってきた。共産新人の加藤氏、社民新人の岸田氏は伸び悩んでいる。

 秋田選挙区は、無所属新人の松浦氏が非自民勢力を結集し、自民現職の金田氏と互角の戦いを繰り広げている。共産新人の鈴木氏は広がりに欠けている。

 松浦氏は、前回(2004年)選挙で自民現職を破った労働組合などの組織を背景に、県北、中央で勢いを拡大。金田氏は自民逆風のあおりを受けながらも県南に浸透し、民主の牙城となった中央にも食い込んでいる。電話調査では3割が態度を決めておらず、動向はなお流動的だ。

 山形選挙区は民主新人の舟山氏が、年金記録不備問題への批判と知名度を生かして先行、自民新人の篠原氏が懸命に追う展開。共産新人の佐藤氏は伸び悩んでいる。

 舟山氏は前回選挙の実績を背景に都市部を中心に浸透、自民支持層の一部にも支持を広げる。篠原氏は主婦層に食い込むが、出遅れの影響と自民への逆風で、組織力を発揮しきれていない。半数近くが態度を決めておらず、無党派層の動向や投票率で、情勢は流動化する可能性がある。

 新人4人の戦いの福島選挙区は、民主の金子氏と、自民の森氏が優位な戦い。金子氏は、知事選、参院補選と連勝した党を前面に出し勢いがある。森氏は逆風の中、党支持層などをまとめるのに躍起だ。共産の宮本氏と社民の小川氏は、票の上積みを図る。

3618やおよろず:2007/07/17(火) 08:57:52
参院選情勢分析 秋田・山形
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/07/20070717t71021.htm

山形、民主・舟山氏が先行 参院選東北6選挙区序盤情勢
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/07/20070717t71025.htm

参院選道選挙区 小川氏、幅広い支持 追う伊達氏、多原氏 全道調査
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/san-in2007/38274.html

3619とはずがたり:2007/07/17(火) 10:49:59
>>3610
かくしてサラリーマンは脱税出来ない様な制度設計になってるんですなぁ。

>>3614
出走直前迄自由に決めることが出来る勝ち馬投票券方式っすねw

>>3617
秋田は誤差の範囲内で松浦氏が調査結果上はリードっすかねぇ?

>>3617-3618
山形はいけそうっすねぇ。喜ばしい。

3620とはずがたり:2007/07/17(火) 11:31:38
凄い顔すw

431 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 09:29:13 ID:cwGPMVDL
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007071701.html
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070717-OHT1T00015.htm

動揺しすぎだろ・・・

3621やおよろず:2007/07/17(火) 18:22:13
日本テレビ電話世論調査(7/14-16 4万人超に)

与党化半数割れも。民主は参院第一党をうかがう勢い

自民:1人区で苦戦を強いられる。40議席台半ば。
公明:13議席確保微妙。厳しい戦い。
自公で50議席台後半

民主:比例・選挙区合わせて50議席半ばを確保する情勢。
共産:選挙区で議席確保の可能性。比例改選の4議席確保は微妙。
社民:比例改選3議席確保は難しい。
国新:選挙区・比例それぞれで議席獲得か。
新日:比例で議席獲得しそうな情勢。

有権者の4割が投票先未定の為、情勢の変化で流動的な要素も。

内閣支持:28.6%  不支持:49.4%

3622雑談居士:2007/07/17(火) 19:41:03
>>3616
三浦氏、自らの発言が見事にブーメランしてしまったわけですなw
>>3617
1人区、青森以外、秋田・山形はイケそうですね。
>>3620
調子に乗ってマスコミを呼んだらコレですからね・・
保坂陣営は秘かに喜んでいるとかいないとかw
住民税の件も相変わらずくすぶっているようです。

3623とはずがたり:2007/07/17(火) 19:42:22
>>3608-3609
おお,札幌市内っすか。北海道は民主党が強くて心強いっす。
また情報お願いいたします。秀吉が農民票削ってくれると万々歳なんですけど・・

>>3621
選挙区ってのは島根っすよね,多分。

3624とはずがたり:2007/07/17(火) 22:49:41
<大分>
与野党対決の構図 無所属新人「民主」を前面に
前原前代表も応援
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news002.htm

  参院選大分選挙区(改選定数1)は、「与党」対「野党」の構図が鮮明になってきた。民主党県連が支援する無所属新人(51)が、年金問題などで野党に吹く追い風に乗って政党色を出す戦術に変えたためで、16日は前党代表の前原誠司・衆院議員が応援に駆け付けた。共産党新人(30)、社民党が推薦する無所属新人(64)、国民新党現職(59)も与党批判を強めており、受け身に立つ自民党新人(49)は必死に批判をかわす演説を繰り返している。

 前原氏は、この日、大分市での演説会に駆けつけた。党本部が同選挙区について自主投票とした一方、県連が無所属新人を全面支援する“ねじれ現象”に触れ、「民主党議員の気持ちは公認」とし、事実上、党の候補であることをアピールした。

 壇上には「民主党」と書かれたのぼりが掲げられ、梶原九州男・県連幹事長は「当初は超党派で票をとるため無所属としたが、各党が候補者を立てたため、党派色を強めることにした」と説明した。今後も、党幹部クラスの来県を調整していくという。

 対する自民、公明両党は、擁立した新人を「与党候補」として、協力態勢でバックアップしている。候補はこの日、県北部を遊説して回り、「年金問題は政府が責任を持って解決する。景気回復が出来るのは与党だけだ」と、逆風をかわす弁をふるった。

 自民党県連の志村学幹事長は「年金問題については、これまでずっと『心配しなくていい』と有権者に説明してきたこともあり、逆風がやみ始めた感がある。与党の説明が浸透してきたのだろう。責任政党としての実行力をしっかり訴えていく」と、勢いづく野党に真っ向から応じる意気込みをみせた。

 民主党以外の野党陣営も年金問題などへの風に乗ろうと躍起で一斉に与党への攻撃を強めている。

 一方、民主党の動きを受けて野党間での攻防も激化しており、国民新党現職の陣営幹部は「二大政党の激突という印象に埋没しないよう、格差問題など、その他の争点を丁寧に訴えていく」と危機感を強めている。

 また、共産党県委員会は「(自主投票としておきながら)『風』を見て立ち回りを変えるのはいかがか」、社民党県連合は「民主党の小沢代表の中央判断が徹底されていないことを露呈した」として、民主党批判も始めている。
(2007年7月17日 読売新聞)

3625とはずがたり:2007/07/17(火) 22:58:40
自民獲得議席が最小化成るのが望みの俺だけど,ここは公明が落ちる方がいいかな。そうすれば次回以降公認候補を出せなくなるだろうから。

07参院選:激戦区ルポ/1 愛知 自公協力
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070717ddm005010027000c.html
 ◇逆風下「10万票」争奪

 「私の政権も公明党に支えていただいています。愛知は与党2議席が必要です」
 14日夜、安倍晋三首相(自民党総裁)は名古屋市中心街にある公明現職、山本保氏の選挙事務所を訪れ、同党の選挙カーに乗って支持を訴えた。
 定数3に自民、公明、共産、社民が各1人、民主が2人を擁立する激戦区。公明にとっては埼玉と並ぶ最重点区であり、与党候補がぶつかる選挙区でありながら、初めて自民と選挙協力を結んだ。首相の応援はその証しでもあった。

 愛知での公明の基礎票は40万〜50万票とされる。小泉ブームに沸いた6年前は自民現職、鈴木政二氏(官房副長官)が約97万票でトップ、山本氏は約50万票で最下位当選したが、今回は年金問題などで有権者の関心が高まり、与党には逆風が吹く。当確ラインを60万票と読む公明が「10万票」を上乗せするには、どうしても自民票が必要で、自民に触手を伸ばす公明と懸命にブロックする鈴木陣営という構図が生まれた。

 比例代表で復活当選した自民衆院議員(東海ブロック)は、公明県議から耳元でこうささやかれたという。
 「次のあなたの選挙は危ないですよ。中身のある支持者名簿出していただけませんか」
 愛知自民は小泉劇場に沸いた05年衆院選で大きく躍進したものの、元々民主が強い土地柄。公明県議は次期衆院選での協力を絡めながら、山本氏への「実のある支援」を求めてきたのだ。

 要請を踏まえ、地元の実力者、寺西学県議(県連会長代行)も動いた。「自民県議35人は公明の推薦をもらって当選した」と山本氏の応援に奔走し、公明の北側一雄幹事長には「信義は必ず守る」と伝達。6月12日には名古屋市内のホテルに支持者を集め「今回は山本さんを」と頭も下げた。中川秀直幹事長からの要請でもあった。

 こうした動きに危機感を募らせるのは鈴木氏だ。「与党でも逆風を受けるのは自民。閣僚の不祥事のたびに10万票減り、公明に票を回す余裕はない」と陣営の自民県議団幹部。鈴木氏も参院選に向けた県連大会で「自民党の組織を壊したくない。公明は強力なライバルだ」と、同党への協力を控えるよう訴えた。
 だが、愛知での自公協力は公明から協力を得る他選挙区に跳ね返る。自民執行部の公明支援要請は執拗(しつよう)だ。14日には、首相が山本事務所に「内閣総理大臣 安倍晋三」の為書(ためが)きを贈った。
 「首相の強いメッセージ」(荒木清寛・県本部代表)をテコに、自民票への食い込みを図る公明と当惑しながら受け止める自民、納得しない鈴木陣営。「公明の期待通りに票が出なければ、次期衆院選での反応が怖い」(地元選出の自民衆院議員)という心理も手伝い、「10万票」の争奪には悲壮感も漂い始めた。

 一方、民主は2人当選した98、04年の再現を目指す。連合票の8割を現職の大塚耕平氏に集め、新人の谷岡郁子氏は有名スポーツ選手を輩出する中京女子大学長の知名度を生かし、無党派層へ浸透を図る。
 12日の出陣式で、大塚氏は「年金問題の突破口はよく分かっている」と現職の強みをアピール。谷岡氏は「一緒に政治を変えよう」と清新さを押し出した。同党は04年には2候補が計約140万票を得ており、戦い次第では2議席獲得も見えてくる。

 共産の八田ひろ子氏は「自民、公明、民主は憲法9条を変えようとしている」、社民の平山良平氏は「格差のない平和な社会を築こう」と訴え、護憲と生活者の視点を強調する。【武本光政、野口武則】=つづく
   ×   ×
 29日の投票に向け、各党、候補の舌戦が繰り広げられている。五つの選挙区から、07年参院選の焦点を見る。
==============
 ◆愛知
 (改選数3、届け出順)
 平山良平 (59)党県副代表=社新
 鈴木政二 (59)官房副長官=自[町]現(2)
 八田ひろ子(61)党中央委員=共元(1)
 柘植雅二 (52)新風県代表=諸新
 荒川厚太郎(62)秘書=諸新
 谷岡郁子 (53)中京女大学長=民新[国]
 大塚耕平 (47)[元]日銀調査役=民現(1)
 山本保  (59)党県副代表=公現(2)
 兵藤高志 (45)[元]東浦町議=無新

毎日新聞 2007年7月17日 東京朝刊

3626とはずがたり:2007/07/17(火) 23:02:18

あにーヽ(`Д´)ノ
まぁ仮に55行けるとか云う情勢でも緩むからそうは云うべきではないけど。

民主、目標「55」に厳しい認識 情勢分析で小沢代表
http://www.asahi.com/politics/update/0717/TKY200707170596.html
2007年07月17日20時36分

 民主党の小沢代表と菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長らは17日、参院選で党独自に行った情勢調査をもとに中盤以降の選挙戦略を協議した。「いくつかの選挙区で緩みがある」(鳩山氏)と分析し、小沢氏は「このような状況では目標の55議席には届かない」と厳しい認識を示した。

 協議後、鳩山氏は記者団に「あと一歩で追いついたり、ぎりぎりリードしたりしたという選挙区にできるだけ重点を置いて日程を組んでいく。決して楽観は許されない状況だ」と述べた。

 選挙区では、小沢氏が東北地方を直接担当する。栃木や北陸では「良い雰囲気になってきている」(鳩山氏)と支援を強化。中国、四国、九州では接戦を展開しているとしてテコ入れを図る考えだ。民主が2人を擁立した3〜5人区でも、週末に党幹部の街頭演説を集中させるなど支援態勢を強めていく。

 政策面では年金問題に加え、赤城農林水産相の事務所費問題など「政治とカネ」の問題も訴えていく。地震が起きた新潟県については鳩山氏は「このような時に選挙運動をやる、パフォーマンスをすることが、特に被災された方々にどのように映るか、ということがある」と述べ、選挙活動を控えめにする考えを示した。

3627雑談居士:2007/07/17(火) 23:38:59
>>3626
おそらくマスコミ報道などで言われている楽観論をあえて引き締めた格好でしょう。
新潟県内での選挙戦略についての鳩山氏の意見に同感。賢明だと思います。

NHKで自民党の比例代表の政見放送を観てますが、聞き手が元日テレアナウンサーの
真山氏(調布市議)なのにビックリ。なんだかな〜(苦笑)
安倍の話す内容と言い方が、他のTV出演や討論・演説の中身とほとんど一緒ですw

3628杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/07/18(水) 00:40:37
そうですね。台風と地震で逆風が弱まった感があるんじゃないかと思います。これで自民が若干復調するんじゃないかと・・・・・

>NHKで自民党の比例代表の政見放送を観てますが、聞き手が元日テレアナウンサーの真山氏(調布市議)なのにビックリ。なんだかな〜(苦笑)

そりゃ自民党推薦で出てましたからwwwww

3629雑談居士:2007/07/18(水) 00:58:41
>>3628
台風と地震で忘れ去られるかと思われた赤城農相が謎の顔面絆創膏&無精ヒゲを
見せたのと、丸川珠代の住民票&住民税騒動でどうなりますか・・
真山氏、純粋無所属だったと思いきや自民党推薦だったんですか!
こりゃやられましたww

3630名無しさん:2007/07/18(水) 01:02:18
民主党だけで55議席というのは確かに現時点でもきわめてハードルが高いと言わざるを得ません。
1人区は無所属や国民新党に譲っている部分も多いわけですから民主党公認が1人区の大半で勝たないと実現は不可能です。
さらに言えばNHKの調査や複数のコメンテーターの発言にも出てきているように特定勢力に勝たせすぎることに嫌気がさしている空気が漂っています。
野党トータルでは過半数に行くでしょうが小政党、無所属などが伸びてくる予感がします。

3631和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2007/07/18(水) 01:13:24
>>3629
そうですね。赤城の絆創膏・丸川の住民票問題は、ワードショー・夕刊紙の
格好のネタですからね。水〜木はこの話題で持ちきりでしょうね。金〜日の
中盤情勢調査の直前ですからね、少しの−材料も許されないはずなのに、一体自民って。
主婦層からもより一層うんざりがられるでしょうね。

3632いなばやま:2007/07/18(水) 02:04:27
>>3630

公明党以下の小政党は大負けか大勝ちトレンド以外でじゃ
情勢調査でなかなか見えてこない。
調査の数字より選挙結果のほうがいいことが普通。

3633雑談居士:2007/07/18(水) 02:30:52
>>3631
赤城絆創膏騒動は、昨夜の民放各局のニュース番組が地震関連に次ぐ扱いで報じていました。
コレがきっかけとなって、事務所費疑惑が再燃しそうな気配ですね。
丸川についてはおっしゃる通りでして、ただでさえ同じ女性からの支持が弱いところに
この一件ですから、赤城問題以上に自民党の選挙情勢へ響いてくる可能性があります。
安倍の被災地即日訪問も、地元では選挙目当てだとの冷ややかな声が多いようですから、
こうなるともはや潮目ならぬ裏目の連続といった状況ですね。

3634和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2007/07/18(水) 03:46:15
民主大勝利!!!
与党過半数割れも、民主第1党の勢い…参院選・読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070718it01.htm

読売新聞社は、29日投開票の第21回参院選を前に、全国世論調査を実施し、総支局の取材結果も加えて選挙情勢を探った。

 自民党は、1人区など選挙区選で苦戦し、比例選でも勢いに欠ける。公明党も伸び悩んでおり、与党は参院で過半数ラインの122議席を維持できない可能性が強い。年金記録漏れ問題などで有権者の反発が高まっているためと見られる。民主党は選挙区選、比例選ともに躍進し、非改選の議席を合わせ参院での第1党をうかがう勢いだ。ただ、選挙区選で約5割、比例選で約3割の有権者が、投票する候補者や政党を決めておらず、投票日までに情勢が変化する可能性もある。

 参院選は、改選定数121(選挙区選73、比例選48)に対し、選挙区選に218人、比例選に159人が立候補している。与党の非改選議席は、与党系無所属を含めて58あることから、過半数を維持するには64議席以上が必要となる。

 自民党は選挙区選では、焦点となっている29の1人区のうち、群馬と山口で優位に戦いを進めている。だが、東北や四国、九州の全域など、これまで固い支持基盤を誇っていた地域で、民主党に競り負けるか、激しく追い上げられている。14勝13敗だった3年前の参院選よりも苦しい展開だ。

 2人区、3人区では、それぞれ1議席を確保する情勢だ。5人区の東京では2議席目を無所属候補や共産党候補と競り合っている。

 比例選でも自民党は伸び悩んでいる。逆風に加え、選挙区選で公明党から選挙協力を得るため、「比例選は公明党へ」などと支持者に呼びかける自民党候補が増えたことが一因と見られる。自民党は過去最低だった98年の14議席を下回ることもあり得る。

 このまま自民党が逆風をはね返せなければ、選挙区選と比例選の合計で40台前半となる可能性が高い。

 これに対し、民主党は1人区の岩手、三重で優勢なほか、山形、山梨、滋賀、奈良、徳島で先行している。このほか10近くの選挙区で当選をうかがう。複数区の千葉や愛知でも2議席獲得の可能性がある。

 比例選では、04年参院選で獲得した過去最多の19議席に上積みし、20議席の大台に乗せる勢いだ。

 民主党は現時点の勢いを維持出来れば、50台後半に届くことが予想される。

 公明党は大阪で優位に選挙戦を進めているほか、他の選挙区でも当選圏内をうかがっている。比例選では01年、04年の参院選で獲得した8議席を確保できるかどうか微妙な情勢だ。年金問題などで守勢に立たされているのが響いている。

 共産、社民両党は、それぞれ改選議席確保に向け、厳しい戦いを強いられている。初めて比例選に候補を擁立した国民新党、新党日本は1議席を獲得できる可能性がある。

 調査は7月14〜16日の3日間、全国の有権者を対象に電話で実施。有権者がいる世帯6万6873件のうち、4万1735人から回答を得た(回答率62・4%)。

(2007年7月18日3時3分 読売新聞)

3635おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/18(水) 04:12:25
>>3634
ちょいと分析してみます。

民主優位 岩手、三重
民主先行 山形、山梨、滋賀、奈良、徳島
民主当選うかがう 10選挙区
自民優位 山口、群馬
その他(野党候補が無所属など) 秋田、富山、島根、愛媛、宮崎、大分、沖縄

ここに含まれていない13選挙区を列挙します。
青森、栃木、石川、福井、和歌山、岡山、鳥取、香川、高知、佐賀、長崎、熊本、鹿児島

このうちの10選挙区が「民主が当選うかがう」で、
残りが「自民先行だが激しく追い上げられる」でしょう。
そこでこの13選挙区を分類してみます。

自民先行だが激しく追い上げられる 和歌山、岡山、(福井・石川・青森のうち1つ)
民主が当選うかがう 栃木、鳥取、香川、高知、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、(福井・石川・青森のうち2つ)

民主が当選をうかがう10選挙区(+1)は次のような順序ですかね。
香川≧高知≧佐賀=長崎>栃木>鳥取≧熊本>鹿児島>(福井・石川・青森のうち2つ)

鳥取は公明票が多いので要注意ぽいですね。
この10選挙区を熊本まで確保してほしいところです。
石川も急追してるはずなので注目ですね。

2人区はやはり北海道でしょうね。
現状では北海道で自民が1議席確保できる情勢でしょうが、
多原氏が民主支持層に食い込んでかなり追い込んでますから。
新潟のほうが伸びしろが少なくてやや厳しいかもしれません。

大阪の共産、埼玉の民主2議席などはもう一押し必要そうですね。

3636いなばやま:2007/07/18(水) 06:34:36
読売情勢
(一人区)
青森 (自☆)山崎と平山が横一線で激しく競り合う
岩手 (民●)平野、安定した戦い
秋田 (無★)松浦、金田 小差で競る
山形 (民▲)舟山ややリード、篠原激しく追い上げる
栃木 (民★)谷、国井激しく競る
群馬 (自○)山本に安定感
山梨 (民■)米長先行、入倉追う
富山 (自□)野上先行、森田追う
石川 (自☆)矢田、一川激戦
福井 (民★)若泉と松村横一線
三重 (民●)高橋に幅広い支持
滋賀 (民■)徳永先行、追う山下
奈良 (民▲)中村を松井猛追
和歌山(自△)世耕わずかに先行、坂口激しく追い上げ
鳥取 (民★)川上、常田。横一線
島根 (自△)リードする景山に、亀井肉薄
岡山 (自☆)片山、姫井激しく競る
山口 (自○)林リード
徳島 (民■)中谷先行、北岡追う
香川 (自☆)真鍋、植松激しく競る
愛媛 (自☆)関谷と友近大接戦
高知 (民★)武内、田村がっぷり
佐賀 (民★)川崎、川上デッドヒート
長崎 (民★)大久保、小嶺小差で競る
熊本 (民★)松野と三浦つばぜり合い
大分 (自△)磯崎わずかに優位、矢野、松本激しく追う
宮崎 (自☆)小斉平、外山、長峯横一線
鹿児島(民★)皆吉、加治屋互角の戦い
沖縄 (無●)糸数優位な戦い

自民  12
民主他 17

3637いなばやま:2007/07/18(水) 06:52:04
>>3636
(2人区・・・安定の選挙区除く)
北海道(民●自△)小川安定、伊達を追う多原
新潟 (民▲自△)横一線の黒岩、塚田を森が猛追
京都 (民●自☆)松井優位、西田と成宮激しく競る

(3人区)
埼玉 (民★公☆自☆)行田、高野、古川、山根4人がしのぎ削る
千葉 (民▲自△民★)長浜、石井ややリード、加賀谷と白須賀横一線
神奈川(自△公△民▲)小林、松、牧山が競る。水戸絡む
愛知 (民▲自△民▲)大塚、鈴木、谷岡横一線。山本猛追。
大阪 (民●公□自□)梅村安定、白浜・谷川横一線、宮本追う

(5人区)
東京 (民▲民▲自△公△自△)鈴木、大河原、保坂、山口、丸川の競り合いに川田、田村絡む

3638いなばやま:2007/07/18(水) 07:16:58
>>3637
(比例区)
自民 (11〜14?)11議席を固めたが14議席を割り込む可能性
民主 (19〜20台前半)19議席視野に入る、20議席前半の勢い
公明 (6〜8)6議席は固めたが、8議席は微妙
共産 (3〜4)4議席維持は不透明
社民 (2〜3)2議席は確保、3に届くか焦点
国民 (1〜)議席確保は視野に
日本 (1〜)議席確保は視野に

3639いなばやま:2007/07/18(水) 07:29:01
>>3636-3638
●読売情勢に対するいなばやま評

自民は極めて厳しい状況でちょっとやそっとでは巻き返せないと思われる。
地震や台風で復興への期待から少しはゆり戻しがあるかも知れないが
せいぜい2〜3議席程度でもはや与党過半数は絶望的と見ます。

理由のひとつは1人区で優位に戦っている選挙区が極めて少ない事
事前から厳しいと言われていた選挙区ではてこ入れも効いて接戦になっているが
余裕と見られていた石川、福井、和歌山、鹿児島で軒並み予想以上の苦戦で
更なるてこ入れをするにも、確実に拾える選挙区が見えず、重点区が絞れない状況。

ふたつ目に
3人区以上で無党派へ浸透できている候補が皆無な事。
現状では当選ラインを超えているが未決定層のほとんどは無党派。
今後の伸びが期待できないだけに下位の候補に追い越される可能性は大。

読売はトータルではやや抑えた表現だが大惨敗も視野に入っているのでは。

3640名無しさん:2007/07/18(水) 09:17:02
比例は民主一人勝ちの様相ですね。2004の情勢より勢いがあります。
逆に自民は2004の情勢より勢いが無い。小泉退陣で小泉票の流出が少なからず影響してるかも。
公明も6〜8ということは、2004年の7〜9予想より低い。公明にしては苦戦。
共産社民も2004より勢いが無い。
国民が複数議席厳しいのは意外。

3641とはずがたり:2007/07/18(水) 11:02:53
>>3634-3640
いやぁ〜,素晴らしい。
特におま天さんといなばやまさん、詳細な分析感謝です。

東京はこんな状況でも丸川当選争いに絡んでくるんですな。
>5人区の東京では2議席目を無所属候補や共産党候補と競り合っている。
東京のてこ入れが必要だなぁ・・。

2人区は京都では知り合いに向けて共産党候補に梃子入れしといた(今のところ4票程)が、もうちとかさ上げが必要か?

「当選を窺う」と云う記述はトレンド的には可能性高いと云う記述でしょうか?
和歌山迄接戦となるとは凄いですなぁ。一方岡山・香川・愛媛等自民の大物相手には予想以上に苦戦してますねぇ。

あともうちょっとと云う所大杉。無党派が大挙して投票に云ってくれないと惜敗なんて悔しい結果もあるなぁ。。地震ニュースが一巡しないとなかなか無党派固めるの苦戦しそうな気もするが。。此処からあと10日2週間かけて無党派にがっつり滲透して完全に引き離したい所っすね。

3643午前様:2007/07/18(水) 11:19:36
>>3639
分かりやすいまとめ乙です。

以下読売情勢の私的感想
■選挙区 前回と比べて「接戦」「横一線」「激しく追う」など接戦を示唆する表現が非常に多い。というか「鉄板」は群馬・山口だけとは。。。
■比例 民主に政権批判票が集中する傾向。票の動きは「89年型」に近づいている。

 読売情勢は概して実際の結果より、与党・現職優位に出る傾向(おそらく調査法・サンプリングによる)を勘案すれば、結構とんでもないことが起こりつつあるのかも。

3644午前様:2007/07/18(水) 11:20:37
つ参考に04年読売情勢。()内は実際の獲得政党=勢力順

■北海道(自民) 峰崎わずかに優位。中川、西川、鈴木肉薄
■青森(民) 田名部先行、奈良猛追
■岩手(民) 主浜と高橋伯仲
■宮城(自民) 桜井、市川優位
■秋田(無) 鈴木先行、斉藤猛追
■山形(自) 岸と舟山接戦
■福島(自民) 佐藤、岩城安定
■茨城(自民) 岡田と郡司堅調
■栃木(自民) 簗瀬、矢野優位
■群馬(自民) 中曽根一歩リード。富岡、上野激しく争う
■埼玉(自民公) 島田、関口わずかにリード。西田、弓削追う
■千葉(自民) 広中、椎名トップ争う
■東京(自民民公) 小川、沢わずかにリード。蓮舫、中川雅、青島、今村激しく追う
■神奈川(自民民) 小泉と浅尾、千葉先行。畑野追う
■山梨(民) 輿石リード
■新潟(自無) 近藤先行。塚田、田中競り合いながら追う
■富山(自) 河合優位
■石川(自) 岡田が有利
■福井(自) 山崎優勢
■長野(自民) 北沢、若林トップ争い
■静岡(自民) 坂本ややリード。続いて海野追い上げ。藤本、山下も猛追
■愛知(自民民) 佐藤、浅野ややリード。木俣と八田競り合う
■岐阜(自民) 松田、山下堅調
■三重(民) 芝と津田激しく競り合う

3645午前様:2007/07/18(水) 11:21:43
>>3644の続き

■滋賀(民) 林久、上野しのぎ削る
■京都(自民) 福山優位。二之湯一歩リード
■大阪(自民公) 尾立わずかにリード。山下、北川、辻元追う
■兵庫(自民) 水岡やや抜け出す。続いて末松先行、大沢追う
■奈良(民) 前川、服部横一線
■和歌山(自) 鶴保安定
■鳥取(自) 田村堅調
■島根(自) 青木安定
■岡山(民) 江田ややリード。加藤追う
■広島(自民) 柳田、亀井優位
■山口(自) 岸先行、大泉追い上げ
■徳島(自) 小池を東条が追い上げ
■香川(自) 山内、植松激しく競り合う
■愛媛(自) 山本リード。斉藤追う
■高知(無) 森下、広田横一線
■福岡(自民) 大久保、吉村抜け出し、古川、津野追う
■佐賀(自) 岩永、川崎激しいつばぜり合い
■長崎(民) 犬塚、松谷横一線
■熊本(自) 本田、木村激しく争う
■大分(民) 足立リード。仲道追う
■宮崎(無) 上杉、松下激しく競り合う
■鹿児島(自) 野村一歩リード。皆吉追う
■沖縄(無) 糸数優位

3646とはずがたり:2007/07/18(水) 11:35:48
住民税を一切払ってなかったのではないようですね。
なんか住民票移さなかったことに依る脱税・脱法的なものは出来ない仕組みなんですかね?副収入の分とか。

まるたまコピー持って謝罪「住民税は払っております」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070718-OHT1T00058.htm

 海外勤務後、住民票の転入手続きを怠り“選挙権なし”となった元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民、東京選挙区=が16日、同社勤務時代の源泉徴収票のコピーを公表。住民税の支払いを証明した。
 丸川氏はニューヨーク勤務から帰国した04年〜06年の源泉徴収票コピーを手にして「住民税は払っております。給料から引かれてるので手続きは済んでいるものと思っていました」と釈明。事務所では「住民票がなくても住んでいた実態があり、課税されていたようだ」と話した。

 また、一昨年の衆院選、昨年の都知事選には投票に行っていないことも明らかに。「このような立場で、本当ごめんなさい。取材に夢中になってて」と4度にわたり約25秒頭を下げた。渡米前は投票に行っていたという。

 この日は午前7時半から始動した丸川氏。握手しながら「お騒がせしました」と頭を下げまくっていた。

(2007年7月18日06時02分 スポーツ報知)

3647名無しさん:2007/07/18(水) 11:36:28
読売東京版
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news003.htm

5氏激戦 追う2氏 参院選 本社情勢調査

 5議席を20人で争う参院選東京選挙区。読売新聞社は17日、世論調査(14〜16日実施)の結果などを基に序盤戦の情勢を分析した。12人の主要候補からは、7人が抜け出す。中でも鈴木寛(43)、大河原雅子(54)の民主公認2候補と、自民の保坂三蔵候補(68)、公明の山口那津男候補(55)、自民の丸川珠代候補(36)の計5人がデッドヒートを展開。これに無所属の川田龍平候補(31)、共産の田村智子候補(42)が絡んで、激しい接戦となっている。

 有権者の6割近くは、まだ態度を決めていない。29日の投開票日まで予断を許さない状況だ。

 民主党の2人は、安倍内閣を支持しない層を取り込んでいる。また、鈴木寛候補が民主支持層から安定して支持を得ている一方で、大河原候補は、無党派層での支持も目立つ。

 保坂候補は組織票固めに躍起だが、自民支持層の約5割が態度を決めておらず、逆風の影響がうかがえる。公明支持層の約7割を固めた山口候補も初当選した6年前より若干出遅れている。

 丸川候補は自民支持層の1割強しか固めていないが、保坂候補と比べ30歳代の支持が高い。川田候補は無党派層のほか、民主支持層にも食い込み、30歳代や主婦層から支持を集める。田村候補は与党批判層にどこまで浸透できるかがかぎだ。

 また、国民新党の中村慶一郎(73)、社民党の杉浦ひとみ(51)、諸派の黒川紀章(73)、無所属の東條由布子(68)、同じくドクター・中松(79)の5候補は、ほぼ一団となって7人を追走している。

 調査は、14日から16日にかけて都内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯2694件のうち、1804人から回答を得た(回答率67・0%)。
(2007年7月18日 読売新聞)

3648名無しさん:2007/07/18(水) 11:38:02
読売和歌山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm

世耕氏、町村部に浸透  阪口氏無党派にも強み  参院選本社世論調査(上) 

 29日投票の参院選で、読売新聞社が実施した世論調査。和歌山選挙区(改選定数1)では、自民、公明の支持層に浸透した現職の世耕弘成候補(44)(自民=公明推薦)と、幅広い年齢層の支持を得ている新人の阪口直人候補(44)(民主=国民新党推薦)が激しく競り合っている。共産支持層を固めた新人の国重秀明候補(46)(共産)が、2人を追い上げる。ただ、選挙戦はまだ序盤で、選挙区で39%、比例選で32%が態度を決めておらず、情勢は流動的だ。

 世耕候補は、自民支持層の7割以上を固め、推薦を受けている公明支持層からも約6割の支持を得た。県内で幅広く支持されており、和歌山市以外の市や町村部で特に強さを見せた。世代別では、70歳以上で4割強。職業別では農林水産業で5割を超え、自由業や専業主婦でも強い。

 阪口候補は、民主支持層の約7割を固め、無党派層でも強さを見せている。和歌山市では3割以上の支持を固め、世代別では50〜60歳代で、職業別では商工サービス業や事務技術職で一定の支持を集めている。

 国重候補は、すでに共産支持層の約8割を固めている。町村部よりも都市部で強さを発揮し、30〜50歳代からの支持が厚い。職業別では、労務サービス職や管理専門職などで支持を受けている。

 比例選は、民主が自民をややリードし、これに公明、共産、社民などが続く。

 民主は支持層の8割以上を固め、無党派層にも強い。和歌山市での支持は3割を超える。女性より男性の支持が厚く、世代別では50歳代で強い。自民は支持層の7割近くを固めた。町村部に強く、70歳以上に特に支持されている。公明は支持層をほぼまとめた。共産、社民はともに支持層の7割以上を固めており、国民新党と新党日本も支持を得ている。

自民支持率は6・1ポイント減27・7%

 各政党の支持率では、自民がトップの27・7%だが、2004年の参院選からは6・1ポイント減らした。反対に民主は、2・5ポイント増の20・8%。公明は0・5ポイント減って4・3%だった。共産はやや減らしたが、社民は支持を広げた。一方、「支持政党なし」はどの政党の支持率よりも高い33・3%で、特に20歳代では5割を超えている。

内閣支持25・6%

 安倍内閣の支持率は25・6%で、不支持の45・4%を19・8ポイント下回った。

 自民支持層の64・4%、公明の51・4%が支持しているが、民主の74・6%、共産の70・0%などが不支持。無党派層では、不支持が53・0%と、支持の10・4%を大幅に上回った。
(2007年7月18日 読売新聞)

3649名無しさん:2007/07/18(水) 11:40:22
読売京都
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news001.htm

松井氏 幅広く浸透 参院選本社世論調査(上)

 29日投開票の参院選を前に、読売新聞社が14日から16日にかけて実施した参院選に関する世論調査で、京都選挙区(改選定数2)の序盤情勢は、民主現職の松井孝治候補(47)が幅広い支持を集めて優勢だ。追い上げる自民新人の西田昌司候補(48)と、共産新人の成宮真理子候補(37)が横一線で争い、維新政党・新風新人の大城戸豊一候補(57)が続く。ただ有権者の4割が誰に投票するか決めておらず、情勢は流動的だ。比例選の動向や、内閣支持率、選挙への関心度など、調査分析を2回に分けて報告する。

情  勢

 松井候補は、京都市内や府南部を固め、さらに町村部で4割近い支持を集めている。年代別では、各年代で幅広い支持を受け、40、50歳代では3割を超えた。商工サービス業の4割の支持を得るなど、すべての職種で他候補をリードしている。政党別では、民主党支持層の8割を押さえたうえで、無党派層でも2割の支持でトップを占める。自民党支持層の1割も取り込んでいる。安倍内閣不支持層からの支持は4割近い。

 西田候補は、福知山市など府北部で他候補に大きく差を付けている。高年齢層の支持が目立ち、特に、70歳以上では最も高い支持を得ている。農林水産業、商工サービス業、管理専門職、専業主婦で、それぞれ2割以上の支持があり、安定している。自民党支持層の6割が支持しているものの、1割以上が他候補に流れている。連立を組む公明党支持層では、支持は6割に上った。

 成宮候補は、衆院選京都1、2区の合計で西田候補をやや上回るなど、京都市内で支持を広げている。年代別でも、20歳代で西田候補を上回った。共産支持層の8割を固めているものの、支持拡大を訴えてきた無党派層の支持は1割近くにとどまり、十分な浸透を図れていない。安倍内閣不支持層からの支持も2割程度で、政権批判票の受け皿になりきっていない。男女別の支持では、男性より女性が高い。

 大城戸候補は、京都市内を中心に、街頭活動を展開し、知名度アップを図っている。

民主投票3割でトップ

比例選

 比例選で投票する政党は、民主が3割近くを占めてトップ。自民が2割で追い、両党が全体の5割を占めている。共産、公明、社民の順で続き、3割は投票する政党を明らかにしていない。

 年代別では、民主が20、30、40、50歳代で他党に差をつける一方、自民は60歳代と70歳以上で最も多かった。自民支持層の1割近くは民主に投票すると答えた。無党派層は民主が2割で最多、自民は1割にとどまっている。

 政党支持率は、自民が3年前の前回参院選前の調査時点に比べてわずかに減ったものの、24・2%で1位を確保した。微増した民主は22・5%で猛追している。共産は1・2ポイント増の9・3%、公明党は1・8ポイント減の2・8%、社民はほぼ横ばいの1・4%。「支持政党なし」の無党派層は31・3%で、3・1ポイント減った。

内閣支持率

 安倍内閣への支持率は27・6%で、小泉内閣だった3年前の参院選での調査(33・9%)に比べて大きく落ち込んでいる。

 不支持率は59・9%で、すべての地域、年齢層、職業で不支持が支持を上回った。政党別では、民主党支持層の90%が最も高く、共産党支持層の86%が続いた。自民党支持層の22%、公明党支持層の23%が不支持だった。

 「支持政党なし」とする無党派層は、「支持」16%に対し、65%が「不支持」だった。
(2007年7月18日 読売新聞)

3650名無しさん:2007/07/18(水) 11:42:15
読売青森
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news001.htm

山崎、平山候補競り合う 有権者4割態度未定

 29日投開票の参院選を巡り、読売新聞社は14〜16日に全国で世論調査を実施した。この結果に、青森支局の取材を加味して情勢を分析したところ、青森選挙区(改選定数1)では、自民党の山崎力候補(60)と民主党の平山幸司候補(37)が激しく競り合う展開となっている。社民党の渡辺英彦候補(66)と共産党の高柳博明候補(37)は苦戦している。ただ、約4割の有権者が投票態度を決めておらず、情勢はなお流動的だ。

 3選を目指す山崎候補は、自民支持層の7割近くを固めたほか、公明支持層の大半をまとめた。無党派層の1割強にも食い込んでいる。職業別では、商工サービス業の約4割、農林水産業の3割強、主婦の3割弱などをまとめている。

 新人の平山候補は、民主支持層の7割強を固め、共産、社民両支持層と無党派層の1割程度にも浸透している。職業別では、管理専門職の約4割、農林水産業と事務技術職の3割前後の支持を得ている。

 山崎、平山両候補は、多くの分野で追いつ追われつのデッドヒートを繰り広げている。

 山崎候補は女性の3割近くから支持を得ており、平山候補の1割強を上回っている。逆に、平山候補は男性の4割弱の支持を得て、山崎候補の3割弱に差をつけている。年代別では、40歳代以下では平山候補がややリードし、50歳代以上では山崎候補がより多くの支持を得ている。また、都市部では山崎候補が平山候補よりやや優位で、郡部ではほぼ互角の戦いだ。

 両候補とも終盤戦では、投票態度が流動的な層への働きかけが課題になりそうだ。無党派層の約7割や、主要政党支持層のおおむね2割前後が、意中の候補をまだ決めていない。そうした浮動票の動向が勝敗を分けるとみられるためだ。また、地盤の政党支持層について、組織固めを徹底する余地も残っている。

 渡辺候補は社民支持層の4割強を、高柳候補は共産支持層の約7割をそれぞれ固めたが、いずれも伸び悩んでいる。無党派層にほとんど浸透できていないなど、支持に広がりが見られない。
(2007年7月18日 読売新聞)

3651名無しさん:2007/07/18(水) 11:43:27
読売栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news001.htm

谷、国井候補競り合う 参院選本社世論調査

 読売新聞社は14日から16日にかけて、参院選に関する世論調査を行い、情勢を分析した。今回から「1人区」となり、各党が総力戦で臨んでいる栃木選挙区では、民主現職の谷博之候補と、自民現職の国井正幸候補が激しく競り合い、共産新人の小池一徳候補が続く展開となっている。ただ、調査時点では4割近くが投票する候補を決めておらず、今後の攻防で、情勢が大きく変わる可能性もある。

 谷候補は、民主支持層の8割超を押さえた。年金問題などを追い風に、「支持政党なし」の無党派層でも2割超に浸透したほか、自民支持層でも1割程度から支持を集めている。

 支持は、年代別では20〜60歳代まで幅広く、職業別では管理専門職で5割、商工サービス業などで4割を超える支持を集めた。自民支持が多いとされる農林水産業でも3割の支持を集めた。都市規模別では、県議時代の地盤だった宇都宮市など都市部で支持を広げているほか、町村部でも広がりつつある。

 国井候補は、自民支持層の6割超、公明支持層の5割近くを固めた。安倍首相が2度来県するなど異例のてこ入れを図っているものの、無党派層の支持は1割にとどまっている。

 年代別では70歳以上で4割近い支持を集めているが、20〜40歳代では伸び悩んでいる。職業別では自民の支持基盤で、出身母体でもある農林水産業で5割超に浸透し、自由業で4割近い支持を集めた。地域別では、自民の支持基盤が強固な県北部で浸透している。

 小池候補は、共産支持層の5割超を固めた。しかし、無党派層などへの支持は伸び悩んでいる。年代別や職業別でみても、他候補に水をあけられている。
(2007年7月18日 読売新聞)

3652とはずがたり:2007/07/18(水) 11:55:16
>>3644-3645

04年の鉄板区・優勢区を除いた1人区と静岡の世論調査結果の表記と選挙結果
■…記述通りで決着(★と▲を除く)
★…横一線・激戦だが民主微差で有利の記述から民主が当選
▲…横一線・激戦だが自民微差で有利の記述から自民が当選
☆…民主(系)が逆転当選
▽…民主が逆転を許す
△…民主内で順位が逆転

岩手・三重でも伯仲とか激しく競り合うとか書かれてたんですな。
ほぼ横一線から民主…岩手・三重・滋賀・奈良・高知・長崎・宮崎
ほぼ横一線から自民…山形・香川・佐賀・熊本


■青森(民) 田名部先行、奈良猛追
★岩手(民) 主浜と高橋伯仲
■秋田(無) 鈴木先行、斉藤猛追
▲山形(自) 岸と舟山接戦
△静岡(自民) 坂本ややリード。続いて海野追い上げ。藤本、山下も猛追
★三重(民) 芝と津田激しく競り合う
★滋賀(民) 林久、上野しのぎ削る
★奈良(民) 前川、服部横一線
■岡山(民) 江田ややリード。加藤追う
■山口(自) 岸先行、大泉追い上げ
■徳島(自) 小池を東条が追い上げ
▲香川(自) 山内、植松激しく競り合う
☆高知(無) 森下、広田横一線
▲佐賀(自) 岩永、川崎激しいつばぜり合い
★長崎(民) 犬塚、松谷横一線
▽熊本(自) 本田、木村激しく争う
☆宮崎(無) 上杉、松下激しく競り合う
■鹿児島(自) 野村一歩リード。皆吉追う

3653とはずがたり:2007/07/18(水) 13:34:24
鈴大保山丸川田(以上の争いか)国社黒東Dと続く。

5氏激戦 追う2氏
参院選 本社情勢調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news003.htm

 5議席を20人で争う参院選東京選挙区。読売新聞社は17日、世論調査(14〜16日実施)の結果などを基に序盤戦の情勢を分析した。12人の主要候補からは、7人が抜け出す。中でも鈴木寛(43)、大河原雅子(54)の民主公認2候補と、自民の保坂三蔵候補(68)、公明の山口那津男候補(55)、自民の丸川珠代候補(36)の計5人がデッドヒートを展開。これに無所属の川田龍平候補(31)、共産の田村智子候補(42)が絡んで、激しい接戦となっている。

 有権者の6割近くは、まだ態度を決めていない。29日の投開票日まで予断を許さない状況だ。

 民主党の2人は、安倍内閣を支持しない層を取り込んでいる。また、鈴木寛候補が民主支持層から安定して支持を得ている一方で、大河原候補は、無党派層での支持も目立つ。

 保坂候補は組織票固めに躍起だが、自民支持層の約5割が態度を決めておらず、逆風の影響がうかがえる。公明支持層の約7割を固めた山口候補も初当選した6年前より若干出遅れている。

 丸川候補は自民支持層の1割強しか固めていないが、保坂候補と比べ30歳代の支持が高い。川田候補は無党派層のほか、民主支持層にも食い込み、30歳代や主婦層から支持を集める。田村候補は与党批判層にどこまで浸透できるかがかぎだ。

 また、国民新党の中村慶一郎(73)、社民党の杉浦ひとみ(51)、諸派の黒川紀章(73)、無所属の東條由布子(68)、同じくドクター・中松(79)の5候補は、ほぼ一団となって7人を追走している。

 調査は、14日から16日にかけて都内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯2694件のうち、1804人から回答を得た(回答率67・0%)。
(2007年7月18日 読売新聞)

3654とはずがたり:2007/07/18(水) 13:52:26
しっかり公明に土下座しとるね。九州の公明との協力再構築に必死である。

安倍首相が福岡入り 地震で中断の九州遊説を再開
http://www.asahi.com/politics/update/0718/SEB200707180018.html
2007年07月18日13時37分

 安倍首相は18日、福岡・天神と北九州市で街頭演説し、年金記録問題の早期解決などを訴えた。16日に長崎、佐賀、熊本3県で遊説を予定していたが、新潟県中越沖地震の発生で上京し、2日ぶりの九州での遊説再開。午後は大分県で演説し、19日は宮崎、鹿児島両県へ向かう。

 白いワイシャツ姿の安倍首相は「私の内閣で新しい国づくりの基盤を作ってきた」と教育基本法改正や国民投票法の成立などを強調。「改革を進めるのか、逆行させるかを決める選挙だ」と訴えた。

 年金記録問題の舞台になった社会保険庁を「あしき労働慣行が積み重なっている。ぶち壊す」と明言。「労働組合に支持されているから(社保庁解体に)反対している」と民主党も批判した。

 今回の選挙で首相の福岡入りは初めて。ある自民市議は05年総選挙で小泉前首相が来援した時の聴衆と比べて「5分の1だ」。首相の演説後は同行した公明の比例区候補へのコールが起きた。

3655とはずがたり:2007/07/18(水) 14:16:59
埼玉県人に告ぐ!山根がやばいぞ。

自公民4候補 横一線 本社世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news001.htm

   ■中終盤が当落左右

 参院選埼玉選挙区(改選定数3)は、7候補が序盤から熱戦を繰り広げている。読売新聞社が公示直後の14〜16日に実施した世論調査では、民主党新人の行田邦子(41)、公明党現職の高野博師(60)、自民党新人の古川俊治(44)、民主党現職の山根隆治(59)の4候補がほぼ横一線に並び、激しく競り合う展開となっている。ただ、半数以上がまだ態度を決めておらず、中盤から終盤にかけての選挙戦が当落を分けそうだ。

 行田候補は民主党支持層の3分の1を固め、「支持政党なし」とした無党派層からも、最も多い支持を集めている。さいたま市を含む県南、県東部で優位に立つ。男性からの支持が他候補を大きく引き離し、70歳以上を除く各年代から満遍なく支持を得ている。

 高野候補は公明党支持層の8割を固め、選挙協力を結ぶ自民党の支持層の一部からも支持を得ている。特に人口30万以上の中核都市で優位に立つ。比較的若い層や、商工サービス業にも浸透している。

 古川候補は中都市や町村部を中心に、県北部、県西部で健闘しているが、まだ自民党支持者の4割弱しか固めていない。年齢が上がるにつれて支持が高まる傾向にあり、70歳以上の高齢者からの支持が特に厚い。女性、農林水産業、自由業などに順調に浸透している。

 再選を目指す山根候補は、民主党支持層の2割強の支持を固め、社民、共産両党支持層の一部にも浸透。県南、西部に比べ、県北、東部がやや伸び悩んでいる。職業別では管理専門職や商工サービス業の支持が高い。男性に比べ、女性への浸透がやや弱い。

 綾部候補は、共産党支持層の6割強を固め、無党派層にも浸透しつつある。県西、東部で比較的健闘。女性からの好感度が高く、農林水産業にも支持が広がっている。

 松沢候補は社民党支持層の半分の支持を固めた。さいたま市内や人口10万未満の小都市では比較的支持が高いが、中核都市や中都市への浸透が課題。

 党として初の参院選に臨む沢田候補は、県南、西部に比べ、県北、東部の町村などへの広がりが遅れている。

   ■「比例で民主」町村部も優位

 比例選で投票しようと思う政党(候補者の所属政党を含む)では、民主党と答えた人が3割を超え、2割弱の自民党を引き離してトップとなった。この傾向は3年前と同様で、以下、公明、共産、社民、国民新党と続いた。民主党はさいたま市で自民党の2倍以上の支持を集めたほか、自民党が強いとされる町村部でも優位に立つ。女性は両党ともほぼ並んだが、男性は民主党が自民党の2倍以上に。自民党は70歳以上と農林水産業でトップだった。

 政党支持者のうち、民主党は約9割、公明、共産両党も8割前後を固めているが、自民党は7割弱しか固め切れておらず、2割が未定と答えた。

   ■支持率1位民主 自民との差拡大

 主要政党の支持率は、民主党が25・2%、自民党が23・2%。3年前の前回参院選時と順位は同じだが、両党の差は0・1ポイントから2・0ポイントに拡大。一方、「支持政党なし」の無党派層は31・7%で前回より2・8ポイント減ったものの、全国平均より2・1ポイント多かった。

 安倍内閣の支持率は、「支持しない」が52・5%で「支持する」の25・2%を大幅に上回った。全国平均と比べると、支持が2・7ポイント低く、不支持が0・8ポイント高い。

 【調査方法】 調査は14〜16日に県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯2472件のうち、1537人から回答を得た(回答率62・2%)。
(2007年7月18日 読売新聞)

3656とはずがたり:2007/07/18(水) 14:18:37
千葉県民よ、加賀屋はあともう一息である!それにしても千葉の女はこの期に及んでも未だ自民支持なんだね。。

加賀谷、白須賀候補競り合う
本社世論調査(上)情勢
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news001.htm

 29日投開票の参院選について、読売新聞社は、全国世論調査を実施し、これに取材結果を加味して序盤戦の選挙情勢を探った。新人8人が立候補している千葉選挙区(改選定数3)では、民主の長浜候補と自民の石井候補が一歩リードし、残る1議席を巡り、民主の加賀谷候補と自民の白須賀候補が横一線で激しく競り合う展開となっている。ただ、7割近い有権者が投票する候補を決めておらず、最終的な選挙戦の行方はなお流動的だ。

 千葉選挙区 

 衆院からくら替えしての立候補となった長浜候補は、民主党支持層の3割を固めた。県内全域で安定した戦いぶりを見せている。男女を問わず全年代に浸透し、管理専門職、事務技術職など、あらゆる職業の有権者から幅広い支持を集めている。

 石井候補は、自民、公明両党の支持層の3割近くを固めた。地盤の県南部や千葉市で強みを発揮し、県内全域に浸透している。年齢別では50歳代以上の高齢層を中心に取り込み、職業別でも農林水産業などで強さを見せている。

 連合千葉が全面支援する加賀谷候補は、地盤の千葉市のほか、京葉、東葛など都市部に浸透しつつある。終盤戦に向けて無党派層の票をどれだけ取り込めるかが課題だ。

 白須賀候補は井上裕・元参院議長の後ろ盾もあって、地盤の東葛地域などで支持を集めている。残りの期間で公明支持層や無党派層にどこまで浸透できるかがカギとなりそうだ。

 参院選3回目の挑戦となる浅野候補は共産党支持層の約6割を固めたが、支持が無党派層に広がるには至っていない状況だ。

 青木候補は出遅れが響いて社民党支持層を固めきれておらず、苦戦している。

 自民党の公認から漏れた本間候補は全県で伸び悩んでいる。

 落下傘の岩渕候補も他候補にリードを許している。

 比例選 

 県内では民主党が自民党をやや上回り、3割近くの支持を集めている。都市部のうち千葉市は互角だが、船橋市や市川市などで民主が自民より優位に選挙戦を進めている。職業別では、農林水産業などでは自民が民主を上回るが、事務技術職や管理専門職など幅広い層で民主が自民よりも支持を広げている。

 また、両党以外では、公明党、共産党、社民党、新党日本、国民新党の順に支持を集めているが、いずれも1割に達していない。

 安倍内閣 

 今回の世論調査では、安倍内閣の県内での評価も探った。安倍内閣を「支持する」は27・6%で、「支持しない」は51・6%。不支持が支持の2倍近い結果となった。2004年の前回参院選の際の調査では、小泉内閣を「支持する」は33・8%だった。

 支持政党別で見ると、自民、公明支持層の6割以上が「支持する」と回答しているが、民主、共産、社民支持層の8割以上が「支持しない」としている。

 政党支持率 

 県内の政党支持率は、自民26・2%、民主23・1%、公明3・7%、共産2・7%、社民2・1%、国民新0・6%、新党日本0・3%の順で、「支持政党なし」は32・5%だった。

 男女別で見ると、男性は民主支持(30・1%)が自民支持(27・9%)を上回ったのに対し、女性は自民支持(24・7%)が民主支持(16・8%)より多かった。
(2007年7月18日 読売新聞)

3657とはずがたり:2007/07/18(水) 14:21:28
う〜ん、水戸出遅れ気味だなぁ。。
此処でも民主は女に人気がない・・。
新党日本は国民新より人気があるんだな。

本社世論調査(上)情勢 小林、松、牧山横一線
無党派の動向 行方左右
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news001.htm

 読売新聞社が14日から16日まで全国で行った世論調査で、参院選神奈川選挙区(改選定数3)は、自民の小林温、公明の松あきら、民主の牧山弘恵が競り合って、これを水戸将史が激しく追いかける展開となっている。さらに、共産の畑野君枝、国民新党の斉藤さちこ、社民の和田茂が追い上げを図る。調査時点では、有権者の50%が投票する候補者を決めていないとしており、3割を超える無党派層の動向によっては、これから終盤にかけて情勢が大きく変わる可能性がある。(敬称略)

 小林は、自民支持層の半数以上を固め、地域別でも、すべての地域で浸透している。年代別では、70歳以上で2割台半ばの支持を集めている。ほかの年代も、いずれも2けたの支持率となっている。職業別では、農林水産業や商工サービス業、労務サービス職などでの支持が厚い。

 松は、公明支持層の8割以上を固めたほか、自民の支持層にも食い込みをみせている。地域別では、県央・県西地域の小都市・町村部などで2けたとなり、ほかの地域でもまんべんなく支持を広げている。年代別では、50歳、60歳代を中心に2けたの支持を集め、主婦層に浸透している。職業別では、商工サービス業で高い支持を集める。

 牧山は、無党派層で最も支持を集めている。民主支持層のほぼ3割を固める。社民支持層の1割以上にも浸透。川崎市を除く県内全域で2けたの支持を得る。年代別では、30歳代〜50歳代の比較的若い世代で、全候補中のトップとなっている。職業別では、事務技術職の支持が厚く、労務サービス職にも食い込んでいる。

 水戸は、民主支持層の2割強を固める。無党派層や自民支持層の一部にも食い込む。地域別では、横浜、川崎の大都市部で勢いがある。年代別では、30歳代と50歳代でほぼ1割の支持を得ている。職業別では、事務技術職などで支持を集めている。

 畑野は、共産支持層の7割以上を固め、無党派の一部からも支持を得ている。地域別では湘南・三浦半島で支持を広げる。女性からの支持が高い。

 斉藤は、大都市・中核都市の自民支持層の一部から支持を得ている。和田は、社民支持層の4割を固めるにとどまっている。

3658とはずがたり:2007/07/18(水) 14:21:59
>>3657-3658

◆政党支持率 自、民の支持率差縮む

 主要政党の県内での支持率は、自民27・4%、民主23・5%、公明5・5%、共産2・5%、社民2・1%の順となった。前回参院選前時点の世論調査では自民27・2%、民主21・4%で、ほぼ横ばいの自民と、支持率を伸ばした民主の「2大政党」の差はやや縮まった格好だ。

 一方、「支持政党なし」は32・0%で、前回(34・1%)から減少したものの、依然、有権者のほぼ3人に1人を「無党派」が占める状況は変わらず、各党とも、支持層固めに加え、この層の攻略の成否が、選挙戦のカギを握りそうだ。

 世代別にみると、60歳代と70歳以上で自民支持が民主を上回ったが、20〜50歳代ではいずれも民主支持が自民を上回った。「支持政党なし」は20歳代、30歳代で高く、4割を超えた。

◆内閣支持率 内閣支持せず半数超

 安倍内閣の県内の支持率は、「支持する」が28・2%だったのに対し、「支持しない」が52・3%だった。小泉内閣時代、2004年7月の前回参院選前の調査では、支持(37・4%)と不支持(38・4%)が拮抗(きっこう)していたが、今回は、大きく「不支持」が上回った状態での参院選となる可能性が高い。

 支持政党別では、安倍内閣を「支持する」との回答は自民支持層で68・7%、公明支持層でほぼ5割だった。これに対し、「支持しない」と答えた人は、民主支持層で83・2%と高く、共産、社民支持層とも8割を超えた。

 また、「支持政党なし」と回答した層では、安倍内閣支持は13・2%にとどまり、不支持率が61・9%に上った。

 世代別では、「支持する」が70歳以上で44・0%、60歳代で37・4%と平均より高かった。一方、「支持しない」との回答が、20歳代、30歳代、40歳代のすべてで6割以上だった。

◆比例選 民主横浜・川崎で優位

 比例選は、民主が自民を上回った。無党派層の2割以上から支持を得たため。

 民主は横浜、川崎市で支持が高く、女性より男性に支持者が偏っている。年齢別では、20歳代〜50歳代でほかの政党を引き離した。

 自民は、大都市以外では民主と伯仲しているが、政令市のうち、横浜市で民主に水をあけられている。中高年層に支持者が多い。

 公明、共産、社民、新党日本、国民新党がこれに続く。
(2007年7月18日 読売新聞)

3659とはずがたり:2007/07/18(水) 14:56:25

参院選 黒岩、塚田候補が横一線
森候補が激しく追う
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news005.htm

 読売新聞社は14日から16日にかけて全国一斉の世論調査を行い、これに県内取材網の分析を加えて新潟選挙区(改選定数2)の情勢を探った。民主現職の黒岩宇洋候補(40)と自民新人の塚田一郎候補(43)=公明推薦=が激しいトップ争いを演じ、民主現職の森裕子候補(51)=国民新党推薦=がわずかの差で2候補を追う。社民新人の山本亜希子(31)、共産新人の武田勝利(43)の2候補は苦戦している。ただ、有権者の4割以上が意中の候補をまだ決めておらず、29日の投票日まで情勢が変化する可能性も高く、各陣営の浮動層への働きかけが終盤に向けての焦点となる。

 黒岩候補は、連合新潟の支持を足がかりに勤労者層の3割を固めた模様。民主支持層の4割に浸透している。党所属の国会議員や地方議員が応援し、民主の「顔」として売り込んだ成果と見られる。年金問題を切実にとらえる50、60歳代での支持も厚い。

 塚田候補は、自民支持層の6割近くを固めた。今回は自民が公認を1人に絞った結果、党県議団が一丸となって応援する態勢が整った。公明党も組織を挙げて支援し、同党支持層の5割に浸透した。農林水産、商工サービス業に強く、女性からも支持を得ている。

 森候補は、党の小沢代表や鳩山幹事長の応援を受け、民主支持層の3割近くに浸透した。県内最大の票田・新潟市でも有権者の2割の支持を受けている。田中真紀子衆院議員の応援も得て、子育て支援政策をアピールするものの、女性票の取り込みが課題。

 山本候補は、社民支持層の5割近くを固めた。年金問題や憲法改正反対で政権批判を前面に押し出すが、安倍内閣に批判的な有権者への浸透では、民主党の2候補に水をあけられている。地域別では、市議を務めていた新潟市で比較的健闘している。

 武田候補は、共産支持層の6割を手堅く固めた。憲法改正や消費税増税への反対で与党との対決姿勢を強調しつつ、憲法への対応を明確にしない民主にも批判の矛先を向けて「自・民」対決の構図に割り込みを図るが、他党支持層への浸透には至っていない。
(2007年7月18日 読売新聞)

3660とはずがたり:2007/07/18(水) 15:02:55

都市部の1区が地盤なのが山下の強みかね?落選させたら次回滋賀1区で自民が分裂選挙してくれるかも知れぬ。まぁ普通に考えたら3年後か?1区を山下に譲って参院に上野が回れとか圧力が掛かってごたごたするのもみれたりするかも。

参院選滋賀選挙区 本社世論調査 上  徳永氏大津で浸透 
山下氏 郡部で力見せる   坪田氏 共産7割固める
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news001.htm

 29日投開票の参院選を前に、読売新聞社が14日から16日にかけて行った世論調査で、滋賀選挙区(改選定数1)では、これまでの取材も加味した結果、民主党新人の徳永久志候補(44)(国民推薦)がわずかに優位に立ち、自民党現職の山下英利候補(54)(公明推薦)が急追、共産党新人の坪田五久男候補(48)が続く情勢であることがわかった。ただ、調査時点では4割近い有権者が投票する候補者や政党を決めておらず、流動的な要素も多い。

 【滋賀選挙区】

 徳永候補は、民主支持層の約8割を固め、無党派層にも支持を広げつつある。衆院小選挙区の3、4両区域で強さを発揮、大票田の大津市でも浸透している。20〜50歳代を中心に幅広い年代から支持を集め、事務技術職や労務サービス職などに浸透している。女性に比べ男性の支持率が高い。

 山下候補は、自民支持層の約7割を固め、公明支持層からも約7割の支持を得ている。地盤の衆院1区や郡部で力を見せるものの、新住民の多い3、4区ではやや伸び悩む。60歳代以上の支持を集めている。専業主婦や管理専門職などに浸透している。

 坪田候補は、共産支持層の7割以上を固めているが、他党支持者への食い込みで苦戦。男性、女性ともほぼ同じ割合で支持を得ている。

 【政党支持率】

 比例代表での投票動向では、民主が最も支持を集め、無党派層にも浸透しつつある。民主は支持層の8割以上、自民も支持層の7割以上を固めた。

 一方、政党支持率では、民主が最も高く28・6%で、自民は27・2%。「支持政党なし」が31・5%で、両党を上回った。20〜50歳代では民主、60歳以上では自民の支持率が高くなった。

 【内閣支持率】

 安倍内閣を「支持しない」が52・3%で半数を超え、「支持する」の28・5%を大きく上回った。

 年代別でみると、支持が不支持を上回ったのは70歳以上(支持39・5%、不支持34・0%)だけ。特に40歳代、50歳代は不支持が6割を超える一方、支持は2割にとどまった。

 支持政党別では、自民支持層で7割、公明支持層で6割が支持しているが、民主、社民支持層の8割、共産支持層の7割、無党派層の6割がそれぞれ不支持だった。

 職業別では農林水産業や商工サービス業、自由業、専業主婦、学生などすべてで不支持が支持を上回った。

 調査は、14日から16日にかけて県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1193件のうち、772人から回答を得た(回答率64・7%)。
(2007年7月18日 読売新聞)

3661とはずがたり:2007/07/18(水) 15:05:22
自民党支持率高えなぁ
>自民が40・1%で、2005年の衆院選前の世論調査に比べて約10ポイント低下。

若泉氏、無党派にも浸透 松村氏、自民7割固める 本社世論調査
「投票に必ず行く」71% 参院選2007
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news001.htm

 29日投開票の参院選を前に、読売新聞が14日から16日にかけて実施した世論調査で、福井選挙区(改選定数1)の情勢は、これまでの取材も加味した結果、民主新人の若泉征三候補(61)と自民現職の松村龍二候補(69)が激しく競り合い、共産新人の山田和雄候補(40)が追う展開となっている。ただ、調査時点では、約3割の有権者が投票する候補を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。

 県内の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1109世帯のうち、783人から回答(回答率70・6%)を得た。

 ◇福井選挙区◇

 若泉候補は民主支持層の8割強をまとめた。自民、公明支持層にもそれぞれ1割近く食い込み、「支持政党なし」の無党派層からも3割近くの支持を集めている。南越と嶺南地域でよく浸透し、30〜50歳代の「働き盛り」世代で先行。職業別では管理専門職の支持が半数を超えた。

 松村候補は自民支持層の7割を固めた。福井市や町部の4割近くを集め、60歳代以上の支持が厚い。職業別では農林水産業の6割と商工サービス業、主婦の4割近くを取り込んでいる。選挙協力している公明支持層の3分の1が態度を明らかにしておらず、動向が注目される。

 山田候補は、共産支持層の6割強をまとめた。無党派層や内閣不支持層の支持も比較的高い。職業別では事務技術職や労務サービス職に浸透している。

 ◇政党支持率◇

 自民が40・1%で、2005年の衆院選前の世論調査に比べて約10ポイント低下。民主は24・6%で、8ポイント余り上昇した。そのほか公明2・8%、共産1・8%、社民1・5%。国民新と新党日本は1%を割った。

 「支持政党なし」は22%。20歳代では46%、30、40歳代でも3割を超えた。

 ◇内閣支持率◇

 県内の安倍内閣の支持率は34・7%で、全国平均の27・9%を上回った。ただ、公明支持層では59・1%、自民支持層でも70・4%にとどまっている。

 「支持しない」としたのは41・3%。無党派層では約6割に上る。20歳代の6割、30、40歳代でも約5割が不支持を鮮明にした。

 ◇関心度◇

 参院選に「関心がある」と答えた人は、「大いに」「多少は」を合わせて74%で、04年の前回参院選前の世論調査から14ポイント上昇した。ただ、男性は約8割が関心があるとしたが、女性は68%、20歳代は52%にとどまった。

 支持政党別で見ると、最も関心が高いのは公明支持層の86%。民主支持層は85%、自民支持層は77%で、ともに04年を約10ポイント上回っている。

 ◇投票意欲◇

 「必ず行く」としたのは71%で、「なるべく行く」23%を合わせると、9割以上に達した。
(2007年7月18日 読売新聞)

3662名無しさん:2007/07/18(水) 15:43:24
2007年07月17日
【政治】
王様の耳はロバの耳=安部総理か?

 当方の事務所には、各政党、各マスコミの世論調査の数字が順次集まっている。いや、すさまじい数字だ。特に興味深いのは、門外不出といわれいる各政党の世論調査の数字。選挙区別の数字もあるけれど、これ、以前に一部を加工したとはいえ、ほとんど、そのまま公開してしまって、エライ目にあった。

 ネット潜水艦さんでないけど、ブログ貧乏するのは、ま、いいとしてもネットで訴訟というのは実は大変に面倒くさい。うちのような貧乏なところは、弁護士さんをやとったりしないから、全部、自弁でやる。自弁とは、自分で弁護することです。ま、自分でやったら金かからないし、正直、裁判所もやや判官贔屓してくれないこともないから、司法試験を一度か二度受けて、落ちたことのある経験があれば、ま、自弁でできないこともない。なかには遠山の金さんみたいな判事がいないわけでないから、人生いろいろやってみるものだと、ボスが申しています。

 ところで、ニューヨークには遠山の金さんいますかね?

 で、問題は、参議院選挙の数字なんだけど、安部総理はその数字をしっているのだろうか?という疑問がでてきたわけです。安部総理がしらなければ、こっそりと、アッキーのブログにでも、メールでおくってやろうかとおもったぐらいなのです。

 遠山の金さんとは、関係ないけど、王様の耳はロバの耳という話もあるぐらいだから、やはり、安部総理には、悪いニュースは届かないという、悪習があるのでないかとおもったのでした。

 取り巻きがわるいと、王様は簡単に、ロバの耳になります。もっともその取り巻きをあつめたのは、王様だから、ま、自業自得だろうという話もあります。

 もっとも「逆アナウンスメント効果」を狙っているという、高度な説もわるわけで、民主党に決定打がないということでもあるわけです。

 しかし、これだけ厳しい数字が事前にでるというのは、これまでなかったのではないでしょうかね。

 ということで、今回、数字はだしません。
 あ、今日の段階です。

以上

http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50398069.html

3663おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/18(水) 19:31:31
読売調査の各候補の政党支持層への浸透具合をまとめてみました。
単位は分数表記と%表記以外は基本的に「割」です。
2人区の無風区は今回は無視しています。
空欄はネットで情報が得られなかった都道府県です。
情報がわかっている方がおられれば、埋めてくださると助かります。

北海道
青森 未定4(無党7、政党支層2前後) (自)自7近く、公大半、無党1強 (民)民7強、共・社・無各1程度
岩手
宮城 無風
秋田 未定3(無党6弱) (自)自7強、公8強、無党1強 (野)民7強、社6弱、無党3弱
山形 未定3以上 (自)自6、公8、無党アピールできず (民)民9近く、社8近く、無党-3候補中最高
福島 無風
茨城 無風
栃木 (自)自6強、公5近く、無党1 (民)民8超、無党2超、自1程度(農水で3割)
群馬
埼玉 未定5以上 (自)自4弱 (山)民1/3、無党-最大 (行)民2強、社・共の一部 (公)公8、自の一部
千葉 未定7近く (石)自・公3近く (白)? (長)民3 (加)?
東京 未定6近く(自で約5割) (保)? (丸)自1強 (鈴)民で安定 (大)無党派で目立つ
   (公)公7 (川)無党・民に食い込み (共)?
神奈川 未定5 (自)自5以上 (公)公8以上、自に食い込み (牧)民3、社1以上、無党最大 (水戸)民2強、無党や自の一部
新潟 未定4以上 (自)自6近く、公5 (黒)民4 (森)民3近く
富山
石川
福井 未定約3(公1/3) (自)自7 (民)民8強、自・公1近く、無党3近く
山梨 未定3 (自)自・公各約6 (民)民8以上、無党1/4、自・公・共各1
長野 無風
岐阜 無風
静岡 無風
愛知
三重
滋賀 未定4近く (自)自・公約7 (民)民約8、無党-広げつつ
京都 (自)自6、公6 (民)民8、無党2でトップ、自1 (共)共8、無党1
大阪 未定5 (自)自4 (民)民6 (公)公8以上 (共)共7、社の一部、無党もう一歩
兵庫 無風
奈良
和歌山 未定4 (自)自7以上、公約6 (民)民7、無党で強さ
鳥取 未定3強(自2弱) (自)自・公7弱、他党層-広がりなし、無党1 (民)民8強、無党2、自・公1
島根 未定34.9% (自)自・公7 (国)民7、無党2超
岡山
広島 無風
山口
徳島
香川 未定4(無党5以上) (自)自6強、公7弱 (民)民7弱、社5、無党-支持あり、共の一部
愛媛 未定多し
高知 未定3 (自)自7以上、無党-水をあけられる (民)民3/4、無党2でトップ
福岡 無風
佐賀 未定5弱 (自)自約6、公3強 (民)民7、無党2弱 (民主が郡部で差をつける)
長崎
熊本
大分 未定4以上(女性5) (自)自5、公3、無党-浸透しきれず (矢)民4弱、一部無党派
   (松)社6、民・無党にも食い込む (国)自の農水や民に支持を広げる
宮崎 (自)自4弱、公4近く、無党わずか (外)民2弱、社4近く、無党一部
   (長)自1強、公1強、民約1、無党1 (東)自・無わずか、民・公1
鹿児島 未定4 (自)自約7、公6以上 (民)民約7、社約6、無党一歩リード、自の一部
沖縄

3664あかかもめ:2007/07/18(水) 21:36:14
読売新聞買いました。
しかし、自民鉄板区が山口、群馬だけだとは正直、驚愕ですわ。なんかシンジラレナーイ結果になりそうで戸惑ってます。
和歌山まで激戦になるなんて想定外としかいいようがない・・・ 怖いのはもはや当日の天候だけでしょう。

優勝から長く見放された弱小チームのファンががいざ優勝を目の前にしてこれは果たして現実なのかと戸惑う心境に似ているのですが、こうなる原因を作った経緯を考えるとユリ戻しは考え辛いと思います。
でもなんか裏切られそうな気がするんだよなぁ・・・・・ どうも信じられん(笑)

3665とはずがたり:2007/07/18(水) 22:29:27
<富山県>
せめて中立にしろよなぁ・・。

86 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 16:25:21 ID:/HF8SXFi
今朝の北日本新聞より 医師会の動向

6月9日「医療政策を語る会」3候補が参加
県医師連盟が政策を聞く機会を設けたのは初めて。
民主的な方法で決めようと会員から声が上がった。

2週間後、幹部が集まり協議。
森田か野上かで30分に及ぶ議論は平行線、初めて挙手による多数決で決定。
しかし、連盟の決定に反して、森田支持を貫く医師もいる。

委員長「野上推薦はベストの選択」
「特定政党の支持団体のつもりはない。これからもその都度ふさわしい人物を選ぶ」

3666とはずがたり:2007/07/18(水) 22:54:22
やべぇ,田村安倍切りで勝ちに来てる・・。

2007/07/18-21:26 身内の批判に意趣返し?=四国遊説、高知入り見送り−安倍首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2007071801081

 安倍晋三首相(自民党総裁)が20日から予定している参院選の四国遊説で、高知県での応援を見送ったことが18日、分かった。高知選挙区で自民党公認の田村公平氏は、首相が掲げる「美しい国」を批判する発言をしただけに、首相サイドの「意趣返し」との見方が出ている。

「美しい国」馬鹿にされた気がする 自民候補が首相批判
http://www.asahi.com/politics/update/0716/TKY200707160449.html
2007年07月16日22時40分

 参院選高知選挙区(改選数1)で3選をめざす自民党現職の田村公平氏(60)=津島派=が16日、高知市内で開いた演説会で、安倍首相が掲げるスローガン「美しい国」について「意味がよく分からない。高知は明日の飯をどうやって食うかという追いつめられた状況にある。絵に描いた『美しい国、日本』で応援に来られて適当なことばかり言われたら、馬鹿にされたような気がする」と痛烈に批判した。

 田村氏は「美しい国って何でしょう」と前置き。「(首相が)私の選挙を心配するなら銭を持ってきてほしい。南海地震対策を政府の責任で5000億円ぐらいやったら、高知は地震や台風に耐えられる県になる」と訴えた後、首相のスローガンを批判し、「そういう思いをだれかが言わないといけない」と語った。

 首相は1日、高知県香南市で開かれた田村氏の決起集会に出席した。

3667とはずがたり:2007/07/18(水) 23:13:35
>>3663
まとめ乙っす。
埼玉・神奈川は民主支持層が5割強しか投票先を決めてないって事ですね。
どちらへの投票がより有効なのか様子見しているとなると今後彼らがどちらかに民主に決めることが多いであろう事を考えると,これらをカウントせず横一線とかだと民主の圧勝となりませんかね。

3668おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/19(木) 02:54:09
>>3667
各選挙区の「横一線」などの評価は補正をかけた上での結果のようです。
その補正のかけ方がどれぐらい適切かわからないので、
選挙区ごとの評価は参考程度に見たほうがいいかもしれませんね。
全体の議席数はけっこういい線をついてると思いますが。

でも埼玉・神奈川・東京は>>3663の生数字を見た限り、
最終的には高い精度で票割ができそうには思えますね。
東京の大河原氏も無党派に浸透できているようですし。
問題なのは千葉の加賀屋氏ですね。以前から言われてますが。
新潟も森氏が無党派をどれだけ取り込めるかにかかってそうです。

3669おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/19(木) 03:08:59
>>3663を見ての各選挙区での民主の頑張りを適当に評価してみます。

けっこう頑張ってる
秋田、山形、栃木、埼玉、東京、神奈川、福井、山梨、滋賀、
京都、大阪、和歌山、鳥取、島根、高知、佐賀、鹿児島

もう一息
青森:無党派への浸透で自民に遅れを取るのは問題
千葉:加賀屋しっかりしろ
新潟:森氏はもっと無党派への浸透をはかれ
香川:民主支持層を7割弱しか固めきれていない。陣営が緩んでるのではないか。
大分:現状では松本より下か? 早急にテコ入れすべし
宮崎:無党派で長峯を下回ってるようではいかん

3670とはずがたり:2007/07/19(木) 09:12:35
>>3666の田村に続き、候補者からもぼろぼろ飛び出す内閣批判。

参院選:大阪選挙区の自民現職が赤城農相の辞任要請
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070719k0000m010166000c.html

 赤城徳彦農相の政治団体が農相の実家を主な事務所にしながら多額の経常経費を計上していた問題で、参院選大阪選挙区の自民現職、谷川秀善氏(73)は17日の個人演説会で、安倍晋三首相に赤城農相を辞めさせるよう要請したことを明らかにした。自民への逆風に谷川陣営は危機感を強めており、赤城農相への不満が表面化した形だ。

 個人演説会で谷川氏は、安倍首相が14日に同選挙区で遊説した際、「もう赤城さん早いこと辞めさせてもらわな、選挙にならんで」と伝えたことを明かした。さらに「これ辞めてくれなんだら、選挙負けるがな。やっぱり政治家は出処進退しっかりせないかん」と強調した。

 また、17日午前の閣議後会見で、顔にガーゼを張って登場した赤城農相が「大したことありません」と繰り返し、理由を答えなかったことについても「どうなっとるんですか。おかしいでしょ。やっぱり政治家というのは公人ですよ。皆さん方から貴重な1票をいただいて、代表として出していただいている。しっかり説明せなあかんわな」と批判した。

 事務所費問題では、同選挙区の公明現職、白浜一良氏(60)も7日、党の集会で「事務所の借り上げ賃はせいぜい(月額)10万〜20万円。何千万もなるわけがなく、いろいろな経費をそこに突っ込んでいる」と述べ、小沢一郎民主党代表や松岡利勝前農相、赤城農相の名前を挙げて批判している。【井上直樹】

毎日新聞 2007年7月19日 3時00分

3671とはずがたり:2007/07/19(木) 09:47:25
>>3664
ほんと、和歌山までとは凄いっすね。自民の圧倒的な組織力と創価学会の力を考えると最後は世耕が勝つんでしょうけど。。

>優勝から長く見放された弱小チーム
けど、ここんところ基礎体力はついてきましたよね。

>>3669
青森に関して俺もそう思いました。名家だからか?
それでもまぁ激しく競り合う展開なんだから今後に期待持てそうですけど。

3672やおよろず:2007/07/19(木) 13:27:23
格闘家の前田日明氏、安倍首相を「何の取りえもない世襲議員だ」とバッサリ切り捨て 自民党批判を炸裂
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007071915.html

 政界入り、あるか!? 格闘家の前田日明氏(48)が18日、参院選の
複数の民主党候補の応援に駆け付けた。都内と横浜市の計3カ所でマイクを握り、
安倍晋三首相(52)のことを「何の取りえもない世襲議員だ」とバッサリ切り捨てるなど、
自民党批判を炸裂(さくれつ)。プロ顔負けの超過激演説で、演説後の取材には
将来の政界入りにも意欲を示した。

 “最強”の助っ人が、民主党のもとにやってきた。「格闘王」の異名で知られ、
現在は格闘技イベントHERO’Sのスーパーバイザーを務める前田氏だ。
 この日午後2時から横浜市で神奈川選挙区の水戸将史氏(45)、午後5時から
東京・新宿駅前で東京選挙区の鈴木寛氏(43)、午後7時からは新橋駅前で同選挙区の
大河原雅子氏(54)の街頭演説に合流。3カ所を駆けめぐる獅子奮迅の活躍ぶりだった。

 都内の演説で前田氏は「『政治家=悪人』のイメージの張本人は、自民党なんです!!」と
語気鋭く一喝。年金、食糧自給率、少子化など幅広い分野の問題点を次々と指摘して、
「安倍首相は何の取りえもない世襲議員」「政策をチャチなものにして私利私欲を満たしている」
「こんなハイエナ連中に日本の大事な未来は託せない」などと、完全にケンカ腰で熱弁をふるった。
(中略)

 最後は「この選挙で民主党を政権与党にしていただきたい!!」と絶叫。
前田氏との強力タッグ結成で、民主党は安倍政権を蹴散らせるか。

3673名無しさん:2007/07/19(木) 16:42:12
>>3672

前田日明は元在日(帰化済み)。
白眞勲とか金政玉とか韓国よりの妙な考えを持つ元在日よりずっといい
岡トミとか横路とかよりずっと日本人の側に立った行動をしそうw

3674名無しさん:2007/07/19(木) 17:31:46
石田日記より。

「自民党は、安倍退陣決定的か。次は福田か、麻生か。9月の総裁選で交代か(野党側としては、安倍の方が衆院選を闘いやすいので残っていて欲しいが・・・・)。」

3675とはずがたり:2007/07/19(木) 18:16:49
2007/07/19-12:56 「究極の選挙違反」=政府広報で告発準備−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2007071900463

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日、同日の朝刊各紙に折り込まれた政府広報に年金記録漏れ問題と定率減税全廃に関する与党の主張がそのまま記載されているとして、安倍内閣を公職選挙法違反で告発する準備に入ったとの談話を発表した。
 談話はまた「参院選の最大争点となっている事項について、選挙期間中にこのようなことが許されるならば公選法は有名無実になる。これは究極の選挙違反であり、『政府』の名を借りた選挙運動への税金の流用だ」と批判した。

3676とはずがたり:2007/07/19(木) 18:23:32
何かと頼りない印象の鳩山だが少しはマシになったのかね?
中川は相変わらず今が底値とか云ってるのだな。

「背水の陣」幹事長対決
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070719_01.htm

 自民党の中川幹事長は18日夕、甲府市にある同党候補の選挙事務所に、堀内光雄・元通産相ら山梨県選出国会議員、県議らを緊急招集した。

 「きょうは耳に痛いことも話さなくてはならない」

 中川氏が、切り出した一言に、緊張感が走った。「保守王国」といわれる山梨だが、読売新聞社の参院選情勢調査では、自民党支持層を固め切れていない。中川氏は「山梨で1議席失うことになれば、(参院での)過半数割れに直結する。危機感をもって、全力で取り組んでほしい」とハッパをかけた。

 「政治生命をかけてやる」と明言して臨んだ参院選だけに、背水の陣とも呼べる状況だが、周囲には「これが底値だ」と、自分自身に言い聞かせるように語る。

 年金記録漏れ問題では、ビラやコマーシャルの作成で陣頭指揮を執った。「改革実行力 自民党」のキャッチフレーズも、「改革政策を実行する力があるのは与党・自民党であることをアピールするべきだ」と、自ら発案した。ただ、党内では「細かいことまで、何にでも口出ししすぎる」とやゆする声もある。

 中川氏が好んで披露する話がある。12年に一度、統一地方選と参院選が重なる「亥年(いどし)」の自民党幹事長が自分で5代目という話だ。

 福田赳夫、田中角栄、二階堂進、森喜朗の歴代幹事長で、統一地方選と参院選の両方の選挙に勝ったのは岸政権の福田幹事長だけ。「岸信介・元首相の孫の安倍政権でダブル勝利の再来を」。名だたる政治家に連なることで、自らを鼓舞しているようにも見える。

 一方、民主党の鳩山幹事長も中川氏と同様に幹事長の職をかけて「天下分け目の戦い」に挑んでいる。

 18日は、激戦区が集中する九州を巡った。

 「民主党など、どうなっても構わない」

 長崎県大村市での街頭演説では、逆説的な表現で聴衆の耳目を集め、「民主党よりも国民の暮らしが大事だ。しかし、生活を守らない政治が続いている」と政権批判につなげた。

 読売新聞の情勢調査で自民党を抜き参院第1党をうかがう勢いだが、宮崎市での記者会見では「相手は自民、公明党の連合軍。もっと必死にならないと勝負にならない」と党内を引き締めた。

 この2日間、新潟県中越沖地震の被災地を回り日焼けした顔は精悍(せいかん)さを増し、その表情からは、強い手応えを感じている様子がうかがえた。
 
(2007年7月19日 読売新聞)

3677とはずがたり:2007/07/19(木) 18:30:23
神経戦ですなぁ。

投票証明の交付規定を緩和 愛知、自民が見直し求める
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/archives/2007/07/post_161.html

 愛知県選挙管理委員会は今回の参院選から、期日前投票などをしたことを証明する「投票済証」の交付について、義務付けられていると受け取られる規定を緩和した。民主党を支える連合系労組が選挙運動で、組合員が期日前投票をしたかを確認するため同証を利用してきたとして自民党が県選管に見直しを求めてきたのに沿った格好。民主党は投票率アップに水を差す後ろ向きの対応と批判する。

 愛知選挙区は改選数3に対し、与党と民主党がそれぞれ2議席獲得を目指す激戦区で、厳しい対立が選管に飛び火した。

 愛知県選管は今年4月の統一地方選まで、選挙の事務手続きを記した「市区町村選挙事務取扱要領」で「投票をすませた選挙人から求められたときは投票済証を交付すること」と通知。すべての市町村選管が同証を交付してきた。しかし、今回から表現を「交付できるものである」と緩めた。

(2007年07月18日)

3678とはずがたり:2007/07/19(木) 18:33:40
ちょいと調子に乗りすぎたかな?

さくらパパの二階堂氏批判に聴衆反発
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070719-229271.html

 民主党から比例代表に立候補した「さくらパパ」横峯良郎氏(47)は18日、地元鹿児島・鹿屋市役所で期日前投票を終えた後、友人の落語家三遊亭歌之介(48)と合同で街頭演説を行った。約1000人が集まったことに「奇跡だ。東京なら10万人に匹敵する」と気をよくして演説を始めたが、自民党幹事長を務めた故・二階堂進氏ら鹿児島県出身の政治家を批判すると、聴衆は一瞬にして静まり返り、ホームに戻ったはずが、一気にアウエーのような雰囲気になってしまった。

 横峯氏は地方は公共工事などに依存することなく、「節約」を意識していかなければいけないと力説。二階堂氏や通産相を務めた故・山中貞則氏らの名前を挙げて「もういいでしょ、ああいう(自民党)政治は。自民党を全滅させましょう」と熱く語ると、横峯氏の軽妙なトークに笑っていた支持者の表情は急にこわばった。横峯氏は「あれを言うために来たんだ。鹿児島が変われば日本が変わる」と意に介すことなく話し続けたが、無職の男性(74)は「自民党も変わらないといけないが、応援した二階堂先生のことを、あそこまで言われると反発を感じる」と渋い表情だった。

[2007年7月19日7時29分 紙面から]

3679とはずがたり:2007/07/19(木) 18:34:55

選挙区「全勝」へ 公明模索
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070718_01.htm

 公認候補を擁立した埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪の5選挙区での「全勝」を目指す公明党が、与党からの議席奪取を狙う民主党への対抗策を模索している。

 神奈川選挙区(改選定数3)の元宝塚スター、松あきら氏(59)は17日午後、横浜市内の運送会社で20人ほどの従業員を前に声を張り上げていた。

 「企業の99%は中小企業。『景気が良くなってきた』という実感を中小企業が持てなければ、真の(経済)再生はありません」

 経済産業副大臣の実績を訴えた後は、同市のJR本郷台駅前でマイクを握り、「民主は責めるだけ、不安をあおるだけで無責任だ」と民主党の年金記録漏れ問題への対応を批判した。

 同選挙区では、改選3議席は「自自公」で与党の独占だった。しかも、自民党は今回、川口順子氏を比例選に回し、候補を1人に絞った。松氏は安泰のはずだったが、民主党が新人2人を立て、様相が一変した。

 余裕を失った自民党の支援もおぼつかない。むしろ、「同じ与党とはいえ、今は戦っている相手だ」という声が出るほどだ。

 過去2回は、組織力を生かした個人演説会を運動の軸にしていた松氏も、建設、運輸業界など自民党の支持層と重なる企業回りや街頭演説に走り回っている。
 「なりふり構っていられない」
 松氏の陣営幹部は危機感を隠さない。

 一方、埼玉選挙区(改選定数3)では、自民党との連携で民主党に対抗している。

 17日午前、秩父市の秩父鉄道・秩父駅前。高野博師氏(60)は演説をこう切り出した。
 「北堀篤さんの後援会の方々に来ていただき、ありがとうございます」
 北堀氏は、同市に地盤を持つ自民党県議だ。1時間後、今度は長瀞町の街頭演説で、自民党の岩崎宏県議の後援会幹部があいさつに立ち、「公明党のおかげで岩崎は当選できた。今度はぜひ、高野さんに勝ってほしい」とエールを送った。

 同選挙区では過去2回、自民、民主、公明の3党が議席を分け合ってきた。しかし、ここでも民主党が2人を擁立し、公明党は過去に支援した自民党衆院議員らに、支援者名簿の提供や街頭演説への協力を要請している。

 16日、川口市のJR川口駅前に、公明党の浜四津敏子代表代行とともに、自民党の新藤義孝衆院議員(埼玉2区)が高野氏の応援に駆けつけた。新藤氏はこう語りかけ、喝采(かっさい)を浴びた。
 「自公どちらか一つ(の当選)ではダメ。自公は同じ政党だと思っている」

(2007年7月18日 読売新聞)

3680とはずがたり:2007/07/19(木) 18:39:30
共産は比例で1議席ふやすよりも東京・京都・大阪で選挙区の議席を2議席増やす方が簡単だろうね。

京都、滋賀で戦略違い鮮明に
参院選・各党本部
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007071900023&amp;genre=A1&amp;area=K00

 29日投開票の参院選は序盤をすぎたが、京都と滋賀で各党の戦い方に大きな違いが出ている。自民、民主両党本部とも「天王山」と位置づける滋賀など1人区に党幹部を次々投入しているのに対し、改選数2の京都は素通りしがちだ。逆に共産党は、3年前まで選挙区に議席を有した京都に力を入れている。情勢が次第に明らかになる中盤から終盤にかけて、各党本部の対応が変わるのかどうかも注目される。

 1議席を争う滋賀選挙区には、公示前から各党トップらが続々と来援。自民は安倍晋三首相や中川秀直幹事長らが、民主も小沢一郎代表や鳩山由紀夫幹事長らがすでに湖国に入っている。18日も菅直人代表代行が訪れた。

 これに対し、京都選挙区の民主現職のもとには公示後、渡部恒三党最高顧問が来たくらい。全国に20台ある政党車は一度も来る予定がない。党本部から配分された政党ポスターも人口比では全選挙区中、最少の2000枚。「地元国会議員数(6人)が他府県よりも多く弁士に事欠かない」というのが理由だが、前原誠司・前党代表らは他府県の応援に取られがち。選対は「党本部から『応援は期待しないでほしい』と言われている。地力が試される選挙と割り切るしかない」という。

 自民新人も同様。小池百合子防衛相らが訪れる予定だが、安倍首相は14日に乗り換えのため京都駅に降り立ったものの、街頭演説はせずに20分で京都を去った。政党車が入るのも4日間だけ。選対幹部は「地元選出の谷垣禎一前財務相や伊吹文明文科相といった党派閥の長に頑張ってもらう」としている。

 逆に共産は、前回、36年間死守してきた選挙区議席を失った京都に党の浮沈がかかる。21日に入洛する志位和夫党委員長をはじめ、連日のように党幹部が新人支援に京都入りしている。全国16台の政党車のうち1台は京都に張り付き。比例候補の選挙カーを加え、常時3台以上は府内を走っている。選対は「東京とともに党を挙げた重点区になっている。2大政党を打ち破るため、2人区の一角に風穴をあけたい」とする。
 自民、民主の両選対とも「報道機関の世論調査が出る中盤以降、情勢次第で党本部も戦略を練り直すはず。共産が京都に力を入れていることを訴え、後半での幹部来援を求めたい」としている。

3681名無しさん:2007/07/19(木) 18:42:07
こういう挑発は上手ですね谷岡。新聞記事にもなるし、公明候補のおかしさも宣伝してるし。


紙上討論発言で公開質問状送る 山本候補に谷岡候補

 中日新聞が参院選愛知選挙区の候補者を招いて実施した紙上討論会の発言内容をめぐり、民主新人の谷岡郁子候補が十八日、公明現職の山本保候補に障害者福祉に関する公開質問状を送った。

 質問状では、十七日に掲載された「格差是正と社会福祉」編で、山本候補が「電動車いすは最低八十万円、電動ベッドは最低四十万円かかる」と発言したことについて、「電動車いすの平均的価格は四十万円台で、電動ベッドも二十万円前後」と指摘。「介護費用の実態理解について誤解を与え、利用者負担増への地ならしをしている」として、山本候補の示した数字の根拠と理由を求めている。

 このほか、障害者福祉の費用負担のあり方など三点について二十三日までに回答を求めた。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/aichi/CK2007071902033888.html

3682とはずがたり:2007/07/19(木) 19:11:39
九州は自民の公明票固めと民主の無党派固めのどちらが勝かですな。前者の方が容易だが後者の方が有権者の数は多い。

1人区 民主へ無党派の風
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0016/fe_016_070718_03.htm

優勢選挙区
民主:岩手・山形・山梨・三重・滋賀・奈良・徳島・沖縄
自民:群馬・山口

 参院選の焦点となる1人区では自民党の苦戦が目立っている。1人区は農村部を抱え、本来、自民党の基盤が厚いとされてきたが、自民党が守勢に回っている格好だ。

 1人区の有権者に政党支持について聞くと、自民党優位の傾向は変わっていない。民主支持が自民支持を上回っているのは岩手、三重、滋賀、徳島の4県のみだ。

 しかし、自民党候補は、自民支持層を固め切れていない。山梨や三重、奈良、佐賀、長崎、熊本、沖縄などでは、自民支持層のうち、「自民候補に投票する」と答えた人は5〜6割程度だ。自民党が安定した戦いを進めているのは、安倍首相の地元の山口や群馬にとどまっている。

 自民党幹部は「年金記録漏れ問題への政府・与党の対応がまずく、閣僚の不祥事も相次いでいる。『今回は懲らしめよう』と思っている自民支持者が少なくない」と見ている。

 特に、九州の1人区の大半で厳しい戦いを強いられている。自公両党の選挙協力の遅れが原因の一つと見られる。

 自民党が九州を地盤に持つ衛藤晟一・前衆院議員らを比例選に擁立したことから、比例選での自民党からの協力を期待していた公明党や、同党の支持団体である創価学会内には不満がある。

 調査では、自民党候補に投票すると答えた公明支持層は、大分、長崎、佐賀などで半数を下回っている。今後、自民党候補が公明支持層をどこまで固めることが出来るかがカギを握りそうだ。

 これに対し、民主党候補は小沢代表の地元である岩手や山形、山梨、三重、滋賀、奈良などで優位な戦いを進めている。無党派層に支持を広げ、自民党候補に差をつけている候補も目立っている。

 民主党の小沢代表が主導した野党共闘体制が一定の成果を上げ、年金問題をめぐって政府・与党に批判的な無党派層の受け皿になりつつあると見られる。
(2007年7月18日 読売新聞)

3683とはずがたり:2007/07/19(木) 19:13:28

皆、郵政は棚においてなんやねんとここにつっこんでたw
>年金だけで議員を選べば国を誤らせることになる

世耕候補(自民)が初の管内入り
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/070719.html

 参議院選和歌山選挙区(改選数1)に立候補している自民党現職で3選をめざす世耕弘成候補(44)が18日、公示後初めて管内入りし、みなべ町を皮切りに6市町を街宣、各所で街頭演説を行った。年金問題などで自民党に逆風が吹く中、ふるさと納税制度の早期導入や地域活性化などの政策を説明し「なんとしても自民党の議席を死守したい」と支援を訴えた。
 
 みなべ町のJAみなべいなみ本所前の街頭演説には支持者ら約300人が参集。世耕候補は年金問題で「安倍内閣はしっかりと取り組み、解決策を示している。年金記録をすべての加入者に送り、1年で未統合年金記録の確認作業を終える。第三者機関による審査受け付けも始まった。もう年金問題は心配いらない」と明言。
 その上で「民主党は年金を選挙の争点にしているが、あくまでも事務処理の問題であって争点にするのはおかしい。参議院議員の任期は6年間ある。今後の6年間は憲法改正の論議をはじめ、農林水産業や地域経済活性化、医師不足など幅広い問題に取り組まなければいけない。年金だけで議員を選べば国を誤らせることになる」と訴えた。
 ふるさと納税には「市町村の財政は厳しく、悪循環に陥っている。地域のニーズ、実情にあった事業を行い、地域活性化につなげるためにも独自の自主財源を確保できるようにしたい。補助金やばらまきではない」と改めて早期導入に意欲を示した。このほか、地元中小企業等の支援・活性化対策、農林水産業の競争力強化、医師不足対策、情報通信網整備なども訴えた。
 最後に「参議院議員になって9年。ようやく仕事ができるようになってきた。私にはやりたいことがたくさんあり、それらをやる自信もある。逆風の中の大変厳しい選挙ではあるが、自民党、和歌山の議席を死守し、さらに日本、和歌山のために仕事のできる男にしていただきたい。全力で皆さんにご恩返しする。和歌山市が重点だと思っている。知人がいれば支援の輪を広げてほしい」と支援を呼びかけた。
 山田五良みなべ町長、坂本登県議も「世耕氏の当選が日本、和歌山県、地元の発展、安定につながる。胸を張って東京に帰れる得票で圧勝を」と訴えた。世耕氏の街宣には中善夫日高郡町村会長(日高町長)をはじめ地元首長、中村裕一県議会議長ら地元県議らが同行した。次の管内入りは24日で、御坊市と日高川町を回り、夜は大洋化学(株)で個人演説会を開く。

3684おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/19(木) 21:15:34
地震は特に自民寄りの潮目にはならなかったと見れそう。

民主党優勢続く、内閣支持率やや回復34・8%…読売調査
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070719i312.htm?from=main3

 読売新聞社は17日から19日にかけて、参院選に関する第5回継続世論調査(電話方式)を実施した。

 有権者がどの政党に投票するかでは、比例選で民主党が28%、自民党は20%で、両党の差は前回(10〜12日実施)より1ポイント広がった。

 選挙区選では民主党が1ポイント増の28%、自民党は2ポイント増の24%だった。選挙区選ではわずかに差が縮まったものの、比例選、選挙区選とも民主党が依然として優勢だ。

 公明、共産、社民の各党などは大きな動きは見られなかった。

 選挙区選での投票先を都市規模別で見ると、前回は民主党がリードしていた町村部で自民党(29%)が盛り返し、民主党(28%)と拮抗(きっこう)した。大都市では民主党(35%)が自民党(21%)を引き離している。

 安倍内閣の支持率は34・8%で、前回に比べ4・6ポイント増えた。これまでの継続調査では最高だった。不支持率は52・6%だった。

 年金記録漏れ問題に対する政府の対策については、「評価する」が同5ポイント増の計36%。「評価しない」が同5ポイント減の計55%だった。第2回調査(6月26〜28日実施)と比べると、「評価する」が9ポイント増えたのに対し、「評価しない」は10ポイント減った。

 年金問題への不信は根強いものの、政府の対策が浸透し、国民の怒りはやや治まりつつあることが今回の支持率回復の背景にあると見られる。ただ、自民党への強い逆風となっている現在の投票動向に明確な変化を与えるまでには至っていないようだ。

 この問題に民主党が有効策を打ち出しているかどうかでは、「そうは思わない」が61%で、「そう思う」18%を大きく上回っており、民主党の対策への不満も強かった。

 参院選で消費税問題が十分論議されているかどうかでは、「そうは思わない」が86%に上った。「そう思う」は5%だった。

 政党支持率は自民党31・3%(前回比0・7ポイント増)、民主党24・1%(同1・3ポイント増)。無党派層は30・0%で2・2ポイント減った。

(2007年7月19日20時32分 読売新聞)

3685雑談居士@気を付けよう甘い言葉と薬と女:2007/07/19(木) 21:20:58
>>3676
甲府バイパスを走行中、イヤでも目に飛び込む安倍&入倉の2ショット看板がドン引きとの評判です。
>選挙事務所。街頭演説をしなかったようで・・賢明といえましょうww
前にも書きましたが、自民党は今回敗れると非改選分を併せた山梨県での参議院議席を
完全に失います。本来であれば民主党以上に存亡を賭けた戦いを展開しなければならない
のですが、知事選・県議選からの選挙疲れ・郵政選挙の後遺症(2区・3区)・県議会会派3分裂・
平成の大合併(64市町村→28市町村)で系列市町村議員が大幅に減少し、県連組織の基礎体力の
低下が改めて露呈した姿を見せています。
入倉陣営が個票(後援会入会カード)1人50枚のノルマを課しているそうですが、
ほとんど末端まで下りてこない。(米長陣営もやっているようですが、あまり前面に出さない模様)
自民党県議・系列市町村議の必死さがほとんど見えてこない感じがします。
南巨摩郡など保守地盤の強い所でも、米長氏が保守層に食い込んで動いてますから
当落はもちろん、得票数もどう開くか見物です。

3686おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/19(木) 21:26:28
読売連続調査のまとめ(第2回以降:第2回以降は毎週調査)

内閣支持/不支持
34.4/51.8→32.0/53.9→30.2/57.7→34.8/52.6
内閣支持率はやや回復

政党支持率(自民/民主)
31.5/19.9→32.1/21.3→30.6/22.8→31.3/24.1
民主がさらに差を詰める

比例投票先(自民/民主)
20.8/22.2→22/25→20.5/27.6→20/28
前回とほぼ変わらず

選挙区投票先(自民/民主)
21.7/24.0→24/23→21.9/27.3→24/28
自民がやや伸びるも、民主が好調を持続

町村部選挙区投票先(自民/民主)
37/22→30/21→31/15→21/30→29/28
自民が盛り返すも、民主も安定

大都市部選挙区投票先(自民/民主)
**/**→**/**→**/**→16/31→21/35
自民・民主ともに伸びる

3687雑談居士:2007/07/19(木) 21:45:57
おま天さん、読売連続調査データありがとうございます。
「内閣支持率やや回復」をまたまた帳消しにしそうな潮目が来ました。
歌舞伎町の女王もとい秋葉原の帝王、麻生太郎先生です。
「アルツハイマーの人でもわかる」麻生外相が講演で発言
http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200707190522.html
麻生外相は19日、富山県高岡市内で講演した際、国内外の米価を比較する例え話の中で
「7万8000円と1万6000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもわかる」などと発言した。
麻生外相は、国内の農産物が高いと思われがちだとしてコメの価格に言及。1俵1万6000円の日本の標準米が
中国では7万8000円で売られているとしたうえで「どっちが高いか。アルツハイマーの人でもわかる。
ね。こういう状況にもかかわらず、中国ではおコメを正式に輸入させてくれませんでした」などと述べた。
参院選富山選挙区(改選数1)に立候補した自民の野上浩太郎氏の総決起大会に出席するため、同県を訪れていた。

3690名無しさん:2007/07/19(木) 22:18:17
アルツハイマーよりも年金問題について「この問題は30年後の話。今払っているやつが心配するのは分かるが、おたくらは関係ないんだ」という発言が問題な気がする。


麻生外相:「アルツハイマーでも分かる」 講演で発言
 麻生太郎外相が19日、富山県高岡市での講演で国内外の農産物の価格差について触れ「7万8000円と1万6000円はどっちが高いか。アルツハイマーの人でも分かる」などと発言した。

 参院選富山選挙区(改選数1)に立候補している自民現職の決起集会で来県。日本の農産物が高価格だとされることに対し、1俵1万6000円の日本の米が、中国では7万8000円で売られているとして「どっちが高いか。アルツハイマーの人でもそれぐらいはわかる」と述べた。

 決起集会には高齢の支持者もいたが、麻生外相は年金問題について「この問題は30年後の話。今払っているやつが心配するのは分かるが、おたくらは関係ないんだ」と語った。【
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070720k0000m010100000c.html

3691とはずがたり:2007/07/19(木) 22:29:12
>>3681
谷岡やりますねぇ〜。中京女子大は理事会と教授陣が対立する紛争校だったようなんで,帽子かぶって韜晦してるけど,案外喧嘩のやり方をしってるのかも知れませんね。

>>3684
おま天さん(ちょっと変わったコテ名ですが由来が気になりますw),ありがとうございます。
内閣支持率が微増して,町村部で急恢復は懸念材料ですね。田舎民が地震で忘れかけてた中央のパイプという言葉にハッと気付いたか?

>>3685
報道レベルの印象ですけど,地方議員とか落選したり議員職を引くとほんと動かんみたいっすねぇ。
俺がリベラル派が嫌う事の多い市町村合併推進論者だったのは将に其処なんですけど,これの効果がどの程度出るのか非常に楽しみにしてます。

>>3687>>3690
麻生は首相の器じゃねーなー。他人を傷つけない様にする普通以上の心遣いが出来ない者に下品な言葉遣いをして偽悪を気取る資格はねーやろ。

3692とはずがたり:2007/07/19(木) 23:04:17
町村部の急恢復に就いて,議員板だと標本数が少なすぎてばらつきが大きくなるって意見が多いですね。
はてさて。

3693雑談居士:2007/07/19(木) 23:38:08
NHKで自民党比例代表候補紹介中。なんと安倍自ら司会ですw
>>3691
県議は表面上動いている振りをしますが、合併を期に引退した旧市町村議員は
本当に動きませんね。山梨に限らず、県連組織から支援要請が再三来ている
ようです。(自衛隊のOB・予備役召集みたいなものですw)
平成の大合併は自民党にとって明らかに凶と出ました。
逆に民主党にとっては地方組織の強化・拡大につながる好機です。
(地域拠点数を効率良く配置・展開できる)
麻生発言は朝日に続いて、毎日・共同(地方紙にも配信)・TBSも報じたようです。
アルツハイマーで苦しむ方々、その不安を感じるお年寄りを敵に回しました。

3694おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/19(木) 23:47:04
>>3687
他の報道機関が追随するかどうか懐疑的でしたが、
朝日以外に毎日・共同が報道しました。
共同が報道したことで各地方紙にも載るでしょう。
TBSも映像付きで流したと聞いております。
久間発言ほどではないとしても、それなりの影響はありそうですね。
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/m20070720k0000m010100000c.html
ttp://www.47news.jp/CN/200707/CN2007071901000800.html

>>3692
町村部データは2週前の民主・先週の自民など、変動が大きいですね。
民主が公示前後に伸びてるのは確かでしょうが、
自民が極端に落ちた先週のデータに疑問がありますね。

私のコテは単なる下ネタ由来ですw

3695おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/19(木) 23:54:08
「アルツハイマーでも分かる」コメ輸出巡り麻生外相が発言
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070719i316.htm?from=main3

読売にもきました。
擁護したい思いが滲み出た記事ですがw

3696とはずがたり:2007/07/20(金) 00:15:36
議員板にプロバイダ規制で書き込めないから此処で書くけど京都スレのナルミドールとまりっちんぐやりすぎw
俺も全力で古い知り合いの所にF票取りに逝ってるけどw

3697おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/20(金) 00:16:14
朝日の情勢調査きたよ!
朝日は来週に終盤情勢調査もやるみたい。
今回は与野党逆転が見えてるから気合入ってるのか、
それとも読売に対する対抗心からやっているのかw

自公、過半数割れも 1人区で自民不振 参院選情勢調査
ttp://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY200707190567.html

 朝日新聞社は、29日投開票の参院選について、17、18の両日、全国の有権者を対象に電話による情勢調査を実施した。全国取材網の情報も加えて序盤の情勢を探ったところ、(1)自民は不振で、惨敗した98年の44議席を下回る可能性がある(2)公明は改選12議席の確保が微妙(3)民主は好調で、これまで最高の50議席を超える勢い(4)共産、社民は伸び悩む――などの情勢が分かった。与党が過半数を維持するためには、今回改選分で64議席が必要だが、自民推薦の無所属を加えてもかなり困難な情勢だ。ただ、投票態度を明らかにしない人が選挙区で約5割、比例区で約3割おり、状況はまだ流動的だ。本社は来週、同じ曜日に終盤の情勢調査を実施する。

 自民は46選挙区で48人を公認した。動向が注目される1人区(29選挙区)では、群馬、和歌山、山口で優勢、大分でも有利な情勢になりつつある。ただ、12選挙区で野党勢力と競り合っているほか、13選挙区では野党に差をつけられている。

 2人区(12選挙区)では無所属を推薦した岐阜を含め、11選挙区で当選を視野に入れる。京都は当落線上。3人区(5選挙区)では、千葉の公認2人が優勢、苦戦と明暗を分けているが、1人公認の4選挙区は大阪で当落線上にある以外は安定感がある。唯一の5人区の東京は、公認2人のうち現職がやや優位だが新顔は混戦模様だ。

 比例区は14議席前後で過去最低の98年(14議席)並みにとどまる可能性もある。

 公明は3、5人区のうち千葉以外の5選挙区で1人ずつ公認した。大阪で当選圏、東京でもやや先行するが、埼玉、神奈川、愛知では競り合いが続く。比例区は7議席前後で、01年、04年の8議席に及ぶか微妙だ。

 民主は公認45人を立て、野党共闘による推薦候補などを含め、全選挙区で自民と対決する。

 1人区では21選挙区で公認、県連推薦を含め8選挙区で推薦した。公認は岩手、山形、栃木、山梨、三重、滋賀、奈良、佐賀の8県で堅く、鳥取、徳島でも情勢は明るい。推薦は秋田、沖縄で優勢、宮崎でも一歩リードだ。

 2人区では、2人を公認した新潟で1人が安定、1人が当落の分かれ目にあるが、1人を公認した11選挙区ではいずれも優位に立つ。3人区は、2人を公認した千葉、神奈川、愛知で当選圏内、もしくはあと一歩で当選圏。埼玉では1人が堅く、もう1人も追い込み次第で当選の望みがある。1人公認の大阪はリードを保つ。5人区の東京は現職が一歩リードし、新顔が競り合う。

 比例区は21議席前後で、これまで最多の04年の19議席を超える可能性がある。このまま追い風が続けば、民主は非改選の議席を合わせて参院の第1党になりそうな勢いだ。

 共産、社民は改選議席の維持が苦しい状況だ。共産は選挙区で1議席、比例区で3議席前後の見込み。社民は比例区で2議席程度だ。国民新党は比例区で1議席。新党日本は比例区で議席を得る可能性がある。

3698やおよろず:2007/07/20(金) 00:17:27
おま天さん、早いっすね

3699やおよろず:2007/07/20(金) 00:22:27
岩手・山形・栃木・山梨・三重・滋賀・奈良・佐賀
秋田・沖縄
鳥取・徳島・宮崎
青森・富山・石川・福井・岡山・島根・香川・愛媛・高知・長崎・熊本・鹿児島
大分
群馬、和歌山、山口

3700おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/20(金) 00:30:45
>>3697
重要なポイントをまとめます。

全体
自民:44議席を下回る? 公明:12議席確保は微妙
民主:50議席を超える勢い 共産:選挙区で1議席、比例で3議席前後
社民:比例で2議席程度 国民:比例で1議席 日本:比例で議席を得る可能性
選挙区:約5割未定 比例区:約3割未定 調査日:7/17〜18

1人区
自民リード:群馬、山口、和歌山
自民ややリード:大分
民主ややリード:鳥取、徳島、宮崎
民主リード:岩手、山形、栃木、山梨、三重、滋賀、奈良、佐賀、秋田、沖縄
競り合う:青森、富山、石川、福井、岡山、島根、香川、高知、愛媛、長崎、熊本、鹿児島

2人区
自民:京都のみ当落線上、他は当選圏に入る
民主:全選挙区で1人は安定、新潟は1人は当落の分かれ目

3人区
自民:大阪以外は1人当選圏、大阪は当落線上、千葉の1人は苦戦
公明:大阪当選圏、東京やや先行、愛知・埼玉・神奈川は競り合い
民主:千葉・愛知・神奈川で2人当選圏内orあと一歩で当選圏、埼玉は追い込み次第で当選の望み

5人区(東京)
自民:保坂はやや優位、丸川は混戦模様
民主:鈴木は一歩リード、大河原は競り合う

3701雑談居士:2007/07/20(金) 00:32:14
女性党の政見放送のハイテンションさに観てて疲れましたw
>>3694
産経はアレなので・・朝日、毎日、読売、共同(地方紙)と紙メディアは揃いましたね。
あとはTV、TBSが流した事で他局も無視できなくなれば、久間→赤城と続いている
週末逆風発生の法則発動となりましょう。しかも終盤近くの失言は特に効きそうです。
地震報道が少しずつ落ち着いてきた感があるので、影響は避けられないと見ています。

読売の町村部データって、純粋な郡部だけのデータなのでしょうか?
合併による新市誕生や既存の市への編入などで、町村の人口は減少してるのですが・・
しかし、内閣支持率の微妙な回復というのも不思議ですねw

3702とはずがたり:2007/07/20(金) 00:41:16
>>3697-3700
おお,朝日来ましたか!佐賀・栃木・秋田辺りはリードしつつあるんですな。3人区は埼玉より神奈川の方が有利なんですな。東京の混戦と競り合いってどう違うんでしょうか??4位5位争い(川田・大河原・田村)と7位争い(丸川・黒川・東条)との差?
この辺と1人区の競り合い区と2人区の新潟・京都が焦点ですか。北海道は伊達は安全圏に逃げ切ったのか?くそ〜。

>>3693
自分で予想しといてなんですけど予想以上になんもやらないんですねぇw
その辺の良くも悪くも自分党的な性質は実利的な公明党と巧くやっていける秘訣なんかもしれませんね〜。
まぁ寝てる元議員の方がニュースには成りやすいってのもあるんでしょうけど。

>>3694
もうちと精度あげるために母集団増やした方が良いかもしれないですけど,そもそも市町村合併の進展であまり町村部という括りが適切では無くなりつつ感も有りますね。

>>3693-3695
じわっと効きますかねぇ。
罹患している本人というよりも其れを介護する周辺の人達がやや不穏当に感じるでしょうか。

それにしてもど,どんな氏もネタなんやろか(;´Д`)ハアハア(笑

3703雑談居士:2007/07/20(金) 00:51:37
おま天さんと同様、朝日も気合いが入ってますね。競り合い多し!小沢メールの効果はいかに?
個人的には宮崎・外山ややリード、栃木・谷リード、青森・富山・石川・福井競り合う(1人区)
京都・西田(自民党)当落線上(2人区)大阪・谷川(自民党)当落線上、
千葉・白須賀?(自民党)苦戦(3人区)が興味深く注目しています。

3704おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/20(金) 00:54:18
>>3702
東京の表現についてはよくわからないですよね。
大河原はおそらく4位争いをしてるのだとは思うのですが。
1人区の接戦区はまず香川・高知・長崎を固めてほしいですな。
そのうえで熊本・鹿児島・愛媛あたりをゲットできれば。
読売調査と同じく、特に香川にはしっかりしろと言いたいです。

北海道で伊達有利なのは現状では妥当な結果だと思います。
ちょうど今、民主支持層を多原に取り込ませてる最中ですから。
北海道はまさにこの1週間で勝負が決まると見ております。

あと比例で公明と共産が不振ということは、投票率は上昇すると見られてるのでしょうね。
自民が意外に比例で善戦しているのもそこが要因のようです。

>下ネタ
「おま○○天国」を略しただけですw

3705雑談居士:2007/07/20(金) 01:00:04
>>3702
もう楽隠居&年金生活でのんびりな方が多いですからねぇ。
そこに年金問題ですから、余計に動かないというかw
ちなみに地元の公明党というか学会員は、比例のお願いはしてきても
自民党候補の名前は全く言ってきませんww

3706雑談居士:2007/07/20(金) 01:05:58
>>3704
あっ、コテ名そういう意味でしたか。鶴光イズムを感じましたw
北海道は民主党が多原支援を全面解禁しましたから、一気に追い込みをかけるのでは。
1人区で競り合っている候補は、小沢メールを常に読んで肝に命じてほしいものです。

3707とはずがたり:2007/07/20(金) 01:07:00
>>3703-3704

>1人区の接戦区はまず香川・高知・長崎を固めてほしいですな。
>そのうえで熊本・鹿児島・愛媛あたりをゲットできれば。
民主の重点区がはっきしてきましたね。気合い入れてやってほしい所。

北海道は確かに今週から梃子入れ開始ですからね〜。

神奈川は
公明=埼玉、神奈川、愛知では競り合いが続く
民主=千葉、神奈川、愛知で当選圏内、もしくはあと一歩で当選圏。
ということは水戸が後一歩で当選圏で松落選も見えてきた感じか?

>あと比例で公明と共産が不振ということは、投票率は上昇すると見られてるのでしょうね。
なるほど。投票率が上がって一つの政党が総取りってのは05年と似た傾向ですね。

笑。良い由来っす〜。

3708雑談居士:2007/07/20(金) 01:41:09
神奈川、松あきら落選・小林温(自民党)当選なんて事態になったら
自公の関係そのものに亀裂が入りますね。(愛知もまた然り)
98年の千葉・浅尾の時と同じように最終的には票割成功と見ています。

3709名無しさん:2007/07/20(金) 01:52:18
もし世耕落選があっても、大江のお陰では全くないと言える。


試される民主一枚岩<中>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/kikaku/066/2.htm
選挙区と比例「協力を」

 「和歌山に民主党の柱を立てましょう」。6月17日、和歌山市美園町の事務所開きで、立候補を予定する民主新人の阪口直人(44)が訴えた。党県連代表代行の山部弘や連合和歌山の幹部が次々とあいさつに立ち、阪口への支援を求めた。だが、県連最高顧問で参院議員の大江康弘(53)の姿はなかった。「招待状は事務所に持参したのだが……」。陣営幹部が複雑な表情を見せた。

 阪口の事務所から約1・2キロ離れた同市弁財天丁で7月1日、比例選で再選を目指す大江の事務所開きが行われた。民主党県第1区総支部長の岸本周平、県連副代表の藤本真利子らが出席。だが、マイクを握った大江はこう話した。「2人には申し訳ないが、今日来てくれたのは選挙区で自民候補を支持している人たち。立場を超え、多くの保守系の人が応援してくれている」

 民主党県連は、昨年12月の出直し知事選で独自候補を立てられなかった。幹部らが進めていた女性候補擁立に、大江らが“待った”をかけた。大江は2001年7月、自由党から立候補して比例選で初当選。民主党との合併に伴い、04年3月に党県連最高顧問に就任した。ただ、自民党県議時代からの支持者も多く、事務所では「昔からの付き合いも大事にしたい」と話す。

 立候補を表明する前の3月上旬、阪口は東京・永田町の議員会館に大江を訪ねた。党県連から「和歌山に来る前に、まず大江顧問に会ってほしい」と言われていた。「よろしくお願いします」「おやりになるならやって下さいよ。まあ、頑張ってください」。頭を下げた阪口に、大江は淡々と答えたという。

 阪口は「全面協力できればベストと思うが、反発したり、足を引っ張ったりしているわけではない。選挙で完全に一致団結といかないのは他党でもある」と割り切る。しかし、有権者に「分裂」との印象を与えかねない状況に、党員からは「それぞれの支持者をうまく取り込めないものか」との声も漏れる。

 9日夕、阪口の応援に駆け付けた党幹事長の鳩山由紀夫が言った。「阪口の頑張りが党への大きな波になり、政権交代につながる」。同じころ、大江の事務所では、10日に前党代表の前原誠司らを呼んで開く決起集会の準備に追われていた。「大江は茨城県内で活動中」(秘書)とのことだった。

 「どんな事情があっても、政治を変えるという目標に向かっては一枚岩。負けるわけにはいきません」。鳩山とともに商店街を練り歩いた阪口が、汗をぬぐって表情を引き締めた。(敬称略)

3710おま天 ◆FMt1ThCoeY:2007/07/20(金) 03:15:48
朝日の調査で予測議席も出てたので分析しておきます。

自民 33〜41〜47
民主 50〜57〜63
公明 6〜10〜13
共産 2〜4〜7
社民 1〜2〜3
国民 0〜1〜2
日本 0〜0〜1
無所 4〜6〜8

予測しやすい順に見ていきます。
国民 1 = 比例1
社民 2 = 比例2
公明 10 = 比例7 + 選挙区3(大阪・東京・埼玉)
無所 6 = 優勢3(秋田・沖縄・岐阜=与) + 一歩リード1(宮崎) + その他2(川田・愛媛)
共産 4 = 比例3 + 選挙区1(京都)
民主 57 = 比例21 + 2人区12 + 3人区8(大阪・埼玉各1 + 千葉・愛知・神奈川各2) + 5人区2 + 1人区14(優勢8+リード2+接戦4)
自民 41 = 比例14 + 1人区11(優勢3 + リード1 + 接戦7) + 2人区10(京都以外) + 3人区5(各1) + 5人区1

自民が取る接戦1人区7 = 青森、富山、石川、福井、岡山、島根、鹿児島
民主が取る接戦1人区4 = 香川、高知、熊本、長崎
野党が取る接戦1人区1 = 愛媛

文章などから推測するとこのようになりました。
3人区で公明に厳しく、比例でやや自民に甘い数値ですね。
自民の合計議席数が40を切らないように微妙に調整したのかもしれません。

3711小説吉田学校読者:2007/07/20(金) 06:51:44
>>3706
奥さん、ちょっと深呼吸してみぃ。

予想を出すといっておきながら、多忙にかまけて出しておりませんが、自民系46 民主(公認のみ)54と現時点では予想しております。
40前半とか、40割れとかの予想もありますけど、自民の組織力は5割減くらいとはいえ、公明の組織力とかを考えると、そこまで負けるとは思えないのです。

で、総裁選1年繰り上げとかで「足して2で割る」首相進退ということになるんじゃないんでしょうかねえ・・・・

3712名無しさん:2007/07/20(金) 07:52:27
大分が勿体なさ過ぎる

もともと野党が優位なところなのに、、
変な意地の張り合いで自民が議席を得そうだ

中盤情勢も見えてきたので、民主支持者も松本にシフトしてくれないものかな?
小沢は大局が見える奴だと思うけど、何か動きをおこしてくれないものかな

3713とはずがたり:2007/07/20(金) 10:09:57
>>3708
愛知でも東京でも票割りに成功してると云えますね。
楽しみである。

>>3709
酷いな,大江。。

>>3710-3711
民主が57も取っても自民は40割れしないんですな〜。なんとか(俺の)目標38迄頑張って欲しいところ。

>>3712
大分ねぇ・・勿体ないですな。吉良の我が侭が突出してたとは思うんですけど,大分は松本が優勢なんですかねぇ?とんちゃんが大張り切りのようですけど。

3714やおよろず@北海道:2007/07/20(金) 11:17:44
羽柴>>共産>>社民


小川氏、優位に立つ/序盤 本社情勢調査
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000510707200002

【参院選道選挙区序盤 本社情勢調査】



■伊達氏を多原氏追い上げ


 朝日新聞社は17、18日、参院選道選挙区(改選数2)で有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施、取材で得た情報と合わせて総合的に序盤の情勢を探った。民主現職の小川勝也氏(44)が安定した戦いぶりで優位に立つ。2議席目をめぐっては、自民現職の伊達忠一氏(68)=公明推薦=が一歩リードし、無所属新顔の多原香里氏(34)=民主、国民新、新党大地推薦=が懸命に追い上げている。その他の5候補は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は半数にとどまり、情勢は流動的だ。


 小川氏は連合北海道の支援を受け、労働組合を中心とした組織固めに力を入れ、自民への逆風も取り込む。男女、年代、職業問わず全道に浸透している。民主支持層の7割台を固め、社民支持層の一部も取り込む。無党派層の支持は一番高く、4割近くを固めている。


 伊達氏は自民支持層の3分の2を固め、推薦を受けた公明支持層も6割を固めたが、無党派層からの支持は弱い。男女、年代、職業別では支持に大きな偏りは見られない。自営業者層や道東地区では小川氏と肩を並べている。


 多原氏は無党派層の2割を固めたが、推薦を受けた民主支持層への浸透度は低い。40代の支持は小川氏と競い合うが、女性からの支持は伸び悩んでいる。自営業者層、農林漁業者層では、伊達氏と互角の戦い。地域別では札幌中心部と道東地区の支持がやや高い。


 無所属新顔の羽柴秀吉氏(57)は20代で小川氏と同じくらいの支持がある。共産新顔の畠山和也氏(35)は共産支持層の8割近くを固めている。年金や暮らしの問題に主張の力点を置き、農林漁業者層の支持が比較的多い。社民新顔の浅野隆雄氏(51)は社民支持層の7割近くを固めた。男性よりも女性の支持が厚く、30〜50代が中心となっている。諸派新顔の千代信人氏(43)、無所属新顔の荒川昌之氏(48)には勢いは見られない。

3715やおよろず:2007/07/20(金) 11:20:28
山崎、平山両氏がほぼ互角
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18両日、参院選青森選挙区(改選数1)で、県内有権者を対象に電話による選挙情勢調査を行い、取材で得た情報と合わせ総合的に選挙戦序盤の情勢を探った。3選を狙う自民現職の山崎力氏と、民主新顔の平山幸司氏が競り合う展開。社民新顔の渡辺英彦氏と共産新顔の高柳博明氏は苦戦している。ただ、調査に対し投票態度を明らかにしなかった人が4割いて、情勢は今後、変わる可能性がある。


 東北6県の1人区には青森のほか、秋田、岩手、山形があるが、この3選挙区ではそれぞれ民主の推す候補が自民候補より優勢になっている。自民と民主が競る展開なのは青森だけだ。


 山崎氏は小泉前首相人気もあって圧勝した01年参院選から一転し、年金記録や「政治とカネ」の問題など自民党への逆風にさらされている。同党国会議員の後援会に細かく顔を出すなど懸命に組織を固め、自民支持層の8割をまとめた。


 このほか、無党派層の3割に浸透している。しかし、推薦を受ける公明支持層への浸透は6割程度にとどまっている。


 年齢別に見ると、70歳以上の6割の支持を得ているが、30代の支持は3割程度だ。地域ごとに見ると、弘前市、つがる市を含む県西部で約半数の支持を得ている。


 初の立候補となった平山氏は知名度不足を補うため、選挙戦に入る前から県内各地を回り、遊説を繰り返してきた。その結果、民主支持層の9割近くに浸透したほか、無党派層の4割にも食い込んでいる。


 年齢別では、30代で約半数の支持を集めているが、年齢が上がるにつれて支持は低くなり、70歳以上では3割程度にとどまっている。地域ごとに見ると、県西部では山崎氏にリードされているが、他地域ではほぼ並んでいる。


 「護憲」を前面に出して活動する渡辺氏は、社民支持層の大半をまとめたほか、公明支持層の一部にも食い込んでいる。しかし、無党派層などへの広がりは見られない。


 高柳氏は共産支持層の大半を固めたが、その他の支持層への浸透が見られず、苦しい戦いとなっている。

http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000707200003

3716やおよろず:2007/07/20(金) 11:21:52
参院選情勢調査 平野氏が他候補を引き離す
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選岩手選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。民主の平野達男氏(53)=国民新推薦=が、自民の千田勝一郎氏(36)=公明推薦=、社民の伊沢昌弘氏(60)、共産の若山明夫氏(55)に水をあけている。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は約6割にとどまり、情勢は流動的だ。


    ◇


 平野氏は民主支持層の9割を固め、無党派層も7割程度まで浸透している。自民、共産、社民支持層の一部にも食い込み、安定感がある。


 昨夏以降、県内各地を回って支持を訴え、民主地盤の県南部を中心に浸透し、他地域でも盤石の戦いぶりを見せる。幅広い年代層から支持を得ており、このうち男性は約7割が支持している。


 千田氏は、自民、公明各支持層の約8割を固めたが、無党派層を取り込めず、伸び悩んでいる。出身地の奥州市を中心に、民主地盤の県南で支持拡大に努めるが、浸透していない。男性よりも女性から支持され、職業別では主婦層で平野氏と支持を分け合っている。


 伊沢氏は社民支持層の大半を固めたが、無党派層からの支持が低く、勢いが見られない。年代別では20代からの支持を獲得できていない。


 若山氏は共産支持層をまとめている。しかし、他支持層への広がりがみられず、苦戦している。


http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000707200004

3717やおよろず:2007/07/20(金) 11:22:38
岡崎、愛知氏が安定した戦い 参院選
2007年07月20日

朝日新聞社は17、18の両日、参院宮城選挙区(改選数2)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報と合わせて総合的に序盤の情勢を探った。民主党現職の岡崎トミ子(63)と自民党現職の愛知治郎(38)が安定した戦いぶりで、共産党新顔の加藤幹夫(43)、社民党新顔の岸田清実(52)は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で4割の人が投票態度を明らかにしておらず、今後情勢が変化する可能性がある。(敬称略)
 岡崎は民主支持層の9割以上を固めた。無党派層の7割近くにも浸透し、自民支持層の2割にも食い込む。年金問題を「大いに重視する」「ある程度重視する」とした層のそれぞれ約6割から支持を集めたほか、各年代、各地域で広く支持を受ける。
 愛知は自民支持層の8割近くを固め、公明支持層の約8割から支持を受けるが、無党派層の支持は約2割にとどまっている。70代以上の支持は高いものの、その他の年代では岡崎にリードを許している。
 加藤は共産支持層の7割を固め、岸田も社民支持層の7割を固めたが、いずれも年金問題を重視する層や無党派層への浸透が進んでいない。

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000707200002

3718やおよろず:2007/07/20(金) 11:23:11
松浦氏がリード 金田氏、追い上げ懸命
2007年07月20日

朝日新聞社は17、18の両日、参院秋田選挙区(改選数1)について、県内の有権者に電話して選挙序盤の情勢調査を実施した。取材で得た情報と合わせて総合的に情勢を探ると、調査時点では、松浦大悟候補がリードし、金田勝年候補が懸命に追い上げている。鈴木知候補は苦戦している。ただ投票態度を明らかにしていない人も3割以上いて、情勢は流動的だ。


 松浦候補は元地元民放アナウンサーの知名度もあり、無党派層を含めた幅広い層の支持を集めた。


 松浦候補は民主支持層の約9割を固め、社民支持層の大半からも支持を集めている。無党派層の支持は6割以上に及ぶ。公明と共産支持層の一部も取り込んでいる。


 3選を狙う金田候補は自民支持層の9割近くを固め、公明支持層の大半に浸透。街頭演説では、これまでの「実績」を強調するが、無党派層の支持は3割程度にとどまる。


 鈴木候補は共産支持層の大方を固めたが、それ以外の支持層への広がりは見られない。


 男女別で見ると、男性では松浦候補が金田候補を引き離し、女性ではほぼ同じだった。


 年齢別では、20〜50代は松浦候補が金田候補を大きく上回るのに対し、60代以上は金田候補が松浦候補をやや上回る。


 若者の雇用確保を訴える鈴木候補は20代に一定の支持があるが、全体としては伸び悩む。


 都市部では松浦候補が大きくリードし、県南部でも上回る。県北部は松浦候補と金田候補が激しく競り合っている。


 松浦候補が製造・サービス従事者層で大きく上回り、事務・技術職層や主婦層でもリードする。自営業者層、農林漁業者層では松浦候補と金田候補がほぼ互角になっている。



 「年金問題」について、「大いに重視する」と答えた層の半数以上が松浦候補を支持し、逆に「重視しない」と答えた人では金田候補の支持が過半数を占めた。


 この選挙に「大いに関心がある」と答えた層は、松浦候補の支持が金田候補を引き離したが、「関心はない」では金田候補の支持がやや上回った。


http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000000707200001

3719やおよろず:2007/07/20(金) 11:24:03
舟山氏が優位に
2007年07月20日

 ∞参院選序盤 本社情勢調査


  ●篠原氏懸命に追う 佐藤氏伸び悩む


 朝日新聞社は17、18の両日、参院選山形選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象に電話による選挙情勢調査を実施した。さらに取材で得た情報を合わせ、総合的に選挙序盤の情勢を探った。その結果、民主党新顔の舟山康江氏(41)=社民党県連合支持、国民新党推薦=が優位に立っており、自民党新顔の篠原みえ子氏(59)=公明党推薦=が懸命に追い上げている。共産党新顔の佐藤雅之氏(34)は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で4割近くの有権者が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。



  ◆山形選挙区の候補者


 佐藤 雅之(34)党県常任委員 共新
 舟山 康江(41)元農水省職員 民新
 篠原みえ子(59)元天童市議  自新
                =改選数1
       (届け出順。年齢は投票日現在)    



 ◎舟山氏


 投票態度を明らかにした有権者を分析すると、前回04年に続き2度目の挑戦となる舟山氏が、優位に立っている。


 舟山氏陣営には、小沢一郎民主党代表ら国会議員が連日訪れ、年金問題を中心に安倍政権批判を展開している。


 支持政党別でみると、民主支持層の9割を固めた。社民支持層からも支持を集めている。自民、公明、共産の各支持層にも一定の食い込みを見せる。無党派層でも6割の支持を集め、他候補を引き離している。


 幅広い年代から支持を得ているが、特に男性からの支持が高い。


 職業別では、どの職層からも安定した支持を集める。特に事務・技術職層で支持が厚い。農水官僚出身で農政に強いと訴えているが、農林漁業者層では自民の篠原氏と互角の戦いとなっている。


 ◎篠原氏


 篠原氏は、遠藤利明衆院議員ら国会議員が先頭に立って組織をあげた選挙戦を展開しており、懸命に追い上げている。


 篠原氏は、立候補表明が4月下旬と出遅れたため、知名度のアップが課題となっている。


 公示後は街頭演説や個人演説会に力を入れ、支持を呼びかける。政党別では自民支持層の8割近くを固めたものの、推薦する公明支持層も7割程度の支持にとどまっている。選挙結果に影響を与えそうな無党派層への浸透も2割にとどまる。


 女性からの支持では舟山氏と互角に戦っており、年代別では70歳以上に浸透している。


 職業別で見てみると、主婦層の半数から支持を得ているのが目立つ。


 ◎佐藤氏


 前回04年に続く立候補で、国政選挙に5回目の挑戦になる佐藤氏は、伸び悩んでいる。共産支持層からの支持を7割集めるが、他の政党支持層にはあまり浸透していない。


 自民、民主の二大政党間に埋没することを阻止しようと、年金問題を中心に安倍政権の批判を強め、街頭演説に力を入れているが、無党派層からの支持は1割ほどにとどまっている。


http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000707200006

3720やおよろず:2007/07/20(金) 11:25:17
参院選序盤 本社情勢調査
2007年07月20日


 朝日新聞社は17、18の両日、参院選福島選挙区(改選数2)について、県内の有権者を対象にした電話による調査を実施し、独自の取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。4候補のうち、民主新顔の金子恵美氏(42)と自民新顔の森雅子氏(42)が他の2候補を引き離している。共産新顔の宮本しづえ氏(55)と社民新顔の小川右善氏(57)は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で3割強の有権者が投票態度を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、金子氏は民主支持層の大半を固め、社民支持層の一部にも食い込んでいる。男性の支持が厚くなっており、地域別では地盤の県北や会津地方で優位な戦いを進めている。年金記録問題における与党批判層の受け皿として、「年金問題を大いに重視する」と答えている層の半数以上に支持を広げている。およそ4割を占める無党派層では金子氏が半数以上に浸透して有利な情勢だ。


 森氏は自民、公明の各支持層をほぼまとめた。「2児の母親」を積極的にアピールし、女性からの支持が厚く、とりわけ20代や主婦層からの支持を集めている。地域別では県中地区で金子氏を上回っている。


 宮本氏は共産支持層の8割を固めた。4月の参院補選を戦ったことから、全県的に一定の支持を集めており、前回得票の上積みを目指している。


 小川氏は社民支持層の4割強にとどまっている。地域別では地盤の会津地方で支持を広げている。職業別では事務・技術職層に一定の支持を得ている。

http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000707200003

3721やおよろず:2007/07/20(金) 11:29:38
藤田氏は全域に浸透、長谷川氏は組織戦
2007年07月20日

 投票態度を明らかにした人を分析すると、前衆院議員の藤田氏は、民主支持層の約8割を固め、県内全域で支持を広げている。県内での立候補は初めてだが、年金問題を最大の争点として訴え、無党派層に浸透、約6割の支持を集める。自民支持層にも食い込んでおり、約2割の支持を得ている。
 連合茨城の支援を受け、職業別でも、事務・技術職層と製造・サービス従事者層の約6割を固めている。年代別では20〜60代から、まんべんなく支持を集めている。
 長谷川氏は組織戦を展開し、自民支持層の約7割をまとめた。自民は今回、公明党との選挙協力を見送ったが、公明支持層も半数の支持を固めた。しかし、無党派層からの支持は約2割にとどまっている。
 年代別では、70歳以上で約4割の支持を集めているものの、20〜60代では藤田氏を下回った。自営業者層、農林漁業者層でも、藤田氏と支持を分け合っている。
 国政選挙挑戦7回目の田谷氏は、共産支持層をほぼ固め、社民支持層からも高い支持を受ける。地域別では、県南で一定の支持を集めるが、無党派層への浸透はいま一歩だ。
 武藤氏はミニ集会を重ねて支持を訴えており、無党派層の一部から支持を集める。地元の県北のほか、鹿行地域で一定の支持を得ているが、他党の支持層からの支持は伸び悩んでいる。
 旧大洋村長を4期16年務めた石津氏は、地元の鹿行地域での支持が比較的高く、公明支持層にも一部浸透しており、支持拡大に懸命だ。
 工藤氏は特定郵便局長OBらで組織する大樹の支援を受ける。若さを前面に支持を訴えるが、勢いは見られない。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000707200002

3722やおよろず:2007/07/20(金) 11:30:37
谷氏優勢、追う国井氏/参院選序盤情勢調査
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選栃木選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。民主現職の谷博之氏(64)=国民新推薦=が優勢に選挙戦を進め、自民現職の国井正幸氏(59)=公明推薦=が追い上げている。


 共産新顔の小池一徳氏(46)は勢いが見られない。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は6割程度にとどまり、終盤にかけて情勢は変化する可能性がある。


 谷氏は、投票態度を明らかにした人のうち、民主支持層をほぼ固め、「支持政党なし」「答えない・わからない」とした人を合わせた無党派層も7割近く取り込んだ。年金記録漏れ問題や政府が取り組む農業政策を批判。自民支持層や公明支持層にも浸透している。


 幅広い世代の支持を集め、特に20代と40代への食い込みが目立つ。職種では、事務・技術職層の約7割、製造・サービス従業者層の6割超から、それぞれ支持された。
 有権者の多い都市部の県央で他候補を引き離しているほか、農村部でも精力的に遊説。幅広い地域で勢いを増している。


 国井氏は、公示前後に2度来県した安倍首相の応援も受け、年金問題の対応策や安定政権下の経済成長を訴えている。自民支持層の8割強を固め、公明支持層の約7割から支持されている。ただ、無党派層の支持をつかみきれていない。
 男女別では女性の支持が比較的高く、70歳以上は7割近い。地域をみると、県南地域で半数近くをまとめた。県経済連出身で農水副大臣という経歴を生かし、農林漁業者層の7割弱から支持を受けた。


 小池氏は、現行憲法の改正反対や雇用問題の改善を訴える。共産支持層の8割超を固め、栃木選挙区で候補者を擁立していない社民支持層からも一定の支持を得た。
 ただ、選挙初挑戦という知名度の低さからか、支持層に広がりが欠け、出遅れている。

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000707200001

3723やおよろず:2007/07/20(金) 11:31:30
自民・山本氏有利な戦い 
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選の群馬選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報を合わせ、序盤の情勢を探った。調査時点では、自民現職の山本一太氏(49)=公明推薦=が有利に戦いを進めており、国民新党新顔の福田晃治氏(42)=民主推薦=と、共産新顔の酒井宏明氏(41)は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は約6割で、情勢は流動的だ。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、山本氏は自民、公明各支持層をほぼ固めている。改選数1減で、これまで2人候補を出していた自民は一本化。6年前の参院選で、吉川真由美氏(落選)と分け合った自民支持層を取り込む勢いがみられる。


 県内全域で支持の広がりがある。知名度の高さに加え、遊説や小規模な街頭集会を繰り返しており、無党派層からも約6割の支持を得る。農林漁業者層、主婦層で強みを発揮している。


 福田氏は、年金記録や郵政民営化問題で、与党批判を強める。民主は今期で引退する角田義一氏の後継を立てず、推薦に回った。民主県連の分裂の影響が懸念されたが、民主支持層の半分以上を固めた。女性より男性の支持が厚い。20、50、60代で一定の支持を得る。地域別では東毛、西毛での支持が比較的高い。


 酒井氏は共産支持層をほぼまとめたが、他党の支持層や無党派層への広がりに欠ける。
    ◇

http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000707200005

3724やおよろず:2007/07/20(金) 11:32:34
参院選序盤 本社情勢調査
2007年07月20日

◇3議席目巡り混戦 山根・高野氏、線上の戦い


 朝日新聞社は17、18の両日、参院選埼玉選挙区(改選数3)で、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報を合わせて総合的に序盤情勢を探った。調査時点では、民主新顔の行田邦子氏(41)が他候補に水をあけ、自民新顔の古川俊治氏(44)が混戦から抜け出た形だ。民主現職の山根隆治(59)、公明現職の高野博師(60)の両氏が残り1議席をめぐり、互角の戦いを繰り広げる。共産新顔の綾部澄子(48)、社民新顔の松沢悦子(59)、国民新新顔の沢田哲夫(43)の3氏は支持拡大に懸命だ。ただ、半数の人が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけて情勢は変化する可能性がある。



◇織部、松沢、沢田3氏懸命


 自民・公明が与党で2議席を守るのか、民主など野党が2議席以上を奪うのかが注目される今回の選挙戦。民主支持層の6割程度を行田氏が、4割程度を山根氏が分け合う形となっている。自民支持層の1割程度も民主の両氏を支持した。一方、与党で2議席を目標に自民が公明に協力する態勢をとるが、高野氏は自民支持層に浸透していない。


 行田氏は街頭演説で知名度拡大を図り、無党派層の約3割の支持を得る。今回の情勢調査と同時に行った世論調査で、今回の参院選に「大いに関心がある」と答えた人の支持も比較的高い。


 古川氏は、自民支持層と農林漁業者層の約7割を固めた。世論調査で「投票判断で年金問題を重視しない」と答えた人の支持が目立つ。


 山根氏は事務・技術職層の支持が比較的高い。無党派層の約2割に浸透しているが、女性の支持が約1割と苦しむ。高野氏は公明支持層をほぼ固めた。主婦層への支持も高いが、男性の支持は約1割にとどまっている。


 綾部氏は共産支持層のほか、世論調査で「年金問題を大いに重視する」と答えた人から一定の支持を得ている。松沢氏は社民支持層をおおむね固めたが、伸び悩んでいる。沢田氏は出遅れている。

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000707200002

3725やおよろず:2007/07/20(金) 11:35:41
参院選序盤 本社情勢調査
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、参院千葉選挙区(改選数3)について県内の有権者を対象に電話による選挙情勢調査を実施、取材で得た情報と合わせ、序盤の情勢を探った。新顔8人が乱立する中、長浜博行(民主)、石井準一(自民)、加賀谷健(民主)の3氏が安定した支持を得ている。白須賀貴樹氏(自民)が支持拡大に懸命、浅野史子(共産)、本間進(無所属)の両氏は伸び悩み、青木和美(社民)、岩渕美智子(国民新)の両氏は勢いが見られない。ただ、調査時点では6割を超す有権者が投票態度を決めておらず、終盤にかけて情勢はなお流動的だ。


 長浜氏は衆院比例区からくら替えし、県選出国会議員を中心に選挙戦を展開、民主支持層の半数を固めた。二大政党制の実現や年金改革を訴え、地盤の県北西部を中心に浸透、30〜60代の約3割から支持を集めた。


 石井氏は、自民支持層の6割超、推薦を受けた公明支持層の半数を固めた。地盤のある県東部を中心に支持を広げ、70歳以上の約4割、農林漁業者層の大部分を固めた。ただ、無党派層は伸び悩んでいる。


 加賀谷氏は連合千葉(組合員数約15万人)の全面支援を受け、地盤の県央を中心に支持を広げている。民主支持層の3割超を固め、社民支持層にも浸透。50代男性の3割を固め、安定した戦いぶりだ。


 白須賀氏は、地盤の東葛地域の首長や県議らの支援を受ける。支持は自民支持層の約2割、推薦を受けた公明支持層では半数に及ばない。無党派層の支持は伸び悩んでいる。


 3回目の参院選挑戦となる浅野氏は共産支持層をほぼまとめた。格差是正や雇用の改善を訴え、前回得票の上積みを目指す。


 本間氏は、無党派層の2割近くに浸透、自民支持層の一部も取り込んだ。自民県議時代の地盤、県央で支持を広げている。


 青木氏は、社民支持層の半分以上をまとめたが、出遅れている。


 岩渕氏は地盤の北西部を中心に支持拡大を訴えるが、苦戦している。


 同時に行った世論調査で支持政党を聞いたところ、自民、民主が23%で並んだ。次いで公明が4%、共産2%、社民1%となった。


 参院選への関心度では「大いに関心がある」が46%、「少しは関心がある」は42%で、「関心はない」は12%だった。


 男性の5割超、女性の約4割は「大いに関心がある」と回答。年代別では男性が60代と70歳以上の7割超が、女性が60代の約6割が「大いに関心がある」。


 投票意欲については、「必ず行く」が73%、「できれば行きたい」は22%。「行かない」は5%だった。


 また、年金問題を投票の際の判断材料とするかも聞いたところ、「大いに重視する」は38%、「ある程度重視する」は51%で9割近い人が重視するとした。「重視しない」は10%だった。


 50代、60代の約5割は「大いに重視する」とした。


 堂本知事を支持するかどうかも聞いた。46%が「支持する」と回答、「支持しない」は22%、「その他・答えない」が32%だった。


 女性の5割は「支持する」と回答、20代〜50代で支持が5割を超えた。男性では「支持する」が4割、「支持しない」も2割超にのぼった。政党別では、自民支持層の5割超、公明支持層の6割、無党派層の約4割が支持するとした。共産支持層の4割超は「支持しない」とした。

http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000707200001

3726やおよろず:2007/07/20(金) 11:36:59
現職3氏やや先行 参院選本社情勢調査
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選東京選挙区(改選数5)について、都内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。鈴木寛、保坂三蔵、山口那津男の3氏が有利な情勢になりつつあり、大河原雅子、田村智子、丸川珠代、川田龍平の4氏が横一線に並ぶ混戦だ。杉浦ひとみ、中村慶一郎の両氏らは出遅れている。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は4割で、情勢は流動的だ。



 投票態度を明らかにした人を分析すると、現職の3氏が、やや先行している。


 民主党が2人を擁立するなか、鈴木寛氏は民主支持層の4割を固める。無党派層からも一定の支持を集め、参院選に「大いに関心がある」と答えた層の支持も多かった。


 保坂氏は、9年ぶりに自民党が2人を公認するなか、自民支持層の5割を固める。年金問題などで自民に逆風のなか、年金問題を「重視しない」層の多くが支持する。


 山口氏は公明支持層の9割を確実に固めている。主婦層の支持を集めているが、無党派層の支持が弱い。40代と60代以上の支持が高めだ。


 新顔の4氏は、互角の激しい戦いを繰り広げている。


 大河原氏は、鈴木寛氏と分け合う形で、民主支持層の3割の支持を受けている。年金問題を「大いに重視する」と答えた層の支持が高めになっている。


 田村氏は、共産支持層の9割近くから支持を受けている。無党派層への一定程度の浸透もみせ、年代別でみると、ほぼまんべんなく支持を集めている。


 丸川氏は、保坂氏には及ばないものの、自民支持層の3割近くが支持している。ただ、投票に「行かない」と答えた層の支持が高く、今後の戦い次第となる。


 川田氏は無党派層の2割が支持している。年金問題を「ある程度重視する」と答えた層の支持が高かった。20代をはじめ若年層の支持が高くなっている。

http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000707200001

3727やおよろず:2007/07/20(金) 11:39:50
森田・野上氏互角の戦い
2007年07月20日

参院選序盤 本社情勢調査


 朝日新聞社は17、18の両日、参院選富山選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報と合わせて総合的に序盤の情勢を探った。民主、社民、国民新が推薦する無所属新顔の森田高氏と、自民現職で公明が推薦する野上浩太郎氏が互角の戦いを繰り広げている。共産新顔の泉野和之氏は伸び悩んでいる。ただし投票態度を明らかにしていない人が約4割いるため、終盤で情勢が変わる可能性がある。


 公示前日に国民新党からも推薦を得た森田氏は同党の綿貫民輔代表の地盤の県西部での浸透にも力を入れる。13日には、民主党本部から鉢呂吉雄・選対委員長が高岡市入りし、森田氏とともに、綿貫氏の後援会員らに支持を呼びかけた。


 投票態度を明らかにした人で見ると、森田氏は民主支持層の約9割をまとめ、社民、国民新の支持層の大部分を固めている。県西部でも約半数の支持を得ている。無党派層の支持は約6割になっている。職業別では、製造・サービス従事者層を中心に浸透している。


 野上氏は厚い保守基盤を背景に、自民支持者を押さえながら、有権者が多い富山市や高岡市などで街頭演説を積極的にこなし、無党派層の取り込みにも力を入れる。現職閣僚らが連日のように応援に入り、野上氏の実績をアピールする。


 自民支持層で約9割を固めており、推薦する公明支持層にも支持を広げる。無党派層の支持は約3割にとどまっている。県全域で、まんべんなく浸透している。70歳以上からは約7割の支持を受けている。男女別では、女性の支持が約6割になっている。


 泉野氏は公示後、県内各地をこまめに回り、街頭演説などで支持を呼びかける。「確かな野党」を掲げ、「自民党も民主党も悪政を競い合っている」と主張。与党と最大野党の批判票を取り込もうと、共産支持層以外にも訴える。


 共産支持層の約8割を手堅くまとめているが、伸び悩んでいる。

http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000260707200002

3728やおよろず:2007/07/20(金) 11:41:40
本社情勢調査 若泉・松村氏競る
2007年07月20日

朝日新聞社は17、18の両日、参院選福井選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報と合わせて総合的に序盤の情勢を探った。民主新顔の若泉征三氏(61)と、自民現職の松村龍二氏(69)が互角の戦いで予断を許さない情勢。共産新顔の山田和雄氏(40)は支持拡大に懸命だ。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は7割ほどで、終盤にかけて情勢が変化する可能性がある。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、前衆院議員の若泉氏は年金記録の不備問題を前面に訴えるなどし、民主支持層の9割を固め、無党派層の半数以上からも支持を得ている。社民や、推薦を受けた国民新の支持層にも広く浸透している。職業別では製造・サービス従事者層、事務・技術職層の半数をまとめた。


 自民支持層への切り崩しを狙うが、農林漁業者層への支持は広がっていない。課題の女性票対策では、女性全体の支持は4割ほどで勢いがみられず、とくに70歳以上で苦戦している。主婦層の支持も半数に届いていない。全体の年齢別では、50代までのほぼ半数を押さえているが、70歳以上への浸透が課題だ。


 3期目を目指す松村氏は年金記録をめぐる問題などで、かつてない逆風に危機感を強め、陣営を引き締めている。北陸新幹線の県内延伸を強く訴え、国土交通副大臣を務めた実績などから、自民支持層の8割、公明支持層の大部分を固めるなど基礎票はほぼまとめている。勝敗の鍵を握るとみられる無党派層への浸透は4割程度にとどまっており、広がりがみられないのが課題だ。


 職業別では、農林漁業者層に強みを発揮している。自営業者層、主婦層は共にほぼ半数を固めているが、製造・サービス従事者層で伸び悩んでいる。過半数の女性から支持を得ており、全体の年齢別では60代と70歳以上でリードしている。


 国政選挙は初挑戦となる元三国町議の山田氏は、格差の是正、年金問題、憲法改正の阻止など与党の政策批判を鮮明にし、共産支持層をほぼ固めている。課題である無党派層への浸透は1割ほどにとどまり、浸透が見られない。

http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000000707200004

3729やおよろず:2007/07/20(金) 11:42:26
本社情勢調査 民主・米長氏が優勢
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選山梨選挙区(改選数1)について、有権者を対象に電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報を加えて序盤の情勢を探った。民主新顔の米長晴信氏(41)が優勢で、自民新顔の入倉要氏(42)が追い上げている。共産新顔の花田仁氏(46)は伸び悩んでいる。ただ、4割近い有権者は態度を明らかにしておらず、終盤にかけての情勢はまだ流動的だ。


 米長氏は、民主支持層の9割を固めたほか、無党派層の6割近くに浸透している。党選出の国会議員のいない郡内地域などでも優位に立っている。幅広い世代から支持を集めており、職業別では事務・技術職層の支持が厚い。


 入倉氏は、自民、公明の各支持層の8割を固めたが、他党の支持層や無党派層への広がりに乏しい。地域別でも、米長氏と激しく競り合う峡北・峡南地域など以外では、十分に浸透していない。


 花田氏は、共産支持層の8割近くを固めている。「改憲反対」を訴えて、無党派層への食い込みにも力を注ぐが、勢いが見られない。


■政党支持率 自民24%、民主は23%


 情勢調査と同時に実施した世論調査によると、県内の政党支持率は、自民24%に対し、民主23%と伯仲している。1月の知事選前の本社調査(自民32%、民主11%)と比べると、自民が減って、民主が急速に増えている。一方、「支持政党なし」と「答えない・わからない」を合わせた無党派層は44%だった。


 参院選への関心度は、「大いに関心がある」が44%にのぼり、04年参院選の32%に比べて大きく増えた。投票については「必ず行く」が77%、「できれば行きたい」が16%。ただ、一般に「投票に行く」という回答は多く出る傾向にあるため、実際の投票率を示すものではない。


 大きな争点となっている年金問題は、「大いに重視する」と「ある程度重視する」の合計が9割を超えた。「大いに重視する」とした人の半数以上が米長氏を支持した一方、「重視しない」とした人の6割強は入倉氏を支持している。

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000707200005

3730やおよろず:2007/07/20(金) 11:43:09
民主・羽田氏がリード 自民・吉田氏も安定
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、県内の有権者を対象に電話による参院選の情勢調査を実施し、取材で得た情報と合わせ、長野選挙区(改選数2)の序盤情勢を探った。4人の候補者のうち、民主現職の羽田雄一郎氏(40)がほかの候補に水をあけている。自民現職の吉田博美氏(58)が安定した戦いぶりで続いている。共産の中野早苗氏(59)、社民の中川博司氏(49)の新顔2人は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は7割に満たず、今後、情勢が変わる可能性もある。


 回答者の中で投票態度を明らかにした人を分析すると、羽田氏は、父の羽田孜衆院議員の後援会「千曲会」や連合長野などの支援を受け、地元・上田市を中心とする東信で他候補を引き離している。また、北信や、諏訪・木曽地域でも、優位な戦いを進めている。


 民主支持層をほぼまとめたほか、自民支持層の一部からも支持を得ている。無党派層にも浸透し、「支持政党なし」と答えた人の6割程度を取り込んでいる。


 吉田氏は、自民所属の国会議員や県議の後援会などを通じた組織選挙を展開。自民支持層の8割近くを固めた。公明の支持層からの支持も高い。地元の松川町を含む南信で優位に立つ。


 自民は今回、比例候補を擁する業界団体を通じ、吉田氏への投票の徹底を図らせている。しかし、職業別では、自民支持者の多い農林漁業者層を含め、特に目立った浸透は見られない。


 国政5度目の挑戦となる中野氏は、共産支持層の多くをまとめた。唯一の女性候補として、無党派層や女性層への浸透に懸命だが、両層への支持の広がりは見られず、「逆風」とされる与党への批判票の受け皿とはなり得ていない。


 国政初挑戦となる中川氏は、社民支持層をほぼ固めているが、最近の選挙の成り行きを握るとされる無党派層に浸透していない。地域別では、地元・松本市を中心とする中信での支持が他の地域に比べてやや高くなっている。

http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000707200003

3731やおよろず:2007/07/20(金) 11:43:48
本社序盤情勢調査 藤井・平田氏支持固める
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、29日に投開票される参院選岐阜選挙区(改選数2)について、県内の有権者を対象に電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報と合わせて総合的に序盤の情勢を探った。無所属元職の藤井孝男氏(64)=自民、公明推薦=と民主現職の平田健二氏(63)が安定した支持を得ており、共産新顔の加藤隆雄氏(58)は支持拡大に懸命だ。ただ、調査時点では4割が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけて情勢は流動的だ。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、事実上の自民候補として県連が支援する藤井氏は、自民支持層の9割を固め、公明支持層の大半の支持を得ている。
 連合岐阜の推薦を受け、愛知県内の企業労組などの組織も固める平田氏は民主支持層の8割を固め、事務・技術職層や製造・サービス従業者層に支持を広げている。
 前回04年に続いて3度目の参院選挑戦となる加藤氏は、共産支持層のほとんどを固め、社民支持層にも浸透している。
 一方、4割を占める無党派層のうち、藤井氏と平田氏がともに4割の支持を得て伯仲しており、加藤氏は2割の支持にとどまっている。


 同時に実施した世論調査では、県内の政党支持率は自民30%、民主20%、公明3%、共産2%、社民、新党日本がともに1%、国民新党は1%未満だった。自民の25%に対して、民主が22%と小差に迫った前回04年の調査結果と比べると、両党の支持層の差は拡大していた。
 自民の支持率は、60代44%、70歳以上43%と、高齢層で高かったのに対し、民主の支持率は全年齢層で20%前後だった。無党派層は、20代が63%、30代が48%、40代が51%にのぼった。
 また、参院選についての関心を聞いたところ、「大いに関心がある」が38%、「少しは関心がある」が48%、「関心はない」が14%だった。投票意欲については、「必ず行く」72%、「できれば行きたい」21%、「行かない」6%だった。
 「必ず行く」と答えた人の割合は、69%だった前回03年に比べ、やや増えた。60代までは年代が上がるほど高くなった。逆に「行かない」と答えた人は年代が若くなるほど増え、30代と20代では、1割を超えた。
 投票の際の判断材料として、年金問題をどの程度重視するかも聞いたところ、「大いに重視する」は40%、「ある程度重視する」が47%で、合わせて9割近くにのぼった。「重視しない」は11%だった。「大いに重視する」と答えた人の割合は共産支持層で高く、自民、民主支持層ではほぼ同じだった。

http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000200707200001

3732やおよろず:2007/07/20(金) 11:44:48
榛葉氏リード、牧野氏安定
2007年07月20日

◆木部・平賀・土田氏苦戦  参院選序盤 本社情勢調査


 29日の参院選投開票を前に、朝日新聞社は17、18の両日、静岡選挙区(改選数2)の有権者を対象に電話による選挙情勢調査を行い、取材で得た情報と合わせて序盤の情勢を探った。民主現職の榛葉賀津也氏(40)がリードし、自民新顔の牧野京夫氏(48)も安定感がある。無所属新顔の木部一氏(42)、共産新顔の平賀高成氏(53)、無所属新顔の土田博和氏(57)は懸命に支持拡大を図る。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は5割にとどまり、情勢は流動的だ。


 再選を目指す榛葉氏は、現職の知名度を生かして全県的に支持を集め、優位に立っている。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、民主支持層の9割近くをまとめ、無党派層の半数以上にも浸透している。自民支持層の一部からも支持を受ける。連合静岡の推薦を受け、製造・サービス従事者層の6割近く、事務・技術職層の5割を固めた。20代と40代〜60代の男性からの支持が厚い。


 引退する竹山裕氏に代わって立った牧野氏は、3期12年の県議(旧榛原郡選出)経験を生かし、安定した戦いぶりを見せる。


 支援団体の組織票を固めつつあり、自民支持層から7割近くの支持を集める。5日に公明の推薦を受け、公明支持層にも浸透している。70歳以上や農林漁業者層からの支持が厚い。一方、無党派層へは浸透しきれていない。


 自民や新党日本を離党した木部氏は「脱政党」を掲げ支持拡大を目指すが、出遅れている。支援組織を持たず市民ボランティアによる選挙活動を展開していて、無党派層にはやや浸透している。年代別では20代男性からの支持が目立つが、他の年代への広がりが十分でない。


 元衆院議員の平賀氏は、共産支持層をほぼ固めたものの、ほかへの広がりに欠け、勢いが見られない。地元の県西部では比較的浸透しているが、全県的にはいま一つ。年代別では、50代と70歳以上の女性からの支持が比較的高い。


 今月2日に立候補を表明した医療法人社団理事長の土田氏は、現場経験をもとに医師不足解消などを訴えるが、苦しい。年代別では20代、30代の女性からの支持が比較的強いが、十分ではない。地元の県東部以外への広がりにも欠ける。

http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000270707200002

3733やおよろず:2007/07/20(金) 11:46:09
本社序盤情勢調査
2007年07月20日

●鈴木氏、全県で浸透 谷岡・大塚氏やや有利


 朝日新聞社は17、18の両日、参院選愛知選挙区(改選数3)について、県内の有権者を対象に電話で選挙情勢調査を実施、本社取材網の情報を加味し、序盤の情勢を分析した。鈴木政二氏(自現)が全県で浸透し、安定した戦いを進め、次いで谷岡郁子氏(民新)、大塚耕平氏(民現)がやや有利な情勢。山本保氏(公現)も追い込み次第で当選の望みがある。八田ひろ子氏(共前)は今後の支持拡大がカギ。平山良平氏(社新)は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で約半数が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけ、情勢が変わる可能性がある。



●山本氏 追い込みがカギ


 年金問題や「政治とカネ」の問題が争点に浮上し、自民党への逆風が強まる中、鈴木氏は街頭演説などで年金問題への迅速な対応を強調、官房副長官としての実績をアピールしている。自民支持層の7割を固め、職業別では自営業者層や農林漁業者層の支持が厚い。無党派層の支持は弱いが、出身地の西三河地方を中心に、全域で安定している。70歳以上では4割近い支持を得ている。
 現職の大塚氏、新顔の谷岡氏を擁立した民主。小沢代表が目標に掲げた55議席に到達するには、愛知選挙区で04年に続く2議席獲得が求められる。投票の判断材料に「年金問題を大いに重視する」とした層では、民主の2候補への支持が全体の半数以上。3割程度の自公2候補に水をあけ、年金問題が追い風に働いている。
 連合愛知は、傘下産別の支持を「大塚氏8割、谷岡氏2割」と配分したが、谷岡氏は民主支持層の5割近くを固め、無党派層でも約2割の支持。女性の支持は鈴木氏に次ぐ。事務・技術職層の支持が約3割と高く、地域別では名古屋市やその周辺で強い。
 再選を狙う大塚氏は、全トヨタ労連など組織を中心に支持拡大を図る。民主支持層の約4割、無党派層の約2割の支持を集める。女性に比べ、男性の支持が厚い。製造・サービス従事者層から約3割の支持を集め、東三河地方ではトップ。
 3選をめざす山本氏。太田代表ら公明党幹部が連日のように選挙区に入り、てこ入れする。公明支持層をほぼ固め、無党派層の支持も約2割。自民が公明を支援する「与党協力」に期待しているが、自民支持層からの支持は1割程度。男性に比べて女性の支持が厚い。


《支持層固める 八田氏》


 議席奪回をめざす八田氏は共産支持層を固め、無党派層からも約2割の支持。20代では谷岡氏と並ぶ高い支持を集めているが、その他への浸透は勢いがみられない。


《知名度に課題》


 平山氏は社民支持層の支持が4割程度にとどまり、大塚、八田両氏らの食い込みを許している。知名度アップが課題だ。
 柘植雅二(諸新)、荒川厚太郎(諸新)、兵藤高志(無新)の各氏は苦しい。

http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000240707200001

3734やおよろず:2007/07/20(金) 11:50:36
民主・中村哲氏リード
2007年07月20日


個人演説会で支持を訴える候補者


 ◎後追う自民・松井氏 共産・中村篤氏は苦戦


 朝日新聞社は17、18の両日、参院奈良選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施した。取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探ったところ、民主新顔の中村哲治(36)がリードして安定した戦いぶりを見せ、自民新顔の松井正剛(54)が懸命に後を追っている。共産新顔の中村篤子(49)は支持拡大に懸命だが、苦戦している。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は約6割にとどまり、今後情勢が変わる可能性がある。(敬称略、年齢は投票日現在)


 投票態度を明らかにした人で見ると、中村哲は民主支持層の約9割を固めている。年金問題や社会保障の立て直しなどを盛り込んだ自身のマニフェストを街頭で解説する演説会をこれまでに172回開くなどして浸透を図っており、無党派層の7割近くからも支持を得ているほか、自民や共産、社民支持層にも食い込んでいる。


 支持母体の連合奈良の応援を受けて、奈良から大阪へ働きに出る「奈良府民」を意識した活動も展開。県外就業者が多く住む県北部・西部では、過半数をまとめている。男性の6割以上から支持も集め、特に若年層や50、60代で他候補を引き離している。職業別では事務・技術職や製造・サービス従事者、主婦層の支持も厚い。


 松井は自民支持層の8割弱をまとめたほか、公明支持層も大部分を固めた。党本部が「激戦区」と位置づけており、14日に安倍首相が来県して、公明と合同で近鉄奈良駅前で街頭演説を開催。19日の党県連主催の演説会には中川秀直幹事長も出席するなど、てこ入れに懸命だ。


 桜井市区選出の県議を6期24年務め、地盤の県南部では他候補を上回る支持を集める。また、業界団体の推薦も取り付け、農林漁業者層や自営業層の支持が厚い。
 公示後は地元に入る日数を抑え、その分、知名度が低いとされる人口が多い県北部での運動に力を入れているが、まだ浸透できてない。


 中村篤は共産支持層の約7割を固めた。4月の統一地方選で党が躍進した勢いに乗りたいと、公示翌日の13日に志位和夫委員長が早々に来県。奈良市で応援演説をして、消費税増税の反対などを訴えた。


 連日、駅前や商店街、集合住宅前など人通りの多い場所を中心に、約20カ所で街頭演説をし、夜は約100人規模の集会を開いている。社会福祉の充実や若者の雇用対策を訴えて、無党派層への働きかけに力を入れているが、陣営が期待している無党派層の支持は2割弱程度にとどまっている。奈良市議歴14年の知名度を生かしたいが、同市内での支持も十分広がっていない。


http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000280707200001

3735やおよろず:2007/07/20(金) 11:51:33
世耕氏 支持固め優勢/序盤本社情勢調査
2007年07月20日

 国重氏苦戦 阪口氏が追う


 29日投開票の参院選和歌山選挙区(改選数1)について、朝日新聞社は17、18の両日、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、これまでの取材で得た情報と合わせて総合的に序盤の情勢を探った。3選を目指す自民現職の世耕弘成氏(44)=公明推薦=が支持基盤を固めて優勢、民主新顔の阪口直人氏(44)=国民新推薦=が激しく追い上げる展開で、共産新顔の国重秀明氏(46)は苦戦している。ただ調査時点で投票態度を明らかにした人は6割強にとどまり、情勢は流動的だ。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、世耕氏は、公明の推薦も得て、自民、公明支持層の大半を固めている。安倍首相側近の首相補佐官(広報担当)として知名度も高く、無党派層の約5割から支持を得る浸透ぶりを見せる。20代の支持がやや低めだが、各年代から幅広い支持を受けており、特に70歳以上の女性からの支持が厚い。職業別にみると、農林漁業者層の支持が目立つ。地域別では、県北部、県南部で優位を保っている。


 阪口氏は、民主支持層の8割をまとめ、社民支持層の大半からも支持を得る。自転車で県内を遊説するスタイルで知名度アップを図っているが、無党派層への浸透は4割に満たない。男性からの支持が比較的高い一方、女性への広がりが十分でない。連合和歌山から推薦を受け、事務・技術職層の支持で他の2氏を上回り、製造・サービス従事者層でも世耕氏に迫る勢いを見せる。地域別では、特に都市部で浸透が見られる。


 国重氏は共産支持層をほぼ固め、社民支持層の一部の支持も得る。しかし、無党派層への浸透が進んでおらず、勢いが見られない。


http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000240707200001

3736やおよろず:2007/07/20(金) 11:52:37
鳥取選挙区 序盤の情勢調査
2007年07月20日




◆川上氏ややリード◆


 朝日新聞社は17、18両日、参院鳥取選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。民主新顔川上義博氏(56)がやや先行し、自民現職常田享詳氏(63)が激しく追い上げる展開。共産新顔市谷尚三氏(69)は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は約3分の2にとどまり、情勢は流動的だ。


◆常田氏激しく追い上げ、市谷氏党外に支持広がらず◆


 投票態度を明らかにした人を分析すると、川上氏は民主支持層の9割を固め、社民支持層の大部分の支持を得ている。さらに自民、公明、共産の支持層の1割ほどにも食い込む。無党派層からは6割近い支持を得る。


 常田氏は、自民支持層の9割近くを固め、推薦を受ける公明支持層の8割を固めた。無党派層への浸透は3割にとどまる。市谷氏は、共産支持層の9割を固めたが、無党派層の支持は1割ほどにとどまる。公明支持層の1割の支持も得る。


 年代別では、川上氏は20代と70歳以上を除く、各世代でまんべんなく支持を得る。特に、30代男性の川上氏への支持が高い。常田氏は20代と70歳以上からの支持が高い。市谷氏は30代の支持がやや高く、ほかの世代は支持に偏りがない。


 性別では、女性の半数から支持を得る常田氏に対し、川上氏は男性の半数から支持を得る。市谷氏は男女とも同じ程度の支持だ。


 職業別では、常田氏は農林漁業者層の6割の支持を得るが、川上氏は事務・技術職層の支持が高い。市谷氏は、事務・技術職層の1割を押さえる。


 地域別では、川上氏が衆院議員時代からの地盤の県西部で常田氏をやや先行する。常田氏は、出身地の鳥取市を含む県東部で川上氏をやや先行する。市谷氏は支持に地域の偏りはない。

http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000260707200001

3737やおよろず:2007/07/20(金) 11:53:36
譲らぬ姫井・片山氏/07年参院選
2007年07月20日

■序盤の本社情勢調査


 朝日新聞社は17、18の両日、参院選岡山選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。民主新顔の姫井由美子氏(48)と自民現職の片山虎之助氏(71)が互角の激しい戦いを繰り広げており、共産新顔の植本完治氏(48)、維新政党・新風新顔の北川誠氏(43)、無所属新顔の林福治氏(69)は苦戦している。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は約6割にとどまり、情勢は流動的だ。


■無党派層支持、伯仲/追う3氏、ともに苦戦


 投票態度を明らかにした人を分析すると、姫井、片山両氏がほぼ互角の争いを展開している。無党派層の支持がともに4割台で伯仲しているほか、職業別でも大きな差がつく層はなく、競り合いは終盤戦までもつれ込みそうだ。


 姫井氏は連合岡山の推薦を受け、民主支持層の9割近くをまとめた。打倒与党の象徴的な選挙区として、小沢一郎党代表が公示後の第一声を岡山市内であげたほか、菅直人代表代行らが相次いで来援。知名度不足を補おうと、遊説には県内で幅広く支持を集める江田五月参院議員が密着。年金問題で政府・与党への批判を強める。


 男性からの支持が強い一方、女性の支持が弱い。子どもが中学校を卒業するまで全家庭に月額2万6千円を支払う子育て支援金の創設や食の安全確保などを訴え、無党派層や女性への浸透に力を入れる。


 参院幹事長という要職につく片山氏は、テレビ出演も多く知名度は抜群。自民支持層の9割近くをまとめたほか、推薦を受けた公明支持層の8割に浸透。どの年代でもまんべんなく支持を集め、とくに女性の60代以上で強めに出ている。郵政民営化に反対して自民を離党した平沼赳夫元経産相の支持表明を受け、県北部や県西部で優位を保っている。


 年金問題や久間章生元防衛相の失言、「政治とカネ」の問題などで、与党が「逆風」にさらされる中、危機感を募らせ、当初より地元での選挙活動を増やし、「与党が負けると景気が停滞する」と強調する。


 植本氏は共産支持層のほぼまとめたが、無党派層への浸透がなく、苦しい戦いを強いられている。北川氏、林氏は組織的な支持基盤がなく、勢いがみられない。

http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000000707200001

3738やおよろず:2007/07/20(金) 11:55:11
情勢調査 林氏リード広げる/参院選
2007年07月20日

  29日の投票に向け3人が争う参院選山口選挙区(改選数1)について、朝日新聞社は17、18の両日、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。3選をめざす自民現職の林芳正氏(46)が支持基盤を固め、大きくリードしている。民主新顔の戸倉多香子氏(48)は伸び悩み、共産新顔の吉田貞好氏(54)は勢いが見られない。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は6割にとどまり、情勢は流動的だ。


  投票態度を明らかにした人を分析すると、林氏は自民支持層をほぼまとめ、公示直前に推薦を受けた公明の支持層にも手堅く支持を広げている。現職の知名度を生かし、無党派層の半数近くにも浸透している。


  地域別でみると、安倍首相と地盤が重なる県西部を中心に幅広い地域で支持を集める。男女別では女性の7割近い支持を受け、主婦層の6割以上に浸透。年齢別でも幅広く受け入れられており、特に70歳以上では8割以上から支持されている。


  「地域再生」を訴えの一つの柱に据える林氏。製造・サービス従事者層、自営業者層、その他・無職層など、職業別でも幅広い層で他候補を上回っている。


  連合山口の推薦を受ける戸倉氏は民主支持層の9割近くを固め、社民支持層にも浸透している。職業別では事務・技術職層の4割以上を押さえた。年金問題や格差是正を争点に掲げて戦っており、無党派層では林氏とほぼ肩を並べる食い込みぶりを見せている。


  男女別では男性の4割近くの支持を受ける。中でも20代と60代で支持が強めに出ている。逆に女性の支持はさほど広がっていない。地盤の県東部ではよく浸透しているが、他の地域での支持は伸び悩む。国政選挙に初めて挑んだ新顔で、地元以外での知名度不足が一因といえそうだ。


  04年参院選に続く国政挑戦となった吉田氏は、共産支持層の8割以上を固めたが、林氏の浸透も一部許し、苦戦している。陣営は自民と民主の「二大政党対決」の構図に埋没するのを警戒。街頭演説などで支持拡大に懸命だが、無党派層には食い込めていない。


http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000707200004

3739やおよろず:2007/07/20(金) 11:55:56
民主・中谷氏、やや優位
2007年07月20日

 29日に投開票される参院徳島選挙区(改選数1)について、朝日新聞社は17、18の両日、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。民主新顔の中谷智司(38)がやや優位に戦いを進め、これを自民現職の北岡秀二(51)が追い上げている。共産新顔の花岡淳(41)は支持拡大に懸命だ。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は6割にとどまり、情勢は流動的だ。(敬称略)


 投票態度を明らかにした人を分析すると、候補者3人の中で、混戦から抜け出たのは中谷。民主が擁立を決めた05年以来、知名度のアップを狙って県内をくまなく回ってきた。街頭演説やミニ集会、企業回りの際には、若さや新鮮さをアピール。中小企業対策や子育て支援を中心に訴え、最近は「消えた年金問題」における政府の対応を批判し、支持拡大を図る。


 党本部も中谷の初当選に向けて、全面的にバックアップする。小沢一郎代表ら党幹部が公示前後に相次いで県内に応援入りし、民主支持層をほぼ固めた。自民と公明の各支持層の一部にも食い込む勢いだ。選挙戦の行方を左右するとされる無党派層をみても、中谷はその半数近い支持を集め、ほかの候補よりやや先行している。


 年齢別でみると、各年齢層からまんべんなく支持を集め、20代から50代にかけては、ほぼ半数を固めた。男性からの支持もつかみ、中谷とほぼ同じ年代の40代男性は7割と高い。また、県東部の都市部で安定した戦いぶりを見せる。


 北岡は6年前の選挙で、当時の「小泉人気」の追い風を受け、次点候補に約8万票の差をつけて大勝。今回の選挙では、親族が逮捕された談合事件のあおりを受け、党の1次公認からは外されたものの、06年6月に公認を得てから、県内各地に後援会組織を設立させ、本格的に準備を進めてきた。すでに建設、農林漁業など100以上の団体からの推薦を受けており、組織戦を繰り広げている。


 05年の衆院選では、県連が郵政民営化を巡って造反した国会議員を支援。会長だった北岡は選挙後、党本部から「けじめ」を求められ、会長職を辞任した。県連内部にしこりを残す結果となったが、選挙が近付くにつれ、国会議員や県議らは危機感を強め、議席の死守に向けて、動きも活発になってきた。


 公示前に来県した安倍首相が北岡の支持を訴え、自民支持層の8割以上を固める。今年6月には公明から推薦を受けたが、公明支持層への浸透は半数程度。無党派層は3割弱にとどまる。


 性別でみると、女性の半数近くから支持を得て、年齢別でみると、70歳以上の高齢者に浸透している。


 花岡は今年5月に立候補を表明。直前の知事選で党公認候補が健闘した勢いにのって、街頭演説などで支援を訴える。しかし、ほかの2候補よりも出遅れが響いて、勢いが見られない。
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000707200002

3740やおよろず:2007/07/20(金) 11:56:53
香川選挙区情勢調査/植松・真鍋両氏競る
2007年07月20日

朝日新聞社は17、18の両日、参院選香川選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象とした電話による選挙情勢調査を実施した。その結果と取材で得た情報と合わせて、総合的に選挙戦序盤の情勢を探った。民主新顔の植松恵美子氏(39)と自民現職の真鍋賢二氏(72)が激しい戦いを繰り広げ、共産新顔の近石美智子氏(59)は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で、およそ3割の有権者が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけて情勢は変化する可能性がある。
 植松氏は04年の参院選で敗れた後、県内各地で街頭演説をし、06年8月に公認を得て、民主党支持層のほとんどをまとめた。連合香川の推薦のほか社民から実質的な「支持」を受けたことや、県内では初めて民主、社民両党系の労働・退職者5団体が推薦・支持で一致したことなどから、職業別では、事務・技術職層で約6割、製造・サービス従事者層で半数の支持を得た。30代〜60代の男性からの支持が比較的高い。
 真鍋氏は公認の遅れなどから、前回よりも約1カ月早い4月末に事務所開きをし、保守系の県議や市町議らとともに地域支部の集会に積極的に参加。自民支持層の大半をまとめたほか、推薦を受けている公明の支持層からも多くの支持を取り付けた。職業別では、農林漁業者層のほか、主婦層への浸透もみせている。企業団体へのあいさつ回りをし、組織票固めを進める。西讃地方での支持が比較的高い。
 近石氏は共産支持層以外への広がりが弱く、支持拡大に懸命だ。自民、民主両党を批判して無党派層への食い込みをはかるが、伸び悩んでいる。

http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000707200001

3741やおよろず:2007/07/20(金) 11:57:49
武内氏・田村氏、互角の戦い
2007年07月20日

 参院選の投開票を29日に控え、朝日新聞社は17、18の両日、県内の有権者を対象に電話による選挙情勢調査を実施した。この結果に取材で得た情報を加え、総合的に序盤の情勢を探った。高知選挙区(改選数1)では、民主新顔の武内則男氏(48)と自民現職の田村公平氏(60)=公明推薦=が県内全域で互角の戦いを繰り広げ、共産新顔の村上信夫氏(43)は支持拡大に懸命だ。ただし、調査時点で投票態度を明らかにした人は6割程度にとどまり、情勢は流動的だ。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、武内氏と田村氏への支持に地域的なばらつきはなく、全域で競合していた。年齢別では、60歳未満で武内氏が優勢な一方、60歳以上になると田村氏が優位に立っている。


 武内氏は民主支持層の8割を固めた。選対本部長や後援会長の決定が6月下旬に遅れるなど組織力の弱さが指摘されたが、国会で民主党会派に所属する参院選高知選挙区選出の広田一参院議員の支援も得て、着実に支持を広げている。無党派層には半数近くに浸透した。


 また、男性の半数が支持する一方で、60代以上の女性では苦戦している。職業別では事務・技術職と製造・サービス業従事者層で半数の支持を獲得している。


 田村氏は自民支持層の9割に浸透。比例区に高知が地元の森下博之氏が自民公認で立候補した影響で、公明支持層の動向が注目されるが、同層の大部分を固めた。また、無党派層の4割にも支持が広がっている。


 女性の支持が強く、特に70歳以上の女性で武内氏を大きく引き離している。職業別では農林漁業、主婦層での支持が固い。自営業者では武内氏と互角だった。


 村上氏は共産支持層の大半を固めた。20代の女性には比較的浸透しているものの、無党派層への広がりはまだまだで、苦戦している。


 また、参院選に「大いに関心がある」と答えた人の半数は武内氏を、「関心はない」と回答した人の7割が田村氏を支持していた。年金問題を「大いに重視する」「ある程度重視する」人の支持は両氏で同程度だが、「重視しない」人は6割が田村氏に投票すると答えた。

http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000707200003

3742やおよろず:2007/07/20(金) 11:58:25
岩本・松山氏、首位奪う
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選福岡選挙区(改選数2)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を行い、取材で得た情報も加味して序盤の情勢を探った。民主の岩本司氏と自民の松山政司氏が当選圏内でトップ争いを展開している。共産の田中美由紀氏、社民の金岩秀郎氏、維新政党・新風の馬場能久氏、共生新党の秀南高行氏は勢いがみられない。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は半数にとどまり、情勢は流動的だ。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、岩本氏は民主支持層の9割のほか、自民など他党の支持層にも部分的に浸透。無党派層の支持も5割を固めている。
 岩本氏は車と自転車を組み合わせて全市町村を回る戦法で、都市部だけでなく郡部も含め票の掘り起こしを図っている。地域別では全体的に安定しているが、県北部で若干弱いエリアがある。


 参院選への関心度でみると、「大いに関心がある」と答えた層の半数の支持を取り付けている。年金問題についても、「大いに重視する」と回答した層の半数の支持を得た。


 松山氏は自民支持層の9割のほか、推薦を受ける公明支持層もおおむね固めている。ただ、無党派層からの支持は2割にとどまった。地域別では大きな偏りはないが、北九州市地区や県南部で高めの支持を集めている。


 年金記録問題で野党側が攻勢を強める中、松山氏は演説で、「与党の一員としておわびする」と言明し、対策を約束することで有権者へのアピールを狙う戦略をとっている。だが、年金問題を「重視する」と答えた層の支持は高くない。一方、「重視しない」と答えた層では6割をまとめた。主婦層では、岩本氏よりやや低い4割足らずとなっている。


 田中氏は、20代の3割に浸透するなど若年世代に強めの傾向。共産支持層の大半のほか、無党派層でも2割を押さえている。雇用問題や憲法改正反対を訴えて支持拡大を図っているが、伸び悩み感がある。


 金岩氏は共産と同様、「二大政党」の流れの中で埋没を避けようと懸命だが、苦戦中だ。社民支持層の大半の支持は得ているが、無党派層や他党支持層への広がりはみられない。

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000707200003

3743やおよろず:2007/07/20(金) 11:59:25
小嶺・大久保両氏が接戦
2007年07月20日


▽序盤の本社情勢調査▽
  有権者3割 態度未定


 29日に投開票される参院選の長崎選挙区(改選数1)について、朝日新聞社は17、18の両日、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査をし、取材で得た情報とあわせ、総合的に序盤の情勢を探った。いまのところ、自民新顔の小嶺忠敏(62)と民主新顔の大久保潔重(41)が接戦で、予断を許さない情勢。共産新顔の渕瀬栄子(51)は伸び悩んでいる。ただ、調査時点では3割が投票態度を明らかにしておらず、情勢は依然流動的だ。(敬称略)


 《小嶺氏》
 投票態度を明らかにした人を分析すると、小嶺は自民支持層の9割以上、公明支持層の大部分から支持を集めている。
 無党派層の半数にも浸透しており、党県連が懸念していた年金問題や久間前防衛相の発言などの影響はあまりみられない。職業別では農林漁業者層で7割以上が支持している。
 年代別では、30代と70歳以上で強い支持を得ているほか、他の年代からも幅広い支持を集めている。
 地域別では、自民支持層の多い県央、県北地域で強さを示しているほか、無党派層の多い都市部でも大久保と互角の戦い。
 また、年金問題を重視しないと回答した層からの支持が目立つ。支持が4割ほどにとどまる男性への浸透が課題になりそうだ。


 《大久保氏》
 民主支持層の9割を固めた大久保は、支援を受ける社民支持層の大半からも支持を集めるほか、小嶺を推薦する公明支持層の一部も取り込んでいる。
 無党派層への浸透は4割ほど。年金問題や久間前防衛相の原爆投下をめぐる発言など、自民に対する批判材料は多いが、大久保にとっては、必ずしも追い風にはなってはいないようだ。
 04年参院選では、民主の候補が長崎市を中心とする長崎1区で自民候補に差をつけたが、今回の調査では都市部で小嶺とほぼ互角。郡部での支持拡大も課題だ。
 男女別では、20代や40代以上の男性から高い支持を集めているが、女性への浸透はいま一つ。公示前から自民支持層の切り崩しを図っているが、農林漁業者層からの支持も伸び悩んでいる。


 《渕瀬氏》
 渕瀬は小嶺、大久保に大きくリードされ、苦戦している。06年2月に立候補を表明し、離島を含めて全県をくまなく回り支持を訴えてきたが、都市部以外での広がりが見られない。
 格差是正などとともに、改憲に強く反対する姿勢から、社民支持層の一部を取り込んでいるが、共産支持層の一部が小嶺、大久保に流れている。
 支持層には、選挙への関心や投票意欲が高い有権者が多く、年金問題も重視する姿勢が見える。
 職業別では、製造・サービス従事者層からの支持が比較的厚くなっている。幅広い層からの支持をどう得るかが課題だ。

http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000707200003

3744やおよろず:2007/07/20(金) 12:00:37
磯崎氏、自・公固め先行/参院選序盤情勢
2007年07月20日

 朝日新聞社は17、18の両日、参院選大分選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。礒崎がやや先行し、松本、矢野が懸命に追い上げる展開で、後藤、山下は苦戦している。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は約半数にとどまり、情勢は動く可能性がある。(敬称略)


 礒崎は昨夏の公募で選ばれて以来、自民党関係者に伴われて県内を何巡もしており、同党支持層の7割に浸透。公明党との選挙協力も成立し、同党支持層の大半を固めつつある。野党支持層への広がりはなく、無党派層への浸透ぶりは松本、矢野に水をあけられている。70歳以上の半数近くが支持している。


 松本は社民党支持層の大半を固めた。選対の主力は官公労を核とする旧総評系労組だが、民主党を支持する民間労組も加わる連合大分の推薦を得て、同党支持層の2割にも食い込む。知名度のある村山富市元首相の全面支援を受ける一方、医療界の人脈も生かし、無党派層の3割をはじめ、自民、公明、共産の支持層にも広がりが見られる。


 矢野は民主党県連が推薦し、民間労組の支援も得て、同党支持層の5割、無党派層の3割を固める。社民をはじめ、他党の支持層へは浸透しきれていない。県の中部に比べ、南部、北部で礒崎、松本に出遅れている。


 後藤は01年は自民党の公認候補だったが、同党支持層への食い込みは2割に及ばない。一方、民主支持層の2割に浸透している。山下は、20代に対しては5候補で最大級の2割強の支持をまとめるが、40代以上にはほとんど浸透が見られない。

http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000140707200001

3745やおよろず:2007/07/20(金) 12:05:56
糸数氏 優位に立つ/序盤情勢
西銘氏 伸び悩む/4割態度示さず
 二十九日投開票の第二十一回参院選を前に、沖縄タイムス社と朝日新聞社は十七、十八の両日、沖縄選挙区(改選数一)について、有権者を対象に電話による選挙情勢調査を実施した。その結果と本紙が取材で得た情報を加味して総合的に序盤の情勢を探ったところ、野党統一候補で無所属の元参院議員、糸数慶子氏(59)=社民、社大、共産、民主、国民新党推薦=が優位に立ち、自民党公認で現職の西銘順志郎氏(57)=公明推薦=が伸び悩んでいる。
 ただ、約四割が投票態度を明らかにしておらず、投票率の動向や残された期間の追い込みで情勢は変化する可能性がある。調査はRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)で実施した。

 糸数氏は推薦を得た社民、社大、共産、民主の各政党の支持層をほぼ固めているほか、自民、公明の支持層の一部を取り込んでいる。また、「無党派層」の支持も七割と高く、年代別でも男女問わず幅広く浸透しており、特に三十代の支持が目立つ。

 西銘氏は、自民、公明の両支持層の約八割をまとめて、支持拡大を図っている。また、民主支持層の一割からも支持を得ているほか、無党派層では約三割の支持があった。

 地域別では、宮古、八重山の両地区では西銘氏がやや先行しているものの、革新地盤の中部では、糸数氏が西銘氏を引き離し、米軍普天間飛行場移設問題を抱える名護市や北部地区、大票田・那覇市や南部でも、糸数氏が安定した戦いを展開している。

 参院選に対する関心度を見ると、「大いに関心がある」(41%)と「少しは関心がある」(48%)を合わせて九割近くが関心を示し、80%が「投票に必ず行く」と答え、関心の高さを示した。

 今回の参院選では、年金記録不備や憲法改正、政治とカネ、米軍普天間飛行場の移設問題などが主な争点。また、沖縄戦での住民の「集団自決(強制集団死)」をめぐる記述から「日本軍の関与」が削除された教科書検定問題に対し、検定意見の撤回に応じない安倍政権の対応についても有権者の関心は高いものとみられる。

 調査の方法 17、18の両日、県内の有権者に対し、「朝日RDD」による電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為三段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1563件で、そのうち、1003人から有効回答を得た。回答率は64%。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200707201300_01.html

3746とは:2007/07/20(金) 12:06:13
携帯からのばっと見ですが長崎以外の激戦区は大体民主が先に書いてますね。このまま駆け抜けて欲しい所である。。

3747とは:2007/07/20(金) 12:32:05
松本>矢野なんですな。更に後藤にも民主支持層に滲蝕を許しているのか

3748名無しさん:2007/07/20(金) 12:44:27
松本への支持が広がっているのに対して、矢野は支持に広がりがない
もういい加減に吉良さんも執着心を棄てて諦め、
自民に打ち勝つために何が必要かを考えて欲しい。

吉良ができなければ、小沢が判断を下すべきだ。

3749いなばやま:2007/07/20(金) 13:22:38
>>3747-3748

いろいろ叩かれましたが大分は予想通りの展開になってきました。
ちょっと裏切られたのが思った以上に松本が健闘していること。
読売でも朝日でも無党派層への浸透度が矢野と同程度になってるし
自民・公明・共産支持層にも食い込んでいて伸びしろは松本の方がありそう。

それにしても後藤に民主支持層の2割近く持っていかれるとは
吉良の選挙戦略はうまくいっていないですね。

まぁ、思いっきり共倒れの展開になりつつありますねぇ。

3750戦艦:2007/07/20(金) 13:45:13
大変な事が起こったぞ!神奈川選挙区の民主候補の遊説カーが遊説中に人身事故を起こしたそうだ!
しかも、候補は別の遊説カーにさっさと乗り換えて行ってしまったようだ。
先日の渋谷・松涛での爆発事故でも近くで宴会やってたと聞いた。
折角盛り上がってきたのに残念。
マスコミも各政党の実態を報道してくれないと選択を誤ってしまう。
自民もそうだけど民主も結局一緒じゃないかな?
最近までで70人も犯罪者を出している政党なんて民主しかないからな〜!
小沢さんも結局、古い自民体質なんだよね。
かなりガッカリと言うか正直言ってヤバイでしょう。

3751やおよろず:2007/07/20(金) 15:54:27
 ≡矢田・一川氏、互角≡


 参院選石川選挙区(改選数1)の投開票を29日に控え、朝日新聞社は17、18の両日、県内有権者を対象に電話調査を実施し、調査結果と取材データを総合し、選挙戦序盤の情勢を探った。いずれも新顔同士の対決は、自民公認の矢田富郎候補(57)と民主公認の一川保夫候補(65)が激しく競り合う互角の戦い。共産公認の近松美喜子候補(53)は支持拡大に懸命、無所属の浜崎茂候補(39)は勢いが見られない。ただ、調査時点で約4割の有権者が投票態度を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。


 =近松氏、支持拡大に懸命= 


 参院選の行方を左右するといわれる1人区。石川選挙区では、矢田、一川両候補の戦いがつばぜり合いの様相だ。


 投票態度を明らかにした人を分析すると、支持政党別では矢田候補は、自民支持層の9割をまとめ、推薦を受けた公明支持層の支持も厚い。矢田候補は、県全域を網羅する党組織や関係支持団体をフル稼働させ、自身もくまなくあいさつ回りをこなしている。年金問題などで吹く逆風を和らげようと、安倍首相をはじめ、大臣経験者や党幹部ら応援弁士を県内に次々と呼んでいる。


 一方、一川候補も民主支持層の9割をまとめる。候補者選びが全国の1人区で最も遅い6月中旬までずれこみ、出遅れ感が懸念されたが、年金問題などの追い風も味方し、無党派層では過半数近い支持を得るなど、これまでの遅れを取り戻した。前回自民にまわった県議会会派・新進石川の支持も取りつけ、「非自公、非共産」態勢で支持拡大を図っている。


 年齢別では、50代以上の矢田候補支持が5割を超える。特に70代以上の女性の割合が高い。一川候補は20代、40代で矢田候補を上回り、30代でも肉薄している。男女別では男性は一川候補、女性は矢田候補の支持が多くなっている。


 職業別では、農林漁業者層、主婦層、その他・無職層からの手堅い支持を受ける矢田候補に対し、一川候補は事務・技術職層、自営業層で半数以上をまとめた。製造・サービス従事者層はお互い過半数に届かず、ほぼ互角の支持。


 地域別では両候補ともそれぞれの地盤で優位に立っている。津幡町が地盤の矢田候補は能登地域で6割を超える支持がある。一方、小松市が地盤の一川候補は加賀地域で6割近くをまとめている。有権者が多い都市部での浸透が勝負のかぎを握りそうだ。


 近松候補は、自民、民主との差を強調し、金沢市を中心に街頭で年金や格差問題を訴えている。共産支持層で支持をまとめ、社民支持層の一部にもくい込んでいる。女性からの人気も比較的高い。しかしほとんどの分野で矢田、一川両候補に大きく水をあけられており、苦戦を強いられている。


 浜崎候補は、地元地域でも伸び悩んでおり、勢いは鈍い。


http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000430707200001

3752やおよろず:2007/07/20(金) 15:55:33
高橋氏 全県でほぼ優位 本社序盤情勢調査
2007年07月20日

◇◆小野崎・中野氏 苦戦◆◇


 朝日新聞社は17、18両日、参院三重選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施、取材で得た情報とあわせて総合的に序盤の情勢を探った。民主現職の高橋千秋(50)=国民新党推薦=が他候補に大きく水をあけ、自民新顔の小野崎耕平(37)=公明推薦=と共産新顔の中野武史(33)が出遅れている。ただ、調査時点で3割以上の人が投票態度を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。(敬称略)


◆候補者〈改選数1〉  (届け出順、敬称略)
高橋 千秋 50 党県代表    民現2
中野 武史 33 党県書記長   共新
小野崎耕平 37 元医療品会社員 自新


 投票態度を明らかにした人で見ると、高橋は民主支持層では9割以上、無党派層も7割程度の支持を集め、ほぼ全県で優位に展開。小野崎は自民支持層の約8割を固めているが、無党派層には2割程度しか浸透できておらず苦戦。中野は共産支持層をほぼ固めているが、無党派層には食い込めておらず勢いがみられない。


 また、情勢調査と同時に、県内の有権者を対象に電話による序盤の世論調査も実施した。政党支持率は自民26%、民主27%、公明3%、共産と社民がそれぞれ1%で、民主が自民を上回った。無党派層は最大の42%。


 男女別では、自民支持率は女性が27%で男性の24%より高い。逆に民主支持率は男性が32%で、女性22%より高い。


 また、参院選の関心度については、「大いに関心がある」と回答した人は39%、「少しは関心がある」が47%だった。逆に「関心はない」とした人は、全体で14%なのに対し、20代では37%と年代別で突出。県内でも若者の選挙離れの傾向が改めて浮き彫りになった。


 投票に「必ず行く」と答えた人は71%。50代以上では8割以上だが、20代は4割程度。


 また、年金問題については、投票の判断材料として「大いに重視する」と回答した人が41%、「ある程度重視する」が47%を占めた。

http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000210707200001

3753やおよろず:2007/07/20(金) 15:56:17
序盤の情勢
2007年07月20日

◇攻防 07えひめ参院選
友近・関谷の両氏接戦
田中氏は伸び悩み



  朝日新聞社は17、18両日、参院愛媛選挙区(改選数1) について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報と合わせて総合的に序盤の情勢を探った。 無所属新顔の友近聡朗氏(32) =民主・社民・国民新党推薦=と自民現職の関谷勝嗣氏(69) =公明推薦=が激しく競り合い、共産新顔の田中克彦氏(40) は伸び悩んでいる。 ただし、調査時点では約4割の有権者が投票態度を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。



●無党派への浸透カギ●



  選挙戦序盤の情勢を年代別で見ると、友近氏は30代の7割に浸透。 関谷氏は70歳以上に支持を広げている。 田中氏は20代で比較的、高い支持を得ている。



  職業別では、関谷氏が農林漁業者層で高い支持を集めており、友近氏は製造・サービス従事者層に支持を広げつつある。 事務・技術職層や自営業者層の支持は、関谷氏と友近氏がほぼ二分している。



  地域別では、安倍首相が訪れた南予で、関谷氏が友近氏を引き離している。 都市部では友近氏がややリードしている。



  田中氏は共産支持層以外での支持が薄く、出遅れている。



  調査時点では約4割の有権者が投票態度を明らかにしていない。 特に選挙結果に大きな影響を及ぼすと見られる無党派層の半数以上が投票態度を明らかにしておらず、3氏の無党派層への浸透が勝敗の鍵を握りそうだ。

3754やおよろず:2007/07/20(金) 15:57:00
梅村リード、続く白浜
2007年07月20日

■谷川・宮本、激しく競る 
       白石・服部、支持拡大懸命 ―序盤の本社情勢調査―


 朝日新聞社は17、18の両日、参院大阪選挙区(改選数3)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報と合わせて総合的に序盤の情勢を探った。梅村がリードしており、他候補に水をあけている。白浜がこれに続き、支持基盤を固めて優勢。谷川、宮本が互角の激しい戦いで、3議席目を争う展開になっている。白石、服部は勢いが見られず、無所属の3候補も苦しい情勢だ。(敬称略)


 投票態度を明らかにした人を分析すると、梅村は年金不信の追い風を受ける形で、民主支持層の8割、無党派層の3割を固め、共産、自民の両支持層の一部にも支持を得ている。街頭演説で医師の立場から医療や福祉の問題を積極的に取り上げることで、民主以外の支持層も引きつけているようだ。男性の半数近くの支持を得たほか、年齢別でも全世代にわたって3〜5割を固め、安定した戦いぶりだ。地域別でも府内全域で他候補を上回るが、特に北摂では半数近くの支持を獲得している。


 白浜は、公明支持層をまとめたほか、無党派層の2割、自民支持層の1割超を確保。従来の支持基盤に加え、保守層にも働きかけを強めており、一定の効果が出ているようだ。20〜40代で3割弱の支持を獲得する一方、主婦層の3割を固めるなど女性にも浸透。中河内・南河内での支持を伸ばしている。


 6年前はトップ当選を果たした谷川は、与党への逆風を受け、守りの戦いを強いられている。自民支持層の7割を固めたが、無党派層の支持は1割弱にとどまる。60代と70歳以上の3割程度を確保したものの、若年層への浸透が遅れている。北摂で伸び悩む半面、北河内では浸透している。


 宮本は、年金や護憲をテーマに与党や民主との違いを強調し、谷川と競り合う展開となった。共産支持層の8割、無党派層の1割強から支持を得ている。50代以上から一定の支持を得ているが、若年層へのアピールが課題。大阪市内で比較的浸透している。


 白石、服部は無党派層への支持拡大に懸命になっている。


http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000270707200002

3755やおよろず:2007/07/20(金) 15:58:00
◆辻・鴻池 トップ争い/本社序盤情勢調査


 朝日新聞社は17、18の両日、参院選兵庫選挙区(改選数2)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材による情報とあわせて序盤の情勢を探った。民主現職の辻泰弘(51)と自民現職の鴻池祥肇(66)が他候補を引き離して激しくトップを争っている。共産新顔の堀内照文(34)、9条ネット新顔の原和美(57)、無所属新顔の西田幸光(49)は勢いが見られない。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした有権者はほぼ半数で、情勢は流動的だ。(敬称略)


 ◇辻候補
 年金や政治とカネなどの問題などで自民党政権を批判し、政権交代を訴えている。民主支持層をほぼ固めたうえに、無党派層の約4割に浸透している。男性からの支持が比較的強い。20〜60代まであまり偏りなく浸透しているが、70歳以上の支持が比較的弱い。地域別では、県内でほぼ偏りなく支持を広げ、神戸市内での強さが目立つ。


 ◇鴻池候補
 年金問題での政府の対応に理解を求め、改憲の必要性も主張する。公明党の推薦を受け、自民支持層、公明支持層をほぼ固めた。20代、50代、60代の支持が辻に比べて弱いが、70歳以上の6割をまとめている。女性からの支持が目立ち、主婦層や自営業者層では辻を上回る支持を得ている。地域別に見ると、神戸市内で伸び悩んでいるものの、阪神間や淡路島で支持を広げている。


 ◇堀内候補
 若さを前面に打ち出し、雇用格差の解消を掲げる。共産支持層をほぼまとめている。20代の2割近くから支持を得ているが、無党派層の支持が伸び悩んでいる。


 ◇原候補
 訴えを護憲に絞り、辻には及ばないものの社民支持層の4割に浸透。無党派層から堀内を上回る支持を受け、20、30代の女性からも一定の支持があるが、苦戦している。


 ◇西田候補
 街頭演説もせず、ポスターも張らない戦術。30代からの支持が目立つものの、苦しい戦いとなっている

http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000270707200001

3756やおよろず:2007/07/20(金) 16:10:44
■神奈川(改選数3、候補者8)

 現職の小林が安定した支持を得ている。ともに新顔の牧山と水戸は有利な情勢になりつつあるが、追う現職の松も当落線上にある。畑野、和田、斉藤は苦しい戦い。

 小林は無党派層の支持は1割程度と低いものの、自民支持層の8割を固めた。20代と70歳以上からの支持が高い。牧山と水戸は競り合い、ともに年金問題を重視する層からの支持に広がりがみられる。民主支持層では牧山が約4割、水戸が約5割の支持を固める。無党派層では牧山、水戸ともに2割前後の支持を得る。牧山は年代別で30代の支持が高く、水戸は職業別で自営業者層の支持が目立つ。松は公明支持層のほとんどを固め、無党派層でも最も高い3割近くの支持だが、先行する3候補に比べ男性の支持が弱い。

 畑野は共産支持層のほとんど、和田は社民支持層の半分程度から支持を得ているが、無党派層への浸透が伸びていない。斉藤は国民新支持層の支持は高いが、出遅れている。

3757やおよろず:2007/07/20(金) 16:11:08
■京都(改選数2、候補者4)

 再選をめざす松井が優位に立つ。父の議席継承を狙う西田と、前回参院選で共産が失った議席の奪還をめざす成宮が激しく競り合っている。

 霞が関の解体を訴える松井は府内全域で支持を広げ、特に南部で他候補を圧倒している。地元選出の国会議員が次々と応援に入り、すでに民主支持層をほぼ固めた。無党派層の支持も半数に達しており、自民支持層の一部にも食い込んでいる。

 戦後体制の見直しを掲げる西田は70歳以上の支持が強く、自営業者層でも松井と支持を分け合っている。推薦の協議が続いている公明支持層の支持をほぼまとめており、無党派層への浸透がカギだ。

 4度目の国政挑戦になる成宮は共産支持層をほぼ固めた。護憲や消費税増税反対などと一緒に若い世代の雇用拡大を訴え、無党派層では3割の支持を得ている。党幹部が何度も応援に入り、てこ入れを図る。

 大城戸は自主憲法制定などを訴えるが、苦戦している。

3758やおよろず:2007/07/20(金) 16:11:39
〈序盤の情勢〉比例区
2007年07月20日

 04年参院選と同様に、比例区では民主が第1党となる公算が大きい。前回は過去最多の19議席を得たが、今回はさらに上積みし、20議席以上の大台をうかがう勢いだ。

 自民は前回、小泉首相と安倍自民党幹事長(いずれも当時)の「二枚看板」で参院選に臨んだが、比例区は15議席と振るわなかった。今回も自民は不振の情勢で、故橋本龍太郎首相(当時)が退陣に追い込まれた98年参院選の14議席程度にとどまる可能性もある。

 ただ、比例区の投票態度を明らかにしていない人が全体の3割以上で、無党派層では6割が態度を決めていない。こうした層の態度によって今後の情勢が変わる可能性もある。

■自民

 自民は今回、これまで独自候補を擁立したことがなかった業界団体でも比例区で公認し、「小泉改革」の影響で衰えた組織力の立て直しを狙っている。一方で、無党派層を意識した著名人も複数擁立した。

 20代から50代までは3割前後の支持にとどまっているが、70歳以上では4割以上の支持を得ている。特に男性よりも女性からの支持が厚い。

 支持政党別では自民支持層の8割を固めている。ただ、無党派層の支持は2割強しかなく、今後の取り込みが課題だ。

 個人では、元JA全中役員の山田俊男、日本遺族会が推す元厚労相の尾辻秀久、元国土交通事務次官の佐藤信秋らが支持組織を固めつつある。05年衆院選の「郵政反対組」から復党した元衆院議員の衛藤晟一にも勢いがみられる。


自民党候補者一覧


■民主

 民主は、連合系の労働組合や宗教団体の推す「組織型候補」のほか、特定の地域に強い元衆院議員や地方議員出身の「ご当地型候補」を数多く擁立した。

 20代から50代まで、まんべんなく5割前後の支持を得ている。特に30代から60代の男性の支持がいずれも5割を超えており、自民を大きく引き離しているのが特徴だ。

 民主支持層の9割を固めているほか、自民支持層からも1割の支持を受けている。また、無党派層の5割も取り込んでいる。

 個人では、日教組が推す神本美恵子、情報労連の吉川沙織、電力総連の藤原正司ら労組系候補に勢いがある。また、立正佼成会が支援する元新潟県議の風間直樹も堅調だ。


民主党候補者一覧


■公明

 公明は8議席を目標としているが、7議席程度にとどまる可能性がある。公明支持層の9割以上から支持を得ているが、自民支持層への浸透は進んでいない。

 全国を大きく7人の候補に割り当て、さらに党副代表の草川昭三を8議席目と位置づけて選挙運動を展開している。近畿が地盤の山本香苗、九州が地盤の木庭健太郎、首都圏などが地盤の遠山清彦らが優位な情勢にある。


公明党候補者一覧


■共産

 目標の5議席確保は厳しい情勢にあるが、改選の4議席には届く可能性もある。現職の紙智子、井上哲士のほか、元職の山下芳生、元衆院議員の春名直章、新顔の谷川智行の5人が横一線で争っている。


共産党候補者一覧


■社民

 前回04年並みの2議席は固めつつある。ただ、今後の情勢によっては改選の3議席に届く可能性もある。新顔で元沖縄県出納長の山内徳信、党幹事長の又市征治の2人が先行している。それを新顔が追う展開だ。


社民党候補者一覧


■国民、日本、その他の政党

 国民新党は、党幹部の地元である中国地方と北陸・信越地方などで支持が厚い。1議席を固めつつある。元衆院議員の熊代昭彦、元沖縄県議の呉屋宏、元郵政相の自見庄三郎らが競っている。

 新党日本は、党代表の田中康夫が知事を務めた長野を含む北陸・信越地方で健闘しており、1議席を獲得する可能性もある。

 共生新党、女性党、維新政党・新風、9条ネットは伸び悩んでいる。

3759名無しさん:2007/07/20(金) 18:47:54
比例区はどの政党でも
組織系候補ばかり上位で本当につまらないですね。
タレント候補の当落が気になる所

3760とりっこ:2007/07/20(金) 20:11:12
今日、鳥取選挙区の自民・常田の決起集会を覗いてみたんですが、
2度目の応援に来た麻生が、やらかしました。
たとえ話をしてる時に、酒癖の悪い夫のセリフとして、
「酒はやっぱり『気違い水』だなぁ」と…。
        ~~~~~~~~~~~
とりあえず一報まで。報道されるようなネタかどうか、わかりませんけども。

3761名無しさん:2007/07/20(金) 21:10:22
選挙区13段階評価
岩手 三重 沖縄
山形 山梨 滋賀 奈良 
徳島 秋田 栃木 佐賀
鳥取
福井 高知
宮崎
長崎 熊本 鹿児島 岡山 香川 愛媛 
富山
青森 石川 島根

大分
和歌山
群馬 山口

3762とは:2007/07/20(金) 23:02:25
香川、愛媛以上、出来れば富山以上を総取りしたいっすねぇ

3763雑談居士:2007/07/20(金) 23:35:30
>>3760
とりっこさん、こんばんは。毎日が倉吉での麻生失言第2弾に早速触れております。
長文なので該当部分のみ引用します。
麻生氏失言:政権タガ外れ露呈「安倍後継」レースに影響?
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070721k0000m010120000c.html
20日、鳥取県倉吉市での演説でも「酒は『きちがい水』だとか何とか皆言うもんだから、
勢いとかいろんなことありますよ」などと、またもや問題表現を口にした。

3764雑談居士:2007/07/21(土) 00:31:43
議員板・山梨県選挙区2スレより。甲府市内各所で怪しいビラが貼られている模様。
警察に通報された可能性も・・
827:無党派さん:2007/07/20(金)18:04:00 ID:vxC5wiSO
街中で中傷まがいのビラを見かけたのでうpする。
内容は、特定の政党を暗に批判するものだった。
場所は、甲府市の国母通り千秋橋前と甲府中央郵便局裏の
三吉通りにある電柱etc。かなりの枚数が貼ってあった。
法的には問題ないのだろうか?
クリーンな選挙戦を期待していたのに残念だ。

内容
   気をつけよう
          甘い言葉とみんしゅ糖
                      日本元気製薬

画像 http://a.pic.to/eaep3
(PCで観れない場合あり)

3765とりっこ:2007/07/21(土) 00:35:21
>>3763
こんばんは。早速の引用、ありがとうございます!
確かに麻生の話は面白いとは思うんですが、今日初めてじっくり聞いてみて、
小中のクラスにいるような、誰かをからかって笑いを取る、自称「クラスの人気者」っぽいなぁと。
今回、常田の役職と土地柄で、各応援弁士が農業振興に触れる中、
麻生は「農業(農協?)のみなさんはカネもうけが出来ない(=うまくない)」とも。
梨や米の、アジアへの輸出など、具体的なことにも触れていたんですけどね、際どい表現がちょいちょいありました。
こんなの総理にしたら、マジで舌禍で国際紛争になりかねない気さえします…。

3766とはずがたり:2007/07/21(土) 01:17:17
>>3721
石津思いの外伸びてないね。

>>3722
谷本物かねぇ。
3年後簗瀬がバランス感覚で落ちなきゃ良いんだけど。簗瀬は1区転出の方が良いか?

>>3724
山根僅差で高野を抑えてるのか?

>>3725
千葉すげえ〜>長浜博行(民主)、石井準一(自民)、加賀谷健(民主)の3氏が安定した支持を得ている。

>>3726
東京は田村女史に票を回せという情勢になってきてますかね。丸川・川田の伸び悩みはやはり組織の差が出てくるか?

>>3727
森田が僅差で先行か?すげぇ。
>森田氏は民主支持層の約9割をまとめ、社民、国民新の支持層の大部分を固めている。県西部でも約半数の支持を得ている。無党派層の支持は約6割になっている。

>>3728
若泉僅差で先行も課題も多そうである。
>自民支持層への切り崩しを狙うが、農林漁業者層への支持は広がっていない。課題の女性票対策では、女性全体の支持は4割ほどで勢いがみられず、とくに70歳以上で苦戦している。主婦層の支持も半数に届いていない。

>>3735
世耕、優勢か〜・・

>>3737
姫僅差で先行?楽しみである。天王山やね。

>>3740
僅差っぽいなぁ。。西讃地方での支持が鍵かな。香川県民さんの辺りだな。

>>3741
無党派への食い込みが武内たりんね。。
>田村氏は・・無党派層の4割にも支持が広がっている。

>>3743
う〜ん、大久保氏には是非当選して欲しいんだがなぁ・・。
>年金問題や久間前防衛相の原爆投下をめぐる発言など、自民に対する批判材料は多いが、大久保にとっては、必ずしも追い風にはなってはいないようだ。

>>3758
>公明支持層の9割以上から支持を得ているが、自民支持層への浸透は進んでいない。
愛知・神奈川で自民が当選して落ちるのが公明となるとこれらを含めてドラスチックな展開も期待できるんではないか?

3767とはずがたり:2007/07/21(土) 01:26:41
今回民主の比例に誰かこれといって入れたい人いなくて困ってます。
鹿児島地盤の強化の為に横峯かと思ったら二階堂批判で少々こけたし、尾辻の按分票狙いも良いけどそこ迄ふざけて良いものやら。さきがけ系からツルネンとかかなぁ。。他に市民派候補って誰っすかね?
地味にがんばってきたと云えばはたともこさんかな?

3768雑談居士:2007/07/21(土) 01:33:45
>>3765
どうもです。昨日の富山と同じような際どい言い回し連発ですねぇ。>麻生
鳥取は川上氏やや有利との報道もあるのに、緊張感に欠けてますな。
麻生を総理にしたら、すぐに失言で自滅するのが関の山ですよ。
今週末、応援に来る予定の自民党候補は戦々恐々じゃないでしょうかw

3769とはずがたり:2007/07/21(土) 01:42:40
国民に人気のある筈の麻生がこけたら自民はどうするんですかねぇ?瓢箪から駒で小池になっちまいそうで却って怖いわ。

3770とはずがたり:2007/07/21(土) 01:45:10
一応全文掲載

麻生氏失言:政権タガ外れ露呈「安倍後継」レースに影響?
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070721k0000m010120000c.html

 麻生太郎外相が19日の富山県高岡市での講演で「アルツハイマーの人でも分かる」と発言した問題は、選挙戦に入っても閣僚の「失言ドミノ」が止まらず、政権のタガが外れている実情を改めて露呈した。政府・与党は「的確性を欠く」(塩崎恭久官房長官)と批判しながらも、外相がすでに発言を撤回し謝罪したことから、これ以上は問題視せず、沈静化をはかる方針だ。麻生氏は「ポスト安倍」の有力候補の一人と見られていることから、参院選で与党が惨敗した場合に予想される政局にも影響するとの見方もある。

 参院選の投票日を9日後に控え、政府与党内からは「軽率だ。選挙戦にマイナスはあってもプラスになることはない」(自民党町村派幹部)「もう勘弁して。緊張感を持ってやってくれ」(公明党幹部)「どこから矢が飛んでくるかわからない。民主党には敵失はないのか」(首相周辺)と悲鳴に近い嘆きが漏れた。

 久間章生前防衛相の米国の原爆投下をめぐる「しょうがない」という発言で、辞任の引き金を引いた公明党は今回「久間発言とは性質が違う。これで辞めろと言えば、『女性は産む機械』発言の柳沢伯夫厚労相も辞めなければならない」(幹部)と、事態を早期に収拾したいという姿勢だ。

 麻生外相は独特の「べらんめえ」調の話術が一部の有権者に人気だが、時に脱線し、「不規則発言」がたびたび物議をかもしてきた。自民党政調会長だった03年5月には、日韓併合時代に日本政府が朝鮮の人々を日本名に変えさせた「創氏改名」について「朝鮮の人たちが『名字をくれ』と言ったのがそもそもの始まりだ」と語って批判を浴びたこともある。

 20日、鳥取県倉吉市での演説でも「酒は『きちがい水』だとか何とか皆言うもんだから、勢いとかいろんなことありますよ」などと、またもや問題表現を口にした。

 自民党内には、麻生氏の今回の発言について「総裁候補の有力候補がこんなことを言うようでは、もっと慎重な人を求める声が出てくる。党内で麻生さんを推す動きが鈍るだろう。参院選後の政局でも、この発言は響くと思う」(町村派幹部)との見方もある。

 一方、野党は「全く人権感覚がない」(社民党の福島瑞穂党首)などと批判を強めている。民主、社民、国民新の3党は罷免を要求する構えだ。【佐藤千矢子】

毎日新聞 2007年7月20日 22時28分 (最終更新時間 7月20日 23時15分)

3771雑談居士:2007/07/21(土) 01:48:41
>>3767
さきがけ系にして前回まで頑なに政党名での投票を続けてきた私ですが、
今回は青木愛さんに個人名投票いたしました。小沢氏直系ですがねw
彼女の幼児教育を通じた政策論と、浪人中も「辻説法5万回」で
地元千葉で頑張ってきた真面目さを評価して入れました。
はたともこさんは、音楽CDの著作権・再販制度問題などでも
民主党議連の事務局スタッフとして活躍されていましたので
青木さんと並んで推薦できる方です。
あとは自称アキバ系wの樽井良和氏ですかねぇ。

3772小説吉田学校読者:2007/07/21(土) 11:30:19
千葉は、ほとんどの労組が加賀谷で来てますねえ。
白須賀が思ったより伸びない。都市の無党派はほとんどが長浜って感じです。
ただ、公明が情勢報道を受けて、白須賀にシフトする可能性があります。

よって、千葉は 長浜60万、石井50万、加賀谷35万、白須賀35万で±5万のレンジと予測。3議席目は安穏としてられないでしょう。

3773とはずがたり:2007/07/21(土) 11:56:13
>>3772
ラーメン屋のおばちゃんじゃないけど散々白須賀やってのあの情勢じゃないんですかねぇ?
西田もそうだけど最終盤迄つれないそぶりで動かない方が実入りは多そうだからそれもあるか?

京都に関しては推薦でそこそこ学会票が自民に戻ってくるのかもしれないから対抗策として民主は田坂幾太>>3006辺りを次期1区候補に内定して離叛させても面白いんちゃいますやろか?

公明党、京都選挙区で自民候補を推薦
http://www.asahi.com/politics/update/0720/TKY200707200463.html
2007年07月20日19時45分

 公明党は20日、参院選京都選挙区で、自民党公認の新顔、西田昌司氏の推薦を決めた。公明党選対幹部によると「推薦を決めたのは、マスコミの情勢調査で厳しい状況であることが分かったことも一因だ」という。これで公明党が同党候補がいない選挙区で自民党候補を推薦していないのは茨城と宮崎だけになった。

3774とはずがたり:2007/07/21(土) 12:56:56
議席独占へ共闘 民主・小川氏と大地・多原氏(07/21 09:11)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/san-in2007/39009.html

 参院選が折り返しを迎えた二十日、三選を目指す民主党の現職小川勝也候補と、新党大地副代表で民主党推薦の新人多原香里候補が、初めて札幌市内の街頭演説会で顔をそろえた。民主党北海道は「予想以上の追い風が吹いている」と判断、悲願の二議席独占に向け、多原候補の「民主色」をさらに強めた戦いを展開する構えだ。

 同日夜、民主党北海道がススキノで開いた街頭集会で、小川、多原の両候補が選挙カーの上でがっちり握手を交わした。マイクを握った小川候補は「小川と多原を勝たせていただき、政権交代の第一ステージを北海道から作り上げたい」と力を込めた。

 民主党は各種世論調査を通じ、小川候補が優勢に戦いを進め、自民党候補を多原候補が猛追していると分析。「多原候補が民主党の追い風に乗れば二議席独占も可能」(民主党幹部)と判断し、多原陣営に民主色を前面に押し出す作戦を提案した。

 これを受け、多原陣営は、「民主の二番手!」と書かれたシールを約三千枚印刷。札幌などの都市部で、「女ムネオ」と印刷されていた多原候補のポスターにシールをかぶせて張りつけた。街頭では、ほぼ毎日、民主党ののぼりを立ててビラを配布。遊説でも「民主党推薦」を強調する。

 新党大地の鈴木宗男代表は「『女ムネオ』と言ってきた効果は十分にあった」と、民主の色を強める効果に期待する。民主党北海道の鉢呂吉雄代表は「党の総力を挙げて野党二議席を取る」と述べ、最終盤に向けて新党大地との連携をさらに強めていく考えを強調している。

3775とはずがたり:2007/07/21(土) 13:00:10

>民主は20日、最高顧問の羽田孜元首相が鹿島市に入り、祐徳自動車など5社を回った。
>故愛野興一郎氏との思い出を紹介し、「今度こそ参院から政治を変えよう」と呼び掛けた。
>同行した北沢俊美副代表は「生前に愛野氏がなしえなかった参院での与野党逆転が実現しそう。力を貸してほしい」と訴えた。
愛野氏いましたねぇ〜。今後援会や系列勢力は四散してしまってるのかね?

参院選終盤へ 注目区佐賀、各党来援続々と
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=542509&amp;newsMode=article

参院選は20日、選挙戦17日間の折り返し点を迎えた。新人3人が激しく競り合う佐賀選挙区には、各党幹部クラスが続々と来援。争点の年金問題をはじめ、党の政策を有権者にアピールする。大物のゲキを受け、各候補の訴えにもさらに熱がこもってきた。

 自民は19日の青木幹雄参院議員会長に続き、20日に中川秀直幹事長が来県、佐賀市と白石町、武雄市で演説した。「佐賀で1議席を守れるかは、与党が参院で過半数を維持できるかと同じ意味を持つ」と佐賀選挙区の重要性を強調。公務員制度改革などこれまでの施策を訴え、支持を求めた。

 21日は山本有二金融担当相が鹿島市に、22日は甘利明経産相が玄海町に入る。23日には安倍晋三首相が来佐し、JR佐賀駅南口でマイクを握る。

 民主は20日、最高顧問の羽田孜元首相が鹿島市に入り、祐徳自動車など5社を回った。故愛野興一郎氏との思い出を紹介し、「今度こそ参院から政治を変えよう」と呼び掛けた。同行した北沢俊美副代表は「生前に愛野氏がなしえなかった参院での与野党逆転が実現しそう。力を貸してほしい」と訴えた。

 21日は、今回の選挙で民主支援を鮮明にしている無所属の田中真紀子元外相が武雄市と唐津市に入り、松本剛明政調会長が神埼市の総決起大会に参加する。

 共産はこれまでに、仁比聡平参院議員らが来県。21日は衆院議員の穀田恵二国対委員長が佐賀市役所前で街演する。
07月21日更新

3776とはずがたり:2007/07/21(土) 13:42:53
こういう不協和音を見せられるとどうしても期待してしまうが、結局自民候補に大半が入れてしまうんだろうなぁ。。
こういう場合は党に従わず自分の政治信条で投票する人間の革命が必要だなw

九州決戦」きしむ自公 協力態勢に温度差
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/kyushu/20070719/20070719_002.shtml

 全国注視の「九州決戦」に、与野党の党首級が参戦した。自民党総裁の安倍晋三首相は18日、福岡、大分両県を遊説。19日には宮崎、鹿児島入りする予定だ。一方の野党は民主党の鳩山由紀夫幹事長が18日、長崎、宮崎の1人区に入り、20日からは小沢一郎代表も九州入りする。公明、社民、共産の幹部も続々と来援するが、与野党がっぷり4つの陰では、今なお残る自民、公明両党のきしみものぞいた。

 安倍首相は、必死にみえた。福岡市の天神、北九州市のJR小倉駅前で街頭演説した後、選挙カーを降り、聴衆の一人一人に、ときに小走りになって握手を求めた。「首相があそこまでするのは珍しい」。自民党関係者はつぶやいた。

 「新しい美しい国をつくってゆくため、力を与えてください」。福岡でも大分でも、首相は同じ言葉を繰り返した。与党が苦境に立つ選挙戦。中でも九州・沖縄で7県ある1人区は、すべて激戦だけに危機感は強い。

 その原因の1つが自公の選挙協力の遅れだ。両党のきしみを象徴する場面があった。天神の街頭演説で、遊説車の下から屋根の上に立つ首相を何度も指さし、「そこに上げてくれ」と叫ぶ公明関係者の姿があった。

 首相到着前は、九州ブロックを拠点とする公明党の比例代表候補も車の上にいた。自民党本部が、首相の演説に公明候補も参加させるよう、福岡県連に指示したためだ。

 「九州の1人区で公明党からの支援確約を条件に、渋々だが参加はのんだ」と関係者。だが、首相とのツーショットを求める公明党に、自民県連は「そこまではダメだ」と拒絶したのだ。

 屋根の上で「ガンバロー」を三唱する首相や自民市議らと、下の1階でこぶしを挙げる公明候補。三唱の後、今度は首相が階段を下りて公明候補の手を掲げ、一部聴衆から拍手がわく奇妙な光景が繰り広げられた。

 「自民党の何人かは(演説で)まったく公明党の話をせんやった。ムカっときた。もう選挙やってやらんぞ。福岡はそれでいいが、もっと九州全体のことを考えた方がいい」。公明党県議は吐き捨てるように言った。

=2007/07/19付 西日本新聞朝刊=

3777雑談居士:2007/07/21(土) 14:10:09
地元紙(山梨日日新聞)情報ですが、八代英太が26日に米長陣営の事務所へ
激励に訪れるそうです。(街頭演説の予定は無い)
2月の自民党県連による候補者選考に対する不満が背景にあるようです。
ちなみに出身地・笛吹市を中心とする八代の個人後援会は、米長支持で動いているとのこと。
入倉陣営と保守層切り崩しの成果が出てきました。

3778とはずがたり:2007/07/21(土) 14:37:14
>>3777
良いっすねぇ〜。
どうしようもない八代だったが最後に一仕事したか。
次期総選挙でも東京の後援会に良い仕事を期待♪

3779とはずがたり:2007/07/21(土) 20:45:24
>>3725>>3772>>3773
>石井氏は、自民支持層の6割超、推薦を受けた公明支持層の半数を固めた。…ただ、無党派層は伸び悩んでいる。
>白須賀氏は…支持は自民支持層の約2割、推薦を受けた公明支持層では半数に及ばない。無党派層の支持は伸び悩んでいる。
公明の支持でも石井>白須賀なんですな。

>>3757>>3773
>戦後体制の見直しを掲げる西田は…推薦の協議が続いている公明支持層の支持をほぼまとめており、無党派層への浸透がカギだ。
タカ派だろうが推薦なかろうがなんだろうが公明は西田に乗ってこの調査結果なんですな〜。

3780いなばやま:2007/07/21(土) 21:04:30
高齢者B層に直撃な候補ですねぇ。高齢者支持が高い政党にとって脅威か・・・と言うとあそこの党の票を削るかな?

若尾文子タンに萌え〜巣鴨のお年寄りに大人気…突き飛ばされる黒川氏
7月19日8時3分配信 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000084-sph-soci

 共生新党の黒川紀章氏(73)=東京選挙区=と妻の若尾文子氏(73)=比例代表=が18日、「おばあちゃんの原宿」で知られる東京・巣鴨を遊説した。往年の女優の登場とあって周囲は大興奮に包まれ、中には涙を流して“萌(も)える”男性も登場。この日は事務所に届いたポスターも一気になくなるなど、改めて若尾人気を見せつけた形だ。一方の黒川氏はポツンと取り残され「僕の奥さんどこかな…」とつぶやいた。

 いつものように30分以上遅刻した黒川夫妻だが、約300人集まった聴衆は帰らない。2人を乗せた黒いベンツが「とげ抜き地蔵」前に到着すると「キャー」と一気に人波が押し寄せた。

 おじいちゃん、おばあちゃんたちの目当てはやはり若尾氏。「若いわ〜」「きれいね」とたちまち群がった。白いスーツの黒川氏は笑顔で歩いていたが、群衆に突き飛ばされひざをガクッ。「あまり強く押さないでね」と苦笑。あまりの熱気を目の当たりにして「僕の奥さんどこかな〜。みんな美人で分からないや」とつぶやいた。

 演説が始まっても黒川氏が演説している横で若尾氏にサイン待ちの行列ができる始末。若尾氏はマイクを握ることはなかったが、黒川氏が「僕は74歳とちょっとになります。奥さんも74歳です」と年齢を1つ間違えると「ウソよ!」と女優魂で夫を一喝。「え〜間違えました。来年70歳になります」と低めに取り繕うと笑顔を取り戻した。

 その後、とげ抜き地蔵まで練り歩いたが若尾氏の周りには常に約100人の人だかりがあったのに対し、黒川氏は後ろでポツリ。一人でまんじゅうを食べながら歩いた。地蔵では3つのさい銭箱に5円、1万円、1000円を2人分ずつ入れるなど男気を見せたが、若尾氏の横顔に「チュッ」とキスを迫るとかわされた。

 都知事選でクルーザー遊説を行うなど知名度を上げた黒川氏だが、長く映画界に君臨した若尾氏の国民的人気にはかなわない。関係者によると若尾氏の選挙ポスターは全国から「張らせて」とオファーが殺到。17日に1万5000枚が追加で入ったが、この日午前にはゼロに。黒川氏も「奥さんの方が永田町に近いと言われるけど、本当だなあ」と認めざるを得なかった。

 この日のフィーバーが終わった後、感極まって泣き出す70代男性も。「若尾さんを見られてよかった。もう死んでもいい」と目頭を押さえていた。

3782浅沼:2007/07/22(日) 01:04:28
本間、長浜、加賀谷の当選が金権千葉を払拭できる。
石井準一は平成の大悪党と言うビラが回ってます。

3783名無しさん:2007/07/22(日) 01:50:19
全国情勢 自公、過半数は困難 自民は30議席台も 民主 第1党の勢い

共同通信社は、29日投開票の第21回参院選に関し、19‐21日の3日間、全国の有権者4万3000人余りを対象に、電話による世論調査を実施、取材結果を加味した上で情勢を探った。自民党は選挙区、比例代表ともに振るわず、40議席割れもあり得る。公明党も目標の13議席確保が微妙で、自公両党は参院で非改選を含み過半数の維持が困難な状況。民主党は選挙区、比例ともに躍進し、結党以来最高の50議席台後半をうかがい参院第一党となる勢い。年金記録不備や「政治とカネ」の問題などが自民党への逆風となっているとみられる。

 ただ約4割の有権者が投票態度を決めておらず、情勢が変化する可能性がある。

 共産党は4議席、社民党は2議席を確保しそうだが、改選議席(共産5、社民3)を下回る状況。国民新党は1議席に届きつつあり、新党日本は議席獲得が厳しい情勢だ。

 自民党は岐阜を除く46選挙区で計48人を公認。勝敗の鍵を握る改選1人区では、群馬、和歌山、山口で優位。14選挙区で民主党候補らと激しく競り合う。

 計18ある改選数2‐5の複数区では、無所属候補を推薦した岐阜を含めた16選挙区で1議席ずつをほぼ固めた。

 比例でも1998年の14議席を下回り、過去最低の13程度にとどまる可能性がある。

 民主党は選挙区で計45人を公認。このうち1人区では岩手、山梨、三重、奈良で優勢。山形、滋賀で戦いを優位に進め、徳島、香川でやや先行している。無所属を推薦した3県でもややリード。

 複数区のうち、改選数2‐3の17選挙区すべてで1議席を固め、埼玉、神奈川、愛知で2議席目獲得の可能性がある。東京(改選数5)でも2議席確保を視野に入れる。

 比例では、最多だった2004年参院選での19議席を上回り、20議席を超える勢いだ。

 公明党は選挙区で5人を公認。東京、大阪で優位だが、埼玉、神奈川、愛知は接戦。比例は6年前に獲得した8議席をうかがう。

 共産党は選挙区で1議席、比例で3議席程度の可能性。社民は比例で2議席を確保する情勢だ。

 参院(定数242)の過半数は122議席で、与党は過半数確保に64議席、野党は59議席が必要。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070721/20070721_003.shtml

3784名無しさん:2007/07/22(日) 01:51:03
衆院補選、岩手は民主優位 熊本は保守系元職リード

民主党衆院議員だった達増拓也氏の知事選出馬(当選)に伴う衆院岩手1区と、松岡利勝前農相の死去を受けた衆院熊本3区の補欠選挙が29日、投開票されるのを前に、共同通信社は電話による世論調査などで情勢を探った。

 岩手1区は、民主党新人で弁護士の階猛氏(40)=国民新推薦=が優位に立ち、自民党新人で元団体職員の玉沢正徳氏(36)=公明推薦=が懸命に追う展開。

 熊本3区は保守系無所属の元衆院議員坂本哲志氏(56)が一歩リード、保守系無所属新人の元熊本県議荒木義行氏(49)が追い上げ、民主党新人の県連副代表後藤英友氏(40)=国民新推薦=が続く。

 ただ岩手でも4割近い人が投票する人を決めておらず、票の行方はまだ流動的だ。

http://www.47news.jp/CN/200707/CN2007072101000515.html

3785雑談居士:2007/07/22(日) 03:33:36
>>3778
「県連の選考結果を尊重する」とか言ってたんですが、やっぱりタダでは済みませんでしたw
あと追加情報で、やはり笛吹市の自民党系市議数人が米長支持で動いているそうです。
八代後援会との関連は不明ですが、またまた保守層切り崩し成功のようです。
東京後援会の動きも今後注目です。

3786雑談居士:2007/07/22(日) 03:50:15
山梨日日新聞 参院選県内情勢
選挙区
米長氏(民主党) 全県で安定してリード。民主党支持層8割以上・無党派層半数の支持を集める
         自民党・公明党支持層にも食い込む 年金・格差での支持が高い

入倉氏(自民党) 自民党・公明党支持層の各6割ずつの支持を集める 無党派層の支持は2割止まり
         地元の甲府市での支持が伸び悩み

比例代表 民主党 支持層の8割以上固め、自民党を上回る。
     自民党 半分程度に留まり、苦戦。
公明党・共産党 それぞれ7割を固める。

3787小説吉田学校読者:2007/07/22(日) 08:04:45
経営建て直しのため、親族に関係者がいないにもかかわらず、毎日新聞を購読している私ですが、朝読んで、のけ反りました。

参院選情勢調査:与党、過半数厳しく 自民は1人区で苦戦
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070722k0000m010108000c.html

 毎日新聞は29日投開票の参院選について19〜21日、電話による全国特別世論調査を実施し、取材情報を加味して中盤情勢を探った。自民党は29ある1人区を中心とした選挙区と比例代表で苦戦、惨敗した98年参院選の44議席を下回る可能性が強まっている。公明党は01年参院選で獲得した13議席の維持が微妙で、与党が非改選組を合わせた参院の過半数を維持するのは厳しい情勢だ。民主党は過去最高だった04年の50議席を超える勢いで、非改選を合わせて参院第1党への躍進が有力。ただ、投票先を決めていないと回答した人や無回答が選挙区で33%、比例代表で31%おり、終盤情勢は流動的だ。
 参院の総定数は242で、改選数は選挙区73、比例代表48の計121議席。与党が過半数(122)を得るためには64議席が必要となる。
 焦点の1人区では自民党は1けた台にとどまる可能性が高い。群馬、和歌山、山口、大分の4選挙区で優位な戦いを進めているが、東北、中国、四国、九州など同党の強力な支持基盤だった地域で劣勢になっている。
 2人区(12選挙区)では自民推薦の無所属の岐阜を含めて、11選挙区で優勢。3人区(5選挙区)では、2人公認した千葉では1人のみが優位に立つ。1人公認の4選挙区は安定した戦いを展開。唯一の5人区の東京は公認2人のうち、現職は優位に立つが、新人は無所属候補と激しく競り合っている。
 比例代表でも自民は大きく伸び悩んでおり、過去最低だった98年の14議席を下回る可能性もある。
 一方、民主党は1人区の公認では岩手、山形、栃木、山梨、三重、奈良、佐賀などでリードしている。2人区では1人公認の11選挙区で優位な戦い。3人区では2人公認の千葉はともにリード。埼玉、神奈川、愛知で1人は堅調、もう1人は接戦を展開している。東京では公認2人がいずれも優位な戦いを進めている。
 比例代表は過去最高だった04年の19議席を上回り、20議席台をうかがう勢い。現時点での勢いを維持できれば、改選議席から大幅に上積みし、60台に届きそうだ。
 公明党は01年に獲得した13議席の維持が至上の課題だ。ただし、比例代表では01、04年の8議席を確保できるかどうかは微妙。選挙区では埼玉、神奈川、愛知などで他党と競り合っている。
 共産、社民両党は選挙区での議席獲得が厳しい情勢。比例で共産は3〜4議席、社民は1〜2議席程度。国民新党は島根の新人公認候補が自民現職より先行。比例代表でも1議席をうかがう勢いだ。【中川佳昭】

3788小説吉田学校読者:2007/07/22(日) 08:08:10
(その2)
なにぶん、地方版の記事を貼る暇がないので、一面に載っていた数字を書き起こします。

自民 30〜40 選19〜26 比11〜14
民主 57〜68 選35〜43 比22〜25
公明  8〜13 選3〜5   比5〜8
共産  3〜4  選0     比3〜4
社民  1〜2  選0     比1〜2
国新  1〜2  選1     比0〜1
新日    0  選0     比0
諸派    0  選0     比0
無所  6〜7  選6〜7

3789小説吉田学校読者:2007/07/22(日) 08:16:59
(その3)
いいですか、中間値が自民35 民主62.5ですぜ。自民32 民主64ならダブスコ。89年以上の自民惨敗が待っている。
○一人区見出し
青森・平山一歩リード 岩手・平野広く浸透 秋田・松浦支持広げる
山形・舟山がリード 群馬・山本が磐石 栃木・谷優位な戦い
三重・高橋広く浸透 富山・森田追う野上 石川・矢田、一川競る
福井・若泉、松村激戦 山梨・米長が優位 滋賀・徳永支持広げる
奈良・中村哲、優位 和歌山・世耕、広く浸透 徳島・中谷が先行
香川・植松が優勢 愛媛・友近が一歩リード 高知・武内追う田村
鳥取・川上が先行 島根・亀井が優位な戦い 岡山・姫井、片山激しく競る
山口・林に厚い支持 佐賀・川崎、広く浸透 長崎・大久保に追い風
大分・礒崎が先行、追う3氏(礒崎、矢野、松本、後藤の順)
熊本・松野が優勢 宮崎・外山がリード 鹿児島・皆吉・加治屋横一線 沖縄・糸数が優位

3790小説吉田学校読者:2007/07/22(日) 08:24:15
(その4)
あなた変りがありすぎます、日ごと不振が募ります、不支持ばかりの国民の、心変わりを待ってます。
自民〜〜党の〜〜未練でしょう。あなた(小泉時代)恋しい、北の宿。

参院選情勢調査:自民に底割れ危機感 激戦区に幹部投入
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070722k0000m010115000c.html

 毎日新聞の参院選中盤情勢調査で与党の過半数維持が厳しい状況だったことを自公両党は深刻に受け止めている。特に自民は1人区の苦戦で獲得議席数が「底割れ」に近い状況に落ち込むことへの危機感を強め、当落線上の選挙区をしぼり込み、幹部を重点投入する方針だ。民主党は追い風ムードによる上滑りを警戒しつつ、3人以上の選挙区での複数当選や、1人区でも自民の岩盤とみられた選挙区でのさらなる浸透に全力を挙げる。【鬼木浩文、竹島一登】
 ●与 党
 安倍晋三首相の出身派閥、自民党町村派幹部は21日、調査結果を受け「雪崩を打って状況は悪くなっているようだ」と危機感をあらわにした。同党は1人区で勝負どころとみる中国、四国、九州で厳しい戦いを強いられ、安泰とみていた北陸でも激戦模様となっている点にショックを受けている。四国、九州の激戦区を中心に首相や党幹部を投入する方針だ。森喜朗元首相は22日に都市部で予定していた遊説日程をキャンセルし、北陸入りする。党内には1人区が総くずれし、合計でも36議席と惨敗した89年参院選の再現を危ぶむ声も出ている。
 公明党も01年参院選で得た13議席の維持に危機感を抱く。太田昭宏代表が埼玉、神奈川、愛知などの選挙区にテコ入れすると同時に、自民党が苦戦する選挙区での協力強化と引き換えに、自民支持層からの比例票上乗せも目指す。
 ●野 党
 一方、民主党。小沢一郎代表は鹿児島県奄美市で記者団に「自由競争一点張りの政治に対し、自民党を支持してきた人たちほど強い反感を持っている。それを受け止められるかの勝負だ」と述べ、1人区でのさらなる攻勢に意欲を示した。勝負どころとみる四国、九州や劣勢とみていた北陸、中国などで攻勢を強めている調査結果に執行部は勢いづいており、小沢氏は週明け、北陸や九州などを訪れる。一方で東京、千葉、埼玉、愛知など改選3人以上の区でも2議席獲得を目指し、都市部は菅直人代表代行がテコ入れを分担する。
 野党が過半数獲得に必要なのは59議席。民主党幹部は「今の勢いなら民主で60議席も夢ではない」と語るが「(選挙戦が)ゆるんできている」(鳩山由紀夫幹事長)とムード先行を警戒する声も出ている。
 共産党は東京の改選1議席確保が最重要課題、志位和夫委員長が23日に新宿で街頭に立つ。社民党は福島瑞穂党首が首都圏や大阪の大票田を回り比例票の獲得に力を入れる。

3791午前様:2007/07/22(日) 09:37:21
>>3787
毎日、東京とも朝読よりさらに下に振れてきましたね。
東京新聞1面のグラフを見ても「自民確実」は29。「民主確実」は49。「有力」まで入れると自民38、民主49。「可能性」まで入れて自民49、民主64(すべて目分量)。

与党過半数割れの公算 自民30議席台も 参院選情勢
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007072290075342.html
 本紙は21日、29日投開票の第21回参院選を前に、全国世論調査と取材結果をもとに選挙情勢を探った。自民党は選挙区、比例代表ともに苦戦しており、40議席を割り込む可能性もある。公明党も伸び悩んでおり、与党が、非改選を含む参院全議席の過半数122を割り込む公算が大きくなっている。好調な民主党は60議席台をうかがっており、非改選を含む参院での第一党を確保する勢いだ。ただ世論調査では、約4割程度の有権者が投票態度を明らかにしておらず、状況が変化する余地は残っている。
 自民党は岐阜を除く46選挙区で計48人を公認し、岐阜では無所属1人を推薦した。勝敗を左右する29の改選一人区では、群馬、和歌山など4選挙区で優位に立っているが、島根、岡山など12選挙区で民主党などと激しく競り合っている。
 18ある改選複数区では、北海道と大阪で競り合っている以外は、推薦の岐阜も含めて1議席ずつを固めた。比例代表は、過去最低だった1998年の14議席を下回ることもあり得る。
 公明党は選挙区で5人を公認。埼玉、神奈川、愛知で接戦を演じており、比例を含む目標の13議席獲得は微妙だ。
 一方、民主党は選挙区で計45人を公認。一人区では三重、岩手、滋賀など11選挙区で優位。改選2−3人区では1議席ずつを固め、千葉、神奈川などでは2議席目をうかがう。改選数5の東京でも2議席を確保する勢いだ。比例代表では、最多の前回2004年の19議席を上回り、20議席を超えそうだ。
 共産党は選挙区で1議席、比例で3議席程度、社民党は比例で2議席程度、国民新党も議席を獲得する可能性がある。
 非改選(定数121)の勢力は、自民、公明などの与党系が58、民主、共産、社民、国民新各党などの野党系が63。今回、過半数確保に必要な議席数は与党系が64、野党系が59。
                    ◇
 東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県の有権者を対象にした東京新聞の世論調査で、比例代表で投票予定の政党では、民主が自民を大きく上回った。
 調査結果によると、民主が28・3%とトップで、自民が17・1%。続いて公明が6・7%、共産が5・2%、社民が1・8%、国民新が0・9%、新党日本が0・6%。
 政党支持別による投票予定をみると、民主は7割をまとめているが、自民は支持者のほぼ半分を確保したにとどまる。「支持政党なし」層では、29・5%が民主に投票すると回答。自民への投票は6・3%にとどまった。
 一方、東京選挙区(改選数5)は、鈴木寛氏(民現)が一歩リード。大河原雅子氏(民新)、保坂三蔵氏(自現)、山口那津男氏(公現)、田村智子氏(共新)が一団となって続き、丸川珠代氏(自新)と川田龍平氏(無新)も当選圏内をうかがう。ドクター・中松氏(無新)、杉浦ひとみ氏(社新)、中村慶一郎氏(国新)、東条由布子氏(無新)、黒川紀章氏(諸新)は出遅れている。
 神奈川選挙区(改選数3)は、牧山弘恵氏(民新)、小林温氏(自現)、松あきら氏(公現)、水戸将史氏(民新)の4氏が、ほぼ横一線で激しく競り合っている。これを畑野君枝氏(共元)が追い上げている。
 埼玉選挙区(改選数3)は、行田邦子氏(民新)が古川俊治氏(自新)を抑え優位に。高野博師氏(公現)と山根隆治氏(民現)が追い、綾部澄子氏(共新)、沢田哲夫氏(国新)、松沢悦子氏(社新)が続いている。
 千葉選挙区(改選数3)は、長浜博行氏(民新)と石井準一氏(自新)が一歩リード。加賀谷健氏(民新)、白須賀貴樹氏(自新)、浅野史子氏(共新)が猛追、本間進氏(無新)、青木和美氏(社新)、岩渕美智子氏(国新)が続いている。
 【注】各党の獲得議席は、共同通信社と本紙を含む加盟社が19−21日の3日間で実施した全国電話世論調査(約4万3400人から回答)の結果や、本紙の取材結果を総合して予測した。

3792午前様:2007/07/22(日) 09:39:21
>>3791
「民主有力」は「59」でした。失礼。
自民29〜38〜49
民主49〜59〜64
ですね。

3793名無しさん:2007/07/22(日) 10:02:00
メモ:民主公認がいない1人区

無所属を推薦:秋田、富山、愛媛、宮崎、沖縄
国民新を推薦:群馬、島根
県連推薦のみ:大分

3794小説吉田学校読者:2007/07/22(日) 10:30:41
>>3791-3792
独自取材も加味ですから、取材+経験則+過去データからパラメータかけてるのだと思いますが、それにつけても、2社が40割れ、東京新聞にいたっては「30台の可能性」と見出しに打つと、今日から1週間、バンドワゴンかアンダードッグか・・・・

3795いなばやま:2007/07/22(日) 12:03:45
某掲示板から大分合同の情勢を転載。
完全に共倒れ路線です。まぁ予想された事態ですが・・・矢野は思った以上に弱いねぇ。
まぁ吉良にとってはセカンドベストの同級生・礒崎当選だから良いのかな。

>礒崎リード 追う松本、矢野
>先行する礒崎を松本、矢野が競り合いながら追い上げ後藤が続いている。山下は苦戦。まだ決めていない人は3割
>礒崎は自民支持層の5割、公明の4割しか固めていない。地域では県内全域に広がっている
>松本は社民支持層の7割、共産、公明、民主支持層にも食い込む。久大豊肥地区で浸透するが大分市や県南で苦戦
>若年層への食い込みが今一歩
>矢野は民主支持層の3割程度しか固めておらず、他の政党支持層への広がりはいまひとつ。無党派層の支持は
>最も高いが40、50代では礒崎、松本と競り合う
>後藤は自民支持層の1割。大分市、別杵、速見地域で浸透しつつある。20代の支持が高い。

3796じゃがポックリ:2007/07/22(日) 12:36:46
比例民主勢い維持 4割超、自民に大差 参院選道内世論調査(07/22 07:16)
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/san-in2007/39219.html
 北海道新聞社が行った道内世論調査では、参院選比例代表で投票する政党を「民主党」と回答した人が四割を超え、四割台半ばに上った一週間前の前回調査時の勢いを維持した。
「自民党」と答えた人は二割台半ばで、二割程度だった前回から盛り返したものの、民主党には依然として大きく水をあけられている。これに公明党、共産党などが続いている。

 民主党は同党支持層の九割を固め、無党派層の四割近くに食い込んだ。男性、女性とも四割以上の支持を集め、二十代から七十代以上まで全年代で首位だった。特に五十代ではほぼ半数の支持を集めた。

 自民党は同党支持層の六割強しか固めきれておらず、無党派層の支持は二割に届かない。女性の支持は二割強にとどまり、三割近い男性と差がある。年代別では六十代、七十代以上で三割を超えたが、五十代で二割を下回った。

女性の方が民主>自民の傾向が強いようでちょっと意外でした。

3797じゃがポックリ:2007/07/22(日) 12:43:43
小川氏一歩リード 伊達氏、多原氏競り合う 道選挙区(07/22 07:17)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/san-in2007/39213.html?_nva=7
 二十九日投開票の参院選に向けて、北海道新聞社は十九−二十一日の三日間、道内有権者を対象に世論調査を行い、情勢を探った。
 道選挙区では、民主党現職の小川勝也候補が、十二日の公示直後に行った前回調査と同様、優位に戦いを進め、
 これに続く自民党現職の伊達忠一候補=公明党推薦=と無所属新人の多原香里候補=民主党、国民新党、新党大地推薦=が激しく競り合っている。
 比例代表で投票する政党では依然、民主党が自民党を大きく上回っている。

 ただ、道選挙区、比例代表ともに投票する先を決めていない人がなお四割前後おり、残る一週間で情勢が変化する可能性もある。

 三選を目指す小川候補は、年金記録不備問題や政治とカネ問題に対する与党への批判票の受け皿となり、前回の調査時点と同様、安定した戦いを続ける。
 男性の三割、年代別でも五十−七十代以上で三割近い支持を集める。

 再選を狙う伊達候補は、年代別では三十代と四十代で約二割、七十代以上で三割近い支持を得ている。
 職業別では農林漁業の四割強の支持を集めるが、地盤の札幌市などで伸びを欠き、全体での支持は前回調査時点とほぼ同じ。

 多原候補は、新党大地の鈴木宗男代表が地盤とする釧路、根室管内で四割の支持を得るほか、十勝、網走管内などでも健闘。
 年代別では二十代から五十代まで二割強の支持を集めるが、専業主婦などへの浸透はいまひとつだ。

 共産党新人の畠山和也候補は二十代から一割の支持を集め、地域別では胆振管内や宗谷管内で支持を広げつつある。
 無所属新人の羽柴秀吉候補は二十代から一割近い支持を得る。
 社民党新人の浅野隆雄候補は事務・技術職に浸透しつつある。

 諸派新人の千代信人候補と、無所属新人の荒川昌之候補は支持が広がっていない。

 今回選挙で問われる争点は、「年金・福祉など社会保障」が七割を超えてトップ。年金問題が投票行動に影響するとした人も、全体の三分の二に上った。
 それ以外の争点では「景気・雇用対策」「政治とカネ」「憲法改正」の順。

 今回の参院選に「関心がある」と答えた人は、八割を超えた。


という情勢で北海道は伊達と多原の差が徐々に縮んでいる気がします。
もう少し多原候補には札幌を中心に無党派・主婦層へ浸透すれば
十分勝てる気がします!

3798やおよろず:2007/07/22(日) 14:30:03
>>3795
村山も自分を首相にしてくれた自民党へ恩返しができる
結果的に、いい形になったんじゃないですかね

3799名無しさん:2007/07/22(日) 16:18:15
参院選支援

http://www.nicovideo.jp/watch/sm663489

3800名無しさん:2007/07/22(日) 17:35:52
共同通信(神戸新聞)より
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000478464.shtml

   合計     選挙区   比例区
自民 32-38-45 20-25-31 12-13-14
民主 50-58-64 30-37-41 20-21-23
公明 9-12-13  2- 4- 5  7- 8- 8
共産 3- 4- 7   0- 1- 3  3- 3- 4
社民 2- 2- 3   0- 0- 1  2- 2- 2
国民 0- 1- 2   0- 0- 1  0- 1- 1
日本 0- 0- 1         0- 0- 1
無所 3- 6- 9   3- 6- 9

3801小説吉田学校読者:2007/07/22(日) 17:39:08
赤旗の記事なので多少割り引く必要はありますが、昨日、中華屋(以前書いたラーメン屋とは別)で食事をしていたら、サッカー日豪戦がTVに流れていて(みんな見入るわけだけど)、自民党のCMが入っていたのだが、「成長を実感に」とかいっている時に「超笑えるよ、実感しねえもん」と4、5人くらいが笑っていたのを報告しておきます。

“熱い”首相 冷める聴衆 「中身ない」「もう行こうぜ」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-07-22/2007072202_01_0.html

 「改革か逆行か。成長か停滞か」―参院選全国遊説の街頭演説で声を張り上げる安倍晋三首相。聴衆からは「熱意は伝わるけど中身がない」(徳島市、男子大学生)などとさめた言葉がもれています。首相遊説を追って目にしたものは―。(小林拓也)
 参院選公示(十二日)の翌日から、安倍首相は東北、九州、四国など自民党の苦戦が予想される一人区を中心に回っています。
 「野党に負けるわけにはいかないんです」「どうか私たちに力をお与えください」。約二十分間の演説で、首相は最後まで、身ぶり手ぶりを交えて大声で叫びます。ボルテージが上がりすぎて、声が裏返ることもしばしば。
拍手パラパラ
 ところが、首相の「熱い」演説と対照的なのが聴衆のさめた反応です。各地で千―二千人と集まりますが、拍手は前の方でパラパラ。首相が来るまで宣伝カーの前に陣取っていた人たちが、首相が話し始めると、ひと目見て満足したのか後ろに去っていく光景も。立ち止まった聴衆も途中でいなくなっていくのです。
 内閣支持率は続落。時事通信調査では25・7%で政権発足後最低になりました。街頭で潮が引いていくような聴衆の反応が数字にも示されています。
 演説内容はというと、公示からほとんど変わりません。「美しい国をつくります」と訴え、教育基本法改悪、防衛省設置法、改憲手続き法などの悪法の強行を“実績”として誇ります。格差問題については、「格差、格差というが、経済が成長しなくては格差が解消するはずがない」と強調します。
 鹿児島市内で演説を聞いていた鹿児島大生(21)は「格差が成長でなくなるのか。いまから成長は難しいのでは」と首をかしげていました。
 首相がとくに力を入れるのは「消えた年金」問題。「私の内閣ですべて解決することをお約束します」と一段と声を張り上げます。
 鹿児島県霧島市内の演説では、「そんなの当たり前だ」という声が後ろからあがりました。振り向くと二十代前半くらいの男性三人組。「当たり前のことを大声でしゃべってるよ。もう行こうぜ」と立ち去りました。
 さらに首相は「社会保険庁の『親方日の丸体質』に大きな問題があった」と責任転嫁。「これをどんとぶち壊していく。これが私の掲げる戦後レジーム(体制)からの脱却だ」と拳を振り上げて叫びます。これには聴衆もポカンとした表情です。
焦点を語らず
 首相が民放テレビ番組で「消費税を上げないとは一言も言っていない」(五日)と発言し、焦点になっている消費税増税については、一切口にしません。自民党マニフェストの最初の項目に掲げている憲法改定についても、首相は改憲手続き法を成立させたというだけでほとんど語りません。
 徳島市内の男子大学生(19)は「安倍さんは批判のタネになるから憲法のことを言わないのだろうけど、隠しているのはちょっとずるいと思う」と話していました。

3802名無しさん:2007/07/22(日) 20:11:10
FNN-NEWS_COM 2007/07/22 17:52
http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00114823.html

参院選で与党の過半数維持は厳しい情勢 安倍内閣支持率は初めて3割切る FNN世論調査

7月29日投開票の参議院選挙で、与党の過半数維持は厳しい情勢であることが、FNNの世論調査で明らかになった。
19日から21日に行った全国電話調査で、自民党は、民主党との一騎打ちの構図が多い29の1人区をはじめ、選挙区・比例代表ともに振るわず、与党の参議院での過半数維持は厳しい情勢だった。
一方、民主党は、過去最高だった50議席を上回る勢いだった。
しかし、およそ4割の有権者が、選挙区でまだ態度を決めていないなど、情勢は流動的となっている。
また、あわせて行った意識調査によると、安倍内閣の支持率は29.1%と、6月よりさらに3.2ポイント下落し、初めて3割を切った。

3803名無しさん:2007/07/22(日) 20:48:07
与党過半数、厳しい情勢=自民1人区で不振−民主、第1党の勢い・参院選終盤調査

時事通信社は29日に投開票される第21回参院選について、20日から3日間、
世論調査を実施するとともに全国の取材網を通じて終盤情勢を探った。自民党は1人区、比例代表ともに振るわず、40議席に届かない可能性もある。
公明党も目標の13議席は微妙で、与党が過半数を維持するために必要な64議席を確保するのは厳しい情勢だ。民主党は過去最高だった前回2004年の50議席を上回り、非改選と合わせて第1党に躍進する勢いが出ている。
ただ、態度を決めていない有権者も少なくなく、投票率にも左右されるため、最終的な情勢はなお流動的だ。 
 改選数1の1人区(29選挙区)で、自民党は群馬、和歌山、山口、大分の4選挙区で優位に立つ。しかし、それ以外は全般的に振るわず、富山、石川、島根で追い上げられ、
岡山、福井などでも接戦に持ち込まれている。現状では10議席前後しか見込めない状況だ。
 改選数2以上の複数区(18選挙区)では、無所属候補を推薦した岐阜を含め、17選挙区で各1議席を確保する見通しだ。新潟は最後の1議席を競り合っている。
 一方、民主党は1人区のうち岩手、山形、山梨、三重など6選挙区を固めたほか、野党系無所属の沖縄も優勢だ。さらに青森、秋田、栃木、佐賀など15選挙区で推薦候補を含め当選をうかがう。
複数区も堅調で、3人区の千葉や5人区の東京で2議席を確保する可能性が大きい。
 公明党は都市部の5選挙区で公認候補を擁立。東京、大阪が当選圏に入る一方、埼玉、神奈川、愛知で民主党の2人目と争っている。共産党は東京で、国民新党は島根で各1議席を狙う。社民党は選挙区での議席確保は厳しい。
 比例代表でも自民党は伸び悩んでおり、過去最低だった1998年の14議席を下回る可能性がある。民主党は前回の19議席を上回るのはほぼ確実で、22議席前後が視野に入る。公明党は目標の8議席は微妙だ。
 共産党は3−4議席、社民、国民新党はそれぞれ1−2議席程度が予想される。新党日本にも1議席確保の線が出ている。(了)

http://www.jiji.com/jc/s?k=2007072200150

3804おま天:2007/07/23(月) 01:47:03
郵政選挙で民主がつけられた11P差さえも超える12P差!

比例投票先 民主32%、自民20% 本社連続世論調査
ttp://www.asahi.com/politics/update/0722/TKY200707220374.html

 朝日新聞社が21、22の両日実施した参院選の第11回連続世論調査(最終回)によると、「いま投票するとしたら」として聞いた比例区の投票先は民主が32%と前回の30%から伸ばし、勢いを増したのに対し、自民は20%(前回23%)と低迷、差が広がった。選挙区でも民主が34%(同32%)に増え、自民は24%(同26%)だった。安倍内閣の支持率は30%(同30%)、不支持は56%(同55%)だった。

 政党支持率は自民23%、民主22%、公明4%、共産3%、社民1%など。自民は前回の28%から低下、民主は21%から横ばいだった。

 比例区の投票先は、男性では民主が43%にのぼり、自民は22%。民主が比較的弱いとされてきた女性でも22%で、自民の19%を上回った。無党派層では民主24%、自民7%と大きな開きがある。年代別では20代〜60代で民主優位だ。選挙区の投票先もほぼ同じような傾向だった。

 民主、自民以外の比例区投票先は公明7%、共産4%、社民3%、国民新党1%など。

 11回の連続世論調査をみると、第1回(5月12、13日)の投票先は比例区で自民28%、民主21%、選挙区で自民31%、民主22%と、ともに自民優勢でスタート。参院選の公示(7月12日)直前から民主の勢いが増し、投票が近づくほどその傾向が強まった。

 選挙の結果、参院で与党と野党のどちらが多数を占めてほしいかでは、第9回の調査以降、「野党」が48→54→56%で、「与党」の29→29→27%との差を広げた。望ましい政権の形でも、「民主中心」が38→44→46%と増えたのに対し、「自民中心」は29→31→30%と低い水準にとどまった。

 自民逆風の背景には、年金問題への根強い不信感がある。年金記録の問題で国民の怒りが「まだ続いている」と思う人は88%(前回88%)と依然として高い。自分の年金に対する不安が「解消していない」人も48%(同50%)と半数近くにのぼっている。

 また、今回の参院選をきっかけに「政治が大きく変わってほしい」は72%で、第1回の56%から大幅に増え、政治の変革を求める気分は強いようだ。「大きく変わってほしい」と答えた人の比例区の投票先は民主38%、自民14%で、変化への期待が民主を押し上げていることをうかがわせる。

3805おま天:2007/07/23(月) 01:49:23
朝日連続世論調査 比例区の投票先(単位%)
2004年
自民 25→**→**→23→**→27→**→21→**→23→20→24  本番 30
民主 18→**→**→15→**→14→**→17→**→23→22→25  本番 38
2005年
自民 **→**→**→**→31→27→29→24→29→23→27→30  本番 38
民主 **→**→**→**→17→14→13→16→14→16→18→19  本番 31
2007年
自民 **→28→31→26→24→23→23→24→19→22→23→20
民主 **→21→21→25→23→29→26→23→25→26→30→32

3806名無しさん:2007/07/23(月) 01:50:11
一人区
青森 自
岩手 民
秋田 自
山形 民
栃木 民
群馬 自
富山 自
石川 自
福井 自
山梨 民
三重 民
滋賀 民
奈良 民
和歌山 自
鳥取 自
島根 自
岡山 自
山口 自
徳島 自
香川 民
愛媛 自
高知 民
佐賀 自
長崎 民
熊本 自
大分 自
宮崎 自
鹿児島 自
沖縄 野

自18 民10 野1

3807名無しさん:2007/07/23(月) 01:51:47
一人区
青森 自
岩手 民
秋田 自
山形 民
栃木 民
群馬 自
富山 自
石川 自
福井 自
山梨 民
三重 民
滋賀 民
奈良 民
和歌山 自

3808とはずがたり:2007/07/23(月) 09:58:57

青森は名簿出さないとか云ってるみたいだけどその後の結果はセーフティリードとはなってないよね。

自公が背水の二人三脚 山形・青森選挙区、強い逆風に危機感
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/07/20070719t71015.htm

 参院選で逆風にさらされている自民、公明両党が「二人三脚」の選挙戦を展開している。東北では、選挙区に候補者を擁立していない公明。「固い組織票」で自民候補を押し上げる一方で、見返りに比例代表では自民に公明票の上乗せを求める。2005年の衆院選でも与党を大勝に導いた手法だが、現場ではきしみも見え隠れする。山形、青森両選挙区で連携ぶりを見た。

<チラシがセット>
 「公明党さんにごまをするわけではないが、公明が自民と連立を組んだことで政治が安定し、景気回復が続いた」

 15日夜、自民党の谷垣禎一前財務相は、山形市内であった個人演説会で公明を持ち上げた。200人近い聴衆の手には、自民のマニフェスト(政権公約)と公明の比例代表候補のチラシ。今回の選挙戦で、定番になった光景だ。

 自民の篠原みえ子氏(59)と民主の舟山康江氏(41)の両新人がしのぎを削り、共産の佐藤雅之氏(34)が絡む山形選挙区(改選数1)。その攻防は「本来なら、公明が最も存在感を発揮する戦い」(自民県連)といわれる。

 公明が比例代表に擁立する渡辺孝男氏(57)は米沢市在住。同党県本部は「地元の代表に議席を」と訴える。

 山形県内で公明は、05年の衆院選比例東北で9万6000票、04年の参院選比例代表で6万4000票を獲得した。県本部にとって、衆院選より約3割少ない参院選での比例票の上積みこそ、自公選挙協力の「関心事」だ。

<「比例で配慮を」>
 公明は5月下旬以降、500人から1000人規模の集会を10回以上開き、篠原氏を激励。寒河江政好県本部長は「3年前は17回開いた。今回はそれ以上やる」と意欲的だ。

 両党が選挙協力を最終確認したのは先月15日。6日後、公明は他の選挙区に先駆け自民候補の推薦を決める。寒河江本部長が篠原氏に推薦状を手渡すパフォーマンスは、県内3カ所で演じた。

 自民の個人演説会場には公明支持者の姿が目立つ。しかし、予想を上回る逆風に、両党の危機感は日増しに強まっている。公明県本部幹部は「自民の国会議員や個々の県議は動いているが、組織全体となると物足りない。候補者が『比例は公明』と言わない集会もあり、もっと配慮が欲しい」といら立ちを見せた。

<名簿提出応ぜず>
 自民現職で3選を目指す山崎力氏(60)と、民主新人の平山幸司氏(37)が事実上の一騎打ちを演じる青森選挙区(改選数1)。「もろ刃の剣。危険もある」。公示前日の11日、青森市内で開かれた自民の青森県議団の会議で、公明との選挙協力に出席者からこんな言葉が漏れた。

 公明の県内での比例目標得票は8万票。このうち2万票については、自民側に選挙区協力の見返りとして要請している。公明にとって、連携の一番の「証し」は、後援会組織などの名簿の提出だ。しかし、名簿は選挙の命綱。自民側は「いつ、どんな形で使われるか分からない」(県議)と疑心暗鬼にかられ、ほとんど応じていない。

 公明関係者と一緒にする支持者回りも同じだ。自公の候補が両面に印刷された“禁じ手”の名刺まで使うケースも出ているが、公明との協力を快く思わない支持者もおり、痛しかゆし。県議らは「元からの自民支持の宗教団体関係者に知られたら反発を食う」と神経をとがらせる。

 選挙区では平山氏が山崎氏を猛追。この局面になっても自民の比例代表候補の集票にも気をもむ県議らの動きに、公明側からは「比例のことを心配できる選挙区の状況なのか」との不満の声も上がる。

3809とはずがたり:2007/07/23(月) 10:03:33
07年7月14日付・朝刊
 「いい機会」「選挙対策?」 総務省と意見交換
http://203.139.202.230/07sanin/070714sanin02.htm

 参院選真っただ中の十三日、県選挙区の自民党候補応援目的で来高した菅義偉総務相は、放送各局に協力を打診した高知工科大での講演会や県内地方四団体との意見交換会に臨んだ。いずれも山本有二金融担当相(自民党県連会長)の地元事務所が「せっかくの機会だから」と開催を働き掛けて実現したが、時期が時期。講演会は結局、放送各局が一切関与しない形にしてマスコミをシャットアウト。一方の意見交換会も非公開として市町村長や議会議長らの要望を受けたが、違和感を口にする首長や議長もいた。

 県内地方四団体との意見交換会は高知市内のホテルで午後二時から。菅総務相と山本金融担当相が、市町村長や議長ら約七十人が一堂に会した席に臨んだが、そのやりとりは非公開。閉会後、出席者の多くは「地域の窮状をじかに伝えられるいい機会」としながらも、「選挙目当ての会合と誤解されかねない」と開催時期を疑問視する声も漏れた。

 会合は冒頭、山本金融担当相が再チャレンジ施策などを説明し、菅総務相は道州制や「ふるさと納税」導入への決意のほか、年金記録不備問題で相談窓口を設置した市町村の協力に謝意を示したが、その後の約一時間の意見交換は非公開。

 出席した首長らによると、首長・議長側は、財政の優遇措置や過疎地域自立促進特別措置法の延長などを陳情。菅総務相は「地域の実情を踏まえて検討する」「国と地方の共生に努力する」などと慎重な回答がほとんどだったという。

 大半は「(総務相と質疑できるのは)めったにないチャンス」という反応だったが、「地方にたまった不満の“ガス抜き”程度」(合田司郎大川村長)との冷めた見方も。

 非公開については「大臣側の要望だが、隠す内容ではなかった」(岡崎誠也高知市長)。時期のとらえ方では「選挙中に開くのはタイミングが悪い」(中越武義梼原町長)、「(両相から)選挙絡みの発言はなかったが、暗に『自民党をよろしく』という雰囲気が伝わった」(片岡晶佐川町議長)という受け止め方も聞かれた。

 意見交換の場づくりを持ち掛けた山本事務所は「菅氏の来高目的は確かに選挙応援の『政務』だが、この会合は大臣の『公務』で選挙とは別。地域のメリットを考えて開催を打診した」とし、非公開も「率直な意見交換を促すためで、他意はない」と説明している。

 会合は県市長会事務局の高知市企画調整課が準備し、会場借り上げ費用約十三万円は首長、議長の県内四団体で分担するという。

3810とはずがたり:2007/07/23(月) 10:03:56
>>3809-3810

 報道関係者閉め出し 工科大講演会

 高知工科大では午後五時すぎから、菅総務相の講演会が同大主催で開かれ、学生と教職員約百八十人が参加した。当初は県内民放局がアナウンサーを司会役に出すなど協力し、マスコミ関係者の取材や傍聴も可能な予定だったが、当日になって急転。菅総務相の意向で、報道関係者の入室は一切できないことになった。

 講演の演題は「IT新戦略からみた放送と通信の将来」。菅総務相は山本有二金融担当相らとSPに囲まれ、五時すぎに会場へ現れた。約四十分話した後、質疑応答した。

 菅総務相の来高に際しては当初、山本金融相の秘書が仲介する形で、県内の放送局に講演の開催などが持ち掛けられたが、報道の公正さに疑念が生じるとして、すぐに消滅。しかし主催はしないものの、高知さんさんテレビは司会役のアナウンサーを出し、同社役員が「ご案内」文書を作成するなどしていた。

 民放免許の権限を握る総務相が参院選候補者の応援に来高し、そのさなかの講演活動に、閣僚関係者が放送局に協力を働き掛けるという構図に、公正さの点で疑問が浮上。それを本紙が報道したことで、十三日朝から工科大や山本金融相の秘書らで協議。結局、菅総務相の意向で「マスコミ関係者の取材や傍聴、入室は断る」ことになったという。開催に協力してきた高知さんさんテレビも、アナウンサーを司会に出すことを取りやめた。

 工科大は取材申し込みのあった報道各社に、断りの説明。会場前にいた記者も、菅総務相らが到着すると、警護のSPに廊下脇のスペースで足止めされた。

07年7月17日付・朝刊
長勢法相が県内保護司らと懇談 「選挙の話なし」
http://203.139.202.230/07sanin/070717sanin03.htm

 参院選県選挙区の自民党候補の応援で来高した長勢甚遠法相と県内の保護司、司法書士ら法務関係者が十六日、高知市内で懇談会を開いた。公示翌日に来高した菅義偉総務相と県内市町村長らとの意見交換会などが「選挙目当てと誤解されかねない」と問題視されたばかりだが、出席者らは「選挙の話は一切なかった」としている。

 山本有二金融担当相(自民党県連会長)の地元事務所の秘書から法相の来高を聞いた県保護司会連合会などのメンバーが準備。約四十人が出席し、約一時間半にわたり長勢法相と懇談した。

 同連合会関係者は「組織的な対応ではない。現場の話を伝えただけ」と説明。山本事務所も「懇談の場では(候補者の)チラシも配っていないし、ポスターも張っていない」としている。

3811とはずがたり:2007/07/23(月) 12:41:26
>>2804-2805
自民と民主の差もさることながら,ずっと5%だった公明への投票が7%に跳ね上がってるのに注目してます。
F票がそれでも積み上がってきたのか,自民の一部に公明が滲透してきたのか?

3812とはずがたり:2007/07/23(月) 13:14:55
秋田の創価学会は金田<松浦なのか?凄いね〜。
>松浦候補は、推薦を受ける民主、社民支持層のいずれも8割方を固めている。無党派層の支持も4割を超え、自民と連立を組む公明支持層の4割にも食い込んでいるほか、自民、共産、国民新支持層の一部も取り込む勢い。地域では、県中央部の都市部などでリードしている。

松浦氏リード、金田氏追い上げ 参院選、鈴木氏は伸び悩む
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070722c

 第21回参議院選挙は29日の投票日まで、あと7日。秋田魁新報社は19?21日の3日間にわたり県内の有権者を対象に世論調査を実施し、取材情報と総合した上で本県選挙区(改選数1)の情勢を探った。その結果、現時点では無所属新人の松浦大悟候補(37)=民主、社民推薦=が先行し、自民現職の金田勝年候補(57)=公明推薦=が追い上げている。共産新人の鈴木知候補(30)は伸び悩んでいる。ただ、3割が投票行動をまだ決めていないほか、無党派層も3割が支持を明らかにしておらず、情勢は、いまだ流動的だ。

 松浦候補は、年金記録不備問題や格差問題に加え、農業の新経営安定対策など現政権の政策を批判。元アナウンサーの知名度を生かし、風を背に受けようと懸命だ。

 松浦候補は、推薦を受ける民主、社民支持層のいずれも8割方を固めている。無党派層の支持も4割を超え、自民と連立を組む公明支持層の4割にも食い込んでいるほか、自民、共産、国民新支持層の一部も取り込む勢い。地域では、県中央部の都市部などでリードしている。

 3選を目指す金田候補は2期12年の実績と、与党の責任を強調。全国的に自民への風当たりが厳しい中、実力や実行力を主張の軸に据えて、巻き返しに必死。

 金田候補は、自民支持層の7割をまとめている。しかし、今回の選挙で協力関係にある公明の支持が5割ほどにとどまっている。無党派層への浸透は2割ほどで、票の行方が注目される国民新からの支持は難しい状況。地域別では、県北と県南で松浦候補と競り合っている。

 鈴木候補は、自分と年齢の近い若い世代の代弁者と強調しているほか、自民、民主には政策の違いがないとして、「確かな野党」と党の存在感を訴えている。

 鈴木候補は、共産支持の6割を固めたほか、国民新支持層にも食い込んでいる。しかし他党支持層は取り込めず、無党派層への浸透でも苦戦している。

(2007/07/22 09:50 更新)

3813とはずがたり:2007/07/23(月) 15:26:51
>>3812
>鈴木候補は、共産支持の6割を固めたほか、国民新支持層にも食い込んでいる。
白票に近い対応?w

亀井の姫の方は抜け出したか?
>自民党は非改選の青木幹雄参院議員会長の地元・島根で苦戦し、参院自民党幹部が候補となっている岡山で接戦

参院選情勢調査:「1人区」は野党が16選挙区で優位
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070722k0000m010116000c.html

 参院選勝敗のカギを握る29ある「1人区」(改選数1の選挙区)は21日時点の情勢で、民主党など野党系が16選挙区で優位な戦いを進めていることが分かった。すべてに公認候補を立てた自民党が優勢なのは4選挙区にとどまり、残り9選挙区は接戦。農村部が多い1人区はかつて自民党の金城湯池とされてきたが、地域間格差の広がりなどから自民党への逆風が強まっているようだ。

 自民党は非改選の青木幹雄参院議員会長の地元・島根で苦戦し、参院自民党幹部が候補となっている岡山で接戦になるなど厳しい戦いに直面している。終盤に向けて期待するのは公明支持層の票。選挙区によっては公明支持層の5割程度しか「自民候補に投票」と答えていないところもあり、どこまで固めることができるかがポイントになりそうだ。

 対する民主党は、小沢一郎代表の地元・岩手、岡田克也元代表の地元・三重などでリード。従来は自民党の牙城だった選挙区も無党派層を中心に支持を広げ、全国的にまんべんなく戦う態勢となっている。

 過去の1人区の自民党の勝敗を見ると、敗北したのは3勝23敗(当時26選挙区)だった89年だけだ。橋本龍太郎首相が退陣した98年も16勝8敗、民主党が「改選第1党」になった04年も14勝13敗(同27選挙区)と勝ち越した。【高塚保】

毎日新聞 2007年7月22日 3時00分

3814とはずがたり:2007/07/23(月) 15:36:19
自民優勢・・群馬・和歌山・山口・大分(4)
互角・・・・青森・富山・石川・福井・岡山・愛媛・高知・長崎・鹿児島(9)

選挙:参院選中盤情勢・毎日新聞総合調査(その1) 自民に底割れ危機感
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070722ddm003010156000c.html
1人区の情勢

 ◇激戦区に幹部投入

 毎日新聞の参院選中盤情勢調査で与党の過半数維持が厳しい状況だったことを自公両党は深刻に受け止めている。特に自民は1人区の苦戦で獲得議席数が「底割れ」に近い状況に落ち込むことへの危機感を強め、当落線上の選挙区をしぼり込み、幹部を重点投入する方針だ。民主党は追い風ムードによる上滑りを警戒しつつ、3人以上の選挙区での複数当選や、1人区でも自民の岩盤とみられた選挙区でのさらなる浸透に全力を挙げる。【鬼木浩文、竹島一登】

 ●与党

 安倍晋三首相の出身派閥、自民党町村派幹部は21日、調査結果を受け「雪崩を打って状況は悪くなっているようだ」と危機感をあらわにした。同党は1人区で勝負どころとみる中国、四国、九州で厳しい戦いを強いられ、安泰とみていた北陸でも激戦模様となっている点にショックを受けている。四国、九州の激戦区を中心に首相や党幹部を投入する方針だ。森喜朗元首相は22日に都市部で予定していた遊説日程をキャンセルし、北陸入りする。党内には1人区が総くずれし、合計でも36議席と惨敗した89年参院選の再現を危ぶむ声も出ている。

 公明党も01年参院選で得た13議席の維持に危機感を抱く。太田昭宏代表が埼玉、神奈川、愛知などの選挙区にテコ入れすると同時に、自民党が苦戦する選挙区での協力強化と引き換えに、自民支持層からの比例票上乗せも目指す。

 ●野党

 一方、民主党。小沢一郎代表は鹿児島県奄美市で記者団に「自由競争一点張りの政治に対し、自民党を支持してきた人たちほど強い反感を持っている。それを受け止められるかの勝負だ」と述べ、1人区でのさらなる攻勢に意欲を示した。

 勝負どころとみる四国、九州や劣勢とみていた北陸、中国などで攻勢を強めている調査結果に執行部は勢いづいており、小沢氏は週明け、北陸や九州などを訪れる。一方で東京、千葉、埼玉、愛知など改選3人以上の区でも2議席獲得を目指し、都市部は菅直人代表代行がテコ入れを分担する。野党が過半数獲得に必要なのは59議席。民主党幹部は「今の勢いなら民主で60議席も夢ではない」と語るが「(選挙戦が)ゆるんできている」(鳩山由紀夫幹事長)とムード先行を警戒する声も出ている。

 共産党は東京の改選1議席確保が最重要課題、志位和夫委員長が23日に新宿で街頭に立つ。社民党は福島瑞穂党首が首都圏や大阪の大票田を回り比例票の獲得に力を入れる。

 ◇野党、16選挙区優位−−1人区>>3813

3815とはずがたり:2007/07/23(月) 15:40:18
>>3797
だいぶ差を離されてた多原女史追い上げて来てますね。あと1週間あるのでひょっとしてを期待できるかも。。

3816とはずがたり:2007/07/23(月) 16:34:28
’07参院選:中盤情勢の分析 選挙区 北海道・東北
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070722ddm010010174000c.html
 ■選挙区(改選数73)
 ◆北海道(2−8)>>3797
 ◇小川氏先行、続く伊達氏
羽柴秀吉 57 会社役員      無新
畠山和也 35 党道政策委長    共新
多原香里 34 新党大地役員    無新=[民][国]
伊達忠一 68 会社会長   (1)自[町]現=[公]
千代信人 43 新風道代表     諸新
浅野隆雄 51 党道幹事長     社新
小川勝也 44 党道副代表  (2)民現
荒川昌之 48 [元]会社員    無新

 小川氏が民主への追い風に乗りリード。続く伊達氏を多原氏が追う展開だ。
 小川氏は民主支持層のほか、無党派層にも支持を広げる。伊達氏は自民支持層の5割、公明支持層の4割を固めた。

 多原氏は2議席の野党系独占を狙う民主の推薦を受けたが、民主支持層への浸透は1割にとどまっている。畠山氏は共産支持層の6割に浸透。4月の夕張市長選で次点だった羽柴氏と浅野氏は追い上げに懸命となっている。

 ◆青森(1−4)>>3808
 ◇平山氏、一歩リード
渡辺英彦 66 党県代表       社新
山崎力  60 [元]副総務相 (2)自[津]現=[公]
高柳博明 37 党県常任委員     共新
平山幸司 37 党県副代表      民新=[国]

 年金問題を追い風に勢いのある平山氏を山崎氏が追う展開になっている。
 平山氏は知名度不足を克服し、民主支持層の約8割をまとめた。無党派層に浸透し、年齢別では40〜50代の支持が多い。
 山崎氏は知名度があり、逆風の中で自民支持層の約8割を固めたが、公明支持層をまとめきれていない。無党派層への支持拡大も図る。
 高柳氏は共産支持層の約8割をまとめ、渡辺氏は組織の引き締めを図っている。

 ◆宮城(2−4)
 ◇岡崎・愛知氏、現職の強み
愛知治郎  38 [元]防衛政務官 (1)自現=[公]
加藤幹夫  43 党県常任委員      共新
岸田清実  52 党県幹事長       社新
岡崎トミ子 63 党県代表     (2)民現

 岡崎氏、愛知氏の現職2人が優勢で、岡崎氏を愛知氏が追う展開となっている。
 岡崎氏は民主支持層の8割を固め、無党派層や社民支持層にも支持を拡大。市部、郡部ともに安定感がある。愛知氏は祖父の故揆一氏から引き継いだ後援組織がフル稼働、自民支持層の6割、公明支持層の5割を固めた。加藤氏は共産支持層を固め、岸田氏は20代男性の支持が高い。ともに与党批判票の取り込みを図る。

3817とはずがたり:2007/07/23(月) 16:34:48
>>3816-3817

 ◆岩手(1−4)
 ◇平野氏、広く浸透
千田勝一郎 36 [元]商社員    自新=[公]
伊沢昌弘  60 党県幹事長     社新
若山明夫  55 党県副委長     共新
平野達男  53 党県副代表  (1)民現=[国]

 平野氏が優位な戦いを進め、千田氏が追っている。
 平野氏は民主支持層の約9割を固め、無党派層や社民支持層の5割、公明支持層の3割にも浸透した。
 千田氏は自民支持層の7割と公明支持層の3割程度を固めた。無党派層への食い込みが終盤の課題。伊沢氏は社民支持層のほぼ4割、若山氏は共産支持層の約7割を固め、追い上げを図る。

 ◆秋田(1−3)
 ◇松浦氏、支持広げる
金田勝年 57 [元]副外相  (2)自[津]現=[公]
松浦大悟 37 [元]民放アナ    無新=[民][社]
鈴木知  30 党県青年部長     共新

 松浦氏が民主、社民支持層の約7割を固めて優位に立ち、金田氏が追う展開。
 連合秋田の支援を受ける松浦氏は元アナウンサーの知名度を生かし無党派層にも支持を広げ、自民支持層の1割、公明支持層の2割にも食い込んでいる。金田氏は自民支持層の約7割、公明支持層の半数を固めた。鈴木氏は共産支持層の6割を固めたが、無党派層に浸透し切れていない。

 ◆山形(1−3)
 ◇舟山氏がリード
佐藤雅之  34 党県常任委員   共新
舟山康江  41 [元]農水省職員 民新=[国]
篠原みえ子 59 [元]天童市議  自新=[公]

 舟山氏が優位に立ち、篠原氏が追っている。
 舟山氏は民主支持層の約8割、無党派層の約4割をまとめ、自民、共産支持層にも食い込む。
 立候補表明が遅れた篠原氏は組織選挙を展開、自民支持層の約6割、推薦を受ける公明支持層の8割以上を固めた。地元国会議員らの支援を受けて巻き返しを図っている。佐藤氏は共産支持層の約8割を固めた。

 ◆福島(2−4)
 ◇金子・森氏、手堅く
小川右善  57 党県副代表  社新
森雅子   42 弁護士    自新=[公]
宮本しづえ 55 党県委員   共新
金子恵美  42 専門学校講師 民新

 金子氏がリードし、続く森氏も抜け出している。

 金子氏は立候補表明が遅れたものの、民主支持層の7割をまとめ、無党派層にも浸透。森氏は自民支持層の7割、推薦を受ける公明支持層の7割を固めるなど、手堅く支持を広げている。宮本氏は共産支持層の8割から支持を得ているが、無党派層などへの広がりに欠ける。小川氏は社民支持層に浸透し切れていない。

3818とはずがたり:2007/07/23(月) 16:35:23

’07参院選:中盤情勢の分析 選挙区 関東
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/archive/news/2007/07/22/20070722ddm010010172000c.html
 ■選挙区(改選数73)
 ◆茨城(2−6)
 ◇藤田、長谷川氏が着実

藤田幸久  57 [元]衆院議員  民新
石津政雄  60 [元]旧大洋村長 無新
田谷武夫  55 党県委長     共新
工藤敏隆  46 警備会社社員   国新
長谷川大紋 64 [元]県議長   自新
武藤博光  45 会社役員     諸新

 藤田氏と長谷川氏が着実に支持を広げる。藤田氏は民主支持層の8割近くに浸透。長谷川氏は自民支持層の約7割を固める一方、選挙協力を見送った公明支持層への浸透は3割程度。田谷氏は共産支持層をほぼまとめた。石津、工藤、武藤3氏は追い上げを図る。

 ◆栃木(1−3)
 ◇谷氏、優位な戦い

谷博之  64 党県代表代行 (1)民現=[国]
小池一徳 46 党県常任委員    共新
国井正幸 59 副農相    (2)自[山]現=[公]

 谷氏が民主支持層の約8割を固め無党派層にも浸透、優位な戦い。宇都宮市での支持が高く、農村部にも食い込む。国井氏は自民支持層の約7割を固めたが、公明支持層をまとめ切れていない。農村部も支持に広がりを欠く。小池氏は無党派層取り込みが課題。

 ◆埼玉(3−7)

 ◇行田氏抜け、高野氏追う−−古川・山根氏、競り合い

沢田哲夫 43 [元]市議      国新
高野博師 60 党中央幹事   (2)公現
行田邦子 41 [元]電通社員    民新
古川俊治 44 慶大教授       自新
松沢悦子 59 党県副代表      社新
山根隆治 59 [元]県議   (1)民現
綾部澄子 48 党県役員       共新

 先行する行田氏を高野氏が追い上げる展開。古川、山根の2氏も激しく議席を競り合う。

 行田氏は民主支持層の5割近くを固め、30代以上の男性を中心に幅広く浸透、無党派層からも一定の支持を得ている。高野氏は公明支持層をほぼ固めたほか、自民支持層の一部に食い込み、女性の支持が厚い。古川氏は自民支持層をまとめきれておらず、郡部などで支持拡大を図る。山根氏は民主支持層の3割弱を固め、支持団体の労組を引き締めて地盤の県西部を中心に支持を訴える。綾部氏は共産支持層をほぼまとめる。松沢氏は社民支持層の6割をまとめた。沢田氏は支持が広がっていない。

 ◆群馬(1−3)
 ◇山本氏が盤石
酒井宏明 41 党県常任委員    共新
山本一太 49 党政審副会長 (2)自[町]現=[公]
福田晃治 42 福祉団体代表    国新=[民]

 山本氏が盤石な戦いを展開、福田、酒井両氏が追う。山本氏は自民支持層の8割、公明支持層の6割をまとめ民主支持層の3割にも食い込む。無党派層の支持も高い。福田氏は国民新支持層の8割、社民支持層の5割を固めたが民主支持層は4割にとどまる。酒井氏は共産支持層の8割を固める。

3819とはずがたり:2007/07/23(月) 16:35:51
>>3818-3819
 ◆神奈川(3−8)
 ◇牧山、小林氏が優勢に−−水戸・松氏、追い上げ
斉藤さちこ 39 明大大学院生      国新
和田茂   52 党県副代表       社新
溝口敏盛  60 新風県副代表      諸新
畑野君枝  50 党中央委員    (1)共元
水戸将史  45 [元]県議       民新
松あきら  59 [元]副経産相  (2)公現
牧山弘恵  42 米州弁護士       民新
小林温   43 [元]経産政務官 (1)自[町]現

 牧山、小林両氏が一歩リードし、水戸、松両氏も激しく競り合う。
 牧山氏は無党派層で最多の2割近くの支持を得た。組織戦を展開する小林氏は自民支持層の6割強を固めたものの、無党派層で伸び悩んでいる。水戸氏は民主支持層を牧山氏と分け合うが、女性に浸透し切れていない。松氏は公明支持層の9割近くを固めた。畑野、和田両氏は、それぞれ自党支持者の8割、6割以上をまとめた。斉藤氏は支持が広がっていない。

 ◆東京(5−20)
 ◇鈴木寛、保坂、大河原氏−−山口氏続き、川田・丸川氏追う
ドクター・中松 79 国際創造学者      無新
沢田哲夫    76 印刷会社社長      無新
田村智子    42 党都副委長       共新
杉浦ひとみ   51 弁護士         社新
神田敏晶    45 通信会社社長      無新
保坂三蔵    68 [元]副経産相  (2)自[伊]現
東條由布子   68 NPO理事長      無新
黒川紀章    73 建築家         諸新
和合秀典    65 政治団体代表      諸新
中村慶一郎   73 政治評論家       国新
川田龍平    31 [元]松本大講師    無新
須田喜久夫   79 政治団体代表      諸新
鈴木寛     43 [元]慶大助教授 (1)民現
又吉光雄    63 政治団体代表      諸新
鈴木信行    41 新風都代表       諸新
山口那津男   55 党都代表     (1)公現
大河原雅子   54 [元]都議       民新
マック赤坂   58 美容研究家       諸新
丸川珠代    36 [元]民放アナ     自新
新井徹夫    67 [元]会社員      無新

 鈴木寛氏が抜け出し、保坂、大河原、山口氏も優位な選挙戦を展開。川田、丸川両氏も議席を激しく競り合っている。

 鈴木寛氏は民主支持層の4割を押さえ、幅広い年齢層から支持を得る。保坂氏も自民支持層の4割を固める。大河原氏は民主支持層の2割に浸透。山口氏は公明支持層の9割を固める。

 川田氏は無党派層の2割弱から支持を受け、丸川氏は自民支持層の2割に浸透し、若い年代を中心に支持を広げる。田村氏は共産支持層の8割を固めた。中村氏は出遅れの巻き返しを図る。杉浦氏は社民支持層の半分を固め切れていない。ともに4月の東京都知事選に出馬した中松、黒川両氏や東條氏は追い上げを狙う。

 ◆千葉(3−8)
 ◇長浜、石井氏追う加賀谷氏

本間進   52 [元]県議    無新
石井準一  49 [元]県議    自新=[公]
白須賀貴樹 32 歯科医師     自[町]新=[公]
浅野史子  36 党県常任委員   共新
岩渕美智子 51 大学兼任講師   国新
青木和美  57 [元]中学校教諭 社新
長浜博行  48 [元]衆院議員  民新
加賀谷健  63 [元]県議    民新

 長浜、石井両氏が安定し、加賀谷氏が続く。白須賀氏は支持拡大に懸命だ。長浜氏は全県で支持を伸ばし、幅広い世代に浸透。民主支持層では4割を固めた。

 石井氏は組織選挙を展開。自民支持層の4割弱、公明支持層の3割強をまとめている。連合千葉の支援を受ける加賀谷氏は民主支持層の約2割を固め、さらに支持拡大を図る。白須賀氏は終盤自民、公明支持層にどれだけ浸透できるかがカギ。浅野氏は共産支持層の7割強を固め、本間氏は無党派層への食い込みを図る。青木氏、岩渕氏は伸び悩んでいる。

3820とはずがたり:2007/07/23(月) 16:36:15

’07参院選:中盤情勢の分析 選挙区 北信越
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070722ddm010010176000c.html
 ◆新潟(2−6)
 ◇黒岩、塚田、森氏が接戦
山本亜希子 31 [元]新潟市議     社新
塚田一郎  43 [元]衆議員秘書    自[麻]新=[公]
武田勝利  43 党県常任委員      共新
黒岩宇洋  40 党県副代表    (1)民現
森ゆうこ  51 [元]内閣委理事 (1)民現=[国]
楠原光政  64 石油販売業       無新

 黒岩氏、塚田氏、森氏が横一線で2議席を競い合う。黒岩氏は労組票を軸に、民主支持層の3割を固めた。塚田氏は、自民支持層の7割近く、公明支持層の4割強を固めた。森氏は民主支持層の3割をまとめ、各年代から支持を受ける。山本氏は社民支持層の8割近くを確保。武田氏は支持拡大を図る。

 ◆富山(1−3)
 ◇森田氏追う野上氏

野上浩太郎 40 [元]財務政務官 (1)自[町]現=[公]
泉野和之  50 党県常任委員      共新
森田高   40 医師          無新=[民][社][国]

 森田氏が、野上氏をわずかにリード。森田氏は、民主支持層の7割に浸透。国民新党の綿貫民輔代表の地盤である県西部にも支持を拡大。野上氏は、自民、公明支持層の大半を固めた。高齢者層に強く、女性からの支持も森田氏より高い。泉野氏支持は広がっていない。

 ◆石川(1−4)
 ◇矢田・一川氏、競る

矢田富郎  57 共済組連会長  自新=[公]
一川保夫  65 [元]衆院議員 民新=[国]
浜崎茂   39 うどん店経営  無新
近松美喜子 53 医療生協理事  共新

 矢田氏と一川氏が激しく競り合っている。矢田氏は、自民支持層のほぼ7割を固めた。公明支持層の6割にも浸透。公示1カ月前に出馬を決めた一川氏は、衆院議員3期の知名度と民主への追い風で、民主支持層の約7割をまとめている。近松氏は、無党派層取り込みが課題。浜崎氏は伸び悩む。

 ◆福井(1−3)
 ◇若泉・松村氏、激戦

若泉征三 61 [元]衆院議員     民新=[国]
松村龍二 69 [元]副国交相  (2)自[町]現=[公]
山田和雄 40 [元]旧三国町議    共新

 若泉氏、松村氏が激しく競る。若泉氏は、20〜50代の男性を中心に支持を拡大。民主支持層の8割を固めた。自民を離党した前衆院議員の松宮勲氏の支援も得て、浸透を図る。松村氏は、自民の7割、推薦を得た公明の6割しか支持層を固め切れていない。郡部で優位だが、市部での支持拡大が鍵。山田氏は支持層を固め切れていない。

 ◆山梨(1−3)
 ◇米長氏が優位

花田仁  46 党県常任委員   共新
米長晴信 41 [元]テレビ記者 民新=[国]
入倉要  42 不動産管理業   自新=[公]

 米長氏が県内全域で一歩リードし、入倉氏、花田氏が追う。米長氏は連合山梨の支援で民主支持層の8割をまとめ、無党派層の3割も固めた。男性の支持が高く、ほぼ全世代に幅広く浸透している。入倉氏は自民支持層の7割、公明支持層の6割を固めたが、県連分裂による出遅れが響く。花田氏は共産支持層の7割を固めた。

 ◆長野(2−4)
 ◇羽田・吉田氏、堅調

吉田博美  58 党総務部会長 (1)自[津]現=[公]
羽田雄一郎 40 党常任幹事  (2)民現
中野早苗  59 党県常任委員    共新
中川博司  49 党県幹事長     社新

 羽田氏は、4割近い民主の県内支持率を背景に全県で浸透し、無党派層にも食い込む。地盤の東部を中心に堅調。同じく現職の吉田氏も自民支持層のほぼ7割を固め公明支持票を上乗せし、地盤の南部中心に羽田氏を追う。中野氏は民主支持層にも支持を広げる。中川氏は支持拡大を目指す。

3821とはずがたり:2007/07/23(月) 16:38:03
’07参院選:中盤情勢の分析 選挙区 東海
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/archive/news/2007/07/22/20070722ddm010010175000c.html

 ◆岐阜(2−3)
 ◇藤井・平田氏、安定

加藤隆雄 58 党県常任委員    共新
平田健二 63 党県常任顧問 (2)民現
藤井孝男 64 [元]運輸相 (3)無元=[自][公]

 藤井、平田両氏が抜け出した。藤井氏は自民支持層の6割以上を固め、町村部で優位に選挙戦を展開。平田氏は民主支持層の7割を固める。全年代から支持を得、都市部への浸透度が高い。加藤氏は共産支持層の7割近くを固めた。

 ◆静岡(2−5)

 ◇榛葉・牧野氏、堅調

木部一   42 IT会社社長     無新
平賀高成  53 [元]衆院議員    共新
榛葉賀津也 40 [元]町議   (1)民現
牧野京夫  48 [元]県議      自新=[公]
土田博和  57 医師         無新

 榛葉氏が県内全域で支持を広げ、リードしている。民主支持層の3分の2を固め、無党派層でも高い支持を得ている。牧野氏も自民支持層の半数をまとめるなど手堅い。木部氏は出身の県東部で健闘しているが広がりが見られない。平賀氏は共産支持層の過半数を固めた。土田氏は知名度不足が響く。

 ◆愛知(3−9)
 ◇大塚、鈴木氏が先行−−谷岡、山本氏が猛追

平山良平  59 党県副代表       社新
鈴木政二  59 官房副長官    (2)自[町]現
八田ひろ子 61 党中央委員    (1)共元
柘植雅二  52 新風県代表       諸新
荒川厚太郎 62 秘書          諸新
谷岡郁子  53 中京女大学長      民新=[国]
大塚耕平  47 [元]日銀調査役 (1)民現
山本保   59 党県副代表    (2)公現
兵藤高志  45 [元]東浦町議     無新

 大塚、鈴木両氏が優位な戦いを展開。谷岡氏と山本氏が並走し、激しく議席を競り合う。八田氏も懸命に追い上げ、平山氏は伸び悩む。約6割が態度未定の無党派層が焦点となりそうだ。

 大塚氏は連合愛知の支援をてこに県内全域に浸透し、民主支持層の約4割の支持を得る。鈴木氏も地方議員の後援組織の支援を背景に、自民支持層の約6割を固める。

 谷岡氏は民主支持層の約2割に浸透するが、カギとなる無党派層の支持は1割に届いていない。山本氏は公明支持層の8割強を固めるが、自民が公明を支援する「与党協力区」ながら、自民支持層には浸透し切れていない。八田氏は共産支持層の約8割をまとめる。平山氏は社民支持層の約5割を固める。

 ◆三重(1−3)
 ◇高橋氏、広く浸透

高橋千秋  50 党県代表   (2)民現=[国]
中野武史  33 党県書記長     共新
小野崎耕平 37 [元]会社員    自新=[公]

 3選を目指す高橋氏が各世代に浸透、小野崎氏が追い上げを図る。高橋氏は民主支持層の8割を固め無党派層にも浸透、自民、公明支持層の一部も取り込む。県連初の公募で選ばれた小野崎氏は、無党派層を十分に取り込めていない。中野氏は支持拡大を目指す。

3822とはずがたり:2007/07/23(月) 16:38:36

’07参院選:中盤情勢の分析 選挙区 近畿
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070722ddm010010179000c.html
 ◆滋賀(1−3)
 ◇徳永氏、支持広げる

徳永久志  44 [元]県議     民新=[国]
山下英利  54 党環境部会長 (2)自[津]現=[公]
坪田五久男 48 党県常任委員    共新

 徳永氏が支持を広げ、山下氏が追う展開。坪田氏は伸び悩む。
 徳永氏は年金問題に争点を絞り、民主支持層の約8割、社民支持層の約6割を固め、無党派層の5割近くにも浸透。
 山下氏は環境政策や嘉田由紀子知事との協調をアピールし、自民支持層の約8割、公明支持層の約6割をまとめたが、無党派層に広がらず、保守地盤の郡部でも伸び悩む。坪田氏は、共産支持層の約7割を固めた。

 ◆京都(2−4)
 ◇松井氏が先行、西田氏が続く

松井孝治  47 党研究所理事 (1)民現
西田昌司  48 [元]府議     自新=[公]
成宮真理子 37 党府委員      共新
大城戸豊一 57 新風府役員     諸新

 松井氏が先行、西田氏が続き、成宮氏が追う展開。松井氏は民主支持層の8割以上を固め、無党派層の3割から支持を得る。保守地盤とされる府北部でも支持を広げる。西田氏は自民支持層の6割を固めたが、15万票を持つとされる公明の推薦は20日にずれ込んだ。成宮氏は社民支持層の大半と民主支持層の一部からも支持を得る。

 ◆兵庫(2−5)
 ◇辻、鴻池氏が優勢

鴻池祥肇 66 党総務副会長 (2)自[麻]現=[公]
原和美  57 護憲団体役員    諸新
堀内照文 34 党県常任委員    共新
辻泰弘  51 党県代表   (1)民現
西田幸光 49 歯科医院長     無新

 辻氏と鴻池氏が抜け出し、優位な戦いを展開している。トップ当選を目指す辻氏は、民主支持層の約7割を固め、無党派層だけでなく、自民支持層にも食い込む。鴻池氏は自民支持層の6割強に加えて、公示前日に推薦を得た公明の支持層の約7割に浸透している。04年に失った共産議席の回復を狙う堀内氏は、共産支持層の約9割をまとめたものの、無党派層からの支持が弱い。原氏と西田氏は伸び悩む。

 ◆奈良(1−3)
 ◇中村哲氏、優位

中村哲治 36 [元]衆院議員 民新=[国]
松井正剛 54 [元]県議   自新=[公]
中村篤子 49 [元]奈良市議 共新

 中村哲氏が年金問題での追い風を受け、優位な戦い。街頭での「マニフェスト講座」などで、年金問題に絞って訴える。松井氏は自民支持層を固め切れていない。連日のように党幹部らの応援を得て個人演説会を繰り返し、巻き返しを図る。中村篤氏は共産支持層をほぼ固めたが、無党派層への支持を広げられていない。

3823とはずがたり:2007/07/23(月) 16:39:03
>>3822-3823

 ◆和歌山(1−3)
 ◇世耕氏、広く浸透

国重秀明 46 党県常任委員    共新
阪口直人 44 NGO委員     民新=[国]
世耕弘成 44 首相補佐官  (2)自[町]現=[公]

 世耕氏が全世代から満遍なく支持を得て優位に立つ。首相補佐官の知名度を背景に、自民、公明支持層を固め、無党派層にも一定程度浸透している。追い上げを図る阪口氏は民主支持層の大半をまとめ、共産、社民支持層にも食い込む。自転車で県内を回り、無党派の取り込みを目指す。国重氏は共産支持層を中心に支持拡大を図る。

 ◆大阪(3−9)
 ◇梅村氏リード、白浜・谷川氏続く
白浜一良 60 党府代表     (3)公現
白石純子 44 [元]客室乗務員    国新
梅村聡  32 内科医         民新
宮本岳志 47 党府常任委員   (1)共元
服部良一 57 市民団体代表      社新
谷川秀善 73 [元]副外相   (2)自[町]現
上田剛史 42 [元]会社社長     無新
林省之介 63 [元]衆院議員     無新
大谷義夫 60 [元]飲食店経営    無新

 梅村氏が混戦を抜け出した。白浜、谷川両氏が横一線で続き、宮本氏がこれを追う展開。白石、服部両氏は伸び悩んでいる。梅村氏は民主支持層の7割を固めたほか、各年代から幅広く支持を集めている。内科医の経験を生かして年金・医療問題を中心に訴え、特に50〜60代の支持が厚い。

 白浜氏は年金記録漏れ対策の説明に力を入れ、公明支持層の大半と自民支持層にも支持を広げる。逆風に危機感を強める谷川氏は相次ぐ党幹部の応援を得ているが、固めたのは自民支持層の6割にとどまる。格差是正や改憲反対を掲げる宮本氏は共産支持層の9割を固め、無党派層にも食い込む。白石氏、服部氏は、知名度アップに懸命。

3824とはずがたり:2007/07/23(月) 16:39:21

’07参院選:中盤情勢の分析 選挙区 中国
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070722ddm010010177000c.html
 ◆鳥取(1−3)
 ◇川上氏が先行
常田享詳 63 [元]副農相   (2)自[津]現=[公]
川上義博 56 党県代表        民新=[国]
市谷尚三 69 [元]中学校教諭    共新

 川上氏が常田、市谷両氏をリードしている。地盤の県西部に加え、常田氏の地元・県東部でも先行。民主支持層の7割以上を固めた。無党派層にも食い込む。常田氏は農協などの推薦を受け組織選挙を展開、自公支持層の5〜6割を固めた。無党派層の支持が1割にとどまる。市谷氏は共産支持層以外にも浸透を図る。

 ◆島根(1−3)
 ◇亀井氏、優位な戦い
景山俊太郎 63 党参副幹事長   (2)自[津]現=[公]
後藤勝彦  39 党県書記長       共新
亀井亜紀子 42 [元]衆議員秘書    国新=[民]

 亀井氏が景山氏をややリードし、優位な戦い。亀井氏は亀井久興党幹事長の長女。「野党3党統一候補」として民主が支援し、社民も実質支援。民主支持層の8割を固め、自民支持層にも食い込む。景山氏は約170団体の支援を受け、厚い保守層を背景に組織選挙を進めるが、自民、公明支持層の6割しか固め切れていない。後藤氏は支持が広がっていない。

 ◆広島(2−6)
 ◇佐藤・溝手氏、安定
河野美代子 60 産婦人科医       無新
福本潤一  58 [元]農水政務官 (2)無現
吉長ゆい  48 会社社長        無新
溝手顕正  64 国家公安委長   (3)自[古]現=[公]
佐藤公治  48 [元]衆院議員     民新=[国]
藤本聡志  52 党県役員        共新

 佐藤氏と溝手氏がそれぞれの支持基盤を固めて安定した戦い。佐藤氏は民主支持層の半数以上を固めた。前回衆院選の広島6区で対決した国民新党の亀井静香代表代行が支援に回り、同党支持層にも食い込む。溝手氏は自民と公明支持層の半数以上を固めた。河野氏は社民支持層の高い支持のほか、無党派層取り込みも狙う。藤本氏は共産支持層を中心に支持拡大を図る。吉長氏は無党派層への浸透がカギ。公明を離党した福本氏は支持が伸びていない。

 ◆山口(1−3)
 ◇林氏に厚い支持
林芳正   46 副内閣相   (2)自[古]現=[公]
戸倉多香子 48 市民団体代表    民新=[国]
吉田貞好  54 党県常任委員    共新

 3選を目指す林氏がほぼ全域で優位。自民支持層の8割弱、公明支持層の7割弱に浸透。特に中高年層で高い支持を受ける。戸倉氏は、民主支持層の約7割を固め、無党派層からは3候補中最も高い約3割の支持を集める。吉田氏は無党派層に浸透し切れていない。

 ◆岡山(1−5)
 ◇姫井・片山氏、激しく競る
姫井由美子 48 [元]県議     民新=[国]
林福治   69 市民団体会長    無新
植本完治  48 党県書記長     共新
片山虎之助 71 党参院幹事長 (3)自[津]現=[公]
北川誠   43 新風県役員     諸新

 姫井氏と、片山氏が接戦。
 姫井氏は20〜50代を中心に幅広く浸透し、保守層の厚い山間部でも一定の支持を取り付けた。現在は、女性票の取り込みに力を入れる。党参院幹事長の片山氏は、地元入りの日数を大幅に増やして遊説。自民支持層の8割近くを固めたほか、60代以上の支持が高い。系列議員を通じた保守層の引き締めも強化した。焦点は平沼赳夫元経産相の地元、衆院岡山3区の保守票の行方で、両候補が激しい争奪戦を繰り広げている。植本氏は共産支持層を固め切れていない。

3825とはずがたり:2007/07/23(月) 16:39:44

’07参院選:中盤情勢の分析 選挙区 九州
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070722ddm010010178000c.html
 ■選挙区(改選数73)
 ◆福岡(2−6)
 ◇岩本・松山氏、着々
松山政司  48 経産政務官  (1)自[古]現=[公]
馬場能久  57 新風県副代表    諸新
田中美由紀 33 党県委員      共新
金岩秀郎  44 党県副代表     社新
岩本司   43 党県副代表  (1)民現
秀南高行  32 会社役員      諸新

 岩本氏と松山氏が優位な戦い。岩本氏は連合などの支援を受けて民主支持層の7割を固めた。無党派層にも食い込み「安倍内閣の政策・実績を評価しない」と答えた人の約4割の支持を集める。農政連など組織の推薦を受けた松山氏は自民支持層の7割をまとめ、推薦を得た公明の支持層の6割も取り込む。金岩氏と田中氏はそれぞれ党支持層の7〜8割を固めたが、無党派層への浸透が今ひとつ進んでいない。馬場、秀南両氏は厳しい戦い。

 ◆佐賀(1−3)
 ◇川崎氏、広く浸透
川上義幸 52 [元]副知事   自新=[公]
川崎稔  46 [元]日銀調査役 民新=[国]
中尾純子 54 党県役員     共新

 川崎氏が都市、農村部を問わず優勢。民主支持層の約8割を固めたほか、社民支持層や無党派層にも浸透している。川上氏は経営破綻(はたん)した佐賀商工共済協同組合問題などで全国で唯一、現職候補が差し替えられ、出馬表明が今年5月になった。自民支持層の7割近くを固めたが、推薦を受けた公明は半数にとどまり、出足の遅れが響いている。中尾氏は共産支持層以外への広がりに欠けている。

 ◆長崎(1−3)
 ◇大久保氏に追い風
小嶺忠敏  62 [元]国見高校長 自新=[公]
渕瀬栄子  51 党県事務所長   共新
大久保潔重 41 歯科医師     民新=[国]

 大久保氏が追い風を受けやや優位な戦い。民主支持層の8割弱を固めた。30〜60代男性の支持が高く、無党派層にも浸透。連合傘下労組の組織票を背景に、大票田の長崎市など都市部でリードしている。

 小嶺氏は自民支持層の7割以上を固め、県北部を中心に浸透。女性の支持は他候補よりやや高い。しかし、県経済の低迷などを背景にした自民離れも目立ち、閣僚の失言などによる逆風の影響も。渕瀬氏は共産支持層の約7割を固めた。

 ◆大分(1−5)
 ◇礒崎氏が先行、追う3氏
後藤博子 59 党副幹事長    (1)国現
松本文六 64 医師          無新=[社]
礒崎陽輔 49 [元]総務参事官    自新=[公]
山下魁  30 党県委員        共新
矢野大和 51 [元]佐伯市職員    無新

 野党の選挙協力が不調で、礒崎氏が一歩先行。自民支持層の約7割と公明支持層の半数の支持を集める。民主県連が支援する矢野氏は高い知名度で保守層へも浸透を図るが、民主支持層は4割弱しか固められていない。松本氏は無党派層と民主支持層にも浸透し、矢野氏に迫る。後藤氏は民主、社民支持層の一部にも食い込む。山下氏は支持が伸びていない。

3826とはずがたり:2007/07/23(月) 16:40:14
>>3825-3826

 ◆熊本(1−3)
 ◇松野氏が優勢
三浦一水 53 [元]副農相 (2)自[伊]現=[公]
松野信夫 56 弁護士       民新=[国]
橋田芳昭 51 党県委員      共新

 松野氏が追い風に乗って各世代に浸透、優勢に戦いを進める。民主支持層の8割を固めたほか、自民支持層の一部にも食い込む。都市部だけでなく、町村部でも三浦氏を上回る勢い。

 三浦氏は推薦を受けた公明支持層の約6割を固めたが、自民支持層の半数しかまとめられていない。実績を訴え、本来の地盤である農村部での支持拡大を目指す。橋田氏は共産支持層の約6割を固めた。

 ◆宮崎(1−6)
 ◇外山氏リード
長峯基    66 [元]総理府次官 (1)無元
小斉平敏文  57 [元]農水政務官 (1)自[津]現
東治男    62 [元]民放社員     無新
外山斎    31 [元]参議員秘書    無新=[民][社][国]
井野元裕   38 会社社長        諸新
馬場洋光   38 党県書記長       共新

 外山氏が小斉平氏を一歩リードする展開。外山氏は推薦を受ける民主と社民支持層のそれぞれ4割強を固め、無党派層にも浸透しつつある。30代と、年金問題に関心が高いとみられる60代の支持を集める。小斉平氏は自民、公明支持層のそれぞれ3割強しかまとめ切れていない。長峯、東両氏も自民支持層に1割前後食い込んでいる。馬場氏は共産支持層の半数を固めた。出遅れた井野氏は支持を伸ばせていない。

 ◆鹿児島(1−3)
 ◇皆吉・加治屋氏、横一線
加治屋義人  69 [元]農水政務官 (1)自[谷]現=[公]
山口陽規   54 党県常任委員      共新
皆吉稲生   57 党県常任幹事      民新=[国]

 皆吉氏と、加治屋氏が激しく競り合う。皆吉氏は民主支持層の約7割と、社民支持層の約8割を固めたが、無党派層の支持は約2割。県出身の比例候補とも連携し、支持掘り起こしに懸命だ。加治屋氏は自民支持層の約7割、推薦を得た公明支持層の約6割をまとめた。一方、無党派層の支持は1割台。終盤小泉純一郎前首相らが県入りし、てこ入れを図る。山口氏は共産支持層の過半数を固めた。

 ◆沖縄(1−2)
 ◇糸数氏が優位
西銘順志郎  57 党県会長     (1)自[町]現=[公]
糸数慶子   59 [元]参院議員  (1)無元=[民][共][社][国]

 糸数氏が優位に立ち、西銘氏は伸び悩んでいる。糸数氏は民主、共産、社民支持層の7〜8割を固めた。西銘氏も自民、公明支持層の8割弱を固めたが、糸数氏が無党派層の4割から支持を得ているのに対し、西銘氏は2割に達していない。糸数氏は20〜60代の各年代で西銘氏を上回る支持を得て、町村部でも優勢に戦いを進める。

3827とはずがたり:2007/07/23(月) 16:45:13
>>3787-3790
>>3813-3827
選挙:参院選中盤情勢・毎日新聞総合調査

==============
>>3816-3826
 ◇名鑑の見方(選挙区)

 都道府県名の下のかっこ内は(改選数−立候補者数)。名鑑は(1)氏名(原則として実名、一部は通称)(2)年齢(投票日の7月29日現在)(3)職業・肩書([元]は前職を含む)(4)当選回数(カッコ内数字)(5)政党(6)自民公認候補は派閥(囲み文字)(7)現元新の別(8)末尾の=以下の囲み文字は推薦・支持政党
……………………………………………………
 ◇政党、自民派閥の表記
自[自]=自民
民[民]=民主
公[公]=公明
共[共]=共産
社[社]=社民
国[国]=国民
日[日]=日本
諸   =諸派
無   =無所属
 [町]=町村派
 [津]=津島派
 [古]=古賀派
 [山]=山崎派
 [伊]=伊吹派
 [谷]=谷垣派
 [高]=高村派
 [麻]=麻生派

毎日新聞 2007年7月22日 東京朝刊

3828名無しさん:2007/07/23(月) 17:03:43
某掲示板からの転載です。
658 :無党派さん:2007/07/23(月)
○>△>☆>★>▲>●

−−−−青岩秋形群栃梨富石井三滋奈和岡鳥島口香徳媛高佐長分熊宮鹿沖
読売序盤☆●★▲○★▲△☆★●▲▲△☆★△○☆▲☆★★★△★☆★●
朝日序盤☆●●●○●●★☆★●●●○★▲☆○★▲★★●☆△☆▲☆●
毎日中盤▲●●●○●●▲☆★●●●○★●▲○●●▲▲●▲△●▲★●
西日中盤−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆☆△☆☆★●
共同中盤☆●▲●○★●△☆★●●●○★★☆○▲●▲★★★△★★★●
中日中盤−−−−○★−☆△☆●●−−−−−−−−−−−−−−−−−
日経中盤▲●★●○▲●★☆★●●▲○★▲★○●▲☆★●★△▲△☆●
FNN.中盤▲●▲▲○▲●△○△●●●○▲△▲○▲△△▲△△△△△▲●

3829とはずがたり:2007/07/23(月) 17:58:10
>>3828

自民有利___民主有利
○>△>☆>★>▲>●

−−−−青秋栃富石井岡鳥島香徳媛高佐長分熊宮鹿
読売序盤☆★★△☆★☆★△☆▲☆★★★△★☆★
朝日序盤☆●●★☆★★▲☆★▲★★●☆△☆▲☆
毎日中盤▲●●▲☆★★●▲●●▲▲●▲△●▲★
西日中盤−−−−−−−−−−−−−☆☆△☆☆★
共同中盤☆▲★△☆★★★☆▲●▲★★★△★★★
中日中盤−−★☆△☆−−−−−−−−−−−−−
日経中盤▲★▲★☆★★▲★●▲☆★●★△▲△☆
FNN.中盤▲▲▲△○△▲△▲▲△△▲△△△△△▲

_平均_★▲▲☆△☆★★★▲▲★★★★△★☆★
_分散_中小小中小小小中中中大中小大大無大大小

分散が小さいところは決まるとすると
自民・・石井分
民主・・秋栃岡高沖
未定・・徳佐長熊宮

なんかずれてるFNNを抜くともうちと分散は小さくなりそう。

−−−−青秋栃富石井岡鳥島香徳媛高佐長分熊宮鹿
読売序盤☆★★△☆★☆★△☆▲☆★★★△★☆★
朝日序盤☆●●★☆★★▲☆★▲★★●☆△☆▲☆
毎日中盤▲●●▲☆★★●▲●●▲▲●▲△●▲★
西日中盤−−−−−−−−−−−−−☆☆△☆☆★
共同中盤☆▲★△☆★★★☆▲●▲★★★△★★★
中日中盤−−★☆△☆−−−−−−−−−−−−−
日経中盤▲★▲★☆★★▲★●▲☆★●★△▲△☆

_平均_★▲▲☆☆★★▲☆▲▲★★★★△★★★
_分散_中小小中小小小中中中小中小大中無大中小

自民・・石分
民主・・秋栃井岡高沖

3830とはずがたり:2007/07/23(月) 18:34:56

【公明への滲透度から見た各県の情勢】
〜公明支持層をまとめきれていない〜

北海道 伊達氏△は自民支持層の5割、公明支持層の4割を固めた。

青森 山崎氏▲自民支持層の約8割を固めた

茨城 長谷川氏◎は自民支持層の約7割を固める一方、選挙協力を見送った公明支持層への浸透は3割程度。

栃木 国井氏▲は自民支持層の約7割を固めた←一次推薦>>3120なのになぜ?

新潟 塚田氏△は、自民支持層の7割近く、公明支持層の4割強を固めた。

宮崎 小斉平氏★は自民、公明支持層のそれぞれ3割強しかまとめ切れていない←中山恭子のせいで長峰に靡く?(長峰が公明に滲透の記述はなし)

〜公明支持層の6割(5割)に滲透〜

秋田 松浦氏は自民支持層の1割、公明支持層の2割にも食い込んでいる。金田氏▲は自民支持層の約7割、公明支持層の半数を固めた/松浦氏は、公明支持層の4割にも食い込んでいるほか、自民、共産、国民新支持層の一部も取り込む勢い。金田候補は、自民支持層の7割をまとめている。しかし公明の支持が5割ほどにとどまっている。>>3812

群馬 一太◎は自民支持層の8割をまとめ民主支持層の3割にも食い込む。

山梨 入倉氏▲は自民支持層の7割を固めた

石川 矢田氏☆は、自民支持層のほぼ7割を固めた。

福井 松村氏★は、自民の7割しか支持層を固め切れていない。

滋賀 山下氏▲は、自民支持層の約8割をまとめた

兵庫 鴻池氏◎は自民支持層の6割強に加えて、公示前日に推薦を得た公明の支持層の約7割に浸透している。

鳥取 常田氏★自公支持層の5〜6割を固めた。

島根 景山氏▲は自民支持層の6割を固めた。

佐賀 川上氏★は自民支持層の7割近くを固めたが、推薦を受けた公明は半数にとどまる、
大分 礒崎氏△が自民支持層の約7割と公明支持層の半数をまとめた

熊本 三浦氏★は自民支持層の半数しかまとめられていない。

鹿児島 加治屋氏★は自民支持層の約7割、推薦を得た公明支持層の約6割をまとめた。

〜公明支持層の大半をまとめた〜

山形 舟山氏は民主支持層の約8割、無党派層の約4割をまとめ、自民、共産支持層にも食い込む。篠原氏▲は自民支持層の約6割、推薦を受ける公明支持層の8割以上を固めた。

富山 野上氏★は、自民支持層の大半を固めた

和歌山 世耕氏○が自民支持層を固めた。

〜公明党の記述なし・その他〜

千葉 石井氏○は組織選挙を展開。自民支持層の4割弱、公明支持層の3割強をまとめている。白須賀氏▲は終盤自民、公明支持層にどれだけ浸透できるかがカギ/石井氏は、自民支持層の6割超、推薦を受けた公明支持層の半数を固めた。白須賀氏は支持は自民支持層の約2割、推薦を受けた公明支持層では半数に及ばない>>3779

京都 西田氏○は自民支持層の6割を固めたが、15万票を持つとされる公明の推薦は20日にずれ込んだ/西田は公明支持層の支持をほぼまとめている>>3779

岡山 片山氏★は、自民支持層の8割近くを固めた。

長崎 小嶺氏★は自民支持層の7割以上を固めた。

3832いなばやま:2007/07/24(火) 12:54:08
期日前好調なようです。私が在住している東京某区でも増えてます。
某区は今週から期日前投票できる投票所が区役所だけから8カ所ぐらいになるのでもっと増えると思います。

参院選の期日前投票は53.58%増 22日現在
2007年07月23日20時35分
http://www.asahi.com/politics/update/0723/TKY200707230609.html

 総務省が23日発表した参院選の期日前投票の中間状況によると、22日現在で期日前投票を済ませた人は、47都道府県で399万9300人に達し、04年参院選の同時期に比べて53.58%増えたことが分かった。前回は同時期で260万4000人余りだった。

 22日に知事選の投開票があった群馬県が306.01%増と突出しているのを筆頭に、2倍以上増えているところが富山(120.49%増)、沖縄(116.33%増)、山形(104.60%増)など。一方、同時期で前回を下回っているところは宮崎(6.40%減)、高知(3.08%減)のみとなっている。

選挙:参院選 期日前投票36万6826人 前回の1.61倍−−中間状況 /東京
7月24日11時0分配信 毎日新聞
7http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070724-00000007-mailo-l13

 都選挙管理委員会は23日、参院選投開票日の1週間前となる22日までの期日前投票者数をまとめた中間状況を発表した。期日前投票者数は36万6826人で、前回04年参院選の1・61倍に上った。今回から在外投票者151人の投票も含まれている。都選管の担当者は「積極的な利用を呼びかけて、制度が浸透してきた」と話している。
 期日前投票者数は、61区市町村で増加した。減ったのは、前回が噴火災害で全島避難中だった三宅村だけだった。八王子市の2万3651人(前回比8900人増)が最も多く、練馬区の2万2570人(同7527人増)、世田谷区の1万8260人(同8048人増)が続いた。
 期日前投票は03年12月から導入され、投票用紙を封筒に入れて署名する手間が必要な不在者投票とは異なり、直接投票箱に入れられる。今回の参院選では都内に262カ所の期日前投票所が設けられる予定で、今週から開く投票所も多く、さらに終盤での利用者の増加が見込まれている。【木村健二】

3833いなばやま:2007/07/24(火) 12:59:45
>>3831

岩手、山形、山梨、三重、滋賀、奈良、沖縄・・・あと一つはどこだ劣勢なのは?
ようは8つはもう捨てると言うことかなぁ。

読売が木曜で朝日が金曜くらいに終盤情勢をだすのかな。

3834二階席:2007/07/24(火) 14:47:27
>>3833

青森かな?
一人区だよね?
ならそうじゃないかな。

あ、秋田か?青森より微妙そうだ。
なんなら2県とも取ってもらって、東北の一人区
自民壊滅で。

3835とはずがたり:2007/07/24(火) 19:43:38
参院選:国民新党・綿貫代表、自民党との距離強調
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070725k0000m010031000c.html

 国民新党の綿貫民輔代表は24日、地元・富山県南砺市の後援会の会合で「私は自民党とは決別している。政治の流れを変えるべきだ」とあいさつし、自民党との距離を強調した。各種世論調査などで与党の苦境が伝えられる中、選挙後の政局もにらみ態度を鮮明にさせたものとみられる。

 富山選挙区では、国民新党が民主、社民両党とともに無所属候補を推薦、自民党公認候補と争っている。綿貫氏は公示後、地元入りを控え、自民党から「わが党候補に対する最大限の配慮」(幹部)と受け止められていたが、この日の会合では「自分は期日前投票で自民党ではない人に投票した」と明言した。

 綿貫氏は23日のテレビ朝日の番組で「私はもうキャスチングボートという言葉を使わない」とも述べた。国民新党がキャスチングボートを握るには、与野党の議席が接近していることが不可欠で、「今の流れでは主導権はとれない」(同党幹部)と判断したようだ。【須藤孝、上野宏人】

毎日新聞 2007年7月24日 18時38分

3836とはずがたり:2007/07/24(火) 19:51:13
水自牧公共…の順序か!?

民主が2議席の勢い、自公現職と競り合う/参院選神奈川選挙区情勢
2007/07/22
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijul0707461/

 第二十一回参議院選神奈川選挙区(改選数三)は二十九日の投開票に向け、八氏が激しい争いを続けている。神奈川新聞社は十九日から三日間、県内有権者を対象に電話による世論調査を実施。取材による情報を加えて総合的に分析して中盤情勢を探った。有力七氏の中では民主党・水戸将史、自民党・小林温、民主党・牧山弘恵、公明党・松あきらの四氏が競り合い、民主が自公現職の一角を崩して二議席獲得の可能性も出ている。ただ、調査時点で四人に一人は誰に投票するか決めておらず、流動的な要素もある。

 水戸氏は、民主支持層の四割以上を固めた。無党派層も二割近く、自民支持層でも一割以上が支持しており、「自民離れ」の受け皿となっている。年金、格差問題を投票基準にする人の二割の支持を集め、年齢別では二十代で三割を占めてトップ。

 小林氏は、自民支持層の五割近くしか固めていない。女性からの支持は二割近くを集めて候補者のうち最も高い。年齢別では六十代以上で二割以上が支持している。県西部で人気が高いが、横浜、川崎の都市部では伸び悩んでいる。

 牧山氏は、民主支持層の四割近くを固めた。無党派層も候補者で一番高い二割近くに浸透している。年齢別では三十〜四十代の支持が二割と高い半面、二十代や七十歳以上の支持は低迷している。地域別では、都市部で健闘が目立つ。

 松氏は、公明支持層をほぼ固めた。しかし、無党派層への浸透は一割にも満たず、自民など他党支持層にも広がっていない。性別では女性の二割近くが支持している一方、男性は一割に満たない。年齢別では、二十〜四十代の支持が比較的高い。

 共産党・畑野君枝氏は、共産支持層の八割を固めたほか、社民の一割強に食い込んでいるが無党派層の支持が低い。社民党・和田茂氏は、社民支持層の五割近くしか浸透しておらず、無党派層も取り込めていない。国民新党・斉藤幸子氏は出遅れが影響し、苦戦している。

3837とはずがたり:2007/07/24(火) 21:20:58

票割り間に合うか?!あかかもめさん,出番ですよ笑

民主、票分割を見直し
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000240707240001
2007年07月24日
◇県連「山根に絞り強化を」/行田陣営「遠慮ありえない」

 参院選埼玉選挙区(改選数3)に、現職の山根隆治氏(59)と新顔の行田邦子氏(41)の2人を擁立した民主。報道各社の複数の情勢調査で、当初は知名度不足とみられていた行田氏の好調ぶりと、現職の強みがあるとされていた山根氏の劣勢が報じられたため、民主県連は支援態勢の見直しを図っている。
   ◇   ◇
 最後の選挙サンデーの22日午後1時、さいたま市浦和区の中山道沿道は、夕方からの「浦和まつり」の準備でにぎわっていた。そこをワイシャツにたすきをかけた山根氏が走り回り、有権者に握手を求めていた。
 「民主党の山根隆治です。候補の中では4番手。危機的状況です」
 はっぴを着た青年や、座ってビールを飲む中高年が「民主党、頑張れ」「年金、何とかしてよ」と、笑顔で次々に握手を求めてくる。だが、山根氏は不安を隠さない。
 「民主党への期待は感じる。だが山根に向けられたものかは分からない。もう1人の候補に向かうかも知れない」

 民主県連は2人当選に向け、「県内140万票、1人70万票」を目標に掲げていた。衆院選挙区の総支部長である衆院議員には、県南西部は山根氏、東北部は行田氏と重点区を分け、得票ノルマを課している。

 だが、公示後、連休の明けた17日ごろから、新聞などの情勢調査で、「行田氏大幅リード、山根氏いま一歩」と相次いで報じられた。これを受け、県連は急きょ、当初は「中立区」だったさいたま市全域を「山根一本」に切り替えた。

 さいたま市の1区総支部長・武正公一県連幹事長は「行田はもう大丈夫。山根に絞って電話がけの強化を」などと、地元支援者や山根氏重点区の衆院議員に念押ししたという。駅前などでのリーフレット配布も、「民主は男の候補に!」と声をかけるようになった。   ◇   ◇
 一方で、行田陣営は「党の情勢調査で優位だったのは山根氏。遠慮などありえない」(細川律夫選対本部長)と、競い合う姿勢を崩さない。24日には、山根氏の地元、川越市に乗り込んで、岡田克也副代表を招いた街頭演説を予定している。

 山根氏の重点区であっても、小沢一郎党代表との個人的なつながりから、「行田陣営の要請があれば協力する」という姿勢の衆院議員もいて、調整は簡単ではない。

 山根陣営のスタッフは行田氏に水をあけられた理由を「若手新人の新鮮さを強調し、ポスターの好感度も抜きんでているため」とみる。行田氏は、演説で「私はこの2月まで満員電車に揺られる普通のサラリーマンでした」などと親しみやすさを前面に出し、年金や雇用に話題を絞って、平易な言葉で訴えている。

 対する山根氏には、複雑な思いもある。「年金改革はどの候補も話すようになり、他の争点も必要になっている」と、格差、医療、子育て、外交、環境、拉致問題など幅広い分野に訴えを展開させてきた。

 だが、支援者の中には「自民や公明と同じ争点を掲げるよりも、有権者の最大の関心事である年金に訴えを絞った方が、共感を得やすいのでは」という見方もある。

3838とはずがたり:2007/07/24(火) 22:21:38
地元紙の合同新聞の調査でも矢野<松本となっている様で,矢野のパンチ力不足はこの民主圧勝の流れに無所属故に全く乗れてない事にありそう。
その辺は本人も判ってて民主に入党したりしてるようですが,この辺は却ってぶれにもなりかねない気も…。
このまま2番手は松本の流れじゃないですかねぇ?

参院選ラストサンデー…大票田・大分市などで各候補走る
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news002.htm

29日投開票の参院選で最後の日曜日となった22日、大分選挙区の各陣営とも大票田の大分市など有権者の多い地区を狙って選挙カーを走らせ、支持を訴えて回った。

国民新党現職・後藤博子候補(59)は、大分市の府内5番街で街頭演説。若者向けの店舗が多いことを意識し、「ニートやフリーターの人たちが希望を持てる社会にしていく」と訴えた。

社民党推薦の無所属新人・松本文六候補(64)は、日田市などの福祉施設や買い物客が行き交う繁華街で遊説するなどして、「命を大切にする社会にする」と訴えた。

自民党新人・礒崎陽輔候補(49)は終日、大分市内を選挙カーで走り回った。公民館やスーパー前では、公明党市議らも応援に駆けつけ、自民、公明両党の選挙協力を強調してみせた。

共産党新人・山下魁候補(30)は大分、別府市を遊説。穀田恵二・党国対委員長も応援に駆けつけ、「震災対策に力を入れているのが共産党。大分で4万5000票を目指す」と訴えた。

民主党県連が支援する無所属新人・矢野大和候補(51)は大分、臼杵市で選挙カーを走らせた。候補は21日に同党へ入党しており、「民主党矢野大和」と連呼し、事実上の同党候補と受け止めてもらおうと懸
命だった。

(2007年7月23日 読売新聞)

3839名無しさん:2007/07/24(火) 22:51:05
>>3837
草加系らしい(こうだ邦子でググッたら見っけ)ブログですが。。
山根いじり文の内の1つ。

http://gobunotamasii2007.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_902c.html

> 7月23日付 産経新聞埼玉版に、「ジャスト庶民派」というキャッチフレーズの人が載っていた。
> 写真は、自転車に颯爽と乗り、笑顔を振りまいている。59歳というから、電動自転車だが・・・。新聞の見出しは、「庶民派の武器は実績」とある。
> それを見て、ふと疑問が湧いた。「どんな実績があるのだろうか。」それで調べてみた。庶民派氏のHP、ブログ、チラシ、新聞に折り込まれた
> 「公報」のどこを見ても、「実績」が書かれていない。

広報の内容、確かに今一つ、具体的に言いたい事が分からない、というか、「年金問題」で一点突破色が強すぎかも?!

(因みに先週半ば時点、個的に当地(川越の下、東村山の先)では、堂々と「会員・党員」を名乗るタクシ運氏から、乗ってる間烈しく高野氏推されの巻。
連立第一党の古川「ブロードキャスター」俊治、放置○○イ状態でした。)

3840とはずがたり:2007/07/25(水) 00:08:54
自公幹事長が選挙協力の強化で協議
http://www.sankei.co.jp/seiji/senkyo/070724/snk002.htm

 自民党の中川秀直、公明党の北側一雄両幹事長は24日午前、都内のホテルで会談し、参院選での選挙協力について協議した。両氏は、各種世論調査で与党が厳しい選挙戦を強いられているとの認識で一致。その上で、特に埼玉、愛知両選挙区で自民党側が公明党候補への支援を強化することと、公明党側が1人区で自民候補の支援を徹底することを確認した。

 会談には、自民党の谷津義男選対総局長、公明党の井上義久総合選対本部長も同席した。
(2007/07/24 13:32)

参院選:自民「比例は公明に」 1人区支援の見返り
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070725k0000m010115000c.html

 自公選挙協力の定番となった、自民党の選挙区候補らによる「比例代表は公明に」との訴えが、今回の参院選でも繰り返されている。厳しい選挙戦を背景に、これまで以上に協力姿勢を打ち出している候補もいる。身内の自民比例候補の苦しさが分かっていても、勝ち残るには背に腹は代えられないためだ。

 自公与党体制は8年目となり、選挙協力は回を重ねるごとに深まっている。6回目の国政選挙となる今回、公明は茨城、宮崎などを除く40選挙区で自民系候補を推薦し、自民幹部は「公明がテコ入れすれば互角の1人区は全部勝てる可能性がある」と、同党への期待を率直に語った。

 その見返りの柱が「比例は公明に」。比例代表を重視する公明も、与党として劣勢は同じ。これまで以上に自民への圧力を強め、ぎりぎりの戦いをしている自民候補ほど協力を打ち出さざるを得なくなっている。

 本来、政党をベースにした比例で他党との協力はありえない。自民執行部もそうした姿勢で候補にクギを刺してきたが、次第に崩れつつある。

 今回、高知選挙区では自民現職が「公明党の推薦をもらい感謝している。だから『比例は公明』と言っている」とはばからずにアピール。選挙協力が難航した熊本では、自民現職を支援するJA鹿本(かもと)が公明比例代表候補の推薦を決めた。熊本県農政連は「組織内候補の自民新人がいるので無理」と断ったが、単位農協レベルでの公明支援を黙認せざるを得なかった。

 しかし、比例での協力は本来禁じ手であるうえに、自民自らも過去最低(14議席)を下回る可能性がある。公明に協力すればするほど自らの首を絞めるというジレンマを抱え、党の苦悩は深まっている。【野口武則】

毎日新聞 2007年7月24日 21時29分 (最終更新時間 7月24日 23時34分)

3841とは:2007/07/25(水) 00:55:54
今日の朝日の朝刊によると秋田でも小泉大人気だったとのこと。解せないのは今の安部苦戦は小泉改革に置き去りにされた地方の反発の結果と云う分析に一定の同意が得られそうなものなのに、地方でも(地方でこそ?)未だに絶大な支持を誇ってるかの如き騒ぎになると云う点である。動員する自民党関係者の間だけって訳でもなさげだし…。

3842雑談居士:2007/07/25(水) 01:42:02
>>3841
小泉人気の正体は、陣営&学会員のオバちゃん軍団の動員と、有名芸能人が来たという感覚で集まった
ミーハー層=B層の残党です。演説が小泉から候補者本人に変わると、ミーハー連中はさっさと
消えるようにいなくなりますから。反転どころか単なる客寄せ効果にしかなっていません。
ああやってお膳立てしないと、天邪鬼な小泉は応援に回ってくれませんからねぇ・・

3843名無しさん:2007/07/25(水) 05:11:49
>>3833
香川か徳島では?

3844二階席:2007/07/25(水) 07:33:39
>>3843

もしかすると、四国や東北以外では??
四国と東北一人区はもはや自民劣勢が明らかで、
自民としても最後の重点区になり得ないのでは??
まあ、鹿児島あたりであるとすると自民が本気で
守りに来るのかな?と。

四国だとすると愛媛かと思いましたが・・・、香川や徳島より
ずーっと自民劣勢のようなのでそれもないかな、と。

繰り返しになりますが、東北一人区に関して言えば
民主あるいは非自民無所属独占は8割方固まったというのが自分の見解です。

3845名無しさん:2007/07/25(水) 11:30:19
JNNで情勢分析きた

3846名無しさん:2007/07/25(水) 11:39:20
JNN情勢調査

自民は1人区で苦戦。29選挙区のうち20を超える選挙区で
野党に先行されるか互角の戦い。
18ある複数区でも議席確保に向け予断をを許さない選挙区も。
比例も伸び悩み。14を下回る可能性も
無所属の推薦候補を含めても、場合によっては40議席を割り込む可能性

公明は13を死守できるかどうかの戦い。

民主は苦手とされてきた農村部などで健闘。1人区で自民を上回る。
比例でも過去最高の20議席台に乗せる可能性。
50議席半ばをうかがう勢いがあり、参院での第一党を視野に。

共産・社民は選挙区の議席獲得は難しい状況。
比例も改選前の議席維持に懸命。

国民新党は比例で議席獲得の可能性。
自民党候補と互角の選挙区も。

新党日本は比例での議席獲得を目指す。

投票先を決めていない有権者が3割。情勢変化の可能性も。

3847とはずがたり:2007/07/25(水) 13:00:47
野党が先行は20の内どの位で互角がどのくらいなんでしょうねぇ。
> 20を超える選挙区で
> 野党に先行されるか互角の戦い。
野党が流れに乗って20全部取れれば良いですけど・・。

3848とはずがたり:2007/07/25(水) 13:05:35
意識的・組織的にやってるとしたら非常に問題だ。

50 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/25(水) 01:34:43 ID:rBB4NSxo
岡山・備前市で投票終了時間繰り上げ! あらま偶然、片山大先生の地盤!!
http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1185294649/

3849名無しさん:2007/07/25(水) 20:01:22
>>3848
何かなー、「終了時間繰上後投票」みたいな制度があっても良い様な気が。
まあ、選管職員は大変でしょうが・・・。

MSN-Mainichi INTERACTIVE 選挙 参院選:投票終了時間繰り上げの自治体増える
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070725k0000m010091000c.html

 今回の参院選で、投票終了時間を繰り上げる自治体が増えている。「地方では夕方以降、投票する人は少ない」という理由のほか、「夜間に出歩くとハブに襲われる」(鹿児島・徳之島町選管)というものも。繰り上げは開票作業に早く取りかかれるメリットもあるが、投票率が下がることも懸念されるため消極的な声もあり、各自治体の判断は分かれている。

 投票終了時間は、公職選挙法が98年に改正され、午後6時から午後8時に延長された。投票率の向上が目的だが、「投票に支障がなく特別の事情がある場合」は、午後4時まで繰り上げることもできる。

 総務省によると、今回の参院選では全国の投票所5万1743カ所のうち、約3割を占める1万4840カ所で、最大4時間繰り上げられる。前回参院選での繰り上げ実施は2割程度だった。

 繰り上げる投票所が多いのは鹿児島県1193カ所を最高に、▽北海道1034カ所▽岩手県1008カ所など。実施しないのは東京都と大阪府、神奈川県、千葉県のみ。

 鹿児島県では、鹿児島市中心部の約100カ所を除き、ほぼ全県で繰り上げる。徳之島町では、夜間に出歩くとハブに襲われる危険性があり、以前から繰り上げていたが、今回も12カ所ある投票所すべてを午後6時に閉める。また、鹿屋市や指宿市など合併で広域化した自治体は「投票箱の運搬に時間がかかる」を理由にする。県選管は「都市化が進んでいない地方では、投票時間を延長しても投票率に影響がほとんどない」と説明する。

 一方、東京都内では、投票箱を船で輸送する小笠原村の母島で前日に投票を行う以外は、午後8時までだ。都選管は「合併した自治体は都内にほとんどなく、投票箱の運搬にも支障はない。投票の機会を確保するという本来の目的から、繰り上げは検討していない」と話す。

 総務省選挙部は「期日前投票する人の増加で、繰り上げても影響が少ないと指摘する自治体も多い」としている。【五味香織】

毎日新聞 2007年7月24日 20時30分 (最終更新時間 7月24日 22時16分)

3850名無しさん:2007/07/25(水) 21:57:36
後で読売が発表すると思うけど。


与党の過半数確保は厳しい情勢〜世論調査<7/25 19:26>

 日本テレビは23〜25日、読売新聞社と合同で参議院選挙の激戦の37選挙区について電話で世論調査を行い、終盤の情勢を探った。与党は依然として苦戦を強いられており、過半数の確保は厳しい情勢。
 自民党は、年金問題などが逆風となって厳しい戦いを強いられてきたが、終盤でも依然として苦戦が続いている。これまで強い地盤を誇った定数が1つの「1人区」でも、民主党の激しい追い上げにあって守りの選挙を強いられている。3人区や5人区などの複数区でも、民主党や公明党の候補と激しく競り合っている。また、公明党は、現有5議席を確保できるかどうか微妙。非改選議席と合わせた過半数には、与党合計で64議席が必要だが、これを確保するのは依然として厳しい情勢。

 一方、野党の民主党は選挙区・比例代表ともに勢いがあり、参議院の第一党をうかがう構え。共産党と国民新党は、選挙区でも議席獲得の可能性がある。社民党は、選挙区で議席を獲得するのは厳しい情勢となっている。

 しかし、今回の調査ではまだ約4割の人が投票先を決めておらず、今後の情勢次第では流動的な要素を残している。

 電話世論調査
 【調査日】7月23日〜25日
 【総回答数】3万2065人

http://www.news24.jp/89178.html

3851名無しさん:2007/07/25(水) 23:02:40
石井準一さんの選挙事務所には、建設会社のVIPセダンがよく停まってますが、政治と暴力○は切り離せないものでしょうか?

3852名無しさん:2007/07/25(水) 23:03:01
石井準一さんの選挙事務所には、建設会社のVIPセダンがよく停まってますが、政治と暴力○は切り離せないものでしょうか?

3853名無しさん:2007/07/25(水) 23:42:33
AKZAK 四国九州で逆風、自民3勝26敗も…参院選最終情勢
西日本決戦「優勢」にも異変

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007072529.html

参院選の趨勢を決める1人区で惨敗が予想される自民党。安倍晋三首相の心境はいかに
 「平成の関ヶ原」参院選(29日投開票)も終盤戦に突入した。候補者は票の掘り起こしに躍起だが、自民党への逆風は止まらない。与野党決戦の趨勢を決める29ある1人区の最新情勢は、どうなっているのか。政治評論家の小林吉弥氏と、政治広報システム研究所の久保田正志代表&夕刊フジ取材班が当落を予測すると、安倍自民は最悪なら「3勝26敗」という極めて厳しい結果となった。

 「自民と民主は九州、中国、四国で接戦となり、主戦場になっている。この1人区でどちらがとるのか。まさに西日本決戦だ」

 久保田氏は指摘する。夕刊フジ取材班と合同で独自のデータや情報網などを元に情勢を分析したところ、最悪の場合、自民党は「3勝26敗」という衝撃的な結果がはじき出された。

 自民候補が「優勢」に進める「3勝」は、知名度が高い群馬の山本一太氏、首相補佐官を務める和歌山の世耕弘成氏、安倍晋三首相のお膝元、山口の林芳正氏だけ。

 小林氏はこれに保守王国・富山の野上浩太郎氏を加え、「4勝25敗」を最悪ケースとみており、「1人区は自民党の牙城だったが、見る影もない。(1)年金問題(2)閣僚の失言(3)消費税問題(4)政治とカネ−の4点セットで大逆風だ」と分析する。

 公示前、小林氏は自民の「10勝19敗」、夕刊フジは「7勝22敗」と予測しており、自民への逆風はより強まっているようだ。

 1人区で、最大の注目は岡山だ。公示前は、自民参院幹事長の片山虎之助氏が「優勢」だったが、小林氏、合同取材班はともに、姫井由美子氏が「やや優勢」と判定した。「姫井氏は自民、公明支持層からも支持を得ている」(小林氏)

 中国地方は、島根からも目が離せない。参院自民党の“ドン”、青木幹雄参院議員会長(非改選)のお膝元ながら、ここでも異変が起きつつある。自民・景山俊太郎氏に勝負を挑む国民新党の亀井久興幹事長の長女、亜紀子氏が無党派層に浸透し、取材班は「やや優勢」と判定した。ただし、小林氏は「景山氏がやや優勢」。情勢は流動的だ。

 自民党が劣勢なのは、自民、公明両党の選挙協力がギクシャクしていることも背景にある。

 “震源地”は大分だった。自民が大分県出身の衛藤晟一前衆院議員を比例代表に擁立したことから、公明党は九州の比例票の目減りを懸念し、猛反発したからだ。

 久保田氏は「しこりはいまだ残り、公明党は九州などで気分よく動いていない」とみる。

3854名無しさん:2007/07/25(水) 23:43:50
さらに、自民は佐賀で候補者差し替えに伴う出遅れ▽長崎は久間章生前防衛相(衆院長崎2区)の原爆投下「しょうがない」発言▽熊本は同時に行われている松岡利勝前農水相の自殺に伴う衆院熊本3区補選での保守分裂▽宮崎は自民元職と現職による分裂▽鹿児島は比例から出馬している「さくらパパ」横峯良郎氏が民主候補を支援−などの要因が加わり、小林氏と取材班は、九州6県のうち5県で自民候補「あと一歩」と分析した。

 大分だけは、社民推薦の松本文六氏と民主県連の独自候補・矢野大和氏の2人が出馬しているため、漁夫の利を得る形で自民の礒崎陽輔氏が「やや優勢」。自民の九州全滅は何とか免れそうだ。

 四国4県は自民候補の全滅も予想される。小林氏、合同取材班はともに自民4候補について、「あと一歩」とみた。高知については、自民・田村公平氏が、首相が掲げる「美しい国」を批判したことで話題となったが、「有権者は『田村氏は選挙戦が厳しく、切羽詰まっている』と見透かしたようだ。プラスになっていない」(小林氏)。

 東北4県は、どうか。山形と民主党の小沢一郎代表のお膝元・岩手は民主候補が「優勢」。秋田は、民主推薦の松浦大悟氏が元アナウンサーの知名度を生かして、やや先行している。青森だけは「民主・平山幸司氏が無党派層への食い込みがもう一歩」(久保田氏)と、自民・山崎力氏を平山氏が追う展開となっている。

 ほかに、注目すべきは森喜朗元首相の地元・石川。自民・矢田富郎氏が先行しているものの、元衆院議員の一川保夫氏は認知度が高く、小沢氏は形勢逆転に力を注いでいる。久保田氏は「事実上、森氏と小沢氏の代理戦争だ」と指摘する。

 改選数1減の影響で、現職同士の激突となった栃木は、民主・谷博之氏がリード。久保田氏は「自民の国井正幸氏はかつて労組系の旧民主改革連合で当選しており、保守票をまとめてきれていない」と分析する。

 農村部が中心の1人区は、かつて自民の「金城湯池」とされた。だが、自民党への逆風に加え、地方から敵陣に攻め込むという小沢氏の川上戦略が自民を着実に突き崩しつつあるようだ。

 1人区の「民主躍進、自民大敗」予測について、小林氏は「小沢氏の動きに加え、民主党が選挙公約にしている農業政策がかなり浸透してきた」と総括している。

3855名無しさん:2007/07/25(水) 23:45:29
【参院選1人区当落予想】
(左は小林氏、右は久保田氏&夕刊フジ 〇=優勢 △=やや優勢 ▼=あと一歩)

【青森】
  渡辺英彦  66 社新
△△山崎 力  60 自現
  高柳博明  37 共新
▼▼平山幸司  37 民新

【岩手】
  千田勝一郎 36 自新
  伊沢昌弘  60 社新
  若山明夫  55 共新
〇〇平野達男  53 民現

【秋田】
▼▼金田勝年  57 自現
△△松浦大悟  37 無新
  鈴木 知  30 共新

【山形】
  佐藤雅之  34 共新
〇〇舟山康江  41 民新
  篠原みえ子 59 自新

【栃木】
△△谷 博之  64 民現
  小池一徳  46 共新
▼▼国井正幸  59 自現

【群馬】
  酒井宏明  41 共新
〇〇山本一太  49 自現
  福田晃治  42 国新

【富山】
〇△野上浩太郎 40 自現
  泉野和之  50 共新
 ▼森田 高  40 無新

【石川】
△△矢田富郎  57 自新
▼▼一川保夫  65 民新
  浜崎 茂  39 無新
  近松美喜子 53 共新

【福井】
△△若泉征三  61 民新
▼▼松村龍二  69 自現
  山田和雄  40 共新

【山梨】
  花田 仁  46 共新
〇△米長晴信  41 民新
 ▼入倉 要  42 自新

【三重】
〇〇高橋千秋  50 民現
  中野武史  33 共新
  小野崎耕平 37 自新

【滋賀】
△〇徳永久志  44 民新
▼ 山下英利  54 自現
  坪田五久男 48 共新

【奈良】
△〇中村哲治  36 民新
▼ 松井正剛  54 自新
  中村篤子  49 共新

【和歌山】
  国重秀明  46 共新
  阪口直人  44 民新
〇〇世耕弘成  44 自現

【鳥取】
▼▼常田享詳  63 自現
△△川上義博  56 民新
  市谷尚三  69 共新

【島根】
△▼景山俊太郎 63 自現
  後藤勝彦  39 共新
▼△亀井亜紀子 42 国新

【岡山】
△△姫井由美子 48 民新
  林 福治  69 無新
  植本完治  48 共新
▼▼片山虎之助 71 自現
  北川 誠  43 諸新

【山口】
〇〇林 芳正  46 自現
  戸倉多香子 48 民新
  吉田貞好  54 共新

【徳島】
  花岡 淳  41 共新
▼▼北岡秀二  51 自現
△△中谷智司  38 民新

【香川】
▼▼真鍋賢二  72 自現
  近石美智子 59 共新
△△植松恵美子 39 民新

【愛媛】
  田中克彦  40 共新
△△友近聡朗  32 無新
▼▼関谷勝嗣  69 自現

【高知】
  村上信夫  43 共新
▼▼田村公平  60 自現
△△武内則男  48 民新

【佐賀】
▼▼川上義幸  52 自新
△△川崎 稔  46 民新
  中尾純子  54 共新

【長崎】
▼▼小嶺忠敏  62 自新
  渕瀬栄子  51 共新
△△大久保潔重 41 民新

【熊本】
▼▼三浦一水  53 自現
△△松野信夫  56 民新
  橋田芳昭  51 共新

【大分】
  後藤博子  59 国現
▼▼松本文六  64 無新
△△礒崎陽輔  49 自新
  山下 魁  30 共新
▼▼矢野大和  51 無新

【宮崎】
▼▼長峯 基  66 無元
▼▼小斉平敏文 57 自現
  東 治男  62 無新
△△外山 斎  31 無新
  井野元裕  38 諸新
  馬場洋光  38 共新

【鹿児島】
▼▼加治屋義人 69 自現
  山口陽規  54 共新
△△皆吉稲生  57 民新

【沖縄】
  西銘順志郎 57 自現
〇〇糸数慶子  59 無元

ZAKZAK 2007/07/25

38563853:2007/07/25(水) 23:46:50
>>3853>>3854>>3855
長コピペ失敬。

3857名無しさん:2007/07/26(木) 00:41:06
’07参院選おおいた:民主・松原氏が来県、無所属候補を応援 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/area/oita/news/20070725ddlk44010008000c.html

 民主党の松原仁副幹事長が23日、同党県連が支援する無所属新人候補の応援のため来県した。

 松原氏は同日夕に大分市の中心繁華街で演説し「政権交代可能な2大政党制の柱は、民主党しかない。そのために、大分でも民主と問題意識を共有している候補を勝たせてほしい」と訴えた。

 また夜には豊後大野市内であった集会に参加。閣僚で相次いでいる政治とカネの問題を指摘し「任命権者の安倍晋三首相には人を見る目がない。こういう人には政治を任せられない」と政権運営を批判した。
毎日新聞 2007年7月25日

3858いなばやま:2007/07/26(木) 00:53:09
いなばやま的現状把握
5月頃までは想像もつかなかった・・・、ちょっと野党に甘いかな?

 5%①自公過半数維持
10%②野党過半数(荒井・松下除く)
20%③民主・社民・共産・日本・野党系無所属(荒井・松下除く)で過半数
40%④民主・社民・国民・日本・野党系無所属(荒井・松下除く)で過半数
15%⑤民主・社民・日本・野党系無所属(荒井・松下除く)で過半数
10%⑥民主・民主系無所属で過半数

3859いなばやま:2007/07/26(木) 01:02:55
>>3857
年金戦士の山井も来ていたみたいです。
長妻ならともかく・・・。
鳩山ぐらい入ってくれればまだ違うだろうけど
全国有数の劣勢選挙区だからなぁ

3860雑談居士:2007/07/26(木) 02:00:24
>>3859
議員有志という感じでの限定的なテコ入れは行われているんですね。>大分
やっぱり社民党の手前、幹部クラスは行きたいとしても行きずらいのでしょうか。

3861やおよろず:2007/07/26(木) 03:49:03
237 :無党派さん:2007/07/26(木) 03:42:17 ID:u0YXmzXb
中日新聞終盤情勢


愛知
自民現職の鈴木候補と民主現職の大塚候補を、民主新人の谷岡候補が猛追。三氏はほぼ横一線。公明現職の山本候補が追う。

三重
民主現職の高橋候補が県内全域で優位。
自民新人小野崎候補が後を追う。小野崎は自民支持層の五割しか固めてない。公明は八割

岐阜
無所属
藤井候補に平田候補が続き、加藤候補が追う。

3862やおよろず:2007/07/26(木) 03:49:26
242 :無党派さん:2007/07/26(木) 03:45:42 ID:u0YXmzXb
中日新聞終盤情勢続き

福井
自民の松村候補と民主の若泉候補が激しくしのぎを削る。

長野
民主の羽田候補が一歩抜け出している。
自民の吉田候補が続き、議席維持をうかがう。

滋賀
民主の徳永候補が引き続き一歩リード
自民の山下候補が追い上げを見せている。

3863やおよろず:2007/07/26(木) 04:21:29
750 名前:無党派さん :2007/07/26(木) 04:12:57 ID:UV8SIaV+
読売来たけど前半調査から自民→民主になった1人区は
福井、岡山、香川、宮崎かな。

3864とはずがたり:2007/07/26(木) 10:24:30
>>3850
読売も出てきましたねぇ。
>共産党と国民新党は、選挙区でも議席獲得の可能性がある。
>社民党は、選挙区で議席を獲得するのは厳しい情勢となっている。
共産党が東京・京都・大阪で議席を取る可能性のある位置に来ましたかねぇ〜。
社民党は大分で二番手にはつけてないのか,それとも2番手なんだが礒崎に随分離されちゃったかどっちなんでしょ?

>>3853-3856
貼り付けあざーす。
気持ちよく民主にやや有利の印が付いてますなぁ〜。
意見が分かれてるのは島根か。
石川・富山・青森辺りを含めて決戦場ですな。
青森は無党派への滲透度が平山足りないのが気がかりだが逆に言えば伸び代があるのではないかな??
富山は国民新のキャス路線が破綻したので野党系候補全面支援しかなくなったがどうだろう?

>自民の国井正幸氏はかつて労組系の旧民主改革連合で当選しており、保守票をまとめてきれていない
自民の一本釣り手法がこんな所で効いてきてるとは皮肉ですな。

>>3861-3863
愛知貰ったな。まぁ民主王国の此処で勝てなきゃどうしようもない訳ではあるが。
福井は読売と違って自民が先行という判断なんですねぇ。

3865名無しさん:2007/07/26(木) 13:00:16
>>3865
栃木は、元々(ミッチーが野党で)社会党与党ナンダカラァ〜。(←語尾上げて下さい。)
是非、「奪還」してイタダキタク。

3866名無しさん:2007/07/26(木) 13:57:20
>>3864
大分は無所属候補なので、社民推薦でも社民党にカウントはしていないようです。

38673865訂正っ:2007/07/26(木) 13:59:25
>>3865 → >>3864

3868名無しさん:2007/07/26(木) 14:02:30
読・産が書くと、却って心配。週刊新潮記事の通り、実は、んなに減んないか!?>じみn
自・公に逆風止まらず…参院選終盤情勢調査 ニュース 参院選2007 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070726it01.htm

読売新聞社は、29日の参院選投票日を前に全国37の激戦区や注目選挙区で世論調査(23〜25日)を実施し、全国の総支局の取材結果も加えて選挙戦終盤の情勢を探った。

 自民党は選挙区選で不振が続き、伸び悩んでいる比例選と合わせても40議席を下回る可能性が出てきた。公明党も苦戦しているため、非改選議席を含めて与党が参院の過半数を大きく下回ることが濃厚となった。民主党は1人区などで好調を維持し、60議席台をうかがっている。ただ、選挙区選で約4割が投票先を決めておらず、情勢はなお流動的な要素もある。

 前回の全国調査(14〜16日)では、〈1〉自民党は40議席台前半となる可能性が高い〈2〉民主党は50議席台後半に届く――との見通しになっていたが、与党にとって状況は一段と悪化している。このままの情勢で投票日を迎えた場合、安倍首相や自民党執行部の責任問題などで政局が緊迫することも予想される。

 今回の調査は全国47選挙区のうち、各党の消長を左右する29の1人区、五つの3人区、一つの5人区のほか、新潟、京都の二つの2人区の計37選挙区の有権者を対象に電話で実施。有権者がいる世帯5万684件のうち、3万2065人から回答を得た(回答率63・3%)。残る10の2人区については、自民、民主両党の公認・推薦候補が1議席ずつ分け合う情勢に変わりはない。

 自民党は、焦点となる1人区で、獲得予想議席が一けたにとどまるなど、引き続き厳しい戦いを強いられている。群馬や和歌山などで2位以下との差を広げているが、他の選挙区では民主党候補に追い上げられ、形勢を逆転されたところも目立つ。複数区では、東京や千葉で2議席目を目指す候補が混戦から抜け出せていない。公明党は、6年前に獲得した13議席に届くか予断を許さない情勢だ。候補者を立てた5選挙区のうち、神奈川、愛知で当選圏内を確保できていない。

 終盤情勢が与党に厳しくなっているのは、最近も閣僚の失言や「政治とカネ」を巡る問題などが相次いだことが原因と見られる。年金記録漏れ問題などへの有権者の反発は根強く、与党は依然として反転攻勢に転じられず、「逆風」が続いている。与党は重点区を絞り込み、自公の選挙協力をさらに緊密にすることで、最終盤での挽回(ばんかい)を目指す。

 一方、民主党は1人区で自民党に大きく勝ち越す勢いだ。3人区の大半と5人区で、2議席目が視野に入っている。女性候補の健闘も目立つ。

 これまでの参院選では農村部で自民党に水をあけられてきたが、民主党は今回、自民党と互角か、それ以上の戦いを展開している。都市部でも、「郵政選挙」となった2005年衆院選で失った無党派層の支持を取り戻している。

 共産、社民、国民新党は改選議席を維持できるかどうか、引き続き微妙な情勢だ。新党日本は比例選で議席獲得を目指す。

(2007年7月26日3時1分 読売新聞)

3869とはずがたり:2007/07/26(木) 14:35:40
>>3866
おお,なるほど。基本的な部分を失念してました。そうですね,ご指摘感謝。

>>3868
埼玉いけんかねぇ。。
2人区は京都と新潟だけで北海道は調べてないんですね。

3870とはずがたり:2007/07/26(木) 14:59:22
【読売7/14-16】
鈴木寛/大河原/保坂三/山口那/丸川珠----川田龍/田村智

【読売7/23-25】
鈴木寛(↑)----保坂三(↑)/大河原(↓)/山口那(−)/川田龍(↑)/丸川珠(↓)/田村智(−)議員板より。全体的に川田>共産の様にも見えるが。

産経FNN合同世論調査7/22発表(調査日7/19-21)では
自民民公-自川
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/70247/

5人区の東京は自民1人、民主2人、公明候補が抜け出し、残る1議席を自民、無所属候補らが争う。

時事7/22では
(自民民公)-共?? ※(自民民公)は順位不明
http://www.jiji.com/jc/s?k=2007072200150

東京新聞7/22紙面・世論調査(調査日7/19-21)では
民-民自公共-自川
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070722/CK2007072202034629.html

東京選挙区では民主の鈴木寛氏が一歩リードし、同党の大河原雅子、自民の保坂三蔵、公明の山口那津男、共産の田村智子の各氏が接戦。これを自民の丸川珠代、無所属の川田龍平の両氏が激しく追う展開となっている。

毎日7/22紙面・中盤情勢の分析では
民-自民公-川自-共
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/archive/news/2007/07/22/20070722ddm010010172000c.html

鈴木寛氏が抜け出し、保坂、大河原、山口氏も優位な選挙戦を展開。川田、丸川両氏も議席を激しく競り合っている。

朝日7/20紙面・序盤の情勢では
民自公-民共自川
http://www2.asahi.com/senkyo2007/special/TKY200707200115.html

 鈴木寛、保坂、山口が一歩リードし、3人を追って大河原、田村、丸川、川田が横一線の激しい戦いを繰り広げている。

読売7/18紙面・選挙区情勢では
民民自公自-川共 (民民-自公-自-川共)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/jousei2/area02.htm

 鈴木寛が混戦から一歩抜け出し、保坂、大河原、山口、川田、丸川、田村の6人が横一線のまま終盤にもつれこんだ。

【読売7/14-16】
鈴木寛/大河原/保坂三/山口那/丸川珠----川田龍/田村智
【読売7/23-25】
鈴木寛(↑)----保坂三(↑)/大河原(↓)/山口那(−)/川田龍(↑)/丸川珠(↓)/田村智(−)

3871名無しさん:2007/07/26(木) 19:42:07
議席ロックオン 参院選・各党の戦略
1.小選挙区中心の態勢 「動き鈍い」と批判も
【自民党】
http://www.saitama-np.co.jp/main/rensai/kensei/07sanin/lockon/01.html

 十六日午後、県議で県連幹事長深井明が所有する会館に六百人を超す聴衆が集まった。自民党の参院選候補予定者古川俊治(44)の「決起集会」。テレビでおなじみの平沢勝栄衆院議員が、立すいの余地なく詰め掛けた聴衆を前に激励した。

 主催は衆院埼玉5区(さいたま市大宮区など)の牧原秀樹(北関東比例)。牧原が「本当は市民会館などを考えた」と言うと、深井は「幹事長の地元で集会をきちんと開けないと示しがつかない。私が号令をかけた」と補足した。

 現在、比例も含め県内の衆院十五小選挙区すべてに現職を擁している。「衆参同日選並みに」の党本部号令もあり、選挙戦は小選挙区を軸に組み立てる戦略だった。支部長を兼ねる衆院議員が陣頭指揮し、その下で県議ら地方議員や地域支部を動かすという構図だ。

 県連は衆参十九人に「千人規模の決起集会開催」を要請。公示直前まで二十七カ所で集会を開く。牧原主催の集会もその一つ。「宣伝カーの姿が見えない」の苦情に、県連は「小選挙区ごとで運行を」と指示も出した。

 しかし、県連はこの戦略を軌道修正しつつある。「動きが鈍い」との声に押されてだ。

 最近の国政選挙(比例)で八十万前後の得票実績から来る「一人は大丈夫」の楽観論。統一地方選の疲れ。県議選の大幅後退も微妙な影を落とす。かつてのように国会議員の号令一つで組織的な動きがつくられないのも要因の一つだ。

 古川は駅頭に立つより支援団体や企業回りを精力的にこなす。だが、比例候補を抱える団体や業界は、名前の混同を避けようと古川の名を出さない傾向がある。組織票固めを狙う古川には「つらい部分」だ。

 党本部が県連に求めた公明党への支援も頭の痛い課題。県連会長の大野松茂は「具体論は言えない」と言葉を濁したきり。

 幾多の課題を前に深井は「県議がしゃかりきにならないと選挙にならない」と話し、県議を主体にした態勢に切り替える姿勢を見せる。県議団が本格的に動きだすか。古川の議席確保、さらに順位に大きく影響するのは間違いない。

=文中敬称略=

(2007年6月22日掲載)

3872名無しさん:2007/07/26(木) 19:45:29
>>3871
あら、古っ(恥)。あっぱしドさいたま、以後のハリ撤収っ。

3873名無しさん:2007/07/26(木) 19:55:41
お、おお。そっかぁ。少なめっ、なのネ。将来「足りなくてトラブル」、有りうるんだろか・・・。
38度線の向こうってどうなんだろう、別の意味で足らなかったりしち。

asahi_com:投票用紙、全員分は準備せず 東京など「節約」 参院選 - 政治
2007年07月26日19時21分
http://www.asahi.com/politics/update/0726/OSK200707260154.html

 参院選の投票が29日に迫るなか、全国の都道府県選挙管理委員会が有権者に投票参加を呼びかけている。もちろん、究極の目標は「投票率100%」だが、実は東京、大阪、神奈川、埼玉の4都府県では全有権者分の投票用紙を印刷していない。投票率が60%を切る状況下で、以前から5〜15%分を「節約」しているのだが、投票率アップの運動をしている人たちの間には割り切れない思いも残る。

 有権者が約710万人を数える大阪府。町村分は全員分を刷るものの、市区分は90%分しか印刷していない。全有権者に対する投票用紙の充足率は、若干の余裕分を含めて91.14%だ。

 府選管によると、90%の数字に「根拠はない」。以前から慣例となっており、いつから続いているかも定かではないという。投票率が年々下がる状況では、「変更する理由がない」と担当者は説明するが、一方で、10%の差では費用面で大差はないという。「それならなぜ、全員分印刷しないのか、と言われても返事のしようがない」と困惑する。

 ただ、04年参院選の選挙区での投票率は53.18%どまり。約3000万円の印刷費用のうち約1250万円が無駄になった計算になる。

 「投票に来ないものを用意しても無駄」とまで担当者が言い切るのは東京都選管。23区分は有権者の85%、市分は90%しか印刷していない。前回参院選の投票率は56.08%。余裕で間に合った勘定だ。

 都選管は、選挙が終わるたびに無作為で1600人の都民を対象にした世論調査を実施している。「刺客騒動」で盛り上がった05年の衆院選では、「選挙に関心があった」と答えた人が84.5%に上ったが、それでも実際の投票率は65.59%。印刷を増やす状況にはないという。「投票率が上がってヒヤヒヤする状況になれば逆にうれしい」と担当者。

 埼玉県選管は95%しか刷らない。「全員投票は想定していない。使わなかった用紙の廃棄にも金がかかる」。前回54.48%の神奈川県選管も市区分は95%。戦後の国政選挙では1958年の衆院選の全国投票率は76.99%が最高で、「95%は現実的な数字」と自信をのぞかせる。

 一方、100%印刷にこだわる兵庫県。前回は55.11%で、投票率は4都府県とほとんど変わらない。「投票総参加を呼びかけながら、全員分を印刷しないのは矛盾する」との考えだ。前回54.6%の京都府も「1票は国民の貴重な権利。無駄や効率など現実を見て判断するものではない」とする。

 総務省選挙部は「有権者に投票を呼びかける以上、大原則は100%印刷だが、経費の節約もあるので都道府県の判断に任せている」との見解だ。

 参院選の投票率アップの啓発運動をしている大阪青年会議所の上林宏充理事は「以前、大阪市選管から説明を受けた時は驚いた。投票率が低迷する状況では、効率を考えて少なめに印刷しているのは仕方ないかとも思うが、そのまま何もしないというのも恥ずかしい。『全員分の投票用紙を印刷しなければ』と、府選管に思わせるほどの高い投票率を目標にしたい」と意気込んでいる。

   ◇

 参院選の全国投票率は、衆参同日選となった80年の74.54%が最高。その後は低下傾向が続いており、前回は56.57%だった。

3874名無しさん:2007/07/26(木) 20:00:57
雲行き@終盤でまた変わるんだろうか・・・?!

内閣支持率微増、参院選は民主優位に変わりなし…読売調査 ニュース 参院選2007 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070726i112.htm

読売新聞社は24日から26日にかけて、参院選に関する第6回継続世論調査(電話方式)を実施した。

 安倍内閣の支持率は36・5%で、不支持率は51・8%だった。支持率は前回調査(17日〜19日実施)よりも1・7ポイント増え、2回連続で上昇、継続調査では最高となった。不支持率は前回から0・8ポイントの微減だった。

 政党支持率は自民党32・6%(前回比1・3ポイント増)、民主党25・6%(同1・5ポイント増)だった。支持政党別の内閣支持率は、自民支持層が77・0%と前回より4・8ポイント増。最低だった第3回調査(3日〜5日実施)を10ポイント以上上回った。

 公明支持層も第1回調査では5割を切っていたが、6割弱まで回復した。与党支持層で支持がやや戻っていることが、支持率回復につながっているようだ。

 有権者がどの政党に投票するかでは、比例選で民主党が28%、自民党が23%。選挙区選では民主党31%、自民党27%だった。民主党の優位に依然変わりはないが、比例選で自民党が民主党との差を3ポイント縮めるなど、厳しい情勢に危機感を持つ自民党が終盤の追い込みに力を入れていることがうかがえた。

 年金記録漏れ問題に対する政府の対策については、「評価する」が前回比2ポイント増の計38%、「評価しない」が同2ポイント減の計53%だった。

 この問題に対して民主党が有効策を打ち出していると思うかどうかでは、「そうは思わない」が64%(前回比3ポイント増)で、「そう思う」はほぼ横ばいの18%だった。

 新潟県中越沖地震に対する政府の対応については、「評価する」が計56%と、「評価しない」の計32%を上回った。

(2007年7月26日19時17分 読売新聞)

3875名無しさん:2007/07/26(木) 20:12:33
ZAKZAK 参院選最終情勢・複数人区、最悪…自民12、民主24
自民 東京、埼玉などで「0」も
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007072626.html

 「天下分け目」の参院選は29日投開票を間近に控え、自民党への逆風が収まらない。政治評論家の小林吉弥氏と、政治広報システム研究所の久保田正志代表&本紙が、18ある複数人区(44議席)の最終情勢を徹底分析した結果、「自民12議席」「民主24議席」とダブルスコアになる可能性も出てきた。東京や埼玉などで1議席も獲得できない恐れがある自民に対し、民主は6選挙区で2議席奪取もあり得る勢いとなっている。

 「2週間前より、自民党にとって情勢は悪化している。複数人区は都市部が多いこともあり、赤城徳彦農水相の絆創膏問題と麻生太郎外相の失言が追い打ちをかけた」

 小林氏は指摘する。

 これまでは与野党の棲み分けがあり、安定していた複数人区だが、今回はまったく違う。自民党への逆風は強まり、これがそのまま民主党への追い風となっている。

 独自データや情報網をもとに、小林氏と久保田氏&本紙が分析した最終情勢の判定結果は別表となった。

 極端なケースでは、複数人区の44議席(改選の現有議席は自民18人、民主17人、公明5人、共産1人=注・東京と千葉で1議席増、自民議員辞職で1議席欠員)で、「自民12人、民主23人」(小林氏)、「自民13人、民主24人」(久保田氏&本紙)の結果になった。

 両者の分析から、自民は最悪なら「12」、民主は最高「24」となり、ダブルの差が出てくるケースも予想されるのだ。

 終盤に突入した各選挙区の情勢は、どんな展開となっているのか。

 最大の激戦区は、5議席に20人が出馬した首都・東京だ。追い風を受ける民主の鈴木寛氏と大河原雅子氏、固い組織票を持つ公明・山口那津男氏の3人がリードしている。

 残り2議席を、自民の保坂三蔵氏と安倍晋三首相が担ぎ出した元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代、共産・田村智子、無所属・川田龍平の4氏が競い合う。

 小林氏は「保坂氏は自民党票を固め切れておらず、丸川氏は無党派層で伸びていない。田村氏は投票率が下がったら、川田氏は上がったら、飛び込む」と分析する。

 丸川氏は選挙期間中、住民票移し忘れ問題まで発覚した。久保田氏は「保坂氏は抜けたが、丸川氏は最も自民党票をまとめきれない候補。選挙に行っていないのがマズイ。投票もしない人間が政治家になる資格があるのか、と有権者にみられている」と手厳しい。

3876名無しさん:2007/07/26(木) 20:13:23
 関東では千葉と埼玉、神奈川が大激戦となっている。

 千葉は、自民・石井準一氏と民主・長浜博行氏が抜け出し、残り1議席を民主・加賀谷健氏と自民・白須賀貴樹氏が接戦を演じている。「加賀谷氏は元県議で知名度もあり、都市部に浸透している。白須賀氏は石井氏に票が流れている」(小林氏)。民主2議席の可能性もありそうだ。

 埼玉は、民主・行田邦子氏と公明・高野博師氏がリードし、残り一議席を自民・古川俊治氏と民主・山根隆治氏が競い合う。「行田氏はタマがよく、伸びている。自公協力がうまく行っており、高野氏もいい」(久保田氏)。やはり民主2議席もあり得る展開となっている。

 小泉純一郎前首相のおひざ元・神奈川も接戦が繰り広げられている。自民・小林温氏は一歩リードで、残り2議席を、公明・松あきら氏と民主の牧山弘恵氏と水戸将史氏が争う。小林氏は「組織票がある松氏が強い」といい、久保田氏は「労組票がある牧山氏に勢い」とみる。大波乱もあるか。

 中越沖地震が直撃した新潟も注目される。民主・黒岩宇洋氏は優勢となり、残り1議席を自民・塚田一郎氏と民主・森裕子氏が奪い合う。塚田氏は無党派層に浸透していないが、「森氏には田中真紀子元外相が入れ込んでいるが、真紀子票は多くない」(久保田氏)。

 トヨタ労組を味方につける「民主王国」愛知も面白い。自民・鈴木政二氏と民主・大塚耕平氏は強く、残り1議席をめぐって、民主・谷岡郁子氏と公明・山本保氏が大激戦を展開する。「谷岡氏は中京女子大学の理事長で、個性豊かで知名度がある。学会公明票を食っている」(小林氏)

 複数区で公明党が苦戦していることについて、久保田氏は「過去の国政選挙に比べて公明党の固め率が低い。固め率を高めれば、自公協力もうまくいくだろう」と解説する。

 西川きよし氏や横山ノック氏ら“お笑い”議員を輩出してきた大阪は、どうか。民主・梅村聡氏と公明・白浜一良氏がややリード。安倍首相に「赤城農水相を辞めさせろ!」と直訴した自民・谷川秀善氏と共産・宮本岳志氏が残り1議席を奪い合っている。

 小林氏は「大阪人は谷川氏のようにハッキリ物をいう人間が好まれる」といい、久保田氏は「共産・宮本氏が伸びている。前回総選挙で、社民・辻元清美氏に行った票が行けば、当選もあり得る」とみる。

 1人区に続いて、複数人区も「自民大敗、民主躍進」なら選挙後の政局は避けられそうもない。

3877名無しさん:2007/07/26(木) 20:14:20
<参院選複数人区当落予想>
(左は小林氏、右は久保田氏&夕刊フジ ○=優勢、△=やや優勢、▼=あと一歩)

【北海道】(改選2)
  羽柴秀吉57 無新
  畠山和也35 共新
▼▼多原香里34 無新
△△伊達忠一68 自現
  千代信人43 諸新
  浅野隆雄51 社新
〇〇小川勝也44 民現
  荒川昌之48 無新

【宮城】(改選2)
〇〇愛知治郎38 自現
  加藤幹夫43 共新
  岸田清実52 社新
〇〇岡崎トミ子63民現

【福島】(改選2)
  小川右善57 社新
〇〇森 雅子42 自新
  宮本しづえ55共新
〇〇金子恵美42 民新

【茨城】(改選2)
〇〇藤田幸久57 民新
  石津政雄60 無新
  田谷武夫55 共新
  工藤敏隆46 国新
〇〇長谷川大紋64自新
  武藤博光45 諸新

【埼玉】(改選3)
  沢田哲夫43 国新
〇△高野博師60 公現
〇〇行田邦子41 民新
△〇古川俊治44 自新
  松沢悦子59 社新
▼▼山根隆治59 民現
  綾部澄子48 共新

【千葉】(改選3)
  本間 進52 無新
〇〇石井準一49 自新
▼▼白須賀貴樹32自新
 ▼浅野史子36 共新
  岩渕美智子51国新
  青木和美57 社新
〇〇長浜博行48 民新
△△加賀谷健63 民新

【東京】(改選5)
  ドクター・中松79無新
  沢田哲夫76 無新
△▼田村智子42 共新
  杉浦ひとみ51社新
  神田敏晶45 無新
△〇保坂三蔵68 自現
  東条由布子68無新
  黒川紀章73 諸新
  和合秀典65 諸新
  中村慶一郎73国新
▼△川田龍平31 無新
  須田喜久夫79諸新
〇〇鈴木 寛43 民現
  又吉光雄63 諸新
  鈴木信行41 諸新
〇〇山口那津男55公現
〇〇大河原雅子54民新
  マック赤坂58諸新
▼▼丸川珠代36 自新
  新井徹夫67 無新

【神奈川】(改選3)
  斉藤幸子39 国新
  和田 茂52 社新
  溝口敏盛60 諸新
  畑野君枝50 共元
▼△水戸将史45 民新
〇▼松あきら59 公現
△〇牧山弘恵42 民新
〇〇小林 温43 自現

【新潟】(改選2)
  山本亜希子31社新
△△塚田一郎43 自新
  武田勝利43 共新
〇〇黒岩宇洋40 民現
▼▼森 裕子51 民現
  楠原光政64 無新

【長野】(改選2)
〇〇吉田博美58 自現
〇〇羽田雄一郎40民現
  中野早苗59 共新
  中川博司49 社新

【岐阜】(改選2)
  加藤隆雄58 共新
〇〇平田健二63 民現
〇〇藤井孝男64 無元
【静岡】(改選2)

  木部 一42 無新
  平賀高成53 共新
〇〇榛葉賀津也40民現
〇〇牧野京夫48 自新
  土田博和57 無新

【愛知】(改選3)
  平山良平59 社新
〇〇鈴木政二59 自現
  八田広子61 共元
  柘植雅二52 諸新
  荒川厚太郎62諸新
△△谷岡郁子53 民新
〇〇大塚耕平47 民現
▼▼山本 保59 公現
  兵藤高志45 無新

【京都】(改選2)
〇〇松井孝治47 民現
△△西田昌司48 自新
▼▼成宮真理子37共新
  大城戸豊一57諸新

【大阪】(改選3)
〇〇白浜一良60 公現
  白石純子44 国新
〇〇梅村 聡32 民新
▼▼宮本岳志47 共元
  服部良一57 社新
△△谷川秀善73 自現
  上田剛史42 無新
  林省之介63 無新
  大谷義夫60 無新

【兵庫】(改選2)
〇〇鴻池祥肇66 自現
  原 和美57 諸新
  堀内照文34 共新
〇〇辻 泰弘51 民現
  西田幸光49 無新

【広島】(改選2)
  河野美代子60無新
  福本潤一58 無現
  吉長ゆい48 無新
〇〇溝手顕正64 自現
〇〇佐藤公治48 民新
  藤本聡志52 共新

【福岡】(改選2)
〇〇松山政司48 自現
  馬場能久57 諸新
  田中美由紀33共新
  金岩秀郎44 社新
〇〇岩本 司43 民現
  秀南高行32 諸新

ZAKZAK 2007/07/26

3878名無しさん:2007/07/26(木) 20:16:15
>>3875-3877
夕刊フジって、こんなに連チャンでのっけるのね・・・。

38793878:2007/07/26(木) 21:09:45
というか、「人区」毎に連載を2回(以上?)分けてただけ(汗)??

3880あかかもめ:2007/07/26(木) 23:43:40
>>3837
しょうがないから山根に入れようか検討中だけど、その結果、行田が落選と言う事態に陥らないか懸念してます。
でも投票率が50%後半(県内で)になれば両方通ると思うのでやっぱ山根かなぁ。

思想的には言うまでもなく山根より行田だし、熊谷のうちわ祭りで本人と握手した時は本能的にこの人に入れたいと思ったしなぁ(笑)

でもこの期に及んで自民巻き返しは考え辛いのはわかってるのだがそれでもふたを開けてみるまでは信じられん。
まあ、自民がどんなに頑張っても40台前半なのは言うまでもないですけどね。

3881いなばやま:2007/07/27(金) 00:05:37
>>3880

あかさん、ここは目をつむって山根に、でしょう。
わたしも目をつむって田村に入れました。

3882いなばやま:2007/07/27(金) 00:13:56
民主、勢いを維持 自民40議席割れも 参院選情勢調査
2007年07月27日00時00分
http://www.asahi.com/politics/update/0726/TKY200707260480.html

 29日投開票の参院選について朝日新聞社は24、25の両日、全国の有権者を対象に電話による情勢調査を実施、全国取材網の情報を加えて終盤の情勢を探った。それによると(1)自民は伸びず、40議席を下回る可能性がある(2)公明は改選12議席の確保が微妙(3)民主は勢いを保ち、60議席をうかがう(4)共産、社民は現状維持に懸命――などの情勢が分かった。自公が参院で過半数を維持するのに必要な64議席に届くのは難しそうだ。ただ、有権者の5割近くを占める無党派層は棄権も含め投票行動をぎりぎりまで決めない傾向が強く、なお流動的な要素がある。

 自民が不振で民主が好調だった序盤調査(17、18日実施)と比べ、自民への逆風が強まる一方、民主は勢いを維持している。

 自民が1人区(29選挙区)でリードするか一歩リードしているのは、序盤と同じ群馬、山口など4選挙区だけ。逆に野党に後れをとる選挙区は岡山など18選挙区と序盤より増え、7選挙区でも競り合いが続く。

 2人区(12選挙区)では推薦の岐阜を含む10選挙区で当選をにらむ。京都で情勢が明るくなってきた半面、北海道では予断を許さない。3人区(5選挙区)は1議席は確保しそうだが千葉の2議席目は厳しい。5人区の東京は現職がやや先行するが、新顔は浸透がいまひとつだ。

 比例区は14議席前後。選挙区との合計では、惨敗した98年の44議席を下回り、最低だった89年の36議席程度まで落ち込む可能性もある。

 五つの複数区で公認を立てた公明は大阪で優勢を維持、埼玉では支持を広げて当選圏内に入った。ただ、東京では勢いが落ちて競り合い、神奈川でも当落線上で争う。愛知は厳しい。比例区は7議席前後で、選挙区と合わせると目標の13議席は難しい見通しだ。

 民主は1人区で序盤より勢いを増した。公認が岩手、三重など9県で優勢、5県で一歩リードする。推薦は秋田、沖縄で堅く、愛媛、宮崎も支持を広げる。

 2人区は1議席は堅いが、新潟の2議席目は厳しい状況が続く。3人区は千葉、愛知で2人当選を視野に入れる。神奈川は1人は有力だが1人は当落線上。埼玉は新顔が有利で現職は厳しさを増す。大阪は安定を維持。5人区の東京は現職、新顔がともに着実に浸透している。

 比例区は21議席前後。選挙区との合計では目標の55議席を上回り、非改選と合わせて参院第1党になる公算が大きい。

 共産は選挙区、比例区合わせて4議席前後、社民は比例区で2議席程度の情勢だ。国民新党は比例区で1議席。新党日本は比例区の議席獲得に向け追い上げている。

3883名無しさん:2007/07/27(金) 01:14:22
>>3880
なんか、当地のポスタァ@山根にも、「政権交代の為に二人当選させて下さい」みたいな、追加シールが総支部長名で貼って有りました。地方選でさー、大石忠之のポスタに小児救急云々のシールが追加で貼られたけど、結果はヤギシタ返り咲きだったしなー。当落はともかく、協賛がどの位得票するのか気に成増・・・。

3884やおよろず:2007/07/27(金) 03:15:16
666 :無党派さん:2007/07/27(金) 03:01:55 ID:PaeBeTT3
朝刊が届いた.

東京は,

鈴木寛,安定感増す
大河原・保坂・川田続く
山口と田村5番手争い

民>民≒自≒無>公≒共なのか

3885やおよろず:2007/07/27(金) 05:32:22
http://blog.goo.ne.jp/yaoyorozu_006/
http://blog.goo.ne.jp/yaoyorozu_007/
http://blog.goo.ne.jp/yaoyorozu_008/

選挙区別に各社の情勢記事を纏めました。

3886やおよろず:2007/07/27(金) 05:33:49
>>3881
朝日の記事が正しければ、
最高の判断になりそうです

■東京(改選数5)

 鈴木寛が安定感を増してリード。続いて大河原、保坂、川田が有利な情勢になりつつある。残る1議席をめぐり山口、田村が互角の激しい戦いを繰り広げ、丸川が懸命に追い上げている。杉浦、中村ら、ほかの候補者は伸び悩んでいる。

 鈴木寛は、民主支持層の4割を固め、無党派層の支持も川田に次いで高い。事務・技術職層、製造・サービス従事者層、自営業者層で支持を集めている。

 大河原は民主支持層の3割をまとめた。40代以上の支持が比較的高く、主婦層に浸透をみせている。無党派層にも一定の支持がある。保坂は自民支持層の5割を固めた。無党派層への広がりは見られないものの、自営業者層や、高齢者層からの支持は安定している。川田は無党派層からの支持が3割と、すべての候補者のなかで最も高い。自民、社民各支持層の一部にも食い込み、20代など若年層に支持を広げて情勢は明るくなりつつある。

 山口は公明支持層のほとんどを手堅くまとめているが、それ以外への浸透が今後のかぎだ。田村は共産支持層をほぼ固め、無党派層の支持は鈴木寛と並ぶ。女性からの支持が比較的高い。

 丸川は自民支持層の2割しか支持を集められていない。無党派層への浸透もやや弱い。杉浦、中村は支持が広がっていない。

3887やおよろず:2007/07/27(金) 05:38:14
>>3864

■大分(改選数1)

 激戦で礒崎のリードがわずかとなり、矢野と松本が激しく追い上げる。

 礒崎は自民支持層の7割以上を固め、公示直前に推薦を得た公明の支持層にも浸透。70歳以上の支持が目立つ。無党派層の支持では依然、矢野、松本に先行を許す。

 民主県連が推薦する矢野は21日に入党し、民主色を鮮明にした。民主支持層の5割を固め、無党派層の3割以上に浸透。自民支持層の一部にも食い込む。松本は旧総評系労組の組織力で社民支持層では盤石。民主支持層の3割弱に食い込み、今回選挙に大いに関心があると答えた層の支持が目立つ。無党派層への浸透で矢野にやや後れを取る。後藤、山下は苦戦。

====朝日

大分

 リードをわずかに広げた礒崎を、矢野と松本が追う。礒崎は県出身の衛藤晟一の自民復党、比例選出馬で公明との亀裂が懸念されたが、終盤の追い込みで公明支持層の6割近くの支持を得ている。矢野は21日に民主に入党し、主張を明確にして民主支持層などへの一層の食い込みを図っている。松本は医師の実績などの訴えに力を入れる。

(7月26日)

====読売

3888二階席:2007/07/27(金) 05:38:25
下村副長官:「大敗すれば首相は責任感じる」発言後火消し
毎日新聞 2007年7月27日 3時00分

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070727k0000m010158000c.html

  下村博文官房副長官は26日、東京都内での街頭演説で「『自民党、与党が何議席になっても安倍晋三

首相が退陣することはあり得ない』ということは、実際にはない。やはり大敗すれば首相は責任を感じる」

と述べた。首相は、自民党幹事長だった04年参院選で敗北の責任を取って幹事長を辞任したことがあり、

発言はこうした経緯を踏まえたものとみられる。

 ただ下村副長官はこの後、首相の責任論に火がつきかねないと懸念してか、首相官邸で記者団に対し

「実際には自民党の大敗はあり得ず、首相が責任を感じるような状況は生まれない。選挙はこれから

3日間、いかに危機意識を持つかだ」と説明し沈静化に努めた。【佐藤丈一】

3889小説吉田学校読者:2007/07/27(金) 06:39:19
>>3880
戦略的投票なら、あかかもめ氏、どう考えても山根でしょ。
私も戦略的に加賀谷、応援的に山本孝です。

>>3886
丸川脱落。

3890あかかもめ:2007/07/27(金) 06:57:08
>>3881.3889

今日の朝日を見て山根に入れる事を決めました。でもどうなんでしょう?
厳しいんですかね。比例では康夫ちゃんに投票するけど両方とも落選したら目も当てられん(まあ、ほぼ固まったので変更はないけど)

東京で民主2で川田&田村と続き、山口が落選したら最高なんですけどまあ絶対それはありえねぇだろうな。

>>3883

俺の所(公明現職を追放した選挙区)はまだ見てないですね。公明現職優勢かぁ・・・ よほど人気ないんだな山根。

3891とは:2007/07/27(金) 07:07:01
セミナー終わって夏休み突入。昨日は同僚とビアガーデン→焼酎バー→コンビニ前のベンチで3時お開き。今日は合コンで池袋で飲んで銀座に移動して始発で帰って参りました。遊びすぎで最終版情勢見えてませんけど帰ってみると朝日の朝刊には自民/民主の予測の中央値は38/58とか出てて満足ですな。このまますっといって欲しい所。
京都は共産を引き離してるみたいで残念。もう一段知り合いにてこ入れすっかねぇ。。

3892名無しさん:2007/07/27(金) 07:07:34
さおだけ屋降伏www

敗戦の弁
http://plaza.rakuten.co.jp/kaikeishi/diary/200707260000/
どの党よりも早く、敗戦の弁を述べました!

……というのも、私が以前に行った選挙予想が外れてしまった理由を
今日の「AERA」の取材でお話したのです。

私が一ヶ月ほど前にした選挙予想では、「与野党が接戦」としたのですが
もはや与党の敗戦は必至。

どれくらいの差がつくのかはわかりませんが、私の予想が外れるのはほぼ間違いないので
「どうして間違えたのか?」という敗戦の原因を語ったのです……(^^;)

選挙直後である来週月曜の「AERA」で掲載される予定です。あーあ。

3893小説吉田学校読者:2007/07/27(金) 07:17:31
各紙情勢記事を私なりにまとめると、自民38(藤井含む)民主60(公認のみ)になった。
これは民主に慢心が起きますよ。さあ、どうなる日曜日

3894名無しさん:2007/07/27(金) 07:24:10
日曜の天気は北海道から近畿にかけて雨模様。
http://www.jma.go.jp/jp/week/

しかも東京・名古屋・大阪では、気温も高くムシムシした一日になりそう。
遠出せず投票に行くのか、家から出るのも億劫になるか、どう影響しますか。

3895名無しさん:2007/07/27(金) 07:55:33
>>3890
>山口が落選したら最高なんですけどまあ絶対それはありえねぇだろうな。

局所的に票の分配運動(野党を最大化)が少し前から始まっていて、
党利ばっかりの政党を有権者側が調整してあげるなんてアホらしいと思っていたのだが…

ナンミョーが落ちるとなれば話は別だ。そうでしょ?弾みがつくと思う。
都民の方、とりわけ御覧の先鋭な方は、よくよくご考慮願いますm(__)m

3896いなばやま@大分ウォッチャー:2007/07/27(金) 08:33:55
>>3887
朝日も礒崎>矢野>松本に
それにしても微妙な書き方やなぁ。
無党派への浸透度の伸びしろの分、落語家の方を上にしたのかな。
後藤がもっと頑張って自民票を削って欲しいところなんだが、松本の方ががんばっとるぞ。

自民党か身内か 礒崎、松本陣営 医師会票めぐり攻防
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/oita/20070726/20070726_001.shtml

 29日投開票の参院選大分選挙区(改選数1)で“医師会票”をめぐり、自民新人の礒崎陽輔氏(49)=公明推薦=と、無所属新人の松本文六氏(64)=社民推薦=が激しい攻防を続けている。

 県医師会の政治団体、県医師連盟(約900人)は自民の有力支持団体で、昨年12月に礒崎氏を推薦した。一方、医師の松本氏は医師連盟会員で“身内候補”。診療報酬の引き下げや、療養病床の削減など医師を取り巻く環境が厳しさを増す中、両陣営はそれぞれ政党、個人に焦点を当て支持を訴える。

 礒崎陣営は県医師連盟役員などと連携。礒崎氏は「医師確保対策を強力に進める」「医療保険制度を堅持する」などと会員への働き掛けを強める。陣営幹部は「与党でなければ政策が実現しないことは医師の方々もよく分かっておられるはず」と語り、松本氏支持の動きをけん制。県医師連盟の半澤一邦副委員長は「松本先生を応援する会員は当然いるが、少ないはずだ」としている。

 対する松本陣営は、松本氏の個人的なつながりを重視。22日は病院や老人福祉施設などを重点的に回った。松本氏を応援する医師は「知り合いの医師に電話をすると、『(医師連盟の関係上)表立っては動けないが、分かっている』と言う返事が目立つ」という。陣営幹部は「これまで革新系がなかなか回れなかった医療関係にも浸透している。反応は上々だ」と手応えを語る。

3897名無しさん:2007/07/27(金) 09:49:43
参院選:格差問題も争点…終盤情勢 本社世論調査−今日の話題:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070727k0000m010178000c.html

毎日新聞が25、26日に実施した全国世論調査からは、参院選で民主がリードを保つ一方、最大争点は「年金問題」で変わらないものの、有権者の関心が他テーマにも広がっていることが浮かんだ。中でも「格差問題」への関心の高まりが改選数1の「1人区」での自民苦戦の一因になっていることがうかがえた。【坂井隆之、小山由宇、林哲平】

 ◇年金に次ぐ関心

 投票の際に最も重視する政策を聞いた質問の回答では、格差問題の伸びが目立つ。5月の前々回調査は13%で年金、教育、憲法に次ぎ4番目だったが、前回は15%に上昇し、今回は16%で年金に次ぐ2番目の争点に浮上した。特に内閣不支持層では21%が格差問題を挙げており、年金の22%と同水準となった。

 注目されるのは、格差を挙げた人の参院選への考え方。勝ってほしい政党は民主62%、自民17%で、民主のリード45ポイントは全体の14ポイントを大きく上回った。投票先の質問でも選挙区で民主47%、自民15%、比例代表で民主49%、自民14%と大きく差が開いており、格差問題が自民に打撃を与えていることがうかがえた。

 また、格差を挙げた人の内閣支持は18%にとどまり、不支持は71%。支持政党でも民主35%、自民11%などで、いずれも全体と比べて自民により厳しい数字が並んだ。

 格差問題は民主が今春の統一地方選で最大争点と位置づけたテーマ。統一選ではあまり効果が上がらなかった戦略が、ここにきて奏功した形だ。

 毎日新聞の19〜21日の特別世論調査は、1人区の自民苦戦を示した。1人区は農村部など格差問題に悩む地区を抱える選挙区が多い。自民の取り組みに対する不満が、1人区での「自民離れ」につながっていることを示すデータと言えそうだ。

 ◇年金改革…民主案、支持53%

 年金記録漏れ問題を投票の判断材料にすると答えた人は66%で前回の74%からは減少。政府が対応策を打ち出したことなどを受け、わずかながら関心が他の争点に移りつつあることを示した。ただ、投票の際に最も重視する政策は年金問題が26%で引き続きトップ。年金一色でなくなっただけで、関心が高いテーマであることは変わらない。

 判断材料にする人の投票先は、比例代表が民主42%、自民21%で、選挙区が民主38%、自民21%だった。勝ってほしい政党でも民主が53%で、自民の25%を大きく上回っており、年金問題に不満を持つ層を民主が取り込んでいることが改めて鮮明になった。

 一方、年金制度改革をめぐり、与党案と民主案のどちらがいいと思うかを尋ねたところ、「基礎年金部分を税金でまかなう民主案」が53%に達し、「現行の保険料方式を維持する与党案」の33%を上回った。自民支持層の23%、公明支持層の20%も民主案を支持しており、国民年金の未納・未加入が深刻化している保険料方式への不安感が広がっていることが浮かび上がった。

 年金改革に関連する消費税率引き上げ問題については、「現状の5%のままでよい」という回答が44%で最も多かった。

 ◇無党派層…民主が取り込みか

 政党支持を尋ねる質問に「支持政党はない」と答える無党派層は、国政選挙のたびに勝敗のカギを握る存在と位置づけられる。今回の調査からは民主がすでに無党派層を取り込んだことを示す数字も浮かんだ。

 「支持政党はない」と答えた人の参院選への考え方を見ると、勝ってほしい政党は民主44%(前回比6ポイント減)、自民18%(同3ポイント増)。投票先も選挙区が民主26%(同9ポイント減)、自民13%(前回と同じ)、比例代表が民主31%(同9ポイント減)、自民15%(同2ポイント増)。

 いずれも民主が大きく上回ったものの、増減の傾向は全体の情勢と違う結果となり、無党派層で民主が後退する一方、自民が盛り返しているようにも映る。

 しかし、「支持政党はない」という回答は前回比9ポイント減の34%。民主支持と答えた人が同6ポイント増の24%に達したことから考えると、前回まで無党派だった層の多くが民主支持層に移行していたととらえられる。

毎日新聞 2007年7月27日 3時00分

3898名無しさん:2007/07/27(金) 10:32:53
asahi_com:地方格差「深刻」62% 「民主に投票」顕著 情勢調査 - 政治
2007年07月27日02時43分
http://www.asahi.com/politics/update/0726/TKY200707260481.html

 今回の参院選終盤情勢調査では、大都市と地方の格差をどうみるかも聞いた。格差が「深刻な問題だ」という人は62%で、「それほどではない」の27%を大きく上回った。「深刻」という人は地方で多く、選挙区、比例区とも民主への投票が顕著だ。参院選で地方で民主が好調な背景に、都市と地方の格差の問題がある様子が浮かぶ。

 都道府県別でみると、「深刻」が最も高いのは高知の78%で、最も低いのは滋賀の54%だった。北海道や東北、山陰、九州は高い県が目に付き、関東や北陸、東海で低い都県が目立つ。参院選の選挙区との関係でみると、1人区(29選挙区)で64%とやや高めだ。

 選挙区で投票したい候補の所属政党は、「深刻」という人では民主が45%で、自民の28%を上回る。「それほどではない」では自民が41%、民主が34%だった。

 同様に「深刻」と答えた人のなかで、比例区で投票したい政党は民主が50%を占め、自民は26%にとどまる。「それほどではない」では自民が40%で民主が39%だ。地方格差の問題が参院選で自民に不利に働いている状況がうかがえる。

 一方、参院選で投票する際、年金の問題を「重視する」という人は、「大いに」(40%)と「ある程度」(48%)を合わせて88%にのぼる。この数字は序盤調査(17、18日)も今回も変わっていない。

 このうち、「大いに重視する」人の比例区投票先は、2回とも民主が50%と半数を占める。自民は序盤が28%、終盤は26%だった。年金問題は、選挙戦終盤まで自民にとって逆風になっているようだ。

3899名無しさん@彩8区:2007/07/27(金) 11:55:32
ウラの裏(!?)であっぱし行田にしておきます。新保守か?リベか?こうだっ(w、というのが観えないのが不安ですが>こうだ
(ヤマネは)「死に票」率高めそうがヤダ、というのが最大の理由ですが、山根は労組オンブ(旧民社?!)・政策あぴーるナオザリ気味&今回の民主優勢で気がゆるんでいる?
それならばそれで警鐘を鳴らしたく。もっと広義の組織戦(白兵戦、地上戦)せーよもある。仮に2人とも通ったら、それはソレでおめでとー、ッてことで。

3900とはずがたり:2007/07/27(金) 15:59:14
>>3883>>3899
最近書き込んでいただいてます文体がちょいと特長ある名無しさんっすよね。彩の国埼玉だったんすね。
8区だと所沢あたりっすか?幼なじみの美人姉妹(+美人お母さん)がいたけど所沢へ引っ越していってしまいましたなぁ。。

>>3889-3890
俺も山本氏に応援票入れました。
田中康夫が大嫌いな俺でも大江とかが民主圧勝で受かっちまうよりかは反自民のスタンスにぶれはない新党日本も戦略的にはありかとは思いましたが・・・。
現職の強みとか参院ではあんまり無いっすよね。連合支援+おさーん+友愛+定数3で2人擁立と立ち位置がそっくりの加賀谷と山根の内加賀谷が山根よりも最終盤の情勢的には有利っぽいのは山根に油断があったか?

>>3871-3872
俺も古い記事を貼り付けてしまうことありますんで古くても気にせず面白いと思えばがんがんはっつけて下さいまし。
>>3871はまぁ>>3413辺りで貼り付け済みですが。。

>>3874
まぁ投票前には引き締まりますよね。。何処迄組織の引き締めに対抗しうるのか?

>>3885
おお,久しぶりのブログ更新っすね。また参考にさせていただきまふ。

>>3886>>3895
東京で公明が落選させれたら大勝利なんだけどなぁ。。
俺も東京人だったら田村に入れてたと思うんだけど,狙いは自民共倒れで公明を落とせると云うのが射程に入るとは思いもよらなかったっす。

>>3887>>3896
朝日・読売は矢野>松本なんですね。
後藤が削れるのは郵政票が主だと思うんですけど,女性票なんかも行けますかね。

>>3893
珍道中発言等々とか民主からにやけ笑いが抑えきれない様子が漏れてますよね〜。

3901とはずがたり:2007/07/27(金) 16:37:26
民主党優位…鳥取
民主微かに先行…栃木、鹿児島
自民民主横一線…青森、石川、高知
国民新の新人が自民党現職と並んできた…島根
自民巻き返し…香川、熊本、宮崎

民主優勢変わらず
参院選世論調査
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007072700014&amp;genre=A1&amp;area=Z10&amp;mp=

 共同通信社は25、26両日、参院選に向けて有権者の意識動向を探るため、全国電話世論調査(第5回トレンド調査)を実施、比例代表で投票する政党や候補者を「民主党」と答えた人は27・4%で、「自民党」の21・5%を上回り、終盤にきても民主党好調、自民党劣勢の流れが変わっていないことが浮き彫りになった。ただ両党間の差は第4回トレンド調査(8・9ポイント差)に比べて縮まった。

 また24日から26日にかけて21選挙区で電話世論調査を実施、取材を加味して情勢を探ると、民主党は激戦の続く改選1人区で好調を維持。3人区の一部で民主党が2議席目を確保する勢いだ。

 1人区では、民主党が鳥取で優位に展開、栃木、鹿児島でわずかに先行する。香川、熊本、宮崎では自民党が巻き返してきた。青森、石川、高知などで自民、民主両党が横一線。島根では国民新の新人が自民党現職と並んできた。

 2人区の北海道では、民主党現職が安定。自民党現職と無所属新人が激しく競り合う。
 3人区では、埼玉、神奈川で民主党新人が頭1つリード。千葉は3議席目で民主、自民の新人同士が接戦。愛知では民主、自民両党候補を公明党現職が追う。5人区の東京は民主、公明両党現職が先行する。(共同通信)

3902とはずがたり@朝日終盤情勢:2007/07/27(金) 18:06:48
〈終盤の情勢〉北海道・東北
http://www2.asahi.com/senkyo2007/special/TKY200707260459.html
2007年07月27日

■北海道(改選数2)・・・トレンドを考えると激しく競り合ってるというなら伸びてきてる多原に勝機は大きいかも。

 小川が他の候補を引き離し、優位に立ったまま安定している。残る1議席をめぐり、伊達と多原が激しく競り合っている。他の候補には勢いが見られない。

 小川は序盤同様に男女、各年代にまんべんなく浸透し、民主支持層の7割を固めている。伊達は支持基盤固めに懸命だが、自民支持層の支持が約7割と、序盤に比べて大きな変化は見られない。推薦を受けた公明支持層や無党派層の支持も同様だ。多原は無党派層の支持が4分の1程度と伊達を上回り、推薦を受けた民主支持層の2割からも支持を得ている。有権者数が最大の札幌市や周辺部で支持が比較的厚い。

■青森(改選数1)

 平山が混戦から抜け出し一歩リード、山崎が懸命に追っている。渡辺、高柳は伸び悩んでいる。

 小沢代表が2度訪れるなど党本部の厚い支援を受けた平山は着実に支持を広げている。民主支持層の大部分を固め、無党派層の約半分にも浸透した。若い年代ほど支持が多い。

 山崎も安倍首相の応援を2度受け、自民支持層の8割を固めた。公明支持層もほぼまとめたが、無党派層の支持で平山に後れを取っている。

 渡辺、高柳は広がりが見られない。

〈終盤の情勢〉関東
http://www2.asahi.com/senkyo2007/special/TKY200707260462.html
2007年07月27日

■茨城(改選数2)

 藤田と長谷川が他候補を引き離し、当選圏内にある。

 藤田は勢いがやや鈍ったものの、依然安定感がある。民主支持層の9割を固め、無党派層への浸透では半数を取り込んで他候補を大きく引き離す。自民支持層の一部にも食い込んでいる。

 長谷川は組織を引き締め、勢いは上向きだ。序盤調査では7割だった自民支持層の支持を8割まで固めた。無党派層の支持も2割ある。石津、田谷、武藤、工藤は無党派層への浸透がいまひとつで苦しい戦い。

■栃木(改選数1)

 1議席をめぐり自民と民主の現職がぶつかる注目区。谷が優位に立ち、国井が追い上げる状況が続く。小池は苦しい。

 再選を狙う谷は民主支持層の9割以上、無党派層の6割を固めた。40代を中心に若年層からも支持を集め、事務・技術職層の約7割に浸透。地盤の県央で支持が厚い。

 3選を狙う国井は自民支持層の8割強を固め、公明支持層からも一定の支持を得ているが、無党派層で谷に水をあけられている。小池は共産支持層を固めきれておらず、広がりもない。

3903とはずがたり@朝日終盤情勢:2007/07/27(金) 18:08:21
>>3902-3903
■埼玉(改選数3)・・・県連は山根に票をもちっと集めるべきではないですかね?このままでは前回の二の舞である。

 行田が他候補を引き離してリード、古川も安定感を増して優位に立った。高野は混戦を抜け出して当選圏内に入る勢いだ。山根は民主2議席を狙って懸命に割り込みを図る。綾部、松沢、沢田は苦戦。

 年金や格差問題を訴える行田は、無党派層の4割近くに浸透している。民主支持層も5割以上を固め、県内全域で支持を集めている。事務・技術職層の支持は4割近い。

 古川は自民支持層の8割を固めた。無党派層への食い込みはいま一つだが、各年代にほぼまんべんなく浸透している。

 高野は公明支持層を固めきり、無党派層の支持も2割と行田に次いでいる。主婦層の支持が厚く、遅れていた男性への浸透も2割程度になり、上向いている。

 山根は、民主支持層の多くが行田に流れ3割しか固められていない。無党派層の支持も1割程度で、今後の支持拡大がかぎだ。綾部、松沢、沢田は支持に広がりがない。

■千葉(改選数3)・・・民民自の勢い?

 長浜が優位に立つ。加賀谷も有力で、石井は勢いが鈍ったがなお安定感がある。白須賀、浅野が懸命に追い、本間、青木は支持拡大に懸命、岩渕は勢いがない。

 長浜は民主支持層で半数、無党派層で2割近くの支持。30代以上に幅広く浸透、県北西部のほか県央の支持も手堅い。

 加賀谷は民主支持層の3割、無党派層の2割をまとめた。県央で浸透、事務・技術職層の約3割が支持している。

 石井は自民支持層からの支持が序盤の6割から4割になったが、公明支持層の半数以上をまとめ、有利な情勢にある。

 白須賀は自民支持層の支持が序盤の2割近くから3割に。浅野は共産支持層をまとめ追い上げを図る。本間は無党派層の一部、青木は社民支持層に浸透するが出遅れており、岩渕は苦戦。

■東京(改選数5)>>3886・・・川田が当選圏に入って丸川は脱落ですな。

■神奈川(改選数3)

 牧山が優位に立ち、小林は逃げ切りに懸命。3議席目を松と水戸が横並びで争い、予断を許さない情勢だ。

 牧山は勢いがある。民主支持層の支持は序盤調査の4割から5割に。無党派層では松、水戸と並んで2割程度の支持を得る。男性の支持も3割と高い。小林は自民支持層の8割を固める。年金問題を重視しないと答えた層や、70歳以上で支持が多い。農林漁業者層や自営業者層での支持も目立っている。

 松は公明支持層をほぼ固めた。年金問題を大いに重視すると答えた層や主婦層で支持が高い。女性の支持は3割弱、男性は1割と男女の差が目立つ。水戸は反対で、男性から2割強、女性から1割強の支持。特に男性の20代で支持が高い。牧山とは逆に、民主支持層の支持が序盤の5割から4割になった。

 畑野は共産支持層の大部分と無党派層の1割が支持。和田、斉藤は支持に広がりがない。

3904とはずがたり@朝日終盤情勢:2007/07/27(金) 18:09:48
いずれも自民が競り合いながらもちょいと優勢みたい。アナウンスメント効果で盛り返しているのか?

〈終盤の情勢〉甲信越・北陸
http://www2.asahi.com/senkyo2007/special/TKY200707260464.html
2007年07月27日

■新潟(改選数2)

 黒岩が安定した戦いぶりで、塚田も有利な情勢になりつつある。森は割り込みを図って懸命に追い上げている。

 再選を目指す黒岩は、5割以上の民主支持層を固め、無党派層の支持も3割強で一番高い。各年代から支持を集め、依然安定した戦いぶりだ。

 3度目の国政挑戦となる塚田は自民、公明支持層の大半をまとめた。後れをとっていた無党派層の支持も3割弱に。

 森は、民主支持層の4割を固め、無党派層の支持も塚田と並んでいる。やや引き離されている女性の支持拡大がかぎになりそうだ。山本、武田、楠原には支持の広がりが見られない。

■富山(改選数1)

 野上と森田が激しく競り合ったまま終盤戦にもつれ込んでいる。泉野は勢いが見られない。

 野上は自民支持層の9割、公明支持層の大半を固め、無党派層の4割にも浸透している。職業別では主婦層や農林漁業者層の支持が厚い。70歳以上の支持は7割近い。

 森田は民主支持層の9割を固め、無党派層の支持は6割と、野上を上回る。20〜60代で5割前後の高い支持を得ており、事務・技術職層からは6割近い支持を集めている。泉野は共産支持層以外に広がりがない。

■石川(改選数1)

 矢田と一川の競り合いが続いている。近松、浜崎は苦戦。

 矢田は、党幹部や閣僚級の応援を度々招き、組織力を生かして浸透を図っている。自民支持層の9割、公明支持層の大部分を手堅く固めた。地元の能登地域で優位に立ち、それ以外の地域でも一川と競り合っている。

 一川は、民主支持層の9割を固め、社民支持層の大半にも支持を広げた。無党派層では矢田を大きく上回る6割近い支持を集めている。

 近松は、共産支持層以外に勢いが見られない。

■福井(改選数1)

 松村と若泉が横一線のまま終盤戦にもつれ込んでいる。山田は勢いが見られない。

 松村は、安倍首相や閣僚の応援を相次いで受け、テコ入れに懸命だ。自民支持層の9割、公明支持層の大半を固め、無党派層の3割から支持を集めている。

 若泉も小沢代表はじめ党幹部の手厚い支援を受ける。民主支持層の9割をまとめ、無党派層では、松村を上回る6割に浸透。自民、公明支持層の一部も取り込み、すべての地域で松村と互角の戦いを繰り広げる。

3905とはずがたり@朝日終盤情勢:2007/07/27(金) 18:10:19
〈終盤の情勢〉東海
http://www2.asahi.com/senkyo2007/special/TKY200707260466.html
2007年07月27日

■愛知(改選数3)

 大塚が優位に立ち、鈴木も安定した支持を得ている。谷岡はあと一歩で当選圏で、山本が懸命に追い上げている。八田は伸び悩み、平山は苦戦。

 大塚は民主支持層の4割程度を固めた。労組の組織的支援を受け、男性と製造・サービス従事者層から比較的高い支持を得る。無党派層でも3割近くに浸透している。

 鈴木は自民支持層の約7割をまとめている。序盤調査では1割程度だった無党派層の支持は2割になった。60代以上での支持が厚めだ。

 大塚とともに民主2人当選をめざす谷岡は、民主支持層の4割の支持を得たほか、無党派層の2割をつかんでいる。20代の支持が高い。

 山本は公明支持層の9割程度を固めた。ただ、期待する自民支持層からの支持は1割程度にとどまっている。

 八田は共産支持層をまとめたが、支持に広がりがない。平山は社民支持層もつかみきれていない。

〈終盤の情勢〉近畿
http://www2.asahi.com/senkyo2007/special/TKY200707260470.html
2007年07月27日

■京都(改選数2)

 松井が安定した支持を得ている。西田が成宮との競り合いから抜け出しつつあり、成宮が懸命に追い上げている。

 松井は序盤調査から続いて安定感を示している。民主支持層のほか年代別や職業別、地域別でほぼ満遍なく支持を獲得。製造・サービス従事者層での支持が厚い。

 西田は自民支持層の7割を固め、70歳以上の支持で松井を上回る。20日に推薦が決まった公明支持層の大半を押さえたが、無党派層や若年層への浸透が弱い。

 成宮は共産支持層のほか、民主や公明支持層の一部にも食い込みをみせる。無党派層の支持は2割台といま一つ。

 大城戸は勢いがない。

3906とはずがたり@朝日終盤情勢:2007/07/27(金) 18:11:21
>>3905-3906

■大阪(改選数3)

 梅村が引き続き他候補を引き離しており、白浜も安定した戦いぶり。谷川は当落線上の競り合いから一歩抜け出し、宮本が懸命に追い上げている。白石と服部は勢いが見られず、無所属3候補も苦戦している。

 梅村は民主支持層の9割を固めたほか、無党派層の4割弱の支持を確保。自民支持層の一部にも浸透している。各年代で支持が安定しており、30代〜50代では4割を超す。男性の支持が厚い。

 白浜は公明支持層をほぼ固めたうえ、無党派層や自民支持層の一部にも食い込んでいる。男性より女性で支持が高い。

 谷川は自民支持層の7割を固め、無党派層の一部も取り込んで逃げ切りに懸命だ。20代と60代以上の支持が2割を超える。

 宮本は共産支持層をほぼ固めたが、無党派層の支持が1割程度と浸透できていない。

 白石、服部は無党派層の支持拡大に懸命だが、伸び悩んでいる。

■和歌山(改選数1)

 世耕が優位を維持し、阪口が懸命に追う。国重は苦戦している。

 世耕は自民、公明各支持層を手堅くまとめた。選挙戦中盤以降、やや弱かった都市部での遊説に力を入れ、全域で高い支持を得ている。

 阪口は民主支持層の8割以上を固めたものの、無党派層からの支持が3分の1にとどまり、支持が広がっていない。国重は共産支持層以外では伸び悩んでいる。

〈終盤の情勢〉中国・四国
http://www2.asahi.com/senkyo2007/special/TKY200707260476.html
2007年07月27日

■鳥取(改選数1)

 川上がやや先行し、常田が懸命に追う展開が続く。市谷は苦しい戦い。

 川上は、小沢代表が28日に今月3度目のてこ入れに入り、逃げ切りを図る。民主と社民の支持層をほぼ固め、自民、公明支持層の一部にも食い込む。無党派層では過半数の支持を得る。

 常田は自民、公明支持層をほぼ固めた。中盤以降、演説会で土下座をするなど巻き返しに懸命。推薦団体などの電話作戦を徹底する。公明も積極的な支援を展開。無党派層からも4割近い支持を得ている。

■島根(改選数1)

 亀井と景山が終盤まで大接戦を続けている。後藤は苦しい戦い。

 亀井は民主支持層の8割をつかみ、社民支持層と国民新支持層を固めた。3党幹部らが続々と応援に入り、無党派層の6割以上に支持を広げている。年代別では50代の支持が目立つ。

 景山は自民支持層の9割近くを固めた。地元選出の青木幹雄・党参院議員会長や党幹部らが支援に入り、支持組織の引き締めを徹底。農林漁業者層の支持が厚い。後藤は共産支持層以外に目立った広がりがない。

3907とはずがたり@朝日終盤情勢:2007/07/27(金) 18:11:59
>>3906-3907

■岡山(改選数1)

 序盤は姫井と片山が競り合っていたが、終盤に入り、姫井が幅広い支持を集めて片山をリードしている。植本は苦戦している。

 姫井は民主支持層の9割以上を固め、公明支持層の一部にも浸透。序盤調査に比べ、無党派層の支持がほぼ半数から6割に、女性の支持も4割弱から半数になり、勢いが上向いている。

 片山は自民支持層の9割、公明支持層の多くを固めたものの、無党派層からの支持は3割台にとどまり、県全域で伸び悩んでいる。

■広島(改選数2)

 佐藤、溝手の有利な情勢が続き、河野が懸命に追い上げている。藤本、吉長、福本には勢いがみられない。

 佐藤は民主支持層の7割台、無党派層の4割から支持を得ている。40代〜60代の半数近くを固めるなど、各年代から幅広く支持を集めている。

 溝手は自民支持層の7割をまとめているが、公明支持層は固めきれていない。職業別では自営業者層、農林漁業者層に一定程度、浸透している。

 河野は無党派層への支持を広げ、4割近くに浸透しつつある。民主支持層の一部にも食い込む。

 藤本は共産支持層をほぼまとめたが、支持が広がっていない。吉長、福本は苦戦している。

■香川(改選数1)

 植松が真鍋との競り合いから一歩抜け出し、真鍋は追い上げに懸命だ。近石は伸び悩んでいる。

 植松は民主支持層の8割以上を固め、社民支持層の多くをまとめた。無党派層にもほぼ6割浸透している。年代別では30代〜60代の支持が厚い。

 真鍋は自民支持層の8割を固め、公明支持層の大半を押さえた。年代別では70歳以上で支持が目立つ。無党派層からの支持は約3割で、今後、支持拡大を目指す。

 近石は共産支持層の大半をまとめたが、苦しい戦い。

■愛媛(改選数1)

 友近が関谷との互角の展開から一歩抜け出した。関谷は追い上げに懸命。田中は苦しい。

 友近は民主支持層の9割をまとめ、無党派層の7割に浸透。30代からの支持が根強い。職業別では比較的弱かった農林漁業者層にも浸透しつつある。県東部や南部でも支持を広げている。

 関谷は自民、公明各支持層を手堅くまとめる。無党派層の支持は3割で今後の支持拡大が鍵。年代別では70歳以上で6割の支持を集める。田中は共産支持層の大半をまとめたが、伸び悩む。

■高知(改選数1)

 武内、田村が全域で横並びの接戦を続け、予断を許さない情勢だ。村上は伸び悩んでいる。

 武内は党幹部が頻繁に応援に入り、民主支持層の8割をまとめた。無党派層への浸透は4割で、田村と互角に分け合う。40代〜60代の支持が比較的高い。

 田村は組織の引き締めをはかり、自民支持層の8割、公明支持層の大半を固めた。女性の支持がやや厚く、年代別では20代の支持が高い。

 村上は共産支持層の大半を固めたが、支持の広がりが見られない。

3908とはずがたり@朝日終盤情勢:2007/07/27(金) 18:12:31

〈終盤の情勢〉九州・沖縄
http://www2.asahi.com/senkyo2007/special/TKY200707260477.html
2007年07月27日

■佐賀(改選数1)

 川崎がやや優位だが、追い上げる川上との差は縮まっている。中尾は勢いが見られない。

 川崎は民主、社民各支持層を手堅くまとめているほか、無党派層の半数から支持を得ている。年代別では20代〜50代の支持が厚い。

 組織戦を展開する川上は、県議が中心となり農業や商工関係の団体に引き締めを図る。自民支持層の8割、公明支持層の大半を固めた。無党派層への浸透は3割。

 中尾は共産支持層をほぼ固めたが、苦戦している。

■長崎(改選数1)

 小嶺と大久保が横並びで予断を許さない情勢が続いている。

 小嶺は自民支持層の9割を固め、公明支持層もほぼまとめた。無党派層の半数に浸透している。女性の支持が高く、年代別では若年層と高齢層で支持が厚い。

 大久保は民主支持層と支援を受ける社民支持層をほぼまとめ、無党派層の4割の支持を得る。40代〜50代で支持が高い。長崎市では小嶺と互角の戦いとなっている。

 渕瀬は共産支持層をほぼまとめたが、伸び悩んでいる。

■熊本(改選数1)

 松野が三浦との競り合いから抜け出し、一歩リードしている。

 松野は民主、社民の各支持層をほぼ固め、自民や公明支持層の一部にも食い込む。男性の支持が多く、年代別でも満遍なく浸透。県中央部で支持が安定し、事務・技術職層での支持も目立つ。

 三浦は自民支持層の8割を固めた。安倍首相の応援などでてこ入れを図り、無党派層の支持は4割強と松野と分け合うが全体的な勢いはいまひとつ。農林漁業者層で支持が目立つ。橋田は共産支持層を固めたが、苦戦。

■大分(改選数1) >>3887

■宮崎(改選数1)

 外山が優勢となり、小斉平が懸命に追う。長峯は伸びず、東、馬場、井野とともに苦戦する。

 外山は序盤より勢いが上昇した。無党派層の5割に浸透。序盤調査では2割強だった。民主支持層も手堅くまとめ、支持は8割になった。

 小斉平は、長峯陣営との間で自民が分裂含みとなる中、自民支持層の6割に浸透しているが、無党派層からの支持は1割程度と外山に引き離されている。

 長峯は自民支持層、無党派層からの支持がともに2割程度。東は無党派層と社民支持層の一部への食い込みにとどまる。馬場は共産支持層以外に広がりがみられず、井野は勢いが見られない。

■鹿児島(改選数1)

 皆吉と加治屋が横一線の激しい戦いで、山口は伸び悩んでいる。

 皆吉は民主、社民各支持層をほぼまとめた。無党派層の約6割にも浸透している。序盤調査から若年層への支持も広がりつつある。男性からの支持が目立っている。

 加治屋は自民支持層の9割をまとめ、推薦を得た公明支持層もほぼ固めた。70歳以上の支持が目立つ。安倍首相や小泉前首相ら「大物」が次々と鹿児島入りし支持を訴えているが、無党派層への浸透は3割程度と依然、皆吉と差がある。

3909とはずがたり:2007/07/27(金) 18:31:38
俺も此やりかけたけど面倒くさくて途中で断念した。

350 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/25(水) 00:00:23 ID:5BQTjriv
>>3828-3829を民主の議席獲得可能性に点数化
●…3 ▲…2 ★…1   ○…−3 △…−2 ☆…−1

西日本など地方紙は数字が出そろってないので除く。

■鉄板(7)  ◆可能性高(7)  ≪激戦区≫(10)
岩手 18   秋田 13       熊本  5
三重 18   栃木 11       岡山  4
沖縄 18   徳島 11       福井  4
滋賀 17   佐賀 10       青森  3
奈良 16   香川 10       長崎  3
山梨 17   鳥取  8       愛媛  2
山形 17   高知  7       鹿児  2
                      宮崎  1
                      島根  0
                      富山  -2 
□自民の可能性高(5)
 石川  -8
 大分 -11
 和歌 -17
 山口 -18
 群馬 -18

よって、民主…14  激戦区…10  自民…5

各媒体のバイアスを考えず素直に趨勢を見ると、与党の巻き返し
がある程度見込まれる模様なので、このままで行くとは限らない。

39103871&3883:2007/07/27(金) 21:09:58
>>3900
すみませんっ。スレの腰ばっか折ってまくりで。実はてんで代々の地の者でない(汗)んですけどね。(親次元で若干栃木県北、かすかに新潟。ん??)只、以前居住の同じ見た目の武蔵野@関東ローム層の地(砂川)からでも多摩湖を越えると、方言がかすかに残っているみたいだし、また微妙に違うのカナぁという所が。その辺の「発見」に個人的に喰いついたトコもアリで。かつての新井正則、一応農村系候補だったのに都市化が中途半端に入っていて、「どっちつかずな点」が勝手に自分ともダブりましたかね。
(後聞きながら、大石落選の原因の1つとして、旧新井派に依って(大石から)シッポ斬り的に当選無効の憂き目にされた事へのリベンジ実現っ!とかも絡んだみたいで、一新参ゆえに当然両派とも繋がり無かったですが、無いのにっちょとヤター感有り。)なんかねー、八区から話しずれ?!ですけど、深田肇(=社会主義協会残党&キタまんせー)、天川由記子(=さきがけ落選→安倍ヨイショ)みたいな、(根っこは違えども)市民的?な所から遠い方々ばかり立つし。山根にも、民社系議員秘書出身って辺りに少し感じる!?かなー。歳とか木下も山根もオチテモしょうがない気が。でも、行田こそ天川的だったらどおしよおカナ(w。東京・神奈川・千葉並みを期待(ネットワーク系候補さんイパーイ等)する方が間違っているんでしょうけど。それと、埼玉新聞のリンクにゃ参りました。俺がロっクオンされたよの巻。真中下方とは言え表紙に(例え末でも)6月の出すな(w、って。せめて7月半ば位の出すだろよ、って。

3911名無しさん:2007/07/27(金) 21:19:37
ZAKZAK 自民36民主60…政党別獲得議席予測
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007072721.html

 終盤に突入した07年参院選(29日投開票)は、自民党が大逆風を受け、土俵際まで追い込まれている。政治評論家の小林吉弥氏と、政治広報システム研究所の久保田正志代表&夕刊フジ取材班が党派別の最終情勢を徹底分析した結果、「自民37議席、民主60議席」(小林氏)、「自民36、民主60」(合同取材班)となった。民主党は、参院第1党に浮上する勢いで、「自民惨敗」「民主躍進」の気配が濃厚だ。

 「選挙戦終盤に入っても、自民党の劣勢は変わらない。宇野内閣が退陣した36議席に限りなく近づくだろう」

 小林氏は予測する。

 参院総定数は242で、改選数は選挙区73、比例区48の計121議席。与党の非改選議席は58のため、与党が過半数(122)を得るには64議席以上が必要となるが、絶望的だ。

 独自データや情報網をもとに、小林氏と合同取材班が分析した政党別獲得議席の予測は別表の通りとなった。

 第1党の自民党は歴史的大敗を余儀なくされそうだ。当初、党幹部は「勝敗ラインは51議席」と語っていたが、小林氏は「選挙区25、比例区12の37議席」、取材班は「選挙区24、比例区12の36議席」と、改選前の64議席から27、28議席も減らす大惨敗を予測する。36議席は、宇野宗佑元首相が退陣を決意した議席数と同じだ。

 最悪の場合、「32議席」(取材班)になる可能性もある。27日付の朝日新聞も、自民の獲得議席数について「38」を基準値に最悪「31」、最高「45」と伝えた。

 小林氏は「年金と消費税、閣僚の失言、政治とカネという逆風4点セットが痛い。1人区で優勢は4選挙区だけ。複数人区の東京や埼玉、大阪などで1議席も取れない可能性がある。官邸と党、参院にすきま風が吹いている」と分析する。

 久保田氏は「自民党は市町村合併で、実質的な運動員となる地方議員が大幅に減ったのが痛い。自民党支持者の6割程度しかまとめられない候補もいる」とみる。

3912名無しさん:2007/07/27(金) 21:20:34
>>3911-3912
 公明党は、太田昭宏代表になって初の大型国政選挙だが、与党逆風のあおりを受けている。

 議席減の原因について、「自公与党が勝つパターンは、組織後援会をまとめて自公協力がうまくいっているとき。九州では選挙協力でモメて、両党の気持ちが乗り切れていない」(久保田氏)、「支持団体の創価学会が、安倍内閣の改憲路線に抵抗を感じている。上の締め付けが効かず、民主党に票が流れた」(小林氏)。

 民主党はかつてない追い風を受けている。小沢一郎代表は目標を「50台後半、60台に向けて頑張る」と、野党で過半数を獲得できなかった場合、代表辞任と政界引退を公言する。小林氏と取材班はともに「60議席」とはじき出し、最高なら「65」に届く勢い。朝日も「58」を基準値に、最高「64」と伝えた。

 小林氏は「年金や格差の問題を『生活が第一』というキャッチフレーズで訴えたのが当たった。小沢氏が代表就任後から始めた『1人区行脚』も効いているが、今回は自民党の敵失が大きい」と指摘する。

 久保田氏は「民主党は政府与党への不満の受け皿になっている。また、4月の統一地方選で当選した地方議員が若く、疲れていない。勢いの差があり、各選挙区で風を起こしつつある」と話す。

 共産や社民などの野党は、自民Vs民主による2大政党激突のあおりを受け、苦しい戦い。

 「共産、社民両党は根強いファンはいるが、自民と民主の間で埋没した。国民新党は島根で大善戦しているが、キャスチングボート戦略がマイナスか。新党日本は田中康夫代表の勢い次第」(小林氏)

 小林氏と取材班の予測は、自民党が非改選と合わせても「82、83議席」。民主党は同様に「109議席」となり、参院第1党が民主党となる可能性が強い。与党は、公明党と与党系無所属を加えても「107議席」(小林氏)、「105議席」(取材班)となる。

 もはや122という過半数に届くのは絶望的だ。本会議の議事進行や日程を決める強い権限を持ち、国会運営のカギを握る参院議長ポストを明け渡す公算が大きい。

 安倍首相は26日のメールマガジンに、「いかなる状況にあろうとも、原点を見失うことなく、改革を着実に前進させていく」と記し、続投に意欲をにじませたが、今後の政局はどう動くのか。

 小林氏は「30議席近く減らして続投できるのか。そのまま居座れば『国民の審判を無視した政権』とのレッテルを張られ、内閣支持率も1ケタになり、自民党が見放される。安倍退陣はあり得る。退陣した場合、福田氏と麻生氏の争いになるだろう」と話す。

 永田町には「火事は最初の5分、選挙は最後の5分が肝心」との格言がある。未だ投票行動を決めていない有権者の約5割を占める無党派層は、どんな審判を下すのか。

ZAKZAK 2007/07/27

3913いなばやま@大分ウォッチャー:2007/07/28(土) 00:11:10
朝日の大分詳細版。後藤が沈んだ分、矢野が浮上した。
礒崎>8p>矢野>2p>松本って感じかな

礒崎氏、リードわずか/終盤情勢 本社調査
2007年07月27日
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000707270001

 朝日新聞社は24、25の両日、参院大分選挙区(改選数1)について、県内の有権者を対象にした電話による選挙情勢調査を実施し、取材で得た情報とあわせて総合的に終盤の情勢を探った。激戦の中、礒崎がわずかにリードした状況で逃げ切りを図る。矢野と松本が激しく追い上げており、逆転の可能性もある。後藤、山下は伸び悩んでいる。ただ、調査時点で投票態度を明らかにした人は6割に満たず、情勢は流動的だ。                               (敬称略)


 投票態度を明らかにした人を分析すると、序盤調査と同じく、礒崎がリードを保っているが、終盤調査では、矢野、松本に対する差はわずかなものになっている。


 礒崎は安倍首相をはじめ党幹部や「小泉チルドレン」らの応援も受け、与党の候補であることを強く訴える選挙戦。自民支持層の7割超と、推薦を受ける公明支持層の大半を手堅く固めている。民主支持層の1割近くにも食い込んでいる。無党派層の支持は序盤調査と同じく1割台にとどまっている。


 県全域で安定した支持を集めている。特に県中部では松本、県北部では矢野に水をあけている。年代別の支持は60代以上で4割、20代でも3割を占める。農林漁業者層や主婦層、無職層でも4割ほどの強い支持が出ている。


 矢野は民主支持層への浸透が序盤調査では5割。終盤調査でも大きな変化はみられない。投票態度を明らかにしていない人が、民主支持層にはまだ3割いる。矢野は21日に民主党に入党し、陣営も都市部など人口の多い地域を中心に、選挙ポスターに党名とロゴマークを入れたシールを張って、「民主の矢野」としての浸透を図っている。


 無党派層では3割を超える支持が出ており、2割台かそれ以下にとどまる他の4候補に水をあけている。まだ7割が「投票態度を決めていない」としている無党派層にどれだけ浸透できるかが鍵だ。


 年代別の支持は40代で3割あるが、20代や70歳以上で2割に届かない。


 松本は、旧総評系労組が主導する組織選挙が機能している。推薦を受ける社民の支持層はほぼ固めきった。民主支持層からも3割近い支持が出ている。


 無党派層への浸透は、序盤調査では矢野と分け合っていたが、終盤調査では矢野に水をあけられつつある。県南部、北部に比べ、県中部で伸び悩んでいる。20代では3人に1人の支持を得る浸透ぶりだが、同世代の60代は弱い。


 後藤は6年前に公認を得た自民や、民主の支持層への食い込みが、序盤調査では2割前後あったが、終盤調査ではともに1割ほどにとどまっている。無党派層には2割の支持が出ている。県選出初の女性国会議員をアピールするが、女性からの支持でも礒崎、矢野、松本に及ばない。


 山下は序盤調査で20代の支持が2割を超えるなど若年層で好感度が高かったが、終盤調査では全般的に勢いがない。共産の8割を固めるが、無党派層で1割の支持が出ているほかは、広がりが見られない。


後藤 博子59 党副幹事長   国現(1)
松本 文六64 医療法人理事長 無新 〈社〉
礒崎 陽輔49 〈元〉総務省参事官 自新 〈公〉
山下  魁30 党県委員    共新
矢野 大和51 〈元〉佐伯市職員  無新
(届け出順。敬称略。丸数字は当選回数。四角囲み政党は推薦。矢野氏は民主県連推薦)


 調査方法 24、25の両日、県内の有権者に対し、「朝日RDD」による電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1765件で、そのうち1010人から有効回答を得た。回答率は57%。

3914いなばやま@大分ウォッチャー:2007/07/28(土) 00:16:26
激戦区らしく最終日の応援面子も華やか?
自民 麻生・・・現外相、次期総理候補
社民 福島・・・党首
民主 前原・・・生涯陣笠の裏切り候補、でも一応元代表

【参院選】運動の最終日 各党が幹部を投入
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1185462000=118549548414485=1

 参院選の選挙運動最終日の二十八日、自民、民主、社民の各政党は大分選挙区の候補者を応援するため、現職閣僚や党幹部らを県内に投入し、てこ入れに全力を挙げる。
 自民党は麻生太郎外相が県入り。午後一時半に杵築市のホームワイド駐車場、同二時半に別府市の近鉄跡地で街頭演説する。
 民主党は前原誠司前代表が別府市と大分市(三カ所)で街頭演説する。開始予定時刻と場所は、▽午前十時半 トキハ別府店前▽同十一時半 トキハ本店前▽同零時二十分 JR大分駅前▽同二時 トキハわさだタウン前(いずれも大分市)―。
 社民党は福島瑞穂党首が大分市入り。午前十一時半からトキハわさだタウン前、午後零時五十分からトキハ本店前で街頭演説する。

3915いなばやま@大分ウォッチャー:2007/07/28(土) 00:19:53
激戦の最終版で追う側としては痛手?これで一騎打ちか

参院選政見放送 発言内容誤り 松本氏が謝罪
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/oita/20070727/20070727_001.shtml

 参院選大分選挙区(改選数1)の政見放送で立候補している無所属新人の松本文六氏(64)が、佐伯市内の病院で産婦人科の診察が行われているにもかかわらず、同市から産婦人科医がいなくなったと誤った内容の発言をしていることが分かり、松本氏は同市内で24日にあった合同個人演説会などで訂正、謝罪した。

 県選管によると、政見放送の実施規定で収録後に内容の変更はできない。このため、誤りが判明した後も政見放送は再収録や訂正をできず、そのまま放送された。


=2007/07/27付 西日本新聞朝刊=

2007年07月27日20時07分

3916とは@TX:2007/07/28(土) 11:09:04
選挙活動最終日ですね〜。選挙番組見ながらネットする為に本日奈良へ帰ります。
議員板には最終日の安倍ちゃんは丸川だそうだが激戦区を避けたのは空気読めて来たか?激戦区は北陸あたりかと思うが、群馬県知事の結果もあるし九州四国も自公が最終盤で巻き返すかも知れないしなぁ…。景気の良い報道のお陰で自民40割れ、民主60以上が自分の中での勝敗ラインになってしまってるから、ちょいと心配。

3917雑談居士:2007/07/28(土) 15:47:01
>>3916
お疲れ様です〜。
安倍は激戦区入りをしたがっていたのが、各地県連サイドから応援を拒否されたとの
情報も流れております。保坂当選圏浮上と見ての丸川テコ入れがどうなるか。

3918とは@近鉄:2007/07/28(土) 18:23:59
首相来れば来たで動員かけにゃならんしとてもそんなんしてる余裕なんかないって感じすかねぇ?それに改革推進出来るのは自民と民主ですっっ!て云われても困りますしねw

3919とはずがたり:2007/07/28(土) 20:53:25
こんなんありました。
あとバス降りようとしたらひどい夕立っぽい土砂降りでした。こいつが明日東京方面へいくのかな。。ちょい心配。

369 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/28(土) 20:10:06 ID:mFYTvpF8
>361
島根と岡山に行きたいと言ったら断られました。マジです。

3920とはずがたり:2007/07/28(土) 21:41:32
ちょいと古い記事だが。

2007年5月22日(火)
連載
決戦3陣営 <上> 一枚岩遠い自民
郵政、知事選の溝深く 組織の立て直し模索
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/05/22/17.html

 「溝を埋めるどころか、深める人事じゃないか」。十九日に昭和・アピオで開かれた自民党山梨県連の総務会。自席で開会を待っていた県連の新会長中島真人参院議員に、衆院山梨3区副支部長の深沢登志夫県議がかみついた。
 提案予定だった県連の新三役に、知事選で横内正明知事を支持した3区県議が入っていないことに憤慨。山本栄彦前知事を支持した中島氏による人選を「横内派外し」と受け止めた深沢氏の怒りは収まらず、急きょ別室で中島氏らが説得に当たる事態となった。
 新執行部にとって新体制発足と参院選に立候補する入倉要氏(41)の選対本部設置を発表、挙党態勢をアピールする予定だったが、逆に知事選対応で県連内に生じた溝の深さを露呈する結果となった。出席した総務の一人は「こんな場でもめるなんて。全県一区の参院選は一枚岩にならないと勝てないのに、それが分かっているのか」とうんざりした表情を見せた。
◇募る危機感
 「郵政問題のごたごた以来、都留支部は空中分解の状態。立て直しにお力添えを」。今月十二日、都留・西桂選挙区選出の森屋宏、堀内富久両県議は都留市議の自宅を訪ね、復党と参院選への協力を求めた。
 二○○五年九月の衆院選で、郵政民営化関連法案に反対し離党(後に復党)した堀内光雄(山梨2区)、保坂武(同3区)両衆院議員の選挙区では、「刺客」として送り込まれた長崎幸太郎、小野次郎両衆院議員(いずれも比例南関東)と戦った後遺症が今も残る。
 堀内、保坂両氏の離党に伴い県内の自民党員は約四割減少。都留支部も二百七十人いた党員が半分近くに減った。衆院選後、長崎氏は2区内で約二千八百人の新規党員を獲得したが、森屋氏は「国会議員から県議、県議から市町村議、地域にと、縦横に張り巡らせた指示系統は完全に失われた。この状態で国政選挙は戦えない」と危機感を隠さない。
◇「担ぎ手いない」
 参院選に立候補する三人の中で最も表明が遅かった入倉氏。陣営は「出遅れを挽回(ばんかい)しなければ」と躍起だが、四月の県議選では知事選対応で県連が分裂したため、自民候補の遊説に同行して知名度アップを図る「セット戦術」を断念。元日本青年会議所副会頭として培った人脈で企業を中心にあいさつ回りをする「個人戦」に徹してきた。
 十九日の県連の新体制発足と同時に参院選の選対本部は設置された。しかし、本部長以下の役員構成は「白紙」のまま。県連関係者によると、本部長には知事選で横内知事を支持した保坂氏の名前が挙がっていたが、同じ3区を地盤とする小野氏側が難色を示し、先送りされたという。「みこしはあっても先導者や担ぎ手がいない選対なんて聞いたことがない」(ベテラン県議)異例の事態。入倉氏陣営は「一日も早く融和を図り、戦う態勢を整えてほしい」と訴える。
 六年前の前回参院選は小泉純一郎首相(当時)の人気を追い風に自民が議席を守った。しかし、「今度の参院選では、あの時のような風は吹かない。組織を固めて支持を広げる選挙をしないと勝てない」(県連幹部)。国会議員六人、県議二十六人という「圧倒的な勢力」(自民県議)を誇る自民県連。「いざ選挙となれば勝利に向かって突き進むのがわが党」と強気の中島氏だが、県連新執行部の前には過去の選挙で生じたしこりを解消し、挙党態勢の構築という「難題」が立ちはだかる。

 想定される参院選の公示日まで約一カ月半。山梨選挙区には自民、民主、共産の各党が、いずれも四十代の候補者を擁立する。支持拡大に向けた前哨戦が熱を帯びる中、各陣営の現状と課題を探る。〈参院選取材班〉

3921とはずがたり:2007/07/28(土) 21:41:55

2007年5月23日(水)
連載
決戦3陣営 <中> 労組頼みの民主
集票力低下に危機感 支持基盤強化を急ぐ
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/05/23/16.html

 「今まで何をやっていたんだ」。四月下旬、参院選山梨選挙区に民主党が擁立する米長晴信氏(41)の事務所に顔を出した連合山梨傘下の労組幹部は絶句した。公示予定日まで約二カ月になるにもかかわらず、後援会加入カード(個票)集めの依頼が各労組に届いていなかったからだ。
 各労組が「比例代表で支援する『組織内候補』の個票はほぼ集め終わっていた」(連合山梨)時期。「組織がない米長氏は連合頼みにならざるを得ないのに、どういうつもりだ。昨年八月に出馬表明し、自民より早く選挙準備に入った意味がない」といら立つ労組幹部。これに対し、民主県連は「個票集めは早めに依頼するよう伝えておいた」、米長氏側は「統一選が終わってからお願いしようと思っていた」と、三者で足並みの乱れも目につく。
◇「追い風」と気勢
 選挙のたびに党勢拡大が課題と指摘された民主県連だが、四月の県議選では現職県議三人が各選挙区で得票トップとなり、推薦した三人も全員当選。「参院選へ追い風」(小沢鋭仁県連代表)と気勢を上げるが、県連幹部は「労組の支援を受けての勝利。おんぶに抱っこの状況は変わっていない」とため息をつく。
 党員は自民党の約一万三千五百人に対し、わずか百五十九人。三月八日には、地方行脚を始めた小沢一郎党代表が早々に来県、渡辺一彦連合山梨会長との会談に臨み、「一人区は絶対に落とせない」と協力を要請。支持基盤が脆弱(ぜいじゃく)な山梨では「連合の支援が不可欠」(小沢党代表)という意向を直接伝えた。
 県連が頼みの綱とする連合山梨も、若年層の労組離れ、選挙離れによる集票力の低下が指摘されている。一月の知事選では一部の自民勢力と「保革相乗り」で支援した現職候補が落選。四月の統一選でも推薦候補の得票目標を果たせなかった労組が相次いだ。「選挙対応をしない組合もあった」「労働組合としての存在に疑問を持たざるを得ない」。統一選を検証した内部文書には連合側の強い危機感がにじむ。
 近年、連合山梨の組合員は減少傾向にあり、今年一月現在で約三万四千八百人と、ピークだった一九九六年時より約一万人も減った。渡辺会長は「組合員として選挙運動することが、労働環境や生活の向上につながる。それが結び付いていない。選挙の意義を解説したパンフレットを配っているが、なかなか浸透しない」と嘆く。
◇独特の戦術展開
 「私は“空中戦”で臨みます」。米長氏本人が好んでよく使う言葉だ。「山梨の現場を生中継」をキャッチフレーズに、県政課題の現場を自ら「取材」する姿を撮影、映像を中継車やホームページで流す独特の戦術を展開している。陣営関係者は「多くの有権者に米長という人間を知ってもらうには一番の作戦。従来の組織選挙を否定するわけではないが、一軒ずつあいさつ回りをする、どぶ板の“地上戦”より効率的だ」と解説する。
 六年前の参院選で民主県連は樋口雄一県議を擁立、小泉純一郎首相の登場を受け党対決を避ける「個人戦」で挑んだが「小泉旋風」の前に敗北。三年前は輿石東参院議員が県教職員組合(山教組)という独自の組織力をバックに圧勝した。
 自前の組織は父親の出身地の増穂町に立ち上げた後援会だけという米長氏。県連や連合内からは「イメージ戦術重視の選挙では勝てない」と“不協和音”も聞こえてくる中、三者がいかに連携していけるかが大きな課題となっている。

3922とはずがたり:2007/07/28(土) 21:42:08

2007年5月24日(木)
連載
決戦3陣営 <下>足踏み続く共産
地方議員減少で痛手 護憲派の受け皿狙う
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/05/24/16.html

 「統一地方選は残念な結果となったが、得票は全選挙区で伸びた。前進の可能性はある」。十六日に甲府・共産党県委員会で行われた、参院選山梨選挙区に同党から立候補する花田仁氏(46)の事務所開き。千葉信男委員長はあいさつで、四月の統一選で議席を減らしたことへの危機感をにじませながらも、党勢回復へ強気の姿勢を示した。
 県議選では十六年間守ってきた旧中巨摩選挙区の議席を失い、富士吉田選挙区に擁立した新人も落選。当選は甲府選挙区の新人一人だけだった。
 県都・甲府市の市議選でも現職二氏が当選圏内に届かず、一九八七年統一選以来の二議席に後退。七月に予定される参院選に弾みをつける予定が大幅に狂った。
◇9条を守る戦い
 千葉委員長は「議席減は選挙区割りの変更などによるもの。党候補の総得票は増えている」と説明するが、支持拡大の先頭に立つ地方議員が次々と落選したことに、「正直、大きな痛手だ」と明かす。
 二○○三年衆院選、○四年参院選、○五年衆院選(比例代表)に続き、国政選挙四回目の挑戦となる花田氏。街頭演説でマイクを握るたび、必ずこう訴える。「憲法改悪の狙いは日本を海外で戦争をする国にすること。わが党は憲法九条を守るために戦う」
 ○四年の前回参院選では、自民対民主の「二大政党対決」のはざまで埋没し、改選前の二十議席から九議席に大きく後退した共産党。安倍晋三首相が憲法改正を争点に掲げる今回の参院選を「党勢復活、拡大の絶好の機会」と位置付ける。
 「自民支持者の中にも安倍政権の急速な改憲路線に抵抗を感じている人はいるはず。民主党には感じられない『確かな野党』の存在を示す」と県委員会の福田剛司副委員長。三人が立候補する予定の山梨選挙区で、唯一護憲派の「旗」を掲げ、政党の枠を超えた支持獲得を目指す。
 花田氏は最近、遊説で聴衆の反応に「変化」が表れているのを感じるという。「憲法の話を始めると、道行く人が立ち止まって聞いてくれる。選挙に関心がないように見える若い人も手を振って応援してくれる」。県内三千カ所で演説に立ち、護憲を前面に支持を呼び掛ける考えだ。
◇自主投票を決定
 社民党県連(中込孝文代表)は選挙区で独自候補擁立を模索したが断念。旧社会党から名称変更して以降、参院選では一度も候補者を擁立できず、存在感を示せずにいる。
 三年前の参院選は民主党の輿石東参院議員を推薦したが、今回は「護憲を訴える社民党と民主党とでは政策的に違いがある」(中込代表)として自主投票を決定。比例代表に立候補する前国立市長を重点候補に位置付け、非改憲勢力の取り込みを目指す。
 公明党県本部(宮原稔育代表)も独自候補は立てず、比例代表に重点を置く。選挙区では、連立政権を組む自民党の公認候補として立候補する入倉要氏(41)を支援するとみられるが、自民県連の新体制構築の遅れから推薦要請はこれまでのところないという。
〈参院選取材班〉

3923とはずがたり:2007/07/28(土) 21:42:50

割と最近の記事だ。

2007年7月24日(火)
連載
断面 〔上〕 変容する“集票組織”
利害一致 党と距離 不祥事尾を引き鈍化も
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/07/24/6.html

 甲府市国母五丁目の自民党入倉要候補の選挙事務所。建設業や医師会関係団体など支援組織の推薦状がところ狭しと張られているが、特定郵便局長のOBらで構成する「大樹」のものは見当たらない。
 かつて自民党一の集票力を持つとされた職域組織だが、小泉純一郎前首相の郵政民営化に反対、離脱者が相次いだ。地方組織の大樹山梨県本部(芦沢洋一本部長)も党とは距離を置いていて、今回参院選の選挙区対応は「自主投票」。参院選で自民候補を支援しないのは初めてだ。
 参院選公示を一カ月後に控えた六月初め。芦沢本部長の自宅を、大樹同様、郵政民営化に反対した郵便局職員労組・全逓(現JPU)県内組織の元トップの高尾貫氏が米長晴信候補を連れて訪ねた。「(二年前の)九・一一の雪辱をやらんといかん。応援してほしい」。高尾氏の熱の入った“共闘”要請に、芦沢本部長はその場での回答は避けたが、後日、「選挙区は自主投票」という方針を打ち出した。

【政府をけん制】

 大樹幹部は「自民党におきゅうを据えてやりたいと考えているメンバーは多い。その一方で、十月の完全民営化を前に政権与党にかみつくようなまねはしたくない、という声も強い」。今回の「中立宣言」が苦渋の選択だったことを明かす。
 大樹とともに、自民党の支援組織である県医師会(大久保幹雄会長)にも“異変”がみられる。
 同会は選挙区は入倉候補、比例代表は組織内候補の支持を決めている。しかし、「末端会員への指示は比例候補への投票要請ばかり」(甲府市内の開業医)。当選した場合、組織内候補は業界の利益を守る代表として期待するが、選挙区候補は医師会が反対する診療報酬引き下げなど政府が進める医療制度改革を後押しすることにつながりかねない。同会役員は「当然、力の入れ方は違う」と話す。
 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」に昨年、大久保会長と同党の花田仁候補らの対談記事が掲載されたことがあった。応じた理由を、大久保会長は「医療制度に関しては共鳴するところがある」と説明するが、同会幹部は「従来の常識ではあり得ないこと。強引に改革を進めようとする政府をけん制する狙いがあったと思う」と指摘する。
 「民主が多数を得られれば、ここにいる輿石東参院議員会長が議長になれます」。米長候補の出陣式で張り上げた渡部恒三党最高顧問の声を、県教職員組合(山教組)へのげきと受け止めた関係者は少なくなかった。「不祥事後で選挙活動の足が止まっている」との雰囲気が選対内に広がっていたからだ。

【批判受けた後】

 連合山梨傘下の労組で最強の集票力を持つとされる山教組。同組合出身の輿石氏の選挙をはじめ、「知事選や県議選でも力を発揮してきた」(自民県議)。しかし、○四年の前回参院選後に関係団体による資金集め問題が発覚。組合幹部の摘発、教職員の大量処分という不祥事となり強い批判を浴びた。
 「このまま安倍政権が続けば教育現場への国の関与は強まるだけだ」。組合が反対していた教員免許更新制など教育改革関連法案が次々と成立、幹部の一人は危機感を強めるが、「あれだけ批判を受けた後に、従来のように動員をかけて集会に参加したり、ノルマを設けて個票を集める行為はできない。親類や知人にお願いするなど個人的にやっていくしかない」。

 第二十一回参院選は二十九日の投開票まで一週間を切り、最終盤に入った。山梨選挙区は自民、民主、共産各党の四十代対決。選挙戦を通じて見えた「断面」を追う。
〈参院選取材班〉

3924とはずがたり:2007/07/28(土) 21:43:05
2007年7月25日(水)
連載
断面 〔中〕  郵政選挙のしこり
衆院選にらみ単独行動  存在アピールに躍起
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/07/25/9.html

 「これだけの面々がそろっていて、何をやっているんですか」。十八日、職の中島真人氏の引退を受けての戦いだけに議席を失うことは許されない。それが公示から一週間が経過するのに、同党県連が自民支持層を固めきれていないと党本部は分析していた。幹事長の叱責(しっせき)に、堀内光雄衆院議員(山梨2区)は「ちゃんとやっていますよ」と反論したが、多くの幹部はうつむいたままだった。
 県関係の同党衆院議員は現在五人。二年前の衆院選の五人の合計得票は三十万六千九百八十二票。民主党から立候補した三氏の総得票を十四万票余り上回る。中川幹事長にすれば、五人もの衆院議員がいながら戦況が上向かないことにいらだちを隠せなかったとみられる。

 【別々に応援弁士】

 自民党本部は昨年十二月、郵政選挙で離党した堀内氏と保坂武氏(山梨3区)を含む「造反組」の復党を許可。「刺客」として戦った長崎幸太郎、小野次郎両衆院議員(いずれも比例南関東)との二人三脚による集票効果を狙ったが、2、3区の主導権争いに拍車を掛けただけで、県連幹部は「参院選勝利に向けての結束にはほど遠い状況」と嘆く。
 「改革の申し子、小野さんを先頭に頑張ってほしい」。十九日午後、JR身延駅前で入倉候補への支援を求めるため小野氏が設定した街頭演説で、武部勤前党幹事長が声を張り上げた。小野氏は武部氏が代表を務める「改革フォーラム・新しい風」に所属。小野氏同様、郵政選挙で初当選した「同期」も顔をそろえるなど、街頭演説は小野氏の存甲府市内の入倉要候補の選挙事務所を訪れた中川秀直党幹事長は、国会議員や県議ら県連幹部を前に語気を荒らげた。自民党にとって山梨選挙区は、現在をアピールする場とも映った。
 同じころ、入倉候補の選対本部長を務める保坂氏は、南部町役場前で中部横断自動車道新直轄方式区間の県負担額大幅軽減を決めた菅義偉総務相と街頭演説に立っていた。保坂氏は負担額軽減を自民党の「実績」として強調しながら、入倉候補への支持を呼び掛けたが、「保坂氏が自分の支持拡大を意識した部分もうかがえた」との見方も。地元住民からは「峡南地域では、双方から動員が掛かった人もいたのではないか。わざわざ同じ日に応援弁士を別々に呼ぶなんて」とスケジュールに首をかしげる声も上がった。

 【「私はいいです」】

 山梨2区を地盤とする堀内、長崎両氏。二十三日に郡内遊説の入倉候補に帯同したが、二人はそれぞれ別の車で移動。都留市内での街頭演説では、応援に駆け付けた山中〓子党女性局長が、入倉候補と堀内、長崎両氏が手を取り合って掲げることで一体感を演出しようとしたが、堀内氏は「(私は)いいです」と車に乗り込んだ。山中氏は「先生は次の遊説の支度があるので」と取り繕ったが、支持者の間には複雑な空気が漂った。
 山梨2、3区では、自民党の衆院議員四氏が選挙活動の拠点となる事務所をはじめ、個票(後援会加入カード)の依頼、回収や法定はがきの送付、電話作戦をすべて別々で行うなど「単独行動」で集票に臨んでいる。
 郵政解散選挙から二年。参院選の結果次第では、衆院の解散総選挙がそう先の話でなくなる可能性もあり、四人の小選挙区の党公認争いは一層激しさを増すとみられる。県連幹部は「バラバラの行動であっても四人で集票を競い、入倉候補の得票につながれば結果オーライなんだが」と複雑な心境を明かす。

3925とはずがたり:2007/07/28(土) 21:43:35
2007年7月22日(日)
総合
比例県内民主が支持広げる
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/07/22/22.html

 政党名でも候補者個人名でも投票できる「非拘束名簿式」の比例代表について、山梨日日新聞社の世論調査では、投票する政党または候補者を「決めている」人は40・2%だった。「だいたい決めている」の18・1%と合わせて58・3%が決めており、前回を4・9ポイント上回っている。
 政党名で投票すると決めている人の県内支持動向では、民主が自民を上回る支持を集め、公明、共産、社民などが続いている。支持政党別に見ると、民主が支持層の八割以上を固めたのに対し、自民は半分程度にとどまっている。公明は七割以上、共産も七割をまとめた。
 年代別では、民主はすべての年代でまんべんなく支持を得ていて、自民は二十代や六十歳以上で比較的浸透している。
 候補者名で投票すると決めている人では、公明党の遠山清彦候補、民主党の神本美恵子候補、自民党の米田建三候補が一定の支持を集めている。遠山候補は公明党県本部の重点候補で、神本候補は山梨県教職員組合(山教組)が支持、米田候補は二○○三年の衆院選山梨1区に立候補し、県内に支持組織がある。

2007年7月26日(木)
総合
自民、民主県連 “宗教票”固めに躍起
比例とセットで支持訴え
http://www.sannichi.co.jp/saninsen/news/2007/07/26/7.html

 終盤に入った参院選山梨選挙区で、自民、民主両党県連が“宗教票”の取り込みに躍起になっている。自民県連は創価学会を支持母体とする公明党の比例代表候補と“バーター”での選挙協力を強化。民主県連も立正佼成会の推薦を取り付け、同会が推す比例代表候補とのセットで支持拡大を目指している。
 二十五日、甲府・小瀬スポーツ公園駐車場で行われた公明党県本部が重点候補に位置付ける比例代表・遠山清彦候補の街頭演説。党本部から浜四津敏子代表代行が応援に駆け付け、聴衆の中に自民党県連の臼井成夫幹事長、皆川巌総務会長の姿があった。
 公明党は、選挙区は自民党の入倉要候補を推薦。自民党県連は「受けた恩は返さなければ」(中島真人会長)と県議十数人に対し、遠山候補の遊説に参加するよう指示した。これまでタブー視されてきた遠山候補の後援会加入カード(個票)集めも県議に依頼。「ここまで徹底した選挙協力は初めて」と公明党県本部の宮原稔育代表が話すほど。
 二○○四年の前回参院選比例代表で、公明党県本部の重点候補が県内で獲得したのは約四万票に上り、創価学会の組織力をバックに固い票とされる。
 年金記録不備問題などで“逆風”にさらされている自民党にとって、「創価学会、公明票は頼みの綱」(県連関係者)で、踏み込んだ協力姿勢を示さざるを得なかったようだ。
 一方、比例代表に組織内候補を出している自民党職域支部の幹部は、県連の公明党への傾斜に対し、「県連は自民党員でなくても支持するのか」と反発。不満もくすぶっている。
 民主県連は党公認の比例代表候補で立正佼成会が推す風間直樹候補を支援。二十四日には県内を遊説中の風間候補の選挙カーに小沢鋭仁民主県連代表らが同乗した。
 同会は今回、選挙区では米長晴信候補を推薦。会員に米長候補の政策チラシを配るなど風間候補とセットで支持を訴えており、「県連代表がマイクを握ることで協力関係を強固にする狙いもあった」(県連幹部)。
 前回参院選比例代表で立正佼成会が支援した二候補は計約六千二百票を獲得している。

3926とはずがたり:2007/07/28(土) 21:45:05

田札幌市長 多原氏を応援(07/28 10:09)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/san-in2007/40276.html

 札幌市の上田文雄市長は二十七日、同市中央区の大通公園で、参院選道選挙区に出馬した無所属新人の多原香里氏=民主党、国民新党、新党大地推薦=の応援演説を初めて行い「大切な一票を二倍、三倍に生かせるような投票をしよう。(多原氏に)力を結集してもらいたい」と強調、野党による道内二議席独占が実現できるよう訴えた。

 上田市長は「少数者が、その存在を無視されるような政治であってはならない」と、アイヌ民族の多原氏への期待感を示し、「一生懸命に働く者のための政治が行われていない。われわれの命さえ削られている」と政権を批判。「この参院選は日本の将来を決める。多原さんに賭けてみよう」と呼びかけた。

3927とはずがたり:2007/07/28(土) 22:11:20

県北(衆院2区地域) 秋田魁
http://www.sakigake.jp/p/special/07/saninsen/feature/12/article.jsp?kc=20070725kj
 公示から2日後の14日、自民現職の金田勝年候補(57)=公明推薦=が訪れた由利本荘市鳥海町の道の駅には、2年前の衆院選秋田3区で保守分裂選挙を戦った村岡兼造元官房長官の二男・村岡敏英氏と御法川信英衆院議員の姿があった。
 村岡氏は党本部から参院選での協力を要請され、3月に自民に復党。今回は由利本荘市の選対幹事長を務めて積極的にバックアップしている。金田候補の3区地域での選挙戦は、3年前の参院選では目立たなかった御法川氏と村岡氏の「ツートップ」が前面に出る形で進行中だ。
 市町村合併で首長や議員が減少したほか、4月の統一地方選で自民党県議が空白となった地域もあり、逆風以前の懸念材料を抱える。陣営には、対立候補陣営の動きが見えてこないという。しかし終盤を迎え、危機感をバネに、張り巡らされた自民の組織が引き締まってきたほか、地元首長や市町村合併で失職した前首長も支援に回り、金田候補を押し上げようと勢いづいてきた。逆風はやんだとはいえない中、最終盤で巻き返しを図る。

 候補者の生の声を聞いてもらうことを重視し、遊説は直接マイクで呼び掛ける作戦。同じ民主・社民共闘で擁立し、自民現職を破った元アナウンサーの鈴木陽悦参院議員の3年前の選挙と比べても「感触はかなりいい」と京野公子・民主党県連幹事長。湯沢雄勝合同選対幹部も「1回聞いてもらうだけで(反応が)全然違う」と話す。
 京野幹事長は2年前の衆院選秋田3区で約8万票を獲得(次点)。松浦候補と別に党街宣車で全県を遊説しており、自身の後援会組織もフル回転。大仙市などで寺田典城知事の支持者らとも連携している。公示前の7日、松浦候補応援のため来県した鳩山由紀夫・民主党幹事長が横手市の秋田ふるさと村で行った講演会では、寺田知事の洋子夫人が来場者とあいさつを交わす一幕もあった。
 民主、社民共闘の組織戦は、社民党県連と連合が軸。京野幹事長は「民主は強固な組織はないが、それぞれ勝手連的に票を掘り起こしている」という。ただ、「反応の良さが、元アナウンサーの知名度と人気によるものなのか、票につながる反応なのか、つかめない」と引き締めに躍起となっている。

県南(衆院3区地域) 秋田魁
http://www.sakigake.jp/p/special/07/saninsen/feature/12/article.jsp?kc=20070726kj
 「私は自民党に義理立てする必要はない。しかし、金田君は特別だ」
 22日、北秋田市で開かれた金田候補の演説会。郵政民営化に反対して自民党から除名された無所属の野呂田芳成氏(衆院秋田2区)は、金田候補への支持を強く訴えた。
 しかし、実際の選挙運動となると立場は微妙だ。「自民党に所属していない私が中心になるわけにいかない。同志の自民党県議らに頼み、県議中心の選挙をやってもらっている」と野呂田氏。
 県北地区の自民の選挙運動は従来、抜群の集票力を持つ野呂田事務所を核に展開されてきた。しかし今回は、野呂田氏が選挙カーに同乗して遊説する光景はなく、「野呂田カラー」は前面に出ていない。目立つのは、自民党県議団が自前の組織をフル稼働させて金田候補を支援する態勢。
 「選挙戦を主導する中心がなくなった。市町村合併により、票を束ねる首長も減った。県議がやるしかない」と厳しさをにじませる能代山本地区の同党県議。
 ただ、野呂田氏側は金田候補の演説会や街頭演説を主導する場面もあり、公明党比例候補の演説会で野呂田氏が弁士を務めるなど「公明党と金田候補との接着剤」(自民党県議)の役回りも演じている。さらに、選挙戦終盤に差し掛かった今も与党への逆風が予想以上であることを受け、野呂田事務所も後援会幹部を通じてのてこ入れを強化している。
 党の組織上は2区地域で主導的役割を果たすべき小野貴樹・県第2選挙区支部長は、独自に支持者を回っては金田候補支援を呼び掛けている。
 また、逆風による党の危機感を象徴するかのように、公示後、2度来県した安倍首相が能代、大館両市で遊説するなど巻き返しに懸命だ。

3928とはずがたり:2007/07/28(土) 22:11:58
>>3927-3928
 一方、松浦陣営は、県北の組織戦では社民党県連が軸になっている。同党の組織力を生かし、地方議員らが独自のルートで支持者に支援を呼び掛け、浸透を図っている。
 同党県連の石田寛幹事長は「自民党支持者の中にも松浦候補に声を掛けてくれる人がいる。年金記録不備問題など追い風が作用している」と今回の選挙戦の様相を指摘。「野呂田氏の後援会が今回の選挙戦でどれだけ動くのか注視している」と金田陣営の動きを警戒しつつ、「きめ細かく有権者に訴え、自民支持者からも理解が得られればありがたい」と自民票の取り込みも視野に入れる。
 公示後は、松浦候補の応援に民主党の枝野幸男衆院議員、民主党会派の田中真紀子元外相、社民党からは又市征治幹事長が県北入りした。民主党県連の虻川信一・2区選対委員長は中央からの相次ぐ応援弁士の派遣について、「(追い風を受ける)選挙戦の雰囲気を持続させることにつながっている」とみる。

秋田市(衆院1区地域) 秋田魁
http://www.sakigake.jp/p/special/07/saninsen/feature/12/article.jsp?kc=20070727kj
 秋田市は全県4分の1超の約27万人の有権者を有する大票田。他市町村でリードしても、秋田市で集票できなければ、勝利はおぼつかない。自民は、前回参院選で斉藤滋宣氏が5万9603票(河辺・雄和の旧両町含む)にとどまったほか、衆院選秋田1区では自民が民主候補に連敗している。
 しかし、金田候補にとっては負けられない地元。能代市を拠点として戦った斉藤氏とは事情が異なる。過去に衆院1区くら替えも視野に入れて秋田市の後援会組織の強化を図り、市内の後援会が37を数えるという事情もある。
 陣営は、当初は予備日としていた27日を急きょ、秋田市の遊説に充てた。26日から最終日までの3日間は、秋田市を重点に選挙カーが走る。
 安倍首相や小池百合子防衛相が金田候補の応援のために秋田市入りした24日。同市を回ってから由利本荘市に移動する予定だった無所属新人の松浦大悟候補(37)=民主、社民推薦=は急きょ、秋田市だけでの遊説に切り替えた。「無党派層取り込み強化のため」と陣営。

 組織力で金田候補に劣る松浦候補にとって、無党派層の取り込みは命綱。「間違いなく秋田市は重点区」と陣営幹部。無党派層の心をつかむため、平均年齢20代後半のスタッフが松浦候補の代わりに有権者と握手したり、パンフレットを手渡したり、若さを前面に出した運動を展開している。
 「秋田市はもともと、非自民の強い地域」(陣営幹部)だが、今回は「2区と3区は格段に反応が良いが、1区は良くない」と、陣営幹部はいぶかしげに語る。しかし、前回の参院選では年金未納問題で自民に逆風が吹き、同市の比例票は民主が約5万9000票。自民を約1万票上回った。関係者は今回、「前回以上の追い風」に期待をかける。
 ある民主党県議は、同市の現状を「景気が上向かず、中小企業経営者の政治への怒りが高まっている」と指摘、松浦候補への強い期待を感じ取っているという。

3929とはずがたり:2007/07/28(土) 22:41:43
鳥取
(上)東 部 (07/25)
http://www.nnn.co.jp/sp/senkyo/sanin2007/jyousei/070725.html
鳥取市
 有権者数十六万人を超す県内最大の票田。地元の常田がリードするが、川上が連合などの支援を受けて追い上げ。市谷は伸び悩んでいる。

 常田は二年前の衆院選で同市で六万二千票弱を得票した石破茂衆院議員との二人三脚による戦いで先行。ただ、川上を圧倒するまでには至っておらず、「東部で圧勝し、全県で逃げ切る」との作戦に狂いが生じている。

 農林水産業者や六十歳代以上で圧倒的な支持を集めるが、自民支持層を固め切れておらず、無党派層では川上に後れを取っている。

 陣営は旧市部を勝負の鍵を握る地域と位置付け、最終盤の二十七、二十八日に街頭演説を集中的に展開。市議、県議らを総動員して支持を訴え、上積みを図る。

2001年参院選の候補者別得票数(県東部)
候補者名(党派)鳥取市岩美郡八頭郡計
市谷知子(共産)12,5958722,09615,563
常田享詳(自民)56,7594,79412,53174,084
佐藤誠 (民主)15,3529752,98919,316
山本悟己(社民)6,8185902,2519,659
山口昌司(自連)2,0921814482,721

※鳥取市は合併前の国府、福部、河原、用瀬、佐 治、気高、鹿野、青谷の8町村を合算

2005年衆院選の候補者別得票数(県東部)
候補者名(党派)鳥取市岩美郡八頭郡計
石破茂 (自民)61,9254,39613,37979,700
塚田成幸(共産)7,7643449509,058
田中清一(社民)8,0211,5171,68911,227
早川周作(民主)29,1111,6194,81435,544

 川上は三年前の参院選で民主候補が同市で獲得した三万三千票に上積みし、「東部で五万票」を目標に常田と接戦に持ち込むことを狙う。建設業界や保守系企業へ食い込み、着実に差を縮めている。自民支持層を二割強取り込んでいる。
 推薦団体の連合鳥取と部落解放同盟の組織票、常田に二倍以上の差を付けている無党派層の支持を「確かな票」に結び付けられるかが鍵を握る。
 陣営は投票率アップが有利に働くとみて、「投票に行こう」作戦を展開。部落解放同盟の組織支部のほぼ全戸をあいさつ回りし、票を固めた。

 市谷は地元の強みと三十七年間の教員時代に培った人脈を生かし、遊説や声掛けなど地道な運動を繰り広げる。市長選に出馬するなど知名度もあるが、共産党支持層以外への広がりがない。
 同党は昨年の市議選、今春の県議選で議席数を伸ばすなど躍進。県議選では、実娘が約九千票を獲得して上位当選しており、これらの「勢い」をさらに加速させようと、てこ入れを図っている。
 陣営は積極的に声掛けに取り組み、教え子が多い旧気高郡への浸透を図る。

岩美郡・八頭郡
 厚い保守地盤で、常田が優位に戦いを進め、川上が追い、市谷は苦戦している。

 八頭郡は石破衆院議員の地元で、岩美郡も自民党が長年、県議を独占する地域。常田は最後の選挙サンデーとなった二十二日に智頭町で県議や町議らとともに街頭演説に立ち、好感触を得た。自民党支持層はほぼ固めており、無党派層の取り込みも図る。

 川上は小沢一郎民主党代表が公示日に乗り込んだ八頭町で健闘しているが、郡部全体では苦戦している。ただ、比例の投票行動では、民主党が自民を上回る勢い。

 市谷は保守地盤の厚さに苦戦しており、劣勢は否めない。ただ、妻の出身地、智頭町で善戦。若桜町や選対幹部の町議の地盤である八頭町でも支持固めに懸命だ。

3930とはずがたり:2007/07/28(土) 22:42:46

(中)中 部 (07/26)
http://www.nnn.co.jp/sp/senkyo/sanin2007/jyousei/070726.html

 民主の追い風と地の利で川上に勢いがある。常田も根強い保守票を掘り起こして巻き返しを図る。一騎打ちの様相を呈しているが、間隙(かんげき)を縫って市谷も支持の拡大を狙う。
倉吉市
 川上は、連合、部落解放同盟の支援を基軸にして、幅広い年代に浸透している。選対では「農村部の北谷、高城地区で伸び悩んでいるが、他地区は拮抗(きっこう)して、いい勝負になってきた」と、従来の民主の選挙とは違う着実な流れを引き寄せている。

 市内では興治英夫県議が精力的に支援する。衆議院からのくら替えで倉吉市の選挙は初めてだが、県議時代からの知名度と反自民票の受け皿となって勢いに乗る。伊藤保選対本部長は「保守地盤が強いので、風が吹いていても厳しい」と一進一退を強調し、陣営を引き締める。
2001年参院選の候補者別得票数(県中部)
候補者名(党派)倉吉市岩美郡計
常田享詳(自民)15,64222,59438,236
佐藤誠 (民主)5,3587,19112,549
市谷知子(共産)2,6253,3095,934
山本悟己(社民)2,2932,4154,708
山口昌司(自由連合)1,0331,0572,090
※倉吉市は合併前の関金町を合算

2005年衆院選の候補者別得票数(鳥取1区)
候補者名(党派)倉吉市東伯郡計
石破茂 (自民)17,3589,74727,105
早川周作(民主)8,3634,18512,548
田中清一(社民)2,0849603,044
塚田成幸(共産)1,2947532,047
※東伯郡は三朝町と湯梨浜町の合算

2005年衆院選の候補者別得票数(鳥取2区)
候補者名(党派)東伯郡
川上義博(無所属)12,020
赤沢亮正(自民)6,804
山内おさむ(民主)4,581
鷲見節夫(共産)490
※北栄町と琴浦町の合算

 常田は、風評に惑わされずに着実な支持拡大を目指し、川上を上回る票の獲得に全力を挙げる。陣営は「五分の戦い」(選対幹部)とみているが、政権与党に対する世論の反発など「候補者以外の要素」(同)を懸念する。中部総決起集会では千五百人を動員して保守本流の底力を見せた。
 統一地方選で返り咲いた村田実県議の支援団体による支持固めが目立ち、公明市議らも活発に回っている。JAの推薦などで旧関金地区をはじめ農村部は手応えを感じているが、上灘など浮動票の多い地区での浸透はいまひとつ。

東伯郡
 川上の地盤であり、陣営は「中部を制した方が勝つ。なかでも琴浦町が決戦場」とまなじりを決する。郡内を歩く常田の動静にも敏感になっており、遊説日程を急きょ変更して、二十七日は地元の琴浦町をくまなく回る。衆議院鳥取一区の三朝町や湯梨浜町の一部で厳しい戦いをしているが、同二区の北栄町は個人演説会に約三百人が集まった。上滑りを警戒しながら、倉吉市と合計して「中部で三万票」を目標に掲げ、必死の集票作戦が続いている。

 常田は、三朝町で町長ら有力な支援があり支持を広げている。農業どころの湯梨浜町、北栄町、琴浦町では農政の実績やJAのテコ入れで浸透を図るが、まだ確実な票はまとめ切れていない。

 選対は「東伯郡が勝負に直結する」との見方で、川上の牙城に切り込む。「民主へのくら替えで既存の組織は壊れている。東伯郡は変わってきた」と“川上党”の切り崩しに懸命。終盤にかけて、農村部でローラー作戦を展開して「農業の常田」を売り込み、票の上積みを目指す。

 市谷は、憲法、年金、増税問題を争点に据え、選挙カーでの流しと街頭演説で支持を訴える。共産町議がいる湯梨浜町などで手応えを得ているが、全体に厳しさが漂って、無党派層への浸透度も低い。 (文中・敬称略)

3931とはずがたり:2007/07/28(土) 22:43:51
>>3929-3931

(下)西 部 (07/27)
http://www.nnn.co.jp/sp/senkyo/sanin2007/jyousei/070727.html

 西部では先行する川上を常田が激しく追い上げる展開で、両者の激戦のはざまで市谷は伸び悩んでいる。

米子市
 有権者数約十二万人の大票田。川上、常田いずれも米子の勝負が選挙区全体の勝敗を大きく左右する。地盤と知名度のある川上が先行するが、双方とも最終盤へ向けて西部総決起大会を開いて結束を固めており、戦いは熾烈さを増している。

2001年参院選の候補者別得票数(県西部)
候補者名(党派)米子市境港市西伯郡日野郡計
常田享詳(自民)34,48810,08813,7493,92962,254
佐藤誠 (民主)19,7193,1868,6825,62637,213
市谷知子(共産)7,6011,9412,39639112,329
山本悟己(社民)4,3931,0401,5502927,275
山口昌司(自連)3,0551,0327981165,001
※米子市は合併前の米子市と淀江町を合算。西伯郡は合併前の淀江町を除き、溝口町を追加。日野郡は合併前の溝口町を除く

2005年衆院選の候補者別得票数 (県西部)
候補者名(党派)米子市境港市西伯郡日野郡計
赤沢亮正(自民)34,1919,58510,5722,98057,328
川上義博(無所属)24,1637,52210,5504,65446,889
山内おさむ(民主)22,6263,9647,9912,37136,952
鷲見節夫(共産)3,8669481,1842236,221

 川上は党や後援会、連合、部落解放同盟の四組織がフル稼働。連合や解放同盟は組織票を固めつつある。過去の民主の国政選挙にはなかった特徴として、後援会を中心に農業や建設業などの保守層に食い込んでいる。

 しかし、終盤、常田の強い巻き返しに遭っており、「相手も必死。互角の戦いだ。一歩抜け出したい」(福間裕隆党県連幹事長)と厳しい認識で、組織の総力を挙げる。後援会は保守層の支持固めを強める。

 無党派層の支持では優位に立ち「投票率65%以上なら有利」と、街頭宣伝を強める。二十八日に小沢一郎代表と田中真紀子衆院議員の来援で最後の弾みをつける。

 常田は知名度不足の米子を「決戦場」と位置づけ、川上と「タイに持ち込むこと」(広江弌西部選対本部長)を狙う。終盤、党支部や業界団体の動きが活発化しており、陣営も電話作戦などで猛追。約一万の公明・創価学会票はほぼ固めた。

 自民党支持層のうち女性票は赤沢亮正衆院議員の後援会女性部を中心に固まりつつある。しかし、年金記録不備問題や参院での強行採決などで「今の自民党に『お灸をすえる』とする男性が多い」(赤沢)と、保守系の男性票離れを懸念。最終盤は電話作戦に加え、県議らによるベタ歩きも。二十八日に閣僚級弁士を迎え、保守層や無党派層の支持固めを図る。

境港市
 保守地盤が厚い中、水産業界団体の推薦を受けた常田がリードするが、川上が無党派層を中心に支持を広げ、予断を許さない。両者の激戦下、市谷は伸び悩んでいる。

 常田は農水副大臣や党水産部会長を歴任した実績を強調するなど、水産関連業界への浸透に余念がない。県議、市議、赤沢後援会の支援を得て高齢者や女性票の確保を図っている。

 川上は後援会などが草の根運動を展開、女性部隊は電話作戦。「投票率が70%に達すれば有利」(陣営)と、既に同市ゆかりの前原誠司(←なんで?)ら党幹部を迎え選挙ムードの盛り上げを図っている。

西伯郡
 後援会などの組織や県議、町議らの支援で川上が先行するが、陣営は自民党県議が二人いる大山町では「やや厳しい」と懸念している。

 常田は旧大山町で町議を中心にまとまりがいい。南部町では赤沢のてこ入れで党地域支部が復活。陣営は「郡全体で追い上げムード」と期待。

 市谷は党町議がいる南部町、日吉津村、伯耆町を中心に支持拡大を図るが、伸び悩んでいる。

日野郡
 川上は、夫人の出身地の日南町で陣営組織や町議ら支援者が活発に動く。陣営は「郡全体でいい動きをしてもらっている」と好感している。

 常田は知名度不足がネック。日南町で有力町議が川上支援に回るなどの懸念もあるが、日野、江府町を含め「全体に反応は悪くない」(陣営)。

3932とはずがたり:2007/07/28(土) 22:46:40
参院選比例代表 「自公」足並み戻らず 自民県議ら衛藤氏支援 西日本大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20070728/20070728_002.shtml

 自民党に復党して参院選比例代表に立候補した衛藤晟一候補(59)=元厚生労働副大臣=を支援する「推薦団体連絡協議会(勝手連)」が選挙戦最終盤に向けて活動を活発化している。選挙区と比例代表で相互に支援する「自公協力」とは裏腹に、一部の自民党県議や市議が前面に立って衛藤氏支援に動き、ねじれた構図のまま決戦の日を迎えることになりそうだ。

 「衛藤晟一を落とすということは、安倍首相を落とすということだ」‐。25日、大分市内で開催された勝手連代表者会議で代表者の1人は会場を埋めた約300人にげきを飛ばした。会議の冒頭には勝手連の選対本部長を務める渕健児県議があいさつ。会場には秦野恭義・党市連会長ら複数の市議の顔もあった。

 衛藤氏の比例代表出馬を発端に緊張関係が続いた自公関係は、公示直前に自民県連が公明党比例代表の現職を「支持」、公明党は大分選挙区の自民新人を「推薦」とすることで修復。しかし、当初から自民県連内に「党公認の衛藤氏を支援するのが筋」との声があり、公示後は半ば公然と「選挙区も比例も自民」で動く議員が出ている。

 ただ、復党条件で衛藤氏本人が県内で活動できない不自由さは否めない。勝手連の堀田庫士幹事長は「地盤の大分市や親族がいる県南はともかく、県北は知名度が低い。本人が入れれば…」と漏らす。勝手連は衛藤氏個人票の目標を8万に置き、集会や電話などで20万人に投票を呼び掛けている。堀田幹事長は「あと一歩。総動員で声を掛けたい」と全力を挙げる決意を示した。

=2007/07/28付 西日本新聞朝刊=
2007年07月28日00時59分

3933とはずがたり:2007/07/28(土) 23:47:25
片トラ●、ヤンキー先生と丸山弁護士は○ (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen/story/28gendainet02032920/

 大手メディア各社の選挙予測が出揃い、大物候補、有名人候補の当落も見えてきた。

 まず、自民党も泡を食ったのが片山虎之助幹事長の選挙区(岡山)だ。当初は片山の逃げ切りとみられていたのに最後の1週間で民主党候補の姫井由美子が急追、逆転。7ポイントも離している調査もある。焦った片山陣営は7万人の名簿を持つ平沼赳夫事務所に協力を仰いだが、平沼サイドは「やります」というだけで、具体的な動きが見えてこない。片山は涙声で電話をかけまくっているという。

「参院のドン、青木のお膝元の島根もとんでもない数字です。自民の景山俊太郎が40ポイントくらいで、国民新党の亀井亜紀子が60ポイントなんて数字もある。景山は地元の第三セクターで開発したゴルフ場が破綻し、地元の人が買った500万円の会員権が5万円になってしまった。被害者の多くはゼネコン関係者で、この恨みが凄いんです」(ジャーナリスト・横田一氏)

 小沢が一本釣りして話題になった川上義博(鳥取)も善戦している。ある世論調査では川上が自民の常田享詳を2ケタも引き離している。

「焦った青木は『今度当選すれば(常田に)しっかりしたポストを用意する』と大臣就任を示唆した。米子空港の拡大、JRのミニ新幹線化まで口約束し、何でもありになっています」(地元紙記者)

 その他の有名候補はどうか。

 1人区では群馬の自民・山本一太が対立候補の不人気にも助けられ当確ランプ。山梨はフジテレビ出身で、将棋の米長邦雄の甥の米長晴信(民主)がリード。

 元国見高サッカー部総監督の小嶺忠敏(自民・長崎)は久間発言の逆風で大苦戦。教え子の平山相太が応援に駆けつけたが、リードを許している世論調査が多い。

 沖縄は知名度バツグンの糸数慶子が大幅リードで逃げ切りモード。

 北海道(2人区)の「女ムネオ」こと新党大地の多原香里は目下、3位。しかし、圏外から急浮上してきたため、自民関係者は「いつ抜かれるか」とビビっている。

 兵庫は2人区なので自民の一言居士、鴻池祥肇が安泰。広島も2人区なので現職閣僚の溝手顕正は決まり。

 元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代(東京)は各社の調査では何とか5位までに入っているのが多い。

 比例区では自民は“ヤンキー先生”こと義家弘介、丸山和也弁護士が当選ライン。さくらパパの横峯良郎(民主)も安泰。

 国民新党はうまくいけば比例で2議席。郵政選挙で刺客に敗れた自見庄三郎と熊代昭彦が当選ライン。関口房朗、フジモリ元ペルー大統領は話題性だけか。

 新党日本は1議席が精いっぱい。田中康夫代表は入りそうだが、ジャーナリストの有田芳生は苦戦中。

 共生新党の若尾文子は数十万票で届かないとみられている。

【2007年7月25日掲載記事】
[ 2007年7月28日10時00分 ]

3934とはずがたり:2007/07/29(日) 00:34:37
なんか共生新党から出てるのが勿体ないねw

大女優のオーラに聴衆メロメロ!若尾文子氏が明治座前で遊説
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200707/sha2007072500.html

 共生新党の比例代表候補で女優の若尾文子氏(73)が24日、都内4カ所で、公示後2度目の単独遊説を行った。普段は同党党首で建築家の夫、黒川紀章氏(73)=東京選挙区=と遊説する若尾氏は“職場”の明治座(東京都中央区)前で第一声。舞台ファンらに、「残りの人生をみなさまにささげたい」などと演説。聴衆は大女優のオーラに圧倒されたようで、握手すると、若尾氏より深々と頭を下げていた。



 夫婦仲良く選挙戦を展開する若尾氏が、130年以上の歴史を誇る劇場で、本格的な“ソロデビュー”を果たした。

 24日午前、明治座は里見浩太朗(70)主演の「水戸黄門」の千秋楽で、大勢の舞台ファンが詰め掛けていていた。若尾氏が「皆さんがお芝居に入る前にごあいさつさせてください」と訴えながら登場すると、ドドッと60〜70歳代のファンらが取り囲んだ。

 若尾氏は、ボーダーシャツと黒のロングスカート姿。シャツはフランスの高級ブランド「ソニア・リキエル」製(某デパートによると推定5、6万円)で、候補者用のタスキもかけず、「残る人生、最後の時間を、国民が安全で、少しでも生活しやすい国にしようと、夫の黒川と必死に頑張っております」。選挙演説とはほど遠い、優雅さを漂わせた“舞台”に、聴衆は拍手を忘れてうっとり。若尾氏が「なにか質問はございませんか?」と切り出すと、ようやく拍手がわき起こり、「もっとしゃべって〜」などと歓声が上がった。

 明治座職員によると「舞台ファンにとって若尾さんは『好き嫌い』の枠組みを超えた存在」。演説後、若尾氏が握手を求めると、「いえいえ〜。とんでもない」と恐縮して頭を下げる聴衆が続出。“勇気ある”1人が携帯カメラで若尾氏を撮影すると、“及び腰”状態で握手を求める聴衆らが列を作った。

 その後、若尾氏は銀座三越前(中央区)→砂町銀座商店街(江東区)=写真下→伊勢丹新宿店(新宿区)と遊説。これまでは、“女優の命”である肌を日差しからから守るため、日傘を陣営職員に差してもらいながら遊説することが多かったが、この日は自ら差した。

 砂町銀座商店街では、果物店前で立ち止まるといきなり、男性店員に「あらお兄さん、少年隊の錦織(一清)さんに似てる!」と夫、黒川氏ばりの意表をついたコミュニケーション術を披露。さらに買い物中の女性に「ダンナさん、ユーモアがあってステキじゃないの」とほめられると、「ど〜もありがとう」とすぐに両手の握手に切り替え、喜び?を表現した。

 この日、黒川氏の札幌遊説のため単独遊説となった若尾氏。堂々の演説のようにみえたが「芝居は見たい人が集まってくれる。演説はそうはいかないでしょ。そりゃもう、死にモノ狂いよ」。これまで約50年にわたり、多くの舞台や映画などに出演し続ける大女優は、意外なホンネを漏らした。

★明治座で里見との“ニアミス”はなし、約1時間のすれ違い

 若尾氏の所属事務所によると、若尾氏の明治座での初舞台は平成5年、森鴎外原作の「雁」の主演。以後、10本前後の舞台で座長をつとめたという。一方、里見の事務所によると、「若尾さんの演説は、全く知りませんでした」と説明。里見は若尾氏が演説を始める約1時間前の午前9時ごろ、楽屋入りしており、“ニアミス”はなかった。「若尾さんも舞台の大変さを知っている方だから、あえて楽屋訪問などもしなかったのでしょう」と話した。

3935雑談居士:2007/07/29(日) 05:54:23
とはさん、>>3920->>3925 の山日記事をUPしていただきありがとうございます。
あの新聞社は、webへの記事全文掲載が遅いものでして・・
ただ、今回の参院選特集はなかなか読みごたえのある内容。民主党県連の勢力の脆弱さが
改めてお分かりいただけたのと同時に、自民党県連の混迷ぶりを多く詳しく書いている
のが特徴です。参院選1人区対策での郵政造反組復党が、効果どころか逆効果を招いた
典型的な事例として観察できるものと思います。

3936名無しさん:2007/07/29(日) 06:29:54
昨日、既に投票を済ませた沖縄竹富町の投票結果

投票率70.33%(2004参院選比+1.28)

これをもとに全国を予測すると

57.7%(+1.1)

3937とはずがたり:2007/07/29(日) 11:01:37

黒川氏ダウン「残る人生を政治のためにささげたい」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070729-OHT1T00011.htm

 共生新党の黒川紀章氏(73)=東京選挙区=が選挙最終日、ついにダウンした。28日は妻の若尾文子氏(73)=比例代表=とともに、都内3か所で演説を行ったが最後の遊説となった新宿・アルタ前に姿を現さなかった。

 事務所関係者によると午後4時の渋谷での遊説後に都内のホテルに戻った黒川氏だったが、腰痛と貧血、さらには疲労のため活動を再開できなくなったという。26日の仙台遊説の際にも、車いすで駅に向かうなど体調不良が懸念されていた。

 アルタ前では、黒川氏がプロデュースしたド派手な舞台が設定されていた。和太鼓にホラ貝、30本のたいまつがともされ、若尾氏も出演したNHKの大河ドラマ「武田信玄」のテーマ曲が流れる中、若尾氏は「残る人生を『政治のためにささげたい』と言っている黒川紀章に投票してください」と気丈に訴えていた。

(2007年7月29日06時00分 スポーツ報知)

3938とりっこ:2007/07/29(日) 11:39:14
これから投票行って来ます。

 選挙区:民主
 比例:はたともこ(民主)

投票できないけど、東京の大河原にも、
投票しないけど、社民比例の上原にも、通ってほしいなぁ。

山陰両県の天気は曇りor晴れ。暑すぎず涼しくも無く。推定投票率(11時現在)は
 鳥取…35.10(前回:32.12)←期日前投票含む
 島根…28.18(前回:30.44)←期日前投票が含まれているか明記無し
ぉい!島根頑張ってくれよ!繰り上げ終了の投票所も増えてんだぞ!!
早よ行け〜。姫の下に馳せ参じるのじゃ!
鳥取のほうが前回も今回も高いのは、公明が強いからか?うーん。

3939MJ:2007/07/29(日) 15:01:51
とはずがたりさんはじめまして!毎日読んでる愛読者です。

2年前の総選挙の時、投票日2日前の夕刊フジ1面のでかいタイトルが
「296議席」でした。(ただしあくまで「自公あわせて」の意味でしたが)
それを見た瞬間「民主の惨敗」を最終的に確信しました。
結果は(自民単独で)296議席獲得でした。

今回投票日2日前の同じく夕刊フジ1面のでかいタイトルは
「自民36」…夕刊フジが2年前にピタリと「数字を」当てたことが
今も思い出されます。予感のようなものですが…
どうしても、今回も当たる気がしてなりません。
あとは投票率次第…

国分寺では現在突然の土砂降りで、
投票に行こうとした人がやめてしまったそうです…
でも土砂降りだから短時間であがるでしょう。
そしたら皆一斉に投票所へ向かう気がします…

3940MJ:2007/07/29(日) 15:03:53
追伸:

今回は「自公あわせて36議席」かも知れませんねw

3941名無しさん:2007/07/29(日) 15:11:26
▼北海道 14:00 30.71%(前回32.85%)
▼青 森 14:00 26.56%(前回27.93%)
▼秋 田 14:00 32.25%(前回34.30%)
▼岩 手 14:00 34.35%(前回34.62%) 
△山 形 14:00 33.58%(前回30.69%)
△宮 城 14:00 27.42%(前回27.19%) 
△福 島 11:00 21.08%(前回19.83%)
 茨 城 11:00 16.48%
 群 馬 13:00 22.40%
栃 木 14:00 29.17%
 埼 玉 13:00 23.05%
△千 葉 13:30 21.88%(前回20.66%)
△神奈川 14:00 25.77%(前回23.68%)
△東 京 14:00 26.49%(前回24.79%)
 山 梨 11:00 17.61%
 新 潟
△富 山 14:00 32.30%(前回29.51%)
△石 川 14:00 30.10%(前回27.79%)
 福 井 13:40 27.07%
▼長 野 14:00 28.69%(前回29.91%)
▼岐 阜 14:00 29.78%(前回31.18%)
 静 岡 14:00 27.79%
 愛 知 14:00 27.44%
▼三 重 14:00 30.99%
 滋 賀 14:00 30.39%
 京 都
▼兵 庫 13:30 23.30%(前回23.77%)
 大 阪 14:00 27.10%
▼奈 良 14:00 31.24%(前回31.93%)
 和歌山
△鳥 取 14:00 47.33%(前回43.84%)
▼島 根 14:00 40.66%(前回42.07%)
▼岡 山 12:00 21.09%(前回22.21%)  
 広 島 13:00 25.16%
山 口
 香 川
 徳 島 14:00 28.71%
▼高 知 14:00 30.99%(前回31.47%)
 福 岡 14:00 24.46%(前回25.88%)
 佐 賀
 長 崎
 熊 本 14:00 31.92%(前回30.99%)
 大 分 
▼宮 崎 14:00 27.16%(前回35.52%)
▼鹿児島 14:00 31.29%(前回31.58%)
 沖 縄 14:00 23.85%

3942二階席:2007/07/29(日) 15:46:13
今のところ、前回以下の投票率にはならずに済みそうで。
ちょっと安堵しました。

>>3939,3940
MJ様へ

二階席の予想は自民38、公明12です。
民主は・・・言わないほうが良いかもしれないけどピタリ60で。
日付変更線を超える頃には、安倍ちゃんが辞意を固めているものと
思います。

3943杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/07/29(日) 16:35:39
選挙区→田谷@共産党
比例区→社民党

に票を投じてきまつたよ。
#ちなみに母も同じだった(汗

3944MJ:2007/07/29(日) 16:41:38
>>3942
二階席様へ

いつも楽しく拝見致しております。それぐらいが実現可能なギリギリの線ですかねえ?
公明、選挙区でもう少し取りこぼしそうな気もしますが…

東京23区に大雨洪水警報が出て一瞬焦りましたが、何とか晴れ間がのぞいてきました。
東京既に前回より2%UPですね。すると最後の1議席は共産ではなく川田かな?

投票率は最後の1時間でグンとUPしますからね。
うまく行けば60%超えるんではないか?とも思うのですが…
2005総選挙の時も20時前後まではせいぜい前回より+1−2%かな〜?
という雰囲気でした。まさか67%超えるとは想像もしてませんでしたよ。

3945名無しさん:2007/07/29(日) 16:45:06
▼は下落2.99〜 △は上昇 ×は下落3.00超える

▼北海道 14:00 30.71%(前回32.85%)
▼青 森 16:00 31.92%(前回34.33%)
▼秋 田 16:00 37.96%(前回40.86%)
▼岩 手 14:00 34.35%(前回34.62%) 
△山 形 16:00 43.97%(前回40.92%)
▼宮 城 16:00 34.18%(前回34.48%) 
△福 島 11:00 21.08%(前回19.83%)
 茨 城 16:00 32.25%
 群 馬 15:00 27.50%
栃 木 14:00 29.17%
 埼 玉 15:00 29.45%
△千 葉 15:30 27.01%(前回26.17%)
△神奈川 16:00 32.12%(前回29.95%)
▼東 京 16:00 31.99%(前回32.27%)
▼山 梨 16:00 34.42%
 新 潟
△富 山 16:00 39.45%(前回36.44%)
△石 川 16:00 36.51%(前回34.35%)
 福 井 15:40 34.38%
▼長 野 16:00 35.01%(前回36.07%)
▼岐 阜 16:00 35.09%(前回36.85%)
 静 岡 16:00 34.08%
 愛 知 16:00 32.51%
三 重 16:00 36.63%
 滋 賀 16:00 36.24%(前回36.78%)
 京 都
▼兵 庫 15:30 28.38%(前回29.08%)
 大 阪 16:00 32.13%
▼奈 良 16:00 35.22%(前回36.14%)
 和歌山
△鳥 取 16:00 54.12%(前回50.10%)
▼島 根 16:00 47.16%(前回47.93%)
▼岡 山 15:00 30.20%(前回31.52%)  
 広 島 15:00 30.04%
山 口
 香 川
 徳 島 16:00 33.70%
▼高 知 16:00 35.74%(前回36.75%)
 福 岡 14:00 24.46%(前回25.88%)
 佐 賀
 長 崎
▼熊 本 16:00 36.93%(前回37.00%)
 大 分 
×宮 崎 16:00 32.08%(前回40.93%)
▼鹿児島 14:00 31.29%(前回31.58%)
 沖 縄 16:00 30.25%

3946MJ:2007/07/29(日) 16:53:34
>>3945

東京、落ちちゃいましたね…やはり雷雨のせいかな?
神奈川の伸びっぷりは力強いですね〜民主2人当選なるか!?

3947とは:2007/07/29(日) 17:01:20
MJさま、いつもROMして頂いてるそうで感謝っす。これからもよろしゅ〜。
投票率それほどあがってないですが、最後の一時間が大事となると岡山の投票締め切り切り上げは行政権の悪質な濫用による投票への介入だなぁ。もし姫が落選するような事があれば訴訟も辞すべきではないぞ。決定プロセスを事細かに全部裁判で明らかにして国会でも証人喚問とかがんがんすべきだ。落選した片山が訴訟やったらお笑いだがw

3948名無しさん:2007/07/29(日) 17:11:15
不在者投票が1080万人だったそうです
前回717万人 6.86%分

今回は10.33%分

−3.47なら前回並み
前回並みなら60%程度

3949MJ:2007/07/29(日) 17:42:21
>>3947

とは様、有難うございます。皆様と違って詳しいデータを持ち合わせていないので
今までは書き込みを控えておりました…

片山さんて元総務相ですもんね〜。でも岡山でも都市部は20時まで開いているのでは?
姫井さんが大量得票するとしたらやはり都市部じゃないかな〜と…
本当に今回岡山からは目が離せません。逆に岡山を姫が取れば
民主の地滑り的勝利になる…その象徴的選挙区になるのでしょうね。

宮崎の投票率が異常に低いのが気になりますね。天気のせい?候補者乱立のせい?「そのまんま」疲れ?
埼玉あたりは前回比較ではどうなんでしょうか?神奈川とあわせて非常に気になります。
神奈川のMAさんは公選ハガキ書いたし、MIさんはどうも私の同級生らしい…

3950名無しさん:2007/07/29(日) 17:48:42
午後4時現在の投票率は33・44%、前回を下回る

 第21回参院選の投票が29日午前7時から行われている。総務省が発表した午後4時現在の投票率は33・44%で、前回2004年を0・32ポイント下回っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070729-00000011-yom-pol

△香 川 17:00 37.79%(前回37.55%) 
激戦の香川は増えてます

3951名無しさん:2007/07/29(日) 17:54:32
参院選投票率、午後4時現在33.44% 前回下回る

 総務省によると、参院選の投票率(選挙区)は29日午後4時現在、33.44%となっている。前回04年の参院選と比べ0.32ポイント低い。
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY200707290127.html

期日前の3.33%の貯金をできるだけ守って欲しいけど。−0.32とは持ちこたえているか
2時の+0.08から0.24%分の悪化。
−1%程度に抑えて 58〜59%までいければ。

3952MJ:2007/07/29(日) 18:48:39
東京地方、またまた雷鳴が轟いております…
ここで豪雨になったら誰も投票しに行かなくなりますよ。
あと1時間、頼むから持ちこたえてくれ〜!!

う〜む、自民党、40議席はクリアするかなあ…

3953名無しさん:2007/07/29(日) 18:54:02
▼は−2.99〜 △はプラス ×は−3.33〜

×北海道 16:00 36.99%(前回40.15%)
▼青 森 16:00 31.92%(前回34.33%)
▼秋 田 18:00 44.27%(前回47.41%)
▼岩 手 16:00 41.49%(前回42.16%) 
△山 形 18:00 51.38%(前回48.32%)
▼宮 城 16:00 34.18%(前回34.48%) 
△福 島 11:00 21.08%(前回19.83%)
 茨 城 18:00 37.76%
 群 馬 18:00 35.95%
栃 木 18:00 41.61%
 埼 玉 17:00 34.66%
△千 葉 17:30 33.09%(前回31.90%)
△神奈川 18:00 38.46%(前回37.75%)
▼東 京 18:00 39.29%(前回40.67%)
▼山 梨 16:00 34.42%
 新 潟
△富 山 18:00 46.61%(前回43.18%)
△石 川 18:00 43.83%(前回40.91%)
 福 井 17:40 41.26%
▼長 野 18:00 42.18%(前回42.79%)
▼岐 阜 18:00 42.01%(前回43.44%)
 静 岡 18:00 41.45%
△愛 知 17:00 35.47%
三 重 18:00 43.96%
 滋 賀 18:00 43.65%(前回43.93%)
 京 都
▼兵 庫 18:30 37.10%(前回37.90%)
 大 阪 18:00 38.81%
▼奈 良 18:00 42.56%(前回44.11%)
▼和歌山 16:00 33.63%(前回35.23%)
△鳥 取 18:00 61.55%(前回57.00%)
▼島 根 18:00 54.21%(前回55.00%)
▼岡 山 17:00 35.49%(前回37.00%)  
 広 島 18:00 38.96%
山 口
△香 川 18:00 41.72%(前回40.72%)
 徳 島 18:00 40.41%
▼高 知 18:00 42.70%(前回43.21%)
▼福 岡 16:00 29.17%(前回31.60%)
 佐 賀
 長 崎
▼熊 本 18:00 43.20%(前回43.36%)
▼大 分 16:00 37.91%(前回39.65%) 
×宮 崎 18:00 39.35%(前回47.73%)
▼鹿児島 16:00 36.22%
 沖 縄 18:00 37.40%

3954名無しさん:2007/07/29(日) 18:55:30
18:50 安倍首相、参院選で中川幹事長と会談


自民の情勢悪いのかな

3955名無しさん:2007/07/29(日) 19:04:29
NHKによれば、
安倍、中川、青木、中川酒が会談

中川「結果を見ましょう」ということだったらしい

かなり厳しいかも。

3956二階席:2007/07/29(日) 19:20:19
>>3944

公明の取りこぼしは、ありえそうでなかなか。
最終盤の票固めは底固いというかなんというか・・・、ある意味立派。
今回も、神奈川・愛知とも滑り込み当選すると見ています。

民主が60いかないとすれば、東北・四国の一人区で三つとりこぼす
くらいしかないかなと思います。天気が話題になってましたが、
東北四国ではそんなに影響はなかったかな?と。
二階席はこの2地区で一人区に限っては自民全敗を予測していますので・・・。
(まだこの予想を信じたいと思っている二階席は甘いかもしれません。)

3957和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2007/07/29(日) 19:31:23
>>3955
私もそう思います。
投票率はどうやら58%位になりそうですね。
亥年としてはなかなかのものだの思いますがね。
ここでテレ朝の出口調査予想でもしようかな。
自民33 公明10 民主63
結果は30分後!!

3958MJ:2007/07/29(日) 19:41:43
>>3956

とすると今回は谷岡、水戸は惜敗ですか…

>>3957

ここ数年は投票率が低くても民主が意外と善戦する場合が多いですね。
(郵政選挙は例外ですが)

>>3955

中川、言葉少なでしたね…

3959名無しさん:2007/07/29(日) 19:42:30
党3役が選挙数時間後控えて官邸で会談なんてあまり見たことない気がする。
中川幹事長も言葉少なだったし

3960名無しさん:2007/07/29(日) 19:45:27
参院選投票率、午後6時現在39.98% 前回下回る
2007年07月29日19時32分

 総務省によると、参院選の投票率(選挙区)は29日午後6時現在、39.98%となっている。前回04年の参院選と比べ0.52ポイント低い。
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY200707290127.html

下落が少なく何とか粘ってますね。59%までいってくれたらいいですが。

3961とは:2007/07/29(日) 19:48:17
自民党政治家のもとにはマスコミの出口の情報がいってるでしょうからねぇ。減らず口の中川が言葉少なとは期待。

3962やおよろず:2007/07/29(日) 20:01:53
報ステ

自民38
民主58
公明8
共産4
国民2
日本1
無所属8

3963とは:2007/07/29(日) 20:02:50
あざ〜す。いい数字でてますねぇ。

3964やおよろず:2007/07/29(日) 20:02:56
0打ち

山本
植松
米長

3965やおよろず:2007/07/29(日) 20:03:52
糸数・藤田当選

3966MJ:2007/07/29(日) 20:04:09
自民党出口調査:

日テレとテレ朝が38、TBSが34、フジが36ですね。民主は大体60。
あと公明がテレ朝で8?です…

3967やおよろず:2007/07/29(日) 20:05:02
出口調査

大河原
鈴木
山口
川田
丸川
保坂
田村

3968小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:06:32
出ましたね
NHK 自31〜43 民55〜65 公8〜12 共2〜6 社1〜2 国0〜2 新日0〜1 他無5〜9
NNN 自38 民59 公9 共3 社2 国1 無他9
JNN 自34 民60 公10 共4 社2 国1 無他8
FNN 自36 民61 公12 共4 社2 国2 無他6
ANN 自38 民58 公8 共4 社2 国2 新日1 無他8
TXN 自39 民60 公9 共3 社2 国2 無他6

・・・吉田学校的見出し「自公大敗、民主躍進 首相進退きょう協議へ」

3969やおよろず:2007/07/29(日) 20:08:02
当確

長谷川・羽田・シンバ・牧野
中村・松井・辻・岡崎・森マサコ
高橋千秋・平田・金子・梅村・平野

出口
国民・亀井10パーセントリード

3970やおよろず:2007/07/29(日) 20:09:20
当確
藤井・風間・川合・トドロキ

出口

岡山 姫井4・5リード

3971小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:09:52
NHKによれば民主、既に改選超え

一人区当確
岩手、山梨、奈良、三重、熊本、宮崎、沖縄が民主
群馬、和歌山、山口が自民

松野、外山に当確

3972MJ:2007/07/29(日) 20:09:59
岡山・姫井、島根・亀井、いずれも優勢ですね。(テレ朝、日テレ)

3973やおよろず:2007/07/29(日) 20:10:09
当確

公明

山本・遠山・木庭

3974やおよろず:2007/07/29(日) 20:11:24
出口・愛知

大塚
鈴木
谷岡
山本

神奈川

牧山
水戸
小林


3975小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:12:05
NHK 秋田は松浦当確
ANN 舟山と植松に当確

3976やおよろず:2007/07/29(日) 20:12:46
当確

船山・鴻池・吉川・横峯


出口・埼玉  票割り完璧

行田
山根
古川
高野

3977MJ:2007/07/29(日) 20:14:01
比例自民14、民主23(日テレ)

尾辻かな子まで当選圏内ですね。

3978やおよろず:2007/07/29(日) 20:14:44
出口

愛媛
友近・7ポイントリード

徳島
中谷・13ポイントリード

高知
武内・6ポイントリード

3979やおよろず@報道ステーション:2007/07/29(日) 20:18:04
報道ステーションの速報

出口

長崎
大久保・2ポイントリード

佐賀
川崎・3ポイントリード

熊本(松岡何を思う?)
松野・4・5リード

3980やおよろず@報道ステーション:2007/07/29(日) 20:21:19
出口

秋田・松浦7ポイントリード 当確

山形・舟山  当確

富山・森田2ポイント弱リード

栃木・谷9ポイントリード

山梨・米長24ポイントリード 当確

3981やおよろず@報道ステーション:2007/07/29(日) 20:22:07

出口・一人区

民主22 自民7

3982二階席:2007/07/29(日) 20:22:11
>>3978

四国は民主独占ということですね。まずは、一つ関門クリア!

3983やおよろず@報道ステーション:2007/07/29(日) 20:22:53
長浜・中山恭子当選

3984やおよろず@報道ステーション:2007/07/29(日) 20:23:56
吉田さん他、論客の皆さん!
やりました!

とは先生見てる〜?!

3985やおよろず:2007/07/29(日) 20:26:14
NHK
外山当確

大分は矢野リードか?

3986やおよろず@報道ステーション:2007/07/29(日) 20:27:55
当確

民主35
自民20
公明5
共産2
社民1
無所属3

3987とはずがたり:2007/07/29(日) 20:33:57
いや〜いいかんじになってきましたね〜!!
テレビ二つ付けて観戦開始します。

3988やおよろず@ゼロ:2007/07/29(日) 20:34:01
当確


行田
長浜
大河原
鈴木
大塚
セコー
植松
外山
マスゾエ
ヒゲ
さくらパパ
かなえタソ

3989小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:34:37
NHK 東京・・民、民にまず当確

3990とはずがたり:2007/07/29(日) 20:38:17
植松中継を途中でやめるなNHK。
比例ももうあと10なんですな。
ここら辺迄は速いか。

3991小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:38:42
NHK 青森は民主平山に当確

3992小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:40:00
NHK 民主青木愛に当確

3993やおよろず@毎日:2007/07/29(日) 20:40:16
出口のリード

滋賀・徳永
大阪・3位谷川
奈良・中村
鳥取・川上
島根・亀井
岡山・姫井9ポイント
広島・1位佐藤(シャブプギャー)
山口・林
愛媛・友近
高知・武内13ポイント
佐賀・川崎7ポイント
長崎・大久保9ポイント
熊本・松野7ポイント
宮崎・外山
鹿児島・皆吉
沖縄・糸数20ポイントリード

3994やおよろず@報道ステーション:2007/07/29(日) 20:42:19
当確

ピン   キター!

3995やおよろず:2007/07/29(日) 20:43:42
神奈川の2つは、間違いなさそうですね

3996小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:44:31
NHK 埼玉・・民、民に当確

3997小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:45:38
いやあ、良かったですね。あかかもめ氏。勝ったどーーー(by千葉7区補選)

3998やおよろず@NHK:2007/07/29(日) 20:46:03
千葉は、石井きましたね>吉田さん

3999二階席:2007/07/29(日) 20:46:18
あとは東北一人区!!

日テレついに民主61、自民35に予測修正!!!

4000とはずがたり:2007/07/29(日) 20:47:30
>>3996-3997
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

4001やおよろず@よみうりテレビ:2007/07/29(日) 20:48:31
近畿・9のうち8は確定(戦前の予想どおり)

4002小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:50:17
NHK 千葉 長浜、石井、加賀谷に当確

勝ったどーーーー

4003やおよろず@報道ステーション:2007/07/29(日) 20:51:00
当確

松野・平山

4004小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:52:04
NHK 栃木・・谷に当確
    京都・・民、自に当確

4005とはずがたり:2007/07/29(日) 20:52:58
>>4002
オメ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

京都西田当選無念。。

4006小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 20:54:04
NHK 愛知・・鈴木、大塚に当確(このままだと山本危うし)

4007やおよろず:2007/07/29(日) 20:56:05
    結果はどうなってる? 今回も全勝だよな?

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ____          __-=≡////// ' '丶\      
     彡三ニ三ミミミ-、      /             ヾ:::::\    
     xX''     `YY"゙ミ、     /              \:::::::\   
    彡"    U     ミ.  ミ|                 |:::::::::|  
    |::::|∪        U ミ  ミ| _-=≡彡  ミ≡==- 、   |:;;;;;;/   
   ,=ミ/  =三ミ j i=三ミ|   | | <・>| ̄ ̄| <・> |─´ /  \
   | 、====| <・> |=|<・> |   | ヽ__/   \__/    >∂/     
   | '| U ーー" 丶--'.j  /   /(     )\      |___/  
   ヽ|  、 /`^ー^、  |  |    /  ⌒`´⌒   \     ) |  
     |  ""| ∠二>i /  .|   │                | |  
     |\ U  --- U/  (   \/ ̄ヽ/\_丿      / |  
   /|\`ー-、__,_ノ    \  、 \ ̄ ̄ ̄/ヽ      / /
-ー'/  |. \_/ / \___\   |  ̄ ̄ ̄   //  //\
  /   .|  ./\  /  |____/\  ヽ____/    / /::::::::\__
  \ / |/\__/、/\/::::::::::/::::::::|\_______ /  /::::::::::::::::|::::::
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4008とはずがたり:2007/07/29(日) 20:59:00
京都・大阪で共産厳しそうですね。。
東京も厳しいのかな?
自民が最終盤危機感でまとまったかなぁ。。

4009とはずがたり:2007/07/29(日) 21:00:47
徳島中谷や栃木谷の当確出てますね。朝日

4010二階席:2007/07/29(日) 21:03:30
青森平山当確なんですね。
これで四国、東北一人区完勝!!

さてさて、安倍政権崩壊会見は23時頃か??

4011小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:19:34
NNN・・岡山 姫井に当確

4012小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:25:24
NHK・・安倍首相、続投の意向

4013やおよろず:2007/07/29(日) 21:26:07
>>4012

━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

4014とはずがたり:2007/07/29(日) 21:26:17
続投キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
このトタバタ劇を夏中繰り広げる気か??

4015小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:28:50
共同・・自民中川幹事長辞任へ

4016とはずがたり:2007/07/29(日) 21:32:21
田舎から開いてるのに亀姫リードの島根も取れたんちゃいますかね。

4017二階席:2007/07/29(日) 21:34:23
>>4012

これは・・・。他でもない「辞任の時期」のことまで空気読めないのかな?
後に延ばせば延ばすほど本当の意味の教育改革も
憲法改正も無理になるよ?分かってんのかな?安倍ちゃん。

4018小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:36:19
NHK・・東京 川田龍平当確
東京は、野党勝ち越し

4019とはずがたり:2007/07/29(日) 21:38:57
>>4018
川田来ましたね〜。
共産迄期待するのはさすがにやりすぎかな。。万三出してりゃねぇ。

4020MJ:2007/07/29(日) 21:40:35
日テレ予測が1人区で与党系3議席って
消費税ブームの再来みたいですね…
本当に「年金地滑り」ですね。

4021小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:42:54
>>4020
山口、群馬、和歌山だけということでしょうか。大分、鹿児島は激しい鍔競り合い??

4022やおよろず:2007/07/29(日) 21:43:13
>>4016
殿の城下から開いている可能性もありますが、大丈夫と信じたいです

4023小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:45:13
朝日 石川 開票12.96%
矢田 富郎 〈元〉県議長 自民 新 44,300
一川 保夫 〈元〉衆院議員 民主 新 30,794
近松 美喜子 〈元〉金沢市議 共産 新 3,569

4024やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 21:46:37
>>4023
いけるといいな → いけるかも

4025小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:46:45
朝日 大分 開票12.41%
礒崎 陽輔 自民 新 25,826
松本 文六 無所 新 22,821
矢野 大和 無所 新 17,364
後藤 博子 国民 前 7,513
山下 魁   共産 新 3,457

4026小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:47:59
NHK・・愛知 自民民で当確

4027とはずがたり:2007/07/29(日) 21:48:24
>>4017
公明党から引きずり降ろされるんちゃいますかね。

>>4022
云われてみればそれもありますね。。

>>4023
う〜ん、石川は厳しいか?能登のど田舎から開いてるのでしょうけど。。

4028小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:49:09
NHK・・大阪 民公自で当確
     岡山 姫井に当確  片山は悲鳴

4029とはずがたり:2007/07/29(日) 21:51:05
今ちらっとでしたが長崎も出ました?

4030小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:52:04
朝日 新潟 開票率4.28%

塚田 一郎 自民 新 20,571
黒岩 宇洋 民主 前 14,466
森 ゆうこ 民主 前 13,804
山本 亜希子 社民 新 3,193
武田 勝利 共産 新 1,559

塚田の伸びが悪い。黒岩がそのうち抜くから、ラス1鍔迫り合いか。

4031小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:52:55
NHK・・長崎、大久保に当確。

小嶺敗北は、オシムジャパンがPK負けしたからだと思う。

4032二階席:2007/07/29(日) 21:54:07
>>4027

公明党はそれどころじゃないかも。
どうも神奈川落としそうだし。

新潟2議席も民主の可能性が出てきた!
60はもう確実やね。

4033小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:55:53
朝日 鹿児島 開票率36.27%

加治屋 義人 自民 前 160,013
皆吉 稲生 民主 新 137,013
山口 陽規 共産 新 20,358

郡部がこの程度だとここも未明にずれ込みそうだな。

4034とはずがたり:2007/07/29(日) 21:57:04
>>4031
そっちの批判票?笑

>>4032
愛知・神奈川・埼玉落としてこれで何も変えなかったらそれこそ公明党の組織が持たない様な気がしますがどうでしょうかねぇ。

4035小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 21:59:01
NHK・・神奈川、約2万世帯に停電 関東は大雨です・・

4036二階席:2007/07/29(日) 21:59:12
>>4034

え?埼玉も落ちそうなんですか?そりゃ大変だ・・・。

4037小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 22:01:43
朝日 北海道 開票8.97%

当小川 勝也 民主 前 93,028
伊達 忠一 自民 前 81,903
多原 香里 無所 新 54,450
畠山 和也 共産 新 11,893
羽柴 秀吉 無所 新 7,082

市部はほとんど伊達出て来ないと思うので、まさか。まさか。

4038とはずがたり:2007/07/29(日) 22:02:56
鹿児島も差がちょいとついてますねぇ。

滋賀の山下、沖縄の西銘とか名門政治家が順当に落ちてるのが嬉しい。

>>4036
>>3996あたりで出てますね。

4039二階席:2007/07/29(日) 22:03:49
>>4037

あらあら。これは、ひょっとしますよ。
多原さん行くぞ〜。都市部が開けば、多原有利だと
さっきムネオも言うとったし。

4040二階席:2007/07/29(日) 22:06:39
鳥取・川上キターーーー

4041小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 22:06:46
朝日 島根 35.22%

亀井 亜紀子 国民 新 73,077
景山 俊太郎 自民 前 72,958
後藤 勝彦 共産 新 7,776

まさか、まさか

4042二階席:2007/07/29(日) 22:08:11
>>4041

いったでしょう、これは。

・・・ぉぃぉぃ。自民35も無理なんでないの???

4043やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 22:08:49
愛知は谷岡が3位

4044小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 22:10:33
朝日 佐賀 開票29.53%

川崎 稔  民主 新 64,111
川上 義幸 自民 新 55,494
中尾 純子 共産 新 8,813

自民アウトっぽい

4045名無しさん:2007/07/29(日) 22:11:02
携帯辞書化
http://50.xmbs.jp/iDictionary/

4046とはずがたり:2007/07/29(日) 22:15:39
空白区3年後の候補者ちゃんと今からきめとかないと駄目っすね。

愛知谷岡当確出てますね〜♪

4047MJ:2007/07/29(日) 22:23:22
>>4018>>4019
川田が3番手で当確とは…嬉しいですがまさかそんな事、
本当に起きるなんて全く予想もしていませんでした。
せいぜい5番手だと思っていましたから…

「都民の良識」でしょうか?「川田は演説が良い」という噂は本物でしたね。

東京、あと2議席一体どうなるんでしょうか?
自民共倒れとか、公明落選とか、丸川当選で保坂落選とか…
本当にそんなことが起きかねませんね。

4048二階席:2007/07/29(日) 22:24:35
>>4047

丸川当選で保坂落選。ありそうです。
4位公明で。

4049やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 22:26:02
>>4048
私は、そうなると思ってました

4050とはずがたり:2007/07/29(日) 22:29:25
NHKの出口では丸>保ですよね。

自民党参院幹事長の片山氏が敗戦の弁 岡山選挙区
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY200707290299.html
2007年07月29日22時21分

 元総務相で自民前職の片山虎之助・党参院幹事長(71)が、岡山選挙区で民主新顔の姫井由美子氏(48)に敗れ、落選の見通しとなった。

 片山氏は29日夜、有権者の前であいさつをし、「逆風が日を追って強くなる選挙だった。期待に反した結果となったこと、すべて私の不徳の致すところでした」と、敗北を認めた。

 また、「(党参院)幹事長でありながら、自分の選挙にかまけて、他の候補も応援できなかったことに責任を感じている。主権者である国民の審判であり、自民党は反省すべきところ反省すべきだと思っている」と述べた。

 自民逆風の象徴的な選挙区として注目された。現職の党幹部で抜群の知名度を持つ片山氏を支援するため、自民は選挙期間中、閣僚級を相次いで送りこみ力を入れた。また、郵政民営化に反対し自民を離党した平沼赳夫元経産相(衆院岡山3区選出)の支持も得て浸透を図った。一方、民主も岡山を「1人区の最重点」と位置づけ、党幹部が連日、姫井氏の応援に駆けつけた。片山氏は、遊説で年金問題対策に時間を割いて支持を訴えたが、与党への強い「反発」に屈した。

4051やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 22:30:59
亀井姫当選

4052とはずがたり:2007/07/29(日) 22:32:07
>>4051
もはや順当っすねw

4053小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 22:41:41
朝日 大分 開票率61.22%

礒崎 陽輔 自民 新 125,382
矢野 大和 無所 新 97,704
松本 文六 無所 新 91,849
後藤 博子 国民 前 41,323

ここは自民かな・・・

4054小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 22:42:32
NHK 北海道・・2番手は伊達。女ムネオ、無念

4055やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 22:43:34
>>4053
中間2位の情報が錯綜しましたからね
どっちも票が偏らなかった感じですか
吉良の大分市内の表がどれほどあるのか、試金石になりますね

4056小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 22:45:31
NHK 大分・・礒崎当確

4057やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 22:59:58
塚田当選

4058とはずがたり:2007/07/29(日) 23:00:22
次期衆院選大分は悲惨なことになりそうですな。。

新潟残念。。

4059MJ:2007/07/29(日) 23:01:16
新潟は塚田、当確ですね〜森ゆうこ残念!
(NNN)

4060やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 23:04:04
77.1%

 塚田 一郎 自 民(新) 元衆院議員秘書 309,000
森  裕子 民 主(前) 前拉致特別委員長 277,757
黒岩 宇洋 民 主(前) 前沖北特別委員長 268,635
山本亜希子 社 民(新) 元新潟市議 77,039
武田 勝利 共 産(新) 党県常任委員 43,070
楠原 光政 無所属(新) 石油販売会社社長 4,280

4061やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 23:06:51
91.9%
塚田 一郎 自 民(新) 元衆院議員秘書 356,995
森  裕子 民 主(前) 前拉致特別委員長 317,716
黒岩 宇洋 民 主(前) 前沖北特別委員長 308,759
山本亜希子 社 民(新) 元新潟市議 85,915
武田 勝利 共 産(新) 党県常任委員 49,715
楠原 光政 無所属(新) 石油販売会社社長 5,184

4062MJ:2007/07/29(日) 23:08:19
>>4059
すみません、新潟は民主まだどっちか決まってなかったですね…

4063とはずがたり:2007/07/29(日) 23:10:38
>>4060
社民若い候補だしただけに痛かったですかね。。

4064やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 23:14:58
95.8%

 塚田 一郎 自 民(新) 元衆院議員秘書 391,074
森  裕子 民 主(前) 前拉致特別委員長 345,996
黒岩 宇洋 民 主(前) 前沖北特別委員長 335,421
山本亜希子 社 民(新) 元新潟市議 88,748
武田 勝利 共 産(新) 党県常任委員 52,649
楠原 光政 無所属(新) 石油販売会社社長 6,087

4065やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 23:17:56
96.8%

 塚田 一郎 自 民(新) 元衆院議員秘書 394,362
森  裕子 民 主(前) 前拉致特別委員長 349,109
黒岩 宇洋 民 主(前) 前沖北特別委員長 337,532
山本亜希子 社 民(新) 元新潟市議 89,162
武田 勝利 共 産(新) 党県常任委員 53,346
楠原 光政 無所属(新) 石油販売会社社長 6,234

4066とはずがたり:2007/07/29(日) 23:18:36
黒岩落選みたいっすね。

森田@富山は当選!

4067やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 23:18:52
森裕子当選〜!

渡辺プギャー!連合新潟プギャー!筒井プギャー!

4068やおよろず@小沢信者:2007/07/29(日) 23:22:32
>>4066
神主効果が出ましたね

4069やおよろず:2007/07/29(日) 23:26:33
96.5%

松村 龍二 自 民(前) 元国土交通副大臣 187,746
若泉 征三 民 主(新) 元衆院議員 187,062
山田 和雄 共 産(新) 元三国町議 22,273

4070とはずがたり:2007/07/29(日) 23:27:10
佐賀取ったようですね。
石川・福井横一線。
鹿児島やや厳しいか。

4071名無しさん:2007/07/29(日) 23:27:27
>>4067 森裕子が再選かよ・・・・。黒岩落選は、間違いなく、元政策秘書の県議のせいだな、こりゃ。私自身は、黒岩は筒井信隆の後継者か、三年後のリベンジに期待したいところですな。

4072やおよろず:2007/07/29(日) 23:28:19
68.1%

行田 邦子 民 主(新) 元電通社員 497,758
古川 俊治 自 民(新) 医師 484,491
高野 博師 公 明(前) 元環境副大臣 445,220
山根 隆治 民 主(前) 党県代表代行 438,831

4073やおよろず:2007/07/29(日) 23:29:28
>>4071
黒岩でしょう、強かったのは
保守系も連合も黒岩支援だったので
アナウンス効果ですね

4074やおよろず:2007/07/29(日) 23:31:11
康夫当選!あかかもめさん・おめでとう!とはさんは複雑か?

4075とはずがたり:2007/07/29(日) 23:33:31
>>4073
アナウンス効果っぽいですね。

>>4074
おお、行政を司る能力はない様な気がしてますが議員の一人して野党陣営にいる分には大歓迎っすよ。
田中真紀子と同じです。

4076とはずがたり:2007/07/29(日) 23:34:25
大河原女史強いっすね。
地盤の三多摩から票が開いてるんですかね?

4077やおよろず:2007/07/29(日) 23:35:10
一川きました!

4078小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 23:37:03
NHK 埼玉は古川。公明2敗目

4079とはずがたり:2007/07/29(日) 23:37:33
おおっ!北陸総取りなるか!?

4080小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 23:38:02
NHK 石川は一川。民主60まであと2。

4081小説吉田学校読者:2007/07/29(日) 23:39:00
吉田学校の当たらない独自分析によりますと、「自公で50」も微妙な情勢。

4082やおよろず:2007/07/29(日) 23:39:16
85.0%

 行田 邦子 民 主(新) 元電通社員 620,878
古川 俊治 自 民(新) 医師 598,084
山根 隆治 民 主(前) 党県代表代行 567,565
高野 博師 公 明(前) 元環境副大臣 541,091

4083やおよろず:2007/07/29(日) 23:40:58
57.1%

 牧山 弘恵 民 主(新) 米国弁護士 584,947
小林  温 自 民(前) 元経済産業政務官 552,967
水戸 将史 民 主(新) 元県議 453,432
松 あきら 公 明(前) 元経済産業副大臣 447,558
畑野 君枝 共 産(元) 党中央委員 244,179

4084二階席:2007/07/29(日) 23:42:54
>>4081

神奈川で松が落ちればもう公明は二桁いかないのかな?
では、2党で50割れは確実では?

4085二階席:2007/07/29(日) 23:44:24
それより福井!
若泉あと少し、もう少し。

4086やおよろず:2007/07/29(日) 23:44:41
86.9%

加治屋義人 自 民(前) 前農林水産委員長 360,892
皆吉 稲生 民 主(新) 元連合県副会長 333,726
山口 陽規 共 産(新) 元日吉町議 42,538

4087名無しさん:2007/07/29(日) 23:45:47
まさか、石川を民主が取るとはね。一番、候補擁立に手こずった所でしたが、一川当確ですか。奥田建は、自分が出れば良かったと後悔している事でしょうな。

4088とはずがたり:2007/07/29(日) 23:51:17
矢田またも惜敗か。感慨深いものあり。
次の石川3区民主公認で擁立でっきんじゃねw

4089やおよろず:2007/07/29(日) 23:52:18
89.9%  共同でも当選  戦略的投票が功を奏しました

当 行田 邦子 民 主(新) 元電通社員 660,446
当 古川 俊治 自 民(新) 医師 627,335
当 山根 隆治 民 主(前) 党県代表代行 594,779

落 高野 博師 公 明(前) 元環境副大臣 571,743

4090とはずがたり:2007/07/29(日) 23:52:29
京都・大阪・東京で共産は丸で歯が立たなかったすね。。

4091いなばやま:2007/07/29(日) 23:53:08
仕事がないので家に帰ってきました。

福井は福井市勝負になってきていますね。
いける!

4092いなばやま:2007/07/29(日) 23:54:59
丸川当選・・・。
万三だったら・・・口惜しい。

4093とはずがたり:2007/07/29(日) 23:57:44
三重圧勝だなぁ。。

山下@滋賀は3年後狙いかな。

>>4092
まじっすか。。う〜残念。

4094二階席:2007/07/29(日) 23:58:42
ついに!!!!

東京は最終議席をマルタマと保坂が争うことに!!!

4095名無しさん:2007/07/30(月) 00:01:02
>>4088 民主の、石川三区の公認内定候補は決定してますからな。ちょっと難しいですね。

4096二階席:2007/07/30(月) 00:02:29
保坂落選!!!!

マルタマ涙の滑り込み!!!!!!!

4097名無しさん:2007/07/30(月) 00:03:07
福井は、松村当確か・・・・。流石に北陸総取りとはいきませんな。若泉は、次期総選挙で福井二区から出るかな?

4098とはずがたり:2007/07/30(月) 00:03:50
>>4095
まぁ、現実的にはそうでしょうね。

4099小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 00:05:07
NHK 神奈川・・水戸当確 公明3敗目で1ケタ台の惨敗か

4100やおよろず:2007/07/30(月) 00:05:11
開票率97.22%
加治屋 義人 〈元〉参院農水委長 自民 前 402,395
皆吉 稲生 〈元〉連合県事務長 民主 新 399,227
山口 陽規 〈元〉日吉町議 共産 新 42,541

4101やおよろず:2007/07/30(月) 00:06:09
開票率81.08%
当 大河原 雅子 〈元〉都議 民主 新 955,813
当 山口 那津男 党都代表 公明 前 694,238
当 鈴木 寛 〈元〉通産省職員 民主 前 680,094
当 川田 龍平 人権団体代表 無所 新 598,640
当 丸川 珠代 〈元〉アナウンサー 自民 新 590,163
保坂 三蔵 〈元〉経産副大臣 自民 前 560,177
田村 智子 〈元〉衆院議員秘書 共産 新 483,195

4102やおよろず:2007/07/30(月) 00:11:30
98.1%

当 松村 龍二 自 民(前) 元国土交通副大臣 190,113
   若泉 征三 民 主(新) 元衆院議員 189,199
   山田 和雄 共 産(新) 元三国町議 22,817

>>4097
 福井は、やはり強かった

4103とはずがたり:2007/07/30(月) 00:12:26
福井惜しいなぁ。。1000票差ぐらいの争い?

4104小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 00:18:01
NHK 鹿児島・・加治屋逃げ切り

4105やおよろず:2007/07/30(月) 00:18:45
84.9% 共同   松・当確  水戸orz

当 牧山 弘恵 民 主(新) 米国弁護士 844,692
当 小林  温 自 民(前) 元経済産業政務官 792,630
当 松 あきら 公 明(前) 元経済産業副大臣 623,152

落 水戸 将史 民 主(新) 元県議 661,627

4106やおよろず:2007/07/30(月) 00:19:51
87.0%

当 加治屋義人 自 民(前) 前農林水産委員長 402,395
落 皆吉 稲生 民 主(新) 元連合県副会長 399,227

4107とはずがたり:2007/07/30(月) 00:20:41
まじか!?神奈川。

今野東当選!

4108やおよろず:2007/07/30(月) 00:22:52
元アナウンサーの丸川珠代氏、当選確実 東京選挙区
http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200707290315.html

一連の露出戦略が功を奏した
完全に、自民=丸川となってしまった

4109やおよろず:2007/07/30(月) 00:24:24
>>4107

共同の野郎、修正してきました。
まだ、3人目の当確出ていません

4110とはずがたり:2007/07/30(月) 00:27:15
それにしても東京の大河原強かったすねぇ・・。
ネットの近年の不振のストレスを発散するかのような得票だ。

神奈川も水戸の当選を祈るばかり。

4111やおよろず:2007/07/30(月) 00:27:22
誤打ちだったようです
水戸が滑り込みセーフ

当 牧山 弘恵 民 主(新) 米国弁護士 859,935
当 小林  温 自 民(前) 元経済産業政務官 803,448
当 水戸 将史 民 主(新) 元県議 674,226

4112とはずがたり:2007/07/30(月) 00:28:23
おし!
これで公明は次回以降東京と大阪以外の選挙区に擁立しにくいぞ。

4113やおよろず:2007/07/30(月) 00:29:35
>>4110
スズカンの圧勝が報じられてましたから、
アナウンス効果でしょうね
スズカンの票が、大河原・川田・共産・社民に流れた感じでしょうね。

4114とはずがたり:2007/07/30(月) 00:31:32
丸川陣営の平沢殆ど敗戦の弁w
丸川それでも笑みを噛み締め神妙な顔。けっ。

4115やおよろず:2007/07/30(月) 00:34:05
達増の勝ち

平野 達男 437,814

達増 拓也 454,135

4116あかかもめ:2007/07/30(月) 00:38:26
>吉田学校読者さん やおよろずさん

ありがとうございます。民放見てるとなかなか決まらなかったのでやきもきしてましたがとにかく良かった。

福井と鹿児島はとりたかったけどまあ、よしとしよう。
しかし、北海道は欲しかったなぁ。

4117二階席:2007/07/30(月) 00:41:38
>>4116

惜しい、北海道。
小川候補は百万取ってるんだもん、これ票割りが出来ればなぁ。
まあ、推薦候補だからしょうがないか。

鹿児島は次回ヤバイんじゃないですか?これは。
農村票がハッキリ逃げてる。

4118小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 00:44:00
主な落選者
自民 国井農水副大臣、保坂元経産副大臣、片山参院幹事長、関谷元郵政相、真鍋元環境庁長官
公明 松党女性局長

4119二階席:2007/07/30(月) 00:44:20
自公合わせて45がいいとこかなぁ、この情勢では。

小沢さんの健康状態が気になるね。

4120二階席:2007/07/30(月) 00:46:04
藤井の爺さん元気だなぁ。(フジ出演中)

4121あかかもめ:2007/07/30(月) 00:47:03
>>4117
ですねぇ。ただ、競り合いの報道がありながらアナウンス効果が出なかったのは厳しい。
俺の予想ではいけてたんだがなぁ・・・

4122とはずがたり:2007/07/30(月) 00:48:58
1人区自民・・6 <群馬・福井・和歌山・山口・大分・鹿児島>

福井・大分・鹿児島は取れたよなぁ。。
福井・鹿児島はよくやったけど大分は悔いが残る。

北海道も二議席取れたよなぁ。
まぁ欲張ってはいけないだろうけど。

4123二階席:2007/07/30(月) 00:49:16
日テレではえなりとか出てるけど、いまいち盛り上がらず。

宮崎哲弥が「今の若い人は空気読めない人キライじゃないですか。
今の総理がまさにそれ!」
全員頷く。
ちょい笑えた。

4124やおよろず:2007/07/30(月) 00:54:22
羽柴 秀吉 無所属(新) 観光会社役員 102,960

4125小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 00:55:44
>>4120
民主:野田の体重を前原に分ける。藤井翁の元気を小沢に分ける。これで衆院選+100議席じゃないか。

4126いなばやま:2007/07/30(月) 00:56:04
>>4122

福井・鹿児島はよく頑張った。まぁ接戦区全部取るのは難しいっす。

大分は予想通りだった、まぁ矢野でも松本でもどっちでも良いから一本化していれば圧勝でしたね。
民主も社民もどちらにも非があるが最大の戦犯は吉良だな。
まぁ圧勝したしどうでもいいんでは

4127やおよろず:2007/07/30(月) 00:56:20
>>4121
すこし、動きが遅かったですね
北海道の民主党支持者には、埼玉の支持者並の機動力が必要ですね

4128とはずがたり:2007/07/30(月) 01:00:39
組織の強い北海道で失敗して、無党派の多い愛知・神奈川・埼玉・千葉で成功って都市部民結構戦略的投票ってやつを知ってるのかも!?w

4129名無しさん:2007/07/30(月) 01:03:44
>>4128
やっぱり公認と推薦の差なんでしょうかねぇ…
本当に惜しかった。

4130じゃがポックリ:2007/07/30(月) 01:08:29
選挙終盤では札幌では小川候補よりも多原候補が断然目立って
活動していたと思うんですけどね・・・。(1人だけ管を呼んだり)
北海道では他の県よりも連合票が強いし、
TVでは敗因は女性の支持が貰えなかったことを理由に挙げていました

4131:2007/07/30(月) 01:08:48
埼玉の皆様の「芸術的戦略投票」は見事でした。

4132いなばやま:2007/07/30(月) 01:33:09
あとは大江の当落だな、注目は

4133とりっこ:2007/07/30(月) 02:01:46
18年ぶりに、山陰もひっくり返りました!
川上乙!
姫万歳!
接戦どころか、終わってみればどちらも3万票以上の大差だし。
地元の神奈川も、ウチの目の前にポスター張ってある公明が落選…。
そして大河原がトップ当選…!ネットシンパとしては嬉しい限り。
大分が、つくづく勿体無かったですねー。あと、はたは厳しいか。残念。

4134二階席:2007/07/30(月) 02:06:16
結果は民意を反映しているけど、安倍ちゃんが辞めないことだけが
民意に反している。

これは、安倍ちゃんが粘れば粘るほど次期衆議院選挙が
早まるんじゃないかな?

やっぱ安倍ちゃん、空気嫁。
挙党体制組めないよ、これじゃ。

4135やおよろず:2007/07/30(月) 03:59:31
大江当選です

4136名無しさん:2007/07/30(月) 04:20:30
>>4135
最悪だ…

4137名無しさん:2007/07/30(月) 05:47:51
山本孝史氏当確です。

4138小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 05:55:57
>>4135
裏切要員当確ですな。

>>4137
勝ったどーーーーーーーーーー(byあかかもめ)

4139やおよろず:2007/07/30(月) 05:58:38
最後の1議席は創価

4140小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 06:10:02
NHK 全議席確定

自 23+14=37
民 40+20=60
公 2+7=9
共 0+3=3
社 0+2=2
国 1+1=2
新 0+1=1
無 7  =7

私が政界の黒幕なら、太田と志位には辞めてもらう。

4141小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 06:14:00
武見敬三、草川昭三落選ですな。
一「草川ファン」としては、お疲れ様と声をかけてやりたい。

4142小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 07:03:13
【吉田学校の見解】
私としましては、「40割れなら安倍退陣」ですが、退陣表明はなかったですね。
退陣がなければ解散だが、3分の2を占めている衆院を解散できるかねえ・・・
ポイントとしては11月1日のイラク特措法期限切れと政府税調の「消費税上げ本格論議」でしょう。

求心力が遠心力に変わる中での解散政局。89年と違い、パーシャル連合を組める野党もない。ダッチロール下のモヤモヤが続くでしょう。

4143小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 07:36:58
朝ズバ 横峯いいこと言っているぞ。

4144二階席:2007/07/30(月) 07:58:31
ぐぅ〜。

衛藤が自民比例で入ってしまった・・・。

4145とりっこ:2007/07/30(月) 08:02:06
>>4140
おはようございます。
確かに志位は、東京落とすは、京都大阪でも離されるは、責任問われるべきですよね。
でもヘタに盛り返して、接戦の1人区で民主が落とす結果になっても、という感じですが…。
共産、社民、9条あたりは猛省して、今後の展望を作ってもらいたいもんです。
それにしても社民比例、山口が上原の上を行くとは…何か固いバックでも??

>>4135
この結果にビビって、かえって与党移籍なんて出来ないんでわww
松下新平とか荒井、滝あたりは、今どんな心境なんでしょうねぇ。

4146とはずがたり:2007/07/30(月) 09:27:03
すげぇなぁ、有村が通って武見が落ちてる。

比例代表
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/hirei01k.html
開票終了
自 民(政党名票数:10,543,574)
当落    候 補 者 肩 書   前元新得票数
当 舛添 要一 党参院政審会長 前 470,571
当 山田 俊男 元全中専務理事 新 449,182
当 中山 恭子 首相補佐官 新 385,909
当 丸山 和也 弁護士   新 272,347
当 川口 順子 元外相   前 261,403
当 佐藤 正久 元陸上自衛官 新 251,579
当 尾辻 秀久 元厚生労働相 前 230,292
当 石井みどり 元日歯常務理事 新 228,165
当 佐藤 信秋 元国交事務次官 新 227,091
当 義家 弘介 元高校教諭 新 223,068
当 橋本 聖子 元文教科学委員長 前 221,361
当 山東 昭子 元科学技術庁長官 前 203,323
当 衛藤 晟一 元衆院議員 新 202,314
当 有村 治子 元文部科学政務官 前 201,294
武見 敬三 厚生労働副大臣 前 186,616
阿達 雅志 米国弁護士 新 170,089
藤井 基之 元厚生労働政務官 前 168,185
松原まなみ 元福岡県立大教授 新 167,593
大高  衛 元全国商工会役員 新 161,277
上野 公成 元官房副長官 元 159,967
段本 幸男 元財務政務官 前 128,199
尾身 朝子 東海大教授 新 117,782
大西 英男 元都議   新 102,620
丸一 芳訓 全漁連顧問 新 100,916
中西 茂昭 歯科技工士会会長 新 92,207
仲宗根康人 老人福祉団体役員 新 91,472
藤野 公孝 国土交通政務官 前 78,500
小泉 顕雄 元文部科学政務官 前 70,883
森元 恒雄 元内閣府政務官 前 68,665
丸茂由紀子 栄養士連盟相談役 新 66,475
福島啓史郎 元外務政務官 前 66,088
米田 建三 元衆院議員 新 61,434
福本亜細亜 元葛飾区議 新 54,618
河瀬 葉子 在宅介護団体顧問 新 39,247
森下 博之 元国土交通政務官 元 20,383

4147とはずがたり:2007/07/30(月) 09:32:02
山本氏最下位当選涙。大石は落選しても良いが広野は通って欲しかったね。1区は既に埋まっているので3年後の比例狙いか?
秦知子残念。叶・高竹と選挙区連動型候補は惨敗ですね。あと尾辻も。

比例代表
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/hirei03k.html
開票終了 
民 主(政党名票数:18,829,335)
当落    候 補 者 肩 書   前元新得票数
当 相原久美子 自治労組織局次長 新 507,787
当 吉川 沙織 情報労連役員 新 306,575
当 青木  愛 元衆院議員 新 297,034
当 石井  一 元自治相  新 292,271
当 池口 修次 元財政金融委員長 前 255,453
当 ツルネン・マルテイ 元党国際局長 前 242,742
当 神本美恵子 元党政調副会長 前 224,999
当 横峯 良郎 ゴルフ塾主宰 新 211,828
当 藤原 正司 前内閣委員長 前 194,074
当 川合 孝典 UIゼンセン職員 新 171,084
当 風間 直樹 元新潟県議 新 169,723
当 轟木 利治 基幹労連副委員長 新 166,969
当 大島九州男 元直方市議 新 153,779
当 西岡 武夫 元文相   前 151,376
当 今野  東 元衆院議員 新 111,453
当 藤原 良信 元岩手県会議長 新 110,125
当 藤谷 光信 浄土真宗僧侶 新 79,656
当 室井 邦彦 元衆院議員 新 72,544
当 大江 康弘 前国土交通委員長 前 68,973
当 山本 孝史 元財政金融委員長 前 67,612
大石 尚子 元衆院議員 新 59,718
広野 允士 元拉致特別委員長 前 53,051
秦  知子 薬剤師   新 47,937
斎藤  勁 元党総務局長 元 44,529
玉置 一弥 元衆院議員 新 43,291
樽井 良和 元衆院議員 新 39,927
木下  厚 元衆院議員 新 39,046
三輪 信昭 元愛知県議 新 38,524
尾辻かな子 元大阪府議 新 38,229
山村 明嗣 元品川区議 新 34,395
叶  芳和 帝京平成大教授 新 33,657
山崎 摩耶 元看護協会役員 新 27,500
長崎 慶一 元プロ野球選手 新 26,403
高竹 和明 元JC会頭 新 25,167
金  政玉 障害者団体役員 新 19,468

4148とはずがたり:2007/07/30(月) 09:38:53
たか>公子なのは何故?地区割りの東京<東北・北海道って事でしょうか?
国民新もふるわなかったですな。

比例代表
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/hirei05k.html
社 民(政党名票数:1,981,216)
当_候 補 者肩_書_____ 新旧得票数
当_又市 征治 党幹事長____ 前_ 218,850
当_山内 徳信 元沖縄県出納長_ 新_ 145,666
__山口 たか 元札幌市議___ 新_ 110,670
__上原 公子 元国立市長___ 新_ 108,637
__金子 哲夫 元衆院議員___ 新_ 37,835
__戸田 二郎 障害者団体副代表 新_ 11,706
__横田 昌三 党政策審議会職員 新_ 10,945
__土谷 一雄 党常任幹事___ 新_ 7,087
__市川 博美 党常任幹事___ 新_ 5,102

比例代表
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/hirei06k.html
国民新(政党名票数:679,054)
当_ 候補者肩書前元新得票数
当_ 自見庄三郎 元郵政相 新 117,590
__ 青山  丘 元衆院議員 新 74,841
__ 津島 恭一 元衆院議員 新 73,771
__ フジモリ  元ペルー大統領 新 51,612
__ 呉屋  宏 元沖縄県議 新 51,098
__ 小林 興起 元衆院議員 新 42,069
__ 宮本 一三 元衆院議員 新 40,596
__ 熊代 昭彦 元衆院議員 新 34,239
__ 関口 房朗 元会社社長 新 27,054
__ ペマ・ギャルポ 桐蔭横浜大教授 新 23,254
__ 伊東 秀子 元衆院議員 新 19,289
__ 上田 孝之 元厚生労働省職員 新 18,193
__ 松本 信枝 市民団体代表 新 10,101
__ 坪井 一宇 元国土政務次官 元 6,456

4149とはずがたり:2007/07/30(月) 09:41:29
共産党が3ですか。東京・大阪・京都で丸で支持が伸びなかった事を含めて真剣に反省した方が良いね。反省=民主集中制の放棄だから無理な話か。

比例代表
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/hirei04k.html
共 産(政党名票数:3,931,542)
候補者肩書前元新得票数
当 井上 哲士 党参院国対委員長 前 189,456
当 紙  智子 党農林水産部会長 前 76,877
当 山下 芳生 党中央委員 元 55,912
谷川 智行 小児科医 新 38,167
春名 真章 元衆院議員 新 24,898
吉岡 正史 党都労働部員 新 18,262
岡  千陽 元札幌市議 新 10,584
藤井美登里 党神奈川県役員 新 9,233
石村 智子 党岡山県常任委員 新 9,126
前田芙美子 党沖縄県委員 新 8,612
小林 立雄 元多賀城市議 新 6,838
穀田  全 民青京都府委員長 新 6,184
佐藤 圭子 党大阪府委員 新 5,441
河江 明美 党愛知県委員 新 5,199
山岸 康男 元三条市議 新 5,091
村主 明子 党埼玉県委員 新 4,985
津野 豊臣 党福岡県委員 新 1,524

4150とはずがたり:2007/07/30(月) 09:48:52
9条ネットもだめだめでしたなぁ。。

比例代表
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/hirei07k.html
日 本(政党名票数:1,141,196)
候補者肩書前元新得票数
当 田中 康夫 党代表 新 458,211
有田 芳生 ジャーナリスト 新 159,814
平山  誠 党総務局長 新 11,475

比例代表
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/hirei09k.html
9条ネ(政党名票数:176,668)
候補者肩書前元新得票数
天木 直人 元外交官 新 29,158
ZAKI  ミュージシャン 新 19,665
栗原 君子 新社会党委員長 元 17,884
藤田  恵 元徳島・木頭村長 新 10,134
石川 一郎 元鶴岡市議 新 8,276
小山 広明 元泉南市議 新 3,786
鈴田  渉 山口大大学院生 新 3,367
成島 忠夫 会社社長 新 2,981
小松  猛 元豊明市議 新 1,835

比例代表
http://topics.kyodo.co.jp/feature38/hirei10k.html
共生新(政党名票数:58,778)
候補者肩書前元新得票数
若尾 文子 女優 新 65,267
小川 卓也 経済戦略研究所長 新 12,189
柏田 清光 元JFL監督 新 4,187
白石 茂樹 NPO法人理事 新 3,773
関根 博之 元台東区議 新 2,792

4151とはずがたり:2007/07/30(月) 09:54:47
>>4129-4130
勿体ないっすよね。元々保守の小川に連合などは多原に票を回しやすい環境だったように思うんだけど二人公認とはまた違うんでしょうなぁ。。

北海道
有権者数 4,658,649人 投票率 62.40%

定員 2 開票 終了   党派 新旧当選
当確 得票 年齢
 1 小川 勝也  民主 現 当 1,018,597 44 
 2 伊達 忠一  自民 現 当 757,463 68 
  多原 香里  無 新   621,497 34 
  畠山 和也  共産 新   206,463 35 
  羽柴 秀吉  無 新   103,282 57 
  浅野 隆雄  社民 新   79,474 51 
  荒川 昌之  無 新   22,154 48 
  千代 信人  新風 新   18,234 43

4152とはずがたり:2007/07/30(月) 11:01:43
ほぼ民主(23,256,242)≒自民+公明(24,307,020)の結果ですな。

新党日本>国民新党なんだなぁ。。これで政党助成金もゲットできて康夫ちゃん暫く財政的にも政党維持できるやろうし論客として頑張って欲しいですな。

参院選 比例代表
各政党の得票と議席
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/html/index.html
定員 48 開票 終了
_党_名_ 得_票__ 得票率 議席 改選
民主党__ 23,256,242 39.5%   20  11
自由民主党 16,544,696 28.1% 14  21
公明党__  7,762,324 13.2%   7  7
日本共産党  4,407,937  7.5%   3  4
社会民主党  2,637,716  4.5%   2  3
新党日本_  1,770,697  3.0%   1  0
国民新党_  1,269,220  2.2%   1  1
女性党__   673,591  1.1%   0  0
9条ネット   273,755 0.5%   0  0
新風___   170,515  0.3%   0  0
共生新党_   146,986  0.2%   0  0

4153とはずがたり:2007/07/30(月) 13:16:39

>>4152より
共産+社民=7,045,353
共産+社民+9条=731,9108
社民+9条=2,911,471

革新票を全部足せば公明党よりは少ないながらもそこそこの勢力になるのに・・。

>>4145
>確かに志位は、東京落とすは、京都大阪でも離されるは、責任問われるべきですよね。
>でもヘタに盛り返して、接戦の1人区で民主が落とす結果になっても、という感じですが…。
>共産、社民、9条あたりは猛省して、今後の展望を作ってもらいたいもんです。
今回の選挙結果でもう単独ではどうしようもないと思い知ってくれれば良いんですけどね。

大阪も京都も自民・保守の危機感相当なものだったようで随分引き締めてた様である。国民新や林の出馬で保守が割れてるのにも関わらず大阪では宮本が遠く及ばず。
少なくとも東京では万三を大阪では山下を出しておけばもうちとマシだったと思われる。ほんと民主集中制の組織秩序維持が選挙を通じた議席確保に優先していて腹立たしい。共産党は暴力革命ではなく議会を通じて政権を取ることを決心したなら何故議席を取る方を優先しないのか?
 左翼陣営は(民主党支持者の俺としては有り難いことだが)バラバラに細分化されて力を結集できず全く支持を集められていない。多くの人に支持されなければ結局影響力も持てずに、従って夢も語れないのである。
 自民党は蛇蝎の如く嫌われていた公明と組んだ。同じ事が何故左派陣営には出来ないのか?

4154とはずがたり:2007/07/30(月) 14:11:06
新風17万票を当てたブログ
http://blog.goo.ne.jp/ngc2497/e/9b5f19c1a0a2c6203667d8b53354e0a6

それにしても新風信者の一部が本気で議席を取れると思ったたっぽいレスをつけてるのは何だったんだ?阿呆か?泡沫政党に入れてると解って無くて本気だったとしたらかなり痛いね。

4155とはずがたり:2007/07/30(月) 14:31:46

833 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/30(月) 02:20:03 ID:ZRbOY93y
自民が特に強かったところ

曽於+5千、南さつま+3.4千、鹿屋+3千、
ほか志布志、垂水、枕崎、知覧、川辺、頴娃、さつま、長島でそれぞれ+2千ぐらい。
離島全体で+1万ぐらいかな。

民主が特に強かったところ
鹿児島で+2万5千、霧島、川内でそれぞれ+5千、姶良+3千、加治木+2千

ほか、民主が勝ったのは大口・指宿・いちきの・南種子・上屋久
いずれも接戦だけど。

4156MJ:2007/07/30(月) 15:03:17
とは様&皆様へ:今回は素人にも関わらず、思わず参加させて頂きすみませんでした…

しかしこれほどの民主大勝は今後しばらくはないでしょうね。
久々に溜飲が下がる思いがしました。
またちょくちょくROMらせて頂きますので今後ともどうぞ宜しく!

個人的には北海道の多原香里氏にはうかってほしかったですね…。
東京の川田氏当選は嬉しかったかな?
あれで共産もドラエモンに差し替えだったら
自民共倒れさせられたのに、つくづくもったいないです…

前回総選挙の296といい、今回の36といい、
夕刊フジって結構当たるんですかね??

4157とはずがたり:2007/07/30(月) 15:12:46
レスありがとうございました。
言いたい放題の無責任掲示板ですから素人とか無関係ですので、これからもなんかありましたら気軽に発言いただければ幸いです。

4158とはずがたり:2007/07/30(月) 16:36:57
【主な落選者の身の振り予想】
●多原 香里 無 34 北海道 とりあえずは次期総選挙も大地の名簿に載るでしょう。10年参院選も出馬するのではないかな?
●羽柴 秀吉 無 57 北海道 夕張市長選以来ちょいと上昇気味?社民を超えたが・・。
●山崎 力   自 60 青森 引退かね?名門らしいので息子あたりがその内どっかからでるか?
●金田 勝年 自 57 秋田 次期総選挙秋田1区出馬?or10年参院選出馬?
●石津 政雄 無 60 茨城 次期総選挙茨城2区出馬は難しいかなぁ・・。民主比例復活狙いで。
●高野 博師 公 60 埼玉 引退かな?
●白須賀貴樹 自 32 千葉 出る所無いんじゃない?3年後の二人目再挑戦か?
●本間  進  無 52 千葉 次期総選挙無所属出馬か?県議の地盤どこだっけ?
●上原 公子 社 58 比例 次期総選挙東京19区(末松の所)辺りから出馬かな。
●松浦ひとみ 社 51 東京 次期総選挙東京のどっかから出馬かね。
●松 あきら 公 59 神奈 次期総選挙比例or次期参院選比例or次期参院選神奈川出馬かな?
●黒岩 宇洋 民 40 新潟 新潟3区ぐらいしか空いてないよねぇ。3区で良い候補が他にいれば社民との共闘解消して次期参院選も十分あり。
●山本あきこ 社 31 新潟 次期総選挙新潟1区出馬濃厚では?
●野上浩太郎 自 40 富山 こいつ弱いからなぁ。自民に見捨てられれば次回10年の参院選造反出馬もある?河合が綿貫に呼応して国民新からを選ぶと自民公認かな?綿貫との関係を活かして次期衆院選国民新党推薦富山1区出馬もあり得るか?
●矢田 富郎 自 57 石川 再び惜敗。4年後に地方選出馬を選ぶよりは次期総選挙石川3区出馬強行をえらぶんちゃうけ?で、96年の再現に成りそうな気もする。
●若泉 征三 民 61 福井 福井2区は順当に行けば糸川が良いよねぇ。。
●木部  一  無 42 静岡 衆院選へ出て落選かな?
●山本  保  公 59 愛知 引退かな?
●山下 英利 自 54 滋賀 名門山下家。10年参院選出馬濃厚でしょう。
●服部 良一 社 57 大阪 衆院選辺りに出てくるかな。。
●林 省之介 無 63 大阪 惨敗。次はないかな。
●松井 正剛 自 54 奈良 次期参院選?次期県議選?引退か?
●阪口 直人 民 44 和歌 出るところあるかなぁ
●片山虎之助 自 71 岡山 引退でしょうな
●河野美代子 無 60 広島 秋葉の地盤で次期総選挙社民公認ぐらいはあるか?
●吉長 ゆい 無 48 広島 次期総選挙に広島5区辺りで出るかねぇ?
●戸倉多香子 民 48 山口 次期総選挙に山口3区辺りで出てくれるかねぇ?
●関谷 勝嗣 自 69 愛媛 引退だろ。息子が次期総選挙に愛媛1区で出たりする?
●田村 公平 自 60 高知 引退だろうね。
●木下 博之 自 65 比例 引退だろうね。
●川上 義幸 自 52 佐賀 どっか天下り先見つけるか?
●小嶺 忠敏 自 62 長崎 まぁもう出てこないやろ。次回比例か?
●三浦 一水 自 53 熊本 次期総選挙熊本3区自民公認出馬ちゃうか?
●矢野 大和 無 51 大分 次期総選挙大分2区民主公認出馬ちゃうか?
●松本 文六 無 64 大分 次期総選挙大分1区民主公認出馬ちゃうか?
●後藤 博子 国 59 大分 う〜ん、出るとこ無いんじゃないかな。
●小斉平敏文 自 57 宮崎 親分の上杉同様迷走しそうな気も。。
●東  治男  無 62 宮崎 もう諦め?
●長峯  基  無 66 宮崎 あとは息子に任せて引退だろ。
●皆吉 稲生 民 57 鹿児 惜敗口惜しいが引退かなぁ。
●西銘順志郎 自 57 沖縄 自民東京都連が保坂>>丸川であると同じように沖縄県連としても西銘>>島尻だろうなぁ。政治家のポストが足りない沖縄だけに混乱も?

4159やおよろず:2007/07/30(月) 18:33:52
新潟選挙区  得票数・首位の地域

 塚田=長岡・新発田・小千谷・十日町・村上・糸魚川・阿賀野・佐渡・魚沼・胎内
  森 =新潟・三条・加茂・見附・燕・五泉
 黒岩=上越・柏崎・妙高・南魚沼

4160名無しさん:2007/07/30(月) 18:36:35
柏崎は地震による自民支持流れの影響はなかったようですね

4161やおよろず:2007/07/30(月) 19:11:07
北海道選挙区 夕張市

羽柴 秀吉   1,621
多原 かおり   1,227
だて 忠一   1,414
小川 勝也   2,428

4162とはずがたり:2007/07/30(月) 19:16:29
>>4158
こいつを忘れてたw

●保坂 三蔵 自 68 東京 上野公成みたいに次回比例公認落選ってところかな。

4163やおよろず:2007/07/30(月) 19:30:48
北海道選挙区 

 小川 = 芦別・千歳・恵庭・根室・石狩支庁・檜山支庁・宗谷支庁・網走支庁・釧路支庁・根室支庁以外で1位
 伊達 = 芦別・千歳・恵庭・石狩支庁・檜山支庁・宗谷支庁・網走支庁・根室支庁で1位、夕張・釧路・江別・十勝支庁・釧路支庁で3位、その他で2位
 多原 = 根室・釧路支庁で1位、釧路・江別・十勝支庁・根室支庁で2位、夕張で4位、それ以外で3位
 羽柴 = 夕張で2位

4164とはずがたり:2007/07/30(月) 19:50:36
>>4163
中川酒(と昔は宗男も)の地盤の十勝地方でも伊達は3位、小川が1位なんですな〜。

4165杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/07/30(月) 20:23:13
>>4158
●羽柴  秀吉 無 57 北海道 社民を超えても国政は途遠しでは?まぁ、国民新党辺りから得票稼ぎ要因てとこで。
●山口  たか 社 57 比例   次期総選挙北海道比例区出馬はありかも?
●山崎    力 自 60 青森   引退には早いでしょ。青森1区から津島の後継で出るか青森市長選出馬か?
●石津  政雄 無 60 茨城   2年後の県知事選に野党推薦で出してみては?
●本間   進  無 52 千葉   千葉市中央区出身で自民の現職議員がいるから、鶴岡千葉市長の後継では?
●保坂  三蔵 自 68 東京   こりゃ引退でしょ。
●上原  公子 社 58 比例   次点につければ4年後の都知事選の目はあったけどねぇ・・・・・でもタマとしては悪くないし。
●松浦 ひとみ 社 51 東京   次期総選挙に立てるにはチト難ありかも。弁護士稼業に戻る?
●松  あきら 公 59 神奈川 3年後に再挑戦があるかも。民主との亀裂の深さ如何にもよるけど。
●山本 あきこ 社 31 新潟   総選挙に挑戦して巧くいかなければ、市会に戻るか県会に転進する?
●野上 浩太郎 自 40 富山   河合も70過ぎてるし、3年後に自民公認で再出馬でしょ。
●矢田  富郎 自 57 石川   3年後の知事選の線は?
●若泉  征三 民 61 福井   すいませ〜ん 奈良越前市長忘れてますよ〜>福井2区 で、奈良後継で市長選に出しては?
●木部   一  無 42 静岡   衆院選で落ちた後は沼津市長選に立つ?
●林  省之介 無 63 大阪   高槻市長選に出たらどうなる?吉田康人&民主系&市民派&共産党で大混戦!?
●松井  正剛 自 54 奈良   3年後に再挑戦でしょ。
●阪口  直人 民 44 和歌山 岸本が脱けた後の和歌山2区候補に如何?
●田村  公平 自 60 高知   高知県知事選で大二郎に挑戦するか?
●川上  義幸 自 52 佐賀   秀島佐賀市長の後継(与党推薦)で如何?
●三浦  一水 自 53 熊本   潮田後継の県知事選に出そうな悪寒。
●松本  文六 無 64 大分   大分1区で社民公認出馬→吉良と因縁勝負でしょう。
●後藤  博子 国 59 大分   大分1区で国民新党公認で出るとか、釘宮大分市長に挑むとか・・・・・
●東    治男 無 62 宮崎   外山が脱けた後の宮崎3区に名乗りを挙げそう。
●皆吉  稲生 民 57 鹿児島 鹿児島市長選か知事選に野党側候補として立つ可能性はアリかも。

4166とはずがたり:2007/07/30(月) 21:03:31
よく勝てた>高知
田村は元々アンチ小泉改革色強かったんですな。
>大樹全国会議は「民営化法案に反対・棄権した議員の支持」を決定。県本部は、“郵政造反組”の受け皿となった国民新党の支援も決めた。
>吉田本部長は「こちらから自民党にすり寄ることはない」。「自民憎し」の思いをなお引きずる。
>日本郵政公社労組(JPU=旧全逓)は、民主党を支持。四国地方本部も県選挙区は民主新人の武内則男氏を推薦している。
>JPUに次ぐ規模の全日本郵政労働組合(全郵政)の四国地方本部は、県選挙区で田村氏支持を決めた(比例は国民新党)。

07年7月21日付・朝刊
郵政票造反組か野党か 2年前の「雪辱戦」に思惑交錯 高知
http://203.139.202.230/07sanin/070721sanin02.htm

 小泉純一郎前首相が郵政民営化を争点に衆院解散に打って出た二〇〇五年九月の総選挙。郵政関係者の大半は「民営化反対」を訴えたが、自民党は大勝し、今年十月には民営新会社に移行する。今回の参院選は郵政関係者にとって、いわば二年前の「雪辱戦」。民営化に反対した自民党議員や国民新党も出馬する中、県内郵政関係者は「民営化後」の郵政をどの政党に、どの候補に託すのか―。関係団体、労組はそれぞれの立場で模索している。

 ■「恩に報いる」
 「恩に報いたい。最後まで面倒をみる」
 参院選の公示日。自民現職、田村公平氏の高知市での出陣式に、特定郵便局長OBらでつくる政治団体「大樹」の吉田康男・県本部長=高岡郡梼原町=が駆けつけた。
 「恩」とは二年前の郵政民営化法案の参院本会議採決で、反対票を投じた田村氏への義理。大樹は従来、自民の有力な集票組織の一つだったが、郵政解散・総選挙で「過疎地の郵便局が消える」と民営化に反対し、県内約三千といわれる大樹票の多くは野党に流れたとされている。
 総選挙後、大樹全国会議は「民営化法案に反対・棄権した議員の支持」を決定。県本部は、“郵政造反組”の受け皿となった国民新党の支援も決めた。田村氏支持も全国方針に沿っているが、吉田本部長は「これまでより支援の思いは強い」。

 ただ、ジレンマものぞく。田村氏の当選が自民に利するためだ。全国会議の指示で、県本部も自民の職域支部の最低資格となる党員五十人を残してはいるが、吉田本部長は「こちらから自民党にすり寄ることはない」。「自民憎し」の思いをなお引きずる。

 ■大きなチャンス
 一方、連合傘下で郵政関係では最大労組の日本郵政公社労組(JPU=旧全逓)は、民主党を支持。四国地方本部も県選挙区は民主新人の武内則男氏を推薦している。

 県内支部の役員の一人は、二年前の田村氏の“造反”を「評価する」としながらも、反自公政権の姿勢を強調。「郵政の将来は政権交代で変わる。今回は大きなチャンス」。参院での与野党逆転を狙って鼻息が荒い。

 ただ、労組勢力も一枚岩ではない。
 JPUに次ぐ規模の全日本郵政労働組合(全郵政)の四国地方本部は、県選挙区で田村氏支持を決めた(比例は国民新党)。全郵政も連合傘下で基本は「民主支持」ながら保守色を併せ持ち、「二年前に反対票を投じた田村氏の行動を評価した」(四国地方本部)。

 一方、新人の村上信夫氏を擁立した共産党の支持系列にある郵政産業労組は、中央レベルで「公務員の政治的中立性」を理由に方針決定を見送っている。

 ■似た立場
 大樹、労組とも政治色は異なるが、民営化法に定められた「三年ごとの見直し」を念頭に「郵政という社会システムを、大きな国政課題として再度提起したい」との思いは共通だ。

 県内中山間部の特定郵便局長は「集配局統合で既にサービスが低下している」と嘆き、高知市の普通局員も民営化で振込手数料が上がる点などを挙げ「利用者に心苦しい」。ともに郵政事業の行く末に懸念を強める。

 一方で、郵政関係団体の選挙への影響力は衰えが否めない。「若い組合員を中心に選挙への関心が薄れてきている」(JPU県内支部役員)上、特定郵便局でも地域とのつながりが弱まっている。加えて、十月の新会社への移行準備に追われ「身動きが取れない」状況もあるという。

4167とはずがたり:2007/07/30(月) 21:07:58
さて両方とも民主側が勝った訳だが。得票とかどうだったんでしょうかね?

参院選・もうひとつの戦い さながら衆院選の前哨戦
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=408296196

 与野党が激突する参院選は、候補ばかりでなく、「次なる戦い」に臨む衆院議員や衆院選を狙う候補らの闘志を呼び覚ましている。

島根1区
 細田氏、異例の企業回りに懸命
 小室氏、共闘態勢に自信深める

 16日夕、雲南市木次町。同時刻に同町で遊説日程を組んでいた、自民候補と国民新党候補のそばにはそれぞれ、いずれ衆院島根1区で戦うことになる2人がいた。細田博之衆院議員(63)と、民主党1区支部長の小室寿明氏(46)だ。
 1区の議席を守ってきた細田氏は、参院選公示までに旧八束郡、旧松江市、隠岐を一巡。12、13の両日は県東部の企業120社を回り、自民候補への支援を訴えた。関係者が「自分の選挙でもしない対応」と口をそろえるほど精力的だ。

 一方の小室氏は、演説場所で「国民新党候補を応援しています」と、ビラ配りに汗を流す。公示後、民主党の真っ赤なTシャツ姿で、遊説隊とともに県内を一巡。17日は朝から松江市の商店街、事業所を巡り、週末の集会に参加を呼び掛け、頭を下げ続けた。

  ×  ×  ×

 2人の前哨戦が加熱する背景には、参院選で民主、社民、国民新党の共闘が整ったことがある。衆院島根1区では、民主・連合ブロックが組織力で自民に及ばない状況が続いた。だが、今回の共闘が成功すれば、小室氏は次期衆院選で、国民新党支援者や郵政関係者からの「恩返し」も期待できる。
 マイクを握る機会はないが、黒子に徹する小室氏について民主県連幹部は「臨戦態勢だよ」とする。「(参院選に)勝てば、すべてが解決する。自分には勝利を引き継ぎ、発展させていく役割がある」と話す小室氏。胸中では、参院選と自身の戦いがダブっていた。

 細田氏も、将来「小室票」になりかねない、国民新党候補の票の行方に神経をとがらせる。自民党は今、年金問題の逆風下、苦戦中。前回衆院選(2005年)は小泉旋風に乗って大量得票した細田氏も、今回は「都市部は様子が分からない」と話し、松江、安来両市など無党派層が多い地域の動向に気をもむ。
 党経理局長、町村派選対本部長として党本部詰めが求められる細田氏だが、日程を割いて16日に雲南市入り。「島根でもギリギリの選挙。負けるわけにはいかないんです」。声音には危機感があふれた。


 鳥取2区・赤沢氏、勝利への執念むき出し

 鳥取2区では、自民党の赤沢亮正衆院議員(46)が、参院選勝利への執念をむき出しにしていた。
 13日、伯耆町での参院自民現職の集会。2週間で120回こなした街頭演説でからした声を振り絞った。「与党でないとできないことだらけ。自民候補が勝たないと、百害あって一利なし」。敵意をあらわにする演説は、党県連幹部も困惑するほどだ。
 赤沢氏は2005年の衆院選鳥取2区で、無所属現職を破って議席を得た。その相手が、今回の参院選に民主から出馬。今回、相手に大量得票を許せば、次期衆院選で民主を軸にする対立候補の躍進につながりかねない。参院選は、赤沢氏自身の戦いになっていた。

 民主党県連にとっても、今選挙の意味は大きい。今回、擁立した候補は一度は敵として戦った相手。参院選の結果次第では、次期衆院選候補選びは難航するとみられている。
 民主党県連幹部は言う。「今回、勝って次も勝つ。それこそが理想なんだ」。負ければ県連分裂の危機もはらむだけに、参院選の勝敗は既に党県連の命運を握っていた。

('07/07/18 山陰中央新報)

4168とはずがたり:2007/07/30(月) 21:10:57

同じく得票はどうだったんでしょう?

参院選・もうひとつの戦い 因縁の「竹下」VS「亀井」
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=408381196

 2005年の郵政解散で、衆院島根2区で激闘を演じた自民党の竹下亘衆院議員と国民新党の亀井久興衆院議員の因縁の対決が、今回の参院選でも熱を帯びる。次の衆院選も視野に、支持者たちを巻き込み、戦いの第二幕が始まっている。

 候補以上に先鋭化 支持者巻き込み火花散らす

 「参議院で野党が多数を持てば、郵政民営化の抜本的な修正法案を参議院に提出するつもり。今回の選挙、絶対に負けてはならない」。亀井久興国民新党幹事長の声が、鹿足郡に響いた。公示前は、全国を飛び回る予定もあったが、国民新党候補が出馬した島根選挙区にほぼ張り付く予定だ。
 郵政民営化を持ち出しての自民党への攻撃に対して、竹下氏も国民新党への闘争心を隠さない。「野党は批判だけ。政権政党のわれわれは、できることをしっかりやっていく」。中国、四国、九州を担当する党副幹事長の立場の竹下氏。だが参院自民現職の支援のため、直前に2区に張り付くことを決断した。
 2人の戦いは、自民現職と国民新党新人の候補以上に先鋭化し「代理戦争」の様相を帯びる。
  ×  ×  ×
 2人は、05年衆院選で直接対決。選挙区では竹下氏が亀井氏を抑えて当選したが、亀井氏は中国比例で復活当選した。
 選挙戦で、亀井氏を支持してきた自民党支持者たちは「自民か、亀井か」の決断を迫られたが、今回の参院選でも、事情は同じだ。

 「国民新党を何とか応援してもらえないか」。公示前、電話を受けた県西部の自民党支部役員の耳に飛び込んできた声の主は亀井久興氏だった。
 「私の口からは、応援しますとは言えません」。辛うじて応じたが、心は揺れた。前回衆院選でも、郵政民営化への反発もあった。自民党役員の立場もあったが、表面上は中立を保った。
 あれから2年。再び選択を迫られる。「郵政民営化で自民党に不信感もあるが、立場上、自民候補を推すしかない」と胸の内を明かした。
  ×  ×  ×
 竹下氏を支える2区自民党にとって参院選は、次期衆院選を占う意味を持つ。「2区で、圧勝することが大事だ。それが結果的に竹下亘氏の選挙につながる」。自民党2区支部幹事長の佐々木雄三県議は力を込める。
 竹下氏は23日には浜田市で、十数カ所も街頭に立つ異例の日程も組んだ。同市のある市議は言う。「もはや、この選挙は、参院選だけじゃない。次の衆院選を完全に見据えている」
 一方で、亀井氏を支えてきた後援会には、代理戦争以上の意味がある。「懸案の後継者問題が事実上、決着をみた。久興を支援してきた私たちにとって、新たなスタートだ」。久興氏を支える斉藤隆三国民新党益田支部顧問が言うように、参院選への長女擁立は、将来の後継指名の意味を持つのだ。
 「竹下」対「亀井」の、看板を背負った戦いは、さかのぼれば、中選挙区時代の1986年衆院選に始まる。首相を目前にした故・竹下登氏がトップ当選、参院からくら替えした亀井氏が苦杯をなめて以来、20年余に及ぶ対決は、支援者の思惑をはらみながら連綿と続いていく。
 亀井氏の支援を断った自民支部役員は言う。「次の衆院選はまた、亀井対竹下。そのときの情勢でまた決断を迫られる。正直言って、いたしい(苦しい)」

('07/07/19 山陰中央新報)

4169とはずがたり:2007/07/30(月) 21:13:49
知り合いの赤碕の土建屋の御曹司はどうしてるかなぁ・・。

ローカルニュース 7月21日の紙面から
保守票争奪に火花 分裂選しこり底流  日本海鳥取
http://www.nnn.co.jp/news/070721/20070721012.html

 参院選鳥取選挙区の主要な焦点の一つに、自民、民主両党の保守票の奪い合いがある。組織の引き締めを図る自民党の常田享詳氏の陣営に対し、民主党の川上義博氏の陣営は、「改革保守の川上党」を前面に押し出す。自民党が過去二回の衆院選で分裂選挙となった“負の遺産”が底流にあり、保守層の支持をめぐる攻防は激しさを増す。

自民党にねじれ
 二〇〇三年、〇五年の衆院選を引き合いに、県西部の自民党県議の一人は「そもそも、自民党にねじれを起こした原因者を誰かと考えれば、それは相手候補だ」と川上氏を評した。

 保守票が常田、川上両陣営に入り組んでいる現状を踏まえて「はっきり言えば、自民支持者の中に、赤沢派と川上派がいる状態。相手は民主党に入ったが、上手に『川上党の皆さん』とやる。かなわんよ」といら立ちを募らせる。

 十六日に鳥取市国府町内で開かれた常田氏の個人演説会。保守色を打ち出す相手陣営の戦略に、自民党県連の石破茂会長は「相手は民主党の色を出さない」と強い警戒心を示す。「自民党の県議、衆院議員をしていたから、有権者に『元々自民党だ』と思わせてしまう。だから危機感を持って向かわねばならない」と敵対心をあらわに「無責任な民主党に議席を与えてはならない」と訴えた。
結束ぶり強調
 「川上党」と称される川上氏の後援会組織を中心とする支援者の多くは自民党支持者と重なり合う。しかし、後援会関係者によると、民主党入りに伴って出身地の琴浦町で約百人いた地区の世話人は六十人程度に減少。自民党に戻った人が三−四割程度いるという。

 県西部の川上後援会は十七日に米子市内で世話人会を開き、引き締めを図った。集まったのは〇三年の総選挙から川上氏を支えてきた会員をはじめとする「川上党」の面々だ。

 西部後援会長の松田一三県議は「ほぼ、もとからの人たちの顔が見えた。川上支持の根強さがある」と結束ぶりを強調し、「何となく自民党を支持している」層への食い込みを図る。
2人のポスター
 県東部のある企業の役員室には、自民党の石破会長と川上氏のポスターが張り付けてあるという。まさに同選挙区の激戦模様を象徴する光景だ。

 この役員は「民主党の政策に共感を持っているわけでなく、違和感も覚える」と今でも支持政党は自民党だと強調する一方で、「川上後援会しおりに民主党とあれば嫌にもなるが、(川上氏は)川上党で戦うという」と過去のいきさつを語り、自民党関係者に「断りを入れた」と話す。

 昨年末に自民党に復党した県議七人の“過去”も今参院選の選挙活動の際に複雑に絡み合う。

 復党県議の支援者の中には川上派もいる。「常田先生、自民党のために自分自身は頑張っているが、かつて相手を応援した過去があるから自分の後援会全員に川上を支援するなと、強制的に言えない切ないところがある」と話す復党組県議の一人。「復党組は大なり小なりそうしたところがあると思う」とつぶやいた。

4170とはずがたり:2007/07/30(月) 21:17:19
こう云うの見ると小沢の地方行脚って効果高かったのかなとも思うねぇ。

支持求め懸命の握手 小沢民主代表来県、山里の有権者感激 2007/07/20 徳島
http://www.topics.or.jp/index.html?m1=4&amp;m2=56&amp;smid=117497597041&amp;sy=2007&amp;sid=118490769746

 参院選の応援演説のため十九日、那賀町平谷地区を訪れた民主党の小沢一郎代表。普段静かな山あいの町は、小沢代表を一目見ようと大勢の人が集まった。気さくに握手を交わし、記念撮影に応じるなど懸命にイメージアップを図る小沢代表。演説では「強い者の側に立った政治をストップさせなければいけない」と、政権交代の必要性を訴えた。失業者が増えるなど格差社会のあおりが直撃している同町。「党の代表が町の現実を見て、住民の思いを政治に反映させると言ってくれてうれしい」と感激する有権者が多かった。

 那賀高校平谷分校跡グラウンドにヘリコプターで到着した小沢代表。演説会場の平谷公民館前で車を降りると、出迎えた人たちに「はい、どうも」と声を掛けながら笑顔で握手して回った。

 演説では「古里・岩手県に帰ってきた気持ち」と住民との近さをアピール。「今回の選挙は、日本のどこに住んでいても安心、安定した生活ができるかが問われている」と声を張り上げた。

 同町平谷の無職男性(62)は「こんな所まで足を運んでくれて、小さい町の者としてはうれしい」と言う。詰め掛けた大勢の聴衆を見やりながら「昔はこの町も自民党一辺倒だったが、最近は空気が変わってきた」。

 郵政改革で町内の四郵便局が無集配化された。三位一体改革では公共工事が大幅に減り、失業者が増え続けている。「過疎地、地方を切り捨てている」と、小泉改革やそれを引き継ぐ安倍政権への批判が強まっている。

 同町平谷の一人暮らしの女性(80)は自民党政権に失望し、小沢代表の話を聞いてみようと訪れた。「とにかく自由競争、市場原理で政治や行政をやっている」と政権批判を展開し、地方分権の必要性を説く小沢代表の姿に「希望が持てるような気がする」とうなずいた。

 一方、同町平谷の無職男性(70)は「演説は聞こえのいい言葉が並び、本当に実行してくれるのか分からない」と懐疑的。「与野党の主張をきちんと見極めて一票を投じたい」と話した。

4171とはずがたり:2007/07/30(月) 21:19:47
>国政選挙では必ず自民党候補に投票してきた徳島市内の無職男性(82)
あほか、最近は自民党ばかりが野党をこき下ろすことばかり発言していて嫌悪感を覚える。信用できないんだよ。惚けとんちゃうか。

こぶし振り上げ訴え 安倍首相が来県 2007/07/21 徳島
http://www.topics.or.jp/index.html?m1=4&amp;m2=56&amp;smid=117497597041&amp;sy=2007&amp;sid=118498491971

参院選の遊説に二十日来県した安倍晋三首相。徳島選挙区(改選数一)で自民、民主両党の候補がデッドヒートを繰り広げる中、徳島市内の藍場浜公園での演説では、いつものソフトな表情が消え、こぶしを振り上げながら「私は改革を前に進めていく。経済を成長させ、皆さんの生活をより豊かにしていきます」。炎天下、約二十分に及ぶ懸命の訴えに対し、有権者の反応は熱意を評価する一方、冷静に見極めようとする態度も目立った。

 首相の来県は一日に続き二回目。六年前の参院選で小泉純一郎前首相が演説した際は、同公園を埋め尽くした聴衆も、今回は半数以下の三千人(陣営発表)ほど。それでも首相が北岡秀二候補と演説カーに上ると、日の丸の小旗が打ち振られ、拍手と歓声に包まれた。

 「言ったことは必ず実行してまいります」「年金問題は私の内閣ですべて解決していくことを誓います」。流れ落ちる汗をぬぐおうともせず、支持を訴える首相。人々は時折、手をたたきながら熱心に聞き入っていた。

 仕事の合間に立ち寄った徳島市内の会社員女性(40)は「テレビで見るより優しい印象で、話も分かりやすかった。首相になった時期が悪く問題が続出しているが、最後まで自分の信念を曲げずに改革を進めてほしい」とエールを送った。

 国政選挙では必ず自民党候補に投票してきた徳島市内の無職男性(82)は「首相の演説は説得力と安心感がある。野党は自民党をこき下ろすことばかり発言していて嫌悪感を覚える。信用できない」。首相に間近で接し、自民党を支持する思いが一層強まったという。

 徳島市末広三の男性会社員(36)は「重要法案を次々と強行採決した与党のやり方は納得いかないが、野党を信頼してよいかも疑問が残る。日本の将来にとって重要な節目の選挙になると思うので、慎重に投票先を選びたい」と話した。

 演説後、首相は「徳島ラーメンがおいしいんで」と、昼食のため近くのラーメン店へ。客と握手を交わしたり記念撮影に応じたりして、気さくなところをアピールした。

4172小説吉田学校読者:2007/07/30(月) 21:31:19
自分で言うのもなんだが
>>3893
ドンピシャじゃないか。各紙情勢のまとめではあるけれども。
公共社国日は外しているし、細かい選挙区はもっと外しているけれども・・・「なぜ、そこらの蕎麦屋はつぶれないのか」で1冊書いてみよう(笑)

4173とはずがたり:2007/07/30(月) 21:44:49

熱なし"集票マシン" 建設業界に異変  鳥取日本海
http://www.nnn.co.jp/news/070722/20070722002.html

 後半戦に突入した参院選鳥取選挙区で従来、自民党の組織選挙を支え、「集票マシン」と言われてきた県内の建設業界の動きに異変が起きている。“鈍さ”が目立つのだ。「公共工事が減り、倒産が相次いでいる」「建設業協会への依存度が薄れ、統制が利かない」−。建設業協会幹部から漏れ聞こえるのは、業界の厳しい実情。建設業関係者はどのような思いで選挙の行方を見守っているのか。
 二十一日、安倍晋三首相がJR米子駅前で街頭演説を行った。
 演説を終えて街宣車を降りた首相に、何百人もの聴衆が握手を求めて殺到。この日、二千人以上を集めた自民党現職、常田享詳候補の陣営は、風向きの変化に期待を込めた。
 演説会に参加した県建設業協会西部支部の幹部は、参加者の中に建設業者がほとんどいないことに気付いた。
 「昔は社員が作業服を着て、マイクロバスで演説会場に乗り付けたのに。昔型の選挙は終わったな」。幹部はこうつぶやいた。

進む協会離れ

 五年前には百三十を数えた同支部の会員数は現在、百を割った。米子市内のある建設業者の話では、公共工事の減少による倒産のほか、最近は「叩(たた)き合い」による入札が増え、建設業協会への依存度が薄らぎ、協会を脱退する業者もあるという。同支部幹部は「業界では公共工事が減り、被害者意識が強い。自分の会社を守ることが大事で、選挙どころではなく、協会の統制も利かない状況だ」と指摘する。

 境港市建設業協議会は六月、自民党の青木幹雄参院会長が来境した機会をとらえ、市内の空港、港湾、中海の整備について地元企業に優先的に発注するよう要望した。その半面、公示後の自民党支持、応援の動きについては以前のような「業界を挙げて」の熱は感じられない。

 「自民党の国会議員にお願いすれば仕事に反映していたが、今はそれが見えない」と地元関係者。常田候補を推薦する同協議会だが、中には民主党新人の川上義博候補を「個人的」に支持する業者の姿もある。

応援しても期待薄

 県東部でも厳しい県財政の中、国の公共事業に期待する声は大きい。県建設業協会東部支部の幹部は「(国の公共事業が増えるには)やはり自民党の議員に当選してもらい、頑張っていただかないといけない」と強調。東部のある業者も「川上候補は地方の切り捨てや公共事業の削減に反対すると言っているが、野党では国が予算を半分にすると言っても、覆す力はない」と民主党に期待感を抱けないでいる。

 ただ、自民党マニフェスト「百五十五の約束」に公共事業に関する公約が一つも入っていないことに対する不満が、業界に漂っているのも事実。鳥取市内のある建設業社長は「昔が良過ぎたかもしれないが、業界内には、自民党におきゅうをすえてやることで、『新しい道が開けるのではないか』という意識があると思う」と漏らす。

 「業界にとっては、常田、川上が激戦を展開しても、選挙で応援しても、仕事をもらえないのが分かっている」。協会幹部の言葉が、建設業界の“冷え込み”を背景に、選挙戦への盛り上がりを欠く業界全体の実情を物語っている。

4174とはずがたり:2007/07/30(月) 21:46:24
>>4172
おめ〜。
俺も随分前に保坂落選、丸川当選があるんじゃないかと書いた記憶があるんですけどどこだったかな・・。

4175じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 21:48:09
すみません。酔ってます。
むかつくのは、税金が上がったことです。
三位一体とかいって、住民税がはねあがって結局増税でしょ。
不良債権とか国が背負ったのはわかるけど、その分担をあきらかにしろ!
すみません。かなり酔ってます。
ちなみに、出身は福井で若泉さんの3000票差で落選したのもわからないわけではないです。

4176じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 21:56:49
とはずがたりさん、返信してよ・・・。

4177とはずがたり:2007/07/30(月) 21:57:46
>>4175
おお、お久しぶりっす。酔っぱらいっすか(笑
何酒でしょう!?自棄酒?祝杯?
税金が上がるのは殆ど自民党の支持基盤へのばらまきが原因で、ばらまかれてた連中が今格差反対とか云ってるなら図々しいにも程があるように思うんですけど、そういう困ってる人たちに救いの手を延ばすのは行政の責任の一端もありましょうし難しいですね。土地改良事業にせよ大規模林道にせよグリーンピアにせよ自民党の公共政策は地域の持続的発展とはおよそ無関係なカネじゃばじゃばに問題があるんでしょうね。

落選がわからないわけではないとは、なんか納得できる理由があるって事っすか?それとも福井の雰囲気としてさもありなんって事っすか??

4178とはずがたり:2007/07/30(月) 21:58:42
>>4176
レス遅れてすんませ〜ん

4179じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:07:11
①税金に関しては、地方に税源移譲するということにより、所得税は軽減されると
いわれていたのに、蓋をあけたら増税でしょ。地方への税源移譲に関しては賛成でしたが、
増税になるのはビックリです。
②福井の雰囲気として新幹線とか中部縦貫道の完成でしょうか。以前逆風が吹いたときに、
福井は交付金が減り(酔っているから忘れた)つらい目をみたという噂がながれましたから。

4180じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:15:10
ちなみに、福井駅は新幹線受け入れOKなんやから。
福井は飛行機ではなくて、新幹線なのだ。なんなら京都につなげてくれ。

4181とはずがたり:2007/07/30(月) 22:20:51
>>4179
なんか税源移譲を隠れ蓑に定率減税を廃止した為にだまし討ち増税みたいに成ってしまいましたよね。

なるほど、北陸新幹線は悲願ですよね。
けど福井は関西とつながり深いし東京へは米原経由が便利と思うのですがそうでもないんですかねぇ。
中部縦貫道も心待ちにしてるんですな・・。

4182じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:22:24
だいたい、今日のNHKの菅直人の発言はなんなんだ。
野党か与党かわかんないじゃん。中川に正確な数で迫られるなら、その具体的な数を
いままでどうして知らされなかったのかという、与党の数に対する不透明を追及すべきを、
まじめにひいてしまって、今日のテレビは不透明なままを印象付けるように
話をもってかないと。なんだか、自民党の亜流としか思えんよ。

4183名無しさん:2007/07/30(月) 22:25:12
鳩菅とか岡田とかが自民党と交渉すると、
下手すると大政翼賛会の流れになるので、小沢代表の政治力に期待。

4184とはずがたり:2007/07/30(月) 22:27:18
菅の発言ぐたぐたでしたん??
ちょいと見てないんであれなんですけど、菅には与党追求の先頭に立って貰えると期待をしてるんですけど。。

4185じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:31:09
>>4183 はじめまして。
私もそのとおりだとおもいます!どんな交渉がされるにしろ、
国民の利益の優先順位をきっちりしめしてほしいです。

4186じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:33:16
>>4184
菅直人はなにもいっていなかったに等しいです。残念ですl

4187とはずがたり:2007/07/30(月) 22:37:04
う〜ん、菅も与党を担う為の責任とか考えて嘗ての歯切れ良さを失ってしまいましたかねぇ。。
小沢は体調が心配です。選挙戦で此処迄消耗するとなりますと・・。

4188じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:46:01
結構ここ『カド』ですよ。民主党は政策がないと思われているので、
いろな数(政策における具体的な数など)を振りかざして与党を追い込まないと。
反対票を民主党に投票したものは、次の選挙では投票しません。

4189とはずがたり:2007/07/30(月) 22:50:56
>結構ここ『カド』ですよ。
カドとはどういう意味でしょう??
数とはこの場合なんの数字だったんですか?中川とは辞めた幹事長の方ですか?それとも政調会長。
菅は数字を基にしてあんまり攻めたてれなかったのでしょうか?

4190じゃみじゃみ:2007/07/30(月) 22:52:02
ありきたりなことをもうしまして、失礼しました。
落ちます。

4191とはずがたり:2007/07/30(月) 22:56:30
酔いが回られてしまいましたん??笑

読み直すと中川が急に数字を出して説明して来たのに対して十分に責め立てれなかったって感じっすかね?
確かに民主票を反対票から支持票に変えていかないと勝てないっすよね。

4192いなばやま:2007/07/30(月) 22:58:31
いなばやま的参院選振り返り雑記帳①

1、1人区で野党共闘が一定の成果

民主への突風で薄れがちですが、野党共闘が一定の成果を挙げたとみます。
民社国共同推薦無所属候補5人全勝ですからね。民主や国民公認候補のところでも社民県連が支援。
共闘が追い風を受ける下地になったといえます。
衆院選の選挙協力の行方にも影響するでしょう。「民主至上主義」だとごたごたするでしょう。

2、共産、国民抜きでも野党過半数の衝撃

ほとんど妄想の世界での出来事だと思っていたのに現実になるとは、本当にびっくりです。

04年組 55(民主:50 民主系無所属:1 社民:2 社民系無所属:1 非共産野党統一系無所属:1)
07年組 67(民主:60 社民:2 非共産野党統一系無所属:4 野党統一系無所属:1)

なんと康夫ちゃんや川田くん、ぷち裏切りの松下氏を入れなくても過半数!
少々身内の裏切りがあっても民主主導で国会が仕切れる大勝利です。
当然国民の動きにも惑わされずにすみますし結構やりたい放題になるのではと思います。

4193:2007/07/30(月) 23:01:30
「国政調査権つかって官僚から数値情報を引き出して整合性ある案を作ってやるから、首洗って待ってやがれ!!」ぐらいカマしてくれって感じすか?
一方で、大人の対応も求められて、民主党も大変ですね。(でもちょい余裕)

4194いなばやま:2007/07/30(月) 23:16:07
いなばやま的参院選振り返り雑記帳②

3、「次善」の結果に上野介は満足?〜大分選挙区

大方の予想通り、磯崎氏が勝利を収めました。
矢野氏は2位になりましたが大分市では高得票を収めたものの期待した南部では票が伸びませんでした。
全国的な民主追い風がなければ松本氏以下もありえたでしょう。
松本氏は社民の比例票の倍以上の得票を稼ぎ、幅広い支持を得られる候補だったことを示しました。

こういう結果になることは、吉良氏とその周辺以外では予想されていました。
矢野氏でも松本氏でも統一されれば後藤氏の出馬もなかったでしょうし
全国的に共闘候補の勝利の状況を見れば野党が強い大分では圧勝だったでしょう。

KYとしか言いようのない吉良氏の強引さは(意固地な社民にも問題ありだが)
議席獲得よりもほかに真意があったとしか思えません。(ないならないで大問題だが)

知事選への布石、大分社民の影響力低下を狙う、同級生・磯崎へのアシスト・・・

ほとんど床屋政談のレベルですが、そう思われても仕方のない一連の動きだったと思います。
衆院選に向けてもひと波乱、ふた波乱ありそうです。

4195やおよろず:2007/07/30(月) 23:32:15
奄美市では民主党が自民党にダブルスコアをつけている
最後の叶の引抜きが功を奏した形か

4196MJ:2007/07/31(火) 03:49:22
>>4187
>小沢は体調が心配です。選挙戦で此処迄消耗するとなりますと・・。

本当に心配です。大統領選に勝った途端に寝込んでしまったエリツィンを思い出します。

やっぱり総総分離かな?首相候補は菅直人さんで…

4197やおよろず:2007/07/31(火) 03:54:55
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/a/6/a6281812.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/9/7/973b3366.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/1/9/19a1b98e.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/f/c/fc4974f0.jpg
http://image.blog.livedoor.jp/takashikitaoka/imgs/e/b/eb910d63.jpg

貼っておきます

4198とりっこ:2007/07/31(火) 12:07:07
>>4167-4168
山陰両県の得票は…

<鳥取>川上:16万8千 常田:13万5千。
4市15町村のうち、川上が実に4市12町村で勝利。中でも目立つのが、
米子(+14500)、鳥取(+2000)、琴浦(+2000)。その他も千票単位での勝利が見られます。
さらに石破茂や県連幹部の地盤であり、小沢一郎が公示日に乗り込んだ八頭町でも、15票差ながら川上勝利。
小沢効果がクッキリ出た形になっています。
常田は東部の県境にある岩美(+200)、若桜(+300)、智頭(+200)でしか勝ててません。
民主は鳥取2区の候補者決定を急いでほしい!川上との連携で、ここは狙える。

<島根>亀井:21万7千 景山:18万6千
21市町村のうち、亀井が15市町村、景山が山間部の1市5町で勝利。
亀井は、ルーツの津和野をダブルスコアで制した(+2000)ほか、
松江(+16000)、益田(+3000)、浜田(+2000)など市部を中心にリードを広げました。
さらに青木幹雄のお膝元・出雲でも勝利(+1500)。町村部も僅差で勝ちを重ねました。
一方景山は、竹下王国の雲南(+1000)、奥出雲(+800)など山間部でリードしましたが、
全県では遠く及ばず。ただ比例では自民>民主・国民なので、次期衆院選はどうなるか??

衆院の選挙区に置き換えれば、鳥取、島根とも野党全勝ですが…。
鳥取1区は相手が石破だけに厳しいか。島根は1区民主、2区国民ともタマは良いだけに期待ですね。

4199名無しさん:2007/08/01(水) 01:23:04
共同通信の世論調査の次の首相にふさわしい人では一位小沢 二位麻生 三位小泉でした

4200とはずがたり:2007/08/01(水) 01:36:52
何を言ってるんだ三浦は。支離滅裂・滅茶苦茶やないけ。
>ある意味では投票結果がマスコミ世論調査結果による予測報道と同じになる、というのは今回勝った民主支持層のみならず自民支持層、他党支持層の人も少し首を傾げておいたほうがいいと思います。
>予測が間違ったから言うのではなく、投票前のマスコミの世論調査結果通りの投票結果になる、ということはある意味危険ではないかと思うからです。

私の選挙予測外れました  (2007年7月30日)
ttp://www.e-ask.ne.jp/cgi-local/inf/inf.cgi?cm=1&mode=detail&year=2007&no=44

私の予想は外れ、自民惨敗、民主大躍進となりました。
投票日3日前迄、朝日新聞をはじめとするマスコミ調査では自民惨敗の当落予測が紙面を飾っており、その後、投票誘導になるか、リバウンドが起きるか…。果たして結果はリバウンドなしでした。
ある意味では投票結果がマスコミ世論調査結果による予測報道と同じになる、というのは今回勝った民主支持層のみならず自民支持層、他党支持層の人も少し首を傾げておいたほうがいいと思います。予測が間違ったから言うのではなく、投票前のマスコミの世論調査結果通りの投票結果になる、ということはある意味危険ではないかと思うからです。
(中略)いずれにしても選挙予測の虚しさを痛感した選挙でした。

4201とはずがたり:2007/08/01(水) 01:38:04
>>4199
まじっすか。久々に国民が豪腕に痺れた結果か?

4202とはずがたり:2007/08/01(水) 01:43:21
民主生活者党路線だ♪略称民生党。戦前の二大政党制の立憲民政党や全斗煥与党の保守政党民主正義党を髣髴とさせるねw

民主躍進 「生活」力 強し キャッチコピー効いた
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200707310007a.nwc
FujiSankei Business i. 2007/7/31

 自民党の歴史的な大敗、民主党の大躍進で終わった参院選。閣僚の失言や、年金の記録紛失問題などが重なり、開票前から自民党の苦戦が予想されていたが、「生活」をキーワードにした民主党のキャッチコピーも、大躍進の一端を担っていたようだ。

 ≪自民と対比≫

 民主党のキャッチコピーは「国民の生活が第一。」。

 2005年9月の衆院選では、契約した外資系PR会社とともに考えた「ニッポンをあきらめない」のコピーで戦ったが、結果として自民党に大敗。今回はPR会社とは契約せず、党スタッフの広報チームで選挙戦を展開したという。

 民主党広報担当者によると、「今回の生活が第一というキーワードは、小沢一郎代表の就任時から一貫している。憲法改正や『美しい国』づくりといった国家主義的な安倍政権とは、結果的に対比する形になった」と話す。

 民主党候補の選挙戦キャッチフレーズも、東京選挙区でトップ当選を果たした大河原雅子氏(54)が「生活のプロ」、神奈川選挙区の牧山弘恵氏(42)が「くらしイキイキ!」など「生活」に関連付けたキャッチコピーが目につく。

 民主党広報担当者は「細かく指示したわけではないが、一人一人の候補者と党の方針にブレがないということだろう。今回選挙戦では政治とカネ、閣僚の失言などに注目されがちだったため、生活を良くすることを求める国民のフラストレーションに民主党が応える形になった」と、キャッチコピー効果を説明する。

 ≪姫の“大金星”≫

 「姫の虎退治」という出色のコピーで全国的に注目されたのが、岡山選挙区。元県議で民主党新人の姫井由美子氏(48)が、自民党大物の片山虎之助氏(71)に挑む図式を、分かりやすくユーモアを交えて表現し、一気に関心を高めた。

 この結果、姫井氏は県内でもほぼ無名の状態から、抜群の知名度と実績を誇る片山氏を破る“大金星”を挙げた。

 姫井氏の選挙事務所によるとフレーズはもともと「虎退治」のみだった。だが「虎退治」がマスコミに報道される中で、名前から「姫」が付き、選挙活動で虎退治の寸劇をするなどしたことから定着していったという。

 同事務所は「虎は片山さんの名前の一字をとったのに加え、旧態依然とした古い政治の象徴でもある。利権がらみの政治を退治して生活重視の新しい政治に変えていくという意味合いを込めた」と話している。

4203MJ:2007/08/01(水) 01:51:40
>>4202
>民主党候補の選挙戦キャッチフレーズも、東京選挙区でトップ当選を果たした大河原雅子氏(54)が「生活のプロ」、神奈川選挙区の牧山弘恵氏(42)が「くらしイキイキ!」など「生活」に関連付けたキャッチコピーが目につく。

宮川氏言うところの「卑弥呼現象」というか、女性候補の善戦が目立ちますが、これで民主党も少しは女性の支持率も増えたのではないのでしょうか?

4204とはずがたり:2007/08/01(水) 02:00:57
>>4203
今回,多原・舟山・大河原・牧山・行田・亀井・姫井・戸倉・植松と民主・野党系の新人女性候補が多く擁立され,善戦し,その多くが当選しましたが,これらは大河原氏を除いて女性受けよりも男性受けの方が強そうな傾向がなきにしもあらずな気もしますが,強力な女性の論客を国会の場で活躍させれる潜在的な可能性を得た訳ですから,どんどん登用して活躍させて,女性の力を活用できる政党という所を見せて欲しいですね。

4205MJ:2007/08/01(水) 03:53:41
>>4204

そうですよ。自民党は女性を「刺客候補」としては使っても当選後は全然活用せず使い捨て同然ですからね。女性に対して失礼な党ですよあそこは。

唯一小池百合子がポスト安倍とか言われてますけど…。

4206とはずがたり:2007/08/02(木) 13:23:38
青木も安倍を擁立したんだから皮肉なもんだ。
>ある市議が支持者名簿先に、試しに亀井事務所を名乗って電話をした。すると『亀井さんはよく頑張ってますね。応援してます』という返事が返ってきた。
様子を窺うためにこんなこともするんですねぇ。

記者の目:参院選、島根「青木王国」の落城=酒造唯(松江支局)
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/news/20070802ddm004070047000c.html
◇改革被害者の怒り読めず 背反する立場で鈍感に

 故竹下登元首相ら多くの実力者を輩出し「参院のドン」青木幹雄氏がトップに君臨する保守王国・島根。3選を目指した自民前職の景山俊太郎氏(63)が、野党共闘の国民新党新人、亀井亜紀子氏(42)に敗れた。県政を担当して3年。全国的な傾向として、自民の苦戦は聞いていたが、よもや、この島根でもとは予測できなかった。
 「まるで計画したように大臣が次々と失敗している。とてもこの風はしのいでいけない」。7月22日、島根県大田市のホテル。2度目の地元入りを果たした青木氏は、少数の支持者を前に珍しく弱音を吐いた。
 その場で青木氏はこんなエピソードも紹介した。「ある市議が支持者名簿先に、試しに亀井事務所を名乗って電話をした。すると『亀井さんはよく頑張ってますね。応援してます』という返事が返ってきた。いいですか。皆さんが出した名簿ですよ。こういうのが逆風なんです」。組織引き締めを図る発言だった。
 ところが、これに対し参加者からは不満が漏れた。「うちらは自民党にずっと人を出してきた。でも小泉(純一郎・前首相)さんの後、みんな人が出らん。自民党を応援してもやれんようになった」。ドンの一喝がきかない。長年、自民党一辺倒の組織が、どうしようもないところまでほころんでいる。後から考えると「自民惨敗」を暗示する場面だった。ではなぜそうなったのか。
 いくつか理由はある。平成の大合併で選挙の手足になる地方議員が減ったこと、しかもこれに12年に1度の統一地方選との同年選挙による選挙疲れが加わった。ただ、何が本質的な背景か、と問われれば、一連の小泉改革による「地方の痛み」であり、それを解決する展望を示せなかったことにある、と思う。
 痛みは財政にある。島根の最大の弱点は自主財源の乏しさだ。05年度の人口1人当たりの地方交付税額は、全国一の24万5000円。財源の大半を国に頼り、2位の鳥取県(21万2000円)を3万3000円も上回る。澄田信義・前知事は竹下元首相、溝口善兵衛知事は青木氏が直接擁立したとされる。知事と県議会が自民党との強力なパイプを築き、国会議員はその見返りに公共事業を持ってくる。そうした関係が長年続いてきたのだ。
 ゆえに青木氏は、県内の大型公共事業の大半に影響力を持つ。県東西を結ぶ「山陰道」のトンネル工事を巡り、青木氏は01年、藤井治芳・道路公団総裁(当時)に働きかけ、工事延期を撤回させたという。絶大な影響力を誇る青木氏は「頼みの綱」であり続けた。
 しかし、小泉前首相以来の構造改革で、島根は大きな痛みを受けた。税源移譲、補助金削減、交付税見直しといういわゆる「三位一体改革」で、生命線とも呼べる地方交付税が04年、県と市町村で約300億円カットされ、自治体は深刻な財源不足に陥ったからだ。公共事業費を、ピーク時(98年)から3割に削り、「乾いたぞうきんをしぼる」(県幹部)ような削減を行っても、まだ毎年二百数十億円の財源が不足した。
 都市と地方の格差拡大を招いた小泉改革で、青木氏は党の要職として、その一翼を担っていた。「利益誘導の権力者」と「構造改革の協力者」という相反する立場が、盤石だった自民の基盤を狂わせる。
 郵政民営化が争点となった05年の衆院選島根で、郵政民営化に賛成し2選挙区を独占した自民候補の得票は計25万2519票。一方、自公の比例代表の得票は22万3891票で、両候補の得票数より1割以上目減りした。自民離れの予兆は、この時すでに表れていたと思う。
 この地方の痛みに対して安倍政権は有効な対策を打てずにきた。それどころか、年金問題や相次ぐ閣僚の不祥事、失言……と、たび重なる「逆風」も加わって、不満はせきを切ったようにあふれ出した。景山氏は今回の選挙で、「島根に生まれ島根に育ち、やがて島根の土となる」と、生前の竹下元首相の言葉を繰り返し、地元への貢献を訴えた。
 だが、聞こえてくる声は冷ややかだった。「景山さんが来るのは選挙の時だけ。普段は何もしてくれん」
 亀井陣営は、そこを突いた。「6年間の構造改革で、島根はめちゃめちゃに壊された。皆さん、もっと怒りましょうよ」と訴え続けた。
 痛みを背景にした自民党政治への不満。その「見えない風」を青木氏は読み誤った。この風の変化に目を向けない限り、自民党の再生はない、と思う。

毎日新聞 2007年8月2日 東京朝刊

4207とはずがたり:2007/08/02(木) 19:59:20
武見氏落選は分裂が原因
日医連の唐沢委員長
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007080100178&amp;genre=A1&amp;area=Z10&amp;mp=

 日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟(日医連)」の唐沢祥人委員長(日医会長)は1日午後に記者会見し、参院選比例代表で推薦した自民党の武見敬三厚生労働副大臣が落選したことについて「日医連として必ずしも統一歩調で戦えなかったことも大きな反省材料だ」と述べ、組織が事実上分裂したことが原因との認識を示した。

 参院選をめぐり日医連は、昨年の日医会長選での激しい争いが尾を引き、武見氏推薦を決めた執行部に近畿などの組織が強く反発。また茨城県医師連盟が比例代表で武見氏とともに、医師の自見庄三郎氏(国民新党)を推薦するなど混乱した。
 唐沢氏は来春の診療報酬改定に与える影響について「武見氏が当選していれば大きな力になったと思うが、今後さらに一層強力に努力していきたい」と述べた。(共同通信)

4208名無しさん:2007/08/02(木) 22:42:20
今、携帯なので貼れませんが、毎日のウェブの地方版の滋賀と奈良の参院選の総括記事は衝撃でした。

常態的に民主支持率がトップ、とか、昔と比べ無党派層が減って民主支持が増えた、とか、風に頼らなければならないのは自民ではないのか、とか。
田舎でも都会でも、関東の奈良や滋賀にあたる東京のベッドタウン地域でもそんな現象ないですよね。

都市住民の組織化、という面で他の都市部の都道府県連も見習うべきでは?

4209とはずがたり:2007/08/02(木) 23:20:46
おお,また貼り付けお願いします。
思うに面積の小さい滋賀・奈良はベットタウン地域の人口増加が比較的強く県人口に対して比較的多くの比重を占めるように成ってきたというのが大きいんじゃないでしょうかね?
比較的広い埼玉・千葉・神奈川は人口も増えてますがベットタウン以外も含んだ多様な地域構成になっていて民主一色と必ずしも成らないのに対して。

滋賀はわかりませんが奈良が特に組織化されているようには思えないんですけどねぇ。

4210やおよろず:2007/08/02(木) 23:25:40
>>4208

選挙:参院選を終えて 県政界に新たな衝撃 民主支持層、着実に厚く /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk25010373000c.html

 ◇県民の声拾い、怒りの受け皿に

 民主の新人、徳永久志氏(44)が自民前職の山下英利氏(54)、共産新人の坪田五久男氏(48)を破った参院選滋賀選挙区(改選数1)。民主が参院選挙区議席を独占する結果となり、昨年の知事選以来、激動が続く県政界に新たな衝撃を与えた。選挙戦を取材した3記者が今後の影響などを探った。【服部正法、阿部雄介、蒔田備憲】

 ◇自民、揺らぐ支持基盤 民意とのかい離、致命的−−知事・県議選に続き3連敗

 ◇共産「自」「民」対決に埋没

 −−投票率は60・32%と前回より微増したが?

 蒔田 坪田陣営は「自民への逆風が吹くからこそ、65%に届いてほしい」と期待したが、そこまで伸びなかった。

 阿部 他陣営は、年金記録漏れ問題の関心の高さが旅行やレジャーに行く人と相殺され、60%前後と見ていた。今回は政治に関心の薄い人が投票し、逆に熱心だった人が棄権するなど、これまでと全く違っていた。

 −−各陣営の総括は?

 阿部 徳永氏の勝因は一義的には年金問題の追い風だが、その陰には三日月大造、田島一成両衆院議員を中心とした労組だけに頼らない、きめ細かな支持基盤作りが奏功した。自民は「地元ばかり回って何もしない」と批判していたが、国民の声を現場レベルで丹念に拾った成果が年金問題や定率減税廃止による怒りの受け皿となった。

 服部 自民県連は知事選、県議選、参院選と3連敗したことを真剣に受け止めないといけない。3回とも思惑とは裏目に出ており、ここまで民意とのかい離が続くのは、大衆政党としては致命的だと認識すべきだ。

 蒔田 坪田氏は自民対民主の構図に埋没し、無党派層を取り込めなかった。選挙戦後半は税金と憲法をテーマに、差別化を図ったが、支持を拡大できなかった。

 ◇「嘉田票」影響せず

 −−各候補の嘉田由紀子知事との距離感は?

 服部 自民は県議選惨敗を受け、新幹線新駅(栗東市)問題で「凍結」容認に転換。その議論で「嘉田人気を過小評価した」「(知事選、県議選と)2回負けた事を受けとめないと」との声が県連幹部から聞こえた。しかし、選挙目当てで、知事にすり寄ったと、有権者に受け取られなかったか。山下氏は琵琶湖や環境の保護を前面に出したが、浸透したのか。検証が必要だ。有権者は民意をくみ取る党を求めているのであり、人気に敏感な党は求めていない。

 阿部 民主も当初は嘉田知事にすり寄る自民を意識し、「自分たちが知事マニフェスト実現に協力してきた」と訴えたが、それ以上に年金問題の追い風が大きく、中盤から、あまり訴えなくなった。今回に限れば、「嘉田票」は当落には影響しなかったのでは。

 蒔田 坪田陣営は「県民が嘉田知事を生んだ土壌は、共産党が作り出した」との自負を持っていたが、選挙では、あまり浸透しなかった。

 −−「風」の影響は?

 服部 「年金の逆風で負けた」としか総括しないなら、今後も「自民離れ」は続くのではないか。不可抗力の逆風があったのは事実だが、問題は根深い。自民に長年投票してきた保守の一定の層が、知事選で嘉田知事を支持して以降、自民以外に投票することへの抵抗感が保守層に薄くなっているように思える。

 蒔田 共産は過去3回の同選挙区で守った6万票台を割った。毎日新聞の世論調査で共産支持層の3割近くが徳永氏に流れ、地盤を固め切れなかった。半面、「自公政治を変えたい」との思いで投票した人が増えている表れかもしれない。

 阿部 県内だけみれば、民主が03年の衆院選で4小選挙区で3勝したのと比べても、民主の地力がついた。世論調査でも無党派層が減り、支持政党も民主が第1党となるなど民主支持層は着実に増えている。

 −−政党の支持基盤も変わりつつある?

 服部 「自民の従来の支持基盤が、小泉改革によって壊れた」との指摘もある。郵政民営化を巡る対立や、イメージ先行選挙などで組織がほころび始めたというわけだ。そこに、保守も革新も取り込める嘉田知事が登場し、大きく状況が変わった。滋賀の自民は小泉前首相が土台を揺さぶり、嘉田知事の登場で、大きく震動していると言えるかもしれない。

 阿部 民主県連幹部は選挙期間中、県議に「自分の選挙と思って戦え」と激励していた。山下氏が勝てば自民は勢い付き、議席がきっ抗する県議会運営も苦しくなるという理屈だ。幹部が「徳永氏の勝利は県議会運営も円滑となり、間接的に知事を助けることになる」と話すように、一足早く“政権交代”した県議会の安定も促進されそうだ。

毎日新聞 2007年7月31日

4211やおよろず:2007/08/02(木) 23:27:04
>>4208

選挙:参院選 記者座談会 明と暗、民主・自民陣営の戦略 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk29010599000c.html

 29日投開票された参院選奈良選挙区(改選数1)は、民主の中村哲治さん(36)が約36万票の過去最高得票で圧勝した。自民の議席死守を狙った松井正剛さん(54)に10万票以上の差をつけ、自民王国・奈良の崩壊を印象づけた。両陣営の明暗を分けた原因を取材した記者が語り合った。

 ◇街頭中心に演説447回 中村哲さん“新ドブ板”方式、奏功−−世論調査分析し地域集中

 −−ここまで差が付いた要因は。

 A 中村さんの陣営は、戦略がはっきりしていた。一貫して街頭でスポット演説を貫いた。午前7時から8時に駅に立ってお見送り。その後、スーパーマーケットや住宅地を一区画ごと回り、演説は447回に達した。

 B 今までの「ドブ板選挙」とは違う、「新ドブ板」と言えるかもしれない。

 C 一方の松井さんは、どちからというと施設内で演説会を開く「箱もの」中心。1日に10回以上も個人演説会をこなした時もあったが、街頭は少なかった。支持者が集まる箱ものは、聞いてくれて当然だった。

 A 中村さんの陣営はよく弱点を分析していた。早い段階で党の世論調査を見て橿原市、桜井市を集中的に攻めた。

 B 松井さんの陣営は、衆院小選挙区の1〜4区ごとに衆院議員が指揮を執ったが、各議員の連携が薄かったように思える。

 D 強い県南部は放っておいて、奈良、生駒、大和郡山に集中した方が良かったかもしれない。

 B 松井さんは、全市町村に後援会を作ったが、票に直結しなかった面もある。まとめ役の後援会長が100人いるよりも、実際に集票する人が重要だった。

 −−中村さんの陣営のキーパーソンは。

 A 耐震データ偽装問題の国会追及で、一気に有名になった馬淵澄夫県連代表(衆院議員)の効果は相当高かった。

 −−候補者個人の魅力も差があったか。

 C 県議24年の経験よりも、30代の国政経験を有権者が高く買ったということかもしれない。

 B 松井さんは穏やかな人柄で敵がいない。ただ今回のような逆風下では、強烈な個性の人でなくては、アピール力が弱かったかもしれない。一方で中村さんにも課題はある。選挙戦で主張した年金改革などはもちろん、従来から力を入れてきた社会的弱者への対策などで、存在感を高める仕事をしてほしい。

毎日新聞 2007年7月31日

4212:2007/08/02(木) 23:40:09
知事発言に唖然


「無所属だと何の役にも立たない」公人がこんなことを公式の場で発言するとは、怒りを越えました。
私を批判するのは一つの意見として受け入れもしますが、少なからず無所属議員は私を除いても居る事を当然認識し、あえて発言してしまうのを見過ごす事は出来ません。
参議院を「衆議院のチェック機関」「良識の府」と位置づけて活動している多くの国会議員の、時に「党議拘束に苦しめられ、自らの主張、意見を封印してしまう」「地元からの切実な要望を意見さえ言えず反映できない」と悩む姿に、私は、これでいいのかと思わざるを得ないし、本来の参議院の姿(多くの無所属議員が自由闊達に意見を主張しあい、まさに是々非々の立場を貫く)を取り戻すべきではないかと考え、多くの仲間と「参議院を考える会」を立ち上げて活動しています。
衆議院のカーボンコピーと揶揄される参議院であってはならないと強く主張しています。こうした意見の仲間に対し「役立たず呼ばわりする」公人の見識を疑うのは私一人ではありません。
今回の発言を聞いた仲間からは多くの疑問符を投げかけられています。あえて紹介はしませんが、現在、正式に抗議すべきだとする仲間の皆さんもおり、対応を検討しています。
新聞見出しに「知事助言」とありますが、私は会派入りについてこれまでも真剣に考え、関係の皆さんと相談を重ねておりますので、その時期が来たら明らかにしてまいります。
私にとっては秋田の活性化に如何におおくの汗をかくか!を助言していただきたいと思います。
今朝の新聞報道に驚き、簡単に所見を載せました。
詳しくは、後援会ニュースでお伝えします

はじめまして。Yといいます。
2004年秋田選挙区当選の鈴木陽悦議員のHPよりですが、どうおもわれますか。

次期選挙、社民党や国民新党が対立候補をたてて表が割れかねないかと心配です。

4213やおよろず:2007/08/02(木) 23:50:32
>>4212
国民新党は候補者を立ててくれて、全く構いません。
今回も、石川は動いていませんし動いたところで・・・

秋田の民主党は弱い、寺田親子だけ
自分の息子に、党基盤の強化を求めるのが先でしょう

4214やおよろず:2007/08/03(金) 04:49:22
参院選2007結果

市町村   森田   野上  泉野
------------------------------
富山市  106,193  96,093  9,181
高岡市   48,190  38,046  3,820
魚津市   11,138  11,976  1,028
氷見市   13,746  13,252   807
滑川市   8,578   8,285   773
黒部市   10,532  11,597   975
砺波市   14,368  12,810   970
小矢部市  8,585   9,667   762
南砺市   18,871  16,831  1,084
射水市   27,119  20,554  1,858
舟橋村     686    737    55
上市町    5,718   6,190   660
立山町    6,916   7,264  1,169
入善町    7,173   7,857   699
朝日町    3,901   4,723   399
------------------------------
計     291,714  265,882 24,240

4215やおよろず:2007/08/03(金) 04:50:36
北日本新聞 今日の朝刊より 野上と森田の得票分析

合併した市 野上1勝(黒部) 森田5勝(富山、高岡、砺波、南砺、射水)

合併していない市町村 野上7勝 森田2勝

県議・市町村議の減少数 自民26 無所属71(多くは自民系)
「地方議員減で党組織の足腰が弱まった」

4216とはずがたり:2007/08/03(金) 17:05:16
>>4210-4211
はりつけあざーす。

>>4210
自民党が嘉田にすりよっちゃいかんよなぁ・・。県政100年の計を見込んで新幹線は必要な箱物と主張できないと重厚な保守政党の存立意味が無い。それでも擦り寄りで多少は無党派に滲透できるかもと思っていたが逆風でそれも打ち消したか?寧ろ旧来からの支持層に馬鹿馬鹿しさを感じせしめたなら大勝利である。

>>4211
旧来型の支持者を動員した内向きの箱物演説は拡がりに全く欠けるのでしょうな。
松井の地元の桜井等は地方選で民主が候補者も立てられなかった所で憤慨してたhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6269が,ちゃんと対策を立ててたようだ。

>>4212-4213
鈴木氏も松浦氏もほんとは民主会派入りを熱望してるんでしょうけどね…。

>>4214-4215
最初は以心伝心と狸を決め込んでた綿貫ですが,推薦に続き森田氏の支援にお国入りしたことで綿貫票は基本的に森田に流れた様ですな。

4217とはずがたり:2007/08/04(土) 00:08:52
議員板より。

561 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/31(火) 15:06:47 ID:2hVlCEjm
激戦だった埼玉、神奈川、愛知の公明党の比例の個人票の割合が極端に低いのはなぜだろう?
数万票しかなく、20万票ほど少ないかも。
選挙区の候補の名前と間違えないように党名での投票を呼びかけたのか?

4218とはずがたり:2007/08/04(土) 00:23:38
議員板より

38 名前:大分者[sage] 投稿日:2007/08/04(土) 00:09:01 ID:u4Iozhs9
吉良を責める声もあるが、前回の郵政選挙で村山はせいいちを支援してるわけですよ

47 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/08/04(土) 00:14:19 ID:ASkUus+X
>38
せいいちは村山内閣成立の大功労者だし。

4219いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 10:49:36
>>4218
吉良の今回の行動の原点は前回の衆院選からなんですかねぇ

と言うことで朝日新聞の大分選挙区振り返りです。

無党派層の票、野党争奪/本社出口調査
2007年07月31日
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000707310001



 分裂した野党が無党派層の票を奪い合い、漁夫の利で自民党が議席を獲得――。29日に投開票された参院選大分選挙区で、朝日新聞社が投票を済ませた有権者を対象に出口調査をしたところ、そんな様子が浮き彫りになった。回答者全体の5割が「安倍首相に代わってほしい」と答えるなど自民党は厳しい評価を受けた。しかし、社民・民主の選挙協力が崩れ、野党系候補が乱立したことが無党派層の投票先の分散を招き、野党側の「共倒れ」につながったようだ。


 出口調査は県内60カ所の投票所で実施し、3221人から、有効回答を得た。
 大分選挙区の投票者の支持政党は、自民党が37%とトップで、民主党が20%、社民党が10%と続く。「支持政党なし」「わからない」とした無党派層は18%だった。


 選挙結果を大きく左右するとされる無党派層の今回の投票行動を分析すると、67%が「安倍首相に交代してほしい」と回答。比例区では46%が民主党に投票し、19%の自民党を大きく引き離した。


 無党派層の過去6年間の参院選での動向をみると、「小泉旋風」が吹いた01年の参院選では無党派層の29%が自民の候補に投票したものの、04年参院選では18%、今回は12%と減少傾向が続いている=グラフ。


 自民党県連は、この無党派層対策として、「小泉チルドレン」と呼ばれる著名な国会議員を応援に招いたり、好感度を上げるため、広告会社のスタッフらの指南で礒崎陽輔氏の服装や話し方などにも気を配ったが、無党派層には浸透できなかった。


 一方、01年は社民、04年は民主の候補を擁立した野党は、それぞれ53%、73%の支持を受けたが、今回は社民・民主の共闘が崩れたうえ、国民新、共産も参戦して野党系候補が4人も立候補したことが、結果的に無党派層の投票先を分散させた。


 その結果、比例区では高い支持を得た民主党だが、矢野大和氏に投票した無党派層は35%にのぼったものの、同時に27%が松本文六氏に、17%が後藤博子氏に投票。矢野氏は政権批判票を松本、後藤両氏と分け合う形となり、12%の礒崎氏に競り勝つことができなかった。

4220いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 10:51:50
>>4219

民主の戦略、誤算続き/参院選を振り返って
2007年07月31日
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000707310002

 参院選の投開票日から一夜明けた30日。佐伯市の矢野大和氏の後援会事務所で、吉良州司・民主県連代表は集まった約30人の支持者を前に頭を下げ、こう言って唇をかんだ。「痛恨の敗戦でした」――。

 吉良氏は今回、民主、社民、連合大分が共闘する「大分方式」をあえて白紙にして、保守票や広範な無党派層の取り込みを狙った。が、結果は裏目に出る。自民に逆風が吹き、全国で自民の候補が軒並み敗れ、民主が躍進するなかで、矢野氏は自民の礒崎陽輔氏に3万票差をつけられて敗北した。

 しかも、吉良氏が選挙協力を拒否した社民推薦の松本文六氏の得票と矢野氏の得票を合わせると、礒崎氏を10万票以上も上回る。松本氏の陣営関係者らはため息交じりにこう言った。「野党が共倒れに終わり、自民が漁夫の利を得た」

   ■   ■

 吉良氏が主導した矢野氏の選挙戦略は、誤算続きだった。

 当初は党派色を薄め、矢野氏個人の人柄や「地方の代弁者」というイメージを打ち出し、民主支持層以外にも支持を広げるもくろみだった。礒崎氏が官僚出身であることを逆手に取り、「霞が関対地方」の戦いを演出する狙いがあった。

 ところが、口演を聞いたファンをボランティアとして引き込む戦略は、全県的な広がりを持つことはできなかった。年金問題の浮上や閣僚の相次ぐ不祥事、失言で民主党に追い風が吹き始めると、陣営は戦略を転換。選挙ポスターに党のステッカーを張り、選挙カーは「民主の矢野」を連呼したが、すでに時間が足りなかった。

   ■   ■

 二大政党の一極として政権交代を目指す民主にとっては、政権交代の期待層の受け皿になる必要がある。高齢で、学生運動の経験もあり左派色の強い松本氏では、保守層や無党派層は取り込めないと、吉良氏はみた。

 だが、「勝てる候補者ではない」と吉良氏が切って捨てた松本氏は、健闘した。社民が今回、比例区で獲得した票は6万8千票。だが、松本氏の得票は、その倍以上の約14万票で、半分以上は社民支持層以外からの得票だったことになる。

 朝日新聞の出口調査結果によると、松本氏は社民支持層の8割を固めた上で、無党派の3割近く、民主支持層の2割余りに食い込んだ。一方で、民主の比例区の得票は19万7千票で、矢野氏の得票は約17万票。矢野氏は無党派層の支持は約3分の1と最も多かったが、民主支持層の5割強しか固められなかったとする調査結果とも符合する。

   ■   ■

 「大分方式」で両党の橋渡し役を務めてきた連合大分の嶋崎龍生会長は29日夜、矢野氏の集会にも松本氏の集会にも顔を出さなかった。嶋崎会長は、自主投票という苦渋の決断をせざるを得なかった今回の選挙戦を悔やんだ。そして最も残念に思ったのは、3分の2の票が与党に不信任を表明したにもかかわらず、「死票」になってしまったことだった。

    ◇

 自民の歴史的大敗で終わった参院選だが、大分選挙区では苦戦も予想された自民新顔が競り勝った。激戦を振り返りながら、どんな風が吹いたのかを検証する。

4221いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 10:54:10
>>4219-4220

命の訴え、党派超えた/参院選を振り返って
2007年08月01日
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000708010004

 「改革って何なんか。弱者をいじめることか」。松本文六氏の陣営で日田地区の後援会長を務めた岩里正生医師は、集会に参加した中年男性が帰り際に言った言葉が忘れられない。「小泉政権以降、与党が進める医療費の負担増や福祉予算の縮小にあえぐ庶民の窮状が、この一言に込められている」。岩里医師はそう感じた。

 日田市で聖陵岩里病院を開業して21年。選挙運動に携わったことはなかったが、発展途上国への医療支援を通して知り合った松本氏の出馬を知り、支援を買って出た。地域の有力者の支援を取り付けようと、企業や団体を回ったところ、好意的な反応が返ってきたことに逆に驚いた。これまで自民支持だった人たちがこう言った。「今回は松本さんでいい」

 日田商工会議所の小埜澄夫会頭も、松本氏を支援した一人。市内にはリハビリの専門病院がなく、商工会議所は2年前から、市内の病院でのリハビリ病床設置を探ってきた。2月に開いたシンポジウムで講師に招いたのが松本氏だった。

 「地域医療を大切にする考えに共感した」と語る小埜会頭は「自分は自民党員だが、地方を切り捨てる今の政権には疑問を感じる」。小埜会頭が疑問に思うのは医療だけではない。日田地区の有効求人倍率(5月現在)は県平均の0・98を大きく下回る0・74で、県内最低だ。安倍首相の「景気は悪くない」との主張を聞くたびに、「鼻白む思いをしてきた」。

 大分市の内科医、松山家久さんは2年前、19床あった病棟を閉じた。長期入院の診療報酬が削られ、採算が合わなくなったからだ。

 今回の選挙では、仲間数人と、県内の医師や歯科医師ら約1200人に、松本氏支持を呼びかける手紙を送った。「『聖域なき改革』で医療費が削られた。患者や医師を無視した今の政治を変えよう、と呼びかけたら理解してくれる先生が多かった」

   ■   ■

 自民、民主、社民の3党が参院選で激突したのは、98年の選挙以来だった。当時、社民新顔の得票は約13万7千票の3位で、得票率は21・76%だった。一方、松本氏は約14万票の3位で得票率は22・95%。数字だけを比べると、「微増」ともとれる。

 しかし、この9年間に社民の党勢は大きく後退している。98年参院選で県内の比例区の得票は約11万1千票だったが、今回は約6万8千票まで落ち込んだ。

 足元の組織も盤石ではない。官公労が中心の旧総評系労組でつくる県平和運動センターが一体となって選挙運動を展開してきたが、公示直前の6月下旬、主要単組の大分市職労が、傘下の市平和運動センターからの脱退を表明した。今や選挙運動に参加しない組合員も増えている。かつて村山富市元首相らを支えた集票力も衰えをみせる。

   ■   ■

 足元の組織が揺らぎ、基礎票が大きく落ち込む中で、わずかとはいえ松本氏が98年より得票を伸ばしたのは、無党派層に加え、民主や自民支持層の一部も投票したからだ。朝日新聞の出口調査でも、無党派層の27%、民主支持層の23%、自民支持層の11%が松本氏に投票したと回答している。

 松本氏が理事長を務める特定医療法人の職員も、ボランティアとして選挙を支えた。榎本祥文事務部長は選挙戦を振り返ってこう言う。「民主が擁立した矢野大和氏の笑いを交えた口演よりも、きまじめに医療や福祉の充実を訴えた松本の主張が、負担増に怒る有権者の心をつかんでいた」

4222いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 10:56:24
>>4219-4221

自民の組織息切れ感/参院選を振り返って
2007年08月02日
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000708020004

 「今、安倍首相の続投には強い批判がある。地方が疎外された政策も多い。自民党も、改める部分は改めないと」。1日、県庁で参院選の当選証書を受け取った礒崎陽輔氏は、自戒を込めてこう語った。

 年金記録問題に加え、事務所費を巡る閣僚の不祥事が相次ぎ、自民は歴史的惨敗を喫した。

 礒崎氏が得た約19万9千票は、04年参院選で民主新顔に惨敗した自民現職の得票より約4万2千票少ない。04年の得票率は38・70%、今回は32・64%まで落ちた。自民県連の志村学幹事長は「大きな逆風の中、野党が分裂したことが最大の勝因だ」と率直に認める。

 礒崎陣営の日野立明・選対本部長は選挙期間中、「安倍首相の来県は、遠慮した方がいい」と進言した。衛藤征士郎県連会長ら国会議員が難色を示し、受け入れることになったが、別府市での首相の遊説では演説途中に立ち去る人が相次ぐなど、首相の不人気ぶりをうかがわせた。

   ■   ■

 だが、安倍政権の不人気だけが礒崎氏の苦戦の原因とは言えない。

 「業界の組織は白けとった」。60代の土建業の男性は選挙をこう振り返る。公示後、同業者同士で選挙の話題になると、みなため息交じりにこう言った。「小泉改革以来、何もいいことない」「号令かけても、従業員が動かん」

 公共事業の縮小で建設業のパイは縮んだ。従来は選挙が近づくと、大手業者が自民のパーティー券を引き受け、下請け業者に割り振るのが常だったが、今回はそうした動きもなかったと、この男性は証言する。

 建設業だけではない。JA大分中央会の栗嶋正明会長は、今年度から始まった品目横断的経営安定対策の影響を指摘する。大規模農家や生産法人など競争力のある農家に絞って補助金を出す政策に、中山間地が多くを占める県内の小規模農家は、不満を募らせているという。「我々は切り捨てられたのか、という思い。それが礒崎さんの票に現れた」

 選挙戦で主力を担う地方議員も様変わりした。4月に統一地方選を戦ったことによる選挙疲れに加え、市町村合併の影響で議員数そのものが減った。県議選の区割り変更で自民系同士が争った地域では、一枚岩の動きができなかった。

 代わりに選挙運動の取りまとめ役を担ったのは、3人の衆院議員事務所だった。「国会議員事務所に人が集中し、(礒崎氏の)後援会事務所はガラガラ。こんな参院選は初めてだ」と日野選対本部長は明かす。

   ■   ■

 世論の逆風、組織の弱体化の中で、ますます重みを増したのが公明との選挙協力だった。中川秀直幹事長は公示翌日の13日、来県すると真っ先に公明県本部を訪れ、「よく決断してくださった」と、礒崎氏への推薦決定に礼を述べた。

 だが、その公明も逆風をもろに受けた。県内の比例区の得票は約7万5千票で、04年より約1万8千票減。目標だった10万票には遠く及ばない。

 礒崎氏の推薦と引き換えに公明が得る約束の比例票は3万票だったとされる。竹中万寿夫・公明県本部代表は「極めて限定的にしか来ていない。自民の力が落ちている中で、公明に回す余力なんてなかったんだろう」と苦々しげに語る。「自民の擁護ばかりしていると、公明らしさがなくなる。連立の難しさだ」

4223いなばやま@大分ウォッチャー:2007/08/04(土) 11:07:08
>>4219-4222

前にも書きましたが、朝日の論調とほぼ同意見です。

矢野氏は地元佐伯と大分、別府の大票田を除いては松本氏と互角。
礒崎氏はまんべんなく得票しているものの郡部でも得票は伸びていない。

吉良もパワーゲームばっかりじゃなくて長妻みたいにしっかり国会論戦に身を入れてやらんとなぁ

4224とはずがたり:2007/08/04(土) 13:45:57
陽悦の時と同じ騒動ですな。

松浦氏、民主入りの意向 参院選選挙区、社民党県連が難色
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070804c

 先月29日投開票の参院選本県選挙区で無所属で初当選した松浦大悟氏(37)は3日、秋田魁新報社の取材に対し、「私個人としては民主入りしたいという気持ちを固めた」と述べ、秋の臨時国会前までに政党、会派とも民主入りしたい意向を明らかにした。

 松浦氏は当選後の政党、会派入りの意思を公示前から鮮明にしていたが、民主入りを明言したのは今回が初めて。今後、松浦氏を擁立、推薦した民主党県連、社民党県連などに理解を求めていく。

 松浦氏の意向表明について、民主党県連の寺田学代表は「判断を尊重したい」とする一方、社民党県連の山本喜代宏代表は「当面は無所属で活動してもらいたい」と難色を示している。両党県連と連合秋田、鈴木陽悦参院議員を含めた4者協議は近く開かれる予定で、松浦氏の意向をめぐって難航も予想される。

(2007/08/04 09:45 更新)

4225:2007/08/04(土) 18:01:01
民主入りを認める代わりに、次の秋田二区、喜代宏に民主推薦で出てもらったらどうかと思った。

4226とはずがたり:2007/08/05(日) 00:32:16
>>4224-4225
民主スレにはっつけといた。日経の記事。

松浦氏が民主会派入りへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/3217

4227名無しさん:2007/08/05(日) 02:32:23
県議の後援会長なら、連座対象の「組織的選挙運動管理者」になりそうなんですが…
刑事の目の前で買収とはマヌケの極みですが、「タイミングが悪すぎた」なんて言ってる場合じゃないでしょう。

参院選・塚田派の公選法違反:逮捕の運動員、刑事の目前で現金渡す /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20070804ddlk15040415000c.html

 ◇「私服で気づかず」

 参院選新潟選挙区で初当選した塚田一郎氏(自民)派の運動員、丸山文男容疑者(78)=小千谷市城内=が運動員数人に投票とりまとめなどを依頼し、見返りに現金を配った疑いで逮捕された公職選挙法違反事件で、丸山容疑者が私服警察官の目の前で現金を渡していたことが3日、関係者らの証言で分かった。県警もこの事実を把握しており、捜査の端緒の一つになったとみられる。

 関係者によると、小千谷市区選出の県議(自民)の後援会長だった丸山容疑者は公示前の6月中旬、市内の後援会支部長の会社事務所を訪問。同じ時間に小千谷署の私服刑事ら数人が窃盗事件の捜査で訪れていたが、丸山容疑者は先客が刑事とは気づかず、家族に塚田氏の集会の案内チラシなどと一緒に現金5000円を渡し、不在の支部長に渡すように依頼。あとで知った丸山容疑者が関係者に「私服だったので刑事だとは思わなかった」などと話していたという。

 当時、同署員らが捜査していたのは昨年11月、市内の美容院の女性美容師(43)が客の髪を洗っている間にバッグから現金7万円を盗んだ容疑の窃盗事件。同様の被害が4、5件相次ぎ、支部長の家族も被害届を提出していた。同署は聞き込み捜査を続け、6月14日に美容師を逮捕していた。

 先月、丸山容疑者本人から事情を知らされた塚田氏陣営の関係者は「タイミングが悪すぎた」と肩を落としたという。

4228MJ:2007/08/05(日) 02:41:39
07参院選を分析する(1)大政党に有利なドント式

http://www.news.janjan.jp/election/0708/0708010190/1.php

あと1900票取っていれば比例区最後の1議席は公明党ではなく民主党になっていたんですかねえ。

4229名無しさん:2007/08/05(日) 02:56:06
>>4228
1/21での約1900差なので、実票数では39730.3票ですね。
実票数だと共産党の方が僅差で、29391.05票あればもう1議席でした。

4230MJ:2007/08/05(日) 03:27:55
>>4229
あ、そうでしたか。有難うございました。
しかし共産党は悔やんでも悔やみきれないでしょうね。貴重な1議席なのに。

4232とはずがたり:2007/08/05(日) 14:13:46
>>4228-4230
公明党,選挙区では快敗(?)して呉れましたが毎度比例では粘り強いですね。。
共産党は選挙で負けても自分らの方針を変えたりしないから,負かしても負かしても変わりませんしねぇ。

4233とはずがたり:2007/08/05(日) 15:07:25
神奈川スレより
3年後松が出るかどうか不明だが,問題は参院選よりも衆院選であるのだが,次ぎに繋がる戦い出来たのかねぇ?
ツルネンも東京・神奈川で得票出来た様だが,河野洋平の所でちゃんとどぶ板もやって次の総選挙で強力な後見人と成って欲しい気もする。

684 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/07/30(月) 16:46:17 ID:EyzvZtWO
>678
今日の夕刊かあすの朝刊辺りに得票率も含め出るでしょ。
いちおう今日の朝刊から。ミスとかご容赦。
大和での松>水戸の10票差ってのも含めといた。

松>水戸だったところ
鶴見、中、南、保土ヶ谷、瀬谷、川崎、幸、高津、
横須賀、平塚、小田原、三浦、大和、南足柄、綾瀬、
寒川、中井、山北以外の足柄上郡、足柄下郡、愛甲郡。
ちなみに川崎区と愛川、真鶴ではトップ。

水戸>ブリだったところ
戸塚、旭、泉、青葉、都筑、多摩、藤沢

ブリ>牧山だったところ
横須賀、逗子、三浦、伊勢原、南足柄、綾瀬、葉山、
開成以外の足柄上郡、中郡と足柄下郡と愛甲郡

水戸>牧山だったのは泉区のみ。

松>ブリ・・・幸、寒川とトップの所

4234とはずがたり:2007/08/05(日) 17:47:58
勝因は熊本市近郊の発展・都市化か。

激震:’07ダブル選くまもと/上 自民 都市圏の劣勢拡大 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk43010067000c.html

 「終盤は非常に手応えがあった……」
 29日午後8時過ぎ、熊本市帯山の自民前職、三浦一水さん(53)の選挙事務所。選対最高責任者「選挙長」の木村仁参院議員が、テレビ前の椅子に座って選挙戦をそう振り返り始めてから数分もなかった。一部テレビ局が民主新人、松野信夫さん(56)を「当選確実」と速報。事務所内は一瞬、凍りついた。
 屈辱的な速報だった。誰も、こんなに早く「負け」を宣告されるとは思っていなかった。500ほど並べられたパイプ椅子はがら空き。支持者は、開票作業が徐々に盛り上がる午後9時過ぎから集まることになっていた。選対幹部が半信半疑ながら、三浦さんに連絡。午後9時20分に現れた三浦さんは、うろたえる支持者を前に「いやー、立派な戦いができた」と自嘲気味に万歳してみせた。
 古閑三博自民県連会長や園田博之衆院議員らは、奥の部屋にこもった。園田氏は「市町村合併の影響もある。これまで自民の政策を訴えてくれた首長や議員の数も減った」と組織の弱体化を指摘した。
 一夜明けて、自民県連は役員会を開催。古閑会長は元々、6月の任期満了退任を参院選後に先送りしていた。三浦さんの地元・山鹿市は古閑会長の足元でもあった。しかし三浦さんが落選。役員会では、改めて退任を確認した。古閑会長は「当然、敗戦の責任は感じている」と述べた。
 民主候補が健闘した前回04年参院選でも、市町村別で自民候補を上回ったのは7市町。大票田の熊本市では、民主候補が13万7000票で自民候補を約2万票上回った。しかし今回は、松野さんに約4万票の差をつけられたのが勝敗を分けた。松野さんが三浦さんの得票を上回ったのは17市町。その多くは熊本市近郊だった。
 選挙戦中、三浦陣営で熊本市の選対本部長を務めた木原稔衆院議員は、市部での逆風をひしひしと感じていた。電話帳で無差別に支持を訴える電話作戦を展開したが「自民に不利なニュースが流れた日は如実に反応が悪かった」と話した。
 都市圏での劣勢拡大は、増える無党派層に自民党が依然として対応できていないことを物語っている。
  ◇  ◇
 参院選熊本選挙区は、松野さんが3選を目指した自民前職の三浦さんらをかわし、01年に改選数が「1」になって以降初めて民主党に議席をもたらした。さらに民主党は、比例代表の得票数でも県内第一党に躍り出た。一方、同日実施の衆院熊本3区補選で自民党は特定候補公認を見送る異例の対応を取った。保守王国と呼ばれた熊本に何が起こっているのかを追った。【笠井光俊、山田宏太郎】
毎日新聞 2007年7月31日

4235とはずがたり:2007/08/05(日) 17:48:12

>松野さんの得票(約44万票)は、選挙前に陣営が立てた目標を数万票も超えた。ただ、三浦さんの陣営も危機感が強まった選挙戦終盤、自民党や系列の地方議員、友好団体、中央で連立を組む公明党が強力な活動を展開して、わずか8000票差まで追い上げた。
かなり双方で票を掘り起こしたか。それにしても当確は早かったけど箱を開けてみると僅差の白票の勝利とか。見込み違いは何処にあったのでしょうかね?

激震:’07ダブル選くまもと/中 民主 地方組織強化が課題 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/archive/news/2007/08/01/20070801ddlk43010004000c.html

 参院選終盤の26日、自民前職の三浦一水さん(53)の地元・山鹿市を、民主新人の松野信夫さん(56)の選挙カーが駆け巡った。緑に染まった水田が広がり、その向こうには低い山並み。農作業中の人たちやすれ違うトラクターの男性が手を振っていた。

 同市菊鹿町では、70歳の女性がわざわざ玄関先で選挙カーを待ち受けていた。女性は「私たち年金暮らしにとって、住民税や医療費の相次ぐ引き上げがどんなに負担か。地方はさびれるし、良いことは何もない」。松野さんとの握手にも力がこもった。

 これまで民主党は、移ろいやすい都市部の無党派層に支えられている側面があった。大都市圏では議席を取れるが、地方では自民党に歯が立たなかった。

 しかし今回の参院選では地方での支持拡大に重点を置き、小沢一郎代表も地方行脚を続けた。県内でも、大都市の熊本市では選対事務所などへの激励に回るだけで大衆の前には出ない。逆に農山村部の南阿蘇村ではマイクを握り「現政権の政策では国民の生活が、日本の農家が、崩壊する」とぶち上げた。「生活第一」というスローガンは、先の農作業中の人たちや70歳の女性などの思いに響いた。

 そうした戦略を自民党県連の古閑三博会長も「代表が農山村部で演説しても、その現地そのものは人口も少なく、票の上積みに大きな影響はない。それよりも、そうした行動によって決意やメッセージは広く伝わる。立派なものだと思う」と、敵ながら率直に評価する。

 松野さんの得票(約44万票)は、選挙前に陣営が立てた目標を数万票も超えた。ただ、三浦さんの陣営も危機感が強まった選挙戦終盤、自民党や系列の地方議員、友好団体、中央で連立を組む公明党が強力な活動を展開して、わずか8000票差まで追い上げた。

 地方議員の数では、依然として民主党は圧倒されている。また選挙活動を主に支える連合熊本も、組合員が十分に動けるのは企業や官庁などの勤務を終えた夕方以降か休日が中心だ。都市部での優位に加えて、地方での支持拡大があったにもかかわらず、結果的には辛勝だった。選挙対策本部長を務めた松野頼久衆院議員は「地方組織、マンパワーの強化が大至急に必要」と話す。

 衆議院解散・総選挙の可能性が取りざたされ、県内では来春、知事選も控えている。鎌田聡県連代表は「今後、有権者の注目はさらに高まっていく。正念場だ」と顔を引き締める。

毎日新聞 2007年8月1日

4236とはずがたり:2007/08/05(日) 17:48:25

>荒木氏の転身で実施される合志市の県議補選は候補一本化がかなわず、複数候補が立候補の意向を示す。坂本、荒木派の対立構図となる懸念が出ている。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6635
今のところ出馬表明している連中の内,高木と辻のどっちかがどっちか系とかあんのかね?

激震:’07ダブル選くまもと/下 衆院3区補選 「分裂」で残る火種 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/archive/news/2007/08/02/20070802ddlk43010487000c.html

 「相手候補の背後には、いろんな思惑で選挙をしている人たちがいる。しかし、利権政治はもう終わりにしなければならない」

 自殺した松岡利勝前農相と2回、衆院熊本3区で激戦を展開した無所属元職の坂本哲志氏(56)は補選投票日間近の7月26日、合志市の決起集会で声を振り絞った。松岡後援会が支援する無所属新人、荒木義行氏(49)の追い上げに危機感を感じ「松岡派との最終決戦」と訴えた。

 参院選への影響を恐れてた自民党が分裂した3区補選。坂本氏は「松岡氏がいない今回は政策を訴えなければならない」と選挙前に話したが、結局は政策より対立型選挙になった。小国町の集会では坂本派県議から「坂本氏支援の県議が増えた。国政に坂本氏を送ってもらえれば阿蘇でできないことはない」と勢力争いを助長するような発言も飛び出していた。

 一方の荒木氏。女性支持者らで作る「新しい風の会」を前面に刷新を訴えた。松岡前農相支持者に配慮してか「政治とカネ」への言及を避けた。荒木氏擁立で活発に動いた松岡後援会は表だった動きを控えた。出陣式や決起集会でも後援会長の今村輝昭・南阿蘇村長がマイクを握ることはなかった。

 だが陣営の本音は「松岡票」頼りだった。それが出遅れもあって浸透できなかった。毎日新聞の出口調査によると、前回松岡前農相に投票した人のうち荒木氏に入れたのは半分に満たない。

 「松岡票」が勝敗を分けた選挙は、自民党に暗い影を落とす。坂本氏は当選後「地域の発展のために3区が一体となる必要がある」と話すが、前途は多難だ。荒木氏の転身で実施される合志市の県議補選は候補一本化がかなわず、複数候補が立候補の意向を示す。坂本、荒木派の対立構図となる懸念が出ている。

 こうした中、参院選の追い風に乗って健闘した民主新人、後藤英友氏(40)は、落選の翌朝から街頭に立ち、衆院選に向けた活動を始めた。後藤氏は「政治とカネの問題も追い風だったが、2人が無所属候補で自民対民主の対立構図を作れず支持につなげられなかった」と悔しさをあらわにした。坂本氏は自民に復党する見通しだ。次は自民との争いが鮮明になると見る後藤氏は「個人後援会を整備し雪辱を期す」と、3区での議席獲得を目指す。(この連載は笠井光俊と山田宏太郎が担当しました)

毎日新聞 2007年8月2日

4237とはずがたり:2007/08/05(日) 17:54:50
熊本と同様なんで勝ったかよく解らない栃木。熊本県が熊本市一極集中であったように栃木も宇都宮一極集中ってのもあり都市化が進んでいたんかね?

07参院選:「追い風」谷氏が再選 「保守王国」に亀裂(その1) /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk09010155000c.html

 ◇1人区、前職対決は民主

 「地滑り的勝利だ」。参院選栃木選挙区は29日投票、即日開票され、民主前職の谷博之氏(64)が、自民前職の国井正幸氏(59)と共産新人の小池一徳氏(46)を破り、再選を果たした。激戦を制した谷氏の選挙事務所は支持者であふれ返り、万歳三唱して喜びを分かち合った。同選挙区は今回から改選数が1減され、前職同士が争う全国唯一の1人区に。安倍政権の帰すうを占う象徴的選挙区として注目を集めたが、最大の争点となった年金記録漏れ問題などの追い風に乗って、「保守王国」の1議席を民主が奪った。【参院選取材班】

 ◇谷氏

 開票開始の午後9時前に、テレビが早々と「当確」と報じると、宇都宮市松原2にある谷氏の選挙事務所は、割れるような大歓声に包まれた。谷氏は拳を握りしめてガッツポーズ。支持者からは握手攻めでもみくちゃにされた。「バンザーイ!」。万歳三唱を終えた谷氏は、集まった支持者に深々と頭を下げた。

 序盤戦は、前回トップ当選した国井氏が、圧倒的優位に立つと見られていた。しかし、年金記録漏れ問題に加え、政治とカネ、閣僚の問題発言など自民の失策を追い風に支持を拡大。最終盤には集会で「私は、何としても勝たなければならないんです」と力を込めると、「タニ! タニ!」と、谷コールが沸き起こるまでになった。

 選対の方針で、1日40回を目標に街頭演説に徹し、顔は日焼けで真っ黒に。谷氏は「すごい勢いの谷風(たにかぜ)が吹いた。この選挙結果は栃木の政治を変える。上から下に押しつける政治ではなく、痛みの分かる政治にしたい」と述べた。

 ◇「年金問題なければ…」 まさかの逆風に恨み節−−国井氏

 宇都宮市一ノ沢町にある国井氏の選挙事務所に「落選」の一報が伝わると、詰め掛けた支持者は言葉を失い、事務所は沈痛な雰囲気に包まれた。選対事務長を務めた森山真弓衆院議員や福田富一知事ら、県選出の自民党国会議員や首長らも一様にうなだれた。

 午後8時50分ごろ、姿を現した国井氏は「応援してくれた方々におわびします」と頭を下げた。さらに、国井氏は副農相の立場から、政府が進める品目横断的経営安定対策を批判。「私が議席を得られなかったことを教訓に自民党農政を根本から見直してほしい」と異例の注文を付けた。

 95年の参院選で民主改革連合(当時)で初当選。自民党にくら替え後の01年には再選し、3選を目指した。福田知事ら圧倒的多数の首長の支持を得て、盤石の体制で臨んだはずの選挙戦だった。

 まさかの逆風に「年金問題がなければ、自身の政策の訴えにもっと時間を割けたはずだった」と、思わず恨み節も出た。

 ◇支援者からはねぎらいの拍手−−小池氏

 宇都宮市東浦町の小池氏の選挙事務所。谷、国井両氏との得票差が開き始めると、集まった支持者は落胆の表情を浮かべた。小池氏は選挙期間中、「自民公明の暴走政治にストップをかける」と訴え、増税反対、格差社会の是正、憲法改正反対などを公約に掲げたが、無党派層の支持が広がりを欠いた。「力不足だったが、これからも暮らしと憲法を守る活動を続けていく」と述べると、支持者からは「よく頑張った」とねぎらいの拍手が送られた。

4238とはずがたり:2007/08/05(日) 17:55:10

 ◇党の威信かけ、応援ラッシュ−−幹部ら入り乱れ来県

 参院選栃木選挙区には、全国唯一の前職対決とあって、各党幹部らが入り乱れて応援に入った。自民は安倍晋三首相が3回来県したほか、小泉純一郎前首相の応援演説も実現し、党の威信をかけた戦いを展開。陣営は動員をかけて迎えた。

 民主も鳩山由紀夫幹事長が3回、菅直人代表代行が2回来県するなど、かつてない「応援ラッシュ」が続いた。小沢一郎代表は選挙事務所激励のために1回来県したが、街頭に立つことはなく、他県のてこ入れを優先させた。
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 ■解説

 ◇年金・農政、攻め続け

 追い風に乗った民主が、初の1人区決戦を制した。衆院選と異なり、選挙区が広い参院選は地域代表としての性格が比較的薄く、風向き次第で結果が大きく左右されることを改めて示した。

 民主にとり、谷博之氏の知名度不足が最大の壁だった。今年4月に行った党独自の世論調査で、谷氏は現職でありながら、半数以上が名前を「知らない」と回答。しかも、国井氏との差は約20ポイントもあった。「負け戦だ」。連合の高木剛会長は選挙期間中、序盤情勢の分析を打ち明けた。

 風向きが変わったのは5月下旬。松岡利勝前農相が自死を遂げた前後だ。このころ、与党は年金問題に本腰を入れ始めたが、民主は逆に、従来の消極的な対応を突き、争点化に成功した。

 本県では、農協出身である国井正幸氏の支持基盤を徹底的に揺さぶった。県内の全農家に3度にわたり、与党の農政批判を展開するビラ計40万枚を配布。品目横断的経営安定対策など、与党は中小・零細農家に厳しい施策を打ち出してきたため、「今度は民主に投票する」と公言する農家もいた。国井氏の地盤は、音を立てて崩れ始めた。

 本県の参院議員は従来4人いたが、定数削減で3年後には2人だけとなる。再選を果たした谷氏の責任は重い。公約実現に向けどう活動するか、有権者は注視していく必要がある。【沢田石洋史】

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 ◆主な自民・民主幹部らの来県状況◆
    政党           遊説先
 6日 民  鳩山由紀夫幹事長  宇都宮
 7日 自 安倍晋三首相    宇都宮、真岡、小山
12日 民  菅直人代表代行   宇都宮、真岡
14日 民  小沢一郎代表    宇都宮
15日 自 安倍晋三首相    鹿沼、日光
    民  鳩山由紀夫幹事長  日光
16日 民  渡部恒三最高顧問  鹿沼、大田原
17日 自 中川昭一政調会長  宇都宮
    自 甘利明経済産業相  小山
    自 佐藤ゆかり衆院議員 小山
18日 民  長妻昭衆院議員   日光、壬生
19日 自 小泉純一郎前首相  宇都宮
22日 自 安倍晋三首相    宇都宮
23日 自 中川秀直幹事長   栃木、宇都宮
24日 自 菅義偉総務相    小山
    民  鳩山由紀夫幹事長  真岡
25日 民  岡田克也副代表   佐野、足利、鹿沼
    自 石原伸晃幹事長代理 宇都宮
26日 民  菅直人代表代行   日光
    民  蓮舫参院議員    日光、高根沢、宇都宮
27日 自 麻生太郎外相    宇都宮

4239とはずがたり:2007/08/05(日) 17:55:40
>>4237-4239
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◇選挙区開票結果=選管最終発表
当  484,900 谷博之   64 民前
▽  372,930 国井正幸  59 自前
    42,335 小池一徳  46 共新

 ◇当選者略歴
谷博之(たに・ひろゆき) 64 民前(2)
 党県代表代行・障害議連会長▽県グラウンド・ゴルフ協会長▽県難病連顧問[歴]会社員▽社会党県専従書記▽衆院議員秘書▽宇都宮市議2期▽県議4期▽党県副幹事長▽宇都宮大=[国]

毎日新聞 2007年7月30日

07参院選:「追い風」谷氏が再選 「保守王国」に亀裂(その2止) /栃木
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tochigi/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk09010152000c.html

 ◇投票率56.66% 前回を5.67ポイント上回る

 参院選栃木選挙区の投票率は56・66%(男57・53%、女55・81%)となり、前回04年の50・99%を5・67ポイント上回った。当日有権者数は162万4325人(男80万2687人、女82万1638人)だった。

 今年は12年に1度、統一地方選と重なる「亥(い)年の選挙」。12年前の投票率は、選挙疲れが響いて35・94%と戦後最低を記録したが、今回は年金記録漏れ問題など、政治に目覚めた有権者が「亥年のジンクス」を破った。

 国会の会期延長で、投開票日が当初予定より1週間遅くなり、子供たちの夏休みに食い込んだ。「選挙よりレジャー」の影響で、投票率低下を懸念する声も上がったが、前回を上回る有権者が1票を投じた。ただし、「刺客」候補が話題をさらった、郵政解散に伴う05年衆院選(65・58%)には、遠く及ばなかった。

 期日前投票者数は15万2794人で、04年参院選の9万555人に比べ、1・69倍に増えた。すべての市町で前回を上回り、最高は那珂川町の2・30倍だった。選挙への関心の高まりに加え、制度導入から3年が経過し、周知が進んだとみられる。

 ◇国道・県道など違法ポスター、1593件を撤去

 参院選栃木選挙区で、県が管理する国道、県道などに設置された違法ポスターの撤去件数が、計1593件(26日現在)に上ったことが、県道路保全課のまとめで分かった。

 公示前の10、11日に735件、公示後は858件を撤去した。県内10の土木事務所別では、真岡479件▽栃木342件▽鹿沼195件▽宇都宮141件▽矢板119件−−となっている。

 同課によると、05年衆院選でポスター類を計7199件撤去。あまりに大量だったため、引き取りに来ない場合は、政党や候補者名を公表する方針を打ち出した。その結果、4月の統一地方選は計144件と激減したが、今回の参院選では再び4けたに達した。前職同士の激戦が影響したとみられる。

 8月2日までに引き取りに来ない場合は、政党名などを公表する。

毎日新聞 2007年7月30日

4240とはずがたり:2007/08/05(日) 18:02:29
結局決め手は綿貫先生という結果になって森田氏も事実上国民新党直系参院議員となった!?

’07参院選:森田さん、笑顔の初当選 保守王国にも変化 /富山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/toyama/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk16010252000c.html

 第21回参院選は29日投開票され、富山選挙区(改選数1)は、非共産の野党統一候補で医療再生などを訴えた無所属新人の医師、森田高さん(40)=民主、社民、国民新党推薦=が、自民前職の元財務政務官、野上浩太郎さん(40)=公明推薦=と、共産新人で党県常任委員の泉野和之さん(50)を破り初当選した。投票率は64・96%で前回(04年)の57・62%を上回った。森田さんは国民新党の綿貫民輔代表の支持者や無党派層の取り込みに成功、全国一の組織率を誇る自民の牙城を崩し、県政界に大きな衝撃を与えた。野上さんは1期の実績を訴えたが及ばず、泉野さんは与党の批判票を十分に取り込めなかった。【参院選取材班】

 富山市四ツ葉町の森田さんの事務所には、午後8時ごろから支持者らが続々と詰め掛け、テレビの開票速報を見守った。

 当選確実が伝えられると「やった」「勝ったぞ」と歓声が飛ぶ中、森田さんが登場。次々に握手を求められ、選対幹部らと笑顔でバンザイを繰り返した。

 森田さんは昨年12月に出馬を表明し、民主、社民が推薦。公示前日に、県西部を地盤とする綿貫民輔代表の国民新党からも推薦を取り付け、「野党統一候補」「三本の矢」を強調してきた。医師としての経験を生かして「医療再生」を掲げ、年金改革や福祉充実を訴えてきた。

 地道に企業訪問や街頭演説を繰り返し、選挙初挑戦ながら幅広い年代に浸透。年金問題など野党への追い風も受けて、無党派層にも支持を拡大し、自民前職の野上さんを振り切った。

 森田さんは「皆様のおかげです」と頭を下げ、「誰もが安心して暮らせる社会を実現する。年金制度や社会保障の改革に取り組み、『命の格差』を解消する」と抱負を語った。

 ◇自民・野上さん“逆風”に泣く

 自民王国に陰りが見え始めた。野上さんの落選が伝えられると、富山市赤田の事務所は重苦しい雰囲気に包まれた。野上さんは「私の不徳のいたすところです。大変申し訳ありません。ご支援、ありがとうございました」と深々と頭を下げた。

 年金不安や相次ぐ閣僚の失言が民主への追い風となり、野上さんにとっては序盤から厳しい選挙戦を強いられた。さらに、05年の郵政解散選挙で自民を離党した国民新党の綿貫代表が、森田さんへの支持を明言したことでいっそう苦しい立場に追い込まれた。

 自民は、安倍晋三首相が現職の首相としては15年ぶりに富山入りするなど、組織の引き締めや無党派層への支持拡大を狙ったほか、野上さんも県議や参院議員の実績をアピールしたが、有権者には今一歩、浸透しなかった。

4241とはずがたり:2007/08/05(日) 18:03:04
>>4240-4241

 ◇泉野さん、与党への批判票取り込めず

 泉野さんは、「自民や公明への1票は増税への1票につながる」などと、一貫して与党批判を展開。「大企業に対する優遇税制の見直し」や、護憲を訴えてきたものの、最後まで劣勢をはね返すことが出来なかった。

 全国的に、自民と民主の対決がクローズアップされる中、富山選挙区でも自民候補と民主の推薦候補が接戦を繰り広げた。泉野さんは年金不安の解消や、9条をはじめとする憲法の改正反対など、主張を明確にして戦ったものの、有権者への浸透は図れなかった。

 ■解説

 ◇潮流変えた綿貫代表

 野党3党の推薦を受けた森田さんが、「自民王国」の厚い壁を崩して初当選した。その3党のうち、選挙戦で影響力を見せつけたのは国民新党、つまり綿貫代表だった。

 森田さんの立候補表明は昨年12月。民主と社民は早々に共闘をアピールしたが、国民新党の推薦決定は公示前日の11日。態度をぎりぎりまで鮮明にせず、結果的にその存在に注目が集まった。

 綿貫代表は、公示後も県内入りを控えた。支持者に自民党員が多く、同党は「野上氏に対する最大限の配慮」と受け止めた。だが終盤に差し掛かろうとした24日、綿貫代表は公示後初めて富山に入り、森田さん支持を明言した。そして27日、街頭演説で2人が並んだ。「野上氏との差を縮め、横並びになった」。森田陣営幹部は、綿貫効果をそう解説する。

 選挙後の政局への影響力を見据えた、少数政党のしたたかな戦術。振り回された自民県連幹部は、「最も極端な行動をとられてしまった」とほぞをかむ。自民が動かしてきた県政界。その潮流を変えたのは、離党した綿貫代表だった。【上野宏人】

 ◇開票結果(改選数1−3)=選管最終発表
当  291,714 森田高   40 無新
▽  265,882 野上浩太郎 40 自前
    24,240 泉野和之  50 共新
 (▽印は法定得票数に達した候補)
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森田高(もりた・たかし) 40 無新(1)
 泌尿器科医▽産業医▽人間ドック認定医▽NPO医療制度研究会会員[歴]東京逓信病院泌尿器科医員▽住友生命保険医務査定室医長・医事研究室医長▽医療法人泌尿器科医長兼健康管理科長▽筑波大=[民][社][国]
毎日新聞 2007年7月30日

4242とはずがたり:2007/08/05(日) 18:08:46
>>4240-4242
>参院選富山選挙区を制した森田さんは、自民前職の野上浩太郎さん(40)=公明推薦=を2万5832票差で上回った。富山、高岡両市でそれぞれ約1万票の差をつけており、大票田での得票が勝敗を分けた。
郡部での票差は6千票程度という事か。県東の新川地区(=合併余り進まず)でのマイナスを県南西の砺波地区(=大いに合併実現)で埋め合わせでしょうな。

>一方で、国民新党は4万3739票で、05年衆議院選の約11万1000票の約4割にとどまり、全市町村で大幅に減らした。
綿貫直系がいなかった為か?飽くまで綿貫党ですな〜。

選挙:参院選・富山選挙区 接戦制した森田高さん、「3党共闘」で政策実現 /富山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/toyama/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk16010007000c.html
 ◇抱負語る

 参院選富山選挙区で自民前職との接戦を制した森田高さん(40)=民主、社民、国民新党推薦=が30日、選対本部長を務めた村井宗明衆院議員らと毎日新聞富山支局を訪れ、「医療現場や患者の声と、国政の懸け橋になるのが自分自身の使命」などと今後の抱負や決意を語った。

 同選挙区で自民が敗れたのは39年ぶり。森田さんは選挙戦を、「最後まで勝ちを意識出来ず無心で走ることを(自分に)言い聞かせた」と振り返った。最終盤の27日、富山駅前で国民新党の綿貫民輔代表と肩を並べた街頭演説で「地鳴りがするような歓声と拍手に、力強い後押しと郷土の政治家の絶大な底力を感じた」という。

 勝因について、推薦を受けた3党の理想的な共闘関係▽医療福祉と年金改革への共感▽年金や「政治とカネ」の問題などによる強い追い風−−を挙げ、「29万票すべてが実力だとは思っていない。6年間でしっかり政策を練り上げ努力したい」と述べた。

 社会保障充実のための予算改革や、不安定な政局が当面予想されるため「政権交代が現実問題として出てくる」とし、今後の国政・地方選挙でも野党共闘の枠組みが重要との認識を示した。

 議員活動は、3党の申し合わせ通り無所属で通す意向。所属会派については「政策実現のため、関係者と十分に協議して円滑に働ける環境を探したい」と述べた。【上野宏人】

 ◇勝敗を分けた大票田の得票

 参院選富山選挙区を制した森田さんは、自民前職の野上浩太郎さん(40)=公明推薦=を2万5832票差で上回った。富山、高岡両市でそれぞれ約1万票の差をつけており、大票田での得票が勝敗を分けた。

 森田さんは綿貫民輔・国民新党代表の地盤である砺波市や南砺市など県西部でも野上さんを上回り、得票率も50・13%と過半数に乗せた。

 野上さんは黒部市や新川地区など県東部と、小矢部市で森田さんをしのいだが、挽回出来なかった。共産新人の泉野和之さん(50)は、前回の同党候補より約2000票減らした。

 比例代表でも、与党への逆風が顕著だった。自民は20万853票を獲得し県内第1党を保ったが、前回より約1万票減らした。公明も4万5876票と約2000票減らした。

 野党では、民主が17万7530票で前回より約2万2000票増やし、自民との差を得票率で4・10ポイントまで縮めた。再選された又市征治幹事長の社民は、約1万8000票増の6万4153票だった。一方で、国民新党は4万3739票で、05年衆議院選の約11万1000票の約4割にとどまり、全市町村で大幅に減らした。共産は前回より約3500票減の1万9760票だった。【上野宏人】

毎日新聞 2007年7月31日

4243とはずがたり:2007/08/05(日) 18:27:42
ほぼ勝利を手中にしていた矢田(その位の印象だった)が落選したのは良い気味であるが,ちょいと可哀想な気も。不運な政治家もいるのである。しかも日本最強の能登地区を地盤にしながら落選してては世話はないわ。

’07参院選:石川選挙区 追い風効果、民主・一川さん 激戦制し初当選 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk17010233000c.html

 ◇組織戦及ばず−−矢田さん

 沓掛哲男前参院議員の出馬模索で県連の結束が弱まり、年金や閣僚による政治資金処理問題、相次ぐ失言などで強い逆風が吹く中、安倍首相の2度にわたる来県など党本部からの「厚い支援」で、本来持つ組織票を固めたが、無党派層を取り込めなかった。【高橋慶浩】

 ◇期日前投票に11万8247人−−前回の1・ 59 倍

 石川選挙区内での期日前投票者数(公示翌日の13日から28日までの16日間)は11万8247人で、前回に比べ約1・59倍と大幅に増えた。

 04年の参院選と比べ、4万4033人増えている。地域別では、野々市町が約1・99倍の3785人(04年1905人)で、最も伸びた。

 今回の参院選は、年金の記録漏れ問題など有権者にとって関心の高い争点があり、投票日が夏休みに入ることなどから、期日前投票が始まった当初から前回に比べ、投票者数の高い状況が続いていた。【高橋慶浩】

 ◇投票率62.90%、前回を6ポイント上回る

 石川選挙区の投票率は62・90%と前回(04年)の56・81%を6・09ポイント上回った。事前の国会で年金の記録漏れ問題が大きく取り上げられ、全国的に期日前投票者数が大幅に増えたため、有権者の選挙への関心が高まったと予想されていたが、石川選挙区でも同様の傾向が出た。

 過去の参院選の投票率をみると、石川選挙区では86年以降下がり続け、橋本首相(当時)の経済政策に有権者が拒否の意思表示をし、後の辞任につながった98年に上昇に転じ、63・19%となった。その後は補選を除いて再び下降を続けたが、今回で反転した。

 市町村別にみると、無党派層の多い金沢市が56・99%で前回より5・68ポイント上回った。最も投票率が伸びたのは、12・45ポイント増の津幡町で68・83%だった。

 ◇開票結果(改選数1−4)=選管最終発表

当  272,366 一川保夫  65 民新
▽  268,185 矢田富郎  57 自新
    28,604 近松美喜子 53 共新
    11,477 浜崎茂   39 無新
(▽印は法定得票数に達した候補)
==============
一川保夫(いちかわ・やすお) 65 民新(1)
 [元]衆院議員▽党県代表▽社会福祉法人かすかみ会理事長[歴]農水省災害対策室長▽県議▽自由党副幹事長▽衆院農水委理事・国土交通委理事・災害対策特別委理事▽国土審議会委員▽党国対副委員長▽三重大=[国]
毎日新聞 2007年7月30日

4244とはずがたり:2007/08/05(日) 18:30:14
投票率や期日前投票票の結果は>>4243
>「投票率を上げれば上げるほど、一川保夫は強くなるんです」民主陣営の選対幹部を務めた県議会会派「新進石川」の宇野邦夫県議は、最後の演説に力を込めた。しかし、言葉の裏を返せば「投票率が上がらなければ弱い」。宇野県議の本音が見え隠れした瞬間だった。
>自民のある県議は「向こうは最初から『風頼み』。でも無党派を取り込む策なんてない。うちは逆風の中であるものを固めるだけ」と冷静に状況分析していた。
>そして開票当日。民主陣営が望んでいた通り、投票率が前回より6・09ポイント上がり、60%を超えるという風は吹いた。しかし、結果はもつれにもつれ、わずか4181票差。浮動票の多い金沢市での得票が有権者全体の28%にとどまった。
>安倍政権に不満を持った無党派層から完全に支持を得たとは言いがたく、逆にここまで投票率が上がらなければ競り勝てなかったのでは、という「地力の違い」を見せられた印象さえあった。
まぁ石川で取れたのが大きい。奥田は対馳で課題を大いに残したと云う事か。自分は会社経営に専念して奥さんに1区は譲ったらどうか?

激戦を終えて:07年参院選/上 「追い風効果」で議席獲得の民主陣営 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk17010035000c.html

 ◇長期的視野で基盤づくり課題

 「投票率を上げれば上げるほど、一川保夫は強くなるんです」
 選挙運動最終日の28日夕方、金沢市香林坊。民主陣営の選対幹部を務めた県議会会派「新進石川」の宇野邦夫県議は、最後の演説に力を込めた。しかし、言葉の裏を返せば「投票率が上がらなければ弱い」。宇野県議の本音が見え隠れした瞬間だった。

 民主県連は候補者選びで迷走し、党本部や新進石川に主導権を握られる形で、公示1カ月前に一川さんを擁立。非自公、非共産勢力を結集したものの、県議会で議席の過半数以上を握る自民とは、何らかのプラスアルファがなければ勝負にならないのは、誰の目から見ても明らかだった。

 選挙戦当初、動きがにぶかった陣営は、年金問題や閣僚の相次ぐ失言、政治とカネを巡る問題で「追い風」が吹いていると見るや勢いづいた。

 しかし、自民のある県議は「向こうは最初から『風頼み』。でも無党派を取り込む策なんてない。うちは逆風の中であるものを固めるだけ」と冷静に状況分析していた。

 そして開票当日。民主陣営が望んでいた通り、投票率が前回より6・09ポイント上がり、60%を超えるという風は吹いた。

 しかし、結果はもつれにもつれ、わずか4181票差。どちらが勝ってもおかしくなく、しかも、浮動票の多い金沢市での得票が有権者全体の28%にとどまった。安倍政権に不満を持った無党派層から完全に支持を得たとは言いがたく、逆にここまで投票率が上がらなければ競り勝てなかったのでは、という「地力の違い」を見せられた印象さえあった。

 05年の郵政選挙以来、自民党以外に国会議員がいなくなった「自民王国」で、民主陣営が風穴を開けたという事実の意義は小さくない。しかし、一川さんが選挙期間中、何度も繰り返した「石川県から自民党以外の国会議員を送り出す」という言葉を今後も実現しようとするなら、場当たり的な対応でなく、長期的な見通しに立った県内での基盤づくりが求められている。【高橋慶浩、八田浩輔】
   ◇  ◇ 
 民主新人の一川保夫さん(65)が、僅差で自民新人の矢田富郎さん(57)に競り勝った第21回参院選。「保守王国」での激戦を通じ、見えた各党の課題をリポートする。

毎日新聞 2007年7月31日

4245とはずがたり:2007/08/05(日) 18:32:32
>結局、出馬は取りやめたが、沓掛擁立に動いた県議らの動きは極端に鈍くなった。沓掛氏自身も「みんなと同じくらいは(矢田さんの支援を)やる」と話したが、選挙期間中、ほとんど姿を見せなかった。
票差を考えると沓掛先生の功績は大だな。次期総選挙石川3区での民主からの出馬を是非w
考えてみると熊本の魚住先生の功績も大だな。魚住jrには次期総選挙熊本3区での民主からの出馬を是非。後藤は熊本2区でオッケーでしょう。

激戦を終えて:07年参院選/下 逆風と結束乱れ、競り負けた自民陣営 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/archive/news/2007/08/01/20070801ddlk17010357000c.html

 ◇「自己都合的」体質の深い影

 「県議の中にも沓掛(哲男)先生に対する愛情はありますから。それと連動させてはならないんですが、多少の温度差はあったんじゃないかな」

 参院選投開票日の翌30日未明、自民新人の矢田富郎さん(57)の落選が決まり、重苦しい空気が漂う中、選対本部長の馳浩衆院議員は、選挙戦を巡る県議の活動ぶりについて語った。

 矢田さんは今年1月に出馬を表明。候補者選びが遅れた民主に比べれば、十分な準備期間があった。だが、矢田さんに党公認を譲ったはずの沓掛哲男前参院議員が無所属での出馬を模索し始めたころから県連組織の結束が揺らぎ始める。

 結局、出馬は取りやめたが、沓掛擁立に動いた県議らの動きは極端に鈍くなった。沓掛氏自身も「みんなと同じくらいは(矢田さんの支援を)やる」と話したが、選挙期間中、ほとんど姿を見せなかった。

 危機感をつのらせた党幹部は組織を引き締めるために県内入りし、森喜朗元首相も「(石川で)もしものことがあって、そのことで過半数を割ることがあればその責任は全部私にある」と地元・小松市の街頭で訴えた。安倍晋三首相の二度にわたる来県などなりふり構わぬ、異例づくめの支援が展開された。

 しかし、結果は4181票差まで迫りながら競り負けた。
 「自民党が『自分党』と呼ばれてるの知ってるけ。みんな自分のことしか考えてないんや」
 矢田さんの陣営関係者が県連の「自己都合的な」体質を揶揄(やゆ)した言葉だ。競り負けた背景には、この体質が深い影を落としている。今後、国会の動き如何では衆院解散が現実味を帯びる中、県連内に今回の敗戦によるしこりが残れば、次の総選挙にも必ず影響が出るはずだ。
   ◇   ◇ 
 投票率が上がったにもかかわらず、選挙区での得票数が前回に比べ約9200票減った共産党も曲がり角に立たされている。

 前金沢市議の新人、近松美喜子さん(53)は4人の候補者のうち、昨年9月と最も早く出馬を表明。暮らしと福祉を守る「たしかな野党」を訴える候補として精力的に活動したが、浸透しなかった。

 党県委員会の幹部は「選挙区で実質勝てる見込みはなく、重点は比例」と話しながらも比例の得票数も横ばい。前回に続いて供託金300万円を没収された。【高橋慶浩、栗原伸夫】

毎日新聞 2007年8月1日

4246とはずがたり:2007/08/05(日) 18:44:44
山形・香川・佐賀の前回惜敗組み3県は勝てると信じてたし,県議転身組の滋賀・長崎もなんとか成るだろうと思っていたが,(優勢が伝えられていた奈良は兎も角)石川・福井・鳥取・熊本の衆院前職転身組は勝つ時は皆勝つし負ける時は皆負けると感じていたが福井だけ惜敗。
鳥取を除いてどう転んでも可笑しくない僅差の勝負であったが何故福井だけ競り負けたのか?検証が必要かも。松宮の加入に糸川氏の存在,県議会自民党の分裂傾向と他所と較べても条件はそんなに悪くなかったのでわ??

’07参院選:福井選挙区 自民・松村さん3選(その1) /福井
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukui/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk18010169000c.html

 ◇逆風のなか激戦制す

 第21回参院選は29日投票され、福井選挙区(改選数1)は即日開票の結果、自民前職で元副国交相の松村龍二さん(69)=公明推薦=が、民主新人で前衆院議員の若泉征三さん(61)=国民新党推薦、共産新人で党県委員の山田和雄さん(40)を破り、3選を果たした。年金問題を主な争点に、政府・与党への逆風の中、若泉さんの激しい追い上げを受けたが、「保守王国」といわれる厚い支持基盤に加え、公明支持層にも支えられ、票を伸ばした。当日有権者数は65万6396人(男31万3666人、女34万2730人)、投票率は63・25%だった。

 松村さん当選確実の速報が伝えられると、福井市開発町の事務所は所狭しと集まった支援者らの拍手と歓声でわいた。年金記録漏れ問題など全国的に自民劣勢の風が吹く中での当選に、支援者らは喜びを爆発させるとともに、一様に安心した表情を浮かべた。

 真っ黒に日焼けした顔の松村さんが事務所に到着すると、ひときわ大きな歓声と拍手が起こり、盛り上がりは最高潮に。万歳の後、支援者から花束を手渡された松村さんは「大変厳しい選挙だったが皆さんのおかげで当選できました」と枯れたのどをふり絞るようにして力強く語った。

 保守王国で3選を目指した道のりはかつてないほど険しいものだった。公示前は「楽観ムード」(陣営幹部)が漂っていた松村陣営。しかし、日に日に勢いを増す自民への逆風は福井選挙区でも例外ではなかった。公示後に毎日新聞社が実施した世論調査でも自民、民主、両候補の支持率は激しく競り合っていた。

 「安全圏」(県連幹部)と見ていた福井選挙区での思わぬ劣勢に、安倍晋三首相の2度の来県をはじめ、麻生太郎外相ら大物弁士を続々と応援に投入。終盤戦で無党派層が多い都市部でテコ入れを図り盛り返した。最終的に支持基盤の建設業界、自民と連立を組む公明支持層からの票を固めると同時に、無党派層の票も取り込み議席を守った。

 ◇民主新人・若泉さん「私の力不足です」

 若泉さんの事務所は、落選が決まると沈痛な雰囲気に。選挙期間中は優勢を伝える情報もあり盛り上がったが、松村さんの厚い壁を打ち破れず、陣営幹部は「手応えを感じていたのに」とうなだれた。

 事務所に姿を見せた若泉さんは「私の力不足。県民の審判なので何の言い訳もありません」と述べ、支持者の前で深々と頭を下げた。

 ◇共産新人・山田さん、支持広がらず

 福井市文京2の山田さんの事務所では、落選が決定的になると集まった支援者が肩を落とした。
 選挙戦では「国の責任で年金を解決する」「憲法9条を堅持する」など党の政策を訴え続け、県内を選挙カーで3巡したが、共産支持層を超える幅広い支持にはつながらなかった。
 事務所に姿を見せた山田さんは、運動を支えてきた支援者らにお礼の言葉を述べた。

4247とはずがたり:2007/08/05(日) 18:45:17
>>4246-4247

 ◇投票率63.25% 前回比2. 23 ポイントアップ

 参院選福井選挙区の投票率は63・25%で、前回選から2・23ポイント増えた。
 毎日新聞が今月19〜21日に実施した世論調査でも、67%の有権者が「必ず行く」と回答し、前回選の調査を2ポイント上回っていた。結果は、年金記録漏れ問題や政治とカネの問題などで、政治への関心が高まったことを反映した。

 また、今年は4年おきの統一地方選と、3年おきの参院選が12年に1度重なる「亥年(いどし)」。核となる地方議員や支援団体が選挙疲れで運動が鈍るとされ、投票率が大きく下がる傾向がある。県内でも12年前の95年は53・02%で過去最低を記録していた。今回はそのジンクスが破られた格好。

 過去5回の参院選でも、98年の63・95%に次ぐ高い投票率となった。

 ◇期日前投票に7万1015人 制度浸透、前回選より3割増

 県選管は29日、参院選福井選挙区の期日前投票の結果をまとめた。今月13〜28日の期間中に、各市役所や町役場などで投票した人は計7万1015人で、前回選(5万5189人)より約3割増加した。全有権者のうち1割強が期日前で投票したことになる。

 期日前投票制度が浸透してきたことや、投票日が夏休みのレジャーシーズンに当たったことなどが増加の要因とみられる。

 ■解説

 ◇保守王国での苦戦を肝に

 3選を果たした松村さんだが、今回はかつてないほどの苦しい選挙戦を強いられた。年金記録漏れ問題を巡る政府・与党の対応への反発が主要因だったことは誰の目にも明らかだろう。“保守王国”と呼ばれる県内でも、逆風が吹いたことを肝に銘じてもらいたい。

 公示直後、松村陣営には楽勝ムードも漂っていた。陣営幹部らの目の色が変わったのは、マスコミの世論調査が報道され始めた選挙中盤あたりから。

 毎日新聞の調査でも、松村さんと若泉さんがほぼ互角の支持を集めているという結果が出た。

 党も強い危機感から、安倍首相をはじめ閣僚級の国会議員が次々と訪れ、松村さんの人柄や実績を持ち上げた。苦戦を招いた背景には、推薦を受けた公明支持層への浸透が遅れたことや、無党派層だけでなく自民支持層の一部にも「今の政治では駄目」という不信感が広がっているのに鈍感だったことだろう。

 年金の記録漏れなど生活に直結した問題に、県民(国民)は敏感だ。

 今回の逆風は松村さん自身が引き起こしたものではないが、公示後に発生した新潟県中越沖地震への反応はどうだったか。県内に原発15基を抱え、県民は過去に大震災、大水害の経験も持つ。「安全、安心の保障策」を公約に追加するなど、機敏な対応をしてこそ、支持を広げられたのではないか。【大久保陽一】

==============
松村龍二(まつむら・りゅうじ) 69 自[町]前(3)
 [元]副国交相[歴]警察大学校教養部長▽岐阜・埼玉県警本部長▽九州管区警察局長▽都市防犯研究センター専務理事▽党国対副委員長▽文部政務次官▽党県会長▽東大=[公]

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参院選の記事は、平野光芳、大久保陽一、松井聡、高橋隆輔、菅沼舞、清水直樹が担当しました。
毎日新聞 2007年7月30日

4248とはずがたり:2007/08/05(日) 19:06:46
新進党から当選した癖に何の恥ずかしげもなく自民に属して恬として恥じずに居た山崎が無様に落選した様は痛快であった。此は栃木の国井にも共通することである。長崎自民の田浦も同様だったが小嶺に譲って引退しやがった。まぁ小嶺も久間の甘言に乗った訳だがなんとか惜敗に抑える事が出来てやれやれであるが。
いずれにせよ社民が擁立した青森ですら勝利できた今回の意義は大きい。

07参院選:民主・平山氏が初当選 自民・山崎氏、及ばず(その1) /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk02010104000c.html

 ◇「年金」追い風に−−渡辺・高柳氏伸びず

 各政党が「選挙イヤーの天王山」と位置づけた第21回参院選は29日に投票があり、即日開票の結果、青森選挙区(改選数1)は民主公認の新人、平山幸司氏(37)=国民新党推薦=が初当選を果たした。平山氏は年金記録漏れ問題による追い風を受けて知名度不足を克服し、無党派層も取り込んだ。3選を目指した自民公認の前職、山崎力氏(60)=公明推薦=は年金問題の逆風の中で組織を引き締めたが、与党への批判は陣営の予想以上に強かった。社民公認の新人、渡辺英彦氏(66)と、共産公認の新人、高柳博明氏(37)は格差是正や憲法改正反対を訴えたが、自民と民主の陰に埋没して支持が広がらなかった。【村松洋】

 今回の参院選では、5000万件に上る年金記録漏れ問題の解決策や、年金制度の将来像に対する各政党の対応が最大の争点になった。また、教育基本法改正や国民投票法の成立などを実施した安倍内閣への評価、中央と地方の地域間格差なども争点に掲げられた。

 「保守王国・青森」と呼ばれる県内では当初、自民が4月の県議選や6月の知事選で圧勝した勢いを維持したまま、参院選に突入すると思われていた。ところが、年金問題が浮上したことで、自民は逆風の中での選挙戦を強いられることになった。

 一方、民主は知事選で独自候補を擁立できず、一時は存在感を失った。しかし、年金問題の追い風を受けて急速に支持を拡大させた。

 12日の公示後は、自民の失速、民主の急伸という構図で選挙戦が展開された。毎日新聞の世論調査(19〜21日)の結果でも、県内有権者の政党支持率は民主33%、自民25%となり、04年の前回参院選(自民32%、民主18%)から逆転。有権者全体の3割近くを占めるとみられる無党派層の取り込みなどをめぐり、与野党は自民と民主を軸に、選挙戦最終日までし烈な戦いを展開した。

 ◇知名度不足を克服−−平山氏

 平山氏の選挙事務所(青森市)には、民主党県連の田名部匡省代表ら国会議員、県議らが集まった。当選が確実になった瞬間、「やった」「勝った」という声が次々に上がり、事務所は歓喜に包まれた。平山氏は満面の笑みを見せ、「皆さんのおかげで当選できた。青森のためにがんばります」とあいさつした。

 平山氏は06年6月、「農業者や生活者の目線に立った政治が必要」と出馬を表明。自転車で津軽一円を回るなど地道な活動を続けてきた。

 初めての選挙で自民前職に挑戦する立場にあり、公示直前まで知名度不足に悩んだ。しかし、年金問題や相次ぐ閣僚の失言などで急激に与党批判が強まった。「将来安心して暮らせる年金制度をともに作ろう」などと訴え、中盤以降に情勢を逆転した。【喜浦遊】

4249とはずがたり:2007/08/05(日) 19:07:32
>>4248-4250

 ◇中盤から失速、涙のむ−−山崎氏

 山崎氏の事務所(青森市)には、自民党県連の大島理森会長や支援者らが多数集まった。テレビで民主の平山氏の当選確実が報じられると、大きなため息が漏れた。

 山崎氏は街頭などで、地方に景気回復を波及させる経済・税制改革などを重点的に訴え、年金問題は与党の対応策を述べるにとどめ、現職として国とのパイプ役を強調。選挙戦に入ると、安倍晋三首相が2度も来県するなど党中央の手厚い支援を受け、党所属の地元国会議員や県議らも組織票固めを徹底した。

 しかし、中盤以降は年金問題で追い風に乗る平山氏に猛追され、最後は逆転された。

 山崎氏は集まった支持者を前に「年金選挙と言われ、厳しい選挙だった。期待に応えられず申し訳ない」と語り、肩を落とした。【村松洋】

 ◇期待に応えられず−−渡辺氏

 青森市青柳にある渡辺氏の事務所には、投票締め切り直後から支持者らが姿を見せ始めた。他候補の当選確実がテレビの開票速報で流れると、支持者らは厳しい表情で画面を見つめた。

 渡辺氏は「戦争ができる国にしない、9条を守るという思いで、憲法改正反対を訴えてきた。年金問題などでも有権者の怒りを感じたが、期待に応えることができなかった」と選挙戦を振り返った。支持者らは選挙戦を戦い抜いた渡辺氏を「よく頑張った」とねぎらった。

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 ◇選挙区開票結果=選管最終発表

当  305,642 平山幸司  37 民新
▽  248,782 山崎力   60 自前
    37,370 渡辺英彦  66 社新
    32,014 高柳博明  37 共新

平山幸司(ひらやま・こうじ) 37 民新(1)
 党県副代表▽旅行会社顧問[歴]関東地方建設局建設技官・企画部職員▽日豪プレス社員▽旅行会社社員▽慶大=[国]

毎日新聞 2007年7月30日

07参院選:民主・平山氏が初当選 自民・山崎氏、及ばず(その2止) /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk02010102000c.html
 ◇投票率、ほぼ横ばい 青森選挙区53.88%−−自・民激戦も諸課題の議論不足

 青森選挙区の投票率は0・03ポイント減の53・88%で、前回参院選(04年)の53・91%から、ほぼ横ばいとなった。有権者の生活にかかわる年金問題が争点となり、高投票率が期待されたが、年金の陰に隠れて景気回復や雇用、医師不足など青森の有権者が日々直面する問題について十分な議論がされず、一部の有権者の関心がそがれたとみられる。

 過去の参院選での県内最低投票率は92年の43・87%。当時は県内保守派が自民前職でまとまり、無風化したことが背景にあった。98年には長引く不況の中で、保守2陣営が「景気対策」を最大の争点に激戦を繰り広げ、投票率は63・07%に急上昇した。最近は50%台前半が続いていた。

 今回は終盤になって自民と民主の候補が横一線の戦いを展開。与野党とも年金問題の責任と対応を巡って舌戦を尽くした。また、自民の安倍晋三首相や民主の小沢一郎代表ら中央の大物政治家が続々と来県し、選挙ムードは高まっていた。

 一方、有権者に身近な争点がおざなりにされた。統一選、知事選で浮き彫りになった県や各市町村の厳しい財政状況、雇用や医師不足など、地元に密着した課題が争点化されず、各候補者は「青森のために何をするのか」という有権者の問いに明確に答えを提示できず、有権者の気持ちは投票所から離れた。【喜浦遊】

4250とはずがたり:2007/08/05(日) 19:07:53
>>4248-4250

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 ★選挙イヤー

 今年は12年に1度の「統一地方選(4年ごと)と参院選(3年ごと)が同時にある年」。青森では知事選が統一地方選とは別に行われるため、三つの大型選挙が連続することになった。各党は存在感を示す絶好の機会ととらえ、総力を挙げて各選挙での勝利を目指した。

 統一選の第1ラウンドとして行われた4月8日の県議選(定数48)には▽自民30▽民主10▽公明2▽共産3▽社民2▽無所属22−−の計69人が立候補した。当選者数は▽自民24▽民主6▽公明2▽共産2▽社民1▽無所属13。自民は推薦を合わせて27人と単独過半数を確保した。また、6月3日の知事選では、自公推薦の三村申吾氏が約8割の得票率で再選。自民は県議選に続いて圧勝した。

 一方、民主は知事選で独自候補の擁立作業に失敗し、野党共闘を目指した社民を道連れに「不戦敗」を喫した。このため、一時は各方面から「野党第1党としての役割を果たさなかった」との声も上がっていた。

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 ■解説
 ◇吹き飛んだ他の課題−−「地域格差」の是正を

 年金問題が巻き起こした風は、県内に山積するその他の課題をも吹き飛ばした。中でも、低迷する県経済、改善しない雇用問題といった「地域格差」の是正は、4月の統一地方選、6月の知事選に続き県内の喫緊の課題だったはずだ。だがこの問題について、各候補者の口から具体的な政策はほとんど聞けなかった。

 平山氏も主張の大半を年金問題での与党批判に費やした。格差問題に関しては「生活者の目線に立った政治」を訴えたが、党本部の主張に沿った発言だけで、県内事情を考慮した具体的な政策はほとんど聞かれなかった。年金問題で急伸した民主への追い風で、自身の知名度不足をカバーするしかなかった平山氏に、政策の独自色を出す余裕はなかったとも言える。

 県内は公共事業に依存し、農林水産業などの第一次産業の比重が高い。国の政策の影響を受けやすい産業構造だ。だが国は財政難で、公共事業への支出が増えることは考えにくい。また、民主は全農家への所得補償制度を掲げたが、日本は世界貿易機関(WTO)の農業交渉で市場開放を求められており、青森の農家も国際化や自由競争の波にさらされる可能性が高い。

 だからこそ各候補は、国の情勢を踏まえたうえで、県の将来を見据えた雇用政策や産業振興策などを県民に示し、格差の解消を訴えなければならなかった。

 選挙初挑戦で国会議員の椅子をつかんだ平山氏だが、政治手腕はまったくの未知数だ。有権者は年金問題で芽生えた政治への関心を維持し、平山氏を青森のために役立つ政治家に育てる役割も担っている。【村松洋】

毎日新聞 2007年7月30日

4251とはずがたり:2007/08/05(日) 20:33:09
もっとも落選して欲しい政治家の一人の一太だったが口惜しいかな微動だにしなかった群馬県。自民が県知事迄取ってしまうおまけ付き。。

選挙:一連の選挙を振り返って ねじれるほどに保守連携強固 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk10010015000c.html

 ◇民主の分裂は一層深刻に

 29日投開票の参院選群馬選挙区は自民前職の山本一太氏の圧勝に終わった。県議、市町村長・議員と続いた4月の統一地方選、さらに今月に入っての知事選、参院選と、12年に1度の「大選挙イヤー」は、これで幕を閉じた。

 3カ月という短期間に集中した多様な選挙を振り返ると、複雑に絡み合った各陣営や支持者の思惑が見て取れる。とりわけ、県政史上に残る一大決戦となった知事選と、その1週間後に実施された参院選との関係には顕著な動きがあった。

 山本陣営は今回「箱モノ(集会)」と呼ばれる県議や国会議員を動員した大集会を極力自粛した。山本氏自身の意向や元来の運動スタイルもあるが、主力部隊の自民党県議団が知事選に出馬した大沢正明氏の応援に注力したことも背景にはある。だが、山本陣営の幹部が「箱モノをやれば不愉快な思いをして帰る人もいる」と選挙期間中、打ち明けたように、山本氏支持者には、知事選で落選した現職の小寺弘之氏や前自民党県議の山本龍氏の支持者も多いという事情もあったようだ。知事選と距離を置いた山本氏だが、仮に集会を開いて話題が知事選に及べば、あえてねじれを露呈する格好になりかねないというわけだ。

 山本氏に惨敗した国民新党新人の福田晃治氏の陣営は、推薦を受けた民主党との調整に頭を痛めた。同党県連が石関貴史衆院議員らの保守系と、角田義一前参院副議長らの労組系の2派に分裂しているためだ。6月下旬の高崎市での事務所開きには、両派の県議や議員秘書が顔をそろえた。だが、選挙戦に入ると、両派が席を同じくすることはなかった。「応援をお願いする際、そうならないように神経を使った」(幹部)と、福田陣営自らが配慮を認めている。

 参院比例と保守分裂の知事選の間でも奇妙なねじれ現象が見られた。現場は高崎市内で開かれた小寺氏のミニ集会だった。配られたマニフェスト(選挙公約)や法定ビラに尾身幸次財務相の長女で自民新人の比例候補、朝子氏のものが交ぜられていたのだ。尾身事務所、小寺陣営とも「承知していない」というが、間違いなく「知事選は小寺、参院比例は朝子」で票を取りまとめようという運動が存在したことを示す証拠と言えそうだ。

 知事選、参院選を通じて見えたのは、保守分裂と言われた情勢が、結果的にはねじれるほどに保守の連携を強固にしたということだ。それが二つの選挙での自民連勝につながったと言える。一方の民主は分裂したまま、二つの選挙を通じて別行動を貫き、分裂状況の一層の深刻化を招いてしまった。【塩崎崇】

毎日新聞 2007年7月31日

07参院選:山本氏、盤石の3選 自民王国に逆風は無縁(その1) /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk10010134000c.html
 ◇福田氏に30万票差

 29日に投開票された参院選群馬選挙区(改選数1)では、自民党の前職、山本一太氏(49)=公明党推薦=が、国民新党の新人、福田晃治氏(42)=民主党推薦、共産党の新人、酒井宏明氏(41)を抑え3選を果たした。山本氏は、前回6年前の自身の得票を約16万7000票上回る53万114票を獲得、2位の福田氏と約30万票差をつけ、全国での自民党への逆風とは無縁だった。福田氏は反自民の受け皿になりきれず、酒井氏は「確かな野党」を掲げたが支持を広げられなかった。投票率は54・60%(前回58・00%)。当日有権者数は162万6716人(男79万6482人、女83万234人)。【塩崎崇、木下訓明、杉山順平、鳥井真平】

 ◇「皆様方の思いを背負って行かねば」−−再起誓う福田氏

 高崎市矢島町の福田氏の選挙事務所には午後7時半ごろから、支援団体の関係者や支持者らが集まり始めた
 同8時ごろ、「山本氏当選」の報が入ると、集まった支持者らは一気に顔を曇らせた。同8時半ごろ、福田氏が姿を現し「無名の私がここまでやってこられたことを心から御礼申し上げる」とあいさつ。「皆様方の思いを背負って行かなければならない。またこれからもまい進しなければいけない」と再起を誓った。(→どう再起?群馬3区か?)

4252とはずがたり:2007/08/05(日) 20:33:40
>>4251-4252
 ◇自・民の比例得票率、3年前と同水準

 全国的には選挙区、比例ともに自民に「逆風」、民主に「追い風」となったが、県内では自民の比例得票率は前回(04年)比0・09ポイント減の39・34%、一方の民主も同0・44ポイント減の33・29%とほぼ横ばいで落ち着いた。選挙区で山本氏が61・97%の驚異的な得票率をたたき出したことが、自民への全国的な逆風を群馬で抑え込んだと言えそうだ。また「山本を自民党候補と知らない人も多い」(山本陣営)とも言われ、県内ではこうした点も逆風を弱める効果を生んだ。

 22日の知事選では、全国で11年ぶりに自民公認候補が現職を破り初当選した。自民王国・群馬は沸き立ち「続く参院選もこのまま勝利する」(県連幹部)と、国政での「逆風」が県内では無風であるかのような盛り上がりを見せた。結果的に参院選は自民の思惑通りの展開となったようだ。

 一方、公明党は前回から微減となったが、民主は共産などの野党を合わせても自公には及ばなかった。「自公敗北」という全国傾向をよそに、県内比例票に大きな変化はなく、ほぼ従来通りに配分された。【木下訓明】

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■解説

 ◇民主県連は一本化、急務

 山本氏が、年金記録漏れ問題などの「逆風」を圧倒的な知名度と存在感ではねのけ、福田、酒井両氏に圧勝した。山本氏は従来型の組織選挙に、無党派層を狙った街頭演説などの都市型選挙を組み合わせ、幅広い支持を獲得した。

 群馬選挙区は当初から山本氏が優勢と見られ、選挙情勢的には「興味薄の選挙区」と言われた。だが、福田氏の出馬が新たな興味を生む。国民新党の公認候補を民主党が推薦するという島根と並ぶ全国で二つの選挙区となったからだ。県連の労組系・保守系対立で民主党が独自候補を擁立できなかったことが背景にはあるが、同党の支援で無名の福田氏の票がどこまで底上げされるかに関心が集まった。

 単純比較はできないが、福田氏の得票は、改選数2で山本氏と民主党の角田義一・前参院副議長が当選した01年の参院選で、角田氏が獲得した25万票にすら及ばなかった。終盤、民主党は運動に力を入れたとされるが「党本部主導の推薦」(県連幹部)という福田氏への冷めた意識が最後まで保守系・労組系双方に残り、追い風を生かせなかった。

 「逆風」は全国で民主党を躍進させた。群馬では先の知事選を含め民主党は脇役に終わった。
 次の国政選挙までに県連を一本化し、県内有権者の選択肢となる体制づくりを急がなければ、群馬の民主党は有名無実化するだろう。【木下訓明】

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 ◇選挙区開票結果
 =選管最終発表
当  530,114 山本一太  49 自前
▽  230,663 福田晃治  42 国新
    94,713 酒井宏明  41 共新
 ◇当選者略歴
山本一太(やまもと・いちた) 49 自[町]前(3)
 党政策審議会副会長▽中大客員教授[歴]国際協力事業団職員▽国連開発計画職員▽党参院副幹事長▽外務政務次官▽党遊説局長・外交部会長▽米ジョージタウン大院=[公]

毎日新聞 2007年7月30日

07参院選:山本氏、盤石の3選 自民王国に逆風は無縁(その2止) /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk10010132000c.html
 ◇投票率は54.60% 前回より3.4ポイント下回る

 投票率は前回(04年)より3・40ポイント低い54・60%で、過去最低だった95年(53・12%)に次ぐ低調な結果に終わった。4月の統一選、1週間前の知事選と続き、“選挙疲れ”が投票率を引き下げたとみられる。
 4年ごとの統一選と3年ごとの参院選が12年に1度重なる「亥年(いどし)」は投票率が低下すると言われている。群馬では知事選も加わり、有権者にまで疲労がたまった側面がある。知事選が前回から16ポイント上昇の53・41%と決して低い数字ではなかったことからも、有権者の政治離れが進んだとは断定できない。
 市町村別にみると、郡部での低下が目立つ。自民王国の土台を支えてきた山間部に変化の兆しが見て取れる。
 20万5809人が期日前投票し、その数は前回のほぼ倍に膨らんだ。制度の定着と、知事選との相乗効果が増加要因と見られる。当日に投票率アップの期待がかかったが、夕方に県内を襲った雷雨が有権者の足を投票所から遠ざけた可能性もある。【伊澤拓也】

毎日新聞 2007年7月30日

4254名無しさん:2007/08/05(日) 23:19:18
>>4231
2度落選している人(民主:佐々木、社民:山本)は難しいですかね。
まさか、味をしめてまた有名アナってことはないですよね。そこまで図々しくないでしょうし。

4255とはずがたり:2007/08/05(日) 23:24:50
>>4254
さすがに3匹も泥鰌はいないでしょうね・・(笑
無所属民主社民推薦という形は比例復活制度のある衆院選では使いにくいでしょうし。。
佐々木氏ももう二度落選してるんですなぁ。社民党は何度落選しても余り関係ないような気もしますが…。

4256とはずがたり:2007/08/06(月) 21:26:29
でらい叩かれてるなぁ。。
まぁあの状況で自分を連合に売り込んで統一候補として立候補出来た所が彼の唯一の功績か?
親が開業医でそのぼんぼんって訳か。ちゃんと小沢にでも入門してたたき直して貰った方が良いかもね。次の審判迄6年有る訳だし。

参院当選 民主 宮崎県 外山 斎 (とやま いつき)
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1185710890/

1 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/07/29(日) 21:08:10 ID:ot+fQ+c9
当選確実となった、民主党 宮崎県 外山 斎 (とやま いつき)の輝かしい学歴をご覧ください
ttp://www5.sdp.or.jp/central/topics/07sanin/kouho/toyama.html

【プロフィール・略歴】
1995年 宮崎県立日南高校卒業
★1997年 パシフィック・カレッジ・オブ・イングリッシュ 入学
1998年 同上 修了
★1999年 クィーンズ大学ベルファスト TEELセンター 入学
2000年 同上 修了
★ キャッスルレイ・カレッジ アクセスコース 入学
★2001年 英国立エセックス大学 ブリッジングコース 入学
医療法人理事 就任
英国立エセックス大学 社会学部 入学
2003年 県知事選挙 広報スタッフ
2004年 参議院選挙 選対スタッフ
2005年 参議院議員秘書
衆議院選挙出馬(宮崎県第3区)
2006年 民主党宮崎県第3区総支部長 就任
民主党宮崎県総支部連合会副代表 就任
★英国立エセックス大学 社会学部 中退
2007年 NGO日本モンゴルスポーツ文化交流会日本協会幹事長  就任

4257とはずがたり:2007/08/06(月) 21:37:38
此処は社民党や国民新党から民主会派入りをしないとの協定は結んでなかったのかね?

外山斎氏、民主党会派入りへ 宮崎選挙区で初当選
http://www.asahi.com/politics/update/0803/SEB200708030001.html
2007年08月03日10時47分

 参院選宮崎選挙区で初当選した無所属の外山斎氏(31)は3日、参院での所属会派について、民主党・新緑風会に入る手続きを進めていることを明らかにした。「会派に入らないと活動は難しく、政策面で最も近い民主を選んだ」と述べた。外山氏は次期衆院選宮崎3区の民主党公認候補に内定していたが、離党して無所属で立候補。民主、社民、国民新の各党の推薦を受けた。

 外山氏によると、当選後、民主党の鉢呂吉雄選対委員長から協力してほしいと打診され、「投票してくれた有権者のためにも復党はできないが、会派入りはしたい」との意向を伝えたという。

4258とはずがたり:2007/08/06(月) 23:07:29

県連が分裂してても各勢力が競り合って票を掘り起こせると違うと思うんですけど,そうでもないんですねぇ。

07参院選山梨:民主・米長氏が初当選 自民議席、初のゼロに(その1) /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk19010246000c.html

 ◇2氏に大差「歴史的勝利」

 第21回参院選は29日投票され、即日開票の結果、山梨選挙区(改選数1)は民主党新人の米長晴信氏(41)=国民新党推薦=が、自民党新人の入倉要氏(42)=公明党推薦=と共産党新人の花田仁氏(46)を大差で破って初当選を果たした。自民党は04年の前回選挙で“不戦敗”を喫しており、県内の同党参院議員は1955年の結党以来、初めてゼロとなった。米長氏は年金記録漏れ問題など自民に吹いた「逆風」が追い風となり、入倉氏は1月の知事選などで起きた自民県連分裂のしこりが影響した。当日有権者数は70万5184人(男34万2587人、女36万2597人)。投票率は63・65%で、前回の61・81%を1・84ポイント上回った。【参院選取材班】

 ◇「山梨の選挙変えた」

 当選確実の報を受け、米長氏が甲府市上阿原町の事務所に姿をみせると、支持者から盛大な拍手と大歓声が起こった。米長氏は「戦いはこれから始まる。(県内の参院で)2議席を独占することができたのは、2大政党制のスタートだと思っている」と述べ、高らかに勝利を宣言した。

 第1回参院選(1947年)以来、県内の参院議員の全議席を自民以外の政党が独占したことはなく、米長氏は「私の主張や考えが受け入れられ、ゾウをアリの力で倒せたことはとてもうれしい」と笑顔。「山梨の選挙を変えることができた。国民のことを考え実践する政治が始まる歴史的な日だと思う」と述べると、支持者は沸き立った。

 フジテレビ記者だった06年夏、民主党国会議員から打診を受け、政治家への転身を決意。年金記録漏れ問題に加え、松岡利勝前農相や赤城徳彦農相の事務所費問題、久間章生前防衛相の原爆は「しようがない」発言など、相次ぐ閣僚の不祥事に対する批判が強まる中、連合山梨など民主支持層を固めるとともに無党派層に広く浸透し、自民支持層にも食い込んだ。

 選対本部長を務めた小沢鋭仁・県連代表は「年金問題や地方格差などの主張が国民に響いたのだろう。解散がない参院議員の2議席独占は大きい。地殻変動の象徴となる1議席だ」と述べ、大勝を喜んだ。

 ◇入倉氏「力足らずだった」−−出遅れ、県連分裂など響き

 入倉氏の落選が決定的になると、甲府市国母5の事務所は重い雰囲気が支配した。集まった支援者を前に、入倉氏は「大切な1議席を死守できなかった。私の力足らずということ。申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 県連初の公募を経て、今年3月に立候補を表明したが、他の2候補に比べて出遅れは否めなかった。頼みの県連も、郵政民営化で揺れた05年の衆院選や知事選での分裂を引きずり、支援活動が停滞。今年4月の県議選後にスタートした中島真人会長を中心とする県連の新体制に対する不満や、郵政選挙のひずみで衆院2区と3区の衆院議員の協力体制が築けず、知名度もなかなか上がらなかった。

 歴史的な敗北に、県連の中島会長は「常に国民の皆さんの目線に立っていかないと、こういう判断を受ける。(04年に続き)参院の議席を失った総括をしっかりとしていかないといけない」と敗戦の弁。自身の進退については「私個人が責任を取って辞めて済む問題ではない」と述べるにとどまった。

 ◇花田氏「政策は伝わった」−−無党派層など支持拡大できず

 05年の衆院選以来、4度目の国政挑戦となった花田氏。安倍政権の支持率が低下する中、「確かな野党」を有権者に訴えたが、無党派層への支持や反自民票を取り込むまでには至らず、伸び悩んだ。

 甲府市相生2の事務所で、花田氏は「地方税の増税などこれ以上負担が増えたら生活できないといった声や、(憲法改正を主張する)安倍さんは怖いと涙で訴える戦争経験者もいた」と述べ、格差是正や憲法改正反対の主張は一定の理解を得たと強調。「自公政権への強い怒りが鮮明になった。訴えへの共感は強かった」とした。

 他の2候補に先駆けて06年2月、立候補を表明。その間、若年層を中心に非正規雇用が増加している労働者の調査や医師不足に関する聞き取りを行い、支持を訴えた。

4259とはずがたり:2007/08/06(月) 23:08:03
>>4258-4259
 ■解説
 ◇“追い風”乗った民主−−「大人」になれなかった自民県連
 ◇公約ばらまきに批判も
 今回吹いた「風」は、自民党県連にとって「逆風」だったが、歴史的な敗北を招いた要因はそれだけではない。県連の分裂が解消されなかった時点で、この結果は目に見えていたといえないか。
 衆院2区に県議すらいない民主に対し、県議38人のうち26人を占め、1万人を超える党員を抱える自民。しかし、04年の参院選は知事選の分裂から公認候補の擁立すらできず大敗した。今回も“一枚岩”にはほど遠く、入倉陣営には「逆風がなくても勝てたかどうか」と見る向きさえある。甲府市内の応援演説で、麻生太郎外相は「総裁選で小泉(純一郎前首相)さん、安倍(晋三首相)さんと戦って負けたけど、仲良くやっている。山梨より私の方が大人だ」と県連の結束を促したが、効果はなかった。支持者が離れていく前に、県連は“成熟”することができるのだろうか。
 一方、民主党は「安定した年金制度」「子育て支援」「農業補償」など、“ばらまき”との批判もあった公約を掲げた。「気をつけよう甘い言葉と民主党」と自民幹部は皮肉ったが、パフォーマンス倒れになれば信頼を失うだけ。国民もしっかりと監視する必要がある。【吉見裕都】

==============
 ◇参院選開票結果=選管最終発表
当  242,586 米長晴信 41 民新
▽  162,746 入倉要  42 自新
    32,994 花田仁  46 共新
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 ◇当選者
米長晴信(よねなが・はるのぶ) 41 民新(1)
 [元]フジテレビ記者▽党県参議院第2総支部長・県顧問[歴]フジテレビ社会部警視庁担当・「ニュースJAPAN」「スーパーニュース」チーフディレクター・ベルリン支局長・政治部野党キャップ▽上智大=[国]
毎日新聞 2007年7月30日

07参院選山梨:民主・米長氏が初当選 自民議席、初のゼロに(その2止) /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/archive/news/2007/07/30/20070730ddlk19010249000c.html

 ◇04年上回る63・65% 選挙疲れ懸念も関心高く−−投票率

 今年は、4月の統一地方選と夏の参院選が重なる12年に一度訪れる「亥(い)年」。県内では年始めに知事選も実施され、選挙疲れによる投票率の低下が懸念されたが、年金記録漏れ問題や相次ぐ閣僚の不祥事が影響し、今回の山梨選挙区の投票率は前回の04年を上回り、63・65%だった。

 同選挙区の過去の投票率をみると、1980年が84・52%、92年が71・18%。これに対し、亥年の83年と95年は68・40%と52・26%といずれも極端に低くなった。一方で、毎日新聞が今月19〜21日に実施した世論調査では、投票に「必ず行く」(71%)、「たぶん行く」(21%)を合わせ92%が投票に行くと回答し、注目されていた。

 各陣営の投票率予想は、民放記者の経歴をアピールして無党派層への浸透を主な戦略にしていた米長陣営はその手応えから65%程度、組織力を中心に活動した入倉陣営は反応の悪さから60%を切るとした。米長陣営は「年金問題への関心が高い」、入倉陣営は「選挙疲れの影響が出ている」などを理由に挙げていた。

 実際にふたを開けてみると、投票日が夏休みシーズン真っ最中でありながら、有権者の関心は高く、亥年の選挙疲れを払拭(ふっしょく)した形となった。【吉見裕都】

 ◇有権者の13%、9万1707人−−期日前投票

 県選管は29日、公示日翌日の13日から投票日前日の28日まで16日間に受け付けた山梨選挙区の期日前投票(在外選挙人含む)は9万1707人に上り、前回の04年参院選に比べ1・6倍(3万5070人増)になったと発表した。全有権者数に対して13%が投票したことになり、国政選挙では県内で初めて1割を超えた。

 期日前投票は03年12月から導入され、国政選挙は05年の衆院選に続き3回目。従来の不在者投票に比べ、有権者の投票手続きが簡素化された。

 市町村別にみると、有権者数に対する割合は村の祭りと重なった丹波山村が最も高く38・80%。小菅村が32・10%、身延町が21・71%で続き、村長選と同日選の忍野村も21・26%だった。甲府市は1万5942人(10・09%)が投票。

 県内の国政選挙では、前回の参院選で5万6637人、05年の衆院選では6万6621人が期日前投票している。【吉見裕都】

毎日新聞 2007年7月30日

4260とはずがたり:2007/08/07(火) 00:26:37
>比例代表で二期目を目指して立候補した自民現職の女性候補。
此れは結局当選した有村の事っすよね。
県連からも山下>>>有村で継子扱い邪魔扱いされたが見事武見を押し退けての大勝利の当選。背後についた組織は何だったの?
軽薄で不見識の丸川と云い女の涙は武器である(つまりずるい)のは真理でありその見解は何人にも否定されるべきではないと思うぞ。

>公明は六年前、県内で六万五千票余を獲得し、三年前は七万票余に。今回は八万票を目標に掲げる。
今回は6万余票。F票取りに苦労したのか自民票が予想以上に有村に流れたのかどっちかね?

【参院選2007 滋賀ニュース】
気になる「風」と選挙協力 比例代表
2007年7月21日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/shiga/CK2007072102034479.html

 激しい逆風が吹いている。「お風呂やトイレで一人になると、自然と涙があふれてきて…」。比例代表で二期目を目指して立候補した自民現職の女性候補。初当選を果たした六年前、小泉旋風が吹いたが、今や風向きは一転した。そして公明との関係。女性候補に重圧と不安がのしかかる。 (参院選取材班、本文敬称略)

 年金記録の不備問題や閣僚の相次ぐ失言などの影響で、自民への風当たりは強い。その上、女性候補には足元からも逆風が吹く。

 大津市内で十七日に開いた公明比例代表候補の個人演説会。自民の衆院議員上野賢一郎が深々と頭を下げた。「比例は精いっぱいの協力をさせていただく。選挙区が苦しい。助けて」

 選挙区の自民候補にとって、公明票は当選に不可欠。だから選挙区で応援してもらう代わりに、比例代表は逆に応援する。

 つまり「選挙区は自民、比例代表は公明」という図式。その結果、自民支持層の比例票が公明に流れれば、女性候補の得票に響く。

 公明は六年前、県内で六万五千票余を獲得し、三年前は七万票余に。今回は八万票を目標に掲げる。

 公明の県本部代表梅村正がけん制する。「選挙区では自民候補を全面支援する。その分、比例では誠意を示して。しっかり見させていただく」

 三年前、比例代表で自民を約五万票上回る二十三万八千票余だった民主。県連幹事長の朝倉克己は「追い風と言われるが、油断は禁物」と気を引き締め、上積みを狙う。

 共産は三年前より約三万票増の九万票を狙う。「『自民か民主か』という横風も吹くが、草の根の力で県政の流れを変えてきた実績がある」。県委員会書記長の川内卓は意気込む。

 社民県連は選挙区では民主候補を支持。比例代表で五万票の獲得を目指すが、民主に対して表向きには支援を求めていない。県連幹事長の鎌田明彦は「護憲の立場に賛同してくれる有権者は多く、追い風だ。目標は現実的な数字」とみる。

 比例代表は、政党か、候補者個人に投票する。県内では、政党名での投票が六年前は72%、三年前は77%に上った。
 女性候補は手応えを「雲をつかむ思い」と表現し、街宣に声を枯らす。
 「比例は政党名でなく、個人名を書いて」

4261とはずがたり:2007/08/07(火) 00:30:30
>>4260-4261

比例代表で再選 有村治子さん歓喜
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/shiga/CK2007073102037464.html
2007年7月31日

 有村治子さんは二十万千票余を獲得し、自民が比例で獲得した十四議席の最後のいすに滑り込んだ。

 東京・虎ノ門の事務所に当確の報が届いたのは三十日午前五時すぎ。支持者約三十人と歓喜の瞬間を迎え、目を潤ませながら「皆さんのお力のおかげ」と感謝の言葉を繰り返したという。

 六年前、小泉旋風を受けて十一万四千票余を獲得、二十議席のうち十九番目で初当選。今回は逆風の中、地元滋賀で重点的に遊説を展開した。

 県内の得票数は前回の九千二百九票から二万二千七百五十五票と二・五倍に増え、再選の原動力となった。 (松瀬晴行)

4262とはずがたり:2007/08/07(火) 00:34:45
自民が第一党だったのは
合併済…高島市・愛荘町
未合併…湖北町・虎姫町・木之本町・余呉町・西浅井町

犬上郡なんかは未合併の郡部だが田島が頑張ったか。

比例代表で民主が第一党堅持 自民は7市町占めたのみ
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/shiga/CK2007073102037461.html
2007年7月31日

 自民が大敗し、民主が躍進した参院選。三十日早朝には、比例代表で、県出身の自民前職有村治子さん(36)が二期目の当選が決まり「皆さんのおかげ」と目を潤ませた。滋賀選挙区(改選数一)で前夜に初当選を果たした民主新人の徳永久志さん(44)は、感謝の気持ちを伝えようと、朝から地元の駅前で頭を下げた。逆風に歯を食い縛って耐えた者、風に乗って勝利をつかんだ者。票の重みを感じながら、選ばれし者たちが動き始めた。(参院選取材班)

 県内の参院選比例代表の開票作業は三十日未明に終了した。第一党は前回に続いて民主が堅持し、選挙区での勢いは比例でも続いた。

 民主は二十五万八千四百二十一票を獲得し、得票率は40・55%。いずれも過去最高だった前回の二十三万八千三百四十八票、同40・10%を上回った。

 自民の獲得票数は二十万四百八十一票で、得票率は31・46%。前回から一万一千七百票余り増えたものの、得票率は0・29ポイント下げ、第二党にとどまった。公明は前回の約七万票から大きく減らし、六万一千三百二十二票(得票率9・62%)。次いで、共産が五万六千九百二十八票(同8・93%)、社民が二万七百九十九票(同3・26%)となった。

 小泉旋風が吹き荒れた六年前の参院選と比べると、大きな違いがみられる。自民は二十四万千百七十一票を得て、得票率は41・36%。それに対し、民主は十一万四千百二票で19・57%。当時の七市四十三町村すべてで自民が民主を抑え、圧倒していた。

 だが、今選挙で自民が民主を上回ったのは、高島市のほかに木之本、余呉、西浅井など湖北、湖西地域を中心とした七市町のみだった。 (本安幸則)

4263とはずがたり:2007/08/07(火) 22:43:28
牧山を凄い勢いで追い越していったぞw
松が繰上げしてしまうのは残念だが。此は自民が公明に議席を譲る為の陰謀か!?
更に牧山も辞めると共産が繰上げ?

公選法違反容疑で小林温氏の秘書ら逮捕 神奈川選挙区
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY200708070408.html
2007年08月07日21時44分

 7月の参院選神奈川選挙区で再選された自民党の小林温(ゆたか)氏(43)の選挙運動に絡み、神奈川県警は7日、自民党神奈川県連職員の山口聡容疑者(34)=横浜市磯子区汐見台3丁目=や、小林氏の公設第2秘書だった鈴木美香容疑者(33)=神奈川県相模原市相模大野4丁目=ら3人を公職選挙法違反(日当買収)の疑いで逮捕した。

 県警によると、鈴木容疑者は小林氏陣営の出納責任者という。買収などで有罪が確定した場合、連座制の適用で小林氏の当選が無効になる可能性がある。

 ほかに逮捕されたのは、同党横浜市連職員の松岡篤宏容疑者(27)=横浜市港北区大豆戸町。

 山口、松岡の両容疑者は容疑を認めているが、鈴木容疑者は「買収はしていない」と否認しているという。

 捜査2課の調べでは、3容疑者は、街頭でビラを配るなどの選挙運動をさせた報酬として、7月下旬から選挙後の8月上旬にかけ大学生ら二十数人に現金計百数十万円を渡した疑い。

 参院神奈川選挙区の改選数は3で、小林氏は2番目に多い89万5752票を得て再選された。

4264とはずがたり:2007/08/07(火) 23:39:13

逆切れシャブ。

惨敗は日銀のせい…自民・中川幹事長が“恨み節”
衝撃 与党惨敗
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070807it15.htm?from=top

 参院選の自民党敗北は日本銀行のせい――。7日に開かれた政府の月例経済報告の関係閣僚会議で、自民党の中川幹事長が、日銀の福井俊彦総裁に詰め寄る一幕があった。

 中川氏は「参院選では、地方で景気回復の実感がないとの声があった」と切り出し、「理由としては、名目成長率がなかなか上昇せず、(政府の成長率)目標が達成できていないことがある」と指摘。その上で、昨年7月のゼロ金利解除など「日本銀行の政策変更に責任があるのではないか」と、福井総裁に矛先を向けた。

 これに対し、福井氏は「物価安定の下で景気回復を持続させるという目標で金融政策を運営しており、それによって経済のパフォーマンスも成果が上がってきている」と、真っ向から反論。さらに、業種や地域によって経済回復に濃淡があるのは<1>国境を超えた競争が激しい<2>原油高などを企業が価格転嫁できない――という「日本だけでなく先進国、新興諸国に共通」した事情によると強調した。

 中川氏は経済成長重視の「上げ潮路線」を掲げ、日銀の金融引き締めには事あるごとに反対し続けてきた。それだけに、参院選の責任を取った辞任を前に、日銀に対し、“恨み節”の一つもぶつけたかった様子だ。
(2007年8月7日23時0分 読売新聞)

4265とはずがたり:2007/08/08(水) 12:44:56
今の所連坐の可能性は小林が90%ぐらいだとして塚田は何%ぐらい?

公選法違反:塚田氏派運動員を容疑で逮捕 参院選、現金で票集め依頼 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000068-mailo-l15
8月3日12時1分配信 毎日新聞

 参院選新潟選挙区で初当選した塚田一郎氏(自民)への投票のとりまとめなどを依頼した見返りに数人に現金を配ったとして、県警捜査2課などは1日夜、小千谷市城内、無職で塚田氏派運動員、丸山文男容疑者(78)を公職選挙法違反(買収・事前運動)の疑いで逮捕し、2日送検した。
 調べなどによると、丸山容疑者は公示前の6月中旬、小千谷市内の県議の後援会支部長ら数人に現金5千円を選挙ビラなどと一緒に配り、塚田さんへの投票と票のとりまとめを依頼した疑い。「最初から票集めを依頼する目的だった」などと容疑を認めている。運動員約50人に配ったとみられ、同課などは関連を追及する一方、金の出所などを慎重に調べている。
 丸山容疑者は小千谷市区選出の木村一男県議(自民)の後援会長で、参院選では塚田氏の選挙対策本部小千谷支部で選対副本部長を務めていたという。後援会関係者らによると、丸山容疑者は82年〜97年の小千谷市農協(現・越後おぢや農協)の組合長、89〜94年には県農協中央会副会長を務めた。木村県議が初当選した97年から後援会長に就任し、参院選では後援会の支部長らに塚田氏のビラやポスターの掲示を指示していたという。
 塚田氏は自民党公認で参院選に出馬し、40万3497票でトップ当選。塚田氏は「寝耳に水。面識はあり、一生懸命応援して頂いたことは有り難いが、一切関係ない」と話している。【岡田英、畠山哲郎】

8月3日朝刊
最終更新:8月3日12時1分

4266やおよろず:2007/08/08(水) 15:57:59
惜敗率

鹿児 99.3☆
石川 98.5★
福井 98.5☆
熊本 98.2★
長崎 93.8★
高知 92.7★
富山 91.1★ 


佐賀 89.9▲
岡山 89.5▲
秋田 86.6▲
島根 85.7▲
大分 85.5△
愛媛 84.0▲
青森 81.4▲
滋賀 80.9▲
鳥取 80.3▲


栃木 79.6●
香川 75.6●
宮崎 74.4●
和歌 73.1○
徳島 72.8●
奈良 70.3●

山梨 67.1■
沖縄 66.2■
山形 64.3■
山口 63.7◎
三重 55.5■
群馬 43.5◎
岩手 40.2■

4267とはずがたり:2007/08/08(水) 16:11:06
結構ぶっちゃけてるなぁw

参院選記者座談会 激しい選挙戦振り返る
http://www.sankei.co.jp/chiho/ibaraki/070731/ibr070731002.htm

 民主新人の藤田幸久氏が自民新人の長谷川大紋氏に約11万3000票の差を付けてトップ当選を果たした参院選茨城選挙区(改選数2)。衆院茨城1区選出の赤城徳彦農水相の事務所費問題が噴出し、暴風が吹き荒れた保守王国で取材に当たった記者たちが、17日間にわたる激しい選挙戦を振り返った。

                  ◇

 記者A 予想はしていたけれど自民の負けっぷりは衝撃的だった。

 記者B そうだね。党県連幹部は「今回は池にはまった犬のようだった」と憔悴(しょうすい)し、「逆風以上の大型台風を食らった」とうなだれていた。赤城農水相の事務所費問題で数万票は逃げたと言っていたよ。

 記者A 特に顔面にばんそうこうを付けて登場したときは「やばいと思った。みんなに棒でたたかれているようだった」と嘆いてた。禁煙していた長谷川氏はいらいらが募って1日数本吸うようになったほど。山口武平会長は終始、機嫌が悪く、選対スタッフが気を使っていた。

 記者C 民主は党県連と連合茨城の間でもめて候補者がなかなか決まらなかった。自民はそのドタバタぶりを横目に、ようやく藤田幸久氏に決まっても『ルックスがいまいちだから女性票は見込めない』などと侮っていたのにね。

 記者D 見た目で投票するわけじゃないし、ルックスのことなら他の陣営もとやかく言えないよ(笑)。でも藤田氏の目の細さには泣かされたなあ。100枚以上写真を撮ったけど黒目が写ってるのは数えるくらいしかなかった。

 記者C 達磨の目入れで支持者から『パッチリと書いて』と声が飛んでみんな大笑いしてた。

 記者B 大勝して最後は丸く収まったけど当初、連合との関係は厳しかった。「自民の候補なら組織のありがたさがもっと分かるはず」と漏らすスタッフもいたほど。

 記者A 無所属で健闘した石津政雄氏だが、実は自民と民主の候補者公募に自薦でエントリーしてたそうだ。「両方から断られて最後は脱政党かよ。無節操過ぎる」とあきれる人もいたよ。

 記者C 石津氏は地元の鉾田市で圧倒的な強さを発揮した。意外と本当の狙いは次の市長選だったりして。今回の結果次第じゃ知事選も考えていたのかな。

 記者E それはどうかな。話は変わるが公示後もベニヤ板のポスター張りが目に付くなど、都市部から郡部まで相変わらず形式的な選挙違反が見受けられた。人海戦術による“確信犯”から人手が足りないことによる外し忘れまで。取り締まりはどうなっているんだ。

 記者B そういえば元警察官のポスターもあったような…。工藤敏隆氏は走り過ぎて、5キロ体重が減った。国民新党は思ったほど票が伸びなかったね。「民主党に全部持っていかれた」と嘆いていたよ。

 記者A そうだね。石津氏も同じことを言っていた。知名度不足が指摘された藤田氏が反自民の受け皿としてトップ当選を果たしたわけだから、二大政党以外は今後ますます苦しくなりそうだね。

(2007/07/31 03:07)

4268とはずがたり:2007/08/08(水) 16:20:39

党本部の責任にして県連には責任無し,どこの県連も責任取ってないとか言いたい放題。
責任取らずに居坐り続けてるのはあんたらが責任あると決めつけた党本部の責任者の安倍総裁だけよ。

参院選敗北「党本部の責任」
自民滋賀県連が総括へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080300007&amp;genre=A2&amp;area=S00

 自民党滋賀県連は2日、先の参院選で党公認候補が落選したことを受けて緊急役員会を
大津市内で開いた。選挙結果について、閣僚の不祥事など党本部の責任を挙げる声が相次ぎ、
県連は敗因や今後の対策を検討する委員会を設けて今月中旬までに総括することを決めた。
ただ、県連としては敗北の責任を負わず、役員も役職の辞任をしないことを確認した。
 役員会は非公開で行われ、国会議員や県議ら約20人が出席した。関係者によると、
敗因について、年金記録不備問題や閣僚の問題発言など、党本部の責任を挙げる声が
多数を占めたという。
 このほか、候補者の後援会がうまく機能しなかったことや、党員や市町議員が減少し、
選挙運動の担い手が少なかったことなどが挙げられた。
 今後の対策については、出席者から「無党派層の取り込みに向けて普段から取り組むべき」
「総括しても選挙運動に生かさないと意味がない」などの意見が出た。また「県連としてけじめを
どうつけるか考えないといけない」と役員の責任を問う声もあったという。
 役員が責任を負わない理由について、岩永峯一県連会長は役員会終了後、「どこの
都道府県もそういうところはない」と説明した。また、安倍晋三首相の続投については「賛成。
これから大きな改革をやってくれると思う」と話した。

4269とはずがたり:2007/08/08(水) 22:23:03
小林議員秘書逮捕に困惑=幹事長「厳粛に受け止める」−自民
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070808-00000005-jij-pol
8月8日1時2分配信 時事通信

 先の参院選で再選された自民党の小林温参院議員の公設秘書が公選法違反容疑で逮捕されたことについて、同党は、今後の展開への懸念を強めている。「政治とカネ」をめぐる問題で、自民党への世論の視線が一段と厳しさを増すのは必至で、小林氏の議員辞職に発展するとの見方も出ている。
 中川秀直幹事長は7日夜、「逮捕者が出たことは極めて遺憾だ。事態を厳粛に受け止めたい」とのコメントを出した。
 逮捕された秘書は、選挙事務所の出納責任者だった。公選法上、出納責任者は連座制の対象で、罰金以上の刑が確定した場合、小林氏の当選が無効になる可能性がある。
 同党の参院幹部は同夜、「(小林氏が当選した)神奈川選挙区は3人区だから、そんなに無理をしなくてもよかっただろうに」と言葉少なに語り、党内からは「参院選敗北の傷が癒えていないのに、まさに弱り目にたたり目だ」との声も漏れた。

4270とりっこ:2007/08/09(木) 02:06:05
確かに当選時などなどいつでも、津村&柚木のもっさりコンビがそばにいたようなww


亀井亜紀子氏&姫井由美子氏、金星コンビ実現
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070808-OHT1T00075.htm
8月8日 スポーツ報知

第167回臨時国会が7日、召集され、先の参院選で当選した議員が初登院した。

 岡山選挙区で自民党の片山虎之助参院幹事長(72)を“退治”した民主党の姫井由美子参院議員(48)は、
島根選挙区で自民党の青木幹雄氏の側近を破った国民新党の亀井亜紀子参院議員(42)と合流。参院選で大金星をあげた姫コンビのツーショットが実現した。
2人はガッチリ握手し、「バッジの重みを感じます」と口をそろえた。

 岡山選出の民主党議員にべったり密着されながら初登院した姫井氏は「緊張しています。責任を感じている」と暑苦しそうにコメント。
亀井氏は「バッジは物理的には軽いですが、大変身が引き締まる思いです」と話した。

4271とりっこ:2007/08/09(木) 02:08:27
小沢の「川上作戦」大当たり…。

鳥取県政界 地殻変動 −参院選・民主勝利− (上)自民党組織の弱体化
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/hendou/070731.html
2007/07/31日本海新聞

 二十九日に投開票が行われた参院選鳥取選挙区で、自民党は民主党候補に三万三千票の大差をつけられて惨敗を喫した。県内十九市町村で三勝十六敗。“勝ち星”を得た県東部の三町もわずかに民主党を上回った程度で、地盤といわれる農村部の自民離れが際立つ。年金、格差問題、閣僚の失言などに対する逆風だけが敗因ではなく、根底には自民党選挙を支える組織の弱体化が透けて見える。

 鳥取選挙区で自民党の敗北が確定した二十九日夜、選挙戦を陣頭指揮した石破茂県連会長は選挙事務所で「東京に行って総理は代わるべきだと言う。そうでなければ落選した人が浮かばれない」とぶちまけ、怒りを隠さなかった。

 県連幹部からも「党本部は人心一新して出直すべき」と首相の退陣も含めて内閣の刷新を求める声が強まっている。しかし、県内で自民党が地盤の地域が軒並み敗れたことを考えると、もはや「自民党型の選挙が通用しない」状況に有権者の意識が変わった、とも受け取れる。


八頭町ショック
 前兆はあった。十二日の公示日。民主党の小沢一郎代表の八頭町入りに、千人以上が沿道に詰め掛けた。自民党は「よその地域からの動員だ」と高をくくっていた。

 同町は石破会長だけでなく、東部選対本部長の山口享県議、県連幹事長の山根英明県議の地盤。「負けるはずがない」といわれた地域だが、選挙結果はわずか「十五票差」ながら、民主党が勝利。「農村の反乱」に県連関係者、県議、市議は大きなショックを受けた。

 自民党型選挙は、市町村に張り巡らされた地域支部と企業、団体で構成する職域支部が縁の下を支えている。しかし、地域支部の会員は二〇〇〇年の九千人を境に昨年は半分近くの約四千八百人に減少。職域支部と合わせると、県内党員数は昨年末で一万人余り。

 過去に自民党が分裂選挙を繰り返したことで、地域支部の組織力の弱体化も顕著だ。〇三年の衆院選鳥取2区で相沢英之氏と川上義博氏の分裂選挙となった当時、西伯郡内のある地域支部では、川上氏支持の党員が集団離党。今回の参院選に向けて赤沢亮正衆院議員のてこ入れで復活したが、地元には「(〇五年衆院選の)赤沢さんのときほどの動きはない」との見方もあった。


三分裂の弊害
 今参院選では、県議の会派の三分裂状態の弊害も出た。前田宏県連副会長は「あちこちに気を使い過ぎた県連人事で、歯車がかみ合っていない」と今の県連執行体制に疑問符を投げ掛ける。

 山根幹事長は「県連も議会も一枚岩」を強調するが、県議間の“しこり”は選挙戦に影響を与えた。小玉正猛総務会長は「民主党に『団結すれば勝てる』と自信をつけさせてしまった。それに対抗するには県議が本当に一本になるしかない。県議が三つに分かれた状態では、今後の選挙も負ける」と県議の会派一本化が、県連立て直しの第一歩と指摘した。

4272とりっこ:2007/08/09(木) 02:12:50
川上は、もともとの保守系有権者には、「民主」を上手に消してアプローチ。
一方で「民主」の看板が、無党派のの受け皿として票を集め…と、うまい戦い方でした。
それにしても、まさか自分が「66分の1」なんて、貴重な存在だったとは…w

鳥取県政界 地殻変動 −参院選・民主勝利− (中)脆弱な民主党基盤
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/hendou/070801.html
2007/08/01日本海新聞

「風頼み」脱却必要
 民主党鳥取県連にとって、参院選鳥取選挙区での川上義博氏当選は、衆参合わせて選挙区での初の勝利となった。同党は「衆院解散に追い込んで政権交代」が最終目標だが、風頼みでない戦いを繰り広げるには「県内党組織の脆弱(ぜいじゃく)さ」の解消が必要だ。同時に県連は、波乱含みの政局を念頭に空席となっている衆院鳥取2区の候補選定を急ぐ。
「選挙は戦いだ」
 川上氏が当選を決めた二十九日夜。選挙事務所に陣取る県連関係者は「これまで有権者が民主党を支援する声を表に出しづらい雰囲気があった。しかし、川上の出現で党が変わる」と単なる批判票の受け皿ではなく、党が政権選択の対象として県内有権者に認知されることを確信した。

 自民党出身で選挙の“つぼ”を知っている川上氏が県連幹部、支援団体の意識も変化させ、福間裕隆県連幹事長は「川上の立ち振る舞いから『選挙は戦いだ』と学んだ」と話す。川上氏が獲得した十六万八千票のうち、三分の一程度が連合票とみられ、連合鳥取の安田邦夫会長は「連合の本気度を組合員が理解してくれた。特に若い世代の組合員は無党派としての対応が奏功した」と振り返った。

 県連の次の狙いは衆院の議席確保。しかし、党基盤の弱さの問題は依然として横たわる。同党の地方議員は県議五人、市議八人、町議三人の計十六人。「民主系」を含めれば数は増えるが、自民党と比較すると圧倒的に少ない。支援者のサポーターは五百六十人いるが、党員に至ってはわずか六十六人(今年五月末時点)しかいない。

 県連が衆院対策で今後進めるのが四市の中学校区と町村ごとの地域支部の新設。福間幹事長は「全県的に政党として認知された。衆院選へ戦う体制をつくる」と参院選勝利で組織づくりへの素地が開けたことを強調する。
2区候補人選へ
 今回の川上氏の得票を衆院の選挙区別に分けてみると、鳥取1区が八万二千票、鳥取2区が八万六千票。一昨年の衆院選では自民党の石破茂氏(1区)が十万六千票、赤沢亮正氏(2区)が六万四千票。2区では川上氏が赤沢氏の得票を上回った。風向きが変わらなければ自民党にとっては脅威となる。

 当選後、「今度は私が先頭に立って戦場(選挙区)を駆け巡る。赤沢氏や石破氏、自民の候補者と戦う。やっつけたい」と早くも次期衆院選へ照準を切り替えた川上氏。三十一日には党本部で休養明けの小沢代表と面談し、今後の国会対策について話し合った。

 県連は衆院鳥取1区に県連副代表の早川周作氏の擁立を決めているが、鳥取2区は空席状態。今参院選の結果を踏まえると、早い段階での候補決定が選挙戦に好影響をもたらす絶対条件となる。川上氏は「勝てる候補を擁立する」と話す。

 鳥取2区の候補者の一人で有力視されているのが、県連代表代行の湯原俊二県議(米子市選出)。福間幹事長は「早ければ秋にも衆院解散があっておかしくない。再び地べたをはう選挙をするためにも早急に候補者を決める」と述べ、人選作業を進めて八月中にも県連で機関決定し、自民党と対決準備を整える考えだ。

4273とりっこ:2007/08/09(木) 02:25:58
>>4263
食堂でメシを食っているときに、TVでこのニュースが流れたら、
隣のテーブルの人が、松あきらの復活に向けた公明のチクリではないかと話してましたw
日本中で、かなりの人が同じ事考えてんだろうなぁ。

巻き添え食って逆風を受け、票は回してもらえず…でも、まだまだ自民に追従するのか公明?
社民は…選挙協力なんてムリだろうなぁ。

鳥取県政界 地殻変動 −参院選・民主勝利− (下)自公協力のあり方
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/hendou/070802.html
2007/08/02日本海新聞

「票バーター」空振り
 参院選鳥取選挙区で自民党候補を推薦する見返りに、比例票の獲得協力に大きな期待を寄せた公明党。得票は前回参院選(二〇〇四年)を八千票余り下回る結果となり、関係者からは「選挙協力のあり方を見直さねば」との声も上がり始めた。一方、「憲法九条を守る」と訴えた共産党候補は憲法問題が大きな争点にならず、自公政権批判票を民主党に奪われる形で埋没。「比例に全力」と同選挙区に候補を擁立できなかった社民党も目標得票を大きく割り込んだ。
すきま風
 公明党の県内基礎票は五万−五万五千票といわれている。前々回の参院選(〇一年)が五万五千票、前回が六万票。党県本部は今参院選で「八万票」の獲得を掲げた。目標達成には自民党との「票のバーター」が前提条件になる。公明側は自民側に約二万票の協力を求めた。

 県本部が自民党の常田享詳氏を推薦する一方で、自民党県連は「協力関係」を目に見える形で示すため、公明党比例候補の山本博司氏を支持。自民党県連が他党の候補を支持するのは初めてで、異例の対応だった。しかし、県内比例票の得票結果は、自民党が前回並みの九万九千票に対し、公明党は前回を大きく下回る五万二千票。

 新日本海新聞社の出口調査によると、公明党支持者の70%が自民党の常田氏に投票。比例区では、自民支持者の62・7%が自民党に投票し、公明党に投票したのは8・5%だった。「支える側と支えられる側」の関係にすきま風が吹く。

 今参院選では自民党批判のあおりを受けて公明党は全国的に苦戦。党県本部の銀杏泰利代表は「あくまでも個人的な見解」とした上で、県内比例票の結果に「自民批判のあおりだけで片付けられない課題がある。選挙協力のあり方が変わる結果だ」と指摘する。党中央に選挙協力の見直しを直ちに提言した。今後、県内選挙区で自公協力がどうなるかは「票の中身を分析した上での検討課題だ」と険しい表情をみせる。

 一方、公明対策の窓口になった自民党県連の山根英明幹事長は「県議に公明票の割り当てをし、地域で公明の人と歩いてもらった。町議に公明党のしおりも初めて持たせた」と最大限の努力をしたことを示し、「今後も協力体制を築いていく」姿勢を強調する。
衆院候補擁立へ
 二大政党が争う構図に埋没した共産党。比例代表も目標の三万二千票に一万二千票届かなかった。しかし、投票日から一夜明けた先月三十日、鳥取市内の党県委員会事務所に幹部ら八人が集まったが、沈んだ空気はなかった。

 自民党が惨敗した選挙結果に小村勝洋委員長は「前向きな変化ととらえよう」とぶち上げ、「民主党の政策が支持されたとは感じない。今後問われるのはどのような政治を行うかだ」と“確かな野党”として存在意義の発揮を確認。衆院の解散総選挙をにらみ、公認候補の擁立に動き始めた。

 鳥取選挙区への対応で自主投票にした社民党県連は、独自候補を擁立できなかったことが大きく響き、県内比例票は目標の半分の一万六千票にとどまった。選挙区候補者を出せないため、党県連の宣伝カーの使用もできず実効性の高い訴えは展開できなかった。

 正木直志幹事長は「歯ぎしりする思い。県連の力不足を痛感した」と振り返り、「候補者の顔が県民に見えてこそ社民党への支持が訴えられる。党内外をひっくるめて次期衆院選への候補擁立を検討する」とした。

4274とはずがたり:2007/08/09(木) 08:34:59

運動員を「事務員」で届け 小林議員陣営の公選法違反
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007080801000555.html
2007年8月8日 18時28分

 参院神奈川選挙区で当選した自民党の小林温議員陣営の公選法違反(買収)事件で、現金を受け取った大学生ら運動員の大半が、公選法で報酬を受け取ることができる「事務員」として選挙管理委員会に届けられていたことが8日、神奈川県警捜査2課の調べで分かった。

 前公設秘書で出納責任者の鈴木美香容疑者(33)は県警の調べに「正当な報酬で、選挙運動への対価ではない」と容疑を否認しているが、選挙運動を取り仕切った自民党県連職員、山口聡容疑者(34)らは「運動員が足りなくてやった」と認めているという。

 県警は大学生らに事務員としての勤務実態がないことから、鈴木容疑者らが公選法の規定を“隠れみの”にした疑いもあるとみて追及する。

 調べでは、鈴木容疑者らは、大学生ら20数人に、街頭で投票を呼び掛けたり、ビラを配ったりした選挙運動の報酬として1日約1万円を支払った疑いが持たれているが、そのうち大半を事務員として県選管に届けていた。
(共同)

4275とはずがたり:2007/08/09(木) 09:09:21
>>4271
>今参院選では、県議の会派の三分裂状態の弊害も出た。前田宏県連副会長は「あちこちに気を使い過ぎた県連人事で、歯車がかみ合っていない」と今の県連執行体制に疑問符を投げ掛ける。
>県議間の“しこり”は選挙戦に影響を与えた。小玉正猛総務会長は「民主党に『団結すれば勝てる』と自信をつけさせてしまった。それに対抗するには県議が本当に一本になるしかない。
>県議が三つに分かれた状態では、今後の選挙も負ける」と県議の会派一本化が、県連立て直しの第一歩と指摘した。
県議会会派の分裂→選挙態勢の弱体化は脊髄反射的にはそうだと思うんだけど,論理的な説明を探索中。
各派閥均衡の人事により県連が機動的に動けず,組織力が一体化しないってのはあるのかねぇ。

>>4272
おお,党員でいらっしゃったんですねぇ〜。しかも鳥取に66人しかいないとは!
こちらは民主の代表選のサポーターに成ったことはありましたが党員はなったことないっすね・・。

>>4273
自公連立で自民党からの公明比例得票は微かで多くはF票が取りやすくなったぐらいなんじゃないですかねぇ。
こういう政権批判の選挙の時は来なくなる類の。

社民が不満を抱えると次期参院選に候補者出したりしかねないのでここは慎重に対処して行きたいですな。。

4276とりっこ:2007/08/10(金) 01:41:20
>>4275
いやいや…党費払ってるだけ、機関紙読むだけで、全くのユーレイですよ…。
代表選に投票したいのが大きな理由だったのに、全然機会が巡ってきませんね。

4277名無しさん:2007/08/11(土) 17:31:30
参院選本県選挙区で初当選した無所属の松浦大悟参院議員(37)を推薦した民主、社民両党、連合秋田と、鈴木陽悦参院議員による四者の初協議が10日、秋田市の秋田キャッスルホテルで行われた。

 松浦氏の院内会派「民主党・新緑風会」入りの希望について、民主が賛成、社民が反対、連合と鈴木氏は「十分な説明が必要」と慎重姿勢を示すなど四者の主張は平行線をたどり、今後も協議を重ねることにした。

 松浦氏は民主入党を視野に9月までの会派入りを望んでいるが、社民、連合、鈴木氏は期限を設定せずに話し合うべきだとした。協議には、民主党県連の寺田学代表、社民党県連の山本喜代宏代表、連合秋田の工藤雅志会長、鈴木氏、松浦氏が出席した。

4278とはずがたり:2007/08/14(火) 13:50:49
当選したら愛の季節のつもりだったとは不見識も甚だしいのでは!?まぁこんなコメントは揚げ足取りだけど。

尾辻氏「愛の季節はやってこず」今後も政治へチャレンジ
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200708/sha2007081301.html

 「6月に挙式した彼女は私よりも落ち込んでいる。選挙が終わっても愛の季節はやってこず。敗戦後という感じです」。レズビアンを公表して民主党比例代表で落選した尾辻かな子氏(32)は、後片付け最中の新宿2丁目の事務所で選挙戦を振り返った。

 敗因については、支持の輪を広げることができなかったと分析。「普通、友達や家族に『この人を応援している』と言うのは難しくはない。しかし私たち(同性愛者)の場合、自身の問題もはらんでくる。チラシをまくこと自体、カミングアウトになりかねなかった」と語った。

 「選挙中は、軽蔑した目で見たり、ボソッと『気持ち悪い』と言って通り過ぎる人もいました」。それでも獲得した3万8229票に「勇気を出してくれた人がこんなにいたということ。多くの人も時代が変わり始めていると受け止めてくれたと思う」と期待を込める。

 日本で初めて同性愛者を公表した国会議員誕生への夢は散った。「日本は米国に比べ30年遅れている。でも自分の生き方に誇りを持って生きる人は確実に増えている。この流れは絶対止まらない。私の役目はその流れのスピードを速めること」。疲れた表情だったが、未来を語るときはしっかり前を見据えた。

 今後は「全くの白紙。もうすぐニートですし」と笑いながらも、米国の大都市で初めて同性愛者を公表しサンフランシスコ市政執行委員(市議に相当)に当選したハーベイ・ミルク氏の名を挙げ、「彼が当選したのが1977年、3回目の選挙。やはりスタートなんだろうな、私にとっても日本にとっても。政治へのチャンレンジは始まったばかり」。77年から30年を経て踏み出した第一歩をムダにはさせない。

★同性愛者らの祭典に登場

 尾辻氏は12日夜、ゲイタウンといわれる新宿2丁目で行われた同性愛者らの祭典「第8回東京レインボー祭り」に登場し、敗戦を報告した=写真。特設ステージ上から「2丁目にはお世話になりました。今回いただいた票はタネですから、これから皆で咲かせていきたい」とあいさつ。「ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダーの皆さん、最高! 本当にありがとう」と絶叫すると、会場には口笛と歓声が渦巻いた。

 祭りには約6000人の同性愛者らが参加し、歌やダンスでフィーバー。フンドシをはいたマッチョなゲイらが和気あいあいと楽しんでいた。

★長崎慶一氏「ルールに泣く」

 民主党比例代表で出馬し、同党の圧勝とは対称的に大敗を喫した元プロ野球選手、長崎慶一氏(57)。都内で取材に応じ、得票数が伸びなかった原因について、思わぬ“誤算”があったことを明かした。

 在籍した阪神のファン約1200万人のうち1%から得票できると想定。甲子園など各球場前でビラを配り、民主党比例候補の当選ラインとみられた6万票台は「クリアしたと思った」と手応えを感じていた。しかしふたを開ければ2万6403票で同党比例候補35人中33番目。「党名か個人名のどちらでも投票できる非拘束名簿式の制度がまだ浸透していない」とルールを嘆いた。

 「選挙後、知人らから『オレも入れたのに何であんなに少ないんだ』といった電話が多かった。聞けばそのうちの8割が『民主党』って書いたみたい」と苦笑い。

 荒川区議時代の平成16に教職員免許を取得し高校の教壇に立ったことも。昨年は日本学生野球協会のアマチュア資格を取得し、高校野球指導者となることもできる。今後は党本部と話し合って決めるが、「仮に『おつかれさん』といわれれば高校野球の監督になる。でもチャンスを頂ければもう一度!」とリベンジを熱望した。

4279とはずがたり:2007/08/15(水) 00:20:52
中松の言動は見聞するだに腹立たしいので割愛。

9度目落選も“勝利宣言”!?ドクター・中松氏「実験成功」
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200708/sha2007081303.html

(略)

★自民・片山氏“虎退治”されおわび行脚

 岡山選挙区で民主党の姫井由美子氏(48)に“退治”された自民党前参院幹事長の片山虎之助氏(72)はおわび行脚を続けている。

 今月10日には自民党岡山県議団が地元で開いた総会に出席し「私の不明不徳でこういう結果になった」と謝罪。しかし、岡山と東京の事務所は残す考えを示し「今後も政治にかかわりたい」と意欲を示したという。

★新党日本・有田氏は政治活動を中心に

 新党日本比例代表で落選した有田芳生氏(55)はサンケイスポーツの取材に、「新しい政治スタイルを作っていきたい」と、今後はテレビコメンテーターなどの仕事を控えめにし、政治活動を中心に据える覚悟を示した。

 約16万票を獲得した有田氏は「われわれに期待して投票してくれた方々に対し、これで『ハイ、さよなら』というわけにはいかない」と説明。また「テレビなどメディアが注目候補だけを取り上げた。これは公平性の名のもとの不公平」と敗因を分析した。現在の肩書きは「執筆業・新党日本副代表」ときっぱり。党のナンバーツーとして突き進むつもりだ。

4280とはずがたり:2007/08/15(水) 00:41:38
関口房朗氏は1億2000万円赤フェラーリを“再利用”
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200708/sha2007081302.html

 国民新党から出馬、落選した競走馬オーナー、関口房朗氏(71)は、遊説中、有権者らがメッセージを書いた関口氏所有の約1億2000万円の真っ赤なフェラーリを塗装し直し、“再利用”するという。

 選対関係者によると、フェラーリは現在、関口氏宅のある六本木ヒルズのガレージにあり、メッセージはデジカメで撮影済み。当初は「自力でメッセージをふき取る」予定だったが「重労働だし、これから使う車なので、車体にキズがついたらもったいない」とし「専門業者に赤の塗装をしてもらう」という。

★中村慶一郎氏「現在静養中」

 国民新党から東京選挙区に出馬した政治評論家、中村慶一郎氏(73)は選挙後、関係者へのあいさつ回りなどで多忙だったといい、「現在は疲れを癒すために静養中」(同氏事務所)。

 今後について事務所は「本人といろいろ話をしなくてはならないが、まだコンタクトはとっていない」としている。

★ペマ・ギャルポ氏は大学教壇に復帰

 国民新党の比例代表で落選した元チベット難民の政治学者、ペマ・ギャルポ氏(54)は出馬前に教壇に立っていた桐蔭横浜大学(横浜市)に復帰した。

 関係者は「地盤作りをする時間が足りなかった」と敗因を分析。選挙再出馬もまったく白紙の状態だが、ペマ氏は自身のホームページで、「国会議員半減」などの公約に関して今後も「いち国民として精一杯求めてゆく」と記している。

4281とはずがたり:2007/08/15(水) 18:43:49
神奈川スレより

468 名前:無党派さん[] 投稿日:2007/08/15(水) 10:36:59 ID:tU6jdmjE

民主党の県連関係者の話では、補選になった場合の民主候補は
ほぼ間違いなく斎藤つよしだろうとのこと。

補選で民主が当選すると民主が3議席独占となるが、
50代以下の人を出すと、6年後に再選を目指す可能性があり、
比例に回さない限り、牧山+水戸と合わせて3議席独占を目指さないといけなくなる。
さすがに3議席独占は無理だし、3人も出すと2人が落ちる可能性もある。

一方、70代の人を出すと、仮に与党側が若い候補をぶつけてくると、
自民の不祥事による補選だとしても、厳しい戦いになる。
(その部分で70才の大石尚子はひっかかる)

その点、斎藤なら60才そこそこで、年齢的にもまだまだ戦えるし、
もし当選しても、6年後は引退が濃厚で、再出馬する可能性も少ない。
今期限りで使い捨てるにはちょうどいい。(←これは笑えたww)

しかも斎藤は、神奈川で2回の当選経験があり、全県で知名度がある。
公明党が松、共産党が畑野という、ともに元議員で
神奈川全域で知名度のある候補を出してきても斎藤なら対抗可能。
(大石は鎌倉でしか知名度がないので不可)

そういうことから、斎藤以外には考えづらいというのが、その県連関係者の見方だった。

4282とはずがたり:2007/08/17(金) 03:25:21

自民党:参院選敗因…改造控え踏み込めず
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070817k0000m010119000c.html

 自民党が参院選惨敗を受けて設置した総括委員会(委員長・谷津義男選対総局長)は、国会議員や県連幹部ら約150人から聞き取りを済ませ、内閣改造・党役員人事が予定される27日までに最終報告をまとめる予定だ。ただ、安倍晋三首相が「基本政策は否定されていない」と主張していることもあり、人事結果を見るまで、踏み込んだ総括は事実上、棚上げになりそうだ。

 同党が参院選で総括委を置いたのは、橋本政権下で大敗した98年以来。2日から連日、研究者や政治評論家からも意見聴取を行った。

 7、8両日の国会議員ヒアリングでは「最高責任者が代わらなければ人心一新にならない」(村上誠一郎・元内閣府特命相)「今の首相のままでは再出発にならない」(中谷元・元防衛庁長官)などと退陣論が噴出。

 敗因分析では「年金問題やばんそうこうで負けたわけではない」と、県連幹部から地方の疲弊や格差拡大などを指摘する声が上がった。現職候補が落選した青森県連の冨田重次郎幹事長は「県内の市町村は瀕死(ひんし)の状態。公共事業が激減し、農家の収入も減少している」と窮状を訴えた。

 谷津委員長は10日、意見を列記した中間報告を首相に提出。お盆明けからは落選議員や有権者からヒアリングを行うが、党内には「辞めていく執行部では本当の総括にならない」(中堅議員)と皮肉る声が出ている。

 ある党幹部は「結局、小泉改革の影の部分に光をあてないと駄目。安倍首相も分かっていると思うが、小泉改革の否定になるからうなずけないのだろう」と肩をすくめる。【渡辺創】

毎日新聞 2007年8月16日 23時32分

4283MJ:2007/08/18(土) 19:59:43
ついに水戸まで…呪われた神奈川選挙区?

参院選中の事故で水戸議員書類送検 神奈川県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070817-00000107-san-soci

7月の参院神奈川選挙区で初当選した民主党の水戸将史参院議員(45)が、選挙カーから降りようとしてドアをミニバイクに接触させ、運転していた女性(37)にけがをさせる事故を起こしていたことが17日、分かった。神奈川県警保土ケ谷署は同日、水戸議員を重過失傷害の疑いで書類送検した。

調べでは、水戸議員は選挙期間中の7月18日午後0時50分ごろ、横浜市保土ケ谷区岩間町の市道交差点で、赤信号で停車した選挙カーの助手席から降りようとして、後方から来たミニバイクにドアを接触させ、バイクの女性に軽傷を負わせた疑い。

水戸議員は支援者を見つけてあいさつしようとしたといい、「私の不注意であることは間違いなく、深く反省しています」と話している。

8月17日16時35分 産経新聞

4284とはずがたり:2007/08/18(土) 20:05:15
なんか凄いことになってきましたな〜。
これって裁判とかになるんですかねぇ?

4285MJ:2007/08/19(日) 19:27:07
たぶん略式起訴とか示談とかですむと思いますけどね。軽症ですし。

4286とはずがたり:2007/08/20(月) 00:26:34
>>4285
なるほど。それにしても当選者全員にケチがつくってのも物凄い選挙だったのでしょうな。

そしてこちら宮崎はどうなるか。流石に長峯氏本人は引退であろうかが・・。

参院選で供応疑い 長峯氏の支援者逮捕 公選法違反
08:10
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=1155&amp;catid=74&amp;blogid=13

 県警捜査二課と小林、都城署は16日、7月29日投開票の参院選宮崎選挙区に立候補、落選した長峯基氏(66)の支援者でスナック経営松山絹子容疑者(59)=小林市堤=を公選法違反(供応接待、事前運動)の疑いで逮捕した。

 調べでは、松山容疑者は昨年12月初め、長峯氏を当選させようと小林市内の焼き肉店で約80人を集めて会合を開催。投票や票の取りまとめなど選挙運動の報酬として、数十人に1人当たり数千円相当の食事や酒を提供し接待した疑い。会合の中で長峯氏を応援するよう呼び掛けがあったという。松山容疑者は会合を開いたことは認めているが、容疑は否認。県警は、会合にかかわった支援者数人についても任意で事情を聴いている。

 長峯氏は取材に対し「忘年会をするから出てくれと言われ、行ったときのことではないか。(松山容疑者が)自分で呼んだ人におごったのだろうが、全く知らない」と関与を否定している。

4287とはずがたり:2007/08/21(火) 21:33:19

すげぇなぁ。。自民の組織の崩壊をこれでもかと抉った記事である。

自民転落:島根から見えたもの/1(その1) 「虚像の神話崩れた」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070814ddm001010006000c.html

 ◇地元市長、決別宣言

 「島根はおとなしい人が多く、面従腹背だったんですよ。虚像の神話はもはや崩れた」。参院選の約1週間後の今月7日夕、島根県出雲市の西尾理弘(まさひろ)市長(65)が市役所応接室で淡々と語った。竹下登元首相、青木幹雄自民党参院議員会長が築いた保守地盤の中、自身も「竹下・青木王国」のメンバーだった。だが今、はっきりとその凋落(ちょうらく)ぶりを口にする。「決別宣言」と受け取れた。

 参院選投票日の7月29日午後10時50分、松江市にあった国民新党の亀井亜紀子氏(42)の選挙事務所は初当選の万歳に沸いた。西尾市長は30分後に姿を見せ、亀井氏とがっちりと握手した。公示日の12日には、午後5時から出雲市で行われた自民党の景山俊太郎氏(63)の街頭演説で、マイクを握って「島根を良くするために共同で歩んできた同志です」と訴えたのもまた西尾市長だった。

 面従腹背は「王国」の集票マシンを担った建設業界にも見受けられた。

 「おやじのスタンスを聞きたい」
 7月中旬の午後、従業員120人を抱える島根県西部・益田市の建設会社の社長室で、60歳代の社長にソファで向き合う長男(35)が詰め寄った。長男は景山氏の支援を行うよう指示され、市内の中島謙二県議(自民)の事務所に通っていた。

 長男は社長が05年の衆院選で国民新党に投票したことを知っている。今回も市内の国民新党事務所に次男(31)と女性従業員(50)を派遣。一方で県議に頼まれるまま、自社道路わきの広告看板に安倍晋三首相が大写しのポスターを張り、自分を景山陣営に投入する。

 そんな社長がカジを切ったのは、投票日まで6日に迫った7月23日の同社朝礼だ。
 「建設業界の競争は厳しい。競争に打ち勝つ努力をすると同時に、政治を根底から考え直すことも必要だ」
 会議室に集まった70人に仕事の安全を説きながら突然話題を変えた。

 県議への陳情も必要な仕事柄、両天秤(てんびん)はかけざるを得ない。しかし、社長は地殻変動を感じ取り、景山氏支持の「仮面」をはぎとった−−。みな、そう思った。4日後の27日夕、同社を訪れた亀井氏の父、亀井久興国民新党幹事長(67)は従業員総出で迎えられ、20分間の演説には大きな拍手が起こった。

   ◆   ◆

 参院選で自民党は惨敗を喫した。なぜここまで敗れたのか。景山氏が亀井氏に3万票差で敗れた自民党の牙城「竹下・青木王国」を通し、民意のうねりを探る。<2面につづく>=次回から2面に掲載

毎日新聞 2007年8月14日 東京朝刊

4288とはずがたり:2007/08/21(火) 21:34:05
>>4287-4288

自民転落:島根から見えたもの/1(その2止) 投票せんでもいいけんね
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070814ddm002010009000c.html
 <1面から続く>

 ◇建設業界、まさかの離反−−公共事業減り、見切り

 参院選の「ラストサンデー」の7月22日の昼下がり。島根県東部・出雲市塩冶町のJAいずも塩冶支店前で、自民党の景山俊太郎氏(63)が街頭演説を行った。

 ところが、地元の珍部(ちんべ)全吾市議(57)は集まった100人を見回して驚く。建設業者で見知った顔はたった一人。陣営の市議が近くの老人ホームからバスで連れてきた人が大半を占める聴衆には、国民新党の亀井亜紀子氏(42)の明らかな支持者も含まれていた。

 台風4号が接近していた1週間前には、同じ町内で風雨の中にもかかわらず、150人が熱心に亀井氏の演説に聴き入っていたのに……。勢いの差は歴然としていた。
 「こんな選挙やっとるようでは、どうしようもないな」
 直感は、青木幹雄参院議員会長のおひざ元の出雲市でさえ、景山氏は3万8599票で、4万107票の亀井氏に負ける波乱となって表れた。

 島根県の県内総生産は全国で3番目に低い約2・5兆円(04年度、名目ベース)。建設業が2519億円で全体の10・1%を占め、全国平均6・4%と比べると依存度の高さが分かる。

 ただ、それも小泉改革のあおりで01年度から約2割減。安倍政権も公共事業関係費の前年度当初比3%削減を継続する方針で、しかも、財政再建団体への転落を危ぶむ県は、財務省出身の溝口善兵衛知事の下、公共事業のいっそうの圧縮も目指している。

 99年には1人当たり約1万7000円だった県の事業の日当が今では約1万2000円−−。そんなデータが業界内には定着している。

 青木、景山両氏、竹下登元首相を生んだ県東部は「ガソリンスタンドまで『竹下系列』が決まっていて、支持者はそこしか使わない」と言われてきた地域を多く抱える。その足元でさえ建設業の「自民離れ」は確実に進む。

 6月下旬、ある建設会社に景山氏の後援会加入カードが届く。60歳代の女性専務は、知り合い5人の名前、住所、電話番号を記入した。夫が社長だ。ともに古くからの自民党員で、国政選挙のたびに当たり前のように協力してきた。
 陣営は集めたカードを手がかりに支持者を開拓し、票を読んでいく。カードは党派を問わず全国どこでも選挙戦の重要なツールだ。だが、カードを出し終えた専務はすぐに5人全員に電話した。
 「名前を借りたけど、景山さんには投票せんでもいいけんね」
 面倒を避けるため、あらかじめ話の分かる人を選んでいた。数日後、「本物はこっち」と差し出したのは、亀井氏のカードだった。経営は苦しくなるばかり。これ以上、自民党には任せられないという判断があった。

 同じころ、近所で景山氏の支持者集会が開かれる。夫は律義に顔を出したのだが、妻は欠席し、告知のビラもわざと配らなかった。200人と見込まれた出席者は60人足らずにとどまった。

 7月に入ると、同社の月1回の定例会合で、年配の男性従業員が亀井氏のビラを配り始めた。

 「本当に亀井さん?」「景山さんでなくていいんですか」。30人の従業員からは驚きの声が次々に上がったが、ビラ配りを黙認した専務は落ち着き払って発言した。
 「皆さん、よく考えて投票するように」=つづく

毎日新聞 2007年8月14日 東京朝刊

4289とはずがたり:2007/08/21(火) 21:34:42

>自民党の青木幹雄参院議員会長のおひざ元の旧湖陵町。05年3月に出雲市と合併し、町議14人中12人を占めた自民党系は全員引退した。しかも、元議長(75)を含む9人は05年の「郵政民営化騒動」をきっかけに自民党を離党しており、元町議で党員は3人になってしまった。
なんと。。地味にこれが効いてきたか?

自民転落:島根から見えたもの/2 大合併、そがれた集票力
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070815ddm002010060000c.html
 ◇市町村議激減、「王国」直撃

 中国山地の山並みが続く島根県東部・雲南市は04年11月に旧掛合(かけや)町など周辺6町村が合併して誕生した。掛合町は落選した自民党の景山俊太郎氏(63)と竹下登元首相の出身地。「竹下王国」の中心的な地域だ。

 ところが、同市で景山氏は1万5029票の獲得にとどまり、当選した国民新党の亀井亜紀子氏(42)に937票差まで迫られた。「地盤中の地盤」で何が起きたのか−−。背景を探ると、旧掛合町に隣接する旧吉田村で起きていた変化に行き当たった。

 合併前の吉田村には12人の村議がいた。いずれも景山派。国政選挙のたび、村内の有権者約2000人をくまなく回り、自民党票を固めた。勝って当たり前の選挙が続いた。むしろ、投票率全国1位をやはり高投票率の常連の富山県利賀村(現南砺市)と張り合うのが楽しみでもあった。それが合併に伴って10人が引退。雲南市議になったのは残る2人と、合併まで村長だった堀江真氏(57)の3人だけだ。

 堀江氏は今回、土地改良事業の縁から、自民党の比例代表候補、段本幸男氏(落選)の応援に精を出した。堀江氏にしてみれば、景山氏の選挙は「目の前に置いてあるもんをパッと取るぐらいの話」だったからだ。ただ、堀江氏は旧村内を歩き、元村議が活発に動いている様子がないのが気にかかった。

 自民党吉田支部には16の集落ごとに世話役がいる。従来、この世話役とともに村議が選挙運動の最前線を担った。ところが、引退して役割を失った元村議たちは、支持を「頼む側」から「頼まれる側」に変わってしまっていた。それは「王国」の選挙を支えてきた手足がもがれたことを意味している。

 旧吉田村の国政選挙の投票率は00年衆院選を最後に90%台を割り込んでいる。それでも景山氏が再選を果たした01年参院選は89・79%だったが、今回さらに86・22%にまで低下した。これも元村議たちの姿勢と無関係ではないだろう。

 雲南市の開票は旧6町村一括で行うため、地区ごとの票の出方は分からない仕組みだ。「通信簿(旧町村ごとの得票)が見えんのやから……」と市議の一人は景山陣営の緩みをほのめかした。

 一方、自民党の青木幹雄参院議員会長のおひざ元の旧湖陵町。05年3月に出雲市と合併し、町議14人中12人を占めた自民党系は全員引退した。しかも、元議長(75)を含む9人は05年の「郵政民営化騒動」をきっかけに自民党を離党しており、元町議で党員は3人になってしまった。

 今も集票力に自信を持つ元議長は「議員をやめても100票ぐらいは軽く取れる。そういう力はあるが、頼まれなきゃ動きません。大儀ですから」と語るが、景山陣営から応援要請が来ることはなかった。

 「平成の大合併」で島根県の自治体数は59から21になった。減少率は全国7位。02年に923人だった市町村議も468人までほぼ半減した。これに連動するかのように、97年に4万4528人だった県内の自民党員数は、06年には2万1537人。10年間で半分以下になった。
 「選挙は負けることがあると認識せないかんちゅうことでしょう」
 堀江氏は振り返った。実動部隊を失ったのに「常勝自民」の危機感は薄かった。=つづく

毎日新聞 2007年8月15日 東京朝刊

4290とはずがたり:2007/08/21(火) 21:35:54

悪くなったのは地方の郵便事情だけではないように思う。普通郵便の到着日数が異様に掛かる様になった。

それにしてもどういう意味だ?そんな余裕のある選挙戦ではなかったように思うが。
>「あんまり締め付けると、かえって反発を受けるよ」。元局長は松江市に戻ると、知り合いの自民党支持者に忠告したが、これは余裕の裏返しでもあった。

自民転落:島根から見えたもの/3 「空手形」に不信と不満
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070816ddm002010010000c.html
 ◇「郵政一家」こぞって離反

 島根県出雲市大社町の大社郵便局、同市に隣接する斐川町の斐川、荘原両郵便局が昨年10月、集配業務をしない無集配局になった。郵政民営化への準備作業だ。

 無集配局は土、日に時間外窓口での発送物の受け付けをしない。例えば大社地区の住民の場合、約7キロ離れた市中心部の出雲郵便局まで持ち込まなければならない。民営化を進める自民党に不満が向かうのは、青木幹雄参院議員会長の地元・大社も例外ではなかった。

 海産物加工業の60歳代の夫妻は語る。「平日の郵便は以前は午後2時に届いていたが、今は遅い時には4時になる。すぐに発送する必要のある注文が来た時も困る。今回は自民党に投票するのはやめた」

 さかのぼって昨年5月のある夜。出雲市議4人が市内の小料理屋に、当時参院議員で今回落選した自民党の景山俊太郎氏(63)を招いた。

 「何とか集配局のままにならんでしょうか」との陳情に対し、景山氏は「大社は親分(青木氏)がおられるから自分は手が出らんが、斐川町のうちの1局は何とか努力しましょう」と確約、淡い期待を抱かせた。

 だが、景山氏からの返事は結局なかった。出席した市議の一人は「あれだけの大物が何もできなかったという不信感はある」と打ち明ける。

 さらに1年余前の05年3月20日。雲南市三刀屋町の体育館「アスパル」で、県議会郵政議員懇話会が主催する郵政民営化反対の総決起大会が開かれた。

 「民営化されたら利潤追求が第一となり、地方は切り捨てられる。地元の思いを受け止めてやっていく」。自民党の竹下亘衆院議員(60)が宣言し、景山氏も「何のための民営化なのか。憤りを感じている」と続いた。特定郵便局長OBらでつくる大樹、特定郵便局長会の県組織などの約1500人が参加。反対表明に会場は大いに沸いた。

 ところが、竹下、景山両氏は、その夏の国会で郵政民営化関連法に賛成票を投じる。青木氏も同様だ。その後、民営化反対から賛成に転じた形の3氏に対する不満は、今回の参院選に向け、県内各地に水面下で広がっていくことになる。

 自民党職域支部だった大樹のメンバーはこぞって離党し、郵政民営化反対の国民新党を支持する「大樹全国会議」を組織した。同会議は島根県だけでも約2300人にのぼり、自民党に残る元特定郵便局長はほとんどいない。竹下氏の実兄の竹下登元首相以来培われた自民党の集票システムの一角は確実に壊れた。

 当選した国民新党の亀井亜紀子氏(42)の陣営は、こうしたほころびを的確についた。
 「ちゃんと隠れとってくださいよ。顔が分かってしまうから」
 こう言われ、元特定郵便局長(77)は乗用車の後部座席に身を隠した。参院選が公示される7月12日の直前のことだ。

 元局長は自身の出身地であり、亀井氏の運動員が手薄な雲南市を訪れていた。同市は景山氏の地盤。ある男性が「だれが亀井さんを支持しとるかは分かるけん、案内してやる」と「隠れ支持者」宅への案内役兼運転手を買って出てくれた。

 「あんまり締め付けると、かえって反発を受けるよ」。元局長は松江市に戻ると、知り合いの自民党支持者に忠告したが、これは余裕の裏返しでもあった。=つづく

毎日新聞 2007年8月16日 東京朝刊

4291とはずがたり:2007/08/21(火) 21:36:24

自民転落:島根から見えたもの/4 格差拡大が追い打ち
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070817ddm002010074000c.html

 ◇党員農家も今や「無党派」

 東京・永田町の自民党本部7階で今月7日、夕刻から参院選惨敗を受けた「総括委員会」が開かれた。執行部がブロック別に国会議員から意見を聴取。声が漏れないよう党職員が部屋の扉の前に立って報道陣を排除するものものしさだった。

 「公共事業を減らした後の配慮をしないから、こういう結果になった」

 広島を除く8県がいずれも改選数1の「1人区」で、1勝7敗という結果に終わった中国・四国ブロックの議員からは格差問題に対する取り組みへの不満が続出した。それは3期目を目指した景山俊太郎氏(63)が落選した島根県でも敗因の一つに挙げられる。

 今春の統一地方選。松江市と出雲市にはさまれる斐川町で、格差を背景にした「自民離れ」が顕在化していた。

 斐川町は03年12月、住民投票の結果、旧出雲市など2市5町による合併協議から離脱し、新出雲市に加わらなかった。ところが、4月22日の町長選では、単独町制堅持を主張した自民推薦の現職が、合併容認派の勝部勝明氏(67)に敗れた。同8日の県議選簸川郡(斐川町1町)選挙区(定数1)でも無所属新人が自民現職に勝利。財政悪化の中、せめて出雲市との格差は広がらないように−−という民意だった。

 「自民党が横暴しよるから、国民新党と民主党にやってもらうかと。最近は農家も無党派みたいになっとります」
 同町の農業、岡重治さん(69)は語る。自民党員で小泉純一郎前首相の大ファン。だが、町長選で勝部氏に投票したのに続き、参院選では高校の同級生の勧めもあり、当選した国民新党の亀井亜紀子氏(42)を選んだ。

 3ヘクタールの水田と20アールのタマネギ畑を1人で手がける。年収は350万円。老朽化したコンバインを買い替えたいが、600万円かかるためちゅうちょしている。民主党が掲げた農家への戸別所得補償制度に「まじめに取り組んでいる人に日が当たればいい」と期待を寄せた。

 県西部・益田市の市街地から車で約50分。山間地の旧匹見町は63年の豪雪以来、県内でも特に過疎化が進んだ。平谷正行さん(81)が住む地区では10年間で90人が転出、今では住民は60人に満たない。平谷さんは97年まで経営していた雑貨店をたたみ、わさび栽培などで生計を立てる。

 市は路線バスの停留所まで遠い住民のために、この地域に「過疎バス」を走らせる。だが、それも採算が合わず、今年5月には定期運行から予約制に切り替えられた。

 県内に高齢化率50%以上、19戸以下の「限界的集落」は335、高齢化率70%以上、9戸以下の「危機的集落」は86(06年4月現在)。このままいくと24年には計918まで増加する見通しだ。

 景山氏は7月上旬に隠岐郡の離島4島を2日間かけて回ったほか、県西部の過疎地域にもこまめに足を運んだ。だが、隠岐郡の獲得票は再選された01年から2300票減の7622票だった。

 「国会議員は下のもんが苦しいのを分かっとらん」。平谷さんは「陽(ひ)のあたる島根」を訴えた亀井氏を夫妻で支持した。

 7月19日。「石州瓦」業界2位の「アメックス協販」(江津市)が松江地裁に自己破産を申し立てた。選挙期間中、石見(県西部)を代表する地場産業の崩壊が表面化したことは、逆風の自民党に追い打ちをかけることにもなった。=つづく

毎日新聞 2007年8月17日 東京朝刊

4292とはずがたり:2007/08/21(火) 21:37:24
>>4287-4292

自民転落:島根から見えたもの/5止 「王国」崩壊は突風か
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/archive/news/2007/08/20070820ddm002010080000c.html

 ◇「民主、勝ったわけでない」

 民主党の小沢一郎代表は、参院選の勝敗のカギは1人区(改選数1の選挙区)が握るとみて、連日のように地方を回る「1人区行脚」に精を出した。その疲れからか、投開票日の7月29日は体調不良のため静養にあたり、活動再開は2日後の31日になった。

 同日午前、東京・永田町の党本部で開かれた常任幹事会に顔を見せた。勝利宣言もそこそこに「本当の勝負はこれからだ」と訴えた小沢氏。終了後には躍進の高揚感に浸る党内を戒めるかのように記者団に語った。

 「選挙が終わったら次の日から選挙。それができないようでは、政党ではないし、政治家は務まらない」

 民主党にとって、いかに「自民離れ」の民意をつなぎとめるかが大きな課題だ。まして国民新党の亀井亜紀子氏(42)を推し、自民党の景山俊太郎氏(63)を倒した島根県は、公認候補が勝利した他の1人区とは違う。竹下登元首相、青木幹雄参院議員会長が築いた自民党の「王国」を崩した意味が本当に分かるのはこれからだ。

 昨年10月8日、出雲空港(同県斐川町)のVIPルーム。亀井氏の父、亀井久興・国民新党幹事長(67)と矢倉淳・連合島根会長(53)がひそかに会った。

 その3カ月前、矢倉氏は出雲市選出の成相安信県議(55)=無所属=から「連合は自民党に負けっ放し。久興さんも前の衆院選では竹下亘さんに惨敗。このままではどちらも先がない。手を組んだらどうか」と助言を受け、久興氏に接触した。

 極秘会談は40分間に及んだ。翌春に控える知事選など統一地方選への対応が主なテーマ。矢倉氏が民主党の県議候補への推薦を要請すると、久興氏は「できる限りやりましょう」と約束。今回の共闘の布石になった。

 「有権者が選挙のたびに景山、青木、竹下と書いてきた保守王国。民主党と連合が前面に出ていたら、亀井とは書きにくかっただろう」

 民主党の米山広志出雲市議(59)は、もともと自民党にいた久興氏の長女だからこそ保守層にも浸透しやすかったことを率直に認める。民主党が独自候補を擁立できなかった経緯から、党県連内には「応援に回った民主党が勝ったわけではない」との見方もある。

 ただ、小沢氏には「形はどうであれ、『自民離れ』の象徴として『王国』を崩すという事実が重要」との判断があったようだ。7月28日、「1人区行脚」の締めくくりの場所に出雲市を選び、聴衆に呼びかけた。「本当に日本の政治を変えるため、島根はもっとも注目されている選挙区だ」

 大きなうねりは、民主党や亀井陣営の予想をはるかに超えるものとなって表れた。

 一方、自民党が受けた打撃は強い。竹下、青木両氏を支えてきた県議が「亘さんも次はしんどいんじゃないか」と危機感をあらわにするなど、関心はすでに次期衆院選へと向かう。「済んだことは済んだこと。この流れが続かないように具体的に何をするかだ」。浅野俊雄・県連幹事長(76)は敗北の検証作業を始める方針を明かした。

 むしばまれた「岩盤」は完全に崩壊してしまうのか、それとも一過性の「突風」に直撃されただけなのか−−。参院選から19日で3週間。戦いはすでに次のラウンドに入っている。=おわり

     ◇

 この連載は中田卓二、堀井恵里子、大場伸也(政治部)、酒造唯、小坂剛志(松江支局)が担当しました。

毎日新聞 2007年8月20日 東京朝刊

4293とはずがたり:2007/08/24(金) 15:55:51
31歳外山氏が圧勝 自民批判追い風に 史上最年少に19万票 参院選宮崎選挙区
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/miyazaki/20070730/20070730_001.shtml

 参院選は29日投開票され、宮崎選挙区(改選数1)は、民主、社民などが推薦した無所属新人の外山斎氏(31)が、自民前職の小斉平敏文氏(57)ら5人を大差で破り、初当選した。31歳での当選は同選挙区で史上最年少。自民は前回(2004年)に続き公認候補が敗れ、非改選を含め参議院の議席を失った。連合宮崎と民主、社民などが共闘する「非自民系会議」の枠組みで戦った外山氏は自民批判に加え、31歳の若さをアピールし幅広い支持を集めた。再選を目指した小斉平氏は年金問題の逆風をはね返せず、無所属元職の長峯基氏(66)との保守分裂も響き、引き離された。投票率は56.79%。

 議員経験ゼロで政治手腕が「未知数」ともいえる若い外山氏が保守の牙城を崩し、自民の国会議員を衆院だけの3人に減らしたことで、県政界は大きく変動しそうだ。自民は1月の知事選に続き、業界や団体を動員して集票する組織型選挙が通用せず、根底から問い直されることとなった。

 外山氏は6月になって出馬表明。出遅れ感は否めなかったが、選挙戦では、連合宮崎を中心とした選挙態勢を組み、民主の公認並みの支援で鳩山由紀夫幹事長らが次々とてこ入れして急速に支持を広げた。

 「横暴な政治を止める。宮崎から日本を変える」と利権政治の打破と政治の変革を強調し、無党派層に浸透、自民支持層も一部切り崩した。宮崎など都市部で票を伸ばし、年金記録不備問題での与党への強い批判の「風」もつかんだ。

 小斉平氏は県農民連盟など1800超の団体・企業の推薦を得て組織をフル回転。国会議員を地域選対本部長に据え一枚岩を目指したが、前々回(01年)同様に長峯氏と保守分裂選挙を繰り広げた上に、自民候補としては九州で唯一、公明が推薦を見送り、当選圏まで票を積み重ねることができなかった。

 長峯氏は主地盤の県南を中心に保守や公明の支持層の票を固めたが、ほかの地域や無党派層に浸透できず、涙をのんだ。

 前々回、次点と健闘した無所属新人の東治男氏(62)は障害者福祉の充実を掲げたが、届かなかった。共産新人の馬場洋光氏(38)は、年金や憲法問題を中心に訴えたが、支持を拡大できなかった。共生新新人の井野元裕氏(38)は、出遅れが響き及ばなかった。
     ◇
 ●若さに期待大きく 「宮崎から日本変える」 外山氏  
 「若さへの期待感が大きかった」。外山斎(いつき)氏(31)の当選確実がニュース速報で流れた瞬間、大勢の支持者で膨れ上がった宮崎市別府町にある県労働福祉会館は、歓喜の渦に包まれた。妻の千草さん(26)や民主、社民、連合宮崎の幹部らとともに壇上に立った外山氏。全身に若さをみなぎらせ「宮崎から日本を変える」と力強く抱負を語った。

 外山氏は連日の炎天下の遊説で日焼けした顔で入場し、「1日も早く仕事をしたい。しがらみのある政治を崩し、政治と有権者の距離を埋めていく」とあいさつ。非自民系関係者は、前回に続き自民の参議院議席を奪った喜びに酔いしれた。

 民主公認で一昨年の衆院選宮崎3区に立ち、次期衆院選に向け準備を進めていた。それが一転、参院選立候補の決意を固めたのは5月。公示まで2カ月を切っていた。

 「まだ若すぎる」。昨年やっと参院議員の被選挙権を得たばかり。議員経験はなく知名度も低い。擁立に動いた連合宮崎ですら系列労組で自主投票を決めたところもあった。だが、年金問題での自民批判と、宮崎では保守が分裂する形に。願ってもない強い追い風が吹いた。風に頼るばかりでなく郡部にも小まめに足を運び、街頭演説は1日約10回。終盤には精かんな顔つきに変わった。

 横山節夫・連合宮崎会長は「『政治を変えてほしい』という期待が、若い外山に集まった結果だ」と勝因を分析した。

4294とはずがたり:2007/08/24(金) 15:56:40
>>4293-4294
    ×      ×
 ●分裂選挙響く 小斉平氏「私の責任」
 「落選」の報を受け、宮崎市島之内にある選挙事務所に入った小斉平敏文氏(57)は「年金不信が大きかったが、この結果は私の責任であり、心からおわびしたい」と、支持者ら約50人に向かって、深々と頭を下げた。

 年金批判などに加え、保守分裂、公明推薦の見送りという三重苦での戦いだった。「台風級」。自らそう呼ぶほどの逆風だった。しかも選挙戦序盤に台風4号の影響で2日間、遊説を中止するなどトラブルにも見舞われた。出遅れを取り戻そうと県内を三巡、農林水産業の振興を懸命に訴えたが、実らなかった。

 自民県連は前回参院選に続き公認候補が敗北。1月の出直し知事選でも分裂して推薦候補が惨敗した。県連幹部は「もうどうしようもない。旧態依然の組織だ」と自嘲(じちょう)気味に語った。
    ×      ×
 ●返り咲きかなわず 長峯氏、政界引退へ
 「これからは若い政治家を育てたい」。6年前の参院選に続き、苦杯をなめた無所属元職の長峯基氏(66)。宮崎市阿波岐原町の選挙事務所で集まった支援者を前に敗戦の弁を語り、政治家を引退する考えを表明した。
 捲土重来を期した今回。自民の参院議員時代に厚生委員会に属し、薬剤師の資格も持つことから、有権者の関心が高かった年金記録不備問題解決の「即戦力」と訴えた。

 地元県南を中心に保守票と公明票をまとめ、元公設秘書で民主会派を離脱した松下新平参院議員(40)、都城市長の長男・誠氏(37)の応援も得て票の掘り起こしを図ったが、票は伸びなかった。

 過去最多の6人が立った宮崎選挙区。最年長の長峯氏に風は吹かず、混戦を制することはできなかった。長峯氏は無念の表情を浮かべた。
    ×      ×
 ●宮崎選挙区得票(開票終了) 
当   196,685 外山  斎 無新
◎   146,269 小斉平敏文 自前
     74,700 東  治男 無新
     73,228 長峯  基 無元
     25,602 馬場 洋光 共新
      6,823 井野 元裕 諸新
 ◎印は法定得票獲得者
=2007/07/30付 西日本新聞朝刊=

4295とはずがたり:2007/08/24(金) 15:58:32

公明は前回20%近い比例得票だったようで意外に宮崎では強いね。
今回の敗因を自民の下駄の雪だったからではなく長峯に乗って自民の支援をしなかったからだと総括したりすると救いようがないがどうだろうね。

【解説】参院選 自民、再生の道遠く 支持離れ浮き彫りに
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/miyazaki/20070731/20070731_001.shtml

 【解説】参院選宮崎選挙区で、無所属新人の外山斎(いつき)氏=民主、社民など推薦=が圧勝、保守支持層での「自民離れ」に歯止めがかかっていない状況があらためて浮き彫りになった。分裂選挙を繰り返し、保守支持層から厳しい目が注がれる自民県連。抜本的な改革が迫られるが、その糸口すら見つけられないでいるのが現状だ。

 分裂の背景には上杉光弘・元参院議員と江藤隆美・元衆院議員の根深い対立の構図がある。6年前の参院選で、小斉平敏文氏(自前)と長峯基氏(無元)が公認争いを演じ、その「怨念」が一気に噴出。以降、選挙の度に分裂を繰り返し、今回も保守層を固めきれないまま、外山氏に切り崩された。

 外山氏は31歳の若さをアピールするとともに、1月の出直し知事選で「脱しがらみ」を掲げた東国原英夫知事同様に政治変革の必要性を訴え、有権者の心に響いた。

 都市部を中心に票を伸ばしたばかりでなく、自民が厚い地盤を築く郡部でも小斉平氏を上回った。「保守支持者が自民におきゅうを据えた結果」と自民県連幹部。全国的な年金批判に、宮崎では分裂といった敵失も加わり、外山氏の地滑り的な勝利につながったとの見方だ。

 こうした中、注目されるのが、次期衆院選。参院で安倍内閣は過半数割れに追い込まれた。政局が流動化し、参院第一党に躍進した民主の攻勢によっては早期解散もあり得る状況だ。既にこれをにらんだ動きが始まっている。特に衆院宮崎1区は、自民現職の中山成彬氏のほか、上杉氏、1月の知事選で敗れた元林野庁長官の川村秀三郎氏、松下新平参院議員など複数の名前が取りざたされている。

 知事選に続き、参院選でも組織の足腰の弱さと支持離れが露呈した自民だが、再び分裂の芽が見え隠れし、保守の流動化が1段と進みそうだ。
 (宮崎総局・郷達也)
    ×      ×
●民主7ポイント増 自民に迫る 比例代表得票率分析 公明、社民は減少

 今回の参院選比例代表で県内の政党別得票状況をみると、民主が得票率30.9%(個人名得票も所属政党に加算、以下同)で、2004年の前回(23.9%)を7ポイント上回る躍進をみせ、自民(34.3%)に3.4ポイント差まで迫った。自民はトップを守ったものの、前回(36.8%)に比べ2.5ポイント減。公認候補が敗れた選挙区同様、年金問題や保守分裂が響いた。

 公明は15.0%と、自民、民主に次ぐ得票率だったが、18.1%を獲得した前回に比べると、3.1ポイント減少した。政権与党として、自民同様に年金問題などで批判を浴びたとみられる。

 共産は4.7%で、前回(4.4%)から微増した。選挙区で民主とともに初当選した外山斎(いつき)氏を推薦した社民だが、9.9%と前回に比べて4.4ポイントダウンした。今回は県出身の福島瑞穂党首の改選期でなかったことが影響して、県内での集票力が鈍ったようだ。

 同じく外山氏を推した国民新党は1.5%だった。選挙区で公認候補を立てた共生新党は0.4%だった。

 候補の個人名でも投票できるようになって今回で3回目となるが、個人名の記載は投票総数(約51万5000票)の41.3%だった。得票が多かったのは(1)木庭健太郎氏(公明前職)(2)中山恭子氏(自民新人)(3)又市征治氏(社民前職)(4)山田俊男氏(自民新人)−だった。

 ただ、今回も政党名での記載が半数を上回り、中でも共産(90.6%)、民主(81.3%)、社民(63.0%)が目立った。逆に個人名での得票が上回ったのは公明(75.4%)と自民(52.2%)だった。

=2007/07/31付 西日本新聞朝刊=

4296とはずがたり:2007/09/04(火) 16:31:23
くそ〜,折角落としたのになぁ・・。

自民・小林議員辞職へ
公明・松氏が繰り上げへ
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007090400090&amp;genre=A1&amp;area=Z10&amp;mp=

 7月の参院選神奈川選挙区で当選した自民党の小林温議員(43)は4日、陣営の出納責任者らが横浜地検に公職選挙法違反(買収)の罪で起訴されたのを受けて議員辞職する意向を固めた。同日夕、記者会見して正式表明する。

 小林議員の辞職に伴い同選挙区次点の公明党の松あきら氏(59)が繰り上げ当選する。

 「政治とカネ」が一因となった参院選の惨敗を受け、与党内では連座制適用を念頭に辞職はやむを得ないとの見方が広がっていた。
 小林議員は、前公設第2秘書で出納責任者の鈴木美香(33)と、自民党神奈川県連職員山口聡(34)の両被告が横浜地検に起訴された先月29日には「今後の裁判を通して、事実関係を正確に把握した上で対応を考えたい」とのコメントを発表し辞職の意向がないことを明らかにしていた。(共同通信)

4297名無しさん:2007/09/04(火) 21:58:28
時点が共産だったらと思うと

新潟でも同じようなことがありましたね。

4298とはずがたり:2007/09/06(木) 12:06:53
七ケ宿、川崎、南三陸あたりが強固な自民地盤か。
>平成の大合併前の前回04年参院選では、民主が自民を上回ったのは69市町村中、仙台市を含む9市町のみだった。
>だが、今回、宮城選挙区は七ケ宿、川崎、南三陸の3町を除く33市町村で民主が自民を上回る結果に。仙台市内の得票差は前回選の2倍以上の9万2305票に拡大。
>一次産業が盛んな石巻市、登米市、大崎市では1万票以上の差がついた。
>比例の「自民勝利」自治体はさらに少なく、七ケ宿、南三陸両町のみだった。

07参院選:振り返って 農村部でも民主が圧倒 自民、揺らぐ基盤にショック /宮城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyagi/news/20070731ddlk04010249000c.html

 29日投開票された参院選は県内でも民主党が躍進する結果となった。宮城選挙区(改選数2)では36市町村中33市町村で民主の岡崎トミ子氏(63)が自民の愛知治郎氏(38)の得票を上回り、約19万票の大差を付けて圧勝した。自民の支持基盤とされてきた農村部でも民主が軒並み自民を圧倒。一夜明け、旧来の支持基盤が揺らぐ結果に自民県連にショックが広がった。
 29日午後8時過ぎ、愛知氏の選挙事務所では、万歳の声が響く傍ら、駆けつけた党所属の国会議員らからは、こわ張った表情も見られた。
 郡部でも想像を上回る民主の躍進が伝えられていた。水産都市の気仙沼、米どころの登米市などを抱える衆院宮城6区選出の小野寺五典衆院議員は、「農業だけでなく一次産業全体の生活が苦しく不満がたまっていることを実感した。逆風は年金問題だけによるものではなく、本当に生活を何とかしなくてはいけない」と話し、唇をかんだ。
 平成の大合併前の前回04年参院選では、民主が自民を上回ったのは69市町村中、仙台市を含む9市町のみだった。だが、今回、宮城選挙区は七ケ宿、川崎、南三陸の3町を除く33市町村で民主が自民を上回る結果に。仙台市内の得票差は前回選の2倍以上の9万2305票に拡大。一次産業が盛んな石巻市、登米市、大崎市では1万票以上の差がついた。比例の「自民勝利」自治体はさらに少なく、七ケ宿、南三陸両町のみだった。
 民主の岡崎氏は、党本部の指示を受け重点的に農村部を遊説。17日間の選挙期間のうち9日間は仙台市以外の郡部に選挙カーを走らせ、「自民党は小規模農家を切り捨てようとしている。私たちは個別所得保障を実現し農業を再生させる」と訴えていた。
 自民県連は30日、五役会議を開いて自民支持層を呼び戻すため地方議員らが中心になって地方での活動強化を確認。中村功県連幹事長は「予想以上に郡部で民主に票が流れた。懇切丁寧に説明し、地道にやり直すしかない」と話した。【山寺香】
毎日新聞 2007年7月31日

4299とはずがたり:2007/09/06(木) 12:09:15
松浦氏は選挙戦中も民主っぽい政策を訴えての当選だったんですなぁ

政党色、際立つ濃淡 参院選秋田選挙区
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/07/20070721t41021.htm

 参院選秋田選挙区(改選数1)で、3陣営の選挙戦略の違いが際立っている。有権者が巻き起こす風を意識した舌戦は、次第に政党と候補者との距離感を浮かび上がらせる。2004年の前回選と同様、民主、社民が推薦する無所属候補が自民現職を破るのか、自民現職が3年前の雪辱を果たすのか。注目度の高い1人区の対決を追った。
 ◇秋田選挙区立候補者(1−3)
金田 勝年57前外務副大臣自現(2)(公推)
松浦 大悟37元民放アナ 無新(民・社推)
鈴木  知30党県役員  共新
 「遊説先で、『なぜ無所属で立候補しなかったのか』とよく言われる。自民党の公認候補でなければ、大量得票で当選するだろうにって」
 15日夜、秋田市の幼稚園で開かれた自民現職の金田勝年氏=公明推薦=の個人演説会。集まった約100人の聴衆を1時間以上も待たせ、ようやく現れた金田氏は開口一番、こう愚痴をこぼした。一瞬、会場には重苦しい空気が漂う。金田氏はそれを振り払うように、「しかし」と二の句を継いだ。
 「自民か民主か、政党を選ぶ選挙ではない。立候補した3人の中で誰が秋田の役に立つかを決める選挙で、即戦力なら自信がある」
 楽勝とみられた当初の予想に反し、年金記録不備問題や閣僚の相次ぐ失言などで、思わぬ逆風にさらされ危機感を募らせる。党と一線を画し、個人の力量を売り込むしかないと判断したようだ。
 2期12年、外務副大臣も務めた実績を強調する金田氏は、公認候補でありながら党批判も展開。応援弁士の党広報本部長・二田孝治衆院議員(比例東北)も「金田さんは悪くない。悪いのは自民党だ」と擁護した。
 金田氏とは正反対に、無所属新人の松浦大悟氏=民主、社民推薦=は政党色を打ち消そうとはしない。秋田市寺内の集会場で、18日に開いた個人演説会ではむしろ、「小規模農家を救う戸別所得補償制度を実現したい」などと、民主党の柱の政策を積極的に訴えた。
 会場には社民党の日森文尋副幹事長も顔を出し、松浦氏と二人三脚で回る民主党県連代表の寺田学衆院議員(秋田1区)を「(大学の)優秀な後輩です」と関係を説明。両党と議員間の蜜月ぶりをアピールしてみせた。
 憲法改正に対する両党間のスタンスの違いや、松浦氏が訴える政策の民主偏重はお構いなし。通常国会の閉会を挟み、低下する安倍政権の支持率と反比例するように、民主、社民の党幹部らは続々と秋田入りした。
 3年前に当選し、今回は選対本部長を務める鈴木陽悦参院議員は「有権者は、年金問題や不明朗な政治資金に怒っている。野党共闘の輪は広がっている」と強調する。
 若さを売りに政策論争を挑む共産新人の鈴木知氏は15日、従来の街宣スタイルを変え、青年後援会のメンバーのみで県内を巡行した。メンバーは自身や同世代が抱える非正規雇用、重い税負担の実態を通して、党が「ストップ貧困」を掲げる理由を説明して回った。
 「若者たちの場慣れしていない感じが新鮮。流ちょうな演説は、選挙用に作られた言葉のような気がして重みがない」。街頭で演説を聞いた女性(57)は、こう語った。
2007年07月20日金曜日
(河北新報)

4300とはずがたり:2007/09/06(木) 13:44:48
自民県連:参院選大敗を総括 「個票収集に弱さ」/山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20070823ddlk19010093000c.html
 自民党県連は22日、山梨選挙区で大敗した7月の参院選の総括を発表した。「個票(後援会入会カード)収集が目標に大きく及ばなかった」ことを敗因の一つに挙げ、選挙運動の貢献度を県連人事に反映させる内規作りを提言した。今後の焦点は県連の新体制と衆院選に向けた選挙区の“公認レース”に移るが、県連は23日、党本部で国会議員会議を開き、次期会長人事などを話し合う。
 臼井成夫幹事長(県議)ら3役は既に中島真人会長に辞任の意向を伝えており、中島会長とともに新執行部決定後に辞任する。次期会長を巡っては「国会議員が望ましい」(県議)との声が多く、保坂武衆院議員の名前が挙がっている。
 3役は総括発表の記者会見で、敗因を「有権者に公約の理解や徹底が図れなかった」などとする安倍内閣・党本部側と、「議員の後援会組織が十分に機能しなかった」などとした県連側にあえて分け、年金問題など、参院選を通じて強まっていた全国的な逆風のあおりを受けたことをにじませた。一方で、05年の衆院選や今年1月の知事選で生じた県連の分裂状態が、選挙に影響したかどうかについては明確に触れられなかった。【吉見裕都】
毎日新聞 2007年8月23日

自民県連3役辞任表明参院選総括郵政選挙のしこり影響
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news001.htm

 自民党県連は22日、公認候補が大敗した7月の参院選の総括を発表した。年金の記録漏れ問題や閣僚の失言などによる逆風の影響を挙げた一方で、2005年郵政選挙のしこりなど県連の選挙対応に不備があったことも明記した。臼井成夫幹事長ら県連三役は同日、辞任する意向も表明。すでに辞任を示唆している中島真人会長とともに、総辞職する方針を明らかにした。会長人事は23日、党本部で開かれる最高委員会議で話し合われる。
 県庁で開かれた記者会見には、臼井幹事長のほか、森屋宏政調会長、皆川巌総務会長の県連三役が出席した。総括では、安倍政権と党本部の責任を挙げたうえで、「逆風は吹いたが大差で負けたのはそれだけではない」(臼井氏)として、県連側の敗因も分析。〈1〉県連が分裂した知事選と県議選のしこりが残る中、候補の支援体制が5月中旬まで整わなかった〈2〉市町村合併で自民系首長・議員が減少し、保守基盤が崩れてきている〈3〉郵政選挙の影響で各支部や支援団体が弱体化している――などを挙げた。また、連日行われた党本部主導の応援演説について、「動員確保にエネルギーを費やし、街頭演説や戸別訪問などがおろそかになった」との指摘もあった。
 総括は当初の案では、衆院議員が2人ずつ活動する山梨2、3区で国会議員同士の連携がとれなかった事や、郵政選挙で自民が大勝したことによる「振り子現象」を大敗の要因に挙げるなど、郵政選挙の影響を多く盛り込んでいた。しかし、今月12日の会合で2、3区の国会議員から猛反発を受けたため、記載を必要最低限にとどめた経緯がある。記者会見でも皆川総務会長が「具体的に言うのは色々と難しい」と述べるなど、郵政選挙の影響が根強いことをうかがわせた。
 23日には焦点の会長人事が話し合われる。臼井幹事長は早期の新体制スタートを強調するが、どこまで進展するかは不透明だ。
(2007年8月23日 読売新聞)

4301とはずがたり:2007/09/11(火) 09:38:05
津田健児がまだ出馬する動きも見せたか。
>副議長選問題に加え、04年の参院選で出馬した前県議(36)を候補に選ばなかったことに対しても、一部支部は「人材は使い捨てか。執行部は選挙が分かっていない」と不信感を募らせる。

(3)三重 自民、一枚岩は遠く
県会で内紛 公募候補に反発
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/josou07/joso060704.htm

 「このままでは参院選は戦えない」。先月17日、津市で開かれた自民党三重県連の緊急役員会で、役員の一人がぼやいた。

 議題は、5月の県議会副議長選で自民党の一部県議でつくる会派「未来塾」の5人が造反し、民主系会派の候補に投票した問題だった。

 「県議選での公認推薦を見送るべきだ」「党員資格停止だ」「軽い処分なら、おれは離党する」。出席した20人のほとんどが厳しい処分を求めた。

 役員会は2時間近くに及んだが、県連執行部は最後に、文書注意などの軽い処分にとどめる方針を示した。「重い処分にすれば、参院選などに影響が出かねない」。県連幹事長の西場信行(55)は先月23日の県連党紀委員会で、苦渋の表情を見せた。

 一連の動きに対し、「何のために意見を聞いたんだ」とあきれる役員の一方で、未来塾の中島年規(40)は「議会の問題を県連に持ち込むなんて、情けない話だ」と批判した。

■  □  ■

 参院選三重選挙区(改選数1)で、自民党は2000年の補選を含め、過去3回、連敗中だ。全国で27ある1人区で自民が連敗しているのは、民主党代表小沢一郎(64)のおひざ元・岩手と、同党元代表岡田克也(52)の地元・三重だけだ。議席奪還を目指す自民党県連は今回、全国の県連では初めて参院選候補の公募を実施、45人の中から、桑名市生まれで米ハーバード大大学院生だった小野崎耕平(36)を選んだ。

参院選への出馬が決まり、あいさつをする自民党新人の小野崎耕平氏(右)

 党参院幹事長の片山虎之助(70)は5月28日、津市で開かれた党県地方議会議員連絡協議会で、「小野崎君は若くて考え方に柔軟性があり、大きく伸びる可能性もある。ぜひ勝たせよう」と連敗阻止に向け、発破をかけた。

 しかし、先月29日、あいさつ回りで訪れた小野崎に、県医師会長の中島寛(67)は心配顔でささやいた。「県連が大変なようですが、今回は大丈夫ですか」。副議長選問題に加え、04年の参院選で出馬した前県議(36)を候補に選ばなかったことに対しても、一部支部は「人材は使い捨てか。執行部は選挙が分かっていない」と不信感を募らせる。一枚岩にはほど遠い状況だ。

■  □  ■

 三重選挙区には小野崎のほか、民主党が現職で県連代表の高橋千秋(49)、共産党は県委員会書記長で新人の中野武史(32)を擁立する。

 民主党県連は先月、岡田を本部長とする参院選の選挙対策本部を発足させ、これまで同様、連合三重、県議会民主党系会派と協力した選挙態勢の構築を始めた。岡田は高橋について、「絶対の自信を持っている。良さがしっかり伝わるよう万全の準備を進めたい」と議席死守に向けた決意を示した。

 しかし、民主党公認や民主系無所属の候補が制したとはいえ、過去3回のうち2回は激しい接戦だった。岡田も党代表だった昨秋の衆院選で小泉自民に大敗し、辞任に追い込まれている。自民の足並みはそろわないものの、民主党県連幹部は、相手新人の秘めた可能性に警戒を強めている。(敬称略)
(2006年7月4日 読売新聞)

4302とはずがたり:2007/09/14(金) 16:05:39
政治はしないと約束して妻に内緒に銀行に辞表を提出した山下氏だそうだが,嘉田に頭下げて迄闘った参院選は情けない落選。ざまーみよ。
同様に揶揄してた上野は見事衆院に当選したしあんま悪口いわん方が良いかも知れぬが。。山下の再挑戦は3年後か?

【参院選2007 滋賀ニュース】
立候補者の横顔
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/shiga/CK2007071402032451.html
2007年7月14日

 梅雨空の湖国を選挙カーが走り回る。12日に公示された参院選。滋賀選挙区(改選数一)に立った3人は、年金や格差、憲法改正問題を中心に声を張り上げる。街頭や演壇では厳しい表情が目立ちがちだが、たすきを外せば、父であり、夫であり、趣味を楽しむ一面もある。そんな候補者たちの横顔に迫った。 (参院選取材班)
 各候補のプロフィールは、(1)趣味(2)子どもの頃の夢(3)携帯電話の着信音(4)座右の銘(5)自分のセールスポイント

◆変革を求め政界で勝負…徳永 久志候補(44) 民新

 「選挙に勝てそうだから出る、負けそうだから出ない。これでは政治は変えられない」。県議二期を務め、国政の舞台に初挑戦する。

 中学生の時、ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕された。「ペンの力で世の中を正すことができれば」。新聞記者にあこがれた。

 大学生の時、元首相は一審で実刑判決を受けながらも総選挙に出馬。「変えなければいけない世界で、勝負しないと」。政治家を志す原点となり、同じ選挙区から出馬した野坂昭如氏の事務所に応援に駆け付けた。

 松下政経塾出身というスマートなイメージとは裏腹に、県議選では補選を含め三度、落選。会社員の家庭に生まれ、一から地盤を築いていった。

 大のプロレスファン。アントニオ猪木さんにあこがれ、新日本プロレスの入門テストを受験。中学卒業時に体重が八十キロに届かず、プロレスラーになる夢は断念した。

 妻と八歳、二歳の娘と暮らす。長女が作ったおにぎりが活力源。「ゆっくり遊んであげられないのが心苦しくて…」。優しい父親の顔がのぞく。 (松瀬晴行)

 【プロフィール】 (1)読書 愛読書は文芸春秋、総合情報誌「選択」(2)プロレスラー、プロ野球選手(3)威風堂々(4)先駆開拓(5)文章を書くことが苦にならないこと。

◆家族が議員活動支える…山下 英利候補(54) 自現

 銀行の支店長を務めていた時、バブルが崩壊し、中小企業が目の前で倒産していった。大企業も次々とリストラし、従業員が泣いていた。「政治家になって、この不況を立て直したい」。日増しに思いが強まった。

 父は官房副長官、防衛庁長官などを歴任した元衆院議員の故山下元利氏。政治家の苦労も知っている。自分は東京へ、妻は地元に…。夫婦の時間はほとんどなくなってしまう。

 「政治はしない」。結婚するときに妻美枝子さん(53)と交わした約束が頭をよぎった。だが、二〇〇〇年に家族に内証で銀行に辞表を提出。参院補選で初当選した。「その家族が今、議員活動を支えてくれている」

 美枝子さんとは大学三年の時に、スキーに向かうバスの中で知り合って以来のつきあい。家庭では一男一女の優しい父親だ。

 銀行時代は米国とスイスで家族と一緒に計十一年半の海外生活も経験。息抜きの方法を尋ねると、「趣味で集めた歴代ゴジラのフィギュアを眺めること」と少年のように笑った。 (中村禎一郎)

 【プロフィール】 (1)フィギュア収集、スキー(2)警察官、電車の運転士(3)映画「大脱走」(4)和を以て尊しと為す(5)海外生活が長く、バランス感覚があること

(共産候補は省略)

4303やおよろず:2007/09/14(金) 17:16:40
07参院選 宮城選挙区 まとめ  >>4298>>4304

宮城1区

青葉 愛知 40 32.94%  岡崎 64 53.11%
太白 愛知 30 30.17%  岡崎 50 51.34%

合計 愛知 69 31.70%  岡崎115 52.32%

宮城2区

宮城 愛知 26 34.67%  岡崎 40 53.21%
若林 愛知 18 34.13%  岡崎 28 51.99%
泉区 愛知 29 31.09%  岡崎 53 56.26%

合計 愛知 73 33.02%  岡崎121 54.21%

宮城3区

白石 愛知  7 36.98%  岡崎  9 51.32%
名取 愛知 10 33.49%  岡崎 17 54.65%
角田 愛知  6 37.84%  岡崎  8 51.29%
岩沼 愛知  6 33.46%  岡崎 11 56.12%
刈田 愛知  3 39.14%  岡崎  4 49.67%
柴田 愛知 16 38.84%  岡崎 21 50.88%
伊具 愛知  4 40.83%  岡崎  4 49.38%
亘理 愛知  9 39.14%  岡崎 12 51.02%

合計 愛知 61 37.07%  岡崎 86 52.17%

宮城4区(6区の鳴子・岩出山地区を含む)

大崎 愛知 20 32.92%  岡崎 32 52.64%
塩竈 愛知 10 37.24%  岡崎 12 46.04%
多賀 愛知 11 38.94%  岡崎 13 46.70%
宮城 愛知 11 36.80%  岡崎 16 51.28%
黒川 愛知 13 37.04%  岡崎 19 52.43%
加美 愛知  6 39.84%  岡崎  8 51.28%

合計 愛知 72 36.26%  岡崎100 50.55%

宮城5区

石巻 愛知 25 35.76%  岡崎 39 55.46%
東松 愛知  8 39.72%  岡崎 10 51.36%
遠田 愛知  7 34.35%  岡崎 11 52.33%
牡鹿 愛知  2 43.17%  岡崎  2 45.98%

合計 愛知 42 36.51%  岡崎 63 53.75%

宮城6区

気仙 愛知 10 34.26%  岡崎 15 50.48%
登米 愛知 13 32.27%  岡崎 23 58.01%
栗原 愛知 13 32.54%  岡崎 22 55.16%
本吉 愛知  5 42.04%  岡崎  6 47.27%

合計 愛知 41 33.86%  岡崎 66 54.14%


比例得票 宮城

1区 自民 51 公明 23 民主 97 日本 8 社民11 国民 3 共産15
2区 自民 51 公明 32 民主 97 日本 7 社民13 国民 3 共産16
3区 自民 47 公明 20 民主 66 日本 3 社民 9 国民 2 共産 9
4区 自民 54 公明 25 民主 78 日本 4 社民10 国民 3 共産16 
5区 自民 35 公明 13 民主 48 日本 2 社民 5 国民 2 共産 6
6区 自民 36 公明 11 民主 49 日本 2 社民10 国民 2 共産 6

合計 自民275 公明124 民主436 日本25 社民58 国民16 共産68

4304やおよろず:2007/09/14(金) 17:17:15
>>4298>>4303

宮城・指標

愛知/自公比例=131  
愛知/自民比例= 90
岡崎/民主比例=126
岡崎/民日比例=119
岡崎/民日国比=108

愛知票/岡崎票= 65 

自比例/公比例=228 
自比例/民比例= 63 
自公比/民主比= 92
自公比/民日比= 87 
自公比/民日社= 77
自公/民日国社= 75

宮城1区
愛知/自公比例=135  
愛知/自民比例= 93
岡崎/民主比例=119
岡崎/民日比例=110
岡崎/民日国比=106
愛知票/岡崎票= 60 
自比例/公比例=222 
自比例/民比例= 53 
自公比/民主比= 80
自公比/民日比= 70 
自公比/民日社= 64
自公/民日国社= 62

宮城2区
愛知/自公比例=143  
愛知/自民比例= 88
岡崎/民主比例=125
岡崎/民日比例=116
岡崎/民日国比=113
愛知票/岡崎票= 60 
自比例/公比例=159 
自比例/民比例= 63 
自公比/民主比= 86
自公比/民日比= 80 
自公比/民日社= 71
自公/民日国社= 69

宮城3区
愛知/自公比例=130  
愛知/自民比例= 73
岡崎/民主比例=130
岡崎/民日比例=125
岡崎/民日国比=121
愛知票/岡崎票= 71 
自比例/公比例=235 
自比例/民比例= 71 
自公比/民主比=102  
自公比/民日比= 97 
自公比/民日社= 86
自公/民日国社= 84

宮城4区(旧玉造含む)
愛知/自公比例=133  
愛知/自民比例= 91
岡崎/民主比例=128
岡崎/民日比例=122
岡崎/民日国比=118
愛知票/岡崎票= 72 
自比例/公比例=216 
自比例/民比例= 69 
自公比/民主比=101 
自公比/民日比= 96 
自公比/民日社= 86
自公/民日国社= 83 

宮城5区
愛知/自公比例=120  
愛知/自民比例= 88
岡崎/民主比例=131
岡崎/民日比例=126
岡崎/民日国比=121
愛知票/岡崎票= 67 
自比例/公比例=269 
自比例/民比例= 73 
自公比/民主比=100 
自公比/民日比= 98 
自公比/民日社= 87
自公/民日国社= 84

宮城6区(旧玉造除く)
愛知/自公比例=114  
愛知/自民比例= 87
岡崎/民主比例=135
岡崎/民日比例=129
岡崎/民日国比=125
愛知票/岡崎票= 62 
自比例/公比例=327 
自比例/民比例= 73 
自公比/民主比= 96 
自公比/民日比= 92 
自公比/民日社= 77
自公/民日国社= 75

4305小説吉田学校読者:2007/09/16(日) 08:28:40
ここらへんが小沢戦略の基になっているところか。逆に言えば、アキレス腱でもある。

06年政治資金:民主100億円超繰り越し 参院選に向け
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070915k0000m010148000c.html

 7月の参院選で大勝した民主党は、政治資金面でも前年から周到に準備をしていたことが15日付で公表された06年の政治資金収支報告書(総務省所管分)で分かった。報告書によると、民主党は翌年(07年)への繰越金が100億円を超え、約67億円の自民党を圧倒していた。大部分は選挙活動費に充てられたとみられ、「普段は節約してすべてを選挙に、これが小沢イズムだ」(民主党・藤井裕久最高顧問)という小沢一郎代表の戦略が政治資金からも裏付けられた格好だ。【葛西大博】
 「広報も選挙も表裏一体だ。選挙に向けてすべて集中してくれ」。小沢氏は昨年9月に党代表に再選された直後、千葉景子広報委員長(当時)にこんな指示を出した。これを受けて同党は、昨年末から4月の統一地方選、7月の参院選にかけて4種類のテレビCMを制作、千葉氏は「金額は言えないが、一番金遣いが荒い広報委員長と言われた」と過去最高の広告宣伝費をつぎこんだことを明かした。
 06年の収支報告書によると、同年の民主党の収入は125億192万円(前年比15億7263万円減)、支出は73億5889万円(同93億7063万円減)で、衆院選があった05年に比べ支出は大きく減った。しかし、収入と前年の繰越金から支出を引いた「翌年繰越金」は103億4377万円に達している。
 これは民主党が06年に受けた政党交付金104億7857万円にほぼ匹敵する額。同党の山岡賢次前財務委員長は「外国への視察などを中止して、参院選に向けて極力節約した」と選挙向けに緊縮財政を断行したことを明らかにした。
 一方、自民党は収入が261億6081万円、支出が202億2924万円で、翌年繰越金は66億9076万円。収入規模で民主党を大きく上回るものの、繰越金では民主党に水をあけられている。
 早稲田大の田中愛治教授(政治学)は「米国の研究では選挙キャンペーンにつぎ込んだ費用と得票率は比例するという報告がある。自民と民主の繰越金の違いが参院選の結果に反映したと見てもいいだろう」と分析する。

4306とはずがたり:2007/10/08(月) 19:15:33
無党派層、厚い支持-比例、中南和で自公辛勝【07参院選】  (2007.8.1 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/070801/all070801b.shtml

   民主党が全国的に大勝利を収めた参院選。県選挙区でも民主の前衆院議員、中村哲治氏(36)が過去最高の大量得票で、自民党新人の松井正剛氏(54)と共産党新人の中村篤子氏(49)を破り初当選、国政に返り咲いた。選挙期間中、中村哲氏は年金問題を中心に訴え、多くの有権者の人心をつかみ、自民が強いとされた南部の4区でも得票トップとなった。松井氏に10万票以上という大差をつけた今回の選挙戦を衆院選の4区別に分けて分析した。

 参院選県選挙区を衆院選の4区に分けて中村哲氏の得票数をみると、1、2、3区とも、実に全得票数の50%以上の得票率を占めた。さらに「自民など保守が強い」とされる4区においても5割には届かないまでも、46.6%という得票率で、ほかの3区とともに3氏の中ではトップとなった。

 とりわけ4区については、松井氏の地元である桜井市があり、本社の選挙期間中における世論調査でも松井氏の優勢が結果として出ただけに、予想外といってもいい結果だった。桜井市の票の出方も、松井氏の1万6739票に対し中村哲氏は1万973票。約6000票差と、期待されたほど差は開かなかった。これに対し、4区の大票田、橿原市では中村哲氏が2万9917票を獲得。松井氏の得票2万988票に約9000票もの差をつけている…

4307とはずがたり:2007/10/08(月) 19:16:33
’07参院選:選挙区、世耕氏が全市町村1位 比例は民主トップ−−得票数 /和歌山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/wakayama/archive/news/2007/07/31/20070731ddlk30010587000c.html

 ◆選挙区

 ◇世耕氏、全市町村で1位

 ◇市部では小差 橋本、岩出は互角−−阪口氏健闘

 参院選和歌山選挙区で当選した自民の世耕弘成氏(44)は、全市町村で他2氏の得票を上回り、幅広く浸透した。しかし、市部では町村部に比べ、民主の阪口直人氏(44)が健闘したところが複数あった。全国的な自民への逆風は、和歌山でも都市部を中心に影響したと言える。

 世耕氏と阪口氏の得票差は、町村部で3万6193票、市部では3万2839票。いずれも世耕氏が上回ったが、市部では阪口氏がその差をやや縮めた。

 得票率で見ると、町村部では世耕氏が約60%、阪口氏が約32%で2倍近い開きがあるが、市部になると世耕氏約50%、阪口氏約40%と接近。有効投票数は市部が町村部の3倍近くあり、都市部での阪口氏の善戦が全体の差を詰める要因になった。

 特に有効投票数全体の3割を占める和歌山市では、世耕氏のリードは約5000票にとどまる。得票率では世耕氏が3ポイント程度しか上回っていない。橋本市や岩出市では、ほぼ互角だった。

 共産の国重秀明氏(46)は、市部と町村部の得票率はほぼ同じ。得票数は04年の前回参院選に立候補した時より、約300票減らした。【青木勝彦】

 ◆比例代表

 ◇民主がトップ、19万819票 自民の得票率は過去最低

 県内の比例代表の投票結果は、30日午前4時ごろ判明した。得票のトップは民主の19万819票(得票率39・07%)で、13万7064票にとどまった自民(同28・07%)は衆参の比例代表で初めて民主に敗れた。選挙区で世耕弘成氏に投票した有権者のうち約半数が比例代表では自民に投票しなかった計算になる。自民の得票率は98年の28・69%を下回り、参院選で過去最低となった。

 05年9月の衆院選比例代表では、自民が20万9594票(同36・51%)を獲得。民主は16万4897票(同28・73%)だった。2年間で自民は7万2530票を失ったが、民主は2万5922票しか増やしていない。他党も得票を減らしていることから、自民に見切りをつけた人は、民主や他の野党に投票するより棄権する傾向が強かったことがうかがえる。

 3位の公明は8万6176票で、05年衆院選より2万票以上減らした。与党に逆風が吹く中、中核的支持層以外の票を取り込めなかった格好だ。4位の共産は4万875票で、得票率では2年前と同水準。5位の社民は1万票を割り込み、05年衆院選から半減させた。

 個人で最も多かったのは、公明の山本香苗氏の6万2095票。2位は民主の大江康弘氏で3万14票。横峯良郎氏(民主)は843票、アルベルト・フジモリ氏(国民新党)は295票。著名人候補で大量得票する人はいなかった。【奥村隆】

毎日新聞 2007年7月31日

4308杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/10/12(金) 19:30:54
都知事選・参院選と立て続けに出馬したのが、ついこの間でつたな・・・・・(゜Д゜;)

建築家黒川紀章さん死去 参院選にも立候補 73歳
http://www.asahi.com/obituaries/update/1012/TKY200710120240.html
2007年10月12日17時06分

 東京・六本木の国立新美術館など「共生の思想」に基づく作品で国際的にも知られた、建築家で文化功労者の黒川紀章(くろかわ・きしょう)さんが12日午前8時42分、心不全のため東京都新宿区の病院で死去した。73歳だった。連絡先は東京都港区赤坂1の12の32、アーク森ビル13階。葬儀は親族のみで行う。妻は俳優の若尾文子さん。9日から入院していた。

 晩年は都知事選などの話題でも知られたが、建築家として20代から活躍し、スケールの大きな発想の建築を生み続けた。

 愛知県生まれ。京都大学建築学科を卒業後、東京大学大学院で故・丹下健三氏に学んだ。大学院時代に、時代や用途に応じて建築を増殖させることを唱えた「メタボリズム(新陳代謝)・グループ」を結成した。

 中銀カプセルタワー(東京都中央区)、国立民族学博物館(大阪府吹田市)など作品は数多く、海外でも、オランダのバン・ゴッホ美術館新館(98年)、クアラルンプール新国際空港(98年)などを手がけた。カザフスタンや中国で都市計画にも参画した。98年に芸術院会員、06年に文化功労者。

 今年4月、都知事選に立候補したが、落選。7月の参院選でも、自ら立ち上げた共生新党から夫婦で立候補したが、落選した。

4309やおよろず:2007/10/13(土) 12:46:06
黒川紀章氏が急死…妻・若尾へ最後の言葉「本当に好きだった」
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200710/sha2007101300.html

 世界的建築家で、今年は派手な選挙活動でも話題を呼んだ黒川紀章さんが12日朝、心不全のため都内の病院で死去した。73歳だった。参院選落選からわずか2カ月半後の突然の悲報。選挙期間中から体調を崩していたという。愛妻で女優の若尾文子(73)は「まさか急に亡くなるとは…」と憔悴(しょうすい)した様子。亡くなる2日前、若尾に「本当に好きだった」との言葉を残していた。





 建築界の世界的巨匠が逝った。今年はユニークな選挙戦で注目を集めたが、実は病身をおしての戦いだった。

 黒川さんは今月に入って体調が急変。12日午前8時42分、入院先の東京都新宿区の東京女子医大病院で息を引き取った。妻の若尾ら親族が最期を看取ったとみられる。

 急死の報が伝わった同日夕方ごろから、港区内の自宅マンション前には多数の報道陣が詰めかけ、親類や政界関係者らからの弔花が次々と届けられていた。

 「まさかこんな突然急変するとは思いませんでした。こんなに簡単に亡くなるなんて…。とてもつらかったです」。同日午後8時すぎ、自宅でインターホン越しに取材に応じた若尾は、ため息交じりに消え入るような声で話した。

 亡くなる2日前の10日、若尾が「あまり良い奥さんじゃなかったわね」と話しかけると、病床の黒川さんは「そんなこと、そんなこと…」と言葉を詰まらせた。そして「本当に好きだったんだから」。これが夫婦の最後の会話になったという。若尾は「この言葉だけは忘れません」と漏らした。

 世界的建築家の故丹下健三氏に師事。20代後半から「建築界の寵児」として名をはせた。国内外で数多くの先鋭的な建築物や都市設計を手掛け、国内外の受賞歴は多数。現在では当たり前の言葉「共生」も、黒川さんの造語。50年近く前から生命の共存を唱え、時代の先端を走り続けた。

 若尾とは8年越しの恋を実らせる形で昭和58年12月に入籍。その後も「おしどり夫婦」ぶりは続き、7月の参院選では黒川さんは東京選挙区、若尾も夫が設立した政治団体「共生新党」の比例代表で出馬。夫唱婦随の選挙活動を展開した。

 だが昨年ごろから体調がすぐれず、選挙期間中に報道陣に隠れるように大量の薬を服用する姿も。若尾の出馬は、病魔を抱えた夫への最後の献身だったのか…。

 「政界進出」という設計図だけは未完成のまま終わった。葬儀は近親者のみで行うという。喪主は未定。

4310とは:2007/10/13(土) 22:05:19
いやぁ精力的でお元気そうだったのに吃驚りですねぇ。死ぬ前の芸術家の一大パフォーマンスに我々はお付き合いしたって事なんでしょうかねぇ。建築以外にも記憶を我々に残して去って行きましたな〜。
俺なんかがご冥福をお祈りしなくても十分冥福して逝ったんでしょうなぁ。

4311とはずがたり:2007/10/21(日) 23:54:27

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/1096-1099
う〜ん,ムネオが両天秤掛けるのももっともですなぁ
>「次期衆院選を考えたら、多原にもっと流れてもよかった。民主の協力もそんなものか」と安堵(あんど)の声すら聞かれる。

[2007.08.01]民主と大地
共闘に複雑な感情交錯
「足して2で割れない」
http://www.tokachi.co.jp/kachi/jour/07konsen-yoha/20070801/03.htm

 「力不足で申し訳ございません」
 7月29日午後11時半、帯広市内の鈴木宗男帯広事務所に、神妙な面持ちで頭を下げる石川知裕衆院議員(民主党十勝代表)の姿があった。鈴木後援会が推す多原香里氏(新党大地副代表)の落選が確定的になっていた。

石川氏に感謝
 鈴木衆院議員の十勝帯広総連合後援会の斉藤允雄会長代行、斉藤健司幹事長が対応し、互いの健闘をたたえ合った。斉藤幹事長は、「中川(昭一)さんが強い地盤で、民主の協力をもらい善戦した。石川さんには感謝したい」と語った。

 今参院選で公認の小川勝也氏と共に、新党大地副代表の多原氏を推薦した民主党。道内2議席独占を狙った「民主・大地共闘」の図式は、中川昭一自民党政調会長に対抗する石川氏の戦いには不可欠なものだ。

 結果的に議席独占は失敗したが小川・多原で計10万8000票を獲得。民主党十勝の幹部は「(大地との)信頼関係を追求すれば何とかなる。石川にも(小選挙区で勝つ)芽が出てきた」と語った。多くの関係者が大地との共闘に一定の評価を下す。

 多原氏が得票トップだった池北3町を含め、8町で伊達忠一氏を上回った。石川氏は「評価は鈴木後援会が判断することだが、自分としてはベストを尽くした。行動を見ていただければ、大地側に理解してもらえるのでは」とする。

 半面、両組織内部には複雑な感情がくすぶる。民主は連合の組織票を小川氏に一本化、多原氏への応援は旧5区(道東)の国会議員・道議に限定した。「2議席独占」が現実味を帯びた終盤、道内全域で支援を強化したが、「指示が遅かった」との批判は党内部にも強い。

 表向き対自民で一致した「石川−大地」ラインだが、十勝の大地関係者は「(全道的に)小川が取りすぎだ。連合票が来るのは難しいと思っていたが…。この結果じゃあ、協力をもらったことにはならん」と不満を漏らす。

 「足して2で割れば簡単だが…、連合の運動は選挙区と比例がセット。簡単にはいかない」。民主関係者は協力の限界を語る。十勝毎日新聞社の出口調査でも、民主支持層で多原氏に投票したのは34%。自民党幹部からは「次期衆院選を考えたら、多原にもっと流れてもよかった。民主の協力もそんなものか」と安堵(あんど)の声すら聞かれる。

別々の拠点
 「民主、連合と組むことを面白く思わないバリバリの保守がうちには多い」
 ある大地関係者は共闘関係の危うさを指摘する。今参院選でも鈴木後援会と石川後援会は別々に拠点を構えて多原氏の運動を展開、表面的に交わることはなかった。
 鈴木議員の古参支持者は「民主との連携は知事選と参院選に限ってのこと。今後のことは分からない。大地は結局、鈴木さんの個人商店だから」と冷ややかに語る。
 鈴木信者と石川後援会−。決して融合することはなく、微妙な協力関係が続いている。(参院選取材班)

4312やおよろず:2007/10/22(月) 00:08:56
>道内全域で支援を強化したが、「指示が遅かった」との批判は党内部にも強い。
>十勝の大地関係者は「(全道的に)小川が取りすぎだ。連合票が来るのは難しいと思っていたが…。この結果じゃあ、協力をもらったことにはならん」と不満を漏らす。
>民主支持層で多原氏に投票したのは34%。自民党幹部からは「次期衆院選を考えたら、多原にもっと流れてもよかった。民主の協力もそんなものか」と安堵(あんど)の声すら聞かれる。

中選挙区時代の、それも70年代以前の感覚ですね。
連合や民主党の命令で投票先を決定する有権者がどれほどいると思っているのやら・・・

自民党の支持者が多い70代以上くらいなもんでしょう、利権と無関係に組織に従うのは

4313とはずがたり:2007/10/23(火) 00:34:35
>>3352

民主「共闘」ままならず 参院選鳥取選挙区
http://www.nnn.co.jp/news/070704/20070704005.html

 十二日に公示される参院選で、民主党は「野党共闘」の姿勢で与野党逆転を狙う。鳥取選挙区では民主新人の川上義博氏の推薦、支援要請に対し、社民党県連(佐々木周子代表)は「自主投票」を決め、現時点で民主党がもくろむ共闘態勢は表面上、崩れた。激戦が予想される同選挙区で「社民票」の行方が注目される。また、川上氏の推薦を決めた国民新党はまだ際立った動きを見せていない。

 社民党県連は一日の三役会で、鳥取選挙区は自主投票とし、「比例に全力を挙げる」ことを決定。党県連は六月三十日、比例代表候補で党広島県連代表の金子哲夫氏(元衆院議員)と語る会を若桜町内で開催した。

 集会前に金子氏は、本紙の取材に「民主党公認候補を選挙区で応援しても、比例代表で社民党を応援してもらうことはない。わが党も生き残りを懸けた選挙をやっている」と与野党逆転を名目に簡単には共闘関係を築けない現実を強調した。

 党県連の米井悟副代表は「川上支援は、党にとってマイナスになることがあってもプラスにはならない」と言い切るが、対応は各自の判断に委ねられる。

 過去の選挙で連合鳥取の推薦を受け、「川上を応援している」と話す社民系議員は「川上選対に出入りはしないが、個人的にミニ集会でもやりたい」と割り切る。一般党員や党支持者の動きで「自民、共産には行かない。消極的選択肢で川上に流れるだろう」と指摘する。

 川上陣営関係者は社民党県連の決定に対し、「川上は保守の畑の生まれだから違和感があると思うが、社民票が自民に流れることはない」との見方だ。民主党県連の福間裕隆幹事長は「自公路線に対抗する勢力として、格差社会の是正などの点で支援をお願いすることができる」と社民党関係者への働き掛けを個別に進める考えだ。

 一方、国民新党本部は今年三月に川上氏の推薦を決定。だが、同党県支部(小林正義代表)は党組織としては際立った動きを見せていない。民主党県連は国民新党関係者に協力を要請中というが、県西部の国民新党の党員は「党から具体的な指示は受けてない」と話している。ただ、特定郵便局長OBら一部党員の間では、川上氏支持の動きが広がっている。

4314とはずがたり:2007/10/28(日) 22:58:48

衝撃の余波’07参院選<1>地崩れ 農家の“反乱”防げず−連載
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/kyushu/20070801/20070801_001.shtml

 自民37、民主60‐。与党の歴史的敗北に終わった参院選は、保守王国九州にも激震をもたらした。1人区6県の結果は自民の2勝4敗。民主は解散・総選挙へ向けて圧力を強めており、今後の国会は緊迫した展開が予想される。九州の現場で、参院選の余波を追った。
   □   □
 惨敗から一夜明けた30日。佐賀県内の農業団体に足を運ぶ、自民党衆院議員の姿があった。「敗戦の原因は農家の反乱にある」と直感したからだ。

 都市部で民主に敗れる「1区」現象から、地方に多い「1人区」現象へ。自民は全国の1人区で民主に6勝23敗と完敗した。自民が参院選20連勝を誇った佐賀選挙区でも敗北。農家が多い郡部で、民主候補の得票は自民を上回った。地崩れともいえる、初めての事態だった。

 議員は団体幹部に党の農業政策を説明し、今後の支持を求めた。だが、「投票の指示を下ろしても農家はまとまらん」。思った通り、反応は芳しくなかった。
   □   □
 自民党も農家へのアピールを忘れていたわけではない。安倍晋三首相(総裁)は6月16日、佐賀県で田植えのパフォーマンスを披露した。だが、農家が「関税撤廃を求める外国に負けないでほしい」と要望しても、「守るべきところは守る」と応じただけ。「本当に農業を分かっとんさっとかな」。女性の1人は首をかしげた。

 民主党が農家の赤字を補う「戸別所得補償制度」を打ち出しても、自民党は「財源を示しておらず絵に描いたもち」と批判するばかり。具体的な将来ビジョンは伝わらなかった。

 「初めて民主党に入れた。これからは農家を向いている政党でなければ支持できん」。佐賀県小城市で農業に携わる男性(46)の言葉は、「反乱」ぶりを物語る。
   □   □
 熊本県山鹿市の農業地帯。トラクターでタバコの葉を収穫していた農業男性(70)は周囲を見渡して言った。「あそこも、ここも減反で田んぼをつぶした。見なっせ、働いているのはみんな年寄りばかりでしょうが…」

 同市は参院選熊本選挙区で落選した自民党の三浦一水氏の地盤。自殺した松岡利勝前農相の地盤と重なり、衆院補選の舞台にもなった。三浦氏は過去2回の参院選同様、農政連公認。「松岡先生の遺志を継いで農業を守る」と訴え、戦った。

 だが、圧勝が予想された衆院3区でさえ、三浦氏の得票は、民主新人、松野信夫氏を10ポイント上回っただけ。比例票は、国政選挙で初めて全県で民主が自民を上回った。

 同県産山村の元村議(70)は自民支持を訴えて回ったが、多くの農家の反応は「参院選は民主でいい」。元村議自身も、投票所に入るまで「自民か民主かで悩んだ」と打ち明ける。

 農村部に広がる自民への冷めた目線。自民党熊本県連の西岡勝成幹事長が選挙戦で感じたのは、そんな農村部で強固だったはずの「保守層」の総無党派化だった。
 (佐賀総局・久保田敦、熊本総局・山本敦文)
=2007/08/01付 西日本新聞朝刊=

4315とはずがたり:2007/10/28(日) 23:01:50
なかなか宜しいね♪
>小斉平氏の得票は、05年の衆院選で現在の自民現職たちが各区で獲得した票の5割前後と、大幅に目減りした。保守分裂を嫌い、九州で唯一、公明党が推薦を見送った結果、小斉平氏が公明支持層から得た票はわずか27%。全国の1人区で最低レベルだった。

>次の衆院選でも、現職の選挙区に保守系無所属が意欲を示している
誰かねぇ??楽しみである♪

衝撃の余波’07参院選<2>分裂 繰り返す自滅の構図
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/kyushu/20070809/20070809_001.shtml

 全選挙区最年少、31歳の無所属新人、外山斎氏に完敗し、がっくりと肩を落とす自民公認の小斉平敏文氏。「この選挙をどう後始末するかだ」。参院選宮崎選挙区で敗北が決まった直後、衆院宮崎2区選対本部長を務めた江藤拓衆院議員は、宮崎市の事務所で唇をかんだ。

 6年前の参院選で、自民公認の小斉平氏は、公認を外された当時の現職、長峯基氏を破った。今回は同じ2人で保守票を争い、共倒れ。江藤氏は、次期衆院選に今回の保守分裂が与える影響を懸念する。

 宮崎県政の保守分裂は、江藤隆美元総務庁長官と上杉光弘元自治相の対立にさかのぼる。3年前の参院選では、上杉氏が保守票を一本化できずに落選。今年1月の出直し知事選でも県連は分裂し、自民推薦候補が東国原英夫知事に敗れた。
 「小斉平氏は上杉系、長峯氏は江藤系」(関係者)。対立構図は今回の参院選でも重なる。
   □   □
 「みんなで協力体制はとれますか」
 参院選中盤の7月19日、宮崎市で応援演説を終えた安倍晋三首相は、党県連の坂元裕一会長に念を押した。坂元会長は「表と裏は違います」と答えるしかなかった。

 「本当に一枚岩になっているのか」「今度負けたら、次(の衆院選)はやらんぞ」
 4日後、宮崎市で開かれた自民党の会合は危機感にあふれていた。自民支持団体幹部は、江藤拓氏と中山成彬氏(衆院宮崎1区)、古川禎久氏(同3区)を厳しく追及。「まるで査問会議だった」と出席者は振り返る。

 自滅を恐れた県連は、徹底した「党営選挙」を強化。集会への動員や支持者回り、陣営への人員派遣など、国会議員や県議にノルマを課し、「負けたら県連解体」と檄(げき)を飛ばした。

 それでも、結果は5万票の大差で敗退。「全然ダメ。一枚岩も上っ面だけだった」。坂元会長は突き放す。
   □   □
 2003年の衆院解散まで衆参合わせて7人いた党所属国会議員は、今や3人。内紛を重ねた揚げ句の衰退に、県農民連盟幹部は「国とのパイプは細るばかり」と脱力感に包まれる。

 小斉平氏の得票は、05年の衆院選で現在の自民現職たちが各区で獲得した票の5割前後と、大幅に目減りした。保守分裂を嫌い、九州で唯一、公明党が推薦を見送った結果、小斉平氏が公明支持層から得た票はわずか27%。全国の1人区で最低レベルだった。

 分裂が敗北を招き、民意との乖離(かいり)を生んだ。それでも、ある県連関係者は言う。

 「次の衆院選でも、現職の選挙区に保守系無所属が意欲を示している。世代が1つ変わらないと怨(おん)念(ねん)は消えない」
 (地域報道センター・山口英宏)
=2007/08/02付 西日本新聞朝刊=

4316とはずがたり:2007/10/28(日) 23:03:39
こんな事があったんですなぁ。。。
>2人の「保守」が掘り起こした票に与党批判の追い風が相まって、「自民より一歩抜け出した」と皆吉氏の陣営内は沸き立った。だが、自民を知り尽くした打越、松下両氏にとって、そこに不安があった。
>松下氏は投票3日前、勝ちを意識し始めた陣営スタッフに「最後の自民の底力はすごい」と警鐘を鳴らした。
>だが、最終盤の皆吉陣営は、選挙カーで地域を回る程度。「完全な上滑り。緩みが失速につながった」。陣営幹部の1人は無念そうに振り返る。

両氏の次期総選挙への出馬は確定的ですな。
>惜敗に、いまだ「立ち上がれないくらいのショック」と沈む民主県連。だが、元自民党議員2人の目線は違う。「参院選は自分にとって衆院選の前哨戦。ここからが本当の正念場だ」。打越氏は表情を引き締めた。

衝撃の余波’07参院選<3>前哨戦 目線の先には衆院選
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/kyushu/20070809/20070809_004.shtml

 「敗戦の弁しか用意していなかった」。再選を果たした自民の加治屋義人氏がこう漏らしたほどの紙一重の戦いだった。
 当初「無風」とみられていた参院選鹿児島選挙区は、民主新人の皆吉稲生氏が加治屋氏の得票にわずか0.7%差まで迫った。自民が衆院五小選挙区を独占し、県議会も全体の7割超を占める保守王国で起きた「地殻変動」。

 民主肉薄の背景には、2人の元自民議員の存在があった。

 8月1日午後。鹿児島市にあるプレハブ建ての事務所で、元自民県議団会長の打越明司氏は、盆明けに開く女性集会の準備に追われていた。「敗戦に打ちひしがれているひまはない」

 打越氏は2005年の衆院鹿児島2区に無所属で立候補し落選。いったん自民に復党したが、2区の公認をめぐる問題から1月に再度離党、6月に民主党入りした。

 参院選期間中、打越氏は懸命に動いた。次期衆院選で、民主公認候補の座を射止めるためには、参院選での働きが「生命線」だったからだ。出身の松下政経塾の人脈などもフル活用し、票の掘り起こしを図った。
   □   □
 05年衆院選鹿児島3区で「郵政造反組」となって敗れた元自民衆院議員の松下忠洋氏も、民主の強力な「助っ人」となった。松下氏の原動力は、「保守分裂で争った自民現職に対する遺恨だ」と民主県連幹部。
 かかわりのある特定郵便局長OBの政治団体「大樹」の票取りまとめなどに奔走し、「自分の選挙のように死に物狂いで回っていた」。民主県連関係者はこう証言する。

 2人の「保守」が掘り起こした票に与党批判の追い風が相まって、「自民より一歩抜け出した」と皆吉氏の陣営内は沸き立った。だが、自民を知り尽くした打越、松下両氏にとって、そこに不安があった。松下氏は投票3日前、勝ちを意識し始めた陣営スタッフに「最後の自民の底力はすごい」と警鐘を鳴らした。

 だが、最終盤の皆吉陣営は、選挙カーで地域を回る程度。「完全な上滑り。緩みが失速につながった」。陣営幹部の1人は無念そうに振り返る。
   □   □
 「選挙というものは、選挙の翌日から始まります」。投票日翌日、自民党幹事長まで務めた民主党の小沢一郎代表は、早くも全国の衆院立候補予定者にメールで檄(げき)を飛ばした。

 衆院2区での出馬に向け、参院選後から休む間もなく準備を始めた打越氏。民主候補が空白の衆院3区も、松下氏は「白紙」としているが、民主県連幹部は「出てくれれば頼もしい」と期待を隠さない。

 惜敗に、いまだ「立ち上がれないくらいのショック」と沈む民主県連。だが、元自民党議員2人の目線は違う。「参院選は自分にとって衆院選の前哨戦。ここからが本当の正念場だ」。打越氏は表情を引き締めた。 (地域報道センター・富田慎志)
=2007/08/03付 西日本新聞朝刊=

4317とはずがたり:2007/10/28(日) 23:04:55
>だが、社民の現状は強気を貫けるほど強固ではない。県内の比例得票は、松本氏の選挙区得票の半分にも満たない6万8000票。全国的な党勢退潮は「牙城」と言われた大分にも表れ始めた。
この弱みが次期総選挙への交渉にどの程度効くかですな〜。

衝撃の余波’07参院選<4>離反 つかめぬ修復の糸口
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/kyushu/20070809/20070809_003.shtml

 民主と社民。両党候補で計31万票以上を獲得しながら、約20万票の自民新人、礒崎陽輔氏に敗れた参院選大分選挙区(改選数1)。「敗戦の将」として語る民主党大分県連代表の吉良州司氏は、むしろ自信にあふれていた。「結果は伴わなかったが、草の根の底力を見ていただけた」

 7月31日午後。大分市内の事務所で、吉良氏は選挙結果を振り返った。念頭にあったのは4日の選対会議。民主単独か、社民との共闘か。主な役員で参院選を総括し、今後の活動方針を論議する。

 「社民と競合しても、民主の比例票は自民と互角だった」。共倒れしたにもかかわらず、執行部はさらに単独路線を固めつつある。県連内でも、野党共闘支持は多くない。

 ソファから身を乗り出して、吉良氏は訴えた。「戦略次第で単独でも戦える」。自身の再選を懸けた衆院選をにらみ、中央突破を図る構えだ。
   □   □
 「吉良だけは絶対に許さない」。無所属新人の松本文6氏を推薦した社民党大分県連合や、支持団体の官公労幹部の間では、今もなお「吉良憎し」の感情が収まらない。

 民主から「勝てない」と支援を断られた松本氏は14万票を獲得。一本化していれば、全国唯一の選挙区議席獲得も夢ではなかった。党県連合の重野安正代表は「今回の選挙をややこしくした責任は民主にある」と不満を隠さない。

 だが、社民の現状は強気を貫けるほど強固ではない。県内の比例得票は、松本氏の選挙区得票の半分にも満たない6万8000票。全国的な党勢退潮は「牙城」と言われた大分にも表れ始めた。

 「次の総選挙は党の存亡をかけた厳しい戦い」と語る重野代表は、野党共闘への未練を捨て切れない。「軽々に結論を出すべき問題ではないが、野党共闘の崩壊は自公を利するだけだ」
   □   □
 民主が推す矢野大和氏と松本氏をともに支援した連合大分。「力が拮抗(きっこう)する2人が出たら共倒れする」。恐れていた事態に、嶋崎龍生会長の言葉に怒気が交じった。

 連合大分は昨年8月、両党に統一候補擁立を要請。だが、どちらも独自候補擁立を主張して譲らず、連合は仲介役の立場を失った。投開票日、連合事務所にいた嶋崎会長は、500メートル離れた矢野氏の集会にも、同じビル内で行われた松本氏の集会にも顔を出さず「無言の抗議」を貫いた。

 過去2回の参院選で「与党に勝つ」ために結束した三者。「これ以上勝たない戦いは繰り返せない」。嶋崎会長は両党の歩み寄りを望む。

 しかし、2大政党へのうねりを背景に単独路線を強める民主に対し、社民は退潮への焦りに怒りが重なる。「大変厳しい」(嶋崎会長)調整の着地点は、依然見えない。 (大分総局・佐々木直樹)

=2007/08/04付 西日本新聞朝刊=

4318とはずがたり:2007/10/28(日) 23:12:51
>>4314-4318

>県内では約半数の5選挙区で候補者が未定。
2区は稲富氏に決まり,4区は古賀氏に決まりかけ,11区は恐らく社民から出すことに成りそう。
あとは古賀と麻生の所だけである。

長崎3区はちょいと意外な結果でしたな。。

衝撃の余波’07参院選<5完>再起 政権交代壁なお厚く
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/kyushu/20070809/20070809_002.shtml

 「日本で一番、解散・総選挙が待ち遠しい男です」
 民主党の元衆院議員、城井崇氏のあいさつに、笑い声が巻き起こった。3日、新日鉄八幡労組などの基幹労連福岡県本部が北九州市小倉北区で開いた納涼会。「いざ鎌倉という折は、ぜひ力をお貸しください」。頭を下げる城井氏に、幹部は「今まで以上に応援する」と請け合った。

 北九州市で躍進する党組織も城井氏を後押しする。2月に党推薦の北橋健治市長を初当選させ、4月の県議選では雪辱を目指す福岡10区に民主系議員が3人誕生。参院選福岡選挙区で民主の岩本司氏が100万票を獲得する原動力につながった。

 10区現職は自民党の「刺客」だった西川京子氏。2005年の前回衆院選で吹き荒れた郵政改革の追い風は過去になり、候補差し替えのうわさも流れる。「自民支持者も応援してくれるようになってきた」。日焼けした城井氏は、既に臨戦態勢だ。

   □   □

 前回衆院選の福岡県内小選挙区で1勝10敗と惨敗した民主党。3区で再選を阻まれた県連副代表の藤田一枝氏も再起に燃える。「これからが本格的な戦い。早期解散に追い込みたい」。参院選前から続ける地下鉄駅前の朝立ちに、一層熱がこもる。

 ただし、県内では約半数の5選挙区で候補者が未定。前回衆院選の惨敗や市長選への転出が影響し、態勢づくりは遅れ気味だ。「年内にも解散があり得るのに…」。県連幹部は焦る。

 統一地方選の党躍進は都市部が中心。郡部にはいまだ県議不在の小選挙区も残る。風頼み、労組頼みからの脱却は容易ではない。対する自民党の顔触れは、麻生太郎外相や古賀誠元幹事長ら大物ばかり。

 「参院選は敵失で勝っただけ。衆院選が今あれば、県内で2つか3つしか取れないんじゃないか」。民主党を支援する連合福岡の山口正三会長は、上げ潮ムードを戒める。
   □   □
 3年前に続いて民主党が「歴史的な」(県連幹部)2連勝を飾った参院選長崎選挙区。開票から一夜明けた7月30日、同県大村市にある同党の山田正彦衆院議員(比例九州)事務所には、厳しい顔が並んでいた。

 後援会関係者の手には、参院選の市町別得票結果。長崎市、佐世保市、諫早市−。民主新人、大久保潔重氏の得票は県内四小選挙区のうち3区の主要都市でトップだったのに、山田氏の地元3区だけは、離島、郡部も含め自民新人の小嶺忠敏氏に全敗だった。

 山田氏は小選挙区制が導入された1996年以降、3区で一度も自民候補に勝っていない。それが、今年4月にあった県議選では選挙区内の離島で非自民系が自民系に3勝一敗と躍進。山田氏は今回参院選で一気に形勢逆転を狙い、精力的に離島を回った。

 しかし、追い風を受けてもなお、自民支持層の厚い壁は打ち破れなかった。「風はまだやんでいない。衆院選で勝つために、もう一度組織づくりを進めたい」。山田氏と後援会幹部は、戦略の練り直しと態勢再構築を図る決意だ。 =おわり

 (地域報道センター・野村創、長崎総局・前田絵)
=2007/08/05付 西日本新聞朝刊=

4319名無しさん:2007/12/23(日) 16:57:47
がん患者であることを参院本会議で告白し、がん対策基本法の成立に尽力した民主党参院議員の山本孝史(やまもと・たかし)氏が22日午後11時50分、胸腺がんのため東京都内の病院で死去した。58歳。大阪市出身。葬儀・告別式は未定。

 5歳の時に兄を交通事故で失い、立命館大在学中から交通遺児育英会の活動に参加。同会事務局長を経て1993年の衆院選で日本新党から初当選。2001年から参院(大阪選挙区)。一貫して厚生労働畑を歩いた。

 06年5月に参院本会議でがんを告白、与野党の厚労族議員に働き掛け、がん対策基本法と自殺対策基本法の成立に尽力した。闘病生活を送りながら今夏の参院選に比例代表で出馬、当選後にはがん対策や医療格差解消に取り組む意欲を示していた。
[ 2007年12月23日 11:41 速報記事 ] スポニチ

4320とはずがたり:2007/12/26(水) 23:07:46

>>3495

中山首相補佐官 宮崎市で遊説
2007年07月23日
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/miyazaki/SEB200707230032.html

 「選挙区は自民、比例区は公明」という自民と公明両党の選挙協力が九州で唯一結ばれていない宮崎。自民が選挙区で分裂含みなのに加え、同党本部が宮崎にゆかりが深い首相補佐官の中山恭子氏を比例区に立てたことに公明の反発が強いためだ。その恭子氏が22日、夫・成彬衆院議員の地盤の宮崎市で街頭遊説をした。連立与党を組む両党だが、選挙戦後半に入っても溝は埋まっていない。

 恭子氏はこの日、県内数カ所で街頭演説し、拉致問題の解決を訴えた。宮崎市内での演説には成彬氏も同席。自民県連幹部も応援のマイクを握った。中高年の女性らが足を止め、恭子氏の演説に耳を傾けた。

 「恭子氏が宮崎に入るたびに比例区票をごっそり持っていかれる」

 公明の支持母体・創価学会の幹部は不快感を隠さない。公明は、福岡県が地盤の木庭健太郎氏(比例区)の再選を目指しているが、宮崎で知名度の高い恭子氏は木庭氏の得票を減らす要因になると見ているからだ。

 公明は現在、自民現職の小斉平敏文氏からの推薦願いを保留している。自民が一枚岩になるのかが見極められないのも理由の一つだ。今年1月の知事選で自民は分裂。県連が推す候補を公明も推薦したが、惨敗した。

 木庭氏は「公明の支持者が自民候補を応援しても、宮崎では肝心の自民の支持者がどうするのかわからない」と二の舞を避けたい地元の公明の立場を代弁する。

 一方で、今回無所属で出た元自民党参院議員の長峯基氏が公明に接近。自民分裂の「火種」でもある長峯氏と公明の「協力」が一部地域で進んでいる。こうした事情もあり、公明は自主投票にする公算が膨らんでいる。

 選挙戦は激戦模様で、自民県連は公明票の上積みを是が非でも欲しいところ。県連幹部は「支持者名簿を公明に渡した。デタラメな名簿でないことを分かってくれるはずだ」と公明の色よい返事を待っている。

4321とはずがたり:2007/12/29(土) 19:28:56
ふり返る:07しまね 参院選 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071225-00000192-mailo-l32
12月25日16時1分配信 毎日新聞
 ◇王国落城、揺れる自民
 「島根で負けるはずがないという『保守王国』のおごりがあった」
 7月の参院選。3選を目指した自民現職の景山俊太郎氏が、国民新党新人の亀井亜紀子氏に敗れた。野党との事実上の直接対決で敗北したことは、盤石を誇った王国の崩壊を意味していた。
 なぜ負けたか。強力な集票マシンだった建設業者や農業関係者が「小泉改革」への不満から次々に離反。市町村合併で議員も減った。「組織の末端まで危機感が浸透しなかった」。県連は敗因をやはり「組織」に求めた。
 9月から、県連は組織の拡充に着手。年会費を3000円に下げた「準党員」の設置、中選挙区時代にフル稼働した後援会の復活。あらゆる形で「王国復活」を模索した。
 「竹下の当落がかかる選挙だ。自民党には抵抗があるが、竹下は好きという人に(後援会に)入ってもらわなければいかん」。自民の竹下亘氏と国民新党の亀井久興氏の一騎打ちが予想される次期衆院選・島根2区。10月5日の総務会で佐々木雄三幹事長代行(当時)は檄を飛ばした。だがある県議は悲痛な声を上げた。「私の支持者でも選挙になれば亀井さんに入れる人がいる。これはどうにもならん」。組織のほころびが「身内」ですら止まらない現状も浮き彫りになった。
   ◆
 一方、総括に至るまでの県連は迷走を極めた。早々と県連会長の辞意を示した青木幹雄氏に対し、「青木さんの指導力がないと選挙は戦えない」と慰留。結局、3役ら他の県連幹部がそろって引責辞任する形で青木氏の続投が決定したが、党員からは「青木さんは責任を取るべきでは」との声が上がった。
 参院選から約2カ月を経てようやく開かれた10月22日の総括会議。青木氏は「全国に誇る保守王国をもう一度立て直すため、先頭に立って頑張っていきたい」と深々と頭を下げた。一方、この日初めて公の場に姿を現した景山氏は「ブログを作って発信し、地域のため少しでも役に立ちたい」と再起の可能性を示唆。景山氏の処遇について、洲浜繁達幹事長は「ノーコメント」を繰り返した。
   ◆
 参院選後に就任した福田康夫首相の下、政府・与党は地方重視の政策へ転換。20日内示された来年度予算案でも地方交付税の拡充などの要求が大きく反映され、県連にとって望ましい結果に見える。
 しかし、洲浜幹事長は危機感をあらわにする。「予算を通して、地方の要望をしっかり形にするのが先。その後でないと総選挙は戦えない」
 解散総選挙の見通しが立たないまま、一触即発の事態は続く。参院選の余波は、まだ終わっていない。【酒造唯】
   ◆
 2007年もあとわずか。県内もさまざまな出来事があった。記者がこの1年の出来事を振り返る。
12月25日朝刊
最終更新:12月25日16時1分

4322とはずがたり:2007/12/30(日) 13:06:36
吃驚する程社民が円満・低姿勢である・・。秋田2区を譲らない訳にはいかないんちゃうけ?

松浦議員民主系会派へ
通常国会から 最終的には入党も 讀賣秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20071230-OYT8T00076.htm

 無所属の松浦大悟参院議員が民主党系会派入りを希望している問題で、松浦氏は29日、秋田市内で記者会見し、来年1月に始まる予定の通常国会に合わせて民主党系会派「民主党・新緑風会・日本」に入ると表明した。

 7月の参院選で松浦氏を支援した民主党県連、社民党県連、連合秋田、鈴木陽悦参院議員による「4者協議」が同日、秋田市内のホテルで開かれ、最終決定したという。

 8月に会派入りの意向を明らかにしていた松浦氏は「無所属で頑張ってきたが、委員会が一つしか所属できず、質問時間も短かった。格差問題や農業問題についてもう一歩踏み込んで仕事ができると思う」と話した。最終的には民主党入りを考えているという。

 社民党県連の石田寛幹事長は4者協議の後、「年内を無所属で頑張ってくれたことに感謝している」などと話した。

(2007年12月30日 読売新聞)

4323とはずがたり:2008/01/10(木) 16:54:39

決戦2007参院選<山形>
出遅れた自民 公明と結束固め活路
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/100/1.htm?from=goo

 参院選の公示が12日に迫った。山形選挙区(改選定数1)に立候補を予定する篠原みえ子(59)(自民)、舟山康江(41)(民主)、佐藤雅之(34)(共産)の新人3陣営はすでに臨戦態勢。3人と、各陣営を支える政党の動きを追いながら、安倍政権の実績や年金記録漏れ問題などを巡って展開される選挙戦の行方を展望する。

 「自公かっちり力を組んでやっていきましょう」
 3日、米沢市で開かれた公明党主催の「篠原みえこ・渡辺たかおを励ます会」。壇上で同党県本部代表・寒河江政好が、篠原みえ子に推薦状を手渡した。

 篠原の立候補表明は4月下旬。出遅れは否めない。篠原はほぼ週1回のペースで、比例選で3選を目指す公明現職・渡辺孝男(57)とともに県内の集会を回っている。

 自民党県連と公明県本部は6月15日、「選挙区で公明が篠原を全面支援し、自民は比例選で衆院選並みに公明へ集票する」ことで合意した。推薦状のパフォーマンスは、篠原と渡辺が二人三脚で回る集会で毎回繰り返され、両党の結びつきの強さをアピールしている。

 1999年に公明が連立政権に参加して以降、今回で国政選挙は6回目。自民が得意だった各種団体による組織選挙は以前ほどの集票力を持たず、代わりに創価学会を支持母体とする公明の組織票が、国政選挙でも地方選挙でも自民候補を支えるようになった。

 「自民党もっとしっかりしろ。公明党の支えがあってやっと(政権を)維持しているんじゃないですか。地方議員は全くそう思う」。3日の米沢市での集会で、来賓の自民県連幹事長代理・中川勝はこうあいさつした。長く地方議員を務めてきた中川ならではの実感だ。

 だが、年金記録漏れ問題などをきっかけに吹き荒れる与党への逆風が、山形でも両党を脅かす。「年金問題に端を発した政局は久間防衛相の辞任に発展し、日増しに自公連立政権にかつてない大逆風をもたらしている」。3日の集会では、地元・山形2区選出の自民衆院議員・遠藤武彦のメッセージが披露された。遠藤は「私の後援会は渡辺先生を推薦した」と続け、自公の結束を呼びかけた。

 安倍政権と距離を置く前自民県連会長・加藤紘一も、6月26日の鶴岡市での集会で「全部我々与党ですから。自公の中から、頼まれた候補について一生懸命頑張って下さい」と参加者に語りかけた。相次ぐ自民側からの公明支援の呼びかけは、自民の公明票への依存がますます強まっていることの裏返しでもある。

 公明も状況の厳しさはひしひしと感じている。自民候補が「小選挙区は自民、比例選は公明」と訴えた2005年9月の衆院選で、公明は県内の比例選で9万6035票を獲得。03年11月の衆院選でも8万6661票を得た。一方、自民が各種職域支部ごとに比例選候補を抱える参院選で公明が獲得した票は、04年7月が6万4055票、01年7月が6万3870票と、衆院選よりも少ない。

 「数の上では公明票は少ないが、ここは自民党さんに気を使っていただいて、『衆院選並み』をお願いしたい」。「壁を破る」と書かれた鉢巻きを締めた公明支持者で埋まった3日の集会会場で、寒河江はこう力説した。従来、各種選挙で強固な組織票を自民に提供してきたのだから、見返りはきっちり出してもらう――寒河江の言葉の端々には、そんな思惑がのぞく。

 6月26日の集会で、年金記録漏れ問題を巡り「首相は会社の上司じゃない。給料を返上して『ごめんなさい』で済む話じゃない。そんな軽い仕事じゃない」と安倍を辛辣に批判していた加藤は、5日に鶴岡市内であったパーティーでは「参院選は党の評判が非常に影響する。怖い選挙なんです」と話し、表だった批判は控えた。情勢が厳しいとされる中で政権批判を突出させるのは得策ではないとの判断があるとみられる。

 「比例選は渡辺孝男先生、選挙区は篠原みえ子に、なにとぞ」。3日の集会では、篠原自身もこうあいさつし、深々と頭を下げた。自公はひたすら結束を固めて逆風に耐え、反転攻勢の機をうかがう。

(文中敬称略)

4324とはずがたり:2008/01/10(木) 16:54:52

決戦2007参院選
<山形>
民主と社民協力 不信乗り越え「風」狙い
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/100/2.htm?from=goo

 「自公政権を倒すという大きな目的に向かって、ともに戦っていきましょう」
 6月1日、山形市内で開かれた社民党県委員会は、参院選山形選挙区で、民主党の舟山康江(41)を支持することを正式に決めた。舟山も会場に駆けつけてこう呼びかけ、出席者からは大きな拍手が起きた。

 この決定に、民主県連会長・近藤洋介は「社民党さんには大人の対応をしてもらった」と胸をなで下ろした。民主の有力支持団体・連合山形の加盟労組は、実は民主支持と社民支持に2分される。3年前の参院選にも立候補した舟山の得票と社民候補の得票を合わせると、当選した自民・岸宏一を上回った。今回、民主にとっては、社民と選挙協力ができるか、端的に言えば社民に独自候補擁立を断念してもらえるかどうかがポイントだった。

 民主の思惑通り、社民県連は今年1月、独自候補擁立を見送り、民主候補を支持する方針を内定した。組織の維持のためにも、あくまでも独自候補を擁立すべきとの声も党内には根強かったが、それでも支持を決めたのは、4月の県議選で民主から協力を得られると社民が踏んでいたからだ。

 だが、県議選では社民の期待は裏切られた。鶴岡市区では民主が単独推薦した候補は当選したが、県連代表・田辺省二は落選。寒河江市区でも、民主が単独推薦した候補は当選したが、民主、社民がともに推薦した新人は落選した。

 6月1日の社民県委員会では、舟山が姿を見せる前、田辺が「県議選では5人当選を目指し、そのために民主と選挙協力をしたが、2勝3敗という結果を思うと、その判断がどうだったか問われてしかるべきだ」と述べ、民主への不信感を隠さなかった。

 とはいえ、関係労組が舟山の推薦を次々と決定していく中で、社民にほかに選択肢がなかったのも事実。県連幹事長・広谷五郎左ェ門は「県議選の結果をいちいち検証するのでなく、お互い反省があれば意見交換し、不信感をなくすような努力をしていきたい」と、「大人の対応」をしていることを強調する。

 6月中旬、舟山は社民支持の自治労傘下の自治体職員組合を回り始めた。民主県連関係者は「これまでいくつも選挙を戦ってきたが、自治労を回ったのは今回が初めて」、連合山形関係者も「これまでは2分されていた労組が一体となっている」と手応えを感じている。「今までは負ける選挙ばかりやってきたが、今回は勝つ選挙をする」。そんな心強い言葉を労組からもらった民主関係者もいる。長年培ってきた地盤を持っている社民の地方議員は少なくない。彼らがフル回転すれば集票を期待できる。

 薄氷を踏みながらも、描いた筋書きをたどった舟山陣営。だが、年金記録漏れ問題などによる逆風の中、自民、公明両党が徹底した組織選挙を仕掛け巻き返しを図ってきた時、対抗できるのか。「建設業者にあいさつ回りに行くと、必ず自民のポスターが張ってある。『ああ、ここにも来たんだな』と。締め付けはすごいみたい」。山形の保守地盤の厚さを知る舟山は最近、周囲にこう漏らしている。

 近藤は7月1日、山形市七日町で街頭演説に立ち、「年金を取り戻すため、安心安全の老後を取り戻すため、元気な山形県をつくるため、7月29日は投票に行こう」と叫んだ。「なるべく外に出て、1人でも多くの人に顔を見せ声を聞いてもらう」と舟山も力を込める。投票所にどれだけ多くの人の足を運ばせるかがポイントになる。(文中敬称略)

4325とはずがたり:2008/01/10(木) 16:55:09

激戦の余波 07参院選
<山形>
逆風で王国揺らぐ
13万票差与党を直撃
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/101/1.htm?from=goo

 「自民党支持者の自民党批判だ。小泉構造改革の『暗』の部分、都市と地方の格差問題を改めて反省しなくてはならない」

 自民党・篠原みえ子の落選が確実となった29日午後9時過ぎ。篠原の選対本部長を務めた自民党県連会長・遠藤利明は山形市内の篠原事務所で、疲れ切った表情で選挙戦を総括した。

 その数時間後に確定した山形選挙区の開票結果は衝撃的だった。民主党・舟山康江に13万票もの差をつけられ、篠原の地元・天童市以外の県内全市町村で舟山の得票が篠原を上回った。衆参とも選挙区選出国会議員を独占し、県議会も定数の3分の2を占めるうえ、公明党からも協力を受ける――普通に考えれば盤石の基盤を持つはずの自民の威信は、与党への逆風の前に吹き飛んだ。

 2004年の前回参院選で、舟山を振り切って当選した自民・岸宏一は、今回の選挙戦前、「舟山さんに大勝できなかった私には、篠原さんを勝たせる責任がある」と決意を語っていた。岸は、3年前の思わぬ苦戦は、当時小泉政権によって進められていた公共事業削減など一連の構造改革で、自民を支えてきた組織、農村部などが影響を受けている結果だと気付いていたとみられる。

 だが、そうした変化にもかかわらず、難航を極めた末に篠原の擁立を4月に決定した際、党県連会長・加藤紘一(当時)は「かつてないほど党はまとまっている。3か月あれば十分勝てる」と強気の姿勢を崩さなかった。自民王国・山形で自民が立候補を打診しても次々と断られたのに、それが深刻な事態だという危機感が県連に共有されているとは言い難かった。

 選挙戦に入っても、ちぐはぐな対応が続いた。「年金、格差、あるいは農政が問題になったのに、担当の大臣を応援に呼べる状況になかったこと自体が大変異常だった」。篠原敗戦が決まった後、自民衆院議員・遠藤武彦(山形2区)は、「女性は産む機械」発言の柳沢厚生労働相や、事務所費問題が相次いで発覚した赤城農相らを念頭に、政府や自民の対応への不満をぶちまけた。

 与党への逆風にもかかわらず、自民、公明両党は今回、県内の比例選では計約28万票を獲得し、前回選を上回った。だが、読売新聞社と日本テレビ・同系列局が29日に共同実施した出口調査によると、山形選挙区で篠原に投票したと回答した公明支持層は多くはない。

 公明党県本部代表・寒河江政好は30日、「自民と共同で集会を繰り返すなど、最大限のことはした。逆風をはね返すだけのアピールができなかった」と述べた。大敗は与党間の選挙協力にも影を落とした。

 「あるミニ集会で、『自民は2005年の衆院選で勝ち過ぎ、傲慢(ごうまん)だ』という意見を聞いた。農政を含め、地方が切り捨てられているとの不満や批判を検証してこなかったことが、今回の結果の大きな原因の一つ」。遠藤利明は29日、敗戦の弁の中でこう反省を口にした。大敗の根は予想以上に深いのかもしれない。

     ◇

 参院選山形選挙区(改選定数1)では、民主党候補が自民党候補に13万票余りの差をつけ、1989年以降では最多の約37万票を獲得、圧勝した。比例選でも民主が県内最多政党に躍り出た。何が県内政界で起きたのか。今回の結果をもたらした背景と影響を、与野党ごとに検証する。(文中敬称略)

4326とはずがたり:2008/01/10(木) 16:55:21

激戦の余波 07参院選<山形>
「風頼まず」が急務
民主 社民との連携奏功
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/101/2.htm?from=goo

 「非自民の総力が結集し、一枚岩になったからこそこの結果が生まれた」
 29日夜。山形選挙区で民主党・舟山康江の初当選が決まると、選対本部長を務めた党県連会長・近藤洋介は山形市内の舟山事務所で、上気した表情でこう強調した。

 一夜明けた30日午前、近藤と舟山は県庁で記者会見。近藤は「社民党や連合山形などとの連携は大きかった」と述べ、県連が舟山を支持した社民党や、民主の有力支持組織・連合山形と結束して戦った成果との認識を強調した。会見を終えた2人はすぐさま近くの社民党県連へ出向き、県連幹事長・広谷五郎左ェ門に支援を受けたことへの謝意を伝えた。広谷も「与野党逆転を狙い、舟山支持を選択したのは間違いではなかった」と、成果に満足そうな表情を浮かべた。

 こうした組織戦に加え、自民・篠原みえ子に13万票差をつけての当選は、年金記録漏れ問題などを巡る与党への逆風という「風」に支えられた面も大きかった。

 読売新聞社と日本テレビ・同系列局が29日に共同実施した出口調査では、「支持政党なし」と答えた層の8割弱が舟山に投票したと回答。組織や団体に属さない無党派層から大量に得票した結果が舟山の大勝につながったのは間違いない。

 だが、「風」に乗った選挙は、風がやんだ途端に失速する。山形選挙区で非自民系の議員が誕生するのは、1989年の第15回選挙で、リクルート事件や「反消費税」の追い風を受けた星川保松(連合の会)以来18年ぶりだが、風がやんだ3年後の第16回選挙では自民候補が当選。さらにその3年後は自民推薦候補の前に星川自身も涙をのんだ。

 衆院でも、民主は山形1、2区とも直近2回の選挙で自民に連敗し、3区は05年選挙では独自候補さえ立てられなかった。党代表・小沢一郎が今回の選挙を見据えて早くから山形を始めとする1人区対策に乗り出していたのも、1人区では自民が強固な地盤を張っているところが多いからにほかならない。

 投票日前、近藤は「ここで参院議員を1人作れば、県議が10人いっぺんにできたのと同じくらいの意味がある。これまで民主になかった基盤ができることになる」と述べた。

 今回共闘した社民県連関係者が「これで舟山さんを『国会議員の応援弁士』として市町村選挙に呼べる」と話すように、選挙区が全県に及ぶ参院議員は、地方議員の多い社民や足腰の弱い民主にとって強力な助っ人になる。

 解散がなく、6年間じっくりと政治活動に打ち込める参院議員が誕生したことの意味は、民主にとって決して小さくない。2年以内に迫った衆院選に向け、足腰を鍛えて「風頼み」を脱せられるのか。民主が今後、県内で根づくことができるかどうかは、舟山の活動や力量に負うところが大きいのは間違いない。(文中敬称略)

(青山健一、江村泰山、佐野司が担当しました)

4327とはずがたり:2008/01/12(土) 21:34:30
>>3089-3092辺りに出馬関連記事
公明党県本部幹部は「(石津氏は)浮動票が多く、うちがそこから得るものはない」と冷淡だ>>3384と思ってたけど12日の公示日、鹿嶋市での石津の街頭演説に公明党の鹿嶋市議2人が駆けつけたぐらいの事はしたんだな。
また石津は公明の他キシロー系にも滲透したんか。台風の眼には成れなかったけど。

>>4267
> 記者A 無所属で健闘した石津政雄氏だが、実は自民と民主の候補者公募に自薦でエントリーしてたそうだ。「両方から断られて最後は脱政党かよ。無節操過ぎる」とあきれる人もいたよ。
> 記者C 石津氏は地元の鉾田市で圧倒的な強さを発揮した。意外と本当の狙いは次の市長選だったりして。今回の結果次第じゃ知事選も考えていたのかな。
割りと節操ないのも衆院2区の民主候補者として反撥喰らう理由の一つか。

足並み乱れる自公
【茨城】茨城選挙区立候補者(改選定数2)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070720_01.htm

藤田 幸久57民新
石津 政雄60無新
田谷 武夫55共新
工藤 敏隆46国新
長谷川大紋64自新
武藤 博光45諸新
(届け出順)

農相問題 どう影響
間隙狙う 保守系新人

 改選定数2を自民、民主両党で分け合い、実質的に無風選挙が続いてきた茨城選挙区で、「変化」の兆しが見えている。

 全国的に自民党と公明党の選挙協力の流れが定着する中、茨城では自民党が公明党に推薦要請しなかった。この間隙(かんげき)を突こうとしているのが、保守系無所属の新人、石津政雄だ。石津は18日、高萩市内のスーパーマーケット前で、「大政党、団体の後ろ盾はないが、地域の皆さんの声を国政に届ける気概はだれにも負けない」と訴えた。「茨城都民」など無党派層に照準を絞り、草の根選挙を展開する石津は、公示間近の6月24日に出馬を表明した。

 石津の出馬に、自民党新人、長谷川大紋の陣営に動揺が走った。石津が衆院議員中村喜四郎(茨城7区・無所属)や中村の系列県議ら一部保守層の支援を受けるだけでなく、県内で十数万票もつと言われる公明党にも急接近したためだ。

 石津は出馬表明した日の夜、公明党県本部の幹部を訪ね、世論調査の数字を示しながら、「自分にも当選の可能性がある。ぜひ支援を」と迫った。幹部は明確な返答は避けたが、12日の公示日、鹿嶋市での石津の街頭演説に公明党の鹿嶋市議2人が駆けつけた。

 公明党の茨城選挙区での対応は「自主投票」。

 民主党新人の藤田幸久陣営も「公明票の大半を獲得すれば、石津氏は台風の目になる」と警戒する。

 与党の足並みの乱れは、2004年の前回選挙が影響している。選挙区で自民党候補は公明党の推薦を得、民主党候補に10万票差をつけて圧勝したが、比例選で自民党は民主党を3万票も下回った。

 自民党側は、その原因は公明党との選挙協力にあると見る。「公明党は『比例は公明』と自民支持層に猛烈に働きかけ、自民の比例票まで大量に奪ってしまう」というわけだ。4月の統一地方選でも、「名簿を渡した後、公明関係者が後援会幹部の家に連日押し寄せてきた」と、自民党県議から悲鳴が上がった。

 ただ、中央で連立を組むだけに、公明党県本部代表の石井啓一衆院議員は、「県本部の一部に、推薦を要請しない自民党への不快感はある。だが、自公協力が崩れることはない。個別議員同士の信頼関係もある」と述べ、石津支援は限定的との考えを示唆する。

 長谷川陣営をさらに慌てさせたのは、農相、赤城徳彦(衆院茨城1区)の事務所費問題だ。

 公示前には赤城と長谷川が並ぶポスターも張り出され、陣営では「農相就任は追い風」と歓迎したが、問題発覚で一転、危機感が広がった。陣営に抗議の電話はほとんどないが、陣営幹部は「逆に不気味だ。不満が他候補への投票で爆発しなければよいが」と懸念する。(敬称略)
 
(2007年7月20日 読売新聞)

4328とはずがたり:2008/01/13(日) 00:38:41
>旧自由党が03年に民主党に合流した後、民主、社民両党は衆院選で2回(2003、05年)、参院選で1回(04年)選挙協力を模索してきたが、不調に終わってきた。
>社民党県連の関係者は、その理由を「県内では民主より社民が力を持っているから」と説明する。
>民主党の倍以上の県議を抱える社民党県連は、全国で勢力を減らしつつある社民党の数少ない牙城(がじょう)の一つ。
>一方、民主党は国政で勢力を伸ばしつつも、地方レベルでの組織力が弱い。国政と地方レベルとで勢力関係がねじれる両党の関係が共闘を阻んできたという。

共闘の行方―07参院選
<上> 6年ぶり野党共闘
カギは国民新の綿貫氏
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/122/1.htm

 「富山は自民党王国といわれているが、この富山でこういう(野党共闘の)形ができあがったことは意義がある」
 富山市出身の医師森田高氏(39)の立候補表明会見が23日、開かれ、小沢一郎・民主党代表は、森田氏を挟んで又市征治・社民党幹事長と並ぶ形で、こう述べ、参院選での与野党逆転に向けて意気込みを見せた。
 会見終了後、民主党県連の山上正隆・政調会長は、感慨深げに語った。「これで安心した。あとは、しこりなく選挙本番を迎えられれば……」

 県内の国政選挙で野党統一候補予定者が誕生するのは、前回2001年の参院選以来、実に6年ぶり。両党の支持母体・連合富山の当時の事務局長が、旧自由党を交え3党の推薦を受けて戦った。

 ただし、この時は、立候補表明が公示までに3か月を切っていたことや、比例選に力を注いだ各党がフル回転しなかったことなどから、自民の野上浩太郎氏(39)に21万票差をつけられ惨敗している。

 旧自由党が03年に民主党に合流した後、民主、社民両党は衆院選で2回(2003、05年)、参院選で1回(04年)選挙協力を模索してきたが、不調に終わってきた。
 社民党県連の関係者は、その理由を「県内では民主より社民が力を持っているから」と説明する。

 民主党の倍以上の県議を抱える社民党県連は、全国で勢力を減らしつつある社民党の数少ない牙城(がじょう)の一つ。一方、民主党は国政で勢力を伸ばしつつも、地方レベルでの組織力が弱い。国政と地方レベルとで勢力関係がねじれる両党の関係が共闘を阻んできたという。

 それにもかかわらず、今回の共闘が成り立ったのは、「小沢代表の力が大きい」と、民主党県連関係者は話す。県連ではなく本部レベルで水面下の候補予定者選考、社民党への打診を行い、この日にこぎつけた。

 しかし、社民党県連の思いは複雑だ。県連レベルで社民党に初めて共闘の打診があったのは、森田氏の会見前日の22日。同県連は会見直前の当日午後、常任幹事会を開いて承認を得るというドタバタを余儀なくされた。

 菅沢裕明・同党県連幹事長は、「民主の姿勢には問題があった」と不満を隠さない。又市幹事長も「民主は、上で決めて下におろすトップダウン。県連から積み上げて党本部にあがるボトムアップの社民とはズレがある」と指摘し、共闘体制が一枚岩でないことを暗示した。

 さらにもう一つの不安要因がある。今回の参院比例選で、民主は広野允士氏、社民は又市幹事長が改選期を迎える。各県連が2人の選挙対策本部の中心となれば、選挙区選は手薄となり、「2001年の二の舞いになるのでは」との推測がささやかれている。

 また、昨年の衆院選で約12万票を得た綿貫民輔・国民新党代表の動きも不透明だ。坂野裕一・民主党県連幹事長は、「国民新党の協力も得て、3党の無所属統一候補に」と話すが、23日に県内入りした綿貫代表は、「分からない」と言葉を濁した。

 事実上の“綿貫党”である国民新党の選択肢は、民主、社民と協調するか、静観を決め込むか。又市幹事長は「公党の党首が『協力する』と言った。覆ることはない」とけん制するが、「協力すれば自民との決裂は確実」(自民党県議の一人)。綿貫代表の地元・南砺地域からも、「綿貫さん本人なら応援するが、それ以外は……」という苦悩が伝わってくる。

 綿貫代表の離脱後、党員が減少し、崩れ始めた富山の「自民王国」を“本籍”として守るのか、与野党逆転に向けた一歩を踏み出すのか――。綿貫代表の決断が大きく流れを左右することは間違いない。

4329とはずがたり:2008/01/13(日) 00:38:52

共闘の行方―07参院選
<下>民主・社民を警戒
自公協力進展するか
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/122/2.htm

 「来年4月に当選なさったら、恐縮ですが、その3か月後には私の戦いがありますから」

 県議選は来年4月8日投開票で、参院選は7月に予定される。野上浩太郎・参院議員(39)(自民、1期)は、富山市石金で24日に開かれた自民党の県議選立候補予定者の事務所開きで祝辞の後に、来夏の参院選のことを切り出し、会場から笑いが漏れた。

 23日には、民主、社民両党による無所属統一候補予定者の医師森田高氏(39)が同市内で参院選・富山選挙区(改選数1)への立候補を表明したばかりだ。

 同選挙区で再選を目指す野上氏は、「昨日、具体的な動きが出てきました。大変厳しい戦いになります。なにとぞよろしくお願いします」と、頭を下げた。

 野上氏は立候補を表明した4月以降、毎週末、富山に戻り、精力的に県内各地に顔を出している。秋までには、地元・富山市の党市連幹部と共に県内の支部すべてを回り終えた。「決して楽な選挙ではない」と、野上氏周辺も口を酸っぱくして支持者らに語り、組織引き締めに当たっている。

 2001年、野上氏は33万7000票で初当選。得票率約66%という圧勝だった。34歳の若さに加え、当時人気絶頂だった小泉前首相の「小泉フィーバー」も勝利に影響した。

 しかし、04年参院選で当選した自民党の河合常則氏の得票率は46%にとどまり、民主党候補に4万6000票差まで迫られた。富山市内の得票だけで見ると、河合氏は民主党候補に700票差をつけられている。

 また、民主党候補に社民党候補の得票を加えた票は、河合氏より1万1000票上回っていた。自民党関係者には衝撃が走り、今も危機感が続いている。

 こうした自民対野党共闘の激しいつばぜり合いを一歩引いた形で見ているのが、自民党と中央で連立を組む公明党だ。同党県本部の関係者は、「我が党としては、接戦の方が良い」と明かす。

 選挙区で候補を立てない同党は、参院選を比例選一本に絞っている。選挙区選で自民党を支援する代わりに、同党から「比例は公明」とするPRを期待している。自民の選挙区選が接戦であればあるほど、協力関係は強まるという見方だ。

 これまで、野上、河合の両氏は公明党からの推薦を受けており、今回も、自民党県連は、野上氏の推薦を依頼する予定。同党県連関係者は、「状況によっては、公明とのつながりをより強化する必要が出てくるかもしれない」と指摘する。

 一方、共産党県委員会は、党県常任委員の泉野和之氏(49)を擁立する。泉野氏は4月の立候補表明以来、県内各地で演説会をこなし、政治的主張を浸透させている。同委員会の反保直樹委員長は、「手応えはすごく良い。県民の皆さんの期待を感じる」と話す。

 ただ、野党共闘については、「民主は政策面などで自民と変わらない点がある。にもかかわらず社民が手を組むのは、オール与党化の流れにほかならない」と、警戒感を強めている。

 森田氏の立候補表明で、与野党の顔ぶれが出そろった参院選。“熱い”夏の陣に向け、各党の動きは早くも加速化しつつある。
 (この連載は、関泰晴、米川丈士、大山博之が担当しました)

4330とはずがたり:2008/01/13(日) 00:39:07

>今月10日夕、自民県議にとって“踏み絵”ともいえる2つの集会が、高岡市内で同時に開かれた。
> 衆院議員萩山教厳(比例選北陸信越ブロック)が、市内のホテルで後援会総会を開催すると、かつて「県連のドン」と言われた国民新党代表、綿貫民輔(富山3区)は約1キロ離れた経済団体のビルで講演会を開き、持論を展開した。
>今回は、県西部の自民県議12人中、所用で欠席した2人を除く10人が萩山の後援会に出席した。終始、笑顔の萩山を横目に、ある県議は、「こんな時、あちら(綿貫側)に行くのは、党人としてどうかと思う」とつぶやいた。
>自民が頼みにしていた県西部は、綿貫の離党した影響が大きい。さらに、4月の県議選で県東部の5選挙区すべてで無投票になり、参院選でも自民県議の活動が鈍いという声も出る。
>綿貫の講演会には、出身の砺波地方を中心に、自民の市議や前県議らが集まり、影響力の強さも見せた。


各党の思惑−07参院選
<1>組織再生
綿貫不在 進む自公協力
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/129/1.htm

 今月10日夕、自民県議にとって“踏み絵”ともいえる2つの集会が、高岡市内で同時に開かれた。
 衆院議員萩山教厳(比例選北陸信越ブロック)が、市内のホテルで後援会総会を開催すると、かつて「県連のドン」と言われた国民新党代表、綿貫民輔(富山3区)は約1キロ離れた経済団体のビルで講演会を開き、持論を展開した。

 2人は、2年前の衆院選富山3区で争い、綿貫が12万票で当選。10万票の萩山は比例で復活した。当時、自民県議10人が綿貫を支援したが、今回は、県西部の自民県議12人中、所用で欠席した2人を除く10人が萩山の後援会に出席した。終始、笑顔の萩山を横目に、ある県議は、「こんな時、あちら(綿貫側)に行くのは、党人としてどうかと思う」とつぶやいた。

 参院選富山選挙区(改選定数1)に、自民は「地方の再生なくして、国の活力なし」と訴える現職の野上浩太郎(40)を擁立する。有権者に占める党員割合が4・44%と全国一。同選挙区で13連勝し、“王国”と言えるが、綿貫不在の国政選に危機感は強い。

 「今のままの自民党では日本を救えない。(参院選は)最も大きな流れの変わり目」。こう強調する綿貫の講演会には、出身の砺波地方を中心に、自民の市議や前県議らが集まり、影響力の強さも見せた。

 綿貫は依然、態度を鮮明にしないが、党との板挟みになり、「どれだけ組織が動くか未知数」と言う地元県議もいる。別の県議は、「支援者から、『わしゃ綿貫党』と言われたら、どうしようもない」と明かす。

 自民が頼みにしていた県西部は、綿貫の離党した影響が大きい。さらに、4月の県議選で県東部の5選挙区すべてで無投票になり、参院選でも自民県議の活動が鈍いという声も出る。

 県議会が開かれていた14日午後、県議会議事堂の会議室で開かれた自民党議員会の会議。「各地域支部の選対の発足が遅い」「新規の後援会員の集まりが悪い」。参院選対策を話し合うと、幹事長の鹿熊正一ら執行部は渋い表情を崩せなかった。

 県議が足を運んで集める候補予定者の後援会の新規会員が伸び悩み、ある自民県議は、「紹介がゼロの県議もいた」と話す。

 前回04年の参院選後に進んだ市町村合併の影響も少なくない。県内で03年に約500人いた自民系の市町村議員が、06年には約200人減り、支持者を回る市町村議が減少した。そこで、野上のおひざ元、富山市連支部長の五本幸正らが5月、この元議員約200人を回り、「引退した皆さんの力も不可欠」と支持を求めた。

 年金などで逆風が予想される中、野上を推薦し、約4万票を抱える公明党への依存も進む。自民県連幹部は、「本来なら自民組織だけで、一本立ちすべきだが」と歯切れが悪い。

 綿貫という中心を失った富山自民。逆に、「我々の仕事が見えるようになる」(自民県連幹部)と力説する。組織の真価を問う戦いが迫っている。

(敬称略)

4331とはずがたり:2008/01/13(日) 00:39:25

> 「民主党は森田さんを担ぎ出したが、運動は社民が強い。もっと民主党がんばれ、という思いだ」
> 富山市内で5月26日に開かれた社民党県連の定期大会。来賓としてあいさつした連合富山会長の草嶋安治はこう言い放った。…会場では、うなずく姿が目立っていた。
> 「社民は、機関紙に候補の情報を載せ、20万戸に配った。それに比べ、民主の運動は弱い」と、草嶋は発言の説明をする。

各党の思惑−07参院選
<2>共闘・連携
組織未整備、民主風頼み
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/129/2.htm

 「民主党は森田さんを担ぎ出したが、運動は社民が強い。もっと民主党がんばれ、という思いだ」
 富山市内で5月26日に開かれた社民党県連の定期大会。来賓としてあいさつした連合富山会長の草嶋安治はこう言い放った。
 草嶋は、両党が富山選挙区(改選定数1)に推薦する無所属新人の医師森田高(39)の選対統括責任者。草嶋の言葉に、会場では、うなずく姿が目立っていた。
 「社民は、機関紙に候補の情報を載せ、20万戸に配った。それに比べ、民主の運動は弱い」と、草嶋は発言の説明をする。

 今回、民主は公募に応じてきた医師の森田を、野党共闘の候補予定者として擁立。2001年に、旧自由党を含めた野党共闘候補として草嶋を擁立して以来、6年ぶりに共闘を中央主導で実現させた。

 というのも、前回04年の参院選で、民主と社民の県連は共闘を模索したが、結局、いずれも独自の公認候補を立てた。民主の約19万票と社民5万7000票を合わせると、自民の約23万6000票を1万票以上も上回っていた。そこで、今回は県連レベルではなく、中央の党幹部同士が話し合った。

 擁立された森田は医師らしく、「富山から日本を治す」をキャッチフレーズに、街頭演説のほか、ミニ集会、支援する労組を回る。だが、草嶋ばかりでなく、陣営からも民主の姿が見えないとの指摘が強い。

 民主の県議と市町村議は計8人、党員とサポーターは約1600人と減少傾向で、いずれも自民の25分の1程度に過ぎない。県議や市町村議と連携した地域への浸透が弱点となっている。

 自民候補に大きく水をあけられてきた砺波地方では、「人が集まらず、ミニ集会の開催すら困難。(活動全体が)風頼みにならざるを得ない」(民主関係者)という。

 4月の県議選で、民主、社民、国民新の3党推薦の無所属候補として戦い、自民が独占してきた富山市第2区(旧婦中町など)で、初当選した場家茂夫も民主は、イメージ先行型と指摘する。

 「都市部では民主のイメージは良い。風を吹かせるのに、民主は効果がある」と説明する。ただ、地域を細かく回るのは、地域に根ざした社民の党員や労組員だった。民主県連幹事長の県議、坂野裕一は、「今後は細かく浸透できる活動を考えたい」と言うが、具体策は見えないままだ。

 民主は今回、参院議員で県連常任顧問の広野允士(64)の再選も狙う。広野は01年、旧自由党から比例選に出て、約6万票の個人得票で当選したが、大半は県内の票だった。
 今回、民主の比例で当選する最低ラインは10万票以上とされるため、票の上積みが必要となる。森田との二人三脚で知名度アップが欠かせないが、ある陣営幹部は、「もっと連携してもいいのでは」と気をもむ。
 民主が躍進できるか――。改善されていない組織作りが、壁として立ちふさがる。(敬称略)

4332とはずがたり:2008/01/13(日) 00:39:41

各党の思惑−07参院選
<3>自、民の2大化警戒
浸透図る共産 社民又市死守へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/129/3.htm

 「医療問題で医師会に行くと、『考えは同じだ』と言われた」。参院選富山選挙区(改選定数1)に立候補予定の共産新人、泉野和之(50)は3日、富山市内の事務所開きのあいさつで、党の政策への理解が保守層にも広がっている例として、県医師会とのやり取りを挙げた。
 ただ、医師会側からは「立場があって、一緒にはやれない」と言われたことを付け加えた泉野。事務所責任者で県議の火爪弘子は、「実際に共産党に有権者に投票してもらうには、まだ力が必要」と認める。

 党県委員会には最近、政治とカネの問題などへの批判から、「共産党頑張れ」という電話が増えているという。5年前なら、保守系の福祉団体を訪れても、名刺の受け取りさえ拒否されたが、今は、医療費問題を巡る集会にともに参画する。県医師会の政治団体が9日に開いた参院選出馬予定者の意見表明会には、泉野が招かれた。

 こうした「共感」(反保直樹・県委員長)が、必ずしも支持拡大に結びついていないのが実情だ。1990年代後半、30人を超えた市町村議員は現在17人。国政選でも、98年の参院選比例選で5万弱の票を得たが、2001年は約2万2000票、04年は約2万3000票と半減した。
 泉野の選対幹部は、反自民票が、「自民、民主の『2大政党』が宣伝される中、『現実的』な民主党に流れている」と分析する。
 共産は今回、改選5議席を上回るため、全国で比例選650万票獲得を狙い、県内では前回選の1・7倍の4万票が目標だ。泉野を前面に出し、比例選では「共産」と書いてもらう戦略だ。だが保守層には「『泉野』と書いてもいいが『共産』とは書けない」(選対幹部)と抵抗感は強い。
 火爪らは、このギャップを埋めるため、若年層、民主系労組が強い県内企業への働きかけを強める。


 今月7日、社民党県連の富山ブロック決起集会は、危機感をあおる言葉で埋め尽くされた。
 社民は今回、選挙区に候補を立てず、01年に比例選で当選した県出身の党幹事長、又市征治(62)の再選に懸ける。だが参院比例選は「非拘束名簿式」で、各党ごとに多くの個人名票を得た候補者から当選が決まるため、「近所で『社民党と書けばいいんやろ』と言われた。そうじゃない、『又市』と書いてほしい」と訴え続ける。
 「党幹事長だから名簿の上位にいて大丈夫という、(名簿上位から当選が決まる)衆院比例選と混同している」。社民県連幹事長の県議、菅沢裕明は話す。
 富山は社民の地盤が強固な地域の一つで、又市の再選に8万票を目標とする。比例獲得議席は01年の3から04年では2に減った。01年に3位当選だった又市陣営に危機感が募る。
 県議の田尻繁は、「自民は苦境だが、風は民主にしか吹かないのでは」と表情を曇らせる。又市の当選は、県連ばかりの課題ではない。菅沢は「護憲政党として党の顔は落とせない」と力を込める。(敬称略)

4333とはずがたり:2008/01/13(日) 00:40:55
>>4330-4333
各党の思惑−07参院選富山

各党の思惑−07参院選
<4>影響力維持
動かぬ国民新、2陣営を翻弄
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/129/4.htm

 「個人的には応援しているよ」。ほろ酔いで上機嫌の国民新党代表、綿貫民輔(80)がにこやかに言うと、国会議員、大学も後輩にあたる自民の参院議員野上浩太郎は、ひたすらかしこまっていた。
 2006年2月中旬、富山市桜木町の飲食店で開かれた、綿貫ら慶応大学OBの宴席に、同じくOBの野上が呼び出された。綿貫は前年の衆院選で、46年間在籍した自民を離党したばかり。参院選まで1年半あったが、綿貫は野上にこう言っていたという。

 綿貫はその後、公の場で「自民党にこれ以上力を付けさせる必要はない」と反自民の姿勢を明示する。こうした発言を、砺波地方のある市議は、「綿貫さんは心から自民党を憎んではいない。党人、公人としての態度」と解説する。
 私人と公人の両面を使い分けるやり方は、参院選富山選挙区(改選定数1)に立候補予定の野上と、国民新への支援要請をしている民主、社民推薦の森田高の両陣営を翻弄する。

 森田陣営は、出馬表明から半年たっても、支援要請に回答がないことをいぶかしむが、綿貫の反自民発言を「ありがたい」(社民県議・菅沢裕明)と受け取る。

 逆に、野上陣営は、「いつ向こうに動いてもおかしくない」(自民県議)と警戒するが、森田支援と「反野上」を明確に表明しないことに安心している。

 国民新は、参院選後の政界再編に向け、決定権を握ろうとする思惑もある。「『カード』は切らないから効果がある。綿貫さんは、自分自身がカードと分かっている」

 県議の一人はこう指摘して、自民県連に決定的な決別をしない一方、国民新党代表として民主、社民にも配慮し、県内の与野党双方に影響力を維持し、いざというときに、どちらにも動ける戦略、と説明する。

 綿貫は、野上も森田も関係ない比例選では、党の議席増を狙い、国民新への投票を呼びかける。県西部の自民県議は、2005年衆院選の比例選で、国民新が県内で約11万票を得たことから、「5万票以上は固い」と見る。

 だが、綿貫が県内で積極的に比例選の活動をする様子は見られない。県内党員も約5000人いるとみられるが、組織も未発達で、27日に党本部で開かれた会見で、綿貫は、県内での比例獲得目標数も「分かりません」と言葉を濁した。

 綿貫が、建設大臣などの経歴を通じ、情熱を注いできた「東海北陸自動車道」が今年度、全線開通する。綿貫は「私の大きなモニュメントがまた一つできる」と笑うが、ある南砺市議は、「綿貫さんだって、自民に戻って開通式に臨みたいだろう」と推測する。

 さらに、「今回の参院選は、綿貫さんにとっても正念場」と語る。政局の読み間違えは、築き上げた地盤や信頼を揺るがすばかりか、今後の発言力に悪影響を及ぼしかねないからだ。

 政党、候補予定者、そしてベテラン政治家が、それぞれの思惑で動き始めている。(敬称略、おわり)
     ◇
 この連載は、米川丈士、柳沢亨之が担当しました。

4334とはずがたり:2008/01/13(日) 00:41:22
各党の思惑−07参院選
綿貫氏苦渋の「反自民」
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070727_01.htm

【富山】富山選挙区立候補者(改選定数1)
野上浩太郎40自現〈1〉(公)
泉野 和之50共新 
森田 高40無新(民)(社)(国)
(届け出順。カッコ内は推薦政党)

立場と支援者の板挟み

 国民新党代表、綿貫民輔がようやく重い腰を上げた。

 24日、参院選公示後初めて地元・富山県入りし、南砺市で期日前投票を済ませ、小矢部市のJR石動駅前で街頭演説に立った。

 綿貫は「森田候補は、公約に郵政民営化反対と格差反対を掲げた。私たちと言うことは同じだ」と述べ、国民新党が推薦する無所属新人、森田高に1票を投じたことを明らかにした。ただ、「(政治の)流れを変えるには、富山も変えてもらわねばならない。私はもう自民党には投票できない。心を察するだけでなく、よろしくお願いしたい」と語り、森田への支持呼びかけが「苦渋の決断」であることをにじませた。

 自民党現職、野上浩太郎に、民主、社民、国民新の3党が推薦する森田が挑む富山では、重鎮、綿貫の動向が大きなカギを握る。だが、綿貫はなかなか態度を鮮明にできずにいた。

 郵政造反組として自民党を離れた綿貫だが、後援会や系列の地方議員には、自民党員が多い。綿貫の森田支援は即、自らの支援者の「分裂」を意味する。

 このため、昨年末から森田への国民新党推薦を求めてきた民主党代表の小沢に対し、綿貫は首を縦に振れずにいた。綿貫は「自分のことを自分で決められなくなっている」と周囲に苦悩を漏らすこともあった。

 国民新党が森田推薦を決めたのは公示直前の11日。傘下の県議からはその直前まで、「推薦をやめてくれ」との電話があったが、党代表代行の亀井静香、幹事長の亀井久興がそれぞれの地元で自民党と激しく争う中、「党代表としてしめしがつかない」と考えての「一大決心」だった。

 森田陣営の選対本部長、村井宗明(民主党衆院議員)は、「これで(民主、社民、国民新の)3本の矢がそろった」と、綿貫「参戦」に歓喜の声をあげた。

 対する野上陣営。すでに5月には、綿貫の森田支援も想定し、綿貫の地盤を含む県西部担当の選対総括責任者に、05年の衆院選で綿貫陣営の選対本部長を務めた上田信雅(自民党県議)をあてた。側近を巻き込み、綿貫の動きを封じ込めるための布石だった。

 野上陣営幹部は、綿貫の動向について、「推薦を決めても、綿貫後援会はフル回転できない」と強調する。

 ただ、陣営内にはピリピリしたムードも漂う。12日の出陣式では、県選出の自民党参院議員、河合常則が、「心を鬼にして、野上さんの勝利に頑張りたい」と厳しい表情で訴えた。自民党の大先輩だった綿貫を敵と見なす、事実上の決別宣言と周囲は受け止めた。

 富山のほか、石川、福井を含めた北陸3県は、もともと自民党の牙城(がじょう)だが、今回は予断を許さない激戦区ばかり。自民、民主両党とも「北陸決戦」と呼び、終盤選挙の焦点に位置づける。

 25日には、安倍首相、小沢が共に富山入り。安倍は魚津市に1500人を集め、「野上さんは参議院のホープだ。ここでつぶしてはならない」とかすれ声を振り絞った。小沢は富山市で街頭演説後、記者団に、「富山では綿貫さんの影響力が大変大きい。国民新党も『日本の政治はおかしい、力を合わせ、変えていこう』との立場だ」と強調し、綿貫との連携に自信を見せた。(敬称略)
 
(2007年7月27日 読売新聞)

4335とはずがたり:2008/01/13(日) 00:41:36

動いた政治地図−07参院選
<上>3党共闘 綿貫頼み政策後回し
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/132/1.htm

 29日午後11時半過ぎ、参院選富山選挙区で当選を決めた直後の森田高(40)の富山市内の事務所は支持者の大歓声に包まれていた。その中で、声をかき消されないよう、選対本部長の衆院議員・村井宗明(民主)は壇上でマイクに叫ぶ。「富山県の歴史が完全に変わったことを宣言します」。

 「自民王国」富山の参院選で1968年以来、39年ぶりに野党系候補が勝利したという、新しい「歴史」の原動力は民主、社民、国民新の「3党共闘」。中でも陣営幹部は、国民新党代表、綿貫民輔のテコ入れが効いた、との見方で一致する。連合富山の幹部は「綿貫なしで勝利はあり得なかった」と言い切る。この3党の共闘は、本県の国政選挙では初の試みだった。

 衆院議員歴38年で、「自民のドン」(選対幹部)と言われた綿貫。自民系支持者への配慮から「森田支持」表明を長く控えたが、公示前日の11日夜に国民新の推薦を発表すると、支援企業は素早く反応した。

 さらに、最終盤の26日午後には、綿貫の出身地、南砺市井波地区に「綿貫が27日に森田と初の合同演説会を行う」との知らせが届くと、これまで模様眺めをしていた後援会会員が一斉に「選挙区は森田」と電話攻勢を始めた。

 森田陣営からは早くも、「衆院選も3党共闘で戦う」との声も出る。綿貫への恩義から、次の衆院選富山3区で民主、社民両党が綿貫を支援する構想という。

 しかし、今回の参院選では、3党共闘が「綿貫頼み」のあまり、組織、政策の両面で、ちぐはぐさを露呈したのも事実だ。

 南砺市井波地区の綿貫後援会長、山本秀夫は、23日夜に同地区で森田の個人演説会が開かれるのを知ったのは帰宅途中の同日夕だった。会場に駆けつけると、選対幹部が「綿貫が24日に森田と初めて選挙カーに乗る」と言っていた。山本は、それも知らなかった。

 しかも、24日の「綿貫、森田のツーショット」は中止となった。森田陣営幹部によると、森田側の事前宣伝を嫌った綿貫側の意向だという。民主党県連の幹部は「綿貫後援会のだれにどう、何を頼めばいいのか分からなかった」と連携不足を認める。

 3党の政策上の違いも否めない。たとえば憲法。「憲法9条を守るのかどうかが争点だ」。15日、JR高岡駅前での3党の合同演説会で、社民党県連幹事長で県議の菅沢裕明は訴えた。だが、他党は憲法に言及しなかった。

 菅沢は「(国民新とは)憲法問題で違いもあるが、与野党逆転(という目的)の枠の中で位置づけたい」と政策上のねじれを認める。ある陣営幹部は「憲法問題を始め、あえて政策をあいまいにした面もある」と話す。

 当選した森田が、参院でどの会派に入るかという問題も迫る。連合富山会長の草嶋安治は「政権交代を願う富山の有権者の思いに応えなければならない。だからこそ3党間のボタンの掛け違いを避けなければ」と戒める。3党共闘という「実験」は始まったばかりだ。
(文中敬称略)(柳沢亨之)

4336とはずがたり:2008/01/13(日) 00:42:08
>>4335-4336
>選挙戦最終日の7月28日夜、街頭演説ができなくなる午後8時を回っていたが、自民の野上浩太郎…は、富山市内の国道交差点でがむしゃらに手を振る。その姿には悲壮感すら漂っていた。
>日付が変わる午前0時まで、少しでも多くの人に覚えてもらう「手振り」作戦。組織に頼れない民主候補が主に行い、自民側は批判的な方法だった。
>だが、選挙戦が終盤になると、接戦が伝えられ、苦肉の策だった。

>推薦した公明との不協和音もささやかれる。公明党県本部代表の島田一は、「事務所費など問題が多すぎた。支持者から『あまりにもお粗末』との批判があった」と明かす。その言葉を裏付けるように、読売新聞などが実施した出口調査では、公明党支持層の3割弱が森田に投票していた。

動いた政治地図−07参院選
<下>自民王国
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/kikaku/132/2.htm

 選挙戦最終日の7月28日夜、街頭演説ができなくなる午後8時を回っていたが、自民の野上浩太郎(40)(公明推薦)は、富山市内の国道交差点でがむしゃらに手を振る。その姿には悲壮感すら漂っていた。

 日付が変わる午前0時まで、少しでも多くの人に覚えてもらう「手振り」作戦。組織に頼れない民主候補が主に行い、自民側は批判的な方法だった。だが、選挙戦が終盤になると、接戦が伝えられ、「なりふり構っていられなくなっていた」(自民関係者)ための苦肉の策だった。

 しかし、当選した森田高(40)と野上は約2万6000票の大差。敗因の一つは、組織力の弱体化だった。

 平成の大合併前の2003年に約500人いた自民系の市町村議員は、06年には約300人に減り、党員も10年前に比べてほぼ半減した。

 さらに、国民新党代表・綿貫民輔の森田支援が加わった。04年参院選で、自民新人の河合常則は、次点の民主現職と4万6000票差だったが、この半分以上は、綿貫の地元、砺波地方で広げたもの。今回、同地方では、森田が野上の得票を上回っていた。

 野上陣営は、県内34の党地域支部に選対を設置。県議、市町村議らがフル回転し、一方で、手振り作戦のような、無党派層を意識した作戦も導入し、週末、休日は街頭演説に力を注いだ。選対本部長の鹿熊正一は「死力を尽くしてできる限りの戦い、運動、取り組みをした」と話す。

 だが、「こんなに大差が付くとは」(自民党県議)と言うような大敗。この衝撃は、次の衆院選への不安にそのまま結びつく。

 今回の結果を衆院選の富山1〜3区に当てはめると、1区と3区で敗北、2区で接戦になる。1区は、野上と法相・長勢甚遠の後援会がほぼ同じため、長勢の足元を不安視する声もある。

 推薦した公明との不協和音もささやかれる。公明党県本部代表の島田一は、「事務所費など問題が多すぎた。支持者から『あまりにもお粗末』との批判があった」と明かす。その言葉を裏付けるように、読売新聞などが実施した出口調査では、公明党支持層の3割弱が森田に投票していた。

 自民執行部は、落選決定翌日の30日、緊急の役員会、常任総務会を開き、現在の執行部の体制維持を決め、今後の対応策を検討した。無党派層の取り込みの仕方や、選挙活動の見直しなど様々な意見が出たというが、抜本的な対策はなかった。

 ベテラン県議は、「多くの党員を抱え、細かく細かく支援を訴えるのが我々のやり方。それを愚直にやるしかない。今更、どう変えればいいのか」と本音を漏らす。

 39年ぶりの敗戦で、かげりも見えた「自民王国」。大組織は、岐路に立っている。(文中敬称略)

(米川丈士)

4337とはずがたり:2008/01/13(日) 00:57:08

ドキュメント 統一地方選
好機に便乗「参院選に出る…」
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/feature/0006/fe_006_070406_01.htm?from=goo

 統一地方選は、夏に「本番」を迎える参院選の立候補予定者にとって、地歩を築くための前哨戦でもある。特に、地盤や看板を持たない新人にとっては「顔と名前を売り込む絶好のチャンス」だ。

 「まもなく県議選の民主党候補が駆け付けます。案内させていただいているのは民主党の米長晴信です」

 5日昼前、山梨県山梨市の商店街。夏の参院選に山梨選挙区から民主党公認で出馬する元民放記者、米長晴信氏(41)はマイクでこう訴え、県議選候補の遊説の“露払い”をした。

 山梨選挙区は、参院選で民主党が力を入れる1人区。小沢代表の肝いりで昨年8月に擁立が決まった米長氏は、幼いころ約3年間、県内に住んだだけだ。「落下傘候補」に近い。これに対し、自民党が先月、公募で擁立を決めた不動産管理会社社長、入倉要氏(41)は、甲府市在住で、大型観光イベントも手がけるなど活躍している。

 米長氏は「相手の方が知名度が上。参院選に出る自分が、統一選で名前を出すのを疑問視する声はあるかもしれないが、渡りに船だ」と正直だ。「選挙中は支持者が集まる場所がいくつもあるので効率的」と、県議選の民主党系候補の出陣式や集会をこまめに回り、握手と自己紹介を欠かさない。

 共産党が擁立する党県常任委員の花田仁氏(46)も政党カーで各地を回る。一方、入倉氏は自民党系候補が競合する選挙区が多いため、目立った動きを見せていない。

 小沢民主党代表のおひざ元・岩手選挙区(改選数1)。松下政経塾出身の千田(ちだ)勝一郎氏(36)は、自民党の公募に応じ出馬する。

 岩手には自民党の国会議員が2人しかおらず、支持基盤が弱いだけに、勝つには「自民でも民主でもない中間派」をいかに取り込めるかがカギを握る。千田氏は、知事選と県議選の応援に走り回りながら、こうした勢力との人脈づくりに狙いを定める。

 「ご苦労さまです。自民党参院選挙区支部長の千田です」
 千田氏は5日午前、小沢代表の地元でもある奥州市に足を運び、県議選で民主党の公認候補5人を相手に激戦を繰り広げている無所属候補(60)の事務所を訪ねた。

 この日が4度目の訪問だが、千田氏の顔を知らない運動員も少なくない。千田氏はすかさず「今度、自民党から参院選に出る者です」と、顔写真入りの名刺を配り歩いた。
 「勝一郎? 『一郎に勝つ』ということか。そりゃあ、いい名前だ」
 一人の支援者が冗談めかすと、千田氏の顔に安堵(あんど)の笑みが浮かんだ。
 一方、民主党は現職の平野達男氏(52)が再選を狙う。5日は朝から、花巻市で県議選候補の応援演説に立ち、「ご支援を参議院議員、平野達男からもお願い申し上げます」と自己PRに余念がなかった。
 共産党の若山明夫氏(54)、社民党の本宮秀孝氏(61)も、党公認候補の支援で県内各地を回る。
(2007年4月6日 読売新聞)

4338とはずがたり:2008/01/13(日) 00:57:28

決戦の構図 07参院選
(1)松岡ショック 自民 不安の連鎖
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/kessen/kessen070605_1.htm

 「安倍内閣は年金問題を1年で解決すると宣言している」。自民党現職の鈴木政二(58)は3日、名古屋駅前で声を張り上げた。この日、同駅前では、愛知を最重点区とする公明党代表の太田昭宏が、「どうしても勝ちたい。未来に責任を持つ政治をやりたいんです」と訴え、年金の記録漏れで内閣への攻撃を強める民主党の愛知県連代表、近藤昭一は、市内のホテルで開かれた県連大会で、「何としても2人の当選を果たさなければならない。政権交代を愛知から」とゲキを飛ばした。

 参院選で、愛知選挙区(改選数3)が各党の主戦場と化している。前回2001年、約97万票を得てトップ当選し、安倍内閣で官房副長官の要職を務める鈴木も危機感を強める。
 その安倍内閣は5月28日、激震に見舞われた。
 正午過ぎ、新幹線で名古屋に到着したばかりの鈴木の携帯電話が鳴った。発信は首相官邸。松岡利勝農相(当時)が自殺を図ったことを伝える電話だった。参院選での支援依頼のため保育園団体の会合に向かっていた鈴木は、関係者にひと言わびただけで、東京へとんぼ返りした。
 松岡農相を巡っては、資金管理団体の事務所費や光熱水費問題のほか、「緑資源機構」の官製談合に絡んでも受注業者から献金を受けていたことが浮上した。明確な釈明がないままの自殺は、「政治とカネ」に対する国民の不信感を呼び起こす。

 愛知選挙区には、3選を狙う鈴木のほか、民主、公明の現職、民主、社民の新人、共産の元議員らが出馬を表明しており、激しい争いが予想される。
 鈴木は、4月の県議選で、地元・知立市の自民党現職だった秋田政幸(65)が民主党新人に敗れたことで、足元の支援態勢にも不安を感じていた。
 「もう一遍、原点に返ろうと思います」。鈴木は2日、地元固めのために急きょ知立市で事務所開きを行い、支持者に頭を下げた。
 自民党支部長を務める秋田は、「松岡農相の自殺を耳にした時、ただでも選挙が厳しい中、内閣と自民党のイメージダウンは避けられないと思った。鈴木の選挙への不安材料がまた一つ増え、がく然となった」と打ち明ける。同党愛知県連幹事長のかとう南も、「年金問題と松岡農相の自殺で、与党に対する有権者の風向きが険しくなることは間違いない」と情勢の変化を警戒する。

 三重県では、県議選の尾鷲市・北牟婁郡選挙区で当選した塩谷龍生(67)(辞職)が公選法違反(供応買収など)で逮捕、起訴され、公認した自民党は「松岡ショック」と合わせ、二重の衝撃を受けた。

 三重選挙区(改選数1)に自民公認で立候補予定の新人、小野崎耕平(37)は、若さと清新なイメージがセールスポイント。党三重県連幹事長の山本勝は、「当然、野党の追及もあるだろう。何とか影響が及ばないようにしたい」と話すが、その影響がすでに出始めている。

 事件の舞台となった県南部は自民党の支持基盤の強い地域。しかし、尾鷲市内では、事件の影響で参院選に向けた活動を自粛する空気が広がっている。市内の自民党関係者は、「個人演説会の場所や日程なども決めなければならない時期だが、いまだに地元後援会長も決まっていない状態だ」とこぼす。(敬称略)

 7月5日と見込まれる参院選の公示まであと1か月と迫った。憲法改正のほか、国民年金、「政治とカネ」を巡る問題など、重要な課題が浮上している。有権者の支持を求めて、しのぎを削る立候補予定者や政党の動きを追う。
(2007年6月5日 読売新聞)

4339とはずがたり:2008/01/13(日) 00:57:45

決戦の構図 07参院選
(2)「年金」で攻勢 2人擁立民主“内憂”
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/kessen/kessen070606_1.htm

 「与党は、一生懸命頑張って年金を納め、老後に備えているみなさんの期待を裏切っている」。民主党愛知県連代表の近藤昭一が、3日の県連大会で声を張り上げた。会場からは大きな拍手とともに、「そうだ」と声が上がった。
 小沢代表が自らの「政治生活の総決算」とする参院選で、民主党は、与党の参院での過半数割れを至上命題として、愛知選挙区(改選数3)に現職の大塚耕平(47)と新人の谷岡郁子(53)の2人を擁立する。2日の全国幹事長会議では、同選挙区を重点区と位置づけ、年金記録漏れ問題を争点に掲げ、攻勢をかけることを決めた。

 三重選挙区(改選数1)に立候補する民主現職の高橋千秋(50)は、「有権者の関心は高く、間違いなく大きな争点になる」と、年金を巡る政府の対応への批判を強めている。
 5日夜、三重県明和町で開いた国政報告会では、「国会で何度も追及してきたが、政府は問題を隠し、放置してきた。もっと早く手を打てたはずで、政府の責任は重い」と力を込めた。さらに、来年5月までに完了させるとした政府の調査についても、「調査の準備だけで1年はかかる。ごまかしだ」と切り捨てた。
 「年金の情報が5000万件失われた。もしこれが銀行だったら、そんなところに絶対預けない」。谷岡は2日、名古屋市内での講演会で厳しく批判し、大塚も、「官僚がまじめに仕事をしていない証拠だ。自民党は構造改革と言ってきたが、何も改革できていない」と指摘する。
 「(民主党に)追い風が吹いている。1勝1敗ではだめ。2勝が勝敗ラインだ」と、愛知県連選対委員長の伴野豊も意気込む。

 対する与党は、急浮上した年金問題の対応に必死だ。
 愛知選挙区の自民現職、鈴木政二(59)は、「みなさんの不安をなくそうと、一気に対応策をまとめた。1年以内に調べてきちんとする。民主党は代替案はないと言っているじゃないか」と反論する。

 公明党代表代行の浜四津敏子は2日、名古屋市内での街頭演説の大半を年金問題に割き、「まじめに働いてこなかった社会保険庁を改革する法案が衆議院で可決された。それを実力で阻止しようとしたのが民主党だ」と批判を返した。党愛知県本部代表の荒木清寛は、「議員には一人ひとりに資料を持たせ、丁寧に説明させる」と話した。

 ただ、民主党愛知県連も2人当選に向けた支援態勢に不安を残す。
 「みなさんの話を聞いていると、私が立候補するのが迷惑のように聞こえる」。4月27日、大塚と谷岡の支援割り振りについて議論が交わされた県連幹事会で、谷岡は不満をあらわにした。

 6年前の参院選では、現職の大塚を支援した地方議員が多く、「今度谷岡さんを支援するとなったら、後援会に何と説明すればいいのか」と繰り返す議員がいたからだ。谷岡は、「大塚さんの票を横取りして当選するつもりはありません」と続け、会議の空気は重苦しさを増した。

 県連は、最終的に大塚79万票、谷岡71万票を得票目標にしたが、支援の軸となる連合愛知には、組織を大塚8割、谷岡2割に振り分けて支援するよう要請した。

 大塚に組織の支援を手厚くした理由を、伴野は、「知名度のある谷岡は、無党派層による伸びが期待できるから」と説明するが、無党派層取り込みの戦略は明確になっていない。

 連合愛知会長の神野進は、「2人支援するあり方がきちっとなっているのか。僕らもやるけど、自分たちもやっているという姿勢も見せてもらわないとついて行けない」と、県連にくぎを刺した。(敬称略)
(2007年6月6日 読売新聞)

4340とはずがたり:2008/01/13(日) 00:58:00

決戦の構図 07参院選
(3)「公認」のしこり 「一枚岩」課題残す
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/kessen/kessen070607_1.htm

 「金子先生と住み分けを図り、国のために働きたい」。参院選岐阜選挙区(改選数2)に自民党推薦の無所属で立候補する藤井孝男(64)は1日夜、党県連会長で衆院議員の金子一義と何度も握手を交わした。会合があった岐阜県高山市は金子の強固な地盤。藤井は、出席した地元の金子後援会員ら約200人に笑顔を振りまき、金子との「融合」をアピールした。
 衆院選に小選挙区制が導入された1996年以降、2人は、選挙区(岐阜4区)と比例選で交互に入れ替わる「コスタリカ方式」で当選し、共存してきた。しかし、藤井は一昨年、郵政民営化関連法案に反対し、公認を外された衆院選の選挙区で金子と激しく戦って敗れた。元々、参院議員出身の藤井は「苦い経験」を踏まえ、参院選に再くら替えの道を選択したが、まだ復党はしていない。
 藤井は、「無所属の違和感はなく、今でも自民党員と思っている」、金子も藤井について、「自民党公認候補と同じ」と、一体感を強調するが、互いに張り合ってきた2人の後援会関係者がどこまで「一枚岩」になれるかは未知数だ。
 金子の後援会幹部は、「(選挙の)火種をなくし、確実に住み分けができるために(藤井を)応援する。しかし、そうすんなりと応援できない会員も少なくない」と明かす。
 「郵政法案」を巡るしこりは、衆院選岐阜1区で戦った衆院議員の野田聖子と佐藤ゆかりの間でも残る。2人は、藤井と一緒に写ったポスターを別々に作製するなど、次期衆院選に向けた勢力拡大で、今も火花を散らしている。

 「参院選の勝利が政権交代の足がかりになる」として、3選を目指す民主党現職の平田健二(63)は、「年金や介護、医療など生活中心の政策に変えよう」と訴える。

 しかし、民主党県連も「一枚岩」になれない、お家の事情を抱える。候補者選考を巡って昨年夏に離党届を提出した元党県第2区総支部代表代行で医師の小島昭次郎(53)をはじめ、役員や党員計約50人が今年1月、離党や役職を辞任する事態に発展した。

 候補者選考では、党の有力支援者の一部に世代交代を求める声があり、小島が意欲を見せていた。しかし、県連では絞りきれず、相談を受けた党本部が選考を主導しようとしたため、小島の反発を招いた。党県連代表の園田康博が5月、小島らに謝罪した結果、小島らは、選挙で連合岐阜傘下の地元労組には協力するとしたものの、党県連への協力には難色を示したままだ。

 平田は、「2区で離党したのは一部で、全員ではない。これまでよりもやりにくい選挙だが、その現状を承知のうえで、必勝態勢を組んでいる。連合岐阜が足腰になってくれる」と話すが、党県連幹部は、「しこりが残っているため、(選対の)形はできても、中身は厳しい」とこぼす。

 一方、新人の加藤隆雄(58)を擁立する共産党は、「うちはしがらみが全くなく、ごちゃごちゃした問題もない」と党の政策を正面から訴える。
 県の裏金問題を積極的に取り上げた同党は、4月の県議選岐阜市選挙区(定数9)で、新人が従来の票を大幅に上積みし、2位で当選した。加藤は、「貧困と格差の是正に力を注ぐ。安倍首相の暴走政権を止め、必ず前進して勝利する」と訴え、足元に不安を抱える自民、民主への切り込みを図る。(敬称略)
(2007年6月7日 読売新聞)

4341とはずがたり:2008/01/13(日) 00:58:29

決戦の構図 07参院選
(4)憲法改正 「9条」巡り温度差も
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/kessen/kessen070608_1.htm

 「私は、党よりも、国民の代表としての責任を重んじる。党議拘束を外せない時は党を出るのではなく、党を割る」。愛知選挙区(改選数3)に出馬する民主党新人の谷岡郁子(53)が市民団体との会合で、憲法問題について、きっぱり言い切ると、会場はその迫力に、一瞬静まり返った。

 「改正の前に、今の憲法を守るべき」が、谷岡の持論だ。「今ですら憲法をゆがめ、形骸化させている人々の、改正の議論には付き合ってられない」と切り捨てた。

 一方、同党の現職大塚耕平(47)は、「憲法は時代に合ったものを作る必要があり、環境権などの新しい権利や財政条項を盛り込むべき」と、改憲に理解を示す。ただ、9条については「改正には反対。ただし、自衛隊の位置付けが必要」と話す。
 5月14日、憲法改正手続きを定める国民投票法が成立し、安倍首相は参院選の争点にすると表明した。しかし、年金記録漏れ問題など新たな争点も次々に現れる中、同じ党内でも立候補予定者の間で食い違いが出てきた。

 連立与党の自民、公明も一枚岩ではない。自民党現職の鈴木政二(59)は、「有権者は関心がないかもしれないが、憲法の論議がなしという選挙ではない」と断言する。だが、「環境問題など憲法全般で議論する」として、争点を9条には絞らない考えだ。背景には、連立する公明党を含め、他党の“土俵”での勝負を避ける思惑がある。

 同党現職・山本保(58)は街頭演説で訴えかける。「世界から戦争をなくすことが日本の使命であり、公明党の基本路線。私たちは憲法9条を堅持する」

 「自民党を説得し、憲法全部をいっぺんに変えることは出来ないようにしよう。公明党がいれば、安全、安心だと言われるよう仕事をしたい」と、与党の中での歯止め役として、憲法問題でも積極的に存在感をアピールする構えだ。

 これに対し、共産、社民の両党は「護憲」を前面に打ち出す。共産党元議員の八田ひろ子(61)は、谷岡の発言に、「国会は党議拘束よりも、その政党の基本的立場が問われる。最初から割って出るつもりなら、党の公認を受けるというのは、いかがか」と敵意を隠さない。

 2月の愛知県知事選では自公・民主対決のはざまで、推薦した候補が大敗し、同県議選でも議席を奪還できなかった。八田自らも返り咲くための正念場を迎えている。八田は7日、名古屋市中区の街頭で、「安倍首相は憲法を変えて、戦争への道に戻ろうとしている。絶対に許すことはできない」と声を強めた。

 三重選挙区(改選数1)から立候補する同党新人の中野武史(32)の陣営も、「最近は年金問題に費やす時間が増えたが、共産党としては、憲法改正を争点から外すわけにはいかない」と話す。中野は、「9条を守り抜こうとする共産党に対する期待は大きい」と訴える。

 「憲法9条2項。『国の交戦権は、これを認めない』。この13文字があるからこそ、日本は戦争をせず、自衛隊員も命を落とさない」。愛知選挙区に出馬する社民党新人の平山良平(59)は4日、名古屋・栄の繁華街に立ち、通行人に力説した。平山は、「旧社会党の流れをくむ民主党が憲法改正に賛成している状態だから、社民党員が選挙に出る必要がある」と力を込めた。(敬称略)

(2007年6月8日 読売新聞)

4342とはずがたり:2008/01/13(日) 00:58:59
>>4338-4342

決戦の構図 07参院選
(5)与党で2議席 連立 愛知が試金石
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/kessen/kessen070610_1.htm

 愛知県東海市で8日夜、開かれた自民党の同市支部総会の会場に、同党市議と並んで来場者を出迎える公明党参院議員の山本保(58)がいた。
 「鈴木さんと一緒になって、引っ張ってもらいたいと思います」。参院選愛知選挙区(改選数3)で3選を目指す山本が来賓のあいさつを終えて退席すると、自民党現職の鈴木政二(59)が入れ替わるように駆けつけ、「民主は2人出る。共産もいる。連立の公明さんも正直、戦う人間としては敵です」と、切迫した表情で訴えた。

 連立を組んで8年目になる自民党と公明党は、これまでも「選挙区は自民、比例は公明」などといった形で、選挙協力を重ねてきた。だが、山本、鈴木が同じ愛知選挙区で、民主党の現職と新人、共産の元議員、社民の新人らと議席を争う今回は、少し事情が違っている。

 「50万票が至難の業の愛知で、何としてでも六十数万票まで持っていかなくてはならない」。名古屋駅前のミッドランドスクエアで4日、講演した公明党代表の太田昭宏はこう語り、「(与党で過半数には)公明の13議席は『織り込み済み』とされるが、なかんずく愛知は厳しい」との見方を示した。

 小泉旋風で自民が大勝した6年前の愛知選挙区の得票は鈴木が約97万票、民主の大塚耕平(47)が約66万票、山本が約50万票。これに対し、3年前は、当選した民主の2人が計約142万票を得票。今年2月の愛知県知事選でも、民主などが推した新人が約136万票を獲得しているからだ。

 このため、公明党は参院選に向けた太田の全国遊説を名古屋からスタートさせ、今月2、3日には、代表代行の浜四津敏子と太田が相次いで愛知入りし、支持母体の創価学会員らが全国から集まった。さらに、県内の地方議員も連日、街頭に立ち、「火の玉になって必勝を目指す」(党県本部代表・荒木清寛)が、なくてはならないのが自民党の協力だ。

 「これまでうちは『貸し』ばかり。今度は、返してもらう番だ」と公明党愛知県本部幹事長の鬼頭英一は言う。4月の同県議選で、公明党は4年前の2倍以上の44人の自民候補を推薦し、うち35人が当選した。一昨年の衆院選で、同県内の自民候補が、9勝6敗と躍進した背景にも公明票の下支えがあった。

 支援を待っているだけではなく、自民の有力支援団体である医師会、歯科医師会にも手を伸ばし始めた。

 こうした動きに対し、鈴木は、2日開かれた14区の自民党の公職者会議で、「(選挙協力をしたら)自民党の組織が壊れてしまう」と、けん制した。松岡農相(当時)の自殺、年金記録漏れ問題で、足元が大きく揺らいでいることも、陣営には気がかりだ。同党愛知県連幹部も、「公明票頼みの議員が山本支援に雪崩を打ったら、鈴木は危ない」と懸念する。

 自民党県連は8日、執行部会と支部長会議を開き、「与党で2議席」を重大使命とすることを確認した。医師会、歯科医師会などの3割程度は山本支援に回るよう求めるなど、一定の「選挙協力」をするが、鈴木の地元の三河には触れさせない――。鈴木と山本の“住み分け”を図る方針だ。

 公明の鬼頭は言う。「山本の票が伸びなければ、次の協力はない」。公明党と強いつながりを持つ自民党県連会長代理の寺西学は、「愛知で与党が2議席をとれるかどうかが、参院選、さらには次の衆院選の行方を決する」と話す。愛知の選挙協力の成否は、連立の“試金石”となる。(敬称略、終わり)

 ※連載は、青山丈彦、金成真也、井沢夏穂、三戸慶太、市川憲司、譜久村真樹、磯野大悟、酒井智則が担当しました。

(2007年6月10日 読売新聞)

4343とはずがたり:2008/01/13(日) 01:00:16
参院選 新風景〜「突風」の中の攻防
(1)年金争点 自民に戸惑い
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0005/fe_005_070616_01.htm

無党派対策 練り直し

 2007年最大の政治決戦となる参院選にどう挑むのか――。安倍政権が誕生した昨年秋、自民党は広告会社3社から、選挙戦に向けた広報戦略のアイデアをひそかに募集した。

 A社<安倍新総裁への有権者の期待のキーワードは「解決」。背景にあるのは北朝鮮問題解決への尽力のイメージ。この好意的イメージを活用しない手はない>
 B社<統一地方選終了後〜参院選。「訴求テーマ」高い支持率を維持して選挙戦突入を目指す。争点が矮小(わいしょう)化されやすい中での責任政党の理念への共感獲得>
 C社<新たな自民党支持層開拓に向けて、20歳〜35歳(プリクラ世代+団塊ジュニア)に対する支持層拡大を検討すべきだ>
 C社の報告書には、こんな作戦もつづられていた。
 <自民党の勝ちパターン「先行逃げ切り型」。野党の土俵に乗らず、「自民党に有利な争点」への注目を維持し続ける展開が必要>

 こうした提案を受けて、自民党は、安倍晋三首相が掲げる憲法改正や教育改革を前面に押し出し、参院選に臨むつもりだった。

 ところが、そのシナリオは、すでに崩れ始めている。約5000万件の年金記録漏れが大きな問題となり、内閣支持率も急落した。有権者、とりわけ無党派層の心をどうつかむのか。自民党は右往左往している。

 5月29日、自民党本部6階の会議室。党年金問題緊急対応委員会の第1回会合は重苦しい空気に包まれた。前日には、松岡利勝農相(当時)が自殺した。

 沈黙を破ったのは、中川秀直幹事長だった。
 「年金問題に関する自民党のビラを作り、民主党の菅直人代表代行の責任を追及していこう。これで反撃できる」
 青木幹雄参院議員会長も「6月2〜3日に青年局主催の街頭演説を全国で行うことにしている。それに合わせて、ビラを配れるようにしてほしい」と同調した。

 菅は、基礎年金番号の導入を閣議決定した時の厚相だった。菅を名指しで攻撃するビラの作成には、政府・与党への批判の矛先をかわす狙いがあった。

 第1弾のビラは、1日の党役員連絡会で了承され、全国の党組織に配布された。だが、党内からは「責任逃れをしているようで、参院選にマイナスだ」との声が上がった。ビラを「お蔵入り」にする組織も相次ぎ、党執行部は修正版の作成を余儀なくされた。

 自民党は安倍政権発足時に、世論対策を一元的に企画・立案しようと広報戦略会議を発足させた。中川幹事長や二田孝治広報本部長らがメンバーとなり、首相官邸からも、広報担当の世耕弘成首相補佐官が随時出席している。PR会社「プラップジャパン」の社員も加わり、情報発信の方法を助言している。

 だが、年金ビラの作成は、党幹部の協議で決まり、広報戦略会議では十分な議論ができなかった。関係者は「PR会社の意見も聞かず、場当たり的な対応になってしまった」と漏らす。

 民主党の選挙運動には、ミュージカルが登場する。

 荷台がステージとなるトラックを使い、年金記録漏れ問題をテーマに俳優が歌い、踊る。劇団名は「年金取り戻し隊」。近く全国を回り、候補者の街頭演説の前座を務める予定だ。
 自民党を批判する政策ビラも作成中だ。自民党政権下で、年金が施設整備などに流用されてきたことに触れ、「まるで振り込めサギだね」と指摘する内容だ。
 ターゲットは、安倍政権に厳しい目を向け始めた無党派層だ。ただ、年金一本やりで選挙戦を乗り切ろうとしているわけではない。
 6日、民主党の小沢一郎代表と菅、鳩山由紀夫幹事長が党本部で選挙戦略について話し込んだ。
 「『生活重視』で訴えてきた結果が、年金問題に結びついた。広報戦略はあまり奇をてらうのでなく、正攻法でいこう」
 小沢の言葉に、他の2人も大きくうなずいた。
 自民党が年金問題の拡大を恐れているのと逆に、民主党は「政府の対策が浸透してくると、追い風が弱まる」と警戒している。
 「年金はもちろん訴えていくが、それだけで十分ではない。『生活』という土俵をすえて、税金の無駄遣いとか官僚の天下り問題を追及し、二の矢、三の矢を放っていく必要がある」
 最近、鳩山は党内の会議などで口癖のように、こう語っている。(敬称略)

 参院選が間近に迫ってきた。年金記録漏れ問題などで内閣支持率が急落する中、野党は攻勢をかけ、与党は、信頼回復に躍起となっている。様変わりする「選挙の新風景」を追う。
(2007年6月16日 読売新聞)

4344とはずがたり:2008/01/13(日) 01:00:27

■参院選 新風景〜「突風」の中の攻防
(2)農村票争奪 ビラ200万枚
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0005/fe_005_070619_01.htm

 参院選に向けて、与野党が農業に熱い視線を注いでいる。

 今にも雨が降り出しそうな梅雨空の下、安倍晋三首相は16日、佐賀県小城市三日月町の田んぼで、田植え作業を体験した。その後、農業関係者を前に「(日本は)瑞穂(みずほ)の国ですから、美しい農村は必ず守っていきます」と訴えた。

 自民党は参院比例選で初めて、JAの組織内候補を擁立する。安倍は5月19日、北海道の農業施設の視察を手始めに、全国遊説を始めた。「これまで固い支持基盤だった農協票を民主党には渡すまい」と思い定めているという。

 一方、民主党の小沢一郎代表は昨年から、参院選で勝敗のカギを握る1人区の行脚を続けてきた。小沢は岩手県奥州市に田んぼを持ち、毎年、相当量を市場に出している。コメづくりの現場を知っていることを「売り物」にしている。

 「私、仲間内では、農業のことを分かっている方だと思っております。話を聞かせてもらいたい」

 4月18日、熊本県植木町で、小沢は農業関係者約50人にこう語りかけた。

 出席者から「日本が米国と同じように規模を大きくして競っても勝てるわけない」と不満の声が出ると、小沢は「農家の規模を大きくし、効率を上げる今のやり方は日本では意味がない」と相づちを打った。

 民主党の農業政策の目玉は、個々の農家を対象にした戸別所得補償制度の創設だ。生産費と市場価格の差額を農家に支給する制度で、予算は1兆円を想定している。自民党は「ばらまき」と批判するが、小沢は「必要なセーフティーネット(安全網)」と意に介していない。

 〈自民党政権が続けば、日本の農家は壊滅する。民主党が政権をとれば、日本の農家は生き返る〉

 民主党は様々な農政問題のビラを作り、全国で配布している。すでに100万枚を超えたという。

 民主党幹部は「農村部は、黙っていても、選挙になれば自民党だった。農家が今の農政に矛盾を感じ、自民党への投票をためらうようになってもらえれば成功だ」と意気込む。

 「民主党のビラが農村部に浸透しつつある」

 5月25日、自民党の農林関係合同会議では、出席者から焦りの声が相次いだ。

 自民党は参院選公約に、「小規模農家も含めた多様な担い手を育成する」ことを盛り込み、防戦に努めている。民主党の主張に反論するビラも製作し、地方組織に配布した。

 〈デタラメな民主党農政。(民主党が1兆円と見積もる戸別所得補償制度は)実際には2・5兆円必要になる〉

 こちらも、100万枚を刷る予定だ。

 自民党農林族議員の批判の矛先は、政府にも向けられている。

 「自民党の公約と政府の『骨太の方針』(経済財政運営と構造改革に関する基本方針)があまりにも違ったら、選挙は戦えない」

 元農相で、自民党選挙対策総局長を務める谷津義男は6月6日、内閣府に乗り込み、大田弘子経済財政相にすごんだ。

 「骨太の方針」原案の検討過程では、経済財政諮問会議の民間議員から、「日米経済連携協定(EPA)の共同研究の早急な開始」などが提案された。谷津らは、国際競争にさらされる農家の不安を呼びかねないと心配した。

 谷津らの巻き返しの結果、12日に示された原案では、日米EPAについては、「将来の課題として検討」との表現にとどまった。

 ただ、自民党内では、「安倍政権の改革姿勢が後退したと受け取られかねない」(都市部選出議員)と懸念する声が出ている。選挙戦では、訴えが混乱する恐れもある。

 12日、東京・日比谷野外音楽堂。生産者ら3000人余りが参加し、全国農業協同組合中央会(全中)の全国大会が開かれた。

 全中会長の宮田勇はあいさつで、自民党に対する複雑な心境を吐露した。

 「農村をないがしろにした『美しい国』はあり得ない。農業・農村の現場に不安を与えるような方針の決定は、参院選にも決定的な影響を与えるものであり、決して認められない」(敬称略)
(2007年6月19日 読売新聞)

4345とはずがたり:2008/01/13(日) 01:00:51

■参院選 新風景〜「突風」の中の攻防
(3)自公 「身内」で票奪い合い
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0005/fe_005_070620_01.htm

 今月14日、国会3階にある自民党幹事長室で、公明党の北側一雄幹事長は自民党の中川秀直幹事長と、1枚の「覚書」を取り交わした。

 覚書は、参院選の埼玉、千葉、愛知の3選挙区を「与党協力区」と名付け、公明党が千葉で協力する代わりに、愛知、埼玉で協力を得る――という内容だ。

 公明党が1999年に自民党と連立を組んでから、7年余り。強固な創価学会の票を背景に、国政選挙のたびに自民党との間で協力関係を深めてきた。だが、与党候補同士がぶつかりあう選挙区で協力するのは、初めてだ。

 同席した公明党の井上義久総合選対本部長は笑みを浮かべて、こうつぶやいた。
 「これで、愛知で堂々と協力をお願いできますよ」

 公明党は、自民党の地方議員や、支持団体にも次々と触手を伸ばしている。
 今月4日、自民党愛知県議(党県連会長代理)の寺西学は、名古屋市中村区の自宅事務所で、公明党幹事長の北側を迎えた。「あいさつに来ました。山本をよろしくお願いします」。頭を下げる北側に、寺西は「受けた恩義は返します。信義は守ります」と答えた。寺西は4月の県議選で、40人余りの自民党候補と共に、公明党愛知県本部の推薦を受けていた。

 8日後、寺西は名古屋市内のホテルに自らの後援者の財界人らを集め、山本を紹介し、こう呼びかけた。
 「この会で山本さんを支援していこうじゃありませんか」
 一方、愛知県内の開業医らで作る県医師連盟は5月24日、自民党の鈴木とともに、公明党の山本を支援することを決めた。同連盟幹部は「2月の愛知県知事選で、公明党には大変世話になった。その恩返しで、票を振り分ける」と語る。

 県歯科医師連盟も山本への支援を検討中で、関係者はこんな票読みをする。
 「鈴木の地盤の三河は鈴木。そこから、尾張側は山本でやる方向だ。会員の数をそのまま割り当てれば、山本6、鈴木4の割合になるだろう」

 公明党の動きに、鈴木陣営からは、悲鳴にも似た声が出始めた。
 8日夜、愛知県東海市で開かれた自民党東海支部総会。鈴木は、切々と訴えた。
 「大変恐縮ですが、連立内閣を組んでいる公明党さん。この公明党さんについても、選挙を戦う人間として敵でございます。戦う人たちとは正々堂々とやりたい。票の取引など愚かな話であります。自民党が弱くなるだけです。心や票を売るなんていうのは、もってのほかであります」
 鈴木が壇上に上がる前には、山本があいさつし、会場を後にしていた。
 5月後半から、年金記録漏れ問題や松岡利勝農相(当時)の自殺などで、政府・自民党に対する有権者の視線は厳しさを増している。与党は、天下り規制などを盛り込んだ公務員制度改革関連法案の成立を期して、12日間の国会会期延長に踏み切る方針で、参院選日程も、当初予定の「7月5日公示―22日投票」から、1週間ずれ込む見通しだ。

 ある自民党幹部は「公明党と選挙協力に関するこんな覚書を結ぶことは、事前に全く知らされていなかった。党内では、『今の自民党によその党に票を回す余裕があるのか』という波紋が広がっている」と漏らす。

 逆に、民主党愛知県連の幹部は「この風向きなら圧勝もあり得る。民主党の2候補がワン・ツー・フィニッシュという可能性だってある」と意気軒高だ。

 深化する自公選挙協力は、難しい局面に差し掛かっている。(敬称略)
(2007年6月20日 読売新聞)

4346とはずがたり:2008/01/13(日) 01:01:13

■参院選 新風景〜「突風」の中の攻防
(4)野党共闘 思惑にズレ
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0005/fe_005_070621_01.htm

 民主党の小沢一郎代表は5月24日、都内のホテルで、国民新党の亀井久興幹事長の長女、亜紀子(42)とひそかに面会した。
 「不戦敗というわけにいかない。非自民の候補を立てたい。日本の歴史を変える大きな勝負なんだ」
 参院選島根選挙区(改選定数1)への立候補を促す小沢に対し、亜紀子は「その任に堪えられません」と回答を保留したが、5月末に出馬を決意した。

 島根選挙区は自民党の地盤が厚く、当初、候補擁立は難航した。小沢は民主、社民両党や連合が推しやすいように、亜紀子に無所属での立候補を勧めたが、本人が「国民新党公認」にこだわると受け入れた。

 6月5日、小沢は松江市に足を運んだ。連合島根の矢倉淳会長らと会い、「亜紀子さんを自分の党の候補と思って頑張りますので、連合にも支援をお願いしたい」と深々と頭を下げた。

 参院選で与野党逆転を狙う小沢の戦略の大きな柱は、野党選挙協力を推進することだ。協力の成否が、焦点となる29の1人区での勝利につながると見ているからだ。

 1人区での民主党の公認は21人。残り8選挙区のうち、大分を除く7選挙区が協力区だ。野党協力が2選挙区だった2004年の前回選挙とは、様変わりしている。

 小沢の野党共闘路線に、「民主党の存在感が薄れ、本来の支持層が逃げかねない」と、党内に不満はくすぶる。しかし、小沢は「政権交代こそが目標であり、野党が協力するのは当たり前だ」と言ってはばからない。

 一方、国民新党には、選挙後に与野党の議席数が拮抗した場合、キャスチングボートを握りたいとの思いが強い。与党と組むか、野党と組むか態度を明らかにしない「あいまい戦略」で、民主党の考え方とはすれ違っている。

 富山選挙区(改選定数1)は、民主、社民両党が統一候補を立てた。両党は、国民新党の綿貫民輔代表(衆院富山3区)の支援をあてにしているが、綿貫は煮え切らない。

 綿貫は10日、富山県高岡市で、支持者を集めて講演会を開き、「私はこの間違った政治をやっている自民党にこれ以上、力を付けさせる必要はないと考えている。このことを以心伝心、察していただきたい」と訴えた。
 富山選挙区で野党候補への投票を促したと受け取れる発言だったが、講演会後、綿貫は「候補者の個人名は言っていない。いろいろな解釈があるだろう」とも語った。

 綿貫は2005年衆院選で、郵政民営化関連法案に反対して、長年所属した自民党を離党した。支持者には「綿貫党だけど、政党は自民党支持」と言う人も少なくない。
 綿貫の言動には、支持者への配慮がにじむ。しかし、民主党内では、「態度を明らかにしないのは、選挙後に自民党と組む布石ではないか」と不信感が募る。

 社民党とは、大分選挙区(改選定数1)で協力が実現しなかったことなどをめぐり、ぎくしゃくした状態が続いている。
 大分では、2000年の衆院選から、連合が仲立ちして民主、社民両党が協力関係を築いてきた。今回は、社民党が擁立する候補を民主党が推す方向で調整したが、民主党大分県連は「候補は革新色が強く、保守層や無党派層の支持が得られない」と反対し、別の候補を担ぎ出した。

 社民党は複数区でも候補擁立を進めている。5月末、千葉選挙区(改選定数3)で公認候補を決めた。民主党は2人当選を目指して自民党候補などと競っており、社民党の参戦は支持層が重なる民主党に不利だ。

 小沢は6月12日、金沢市での記者会見で、「野党共闘は、若干、社民党が公認候補を立てたところもありますが……」と漏らした。
 社民党の又市征治幹事長は14日の記者会見で、すぐに小沢発言に反応した。
 「比例選があるのだから、(票を集めるため)選挙区で候補を立てるのは当たり前だ。私たちは、民主党を手助けする政党ではない」
 憲法改正に前向きな議員が多い民主党と「護憲」を唱える社民党との共闘については、「有権者にわかりにくい」との声もくすぶる。
 各党の生き残りをかけた戦略の前に、野党協力も揺らぎがちだ。(敬称略)
(2007年6月21日 読売新聞)

4347とはずがたり:2008/01/13(日) 01:01:44
>>4343-4347

比例選で地域型候補が躍進、当選者の4分の1超に
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1041771016/292-293

参院選 新風景〜「突風」の中の攻防
(5)元衆院議員 比例選に続々
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0005/fe_005_070622_01.htm

 今回の参院選は、落選中の衆院議員経験者がくら替え出馬するケースが一段と目立つ。

 民主党の青木愛・前衆院議員(41)は5月末、衆院千葉12区から参院比例選へのくら替えを決意し、小沢代表の了承を得た。

 「辻(つじ)立ちを一生懸命やれ。ニコニコと笑顔を忘れずにな」

 小沢のこの教えを守り、青木は毎日、民主党と書いたのぼりを立て、マイクを握る。1日60回がノルマだ。6月8日朝、千葉市のJR稲毛駅前に立った。

 「千葉県出身、千葉大学教育学部出身。かつて、学生生活を送ったなつかしい稲毛駅に立たせてもらいました」

 通勤のサラリーマンらに地元出身をアピールした。青木はもっぱら、千葉県内で支持を訴えると決めている。

 比例選は全国を選挙区とするのに、なぜ、青木は千葉県だけで運動するのか。その理由は、参院比例選の仕組みにある。

 比例選は、政党名投票と個人名投票を合計し、その総得票数に基づいて、各党の議席数を決定。その枠内で、個人投票の多い順に当選者を決める。2004年参院比例選で、民主党の政党名投票は8割を超えた。この結果、当選に必要な個人名得票数にあたる「当選ライン」は10万6000票余りとなった。

 05年衆院選千葉12区で、青木が獲得したのは9万2611票。これを固めることができれば、当選が見えてくる。全国に活動範囲を広げるより、はるかに効率はいい。

 青木の出馬は、民主党千葉県連に波紋を広げた。

 6月2日の全国幹事長会議で、千葉県連の田中明幹事長は「青木氏を比例選に出すメリットは何か。地元が混乱するだけではないか」と執行部を批判した。

 千葉選挙区(改選定数3)に、民主党は長浜博行衆院議員(48)と加賀谷健・前県議(63)の2人を擁立している。特に、加賀谷は労働組合に集票を頼む代わり、比例選は労組が推薦する候補を支援する協力関係を築いており、青木の出馬は、この協力を乱しかねない。

 今回くら替えする民主党の衆院議員経験者は青木を含め、8人に上る。

 参院選初挑戦の国民新党は、自見庄三郎・前衆院議員(61)ら7人の衆院議員経験者を比例選に擁立した。やはり、それぞれの地盤で集票することを基本戦略にしている。

 自民党も、2人の衆院議員経験者が参院比例選へくら替え出馬する。

 その1人、衛藤晟一・前衆院議員(59)に対し、自民党執行部は地元・大分からの転居を求め、県内での後援会活動を禁じた。公明党との選挙協力に配慮した。

 大分県で、自民党は「選挙区で公明党に支援してもらう代わり、比例選で支持者に公明党への投票を呼びかける」という協力を進めている。大分で衛藤が比例票を集めると、公明党の得票が減るというわけだ。

 衛藤は福祉や生活衛生、宗教など業界・団体票をあてにするが、「大分票」をあきらめたわけでもない。

 6月11日夜、都内のホテルで衛藤はパーティーを開いた。約1200人の支持者が集まり、陣営が作った衛藤の応援歌をみんなで歌った。

 「大分生まれの九州男児 福祉のこころを政治に生かす」

 陣営幹部は「全国各地で開く大分県人会や同窓会などで歌ってもらう。大分出身をアピールするのは文句ないはずだ」と言う。

 衛藤の支持者でつくる大分市の市民団体「大分の明日を考える会」は16日、衛藤が大分県内で活動できるよう求める運動を始めた。

 参院比例選はかつて、あらかじめ当選順位を決める拘束名簿式だった。自民党の場合、多く党員を集めた候補者を上位としたため、党員集めが過熱した。支持団体による党費立て替えが大きな問題になったことから、自民党が主導して01年から、個人得票が多い順に当選者を決める非拘束名簿式に切り替えた。

 ところが、非拘束名簿式は衆参の垣根を低くした。「このままでは参院不要論を助長しかねない」との懸念が参院議員の間では、次第に強くなっている。
(敬称略、おわり)

 この連載は、小林弘平、鈴木雄一、円入哲也、今井隆、池上由高、加藤理一郎が担当しました。
(2007年6月22日 読売新聞)

4348とはずがたり:2008/01/14(月) 15:11:41
平沼票の行方は…【岡山】岡山選挙区予想の顔ぶれ(改選定数1)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070701_01.htm?from=goo

片山虎之助71自現〈3〉(公)
姫井由美子48民新(国)
植本 完治48共新
北川  誠43諸新
(並びは参院勢力順。カッコ内は推薦政党)

 社会保険庁改革関連法などを成立させた参院本会議が30日未明、ようやく散会した。本会議場から出てきた自民党参院幹事長・片山虎之助は「まだ会期はあるが、与野党ともこの辺で打ち上げて、選挙戦に専念したいという気持ちは一緒ではないか」と、はやる気持ちを率直に吐露。その日の夜には地元岡山県に入った。

 民主、共産党新人らの挑戦を受ける片山は、自らの選挙戦を、参院選の「大将戦」と位置づける。

 「相手陣営にとっては、私が『敵の大将』だ。大臣(総務相)を長くやり、党参院幹事長も3年目。それなりの影響力、発言力を持つようになった」

 24日の岡山県真庭市での事務所開きでは、片山は参院の実力者としての自信とプライドをみなぎらせた。

 しかし、気掛かりはある。2005年の郵政解散に伴う衆院選が、自民党支持層に残した“傷”の後遺症だ。

 5月10日、片山は、療養を終え約5か月ぶりに衆院本会議に出席する元経済産業相・平沼赳夫を、事務所に訪ねた。

 平沼は農村部を抱える衆院岡山3区選出。05年衆院選では郵政民営化関連法に反対したため自民党公認を外されたが、無所属で10万票近くを取った。造反組の多くが復党する中、いまも無所属を貫いている。片山陣営にとって、平沼票はのどから手が出るほど欲しい。

 復帰を祝う片山に対し、平沼は、「僕はあなた(の支援)をやるよ」と応じた。

 ただ、衆院岡山3区の自民党支部長は、平沼の“刺客”として送り込まれ、選挙区選で敗れたものの、比例で復活当選した阿部俊子が務める。平沼の支持者の思いは複雑だ。

 「虎さんは平沼の自民党復党のため、何かしてくれたのか。選挙を応援して、何か見返りがあるのか」

 「姫の虎退治」――対する民主党新人の姫井由美子の陣営は、このキャッチフレーズを繰り返し、片山の圧倒的な知名度を、自らの知名度アップにつなげる作戦だ。23日午前、岡山市内で開いた姫井陣営の総決起集会では、こんな寸劇が披露された。

 「何でもおれ様の言う通りにすればいい」
 悪役の虎がステージに現れると、人々から悲鳴が上がる。そこに居合道三段の姫井がけいこ着姿で現れ、暴れる虎を退治する。知名度アップ作戦の一環だ。
 姫井陣営は選挙戦のポイントを、「保守層をどこまで切り崩せるかだ」(津村啓介民主党県連代表)と見ている。

 30日、姫井は岡山市内で国民新党の比例選候補・熊代昭彦の総決起集会に出席した。
 「熊代さんは高校の先輩。ずっと尊敬しております」
 熊代は自民党衆院議員を4期務め、岡山市長選に出馬し落選、今回国政復帰を目指している人物だ。

 壁はまだまだ厚い。2日に岡山市内で開かれた、自民党と関係の深い県遺族連盟の記念式典会場の外に、姫井の姿があった。招待されていないため、式典には出席できないが、会場前の路上で、「まじめな生活者が報われる社会につくりかえましょう」と訴える。姫井は式典終了後には会場内に入り、支援を呼びかけた。

 7月12日の公示を前に、日増しに熱を帯びる参院選。戦いを追った。(敬称略)
(2007年7月1日 読売新聞)

4349とはずがたり:2008/01/14(月) 15:13:49
>>4348-4349
参院自民の2大ボスに対する戦い。虎退治に太陽と選挙はキャッチフレーズが重要ですな。

ドンのおひざ元 募る危機感【島根】島根選挙区立候補者(改選定数1)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070728_01.htm

景山俊太郎63自現〈2〉(公)
後藤 勝彦39共新 
亀井亜紀子42国新(民)
(届け出順。カッコ内は推薦政党)

 竹下登・元首相が築き上げ、竹下の秘書だった青木幹雄参院議員会長が引き継いだ自民党王国・島根が揺らいでいる。
 青木が深々と頭を下げた。
 「島根から自民党がなくなったら大変だ。どうか、結束して頑張ってほしい」
 22日、宍道湖のほとりに建つ松江市のホテル。自民党県連、県経済団体の幹部ら約30人を前に、青木は景山俊太郎への一層の支援を求めた。
 「青木さんも東京ばかりいないで、業界団体に働きかけてくれ」「すでに全力を挙げている。これ以上、何をすればいいのか」
 参加者からは不満の声も上がったが、青木は「皆さんがこれまでやってきたことを、繰り返し、繰り返しやって下さい」と懇願した。地元だけでなく、今や参院自民党の「ドン」となった青木のそんな振る舞いに、参加者は「鬼気迫る感じだった。あんな必死の姿、初めて見た」と目を見張った。

 景山は2001年の参院選では、2位の候補に約20万票差で圧勝した。陣営からは当初、「どれだけ大差を付けて勝つかが問題だ」と余裕の声が上がり、景山自身も参院自民党の筆頭副幹事長として、他の選挙区の応援に奔走していた。

 しかし、12日の公示日には、青木が「半年前までは想像もしなかった逆風選挙だ」と訴えざるを得ないほどの厳しい状況になっていた。党選対の幹部は「年金記録漏れ問題などの逆風だけでなく、表面上は見えない地殻変動が進んでいるからだ」と「王国」の弱体化を指摘する。

 1997年に4万5000人弱だった島根県の自民党員数は昨年、約2万人に半減した。特定郵便局長OBなどがつくる「大樹」が、郵政民営化に反対して大量離党したのが響いた。建設業界の景山支援の動きも鈍い。公共事業削減を進めた小泉前首相を支えた青木、景山への不満がくすぶっているためだ。
 また、県内の市町村議員の定数は市町村合併のため、03年末の892から昨年末には474に減った。地方議員を選挙運動の核とする傾向が強い自民党には、大きな痛手だ。

 選挙区に張り付くようになった景山は25日、松江市での街頭演説で、しわだらけのシャツに汗をにじませて「島根に生まれ、島根に育ち、島根の土となる。私をもう一度使ってほしい」と訴えた。師と仰ぐ竹下が衆院選初挑戦の第一声で使った言葉を必死に繰り返す姿に、危機感がにじむ。

 対する亀井亜紀子は、揺らぐ「自民王国」の足元を懸命に攻め立てている。
 亀井は、郵政民営化に反対して自民党を離党した国民新党の亀井久興幹事長の長女だ。今回も民営化見直しを掲げ、大樹の支援を受けている。
 さらに、建設業界と自民党とのすきま風を意識してか、小泉改革を批判したうえで、「県の東西をつなげる山陰自動車道の全線開通」などの大型公共事業を主張している。
 立候補表明は遅れた亀井だが、県西部を治めた旧津和野藩主、亀井家の子孫ということもあり、知名度は高まりつつある。シンボルマークの「笑顔の太陽」は、「景山の『かげ』と対比させる狙い」(陣営幹部)で選んだという。
 青木の威信をかけた選挙戦。自民党にとってその結果は、「1議席」という数字以上の重みを持つことになる。(敬称略)
(2007年7月28日 読売新聞)

4350とはずがたり:2008/01/18(金) 18:56:06

激戦ルポ
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070711_01.htm

与党協力区【埼玉】埼玉選挙区の結果(改選定数3)
_得票数  氏  名 齢 党派新旧代表的肩書
当745,517 行田 邦子 41 民主新1党県常任幹事
当684,270 古川 俊治 44 自民新1慶大教授
当665,063 山根 隆治 59 民主現2党県代表代行
次623,723 高野 博師 60 公明現 (元)環境副大臣
 277,440 綾部 澄子 48 共産新 党県委員
 104,403 松沢 悦子 58 社民新 党県副代表
  72,756 沢田 哲夫 43 国民新 (元)さいたま市議

自民 逆風の中余裕なし/民主 現新すみ分け課題

 自民党の幹事長・中川秀直は9日夜、埼玉県行田市で開かれた同党新人、古川俊治の総決起大会で、「2議席」の言葉に力を込めた。
 「野党には安倍内閣が進める改革は絶対にできない。埼玉では与党が2議席取らなければならない」
 公明党は「埼玉は愛知と並び、当落線上の厳しい戦い」と危機感を強めている。当選には支援団体の創価学会票以外にも上積みが不可欠として、保守票獲得を狙う。
 特に埼玉は「与党協力区」として、自民党は公明党に協力するとの自公幹事長レベルの合意もある。公明党現職、高野博師の陣営は「最低5万票は自民党側から欲しい」(公明党参院議員・西田実仁)と力を込める。
 これに対し、自民党の古川陣営からは「逆風の中、他の党に選挙協力する余裕は、今の自民党にはとてもない」との悲鳴が上がる。
 こうした中、公明党が触手を伸ばしているのが自民党衆院議員とその後援会だ。
 「高野の選挙はがきを3500枚、中野先生の事務所から出してほしい」
 高野陣営の選対事務局長、公明党県議・福永信之は8日、自民党の衆院議員、中野清(埼玉7区)と川越市内で会い、こう要請した。
 中野は苦渋の表情を浮かべ、「古川も厳しい。ある程度は引き受けるが、公明党の選挙の文化は自民党と違うから、私の方でやらせてくれ」と述べた。福永は「結構です」と応じたが、「票に結びつく所へ送ってほしい」と念を押すことも忘れなかった。衆院選を戦う上で、公明党と創価学会の協力が不可欠となっている中野にとって、福永の要請を断るのは難しい。

 一方、民主党は現職山根隆治と新人行田邦子の支持層と選挙区のすみ分けが課題だ。2004年の前回参院選で、民主党2候補の票差が45万票も開き、1人がトップ当選したものの、1人が次点に泣くという「苦い経験」があるためだ。
 このため、今回は得票目標を「2人で140万票。その差を10万票以内に収める」(県連代表・枝野幸男)と設定(→ピッタリ実現。すげぇ)。重点支援地域として、山根に県西部、行田には県東部を割り当てた。
 山根は連合埼玉の推薦を受けて組織型選挙を中心に、行田は街頭演説で「普通の会社員からの挑戦」を訴えるなど、無党派層の共感を集める戦術だ。選挙スタイルを分け、風をバックに、埼玉選挙区では初となる民主党2議席獲得を目指す。(敬称略)
(2007年7月11日 読売新聞)

4351とはずがたり:2008/01/18(金) 18:56:40

埼玉特集>>3413-3423

この時点(>>3422も同様)での勝敗ラインは60万票だったようだ。実際はちょいと上がって65万票に(>>4350)。

07参院選 決戦の構図
≪3≫ 民主 2人擁立 票割り苦慮(2007年7月9日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/056/4.htm

 2日昼、民主党の参院議員蓮舫の言葉に、さいたま市浦和区内のホテルに集まった党支持の女性約400人から思わず笑いが漏れた。
 「3人区で2人出す。ほとんど無謀ですよ。どちらか1人だけが勝ったら、しこりが残る」
 蓮舫は続けて「2人家族なら1人が山根、1人が行田(こうだ)(に投票)。簡単ですよね」と党公認の現職山根隆治と新人行田邦子の2人を平等に支援する言葉であいさつを締めくくった。

 「無謀」と揶揄(やゆ)された2候補擁立の方針は前回2004年の参院選で党本部が打ち出した。当時の県連は消極的で、2人目が決まったのは公示2日前。それでも先に立候補した島田智哉子が82万票でトップ当選。2人目の弓削勇人は落選したものの37万票を獲得、2人で計120万票を集めた。

 今回は党県連の枝野幸男代表も「2人で140万票が目標。80万票と60万票に分ければ2議席も可能だ」と積極姿勢に転じている。前回より20万票の上乗せにも、枝野は「投票率を4%上げて、努力すれば届く」と強気だ。

 他党はもちろん、県連内部からも「きれいに票割りするなんて無理だ」との声が強い。それでも県連は山根を県西部と南部、行田を北部と東部に軸足を置かせた。大票田のさいたま市は両者が自由に競い合うという分割戦略を立てている。

 6月23日、山根は県北部の深谷市内で、連合埼玉傘下の電機連合による家族スポーツ大会に出席、「年金、医療、介護の社会保障3本柱に取り組みます」と深々と頭を下げた。県連の仕切りで、18万人の組合員を擁する連合埼玉や“埼玉都民”を抱える連合東京など党の支持組織は、重点的に山根を支援する。川越市議16年、県議6年、参院議員6年の実績を持ち、知名度は高い。年金の納付記録漏れ問題など政権与党への逆風が強まり、プラス要素が積み重なっている。

 にもかかわらず周囲の表情は硬い。組織票があるとは言え、「まとめて獲得できるわけではない」。山根は連合組織出身の比例選候補の集会に同席するほか、10人規模の会合にもこまめに足を運ぶ。

 公示まで約1か月となった6月中旬、さいたま市内の喫茶店に山根選対本部長の大島敦衆院議員ら陣営幹部の姿があった。テーブルには個人の政策ビラと党の資料。話題は新しいビラをどう作るかだった。「年金問題で党の主張を詳しく書いても有権者には読んでもらえない」と大島らは頭を抱える。

 4月28日、JR大宮駅西口歩行者通路で行田は1人でマイクを握った。「18年間民間企業で働いて感じた、世の中変だ、本当はこうだ、ということを訴えたい」。演説の半分は名前の連呼。記憶に残るように「作家の向田邦子でもなく、歌手の倖田來未のように歌えません」とアピールした。

 同じ時間、ここから約100メートル離れたところで開催された連合埼玉のメーデー集会で約5400人を前に山根が支持を訴えていた。参加を拒まれた行田が駅頭に立ったのは、集会出席のため会場に向かう組合員らに支持を求めるためだった。

 「小沢一郎です」。7月に入って、行田の選挙カーからは党の小沢一郎代表の声が流れるようになった。「知名度が足りない」と見た小沢の新たな戦術だ。ただ、山根陣営からは、「党首が片方の候補だけを支援するなんてやり方はおかしい」と恨み節も。

 その小沢は6月26日、志木市内で両候補や支持者にこう言って奮起を促した。「政権交代のためには、何が何でも過半数を取らないといけない。全国に29ある1人区と2候補擁立した東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知の1都4県が勝負所だ」(敬称略)

4352とはずがたり:2008/01/18(金) 18:57:41

07参院選 決戦の構図
≪1≫ 自民 逆風「引き算だらけ」(2007年7月5日)>>3420
≪2≫ 公明 推薦見返り 名簿要求(2007年7月6日)>>3422-3423
≪3≫ 民主 2人擁立 票割り苦慮(2007年7月9日)>>4351

07参院選 決戦の構図
≪4≫ 農業票 自民の牙城 各党食指(2007年7月10日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/kikaku/056/5.htm

 観客は約70人。結婚を控えた娘が「彼が会社を辞めて農業をやってくれると言うけど、父は反対なの」と語る。家業を継ぎたいという話に農家の父は「自民党は農家を切り捨てようとしている」と聞く耳を持たない。最後に「新郎新婦はどうなると思いますか。(参院選で)自民党を選んだら2人は農業をあきらめざるを得ない」とナレーションが入る。

 民主党企画の「全国キャラバン」は、農業票を狙った活動の一つだ。6月には農政に対する気持ちをつかもうと全国の農協(JA)にアンケートを配布。3年前からJA埼玉県中央会の呼びかけに応じ、年1回の勉強会を開いている。

 公明党も農家への接近を図る。県本部の号外ニュースにジーンズと長靴を履いた党公認の高野博師が両手に大根を持つ写真が掲載された。高野は県本部の農業活性化対策本部長としての実績をアピールし、「抜本的な対策を講じなくてはならない」と訴えている。

 農家などを対象とした全国農業者農政運動組織連盟と全国土地改良政治連盟の2団体は、これまで自民党支持で票を取りまとめてきた。

 両団体が推薦した職域候補が2001、04年の参院比例選で獲得した県内合計票はそれぞれ7147票、5198票。自民党の有力支持団体である日本医師連盟の7859票、5461票や全国建設業協会関連の6390票、4556票と比べても見劣りしない。

 自民党の牙城(がじょう)への接近について、公明党県本部の幹部は「自民党の農政はコメだけで、都市近郊の農業を無視してきた。侵出する余地が多い」と言う。県農協政治連盟の吉田力会長は「地元の市議らから『公明党をよろしく』と言われることが多い」と打ち明けた。県東部で稲作を営む兼業農家の男性(80)も「長年の農政でコメ農家には専業で取り組む力も後継者もなくなった」と民主党に期待を寄せる。

 自民党の内部文書によれば、県歯科医師連盟の党員は約1800人。医師連盟などに次いで3番目の規模だ。01年の参院比例選で職域候補が4653票を獲得した。しかし、前回は不正経理事件などで日本歯科医師連盟は比例選に候補擁立を見送った。県の選挙区選でも自民、民主両党候補で支持が割れた。

 県歯科医師連盟の岡野祐三理事長は「04年の選挙で(支持が)分裂したとは思っていない。今回は自民党公認の古川俊治支持でお願いしている」と一枚岩を強調する。その理由を「自民党を支持しないとこちらの訴えを政策に反映させていく足がかりがなくなる不安がある」と説明する。

 6月26日、坂戸市文化会館で行われた古川の後援会設立総会。後援会幹部らが古川の経歴を紹介し、「彼しかいない」と結束を求めた。出席した地元歯科医は3人だけ。いずれも県の連盟支部から求められてのものだった。男性歯科医(56)は「とりあえず出ただけだから、(自民党への)気持ちは動かなかった」と冷ややかだ。さらに、坂戸、鶴ヶ島両市で25人の歯科医が民主党を支持していると明かした。

 関係者の一人は「上田知事は元民主党。自民党に頼まなくても自分たちの要望は聞いてもらえる」と解説する。(敬称略)

4353とはずがたり:2008/01/18(金) 19:05:19
それにしても僅差の勝利。福井・鹿児島同様落としても不思議ではなかった。
熊本は保守地盤が厚いな・・。
三浦一水・荒木・魚住と熊本3区には保守分裂の芽がわんさかとあるなw

激戦ルポ
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070704_01.htm
「松岡系」「非松岡系」分裂

選挙区 熊本県 (改選1−候補3 選管確定)
得票数 氏 名年齢党派新旧代表的肩書
当440,742 松野 信夫 56 民主=国新 新1(元)衆院議員
次432,686 三浦 一水 53自民=公明 現 (元)農水副大臣
 37,483  橋田 芳昭 51 共産 新 党県委員

◆使い分け

 久間防衛相発言で被爆地・長崎が揺れる中、海をはさんで隣の熊本でも、自民党は自殺した松岡利勝・前農相の影を引きずりながら難しい選挙を迫られている。

 「熊本の農林水産業を守る。松岡先生が亡くなった穴は私が埋める」

 3選を目指す自民党の三浦一水は、叫ぶように訴えた。6月29日、自分の出身地である山鹿市での総決起大会で、三浦は、松岡の“後継”をアピールした。

 山鹿市を含む衆院熊本3区は、県内最大の農業地帯で、松岡の地盤だった。農水族のドン、松岡の影響は選挙区内の農道など公共事業の隅々にまで行き渡っていた。同じ農水族の三浦は、「松岡」の名を持ち出し、主要産業である農林業関連の票を固めにかかっている。

 だが、翌30日夜の熊本市での総決起集会では、訴えは一変した。三浦は「年金記録問題と社保庁改革 緊急報告」と題したA4判4枚を支持者に配布し、「私の報告を見てほしい。年金問題は、安倍首相がきちんと態勢を組んでやっている」と演説の大半を年金問題の説明に費やした。松岡の名は一度も口にしなかった。

 高額な光熱水費など「政治とカネ」で渦中の人となり、スキャンダルが絶えなかった松岡の話を、地元の3区以外で持ち出すのは「選挙対策上、得策ではない」(陣営)からだ。

◆不協和音

 松岡の死去に伴って参院選と同じ29日に行われる衆院熊本3区補選が、松岡系と非松岡系の保守分裂選挙となることも、事情を複雑にしている。

 自民系無所属として補選に出馬する予定の前衆院議員の坂本哲志と、県議の荒木義行の2人は、6月23日午前、それぞれ事務所開きをした。両陣営は「たまたま同じ日になった」と説明するが、3区の自民党支持者からは「どっちに付くか、という踏み絵だ」とため息が漏れた。三浦は両陣営に祝電を打ち、いずれの会合にも出席しなかった。

 坂本は過去2回の衆院選で松岡と1勝1敗の激戦を繰り広げた。松岡の死後、直ちに補選出馬に意欲を示し、参院選では三浦支持を明言した。一方、松岡系は荒木を擁立し、自民党に公認を求めた。党執行部は「荒木を公認すれば、坂本陣営が反発し、民主候補の支持に回りかねない」と見て、苦渋の「公認見送り」を決めた。

 三浦陣営の幹部は「荒木、坂本のどちらでも、当選すれば自民党になる。両方に支援をお願いすればよい」と言うが、話はそう単純ではない。

 三浦の支持母体、県農政連が同15日、荒木の推薦を決めると、坂本の支持者から「三浦は荒木寄りだ」と反発が一気に広がった。

 以後、坂本の集会で三浦のパンフが受付に置かれただけで、「なぜ、三浦氏に手を貸すのか」と坂本事務所に抗議が寄せられるなど、不協和音も表面化している。

◆取り込み作戦

 民主党は、衆院補選の保守分裂につけ込み、「漁夫の利」を狙っている。参院選には前衆院議員の松野信夫、衆院3区補選には新人・後藤英友を擁立した。

 松野は3日、熊本市内で街頭演説し、「参院選の争点は、年金問題と税金の問題だ。二つの『金(きん)』だ」と訴えた。

 県連代表の鎌田聡(県議)は、「3年前の参院選で、民主党に『年金』の風が吹いたときも、熊本では敗れた。しかし、今はその時以上の風を感じる」と手応えを語る。鎌田らは、厚い熊本の保守地盤に風穴を開けるため、坂本支持者を民主党に取り込む作戦を練っている。(敬称略)
 
(2007年7月3日 読売新聞)

4354とはずがたり:2008/01/18(金) 19:30:29
長野県…過去の実績の13万票から3万票上積みして16万票目標。4月の県議選で公明が自民系候補を推薦したのは16人と過去最多にのぼり,“見返り”として公明が自民に要請したのはその目標上積み分の3万票程。実際の得票は11万票で上積み所か票を減らす惨敗。自民党からは推定いいとこ数千票。「自民党とどういう形で協力するのがいいのか、そろそろ考える時だ」とは公明党長野県本部代表の言葉。

07参院選 53万票の余波
■自公■ 協力関係、岐路に
逆風で比例票分けられず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/097/2.htm

 当選から一夜明けた7月30日午後、吉田博美(自民)は長野市の公明党県本部に代表の佐野功武を訪ねた。
 吉田は「厳しい選挙でした。公明党の力を実感しました」と謝意を述べた。
 トップの羽田雄一郎(民主)に20万票以上の大差をつけられたとはいえ、「公明の支援なしに、30万票台に乗せるのは難しかった」と、自民党県連関係者は振り返る。
 1999年の連立以来、県内でも自民、公明両党の連携は深まっている。4月の県議選で公明が自民系候補を推薦したのは16人と過去最多に上った。

 佐野は自民党県連会長の小坂憲次や幹事長の石田治一郎らに対し、「参院の比例選では自民党も我々を支援してほしい」と“見返り”を求めてきた。
 公明が自民に要請したのは3万票ほど。過去の参院比例選で13万前後を獲得しており、今回掲げた目標の16万票を達成するため、その上乗せ分を要求したものだ。
 自民側は要請を了承し、投票直前の7月27日、松本市内で開かれた吉田の個人演説会で、公明党県本部副代表で県議の牛山好子が「比例は公明に」と訴えることも黙認した。

 だが、「きれいに票を数えて分けられるほど、うちの組織はしっかりしていない」(自民党県連幹部)というのが現状。年金問題などの逆風にあっては、自らの比例票を守るのに精いっぱいで、公明に提供するほどの余裕はなかった。この5年間で県内の党員は半減し、組織力も低下した。

 7月23日、茅野市で開かれた元農水官僚の比例候補・段本幸男の個人演説会には、農業、土地改良事業の関係者約30人が集められた。
 応援弁士の参院議員は、「農村整備の代表は段本ただ一人。党は関係ない。候補名を書いてほしい」と依頼した。しかし終了後、出席者の反応は冷淡だった。ある男性は「自分の票は入れるが、周りには頼まない」と話していた。結果は落選。同市で段本の名を書いたのはわずか17票だった。

 県内で公明の比例選での得票は11万票ほど。「逆風で訴えが伝わらなかった」(公明党関係者)こともあり、目標に5万票も足りなかった。
 公明は今回、自民には県内重点候補、加藤修一の名前を書くように依頼し、一般の有権者には党名で投票するよう運動を展開した。自民からどれだけ協力があったかを見極めるためだ。
 加藤の名で投じられた票は県内で約1万4000。公明党関係者は「自民党さんからもらえたのは数千票がいいところではないか」と見る。
 参院の与野党逆転に伴い、県内でも解散・総選挙が近いのでは、との観測が聞かれる。「自民党とどういう形で協力するのがいいのか、そろそろ考える時だ」と指摘する佐野。順調だった自公協力は岐路に立たされている。(敬称略)

4355名無しさん:2008/01/19(土) 01:52:30
>>4351など
ただ埼玉民主の「東西分割」戦術自体は
余り機能しなかったように記憶している

4356とはずがたり:2008/01/22(火) 17:01:11
>県議団会長の篠塚周城(ひろき)
>県連では、「次は篠塚」という声も出たが
3年後に民主からどや?w

佐賀郡 定数2−候補3 (選管確定)
得票数氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当9,891篠塚 周城57自民現6県書店商連顧問→参院出馬に意欲
当5,104古賀 善行61自民新1(元)久保田町助役
□4,328白倉 和子57民主新 (元)川副町議

候補者交代 自民危機感【佐賀】
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070713_02.htm

佐賀選挙区結果 (改選1−候補3 選管確定)
得票数 氏名年齢党派新旧代表的肩書
当210,452川崎 稔  46民主(国) 新1党県副代表
189,212川上 義幸 52自民(公) 新 (元)副知事
25,028 中尾 純子 54共産新 (元)みやき町議

民主も「組長弔問」で火種

 自民党新人、川上義幸の12日の出陣式は、張り詰めた空気が漂っていた。

 JR佐賀駅近くの神社境内。陣営総括責任者としてあいさつに立った元文相の保利耕輔(衆院佐賀3区)は、「私は責任者を受ける際、皆さんが一致団結してやることをお願いした。この選挙を天下分け目の大選挙と認識し、命がけで戦っていく覚悟だ」と声を張りあげた。川上も「『川上の名は知らない』という言葉を何度もいただきながら、くまなく回っている。とにかく走って私を知っていただく努力をしたい」と続けた。

 出陣式前の必勝祈願祭には、党所属県議30人がすべて参加したという。県議団会長の篠塚周城(ひろき)が号令をかけていたからだ。篠塚は「全員が駆けつけた。結束できている証しだ」と、団結ぶりをことさらに強調してみせた。

 参院佐賀選挙区では、1959年以降、補選を含めて自民党が20連勝している。全国屈指の保守王国である佐賀で今回、自民党の危機感が強いのは、全国で唯一、いったん決まった公認候補を差し替えた経緯があるからだ。

 5選を目指していた現職の元法相、陣内孝雄が最終的に出馬を辞退したのは5月。73歳と高齢のうえ、粉飾決算の末に破産した佐賀商工共済協同組合の元理事長として損害賠償訴訟の被告となった陣内では選挙は戦えない、という党執行部の判断を受けたものだ。

 県連では、「次は篠塚」という声も出たが、党本部は陣内と同じ国土交通省(旧建設省)出身の佐賀県副知事、川上を選んだ。川上は佐賀ではなく、福岡出身だ。県連には「トップダウン」への反発が残った。

 陣内は6月、佐賀地裁判決で敗訴し、控訴中だ。陣営内だけでなく、党本部にも選挙戦への影響を懸念する声が広がっている。

 9日午後、県議会の控室にいた県連幹事長の石井秀夫の携帯電話が鳴った。

 「厳しい戦いだと思うが、しっかりやればいい結果が出る。ぜひ頑張ってほしい」

 首相の安倍晋三からの激励だった。安倍は16日に佐賀入りし、支持を訴える予定だ。

 「相手は失点ばかり。チャンスだ」と意気込んでいた民主党新人、川崎稔の陣営も、足元に火種を抱えることになった。県連代表の衆院議員、大串博志(比例九州)が暴力団組長を弔問していたことが6日、明らかになったのだ。

 大串は県連代表を辞任。民主党県連は公示直前にトップを失ったまま、選挙戦に臨むことになった。

 川崎は12日、佐賀市での出陣式で、「この天下分け目の参院選で、佐賀から日本の政治を変える」と訴えた。連合佐賀の推薦に加え、6月末には社民党県連の支持も取り付け、野党共闘の態勢を整えた。

 大串の問題は「代表辞任で、影響は最小限に食い止められるのではないか」と見ている。年金記録漏れ問題で政府・与党を厳しく批判しながら、選挙区内をこまめに歩いて知名度を上げる作戦だ。(敬称略)
(2007年7月13日 読売新聞)

4357とはずがたり:2008/01/22(火) 17:04:57
>>4355
連合票も民主の代議士の後援会票も実際は確たる纏まりがある訳でもなく,実際はそうだったんでしょうな。
票を回せるのは学会票と共産党員票ぐらいでしょうか。
地域別の得票とかでもはっきり現れないのでしょうかねぇ。
しかし結局>>4350で狙ってるぐらいの得票になって1,3位を確保したのは流石です。

4358とはずがたり:2008/09/27(土) 23:00:49
笑>総理のどぶ板

頭悪いから直ぐ感情的になっちゃうのではないか。一国の宰相たる者余裕を持たなくては。。>感情的な調子でまくし立てた“逆風総理”には余裕のかけらもなかった。

安倍首相最後は「勝たせて下さい」と絶叫
http://www2.asahi.com/senkyo2007/nikkan/NIK200707290005.html
2007年07月29日

 第21回参院選は28日、選挙戦最終日を迎えた。各種調査で与党過半数割れが確実視されている安倍晋三首相(52=自民党総裁)は、半日で都内9カ所、約90キロを回る強行軍。年金問題や閣僚の不祥事で離れた有権者の心を取り戻そうと、握手と演説をひたすら繰り返す“総理のどぶ板”を展開し、最後は「勝たせてください」と絶叫した。有権者は安倍政治をどう審判するのか。29日深夜、大勢が判明する。

 「私たちに力を、力を与えてください。勝利を与えてください!」。安倍首相は選挙戦最後の演説になったJR新橋駅前で絶叫した。午前10時40分に表参道ヒルズ前を出発し、約半日かけて東京23区をほぼ1周。05年9月の郵政選挙で、首都圏8カ所を回った小泉純一郎前首相(65)の最終日を上回る9カ所で演説した。途中、シャツとズボンを着替えたほどだ。

 行く先、行く先で危機感が醸し出された。直接、有権者に支持をお願いする握手作戦。首相の車は警備上、演説カーに横付けされるが、この日は違った。首相は演説カーの手前で車を降り、有権者めがけてダッシュ。「よろしくお願いしまーす」と手を差し出した。演説を終えるとまた握手、握手。徹底したどぶ板だった。

 年金問題での逆風、公示日以降も赤城徳彦農水相(48)の事務所費問題がくすぶり、急落した支持率は戻らないまま投票日を迎える。離れた有権者の心を引き戻すチャンスは、街頭での訴えしかなかった。JR阿佐ケ谷駅前では遊説後、動き始めた演説カーに飛び乗り、石原伸晃幹事長代理(50)からマイクを奪って「安倍晋三です」と叫んだ。

 伸晃氏の父、石原慎太郎都知事(74)まで応援に担ぎ出した。石原氏は、民主党の小沢一郎代表(65)を「金丸(信・元副総裁)の下で日本を米国の金融奴隷にした人が、日本のオヤジ(首相)になるなんて」と批判。「この選挙はちゃちな問題にもてあそばれている」と、逆風下の総理を擁護した。首相は「石原さんも都知事選で逆風といわれたが、『やっぱり慎太郎』で当選した。素晴らしい援軍で心強い」。験を担ぎたかったのかもしれない。

 自民党は「ただいま演説中」と書いたトレーラー車を走らせ、首相のスピーチをPR。就任後の実績と民主党批判に、多くの時間を割いた安倍首相は「小沢さんに経済回復の話を聞いたことがありますか。策も計画もないんですよ! 経済を成長させずに格差解消なんて、できるわけないんですよ」。感情的な調子でまくし立てた“逆風総理”には余裕のかけらもなかった。

4359とはずがたり:2008/09/27(土) 23:01:53

自民、異例の首相批判 参院選総括委員会
http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200708240426.html
2007年08月25日

 参院選惨敗を受けて自民党が設置した総括委員会(委員長・谷津義男選挙対策総局長)は24日、敗因や課題を記した最終報告書をまとめた。敗因では年金記録の管理問題の初動対応の誤りや、政策の優先順位が国民意識とズレていたことなどを列挙。歴史的大敗を踏まえ、安倍首相への批判を盛り込んだ異例の厳しい内容となった。同日、党総務会などに報告し、首相あてに提出した。

 報告書では、首相の姿勢について「一般国民の側でなく永田町の政治家の側に立っているようなイメージを持たれたのではないか」と分析。さらに「政治とカネ」の問題の対応が後手に回ったことで「国民から指導力に疑問が呈された」と踏み込んだ。

 総括委はこれまで、所属国会議員のほか落選者や地方組織の代表らからも事情を聴取。その中で噴出した厳しい意見を報告書に反映した形だ。この日の総務会でも「なぜ、大敗しなければこうした反省が出てこなかったのか」(村田吉隆・元国家公安委員長)、「改革の美名のもとに役人主導では困る」(大野功統・元防衛庁長官)などという注文が出た。

 谷津委員長は同日の記者会見で「格差問題に対して『戦後レジーム(からの脱却)』や『美しい国』では対応できなかった。党も政策をたてなかった責任がある」と指摘。そのうえで「実行に移してもらわないと何にもならない」と新執行部による対応を求めた。

 外遊中の首相に代わって報告書を受け取った塩崎官房長官は、記者団に「所得格差や雇用格差、地方、弱者に配慮した、より厚みのある構造改革を推進しなければならないというのが主なメッセージ。指摘を真摯(しんし)に受け止めていかなければいけない」と語った。

4360とはずがたり:2008/09/27(土) 23:04:40

安倍自民が惨敗、続投宣言に党内猛反発
http://www2.asahi.com/senkyo2007/nikkan/NIK200707300012.html
2007年07月30日

 安倍自民党が歴史的惨敗を喫した。第21回参院選は29日、投開票が行われ、自民党は公明党との与党で、非改選と合わせても参院の過半数維持に必要な64議席を獲得できず、結党以来初めて参院第2党に転落した。獲得議席は橋本龍太郎首相(当時)が引責辞任した98年の44議席にも遠く及ばず、過去最低の89年36議席に迫る状況。安倍晋三首相(52)は、惨敗の責任を認めながらも続投表明したが、党内からは公然と首相への辞任要求が出ている。

 安倍首相は午後9時半、党本部に入り、無表情で当選者の名前にバラの花をつけた。与党が参院で過半数を維持する「64」を大きく割り込み、橋本首相が退陣に追い込まれた44議席も割り込んだ。89年の史上最低議席36に迫る「想像もできない」(幹部)惨敗だった。

 しかし、安倍首相は早々と続投を表明した。「私の責任は極めて重い」と認めたが、「基本的な政策は間違っていなかったと思うし、国民のご理解をいただいている。反省すべきは反省し、新しい国づくりを進めたい。改革を続行する約束を果たすのが私の責任」と繰り返した。安倍政治への「NO」が惨敗という形になっても、「国民の理解をいただいている」と言い張った。「政権運営は厳しいが、信念を持って野党の話にも耳を傾けて結果を出していきたい」と、独りよがりの理論を並べた。

 必然の結果だった。最終盤まで、自民党は選挙を戦える態勢ではなかった。消えた約5000万件の年金記録問題の後手後手の対応がたたり、支持率は5月下旬から急落。相次いで閣僚に事務所費問題が取りざたされ、疑惑が持たれた松岡利勝前農水相は自殺した。久間章生前防衛相(66)の「原爆投下はしょうがない」など失言も相次いだが、松岡氏の後任、赤城徳彦農水相(48)の事務所費問題が追い打ちをかけた。赤城氏は領収書の公開を一切拒否。さらに二重計上も発覚し、国民の不信感を増幅させたが、これらの閣僚を任命したのは首相だった。

 首相周辺は「逆風は総理の問題ではなく、閣僚の問題」(石原伸晃幹事長代理)と責任論を封印。中川秀直幹事長(63)は辞表を提出、青木幹雄参院議員会長(73)も辞意表明したが、負けても責任を取らない首相に、党内は一枚岩ではない。後藤田正純衆院議員(37)は「美しい日本なら美しい責任の取り方がある。再チャレンジなら政治家としての再チャレンジもある」と辞任を要求。加藤紘一元幹事長(68)は続投について「首相本人だけでなく自民党も傷つくのではと憂慮する」と批判した。舛添要一氏(58)は「学芸会内閣のツケ。自民党がゴキブリやヘビ、ネズミと同様に『これだけは嫌』と拒否政党になった」とぶち切れた。

 首相は30日未明、落選報告に訪れた保坂三蔵氏(68)に「申し訳ない」と、わびた。近く、内閣改造と執行部人事で人心を一新する意向だが、「続投しても2〜3カ月で政権は立ちいかなくなる」(無派閥議員)との見方が強い。昨秋の総裁選で、小泉純一郎前首相(65)を継ぐ「選挙の顔」を期待されて総裁になった安倍首相は同僚にも民意にも見放され、がけっぷちに立たされた。【中山知子】

4361とはずがたり:2008/09/27(土) 23:05:13
>>4360

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1063423036/308

安倍首相、続投批判に釈明 「一致結束信じてる」
http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200708080367.html
2007年08月08日

 安倍首相は8日、自らの続投表明への自民党内からの批判がおさまらないことについて、「最後には、自民党は一致結束していく政党であると信じている」と語り、いずれはまとまるとの見通しを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は連日、記者団とのやりとりで続投批判への見解を求められている。8日も自民党内で首相に距離を置く議員らが会合を開くなどの動きが広がっており、やりとりでは「続投表明のタイミングは正しかったと思うか」といった質問が相次いだ。

 首相は「厳しい意見もしっかり受け止めながら、私の判断は間違っていなかったと思って頂けるように全力を尽くすことが私の使命だ」などと繰り返した。

4362とはずがたり:2008/09/27(土) 23:10:46

何かにつけて云うね。毎度恒例である。

「衆院は中選挙区制に戻すべき」 公明・太田代表
http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200708240362.html
2007年08月24日

 公明党の太田代表は24日、衆院の選挙制度について「中選挙区制にすることが非常に大事なことだ」と述べ、中選挙区制を復活させるべきだとの考えを示した。ラジオ番組の中で語った。

 太田氏は、参院選の公明党の敗北は「基本的にとばっちりだ」と述べた上で「政策を勉強し、実績を上げてきたことが、ばんそうこうを張った人が出たら一瞬に吹き飛んでしまう」と指摘。小選挙区ではさらに「風」が選挙結果に影響を与えるとの考えから「小選挙区制は政権交代を可能にするというが、ポピュリズム(大衆迎合)になる」と述べた。

 公明党は99年秋に自自公連立政権に参加する際に中選挙区制の復活を求めており、太田氏の発言はこうした党の考えを改めて強調したものだ。

 一方、太田氏は、民主党との連立を組む可能性については「現時点ではない。自公連立であくまでいこうということは固まっている」と述べた。

4363とはずがたり:2008/09/27(土) 23:15:06
どの6人かねぇ?

2006年自由民主党総裁選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

谷垣禎一の推薦人

田野瀬良太郎=推薦人代表,野田毅=選挙責任者,以下推薦人:逢沢一郎,阿部正俊,井沢京子,稲葉大和,小里泰弘,加治屋義人,加藤紘一,加納時男,岸宏一,後藤田正純,佐藤勉,清水鴻一郎,土井真樹,中谷元,原田令嗣,三ツ矢憲生,村上誠一郎,山本公一

自民党内の「反安倍」6衆院議員が会合
http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200708080376.html
2007年08月08日

 自民党の津島、山崎、谷垣3派の衆院議員6人が8日、東京都内に集まり、経済成長路線など安倍内閣が掲げる政策の対抗軸を同党内で打ち立てる方針を確認した。昨年9月の党総裁選で谷垣禎一前財務相の推薦人になった議員が中心で、今後も党内で参加者を募るという。

4364とはずがたり:2008/10/16(木) 00:57:09
どっかでみつけて貼り付けようとして忘れてた記事

639 名前:ハイツリ−GO[] 投稿日:2007/07/13(金) 11:20:35 ID:+9mq1LuS
Y根はほぼ当確なので、労働組合は行田支援に変更だってさ。
でも、埼玉の自治労と日教組と私鉄総連(おもに東武)は松澤支援だからなあ。
結局、Y根とF川とT野で決まり。。。

4365とはずがたり:2008/10/19(日) 01:32:03
〈混戦の裏表:4〉は>>3264

〈混戦の裏表:3〉雪辱戦 奪い合う「自民票」
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/miyazaki/SEB200706270014.html
2007年06月27日

 「誰とは言いませんが先日、県選出の長老の国会議員にごあいさつに行きました」
 無所属で立候補する長峯基は15日、宮崎市で開いた決起大会で、唐突に「長老議員」に激励された話を披露した。

 県の国会議員はこれまで自民党がほぼ独占してきた。「長老」と聞いた出席者の多くは、県政界になお影響力を持つ元衆院議員・江藤隆美を思い浮かべたに違いない。

 長峯は95年の参院選に自民公認で初当選。だが再選を目指した01年は公認を外され、落選の憂き目に。公認の座を奪い、当選したのが今回再び戦う小斉平敏文だった。

 雪辱を期す長峯が自民とのつながりを強調するのは、小斉平を担ぐ自民の支持層を切り崩さないと勝ち目がないという計算があるからだ。大会の2日前には「青木(幹雄・自民参院議員会長)さんにも東京で会った」と周囲に語っている。
    ■
 長峯が公認を奪われたのは、自治大臣などを歴任した当時の参院議員・上杉光弘との確執が原因とされる。小斉平は上杉派だった。上杉派と反目する江藤派の県議らが長峯につき、県連は真っ二つに割れた。

 それから6年――。10日、江藤派の拠点、延岡市であった長峯の事務所開き。出入りする男たちの中に江藤派と目される業者の姿があった。5月に長峯の地元都城市であった事務所開きには、自民地域支部長が来賓席に顔を見せた。分裂の図式は今も根強く残る。

 一方で、大きな変化もある。長峯の秘書だった松下新平が、04年参院選で現職の上杉を破った。民主や社民などの非自民勢力と長峯ら反上杉派の保守勢力が結集した。上杉は05年衆院選に再起を期して臨んだが、江藤の長男の拓に敗れ、いまは浪人の身だ。

 「『反上杉』の目的は松下の当選で果たせた。もう長峯を支援する大義名分はない」。江藤派の県議は、そう語る。上杉の不在が、反上杉派としての長峯の求心力を低下させた。江藤拓自身も、小斉平の衆院2区選対本部長に就いている。
     ■
 立場が微妙なのは、松下だ。国会では民主会派に所属。秘書だった外山斎(いつき)が3年前の自分と同じ非自民勢力の統一候補として立候補する。

 恩師の長峯につくのか、それとも外山か。

 長峯の決起大会に出席し、マイクを握った松下は「国会閉会後に態度を表明する」と慎重に言葉を選びつつも、長峯に仲人をしてもらったことなど親密さを公言。外山については、「彼の意思は尊重したい。ただ、出馬には関知していない」と距離を置く。

 66歳の長峯は、5人の立候補予定者の中で最年長だ。松下は40歳。決起大会では、都城市長の長男・誠と松下がスポットライトを浴びて派手に入場。若者受けする演出を凝らした。

 松下との間柄を親子に例え、「私の組織で当選したんだから、子が親を支援しないはずがない」と言う長峯。「若者に取り入りたいだけだろう」(自民県議)との声も聞こえるが、陣営は「選対本部長」のポストを空けて、国会閉会を待っている。(敬称略)

4366とはずがたり:2008/10/19(日) 01:34:49

宮崎は>>4293-4294 >>2533 >>4365 >>3264とか

松下参院議員、長峯氏支持を表明 非自民、足並み乱れる
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/miyazaki/SEB200707010008.html
2007年07月01日

 松下新平参院議員(40)=無所属、今回は非改選=が6月30日、宮崎市内で記者会見し、7月12日公示、29日投開票の参院選宮崎選挙区に無所属で立候補予定の元自民党参院議員・長峯基氏(66)を支持する、と表明した。国会で民主系会派に所属する松下氏が、民主県連など非自民勢力が統一候補に擁立した外山斎氏(31)=民主、社民、国民新党推薦=と長峯氏のどちらを支援するか注目されていた。松下氏が長峯氏支援を表明したことで、非自民勢力の足並みは乱れた格好だ。

 松下氏は記者会見で、長峯氏の公設秘書を務めたことなどに触れ、「人間の道理、政治家の道理として長峯基先生を支持する」と説明。民主系会派は離脱せず、自身の処遇は「会派なり党なりが判断する」と結論をゆだねた。

 松下氏は、これまで長峯氏の支援集会に参加しながらも「国会の閉会後に表明する」と態度を保留していた。国会が30日未明に実質審議を終えたことから記者会見を開いた。

 松下氏は04年参院選に無所属で立候補し、自民現職を破り初当選。長峯氏に加え、民主や連合宮崎など非自民勢力の支援も得た。県選出の衆参国会議員5人のうち、唯一の非自民系国会議員が松下氏だった。

 松下氏に外山氏の支援を要請してきた連合宮崎の横山節夫会長は「残念だ。松下氏への対応は選挙後、考えていきたい」とだけ話した。

 今回の立候補予定者6人のうち、66歳で最高齢の長峯氏の陣営は、40歳の松下氏に対し、無党派層の支持を取り付けることを期待しているとみられる。

 一方、松下氏は会見で、民主党に長峯氏の支援を要請していたことも明かした。だが、松下氏の元秘書でもある外山氏が立候補を表明したことで破談。「私には相談がなかった。ボタンの掛け違いだった」と外山氏の対応に不快感を示した。

 他に立候補を表明しているのは、自民現職の小斉平敏文氏(57)、共産新顔の馬場洋光氏(38)、無所属新顔の東治男氏(61)ら。

4367とはずがたり:2008/10/19(日) 01:40:47
>>3264 >>4365

〈混戦の裏表:5〉「風頼み」 保守と「W東」前面に
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/miyazaki/SEB200706290011.html
2007年06月29日

 「知事が変わり、宮崎県が変わり始めた。国政につなぐ役が必要です。『ダブル東』で東治男を使って頂きたい」

 28日朝、無所属で立候補を表明した東治男が宮崎市の国道沿いで声をからした。手には〈国政に東風〉と書いたのぼり。1月の知事選で東国原英夫陣営が使ったのと同じオレンジ色が基調だ。

 6年前に続く2度目の参院選。前回、東は33年間務めた地元テレビ局を辞めて立候補した。連合宮崎の主導だった。民主や社民などの推薦を得て、労組を後ろ盾にした組織戦を展開。「小泉ブーム」に乗った自民党公認の小斉平敏文に敗れたが、17万票余りを獲得して次点に食い込んだ。

 だが今回、東を取り巻く状況は様変わりした。
    ■
 その伏線は、04年参院選にある。再挑戦を期していたが、連合や民主など非自民勢力は、東ではなく元自民県議の松下新平の支援にシフトした。松下なら保守勢力の一部を取り込む算段がつく。

 東は立候補を断念。松下は自民現職を破った。

 東は昨年6月、民主の国会議員候補者の公募に応募したが、書類選考ではじかれた。昨年末には、今回の参院選に向けて、連合宮崎に推薦願を持参。やはり反応は鈍かった。非自民勢力は統一候補を探していたが、ある幹部は「東さんについては3年前にケリがついている」。

 連合側へのラブコールを袖にされた東は2月、記者会見を開き、立候補を表明した。5月上旬になって連合宮崎の幹部が訪ねてきたが、東は用件も聞かずに追い返した。

 非自民勢力が統一候補を前民主県連副代表の外山斎に決めた翌日の今月2日。宮崎市で東陣営の事務所開きがあった。陣営幹部があいさつで「(01年の)落選後も後援会を残したのは、連合の要請があったからだ」と暴露。「使い捨て」にした連合側への怒りを隠さなかった。

 東陣営は今回、「保守系」と名乗る。東国原知事を誕生させた「風」を頼りに、無党派層の取り込みに躍起だ。
   ■
 共産党新顔の馬場洋光は、4月末から小規模な集会に顔を出す毎日だ。「確かな野党を」と訴え、民主など他の野党との違いを強調している。街頭演説も重ね、顔は浅黒く日焼けした。

 3回連続の参院選への立候補。いずれも「反自民」を掲げて戦ってきた。選対本部長を務める党県委員長の津島忠勝は、「今度こそ馬場を国政に」と支持者たちに呼びかけている。

 津島が忘れられないのは、自民と事実上の一騎打ちになった98年参院選だ。自民に強烈な逆風が吹き、共産候補は選挙区で過去最高の12万票近くを獲得した。

 しかし馬場が初挑戦した01年は、民主と社民が「非自民」を旗印に初めて手を結び、統一候補として東を擁立。馬場は2万票余りに終わった。前回04年も3万票台と低迷した。

 非自民勢力が結集したため、反自民を掲げる共産が埋没しかねない状況が続く。津島は「風任せではない組織作りを進めないといけない」と引き締めている。=敬称略、おわり

4368とはずがたり:2008/10/19(日) 03:48:44
宮崎では長峯?
>九州・山口で特定候補を推すのは大分と宮崎だけだ。
>(長崎県本部は)参院選の選挙運動はしないと決めた。
>鹿児島県本部は2月の役員会に民主新顔を招いた。引き合わせたのは郵政解散で落選した元衆院議員(松下か)。自民関係者に配慮して表向きは自主投票としたが、幹部は「自民を応援する義理はない」と言い切る。
>佐賀は一部の局長OBらが自民の選挙区候補を支える。郵政解散で自民県連が造反組2人を推薦したからだ。県本部の幹部は「自民は許せないが県連には義理がある」。

かつての主役 無力感 郵政票、組織弱体化に悩む
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/miyazaki/SEB200707150015.html
2007年07月15日

 かつて抜群の集票力を誇った郵政関係者が存在感を失っている。05年夏の「郵政解散」で多くは長年連れ添った自民を離れ、民営化反対を唱えた国民新党へ心を移したが、10月に迫る民営・分社化を前に無力感も漂う。 

 「ご恩は生涯忘れない」。大分市で6月21日にあった大分選挙区(改選数1)の国民新党現職、後藤博子氏の事務所開きで、「大樹全国会議」の県本部幹部が熱弁をふるった。

 大樹はかつて「自民党最強の職域支部」と呼ばれた。特定郵便局長のOBらが加わり、郵政解散をきっかけに多くが国民新党を支える全国会議に移った。同会議九州地方本部(熊本市)は比例区で、同党新顔で元自民衆院議員の自見庄三郎氏を推す。郵政解散で民営化に反対した「恩義」に報いるためだ。

 しかし、選挙区での態度はまちまち。九州・山口で特定候補を推すのは大分と宮崎だけだ。

 長崎県本部の幹部は「もう力もないし、活動しても現状は変わらない。悲しいだけです」。参院選の選挙運動はしないと決めた。組織はいま、詳しい人数がわからないほど弱体化している。

 一方、鹿児島県本部は2月の役員会に民主新顔を招いた。引き合わせたのは郵政解散で落選した元衆院議員。自民関係者に配慮して表向きは自主投票としたが、幹部は「自民を応援する義理はない」と言い切る。

 逆に、佐賀は一部の局長OBらが自民の選挙区候補を支える。郵政解散で自民県連が造反組2人を推薦したからだ。県本部の幹部は「自民は許せないが県連には義理がある」。

 郵政公社は3月までに、全国1048局で集配をやめた。効率化の旗のもと、過疎地が狙い撃ちされた。

 大分県北部の豊後高田市にある田染(たしぶ)郵便局は昨年10月、無集配局になった。地域の600戸には12キロ離れた豊後高田郵便局が手紙を届ける。緒形雅之元局長は「不在時の再配達の対応が鈍っていないか」との疑念が消えない。

 「市場原理が最良という幻想に日本中が踊らされた」。福岡県内の元特定局長(69)は、そんな言葉で2年前の郵政解散を振り返った。参院選では知人に国民新党の候補への支持を呼びかけるが、あきらめもある。「民営化は止められない。でも自民党には入れたくない」

4369とはずがたり:2008/10/19(日) 03:54:26

医師・歯科医師・建設業者 組織的集票に陰り
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/ibaraki/TKY200707250111.html
2007年07月25日

 かつては「組織選挙」と言われた参院選。だがいま、組織候補を擁立する政治団体と特定政党との結びつきは、県内でも弱まりつつある。従来は自民候補を単独推薦してきた「県医師連盟」は今回、比例区で本部決定に反して国民新党公認の自見庄三郎氏を推薦した。一方、自民の支持団体「日本歯科医師連盟」の県内組織で誕生した「県民主党歯科医師支部」にも目立った動きはみられない。自民の集票マシーンと言われた「県建設業協会」の集票力にも陰りがみられる。

 「茨城は自見先生を公式に推薦している全国で唯一の県。どうか茨城で一番票が出たと言えるよう頑張っていきたい」

 7月19日夜。水戸市で開かれた自見氏の個人演説会で、県医連副委員長の小松満医師が、力を込めた。

 県医連が、参院選比例代表に日本医師会の政治団体の日医連が推薦する自民現職の武見敬三・厚生労働副大臣に加え、郵政反対組で自民を離党し、前回総選挙で落選した自見氏の推薦を決めたのは今年1月末。県医連内では一時、自見氏の単独推薦を模索する動きもあったが、日医連の反発を考慮して、同時に2人の推薦を決めた。

 県医連幹部によると、今のところ、自民の厚生族として影響力をもつ党総務会長の丹羽雄哉氏が地盤とする県南の一部地域をのぞき、自見氏への支持が広がっている。

 ある幹部は「医療費抑制で弱者切り捨ての自民よりも、同じ医師として現場の危機感を何よりも共有する候補を応援したい」と理由を話す。

 県歯科医師連盟では、昨年6月に民主党支部が発足し、8月には会員の自民党費の肩代わりをしないことを決めた。同連盟は今年3月末に会員約1300人に自民と民主の「入党のすすめ」とする文書を郵送。元参与で民主党支部長の川口浩県議によると、05年度には自民党員は約770人いたが、今年6月現在で自民党で返信がきたのは約70人という。

 一方で、民主支部も参院選での活動は、ほぼ「休業状態」という。川口氏は「弱者切り捨ての医療制度改革の影響で自民離れは進んではいるが、民主支部も組織だった集票はまだできていない」としている。

 かつて固い組織を背景に大きな集票力を誇った建設業協会。今回は、自民比例区に立候補した元国土交通事務次官の佐藤信秋氏(とは註:当選)を組織候補として支援する。県内での目標は、前回選挙で支援した候補の倍以上の1万票だ。

 しかし、現実には、同協会の支援候補の得票数は01年参院選が4500、前回04年が3500と1000票減った。

 同協会が意気込むのは業界の将来に対する危機感の裏返しとも言える。

 県単独の公共事業はピーク時の97年当初予算で625億円あったが、今は半分以下の265億円まで減少。現在、会員は約640社だが、ここ数年毎年30社ぐらいが退会する。「大部分は倒産。本当に厳しい」と同協会。業界の疲弊と会員数の減少は集票力の陰りにも直結しており、ある建設会社長は「本業が大変で、選挙どころではない」。ある幹部は「前回以上に力は入れているが、歩留まりが読めない」とこぼす。

4370とはずがたり:2008/10/22(水) 23:56:28
>>4158>>4165
石津・黒岩は実現。若林より糸川も実現。戸倉女史は3区ではなく4区。吉良の知事選転出や民主飛び出し迄考えて民主公認ちゃうかと煽った松本氏ですが社民公認すら得られずあっても無所属出馬の様子。

参院自民現職落選組
青森 山崎http://www.yamachannel.gr.jp/
秋田 金田→秋田2区自民公認
富山 野上→河合が国民に寄りかけたけど止まったからなぁ。。
石川 矢田(新人だが)http://www.yatatomiro.jp/だと自民候補の応援をするとしている。県議返り咲き狙いか
滋賀 山下→4区岩永後継に軽く取り沙汰
鳥取 常田→衆院選出馬の意向(相手されず)
岡山 片山→衆院選出馬の意向(相手されず)・岡山県知事選の声も(本人拒否)
香川 真鍋→落選後の08年5月の新宏池会結成で顧問に。次期総選挙に息子が無所属出馬
愛媛 関谷→愛媛3区出馬の動きを見せるも断念
高知 田村→衆院出馬もあるかもhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/3636とのことだったがその後聞かないね。
熊本 三浦→熊本3区無所属出馬表明,07衆補選に出馬取り沙汰も
宮崎 上杉(04年落選組)→中山のゴタゴタで棚ぼたで宮崎1区公認

4371千葉9区:2009/02/02(月) 21:53:09
古い記事を漁るシリーズpart2:07年6月
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=406916196
島根選挙区 亀井亜紀子氏出馬の舞台裏

 参院選島根選挙区(改選数1)に、亀井久興国民新党幹事長の長女・亜紀子氏(42)が、同党公認での出馬を5日、正式表明した。民主党の小沢一郎代表が、なぜ亜紀子氏に狙いを定めたのか。なぜ国民新党公認だったのか。亜紀子氏出馬表明までの舞台裏を追った。

 狙い定め「外堀」埋めた小沢氏

 民主党の候補者選びは、県連主導で進んだ。だが、複数の候補に断られ、擁立作業は難航。県連の鈍い動きに対し、参院選を「政治の歴史の転換点」と位置付ける小沢代表は、今年2月ごろから、自ら擁立に動いた。

 野党共闘を視野に久興氏とも協議。それぞれ数人に打診したが断られた小沢代表の脳裏に、いつ亜紀子氏の名前が浮上したのか。

 久興氏が予測するのが、当時県内で流れていたうわさだ。昨年10月に久興氏と台湾を訪れた亜紀子氏が、李登輝前総統との懇談で「政治への意欲」を語ったとされる。

 うわさを聞きつけ、亜紀子氏に狙いを定めた小沢代表は一気に動いた。5月初めには、亀井幹事長に「亜紀子氏擁立」を打診。同17日に島根入りし、亜紀子氏を口説き落とす仕掛けづくりを図った。

 民主、社民両党県連に具体名を挙げないまま「野党統一候補」の擁立方針を伝え、協力を要請。さらに、自ら要求した女性県議、市議らとの会談で「女性候補がいい」との要望を引き出した。

 国民新党公認 父と歩んだ党に愛着

 1週間後の同24日、小沢代表は都内のホテルで、亀井親子とひそかに会い、亜紀子氏に出馬を強く要請。「急な話で正直、大変迷った」と振り返った亜紀子氏だが、既に公示まで1カ月余りに迫り、要請を断ることは島根の野党勢力の不戦敗を意味した。

 「政治家は一代で終わりと言ってきた。こういうことになるとは。わたしにも、本人にも、苦渋の決断だった」と久興氏。出馬に向けて、「外堀」は小沢代表の手で埋められていたのだ。

 要請から6日後の30日。「有権者に非自民の選択肢を示すため、誰かがやらなければいけない」。亜紀子氏は、ついに正式に要請を受け入れた。

 ただ、小沢氏の唯一の誤算は、亜紀子氏本人が「国民新党公認」にこだわったことだった。

 「秘書として父が自民時代、郵政民営化法案否決に努力して、郵政解散後、新党を立ち上げた時、ずっと現場に立ち会っていた。愛着がある」

 「無所属の統一候補の方が参加しやすいかもしれない」と小沢代表は悔やんだが、親子が二人三脚で歩み、つくり上げてきた党への愛着としての「国民新党公認」を覆すことは、できなかった。

('07/06/06 無断転載禁止)

4372千葉9区:2009/02/03(火) 22:08:11
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070703_01.htm
首都乱戦 身内も敵に【東京】
東京選挙区予想の顔ぶれ(改選定数5)
保坂 三蔵 68 自現 2
丸川 珠代 36 自新  
鈴木 寛 43 民現 1
大河原 雅子 54 民新  
山口 那津男 54 公現 1
田村 智子 41 共新  
杉浦 ひとみ 50 社新  
黒川 紀章 73 諸新  
鈴木 信行 41 諸新  
又吉 光雄 63 諸新  
和合 秀典 65 諸新  
川田 龍平 31 無新  
東条 由布子 68 無新  
(並びは参院勢力順)

定数5すでに18人 2人擁立 すみ分け困難

◆ほころび
 自民党現職の保坂三蔵は、2日朝、東京のJR錦糸町駅前で街頭演説を行い、遊説車の上から「自民党は男所帯で、女性が少ない。女性の視点からの政策立案が必要だ」と訴えた。

 もう1人の自民党候補、丸川珠代へのエールだった。同じ場所にいた丸川は、保坂の演説中、通勤客に「おはようございます」と頭を下げ、握手を求めて回っていた。

 丸川もマイクを握ると、「年金だけで安心して暮らせる社会を」と訴えたが、保坂や衆院議員が並ぶ遊説車の上には最後まで上がらず、路上から演説した。「有権者と同じ視線で」と丸川が自ら望んだものだったが、保坂陣営からは「新人だから当然」と冷ややかな声が聞かれた。丸川の演説に保坂への言及はなく、2人が肩を並べて訴える場面も見られなかった。

 東京選挙区の定数が1増えて5となったことを受け、自民党は9年ぶりに複数候補の擁立を決めた。「1人では守りの選挙になる。攻めるには、2人擁立が不可欠」との判断からだ。

 丸川の選対本部長、同党の平沢勝栄衆院議員は「組織による集会などの地上戦は保坂、駅頭や街頭で訴える空中戦は丸川ですみ分ける」と戦術を語る。

 しかし、年金記録漏れ問題による逆風で、その戦術にほころびも見える。

 6月18日午後、自民党本部4階に約30人の東京選出の国会議員が集められた。谷津義男選挙対策総局長が、党独自の世論調査の結果を説明しながら、「どちらの候補も苦しい。集会には2人とも呼んでほしい」と要請した。

 しかし、その場にいた松島みどり衆院議員(東京14区選出)は同日夜、地元墨田区での自らの集会に保坂だけを呼び、「私は保坂一筋だ」と宣言した。

 逆風に危機感を募らす保坂陣営は、組織のほか、国会議員、都議、区議のピラミッドをがっちり固め、「おこぼれだけでも」という丸川陣営の淡い期待も認めない。都議6期の経歴をもつ保坂は、都連や都議との結びつきは強い。丸川を支援する都選出衆院議員には中傷ビラがまかれるなど、都連内はピリピリしたムードが漂う。

◆奪い合い
 すみ分けが難しいのは、民主党も同じだ。

 連合傘下の多くの労組が現職の鈴木寛、新人の大河原雅子が東京・生活者ネットワークと一部労組という「すみ分け」だが、両陣営では「無党派層の多い東京で票割りは不可能。実際には奪い合いだ」との本音が漏れる。

 都議を3期10年、東京・生活者ネットワーク代表も務めた大河原は2日午前、小金井市内で街頭演説を行った。表に「生活が第一」、裏に「年金改革」と書かれたたすきをかけた大河原は、「生活感のない安倍政権をストップしよう」と訴えた。

 6月15日夜、新宿で開かれた政治資金パーティーでは、会場入り口で勝手連の女性らが手作りクッキーを販売した。これも女性をターゲットにした無党派対策の一環だ。

 現職の鈴木は同22日夜、上野水上音楽堂で開いた総決起大会で、オリジナル曲を歌いながら、コンサートのようにステージ上を跳びはねた。プロ野球・東京ヤクルトスワローズの古田敦也監督ら著名人も招き、無党派層の関心を引き寄せる選挙戦術を展開する。

 首都決戦は、「身内も敵」の大混戦の様相だ。(敬称略)

(2007年7月3日 読売新聞)

4373千葉9区:2009/02/03(火) 22:10:19
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070704_01.htm
「松岡系」「非松岡系」分裂【熊本】
熊本選挙区予想の顔ぶれ(改選定数1)
三浦 一水 53 自現〈2〉 (公)
松野 信夫 56 民新 (国)
橋田 芳昭 51 共新
(並びは参院勢力順。カッコ内は推薦政党)

◆使い分け
 久間防衛相発言で被爆地・長崎が揺れる中、海をはさんで隣の熊本でも、自民党は自殺した松岡利勝・前農相の影を引きずりながら難しい選挙を迫られている。

 「熊本の農林水産業を守る。松岡先生が亡くなった穴は私が埋める」

 3選を目指す自民党の三浦一水は、叫ぶように訴えた。6月29日、自分の出身地である山鹿市での総決起大会で、三浦は、松岡の“後継”をアピールした。

 山鹿市を含む衆院熊本3区は、県内最大の農業地帯で、松岡の地盤だった。農水族のドン、松岡の影響は選挙区内の農道など公共事業の隅々にまで行き渡っていた。同じ農水族の三浦は、「松岡」の名を持ち出し、主要産業である農林業関連の票を固めにかかっている。

 だが、翌30日夜の熊本市での総決起集会では、訴えは一変した。三浦は「年金記録問題と社保庁改革 緊急報告」と題したA4判4枚を支持者に配布し、「私の報告を見てほしい。年金問題は、安倍首相がきちんと態勢を組んでやっている」と演説の大半を年金問題の説明に費やした。松岡の名は一度も口にしなかった。

 高額な光熱水費など「政治とカネ」で渦中の人となり、スキャンダルが絶えなかった松岡の話を、地元の3区以外で持ち出すのは「選挙対策上、得策ではない」(陣営)からだ。

◆不協和音
 松岡の死去に伴って参院選と同じ29日に行われる衆院熊本3区補選が、松岡系と非松岡系の保守分裂選挙となることも、事情を複雑にしている。

 自民系無所属として補選に出馬する予定の前衆院議員の坂本哲志と、県議の荒木義行の2人は、6月23日午前、それぞれ事務所開きをした。両陣営は「たまたま同じ日になった」と説明するが、3区の自民党支持者からは「どっちに付くか、という踏み絵だ」とため息が漏れた。三浦は両陣営に祝電を打ち、いずれの会合にも出席しなかった。

 坂本は過去2回の衆院選で松岡と1勝1敗の激戦を繰り広げた。松岡の死後、直ちに補選出馬に意欲を示し、参院選では三浦支持を明言した。一方、松岡系は荒木を擁立し、自民党に公認を求めた。党執行部は「荒木を公認すれば、坂本陣営が反発し、民主候補の支持に回りかねない」と見て、苦渋の「公認見送り」を決めた。

 三浦陣営の幹部は「荒木、坂本のどちらでも、当選すれば自民党になる。両方に支援をお願いすればよい」と言うが、話はそう単純ではない。

 三浦の支持母体、県農政連が同15日、荒木の推薦を決めると、坂本の支持者から「三浦は荒木寄りだ」と反発が一気に広がった。

 以後、坂本の集会で三浦のパンフが受付に置かれただけで、「なぜ、三浦氏に手を貸すのか」と坂本事務所に抗議が寄せられるなど、不協和音も表面化している。

◆取り込み作戦
 民主党は、衆院補選の保守分裂につけ込み、「漁夫の利」を狙っている。参院選には前衆院議員の松野信夫、衆院3区補選には新人・後藤英友を擁立した。

 松野は3日、熊本市内で街頭演説し、「参院選の争点は、年金問題と税金の問題だ。二つの『金(きん)』だ」と訴えた。

 県連代表の鎌田聡(県議)は、「3年前の参院選で、民主党に『年金』の風が吹いたときも、熊本では敗れた。しかし、今はその時以上の風を感じる」と手応えを語る。鎌田らは、厚い熊本の保守地盤に風穴を開けるため、坂本支持者を民主党に取り込む作戦を練っている。(敬称略)

 
(2007年7月3日 読売新聞)

4374千葉9区:2009/02/03(火) 22:11:35
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070707_01.htm
前哨・知事選や「民・国共闘」【群馬】
熊本選挙区予想の顔ぶれ(改選定数1)
山本 一太 49 自現〈2〉
酒井 宏明 41 共新
福田 晃治 42 国新 (民)
(並びは参院勢力順。カッコ内は推薦政党)

自民 「風」の変化を警戒/国民 新勢力結集なるか

◆微妙な距離
 自民党候補同士が顔をそろえた。

 群馬県知事選が告示された5日朝、自民党公認として出馬した大沢正明の前橋市での出陣式に、参院選群馬選挙区の同党公認の現職、山本一太が駆けつけた。山本は「大沢候補は休みもなく、群馬県中を駆け回った。並大抵の精神力ではできない」と大沢を持ち上げた。

 だが、山本は自らのブログで、「他の候補の応援は終了。(6日以降は)自らの選挙にすべての精力を注ぐ」と強調。知事選とは一線を画す考えを示した。

 当初、参院選と知事選は22日に同日選の予定だったが、国会の会期延長に伴い、参院選が1週間ずれ込み、29日となった。これに山本陣営は懸念を隠さない。「1週間前に結果が判明する知事選で、仮に自民党候補が負ければ、今、優位と言われている参院選の流れが変わりかねない」ためだ。

◆逆風から台風
 「逆風が吹き始めた。大変な台風、爆弾低気圧になるかもしれない」

 山本は6月24日、前橋市内で開いた後援会の会合で、危機感をあらわにした。

 山本は自他共に認める熱心な「安倍応援団」。だが、年金記録漏れ問題などで逆風が強まる中、安倍首相との近さは、選挙では「もろ刃の剣」でもある。

 山本の対抗策は、「草の根選挙」と「政治家仲間」だ。テレビ番組への出演で知名度を高めた山本だが、最近は県内各地で小規模の集会を重ね、草の根の支持拡大に努める。その一方、片山さつき、佐藤ゆかり、高市早苗ら知名度の高い政治家を次々と招き、選挙戦の盛り上げを図っている。

◆共闘の象徴
 参院選で民主党が国民新党の候補を推薦したのは、群馬と島根の2選挙区のみ。群馬は「民・国共闘」の象徴区だ。だが、「非自民・非共産」勢力の結集は順調に進んでいるとは言い難い。

 ―心に花が咲くのだと〜、教えてくれたお母さ〜ん

 6月23日午後、東武線太田駅前のロータリーに、国民新党代表代行・亀井静香が歌う演歌を響かせながら、同党の遊説車が到着した。気温31度の中、同党の新人、福田晃治は「国民新党がキャスチングボートを握り、群馬の声を国政に伝えます」と訴えた。

 この発言に、応援に駆けつけた民主党第3区総支部代表、柿沼正明の顔が一瞬曇った。「場合によっては自民党と組む気か」との疑念がよぎったからだ。

 民主党県連は、不正経理問題が相次いで発覚した影響で、労組系、保守系の二つのグループに事実上、分裂。保守系からは「推薦候補が敗れたら、民主党の恥」との声が聞かれるが、労組系の角田義一・前参院副議長は2日、「(福田支援は)同志と相談して」と消極的な姿勢を示した。

 連合群馬幹部は、「国民新党はもともと、自民党の中核にいた人たち。本当に連携できるのかという疑問は捨てきれない」と指摘する。(敬称略)

(2007年7月7日 読売新聞)

4375千葉9区:2009/02/03(火) 22:12:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070708_01.htm
逆風に揺れる自民王国【愛媛】
愛媛選挙区予想の顔ぶれ(改選定数1)
関谷 勝嗣 69 自現〈2〉 (公)
田中 克彦 40 共新 (国)
友近 聡朗 32 無新 〈民〉〈社〉〈国〉
(並びは参院勢力順。カッコ内は推薦政党)

関谷 「悪夢」再来の不安/友近 32歳「清新」が売り

◆89年の悪夢
 自民党王国。候補は閣僚経験も豊富なベテラン。それでも、年金不信の逆風を免れない。

 「私、11回目の選挙でございますが、初めて、自民党本部から重点選挙区に指名されました。落選の可能性がある、という所だ。お願いしますというより、お助けください」

 4日夜、松山市の公民館。自民党の関谷勝嗣は200人の聴衆に語りかけた。「年金記録漏れには、責任を持って対処をする。ご安心を」と強調し、会場の入り口で、陣営は政府の対応策を説明したビラを配った。

 自民党が愛媛選挙区で、議席を獲得できなかったのは過去に1度しかない。消費税導入、リクルート事件などの逆風を受けた89年選挙だ。自民党はこの悪夢の再来におびえる。

 「89年ほどの異常事態ではない。しかし、ひょっとしたら、年金問題はもっと根は深いのかもしれない」

 古参の自民党県議の実感だ。愛媛は、高齢化が進んでおり、年金問題により敏感なのではないか、との懸念は深い。

 自民党県連は「この選挙は組織固めの選挙だ」と割り切っている。34人の県議と19人の松山市議は、それぞれ関谷の支援集会を開くことにしている。これまでは、県議選の13選挙区ごとに集会を開いていたが、よりきめ細かな集票が必要との判断だ。

 懸念もある。2002年度末に70市町村あったが、合併により20市町へと3分の1以下に減り、これまで自民王国を支えてきた市町村議が激減した。

 特定郵便局長OBや家族で作る「大樹」の「関谷離れ」も進んでいる。関谷が郵政民営化関連法案に賛成票を投じたためだ。

 関谷は01年の前回参院選で約41万票を獲得し、次点に23万8000票余りの差を付けた。しかし、関谷自身、「今回は、勝っても負けても何千票の差」と危機感を募らせている。

◆愛媛維新
 関谷に挑む友近聡朗は、元Jリーガー、32歳の若さ。清新さが売り物だ。

 白のポロシャツの胸には、ローマ字で「ehime ishin」の文字。スニーカーをはき、1回5分、多い日は50回の街頭演説をこなす。民主党幹部は、「『あの友近が選挙に出てるんだ』と無党派層に認知してもらうのが狙いだ」と語る。

 農林水産業が盛んで、自民党の支持基盤が厚い南予地域にも切り込みを図る。友近は南予のサッカーの名門、南宇和高校出身であり、その経歴を生かす戦略だ。友近は4日、南予にある内子町の街頭で演説した。

 「衆参とも自民党が国会議員を独占している県は少ない。その一つが愛媛だ。キリンビールがあればアサヒビールもある。トヨタも日産もある。競争のある政治システムを作っていきましょう」

 しかし、自民党の締め付けはきつい。友近陣営の関係者は「自民党は農林水産業や建設業などの業界団体を通じて、働きかけを強めている。友近支持の運動をしようとしても、自民党側からすぐ横やりが入る」と語る。陣営は公示後、民主党の小沢代表の南予入りを要請し、テコ入れを図る構えだ。(敬称略)

 
(2007年7月8日 読売新聞)

4376千葉9区:2009/02/03(火) 22:15:07
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070713_01.htm
原爆発言 余波続く地元【長崎】
長崎選挙区予想の顔ぶれ(改選定数1)
小嶺 忠敏 62 自新 (公)
渕瀬 栄子 51 共新
大久保潔重 41 民新 (国)
(届け出順。カッコ内は推薦政党)

自民候補「後見人」 久間氏の姿なし
 12日朝、長崎県庁前で開かれた自民党新人、小嶺忠敏の出陣式。そこには、前防衛相、久間章生(衆院長崎2区)の姿はなかった。原爆投下を「しょうがない」とした自らの発言が、被爆地・長崎の県民感情を害したことを踏まえ、「私が行けば票が減る」と出席を自粛したのだ。

 それでも、「久間ショック」はなお尾を引いていた。県連会長の衆院議員、谷川弥一(長崎3区)は出陣式で、「何回も選挙を経験しているが、これほど次から次に大波が打ち寄せる選挙は初めてだ」と渋い表情で語った。年金記録漏れ問題や久間の発言、農相の赤城徳彦の事務所費問題などを念頭に置いた発言だ。

 続く衆院議員の冨岡勉(比例九州)は、「暴風雨の最後に、天井からバケツでザバーっとかぶせてくれた某防衛相もいた」と、久間を痛烈に皮肉った。

 小嶺はこの間ずっと硬い表情だった。自らのあいさつでは久間発言には触れず、「いろんな風当たりがあるが、やはり政権与党、自民党がしっかりしなければならない」と力を込めた。

 県立国見高を全国高校サッカーの名門に育て上げ、抜群の知名度を持つ小嶺を参院選に引っ張り出したのは久間だった。それだけに、小嶺陣営は、「後見役」とも言える久間の発言の直撃を受けている。

 発言翌日の1日、小嶺の後援会には抗議の電話が殺到した。自民党県連幹部は、「被爆者や戦争を知る高齢層は自民党支持者が多い。その世代の票がどれだけ逃げたか、想像もつかない」と頭を抱える。

 ただ、逆風の中、支持団体・業界に危機意識が伝わり、陣営内の空気は引き締まってきた。選対本部長の衆院議員、北村誠吾(長崎4区)も「比例候補と連携を強め、支持団体を徹底的に固める」と、小嶺の知名度頼みだった戦術を改め、組織型選挙で支持拡大を図る構えだ。

 対する民主党新人の大久保潔重は12日、長崎市の大型商業施設前で開かれた自らの出陣式で、久間発言に言及した。

 「県選出議員の原爆投下に関する問題発言は、断じて許せない。多くの皆さんが原爆の被害に遭われ、今も苦しみの中で核兵器廃絶、恒久平和の活動をしており、その努力を踏みにじる発言だ」

 民主党県連は発言翌日の1日に防衛相の罷免を求める声明を出すなど、素早い対応を見せた。しかし、その後は、「批判ばかりでは揚げ足取りと思われ、票に結びつかない。言い過ぎると逆効果な面もある」(民主党県連幹事長・川越孝洋)と抑え気味にしている。大久保が出陣式で、あえて名指しを避けたのもそのためだ。

 陣営幹部は「久間発言が追い風になっていることは確かだ。相手候補は県内で圧倒的な知名度を持つが、ようやく背中が見えてきた」と手応えを感じている。

(2007年7月13日 読売新聞)

4377千葉9区:2009/02/03(火) 22:15:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070717_01.htm
民・社決裂で連合板挟み【大分】
大分選挙区立候補者(改選定数1)
後藤 博子 59 国現〈1〉  
松本 文六 64 無新 (社)
礒崎 陽輔 49 自新 (公)
山下  魁 30 共新  
矢野 大和 51 無新  
(届け出順。カッコ内は推薦政党)

与党も不安 衛藤氏出馬 公明が反発
 得意の落語は封印した。

 15日午後、台風一過で青空が広がる大分市郊外の住宅街。街頭演説に立った無所属の新人、矢野大和は、緑色の法被こそ着たものの、表情は終始真剣なままだった。

 「政権交代の時代が来た。受け皿は民主党だ。庶民の怒りの1票を私に託してください」

 演説会場には「民主党」と大書したのぼりがはためく。民主党県連代表の吉良州司は「ほかの野党に投票すれば、結果的に自公信任になる。政権交代を実現させるなら、何とぞ矢野の支援をよろしくお願いします」と力を込めた。

 しかし、矢野は民主党公認ではない。

 大分では、2000年の衆院選以来、民主、社民両党と連合大分が選挙協力する「大分方式」で野党共闘を進めてきた。だが、今回は矢野を推す民主党県連と、松本文六を推す社民党との調整が失敗。代表の小沢が全国的な選挙協力に配慮し、矢野の公認・推薦の見送りを決めた。民主党県連は矢野を独自支援とし、「大分方式」は崩壊した。

 矢野陣営はこの経過を踏まえ、小集会を150回以上重ね、矢野の個性を生かして保守層や無党派層に訴える戦術を取ってきた。しかし、共産、社民、国民新の各党は公認・推薦候補を擁立。非自民票の分散が懸念されることから、民主党色を前面に押し出す戦術に転換した。16日午後には前代表の前原誠司が大分市入りし、「民主党の全精力を挙げて大分を戦い抜く」とぶち上げた。

 一方の社民党も、独自色発揮に苦慮している。元首相の村山富市は15日夜、松本の個人演説会で「野党がまとまらなかったから、今度の選挙は厳しいという人がいる。それは違う。憲法9条を改正するかしないか聞いてみればいい。革新は松本さん一人だ」と訴えた。

 民主、社民両党の板挟みとなった連合大分の苦悩は深い。松本を「推薦」、矢野を「支援」と、双方への配慮を迫られた。12日の公示日も苦渋の対応だった。 同日、松本の出陣式には、連合大分会長の嶋崎龍生の姿があった。「十二分に勝てる選挙だ。連合大分も引き続き全力で支えていく」

 同じころ、10キロほど離れた会場で開かれた矢野の出陣式には、連合大分副会長の開田恵三がいた。開田は「訳の分からない対応と思われるかもしれない。連合大分としては、矢野、松本両候補の健闘を心からお願いしたい」とあいさつした。

 一方、自民党も、公明党との協力関係に不安を残している。大分市に地盤を持つ前衆院議員、衛藤晟一の比例選出馬に、公明党が反発。推薦決定は公示直前にずれ込んだ。

 自民党公認の礒崎(いそざき)陽輔は15日、日出町での街頭演説の冒頭で「自民党公認、公明党推薦の礒崎です」と公明党の推薦を強調。「こんな時に野党が増えると株価が下がる。円安になる。ここまで景気を良くしたのに、また元のもくあみの不景気になる」と与党候補であることを前面に押し出した。

 自民党は公明党に対し、県内から比例票で3万票を協力することで合意している。公明党の支持母体である創価学会の県関係者は最近、自民党側にこう繰り返している。

 「やるべきことはこちらでやります。自民党にも、約束したことを実際にやってほしい」(敬称略)

(2007年7月17日 読売新聞)

4378千葉9区:2009/02/03(火) 22:17:39
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070721_01.htm
組織力低下 連合の苦悩【比例選】
パート出身や若い世代擁護

 台風一過の16日。埼玉県越谷市の市民会館で、自治労の組織内候補、相原久美子(60)を支援する集会が開かれた。約120人の出席者のうち、越谷市の職員労組組合員は4分の1程度。残りは、非常勤職員や市の委託業者で作る労組、社会福祉協議会などからの参加だ。

 「公共サービスって、公務員だけでやれるもんだとは思ってないです。ゴミの収集は民間に委託され、高齢者施設にも民間があります」

 白いジャケットに身を包んだ相原はこう語りかけた。さらに、「私は(札幌市の)非常勤職員と言われるパート出身だから、(正規と非正規の)均等待遇を実現したい」と続けた。

 会場からは、「パートの代表を国会へ」「頑張って」との声が上がった。

 連合の中核である自治労の組合員は2002年度に100万人を切り、06年度は92万人にまで落ち込んだ。組織再建のため、03年に採択した「21世紀宣言」には、地方公務員の枠にとどまらず、地域の公共サービスを担うすべての労働者の結集を目指す方針が盛り込まれている。

 この方針に沿い、相原の選挙戦は、従来の正規職員の支持固めを超えたすそ野拡大を試みている。自治労はこれまで、参院比例選には本部の三役経験者らを擁立してきた。非常勤出身の相原の擁立は、“自己改革”の象徴ともいえる。

 公務員バッシングを和らげる狙いもある。

 自治労幹部は「自民党は公務員と民間を対立するものと位置付け、公務員たたきをしている。官と民の垣根を低くすることが大切だ」と話す。

 自治労は、民主支持か社民支持かの路線対立も依然として抱える。山形をはじめ東北などの県では、参院比例選で社民党の又市幹事長(63)を推すところも少なくない。

 「安倍内閣は、夕張市の破たんも、社会保険庁の問題も、責任を労働組合になすりつける。トヨタ自動車で欠陥車が出たら、労組の責任を問うのか」

 又市は17日、山形市での集会で労組を擁護した。出席者の中心は自治労の組合員だった。自治労山形県本部の幹部はこう語る。

 「民主党は保守系の国会議員が多い。その上、山形では基盤は弱く、今後、どうなるかわからない。うちはまだまだ社民支持だ」

 一方の民間労組も、組織改革を迫られている点では、自治労と同様だ。

 NTT労組などで作る情報労連は、参院比例選に新人の吉川沙織(30)を擁立した。吉川は04年、民主党の公募に合格。その後、情報労連の特別中央執行委員などを経て、組織内候補となった。

 情報労連幹部は「若い組合員の政治離れが進んでおり、『なぜ労組が選挙運動するのか』と疑問を持っている。同じ世代の候補なら一体感を持てるはず」と吉川擁立の狙いを語る。

 吉川は18日、金沢市で開かれた情報労連の講演会で「30歳前後の世代がフリーターや非正規雇用という働き方を余儀なくされている。若い世代の代表として格差の是正に取り組みたい」と訴えた。

 04年参院選で、連合は組織内候補8人を擁立し、全員当選させた。だが、8人の個人名投票の合計は約173万票で、当時の組合員数(約675万人)の3割にも満たなかった。今回は7人の組織内候補を立て、全員当選を目指す。集票力低下に歯止めをかけられるか。連合にとって、参院選は自分との戦いでもある。(敬称略)

(2007年7月21日 読売新聞)

4379千葉9区:2009/02/03(火) 22:18:32
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070722_01.htm
造反への恩か実利か【大樹】
郵政民営化控え自民接近も
 参院比例選に国民新党公認の新人として出馬した津島恭一は18日、東京都荒川区で個人演説会を開き、お決まりの文句を大きな声で発した。

 「私は郵政民営化法案に反対しました」

 津島は、自民党衆院議員だった2005年、郵政民営化関連法案に反対票を投じた「造反組」だ。参院議員へのくら替えに「勝算あり」とふんだのは、特定郵便局長OB約11万人で組織する「大樹全国会議」(大樹)の支援を見込んでのことだ。実際、津島の演説会には多くの大樹関係者が集まっていた。

 大樹はかつて、「100万票を持つ自民党最強の職域組織」と言われた。しかし05年の郵政解散を機に自民党からの大量脱党が進み、同党に残るのは数千人にまで減少した。

 自民党とたもとを分かって初の参院選に臨む大樹には二つの方針がある。

 一つは、選挙区で、郵政民営化法案に反対した「造反組」議員を支援すること。自民党の元防災相の鴻池祥肇(兵庫)、田村公平(高知)、民主党の川上義博・前衆院議員(鳥取)らで、大樹幹部は「我々の訴えに理解を示してくれた恩と義理は忘れない」と強調する。

 もう一つは、「郵政民営化見直し」を掲げる唯一の政党、国民新党候補への比例選での支援だ。西日本で自見庄三郎、近畿、中部、北陸で青山丘、東日本と北海道で津島を応援する。いずれも「造反組」の前衆院議員だ。

 しかし、10月には日本郵政公社が解散し、持ち株会社の「日本郵政」、子会社の「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命保険」などが発足して郵政民営化が現実のものとなる。14日には、民営化に向けた業務リハーサルが、全国約5500の郵便局でスタートし、現役の郵便局職員からは、「選挙どころではない」との悲鳴が上がっている。

 岡山県のある特定郵便局長は、土日も郵便局に出勤してパソコン端末と「格闘」する日々が続く。「民営化で導入する新しいシステムに早く慣れる必要があるが、平日は業務でパソコンを使うので、休みにしかできない」とこぼす。研修に追われる職員も少なくない。現役の特定郵便局長約1万9000人で組織する全国特定郵便局長会は、「静観」の立場だ。

 OBの大樹関係者の間でも、「郵政解散で我々は国民の目の敵にされた。もう選挙活動はこりごり」という、えん戦ムードも漂う。

 また、与党である自民党との融和に向けた動きも表面化している。

 大樹全国会議岡山県本部長の川崎辰雄は、比例選で自見を支援する一方、岡山選挙区では自民党現職の片山虎之助を応援する。片山は「造反組」ではないが、川崎は「片山さんは郵政問題に詳しく、与党幹部で頼りがいもある」と支援の理由を語る。

 大樹は、「郵政民営化に反対した候補がいない選挙区は、地方で判断する。地方の決定に中央は一切関与しない」(幹部)と、選挙区対応は地方組織に判断を委ねている。

 郵政造反組や国民新党への義理と、政権とのパイプの再構築。10月の民営化という現実の前に、大樹は、ジレンマを抱えながら参院選を戦う。(敬称略)

 大樹 特定郵便局長のOBらでつくる政治団体。公務員で選挙活動の制約を受ける現役の郵便局長にかわって、選挙運動を主導し、全国に約1万9000ある特定郵便局に大きな影響力を持つ。自民党を離党した会員の一部は、郵政民営化見直しを掲げる長谷川憲正参院議員(国民新党)の後援会組織「憲友会」に移っている。

(2007年7月22日 読売新聞)

4380千葉9区:2009/02/03(火) 22:19:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070724_01.htm
「自民王国」民主が大攻勢【鹿児島】
鹿児島選挙区立候補者(改選定数1)
加治屋義人 69 自現〈1〉 (公)
山口 陽規 54 共新  
皆吉 稲生 57 民新 (国)
(届け出順。カッコ内は推薦政党)

 「自民王国」の鹿児島に、民主党が幹部を次々に投入し、激しい攻勢をかけている。

 民主党の小沢代表は21日、奄美市の外れにある「阿麻弥姑(あまみこ)神社」を訪れた。この日の奄美大島には夏空が広がり、気温も30度を超えた。地元特産の「大島つむぎ」のネクタイを締めた小沢は流れる汗をぬぐおうともせず、民主党新人、皆吉稲生の応援演説に力を込めた。

 「自民党候補は強いが、ようやく一線に並ぼうとしている。皆さんの力をお借りすれば当選できる」

 小沢の鹿児島入りは4月以降、実に5回目だ。

 同県では、衆院の5選挙区と参院選挙区の計七つのイスのすべてを自民党が独占している。小沢はこの鹿児島での勝利を与野党逆転の「必要条件」と見て、保守層の切り崩しに様々な手を打っている。郵政民営化に反対し、自民党を離れた前衆院議員、松下忠洋との「共闘」もその一つだ。

 松下は2005年の衆院選に鹿児島3区(薩摩川内、枕崎、南さつま市など)から無所属で出馬し、7万票近い票を獲得したが、落選した。「安倍政権は格差問題に鈍感だ。『格差を縮めよう』という主張は正しい」と、皆吉の支援を買って出ている。3区を中心に訴えて回る松下に、特定郵便局長OBらも同調する。

 衆院鹿児島5区(鹿屋、垂水市など)では、地元在住の民主党比例選候補で、「さくらパパ」のニックネームで知られる横峯良郎と連携している。特に保守地盤が厚く、前回衆院選では民主党が候補者擁立もできなかった同選挙区で、横峯の知名度を生かして票に結びつける作戦だ。

 また、京セラの県内3工場の労働組合(組合員約6000人)は01年参院選では自民を支援したが、今回は皆吉推薦に転じた。小沢と同社の稲盛和夫名誉会長とのパイプを頼みに、民主党県連が支援を要請したのが実った。

 こうした民主党の攻勢に、2期目を目指す自民党現職、加治屋義人の陣営は危機感を強めている。安倍首相を始め、菅総務相、伊吹文部科学相、小池防衛相らを公示後に次々投入し、テコ入れに懸命だ。

 安倍首相は19日、鹿児島市内のJR鹿児島中央駅前での街頭演説で、「大変厳しい状況だが、負けるわけにはいかない」と声を張り上げた。農村票を意識して「強い農政づくりをきっちり進める」と宣言し、加治屋の名を5回も連呼した。

 「今『安倍さん辞めろ』なんて声があるが、とんでもない。社会保険庁の民営化なんて私は考えつかなかった。教育基本法改正も私の内閣ではできなかった」

 23日に鹿児島に入った小泉前首相は、安倍政権の実績を強調する一方、党と同県の「深いつながり」を思い起こさせるかのように、サツマイモが大好物であることや鹿児島が父親の出身地であることを披露した。

 5人の衆院議員もそれぞれの地元に張り付き、支持を訴えている。県連は19日、鹿児島市で緊急会議を開き、県議や市町村議に「動きが鈍い」とハッパをかけた。自民党は「王国」の総力を挙げて追い込みに入っている。(敬称略)

  
(2007年7月24日 読売新聞)

4381千葉9区:2009/02/03(火) 22:20:30
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070727_01.htm
綿貫氏苦渋の「反自民」【富山】
富山選挙区立候補者(改選定数1)
野上浩太郎 40 自現〈1〉 (公)
泉野 和之 50 共新  
森田 高 40 無新 (民)(社)(国)
(届け出順。カッコ内は推薦政党)

立場と支援者の板挟み
 国民新党代表、綿貫民輔がようやく重い腰を上げた。

 24日、参院選公示後初めて地元・富山県入りし、南砺市で期日前投票を済ませ、小矢部市のJR石動駅前で街頭演説に立った。

 綿貫は「森田候補は、公約に郵政民営化反対と格差反対を掲げた。私たちと言うことは同じだ」と述べ、国民新党が推薦する無所属新人、森田高に1票を投じたことを明らかにした。ただ、「(政治の)流れを変えるには、富山も変えてもらわねばならない。私はもう自民党には投票できない。心を察するだけでなく、よろしくお願いしたい」と語り、森田への支持呼びかけが「苦渋の決断」であることをにじませた。

 自民党現職、野上浩太郎に、民主、社民、国民新の3党が推薦する森田が挑む富山では、重鎮、綿貫の動向が大きなカギを握る。だが、綿貫はなかなか態度を鮮明にできずにいた。

 郵政造反組として自民党を離れた綿貫だが、後援会や系列の地方議員には、自民党員が多い。綿貫の森田支援は即、自らの支援者の「分裂」を意味する。

 このため、昨年末から森田への国民新党推薦を求めてきた民主党代表の小沢に対し、綿貫は首を縦に振れずにいた。綿貫は「自分のことを自分で決められなくなっている」と周囲に苦悩を漏らすこともあった。

 国民新党が森田推薦を決めたのは公示直前の11日。傘下の県議からはその直前まで、「推薦をやめてくれ」との電話があったが、党代表代行の亀井静香、幹事長の亀井久興がそれぞれの地元で自民党と激しく争う中、「党代表としてしめしがつかない」と考えての「一大決心」だった。

 森田陣営の選対本部長、村井宗明(民主党衆院議員)は、「これで(民主、社民、国民新の)3本の矢がそろった」と、綿貫「参戦」に歓喜の声をあげた。

 対する野上陣営。すでに5月には、綿貫の森田支援も想定し、綿貫の地盤を含む県西部担当の選対総括責任者に、05年の衆院選で綿貫陣営の選対本部長を務めた上田信雅(自民党県議)をあてた。側近を巻き込み、綿貫の動きを封じ込めるための布石だった。

 野上陣営幹部は、綿貫の動向について、「推薦を決めても、綿貫後援会はフル回転できない」と強調する。

 ただ、陣営内にはピリピリしたムードも漂う。12日の出陣式では、県選出の自民党参院議員、河合常則が、「心を鬼にして、野上さんの勝利に頑張りたい」と厳しい表情で訴えた。自民党の大先輩だった綿貫を敵と見なす、事実上の決別宣言と周囲は受け止めた。

 富山のほか、石川、福井を含めた北陸3県は、もともと自民党の牙城(がじょう)だが、今回は予断を許さない激戦区ばかり。自民、民主両党とも「北陸決戦」と呼び、終盤選挙の焦点に位置づける。

 25日には、安倍首相、小沢が共に富山入り。安倍は魚津市に1500人を集め、「野上さんは参議院のホープだ。ここでつぶしてはならない」とかすれ声を振り絞った。小沢は富山市で街頭演説後、記者団に、「富山では綿貫さんの影響力が大変大きい。国民新党も『日本の政治はおかしい、力を合わせ、変えていこう』との立場だ」と強調し、綿貫との連携に自信を見せた。(敬称略)

 
(2007年7月27日 読売新聞)

4382千葉9区:2009/02/03(火) 22:23:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070714_01.htm
農業票の奪い合い 過熱


遊説先で農業関係の要望を聞く候補者(13日)  今回の参院選で注目を集めているのが、「農政対決」だ。

 改選定数が2から1に減った栃木選挙区。自民、民主両党の現職が、生き残りをかけてそれぞれの農業政策を訴えている。

 再選を目指す民主党の谷博之氏は13日午前、小山市のJR小山駅前に立った。県内有数の都市ながら、首都圏に豊富な農作物を送り込む農業の町でもある。

 「面積による農家切り捨てが行われている。民主党はどのような規模であっても、農家の所得を戸別に補償する政策をみなさんに約束する。与党の農業政策は、大きな農家だけを残す選別の農業政策だ」

 谷氏が声を張り上げると、数人の聴衆が足を止めて街宣車を振り返った。

 谷氏が批判したのは、政府が推進する「品目横断的経営安定対策」だ。コメや麦など主要5品目に関する国の補助金を、原則として4ヘクタール以上の農地を持つ農家や法人に限定して拠出している。

 谷氏陣営は「4ヘクタール以上の農地を持つ農家なんて、県内には1割もいない。小規模農家の切り捨てだ」と批判する。

 谷氏の攻勢に、自民党の国井正幸氏は警戒感を隠さない。農水副大臣の国井氏は、政府側の代表でもあり、農家の立場に立った着実な農政の推進を訴える。

 13日午後、国井氏は日光市のJAかみつが小林支店前に立ち、民主党の戸別所得補償制度に反論した。農家の規模にかかわらず、生産費と市場価格の差額を農家に直接支払う制度だ。

 「栃木のコシヒカリが今、1万5700円だ。例えば、作り過ぎて5000円になった。その場合は1万円くれると言うんだ。余っているものをなお作るために、税金を使うことが許されるんですか」

 「農政対決」の切り札として自民党が期待するのが、比例選に出馬する山田俊男氏だ。昨年8月までJA全中専務理事。これまで農水官僚OBを支援してきた全国農協中央会の政治団体「全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)」が、初めて擁立した身内の候補だ。

 山田氏は13日、富山県滑川市のJAアルプスなめりかわ支店前で遊説し、「農業を軽んじるような政策には断固反対していきたい」と訴えた。同県魚津市でも、「農業生産があって、地域があって、皆さんの生活があって、その基本に緑がある。この緑を徹底して守るぞという気概だ」と声を張り上げた。

 
(2007年7月14日 読売新聞)

4383千葉9区:2009/02/03(火) 22:24:38
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070715_01.htm
激しい「身内の争い」


東京選挙区では雨の中、候補者が懸命に支持を訴えた(14日)  5議席を20人が争う大混戦の東京選挙区。改選定数が1増となり、自民党は、現職と新人が共倒れした1998年以来9年ぶりに、候補2人を擁立した。

 新人の丸川珠代氏は14日夕、激しい雨の中、JR上野駅前でマイクを握り、「私に力を貸してください」と声を張り上げた。

 この場所からわずか約300メートル離れたビル内には、もう1人の公認候補で現職の保坂三蔵氏の選挙事務所がある。陣営幹部は「地元の有権者は、誰を応援すべきかわかってくれるはず」と不快感を隠さなかった。

 党都連は当初、保坂氏が組織票、丸川氏が浮動票を得てともに当選という青写真を描いていた。しかし、予想以上の与党への逆風に、丸川氏陣営の選対会議では今、「空いているところ(組織)はないのか」との声が飛び、都内の衆院議員には、選挙はがきの郵送を依頼する。保坂氏陣営は、「衆院議員の支持者名簿は、保坂を支援する都議の名簿と重複し、支持者が混乱する」と反発するが、丸川氏陣営は、「(自民支持の)業界団体も、若い層は民主などに投票しかねない。こちらは保坂さんに行かない組織票を拾うだけ」と悪びれた様子はない。

 「保坂さんはトップを走っている。私は(最下位当選の)5位でいい」と集会で絶叫する丸川氏に、保坂氏は警戒心を崩さない。

 「私にとっては褒め殺しだ」

     ◇

 改選定数2の北海道選挙区では、民主党は現職の小川勝也氏を公認し、新人の多原香里氏を推薦した。12日の公示日は本来なら、そろい踏みで第一声を上げても不自然ではない。しかし、2人が第一声で互いの名前を口にすることは、結局なかった。

 両者間に横たわる距離感。民主党北海道の選対幹部は「切磋琢磨(せっさたくま)こそ、2議席独占の原動力になる。緊張感は織り込み済みだ」と微妙な言い回しだ。

 多原氏は新党大地副代表。圧倒的な集票力を誇る党代表の鈴木宗男氏の秘蔵っ子で、“女ムネオ”を自任する。多原氏について、小川氏は5月の事務所開きで「心中は穏やかでない」と胸中を明かす場面もあった。

 鈴木氏は「コップの中でけんかをしてはだめ。与野党逆転にこそ、今度の参院選の意義がある」と強調する。鈴木氏は、多原氏が当選した場合、民主の会派に入ることも明言し、必勝を期している。

 
(2007年7月15日 読売新聞)

4384千葉9区:2009/02/03(火) 22:25:54
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070719_01.htm
「背水の陣」幹事長対決


(左)げきを飛ばす自民党の中川幹事長(甲府市内で)(右)支持を訴える民主党の鳩山幹事長(長崎市で)=いずれも18日 自民党の中川幹事長は18日夕、甲府市にある同党候補の選挙事務所に、堀内光雄・元通産相ら山梨県選出国会議員、県議らを緊急招集した。

 「きょうは耳に痛いことも話さなくてはならない」

 中川氏が、切り出した一言に、緊張感が走った。「保守王国」といわれる山梨だが、読売新聞社の参院選情勢調査では、自民党支持層を固め切れていない。中川氏は「山梨で1議席失うことになれば、(参院での)過半数割れに直結する。危機感をもって、全力で取り組んでほしい」とハッパをかけた。

 「政治生命をかけてやる」と明言して臨んだ参院選だけに、背水の陣とも呼べる状況だが、周囲には「これが底値だ」と、自分自身に言い聞かせるように語る。

 年金記録漏れ問題では、ビラやコマーシャルの作成で陣頭指揮を執った。「改革実行力 自民党」のキャッチフレーズも、「改革政策を実行する力があるのは与党・自民党であることをアピールするべきだ」と、自ら発案した。ただ、党内では「細かいことまで、何にでも口出ししすぎる」とやゆする声もある。

 中川氏が好んで披露する話がある。12年に一度、統一地方選と参院選が重なる「亥年(いどし)」の自民党幹事長が自分で5代目という話だ。

 福田赳夫、田中角栄、二階堂進、森喜朗の歴代幹事長で、統一地方選と参院選の両方の選挙に勝ったのは岸政権の福田幹事長だけ。「岸信介・元首相の孫の安倍政権でダブル勝利の再来を」。名だたる政治家に連なることで、自らを鼓舞しているようにも見える。

 一方、民主党の鳩山幹事長も中川氏と同様に幹事長の職をかけて「天下分け目の戦い」に挑んでいる。

 18日は、激戦区が集中する九州を巡った。

 「民主党など、どうなっても構わない」

 長崎県大村市での街頭演説では、逆説的な表現で聴衆の耳目を集め、「民主党よりも国民の暮らしが大事だ。しかし、生活を守らない政治が続いている」と政権批判につなげた。

 読売新聞の情勢調査で自民党を抜き参院第1党をうかがう勢いだが、宮崎市での記者会見では「相手は自民、公明党の連合軍。もっと必死にならないと勝負にならない」と党内を引き締めた。

 この2日間、新潟県中越沖地震の被災地を回り日焼けした顔は精悍(せいかん)さを増し、その表情からは、強い手応えを感じている様子がうかがえた。

 
(2007年7月19日 読売新聞)

4385千葉9区:2009/02/03(火) 22:26:38
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070720_01.htm
くら替え30人 列島奔走


声をからし、支持を呼びかける「くら替え」候補(19日午前) 今回の参院選候補者のうち、国政復帰を目指す衆院議員経験者は、千葉選挙区で出馬するため衆院議員を辞した民主党の長浜博行氏を含めて30人に上る。「くら替え」候補が各地を奔走している。

 「選挙区は『岡崎トミ子』、比例は『今野東』とお書きください」。19日朝、宮城県石巻市のJR石巻駅前。元衆院議員の民主党比例選候補、今野東氏は、声をからして通勤客に訴えた。

 岡崎トミ子氏は、宮城選挙区で3選を目指す民主党公認候補で、地元民放の元アナウンサー。2001年の参院選ではトップ当選した。一方の今野氏は2000年、衆院宮城1区で初当選。05年4月、陣営幹部らによる公職選挙法違反事件に連座し、当選無効の判決を受けて辞職。法律の規定で、宮城1区からは5年間立候補できない。

 陣営では、今野氏が民主党の比例選候補35人の中から当選するには、「少なくとも20万票の個人名票が必要」と読んでいる。

 頼りはやはり地元宮城だ。今野氏は各地の集会で、「(岡崎氏は)姉のような存在」と再三強調。岡崎氏も「今野さんと一緒に、この国を変えるために頑張ります」と呼応する。選挙期間中、17回の個人演説会を二人三脚でこなす予定だ。

 「国政に復帰させてもらって、(JR中央線のスピードアップなど)皆さんとの約束を実現したい」

 自民党比例選候補、米田建三氏は18日、山梨県韮崎市のJR韮崎駅前でこう訴えた。

 1993年以来、衆院神奈川4区や衆院比例選南関東ブロックで3回の当選を重ねた。しかし、山梨1区から立候補した03年の衆院選で落選。大学教授の傍ら、国政復帰の機会をうかがっていた。今回は、初当選が同期の安倍首相から出馬を打診され、「国政で活躍することが何より大切」と、くら替えを決意した。

 18日の遊説では、衆院議員時代の同期の横内正明・山梨県知事との関係も強調。「知事とともに山梨の改革も進める」と連呼した。

 米田氏にとって最後の衆院選を戦った山梨は、当然「重点地区」の一つだ。

 しかし、自民党県連幹部の中には、山梨選挙区で公明党と連携を強めていることに配慮して、比例選では公明党に投票するよう呼びかける向きもある。米田氏は「深刻な問題だ」と危機感を隠さない。「ゆかりの地」だからといって必ずしも安心できないのが現実だ。19日は群馬県に入り、懸命に支持を訴えた。

(2007年7月20日 読売新聞)

4386千葉9区:2009/02/03(火) 22:27:30
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070721_01.htm
カギ握る 知事の影響力


通勤客に握手を求める滋賀選挙区の候補者(20日、滋賀県近江八幡市で) 「政策より、いかに知事になびくかで当落が決まりそうな情勢だ」

 滋賀県の自民党関係者の間では、そんな自嘲(じちょう)気味の声が漏れ始めている。

 1議席を争う参院選滋賀選挙区。昨年7月に新幹線新駅建設の是非を争点とした知事選が行われ、「もったいない」と建設に反対した嘉田由紀子知事が約22万票を集めて当選した。組織を持たない嘉田氏が、自公民推薦の現職を破った衝撃は大きかった。

 「琵琶湖の環境を守れるのは山下しかいません」

 20日午後、県東部の農村地帯で自民党現職の山下英利氏の選挙カーから訴えが響いた。党環境部会長の山下氏は、環境社会学者出身の知事を意識し、「琵琶湖の水質保全に取り組む」という訴えを欠かさない。

 だが、自民党は知事選後は新駅問題で知事と対立し、今年4月の県議選で惨敗した後、ようやく知事との融和姿勢に転換したばかり。知事との「距離」では民主党に後れをとっている。

 知事選後、嘉田与党に転じた民主党にとって嘉田人気は頼みの綱だ。県議出身の新人、徳永久志氏は無党派層を狙ってベッドタウンを回り、「知事の就任以来、ともに汗を流してきたのは私」と協調関係を訴える。

 知事本人は、どの候補も応援しない「中立」の立場を表明しているが、「嘉田票」がどう転ぶのかが選挙戦のカギを握っている。

 埼玉県知事選を8月26日に控えた上田清司知事も政党との“等距離外交”に腐心している。

 上田氏は元民主党衆院議員だが、2003年の知事選では「県民党」を掲げて無所属で当選した。今回の参院選では、埼玉選挙区(改選定数3)での応援演説は、自民党候補と公明党候補が2回ずつ、民主党候補2人が1回ずつ、とバランスをとる。「応援演説は集まった支持者のためのもの。(応援相手を持ち上げる)『ご当地ソング』に徹します」と割り切っている。

 一方、民主党の小沢代表のおひざ元、岩手県の達増(たっそ)拓也知事は、自他共に認める“小沢チルドレン”だけに、「行政の長としては公正中立の立場だが、政治家としては自由にやる」と、民主党への肩入れを鮮明にする。自身の知事転身によって実施される衆院岩手1区補選もある。達増氏は補選が告示された17日、自らが後継指名した民主党新人の事務所に顔を出し、「政権交代に向けた大きな流れを岩手から作っていかなければ」と活を入れた。

(2007年7月21日 読売新聞)

4387千葉9区:2009/02/03(火) 22:28:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070722_01.htm
住み分け狙う「民主王国」


2議席を目指し、支持を訴えるスタッフ(21日、名古屋市内で) 「政治を子どもや若者が信じられるようにしたい。一緒に変えましょう」

 21日午後、名古屋市緑区のショッピングセンター前で、民主党新人の谷岡郁子氏は買い物客に呼び掛けた。ビラを配るスタッフのほとんどが20歳代で、タンバリンや鈴も使って盛り上げる。

 谷岡氏は、アテネ五輪・金メダリストの女子レスリング部員が注目を集めた中京女子大の学長。選対本部長の赤松広隆・党副代表は、「本人のキャラクターもあり、無党派層や他党の支持者にも幅広く受け入れられている」と、自信を見せる。

 愛知県は、民主党が2000年、03年の衆院選で名古屋市内の5議席を独占し、04年参院選でも改選定数3議席の内2議席を取った「民主王国」だ。

 今回も現職の大塚耕平氏に加えて谷岡氏を擁立し、自民の鈴木政二、公明の山本保の現職両氏を脅かしている。無党派層の取り込みが期待できる谷岡氏と“住み分け”を図るため、大塚氏は組織を固める選挙に徹する。

 民主王国を支える大きな力が連合愛知(約50万人)で、組織の8割を大塚氏に割り当てた。

 連合愛知の大きな武器が、選挙管理委員会が希望者に交付する「投票済証」だ。これを各職場単位で回収し、上部組織に数字が報告される。トヨタのある職場では、職場委員会の終了後に、代表の委員が投票を呼び掛けている。組合員の一人が「提出しなくても罰則がないとはいえ、若い組合員が職場の先輩に言われれば、当然プレッシャーがかかる」と打ち明けるように、投票済証の威力は絶大だ。

 過去3回の参院選を民主または民主系候補が制してきた三重県。民主党は今回も1人区の戦いを制して王国への地盤を築くことを狙っている。

 「この5区でも勝たせていただきたい」

 伊勢市で21日夜開かれた民主党現職高橋千秋氏の個人演説会には、県選出の民主党国会議員、連合三重幹部、民主系県議らが顔をそろえ、こう口々に訴えた。

 同市は県南部、農山漁村を中心とする衆院三重5区の大票田で、自民の支持基盤の強い地域だ。県内でも5区だけは、地盤とする民主党国会議員がいない民主党にとっての「空白区」だ。高橋氏の陣営は今回、5区内の地方議員をフル稼働させ、自民支持層の切り崩しに重点を置く。

 「切り込むだけの基礎体力は付けてきた」と陣営幹部は自信をのぞかせる。

(2007年7月22日 読売新聞)

4388千葉9区:2009/02/03(火) 22:29:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070724_01.htm
郵政民営化の微妙な影


電話作戦を行う「大樹」の関係者(23日、愛媛県宇和島市で) 「腰の曲がったおばあちゃんに言われました。『郵便局がなくなって、私の年金、どこで下ろしたらいいんじゃろ』と……」

 23日午後、愛媛県東温市。民主、社民、国民新党推薦の無所属新人、友近聡朗氏は街頭演説で、郵政民営化に年金不祥事を絡めたエピソードを披露した。

 2年前の衆院選の焦点だった郵政民営化は、今も、参院選愛媛選挙区の戦いに微妙な影を落としている。

 元郵政相で自民党現職の関谷勝嗣氏は2年前、郵政民営化法案に賛成し、長年の支持基盤だった特定郵便局長OBらの組織「大樹」と絶縁した。その間隙(かんげき)を突いて、友近氏が大樹に浸透している。大樹の会員約3400人の大半は自民党を離れており、友近氏支援に回る見通しだ。

 自民党県議は「大樹は皆、地域の顔役。侮れない相手だ」と警戒する。関谷氏は05年の法案採決では、なかなか態度を決められなかった。参院選の演説では郵政問題に全く触れない。23日も松山市で記者の質問に「もうその話(郵政問題)はいい。私は党是に従っただけ。後悔はない」と語った。

 福井選挙区では、2年前の衆院選で自民党を離党した「造反組」の松宮勲氏が、民主党新人の若泉征三氏を全面支援している。

 衆院福井1区に無所属で出馬して落選した松宮氏は21日、若泉氏が福井市で開いた演説会で、小沢代表の似顔絵入りのTシャツを着た陣営幹部とともに「ガンバロー」を三唱した。松宮氏は、大樹関係者や自分の支援者を若泉氏に引き合わせ、公示後も街頭で応援弁士を務めている。

 次期衆院選の福井2、3区の民主党候補は未定で、松宮氏のいずれかからの出馬も予想される。松宮氏は応援演説で「拡大した地域格差、貧富の差を取り戻すには、政権交代が必要だ」と訴えている。

 一方、徳島選挙区は、自民党現職の北岡秀二氏の支援に、05年衆院選の徳島2区で対決した「造反組」の山口俊一氏と「刺客」の七条明氏がそろって駆けずり回っている。

 山口氏は無所属で当選し、昨年暮れに復党した。七条氏は重複立候補した比例選で復活当選した。自民党関係者は「次期衆院選の公認争いがある。二人とも必死だ」と見る。山口氏は23日、「もめるのはお互いにとって損」と徳島県西部を精力的に回った。「今は団結して勝たねばならない」と語る七条氏も、同県板野町の事務所から知人に電話で北岡氏支持を呼びかけた。

 
(2007年7月24日 読売新聞)

4389千葉9区:2009/02/03(火) 22:30:27
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070725_01.htm
「タレント候補」命運は


都内で支持を訴える候補をカメラ付き携帯で撮影する聴衆(24日) 参院選で毎回注目を集める“タレント候補”。今回も、メディアで名前の売れた候補が、それぞれのスタイルで選挙を戦っている。

 24日夕、東京・JR目黒駅西口にテンガロンハットをかぶった男が現れた。女子プロゴルファー・横峯さくらさんの父で、民主党比例候補の横峯良郎氏だ。

 「あっ、パパだ」。若い女性や女子高生らが次々と駆け寄り、握手や写真撮影を求めた。演説に立った横峯氏は、年金記録漏れ問題に絡めて「今の政権はマスコミが騒ぐから何とかしようと言っているだけ。政権が代わらないとやりたい放題やる」と安倍政権を批判した。その一方、さくらさんが2週連続でプレーオフの末に敗れたことに触れ、「選挙どころではなくヒヤヒヤ」と聴衆を沸かせた。

 12日の公示日に鹿児島市で第一声をあげた後、各地を回る横峯氏。

 「(名前は)さくらパパではない。横峯良郎です」

 比例選で無効票を出さないよう、演説で念を押すこともしばしばだ。

 長崎選挙区の自民党新人、小嶺忠敏氏は、長崎県立島原商業と同国見高校のサッカー部を率いて全国優勝17回の実績を持つ。24日は長崎市郊外の長与町、時津町などを回り、教育改革などを訴えた。

 だが、久間章生・前防衛相(衆院長崎2区)の原爆投下をめぐる「しょうがない」発言は大きな誤算。街頭演説で硬い表情を崩さないことも多い。「父は沖縄で戦死した。戦争は大嫌いだ」と強調し、火の粉を払うのに躍起だ。23日、安倍首相を迎えた長崎市内での演説会で、思わずこう漏らした。「正直言って、この選挙でこんなに苦戦するとは思わなかった」

 元テレビ朝日アナウンサーで東京選挙区の自民党新人、丸川珠代氏は24日、東京・巣鴨の「地蔵通り商店街」を訪れた。白のツーピースに赤い靴、胸に赤いバラをつけ、「メディアの中で何か言うだけじゃなく、現実と向き合って答えを出す仕事をしたい」と訴えた。

 青島幸男氏、横山ノック氏、野坂昭如氏……。これまで多くの著名人が集票力を生かして参院議員に当選した。反面、大橋巨泉氏らのように途中で辞職した例もあり、“タレント議員”の評価は分かれる。

 今回の参院選には、弁護士の丸山和也氏(自民比例)、元プロ野球選手の長崎慶一氏(民主比例)らも参戦している。過去と比べると「小粒」とも評される今回の“タレント候補”。果たしてその命運は――。

(2007年7月25日 読売新聞)

4390千葉9区:2009/02/03(火) 22:31:09
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070726_01.htm
「2人区」それぞれの事情


足元に火種を抱えたまま、支持を訴える候補者も多い(25日) 1議席を激しく奪い合う「1人区」をよそに、「2人区」では、様々な構図と思惑が入り乱れる。

 岐阜選挙区はその一つだ。自民、公明が推薦する無所属の藤井孝男氏と、3選を目指す民主党現職の平田健二氏が熾烈(しれつ)にトップを争う。いずれも足元に火種を抱える。

 25日、岐阜県垂井町。元運輸相で自民党総裁選への出馬経験もある藤井氏は「2年間浪人した。政治への信頼を取り戻すため、国政に復帰させていただきたい」と訴えた。

 “浪人生活”の発端は、郵政民営化問題だ。藤井氏は民営化に反対して離党した造反組で、2005年の衆院選(岐阜4区)で党県連会長の金子一義氏に敗れた。その後、民営化賛成に転向。今回は無所属だが、自民党は「実質的な公認候補」として支援する。

 ただ、郵政問題のしこりはなお残る。藤井陣営幹部は「(金子氏と)激しい選挙を戦い、すんなり応援できない人も少なくない」と打ち明ける。また、郵政対決後、野田聖子、佐藤ゆかり両氏が次期衆院選の党公認争いを続ける岐阜1区(岐阜市)の票がスムーズにまとまるかも課題だ。

 一方の平田氏も懸念を抱える。参院選の候補者選考を巡り、昨夏、民主党県第2総支部代表代行らは不満を表明、離党届を出す内紛に発展した。その元代表代行が、周囲の説得で衆院岐阜2区の選対本部長に就いたのは、公示間近の今年6月下旬。「自民党ほど深刻ではないが……」と傷口を不安がる陣営関係者もいる。

 京都選挙区では、自民党新人の西田昌司氏、民主党現職の松井孝治氏に加え、共産党新人の成宮真理子氏らが激しく争う。松井氏は年金問題の追い風に乗る。

 25日午後、京都市の繁華街。成宮氏の応援演説でマイクを握った共産党の市田忠義書記局長は、「残る1議席を自民党候補と横一線で激しく争っている。革新の伝統が脈打つ京都で、自民党に負けられない」と声を張り上げた。

 自民の苦戦ぶりを前に、共産は京都を3年ぶりの議席奪還のチャンスと位置づける。これに、自民、民主の双方が警戒感を強める。

 「民主と共産に議席を取られると、京都の皆さんの声を国政に届ける人間がいなくなる」。西田氏は25日午後、京都府京田辺市で危機感を訴えた。松井氏も同日、京都市内に年金記録漏れ問題を追及してきた衆院議員、長妻昭氏を応援弁士に迎え、「国民本位の政治を築きたい」と力を込めた。

(2007年7月26日 読売新聞)

4391千葉9区:2009/02/03(火) 22:32:28
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0011/fe_011_070727_01.htm
大物走る 焦点の1人区


多くの支持者らに囲まれる安倍首相(26日、松山市で)  自民党現職と民主党などが推薦する新人が接戦を繰り広げる1人区、愛媛。梅雨が明け、夏空が広がる26日、安倍首相と民主党の鳩山幹事長が現地入りして支持を訴えた。

 首相は昼前、松山市中心部で街宣車に立った。

 「しっかりと経済を成長させもっともっと景気を良くして地域に元気のある街を作っていくのか。それとも政治が混乱した90年代に、あの経済の低迷時代に戻ってしまうのか。それを決める選挙戦であります」

 宇野内閣の1989年参院選、橋本内閣の98年参院選、自民党は惨敗し、首相が退陣に追い込まれた。絶叫調の訴えには敗北への危機感がにじんだ。

 首相は演説に先立ち、約50分にわたって商店街をゆっくりと練り歩き、買い物客らと握手を繰り返した。 自民党の中川幹事長はこの日、瀬戸内海を挟んだ対岸、中国地方の1人区のテコ入れのため、鳥取、岡山両県を回った。岡山では「『理由なき逆風』の中で大激戦になっている。安倍政権のための戦いではない。日本の未来のための戦いだ」と声を張り上げた。

 しかし、与党への逆風が収まる気配は見えない。読売新聞社が実施した終盤情勢調査によれば、参院で与野党逆転が実現する可能性がいっそう強まっている。

 民主党の鳩山幹事長はこの日午前、愛媛県東部の西条市の街頭に立ち、「30度を超える暑さの中、日本の政治を変えたいという思いで集まっていただいた皆さんにお礼を申し上げます」と切り出した。

 「消えた年金問題を首相は去年から知っていたが、何もしなかった。支持率が下がったのを見て『これはいけない』と対応策を出した。自分の保身のために消えた年金問題を扱っているだけではないか」

 鳩山氏は年金問題で演説を締めくくると、この後、高知、徳島、香川と、1人区ばかりの四国4県を駆け足で回った。

 民主党は選挙戦の最終盤、1人区に幹部を相次いで投入する。27日には菅代表代行が愛媛県に入り、鳩山氏は富山、福井、石川県と、北陸の1人区を駆けめぐる。

 小沢代表は26日、街頭演説の前面に立った首相とは対照的に、終盤情勢の分析に専念した。

 焦点はやはり1人区。残る2日間、岡山、鳥取、島根各県で最後の訴えをするため、小沢氏は26日夕、東京駅から新幹線に乗り込んだ。注目の岡山では、田中真紀子・元外相とそろい踏みの予定だ。

(2007年7月27日 読売新聞)

4392千葉9区:2009/02/03(火) 22:33:38
読売新聞 参院選2007
激戦ルポ

>>4348
平沼票の行方は…【岡山】
>>4372
首都乱戦 身内も敵に【東京】
>>4373
「松岡系」「非松岡系」分裂【熊本】
>>4374
前哨・知事選や「民・国共闘」【群馬】
>>4375
逆風に揺れる自民王国【愛媛】
>>4350
与党協力区【埼玉】
>>4356
候補者交代 自民危機感【佐賀】
>>4376
原爆発言 余波続く地元【長崎】
>>4377
民・社決裂で連合板挟み【大分】
>>4327
足並み乱れる自公【茨城】
>>4378
組織力低下 連合の苦悩【比例選】
>>4379
造反への恩か実利か【大樹】
>>4380
「自民王国」民主が大攻勢【鹿児島】
>>4391
綿貫氏苦渋の「反自民」【富山】
>>4349
ドンのおひざ元 募る危機感【島根】

攻防 参院選(抜粋)
>>4392
農業票の奪い合い 過熱
>>4393
激しい「身内の争い」
>>4394
「背水の陣」幹事長対決
>>4395
くら替え30人 列島奔走
>>4396
カギ握る 知事の影響力
>>4397
住み分け狙う「民主王国」
>>4398
郵政民営化の微妙な影
>>4399
「タレント候補」命運は
>>4400
「2人区」それぞれの事情
>>4401
大物走る 焦点の1人区

4394とはずがたり:2009/02/11(水) 19:57:24
>(福島)県内に9教会を持つ立正佼成会は、比例区で民主党公認で佼成会会員でもある風間直樹氏(40)を、選挙区では金子恵美氏(41)を推薦している。
>出直し知事選では「お金に対して清潔」として森氏を推薦したが、今回は、「政権交代可能な健全野党を育てることが重要」と、金子氏推薦が決まった。
>佼成会の会員は、県内で6万8000世帯とされるが、その数が、そのまま得票に結びつかない。
>04年の参院選で佼成会が推薦した民主党の比例区候補が県内で獲得したのは1万票余り。佼成会幹部は「散々な結果だった」と振り返る。
この時の風間氏の福島県下の得票はどうだったんでしょうかねぇ?

〈揺らぐ組織:6〉宗教団体 「協力」ほころびてなお
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/fukushima/TKY200707100155.html
2007年07月10日

 「学会員から、『自分のところばかり一生懸命で公明党に入れてくれない』と突き上げられている。公明との選挙協力はどうなるのか」
 自民党県連が6月16日に福島市内で開いた支部長・幹事長会議で、会津地方の支部長が問いただした。橋本克也・県連幹事長は「自民党員には自民の比例候補へ投票をお願いしたいが、党員以外については、選挙協力という形もある」と応じて比例区での公明党への投票を示唆した。

 公明党の支持母体である創価学会は、県内で10〜12万票を持つとされる。自民党には「のどから手が出るほど欲しい組織票」(自民党県議の1人)だ。だが、足元は必ずしも一枚岩ではない。会議で発言した支部長は「支持者からは『比例が公明なんておかしい』と反発される」と板挟みの苦悩をにじませる。
    ◇
 学会側も選挙協力に不信感を募らせている。
 今回の参院選で、学会は、選挙区で自民党公認の森雅子氏(42)を支持し、比例区で公明党公認の渡辺孝男氏(57)を推薦する。公明党県本部は渡辺氏に対し、県内で13万票獲得をもくろむ。04年参院選での同党の得票は約11万5000票。達成には、学会員票に加え、学会員の知人票のほか、自民党の支援も不可欠だ。

 だが、昨年11月の出直し知事選、今年4月の参院補選と、同党が推薦した自民系候補が相次いで敗れた。自民党の組織力低下を懸念する、学会の県幹部は「こちらは精いっぱい取り組んでいる。誠実に応えてほしい」と話す。

 甚野源次郎・公明党県本部代表は「13万票という目標は自民党にお伝えしてあり、自民党に協力のあり方を考えて頂くことになる」。

 自民党県連幹部は「公明党から森氏への7〜8万票に対し、こちらも渡辺氏に2万票は出さなければいけない」と話す。
    ◇
 一方、県内に9教会を持つ立正佼成会は、比例区で民主党公認で佼成会会員でもある風間直樹氏(40)を、選挙区では金子恵美氏(41)を推薦している。

 出直し知事選では「お金に対して清潔」として森氏を推薦したが、今回は、「政権交代可能な健全野党を育てることが重要」と、金子氏推薦が決まった。

 長らく自民党を支持してきた佼成会だが、99年の自自公連立以来、民主党を支持する傾向を強めている。佼成会本部外務部では「人物本位で推薦しており、一党一派に偏することはない」としているが、98年の参院選では自民党候補者50人を推薦したのに対して民主党への推薦は皆無だった。だが今回は自民3人、民主31人に逆転している。
 背景には、イラク派兵を実現し、さらに憲法改正を推し進める自民党に対する、佼成会側の反発がある。県内の教会幹部の一人は「佼成会の基本姿勢は平和主義。憲法9条は一言一句変える必要がない」と主張する。
 佼成会の会員は、県内で6万8000世帯とされるが、その数が、そのまま得票に結びつかない。
 04年の参院選で佼成会が推薦した民主党の比例区候補が県内で獲得したのは1万票余り。佼成会幹部は「散々な結果だった」と振り返る。
 ただ、今回は「年金問題や閣僚辞任で民主党に追い風が吹いている。比例区でも、前回の数字を上回ることができると思う」と手応えを語る。=おわり

4395とはずがたり:2009/02/11(水) 20:30:42
>>383

12 名前:無党派さん [2006/06/10(土) 17:43:38 ID:nG3O37l1]
選挙:参院選 石井準一県議の公認を内定−−自民県連 /千葉

 ◇来年夏の参院選で
 来年夏の参院選で、自民党県連は9日、国会議員団会議を開き、これまで立候補申請した3人のうち、石井準一県議(48)=長生郡=の公認を内定した。もう1人の公認については、党本部と調整するが浜田靖一県連会長は選考の条件について「若い方がいい」と述べた。
 また、同日、新たに前田清貴・千葉西総合病院総長(53)が浜田会長に立候補の意向を伝えた。
 前田氏は98、01年の参院選に立候補し、いずれも落選している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000124-mailo-l12

前田清貴氏は平成10年参院選香川選挙区、平成12年衆院選沖縄1区、 平成13 年参院選高知選挙区と転々としている候補。
すべて自由連合公認候補として出馬。毎日新聞は沖縄からの出馬は見落としたか?w

4397とはずがたり:2009/03/06(金) 17:03:51

安倍首相の責任論が噴出 自民党総務会、退陣要求も
http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200707310365.html
2007年07月31日

 自民党が参院選で大敗したにもかかわらず、安倍首相が続投を決めたことをめぐり、31日午前の自民党総務会でベテラン議員を中心に首相の責任を問う発言が相次いだ。

 野田毅元自治相は「参院選で政権選択を迫ったので、その結果、道は一つしかない。決断した方がいい」と発言。石破茂元防衛庁長官も「総理は『私か、小沢代表の選択だ』と何度も訴えた。これを有権者にどう説明するのか。挙党一致は答えにならない」と首相の退陣を促した。

 深谷隆司元通産相は「選挙前の様々な問題で泥縄式の対応を国民はちゃんとみている。赤城さんは(大臣の)資格がない。即刻辞任してもらいたい」と首相の対応を批判しつつ、赤城農水相の辞任を要求した。

 一方、惨敗の原因を明確にすべきだとの意見も相次いだ。加藤紘一元幹事長は「『首相続投で挙党一致』はいいが、敗因を分析なしで進めば、自民党はずたずたになる。今回の結末は自民党の基盤の崩壊だ」と述べた。谷垣禎一・前財務相も「なぜ国民から厳しい批判を浴びたのか整理しないといけない」と執行部に求めた。

 これを受け、中川秀直幹事長は「(参院選敗北の)総括は8月中に結論を出したい」と述べた。丹羽雄哉総務会長は、総務会での意見を首相官邸にも近く伝える方針だ。


自民党が、「異例」の参院選総括委員会を設置
http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200708010343.html
2007年08月01日

 自民党は1日の役員会で、参院選の敗因を分析する総括委員会を設けることを決めた。谷津義男選挙対策総局長が委員長に就き、2日に初会合を開く。自民党が選挙後にこの種の委員会を設けるのは「異例」(党幹部)だ。

 この日の役員会では安倍首相が「有為な人材を多数失い、党総裁として大変申し訳なく思っている」と謝罪。中川秀直幹事長は「結果を真摯(しんし)に受け止めて、党再生、党改革に全力で取り組んでいきたい。ゼロからの再出発のつもりでやらないといけない」と述べた。


参院選敗因は「危機管理能力の欠如」 自民が総括案
http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200708220359.html
2007年08月22日

 自民党は22日、参院選敗北を受けて設置した総括委員会(委員長・谷津義男選挙対策総局長)を党本部で開き、総括案をまとめた。年金記録問題と「政治とカネ」、閣僚の不規則発言の「逆風三点セット」について、内閣と与党の「危機管理能力が欠如」していたと明記している。24日に党内手続きをしたうえで、安倍首相に提出する。

 総括案では、都市部と地方との地域間格差が広がっている中で、「成長を実感に!」というキャッチフレーズが地方の有権者の意識と大きな隔たりがあったことを指摘。「国民との乖離(かいり)が起こっているのが投票行動に映った」とも盛り込む。市町村合併による保守系議員の減少に伴い、地方組織が弱体化したことにも触れている。

 この日の会合では「危機管理能力」に関する記述について、「さらに深掘りすべきだ」との意見も出たという。また、首相の責任については「『内閣と党において危機管理能力がかなり欠如している』と記すことで訴えている」(谷津氏)としている。

4398とはずがたり:2009/03/17(火) 00:32:20
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224913247/178-180
山口合同ガス:林義郎-芳正の親族経営、労組は前回参院選は自主投票
(ちなみにサンデン交通労組は林支持だった)

4399とはずがたり:2009/05/19(火) 00:02:41
>>3062 >>3251 >>3580

嘉田票狙い応援要請 「対話の会」県議の争奪戦
http://www.chunichi.co.jp/hold/2007/saninsen07/shiga/CK2007071102031506.html
2007年7月11日

 嘉田票をめぐって、応援県議の争奪戦が繰り広げられた。12日公示、29日投開票の参院選滋賀選挙区(改選数一)。陣営は票の上積みを狙って、自らの政党以外にも応援を求める。人気銘柄は、嘉田由紀子知事を支持する「対話の会・びわこねっと」の5人。うち1人の議員の目を通して、前哨戦の動きを追った。 =本文敬称略
 木沢成人(35)は五月下旬、ある意思を固め、JR大津駅前の喫茶店のドアをくぐった。店内を見回すと、男が待っていた。
 ある議員(=山下であろう)の秘書。一週間ほど前、初めて自宅に電話をかけてきて、議員との面談を申し込んで来た。
 参院選まで約二カ月。「選挙のことだな」。ピーンと来たが、「話だけでも聞いてほしい」と言われ、待ち合わせた。
 席に着き、しばらくすると、議員がやや息を切らしながら訪れ、前に座った。コーヒーを口に運びながら、県議に当選する前の会社員時代や環境政策の話が進む。ふと話題が途切れ、本題が切り出された。
 「党じゃなくていい。個人の後援会に入ってもらえないだろうか」
 目を見つめながら、もう一押しされた。「決意できたら、電話してほしい」
 黙り込んでいた木沢が、やっとの思いで口を開く。「いやー、ちょっと無理です」
 実は「ノー」と言うのが苦手な男なのである。
 大学生の時は、試験前に友達に頼まれて、講義ノートを貸した。温泉掘削コンサルタント会社の営業マン時代は、顧客に値下げを頼まれ、利益につながらなかったこともある。
 「揺さぶりやすそうに映るのかもしれない」。自らの性格を「優柔不断」とも分析する。
 あの議員と会う十日ほど前、参院選の立候補予定者(=徳永であろう)が自宅を訪ねて来た。
 「参院選で、対話の会はどうするの」。「個人で自由に、ということになっています」。木沢の言葉に、身を乗り出した。「応援してもらえないか」。が、木沢は首を縦に振らなかった。
 「手伝わないと、自分の時に誰も助けてくれないぞ」。周囲からはこんな声も聞こえてくる。でも動くつもりはない。
 県議選東近江市選挙区でトップとなった約九千票。「今までの政治と異なる部分に期待してくれた人が多いはず」。政党色が付くと、基盤が崩れてしまう気がしている。
 (吉岡雅幸)

4400とはずがたり:2009/05/19(火) 00:02:56
対話の会の職員が選挙区内の4区から自民党公認で出馬し,自らは対話の会を脱会した木沢。
07参院選では中立とした様だ。

近江の人 木沢まさと
http://mokuzawa.exblog.jp/5750603/
2007年 07月 06日
取材、取材の参院選

朝、晩と新聞社の取材
取材目的は、参院選での私の動向。
「対話の会・びわこねっと」所属議員5名のうち、3名は、山下氏の後援会に名前を連ね、1名は、社民党として、徳永氏支援を表明。
なので、「アンタどうするの?」という質問。
先の県議会議員選挙においては、
本当に多くの方から、党派を超えて支持を頂いたと認識しているし、無党派層が増加している現状も肌で感じた。
「どっちかはっきりせんと、自分の時応援してもらえへんで」
「国政選挙やら、他の選挙通じて、自分の選挙するもんや」
まあ、いろいろな意見を頂いたりもするけれど、
4月にああいう形で初当選させて頂いて、この7月。
「中立」
というポジションで行きます。

4401とはずがたり:2009/05/19(火) 00:03:15
>>4399-4401

自民、嘉田票に猛アタック 知事は「超政党で」
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/shiga/TKY200706290331.html
2007年06月27日

 参院選滋賀選挙区(改選数1)では、4月の県議選で大敗した自民が、県民に人気の高い嘉田由紀子知事の支持層を取り込もうと懸命だ。新幹線新駅の建設問題では、「推進」の旗を降ろして嘉田知事の凍結方針を支持、「抵抗勢力」のイメージ払拭(ふっしょく)を狙う。しかし、当の嘉田知事は特定候補の応援はしないとの立場を崩していない。

 「嘉田知事、県議選、社会保険庁、松岡前農水相。四つのアゲンストの風が吹いている」

 17日夜、滋賀県近江八幡市で開かれた自民現職の山下英利氏(54)の集会で、自民県連会長の岩永峯一衆院議員が選挙戦の厳しさを訴えた。

 昨年7月の知事選では、民主、公明とともに推した現職が、無党派層を中心に約22万票を集めた嘉田知事に敗北。その後も新幹線新駅推進の立場から知事への批判を続けたが、県議選(定数47)で、公認の当選者は16人と、選挙前の27議席から激減、過半数割れに追い込まれた。

 「知事に敵対していては参院選は戦えない」。5月の県連大会で、新駅凍結容認にかじを切り、6月2日には、安倍首相が来県して嘉田知事の案内で県内を視察、「親知事」をアピールした。安倍首相は大津市内での講演で「今日は嘉田さんと手をつないで船に乗りこみました」と強調。山下陣営はこの時、琵琶湖の船上で安倍首相、嘉田知事と並んで撮影した写真をチラシに載せた。

 滋賀選挙区には県議会で嘉田知事の政策を支持する民主が前県議の徳永久志氏(44)を、共産が県常任委員の坪田五久男氏(48)を、それぞれ擁立する。ただ、嘉田知事は県議会との関係について、政党の枠組みを超えて政策本位で連携する「超政党」を掲げ参院選でも政党とは一線を画す考えだ。

 県議選で自民を過半数割れさせる原動力となった「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)も、会の目的は嘉田知事の政策実現だとして、国政に関しては、どの候補も応援しない方針。

 自民は対話の会の公認・推薦で当選した5人がつくる会派「対話の会・びわこねっと」に働きかけ、自民党員だったり、個人的につながりがあったりする3人を山下氏の陣営に引き込んだ。そのうちの一人は「県議選で自民と戦ったのに、支持者への説明も難しい」とジレンマを口にする。

4402千葉9区:2009/06/09(火) 23:49:46
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/san-in_document/11742.html
投票まで9日 【比例代表−北海道】 漂う宗教票 「自公」に反発路線転換 (2007/07/20)
 「日本は、このままでは創価学会の国になってしまう」。参院選公示日前日の十一日、札幌市中央区の本願寺札幌別院。約八十人の檀家(だんか)を前に、京都の浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)の幹部が強い口調で訴えた。隣には、民主党が比例代表候補として擁立した同派の僧侶藤谷光信が、けさ姿で座っていた。

 本願寺派は僧侶数約三万二千人、寺院数約一万カ所。道内での檀家も約三万六千世帯あり、仏教団体の中で一大勢力を誇る。もともと自民党との関係が深く、民主党からの立候補は初めて。国政選挙での自前候補の擁立も三十三年ぶりだ。

 自民から民主へ−。大きな方針転換の底流は、与党の一角をなす公明党の支持母体で、道内会員約十万世帯とされる創価学会への反発だ。「自衛隊のイラク派遣を容認するなど、平和を志す立場の宗教家として許せない」というライバル心がある。

 道内に九教会を置き、約七万世帯の会員を持つ立正佼成会北海道教区も、本来は自民色の強い宗教団体。それが今回は、道選挙区で民主党公認の現職小川勝也、比例代表は同党新人の風間直樹をそれぞれ推薦した。

 会員間には、憲法改正などを推し進める安倍晋三政権への違和感が強い。道教区幹部は「平和主義を基本とする立正佼成会の理念と逆だ」と、路線転換の理由を明かす。

 期せずして新たな組織票獲得の糸口をつかんだ民主党は、各宗教団体の「組織内候補」である藤谷、風間と小川をセットで支持を訴える作戦を展開する。本願寺派は、室内ポスターの掲示やリーフレットの配布に僧侶たちも協力。「葬儀会社など、お寺とかかわりが深い企業を回るきっかけもできた」(小川陣営幹部)という。

 ただ、長年続く自民党との関係は完全には断ち切れない。立正佼成会は「どの政党の下部組織でもない。推薦候補は選挙ごとに決める」と強調、今後の選挙での自民党との協力に含みを残す。本願寺派内では急激な方針転換に戸惑い、小川陣営が境内にポスターの掲示を依頼しても「仏の下では平等ですから」と、二の足を踏む寺もあった。

 年金問題一色の様相を呈する選挙戦。かすみがちな「平和」を訴え、宗教者たちの票が漂い始めている。=敬称略=

4403千葉9区:2009/06/09(火) 23:54:30
リンク先に自民党 民主党 業界団体の得票数あり
http://www.news.janjan.jp/election/0708/0708110646/1.php
07参院選を分析する(4)かわる業界団体の組織票 2007/08/14

 自民党が「非拘束名簿式」の導入で期待したのはタレント票のほかにもう1つ、業界団体による票集めでした。「非拘束名簿式」では個人名が多い候補者から順に当選となりますから、各団体は自分の代表を当選させようと、票集めに精を出すからです。ですが、ここにきて、自民党の業界団体票は悪戦苦闘しているようです。

落選続いた07自民候補

 今回の比例代表では、自民党の各業界団体の推す候補者が次々と落選しました【表11】。医師会の武見敬三氏、薬剤師団体の藤井基之氏、看護連盟の松原まなみ氏、土地改良団体の段本幸男氏、漁協の丸一芳訓氏、運輸団体の藤野公孝氏、農業団体の福島啓史郎氏などです。

 一方で、全国農政連が推した山田俊男氏は、前回の参院選に比べ3.79倍も票を伸ばして当選しました。今回、農業団体は、二人の候補者を擁立しています。これまでは統一して農水省OBを支援してきたのですが、2004年に日出英輔氏が11万票で落選したことを受けて、現職の福島氏のほかに、身内の農協から山田氏を推すことにしたからです。漁協も、長らく農水省OBを支持してきましたが、苦しい漁業の現状を国政に伝えようと40年ぶりに独自候補を立てました。

「見返り」なしで離れる建設業界

 自民党の参院選における業界団体の票の移り変わりをみてみたのが【図3】です。2001年、2004年、2007年と、着実に建設業・土地改良が票数を減らしていることがわかります。【図4】の財務省資料の公共事業予算の推移をみてみますと、2002年から公共事業予算は毎年削減され続けています。2001年に発足した小泉政権が「小さな政府」を目指して、公共事業を削減した結果です。これに比例して、これまで「見返り」を求めて自民党に票を入れていた関係業界が、少しずつ自民党から離れていったとみられます。全国区で選挙が行われていた1980年の参院選における建設団体の得票数は174万を超えていましたから、いまや87%も減少し、選挙における建設業界の組織力は衰弱したといえそうです。

「郵政解散」で崩れた組織

 また、小泉純一郎前首相が「郵政民営化」をなしたことで、郵便局OBらによる政治団体「大樹」の方針も様変わりしました。「大樹」は、かつて全国で100万票をもつといわれ、自民党の集票に大きな力をもっていました。ですが、2005年の「郵政解散」で人員が激減し、多くが自民党から離れてしまいました。郵政関係の団体が推す候補者は、2001年の高祖憲治氏、2004年の長谷川憲正氏と、ともに党内で2位、3位と、高得票数を獲得していましたが、今回は推薦者を擁立しませんでした。「大樹」の票もかなりが、自民党ではなく「郵政見直し」「夢と希望のある郵便局づくり」を掲げた国民新党に流れたようです。

自治労候補が最多記録

 一方、民主党の業界団体票はどうでしょう。今回は、自治労が支援した相原久美子氏が50万票を超えました。これは、民主党の個人名最多記録となっていた2001年の大橋巨泉氏の41万票を大きく上回る結果となりました【表12】。また、【図5】のように、情報労連、自動車総連も着実に票数を伸ばしました。ただ、団体によっては、組織固めの力に差が出ているようです。組合員数が95万人と最多となるUIゼンセンの推す川合孝典氏は17万票にとどました(それでも当選)。


 総合的にみて、まだまだ業界団体の票は強いといえるでしょう。ですが、個人を縛る力は、だんだんと弱まってきているともいえそうです。とくに、自民党と業界団体との信頼関係は深刻な問題です。「自民党をぶっ壊す」とした小泉政権のさまざまな改革は、自民党の組織をも壊してしまったのです。

(永尾理恵子)

4404とはずがたり:2009/06/10(水) 00:30:41
>>4403-4404
janjanが突然見れなくなっちゃうことは無いとは思いますが保存しときますね。

【表11】自民党 業界団体の得票数
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/fig11.jpg
【図3】自民党業界団体表の推移
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/070813_3.gif
【図4】公共事業関係費の推移
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/070813_4.gif

【表12】民主党 業界団体の得票数
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/fig12.jpg
【図5】民主党 業界団体票の推移
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/070813_5.gif

4405とはずがたり:2009/08/03(月) 00:02:57

市場主義農政に募る不満 中国4県の農協「出身」新人推す
'07/7/27
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/07/News/En07072701.html

 ▽集票力は減退、組織存続へ背水の陣

 大詰めを迎えた参院選で、中国地方の農協グループが「組織の存亡」をかけた戦いを繰り広げている。比例代表はこれまで元農水省官僚を推してきたが、山口を除く四県は初めて農協出身者を推薦した。市場原理を重視する国の新農政への不満が引き金となったが、農協グループも農家数の減少でかつての巨大集票マシンの面影はない。政治の場での存在感の維持に向け、「背水の陣」を敷く。

 「農業は今、大変厳しい状況にある。農業や農協が伸びていくため、頑張り抜く」。二十四日、広島市安佐南区の広島市農協本店駐車場。元全国農協中央会(全中)専務理事の自民党新人(60)が声を張り上げていた。強い日差しの下、本店のほぼ全員と周辺支店の職員約百五十人が約三十分間、演説に聞き入った。

 ▽7割が中山間地域

 農協グループの政治運動組織である全国農政連は昨年、異例の試みに打って出た。参院選の推薦候補を定める予備選挙の実施。当時、全中専務理事だった自民新人は、農水省OBの現職参院議員(61)を大差で破った。

 全国でグループを挙げた自民新人への支援が広がる中、広島県農協グループ(広島市中区)は初めて特定候補の後援会をつくった。会員は、農協ビルの一室で農協女性部や退職者などに支援を呼び掛ける電話をかけ続ける。

 初の組織内候補を擁立した背景には、農政への不満がある。国は本年度から大規模農家などに支援を集中する新農政を本格的に始めた。しかし、条件不利地が多い中山間地域が七割以上を占める中国地方は、農地の大規模化が困難な農家や集落が多い。

 高齢化も進み、二〇〇五年の中国地方の耕作放棄地は約三万八千八百ヘクタール。五年で14・7%も増えた。呉市の農業男性(54)は「今の政治は都市部中心の政策のように感じる」と憤る。

 広島県農協中央会の岸房康行理事が、新人に託す思いを明かす。「今の農政は大規模農家だけを支援し、多くの零細な農家は置き去りになる。実情を政策に反映できるのは、それを知る農協の人間だ」。岡山、島根、鳥取の三県の農協グループも、この新人を推薦。後援会員の目標数を立てたり、支援の専従職員を配置したりしている。

 政府はさらに、自由貿易協定(FTA)など貿易自由化を加速させる。農水省の試算では、農産物の関税が撤廃され外国産が流入すると、約八兆五千億円の国内農業総産出額は42%減少する。

 ▽山口は出身者推薦

 国の今の農政に「異」を唱え始めた農協だが、集票力の衰えが目立つ。一九八〇年の参院選全国区で農協グループが推薦した自民候補は、中国地方で約七万三百票を獲得。しかし、三年前の参院選比例代表で推薦した自民候補の得票は約九千六百票にまで減り、落選した。

 その上、今回は中国五県が一枚岩ではない。山口県農協グループだけは、自民新人が予備選で破った農水省OBの自民現職を推薦する。現職が宇部市出身という地元事情からだ。自らを取り巻く環境が厳しさを増す中で、初めて組織内候補の擁立に踏み切った農協グループ。農政への影響力を、自民という枠組みの中で「身内」にかける。(河野揚)

4406とはずがたり:2009/08/05(水) 11:05:14

520 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/08/05(水) 03:31:16 ID:QbAOSpxY
2007年参院比例の待機リスト&比例下位のブロック予想

広野允士  ※青木愛の東京12区出馬で繰り上げ当選予定
秦知子    たぶんこのまま次点。東海or中国で登載?
斉藤勁    南関東で登載
玉置一弥  近畿で登載?
樽井良和  東京or北関東or南関東で登載?
木下厚    引退(国民新党移籍で繰り上げ要件喪失)
三輪信昭  東海で登載?
尾辻かな子 近畿で登載?
山村明嗣  東京で登載?
叶芳和    九州で登載?
山崎摩耶  北海道で登載
長崎慶一  近畿or四国で登載?
高竹和明  中国で登載?
金政玉    たぶん出ない。ちなみに、車椅子繋がりで八代英太の支援を受けていた。

4407とはずがたり:2009/08/14(金) 16:46:07
【参院選2007 岐阜ニュース】
平田さん、4つの区制す 「保守王国」陥落寸前に 衆院の小選挙区別得票数
http://www.chunichi.co.jp/hold/2007/saninsen07/gifu/CK2007073102037476.html
2007年7月31日

 無所属元職の藤井孝男さん(64)=自民、公明推薦=が、民主党前職平田健二さん(63)とのトップ争いを制した参院選岐阜選挙区。だが衆院の小選挙区別の得票数では、平田さんが藤井さんの地元の4区(高山、美濃加茂市など十五市町村)のほかはすべて勝ち、「保守王国」が陥落寸前だったことをうかがわせた。

 平田さんは民主公認候補としては過去最高の四十四万票余りを獲得した。しかし藤井さんは、二年前の衆院選で落選するまでコスタリカ方式で金子一義自民党県連会長と議席を分け合ってきた地盤の4区で、平田さんの得票を六万票上回る十四万票以上を獲得。得票を四十六万票台に乗せ、トップを確保した。

 平田さんの得票は藤井さんに対し、2、5区では数千票程度と小差だったが、1、3区では一万票以上の差がついた。1区では野田聖子、佐藤ゆかり両衆院議員の次期衆院選公認争いが続き、自民党支持者のまとまりを欠いたことも差が開いた一因とみられる。

 (坪井千隼)

4408とはずがたり:2009/08/17(月) 12:48:08
>>2974

共生新党から武藤氏出馬、正式に出馬表明
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/ibaraki/TKY200706230115.html
2007年06月23日

 元那珂町議で保険代理店経営の武藤博光氏(45)は22日、共生新党党首の黒川紀章氏(73)とともに東京都内で記者会見し、今夏の参院選に茨城選挙区(改選数2)から党公認で立候補することを正式に表明した。

 武藤氏は「黒川党首は私たちの夢や希望を必ず具体的に実現される方だ。将来に対する期待と希望を持って共生新党から出馬したいと思った」と語った。年金問題を1番の争点として戦っていきたいという。

 黒川氏は武藤氏を「地元に密着して政治をしている方」と語った。

4409名無しさん:2009/08/31(月) 16:49:13

http://www.jrcl.net/frame070827e.html
大阪で参議院選挙を闘って               かけはし2007.8.27号

服部良一選挙の敗北を闘う第三極の飛躍のバネに

 【大阪】今回の参議院選挙で大阪選挙区から社民党候補として立候補した服部良一さんは、一四万一八六七票で第六位で落選した。服部陣営は、当初からの立ち後れ(立候補決意が5月に入ってから)を克服するために全府下を駆け回ったが、いかに狭い大阪府(香川県に次ぐ第2位の狭さ)とはいえ当選を実現できなかった。
 大阪では、〇四年の参議院選(辻元清美候補・無所属)、〇五年の衆議院選挙(大阪10区・辻元清美・社民党、比例復活で当選)を担った大阪ユニオンネットワークなど左派労働組合、社民党、新社会党、無所属市民派自治体議員、市民運動などが、自民・民主の保守二大政党制の形成とその下での憲法改悪など戦争する国づくりの政治情勢に切り込む(闘う)第三極の形成・発展をめざして、今参議院選を闘うことが図られてきた。この動きは、また兵庫における原和美さん(今参議院選では、兵庫選挙区に9条ネットで立候補)の動きとも連動していると意識されていた。
 しかし、これらの動きは、大阪では、部落解放運動の評価など歴史的な対立が克服されない中で、共産党との共闘は、多くの構成員にとって、頭から排除されていた。
 共産党の拒否による全国レベルでの「護憲共同候補擁立懇談会」や「平和への結集をめざす市民の風」などによる「7・7シンポジウム」の動きの失敗、東京での川田龍平さんを拒否した社民党の杉浦ひとみさん立候補、9条ネットの形成と独立した選挙運動などを受けて、大阪選挙区での(闘う)第三極、左派労働運動、市民派議員、社民、新社、市民運動の共同候補の決定は遅れに遅れた。この遅れは、単に候補者選びの失敗や候補者にあがった人たちの決断の遅れなどが原因ではない。これは、きわめて厳しい政治情勢に切り込んでいこうとする統一戦線的政治主体の決定的弱さ、立ち後れを反映したものであった。
 そうした中で、これまで、市民運動の側からの第三極の主体として候補者選びの側にいた服部さんが、社民党比例区の山内トクシンさん(元読谷村長、元沖縄県出納長)や、衆議院議員の照屋寛徳さんの要請を受けて、これまでの活動の中心の一つである沖縄の反基地闘争の前進のために立候補を決意した。服部さんの選挙闘争にとって、山内トクシンさんの比例区での当選のための貢献も一つの課題であった。
 社民党公認候補としての服部さんの選挙闘争は、改憲反対、新しい格差の拡大と「弱者」の切り捨て反対を中心的な課題として訴え、辻元清美さん(社民党・衆議院議員)、山内トクシンさんとの強い連携のもとで行われた。9条ネットを応援する新社会党や社民党の他の比例候補を応援する地方議員たちなども、大阪選挙区においては服部さんを支援した。(闘う)第三極の候補としての位置づけの下に選挙戦は闘われた。

大衆運動と結合
した政治的極を

 選挙結果は、服部さんは十四万千八百六十七票(得票率3・67%)を獲得したが六位で落選した(梅村氏・民主党128万票、白浜氏・公明党83万票、谷川氏・自民党73万票の3人が当選)。共産党の宮本岳志氏は、五十八万票で次点だった。比例区では社民党は十五万六千票、9条ネットは一万四千票で、共産党は四十六万票、民主百三十一万票、自民八十三万票、公明七十二万票だった。山内トクシンさんは、大阪府下で三千二十六票、9条ネットの比例区で立候補した元泉南市議の小山広明さんは二百九十二票だった。
 大阪での選挙結果は、全国の結果と少し違い、民主党は勝利したが与野党の逆転はなかった。服部さん(社民)と宮本氏(共産)をプラスしても最下位当選の谷川氏(自民)の得票数には少し足りなかった。民主の躍進が、社民、共産、九条ネットなど改憲反対・護憲の勢力の落選、停滞につながった点では、全国の結果と共通していた。
 選挙結果は、護憲派勢力なるもののあり方に重大な問題を投げかけている。それはまた当然にも(闘う)第三極にも重大な課題を提起している。
 秋期国会でのテロ特措法の延長などをめぐる与野党の攻防と政局の混乱が予想されるなかで、テロ特措法延長に反対し、米軍再編と日米軍事一体化、辺野古の新基地建設、厚木の米艦載機の岩国への移駐、米陸軍第一軍団司令部の座間移転、横須賀への原子力空母の配備などに反対する闘いの強化を改憲阻止の闘いと結合して創りあげていくことが求められている。大衆運動と結合した強力な闘う第三極の形成こそ求められている。十月十四日の「戦争あかん!基地いらん!〇七関西のつどい」や十一月三日の憲法市民集会などへの共同の勢力的な取り組みが求められている。(洋)

4410名無しさん:2009/09/08(火) 22:19:43
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-05-10/2007051002_03_0.html

2007年5月10日(木)「しんぶん赤旗」

参院沖縄選挙区
糸数氏を統一候補に
共産党と社大党 政策協定と覚書

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 七月二十二日投票の参院沖縄選挙区選挙で、日本共産党沖縄県委員会と沖縄社会大衆党は九日、前参院議員の糸数慶子氏(沖縄社会大衆党副委員長)を無所属の統一候補として擁立することに合意し、三者間で政策協定と覚書を結びました。

 政策協定は、憲法改悪に反対し、普天間基地の即時閉鎖・撤去を求めることなど七項目です。沖縄戦の歴史をゆがめる教科書検定に反対し、「貧困と格差」の是正や地元産業の振興や農業、観光などと結びつけた雇用政策に力を入れ、基地建設や乱開発による環境破壊にストップをかけることなども盛り込まれています。

 覚書は、糸数氏の国会内の所属会派に関しては無所属でのぞむことを確認。「両党は、糸数慶子氏が沖縄の政治的立場や沖縄県民の主張を代弁する国会活動が実現できるよう配慮する」ことで、三者が一致しました。

 糸数氏は、社民党、民主党とも政策協定を結んでいます。選挙戦は自民党公認、公明党推薦の現職との一騎打ちになる見込みです。

4411名無しさん:2009/09/08(火) 22:22:26
>共産とは当選後も無所属・無会派を貫くとする覚書も締結した。


http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23631-storytopic-3.html
社民・民主・共産と協定 糸数氏、19日に出馬表明2007年5月10日 7月の参院選沖縄選挙区に、野党統一候補として出馬する前参院議員の社大党副委員長・糸数慶子氏(59)と社大党は9日、社民党県連、民主党県連、共産党県委とそれぞれ参院選に向けた政策協定を締結した。協定は平和憲法堅持や県内への新基地建設反対などを打ち出している。糸数氏は19日に正式に出馬表明する。 調印式は那覇市の八汐荘で行われ、午後2時から社民、民主とそれぞれ調印。引き続き午後3時から共産と調印した。糸数氏、喜納昌春社大党委員長、新里米吉社民党県連書記長、玉城デニー民主党県連副代表、村山純共産党県委委員長代理らが参加した。
 社民、民主との協定は9項目、共産との協定は7項目。平和憲法の堅持、高校歴史教科書検定など教育への政治の不当な介入と愛国心押し付け反対、新基地建設反対、格差、貧困の是正、日豪経済連携協定反対などを盛り込んでいる。
 共産とは当選後も無所属・無会派を貫くとする覚書も締結した。
 安保問題では、社民との協定で「米国追従型の安全保障でなく、多国間の平和共存的な安全保障と国連中心の平和外交を追求する」としている。
 民主とは「米国を含めアジアにおける多国間の平和共存的な安全保障と国連中心の平和外交政策を追求する」としている。
 共産とは「安保条約から抜け出し、アジア諸国と平和・友好の関係を築く」としている。
 糸数氏は「平和憲法を守り、再編による基地負担増にノーの声を上げていく。国政の場でしっかりと平和の問題、暮らしの問題を訴えていきたい」と強調した。
 共産党は9日付で糸数氏の推薦を決定した。

4412名無しさん:2009/09/08(火) 22:23:07
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23692-storytopic-3.html

糸数氏推薦はそうぞう次第 参院選挙区で国民新党2007年5月12日 亀井静香国民新党代表代行は11日午後、7月の参院選沖縄選挙区に野党統一候補として出馬する社大党副委員長の糸数慶子氏(59)について「支援の態勢は、そうぞうがどう支援するかを前提に考えなければいけない。前回推薦したから今回も、という短絡的なものではない」と強調。衆院で連立会派を組む政党そうぞうの対応を踏まえ判断する考えを示した。
 同日の呉屋宏氏の参院選比例代表出馬表明の席上、答えた。
 国民新党は前回知事選で糸数氏を推薦している。亀井代行は「自公候補を応援するわけではない。糸数氏に当選してほしい」と述べたが、「(知事選で)共産党があまりに前に出すぎた。基本的にイデオロギーが違う。違う政党が推薦する候補を独り占めした形で走られると何だ、となる」と共産党を批判した。

4413名無しさん:2009/09/08(火) 22:23:40
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22646-storytopic-3.html

糸数氏で野党統一 7月参院選挙区2007年4月3日 社大党が7月の参院選沖縄選挙区(改選一議席)への擁立を決めた同党副委員長の前参院議員・糸数慶子氏(59)について、社民党県連、共産党県委、民主党県連の野党各党は2日までに、社大の協力要請を了承した。糸数氏が野党統一候補となることが確定した。参院選沖縄選挙区は2期目を目指す現職の西銘順志郎氏(57)との一騎打ちとなる見通しだ。
 社大党の喜納昌春委員長らは、先週から各党を相次いで訪ね、糸数氏擁立について報告するとともに、選挙区での協力を要請。社民は3月27日に要請を受け、同日三役で糸数氏推薦の方針を決めた。民主は3月29日の要請を受け、30日の常任幹事会で推薦方針を決めた。
 2日の共産との会談では、無所属無会派の堅持や基本姿勢など参院補選での一致点を踏まえることを確認。共産は政策など調整した上で、補選終了後に正式決定する。
 喜納委員長らは2日、連合沖縄に対しても協力要請した。連合沖縄は補選後に議論する方向だ。

4414名無しさん:2009/09/08(火) 22:24:47
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21400-storytopic-3.html

島尻、狩俣氏が出馬表明 参院補欠選挙2007年2月18日 4月5日公示、同22日投開票の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)で、那覇市議の島尻安伊子氏(41)、前連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)は17日、那覇市内でそれぞれ記者会見し、正式に出馬表明した。島尻氏は「妻、母、働く女性としてこれまでの経験、台所の感覚を忘れず、子育て世代の代弁者として教育、人材育成、医療福祉問題などの解決に力を尽くす」と述べた。狩俣氏は「沖縄の経済、雇用問題は深刻で、経済自立化が見えない。働く人の労働条件も苦しく、基地問題も揺さぶられている。自ら国政の場でただしていく」と述べた。
 補選は知事選に出馬した前参院議員・糸数慶子氏の辞職に伴うもの。両氏の事実上の一騎打ちとなる。島尻氏は24日、狩俣氏は22日に事務所開きを行うほか、早期に政策発表する。
 島尻氏は無所属で立候補。自民が推薦、公明も推薦の方針。那覇市のロワジールホテルオキナワで会見した島尻氏は「仲井真弘多知事、五ノ日の会、与党議員とスクラムを組み、国、県の諸問題解決に取り組む。野党だった議席を取ることが使命だ」と強調。子育て支援策や国際交流促進などを打ち出す考え。普天間移設問題では「危険除去の1点で早期移設を目指したい」と述べた。憲法改正では「いろんな意見、考え方がある。それをきちんと考えていきたい」と改正論議を見守る姿勢を示した。当選後の会派は「白紙」とした。
 狩俣氏は無所属で出馬。社民、社大、共産、民主が推薦。那覇市のホテル日航那覇グランドキャッスルで会見した狩俣氏は「行き過ぎた規制緩和政策で格差社会が極めて深刻だ」と自公政権を批判。社会保障政策への対応や教育、県経済自立を課題に挙げた。普天間移設問題では県内移設反対、即時閉鎖・早期返還を求める姿勢を鮮明にした。また「安倍政権は憲法改正を目標にする危険な内閣だ。厳しい姿勢でただしたい」と強調した。会見の席上、社民党県連、社大党、民主党県連との政策協定に調印した。当選後も無会派の考え。

4415名無しさん:2009/09/08(火) 22:26:35
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21134-storytopic-3.html

島尻、狩俣氏一騎打ちに 参院補選2007年2月8日 4月22日の参院選・補欠選挙(欠員1)で、社民党県連、社大党、民主党県連が出馬要請している連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)について、3党がブリッジ共闘を呼び掛けている共産党県委の前田政明副委員長は7日、琉球新報社の取材に対し「基本的にはまだ白紙だ。早期に本人と協議し、県民の願いに応えるブリッジ共闘を追求したい」との姿勢を強調した。その上で「独自候補を立てる方針は持っていない」との考えを示した。(瀬底正志郎)
 共産が独自候補を立てないことで、参院補選は狩俣氏と、与党陣営が擁立を決めた那覇市議の島尻安伊子氏(41)の一騎打ちが確定的となった。
 前田副委員長は、狩俣氏との協議の中では、政治姿勢や無所属無会派の堅持、新基地建設や憲法改悪反対などの考え方や、共産との共闘の意思を確認する方針。ただ「共産の立場を否定するようであれば毅然(きぜん)とした対応を取る」と述べた。狩俣氏との協議を経た上で正式に対応を決める。
 狩俣氏は同日の自治労県本(比嘉勝太委員長)の中央委員会で、推薦状を受け取った。狩俣氏は「しっかりとした取り組みをつくり、確実な勝利を果たしたい。格差社会の問題を先頭を切って訴えていく」と決意を表明した。また連合沖縄の仲村信正政治センター代表幹事が社民、社大、民主に対し連合の推薦方針を報告。週明けに狩俣氏が受諾を伝える日程などを確認した。
 一方、島尻氏擁立でまとまった自民党県連の新垣哲司幹事長らは7日夕、都内で党本部の中川秀直幹事長と二階俊博国対委員長と会談。島尻氏擁立を報告した。新垣氏によると、中川氏は「よくまとめてくれた。ありがとう」と述べたという。
 補選には那覇市の会社代表の金城宏幸氏(68)も出馬を表明している。

4416名無しさん:2009/09/08(火) 22:27:12
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21110-storytopic-3.html

連合沖縄狩俣氏を推薦 参院補選2007年2月7日 連合沖縄は6日、三役会議を開き、4月の参院補選で会長の狩俣吉正氏(56)の擁立を認めることを確認した。7日の緊急執行委員会で狩俣氏の推薦を決定し、推薦権限を持つ連合本部に上申する。ただ、加盟組合ごとの組織対応については「構成組織の事情に配慮する」として、統一対応を求めることは見送った。旧同盟系の一部労組では自主投票となる組織も出る見通し。
 狩俣氏は社民党県連、社大党、民主党県連の野党3から出馬要請を受けている。三役会議で狩俣氏は「退路を断ってでも出馬したい」と強い決意を示し、役員に理解を求めた。所属する連合沖縄の方針が固まったことで、近く政党に要請受諾を伝える。
 三役会議では、政権交代に向けて反自公で一致した3党の決定を尊重することを確認。役員の中には、現職会長の擁立にもかかわらず、政党の決定が先行して組織内で十分な議論ができないことに不満もあり、政党に対し今後は事前の相談や調整を密にするよう申し入れることでまとまった。
 狩俣氏の参院補選擁立について、既に出身母体の自治労県本が推薦を決めている。一方、電力総連やUIゼンセン同盟などで構成する県友愛連絡会は狩俣氏が無所属・無会派の立場で出馬することに「民主基軸という連合方針に逸脱する」と反発。大浜直之県友愛連絡会事務局長は「組織内で議論することはない」と述べ、事実上、自主投票となる方向性を示した。

4417名無しさん:2009/09/08(火) 22:30:37
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20822-storytopic-3.html

狩俣氏の擁立決定 社民、社大、民主、共闘呼び掛けへ 2007年1月28日 4月22日の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員一)で、社民党県連、社大党、民主党県連は27日、それぞれ機関会議を開き、連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)の擁立を確認した。3党は28日の代表者会議で狩俣氏擁立を正式決定する。社民、社大、民主は「全野党共闘をまとめていきたい」(比嘉京子社大党書記長)と、3党の正式決定を受け共産党県委、政党そうぞうに候補者と政策協定を結ぶ「ブリッジ共闘」での選挙協力を呼び掛ける方針。
 狩俣氏は琉球新報社の取材に「連合沖縄や出身の自治労県本などと相談しながら検討したい。3党が掲げる政策に異論はない」と述べた。
 人選には狩俣氏のほか県議の赤嶺昇氏(39)、基地軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表の高里鈴代氏(66)の3人が浮上。3党が確認した(1)無所属・無会派を貫く(2)「憲法9条を守る」「普天間飛行場の閉鎖、県内移設反対」など8目の政策事項の順守(3)同日投開票の宜野湾市長選とのセット―の3条件について、赤嶺氏は民主党公認・会派入りを主張。高里氏は出馬を固辞した。狩俣氏は3党の条件に応じる姿勢を示したため3党が一本化で調整。「意欲があり条件もクリアできる。統率力もあり適任だ」(新里米吉社民党県連書記長)などとしてそれぞれ擁立を決めた。
 一方、与党陣営の候補者に決まった那覇市議の島尻安伊子氏(41)は取材に対し「決定は重く受け止めたい」と述べた。ただ自民党県議の中で「民主から出た人は推せない」と幹事会の決定に不満も上がっており、同党県連は28日昼、議員総会で対応を協議する。

4418名無しさん:2009/09/08(火) 22:31:43
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20844-storytopic-9.html

参院補選、候補者決まる 一枚岩に不安の種2007年1月28日
上:参院補選で島尻安伊子氏の擁立を決めた自民党県連の候補者選考委幹事会=27日、那覇市の自民党県連 下:狩俣吉正氏の参院補選擁立を確認する社民党県連の執行委員会=27日、那覇市旭町の官公労会館
 4月22日の参院補選で27日、与党陣営は那覇市議の島尻安伊子氏の擁立を決めた。社民党県連、社大党、民主党県連の野党3党は狩俣吉正氏の擁立をそれぞれ決定した。決定には同日の宜野湾市長選、7月の参院本選との連携や、次期衆院選も念頭に置いた思惑も垣間見える。双方とも28日に正式決定するが、それぞれ不安材料も抱えており、3カ月を切った選挙戦に一枚岩で臨めるか課題も残る。(政経部・瀬底正志郎) 27日の自民党県連の候補者選考委幹事会。最終的に県議の国場幸之助氏と島尻氏が軸となった選考は、ある幹事が「国場氏は今後に残しておきたい」と指摘。その意見に推されるように一本化が決まった。

■7月とセット
 与党陣営の中には当初から「無所属」「女性」との思惑が広がっていた。ある関係者は「女性なら短期決戦の中、女性や無党派の支持を得られる。7月の本選とセットできる」と、7月の本選に野党陣営から出馬が取りざたされる糸数慶子氏を念頭に、女性候補擁立で本選も有利に進めたい思惑もちらつく。別の陣営幹部は「経済界、公明は無所属でなければ支援しにくい。自民党本部も無所属で了解している」と明かす。一部に、当選後には公明会派入りもうわさされるなど、衆院1区での自公の選挙協力も絡んだ決定との見方もある。
 だが、今回の決定に自民党県議団から強い不満が噴出している。県議の1人は「民主公認で通った人に決めるのはおかしい。県議や市町村議員は戦えない」と指摘。27日の幹事会でも「議論する時間を求めたが、押し切られた」と運営そのものを批判する。県内の保守系では国政選挙で初の女性候補だが、選考過程で生じたしこりをどう解消できるかが焦点だ。

■市長選への影響
 一方、野党3党は、各党が候補者と政策協定を結ぶ「ブリッジ」による全野党共闘を目指す構え。3党は「無所属、無会派を貫く」と強調。基本政策も6党が一致できた先の県知事選の基本姿勢をベースに、共闘を強く意識する。
 共産は「政策協定が締結できるかどうかが先だ」(幹部)と、政策を見ながら「ブリッジ共闘」が可能か見定める構えで、革新色が薄まれば共闘は難しいと指摘する。
 だが、同日の宜野湾市長選は革新勢力にとって落とせない選挙。野党が補選で分裂すれば「市長選への影響も大きい」(民主幹部)だけに、3党と共産の協力は可能とみる向きもある。
 労働組合の議論も週明けから本格化する。人選協議に狩俣氏を提起した社民は、県内最大労組で狩俣氏の出身でもある自治労県本から、擁立を前向きに検討する姿勢を非公式に確認。3党は行政施策や労働政策に通じた狩俣氏の実績に加え、労働界を挙げた全面支援を期待する。
 ただ狩俣氏が政党からの出馬要請を受諾するためには、連合沖縄内部の環境整備ができるかどうかが焦点になる。

4419名無しさん:2009/09/08(火) 22:32:30
http://ryukyushimpo.jp/modules/news/article.php?storyid=21400

島尻、狩俣氏が出馬表明 参院補欠選挙2007年2月18日 4月5日公示、同22日投開票の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)で、那覇市議の島尻安伊子氏(41)、前連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)は17日、那覇市内でそれぞれ記者会見し、正式に出馬表明した。島尻氏は「妻、母、働く女性としてこれまでの経験、台所の感覚を忘れず、子育て世代の代弁者として教育、人材育成、医療福祉問題などの解決に力を尽くす」と述べた。狩俣氏は「沖縄の経済、雇用問題は深刻で、経済自立化が見えない。働く人の労働条件も苦しく、基地問題も揺さぶられている。自ら国政の場でただしていく」と述べた。
 補選は知事選に出馬した前参院議員・糸数慶子氏の辞職に伴うもの。両氏の事実上の一騎打ちとなる。島尻氏は24日、狩俣氏は22日に事務所開きを行うほか、早期に政策発表する。
 島尻氏は無所属で立候補。自民が推薦、公明も推薦の方針。那覇市のロワジールホテルオキナワで会見した島尻氏は「仲井真弘多知事、五ノ日の会、与党議員とスクラムを組み、国、県の諸問題解決に取り組む。野党だった議席を取ることが使命だ」と強調。子育て支援策や国際交流促進などを打ち出す考え。普天間移設問題では「危険除去の1点で早期移設を目指したい」と述べた。憲法改正では「いろんな意見、考え方がある。それをきちんと考えていきたい」と改正論議を見守る姿勢を示した。当選後の会派は「白紙」とした。
 狩俣氏は無所属で出馬。社民、社大、共産、民主が推薦。那覇市のホテル日航那覇グランドキャッスルで会見した狩俣氏は「行き過ぎた規制緩和政策で格差社会が極めて深刻だ」と自公政権を批判。社会保障政策への対応や教育、県経済自立を課題に挙げた。普天間移設問題では県内移設反対、即時閉鎖・早期返還を求める姿勢を鮮明にした。また「安倍政権は憲法改正を目標にする危険な内閣だ。厳しい姿勢でただしたい」と強調した。会見の席上、社民党県連、社大党、民主党県連との政策協定に調印した。当選後も無会派の考え。

4420名無しさん:2009/09/08(火) 22:33:56
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-18/2007021801_05_0.html

2007年2月18日(日)「しんぶん赤旗」

参院沖縄補選に狩俣氏
共産党と政策合意
9条改憲・安保に反対

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 四月二十二日投票の参院沖縄選挙区補欠選挙で、日本共産党沖縄県委員会は十七日、連合沖縄前会長の狩俣吉正(かりまた・よしまさ)氏(56)と政策合意書・覚書を結び、推薦することを発表しました。

 那覇市内で記者会見した赤嶺政賢党県委員長(衆院議員)と狩俣氏は、糸数慶子前参院議員の知事選出馬に伴う同補選で、沖縄県民の声を代表する革新の議席を守り抜く意義をのべました。

 赤嶺委員長は、政策合意書と覚書の内容を詳しく説明し、狩俣氏の勝利をめざして全力をあげる決意を訴えました。

 狩俣氏は、大衆運動にかかわるなかで、県民が保革を超えて一つになったとき、沖縄の歴史が変わることを学んできたとのべ、「そのなかで共産党は欠くことのできないパートナーだと考えている」と強調しました。

 政策合意書は(1)憲法九条の改悪に反対。沖縄の現状からして日米安保条約に反対する(2)憲法二五条に保障された国民の生存権、生活と福祉を守りぬく(3)消費税の税率引き上げに反対―など七項目。覚書では、「狩俣氏は当選後、特定の政党・会派に所属せず、無所属議員としての立場を貫く。特定の政党からの立候補はしない」と明記し、日本共産党と定期的な協議を行うことなどを確認しています。

 狩俣氏は同日、沖縄社会大衆党、社民党、民主党の三党とも政策合意書を交わしました。


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 狩俣氏の略歴 一九五〇年宮古島市生まれ。県立宮古高校、琉球大学短期大学部卒業。平良市職労委員長、自治労県本部委員長、連合沖縄会長などを歴任。

4421名無しさん:2009/09/13(日) 12:27:35
古い記事ですが参考までに。

http://outlaws.air-nifty.com/news/2008/07/post_0fb7.html
2008年7月25日 (金)
【ミニ情報】川田龍平・参議院議員、「後援会」で内紛が勃発
昨年7月の参議院選挙で東京都選挙区より無所属で立候補し、68万3629票を獲得して初当選した川田龍平・参議院議員(=左写真)。ところが、ここに来て個人後援会組織の「川田龍平を応援する会」(東京都新宿区)で内紛が起きていることが分かった。

関係者によれば、同会の元事務局長(小金井市議)ら11人が「民主的運営の変質に対し、重大な決意を持って反対」などとする文書を7月18日付で会員に配布しているという。本誌が入手した同文書を見ると、「川田議員の困惑せざるをえない振る舞い」として10項目も箇条書きで暴露していた。その中には、「体調不良を理由」に午前の国会をサボり、午後には旅行していた、というものまである。

一方、川田議員も20日になって〝反撃〟の文書を会員向けに配っている。それによると、「事務局スタッフから事実でない内容が書かれた手紙をだされてしまい、みなさまにはご心配をおかけして大変申し訳ありません」、「会の会計に不明朗なところがあり、税金である立法事務費を議員の許可なく無断で使うなど不適切な使い方に疑問を持ち、明らかにしようとしたところ、会の帳簿を隠そうとしました」などと反論している。

ちなみに、この「応援する会」は川田氏の当選を期に、個人後援会であるとともに、「資金管理団体」(政治資金の出入りを管理するため政治家が指定する政治団体)に移行していた。別の関係者によれば、「今回の内紛の根は意外に深いと思いますよ。これまで明らかになっていなかった〝ドロドロとした人間関係〟が表沙汰になるかもしれませんね」という。

00:05 政治 | 固定リンク

4422名無しさん:2009/09/19(土) 16:08:27
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/fukushima/TKY200707080053.html

現在位置:asahi.com> 2007参院選> 地方ニュース> 福島> 記事

〈揺らぐ組織:4〉労働組合 議論避け“一丸”の二股
2007年07月08日

 福島市春日町の県文化センターで7日、民主党から比例区で立候補予定の相原久美子・自治労中央執行委員の総決起集会があった。
総決起集会で気勢をあげる自治労などの組合員たち=7日、福島市春日町の県文化センターで


 「相原さんを当選させて国会での政策転換を実現したい」。自治労県本部の丹治則雄委員長もあいさつに立った。丹治委員長は、相原氏の選対幹部でもある。

 その丹治委員長は先月17日、同市の飯坂温泉にある保養施設で、やはり自治労出身の又市征治・社民党幹事長の総決起集会で壇上に立った。こちらの集会では「与野党逆転のために、社民党を軸として参院選を戦っていかなければならない」と檄(げき)を飛ばした。

    ◇

 自治体職員の労働組合で構成される自治労は、もともと旧社会党の支持組織だった。県内の産別労組では最多となる約2万1000人(05年6月現在)の組合員を抱える。

 福島市荒町の県本部には、相原氏と又市氏それぞれのポスターが仲良く並んでいる。比例区と選挙区で民主、社民両党の合わせて4人を推薦したのは、全国でも福島県だけだという。

 自治労本部の大門正彦政治政策局長は「福島では、それぞれの労組ごとに割り切って判断しているのだろう」とする。だが、県本部の大塚成一書記長は「票の割り振りなどの戦略があるわけではない。民主か社民かなどと議論すればまとまらず大変なことになる」。

    ◇

 対応に苦慮しているのは連合福島も同じだ。

 約800の労組が加盟し、約9万人(05年6月現在)の組合員を抱える連合福島の樋口正事務局長は「それぞれの労組ごとに、民主、社民のどちらを支持しているのかと気遣っている。憲法や原発など触れられない課題もある」と一本化できない悩みを漏らす。和合正義前会長も「これで連合内部も『またさき』になる。一緒に選挙をやることに慣れていたが、社民党が選挙をやることで相当な負のエネルギーを費やすことになる」と頭を抱える。

 4月の参院補選では民主党候補が圧勝。同党の足元は「連合におんぶにだっこ状態」(同党国会議員秘書)という声さえあるほど、連合が大きな頼りだ。ただ、長期的には労組自体の先細りも避けられない。

 労組に加入する組合員数は、県内でも漸減している。94年の約18万5000人をピークに、06年には約13万8000人まで減少した。雇用者全体に占める組合員の割合(推定組織率)は、1950年には42.7%あったが、06年は17.4%と過去最低を記録した。

    ◇

 また、組合員数が増えても、組織への帰属意識が薄らいでいるケースもある。

 繊維や流通業が加盟するUIゼンセン同盟の県支部は、5年前よりも約3000人の組合員が増加したが、全体の約4割がパート労働者だという。同じくパート労働者が組合員の4割を超えるヨークベニマル労組(約2500人)の矢吹裕委員長は「パート労働者の組合員が多くなると、組織活動の浸透が難しくなる。正社員と違って、労組以外への帰属意識を持った人が増えることになる」という。

 連合福島の羽田則男会長も労組一丸となっての政治活動が難しくなったとするが、「だからこそ選挙で勝つことが求心力になる。選挙で勝って、働く人のための法整備を実現することで、組合員の連合に対する信頼を高めたい」と力を込めた。

4423名無しさん:2009/09/20(日) 10:34:01
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/san-in_document/11675.html

投票まで11日 【財界】 蜜月関係 政局不透明、距離感も (2007/07/18)
 「日本経団連は全面的に(政府与党に)協力する。これまでも、これからもだ」。経団連会長の御手洗冨士夫は十七日、年金問題の釈明のため理事会に訪れた厚生労働相・柳沢伯夫に強調した。集まった財界人約三百人からは拍手が起き、結束を誇った。

 蜜月関係が続く財界と政権。その象徴が、安倍晋三政権下での首相外遊同行の経済ミッションだ。昨年十一月のベトナム、今年四月の中東五カ国には各百人以上の財界人が集まった。既に、八月予定のアジア三カ国歴訪同行も決まった。

 財界人を引き連れた外遊は、国際舞台では知名度が低い安倍の存在感を引き立てる。一方、財界も「各企業トップの個別の訪問では会えない外国の首脳や閣僚と会談できる」とのうまみがある。

 御手洗にとって最大の関心事は、締約国間の関税を撤廃する自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)の早期締結だ。自動車や薄型テレビ輸出のライバル・韓国は今年四月に米国とFTAに合意し、欧州連合(EU)との交渉も本格化。経済ミッションは「このままでは取り残される」という御手洗の危機感の裏返しといえる。

 一方、EPAが農業自由化につながると、農業団体や道などは激しく反対。「ここで安倍さんが大敗して政局になっては一層停滞する」。経団連は、自民党の新人候補支援を、大手企業に水面下で要請するなどテコ入れに躍起だ。

 だが、一部に冷めた空気もある。経団連は過去三回の参院選で自民党から財界人を統一候補として当選させたが、今回は擁立を見送った。「期待した集票力がなかった」(関係者)のが理由だが「政局が不透明な中、政権に取り込まれるのは避けた方がいい」との声も。

 統一候補の一人だった伊藤忠商事出身の近藤剛は結局、日本道路公団の最後の総裁に引っ張り出され、談合事件の対応に奔走した。今や国民の批判の矢面に立つ社会保険庁長官・村瀬清司も損保ジャパン出身だ。相次ぐ官の“尻ぬぐい”に、ある財界人は「(一部労働者を残業代の支払い対象から外す)ホワイトカラー・エグゼンプションや法人税減税論議でも、財界が悪役にされた」と不快感を示す。

 「財界と政府与党は車の両輪」と称する御手洗にとって、政権との距離感を推し量る難しい局面といえそうだ。=敬称略=

4424名無しさん:2009/09/20(日) 14:37:38
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070721_01.htm
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/img/fe_010_070721_01.gif

組織力低下 連合の苦悩【比例選】
パート出身や若い世代擁護

 台風一過の16日。埼玉県越谷市の市民会館で、自治労の組織内候補、相原久美子(60)を支援する集会が開かれた。約120人の出席者のうち、越谷市の職員労組組合員は4分の1程度。残りは、非常勤職員や市の委託業者で作る労組、社会福祉協議会などからの参加だ。

 「公共サービスって、公務員だけでやれるもんだとは思ってないです。ゴミの収集は民間に委託され、高齢者施設にも民間があります」

 白いジャケットに身を包んだ相原はこう語りかけた。さらに、「私は(札幌市の)非常勤職員と言われるパート出身だから、(正規と非正規の)均等待遇を実現したい」と続けた。

 会場からは、「パートの代表を国会へ」「頑張って」との声が上がった。

 連合の中核である自治労の組合員は2002年度に100万人を切り、06年度は92万人にまで落ち込んだ。組織再建のため、03年に採択した「21世紀宣言」には、地方公務員の枠にとどまらず、地域の公共サービスを担うすべての労働者の結集を目指す方針が盛り込まれている。

 この方針に沿い、相原の選挙戦は、従来の正規職員の支持固めを超えたすそ野拡大を試みている。自治労はこれまで、参院比例選には本部の三役経験者らを擁立してきた。非常勤出身の相原の擁立は、“自己改革”の象徴ともいえる。

 公務員バッシングを和らげる狙いもある。

 自治労幹部は「自民党は公務員と民間を対立するものと位置付け、公務員たたきをしている。官と民の垣根を低くすることが大切だ」と話す。

 自治労は、民主支持か社民支持かの路線対立も依然として抱える。山形をはじめ東北などの県では、参院比例選で社民党の又市幹事長(63)を推すところも少なくない。

 「安倍内閣は、夕張市の破たんも、社会保険庁の問題も、責任を労働組合になすりつける。トヨタ自動車で欠陥車が出たら、労組の責任を問うのか」

 又市は17日、山形市での集会で労組を擁護した。出席者の中心は自治労の組合員だった。自治労山形県本部の幹部はこう語る。

 「民主党は保守系の国会議員が多い。その上、山形では基盤は弱く、今後、どうなるかわからない。うちはまだまだ社民支持だ」

 一方の民間労組も、組織改革を迫られている点では、自治労と同様だ。

 NTT労組などで作る情報労連は、参院比例選に新人の吉川沙織(30)を擁立した。吉川は04年、民主党の公募に合格。その後、情報労連の特別中央執行委員などを経て、組織内候補となった。

 情報労連幹部は「若い組合員の政治離れが進んでおり、『なぜ労組が選挙運動するのか』と疑問を持っている。同じ世代の候補なら一体感を持てるはず」と吉川擁立の狙いを語る。

 吉川は18日、金沢市で開かれた情報労連の講演会で「30歳前後の世代がフリーターや非正規雇用という働き方を余儀なくされている。若い世代の代表として格差の是正に取り組みたい」と訴えた。

 04年参院選で、連合は組織内候補8人を擁立し、全員当選させた。だが、8人の個人名投票の合計は約173万票で、当時の組合員数(約675万人)の3割にも満たなかった。今回は7人の組織内候補を立て、全員当選を目指す。集票力低下に歯止めをかけられるか。連合にとって、参院選は自分との戦いでもある。(敬称略)

(2007年7月21日 読売新聞)

4425名無しさん:2009/09/20(日) 15:47:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/100/2.htm

決戦2007参院選 トップ





民主と社民協力 不信乗り越え「風」狙い

舟山氏支持を正式に決めた社民党県委員会。舟山氏(右)も駆けつけ、「頑張ろう」と気勢を上げた(6月1日、山形市内で)


 「自公政権を倒すという大きな目的に向かって、ともに戦っていきましょう」

 6月1日、山形市内で開かれた社民党県委員会は、参院選山形選挙区で、民主党の舟山康江(41)を支持することを正式に決めた。舟山も会場に駆けつけてこう呼びかけ、出席者からは大きな拍手が起きた。

 この決定に、民主県連会長・近藤洋介は「社民党さんには大人の対応をしてもらった」と胸をなで下ろした。民主の有力支持団体・連合山形の加盟労組は、実は民主支持と社民支持に2分される。3年前の参院選にも立候補した舟山の得票と社民候補の得票を合わせると、当選した自民・岸宏一を上回った。今回、民主にとっては、社民と選挙協力ができるか、端的に言えば社民に独自候補擁立を断念してもらえるかどうかがポイントだった。

 民主の思惑通り、社民県連は今年1月、独自候補擁立を見送り、民主候補を支持する方針を内定した。組織の維持のためにも、あくまでも独自候補を擁立すべきとの声も党内には根強かったが、それでも支持を決めたのは、4月の県議選で民主から協力を得られると社民が踏んでいたからだ。

 だが、県議選では社民の期待は裏切られた。鶴岡市区では民主が単独推薦した候補は当選したが、県連代表・田辺省二は落選。寒河江市区でも、民主が単独推薦した候補は当選したが、民主、社民がともに推薦した新人は落選した。

 6月1日の社民県委員会では、舟山が姿を見せる前、田辺が「県議選では5人当選を目指し、そのために民主と選挙協力をしたが、2勝3敗という結果を思うと、その判断がどうだったか問われてしかるべきだ」と述べ、民主への不信感を隠さなかった。

 とはいえ、関係労組が舟山の推薦を次々と決定していく中で、社民にほかに選択肢がなかったのも事実。県連幹事長・広谷五郎左ェ門は「県議選の結果をいちいち検証するのでなく、お互い反省があれば意見交換し、不信感をなくすような努力をしていきたい」と、「大人の対応」をしていることを強調する。

 6月中旬、舟山は社民支持の自治労傘下の自治体職員組合を回り始めた。民主県連関係者は「これまでいくつも選挙を戦ってきたが、自治労を回ったのは今回が初めて」、連合山形関係者も「これまでは2分されていた労組が一体となっている」と手応えを感じている。「今までは負ける選挙ばかりやってきたが、今回は勝つ選挙をする」。そんな心強い言葉を労組からもらった民主関係者もいる。長年培ってきた地盤を持っている社民の地方議員は少なくない。彼らがフル回転すれば集票を期待できる。

 薄氷を踏みながらも、描いた筋書きをたどった舟山陣営。だが、年金記録漏れ問題などによる逆風の中、自民、公明両党が徹底した組織選挙を仕掛け巻き返しを図ってきた時、対抗できるのか。「建設業者にあいさつ回りに行くと、必ず自民のポスターが張ってある。『ああ、ここにも来たんだな』と。締め付けはすごいみたい」。山形の保守地盤の厚さを知る舟山は最近、周囲にこう漏らしている。

 近藤は7月1日、山形市七日町で街頭演説に立ち、「年金を取り戻すため、安心安全の老後を取り戻すため、元気な山形県をつくるため、7月29日は投票に行こう」と叫んだ。「なるべく外に出て、1人でも多くの人に顔を見せ声を聞いてもらう」と舟山も力を込める。投票所にどれだけ多くの人の足を運ばせるかがポイントになる。(文中敬称略)

4426名無しさん:2009/09/20(日) 17:14:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/097/3.htm

07参院選 53万票の余波 トップ





■共産、社民、新党日本■
■共産■ 独自路線批判票の受け皿、■社民■ 弱体化身内も固められず、■新党日本■ 田中氏支持層掘り起こし
■共 産

 参院選公示を間近に控えた7月7日夕、中野早苗(共産)は中野市で開いた集会で支持者に呼びかけた。「今回は本気で勝つつもりで頑張っている。2番手の自民候補に近づきつつある」。公示後も、中野は自ら「あと一押しです」と訴え、必死に盛り上げた。

 結果は、橋本内閣が退陣するきっかけとなった1998年の参院選で、同党が県内で獲得した過去最高の票に匹敵する約19万票。中野は「政治とカネの問題など、国民の怒りが大きかった」と与党への批判票を一定程度集めたと分析する。

 だが、民主躍進の陰に隠れた感がある。党県委員長の今井誠は「国民が与党に怒りを表したのは前進だ」と前向きに評価した上で、「民主が掲げている政策は自民と変わりない」として、護憲など独自の路線を貫く考えだ。


■社 民

 民主の一人勝ちで埋没した中川博司(社民)は開票日の夜、「自民でも民主でもない第三極として、社民党へ流れる風をきちんと受け止められなかった」と反省の言葉を口にした。

 選挙初挑戦で約9万票を獲得した点については、「新顔にしてはよくやった」と党内で評価する声も多い。

 ただ、組織の弱体化は否めない。かつて社民を支持した労組の大半は民主基軸に移った。現在、県内で社民を支えるのは全日本自治団体労働組合(自治労)の約2万8000人などわずか。

 県内の比例選で約6万2000票を獲得したが、重点候補として自治労県本部が応援した同党幹事長の又市征治の得票は、7000票に満たなかった。自治労関係者は「身内も固め切れていない」と嘆く。

 中川は憲法改正阻止といった重点政策を掲げ、「風を受ける帆を大きく張る努力をしなければならない」と話している。


■新党日本

 新党日本代表として比例選に出馬した前知事・田中康夫は公示日を含め4日間県内入りし、かつての支持層の掘り起こしに努めた。新潟県中越沖地震から2日たった7月18日には被害を受けた飯山市に入り、キノコ農家などを励ました。一部ではあるが、知事選を支えた勝手連の一部が今回も活動した。前知事与党だった県議の北山早苗も早朝から駅前でビラを配るなど支援した。

 その結果、県内で同党が得票したのは約11万、うち田中の名を書いたのは約5万。昨夏の知事選で獲得した約53万票から大きく減らしたが、北山は「長野県外で160万票も取った。長野での改革が全国で評価された」と強調する。

 7月29日午前、自宅のある軽井沢町で投票を済ませた田中は、「長野県が“後戻り”しないため、日本全体の制度を変えてほしいという期待を感じた」と自信ありげに語った。今後も県内政界に話題を振りまきそうだ。(敬称略)

      ◇

 この連載は三浦真、千歳誠祥が担当しました。

4427名無しさん:2009/09/20(日) 17:39:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/094/2.htm

決戦2007参院選 トップ





(中)悲願
二大政党止めたい 共産 退潮逆手「今こそ」 社民

事務所開きで拳を振り上げる中野氏(6月5日、長野市で)

 ■共産■

 毎週火曜日の朝、長野選挙区(改選定数2)で共産党公認の中野早苗(59)はJR長野駅前に立つ。

 「今こそ確かな野党が必要です」。通勤客に呼びかけ、目が合えば駆け寄って握手を求め、「お願いします」と売り込みに励む。

 同選挙区での議席獲得は、共産党にとって悲願とも言える。「選挙区2人のうち1人は悪政と正面から戦う人を」(今井誠・党県委員会委員長)と与党批判を強める。憲法改正への反対など「野党らしさ」を前面に出し、自民・民主による二大政党制への流れを止めるのが狙いだ。

 4月の統一地方選で行われた44の都道府県議選で共産が獲得したのは100議席。前回より7減と伸び悩んだのに対し、県内では現職6人に新人1人を当選させ、“勢い”がある。6月23日に上田市で開かれた同党の演説会で、壇上には中野と並んで、トップ当選を果たした地元県議・高村京子(53)がいた。高村は「私に頂いた支援より、もっと大きな力で中野さんを押し上げていただきたい」と援護射撃する。

 また、県内81市町村のうち9割以上の議会(74市町村)で計140議席を持つ。こうしたネットワークがビラ配りや各地での集会開催などの活動を支える。

 比例選でも「県内16万5000票」を目標に掲げ、県内の重点候補となる井上哲士(49)をPR。党首討論に加われる5議席確保を目指している。

 6月5日、中野の事務所開きで、今井は「民主党は悪政と戦うほど腰が据わっているだろうか」と疑問を呈した。票の上積みを狙い、批判の矛先は野党第一党にも向けられている。




議席奪還へ支持を呼びかける中川氏(6月21日、長野市内で)

 ■社民■

 「振り返ると、私の参院選で初めて議席を失った。今でも大変申し訳ない思いがしています」

 長野市の県民文化会館で6月21日夜にあった社民党公認の中川博司(49)の集会。応援弁士に立った同党所属の長野市議・布目裕喜雄(49)は激励する前に、8年前の敗北をわびた。

 中川が額に汗を浮かべ、「構造改革、規制緩和で生活を破壊するような政治は変えなきゃ駄目だ」と力説したのとは対照的だった。

 かつて「信州社会党」の異名を取ったように、旧社会党王国だった長野県。しかし、1999年9月、議席を守り続けてきた参院議員の村沢牧が死去。10月の補選では民主党の羽田雄一郎(39)が初当選し、布目は最下位で敗れた。

 選挙を強力に支えてきた労働団体も、県内では全日本自治団体労働組合(自治労)県本部(約2万8000人)など少数を残すばかりで、大半は民主党基軸に変わった。

 03年の衆院選で山口わか子(長野2区)が落選し、県内から国会議員が消えた。山口の秘書だった中川は、党の退潮を間近で見てきた。それを逆手に取り、中川は「社民党が小さくなって日本がおかしくなった」と、各地の集会で訴える。

 中川の戦いぶりは、比例票にも影響する。中川は今年1月、3日間かけて比例選候補予定者で党幹事長の又市征治(62)とともに、県内900キロを駆けて支持を呼びかけた。

 「野放図な競争と改革。負担は国民に回される。だから今、社民党が頑張らないといけない」

 やはり、社民も「野党らしさ」を売りにしている。(敬称略)

4428名無しさん:2009/09/20(日) 18:40:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/kikaku/041/2.htm

激戦  2007かがわ参院選 トップ





勢力結集「非自民を」<中>
民主予定者を社民初支持   
 民主党の植松恵美子の事務所が、来県を耳にしたのは4時間ほど前。小沢一郎代表は急きょ3日、激励で中四国へとやって来た。「暑いけど、がんばっているかい」。午後4時30分、高松市内の事務所でそう言って、笑顔でスタッフを激励した。久間章生防衛相の辞任を受け記者団が囲むと、「こういう政権を是とするか非とするのか。主権者が1票1票、選挙で判断することだ」と表情を引き締めた。

 前日の2日。市内で社民党県連と県平和労組会議が開いた集会の壇上には、社民党の又市征治幹事長と並んで、ピンクの上着を着た植松が座っていた。社民党県連は今回の参院選で植松支持を決めている。又市は演説の最後、「植松さん。勝てる選挙区と読ませてもらっている。みなさんもう一歩努力を」と支援を呼びかけ、しっかり握手を交わした植松は頭を深々下げた。

 社民党は前々回2001年は無所属新人を民主党などとともに推薦したが、自民現職の真鍋賢二に遠く及ばず、前回は独自候補擁立を断念し自主投票に。県連が国政選で今回のように他党公認候補を支持するのは初めてのことだ。

      *      

 植松は04年の参院選に初めて立候補した。弟が、前年秋、衆院選に出た民主党の小川淳也と中学時代の同級生で、同選挙で選対本部長を務めた。植松も応援で事務所に出入りしていたのが、きっかけになった。温泉施設を経営する若手女性起業家。その意欲と清新さが受けて、敗れはしたものの、自民現職の山内俊夫に7022票差に迫る予想外の健闘を果たした。

 今年6月10日、高松市内で開かれた民主党県連大会。植松への支持を表明した社民党県連代表の奥田研二に、集まった民主党員とサポーター約150人から拍手がわいた。連合香川事務局長の豊永幸一は「こんな拍手は初めて。ようやく、今までと違う雰囲気になってきた」と感じた。

 決意表明に立った植松は力を込めた。「一生懸命走っているつもりですが、常に前に真鍋さんの背中があります。けれど、香川は決して保守王国なんかじゃない。香川が変わり、日本が変わり、時代が動く。それをみなさんと体験したい」

 参院選では1989年に社会党(当時)公認の喜岡淳が全国的な同党への追い風を受け、3選を目指した真鍋を破ったのが「非自民」勝利の最後。「衆参問わず何としてでも、自民党でない候補者を勝たせたい。それが共通認識だ」と奥田は言う。

 ただ、護憲の社民党と、改憲派、護憲派双方抱える民主党。支持決定にあたって社民党県連は植松と4項目を盛り込んだ協定書を交わした。社民が掲げる「憲法9条を守る」。これが協定書では「憲法9条の理念をまもり、平和な社会実現に努力する」との表現で収まった。奥田は「『理念を』といっている。細かい点まで詰めてしまうと応援できなくなる。お互い前回、今回ときて、そこはあうんの呼吸」と話す。

 植松が演説で必ず入れるフレーズがある。落選後3年で10万人と握手したというエピソードで「田んぼしよる手、子育てしよる手。いろんな手がありますが、我が子を戦争に行かせたいと思う親は一人もいませんでした」と語り、社民党への配慮がにじむ。

     *       

 6月中旬には植松事務所に労組選対の1室ができた。

 連合香川、県友愛連絡会、県退職者団体連合、県平和労組会議、県高齢者問題懇談会。民主党系、社民党系労組の5団体が今回、統一歩調を取ったことが、両党の共闘の土台となった。

 結束が固まりつつある中、「自公の連立与党に立ち向かえるのは、民主党と社民党しかない」と話す連合香川会長の小川俊は「善戦したのぉ、ようやったのぉというのはもうやめにしよう。結果を出さなくては」と語気を強める。

 民主党県連代表の小川淳也は「勢力を結集できたことは大きな前進。反自民の象徴的な戦いになる」と話す。

 共闘を結果に結びつけることができるかどうか。両党にとって、真価と存在を問われる選挙になる。

        (敬称略)

4429名無しさん:2009/09/20(日) 19:14:19
http://homepage.mac.com/volksabstimmung/id106/id547.html

『毎日新聞』新潟版 2007年7月2日


参院選:各党情勢/下 共産・社民 「年金」にかすむ「憲法」 /新潟


 ◆共産◆


 「国民の関心に重きを置くのは当然のこと。今が党が躍進するチャンスなんだから」


 社会保険庁改革関連法などが成立した6月30日、共産の新人、武田勝利氏(43)は、新潟市中央区万代での街頭演説を前に、そう話した。訴えの比重は当初の「憲法改正反対」から「年金問題批判」へ、次第に移りつつある。党勢拡大のため、死にものぐるいの選挙運動が続く。


 共産にとって、今回選挙の至上命題は、改選を迎える5議席の確保だ。党中央委員会は、現職らを比例候補として公認、新潟など各選挙区でも候補者を擁立した。だが、志位和夫委員長が同日の会見で語った第1の目標は「まず比例で650万以上の得票で五つの議席を確保すること。そして東京の現有(議席)を必ず守り抜くこと」。小日向昭一県委員長も、新潟など計10府県から支援を受ける現職、井上哲士氏(49)の再選に向け「比例で12万5000票を取る」と公言する。


 だが前回04年参院選では、共産の比例票は県内で7万8000票余り。年金問題などで与党に逆風、野党に追い風が吹いているとはいえ、かつての保革対立が崩れ、自民批判の受け皿が分散化した中、どれだけ票を上積めるか。


 武田氏は「『確かな野党』共産党を選んでほしい」と訴え続けている。自民、公明、さらに民主に対しても、所属議員が厚生労働相として年金問題に絡んできた責任があるとも追及。共産と同様に護憲を訴える社民には、改憲派を抱える民主との過去の共闘路線に疑問符を突きつける。政府批判の波に乗ろうと、独自色のアピールに懸命だ。【渡辺暢】


 ◆社民◆


 「国家が振り込め詐欺をしている。払い込めと言って、それが(給付に)結びついていない」


 6月30日、新潟市中央区で社民の福島瑞穂党首が行った街頭演説。22分に及んだ訴えの大部分は年金の記録漏れ問題だった。「護憲」が大看板にもかかわらず、憲法改正問題は最後のわずか3分間。演説後、福島党首は「年金は皆さんの関心が強いところだから」と理由を語った。


 党県連は今回の参院選で、02年の参院補選以来続けてきた民主や連合新潟との「野党共闘」関係を解消、元新潟市議の山本亜希子氏(31)を擁立した。背景には、憲法問題など政策面での相違に加え「共闘で民主が独人勝ちした」(県連幹部)ことへの苦さもある。


 共闘を始めて以来、県内では、民主が国政選挙や県議選で躍進する一方で、社民は退潮傾向が止まらない。4月の県議選では、議席を6から2に減らす大敗を喫した。


 党勢回復への期待を担うのが山本氏。党の支持基盤である自治労や高教組だけでは独自候補の当選は難しく、今回は山本氏の「若さ」を押し出しながら無党派層の取り込みを図る戦略だ。


 しかし、県連関係者には「憲法は争点になるのか」との不安もある。民主との違いを鮮明にするには「護憲」を前面に押し出さざるを得ないが、憲法は年金の影に隠れがち。それが冒頭の党首演説にも表れる。このままでは自民・民主の対決構図の中で埋没する可能性も否めない。


 国会では国民投票法の成立など、改憲へ向けた準備が着々と進む。「ここで踏みとどまれるかどうか」。県連幹部の表情は厳しい。【前谷宏】



2007/07/02 23:37

4430名無しさん:2009/09/20(日) 23:53:48
http://www.palge.com/news/h19/7/20070725kuroiwa.htm

「年金のさきがけ」野党逆転訴える
黒岩参議院議員候補 個人演説会に前原前代表も 29日(日)投票の参議院議員選挙に立候補している黒岩宇洋候補の個人演説会が、23日午後6時30分から、新潟県の三条市厚生福祉会館で開かれ、応援弁士に民主党前代表の前原誠司代議士をはじめ、地元選出の菊田真紀子、鷲尾英一郎両代議士、渡辺秀央参議院議員のほか、江花和郎連合新潟会長が駆けつけ、支持者800人ほどが集まり、残り一週間後に迫った投票日に向け、気勢を上げた。

 前原代議士は、新党さきがけ時代に黒岩候補の母で、元参院議員の秩子さんと活動したエピソードなどを披露。「新潟県内2議席をとらせていただく。黒岩候補は早くから年金問題に取り組んできており、年金問題のエキスパート。真面目に払っている人がバカを見る現在の年金制度は、自民党が言うように百年安心というものではない。100年持たせるには給付額を下げ、支払額を上げて、年金の支払い開始年齢をどんどん上げることだけ。年金制度を変えたい人は何党支持であっても民主党へ投票を。自民党は天下りやワタリの横行など、『官尊人卑』の体制を崩せない。我々がこれを崩す。この選挙は、黒岩候補や民主党のための選挙ではなく、野党逆転のための選挙。皆さんの年金を取り戻し、税金を確かな使い方に正す正義の戦いであり、生活を守る選挙。黒岩候補に国会で6年間、もう一暴れしてもらうため協力を」と、年金、官僚の天下り問題に焦点を置いて応援演説。

 渡辺参議院議員は「黒岩候補が前回当選した選挙は、自民党、共産党以外の力を結集したものだった。今回の選挙が、黒岩候補にとって政治家としての本当のスタートとなる。黒岩候補の政治家としての素質、大器としての成長が間違いないと推薦する。政治家渡辺秀央は、一点集中して黒岩候補を応援し、家内ともども黒岩候補に投票することを約束する」と、断言。「反小沢と言われている私が、黒岩候補にとってマイナスとなってはならないが、きょう来て頂いた前原代議士が今でも民主党代表なら、民主党が大きな勝利に向かって間違いない。参議院議員選挙は残り5日、衆議院選議員挙は残り3日が勝負といわれている。この5日間、ぜひ黒岩候補への声援を」と、呼びかけた。

 江花連合代表は「連合は、民主党よりも前から、単独で黒岩候補の推薦をしてきた。よって民主党よりも今回の選挙を死に物狂いで戦っている。安部晋三首相がやって来た実績は、不適格な閣僚の任命と、欠陥法案の強行採決の実績であり、弱い者いじめの政治。安部首相は即退陣しなければならない。みなさんの怒りと思いを黒岩候補に託して、投票箱に叩き込んでほしい」と、熱く語った。

 黒岩候補は「私は国会議員となって初登院して、1カ月ほどで年金についての勉強会を全議員に呼びかけて開催したが、集まったのは3人の議員だけ。それほど年金は信頼されていた。だが、勉強を始めると、複雑怪奇な制度で、その複雑さゆえ本来なら年金がもらえる人でも、もらえない人が出てくることを知った。これを是正しようと超党派の無年金障害者問題を考える議員連盟を、無所属の1年生議員ではあるが、八代英太前代議士にお願いして、リーダーとなってもらい設立させていただいた。この議員連で特別支給金を支払うことができる無年金障害者救済法を成立させていただいた。130億円の予算が付き、満額ではないが1人5万円を支給できた。支給後、地元の同級生からお礼の電話をもらい、政治とは生活を支えることだと実感した」と、年金問題への取組みを披露。

 今回の選挙については、「年金問題の責任は政府与党にある。今回の選挙は年金を取り戻す戦い。年金を無くした自民党と、無くなりかけた年金を見つけた民主党、年金を取り戻すのは民主党。中学生のとき、田中角栄元首相の演説を聞いて衝撃を受けた。地方に対しても手厚かった当時の自民党政治は間違ってはいないが、小泉内閣以来、自民党の政治は、高齢者、農業、田舎(地方)を見捨ててきた。自民党は新潟県を見捨てたといっても過言ではない。民主党は若い政党だが、政治は我々の世代の力で変えることができる」と、政権交代も視野に有権者の協力を仰いだ。

 その後、全員でガンバローコールを行って気勢を上げ、午後八時頃には演説会を終了した。
                                               (外山)

4431名無しさん:2009/09/20(日) 23:55:29
連合新潟会長の江花和郎のブログより

http://blog.goo.ne.jp/e-bana/e/52dbedddb39d430c81757333958f86f1

理解できない社民党の事情
2006年10月25日 | 政党・選挙社民党県連が来年の参議院選挙で独自候補を擁立するという。
連合新潟(労働組合)は6年ぶりに股裂きの選挙になる可能性も出てきた。

ちょうど5年前の今頃、民主党と社民党の政策協議・選挙協力の話がまとまって、その年末に筒井信隆さんと近藤正道さん(当時社民党県連代表)が上京して黒岩宇洋氏に参議院補欠選挙への出馬を要請した。

連合新潟は、政党間の選挙協力の話も候補者の話も全部後で聞かされて当時の「5本柱」に組み込まれ、しかも政党では具合が悪いという理由で社民党県連幹事長の山崎一三さんから頼まれて私が選対事務局長を引き受けることになった。

その時の約束で、共同の候補なので当選しても3年間は無所属を通すがその後は本人の選択に任すということになっていて、黒岩氏はその約束を守った。そして今は民主党に所属している。

社民党には黒岩氏担ぎ出しの責任の半分はあり、黒岩氏もちゃんと約束を守ったのだから、常識的には次の選挙でも黒岩氏を応援するのが筋ではないか。
担ぎ出しておいて次は対抗馬を出されたのでは、黒岩氏としては堪らないだろう。
随分と人間味のない冷たい対応だと感じた。
党には党の理屈があるのだろうが、生身の人間をもっと大事にした判断もあっていいのではないか。

民主党だからダメだというのであれば、衆議院選挙で民主党公認候補を応援してきた選挙協力は一体何だったのか。

全国的には民主党と社民党の選挙協力の話も出ているのに、本家本元の新潟県で破綻していくのは何とも情けない。

統一地方選挙への影響も心配され、これで一番喜んでいるのは自民党だろう。

4432名無しさん:2009/09/26(土) 16:20:40
http://hirosec.iza.ne.jp/blog/entry/237397/allcmt/

参院選に見る財界と政治の距離。
2007/07/19 22:45

参議院選挙まっただなかですが、経済記者からみると、過去3回の選挙とは違う点がひとつあります。これまで日本経団連が自民党比例区に擁立してきた「財界候補」が今回はいないことです。

財界候補を期待しているわけでではなく、むしろ財界候補を否定的に眺めていたので、候補不在のほうが健全だと思うのですが、候補を立てないことで改めて「財界の姿勢に無理があったのではないか」との感想を持ちました。

財界なんて興味がないかもしれませんが、政と財と微妙な関係を浮かび上がらせているので、少し書いてみたいと思います。



財界候補を送り込むことを辞めたのは、あの一件で恐らく経済界が白けてしまったからだと思います。

あの一件というのは、元伊藤忠商事常務の近藤剛氏が平成13年の参院選で当選したものの、経団連への了解を一切、得ずに当時の小泉純一郎首相の要請を受け、突然、15年11月に旧日本道路公団総裁に転身してしまったことです。

戦前に関東軍参謀を務め、戦後は伊藤忠商事会長となった瀬島龍三氏と、近藤氏の父親が軍隊で知り合いだったことから、近藤氏は伊藤忠商事に入社し、伊藤忠では政治経済研究所所長を経験し、常務まで昇格しています。

ただ、経営の中枢というわけではなく、エコノミスト的な役割が中心で、首脳陣が財界活動をする際のアドバイザー的な存在として活躍していました。

経団連が13年7月に行われた参議院議員選挙の比例区に自民党からの財界候補者を擁立する際、経営者やエコノミストらに打診したものの、だれもなり手がいなく、困り果てて、近藤氏に白羽の矢が立ちました。当時、「近藤氏?」というのが率直な感想でした。

財界から初めての候補は現在も参議院議員の加納時男氏(平成10年当選)でした。同氏は東京電力で副社長まで務め、環境問題のエキスパートです。地球温暖化防止京都会議の場に出席していた加納さんから出馬の意向を聞いたほどで、その方面では顔でもあったし、なによりも政治力のある東京電力と経団連がバックアップしたので当選できたのです。

ところが、近藤氏は知名度では劣るうえ、商社の伊藤忠商事の集票パワーは東京電力ほどありません。それでも、経団連の正副会長会社の首脳らがしゃかりきになって、炎天下の中、全国を駆け巡り、慣れない街頭演説をし、経団連職員も手弁当で選挙事務所に詰め、電話をかけまくって、なんとか当選させたのです。

ところが、そこまで苦労して獲得した議席にもかかわらず、小泉純一郎首相から、旧日本道路公団の総裁に大抜擢されるや、経団連に断わりもなく、飛びついてしまったのです。

しかも、そのとき、いずれどこかの大使に任命するからとの「密約」説が流れていたのですが、その通り、バーレーン大使に就任し、この5月にペルシャ湾のほぼ中央に位置し、聖書で言うエデンの園とも言われている島に着任してしまったのです。

4433名無しさん:2009/09/26(土) 16:20:53
>>4432

応援した企業にしてみれば、みもふたもありません。かき集めた経済界の16万票は結局、紙くずになってしまったのです。これでは、もう財界候補を止めようという気持が起きるのも無理からぬことです。



そもそも、経団連が財界候補を擁立したのは、自民党からの強い要請があったためです。

過去、経団連は自民党に対して100億円を超える政治献金を斡旋し、選挙となれば100億円とも200億円もの資金を融資してきたのです(これも経済界からの献金を迂回させて返済しているのです)。いわば二人三脚で自民党を支えてきたのです。

ところが、ゼネコン汚職による政治腐敗をきっかけに、この政治献金のあっせんを廃止。景気低迷とともに業界や企業による献金も先細ってしまったため、「カネを出せないなら、候補を立てて票を集めろ」と迫られたのです。

経済界は与党応援団になりがちです。税制や予算などで政策誘導に有利に働くからですが、そのために無理難題といえども、自民党に要求されれば無碍にできないものです。ですから政治素人を擁立して、馴れない選挙を戦うことも、やむを得なかったともいえるのです。

下野した自民党に冷たくしたところ、政権復帰したとたんに手痛いしっぺ返しを受けたこともあり、個別企業の政治献金の多くは自民党に偏っています。いま、経団連は与野党の政党評価制度を導入していますが、どうしても与党寄りの評価のように映ります。

しかし、政治と財界の距離を見直す時期にきているように思います。

言い換えれば、財界は長年の与党との馴れ合いの関係から脱却すべきではないでしょうか。どのような関係がよいのか、すぐに解答を見つけ出すのは難しいのかもしれませんが、財界と与党の距離をもう少し離して、財界と政治はもっと緊張感のある関係にすべきではないかと感じています。

4434名無しさん:2009/10/04(日) 13:59:24
http://203.139.202.230/07seiji/07yoya02.htm

8月2日付朝刊
 ▼2 敵失 弱点隠した批判風


 「郡部の反応は予想以上にいい。小泉政権から続く安倍政権の下で、不満はたまりにたまっている」

 参院選の選挙戦序盤から民主党の武内則男氏自身は、選挙カーを走らせる先々で政権批判のうねりを実感していた。問題は、その批判票をどこまで自らに引き付けられるのか―。

 メディアの世論調査がはじき出す支持率は、現職の自民党候補と「互角」から「やや優位」へ。しかし、陣営の誰もが半信半疑。票読みができない“風頼み”の戦いは投票当日まで続いた。

 【写真】国政初挑戦で自民党候補を破り、選挙戦を二人三脚で戦った広田参院議員と握手する武内氏=左(7月29日夜、高知市愛宕山の事務所)

 顔見えぬ候補
 一年前の七月。民主党県連は武内氏擁立を決めたが、主導した平野貞夫代表らには、武内氏でなければならない理由があった。

 表向き「市民統一戦線の構築」を掲げてみたものの「労組頼み」「風頼み」の体質は一年やそこらで変わらない。とすれば、二〇〇四年参院選で民主党が推薦して勝利した無所属の広田一氏を「共闘」の輪から絶対に外せない。その広田氏と厚い信頼関係を築いていたのが武内氏だった。

 ところが、武内氏が県内遊説を本格化させたのは統一地方選後の五月。高知市議として任期を全うしたいとの理由からだったが、五月時点で民主党が行った調査による知名度は「一割程度」。民主党の候補は誰か知っているかと十人に聞いて九人までが「知らない」と答える状況だった。

 「徐々に『民主の候補』として浸透する…」。陣営幹部はこう言うのが精いっぱい。同じ時期、二期十二年の活動実績がある自民党候補は「県内どこを回っても武内の支持者とぶつからん。相手の顔が見えん」と口にしている。

 県都で逆転
 転機は国会がつくり出した。民主党議員の追及で吹き始めた「年金不信」の追い風が、「顔の見えない民主党候補」への知名度と期待値を徐々に押し上げた。

 公示後。武内氏は街頭で「まじめに保険料を納めた国民を裏切った」と政府・与党を批判。格差問題でも「これ以上の地方切り捨ては許さない」と繰り返し、陣営は年金、格差を徹底的に争点化させた。全面支援を約束した広田氏もフル稼働。小沢一郎代表ら党幹部も次々とてこ入れに来援した。

 結果は、郡部での負けを高知市の勝ち分(約一万四千票)で上回る約一万二千票差の勝利。無党派層が厚い県都を制して民主党県連は国会議員不在を解消したが、一昨年の郵政解散・総選挙後の選挙違反事件で「壊滅状態」(平野代表)になった組織の再生へ道筋が見えたわけではない。

 一九九六年の結党以来、衆院選、参院選をそれぞれ四回ずつ戦いながら、立ち上げた市町村支部はなお皆無。武内氏が県連幹事長当時に目指した、連携可能な市町村議員のネットワーク化も頓挫している。

 自民へ民主へ、与党へ野党へ。振り子のように触れる民意。真の市民統一戦線が築けなければ風頼みからは抜け出せない。

4435名無しさん:2009/10/18(日) 00:33:11
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/gifu/TKY200706190364.html

〈各党に聞く:5〉社民
2007年06月18日

◆格差是正と平和に重点
市川 美彦氏 県連幹事長


 ――選挙戦を通じて何を訴えるのか。

 「格差をなくし、平和な社会を目指す。格差は健常者と障害者の間、都市と地方の間など様々な場面で広がっている。例えば障害者を見ると、障害者自立支援法が成立して福祉サービスに原則1割の負担を強いられるようになり、格差が広がってきた」

 ――岐阜選挙区(改選数2)に独自候補は擁立しない見通しだ。比例区への対応は。

 「新顔の戸田二郎氏(56)が、東海地区の重点候補。東海4県で45万票、県内で6万票以上の獲得を目指す」

 ――憲法改正の議論について、どう考えるか。

 「憲法の中身が古めかしいので変えようという議論がある。だが、今の平和憲法があったおかげで海外での武力行使に参加せず、例えばイラクに派遣した自衛隊員が殺されることはなかった」

 「憲法9条が改悪されれば、自分の子どもや孫が、いや応なく戦場に赴くことになる。『子どもや孫が徴兵されてもいいのか』と、選挙戦を通じてはっきり有権者に訴えていく」

 ――県内での活動は。

 「6月は県内を2巡して街頭演説をする。有権者への訴えは街頭が中心になる。ただ、公示後は17日間しかなく、県内をくまなく回るのはなかなか厳しいのが現状だ」

 ――県内で政治課題だと感じることは。

 「地方に権限が委譲されたが財源が十分でなく、自治体の財政力が弱い。例えば県内の約8割が森林だが、人工林が荒れてしまっている。農林業の担い手不足について対策が遅れている。小児科や産婦人科の医師が不足し、格差が生まれている。国と地方の役割分担から見直していかないといけない」

 ――社民党は党名変更以来、県内で独自候補を擁立していない。

 「選挙区に候補を立てられないのは、党の力量不足によるもの。参院選は国民に選択肢を示す非常に重要な場だが、組織の足腰が弱くて思うようにいかなかった」

 ――岐阜選挙区で、他候補への協力はするか。

 「政党間の選挙協力はしない方針。選挙区は自主投票になる」

 ――参院選の投票率は低下傾向にある。対策はあるか。

 「選挙制度が有権者に分かりにくいという問題がある。例えば、比例区は政党名だけでなく候補者名でも投票できる。衆参の比例区の仕組みを混同してしまう人もいる。選挙制度を分かりやすく知らせるのも、政治の責任だ」

4436名無しさん:2009/11/01(日) 00:03:52
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/gunma/TKY200706190674.html

自民群馬、参院比例で公明候補推薦 知事選支援の返礼か
2007年06月19日

 自民党の群馬県連は19日の県議団総会で、参院比例区に立候補する公明党の現職で、党県本部代表の加藤修一氏(59)を推薦することを決めた。7月22日投開票の同県知事選に立つ自民公認の新顔を公明が推薦したことへの、「返礼」の意味合いだ。比例区には自民からも同県関係者3氏が立候補する予定で、「票がなくなるのでは」と自民陣営を嘆かせている。

 知事選では、5選を目指す現職の小寺弘之知事に対し、前回まで推薦してきた自民が県人事案などをめぐって対立。自民は前県議会議長の大沢正明氏を擁立し、激戦が予想されている。公明は自民の強い要望を受け、今月14日に大沢氏の推薦を決めている。

 こうした中、自民側も加藤氏の推薦を決定。主導したのは党県連会長の笹川尭・衆院議員で、笹川氏は最近「衆院1〜5区を国会議員、県議のみなさんに割り当てて(加藤氏の応援を)お願いしたい」などと公言してきた。笹川氏は19日、国会内で記者団に「県連が自発的に決めた。知事選で公明党が全面的に応援してくれるからだ」と語った。

 参院比例区で3選を目指す公明の加藤氏は、前回6年前は党内では名簿最下位の当選だった。今回公明は、参院群馬選挙区(改選数1)で3選を目指す自民現職、山本一太氏の推薦はまだ決めていない。

 同県に縁がある比例区の自民陣営はあおりを受けそうだ。自民は04年参院群馬選挙区に出て落選した上野公成・前官房副長官(67)を昨年5月に、群馬1区を地盤とする尾身幸次財務相の長女朝子氏(46)を今年1月に公認。今月に入り、同県伊勢崎市に住んだことのある中山恭子首相補佐官(67)も立候補を表明し、3氏が県内の比例票を争う形になっている。

4438林家四平:2011/11/22(火) 00:45:01
今月は西岡武夫参議院議長急逝から、2007年改選の議員の繰り上げ当選と参議院議長選出がありました。

【繰り上げ当選】はたともこ

【参議院議長】平田健二

4439市川タコ蔵:2011/12/28(水) 19:22:19
さくらパパこと横峯悦郎参議院議員(民主党)が離党届を提出しました。
一身上の都合だとのことですが、あの方よく問題起こしていますね。再来年改選ですが、不出馬かと思われます。

4440三遊亭$楽:2012/01/06(金) 16:24:58
2007年改選組の大石尚子氏が亡くなりました。また繰り上げ当選ですか…。
今度は大石氏と同じ、衆議院からのくら替え組・玉置一弥氏でしたね。

4441名無しさん:2015/10/11(日) 15:57:29
http://www5c.biglobe.ne.jp/~can/gshp/syoukai/todajiro.htm
戸田二郎さん 紹介

今回は、「頑固に福祉、元気に介護」をスローガンに活躍されている「戸田二郎」さんを紹介します。

プロフィール

戸田二郎さん写真
1951 岐阜県羽島郡笠松町生まれ。生後3ヶ月でポリオを受症。
1966 障害者施設に入所。
1967 印刷会社に就職。
1976 戸田写植を創業。ほぼ同じ頃、障害当事者の団体(全国障害者解放運動連絡会議)結成に参加。以後、地元をはじめ全国的な障害者の権利確立運動に関わる。現在全障連全国副代表幹事。
1999 社民党福祉プロジェクト障害者政策小委員会委員長。社民党障害者議員連絡会事務局長。社民党岐阜県連合副代表。

http://www.asahi.com/senkyo2007/carta/C05004.html
比例区候補者 
戸田 二郎(56)
とだ じろう
社民 新 全国障害者解放運動連絡会議副代表・党岐阜県副代表・写植業▽岐阜県

4442名無しさん:2015/11/05(木) 22:29:29
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2007/saninsen07/all/CK2007071202031775.html
【参院選2007】
自、民は50音順 比例代表の名簿
2007年7月12日

 参院選比例代表で、各政党が公示日に中央選挙管理会に届け出る名簿の順位が十一日までに固まった。二〇〇一年参院選から非拘束名簿式が導入され、名簿順位は当落に関係なくなったものの、各党が提出した名簿の順位は投票所に掲示される名簿の順番と同じ。「名前を先頭に記載された候補が目立つので有利」との見方も。結局、自民党と民主党は五十音順、公明党、共産党、社民党は「勝たせたい有力候補」を先に並べ、対応が分かれた。
 自民、民主両党は現職、元職、新人を区別せず「あ行」から五十音順に並べた。自民党内では順位をくじ引きなどで決める案も浮上したが、公認候補の多数が五十音順を支持したため見送った。
 一方、公明、社民両党は有力候補を優先した上で、候補者ごとの重点地域に従い北から南に並べた。共産党は現職、元職、新人の順。国民新党は並べ方を決めるくじ引きを実施。新党日本は三人だが、五十音順とした。

4443名無しさん:2018/06/13(水) 19:57:57
父子は別人格とはいえそろそろ辞職もんちゃうか。

2018.6.13 12:07
保釈中に女児の体触る 強制わいせつ容疑で小川参院議員の長男逮捕 警視庁
https://www.sankei.com/affairs/news/180613/afr1806130009-n1.html

 小学生の女児の体を触るなどわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査1課は強制わいせつ容疑で、東京都練馬区氷川台の職業不詳、小川遥資(ようすけ)被告(22)=別の強制わいせつ致傷罪などで公判中=を逮捕した。「私はやっていません」と容疑を否認している。周辺では先月、同様の被害が6件相次いでおり、同課が関連を調べている。

 小川容疑者は小川勝也参院議員の長男。昨年11月に別の女児に対する強制わいせつ容疑で、今年3月には女子中学生に対する強制わいせつ致傷容疑でそれぞれ逮捕、起訴され公判中だが、4月に保釈されていた。

 逮捕容疑は5月14日午後、帰宅途中の女児の胸をわしづかみにするなどしたとしている。付近の防犯カメラの画像などから、小川容疑者を特定したという。


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