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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

953チバQ:2012/01/05(木) 22:36:37
このことがアイオワの結果につながった(保守票がまとまらない→ロムニーの漁夫の利)んだと思うんだけど、
それっぽいこと書いてる記事ないですねえ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120105-00000083-san-int
2012米大統領選、勝者総取りから比例配分方式に
産経新聞 1月5日(木)7時55分配信

 【ワシントン=犬塚陽介】共和党は今回の大統領選から、党員集会や予備選の結果に基づいて決まる各候補への代議員の配分方法を変更。4月1日以前に実施される党員集会や予備選では、多くの州が採用してきた「勝者の総取り方式」を「比例配分方式」に基本的に改め、一定の条件を満たせば得票数に応じて2位以下の候補者でも代議員を獲得できるようにした。

 変更の背景には、代議員配分の公平化を図る狙いがあるが、候補者が競り合った場合に差が付きにくく、指名争いがいたずらに長期化する懸念もある。民主党は大半の州で「比例配分方式」を採用している。

954チバQ:2012/01/05(木) 22:49:31
>>947
>ニューハンプシャーはロムニー氏が知事を務めたマサチューセッツ州の隣で、経済的な結びつきも強い。ロムニー氏はアイオワよりもニューハンプシャーに照準を据えてきた。米サフォーク大学の世論調査(1、2両日実施)によると、ロムニー氏に投票するとの回答は43%で、2位のポール氏の16%を引き離し、圧勝の勢いだ。88年以降、アイオワ、ニューハンプシャー両州を制した候補は党を問わずに指名候補となっている。
>>952
>焦点は、勢いづくサントラム氏と、全国支持率でロムニー氏に次ぐ2位を維持するギングリッチ氏が一本化できるか、否か。保守色が強い3戦目のサウスカロライナ州と4戦目の大票田フロリダ州が、保守派にとって巻き返しのチャンスとなる。(

ニューハンプシャーでサントラムが2位につければ、保守・反ロムニー連合ってのもありえるんでしょうが、
資金力のないサントラムでは厳しいか?
すると、サントラム・ポール・キングリッチの3つどもえが続くか?
結局、保守派の課題の「これといった候補がいない」にたどり着いちゃいますね・・・

955チバQ:2012/01/05(木) 23:09:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120105/amr12010518370010-n1.htm
第2ラウンド 早くも「ゴング」
2012.1.5 18:36
 【デモイン(米中西部アイオワ州)=佐々木類】8票差の大接戦となった米大統領選のアイオワ州共和党党員集会から一夜明けた4日、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とリック・サントラム元上院議員(53)は、10日に第2ラウンドの党予備選が行われるニューハンプシャー州に入った。

 ロムニー氏は昼過ぎに、州最大の都市マンチェスターを訪問。2008年の党予備選で苦杯を喫したジョン・マケイン上院議員とともに、訪問先の高校で共闘をアピールした。マケイン氏は「圧倒的な勝利でロムニー氏を大統領にしよう」と気勢を挙げた。

 地元サフォーク大が、アイオワ州党員集会の結果が出る前の2、3両日に行った世論調査では、隣接するマサチューセッツ州が地元のロムニー氏は43%、アイオワで3位に終わったロン・ポール下院議員(76)が14%、2位だったサントラム氏は6%。前回予備選で1位だったマケイン氏の支持表明で、ロムニー氏の勝利はほぼ確実な情勢だ。

 すでに「ニューハンプシャー後」を見据え、次の予備選が行われる保守地盤の南部サウスカロライナ、フロリダ両州で「『オバマ大統領に勝てる候補』をどこまで浸透させるか組織をフル回転させている」(陣営幹部)という。ただ、「アイオワ州党員集会で得票率28%を上回らなければ党内の支持を固めるのは難しい」(政治専門誌ポリティコ)とする分析もある。

 一方、10日の予備選で苦戦必至のサントラム氏は4日夜、ニューハンプシャー州に入った。ミニ集会に出席後、地元ラジオ番組に生出演し支持を訴えた。アイオワ州党員集会で6位に終わったミシェル・バックマン下院議員(55)は、この日、記者会見で選挙戦からの撤退を表明した。

956チバQ:2012/01/05(木) 23:09:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120105/amr12010517280009-n1.htm
米大統領と議会の対立激化 新設機関の人事めぐり
2012.1.5 17:24 [米国]

12月25日、休暇先のハワイで訪れた海兵隊基地で、抱き上げた幼児に口に手を入れられて笑顔を見せるオバマ米大統領。野党・共和党の混戦を横目に余裕?(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】米消費者金融保護局(CFPB)の局長人事をめぐり、オバマ大統領と議会の対立が深まっている。大統領は4日、前オハイオ州司法長官のリチャード・コードレイ氏を指名通り任命すると発表。議会承認が不要となる休会中の特例を利用した強行突破だが、野党共和党は「休会していない」と猛反発し、法的措置も辞さない構えだ。

 CFPBは昨年7月に成立した金融規制改革法に基づき、消費者保護を目的とする監視機関として新設されたが、局長人事は上院の承認が必要。金融規制に批判的な共和党の抵抗で、上院は昨年12月にコードレイ氏の承認を拒み、局長は空席状態が続いていた。

 そこで大統領が目をつけたのが、上院休会中に大統領への任命権を付与している米憲法の規定だ。年末年始の休暇に入っている議員らの“間隙”を突いた形だが、大統領は声明で「消費者を守るためで、もう待てない」と強調。コードレイ氏も「私は局長となった。任務に全力を挙げる」と米メディアに語った。

 共和党は「大統領は国民をだました」(マコネル上院院内総務)と痛烈に批判したが、実はそれなりの理由と戦術もある。大統領の特例行使を阻止するため、今も共和党の上院議員は3日ごとに形式的に議会に足を運んでおり、休会決議も拒否しているためだ。

 米メディアによると、今回の人事をめぐり、オバマ政権と議会が法廷で争う可能性も出てきたとしており、波紋は広がりそうだ。

957チバQ:2012/01/06(金) 22:45:21
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK805660620120106
再送:〔焦点〕共和党の米大統領候補指名、サウスカロライナ州で実質決着か
2012年 01月 6日 15:25 JS
 [マンチェスター(米ニューハンプシャー州) 5日 ロイター] 今年11月の米大統領選でオバマ大統領と対決する共和党の候補者選びでは、次の展開は今月10日のニューハンプシャー州予備選だが、関心はすでに21日に行われるサウスカロライナ州の予備選に移っている。

 3日のアイオワ州党員集会では、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事が大接戦を僅差で制し、ニューハンプシャー州でも勝利が予想されている。こうしたなか、ロムニー氏の快進撃を食い止めたい保守派にとって、サウスカロライナ州が最後のチャンスとなる可能性がある。

 もしロムニー氏がサウスカロライナ州で勝利すれば、米大統領選の共和党候補が事実上、決まる可能性が高いと見られている。逆に、サントラム元上院議員らをはじめとする保守派が勝利するなら、フロリダ州などでの今後の予備選に向けて、共和党の右派陣営が勢いづく見通しだ。

 共和党の戦略担当者、タッカー・エスクー氏は「サウスカロライナ州では、『ロムニー氏以外なら誰でも』と考える保守派が待ち受けている」と指摘。「候補者にとって生死が決定される場所だ」としている。

 

 ロムニー氏は5日、ニューハンプシャー州を離れ、サウスカロライナ州を24時間の予定で訪問。同氏への支持を表明している同州のハーレー知事や、アリゾナ州選出のマケイン上院議員らと選挙運動を展開した。このことからもサウスカロライナ州の戦略的な重要性が明らかだ。

 1980年の予備選開始以来、共和党の大統領は全員、サウスカロライナ州で勝利している。2000年にはブッシュ氏とマケイン氏が同州で激しく衝突。勝利したブッシュ氏が大統領選も制することとなった。
 

 <ロムニー氏、2008年サウスカロライナ州予備選では4位>

 

 ロムニー氏は、2008年のサウスカロライナ州予備選では、得票率が15%で4位にとどまった。同氏が過去、中絶の権利を支持したことなどが、保守派の反感を買っており、今回も厳しい戦いが予想される。

 ただ、投票する党員数はアイオワ州の12万2000人に対して、サウスカロライナ州では最大で50万人とされる。投票にはさまざまな層が参加することになり、結果がどう出るのかは、まだ予断を許さない。

 また、サウスカロライナ州の失業率は9.9%と、全国平均を上回り、全国の州のなかでは8番目に高い。そのため、雇用創出への期待感から、ビジネスの経験が豊富なロムニー氏に票が集まる可能性もある。

 テキサス州のペリー知事が、米共和党の大統領候補指名に向けた選挙運動を継続する意向を表明したことも、ロムニー氏に対して有利に働く、とみられている。ペリー氏、サントラム氏、ギングリッチ元下院議長、ポール下院議員の間で、保守派の票が割れる可能性があるからだ。

 

 (John Whitesides記者;翻訳 吉川彩;編集 吉瀬邦彦)

959チバQ:2012/01/06(金) 23:03:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120106-00000001-mai-int
<米新国防戦略>「二正面作戦」見直し アジア重視を明確化
毎日新聞 1月6日(金)1時8分配信

 【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は5日午前(日本時間6日未明)、国防総省で演説し、国防費削減に対応するための新国防戦略を発表した。米軍が約20年間にわたり維持してきた二つの紛争に同時対処する「二正面作戦」遂行の態勢を見直し、イラク駐留米軍の完全撤収とアフガニスタンからの段階的撤収を受けて大幅に地上戦力を削減。地域別では、安全保障上の脅威が軽減している欧州や中南米の戦力を削減し、中国の軍事的台頭を見据えたアジア・太平洋地域重視の方針を改めて明確化した。

 大統領が国防総省へ出向いて演説するのは異例。米国家安全保障会議のビーター報道官は「大統領が(新戦略策定の)過程に個人的に関与してきたことを示す」と述べた。11月の大統領選で再選を目指すオバマ氏は、米経済低迷の元凶とされる戦費削減に真剣に取り組む姿を国民にアピールする狙いとみられる。

 米議会は昨年8月、総額2兆5000億ドル(約192兆円)の財政赤字削減を目指す法律を成立させた。今後10年で国防費約4900億ドルを削減する必要が生じ、国防戦略見直しが進められてきた。

 新国防戦略ではこのほか米軍の接近を阻止する能力を持つ国家に対抗する「ジョイント・エア・シー・バトル」(空海統合戦略)構想を推進するため、空、海軍の大幅削減は避ける。

 ★米軍の二正面作戦 東西冷戦終結後、朝鮮半島と中東有事を想定した戦力配置。しかし、01年の米同時多発テロ以降、国家間の戦争だけを念頭に置くのは時代に合わないとされ、米国防総省は10年2月発表の「4年ごとの国防政策の見直し」(QDR)で見直す方針を示した。

960チバQ:2012/01/06(金) 23:05:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120106/amr12010617360008-n1.htm
名門ケネディ家復活か 元司法長官の孫、下院選出馬を検討
2012.1.6 17:35

2010年1月7日、マサチューセッツ州メドフォードで、会合に出席したジョゼフ・ケネディ氏(AP)
 故ロバート・ケネディ元米司法長官の孫に当たるジョゼフ・ケネディ氏(31)=民主党=は5日、11月の次期下院議員選への出馬を「真剣に検討する」と表明した。今後数週間で結論を出す方針。ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は「ケネディ家が政界復帰しそうだ」と報じた。

 ケネディ元大統領のおいで下院議員を務めていたパトリック・ケネディ氏が2010年の下院選に出馬せず引退し、元大統領が下院議員に当選した1946年から60年以上も存在感を保った名門ケネディ家の名前は米政界から消えていた。

 ジョゼフ氏は、引退を表明しているマサチューセッツ州選出のバーニー・フランク議員(民主党)の議席獲得を目指す構え。ジョゼフ氏は同州で検察官を務めているが、近く辞職する考えも明らかにした。

 ジョゼフ氏の父親で同名のジョゼフ・ケネディ氏も下院議員を務めた。(共同)

961とはずがたり:2012/01/08(日) 00:02:37
オバマに追い風?

米雇用統計:識者はこうみる
2012年 01月 7日 01:48 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE80500Q20120106

[ワシントン/ニューヨーク 6日 ロイター] 米労働省が発表した12月の雇用統計は、失業率が 8.5%に改善し、2009年2月以来、約3年ぶりの低水準とな った。 非農業部門雇用者数も20万人増と、ここ3カ月で最も大きな伸びを記録し、市場予想 の15万人増を上回った。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●予想以上に強い、失業率の改善に注目

<FTNフィナンシャル(ニューヨーク)の首席エコノミスト、クリストファー・ロウ氏>

予想以上に強い内容となった。向こう1年の雇用の伸び見通しは、以前に比べ一層上向いているため、過去分が一部下方修正されたことは必ずしも悪材料とはいえない。

雇用者数が20万人増加したのも久しぶりだが、それ以上に失業率の改善が目を引いた。8.5%という数字は今年末時点での下限予想であり、われわれはすでにそこに到達したことになる。

家計調査における雇用の伸びは、雇用統計の伸びをさらに上回っており、失業率の改善が単に労働人口の減少によるものではないことを示している。●雇用環境の改善示す明確な兆候、季節要因で誇張の可能性も

<ノムラ証券の首席エコノミスト、デイビッド・レスラー氏>
11月から3月ごろにかけ発表される統計は季節要因が影響しているようにみられる。そのため、さまざま基準で示されている労働市場の改善が誇張されている可能性がある。

そうは言っても、今回の結果を統計上のかく乱要因によるものとして片付けてしまうことは望ましくない。失業率、雇用がともに改善の兆候を示していることは明確だからだ。ここ数カ月、消費者信頼感を示す指標は上向いており、消費者は雇用情勢の改善をしっかりと認識している。

ただ、雇用市場が健全かつ正常な状況に近付くには依然として極めて長い道のりを要するという事実を見失うべきではない。

●適正な方向、QE3の可能性低下も

<ピアポント・セキュリティーズ(コネティカット州)の首席エコノミスト、スティーブン・スタンレー氏>

主要指標のすべてが適正な方向に向かっている。その一つが失業率の改善で、過去数カ月で低下しているが、労働力の減少が一部要因とみられている。これについては、後ろ向きに捉える向きもあるが、家計調査で雇用者数が急激に増加していることも事実だ。

失業率の動きは、ここにきて重要度が増している。米連邦準備理事会(FRB)は以前から注視しており、失業率の改善で量的緩和第3弾(QE3)実施の可能性は低下することになる。さらに今年の大統領選挙の行方にも大きな影響を及ぼすだろう。

962チバQ:2012/01/09(月) 12:27:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012010800099
正念場のギングリッチ氏=予備選惨敗なら撤退の危機−米大統領選
 【マンチェスター時事】米共和党の大統領候補指名を目指すギングリッチ元下院議長にとって、10日のニューハンプシャー州予備選は大きな正念場となる。予備選ではロムニー前マサチューセッツ州知事の勝利が確実視されているが、可能な限り上位に食い込まない限り、選挙戦からの早期撤退を余儀なくされる。
 3日のアイオワ州党員集会で惨敗したギングリッチ氏は、4日からニューハンプシャー州で選挙活動を開始。4日以降、各候補の中で最も多くの対話集会を開いて支持を訴えた。
 ギングリッチ氏は1994年の中間選挙で、減税などをうたった共和党公約を打ち出し、同党を大勝に導いた。対話集会では、共和党で最も尊敬されている大統領の一人である「レーガン氏の保守主義を受け継ぐのは自分だけだ」と繰り返し強調。7日の討論会前にも退役軍人との対話集会を開き、「議員時代に財政均衡を実現した」と胸を張った。(2012/01/08-16:55)

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963チバQ:2012/01/09(月) 12:36:25
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120108-OYT1T00414.htm
米共和党候補指名争い、テレビ討論で非難合戦

米ニューハンプシャー州で7日、テレビ討論会に臨む(左から)ポール、ロムニー、サントラムの各氏=ロイター 【ワシントン=中島健太郎】米大統領選の共和党候補者指名に向けたテレビ討論会が7日夜、東部ニューハンプシャー州で開かれた。

 同州では10日、同党初の予備選が行われる。3日のアイオワ州党員集会勝利でミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)にリードを許した候補たちは、互いに激しい非難合戦を展開した。

 まず矛先が向けられたのは、当初は泡沫(ほうまつ)候補扱いだったものの、アイオワ州党員集会で8票差の2位と善戦したリック・サントラム元上院議員(53)。米メディアはここ数日、サントラム氏が2006年上院選で敗れた後、企業の顧問料などとして、年100万ドル(約8000万円)以上の報酬を得ていたと報じている。

 党員集会で3位のロン・ポール下院議員(76)は、この報道を念頭に、「彼はロビイストから多額のカネを受け取っている。最も堕落した人物の一人だと明らかになった」などと主張した。サントラム氏は「私を堕落したと言っているのは左翼団体だけだ」などと反論した。

(2012年1月8日18時13分 読売新聞)

964チバQ:2012/01/09(月) 12:58:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120108/amr12010818570003-n1.htm
注目の共和党候補ロン・ポール氏 所得税廃止など特異な主張で若者の支持急騰
2012.1.8 18:55 (1/2ページ)

共和党の候補者討論会で質問に答えるロン・ポール氏=7日、マンチェスター(AP)
 【ワシントン=犬塚陽介】米大統領選の共和党指名候補争いで、アイオワ州党員集会で3位に食い込んだロン・ポール下院議員(76)の掲げる「リバタリアニズム」に注目が集まっている。個人の自由を最大限に尊重し、小さな政府を主張する政治姿勢で、所得税の廃止や海外駐留米軍の全面撤退などの極端な主張には保守派からの反発も強い。だが、既成政治に不満を持つ若者に熱狂的な支持が広がり、存在感を高めている。

 10日に予備選が行われるニューハンプシャー州の各種世論調査で、ポール氏は17〜22%の支持率で2位に浮上。首位のロムニー前マサチューセッツ州知事を追っており、アイオワでロムニー氏と接戦を展開したサントラム元上院議員に勝っている。

 米メディアによると、ポール氏が6日にニューハンプシャー入りした際には若者の支持者が空港で熱狂的な「ロン・ポール」コールを繰り返したという。

 政府を国民の自由に干渉する存在と位置づけるポール氏は、「自由な経済活動を妨げる」と連邦準備制度理事会(FRB)や商務省などの撤廃を主張。福祉政策の削減も訴える。

 米下院による慰安婦問題に関する対日非難決議など自らの信条に反する法案には一貫して反対票を投じ、「ドクター・ノー」の異名をとる。

 外交面では海外に展開する米軍の存在が紛争を生んでいるとの立場から、日本を含む海外駐留米軍の全面撤退や援助活動の停止を主張し、徹底した孤立主義を貫く。前回の大統領選ではイラクからの即時撤退を掲げていた。

 大きな政府を嫌う保守思想と反戦などのリベラル色が混在しているのがポール氏の特色で、格差是正を訴えて全米に広がったデモ「ウォール街を占拠せよ」の主張と共通する部分も多い。

 実際、景気低迷が続いて仕事に就けず、現状への不満を募らせている若者に支持が広がっており、アイオワ州党員集会の際の調査では、30歳以下の有権者の48%がポール氏に投票した。

965チバQ:2012/01/09(月) 12:59:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120107/amr12010722070005-n1.htm
“ロムニー効果”で注目集まるモルモン教 福音派からは反発も
2012.1.7 22:06 (1/3ページ)

モルモン教の指導者ブリガム・ヤングの銅像前を歩く若者たち=米ソルトレークシティー(黒沢潤撮影)
 米国で少数派の末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)が注目を集めている。大統領選の共和党候補指名を争う3日のアイオワ州党員集会では、信者のロムニー前マサチューセッツ州知事が接戦を制し、好スタートを切った。モルモン教を題材にしたミュージカルが大ヒットし、有力誌も相次いで特集記事を組む中、教会側はこれを機に存在感を高めたい考えだ。ただ、聖書の教義に忠実なキリスト教福音派(エバンジェリカル)から批判の声が上がるなど、注目とともに反発も強くなっている。

 モルモン教は1830年にニューヨーク州でジョセフ・スミスが創設。厳格な教義で知られ、信者は米国で約600万人とされる。

 モルモン教の本部があるユタ州ソルトレークシティーの中心部。約165年前に米国内で迫害された信者らを引き連れ、この地一帯にたどり着いた指導者ブリガム・ヤングの銅像前を歩く若い信者たちの足取りは軽やかだ。

 「今まさに『モルモンのとき』と言っていい」。教会研究財団代表のスコット・ゴードン氏(53)が胸を張るように、米国内ではモルモン教がさまざまな場面で話題になっている。

 ニューヨークのブロードウェーでは、アフリカのウガンダに派遣されたモルモン教宣教師たちの奮闘を描いたミュージカル「ブック・オブ・モルモン(モルモン書)」が大人気を博している。昨年、米演劇界最高の栄誉とされるトニー賞の9部門を獲得した同作品では、モルモン教がかつて一夫多妻制だったことや、アルコールやコーヒーを飲むことを禁じた教義を笑い飛ばしている。

 年配の信者には不評だが、若い信者はあまり気にしていないといい、モルモン教広報のマイケル・パーディー氏(49)も「(モルモン教の聖典である)モルモン書を読んで夜を過ごしてもいいし、(ミュージカルの)モルモン書をみて娯楽の夜を過ごしてもいい」と寛容だ。

 トニー賞受賞に合わせ、ニューズウィークなど米2誌は6〜8ページのモルモン教の特集を組み、米経済界などで活躍する信者を紹介。教会側もこの機に乗じて広告キャンペーンを全米22都市で展開している。

 19世紀に大統領選への出馬を表明した後に暗殺された創設者スミスに焦点を当てた映画「モルモンの大統領」も最近公開された。

 映画を制作したアダム・クリスティング監督(47)は、「ロムニー氏の大統領当選は信者にとって『アメリカン・ドリーム』。同氏は黒人にとってのオバマ氏のような存在だ」と指摘する。

 ただ、モルモン教には「福音派」の存在が大きく立ちはだかる。米国の全宗教の信者のうち、20%強を占める福音派の一部は2%弱のモルモン教を異端視し、昨年10月には福音派の牧師が「モルモン教はカルト集団だ」と発言、物議を醸した。

 その後、和解の動きもあったが、同11月にはアイオワ州の福音派幹部が「ロムニー氏以外の候補」を支持する方針を決定。実際、同州の共和党党員集会では、ロムニー氏と保守派サントラム元上院議員の差はわずか8票と、反ロムニー機運をみせつけた。(米ユタ州ソルトレークシティー 黒沢潤)

966チバQ:2012/01/09(月) 13:10:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120107-00000088-mai-bus_all
<米失業率改善>依然8%台、先行き不透明なまま
毎日新聞 1月7日(土)23時22分配信

 【ワシントン平地修】高止まりが続く失業率が改善に向かい、米経済に底堅さが見え始めている。今年11月に予定される米大統領選では雇用など経済が大きな焦点となっており、改善は再選を目指すオバマ大統領にとって追い風となる。しかし、失業率は依然高水準にあることに変わりないうえ、欧州債務危機や大統領選を前にした政治の混乱などのリスクが米経済を脅かしており、先行き不透明感は強いままだ。

 「われわれは前進し、正しい方向に向かっている」。オバマ大統領は6日、昨年12月の失業率が8.5%と2年10カ月ぶりの水準まで低下し、民間雇用が21万2000人の大幅増となった改善ぶりをことさら強調した。

 金融危機に伴う景気の急激な落ち込みで失業率は09年10月に10%台を記録。その後もほぼ9%台で推移していたが、昨夏以降に徐々に改善に向かっている。このところ、他の景気指標も改善が目立ち、年末商戦も好調で米経済に明るい兆しが見え始めた。

 こうした中、オバマ大統領の対抗馬となる共和党の候補者レースの皮切りとなった今月3日のアイオワ州党員集会で、米CNNテレビが参加者を対象に実施した「入り口調査」では、選挙の最重要項目に「経済」を挙げた回答者が最多の42%を占めた。集会で勝利を収めたロムニー氏は「大統領は国民を仕事に戻すことに失敗した」と、オバマ大統領の経済政策への批判を繰り広げた。

 今後も雇用の改善が続けばオバマ大統領に有利に働くが、市場では「それほどの景気回復の勢いはない」(米エコノミスト)との見方も根強い。11年に失速した米経済の回復は、12年も実質成長率が1%台の低水準にとどまるとの予測が目立つ。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のデューク理事は6日の講演で「労働市場は今後数カ月の間に、際だった改善をしそうもない」と指摘。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は同日、いまだ8%台の失業率について「受け入れ難いほど高い」と表現した。

 また、欧州債務危機が大きなリスクとして米経済を脅かしているうえ、大統領選を前に政治的な混乱も懸念される。米議会では財政赤字削減や景気・雇用対策の財源を巡り、それぞれの支持者を意識した与野党の深刻な対立が政治の機能不全を招いており、大統領選そのものが景気の下押し要因になりかねない状況だ。

967チバQ:2012/01/09(月) 13:12:20
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_soc&rel=j7&k=20120107028166a
【こぼれ話】選挙運動は目障り、レストランが「政治家お断り」の表示=米
【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)AFP=時事】11月の米大統領選に向けた野党共和党の候補者指名獲得レースで、第2戦となる予備選を10日に控えたニューハンプシャー州は選挙運動がたけなわ。そんな中、支持を得ようとひっきりなしに訪れる政治家たちが目障りだとの常連客の苦情を受け、小さなレストランが「政治家お断り」の表示を掲げた。(写真はアイオワ州内で選挙運動をするテキサス州のリック・ペリー知事。昨年12月撮影)
 ポーツマス市内にある客席28席のこのレストランの入り口ドアには、赤白青の3色で「政治家お断り。例外は認めず」と書かれた手書きの表示がある。
 地元紙によると、店のマネジャー、ジェシカ・ラブリエさんが表示を作って掲げたのは今月3日。ラブリエさんは「政治家たちが店に来ると大騒ぎになる。そんな騒ぎはテレビニュースで見られるけれど、ここで食事をしているときは聞きたくもないわよね」と話している。
 この店には過去数カ月の間に、指名獲得を目指してテキサス州のリック・ペリー知事、ミシェル・バックマン下院議員、元ルイジアナ州知事のバディ・ローマー氏が訪れたという。 〔AFP=時事〕(2012/01/07-17:26

968チバQ:2012/01/10(火) 12:22:36
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/09/20120109ddm007030051000c.html
軋む米国:12年大統領選 共和指名争い ロムニー氏、連勝の勢い 保守牙城、第3戦も優勢
 <軋(きし)む米国>

 米大統領選(11月6日投開票)で、共和党候補者選びの第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選(今月10日)を前に7日、候補者による討論会が開かれた。世論調査で大きくリードしているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が他候補から相次いで攻撃されたが、終始落ち着いて応答。ロムニー氏優位は揺らがないものとみられ、辛勝したアイオワ州党員集会に続き2連勝となるのはほぼ間違いない情勢だ。【マンチェスター(ニューハンプシャー州)古本陽荘】

 他方、アイオワで2位となり脚光を浴びたリック・サントラム前上院議員(53)はニューハンプシャーでも注目されており、「反ロムニー」候補を絞り込む保守派の争いも激化してきた。

 「大統領は経営者とは違う。国を導き、やる気を起こさせるのが大統領だ」

 サントラム氏は、企業経営の経験を売り物にするロムニー氏の大統領としての資質に疑問を呈した。これに対し、ロムニー氏は「ワシントンの人たちは本当のビジネスを分かってない。私の経験はリーダーシップそのものだ」と反論した。

 また、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は、企業投資をしていたロムニー氏を「金もうけだけして、労働者を見捨てることに夢中になっていた」と批判。ロムニー氏は「延べ数では何十万という雇用を創出してきた」と弁明した。

 キリスト教右派の影響力の大きいアイオワ州とは一転し、ニューハンプシャーは全米でも最も宗教色の薄い州の一つと言われ、保守派の力は限定的だ。米国経済の立て直しを掲げ、無党派層の支持も集める穏健派のロムニー氏が各種世論調査で40%前後と、圧倒的な強さをみせている。

 保守派では、アイオワで8票差の2位だったサントラム氏が勢いに乗る。連日、州内各地で開く対話集会には大勢の人が集まっている。6日のレストランの対話集会には300人以上が集まって消防法違反と指摘され、会場を急きょ駐車場に切り替えたほどだ。ただ、興味本位な有権者も多く、妊娠中絶反対などを訴えるサントラム氏への支持が広がるかは不透明だ。

 また、レーガン大統領の継承者を名乗るギングリッチ氏や、「小さな政府」を求め若者から支持されるロン・ポール下院議員(76)の根強い支持者もいて、保守派候補の一本化は難航しそうな気配だ。

 こうした保守派の分裂を背景に、21日に第3戦となる予備選がある南部サウスカロライナ州でも異変が起きている。本来は保守派の牙城のはずだが、ロムニー氏がやや優勢という世論調査の結果が出ているのだ。アイオワに続き保守派の地盤で勝利し、その勢いで31日のフロリダ州予備選も勝てば、4連勝となり、ロムニー氏の候補者指名はほぼ確実となりそうだ。

毎日新聞 2012年1月9日 東京朝刊

969チバQ:2012/01/10(火) 22:07:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120110/amr12011020230008-n1.htm
NH州勝利確実のロムニー氏 南部でも有利な戦い 指名獲得へ加速
2012.1.10 20:17 (1/2ページ)

9日、ニューハンプシャー州で妻のアン氏(左)と話すロムニー氏(ロイター)
 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いの予備選が10日、北東部ニューハンプシャー州で始まった。大勢判明は同日夜(日本時間11日昼)の見通しで、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の勝利が確実視されている。ロムニー氏は保守地盤の南部サウスカロライナ州(21日に予備選)などでも有利に戦いを進めており、指名獲得の流れを一気に引き寄せる可能性が出てきた。

 ニューハンプシャー州のサフォーク大が9日に発表した世論調査結果によると、ロムニー氏の支持率は33%でトップ、ポール下院議員(76)が20%、ハンツマン前中国大使(51)が13%で続いている。

 ロムニー氏は9日、同州ハドソンなどを遊説し「オバマ政権を止めなければ財政赤字は止まらない」と強調、オバマ氏に「勝てる候補」であることをアピールした。

 アイオワ州の党員集会で善戦し、主要候補に急浮上したサントラム氏は同夜、マンチェスターの居酒屋で支持者らを前に「米国の変革は1980年にレーガン元大統領が勝利したニューハンプシャー州で始まった。私にも勝たせてほしい」と保守層に根強いレーガン人気にあやかる形で支持を訴えた。

 一方、米クイニピアック大が9日発表した世論調査結果によると、南部の大票田であるフロリダ州におけるロムニー氏の支持率は36%、ギングリッチ元下院議長(68)が24%、サントラム氏が16%だった。

 サウスカロライナ州に限定した政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新調査でも、ロムニー氏31・3%、サントラム氏20・7%とロムニー氏が2位以下に10ポイント以上の差をつけている。

 また米ギャラップ社が9日、共和党支持者を対象に現在支持する人とは別に「最後に勝つのはだれだと思うか」と尋ねたところ、ロムニー氏の勝利を予測した人が60%に上った。

 ロムニー氏はサントラム氏支持者の48%、ギングリッチ氏支持者の58%からも「最終的な勝者はロムニー氏」との評価を得ている。

 党候補指名争いでは、ニューハンプシャー州予備選か、アイオワ州党員集会を制した候補が指名獲得するケースが多く、共和、民主各党の歴代候補も最重点州として力を入れてきた。

 共和党の場合、1980年以降行われた8回の予備選で、ニューハンプシャー州で勝利し、党候補に指名された例は80年のレーガン大統領ら6回ある。

970チバQ:2012/01/10(火) 22:07:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120110/amr12011000370000-n1.htm
NH州はロムニー氏濃厚 連勝でも予断許さぬ展開
2012.1.10 00:36

米ニューハンプシャー州での集会で、壇上に上ったロムニー前マサチューセッツ州知事=8日(ロイター)
 【エクセター(米ニューハンプシャー州)=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いの予備選挙が10日、北東部ニューハンプシャー州で行われる。初戦のアイオワ州党員集会で1位となった穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が支持率を30%台に落としているが、他候補を10ポイント程度引き離しており、連勝を確実にする勢いだ。

 ニューハンプシャー州での最新の世論調査では、2位のポール下院議員(76)の支持率は約20%、サントラム元上院議員(53)、ハンツマン前中国大使(51)が約11%で続いている。

 ロムニー氏が連勝すれば指名獲得に向け大きな一歩となるが、保守地盤のサウスカロライナ州予備選(21日)は接戦必至。今後を占う「重要な一戦」(米メディア)になりそうだ。

 ロムニー氏を支持するニュージャージー州のクリスティ知事は8日夜、エクセターの集会で「オバマ大統領に、この国をさらに4年間も任せられない」と支持を訴えた。

971チバQ:2012/01/10(火) 22:11:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120110-00000984-yom-int
米大統領の首席補佐官、ルー氏に交代
読売新聞 1月10日(火)17時52分配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米大統領は9日、ウィリアム・デーリー首席補佐官(63)が退任し、ジェイコブ・ルー行政管理予算局(OMB)長官(56)を後任に起用すると発表した。

 米メディアによると、デーリー氏は、今年の大統領選で再選を目指すオバマ氏の選挙対策本部の共同責任者に就任する。

 大統領選の年に入ってから、政権運営の要である首席補佐官を交代させるのは異例。ルー氏の起用は、再選に向け、政権最大の懸案となっている財政再建での手腕発揮に期待した人事とみられる。

 デーリー氏は、クリントン政権下で商務長官を務め、金融会社役員などを経て昨年1月に首席補佐官に就任した。しかし、共和党が勢力を増した議会との関係構築で苦しみ、昨年夏、オバマ政権と議会共和党の対立でデフォルト(債務不履行)寸前となった危機の際にも存在感を発揮できなかった。このため、更迭論がささやかれるようになっていた。

972チバQ:2012/01/11(水) 23:42:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120111/amr12011118300013-n1.htm
抜群の知名度、豊富な資金力、組織力…ロムニー流で他候補圧倒 ニューハンプシャー州予備選
2012.1.11 18:26

米ニューハンプシャー州マンチェスターの集会で10日夜、家族とともに演壇に立ち、笑顔で支持者を指さすロムニー氏(ロイター)
 【ワシントン=犬塚陽介】共和党のニューハンプシャー州予備選で、抜群の知名度と豊富な資金力、組織力をフル回転させたロムニー流の選挙戦術。アイオワ、ニューハンプシャー両州が指名争いの序盤戦として定着した1976年以降、再選出馬した現職大統領を除き、共和党候補が両州で連勝した例はなく、一気に決着をつけそうな展開だ。

 「多額の資金があり、各州の選挙態勢が組織化されているのはロムニー陣営だけ」。ニューハンプシャー大学のアンドリュー・スミス准教授は、準備不足の他陣営は正面からの選挙戦を挑めず、ロムニー氏の独走を許したと解説した。

 ロムニー陣営は2008年の大統領選で構築した選挙組織をアイオワ、ニューハンプシャーの両州で積極的に再活用した。ボランティアが戸別訪問や電話で投票を働きかけ、当日には投票所までの車の乗り合いを呼びかけるなど最後まで支持者の背中を押し続けた。

 また、他候補が反ロムニー票を狙って「足の引っ張り合い」を演じる中、あくまでも「オバマ大統領に勝てる候補」を強調。地元の共和党長老の支持を得たことも、有権者の関心を引きつけた。突出した組織力には民主党の選挙戦略の専門家、アニル・マメン氏も「驚くべきものだった」と舌を巻いたほどだ。

 共和党では1980年以降8回の大統領選のうち、ニューハンプシャー州で勝利し、そのまま党指名を勝ち取った例は80年のレーガン元大統領など実に6回。アイオワを含めれば、どちらかを制した候補が必ず指名を得ている。

 AP通信は「まだロムニー氏は敗れる可能性はあるが、それには反ロムニー票がひとつにまとまらねばならない」と指摘。今後も候補の乱立状態が続けば、ロムニー氏独走が早期に固まる公算が大きい。

973チバQ:2012/01/11(水) 23:43:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120111/amr12011123270016-n1.htm
2位のポール氏 頭打ち? サントラム氏は背水の陣 
2012.1.11 23:25

10日、米ニューハンプシャー州マンチェスターでの集会で、支持者に語り掛けるポール下院議員(AP)
 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=佐々木類】共和党のニューハンプシャー州予備選で2位となったポール下院議員(76)は10日、「ロムニー氏を追う資格があるのは私だけだ」と語った。

 リバタリアン(自由至上主義者)のポール氏は、在外駐留米軍の全面撤退や米中央情報局(CIA)の廃止を主張。個人の自由を最大限に尊重する考えや反戦思想などが、既成政治に不満を持つ若者らを中心に支持を広げている。

 だが、「ポール氏の硬直した持論は特異というより実に危険な考え方」(USA TODAY紙)との指摘があり、支持拡大は頭打ちとの見方が一般的だ。

 資金力はロムニー氏に次ぐが、「金のかかる」(ポール氏の選対幹部)フロリダ州予備選を捨て、ネバダ州など2月の予備選・党員集会に専念する方針だ。

 ロムニー氏とアイオワ州で8票差という大接戦を演じた保守強硬派のサントラム元上院議員(53)は、ニューハンプシャー州での完敗は想定内。キリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の影響力が強いサウスカロライナやフロリダ両州で、巻き返しを期す。ただ、緒戦の連勝でロムニー氏に大きく傾いた流れを引き戻すのは容易ではなさそうだ。

974チバQ:2012/01/12(木) 12:37:16
http://mainichi.jp/select/world/news/20120112ddm002030130000c.html
米大統領選:予備選、ロムニー氏連勝 党内融和、課題に 保守派、攻撃激化
 米大統領選(11月6日投開票)で共和党の指名候補争いの第2戦となった10日の東部ニューハンプシャー州予備選は穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が2位の保守派、ロン・ポール下院議員(76)に大差を付けて圧勝した。保守派地盤・中西部アイオワ州の党員集会(3日)に続く連勝で、党指名の獲得に向けて勢いに乗った。序盤戦のヤマ場となる21日の南部サウスカロライナ州予備選での3連覇を狙う。だが、他候補陣営の攻撃が激しさを増しており、保守派との対立を鎮めていかに党内融和を実現するかが課題として大きくのしかかってきた。

 「ここ数日、共和党員が(民主党の)オバマ大統領に加担している姿を目にしてきた。我が党にとって大きな過ちだ」。10日夜、ロムニー氏は「大統領はアイデアも、言い訳も枯渇した」とオバマ政権批判を展開した後、険しい表情でいさめるように語った。

 ロムニー氏が警告したのは、自らが創業者の一人である投資会社「ベイン・キャピタル」に対する他候補の批判だ。投資会社は投資先の企業を整理・合理化して利益を上げた実績がある。保守派、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の支援団体は合理化で解雇された労働者が登場するビデオを作製して「家を奪われた」などと語らせ、ロムニー氏への攻撃を始めたのだ。

 初戦アイオワでロムニー氏の支援団体がギングリッチ氏を個人攻撃する「ネガティブキャンペーン」を展開した経緯があり、ギングリッチ陣営が保守派地盤サウスカロライナを前に「復讐(ふくしゅう)」に乗り出した形だ。リック・ペリー・テキサス州知事(61)も「(投資会社は)企業が病むことを待っているハゲタカのようなもの」と批判に便乗した。

 再選を目指すオバマ大統領の選対も、ロムニー氏が共和党候補になることを見越して、同じような選挙戦術を考えている。金融の中心地・ウォール街への国民の反発が強いことを利用して、ロムニー氏を「金融界の仲間」と印象付けるイメージ戦だ。共和党内の「ロムニーたたき」はその先駆けとなった形で、保守派論客からは「オバマ大統領を利するだけ」との声も上がる。

 共和党の指名争いは、人工妊娠中絶や同性愛者同士の結婚に反対したり、連邦政府の権限縮小による「小さな政府」を訴える保守派の各候補がロムニー氏と対決する構図で、党内亀裂を露呈した。カリスマ性を欠くロムニー氏が保守派支持層も取り込んで「共和党候補」として脱皮できるかどうか。末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒で穏健派のロムニー氏にとって、キリスト教右派・福音派などの保守層が多いサウスカロライナが決戦場となりそうだ。

 ◇無党派層への浸透カギ
 ニューハンプシャー州の共和党予備選は無党派でも投票できる方式を採用しており、無党派の投票動向も明らかになる。ロムニー氏が「オバマ大統領の再選を阻止できる唯一の候補」として指名を獲得して11月の本選に進むには、勝敗のカギを握る無党派層への浸透が必要であることも浮かび上がった。

 米CNNテレビなどが実施した出口調査によると、候補者の資質として「オバマ大統領に勝てること」を重視する人は35%で最も多く、そのうちの62%がロムニー氏に投票。「勝てる候補」としての位置づけが定着しつつあることをうかがわせた。だが、投票者の約半数を占めた無党派層の投票行動を見ると、「小さな政府」や反戦を訴えるポール氏が32%の得票率でトップ。ロムニー氏は29%の2位で、ジョン・ハンツマン前駐中国大使(51)が23%で続き、票を分け合う構図だった。

 ロムニー氏は08年の前回予備選でも無党派層の支持が伸びずに苦戦した。共和党支持層では、最終的に指名を得たジョン・マケイン上院議員を若干リードしたものの、無党派層ではマケイン氏40%、ロムニー氏27%と水をあけられた。

 大統領選の本選で共和、民主両党が競り合う激戦州「スイング・ステート」(揺れる州)では無党派層の動向がカギを握る。「勝てる候補」として共和党の指名を獲得できたとしても、無党派層の不人気という弱点を克服しない限り、本選でロムニー氏が勝つのは容易ではなさそうだ。【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)古本陽荘】

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 ◆予備選開票結果

 得票率(%)

ロムニー氏   39.3

ポール氏    22.8

ハンツマン氏  16.8

ギングリッチ氏  9.4

サントラム氏   9.4

ペリー氏     0.7

 ※NYタイムズ(電子版)より、集計率96%

毎日新聞 2012年1月12日 東京朝刊

975チバQ:2012/01/12(木) 12:41:56
http://mainichi.jp/select/world/news/20120112ddm007030123000c.html
軋む米国:12年大統領選 ポール氏が存在感 共和指名争い、反戦に賛同で2位
 <軋(きし)む米国>

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)海保真人】11月の米大統領選に向けた10日の共和党ニューハンプシャー州予備選で、連邦政府の斬新な改革や、在日米軍を含む海外駐留米軍の全面撤収を唱えるロン・ポール下院議員(76)が2位に食い込み、存在感を示した。アイオワ州党員集会の3位に続く善戦。アフガニスタン、イラクでの戦争で米国の負った傷が癒えぬ中、海外派兵や膨大な国防費支出に対する若者や無党派層の不満を吸収した形となった。

 ポール氏は10日夜の支持者集会で「我々は今夜、自由という名の勝利をつかんだ。メディアや対抗陣営は我々を『現状維持に対する危険分子』と言うが、その通りだ」と語り、大勢の若者らから拍手喝采を浴びた。

 ポール氏は議員を12期務めるベテランで、候補者の中で最高齢。リバタリアン(自由至上主義者)として知られ、破天荒な主張は常に共和党主流派から異端視されてきた。今回も、財政赤字解消と支出削減のため、教育、商務、エネルギー各省などの廃止を掲げ、中東やアジアを含む世界中からの米軍部隊撤収を唱えている。

 支持者で運動員の小売業者、カイル・スコーフィールドさん(26)は「僕は無党派で、4年前の大統領選ではオバマ大統領に投票したが、あまりにもチェンジ(変革)がなかったことに幻滅した。人々は経済にも海外派兵にもうんざりしている」と話した。海外駐留米軍の撤収に賛同する支持者からは「他国を踏みにじるような『世界の警察官』であるべきでない」など平和志向の意見が聞かれた。

 ポール氏は前回08年の出馬時に比べ、アイオワで支持率を約2倍とし、無党派層が多いニューハンプシャーでは約3倍に増やした。資金力や組織力は十分でなく、今後、苦戦が続くとみられるが、ポール氏が掲げる反戦のメッセージは選挙戦に一石を投じている。

毎日新聞 2012年1月12日 東京朝刊

976チバQ:2012/01/12(木) 22:29:00
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120111-OYT1T01279.htm
ロムニー氏、他候補圧倒…3連勝なら独走も

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=柴田岳】米大統領選の共和党候補者指名争いは、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が3日のアイオワ州党員集会に続き、10日のニューハンプシャー州予備選では大差で勝利した。


 保守層が多い南部サウスカロライナ州の21日の予備選でも勝ち、ロムニー氏3連勝となれば、他の候補は失速し、各州の共和党支持者が地滑り的に同氏に流れ出す可能性がある。

 「オバマ大統領はアイデアが枯渇し、言い訳も底をついている」

 ロムニー氏は10日の勝利演説の大半をオバマ氏批判に充て、自らをオバマ氏と対決する「本命」と印象づける戦術を強めている。

 サウスカロライナ州は、家族の価値など社会道徳を重視し、人工妊娠中絶や同性結婚に反対する福音派キリスト教徒や、退役軍人など共和党の有力支持基盤である保守派が大きな影響力を持つ。1980年に同州に予備選が導入されて以降、同州で勝利した候補は全員、共和党の候補者指名を獲得している。

(2012年1月12日08時55分 読売新聞)

977チバQ:2012/01/12(木) 22:43:17
http://www.cnn.co.jp/fringe/30005202.html
米ピザ店のレシートにアジア系蔑視表現、パパ・ジョンズ謝罪
2012.01.09 Mon posted at: 10:40 JST

(CNN) 米ピザ宅配チェーン大手パパ・ジョンズ・ピザのニューヨーク店が、アジア系の女性客に対する蔑視表現をレシートに印刷していたことが分かり、この女性客に謝罪するとともに、問題を起こした店員を解雇したことを明らかにした。

問題のレシートを受け取ったのは、ジャーナリストでつくる非営利組織(NPO)の広報担当をしているチョー・ミンヒ(趙敏姫)さん。6日夜、マンハッタンにあるパパ・ジョンズのチェーン店で発行されたレシートには、客の氏名の欄に「lady chinky eyes」と印刷されていた。「chinky eye」はアジア系の顔立ちをからかった蔑視表現。

チョーさんはこのレシートの写真に「ちなみに私の名前は『lady chinky eyes』ではありません」とのコメントを添えて、7日に自身のツイッターで公開。写真は8日午後までに20万回以上閲覧され、地元の新聞にも取り上げられた。

この騒ぎを受けてパパ・ジョンズは交流サイトのフェイスブックに7日、「ニューヨークで発行されたレシートのことを知り、深く憂慮しています」との談話を掲載。「こうした行為は当社の価値観に反する」として問題を起こした店員を解雇したことを明らかにし、「お客様に心からお詫びします」と謝罪した。

チョーさん本人からコメントは得られなかったが、上司のマイク・ウェッブさんは電子メールで取材に応じ、「本人の予想を超す騒ぎになった。(チョーさんは)自宅まで報道陣に押しかけられて迷惑しており、騒ぎが収まることを望んでいる。それ以外に言うことはない」と説明している。

978チバQ:2012/01/14(土) 18:40:01
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/14/20120114dde007030018000c.html
米国:政府機関を再編 大統領、商務省廃止など提案
 【ワシントン平地修】オバマ米大統領は13日、政府機関の本格的な再編・統合に乗り出すことを明らかにした。第1段階として商務省を廃止し、米通商代表部(USTR)など商業や貿易を担当する6政府機関を一つに統合することを提案した。行政のスリム化により歳出を削減するとともに、行政機能の強化を図る狙いで、約半世紀ぶりの本格再編となる。

 オバマ大統領は会見で、「経済や市民の要望が時代とともに変化しているのに、政府は変わらずにより複雑になっている。私たちの政府は、私たちが必要とする政府ではない」と、再編の理由を説明。議会に、行政機関の改革のための大統領権限を付与するよう求めた。

 提案では、商務省の予算の半分以上を占める海洋大気局を内務省に移管。商業・貿易に関する残りの部局と、中小企業局、USTR、輸出入銀行、海外民間投資公社、貿易開発局を統合する。10年間で30億ドル(約2300億円)の経費圧縮が見込まれるという。

毎日新聞 2012年1月14日 東京夕刊

979チバQ:2012/01/14(土) 18:41:36
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/13/20120113dde007030016000c.html
アフガン:遺体に放尿 米高官、相次いで批判 和平交渉への悪影響懸念
 【ワシントン白戸圭一】アフガニスタン駐留米軍兵士とみられる男たちが旧支配勢力タリバン戦闘員の遺体に放尿する映像が流出した問題で、オバマ米政権の高官から12日、兵士らの行為を非難する発言が相次いだ。アフガン安定化に向けタリバンとの和平交渉再開を準備している米政権は、反米感情の悪化に危機感を強めている。

 AP通信によると、米海兵隊当局は4兵士が当時、第2海兵隊遠征軍(司令部・ノースカロライナ州)第3海兵遠征旅団に所属していたと確認した。パネッタ米国防長官は12日、声明で「最大級の表現で、この行為を非難する」と表明。放尿した兵士の特定をアフガン駐留米軍司令官に命じたことを明らかにした。

 米国務省は12日、グロスマン特別代表が15〜27日にアフガンなど5カ国を訪れ、タリバンとの和平交渉に向け関係者と協議すると発表した。アフガン駐留米軍の撤退を加速したいオバマ政権にとって、治安の安定は最重要課題。「不祥事」に出はなをくじかれた格好で、カーニー米大統領報道官は会見で「大統領はパネッタ長官と同じ気持ちでいる」と述べた。

毎日新聞 2012年1月13日 東京夕刊

980チバQ:2012/01/15(日) 18:08:34
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/281912
【米大統領選2012年】異端のポール氏じわり人気上昇
2012年1月14日 00:06 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米大統領選の共和党候補指名レースは、序盤2戦で自由至上主義者(リバタリアン)のポール下院議員(76)が支持を伸ばし、今後の動向に注目が集まり始めた。指名獲得の可能性はほとんどないが、民主、共和党以外の「第3党」から本選に出馬する可能性があるからだ。

 ポール氏の得票率は、初戦アイオワ州が3位の21%、2戦目のニューハンプシャー州も2位の23%。徹底した小さな政府を訴えるリバタリアンとして強固な支持者がいるが、支持率はこれまで常に10%未満で、2割超えは予想以上の善戦だ。

 米メディアが実施したニューハンプシャー州の出口調査によると、29歳以下の若者では1位の46%を獲得。無党派層からも最多の31%を得た。「チェンジ」を誓ったオバマ大統領に不満を抱く若者や無党派が、より過激な「チェンジ」を求めポール氏支持に流れている構図が浮かび上がる。

 ポール氏は党内で異端視される一匹おおかみ。連邦政府の役割は「自由を守ることのみ」と言い切り、在外駐留米軍の完全撤退、米連邦準備制度理事会(FRB)や5省庁の廃止を主張。大統領就任1年で1兆ドル(約78兆円)の支出を減らす、と訴えている。

 予備選は今後、21日のサウスカロライナ州、31日のフロリダ州でロムニー前マサチューセッツ州知事が勝利すれば、ほとんどの候補は選挙戦から撤退するとみられる。だが、「ポール氏は継続する可能性がある」(米紙ワシントン・ポスト)。

 大統領選3度目の挑戦だが、1回目の1988年には第3党のリバタリアン党から出馬。今回も共和党以外から本選に臨む可能性がくすぶる。同紙の昨年12月の調査で、本選でオバマ、ロムニー両氏の一騎打ちとなった場合の支持率は47%で同率だったが、ポール氏が出馬した場合はオバマ氏42%、ロムニー氏32%、ポール氏20%。共和党主流派にとっては無視できない「危険な存在」といえる。

=2012/01/14付 西日本新聞朝刊=

981名無しさん:2012/01/16(月) 12:40:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120115-00000028-mai-int
<米大統領選>サントラム氏に一本化 共和保守系団体支持へ
毎日新聞 1月15日(日)20時36分配信


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リック・サントラム前上院議員=古本陽荘撮影
 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)の共和党の候補者選びで、キリスト教右派を中心とした保守系団体の指導者ら約150人が14日、テキサス州で会合を開き、リック・サントラム前上院議員(53)を保守系の統一候補として支持する方針を決めた。乱立する保守系候補を一本化する動きが表面化したのは初めてで、21日のサウスカロライナ州予備選に与える影響が注目される。

【写真で振り返る08年米大統領選挙】

 キリスト教系保守団体の多くは、妊娠中絶や同性婚を容認した穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の支持を拒否している。

 だが、保守系団体の支持はサントラム氏、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)、リック・ペリー・テキサス州知事(61)の3氏に分裂。このままではロムニー氏が指名を獲得する可能性が高いことから、一本化に向けた動きが急速に出てきた。

 会合を主導した非営利団体「ファミリー・リサーチ・カウンセル」のトニー・パキンス代表は「サウスカロライナの結果に影響を与えるものと期待する」と強調した。

 だが、サウスカロライナ州での複数の世論調査では、ロムニー氏とギングリッチ氏がトップを競っており、保守系候補がサントラム氏で一本化される見通しは立っていない。

982チバQ:2012/01/16(月) 22:29:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012011600330
ハンツマン氏が撤退=ロムニー氏支持を表明へ−米共和党候補争い
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補者争いに加わっているジョン・ハンツマン前駐中国大使(51)は15日、選挙戦から撤退する意向を固めた。米主要メディアが同氏の選対幹部の話として一斉に報じた。16日に正式に発表し、併せてロムニー前マサチューセッツ州知事(64)への支持を表明する見通し。
 ハンツマン氏は10日の候補者レース第2戦、ニューハンプシャー州予備選で3位に入る健闘を見せた。しかし、全米レベルの党内支持率は一貫して数%にとどまり、全候補者の最下位に甘んじていた。(2012/01/16-13:11

983とはずがたり:2012/01/17(火) 17:51:45

米カリフォルニア州のGDP、世界9位に後退 かつて5位
2012.01.15 Sun posted at: 15:49 JST
http://www.cnn.co.jp/usa/30005280.html

カリフォルニア州のベイエリアは2010年調査では経済力でスイスを上回っていた

(CNN) 米カリフォルニア州の経済動向や人口動態などを調べる民間研究機関CCSCEは15日までに、2010年の世界各国の国内総生産(GDP)の比較で同州がブラジルに抜かれ前回調査の世界8位から9位に後退したとの報告書を発表した。

カリフォルニア州の10年のGDPは、米商務省の推定で1兆9010億ドル(約146兆円)。ブラジルは世界銀行の調査で2兆1000億ドルだった。10位はインドの1兆7000億ドル。

同州は2000年代初期、世界で5位の座を占めていた。2000年以降、年率1.7%の低成長が続き、高成長を記録するほかの国に追い抜かれた格好。CCSCE幹部は、ブラジルの8位浮上について1億9000万人の人口規模や輸出産品の価格上昇が要因と分析した。カリフォルニア州の人口は3700万人。ブラジルとカリフォルニア州の順位が入れ替わった要因については、カリフォルニア州の後退というよりもブラジルの躍進が大きかったとの見方を示した。

ただ、イタリアが景気後退や欧州単一通貨ユーロの価値減退に直面しているためカリフォルニア州のGDPが世界7位の同国を間もなく抜くとも予想した。

世銀によると10年のGDPの首位はカリフォルニア州を含む米国の14兆5000億ドル。中国の5兆9000億ドル、日本5兆5000億ドル、ドイツ3兆3000億ドル、フランス2兆6000億ドル、英国2兆2000億ドル、イタリア2兆1000億ドルと続いた。

米国の州別ではカリフォルニア州が最大の経済力を持ち、テキサス州の1兆2070億ドル、ニューヨーク州の1兆1600億ドルなどが続いている。

984チバQ:2012/01/18(水) 22:18:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120118/amr12011819140005-n1.htm
「辣腕経営者」がやり玉に 共和党候補指名争いでロムニー氏
2012.1.18 19:10 (1/2ページ)

ロムニー前米マサチューセッツ州知事(ロイター)
 【ワシントン=柿内公輔】米大統領選の共和党候補指名争いで優位に立つミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事をめぐり、投資ファンドの辣腕(らつわん)経営者としての経歴がやり玉に挙がっている。投資先に人員削減を迫るなど企業再建の経験が「拝金主義」などと他候補から批判され、ロムニー氏は「米経済を再生できるのは私だ」と反論。論争は21日に迫るサウスカロライナ州の予備選など今後の選挙戦も左右しそうだ。

 「倒産した投資先は数多い」。予備選を前に16日に同州で開かれた共和党候補の討論会で、ギングリッチ元下院議長は、ロムニー氏がかつて率いた投資会社「ベイン・キャピタル」の“罪状”を責め立てた。

 ロムニー氏は1984年に同社を創業。99年まで最高経営責任者(CEO)を務め、世界有数のファンドに育てた。だが、その過程で解体されたり、社員が解雇されたりした企業もある。このため、他候補から「企業を食い物にした」(ギングリッチ氏)「大統領は国家の最高司令官であり、CEOではない」(サントラム元上院議員)など集中砲火を浴びている。

 ペリー・テキサス州知事は、ロムニー氏が会社経営を通じて築いた個人資産が約2億5千万ドル(約192億円)に迫ることから、「確定申告書を予備選までに公開せよ」と迫った。

 ロムニー氏も「100を超す企業に投資し、10万人以上の雇用を生み出してきた」と反論。説得力ある経済政策を示せない他候補の焦りを見透かすように、「経済運営に熟知した候補を選ぶなら私だ」と主張し、「経済通」の看板を下ろすつもりはない。

 とはいえ、所得内容については4月をめどに公開するとし、11州の予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー(3月6日)」以降に自身の「火種」を先送りした格好だ。

 オバマ大統領は11日に、米国内で雇用を増やす企業への優遇税制の導入を発表した。共和党の論争につけ込み、ロムニー氏が国内雇用に消極的との印象を植え付ける狙いとみられる。

 識者やメディアの見方はさまざまだ。米ワシントン大のジャクソン・ニッカーソン教授は「批判は公正を欠く」と擁護するが、米誌ウイークリー・スタンダードは「投資会社の経験が大統領の資格証明になると本気で思っているのか」と手厳しい。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、ロムニー氏が関わった投資案件を追跡調査し、「評価は分かれる」と悩ましげだ。

 サウスカロライナ州と次の予備選が行われるフロリダ州(31日)は、ともに高失業率にあえいでおり、論争は、大統領に求められる経済運営の資質とも絡み、一段と過熱しそうだ。

985チバQ:2012/01/19(木) 21:50:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120119-00000057-reut-int
米大統領選共和党指名争い、ロムニー氏の勢いに陰り
ロイター 1月19日(木)13時46分配信


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1月18日、米共和党の大統領選候補指名争いの予備選を21日に控えた南部サウスカロライナ州で、有力候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の勢いに陰りが出てきた。写真は同州で支持者に囲まれるロムニー氏(2012年 ロイター/Jim Young)

[スパータンバーグ(米サウスカロライナ州) 18日 ロイター] 米共和党の大統領選候補指名争いの予備選を21日に控えた南部サウスカロライナ州で、有力候補のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の勢いに陰りが出てきた。ニュート・ギングリッチ元下院議長が支持率で、ロムニー氏を猛追している。

ロムニー氏はアイオワ、ニューハンプシャーの2州での予備選で連勝し、共和党の候補指名争いのフロントランナーと目されていた。

米CNNがサウスカロライナ州で行った最新の世論調査によると、ロムニー氏の支持率が33%で首位だったのに対し、2位のギングリッチ氏は23%だった。両者の差は2週間前の調査では19ポイント開いていたが、ほぼ半分の10ポイントに縮まった。

ギングリッチ氏が富豪のロムニー氏に確定申告書の公開を要求するなどして「庶民感覚とずれた東部エリート」の印象植え付けを狙ったキャンペーンを展開していることもあり、失業率が10%近い同州で、有権者のロムニー氏に対する目が厳しくなりつつある実態が浮き彫りになった。

同調査によると、支持率3位はリック・サントラム元上院議員で16%、4位はロン・ポール下院議員で13%、リック・ペリー・テキサス州知事は6%で5位だった。

986チバQ:2012/01/20(金) 12:14:47
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/20/20120120ddm007030148000c.html
軋む米国:12年大統領選 アイオワ州共和党、ロムニー氏勝利撤回 サントラム氏票が上回る
 <軋(きし)む米国>

 【チャールストン(米サウスカロライナ州)古本陽荘】米アイオワ州共和党は19日、大統領選の指名候補争いの初戦だった同州党員集会(3日)の最終集計結果を発表し、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が8票差でリック・サントラム前上院議員(53)に競り勝ったとの当初発表を撤回、サントラム氏が34票上回っていたと修正した。ただ、計1774投票区のうち8カ所の投票結果が確認できない状態で、州共和党はどちらが勝者か宣言しなかった。

 州共和党はこの日、サントラム氏が2万9839票、ロムニー氏が2万9805票と発表した。3日の結果ではロムニー氏が3万15票、サントラム氏が3万7票としていた。

 今回の結果を受け、州共和党代表は両氏の健闘をたたえるにとどめ、ロムニー氏も「事実上の同着」との声明を出した。

 一方、サントラム氏は18日の時点で「接戦だったので誤差によって勝敗が左右されてしまう」として、州共和党が早い段階でロムニー氏が勝者と宣言したことを批判していた。

 集会直後の集計は、各投票区の結果を電話で集めたものだった。しかし、有権者からクレームがついたのに加え、票差がわずかだったため、文書による集計も実施した。各投票区は2週間以内に集計文書を送付することになっており、州共和党は到着分の合計票数を発表した。

 アイオワは、キリスト教右派の影響力が強い保守地盤。米経済の立て直しを訴えた穏健派のロムニー氏にとっては、支持が広がりにくい土地柄だったが、そこで「勝利」したことで、一気に勢いづいた経緯がある。ロムニー氏は地元に近いニューハンプシャー予備選(10日)で連勝し、ロムニー氏の指名獲得に向けた流れが徐々にできつつあった。だが、「保守地盤での勝利」が幻となったことで、勢いを失う事態も想定され、今後の選挙戦に影響を与えるのは必至とみられる。

毎日新聞 2012年1月20日 東京朝刊

987チバQ:2012/01/20(金) 12:15:19
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2012/01/20/20120120k0000m030173000c.html
米大統領選:共和党指名選挙からペリー氏が撤退へ

リック・ぺリー・テキサス州知事=アイオワ州デモインで2011年10月22日、古本陽荘撮影 【チャールストン(米サウスカロライナ州)古本陽荘】米大統領選の共和党の指名候補を目指していたリック・ペリー・テキサス州知事(61)は19日、選挙戦から撤退する意向を固めた。同日午前、支持者らに対し発表する。米メディアが一斉に伝えた。保守派の支持がニュート・ギングリッチ元下院議長(68)、リック・サントラム前上院議員(53)とペリー氏の3氏に分散し、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)に有利な環境を生み出している。ロムニー氏の勢いを止めたい保守系の評論家らからペリー氏に対し、21日のサウスカロライナ州予備選前に撤退するよう促す声が上がっていた。

988チバQ:2012/01/20(金) 20:05:48
http://mainichi.jp/select/world/news/20120120k0000e030259000c.html
米大統領選:ギングリッチ氏に勢い…共和の保守一本化加速

米南部サウスカロライナ州チャールストンで、共和党大統領候補指名争いからの撤退を表明するペリー氏(中央)=2012年1月19日、AP 【チャールストン(米サウスカロライナ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日投開票)で共和党の指名候補を目指していたリック・ペリー・テキサス州知事(61)は19日、選挙戦から撤退し、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)を支持する意向を表明した。最右翼とみられている穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)の指名獲得を阻むため、保守派の支持をギングリッチ氏に一本化しようとの動きが加速していることを踏まえた決断で、ギングリッチ陣営は勢い付いている。

 ただ、アイオワ州党員集会(3日)の最終集計で「勝者」と認定されたリック・サントラム前上院議員(53)は、19日の集会で「明確な勝利だ」と強調するなど一歩も引かない構えで、ギングリッチ氏でまとまる見通しは立っていない。

 ◇「保守派の予見者」
 「ニュート(ギングリッチ氏)はこの国を変えることができる保守派の予見者だ」

 ペリー氏は19日、予備選を2日後にひかえたサウスカロライナ州でこう語り、指名争いからの撤退を表明した。最後の候補者討論会が開かれる直前だった。ペリー氏は昨年8月に大統領選出馬を表明した直後は人気を集め、支持率で一時トップに躍り出たが、その後の討論会で失言が相次ぎ、失速した。

 現在の各種世論調査では、ロムニー氏の支持率が下落傾向を示す一方、ギングリッチ氏は上昇。ペリー氏は、自らが選挙戦に残ることで、政治的な立場が遠いロムニー氏が有利になる事態は避けるべきだと判断したものとみられる。

 ペリー氏とギングリッチ氏は長年の友人。政治専門サイト「ポリティコ」によると、2人は18日夜に密会しており、撤退表明の段取りなども含めて話し合われたという。

 ◇過去の行状暴露も
 一方で、ギングリッチ氏の勢いを止めようとの動きも出てきた。ギングリッチ氏の前妻、マリアンヌさんが19日、ABCテレビのインタビューに登場し、離婚前にギングリッチ氏から「配偶者以外との性的な関係を認めるよう求められた」と暴露した。だが、ギングリッチ氏はすでに過去の不倫関係などを認めていることから、影響は限定的との見方もある。

毎日新聞 2012年1月20日 12時53分(最終更新 1月20日 14時17分)

990チバQ:2012/01/20(金) 22:20:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120120/amr12012019500012-n1.htm
ギングリッチ氏が猛追 南部初戦サウスカロライナ州予備選
2012.1.20 19:48 (1/2ページ)

19日、米サウスカロライナ州で行われた共和党予備選の選挙集会で、オバマ政権を風刺した本にサインするギングリッチ元下院議長(ロイター=共同)
 【コロンビア(サウスカロライナ州)=佐々木類】米大統領選の共和党候補指名争いの3戦目となる南部サウスカロライナ州予備選が21日に行われる。ニューハンプシャー州予備選(10日)で圧勝したロムニー前マサチューセッツ州知事(64)を保守派の論客、ギングリッチ元下院議長(68)が猛追している。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、保守地盤のサウスカロライナ州でのロムニー氏の支持率は31・8%、ギングリッチ氏は30・6%。19日に公表された米世論調査会社ラスムセンの調査ではギングリッチ氏が33%で31%のロムニー氏を上回った。

 指名争いからの撤退を19日に表明したテキサス州のペリー知事(61)がギングリッチ氏支持に回ったことも同氏には追い風だ。 ただ、19日付の米有力紙が、ギングリッチ氏の前妻が同氏の女性問題を批判するインタビュー記事を掲載したことが、どう影響するかも注目されている。

 一方、共和党アイオワ州委員会は3日に行われた党員集会の再集計結果を発表。ロムニー氏が8票差でサントラム元上院議員(53)を破ったとされた当初の結果を翻してサントラム氏が34票差でロムニー氏を上回ったことを明らかにした。

 同州に割り当てられた代議員数は得票に応じて比例配分されるため、両氏の獲得代議員数は変わらない見通しだが、ロムニー氏は、現職大統領を除けば同党で初の「『開幕2連勝』を果たした候補」とされていただけに、これまでの勢いに陰りが出る可能性もある。

 予備選で南部の先陣を切るサウスカロライナ州は同州に予備選が導入された1980年以降、ここで勝利した候補全員が党指名を獲得しており、「候補指名への玄関口」とされている。

 聖書の教義に忠実なキリスト教福音派や小さな政府を掲げる保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が影響力を持つが、同州ファーマン大のダニエル・ビンソン教授は、「州の有権者がすべて信心深い保守派というわけではない。どの候補がオバマ大統領に勝てるかを見極めている」と話している。

991チバQ:2012/01/22(日) 00:42:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/283286
【米大統領選2012年】ロムニー氏かギングリッチ氏か 天王山、共和党予備選3戦目ルポ
 米大統領選の共和党指名争いでヤマ場となる南部サウスカロライナ州予備選の投開票が21日始まった。穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事が3戦目の同州を制すれば、指名獲得をほぼ確実にする。だが、ここ数日で保守派ギングリッチ元下院議長が支持を急伸させ、両者は拮抗(きっこう)する。ロムニー氏が逃げ切るか、ギングリッチ氏が勢いを止めるか。決戦前日の両氏を追った。(サウスカロライナ州チャールストン宮崎昌治、写真も)

 南北戦争発端の地として知られる港町チャールストン。20日午後8時、ギングリッチ氏は港に浮かぶ退役軍艦で最後の集会を開いた。

 「穏健派ではオバマ大統領を倒せない。保守派が一つになれば、ホワイトハウスを奪還できる」。数百人の支持者が歓声を上げる。

 民主党クリントン政権下の1990年代、共和党が多数を握る下院の議長として政界を動かした豪腕。議員辞職から10年以上がたち、「昔の顔」の印象は拭えない。初戦アイオワ州、2戦目のニューハンプシャー州とも下位に沈んだ。

 だが、長い政治経験に裏打ちされた討論の強さは抜群。「打倒ロムニー」で保守派一本化を模索し、草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」の支持が厚いペイリン前アラスカ州知事が17日に支持を表明。19日には、選挙戦から撤退した保守派ペリー・テキサス州知事の支持も得て一気に勢いを付けた。「もしここで勝てば(4戦目の)フロリダ州で、もう一つの大きな勝利を呼び込める」。長期戦に持ち込むことで勝機をにらむ。

   ■   ■


 対するロムニー氏の戦略は短期決戦だ。実業界で成功した経験から「経済」を前面に出し、高失業率にあえぐオバマ氏に「勝てる候補」として求心力を高める。「USA」の歓声が湧くチャールストン郊外の会場でロムニー氏は「米国に職を取り戻す」と声を上げた。

 隣には地元州知事のヘイリー氏。インド系の女性で、2010年中間選挙で当選した茶会の象徴的人物だ。「この地で重要なことは職と経済。それにオバマ氏を1期で終わらせることだけだ」

 茶会ら多くの保守票は長く「反ロムニー」で漂流を続けたが、徐々にロムニー氏への流れが出ている。会場には、保守色の強いキリスト教福音派の姿も多く見られた。

 だが、ギングリッチ氏の猛追に焦りの色は隠せない。演説を終えたロムニー氏は、長い時間をかけ汗だくで支持者と握手を続けた。

=2012/01/22付 西日本新聞朝刊=

992チバQ:2012/01/22(日) 00:49:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012012100190
ギングリッチ、ロムニー両氏が接戦=序盤戦ヤマ場の予備選開始−米大統領選
 【チャールストン(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の共和党候補者争い序盤戦でヤマ場となる南部サウスカロライナ州予備選が21日午前7時(日本時間同日午後9時)に始まった。ギングリッチ元下院議長とロムニー前マサチューセッツ州知事が接戦を展開。態度未定の有権者も多く、結果は予断を許さない状況だ。同日深夜(同22日午後)に大勢が判明する見通し。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、サウスカロライナ州での最近の各種世論調査の支持率平均値はギングリッチ氏32.4%、ロムニー氏30.4%。この2人がポール下院議員とサントラム元上院議員に差をつけ、一騎打ちを演じている。(2012/01/21-21:14

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120121-00000032-jij-int
ギングリッチ氏が逆転、首位に=サウスカロライナ予備選目前―米大統領選
時事通信 1月21日(土)9時51分配信

 【チャールストン(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の共和党候補指名争いのヤマ場、南部サウスカロライナ州予備選を翌日に控えた20日、同州でのギングリッチ元下院議長の支持率がロムニー前マサチューセッツ州知事に逆転し、首位に立った。ただ、流動的な要素はなお残っており、各候補は最後の訴えに声をからした。
 同日発表のクレムソン大学(サウスカロライナ州)の世論調査結果(18、19日実施)によると、ギングリッチ氏の支持率は32%で、26%のロムニー氏をリード。パブリック・ポリシー・ポーリング社の調査(18、19日実施)でも、ギングリッチ氏(35%)はロムニー氏(29%)に6ポイント差をつけた。

993チバQ:2012/01/22(日) 12:49:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120122-00000015-jij-int
ギングリッチ氏が勝利=序盤決戦、ロムニー氏下す―共和候補指名争い・米大統領選
時事通信 1月22日(日)9時11分配信

 【チャールストン(米サウスカロライナ州)時事】米大統領選の共和党候補者争いで序盤戦のヤマ場となる南部サウスカロライナ州予備選は21日行われ、ギングリッチ元下院議長(68)がロムニー前マサチューセッツ州知事(64)らを下し、勝利した。米メディアが一斉に報じた。
 ギングリッチ氏は開幕戦のアイオワ州党員集会(3日)と第2戦のニューハンプシャー州予備選(10日)でともに4位に終わった。第3戦となった今回の初勝利で、挽回に向け大きな足掛かりをつかんだ。同氏は21日夜、簡易ブログ「ツイッター」上で「(次戦の)フロリダ州で(ロムニーらを)打ち負かす力を与えてほしい」と呼び掛けた。
 穏健派のロムニー氏は今年に入り、保守色の濃いサウスカロライナ州でも他をリードしていた。しかし、最近になって巨額の財産や投資ファンド経営者時代に進めた大量解雇に批判が集まり、ギングリッチ氏に支持を奪われた。
 ロムニー氏は大勢判明を受け、支持者に向かい「(指名獲得まで)長い道のりと多くの課題がある」と語り、態勢立て直しの必要性を訴えた。
 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、開票率54%の段階で、得票率はギングリッチ氏40.3%、ロムニー氏26.4%。サントラム元上院議員(53)が18.0%で3番手となり、最下位の4位は13.5%のポール下院議員(76)。

994チバQ:2012/01/23(月) 12:43:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120123-00000066-san-int
米大統領選 共和党候補指名争い 勝者入れ替わり「方程式」崩壊
産経新聞 1月23日(月)7時55分配信

 【チャールストン=犬塚陽介】米大統領選の共和党候補指名争いは、前例のない大混戦の様相を呈している。

 1980年以降、共和党の最終的な候補(現職大統領を除く)は、開幕戦のアイオワ州党員集会か次戦のニューハンプシャー州予備選のどちらかを制した上で、サウスカロライナ州の予備選で必ず勝利してきた。

 今回、サウスカロライナ州を制したのが、初戦のサントラム氏、次戦のロムニー氏ではなく、第三の男のギングリッチ氏だったことで、誰が候補に指名されても30年以上に及んだ共和党の“勝利の方程式”が崩れることが決定した。民主党を含めても開幕後2戦を落として指名を獲得したのは、92年のクリントン元大統領のみだ。

 今後の指名争いの焦点となる予備選が31日に行われるフロリダ州は、これまでの3州に比べて面積や人口の規模が大きい南部の大票田だ。テレビ広告の費用も桁違いで、組織力と資金力がカギを握る。老後を過ごす富裕層の白人が多く、価値観や人種も多様だ。

 ロムニー陣営は組織力と資金力で他陣営を圧倒しており、CNNテレビなどが17日までに実施した同州での調査でも支持率43%を獲得。サントラム氏の19%、ギングリッチ氏の18%を大きく引き離している。

 ただ、ギングリッチ氏のサウスカロライナ州での圧勝が保守票の動向に影響を与える可能性もあり、情勢は不透明。各候補は現時点で、フロリダ州の結果にかかわらず、指名争いを継続する方針を示している。

995チバQ:2012/01/23(月) 21:07:46
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120123/cpd1201230503001-n1.htm
ギングリッチ氏が初勝利 共和党予備選、ロムニー陣営に痛手2012.1.23 05:00

 米大統領選の共和党候補選びの第3戦となる21日のサウスカロライナ州予備選で、ギングリッチ元下院議長が勝利した。同氏は党員集会・予備選での初の勝利で、早期の党指名を確実にしようとしたロムニー前マサチューセッツ州知事にとって痛手となった。候補者指名争いは混迷のまま31日のフロリダ州予備選に突入する。

 米メディアによると、開票率99%の段階で得票率はギングリッチ氏が40%。2位はロムニー氏で28%。サントラム元上院議員は17%、ポール下院議員は13%だった。1980年以降の選挙では、サウスカロライナ州予備選での勝者が最終的に共和党指名を獲得している。

 3日に行われた初戦のアイオワ州では、当初ロムニー氏が8票差の僅差でサントラム氏に勝利と伝えられていたが、同州共和党は先週、再集計でサントラム氏が34票差でロムニー氏を上回っていたと発表した。ニューハンプシャー州戦ではロムニー氏が勝利しており、今回のギングリッチ氏の勝利により、3戦までの勝者がすべて異なる異例の展開となっている。

 ギングリッチ氏はツイッターに「サウスカロライナ州に感謝する。フロリダでのKOパンチに向けた支援をお願いしたい」との声明を発表した。

 一方、ロムニー氏はサウスカロライナ州の支持者へのスピーチで、指名を獲得すると断言し、「選挙戦はますます面白くなってきた」と自信を見せた。 指名争いは長期戦の様相を帯びてきたが、ロムニー陣営はすでにフロリダ州でライバル候補を批判するテレビ広告の放送を開始している。(ブルームバーグ Lisa Lerer、Julie Hirschfeld Davis)

997チバQ:2012/01/23(月) 21:32:09
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120123-OYT1T00402.htm
銃乱射で重傷、米下院議員が辞職へ…回復専念

 【ロサンゼルス=西島太郎】昨年1月、米アリゾナ州トゥーソンで起きた銃乱射事件で、頭部に銃弾を受け重傷を負ったガブリエル・ギフォーズ下院議員(41)(民主党)は22日、回復に専念するため、今週中に議員辞職すると表明した。


 ギフォーズ氏は、辞職を明らかにしたビデオメッセージの中で、「あの恐ろしい日からのことはよく思い出せないが、私に寄せてくれた信頼は決して忘れない」などと支持者らに感謝した。

 事件はギフォーズ氏が開いた集会中に発生し、6人が死亡。同氏は、奇跡的な回復を果たした後、発声や歩行などのリハビリを重ねている。

(2012年1月23日11時25分 読売新聞)

998チバQ:2012/01/24(火) 21:32:08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120124/amr12012420540007-n1.htm
ロムニー氏が納税申告書を公開、優遇税制“活用”
2012.1.24 20:52 (1/2ページ)

ロムニー前マサチューセッツ州知事(AP)
 【ワシントン=柿内公輔】大統領選の共和党候補指名を争うロムニー前マサチューセッツ州知事は24日、所得の実態を示す納税申告書の2010、11年分を公開した。ロイター通信が報じた。投資会社経営時代に出資先の人員を削減する一方、自らは高額収入を得たことに他候補から批判が集中し、公開を前倒しした。しかし、優遇税制の活用による低水準の課税率が裏付けられ、支持率の挽回につながるかは微妙。格差論争の的となりそうだ。

 ロムニー氏の10年の年収は約2160万ドル(約16億7千万円)。11年も推定約2090万ドルに上る。2年間の納税額は計620万ドルに上るが、妻アンさんを合わせた10年の実効課税率は13・9%。11年は15・4%になる見通し。

 ロムニー氏は自身が創業した投資会社「ベイン・キャピタル」の経営などを通じ、推定2億7千万ドルの資産を築いた。賃金への最高税率は35%だが、ファンド経営者の成功報酬には15%の税率しかかからない。ロムニー氏がこの優遇税制を最大限活用した実態が、明らかになった格好だ。

 ロムニー氏は4月以降に申告書を公開するとしてきたが、21日のサウスカロライナ州予備選で逆転勝利したギングリッチ元下院議長ら対立候補は、庶民を犠牲にして巨万の富を築いたなどと攻撃を続けている。

 米世論調査会社ラスムセンの最新調査でも、ギングリッチ氏の支持率が33%とロムニー氏の31%を上回った。ロムニー氏も「公開を引き延ばしたのは失敗」と認め、公開を前倒しした。

 ロムニー氏のファンド問題が関心を集めるのは、高失業率が続く中、中間層を中心に「米国型資本主義」への不信が覆っている現状とも無関係ではない。「利潤追求は何ら悪いことでない」(ロムニー氏)との経済モデルが金融危機で揺らぎ、「一握りの富裕層が富を独占している」と反格差デモのやり玉に挙がる。

 「責められるべきはロムニー氏や私ではなく、政策や法律だ」。著名投資家のウォーレン・バフェット氏は訴えるが、論争はにわかに収まりそうもない。

999チバQ:2012/01/24(火) 21:37:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012012400739
ギングリッチ氏が支持率首位=ロムニー氏抜く−米大統領選
 【ワシントン時事】米調査機関パブリック・ポリシー・ポーリング社は23日、大統領選の共和党候補争いで次の予備選が行われるフロリダ州の同党支持者を対象にした世論調査結果を発表した。それによると、ギングリッチ元下院議長の支持率は38%で、33%のロムニー前マサチューセッツ州知事を上回り、トップに立った。
 調査は22、23両日に実施された。14〜16日実施の前回調査と比べ、ギングリッチ氏の支持率は12ポイント上昇し、ロムニー氏は8ポイント落とした。サントラム元上院議員とポール下院議員の2人は10%程度にとどまった。(2012/01/24-18:19)

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1000チバQ:2012/01/24(火) 22:00:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120124-00000065-mai-int
<米大統領選>共和党指名争い ロムニー氏から余裕消える
毎日新聞 1月24日(火)20時11分配信
ミット・ロムニー氏=米アイオワ州アトランティスで2012年1月1日、古本陽荘撮影

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選の共和党指名候補争いは24日、序盤戦の最大のヤマ場となるフロリダ州予備選(31日)を前に、4人の候補による討論会が開かれた。サウスカロライナ州予備選(21日)で2位に終わったミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が覇者のニュート・ギングリッチ元下院議長(68)に対し、破綻した住宅ローン公社から顧問料を受け取っていた問題などを追及した。全米的な世論調査でも両者の支持率に差はなくなり、ロムニー氏からは先頭走者の余裕は消えた。

 「連邦住宅金融抵当公庫(フレディー・マック)からギングリッチ氏が多額の支払いを受けている。一方で、公庫は(公的資金投入により)フロリダの人々に多額の負担をさせた。そんな人にホワイトハウスが奪還できるとは思えない」

 住宅バブルがはじけ、ローンが払えないまま住宅を差し押さえられた人が多いフロリダ州。ロムニー氏は、住宅バブルの元凶と言われる公社からギングリッチ氏が多額の顧問料を受け取っていたことを批判した。

 ギングリッチ氏は批判を先取りし、討論会前に公社との契約書を公開。ロムニー氏に対しては「一切のロビー活動はしていない」として、受け取ったのはあくまでもアドバイスに対する顧問料と主張した。

 ロムニー氏は他にもギングリッチ氏の下院議長時代の指導力の欠如など立て続けに指摘。ギングリッチ氏は「この(予備選の)過程では、必要以上に個人攻撃になり、不快な戦いになる時期がある。悲しいことだ」と語り、ロムニー氏の姿勢を批判した。

 一方、ロムニー氏は討論会後に、確定申告を米メディアに公表。ワシントン・ポスト紙によると、夫妻の昨年の所得は約2090万ドル(約16億円)、一昨年は約2170万ドルと、他候補より桁違いに多かった。

1001名無しさん:2012/01/25(水) 18:52:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20120125dde007030034000c.html
オバマ米大統領:再選にらみ、中間層重視 経済・雇用アピール
 【ワシントン平地修】11月の米大統領選で再選を目指すオバマ大統領は24日の一般教書演説で、中間所得層の支援を重視する経済・雇用対策を強調し、富裕層にも配慮する野党・共和党との政策路線の違いを鮮明にした。米経済停滞に国民の不満が高まる中、製造業やエネルギー産業の活性化による「経済再生」への指導力をアピールした形で、再選戦略の一環としての演説となった。

 オバマ大統領は演説で、一部の富裕層が富を積み上げる経済ではなく、中間層の努力が報われる「本来の米国の価値観」を取り戻す姿勢を示した。富裕層向けの増税などで確保した財源を教育や職業訓練、研究・開発に充てることで米国の競争力を高めるとともに、米国内で雇用を増やした企業の優遇などで中間層を中心に国内の雇用拡大を目指すものだ。

 オバマ大統領が金融危機のまっただ中の09年1月に就任してから3年。この間、米経済の回復の足取りは重く、失業率は最近になって改善がみられるものの8・5%となお高い水準にとどまっている。政府支援を受けた大手金融機関などの業績回復に比べ、借金返済や失業に苦しむ中間層は不満を募らせており、オバマ大統領の支持率は50%を切る水準で低迷している。

 共和党の大統領候補は指名争いで「オバマ大統領の経済政策の失敗」を厳しく追及し、減税や歳出削減、規制撤廃による「小さな政府」の下で企業の自由な競争環境をつくることが米経済の再生につながると主張している。

 これに対し、オバマ大統領は今回、共和党が反対する富裕層向けの増税による「公平な負担」や、金融機関の規制強化など「共通のルール」を掲げ、政府のリーダーシップの下に経済の立て直しを図る「大きな政府」寄りの姿勢を明確にした。

 だが、米議会下院で共和党が多数を占める「ねじれ状態」にある中、オバマ大統領が政策の違いを強調するほど実現性は薄れるのが現状だ。昨年は議会の対立で、喫緊の課題である財政赤字削減策や、大統領が提案した景気・雇用対策は実現に至らなかった。政治の機能不全が米経済のリスク要因になっており、大統領選までに雇用や経済に大きな改善がみられなければ再選への「逆風」となる。

毎日新聞 2012年1月25日 東京夕刊

1002チバQ:2012/01/25(水) 21:54:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120122/amr12012220520004-n1.htm
混沌の共和党 底流に路線対立と党の質的変化
2012.1.22 20:51 (1/2ページ)[米国]

米大統領選に向けた共和党候補の指名争いで、サウスカロライナ州の予備選に勝利したギングリッチ元下院議長(中央)=21日(ロイター)
 【コロンビア(サウスカロライナ州)=佐々木類】保守的な土地柄の南部サウスカロライナ州の有権者が21日の共和党予備選で選んだのは、経験と知名度の高さを売りにする保守派の論客ギングリッチ氏だった。勝者が猫の目のように入れ替わる共和党の内部で何が起きているのか。予備選などを通じて浮かび上がってきたのは、政策をめぐる路線対立と党の質的変化だ。

 米CNNテレビの出口調査によると、最重要政策について景気回復と答えた人が61%、次いで財政再建(23%)などが続く。景気回復の重要性は有権者も候補者も認識しているが、政策の優先順位が必ずしも候補者選びに結びついていないのが今選挙戦の特徴だ。

 その底流には、日増しに険悪化する共和党内の複雑な路線対立がある。一連の討論会や予備選などで明らかになってきたのは、(1)景気重視派(2)財政再建派(3)社会問題派(4)安全保障重視派−の4つの路線が存在し、それぞれが糸のように絡み合っている現状といえる。

 景気重視派の番頭格はロムニー氏だ。経営者の実務経験をアピールし、法人税率の引き下げや年収20万ドル(約1540万円)以下の国民の利子・配当税の廃止を主張。景気拡大と雇用創出を掲げ、高い失業率にあえぐオバマ大統領に「勝てる候補」を前面に押し出す戦略を立てている。

 これに異を唱えるのが財政再建派のポール氏。政府機関の極端な縮小や廃止が先だというリバタリアン(自由至上主義者)だ。

 次に、同性婚や人工中絶などの社会問題。双方に反対するサントラム氏は、聖書の教義に忠実なキリスト教福音派や保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支持が厚い。これに関してロムニー氏は中絶に理解を示したことがあり、福音派や茶会の反発を招いている。

 さらに党内事情を複雑にしているのが、安保問題に対する各候補の異なるアプローチだ。社会問題では穏健的なロムニー氏だが、核開発疑惑のあるイランについては「いずれ核武装する」とし、軍事攻撃も示唆。「米国の敵は殺すだけ」(ギングリッチ氏)という保守派と足並みをそろえる。ポール氏は逆に、米軍撤退など外交的な孤立主義と左派色を漂わせており、安保政策に敏感な保守層が反発しているようだ。

 こうした路線対立とは別に、共和党内で進む“化学反応”を指摘する向きもある。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、アイオワとニューハンプシャー両州での出口調査をもとに、共和党支持層が「比較的裕福なホワイトカラー」だけでなく、ブルーカラー色も強まり、党が「大衆政党化」していると分析。これが個人資産約2億5千万ドル(約192億円)を誇るロムニー氏の伸び悩みにつながっていると指摘している。

 サントラム氏が集会などで炭鉱労働者だった祖父の苦労話をたびたび引用しているが、これも、共和党の質的変化をとらえて、ブルーカラー色を出して選挙戦を有利に運ぶ狙いがあるとみられている。

1003チバQ:2012/01/26(木) 22:32:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120125-00000035-mai-int
<米大統領>一般教書演説「経済再生に全力、中間層重視」
毎日新聞 1月25日(水)11時42分配信


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米上下両院合同会議で一般教書演説を行うオバマ大統領=2012年1月24日、AP

 【ワシントン白戸圭一】オバマ米大統領は24日午後9時(日本時間25日午前11時)過ぎから、米上下両院合同会議で一般教書演説を行い、政権4年目の施政方針を示した。11月の大統領選で再選を目指す大統領は、働く者が報われる「米国の価値観」の復活を訴え、不況下で経済的苦境に立たされている中間所得層に公平な機会を与えることを通じて、経済再生に全力を挙げる決意を示した。

 大統領は演説の大半を経済政策を中心とする内政問題に割き、少数の富裕層が豊かさを増す中で、中間所得層の生活が危機にひんしていることを指摘。中間所得層重視の経済・雇用政策により大統領選に向けて支持獲得を目指す再選戦略を鮮明にした。米国の価値観の復活、製造業・エネルギーの振興、労働者の技術向上を、持続可能な米経済構築のための「青写真」として提示した。

 米国内では、長引く不況下での経済格差拡大で富裕層に対する国民の反発が拡大しており、大統領は「皆が公平な機会、負担、同じルールの下にある経済を取り戻すことができる」と強調。08年のリーマン・ショックで破綻した大手金融機関などが公的支援を受けたことを念頭に、経営者など一部の富裕層が優遇される政策との決別を宣言した。富裕層の増税に反対する野党・共和党を「富裕層の代弁者」と位置付けて対決姿勢を示した。

 また、海外へ雇用を移した企業に増税する一方、雇用増に貢献した企業に対する減税措置を含む法人税改革を打ち出し、米国内の雇用促進を訴えた。さらに「不公正な貿易を行っている国」として中国を名指しで批判、不公正貿易に関する調査機関を設置することを宣言した。クリーン・エネルギー産業の振興などに取り組む考えも示した。

1004チバQ:2012/01/27(金) 19:38:59
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120127-OYT1T00797.htm
お前はクビ、スイス銀に口座…米共和党中傷合戦

 【ワシントン=中島健太郎】米大統領選の共和党候補指名に向けたテレビ討論会が26日夜、フロリダ州ジャクソンビルで行われた。


 31日の同州予備選を前に、支持率で先頭を争うミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)とニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は、政策論議そっちのけで中傷合戦を展開した。

 スペースシャトルの打ち上げ基地があるフロリダ州の景気刺激策として、「月に有人基地を作る」というギングリッチ氏の構想にかみついたのはロムニー氏。「私は25年間、ビジネスの世界にいた。もし役員が月に有人基地を作るため何千億ドルも使いたいと言ったとすれば、『お前はクビだ』で終わりだ」と切り捨てた。

 一方、ギングリッチ氏はロムニー氏が投資会社経営者として巨額の資産を築いた点を取り上げ、「スイスの銀行に口座がある大統領なんて聞いたことがない」と攻撃した。スイスの銀行は顧客の秘密保持が徹底しており、富豪らが口座を持つことで知られる。ロムニー氏は「やましいことは何もない」と反論した。

(2012年1月27日17時29分 読売新聞)

1005チバQ:2012/01/29(日) 14:07:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120128/amr12012821560007-n1.htm
フロリダ州31日予備選 流れ左右する大票田、6人に1人高齢者
2012.1.28 21:53 (1/2ページ)

米フロリダ州ジャクソンビルで25日、高齢者向け居住施設の敷地内を犬と散歩するお年寄り。同州は全米で最も高齢者の割合が高い(柿内公輔撮影)
 【ジャクソンビル(米フロリダ州)=柿内公輔】米大統領選の共和党候補指名争いで、31日に予備選が行われるフロリダ州は全米で最も高齢者の割合が高い州だ。年金や福祉に頼る高齢者は社会保障政策の動向に敏感で、大統領選全体に影響を与えるとの見方もある。投票が迫る大票田を歩いた。

 フロリダ州最大都市ジャクソンビルの中心から車で20分。ビーチ周辺に豪華な高齢者向けの居住施設が立ち並ぶ。ミシガン州の自動車関連の会社で働いていたマーク・スペンサーさん(82)とナスティアさん(68)も十数年前にフロリダに移った。

 1年中温暖なフロリダには、退職後の余生を過ごそうと全米から高齢者が集まる。人口約1880万人のうち65歳以上の高齢者は17・3%で6人に1人。全米で最も高い比率だ。

 米国全体で8%台半ばまで持ち直した失業率も、フロリダ州では9・9%。野党共和党を支持するスペンサー夫妻の関心もおのずと雇用問題に向かい、「オバマ大統領では失業問題を解決できない」と手厳しい。

 犬と散歩していたアンディ・トンプソンさん(75)はジョージア州から移り住んだ。共和党支持の年金生活者だが、「政府は無駄遣いをやめるべきだが、福祉を犠牲にしないで」と不安を口にする。徹底した歳出削減のため、共和党は高齢者向け医療保険など社会保障の見直しを掲げており、この点では各候補の主張に大差はない。

 全米退職者協会の調査によると、フロリダ州予備選の有権者の約9割が「退職後の生活に社会保障が重要」と回答。地元有力紙マイアミ・ヘラルドは「社会保障を切り捨てるなというのが共和党を支持する州民の意思」と指摘する。

 前回サウスカロライナ州の予備選は、共和党でも穏健派とされるロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が、投資会社の経営者時代に投資先の人員削減を進めたと批判を浴び、保守派の期待を集めるギングリッチ元下院議長(68)が逆転した。

 だが、同じ南部でも穏健派の支持者が少なくないフロリダ州で、同じ構図が再現されるかどうかは流動的だ。マークさんも「アメリカは自由と資本主義の国。ロムニー氏の経済センスは買える。だが、指導力を期待するならギングリッチ氏だ」と悩ましげだ。

 フロリダ大のリチャード・シェア教授(政治学)は「今回は共和党の予備選だが、フロリダには無党派層も多く、予備選の結果に注目している。この投票の行方は大統領選全体にも影響するだろう」と予測する。

 ただ、高齢層の動向に関心が集まることに反発も聞かれる。候補者討論会が26日開かれた北フロリダ大のキャンパス。男子学生(21)は「フロリダでめぼしい産業は観光だけ。産業を興し若者を呼び込まなければ」と語気を強める。

 見て回った高齢者施設でも、「売り出し中」の看板が目についた。米国のシニアは株や不動産で資産を持つ割合が多いが、金融危機以降の値崩れで打撃を受けた高齢者は少なくない。

 フロリダ入りした候補者も票固めに走り回る。ロムニー氏は26日、印刷会社で集会を開き、「フロリダでも雇用を増やせるのは、ビジネスの経験がある私だけだ」と熱弁をふるった。

 まれに見る激戦となった共和党候補の指名争い。これまでも予備選や本選挙の流れを左右してきたフロリダに全米の視線が集まる。

 世論調査(24〜26日実施)によると、フロリダ州でのロムニー氏の支持率は38%で、ギングリッチ氏が29%。32%が「変更の可能性がある」と回答している。

1006チバQ:2012/01/29(日) 20:41:05
ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が40%で、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の32%を上回り、優勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120129-00000028-mai-int
<米大統領選>ロムニー氏優勢 共和党フロリダ予備選
毎日新聞 1月29日(日)19時50分配信


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ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事=古本陽荘撮影

 【マイアミ(米フロリダ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで序盤戦最大のヤマ場となる南部フロリダ州予備選(31日)を控え、世論調査会社PPPは28日、最後の候補者討論会後の調査結果を公表した。ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が40%で、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の32%を上回り、優勢。一方で、巻き返しを狙うギングリッチ氏には、選挙戦から撤退した黒人実業家のハーマン・ケイン氏(66)が支持を表明するなど、「反共和党指導部」を掲げる援軍の動きが活発化している。

 サウスカロライナ州予備選(21日)の後、実施されたPPP社のフロリダ調査(22〜23日)では、ギングリッチ氏が38%でロムニー氏を5ポイント、リードしていた。ギングリッチ氏が経営破綻した住宅ローン公社から多額の顧問料を受け取っていたことなどが、住宅差し押さえで苦しむ人が多いフロリダでは、逆風となったようだ。

 ただ、今回調査でも21%が「投票先を変えるかもしれない」と答えており情勢はまだ流動的だ。

 そんななか、9月のフロリダ模擬投票で圧勝したケイン氏が28日、共和党の地域集会で「共和党はオバマ大統領を倒すという究極の任務に再び集中すべきで、ギングリッチ氏はその任務にふさわしい大胆な指導者だ」と支持を表明した。また、サラ・ペイリン前アラスカ州知事(47)も正式に支持表明はしていないものの、テレビで「共和党指導部がギングリッチ氏を苦しめ、彼の主義主張を書き換えようとしている」とギングリッチ氏を擁護する姿勢を示した。

1007チバQ:2012/01/29(日) 20:41:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120129-00000009-mai-int
<米大統領選>共和党の反移民傾向に懸念 フロリダ指名争い
毎日新聞 1月29日(日)10時28分配信

 米大統領選(11月6日投開票)の共和党指名候補争いで、序盤戦最大のヤマ場となる南部フロリダ州予備選(今月31日)を前に、候補らはヒスパニック(中南米系米国人)の支持獲得に躍起になっている。だが、米国社会の保守化や景気低迷を受け、共和党が移民政策で厳しい姿勢を取ってきたことへの反発もある。移民が多いマイアミでヒスパニック系共和党員らの話を聞くと、優先すべき課題が「移民」か「経済」かで揺れる胸中が浮き彫りになった。【マイアミ(米フロリダ州)古本陽荘】

 「移民政策に魔法はない。複雑な問題だが必ず超党派で解決できる道があるはずだ」

 マイアミのホテルであったヒスパニック系の共和党支持者による集会で、副大統領候補に取りざたされるマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)が訴えると、聴衆の中にいた2人の若者が突然立ち上がり、こう叫んだ。「あなたは移民制度改革法案に反対したじゃないか」

 2人の掲げるプラカードには「マルコ・ルビオはヒスパニックかティーパーティーか」と書かれていた。

 ヒスパニック系の間には、共和党内で「移民排斥」とも受け取られるような空気が広がっていることに懸念が深まる。特に「小さな政府」を求める草の根保守運動「ティーパーティー(茶会運動)」の一部が移民政策に厳しい対応を求めていることが、共和党全体の「反移民」の雰囲気を生んだと考える人が多い。

 医薬品販売業のオマール・フェルナンデスさん(42)は「共和党候補の反移民の論調は何とかしないといけない。このままなら民主党の思うつぼだ。少数だが影響力の大きい茶会運動の一部に政治家が擦り寄っている」と指摘した。懸念から、移民政策を推進する共和党のためのホームページを設立。「不法移民でも地域に溶け込んだ年配者には滞在を認める」と主張しているニュート・ギングリッチ元下院議長(68)に投票する予定だ。

 不動産業のジョン・パプブリーさん(51)は、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が「例外なく不法移民は退去すべきだ」と訴えていることに納得はしていないが、ロムニー氏に投票するという。「ビジネスの経験から経済を立て直してくれさえすれば、他のことには目をつぶる」と語った。

 一方で、ヒスパニック系が厳格な移民政策に反発一辺倒かというとそうでもない。不動産管理業のアマンダ・ロペスさん(62)はキューバからの移民。だが、「法律に基づいて移住すべきで、共和党のタフなスタンスは全く気にならない」と主張。大統領選の争点は「経済だけ」で、起業経験のあるロムニー氏を支持している。

 フロリダのヒスパニック系は州人口の22.5%で、全国平均の16.3%を上回る。ヒスパニック系の過半数は、04年大統領選ではブッシュ大統領(共和)に投票したが、08年にはオバマ大統領(民主)に投票しており、11月の本選ではヒスパニック票の奪い合いが過熱するものとみられる。

1009チバQ:2012/01/31(火) 12:33:32
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/31/20120131ddm007030136000c.html
軋む米国:12年大統領選 フロリダ予備選 ロムニー氏、圧勝の勢い 資金・組織力で圧倒
 <軋(きし)む米国>

 【ハイアリア(米フロリダ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで序盤戦最大のヤマ場となる南部フロリダ州予備選(31日)で、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が最終盤で支持を伸ばし、圧勝する可能性が高まっている。ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の陣営との間で、双方が相手の印象をおとしめようと激しいネガティブキャンペーンを展開しているが、組織力と資金力で勝るロムニー氏が有利な戦いを進めている。

 「ギングリッチ元議長はフロリダで浸透できない理由を探している。それは、ワシントンでフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)のようなところの仕事をしていたからだ」

 29日、ヒスパニック(中南米系米国人)が多い大都市マイアミの郊外ハイアリアで、ロムニー氏はあいさつ早々、ギングリッチ氏の批判を始めた。フロリダには住宅バブル崩壊後、家を失ったり過重なローン負担を抱える住民が多い。ギングリッチ氏が、安易な住宅ローン融資で住宅バブルの原因を作ったと言われるフレディマックから多額の顧問料を受け取っていたことを批判した場面で、支持者らは最も沸いた。

 これまで選挙戦を戦った3州では、演説の柱は「オバマ批判」だった。だが、21日のサウスカロライナ州予備選でギングリッチ氏が勝利し、フロリダでの照準は完全にギングリッチ氏に定めている。

 フロリダはこれまでの3州とは違い広大な面積を持ち、有権者に直接訴える機会よりもメディア戦略が重視される。ロムニー、ギングリッチ両陣営とも、テレビやラジオの広告を使って英語とスペイン語でネガティブキャンペーンを繰り広げている。

 フロリダ州予備選を当初から重視し、州内に広く組織を張り巡らせているロムニー氏は、相手陣営の出方に合わせて戦略的に発言し、広告を出している。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ロムニー陣営はギングリッチ氏のすべての集会にスタッフを潜り込ませ、ギングリッチ氏の発言をチェックしている。発言内容を精査する調査班が別にあり、ギングリッチ氏への反論を即座に準備する態勢が整っているという。

 世論調査会社ラスムセンの調査(28日実施)でロムニー氏の支持率は44%とギングリッチ氏の28%を16ポイント上回った。25日実施の調査ではロムニー氏は39%で差は8ポイントだったことから、ロムニー氏の勢いが明白になっている。

毎日新聞 2012年1月31日 東京朝刊

1010チバQ:2012/02/01(水) 20:50:33
http://mainichi.jp/select/world/news/20120201k0000e030193000c.html
米大統領選:共和党予備選 中傷合戦に有権者うんざり

米フロリダ州タンパで開かれたロムニー氏陣営の集会で歓声をあげる支持者ら=2012年1月31日、AP 【タンパ(米フロリダ州)海保真人】米大統領選の共和党フロリダ州予備選は31日、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が勝利し、指名候補争いで再び優位な位置に立った。だが、しのぎを削るニュート・ギングリッチ元下院議長(68)との間で、互いに中傷し合う「ネガティブキャンペーン」がエスカレートしたことに有権者はうんざりし始めており、今後の戦いにしこりを残す形となった。

 南部フロリダ州はヒスパニック(中南米系米国人)も多く人種的に多様で、思想的にも偏りがないことから、「全米の縮図」とも言われる。住宅バブル崩壊の後遺症を抱え、経済、失業に対する不満も大きい。ここで広範な層の支持を得て勝つ意義は大きく、フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(共和党)はCNNテレビで「フロリダの勝利者は指名候補となる可能性が高い」と話した。

 AP通信によると、ロムニー氏陣営と支持派団体は1400万ドル(約10億8000万円)以上の巨費をテレビ広告に費やした。CMの多くは、ギングリッチ氏が過去に住宅ローン公社から顧問料を受け取っていたことなどを非難する内容だった。ロムニー氏は南部サウスカロライナ州予備選(1月21日)でギングリッチ氏側によるネガティブ広告で劣勢になったことを挙げ、「攻撃されたら、それ以上にやり返さねばならない」と語った。

 一方のギングリッチ氏陣営と支持派団体がフロリダでテレビ広告に費やした額は約300万ドル(約2億3000万円)。ロムニー氏の州知事時代の医療保険改革などを批判する内容だったが、放映回数では劣った。ギングリッチ氏はロムニー氏陣営を「短期間で(自分より)4〜6倍の金をかけて私を葬ることができるということだ」と皮肉っている。

 ギングリッチ氏の支持者の多くは「毎日繰り返し流れるネガティブ広告が支持率低下に大きく影響した」=不動産業の女性(55)=と語った。ロムニー氏に投票した人からも「ギングリッチ氏を悪く言うCMの後に、ロムニー氏をののしるCMが放映される。中傷合戦はいいかげんにしてほしい」=コンサルタント業の男性(55)=などの声が聞かれた。

毎日新聞 2012年2月1日 15時23分(最終更新 2月1日 15時27分)

1011チバQ:2012/02/01(水) 20:51:14
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/01/20120201dde001030040000c.html
米大統領選:共和予備選 ロムニー氏、フロリダ圧勝 指名へ再び主導権

フロリダ州予備選で圧勝したロムニー氏=2012年1月31日、AP 【タンパ(米フロリダ州)古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで序盤戦最大のヤマ場となった第4戦・南部フロリダ州予備選は1月31日、即日開票の結果、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が圧勝した。第3戦・南部サウスカロライナ州予備選(1月21日)で勝利した保守派のニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は2位。ロムニー氏は大票田フロリダを制したことで勢いを盛り返し、民主党のオバマ大統領への挑戦者を決める候補選びで主導権を握った。

 ロムニー氏は第2戦・東部ニューハンプシャー州予備選(1月10日)に続き2勝目。組織的な選挙戦を展開して保守派からも支持を得た。ギングリッチ氏の経歴や人格を攻撃する戦術が奏功した模様だ。ロムニー氏は31日夜の集会で勝利宣言し、「オバマ大統領の時代を終わらせる」と指名獲得に意欲を示した。

 ギングリッチ氏はフロリダの支持率世論調査で一時トップに躍り出たが、資金力と組織力で勝るロムニー陣営がフロリダのような大規模州でフル稼働した場合、容易には対抗できないことを見せつけられた。

 3位のリック・サントラム前上院議員(53)、4位のロン・ポール下院議員(76)を含め保守派3候補は選挙戦を続ける意思を表明した。11州で一斉に予備選・党員集会が実施される3月6日の「スーパーチューズデー」に向けて巻き返しを狙う。

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 ◆予備選開票結果

        得票率(%)

ロムニー氏   46

ギングリッチ氏 32

サントラム氏  13

ポール氏     7

 ※米CNNテレビの報道など、集計率95%

1012チバQ:2012/02/01(水) 22:51:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120201/amr12020122330008-n1.htm
フロリダ予備選圧勝 ロムニー氏「変身」のワケ
2012.2.1 22:26 (1/2ページ)

1月31日、米フロリダ州タンパで支持者に手を振るロムニー氏(ロイター)
 【マイアミ(米フロリダ州)=犬塚陽介】フロリダ州の共和党予備選を制したロムニー前マサチューセッツ州知事は、豊富な資金力を駆使した徹底的な“イメージ戦略”を展開した。

 1万本以上の中傷CMでライバル候補を批判したかと思えば、討論会ではトレードマークの冷静さを封印。かつてない攻撃的な姿勢が有権者に「強さ」を印象づけ、女性や高齢者、保守層などの幅広い支持につながったようだ。

 ロムニー氏は全米4位の人口があり、人種構成も多様なフロリダ州を「米国の縮図」と位置づけ、11月の本選を占う試金石にもなるとして大盤振る舞いの選挙戦を展開してきた。

 その具体例が、全体の9割を占めたとされるライバルのギングリッチ元下院議長を標的にしたテレビの中傷CMだ。

 ロムニー陣営とロムニー氏を支持する特別政治活動委員会(スーパーPAC)は、計1万3千本のCMを放映。投じた金額はギングリッチ陣営の実に6倍以上となる計1900万ドル(約14億円)に達した。

 CNNテレビの出口調査では、有権者の72%が意中の候補を決める要因の一つにCMを挙げており、その影響力は計り知れない。

 ロムニー氏はフロリダ州のカギとなる高齢者票や女性票でギングリッチ氏を17ポイント以上引き離したが、共和党関係者は「CM効果が大きかった」と分析する。

 ロムニー陣営は、ギングリッチ氏が得意とする討論会に関しても専門家を雇って準備を行った。26日の討論会ではギングリッチ氏の「移民に敵対的」との批判に「事実と異なり、容認できない」と強い口調で謝罪を要求し、ギングリッチ氏を押し黙らせるなど、明らかな変貌を遂げた。

 そんな「強さ」が好感されたのか、予備選では保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」支持者の40%がロムニー氏に投票。ギングリッチ氏の38%をわずかながら上回っており、ロムニー氏の課題となる保守層への浸透にも一定の成果を示した形だ。

 共和党有力者に広がるギングリッチ氏への不信も追い風。保守色の強いギングリッチ氏では無党派層の支持を得られず、大統領選と同時実施される下院選に悪影響が出るとの懸念もある。

 1996年大統領選の共和党候補だったドール元上院議員は予備選前、ほとんどの議会時代の同僚がギングリッチ氏を「支持していないことが事実を物語っている」と批判した。

1013チバQ:2012/02/01(水) 22:52:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120201/amr12020120200007-n1.htm
【米大統領選】
無党派層離れ どう防ぐ 保守層の支持拡大にジレンマ
2012.2.1 20:19 (1/3ページ)

1月31日、米フロリダ州タンパで支持者に手を振るロムニー氏(ロイター)
 【タンパ(米フロリダ州)=佐々木類】フロリダ州を舞台とした今回の戦いは、ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)がサウスカロライナ州での敗北の“借り”を返し、共和党の最有力候補であることを改めて印象づけた。党内の支持拡大に向け保守層に秋波を送るロムニー氏は、11月の本選をにらんで無党派層をどうつなぎ留めていくかが課題。一方、ロムニー氏に大差をつけられたギングリッチ元下院議長(68)は、党内の保守派をいかに早く一本化できるかがカギとなる。 

■「オバマに勝てる候補」

 「われわれの指名争いが共和党を分断し、弱体化させると期待しているようだが、そうはならない」

 ロムニー氏は1月31日夜、州中部のタンパ市内で「指名を獲得し、民主党と戦う共和党候補」(AP通信)のような物言いで今後の戦いに意欲を示した。

 混戦模様の今回の予備選で2勝を果たしたのは現時点でロムニー氏のみで、「オバマ大統領に勝てる候補」をアピールした格好。

 フロリダ州は、過去の大統領選でも民主、共和両党がしのぎを削ってきた大票田の激戦州だ。2000年の本選では、共和党のブッシュ前大統領と民主党のゴア元副大統領が死闘を展開したことで知られる。

 このため、党予備選とはいえ、この州を制する意味は小さくない。また、ロムニー氏は、前回の予備選で今月に党員集会が行われる7州のうち5州で勝利した実績もあり、有利な戦いを進めそうだ。

 だが、死角もある。“ジレンマ”の存在だ。

 党の指名獲得を狙って保守層への支持拡大に傾きすぎれば、11月の本選で無党派層の支持離れを招く。逆に、無党派層を意識しすぎれば、保守層に強いギングリッチ氏に足をすくわれる恐れがある。

 ロムニー氏は今回、移民政策などでギングリッチ氏に比べ強硬論を展開、「右寄りにシフトした」(クリスチャン・サイエンス・モニター紙)と評された。

 保守強硬論に傾くロムニー氏の姿勢について、オバマ陣営は「共和党の激戦はわれわれに好都合だ。保守派にすり寄るロムニー氏は無党派層の離反を招いている」(アクセルロッド選対幹部)と挑発している。

■あと46州 

保守系米大手紙から「ブルーカラー色を強め大衆政党化しつつある」と党の質的変化を指摘され始めた共和党。投資会社の成功で巨富を築いたロムニー氏に対する有権者の反感は、資金力には乏しいが筋金入りの保守派を看板とするギングリッチ氏の追い風にもなっている。

 ギングリッチ氏は開票後の31日夜、オーランド市内で「指名争いは穏健派のロムニー氏と保守派の私の2人に絞られた。あと46州あり戦い抜く」と述べた。

 ギングリッチ氏が期待を寄せるのが保守派の一本化だ。とくに今回3位だったサントラム元上院議員(53)には撤退と自身への支持を再三呼びかけている。

 ただ、オバマ大統領に勝てる候補という点では、ロムニー氏に比べて旗色が悪い。USA TODAYとギャラップ社の世論調査結果によると、支持率はオバマ、ロムニー両氏の組み合わせでは48%と拮(きっ)抗(こう)するが、オバマ氏とギングリッチ氏の組み合わせではオバマ氏が10ポイント以上リードする結果になっている。

1014チバQ:2012/02/01(水) 23:11:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/284911
【米大統領選2012年】鍵握る移民票 経済注視 序盤のヤマ フロリダ州予備選
2012年2月1日 00:16 カテゴリー:アジア・世界

キューバの地図が入った額を手にする、キューバ移民のガルシアさん(左) 【マイアミ(米フロリダ州)宮崎昌治】米大統領選の共和党候補指名争いは31日、序盤の決戦となる南部フロリダ州で予備選の投票が始まった。人口約1900万人の大票田で、大統領選本選では民主、共和両党の勢力が伯仲し、勝者が入れ替わる「揺れる州(スイングステート)」。勝敗の鍵を握る中南米系ヒスパニックの移民たちは、厳しさを増す移民政策と不況のはざまで、選挙戦を複雑な思いで見詰めていた。

 マイアミ市中心部に近いキューバ人街「リトル・ハバナ」。大通りには、米政府の支援を受けた亡命キューバ人部隊がキューバのカストロ政権打倒を試みた1961年の「ピッグス湾事件」の記念塔が立ち、先端からは今も炎が上がり続ける。

 青果店を経営するヘルナンデスさん(71)は60年、政治犯として投獄されていたキューバから5日かけ、ボートで米国にたどり着いた。6年前に米国の市民権を得た。「アメリカは移民に開かれた国であるべきだ。移民政策は、党派を超え政治が解決すべき問題だ」

 全米で1100万人を超える不法移民。不況の中、低賃金の移民に職を奪われる不満や犯罪多発への不安を背景に、移民政策は厳しさを増す。特に共和党は強硬姿勢を強め、全米州議会協議会によると2009年だけで対策を強化する約220本の州法が成立。今回の指名争いでも、各候補は競うように対策強化を打ち出す。

 通りで幼子を乳母車に乗せ歩いていたダニエルズさん(17)は、両親が中米ニカラグアからきた移民2世。「景気が悪いから、私たち移民への視線が厳しくなっているのを感じる」

 寛容さをなくす米国の移民政策に、全米のヒスパニックが不安や不満を募らせる。

   □   □

 一方でフロリダ州の移民には特種な事情もある。ヒスパニックは州人口の22・5%を占め、全米平均の16・3%を大きく上回る。うち6割を占めるのは、海を隔てたキューバや米自治領プエルトリコの人たちだ。

 一般にヒスパニックは民主党支持が多いが、カストロ政権と対決する米国は同州を窓口にキューバからの政治難民を合法移民として受け入れてきたため、キューバ系は保守的で共和党支持者が多い。

 米サフォーク大の世論調査(1月28、29日)によると、ヒスパニックの支持率は、穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事が56%で、保守派ギングリッチ元下院議長の23%を大きく引き離す。

 主力の観光産業を不況が直撃し、失業率は9・9%と全米でも最悪水準。移民政策より経済を重視するキューバ系の民意が、同州でロムニー氏を優位に押し上げているとの分析が多い。

 キューバから移民して55年になる元建築技師のガルシアさん(74)が、複雑な民意を代弁した。「金や仕事がないから移民を排斥したがるんだ。景気が回復すれば移民問題も解決する。だから、選挙では経済が一番の争点だ」

=2012/02/01付 西日本新聞朝刊=

1015名無しさん:2012/02/02(木) 14:55:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120202-00000071-reut-int
金融界からの米大統領選向け献金、ロムニー氏が首位
ロイター 2月2日(木)14時28分配信

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2月1日、米大統領選に向けた金融業界からの献金額は、共和党から出馬しているロムニー前マサチューセッツ州知事がトップだったことが明らかに。写真は米ミネソタで演説する同氏(2012年 ロイター/Craig Lassig)

[1日 ロイター] 31日に公表された資料によると、米大統領選に向けた金融業界からの献金額は、共和党から出馬しているロムニー前マサチューセッツ州知事がトップで、オバマ大統領を大幅に上回った。

政治献金の監視団体である責任政治センター(CRP)によると、2011年のロムニー氏への献金元上位6は、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、クレディ・スイス、シティグループ、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)各社それぞれの幹部、家族、系列の政治活動委員会。6社首脳の献金は計180万ドルだった。

オバマ大統領への献金では、2011年の上位20のうち大手金融機関はゴールドマン・サックス1社で、6万4000ドルだった。ゴールドマンは、ロムニー氏に対しては49万6000ドルを献金している。

一方、共和党のギングリッチ元下院議長、サントラム元上院議員、ポール下院議員への金融業界からの献金は、非常に限られた額という。

献金額をセクター別にみると、通例どおり金融/保険/不動産セクターが首位。CRPによると、12月5日時点で、2300万ドル以上を献金した。

1016名無しさん:2012/02/02(木) 15:01:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120202-00000026-reut-int
情報BOX:米大統領選、オバマ氏と共和党候補者の資金力
ロイター 2月2日(木)9時18分配信

拡大写真
1月31日、米大統領選に向けた各陣営の集金状況などをまとめた報告書が提出され、再選を目指すオバマ大統領と共和党指名獲得を狙う候補者の資金の内訳が明らかに(2012年 ロイター/Shannon Stapleton)
[ワシントン 31日 ロイター] 米大統領選に向けた各陣営の集金状況などをまとめた報告書が31日、連邦選挙委員会(FEC)に提出され、再選を目指すオバマ大統領と共和党指名獲得を狙う候補者の資金の内訳が明らかになった。

以下は、昨年12月31日時点のオバマ大統領や共和党候補者の政治資金の詳細。

◎バラク・オバマ大統領(民主党)

資金調達額:9690万ドル

大統領選と民主党への献金からの資金:3290万ドル

支出額:1億0590万ドル

手元現金:8180万ドル

借入額:300万ドル

◎ミット・ロムニー候補(共和党)

資金調達額:5680万ドル

支出額:3660万ドル

手元資金:1990万ドル

◎ニュート・ギングリッチ候補(共和党)

資金調達額:1270万ドル

支出額:1070万ドル

手元資金:210万ドル

借入額:120万ドル

◎リック・サントラム候補(共和党)

資金調達額:220万ドル

支出額:190万ドル

手元資金:27万8934ドル

借入額:20万4836ドル

1017チバQ:2012/02/02(木) 22:17:47
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220202051.html
「貧しい人は気にしてない」ロムニー氏発言で物議(02/02 17:39)
「貧しい人は気にしてない」ロムニー氏発言で物議(02/02 17:39)


 アメリカ大統領選挙の共和党フロリダ州予備選で勝利したばかりのロムニー候補が、「貧しい人たちのことは気にしていない」と発言して、物議をかもしています。

 ロムニー候補:「私はとても貧しい人たちのことは気にしていない。彼らには救済手段がある」
 前日に圧勝し、勢いあまったのかこう語ってしまったロムニー候補は、後で記者団に「前後の文脈をちゃんと理解してほしい」などと釈明しました。しかし、超大金持ちで知られるロムニー候補の発言だけに大きな波紋を広げ、ライバルのギングリッチ候補は「私はすべてのアメリカ人を気にかけている」と、早速、批判しています。そのギングリッチ候補は、映画「ロッキー3」のテーマ曲を政治イベントなどで無断で使用したとして裁判沙汰になっています。著作権を持つ音楽会社は先月、使用の差し止めと損害賠償を求めて訴えを起こしました。ギングリッチ候補側はこの問題についてコメントしていません。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2012

1018チバQ:2012/02/02(木) 22:40:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/285127
【米大統領選2012年】追い込まれたギングリッチ氏 再逆転へ壁厚く
2012年2月2日 00:42 カテゴリー:アジア・世界
 穏健派と保守派のシーソーゲームは4戦目で再び穏健派が逆転した。米大統領選の共和党候補指名争いは1月31日、序盤のヤマ場となったフロリダ州の予備選で、穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事が圧勝し、再び勢いを取り戻した。対する保守派ギングリッチ元下院議長は、大統領候補を正式に決める8月の党大会まで「戦い抜く」と再逆転を狙う。だが、消耗戦を続けるにはいくつもの「厚い壁」が立ちはだかる。 (米フロリダ州マイアミ宮崎昌治)

 フロリダ州中部の都市タンパ。同日夜、ロムニー氏はあえてこの地を選び勝利宣言し、「7カ月後、勝利のチケットを手に再びここに集まろう」と指名獲得への決意を示した。同州中部の別の都市で敗北宣言したギングリッチ氏も「残る全ての州で戦い、勝ち抜き、8月にタンパにいるのはわれわれだ」。

 タンパは、指名争いの勝者が壇上に上がる8月の党大会が開かれる地。だが、フロリダの勝敗は両者にとって、タンパへ続く道の大きな岐路となる可能性がある。

   ◇   ◇

 2月に投開票される予備選・党員集会は4日にネバダ、メーン、7日にコロラド、ミネソタ、ミズーリ、28日にミシガン、アリゾナの計7州。うち5州は、2008年の共和党指名争いでロムニー氏が勝利した場所だ。

 下位に沈んだアリゾナ、ミズーリ両州も当時勝利したマケイン上院議員が今回はロムニー氏を支持。「地の利」は圧倒的にロムニー氏にある。

 さらに、2−3州が同時選挙となる日程も資金・組織力で勝るロムニー氏に有利に働く。フロリダで投じた資金もロムニー氏はギングリッチ氏の4倍。ロムニー氏はフロリダの勝利を見越しネバダでも活発なテレビCMを展開している。二正面、三正面の戦いはギングリッチ氏にとって苦しい。

 同氏が得意とし、有権者への影響が大きいテレビ討論も22日まで予定がなく、逆転への「見せ場」がない状態が続く。壁に阻まれ連敗すれば、資金も支持も失う悪循環に陥りかねない。

   ◇   ◇

 ギングリッチ氏はサントラム元上院議員ら保守派を自らに一本化するとともに、選挙戦を「特権階級と草の根保守の戦い」の構図とすることで逆転への望みをつなぐ。

 東部出身エリートで億万長者のロムニー氏と対比し、自らをレーガン大統領の後継で、「ティーパーティー(茶会)」に象徴される草の根保守の代表と位置付ける戦略。

 「今回の選挙戦は、保守派代表の私と、東部穏健派の2人の戦いだということが明確になった」。31日、ギングリッチ氏はこう力を込めた。

 下院議長の栄光と議員辞職の転落。これまでの政治経歴で常に権力闘争に身を置き、激しい浮沈を繰り返してきたギングリッチ氏。その政治スタイルを、氏をよく知る人物は「政治を常に(政敵との)戦争とみなすことだ」と評する。

 再び復活するか、このまま沈むのか。「この選挙に人生を懸ける」。ギングリッチ氏にとっておそらく最後の「戦い」は、正念場を迎えた。

=2012/02/02付 西日本新聞朝刊=

1019チバQ:2012/02/04(土) 22:26:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120204-00000053-jij-int
ロムニー氏大勝の勢い=西部で初戦―米大統領選
時事通信 2月4日(土)16時5分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補争いは4日、西部ネバダ州で党員集会が開かれる。固い支持基盤を持つロムニー前マサチューセッツ州知事が大勝の勢い。順当に勝てば、先のフロリダ州予備選勝利でつかんだ勢いを一段と広げる。同日夜(日本時間5日午前)に大勢判明の見通し。
 ネバダ州党員集会は西部では最初の戦いの舞台となる。パブリック・ポリシー・ポーリング社が州内で1、2両日に党員集会参加予定者を対象に行った世論調査結果によると、支持率はロムニー氏50%、ギングリッチ元下院議長25%。

1020チバQ:2012/02/05(日) 20:00:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012020500019
ロムニー氏が大勝=ネバダ州党員集会−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、西部ネバダ州の党員集会が4日行われ、ロムニー前マサチューセッツ州知事が大勝した。同氏は先月末のフロリダ州予備選に続き2連勝。ニューハンプシャー州予備選と合わせ、これまでの5戦で3勝し、指名獲得へさらに弾みをつけた。
 ネバダ州ラスベガスでの集会で同氏は勝利を宣言。「米国は経済を理解し、再生できる大統領を必要としている」と訴え、11月の本選挙に向け気勢を上げた。
 米メディアによると、開票率45%の段階でロムニー氏の得票率は43%。ギングリッチ元下院議長が26%で2番手、ポール下院議員が18%で続き、サントラム元上院議員は13%にとどまっている。
 失業率が全米最悪など経済が低迷するネバダ州で、ロムニー氏は経営者や知事時代の実績をアピール。ライバルのギングリッチ氏の基盤である保守層にも食い込んだ。
 4日は北東部メーン州でも党員集会がスタート。郡単位で投票が続き、11日に結果が発表される。(2012/02/05-18:10)

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1021チバQ:2012/02/05(日) 21:22:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120205/amr12020520580007-n1.htm
ロムニー氏着々 威力発揮した組織票 
2012.2.5 20:55 (1/2ページ)

党員集会で圧勝後に支持者らに演説するロムニー前マサチューセッツ州知事=12年2月4日、米ネバダ州ラスベガス(AP)
 「勝利宣言するのは何度目かな。私はオバマ大統領にこう言いたい。『米国に謝罪すべきだ』。4年前にここで約束した景気回復で無策ではないか」

 フロリダ州に続く圧勝に気をよくしたのか、4日夜の集会で、余裕の表情を浮かべながらロムニー氏はこう述べ、オバマ氏への挑戦権を得るのは自分だと言わんばかりに大統領に批判の矛先を向けた。

 ロムニー氏は末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信徒で、総本山のあるユタ州に隣接するネバダ州は地元同然。組織力を動員し予想通り圧倒的な勝利を収めた。

 こうした展開に、他候補も開票結果を待たずに早々とネバダ州を離脱。ポール下院議員は7日の党員集会に向けミネソタ州、サントラム元上院議員はコロラド州で開票結果を見守った。

 ロムニー氏圧勝の舞台となったネバダ州は、州人口の約7%に相当する約17万5千人がモルモン教徒。その上、ネバダ州では党員集会への参加者は少なく、約5万人の参加者のうち25%をモルモン教徒が占め、有権者の動員力が鍵を握った。

 米CNNテレビによる入り口調査だと、モルモン教徒の90%がロムニー氏に投票すると回答。保守系草の根運動「茶会」支持者でもロムニー氏50%、ギングリッチ氏23%、キリスト教福音派でもそれぞれ、46%、26%と保守派のギングリッチ氏に大差をつけた。

 共和党のライバルであるはずのネバダ州議会のリー上院議員(民主党)は「黒人がオバマ大統領に親近感を抱くように、モルモン教徒もロムニー氏に親近感を持っている」と口外してはばからない。ネバダ州選出で連邦議会のリード上院院内総務(民主党)もモルモン教徒として知られる。

 一方、南部フロリダ州に続いて大敗を喫したギングリッチ氏。11州の予備選などが集中するスーパーチューズデー(3月6日)で行われるテネシー、ジョージア両州といった南部諸州の予備選に期待を寄せるが、反ロムニー票をどこまで集められるかは不明だ。

 保守票を一本化させてロムニー氏に対抗するためにも、ポール、サントラム両氏の撤退時期が指名争いの行方を左右しそうだ。(佐々木類)

1022チバQ:2012/02/06(月) 12:05:15
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/06/20120206ddm007030162000c.html
軋む米国:12年大統領選 共和指名争い、ロムニー氏3勝目 他候補「敵失」生かせず
 <軋(きし)む米国>

 【ラスベガス(米ネバダ州)堀山明子】米大統領選の共和党指名候補争いで、穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)は2月初戦のネバダ州党員集会を制し、幸先のよいスタートを切った。今月はロムニー氏の優位が伝えられる州での戦いが続くため、陣営は連勝で勢いを加速し、天王山となる3月6日の「スーパーチューズデー」になだれ込む戦略を描いているとみられる。

 「みなさんの信任はホワイトハウスまでもって行く。約束を守らなかった4年前のオバマ候補とは違う」

 勝利後の集会でロムニー氏は、ネバダ州の深刻な失業率を挙げながら雇用創出に努める考えを力説した。ギングリッチ元下院議長(68)ら指名候補を争うライバルにはほとんど触れず、戦う相手はオバマ大統領だけ、と言わんばかりだった。

 ギングリッチ氏は開票後の記者会見で「この州はモルモン教徒が強いから」と敗因を分析した。確かに米CNNテレビの投票直前の調査によると、モルモン教徒と回答した有権者が26%で、このうち9割がロムニー氏に投票する意思を示した。

 今回の得票率は08年のネバダ州党員集会の51・1%から下落したものの、他の候補を寄せ付けなかった。ロムニー氏は今月1日、「救済策があるから、最貧困層は気にかけない」と発言。翌日に失言だったと認めたが、ギングリッチ氏らが「敵失」を生かすことができなかった格好だ。

 また、今後予備選や党員集会が行われるコロラド、ミネソタ(いずれも7日)やミシガン(28日)では、ロムニー氏は08年の指名争いで勝利しており、今回も有利な戦いを展開している、と米メディアは伝えている。

 ギングリッチ氏は「オハイオ(3月6日)、テキサス(4月3日)の戦いがある」と大票田での巻き返しを図る姿勢を示した。ただ、08年の民主党指名候補争いでは、オバマ候補が小規模州で連勝を重ねて勢いを加速し、大本命とされたクリントン候補(現国務長官)を破っており、他の候補にとっては厳しい戦いが想定される。

毎日新聞 2012年2月6日 東京朝刊

1023チバQ:2012/02/07(火) 21:21:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012020700630
サントラム氏再浮上も=コロラド、ミネソタで党員集会−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補争いで、中西部ミネソタ、西部コロラド両州の党員集会が7日夜(日本時間8日午前)にそれぞれ開かれる。低迷が続いていたサントラム元上院議員がここにきて上り調子で、ミネソタ州で他をリード、コロラド州でも追い上げており、再浮上を狙う。
 7日発表のパブリック・ポリシー・ポーリング社の世論調査結果によると、サントラム氏のミネソタ州での党内支持率は33%。20%台前半にとどまるロムニー前マサチューセッツ州知事らを引き離しつつある。
 ミネソタ州はキリスト教右派の影響力が強く、保守派のサントラム氏に地の利がある。同氏は似た土地柄のアイオワ州で開かれた開幕戦の党員集会に勝って以降、上位に入ったことがないだけに、「ミネソタでレースを振り出しに戻す」と巻き返しを目指す。(2012/02/07-16:22)

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1024名無しさん:2012/02/07(火) 21:26:07
ABCの世論調査で、オバマ対ロムニーは
51%対43%くらいだったけな?どっかのニュースに出てたな

1025チバQ:2012/02/08(水) 18:08:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000057-jij-int
サントラム氏、2州で勝利=2番手争いリード―米大統領選
時事通信 2月8日(水)12時20分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補争いで、中西部ミネソタ、西部コロラド両州の党員集会と中西部ミズーリ州の予備選が7日、それぞれ行われた。米メディアによると、サントラム元上院議員がミネソタ州で勝利を確実にし、ミズーリ州でも圧勝。ロムニー前マサチューセッツ州知事を追う2番手集団をリードすることになった。
 サントラム氏の勝利は1月3日の開幕戦、アイオワ州党員集会以来。この日の3州のうち2州で勝ち、穏健派ロムニー氏に対抗する保守派の代表の座を確保するサントラム陣営の狙いが実現した形だ。同氏はミズーリ州で演説し、「保守の声はきょう、全米を駆け巡った」と勝利宣言した。
 CNNテレビによると、7日夜(日本時間8日昼)現在、サントラム氏の得票率はミネソタ州で45%、ミズーリ州で55%。それぞれ2位に18、30ポイントの大差をつけた。ミネソタ、ミズーリ両州はキリスト教右派など保守系有権者が共和党に多く、こうした層に人気の同氏が確実に票を伸ばした。
 一方、コロラド州ではロムニー、サントラム両氏が接戦を展開中。レース全体では、人口の多いフロリダ州などで既に3勝を挙げたロムニー氏の優位は変わらないが、力を入れたミネソタ州で、ポール下院議員にも及ばない3位に終わる見通しとなり、保守層への食い込みに課題を残した。

1026チバQ:2012/02/08(水) 18:13:37
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/08/20120208ddm007030137000c.html
軋む米国:12年大統領選 きょう共和党員集会 化石燃料か再生エネか 揺れる州・コロラド、本選にらみオバマ批判
 <軋(きし)む米国>

 【デンバー(コロラド州)堀山明子】米大統領選の共和党指名候補争いは7日、西部コロラド州と中西部ミネソタ州で党員集会が開かれる。このうち、民主、共和両党が競り合う「スイング・ステート(揺れる州)」と呼ばれるコロラド州では6日、指名を争う4人のうち3人が演説。11月の本選をにらみオバマ大統領のエネルギー政策批判を展開した。

 焦点になっているのは、環境悪化を理由にオバマ大統領が認可を拒否したカナダから南部テキサス州を結ぶ石油パイプライン計画。コロラドではなく、隣接するネブラスカ州などを通るが、エネルギー問題に熱心な住民の関心を集めている。

 エネルギー関連企業などがデンバー郊外で開いた「エネルギーサミット」で、ニュート・ギングリッチ元下院議長(68)は「私が大統領になったら真っ先に計画を再始動する」と力説。リック・サントラム前上院議員(53)も「化石燃料を巡るオバマ大統領との戦いが続いている」と大統領の計画中断を批判した。別の集会に参加したミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)も計画を推進する姿勢を示した。

 共和党支持の男子大学生(21)は「ギングリッチ氏が計画反対派住民をどう説得するのか、もっと聞きたかった」と興奮気味。一方でコロラド鉱山大学の研究者、ベンジャミン・カビンさん(30)は「パイプラインは雇用を生むだろうが、環境を破壊してまで金もうけする必要があるのか」と述べ、住民の間でも賛否が分かれている。

 オバマ大統領は先月末のコロラド州での演説で、再生エネルギーを雇用創出につなげる政策を訴えた。

毎日新聞 2012年2月8日 東京朝刊

1027とはずがたり:2012/02/08(水) 22:17:25

コロラドもサントラム氏勝つ ロムニー氏抑え3州制す
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020801001660.html

 【ミネアポリス(米ミネソタ州)共同】11月の米大統領選に向け、西部コロラド州で7日開かれた共和党党員集会で、保守強硬派のサントラム元上院議員(53)が穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事(64)を抑えて勝利した。サントラム氏はミネソタ州党員集会、非公式のミズーリ州予備選と合わせ、この日3州全てを制した。

 指名争い独走を狙っていたロムニー氏は予想外の惨敗を喫し、11州の党員集会と予備選が集中する3月6日の天王山「スーパーチューズデー」に向け、態勢立て直しを迫られることになった。
2012/02/08 18:25 【共同通信】

1028チバQ:2012/02/09(木) 12:19:30
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/09/20120209ddm007030109000c.html
軋む米国:12年大統領選 共和党員集会 サントラム氏が2州勝利 保守派代表に再浮上
 <軋(きし)む米国>

 ◇「非公式」でミズーリも
 【デンバー(米コロラド州)堀山明子、ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いは7日、保守派のリック・サントラム前上院議員(53)が西部コロラド州と中西部ミネソタ州の党員集会で勝利した。中西部ミズーリ州の非公式予備選でも圧勝し、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)に対抗する保守派の代表候補として再浮上する可能性が出てきた。指名候補レースで先頭を走ってきたロムニー氏は伸び悩み、11州で予備選・党員集会が実施される3月6日の天王山「スーパーチューズデー」に向けて巻き返しを図る。

 サントラム氏は初戦・中西部アイオワ州党員集会(1月3日)の勝利後、低迷していたが、キリスト教右派や保守派草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」賛同者などの支持を取り付けた。フロリダ州予備選(1月31日)、ネバダ州党員集会(2月4日)の連勝で勢いに乗っていたロムニー氏だが保守派支持層の取り込みという課題が浮き彫りになった。

 サントラム氏はミズーリで「保守派と茶会が共和党の基礎となる」「私は(民主党の)オバマ大統領に取って代わる保守派だ」と勝利宣言した。ミズーリは非公式の「模擬投票」だが、保守派のニュート・ギングリッチ元下院議長(68)の不参加に乗じ、サントラム氏はロムニー氏を嫌う保守派の代弁者として自らを印象付けた。

 コロラド、ミネソタとも前回08年大統領選の党員集会での勝者はロムニー氏だった。だが、10年上院選のコロラド予備選で茶会派候補が党指導部の推薦候補を破るなど保守派が勢力を拡大。他候補に資金力で劣るサントラム氏が「復活」した背景には、コロラドなどで進む有権者の保守化と、党員や草の根組織に直接、支持を訴えて回るサントラム氏の地道な「どぶ板選挙」戦術がある。

 これまで保守派支持層はサントラム、ギングリッチ両氏で割れていたが、コロラド地元紙によると、サントラム氏は「ロムニー氏が3月中に指名を決めないよう力を貸してほしい」と茶会に依頼したという。茶会の一部組織は「我々の支援を生かしていない」とギングリッチ陣営を批判しており、サントラム氏は茶会にくすぶる不満と危機感の受け皿となったとみられる。

 サントラム氏は非公式のミズーリを除き、勝ち星3でロムニー氏と並んだ。ただ、大規模州やスーパーチューズデーでこれまでの選挙戦術が通用するかは疑問符が付く。AP通信による推定獲得代議員数はロムニー氏が107人で、2位のサントラム氏(45人)を依然、リードしている。資金力、組織力で他を圧倒し、大票田フロリダを制したロムニー氏が本命候補であることに変わりはない。

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 ◇コロラド州
州都:デンバー

人口:502万9196人(10年)

面積:約26万9000平方キロ

人種:白人約81%、黒人約4%、アジア人約3%(ヒスパニック・ラテン系は全体の2割)

特徴:南北にロッキー山脈が走り、州全体の標準高度は全米一。農業や畜産業が中心だったが、近年はハイテク産業が発展している。

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 ◇ミネソタ州
州都:セントポール

人口:530万3925人(10年)

面積:約22万5000平方キロ

人種:白人約85%、黒人約5%、アジア人約4%(ヒスパニック・ラテン系は全体の約5%)

特徴:「アメリカの冷蔵庫」とも称される寒冷地。豊かな自然に恵まれ、1万5000以上の湖があるとされる。

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 ◇リック・サントラム前上院議員
 弁護士出身で、上下院議員を務めたが06年選挙で落選。敬虔(けいけん)なキリスト教徒として知られ、妊娠中絶や同性婚に断固として反対しており、キリスト教右派を中心に保守派から支持を受ける。共和党指名候補争いの初戦アイオワ州で勝ち星を収めている。

毎日新聞 2012年2月9日 東京朝刊

1029チバQ:2012/02/09(木) 21:55:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/286290
【米大統領選2012年】ロムニー氏「必勝の地」まさか 保守派の「内紛」激化も
2012年2月9日 00:03 カテゴリー:アジア・世界
 【ワシントン宮崎昌治】米大統領選の共和党候補指名争いは7日、独走の勢いだった穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事がコロラド、ミネソタ両州で敗北を喫し、選挙戦が長期化する可能性が出てきた。11州の党員集会や予備選が集中する3月6日の「スーパーチューズデー」に向け保守派は攻勢を強めるとみられ、選挙戦は再び先が見えない展開となった。

 ロムニー氏にとって両州は、2008年の指名争いで2位の2−3倍の票を集めて圧勝した「必勝の地」。今回は先月31日のフロリダ州、今月4日のネバダ州で連勝した勢いに加え、「最有力候補」として万全の態勢で臨んだはずだった。

 だが、ロムニー氏独走に危機感を強める保守派の「逆ばね」が働き、両州とも落とすまさかの事態に。代議員獲得に関係しない「人気投票」の位置付けとはいえ、ミズーリ州でも敗北。3州全敗の衝撃は大きく、勢いに陰りが出ることは否めない。

 今月28日のミシガン、アリゾナ両州はロムニー氏の優位が伝えられる。だが、3月のスーパーチューズデーではジョージア州など保守地盤が複数含まれる。続く13日には同じく保守地盤のアラバマ州、ミシシッピ州で予備選があり、4月3日には保守の牙城で大票田のテキサス州が控える。勢いを失ったロムニー氏にとって厳しい戦いが予想される。

 ただ、保守派もサントラム氏が勢いを取り戻したことで、ギングリッチ元下院議長との一本化は遠のき、「内紛」が激化しかねない。選挙戦が長期化し、互いの中傷合戦が続くほど11月の本選で戦うオバマ大統領を利するジレンマを抱えながら、共和党指名争いは消耗戦の様相を深めている。

=2012/02/09付 西日本新聞朝刊=

1030チバQ:2012/02/11(土) 11:19:21
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/30005528.html
C・イーストウッド出演のTVCMが物議 オバマ大統領への援護射撃?
2012.02.07 Tue posted at: 15:20 JST
ワシントン(CNN) 5日に開催された米プロフットボールリーグ(NFL)の王者決定戦「スーパーボウル」でハーフタイム時に放送されたテレビコマーシャル(CM)が、政治的だとして物議を醸している。

スーパーボウルは米国で最も視聴者数が多いスポーツイベントの一つとして知られており、前半と後半の間のハーフタイム中に流されるCMも人々の注目を集める。

今回、物議を醸しているCMは、自動車メーカー、クライスラーが人気俳優のクリント・イーストウッド(81)を起用したもの。CMは、「モーターシティー(自動車の街)」として知られるデトロイトの労働者やその家族の真剣な表情、老朽化した工場、自動車産業の落ち込みで疲弊した町が復活しようとする様子を映し出すなか、イーストウッドが「ハーフタイムだ。両チームはロッカールームに戻り、試合に勝つために後半で何が出来るか話し合っている」とナレーションをかぶせる。

ナレーションはさらに続き、「米国もハーフタイムだ。人々は休職中で、傷ついている。彼らは皆、カムバックするために何をしようか考えている。私たちは皆、恐れている。なぜなら、これは試合ではないからだ。デトロイトの人々は、そのことについて少しは理解している。彼らはほとんど全てを失った。しかし、私たちは皆、一つになった。今、モーターシティーは再び戦っている」。

このCMが、共和党が批判していたオバマ政権による自動車業界救済を支持しているかのようだとして、一部の政治アナリストから非難の声が上がっている。今秋にはオバマ大統領が2期目を狙う大統領選が控える。
保守派のコラムニスト、ミシェル・マルキン氏は短文投稿サイト「ツイッター」で「いったい何だ? 今見たものはクリント・イーストウッドが自動車産業救済の広告の前面に立っている姿なのか?」とつぶやいた。

2010年当時、米国はまだリセッション(景気後退)のただ中にあり、自動車業界は05年以降30万人分以上の雇用を失っていた。デトロイトの失業率は09年には16.6%の水準にまで達していた。ブッシュ前政権が08年に自動車業界の支援に動きだした。その後、オバマ政権が業界救済のために600億ドル規模の拠出を行ったが、この動きは政治的、社会的に大きな論争を引き起こした。

当時、ビッグスリー(米自動車大手3社)のうち、クライスラーとゼネラル・モーターズ(GM)は米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請。米政府はクライスラーとGMに対しそれぞれ125億ドルと500億ドルの資金援助を行っている。クライスラーはその後、イタリアの自動車メーカー大手フィアットの傘下に入った。

クライスラーもGMもこの時に支払われた公的融資は返済している。

今秋の米大統領選では、この自動車業界救済も論点の一つとなっている。例えば、共和党候補者指名争いのトップをいくミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は、オバマ大統領による救済を批判。ロムニー氏は08年、米紙ニューヨーク・タイムズに、自動車業界は公的資金を受け取るのではなく、破産すべきだとの論説を載せていた。
クライスラーとフィアットの最高経営責任者(CEO)を兼ねるセルジオ・マルキオンネ氏は米メディアの取材に対し、政治的な文脈は一切ないと答えている。しかし、一部の批評家は、オバマ大統領がCMの恩恵を得られると見る。

ブッシュ政権の政治顧問を務めたカール・ローブ氏はFOXテレビの番組で「率直に言って憤慨した」と語り、税金が企業広告を買うために使われたと批判。保守派の草の根運動「ティーパーティー(茶会)」を支援する団体ティー・パーティー・エキスプレスのエーミー・クレマー会長はCNNの番組で「クライスラーは公的救済を受け、今や、こういったCMを流している。多くの人にとって受け入れがたい」との見方を示した。

1031チバQ:2012/02/12(日) 10:53:19

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012021201001256.html
ロムニー氏、東部メーン州で勝利 大接戦で4連敗回避
2012年2月12日 10時32分

 11日、米東部メーン州ポートランドで、支援者にあいさつするロムニー前マサチューセッツ州知事(AP=共同)


 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いは11日、東部メーン州で党員集会の結果が発表され、最有力候補の穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が勝利した。前回7日のミネソタ、コロラド、ミズーリ各州で敗北したロムニー氏は、大接戦の末に4連敗を回避した。保守派のポール下院議員(76)が2位。

 党員集会と予備選が集中する3月6日の天王山「スーパーチューズデー」を前に、当面はロムニー氏が今月28日の中西部ミシガン、西部アリゾナ両州の予備選で勝利し、態勢を立て直せるかが焦点となる。

 開票率95%の時点で、ロムニー氏が39%を得票し、ポール氏は36%。

1032チバQ:2012/02/12(日) 18:49:25
http://www.afpbb.com/article/politics/2857316/8453347
ロムニー氏、メーン州で勝利 米共和党指名争い
2012年02月12日 12:14 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月12日 AFP】2012年米大統領選に向けた共和党候補指名争いは11日、米北東部メーン( Maine)州で党員集会が開かれ、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が得票率39%で勝利した。

 同州での選挙運動に多くの時間を注いだロン・ポール(Ron Paul)下院議員は得票率36%の僅差で2位だった。3位は得票率18%でリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員、ニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長は8%で最下位だった。

 メーン州党員集会の投票は代議員への拘束力がなく「人気投票」的なものとみなされている。結果を発表したチャーリー・ウェブスター(Charlie Webster)同州共和党代表は「非公式で拘束力がない投票なので単にメーン州全体でどの候補が最も支持を集めているかという勢いを示す目安でしかない」と述べた。

 しかし、前週サントラム氏に3州で敗北したロムニー氏にとっては、アピール力不足の懸念を払しょくし、指名争いのトップランナーとしての地位を再確認するために同州での勝利が重要視されていた。(c)AFP

1033チバQ:2012/02/14(火) 23:50:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120214/amr12021409410004-n1.htm
米ワシントン州でも同性婚 知事が署名、6月発効へ 「キリストへの裏切り」とやじも
2012.2.14 09:40 [米国]

13日、同性同士による法律上の結婚を認める州法案に署名する米ワシントン州のグレゴワール知事(ロイター)
 米ワシントン州のグレゴワール知事は13日、同性同士による法律上の結婚を認める州法案に署名した。6月に発効する。

 米国では既にニューヨークなど6州と首都ワシントンで同性婚が認められており、同性愛カップルの権利を認める動きは徐々に広がっている。

 しかし、保守派を中心に同性婚への反発も根強く、ワシントン州でも13日に署名された同州法を住民投票で無効にしようとする動きが出ている。

 グレゴワール知事は署名式で「7年以上、知事を務めてきた中で最も誇らしい瞬間の一つだ。私たちは正しいことを成し遂げた」と強調。AP通信によると、集まった多くの同性愛者や支援者らから拍手を浴びた。ただ「キリストへの裏切りだ」とのやじも飛んだ。(共同)

1034チバQ:2012/02/14(火) 23:51:01
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120121/amr12012108380003-n1.htm
米で同性婚支持の市長会〜NYなど90人参加
2012.1.21 08:37 [米国]
 ブルームバーグ・ニューヨーク市長ら全米の市長約90人が20日、同性同士の結婚を支持する市長の組織「結婚する自由のための市長会」を結成した。

 記者会見でブルームバーグ市長は、同性婚を認めることは「未来志向の都市にとって賢明なことだ」と強調。ニューヨーク市では同性婚の届け出が毎月約700件あると紹介し「より多くの市長に参加してほしい」と呼び掛けた。

 市長会にはニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストンなどの大都市のほか、保守的傾向が強い中西部の小さな町も含め約90の自治体の首長が参加している。(共同)

1035チバQ:2012/02/15(水) 12:34:58
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/15/20120215ddm008020009000c.html
米予算教書:「景気」「財政」両にらみ 増税に共和党反発、実現不透明
 【ワシントン平地修】オバマ米大統領が13日に議会に提出した13会計年度(12年10月〜13年9月)の予算教書は、短期的に雇用促進策などを打ち出す一方、長期的には富裕層増税や歳出削減の断行を盛り込み、「景気刺激と財政再建」の両立を目指す内容となった。欧州債務危機による米経済の先行き懸念と膨大な財政赤字という「内憂外患」に同時対応を迫られた形だ。

 「景気回復を軌道に乗せるために、あらゆる手を打たなければならない」。オバマ大統領は13日、バージニア州での演説で、6年間で4760億ドルのインフラ投資をはじめ、雇用促進策や研究・開発投資の拡大策などで景気の底上げを図る姿勢をアピールした。歳出総額は3兆8033億ドルと歳入総額の2兆9019億ドルを大幅に上回り、3年連続で過去最大となった。

 米経済は足元ではやや明るさが見える。1月の失業率は8・3%に改善。民間企業の活動も堅調で、株価も最近は08年のリーマン・ショック前の水準に回復している。だが、歳出の増加に伴う深刻な財政赤字からはなかなか脱却できずにいる。

 08〜09年の金融危機の影響で米国の財政は急激に悪化し、09年度には1兆4126億ドルと過去最大の財政赤字を記録。12年度も1兆3269億ドルと4年連続で1兆ドル超の財政赤字が続いた。13年度の財政赤字は9014億ドルと1兆ドルを下回る見通しだが、09年にオバマ大統領が公約した「13年度までに財政赤字を半減させる」との公約は達成できない。

 財政改善が進まないのは、欧州危機で新興国市場に陰りがみえ、輸出が伸び悩むなど、景気回復の勢いがなお鈍く、先行きへの不安が根強いためだ。

 一方、国際通貨基金(IMF)は米国に、長期的な財政健全化計画の策定を求めている。米政府は10年間で4兆ドルの赤字削減を目指す方針で、そのための財源拡大策が1・5兆ドル規模の富裕層対象の増税策だ。増税に批判的な野党・共和党は「予算ではなく、選挙用の文書だ」(マコネル上院院内総務)と強く反発。歳出削減の徹底を求めており、米メディアは「予算教書のほとんどは実現しないだろう」などと伝えている。

 財政赤字を巡る与野党の対立は、米国債の格付けの引き下げを招いたほか、赤字削減策の策定を目指した超党派の特別委員会の協議も決裂した。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は「長期的な財政の持続性を示さなければ、市場の信頼を失う」と警鐘を鳴らしている。

毎日新聞 2012年2月15日 東京朝刊

1036チバQ:2012/02/16(木) 12:09:06
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/16/20120216ddm007030158000c.html
米大統領選:共和党候補争い ロムニー氏「ルーツ」メキシコに モルモン教徒迫害で曽祖父移住
 米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで先頭を走るミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)はメキシコにもルーツを持っている。かつて一夫多妻制を容認していた末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)への迫害から逃れるため、信徒の曽祖父が19世紀後半に米国からメキシコに移住したのだ。父親がメキシコ生まれのロムニー氏は米国最大のマイノリティーであるヒスパニック(中南米系米国人)の支持を得ようと、メキシコとのつながりを強調する。メキシコ北部チワワ州に残るモルモン教徒の開拓村にロムニー氏の親族を訪ねた。【ヌエボカサスグランデス(メキシコ北部)で國枝すみれ】

 米国とメキシコの国境から約100キロ南下すると国境の町ヌエボカサスグランデスが姿を現す。町を後にして南西に約30キロ行くと、約1000人のモルモン教徒が暮らすフアレス村にたどり着く。モルモン教の神殿が建ち、白人の住民は英語を話す。一瞬、米国に紛れ込んだような錯覚に陥る。

 村は1885年にロムニー氏の曽祖父マイルス・P・ロムニー氏ら米国のモルモン教徒が開拓した。米国では1880年代、モルモン教徒の一夫多妻制容認への反発が強まり、逮捕者も出た。一方、メキシコ政府は北部の荒れ地を開拓する移民を欲し、高い農業技術を持つモルモン教徒の受け入れに積極的だった。メキシコに逃れたモルモン教徒はフアレス村で牛を飼い、リンゴやモモの木を植えた。

 マイルス氏は5人の妻を持ち、30人の子どもがいたという。そのうちの一人がロムニー氏の祖父のガスケル氏だ。農地改革要求を掲げる自由主義者によるメキシコ革命が1910年に起きたため、ガスケル氏は12年、後にミシガン州知事となる息子のジョージ氏(ロムニー氏の父親)らを連れて米国に渡った。そしてロムニー氏はミシガン州デトロイトで生を受けた。

 一方、ガスケル氏の兄マイルス・A・ロムニー氏は革命後間もなくメキシコに戻った。フアレス村に暮らすロムニー氏の親族17家族は彼の子孫だ。「モルモン教徒とメキシコ人の交流はほとんどないから、摩擦もない」とヌエボカサスグランデス日刊紙エルデアリオのグスタボ・バルデス編集長(44)。村民の多くは米国籍を持っており、米大統領選で投票することができる。

 ◇先細る村「希望」託し
 ロムニー氏のはとこのケリー・ロムニー氏(69)は「ミットを応援している。メキシコ不法移民に厳しいのは不満だが、いい大統領になる」と太鼓判を押す。夫がはとこのバージニア・ロムニーさん(64)も「わくわくしている。私はミットと誕生日が一緒なの」と、一族からの米大統領候補誕生に期待を寄せる。

 モルモン教会は1890年に一夫多妻制の容認を廃止し、1998年に多妻結婚者を破門にする公式見解を発表した。それ以降、フアレス村でも多妻結婚は行われていない。だが、米大統領選に絡めて一夫多妻制の話を取り上げる米メディアは後を絶たず、バージニアさんは「(ロムニー氏の)あら探しに来るメディアには話をしたくない」という。

 モルモン教徒は酒もコーヒーも飲まないのでフアレス村には酒場も喫茶店もない。村民は「子どもを育てるのに良い場所」と口をそろえる。だが、メキシコ北部では麻薬犯罪組織による誘拐や犯罪が多発。モルモン教の学校で小中高と英語教育を受けた子どもたちは米国の大学に進学後、米国に住み続ける者が多く、村の人口は減少傾向にある。将来に先細り感が漂う中、住民は会ったことのないロムニー氏に希望を託しているように見える。

毎日新聞 2012年2月16日 東京朝刊

1037チバQ:2012/02/16(木) 21:01:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000012-cnn-int
サントラム、ロムニー両氏互角も性別や階層で差 米世論調査
CNN.co.jp 2月15日(水)10時12分配信

(CNN) 今秋の米大統領選に向けた共和党候補者指名レースは、リック・サントラム元上院議員とミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事がほぼ互角の争いを展開していることがCNNとORCインターナショナルの共同世論調査で15日までに分かった。ただ両氏の支持率には男女間、出身階層間で大きな差がみられる。

発表された結果によると、サントラム氏を支持する人は34%、ロムニー氏を支持する人は32%だった。統計上の誤差はプラスマイナス4.5ポイントで、両氏の差はこの範囲内にとどまっている。

残る2人の候補の支持率は、ロン・ポール下院議員が16%、ニュート・ギングリッチ元下院議長が15%だった。

調査は7日にサントラム氏がコロラド州などで3勝を果たし、穏健派のロムニー氏が保守派票の取り込みに苦戦しているとの認識が広がる中で実施された。

男女別にみると、サントラム氏が男性からの支持率でロムニー氏に10ポイントの差をつけているのに対し、ロムニー氏は女性からの支持率で9ポイント上回っている。また、自身をブルーカラー出身と位置付けた回答者の中ではサントラム派が11ポイント、ホワイトカラー出身者ではロムニー派が10ポイントそれぞれ上回った。

ただし、最終的に指名を獲得するのはだれかという質問には、圧倒的多数の回答者がロムニー氏と答えた。また本選でオバマ大統領に勝てる可能性が最も高い候補としても、半数以上が同氏の名を挙げている。

調査は10〜13日、共和党員と同党寄りの無党派層の計478人を対象に電話で実施した。

1038チバQ:2012/02/17(金) 21:34:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012021700595
ケネディ家の31歳、下院選に挑戦=「王朝復活」の期待も−米
 【ワシントン時事】ジョン・F・ケネディ元米大統領の弟で、1968年に暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の孫に当たるジョセフ・ケネディ氏(31)が16日、11月の連邦下院議員選出馬を表明した。政界随一の名門を看板にするだけに、早くも当選確実との見方が出ている。
 立候補は元大統領ら一族の政治家が所属した民主党から。選挙区も一族ゆかりの北東部マサチューセッツ州の第4区を選んだ。ジョセフ氏はハーバード大法科大学院修了で、最近まで同州検事。元司法長官の長男である父も、80〜90年代に下院議員を12年務めた。
 ケネディ家は元大統領が最初に下院議員に就任した47年以降、常に連邦議会に議席を得てきた。しかし、2009年に元大統領の末弟エドワード・ケネディ上院議員が死去。昨年1月にエドワード氏の次男パトリック・ケネディ下院議員が引退し、64年ぶりに議会から姿を消した。ジョセフ氏には「王朝復活」の期待もかかる。(2012/02/17-15:29

1039チバQ:2012/02/19(日) 00:15:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120218/amr12021813420011-n1.htm
同性婚合法化法案を拒否 米ニュージャージー州知事
2012.2.18 13:42 [米国]
 米ニュージャージー州上下両院は17日までに、同性カップルの結婚を合法化する法案を採択したが、クリスティー州知事(共和党)は同日、法案への署名を拒否し、議会に送り返す手続きを取った。AP通信が報じた。

 米国ではニューヨークなど6州と首都ワシントンで既に同性婚が合法化され、ワシントン州でも6月に合法化される予定。しかしAPによると、これまでに30州が同性婚を事実上禁じる州憲法修正を行っており、抵抗感はまだ強いようだ。(共同)

1040チバQ:2012/02/21(火) 22:57:31
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikegami/2012/02/post-455.php
不人気ロムニーに波乱の兆し
2012年02月12日(日)11時42分

 アメリカの大統領選挙は、この夏の共和党全国大会で誰を選ぶか、州ごとに党員集会や予備選挙を実施して、党大会に出席する代議員を選出しています。

 いまのところミット・ロムニー候補が頭ひとつ抜き出ているのですが、外国人記者には評判が悪いのです。

 党員集会や予備選挙の投開票の夜、各候補は「祝勝会」を開きます。実際には敗北宣言を出すことになっても、当初は一応、祝勝会を予定します。各候補の集会には当然のことながらメディアが殺到します。その際、多くの候補が誰でもウエルカムの方針をとっているのに、ロムニー候補の事務所だけは、「外国メディアお断り」なのです。

 これを評して、フロリダの集会場の外で会った日本の新聞記者は、「さすが元投資会社のCEO。利益にならないことはやらないんだね」。

 そう、国内のメディアにはどんどん報道してもらいたいが、海外のメディアに便宜をはかったところで、票にはつながらない、というわけです。

 私もアイオワでもフロリダでもシャットアウトされました。フロリダでは、集会が大きく盛り上がったどさくさに紛れて会場に入ることができましたが、気分のいいものではありません。

 ロムニー候補を好きではないのは、外国メディアだけではないようです。本誌日本版2月15日号の「ロムニーが醸し出す負け犬の資質」という記事は、「米大統領選の共和党予備選では今、かなりおかしなことが起きている。自分たちが好きでもない人物を、候補者に選ぼうとしているのだ」と書き出しています。

 ロムニー候補がフロリダ州予備選で圧勝したのは、「彼が好かれているからではなく、多くの人が11月の本選でオバマ大統領に勝てる可能性があるのはロムニーだけだと考えたからだ」

「だがロムニーという人物そのものに魅力を感じている人はほとんどいない。面白味のない人間で、主張や信念をコロコロ変える政治家とみられているからだ。ロムニーは、民主党の大統領だったアル・ゴアとジョン・ケリーにそっくりだ」

 なるほどねえ。そういえば、投票した共和党員の多くが、「ほんとはサントラムがグッドガイで好きなんだけど、オバマに勝てる候補となると、結局はロムニー」と答えていましたっけ。

 ところがその後、サントラムが3連勝という結果を残しました。さらに世論調査の中には、サントラムがオバマに本選で勝てるという結果も出始めました。

 こうなると、ロムニー候補は旗色悪いですね。意外な波乱が起きるかも...。

 いくら立派な演説をして、パフォーマンスを繰り広げても、人々は、その人物の資質を見抜くことができます。短期間の運動では見抜くことができないかもしれませんが、アメリカ大統領選挙の候補選びは1年近く続きますから、おのずと候補が絞られてきます。政治家の資質を見抜くには、これだけの時間が必要なのかもしれないですね。

1041チバQ:2012/02/21(火) 23:00:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012022101051
サントラム氏が浮上=エリート臭なく保守派好み−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、サントラム元上院議員(53)が急速に支持を伸ばしている。保守派としてのオーソドックスな主張やエリート臭のない「普通の人」らしさが保守層に受けているのが背景。28日の中西部ミシガン州予備選が、この流れを確実にできるかの勝負どころとなる。
 サントラム氏は、7日の西部コロラド州党員集会など3戦に全勝。独走態勢を築こうとしていた穏健派のロムニー前マサチューセッツ州知事に保守層が「待った」をかけたのが要因の一つとみられる。
 勢いに乗ったサントラム氏は、それまで世論調査の支持率で10ポイント以上リードされていたロムニー氏との差を詰め、逆転。ギャラップ社が15〜19日に実施した世論調査結果によると、サントラム氏の支持率は36%で、ロムニー氏に10ポイント差をつけた。
 サントラム氏の主張は人工中絶反対や「家族の価値」の重視、無駄を排した「小さな政府」の実現など保守派好み。各地の集会では参加者から「常識的」「堅実な政治家」との声が上がる。(2012/02/21-17:36

1042チバQ:2012/02/24(金) 12:45:20
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/02/24/20120224ddm007030153000c.html
軋む米国:12年大統領選 候補者討論 ロムニー氏、激しい攻撃 サントラム氏に「利益誘導」
 <軋(きし)む米国>

 【ワシントン古本陽荘】米大統領選(11月6日)の共和党指名候補争いで、3月6日の天王山「スーパーチューズデー」前では最後となる候補者討論会が22日、アリゾナ州メサで開かれた。

 保守派の筆頭候補として勢いに乗るリック・サントラム前上院議員(53)に対し、穏健派のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が、利益誘導型予算を擁護する姿勢を批判し、サントラム氏は弁明に追われた。

 「(父)ブッシュ大統領がやめようとした海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイは、我々議員が予算付けしなければ開発されていなかったはずだ」

 司会者から「利益誘導型予算にも良いものがある」との過去の発言の真意を問われたサントラム氏は、オスプレイ開発を例に挙げ、議員による予算付けを擁護した。

 これに対し、ロムニー氏は「私が大統領になれば利益誘導型の予算付けはすべて禁止する。財政支出を拡大するばかりだからだ」と真っ向から反論。さらに、サントラム氏に対し「あなたは何の役にも立たない橋の建設予算に賛成票を投じた」と語りかけた。

 ロムニー氏の狙いは明確だった。議員歴の長いサントラム氏を「ワシントン・インサイダー」として印象付け、「小さな政府」を求める保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」のサントラム氏支持者に対し、再考を促す戦術だ。

 西部コロラド州党員集会(今月7日)などで予想外の勝利を収め、脚光を浴びたサントラム氏だが、この日の討論会ではしばしば防戦を強いられた。

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 ◆2月に予備選がある2州での共和党候補者支持率◆

                アリゾナ ミシガン

ロムニー氏             43   37

サントラム氏            27   35

ギングリッチ元下院議長(68)   16    8

ポール下院議員(76)       11   13

 ※NBCニュースなどの調査(19〜20日実施)から作成

毎日新聞 2012年2月24日 東京朝刊

1043チバQ:2012/02/28(火) 20:58:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012022800638
オハイオでサントラム氏リード=スーパーチューズデー注目州−米大統領選
 【ワシントン時事】米キニピアック大学が27日発表した世論調査結果によると、大統領選の共和党各候補の中西部オハイオ州での支持率は、サントラム元上院議員が36%で1位になった。2位は29%のロムニー前マサチューセッツ州知事。
 オハイオ州は、3月6日の「スーパーチューズデー」に予備選・党員集会を行う11州の一つ。これまでに予備選などが行われた州より多い66の代議員が割り当てられているほか、過去、同州の勝者が指名獲得したケースが多く、注目度が高い。
 3番手はギングリッチ元下院議長で17%、最下位の4位は11%のポール下院議員だった。ただ、回答者の45%が「投票先を変える可能性がある」としており、情勢は流動的だ。(2012/02/28-15:53)

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1044チバQ:2012/02/28(火) 21:07:11
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012022801001279.html
共和2候補、非難合戦 ミシガン州予備選控え


 ロムニー前マサチューセッツ州知事、サントラム元上院議員(いずれもAP=共同)
 【ランシング共同】米大統領選の共和党候補指名を争う穏健派ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)と、保守強硬派サントラム元上院議員(53)は27日、大接戦の予備選を翌日に控えた中西部ミシガン州各地を遊説し、互いの批判を展開した。

 ロムニー陣営による中傷攻撃の効果で、サントラム氏の勢いには陰りも見える。サントラム氏は同州ランシングでの集会で、ロムニー氏が医療保険改革や気候変動に対する立場を二転三転させていると強調。

 一方のロムニー氏は、同州アルビオンの工場に集まった数百人の支持者を前に「ワシントンで人生を過ごしてきた人物」は信頼できないとサントラム氏を攻撃。

2012/02/28 10:08 【共同通信】

1045チバQ:2012/02/28(火) 21:07:42
http://www.afpbb.com/article/politics/2860520/8531452
大富豪5人が変えた米大統領戦、長引く共和党指名争いの裏事情
2012年02月24日 19:51 発信地:ワシントンD.C./米国

【2月23日 AFP】2012年米大統領選に向けて過熱する共和党候補指名争いで、各候補の選挙資金の4分の1を、わずか5人の大富豪が支えている。

 彼らが資金を注ぎ込む先は「特別政治活動委員会(スーパーPAC)」と呼ばれる組織。特定候補の公認支援団体ではないが、それよりも大きな特徴として実質、献金額に制限がない。このスーパーPACが、共和党候補同士の中傷合戦の資金源となり、再選を狙う民主党バラク・オバマ(Barack Obama)大統領と対決する党公認候補選びを長引かせていると、専門家は指摘する。

■自らの「目的」のため巨額献金する富豪たち

 さまざまなスーパーPACに集まった資金はこれまでに約1億2600万ドル(約101億円)だが、その4分の1を拠出しているのは5人の大富豪だ。

 テキサス(Texas)州の実業家ハロルド・シモンズ(Harold Simmons)氏、ラスベガス(Las Vegas)のカジノ王シェルドン・アデルソン(Sheldon Adelson)氏、ワイオミング(Wyoming)州の投資家フォスター・フリース(Foster Friess)氏、米オンライン決済サービス「ペイパル(PayPal)」の共同創業者ピーター・ティール(Peter Thiel)氏、ヒューストン(Houston)の建設王ボブ・ペリー(Bob Perry)氏。――ただし、献金の方法や目的はそれぞれ異なる。

 現在、献金額トップは1420万ドル(約11億4000万円)のシモンズ氏で、1000万ドル(約8億500万円)を拠出したアデルソン氏が続く。しかし、2人の献金の仕方は対照的だ。

 シモンズ氏の最大の目標は、とにかく11月6日の大統領選本番で民主党のオバマ大統領を負かすこと。そのため、「オバマ氏の政策から米経済を救う」ことを掲げるスーパーPAC「アメリカン・クロスローズ(American Crossroads)」に1200万ドル(約9億6600万円)の大口献金をしたほか、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事とニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長を支持するスーパーPACや、既に撤退したリック・ぺリー(Rick Perry)テキサス(Texas)州知事まで、比較的まんべんなく資金を投入している。

 対してアデルソン氏は、夫人や娘と家族ぐるみで献金をギングリッチ氏に集中させ、ギングリッチ氏を支持するスーパーPACに500万ドル(約4億円)の献金を2回している。「非常に裕福な人びとが選挙に影響力を奮うのには反対だが、それが実行可能な限り、私はやる」と米誌フォーブス(Forbes)に語っているアデルソン氏の推計純資産額は250億ドル(約2兆円)相当。ギングリッチ氏や他の共和党候補に最高1億ドル(約80億円)まで献金するだろうと公言している。

 一方、現時点で指名争いをリードするロムニー氏の有力対抗馬と見られているリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員は、一時期最下位に落ち込んだ後、今月になってキリスト教保守派が強いミネソタ(Minnesota)、ミズーリ(Missouri)、コロラド(Colorado)の3州で全勝し、形勢を逆転させた。その復活を支えたのが、投資家フリース氏の献金をはじめとするサントラム氏支持のスーパーPACだと注目されている。

■スーパーPACが変えた選挙戦、中傷合戦も

 米シンクタンク「アメリカンエンタープライズ研究所(American Enterprise Institute、AEI)」のノーマン・オーンスタイン(Norman Ornstein)氏は、次のように指摘する。「候補者争いは出だしにつまずけば、普通は資金が尽きて続けることができない。しかし、そうした候補の寿命を(スーパーPACが)長引かせている。何人かの富豪がいなければ、サントラム氏もギングリッチ氏も既に撤退している」

 米コルビー大(Colby College)教授で選挙資金研究が専門のアンソニー・コラド(Anthony Corrado)氏も、スーパーPACが指名候補選びの過程を長引かせている点に同意する。「共和党の候補者選びは本来、今頃にはもう終わっているはずだ。だが、裕福な資金ドナーたちが基本的に広報合戦の資金を提供している。それがギングリッチ氏にサウスカロライナ(South Carolina)州で勝利をもたらし、サントラム氏をいまだ参戦させている」

 さらに、スーパーPACは2次的な影響ももたらした。候補者選びでの極端な対決姿勢だ。「そうしたグループ(スーパーPAC)による選挙広告の72%は、他の候補者を中傷するものだ。ネガティブなトーンの大きな責任は彼らにある」と、コラド氏は指摘している。(c)AFP/Arthur MacMillan and Emmanuel Parisse

1046チバQ:2012/02/28(火) 22:38:04
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120228/mcb1202281406038-n1.htm

ガソリン高がオバマ政権直撃、イラン制裁と板挟み、大統領選争点に2012.2.28 14:05
 【ワシントン=柿内公輔】イランの核兵器開発疑惑をめぐり、米欧がイランへの追加制裁に踏み切る中、米国でガソリン価格が上げ足を速めている。回復基調だった景気が逆戻りしかねず、野党共和党はオバマ政権を突き上げている。11月の大統領選に向け、ガソリン価格対策が主要な争点の一つになりそうだ。

 「遅かれ早かれ、“大台”を超えるだろうさ」

 メリーランド州ベセスダの幹線道路沿いのガソリンスタンド。肩をすくめた男性のレシートには「1ガロン=3・89ドル」の表示が。今月20日時点の全米平均ガソリン小売価格は1ガロン=3・59ドルで、昨年末からすでに1割上昇し、早晩節目の4ドルを突破すると予想するエコノミストも増えている。

 イラン情勢の緊迫化で、1月のエネルギー価格は4カ月ぶりにプラスに転じ、消費者物価も上昇。失業率が8%台半ばに下がり、消費も上向いていたが、「原油高が景気回復の芽を危険にさらす」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)懸念が強まっている。

 敏感に反応したのが、大統領選の共和党候補者たちだ。太陽光発電など新エネルギー産業の育成に取り組むオバマ政権を、サントラム元上院議員は「地球温暖化防止と称してガソリン高を放置し、ドライバーを失望させている」と批判。ギングリッチ元下院議長も「米国のためにならない政策だ」とこき下ろす。

 大統領も応戦し、25日の週末恒例の国民向けビデオ演説で、「この問題を政治的な好機とみている政治家がいる」と共和党候補者らを非難。油田開発を続ければガソリン価格は下がるとの主張にも、「選挙のための戦略」と切り捨てた。

 大統領は「特効薬はないが、消費者を助ける方法を探るよう指示した」とし、原油高対策が近く発表される可能性がある。ガイトナー米財務長官が参加したG20財務相・中央銀行総裁会議も26日、原油高のリスクに強い懸念を表明した。

 とはいえ、米国はイラン産原油の輸入規制で国際包囲網を主導しており、オバマ政権は国内の不満との板挟みで苦慮しそうだ。

1047チバQ:2012/02/28(火) 22:57:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012022800596
ロムニー、サントラム氏が接戦=ミシガン予備選開始−米大統領選
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補指名争いで、中西部ミシガン州の予備選が28日朝(日本時間同日夜)に始まった。同州はロムニー前マサチューセッツ州知事の出身地だが、ライバルのサントラム元上院議員が激しく攻勢をかけており、予断を許さない状況だ。
 この日はロムニー氏が優位に立つ西部アリゾナ州も予備選を実施。両州とも、同日夜(同29日昼ごろ)に大勢が判明する見通し。
 両予備選は、11州の予備選・党員集会が集中する3月6日の天王山「スーパーチューズデー」の前哨戦。一貫して本命視されながら抜け出し切れないロムニー氏としては、ここで確実に2勝しておきたいところ。逆に、同氏がミシガン州で敗れると、混戦ぶりに一段と拍車がかかる。(2012/02/28-22:01)

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1048チバQ:2012/02/28(火) 23:28:35
>>676>>1007
http://www.cnn.co.jp/special/us_election/30005684.html
米共和党副大統領候補はルビオ氏首位、サントラム氏躍進
2012.02.21 Tue posted at: 14:19 JST

ワシントン(CNN) 米共和党の大統領候補者指名レースで筆頭に立つリック・サントラム元上院議員が、副大統領候補としても支持を伸ばしていることが、最新の世論調査で分かった。

調査は米フェアリー・ディキンソン大学が2月6日〜12日にかけて共和党支持者799人を対象に電話で実施、副大統領候補になってもらいたい人物を自由回答形式で挙げてもらった。その結果、マルコ・ルビオ上院議員が最多の66人票を獲得し、サントラム氏は56票で2位に浮上した。

続いてクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事が47票、2008年の副大統領候補だったサラ・ペイリン前アラスカ州知事が35票を獲得。大統領候補にも名乗りを上げているニュート・ギングリッチ元下院議長は32票、ロン・ポール下院議員は30票とわずかな差で続いた。

2カ月前に実施された前回調査と比較すると、ルビオ氏が5票の上乗せだったのに対し、サントラム氏はわずか19票から大きく躍進した。

1月に大統領候補争いから脱落したミシェル・バックマン下院議員は、前回の60票から16票に激減し、副大統領候補者レースからも事実上姿を消した。調査は候補者の名を提示しない方式で実施したため、故ロナルド・レーガン元大統領を挙げた回答者も1人いたという。

1049チバQ:2012/02/29(水) 21:28:41
http://www.asahi.com/international/update/0229/TKY201202290230.html
2012年2月29日13時9分
ロムニー氏、ミシガン・アリゾナで勝利 米共和党予備選28日夜、ミシガン州ノビで演壇に立ったロムニー氏(右)=ロイター

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びのための予備選が28日、ミシガン、アリゾナ両州であり、ロムニー前マサチューセッツ州知事が両州で勝利を確実にした。

 予備選・党員集会は両州を含め、これまで11州で開かれ、ロムニー氏が6州、サントラム氏が4州を制したことになる。10州の予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を1週間後に控え、アリゾナ、ミシガン両州は、その行方を左右する前哨戦として位置づけられていた。

 特にミシガン州はロムニー氏が生まれ育ち、同氏の父親が州知事を務めたこともある地元だ。ロムニー氏が2008年の共和党の大統領候補指名獲得争いに立候補した際には、同州で2位に約10ポイントの差をつけて勝利した実績もあった。最終的に勝利したとはいえ、サントラム氏にわずかな差まで迫られたことで、スーパーチューズデーに向けて、苦手とする保守派の獲得に課題を残した。

1051チバQ:2012/02/29(水) 21:34:29
http://www.afpbb.com/article/politics/2861695/8567506?ctm_campaign=txt_topics
米共和党予備選、ロムニー氏がミシガンとアリゾナで勝利
2012年02月29日 15:42 発信地:フェニックス/米国
【2月29日 AFP】2012年米大統領選の共和党候補指名争いは28日、アリゾナ(Arizona)、ミシガン(Michigan)両州で予備選の投開票が行われ、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が両州で勝利した。

 ミシガン州では保守派のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員と接戦となったが、同氏を抑えて辛勝した。

 ロムニー氏は、ミシガン州ノーバイ(Novi)の選挙対策本部で、歓声をあげる支持者を前に「ありがとう、アリゾナ。今夜、我々はアリゾナで偉大な勝利を手にした」と述べ、ミシガン、アリゾナ両州での予備選勝利を宣言した。

 猛追するサントラム氏をミシガン、アリゾナ両州で制したことで共和党の予備選はロムニー氏が優位に立った。これを追い風として、ロムニー氏が10州で予備選・党員集会が行われる3月6日の「スーパーチューズデー」に向けて弾みをつけた形だ。(c)AFP/Romain Raynaldy

1052チバQ:2012/03/01(木) 23:36:07
http://www.asahi.com/international/update/0301/TKY201203010598.html
2012年3月1日21時13分
ロムニー氏、ワイオミング州で勝利 共和党候補者選び
 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びで、ロムニー前マサチューセッツ州知事がワイオミング州の党員集会で勝利した。米メディアが29日、一斉に伝えた。

 ワイオミング州では2月中、地区ごとに党員集会が順次開催され、29日に全体の結果がまとまった。米CNNによると、各候補の得票率は、ロムニー氏39%、サントラム元上院議員32%、ポール下院議員21%、ギングリッチ元下院議長8%だった。(ワシントン=伊藤宏)


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